6
◯後藤委員長 それでは、
協議に入ります。
お
手元の
会議順序に従い、進めてまいります。
初めに、今年度の
特別委員会の
進め方について御
協議願います。
お
手元の
資料2を御覧ください。
当
委員会では、
前期の4年間において、
最初の2年間は、
バス路線関連と
高齢者・
障害者等関連の
2つの
調査項目に
重点を置き、後半の2年間は、
自転車関連と、新
都市交通関連の
2つの
調査項目に
重点を置いて、
調査等を行ってまいりました。
それらの
調査結果をまとめて、平成31年1月と本年1月には、
資料3、
資料4のとおり、
市長宛てに
提言書を提出しております。
そこで、今年度の
委員会では、本日、今年度
重点的に
調査する
項目について
協議していただき、第2回で、決定した
調査項目に関する
前期の
提言書の
提言事項について、当局の
取組状況等を確認し、それを踏まえて、第3回で、今後の
取組等について
協議したいと考えています。
また、今年度
重点的に
調査する
項目については、
前期の
調査から時間のたっている1の
バス路線関連と、2の人にやさしい
交通政策関連としたらいかがかなと考えております。今年度の
調査項目や
委員会の
進め方について、
委員の
皆さんから具体的な御
意見、御
提案等がありましたら、お願いいたします。
7
◯井上委員 委員長のおっしゃったとおり、前年度に
自転車関連と新
都市交通関連は
提言書を1回出しているということなので、しばらく様子を見ておく必要があるのかなとは思います。その上で、今回の決算の
監査委員からの
意見書の中でも、たしか
自主運行バスについて触れられていて、まだ
課題が残っているという部分もあったので、そういう
意味では、この
バス路線関連というのは非常にタイムリーなのかなと考えていますので、
委員長の御
意見に賛成いたします。
8
◯池谷委員 私も2番の人にやさしい
交通政策関連ということで、少し
お話をできればなと思うんですけれども、やっぱり
高齢者の方々のいろんな
事件もありまして、
免許は返納しなさいよと言われるけれども、じゃ、
自分たちの足はどうなるのかという声をいろいろ聞いております。そういった問題をしっかりと解消できるような
在り方というのを模索していかなければならないというのと、
あとは、
地域の
安心・安全という面から、登校時の
子供たちに
バスが突っ込んでしまったといった
事件も起こっておりますので、そういったところの見直しですかね。人にやさしい、
安心・安全も含めて、これからどうするべきかということで、私も
委員長に賛成で、このところを深掘りしていければなと思っております。
9
◯宮城委員 調査項目の1番と2番にしようかという話だと思いますが、この人にやさしい
交通政策関連のことですが、ちょっと私、漠然としていてよく分からないんですが、昨年度
静岡型MaaSについて
提言しました。その中で、
高齢者や
地域の
観光の
在り方も、それから、
高齢者の
移動の
在り方も、そこで
静岡型の
MaaSという形がいいのではないかと言って
提言したと思いますが、それらとの
関連性はなく、全く新しい形でやるんでしょうか。
10
◯後藤委員長 MaaSについては、新
都市交通に関することだと思いますけれども、今言われているのは、
MaaSをやりたいということですか。
11
◯宮城委員 今まで
MaaSで、いろいろ
実証実験とかやった中で、
MaaSを使って、
観光もそうですけれども、
高齢者や、
地域、
都市部の中で、
免許証返納や
高齢化で
移動手段がない方にもとてもいいのではないかということを
実証実験の中で
感じて、昨年度、
生活密着型MaaSを
提言したいということでこの
特別委員会で
市長に
提言したということがありますが、それを踏まえた形で、この人にやさしい
交通政策関連ということを深掘りしていくのでしょうか。ちょっと私よく分からないから教えてください。
12
◯後藤委員長 人にやさしい
交通政策関連というところで、
高齢者、
障害者、誰でも使いやすい
交通の
在り方となっていますので、基本そういう方
たちの
交通手段をどうするべきかということよりも、まず先に、ニーズがどうあって、どのように対策していくべきか、そういったことを
協議していくことになると思いますので、
MaaSにとらわれず、そういった方
たちの
対応を
皆さんで
協議していきたいと思っております。
13
◯宮城委員 そうすると、全てのことは先で、まず、
現状を把握しましょうということでいいんですか。今の
状況をもう一回話し合おうということで、
研究しようということでいいんでしょうか。
14
◯後藤委員長 まず、前回出された1番と2番に関する
提言内容について確認し、その後、第2回目で、実際
取組がどうなのか、そこで出てきた
問題点、
課題はどうなのか。その辺を把握して、第3回で
協議していきたいと思っています。
15 ◯
寺尾委員 私は、前回、前々回の
提言をしたときの
総合交通政策特別委員会のメンバーだったんです。今の1、2の
バス路線関連と人にやさしい
交通政策関連というところで、当時
提言をした。ただ、その後の2年間を見てみますと、必ずしも、我々がその当時
提言した
中身が進んでいると思えないんですよね。残念ながらと言いましょうか。もちろん、一部
自主運行のところだとか、進んでいるところはあるんですけれども、全体的に見ると、
提言の
中身が、必ずしも進んでいる
状況ではないということで、その辺を考えると、やっぱり今一度この1、2の
テーマを上げていくということは、それはそれで意義があるんじゃないかなと思います。ぜひ、まだまだこれから進めていかなきゃならないところを、大いに議論させていただきたいなと思います。賛成します。
16
◯松谷委員 私、この
2つの
提言書に関わっているものだから、この間、
総合交通政策特別委員会にずっと参加させていただいているという経過もありまして、どんな
テーマでも議論していただくことは全然いいんですが、
1つね、この
テーマというのが、
自動車社会との
関係で、
バスというのが、今、
過疎地における
バスの
運行とかいろいろあるんだけれども、
交通政策という、
幹線道路とかいろんなところで、毎年車の
調査はしているわけだけれども、
一体静岡の車はどういう流れがあって、そういうのに、こういう様々な
公共交通とか、
自転車とか、歩くとか、どういう
関係になっているのかなというその辺の総合的な
交通というんですか、何かそういう
観点も必要じゃないのかなと思います。
ま
あとにかく
項目が上がっているので、それがどれに当てはまるかは、これ全部に当てはまるというと当てはまるんですけれども、ちょっとそういう視点は必要じゃないのかなというのが
1つあるのと、
あと、やっぱりさっき
宮城委員も言われたけれども、
MaaSを去年もやったんですが、あれたしか2023年に試行するとか何とか言っていました。その
意味では、この2年はすごい重要な時期なので、
MaaSはもうちょっと
現状とか進行とか、昨年も
提言したわけだけれども、実際どう動いていくかとか、それは私自身もすごく関心が高いです。
17
◯後藤委員長 ちょっと確認なんですけれども、今、
松谷委員が言われたのは、全体的な
交通体系がどうなっているかというのを、まず把握した上で、1番だったら
バス路線に関することを議論していくべきじゃないかといった
意味でよろしいですか。
18
◯松谷委員 過去に、そことの
関係においてあまりやられていないものだから、個別にはやっているんだけども。結局基本的には、今の
静岡市は、当然
車中心に動いているわけなので、そことの
関係の中で、
公共交通、
バスがどういう役割を果たしているとか、タクシーはどうだとか、
自転車とか、そういうのを、ちょっと全体を俯瞰する
意味で、やってみる必要があるんじゃないのかと。一応、市としては
たしか車の
移動を5%ぐらい減らすという
目標を立てているんですよね。
自転車に代えるとか、
公共交通に代えるとか、
自動車による
移動を少なくしようということは、たしか
数値目標を掲げて、何キロ圏内の方はこういう形とか何か出していたと思うんですけれども、そういう
観点での
研究を前提に選んでいくという
方法がいいんじゃないかという、
方法の問題です。
19
◯後藤委員長 ありがとうございます。
そのほかありますか。
20
◯宮澤委員 今年度は何回やりますか。
21
◯後藤委員長 先ほど言ったとおり3回を予定しております。
22
◯宮澤委員 3回やる中で、今回
テーマを
2つということですけれども、
2ついけるのかなというのがまず
1つあるので、3回しかないんだったらどっちかに絞ったほうがいいんじゃないかなということと、やはり、今、
市民と密着している中で、
市民から届く一番の
課題としては、こんなことで困っているよというところから、例えば
バス路線だったら
バス路線の中でのこういう
テーマが困っているよ。じゃ、そこに当てはめていこうかみたいな
感じでやったらいかがかと思います。3回しかない中で
2つテーマを決めるというのはなかなか難しいんじゃないかなと、どっちかに絞ったほうがいいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょう。
23
◯後藤委員長 意見として聞かせてもらいます。
ほかにどうでしょう。
24 ◯
寺尾委員 これまで、
特別委員会の任期というとおかしいんですけれども、必ずしもきっちり決まっているわけじゃないんだけれども、おおむね2年継続してやっていこうというのが、暗黙の了解みたいなことになっていますよね。ですから、今、
宮澤委員がおっしゃったように、3回というと、今年度ももう半年たっているし、やっぱり今年1
テーマ、来年もう
1つの
テーマという
方法もあるかもしれませんね。さっき
2つの
テーマに私賛成しましたけれども、次の
開催が決まっていて、そして
あともう1回しかないというと、確かに大変かなという
感じもします。
25
◯後藤委員長 ほかによろしいですか。
〔「ありません」〕
26
◯後藤委員長 御
意見ありがとうございました。
それでは、今年度の
調査項目について、
2つやるべきだ、
1つやるべきだ。またはちょっと大きく、まずは
交通体系の
在り方をしっかりと把握した上で、そこの
研究から進めていくべきだ、いろいろと御
意見をいただきましたので、今年度の
進め方については、正副
委員長でこれから
協議して、決定させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」〕
27
◯後藤委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
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28
◯後藤委員長 次に、
会議順序の2のその他の1、次回の
開催日時についてですけれども、事前に
皆さんの御予定を伺い、12月15日水曜日の午後1時30分から第2
委員会室で
開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。詳細については、決まり次第御連絡いたします。
29
◯松谷委員 大変ちょっと大人げないんだけれども、今日
山本委員が目の前にいるものだから、私ら的に言うと、今日の
議会運営委員会でも
お話があって、それで、
山本委員のほうから……。
30
◯後藤委員長 すみません、
松谷委員、これ
特別委員会ですから。
31
◯松谷委員 だから、せっかく公の席に出てもらっているんだから、公式的に
自分の気持ちを表明するというのは、どうなっている、それだけちょっと教えてもらいたいなというのが、大人げないけれども、
意見です。
32
◯後藤委員長 あくまで
特別委員会ですので、すみません。
──────────────────────────────
33
◯後藤委員長 本日の
協議事項は以上です。
これをもちまして本日の
委員会を閉会します。
午後1時49分散会
──────────────────────────────
総合交通政策特別委員長 後藤 哲朗
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