栗東市議会 2019-10-02
令和元年 9月定例会(第5日10月 2日)
11番 林 好 男 君 12番 中 村 昌 司 君
13番 田 村 隆 光 君 14番 武 村 賞 君
15番 片 岡 勝 哉 君 16番 上 田 忠 博 君
17番 田 中 英 樹 君 18番 藤 田 啓 仁 君
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した説明員
市長 野 村 昌 弘 君
副市長 藤 村 春 男 君
教育長 福 原 快 俊 君
市民政策部長 仁 科 芳 昭 君
総務部長 國 松 康 博 君
福祉部長 宇 野 茂 樹 君
子ども・
健康部長 伊勢村 文 二 君
環境経済部長 西 村 勝 君
建設部長兼
上下水道事業所長 柳 孝 広 君
建設部技監 中 川 匡 史 君
教育部長 中 濱 佳 久 君
市民政策部次長 内 藤 寿 光 君
市民政策部次長 木 村 勉 君
こども・
健康部次長 木 村 毅 君
上下水道事業所次長 森 睦 尚 君
財政課長 中 嶋 勇 君
総務課長 川 﨑 武 徳 君
関係各課長
1.会議に出席した
事務局職員
局長 月 舘 正 一
課長 木 村 洋 子
係長 吉 田 みず穂
再開 午前 9時30分
○議長(
藤田啓仁君)
ただいまの
出席議員は18名であります。
定足数に達しております。
よって、
令和元年第4回
栗東市議会定例会を再開いたします。
これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付しておきました
議事日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
~日程第1.
会議録署名議員の指名について~
○議長(
藤田啓仁君)
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により
4番
野々村照美議員
12番 中村
昌司議員
を指名いたします。
~日程第2.各
常任委員会委員長報告及び
決算特別委員会委員長報告について~
○議長(
藤田啓仁君)
日程第2 各
常任委員会委員長報告及び
決算特別委員会委員長報告についてを議題とし、各付託案件について、それぞれの委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、
総務常任委員会委員長 4番
野々村照美議員。
○4番(
野々村照美君)登壇
おはようございます。
総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
当委員会は、休会中の9月18日に開催し、今定例会において付託を受けました議案4件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、市長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。
まず、議案第64号 栗東市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、本案は、成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律が公布され、
地方公務員法等の一部が改正されることなどに伴い、所要の改正を行うものであります。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第65号 栗東市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、本案は、
地方公務員法等の一部改正により、一般職の
非常勤職員として
会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、新規に条例を制定するものであります。
委員からの質疑に対し、当局より、主なものとして、
任用ルールについては、国が詳細を制度設計し
任用根拠の厳格化が求められることから、地公法の規定に従い、給与等の支給について新たに条例を定める必要がある。
影響額については、正確な見込みは難しいが、現在をベースに算定すると最大で1割増、8,000万円から1億円ぐらいの増と見込まれる。
現行の
臨時職員については、今の月額をそのまま給料表に当てはめるのではなく、
年収ベースで考えている。
期末手当等を含めた
年収ベースで比較し、現行よりも少し上回るような形を考えている。現行の月額給は、
期末手当相当分を平準化して上乗せした金額として設定しているので、これを基準に金額設定したい。
フルタイム会計年度任用職員については、主にコミセンの職員が該当し、30人程度である。
パートタイム会計年度任用職員については、
給料額決定にあたって前歴加算の対応が可とされているので、この点において待遇改善を図ることが可能である。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第68号 栗東市
印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、本案は、
住民基本台帳法施行令等の一部改正等により、住民票、
個人番号カード等で旧氏による本人確認が可能となることから、旧氏の印鑑も登録ができるよう、所要の改正を行うものであります。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第69号 契約の締結につき議会の議決を求めることについて、本案は、
治田東小学校大
規模改造工事の
請負契約締結についてであります。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
環境建設常任委員会委員長 12番
中村昌司議員。
○12番(
中村昌司君)登壇
おはようございます。
環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の9月18日に、付託されました5議案の審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、副市長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第70号 滋賀県
市町村交通災害共済組合規約の変更について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第71号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散について、
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、委員から、平成29年度に加入募集を終了されたとのことだが、これまでに市民から、このことについての
問い合わせはあったのか。との質疑に対し、当局から、幾つかの
問い合わせはあったが、特に多くの
問い合わせがあったというわけではない。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第72号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散に伴う
財産処分について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、委員から、
交通災害共済組合の請求できる期間は、
事故発生日から2年間だったと思うが、
支払い処理は全て終わり、この
財産処分上の金額が出されているのか。との質疑に対し、当局から、平成29年度に募集を終了したので、今年度中は請求できる期間である。との答弁がありました。
また、委員から、
基金配分額は約1,000万円で本市に入金されるが、これはどのようなことに使われるのか、単なる歳入として入るだけなのか。との質疑に対し、当局から、使途の決まった
特定財源ではなく
一般財源であるが、
交通安全対策に使えるよう、今後、関係課と
協議調整を図りたい。との答弁がありました。
ほかに質疑もありましたが、討論はなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第73号
栗東市道路線の廃止については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第74号
栗東市道路線の認定については、委員から、
高野戸別当線について、この路線は
葉山団地内の路線と接続しているのか。との質疑に対し、当局から、接続されている。との答弁がありました。
また、委員から、農地を宅地造成し路線を新設する場合、業者の意向や地権者との兼ね合いもあるかと思うが、総合的に見て、住民にとってよりよい形になるようアドバイスや意見を伝えてほしい。との質疑に対し、当局から、宅地造成に伴う道路の新設は、道路網の構築において行き止まりの道路はつくらぬよう業者と協議している。住民の生活を第一に考え、できる限り二方向に接続した道路の構築に努めていく。との答弁がありました。
ほかに質疑もありましたが、討論はなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
文教福祉常任委員会委員長 16番
上田忠博議員。
○16番(
上田忠博君)登壇
それでは、
文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
当委員会は、休会中の9月18日に開催し、今定例会において付託を受けました議案2件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第66号 栗東市
総合福祉保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、
地域包括支援センターが設置されるこの機に
条例改正ということだが、
老人介護支援センターの役割を終えた時点で、
条例改正をすべきではなかったか。との質疑に対し、当局より、
老人福祉法に基づく
老人介護支援センターは、
地域包括支援センターと
根拠法令が違うこともあるが、
相談支援以外の
福祉用具の展示・紹介については、
総合福祉保健センターに設けた
展示スペースでこれまで継続して行ってきている。今年度に入り、このことについて整理し、
老人介護支援センターについての廃止の手続をとりたいと考えている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第67号 栗東市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び栗東市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、
一般原則では、保護者の
経済的負担の軽減について、適切に配慮された条例だとうたっているにもかかわらず、
認可外保育には、
経済的負担がかかるという矛盾についてどう考えているか。との質疑に対し、当局より、認可外の保育所については、
認可保育所に入れなかった方の場合、保育に欠けると認定されており、その
受け入れ側の
認可外保育所が各市町に確認の申請をし、認められると無償化の対象になる措置がされる。との答弁がありました。
また、副食費は、今まで保育料の中に包含されていたのに、外されるというのも
完全無償化という意味合いからすると少し違うのではないか。それも含めて
経済的配慮はどのようになっているのか。また、この条例の中では、副食費の横出しは考えていないということか。との質疑に対し、当局より、今現在、栗東市の在園者のほぼ78%が無償化の対象になる。また、副食費についても一定の
所得制限はあるが、低所得者の方への配慮もされている。現在、市単独の
軽減措置は考えていない。県内では、この無償化に伴う副食費の軽減・減免は聞いていない。との答弁がありました。
また、「
教育保育給付認定の申請に係る援助」に、「30日前に行われるよう必要な援助」を行わなければならないとある。10月1日からスタートするが、手続的には間に合うのか、申請に時間のかかっておられる方がおられるのか。との質疑に対し、当局より、9月申請者のため10月1日に遡及し、
条例施行に向けての準備は整っている。ただ、
認可外保育や把握していない
保育園等もあるので、近隣市、
保育所等も連携させていただいて、早目に申請をいただいた後、無償化の対象とさせていただく処理をしており、順次進めているところである。また、無償化によって、入所・
入園希望者の増加が懸念されるが、栗東市での動きはどうか。との質疑に対し、当局より、無償化に伴う
入所希望者の増加では、3歳以上の
幼稚園児については余り変わらないと思われるが、
保育園児、特に3歳未満のお子さんについては増えてくるのではと予想している。との答弁がありました。
その他多くの質疑があったものの、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
予算常任委員会委員長 11番
林好男議員。
○11番(林 好男君)登壇
おはようございます。
それでは、
予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の9月17日に付託されました3議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部・次長及び各課長等でございます。
審査の内容と結果につきまして、報告いたします。
まず、議案第59号 令和元
年度栗東市
一般会計補正予算(第3号)については、まず、
土地改良補助について、委員より、緊急で3カ所の補修等をされているが、その主な原因は何か。との質疑に対し、当局より、1点目の、浅柄野の
井戸ポンプについては、
灌漑用用水ポンプの故障による更新。2点目は、排水の暗渠部分が崩れ、排水ができていなかった上鈎の暗渠間の改修。3点目が、大岩谷池の
堤体シートの補修である。との答弁がありました。
次に、
新幹線新駅建設等整備基金積立金について、進捗についての現状は。との質疑に対し、当局より、昨年度末、
下鈎出庭線2工区の供用開始ができた。残る
基盤整備については、
下鈎甲上鈎線が
整備途上で、用地について
関係地権者と協議を行っている。また、
企業立地促進については、9割を超える部分で
土地活用が進んでいる状況である。との答弁がありました。
次に、
空家対策担い手強化事業について、
空家対策の担い手の育成を目的とした事業であるが、住まいの記憶史を調査することで、どういう形でこの
モデル事業を完成させていくのか。との質疑に対し、当局より、家屋への思い入れ、愛着が空家の防止につながるというところに着目し、所有者や近隣の方々からいろいろな事柄をお聞きし、立体的に調査を行うものであり、住まいの記憶史を次の方へつないでいくというものである。
ガイドラインについては、NPOを設立し、
モデル事業を創設して調査をした手法を伝え、その指南書をつくっていこうというものである。今年度中に設立総会を開催し、令和2年度から運営を開始したいと考えている。との答弁がありました。
次に、心身障がい
者等福祉推進経費について、
手話言語及び障がい
者コミュニケーション支援条例検討委員会では、
手話言語条例と
コミュニケーション支援条例と別々の条例を考えていかれるのか。また、議案提出の進捗のおくれは。との質疑に対し、当局より、
検討委員会で
手話言語の学習会をしたところ、
手話言語と
コミュニケーションとは違うと認識され、それぞれ独立したものを検討することになった。
検討委員会では、丁寧な議論を行い、
委員全員が納得いくよう進めていきたい。こういったことから、当初12月議会の上程を予定していたが、3月議会を目途に上程したいと考えている。との答弁がありました。
次に、精神障がい
者福祉推進経費について、これまでの窓口対応と補正の経緯は。との質疑に対し、当局より、現在、窓口では、行政職での対応となっており、この上半期、精神障がいの疑いのある方への医療の立場からの指導ができなかった。また、
自殺対策について、県内で
行政職員が担当しているのは栗東市だけで、医療、ドクターとの連携が医療職でないと難しい部分がある。との答弁がありました。
また、窓口の重要性への認識は。との質疑に対し、当局より、相談が一番大切と考えている。
自立支援係に小学校区ごとの
担当職員を配置し、保健所や
健康増進課の保健師とも連携し
相談業務にあたっている。との答弁がありました。
また、今後の
専門職雇用についての検討は。との質疑に対し、当局より、専門職の配置の重要性については、精神障がいにかかわらず福祉に係る各部署でも議論していく必要がある。今後、本市にとって、よりよい体制に近づけるよう努めたい。との答弁がありました。
次に、
保育所管理運営経費(幼児課)及び
教育振興経費(幼稚園)について、
ホイッスル付のLEDの旗を購入するが、これは誰が、いつ使うものなのか。との質疑に対し、当局より、保育士が散歩に出る際、その旗によって誘導し、危ない場合には、付いている
ホイッスルを鳴らすものである。新たに法人園が増えてきていることも踏まえ再整備をした。との答弁がありました。
次に、
小学校施設維持補修事業及び
教育振興備品整備事業(小学校)について、寄附の詳細は。との質疑に対し、当局より、
葉山小学校区にお住いの方から、
葉山小学校のために使ってほしいというお話をいただいている。
葉山小学校と協議し、今、
子どもたちにとって何が一番必要なのかということを考え、図書室の改築、校旗の新調などをさせていただく。との答弁がありました。
また、
葉山小学校の教育の充実のためにいただいた寄附と思う。
一般財源で措置すべきものに充てては寄附の趣旨から外れるのではないか。との質疑に対し、当局より、寄附の趣旨を踏まえ、図書室については、来年度から図書の充実に予算を回していきたい。との答弁がありました。
次に、
芸術文化会館管理運営事業について、防火扉の
調整業務については、
指定管理における
協定書等により行われていると思うが、これは市の役割か。また、点検は日常的に行われているのか。との質疑に対し、当局より、
リスク分担表により、市で分担し対応するものである。毎年行っており、今年度の点検の結果によるものである。との答弁がありました。
その他多くの質疑の後、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第60号 令和元
年度栗東市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第61号 令和元
年度栗東市
介護保険特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
決算特別委員会委員長 12番
中村昌司議員。
○12番(
中村昌司君)登壇
決算特別委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の9月20日から27日の間に、付託されました10議案の審査を行いました。
まず、20日に、審査のため総務、
環境建設、
文教福祉の各分科会を設置することを確認し、同日20日から25日の間に、各分科会での審査を行うとともに、それぞれの
分科会終了後に全体会を開催し
総括質疑を行いました。その後、27日に全体会を開催し、各議案に対し討論・採決を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、
各部次長及び各課長等であります。
まず、議案第49号 平成30
年度栗東市
一般会計歳入歳出決算認定について、
職員福利厚生事業について、
メンタル疾患並びに予防に対する正しい理解を深めるための研修の取り組みは。との質疑に対し、毎年、職階ごとの
メンタルヘルス研修を実施している。その他、仕事の効率化などをテーマにした研修を実施することで、
ストレス軽減を狙いとするなど、切り口を変えた有効な研修となるよう工夫している。との答弁がありました。
法務対策経費、
企業事業資金貸付金の未返還について、市民への説明責任をどう果たすのか。との質疑に対し、今までの経過を整理し、市民への説明をどういう形でできるのか十分検討しなければならない。今後の対応については、議会と丁寧に協議しながら考えていく必要がある。との答弁がありました。
不納欠損処分の状況は。との質疑に対し、
固定資産税、
都市計画税の額が大きい主な要因は、法人1社について約1,000万円の
不納欠損処理を行ったためである。廃業により実態がなく、調査の結果、国税でも
不納欠損処理がなされており、本市でも、平成26年度から平成30年度の
固定資産税の
不納欠損処理を行った。との答弁がありました。
県補助農業振興事業について。
平成30年の台風21号による災害で、
ビニールハウス復旧事業は、19経営体のうち3経営体の事業が完了したということであるが、現在の状況はどうか。との質疑に対し、当局から、残りの16経営体も既に事業は完了した。との答弁がありました。
商工団体等育成事業について。
市外創業者数は何名か。また、市内での創業を促す必要があると考えるが、
空店舗等活用促進事業や
空家対策事業との関連はどうか。との質疑に対し、
市外創業者数は3名である。市内外合わせて6名が創業塾を経て創業された。創業塾の受講者には、できる限り市内での創業を促しており、
空店舗等活用促進事業補助金、
小規模事業者持続化補助金は、創業塾を経ての創業者は一定優遇されている。との答弁がありました。
バス路線対策事業について。
増便や減便は考えているのか。との質疑に対し、
バス運行の見直しは、増便、早朝、夕刻の運行時間帯、電車時刻の考慮がポイントである。今後、
バス対策地域協議会で協議、検討を行う。との答弁がありました。
都市計画推進費について。
危険ブロック塀等対策事業で平成30年度に15件実施されているが、今後、どのように継続していくのか。との質疑に対し、危険性の認識が薄れていくことを危惧している。
市ホームページ、広報等において、
ブロックの危険性についての意識づけや周知を行うとともに、職員が現場に出向いた際には
危険箇所について注視し、その把握を行い、効果的な啓発に努めていく。との答弁がありました。
図書館コンピューター導入事業について。
おうみ自治体クラウド協議会による
図書館システム導入で、協議会の加入市で貸し出しが横断的にできるのか。との質疑に対し、クラウドのシステムについては、同じシステムを導入したが、それぞれのシステムがつながっておらず、横断的に貸し出しができるシステムではない。との答弁がありました。
図書館管理運営経費について。
市民一人あたりの貸出冊数は8.6冊だが、県内、全国ではどれくらいか。との質疑に対し、滋賀が7.23、全国平均では5.23の貸出冊数である。との答弁がありました。
少年センター運営費について。
少年センター自体の活動が見えてこない。庁舎内で連絡調整を図るような活動をしていただきたいと考えるがどうか。との質疑に対し、今後は、低年齢化、SNSを中心とした情報化の中で、いかに潜在的な非行に目をつけていくかが大きな課題である。関係各部署、警察も含め連携して対応したい。との答弁がありました。
生活困窮者自立
相談支援事業について。
相談延べ件数が伸びているが、実際の利用者数は変わらない。内容が複雑で何度もヒアリングが必要だったのか。また、何人の職員で対応しているのか。との質疑に対し、訪問が平成29年度の2.5倍となった。現場に出向くことが生活困窮者支援の要であり、昨年度、重点的に取り組んだ結果である。また、電話とメールでの相談も増え、全体的な数字を持ち上げている。職員は、専門の
臨時職員の相談員を2名配置している。との答弁がありました。
学校給食施設管理運営経費について。
給食残渣はどう処理されているのか。また、残渣の量はどうか。との質疑に対し、残渣量は、小学校では昨年の9月から本年7月の月平均で7.0%、中学校は11.8%である。中学校は10年ぶりの再開であるが、平成20年度の残渣量が23.9%なので、しっかり生徒に食べてもらっているとの評価である。残渣処理は環境センターに全量搬出し、堆肥として再生し、自治会や個人に無料配布している。との答弁がありました。
その他、多くの質疑があったものの、討論はなく、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、議案第50号 平成30
年度栗東市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で認定すべきものと決しました。
次に、議案第51号 平成30
年度栗東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
督促等を含めた収納対策は、滞納者の年収分布はどうか。との質疑に対し、「所得なし・不明」の方が、全世帯に対する滞納世帯で17.5%で多くなっている。との答弁がありました。
十分払える能力があるのに、全然払わないのは不公平である。払ってもらえるよう取り組みを強化してもらいたい。また、ここ数年の差し押さえ件数は。との質疑に対し、滞納になれば財産調査を実施し、差し押さえできる財産があれば、差し押さえて強制徴収をしている。差し押さえ件数は、一般会計も含めて379件である。との答弁がありました。
平成30年度4月から、財政運営は滋賀県に移行したが、保険税率を一定引き下げても本市はまだ高い。県で統一した保険税率でという動きはどうなったのか。との質疑に対し、県に納める納付金ベースでは、県内で一番高い金額であるが、一人あたりの保険料で比較すると、県内で4位となっている。将来、保険料水準の統一に向け、県内19市町と県が検討、連携会議を行っている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、議案第52号 平成30
年度栗東市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
質疑、討論はなく、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、議案第53号 平成30
年度栗東市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
生活支援体制整備事業について、介護支援従事者養成研修の参加者34名、修了証発行者数22名、そのうち2名が就労につながったとある。20名ほど就労していないのはどうしてか。との質疑に対し、緩和型訪問サービスの担い手を増やす研修であり、事業所で就労していただける方が少なかったのは残念である。希望する時間帯など、事業所とのマッチングがうまくいかなかったところが原因と考えている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。
次に、議案第54号 平成30
年度栗東墓地公園特別会計歳入歳出決算認定について。
質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で認定すべきものと決しました。
次に、議案第55号 平成30年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で認定すべきものと決しました。
次に、議案第56号 平成30
年度栗東市水道事業会計決算認定について。
鉛管改修の調査箇所が648カ所あるが、1年間にどれだけ調査、改修工事を実施し、何年後に全て終わる見込みか。との質疑に対し、年間200カ所の調査実施を予定しており、これまでの記録から、概ね調査箇所の7割について改修が必要となり、4年間で改修工事を完了する見込みである。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。
次に、議案第57号 平成30
年度栗東市公共下水道事業会計決算認定について。
有収水量1立方メートルあたりの使用料単価が121.21円であり、同汚水処理原価は140.82円である。この単価は妥当であるのか。との質疑に対し、水道経営戦略の中で、令和5年の段階で水道使用料の値上げについて組み入れており、下水については、10年間近くはこのままで運営していきたい。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。
次に、議案第58号 平成30
年度栗東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について。
農業集落排水処理施設の計画人口における計画値270人は、どのように算出した数値か。との質疑に対し、これは最大処理人口が270人という意味である。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で認定すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、委員長報告に対し質疑を行います。
まず、
総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
環境建設常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
環境建設常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
文教福祉常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
文教福祉常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
決算特別委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
決算特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
休憩をいたします。
10時30分、再開をいたしたいと思います。
休憩 午前10時17分
――――――――――――――
再開 午前10時30分
○議長(
藤田啓仁君)
再開いたします。
これより討論を行います。
通告者より、討論を許します。
なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。
それでは、1番 青木千尋議員。
○1番(青木千尋君)登壇
それでは、議案第49号 平成30
年度栗東市
一般会計歳入歳出決算認定について。
決算特別委員会報告に対して、反対討論を行います。
企業事業貸付金の未返済について、平成30年11月9日、市側が破産手続申立書を提出し、現在、破産管財人による、株式会社TSR、株式会社CSRの財産調査が行われているところです。いずれにしても、貸付金は市民の税金であり、市の対応については、市民への説明が求められるものです。
工場誘致奨励金について、平成30年度、3社に8,180万2,000円交付されました。新たに日清食品株式会社が交付対象となりましたが、工場のシステムを無人化にしていくと、条例の対象要件の、「新規雇用者の30%以上が市内在住」が懸念されます。
日本共産党は、企業誘致については反対ではありません。中身が問題です。大もうけをしている大企業に、奨励金を交付する税金の使い方は改めるべきです。誘致先の地域で上がった利益は本社に属し、地域内に回りません。誘致企業の拡張も撤退も企業の採算性で決定をされ、地域の事情等は考慮されないのが実態です。
尼崎市のパナソニックの工場は、2005年(平成17年)から2009年(平成21年)に3工場が誘致をされましたが、2014年(平成26年)3月に閉鎖をしています。税金は市民のためにどう使うか。1つをあげれば、くりちゃんバスアンケートをとられ、便利な利用に向け検討されている。こういった市民の暮らしを守るために使うことについては評価をするものです。
同和事業について、平成29年度末をもって個人施策が全て終結、一般施策へ移行しました。これについては評価をしております。こうした施策が差別解消につながるものと考えます。
生活学習支援加配教員配置事業において、治田西小学校と栗東西中学校に各1名の加配があります。小学校での児童の仲間づくりや中学校での進路保証などは、全小・中学校で必要なことです。
同和対策事業でなく、一般施策として実施をすべきです。
続きまして、議案第53号 平成30
年度栗東市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
決算特別委員会報告に対して、反対討論をします。
2000年(平成12年)に介護保険制度ができました。このとき目的を、介護を家族任せにしない。介護の社会化として介護家族から歓迎をされました。ところが制度はどんどん後退をし、2015年(平成27年)に要支援1・2の方の訪問介護、通所介護を保険から外し自治体事業に移す。特養ホーム入所を要介護3以上に限定など、介護保険の本来の目的から離れ、保険料あって介護なしの状態が広がっています。介護保険制度の破綻です。さらに政府は、来年の介護保険法改正に向け、要介護1・2の生活援助サービスを、介護保険給付から市区町村の総合事業に移す計画です。要介護1・2まで介護給付から外されれば、介護保険は大きく変質をします。
市は、介護保険を受ける方や家族が安心して暮らせるよう、政府に対し意見をあげるべきです。
以上で、反対討論を終わります。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、2番 伊吹裕議員。
○2番(伊吹 裕君)登壇
それでは、議案第51号 平成30
年度栗東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
決算特別委員会報告に対して、反対討論を行います。
2018年(平成30年)4月から、国民健康保険の財政運営を市区町村から都道府県に移りました。これは県が国保財政を一括して管理することになり、市に負担させる金額を決めたり、それを上納させたりする仕組みなどを通じて、国保に係る公的医療費を抑え込む役割を県に担わせるのが目的です。
県は、標準保険料率を目安として示します。強制ではないとしていますが、市町村には圧力として働きます。これまで市町村が独自に実施してきた
軽減措置などを、県がやめさせる指導をする事態を招きかねません。また、国保税水準統一は、国保税の値上げが懸念をされます。
本市の平成30年度決算において、所得別滞納世帯は、「所得なし・不明」階層以外の全階層で、滞納世帯主が前年度に比べ増加しています。
市の平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績報告書で述べているように、国民健康保険は退職者や低所得者が多くを占めており、所得に対する保険税負担が重いことや年齢構成が高いことに起因する医療費の増加などによる制度の構造的な問題を抱えています。また、県の令和6年度以降の国保税水準の統一と合わせて、事務の標準化、広域化の検討が進められていることから、引き続き、その動向を注視していきますと述べています。そうであれば、市民の命と健康を守るため
一般財源の繰り入れを行う。そして、県に対して地域の実情に応じた保険料の設定のため、国保税水準の統一をしないように求めるべきです。
次に、議案第52号 平成30
年度栗東市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に認定について。
決算特別委員会報告に対して、反対討論を行います。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の人を国保や保険から切り離し、高齢者だけの医療保険にして、負担増と差別医療を強いる異例の保険制度です。2年ごとの保険料の見直しで保険料の引き上げが続いています。この制度は、75歳以上の人口が増えるほど保険料が上がる仕組みとなっているからです。また、低所得者の保険料を最大で9割軽減する特例措置がされ、740万人もの高齢者の保険料が、この10月からはね上がります。
市は、国、県に対し、後期高齢者医療制度は廃止し、年齢にかかわらず全ての国民が安心して医療を受けられるよう、抜本的な医療制度の見直しを求めるべきです。
以上、反対討論とします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、4番
野々村照美議員。
○4番(
野々村照美君)登壇
それでは、議案第49号 平成30
年度栗東市
一般会計歳入歳出決算認定について。
委員会結果報告に対しての、賛成の討論を行います。
まず、
企業事業資金貸付金の未返済企業の問題については、貸し付け当時の状況や、その後の経過などを十分に調査、検証し、議会との十分な議論を尽くし、市民への説明責任を果たすべく丁寧な対応を求めるものであります。
工場誘致奨励金については、産業の活性化に寄与し得る中核的な企業を誘致することで、地域振興、市民福祉の向上にも大いに貢献するものであります。企業誘致施策の成果は、短時間にはあらわれません。長期的視野に立ち、その成果を大いに期待するものであります。
生活学習支援加配教員配置事業については、さまざまな課題を抱えた
子どもたちが多く存在する中、生活学習支援加配により、子どもの自尊感情を育むことや互いの人権を尊重する仲間づくりといった手法を、学校全体の取り組みに活かすことは、全ての
子どもたちの自己実現に向けて必要なことと考えます。
市当局におかれては、厳しい財政事情を鑑み、限られた予算の中で、創意工夫をして事業に取り組まれていると認識していることから、今般の決算審査であったさまざまな指摘事項を真摯に受け止められ、なお一層適切な事務事業の執行に努めていただくよう強く求め、
決算特別委員会の結果報告に対して、賛成の討論といたします。
次に、議案第51号 平成30
年度栗東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
委員会結果報告に対して、賛成の討論を行います。
国民健康保険制度の改革は、国民皆保険を支える重要な基盤である国保制度が抱えている構造的な問題に対し、県が財政運営の責任主体として安定的な財政運営や効率的な事業の確保に努め、制度の安定化を図ることです。保険税については、国に対して必要な財源支援を求めるとともに、保険事業の実施を通して被保険者の健康づくりを推進し、結果として医療費の適正化が図られ、保険税の増加の抑制につながるものと考えます。なお、平成30年度決算における所得別滞納世帯割合については、平成30年度中の国保加入、喪失等異動者が含まれているため、実世帯数より総数が増加しており、所得階層によっては下降している階層もあります。また、滋賀県国民健康保険運営方針により、保険料負担緩和を図るための一般会計からの繰り入れは、令和5年度末までに解消するとしているとともに、被保険者の負担の公平化を実現するため、県内のどこに住んでいても同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険税となる、保険料水準の統一に向け、県及び県下市町で協議を重ねられているところです。
以上のことから、
決算特別委員会の結果報告に対して、賛成の討論といたします。
次に、議案第52号 平成30
年度栗東市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
委員会結果報告に対して、賛成の討論を行います。
後期高齢者医療制度は、県内19市町で構成する、滋賀県後期高齢者医療広域連合が保険者となって運営されています。医療費の保険給付に必要な費用は、5割を国、県、市が負担し、4割をほかの医療保険が負担しています。残り1割が高齢者から保険料として徴収されていますが、平成31年度の第6期保険料率では、後期高齢者医療広域連合では、剰余金を財源として繰り入れするなどした結果、第5期に比べ引き下げとなっています。なお、保険料均等割の軽減特例は、後期高齢者医療制度創設以来、暫定措置として特例的に実施されてきましたが、本年度から世代間の公平を図る観点を踏まえ、介護保険料の軽減の強化や年金生活者支援給付金の支給に合わせて、本来の仕組みを戻すこととされ、将来にわたり安心して医療を受けられるようにするため、段階的な特例措置の見直しをされたところです。
以上のことから、
決算特別委員会の結果報告に対して、賛成の討論といたします。
次に、議案第53号 平成30
年度栗東市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
委員会結果報告に対して、賛成の討論を行います。
団塊世代が75歳を迎える2025年には、独居高齢者や高齢者世帯、認知症高齢者の増加が予測され、医療や介護のニーズがピークに差しかかることから、社会保障制度の持続可能性を中長期的に高めるとともに、世代間、世代内での負担の公平、保険料の上昇抑制等を図りながら、高齢者の有する能力に応じ、自立した生活を目指したさまざまな対応が必要になっています。
本市では、栗東市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、地域共生社会を見据えた地域包括ケアシステムの深化、推進を目指し、年次的に圏域
地域包括支援センターの設置や介護老人福祉施設の整備を進められています。また、介護保険の保険者としての機能強化と併せ、介護予防やシニアの活躍、自立支援、重度化防止の取り組みなど、さまざまな対応を進められています。
以上のことから、
決算特別委員会の結果報告に対して、賛成の討論といたします。
議員各位の賛同を、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
討論は、これをもって終結いたします。
これより、順次採決を行います。
お諮りいたします。
議案第49号 平成30
年度栗東市
一般会計歳入歳出決算認定については、
決算特別委員会委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
藤田啓仁君)
起立多数と認めます。
よって、議案第49号は
決算特別委員会委員長報告のとおり認定することに決しました。
お諮りいたします。
議案第50号 平成30
年度栗東市土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、
決算特別委員会委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第50号は
決算特別委員会委員長報告のとおり認定することに決しました。
お諮りいたします。
議案第51号 平成30
年度栗東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、
決算特別委員会委員長報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
藤田啓仁君)
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第70号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第71号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第71号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第72号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散に伴う
財産処分について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第72号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第73号
栗東市道路線の廃止については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第73号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第74号
栗東市道路線の認定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第74号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
~日程第3.
総合計画特別委員会委員長報告について~
○議長(
藤田啓仁君)
日程第3
総合計画特別委員会委員長報告についてを議題とし、総合計画特別委員会委員長から報告を求めます。
総合計画特別委員会委員長 16番
上田忠博議員。
○16番(
上田忠博君)登壇
それでは、総合計画特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会では、付託を受けております第6次栗東市総合計画の策定についてを審査するため、9月27日に、市長、副市長、
各部次長等の出席を求め開催いたしました。
まず、当局から、第6次栗東市総合計画(前期基本計画)の素案について説明を受け、そのあと審査を行いました。
以下、審査では多くの質疑、意見がありましたが、その主なものを報告させていただきます。
委員より、地域経済の振興について、市内取引が活発に行われ、地産地消が行われるということはもちろん大切だが、地産他消、栗東産のものを他で売っていかないと、地域経済の発展はないのではないか。との質疑に対し、当局より、地域経済の好循環を活発にするには、域内調達域内消費では限界がある。基本施策に意見を組み入れられるよう検討していきたい。との答弁がありました。
また、委員より、スポーツの振興について、
オリンピックの記載はあるが国民スポーツ大会などの記載がない。時期的に前期基本計画の時期と一致するので入れてはどうか。との質疑に対し、当局より、前期計画と期間も合致しているので記載を工夫したい。との答弁がありました。
また、委員より、文化芸術の推進について、基本事業の文化芸術活動の振興が、さきらでの活動の記載が多く見られる。さきらだけでは課題解決にはならないのではないか。との質疑に対し、当局より、さきらは、従来、文化芸術の拠点であるのでこのようにした。十分に活用し振興に努めていきたい。ただし、地域で活動されている団体や文化協会、コミセン等で行われている活動もある。その広がりについても加えたい。との答弁がありました。
その他、多くの質疑がありましたが、主な審査経過についての報告とさせていただきます。
当委員会といたしましては、付託を受けております第6次栗東市総合計画の策定については、さらなる審査が必要でありますので、継続審査とすることといたしました。
以上、総合計画特別委員会の中間報告とさせていただきます。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、委員長報告に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、総合計画特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
以上で、総合計画特別委員会の委員長報告を終了いたします。
以上で、今定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。
市長から発言を求められておりますので、これを許します。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
令和元年第4回
栗東市議会定例会の終わりにあたり、お許しをいただきまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
はじめに、8月16日に行われました教育研究全国集会に係る抗議活動対応等では、議員皆様方に大変なご心配をおかけしましたが、今回の対応を教訓とできるよう、芸術文化会館さきら、
指定管理者であります株式会社ケイミックスパブリックビジネスとの9月30日の協議の中で、お互い情報の共有化、報告、連絡、相談の徹底を図ることを確認をさせていただいたこと。まずもってご報告を申し上げたいと思います。
さて、去る9月4日から本日までの29日間にわたり、開会をお願いをいたしました今期定例会におきまして、提案をいたしました議案第49号から議案第75号までの計27議案につきまして、いずれも慎重審議のうえ、議決及び同意、認定を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
特に今期定例会においては、平成30年度の各会計決算認定について、
決算特別委員会で審査を賜り、それぞれ議員皆様方から多くのご意見やご指導等をいただきました。今後の事務事業遂行にしっかりと活かしていくこととともに、引き続き、適切に職務にあたってまいりたいと考えております。
さて、これまで市民、議員皆様のご理解とご協力のもと財政健全化への歩みを進める中、今日まで先人皆様方が築いてこられた、まちへの愛着と誇りを礎に、この栗東市がますます元気で魅力と活力のあふれるまちとして反映し続けられるよう、堅実な市政運営に邁進していく所存であります。そのことが必ず、私が日々申し上げおります、いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東、この構築につながっていくものと信じていますとともに、未来にしっかりとつながっていくものと考えております。併せて、そのほか山積する諸課題の解決に向けても誠実に精いっぱい取り組み、栗東の元気なまちづくりを、今後ともにつなげていきたいと考えておりますので、引き続き、議会皆様の深いご理解と大きなお力添えを賜りますようにお願いを申し上げます。
むすびに、季節の変わり目、議員皆様方におかれましては十分ご自愛賜り、ますますのご活躍を心からご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてお礼のご挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(
藤田啓仁君)
これをもって、
令和元年第4回
栗東市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前11時10分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
令和元年10月2日
栗東市議会議長 藤 田 啓 仁
署 名 議 員 野々村 照 美
署 名 議 員 中 村 昌 司...