広島市議会 2018-02-27
平成30年第 1回 2月定例会−02月27日-05号
平成30年第 1回 2月定例会−02月27日-05号平成30年第 1回 2月定例会
平成30年
広島市議会定例会会議録(第5号)
第 1 回
広島市議会議事日程
平成30年2月27日
午前10時開議
日 程
第1 決議案第14号
議長不信任決議案
第2 請願第46号
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについて
第3┌自第274号議案 平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)
┤
└至第294号議案 変更契約の締結について
※各議案は別紙参照
第4 諮問第7号 審査請求に対する裁決について
第5 請願の取り下げについて
(請願第36号 教育予算の増額,教育費の無償化,
父母負担軽減,教育条件の改善を求めることについて)
別 紙
議案一覧表(日程第3関係)
┌───────┬─────────────────────────────┐
│第274
号議案│平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第275
号議案│平成29年度広島市
公債管理特別会計補正予算(第1号)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第276
号議案│平成29年度広島市
広島市民球場特別会計補正予算(第1号) │
├───────┼─────────────────────────────┤
│第277
号議案│平成29年度広島市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算 │
│ │(第2号)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第278
号議案│平成29年度広島市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) │
├───────┼─────────────────────────────┤
│第279
号議案│平成29年度広島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第280
号議案│平成29年度広島市
下水道事業会計補正予算(第2号)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第281
号議案│広島市
こども医療費補助条例の一部改正について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第282
号議案│広島市
重度心身障害者医療費補助条例の一部改正について │
├───────┼─────────────────────────────┤
│第283
号議案│広島市
介護保険条例の一部改正について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第284
号議案│広島圏都市計画(
広島平和記念都市建設計画)地区計画の区域内│
│
│における建築物の制限に関する条例の一部改正について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第285
号議案│公立大学法人広島市立大学定款の変更について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第286
号議案│地方独立行政法人広島市立病院機構定款の変更について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第287
号議案│辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
│
│ │(似島町辺地)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第288
号議案│辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
│
│ │(沼田町戸山辺地)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第289
号議案│公の施設の
指定管理者の指定について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第290
号議案│市道の路線の認定について
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第291
号議案│契約の締結について
│
│ │(八木・
緑井地区雨水渠築造工事(その1))
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第292
号議案│契約の締結について(
広島湯来線麦谷工区
道路改良工事) │
├───────┼─────────────────────────────┤
│第293
号議案│契約の締結について
│
│ │(消防通信指令管制システム更新整備等業務)
│
├───────┼─────────────────────────────┤
│第294
号議案│変更契約の締結について
│
└───────┴─────────────────────────────┘
───────────────────────────────────────
会議に付した事件等
開議宣告(終了)
会議録署名者の指名(終了)
日程に入る旨の宣告(終了)
日程第1 決議案第14号
議長不信任決議案
(否決)
日程第2 請願第46号
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについて
(
委員長報告に対する質疑)
(不採択)
日程第3┌自第274号議案 平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)
┤
└至第294号議案 変更契約の締結について
(委員会の
報告どおり可決)
日程第4 諮問第7号 審査請求に対する裁決について
(異議なしと回答することに決定)
日程第5 請願の取り下げについて
(請願第36号 教育予算の増額,教育費の無償化,
父母負担軽減,教育条件の改善を求めることについて)
(承認)
休会について(明日から3月26日までを休会と決定)
予算特別委員会の開会通知の伝達(終了)
散会宣告(終了)
───────────────────────────────────────
出 席 議 員 氏 名
1番 海 徳 裕 志 2番 山 本 昌 宏
3番 山 内 正 晃 4番 山 路 英 男
5番 木 戸 経 康 6番 平 野 太 祐
7番 石 橋 竜 史 8番 森 畠 秀 治
9番 定 野 和 広 10番 近 松 里 子
11番 森 野 貴 雅 12番 森 本 健 治
13番 碓 氷 芳 雄 14番 西 田 浩
15番 渡 辺 好 造 16番 宮 崎 誠 克
17番 大 野 耕 平 18番 三 宅 正 明
19番 伊 藤 昭 善 20番 桑 田 恭 子
21番 馬 庭 恭 子 22番 藤 井 敏 子
23番 豊 島 岩 白 24番 八 軒 幹 夫
25番 八 條 範 彦 26番 原 裕 治
27番 米 津 欣 子 28番 安 達 千代美
29番 星 谷 鉄 正 30番 平 木 典 道
31番 今 田 良 治 32番 元 田 賢 治
33番 谷 口 修 34番 竹 田 康 律
35番 村 上 厚 子 36番 中 原 洋 美
37番 中 森 辰 一 38番 酒 入 忠 昭
39番 佐々木 壽 吉 40番 太 田 憲 二
41番 若 林 新 三 43番 山 田 春 男
44番 児 玉 光 禎 45番 金 子 和 彦
46番 永 田 雅 紀 47番 沖 宗 正 明
48番 土 井 哲 男 49番 木 山 徳 和
50番 種 清 和 夫 51番 中 本 弘
52番 木 島 丘 53番 碓 井 法 明
54番 藤 田 博 之
───────────────────────────────────────
欠 席 議 員 氏 名
な し
───────────────────────────────────────
職務のため議場に出席した
事務局職員の職氏名
事務局長 田 原 範 朗
事務局次長 重 元 昭 則
議事課長 石 井 一 司
議事課課長補佐主任事務取扱
小 田 和 生
議事課主幹 立 原 満
議事課主幹 今 井 悦 尚
議事課主査 高 谷 昌 弘 外関係職員
───────────────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 松 井 一 實 副市長 谷 史 郎
副市長 岡 村 清 治
危機管理担当局長行 廣 真 明
企画総務局長 及 川 享 財政局長 手 島 信 行
市民局長 谷 本 睦 志
健康福祉局長 川 添 泰 宏
こども未来局長 滝 川 卓 男 環境局長 和 田 厚 志
経済観光局長 久保下 雅 史
都市整備局長 山 地 正 宏
都市整備局指導担当局長 道路交通局長 谷 山 勝 彦
古 川 智 之
下水道局長 早 志 敏 治
会計管理者 佐々木 政 弘
消防局長 山 崎 昌 弘 水道局長 野津山 宏
監査事務局長 堀 敬 輔 財政課長 中 村 徹
教育長 糸 山 隆
選挙管理委員会事務局長
久 保 雅 之
人事委員会事務局長
柴 田 吉 男
───────────────────────────────────────
午前10時43分開議
出席議員 52名
欠席議員 1名
○山田春男 副議長 皆さん,おはようございます。
出席議員52名であります。
───────────────────────────────────────
開議宣告
───────────────────────────────────────
○山田春男 副議長 これより本日の会議を開きます。
───────────────────────────────────────
会議録署名者の指名
───────────────────────────────────────
○山田春男 副議長 本日の
会議録署名者として
6番 平 野 太 祐 議員
30番 平 木 典 道 議員
を御指名いたします。
───────────────────────────────────────
日程に入る旨の宣告
───────────────────────────────────────
○山田春男 副議長 これより日程に入ります。
───────────────────────────────────────
△日程第1 決議案第14号
議長不信任決議案
───────────────────────────────────────
○山田春男 副議長 日程第1,決議案第14号,
議長不信任決議案を議題といたします。
それでは,決議案第14号について,趣旨説明を求めます。
53番
碓井法明議員。
〔53番
碓井法明議員登壇〕
◎53番(
碓井法明議員) おはようございます。創生クラブの碓井法明です。本日は大変お世話になりますね。大変ありがとうございます。
議長不信任決議案を出させていただきますが,その前に,昨日行われた請願第46号,
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについての
議会運営委員会の審議について,一言申し上げたい。二言になるかもしれませんが,よろしくお願いしたいと思います。
これを,皆さんのおかげ,あるいは議会の委員長,委員長のおかげでいろいろと請願者の説明ができるように,趣旨説明できるようにしていただいたことについては感謝します。大変ありがとうございます。
議会運営委員会には,
請願者代表の安田誠一さんを含めて,8,031人の
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについての請願が審議されたわけであります。その内容については,既に皆さんに配付されておりますので,省略しますが,安田さんを初め8,031名の署名は,念書にある辞職するという約束を守らない議長に対する市民の怒り,そして不信感,本当の声なんですね。真実の声であります。誠意を持って,
議会運営委員会で審議されるべきでありますが,皆さんも参加なさった議員は御存じですが,実質,審議はほとんどされず,形だけの時間の審議で請願は否決されました。
念書の存在に関する委員の質問や,この実際,出たんですね。市民の本当の声が審議されず,請願者の安田さんも,これでいいのか,市民不在じゃないかと,市議会の体をなしていないよ,まさに,死に体になっているんじゃないですかということを私に言われまして,私も恥ずかしい思いをしました。そうだなと思いました。また,
広島市議会の2月のポスターのキャッチフレーズを見て,ともに考える広島の未来でしょう,ともに考える広島の未来となっているが,議長が約束を破って,市民を裏切る状況では,広島の未来はなく,絶望的だ。また,世界の広島というのをきのう話に出ましたけれども,世界の広島と言われているが,このような市議会では恥ずかしいとも言っていました。市民から選ばれた議員は,真実が通る本物の議員として,議会での正しい判断をお願いしたいとも語っていました。
前文が長くなりましたが,それでは,
議長不信任決議案の趣旨説明を案文の朗読をもってかえさせていただきます。
決議案第14号,
議長不信任決議案。
平成29年12月14日に
広島市議会に提出した
議長不信任決議案に続き,市民から,議長としての信頼と信用を得られていないため,次の理由により改めて
永田雅紀広島市議会議長の
不信任決議案を提出する。
米朝紛争に端を発する
トランプ政権の小型核の開発,これを日本政府が支持を表明するなど,今や世界秩序は混沌とし,日本政府も国民に高い信頼を得ているとは言いがたい。我々の足元にある地方議会の信頼性も,残念ながら低下している。この要因とは何か。政治の世界に,うそがまかり通っているからである。
平成29年12月15日の中国新聞の朝刊に,
広島市議会定例会最終日に,
議長不信任の決議案と動議が相次いで提出され,議長就任の経緯と,平成29年6月定例会で辞職すると記した念書の存在があったことが掲載されたが,この報道により危機感を持った市民は,
永田雅紀広島市議会議長を不信任とし,議長の交代を求める請願署名を行っている。
平成30年2月20日には,7,483名の署名を添えた請願書が
広島市議会に提出され,さらに548名の追加署名が提出されており,合わせて8,031名の請願署名となっている。
これは,
永田雅紀議長に対する市民の不信感であり,怒りの声である。そして,この署名活動は,永田議長が辞職するまで,また,良識ある
広島市議会の運営が図られるまで続けられる。私が嫌われ役をやるということであります。
議会はもっとも身近で,市民の声を肌で感じる存在であり,まさに市民を代表する機関である。その議会を代表する議長は,卓越した識見のもと,議会の品位とルールを重んじ,市民及び全ての議員から信頼されるものでなければならないが,多くの市民から信頼を失っている今,
永田雅紀議長は議長としての的確性に欠けるものである。
よって,
広島市議会の正常化に向けて,
永田雅紀議長を信任せず。
以上,決議する。
平成30年2月27日,
広島市議会。
御賛同よろしくお願いいたします。大変,御清聴ありがとうございました。終わります。
○山田春男 副議長 お諮りいたします。本件は,質疑並びに
委員会付託を省略いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田春男 副議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
これより討論に入ります。
発言通告者に発言を許します。
54番
藤田博之議員。
〔54番
藤田博之議員登壇〕
◆54番(
藤田博之議員) ただいまの決議案に賛成の立場から討論をいたしたいと思います。
提案理由が全て賛成ということでないので,討論をして,どうして,どういうことで賛成をするのかということを申し上げておきたい,こういうように思うわけであります。
私は,昨年の12月に動議として,
議長不信任案を提出いたしました。そのときも申し上げたわけでありますが,我々の議員年金について,議会の意思も全く決まってないのに,過去の歴史,経緯を無視をして,勝手に法案整備を働きかけて,議員年金を復活しようとしたところに,不信を感じたわけであります。
今,碓井議員さんが提案されましたが,それは,その理由は,私から言ってみれば,ほんのわずかなところであって,主に,この
議員共済年金というのを復活するというのは,大変なことであろうと思うわけであります。
私が,
全国市議会議長会の会長に就任したのが,平成19年の6月でありますが,そのときに当時の事務総長が,私に,藤田会長さん,いいときに会長になられました,昨年,議員年金を改定して,もう20年間はこれで年金は大丈夫です,ですから,いいときやられました,これまではずっと,1年がえに改正してきましたと,こうおっしゃって,非常に褒めてもろうたんですが,その総長さんも実はよく知られんで,新しい総長で,内容を聞かされただけを私におっしゃっていただいたんだと思うんですが,私は安心をしておったら,平成20年の決算をしてみて,議員年金のですね,大赤字になることが発覚をしたわけであります。それですぐ総務省に,議員年金が,共済会が倒産する,だから
検討委員会を総務省の中で立ち上げていただきたい,こういうことを申し入れて,立ち上げていただいたわけであります。そして,おおよそ1年かけて総務省の中でも審議をしましたし,
全国市議会議長会としても検討会を重ねてまいりました。
その結果,どういう角度から見ても,議員年金というのは成り立たない,こういうことがわかったわけであります。平成の合併が始まったのが平成10年でありますが,平成10年のときには,地方議員が6万1900人おられました。そして,受給しておる人がおおよそ9万4000人であります。そのときの議員のいわゆる共済掛金の率というのは16%でありました。その3年前には14%であって,100分の14だった。その前は100分の11,その前は10.5,そしてその前は10,9,7いうようにずっと,年数ごとに,こう上がってきて,掛金がですね。最後には私ども政令市の人は,年額161万円掛金を掛けておったわけであります。ところが,30年で打ち切り,ですから10期やった人は,10年分,いわゆる1610万円というのは掛け捨てで,一銭もその掛金が受益になっていないという,そういう矛盾もありました。
しかし,これ,
共済掛金制度ですから,それもみんなが納得をして続いてきたんですが,今度はそれ自体が倒産をする。16%掛けても倒産する。それ,世界一高い年金掛け率であると思うんです。普通のサラリーマンの人は,おおよそ8%前後の掛金であります。それも,しかも2分の1は雇用主が払う。ですから,低い掛金でありますが,議員というのは,特別にまたそういう12年で年金がつくというのもあって,そういう特別な割高になっておったんですが,それでもまだ諒恕して,ずっと続けたんですが,それが倒産をすることになる。
それは,議員がどんどんどんどん少なくなった。平成11年に,まだ合併を進めておりましたが,それでも1260億という共済掛金の貯金を持っておりました。それがもうたちまちなくなってきたわけです。合併をして,どんどんどんどん毎年合併をして,6万1900人おった地方議員が3万3200人になったんですから,おおよそ半分になった。
ですから,半分になっただけならいいんですが,町村議会から市議会の共済会へ入られるんです。町村が合併をして市になるんですから。そのまま市に来られて,市の市会議員として退職をされることになる。市会議員として年金をいただくことになる。
そうしたら,今までの掛けたいわゆる掛金を持ってきてもらわにゃいけんのですが,
町村共済会も合併をして,おらんようになるもんですから,議員さんが,払う者がいない。ですから,
町村共済会が一番に倒産をしたんです,お金がなくなって。そして,市議会の共済会が貸しておったんですが,それ取り戻すこともできん。3000億円ぐらいの赤字が目の前にできたものですから,もう解散する以外ないだろうということで,解散をすることになったんですが,これも,私は19年になって,19年度,20年度ですから,21年の6月まで私は会長をしたんですが,その後,この問題を解決するまで,
全国市議会議長会でも初めてでありますが特別顧問というのになって,会長職務を続けて,この年金問題を解決したわけであります。
最終的には,国民年金に入る以外ない,こういう結論に達したわけであります。事業主,事業を持って個人事業主として国民年金に入る,そういうことを提案をしたわけでありますが,多くの皆さんが,国民年金じゃ食うていけん,地方議員にも老後があるんで食える年金をつくってくれ,こういう話が出たんですが,そこで私は,国民には食えん年金を押しつけて,我々ら議員だけが特別な年金をつくって,ぬくぬくと老後を過ごすというような考えそのものがおかしいっていうので,結局廃止を,平成23年から廃止をすることになったわけでありますが,その程度の議員さんが非常に意見が多かった。私は,全国の大会でも,異議ありいうのが出て,そういうような話をして,一人で答弁してきたんですが,全国にも行きました。自分方の町だけじゃあ,市だけでは,なかなか納得してもらえん。だから来て話をしてくれ。広島県でも東広島と呉市,回りましたが,話をして,結局納得していただいたんですが,議員年金というのは成り立たない,議員がふえんのですから。議員が減るばっかりですから。掛金を掛ける人が少なくなって,もらう人が多くなるという,そういうことですから,成り立たない。
あと,じゃあ,全部補填をすりゃあええじゃないか,それぞれの市町村でっていってもですね,それには膨大なお金がかかるわけであります。今やめても,国が1兆5000億円ぐらい払うようになろうと思うんです。
それは,いまだ掛けた人がもう50年ぐらい,若い人がやめておりますから,50年ぐらい共済会というのは解散できない。国が補填,我々議員は一銭も払わんのですから,国が払わなきゃいけんのですが,結局80%,掛けた金の80%を議員さんにお返しをしようと,そしてもらう人は,その今の制度でやっていこうという,そういう結論に達したわけですが,昭和36年に,この議員年金というのができました。国民年金も昭和36年にできたんです。そのときに議員年金に入った人は,国民年金に入らなくていいという,そういう法律だったんです。ところが,国民年金もなかなか財政が窮屈なもんですから,昭和60年に,議員年金入っておる人も国民年金に入りなさいという,そういうことになったもんですから,その間の人たちは,議員年金だけで生活をしておられるんですね,国民年金なしに。その人たちをなしにすると,生活困窮になりますから,その人たちは保障する。
こういうことで,今の制度になっておるんですが,そういう議員年金,いろんな経過があって今廃止をしたのに,法案を整備をして,法整備をして,また復活しようという,そして,国民年金よりかいい,ぬくぬくとやっていこうという,そういうことにもしまた立ち返るんなら,やっぱり議会で慎重に,それぞれが審議をしていかないけんのじゃないだろうか。こういうように思うわけであります。
市町村の数も,平成の合併が進むまでは3,434あったんです。ところが,今では,都道府県を入れて1,788なんです。いわゆる,市町村も半分になった,議員も半分になった。それで,市町村は財政的には1100億ぐらい,それぞれが,今市町村さんがおられんようになった,議員さんも要らんようになったというので,年間1100億ぐらい,要は,金が要らなくなったという。それは,一つの行政改革であろう。こういうように思うわけであります。
年金制を,本当に何年か,3年か5年ごとにずっと掛金を上げてきても,もう成り立たないという,そういうような過去の歴史を見ない,いわゆる勉強しないで,その後に当選された新しい議員さんの声というのはまた違うから,そういうようなことになったんかもしれませんが,もう少し自分自分のことは考えにゃいけんのじゃないだろうか。それを,東京の方でやりよるんじゃけえ,わからんだろうという,そういうような問題じゃないと思うんです。
全国市議会議長会のことも,即座に,地方にもわかるわけでありますから,そういうことをやるんなら,みんなに報告をせにゃいかん。そういうことで復活しよう思うとか,あるいはこういう運動をするんだとか,そういうことが必要なんじゃないだろうか,こういうように思うわけであります。
そして,前回,私が不信任動議を出しましたが,誰ひとりとして反対する者もおらん,賛成する者もおらん,問答無用でありますが,これ,ここは言論の府ですから,もしそれが気に入らんなら,気に入らない態度を示さなきゃいけん,発言をせにゃいけんのです。ここの議場は,我々議員の戦場なんですよ。それぞれが意見を戦う,この戦場の場で,何にも言わんと,陰で隠れて,あの理由じゃ賛成できんとか,あの理由はこういけんとか,ええとかいうのは,これは議員としてあるまじき行動じゃと思うんです。何で発言をせんのですか。言いたいことはここで言うて,議論を戦やあええと思うんです。ここで言わんと,こそこそこそこそ,外へ出て言うたって,何の効果もありやせん。信念があるんなら,市民の代表としての誇りがあるんなら,ここで言うべきじゃないんですか。私はそういうように思うんですよ。
だが,不信任のいわゆる理由にはいろいろあると思う。今,碓井議員さんがおっしゃったようなことも理由の一つ。私が申し上げたことも,これは政策として大事なことなんですよ。議員というのは,何かしたら,ちょろちょろちょろちょろいいことをしよるんじゃないだろうか,こういうようなことが,やっぱり市民に不信を買う。
議員が12年で年金がつく,そのためにはやっぱり高い掛金を払うておるわけでありますが,それでも国民年金と比較すると,はるかに優遇されておる。国民年金で食えんのなら,国民年金で食えるような,国民年金を上げる運動をやっぱり我々はしていかないけんのじゃないだろうか。こういうように思うんです。今6万8000円か何ぼかで,確かに,生活は困窮しておると思いますが,もう少しそれなら国民年金を上げて,上げる運動をして,みんなでもう少し豊かな老後ができるような,そういう運動をするのが我々の義務じゃないかと,仕事じゃないかと,こういうように思うんですよ。
私が会長のときに,総務省で事務当番したのが,副市長で来ておった佐々木さんです。あの人が公務員課長で当番,書記をしておられた。ですから,その1年間,一緒に過ごしたから,会議でですね,私もここへ来られる前からよく知っておったんですが,そういうような総務省でも結局何でこんなことになったかいうと,総務省というのは,我々議員がみんな信頼しておったんですよ。総務省が言われるんじゃから,国が言われるんじゃから,そのとおりをすれば間違いないだろう,だまされることはないだろうと,こういうような思いで,歴代の会長が総務省案を丸のみしておったんです。それがつまらん言うんじゃないですよ。丸のみをしたから,結局倒産し,倒産し,来たんですが,総務省の役人さんは,その場,自分がおるときはええぐあいに行きゃあええということで,3年か4年かは,ええぐあいにいくいう話。あとは,いかないという。それを私は20年間,大丈夫と言われたのを,その1年もたたないうちに赤字になったから,精査をせいと言って,精査をさせたら,とんでもないことだった。間もなく3000億円の赤字になるという,倒産しますと,こう。倒産したら大変じゃないかという,そういうことで
検討委員会をつくってもらい,
全国市議会議長会の中でも
検討委員会をつくる。総務省でもつくってもらう。両方で意見を戦って,1年かけて廃止をした。こういういきさつであります。
したがって,このことは看過できない。こういうことで不信任を提出をいたしたわけであります。そういう意味で,永田雅紀君の議長交代を求める,こういうことで賛成をするわけであります。今,碓井議員さんがいっぱい言われましたが,それは何十分の1の理由であって,私は今のことで,この決議案,決議案の表書きは,議長の交代を求めるというんですから,それに賛成をするということで賛成討論をさせていただいたわけであります。
以上であります。
○山田春男 副議長 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件は,原案どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山田春男 副議長 起立少数であります。
よって,本件は,否決されました。
───────────────────────────────────────
△日程第2 請願第46号
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについて
───────────────────────────────────────
○山田春男 副議長 次は,日程第2,請願第46号,
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求めることについてを議題といたします。
本件に対する
議会運営委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました請願審査報告書写しのとおりでありますので,委員長の報告は省略いたします。
藤田議員より,議会運営
委員長報告に対する質疑の申し出がありますので,これを許します。
54番
藤田博之議員。
◆54番(
藤田博之議員) 委員会では,不採択というふうには報告ありましたが,不採択の理由を言ってください,審議の経過を言ってください。
○山田春男 副議長 三宅正明議会運営委員長。
◎18番(三宅正明議員) 審議の経過について申し上げます。
請願者の趣旨説明を行った後,紹介議員さんの説明を受け,委員の中から採決すべきという声がございましたので,採決するかどうかを委員の皆様にお諮りしたところ,採決すべきという方が多数でございましたので,採決をするに至りました。
その結果,この請願第46号につきましては,不採択という方が多数でございましたので,結果として不採択という報告をさせていただいております。
○山田春男 副議長 54番藤田議員。
◆54番(
藤田博之議員) 結果は,議長が聞いたからええんですが,審議の内容を報告せいと,こう言うたんですよ。審議をしておらんのなら,しておらんに,審議したんなら,どういう審議をしました,これを報告してください。
○山田春男 副議長 三宅議会運営委員長。
◎18番(三宅正明議員) 請願者の方が趣旨説明をした後,御意見のある方はいらっしゃいませんかというふうに私は尋ねました。その中で,御意見が出ませんでした。御意見が出たとすれば,採決をすべきという御意見がございました。その後,先ほど申し上げた進行によって進めたわけでございます。
○山田春男 副議長 54番藤田議員。
◆54番(
藤田博之議員) それじゃあ,委員会として審議をしていない,こういうことなんですね。いきなり採決をしたと,こういうことですか。
○山田春男 副議長 三宅議会運営委員長。
◎18番(三宅正明議員) いきなり採決をすることはできません。
皆様に,御意見がございませんかというふうに尋ねましたら,皆様からの御意見は,採決をすべきという御意見だけであったということでございます。
○山田春男 副議長 54番藤田議員。
◆54番(
藤田博之議員) そういうことでなしに,審議をしたかどうかと,これの。採決をせえ言うのは審議じゃないだろう。採決せえ言うのが審議ですか。
採決をせえという意見しかなかったいうことですか。
○山田春男 副議長 三宅議会運営委員長。
◎18番(三宅正明議員) 先ほどから申し上げておりますように,私は,審議をする場にあったわけでございますから,皆様方から意見はございませんかというふうに尋ねました。その中で意見は出なかったということでございます。
○山田春男 副議長 以上で質疑を終結いたします。
これより,討論に入ります。
発言通告者に発言を許します。
54番
藤田博之議員。
〔54番
藤田博之議員登壇〕
◆54番(
藤田博之議員) 同じ趣旨でやりますが,請願で
議長不信任が出るというのは,私も50年余り政治家をしておりますが,初めてであります。市民が請願で,議長やめろというようなことが起こること自体,想定をしておりませんでしたが,そういうことになったわけでありますが,普通の場合,議員をやめるということになると,四つの方法があるんじゃないかと思うんです。一つは,死亡したりなんか,もう自然にやめないけん。もう一つはみずからで辞職。もう一つは,議会で懲罰委員会にかけて除名をする,特別多数議決で。もう一つは,市民の直接請求によるリコール,解職請求。この四つが,議員がやめるときの手段だと思うんですが,その中で請願が出るなんていうことは誰も想定をしておりませんが,恐らく解職請求やれば,税金を使うことになるし,あげくの補欠選挙でも,聞いていますとおよそ4200万円は要るそうであります。中区でやれば,人口も多いし5000万ぐらいかかるかもわかりません。そういうことを,いろんなことを考えて,誰が出された知恵か知りませんが,請願を出された。私のところ,来られたから,私はその内容について,全面的に賛成する立場じゃありませんが,しかし,永田雅紀君の議長を交代せい,このことについては賛成でありますから,私も署名しましょう言うて,請願者の紹介議員になっております。
本来,あの中に書いてありますようなことは,あっちゃならんことであります。
しかし,それは,議会の本会議とか委員会でのことじゃないわけでありますから,いわゆる会派と会派の約束事,あるいは政党と政党で言うべきかもわかりませんが,そのことを持ち出して,何もかもやれというのはどうかという感じはしております。ですから,私は,議員年金で戦うことにしたわけであります。本来,約束事というのは,私も長いこと議員をやっておりますが,やめることを約束して,文書で交わすじゃのいうことはあったことがありません。みんな,それは紳士協定で,1年あるいは2年いうのが,みんなそれぞれが約束して,腹芸でやってきた,表出さない,腹芸でやってきたものだと思うんです。これまで,正副議長,政令都市になってからでも恐らく30人ぐらいは正副議長でかわられたと思いますが,ただ念書を書いて,そのとおりやめたという人はないし,念書書いた方もおらんと思います。
それが,念書を何で書くことを思い立ったかという。これ,私が提案したんですから。もともと,よその会派へおって,ほかの議員さんを議長にする,あるいは副議長にするということをグループで決めておったというのは聞いておるんです。そして,我々も別にグループをつくって,どう考えても,27票しか読めんじゃないかと,完全に勝つためには,もう27票じゃくじ引きになるぞ。だから,もう1人,2人,私の言葉で言えば,引いてこいと,こういうことを言うたんです。そのためには時間も要る,だから金曜日は延ばせ,何が何でも金曜日は流して,月曜日にせえ,2日あれば何とかなるいう話をしたのも事実です。そういうところへ食いつく一人は信用できん,だから,念のために,守らんかもわからんが,念書とっとけいうことになったんです。守らんかもわからん。だから,その守れんときにはどうするかいうことなんです。約束したが守れん。そういうときはどうするんですか。
例えば,みやすうに話ししたら,お金を借りた,何月何日には返します。どうしても都合がつかん。そのときには,前もって行って,あしたとか,あさってでもいつでもええですが,金を借りて期限が間もなく来るんじゃが,今払えんけん,もう少し延ばしてもらえんじゃろうか。そういう話をするんが普通の人間じゃないんですか。何か約束したときに,守れなかったときに,約束は完全に守るのは,約束なんかしません,ほとんど。当たり前のことじゃから。約束が守れんかもわからん,それを約束をするのは,やっぱり努力目標なんですよ。
そうしたら,永田君も,あるいは取り巻く者も,ああいう約束をしておるが,例えばついでにこの4年間やらせてもらえんじゃろうか,そして私,議会の改革をしたいんじゃと,こういうことを今手がけておるんじゃ,あるいは,こういう思いがあるんじゃ,ぜひ,この約束をしたことは知っておるが,延ばしてもらえんじゃろうか,こういうことを言うてくるのが普通じゃないんですか。それが,あの約束は破棄します。中学生の生徒会でもそんなことは言いませんよ。私はそれが腹が立っておる。言うてくれば,何かそれは話をしますよ,どういう話になるか知らんが。その結果,決裂することもあるが,ただの一回もそんなことを言わないで,破棄するだなんて,とんでもないことじゃない。人間としても。
それを皆さんは問答無用で認める,それがおかしいなら,何か反対討論すりゃええじゃない。それ,おかしいじゃないか。反対討論もせん,賛成討論もせん。何のために口がついておるんね。何か言わにゃおかしいんじゃないの。問答無用というのは。
今の委員会にしても,審議能力ないじゃない。請願者が説明したら,それで終わった。全く審議能力がない。恥ずかしいことはないですか。そんなことで。しかも,政令都市の市会議員として,恥ずかしいことありませんか。何か言うたらどう。何がいけんのか。地方自治法じゃ,議員が4年になっておる。わかり切っとるわ。役員は4年なの,議員の任期によるというの,わかり切っておるが,わかり切っておるのを区切るのが約束事じゃろう。それは法律に違反するわけでもない,不信任が通ってやめないけんわけでもない,これはあくまでもお互いの紳士協定で,円満な人事やろうと思うんです。今までたくさん,任期の途中でやめられた人がおる。それはみんな,念書も何にも書いておらんが紳士協定なんです,そのときの。私は,紳士協定をこの人は守らんだろう,こう思うたから,念書持ってこいとこう言ったんです。それはやっぱり,私事なんだ,公の議会じゃないの,公の問題やない。だから,不信任の主たる材料にしなかった。
ほいじゃが,それも一つは入っておる。入っておるから,今,じゃから賛成討論しよるんです。その趣旨には,議長交代を求めるという趣旨には賛成であって,あとの理由は賛成を皆しておるわけじゃない。ほいじゃが,皆さんに言いたいのは,何で口を開かんのか。やめさせとうないんなら,討論すればええだけ,ええがにやりよるのに何でそんなことを言うんかい,何なりと言やあええじゃない。何にも言わんと,問答無用,何をたくらんでおる。そう思うよ。
何の理屈もないの。理屈もなしに,反対したり賛成したりするんか。中学校の生徒会でも少しはましなんじゃないですか。わしゃ,中学校の生徒会以下じゃ思う,そういうような審議,何も問答無用で黙っておって,反対したり賛成したりするいうのは。それぞれのクラブにはリーダーもおろうし,何かしたらどうなんだ。ほんまに腹が立つ。あんまり失言もしてもいけませんので,熱うなって,ですが,理由はいろいろあるが,私はそういういわゆる独走するといいましょうか,そういうようなことが許せん,こう思うんですよ。反対をする人はどうぞ何なりと言うてください。議場外,土俵の外でくそ文句言ったって始まりゃせん,こういうふうに思うんですよ。
私は趣旨はどうあれ,議長交代を求めるという請願には賛成の立場から今討論をさせていただきました。皆さんに御賛同をお願いします言うたって物も言わんぐらいじゃけえ,せんだろう。まあ好きにしてください。終わり。
○山田春男 副議長 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件に対する委員会の報告は不採択であります。本件は,会議規則第75条第1項の規定により,採択することについてお諮りいたします。
本件は,採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山田春男 副議長 起立少数であります。よって,本件は,不採択と決定いたしました。
〔副議長山田春男議員,議長永田雅紀議員と交代〕
───────────────────────────────────────
△日程第3┌自第274号議案 平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)
┤
└至第294号議案 変更契約の締結について
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 次は,日程第3,第274号議案から第294号議案を一括議題といたします。
本件に対する各常任委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました議案審査報告総括表のとおりでありますので,委員長の報告は省略いたします。
なお,馬庭恭子議員ほか5名より,第274号議案に対する修正案が提出されておりますので,あわせて議題といたします。
それでは,第274号議案に対する修正案について,提出者の趣旨説明を求めます。
21番馬庭恭子議員。
〔21番馬庭恭子議員登壇〕
◎21番(馬庭恭子議員) 馬庭恭子です。第274号議案,平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案を説明いたします。
平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)の一部を次のように修正します。
第3表債務負担行為補正のうち追加中,広島市火葬場等及び広島市納骨堂管理の項を削る。
提案理由を簡単に説明いたします。
本補正予算案には,広島市火葬場等及び広島納骨堂に係る
指定管理者の指定について,4年間で限度額14億6482万4000円の債務負担行為の設定が含まれております。
この広島市火葬場及び広島市納骨堂に係る
指定管理者の指定についての議案は,昨年12月議会で議案撤回となったため,理事者において指定審議会で再審査し,その結果,問題なしとされたものです。
しかしながら,再度,指定の相手方を調査したところ,次の事実が明らかになりました。
会社法第440条によると,株式会社は貸借対照表を官報に公告しなければならないとされておりますが,指定の相手側である株式会社日本斎苑は今まで全く公告をしてないという事実と,さらに入手した貸借対照表の要旨によると,会社の安全性の指標である自己資本比率が0.47%,流動比率が113%と会社の土台である支払い能力が極めて低いという事実が確認されました。
株式会社日本斎苑は,まごころサービスグループとして株式会社合人社計画研究所と組んでるとはいえ,法人経営における安全指標が極めて不安定な会社です。その会社を
指定管理者として承認することは,市民に付託を受けた議会人として,そして議会として責任を負えません。
以上により,平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)から広島市火葬場等及び広島市納骨堂の管理を
指定管理者に行わせることに伴う債務負担行為の設定を削除する必要がございます。
よって,この修正案を提出するものでございます。御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○永田雅紀 議長 これより,修正案に対する質疑に入ります。
本件については,質疑の通告がありませんので,これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
発言通告者に順次発言を許します。
21番馬庭恭子議員。
〔21番馬庭恭子議員登壇〕
◆21番(馬庭恭子議員) 馬庭恭子です。第289号議案,公の施設の
指定管理者の指定についてに対する反対討論を行います。
この公の施設の指定管理においては,議案質疑で述べましたが,簡単にさらに事実を上げてみます。
まず,申請の時点において,加点目的で市内に支店があると申請したが,結局バーチャルオフィスであることが判明したこと,12月議会での議案撤回後の2回目の指定審議会では,法定雇用率のみが優位で本来の火葬業務自体は次点のグループより低く評価され,1回目の指定審議会の評価と逆転したこと。
次に,総合得点は法定雇用率のみが優位であったため,わずか1.8点の差で指定は変わらず,問題なしとされたこと。
次に,昨日の厚生委員会での質疑で次のことが重ねて明らかになりました。会社法440条により,本来,株式会社は決算公告を官報などに公告しなければなりません。しかし,グループ内の株式会社日本斎苑はその義務を会社設立から2年間怠っていたことがわかりました。政令都市の指定管理に応募する会社が基本のルールさえも遵守できていません。
次に,貸借対照表の要旨が提出され財務分析をすると,会社の安全指標である流動比率113%,自己資本比率が0.47%であることが明らかになりました。参考までに自己資本比率が高いほど経営の健全率が高いとされています。この自己資本比率から見ると,債務超過すれすれの数字で利益剰余金は赤字計上でした。また,赤字を少なく見せるときの手段としての繰延資産が計上してあることも気がかりです。
議員として当局とやりとりをして手に入れられる資料は残念ながらここまででした。詳細な貸借対照表と損益計算書があれば数字はうそをつかないのでもっと理解が深まります。逆に誤解も解けることもあります。しかし,当局から明解な安全・安心材料は与えられず,不安材料として残ったままです。よって,この議案は問題なしではなく,いまだ問題ありと私は判断いたしました。
以上で反対といたします。
以上です。
○永田雅紀 議長 次に,37番中森辰一議員。
〔37番中森辰一議員登壇〕(拍手)
◆37番(中森辰一議員) お疲れさまです。日本共産党の中森辰一でございます。日本共産党広島市議団を代表いたしまして,議案に対する討論を行います。
反対の議案は,第284号議案と第289号議案であります。第294号議案には意見を付して賛成といたします。また,第274号議案,
一般会計補正予算(第5号)の修正案を共同提出しております。ほかの11の議案は賛成です。
以下,理由と意見を述べます。
まず,第284号議案,広島圏都市計画地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例は,平和大通り地区ほか,2地区の地区計画の区域を再編成した上で,それぞれのうちA地区について高層ビルの建設を誘導するために建築物の敷地及び構造に関する制限を改める等を行おうとするものです。私たちは建物の老朽化に伴い,その耐震性向上など,災害への対応力を高めることや高齢者や障害のある人たちにとって利用しやすいものにしていくことは必要なことだと考えますが,いたずらに高層化を図り広島のまちを高層ビル群にしていくことには必ずしも賛成するものではありません。
その上で,今回の高層化を進めようとする案の中には,平和大通りの平和大橋より東の部分が丸々入っていますが,そのうちの西の端部分は世界遺産原爆ドームのバッファーゾーンと重なっております。ここは市の方針として世界遺産の価値を守るために景観上の制限をかけており,その中には高さ制限もあります。そこをあえて高層ビルの建設を誘導する区域に入れることは市の方針としては矛盾です。この二つの問題はいずれも都市整備局が担当しているものであり,同一局の中で矛盾する施策を提案するというのは理解できず,広島市の行政というものがバッファーゾーンの扱いについて極めて理解が薄く,世界遺産原爆ドームに対する責任感に欠けているのではないかという強い不信感さえ感じます。最低限バッファーゾーンの区域は除くとの文言をきちんと入れるべきで,そのことを強く求めるものですが,本条例案ではそうなっていないため反対といたします。
次に,第289号議案は,広島市の永安館,可部火葬場,湯来火葬場,五日市火葬場,西風館の五つの火葬場と高天原納骨堂の
指定管理者を株式会社合人社計画研究所と株式会社日本斎苑の2社によるまごころサービスグループに指定しようとするものです。
この議案に関しては,本会議で2人の議員から質疑が行われましたが,この会社が
指定管理者に指定されることに強い疑問があります。質疑で明らかにされたように,この議案が昨年12月議会に提出された折,馬庭議員があえてこのまごころサービスグループの2社について調べたところ,日本斎苑の広島支店は実態のないバーチャルオフィスだということがわかり,公募で行われた審査結果に重大な疑義があることが同議員から伝えられ,慌てて議案を取り下げた経緯があります。しかし,広島市がこの会社の支店がバーチャルオフィスであることを訪問して確認した上で改めて審査をしたところ,結局まごころサービスグループが一番高い点をとったということになりました。しかし,その差はわずか1点余りです。
問題は,このまごごろサービスグループが広島市内に本店や支店があるかどうかで加点を行う趣旨を知っていたにもかかわらず,バーチャルオフィスで加点を得ようとした,つまり明らかに広島市行政を欺いて加点を得ようとしたということです。このようなことがわかった時点で広島市が実施した公募という形の競争入札を妨害して不当な利益を上げようとしたとして,このまごころサービスグループには公募に参加する資格が消滅したと言わねばなりません。あるいは,それでも公募への参加を認めたにしても,広島市行政を欺こうとした点を重視して減点を行うべきであります。
ところが広島市行政はまごころサービスグループの欺瞞行為によって12月議会への議案の提出を撤回しなければならなくなったことや,そのために余計な業務を行わねばならなかった,つまり広島市行政が相当の被害を受けたにもかかわらず,さらにいわば不当に競争入札を妨害したに等しいことが行われたにもかかわらず,この問題一切を不問に付し,そのまま審査をやり直すだけにしました。
厚生委員会の質疑で,こんな会社を信用できるのかと聞いたのに対して,法違反を行ったわけではないので信用できると答えました。法律に書いてあることに対して違反していたかどうかと,市を欺くような企業を信用できるかどうかは別問題であります。実態として広島市が被害を及ぼされているにもかかわらず,そんな企業を信用できるとは何をか言わんやと言わねばなりません。これは極めて特別な扱いだと言わねばなりません。このまごころサービスグループの筆頭会社である合人社計画研究所については元安橋東詰の世界遺産原爆ドームのバッファーゾーン内に設置されたオープンカフェの営業についても長期間にわたって市との契約条件に違反していたにもかかわらず,その違反状態を追認する契約変更の申請を直ちに認めたという問題も特別扱いだと言わねばなりません。広島市行政は特定の企業,これからも特別扱いするんでしょうか。本議案は到底納得できず,反対であります。
同じ理由で,第274号議案のうち,第289号議案に伴う予算を削除する修正案,その他の部分は賛成ですが,共同提案者になりました。
次に,意見を付した賛成の議案について意見を述べます。
第294号議案,変更契約の締結についてですが,これは恵下埋立地の建設工事について,鉛に係る土壌汚染調査等の追加のため,請負金額を増額するよう契約を変更しようとするものです。
建設工事がおよそ1年半遅延するため,工事のおくれを取り戻す努力をするにしても,恵下埋立地の使用開始は最長で1年半おくれる可能性があり,その分,今使用している玖谷埋立地の使用延長が必要になります。
地域の皆さんへの負担を少しでも軽くするために,出島の産廃処分場の活用が以前から提起されていましたが,本会議での答弁は水に浮くごみと浮かないごみを仕分けする手だてがないため使用できないということでした。出島埋立地は市も相当な負担金を出して県がおよそ500億円もの巨額の税金を投入してつくったものですが,地元と約束した10年間では使い切れない現状では半分以上使い残しかねない状況にあります。しかし,行政の信頼性を確保するために,地元との10年間の供用期間は絶対守らねばなりません。ならば,広島市の水に浮くごみも含めてできるだけ出島処分場の活用を検討するのは当然です。水に浮くごみはだめの一言で片づけられるようなことではないと考えます。
もちろん新たに何百億円もかかるようなことでは困りますが,日本のあらゆる分野での世界に冠たる技術力を発揮すれば,水に浮くごみも含めて投入が可能になるような工夫ができるのではないでしょうか。それが実現できれば,長年にわたって負担をかけ続けてきた玖谷埋立地周辺の方々にさらに負担を延長することも必要なくなり,もしかしたらもっと早く玖谷の使用を終了する可能性が出てくるかもしれません。これは積極的に取り組むべきことではないかと思います。
以上の意見を申し上げて討論といたします。ありがとうございました。(拍手)
○永田雅紀 議長 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
第274号議案,平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)から採決いたします。
まず,本件に対する馬庭恭子議員ほか5名から提出された修正案について採決いたします。
本修正案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○永田雅紀 議長 起立少数であります。
よって,馬庭恭子議員ほか5名から提出された修正案は否決されました。
次は,修正案が否決されましたので,第274号議案の原案について採決いたします。
本件は,委員会の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○永田雅紀 議長 起立多数であります。
よって,本件は,委員会の
報告どおり可決されました。
次は,反対討論のありました第289号議案,公の施設の
指定管理者の指定についてを採決いたします。
本件は,委員会の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○永田雅紀 議長 起立多数であります。
よって,本件は,委員会の
報告どおり可決されました。
次は,同じく反対討論のありました第284号議案,広島圏都市計画(
広島平和記念都市建設計画)地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本件は,委員会の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○永田雅紀 議長 起立多数であります。
よって,本件は,委員会の
報告どおり可決されました。
次は,ただいままでに採決した議案を除く他の議案を一括採決いたします。
本件は,いずれも委員会の報告どおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永田雅紀 議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
───────────────────────────────────────
△日程第4 諮問第7号 審査請求に対する裁決について
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 次は,日程第4,諮問第7号,審査請求に対する裁決についてを議題といたします。
本件に対する消防上下水道委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました審査報告書写しのとおりでありますので,委員長の報告は省略いたします。
これより討論に入ります。
本件については,討論の通告がありませんので,これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件は,委員会の報告どおり異議なしと回答することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永田雅紀 議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
───────────────────────────────────────
△日程第5 請願の取り下げについて
(請願第36号 教育予算の増額,教育費の無償化,
父母負担軽減,教育条件の改善を求めることについて)
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 次は,日程第5,請願の取り下げについてを議題といたします。
お手元に配付してあります請願取下げ表のとおり,請願第36号について,請願者から取り下げの申し出がありましたので,所管の文教委員長へ通知し,委員会で報告されております。
お諮りいたします。請願第36号の取り下げについては,これを承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永田雅紀 議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
───────────────────────────────────────
休会について
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 この際,休会についてお諮りいたします。
明日から3月26日まで
予算特別委員会の審査等のため,休会にいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永田雅紀 議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
───────────────────────────────────────
予算特別委員会の開会通知の伝達
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 この際,御通知申し上げます。
本日の会議終了後,直ちに当議場において
予算特別委員会を開会する旨,委員長から申し出がありましたので,御通知申し上げます。
───────────────────────────────────────
散会宣告
───────────────────────────────────────
○永田雅紀 議長 本日はこれをもって散会いたします。
午前11時47分散会
───────────────────────────────────────
△(参照1)
平成30年2月23日
広島市議会議長
永 田 雅 紀 様
提出者
広島市議会議員
碓 井 法 明
議長不信任決議案
上記の決議案を別紙のとおり提出する。
決議案第14号
議長不信任決議案
平成29年12月14日に
広島市議会定例会に提出した
議長不信任決議案に続き,市民から議長としての「信頼と信用」を得られていないため,次の理由により,改めて
永田雅紀広島市議会議長の
不信任決議案を提出する。
米朝紛争に端を発する
トランプ政権の小型核の開発,これを日本政府が支持を表明するなど,今や世界秩序は混とんとし,日本政府も国民に高い信頼を得ているとは言い難い。我々の足元にある地方議会の信頼性も,残念ながら低下している。この要因とは何か。政治の世界にうそがまかり通っているからである。
平成29年12月15日の中国新聞朝刊に,
広島市議会定例会最終日に
議長不信任の決議案と動議が相次いで提出され,議長就任の経緯と平成29年6月の定例会で辞職すると記した念書の存在があったことが掲載されたが,この報道により危機感を持った市民は,「
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求める請願署名」を行っている。
平成30年2月20日には7,483名の署名を添えた請願書が
広島市議会へ提出され,さらに548名の追加署名が提出されており,あわせて8,031名の請願署名となっている。
これは,
永田雅紀議長に対する市民の不信感であり,怒りの声である。そして,この署名活動は
永田雅紀議長が辞職するまで,また,良識ある
広島市議会の運営が図られるまで続けられる。
議会は,最も身近で市民の声を肌で感じる存在であり,正に市民を代表する機関である。その議会を代表する議長は,卓越した識見の下,議会の品位とルールを重んじ,市民及び全ての議員から信頼される者でなければならないが,多くの市民からの信頼を失っている今,
永田雅紀議長は議長としての適格性に欠けるものである。
よって,
広島市議会の正常化に向けて
永田雅紀議長を信任せず。
以上,決議する。
平成30年2月 日
広島市議会
△(参照2)
(写)
議会運営委第1号
平成30年2月26日
広島市議会議長
永 田 雅 紀 様
議会運営委員会
委員長 三 宅 正 明
審 査 報 告 書
本委員会に付託された請願第46号については,審査の結果,下記のとおり決定したので,会議規則第71条の規定により報告します。
記
┌────┬──────────────────────────┬─────┐
│受理番号│ 件 名
│ 審査結果 │
├────┼──────────────────────────┼─────┤
│ 46 │
永田雅紀広島市議会議長不信任とし,議長の交代を求める│ 不 採 択 │
│
│ことについて
│ │
└────┴──────────────────────────┴─────┘
△(参照3)
議案審査報告総括表
┌平成30年第1回 ┐
└
広島市議会定例会┘
総務委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 275 │平成29年度広島市
公債管理特別会計補正予算(第1号) │ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 285 │公立大学法人広島市立大学定款の変更について
│ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 287 │辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
│ 〃 │
│
│(似島町辺地)
│ │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 288 │辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
│ 〃 │
│
│(沼田町戸山辺地)
│ │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
消防上下水道委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 280 │平成29年度広島市
下水道事業会計補正予算(第2号)
│ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 293 │契約の締結について
│ 〃 │
│
│(消防通信指令管制システム更新整備等業務)
│ │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
文教委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
経済観光環境委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 294 │変更契約の締結について
│ 〃 │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
厚生委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 277 │平成29年度広島市後期高齢者医療事業特別会計補正予算 │ 〃 │
│
│(第2号)
│ │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 278 │平成29年度広島市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) │ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 279 │平成29年度広島市
国民健康保険事業特別会計補正予算 │ 〃 │
│
│(第1号)
│ │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 281 │広島市
こども医療費補助条例の一部改正について
│ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 282 │広島市
重度心身障害者医療費補助条例の一部改正について │ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 283 │広島市
介護保険条例の一部改正について
│ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 286 │地方独立行政法人広島市立病院機構定款の変更について │ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 289 │公の施設の
指定管理者の指定について
│ 〃 │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
建設委員会
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│ 審査結果 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 274 │平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)中関係分 │ 原案可決 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 276 │平成29年度広島市
広島市民球場特別会計補正予算(第1号) │ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 284 │広島圏都市計画(
広島平和記念都市建設計画)地区計画の区域│ 〃 │
│
│内における建築物の制限に関する条例の一部改正について │
│
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 290 │市道の路線の認定について
│ 〃 │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 291 │契約の締結について
│ 〃 │
│
│(八木・
緑井地区雨水渠築造工事(その1))
│ │
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│ 292 │契約の締結について(
広島湯来線麦谷工区道路改良工事) │ 〃 │
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
△(参照4)
平成30年2月26日
広島市議会議長
永 田 雅 紀 様
発議者
広島市議会議員
馬 庭 恭 子 村 上 厚 子
中 森 辰 一 中 原 洋 美
藤 井 敏 子 近 松 里 子
第274号議案 平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案
地方自治法第115条の3及び
広島市議会会議規則第15条の規定に基づき,上記の修正案を別紙のとおり提出する。
第274号議案 平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案
平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)の一部を次のように修正する。
第3表債務負担行為補正のうち
追加中
広島市火葬場等及び広島市納骨堂管理の項を削る。
提案理由
本補正予算案には,広島市火葬場等及び広島市納骨堂に係る
指定管理者の指定について,4年間で限度額14億6,482万4千円の債務負担行為の設定が含まれている。
この広島市火葬場等及び広島市納骨堂に係る
指定管理者の指定についての議案は,昨年の12月議会で議案撤回となったため,理事者において指定審議会で再審査し,その結果,「問題なし」とされたものである。
しかしながら,再度,指定の相手方を調査したところ,次の事実が明らかになった。
会社法第440条によると,株式会社は貸借対照表を官報などに公告しなければならないとされているが,指定の相手方である株式会社日本斎苑は今まで全く公告をしていないという事実と,さらに入手した貸借対照表の要旨によると,会社の安全性の指標である自己資本比率が0.47%,流動比率が113%と,会社の土台である支払能力が極めて低いという事実が確認された。
株式会社日本斎苑は,まごころサービスグループとして,株式会社合人社計画研究所と組んでいるとはいえ,法人経営における安全指標が極めて不安定な会社を
指定管理者として承認することは議会として責任を負えない。
以上により,平成29年度広島市
一般会計補正予算(第5号)から,広島市火葬場等及び広島市納骨堂の管理を
指定管理者に行わせることに伴う債務負担行為の設定を削除する必要がある。
よって,本修正案を提出する。
△(参照5)
(写)
消防上下水道委第3号
平成30年2月23日
広島市議会議長
永 田 雅 紀 様
消防上下水道委員会
委員長 原 裕 治
審 査 報 告 書
本委員会に付託された諮問第7号については,審査の結果,下記のとおり決定したので報告します。
記
┌────┬──────────────────────────┬─────┐
│諮問番号│ 件 名
│ 審査結果 │
├────┼──────────────────────────┼─────┤
│ 7 │審査請求に対する裁決について
│ 異議なし │
└────┴──────────────────────────┴─────┘
△(参照6)
請願取下げ表
┌──────┬────────────────────────────────┐
│ 受理番号 │ 件 名
│
├──────┼────────────────────────────────┤
│ 36 │教育予算の増額,教育費の無償化,
父母負担軽減,教育条件の改善を求│
│
│めることについて
│
└──────┴────────────────────────────────┘
───────────────────────────────────────
議 長 永 田 雅 紀
副議長 山 田 春 男
署名者 平 野 太 祐
署名者 平 木 典 道...