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平成28年 議会改革特別委員会 本文 開催日: 2016-08-23

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  1. 彦根市議会 2016-08-23
    平成28年 議会改革特別委員会 本文 開催日: 2016-08-23


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時30分開議 ◯委員長馬場和子さん)   皆さん、おはようございます。ただいまより議会改革特別委員会を開催させていただきます。  本当にお忙しい中、また暑い中をお集まりいただきましてありがとうございます。また、先月7月20日、21日の先進地視察の折には皆様に大変お世話になりまして、ありがとうございました。活発に意見を交換していただき、学びを深めていただく機会になったのではないかと存じます。  本日、上杉委員からは、監査の公務のため欠席の連絡を頂戴しておりますので、ご報告を申し上げます。  それでは、本日の委員会でございますが、皆様のお手元に配付してございます次第にのっとり、閉会中におけます常任委員会の開催についてを主なテーマとして進めさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長馬場和子さん)   では、次第に基づきまして進めさせていただきます。  本日配付させていただいています資料なんですけれども、次第のほかに3月2日の議会改革特別委員会で皆様に協議をしていただきました、議会改革特別委員会協議項目整理表を1枚、お手元に配付させていただいております。もう一度ご確認いただきたいと思います。そして、もう一種類の方ですけれども、これは先月の視察の際に先方のお話をお聞きした中で、メモに書きましたことをまとめさせていただきました。それを復命書に別添資料としてつけさせていただきましたものです。皆さん十分に学びをしていただいたんですけれども、いま一度、こういう話も議論としてあったということを思い出していただく一つのよすがにしていただければということで、配付させていただきました。  では、議題(1)閉会中における常任委員会の開催についてを議題といたします。  今ほどもお話し申し上げましたが、視察地復命書別添資料をご一読いただく時間を少しとりたいと思います。    (各委員、視察地復命書の別添資料を一読) 3 ◯委員長馬場和子さん)   いかがでしょうか。約5分経過をいたしましたが、一通りお目通しいただいたと思います。お読みいただいた中で、そのときの質疑のやりとりの情景とかも浮かんでまいりましたかと思います。本当に活発な議論をしていただきましたので、深く学びもさせていただいたと思います。本年度視察をさせていただきましたさいたま市、小田原市ですけれども、閉会中における常任委員会の開催に関する検証をさせていただくという意味合いにおきまして、早くに計画をして実施させていただいたということがありますので、寄せていただいた二つの市の視察を終えてということでご意見が皆さんおありのことと存じますので、まずは皆様からのご意見をお聞かせいただきまして、とりまとめさせていただきたいと考えます。  では、赤井委員、どうぞ。 4 ◯委員赤井康彦君)   有意義な視察であったということは間違いないと思っております。特に、さいたま市の方では、私、議場開放促進委員会にも所属しておりますので、例えば高校生議会について、そして大学との連携についてというものを興味深く聞かせていただいたところでございます。  高校生議会につきましては、ごめんなさい、ちょっと外れるかもわかりませんが、私たちの委員会高校生傍聴というものを今考えているところで、若干違うと思いながらも、これは議会報告会でできるような内容であるのではないかとか、例えば取り入れられるものがあるのではないかとも思っておりました。  また、埼玉大学との連携ということで、大学との連携という部分についても、前回の視察でも申し上げさせていただきましたが、大学がたくさんある彦根市の中でいまだにやっていないということはやはり少し恥ずかしいことではないかと改めて思ったところでございます。また、この大学との連携の仕方というものも、例えば講師の派遣とか、そのほかにも例えば、今高校生の議会というものがありましたけれども、大学生の議会もやってもいいのではないかなんていうふうに私自身の範疇の中では感じたところでございます。  いろんな可能性を秘めた視察であったのではないかと思っている、これが今の率直な感想でございます。  以上です。 5 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。貴重に受けとめていただきました。  ほかはいかがでございましょうか。
     谷口委員。 6 ◯委員谷口典隆君)   議題が閉会中の常任委員会の開催ということだったので、その点だけについて意見を述べさせていただきますと、5月臨時会の際にまとめて諮るという取り組みがありました。そのやり方でやるのか、今期、この9月議会の中で私ども彦根市議会として調査項目を決めて視察に行ってという新しいやり方をやってみた上で、その一括で年度初めに諮る方法も見聞きさせていただいたわけですけれども、一度とりあえずこの10月にやってみようとすることを踏まえてどちらがいいのか、全国的に見てもいろんなやり方があるので、どのやり方を取り扱うのかということの決定だけにかかってくると思いますので、とりあえずは今視察の継続調査にするものについて調査していただいて、その手続を踏まえて12月以降に決定すべきではないかとは思います。 7 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  ほかはいかがでしょうか。  安藤委員。 8 ◯委員(安藤 博君)   閉会中の常任委員会の開催について過去から議論もされてきた経過の中でいきますと、やはり彦根市議会の中で課題視していたのが行政実例等の部分であったと思うんです。ただ、この小田原市議会、それから、さいたま市議会を視察して質問させていただいた中でいくと、そこはあまり深く考えておられなくて、あくまでも継続審査という位置づけの部分で進めておられました。過去に行った視察先でも、たしか閉会中の継続審査をされてたところがあったと思うんですけれども、もし彦根市議会として継続審査をやろうということであれば、その行政実例云々の部分については彦根市議会の解釈でいけるのかという感想を持ちました。通年議会は検討をもうしないという形になっておりますので、何らかの形で閉会中にも行政当局の課題に対して質す機会を設けるべきだと思います。その分について私個人的には実施するべきであると思いますし、あと、行政当局との課題、どんな部分があるのかというものの整理をしていくべきだと思いますので、その時間が多少要るのかと思っております。  そういうことからすると、事務局にお尋ねしたいのですけれども、いわゆる閉会中にテーマを決めて常任委員会を開催するに当たって、これまでの視察の部分であったり、過去の行政実例の問題だとかを踏まえて、事務局サイドとしての事務方としての見解をもしお持ちであればお聞かせいただきたいのですが。 9 ◯委員長馬場和子さん)   議会事務局次長。 10 ◯議会事務局次長山口和子さん)   今までから彦根市議会では閉会中の継続調査をするに当たって、地方自治法などを精査して、項目を設けてやるべきであるということを話し合ってきていただきました。確かに、小田原市議会ではきちっと項目を決めてというよりは全体的にできるような手法もとっておられましたし、過去の視察でもそういうところもあったのは事実ですが、彦根市議会としては、せっかく調査項目を決めてやっていこうではないかというふうに、今、流れとしては協議いただいているところです。私どもが研修などに行かせていただいて聞いてきても、調査項目を決めるべきであるということは聞いておりますことから、事務局としては、できたら調査項目を決めて、例えば1年ですとか、委員会の委員の任期が2年ですので2年ですとか、また議員の任期が4年ですので4年ですとか、期間を決めて調査をしていくという方がいいのではないかということを考えております。  以上です。 11 ◯委員長馬場和子さん)   安藤委員。 12 ◯委員(安藤 博君)   ありがとうございます。  私自身も、調査項目を決めて、それに対して閉会中の調査をしていくというスタイルの方が合っているのかと思いました。そうすると、執行部側の出席についても、おおよそテーマによって絞り込みができるということからすると、その調整については事務方としては可能なのかと思っておりますので、ほかの委員のご意見も踏まえながら、私自身はテーマを決めて調査をしていくということで進めていってはどうかと思っております。 13 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  ほかはいかがでしょうか。  奥野委員。 14 ◯委員(奥野嘉己君)   今、安藤委員がおっしゃった行政実例等、私も視察先で受けた印象としてある程度自由にできるんだということで、今の答弁もそれで結構だと思います。1点だけ私が理解できてなかったのは、さいたま市でテーマ設定のところで執行部が抱えている問題点から選定しますというところなんですが、時間軸の問題で執行部は直面している問題点なんかを多分どうしても上げてこられるだろうなと。実際にそれが執行部としての問題意識で動かれているところを議員としてそれを1年かけてやるというのが、ある意味後追いになるのではないか。もうちょっと先取りするためにどういうテーマ設定ができるんだろうかというところが私は理解できてなくて、今後、彦根としてテーマをどういうふうに設定していくのかというのを協議していかないといけないのではないかと感じていました。感想だけ申しておきます。 15 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  いかがですか。  和田委員。 16 ◯委員和田一繁君)   先ほどから出ていますように、当然、政策項目というかテーマをしっかり決めた中で、執行部側に対しても考えてもらうわかりやすい形の仕組みづくりをした方がいいと思います。また、赤井副委員長からもよく言われておりますように、やはり彦根というところは大学がありますし、この11万都市の中で6,000名以上の方が学んでいらっしゃるというところをもっと生かすべきではないかと感じます。  先般、大津市議会においても、インターンシップで学生2人か3人ぐらいを各会派に体験という形で入れながら、お互いにいろんな議論をされているということも聞いております。そういった生かし方をしっかりとして、いわゆる見える化、議会がこうやって動いているんですよというところをどんどん市民等にこれを通じて発信していければと思っております。  個人的にも最初からテーマを絞って集中して、1年、また2年、先ほど言いましたように4年なのか、その期間はどうなのかわかりませんけれども、運営をしていったらいいと感じております。  以上です。 17 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  山内委員、いかがですか。 18 ◯委員山内善男君)   小田原市議会は、閉会中の審査のうち、陳情と請願がかなり多くて、それを閉会中にやっているということでした。彦根市議会は、委員会で審査しているのは請願だけですので、陳情は委員会としては直接的には取り扱っていないということだと思うんですけど、小田原市議会の市民の声を議会が反映していこうとする姿勢は、評価をしなければならないのではないかと思いました。  閉会中の審査については、やはり議員そのものが市民の皆さんの期待に応えるという点で、今もおっしゃっていただいていたように、請願とか陳情とかは別にして、テーマを決めて市民の皆さんの期待にできるだけ沿っていくと。議員も定例会の会期中だけではなしに閉会中も議会活動をしているんだということをアピールしていくためにも、やはりこういう取り組みが必要ではないかと思います。  ただ、具体的にどういうふうに進めていくのかというのは、何か骨子みたいなものを出していただいてはどうか。一応、小田原市、さいたま市、両方とも視察にも行ったわけですし、事務局と詰めていただいて、一定のたたき台を示していただいて、議論の俎上にのせるということにしていただいたらどうかと思います。  以上です。 19 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。皆さんそれぞれのお考えを拝聴させていただきました。 20 ◯副議長(小川喜三郎君)   委員長、視察に一緒に行きましたので、委員以外ですけど感想を述べてもよろしいですか。 21 ◯委員長馬場和子さん)   お諮りします。これから議論する中で、委員外議員である小川副議長の本委員会での発言について、彦根市議会会議規則第109条第2項に基づき、許可願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯委員長馬場和子さん)   副議長、よろしくお願いいたします。 23 ◯副議長(小川喜三郎君)   さいたま市のところで、当然、調査の結果については本会議で報告が行われるわけですが、これの調査だけをしたということではなしに、それをどういうふうに生かしていくのかということで、3ページの後段にもちょっと書いてあります。これを政策提言あるいは条例の制定などに一部使われておるというか、活用されております。そうした仕組みをいわゆる調査が目的ではなしに、調査をした後、行政側にどういうふうに取り組んでもらうのかというところです。すぐにはまとめができないかもしれませんけれども、継続審査ですので、1年なら1年のスパンで何月までにはまとめるというような形で、それぞれ調査事項の内容についての、委員会ごとでございますけれども、全議員周知の上でそういう問題を取り扱っていくという、議会としての進め方が必要ではないかと感じました。そこで、どういうふうに進めるのかというひな形的なものも各委員会で、各委員会で調査のやり方については温度差が大きいともおっしゃっておりましたけれども、そういう先進的な事例も得ながら彦根市の議会としても取り組んでいくべきではないかという感想を持ちました。  以上でございます。 24 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。お忙しい中、ご同行いただきまして、また貴重なご意見を拝聴いたしまして、ありがとうございました。  皆さんの感想の中でもたくさん出ていましたのが、通年議会はしないという方向の中で、閉会中にどのように調査を継続していくかということの学びをさせていただきました。テーマ設定につきましては、どういうやり方があるのかというのもまだまだ議論の余地もありますし、また、継続調査をするに当たっては行政側との関係性にも着眼点を置きながら進めていかなければいけないということがございます。  もちろん、どれぐらいのスパンでするかという具体的な年月も出ていますけれども、いずれにいたしましても、継続的に閉会中にも調査をしていくということはずっとこの議会改革特別委員会の中で基本的に合意して進めてきていただいています。そういう意味では今後、今回視察させていただいたこと、あるいは今まで過去に視察いただいたことの内容も含めまして、どのような進め方がいいのかというのをもっと深く協議していく必要があろうかとは考えます。  今年度、9月に委員会行政視察に向けてテーマをあらかじめ設定し、そして、そのテーマでまた視察後に検証しながらしていこうということを試行的に進めていただくというふうに、今、皆さんの発案、発意の中で進んでおります。閉会中における常任委員会の開催についての二つ目の考え方として、今年度試行実施をしていただく10月、11月の行政視察の手法というか、内容とかにつきましては、皆さん、どのようにご理解していただいているのか、あるいは、どのように進めていこうということをお考えなのか、お聞かせいただければ一つの指針になるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。  谷口委員。 25 ◯委員谷口典隆君)   要するに、閉会中の継続審査というと、調査項目を閉会日に決めて、閉会中に委員会を開催するか、年度初めに閉会中も委員会開催するということを決めるという小田原市みたいなやり方にするか、常にいつでも開催できるような形にするかという、大別した二つしかないと思うので、どっちにするかというやり方だと思うんです。どっちが地方自治法に照らし合わせて問題がないのか、問題や影響が少ない方をとっていかないとしようがないと思います。だから、さっきもたたき台とおっしゃいましたけど、どっちにしていくかだと思うので、この9月議会を経て、そこでの感触を試してみて、閉会中継続調査を、調査項目を付してやった場合にはこういうふうになるということを我々が体現するわけなのです。その上で、今度は、全くそういうものをしない先日の小田原市みたいなやり方にするのか、どっちかだと思うので、それについての考えをこの委員会で決めておかないとしようがないと思うんです。 26 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  今、谷口委員のご意見としては、年度の初めなりのところにテーマを設定してしまうのか、言ったら、テーマ設定やり方をもうここで決めてしまった方がいいということですか。  谷口委員。 27 ◯委員谷口典隆君)   いえいえ、違います。要するに、閉会中に常任委員会を開催しようと思うと、厳密に言うと、閉会中に継続調査する調査項目を今回のように具体的に上げて決めてからしっかりと委員会を開催するというのが純然に法に照らし合わせたやり方なんです。そのやり方でいくのか、安藤委員がさっきもおっしゃいましたように、いつでも開催できますよというやり方をされていらっしゃる市議会もございますし、多分、県議会でもそういうところがあったと思うんです。だから、そういうやり方をするのか、どっちをとっていくのかというだけの判断だと思うんです。だから、どっちにしようかというのを委員会の中でいろんな事例とか、どっちが法的に影響が少ないのか、また理事者との関係だとかで委員会を開催するにしても一般質問はないとか決まり事をしていかないといけないと思います。どっちのやり方でやるかというだけの話なので、それをこの委員会で決めるか決めないかというのは、どのやり方をやっていくのかということです。要するに調査項目を決めて閉会中の委員会を開催するというやり方にして議論を深めていって、例えばですけれども、現在、政策形成過程とか意思形成過程のものに議会としてコミットするためにまだ施策として出ていないものについていろいろと議論を交わしていくというのもも一つだと思うし、何か突発的な問題が発生したときのために委員会はいつでも開催できますよというだけにしておくのも一つです。大きく分けたらそこだと思うので、どっちをやるかという議論になると思います。 28 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  もちろん、この委員会の中で大体の方向性も示さないといけないということもありますので、今、谷口委員がおっしゃったように、いろんな法的な縛りなどもあるかもしれません。事務局側として、いろんな閉会中の調査を進める上での法的な縛りや決まりといった辺りはどうでしょうか。  議会事務局次長。 29 ◯議会事務局次長山口和子さん)   先ほども申し上げましたが、事務局として、今、調査している段階では、できればテーマを決めている方が法的にはよりよいと考えております。 30 ◯委員長馬場和子さん)   そうしますと、今ほど谷口委員がおっしゃったように、閉会中の審査をするに当たっては、どういう手法とするのもこの委員会の中で皆さんにご意見を言っていただきたいと思います。  安藤委員。 31 ◯委員(安藤 博君)   これまでの先進視察のイメージとして、どこかで議長口述か何かの中では触れていただかなければいけないんですけれども、いずれにしても、彦根市議会では、予算常任委員会以外の3常任委員会が基本ベースとしてはテーマを決めて閉会中の調査を行うということが一つです。それをやるために各3常任委員会が調査期間を1年と決めてしまうのか、2年と決めてしまうのかということは、先ほど副議長もおっしゃったように、それぞれ3常任委員会テーマ設定によると思うんですが、温度差がある。そうすると、期間もばらばらになって当たり前だと思うんです。そこはあくまでも常任委員会サイドにテーマ設定なり期間なりというのは委ねる。  この議会改革特別委員会で決めていかなければいけないのは、どういった形で継続調査をするのかという枠組みというか、そこの部分をおおよそ決めておけば、あとは各常任委員会に任せればいいと思います。先ほど事務局がおっしゃったように、テーマを決めていただく方が法的にはよいということであれば、そちらに向かってこの特別委員会で導き出せばいいと思うんです。ただ、他市もそうだったんですけれども、要は、テーマを決めていることについては閉会中の調査をするにしても、もし何か閉会中に大きなトラブル、課題が行政的に起こったというときに、そこにフレキシブルに対応できるようにする。先ほどの陳情の話もしかりですが、請願が閉会中に出てくるとは思えないので、特に陳情なんかの部分についてもフレキシブルに対応できるように枠組みをここで決めておけばいいのではないかと思います。 32 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  年間なり2年間なりの任期に応じたテーマを設定して深く各調査を進めるということと、今おっしゃったように、突発的なことに対応できるという仕組みも必要だというご意見でしたが、ほかはいかがでしょうか。枠組みを決めるということで、先ほどたたき台とかひな形という言葉もありましたけれども。  議会事務局次長。 33 ◯議会事務局次長山口和子さん)   失礼します。法的にもということなんですけれども、彦根市議会会議規則の97条なんですが、「常任委員会は、その所管に属する事務について調査しようとするときは、その事項、目的、方法および期間等をあらかじめ議長に通知しなければならない。」ということが定められております。彦根市の会議規則にのっとったとしても、決めて調査をしないといけないということは言えるのかと思いますので、補足させていただきます。 34 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。会議規則の中でも明示されているということでご説明いただきました。  枠組みなりたたき台というのも練りながら、走りながら考えるというのもありですが、やはりある程度、こういう形で3常任委員会で協議して進めていただきたいというものを示す必要もあるかと思いますので、今日、この辺の議論を深めていきましょうか。  谷口委員。 35 ◯委員谷口典隆君)   今日議論というか、先ほど申し上げたように大別したらどっちかで、事務局がさっきも申し上げたように、やはり法的なものにのっとっていかないといけない、理事者の出席要求ということも考えあわせると、そういうことを十分に加味して議論していかなければならないと思います。ただ、じゃ、緊急性を鑑みたときにどうするのかという対応も含めたときに、メリットとデメリットみたいな形で、例えば事務局としてもこれまでの視察先での手法だとか、それ以外のやり方もあろうかと思いますし、そういったことを課題整理してもらったものを次回や次々回の委員会で出していただいて、それをもって我々として判断をしていったらいいのではないかと思うんです。  それとあわせて、9月議会後から閉会中の常任委員会継続調査を12月までにしますので、やってみてどうだったということの結果を踏まえるまでにどっちかに決めてしまうというのはちょっとおかしな話だと思うので、それを並行してやるべきではないかと思います。だから、こういうことをやりました、やってみてどうだった、よかったとか、こういうところは改善すべきだということと、あわせて、さっき言いましたメリット、デメリットというものも我々としてここの委員会で議論すればおのずと方向性も出てくるのではないかと思うので、今日そこを性急に議論というのはまだ時期尚早かとは思います。 36 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  今いただきましたが、枠組みを決めるに当たっては、今の段階で皆さんからこういうようなことの方がいいのではないかということをお聞かせいただいた上で、事務局と相談しながら一定皆さんにお示しできるような、素案みたいなものを示させていただいて、それをもとに次回にはまたご意見を重ねて頂戴するという形がいいかと思うんです。今、やはりこういう方法とかこういうやり方であればというような、先ほども副議長がおっしゃったように、委員会によって温度差もあることだから、その辺も加味する必要があるというご意見も拝聴しましたので、そういう意見を今皆さんからもお聞かせいただきたいというのが1点。  それと、今年度試行的に進めさせていただくように、行政視察の際に一つテーマを選んで、それについて行政視察が終わってから検証しながらというお話があります。今回の試行を踏まえた上で、そこで出てきたよいところ、悪いところというのも検証した上で、また今後の枠組みの中に加えていくということも非常に大事なことだと思いますので、今、枠組みをつくるに当たって、皆さんからこういうことはよい、ああいうことは悪いということがあればお聞かせいただきたいと思います。  それと、今回は1回やってみようという試行ですので、これが終わった後にまた一遍検証する機会というのも必要だと考えますが、その辺についてご意見があれば、よろしくお願いします。  赤井委員。 37 ◯委員赤井康彦君)   今、テーマを決めてということと同時にフレキシブルという二つの事柄でございますけれども、事務局も申し上げて、また委員も申し上げましたとおり、会議規則にのっとりながら進めてテーマを決めていくということが本筋であろうと今のところは理解しています。それを本線に置きながら、といってもやはりフレキシブルな対応というものも当然出てくることがあろうし、そういったときに対応していかなければならないということも十分に考えていく必要があるので、本線としてはテーマを決めてやっていくということで、その中でフレキシブルに対応できることは何なのかということを議論するということで進めていくことがいいのではないかと思っております。  今回、試行的に閉会中の常任委員会継続調査をされますので、そういった状況も見極めながら、先ほど検証ということもおっしゃいましたけれども、当然、そういったこともある一定の時期を経てすべきであるのではないかと感じております。  以上です。 38 ◯委員長馬場和子さん)   ほかはいかがでしょうか。今回、試行させていただきます。それが終わった後、各3常任委員会がそれぞれに視察したことをもう1回勉強し直してくださるということなので、それが一段落するのが11月後半ぐらいかという想定をしていますが、今回のこの試行というのを一旦検証という形で見直したいと思います。  今回、試行をとりあえず1回やってみようと、それで、それをやっていただいた後、その結果を持ってきてもらって、各委員会から出てくる意見をここでもう1回練ろうと、その上で今度の枠組みに反映できるものは反映しようという形で進めていくということでよろしいでしょうか。  赤井委員。 39 ◯委員赤井康彦君)   当然、3常任委員会全体のことで、違う委員会の意見を聞かないと我々も判断できないと思いますので、今、委員長がおっしゃったことでよろしいかと思います。 40 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  一旦は試行的にしていただいた結果をもう1回こちらで集約させていただくということで、集約した結果についてはここでもう1回議論をさせていただくということにしたいと思います。  今ほど赤井委員がおっしゃったように、テーマ設定をして集中的にするということと、フレキシブルに対応するにはどんなやり方があるのかというところは両者を並行して考えていかなければなりませんので、そのやり方というか、枠組みの組み方はどういうことがあるのか、法的な内容も含めまして十分に議論をしなければならないとは考えます。  赤井委員。 41 ◯委員赤井康彦君)   ちょっと事務局にお聞きしますけれども、もう何回もおっしゃっていますので理解はしているつもりなんですが、基本的に今のこの会議規則の中では、テーマを決めてする方がスムーズにできるということですよね。フレキシブルに対応するには、やはりかなりの議論が必要だという見解で申し上げていただいたと私は理解しているんですけれども、それならば、当然、本線としてテーマを決めてやっていくと。その中でフレキシブルに対応できるにはどうしたらいいかという議論をすることがこの委員会の中での話ではないかと、今議論していて思うわけでございます。逆に、それが違うのであれば、例えば本当にこの会議規則を全部変えるということ、どちらかと思うんです。私は、先ほどから申し上げました、テーマを決めてやるという本線でやっていけばいいと思うという話なんですけど、そういった見解でよろしいんでしょうかね。 42 ◯委員長馬場和子さん)   議会事務局次長。 43 ◯議会事務局次長山口和子さん)   おっしゃるとおりでございまして、会議規則を全て変更してということをしたとしても、もともと地方自治法で「委員会は、議会の議決により付議された特定の事件については、閉会中も、なお、これを審査することができる」と決まっておりますので、「特定の事件」というものの解釈のぐあいだと思うんです。その解釈によって、例えば小田原市のようなフレキシブルだけのやり方というのもあるのかもしれないのですが、それはよろしくないという見解がやはりありますことから、地方自治法にも会議規則にものっとって、せっかくこういう議論をするのであればテーマを設定してやっていただきたい。法にありますことから、事務局としてはそのことしか申し上げられないのですけれども。だから、フレキシブルとおっしゃるのは、テーマをどういうふうに設定していくかという議論をしていただいたら、すごく細かいことにするのかどうかというとこら辺を法律の範囲内で議論していただいたらいいのではないかということは考えております。 44 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  奥野委員。 45 ◯委員(奥野嘉己君)   先ほどから法的という言葉で説明されるので、それでフレキシブルとの矛盾をどうしようかということになっているんですけど、実際にフレキシブルにやられている市町もあるということであれば、具体的にテーマの例えば文言の中で法には触れないような感じで何か設定されているとか、そこらはどうでしょうかね。例えば何とか何とかについて調査をする、単純に言うとこれだけだとものすごい狭い、それだけになるんですけど、そこの文言の中で少し広目にとれるような文章にされているとか、具体的に実際にフレキシブルにされている市町が法に触れることを大っぴらにはやっておられないとも思いますので、具体的な解決策というのは何かやられているんでしょうか。その辺、ご存じでしょうか。    (「この間、視察へ行きましたよ」と呼ぶ者あり)    (「解釈の違いだけ」と呼ぶ者あり) 46 ◯委員(奥野嘉己君)   法ということで、先ほどからの議論で、何か自分らを縛り過ぎているようにも思うんですよ。感じとしてですね。 47 ◯委員長馬場和子さん)   安藤委員。 48 ◯委員(安藤 博君)   今、奥野委員もおっしゃったように、行政実例地方自治法があって、それを踏まえて常任委員会はあくまでも会期中にやるべきものだという考えがあるんです。だけど、実際、全国の市議会を見てみると、今、谷口委員もおっしゃったように解釈のとりようによって、臨時会で議長口述で年間通じて閉会中もやりますよという宣言をされてやっておられるというところもあります。確かに地方自治法の109条の部分を厳密に見ていくと、それはもうテーマを決めるという解釈になりますけれども、それはあくまでも大きな地方自治法の中の部分だと思います。我々彦根市議会としてどういうふうに解釈を落とし込んでいくかだけだと思うので、事務方の立場から言うと、それを覆してということはできないと思いますけれども、我々の特別委員会の中で、先ほど骨子という考え、枠組みと言いましたのは、そういったものをある程度レールを敷けば、それに沿って進んでいくのではないのかと僕は思うのです。それこそテーマを例えば学力テストのどうのこうのとしてしまうと、それしかできない。けれども、大きな枠組みの中でやっておけば、そういった解釈の部分で、いや、これについてこんな課題が出てきたけれども、やはりこれに対しての調査をする必要があるという判断が常任委員会なりでやられれば、それができるように会議規則の方にうたっておくとか、それはやり方、手法の問題だと思うのです。そこら辺の部分で事務局に見解を聞くと、多分そういう答えしか返ってこないと思うので、我々のサイドでその部分を議論していけばいいのかと思います。 49 ◯委員長馬場和子さん)   谷口委員。 50 ◯委員谷口典隆君)   今、奥野委員のご懸念されることも十分わかりますし、柔軟な対応も必要になるのかと思います。ただ、解釈の違いというのは、例えば、予算の議案をこれまででしたら常任委員会で分割付託してきましたけど、議案を分割付託することは好ましくない、適切ではないということの解釈でもって、彦根市議会では予算特別委員会を設置して、予算議案はそこに付託をしたというのがある一方で、やはりまだ各常任委員会に予算審議を分割付託されているところもあるというのも解釈の違いだと思います。その辺は先進市の事例なんかも踏まえながら今後埋めていくべきだと思うんです。  ただ、フレキシブルな対応にという話も出てたんですけれども、基本的には大きな枠組みでとっておいて、そこで議論できるのはいいと思いますが、どうしても緊急性が高いものについては、小さいものからいえば、例えば代表者会議なり全員協議会なり臨時会なりという形での意見を交わすところは出てきます。議論する場を設けようと思ったら設置することができると思いますので、そこを加味して、フレキシブルな対応というものをどの辺まで見て、どういったテーマ設定にすれば、ここまで範疇ですくい上げられるよねということの議論を今後していけばいいと思うので。とにかく、事例はもう百も私どもも皆さんもご存じだと思いますので、1回、この9月議会以降にやってみることを踏まえた上で議論をするべきだとは思います。 51 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  ほか、いかがでしょうか。  今ほど種々ご意見賜りまして、枠組みなりをつくっていくたたき台というのは、もちろん協議をしていかないといけませんけれども、まずは試行的にやってみようと。それを検証した上でしてみようということです。今回、9月定例会の後の行政視察で試行していただくんですが、まずはとにかく1回やってみようという段階なので、この後に本実施をする時期とか、そういうのは枠組みとかいろんなことの整理をしてからと考えるんですけれども、それでよろしいでしょうか。まずはやってみて、検証して、その上で枠組みをつくって、その枠組みのたたき台をもう一度ここで協議し、練って、それで3常任委員会におろして、各委員会からまた意見を伺いながら、していく。性急にしようと思ったら、とにかくえいやでいけないこともないとは思うんですけれども、運用を円滑にしていくためには、やはり何回かのそういうフィルターをかけながらしていく必要もあるかとは思います。  谷口委員。 52 ◯委員谷口典隆君)   そこは別に決めなくてもいいんじゃないですか。11月の委員会さえ、この委員会で早急に議論ができて結論さえ出れば、12月議会の閉会日までに各常任委員会調査項目を決めてもらったらできるわけだと思いますし、そうでない場合にしても、12月の閉会日までに結論さえ導き出さればいい問題だと思うので、別に以降は試行しないというのを決める必要はないと思います。 53 ◯委員長馬場和子さん)   わかりました。今ほど意見を頂戴しましたので、まずはやってみて、検証して、その後、たたき台をみんなで検証しながら、できれば12月の閉会日までにきちっとしたものを各常任委員会に理解しながらおろしていくという形で進めさせていただくという方向性で皆さんご理解をいただけますでしょうか。よろしいでしょうか。
       (「はい」と呼ぶ者あり) 54 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  では、閉会中における常任委員会の開催、継続調査につきましては、一定そういうざくっとしたタイムスケジュールですけれども、その方向で進めさせていただきたいと思います。また何回かこの特別委員会も開催させていただきながら練らせていただきたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。  では、(2)のその他へ進ませていただきたいと思います。平成28年になりましてから本当にたくさんの議会に関する視察にお越しいただいています。既に八つの議会の方が勉強しに来ていただいています。平成27年度が年間通じて10件でしたので、まあまあ非常に注目していただきながら勉強に来ていただいていると。非常にありがたいことだと思いますし、これは、これまで議会改革をそれぞれずっと絶え間なく進めてきていただいた結果、大きく発信していただいて、そして、その勉強に来ていただいたということで非常にありがたいと思っています。子ども議会についてだとか政務活動費について、あるいは議会報告会、議会運営について、予算常任委員会について、議会改革の取り組みについて、政治倫理条例制定の経過について、議会報告会、議会だよりの編集について、議会活性化についてということで、議会改革特別委員会と関連して他の委員会の所管のこともあるんですけれども、ありがたいと思っています。  それと資料です。実は早稲田大学マニフェスト研究所の資料でランキングを発表していただいたんですけれども、2011年度は全国の自治体の中で547位でしたのが、2015年度には総合順位が118位ということで、かなり向上しています。県内では大津市議会、滋賀県議会に次いで3位と、本当に皆さん方がずっと長らく議会改革をいろんな角度から協議をしていただいた結果、このような数字に結びついたのではないかと思っております。  今後もこういう議会改革というのは絶え間なく進めていかなければいけないということで、冒頭でこの3月の資料をお示しさせていただきましたけれども、今後検討する項目ということで挙げていただいています。一番下のとこら辺のタブレット端末の導入だとか、大学との連携だとか、手話通訳の導入というところもまた近々に進めていく必要があるかと思っていますし、また、本庁舎の耐震に伴っていろんな整備も必要な事柄もあるかと思っていますが、今後こういう内容のことも協議の中に盛り込みながら進めさせていただきたいと考えます。何かこの議会改革自体に関して進めていく上でのご意見があれば、お聞かせいただければと思いますが。  安藤委員。 55 ◯委員(安藤 博君)   整理していく中でこの3月に削除したというところなんですけれども、今後検討する項目の中には記載をされていない中で、今いみじくも委員長がおっしゃった、他市議会などの視察受け入れなんですけれども、我々が視察に行った先の市議会の中でもあるんですが、議員が説明をなさっているというところが最近多くなってきたのかと思っております。事務局がずっとしゃべって、後は質疑を議員が受けるというところも確かにあるんですが、彦根市議会でも今年度に入って既に多くいらっしゃっているということなので、議員の資質向上なりも含めて、議員が主体となって視察のご説明をするという方向に持っていってはいかがでしょうか。これはほかの市議会などにお世話になったときにそう思ったので、そこら辺に対しての委員の皆さんの意見が何かあればお聞かせいただきたいと思います。  私は議員が説明して、資料づくりなりは事務局にお任せしなければいけない部分もあるかと思いますけれども、そういうものを感じています。項目の整理とは若干ずれましたが、その辺についてちょっとご意見をいただければと思います。 56 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  実は、今年度視察に来ていただいた受け入れの際に、子ども議会であれば担当の委員長、議会報であれば議会報の、議会改革については、ちょうど谷口委員が議長をされていた時代にいろんなことが制定されたり、進んだということがあって、谷口委員が説明してくださるという受け入れも複数ありました。そういう意味で、安藤委員がおっしゃるように、本音のところをお聞きいただけるという部分も議員ならではの説明のありようかと思いますし、ご提案いただいたように、やはり受け入れをさせていただいて説明をさせていただくという部分では、学んだことを整理してお伝えしなければならないというところで、非常に勉強になると言ったら語弊がありますけれども、受け入れさせていただいているけれども、自らも勉強をさせていただくという意味合いも非常に大きいと思います。議会に関する、あるいは議会改革に関するという視察のお申し出があれば、議員がどんどんと説明させていただくという方向性も今後大事かと思います。皆さんのご意見はいかがでしょうか。  谷口委員。 57 ◯委員谷口典隆君)   前にこの委員会の中に出たような、出させていただいたような気がしなくもないのですけれども、前年度行った古河市と大牟田市でもやはりそのように議員がご説明いただいて、司会進行までも議員がやっておられたような記憶をしております。ご説明、受け答えについては、しっかりと議員の方でしていただいていたということもございます。  先ほど安藤委員がおっしゃったように、資料づくりについては、今、基本的には事務局の方でお願いをしていますけれども、その部分は原則していただくとしても、その対応、説明していただいてということまでなると、やはり議員に向けた話もお聞きになりたいだろうと思いますし、議会事務局の負担軽減ということも考えあわせると、私は議員が積極的に対応すべきだと、説明をすべきではないかとは考えています。私も賛成します。 58 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  赤井委員。 59 ◯委員赤井康彦君)   基本的には私も安藤、谷口両委員のおっしゃるように、視察では議員が説明するべきであると思います。しかしながら、その中でもまだきちっと説明できないことがあるのかもしれません。それは逆に視察に来られた方に失礼に当たるのではないかと思いますので、そういったことも踏まえながら、議員個々がもう少しそういったことをするということの認識を持ちながら前に進めていくということは非常に大事なことだと思います。今のところはそのような意見でとどめたいと思います。 60 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  谷口委員。 61 ◯委員谷口典隆君)   私もずっとそうすべきかということで、勝手な思いというのか私案なんですけれども、議会基本条例を制定したのは前期でございまして、そのときの議会改革特別委員会での議論もあると考えておりますので、現在の議会改革特別委員会皆さんにとか誰々議員にという話も難しいと思うので、基本的には例えばプロジェクトチームみたいなのを立ち上げていただくのは必要かと思います。  議会基本条例を制定したのは前期の19期になるので、非常に口幅ったい言い方かもわかりませんけれども、前期の19期に議長と副議長を経験させていただいた議員が、今残っている赤井委員安藤委員もそうですし、八木議員、私もそうですので、もしお許しをいただけるならば、そこを中心にプロジェクトチームみたいなのをつくらせていただきたい。あとは例えば議運で人選していただくなり、会派の均衡の話もあるでしょうし、我々がそれをずっということでもないと思うので、ほかの議員にも、改革のメンバーを中心に入っていただいて、次に引き継ぎで行けるような流れというものをつくらせていただけると非常にいいのではないかということを私はちらっと思っていましたので、できればそういうような形で。その人選はここでというよりも、議運にお任せしてもいいのかとも思います。  議会改革特別委員会としてそういう視察受け入れ対応のプロジェクトチームみたいなものをつくっていただければ。今委員長がおっしゃったように子ども議会もそうですし、議会改革、議会運営、基本条例、報告会、議会だより等も含めて網羅できるような形でそのプロジェクトチームの中でやっていければいいのかと思いますし、当然ながら情報共有は必要になってくると思いますので。ただ、その中で赤井委員がおっしゃったように、やはり意識をもっと高めていくということは重要かと思いますので、できればそういう形ででも、とにかく前へ前へとやっていかないと、多分10月以降も視察は増えるのではないかと思いますので、早速そういうところで対応していっていただければいいのかとは思います。 62 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  あくまで私案ということで、今もPTをつくったらどうかというご意見でございました。議会基本条例を制定する前にもPTでぐっと内容の協議もしていただいたという経過もあります。やはり理解していただくための説明をしようと思うと、自らも整理しながら学ぶというか、きっちり説明できるだけの力を蓄えないとなかなか相手に伝わらないということもありますので、それ自体が議員の資質の向上にもある意味寄与していくかもわからないという期待もあります。今PTの設置というお考えを意見として拝聴しましたが、いかがでしょうか。人選なりについては、これは議運なりでということでしたけれども。いかがですか。  赤井委員。 63 ◯委員赤井康彦君)   ご指名もいただきましたし、喜んでさせていただこうかと思います。 64 ◯委員長馬場和子さん)   安藤委員。 65 ◯委員(安藤 博君)   ご指名をいただきましたので。ですけど、とりあえず、ある少人数でどういうようにするのか。要は僕らが逆の立場で視察先に行ったときに議員が説明をいただいて、本音トークのところもお聞かせいただくと、より一層その視察した意味があるということからすると、先ほども視察項目の内容についても委員長から触れられていましたので、改革であったりとか、ある程度層別できると思うんですね。そういったところに対してどういった形でという説明の仕方を経緯経過も含めてまとめていけば、それをその当時にいらっしゃらない議員であってもある程度説明はできるような形に持っていくためにも、PTということであればPTを立ち上げてそれを進めていった方がいいのではないかと僕も思っています。 66 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  どうですか。  奥野委員。 67 ◯委員(奥野嘉己君)   今の安藤委員のご意見に関連してなんですけど、先ほどの議会改革に関する視察件数が年間10件近くずっと続いているよと。すばらしいことだと思うんですけど、1回ごとの説明資料なんですけれども、ある意味フォーマット化というか標準資料集的にはまとめられているんでしょうか。それに1回ごとにたびたび繰り返されるような質問と答えなんかをファイリングしていけば、これからまた何年かこうやって、仮に人が代わっても、仮に議会改革のときにいなかった、例えば私とか和田委員とか、ちょっと説明役をと言われたときにも対応がしやすいので、ちょっとそこらはどうなのかと今思ったんですが。 68 ◯委員長馬場和子さん)   議会事務局次長。 69 ◯議会事務局次長山口和子さん)   視察対応のときの資料はパワーポイントでスクリーンに映して用いるようにつくらせていただいているんですが、議会改革とおっしゃっても、向こうから来る質問項目というのがありますので、それに合わせてその都度つくり変えております。フォーマットといっても、基本条例をつくった経過ですとか、過去終わったことについてはそれなりのフォーマットはあるんですけれども……。 70 ◯委員長馬場和子さん)   奥野委員。 71 ◯委員(奥野嘉己君)   多分フォーマットの部分は変わらないと思います。それで、その時々に少し手直しをするようにしていくと、事務局の方の手間も省けるし、彦根市議会としての資料にもなると思います。 72 ◯委員長馬場和子さん)   議会事務局次長。 73 ◯議会事務局次長山口和子さん)   それはやっておりますが、その都度、視察項目、質問項目がやはり違いますので、それによって半分ぐらいつくり変えているような状況です。半分ぐらいはフォーマットを使って、半分ぐらいはそこに合わせているという状況です。 74 ◯委員長馬場和子さん)   奥野委員。 75 ◯委員(奥野嘉己君)   よくある質問集みたいな感じでつけ加えていくといいのではないかと。すみません。 76 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  事務局の方も資料作成ということで非常にご苦労いただいていますけれども、何人かご意見を拝聴いたしますと、議員が対応させていただくことで、私たちの議会に対するメリットもありますし、こんなことを苦労したんですという本音も聞けるという意味では、来ていただく方にもメリットがあるのかということも感じました。  PTを設置するということについては、その他の項目であっても、この議会改革特別委員会の中で委員から提言もあったということで議長にもきっちりと報告させていただき、議会運営委員会委員長の方にもそういう提言があったという報告をさせていただくということでよろしいでしょうか。これ以上具体的なところまでは踏み込まない方がいいかとも思いますので。よろしいですか。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 77 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  私どもが報告させていただいたことについて、行政視察の受け入れということで、こういう新たな提言をいただきましたので、非常にありがたいことだと思います。また、意義のある一歩が進めさせていただけたかと思っております。  予定しておりました案件については以上なんですけれども、その他、皆さんから何かございましたら承りたいと存じますが。  安藤委員。 78 ◯委員(安藤 博君)   整理していただいた表の中で、先ほどもおっしゃっていましたけれども、まだまだ回数を重ねてやらなければいけない、時間を費やしていかなければいけないと思うんですが、この中で、これは委員長のご判断でいいと思うんですが、ある程度優先順位をつけておいた方がよいと思います。今、検討中の閉会中の継続審査については並行して進めていかなければいけないのですけれども、その他の検討事項について委員長として優先順位をつけていただく方が議論する側にとってはわかりやすいので。その点、今日でなくてもいいので、正副委員長でも結構ですし、正副議長を含めてで結構ですので、検討していただいて優先順位をまたお示しいただければと思います。 79 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  確かに、あれもこれもというのは一遍に協議も煮詰まりませんので、やはり一つずつ片づけていくという意味においては、まずはどれからやっていくのかということもお示しする必要があるかと思います。今、進めてきていただいている中で、例えば予算特別委員会常任委員会化などというのが一つずつ片づいてきています。そういう点ではまだ積み残しされている部分のどこから手をつけて、どこから進めていくのかというのは、一度また副委員長とも協議させていただいて、別にそれが一番大事とかいう順番ではなくて、今タイミング的にこれをしないといけないという順位もあるかとは思いますので、その辺はちょっとお預かりさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。    (「結構です」と呼ぶ者あり) 80 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。  ほかにどうでしょう。ございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯委員長馬場和子さん)   それでは、この件その他につきましてはこれまでとさせていただきます。  本日のこの協議につきましては、本当に忌憚のないご意見を拝聴いたしました。参考にさせていただきながら、今後どういうふうに進めていくかのお示しもさせていただきたいと思います。本日のこの会議の内容につきましては、本会議で委員長報告をさせていただきますので、その案文につきましては委員長にご一任を賜りたいと存じますが、これにご異議はございませんでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯委員長馬場和子さん)   ありがとうございます。それでは、ご異議なしということでございますので、そのように取り計らいます。  本日は、以上をもちまして議会改革特別委員会を閉じさせていただきます。本当にありがとうございました。お疲れさまでした。                               午前10時45分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...