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  1. 静岡市議会 2018-12-12
    平成30年 清水都心まちづくり特別委員会 本文 2018-12-12


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時56分開議 ◯大村委員長 ただいまから清水都心まちづくり特別委員会を開会いたします。      ────────────────────────────── 2 ◯大村委員長 早速協議に入ります。  お手元会議順序に従いまして進めてまいります。  初めに、会議順序の1、委員長報告でございます。  これにつきましては、10月1日に開催しました清水都心まちづくり特別委員会におきまして、防潮堤について、正副委員長において県に要望してほしい、との2人の委員からの意見を受けまして、11月26日に私と大石副委員長清水港管理局長を訪問しまして、清水都心地区まちづくりに合わせた防潮堤早期整備に係る要望書を提出し、意見交換させていただきました。  皆さんのお手元に配布してあります要望書のとおりでございます。そういった形で行ってきまして、まず、私のほうからお願いしたのは、防潮堤整備については、平成25年に県が作成した静岡地震津波対策アクションプログラム2013において、平成34年度を目標年次として整備を推進するということから、一日も早い確実な実施をしていただきたい旨の要望をさせていただきました。  それを受けまして、県は我々委員会要望に対し、現在は三保地域整備を進めていると。三保地域が終わり次第、江尻から日の出エリアを進めていきたいとの答弁でございました。なお、地元との調整が調えば、三保地域と並行して進めていきたいとの答弁でございました。これにつきましては、先ほどの本会議でもそういった質問があって、そのように答弁しているとおりでございます。いずれにしましても、江尻地域から日の出地域防潮堤については、平成34年度を目途に整備していくということでございます。  そのほかに、私が県に申し入れさせていただいたのは、駿河湾フェリーの問題でございます。これにつきましては、今、県も市も一緒に力を合わせて存続に向けて進んでいるわけでございますが、これが存続できる形になった場合に、今、日の出から発着している駿河湾フェリー江尻漁港に発着できないかと、申し入れさせていただきました。  そうしましたら、現在、清水港江尻地域港湾計画変更手続の準備を進めているので、そのときには静岡市の協力も得ながらそういった対応をさせていただきたい、進めていきたいと、県から答弁をいただきました。  最後に、清水港を取り巻く環境全般につき、今後、さまざまな情報交換をさせていただきたいと話をさせていただきました。県と市が情報を共有しながら、そして、風通しのよい関係でこれからこういった問題に当たっていきたいとお願いしたところ、我々もそういうふうに考えているとの答弁でございましたので、これからもっともっと風通しのよい意見交換ができるんじゃないか、そんな形で正副委員長で行ってきましたので、私から報告させていただきます。  次に、会議順序の2、調査項目に関する当局取り組み状況説明でございます。  今回は、新清水庁舎について、アセットマネジメント推進課から説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。  なお、説明員へのお願いでございますが、図表やパネル等を用いて説明される場合は、委員会記録説明内容が正確に記録されるよう、例えば、「この図のとおりです」などと簡略した説明ではなく、言葉として内容を細かく説明するようお願いいたします。これは、委員パネル等について質問する際にも同様にお願いします。  それでは、説明をお願いします。 3 ◯向達アセットマネジメント推進課長 私からは、新清水庁舎建設に向けた取り組み状況について、このたび基本計画案がまとまりましたので、御報告させていただきます。  本日、お手元資料をお配りさせていただいております基本計画(案)の概要版をごらんください。  この基本計画につきましては、まず、「はじめに」の中で記載のとおり、基本構想に掲げる基本理念を達成するための内容としてこの基本計画(案)を作成しております。  また、中段落に記載のとおり、今後、この基本計画をもとに新清水庁舎整備し、あしたの清水まちづくり実現、いわゆるまちづくりの第一歩とすることを掲げております。
     その下、第1章では、基本理念基本方針導入機能ということで、これにつきましては、基本構想で定めました基本理念基本構想、この新庁舎整備に向けての羅針盤となる理念基本方針を踏まえて、新庁舎に導入すべき具体的な機能であるとか、本編におきましては、その導入すべき具体的な機能を踏まえて、各拠点を目指す上での整備方針を掲げております。  右側に移りまして、第2章では、今後、新庁舎の設計を進める上で遵守すべき考え方であるとか、新たな庁舎に求める機能水準等施設計画としてまとめてございます。  まず、施設計画として、敷地条件配置する部局階層構成規模の設定についてでございます。図に示すように、まず、階層構成につきましては、下層階中層階上層階でどういうような機能配置をするべきかということを整理してございます。下層階におきましては、関連する窓口をまとめて利便性の高い庁舎にしていくこと、また、中層階上層階においては、設備関係防災対策室等配置することで、津波リスク回避庁舎機能を失わない階層構成を目指していくということを掲げております。  その下、新清水庁舎配置する部局につきましては、基本基本構想の中で方針を定めておりまして、職員数をまず650人程度という想定をしてございます。その職員数650人程度想定の下になりますけど、規模検討というところにおきまして、まず、基本構想では、最大1万4,000平米という規模感を示してございました。それにつきまして、この基本計画の中でさらにそこの下に書かれていますステップ1において、効率的で機能的な庁舎とするための検討ステップ2として、行政サービスの質を確保しつつ、省スペース化を図るための検討ステップ3として、さらなる省スペース化を図るための検討、そういうステップを踏んで検討を進める中で、最終的には基本理念に掲げるコンパクトな庁舎という中で、庁舎面積につきましては、これはピロティ部分面積は除きますが、最大1万3,000平米を設定していくという整理を図ってございます。  それでは、裏面をごらんください。  同じく、第2章といたしまして、土地利用配置計画構造設備計画についてでございます。  まず、土地利用配置計画につきましては、立地場所の特性から方針等については整理してございます。まず、まちづくり観点より施設整備方向性考え方をそこで黒ポツで3点示してございます。  その下の表でまず、土地利用としましては、庁舎立体駐車場につきましては、右図に示すように分棟方式整備4つ目になりますけど、中心市街地活性化財政負担軽減観点から民間施設誘致を目指すということで、右図配置イメージにつきましては、こういった土地利用考え方施設配置考え方等を踏まえたイメージを一例として掲げてございます。  中段防災対策観点より施設整備方向性考え方整理してございます。中段左図に示してございます緊急避難ネットワークイメージということで、ピンク色に着色しているところが、いわゆる人工地盤的にペデストリアンデッキ等防災対策上設置していこうというスペースになります。こうしたことで、周辺施設空中レベルでつなぐことで、本地域防災力を強化していこうという考え方を示してございます。  また、右側におきましては、屋外空間利活用イメージということで、防災対策上設置するようなピロティであるとか屋外デッキにつきましては、そういう防災対策のみならず、日常の使い方としてもそこの空色の枠に示してございますように、多様的な利活用をできるような空間を目指していこうという整理をしてございます。  その下、構造設備計画につきましては、国交省耐震・対津波計画基準というものがありまして、そこで示される耐震安全性の指標で最も高い水準を目指した構造設備計画を目指しているところでございます。  右側になります。  同じく第2章として、景観形成計画、将来を見据えた庁舎計画についてでございます。  まず、景観形成計画につきましては、まず、この考え方を示す上で配慮すべき点を右図に示す4要素で、こういった景観配慮の視点というものをこの基本計画の中で掲げております。また、その下、将来を見据えた庁舎計画といたしまして、人口減少であるとかICTの進展など、新時代に向けて将来起こり得る変化を考慮した庁舎計画を目指していこうという内容整理をしてございます。  その下になります。  第3章事業手法といたしまして、まず、敷地全体を一体的に整備ということで、そこに文章でも示してございますように、まず、公民が連携し、互いの長所を生かした整備手法を採用することをまず前提として事業手法整理いたしました。そのため、庁舎整備駐車場整備、これは必須の整備という中で、さらには民間収益施設誘致も目指し、その3つ施設敷地全体の整備として一体事業として進めていこうという考え方を示してございます。それぞれの整備手法につきましては、その下、まず、新庁舎整備手法につきましては、これまで定性的評価及び定量的評価、さらには事業者ヒアリング等をする中で、総合的に事業手法検討する中で、PFI方式により実施するのが最適ということを、ここの中で掲げております。  さらには、概算事業費については、これは庁舎本体に関する事業費になりますけど、約85億円から90億円。その下にいろいろ細かく書いてございますけど、基本的にはPFI事業の場合には長期の事業契約になりまして、現在想定しているのが供用開始から約15年の事業契約という中で、その維持管理経費も含めた中での事業費規模として、約85億円から90億円を想定しているということでございます。  立体駐車場民間施設については、事業用定期借地契約前提として今、考えておるところでございます。駐車場につきましては、民間設置ということを前提としていることから、来庁者公用車用必要台数については、その後、市が借り上げていくというようなスキームを予定しているところでございます。  その下、スケジュールにつきましては、今年度基本計画を策定いたしまして、来年度のその表に示してございますように、PFI事業者の選定に向けた手続を進め、2020年、2021年、2022年と3カ年かけて設計していきます。最終的には2022年の後半で供用開始を目指していきたいというスケジュールを設定してございます。  報告については以上ですが、最後に、この基本計画(案)につきましては、今月12月21日から年明け1月21日までの1カ月間、パブリックコメントに付していくということで、最終的には2月上旬の策定・公表を目指して、今後手続を進めてまいります。 4 ◯大村委員長 では、質問等がありましたら、お願いします。  なお、質疑に先立ち、委員皆さん説明員皆さんにお願いしますが、委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言してくださるようお願いいたします。 5 ◯望月(賢)委員 それでは、お伺いしたいのは、民間施設誘致したいということなんですけど、この場合に、公園用途変更が必要になると思うんですけど、その手続についてはどういうふうに進めていくか、教えていただきたいです。 6 ◯向達アセットマネジメント推進課長 公園手続につきましては、都市局と今後協議をして、公園という位置づけを外すような手続を今後進めていくことになろうかと思います。 7 ◯大村委員長 望月賢一郎委員に申し上げますが、前にも再三この庁舎の問題については委員皆さんにお願いしていますが、細かいところにつきましては、今、検討委員会でやっています。これが終わると、これからパブリックコメントも開始されますし、望月賢一郎委員も含めて、我々ここにいる委員も何人かはその検討委員会に出席して聞いておりますので、ここのところでは余りそういう細かいところじゃなくて、大まかなところでやっていただけるとありがたいです。  次、誰かありますか。 8 ◯さいとう委員 裏面の第2章の図にあります施設配置イメージというところに、ペデストリアンデッキ、将来の延伸を可能とする、と書いてあるんですけれども、今後、安全な庁舎だけじゃなくて、まちづくりを考えていく中で、まちなかの防災ということで、このペデストリアンデッキ延伸はどのような計画があるのか、わかる範囲で教えていただければと思います。 9 ◯向達アセットマネジメント推進課長 ペデストリアンデッキ延伸につきましては、今の基本的な開発予定としましては東口公園エリアだけになりますが、その先も今後、清水都心活性化を図るための開発をその先まで見据えて検討していくということになれば、そちらのほうまでも延伸できるような考え方を今回の計画では持っているということでございます。 10 ◯大村委員長 それでは、よろしいですか。  ほかにないようですので、質問を打ち切ります。  次に、会議順序の3、提言書骨子案)の検討でございます。  前回の特別委員会におきまして、2月定例会会期中を目標に、特別委員会として前半期成果物をまとめるということで皆様から御了承をいただきました。この成果物につきましては提言書として取りまとめ、市長に提出したいと考えております。今回はお手元資料で示しました提言書骨子案)につきまして、委員間で協議を行いたいと思います。  なお、この骨子案につきましては、5段階に分けております。1つ目として前書き、2つ目清水周辺地区3つ目日の出地区4つ目が両拠点とその周辺部5つ目としてまとめと、5段階に分けて構成をさせていただいておりますので、御了承いただきたいと思います。  この委員会では、提言提言で終わらせず、実現可能性のある提言書にしたい、との考えで正副委員長協議してまとめたものでございますので、よろしくお願いします。  本日は、関係する当局皆さんにも御出席いただいておりますので、検討に当たって確認されたいことなどがありましたら、質問をしてください。  では、御意見がありましたらどうぞ。 11 ◯望月(厚)委員 事前に提言書骨子案)をいただいており、全体的にはこういう形でいいのかなとは思っているんですが、1つ触れてほしいところがあります。例の桜ヶ丘病院庁舎関係で、庁舎のほうはきょう説明がありましたように、基本計画パブリックコメントにこれから入ります。  だから庁舎のほうは基本構想基本計画に進んできているよ、来年は民間手法というか整備手法についてやるよ。一方、桜ヶ丘病院のほうは、昨年の8月にJCHO理事長市長記者会見をして、清水庁舎跡地ということまでは決まったよと。私も桜ヶ丘病院病院長に会ったんですけども、何ら覚書はないということで、非常に心配しているのは、JCHOさんが考えられている、桜ヶ丘病院機能とか役割、あるいはBCP、いわゆる事業継続計画市民に対してなかなか広報されてきていないという状況が、今、続いています。  そういう意味でいきますと、JCHOさんに対して、どういう医療の役割を果たしてくれるのか、あるいはいわゆる津波とか地震に対してどう対応して事業継続ができるかということを、ぜひ当局対応をしっかりやっていただいて、市民に広報できる状況をつくっていくことが、駅から日の出のより安全なまちコンパクトシティを守っていくための安全対策ということになろうかと思いますので、そのようなことを一項加えていただけるとありがたいなと。 12 ◯大村委員長 それは先ほど説明があったように、2023年に庁舎を解体することが今、示され、今回は前半提言書なもので、当然後半に来年2年間かけてやりますので、そのときには当然そういう問題も踏み込んでいきたいなと思っております。ですから、そういった意見もまた正副委員長と相談して入れていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 13 ◯望月(厚)委員 多分パブリックコメントをやっていくときに、なかなかカバーし切れないというのか、安全対策とか何かを含めていくと、JCHOさん自身がどういうように今後の扱い方をするかという、我々の行政静岡市だけで努力してもできない部分があります。一方でもう静岡庁舎関係は進んじゃってきているよと。しかし、あそこの庁舎跡地のところだけがずっととまっちゃった状態。  昨年の8月に共同記者会見したけど、何ら覚書もない、では、どういうような用地の売買をするかということもわかっていない。あるいは、病院機能がどう来るかということもわかっていない。せめて、今、どういうようにJCHOさんと対応していますということが市民にわかる状況当局にはやってほしいということを、ぜひこの提言の中にも入れていただければありがたいと思います。 14 ◯大村委員長 それじゃ、別に当局答弁はいらないですね。             〔「はい」〕 15 ◯鈴木委員 何か腫れ物にさわるみたいに桜ヶ丘病院のことは棚上げみたくなっているんだけど、やっぱり僕らがやっている、全体の都心まちづくりでは欠かせないことだよね。だから、中途半端なことじゃなくて、もう少し前へ突っ込んで、市も具体的に行動してもらいたいということを、正副委員長でうまく文章をまとめて、一行入れておいてもらえばいいじゃないですか。 16 ◯大村委員長 では、そのように対応させていただきますので、よろしくお願いします。  そのほかにありますか。 17 ◯望月(賢)委員 1番の清水周辺地区のところなんですけど、提言項目として「公共施設、企業、商業施設交通結節点都市機能集積による利便性の高いコンパクトシティ実現」ということなんですけど、公共施設については、本会議で我が党の内田議員質問に対して、県も国も今のところこちらへ持ってくる施設はないよということで、この公共施設というのはもう清水庁舎しかないじゃないんですか。ほかにもありますか。 18 ◯大村委員長 その問題については、今の答弁でもそうですし、検討委員会望月賢一郎委員も言っているように、そういうところでもそういう答弁をしているわけですよね。区役所だけというのはあるんだけど、これはコンプリートされているわけじゃないので、これからいろいろな問題について我々が提言していく中で、本当に区役所だけでいいのか、それとも今言ったような、例えばJAMSTECの問題とか、東海大学海洋学部の問題とか、そういったものが組み入れられるのかどうなのか。そういった問題も我々は当然特別委員会でやっていますので、それが静岡市のため、清水のためにいいことであるならば、それは我々特別委員会としてもやっぱり申し入れしていきますので、その辺でこれからもまたお知恵をおかりできたらいいなと思っております。  次、ありますか。             〔「ありません」〕 19 ◯大村委員長 ほかに御意見がないようですので、これで委員会協議を終了させていただきます。  今回、委員皆さんから出されました意見提案等を踏まえて、正副委員長協議の上、次回は正本(案)として提示したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ここで当局皆さんは退席いただいて結構でございます。お疲れさまでございました。             〔当局退席〕      ────────────────────────────── 20 ◯大村委員長 次に、会議順序の4の(1)今後の取り組みについてです。  次回の開催日時並びに市長への提言書提出日時につきましては、2月定例会会期中といいますか、できれば2月1日から9日までの間で市長の時間がとれる日に提言書をまとめて皆さんで行きたいと思っておりますので、その辺はまた正副委員長で調整させていただきますので、よろしくお願いいたします。             〔発言する者あり〕 21 ◯大村委員長 そういうことでございますので、よろしくお願いいたします。      ────────────────────────────── 22 ◯大村委員長 最後に、(2)の管外視察についてでございます。  今後、事務局から委員皆さんに対し、視察先の資料が配布されます。可能ならば、質問事項を事前に知らせてほしいという先方の要望もありますので、質問がありましたら、17日の正午までに事務局にお伝えください。  以上で本日の特別委員会を閉会します。                 午前11時23分散会      ────────────────────────────── 清水都心まちづくり特別委員長  大村 一雄 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...