彦根市議会 2019-10-03
平成30年度決算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2019-10-03
11
◯都市建設部次長(久保達彦君)〔議案第98号の一般会計のうち
市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕
12 ◯委員長(谷口典隆君)
上下水道部次長。
13
◯上下水道部次長(
廣田進彦君)〔議案第98号の一般会計のうち
市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算について提案説明〕
14 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
15
◯市民環境部次長(中村武浩君) 先ほどの説明で漏れていた点がございましたので、改めて説明いたします。〔議案第98号の一般会計のうち
市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する決算の
説明漏れ部分について提案説明〕
16 ◯委員長(谷口典隆君) 説明は以上でございます。
暫時休憩いたします。
午前10時51分休憩
午前11時09分再開
17 ◯委員長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
それでは、ただいまより質疑に入ります。
質疑のございます方は挙手をもってお願いいたします。
中川委員。
18 ◯委員(中川睦子さん) 質問します。
決算書の251ページです。
住宅リフォーム助成制度についてお聞きしたいと思います。平成30年度に予算を組まれた分6,800万円ありました。執行されたのは6,500万円ということだったんですけれども、非常にたくさんの方が利用されて、市としてもこれを少しでも多くの方に使っていただきたいということで、補正予算も組んでの予定だったと思います。市民の要望もすごく多くて、これが仕事が増える、また地域の活性化にもなるということで組まれたと思うんですけれども、この増やした分で経済効果がどれくらいあったかということをお聞きしたいと思います。
19 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
20
◯地域経済振興課長(高月多智男君)
リフォームにつきましては、平成30年度、工事費が11億5,147万2,000円で、補助額と比べますと経済的な効果は17.46倍となります。
21 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員。
22 ◯委員(中川睦子さん) 大変効果が高かったということで、ぜひ引き続きこれを続けていっていただきたいと思っているんですけれども、それについてはどうでしょうか。
23 ◯委員長(谷口典隆君) 続けてというのはどう。
(「続けてというか、この経済効果を鑑みてどういうふうにお考えでしょうか」と
呼ぶ者あり)
24 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
25
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 昨年もそうですし、一昨年もそうなんですが、経済効果的には十分あるという認識はしております。
26 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
林委員。
27 ◯委員(林 利幸君) 私の方から1点質問させていただきたいと思います。
259ページになります。近江「美食都市」
推進プロジェクト事業(交付金)の予算額1,839万1,000円に対しまして、1,685万2,700円の支出をしておられます。
近江ツーリズムボードさんが行う各種事業に対して支援する補助金ということで、不用額も出ているようですけれども、各実施事業の必要経費が当初の見込みより安価に抑えられたためとありました。
まず、具体的にどのような事業に対して補助金を幾ら出されたのか、細かなところまでもしわかるようでしたらお答えいただきたいんですけれども、大まかなものでも結構ですので、教えていただければと思います。
28 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
29
◯地域経済振興課長(高月多智男君) まず、近江「美食都市」
推進プロジェクト事業(交付金)でございますが、この近江「美食都市」
推進プロジェクトにつきましては、大きく分けて六つの事業を行っておられます。
まず、一つ目としては地域産品の調査発掘、二つ目に
料理セミナー、三つ目にDMOによる広報活動、それから四つ目としまして地域産品を使って
フードカーの開発、五つ目としまして、地域物産の
料理グランプリの開催、それから、ひこね梅と食と光のフェア、また
近江ビーフ新作フェア等があります。
これら六つの事業に対して、それぞれ補助を行っております。今回、特に差額が出ましたのが、
一流料理人による
料理セミナーにおいて、会議費であるとかプロデュースの費用が当初予算の145万円よりも35万円ほど安かったということ、それから広報活動でも、地域産品の広報費、梅と食と光の
プロモーション費が当初約250万円ほどあったんですけど、それより60万円ほど安くできたということでございます。
それと、あと3月に21日から開催いたしました梅と食と光フェアでの
会場設営費を当初500万円予定していたところですが、それが442万円ほどでできたということで、58万円ほど安くなったものでございます。
30 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
31 ◯委員(林 利幸君) ありがとうございます。
この
プロジェクト、平成30年度が3年目ということだったと書いておりましたけれども、1年目、2年目と比べまして、平成30年度に
近江ツーリズムボードが行われた事業に対してはどのような見解をお持ちでしょうか。
32 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
33
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 1年目よりは2年目、2年目より3年目ということで、徐々に集客数も増えてきております。そういった効果が少しずつあらわれているんですが、外部委員の評価の中でも、やはり、もう少しPRが足りないということもお聞きしておりまして、今後はいろんな媒体を使ってPRを行い、なおかつ、できるだけ継続していくという方向で、また私ども彦根市としましても、その部分を応援、支援をしていきたいと考えております。
34 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
35 ◯委員(林 利幸君) 先ほどのお話の中で、
キッチンカーがあるということですけれども、私自身、あまりこの
キッチンカーが活躍している場面を見たことがないんです。平成30年度は
キッチンカー、どれぐらい稼働といったら言葉がおかしいのかもしれないですけれども、活動されたのでしょうか。
36 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
37
◯地域経済振興課長(高月多智男君)
キッチンカーは3台ございます。それぞれ種類が違っておりまして、
カフェ専用であるとか、あと熱を使って調理ができるものとかいうのがあります。
フードカーにつきましては、平成28年度後半にできたわけですけれども、利用状況としましては、延べ数でございますけれども、平成28年度が18台、平成29年度が43台、それから平成30年度が646台ということでございます。先日も、夢京橋の方で行われた夏のイベントのときにも
キッチンカーは3台出ておりました。
38 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
39 ◯委員(林 利幸君) 今、ちょっと台数をお聞かせいただいて、平成28年度、29年度に対して平成30年度がすごい台数が増えていたんですけど、そんなにイベントが増えたわけなんですかね。
40 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
41
◯地域経済振興課長(高月多智男君)
イベント自体はそんなに増えてはいないんですけど、例えば3月に行われましたうめと食と光のフェアのときは、4日間3台とも出たとかいうことであれば12回分になりますし、いろんな長期でお借りして活動されているということも聞いております。
42 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
43 ◯委員(林 利幸君) 単純に計算しますと、648台稼働していたということですと、ほぼ毎日出ていたように思うんですけど、そんなに稼働していたんでしょうか。
44 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
45
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 地域のイベントにも参加していると聞いておりますので、そういったものを積み上げていきますとこの数字になります。
46 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
47 ◯委員(林 利幸君) 台数のことはこれ以上控えておきますが、先ほどお話しされた中のPRという部分なんですけど、この
プロジェクトを恐らく知らない市民の方がたくさんおられると思うんです。PRというのは、例えばどのような形で平成30年度はされてきたんでしょうか。
48 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
49
◯地域経済振興課長(高月多智男君) PRにつきましては、
各種イベントが行われるものについては、それなりのチラシをつくったりとかいうことでやっております。それから、こちらの方につきましては、美食のマップとかカレンダーといったものをつくっておりまして、これにつきましては、市内のホテル、それから協力いただいたお店等、
商工会議所とかにも配布してPRをしているという状況です。
50 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
51 ◯委員(林 利幸君) 平成30年度行われた事業に対しまして、これは改善した方がいいのではないかという課題は、市として見解をお持ちでしょうか。
52 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
53
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 先ほども申しましたように、やはり周知というかPR、認知が低いということがございますので、これにつきましては、今、ネットを通じてのPRであるとか、それから、いろんなところに出向きまして、例えば東京とか、いろんなところに出向いたときに、そちらの方で「こういうイベントをやっていますよ」ということをやっていく必要があるということは認識しております。
54 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
55 ◯委員(林 利幸君) たくさんの交付金を支出されているので、今後も恐らく先ほどのご答弁でしたら続けられるということですので、十分な集客であったりとか、そういった大きなイベントをされる際には、無駄にお金が使われていないかということを市としてしっかりと検証していただく必要があると思いますので、引き続きよろしくお願いします。
以上です。
56 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
堀口委員。
57 ◯委員(堀口達也君) 歳入の国・県補助金について2点質問させていただきたいんですけれども、決算書の56ページ、57ページで、付属資料は44ページ、農業次世代人材投資事業補助金についてなんですけれども、これについて、見込みと何人くらいが補助を受けられたのかというのが1点。
また、もう1点が、58、59ページのコミュニティバス運行対策補助金についてなんですけれども、こちらが付属資料の46ページ、約1,300万円収入済額がありまして、これは具体的にどういったものなのかというのと、補助対象走行距離掛ける100円掛ける3分の1とあるんですけれども、補助対象走行距離とはどういったものなのか教えてください。
58 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
59 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 農業次世代の補助金ですけれども、この補助金につきましては、就農5年間という収益が一番不安定な時期に対する補助金でありまして、対象としては、当初5人ありました。そのうちの、要綱にありまして、年間の所得が250万円を超えた場合はその補助金を出さないという。
(「250万円」と呼ぶ者あり)
60 ◯農林水産課長(福井圭輝君) はい、年間の所得が。それで、お一人様がそれに達しましたので、その分が減額になったという補助金でございます。
61 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
62 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) 私の方からは、県補助金のコミュニティバス運行対策補助金について、ご説明をいたします。
これは滋賀県のコミュニティバス運行対策費補助金を収入したものでして、1キロ当たり100円を標準的な運行欠損額と考え、その3分の1を補助金として県が市町に対して支払うものでございます。
補助対象としまして、本市としましては、彦根市が補助金を支出して路線を維持している10路線が対象になっております。このうちの補助対象走行キロといいますのは、滋賀県の交付要綱の中で路線バスが走ったことに対する補助なんですけれども、走った全部が補助対象になるわけではなくて、滋賀県の補助要綱に該当した部分だけが補助対象になるということで、具体的には、例えば鉄道路線と並行して走っていると、それは補助対象から外すとか、滋賀県の一定の考えの中で補助対象を考えております。実際のキロ数で言いますと、実車走行キロ48万6,218.2キロのうち、滋賀県の補助対象となったものは42万8,299.2キロということになっております。
以上です。
63 ◯委員長(谷口典隆君) 堀口委員。
64 ◯委員(堀口達也君) 1点目の農業次世代人材投資事業について、農業の担い手を増やすための工夫はどういったものをされたのでしょうか。
先ほどのコミュニティバス運行対策補助金についてなんですけれども、コミュニティバス活用による効果はどのようなものが出たのでしょうか。お聞かせください。
65 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
66 ◯農林水産課長(福井圭輝君) この事業自体が就農5年目までの補助金ということで、新たに投資なり、そういうものが一番多い時期プラス農業所得が一番不安定な時期ということですので、そういうものに対する補助金として国から渡せるという補助金になっていますので、工夫というか、そういう方に渡している補助金ということになるんですけれども。
(発言する者あり)
67 ◯農林水産課長(福井圭輝君) サポートとしては、営農相談とかにはもちろん乗りますけれども、この事業自体は、そういう方に対する補助金という形でのお金の支援という方法の事業でございます。
68 ◯委員長(谷口典隆君) 実際、人材育成につながったのかという。
農林水産課長。
69 ◯農林水産課長(福井圭輝君) もちろん、今、その方たちも経営体として営農をやってもらっておりますので、これから6年、7年になって軌道に乗っていく方向として、今、5年目までを支給させてもらっている状況でございます。
70 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
71 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) コミュニティバスを運行したことによる効果ですけれども、直接的には、この補助対象になっている路線としまして、平成30年度に約53万5,000人の方のご利用をいただきました。
また、このことによりまして、例えば通勤通学のときに一定の方がバスで通勤通学いただくことによる渋滞の緩和ですとか、また、交通弱者の方に対する移動の保障ですとか、そういったさまざまな効果があったと考えております。
以上です。
72 ◯委員長(谷口典隆君) 堀口委員。
73 ◯委員(堀口達也君) 1点目の農業次世代人材投資事業についての先ほどの答弁の中で、5年目以降はまた別の補助等があるんですかね。それか、これはあくまでこれだけのものですか。というのが1点です。
先ほどのコミュニティバス運行対策補助金については、ご答弁いただきまして、わかりました。ありがとうございました。
74 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
75 ◯農林水産課長(福井圭輝君) この補助金は5年で終了でございます。5年目以降となりますと、ほかの、ここにも載っておりますように、経営体というのでいろいろ補助メニューがありまして、機械の購入に対しては機械の購入補助とか、設備の購入補助とかがあります。この補助自体は、受けられる期間は5年間で終了でございます。
76 ◯委員長(谷口典隆君) 堀口委員。
77 ◯委員(堀口達也君) わかりました。ありがとうございました。
78 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
伊藤委員。
79 ◯委員(伊藤容子さん) ページ64と65の財産売払収入の1不動産売払収入なんですけれども、当初予算で2,500万円ですが、決算では土地建物売払収入は1,013万円となっているんですが、この内訳と、あと、その次の下の物品売払収入、予算が1,600万円ですが、決算では3,800万円、これの内訳を教えていただきたいと思います。
80 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
81
◯都市建設部次長(久保達彦君) それでは、私の方から不動産売払収入の内訳についてお答えいたします。
1,013万74円の内訳でございますけれども、この内容としましては、事業を実施することによって生じた残地とか、既に機能を失っている里道・水路などを隣接する土地所有者の方に売り払うものでございます。
平成30年度は、道路河川課、建設管理課、都市計画課、公有財産管理課、この4課で処分しております。主に道路河川課の方では、土地2筆、残地の売り払いという形で行っております。建設管理課では、機能が既になくなった里道・水路を売り払ったり、ほかに代替施設ができた里道・水路の売り払い等を行っております。都市計画課の方では、京まち公園、公園の残地の売り払い、公有財産管理課では公有財産管理課が管理しております里道・水路の機能喪失のための売り払いとか、代替施設ができたための売り払いとかを行っております。4課で27筆の売り払いを行っております。合計が1,013万74円という形でございます。
以上です。
82 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
83
◯市民環境部次長(中村武浩君) 私の方から物品売払収入についてご説明いたします。
まず最初は金額を申します。清掃センターが3,350万2,623円、情報政策課が401万7,600円、保健体育課が28万9,980円、消防本部が21万6,000円、交通対策課が10万2,642円、学校給食センターが8万7,738円でございます。
清掃センターにつきましては、古紙なり、資源回収しました缶、金属類等の売り払いということでございます。情報政策課につきましては、不要なパソコンの売払収入、保健体育課につきましては、市民体育センターの解体等で発生しました金属スクラップの売却、消防本部につきましては、不用となった公用車、消防車ですけれども、それを解体することを条件に売り払ったものでございます。交通対策課は、放置自転車の処分に係る有償での金属売り払いでございます。学校給食センターは、牛乳パックを回収しておりますので、それのリサイクル料でございます。
以上でございます。
84 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
85 ◯委員(伊藤容子さん) この物品の売り払いで、清掃センターは業者さんの古紙回収でリサイクルであると思うんですが、例えば情報政策課の400万円の不用なパソコン、これを売り払うというのは何かルールがあるんでしょうか。
86 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
87
◯市民環境部次長(中村武浩君) こちらにつきましては、パソコンですので、その物品のデータ消去、要するに売り払ったものをちゃんとデータ消去したという証明書をつけていただいているということで、その会社としては名古屋にあります株式会社クリーン環境ネットというところで売り払っております。ルールとしましては、やはり中のデータが外に出てしまうと大変なことになりますので、パソコンの場合は必ずデータを消去して、それから中の資源等を再利用するということが条件になっております。
88 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
89 ◯委員(伊藤容子さん) パソコンも金属もですが、売り払うときはここという業者さんは決まっているんでしょうか。それとも、一つ一つ入札のようなことをされるんでしょうか。
90 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
91
◯市民環境部次長(中村武浩君) 今申しました六つの課で売り払っている先は全て違います。異なっておりますので、それぞれのところで業者選定をして、入札なり見積合わせ等の適切な処理を経て業者を選定させていただいています。
92 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
93 ◯委員(伊藤容子さん) ありがとうございました。
今度は不動産の方の売却についてなんですけれども、4課で22筆で不動産売却が1,000万円ちょっとということです。そもそも2,500万円と予算化しているところで、地価が半値になったという状況ではないような気がするんですが、どうしてこんなに乖離があったのか、ご説明ください。
94 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
95
◯都市建設部次長(久保達彦君) 不動産の売り払いにつきましては、基本的に隣接土地所有者の方から申請があって、それを売却するという形をとっております。単価につきましては、その時点の評価額なりで売却しておりますので、年度当初、その年にどれだけ売却ができるかというところはあまり想定ができていないので、2,500という数字で例年並みの予算を組んでいるのかなと思います。実績に合わせて1,000万円の売却という形になっております。
以上です。
96 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
97 ◯委員(伊藤容子さん) ということは、この残地を売るというところで、かつ残地が出てきた、そして、その隣接の方から申し入れがあったときに初めて売買が成立するということなわけですかね。市の方から「買いませんか」という形で言うわけではないわけですかね。
98 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
99
◯都市建設部次長(久保達彦君) おっしゃるとおり、基本的には隣接土地所有者からの申し出で売却するという形でございます。
100 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
101 ◯委員(伊藤容子さん) ということは、やってみないとわからないということで、とりあえず2,500万円はいつも計上しているけれども、出来高の金額になっていると、それで乖離という理解でよろしいんでしょうか。
102 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
103
◯都市建設部次長(久保達彦君) とりあえずという表現がいいかどうかわかりませんけれども、出来高としては1,013万円という形になると思います。
以上です。
104 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
105 ◯委員(伊藤容子さん) その価格というのは地価、市場価格で売買されているということでよろしいでしょうか。
106 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
107
◯都市建設部次長(久保達彦君) その時点の評価額という形になります。
108 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
109 ◯委員(伊藤容子さん) それの明細はどこかに記載はされていないんでしょうか。今言った27筆ですね、具体的にどこかというのは。土地台帳か何かで見られるんでしょうか。
110 ◯委員長(谷口典隆君)
都市建設部次長。
111
◯都市建設部次長(久保達彦君) それぞれの所管課が台帳なりで管理しております。
112 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
113 ◯委員(伊藤容子さん) あまりオープンなところでの売買ではないので、不動産屋さんを通る、オープンなわけですか。そこに不動産屋さんが入るわけではない。
114 ◯委員長(谷口典隆君) 道路河川課長。
115 ◯道路河川課長(木村康介君) 今ほどの売買についてですけれども、まず、価格につきましては鑑定評価等をとって決めさせていただいておりますし、売買になりますと、公有財産審議会の方にもかけさせていただいて売買価格を決定しております。また、場所にもよりますけれども、今の里道等のつけ替えになりますと、当然、そういう隣接者とか事業主さんの関係になりますが、一般の土地の場合ですと、隣接の方からの申し出があった場合にでも周辺に広く周知したりということもしております。物の大きさとか形とか、そういうものによりまして、隣接の人でないと使えない土地となりますと、当然、隣接の方になりますが、大きな宅地の場合ですと、当然、その周辺の方等への広報もしております。その中で用地を買われる方を決めていただいているという形でございます。
116 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
117 ◯委員(伊藤容子さん) 先ほどおっしゃった大きな土地ですと、どなたが買ってもいいような土地になってくるので、そこはしっかり公平性と正確な価格、どなたかが後、将来見られたときにでも適正な価格と判断されるような運営管理をお願いいたします。
118 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
中野委員。
119 ◯委員(中野正剛君) 事務報告書の290ページの愛のりタクシーについて、ちょっと聞かせていただきたいと思います。
愛のりタクシー、平成29年度が利用者が1万3,009人で、平成30年度は1万4,681人と増えています。これ、順調に増えているのかどうか。
それから、もう1点が、石寺線が、平成29年を見ていたら2,500人がいきなり3,500人の利用ということで、すごい利用率が上がっているので、どうして上がったのかということ。
それから、同じく294ページの市営住宅の募集状況があるんですけれども、これが平成29年度は11戸の募集で34人の応募者数、平成30年度が10件に37人の応募者数ということで、単純に割りますと3.1から3.7倍の競争率に上がっているということで、入れなくて困っている人がかなりいるのではないかということを思います。ちょっと、ここの見解をお願いいたします。
120 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
121 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) 愛のりタクシーの利用状況についてご説明いたします。
今おっしゃっていただきましたとおり、愛のりタクシー、平成30年度は前年度と比べて利用者が増えまして、湖東圏域全体で申し上げましても3万8,561人で、前年度3万4,688人と比べまして4,000人程度増えているところでございます。
また、石寺線につきまして、前年度2,500人から3,500人に増えたことの理由なんですけれども、これについて詳しい理由としては把握はしていないんですけれども、例えばお一人の方が病院に通院を開始されたとか、そういった方が日常的に使われるようになりますと、利用状況が100回、200回、年間通じてですと増えるということがございます。そういったことから、路線ごとに見ますと、愛のりタクシーは利用回数が急激に増えたり減ったりということがまま見られることですので、そういった状況の中の一つかなと理解しております。
以上です。
122 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
123 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 市営住宅の募集状況についてなんですけれども、事務報告書の294ページには今年度分しか載せておりません。これにつきましては、年を追っていきますと毎年倍率が下がっている状態でありまして、一定、市営住宅の数については充足しているのではないかと考えております。
124 ◯委員長(谷口典隆君) 中野委員。
125 ◯委員(中野正剛君) 愛のりタクシーの件はわかりました。
今後の推移というんですかね、どんどんどんどん愛のりタクシーを利用される方が増えてきて予算的に足りなくなることが出てくることはないのでしょうかというのをひとつ教えていただきたい。
それから、市営住宅の件は、これからどんどん倍率を減らしていくという方向ですか。何倍ぐらいが適正とか、そういうことは思っていませんか。
126 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
127 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) 愛のりタクシーの今後の見通しなんですけれども、高齢者の方は今後まだ増え続ける見通しとなっておりますので、愛のりタクシーのご利用も恐らく増えていくだろうと考えております。今年度から2人以上の方で同時に予約していただくと割引になる「ふく割」という制度を愛のりタクシーに導入しまして、できるだけ相乗りで、1便でできるだけ多くの方に移動していただくという制度を整えましたので、そういった制度をPRして、運行便数があまり増えなくて、できるだけ多くの方が移動していただくということの広報に努めたいと考えております。
以上です。
128 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
129 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 何倍ぐらいかという数字は持っていないんですけれども、市営住宅につきましては、建築年が昭和46年以前のものにつきましては募集停止という形で、新たに更新するという考えは持っておりません。そして、今あります中高層住宅につきましては、長寿命化計画に基づきまして定期的に個別改善を行ってきまして、住宅の長寿命化を図っております。
倍率につきましては、市営住宅の入居者の方は、収入分位でいいますと25%ということになります。もちろん、この数を全て市営住宅で賄うことはできませんので、現在、この形、今の政策を継続していきまして、古いものは募集停止をかけていく、それから、中高層のものについては長寿命化を図って施設を更新していくという方法で考えております。
130 ◯委員長(谷口典隆君) 中野委員。
131 ◯委員(中野正剛君) 市営住宅の戸数というのは、増やしていくとか、減らしていくとかいう何か方針はあるんでしょうか。
132 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
133 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 増やしていくという考えは持っておりませんので、維持していくと。募集停止をした分については、順次、除却していくというのがありますので、結果としては、全体としては減っていくということになります。
134 ◯委員長(谷口典隆君) 中野委員。
135 ◯委員(中野正剛君) それで大丈夫でしょうか。
136 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
137 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) そうですね。民間の空き家もかなりありますので。実は、地域改善向けの住宅につきましては、募集をしても応募がないという状況もございまして、住宅としては十分に充足しているのではないかと考えております。
138 ◯委員長(谷口典隆君) 中野委員。
139 ◯委員(中野正剛君) 市営住宅というのはやっぱり低所得の人が入られる中で、民間に簡単に入れるようなことがあるとお考えでしょうか。
140 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
141 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 実際のところ、今年度につきましては、募集しても応募がなかった住宅もありますし、住宅を求める方はこのエリアの住宅とかいうふうにかなり絞って考えておられますので、数としてはこれで足りているのではないかなと考えております。
142 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
矢吹委員。
143 ◯委員(矢吹安子さん) 決算書の223ページ、浄化槽対策事業のところで、浄化槽設置補助金は昨年よりも74万1,000円減少し、付属資料77ページには平成30年度に107万1,000円の不用額が出ていますが、予算に対してまず実績をお伺いしたいと思います。
もう1問は、決算書の281ページ、一番下です。空き家等対策事業のところの、その次のページの空き家バンク運営委託料というところをお尋ねしたいと思います。平成29年度には空き家等対策計画策定業務委託料が記載されて、金額が割に高くなっていたのですが、平成30年度はこの空き家バンク運営委託料が入ってまいりました。それで、事務報告書の294ページには空き家バンク運営委託業務1件とありますが、その内容を聞かせてください。
144 ◯委員長(谷口典隆君) ごめんなさい。1問目をもう一度お願いできますか。223ページですね、決算書の223ページ。
矢吹委員。
145 ◯委員(矢吹安子さん) 223ページの浄化槽対策事業の中の合併処理浄化槽設置補助金というところを尋ねようとしています。それが昨年と比べたら74万1,000円減少して、そして、付属資料の77ページには平成30年度107万1,000円の不用額が出ていますと書いてあるのですが、予算に対してまずどれだけの実績があったのか、伺います。
146 ◯委員長(谷口典隆君) すみません。ありがとうございます。
生活環境課長。
147 ◯生活環境課長(木村 徹君) お尋ねの合併処理浄化槽設置補助金でございますが、実績といたしましては、5人槽が14基、7人槽が5基でございます。
(「予算も一緒に。予算はどうでこれだと。予算に対してと言ったつもりです」と
呼ぶ者あり)
148 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
149 ◯生活環境課長(木村 徹君) まず、平成30年度の当初予算では、5人槽11基、7人槽19基、10人槽1基で計上しておりましたが、年度後半の申請状況から補助対象を5人槽16基、7人槽6基、10人槽ゼロとし、2月定例会で減額補正を行いました。その結果、平成30年度の最終予算が774万6,000円に対し実績が667万5,000円で、不用額が107万1,000円発生したものでございます。
以上です。
150 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
151 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 委員お尋ねの空き家等対策事業についてですが、前年度の事業費との比較ということでおっしゃっておられますので、前年度につきましては、平成28年に実施しました空き家の実態調査および作成された計画の素案というのがありまして、これに基づきまして空き家対策計画の策定を委託しました。この委託料が470万円ほどございましたので、これと比較しますと、今年度は292万9,980円と、額は下がっております。
それから、もう1点、空き家バンクについてなんですけれども、空き家バンクというのは、今ほど策定しました彦根市空き家等対策計画に基づき、空き家の利活用を推進するため、所有者と利用希望者のマッチングを図る彦根市空き家バンクの運営委託を彦根市異業種交流研究会町屋活用委員会に委託したものでございます。
152 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
153 ◯委員(矢吹安子さん) 最初の1問目ですが、そうすると、7人槽とか10人槽の実績がだんだん少なくなってきましたが、それはどのような評価をされて減らしていらしたのか、そのことを伺いたい。
それから、もう一つの方は、事務報告書の方に空き家バンク運営委託料、業務1件とありますが、1件成立したのでしょうか。そして、その空き家を借りたい人、空き家を貸したい人の登録者数というのはわかるのでしょうか。その辺を教えてください。
154 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
155 ◯生活環境課長(木村 徹君) 今ほどお尋ねの件でございますが、まず、この補助金につきましては、公共下水道の整備が7年以上見込まれない区域において合併処理浄化槽の設置を推進するため、設置費用を補助しているものでございます。したがいまして、施主さんのご都合等によって状況が変わってくるところがございますので、申請状況に応じて補助していくという考えでございます。
156 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
157 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) 1件という書き方がちょっと語弊があるかもしれませんけれども、先ほど申し上げました彦根異業種交流研究会町屋活用委員会に委託したということで、件数としては1件という書き方をさせていただいています。契約件数が1件という意味です。
それと、登録件数ということなんですけれども、全体的な実績を申し上げますと、昨年7月17日に空き家バンクを創設いたしまして、相談件数が、所有者からの相談が77件、活用希望者からの相談が36件で113件の相談がありました。それから、不動産の方を実際に見に行かせていただいたのが25件ございまして、その結果として空き家バンクに登録した分が5件ございます。マッチングの結果、成約したのが1件ございました。
それと、もう一つ、これはもちろんホームページで公開させていただいておりまして、7月17日から3月31日までのアクセス数は2万555件ございました。
以上でございます。
158 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
159 ◯委員(矢吹安子さん) そしたら、最初の合併浄化槽の方です。付属資料の77ページの107万1,000円の不用額、このお金は県とか国に返されるお金なのでしょうか、が1点。
もう一つ、空き家バンクの方ですが、1件の成立があったと伺い、アクセスも2万以上あったりして少し前向きになってまいりましたが、それが成立していくため、どういう問題が多かったと考えていらっしゃるのか、その辺を聞かせてください。
160 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
161 ◯生活環境課長(木村 徹君) お尋ねの件でございますが、補助金につきましては、実績額でいただいていますので、667万5,000円に対しての補助をいただいているということでございます。不用額は関係ございません。
162 ◯委員長(谷口典隆君) 建築住宅課主幹。
163 ◯建築住宅課主幹(田中秀幸君) どのような問題があるかと申し上げますと、実際のところ、この空き家バンクの利用を希望される方の場合、空き家所有者の方については売却希望の方が多くて、利用者側の方は借りたいという方が多くて、そこのニーズが少しずれているというところがございます。
あと、どうしても古い物件というか、不動産の流通経路に乗りにくい物件を取り扱っております関係で、なかなか成約がしにくというところが実際のところございます。ですので、より利用価値の高いうちにご登録をお願いしたいと。すごく古くなって手の打ちようがなくなる前に、この空き家バンクという制度を周知しまして、皆様にご登録をお願いしたいと考えております。
以上です。
164 ◯委員長(谷口典隆君) よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
165 ◯委員長(谷口典隆君) では、暫時休憩いたします。
午後0時01分休憩
午後0時58分再開
166 ◯委員長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き、質疑のございます方は挙手をお願いいたします。
和田委員。
167 ◯委員(和田一繁君) それでは、2点、お願いいたします。
決算書の259ページ、湖東定住自立圏観光振興事業の中にございますレンタサイクル事業委託料ですね。770万4,400円につきまして、こちらの方ですけれども、彦根駅前のサイクルステーションと、平成30年度主要事業の新規ということで京橋口休憩所にも貸し出し場所が増えております。それぞれ貸し出した場所でのレンタルされた台数、そちらの方を教えてください。
2点目が、こちらも同じページで259ページ、ひこにゃんの商標活用ということで、事務報告書でいうと257ページですかね、商標の活用ということで、無料アプリ「彦根ほんもの歴史なぞとき」でダウンロード数が、前年5,143件から平成30年度は823件と大幅に減少しております。この減少の原因をどう捉えていらっしゃるかを教えてください。
以上です。
168 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
169 ◯観光企画課長(都築養子さん) 平成30年度の利用実績といたしまして、彦根駅前サイクルステーションのレンタサイクルの台数は2,168台、京橋口サイクルステーションは271台でございます。
二つ目のなぞときアプリのダウンロード数の減少の原因につきましては、なぞときアプリにつきましては、平成29年の8月にリリースしたものでございまして、リリース当初というのはやはりニュース性ということもございまして、平成29年の8月から3月までで5,100件ほどのダウンロード数を記録することができました。その後、徐々に減少してきている状況でございます。やはりリリース直後というのはダウンロード件数が多くなるということもありますし、前年度は抽選プレゼントなど、そういったものもございましたので、平成30年度にはなかったことが原因であると考えております。また、観光パンフレット等の季節のイベントなどにアプリの情報を載せるという広報に努めてはいるものの、まだまだ周知が足りていないということも原因かと考えております。
170 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
171 ◯委員(和田一繁君) レンタサイクルの件ですけれども、彦根駅前で2,168台、京橋で271台ということで、これはそれぞれ借りられた方の利用目的がわかれば教えてください。
それと、なぞときアプリなんですけれども、当然、5,143件から823件と大幅に減少している、その対策として何かいろんな媒体とか使われたのか、もし媒体がありましたら教えてください。
以上です。
172 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
173 ◯観光企画課長(都築養子さん) レンタサイクルの利用目的でございますけれども、借りていただく際の申請書に、例えば目的はとか、アンケートをちょっとお願いするということはしておりませんけれども、スタッフが行く先や利用者の目的に合わせて車種であったりサイズであったりをお勧めする、そういった会話の中では、主な目的、行き先としては、彦根城および夢京橋キャッスルロードといった近隣の利用が多いということでございます。
行きは彦根駅まで電車で来られて、歩いてお城の方まで回られて、京橋口まで降りられましたけれども、帰りは疲れたので、京橋口で自転車を借りて駅の方へ帰られるということもありまして、近場でのご利用がどうしても多い状況ではあるかなと感じております。
アプリの方の対策でございますけれども、新規につくります観光パンフレットなどでアプリの情報を掲載したり、あとは、イベントなどに出店する際になぞときアプリのポスターを持っていきまして、新しいキャラクターでありますいいのすけの宣伝ですとか、そういったことに努めている状況でございます。
174 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
175 ◯委員(和田一繁君) これ、レンタサイクルは委託ということで、委託業者さんというか、そこからそういう事業、検証であったりとか、逆に利用者に対してのアンケートとかはとっていらっしゃらないということで理解してよろしいでしょうか。
176 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
177 ◯観光企画課長(都築養子さん) アンケートとしては、現在のところはとっておりません。
178 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
179 ◯委員(和田一繁君) これ、費用対効果とか、どうやって把握されているんでしょうか。
180 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
181 ◯観光企画課長(都築養子さん) 費用対効果という面でいきますと、そもそもそれほど収益の上がる事業ではないとは考えております。ただ、一定利用者数といたしまして、毎年2,500人程度のご利用があるということ、また、これは湖東定住自立圏の事業として位置づけているということもありまして、湖東圏域の周遊につなげていただく一つの手段として、湖東圏域内ですと、どこで借りていただいても違う場所での乗り捨てができるという方法をとっているところでございます。
費用対効果だけというよりは、観光都市彦根として必要なサービスであると考えているところでございます。
182 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
183 ◯委員(和田一繁君) 湖東定住自立圏ということでありますけれども、今、京橋口でも270台前後ということで、やはり使われた方にアンケートをしっかりとった中で、どの客層でどういう目的であって、当然、何時ぐらいにというか、細かい分析みたいなのをしっかりと委託されているところに求めなければ、そうしなければ、結局、借りていらっしゃる方の分析、いわゆる検証ができないと思うんです。そのあたりの市としての考えを聞かせてください。
184 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
185 ◯観光企画課長(都築養子さん) 先ほども申しましたように、「どちらまで行かれますか」「こういった自転車がいいですよ」というお勧めをする会話という中でのある程度の聞き取りというのは実際にはしていただいておりますし、実際、走行距離数をはかるものが自転車にはついておりますので、どこに行かれたかというところまではわかりませんが、どのぐらい走られたかということは把握できると聞いています。
ただ、委員おっしゃったように、どういったご利用の方が多いのか、どういった傾向にあるのかという把握は必要でございますので、また委託の方とご相談をしながら検討してまいりたいと考えております。
186 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
187 ◯委員(和田一繁君) しっかりと目的の方も、それがビワイチのお客さんなのか、本当にそれが観光なのか、彦根駅の利用として使っていらっしゃるのか、そのあたりを。今委託されているところに市側からもしっかり指導していただきますように、こちらの方は要望ですので、よろしくお願いいたします。
それと、アプリに関してですけれども、もう一つ、ダウンロードと同じようにLINEスタンプがありますよね。販売数ということで2,714件になりますこのLINEスタンプの売り上げというのは、決算書の63ページのひこにゃん商標貸付収入の中に入っているのでしょうか。もし入っているのであれば、売り上げの金額の方を教えていただければと思います。お願いします。
188 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
189 ◯観光企画課長(都築養子さん) LINEスタンプの売り上げの方は、決算書の83ページの一番上のその他雑入の20万3,195円のうち、LINEスタンプ代としては8万2,195円でございます。
190 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
191 ◯委員(和田一繁君) わかりました。ありがとうございます。
以上です。
192 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございませんか。
杉原委員。
193 ◯委員(杉原祥浩君) 私は一つずついきますので、まず一つ、この付属資料の106ページなんですけれども、「住もうよ!ひこね」
リフォーム補助事業、先ほども質問がありましたけど、これに関してもう少し突っ込んだことをお聞きしたいと思います。
ここにも書いてありますとおり、83件の辞退者があったと。工事未着手等に伴う申請の取り下げが多かったと書いておりますけれども、この83人の方の内訳と、先ほどありました、当初予算は六千何百万円で、補正を800万円ほどつけられた覚えがあって、最後にこれほど残ったと、辞退者が増えたということです。もうちょっと、この83人の内訳を教えてもらえませんか。
194 ◯委員長(谷口典隆君) 杉原委員、ほかにあるのであれば、1問1答ではないので、3問あればまとめてお願いします。
杉原委員。
195 ◯委員(杉原祥浩君) それでは、二つ目。決算書の281ページに、屋外広告物の許可事業ということで327万8,065円というのがあります。これを受けて35ページのところで、歳入の方では金額が593万6,970円。歳入が590万円あって、出ているのがここでその金額なんですけれども、この内訳と広告物というものをもう少し詳しく教えていただきたいのが一つ。
最後、もう一つは、ページ数がすぐ出てきませんけれども、荒神山の公園整備事業のところで、年度当初の予算では1億9,900万円だったと思うんです。それが割と安く、1億1,000万円ほどでおさまっていたと思うんですけれども、そのわけを教えていただけますか。
196 ◯委員長(谷口典隆君) 荒神山公園の整備事業ですか。
(「ナイター照明ですね、だから」と呼ぶ者あり)
197 ◯委員長(谷口典隆君) 289ページの。ちょっと確認だけお願いします。
杉原委員。
198 ◯委員(杉原祥浩君) ごめんなさい。289ページの荒神山公園整備事業、これをナイターの整備とおっしゃったので、1億1,100万円というのが、当初の予算では1億9,900万円だったと思うんですけれども、これはこれだけ安くおさめられたのか、ナイターの設備を一つやめられたのか、その辺を教えていただきたいです。
199 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
200
◯地域経済振興課長(高月多智男君)
リフォーム事業につきましては、83件の辞退された方がおられたということで、今回、不用額が発生しております。83名の内訳でございますが、「工事の延期、また中止」というのがやはり一番多く42件、そして、「対象外工事であったため」というのが9件、それから、今回この
リフォームの対象が20万円以上の工事ということになりますので、「工事金額が20万円未満のため対象から外れた」というのが11件ございます。それと、少数ではございますが、「市外の施工業者であった」というのが3件ほどございます。
201 ◯委員長(谷口典隆君) 都市計画課景観・まちなみ保全室長。
202 ◯都市計画課景観・まちなみ保全室長(古川雅之君) 屋外広告物についてご説明させていただきます。
まず、屋外広告物許可事業ということで、歳出の部分でございます。決算書の281ページですけれども、こちらの内容につきましては、屋外広告物の許可事業を進めるための諸経費でございまして、ガイドラインの印刷であったり、屋外広告物の管理システムというのがございまして、そのようなシステムを維持管理していく費用等でございます。あくまで事業を進める上で事務的経費として必要なものが、こちらの327万8,065円という金額でございます。
それと、歳入の方ですけれども、決算書の35ページです。屋外広告物申請手数料ということで、歳入が593万6,970円となってございます。こちらは、屋外広告物を許可するときに面積に応じて受益者負担の観点から手数料をいただいておりますので、その手数料を合計して歳入として上げているものでございます。
歳入は手数料としていただくもの、歳出は事務的経費として出していくものという内容でございます。
203 ◯委員長(谷口典隆君) 都市計画課長。
204 ◯都市計画課長(古川雅之君) 荒神山公園の整備に関してでございます。
決算書の289ページで、予算の方が1億9,000万円ほどということで、歳出の方が今1億1,146万5,280円となっておりますけども、この中で289ページの中段からちょっと下の方に繰越明許費8,630万8,000円という金額がございます。これは工事費を今年度に繰り越しております。その分がマイナスということで決算にあらわれてきておりますので、何か極端にお金が減ったというわけではなくて、一部繰り越しをしていますので、合計すると1億9,000万円ほどになります。そういう内容でございます。
205 ◯委員長(谷口典隆君) 杉原委員。
206 ◯委員(杉原祥浩君) 「住もうよ!ひこね」のところですけれども、今お聞きしていると、内訳の中で延期が42件もあったと。これ、現実に台風とかいろいろあって、業者の手が回らないので、年度内に申請などができなかったというのもあるんだと思うんですけど、延期でもいろいろあったかと思うんですけどね。今年度、これがもう使えないようになってしまっているんですよ。そこを僕は今回声を大にして言いたいところがあるんです。これだけの予算を積んでいただいて、これだけのことをしていただいたのに、中身が大きく変わってしまったのが本当に残念で仕方ないんです。
先ほども質問のお答えがありました。経済効果が何%とかおっしゃいましたけど、金額で言うと幾らぐらいの金額の経済効果になるんでしょうか。もう一度教えていただきたい。
それから、次は広告物の方ですけれども、最近、この広告物を頑張って回っていていただいているような感じがするんですけれども、一昨年前と比べて、申請の収入、歳入の推移はわかりますか。
それと、最後、荒神山の方、よくわかりました。繰越明許費があったということは私も知りませんでしたので。ほぼほぼ同額だったと、1億9,000万円ほどの工事だったと認識していいということで、よくわかりました。
二つだけ、お願いします。
207 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
208
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 補助額に対しまして、総工事費が11億5,147万2,000円、率としましては17.46倍となっております。
(発言する者あり)
209 ◯委員長(谷口典隆君) 経済波及効果がどれくらい、金額ベースでどれだけあったかというのを。
(「そうそう。パーセントと違って金額で」と呼ぶ者あり)
210 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
211
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 補助金額が6,593万4,000円ですけれども、総工事費が11億5,147万2,000円です。
(「それが経済効果」と呼ぶ者あり)
212
◯地域経済振興課長(高月多智男君) それが実際にこの補助に対してお金が動いたということになります。
213 ◯委員長(谷口典隆君) 都市計画課景観・まちなみ保全室長。
214 ◯都市計画課景観・まちなみ保全室長(古川雅之君) 屋外広告物の申請手数料の経過でございますけれども、平成28年度からご説明させていただきますと、平成28年度が、件数が440件で、歳入の金額が536万8,440円、平成29年度が、件数が431件に対しまして金額が640万4,680円、平成30年度が今のこの金額ということで、件数は597件でございます。
215 ◯委員長(谷口典隆君) 杉原委員。
216 ◯委員(杉原祥浩君) ありがとうございました。
リフォームの方ですけれども、11億円の経済効果があったということを声を大にして、この場で申し上げておきます。来年度の決算の時期にはその経済効果が幾らか、楽しみにしておりますので。
広告物の方の収入を、年々同じような動き、大体そんなに大きく変わらないということで動いていただけるのかなと思います。ただ、いろいろとお聞きしていると苦情が多いので、上手にやっていただきたいなと最後にお願いをして終わります。
以上です。
217 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
中川委員。
218 ◯委員(中川睦子さん) 二つお聞きしたいと思います。
生ごみ処理についてです。ページ数で言いますと219ページになります。廃棄物減量推進事業という中に、コンポスト施設維持管理委託料と簡易生ごみ処理普及委託料、それと下の方にごみ処理機の購入補助金と、予算が出ているんですけれども、これについての詳しい内訳をお願いしたいと思います。
219 ◯委員長(谷口典隆君) 2問とおっしゃいましたけど、今ので。
中川委員。
220 ◯委員(中川睦子さん) ごめんなさい、もう一つです。もう一つは、ページ数125の人権推進費です。この中で、先ほどお聞きした人権推進経費の中でヒューマンアクターというのがあるんですけれども、人数は4人と聞いています。お一人当たりのお渡ししている報酬費とヒューマンアクターさんが行っている仕事の内容などをお聞きしたいと思います。
221 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
222 ◯生活環境課長(木村 徹君) まず、1点目のコンポスト施設維持管理委託料につきましては、大型のコンポストを中藪西部自治会に管理を委託して運営していただいているものでございます。
次の簡易生ごみ処理普及委託料につきましては、ボランティア団体に生ごみ処理普及のための活動をお願いしているもので、平成30年度につきましては、8団体、会員数が275人という形で普及活動をしていただいております。
続いて、生ごみ処理機等購入補助につきましては、攪拌式、乾燥式の生ごみ処理機を購入された場合3分の1補助を行っているもので、1万5,000円が限度額に補助を行っております。平成30年度の実績といたしましては13基でございます。
以上でございます。
223 ◯委員長(谷口典隆君) 人権政策課長。
224 ◯人権政策課長(中村武浩君) ヒューマンアクターについてお答えさせてもらいます。
ヒューマンアクターを派遣しておりますのは、金城、旭森、平田、亀山の4学校を除く13学区です。ヒューマンアクターにつきましては、基本的に4学区を担当してもらっています。ただ、1学区につきましては2人で担当しておりますので、この2人はその分0.5学区という計算になります。それと、報酬なんですけれども、月額で6万7,000円でございます。
225 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員。
226 ◯委員(中川睦子さん) ごみ処理機のことです。中藪のところは、もしかして大通りのはたにあるものかなと思うんですけれども。違うんですか。
227 ◯委員長(谷口典隆君) ごめんなさい、大通りのはたというのは、文字にするとわかりにくいので。
(「ごめんなさい。中地区公民館の近くに置いてあるものとは違うんでしょうか」
と呼ぶ者あり)
228 ◯委員長(谷口典隆君) では、後でそれ、答弁いただきますので。それだけでよろしいか。あとの再質問は。
中川委員。
229 ◯委員(中川睦子さん) それと、簡易生ごみ処理普及委託料ですね。8団体と聞いているんですけれども、それもどういう形で報告を受けているのか。生ごみ処理機、機械の方、家庭用のものですね、これを継続して行っているのかということも……。行おうとしているのかということです。
230 ◯委員長(谷口典隆君) ヒューマンアクターはよろしいか。
中川委員。
231 ◯委員(中川睦子さん) ヒューマンアクターの方ですけれども、月額6万7,000円ですか。これ、年間でいったら相当な金額になると思うんですけれども、これについては、仕事量からいうと非常にたくさんいただいているのではないかなと思うんです。民生委員さんなんかと比べるとはるかに、割合としてはたくさんだなという感覚はあるんですけど、その辺についてもちょっとお聞きしたいと思います。
232 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
233 ◯生活環境課長(木村 徹君) 1点目の大型コンポストの場所でございますが、旧葬祭事務所、芹川沿いの公園のところに置いているものです。
2点目の簡易生ごみ処理普及委託料につきましては、活動実績報告書をいただいていますので、それに基づいて補助をしているということでございまして、その補助の中には簡易生ごみ処理機も含めて委託の中に何年かに1回入れているという状況でございます。
234 ◯委員長(谷口典隆君) 人権政策課長。
235 ◯人権政策課長(中村武浩君) ヒューマンアクターの給料につきましては、まず、専門的な知識を持っておられるということで、専門的知識を有する臨時職員の月額が16万1,000円ほどということで、それで時給単価としまして1,045円という金額がまず算出されます。1,045円、時給。それに対しまして、毎月、ヒューマンアクターの方から活動報告をいただいておりますので、そちらを見ていきますと、大体、年の中で平均で月60時間ぐらい活動されているということで、そちらと掛け合わせた金額で計算しております。
ヒューマンアクターというのは、日常どの時間帯でもそこの学校の方から連絡があれば、それで電話応対とかもされておりますので、常に電話なんかで連絡、また、そこらの会議に参加したりということで、ずっとその場におられるわけではないですけれども、1日の中でも活動されている時間帯が多いということで、そのような計算で算出しております。あくまで活動実績ということで、報告をいただいた中での実質時間単価で計算させてもらって、6万7,000円という金額を出させていただいております。
236 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
237 ◯生活環境課長(木村 徹君) 3点目のお答えが漏れていたようでございます。申しわけございません。
継続しているかどうかということですけれども、継続させていただいています。
238 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員、もし今のご答弁で不足がございましたら、もう一度、説明を含めてお願いします、全てにおいて。
中川委員。
239 ◯委員(中川睦子さん) ごみの量を減らすという観点で言いますと、生ごみというのが非常に量が多くなれば、大変なエネルギーが要るということで、ごみ処理を減らしていくという上においては、家庭用の方ももう少し拡大できたらなと思っています。
それと、中藪の方ですけれども、あそこも1カ所あるところ、私が前一度通ってはみたことがあったんですけれども、結果として、これももっとたくさんできるという方向で検証はされているのでしょうか。その分についてお聞きします。
240 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
241 ◯生活環境課長(木村 徹君) 1点目の家庭での取り組み、これは確かに重要だと思いますので、引き続きPRなりはしていきたいと考えております。
2点目のコンポストの関係なんですが、このコンポストにつきましては、平成13年3月に設置しているものでございます。以来、かなり年月がたっておりまして、老朽化により故障がちという部分がございましたので、部品自体ももうないという状態の中、引き続き管理していただくのが難しいということで、令和元年度、今年度から委託をやめました。一応、今年度撤去という形でしたところでございます。
242 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
243
◯市民環境部次長(中村武浩君) 補足しますと、このコンポストは、市内で3カ所導入されまして、銀座と東沼波とこちらなんですけれども、あとの2カ所については、既に故障してしまって使えないということで撤去しております。こちらにつきましても、もう部品がないというのはそうなんですけれども、だから、では新しいのにかえるのかと言われるんですけれども、メーカーさんの方も同規模の処理施設をもうつくっておられないんですよ。どっちかというと、もっと大規模なものか、もっと小さなものになりますので、同じもので新しいものを購入もできない。そして、今言いましたように、いつ壊れるかわからないということで、それを市が委託してお願いすることは、もし壊れてしまったり危険なことが起こってしまったらあれですので、後は地元管理をしてくださいよということで、平成31年度、令和元年度予算の方では、もう委託料の方は削っております。計上しておりませんので。
244 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員。
245 ◯委員(中川睦子さん) そうしますと、8団体が行っている簡易の生ごみ処理については、今後も増やすか継続していくかということでは、市の方も考えておられるということでよろしいでしょうか。
246 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
247 ◯生活環境課長(木村 徹君) 委員おっしゃるとおりで考えております。
248 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員。
249 ◯委員(中川睦子さん) 増やす方向では考えておられますか。増やす方向で。維持。
250 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
251 ◯生活環境課長(木村 徹君) できるだけ増やしていきたいとは考えておりますが、その辺につきましては、ボランティア団体にできるだけ新たに入っていただくように、引き続きPRなりをしていきたいとは考えております。
252 ◯委員長(谷口典隆君) 中川委員。
253 ◯委員(中川睦子さん) 家庭用も、電気屋さんの方には市から補助が出ますと、行政の方に連絡をしてくださいということで書いてあったのは見ています。こちらの方も啓発ができれば、もっと広げていっていただきたいなと思っています。
もう一つ。先ほど言いましたヒューマンアクターさんですけれども、金額もなんですけれども、自治会の活動をしているときにお世話になったことがあります。だけど、私たちとしては、私がかかわった分に関してはヒューマンアクターさんが別にいなくてもできますと。こちらから選択できるということも書いてはあるんですけれども、必ず来られるので、邪魔だとは言わないですけれども、自治体で独自にできるのであれば、必要な仕事の量だとは思わなかったので、その辺も精査していただけたらなと思っています。
254 ◯委員長(谷口典隆君) 人権政策課長。
255 ◯人権政策課長(中村武浩君) あくまで必要とされているので派遣とかさせてもらっているので、例えばその自治会さんの方で、もう私のところは要らないということであれば、もちろんヒューマンアクターがわざわざ土足で入るようなことはいたしません。というのは、自治会の役員さんもかわられますので、かわったときに、次どうしたらいいのという相談が寄せられてくるというのが現実です。
「私のところの学区は自分のところでできるわ」というのが先ほど言った4学区ですね。「自分とこでします」ということでされていますので、ヒューマンアクターの派遣はしておりません。1学区については、昨年度までは自主でやられていたんですけど、それではできないということで、今年度から新たに来てほしいということで派遣させてもらっているので、こちらから押しつけているわけでは、もちろんございません。各学区からの要請に基づいて派遣させていただいています。
256 ◯委員長(谷口典隆君) よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
257 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
林委員。
258 ◯委員(林 利幸君) 1点質問させていただきます。
決算書の217ページになります。第1目の清掃総務費の第7節の賃金の部分で、予算額に対して不用額が154万1,998円と上がっております。付属資料の74ページを見させていただきましたら、臨時職員を募集されたものの予定した人数に満たなかったと書いてございました。予算を立てられた時点で、恐らく募集をしないといけないと、職員が不足しているんだなということを多分考えて予算を立てられたと思うんですけれども、何人募集されて何人採用されたのか、教えてください。
259 ◯委員長(谷口典隆君) 清掃センター副所長。
260 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君) 賃金について不用額が生じたことについてご説明をさせていただきます。
臨時職員につきましては、清掃センターにおけるごみ収集であるとか、施設の管理のための補助としまして雇用を予算化させてもらっています。この不用額に係る分につきましては、予算上、ごみ収集員の定員につきまして不足が生じまして、19名、ごみ収集員について想定しておりましたが、2名不足したため求人を行っておりました。それで、求人をさせてもらったんですが、応募、雇用させていただいても短期間で退職されるなどございまして、なかなか年間でいきますと、通年で大体2名程度不足したという結果で、このような不用額が生じてしまったものでございます。
261 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
262 ◯委員(林 利幸君) 職種としては、今、収集員ということでおっしゃっていただきましたけれども、危険な業務ではないんですかね。
263 ◯委員長(谷口典隆君) 清掃センター副所長。
264 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君) 収集員につきましては、集積場等に出されているごみ袋等を回収する作業ですとか、あと、粗大ごみの収集という業務がございます。危険かどうかというと、ちょっとお答えに困るんですけれども、例えばことしの暑い中、回っていただいて、ごみ袋はかなり重量がございますので、そういったものが肉体的にもかなり負担がかかる作業と認識はしております。
265 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
266 ◯委員(林 利幸君) 年々景気もよくなってきているのか、有効求人倍率もよくなってきているという状況なので、職種によってはなかなか人が集まらないという状況も、私も一定把握しております。
2名の不足が出たということでおっしゃっていただきましたけれども、そのことで業務全体として支障はなかったのでしょうか。
267 ◯委員長(谷口典隆君) 清掃センター副所長。
268 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君) 収集業務への影響ですが、当然、定員が充足しない間につきましては、住民サービスの低下を招かないように、管理職員を含む事務所職員が収集の応援や粗大ごみの回収といったことを行いまして、サービスが低下しないように努めたところでございます。
269 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
270 ◯委員(林 利幸君) そうしましたら、平成30年度年度末を迎えた時点では、職員の数は最終は足りていた状況だったのでしょうか。
271 ◯委員長(谷口典隆君) 清掃センター副所長。
272 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君) 3月末の時点ですが、求人の方は実は継続しておりまして、その時点でも2名不足という状態でございました。
273 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
274 ◯委員(林 利幸君) 恐らく、ほかの職員の方の負担も増えてきたかと思いますので、できるだけ早く業務の軽減というか、効率よく業務が回るようにしていただければと思います。
以上です。
275 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
堀口委員。
276 ◯委員(堀口達也君) 歳出不用額の市民環境部のところで質問させていただきたいんですけど、ページ数が付属資料の73ページ、マイナンバーカードについてです。国の見込みよりマイナンバーカードの交付実績が少なかったためとあるんですけれども、見込みと実績について教えていただきたい。
あと、72ページのキッズISO事業委託料とは何か。
あと、外来生物駆除委託料について、その見込み数と実績について教えてください。
277 ◯委員長(谷口典隆君) 市民課長。
278 ◯市民課長(速田智之君) 今お尋ねの不用額の73ページのマイナンバーカードの交付実績が少なかったためということで、それの見込みと実績ということなんですが、ここで不用額として上げていますのは、個人番号関連の事務交付金負担金でございまして、実質、要は、マイナンバーを全国的に管理しているJ-LISと言われている地方公共団体情報機構に支払っている負担金のことでございます。
この負担金の決め方といいますのは、国がある一定の全国のマイナンバーの今年度はこれぐらいの見込みであろうという数字をもとに概算要求されまして、それで各自治体ごとに、全国の人口分の彦根市の人口という形で負担金が決まってまいります。その関係で当初の8月の国の総務省の概算要求の段階では、この1,337万4,000円というのが最初の国の予定だったんですが、その後、全国的にマイナンバーカードの交付率も国が予想していたよりも伸びなかったことから、その大本の金額が減額されまして、結局、負担金の額としては880万9,000円ということに最終なりまして、456万5,000円という不用額が出た次第でございます。
ですから、実際、彦根市で見込み数であるとか実績数をもって算出してきたものではございませんので、ご理解のほどお願いいたします。
以上です。
279 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
280 ◯生活環境課長(木村 徹君) 1点目のキッズISOにつきましては、ISO14000プログラムの子ども向け疑似体験版のものでございまして、家庭の電気、ガス、水道といったライフラインに関する使用量のデータ収集や使用状況について、簡便な方法で現状チェックを行い、計画を立てる、実行する、結果をチェックする、次の方針を立てるという問題解決の方法を用いて家庭の環境改善を行うことで環境マネジメントについて興味・関心を持ってもらい、省エネの実践を促そうとする
プロジェクトでございます。小学校4、5年生を対象にしており、講座は3回程度ございます。
平成30年度につきましては、学校のカリキュラムに組み入れるのが難しい状況ということで、実施校がなかったため、このような利用額が生じたものでございます。
2点目の外来生物駆除委託料につきましては、外来生物駆除業者に委託をするための経費でございます。当初予算では30頭分を見込んでおりましたが、実績といたしましては、駆除業者への依頼件数が23件、そのうち捕獲されたのが11頭ということで不用額が生じたということでございます。
281 ◯委員長(谷口典隆君) 堀口委員。
282 ◯委員(堀口達也君) 1点目のマイナンバーカードについてなんですけれども、国の方で決められたということで、市としては、見込みよりも少なかった要因というのはどうお考えになっていますか、というのが1点。
あと、キッズISOについてですけれども、こちらについてはわかりました。今回、実施校がなかったということなんですけれども、来年度以降というのは、同じもので実施していくのか、もしくは、そのキッズISO自体をなくしていくものなのか、今後の方針等を教えていただきたいです。
続きまして、外来生物駆除委託についてなんですけれども、外来生物の種類とか内訳というのはどういったものがありますか。
283 ◯委員長(谷口典隆君) 市民課長。
284 ◯市民課長(速田智之君) ここに記載しております要因のところで、「国の見込みより」という書き方が悪いのかもしれないんですが、国の方で当初、全国的にマイナンバーの交付見込みをもとに算出しておりまして、全国的にマイナンバーの交付の伸びが大きくなかったために、当初予算要求されていた部分が減額となって、各市町の負担金もそれに合わせて減額となったということでございます。彦根市で当初これだけの見込みで、実際、実績としてはこれだけであったので負担金が少なくなったというわけではございませんので、ご理解のほどお願いいたします。
285 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
286 ◯生活環境課長(木村 徹君) 1点目のキッズISOの関係でございますが、こちらにつきましては、令和元年度で予算計上はしておりません。
2点目の外来生物駆除の関係でございますが、捕獲対象としておりますのはアライグマとハクビシンでございまして、実績といたしましては、アライグマが9頭、ハクビシンが2頭でございます。
287 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
288
◯市民環境部次長(中村武浩君) 補足しますと、キッズISOは、昨年度3回開かなければならないのが、なかなか学校でその3日間とるというのが難しいということもありまして、令和元年度からは取り組まないことにしたんですけれども、そのかわりに県内でも団体の中で出前講座をしていただいている団体があります。例えば交通費を出したら来ていただけるという団体もございますので、そちら団体に出前講座をお願いできないかなということで検討しております。全く学校に上げてしまうのでなしに、出前講座に切り替えの方で検討しておりますので、そういうふうにご理解いただきたいと思います。
289 ◯委員長(谷口典隆君) よろしいですか。
堀口委員。
290 ◯委員(堀口達也君) マイナンバーカードについてなんですけれども、ずばりマイナンバーカードをつくるメリットというのは、彦根市としてはどう考えられているのかと、それを周知とかというのはされているのか、お聞かせ……。
291 ◯委員長(谷口典隆君) ちょっとすみません。マイナンバーカードのメリットって、国の制度になってきますので、市として判断しにくいところだと思いますので、質問の聞き方を変えていただけますか。すみません。
堀口委員。
292 ◯委員(堀口達也君) わかりました。すみません。
では、周知はされたのでしょうかということと、キッズISOについては、先ほどの答弁でわかりました。
外来生物駆除委託料についてなんですけれども、少なかった原因とかというのは何かあるんですか。お願いします。
293 ◯委員長(谷口典隆君) 市民課長。
294 ◯市民課長(速田智之君) マイナンバーカードの周知でございますが、全国的に伸びていないという理由もありまして、彦根市の場合は、県内でいきますと19市町のうち上位5番目ぐらいになるんですが、やはりコンビニ交付とも関係してまいりますので、マイナンバーカードの交付率を上げるために、昨年度、平成30年度はチラシを全戸配布しまして、その辺の手続の仕方であるとか、開庁日、役所の窓口があいている時間帯であるとか、その辺の周知をしたところでございます。
以上です。
295 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
296 ◯生活環境課長(木村 徹君) 捕獲数が少なかったということがございますが、檻を設置しても、なかなか慎重なところがありまして入らないという実態がございまして、結果的には捕獲数が少なかったということでございます。
297 ◯委員長(谷口典隆君) 堀口委員。
298 ◯委員(堀口達也君) マイナンバーカードについてとキッズISOについてと、あと外来生物についても、先ほどの答弁でわかりました。ありがとうございました。
299 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
中野委員。
300 ◯委員(中野正剛君) 1点だけ教えてください。付属資料の106ページの工場等設置奨励事業なんですけれども、この3,981万円、きれいに使っておられる。それで、午前中も12企業とか何か言われていたように思いましたので、もうちょっと内容を詳しく教えていただければと思います。
301 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
302
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 工場等設置奨励事業でございますが、これは彦根市内に工場を新たに増設また新設とかいろいろしていただいたときに、それの固定資産税分とかいうものをこちらの方で補助金としてお渡しするものでございます。申請を受けて1年目、2年目、3年目とありますので、そういった金額は確定して予算要求しておりますので、その分全部お支払いしていますので、差額がないということです。
303 ◯委員長(谷口典隆君) 中野委員。
304 ◯委員(中野正剛君) いや、いっとき誘致とか声をかけても全然反応がなかったということが何か記憶にあるので。では、これによって雇用がどれだけ増えたかというのはちょっとわかりませんか。
305 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
306
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 新たに雇用をして、補助を出して増えたという事業ではありませんので、実際、オートメーション化されたりとか、電子化されてAI化とか、いろんなことをされますと、逆に減っていくこともありますので、補助、奨励しているから人数がどれだけ増えたかというのはちょっと把握しておりません。
307 ◯委員長(谷口典隆君) 平成30年度の決算の実績の内訳をお尋ねいただいているので、やっぱりそこはちゃんと答えていただきたいです。平成30年度に支出したのが、1年目は何件、2年目が何件とか、3年目が何件という話と件数、どこにどれだけ出したかというのはしっかりお答えいただきたいと思います。
地域経済振興課長。
308
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 平成30年度の奨励金でございますが、3年目の事業所は5事業所ございます。それから、2年目の事業所が同じく5事業所、1年目の対象が2事業所で、合計12の事業所に対して奨励金を出しております。
309 ◯委員長(谷口典隆君) もうちょっと詳細なものをお持ちですよね。例えば増築がどれだけとか、新規がないとかいうのは持っておられるはずなので。さっき、要は、雇用が増えたのかという質問をされて、オートメーション化によって人が減る場合もあるというお答えをされたのであれば、増築して機器に対しての補助がどれだけあるのかとか、そこまで答えていただかないと。
地域経済振興課長。
310
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 失礼しました。全部で12の事業所に対して設置の奨励金を払っているわけでございますけれども、事業所によっては、平成30年度の場合ですと、新たに対象になったのが4件ございます。増設が1件ございました。
(発言する者あり)
311
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 平成30年度の新規の分では、増設が1件と新設が1件、それから移築されたものが1件、既存のものを購入されたというのが1件の4件が対象となっております。あと、3年目、2年目のものにつきましては、それぞれ増設が主なところになっております。
312 ◯委員長(谷口典隆君) さっき、1年目2件とおっしゃいましたけれども、4件ですか。
地域経済振興課長。
313
◯地域経済振興課長(高月多智男君) いえ、審査会で4件認められて、1年目の支給率というのが100%支給しているのが2件です。1年目。
(発言する者あり)
314
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 審査会というのがあって、それで認めるかどうかというのがあるんですけれども、平成30年度、審査会を通ったのが4件です。実際に審査会を通ってものができても、固定資産が未納であればだめですので、翌年あたりに固定資産とか全部市税を納められたということで、次の年からその分が対象になっています。
315 ◯委員長(谷口典隆君) すみません、ありがとうございます。
よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
316 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
伊藤委員。
317 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
318 ◯委員(伊藤容子さん) 決算書の255ページで、地域経済効果調査委託料、目が観光費であります。255ページの地域経済効果調査委託料150万円あるんですけれども、これ、どこに委託されて、どういう調査結果が出たのか、また、それをどういうふうに活用したのかを教えてもらいたい。
二つ目が、その下の広告宣伝委託料、これが、平成30年度の主要事業を見ますと、近畿・東海圏等での広告宣伝経費と計上されているんですけれども、これもどこに委託されて、どのような具体的な集客が見込めたのかを教えてください。
3点目、その何段か下の誘致宣伝委託料、これは、この平成30年度の予算を見ますと、彦根観光協会への委託と書いてあるんですけれども、これもどのようなことをされて、どのような効果があったのか、それを教えてください。
319 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
320 ◯観光企画課長(都築養子さん) まず、1点目の地域経済効果調査委託料につきましては、毎年継続的に実施しているものでございますが、滋賀大学の方に委託しております。彦根市観光に関する経済効果測定調査を委託しているもので、観光客がもたらす通年の観光消費額や経済効果、波及効果の測定・分析をお願いしております。
内容につきましては、調査員によりますアンケート調査を実施していただきまして、それによりまして、日帰り、宿泊、あと消費額等の分析を行っていただいております。
平成30年度の経済波及効果といたしましては、総額が294億円、観光消費額が158億円、ひこにゃんグッズの販売額が7億円、1人当たりの観光消費額といたしまして、宿泊客の方が1万9,549円、日帰り客の方が4,305円という調査結果を出していただいております。
それをどのように活用するのかということでございますが、ずっと継続して行っていただいておりまして、昨年度でいいますと、平成29年が大河ドラマの影響と410年祭ということでたくさんお見えになった、その反動もございまして、実質的にはそれぞれ全ての数字が減額しているわけでございます。もう一つ、平成30年度につきましては、7月に台風がたくさん来た影響で大きなイベントも幾つかなくなりましたし、そういった天候不順もありまして、全体として観光客の方が少なかったこともあり、観光消費額としても減っている状況でございます。
ただ、ひこにゃんのグッズ販売等を拝見していますと、いまだ、ひこにゃんとしての一定の存在感というものも把握できております。また、観光客の方のアンケートから、トイレに対する評判が非常によかったということも、バリアフリー対応の洋式化をいたしました結果が出ているのかなということで、こういった結果についても真摯に受けとめつつ、観光施策に反映してまいりたいと考えております。
……あと、観光協会に委託しています、誘致宣伝委託料……。
321 ◯委員長(谷口典隆君) 広告宣伝委託料の委託先とその効果、また、誘致宣伝委託料は観光協会ではないかということなんですけれども、そこの委託先が観光協会なのかどうかということと、その効果についてということでございます。
観光企画課長。
322 ◯観光企画課長(都築養子さん) 広告宣伝委託料につきましては、NTTドコモさんにお願いしました。彦根のプロモーション事業委託ということで、彦根市の観光客になり得る顧客層へアプローチをしていただいて観光誘客を図っていただくという目的のために、手法はそれぞれ企画提案をいただくということで、プロポーザルを実施いたしまして、平成30年度、NTTドコモさんにお願いしました。
どういったことをしていただいたかといいますと、彦根の認知度向上、イメージアップというところで、ドコモの「歩いておトク」というドコモヘルスケア会員さん向けのアプリによるPR、これは毎日歩数でdポイントがたまるというものでございますが、彦根の観光スポットをめぐるオリジナルツアーというのをアプリの中につくっていただきまして、彦根に来る以前に彦根の観光スポットを含めたものでアプリの中で無意識に彦根のまちを歩いていただく、彦根を知っていただくというものと、あと、ドコモプレミア会員さん向けに、こちらは住んでいらっしゃるところだったり、年齢構成というのが区分できるようになっておりますので、そういった方々にアンケートを実施していただきました。「彦根を知っていますか」だったり、「行ったことがありますか」だったり、「旅行の目的は何ですか」といった細かい設問でしていただいていているのと、あと、インフルエンサーの方にマーケティングをしていただいた、総合して彦根のイメージアップということで、この広告宣伝の方は実施していただいております。
三つ目の……。
(「今の効果も教えてください。何人ぐらい歩いているかとか、実績は何も報告が
ないので」と呼ぶ者あり)
323 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員、ちょっと発言は。すみません。
先ほど申し上げましたように、効果の方も。委託先と効果をということでしたので。
観光企画課長。
324 ◯観光企画課長(都築養子さん) ドコモユーザーの方250万人に参加いただいたということで、彦根に行ったことがない方も彦根を疑似体験していただくという周知にはつながっていると思っております。
また、アンケートの結果を見ていますと、来たことがある方のうち、和歌山とか富山の方は泊まっていただいているんですけれども、やっぱり日帰り客の方が7割ほどを占めているであったり、歴史文化を見て回る旅行がしたいという方は男性の方が3割、女性の方はどちらかというとおいしいものを食べる旅行がしたいというご回答。年齢が高い方ほど歴史文化を見て回りたいし、若い方はやっぱりおいしいものを食べたいという傾向がある。行ってみたいイベントということにしましても、「桜の時期に行きたい」、あるいは「花見の時期に行きたい」、また「ライトアップを見たい」といった結果が出ています。そういったことを意識しながら分析していく必要があるかなと考えております。
誘致宣伝委託料につきましては、観光協会さんに委託しています。どういったことをしていただいているかといいますのは、一つにはホームページを管理していただいているということで、ウェブ上の協会の管理をしていただいているということもありますし、FMやテレビの媒体を通じた情報の発信ということ、それと、彦根の食事、「おいしいひこね旅」という冊子をつくっていただいたり、あと、もちろん、関東圏であったり全国のキャンペーンに出ていただいて、ツアー会社であったり、その土地の首都圏等での誘客事業、キャンペーンに行っていただいているというものでございます。やはり、行政だけではできない部分、観光協会ならではの誘致方法、エージェントさんに対するアプローチであったりということについては、協会さんならではだと思っております。
325 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
326 ◯委員(伊藤容子さん) 最後の誘致、協会さんのエージェントへのアプローチ、行政ではできないことをお願いしているということですが、これが具体的にどのように観光客の増加といいますか、こちら彦根に来てもらえる形になっているか、数字とかでは把握はされていないということですかね。
327 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
328 ◯観光企画課長(都築養子さん) どのような数字、どのような効果というのは難しいんですが、例えば旅行会社さんがツアーを組んで来ていただいているというのも一定ございます。その人数が何人だということまではちょっと把握はしていないんですけれども、やっぱり旅行会社さんと商談していただいて、彦根に一定来ていただいているツアーというのもございますし、その辺は行政がキャンペーンをする以上にきめ細やかに対応いただいていると思っております。
329 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
330 ◯委員(伊藤容子さん) やはりそこは「ツアーに来てもらっている」とかではなくて、具体的に1年に幾つのツアーがどこからやってきて何人いるかというふうに数字まで、旅行客数まで把握しないと、それの増減さえわからない形になるので、ざっくり来てもらっているとかではなく、やはり数字で具体的に把握していただいて、次の戦略を立てていただきたいと思います。
あと、ドコモに対してなんですけれども、250万人のユーザーに知ってもらったということなんですけれども、多分、このアプリ、ドコモヘルスケアというのに登録している方が誰でもアクセスできる彦根の観光スポットというのが何らかの形で提供されているかと思うんですが、そのドコモヘルスケアの会員だから全て彦根のこれを見ているとも思えないんですね。なので、もっと突っ込んで、NTTドコモに具体的に何人が見たのか、見た形跡があるのかとか、そこまで聞いていらっしゃいますでしょうか。
あと、もう一つ、地域経済効果調査の滋賀大ですけれども、これも毎年の傾向ということでありますけれども、本当に何人が来ていて、お金が幾らということは常にイベントごとに把握される姿勢が求められていると思います。
なので、ドコモの数字に対しても突っ込んだ質問をされているかどうか、知っていることがありましたら教えてください。
331 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
332 ◯観光企画課長(都築養子さん) 250万人のダウンロード数ということと、アンケート数が13万件ということで報告をいただいております。ドコモユーザーの方が全体で何人かということが、認知度調査ということでいきますと、アプリの「歩いておトク」のところが250万人のダウンロードで、アンケートにつきましては、16万6,000件の依頼のうち回答数が8,303件。先ほど、旅行の目的が「文化歴史を学ぶ」であったり、「おいしいものを食べたい」といった回答を申しましたけれども、その件数、回答いただいたのが8,303件でございます。
インフルエンサーの方にも10人の方に投稿いただきまして、フォロワー数が24万3,000人ということで、一定の数の周知にはつながっているかなと感じております。
333 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
334 ◯委員(伊藤容子さん) ありがとうございます。
今、本当に宣伝のやり方がすごく変わってきているかと思うんですけれども、この平成30年度予算の主要事業のときには、この467万円が近畿・東海圏等での広告宣伝経費ということで上がっているんですけれども、実際、ドコモさんの250万のダウンロードとか、数としてはものすごい数で認知が上がったかと思うんですが、これをやることによって具体的な、最終の目的とされていた近畿・東海圏の広告宣伝、いわゆる広告宣伝をしたらいいだけではなくて、どうやって東海圏や近畿の方に来てもらうかということにつなげるかというのが最終目的であるので、その目的はどういうふうにほかで、このドコモ以外で何かされたんでしょうか。
335 ◯委員長(谷口典隆君) この広告宣伝経費、ドコモのアプリケーションで当初予算の主要事業に載っているような効果は果たせたのかということでよろしいですか。
(「そうですね」と呼ぶ者あり)
336 ◯委員長(谷口典隆君) 観光企画課長。
337 ◯観光企画課長(都築養子さん) 周知していただいたのが平成30年度でございまして、かなりの数の方に彦根について知っていただいたという中で、その方がいつ旅行に来ていただけるかという効果につきましては、たちまち平成31年度、令和元年度にお見えになっているかもしれませんし、今後何らかの機会に来たいなと思っていらっしゃる方もあるかと思いますので、このドコモの宣伝媒体というか広報によりまして、すぐに何人の効果があったということはなかなかはかり知れないところはございます。
ただ、通常キャンペーンに我々が行っても、これだけの人数の方に彦根のここのこういうツアーがあるんですと、彦根にこういう名跡があるんですということを何十万人の方にお伝えするということは、ほぼ不可能なことですし、それを一定、とても効率よく、ものすごい人数の方に知っていただいたという点では非常に効果があったと。その結果についてはこれから「それを見て彦根に来たよ」という方が何人いらっしゃるかということになろうかと思いますが、それを把握するのもなかなか難しいところもございます。
東海・北陸・関西圏ということは、やはり日帰りの方が多いということもございまして、先ほど言いました調査につきましては、そういった方々を逆にターゲットにアンケートしていただいたという結果が出ております。この結果が次年度以降の観光客数や観光経済消費の効果額に反映されるのかなと考えております。
338 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
339 ◯委員(伊藤容子さん) よくわかりました。いろいろな団体さんが観光には絡んでいらっしゃいますし、彦根市もイニシアチブをとって、いろいろな角度で相乗効果があるように、ぜひ今期もやっていただきたいと思います。
ありがとうございました。
340 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
林委員。
341 ◯委員(林 利幸君) 1点質問させていただきます。
決算書の272ページ、273ページの、第9目の道路新設改良前年度繰越費の部分で、備考欄にいろいろな事業の委託料等が書いてございますけども、その中で、私が6月の定例会におきましても質問させていただきました石寺稲里線道路改良事業について質問させていただきます。
石寺稲里線の道路改良事業交付金1,062万7,200円の内訳としまして、書いてございますように、設計等委託料が950万2,920円、測量等の委託料が112万4,280円とございますけれども、平成30年度においてその計画は計画どおり進んだのでしょうか。教えてください。
342 ◯委員長(谷口典隆君) 道路河川課長。
343 ◯道路河川課長(木村康介君) 今ほどの石寺稲里線についてですが、決算書の273ページに載っておりますこちらにつきましては、当道路改良工事の設計委託と測量を進めさせていただいた費用でございまして、こちらにつきましては、平成30年の9月に一応完了しております。そちらに基づきまして、平成30年度の7月に地元の説明会をさせていただいております。また、今年度につきましても、今、用地測量の方を進めさせていただいておりまして、近々、また皆さんの近隣の方の立ち会い等をお願いしていく形になると思っております。今のところ、予定どおり、大体進んでいるという状況でございます。
344 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
345 ◯委員(林 利幸君) ありがとうございます。
平成30年度におきまして、設計というのはどのあたりまで進んだのでしょうか。
346 ◯委員長(谷口典隆君) 道路河川課長。
347 ◯道路河川課長(木村康介君) 一応、この委託業務をもちまして詳細設計の方は終わっております。ただ、これ、繰越予算でやらせていただいたというのは、当然設計していく上で警察の協議であったりとか、各関係機関との協議等もございまして、繰り越しをさせていただいたということになっております。
現時点ではそういった協議の方も一段落しておりますので、その計画に基づいて、実際の用地の関係でまた皆さんにお願いしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
348 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
349 ◯委員(林 利幸君) そうしましたら、また平成30年度における測量というのはどのような測量をされたのでしょうか。この設計を完成させるための測量であったのか、用地の確定の測量であったのか教えてください。
350 ◯委員長(谷口典隆君) 道路河川課長。
351 ◯道路河川課長(木村康介君) 今ほどのこの予算書の273ページに載っております測量といいますのは、現状をはかる詳細設計に使うための測量でございます。昨年度の終わりから今年度にかけてやらせていただく用地測量といいますのは、実際に用地買収をするがための境界の確定等に使う測量を今させていただいているということでございます。
352 ◯委員長(谷口典隆君) 林委員。
353 ◯委員(林 利幸君) ありがとうございました。
ご答弁いただきましたように、平成30年度計画どおり進んだということで、私、地元でございますので、大変ありがたく思っております。ただ、6月の定例会におきましてもお話しさせていただきましたように、この交差点は大変危ない交差点で、事故も多く発生しております。先ごろも本当に事故がもう少しで起こるような状況もございましたので、速やかに事業が進むように引き続きお願いいたしたいと思います。
以上です。
354 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにありませんか。
和田委員。
355 ◯委員(和田一繁君) 1点、お願いいたします。決算書の251ページ、彦根仏壇活性化事業の中の、まず確認なんですけれども、この備品購入費の162万円というのは、これは平成30年度の主要事業の彦根甲冑の制作費と理解してよろしいでしょうか。お願いいたします。
356 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
357
◯地域経済振興課長(高月多智男君) そのとおりでございます。
358 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
359 ◯委員(和田一繁君) では、この彦根甲冑でどのような啓発活動が行われ、彦根仏壇の活性化に寄与されたのか、この辺を教えてください。
360 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
361
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 現在、彦根甲冑は、仮庁舎3階の総合案内横、観光企画の前あたりに置いております。どのような活用をされたかということでございますが、平成30年度で申し上げますと、10月23日から10月26日にかけまして文化プラザで開催されましたアイコフォート国際会議がございまして、そちらの方で展示をし、彦根の甲冑のPRをしたというところでございます。
また、昨年、平成30年度でございますけれども、ひこねの城まつりパレードですね、宮川理事長が着用されてパレードに参加していただいたという活用をしております。
あと、今年度で申し上げますと、ミシガン州アナーバー市との姉妹都市提携50周年記念式典のときにも彦根ビューホテルで展示させていただいて広報しております。
以上です。
362 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
363 ◯委員(和田一繁君) これ、甲冑の受注はあったのでしょうか。
(「委員長、もう1回」と呼ぶ者あり)
364 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
365 ◯委員(和田一繁君) もう1回、すみません。この彦根仏壇の甲冑というのは、彦根の仏壇の技術でつくられているということで、それを見て同じような甲冑をつくりたいとか、いわゆる販売ですね、受注というのがあったのか、それを教えてください。
366 ◯委員長(谷口典隆君) 把握しておられれば。
地域経済振興課長。
367
◯地域経済振興課長(高月多智男君) お聞きしているところでは全部で5体、注文があったように聞いております。
368 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
369 ◯委員(和田一繁君) 5体受注があったということで。今、3階の方に甲冑が展示してあるということが、我々とかはそのあたりはよく見ていますのでわかりますけれども、これ、市民の方であったりとか、当然、彦根仏壇を市内・市外に発信するという目的でつくられているので、今、市役所の3階に仏壇があるということをどのような形で啓発していらっしゃるのかというのを教えていただければ。
370 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
371
◯地域経済振興課長(高月多智男君) 率先してPRをしているというわけではございませんが、3階は市民の方が一番来られやすいというか、よく利用される場所でございますので、その中で目立つところとなりますと、総合案内のあるところ、そして市民課とか、そちらの方からも見える位置ということで設置をさせていただいております。市役所の3階に甲冑がありますよというPR等はしておりません。
372 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
373 ◯委員(和田一繁君) それは仏壇の活性化につながっているんでしょうか。
374 ◯委員長(谷口典隆君) この活性化事業に対してということでよろしいか。展示ではなくてね。
(「ええ」と呼ぶ者あり)
375 ◯委員長(谷口典隆君)
地域経済振興課長。
376
◯地域経済振興課長(高月多智男君) ひとつ仏壇の技術がそこにあるということで活性化にはつながるかと思いますけれども、ほかの部分でも仏壇の活性化のために彦根市としましてもいろんな施策を行っております。
377 ◯委員長(谷口典隆君) 和田委員。
378 ◯委員(和田一繁君) ありがとうございます。
何が言いたいかといいますと、甲冑はそのまま展示しておりますけれども、その甲冑の工程とか、どういった技術が使われているというところをやはり工程を何かのパネルとかで展示するとか、そういったことをすることによって彦根の技術がこんな形で仏壇でもできるんだという形で訴えられますので、その辺はもう少し仏壇の活性化も。ひとつ甲冑を通じて仏壇の活性化を進めていらっしゃるわけですから、そのあたりはぜひ今後も、工程も含めた中で、市民また彦根市役所にいらっしゃる方々がわかるような仕組みをしっかりとつくっていただければと思います。
以上です。ありがとうございます。
379 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
矢吹委員。
380 ◯委員(矢吹安子さん) 決算書の233ページの有害鳥獣駆除委託料のところで、さっきちらっと堀口委員がおっしゃっていました。それで、事務報告書の239ページに少し詳しくその金額の内訳が書いてあるのですが、その有害鳥獣の種類と、それから、これに載っている、これはやっぱり捕獲したり、いろいろされたと思うのですが、その頭数を教えてください。1問だけです。
381 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
382 ◯農林水産課長(福井圭輝君) 決算書の233ページの有害鳥獣駆除委託料の中身という形でよかったですか。
383 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
384 ◯委員(矢吹安子さん) 事務報告書の239ページの一番上に有害鳥獣のことで、滋賀県猟友会に幾ら、そしてまたニホンジカに幾ら、それから処分したのに幾らという金額が書いてあるので、その種類と頭数を教えていただきたいと思いました。
385 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
386 ◯農林水産課長(福井圭輝君) まず、この委託業務はこのように三つございます。
一つ目が有害鳥獣駆除の委託としまして、これが猟友会さんの方へ毎年委託しているものでございます。中身としましては、年14回に一斉駆除、春と秋に猟友会さんに出てもらっております。そのときの賃金なり保険料、それから猟犬も出してもらっております、そういうお金と、あと、年間を通しまして檻の管理、要は檻で捕まったものの駆除もお願いしております。37個の檻を管理してもらっている委託料が一番上にある100トンで5万6,240円です。
次、2段目にあるニホンジカの委託料ですけれども、これも猟友会さんに委託しております。これは、猟友会さんで駆除してもらった頭数に応じて金額をお支払いしているものでございます。中身としましては、シカの雄雌とか幼獣ということで金額が変わるんですけれども、雌の成獣が26頭、雄の成獣が29頭、子どもが1頭の合計56頭をこれで駆除させてもらっております。
一番下のニホンザルの死体処分委託料につきましては、檻に引っかかりました、これはサルなんですけれども、清掃センターの冷蔵庫に一旦預かってもらいまして、清掃センターからいろんな、ほかに多分、犬とか猫とかがあるかと思うんです、それを一括処分してもらう委託料ということで、この分はサル1頭分を平成30年度は委託させてもらっております。
捕獲頭数ですけれども、平成30年度全体でですけれども、ニホンジカは今ほど言いました56頭、イノシシが154頭、ニホンザルは、死体の委託はしていないもう1頭ありましたので、2頭でございます。
387 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
388 ◯委員(矢吹安子さん) ありがとうございます。
それに関連して、233ページの今のお話の下に書いてあります有害鳥獣駆除対策事業補助金とか、その下の負担金も同じようなことなので、その内容だけ聞かせてください。
389 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
390 ◯農林水産課長(福井圭輝君) その二つ下にございます有害鳥獣駆除対策事業補助金ですが、この中に二つございます。一つは、ニホンザルを猟友会さんに2頭撃ってもらっております。その委託料が2頭で4万円でございます。それから、鳥居本のサルの被害の発生集落が8集落ございまして、そちらに檻を設置しております。その檻を年間で管理してもらっております。餌を入れたりとか、檻の管理をしてもらうため、8集落ございまして、1集落1万円で合計8万円で、先ほどの4万円と足して12万円という補助金となっております。
その下の鳥獣害防止総合対策事業負担金でございます。こちらにつきましては、彦根市から彦根市の獣害防止協議会へ負担しております。主な中身としましては、そちらの協議会で研修会を年2回開いてもらっている資金とか、総会も開いてもらっております。それから、また彦根市の獣害協議会の方から湖東の広域の対策検討会議というところへ委託もしております。そちら、1市3町で構成しているんですけれども、要は、特に猿の行動域を調査するためのテレメトリーという発信機をつけてもらったりとか、あと、狩猟免許を新しく取ってもらう人に一部補助をするとか、そういう補助金がこちらの金額で、43万6,500円となっております。
391 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
392 ◯委員(矢吹安子さん) ありがとうございます。
ニホンジカとかニホンザルとかの駆除の頭数が下回ったというのが付属資料の中にも書いてあったのですが、野田山や鳥居本や荒神山の周りの人たちはとっても苦しんでいる人たちが多いので、そういう人たちからはどんなお声が聞こえてくるのでしょうか。
393 ◯委員長(谷口典隆君) 農林水産課長。
394 ◯農林水産課長(福井圭輝君) ニホンジカとイノシシに関しましては、結構、防止の柵とかが大分行き届いていまして、大分被害は減っている傾向にあるというのは聞いております。それで、捕獲頭数にしましても、ニホンジカは平成30年は計画よりたくさんの84頭捕れたり、年によって、たくさん捕れた年の次の年はちょっと少なかったりする傾向にありまして、イノシシに関しては100頭計画のところ154頭とか捕れていますので、一定の効果があると聞いております。
ただ、サルに関しましては、柵をしても上に電気を通さないとできない、それが結構高価なものであったりとか、農業の売り上げとかがある農業被害でないと国の補助が受けられないとかありまして、なかなか広がっていない現状でございます。今、いろいろと新しい趣向なり対策を講じる協議をしてまいっているところでございます。
395 ◯委員長(谷口典隆君) 矢吹委員。
396 ◯委員(矢吹安子さん) ありがとうございます。
例えば野田山に行きますと、柵がすごく高くて、人間が中にいるのか、サルが中にいるのかわからないような村になってきているように思うものですから、どうぞ新しいことを考えて、皆さんが農業が楽しくなれるように、またよろしくお願いします。ありがとうございました。
397 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
伊藤委員。
398 ◯委員(伊藤容子さん) 決算書の221ページ、これは清掃のところなんですけれども、プラスチックごみの資源化委託料で6,700万円あるんですが、このプラスチック、最終的には売却しているかと思うんですけれども、それの売却利益を聞かせてください。
あと、もう1点が65ページの今度は財産収入の利子および配当金のところなんですけれども、ここで一般廃棄物処理施設整備基金利子収入が200万円あるんですけれども、これはどのように、多分、これの施設の基金の14億円の分かと思うんですけど、どのように運用されているか教えてください。
あと1点、最後、83ページの土木費雑入なんですけれども、太陽光発電売電費56万円あるんですが、これはどこで太陽光をされているのか。あと、これから売れなくなるといいますか、今後も売るつもりかどうかも教えてください。
以上3点、お願いします。
399 ◯委員長(谷口典隆君) 清掃センター副所長。
400 ◯清掃センター副所長(牛澤史幸君) 1点目の221ページのプラスチック製容器包装分別処理経費にある資源化委託料、この売却益ですが、売却益についてはなしということになっております。
401 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
402 ◯生活環境課長(木村 徹君) 2点目の一般廃棄物処理施設整備基金利子収入についてお答えします。
この利子収入につきましては、14億537万8,829円を、これまでは定期預金で運用しておりましたが、平成30年度につきましては、8月、9月に債券を購入いたしました。それにより収入が211万1,710円になったものでございます。
403 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
404 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) 3点目、太陽光発電売電費についてご説明いたします。
これ、稲枝駅の駅舎を新しくしたときに、東口階段部分の屋根に設置しているもので、平成28年12月の稲枝駅舎の供用開始から発電を開始しているものでございます。太陽光発電の将来について、単価が安くなるとか聞いてはいるんですけれども、環境に影響を与えないエネルギーを利用するという観点で設置しているもので、収入の減少についてはどのぐらいになるかということは把握しておりません。
以上です。
405 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
406 ◯委員(伊藤容子さん) では、一つ一つ、もう一度お伺いします。
プラスチックごみ売却益ゼロということなんですけれども、これからプラスチックごみを中国が受け入れ拒否しているとか、いろいろ社会問題になっております。今後、これから決算といいますか、捨てていけるのかという。決算からちょっと離れちゃいますかね。また後で聞きに行きます。
その次、去年の8月、9月から債券を買われたということですけれども、具体的に何の債券を買われたのでしょうか。
あと、稲枝駅の電気なんですけれども、今後、実際に自家消費、駅で使用すると。売電ではなく、自分のつくった電気を自分で使う、駅で消化するということは考えられていないのか。お願いします。
407 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
408 ◯生活環境課長(木村 徹君) 今お尋ねの件についてお答えいたします。
もうちょっと詳しくご説明させていただきますと、基金14億537万8,829円のうち14億円を債券による運用をしております。その本数は3本でございまして、地方公共団体金融機構債、これが7億円と5億円、2本です。もう1本が共同発行市場公募地方債、これが2億円。それぞれ利率をお知らせしますと、地方公共団体金融機構債が、7億円が利率0.269%、地方債の5億円が利率0.264%、共同発行市場公募地方債が利率0.25%でございます。残りの537万8,829円につきましては、従来どおり、金融機関での定期預金での運用といたしております。
(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)
409 ◯委員長(谷口典隆君) 交通対策課長。
410 ◯交通対策課長(宮永幹雄君) 稲枝駅の太陽光発電した電気の自家消費なんですけれども、稲枝駅の駅舎の電源は高圧電源となっておりまして、恐らく太陽光発電の電気を自家消費するのは施設上難しいのではないかと考えております。
以上です。
411 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
412 ◯委員(伊藤容子さん) 債券0.26%、0.25%で運用するということで200万円という利息がつくということで、すごい大きな収入になっていると思います。今まで定期預金というのは何%で運用されていたんでしょうか。
413 ◯委員長(谷口典隆君) 生活環境課長。
414 ◯生活環境課長(木村 徹君) 今までの定期でいきますと、0.01%から0.14%でございます。
415 ◯委員長(谷口典隆君) 伊藤委員。
416 ◯委員(伊藤容子さん) ありがとうございます。
非常に債券、財政難にすごい力になっているかと思います。どうぞ、いろいろと運用するということをこれからも頑張っていただきたいと思います。
ありがとうございました。
417 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
418 ◯委員長(谷口典隆君) なければ、議案第98号の
一般会計歳入歳出決算のうち、
市民産業建設常任委員会所管事項に対する質疑を終わります。
暫時休憩いたします。
午後2時51分休憩
午後3時09分再開
419 ◯委員長(谷口典隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、議案第98号のうち平成30年度(2018年度)彦根市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度(2018年度)彦根市
下水道事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度(2018年度)彦根市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、平成30年度(2018年度)彦根市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の4特別会計および議案第94号を一括で審査いたします。
当局の説明を求めます。
市民環境部次長。
420
◯市民環境部次長(中村武浩君)〔議案第98号のうち
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕
421 ◯委員長(谷口典隆君)
上下水道部次長。
422
◯上下水道部次長(
廣田進彦君)〔議案第98号のうち
下水道事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕
423 ◯委員長(谷口典隆君)
産業部次長。
424
◯産業部次長(高月多智男君)〔議案第98号のうち
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕
425 ◯委員長(谷口典隆君)
市民環境部次長。
426
◯市民環境部次長(中村武浩君)〔議案第98号のうち
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について提案説明〕
427 ◯委員長(谷口典隆君)
上下水道部次長。
428
◯上下水道部次長(
廣田進彦君)〔議案第94号について提案説明〕
429 ◯委員長(谷口典隆君) ありがとうございました。
それでは、ただいまより質疑に入ります。
質疑のございます方は、挙手をもってお願いいたします。ございませんか。
杉原委員。
430 ◯委員(杉原祥浩君) 一つだけ、お尋ねいたします。
一番最後の水道事業のところで、平成30年度主要事業のところで、新規事業で大藪浄水場コントロールセンター更新事業というのが3,746万円出ていましたけれども、こういうのはどこに出ているんですか。教えていただけますか。
431 ◯委員長(谷口典隆君) 上水道工務課浄水場長。
432 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君) ただいまご質問いただきました大藪浄水場コントロールセンター更新事業の委託、設計委託でございますが、こちらの方は、資本的支出の建設改良費に計上されております。
(「何ページ」と呼ぶ者あり)
433 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君) ページ数でいきますと2ページ、第1項建設改良費の中に掲載されております。
以上でございます。
434 ◯委員長(谷口典隆君) いかがですか。
杉原委員。
435 ◯委員(杉原祥浩君) もう一度詳しくお願いできますか。2ページのどこを見たらいいんですか。
436 ◯委員長(谷口典隆君) 上水道工務課浄水場長。
437 ◯上水道工務課浄水場長(安居 学君) 繰り返しになりますが、2ページ、(2)資本的収入および支出の中の支出の部、中段区分、第1項建設改良費の中に含まれているものでございます。
以上でございます。
438 ◯委員長(谷口典隆君) よろしいか。
杉原委員。
439 ◯委員(杉原祥浩君) ありがとうございます。
いつもこういうされ方かなと思うんですけれども、主要事業にも上がっているので、そこら、一文書いていただけると、この中に入っているのだなと確認できるのでいいかなと感じました。ありがとうございます。
440 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
中野委員。
441 ◯委員(中野正剛君) 付属資料の12ページの国民健康保険料の収入未済額なんですけれども、去年に引き続きというか、平成29年度に引き続いて平成30年度も多分5,500、5,600万円ぐらいの収入未済額が減っているという、すごいなと思っているんですけれども、これにはどう努力されているのかというのを聞かせていただきたいなと。
同じく付属資料の14ページの下水道も、平成29年度が990万円、平成30年度でさらに600万円、収入未済額が減っています。これ、ぜひともこういう努力をしているんだというのを教えてください。
442 ◯委員長(谷口典隆君) 保険料課長。
443 ◯保険料課長(綾木陽一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
保険料は、本来お支払いいただく保険料を賦課しておりまして、収納すべく取り組んでいるところでございますけれども、なかなかご理解がいただけなかったり、あるいは、経済的状況が厳しい中で、どうしてもお支払いいただけない状況が発生することがございます。
滞納者に対しましては、納付相談や財産調査を通しまして粘り強く取り組んでいるところでございますけれども、近年は、初期の滞納者、まだ額が小さい方に対しても働きかけをしていきまして、滞納額が大きくならないうちにお支払いいただくという取り組みを行っているところでございます。
近年、徴収率も上がっておりまして、収入未済額も減ってきておりますので、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
444 ◯委員長(谷口典隆君) 上下水道業務課長。
445 ◯上下水道業務課長(林 達也君) 下水道使用料の未収額が減っているということの理由でございますが、こちらの場合、上水道と連動している部分が大きいわけでございまして、上水道の方も減っているわけでございますが、過去、平成27年度に債権管理の検討委員会を立ち上げさせていただきまして、これまでの徴収のやり方を全面的に見直しまして、しっかりと債権を管理しながら、まずはいわゆる不良債権といいますか、どうしても資金がないとか、無資力の方の部分までいただいておって、昔の債権からお金をどんどん充てていたというやり方をしていたのを、法に基づきまして、そういうものはしっかりと不納欠損処分をして、現年の部分、今使っておられる部分はやっぱりしっかりと納入をしていただこうと、そういうことによって新しい未納者を増やさない取り組みをしようということに考え方をまず変えたというのが平成27年度からの取り組みでございまして、そういうものがここ1、2年で少しずつ成果をあらわしてきたということでございます。
上下水道は連動しておりますので、一つは、まずは少しでも未納者がありますと督促をし、催告をし、ご相談にも乗りながら、場合によっては給水停止等の手段もとりながら、新しい未納が増えないように、そうすることで高額な未納者が増えないと。そうすると、どんどん楽になっていきますので、それが何年もたちますと、だんだん未収金もなくなっていくと、そういう取り組みがあらわれているのではないかと思っております。
以上です。
446 ◯委員長(谷口典隆君) よろしい。
中野委員。
447 ◯委員(中野正剛君) よくわかりました。ありがとうございました。
448 ◯委員長(谷口典隆君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
449 ◯委員長(谷口典隆君) なければ、これにて質疑を終わります。
以上をもちまして、議案第98号平成30年度(2018年度)彦根市各
会計歳入歳出決算につき認定を求めることについてのうち
市民産業建設常任委員会所管事項に相当する部分および議案第94号平成30年度(2018年度)彦根市
水道事業会計の決算につき認定を求めることについての質疑を終わります。
本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。
採決につきましては、明日の審査終了後に行います。
本日は、皆様には長時間にわたり慎重かつ熱心なご審査を賜り、ありがとうございました。
明4日は午前9時30分から引き続き委員会を開き、議案第93号および議案第98号のうち福祉病院教育常任委員会所管事項の審査を行いますので、関係各位のご出席をよろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして、本日の
決算特別委員会を閉じます。
お疲れさまでございました。
午後4時07分散会
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