栗東市議会 > 2010-12-06 >
平成22年12月定例会(第1日12月 6日)

ツイート シェア
  1. 栗東市議会 2010-12-06
    平成22年12月定例会(第1日12月 6日)


    取得元: 栗東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    平成22年12月定例会(第1日12月 6日)               平成22年12月栗東市議会定例会会議録                      平成22年12月6日(月曜日)開会 1.議 事 日 程   第1.会議録署名議員の指名について   第2.会期決定について   第3.所信表明について   第4.各委員会の中間報告について   第5.議案第 91号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて              から      議案第109号 平成22年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第              1号)について までの19議案の一括上程について 1.会議に付した事件   日程第1.会議録署名議員の指名について   日程第2.会期決定について   日程第3.所信表明について   日程第4.各委員会の中間報告について   日程第5.議案第 91号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることにつ
                   いてから        議案第109号 平成22年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第1号)について までの19議案の一括上程につい                て 1.会議に出席した議員(20名)     1番 林   好 男 君    2番 田 村 隆 光 君     3番 國 松   篤 君    4番 中 村 昌 司 君     5番 吉 仲 幸 子 君    6番 下 田 善一郎 君     7番 太 田 利 貞 君    8番 久 徳 政 和 君     9番 藤 田 啓 仁 君   10番 池 田 久 代 君    11番 太 田 浩 美 君   12番 國 松 清太郎 君    13番 大 西 時 子 君   14番 西 村 政 之 君    15番 宇 野   哲 君   16番 北 川 健 二 君    17番 北 野 一 郎 君   18番 井之口 秀 行 君    19番 山 本   章 君   20番 髙 野 正 勝 君 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員   市長            野 村 昌 弘 君   教育長           森 本   明 君   総務部長          北 野 一 郎 君   総務部理事市長公室長   駒 井 義 昭 君   総務部理事         澤   茂 雄 君   健康福祉部長        田 中 善 行 君   環境経済部長        乾 澤   亮 君   建設部技監         大 嶋 勝 彦 君   建設部長          武 村   賞 君   教育部長          田 中 幸 一 君   総務課長          内 記 一 彦 君   関係各課長 1.会議に出席した事務局職員   局長              平 田 善 之   課長              山 本 正 実   課長補佐            國 松 友 子    開会 午前 9時30分 ○議長(髙野正勝君)  ただいまの出席議員は20名であります。  定足数に達しております。  よって、平成22年第6回栗東市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手許に配付いたしておきました議事日程表のとおりであります。  日程に先立ち諸般の報告をいたします。  会議事件説明のために出席を求めた者は、市長、教育長、各部長及び関係課長であります。  次に、閉会中の12月1日付で、議会広報編集特別委員会委員國松篤議員を選任いたしましたので、委員会条例第7条第1項ただし書きの規定により、ご報告いたします。  また、会議規則第120条の2第1項ただし書きの規定による議員の派遣につきましては、お手許に配付しておきました一覧表をもちまして報告とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  これより日程に入ります。  ~日程第1.会議録署名議員の指名について~ ○議長(髙野正勝君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第120条の規定により       1番 林  好男議員      11番 太田 浩美議員  を指名いたします。  ~日程第2.会期決定について~ ○議長(髙野正勝君)  日程第2 会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月24日までといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙野正勝君)  ご異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から12月24日までの19日間と決しました。  ~日程第3.所信表明について~ ○議長(髙野正勝君)  日程第3 所信表明についてを議題といたします。  市長から所信表明を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  皆さん、おはようございます。  平成22年12月議会におきまして、所信の一端を述べる機会をいただきましたことに、心から厚くお礼を申し上げます。  はじめに、栗東市政激動の2期8年間のかじ取りをしてこられました、國松正一前市長に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。  このたび、私は、先の栗東市長選挙におきまして、栗東市議会の皆様方をはじめ、多くの市民の皆様の温かいご支援を賜り、光栄にも第三代栗東市長として、市政に当たらせていただくこととなりました。  今、改めて議場にて登壇いたしますと、議員時代とは違った緊張と責任の重さを感じています。同時に、選挙期間中にもひしひしと感じた市民皆様の市政への大きな期待、そして、多くの叱咤激励を心に刻み、國松市政で築かれたまちづくり実績と切り開かれた道筋に、私自身の思いを乗せて、新たな市政をスタートしてまいりたいと決意しております。  私は、まちづくりの根幹を揺るがす新幹線新駅事業中止後において、前市長が今日まで3年余りで一定の道筋をつけてこられたことをはじめとして、様々な重要課題解決に向けて努力されてきたことを決して無駄にすることなく、将来に責任の持てる栗東市を、今こそ築き上げるときであると強く思っています。  そのためにも、今日まで市政の基本理念とされてきた「官から民へ」を私の市政においても踏襲し、第5次栗東市総合計画に基づいた政策を推進いたします。そして、着実な市政運営で市民の利益を守り、安心をしっかり提供できるよう全身全霊をささげて、市政のかじを取る覚悟であります。  また、議員の皆様、市民の皆様、職員の皆さんをはじめ、市政に携わる皆様とがっちりとスクラムを組み、さらにパワーアップした市政運営を目指してまいります。  さて、国では、昨年政権交代がありました。新政権に対して、国民からは景気回復をはじめとする諸施策への多くの期待が寄せられたものの、いまだ不況感はぬぐい去れず、外交においても様々な問題が生じるなど、首相のさらなるリーダーシップの発揮で、これらの払拭に努められることを求められています。  一方、我々地方自治体は、真の地域主権改革に向けた国の積極的な姿勢に大きな期待をしており、本年6月に閣議決定された、地域主権戦略大綱に基づく様々な方針が、今後、具体化される過程において、国と地方の役割分担の徹底した見直しと、権限・財源の一体的な移譲など、住民に一番近く、地域の実情を最もよく知る、地方の意見を聞き入れながら進められることが、重要なポイントであると思っております。また、滋賀県におかれても、財源不足のために事業見直し等による、行財政改革を推し進められていることは一定理解するものの、今日まで県と市町による十分な話し合いと合意のもとで削減が行われていたとは言いがたく、地方自治の最前線にある市町の実情を十分聞き入れながら、ともによりよい改革を進めるための議論を尽くす姿勢が待たれた県政運営を望むものであります。このように国・県とは、ともにパートナーであるとの認識を持ちながら、「市民利益を守る」ことを大前提に、国・県に対しては「是々非々」の立場で関係構築を図っていきたいと考えており、何事も対話と協働の姿勢でこれからの市政運営をしてまいります。  私は、住民に身近な基礎自治体を重視した改革が進められることは、時代の要請であると思っており、市町には今までよりも増して自立した市民力、地域力、財政力、行政力が求められていると痛感しております。こうした中、本市にあっては、財政力が低下した今、選択と集中による施策の厳選は不可欠であり、より一層、市民力、地域力、行政力を高めていく必要があると考えています。  行政が抱える課題は、安全・安心のための防犯、防災をはじめ少子高齢化、子育て、青少年育成など、福祉、教育、また、人権、雇用、環境、産業振興等々、多岐にわたっており、地域社会の再生、市民との協働という新たな行政手法への転換を強力に進め、市民力と地域力の醸成なくしては、解決を図れないと言っても過言ではありません。また、財政力を高めるという点については、本市の場合、改革の手綱を緩めることなく、財政健全化に取り組むことに尽きると認識をしております。そして、行政力については、知恵と結束力を生かし、経営的感覚で常に考える行政運営を目指してまいります。  そのためには、まず、様々な政策施策の決定に至るまでの過程を、行政が市民に対し積極的に情報提供し、情報の共有化を図ることが必要であり、いわゆる行政の「見える化」を推進していくことが重要だと考えています。さらに「対話と協働」という「情報と人のつながりや人権」を大切にしたまちづくりを推進し、名実ともに「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」創出に、全力を尽くしてまいります。  それでは、これから4年間、市政を進めていくうえでの施策方針として、「5つの安心」を柱に述べてまいります。  まず、一点目、「経済に安心を」であります。  かつて栗東は、過去27年間の長きにわたり、地方交付税の不交付団体であった事実が示すように、強固な財政基盤を背景に手厚い福祉施策を推進するまちでありました。しかしながら、現在では、危機的な財政状況を迎えるに至っていることも周知の事実であります。  このような状況を改善するため、一つは、新幹線新駅事業の中止後における新駅跡地周辺地域については、環境と新技術をテーマとした後継プランによる、地域活力創生まちづくりに向けた取り組みを進められてきました。そして、時代の潮流に沿った継続性の高い企業立地を核としたまちづくりにふさわしい、株式会社リチウムエナジージャパン様の誘致が実り、新たな市の経済活動活性化への第一歩を踏み出しました。今後、まちづくりを実現する基盤整備を短期で実施し、その他の土地利用なども含め、地権者皆様のご理解とご協力を賜りながら、後継プランにかかる事業の確実な実施を図り、さらに商工会と連携し経済活動を活性化させて、まちの活力を取り戻さなければならないと考えております。  また、企業誘致市内企業の支援をトップセールスで積極的に推進するとともに、中小企業振興のための条例の制定、あるいは、地域農林業商工業発展のための施策として、栗東ブランド化支援への取り組みを進め、さらに広域観光施策の推進などを図り、地域経済活性化に努めてまいります。  私は、これらの経済活性化のための取り組みを軌道に乗せることで、税収増加や雇用の拡大を図り、そこから得られる財源をもとに、新たな福祉や教育施策を生み出せるよう一層の努力をしてまいります。  次に、「子育てに安心を」であります。  今日まで、私は子どもを持つ親としての目線を大切に、議員活動をしてまいりました。そうした目線でつぶさに栗東市の現状を見ますと、都市化の進展とともに、地域連帯感の希薄化や核家族化が進み、孤立感の中で子育てをしなくてはならないという不安が広がっていると感じています。全国的にも深刻な問題となっている子どもの虐待も、こうしたことが要因の一つとなっていると思っております。そのため家庭での養育機能を向上させ、子育てを安心して自信を持ってできるよう支援することが必要であり、家庭児童相談室地域子育て支援センターを中心とした支援活動の強化や、保健師等による育児支援の実施、妊婦健診費助成、小児救急医療体制への支援を継続してまいります。また、学校園においては、子どもたちが安心して学び、生き生きと学校生活を送れることが重要であります。そのため地域に根差した学校づくりの推進を図るとともに、自ら学び考える力を醸成し、心豊かな人間性と社会性を育成する、多様な教育の充実が図られるよう努めてまいります。さらに今年度内に業務を開始する「栗東市学習支援センター」に、ことばの教室、児童生徒支援室少年センターを移転させ、幼児、児童、生徒に対する支援の充実を図ってまいります。  私は、何より子どもたちが「確かな学力」を身につけるためには「基本的な生活習慣の定着」と「わかる授業」が重要であると認識しております。家庭教育への支援、少人数学級推進と教師への支援等に努め、教育向上に取り組んでまいります。  また、保育園等の待機児童解消は重要な課題であります。民の活力により、その解消に向けた取り組みを引き続き進めてまいります。  栗東西中学校生徒増対策につきましては、1,000人を超える規模の対応を見据え、増築工事を進めてまいりましたが、今後は人口動態等の推移に注視しながら教育環境面を十分考慮し、できるだけ早い時期に、一定の方向付けをしていきたいと考えております。  教育環境の整備につきましては、財源確保に努める中で調査研究を行い、優先順位を付けながら整備をしてまいります。特に、本市は、今、限りある財政の中で厳しい市政運営を強いられておりますが、未来ある子どもたちが伸び伸びと育つ環境づくりと、生まれてから社会に巣立つまでの学力向上を目指し、努力してまいります。
     次に、「福祉・健康に安心を」であります。  高齢者福祉につきましては、生活習慣病や要介護状態に陥らないための介護予防中心への政策転換が図られています。このため、生きがいの創造を含めた地域での支援が必要であり、地域包括支援センターの活動、地域間連携による自治会単位でのサロン的取り組み老人クラブ活動高齢者生きがい事業の支援、社団法人栗東シルバー人材センターと連携した、働く高齢者の応援環境づくりなどを充実し、今日まで栗東市発展の礎を築かれた高齢者に対し、生きがいと安心が提供できるよう努めていきます。また、急増する介護施設の待機者対策については、関係機関や待機の動向を注視しながら対応してまいります。  障がい者への対応は、障がい福祉計画に基づき、相談支援体制の充実や一般就労への移行支援の強化に努めるとともに(仮称)障がい者総合福祉法の対応、また、市内各作業所との連携、障がい者のための発達支援システムの活用など、「ノーマライゼーション」の理念のもと、自立支援に重点を置き取り組みを進めます。  命を守る施策としては、引き続き済生会滋賀県病院をはじめとする、市内医療機関及び医師会と連携を図りながら、市民の命を守るための、安心な医療体制の確立に向けて努力してまいります。  特に、子宮頸がんワクチンヒブワクチン等の実施につきましては、国の動向を見守りながら取り組んでまいります。  福祉医療助成事業については、引き続き、市が果たすべきセーフティーネットを検討する中で進めてまいります。  私は、人が健康で文化的な生活をするためには、スポーツや文化活動が大切であると考えています。これらの機会拡充への取り組みを進めていくためには、体育面につきましては、財団法人栗東文化体育振興事業団社団法人栗東市体育協会との一層の連携強化を図り、市民の皆様にわかりやすく、親しみやすい推進体制の整備を進めてまいります。  文化面につきましては、芸術文化会館さきらを中心に、市民誰もが生きがいを感じながら文化活動に親しめる環境を目指し、その支援に努めてまいります。  次に、「暮らしに安心を」であります。  21世紀は人権の世紀として、今日まで各種の施策が実施されてきましたが、いまだに差別や偏見が払拭されたとは言い切れません。同和問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決は、心豊かな住みよいまちづくり実現のための根本であり、市政の大きな柱と位置付け、人権意識の高揚と人権問題の解決に努めてまいります。  市民生活の安全・安心の確保は、最優先すべき課題であると認識をしております。そのためには、地域と協働による「防犯のまちづくり」の推進、自主防災組織との協働による「防災のまちづくり」の推進、公共施設の耐震化、安全な道路、河川の整備をしてまいります。また、通学時の安全確保を主とした、カラー舗装化等明示事業を推進していきます。  旧株式会社RDエンジニアリング最終処分場問題につきましては、問題発生から11年が経過する中、本年に滋賀県と周辺自治会が、有害物調査に同意する覚書を交わされ、一定解決に向けた話し合いが前向きに動き出しました。これを受けて、滋賀県では「旧RD最終処分場有害物調査検討委員会」を設置され、既に調査に向けた検討も進められております。こうしたことから、今後、市におきましては、周辺7自治会の皆様と調整を図りながら、国や県への積極的な働きかけをするなど、恒久対策工が早期に実施され、市民の皆様の安全・安心が確保できるよう取り組んでまいります。  冒頭に、私は、国や県の諸改革については、今後、基礎自治体を重視して進められることは時代の要請でもあることを申し上げました。それは言いかえれば、基礎自治体がそれに耐え得る適正な規模でなくてはならないとも言えます。市民皆様の暮らしの安心を確保するうえでの重要な政策施策の内、広域的な取り組みによって、市民生活向上につながるものを積極的に模索し、近隣自治体との広域連携の強化を図ってまいります。  次に、「行政に安心を」であります。  市民にわかりやすい組織機構のスリム化などの見直しを進め、厳しい財政状況の中で、選択と集中による諸施策の推進を図るため、行政改革の視点と併せて、説明責任の果たせる市役所を目指します。  併せて、当然のことながら職員の育成も重要であります。私は、平成7年栗東町議会議員として初当選して以来、一貫して老・壮・青年・男女が協力して地域づくりや、まちづくりに取り組むことの重要性を申し上げてまいりました。これは、私自身、多くの活動を通じて、人のつながりやきずながまちをつくり、そして人をはぐくむということを体験し学んできたからであります。これからの市役所職員は、こうしたことを大切にして、市民のための市役所職員として活躍してくれることを願い、育成してまいります。また、本市は今日まで様々な行財政改革を実施し、事務事業の精査をしてまいりましたが、現下の厳しい行財政環境に対応するためには、さらなる見直しを実施しなくてはなりません。このため、市民目線ですべての事業を見直すための手法として、事業仕分けを実施してまいります。  こうした取り組みとともに、PDCAサイクルを生かした行政運営を継続しながら、さらなる民間活力の導入によって、フットワーク軽く動ける体制で、議員皆様、全職員、市民の皆様との「全員野球」でこの難局を乗り切ってまいります。そして、今日までの市政の基本方針とされてきました「まちづくりの主役は市民」、「行政はサービス業」、「行政に民間的・経営的感覚を」を引き継ぎ、「安心な元気都市栗東」実現を目指した行政運営をしてまいります。  結びに、私が尊敬する戦国時代の武将、武田信玄の言葉に「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」があります。つまり頑強な城や石垣、堀よりも、人心が結束しなければ何事も治めることはできないということであり、これからの栗東市政の運営に、大変重要な姿勢であると認識しております。  職員とは良好な関係をつくりながら、一致団結した市政運営を心がけるとともに、私自身、人生の大きな岐路となった栗東市長選挙で、市民の皆様から負託されましたことに感謝申し上げながら、確固不抜の信念で、30年先にも責任が持てるまちづくりに向け、夢と希望を持って果敢に取り組んでまいります。  どうか議員の皆様はじめ、市民の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げ、私の所信と重点施策方針といたします。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(髙野正勝君)  ~日程第4.各委員会の中間報告について~ ○議長(髙野正勝君)  日程第4 各委員会の中間報告についてを議題とし、各委員会付託案件について、それぞれの委員長から中間報告を求めます。  まず、新駅問題対策特別委員会委員長 6番 下田善一郎議員。 ○6番(下田善一郎君)登壇  それでは、新駅問題対策特別委員会の報告をさせていただきます。  本委員会は、付託審査事項であります「新幹線(仮称)南びわ湖駅設置についての今後の対応について」を審査するため、閉会中の12月2日、午前9時30分から、説明のため、市長、関係部長関係課長の出席を求め開催をいたしました。  それでは、12月2日の審査について、質疑を行いました主なものをご報告申し上げます。  1点目として、「今日までの取り組み経過」についてであります。  委員から、1点目、第2期の公募についてのスケジュールは今後どうなのか。  2点目、選考方法はどうなのか。  3点目、公募するについて、入札で最高値での落札された企業に買ってもらうのはどうなのか。また、企業誘致に際し、地元に役立つ、地元雇用が図れる企業の誘致を進めることはできるのか。との質問があり、当局からは、1点目、年内に公募の要件整理をし、年明けに公募しながら選定の諸条件の整理を行い、今年度内に企業選定していきたい。  2点目、まだ詳細は決定していないが、関係者と十分調整を図り、後継プランにふさわしい企業を選定したい。  3点目、当該企業事業計画土地売り渡し価格等を、総合的に勘案しながら決定したい。選考基準は地域振興の貢献度や周辺地域への影響度、計画の実現性、将来性を十分勘案し、雇用の創出など地域経済への波及などを加味しながら決定をする。との答弁がありました。  また、委員から、都市計画の変更の告示がされたが、隣接地の用途はどうなるのか。との質問があり、当局から、今回の計画変更は、栗東新産業工業団地の9.7ヘクタールを準工業地域から工業地域へ変更した。残りの部分は準工業の用途地域のままで、今後の開発については、今の用途地域に合った土地活用、まちづくり計画を地元と協議調整を諮りながら進めていく。との答弁がありました。  続いて、2点目として、「後継プラン等の進捗状況」についてであります。  委員から、①ガス管を引っ張る工事は大阪ガスが負担しているのか。  ②誘致したリチウムエナジージャパンの、周辺のまちづくりのあり方の基本はどのように考えているのか。  ③関西2位の企業において、コンデンサーの公害による跡地が何も使えない状況で凍結されており、今回の誘致企業も同じようにならないよう、公害防止協定の中で担保できるように、計画段階の中で積み上げはできているのか。との質問に対しまして、当局からは、①電気、ガス関係はすべて事業者負担となっている。  ②環境、新技術のテーマに沿った土地利用が基本になるが、最終は地権者や地元自治会協議調整を図っていく。  ③環境問題については、これまでに地元及び委員会からご意見や、当企業の草津工場の視察等を行い、協定を締結するに際し、担保できる内容を検討し、十分配慮している。との答弁がありました。  また、委員より、①来年6月末に建物の完成予定だが、都市計画道路の進捗率からすると、それまでに道路整備はできないのではないのか。  ②蜂屋から手原駅を利用する通勤客が、国道8号線の下の狭い隧道を通っており、車も通ることから非常に危険なため、この事業に際し隧道を広げることはできないのか。との質問に対し、当局からは、①リチウムエナジージャパンとは、当初工程より国費の予算関係等から、完成断面ですべて整備することは困難であるとの調整ができている。仮設道路や都市計画道路の切り回しにより、通行車両を確保する。  ②国道部の隧道の改良については、国道との協議や費用の関係ですぐには回答できないが、この区域の拡大により、市道の視距改良によって対応できる。との答弁がありました。また、委員から、国道8号バイパスの取り込みが、この隧道付近と整合性が図れているのか。との質問に対し、当局からは、国道8号バイパスの影響はこの隧道までこない。8号バイパスは現道のランプにすり付く形で事業区間は終わっており、区画線の法線等は変わるが、構造自身に影響はない。との答弁がありました。また、委員から、l0ヘクタールの大筋が見えたが、残りの土地を含め、まちづくりについての考え方はどうなのか。との質問に対し、当局からは、企業からの申し込みがある状況や全体計画を含め、商工会や周辺地元地権者と、しっかり協議を進めていく方向で検討しており、夢を持って、かつ期待いただけるよう頑張っていく。との答弁がありました。  以上、委員会の審査経過と概要について報告させていただきましたが、当委員会の付託事項であります「新幹線(仮称)南びわ湖駅設置についての今後の対応について」は、後継プランに伴う企業誘致や、栗東新産業地区工業団地整備事業に伴う多くの事務事業の手続など、新たなまちづくり事業として、今後におきましても引き続き審査してまいりたいと考えております。  以上で、新駅問題対策特別委員会中間報告とさせていただきます。 ○議長(髙野正勝君)  次に、議会改革特別委員会委員長、10番 池田久代議員。 ○10番(池田久代君)登壇  議会改革特別委員会委員長報告を申し上げます。  当委員会は、付託を受けております「議会改革の推進について」を審査するため、閉会中の去る12月1日に開催をいたしました。  今回は、議会の公開、議会の住民参加、議会の運営等の各項目の中で、すぐに検討できる事項について列挙し、事務局から説明を受けて審査をいたしました。  それでは、順次、審査の内容について報告いたします。  各項目については、委員から多くの意見、提案がありましたが、当委員会として、方向性をまとめました結果を報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。  議会の公開について。  1点目、議会日程の事前公表については、ホームページでの事前公表は、次期日程案が前の定例会最終日に示された時点で、速やかに「案」であることを断ったうえで公表する。また、議会本会議、委員会開催中においては、「開催中」との表示を、市役所玄関に設置することとし及び各コミュニティセンターにもポスター等の掲示の方法で市民に周知し、傍聴者の増加に努める。  2点目、傍聴者等への議案関連資料の公開については、当面、現状の資料等の配布に「市議会のしおり」の配布を追加することとし、議員と同程度の議案・議案資料等の提供は、今後、傍聴者アンケート等を参考に段階的に検討をしてまいります。  3点目、政務調査費の使途公開については、終了した年度分についての会派ごとの政務調査費収支報告書を、ホームページで公開するとともに議会広報でその旨市民に周知する。また、領収書等の書類については、議会事務局で常時閲覧可能とする。  大きな2点目の議会の住民参加について。  1点目、委員会、全員協議会の傍聴については、現在、常任、特別委員会等は5名までの傍聴に制限をしているが、委員会室でのイス設置可能数程度の人数の傍聴を認める。常任委員会の日程をずらした開催についても検討をしていく。  2点目、請願・陳情者の会議での直接説明については、委員会での審査、協議において、事前に請願者等から説明したい旨の要請があった場合には、説明の機会を保障する。  3点目、議会の運営についてでございます。  1点目、自由討議の場については、現在、議会全員協議会を、議会運営等に関しての自由討議の場に設定し、傍聴も認めていることから、地方自治法に基づく正式な会議として位置付けをしていく。  2点目、議会運営委員会については、委員会の傍聴、当局の出席の必要性等、議会運営委員会で検討をしていく。との方向性を取りまとめました。なお、第1回委員会で確認し、委員長報告いたしましたとおり、すぐにでも実施可能なものについては、最終の提言を待たずに、その都度、他の会議等で実施の方向性を検討し、決定していくこととしておりますので、まとめさせていただきました方向性に基づき、早期に実施できるよう検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  当委員会といたしましては、「議会改革の推進について」は、検討していかなければならない多くの課題があることから、これからも引き続き審査し、議論を深めてまいりたいと考えております。  これをもちまして、議会改革特別委員会の中間報告とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(髙野正勝君)  以上で、各委員長の中間報告を終わります。  これより、各委員長の中間報告に対し質疑を行います。  まず、新駅問題対策特別委員会委員長に対して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙野正勝君)  質疑もないようでありますので、新駅問題対策特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、議会改革特別委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙野正勝君)  質疑もないようでありますので、議会改革特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  以上で、各委員会の中間報告を終了いたします。  各委員会の付託事項につきましては、引き続き、審査いただきますようお願いいたします。  ~日程第5.議案第 91号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについて から       議案第109号 平成22年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について~ ○議長(髙野正勝君)  日程第5 議案第91号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることについてから 議案第109号 平成22年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について までの19議案を一括上程し、議題といたします。  市長から、順次、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  改めまして、ごあいさつをさせていただきます。  師走に入り、日に日に風の冷たさも一段と増してまいりました。  本日、平成22年第6回栗東市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご参集賜り、厚く御礼申し上げます。  ただいま上程されました、各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます前に、お許しをいただき、昨今の市政の重要課題等の現状につきまして、報告をさせていただきます。  まず、新幹線新駅跡地の新たなまちづくりである、後継プランの実施についての現状を報告致します。  骨格道路である都市計画道路下鈎出庭線、蜂屋手原線の2路線については、現在、用地取得に向けて取り組みを進めており、年度内に一部路床工事を行う予定であります。  また、都市下水路についてはJR東海との協議も整い、年度内に工事着手をして、全体工程の進捗を図ってまいります。  企業立地につきましては、栗東新産業地区工業団地整備事業の第1期区域約5.6ヘクタールには、株式会社リチウムエナジージャパン様が10月1日から新工場建設に着手されており、来年6月末に建築工事を完了され、平成24年4月には出荷を開始される予定であります。  また、第2期区域につきましては、事業用地の整形等を図るため、約4,200平米を拡張する事業計画の変更等について、去る11月5日の市土地開発公社理事会で承認をいただきました。これにより、第2期は約4.8ヘクタールとして、現在一部区域から造成工事を進めております。また、去る9月27日には、株式会社ジーエス・ユアサ様から用地取得に向けた意思表明をはじめ、その他複数の企業相談もあることから、早い時期に企業選定を行い、「環境と新技術」にふさわしい企業立地に向けて取り組んでまいります。
     まちづくり基本構想に基づく、土地利用検討業務については、現在内部で検討整理を行っており、早い段階で県とともに地元協議を進めたく計画しております。  次に、RD産業廃棄物最終処分場問題につきましては、県において「旧RD最終処分場有害物調査検討委員会」を設置され、10月30日に開催された第1回委員会では、住民からの意見も提案されたところであります。現在は、有害物調査実施に向けた表層ガス調査が行われております。  今後は、表層ガス調査結果をもとに、委員の専門的な意見を踏まえ、周辺自治会と協議しながら有害物調査を年度内に実施し、対策工の基本方針を検討していくこととされています。  市といたしましては、これらの事業が円滑に進み、恒久対策工が早期に実施され、市民の皆様の安心・安全が確保できるよう取り組んでまいります。  次に、(新)集中改革プラン策定についての現状を報告いたします。  本年6月に策定した「中長期財政見通し」では、平成23年度で9億6,600万円と、それ以降も約5億円強の赤字が見込まれ、今後の財政状況は、まさに「非常事態」であります。こうした事態を回避するために、現在「(新)集中改革プラン」の策定を進めており、具体的な内容につきましては、固まり次第、この12月議会において素案をお示ししたいと考えております。  以上、昨今の重要事項の報告といたします。  それでは、上程をされました、議案第91号から議案第109号までの19議案についての提案理由を説明いたします。  まず、議案第91号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることにつきましては、任期満了に伴い、栗東市出庭326番地、昭和18年12月26日生まれの大橋美智子氏を適任者として、再度推薦することにつき議会の意見を求めるものであります。  次に、議案第92号 人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めることにつきましては、同じく、任期満了に伴い、栗東市上鈎250番地、昭和18年5月4日生まれの上田玄雄氏を適任者として、再度推薦することにつき議会の意見を求めるものであります。  次に、議案第93号 栗東市上下水道事業審議会条例の制定につきましては、平成22年度より、上下水道料金の一括納付による、調定・収納事務の一元化と上下水道事業所フロアの統合を実施し、事務の統合、効率化を図り、経営の健全化に努めております。こうした中、上下水道事業の適正な運営と円滑な遂行を図るための調査審議機関として、現行は「栗東市水道委員会」と「栗東市公共下水道事業審議会」を設置しておりますが、今般、この両会議を統合し、一体的な運営方針のもと、より効率的かつ公正な調査、審議をしていただくため、「栗東市水道委員会設置条例」及び「栗東市公共下水道事業審議会条例」をそれぞれ廃止し、新たに両会議を統合した「栗東市上下水道事業審議会条例」を制定するものであります。  次に、議案第94号 栗東市道路線の廃止につきましては、開発による道路延伸のため、一旦、川辺区内4号線、小平井上光福寺1号線、小平井八坂1号線及び小平井八坂2号線の4路線を廃止するものであり、議案第95号 栗東市道路線の認定につきましては、開発により道路を延伸した、川辺区内4号線ほか3路線を再度認定するものであります。  宅地開発に伴う道路の新設による寄付・帰属により、下戸山区内17号線ほか8路線を、新たに市道認定するものであります。  次に、議案第96号から第100号までの5議案につきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、栗東市公の施設の指定管理者の指定について議会の議決を求めるものであります。  まず、議案第96号 指定管理者の指定につきましては、市施設「栗東市立農林業技術センター、栗東市立自然活用総合管理棟、こんぜの里バンガロー村、栗東市立森林体験交流センター及び栗東市立自然体験学習センター」の5施設の指定管理者の更新に当たり、平成23年4月1日から5年間の管理・運営を行なう指定管理者の候補者を、栗東市公の施設指定管理者募集要項に基づいて募集及び選定を行い、滋賀南部森林組合代表理事組合長 相井忠良氏に選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定いたしたく議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第97号 指定管理者の指定につきましては、市施設「栗東農畜産物処理加工施設(アグリの郷栗東)」の指定管理者制度の更新に当たり、平成23年4月1日から5年間の管理・運営を行なう指定管理者の候補者を、栗東市公の施設指定管理者募集要項に基づいて募集及び選定を行い、栗東農産物加工有限会社代表取締役 武村秀夫氏に選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定いたしたく議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第98号 指定管理者の指定につきましては、市施設「栗東シルバーワークプラザ」の指定管理者制度の更新に当たり、平成23年4月1日から5年間の管理・運営を行なう指定管理者の候補者を、栗東市公の施設指定管理者募集要項に基づいて選定を行い、社団法人栗東シルバー人材センター理事長 西村千代治氏に選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定いたしたく議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第99号 指定管理者の指定につきましては、市施設「栗東芸術文化会館(さきら)」の指定管理者制度の更新に当たり、平成23年4月1日から5年間の管理・運営を行なう指定管理者の候補者を、栗東市公の施設指定管理者募集要項に基づいて募集及び選定を行い、株式会社ケイミックス代表取締役 橋本有康氏に選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定いたしたく議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第100号 指定管理者の指定につきましては、市施設「栗東市民体育館、十里体育館、野洲川体育館、治田西スポーツセンター、平谷球場、大宝テニスコート、弓道場、栗東運動公園、野洲川運動公園」の9施設の指定管理者制度の更新に当たり、平成23年4月1日から5年間、管理・運営を行なう指定管理者の候補者を、栗東市公の施設指定管理者募集要項に基づいて募集及び選定を行い、財団法人栗東文化体育振興事業団理事長 里内勝氏に選定したので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定いたしたく議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第101号から議案第109号までの9議案につきましては、平成22年度各会計の補正予算であります。  まず、各会計の人件費関係の補正予算につきましては、4月当初の職員異動に伴う、会計間及び同一会計内における各事業間の職員の給与費、職員手当、共済費及び本年8月に出されました人事院勧告に準じた、一時金等の改定による補正であります。  議案第101号 平成22年度栗東市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,565万4,000円を追加し、予算の総額を308億4,992万9,000円と定めるものであります。  主な歳出につきましては、各項目の職員給与費等の増減のほか社会福祉費、児童福祉費、生活保護費、保健衛生費、農業費、道路橋梁費、都市計画費、公園費、消防費、小学校費、中学校費、保健体育費等の増額並びに総務管理費、下水道費等の減額でありまして、この財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰越金及び市債等で調整しております。  第2表につきましては、債務負担行為補正でありまして、栗東シルバーワークプラザほか5件の管理運営委託及び大宝東小学校用地取得事業を新たに追加するものであり、医療費助成システム更新事業については、増額変更するものであります。  第3表の地方債補正につきましては、住宅建設事業借換債及び中学校整備事業借換債については、公的資金補償金免除繰上償還制度により、低利に借換えを行うため追加するもので、保育園耐震事業ほか8事業につきましては、事業精査により、起債限度額の変更を行うものであります。  次に、議案第102号 平成22年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,096万8,000円を追加し、予算の総額を51億6,621万4,000円とするものであります。  歳出につきましては、総務費、諸支出金、後期高齢者支援金等の増額及び老人保健拠出金、介護納付金、前期高齢者納付金等の減額であり、歳入につきましては、国庫支出金及び療養給付費交付金で調整しております。  次に、議案第103号 平成22年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ547万7,000円を追加し、予算の総額を4億2,023万8,000円とするもので、職員の異動等による職員給与費等の補正であります。  次に、議案第104号 平成22年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ62万9,000円を追加し、予算の総額を21億6,831万2,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、総務費及び諸支出金の追加であり、歳入につきましては、繰入金及び繰越金で調整しております。  また、第2表の債務負担行為は、介護保険システム更新事業として、平成23年度から平成27年度までの期間、3,062万1,000円を限度として計上しております。  次に、議案第105号 平成22年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ123万3,000円を減額し、予算の総額を9,154万6,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、職員給与費の減額等であり、歳入につきましては、繰入金を減額しております。  次に、議案第106号 平成22年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,143万3,000円を減額し、予算の総額を1億3,198万8,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、職員給与費の減額であり、歳入につきましては、繰入金を減額しております。  次に、議案第107号 平成22年度栗東市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収支の内、収益的支出を1,139万1,000円減額し、12億487万3,000円とし、また、資本的収支の内、資本的収入3,146万3,000円を追加し、1億3,500万円とし、資本的支出7,854万円を追加し、5億272万3,000円とするものであります。  資本的収支で不足する3億6,772万3,000円は、損益勘定留保金3億5,602万3,000円及び消費税資本的収支調整額1,170万円で補填するものであります。  収益的支出につきましては、職員の異動による給料等の調整による減額であり、資本的支出につきましては、職員の異動による給料調整等の減額及び建設改良費、企業債償還金の追加であります。また、債務負担行為補正につきましては、徴収、検針、開閉栓等包括的民間委託に係る業務委託について、平成23年度から5年間、1億4,060万円を限度として追加するもので、企業債補正につきましては、水道事業借換債について公的資金補償金免除繰上償還制度により、低利に借換えを行うため、追加するものであります。  次に、議案第108号 平成22年度栗東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億9,254万円を追加し、予算の総額を34億3,480万5,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、異動等による職員給与費等の減額及び管渠築造費、公債費の増額であり、歳入につきましては、分担金及び負担金、国庫支出金、繰入金、繰越金及び市債で調整しております。  第2表の債務負担行為補正につきましては、雨水幹線(中央下水路)整備事業を実施するに当たり、期間を平成23年度、限度額を2億7,700万円とするものであります。  第3表の地方債補正につきましては、下水道事業借換債については、公的資金補償金免除繰上償還制度により、低利に借換えを行うため追加するもので、公共下水道事業につきましては、事業増に伴い、起債限度額の増額変更を行うものであります。  次に、議案第109号 平成22年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6万3,000円を減額し、予算の総額を3,179万5,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、職員給与費の減額であり、歳入につきましては、繰入金で調整しております。  以上、19議案の提案理由の説明とさせていただきます。  なお、議案に関係する資料につきましては、先にお手許に配付いたしておりますのでご参照賜り、ご審議のほど賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(髙野正勝君)  以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。  明7日から12日までの6日間、議案熟読のため休会することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙野正勝君)  ご異議なしと認めます。  よって、明7日から12日までの6日間は休会することに決しました。  来る13日は、定刻より本会議を再開し、代表質問を行います。  本日は、これで散会いたします。    散会 午前10時35分  地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。    平成22年12月 6日  栗東市議会議長  髙 野 正 勝  署 名 議 員  林   好 男  署 名 議 員  太 田 浩 美...