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平成27年第 4回(閉会中)議会運営委員会−01月25日-01号
平成27年第 4回(閉会中)議会運営委員会−01月25日-01号

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  1. 熊本市議会 2015-01-25
    平成27年第 4回(閉会中)議会運営委員会−01月25日-01号


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    最終取得日: 2022-11-22
    平成27年第 4回(閉会中)議会運営委員会−01月25日-01号平成27年第 4回(閉会中)議会運営委員会               議会運営委員会会議録 開催年月日   平成28年1月25日(月) 開催場所    議運・理事会室 出席委員    13名         澤 田 昌 作 委員長    田 尻 将 博 副委員長         高 本 一 臣 委員     西 岡 誠 也 委員         井 本 正 広 委員     藤 永   弘 委員         原 口 亮 志 委員     上 田 芳 裕 委員         上 野 美恵子 委員     津 田 征士郎 委員         坂 田 誠 二 委員     江 藤 正 行 委員         田 尻 清 輝 委員         満 永 寿 博 議長     藤 岡 照 代 副議長 協議・報告事項   (1)デンマーク視察の報告について   (2)第1回定例会の会期、審議日割り、並びに質問の取り扱いについて
      (3)全員協議会開催日について   (4)意見書決議案提出期限について   (5)その他     ・熊本市情報公開条例に基づく開示請求について   (6)次回の議会運営委員会開催日について   (7)八王寺の杜関連の陳情に係る事実確認の報告について                              午前10時00分 開会 ○澤田昌作 委員長  ただいまから議会運営委員会を開きます。  まず初めに、議長より発言の申し出があっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○満永寿博 議長  去る12月18日から12月23日までの日程で、2015年女子ハンドボール世界選手権デンマーク大会を視察するため、植松副市長、県議会議長、国・県ハンドボール協会理事長ら、計15名でデンマークヘアニング等を訪問しましたので報告させていただきます。  まず、19日は、デンマーク第2の都市であるオーフス市の市街地を視察したほか、ヘアニング市において国際ハンドボール連盟との意見交換を行いました。  20日は、ヘアニング市にあるメーン会場である1万5,000人収容のボクセンアリーナにおいて、各順位決定戦からオランダ対ノルウェーの決勝戦まで観戦し、閉幕式まで視察しました。また、同会場において、フランスハンドボール連盟バナ会長ほか役員と、ハンドボールフランス代表熊本合宿誘致について協議しました。  最終日には、コペンハーゲン市にある在デンマーク日本国大使館を訪れ、今後の両国におけるハンドボールを通じた交流等について篠田参事官意見交換し、その後、同市内の視察を行いました。  最後になりましたが、今回の視察でハンドボールが世界的に大変人気のあるスポーツであることを改めて実感するとともに、2019年日本大会での本市開催に当たり、国、県、市と連携を十分図りながら、しっかりと準備を進めていかなければならないと決意を新たにしたところでございます。  以上、簡単でございますが、私からの報告といたします。 ○澤田昌作 委員長  それでは、第1回定例会の日程について御協議願いたいと存じます。  まず、会期の決定をいただく前に、御報告並びにお諮りいたします。  今次定例会は、2月22日(月曜)に招集したいとの市長の御意向のようでございますが、そのように取り計らうことでよろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○澤田昌作 委員長  ありがとうございました。  それでは、2月22日開会ということで御了承いただいたわけでございますが、ここで、今次定例会における各会派の一般質問者数についてお尋ねいたします。  自民党熊本市議団さん   (2名)  市民連合さん       (1名)  公明党熊本市議団さん   (1名)  くまもと未来さん     (1名)  共産党熊本市議団さん   (1名) ○澤田昌作 委員長  ありがとうございました。  なお、そのほかには質問の申し出はあっておりませんので、今回の一般質問者数は6名でございます。  また、第1回定例会においては、質問実施要綱により代表質問を実施することとなっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより会期並びに審議日割りについて御決定いただきたいと存じますが、どなたか御意見がございましたらお願いいたします。  御意見がなければ、事務局の方で案がございますので、配付させます。         〔事務局案配付〕 ○澤田昌作 委員長  ただいま配付しました案のとおり決定してよろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○澤田昌作 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  次に、新年度予算内示のための全員協議会開催日についてでございますが、慣例により招集告示日に行っておりますので、今回は、2月15日(月曜)午前10時からということで御了承願います。  次に、意見書決議案提出期限につきましては、2月17日(水曜)までということとなりますので、よろしくお願いいたします。  次に、その他の項で事務局から報告させます。 ◎大杉研至 事務局長  熊本市情報公開条例に基づく開示請求について御報告いたします。  去る12月22日付、前期から開示請求日までに提出された陳情書のうち指定するものについて開示請求がありましたので、本市情報公開条例の規定により開示いたしました。  以上でございます。 ○澤田昌作 委員長  次に、次回の議会運営委員会開催日について御相談ですが、申し合わせにより、2月17日(水曜)午前10時からお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○澤田昌作 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  この際、総務局長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。 ◎多野春光 総務局長  サービス付き高齢者向け住宅八王寺杜建築に関する事案につきまして、事実確認をした内容について御報告させていただきたいと思います。  資料をお配りいたします。         〔資料配付〕 ◎多野春光 総務局長  お手元に資料を配らせていただきましたけれども、この事案につきましては、昨年8月、株式会社健康共同ファルマさんから、また八王寺の杜に被害にあっている住民一同代表の木村様から、さらに9月にはJA熊本市理事、農区長でございます奥山様から、市議会議長及び熊本市長に対しまして、北口議員、それから益田前議員の関与について調査要望があっているところでございます。  本日は、この件につきまして、本市がこれまで調査を行いました事実の経緯を取りまとめましたので、報告させていただきたいと思います。なお、北口議員のこの件に係る関与につきましては、政治倫理審査会におきましても調査が行われることとなっておりますので、詳細は政治倫理審査会の調査と並行して行っていきたいと思っております。  それでは、資料に基づきまして、総務厚生課長より説明させます。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  資料に基づき報告させていただきます。  まず、陳情書の概要について御報告させていただきます。  平成27年8月21日、株式会社健康共同ファルマから提出されております陳情書をお願いいたします。  この八王寺の杜という施設でございますが、中央区国府3丁目に建設されましたサービス付き高齢者向け住宅のことでございます。  1の要望事項につきまして、八王寺の杜の建築許可の過程で北口市議の関与が明確になっているが、市に対しても同様の関与があったと思われるので調査を求めるとの内容になっております。  経過報告の部分でございますが、建築確認申請を提出してから許可がおりるのに日数を要し、竣工が大幅におくれたとして、北口議員設計事務所や県の建築指導課などに連絡した経緯が記載されております。  次ページにまたがりますが、10月9日には、予定されておりました里道立ち会いが急遽取りやめとなりまして、議員の関与がほのめかされた。また、2月9日には、都市建設局長東部土木センター所長ほか、市職員出席のもと、完成しました八王寺の杜で里道立ち会い説明会が行われた際に、里道立会人のことをめぐり、執拗に大きな声で罵声に近い形で発言されたというふうに記載されております。その際の様子が、映像のみのビデオで残っているとして、次ページ以降に写真がつけられております。  次に、同じく8月21日、八王寺の杜に被害にあっている住民一同代表の木村様から陳情が出ております。  この陳情では、住民が主張されております、八王寺の杜の施設の工事において音と振動があった、施設ができてから家や道路などで雨水で被害に遭っている、境界立ち会いは印鑑を押しておらず不調に終わっているのになぜ建築確認がおりるのかがわからない、施設の内容がわからない、うわさにより住民は不安に思っているといったことが記載されておりまして、陳情書の最後の部分になりますけれども、益田議員について、建築許可への関与があったとして調査を求めるといった内容になっております。  9月11日、JA熊本市理事の奥山氏から提出されました陳情書につきましても、内容としましては同様でございますので、省略させていただきたいと思います。  それでは、サービス付き高齢者向け住宅八王寺の杜)建築に関する事案と記載された資料を御用意ください。  この資料は、1月21日に開催いたしました熊本市不当要求行為等防止対策会議におきまして、事実関係及び経緯について取りまとめた資料でございます。この資料に基づき報告させていただきます。資料は、建築確認及び境界立ち会いに関する事案と、施設の説明及び意見交換会に関する事案に分けて整理しております。  まず、建築確認境界立ち会いに関する部分でございます。  前段は、先ほど御説明いたしましたとおり、要望が3件あっていることを述べております。  まず、関係人建築確認におきましては、建築主である健康共同ファルマと、建築確認を行う民間の株式会社熊本建築確認検査機関。イの境界立ち会いにつきましては、申請人ファルマ関係地権者数名のほか、関係人として第9農区の大農区長である北口和皇氏と、同じく第9農区の奥山農区長、そして市は土木センターとなっております。  (2)の定義でございます。  まず、建築確認でございますが、建築基準法では、建築主建築物の新築や一定規模以上の増改築などを行うときは、建築確認等の申請が必要となってまいります。建築確認関係規定に適合しているかどうかは、市の建築主事または民間確認検査機関がチェックしておりまして、今回の事案では、民間確認検査機関がチェックしております。また、この確認が終わった後でなければ、工事に着手できません。  次に、イの境界立ち会いでございます。  境界立ち会いは、市と申請人及び関係地権者が協議を行いまして、境界確定現地確認を行うと定義されております。この事案では、市と申請人ファルマ関係地権者が協議を行うものでございます。また、市の境界確定要綱では、必要に応じ関係人にも立ち会いを求めることができるとされておりますことから、今回の事案では、北口大農区長奥村農区長が参加しております。申請人以外への立ち会いの連絡でございますけれども、原則、申請人でありますファルマが行いますけれども、やむを得ない理由があるときには市が連絡する場合があると定められておりまして、今回の事案では、東部土木センターも連絡しているところでございます。  (3)の経緯でございます。  平成25年11月20日にファルマから民間確認検査機関建築確認申請が行われました。この建築予定地は、ファルマの前の所有者が里道の境界立ち会いを実施しておりましたが、農区からの同意が得られなかったために、当該建築確認申請の時点においては未確定となっておりました。  平成25年11月27日、北口議員から里道の境界確定前に建築確認を行うことはおかしいという電話が、民間確認検査機関と市の建築指導課にありまして、この中で市に対しましては、市からもその旨を民間確認検査機関に伝えてほしいとの要望がありました。これに対し、市の建築指導課北口議員に対し、建築確認の審査では里道立ち会いの確定の有無は審査の対象外であるということを伝え、説明しております。また、民間確認検査機関に対しましては、里道の立ち会いが確定していないということを伝えますとともに、御承知のように、里道立ち会いの確定と建築確認申請は別のものなので、確認申請は淡々と進めてほしい旨伝えております。  平成26年4月4日にファルマ確認済証が交付されますが、民間確認検査機関に対する聞き取りでは、申請書類の補正が複数回あったということで、申請から確認まで136日を要しております。  平成26年5月12日には、ファルマから東部土木センター境界立ち会いの申請がありました。  10月9日に境界立ち会いを予定しておりましたが、前日の8日に北口議員から欠席の申し入れがあったため、東部土木センターの判断で立ち会いの中止を決定いたしました。この件に関し、ファルマからは中止の理由の説明を求められましたため、日程調整不足であるというふうに回答してあります。  平成26年11月20日には、八王寺の杜の完了検査が実施されまして、12月2日に検査済証が交付されました。  平成27年1月26日には、北口議員から市に対し、2月9日に境界立ち会いする旨の要望があり、東部土木センターからファルマに連絡しております。  平成27年2月9日、八王寺杜施設におきまして施設の説明と意見交換会が実施され、この日境界立ち会いが実施され、境界が確定しております。  また、益田前市議会議員の関与につきまして、境界立ち会い及び建築確認において、関与を受けた事実は見受けられませんでした。  次ページ、次の事案をお願いいたします。  次は、八王寺の杜に係ります事案の整理の2つ目です。施設の説明及び意見交換会についてでございます。  事案の発生は、平成27年2月9日。関係者は、ファルマ八王寺杜施設長など施設関係者地元住民関係人と、市からは都市建設局長東部土木センター所長及び職員となっております。  経緯といたしましては、平成27年1月26日、北口議員から東部土木センターに対し、八王寺の杜の境界立ち会いを2月9日に実施してもらいたい旨要望があり、2月9日、八王寺杜施設内におきまして、地元住民に対し、施設の説明及び意見交換会が実施されました。  地元住民からは、施設に対し、施設建設による日照や悪臭等の不満の申し出及び要望がありました。また、地元住民から、平成23年の境界立ち会いの際に、境界確認書市職員が印鑑を受領しに来たとの発言がありましたため、北口議員から、市職員に対し、境界立ち会いが成立していないのに市職員が印鑑をもらいに来たからこんなことになる、それは市の責任であるとの発言がありました。しかし、出席しておりました当時の土地所有者の代理人が、確認書の受領で印鑑をもらいに行ったのは自分であるというふうに発言しましたため、印鑑をもらいに行ったのが誰かについては誤解が解けております。その後、北側及び南側里道について立ち会いを実施し、協議が調い、境界確定に至りました。  次ページは、ただいま申し上げました経緯を表にまとめたものでございまして、左側が境界立ち会いに係る部分、右側が建築確認に係る部分と整理しております。  以上が、事案の経緯の説明となります。よろしくお願いいたします。 ○澤田昌作 委員長  御説明いただきましたけれども、よろしいですか。 ◆上野美恵子 委員  御説明いただいたんですけれども、わからないところがあったので、二、三確認だけさせてください。  2ページのところで、最初の事案についての経緯というのがありました。淡々とした報告だったんですけれども、一般的には建築確認が136日もかからないと思うんです。普通は、民間がなさるときの方が一般的に早いというふうに私は理解しているんですけれども、にもかかわらず、かなり長期間要してしまった理由がよくわからないんです。余りにも淡々と説明されたものですから。  それが一つと、それから3ページ2つ目のところです。こういう里道の立ち会いという事案に関して、都市建設局長並びに土木センター所長及び職員ということで、かなりたくさんの人数が参加されたというふうに前回伺いましたけれども、こういう事案に局長以下、所長とかが行くことが頻繁にあるのか。なぜこのときは、このように多数の職員が物々しく行ったのかという理由がはっきりしませんので、説明の補足をお願いいたします。 ◎下田誠至 首席審議員建築指導課長  私の方からは、まず、建築確認の関係を御報告申し上げます。  まず、建築確認から確認済証をおろすまでの交付期間は、民間の業務契約で決まっておりまして、最大70日以内となっているというふうに聞いております。  それと、もう1点、136日かかったということでございますが、民間への聞き取りをいたしましたところ、申請図面の修正、追加資料などの書類の補正が複数回あり、なおかつ、その修正をするために書類を一月以上持ち出された期間もあったということを聞いております。 ◎永山國博 都市建設局長  2つ目の質問にお答えいたします。  里道、水路、いろいろと私ども立ち会いをさせていただいていますが、こういったところに私が行くことというのは余りございません。このときに私が伺いましたのは、今回お互いにこういったいろいろな要望、陳情が出ておりますように、私が局長になってからもう2年ぐらいですか、ファルマさんと地元の方々と、かなりいろいろ確執がございました。いろいろやりとりがあって、里道の立ち会いというのも、ファルマさんにとっても隣接の地権者の方にとっても、自分のところの土地を確定するのに不可欠な行為でございますので、私ども土木センターとしては、ぜひ進めたいという思いも持っていたのですが、なかなかそれが進まなかった事情がございました。  そういった中で、どうにかこうにかお互い立ち会いができて、里道が確定できるような話になりました。そういった中で、お互いの思いをきちんと伝えていただくことと、それから私の方でもそういったわだかまりが解けて、相互に理解できるような状況がございましたので、市としてそれに対して、私どもの立ち会いがどういったやり方で、どういった目的でやっているのかということ、それからこれまでそういった確執があったのが、わだかまりが解けたような状況になったことに対してのお礼を、私としては言いたいということでお伺いしました。
     あわせて、職員がたくさん参ったんですが、これは当日、ここも含めて5カ所の立ち会いがございまして、その立ち会いに、その後みんな手分けして行ったわけですが、そういったことで職員もたくさん参加させていただいたような状況でございます。  私としては、実際にあのときにお互いきちんとお話もできて、里道の境界立ち会いもきちんと終わりましたものですから、こういったことが後日出てくるというのは想定外でございました。 ◆上野美恵子 委員  さっきたくさん職員が行ったと言われましたけれども、このときの人数を確認しておくのと、それから今、局長が、いろいろ確執があっていろいろなことが難航したようだったので、わだかまりを解いて理解が深まるように自分も行ったというふうに言われましたけれども、今後、熊本市がいろいろな事案に対峙するときに、困難事案が発生したときは今回のように局長が出向いて行って解決に乗り出すということもあるというふうに理解していいんですね。 ◎永山國博 都市建設局長  私が局長ですけれども、私の気持ちとして伺いました。私も御存じのとおり3月で退職させていただきますけれども、次の局長がどういった思いでその業務に携わるかというのはわかりません。ですから、局長が必ず行くということを私が申し上げるわけにはいかないということでございます。 ◆上野美恵子 委員  今回は北口議員からも来てくれという要望はあったんですね。 ◎永山國博 都市建設局長  はい、そういったお話はございました。 ◆上野美恵子 委員  公平にやっていただきたいので、北口議員が局長に要望して、こういう困難事案の場合に出向いて行ったという前例がつくられたのであれば、それは永山さんが自分は行ったけれども他の局長は知らないではなくて、どの局長であっても行政の一つの公平なやり方として、困難な事案の場合は、議員から頼まれれば局長が出て行くんだというふうな対応が、今後、あなたがやった一つの事例として引き継がれていかないと、北口さんが永山さんに頼んだら行ったけれども、ほかの人が頼んだりほかの局長になったら行かないというのでは、公平ではなくなっていくのかなというふうに私は思いますので、その辺は行政の対応として、個人的に自分だからやったということでは済まないのではないかと私は思います。  それと、前の建築確認の件で一つ確認しておきたいんですが、今さっき、書類をやったり取ったりとかいろいろあったから、普通70日以内であるものが136日かかったというふうに御説明がありましたけれども、北口議員から民間の確認機関に電話があったということは確認されていますか。 ◎下田誠至 首席審議員建築指導課長  私の方に電話がありましたのは、平成25年11月27日でございますけれども、私に電話がある前に民間確認に電話して、その後すぐ私に電話したということを聞いておりますので、北口議員民間確認に電話されたというのは事実と認識しております。 ◆上野美恵子 委員  建築確認について議員が民間の確認機関にまで電話するということは、私余り普通はないと思うんです。そういうのは、その確認申請に当たって、民間の方はどのように受けとめられたんでしょうかね。普通はないことだと思うんですよ。北口議員はいろいろなお立場、自治会長であったり、農区長であったり、いろいろな御自分の立場をお持ちなので、そういうこともあって電話されたのかもしれないけれども、普通は一議員が民間の機関に電話して、確認申請について何か意見を言うなんていうことは余りないことだと思うんです。  でも、そういうことまでなさったということは、民間の側からすれば、すごくめったにないことが起こったというふうに受けとめられたのではないかと私は思うんですが、そういうのもいろいろな意味で、確認申請の手続にいろいろな形で影響した面もあるのかな。でないと、何で70日がそんな2倍もかかったかというのは、なかなか説明つかないですよね。だって、民間がこんなぐずぐずした仕事をしていたら、悪いけれども効率悪くてとても見合わないというか、さっさとやるから民間がやっているメリットがあるわけであって、すごくいびつさを感じるんです。そこに北口議員が電話されたということを今、聞いて、民間としても何か気持ち的に慎重にならないといけないみたいなものになったのかなと思ったんですけれども、そういうのはどうなんでしょうか。 ○澤田昌作 委員長  その件に関しては、今、政治倫理審査会等で民間の方々も意見聴取して、事実確認というのはそこで把握されて、実態が明らかになってくるのではないかなと。民間の思われることですから。市の方は、今回調査していただいたことである程度の状況報告というのはわかりましたので、今後、政治倫理審査会の場において、またしっかり協力していただくということでよろしいですか。 ◆上野美恵子 委員  建築確認申請がおくれるということは、事業の進捗にすごく大きな影響を与えて、経費の面でも不当に多額の経費が必要になってくるということも想定されるし、実際この場合は、たまたま消費税が上がったときに直面されて、かなりの経費増とかもあったというふうに聞いていますので、そういう民間の理不尽な、不当な負担を生まないためにも、公として慎重に対応すると同時に、期間が2倍もかかるような不適切なことにならないよう適切な応援をして、スムーズに事が運んでいくようにする役割は、市にあるのではないかと私は思うんです。そのために、民間がすることであっても、それがスムーズにいって不利益を生まないということは大事なことだと思うので、そういうことをこれからもきちんとしていただくように、私は市の方にこの場を通して要望しておきます。 ◆田尻清輝 委員  ちょっとお尋ねしたいんですけれども、意見交換会で27年2月9日に協議が調って境界確定に至ったと書いてあるけれども、この八王寺の杜に被害にあっている住民一同の木村鐡子さんは、27年8月に立ち会いに印鑑を押していないとか何とかいろいろ書いてあるけれども、大体2月9日にはもうそれで境界確定していたんでしょう。 ◎藤岡明弘 東部土木センター所長  境界については、2月9日に全て確認書等もいただきまして確定しているところでございます。 ◆田尻清輝 委員  この陳情書は、大西市長と満永議長宛てに、8月21日に、この日にちが確定した後に出してある。これは何でかなと思って。もう2月9日に済んだと言うけれども、八王寺の杜の木村鐡子さんは、8月21日に何か立ち会い済んでいないと、印鑑もついていないとここに書いてある。大分時間のずれがあって、確定した後に何でこんなものを出したのかなと思って。その辺はどんなふうになっているのかな。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  ただいま東部土木センター所長からも話がありましたとおり、境界として一応確定はしておりますけれども、その後に陳情書が出ておりますので、内容を読ませていただきますと、まだこういう思いを今持っておられて陳情を出されたものと私としては考えております。 ◆田尻清輝 委員  ということは、この住民の人たちは確定したという思いはないわけかな。そのために出してあって、確定したならば、わざわざ半年もおくれてから出すあれはないと思うんですけれどもね。半年ぐらいおくれてから、大西市長様、満永議長様、議員の先生方どうか助けてください、お願いしますと書いてある。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  要望書の内容を見ますと、境界の確定について、確定していないんだという書き方というよりも、今回の場合は益田前市議の建築確認への関与があったのではないかというような書き方がされておりますので、いろいろと要望の内容としては書いてありますけれども、要望事項としましては、益田前市議からの関与についての不当要求の調査をというふうに考えております。 ◆田尻清輝 委員  これは何のための印鑑だったんですかね。立ち会いをせずに印鑑だけを取って回って、私たち3軒は印鑑を打っていません。立ち会いは不調に終わり、立ち会いに来ていない奥山まつ子さんの印鑑を打たせています。立ち会いは、熊本市と地権者同士が立ち会わないとおかしいでしょうと書いてあるけれども。それは建築確認のための立ち会いですか。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  ここで住民の方々がおっしゃっていますのは、里道についての印鑑の部分だと思います。 ◆田尻清輝 委員  もう一つお尋ねしたいんですけれども、今、里道とか隣地の境界の確定は必要ない、建築確認はそういう立ち会いをしなくても出ますよと言うけれども、一つ確認したいのは、普通建物を建てるときは、外壁の後退距離とか何とかいろいろあるんですよね。隣地とどれくらいあけなければいけないとか、そういうのは境界立ち会いをしなければわからないのではないかなと思うけれども、その辺はどうなっているんですか。 ◎下田誠至 首席審議員建築指導課長  まず、建築基準法に基づいて書類上審査するものですから、民民の境界も一緒なんですけれども、基本的に道路境界を確定していないと確認をおろさないということではございません。ただし、計画の図面が現地と見比べて明らかに里道の位置が全然違うとか、普通は境界の雰囲気は当然わかるわけなんですけれども、ブロック1枚で境界がずれたとか、そのあたりはなかなか。図面と現状の矛盾がなければ確認はおろしますよということになります。 ◆田尻清輝 委員  今、もう調査は終了したんですかね。終了しているならやむを得ないけれども、調査中ならこの人たちが何でまだ納得していないのかも調査をお願いしたいと思っているわけです。 ○澤田昌作 委員長  はい、よろしくお願いします。  ほかに。 ◆高本一臣 委員  今、田尻委員が要望書についておっしゃったので、私もこの要望書について、その時期もそうですし、この八王寺の杜に関して、健康共同ファルマの出田さんが出された日とちょうど同じ日に、何でこの要望書が出ているのかがちょっとひっかかるのと、内容を見ると、この住所が国府本町19−43に住む熊本市民とおっしゃるんですけれども、実際八王寺の杜は国府3丁目に建っています。国府本町というのは、藤岡センター長あたりはわかられると思いますけれども、間に大きな通称八王寺道路が通っています。考えると、ここに住んでいらっしゃる住民の方がこの国府3丁目に建つ建築物に対して、ドンドン音が聞こえるとか、被害というのが非常に考えにくいんですよね。そういうのを考えると、この要望書自体が、ちょっと何かその辺のところが、信憑性に欠けるというとおかしいんですけれども、私は何か納得がいかないというか、慌ててこういうのを出されたような気がしてならないんですけれども、その辺はどういうふうにお考えですか。 ◎藤岡明弘 東部土木センター所長  私の認識でいくと、この木村鐡子さんという方は隣接の地権者なんですよね。国府本町の19−43はちょっと不明ですけれども、木村鐡子さんは隣接の方です。それぐらいしか、今のところわかりません。 ◆高本一臣 委員  今、藤岡センター長がおっしゃったように、確かに私も調べて、木村さんは隣接の方です。ただ、木村さんが出されているのに住所が間違っていること自体が、私は本当に御本人さんたちが書いて出されたのかと、余り突っ込むあれもないんですけれども、御本人さんだったら住所とか間違えないんですけれども、何かその辺に私はちょっと違和感を持ちました。ちょうど田尻委員がこの要望書についてお話をされたので、私も疑問に思ったことがあったので聞いたんですけれども、その辺のところもきちんと調べていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○澤田昌作 委員長  この件につきましては、先ほども申しましたけれども、今後また政治倫理審査会の場において、さまざまな調査がされるというふうに思いますので、皆さん方の今の御意見も踏まえて、しっかりその辺の調査に御協力していただきたいと思います。  そのほかにはございますか。 ◆高本一臣 委員  不当要求調査について、職員さんに対して12月いっぱいあたりまでお聞きされていると伺いましたけれども、それが1月に延期されているというところまでお伺いしました。実際、現在何件くらいそういうのが出ているのか教えていただきたいと思います。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  各局からの調査は、大体12月末まででございましたが、1月中旬まで受け付けておりました。ただ、現在も随時受け付けることとしておりまして、現在整理中でございます。1月20日現在で申し上げますと、10局から26件の報告が上がっております。 ◆高本一臣 委員  今おっしゃったことは、引き続きまた今後もこれは継続というか、聞き取りとかされるわけですね。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  内容につきましては、今後内容を精査いたしまして、きちんと御報告すべき、公表すべき部分というものも整理いたしまして、御報告をしたいと思っております。 ○澤田昌作 委員長  よろしいですか。  それでは、ほかにございませんか。 ◆田尻清輝 委員  10局の26件ということだったけれども、この不当要求というのは、議員の方からですか、それとも一般市民からですか。 ◎田中陽礼 総務厚生課長  今回の調査は、現段階では議会の方からそういった不当要求があったというふうに職員が訴えている案件でございますので、まだ内容を実際に詳しく見てみないと、これが本当に不当要求であったのかどうかということは、また別でございます。現在、報告があっている件数を申し上げたところでございます。 ◆田尻清輝 委員  その後またお願いします。 ○澤田昌作 委員長  よろしいですか。  ほかに何もなければ、これをもちまして議会運営委員会を終わります。                              午前10時41分 閉会 出席説明員    総務局長     多 野 春 光    総務局次長    白 石 三千治    総務厚生課長   田 中 陽 礼    都市建設局長   永 山 國 博    首席審議員建築指導課長        東部土木センター所長             下 田 誠 至             藤 岡 明 弘 議会事務局職員    事務局長     大 杉 研 至    事務局次長    木 村 建 仁    総務課長     藤 本 弘 明    議事課長     富 永 健 之    調査課長     本 田 正 文...