草津市議会 2018-09-27
平成30年 9月27日決算審査特別委員会-09月27日-01号
平成30年 9月27日
決算審査特別委員会-09月27日-01号平成30年 9月27日
決算審査特別委員会
決算審査特別委員会会議録
〇日時 平成30年9月27日(木) 午前9時30分
〇場所 第1委員会室
〇出席委員 委 員 長 八木 良人 副委員長 遠藤 覚
委 員 伊吹 達郎 委 員 杉江 昇
委 員 山元 宏和 委 員 中嶋 昭雄
委 員 西垣 和美 委 員 安里 政嗣
委 員 棚橋 幸男 委 員 西田 剛
委 員 奥村 次一 委 員 奥村 恭弘
議 長 瀬川 裕海
〇欠席委員 な し
〇傍聴議員 宇野 房子 西村 隆行
〇出席説明員 副市長 山本 芳一
副市長 北中 建道
教育長 川那邊 正
都市計画部長 山本 憲一
都市計画部理事(都市再生担当)
六郷 昌記
建設部技監 東 隆司
教育部長 竹村 徹
教育部専門理事(歴史文化担当)
八杉 淳
教育部理事(学校教育担当) 中瀬 悟嗣
都市計画部副部長(総括) 打田 敏之
都市計画部副部長(都市再生担当)
増田 高志
教育部副部長(総括) 堀田智恵子
教育部副部長(学校教育担当)畑 真子
都市計画課長 松尾 俊彦
都市再生課長 荻下 則浩
交通政策課長 高岡 良秀
開発調整課長 野村 昌良
建築課長 奥山 敏樹
教育総務課長 松浦 正樹
生涯学習課長 相井 義博
スポーツ保健課長 河合 裕明
文化財保護課長 藤居 朗
図書館長 武村 彰
学校政策推進課長 江竜 眞司
都市再生課参事 川原 圭一
都市再生課参事 大橋 康男
交通政策課参事 林 裕史
建築課参事 杉田 貢一
スポーツ保健課参事 織田 泰行
スポーツ保健課参事 宇野 秀樹
文化財保護課参事 小宮 猛幸
草津宿街道交流館参事 岩間 一水
図書館参事 二井 治美
図書館参事 川端 恭子
学校教育課参事 山内 健嗣
学校教育課参事 京近 武史
学校教育課参事 角 玲子
学校政策推進課参事 作田まさ代
都市計画課課長補佐 山岡 正明
都市再生課課長補佐 山田 晋作
建築課課長補佐 長谷川憲一
教育総務課課長補佐(総括) 森下 康二
教育総務課課長補佐 片岡 節哉
生涯
学習課課長補佐 山本 一成
都市計画課副参事 竹中 和哉
都市計画課係長 青木 努
都市再生課係長 高倉 章太
開発調整課係長 神浦 一博
〇事務局職員 局長 寺井 儀政 次長 木村 博
課長補佐 吉田 克己 主任 堀江加奈子
主任 能政 大介 主任 竹田 茉美
参与 山本 善信
〇付議案件
1.議第63号 平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算
2.議第66号 平成29年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算
3.議第67号 平成29年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算
開会 午前9時30分
○八木良人 委員長 皆さん、おはようございます。これより、昨日に引き続き、
決算審査特別委員会を再開いたします。
まず、昨日審査いたしました施策評価について、
施策評価報告書の確認をいたします。お手元に配付しております報告書(案)をごらんください。
私が読み上げますので、追加・削除等御意見がございましたらよろしくお願いいたします。
まず最初は、③と書いてあります児童虐待の防止と早期発見・早期対応という施策につきまして事業に対する評価コメントです。
養育支援ヘルパー派遣事業に対する評価コメント、この事業は養育者の身体的・精神的不安を軽減する取り組みとして評価できる。利用者の希望する支援方法を適性に見きわめるとともに、事業を実施する中で児童虐待の兆しを見逃さずに、早期発見につながるよう今後も引き続き努められたい。
家庭児童相談指導事業、本市の都市化と流入人口の増加によるコミュニティの希薄化や孤立化といった課題を捉えながら、十分な相談指導体制となるよう相談員、指導員の確保や関係機関との連携等により、引き続き、事業推進に取り組まれたい。
なお、
施策評価コメントにつきましては、児童虐待防止の有効な手段は早期発見・早期対応が最も重要であり、対象者の実態を真に見抜くことができる経験豊富な相談員の配置や相談体制の充実のための人員の確保、関係機関との連携や情報共有等により、今後も施策の推進に向け取り組まれたい。
以上、児童虐待防止と早期発見・早期対応の報告書になります。
何か、追加・削除等御意見がございましたら、よろしくお願いいたします。
よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 では、続きまして、
④セーフティーネットの充実という施策でございます。
生活困窮者自立支援事業に対するコメントです。相談件数が増加し、内容が複雑化している中、相談体制を充実するとともに、生活困窮者の自立には、行政のみならず、地域的ケアの視点で民生委員や関係機関との連携をさらに深め、取り組みを進められたい。
生活保護費支給事務につきまして、高齢化の進展に伴い、ひとり暮らしの高齢者の増加が予想される中、生活に困窮する人に対し、いち早く手を差し伸べるアウトリーチが必要となっている。
寄り添った相談が求められる中、
ケースワーカー等の職員研修、専門的な支援、ケアなど、相談体制の充実を引き続き図られたい。
国民年金事務に対してはございません。
施策評価コメント、
ひとり暮らし高齢者の増加が予想される中、
セーフティーネットの役割として大変重要な施策である。窓口での相談から、各課へのスムーズなつなぎとなるよう、庁内関係課がさらに連携・支援を強化し、アウトリーチができる相談支援の充実に取り組まれたい。
以上、
セーフティーネットの充実に関する報告書でございます。
追加・削除・修正等、お気づきの点がございましたらよろしくお願いいたします。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 続きまして、⑤番目です。廃棄物の発生抑制・再使用・資源化の推進の施策です。
まず、ごみ問題を考える
草津市民会議活動費補助事業に対するコメント、市民会議はこれまでの継続的な啓発活動により、ごみ減量などの先駆者として評価できる。一方、構成員の高齢化により、組織が縮小化していることから、加入促進について取り組みを進められたい。
資源ごみ収集運搬事業、リサイクル率の目標達成に向けて、紙類や繊維類の資源化の拡大に努められたい。また、ごみの分別の徹底が焼却ごみの減量と再資源化につながることから、さらなる市民への啓発に努められたい。
ごみ減量化推進事業、雑紙については、ごみの資源化のルートが複数ある中で、市としては取り組みをアピールし、資源化を推進されたい。また、
事業系一般廃棄物のリサイクル率の向上にも取り組まれたい。
プラスチックごみ資源化処理事業につきまして、
プラスチック製容器類として収集しているごみの中に、
リサイクル対象外のごみが一定割合で混入していることから、市で手選別を行っているが、効率よく再資源化を進めるために、市民への分別の周知や手法について検討されたい。
施策に対するコメントです。草津市が
一般廃棄物ごみ処理基本計画において、達成できていない目標数値や未実施の事業があることから、引き続き、丁寧な取り組みを進められたい。
また、施策の成果指標としているごみの資源化率をクリアできるよう、既存の事業の改善を図りつつ、市民への周知啓発に努められたい。
以上、廃棄物発生抑制・再使用・資源化の推進につきましての報告書になります。
御意見はございますでしょうか。
奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 きのうの話の中で平成34年度に計画の見直しをやるというのは、それはいいんですか。
○八木良人 委員長 平成34年度に見直しがあるということですから、コメントとしては、その見直しでどうこうという意見が出たわけではなかったですね。
◆奥村恭弘 委員 というか、回答の中でその見直しをしていきますということだったので、なしでもいいんですか。
○八木良人 委員長 どうでしょうか。よろしいですか。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 そういったこともあったんですが、まだ、今現在の基本傾向において、まだまだ未実施とか、達成できてないことがあるので、まずは、今現存している計画の中での取り組みを優先的に進めてほしいというのがあるので、それを書くと、じゃあ、その改定時期にすればいいかみたいな、ちょっとニュアンスの流れになるので、このままでいいのかなと思うんですけれども。
◆奥村恭弘 委員 ということは、現状で、その中には含みでありますということですね。
◆西垣和美 委員 そうですね。行政の回答は、見直しのときにということがあったので、こちらとしては、現状のやつをきちっと、まずは取り組みを進めてほしいということだったかなと思うんですけれども。
○八木良人 委員長 ほか。
棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 プラスチックの一番下の行のところで「検討されたい」となってんねんけど、「市民への分別や周知や手法について検討されたい」と、ここはこれでいいのかな。
要は、作業のところが人手を使ってやらなくても、スムーズにいけるようにできたら一番いいんですけれどもね。問題はそういう市民ばっかりじゃないということですわね。これ、検討して、それが直るものかな。
○八木良人 委員長 もう少し、検討以上の。
◆棚橋幸男 委員 もし、当てはまる言葉があれば。
○八木良人 委員長 周知を徹底していただきたいとかですよね。徹底していただきたい。検討じゃなくて、徹底していただきたいで。
◆棚橋幸男 委員 即に、これ、困ってはるんやから。
○八木良人 委員長 そうしましたら、市民への分別や周知や手法についての「検討」という言葉がやっぱり弱いですので、ここを「周知を徹底していただきたい」に類する感じの文言に変更させていただきます。
皆さん、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ごみ問題を考える草津市民会議のことで、高齢化による組織が縮小化していることから、加入促進について取り組みを進めたい。加入促進という観点よりかは、やはり、また時代に応じた、社会情勢に応じた新たな活動についての取り組みについても、市民活動が新たな広がりをもった時代に応じた、ここの加入促進て、何か言葉が出てましたっけ。加入促進て。
◆伊吹達郎 委員 加入というのは、ちょっとおかしいかもしれませんね。
◆西垣和美 委員 何か、ちょっと違うんですね。
◆伊吹達郎 委員 人材確保というか、新しいことはやってはるんでね。それは、また別問題と思うんですけど、ただ、やる人が少なくなってきてるという。
◆中嶋昭雄 委員 構成員が高齢化に。
◆伊吹達郎 委員 これはもう、同じ人がずっとやってはるんでね。
○八木良人 委員長 ここは、決して市民会議に向けて、何か、こちらからコメントではないんですね。こうしなさいとかでは、市に対してですよ、ここは。
◆西垣和美 委員 そうですね。市に対して。
○八木良人 委員長 市に対して、そういった部分の支援を。
◆棚橋幸男 委員 ほとんどメンバーが同じやからね。やっぱり理解が必要やということやから。
◆伊吹達郎 委員 意味合いはどうしたら。みんなでやっていきましょうみたいな。
◆西垣和美 委員 もっと、それに応じた市民活動の広がりについてという感じで。
◆棚橋幸男 委員 きのうの協議では、この組織も必要やでということが基本やからね。
◆西垣和美 委員 それが市民活動の広がりが広がってほしいということなんで、そういった意味合いを。
◆杉江昇 委員 さらに広がりともたせるということかな。
◆西垣和美 委員 加入促進は、ちょっとやっぱりおかしいかもしれない。
○八木良人 委員長 組織が縮小化していること。
◆西垣和美 委員 縮小化ということでもないんですね。
◆杉江昇 委員 固定化していることから、さらに。
◆西垣和美 委員 時代に応じた視点で取り組むことによって、市民活動をさらに広げていただきたいみたいな。
○八木良人 委員長 構成員の高齢化により、組織が固定化されていることから、このような市民活動の広がりについては、これからも十分に支援をいただきたい。
◆杉江昇 委員 高齢化かつ固定化でしょうかね。
◆西垣和美 委員 高齢化により固定化というのは、ちょっと誤解を招くのでね。
○八木良人 委員長 高齢化が進んでおりだけにしますか。
◆西垣和美 委員 そうですね。
◆杉江昇 委員 それがやわらかいかもわかりませんね。
○八木良人 委員長 組織の高齢化が進んでおり、このような市民活動の広がりの推進について取り組みを進められたい。
◆伊吹達郎 委員 その意味合いで、あとはよろしくお願いします。
○八木良人 委員長 そうですね。文章のてにおはは、ちょっと直しますので、高齢化が進んでいるということ、そして、そのような市民活動をしっかりと、そういう広がりを支援していくということでまとめさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 では、続きまして、⑧番、持続的・安定的な農業経営の確立です。
対象事業、
草津ブランド力強化事業、草津ブランドの普及啓発に各種取り組んでいるものの、生産拡大や販売拡大には至っていない。その結果、収益事業に結びついていない状況を踏まえ、施策目標との整合性について見直しが必要である。
水田営農推進事業、国が需給調整を廃止する中で、市は農業者の現状を十分に把握し、今後の事業展開を明確にされたい。また、次代を担う若手農業者の安定経営が可能となるような方法を、あらゆる観点から検討を実施されたい。
施策のコメントです。安定した農業経営の確立に向け、農業者の声を反映させた具体的手法の検討に加え、戦略的な事業展開を図るなど、農業の収益化・推進への取り組みを積極的に取り組まれたい。
また、
草津ブランド力強化事業については、施策目標とのミスマッチが見受けられることから、事業の位置づけについて見直しが必要である。
以上が、持続的・安定的な農業経営の確立に対する報告書になります。
御意見のほうはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 御意見がないようですので、これにて、次の施策に移ります。
⑨番目でございます。市民自治確立のための環境整備施策に対する事業コメントです。
まちづくり協議会推進事業、住民主体のまちづくりを進めていくため、現在、がんばる
地域応援交付金等により、支援を行っているが、交付金の使途についても検証し、新たな段階へ移行できるよう検討されたい。
また、中間支援組織のさらなる活用により、人材育成の支援に取り組まれたい。
まちづくりセンター管理運営事業です。
当該施設が従前から
市民活動団体等の活動の場となってきたことは評価すべきであるが、現況の課題に対する把握が不十分である。今後、(仮称)
市民総合交流センターへ移設するに当たり、これまで以上に協働のまちづくりの拠点として活用できるよう検討されたい。
地域まちづくりセンター管理運営事業に対するコメントです。
市により、指定管理者に指定された
まちづくり協議会の充実に向けては、地域の声に十分に意味を傾け、中間支援組織と市が柔軟に支援を行われたい。
また、
地域まちづくりセンターの職員の雇用の安定について検討を行い、組織の充実に努められたい。
施策評価に対するコメントです。
現在の施策は施設整備事業に重きを置かれており、十分な成果が得られていないと考えられることから、今後は、まちづくりの担い手確保のための地域の人材育成支援を進めるなど、事業の改善を図られたい。
また、市民意識調査の結果により、市民に対してまちづくりの裾野が広がっていないと考えられることから、まちづくりの活動内容の情報発信や、多様な主体との連携・協働にも十分に注力するなど、課題となる事業を効果的な手法に見直し、協働のまちづくりをさらに推し進められたい。
以上が評価報告書のコメントでございます。
御意見・修正・削除・追加等がございましたらよろしくお願いいたします。
◆棚橋幸男 委員 これ、最後のコメントね、非常によくわかるんですけれども、この言葉でまとめてしまったら、まち協の会長会とか、そこらに向けては何の影響もないんかな。頻度を高くやっておられるんですけどね。議会から、こういうものをばしっと出せということに対して、そこら辺の配慮はこれでいいのかな。
当然、14学区それぞれ格差があると思うんやけれども、それなりの調整をしながら、まち協というのは、それぞれの方向性でかじ取りをされておられますね。
議会がこのように物を申していって、まち協には本来、我々がどうこう、ああこうというかじ取りは、なかなか難しいんですよ。
◆西垣和美 委員 具体的に、どこが、どういうところの表現が、ちょっと。
◆棚橋幸男 委員 特にね、
まちづくり活動内容の情報発信や多様な主体との連携・協働にも十分に注力する。こういうところですね。
多分ね、皆さんも各学区のデータを年度末に出てると思うんですよ。目を通してるか、通してないかは、各自議員さんはいろいろやけどね。こういうところできちっと出されてるのは、出されてるんやけれども、そういうところに私たちが、さらに推し進めてもらいたいとなると、じゃあ、まち協としてはどのようにしたらいいのかなと、こういうことを感じ取られるの違うかなと思うだけでね。
別に、悪いことはないんですよ。悪くないけれども、まちのところにお任せしてて、努力してやっておられることに対して、議会が上から的なものにも捉えるような言葉にも取れることもないからね。じゃあ、議会、おまえらがもっと入ってきてコントロールしてみいと言われたときに、私らはそういうこともできないし。
◆西垣和美 委員 市に対してなので。
◆伊吹達郎 委員 この表現が、まち協に対してみたいに感じられる表現があって、市に対しての表現と。
◆棚橋幸男 委員 だから、
まちづくり協働部に対してやけどね。
◆西垣和美 委員 行政として支援をもっと。
○八木良人 委員長 その前に「市として」というのを入れましょうか。
◆棚橋幸男 委員 そういう言葉がちょっとでも入ってるとね、さらさらっと流されるの違うかなというところです。
◆西垣和美 委員 それと、もう1つは、これ、市民自治の確立のための環境整備というのは、
コミュニティ事業団は入っていて、
まちづくり協議会だけの施策じゃないので、そういった市民活動団体の、どっちかというと、活動内容の情報発信や多様な施設の連携・協働というのは、市民活動についての市の支援なのかなということを、私は思っているんですけれども、
まちづくり協議会というよりかはですね。だから、その辺から。
◆棚橋幸男 委員 今のシステムは、コミュニティが入ってて、ある分野はそこがコントロールしていて、変な感じで、今動いているのは確かなんですよ。もっとストレートにいったらいいんやけど、なかなか会計面は会計士さんがそこへ行って、相互に動いているというところもあるし。
だから、そこら辺も本当に、もうちょっと
まちづくり協働がしっかりとしていただくとありがたいんやけど、と思って今質問いたしました。別に、悪いことはないですよ。悪くないけど。
◆西垣和美 委員 市でやってるのはまちづくりなんで、市民活動団体の視点も入ってるので。
○八木良人 委員長 この文章でそうなりますのは、多分、主語がないから、そこに主語を、市であり、市の協働部ということが主語ですので、そこへ主語を入れて。そうですね。主語さえ入れば、市がやるということが明確にはなりますので、考えられることから、市としてはとか、草津市はとか。
◆棚橋幸男 委員 委員長にお任せします。
◆伊吹達郎 委員 市が地域とか、市民団体さんとちゃんとやってくださいよという。
◆西田剛 委員 市に対して言うてること。
○八木良人 委員長 市に対して言ってるということで。
◆杉江昇 委員 現在の施策はでも、いい主語ではあるんですよ。
◆西田剛 委員 まち協に対して言うてるように聞こえるさかいに、そうじゃないようにしたら、それでいいんやろ。
○八木良人 委員長 そうしましたら、これに関しましては、文章にあうように主語を入れて、市に対するコメントが明確になるように修正をさせていただきますので、最終日にその部分は確認いたしますのでありがとうございます。
では、以上で報告書(案)につきまして確認のほうを終了としたいですが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 また、最終日に全てもう一度、修正等を入れたやつは確認をしていただきますのでよろしくお願いします。
◆西垣和美 委員 ちょっと、いいですか。
○八木良人 委員長 はい。
◆西垣和美
委員 ④セーフティーネットの充実で、高齢者に特化している施策コメントが、
ひとり暮らし高齢者の増加が予想される中ということで、生活保護の支給事由についてはそうなんですが、
生活困窮者自立支援事業というのは、いわゆる、ひきこもりであったりとか、年齢的には働けるんだけれども、いろんな事情があって生活困窮になってるというところの支援の部分なので、ちょっと、ひとり暮らしの高齢者だけの表現になると、
生活困窮者自立事業がちょっと薄まってしまうなと思うので、ここの表現をもうちょっとつけ足してほしいなと思うんですけれども。
○八木良人 委員長 ここのときには、生活支援の中の高齢者が占める割合がすごく高くて、今後もかなりの増加が予想されるという部分があったので、そういう社会状況で書いてあるということではあるので。
◆西垣和美 委員
セーフティーネットの充実はどっちも、
生活困窮者自立支援事業も、結構、ウエイトを占めるので、施策としては、これだけ書くと、生活保護費だけの施策になるのかなと思うので。
○八木良人 委員長 生活困窮者に対する言及を。
◆西垣和美 委員 そうですね。ちょっと入れていただきたいんですが。
いわゆる、生活保護に追求する前の新たな
セーフティーネットの役割なので、自立に向けての支援をさらに進めてほしいみたいな感じですかね。
○八木良人 委員長 わかりました。
そうしましたら、生活困窮者に関する内容は、ちょっと今、ここでは文章ができておりませんけれども、生活困窮者という部分をつけ加えるということについてはよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 生活支援だけではなくて、生活困窮者自立支援のほうもということでつけ加えて、もう一度最終日に確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
また、その文章案が西垣委員、もしあればまたお伝えください。
◆西垣和美 委員 はい。
○八木良人 委員長 それでは、これにて、報告書(案)についての確認は終了させていただきます。
では、次に、一般会計決算のうち、教育委員会事務局が所管する部分についての審査に移ります。
説明員の入室をお願いいたします。
(説明員入室)
○八木良人 委員長 それでは、まず初めに、昨日健康福祉部の審査の中で答弁が保留となっていた部分につきまして、担当課から答弁の申し出がありますので答弁をお願いいたします。
田中保険年金課長。
◎田中 保険年金課長 昨日、遠藤副委員長のほうから御質問がありました国民健康保険の平成29年度の海外療養分および海外での積算に対します出産一時金の支給状況につきまして御答弁させていただきます。
まず、海外療養費の実績でございますけれども、支給件数が27件でございまして、金額が19万6,811円でございました。うち、外国籍の方、件数が9件ございまして、支給額が13万3,593円でございました。
続きまして、海外での出産に対します出産一時金の支給状況でございますけれども、平成29年度におきましては、実績等はございませんでした。
以上でございます。
○遠藤覚 副委員長 ありがとうございます。
適切に進めていただくようお願いいたします。
○八木良人 委員長 それでは、これより、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する施策評価を行います。
まず、施策評価1、教育内容の充実の評価については6つの評価対象事業について施策目標の実現手段として有効な事業であるかどうかの評価を行っていただき、その結果を踏まえ、施策評価およびコメントにまとめたいと思います。
まず1番、子ども読書活動推進費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手をお願いいたします。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 教育基本法にうたう、どこでも安易に生涯学習が行えるということをうたってありますね。それもほぼ達成できてきて、例えば、読書というのは、やっぱり生涯学習の大きな入り口の1つであると思うんです。読書離れが進んでいると聞き及びますけれども、こちらがやいやい言うてやることではないのかもしれません。
けれども、ぜひとも活字というのを、あるいは、初期には絵本というものから入ってもらったりする重要性というのがありまして、特に、父母から、あるいは、祖父母からとか、あるいは、友達の親からとか、いろんな機会を捉えて読書というものをもっともっと広げてもらいたいという思いがございます。
いろんな小学校では、朝の読書の会とかをやっておられるところも見受けられますし、発展していくところは発展していくでしょうし、ちょっと静かなところは静かな部分も見受けられると思います。
その辺を教育委員会として、ある程度、方向性を示していく必要はないのかどうか、1つお尋ね申し上げます。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
江竜
学校政策推進課長。
◎江竜
学校政策推進課長 今、御指摘がありましたとおり、読書活動につきましては、非常に大切なものと考えております。今回は、ICT教育も進めておりますけれども、それと並んで読書活動を両輪として進めていきたいと思っております。
さまざまなデータを見ますところ、読書の冊数等につきましては、年々右肩上がりでふえているところでございます。
ただ、学校図書館を授業等で活用する、そういったあたりがまだまだ弱いところがございますので、ぜひともそのあたりに力を入れて指導してまいりたいところです。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 生涯学習ですから、子どもからシニアまで全てです。やはり、本を読むという習慣づけというのが大切と見ておりますので、今、我々もそうですけれども、iPadでページをめくったりするんですけど、なぜか、やっぱり仕事的というのか、温かみがないんです。はっきり言ってしまったら。仕事で使うというところで、例えば、情報を取るのでも、やっぱり新聞を読むほうが温かみがあるのかなという思いもいたします。
そういう意味もありまして、最初に言いました、幼少期における父母、あるいは、父兄、あるいは、友達の母親とか、父親とか、いろんな身近な方から本を一緒に読むという大切さを今申し上げました。
何かございましたら、なかったらいいんですけれども、その意味で言いましたので、ぜひとも、指導という言葉は不適切かと思うんですけれども、醸成していただきますようにお願い申し上げます。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 今、御指摘のとおり、生涯学習にかかわることでございますので、読書活動に関しましては、本課のみならず、生涯学習課や市立図書館と連携をもちながら進めてまいりたいと考えております。
◆杉江昇 委員 どうぞ、よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 ほかよろしいでしょうか。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 事業実施効果の中で、学校図書館での一年間の児童・生徒一人当たりの貸出冊数は26.3冊、目標24冊を上回ったということがあるんですけれども、こちらの分析、所見をお願いしたいと思います。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 今、御指摘のありましたのは、学校図書館における年間の貸出冊数でございまして、目標24冊と申しますのは、主に、月に2冊借りたとすれば、年間24冊であるという基準をつくらせていただいております。
実は、一昨年の平成28年度までは、目標の24冊には達しておりませんでしたが、昨年度26.3冊ということで、目標に達しましたところでございます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 数字はわかってるんですけれども、なぜふえたのかというところですが。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 平成29年度につきましては、学校司書の配置日数を45日から60日にしていただきました。その関係で毎日開館、月曜日から金曜日まで開館している学校が20校中20校になりました。それも大きく関係していると考えております。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 そうやって充実していただくことは、非常にいいことだと思います。あと、保護者さん、あるいは、地域の方々のボランティアですね。学校に入っていただいて、昼休みにやっていただいたりとか、朝読んでいただいたり、そういった状況を、ちょっと教えていただけますでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 子ども読書活動推進にかかりましては、今申しました学校司書に加えまして、学校図書館運営サポーターを配置しております。
これにつきましては、各校とも1名程度来ていただいております。それから、委員御指摘のありましたとおり、ボランティアも各校20校ともボランティアさんが来ていただいているようでございまして、こういった皆さんと学校の教員が連携をしながら、学校図書館を運営して、大きな力をいただいていると考えております。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 ありがとうございます。
非常によい取り組みですので、どんどん進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 平成29年度学校図書館支援業務委託料というのが1,198万8,000円ということなんですが、それぞれ学校に司書を配置されてるということで、その司書の方が子どもたちの読書について、いろいろ御指導なりをしていただいていると思っていますけれども、この委託料というのはどういう使い方なんですか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 学校司書委託料でございますけれども、先ほどもありました年間60日勤務いただいております。各校年間60日の勤務でございます。その人件費でありますとか、それから、研修等も委託先で行っていただいておりますので、そういったものの費用になります。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 ということは、この委託先はどちらになりますか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 リブネットという会社になっております。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 担当課が学校政策推進課と生涯学習課とありますけれども、これはどういう意味でしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 生涯学習課につきましては、子ども読書活動推進協議会というものを開いていただいておりますので、子ども読書に大きくかかわっていただいているということで、担当課はこのような書き方になっております。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 先般、ある町でPTAの方々の地域別懇談会があって、ちょっとのぞきに行ってたんですけれども、今の時代ですのでインターネットを使って子どもたちが、親が知らないのにいろいろと家で遊んでるという。それも友達からいろんなことを聞いてということで、大分、読書離れが保護者の方が心配をしておられまして、そんな中で今、家庭での読書というのは、この担当は生涯学習になるんですか。あるいは、先生方の学校政策推進課になるんですか。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 家庭教育の学習事業の中で、特に今、力を入れておりますのは、平成29年度の話になりますが、1歳半の乳幼児健診等で絵本で一読サポート事業というのをしております。これも図書館と健康増進課のほうでしておるんですけれども、待ち合い時間に絵本を通して親子のスキンシップ、読書の習慣をつけてもらうきっかけにしております。昨年度は33回、1,274人の保護者の方に、こういった場面を創出させていただいています。
また、PTAさんとかにつきましては、今おっしゃいましたスマホの使い方、保護者だと、なかなか子どもたちの情報が少ないという部分がございまして、保護者の方や子どもたちにどうスマホをうまく使わせるか。そういったことなど、あるいは、読書、あるいは、今ちょっと家庭教育という話になってきますので、もうちょっと広げさせていただきますと、子どもの成長面でのいろんな悩みに関すること、非行に関すること、そういったものは生涯学習課のほうで補助金等を用いましてさせていただいております。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 なぜ、このような質問をしてるかといいますと、2つの課の連携がうまく図られているのかなということを、ちょっと危惧しているところで、いわゆる、子どもたちの活字離れ、読書離れというのは、顕著に出てきてますので、後でまた、図書館のほうでも質問させていただこうかなと思ってたんですけれども、本当に、この間PTAの方々とお話をしてると、インターネットからそういう、学校の先生方もその場におられましたけれども、いろいろ指導はしているんやけれども、やっぱりおうちに帰ったら、子どもたちは保護者の方々にしっかりと見てもらわなければならないということを言ってたんですけれども、うちの小学校にpepperが導入されてるということすら知らなかった保護者の方が、小学校6年生のお母さんでしたけれども、そういう状況にありましてね。できるだけ読書離れにならないように、今、相井課長がおっしゃったような乳幼児から、何か聞いてますと、私も専門ではないけれども、生まれたての子どもでも、そうやって読み聞かせをしてあげたら、子育てに将来いいんだということも聞いたことがあるんですけれども、そういったところで各課の連携をしっかりしていただきたいなと思っています。
以上です。
○八木良人 委員長 よろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 今の山元委員との関連にはなるんですけれども、調査シートの今後の課題、将来展望の欄のところに、ちょうど4行目の後ろのほうで、引き続き、保護者と子どもの双方に働きかけていきたいということがあるんですが、保護者に対してのそういった読書への啓発といったものは、教育委員会か生涯学習課、どちらでもいいんですけれども、どのように働きかけてらっしゃるのか、具体的に教えていただけますか。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 家庭教育の出前講座の実施や家庭教育サポート事業、先ほども申しました「家読」と言われている本で家読というんですけれども、乳幼児の保護者の方、そういった方に働きかけをさせていただいております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ただ、ここは教育委員会としての、子どもなので乳幼児も入るんですけれども、小学校に入られた保護者の方についてのそういった読書の啓発というのは、家庭教育という学校のPTAさんの中での話だと思うんですけれども、そこだけでは本当に小さな単位ですので、大きな単位でのより啓発というのはされてらっしゃらないんですか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 本課で行っております行事にビブリオバトルがございます。ビブリオバトルにつきましては、各校から代表者が出まして、本の紹介をする会でございますけれども、多くの保護者に公開をしておりまして御参加いただいているところでございます。
学校でこのような取り組みをしているということも保護者に周知することを毎年力を入れてやらせていただいております。
あと、ほかにも学校によりましては、保護者に対して学校図書館を公開したりとか、そういうこともしていらっしゃいますので、そういったところの支援をするとかいうことも考えております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ありがとうございます。
それと先ほど、生徒一人当たりの貸出冊数なんですが、小学校と中学校とそれぞれを教えていただきたいんですが。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 年間の貸出冊数でございますが、小学校につきましては34.4冊、中学校につきましては7.1冊となっております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 以前から、小学校はいつも、かなり高い数字なんですが、中学校になると、やはりどんと平均より落ちてるというので、この書き方としましては、合算して、目標の24冊を上回ってますという書き方なんですが、やはりこれはきちんと、中学校の貸出冊数については、課題としてお持ちなんでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 委員御指摘いただきましたとおり、中学校の貸出冊数を増加していきたいというのは、課としても力を入れているところでございまして、委託業者であるビブネットとも協力いたしまして、貸出冊数をふやしていけるようにしていきたいなとは考えております。
一昨年度までは、毎日開館ができていない中学校もございましたが、昨年度に中学校全てで毎日開館ができるようになりましたので、今後、伸ばしていけるように努めてまいりたいと思います。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 中学校での朝読というのは、されてらっしゃらないんでしょうか。一時よくされてましたけれども。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 朝読書につきましては、こちらからやりなさいとか、そういうものではございませんので、学校によってプリントをしていたりとか、朝読書をしていたり、あるいは、曜日によって月水金はプリント学習であるけれども、火木は読書であるとか、あるいは、学年によって一年生は読書をするけれども、三年生はプリント学習をするといったような形で、さまざまでございます。
先ほどからの中学校の読書冊数でございますが、御指摘のとおり、今後伸ばしていきたいなとは考えておりますが、ただ、中学校につきましては、読む本が小学生よりも、やはり大きなといいますか、一冊が分厚いものであったりとか、中身の濃いものであったりしますので、例えば、小学校1年生が借りている本と、中学校3年生が借りている本を同じように扱うことはできませんので、若干、やはり、中学校のほうが少なくなるのはあると思います。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 確かに、余り数字に捉われるのも意味がないのかなとか思うんですが、書き方として、少しどうかなというのがありましたので、より、中学校になると余計にスマホを使う年代でもあるので、やはり、読書ということの重要性というのが、特に、小学校がこれだけ冊数が多いのに、それが継続されてないというのが、小学校も低かったら、同じ並行というのがあるんですけれども、小学校がすごいのに、中学だけががっと落ちるというのが、それが気になるなという点で、せっかくいい習慣が何でそこで切れたのかなというところで、そういったところで目標冊数に近づけなさいということじゃなくて、継続の読書習慣といったものをどのようにしていくかというのを、少し見ていただければなと思いますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 ほかよろしいでしょうか。
遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 1点だけ、ちょっと確認させてください。
学校司書さんのほうが年間60日配置という形になるんですけれども、60日配置となってくると、例えば、一日に2校、3校回られるというような状態になってるのか。例えば、子どもさんのいる時間帯に必ず60日いたよというのか、その中身だけ、ちょっと確認させていただいていいですか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 60日の中身でございますが、一日5時間45分という形になっておりますので、朝から夕方までいていただくことになります。
一人の司書さんで幾つかの学校を掛け持っていただいていますが、一日に2校行くということはございません。
○遠藤覚 副委員長 物理的に無理ですよね。了解いたしました。ありがとうございます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 ちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、また、増築するような中学校があったり、規模の大きな学校と過疎の小さな学校と市内にはあります。児童や生徒に対して、小さな学校と過大規模の学校の生徒と学校内での読書の機会は平等に与えられてるんでしょうか。
例えば、ひょっとしたら、もう1つ図書館がいるんかなというような考えもあるんですけど、ちょっとお考えをお聞かせ願いたいんですけれども。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 まず、本の冊数でございますけれども、学級数当たりの本の冊数を目標としておりますので、学級数の多い、つまり児童・生徒の多い学校につきましては、本の冊数は必然的に多くなっております。
ただ、学校図書館自体が1つでございました場合には、入り切れないとか、混雑するという場合もございます。
ただ、人数の多い、大きな学校につきましては、第2図書室を設けていただいている学校があったりとか、低学年用図書室、高学年用図書室に分けていただいている例もございます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 私の住まいしている地域で過大規模校があった経験から、安直に近くですからモニターしやすいんですけれども、おっしゃったように、本当に込み合って、これ、環境によくないなと思った経験があるんです。
言いましたように、どこでも、誰でもが生涯学習が受けられるという、この環境を大事にしたいので、今おっしゃられました第2図書室とか、絵本室とか、そういうものを設けられるのはいいことですね。ぜひとも、広めてくださいますようにお願いします。
以上です。
○八木良人 委員長 ほかよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、なければ、質疑はこれにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑を踏まえ、子ども読書活動推進費についてコメント等がございましたら、各委員からいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 一応、全ての学校に司書を配置、それも去年ですか。毎日入っていただくようにということで、すごく評価をされると。草津市における読書活動について、図書館についての定義といったものは、かなり評価がされる。以前から積み上げてきてるものがありますし、評価ができて、きちっとしていただいてるなというのは認識をしております。
ただ、どうしてもこれで満足ということは、なかなかないので、いろんな皆さんの御意見があったように、より、子どもの読書活動につながるような施策を推進していただけたらなということを思います。
あと、親との読書習慣というのも、今後大事になってくるのかなと思うので、その辺についても、また、生涯学習課と連携もしてやっていただければなと思います。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 今、西垣委員がおっしゃったように、司書が全ての学校にも配置されたということは評価できることだと思います。
以前は司書の資格をもってる先生が図書館を見に入るという程度でしたけれども、やはり、読書というのは大切やということですけれども、ただ、今、中学校に入ると貸出冊数が大分減ります。これ、昔とちっとも変わってないように私は思いますけれども、先生方もいろんな問題があって、一生懸命指導なり、話はされてるとは思うんですけれどもね。今、一層の御努力をお願いしたいなと。
中学校はクラブ活動もありますし、受験もありますし、いろんな問題で、また、今インターネットの関係で子どもたちが本よりもそっちの方向に走りますし、そういう意味でも、これは仕方がないのかなと思いつつも、やっぱりこうやって整備をされている。税を使って司書をということで委託をしている。この成果をやっぱり出していただきたいなと思いますので、もう一度、多分難しいけれども、家庭で読書がどれだけできるかというところは、ほんまに難しいと思いますけれども、先般も知ってるおばさん方が「知らんうちにパソコンを開けて、子どもがやってるんや。困ったことですわ」と言うてはるんけれども、保護者ってそういうところもありますしね。生活してたら、忙しいから子どもを四六時中見てられへんというところもあるんやけれども、家庭教育の大切さというのは、やはり難しいけれども、取り組んでいかなければならない。そんな思いがしますけど。
○八木良人 委員長 ほかよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 私も1点感じたところはビブリオバトルということがたくさんできております。これは保護者の読書にもつながりますし、子どもたちの読書にもつながる。そして、全国的にも草津が今一番、最も先進地のような形で、この間大賞も取りまして注目されております。
ですから、このビブリオバトルがいかに子どもたちの読書推進とか、保護者の推進につながるかをしっかり精査いただいて、ぜひ、進めていただきたいなというのを思っておりますので、そのあたりもしっかりと進めていただきたいなと。このビブリオバトルにつきましては、お願いしたいと思っております。
ほかよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、いただきました御意見をもとにしまして、報告書のコメント欄のほうを作成させていただきたいと思います。ありがとうございます。
では、次に、2、生徒指導推進事務費につきまして、評価対象事業評価を行います。
事業の必要性、効果、成果等につきまして質疑・意見がございましたら挙手をお願いいたします。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 いじめ、不登校など、学校になじめない子どもたちへの対応をしていただいているかと思うんですけれども、これをちょっと見てますと、市立学校いじめ問題調査委員会で10回の予算を組んでいただいていたんですけれども、2回の開催でおさまっているということは、重大事態等の発生が少なかったのか。全体で見て、いじめの件数が減っていってるのか。その辺の状況をちょっと教えていただけますでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
畑教育部副部長。
◎畑 教育部副部長 今のお尋ねですけれども、いじめ調査委員会10回の予算をとっておりましたけれども、決算といたしましては2回分ということになっております。
○八木良人 委員長 中瀬理事。
◎中瀬 教育部理事 失礼しました。今、伊吹委員の御指摘いただいたのは、市立学校問題調査委員会というものでございます。これ、10回分を取ってますのは、御指摘がありましたように、重大事態が発生したときに、いわゆる専門家の方に寄っていただいて、事実確認をしていただいたり、今後の対策を講じていただく、練っていただく。そういう意味で取っている分も含んでおりますが、昨年度につきましては、重大事態は発生しておりませんので、そこ部分について委員会を開くことがなかったと。
2回と申しますのは、定期的に前期と後期に草津市のいじめの状況を専門家さんたちに御報告した上で、日常の対策についてアドバイスをいただくと。そういうことで2回もたせてもらった分で開催したものでございます。
それから、いじめの件数につきましては、昨年度の件数といたしましては、小・中あわせて177件であったというふうに認識しております。この177件につきましては、先ほど、重大事態がなかったということからもわかっていただけるかもしれませんが、全て解消をしている。あるいは解消して、見守っている最中であるというふうに認識をしております。
以上です。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 今、177件とおっしゃいましたけど、これは昨年、傾向として減ってるというのか、情報がたくさん入ってきて、それがふえてるという、その辺の分析はどう思っておられるのか。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 平成28年、平成29年ともにいじめの発生件数、認知件数は177件でございました。これは二年連続で件数としては変わっておりません。
ですが、その中身を見ましたときに、傾向としては冷やかし、あるいは、からかい、軽くぶつかるですとか、そういう、いわゆる比較的軽微なものの占める割合が8割程度というふうになってきております。
特に、小学校低学年におきまして、こうした今まではいじめと認知してこなかった、軽いといいますか、そういったものが積極的に認知されるようになってきたという傾向が見られます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 そういった軽微ないじめがもっと発展するだろうというところが、早目に早期発見ということができてるということは、非常にいいことで、本来、今までやったら、多分件数は減ってるでしょうけれども、そういう件数が軽いものがあがってきてるという環境では、よくなっていってるのかなと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 それでは、ほかございますでしょうか。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 早期発見というのは、非常に良いことですけれども、草津市としては、早期発見のためには、どのような具体的な手法をとっておられるんでしょうか。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 各校におきまして、いじめ防止基本方針をこの春から改定して、それに基づいて取り組んでおります。いじめの認知力の向上に向けた早期に学校として組織的にチームを起こして、学校問題対策委員会ですが、これを起こしてチームで対応を充実していくということ。それから、これもあわせて改定したのですが、平成26年度に策定いたしましたいじめ対応マニュアルというのがございますけれども、それをいじめ対応ガイドブックというふうに改めたところでございます。
こうした中にも、いじめが発生したときの対応のフローチャートですとか、そういったものも示しまして、教員が早く気づいて、そして早期に対応を適切にしていけるように、そういう支援をしているところでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 今、よく問題になってるのがSNSを使ったいじめですね。特に、女子生徒の間で見えないいじめというのがあるので、そういったスマホ、SNSを使ったいじめについての発見みたいなものはどのようにされてらっしゃるんでしょうか。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 今おっしゃいましたように、SNSを使いましたいじめというものは、大変見えにくいものでございます。ですので、教員も見えていなくても、まずは、予防をするということで、子どもの意識を高めるという意味でSNS、情報モラル等も含めまして、そういった授業を子どもにしたり、それから、法教育ということで専門家に来ていただいての授業をしたりということをしております。
先ほど、いじめの傾向のところでもありましたけれども、SNSについては、大変見つけにくいということで、特に、中学生当たりになるとSNSのいじめがふえてくると思いますので、見えないんですけれども、早期発見をするように、子どもの様子等をよく見ながら認知をしていきたいと思っております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 確かに、使い方という形の取り組みと、あと、相談しやすい学校づくりというのか、そういうものは確かに意識しておられるかと思うんですけれども、実際は、なかなか親にも相談ができないし、ましてや学校に相談すると、標的にされちゃうみたいなところもあって、大変難しいと思うんですけれども、この予算状況、決算状況の中でケース会議というのが入ってるんですけれども、そのケース会議というのは、定例の協議会とか、委員会、2回と開かれてるんですけれども、ケース会議については、その都度されてるという認識なのか、特にケース会議についてどのように開催されてるかをお聞きしたいんですが。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 予算としてあがっているケース会議、これは40回分ということでとっているんですけれども、これは、専門家に来ていただく場合に、この予算を使うことになってまいります。
ですので、専門家を呼ばないので、執行がない部分についてもケース会議は随時開いているところでございます。
学校のほうでは、学校のいじめ問題対策委員会を定例だけではなくて、いじめを軽いものであっても認知したときに、即座に立ち上げて組織対応をしていこうと、そういう動きは出てきているところでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ということは、この40回分のケース会議は、結果的には何回開かれたのかはわかりますか。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 40回分予算を計上いたしましたが、ケース会議として実施したものは7.5時間というふうに捉えております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 40回分、40時間で7.5時間ですね。わかりました。
最近は、ちょっといじめという、草津市では、そんなにクローズアップされなくて、それはいい傾向だと思うんですが、隠れたいじめがない。それを早期発見ができるように、また、しっかりと進めていただきたいなということを思っておりますのでよろしくお願いします。
○八木良人 委員長 ほかよろしいですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、質疑がなければ、これにて終了いたします。
続きまして、委員間討議を行います。
生徒指導推進事務費に関しまして、コメント等追加することがございましたら、御意見等がございましたらよろしくお願いします。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 いじめ、不登校に関しましては、本当にしっかり取り組んでいただきたい項目でございます。
特に、いじめに関しましては、先生、あるいは、地域の方々の御協力をいただきながら、やはり、子どもたち、生徒・児童の中から盛り上がっていくのが一番いいことだと思いますので、その環境をしっかりと整えていただくということもお願いしたいなと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 ありがとうございます。
山元委員。
◆山元宏和 委員 きのうも虐待の話が出てて、やっぱりそういう子たち、今、家庭にもいろいろ問題があったりとか、いろんな課題があるんやけれども、そういった情報を、ここにも書いててくれはるんやけど、関係機関との連携という。これをしっかりとやっていかないと、そういった子どもがまたいじめにあったりとか、そういう可能性もあるので、そこら辺も、ちょっと、我々としては認識を新たにしていったほうがいいんかなと思ったりします。
○八木良人 委員長 ありがとうございます。よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、ここは教員の指導力向上という目的で同じ事業ですので、指導力向上という意味では、先ほど、SNS等は発見しにくいという部分も、今後はしっかりと研修等によって教員の指導力向上をしていただきたいというのもあると思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、ほかにないようでしたら、コメントに関しましては、こちらのほうでまとめさせていただきまして、また、確認させていただきます。
委員間討議は、これにて終了いたします。
暫時休憩させていただきます。
再開は10時50分によろしくお願いします。
午前10時43分 休憩
午前10時50分 再開
○八木良人 委員長 それでは、再開いたします。
次に、3番、学力向上重点事業推進費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性、効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手をお願いします。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 評価のポイントとして、学力向上も大事だが、子どもひとり一人の心に向き合ってるかというところを皆さんと共有させていただいたところなんですけれども、まず、学力向上というところで、いろんなことをしていただいているかと思うんですけれども、全般的に草津の学力が向上していってるのかどうか、そういう評価をお願いします。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 子どもたちの学力全体を見るというのは、非常に難しい問題と捉えておりますが、学力の一部分を捉えています全国学力学習状況調査におきましては、スタートしました平成19年度より現在まで、これまでのでこぼこはあるものの、おおむね、右肩上がりになっているかというふうには捉えています。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 ありがとうございます。
右肩上がりということで、これは相対評価じゃなしに、絶対評価があがっているということでよろしいでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 今の右肩上がりの評価につきましては、全国平均と比較した上での右肩上がりということでございます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 わかりました。その評価方法では上がっていってるということなんですけれども、あと、英語検定とか、漢字検定とかをされていると思うんですけれども、これらについてもどのような評価をされておられるのかお聞きいたします。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 漢字検定、英語検定につきましても、直近の5年のデータを見ましても、例えば、漢字検定で、小学校6年生で6級を取った子どもの割合というのは、平成25年度は77.6%であったものが、平成29年度は80%になっております。
英語につきましても、中3で3級相当を取得した生徒は、平成25年は46%でございましたところが、平成29年度は55.1%というふうに取得率は上がっているところでございます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 英検3級55%って、すごいですね。そうなると、そういう格差が出てきてるのかなと思うんですけど、言い方は悪いけど、そういう点数が低い人らの対策として、いろいろやってはると思うんですけど、その辺はどういう対策をとっておられるか、教えてください。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 漢字検定、英語検定につきましては、ともに検定当日だけかかわるというのではなく、その検定に向けてふだんから学習するということを大切にしております。
その結果、どの子についてもその子のひとり一人の力を高めていくという視点で学校は見ておりますので、下のものが置いてきぼりになってるとか、そういうことではないと認識しております。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 この漢字検定と英検というのは、全ての子どもたちが受けるということでよろしいですか。
そして、その経費は当然、個人負担がかかっていますよね。その辺の補助率について教えていただけますでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 漢字検定、英語検定につきましては、おおむね、全ての児童・生徒が当日欠席でありますとか、どうしても都合によって受けられない等はございますけれども、全員が受けるという形をとらせていただいております。
補助率は概算で約半分の50%の補助ということです。
漢字検定につきましては、昨年度は平均しますと一人937円の補助になります。ただし、漢字検定については、級によって受験料が違いますので、補助金も級によって違うということになります。
英語検定につきましては、一人につき900円の補助になってます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 一人900円ぐらいの負担になるんですけど、やはり、900円と言えど、厳しい家庭もあるかと思うんですけど、そういった意味合いでは、いろいろな
セーフティーネットをされてると思うんですけど、その辺もちょっと教えていただけますでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 漢字検定につきましては、要保護家庭につきまして全額無料で受けることができます。それから、準要保護の家庭につきましては、全額市からの補助という形にさせていただいております。
英語検定につきましては、要保護、準要保護ともに全額市からの補助という形にさせていただいてます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 草津市は、すごいそういう検定をされてて、ほかの市からしても注目されてるところがありますし、それによって全体の学力が上がっていってるというところもあると思いますので、引き続きやっていただきたいというところがあるんですけれども、やっぱり学力だけじゃなしに、そういう心のケアというか、本当に仲間づくりとか、そういうことも必要ですので、その辺のバランスをとりながら進めていっていただきたいなと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 よろしいでしょうか。
山元委員。
◆山元宏和 委員 子どもの思考力育成事業は県ではまたやられるので、平成29年度で事業廃止と書いてますけど、それはそれで賄えるんですか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 子どもの思考力育成事業につきましては、平成25年度より、子どもの思考力を高めることと、家庭学習習慣をつけることを目的として実施してまいりました。
しかしながら、数年前より、県のほうで学点プリントというプリントを発行されていらっしゃいまして、そのプリントと非常に似通っているということでございましたので、県の学点プリントを有効に活用するという形で進めさせていただきました。その結果、子どもの思考力育成事業というのは廃止ということになってます。
ただ、家庭学習につきましては、まだまだ今後ともつけていく必要があるかと思いますので、平成30年度より家庭学習サポーターを各小学校に配置いたしました。
以上でございます。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 子どもたちの教育、先生方のアプローチから、そういうことで県教委がやられるので、それはそちらを有効に利用しようという考え方はよくわかるんですけれども、子どもの学力が落ちないようにというか、子どもたちのことを一番考えていただいているのは、現場の先生方だと思ってますので、そういうところで、ちょっと、本当に減らしていいのかなという思いがしたので質問させていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 学力向上推進費自体は1億8,000万円ほどの決算予算額になって、かなり、多額の費用がかけられてるということで、教育に関する予算措置といったものが、本当に草津市としては十分にかけられているなということを思っております。
調査シートの場合には、検定が主な内容となっておりますので、その調査シートに特化して、ちょっとお聞きしたいんですけれども、主には、英語教育推進費が大きな予算措置になっていますけれども、ALT、ネイティブな方と日本人講師JTEということで、それで2,000万円ほどですね。
その中で全国学力テストがあるんですけれども、その英語に関しての学力テストの成績というのは、英語もありましたっけ、教科に。ないですね。ということは、図るものがなかなかない状態で、ここまで力を入れてる県内で、他市では英語教育に関しては、どんな状況なんでしょうか。ちょっと参考に聞かせていただきたいんですが。
○八木良人 委員長 どういうことですか。状況だけを聞きたいということですか。
◆西垣和美 委員 はい。余り比較してないのであれば、それはそれで。
○八木良人 委員長 質問を具体的に。
◆西垣和美 委員 いわゆる、草津市が県内において、いち早く英語教育に、検定事業から始まってると思うんですけれども、その中で目的というか、英語能力を高めるということで、ここにありますように、グローバル化に対して対応ができるということなんですけれども、日本としても英語の大学受験も変わってくる中で、草津市が今後英語教育に対してどこに方向性をもっていくのかが、受験対策なのか、いやいや、会話を話せるといったことに対しての、こんだけ費用をかけるということに関しての位置づけですよね。それがどこかによって、内容も変わってくると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 英語教育についてでございますけれども、先ほどから英語検定という言葉を使わせていただきましたが、実際にはGTECを推進しております。
GTECにつきましては、昨年度までは3技能を中心に、読む、書く、聞くを中心とした検定をしておりましたが、平成30年度より、スピーキング、話すも検定に入れることになっております。
中学校等におきましても、オールイングリッシュによる授業を実施したりという例も出てきておりまして、ペーパーテストで点数がとれるだけではなく、スピーキングがしっかりとできる。そういった子どもの育成を目指しております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 話すということに重点をおいて、英語教育推進費にお金をかけてるということなんでしょうか。
○八木良人 委員長 今の質問でよろしいですか。
◆西垣和美 委員 私が懸念してるのが、先駆的に、本当に、コミュニケーション能力とか、英語を使える英語について授業を始められたのかなと思うんですが、国の施策が、やっぱり受験にあわせてやってるので、そこにあわせにいくと、本来の英語を楽しむとか、英語を好きになるというのが、結局、受験的なものになってしまうのが、だったら英語が嫌いになってしまうので、そこをきちっと意識をもっておられるのかなということを思いましたので、その辺をちょっとお聞きしたかったんですけれども。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 今、御指摘がありましたことにつきましては、市としても非常に大事にしているところでございまして、市の英語推進計画というものがございまして、その中でもコミュニケーションを楽しむというところは、幾つかある柱の一つにあげて重点的に取り組もうとしているところでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 頑張っていただいているとは思うんですけれども、ある英語を使ってる方がそれを見られて、目的がはっきりしていないとどうしても勉強になるので、そこは、なぜ英語を学ぶのかという目的が共通理解として、教育委員会としてもっているべきだみたいな、ちょっと指摘を受けたことがあるので、その辺については、意識して取り組んでいただきたいと。
この事業については、大変いい取り組みだと思いますので、目的はしっかりともっていただきたいと思いますので、お勉強という形でない形で、また、よろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 では、ほかに質疑がないようですので、これにて質疑は終了いたします。
次に、委員間討議に入ります。
学力向上重点事業推進費について評価コメントを各委員からいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 成果があがってますので、続けていただきたいと思います。
○八木良人 委員長 済みません。私から。検定事業のほうは、結構、かなりウエイトもありまして、伊吹委員からも1つ懸念されることが、検定に受からなかった子たちに関してのフォローのことも懸念でありました。確かに、そういったはっきりと結果が出るので、ある子は6級を取った。ある子は取れないと。完全にそこで級が分かれてしまうというのが、非常にセンシティブなところやなと。
ずっと、そういうのに、私もかかわっておりますので、非常にそこは、子どもたちに影響が大きく出てくるところなので、検定事業を進めながらも、伊吹委員の言われたように、そういった部分をしっかりとフォローしていただきたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
ほかよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、委員間討議は、これにて終了いたします。
評価事業対象の評価コメントは、後日評価報告書にまとめて御確認いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、4番、小学校少人数学級編成費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手を願います。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 先ほどの西垣委員の答えがここに書いてるのかなと思うんですけれども、少人数学級編成でしたね。ここには、やっぱりグローバル化に対応するということが、先ほどの学力向上でもうたってますように、より深く、より丁寧に学ぶ必要があったりすると思うんです。やっぱり、グローバル化というのがこれからもう方向づけられておりますでしょうし、その辺のことでこの事業というのは重要かなとは思ってピックアップいたしました。
それで、小学校4年から6年生で、児童数が36人から39人、これが分けると20人未満のクラスができるということで、より丁寧な授業が行われてるはずだと思います。
この目的は、ここにうたってますように、全ての学級で35人学級を実現するということでありますので、今の醸成状況もお聞きしたいですし、それと、実施事業の調査シートの効率性を見てみますと、ほかの手法に比べて効果のよい事業手法であるというのが、自己評価が3になってますけど、もう少し高評価でもいいのかなとは思っております。
その辺の御意見もお聞きしとうございますのでよろしくお願い申し上げます。
○八木良人 委員長 畑副部長。
◎畑 教育部副部長 まず、現状ですけれども、36人から39人の生徒数の学年をもつ学校というのが、現在のところ、市内にはございません。それで結果として執行がゼロになっているというところでございます。
ただ、本年度につきましては、常盤小学校のほうで6年生が39名でございますが、これにつきましては、昨年度、少し県のほうの決まりというか、変わりまして、県が一人配置している少人数指導加配を使うことが去年からできるようになりまして、ことしに入ってはそれを使っておりますので、39人の学年が今ないと申しましたけれども、今年度についてはあるというところです。
もう1つの評価の3についてですけれども、ほかの手法に比べて効率のよい授業手法、おっしゃるように、少人数の学級が実現すれば、それが効率のよい教育が行えるという意味については、4にさせていただいてもよいのかというところも、若干、思ったんですけれども、いかんせん、平成29年度には、執行していないものですので、ちょっと、4にしてしまってよいのかという思いも、多少あったところです。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 これ、必ず4になると思うんです。ぜひとも、少人数の教育というのが必要、なおかつ、スクールスタイルという格好でやるより、丸くなって円形で授業をしてやるほうが効率がいいと思いますし、それは実施で見て、聞いて、意見も活発に出るし、オウム返しで答えを返すものと違って、おのれで考えて答えるという、それが今求められてることやと思いますので、少人数学級プラス円形型のデスク配置とかも考慮しながらやってもらいたいと思います。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますでしょうか。よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、質疑がないようですので、これにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
小学校少人数学級編成費につきまして、本年度は決算的にはございませんでしたけれども、この事業につきまして評価コメントがございましたらよろしくお願いいたします。
恐らく、ぜひ、少人数というのはいい部分もございますので進めていただきたい。草津市として、かなり力を入れているところですのでということで、皆さんの質疑・御意見等、そういった形でまとめさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、次に5、学校ICT推進費について、評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手をお願いいたします。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 プロジェクトKもICT推進をピックアップいたしました。
事業調査シートにうたっておりますように、IT革命とも呼ばれている昨今でございますけれども、学者によりますと、第4次産業革命というような言い方もする動きもあって、それはAIというのが大きな要因であると思うんですけれども、AIがいいものか、悪いものか、それは別として、もう津波的に押し寄せてきているという現状があります。そのITを操作するための教育というのが、やはり重要かなとは思います。
小・中学校では、その基礎的なことになってくると思うんですけど、これを十分やっていただきたいことと、ちょっとこの間、質問でも言いましたように、やっぱり教諭の本文は、やはり学校教育にあると思っておりまして、保護者対応とか、そんなんは、できるだけないのがいいのかなとは思います。
そのためにもICT教育を推進するとともに、先生たちがICTを駆使した授業をすることによって、時間のすきができてくる。そのすきを有効活用してもらって、ほかの業務をしてもらえる。そういう効果もあると思うんです。
そういうことで我々はICT教育、あるいは、ICT支援員のことについて提案した次第でございます。
○八木良人 委員長 意見で。
◆杉江昇 委員 はい。あと、また、議論でもありますから。
(「質問をしてくれな」の声あり)
◆杉江昇 委員 質問しましょうか。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 要は、ICT支援員に対しての費用が少ないと思うんです。予算要望をしたんですけれども、つかなったということがありまして、早いこと先生方に支援金を使いながらICTを使う授業に移行してもらいたいと思うんです。十分もっと使ってもらいたいというのがあるんですけど、その辺はいかがお考えでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 ICT支援員につきましては、現場の学校からも要望はございます。予算的な面もございますので、現在のところ、これ以上ふやすことはできないというふうになっております。
本市で定めております教育情報化推進計画でいきますところ、本年度はICT支援員3名、それから、2名と減っていくことになっております。
ただ、ICTにつきましては、日進月歩でございまして、さまざまな新しい取り組みもしていかなければなれないということもございますので、今年度については3名計画であったところを4名つけていただいております。
ただ、今後減っていくことは決まっているというか、つもりをしておりますので、現在、学校現場にはICT支援員からノウハウを吸収するように、教員がノウハウを高めていけるようにということで話をしているところでございます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 ぜひとも、これを使わん手はないんです。まだ、黒板も大事です。先生が字を書いて、子どもに伝えるというのも大事ですけれども、効率よくやっていくということも大事ですね。
先ほど、グローバル化といいましたけれども、やはり諸外国は効率的にやっているところがあって、それをやっぱり見習わないかんのじゃないかなとは思います。ぜひとも、よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますでしょうか。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 今、杉江委員と私は反対の感じで、やはり、もう9年目、10年目に入ってる部分で、ICT支援員については、やはり減らしていくべきではないのかなということを思っております。
ノウハウは、先ほどおっしゃったように、確かに、日進月歩で機器といったものは、どんどん、どんどん進歩していくんですけれども、授業に使う分については、それほど、ベースといったものは変わらないので、いろんな研究会の中で、そういったものに得意な先生方も育ってきてるのかなと思うので、これについては、方向性としてはおっしゃったので、それでいいのかなと思うんですけれども、例えば、ICTによる授業の、議会答弁もありましたように、いろんな事例が積み上がっていると。それを用いながら、授業改善に使っているということなんですが、そこは確認なんですけれども、これまでのICTを使った授業といったものの蓄積といったものは自由に使えるような、そういった仕組みになってるのか。ちょっとそこを教えていただきたいんですけれども。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 ICTを活用した授業につきましては、文部科学省の委託事業等を受けまして、その実践を積み重ねてまいりました。実践事例集等を作成しまして、各教員に配付したりもしております。
それから、本課だけでなく、教育委員会の指導主事等が学校訪問をする際にも、ICTを使った草津型アクティブ・ラーニングを実践できるように支援をしているところでございます。
あと、各教員が作成しました教材等につきましては、教材共有ポータルサイト「たび丸ネット」等にも載せておりますので、そういうものの活用もできるかと思っております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 いち早く、ICTを教育に取り入れられたことによって、総合的に実施効果にも書いていただいてるんですけれども、文科省の評価も受けておられるんですけれども、草津市としてどのような評価を認識して評価されてるのか、ちょっと10年目ぐらいの節目でもあるので、そういった評価についても教えていただきたいんですけれども。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 ICT教育を進めて、もう10年近くたつわけでございますが、子どもたちのアンケートによりますと「電子黒板やタブレットを使った授業はわかりやすい」と答えた子どもが90%を超えております。
また、教員のICTスキルにつきましても、特に、授業でICTを使った指導ができるということに対しまして、かなり高い数字を示しておりまして、全国の都道府県を並べたところでは4位程度に入るぐらいの水準にはなっております。
こういったところで成果はあがっているものではないかなと考えてます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 最後に、使用料とかリース料ですね。これは1億4,600万円なんですけれども、これについてはコスト削減はできないということでよろしいでしょうか。大体、5年に一度のリース料になるんでしょうか。今後、機器のこととかで見直しとか、そういったものは、なかなかできないということでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 リース料等につきましては、5年リースということで、来年度、去来年度に更新を迎える機器も多うございます。
現在、より安価なもので内容のあるものということで研究を進めているところでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 機器についても、いろいろ特典があって、業者がパッケージとして提案すると高くはなるみたいで、その辺はちょっと、いろいろ専門の方の意見も入れながら、なるべくコストを抑えていただきたいなと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 今、話をされた中で、草津市におけるICT教育が進んで、質もあがってきたと。教員の皆さんのスキルもあがってきているということで、このことはすごく評価できることだと思うんですが、教職員の皆さんというのは、やはり、滋賀県内、もしくは、他の都道府県からも変わって来られる方があると。一番最初に草津市に来られて戸惑われるのは、ICT教育で機器を使わなあかんということですね。使われる方はいいんですけど、使われてない方というのは、そういうふうになるんかなと思うんですが、そこら辺で何か、前も聞いたかもしれないんですけど、これが1カ月たち、3カ月たち、半年たてばなれていただいて、それだけ能力のある方が教員になられてると思ってますので、もう問題はないんやということなのか、いや、はたまた、それはそれで別にして、やはり現場の先生方が来られた方に対して、しっかりと動いていただける。もしくは、授業をしていただけるようなノウハウを含めて、言い方は悪いですけど、指導をしているんだという部分も含めて、ちょっとどんな傾向になってるのかなというのを確認させていただきたいんですが。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 御指摘のとおり、他市町から転入した教員等につきましては、タブレットを使ったことがないというようなことも実際にございます。
教育委員会としましては、学校でICTをリードできるリーダーをまずは育てようというふうに考えております。
そのため、教育情報化リーダー養成研修というものを年間6回、7回程度実施しておりまして、リーダーを中心として、各校でミニ研修等を行っていただくというような形でICTスキルの向上に努めております。学校によりましては、4月当初、転入者向けのICT講座をリーダーが中心になって行っているという事例も聞いております。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 ありがとうございます。ちゃんとしていただいているということで、確認です。
それともう1点だけ、反対に、草津でこれだけ学ばれた方が他府県に行って、全くないところと、それから、同じようにあって、草津市のノウハウをしっかり使っていただいているというふうな、これは後追い調査というものは、多分できてないと思うんですけれども、そういう声とかは聞かれたことがあるのか。もし、わかれば教えてください。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 残念ながら、転出された方の御意見ということで、直接聞かせていただいたことはないんですけれども、今現在、草津市への視察というものがここ数年多うございます。今年度につきましても視察がたえない状態で、来月も6自治体から視察が来られる予定をしております。
視察の多くが草津市の導入経緯を聞かれることが多うございまして、今、各自治体でタブレットを導入していこうという時期ではないかなと考えております。
草津市から出られた先生方も、もし、その市町でタブレットがなくて、授業がやりにくいなということがございましても、数年後には、また、そういった市町にもICT化が進んでいくのではないかなと、そのように感じてます。
◆奥村恭弘 委員 ありがとうございます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 課長と西垣委員の質問・答弁、よくよく理解できました。
ただ、最初におっしゃいました学校とおっしゃいましたでしょうか。先生方とおっしゃいましたでしょうか。ICT支援員増員の要望はあるとおっしゃいましたが、どういう要望をなさってこられてるか。単に、増員を求めておられるということではないと思うです。こういう理由で増員を求めておられると思うんですけれども。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 ICT支援員につきましては、トラブル対応をしていただくという面はございますが、本市で重視しておりますのは、授業支援をしていただく。先進的な取り組みを紹介していただくというようなこともしております。
そういった意味で、学校としては、1つの情報源として、あるいは、困ったときの
セーフティーネットとしてほしいということはございました。
ただ、これにつきましては、やはり、教員が今後力をつけていくべきところでもございますので、そのような形で進めていければと考えております。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 先ほど、了解しましたと言いましたけれども、そういう方向づけができてるんだったらそうなんでしょう。
ただ、今課長がおっしゃいましたように、先生が同じように使えるようにしてもらってこそでございますので、その辺は注視していただきますようにお願い申し上げます。
以上です。
○八木良人 委員長 そうしましたら、質疑が出尽くしたようでございますので、これにて質疑は終了させていただきます。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑等も踏まえ、学校ICT推進費について評価コメントを各委員からいただきたいと思います。よろしくお願いします。
質疑のほうでは、おおむね、推進のほうで評価されてるという質疑が多かったですけれども、いいですか。その中で、今聞いた課題としては、金額がかなり、先ほども質問がありましたけれども、これをやると、ずっとすごい金額がかかるわけです。2億近いお金が。
ですから、先ほど、リースと更新時には、しっかりと削減、最近は下がってますので、値段がかなり。あと、タブレットを入れるところも少なくなってます。タブレットではない方向が、今もう新しい方向になってますので、そういった意味でもしっかりと、その辺は研究をいただいて、いろんな意味でコスト削減に取り組んでいただきたいなというふうに意見としては思ってます。
そうしましたら、ほか、コメント等御意見がないようでしたら、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 これにて、5番、学校ICT推進費に関する評価コメントのほうは終了したいと思います。
また、まとめましたものは、後日、報告確認させていただきますのでよろしくお願いいたします。
では、続きまして、6番、校務情報化推進費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手を願います。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、働き方改革にも通ずる、私としては、見た感じとしては、非常に期待をしていたものなんです。ルーティン的なものは、もう、やっぱりこういったITを使って、より効率的にと思うんですが、実際のところは、現場では、どのような課題とか、成果とかといった、両方をあわせもって、ちょっと教えていただきたいんですけれども。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 校務の削減ということで、校務支援システムを導入したことが大きいのではないかなと考えております。
校務支援システムにつきましては、導入当初は、やはりなれないということで、逆に、仕事量がふえたのではないかというようなお話もあったかとは思いますが、年々、職員が使いなれてきていることは事実でございまして、本課が巡回訪問いたしまして、使い方についての援助をしたりすることがございますけれども、一昨年度、昨年度と徐々に希望する学校も減ってきております。平成29年度については、市巡回支援を使用された学校は5校でしたので、かなり、先生方もなれてきていただいているのではないかなと考えております。
今年度は、さらに校務支援システムの機能をプラスさせていただいて、先生方の業務削減をしていきたいなと考えてます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 成果って、目に見て何か。例えば、前にかけていた時間がこれだけになりましたみたいな、そんなものはあるんでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 教育情報化推進計画を立てておりまして、その成果指標の中に、校務支援システムにより教員一人当たりの平均校務削減時間というものがございます。目標は50時間ということなんですけれども、残念ながら、昨年度につきましては50時間には達せず、40時間程度という形になっております。
先ほども申しましたとおり、新たな機能も追加させていただいて、さらに削減できるように努めてまいりたいと考えております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 今、教師の働き方改革のほうで、いわゆる、事務的なものは事務の方にやっていただこうといった流れもあるんですけれども、これを見てると出欠とか、そういったものは、成績はどうしても先生じゃないとだめだと思うんですけど、事務的なものの内容については、先生がなるべく時間をかけなくてもいいようなやり方も、あわせてやってらっしゃるんでしょうか。それとも、このシステムがあるから、先生が全部やるという形になってるのか、どうなんですか。そういうものは。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 このシステムになるから、全て教師がやらなければならないというものではございません。
ただ、出欠管理につきましては、担任の業務としては、非常に重要なものではないかなと考えておりますので、そこはちょっと削減できないのかなというふうには考えております。
ただ、校務支援システムの中には保健等のシステムもございますので、養護教諭の先生等も活用していただいてます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 出欠確認は先生がして、それを打ち込む作業を事務の方がされるという話なんですけれども、そういった、ちょっとシステムがちょっとわかんないので、勝手に想像して言ってるんですけれども、事務入力作業といったものがどうなってるのかなと。
逆に、確かに、なれるまで返って時間がかかって、仕事がふえたみたいなものも、実際は聞いてはいるんですけれども、やはり、費用対効果ですよね。費用対効果をどこをもってしてみるかというと、導入年度は確かにしんどいと思うんですが、ただし、情報化というのは、時代の流れで必ずこの方向性があるので、効率的なものを、システムを導入するのはいいんですけれども、その辺もしっかりと見ながら導入していただきたいなということがありますので、特に、答弁は要らないんですけど、お願いいたします。
それと1点気になるのが、当初予算と決算の増減理由の中で、パソコンがハードディスク仕様であるために、移動時の振動により修理費用が増加したということで、それで今年度の修繕料も、やはり平成29年度の当初予算よりかは倍で見ておられるんですけれども、これってもう仕方のないことなんでしょうか。移動時の振動により、修理費用というのは、ちょっと気になるんですが。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 現在、使われております校務用パソコンにつきましては、書かれていますとおり、ハードディスク仕様でございまして、電源をつけたまま、教室へ持ち運びをした場合に、ハードディスクは破損するケースが、必ず破損するというわけではないんですけれども、破損するケースがあるというふうに言われております。
そこで、各学校にお願いしておりますのは、持ち運びのときには電源を切ってくださいということでお願いしております。そのことによってハードディスクの破損が減ることになると考えております。
ただ、それだけでは、十分ではないかなと考えておりますので、今年度は渋川小学校と松原中学校の校務用パソコンを更新させていただきましたが、今年度の校務用パソコンにつきましては、ハードディスク仕様ではなく、SSDというシステム、振動に強いシステムのもので入れさせていただいておりますので、できましたらそちらのほうへ全校のパソコンを変えていけたらと考えております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ちょっと、私もパソコンの機械について専門家じゃないので、ちょっと何か委員長のほうで、また聞きたいんですけれども、やはり、保証というのは、いろんな意味でトラブル。いろんな情報が消えちゃったりとかして、よくわかるんですけれども、そういったこともあると思うので、それについては少しきちんと対応していただきたいなと思っています。
まとめとしては、校務情報化推進費というのは、使い方によってはすごく期待ができるんですけど、内容を聞いていると、まだ、そこまでいっていないのかなということで、研究とかはされていただきたいなということを思います。
以上です。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 1点だけ、確認させてください。
平成29年度にパソコンが5台、今回、校務用という形で入れられたんですけれども、今、先生方に対して、何対何でパソコンのほうは整備できている状態になってるんでしょうか。
○八木良人 委員長 江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 校務用パソコンにつきましては、県費の常勤の先生につきましては、一人1台を市より配備させていただいております。
ただ、予備のパソコンでありますとか、あるいは、ちょっと型は古いんですけれども、学校にはストックがございますので、そのほか、市費の先生方、あるいは、臨時の先生方も学校のほうで工夫をして、使っていただいているという状態でございます。
○遠藤覚 副委員長 わかりました。
○八木良人 委員長 質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 1つだけ済みません。ちょっと聞きたいことが1つだけありまして、この情報化につきまして、専門家の方というのはおられるんでしょうか。それとも、やっぱり、業者の方に聞いてやっておられるのか、第三者的な専門家がおられるのかどうか。おられるかどうかだけで結構です。
江竜課長。
◎江竜
学校政策推進課長 機器につきましては、幾つかの業者等と相談しながら、どれがいいのかというのを教えていただくこともございますけれども、実際に、その機器を会議の目で見て、試してみたりもしておりますし、あるいは、場合によっては、情報システム課のほうに相談にいった場合もございます。
○八木良人 委員長 専門家はおられないということですね。当面としては。選定に当たり、皆さんで使っていくのは専門家ではないので。わかりました。それが別にどうこうではないんですけれども。
そうしましたら、質疑のほうは、これにて終了いたします。
続きまして、評価コメントのほうを各委員のほうからいただきたいと思います。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 結構、草津市はいち早く、こういったものに積極的に予算措置をしておられて、取り組んでいただいていて、すごくいいなと思う反面、先進事例だからこそ、いろいろな面で手探りでやっていくような面もあるのかなということがあって、費用対効果について、いろいろと考えて、先ほど、委員長からもあった専門的知見の方々の助言を受けながら、しっかりと構築を、模索しながらというのはいいんですけれども、費用対効果のことを考えると、そこら辺は業者と先生じゃなくて、そこに第三者的な情報化推進についての専門家を入れていきながら、勢力的にやっていただければなと思います。
これについて何か、瑕疵があるとか、そういったことではないので、これについては評価しているところですけれども、まだまだ先生方は次々新しいものを入れられて、ちょっと苦戦していらっしゃるのが、何となく想像できますので、その辺はぜひ、効率的にやっていただきたいと思います。
○八木良人 委員長 そうしましたら、コメントのほうは、こちらのほうでまとめさせていただきまして、あす報告・確認をしていただくと思います。
それでは、委員間討議のほうは、これにて終了いたします。
次に、評価対象事業の評価を総括し、
施策評価コメントにまとめるための委員討議に移ります。
今までの評価対象事業の評価コメント、執行部から提示された調査シート、施策評価シートも踏まえ、教育内容の充実という施策目標の実現手段として有効であったかどうか、施策評価について各委員から意見をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 施策名が教育内容の充実ということで、具体的なそのもので、メニューというか、事業を見てると、全てそれに連なってるのではないのかなということで、草津市の教育については評価はしているところです。
その一方で、やはり全てが完璧という事業は、なかなかあり得ないので、負の面、マイナスの面といったものにもしっかりと焦点を当てて、先ほどの子どもたちの検定で自尊心が返ってなくなったりとか、先生方の負担とか、その面についてもしっかりとフォローしていただきたいなということを思っております。
○八木良人 委員長 ほかに意見等はございますでしょうか。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 草津市の教育については、最先端の教育をされておられます。それにしたがって、先生方の御負担、そして、また、子どもたちはそうやってやりがいというか、そういうおもしろみも出てきてますし、それをどんどん推し進めていっていただきたいと思うんですけれども、それに付随した環境づくりというものが大切だと思います。
先生方の働き方への改革も含めて、愛情をしっかり込めた教育ができる。どうしても、子どもに関しましては、いじめとか不登校に関して、自分らでいろんな意見が言えるような環境をつくっていくような学校がつくれたらいいのかなと思っております。
最新の教育を進めながら、そういった心の教育、そして、質の高い教育を進めていっていただきたいと、よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 同じような内容になると思うんですけれども、環境は整備されていますので、そこで働いていただく、もしくは、これに携わっていただく人たちの思いと、子どもたちの頑張りというか、思いが一致するように、この事業は進めていただきたいと思います。
○八木良人 委員長 よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 校務情報化のほうに関しましては、ICTを入れると、かなりの効率化が行われて、すごく感じるぐらい働き方改革になるはずです。まだ、そこがはっきりと効果としては、答弁としては、まだ途中やと思いますので、必ずやそうなると思ってますので、ぜひ進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
では、評価コメントのほうは、皆様の御意見を全てまとめさせていただきまして、あす報告のほうをさせていただきたいと思います。
それでは、申しわけございません。施策につきまして評価のほうを取りたいと思います。
委員の挙手により事業評価を決定いたします。
教育内容の充実について評価A、この方向で進めるということで賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手 10名)
○八木良人 委員長 次に、評価B、改善見直しが必要であるということにつきまして。
(賛成者挙手 1名)
○八木良人 委員長 ありがとうございます。
評価Aが10、評価Bが1ということでございまして、評価Aとすべきものと決しました。
それでは、ここで暫時休憩いたします。
再開は午後1時、よろしくお願いいたします。
午前11時50分 休憩
午後 1時00分 再開
○八木良人 委員長 それでは、再開いたします。
午前に引き続きまして、教育委員会事務局所管の施策評価を行います。
施策評価には、生涯学習機関への充実の施策評価については、4つの評価対象事業について施策目標の実現手段として有効な事業であるかどうかの評価を行っていただき、その結果を踏まえ、施策評価およびコメントにまとめたいと思います。
まず7番、社会教育推進事業費について、評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等につきまして質疑・意見等がございましたら挙手をお願いいたします。それでは、よろしくお願いします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 提案会派として、それぞれの事業に対して質疑をさせていただきます。
事業調査シートから、事業の背景としましては、まちづくりセンターに今後指定管理になって、今までのような公民館講座のようなものではなくて、地域の学習拠点としてということの背景として位置づけられております。
事業の対象も、真っ先に
まちづくり協議会役員、
地域まちづくりセンター職員ということで、真っ先に協議会役員さんが書かれてあるわけですね。事業の最初に。目的には、自主的に学んでいただける環境整備を図るといった流れがあった中で、じゃあ、取り組みはどうかといったら、どちらかというと、まちづくりセンターに、
まちづくり協議会に対しての事業ではないのじゃないか。従来どおりの、そういったガイドブックから、いろんなランダムに探してたりとかいうことで、ちょっと事業内容の手法が変わってないんじゃないかなということを思っております。
裏面の事業実施効果とか、市民の意見、反応を見ていましても、どこにも
まちづくり協議会とか、まちづくりセンターとか、そういった視点が入ってないんですけれども、指定管理になったことで公民館講座というのは変容いたしました。よりステップアップするということで、公民館という名称もなくなっておりますし、そういった中で事業手法を変えておられることがあるのか。
それと、生涯学習課とまちづくりセンターとの連携といったものがどのようになっているのか、その辺をちょっとお聞かせください。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
相井課長。
◎相井 生涯学習課長
まちづくり協議会向けの新たな手法といたしましては、学びの地域支援講座というものを平成29年から開催しております。3回、社会教育委員とも協議をしながら進めておる事業でございまして、まずは、生涯学習とまちづくりの観点、そして、まちをよくする学びの講座、そして、地域での人材育成、こういったことをそれぞれ講義の場を設けさせていただきました。
まちづくり協議会との接点でございますが、平成29年4月に公民館が廃止されまして、移転されたことによって、我々も実情が大分変わってきましたことから、14学区、ちょっと、1学区断わられたところがあるんですけれども、1つずつ回らせていただいて、実情を聞かせていただいておるところでございます。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 学びの地域支援講座、これは3回ということですけれども、どういった啓発をされて、どこでされたんでしょうか。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 場所のほうは、市役所で開催させていただきました。対象者としては、広く呼びかけてさせていただいたんですが、特に、まち協の役員さんや職員さん、社会教育委員さんや地域と学校というかかわり方もありますので、コーディネーターさんなど、あと、社会教育委員さんは、この講座については、後押しをしていただいておりますので、その方を中心に口コミでも声掛けをさせていただきました。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 その結果、
まちづくり協議会の関係の方が何名かって、わかるでしょうか。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 細かい内訳がわからないんですけれども、一回目は70名ほど、二回目、三回目については、各論になりましたので20名強ぐらいの方が御参加をいただきましたので、何人かは、全てではございませんけれども、幾つか、
まちづくり協議会の役員さんと職員さんがペアで来ていただいているところもございました。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 そういった手法もやりながら、ちょっと気になったのが、今実情を聞いているということで、本来なら指定管理になる方向性がなっているときから、しっかりとそこはいろいろと構築した上で渡すべきではなかったのかなということで、そうでないと、現場の職員さんとか、公民館講座とか、まちづくりセンターの講座について、やはり、同じようなことを引き続きされてるのが多いんじゃないのかなということで、やはり指定管理になる前の段階でそこはしっかりと連携を組んでするべきではなかったのかなということを思っておりまして、なかなか、社会教育が地域のまちづくりにかかわるものに変わってないといったようなことを、私は、ちょっと実感しておりますので、それについては、まだこれからもう少し考えながらやっていただきたいなと思います。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 地域における豊かな学びに関する研究会というものを、生涯学習課と
コミュニティ事業団のほうで平成28年度、滋賀大学横山教授を招きながら、数回勉強会をさせてもらったという経緯がございます。
その後、平成28年、平成29年と社会教育委員会の中でも公民館から
地域まちづくりセンターに変わる、そういったことで、この拠点でどのような学びを進めていただくか。特に、人材、かなりヒアリングをさせていただいておりますと、後継者、次のリーダーになる方とか、仲間がなかなかつくられない状況がある。このあたりを集中して議論をしてきたところでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 調査シートから見る分では、ちょっと余り、
まちづくり協議会との連携とか、かかわりが見えないような事業報告でしたので、その点は市でもまたしていただければと思います。
私からは、以上です。
○八木良人 委員長 ほかございますか。
山元委員。
◆山元宏和 委員 社会教育推進事業費がこの調査シートから見ると、決算額が229万5,000円という数字があがってまして、シートの裏面にいろいろ事業実施効果等が書かれてあるんですが、その中でキッズシネマという事業ですね。この数字を見てると130万円ほど執行していただいてますが、全体額の229万5,000円からすると、結構な率でキッズシネマ塾の事業を展開していただいてますけど、これは一体、中身はどういう事業で、どのぐらいの参加者がいて、どのように社会教育の推進事業に当てはまっていってるのかということを、ちょっとお聞きします。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 キッズシネマ塾を実施する目的でございますが、1つは地域のことを事前に学習し、演じる撮影するという行為のもとでふるさと草津を知り、大切にする心を育てるということ、二番目に、現場に地域へ子どもたちが出向き、五感を使いながら心と体の健全育成につなげること。三番目、1つのテーマ作品を役割分担を行いながら、みんなでつくるという経験を持たせ、未来を担う子どもたちの教育につなげること。この3つの目的で実施をしております。
キッズシネマ塾はどのようなことかということですけれども、塾の開催に当たりまして、まず、子どもたちに草津の歴史・文化、これは関係課の文化財であったりとか、街道交流館の関係者さんの力を借りながら、子どもたちが学ぶ、そういう場面を設けておりますし、本物の映画機材、実は、委託先がNPO法人京都シネマクラブというところでございまして、東映の元スタッフさんの方が指導に当たっていただいております。もちろん、映画の機材も本物ということで、一流の技術スタッフの指導のもと、子どもたちの豊かな体現ということが実現されております。
そして、子どもたちが学んだ後、シナリオに基づきまして映画の作成、シネマクラブのほうは必要な講師、あるいは、技術スタッフなどを調整する。あるいは、ロケハンなどを行う。
先ほども申しましたように、必要な運営資材、でき上った映画については編集をする。それをお披露目をする。お披露目をするときにも、今回3月ですけれども、UDCBKで一般の方もお招きしながら、この公開を行う。その部分までが含まれております。
ちなみに委託先の構成を申し上げますと、立命館大学の客員教授を務めている中島貞夫監督、それと、立命館大学の谷准教授でございます。ちなみに、中島監督は平成29年度文部科学大臣地域文化功労者表彰を受賞するなど、映画づくりを通して、地域づくりに役立てるようなノウハウをもっておられる方でございます。
以上でございます。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 このシネマ塾が子どもたちが歴史・文化に触れ合うという言葉もありましたけれども、もう一つ、私がよくわからないのが、映画づくりをしておられるようですけど、これが社会教育とのつながりが、もうちょっと見えてこないし、余り、新聞紙上で何回か載ってるのを見たことがあるんやけれども、全体額の決算の中で50数%の費用がここにかかってて、ほかは細々という感じがするので、それがどうもよくわからないんですけれども。もうちょっと詳しく、子どもたちがこれでどう社会教育に携わっていけるのかというのを、参加者はどのぐらいいたんか聞きたい。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
相井課長。
◎相井 生涯学習課長 青少年の健全育成の面を詳しく説明させていただくと、重複して申しわけないんですけれども、立場の違う者同士が1つの作品をつくり上げるという苦労、達成感を感じるというところが健全育成につながると感じております。
また、この映画づくりを通して、日ごろ、なかなか知っておられない地域の文化ということを知り、ふるさと意識の醸成につながった。
また、映画というものは2次効果がございます。そこに出演した、制作をした者だけではなく、それを見た人間も感動したり、愛着を持ったりする部分もございますので、その副次効果みたいなことも含めて考えております。
人数でございますが、平成29年度につきましては、小学校4年生から6年生までが対象としておりまして、18名の方に御参加をいただいております。
以上です。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 18名の参加者が、今言われた歴史・文化に触れ合って、社会教育ということでこれだけのお金をかけて、どれだけの効果があったのかなというのは、今、課長が一生懸命答弁してくれはったけど、もう1つ感じるところが私はないんですけれどもね。
映画の上映もどこかでされたようですけれども、余りそれを市民の皆さん方のほうへどれだけ広まってるのか。そこら辺がちょっと気になるところですけど、これは意見にしておきますので、全体額に比べて、余りにも大きな費用を使われてるなという思いがあって、ちょっと質問させていただきました。
以上です。
○八木良人 委員長 ほかに質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、先ほどの上映について、見られた方の人数はわかりますか。
相井課長。
◎相井 生涯学習課長 お披露目会といたしまして、3月に行ったUBCDKでは50名の方が映画を見て、監督の講義を聞いていただきました。
○八木良人 委員長 そのほかで見られた方はおられますか。
◎相井 生涯学習課長 実は、YouTubeにも掲載をしておりまして、そこのカウントまでは、今現在は控えておりません。
そのほか、テーマをちょっと申し上げますと、平成27年度につきましては、テーマが「草津宿本陣物語」、平成28年度につきましては「真珠のふるさとを訪ねて、常盤」になります。平成29年は「草津川今昔物語」、ことしにつきましては、立命館大学にございます「木瓜原遺跡」、こういった形で各地域とのコラボみたいな形をしておりますので、地域の市民センターのほうでも上映いただくようなことで御配慮をいただいておると聞いております。
以上です。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 では、ないようですので、質疑はこれにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑等を踏まえ、社会教育推進事業費について評価コメントを各委員からいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 先ほどの質疑・応答でも言わせていただいたところですけれども、地域での今までの公民館講座といったものをどのように落とし込んで、地域づくりとか、地域の人づくりという部分と、個人の生きがいづくりといったものとの事業の縦分けをきちっとするべきじゃないのかなと。
次の学習ボランティア推進費にも少しかかわってはくるんですけれども、何か、社会教育といういろんな意味合いが時代とともにかなり変化をしてきている中で、それと草津市は、まちづくりセンターを指定管理にされたので、そういったすごい大きな変化があるにもかかわらず、手法がゆうゆうびとのそういったものに、結果的になってるんじゃないのかなということを、学びの地域支援講座とか、新しいこともされてはいますけれども、ちょっとそれは、もっと前段階にすることであって、実務的には、もう少し早くスタートされればよかったかなということを思います。
○八木良人 委員長 ほかよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、質疑に加えまして皆さんから御意見がないということであれば、こちらのほうでまとめさせていただきまして、あす報告のほうをさせていただきます。
それでは、委員間討議は、これにて終了いたします。
次に、学習ボランティア推進費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手をよろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、財源的には23万8,000円、決算としては18万円ということで、すごく少額な事業にはなってるんですけれども、それだけに、なかなか印刷製本費みたいなゆうゆうびとバンクの登録のような形になってるんですけれども、学習ボランティアの広がりとか、そういったものは、時代に応じて、何かよそと比べて変えてらっしゃることとかあるんでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
相井課長。
◎相井 生涯学習課長 登録団体で個人と団体がございまして、登録が全体で103件、個人が76人、団体が27団体でございます。過去の推移を見てみますと、若干、減っていきつつあるかなというような形で、100は超えておるんですけれども、その辺で推移をしているところでございます。
中身を見させていただくと、これまではどちらかというと、おけいこ事のようなものも多かったんですけれども、最近見させていただいていると、若い方も少数ではございますが御参加をいただいております。
特質すべき内容としましては、木のおもちゃで親子が触れ合うというような講座も企画されておりまして、これは、先ほどスマホの話が出たかと思うんですけれども、スマホ育児で、なかなか子どもとの会話が持てないというような親子の問題を、木のおもちゃというものを介しながら課題を解決していこうというような講座も1つ、2つやってきておりますので、そういったところを伸ばしていきたいなと思っております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 事業の背景の中に、人生100年時代と言われる中という、そういった視点も入っているんですけれども、担当課として、どのように今後推し進められようとしてるのか、お聞かせ願えますか。
○八木良人 委員長 相井課長。
◎相井 生涯学習課長 これについても、御多分に漏れず、登録団体、登録する個人の方々が高齢化している、固定化しているいう傾向は続いております。若い方を掘り起こす。若い方に講師になっていただいて地域に出かけていただく。さらに、地域まち協にもかかわっていただく。ちょっとそういう思いをもっておりまして、なかなか難しいですけれども、働いておられる途中の世代のそういった方々にも文化面であるとか、そういった部分も含めて御参加いただけるような動きをしていこうと思っています。
また、制度そのもの自体を御存じない方もおられますので、特に、若い方については、広報ツールの中でもSNSであったりとか、駅前の電車のデジタルサイネージや、そういったものも有効と聞いておりますので、積極的にそういったところにも情報を出して、登録を拡大させていきたいなと思っております。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 事業費も少ない中で頑張ってらっしゃるとは思うんですけれども、人生100年時代とか、いわゆる、リカレント教育みたいな、やっぱり時代とともにいろいろ視点を変えて、積極的に違うやり方もやっていただくほうがいいのかなと思いますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 ほか質疑ございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 ないようでございますので、質疑は、これにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
学習ボランティア推進費について評価コメントを各委員からいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 事業名どおり、学習ボランティア推進事業なんですけれども、本当にこれから生涯学習って、大きな学び直しとかも入ってくるんでしょうね。新しい学びもあったりして。非常に大事であると思うんですね。人生100年時代とうたっておられますけれども、そのことが生涯学習というのかもわかりません。
評価を見ていますと、継続性なんですけど、事業を継続することでさらなる効果を見込むとあるんですけれども、これはどう思われるのかと思うんですけれども、さらなるよい事業になっていく方向性が、今の答弁では余り見えなかったんですけれども、皆さん、どのようにお考えかなと思うんですけれども。
今おっしゃったのは、SNSを使ってボランティアを募集したり、働いてはる人でも募集したり、きのうも出たんですけど、高齢化で固定しているというこのふりを何とか打開したいというんですけど、その手法を、もうちょっと我々が考えて提案できたらなというふうに思いましたので。
○八木良人 委員長 今後の課題に対する解決法が、まだ見えていないということですね。
◆杉江昇 委員 そうです。
○八木良人 委員長 よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、今いただきました意見をコメントとしてまとめさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、学習ボランティア推進費に対する委員間討議は、これにて終了いたします。
次に、9番、図書館運営費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら、よろしく挙手をお願いいたします。
遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 1点、ちょっと御確認させてください。
一番下の当初予算の決算額の差異の中に、ICタグが当初予定枚数よりも減ったという形なんですけれども、蔵書の数というのは、ある程度、正確に把握なさってると思うんですけれども、この差が出てきた。180万円ほどなので、結構、大きな差になるのかなと思うんですけれども、なぜ、この差が発生したのかというところを、ちょっと御確認させていただいていいですか。
○八木良人 委員長 武村図書館長。
◎武村 図書館長 予算の御質問にございましたICタグ貼付業務の予定枚数があって、当初の予定より減ったということの原因でございますけれども、もともと予定しておりました枚数から図書の利用の程度によりまして、除籍という行為を行います。それで、もともとはる予定であった本をはらずに、除籍したり、あるいは、ごくまだ一部ですけれども、ICタグをはる予定の図書に全てはり切れておりません。ちょっとまだ、5,000冊ぐらい残っております。
その原因としましては、その図書が非常にニーズがあって、継続してお借りになられるということで、一旦、図書館に戻って、図書館でストップするというタイミングを逸している冊子が5,000冊ほどございます。それにつきまして、その分が貼り切れていないということですので、決算の結果、決算額が減少したということになっております。
以上です。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 ちなみに、本一つを貼られる単価って、一体どれぐらいになってるんですか。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 一枚当たり80円でございます。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 そうすると、80円掛ける、先ほどの5,000冊であったりとか、処分される分の書籍の分をあわせていくと、180万円に積み上がっていくということでいいんですね。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 今、遠藤副委員長の説のとおりと理解しております。
○遠藤覚 副委員長 了解です。
○八木良人 委員長 ほかよろしいですか。
山元委員。
◆山元宏和 委員 この図書館運営費と、次の調査シートにもひっかかるんですけど、歳をとってきたもんで、朝早う起きて、これをきょう、見てたんですけれどもね。調査シートの裏側に事業の実施効果、事業に対する市民の意見・反応、事業の今後の課題、未来展望がここに書いてますでしょ。南草津図書館も見たら、丸っきり一緒なんですよ。びっくりしましてね。
同じ図書館業務でありながら、一緒なんですよ。一緒なんですけれども、ふつう、やはり南草津の特色をいうと、ファミリー層がたくさんおられて、高齢化率も低いですから、ということは子どもさんのたくさんいらっしゃるので、ここにもどこかに書いてあるんですけど、図書の子どもの読み聞かせとか、いろんな特色のある事業をしてはると思うんですよね。
なぜ、それが同じように2つの図書館でこういうことが書かれてるのか。ここにおられる決算委員は優しい人ばっかりですけど、私はちょっと違う見方をすると、コピーしたものを貼りつけたん違うかなと。ちょっときついことを言うてごめんなさいですけど、ということは、これだけ、さっきから、子どもに読書とか言って、そういう事業を展開して、乳幼児から読み聞かせをさせたり、「本読みって大事やで。活字離れしたらあかんよ」とか言うといて、この書き方はなんなんかなと思うんですよ。
せっかく、本館と南草津とあって、特色が出せる図書館やから、私らも、なかなか難しいと。今インターネットの時代やから難しいとは思ってるんやけれどもね。なぜかここに力を入れてほしいなと思うので、これを見て、私はがっくりしたんですよ。
そういうことで答えは要りませんけど、もうちょっとこういうところへ出してくるんやったら、しっかりした調査シートを書いてもらうようにお願いしたい。
以上です。
○八木良人 委員長 何か答弁はございますか。
武村館長。
◎武村 図書館長 今、いただきました山元委員の御意見につきましては、また、次年度以降のこのような業務の振り返りをするに当たりまして、十分、趣旨を踏まえて振り返っていきたいなというふうに思います。
ただ、裏面にございます事業の今後の課題とか、将来展望のところには、一応、それぞれの館が今後取り組むべき重点施策について記載させていただいております。
やはり、今、山元委員がおっしゃったとおり、それぞれの館で特徴めいたことがございます。本館では、やはり、シルバー層の利用も多うございますし、土日は、当然、全ての年齢層の方に御利用をいただいております。
片や、南館につきましては、ファミリー層も多うございますし、開館時間の兼ね合いもございますので、南館につきましては、夜8時まで開館ということもございますので、時間帯が遅いということでサラリーマンと言われるビジネスマンの方の御利用も多うございます。
また、本館と南館の記すべき特徴といたしまして、本館は駐車場が隣接してございますので、お越しいただいた利用者の方が非常にたくさんの本を一遍に借りてお帰りいただくというケースが多々ございます。
それに対しまして、南館につきましては、公共交通に隣接したシチュエーションになっておりますので、例えば、JRで通勤されてるサラリーマン、ビジネスマンの方が一冊、二冊と頻繁に借りられるというようなこともございますので、そのあたりが特徴となってます。
○八木良人 委員長 済みません。今、山元委員から質問された部分に関しまして、事業実施効果や事業に対する市民の意見や反応、特に、事業に対する市民の意見の反応が2つの違う図書館において、同じ反応・意見ということが書かれてる。そのあたりにつきましては、山元委員から、かなり質問がございまして、その下には、本館、南館と書いてありますが、ここはなぜそうなったのでしょうか。やっぱり、力の入れ方が。その辺はどうなったのでしょうかということで質問されてるので、ちょっとその辺があれば、お答えいただきたいと思います。
武村館長。
◎武村 図書館長 申しわけございません。ここの記載につきましては、ここにも記載がございますとおり、昨年12月8日から21日まで実施いたしました図書館利用者アンケートのほうの集計結果を集約して書かせていただいてます。
この図書館利用者アンケートが本館と南館それぞれで実施したんですが、集計をセットで行うということでございまして、ここに両館とものまとめた結果を記載させていただいたということでございます。
○八木良人 委員長 そういうことですね。ただ、先ほど言われたように、本館と南館は大分違うという立地条件から、かなり詳しく説明をいただいたんですけれども、それでアンケートを一緒にしてわからなくしてしまうというのは、いかがなものかと思うんですが、そのあたりの何か、一緒にしたお考えはあったんでしょうか。
武村館長。
◎武村 図書館長 申しわけございません。例年、このような形でアンケート集計結果をまとめておったということもございますことから、南館と本館を区分けして分析した結果を記載するということができておりませんでした。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 いろいろと説明していただいたことを、最初からここに書いていただけると、こんな発言はしなかったんですけれども、以前に、委員さんがアミカでコンサートをしながら読み聞かせをしておられたのを拝見しましたし、川端さんが一生懸命図書館任務をやっておられるということも見てきましたけど、ここの調査シートを見る限り、その思いが私には全然感じ取れなかったので、こういう発言をしたんです。
今、武村館長がおっしゃったのはようわかりますから、済みませんけれども、調査シートを本当に忙しくて、つくる間がないと思いますけど、ここら辺にはそういうことを書きながら、この場に出てきていただきたかったし、今後はそういうようにしていただきたい。
一応、私らは市会議員として、決算委員としてチェックをさせていただいてますので、その点ひとつよろしくお願いしたいということで意見ですので。
○八木良人 委員長 よろしくお願いいたします。
ほか質疑はございますでしょうか。
奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 事業の目的のところを両方とも読ませていただきますと、図書、記録、その他、必要な資料を収集・整理・保存して、市民の教養、調査研究、レクリエーション等に役立てることを目的としたということで書いていただいているんですが、実質、この目的なんやけれども、現状、南草津にある図書館と草津の図書館というのは、いわゆる使用実態ですね。借りられることが主になっているのか、はたまた、そこに滞在いただいて、本を読まれていることが主になっているのか、どういうふうに分析をされてますでしょうか。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 本館、南館、2館ございますけれども、やはり、まず基本は、私どもは、市民の方を初めとする利用者の皆さんに求める資料を確保して、提供、サービスをするということが第一義でございます。
中には、当然、借りて帰ることがメーンなんですけれども、借りる前に館内でごらんいただく。あるいは、館内で幼い子どもをお連れになった保護者の方が、その場で読み聞かせをするというような利用の方法もございます。
ですので、当然、それぞれの図書館のキャパシティの問題もございますので、南はどうしても面積が狭うございます。南の中で滞留して読書をしたりとか、読み聞かせをしたり、今後とも物理的に難しいというような利用者の方もいらっしゃると思いますけれども、それぞれの利用の目的によって、図書館を上手に御利用いただきたいというのが、私どもの本意です。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 今、御説明いただいたとおり、使用実態は、多分、そういうふうにやってるんかなとは思いました。
私だけなのか、ちょっと見解が私自身が間違ってるか知らないんで、もし間違ってたら訂正をいただきたいんですが、草津図書館ですね。図書館については、駐車場が平面にありますので、結構、広い駐車場です。入って、借りて、出て行ってというので、そこは全然問題はないんですが、南図書館についてはフェリエの中にあるので、商業施設と併用になってます。ちょっと歩いて、立体駐車場がございますので、そちらを利用していくわけですけれども、私がそうだったから、ちょっとお話をさせていただくんですが、本を借りる場合は、いわゆる、駐車券の判こを押していただけるんですね。本を借りない場合には、判こを押していただけないと。私の場合だけかもしれませんよ。言ったんですけれども、押してもらえなかった。実際に。
ということは、今の目的を達成するために来られる人たちが、本を読みに来られるだけの人たちにとってみると、寄れる体制になってるのかなというのを、ちょっと感じましたので、もし、そういう状況であるのであれば、なぜ、そういうふうになってるか。理由があるとは思いますけれども。
○八木良人 委員長 済みません。今の質問は、南に特化したことなので、後ほど、答弁のほうはいただきたいと思いますので。
◆奥村恭弘 委員 ちょっと、違いがあるということだけ、まず申し上げておきます。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますでしょうか。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 2点あるんですけれども、事業内容の取り組みのところに、上位計画である草津市教育振興基本計画や、第2次草津市子ども読書推進計画に基づきということで、かなり教育的な観点での取り組みといったものを書いていただいているんですけれども、実際に事業実施効果とか、事業に対するとか、今後の部分についても、余りそういった教育的な観点での内容といったものが、文面では見受けられないんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 申しわけございません。先ほどの山元委員からも御指摘がございましたとおり、ちょっとここの事業実施効果および課題等々の書き込みが十分でないということで、申しわけございません。
それぞれ上位計画および関連計画とリンクしながら、私ども各種事業を進めております。
その事業の中には、当然、図書館で開催して、図書館に来ていただくという事業もさることながら、先ほどからもございましたとおり、学校連携事業を行っておりまして、私どもの司書が学校でありますとか、幼稚園でありますとか、中学校でありますとか、いろんなところに出向いて図書と触れ合う。そして、読書への動機づけを行うという事業も、大変たくさん実施させていただいているところでございます。
そういうあたりで上位計画、関連計画、学校連携等々を積極的に進めていくということでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 あと、もう1点ですね。今後の課題のところで、図書館の利用者が市民の約2割にとどまっていることからということで、利用者の数に対する課題が書いてあるんですけれども、1つ、移動図書館、立地的なものもありまして、移動図書館を昭和59年から始めておられて、もう20数年になるんでしょうけれども、私としては、やはり、交通が不便であったりとか、そこまで出かけられない方にとって、移動図書館というのも大きな役割を果たすんじゃないのかなとか思うんですが、移動図書館の利用とかについての実態とか、何か、こういった取り組みをしているみたいなものがあれば教えていただきたいんですが。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 移動図書館の取り組みにつきましては、市内20カ所にステーションを設けさせていただいておりまして、月に2回4コースに分けて巡回させていただいております。
昨年度の実績といたしまして、移動図書館を御利用になった人数は述べ2,196人、貸出冊数は1万6,358冊でございます。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 その経緯を見てて、どのような傾向があるんでしょうか。ちょっと、過去から今に至るまで工夫されてることとかあれば。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 今、4コースに分けて、一回当たり5つのステーションを回っていただいております。中には、非常にたくさん御利用いただくステーションもございますし、片や、閑散としているステーションもございます。
確かに、もともとの移動図書館のコンセプトであります、いわゆる、公共交通不便地とか、交通弱者の方に対して、図書館を利用していただくというコンセプトのもとに巡回をさせていただいていますので、たくさん借りていただくのにこしたことはないんですけれども、やはり、少なくても、そこに行くことの意義を十分に理解して、この事業をさせていただいておるところでございます。
ただ、全く閑古鳥が鳴きっ放しやというのも、それはぐあい悪いですので、やはり、利用が見込める、例えば、渋川まちづくりセンターですと、のびっ子を併設されてますので、そちらに行きますと、のびっ子の先生方とか、子どもたち、たくさん借りられますし、矢橋町ですと、矢橋ふたばこども園も同じように子どもたちとか、また、保護者の方も御利用いただけるというようなことで、そういうところは、ターゲットを一定見据えた上で設定させていただいているというところでございます。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 地域によって、いろいろあるかと思うんですけれども、やはり、利用者のための図書館から、市民のための図書館へということを目標に掲げていらっしゃるということで、生涯学習機能としても、また、高齢者の方とかについても、よりこれを活用していただけるような手法も、いろいろと検討していただきながら、いいものは残していただきながら、なぜ、利用者が少ないかといったことも検討していただきながら、これについては推進していただくほうがいいのかなと、私のほうは思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、ほかに質疑がないようでしたら、これにて質疑は終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
図書館運営費に対する委員間討議です。各委員からコメントがございましたらいただきたいと思います。よろしくお願いします。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 私ごとで申しわけないんですけど、移動図書館というのは、もうちょっと失念しているような状態でした。申しわけないんですけれども。
でも、今の議論を聞いていますと、やっぱりシニアの足のぐあいとか、いろんなことを考えると、ますます、ちょっと見直していかなあかんのかなという思いがしています。
やはり、ようけ借りはる人もいれば、適宜借りる人も、いろんな事象と言えども、読者の着手というのは大事にしてもらいたいという思いがふつふつと沸いてきました。
以上です。
○八木良人 委員長 ほかございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、委員間討議のほうは、これにて終了いたします。
次に、10番、南草津図書館運営費について評価を行います。
事業の必要性、効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手を願います。
先ほど、奥村委員から質問があった件ですけれども、内容はおわかりですか。そうしましたら、もう一度。
奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 先ほど申し上げました。済みません。
内容的には、図書を借りに行くときの車の駐車の方法と、読みに行くときと違うというのがあるので、なぜ、違うのかというのを、もし、違っていれば、私の場合は違ってましたので、違っていれば内容を御説明ください。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 南草津図書館を自家用車等で御利用いただいた方につきましては、南草津図書館に専用駐車場を併設していないものですから、隣接の草津市立南草津自転車・自動車駐車場を御利用いただくということで御案内をいたしております。
図書館に来られまして、本を借りて帰られる方については、駐車券はございますかということでお声かけさせていただいて、駐車券をお示しいただいた方には2時間無料の処置をさせていただいております。
図書館を利用されたんですけれども、実際に資料を借りずに帰られるというケースの方につきましては、ちょっと、私どもからお申し出をするということはないんですが、もし、反対に、駐車券を出庫処理してほしいというお申し出があれば、それはさせていただいております。どのような形にせよ、南図書館を利用いただいた方については、そのような処理はさせていただいております。
ただ、残念ながら利用せずに、出庫処理をしてほしいという方も、まれにおられますので、玄関から直接入ってこられて、直カウンターに来られて、その処理をしてほしいというような御要望があった方には「南草津図書館を御利用いただきましたか」というお声かけはさせていただいてます。そこで「さっき新聞読んでた」とか「さっき雑誌を読んでた」というふうなことをおっしゃっていただいたら、それはもう普通に出庫処理をさせていただくということで、その取り扱いをさせていただいているところでございます。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。ありがとうございました。
私はちょっと、一年ぐらい前なんですが、後ろから入ってきて、前に回って入ったんですけど、そのときは「だめだ」と言われましたので、そのように改善されてるようでしたら、そのほうがありがたい話なんで、ありがとうございます。
○八木良人 委員長 ほかございますでしょうか。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 事業実施効果の中で、市民を初め、守山市、栗東市、野洲市の市民に御利用いただいたということが書いてあるんですが、割合は栗東、野洲、他市で一遍でいいので、草津市民対他市3市ですかね。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 広域連携を草津市、守山市、栗東市、野洲市の4市で行っておりまして、そちらのほうの利用状況でございますが、細かくなって申しわけないんですが、まず、草津市民が守山図書館で借りられた人数が2,256人、栗東市立図書館で借りられた方が3,248人、栗東西図書館で借りられた方が1,636人、草津市の図書館を利用された守山市民の方が2,269人、栗東市民が草津市の図書館を利用された方が4,163人、野洲市民が草津市図書館を利用された方が275人、同じく、守山市民が南草津図書館を利用された方が1,452人、栗東市民が南草津図書館を利用された方が1,299人、野洲市民が南草津図書館を利用された方が922人ということになっています。
○八木良人 委員長 草津市民の数を。南草津図書館を使った草津市民、本館を使った草津市民。
◆西垣和美 委員 それは、166ページの表でいいんですね。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 実は、図書館の利用貸し出し券につきましては、南館と本館で共通利用をしていただけるというふうになってまして、南草津館と本館の両方を利用いただいている方もおられるんですけども、南館と本館でそれぞれでというような数字の取り方をいたしていないものですから、市民が南草津館をどんだけ借りていただいたかとか、本館で借りていただいたとかいうことについては、数字は出てません。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 守山とか野洲市は別々に出るので、草津市民ではないので。
○八木良人 委員長 どういうシステムなんか、コンピューター管理されてると思うんですけど。今現状は、そういう数字が出ていないということでよろしいですか。
◆西垣和美 委員 同時間に同館貸し出しできないから、出るはずだと思うんですけど。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 済みません。ちょっと今のところ、手元に数字がございませんので、また、後ほど御報告させていただきたいと思います。申しわけございません。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 確かに、ちょっと傾向が出てなかったので、南館や野洲市の方が結構、本館に比べてやっぱり駅が近いということもあるので、そのような形になってるので、そうなると、116ページの貸出冊数とか、貸し出し人数は4市をあわせて合算、図書館としての貸し出しということになるわけですよね。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
武村館長。
◎武村 図書館長 今、御案内のとおりだと思います。南草津図書館は、やはり交通の利便性が非常に高い館でございますので、他市の市民の方も御利用は。
○八木良人 委員長 違う。主要な施策の成果に関する説明書の116ページにあります図書館の貸し出し数とかが、これが4市合算であるかどうかということを確認しております。
○八木良人 委員長 武村館長。
◎武村 図書館長 申しわけございません。今、御質問のございました貸し出し人数につきましては、4市と、あと市内に在勤・在住されている方、いわゆる、図書館のカードをつくられておられて、なおかつ、その方が借りられた人数の延べを記載してます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。滋賀県自体が貸出冊数がすごく、全国でも1位ぐらいになってて、その中でも数字的に見た場合、草津市もかなり上位になってたんですけれども、今なかなか活字離れとか、スマホとかで電子的な本がある中で、どのように図書館といったものを市として戦略的にやっていくか、生涯学習機能としても大事ですので、今、いろいろ喫茶店を併用するとか、何か、いろんな手法を市独自の取り組みをしているところもありますので、従来のそういった運営だけでなく、いろいろと工夫をしていただきたいなと思いましたのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 ほかに質疑がないようですので、質疑はこれにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
南草津図書館運営費について評価コメントをいただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 今の質疑に対する反対がなければ、そのままそれをコメントとしてまとめてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、次に、評価対象事業の評価を総括し、
施策評価コメントにまとめるための委員間討議を行います。
施策評価に対する委員間討議になりますので、よろしくお願いいたします。
生涯学習機会の充実という施策目標に対する意見・コメントのほうを各委員からいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 一番大きいのは、私はやはり、
地域まちづくりセンターでの生涯学習をいかに確立していくかといった、時代に応じて、そういった中で、従来どおりの手法ではなく、しっかり地域と連携をしながら、ニーズを探りながら、より人生100年時代の社会情勢にあった生涯学習機会をつくっていただきたいなと思っております。
○八木良人 委員長 ほかいかがでしょうか。
伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 私も西垣委員と同じで、生涯学習についてニーズにと、結構、書いておられるんですけれども、それの把握、それの情報収集というのが余りできてないと。まず、現状分析というのは大切かなと思います。それからスタートするような感じに、まだそんな段階なのかなと思いますので、しっかりその辺の情報を収集していただくというのが大切なのかなと思います。
○八木良人 委員長 ほかいかがでしょうか。よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、意見も出尽くしたようでございますので、委員間討議は、これにて終了いたします。
次に、委員の挙手により指標評価を決定いたします。
生涯学習機会の充実について、ただいまから指標評価を取らせていただきますのでよろしくお願いいたします。
なお、確認しますが、Aはこの方向で進める、Bは改善見直しが必要、Cは抜本的見直しが必要となります。
それでは、ただいまから挙手にて取らせていただきます。
まず、評価A、この方向で進めるということに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手 1名)
○八木良人 委員長 次に、評価B、改善見直しが必要に賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手 10名)
○八木良人 委員長 ありがとうございます。
評価Aが1名、評価Bが10名、つきまして、生涯学習機会の充実につきましては、評価Bとすべきものと決しました。
なお、評価コメントにつきましては、先ほどの委員間討議、また、質疑等を含めまして、まとめまして報告させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、次に、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する評価項目以外の部門全般の審査を行います。
質疑等がございましたら、挙手をお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 成果に関する説明書の106ページと108ページに、光熱水費というのが掲載されてるんですけれども、ちょっとお聞きしますが、クーラーは本当に、草津市においてはいち早く設置をしていただいていてよかったんですけれども、いわゆる、年間の使用量に応じて平準化するために、何度以下になるとパチッと切れるという、そういうシステムをとられてると思うんですけれども、そういったときに、ことしのようなすごい酷暑の中、たびたび切れて、結局はどこかを消さないとそこが動かないみたいなので、ちょっとその設定を、これだけ暑いときには、少し緩くしていただくということにならないのかなと、ちょっとその辺、間接的に聞いたので、もし正確でなければ、ちょっとまた訂正していただいてもいいと思うんですけれども、その辺についての対応はいかがでしょうか。
○八木良人 委員長 松浦総務課長。
◎松浦 教育総務課長 今、委員おっしゃっていただきました電気代でございますけれども、小・中学校の電気代につきましては、最大、いわゆるピーク時の電気量ですが、デマンドと言われるもので電気契約がございます。そのデマンド値が、いわゆる目標値は設定されてるんですけれども、それに近づきますと、職員室では、監視装置の警告音が鳴ります。それを切らなければならないという実情につきましては、御指摘のとおりでございます。
ただ、ことしのような災害級の酷暑につきましては、いわゆる、電気代のコスト削減のために子どもたちの健康を害するようなことではありませんので、今回につきましては、平成30年度につきましては、各学校に設置をしまして、デマンド値を超えるような運用で、まず子どもたちの健康を優先するような形でお願いしたいというようなことで処置をさせていただいたところでございます。
ですので、平成29年度としては、電気代は今のところ、横ばいというか、平成28年度決算、平成29年度決算に比べると、ほぼ横ばいなんですけれども、恐らく、平成30年度決算値につきましては、あがっていくかなというふうに予想しております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ことしは、そうやって柔軟に対応していただいたということで、過去からも、ちょっとしたことでピーピー、ピーピー鳴って、そのたびに授業に少し影響があるということで、確かに、クーラーをつけたことでコスト削減で努力をしていただいているというのは、本当にいい評価なんですけれども、時代に応じて、デマンド値の設定もちょっと変えて、ことしは柔軟ですけれども、ちょっとその辺は、こちら側も「何であがったんや」ということを言わないようにしたいですので、その辺を管理していただければ、なし崩しにするのは、また、それはそれでだめだと思うんですけれどもね。その辺は実情に応じて、また、よろしくお願いしたいと思います。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、質疑がないようでございますので、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会事務局が所管する部分に対する審査は、これにて終了いたします。
それでは、次に、議第66号、平成29年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算を議題といたします。
これより、議第66号議案に対する質疑を行います。
質疑等がございましたら、挙手をお願いいたします。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 質疑がないようでございますので、議第66号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第66号、平成29年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○八木良人 委員長 挙手全員であります。
よって、議第66号、平成29年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
それでは、ここで暫時休憩いたします。
再開後は一般会計決算のうち、都市計画部門が所管する部分から審査いたしますので、説明員の準備の方はよろしくお願いいたします。
なお、再開は2時20分、よろしくお願いいたします。
午後2時10分 休憩
午後2時20分 再開
○八木良人 委員長 再開いたします。
それでは、まず初めに、教育委員会事務局の審査の中におきまして、答弁が保留になっていた部分がございますので、担当課から答弁の申し出があります。答弁をお願いいたします。
武村図書館長。
◎武村 図書館長 先ほど、お答えいたし兼ねました西垣委員の御質問に答弁をさせていただきます。
本館での草津市民の昨年度における利用人数でございますが、延べ13万1,976人、南館におけます草津市民の昨年度の利用人数は述べ9万7,804人でございました。
以上でございます。答弁が遅くなり、申しわけございません。
○八木良人 委員長 西垣委員、よろしいですか。
◆西垣和美 委員 はい。わかりました。
ちょっと詳細については、また、ちょっと足したときの数があわないんで、4市と比べてですね。その辺は何かあると思うので、わかりました。ありがとうございます。
○八木良人 委員長 それでは、これより、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、都市計画部が所管する部分に対する施策評価を行います。
施策評価7番、公共交通ネットワークの充実の施策評価については、4つの評価対象事業について施策目標の実現手段として有効な事業であるかどうかの評価を行っていただき、その結果を踏まえ、施策評価をコメントにまとめたいと思います。
まず、21番、公共交通対策費について評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性、効果・成果等につきまして質疑・意見等がございましたら挙手をお願いいたします。
山元委員。
◆山元宏和 委員 公共交通ネットワークの充実ということで、全会派からの質問が出ておりますけれども、まめバスの運行について、利用客がもっとふえる必要があるのではないかということとか、あるいは、公共交通のネットワーク化、これ、今後ますます重要な施策であるということで、今、立地適性化計画が進められています。
そんな中での重要性が増しているのではないかということ、それから、高齢化社会と人口減少が全国的な問題になっていますけれども、公共交通の必要性がこれまた、まだ高まっていくのではないかと。
また、高齢化の中で高齢者ドライバーの免許証返納ということもありますし、今、買い物難民と言われる団地の中でそういう事柄も出てきていますから、こうした中で、自転車利用者の増加に伴う駐輪場の整備というもろもろが必要になってくるのではないかというとこら辺で、公共交通ネットワークの充実ということを提案として、この辺の議論をしていきたいということで提案をさせていただいております。
そんな中で1つお尋ねを、私どもからさせていただきますが、今申し上げております高齢者ドライバーがいろんな問題で事故を多発しておられますけれども、中には自主返納ということで免許証をお返しされています。こうした方々が公共交通を利用するということで、草津市で言うのならば、まめバスがありますけれども、こうした利用者に対する、免許証をもっと返納していただく方が出てくるように支援をしていくというような形で、1つは富山県富山市のほうで高齢者に対するチケットというんですか。何年間でしたか。有効なパスがあって、それを利用されているというのを聞いておりますけれども、そういった事柄が今の調査シートの公共交通対策費というのがあるんですけれども、今、まめバスの運行でいろんなところの決算が出ておりますけれども、そうした事柄を考えていただくことができるのか、できないのかということを、ちょっとお尋ねしたいんですが、いかがでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡交通政策課長。
◎高岡 交通政策課長 ただいまの御質問に対しましてですが、特に、まめバスにつきましては、まずは公共交通ネットワークの充実という部分のところで御利用していただきやすいように、なかなか増便というのは、バス事業者さんとの調整がございますので難しい面はあるんですけれども、再編なり、ダイヤの見直しなりをしていく中で、まめバスに乗っていただく方をふやしていく。その利用者の方としては、高齢者の方も含めて、利用しやすいように見直していくことが必要かと思います。
その上で、今、間もなく策定します次期公共交通網形成計画に位置づけておりますとおり、山元委員からも御指摘がありましたとおり、高齢化が進みますので、高齢者の方への支援というものを今後考えていかないといけないなと認識しております。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 そういうパスとか、そういうものをこれから対応していくとか、そういうのは、今、お考えはないでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 具体的に、パスとかの検討を現段階で行っているわけではないんですけれども、全国の先進地等を研究しながら、今後、そういったことも含めて検討していきたいなというふうに思っています。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 検討していただけたら、ありがたいんですけれども、今聞いてますと高齢者の方々が交通事故等々で、判断ミスで事故が起こったり、全国であちこちとあるんですけど、中には免許証返納者には100円券かいただけて、それを財布の中に入れてたら期限が切れてて使えなかったということもおっしゃってまして、できたら、一生涯使えるようなパスだったらいいのになとかいうようなこともあります。それでお尋ねをさせていただいたところです。
以上です。
○八木良人 委員長 ほか質疑ございますでしょうか。
遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 大津湖南エリアバス社会実験負担金122万3,000円出てるんですけれども、今これは県のほうにお出しされたんですけれども、具体的にどういう実験がなされて、そして、大津湖南エリアの今の公共交通網形成計画を県のほうでつくっておられる途中だと思うんですけれども、その進捗の状況を確認させていただいていいですか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 大津湖南エリアのバスの社会実験の負担金でございますけれども、県と大津市、草津市のほうでそれぞれ負担をして、バスの社会実験を行われたものでございます。主体は大津湖南エリアの地域公共交通活性化協議会という大津湖南エリアの副委員長御指摘の計画を定めているところで、事務局は滋賀県交通政策課がもっております。
この社会実験の実施時期につきましては、平成29年10月4日から17日の二週間で2つのルートがございます。立命館大学文化ゾーン、滋賀医大、龍谷大学を結ぶ路線と、滋賀医大から上田上地区、青山地区、草津地区の3地区を巡回する路線ということで、二週間、この社会実験をされたところでございます。
結果といたしましては、1つ目の立命館・龍谷等のシャトルのルートについては、一日当たりの利用者が5人から36人ということで、非常に低い数字であった。それから、2つ目の滋賀医大・渋川ルートについては、平日は76人から107人利用、一方で、土日は30人から43人と少なかったということで、今後の方向性としては、龍谷大学・立命館大学等のルートについては、一定の仕掛けなりをする必要があるであろうと。
それから、滋賀医大循環ルートについては、平日も滋賀医大への利用者の方が多かったのではないかなというところで、県の事務局などで取りまとめをされておられまして、今後の1つの材料にされるというようなところで認識しております。
県の大津湖南エリアの計画につきましては、直接確認させていただきました段階では、まだ、策定の手続には至っていないということを聞き及んでおります。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 済みません。もう一度、1点だけ今の中で、龍谷立命ルートというのは、瀬田駅、龍谷、立命、南草津駅のルートのことですか。それとも、龍谷と立命館だけを行き来してるバスのことなのか、ちょっと今、聞き取りができなかったので、申しわけないです。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 具体的には、立命館・龍谷シャトル便というルートの中には、瀬田駅、龍谷文化ゾーン、東大津高校、滋賀医大から瀬田に行くコースと、滋賀医大から県立総合福祉センター、立命館大学を経て、南草津へ行くコースと2とのコースがございますので、瀬田駅、南草津駅と結んでいるルートについての便です。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 ありがとうございました。
それともう1点、よろしいでしょうか。
公共交通網形成計画策定業務補助金のほうが入札の上で減額になりましたよということなんですけれども、相当額がこれ、落ちてきてるんですけれども、見積もりが甘かったのか。それとも、計画そのものがこの内容で十分成果があがる成果物として考えられるだけの金額であったのか、そのあたりのことをどう考えておられるのかだけ、ちょっと聞かせてください。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 公共交通網形成計画策定業務補助金につきましては、予算額480万円に対しまして、執行額が145万8,000円ということで、減額理由のところには、入札の結果により経費が抑えられたということを書かせていただいておりますが、これにつきましては、当初予算480万円は市のほうから地域公共交通活性化再生協議会という、今の市の公共交通網計画を策定している協議会のほうに補助金として支出させていただくということで予算計上をさせていただいたんですけれども、その後、国のほうで補助金のほうが措置されまして、直接、これから協議会で入ってくる、受け入れるということになるんですけれども、その予算が出されましたので、市の補助金の執行額としては145万8,000円ですけれども、この同額を国のほうからいただいておりまして、事業者さんと協議会さんとの契約額としては291万6,000円ということで、480万円の予算額からすると、約60%の執行率ということになりまして、入札で60%に落ちたということになっています。
これは、当初予算予定の段階では、事業者さんからの見積もりなり、市でチェックをして、説明をしましたけれども、競争入札のほうでこういった形で額が低くなったというような結果でございます。
○遠藤覚 副委員長 内容は理解させていただきました。ありがとうございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 単純な質問で、予算と決算でまめバス車両購入補助金が、とりあえず今年度は落ちてるということで、理由としましては、購入方法について調整に時間を要したということで、これは、車両購入方法についてというのはどういった内容なんでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 まめバスの車両購入費については、当初予算で2,350万円を、結果的に2月補正のほうで減額しまして、執行なしということになっております。
この内容につきましては、山田線のほうで一台の車両を購入するという予定で進めておりましたけれども、この車両購入につきましても、国の補助金が直接バス事業者さんが受けていただく補助金があるんですけれども、その補助金が当初は伺っておりましたところですと、一括購入の部分で補助をいただけるというふうに伺ってたんですが、その途中で確認調整を進めていきます中で、国庫補助の対象としては、リース購入のみというふうになりましたことで、それでバス事業者さんとの調整時間を費やした。それに加えまして、車両メーカーさんのほうで納車時期のほうがおくれるというようなことがございまして、平成29年度内の執行が見込めないということから減額補正をさせていただいたということでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。でも、無事に購入はしたということでいいんでしょうか。無事に購入をしたということでいいのかということと、まめバスとしては、いわゆる、小さいバスを今後も購入されるのか、ちょっと大きさについてもお聞きしたいんですが。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 昨年度予定しておりました購入の山田線の部分については、今年度予算で計上させていただきまして、購入しております。
車両の大きさにつきましては、路線ごとに運行経路がございまして、中には、狭い道を通るというようなこともございますので、運行経路や路線によって、バスの大きさというのは変えていくというような形で考えております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。
それと、そもそも公共交通ネットワークという表現でわかるんですけれども、草津市としては、ネットワークというのは、何と何を結んだネットワークといったものを指すのか。ちょっと改めてお聞きしたいんですが。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 公共交通網形成計画の中では、やはり、一番大きな拠点としては、市内にありますJRの領域が一番大きい拠点になるかと思っております。
それに加えまして、民間バス、それからまめバスの停留所というのが大きな拠点になるかと思います。
そのネットワーク化ということが一番大きなところかと思いますが、今後の取り組みの中で、いわゆる3計画の中で公共交通網形成計画と地域再生計画で位置づけております交通拠点生活拠点というものを踏まえながら、今後、またそういった拠点についても地域の皆様と議論をしながら、ネットワーク化が望ましいものとなるように展開を進めていきたいと思っております。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 そういう内容だと思うんですけれども、そうなると、民間バスとまめバスが駅に1つにつながるような形のネットワーク化をしようと思うと、やはり、乗用車ですね。そういったものとの区割りをしなくてもいいような体系にもっていかないと、なかなかネットワーク化ができない。
これは、今までもやられてたことだと思うんですけれども、それについて何か新たな手法とかというのは。いろいろ南草津駅とかのいろんな調査とかもされてるみたいなんですが、そういったことについての展開というのはどういったものがあるんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 今、西垣委員の御質問でございますが、冒頭、山元委員のほうからおっしゃっていただいたようなことと重複するかもしれないんですけれども、バス路線につきましては、民間バス路線とまめバスとございますので、その部分で増便なり、ダイヤの見直しとか、再編というところで利用しやすいものに見直しをさせていただく取り組みが必要でございますし、自転車で駅なり、バス停まで行ける方については、自転車利用のための駐輪場なり、駐輪スペースをしっかりと確保していくことが必要かと思いますので、それぞれ関連する絡みの内容でございますので、総合的に考えながら進めていきたいと思ってます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 ジョイントライナーの使われ方ですね。昼間とかの利用も考えていくといったことなんですが、どういった形で、いわゆる、BRTのほうと関連すると思うんですけれども、BRTの施策については、道路課との協議も、いわゆる、道路のつくり方ということもあるんですけれども、そういった公共交通ネットワークの中での議論として、どのような議論をされてらっしゃるでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 ジョイントライナーにつきましては、近江鉄道さんのほうで運行をいただいておりまして、立命館大学さんを中心に使っていただいているところでございます。
近々に策定いたします地域公共交通網形成計画の中では、ジョイントライナーの活用につきましては、なかなか増便なり、停留所をふやすということが難しい取り組みの中で、まずは、大きなイベント等での活用ができないかというようなところの項目を位置づけておりますので、また、そこら辺の取り組みから進めていきながら、ジョイントライナーの活用について進めていきたいと思います。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 これは、広域連携で大津市とか、滋賀県と連携で、いわゆる、瀬田とか、あの辺の琵琶湖文化公園都市とか、そういった中でジョイントライナーを活用してはどうかみたいな話もあるかと思うんですが、広域連携としての使い方のそういった議論というのは、今あるんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 広域的な連携の中でということでは、先ほど、副委員長から御指摘いただきました大津湖南エリアの公共交通網形成計画の中でそういったことの位置づけもございますので、今後、県の事務局の交通戦略課のほうが中心になってということになりますが、大津湖南の計画の中での取り組みとして連携なりを進めていければというふうに思ってます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。
いろんな条件がそろわないとだめだというのは、よくわかるんですけれども、本当に公共交通の推進については、喫緊の課題といった地域もありますので、また、推進をよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございませんか。
◆棚橋幸男 委員 確認だけ。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 バス購入費で、今、西垣委員に説明があったんですけど、これ、何台購入されたんですか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 平成29年度の調査シートにございます、平成29年度は結果的に執行はなかったんですけれども、山田線については1台購入いたしました。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 ここにあがってる金額が1台分の金額の補助ですか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 先ほどの御説明で、ちょっと説明不足かもしれないですけれども、当初予算であがっております1,350万円につきましては、一括購入の金額でございまして、平成30年度予算としては、リースの金額を掲示させていただいているという形になります。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 乗らせてもらってるけど、そんなに高いんやね。
○八木良人 委員長 一括やったら1台が1,300万円の予定ということですね。
◎高岡 交通政策課長 はい。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 もう1点、この利用者人数がふえたのは、何か策があったんですか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 利用者がふえておりますのは、現在、6路線7系統ということで運行しておりまして、これまでの三年間の間にいろんな上限とかはあるんですけれども、一定、定期的な固めた形での運行ということで定着してきたということで徐々に年々、乗車数が伸びているというような形になっております。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 もう1点だけ、先ほど、副委員長も質問されてたんですけれども、公共交通網形成計画の中で大津市さん、先ほど、説明もありましたけれども、こことの取り組みの状況ですね。将来にわたって、いつごろ、どのように進めていこうとされてるのか。この計画をさきに打ち出してやろうというされてるのか、いやいや、そうじゃなくして、国体までの間にしようとされてるのか。ここはどうなんですか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 先ほど来、御答弁申し上げております大津湖南の計画のほうは、今、県のほうが事務局になっておられますので、県のほうの調整という形になるかと思いますが、市のほうの交通網形成計画のほうも近々に策定ということになっておりまして、県のほうも、そういった状況でございますので、現段階でいつの時期にどういった形で取り組むというような細かなスケジュールについては、今のところ、定めておりませんけれども、今、棚橋委員が御指摘いただきましたような大きなポイントといたしましては、国体なり、琵琶湖文化公園都市の整備というところがございますので、それに向けて今後、滋賀県、大津市と調整するようになると思います。
◆棚橋幸男 委員 ありがとうございました。
ぜひ、県との整合もあわせた中で進めていただきますことをお願い申し上げます。ありがとうございます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 関連で、大津市との連携ということで、今、栗東とのくりちゃんバス等の連携とか、守山市との乗り入れといったものも10月から始まるということで、そういった守山市とか、栗東市とかは、どんどんと展開していらっしゃって、大津市との連携がなかなか見えない。利用者のニーズといったものもあるかと思うんですが、今、県が、県がという話なんですけれども、大津市との連携についてのそういったものについては、市レベルですよ。県ではなくて、市単位でのレベルとしては、何か議論といったものはされてらっしゃるんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 先ほどからも御指摘なり、御質問がある中で、当市におきましては、南草津駅周辺の渋滞緩和というものが交通網形成計画の中で1つの大きな課題になっておりますし、大津市さんでは、瀬田駅周辺の渋滞というのが大きな課題になっておりますので、その辺で、大津市さんと連携をしながら、公共交通網を充実させるということは、大変意味のあることなんですけれども、第一段階として少し調整が必要になってきますのは、南草津エリアについては、バス事業者さんが近江鉄道さん、瀬田駅周辺については、帝産湖南交通さんというようなところで、その辺でまた調整が必要になってくるんですけれども、今の段階では、具体的に大津市さんと何か取り組みをということはしておりません。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 わかりました。だから、県が、県がという話になってしまうと思うんですけれども、わかりました。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 地域公共交通網形成計画で、費用も結構かかってまして、ありがたいと思うんですけれども、利用者も伸びたということですけれども、駅からかなり遠いところに住む者といたしまして、これはやっぱり大切な交通機関やなと解釈してますけれども、1つ難点があるんですよ。時間がかかり過ぎるということで、それで何とか路線バスとうまく中継を取ってもらって、そこまで集めて、そこからさっと行くというような形のものが、何とかつくってもらえへんのかなというふうにも。大抵の方が言われるのは、時間がかかり過ぎる。駅に行くのに45分かかるというたことで、その辺のところが一番ネックやなと。利用頻度がもう1つ伸びないネックになってるのも事実ですので、その辺はお願いという形になるんですけれども、うまく、規制路線にうまく持って行ってもらって、そこから乗りかえて行けるように、また、そこそこ集まってもらえたら、規制路線に送ってもらって、そこから乗っていけるように、そういったことの工夫もしていただけるとありがたいなと。
せっかく、高い予算を使ってもらってますので、もう一工夫してほしいなということをお願いしたいなと思ってるんですが、これもお願いなんですけれども。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 現状の民間バス路線なり、まめバスの路線につきましては、駅のほうにつないでいくというような形でしておりまして、今、中嶋委員さんが御指摘の時間がかかり過ぎるということがございます。
先ほど来、言われております地域公共交通網形成計画と草津市版地域再生計画の取り組みの中では、生活交通拠点ということで、そういう位置づけをしておりますので、場合によっては、地域の中で駅につながずに、地域の中で拠点を循環するという路線を設定し、そこでまめバス路線なり、民間バス路線に乗り継いでいただくという手法というのも有効な手段になるかと思いますが、現状、いろんな市民の皆さんの御意見を伺っている中では、その場合は、料金のほうが乗り継ぎということで高くなるというところが1つネックになるだろうなということで意見を伺っております。
現段階でそれをどういうふうに対応していくかということの御答弁は、ちょっといたし兼ねますけれども、そういった乗り継ぎということも手法の1つとして、今後また検討をしていきたいと思います。
◆中嶋昭雄 委員 よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 今、中嶋委員が言われたことは、そういうモビリティ・マネジメントだと思うんですけれども、そこの経費が入札の結果、押さえられましたということで、大分、計画の補助金、あるいは、委託料について押さえられてるんですけれども、実際、今計画があがってきてますけど、まめバスに変わるもの、ほかのものを産建の委員会で大分議論させてもらったものが、余りこの計画に反映されてなかった印象なんです。このマネジメントをちゃんとしてくれてはるのかなと。
地域からいろいろ吸い上げてきてくれてはるのはわかるんですけれども、それを、地域の声を聞くのはいいんですけれども、市としてのマネジメント、そういうことをしっかりと、この金額で「下がりました」はいいんですけど、それは市民にとって、いいんですけど、本当にいい計画にマネジメントができてるんかどうか、ちょっと不安視するような気がするんですね。
今の答弁を聞いてましたも、前から聞いてた話ですよね。新たな提案とかというのが非常に少ない計画があがってきてます。ですので、その辺をもとに、本当にこの解決型の提案をしっかりしていただきたいなと思ってますが、この辺の委託料に関して、所見がありましたらお願いします。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 まめバスに変わる新たな移動手段ということでは、福祉部門の関係の新たな移動手段なり、他市でやられておりますデマンド型の交通というのが考えられるかと思うんですけれども、そちらのほうの検討についても、あわせて進めていかないといけないかと思うんですが、まめバスに対する市民の皆さんからの御意見をたくさんいただいておりまして、やはり、このまめバスということも、もう一度検討にあげた上で、さらに、あわせてデマンド型交通や福祉部門の移動手段についてネットワーク化されるように検討していかないといけないのかなという部分で思ってます。
新たな提案ということの色合いが薄いという御指摘については、真摯に受けとめまして、今後、公共交通網の取り組みの中で推進が図られますように取り組んでいきたいと思ってます。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 具体的に、委託料はどういうふうに使ってはるんですか。公費というか、地域に行ってくれてはる人を雇ってはるということですか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 平成29年度のモビリティ・マネジメント業務の委託料につきましては、交通関係の業者さんに入札で、この金額で契約したもので、具体的に言いますと、志津地区のほうのモビリティ・マネジメント、移動手段を考えるというようなことで、幾つかの地区でアンケート調査を行いまして、その結果でワークショップを行い、意見を集約させていただいたということで、その支援業務がこの決算額になっております。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 そのデータをアップして、そこからさきを考える頭脳の切り売りですよね。その部分て値段によって大分変わってくると思うんですね。いい提案をするのか、しないのか。データアップはすごい簡単だと思うんですが、そこからの考察がすごい大切だと思うんですよね。
ここら辺をしっかりやっていかないと、本当に、草津市の未来を左右する交通網の計画だと思いますので、その辺は業者をしっかり選んで、いい提案をしていただく。そして、市の皆さんの英知をしっかりプラスして、いい提案をしていっていただきたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 実際に、私、事業者と接したときの感想は、やはり何を求めてるかによるんですけれども、単なる事務的な補助を、こういった意見を取りまとめて、それを少しまとめて、それを提示する。それぐらいだったらいいんですけど、伊吹委員がおっしゃったような、新たな専門的知見をもった提案みたいな形だと、少し物足りなかったというのが、だから、委託料を見て、少し納得をしたんですね。
この82万1,000円でそれ以上のことを求めるのは酷な話であって、だから、単なる業務の補助を求めてらっしゃる委託料であれば、安いほうがいんですけれども、交通に関してのさまざまな先進的だとか、また、制度設計が地域にあってできるようなぐらいだと、やはり、委託料がもう少しないと、そういった業者は来ないだろうなということを、費用対効果をどう見るかで、確かに、安いといったことは入札における最大の使命でありますけれども、提案内容とかも見て、少し考えて、その前の年と業者が変わって、明らかに少し物足りなさを感じて、その分値段が落ちていたので、そういったことで、ちょっと今、伊吹委員がおっしゃったような内容と符号いたしますので、何を求めてるかによって、値段といったものも比例していくと思いますので、その辺は単なる業務支援だったら、それはそれでいいんですけれどもね。ちょっと、考えていただければなと思います。
○八木良人 委員長 伊吹委員。
◆伊吹達郎 委員 かなり、これ、予算から見ると、480万円から145万円、もう1つのほうが115万円から80万円で、結構減ってますので、今、西垣委員がおっしゃるように、目的が全然違ったのかなということであれば、それで納得せざるを得ないんですけど、やっぱりマネジメントという言葉を使われるんであれば、しっかりとしたそういう言葉にあった業務をしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 では、そのあたりを含めまして、よろしくお願いします。
ほか質疑はございますか。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 中嶋委員の発言に触れてお聞きするんですけど、守山市ではオンデマンドタクシーが稼働してます。あるいは、ウーバーシステムを使った運行が京丹後市では、もう行われてます。その辺の研究がなかったことはございますでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 デマンド交通につきましては、一定、どういった状況かということで、調査なり、研究はしたんですけれども、現段階としては、少し経費がかかり過ぎるところがあるのかなというようなところで認識をしております。
今後、いろんなほかの市なり、全国的にも展開されてるところもたくさんあるかと思いますので、草津市にとって新たな移動手段の1つとしては認識しながら、今後も検討を進めていきたいと思っております。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 プロジェクトKでは、柏市にコンビニクルーの研修に行ったことがありまして、議会の図書室に備えつけてありますので、何かの参考になりましたらお使い願います。
それと、ウーバーシステムについては、研究はされてないんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 現段階では、検討はしておりません。
以上です。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 車両運送法の世界にも入ってくるんでしょうけれども、ちょっと、うかつには言えないのかもわかりませんけれども、地域のビジネスとして、例えば、中嶋委員の思いとしたら、私やったら、駒井沢の市場まで行って、そこから常盤の人が迎えに来るとか、そういうことができたらいいのかなと思って質問しました。
以上です。
○八木良人 委員長 それでは、かなり多くの質疑が出たようですので、質疑のほうは、これにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑を踏まえまして、公共交通対策についてコメントを各委員からいただきたいと思います。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 まめバスの運行とかについても積み上げの中で、少しずついい方向になっているのと、あとはふやしていかれるような様子なので、それについては続けていっていただきたいんですが、よく言われるのが高齢者の自主返納についてのインセンティブですね。草津市は何もない。バス会社がそういったものに独自で取り組んでらっしゃいますけれども、そういったきっかけづくりを、ただ、きっかけづくりをして、公共交通がなければ、それは幾らそういったきっかけがあっても、なかなか手放せないんですけど、ただ、何もないよりかは、やはり、そういった返納したときには、無料の何かをつけるとか、そういったものとか、あと、乗り継ぎ、先ほど、中嶋委員からもありましたように、乗り継いだときの経費、バス運賃の割引みたいなものも考えていただけたらなということを思います。
○八木良人 委員長 ほかいかがでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしたら、質疑のほうでもかなり御意見をたくさんいただきましたので、そのあたり、特に、異論等がなければ、それをコメントに含めてまとめさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 先ほどの答弁の中で、1つ補足修正させていただきたいところがございます。
大津市とのバスの社会実験の部分でございますけれども、私のほうで御答弁申し上げましたのは、瀬田南草津駅と結んでいるということで、循環しているというようなことで御理解いただいたかもしれないんですけれども、あくまでも、この社会実験としては、両駅までは運行はしてないんですけれども、龍谷大学なり、滋賀医科大学から瀬田駅での民間バスに乗るとか、立命館大学から南草津駅の民間バスに乗り変える場合には、乗り継ぎの無料クーポンを発行されているというようなことで、少しその辺を訂正させていただきたいと思います。
○八木良人 委員長 循環ではなく、乗り継ぎクーポンが無料と。それを乗り継いで来られるということですね。ありがとうございます。
それでは、評価コメントのほうはまとめさせていただきますので、次に入らせていただきます。
次に、22番、草津駅西口第2自転車駐車場運営費について、評価対象事業の評価を行います。
事業の必要性、効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手をお願いいたします。
質疑はございませんか。
山元委員。
◆山元宏和 委員 調査シートから、決算の状況、実績ですけれども、西口第2外壁ほか改修工事委託料が当初予算が107万8,000円、決算が44万2,000円、入札の結果というふうに書かれてますが、余りにも安くでき上って、大変いいことなんですが、ちょっと中身を説明いただけますか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 西口駐車場第2外壁ほか改修工事につきましては、屋根や外壁等の改修、いわゆる、ファシリティ・マネジメントに向けた実施設計業務でございます。
予算額に対しまして、実績額がかなり低いということでございますが、これにつきましては、草津駅東についても、同じ外壁ほか改修工事というものがございまして、これを当初予算の段階では、別々に設計など計上はしてたんですけれども、これをあわせて発注することで、その段階で経費が押さえられ、入札によって、さらに押さえられたというようなことで、こういった低い金額になっているということでございます。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 よくわかりましたが、これ、さっきの教育委員会でもあったんやけど、当初予算でぽかっと予算があったのに、決算でゼロってあったでしょ。何か、毎日のようにあるような気がすんねんけど、これはまた後で言ったらいいのか。不用額というのは、一番最初に出たたくさんあるんやけども、当初の見積もりがおかしいのか。別に、お安くできるのはいいんやけど、不用額がたくさん出てくるのが気になってかなわんねんけど、もし、不用額が出てくるんやったら、その分、それをまた別の予算に回せるのでね。ちょっと、さっきもそんなんが、質問もしませんでしたけど、意見です。
それから、次の調査シートの裏側にありますけど、撤去台数が平成28年度が323台で、平成29年度が239台と減少してるんですけど、この辺は不法に置かれる放置自転車が少なくなってきてると点ということで理解しててよろしいでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 放置自転車の撤去台数でこのシートにあげさせていただいておりますのは、草津駅周辺の撤去台数でございまして、この部分につきましては、自転車とバイクを合わせた台数ですけれども、過去からの変化を見ておりますと、若干、増加している年度もあるんですけれども、自転車につきましては、大体、順調に減ってきているというような状況で、事務局といたしましても、放置自転車の台数が減ってきているという取り組みのあらわれではないかなというふうに認識しております。
○八木良人 委員長 山元委員。
◆山元宏和 委員 その一方で、不法の自転車がなくなっていくということは、駐輪場にとめていただいているということで、事業に対する市民の意見の中に、反応が市民からの需要が高まっているというところで、民間駐車場が閉鎖されるという、これについては、何回かお聞きしておりますので、何ですけれども、市民からの需要が高まってるということを、こうして認識していただいているので、今後早いうちにきちんとした駐輪場の設置をしていただけたらと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 決算ということで、ちょっとお金のことでお聞きします。
LED工事請負で286万3,000円出てるんですけれども、LEDの工事をする目的というのは、それなりにあるかと思うんですけれども、この286万3,000円を、今後電気代の削減によって、取り戻していけるという計算になって、こういうLEDの工事を実行するという話になったと思うんですけれども、どれぐらい経費が削減されていって、200何がしを取り戻すのには何年かかるという計算をされたんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 今、副委員長がおっしゃっていただきましたLED化することによりまして、一般的には電気代が削減されるというようなことで認識しておるんですけれども、具体的に年間どれぐらいが削減されて、何年間で回収できるかというようなことについては、ちょっと今、手元にあります資料では把握できておりません。申しわけございません。
○八木良人 委員長 そうしましたら、質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 では、これにて質疑のほうは終了させていただきます。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑も踏まえ、草津駅西口第2自転車駐車場運営費について評価コメントをいただきたいと思います。
よろしいですか。特に、追加等なければ、先ほどの質疑の内容が皆様の意見と一致しているということでまとめさせていただくことになりますけれども。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、委員間討議は、これにて終了いたします。
評価コメントは明日まとめたものを御確認いただきたいと思います。
では、次に、23番、草津駅東自転車駐車場運営費について評価を行います。
必要性、成果について質疑・意見がございましたらよろしくお願いいたします。
先ほどの委託料につきましては、実施と一緒に設計したのであがったということで説明が入っている部分でございます。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 平成29年度の決算なので、さきの話は言ってもと思うんですけれども、委託料については、先ほど、合算について安くなったということですけど、余りに乖離があるというのは、ちょっと少し懸念があるかなと思うんですけれども、それはのけておきまして、事業の内容ということで、市有建築定期点検劣化度調査業務報告というのを、ちょっと聞いてるので、外壁と改修工事の実施設計業務、これ、先ほどの西口も同じことなんですけれども、今回、ラックを増設するということに急遽なりまして、そういったときの劣化度調査と、ラックを増設するということの外壁の改修工事なので、別にリンクしなければいいんですが、そことの兼ね合いってどのようになるんでしょうか。劣化度で外壁を補修するけど、ラック増設は別にあるのか、それを合算してやり直すのか、その辺はいかがでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 平成29年度の実施設計業務に基づきまして、平成30年度予算の一番裏面の最後のところで、二段目ですけれども、草津駅東外壁ほか改修工事請負費等工事管理費ということで、2,732万4,000円と160万2,000円ということで計上させていただいておりますが、今回の9月補正予算で、先ほど御指摘いただきましたラックを増設するというようなところで、この外壁ほか改修工事の経費については減額し、ラックの増設の費用について増額で差し引きの補正予算の計上をさせていただいてます。
こちらにつきましては、ラック増設というのが速やかに対応しないといけないというようなことで補正予算をあげさせていただいておりますし、外壁ほか改修工事につきましては、いわゆる、ファシリティ・マネジメントの中で緊急度や優先度、それから予算の確保のぐあいに応じて、年度計画的にやってるんですけれども、今回は後年度に送るというようなことで、内容自体については、後年度に残ることについては支障がないということで判断をしてます。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 支障がないというのであれば、確か、1、2年で何かということはないかと思うんですけれども、ただ、増設をするということで、劣化とか合わせて、少し大丈夫かなというのがあります。それはわかりました。
あと、東自転車については、議会質問でも言わせていただいたんですけれども、民間駐輪場が閉鎖するのと、供用開始とが、ちょっと間があきますので、放置自転車対策といったものについても考えていかなければならないのかなということを思うんですけれども、それについての何か費用といったものは考えてらっしゃらないのでしょうか。費用ではなくて、そういった対策を考えているか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 東口につきましては、10月末で民間の1つの駐輪場が閉鎖されるというようなことで、今回の補正予算の提案ということになっておりますけれども、東口の状況といたしましては、民間の駐輪場が今の閉鎖されるもの以外に1施設ございます。
そのほかに商業施設で、施設御利用の方用の駐輪場を設けておられるのが3店舗ございます。そのうち、1つの施設につきましては、施設利用者だけではなくて、一般の方も利用してもいいというような形でやっておられますので、その施設を市の支援施設のほうで御案内させていただくなりすることができないかという調整を今後かけていった上で、もし、それが可能であれば、一時的に東口の定期利用と一時利用も配分枠を調整するということが可能であれば、そこら辺で対応していきたいと思っております。
撤去台数がふえるという懸念の部分につきましては、現在、放置自転車の撤去の委託業務を提携契約をしておりますので、その事業者さんと協議の上で、そういった運営面的な強化ということについて対応していきたいと思います。
○八木良人 委員長 西垣委員。
◆西垣和美 委員 やむにやまれず、利用していたのが使えなくなって、責任放置という形が、もし撤去されたとしたら、市民にとっては、かなりサービスの低下かなと思うので、その対策については、しっかりやっていただきたいなと思いますので、公共交通ネットワークの中で1つの交通手段として大事な位置づけだと思いますので自転車というものも、また、しっかりやっていただきたいと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 ほか質疑はよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 ないようですので、質疑はこれにて終了いたします。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑等も踏まえ、草津市東自転車駐車場運営費について評価コメントをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
山元委員。
◆山元宏和 委員 西も東も、需要が多いということの中で、民間もなくなっていって、これからやっぱり駐輪場はどこへつくっていけばいいのだろうというのが出てくるやろうし、再開発の中でも駐輪場の話がなかったように聞いたけど、そういうことをこの決算を査定した中で意見としてつけておくとか、そんなんはできますか。
と思いますけれども、ほんまに私のところの周辺やったら、何ぼでも土地がありますけど、駅前は全然ありません。本当に大変やと思ってはいるんですけれども、何とかならへんのかなと思って。地下を掘るか、上へあげるか。そんなところです。
○八木良人 委員長 奥村委員。
◆奥村次一 委員 今、そういう部分の中で、決算、決算でここであった。予算も平成30年度と、いろんなことを出してるんやさかいに、山元委員も言われたような形の中で、やっぱり次の計画の中にない、ないと。遠いところでなしに、西口の駅側の前が露天でありますね。あれはどこのところですか。露店でバイクやとめているところがありますけど。西口のほうの、駐車場は民間がやってますやん。車のほうは。それとの間に、なかったですか。
○八木良人 委員長 山本部長。
◎山本 都市計画部長 西口の第2駐輪場というのがございまして、その横を広場でバイク置き場として使用しております。そこには、地下駐車場の出口がございまして、建物を建てるだけのスペースがございません。
○八木良人 委員長 ほかにないですか。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、質疑も含めて、コメントのほうを作成させていただいて、特に、駐輪に関しては、ネットワーク上、重要な位置づけであるということも踏まえて、コメントのほうをつけさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、これにて委員間討議は終了いたします。
次に、24番、南草津駅駐輪・駐車場運営費について対象事業の評価を行います。
事業の必要性や効果・成果等について質疑・意見がございましたら挙手を願います。
山元委員。
◆山元宏和 委員 調査シートの決算の状況です。
事務所空調設備更新工事費ですが、これは理由として、空調設備の劣化に伴いということが書いてありますけれども、それでまた、少し説明をいただきたいなと。防犯カメラ設備更新備品購入費、これが当初予算よりも大分少ないので、これも入札の関係かな。その辺、ちょっとまた、詳しく説明をお願いします。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 1点目の事務所の空調設備については、故障いたしまして、早急に改修する必要がありましたことから、執行残等で対応したものでございます。
それから、防犯カメラにつきましては、これも入札によりまして金額が押さえられて、こういった執行額ということになっております。
◆山元宏和 委員 わかりました。ありがとうございました。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 今の事務所の空調のエアコンの機械の工事費73万円という形になると、結構高いなという印象を受けるんですけれども、どのような工事をなさって、どういう設備で、広さとか、そういうのがあるんでしょうけれども、事務所ですから、そんなに大きいものではないだろうと思うんですけれども、少し、詳細を教えていただければ。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 事務所のほうの天井埋め込み式の空調機器でございまして、業務用ということもございますので、少し値段からすると高額な印象かなということでございますけれども、こういった執行額ということになっております。
○八木良人 委員長 遠藤副委員長。
○遠藤覚 副委員長 これ、もともとあったのと同等品のさらを入れかえられたということでいいんですか。
◎高岡 交通政策課長 はい。
○八木良人 委員長 よろしいでしょうか。
奥村委員。
◆奥村恭弘 委員 ここの駐車場の入り口の件で少し話をさせていただきたいと思うんですが、多分、聞かれてると思うんですけれども、結構、自転車を入れるときに、乗ったまま入れられるのと、それから、出てくるときも乗ったまま出てこられるんですね。すぐ近くには、フェリエに向かう信号機がございますので、結構、人がたくさん通ってます。
何か見てると、少し危ないなという気がしてるんですけれども、前に話をさせていただいたときに、いらっしゃる指導員の方が「おりてくださいよ」ということで指導をしますということでお話をいただいた経過が一時期あったんですけれども、まだちょっと、そこら辺のところが乗ったままされてるので、けががなければいいんですが、けがが出たときに管理責任を問われる。もしくは、いろんなことの御意見をいただくことになると思うので、どうなってるのかなという思いがあるんですけれども、何か苦情とか、聞かれてますでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 今の奥村委員さんの御指摘と同じような御指摘を、つい先日も窓口のほうに来られまして、対応等を確認しているんですけれども、今、おっしゃっていただきました指導員の指導といいますのは、自転車の安心・安全利用の指導員、警察のOBの方、職員が4人ほどいるんですけれども、1カ月の間に分担をしながら、いろんな地域を回ってますので、この南草津駐輪場についても重要なポイントの1つとして回ってはいるんですけれども、ずっとそこで指導するということはできませんので、これについては、もう一度、確認検討中ではございますけれども、施設のほうと調整しまして「危ない」というお声でございましたので、そういった対応ができないかということも、今検討しているところでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
「おりて入ってください」とかいう掲示はされてるように、見受けられましたので、ちゃんと、そういう対策はとられてると思うんですけれども、なかなか利用される方々が急いでられますので、ただ、事故とかが起こると、また、大変なことになるので、ぜひとも、よろしくお願いします。
◆棚橋幸男 委員 関連して、よろしいですか。
○八木良人 委員長 棚橋委員。
◆棚橋幸男 委員 これ、草津駅の東口と、逆に、南草津駅には自転車・バイクが減って、車がふえたと、こんなことを書いていただいているんですけれども、車がふえる中身は、ことしは本当に気候が不純で、猛暑日が終わったかと思ったら、雨続き、台風続きで、南草津駅の東側で雨降りですと、私が市役所へ寄せていただくのに、時間帯にもよりますけれども、かがやき通りからバイパスを超えて、まめバスで東西線が車で渋滞して、まめバスが動かないんですね。これ、皆さん、想像していただくとわかるけど、基本的には駅に入る送り迎えの車で渋滞してくると。
けど、雨が降るから自転車が減ったから、減ってるのか、実態は、ちょっとわからないですけども、今後、南草津駅の大きな開発があって、自転車台数がふえてくると思うんですけれども、この確保に向けたことと、この渋滞解消、先ほどの公共交通もそうなんですけれども、このところがどうも一連してるような気がしてならんですね。
間違いなく雨降りはバイパスのところで東西が信号に合流になっていて、バイパスをふたしてしまってるという。これが延々とバイパスの高架まで延びてきてるということで、私が側道からバイパスに乗るのに乗り切れないと。こんな状態が大体雨降りは、もう常です。だから、それだけで私、30分前もって出るんですけれども、役所まで25分かかるんですね。ふつうでしたら、6分か、8分で来れるところが。
だから、これは南草津駅のつくりが悪いのか、周辺に住宅開発でどんどん、どんどんと開発ができて、要するに、インフラが整備できてないのか。ここら辺がちょっとはっきり掴めないんですけれども、現実はそういう現象が雨の日は起きてるということですので、ここら辺、駐輪場もあわせて駐車場利用も含めて、行政のところでもう少し調査いただいて、策のところに結びつけていただければありがたいなと思います。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 今、御指摘いただいております部分は、おっしゃっていただいているとおり、たがいに関連するところでございまして、今後、プリムタウン等の開発によって、自転車利用者の増加というのが見込まれますし、今おっしゃっていただきましたように、従前から、駅周辺から渋滞しているということがございますので、議会からのほうも御意見をいただいております南草津駅の東口と西口のロータリー4つの機能分担と合わせて調査という御発言をいただいたんですけれども、今後もまた、必要な調査なり、それから、現実的に雨が降ったときには車に乗られる方が多くて、公共交通のバス自体が長くかかってしまうというようなこともございますので、そういった点でモビリティ・マネジメントという、できるだけ公共交通を利用いただくというようなソフトの啓発なりも合わせてやっていくことで、今の課題を解消できるように、今後の取り組みを進めたいと思ってます。
○八木良人 委員長 ほかに。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 済みません。事業調査シートを見ながらお話するんですけれども、事業の対象のところで自転車が2,972台、単車が348台停留できるわけですね。
今、棚橋委員の答弁にもありましたように、今後の課題と将来展望を見ると、やはり、プリムタウンの出現というのが大きくて、自転車の利用もふえてくるだろうということがあるんですけれども、今、月貸しと日貸しがあると思うんですけれども、月貸しは何台ぐらいされて、何%でもいいんですけれども、自転車でいうと何台ぐらいあるんでしょうか。ざっくりとでいいんですけど。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 南草津駅の自転車の定期利用については、年間の延べ台数で2万9,697台というようなところで把握しております。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 月貸しは何台ぐらい占有されてるんでしょうか。
○八木良人 委員長 2,972台のうち、月貸しで占有されてる部分が何台かということですね。
高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 月によって、変動があるんですけれども、現状としては、直近の契約台数としては2,200台程度が定期利用の契約状況ということになってます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 あと、700台ぐらいは日貸しということですね。
私、これは、信託の関係があってそうなるんでしょうか。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 南草津駅の駐輪・駐車場につきましては、昨年度、リースといいますか、そういう支払いのほうが終わりまして、財産的には、今年度からは市の財産という形になっております。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 商業的な見地と、商業的で見ると、やっぱり、東口のほうがもうかると思うんです。市民サービスから見ると、やはり、もうちょっとふやしてほしいなというところがありまして、住まいする地域でも、ことし抽せんに漏れたわというのがありまして、何とか、月貸しで契約したいという人が多数いらっしゃるんです。私、多数と言っても3人ぐらいでしょうけど、トータル的に見ると、統計的に見ると多いんじゃないかなとは思っております。
市民サービスの見地というのが大切やと思いまして、商売と市民サービスのはざまというのを一度考えてもらいたいと思います。
○八木良人 委員長 高岡課長。
◎高岡 交通政策課長 自転車で申し上げますと、現状、1カ月が2,200円で、一時利用ですと一日120円ということになってるんですけれども、定期利用と一時貸しの台数のバランスで、一時利用のほうは回転するということもありますので、そういった形で経営的な観点で考えていく必要はあるかと思うんですけれども、現状としては、ニーズに応じて割り振りをしているようなところがございますし、南草津駅の現状としては、定期利用の待機といいますか、定期待ちはございませんし、現状としては、一時利用をお断りさせていただいておるというような状況も聞いておりませんので、ニーズとしては満たしている状況かなというふうに認識しています。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 実際、いたりしまして、母親に送ってもらったりする学生さんがいます。
健幸都市の観点からも、やはり、自転車を使うということも大切ということもありまして、質問をしたんですけれども、どうか総合的に考えてもらって、自転車健康法というのも、もう一回見詰めていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
○八木良人 委員長 それでは、質疑のほうは、これにて終了させていただきます。
次に、委員間討議を行います。
今までの質疑を踏まえまして、南草津駅駐輪・駐車場運営費について評価コメントをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
特に、つけ加えることがなければ、質疑の中の内容をまとめるということで詰めさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、委員間討議のほうは、これにて終了いたします。
それでは、評価対象事業4事業のほうの評価を終わりましたので、続きまして、評価対象事業の評価を総括し、
施策評価コメントにまとめるための委員間討議に入ります。
今までの評価対象事業の評価コメントや、執行部から提出された評価シートを踏まえ、公共交通ネットワークの充実の施策目標に対して、実現手段として有効であるか、その他施策評価につきまして各委員の方からまとめて意見をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
西垣委員。
◆西垣和美 委員 施策評価シートを読んでおりますと、公共交通ネットワークの充実ですけれども、施策の達成度評価、確かに、成果指標がまめバスに限っているので、そういったコメントになるかと思うんですけれども、やはり、自転車といったものも、公共交通ネットワークの充実に入っておりますので、自転車に対する施策もしっかりと考えて、議会の中でもいろいろ皆さん質問もあったように、やはり、公共交通の1つの手段は自転車もあるので、そういった単なる自転車置き場がどうとかじゃなくて、1つの交通手段としての取り組みから駐輪場をどうやっていくかといったことも、まめバスと並行しながらも、やはり、自動車に頼らないといったことを総合的に充実させていただけたらなと思います。
○八木良人 委員長 今、御意見いただきました。
ほかに。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 中嶋委員のことばっかり言うて、申しわけないんですけれども、船の世界でいくとフィーラーサービスというのがありまして、例えば、神戸港に荷物が入ってきたら、小さい荷ごとに、小さい日本の船が運んでいくとか、逆に、小さい港から神戸に荷物が集まって船が出て行くとか、そういうことの研究はなされないのかという思いがあります。
先ほど言いましたウーバーとか、オンデマンドタクシーとか、やはり、ちょっと真摯に研究していただいて、早期に不便というのを解消してもらえたら、案外容易にできるかもわからないと思います。
○八木良人 委員長 今、杉江委員がおっしゃったように、新しいいろんな方法が今ありますので、しっかり研究していただきたいということですね。
よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○八木良人 委員長 そうしましたら、評価コメントのほうは、そのようにまとめさせていただいて、また御報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。
委員間討議は、これにて終了いたします。
次に、委員の挙手により、この施策につきましての指標評価を決定いたします。
公共交通ネットワークの充実について、確認いたします。評価Aはこの方向で進める。評価Bは改善、見直しが必要、評価Cは抜本的見直しが必要であります。
それでは、評価A、この方向で進めるに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手 0名)
○八木良人 委員長 次に、評価Bは改善、見直しが必要ということで、賛成の方は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手 10名)
○八木良人 委員長 評価C、抜本的見直しが必要と。
(賛成者挙手 1名)
○八木良人 委員長 よって、7番、公共交通ネットワークの充実につきましては、評価Aがゼロ、評価Bが10、評価Cが1ということで、評価Bとすべきものと決しました。
また、委員間討議でもございましたとおり、評価コメントにつきましては、あす確認をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、暫時休憩をいたします。
再開は午後3時50分です。よろしくお願いいたします。
午後3時43分 休憩
午後3時50分 再開
○八木良人 委員長 それでは、再開いたします。
これより、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、都市計画部が所管する部分に対する評価項目以外の部門全般の審査を行います。
質疑等がございましたら挙手をお願いいたします。
杉江委員。
◆杉江昇 委員 主要な施策の成果、市街地の整備です。聞きたかったことは、市民意識調査の結果、まちなかに魅力があると感じる市民の割合が平成28年度より4.3ポイント増加したとあり、de愛ひろばやCOCORIVAのオープンに対する市民の評価があらわれたものと考えるとされております。
そこで聞きたいんですけど、初期の目的でありました回遊性について順調にもくろみどおり動いているのかどうかお尋ねしたいんです。
◆西垣和美 委員 中心市街地活性化の86ページ。
◆杉江昇 委員 ありがとうございます。施策番号が15の01の1です。
○八木良人 委員長 活性化を含めて、回遊性についてという質問ですね。よろしいでしょうか。
荻下都市再生課長。
◎荻下 都市再生課長 ただいま、回遊性の御質問がございました。年に一回、歩行者通行量ということで調査もさせていただいているところで、平成29年度、やはり、歩行者通行量というのは伸びてるという結果が出ております。
また、やはり、草津川跡地公園de愛ひろばのオープンが大きな要因になっているいうふうに考えております。昨年度オープン以後、かなりのイベント等も含めて行っている。また、公園利用者の方が非常に多いというふうにもお聞きしておりますので、ここで回遊性というのは確実につながっていくものと考えております。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 ちょっと、ここで言うのは不適当かもわかりませんけれども、先日配付を受けました商工会議所の経済センサスを見てますと、やはり、変わらず商業者の伸びが悪いという報告を聞いておりまして、商店街のあのあたりにも商業者はたくさんいらっしゃって、他人ではないんですけれども、そういう状況もあるんじゃないかなと。何か、回遊性をもうちょっと高めて、魅力店舗をふやしていくという努力は、ますます必要になってくるんだと思うんです。その辺のお考えはいかがでございますか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 現在、商店街を中心に魅力店舗の誘致等につきまして、まちづくり会社を初め、また、魅力店舗の誘致におきましては、補助金等を出すということで施策を行っているところでございます。
ただ、現在のところ、やはり、所有者さんの意向もございます。出店者の希望の御相談は多々いただいておるんですが、現在の空き店舗とか、空き家をお持ちの現所有者さんとの交渉でかなり苦戦をしておりまして、その辺も含めまして、今後、課題だと考えておりますので、そこを乗り越えて魅力店舗をふやしていきたいという施策で取り組んでいます。
○八木良人 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 課長におかれましては、その認識があったら、私はうれしいございます。やはり、商業者がひしめく地域でもありますので、大きな期待があったと思っております。
間もなく、駅前の再開発も色濃くなってくるでしょうし、楽しみがふえてくるんですけれども、あの地域により多く波及するような草津の発展を期待したいと思います。
以上です。
○八木良人 委員長 西田委員。
◆西田剛 委員 関連で。今の86ページの杉江委員が言われたところと関連するんですけど、中心市街地活性化推進費の金額というのは、まち会社の経営経費について支援を行っているということで、まち会社に対しての出た金額がこれということでよかったですか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 まち会社に対します支援ということの補助金につきましては、行でいいますと三行目の草津市活性化まちづくり促進事業費補助金でございまして、昨年度につきましては1,550万7,000円という金額でございます。
○八木良人 委員長 西田委員。
◆西田剛 委員 この金額を経費として渡して、まち会社としての活動はどんなことをされたんですか。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 この補助金につきましては、まず、事務員におきます賃金補助、また、事務所の家賃補助、また、まち会社がコンサルタントを雇うときのタウンマネジメントの補助ということでございまして、これを活用していただきまして、まちづくり会社の運営等を行っていただいているというところでございます。
特に、昨年度につきましては、先ほども申し上げましたが、草津川跡地公園de愛ひろばのオープンで公共空間を活用したにぎわい創出事業も行っていただいておるというところでございます。
○八木良人 委員長 西田委員。
◆西田剛 委員 現実、まち会社がやっておられることと言うたら、今のde愛ひろばの3店舗の部分の管理と、今補助された金額の内訳を簡単に聞くと、人件費と事務所の家賃とコンサル代やということなんですけれども、実際、この状況の中で本当に、ここに書いてあるような、例えば、最終的な歩行者・通行者の増加につながったであるとか、例えば、いろんなイベントに、中心市街地活性化を図ったときにいろんな効果が出たということを書いてあるわけですけど、本来の狙いって、ここにあったんでしたっけ。まち会社にやってもらうところ。新たな店舗を展開してもらうということもさることながら、まち会社の本来の役割というのはどこまでというのを考えておられるのかお尋ねします。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 まち会社の役割といたしましては、やはり、中心市街地活性化というところが大きなポイントになろうかと思います。そこにおけますタウンマネジメントというところが役割というところでございます。
現在、駅前ニワタス、また、草津川跡地公園COCORIVA等のテナントミックスにつきましては、予定どおりのオープンを迎えまして、それが順調に動いておるところではございますが、さらに、それ以外のところにおきます活性化と、また、タウンマネジメントで今後新たな戦略等を考えながら進めていく必要があると考えているところでございます。
○八木良人 委員長 西田委員。
◆西田剛 委員 所管がずれるんですけど、環境経済部の所管でもありますけれども、年間を通じて、いろんな事業、納涼祭であるとか、ミナクサまつり、あるいは、まちあかりの事業であったり、そしてまた宿場まつりであったりとか、いろんな事業をされています。
これは1つのイベントして打ち上げ花火としては、本当にいいものであるというふうに思いますけれども、僕が議員にならせてもらった当初から、ずっと宿場まつりを見てたときに、そのときの担当部の部長さんと話をさせてもらって、どこからこんなに人が来はるんやろうなと。これをやったことによって、このうちの1%でもいいから、いつも人がここに来るような何かができひんやろうか、来てくれはったらいいのになという話をずっとされてきました。
今だにその思いは変わらへんのですけど、結局、この事業を続けていっても平生はがらがら。人は来ない。夜になったらにぎやかになるけれども、平生は何もできない。だから、僕は議会でもいろいろと提案してきた毎月何日、あるいは第3何曜日とかに、草津へ行ったら何かやっとるぞみたいな、そういう仕掛けを、別に草津市がする必要はないんですけれども、そういう音頭を取ってもらえる人たちの活動がもっと活発にならなあかんということで、このまち会社がその一翼を担ってもらえるんやというふうに思ったんですけれども、どうも高いところから物を見てしまって、言い方は悪いんですけど、いい格好をしてはるように思えるんですよね。もっと、地べたにはったような形で、ほんまにできることからやってもらうという形を取ってもらうことが僕は必要かなというふうに思います。
今、店舗展開とか、いろいろやっておられますけれども、本当に今の草津に必要なものというのは、なぜ、そういうことをするかと言えば、人にたくさん来てもらうため、そして、また、にぎわうだけではなく、活性化せなあかん。いわゆる、お金を落としてもらうたまにどうあるべきかというところの仕掛けを今、まち会社、そして、また各種、ほかに商工会議所であったり、いろんな団体がある。それぞれがまちのためとかいう思いがあって動いておられますけれども、みんながつながる接点というのが、以外とないんですよ、これ。みんながばらばらになって、勝手なことをやってしまって、打ち上げ花火をやって終わってしまうという。
なので、その結び目をつくってもらうところがまち会社であるんであれば、そういったとこに手を差し伸べて、全体的なところと手を組んでやる活動をしてもらいたいというように思うんですけれども、実際の現状のところ、その把握をされてるのかどうかということと、もし、把握をされてるんやったら、それについてどうしていこうと思われてるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 現在、まちづくり会社といたしましては、先ほど申し上げましたニワタスやCOCORIVAの出店を迎えまして、新たな展開に取り組んでいるところだと思います。
また、中心市街地活性化の推進役といたしましては、草津市中心市街地活性化協議会のほうもございます。こちらのほうは商工会議所さんを初め、関係者の方々で構成しているところでございます。まちづくり会社と、また、中心市街地活性化協議会であわせまして、今後、新たな展開を進めていく必要があると考えてます。
現在、まちづくり会社として進めていけるかというところでは、まだまだ弱いところが多分にあると思います。
今後、新たな展開をするために必要な市としての指導・支援、また、監督も含めまして、協議会とあわせて進めていきたいと考えております。
○八木良人 委員長 西田委員。
◆西田剛 委員 先ほど言いました、いろんな各種イベントが平常時、いわゆる日常のときのにぎわいと活性化にどれだけ影響をもってるかと思ったら、ほとんどゼロに近いというふうに思います。
ということは、そこだけで満足して終わってしまって、そこだけに大金を用いて、その場だけが盛り上がったらいいわという形になってますから、同じお金を突っ込むのであれば、日常、そういった人たちをどれだけ引き込めるか。草津のまちに来てもらって、お金を落としてもらうかということを考える方法を、やっぱりやっていく必要があるんかなと。
一時よりも日常であるというふうに思いますので、方法はいろいろとあると思います。お店を出せば、それは人は来はるやろうけれども、それだけじゃなくて、例えば、商店街の通りなんかを時間制限を設けて、もう一切車を通さないと。そのかわり、そこに、例えば、一時むかし、ちらっと話が出てました足湯をね。一時、温泉が出るという話があったんで、足湯を用いたり、真ん中に茶店にあるようないすを置いて、そこでくつろげる場所をつくるとか、方法はいっぱいあったと思うんですよ。
だから、それを誰がやるかというスタートが、まだ切れてないのかなというふうに思いますので、こうやってお金を毎年毎年つぎ込んでいくんであれば、やっぱり、生きたお金の使い方をしていかんとあかんのかなというふうに思います。そうすると、今、草津川跡地のほうにもああいうものができた。これからもいろいろと進んでいく中において、全部つながりができていくかなというふうに思いますので、ぜひともその辺のところ、本当に少しのところからでいいので動いていただきたいなというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 今、西田委員の関連質問になるわけですけれども、草津市活性化まちづくり推進事業費補助金、1,550万7,000円、この会社はどのような事業を具体的に、市費を投入して年間されたんですか。具体的なことを、ちょっと教えてもらわんと、これだけじゃ、中身がどうなってるのか、わからへんから。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 現在のまちづくり会社の事業等につきましては、現在、マネジャーが1名、事務員は2名、週5日勤務のパートが1名の事務方として4名体制で運営しております。マネジャーと2名の事務員の3名で年一回開催の株主総会や、月一回開催の取締役会、二週間に一回の役員会の開催等を行うほか、中心市街地活性化協議会の事務局運営、また、KUSATSU COCORIVA、東海道草津テナントミックス事業2店舗の運営、ニワタスの運営等の業務を行っております。
さらに、昨年においては、草津川跡地公園de愛ひろばなどの公共空間を活用したにぎわい創出事業、わくわくサマーランド、健康フェアなどを開催、また、東海道本陣エリアにおける空き家・空き店舗を活用する事業を重点的に取り組んでいるところでございます。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 一応、会社ですので、具体的な売上とか、そこまではわからないわな。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 申しわけございません。ただいま、まちづくり会社のほうの決算の報告の資料につきましては、持ち合わせておりませんのでお答えできません。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 あと何年期間があって、今、助成金を出しておられるのか。これはずっと延々と続くわけですか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 先ほど申し上げました草津市活性化まちづくり促進事業の補助金でございますが、昨年度1,550万7,000円のうち、今年度補助をさせていただくのは、人件費補助のほうの750万円までということで、あとの事務所の家賃補助でありますとか、コンサルタントを雇うための補助金につきましては、今年度からなくしております。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 最終的には、自立運営をされるということが目的になってるわけですね。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 先ほど述べさせていただきました人件費補助の750万円につきましても、ことしから5年間までというところになっております。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 ぱっと一口で1,550万円というすごい金額、4名の方が取り組んでおられる割には、活動が見えてこない。ここに草津川跡地公園にかなりの人数が来られてるというものの、61万人でしたか。書いてたんやけれども、それがどんだけまちの活性化、いわゆる商店街さんに、草津市にお金を落とされたかなということも、当然計算しての事業やったと思うんですけれども、この辺のところは、どこまで把握できてるのか。まちづくり会社がどれだけそれに貢献してるのかなということを、その辺の判断は難しい部分があるかと思うんですけれども、事業計画がしっかりあるんやけれども、そんなに、こんだけの人数を投入して、重点的にやった割には、余り変化が見られないなと。公園に61万人が来られても、それがどれだけ、草津市の商店街活性化に金が落ちてるんかなと。この辺はやっぱりしっかり把握すべきじゃないのかなと思うんやけど、その辺はどうなんでしょうか。
○八木良人 委員長 荻下課長。
◎荻下 都市再生課長 ただいま御指摘いただきました商店街の活性化につきまして、de愛ひろばに人がたくさん来ていただくようになったというところから、商店街のうるおいがどれだけかかわるかということについては、正直把握ができてない状況ではございます。
現在、まちづくり会社の動きといたしまして回遊性、また、活性化のためのイベントをさせていただいているというところではございますが、今後、中活2期を視野に入れまして、そのようなデータ等々を把握していきたいというふうに思います。
○八木良人 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 今するのは、それは無理なことですけれども、また、その辺をしっかりと把握していただいて、草津川にこれだけの莫大な投資をして、そして、かなり思い切った事業を草津市もやったわけですけれども、そんな中で後がふわふわとなっていくということでは、ちょっと心配ですので、しっかりその辺が把握できる範囲で、ちょっと調べていただけたらありがたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
○八木良人 委員長 ほか質疑はございますでしょうか。
西垣委員
◆西垣和美 委員 説明書の80ページですけれども、防災関係で何点か質問させていただきたいと思います。
真ん中あたりで、草津市建築物の浸水対策に関する条例に基づく届出者調査ということで、水害に強いまちづくりの推進を図りました。8件ということで、いわゆる、浸水地域に対しては、こういう規定の中で建築をしてくださいといった形だと思うんですけれども、ちょっとその内容について少し教えていただけますでしょうか。こういった時代ですので、少し具体的に教えていただきたいんですけれども。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
奥山建築課長。
◎奥山 建築課長 浸水区域に建築物を建てる場合で、例えば、キュービクルとか、水につかってはならぬものについて、浸水区域より、水位より上に設置するというような内容でございます。
そのほか、例えば、民間であれば、地下室を設ける場合は、地下室に水が入らないようにするというような対策でございます。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 そういうものは、きちんと事業所、いわゆる、事業者だけではなくて、そういった購入される方もそれをきちんと、そういった重要事項説明書にあるのかどうか、購入者の方も、きちんとそれは、ここはそういう地域だということは把握はされるわけでしょうか。
○八木良人 委員長 奥山課長。
◎奥山 建築課長 なかなか、民間建築物の地下にキュービクルを置くというのはございませんので、大半は、市有建築物の対策になっております。市の工事ですので、当然ながら、設計・施工、その辺で確認をしております。
以上でございます。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 あと、その下のほうに民間建築物耐震化助成事業費というのがありまして、不用額についてもいろいろ議論があるんですけれども、当初予算が834万2,000円で、実際は155万7,000円で、多分、2割ぐらいの執行率だと思うんですけれども、内容については、過去にも委員会で議論があったところなので、いたし方ないところもあるんですけれども、ちょっと1つは表現の仕方ですね。木造住宅耐震三つ目のバリアフリー改修事業補助のことで、補助件数がゼロ件なのに、実施し耐震化を進めましたという表現になってるんですけれども、これはどういうことでしょうか。
○八木良人 委員長 答弁を求めます。
奥山課長。
◎奥山 建築課長 事業といたしましては、各種イベントとか、あと、耐震診断を受けられた方につきましては、耐震改修の補強案と概算費用を提示しているところです。
平成29年度はゼロ件でありましたが、毎年、数は少ないですけど1件、2件という形で耐震化は進んでいますので、そういう意味で耐震化に取り組みましたということで表現をさせていただいております。平成29年度につきましては、残念ながらゼロ件であったということでございます。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 細かい指摘で申しわけないですけど、多分、去年のままコピペされたのかなというのが実態じゃないかなということで、ちょっとそれはしっかりと見ていただきたいなということと、実際のところ、全て耐震化の無料診断とかの、実際、62万円だったのが予算が21万7,000円、次の具体的な提案も108万円が37万8,000円ということで、一番下のゼロ件が当初予算200万円がゼロということで、使い勝手が悪いという。実際に補助をしても1,000万円ぐらいかかるとか、高齢者の方でしたら、あとはシェルターのやつも、文章がないんですけど、40万円の補助が落ちてるというのも、毎年のことなんですけれどもね。
これ、いつになったら制度設計を抜本から見直されるのかなという。結構、補助率をあげれば、利用者はいるかもれないんですけれども、成果がなかなか見えないものの事業を同じように続けていく見直しといったものが、実態にあった見直しというものは、なかなかされないんでしょうか。
○八木良人 委員長 奥山課長。
◎奥山 建築課長 シェルターは危機管理課のほうの予算となっております。
耐震につきましては、委員御指摘のように、平成15年から取り組んでまして、毎年イベントとか、防災訓練等、あと出前講座なんかを行っているところです。
今年度は一応耐震診断を17件申し込んでいただきまして、補強計画案も19件申し込んでいただいてます。耐震改修につきましても、今1件、具体的な相談があるところでございます。
耐震化につきましては、すぐにできるというものでもございませんので、そういう地道というか、継続した啓発と取り組みが必要ではないかなというふうに考えております。
それと、耐震改修補助につきましては、今年度から耐震改修費の23%、かつ82万2,000円ということで、そのほか、子育て世帯の割り増し等、ちょっと充実したものとなっておりますので、今後も耐震は必要なものでございますので、継続して取り組んでまいりたいと考えております。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 地震がことしはありましたので、そういった意味では意識といったものを連動はしてるというのはあるかと思うんですけれども、予算と決算との乖離がここはいつも見られるので、ちょっとそれについては、もう少し、今年度いろいろと工夫はされてるみたいなんですけれども、引き続き、よろしくお願いいたします。表現はまた変えていただいて。
◎奥山 建築課長 済みません。申しわけございません。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 86ページで、二段目の都市計画推進費で景観を生かしたまちづくり推進費で1,600万円ほどあるんですけど、これは無電柱化の事業費だと思うんですけれども、上の説明を見ますと、基本設計と試掘調査を行ったということで、これはもう無電中化を進めるということなんでしょうか。
○八木良人 委員長 松尾都市計画課長。
◎松尾 都市計画課長 今、御質問のありました計画に関しては、まちづくり推進費のうち、約800万円ほどが、この東海道無電柱化事業の基本設計費でございます。この基本設計につきましては、各管理者の管理図や試掘等をいたしまして、電線通信線の埋設位置の確認等を昨年度行わせていただきました。
その中で事業費等、地元調整とか入りながら、今年度事業実施に向けたスケジュールを立てていく予定をしております。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 ということは、もう実行に向けて、必ずそこは電柱をなくすという方向になるわけでしょうか。
○八木良人 委員長 松尾課長。
◎松尾 都市計画課長 はい。執行に向けて、今地元調整等に入っております。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 無電柱化をするとしたら、何億という形でかかる。概算とかは、まだ、全く出てない。一般的に、そういう幾らって出るんでしょうか。
○八木良人 委員長 松尾課長。
◎松尾 都市計画課長 この無電柱化の位置が、今、草津川マンポから立木神社の交差点まで約600メートルほどあるんですけれども、大体の概算事業としては、約10億円程度かかるというのは出しておるところではございますけれども、ただいま、工法のほうも、国が大分検討しておりまして、かなり、安くなる工法を検討しているところでございます。
ただ、設計マニュアル等、そういうマニュアル(案)もできておりませんので、そこへの概算事業費が出せないところではございますけれども、従来のやり方ですと、それぐらい費用がかかるというふうになっております。
以上です。
○八木良人 委員長 西垣委員
◆西垣和美 委員 景観を生かしたということで、ただ、マンションがかなり建っている状況の中で、10億円をもっと安くできるような工法があるみたいなのでね。費用対効果的になかなか厳しいのではないのかな。そこで何をもって、そこで観光客とか、立木神社とかでたくさんの人がふえるとか、そういうのを見込まれていれば、生かされるんでしょうけれども、実際は少し厳しいのかなという中で、できるだけ、確かに、工法が今、すごくいろいろあって、埋めずに建物の後ろに全部まとめると、すごく経費が安いというのは、ちょっと聞いたことがあるんですけれどもね。なるだけ、経費がかからないように、景観を生かしたまちづくりは大事なんですけれども、費用対効果ということでまた見ていただければと思います。
基本設計が入ってるので、この場では、なかなかとめるとは言えないんですけれどもね。わかりました。
○八木良人 委員長 それでは、ほか質疑がございませんでしたら、質疑は、これにて終了いたします。
それでは、議第63号、平成29年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、都市計画部が所管する部分に対する審査は、これにて終了いたします。
次に、議第67号、平成29年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算を議題といたします。
これより、議第67号議案に対する質疑を行います。
質疑がございましたら挙手願います。
(「なし」の声あり)
○八木良人 委員長 それでは、質疑がないようですので、議第67号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第67号、平成29年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○八木良人 委員長 挙手全員であります。
よって、議第67号、平成29年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定するものと決しました。
では、本日は以上をもちまして、
決算審査特別委員会を終了いたします。
明9月28日は午前9時半から再開し、
施策評価報告書の確認に引き続き、建設部門が所管する部分に対する審査に入ります。
それでは、皆さん、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
散会 午後4時25分
草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
平成 年 月 日
草津市議会
決算審査特別委員会 委員長...