○7番(
谷口茂之君)
登壇
おはようございます。
それでは、
国道バイパス整備促進特別委員会の
報告をいたします。
当
委員会は、
付託を受けております
国道バイパス整備促進について
審査するため、
閉会中の10月5日に
市長、副
市長、
建設部長、
建設部技監及び関係課長の
出席を求め開催いたしました。
以下、
審査を行いました主なものをご
報告申し上げます。
当日は、
国道1号・8
号バイパス及びそれらに接続する
主要幹線道路の
事業進捗について、
当局より
説明を受けました。
質疑では、
国道1
号栗東水口道路関係について、
委員より、にごり池の
用地取得について、どの
程度の
面積を確保する
予定か。との
質疑に対し、
当局より、
盛土構造について
地元に承認いただいたため、
盛土構造を前提とした
境界立会を行い、2月までに
必要面積を出していくという作業中であり、
現時点では不明である。との
答弁がありました。また、
委員より、
地元住民は、
法面のすぐ脇を通る
側道を生活
道路して利用することとなるが、
盛土構造の
安全性は検証されているのか。との
質疑に対し、
当局より、
盛土でも
構造物を入れる
箇所もある。また、
法面の
箇所についても、土質に応じた勾配の基準に準じて施工されるため、全体としては維持できる
構造である。との
答弁がありました。
また、
大津能登川長浜線(
山手幹線)
関係について、
委員より、
下戸山地域の
公図混乱により、
事業がおくれることは想定しなくてよいか。また、全体としておくれが出ないように、スピードアップを含めて検討しているのか。との
質疑に対し、
当局より、
宮ヶ谷で
公図混乱の処理がもう少し残っているが、全体としては、順次、
公図訂正が進んでいるため、おくれるところまでは至っていない。今年度、全体として取得する方向は
変更されておらず、限られた時間の中で、できるところから
詳細設計を進めている。との
答弁がありました。
次に、
市道上砥山2
号幹線関係について、
委員より、
営農組合前の
交差点については
事故が多いため、
交差点整備も含めて進められたい。との
質疑に対し、
当局より、
当該交差点は、
事業区間に入っており、
詳細設計を進めているところである。交通安全についても考慮しながら進めたい。との
答弁がありました。
また、
国道8
号野洲栗東バイパス関係について、
委員より、
構造変更によって新たな
用地取得が必要になるのか。との
質疑に対し、
当局より、
大橋地先にランプを
追加する
関係から、幅員は広がるが、
地元の理解により、当初
整備予定であった農道をなくすよう
変更し
追加買収を避けた。との
答弁がありました。また、
委員より、
野洲市域では、
工事が見える形で進められている。
栗東市域で早くに
用地を提供された方は、どこかから
工事を始めていただきたいという思いがあると考えるが、
工事の
見込みは。との
質疑に対し、
当局より、
滋賀国道事務所は、年度当初から何とか
大橋地先で
工事着手していきたいと
予定されている。先日も協議したところであり、
現時点で、どの
区間をいつからとは明言されないが、
工事着手できる場所を探している状況である。との
答弁がありました。
次に、
片岡栗東線関係について、
委員より、
県道片岡栗東線と現
国道8号の
宅屋交差点について、県が早くから
土地を買っていただいている
山手側で、少しでも
工事を進めてもらえば渋滞が解消すると考えるが、
工事の
見込みは。との
質疑に対し、
当局より、現
国道から
山手側については、
平成27年度から
用地取得を進めていただき
取得済みとなっている。また、
宅屋地先側についても、
平成28年度に
用地取得の契約を結んでいただいたが、
自動車販売業者の
補償物件移転については、今年度末までと一定の期限を見込んでいただいているところである。片側だけでもというお話だが、県としては、
交差点を一体として
一括で
工事を進める
予定をされている。市としては、極力早く着工いただけるよう協議しているところである。との
答弁がありました。
また、
下鈎出庭線関係について、
委員より、
下鈎出庭線は
用地取得が完了しており、
計画どおり平成30年度に
工事が終わると考えるが、
片岡栗東線は
平成31年度に完了する
計画である。
片岡栗東線が
現状より60センチメートル
程度低くなるということもあるが、
すりつけの
関係はスムーズに通れるような形で
供用開始できるのか。との
質疑に対し、
当局より、県の
用地買収のことも含めながら調整する
予定である。
供用開始前には適切に行えるよう調整したい。との
答弁がありました。
以上、
委員会の
審査経過と
概要について
報告いたしましたが、当
委員会が
付託を受けております
国道バイパス整備促進については、解決すべき諸問題、
課題が山積しておりますことから、当
委員会といたしまして、
継続審査とすることといたしました。
以上、
国道バイパス整備促進特別委員会の
中間報告といたします。
○
議長(
小竹庸介君)
以上で、各
委員長の
報告を終わります。
これより、各
委員長の
報告に対し
質疑を行います。
まず、
議会改革特別委員会委員長の
報告に対し
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、
議会改革特別委員会委員長に対する
質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
国道バイパス整備促進特別委員会委員長の
報告に対し
質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、
国道バイパス整備促進特別委員会委員長に対する
質疑は、これをもって終結いたします。
以上で、各
委員会の
中間報告を終了いたします。
各
委員会の
付託案件につきましては、引き続き
審査をいただきますようお願いいたします。
〜
日程第5.
議案第75号
平成29年度
栗東市
一般会計補正予算(第3号)について から
議案第85号
栗東市道路線の
認定について までの11
議案の
一括上程について〜
○
議長(
小竹庸介君)
日程第5
議案第75号
平成29年度
栗東市
一般会計補正予算(第3号)についてから、
議案第85号
栗東市道路線の
認定についてまでの11
議案を
一括上程し
議題といたします。
市長から、順次、
提案理由の
説明を求めます。
市長。
○
市長(
野村昌弘君)
登壇
ただいま
上程をされました各
議案につきまして、
提案理由の
説明を申し上げます前に、お許しをいただきまして、本市の昨今の
重要課題の
現状につきまして
報告いたします。
まず、
防災拠点建設工事につきましては、この
定例会から議場が使用できるようになり、
議員皆様のご
協力に感謝を申し上げます。
本体のほうでは、足場も撤去され外観が望めるようになり、
内装工事も着実に進んでおります。
次に、
まちづくり基本構想(
後継プラン)の
現状といたしましては、
都市計画道路下鈎出庭線第2工区は、
県事業の中ノ
井川ショートカット事業や
県道片岡栗東線と連携、調整を図り、引き続き
工事を
実施してまいります。さらに
共同の
土地活用につきましては、
県道片岡栗東線4
車線化事業で、
移転協力をお願いしておりました
三菱自動車滋賀販売株式会社が、
後継プラン内に新店舗を立地いただくことが整い、
工事に着手される運びとなりました。これからも残るエリアでの
土地活用の
推進に向け、情報の収集と発信に努め、
地権者の意向を踏まえ、県とともに取り組んでまいります。
次に、(新)
学校給食共同調理場の更新においては、
平成30年9月の新
施設操業に向け、
造成工事を8月に完了し、
建設工事は、
平成30年7月末完了に向けて取り組んでおります。さらに各
中学校の
給食開始に伴う
配膳室棟増築・
改修工事についても
実施してまいります。
それでは、今
定例会に提案いたしました、
議案第75号から
議案第85号までの11
議案について、
提案理由の
説明をいたします。
議案第75号から
議案第80号までの6
議案につきましては、
平成29年度各
会計の
補正予算であります。
まず、
議案第75号
平成29年度
栗東市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、
歳入歳出予算の
総額に5億283万4,000円を
追加し、
予算の
総額を242億1,840万9,000円と定めるものであります。
今回の
補正の
歳出につきましては、
自立支援給付等事業、
保育所入所事業、台風21
号災害復旧事業、
県施工土木建設事業負担金、
新幹線新駅建設等整備基金積立金、
防災拠点施設整備事業、
中学校施設維持補修事業及び各
項目の
職員給与費などの増減でありまして、財源といたしましては、
国庫支出金、
県支出金、
繰越金、
市債などで調整しております。
第2表、
繰越明許費につきましては、
災害復旧関連工事及び
栗東中学校配膳室棟増築事業を設定するものであります。
第3表、
債務負担行為補正につきましては、
庁舎等総合管理業務委託、大
規模商業施設用地・
交通影響調査等委託、
市指定ごみ袋等製造保管配送等委託、新
学校給食共同調理場備品等賃借の
追加によるものであります。
第4表、
地方債補正につきましては、
道路整備事業、
防災施設整備事業、
中学校整備事業の
変更によるものであります。
次に、
議案第76号
平成29年度
栗東市
土地取得特別会計補正予算(第1号)につきましては、
歳入歳出予算の
総額に4,145万円を
追加し、
予算の
総額を8億1,129万1,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、
市債元金償還金の
増額及び
利子償還金の減額であり、
歳入につきましては、
一般会計繰入金で調整しております。
次に、
議案第77号
平成29年度
栗東市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、
歳入歳出予算の
総額に1,608万2,000円を
追加し、
予算の
総額を36億7,043万2,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、
介護保険システム改修委託料の
増額でありまして、
歳入につきましては、
国庫補助金、
繰越金で調整しております。
次に、
議案第78号
平成29年度
栗東墓地公園特別会計補正予算(第1号)につきましては、
歳入歳出予算の
総額に116万4,000円を
追加し、
予算の
総額を643万3,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、
修繕料の
増額でありまして、
歳入につきましては、
繰越金で調整しております。
次に、
議案第79号
平成29年度
栗東市
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、
給与費の
補正であり、
資本的収入及び
支出のうち、
資本的支出として、
建設改良費240万円を
追加するものであります。
次に、
議案第80号
平成29年度
栗東市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、
修繕費及び
給与費の
増額であり、
収益的収入及び
支出のうち、
収益的支出として、
営業費用260万円を
追加し、
資本的収入及び
支出のうち、
資本的支出として、
建設改良費60万円を
追加するものであります。
次に、
議案第81号
栗東市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき
議会の
同意を求めることにつきましては、本市の
固定資産評価審査委員会委員は3名であり、そのうち1名の任期が満了することに伴い、専門的な
知識と経験を有しておられる
栗東市苅原26番地 昭和29年10月28日生まれの
中野ますみ氏を
適任者として、
地方税法第423条第3項の
規定により、
議会の
同意を求めるものであります。
次に、
議案第82号
栗東市
危機管理センターの
設置及び
管理に関する
条例の制定につきましては、
市民の
防災に関する
知識及び技術の普及並びに
防災意識高揚のため、
栗東市
危機管理センターの
設置及び
管理に関する
条例を制定するものであります。
次に、
議案第83号
おうみ自治体クラウド協議会規約の
変更について、
関係普通地方公共団体が協議することにつき
議会の
議決を求めることにつきましては、
基幹系システムの
共同利用を進める「
おうみ自治体クラウド協議会」に、
平成30年4月1日から米原市が参加することに伴う
規約の
変更について、
地方自治法第252条の6の
規定により、
議会の
議決を求めるものであります。
次に、
議案第84号
栗東市道路線の廃止につきましては、
伊勢落北線ほか7
路線を、
開発に伴う再
認定などのため、
道路法第10条第3項において準用する第8条第2項の
規定に基づき廃止するものであります。
また、
議案第85号
栗東市道路線の
認定につきましては、
伊勢落北線ほか16
路線について、
道路法第8条第2項の
規定に基づき
認定するものであり、
開発による
道路の寄附・帰属、譲与などによるものであります。
以上、本
定例会に提出いたしました
議案の
説明といたしますが、これに関連する
資料は、先にお
手許に配付しておりますので、ご参照のうえご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
小竹庸介君)
以上で、本日の
議事は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
明5日から10日までの6日間は、
議案熟読のため休会することにいたしたいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小竹庸介君)
ご
異議なしと認めます。
よって、明5日から10日までの6日間は休会することに決しました。
来る11日は本
会議を再開し、
個人質問を行います。
本日は、これで散会いたします。
ご苦労さまでした。
散会 午前 9時59分
地方自治法第123条第2項の
規定により、下記に署名する。
平成29年12月4日
栗東市議会議長 小 竹 庸 介
署 名 議 員 田 中 英 樹
署 名 議 員 田 村 隆
光...