米原市議会 > 2018-09-10 >
平成30年健康福祉常任委員会・予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月10日)

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  1. 米原市議会 2018-09-10
    平成30年健康福祉常任委員会・予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月10日)


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    平成30年健康福祉常任委員会予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月10日)      平成30年米原市議会健康福祉常任委員会予算常任委員会健康福祉分科会記録(第1号)   1.日  時 平成30年9月10日(月) 午前9時30分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 6名        委員長  堀江一三        副委員長 西堀幸        委員   礒谷晃、鍔田明、澤井明美、中川松雄 4.欠席委員 - 5.職務出席 - 6.出席説明員     副市長               岡田英基     教育長               山本太一
        健康福祉部長            堤基久男     健康福祉部次長くらし支援課長   立木ひろみ     くらし支援課長補佐         禿子章慈     くらし支援課長補佐         川西譲     くらし支援課長補佐         平山武史     健康づくり課長           澤村みな子     こども未来部長           田中博之     子育て支援課長           阿原麻木子     子育て支援課長補佐         甲斐沼和弥     子育て支援課主事          橋本雄矢     こども未来部次長保育幼稚園課長  奥村義治     保育幼稚園課長補佐         中川浩代     保育幼稚園課長補佐         庄司裕之     教育部長              上村浩     教育部次長・生涯学習課長      口分田剛     学校教育課長            一ノ宮賢了     教育総務課長            西出始代     総務部次長・総務課長        松岡一明     財政課長              西村善成 7.事務局職員     事務局長 木村浩樹  事務局書記 坂仁美  事務局書記 池田昌司 8.会議に付した事件  (1)付託案件の審査   ・健康福祉常任委員会付託案件 議案第66号 米原市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条        例の一部を改正する条例について 議案第67号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について 議案第68号 米原市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一        部を改正する条例について   ・予算常任委員会健康福祉分科会付託案件 議案第63号 平成30年度米原市一般会計補正予算(第4号)中、予算常任委員会健康        福祉分科会の所管に属する事項 議案第64号 平成30年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)              午前9時30分 開会 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、米原市議会健康福祉常任委員会及び予算常任委員会健康福祉分科会を開催いたします。  改めまして、皆さんおはようございます。  台風21号が四国から近畿地方を縦断しまして北海道へ抜けるというときに震度7という大きな災害が出ました。けさのニュースですと、39名の皆さん方の犠牲者が出ているということで、最近我が国でというよりも地球規模で大きなあちこちで自然災害が発生しているわけであります。きょうも調べてまいりましたら、地球ができて45億5,000万年になるそうであります。その中で、あと人間が生きていられる期間というのが17億5,000万年しか、この地球上に人類がいなくなってしまうということが書いてございました。ことさら地球の環境保護には一層力を入れていただきまして、この17億5,000万年が18億年になるような施策が必要かなとそんな思いがしたわけでございます。  本日、傍聴議員は順不同で申しわけございません。細野議員、田中議員、後藤議員、山本議員、中川議員、松宮議員、鹿取議員、吉田議員、山脇議員の皆さんでございます。  直ちに本日の会議を開きます。  議事に入る前に、審査について説明申し上げます。  議案等の審査は予算案件は予算常任委員会健康福祉分科会として行い、予算案件以外は健康福祉常任委員会として行います。委員会と分科会の切りかえ時の暫時休憩及び再開の宣言は省略し、順次審査を進めていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  当委員会及び分科会に会議事件説明のため出席を求めた者は、副市長ほか関係職員の皆さんであります。  初めに、岡田副市長から御挨拶をお願いいたします。  岡田副市長。 ○副市長(岡田英基)  改めまして、皆さんおはようございます。委員の皆様には大変お忙しい中、御出席を賜り、まことにありがとうございます。先ほどの委員長の御挨拶にもありましたとおり、台風21号によりまして、4日の午後に米原市災害警戒本部を設置し、警戒に当たりました。市内におきましては、防風の影響により各地での停電を初め、倒木や屋根瓦が損傷するなどの被害が多くありましたが、幸い人命にかかる被害はなく安堵しているところでございます。これからも風水害対策に万全を期して、市民の皆様の安心安全の確保に努めてまいります。  さて、本委員会にお願いいたします案件は、健康福祉部こども未来部の所管する平成30年度一般会計補正予算案及び米原市介護保険事業特別会計補正予算案などについてでございます。  以上の案件につきまして、慎重なる御審議を賜り御決定いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ありがとうございました。  それでは議事に入ります。  健康福祉部の審査を行います。  付託を受けました議案第63号 平成30年度米原市一般会計補正予算(第4号)中、健康福祉部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  議案第63号 平成30年度米原市一般会計補正予算(第4号)中、くらし支援課所管分について御説明いたします。  議案書の16ページ、17ページをお開きください。  まず歳出ですが、3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、19節負担金補助及び交付金386万1,000円の小規模福祉施設防火設備整備事業費補助金につきましては、既存の小規模多機能型居宅介護施設におけるスプリンクラー設備等の整備を支援するために要する経費を増額するものです。  8目社会福祉施設費、13節委託料1,536万9,000円のうち、設計監理委託料30万円につきましては、柏原福祉交流センター敷地内に設置されているコンクリート塀が経年劣化による損傷が著しく、危険なためこれを撤去して改修を行うためにの設計監理に要する経費を増額するものです。  同じく、地域包括ケアセンター指定管理委託料過年度分1,506万9,000円につきましては、地域包括ケアセンターいぶきの管理に関する基本協定書第21号の規定に基づき、平成29年度分の収支に対する経常損失の補填を行うために要する経費を増額するものです。  本日配付しております別紙資料、米原市地域包括ケアセンターいぶきにおける平成29年度分の経常損失に対する補填についてに基づき、経営損失の補填についての補足説明をさせていただきます。お手元にごらんください。  まず1、米原市地域包括ケアセンターいぶきの概要については、(1)の施設設置の目的といたしましては、住民への医療、福祉および保健の有機的かつ効果的なサービスの提供するために平成18年4月に開設しました。  また、2の施設機能といたしましては、地域包括ケアセンターいぶき内の診療所、吉槻診療所及び大久保、板並出張診療所の4カ所で診療所を運営、さらに地域包括ケアセンターいぶき内に介護老人保健施設を併設して、介護保険施設サービス通所リハビリテーション、及び短期入所療養介護の運営や居宅介護支援事業所の開設をしています。  次に、2の地域包括ケアセンターいぶきの管理運営に関する協定の概要につきましては、施設の開設当初から指定管理者制度による施設運営としており、開設以来、公益財団法人地域医療振興協会指定管理者に選定し、管理運営をお願いしています。また、平成28年度から新たな指定管理期間となる5年間が開始しています。  次に、3の基本協定書に規定する経常損失の補填については、平成28年度から新たな指定管理者の開始に当たり、施設の管理運営に関する経費である指定管理料については支払わないものとしました。なお、指定管理業務に当たって、能率的な運営を行ってもなお指定管理業務に係る経常損失が生じる場合は、協議により必要な額を支払うこととした規定を基本協定書第21条で明記しています。  このため、4の平成29年度における決算状況については、地域包括ケアセンターいぶき内の診療所部門において、事業利益が出ているものの、それ以外の部門全てにおいて事業利益がマイナスとなったことから、全部門を通算した経常利益においてもマイナスの1,506万8,387円となり、基本協定書第21条の規定に基づいて経常損失の補填を行うものです。  それでは、議案書の16ページ、17ページにお戻りいただけますでしょうか。  3款民生費、1項社会福祉費、8目社会福祉施設費、15節工事請負費300万円につきましては、先ほども申し上げましたが、柏原福祉交流センター敷地内に設置されているコンクリート塀が経年劣化による損失が著しく、危険なためこれを撤去して改修工事を行うために要する経費を増額するものです。  同じく、8目社会福祉施設費、18節備品購入費280万円につきましては、吉槻診療所で使用しておりました超音波画像診断装置の老朽化に伴い、更新を行うために要する経費を増額するものです。  次に、歳入についてですが、12ページ、13ページにお戻りください。  13款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金386万1,000円の増額につきましては、歳出で申し上げました既存の小規模多機能型居宅介護施設におけるスプリンクラー設備等の整備を支援するために、平成30年度に交付される交付金を増額するものです。  次に、14ページ、15ページをお開きください。  19款諸収入、5項雑入、2目雑入、3節民生費雑入の地域包括医療福祉センター光熱水費等返還金過年度分102万円の増額につきましては、米原市地域包括医療福祉センター協定書第29条第1項の規定に基づき、平成29年度分の光熱水費等の精算に伴う返還金を増額するものです。  以上、補正予算の説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  御質疑はございませんか。  中川委員。 ○委員(中川松雄)  2点ほどお聞きしたいんですけど、地域包括ケアセンターの補填分ですね。これは損失でこの説明において、条例によって決まっているということはわかるんですが、協議により必要な額を、どこで協議されてどういう理由でということで説明をしていただくのと、柏原の改修の規模、撤去費用はわかります。その後改修、復旧ですね。それの規模、例えば、何メートルとか何段とか、それの規模を教えていただきたいです。  わかりますか。協議された。どこで誰がどういうふうにというのを。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  川西補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  今の経常損失の補填につきましては、毎年度事業実績が終わりましたら、実績報告をいただいておりますので、その内容でまず実績確認をしております。その後、収支が確定しておりますので、お配りしております基本協定書の写しがあるかと思いますが、そちらの21条、3ページ、4ページにまたがって書いておりますが、そこで指定管理業務に当たって、乙の指定管理業務に係る損益計算上の経常損失が生じる場合には、その損失に相当する額においては第45条に規定する管理運営に関する会議を経て支払うものとなっておりますので、今議会で補正予算をお認めいただけましたら、45条の規定に基づきまして、代表者の会議を開催して、そこで決定する予定をしております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  平山補佐。 ○くらし支援課長補佐(平山武史)  柏原福祉交流センターコンクリート塀の撤去に伴う改修の規模についてでございますが、現行のコンクリート板については、高さが1.6メートル、延長が約67メートルということになっておりますので、現状の復旧という形での規模を想定しております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)
     赤字が出たからと言って、わかりましたとぽんぽん出すのではなく、その辺は慎重に精査していただいて、お金が絡んでくるもので、節約できるところは節約してと私は思うんですが、その辺の指導とかはある程度されているのか、聞きたいのですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  川西補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  済みません。経営状況につきましては、毎年きっちりと確認はさせていただいているつもりでございます。指定管理者とされましても、人件費とかそういった部分の経費の抑制には努めておられますが、やはり短期入所施設とか、そうした部分につきましては、どうしても経費削減につきましても限界がある部分もあろうかと思います。できる限り、経費の抑制に努めまして、今後も運営に努めていけるよう市としてもサポートしていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  済みません。もう一点なんですが、防火スプリンクラーを設置されたと、これはちょっと教えてほしいのですが、分野が違うと失礼なんですが、例えば、独居とか障害者とかお宅の天井につける火災探知機などはこの部類には入らないんですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  禿子補佐。 ○くらし支援課長補佐(禿子章慈)  今の件でございますが、家庭用の火災報知機の関係は、申しわけございません。即答ができないところがございます。補助金としては該当しません。この法律自体が27年4月1日施行の消防法施行令の別表が変わったことにおきまして、ここら辺で該当する施設がふえたことによりまして、今回該当になっておりますので、今回の補助の制度と家庭用とは該当はしませんことを報告させてもらいます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  禿子補佐、もう少しゆっくりと発言をいただきたいと思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  例えば、障害者宅とか高齢者独居とか、民生委員が絡んで、探知機とかをつけたりとか、ここのくらし支援課の担当ではないのですか。該当しませんということなんですが。その辺の説明だけ。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  堤部長。 ○健康福祉部長(堤基久男)  昨年度取り組んでいます家庭用の火災警報器等については、社会福祉協議会が事業として今回展開させていただいておりました。避難行動要支援者名簿等も各自治会ごとにお配りしておりますが、そういった方を対象に自治会として社協のほうに申し込んでくださいと。そうした場合に社協としてそういう補助金を出しますよという格好で取り組まれている事業でございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  ありがとうございます。私はてっきりくらし支援課が担当課と誤解をしていて、済みません。ありがとうございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに御質疑はございませんか。  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  磯谷でございます。何点か質問させていただきます。中川委員と同様に私も小規模福祉施設防火設備費の補助金についてお伺いしたいのですが、この金額は同額を交付金という形で国・県からいただくことになっています。当然、施設をなぶられるのに、この386万1,000円ではなぶれないだろうと思っております。補助を出す相手方の実際の修繕に係る費用についてはお幾らなのかということをまずお伺いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  総額ですが、事業所さんから出していただいている総額は518万4,000円となっております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  ただいま518万4,000円という答弁がございました。国・県が交付金と出して、市が補助金と同額を出すということですが、市がプラスアルファしなければならない義務はないのでしょうか。その点についてお伺いします。  質問の仕方が悪かったので申しわけない。国・県が交付金を当然出されるのなら、市も何らかの負担分を追随して出されるのが普通かなと思うんです。ただ、この予算ですと、同額をくぐり抜けるだけということになっていますので、市の対応についてはどのような見解をお持ちか教えていただけませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  市としては、出すことは考えておりません。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  通常いろんな形で施設に対して補助するんですけれど、市が追随じないというのは余り特に民生費の関係では少ないと思うのです。なぜ市がプラスアルファをしないのか。それは市長さんの方針ですか。お伺いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  堤部長。 ○健康福祉部長(堤基久男)  今ほどのお尋ねでございますが、確かに市として補助金事業をやるからには、その財源となる交付金を当然充てる、プラスアルファ市としても単独で上乗せをするかという部分の見解だったと思いますが、市としましては、こういった施設整備等の交付金については基本的には受け取る交付金、国・県で定まっている交付金を受け取り、それを窓口として支払うというような格好で設定をしておりまして、今回、そういった上乗せをするというようなことは市としては、介護サービス施設ということもございますが、そういった見解で今、施設整備のほうについてはそういう方針のもとでやっているということでございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  恐らく介護保険の適用なので、一応制度上収入はあって、修繕費はその収入の中で追随していけるという解釈をとってよろしいでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  堤部長。 ○健康福祉部長(堤基久男)  委員おっしゃるとおりで、介護報酬等で、ある面そういう施設の整備費関係も含まれているというふうにみなしておりますので、今回そういうものを市としては単独で上乗せすることはないというようなことでございます。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  ただいまの件、よくわかりました。次に、社会福祉委託料地域包括ケアセンター指定管理料の過年度分1,506万9,000円についてお尋ねします。別表で資料の表をいただいているのですが、まず、吉槻診療所、板並・大久保出張診療所についてお伺いするわけですが、これはそもそも以前、国保診療の直接診療でやられていた施設でしょうか。お尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  そのとおりでございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  国保の直接診療をやっておられたときも同様に、このように赤字が出ておったということでしょうか、お尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  確実な資料は手持ちはございませんけれども、そのように赤字であったというふうに認識しております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  それでは、ケアセンターいぶきの診療所だけを見たときには、経常利益という形で1,560万円、1,570万円近く経常利益を出されております。もし、ケアセンターいぶきの診療所のみを指定管理に出された場合、この1,570万円の取り扱いは指定管理者の収益となって、懐に入るのか、収益があったので市に返しなさい、市の会計へ入れなさいという形になるのか、どちらでしょうか、お尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  指定管理者ケアセンターいぶきのほうに入ります。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  今の答弁ですと、ケアセンターいぶき診療所だけを運営していれば、29年度だけなので、過去を洗っていないのでわかりませんが、黒字経営で回れる、しかし黒字経営で回れることを予測されて、わざわざ吉槻診療所、板並・大久保出張所診療所並び介護老人保健施設をあわせて、抱き合わせで指定管理をされたということは、そこである程度相殺できるという考えのもとに抱き合わせして指定管理に出されているのでしょうか、お尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  川西補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  28年度から新たな指定管理期間が始まっておるのですが、そのときには収支がマイナスにならないという想定で試算をしておりましたものですから、指定管理料の支払いがなかったという状況です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  今のはちょっと私の質問とは違うんですけど、質問に対する答弁とはかけ離れていると思うのですが、もう一度言いますね。ケアセンターいぶきというのは執行部側の試算によれば、当然黒字経営で回れるだろうと。例えば、吉槻診療所なり、その他の介護老人保健施設を単体で指定管理にしたら、マイナスなんだと。片一方では、黒字経営があるので、先ほど私が質問したとき、この黒字経営の場合はそのまま指定管理の懐に入りますよということでしたね。本来なら、私がもしそのような相手方であれば、ここだけを指定管理を受けたいと言えば、黒字経営で回れますよね。しかし、執行部としては、黒字経営として回れるのだから、ある程度吉槻診療所の医療機関と介護老人保健施設についても、例えば、民間の介護保険事業者がなかなか手を出しにくいところだと。社協さんでもなかなかやってくれないところ、本来は社協さんがこういうところの面倒を見ないといけないのですけど、声を大にして言いたいんですが、社協さんが本来はやってもらわないといけないんだけれども、それでも全然手を挙げてもらえないところだから、抱き合わせて、ある程度、マイナスがおさまるような形の中で、抱き合わせて指定管理とされているのでしょうかということをお尋ねしているわけです。どうですか、答弁は。 ○委員長・分科会長(堀江一三)
     川西補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  議員おっしゃいますとおりでございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  そういうことであれば、私は補填の金額1,506万9,000円については、当然市が委託費の過年度分という形で精算費用としてお渡しするということについては、よく理解ができました。  次の質問に行きます。社会福祉費社会福祉施設ブロック塀補強工事で300万円上がっているわけですが、そもそもここの施設にはブロック塀が必要なんでしょうか。それとも、取っ払っても何も支障がなければ、撤去費用を委託費として出せばいいのかなという考えも立ちますので、ここの施設のブロック塀の必要性についてお伺いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  平山補佐。 ○くらし支援課長補佐(平山武史)  ブロック塀の新調の必要性でございますが、基本的にはまずはこの施設の性質上、適正に施設を管理運営するために、新たなフェンス等の整備が必要だと思っております。なお、整備を予定しておりますのは、現行のブロック塀タイプのものではなくて、修景の景観も配慮しました木彫タイプの周囲と調和をしたフェンスという形で、なお過重にならない範囲での整備については設計段階で地域住民も含めて相談をしながら整備をしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  了解しました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第64号 平成30年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  議案第64号 平成30年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明をさせていただきます。  議案書1ページですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,184万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億589万3,000円とするものです。  議案書9ページ、10ページをお開きください。  歳出ですが、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金利子及び割引料、23節償還金利子及び割引料8,184万4,000円につきましては、還付未済金及び修正申告等による過年度徴収分の返還金の増による第1号被保険者保険料還付金20万円と平成29年度決算における国や県の支出金等の精算に伴います返還金8,164万4,000円の増額です。  次に、議案書7ページ、8ページにお戻りください。  歳入ですが、4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金、2節過年度分914万6,000円につきましては、介護給付費交付金の平成29年度決算における精算に伴う追加交付分です。  次に、2目地域支援事業支援交付金、2節過年度分101万4,000円につきましては、地域支援事業支援交付金の平成29年度決算における精算に伴う追加交付分です。  次に、7款繰入金、2項基金繰入金、1目介護保険事業基金繰入金、1節介護保険事業基金繰入金につきましては、先ほど申し上げました介護給付費等の交付金の追加交付に伴い、介護保険事業基金からの繰入金1,016万円を減額するものです。  次に、8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金8,184万4,000円につきましては、前年度繰越金で還付金及び返還金に充てる措置をするために増額するものです。  以上、まことに簡単ですが、説明とさせていただきます。  済みません。前年度繰越金です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。ただいま説明が終わりました。  本案について質疑を求めます。  質疑はございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  健康福祉部の皆さん、大変御苦労さまでした。御退席いただいて結構でございます。  暫時休憩いたします。再開は10時15分といたします。                 午前10時06分 休憩                 午前10時15分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き、会議を始めます。  こども未来部の審査を行います。付託を受けました議案第63号 平成30年度米原市一般会計補正予算(第4号)中、こども未来部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  子育て支援課の阿原です。よろしくお願いします。  一般会計補正予算中、子育て支援課の所管に属する事項について御説明申し上げます。  補正予算書の16ページ、17ページをお開きください。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、13節委託料のうち、設計監理委託料380万円につきましては、本年4月から坂田小学校内の空き教室で坂田児童クラブを開設していますが、今後、児童数の増加に伴い、空き教室がなくなる可能性があることから、旧坂田診療所医師住宅を取り壊し、専用施設を建設するための設計監理委託料をお願いするものです。  図面としましては、本日資料でお配りしております別添の資料の8ページに位置図を示させていただいております。  坂田小学校の東側の今、げんきッズ坂田が利用している敷地の中に旧の医師住宅がございます。この赤で取り囲んでいる部分をクラブ室として建設したいと考えております。  次に、放課後児童クラブ運営事業委託料310万2,000円の減額につきましては、各クラブの執行見込みの精査に伴う減額です。減額の主な理由としましては、坂田児童クラブの入会児童数が少なかったことによるものです。  次に、15節工事請負費の放課後児童クラブ駐車場移転工事950万円につきましては、大原児童クラブの支援員用駐車場造成工事に係る経費です。大原児童クラブは平成30年度の当初予算において専用施設の設計業務委託料の予算を承認いただいており、この施設の設計協議を進める中で、現在の建物西側の駐車場に専用施設を増築する方向で計画しています。増築は、平成31年度を予定していますが、これに伴い現在、使用している駐車場が狭くなるため、平成30年度中に県道西側の私有地を支援員の駐車場として造成するための経費について補正をお願いするものです。  資料につきましては、別とじの9ページ、大原児童クラブ駐車場造成工事位置図を添付させていただいております。  赤で取り囲んでいるところが支援員の駐車場を予定している場所でございます。  なお、保護者の駐車場につきましては、現在のクラブ室を増築する黄色で囲んでいるところが来年度クラブ室を増築する予定の場所でございます。その下の段に青で囲んでいるところが保護者の送迎用駐車場を予定しております。  次に、19節の負担金補助金及び交付金の放課後児童クラブ運営事業補助金391万3,000円については、年々入会児童が増加し、公設の児童クラブだけでは今後、待機児童が発生する可能性があることや、規模の大きい児童クラブを平準化し、受け皿を拡充するため、民間児童クラブの参入を促進するための補助金として補正をお願いするものです。  民間児童クラブの補助金については、国の基準を満たしていることが条件で、国・県の補助金交付要綱に基づく基準額を根拠として、国・県・市がそれぞれ3分の1の割合で負担し、平成30年10月からの補助金を創設したいと考えております。  続いて、歳入ですが、12、13ページをお開きください。  11款分担金及び負担金、2項負担金、1目民生費負担金、2節児童福祉費負担金、放課後児童クラブ保護者負担金420万円の減額については、放課後児童クラブの4月以降の利用状況の精査による減額です。  次に、13款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金129万6,000円の減額については、放課後児童クラブの利用状況の精査による減額です。  14款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、2節児童福祉費補助金の地域子育て支援事業費補助金129万6,000円の減額についても、国庫補助金と同様、利用状況の精査に伴う減額補正を行うものです。  続きまして、関連する資料の説明をさせていただきます。  今回の補正予算の中で、専用施設の拡充、民間児童クラブへの補助金の予算、また条例改正では、保護者負担金の見直しを提案していますが、今後の市としての放課後児童クラブの運営方針を短期的、中期的、長期的な方針としてまとめましたので、この資料に基づいて説明させていただきます。  それでは、資料1をごらんください。  まず、放課後児童クラブについてですが、放課後児童クラブは保護者が就労等で昼間家庭にいない児童を対象とした家庭にかわる安心で安全な居場所であり、現在、市内9クラブを開設しています。8月31日現在、年間を通じて利用する年間利用者は427人、夏休み等の長期休業期間に限り利用する長期休業期間利用者は370人、合計797人の児童が利用しています。  そこで、短期的な方針としまして、ハード面についてはまず第1は小学校の空き教室の活用を最優先し、学校と十分協議します。ここに用いています空き教室ですが、放課後児童健全育成事業では、余裕教室という表現をしております。子供たちが遊びや生活の場としての機能を持ち、児童の所持品を収納するロッカー、備品等を備えるということになっておりますので、24時間というか、専用で使える部屋を想定しております。  第2に、空き教室がない場合は、小学校周辺の既存市有施設を活用します。第3に既存市有施設がない場合は、専用施設を建設します。この場合、学校敷地内または近隣私有地の活用を優先し、新たな用地取得は回避します。  次に、ソフト面ですが、まず1点目、年間利用者の保護者負担金の見直しについては、月ごとに異なり、わかりづらい年間利用者の保護者負担金を平成31年度から毎月8,000円の同額とし、年額では現行7万9,000円を9万6,000円とします。この件につきましては、この後、議案第67号の条例改正の中で資料2を用いて詳しく説明させていただきます。  2点目、兄弟姉妹減額の拡充です。現在、市が行っている負担金の減免措置は4種類あり、生活保護世帯は全額免除、市民税非課税世帯は4分の3減額、ひとり親世帯は2分の1減額、3年生までの兄弟姉妹が2人以上入会している場合は最年長児童1人分の負担金を4分の1減額しています。  今回、兄弟姉妹減額の対象学年を6年生まで拡大し、2人以上入会している世帯の最年長児童を除く全ての児童の負担金を4分の1減額します。  3点目の負担金徴収の運用の見直しですが、市はこれまで10月に申し込みのあった児童全てを受け入れる方針で、施設確保や支援員の人件費等を積算し、予算措置を行ってきました。しかし、実際受け入れが始まると、利用されない児童がおり、市も受託者も受け入れ態勢を整えたにもかかわらず、空振り状態になることがありました。このような保護者のとりあえず申し込みをなくすことが課題でした。  そこで、市はこれまで利用しない月の負担金は徴収していませんでしたが、平成31年度からは利用の有無にかかわらず、入会決定した場合は、毎月負担金を徴収することとします。  4点目の定員の考え方について説明します。放課後児童クラブは先ほども申しましたが、家庭にかわる居場所であり、子供たちが安心・安全に過ごせる環境を整えることが必要です。  資料の2ページをお願いします。  各クラブの保育面積から勘案した面積による基準をアとし、保護者の就労率から勘案した児童数による基準イにより定員を定めることとします。まず、アの面積による基準ですが、国は1人当たり1.65平方メートル、畳1畳分を最低面積としています。しかし、現状は、畳1畳では机や椅子があり、子供たちが遊びの中で自由に動いたり、安全に過ごせるよう市では5割増しの2.47平方メートル、畳1.5畳分を市の基礎面積として考えます。  1.5倍とした根拠は、小規模な学校の多目的教室の基準面積83平方メートルを参考にし、83平方メートルを1学級35人で除算すると、1人当たりの面積が2.37平方メートルとなります。2.37平方メートルは1.65平方メートルの1.44倍となることから、1.5倍としました。  イの児童数による基準ですが、平成27年国勢調査によると、米原市の女性の就業率は77%、また平成29年国民生活調査によると、女性の正規雇用の割合は55%という統計の結果が出ていますので、0.77掛ける0.55の42.35%を平成31年度の小学校区ごとの児童数に乗じて、年間の利用対象児童数を算出します。  資料3の定員算定基礎資料をごらんください。  横向きになった各クラブごとに書いております定員算定基礎資料です。上段に各クラブの保育面積を年間と長期休業期間に分けて示しています。その年間の面積を2.47平方メートルで除した数字が下段のAの欄になります。また、平成31年度の小学校区ごとの児童数がBに示しております。先に示します説明しました42.35%を乗じた数字がCとなります。Aの面積により出しました数字と児童数によって出しましたCの数字の少ないほうを年間利用定員D、黄色で示していますDということになります。  また、長期休業期間中は、新たに利用可能な施設を加えた面積、上のグラフの上段ですと、近江げんきッズ息長ですとか、坂田、河南児童クラブ、大原児童クラブ、いぶきっ子クラブについては、新たに長期休業期間中に施設を借用できておりますので、そこを加えた面積で基礎定員を算出しております。これがA´でございます。夏休みはパートタイムの保護者の利用が考えられることから、Eの欄ですが、正規雇用は先ほど55%と言っておりましたが、さらに5%を増しました60%として、0.77掛ける0.60の46.2%をBの児童数に乗じて、長期休業期間中の受け入れ対象児童数を算出します。Fの欄は長期休業期間を含めた定員となり、A´とEの人数の少ないほうを定員としております。  資料1の2ページをお願いします。  5点目の入会児童の優先順位ですが、市は年間利用児童を優先的に受け入れたいと考えます。夏休み等長期休業期間において、定員を超える場合は低学年を優先するなど、優先順位を定めて待機とする場合があります。  6点目の民間児童クラブへの補助金の創設については、入会児童が年々増加し、公設クラブだけでは待機児童が発生する可能性があることから、民間児童クラブの参入を促進するため、補助金を創設するものです。  資料4をごらんください。  この補助金は、放課後児童健全育成事業として、国の基準を満たしていることが条件で、国の子ども・子育て支援交付金交付要綱や県の地域子育て支援事業費補助金交付要綱に基づく基準額を根拠として補助金を創設したいと考えています。  具体的には、年間40人、長期20人の児童の預かりを想定し、対象期間を10月からの半年とし、基本ベースとなる放課後児童健全育成事業の基本分が202万1,000円、加算分が68万円、障害児受け入れ推進事業として、障害児受け入れのための加配支援員を配置する経費が89万8,000円、また、放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業として、放課後児童支援員の経験年数や研修実績に応じた処遇改善に要する経緯として12万4,000円を補助することとし、国の補助基準額を上限として国・県・市がそれぞれ3分の1の割合で負担したいと考えます。
     また、保護者負担金の減免特別加算については、市単独の補助として19万円を見込み、補助金額の合計は391万3,000円です。  資料1の3ページをごらんください。  7点目の支援の必要な児童への対応ですが、近年クラブを利用する児童の中には、発達に課題のあるお子さんや複雑な家庭環境が背景にあり、突発的な行動を起こすお子さんがおられ、日々支援員はその対応に苦慮され、不安を感じておられます。このため、今後、市では支援員の相談に応じる相談機関や臨床心理士、社会福祉士など、専門職員による巡回指導の仕組みを構築していこうと考えています。  8点目の管理上危険な行動や集団生活を乱す児童への対応ですが、入会申し込みの際に、児童クラブの必要な指示に従わない場合やその他児童クラブの運営に支障を及ぼすような事態を引き起こした場合には、退会する旨の同意書を保護者から提出していただいていますが、入会取り消しの基準が明確ではないため、今後は保護者の面談や退会指示を含めたフローを策定します。  続いて、中期的な方針としまして、規模の平準化を考えています。国の基準では、1支援単位1クラスを構成する児童の数はおおむね40人とされていますが、現在の公設クラブではこの規模を上回る支援単位もあり、規模を平準化する必要があります。そのためには、民間参入の促進や新規委託先の検討を行い、民間参入促進のため運営補助金制度を推進します。  3つ目の長期的な方針としまして、平成30年度、31年度の2カ年にかけて第2期米原市子ども・子育て支援事業計画を策定します。この計画に基づき、放課後児童クラブの適正な進行管理を行い、5年ごとに計画を見直し、方針を決定します。  また、2点目として、現在の公設児童クラブの運営者が今後も継続して運営していただけるよう、後継者の育成や新規委託事業者の掘り起こしを行います。  3点目には、支援員の人材確保については、喫緊の課題です。支援員の役割を明確にした上で、年間を通じて安定したフルタイムで働ける職業となるよう、県や国へ要望していきます。  4点目の保護者負担金については、今回見直しを行っておりますが、今後も5年ごとに見直しを検討します。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。  ただいま説明をいただきました中で、議案第63号及び議案第66号、67号に係る部分の説明もしていただきました。放課後児童クラブの議論を深めていただくために委員長として許可をした次第であります。  それでは、御質疑を伺いたいと思います。  御質疑はございませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  先ほど委員長のお話によると、67号まで説明したというお話ですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  説明じゃなくて、係る部分の説明をと。 ○委員(磯谷晃)  係る部分。  先ほどの説明の中で、67号議案に係るものについては、後ほどそのときに説明するというお話がありましたので。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  失礼しました。63号についての説明が終わりました。ありがとうございました。  本案についての質疑を求めます。  御質疑はございませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  確認が1点と質問が1点なんですが、大原児童クラブの駐車場の整備ですが、この図で赤とグリーン、これは2カ所の整備事業の費用ですね。2カ所の整備。建物は別ですけど。1カ所じゃなしに2カ所の整備ですね。まず最初にそれを聞きたいのですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今回、そうです。赤い部分とそして青で囲った部分ですが、青の部分は現在も駐車場として活用をしております。その青の横のところに木を植えておりまして、その木を伐採して、もう少し駐車場を拡張したいと思っております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  私もややこしくてしゃべりにくいんですけど、資料1の負担金徴収の運用の見直し、これは9クラブの入会が増加するという意味なんですが、これはどのぐらいの人数の見込みをされているのか。また、この8,000円に一律ということで毎月8,000円ということで、増収になるのですが、この391万3,000円の予算補助を見ておられるのですが、この中で入会したにもかかわらず利用されない。また全く利用されない児童も存在しますということで、今回から入会決定した場合は、負担金を毎月いただきますということで、私はこの補助金が下がってくるのじゃないかと思うのですが、この辺お聞きしたいんですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  暫時休憩いたします。                 午前10時39分 休憩                 午前10時43分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  議案第67号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  この条例改正は、平成31年4月分から放課後児童クラブ年間利用者の保護者負担金額を毎月同額に変更するとともに、事業費総額における保護者負担金の割合を国の考え方に近づけようとするものです。  新旧対照表をごらんください。  現在、月ごとに異なる負担金を一律8,000円とするとともに、文言修正を行います。この改正により年間負担額は7万9,000円から9万6,000円になります。附則において施行期日は平成31年4月1日からとし、経過措置として平成31年3月までの負担金については、従前の例によることとします。  資料2をごらんください。  資料2の②番というところに米原市の現状と国の想定というところを表示させていただきました。市の現状は年間利用者の負担金が月ごとに5,000円から1万2,000円と異なり、わかりにくい状況となっています。また、国が想定する運営費の負担割合は、2の中の下段のほうですが、保護者が全体の2分の1を、残り2分の1を国・県・市がそれぞれ6分の1持つことが適当だと示されていますが、現状は市の負担割合が31.3%となっており、保護者の負担割合は24.5%で全体の2分の1どころか、3分の1にも満たない状況です。  そこで、③の見直しの方向性の図のほうになりますが、月ごとに異なる負担金を毎月同額とし、わかりやすい負担金とします。そして、矢印で下へ行きまして、4番の図です。現在の負担金、平均月額6,583円を平成31年度から毎月8,000円とし、年額では7万9,000円が9万6,000円とします。そして、左に図が行きまして、図の5番、兄弟姉妹減額の拡充については、先ほども申しましたが、兄弟姉妹の減額対象学年を3年生から6年生まで拡大し、2人以上入会している世帯の最年長児童を除く全ての児童の負担金を4分の1減額します。  この資料の裏面5ページをごらんください。  負担金の見直し案としまして、3つの候補、7,000円、8,000円、1万円とした場合のそれぞれの収入見込みについて比較をしました。この中から他市の状況も参考にし、候補2の8,000円を条例改正として提案させていただきました。この場合、負担金の増額は520万円、減額拡充に伴う減額が193万3,000円となる見込みです。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。議案第63号並びに議案第67号についての説明が終わりました。  質疑を求めます。  御質疑はございませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  先ほども言わせていただいたのですが、9クラブ、どれぐらいの人数を今後、恐らく保育園とか、そういうのを調べればわかると思います。どのぐらいふえるのかということ。また、金額が8,000円と一律ということで、夏場は1万2,000円になるのですが、これで増額になります。それの減免とかいろいろあわせてかなりの負担が少なくなるということで、今後の391万3,000円のこの金額との差を、これがどうのこうのじゃなしに、この金額より来年度は下がるとか、その辺をお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  別紙の資料3の各クラブの定員の考え方を見ていただけますでしょうか。今のお答えに十分なるかわかりませんけれども、上段に現状を示させていただいております。9クラブの現在の利用数が上段の右のほうに平成30年の利用児童数ということで年間でしたら427人、長期休業期間は370人、長期と年間を合わせまして797人の児童をお預かりしているということを御説明させていただきました。  中川議員は8,000円に上げるということと先ほどの運用の見直しをすることによって、どのぐらいかおさまる、定員が減る可能性もあるしということですが、確かに私どもは女性の就業率が年々増加していますので、先ほども言いました42.何%をかけているというのも、たくさんの保護者さんが就労されているであろうということで、受け入れ定員、先ほど申しました定員の考え方を想定しました。  しかし、面積にも限りがありますので、面積が頭打ちになる場合は待機児童を出すという方向で先ほど申しました黄色で囲っている定員を31年度の定員としたいと考えております。ただ、今度、10月15日から実際の申し込みを開始することになりますので、そこでの申し込みが若干減るだろうという予測もしていますが、これは本当に地域ごとに特性がありまして、例えば、いぶきっ子ですと、夏休みだけどんと伸びているような状況もありましたので、それが今後、どうなるかという推測までは読み込めはできないのですが、そのところも受付を終わった段階で金額につきましては、今、確かな歳入の金額というものは読み込めておりませんが、ただ、先ほどの補助金という部分については、これはまた別個の切り離した問題で、補助は民間児童クラブに対する補助ですので、負担金を上げたことによって、今の10月からの補助は関係していないかと思うのですが。  今現在の8,000円とした場合の収入見込みは資料の2の裏側の上段の緑で囲った先ほど3パータンの候補を見ていますと言ったところの赤で示しています候補2の8,000円、収入見込額としては3,790万円を見込んでおります。8,000円にしたことによる増額分としては520万円の増額、そして減額を拡充したことによって、193万3,000円のマイナスということで考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  この料金の徴収の運用の見直しです。何回か訪問させていただいたときに、友達が行っているからとか、理由が余りにも安易でがっくりしたのですけど、本当に両親の都合でというのは少ないのではないかと思うのですが、その辺は私も目をつぶっているのですが、利用されない方がいると。これは利用しない方が負担金を払っていないということだから、今度から入会されたら来なくてもいただくと。これはいい考えだと思っておりますので、これをしっかりとしていただいて、本当に困っている人が利用していただくと。今現在だと、本当に困っている人が入れないという場合が出てくるかもわかりません。そのためにはこういう政策はいいと思っておりますので、今後よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  関連で、今言われましたように、入りたくても児童クラブに入れなかった子、そんな子は大体どのぐらいおられましたか。およそでいいですけど。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  昨年の10月にお申し込みのあった方については、全員受け入れをしております。ただ、今入会決定したにもかかわらず、実際に利用されていない方というのが、例えば、うちのほうは利用しない月が3カ月以上あったお子さんが31人ほどいらっしゃって、それが3カ月続きましたら、どういう状況ですかと今後の利用状況を確認して、場合によっては退会していただくという状況です。退会をして保留が解除になって、空白ができた場合、また新たな方が申し込みされたらもう一回入会するという状態で、きちっと空きを確認してからでないと、次の方が入れられませんので、そういった意味でも、とりあえず申し込みの方はなくしていきたいと思っています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  そのとおりだと思います。どうしても家庭の事情で入りたくても入れなかった場合に、そういう対策をとっておられて、それはいいと思います。  資料1の1ページの短期的な方針の中で、一番の小学校の空き教室の活用を最優先し、学校と十分協議しますというところで、今、この夏、長期の児童クラブの学校の施設を借りてというのは何校あるんでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今、9クラブの中で河南児童クラブが学校ですし、げんきッズ坂田が長期休業期間だけ学校のプレハブ教室を利用されました。坂田の児童クラブも学校の中ですし、大原児童クラブも年間を通して図工室を借りております。山東児童クラブは違います。いぶきっ子が春照小学校の多目的室ということで5つです。柏原と息長小学校がありますので7カ所です。済みません。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  今、全国でも学校の空き教室を貸していただいて、そこで児童クラブをするというふうに推進されていますよね。去年と比べてことしは全国的に54%、前は四十何%だったんです。それがすごくふえているので、やはり学校が一番安心安全で子供たちが守られる観点から学校使用を本当に子供たちのためにしていただきたいということと、私、わからないので質問したいのですが、県によっては、半分以上が教育委員会が児童クラブを厚生省が指示をされていても、教育委員会サイドで担当にしておられます。あとの四十何%は福祉のほう。米原市は福祉のほうになっているけど、学校のほうになると、やはり学校の教室を使いやすいのではないかと思うのです。何でここら辺は福祉と教育委員会とどういうあれでなるのかなと思って、学校の担当のほうが余計教室も貸してもらいやすいのもあると思うんですけれど。
    ○委員長・分科会長(堀江一三)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  今、米原市はこども未来部と教育委員会は分かれていますが、現実は連携しながらやっていますし、私も校長なり学校にはとにかく協議にのって、できるだけ空き教室を活用するようにという指示は出しておりますので、そういう連携はとれていますから、そんな問題はないと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  教育長が問題ないとおっしゃっているので、これからまたそのような方向で進まれるといいなということと、本当に学校の子供が放課後帰って、帰った子供が児童クラブへ行くのだから、多分部屋はあくと思うのですが、そこら辺も考慮していただいて、空き教室の利用をよろしくお願いしたいと思うんです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  私もいろいろ現状は聞かせていただいて、例えば、特別教室を使うというときに、子供の本当の放課後の居場所として、何が一番ふさわしいのかと考えたら、やはり学校の授業でやる環境と放課後、子供たちがほっとする空間をつくるというのは必要かなと。そういうことで子供たちの気分が落ちつかないとか、ちょっと言葉は悪いかもわかりませんけれども、けんかになるとか、トラブルが起きるとか、そんなことは環境も影響するということからいったら、僕は特別教室もある意味、畳を敷いて半分はごろっとできる空間も必要かなと。そんなことを総合的に考えると、特別教室を長期休業中だけ使うということもプラスマイナス両方あると思います。その辺は今後は協議していくということは必要かなと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  今、教育長がおっしゃったことは本当によくわかります。子供たちはすごく人の目を気にしていますので、学校と児童クラブと家庭と3つ顔が違うと思うのです。学校のときには緊張感もあって、先生がおられる。担任もおられるということで、家は家で両親に対しておりこうさんでいなければならない。そして、一番はめを外すのが児童クラブなんです。児童クラブというのは、そういう子供たちがわっと羽を伸ばしてくるので、支援員さんは、一人一人がすごく大変な状況で、そこに支援の要るお子さんもいらっしゃるので、本当に四苦八苦して保育されていると思うんです。  私が言いたいのは、そこの学校だとどうしても子供はきちんとしないと、校長先生がいらっしゃる。担任がいるのでおとなしくなるんです。そこら辺からも暴れるのが少し抑えられる。この空間の中におられることだけで、子供は集団の中での緊張感というのは違うものがあるんです。支援員さんも並びましょうと言ったら、すっと子供も学校の先生がいらっしゃるから並べる。でも全然違う別個のところ、そこはそこで子供の空間というか、そういうところは羽を伸ばして好き放題にわっとなって、そこら辺のメリット・デメリットもあると思いますが、そういうことも考慮しながら進めていただきたいと思うんです。以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに御質疑ございませんか。  西堀副委員長。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  私はこの間、一般質問でこの関係のことをいっぱい言わせていただいて話をさせていただいた中で、結構かなり網羅して、ここの中に取り込まれていただいているので安心した次第です。  その質問の中に、一部学校の宿題などを放課後児童クラブでと、教育の場みたいなことを言ったら、ここは放課後児童クラブは教育の場ではないのでという指摘も受けまして、私らは母親としてそこで宿題をして勉強をちょっと教えてもらえたらいいかなぐらいのつもりで話をさせてもらいましたら、そこら辺のところも私も理解できましたし、そういう面で私たちが一つ一つ議員にならせていただいて、勉強させていただいたり、地域にそういうことをきちっと話をさせていただいて、お父さん、お母さんたちに理解していっていただくことが大切かなというのを今回本当につくづく思いました。  教育委員会の先ほど澤井委員がおっしゃった学校の空き教室をもう少しというのも私も思いますし、教育長の腹一つで物事は結構決まっていく部分はあると思いますので、その辺を子供たちのために、教育長の声かけ一つで学校の教育現場にはそういう方向性は持っていただけると思いますので、ぜひともこれからも教育長や学校関係者の方々にきちっと対応していただけるとありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  何回も済みません。先ほども説明があったように、9クラブの中の7クラブでもう既に使っているという現実もございますので、その辺は今後の子供の在籍数の人数、あるいはクラス数をかんがみながら、その辺は厳しいのか、できそうなのかは十分判断しながら連携しながらやっていくべきと思っておりますし、私は全面的に皆さんと同じように子供が学校で移動もせずに、放課後児童クラブがされるのが一番望ましいと。ただし、学校の管理運営上の教育推進という中で、厳しいときは厳しいという判断もしなければならないと思っておりますので、御理解のほどお願いしたいと思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  西堀副委員長。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  先ほど教育長がおっしゃった学校の中では家庭とは違うので、その辺を切り離してあげたほうがいい場合もあるというそれもごもっともだと思いますので、十分子供たちのために、本当にだんだん少なくなっていく子供が、こういう学童で学んでいく、いろんな地域のいろんなかかわりの中で、子供たちが学ぶことは大きいと思いますので、兄弟姉妹が少ない中で、そこら辺のことも働く親さんのためにというのは原則ですが、その中で親さんは子供たちが切磋琢磨してくれて、すくすくと育ってほしいという思いで預けておられると思いますので、そこら辺のところを十分市の方、行政の方、教育委員会の方とかに御尽力いただきながら子供たちのためにしていただけるというのはありがたいと思っております。これからもそのような感じで一生懸命私たちも応援したいと思いますし、そこら辺のところを十分御理解いただきまして、していただくとありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  もう一つ、言わせていただいてよろしいですか。学校を使うということは非常に有効な活用の仕方だと思うのと、もう一点は、地域から聞こえてくる声として、地域から子供の声がないという現状もいろいろ地域の方の声を聞くのです。本当にこれがいいのかという話も聞きます。ある意味、今後、地域で受け皿があるのであれば、地域のほうは地域で守るということももし出てきたら、それも一つの手段としては大事かと。地域の教育力として。その辺は今後の展開としてどうなるかわかりませんが。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  私も今、教育長がおっしゃったように、地域で子供が帰ってきたら、そこの公民館なり集会所なりで、お父さん、お母さんが帰ってこられるまで預かるという方法もほかの保護者から聞いておりますので、そういうのがあったらいいなということを聞いています。それも本当に一つの地域の子供の子供を守るという意味でいいことかと思います。  そして、もう一つ、確認なんですが、お年寄りがもちろんお父さん、お母さん、保護者がおられたら就労証明を受け入れ前に取っておられますよね。祖父母の場合は70歳でしたか。就労証明書。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  祖父母要件の撤廃というのが平成27年度にありましたので、今現在申し込みの中で祖父母さんの就労証明とか、祖父母さんがおられるかというのは考慮をしていませんので、就労証明は保護者さんの就労証明だけをいただいています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  それは必ずということなんですか。私はネットで調べたら、平成30年度の埼玉県のそこは60歳以下の祖父母は就労証明が要る。そしてそれ以上は要らないことになっているのです。やはり何かそういう一線がないと、誰もかれもだと本当に教育長が言われるように、地域に子供がいない。児童クラブばかり皆が寄ってきて、そこが集団になってしまいますので、何かそういう、スタッフさんも本当に大勢で大変な御苦労をされていると思うのです。そこら辺も考慮していただけないかと思って質問させていただきました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  できる限り質疑を求めていますので。  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  今の澤井委員に関連して質問させていただきます。埼玉県の状況を今、澤井委員が御紹介くださいました。平成27年に祖父母要件を撤廃して、何でもかんでも就労してやったら預かるでという形でクラブへの入会者がふえてきたと。これを今からもう一度戻して、入会対象者の基準をもっと厳格化する。今の時代の流れに逆行するような形なんですが、もう一度祖父母要件をしっかり設定する。なおかつ就労証明に書かれている勤め先、そこから源泉徴収票が来ているかどうか。それについても査定を入れるというようなことができますかどうかお尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  基準の見直しという、今の就労証明は確実に確認しております。ただ、今の源泉徴収までの確認はなかなか難しいのかと今は思っております。就労証明は事業所がちゃんと公文書として出されますので、その辺はしっかり点検をしていきたいと思います。基準につきましても、祖父母要件の撤廃という部分を27年度からしております。その部分につきましても、そのことによって一定、御家族の中で、子供さんを預けて、就労に安心して行ってもらっているという状況もございますので、今、一概にそれを戻すということも難しいかと思っております。ただ、今後そういう声がどうだという部分は把握を、情報がどんなのがあるかというのはしっかりアンテナを立てて聞くことも必要かと改めて思っています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  後戻りはできないというような答弁であったと思うのですが、しかし根本的に預かるということなら、体制もきちっと整えないといけません。去年あれだけこの委員会でもんで、私らはうまいこと行っていたという錯覚の中で、8月の委員会協議会で、今年度の実態を聞いて、何じゃということで、委員会は途中で委員会協議会が終わってしまうというような状況でした。  私は、この点、相当危惧をしておりますので、これから延々30分から1時間質問をぶつけますので、皆さんほかに質問がある方は先にやっておいてください。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑ありませんか。  ないようであります。  どうぞ、磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  それでは、何十点か質問させていただきます。資料1という形でつくっていただいておりますので、資料1の短期的な方針に基づきまして質問をさせていただきます。  まず、短期的な方針のハード面、小学校の空き教室の活用を最優先し、学校と十分協議しますということがございます。この空き教室ですが、我々は一般的に考えるのは放課後になれば、職員室とか理科室とか化学薬品が置いてあるところとか、危険物が置いてあるところ以外のところは全て空き教室ではないかなという錯覚に陥ると思うんですね。しかし、クラスによっては生徒の持ち物、ないしいろんなものが教室に置いたままお帰りになっている場合もあります。  そこで、放課後児童クラブとして使ったとして、もし紛失等があった場合に、いろいろなお困りごともできるかと思います。私はまずもって空き教室の定義についてお伺いしたいのですが、これにつきましては、子育てを担当している課と教育委員会の学校教育課との方針が違っては困りますので、まずは子育て支援課のほうの担当部局と後、教育委員会の学校管理課の部局で答弁をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今ほどの磯谷議員の空き教室の定義についてお答えします。放課後児童クラブでは、放課後児童健全育成事業としましては、余裕教室というような表現を用いております。この余裕教室といいますのは、児童クラブとして生活の場として必要な設備、備品が整えられ、そして子供たちが専用で使えるスペース、先ほども申しましたロッカーですとか、子供たちの持ち物、畳や遊具が置けるようなそういった部屋を想定して活用したいと考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  一ノ宮課長。 ○学校教育課長(一ノ宮賢了)  文部科学省でしておりますことを説明をさせていただきます。空き教室という言い方をしていますが、実際は余裕教室ということでございます。余裕教室というのは、現在、普通教室として使用されていない教室のうち、当該学校の学区域に現に居住されている児童の人口をかんがみて、今後5年以内に普通教室として使用されない教室のことを余裕教室といいます。  あと一時的余裕教室というのがありまして、これは現在、普通教室として使用されていないが、当該学校の学区内に現に居住する児童との人口をかんがみて、今後5年間以内に普通教室として使用されることとなると考えられる教室。これを一時的余裕教室というふうに言っています。基本的には普通教室で子供たちがふだん生活をしていない教室が余裕教室です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  今、一ノ宮課長から答弁がございました。子育て支援課については、今の答弁に対して何ら異論はございませんか。その点についてまずお尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  文科省の定義では、普通教室で使われていない時間、使用しない教室というアバウトな定義になっておりますが、放課後児童クラブを受けていただく、運営をしていただく側に立つと、先ほども申しましたように生活の場としての設備を整えられる環境が整った部屋を使いたいという思いでおります。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  先ほど澤井委員とか副委員長がいろんな御意見、御要望を出されていたと思うのですが、まさしく教育長、今、若干の差があったように思います。これについては同じ米原市のことですので、どうか教育長、議論はしなければならないと思いますが、教育長がうまく采配をしてあげていただけると非常にありがたいと思うのです。その点はよろしくお願いします。  次に、教育委員会では確実に余裕教室という言葉で呼んでおられます。この空き教室というのはどうも言葉の響きが誤解を招いて仕方ないのです。今後、余裕教室、もしくは準余裕教室ですか、先ほど今後5年の話がございましたが、余裕教室という言葉で統一することはできませんか。どうですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。
    こども未来部長(田中博之)  大変言葉が幾つもあってわかりにくかったと思います。今後は余裕教室という言葉でいろんな場で資料等とも含めて使わせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  そういう形で余裕教室という形の統一をお願いします。  次に、ソフト面、負担金について資料2、放課後児童クラブ保護者負担金見直し案を参照という形で資料2が提出されています。これについて、2番目に、米原市の現状と国の想定という形で通常5,000円で長期休暇があると6,500円、8,000円、1万2,000年だったものを年間を通して、長期休みは別途ということなんですが、8,000円に統一したいという提案があったわけです。この提案なんですが、ただ単に月の金額がばらばらであって、それを平準化したというようなお話では、ちょっと理屈が通りにくい。これでは余りにも能がないと思います。  皆さん、資料2を②を見ていただきたいんです。②の下段ですが、国の想定という形で全体金額がございましたら、国と県、おのおの6分の1ずつ負担しましょうと。だから補助金としては3分の1ということが書かれているわけです。次に、3番目の割合見直しのブロックがあると思います。市が一番下にあって、国・県・保護者という形にあって、斜めの部分をある程度見直していきましょうと。これを保護者負担金の増額ととらまえているのです。これを2番に戻っていただきまして、私は考えるのには、補助金が国・県合わせて3分の1あるなら、残りの3分の2は保護者と設置者で負担すると。いわゆる市が3分の1の負担をしますよと。同じように保護者も3分の1を負担してくださいと。こういうふうに改めるなら非常にわかりやすいのです。ところが、ばらばらの金額を平準化したでは、何ら負担金の見直しの根拠には乏しいような気がします。  それで、委員長に許可をもらいたいのですが、事前にこのことを執行部に通告しております。国・県が3分の1出せば、残りの3分の2を保護者と設置者の市で折半しましょうと。この場合に月額幾らになるかという資料を作成依頼をしましたので、一度委員長に見てもらって、今回の配付資料として許可をいただきたいのでお願いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  許可します。配付をお願いします。  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  今、保護者負担金改正補足資料ということで配付をしていただきました。昨年は放課後安心プラン事業費ですが、投資的経費がほとんどございませんでした。これは結果、経常経費だというふうに解釈できると思います。それで29年度の決算ベースでは1億4,324万2,640円が経常経費だと。これを国・県やらの特定財源を引いて、保護者と折半した額が一応年間利用者一月当たり負担金という形で9,070円の試算が出ております。私は思うのに、今後、今議会にもほかのところで上がっているのですが、会計年度任用職員制度というものが恐らく32年から始まってくると思うのです。この任用制度の中に、例えば、放課後児童クラブであれば、中川雅史議員が質問されたと思うのですが、では直轄で雇っている河南児童クラブ、当然ここの支援員さんについては、この新しい制度、会計年度任用職員制度に準じた形で臨時職員さんについても何らかの待遇面でプラスアルファがある。プラスアルファがあるということはそれだけ人件費が膨らむということになるわけです。  ただ、でこぼこを平準化したというような、こんな試算では困りますので、きちっと負担割合を明確にするべきではないかなと思います。  それで、実は9,070円というものが出てきたわけですが、最終的にこれは私は討論の中で9,000円でお願いするという討論で参加したいと思いますので、委員の皆さんについてもこの表、それと今後人件費が膨らむというようなことを考慮に入れて討論の審議に入っていただきたいと思います。  それでは、また表に戻りまして、次、兄弟姉妹の減額の拡充という形で新たに案を出していただきました。これは多分、保育園の2子とか3子、2子以降目のことと併合すれば当然やるべきことだと思います。今回は兄弟姉妹減額の拡充ということですが、減額をしている、減免措置をしているのは、このほかには何かございますか。それについてお伺いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  現在、減額・減免措置をとっております制度としましては、一つ目は生活保護世帯は全額免除をしております。そして、前年度の市民税非課税世帯につきましては、負担金の4分の3を減額、そしてひとり親家庭の世帯につきましては、負担金の2分の1を減額しております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  この中で、生活保護世帯という減免がございました。私は市の一般財源が乏しい中で、生活保護世帯を減免するということではなくて、生活保護費の中にその算定を組み入れてもらったら、市の一般財源が助かると思います。そのような解釈で執行部さん、よろしいでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今ほどの磯谷委員の生活保護費の中に組み込んでしまうという考え方につきましては、社会福祉課のほうに協議をさせていただいて確認をとりたいと思っております。申しわけありません。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  では、わかり次第、今後開催されます委員会協議会でわかった時点でその点については報告してほしいと思います。  次に、3番目の負担金徴収の見直しにつきましては、先ほど中川委員からも話がありました。私は思わず拍手もしました。こういう形で厳しい態勢で臨まないと、安易に行きたいときだけ行く、行かないときは行かない、あの子が行かないのだったら行かない。そういうことに、先ほど皆さんの委員からも同様の発言があったと思います。私はこれにつきましては、大変いい改善案だと思いますので、ぜひともやっていただきたいと思います。  次に、定員につきまして、資料3で御説明していただいたわけですが、実はこれは8月の委員会協議会で本当に国の基準のあの面積でいいのかというような議論があったと思います。実は、私はこれについて市の独自の定員を持たなければいけませんよと。だから何か参考文献を引用してつくってきなさいとお願いしておいたわけです。ところが一般質問で、副委員長がその点を質問されました。いいところを持っていかれてしまった感じです、私にしたら。本来は私がここで答弁をもらおうと思ったんですが、先に西堀先生の一般質問で答えてしまわれたので、仕方がないかなと思って。  それはそれでいいんですけど、この中で、根拠として小規模な学校の多目的教室の基準面積をうまく探してくれました。これでしたら多目的ですから、ある程度、伸び伸びとした形で児童も動かれるのかなということで、1.44倍、これをきれいな数字にして1.5倍ということで、その後、市の基準としてはこれから2.47平米で統一するという答えが導き出されました。これについては、当委員会があれだけ議論した結果としてあらわれてきたと思うのです。我が健康福祉常任委員会はすばらしい委員さんがそろっていらっしゃるのだと改めて感じたわけです。手前みそで申しわけないですけど。  次に、入会児童の優先順位、民間児童クラブへの補助金の創設ということでいくわけですが、この6番の民間児童クラブへの補助金の創設という考え方ですが、これにつきましては、資料4という形で今回も補正予算に補正額が上がっております。その金額は放課後児童クラブ運営事業補助金という形で391万3,000円の補正額です。これは民間事業者の参入を促進するための補助金だとお伺いしました。この391万3,000円はどなたを想定されているのですか。お尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今ほどの質問でございますが、市は昨年10月に申し込みのありました児童全てを受け入れるということで、平成30年度の予算措置を行いました。結果としまして、坂田児童クラブのほうの受け入れ人数が減ってしまった結果で、今保護者の負担金等を減額しておりますが、想定としましては、全ての児童を受け入れるという状況で予算要求をしておりましたので、その予算の範囲内で当初から委託料で予算措置を行っておりましたので、そこを含めて予算の範囲内でこの補助金を創設したいという考えを持っておりまして、今現在は先ほども申しました年間40人、長期20人という子供さんを受け入れるという関係で、この金額を想定しております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  私の質問と答弁が違うように思うんですが、私はこの391万3,000円をどなたに補助するのですかということをお伺いしているわけです。その点についてどうですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  今後民間参入ということで、推進をしていきたいと思っております。この30年度の予算案につきましては、坂田小学校の子供たちを現に放課後預かっていただいている近江公民館で取り組まれている事業者さんを想定はさせていただいていますが、今後は広く推進をしていきたいと思っております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  お家笑里クラブということでよろしいですね。  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  このクラブ運営補助金の趣旨の中には、民間児童クラブの参入が必要だということですが、皆さん思い返してください。ことしの3月の委員会、すったもんだしていましたよね。そこの中で、きちっと坂田小学校で措置できるんだというお話を伺ったと思います。今現在、この坂田小学校区の児童クラブの児童たち、受け入れ体制は行政のほうできちっと、もし申し込みがあればきちっと措置できるのでしょうか。その点についてお尋ねいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  来年度の定員を先ほどもお示しさせてもらいましたとおり、坂田児童クラブは定員を25人と設定しております。先ほどの資料3をごらんください。坂田児童クラブにつきましては、今1教室を専用でお借りしておりまして、そこには専用スペースも設けておりますので、先ほどの市が設けました1人当たりの面積2.47平米で除しますと、25人という定員を設けたいと考えております。この25人につきましては、来年度恐らく低学年のお子さんは学校の中で安全に、児童クラブまでの距離がないのですから、優先的に入られるというふうには見込んでおりますが、今現状、お家笑里クラブのほうへ年間40人、そして長期を含めると65人の方が行っておられるということも聞いておりますので、その中で、坂田児童クラブのキャパで受け入れられるかというと、25人を超える定員は非常に厳しいと思っております。地域割のほうも2月に変更しておりますので、それをまた新たに地域割を変更するということは、保護者さんにとっても大変不安というか、心配なことになりますので、そうなってきますと、受け皿として民間のお家笑里クラブさんの存在というものは今、必要になってくるのかと思っておりますので、公設だけで受け入れられるかという質問につきましては、待機が出る可能性もありますし、どのぐらいの方がお家笑里クラブに来年行かれるかということが読めませんので、何とも申し上げられませんが、そういった状況でございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  この391万3,000円ですが、例えば、この金額を出されたのは、お家笑里クラブの年間の会計収支から算定して出されたものか、どういう根拠でこの391万3,000円が出されたのか、その説明をお願いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今の質問にお答えさせていただきます。先ほど申しましたように、これは国が定める基準に基づきまして、定員が何人の場合は規模がと決まっておりますので、放課後児童健全育成事業の中で、受け入れる子供さんの数に応じて基準額がありまして、それに対して市と県と国が3分の1ずつ見るというようなことになっていますので、先ほど申した年間40人、長期が20人という数字で基準に当てはめて考えた場合が、391万3,000円、半年分ということで計算をしていますので、国の基準に基づいて6カ月分の計算をしております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  私は、先ほどの質問で、31年度以降のことを聞いているのじゃないんですよ。今回、あなたたちの補正予算は30年度で出すということなんでしょう。30年度で坂田小学校のキャパ、放課後児童クラブに入会しようとされる方のキャパは今、現在公設でちゃんと措置されているのかどうかということを聞いているのです。その点、どうですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  30年度につきましては、定員の受け入れ体制は整えております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  磯谷委員。 ○委員(磯谷晃)  受け入れ体制があるのに、わざわざ補正予算までかけて補助金を出さなければならない理由というのはどこかありますか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  この補助金につきましては、坂田学区だけに限らず、米原小学校区を本当に危惧しております。今この要綱を立ち上げて、民間さんにアピールをしていかないと、来年の米原の地域の放課後児童クラブが今、米原幼稚園は改修して規模は拡充しておりますが、支援員さんの負担、それから支援員さんの配置の問題等を考えますと、規模としては適正ではないと思っておりますので、民間参入を急がなくてはいけないという方針で、今補助金の創設を検討しているところです。お願いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  考え方はいろいろあると思うのですが、今までの答弁の中で、もう一度押さえますけど、平成30年度については、キャパはちゃんとありますよということをおっしゃっているわけです。これで平成30年度で、もう私はぎゅうぎゅうで何とか助けてくださいというような状況があって、そうしたら新たにやったろうというところがあるなら、私は補助金を創設するのも理解できるのです。  ところが、皆さん、よく聞いてください。キャパがありながら、なぜ補正予算までとって、お家笑里クラブさんと先ほど委員長が言われましたけど、執行部から具体的な話はなかったのですが、そこへ補助を出さなければならないとかいうのが私はちょっと理解できないのです。もう少し視点を変えて、質問させていただきます。  これに行くまででちょっと一つ質問したいのですが、今現在、お家笑里クラブさんは、どれだけの児童を受け入れておられるのか、それについて、お伺いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  お家笑里クラブさんのほうは、年間が40人、そして長期を含めると65人と伺っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の受け入れ人数を聞いていますと、新たに坂田小学校でつくったところには人数が少なくて、お家笑里クラブさんについては40人という大きな方々を預かっていただいていると。あれだけ万全の体制を整えながら4月に開校に問題がないと言っておきながら、このように差が出てきたわけなのです。私は、この差は、お家笑里クラブさんのサービスの提供がいいという中で、これだけの差が出てきたと思うのです。執行部の考えはどうでしょうか、お尋ねします。
    ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  お家笑里クラブさんについては、長年、放課後児童クラブや子供たちにかかわるキッズ教室などを地域の方とうまく連携しながらやっておられるというようなことで、保護者さんも長年の経験とか、それから子供たちを預けるならということで保護者さんが選択されたことだとも解釈しております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  お家笑里クラブさんのサービスの提供が公設よりもよかったという理解でよろしいですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  私も、正直、まだ坂田児童クラブさんも今回初めて開設されていることに対しては、初めてのところが不安だという気持ちは、保護者の立場からいうとあると思います。今までずっとやっぱり4年間、5年間、長年お家笑里さんに預けられていた保護者さんについては、やはりこのサービスを選択されたのだと思われます。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  少しはぐらかしもあったのですが、恐らくサービスの提供がいいのだろうと思います。だから、保護者の方は、お家笑里クラブさんへ行かれる方のほうが多いのだと思うのですが。やっぱりそれだけ民間が頑張っていらっしゃるということに対して私も応援したい気持ちはありますが、ところが、あなたたちの説明では理屈がつかないのですよ、この補助金を創設するのが。もっと頭にすこんと落ちるような説明をしていただきたいと思うのですが。  ちょっと視点を変えますが、お家笑里クラブさんがやっておられるのは、近江公民館でやっておられる。では、近江公民館は指定管理で運営をされているわけですね。近江公民館の指定管理料にもし補助金が出された場合に、何らかの変更があるのでしょうか、お尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  あくまでも指定管理というのは、当初に選定させていただいて、5年間の協定という形でさせていただいています。金額に変更はございません。  ただ、今、事業としては、3月の委員会で説明させていただいたとおり、指定管理者が創意工夫で行う講座というような位置づけをしております。仮に、今回、この新しい補助金を新しい財源という形で充当されて行うのであれば、やっぱりそこが独自にされる事業という形で見直す必要があると思いますので、講座という位置づけからは区分する必要があるのではないかと思います。当然、それで会計区分についても、経理もはっきり明確にする必要があるのではないかなと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  金額的に変更がないということでしたら、このままやっていただいたら別に何の問題もないのではないですか。わざわざ391万3,000円の補助金を創設してやらないといけない理由がどこにも見当たらないのですね。あなたたちは、391万3,000円の補正予算をどういうつもりで提案してきたのですか。再度、執行部の考え方をお尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  今回の補助金ですけれども、国の基準額をベースというか、そのものですが、補助金の提案をさせていただきました。今まで米原市が公設で行っているクラブの運営と同じ内容、サービスという部分ではすばらしい部分があるかもわかりません。国の基準に応じてクラブを運営されているところにつきましては、国の基準額でぜひ支援をしたい、それによって公設のほうの支援をしてほしいという思いで提案をさせていただきました。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  頭にすっと入るような答弁ではなかったのですが。  では、ちょっと視点を変えます。  先ほどソフト面の1番で、年間利用者の負担金の見直しの私なりの意見を説明しました。そこで、私は9,000円が妥当ではないかなということを申し上げたわけなのですが、仮に新たに補助を創設するということであれば、国・県で3分の1を負担してくれます。市と保護者で残りの3分の2を折半しましょうと。3分の1ずつ分けましょうと言っているわけですね。  そうしたら、今回、その私が言っている理屈のほうがいいよということを仮定した場合に、もし新たに補助金を創設されるなら、同じような割合で補助金を出すことになるのでしょうか、それとも、あなたたちが今ここに提案している案のような形の、当初、市は6分の1でいいのだというような形の案で補助を出されるのか、この点についての考え方をお伺いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  補助金につきましては、基準額どおり、国・県・市が3分の1ずつということで、それ以上、市が持ち出すということはありません。  ただし、保護者負担金減額特別加算については、市単独の補助としておりますので、ここは別格になりますが、上の部分につきましては3分の1ずつですので、そのルールにのっとって補助したいと考えています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の関連について再質問なのですが、仮に私の意見が最終的にこの委員会で通って、本会議でも通った場合でも、同様に市は従来からの6分の1でやるというお考えでよろしいでしょうか。  委員長、暫時休憩していただいて結構ですよ。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今の礒谷委員のお答えなのですけれども、国・県・市が全体額のという先ほどの負担金とは別個の話で、補助金のほうは、基準額の国・県・市が3分の1ずつ持つというルールになります。もうそれ以上でも以外でもないので。  あと、民間さんの負担金というのは、それぞれ民間さんが設定されることなので、あくまでもうちは基準額の3分の1ずつを国・県・市と見るという考え方です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  そのような考え方も確かに、この国の補助金のシステムを見れば、そういうやり方も私はあるなと思います。  しかし、仮に新たに民間の児童クラブができた場合に、この差について、差があってもいいという解釈で皆さんはお考えなのですね。その点はどうですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  今回の制度設計をさせていただく中で、国の基準に基づいて実施されているクラブさんについては、国の基準ベースはさせていただくという基本的な部分をもちながら、この制度設計をしてきましたので、その分については変わりません。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  皆さん、ここが、今、重要なのですよ。仮に、今、執行部が提案しているような民間の児童クラブへの補助が成立すれば、市の一般財源が大幅に助かるのです。基準の3分の1しか出さなくていいのですから。今現在は、基準の3分の2近く出しているのです。基準に乗らない部分も、全部、市が持っているのです、そう言っても過言ではないのです。  資料の2の中で、補助金見直し部分の3番の斜線の部分、いろいろなことがあります。それで、これは今まで市が持っていたのですよ。  ところが、今度、民間ができた場合は、国・県・市と2番の下段の表、6分の1、6分の1、6分の1でやってもらったら、大幅に一般財源が市としては助かるという私は解釈をしたのですが、その解釈でよろしいですか、どうですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  結果的には、民間さんには、もうそれ以上は出さないということなので、あとは民間さんの負担金をどのぐらい上げられるかという部分については、民間さんの努力でお願いしたいということで、礒谷委員のおっしゃるとおりだと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  保育所の場合であれば、保育所の措置費という形で民間の保育園であろうが、市が基準に基づいて算定していると思いますし、保育料の負担についても、そうだと思います。  しかしながら、今回、放課後児童クラブ、純然たる民間ができた場合に、先ほどありました生活保護の問題や市・県民税の話、税の話ですね。そこをどのように民間の方々はわかるのか。もう民間だから、結局、一律同じ金額でやったらいいのだという解釈なのか、いや、それとも同じように料金の算定は市でやってあげるよという考えなのか、その点について、どうですか。答弁していただけませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  保護者負担金につきましては、民間の場合は民間のほうで決定をして、民間の財布に入るという形になりますので、市の公設の委託料とはまた別個になりますので。そして、民間ですので、例えば塾機能も持ち合わせていることも考えられるのですが、あくまでも、その部分を外した放課後健全育成事業として認められる部分についての補助ということになりますので、負担金については、民間の想定でおられます。  ただ、減免につきましては、措置するということで市の基準に基づいてされる場合は応援をさせていただきますが、いや、いや、もうそんなのは関係なく、ひとり親でも全額もらうよということであれば、うちは基準からは外して、その補助はいたしません。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  次の質問に行きます。  7番目の支援の必要な児童への対応という形で、恐らくどの児童クラブも、いろいろ苦慮しておられると思います。実際に、河南児童クラブは直営でやっていると。それ以外は、委託をやっているということなのですが、それは社会福祉法人でやったり、NPO法人だとか、社会福祉協議会だとかいう形であるのですが、この委託料の中身なのですが、もうむちゃくちゃ透明過ぎて余裕がないなと思います。人件費は幾ら、物件費は幾らという形でやっています。  そうしたら、例えば、シルバー人材センターなんかは、事業費の何%は準備費としてくれという形でとっておられるわけなのです。  では、NPO法人だって、こんなガラス張りのぎゅうぎゅうの委託料で、全然余裕な運営をしてこないのです。法人としての会計にも、入ったら右から左に出てしまうと。イコールの関係では、ちょっと僕はおかしいと思います。やっぱり事業費に応じた収益を上げるという言葉はちょっと言葉が悪いのですが、ある程度、法人で内部留保できるような金額があってもいいと思うのですが、今の実情として、そういう費目は、委託料の中に入っているのでしょうか、お尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今の御質問ですけれども、委託料の中には、人件費の3%をそういう諸経費という形で見込んでおります。礒谷委員がおっしゃってくださったとおり、人件費で払ってしまうだけではなくて、本当に指導員を探したり、ハローワークへ行って、そういう、いろいろな目に見えないといいますか、運営するに当たってのさまざまなことを運営者の方は苦慮されておりますので、今現在、3%を見ております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)
     礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  確か私は、シルバー人材センターは恐らく7%以上とられていたと思うのです。皆さんはどういうお考えをお持ちかどうかはわかりませんが、私は3%では少な過ぎると思うのです。やっぱり、ある程度適切な費用は見てあげないといけないと思うのです。  それで、例えば平成32年度から、先ほどから何遍も言っています会計年度流用制度の問題。実際に民間さんがそうされるかどうかはわかりませんけど、やっぱりある程度、人件費も上げてやらないといけないだろうし、いろいろなものに対応できるだけのやっぱり金額は見てあげないとあかんと思うのです。私は3%が悪いとか、多いとか少ないというのは、これは私のもう私的な話なので、一度、皆さんの実情を聞いて、あげるべきだと思われるのだったらあげてほしいと思うのです。  そこで、当委員会は、副委員長を初め中川委員、それと澤井委員それぞれが合同で各児童クラブを現地調査されております。私は非常にありがたい調査をやっていただいたと思っています。  私も、実は執行部にお願いしました。いろいろなところ回っていて、どんな悩みがあったのだと。それを議会側に言ってくれないことにはわからないではないかということで、事前に各クラブからのいろいろな要望をまとめてくれたものをペーパーで起こしてもらっています。これについても当委員会の資料としたいので、委員長、一応チェックを入れてもらえませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  暫時休憩いたします。  再開は13時からとしたいと思いますので、よろしくお願いします。                 午後 0時01分 休憩                 午後 1時01分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  先ほど礒谷委員の御質問で、生活保護の扶助メニューに放課後児童クラブの保護者負担金がないかという御質問がございましたが、確認をしましたところ、メニューにはございませんでした。  なお、現在、入会する児童の世帯の中には、生活保護世帯は該当はございません。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の答弁なのですが、メニューにないというのは、結局、生活保護世帯でも負担金をかければ生活保護の算定の中に組み入れられるか、組み入れられないのか、どっちなのでしょうか。その辺をちょっとお伺いできませんでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  給付の対象にはなっていないということで確認をしました。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  ただいまの件、了解しました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  先ほど各放課後児童クラブの課題という形で整理をしていただいた書面を配付願いました。これについて簡単に御説明を求めたいのですが、どうかよろしくお願い申し上げます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  ただいまの礒谷委員の説明で、各クラブの課題、私どもは4月から各放課後児童クラブを回りまして、ハード面、ソフト面さまざまな課題があることを主任支援員を初め、代表者の方から聞き取りを行っております。  その結果、9クラブあるうちの、ここに7クラブにつきまして、ハード面とソフト面について簡単に課題を整理させていただきました。  まず、まいはらっ子クラブですが、ハード面につきましては、現在、旧の米原幼稚園を改修しておりますので、ハード面のほうには十分な入るスペースはございますが、ただ平成34年度には、平成30年度に比べて児童数が110人増加の見込みがございます。適正な規模での運営と支援員の確保が課題になっております。  河南児童クラブですけれども、年間利用につきましては、1階の多目的室を活用しているのですが、長期につきましては、児童数がふえることから、2階ですとか3階のプレールームをお借りして開設をしていただいています。長期休業期間の施設確保という部分について、課題がございます。  また、近江げんきッズ坂田につきましては、2クラブ2カ所での開設をしていただいております。夏休みは坂田小学校のプレハブの2階を今年度も借用してやっていただいているわけですが、近江げんきッズ坂田、そして坂田児童クラブ、2つの共通課題としましては、新規の住宅開発に伴う転入による児童数が増加すれば、特に今、3年生2クラスがあと2人、3人で3クラスになるというようなことから、いつクラブが順調に運営できるかというところがハード面の課題でございます。  近江げんきッズ坂田につきましては、長期休業期間の施設はプレハブ2階を借用していますが、旧の診療所との距離があることから、なかなかやりづらさというものを述べられておられました。そしてまた、支援員の確保がなかなか定着できないというところもございます。  坂田児童クラブについては、今ほど申しました学級数が増加すると余裕教室がなくなる可能性があるということが課題でございます。  大原児童クラブにつきましては、専用施設以外に大原小学校に余裕教室がなく、放課後には図工室等を年間利用している状況です。ただ、このクラブにつきましては、平成31年度に増築を予定しております。また、個別の支援、対応が必要な子供が多いというのも現状でございます。  山東児童クラブにつきましては、年間は大丈夫なのですが、長期休業期間が少し施設が手狭な状態になっているというところがハード面の課題でございます。  いぶきっ子クラブにつきましては、長期休業期間の施設、そして支援員、両方の確保が非常に困難で、ことしにつきましては春照小学校の多目的室を借用させていただいたことによって、夏休みを過ごすことができました。年間については、春照小学校からジョイいぶきまでの児童クラブの送迎が1.4キロメートルございますので、この間の子供たちの安全確保が課題であるというようなことを聞いております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  後ほど、各委員から、いろいろ現地調査されたことがあったと思います。それで、ここに書かれていないことがもしございましたら提起していただきたいなと思うのですが。  まず最初に、私に質問させていただきたいのですが、まいばらっ子クラブの場合、平成34年度には約110人の増加が見込まれると。このうち何名かが児童クラブに入られるかはちょっとわかりませんのですが、一応高い予想をつけたとして、隣の米原幼稚園で十分対応できるのかどうかについて、お伺いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  午前に資料3のほうで定員の基礎算定資料を引用してお話をさせていただいたと思うのですけれども、ちょっとそれを見ていただけますでしょうか。  現在、まいはらっ子クラブは2カ所で開設をいただいております。米原小学校の敷地内にある占有施設と、そして今の旧米原幼稚園の施設とを合わせた面積です。旧米原幼稚園については、2階は含んでおりません。1階の部分で子供たちが活動できるスペースを合わせたものを示しておりまして、まいはらっ子ですと417.2という年間の保育面積を2.47平米で割りますと、169人が定員のマックスと考えて、約170人、169人を定員として設定しております。  現在、まいはらっ子クラブの年間利用を見てみますと、平成30年8月末で、年間・長期を合わせますと170人を受け入れております。若干ですが定員を超えてしまっているというような状況になっております。  ただ、先ほども言いました毎月いただく負担金をもらうということで、どのくらい定員が下がるといいますか、見込めませんけれども、安全な面積として算出すると169となりますので、もしも児童が多くなる、特に長期についてはふえる可能性があるのですが、ここで先ほど言いました優先順位というものをもって、低学年の方から優先的に受け入れたり、ひとり親を優先的に受け入れたりという市の基準に基づいて算定をして、優先順位をつけて、待機児童も出る可能性はあるということになります。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の答弁でよくわかったのですが、実際に優先順位をつけても、どうしても預からなければならないといったことも想定されると思います。その場合に定員の弾力運用、例えば、40人であれば何%以内まで弾力運用してもいいのかということを市が独自で弾力運用のパーセンテージを持っておられるのか、ないのかについて、お伺いいたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  今ほどの話ですが、定員を1名超える場合、例えば、10月の申し込みを原則とするのですが、突然の転入であったり、保護者が急遽病気になられて入院をされるというようなケースもございます。そういったことも含めて何%までとか、1割とかいうことは言い切れない部分があるのですが、受託者様と協議の上、定員を超える児童については、やむを得ない事情がある児童については受け入れていただけるように極力協議のほうを持ちたいと思っております。  ただ、やはり安全に預かるためには支援員の確保ということもありますので、その部分は、丁寧に協議をさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の件も了解しました。  それで、配付していただきました資料で、各委員さん3名が現地調査に入っておられます。その点で気づいた点がございましたら御意見を出していただきたいなと思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  まいばらっ子クラブなのですが、旧米原幼稚園の跡ということで、先日寄せていただいたときには長期の方が入っておられて、例えばグラウンドを使う場合には、もういもこじで危ないと。ちょっとローテーションみたいな形で余りにも狭いというクレームを私はいただきました。  また、駐車場がないと。今現在は、職員の方は恐らく中学と小学校の間のあそこに入れておられると思うのですが、何かイベントがあるとあそこもいっぱいになると思うので、この辺のもう少し駐車場が欲しいという話を私は聞いたのですけど。父兄の方の出入りは何とかいけるだろうという話はされていたのですけど、支援員の方の車の駐車場。  あと、ほとんどのクラブの方は、友達が入っているから来ると。それを無理に断ることもできないし、それはやっぱりいじめの原因になるかもわかりませんので、そういうようなこともちょっと心配なこともあるのですけど、聞いた話の中では、友達が入っているから来ているというのがかなりありました。  私の意見なのですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  いぶきっ子クラブなのですけれども、今回はジョイ伊吹の子供全部を2つに分けて70人か60人にされたので、春照小もどちらも行かせていただいたのですけど、やはり春照小の多目的室でしょうか。長いし、広いし、おトイレがすぐそばにある、こんなに危険でない安全なところはないといって、支援員の方がおっしゃっていたのです。本当に子供たちも落ちついて、そんなに70人もおられるのかなというほどの静けさと、スタッフもうまくポジションについてやられていたので、みんなが落ちつく環境で広いということと、すぐトイレが近く、あれはすごくいい。子供にとっても支援員ががみがみと怒る原因もなくなるし、あれは本当によかったなと思うのです。  ジョイの場合は、やはり不特定多数の方が出入りされるので、子供もスリッパをきちっといつもそろえて脱がないといけないとか、逐一注意もされる。それは当たり前のことなのですけど、なかなか、そういうことに関しても注意をしなければならない。すると、ちょっとずつ、ちょっとずつストレスが積み重なって、子供にやっぱり影響するのではないかなということを私は思うのです。  それと、ここに書いてありますように送迎です。春照小に迎えにいって、本当にことしは特に暑かったので、熱中症になりかけた子がいらっしゃったのかな。それをおっしゃっていたのです。だからもうお茶を持って、いつも迎えにいかないといけないし、そこで事故があったら誰の責任になるのだろうということを支援員の方がおっしゃっていましたので、この問題も大切な子供の命を預かる観点から、本当に気をつけないといけない問題だなと思いました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  西堀副委員長。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  私も、今のいぶきっ子クラブの件ですけれども、あそこはジョイいぶきの関係で、いろいろな方がいらっしゃるという点で、やはり子供の安全の面で不安があるという話は聞きました。  それと、もう一つ、ゲートボールをされるところのトイレのそばの小さいお部屋で高学年の人らを預かっておられるところで、私らが伺ったときは自由に春照小のほうに行く子と分かれていたので少しだったのですが、余り環境があそこはよくなかったのでトイレがそばですし、もう入る前にもうお手洗いがあって、大人のトイレですし掃除もやっぱり行き届いていないような不潔なにおいもしましたので、あそこは何とか改善、あそこをやめにして、もうちょっと違う場所がとれないものかなと、それは感じました。  あとに関しては、春照小学校の今の件は、澤井委員がおっしゃったように、いい環境だなと思いました。あそこに集約ができれば本当はいいのですけれども。ふだんのときの子供たちの環境面で今のお手洗いのそばのところを使っておられることということに関して、余り私はいい気はしませんでした。もう少しいい環境でさせてあげたいなと思いました。  もう一つ、いぶきっ子の辺ですが、先ほど礒谷委員がおっしゃっていた3%の運営していく上でのいろいろな面、あれがやはりそこでもすごく少なくて、運営していく面で大変ということをおっしゃっていました。というのは、支援員の先生に来ていただくのに、なかなか来ていただけないので、2時間でもいいから、少しでもいいからということで口コミでお願いをしていく。そのときに、していく中で、そうするとたくさんの方が行くわけですね。その人たちの給与計算にしても、物すごく事務量が大変でという話は伺いました。それを今、お伝えしておきます。  それと、大原の児童クラブですが、先ほどから駐車場の件に関しまして職員の駐車場ということで、この間も一般質問でさせていただいて納得はしたのですが、保護者のお迎えの駐車場ですけれども、あそこに関して、今、五、六台とめられるのですか、現存しているところ。そこに今、木が植わっている部分を何本か切ってという話を伺ったのですが、そこの部分に何台ぐらいとめられるスペースがあるのかなという辺がちょっと心配なのです。
     放課後児童クラブなので一斉にいらっしゃるということはないと思うので、多分それで回れるかなと思うのですけれども、万が一、時間帯によっては車が重なる部分があると思うのです。そういうときに関しての対応をどうされるのかなという辺を、ちょっと心配になったとこら辺です。  あとは、また先ほどから中川委員、澤井委員がおっしゃっていましたし、また、要望の紙を渡すとかいう話も伺っていましたよね。もらってくださった、米原ね。また、まとめたものを渡していただくというような話もちらっと聞いたような記憶がありますので、また、その辺が私たちの手元に入りましたら、改めてまたお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員 ○委員(中川松雄)  済みません、もう1点忘れていたのですけれども、坂田児童クラブの遊び場所、テレビ、勉強するところが一緒の場所で、もう全然落ちつきがないので、あの辺を何とかしてあげたいなということは向こうの方も私もちょっと感じたのですけれども。とにかく狭いもので、もうくっちゃくちゃという感じ。勉強している人や遊んでいる人や、もういろいろな。部屋が少ないもので不便さをちょっと感じたのですけれども、向こうの方も、これではちょっとまずいのですけどとは言っておられました。それぐらいです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今、3委員の方から、いろいろな御意見、要望等があったと思うのです。もし、これに、今、答弁しておかないといけない、もしくは市側の執行部の考えを伝えておかないといけないということがあったらお願いします。なければないで結構です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  ちょっと順番どおりにいかないかもしれないのですけれども、3委員が放課後児童クラブのほうに関心を本当に持っていただいて訪問していただいていることにつきまして、深く感謝申し上げます。  その上で、今、大原児童クラブの、西堀委員のほうから保護者の駐車場が今現在何台で、広げたらどのくらいかということなのですが、今、軽の車で7台ぐらいとめられるようなスペースがあるのですが、木を2本伐採することでもう3台、きっちりとめれば10台ぐらいとめられると推測しております。  それと、出入りによって使われるので10台あればいいとは思うのですが、もしも万が一ここがいっぱいの場合は、小学校のほうと共有をさせていただいて、正面玄関の前にも、とめていただいていいよということを言われていますので、そうすると、道を渡らずに保護者さんが回っていただけますので、そういうような形で駐車場のほうは共有をさせていただいております。  あと、いぶきっ子さんの管理棟の話だと思うのですが、今、15人ぐらい入っておられます。私も実際見てきまして、やはり声としては、冬の寒いときは下にカーペットを引いているので突きつけるような寒さがあったり、暖房は入れているけれどもというようなことも聞いておりますし、不特定多数の方が見えますのでということもちょっと不安を感じておられるのも聞いております。  また、これは小学校と行く行くはことしのうちに協議をさせていただいて、また解決の方向に検討していきたいなとも思っております。  坂田児童クラブについては、今、結果として11人の児童さんで、先ほども面積で2.47平米ですと25人が定員というような形で思っておりますが、もう少しクラブとして、あの部屋だけでは狭いという問題がございましたら、そこもまた学校を含めて協議の場を持っていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  それでは、また私の質問に戻りたいと思うのですが。  7番目、8番目ということで、支援の必要な児童への対応、管理上危険な行動や集団生活を乱す児童への対応という形で書かれています。これについても、以前よりも毅然とした態度で臨んでいくというような執行部の答弁が見られました。これについては、大変、私はよいことだと思っていますので、ぜひとも有言実行で行っていただきたいなと思います。  それもあわせてですが、中期的な方針という形で規模の平準化、1支援単位を構成する児童数はおおむね40人とされていますがという形で平準化を図ろうとしておられるのですね。ところが、40人に1人、主任指導員が必要になってくると理解しているのですが、そういう理解でよろしいでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  はい、1支援単位に主任は1人配置することになっております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  その中で、長期的な方針の3番目で、放課後児童クラブの支援員の人材確保は喫緊の課題でありと。支援員の役割を明確にした上で、年間を通じたフルタイム雇用で安定した職業となるよう県や国へ要望しますと。県や国へ要望するのは、それはそれで僕はよろしいと思います。だけど、片一方で喫緊の課題だと言っているわけですよ。だったら、このことをやっぱり何とか市としても考えていかないといけないと思うのです。やっぱり支援員の確保にどのクラブも苦慮されているわけなのです。ここで、執行部として何か妙案はありますか、どうですか、お尋ねします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  妙案と言われますと、ちょっと妙案ではないと思うのですが。済みません、妙案ではないです。  ただ、今、学校のほうで加配支援員としておられるサポーターさん、夏休みはサポーターさんがいらっしゃいますので、そういう方に協力をいただいて、夏休みは一気に子供さんがふえますので、やはりそこの支援員確保が一番難しいところで、年間を通じてだったらまだ安定しているのですけれども。夏だけふえる、そこだけ来てくださいというような形になるので、サポーターさんに協力をいただくこと。それから、近隣の保育を目指す大学であったり、それから看護学校であったり、そういったところに、ことしも夏休み前にお声をかけさせていただいて、学生のアルバイトさんを市も探すような形で協力はしておりますが、今の段階では、そのようなところでございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  委員の皆さん、ちょっと思い出してほしいのですけど、3月のこの委員会のときに、何、長期休暇までやるのかということで、委員の皆さんは大変驚かれたと思いますし、そこまで何でやらないといけないのだということで私が質問したら、上からの御指示でございますというような話があったわけなのですが。実際もう体制が整えられなければ、やっぱり長期休暇の受け入れについては当然断っていくべきではないでしょうか。この考え方について、どう思われますか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  先ほども市の方針の中の資料1の5番目のところに、2ページの下段のほうに書かせていただいたとおり、年間利用をする児童を優先的に受け入れたいと思っております。長期休業期間の利用児童が定員を超える場合は、十分受託者と協議の上、低学年を優先として待機をする場合があるという方針でおります。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  方針を出されたわけですから、これについては先ほども言いましたが、毅然とした態度で臨んでいただきたいなと思います。  それで、あわせて、先ほどいろいろな委員さんから御意見、御要望があったと思います。その中で、私が、今、放課後児童クラブでジョイいぶきさんのように、もしくは指定管理でやられているお家笑里クラブさんのように、同じ館に違う人がいらっしゃる、大人の方がいらっしゃる、管理者がいらっしゃるということであれば、例えばジョイいぶきで何か緊急事態があっても、応援体制がとれますよね。近江公民館だって、私はそうだと思うのです。人やお金に色がついていないので、どう分けてあるのか、ちょっと私もこの点については疑問に思うところはあるのですが、お家笑里クラブさんだって、そうです。何かあったときには、ちょっと手伝ってなという形でお願いできるところもありますよね。  ところが、他のクラブによっては、本当にもう今のスタッフだけしか、その施設にいないという場合があると思うのです。やっぱりここでは、対応に歴然の差があると思うのですよ。だから、この差をなくすための何か方策は持っておられますか。ちょっと難しい質問になってしまいましたが、どうですか。もし何か答えられるようであれば答えていただきたいなと思うのです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長 ○こども未来部長(田中博之)  今、御質問いただきましたことは、大変、私どもも危惧するところでございますが、対応としては、今のところ、これといった方法はございません。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  いろいろ長く、私も質問したため、焦点がぼけてきたところもありますので、最後に押さえという形で。  年間利用の負担金の見直しということなので、私は8,000円よりも9,000円のほうがしっかりできるであろうと。なおかつ、人件費についても、その増額した1,000円で何とか待遇改善をしていただきたいなと思いを持っておりますが、保育行政、子育て行政について、平尾市長は滋賀県一、子育てしやすい環境を当市としては整えるのだということを言っておられます。私は、これはお金の問題ではないと思うのです。やっぱり質の問題だと思うのです。質が滋賀県一ではなかったらだめだと、私は理解しております。  実は、平尾市政に対しては、この部分、負担金の増額・見直し、私は本当に平尾市長がうんと言ったのかなと思って、不思議でかなわないのです。あの人は、いろいろな保育園でも2子以降無料化とか、奨学金の問題でも貸与だと言って頑張ってやっておられる割りには、この部分については、えらい増額に対してうんと言われたということなので、この提案をしてくれているのだと思いますが、平尾市長は、この点について何か特段お話はございましたか。それについて、あったらお伺いしたいのですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  今回の負担金の見直しは、やはり主となりますのが月によって額が異なっていたことを統一するというのが一番目指したところでございまして、その部分を市長としても、まず中心に考えていただいたのではないかなと思っています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  いや、それはやっぱりちょっと違うでしょう。統一するなら、単純に平均したらいいだけの話であって。負担金を徴収するほうなので、やっぱり基準をしっかり持たれていないとだめだと思うのです。単に平準化したということでは、それは徴収するほうにとっては力が弱いですよ。やっぱり私が先ほど申し上げました負担割合でとるということでされたほうが私はいいと思います。  それで、この条例改正なのですけど、8,000円というのは別表で上がってくるわけなのですが、長期休みのことについては、従来どおりだというようなお考えだと思うのですが、この条例に長期休みの期間は定まっていますが、例えば、従来、執行部は8,000円としようと思っておられるわけです。プラスアルファが長期休暇には発生すると思うのです。その文言を条例の中に入れなくていいのかどうか。何か長期休暇については、別添市長が定めるとか、そういうような文言が入ってくるべきではないのかなと思うのですが、その点の見解について、わかれば御答弁いただきたいのですが。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  米原市の放課後児童クラブ条例の中で、負担金は年間利用する方の負担金の表と、夏休みとか冬休み等の長期だけ使う人の負担金が分かれておりますので、特に、今、御質問いただきましたプラスアルファという形で書く必要はないのではないかなと思っています。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  ということは、もう既に書かれているという解釈でよろしいですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  長期休暇の負担金ということでは、別表の2番の中で明示しております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  たまたまその点に改正がなかったので、載ってこなかったという解釈ですね。それで、よろしいか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  そのとおりです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  次、民間の補助金に対する補助なのですが、委員の皆さんも、いろいろ私と執行部とのやりとりの中で何でかなというように、みんな首をかしげられていると思うのですが、このままでいったら、放課後児童クラブ運営事業補助金の391万3,000円については、当委員会としては補正額を認めるわけにはいかないということになってくるかと思うのですが、実際はこの補正予算は、議案としてはほかの部局の部分も全て含んでおりますので、このことだけに限って否決してしまうというのも、ちょっと僕は問題があるようなと思います。  その点で、まず副市長さんにお尋ねしたいのですけど、この民間の補助金を創設するに当たって、委員会と、それから執行部側といろいろ答弁のやりとりがありました。やはりこれは今の段階で必要だとお感じになりましたか。それについて、ちょっと御答弁願えませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)
     岡田副市長。 ○副市長(岡田英基)  ありがとうございます。  もちろんこうして補正予算をお願いしているわけですから、必要と感じて予算を要求させていただいております。当初、当然、我々としては、放課後児童クラブ公設をきちんと定数をそろえて整備しているわけですから、本来こうした補助金はどうなのだという御意見であろうかと思うのですけれども、実際、現実としまして、お家笑里クラブに行かれているお子さんもおられて、また、そこに通わせている保護者さんもいらっしゃいます。子供さんにしてみれば、行っておられる状況には、公設も民営も変わりないわけですから、やはり国の基準に合致して運営されているのであれば、やはり同じ条件でこうした助成金を出していくということが必要なのではないかなということで、10月からではありますけれども、お願いをしたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  私が、そういう意味で質問した、ちょっと私の質問のやり方がまずかったのかもわかりませんが。  それでは、副市長なり教育長もいらっしゃるので、ここで、もう一回再質問をしたいのですが。我々、委員会の委員と執行部側のやりとりを聞いて、ああ、なるほど、これはつくるべきだなというふうに、すこんと頭に落ちましたか。それをちょっと答弁していただきたいと思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  岡田副市長。 ○副市長(岡田英基)  私も、この補正に関しまして、以前から担当課ともお話を聞かせていただいておりますので、私なりに頭の中には入ってはおります。ただ、そうした部分で十分な御説明ができていない点がありましたら、そこは申しわけないなと思っております。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  なかなか、こういった委員会の場で、このような議論ができたことは物すごく価値のあることで、今後の米原市の放課後児童クラブの運営全体にかかわっての議論をしていただいたということは非常にありがたいなと思っておりますし、これから執行部側としても、さらなる、はっきり言えば、もう我々は子供たちのためにいかに過ごしやすい居場所をつくってあげるかということを前提に考えているので、先ほど副市長が言われたように、民であろうが公であろうが、やはり僕は一定の形では保障してあげたいなという思いであります。  ただ、すとんと落ちたかどうかということは、やはりいろいろ考え方もありますので、私は一定議論していただいて、その上で、やっぱりうちが考えていることも理解していただいているかなという思いもあります。  以上であります。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  私は、何も民間の補助金を創設することに反対しているわけではないのです。これは大いにやってくださったら結構ですし、かたくなに私が再質問した中でも、6分の1、6分の1、6分の1という形でいいのかと。市は6分の2にあげてもいいのではないかという考えでも、かたくなに国の基準とおりだという答弁でした。このことについては、国が一定基準を示されてあれば、それでもいいかなと思うのですが。  私が今ひっかかっているのは、指定管理で1年を通してやりますと言っておられるわけでしょう、放課後児童クラブを。ということは、もう既存路線であるというものに、わざわざ補正予算をとって、中の項目を振りかえないといけないのかということですよ。だったら、ごく自然に考えたら、この391万3,000円が宙に浮いてしまうのではないかなと思っても不思議ではないでしょうね。その点の、やっぱり答弁がすんなりいっていないのですよ。今、これをもう一遍、すんなりいくように答弁を求めたら、ちゃんと答えていただけますか。どうですか。 ○委員(中川松雄)  今、礒谷委員のと関連するのですけれども。  先ほど私も、例えばお家笑里クラブが、今、どんな営業をされている、どんなお金の流れだと。だから、それで収支のあれを言ってくださいと。今現在、健全に経営されていると思います。これで、この予算をつけたと。今、礒谷委員が言われたように宙に浮くような形ですよね。そのことです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  田中部長。 ○こども未来部長(田中博之)  平成30年度の指定管理業務に影響することはないと思っております。今現在、近江公民館でのクラブとしての事業の財源として今の講座ということで、保護者からの負担金でもって、恐らく厳しいのではないかなと思っておりますが運営をしていただいております。そこへの民間による公設クラブを支援していただくということでの制度設計をし、提案させていただいたところです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  もっと平たく言えば、これ10月以降という形で恐らく補助金を出されるんだと思うんですが、そしたら、4月から9月までやっぱり391万3,000円は必要であったんと違うの、お家笑里クラブさんにとっては。そしたら、その391万3,000円はどこから流用されているのかということが、私は聞きたいんですわ。どうですか。  ちょっとね、ピンと来てくれやあれんのですけれどもね、先ほど私、指定管理の関係でお尋ねしたときに、減額は予定してないということなんですよね。減額は予定してないわ、391万3,000円は別途補助金で来るわ、もっとわかりやすいために、4月から9月いっぱいまでお家笑里クラブさんは391万3,000円必要やったん違いますか。この391万3,000円は、どこから持ってきてやったんですか。自分とこの内部留保が500万円も1,000万円も持ってはったわけですか。その点について、御説明願いませんか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  民間クラブのお家笑里クラブさんの中身について詳しく、正しく説明できるかどうかわかりませんが、聞いているところでは、やっぱり指導員の出勤時間を最小限に抑えたり、公民館の職員がフォローに入ったり、特に節約を努めたり、指定管理業務の中で事業の節約といいますか、直営ということで人件費をかなり節約されているかのようには伺っております。  ただ、今後も安定的、継続的に児童クラブを運営していただきたいというようなことで、今回補助を出して、その補助金を出すに当たってもこちらも審査をすることが幾つもありますので、出せる、出せないというのはわかりませんけれども、平常のそういう節約をしなくても、正しく運営ができるような状況になっていただけるのかなというふうには思っております。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  やっぱりね、今の答弁でもきちっとやっぱりお互いにフォローしおうているということが出てきているわけですわ。そしたら、人やお金には色はついていません。さっき言いました、ジョイいぶきででもそうですわ。何かあったら助けてもらえるかもわかりませんね。こういう施設ですね、例えば、指定管理と放課後児童クラブが受託機関も仮に一緒やというところについては、何らかのチェックを入れなければ、私はならないと思うんです。  今までいろんな答弁を聞いてきているんですけれども、頭にすこっと落ちたことが余りないんです。特に、この391万3,000円の補正については、私は納得いきません。しかし、お家笑里クラブさん、先ほど言いましたように、非常に児童が多く利用されています。この点はやっぱりサービスがええということの結果のあらわれやと思うんですね。やっぱりここはここで私は助けてあげたい気持ちはあります。だけど、これ会計処理の問題です。お金の問題ですから、後で禍根を残さないようにきちっとここは線を引いた形で分けてもらえるような頭の解釈ができないと、私はこの391万3,000円については、認めるわけにはいきません。  ここでちょっと財政課も同席してますので、私ははっきり言って、この補正予算第4号を否決するつもりはありませんが、仮に紳士協定の中で391万3,000円、当面凍結してくださいということがあり得るのかどうか、ちょっと財政課の見解をお伺いします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  西村課長。 ○財政課長(西村善成)  今の御質問ですけれども、議決をいただいた部分について執行保留をすると、そういう内容かと思います。それで、通常予算が議決されれば、次、補助金を執行する段階で財政課も書類の審査をいたします。その中で今、議員のおっしゃっている会計処理の明確化、そこはやっぱりチェックのポイントになろうかと思います。  そういった点で、現課の管理職も含めまして、財政課も審査いたします。そこである一定の方針が示されるのであれば、そこは支出すべき内容やと思います。ただし、不明瞭な点が散見されるのであれば、やはり訂正なり、改善策を財政課としても指示する必要があると考えております。  ちょっとしっかりした答弁ではございませんけれども、今ちょっと考えとしては、そういったところで答弁させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の件は、この常任委員会で最後、全ての質問が終わった時点で協議をしてみたいなというふうに思います。いろいろ長々と質問をさせていただきましたが、私からの質問はこれで終わります。ほかの委員の皆さん、御協力ありがとうございました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  63号、67号についての質疑を続けます。  御質疑ありませんか。  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  今までずっと礒谷議員と、それから他の委員の方々との質問を聞いていまして、私が感じたことは、やはり放課後児童クラブそのものをもとの制度できちっとやっていくべきでないかなというふうに思うんですね。最初この制度ができたときは、やはり就労対策であるとか、あるいは祖父母がおられる方はやっぱり御遠慮願いたいというところからスタートしたわけですね。それがもう今になって、この資料を見ても、就労率が77%ですか。今、国の就労率でも四十数%しかないのに、実際、今その児童が児童クラブへ通っている親御さんの就労率が本当にこの77%もあるのかどうかということが、私も少し疑問でもありますし、祖父母がおられる方にしてみたら、やはり友達が行くから行くということでもなく、教育長が言われるように、地域の中で声が聞こえない。まして子育てというのは、この制度が始まったときに、やっぱり自分の子供は自分で育てるのが原則やと。子育ての第一義はやっぱり親が育てないかんという、その辺から始まって、いろんな議論を重ねてきて、本日のこういう制度ができ上がってきたと思うので、それがこの子育て、滋賀県一を目指したというか、そういうこともあって、もう何かとめどもないところまで広めてもうて、誰でも彼でももうとにかく児童クラブへ入ってくれと。入ってもらったけれども、支援員がいないから、やっぱり十分なあれができないと、支援ができないというのが現状やと思うんですね。やっぱりこの制度そのものを充実させていくのには、国が基準としている40人体制ですね。やっぱりそういうのをきちっとやっていくということが正しいのではないかなというふうに僕は思うんですね。  できれば、充実した子育て、それとやっぱりそういう地域との関係、親との関係ですね。今、新聞なんかでも子供が泣いているから、殴って殺してもうたとかね、そういう関係がやっぱり出てこないということは、もう何ていうかな、社会が上げ膳、据え前で子育てをやり過ぎてんのと違うかなという、そういう思いもするんですね。その辺のことから考えてみると、もう少し検討する、受けたらいい、補助金、お金を出したらいいだけでなしに、真の子育てというのはどういうことかという、もう一遍原点に戻ってね、制度そのものから考えてみたらどうかなと思うんですが、これは僕の希望というか、答弁はよろしいけれども、その辺は十分考えてみてください。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに質疑はございませんか。  よろしいですか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  それでは、議案第63号、67号についての質疑を終結いたします。  次に、議案第66号 米原市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  阿原課長。 ○子育て支援課長(阿原麻木子)  それでは、議案第66号 米原市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  条例改正の趣旨は、放課後児童支援員の基礎資格要件を拡大するものです。  新旧対照表をごらんください。  具体的な改正内容としましては、条例第9条第3項第4号に規定しています支援員の資格について、改正前は学校教育法に規定された幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校または中等教育学校の教諭となる資格を有する者であったところ、改正後は教育職員免許法第4条に規定する免許状を有する者とし、免許状の更新の有無を問わないことを明確にしたものです。  次に、同条第3項第5号については、学校教育法の改正により、新たに創設された専門職大学の前期課程を修了した者も放課後児童支援員の基礎資格の対象とします。専門職大学は、平成31年4月から開設される大学で、専門とする職業分野の高度な実践力と豊かな想像力を育てる新しいタイプの大学です。  次に、同条第3項第10号は、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者で、市長が適当と認めた者を基礎資格に追加するものです。  なお、附則において、施行期日は公布の日からとしていますが、専門職大学の前期課程を修了した者を追加する改正規定は、平成31年4月1日からとしています。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  御質疑はございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に議案第68号 米原市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  奥村次長。 ○こども未来部次長保育幼稚園課長(奥村義治)  議案第68号 米原市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、説明させていただきます。  今回の条例改正につきましては、省令の施行に伴い改正するものですが、家庭的保育事業につきましては、現在まで米原市での事業実績はありません。そのことから、この事業につきまして、簡単に説明をさせていただきます。
     家庭的保育事業は、保育所開設基準である20人に満たない園児数でゼロから2歳の子供を対象として、地域に根差し、保育・認定こども園と連携しながら保育を行う地域型保育事業の一つで、家庭的保育のほかには、小規模保育・事業所内保育・居宅訪問型保育があります。  家庭的保育は、保育者の家を保育室とするなど、5人以下の少人数で家庭的な保育のもときめ細やかな保育を行うもので、利用できる保護者は共働きの世帯や親族の介護など家庭での保育ができない保護者が対象となります。  平成30年4月時点における県内の開設状況は31カ所で、家庭的保育事業を含む地域型保育事業としては、全てが彦根市以南での開設となっており、ほとんどが民間によるものとなっております。  今回の条例改正の主な改正内容は3点です。1点目は、家庭的保育事業等の職員が病気等により保育を提供できなくなった場合に、代替保育に係る関連施設の保育義務の緩和。2点目は、家庭的保育事業に対する食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大。3点目は、家庭的保育事業に対する自園調理に関する規定の適用猶予期間の延長です。  新旧対照表1ページをお願いします。  第5条第5項、第6条第1項においては、文言の整理を行います。  2ページをお願いします。  第6条に第2項を加え、3ページをお願いします。同じく第6条に第3項を加えることにより、今まで家庭的保育事業所の代替保育として確保できる連携施設は、保育所・幼稚園・認定こども園でしたが、地域型保育事業所を含めることができるようになり、確保義務の緩和が図れることになります。  3ページをお願いします。  第16条第2項に第4号を加えることにより、保育所・幼稚園・認定こども園等から調理業務を受託している事業者に調理を委託することができるようになるなど、家庭的保育所に対して、食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大が図れます。  4ページをお願いします。  第45条及び附則第2条は、文言の整理を行います。  5ページをお願いします。  附則第2条に第2項を加えることにより、家庭的保育事業に対する自園調理に関する規定の適用猶予期間の5年間を10年間に延長することで、現行の調理体制を存続することが可能となります。  なお、附則において、施行期日は公布の日からとするものです。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第68号 米原市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  御質疑はございませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  確認なんですが、今回の改正は当市には全く該当がないものであるんだけれども、大もとの政令が改正になったので、語句の整理をするという解釈でよろしいですか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  奥村次長。 ○こども未来部次長保育幼稚園課長(奥村義治)  そのとおりでございます。省令の改正に伴いまして、条例を改正するものでございます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  あわせて、ここ二、三年に該当するような例が出てきそうでしょうか。出てこないでしょうか。その点どうか、今の市内の動向はどうでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  奥村次長。 ○こども未来部次長保育幼稚園課長(奥村義治)  今現時点で、このような形での地域型の保育という部分での要望というか、そんなんは聞いておりません。これから保育の需要というか、そんなことの中でやっぱり必要になってくる場合があるともわかりませんので、その分については、対応させていただくという形になると思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  大変よくわかりました。最初からこう言ってくれはるとね、ふーんと飛んでまうやん、こんなのは。政令の改正で該当があるんやったら、やっぱりきちんと言うてもらわなあかんけれども、該当がなかったら、こんなもん時間の無駄やで、ぱっぱっぱっと言いますさかいね。今後そういうことでよろしく頼みます。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかにありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  それでは、執行部の皆さん、大変御苦労さまでございました。御退席いただいて。 ○委員(礒谷晃)  委員長、ちょっと一言申し上げてもよろしいやろうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  どうぞ。 ○委員(礒谷晃)  実は先ほど、補正予算の話でいろいろ私も言いました。ところがですね、本会議は、最終の本会議は26日だと思いますね、たしか。やっぱりそれまでに執行部さんとして、みんなに頭にすこんと落ちるような説明をしていただけるんなら、私は、委員長、違う日にでも、委員会を開催してくれやってもよろしいと思いますが、委員長、どういうお考えでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  暫時休憩といたします。  日程調整を発していただきます。                 午後 2時03分 休憩                 午後 2時26分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど礒谷委員から質問がありました件について、執行部から答弁ができるようであれば、お願いをしたいと思います。  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  済みません。公民館の指定管理を担当する立場としてお話をさせていただきたいと思います。答弁になるかわかりませんが、お願いします。  先ほどから、まずお家笑里のほうに子供がたくさん集まるということで、これはサービスがええからやろうということで出たるんですけれども、実際僕の認識としては違うんですね。何でここに子供が集まるかというと、まずやっぱり信頼があるから、ここに集まると思っているんです。ほんで、保護者がやっぱり安心して預けられるということで、そこの取り組みとしてはやっぱり子供を叱るとか、褒めるとか、こういったしつけの部分でやっぱりしっかりしてはるというのと。やっぱり子供がここへ行きたくなるような取り組み。そういったことで保護者の人気をつかんでいるのかなということで、サービスだけではないということで認識をしております。  もう1点、指定管理の関係で、今度補助金が行ったら、もうけてまえるんちゃうんかというような話とかもあるんですけれども、基本的には指定管理施設の運営というのは、ほとんどが指定管理料で賄っているのが現状やと思います。この指定管理料というのも、ほとんどがこの施設を管理運営するためのものなので、ほとんどが人件費とあとの施設のメンテ関係とか、光熱水費とか、そういった部分に消えてしまいます。  今回それ以外の事業というか、講座というものに含まれている部分がざくっと当初の計画というか、予算の段階では250万円ぐらいを見たるんですけれども、それにはたまたまこの放課後児童クラブの部分もあるかもしれませんけれども、たくさんの事業をされているということで、そういった部分で消えてしまっているのが現状です。この250万円というのも講師の謝礼とか、そういった部分なんで、実際この公民館施設がもうけるというような部分にはなってないと思います。  じゃあ、何で今回この放課後児童クラブをそこで運営していてうまいこと回せるのかという部分なんですけれども、それはやっぱり指定管理者がかなり苦労されている部分があります。一つは、今の保護者負担金を市よりも少し、通常5,000円ですけれども、それを6,300円でしたか、少し上げて、保護者負担金をふやしておられるという部分もあります。それと、公民館が行う事業とか施設の取り組みというのには、たくさんの地域のボランティアさんとかサポーターさんらがやって成り立っている部分がたくさんございます。この放課後児童クラブについても、たくさんのボランティアさんがかかわっておられて、通常でしたら、1時間当たり幾らという指導員の手当を払うべきものを、ボランティアということでもらわずに、そういった精神でやっていていただいている部分もあるんで、そういった部分で賃金も払えていない部分もあるかと思います。  それと今回、3月で講座事業やということで自主事業にしなかったのは、施設の使用料が発生するとやっぱり迷惑がかかるということで、そこの貸し館部分の施設使用料がないです。それを自主事業にしようと思うと、それもいただく必要があるので、そういった部分で工夫をされているのではないかなと思います。  今回この半年分でも、例えばこの制度でこのお家笑里クラブが合致してもらえるというのになるのなら、そういった施設使用料であるとか、指導者への賃金、そういった部分をほんまに公でやっているような児童クラブと同じような運営の経理の仕方ができるんじゃないかというふうに、できればそういうふうにやってあげるといいかなと思います。  以上、ちょっと補足といいますか、説明になるかわかりませんけれども、意見とさせていただきます。以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  また、私も同じようなことを、先ほどと同じようなことをちょっと繰り返すんですけれども、やっぱりお金の流れというものは一番大事なもんでね。今250万円で講師の謝礼とか言われましたが、どんな人に何を払ったのか、ボランティアさんが多いと、この半年間でどのくらいの人がボランティアさんで入られたとか、不透明なところが多いですわね。  300万円以上のお金を出すために、これ皆さん、困っているのは、旧のクラブ、皆、いろんなことで支援員さん、いろんなところで困っておられますし、お金さえちょっと時間給でも上げてあげれば、集まるかもわかりませんし、やっぱり公平な目で見てあげんと、こういう不透明なところが多いで、私はちょっと意見を言わせてもらっているんやけれども、本当に、例えば半年で200万、250万円の赤字が出ています。こういうような状態ですという、こういう明らかにこういうのを持ってきてくれはったら、こういうような事情ですよと。したら、皆さん、そうかと納得すると思います。ただ、困っておられると、民間と公営とバランスをとるために出すと。この理由だけでは、どうしてもちょっと私たちとしては、はいとは言いにくい面があります。これだけです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  指定管理料の運営ということで、それは管理者の裁量によってやっていただいているものでありますので、一概には言えないです。金額としてはわからないです。ただ、先ほどの250万円というのも、あくまでもうちが予算上見ているものでありまして、指定管理の中で運用されているので、例えば講座にしてもたくさん、先ほども言いましたように、放課後児童クラブじゃなくて、子供に関するやつとか、青少年とか、お年寄りに対するいろんな講座もありますので、そういった部分も使われているということで、ほとんどが放課後児童クラブで使われているということではないのだけ御理解いただきたいと思います。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  中川委員。 ○委員(中川松雄)  例えば、お家笑里クラブさんの指定管理者の方が、これだけくださいとか、これだけちょっと足りんのでくださいとかいう要請でもあったんですか。ちょっと聞きたいです。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  私の聞いている限りでは、あくまでも3月から申しましたように、自主運営でされるということで聞いています。たまたま今回こういった部分でこういう補助制度ができて、自分ところが対象になるのなら、もらえるにはこしたことはないということは聞いていますけれども、はっきりとした意向はお聞きはしていません。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  お家笑里クラブさん、自主運営でやられていると。それに地域の方々が支援をされていると。ボランティアという形であろうが、人的支援もあると。これはいいモデル事業と違いますやろうか。委員の皆さん。これをですね、市が補助金を出したために、そのいいモデルを潰してしまっていいんでしょうか。私はこれは、こんなうまい運営をされているんやったら、モデル事業として、他の地域にも広げていっていただきたいなと思うんです。市は金さえ出したらええんやろう。金さえ出したさかいにやな、ボランティアが動かんようになってもうて、地域を崩壊に追いやったのが、市の補助金と違うんかと、私は言われても困りますわ。委員の皆さん、どう思われます。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  何かありますか、発言は。  西堀副委員長。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  いや、私も礒谷委員のように、それは理想的かもわかりませんけれども、いろんなボランティアで行っているのに関しますと、なかなかそのボランティアを継続しながら続けていくという安定したボランティア活動のその人的なものに関しては、特に不安定なものがいっぱいありますので、やはりその辺からいくと、私はやはり補助金を出してあげていただいて、出し過ぎは要らないと思いますけれども、最低限のやっぱりその辺の、先ほどから8,000円を9,000円にするという辺もそうですし、その支援をしていただいている方への収入という、見返りといったらおかしいですけれども、やっぱりその辺のお金に関してはきちっとある程度の保証はしてあげないと難しいかなと思います、続けていただくためにはね。突発的に打ち上げ花火的にモデル的にやるのはいいかもしれませんけれども、私としては、なかなか長続きはしないのではないので、不安定なので、ちょっと賛成しかねる部分はあります。  以上です。
    ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかにありますか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  委員長の裁量権でちょっとお願いしたいんですが、今回傍聴の議員の方には、当地域に精通された中川雅史議員や山脇議員もいらっしゃいます。この際ですので、もし傍聴議員に質問、発言権を許されるんでしたら、委員長の裁量で判断していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  過去において、常任委員会で傍聴者の発言は認めてこなかったという経緯がありますので、今回に限ってという御要望でございますが、やはり原理原則、傍聴者の発言は認められないと思いますので、よろしくお願いします。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  ただいまの件、了解いたしました。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ほかに執行部からの発言はございませんですか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  なければ、質疑を終結いたします。  なお、議案第63号補正予算につきましては、後日改めて説明を求めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  暫時休憩をいたします。  再開は、2時50分といたします。  執行部のみなさん、御苦労さんでした。                 午後 2時38分 休憩                 午後 2時59分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、順次、討論、採決を行います。なお、予算案件につきましては、可否についての確認のみを行います。  なお、議案第63号につきましては、審議終了しないため、64号から順次進めていきたいと思います。  議案第64号 平成30年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、可否の確認を行います。  原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと確認しました。  次に、議案第66号 米原市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより議案第66号を採決いたします。  当委員会は本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第67号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  討論の前に、修正案の提案を動議いたします。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ただいま議案第67号に対する修正の動議が提出されました。  提出者から提案理由の説明を求めます。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  議案第67号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、年間利用の負担金、児童1人につきの月額でございますが、負担金額が8,000円とするところを、9,000円に修正動議をいたしたいと思います。  その理由といたしましては、先ほど当委員会に配付されました資料2をごらんいただきたいと思います。  執行部の説明では、通常5,000円。月によって異なる金額を平準化して求めた金額8,000円との説明でございますが、ただ単に平準化するだけで何ら算出の根拠のないものと私は思いました。  資料2の配付資料をごらんいただきたいと思うんですが、②の米原市の現状と国の想定というところの下段、国・県・市・保護者の負担割合が明記されております。これは国の想定されるもんですが、国と県と合わせて特定財源が3分の1ございます。残り3分の2を設置者である市と保護者とで折半してはどうかという、私は考えに立っております。そのため、国・県3分の1、市3分の1、保護者3分の1という形できちっと規定をしたほうがよいと思います。  あわせて、配付資料は保護者負担金改正案補足資料で出ております。前年度の事業費を、先ほど申しました算式によりまして出しました年間利用者1人当たり負担金の月額が9,070円と出ております。この9,070円を丸めまして、9,000円で1,000円増額となる分について、各放課後児童クラブの人件費と体制に充てていただきたいなというふうに思いますので、先ほども申しましたが、負担金額8,000円のところ、9,000円へと修正を動議するものでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(堀江一三)  ただいまの提案に対し、質疑はございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論は、ただいま提案のあった修正案及び原案とあわせて行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                  (「異議なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  異議なしと認めます。  暫時休憩いたします。                 午後 3時04分 休憩                 午後 3時07分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  御異議がありませんので、原案及び修正案をあわせて討論を行います。  討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  討論なしと認めます。  これより、議案第67号を採決をします。  まず、ただいま提案があった修正案の採決を行います。  修正案に賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、修正案は可決されました。  次に、議案第67号中、ただいま可決されました修正箇所を除く部分の採決を行います。  当委員会は本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。                 午後 3時08分 休憩                 午後 3時09分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議案第68号を採決いたします。  当委員会は本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。
                      (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時休憩いたします。                 午後 3時10分 休憩                 午後 3時10分 再開 ○委員長・分科会長(堀江一三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  もとに戻ります。  次に、議案第68号 米原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(堀江一三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより、議案第68号を採決いたします。  当委員会は本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(堀江一三)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  先ほどの議案第63号の部分につきまして、9月19日、予算委員会の前の日でありますが、9時半から当第1委員会室において、健康福祉常任委員会および予算委員会を開催させていただきますので、御参集いただきますようによろしくお願い申し上げます。  本日は、これにて散会したいと思います。  閉会に当たりまして、西堀副委員会から御挨拶をお願いいたします。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  長い時間にわたりまして、皆様、お疲れさまでございました。これにて委員会を終わらせていただきたいと思います。  今度また9月19日9時半からということで、皆さんまたお集まりいただいて協議をいただきたいと思います。お疲れさまでございました。               午後 3時12分 閉会  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第32条第1項の規定により、ここに署名する。    平成30年9月10日           米原市議会健康福祉常任委員長         堀 江 一 三           米原市議会予算常任委員会健康福祉分科会長...