栗東市議会 2001-01-29
平成13年 1月臨時会(第1日 1月29日)
環境整備課長、件数で言ってください。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
件数につきましては、手許の
資料によりますと、
竣工年が昭和39年からということで考えますと、約100件程度の
ごみの
焼却施設の
実績がございます。
○
議長(
井之口秀行君)
休憩します。
休憩 午後1時11分
再開 午後1時11分
○
議長(
井之口秀行君)
再開いたします。
総務部長。
○
総務部長(
川嶋忠光君)
13番
議員さんの
質問の中で、
経験年数として何番目であるかというふうな
状況でございますが、今のところ
資料を持ち合わせておりませんが、
経営審査点数の順位でいきますと7番目ということでございます。ひとつよろしくお願いしたいと思いますし、後ほどまた調べまして、
資料として提出をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
井之口秀行君)
13番
尾田さん。
○13番(
尾田昭代君)
追
質問をいたします。
そうしますと、
株式会社 クボタの得意とする分野は、この
焼却施設の
部分であったのかどうかということ。
そして更に、7番目の
経験でありながら、落札というに至ったそういう経緯の中で、町としてはね、最も優秀なところに落としてほしい。そこに手がけてほしいという思いはなかったのでしょうか。ただ落札の値段が安ければいいという点で
入札をさせたのか、或いは最もいい
施設を、お金はかけなくてもお金の安くて、かつ優秀な
施設をつくりたいというふうに思ったのか、どちらなのですか。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
川嶋忠光君)
13番
議員さんの追
質問に
お答えをさせていただきたいと思いますが、
条件つきのいわゆる
一般競争入札を執行をさせていただいたところでございます。それぞれいわゆる
メーカーとしての責任を持っているわけでございまして、どの
焼却メーカーが優秀であるのかないのかという、そういう判断につきましては非常に難しい内容があるわけでございまして、全てそれぞれの
メーカーは自信を持って自社の製品を開発していると、こういうふうな
状況でございますので、それぞれが特徴があって優秀なものというふうに解するものでございます。
そういうことから、それじゃどこでその業者を選ぶのかというふうなことになりますと、やはり同じ条件というふうな
状況でございますと、値段の安い方というふうな形で決まるというふうなことでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○
議長(
井之口秀行君)
13番
尾田さん。
○13番(
尾田昭代君)
今の
総務部長の
答弁を首をかしげながらも信じていきたいというふうに思いますが、もう1点だけ。この
株式会社 クボタは、今まで施工して稼働しているこの
施設の中で
トラブルのあったことは一度もなかったか。それだけ聞いておきます。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
そこまでの詳細については特に承知していないわけでございますが、
トラブルが特にあったということについては聞いておりません。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
12番
馬場さん。
○12番(
馬場美代子君)
全員協議会の席でも少しお聞きをしたのですが、本
会議で
確認も含めてただしておきたいと思います。
一つは、この
契約のいわゆる
保証期間ですね、具体的に明らかにしておいてください。
それから、もう
一つは、いわゆる
処理量とこの
施設の
規模との
関係ですが、とりわけ
リサイクルを進めていく中で、
処理量の見通しというのは非常に重要になってくると思うのです。今、
栗東町は
プラスチック系統の分別を推進をしていっていますが、私は、もう
一つ今重要な点は、
ごみ全体の3分の1ぐらいを占めていると思うのですが、やっぱり次は生
ごみの
処理をどうしていくのか、ここが非常に重要になってくると思うのですね。その
平成12年の
部分では、大々的な生
ごみ処理に対する
リサイクル、これを視野に入れてない中でこの38トン、2炉24時間というのが出てるわけですね。その辺でこの生
ごみの
資源化、これについて
一つはどう考えているのか。もうこの76トン炉でいくから、もう
現状焼却を中心にしていこうとしているのか、その辺を改めて
確認もしておきたいと思うのですね。
それから、
三つ目の点ですが、特に今回一切、私もうっかりしていましたが、いわゆる
余熱利用が全く俎上に上っていない。前回ああいう
発電式までね、やることについては、投資と効果の
関係で非常に問題があったわけですが、やっぱり出る
余熱をどう活用をしていくのというのは非常に重要なことだと思うのですね。全くそれが触れられていない。多分
事務所も当然改築をされると思うのですが、そういう
事務所なり
施設の中での
利用及び隣接の
憩いの家での
利用についてはどのように考えているのか、別途
予算になっていくのか、その辺も関連してお聞かせをいただきたいというふうに思います。
以上、とりあえず3点をよろしくお願いします。
それから、
ランニングコストの先ほどちょっとお聞きした
部分ですが、単なる
平成13年度の
予算ではなくて、従来の
コストとこの新しい設備になった中での
ランニングコスト。そういう意味では、
リサイクルプラザの
部分は、もう全く新しい
部分です。
灰溶融が加わってくるというところでは、
単純比較は難しいかも分かりませんが、少なくとも
焼却と
灰溶融、それから
平成12年度までは
焼却という、この
前提条件において
ランニングコストでどういうふうに変化になるのか、ちょっと
確認をしておきたいというふうに思います。
○
議長(
井之口秀行君)
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
まず第1点目の
保証期間でございますが、5年間ということにしております。
2点目の
処理量と
規模の
関係でございますが、ご承知いただいておりますように、当
施設工事につきましては、
ごみの
減量を基本に考え、更に分別をしてマテリアル
リサイクルを行っていこうという
考え方でございます。
そういったことで、
計画目標年次の設定につきましては、稼働後7年ということになっておりまして、これの
焼却の
規模が55.7トンということでございます。これに
稼働率を乗じまして1日76トンということにしております。
特に生
ごみの
処理はどうするのかといったことでご
質問をいただいたわけでございますが、
一つは現在、
家庭系の
ごみにつきまして、生
ごみの
処理の補助をさせていただいております。特に今年度からは、その
補助限度額の
引き上げ等を行ったところでございまして、現実的に生
ごみ処理容器の
補助金の申請をいただいている件数も、これまでの
実績よりはかなり多くなっているというような
状況でございます。また、新しい
施設におきましても、コンポストということで
堆肥化施設を
計画をしておりますし、特に
公共施設からの出る生
ごみにつきまして、その
処理を行う予定でございます。更に国の方におきましても、
食品リサイクル法が定められておりまして、
事業系の
ごみにつきましても、この
リサイクル法に基づきまして、順次減らしていただくということになっています。一層これらの点につきましては、
ごみの現状につきまして、
十分ごみ減量リサイクル推進会議等で全
住民或いは
事業所の
皆さんにお願いをしてまいりまして、
ごみの
減量を一層進めてまいりたいというように考えています。
第3点目の
余熱利用でございますが、新しくできます
施設の
燃焼空気への加熱或いは
白煙防止等、そうした機器以外に
冷暖房、
給湯を新
施設で予定をしています。また、その隣に設置してあります
憩いの家につきましても、この
余熱を
利用いたしまして、
冷暖房、
給湯を行ってまいりたいというように考えておるところでございます。更に余る
部分につきましては、地域の
皆さん方と
協議をさせていただきまして、
余熱を有効に
利用できるように考えてまいりたいというように考えております。
次に、第4点目でございますが、現在の
環境センターと、そしてから新しい
施設の
ランニングコストはどうなのかということでございますが、これは、今ご指摘いただきましたように、一概にその金額を申し上げるということが非常に難しいところでございまして、特に今回、新しい
溶融スラグ等の
設備機器も配置しております点から、それらを十分精査いたしまして、また
委員会等でお示しをさせていただきたいと存じます。
以上でございます。
○
議長(
井之口秀行君)
12番
馬場さん。
○12番(
馬場美代子君)
保証期間5年ということですが、先ほど
全員協議会では、防水に関しては10年間だということがありましたので、
確認をしておきたいと思います。結構
施設で
水漏れ、
防水関係が問題になることが後日多いので、本
会議ですので、
確認をしておきたい。
それから、とりわけ生
ごみ系の
リサイクル利用ですが、私は、やっぱり以前、
自治協議会と合同で長井市の
レインボープラン、まち挙げて本当に、いわゆる
生活者と
農業者が
タイアップをして生
ごみを農業に還元をして、それをまた
消費者が
利用するという形の中で効果を上げてる研修も取り上げて
質問もしたことありますけれども、やっぱりもうこれを機会にね、それだけ燃やせる
施設ができたからもういいのだということではなくて、本当にその方向は今後とも強めていっていただきたいというふうに思うのですね。今回こういうことで、この
規模でやるわけですから、それを今ここでだめだということは言いませんけれども、やっぱりそういうことも併せていかないと、
ランニングコストも含めて
施設をどう大事に使っていくのか、もしくは
周辺住民の
皆さんにどれだけ理解を得ていくのかということにつながっていこうかと思いますし、20年なり25年後の新たな
建て替え建設のときにも非常に、そういうこの間のやっぱり町の
取り組みというのが
住民の
皆さんに写ってくると思いますので、本当に生
ごみの
部分を
住民任せではなくて、やっぱり町がそういう
計画もしながら、
住民の理解をどう得ていくのか。そういうやっぱり
指導的役割をやっぱり果たすべきではないかなと思いますので、その点でもう少し踏み込んだ町としての
考え方を
お答えをいただきたい。
それから、
余熱利用の
関係ですけれども、これの
予算はこの中に含まれているのでしょうか。少なくとも
憩いの家への
利用ということになると、
それなりのパイプなり、それから
地域住民への
有効利用ということになると、
それなりの対応が必要だろうと思うのですが、
環境センターの中は、そういうことが含まれてるのかどうなのかね、ということをまず
確認したいと思うのです。先ほどの
全員協議会の中でも、やっぱり
必要経費をどうみていくのかというときに、もう分かりきったようなものが後からまた補正なり追加で出てくるということが繰り返されているわけですね。今回でも
全員協議会で
質問しませんでしたが、この
余熱利用というのは、やっぱり大きなこの
施設の
一つの重要な側面だと思いますし、その辺の
予算はどうなってるのか、ぜひお聞かせをいただきたいと思いますし、お
考え方も示してください。
○
議長(
井之口秀行君)
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
追
質問に
お答え申し上げます。
保証期間につきましては、
プラントは5年ということでございますが、防水は10年間ということで明言をしておきたいと存じます。
次に、第2点目の
関係で、
ごみの
減量ということを最
重要課題に置きまして
取り組みをしてまいりたいというように考えてます。ただいまご指摘いただきましたように、
ごみの
排出者でございます町民の方、
事業者の方、
ごみを出す全ての方々と
タイアップをしながら、こうした
ごみの
減量に努めてまいりたいというように考えております。
第3点目の
余熱利用の
関係でございますが、新しくできます
環境センター、それから
憩いの家或いは余りましたら
余熱利用ということで、その他の
施設の
計画をするところでございますけれども、現在、
事業費に含まれておりますところは、
環境センターそのものの
施設の
冷暖房、
給湯或いは
白煙防止或いは
燃焼空気の加熱といったところと
憩いの家までの配管ということがこの
事業費に含まれているということでございます。
従いまして、外部での
施設の
利用につきましてのその
施設におきます
冷暖房、
給湯、
配管等は、
環境センターの敷地内までということでご理解をいただきいと存じます。
○
議長(
井之口秀行君)
12番
馬場さん。
○12番(
馬場美代子君)
最後のこの
余熱利用の
関係ですが、
環境センターの敷地のところまで外へ出せるように配管をすると。
憩いの家については
憩いの家までつなぐと。じゃないのですか。いずれにしてもね、細かいことはいいのですが、いずれにしても、こういう形でもしそこまで
設備投資をやるのであれば当然、
憩いの家が直ちに
利用できるように、
地域住民の場合は、もう少し
住民との
協議が必要でしょうけれども、
憩いの家でやっぱり直ちに
利用ができるようにしていくことが
一つの
投資効果を高めることだと思うのですね。
憩いの
家自体の、ちょっと
建設年度は何年になるのか分かりませんが、そういう意味では当然、私は
同時進行でね、
同時進行で
憩いの家の
余熱利用についてどういうふうな
計画をしているのか。どの程度の経費がかかろうとしているのか。そこも併せて考えるべきだと思うのですが、その辺についてはいかがでしょうかね。もう少し関連してですね、
憩いの家、そこまでやっぱり当然考えるべきではないのでしょうかね。少し
お答えをください。
○
議長(
井之口秀行君)
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
お答え申し上げます。
直ちに
利用できるようにということでございますが、新
施設の稼働につきましては、
平成14年の11月までということでございます。
従いまして、それ以降ということでございますが、これにつきましては、現在の
憩いの家の
施設そのもののあり方というのを、かなり現在でも年数もたっております。そうしたことで、地元の
皆さん方のご
意見等もお聞きしながら、町として十分に検討をさせていただきたいと存じます。
○
議長(
井之口秀行君)
休憩します。
休憩 午後1時30分
再開 午後1時30分
○
議長(
井之口秀行君)
再開いたします。
助役。
○
助役(
髙田徳次君)
12番
議員の追
質問でございますが、特にこの
環境センターの
余熱利用の
計画につきましては、当初からいろんな形で
利用計画を持っておりますということで申し上げてきた経緯があるわけでございますが、現行のこの
住民憩いの家の
冷暖房等の手法に、この新
環境センターの熱量をいかに活用していくかということにつきましては、今後、現在のところ詳細な内容の検討はいたしておりませんが、建設を進める過程の中にありまして、或いはまた
実施計画をこれから具体的に組んでいくわけでございますが、その中で具体的に検討をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
8番 三木君。
○8番(
三木敏達君)
我が町にとりまして本当に懸案の
環境センターでございますが、実は先般、長崎県の方に研修に寄せていただきまして、
南高南部の衛生のその
プラントを見せていただきました。同じ
焼却方式でですね、
ストーカ方式というのか、
溶融炉もついたということで、いろいろお聞きしておりましたら、総
事業費がですね、ここは
リサイクルプラザではなかったのですが、
ストックヤードなどを入れて約38億4,600万円というお話でございました。それで、いろいろと向こうで研修しておりますときにお聞きをいたしておりましたら高低、安いところと高いところですな、高いところはどのぐらいの価格ぐらいですかと聞いてましたら、約8億円アップの46億円ぐらいというお話でありました。それで、私こう思いますのですが、
栗東町の場合はですね、38トンが2炉という方式でございますが、当然いろんなそういう調査などをなさっておられることと思いますけれども、例えばですね、うちのこういうトン数或いは
規模で、実際によそを研修というのか調査をなさったかどうか。或いはそのときに例えば実際そういうものがあったら幾らぐらいの価格で落札をされたところがあるのか。あったら教えてほしいということ。
それからもう
一つは、一番私自身個人的にも思いますことは、この
入札の方式というのか、一括方式で我が町の場合はしたわけでございますが、通常考えられることは、それぞれ項目ごとに
入札を行い発注をしますと、普通は安く上がるのではないかと、このように思われるわけでございますが、先ほど
議会運営委員会のときにもそのことはお尋ねをいたしましたわけでございますが、改めてですね、その
一括入札にしたという経緯。それはいろいろと方式が違うし、例えば造成なら造成、穴を掘るか。平場というのか、平らにするのか、土を盛るのか。それはいろいろあるかも分かりませんけれどもですね、その辺をですな、ひとつ一括方式でいわゆる
入札を行ったということにつきましてですね、改めてひとつ
お答えをいただきたいと思います。
それからもう
一つは、いよいよ工事と、こういうことになってまいりますと、やっぱりいずれはどこか検査機関というのですか、今コンサルタントがおられるということでございますが、その工事検査などはですね、どのような方法というのか、どういう具合にその辺は考えておられるのか。その辺も改めてお聞きをいたしたいと思います。
以上です。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
川嶋忠光君)
8番 三木
議員さんのご
質問に
お答えをさせていただきたいと思いますが、まず九州の長崎県の方の研修の成果の中から、
事業費が38億4,600万円ぐらいでできて、そこの高いところと8億円ぐらいの差があるというふうなことでございます。そういった
部分での価格を他のところと比較をしたのかどうかというふうなご
質問でございますが、これにつきましては、ご承知いただいておりますように、本町の場合につきましては、90何億円という
予算をもちまして、その事業に着手をしようということで、先の
平成12年の当初の3月の
議会にお願いをしたというところでございます。数字というのは、それが数字であるというふうな
状況であるわけでございます。しかし、その段階では正式なものは何も決まっていないというふうな
状況でございまして、今回やっと発注していこうという仕様書ができて、その仕様書によりまして発注しようという、そういうふうな
状況であるわけでございます。ただし、およそ価格は幾らぐらいするのだという積算もいたしてない。設計書ができておりませんので積算もいたしてないという、そういうふうな
状況でございます。
そういう中から、今日まで実施をされております町の
施設と類似する
施設があるわけでございますが、そういった内容の実勢単価を調査をさせていただきまして、割り算と掛け算をすることによりましておよその金額が出ると、そういうふうなところであるわけでございます。そういうものを基にいたしまして予定価格を発表して、その価格の中で
入札をしていただこうと、こういうことでさせていただいたわけでございます。
従いまして、実勢単価等につきましては、ほぼ踏襲してできてるのではないかというふうに思っておりますし、正式なきちっとした
入札が行われて業者が決定したというふうに思っているところでございます。
次に、一括方式での内容であるわけでございますが、一括方式につきましては、
議会運営委員会の中でもご
説明申し上げましたように、また今、ただいま申し上げましたように、町のいわゆる実
施設計書というのができていないという
状況でございます。そういうふうな
状況の中から分離をしようというふうに分けますと、どういうふうな形でその、いわゆる基になる、例えば宅地造成をどうしていくのか或いは周景というのですか、植樹等の内容をどうしていくのかと。建物をどういうふうな形で建てていくのかといった
部分が全くこれは未知数であるわけでございます。そういうようなことから、
入札ができないというふうな
状況でございますので、全て一括によりましての
入札をさせていただいたというふうなところでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
工事の執行につきましては、
議員ご指摘いただいておりますように、その監査等でございますが、専門家としてコンサルタントを委託しているというふうな
状況でございますので、その中で十分な検査が行われるというふうに思っておりますし、町の方にいたしましても、十分工事の管理につきましてはしていきたいというふうに思っております。よろしくお願い申し上げたいと思います。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
14番 宇野君。
○14番(宇野 哲君)
一つだけお尋ねしておきたいと思います。
先ほどの
全員協議会のときにもちょっと
質問しましたが、その中で、業者を
指名するに
当たりましてですね、経営審査の点数が1,100点以上というように言われました。それで8社ですか、お選びになったのだと思いますが、その1,100点以上ということはですね、どういうことになるのでしょうか。例えば1,000点と1,100点の経営審査が違うとどう違うのか。或いは1,200或いは1,300だとどう変わるのかですね、業者のその質というのか、何ですね、ステータスみたいなものがどう変わるのかということをですね、教えていただきたいと思いますが。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
助役。
○
助役(
髙田徳次君)
14番
議員さんのご
質問に
お答え申し上げます。
特に今回の
入札につきましては、いわゆる
条件つき一般競争入札ということでございまして、この中にありまして、まずはこの経営審査点1,100点以上ということに限定した根拠につきましては、
実績或いはまた今、
栗東町が
計画をいたしております炉の建設の内容、いわゆる炉並びに
灰溶融炉、それから
リサイクルプラザ、その他造成から解体工事に至るまでの全ての内容のものを含めているわけでございますが、そうした内容で適切にこちらが希望する内容の工事が施工していただけるかどうかということを基準に
契約審査会で検討いたしました。その中で1,100点という内容で
条件つき一般競争入札の基準としたわけでございます。
それの内容で、なぜそのようにしたのか。1,000点であればどういう内容になっていたのかということなどにつきましても検討をしたわけでございますが、基本的には、何といいましてもダイオキシンの排出の基準を0.1ナノグラム以下の精度の高い内容の炉の整備ということでございますので、1,100点というのが最も適切な内容であるというような判断をいたしまして、その条件をつけたというのが実態でございます。
○
議長(
井之口秀行君)
14番 宇野君。
○14番(宇野 哲君)
私はですね、これはうがった見方をするかもしれませんけれども、業者ありきの1,100点というラインではなかったのかなというように思えるわけです。普通、私が
全員協議会で
質問したときでしたらですね、別に1,100点という以上をその対象にしたと言う必要はですね、なかったと。今、
助役の方から
答弁をなさったようにですね、ダイオキシンやその他の問題をですね、結果が1,100点以上になったのだと。業者になったのですわと言うのなら分かるのですが、1,100点を
一つの境にしたということになりますと、業者ありきでね、やったという、1,100点というのを決めたということにとられてしまうのですね。私はそういうようにとってしまったのです。その点はどうでしょうかね。
○
議長(
井之口秀行君)
助役。
○
助役(
髙田徳次君)
14番
議員さんの追
質問に
お答え申し上げますが、ただいま追
質問で申されました内容のことは一切ございませんで、先ほど私が
答弁をいたしました内容で1,100点という内容の条件を設定したということでございますので、よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
井之口秀行君)
14番 宇野君。
○14番(宇野 哲君)
それではですね、先ほど私が
全員協議会で
質問したときの1,100点は、これは川嶋部長が
お答えになったのですが、それを撤回してもらわないとですね、ややこしくなると思うのですよ、1,100点以上を選んだということになれば。
全員協議会のときの
説明はそうですから。
○
議長(
井之口秀行君)
休憩します。
休憩 午後1時43分
再開 午後1時44分
○
議長(
井之口秀行君)
再開いたします。
総務部長。
○
総務部長(
川嶋忠光君)
全員協議会の1,100点の方を対象にしたというふうなことで
答弁申し上げたわけでございますが、ただいま
助役さんの方から14番
議員さんにご指摘がございましたように、最もいわゆる
栗東町の
環境センターを建設するにふさわしい業者8社が1,100点であったということでございます。私の
全員協議会で申し上げました
答弁につきましては、訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
17番 西村君。
○17番(西村
千代治君)
先の
全員協議会で私が申し上げておりましたとおり、過日と本日、ある団体が実は街頭での話をしておりますけれども、それについて
株式会社 クボタの今回の
入札につきましての談合的な問題は一切ないということを当局からお聞きをいたしたわけでございますが、工事概要の中で1点お聞きしたいのですが、この全てを4点についてですね、全てをもう業者にお任せをしたと、こういうことでございますが、従って、直営でやられて下請ということになるのですが、例えば造成工事につきましてとか、或いは電気や設備についての、やはり下請はお使いになろうと思うのですが、これらの業者が決まった時点の中で、町としてその
報告を受ける義務があるのか。それをまた指導する義務があるのか。その下請についてですよ。こういうことはなしに、もう全てもうこれは
株式会社 クボタにお任せするのだと、こういうことなのかな、その点をちょっとお尋ねしたいと、このように思います。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
お答え申し上げます。
下請業者につきましては、その名簿を提出をいただきます。
○
議長(
井之口秀行君)
17番 西村君。
○17番(西村
千代治君)
提出をいただくということだけですね、提出を。
経済的に厳しい
状況の中でですね、こういうふうな下請業者にもいろいろな方がおろうと思いますが、そういう点について、町は決まった時点で提出をいただくということだけであってですね、そのことには関与しないということでございますのでね、起きる問題については、もしもというときには、
株式会社 クボタが全責任を持ってやると、こういうことですね。その点をちょっと
確認しておきたい。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
川嶋忠光君)
お答えを申し上げたいと思いますが、今回の工事につきましては、先に
全員協議会でも申し上げておりますように、下請につきましては、地元の業者を使っていただくということで誓約書等もいただいておるという
状況でございます。そういうことでございまして、よほどのことがない限り、下請につきましては、地元業者を使っていただけるというふうに思っておるわけでございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
5番 久徳君。
○5番(久徳政和君)
即決
議案でもありますので、特別
委員会等にも所属しておるのですが、幾つか
確認をさせていただきます。
まず、先ほども出ておりました、過日、長崎県の南有馬町の
環境センターを研修させてもらったわけでありますけれども、その中で
焼却炉と
灰溶融炉の間の灰押し出し機の詰まりクレームがあったと。それで、いろいろ苦労して原因を突きとめたが、
保証期間中に改造をする予定であるというような話もお聞きしました。また朝、私が
確認させていただいたのはここにあったのですけれども、その両機の
メーカーが異なったと。それで、
灰溶融は下請の業者につくらせたということで、当局の意思が下請業者に十分伝わらなかったというような反省点をおっしゃっておられました。そうした観点からですね、今も
栗東町の業者を積極的に使うようにというような町の考えもあるわけですけれども、その元請の
株式会社クボタを通しての話になろうかと思いますけれども、そういう意思の疎通を欠くようなことがないような防止策について、当局はどのようなお考えを持っておられるかということが
一つ。
二つ目に、
灰溶融炉は中の温度、ガス圧が不調な状態になればガス爆発を起こす可能性があるというふうにお聞きしました。当然この正式な発注があればですね、すぐに実施の詳細設計に業者がかかられると思われますが、爆発等大きな事故はどうしても防がねばなりません。そうしたことから、フュエルセーフ設計の思想が十分に
メーカーの方に伝わってるのか、浸透してるのか、その辺を
確認いたします。
三つ目に、スラグの活用型につきましては、前年度の美馬
環境センターに引き続き今回の南有馬町の
環境センターでその活用型について研修をしたところでありますが、本町におきましても、来年の秋以降、具体的にスラグが出てまいります。このスラグの活用型について現在、当局はどのようなお考えを持っておられるのかお尋ねいたします。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
まず第1点目の
焼却炉と
灰溶融炉の間にあります押し出し機の故障の
関係でございますが、こうした先進事例の貴重なご意見を参考にいたしまして、こうしたことがないように行ってまいりたいというように考えております。
なお、下請の業者がそれを施工したといったことで、
メーカーの違いがあるかも分かりませんが、今回落札をいただきました
株式会社 クボタさんには、既に五つの
灰溶融炉の
実績がございます。更にあと三つ受注されておるといったことでございますので、そうした
実績等も踏まえながら、十分問題がないように行ってまいりたいというように考えています。
第2点目の
灰溶融炉がガス爆発を起こす可能性があるということに対しまして、これの基本的な
考え方として、フュエルセーフの
考え方があるかということでございますが、そのとおりフュエルセーフの
考え方でございます。
第3点目に、スラグの活用でございます。多くの
灰溶融炉の
実績例の中におきましても、現在それの完全な形でこれがよいというような形の
実績が現在ないというのが現状でございます。
従いまして、こうした事柄というのを早急にどういうふうな形でスラグを活用したらいいのかということで、今後とも
議会の
皆さん方のご指導をいただきながら進めてまいりたいというように考えております。基本的には、この溶融スラグにつきましては、一次骨材或いは2次製品或いは付加価値の高いものにかえるというような、いろんな方法があるわけでございます。一時的な
利用ということでは、先に視察研修をいただきました長崎県のその
施設におきましては、駐車場なり或いは湿地に埋立をするというような形で、実際に活用されておるというような事例もあります。それ以上に更によりよい方法を本町に合った形で検討をしてまいりたいというように考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
井之口秀行君)
5番 久徳君。
○5番(久徳政和君)
1点目のですね、当局から元請、
株式会社 クボタを通して下請の方に手法なり意思を伝えるということに関しまして、その意思の疎通を欠かないようにですね、していただきたいというふうにお願いしたのですけれども、その手段、具体的な手段、どのようなお考えがあるかお尋ねいたします。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
追
質問に
お答え申し上げます。
業者と意思の疎通が欠かないようにということでございますが、こうした
施設でございます。十分専門の業者でもございますし、更には外部のコンサルタントの専門的な知識をいただきながら、また私どもといたしましても、十分な工事維持管理をする中で、十分その内容を詳しく調査をいたしまして、完全なものにしてまいりたいというように考えています。
○
議長(
井之口秀行君)
19番 中前君。
○19番(中前純一君)
1点だけお尋ねしておきたいと思うのですけれども、普通の民家でも壊して建て替える場合は、いわゆる産業廃棄物ですけれども、これを除去するためにかなり経費がかかるわけなのですけれども、このような特殊
施設ですので、かなりな金額が見込まれますが、一体。坪単価でもいいし平米、立米単価でもよろしゅうございますが、何円で合計幾らの金額なのか。また、この金額は、通常の鉄筋コンクリートを建てるのじゃなくして、こういう特殊
施設ですので、割高な単価で見積もられておるのか、その辺をお聞きしたいと思います。
○
議長(
井之口秀行君)
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
ご指摘いただいておりますように、こうした
ごみ処理施設の解体ということになりますと、特にダイオキシンの問題から、適正な処置ということが必要になるわけでございます。現在、国の方におきまして、解体の指針等が作成されているところでございますが、現在見積もっております解体工事費は、既設の工場等解体工事を3億円、そのほか破砕機或いは
ストックヤード、仮設のプラスチック
リサイクル施設等の解体も含めまして3億4,300万円を予定しております。
○
議長(
井之口秀行君)
19番 中前君。
○19番(中前純一君)
トータルで3億4,300万円。今朝ほどの
ごみ焼却、いわゆる
リサイクルプラザ等で44億1,735万円、プラザ
関係で19億4,800万円。トータルが63億6,535万円。引きますと、残は4億1,465万円しかないのですが、そのうちで解体工事に3億円余を使いますと、造成等の土木工事、これほんのわずかしか残らないのですが、これでやるのですね。
○
議長(
井之口秀行君)
答弁を求めます。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
お答え申し上げます。
先ほど
全員協議会の中で申し上げました工事費の中で、少し表の見間違いがありまして、その金額を総合計で申し上げておきますが、
ごみ焼却施設の建設工事は、
溶融炉を含めまして44億1,735万円でございます。それから、
リサイクルプラザの
施設の建設工事費が27億165万円でございます。まことに申しわけございませんが、訂正をさせていただきますとともに、今おっしゃっていただいております造成工事でございますが、これは。
○
議長(
井之口秀行君)
休憩します。
休憩 午後2時01分
再開 午後2時17分
○
議長(
井之口秀行君)
再開いたします。
再度
答弁をお願いします。
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
失礼いたしました。
それでは、工事費の内訳でございますが、
ごみ焼却施設工事の中で、土木造成工事が1億4,000万円で、
焼却施設と
灰溶融施設を入れまして、その
事業費が44億1,735万円でございます。それから、
リサイクルプラザでございますが、土木の造成工事費、ここにも土木造成工事費が含まれておりまして、これが1億円。それから、先ほどの解体工事も含めまして、
リサイクルプラザは27億165万円ということで、総計71億1,900万円という内容でございます。
○
議長(
井之口秀行君)
19番 中前君。
○19番(中前純一君)
そのトータルで71億1,900万円の数字、ここまで分かるのですが、今朝ほどの
全員協議会で髙野
議員も
質問ありましたが、今後等の補正の、ないには越したことないのですけれども、ある場合には、ダイオキシン問題がちらりと言葉に出ておったわけなのですが、現にこの
焼却場から大なり小なりのダイオキシンが出ている、これは事実ですね。ですから、これを
減量化するために
平成14年の12月には、もちろん老朽化対策もあるけれども建て替えていこうということですので、この解体工事には当然、ダイオキシン対策は考えておかなければならん重要なポイントだと思うのです。大なり小なりダイオキシンが含まれていることは、これは事実なのですから。ですから、これを解体工事に産業廃棄物として
処理する場合に、
株式会社 クボタの業者一任、何が起ころうと一任するのか、それとも町としてこういう対策を考えておるということがございましたら教えていただきたいと思います。
○
議長(
井之口秀行君)
環境整備課長。
○
環境整備課長(
高岡正秀君)
ご指摘いただいておりますように、当
ごみ処理施設の解体工事ということで、ダイオキシンの適正な
処理が重要でございます。
従いまして、これは当然、業者の方につきましても適正な形でやっていただくのは
当たり前でございますけれども、町といたしまして、それの
処理が適正にされたかどうかということで
確認をしてまいります。
○
議長(
井之口秀行君)
他に
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
井之口秀行君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
井之口秀行君)
討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、
会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
井之口秀行君)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、直ちに採決を行います。
議案第1号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
議長(
井之口秀行君)
挙手全員と認めます。
よって、
議案第1号は、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、今期
臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。
町長から発言を求められておりますので、これを許します。
町長。
○
町長(
猪飼峯隆君)登壇
平成13年第1回
栗東町
議会臨時
議会の閉会に
当たりまして、一言お礼を申し上げます。
議員各位には、ご多忙中にも係わりませず出席を賜りまして、本日提出させていただきました
契約案件1件につきまして、慎重なるご
審議を賜り、原案どおり
議決をいただきましたことに深く御礼を申し上げます。
なお、本日、
議員各位から賜りましたご意見、ご指摘を十分に尊重いたしまして、その対応を強めてまいる所存でございますので、今後とも
議員各位のご指導、ご鞭撻を賜りますよう何とぞよろしくお願いを申し上げます。
はなはだ簡単ではございますが、本臨時
議会の閉会に
当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○
議長(
井之口秀行君)
これをもって
平成13年第1回
栗東町議会臨時会を閉会いたします。
閉会 午後2時23分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
平成13年1月29日
栗東町議
会議長
井之口 秀 行
署名
議員 野 村 昌 弘
署名
議員 里 内 新 多...