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  1. 静岡市議会 2006-11-02
    平成18年 子育て支援策調査特別委員会 本文 2006-11-02


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前10時00分開議 ◯鈴木委員長 ただいまから、子育て支援策調査特別委員会を開催します。  会議に先立ち、委員皆さん説明員皆さんにお願いします。会議録作成のため、発言の際にはマイクのボタンを押して御発言いただけるようお願いします。  では始めますが、本日の委員会はお手元のレジメに沿って進めます。  案件の調査に入りますが、1項目の、今年度の委員会調査検討項目について、第1回目で皆さんに議論いただきましたので、その結果をもう一度まとめたいと思います。今回は、その前回の皆さん意見をもとに調査検討項目を決めていきますので、よろしくお願いします。  前回、欠席されている委員もいらっしゃいますので、1回目で皆さんがどのような御意見が出たのかということを簡単にもう一度述べさせていただきますが、皆さんのお手元には資料がありますので、それをごらんいただきたいと思います。  順不同ですが、内容的に言いますと、保育園待機児童解消、それと放課後児童クラブについて、ほかにも幾つかあって、在宅での子育て支援策、それから、不妊治療をどうやって助成していくかとか、結婚するための出会いの場の創出、子育て休暇制度をもっと積極的に男性も育児休暇が取得できるような、また、子育て参加をどのように促進していくのかといった問題、また、認定子ども園幼保一元化、それから、幼稚園の預かり保育について、また、保育園幼稚園にかかる費用負担をもっと軽減するための検討だとか、子育て支援にかかる税制面での検討策、ほかに子育て世帯に対する経済的負担を軽減するための施策の研究、あとは家庭子供さんを育てる環境整備ということで、総合的な話も幾つか、多くの皆さんから積極的な御意見が出されました。資料の1)に委員の名前と発言内容が出ておりますので、参考にしていただきたいと思います。  このような意見をもとに今年度の調査検討項目を何に絞るかということで、正副委員長皆さんから御一任をいただきましたので、委員会終了後、副委員長と私とで相談をいたしました。その結果ですけども、どういった内容に絞り込むかということでは、多々いろんな皆さんの御意見もありましたけれども、緊急を要する、それと皆さん子育て世代からの緊急性、それと切実性が含まれている課題について焦点を絞りましたので、それについては本年度の私、委員長と副委員長からの提案としては、今年度の調査検討項目を、まず1番目に保育園待機児童解消策、これについて調査したり、実際に保育園を見て回ったり、意見関係者から聞いていきたいということが1項目です。  2項目が、前年度メーンにした放課後児童クラブ緊急整備、3カ年計画で進捗してはおりますけども、この児童クラブには多くの皆さんから要望がありますので、この緊急3カ年計画進捗状況にあわせて、まだやるべき課題はどのようなものかをきちっと調査するということで、主にはこの2項目を挙げさせていただきました。これは私、委員長からの案なものですから、これら2項目以外にいろいろな御意見皆さんからありましたので、特にこれを加えたらどうかというような意見があるかと思いますけれども、これについて少し皆さんで協議をいただきたいと思いますので、皆さん、御意見があれば、ちょっと御意見をいただきたいと思います。 2 ◯千代委員 委員長、副委員長のこういう項目でやりたいというのに別に異論があるわけではないんです。一つは特別委員会の存在、厚生委員会との違い。じゃ、厚生委員会でこれはいいんじゃないのということにもなるものですから、私はやっぱりこの特別委員会として少し違った視点というか、そのいうものを持ったらどうかなというのが、前にもちょっとお話しさせていただいたことであって、特別委員会の名称が子育て支援というふうになっているものですから、それからいけばいいかもしれませんけども、現実にこれだけ進んできている少子化、多少ことしは出生数が上向いたとはいえ、全体の流れからしては下がってきているということの中で、やっぱりそこら辺の子供を産む大切さとか、それから、子供をどうして産んでいただくか、それが、どういうことが一番いいのかということも考えてみたらどうかなというのが、私は前から思っているものですから、一言だけ先に言わせていただきます。 3 ◯鈴木委員長 ほかに御意見はありませんでしょうか。 4 ◯山根委員 保育園待機児童放課後児童クラブの件に関してはとてもポイントだとは思いますが、保育園に預けていない、児童クラブに預けていない、そういう人たち家庭において面倒を見ている、そういう人たちに対する政策というものを私は1項目入れるべきではないかなと思っております。これでは余りにも特定の方々に限定されると思いますので、皆さんの御意見をお伺いしたいと思います。 5 ◯鈴木委員長 よろしいでしょうか。今、山根委員から御意見があった、保育園児童クラブというとターゲットが働いている世帯に対象がいってしまうと。それ以外に家庭で、在宅子育てをしている家庭への子育て支援策も盛り込むべきだという御意見もありまして、これについては、今この資料の中には入れてありませんけれども、静岡市で行っている子育て支援センターというのがありますね。各保育園にもあるし、この隣にもある、在宅子育てしているお母さんのための子育て支援センターがありますが、そこの状況も視察をして実態把握をする。それも調査項目の中には入れるということで、一応案はあるんですが、先ほど私から言わなかったものですから、少し、そうしたことも含めて調査していきたいということで、皆さんに提案したい内容もありますので、お含みいただきたいと思います。 6 ◯近藤委員 委員長の方から、放課後児童クラブ3カ年計画進捗状況を見きわめると言うんだけども、見きわめるというのはどういう意味なのかわからないけども、今、進捗状況は聞けばここでわかるわけでしょう。この前も質問にも出ていたけども。それを見極めるというのはどういうふうに見きわめるわけですか。 7 ◯鈴木委員長 3カ年計画があって、それに伴って各児童クラブ対応は今、クラブの整備が始まっていますし、今年度は夏休み対応もしていただいているという実際の状況はありますが、多くの児童クラブに入れているお母さん、世帯とかそれに入れない家庭がまだ多々ある。ここについて施設の改修の問題がまだ追いつかないということもいろいろな方たちから聞いていて、それはかなり当局ではいろいろ御苦労されていて、皆さんの、児童クラブに入所されている児童の対応ということでは、学校と対応したり、それに伴って、今、施設改修はしていただいていますけれども、それをここでやりとりして聞くことはできますけれども、それをもとに、やはりここの特別委員会でも緊急3カ年計画、当局が出していただいたことを、やはり私たちもそれに沿って、もっと当局の施策を応援する立場で見きわめていただきたいということです。 8 ◯近藤委員 そうすると、当局から進捗状況をまず聞いてみて、それで当局がいろんなところから問題点なりいろいろ情報を持っていると思うから、それを聞いてみて、それで先進地なり、あるいはいろんな事例を委員としてわかっていれば、それと整合させてみるという、そういうチャンスがあってからの方がいいんじゃないかというふうに思うんです。 9 ◯鈴木委員長 ですので、この委員会の場でも、きょうは当局の方に来ていただいて、その進捗状況も説明をしていただくと。それに沿ってここの委員会でまたやれるべきことを諮っていきたいと、そういう立場でおります。  ほかに御意見はないでしょうか。 10 ◯山根委員 先ほど子育て支援センターにおける状況を視察する。そして、在宅のための人たち子育て支援センターというものがあるということなんですが、保育園児童クラブ支援センター、そのような特定のものという以上に、特別委員会においては静岡市の幼児教育としての幼稚園保育園一元化、あるいは子ども園というお話もありますが、幼児教育として静岡はどのような施策を考えているのかを明確にするべき1項目が必要ではないかなというふうに思っております。  国の流れも時代の流れも、今そういう方向に行っておりますので、政令市静岡としての幼児教育にかかわる問題を私は取り上げていただけないかと考えております。
    11 ◯千代委員 本当に、今、山根委員のおっしゃるとおりだと私も思うんです。だから、例えば中心地にそういうところに行ける、あるいは預けられる状況にあるような人たちはいいけども、そうでない人、あるいは親が仕事をしながら見ていたり、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんが見ていたり、そういう例もいっぱいあるものだから、ここだけにすると、何だ、私は保育園に預けていないよというのは何となく阻害されているような、そんなような気もしないでもない。いつも保育園保育園と言うものだから。だからそういう面で、本来の親が子供の面倒を見て、ちゃんと教育をして、学齢の就学につかせるまでが責任があるんだから、そんなことがどちらかというとないがしろにされているような気もしないでもないものだから、私もある部分では、本当にそう思います。 12 ◯鈴木委員長 よろしいでしょうか。今、御意見を伺いまして、家庭での、在宅での子育て支援ということでは、幼稚園教育とか認定子ども園幼保一元化ということも入れたらどうかという御意見もありました。認定子ども園については、県の条例が今度11月に出されるということもあって、今ここで県の動向とか国の動向がまだはっきりしたものが出ておりませんので、その認定子ども園については、今ここで、この特別委員会調査検討項目に入れるのはまだ早過ぎるのではないかということを委員長と副委員長とで議論はしております。  それと、幼保一元化についても、この静岡市では1園のみで、その状況をもう少し見てからの方がいいのではないかということも議論しています。幼児教育について、在宅子育てしているということでは幼児教育ということも、確かにそうした御意見もあるとはわかりますので、この辺は今、私からは保育園待機児解消策、それと2項目め放課後児童クラブの緊急3カ年計画進捗状況ということでしたので、それに加えて在宅での子育て支援ということを入れるということで、皆さんに提案をすることは、私ははばかりませんけれども、皆さん、御意見どうでしょうか。副委員長意見もぜひお願いします。 13 ◯馬居委員 委員長と一応話し合いをした中で、子育て支援のとにかく一番基本だろうというのが保育園保育園に入れたいのに入れられないという、この状況だけはとにかく、もう早急にこれは解決しなければいけないだろうということで、それはまず一つ押さえておかなければいけないだろうというふうに思ったわけです。  それと同時に、さっき山根さんがおっしゃったように、保育園に預けていない、それこそ在宅で、自分で子育てをしている人たちに、今、非常に問題があるだろうなということもよくわかっていて、それで静岡市内の同じ大事な子供たちをどういうふうに育てていったらいいのかということを、本当に基本的に、保育園に入る、入らないではなくて、それこそ保育園幼稚園ではなくて、そうでなくて静岡市内に住む子供たちをどういうふうにして育てていってあげたらいいのかということを、できれば本当にこういう場で話し合いをして、提言をちゃんとしていけるような形をつくっていけたら、一番いいんだろうなというふうに思っているんですが、現実問題、この1年間の特別委員会の中でどれほどのことができるかなというふうに考えたときに、ある意味で、その調査項目を限定した方がいいのかなという思いで、今回は一番基本的な保育園児童クラブということでされたらどうかというふうに、私自身は委員長との話し合いの中でそういうふうに考えたわけです。  ただ、さっき山根さんがおっしゃった在宅子育てということも、これは本当に、実は保育園に預けている子供とそうではない子供と、両方同じようにやっぱり調査をしていかないと、現実には見えてこないのかなという思いがあって、そういう意味で今、ちょっと考えが変わってきているんですけれども、児童クラブはある程度、緊急3カ年計画で今、進捗をしていってくださって、やっている最中なので、もう少し様子を見て進捗状況調査していくということでもいいのかなと。そういう意味では保育所と、それから保育園に預けていない子と、その2つを調査していくというような形にしていった方がいいのかなというふうに、今ちょっと思っています。 14 ◯山根委員 保育園待機児童を解消すれば、それが子育て支援として静岡は1年間満足するのかどうか、非常に私は疑問です。というのは、保育園教育幼稚園教育が、私は文科省と、あと厚生省と違っていると。その格差の中で同じ小学校に入っていくと。私は静岡市として幼児教育をある程度同じ水準に、同じ状況にしておくことが重要ではないかというふうに思っております。保育園待機児童の解消、定員をまさかふやすという考えではないと私は考えております。  保育園に入れたいお母さんたち静岡は、聞くと幼稚園より─所得によって違うけれども─安いというふうに聞いておりますが、保育園で本当に働いている、そして、預けているお母様たちと、2時、3時にもう終えて、それでも預けているお母様たちといろいろいると、これは一般論ですけど、聞いております。ですので、私は今後、静岡市として、政令市として、この保育園幼稚園の問題は私立、公立という枠ではなく、幼児教育として何を支援するのかを確立し、考えていく、それを施策としてまとめていくときが来ているのではないかと思います。  県も国もまだはっきりしたものは出ていないということですが、静岡市独自として私はみんなで話し合う機会というのがこの特別委員会であり、また、施策として立案していく重要な役割を持っていると思いますので、その点をぜひお考えいただきたいと思います。 15 ◯馬居委員 山根さんがおっしゃることはすごくよくわかるんです。私自身も、それこそ幼稚園保育園教育というのは、これは絶対一元化しなければいけないというふうに思っています。その教育内容においてです。建物を一緒にするとかそういう問題ではなくて。それで、最終的に保育園の─静岡はどちらかというと昔から私立の幼稚園が非常に力を持っていてというか、非常にしっかりと学齢前の子供たち教育をしっかりやってきたという歴史があって、どちらかというと旧清水市よりも旧静岡の方は幼稚園の方が子供の人数が多い。  で、旧清水市の方はどちらかというと保育園にやっている子供の方が多分多いんじゃないかというふうに思う。そういう歴史的なことも違うと思うんですが、確かに今、山根さんがおっしゃるように、保育園に行っている子供にも幼稚園子供と同じような教育を与えていきたいという、その思いはすごく、どのお父さん、お母さんたちにもあると思うし、そういう意味幼稚園保育園教育内容一元化していきたいというのは、これはもう根本的にあるんです。ただ、その現状として、今、幼稚園保育園を一緒にするということは非常に難しい。  どちらかというと本当は幼稚園の方が保育園に近づいてきてくれるとというか、歩み寄ってくれると非常にいいんだろうと思っているんですが、残念ながら市の立場で幼稚園の方にどうこうということを、今できない現状にあるものだから、そういう意味保育園を、保育環境も、それから教育内容もよくした上で、それこそ幼稚園に近づけていくという方向を、現状では考えていかなければいけないかなという、そういう意味で、実際に保育園を例えば見に行くと、本当にすし詰め状態で、もうびっしり昼寝しているような状況だとか、そういう現状を見たときに、やはり保育園に対して、もう少し手をかけていかなければいけないなという部分を、私自身は現状感じているので、そういう意味保育園のこの─待機児童対策という、待機児がなくなればそれでいいという問題ではなくて、保育園で生活をしている子供たち状況というのを、やっぱりこの委員会の中でみんなで現状を見て、どういうふうに変えていったらいいかということを調査、検討していきたいなという思いがあって、この項目を入れたわけです。  最終的な目標としてはもちろん幼保一元というか、同じ子供たちだから同じように教育していきたいという思いはあるんですけども、そういう気持ちをわかっていただければありがたいなというふうに思います。 16 ◯遠藤委員 いろいろ皆さん意見をお聞きしまして、私もちょっと感じた─始めに千代さんが言ったような保育園ですとか、放課後児童クラブというのはやはり厚生委員会とかぶるところがあって、この子育て支援調査特別委員会の中で、どういったことをやっていけばいいのかなということを考えますと、厚生委員会で、幼稚園に関しましては企業教育委員会になると思うんですけども、その2つに分かれてしまっているところを一緒になって、この特別委員会の中で議論をしていける場ではないかなというふうに思います。  広い意味子育て支援というのをどういうふうにしていけばいいのかということを考えますと、先ほど山根さんが言ったような、実際に保育園幼稚園に通っていないお子さんの、そうした母親の子育て、どういったものが本当に子育てしやすい環境なのかというものを、こういった特別委員会の中で考えていきながら、先進的にやっているような地域というんですか、市があると思いますので、そういったところを調査して、研究しながら最終的に静岡市の幼児教育というんですか、そういうものをどういうふうにしていくかというのを提言していければいいのかなというふうに感じたものですから、意見として述べさせていただきました。 17 ◯鈴木委員長 ほかの方の御意見はありますでしょうか。  委員長から申させていただきますけれども、この2項目をあえて入れさせてもらったのは、厚生委員会でやれなくはないと、保育園放課後児童クラブ厚生委員会の管轄だという御意見もあります。それはそうなんですけども、この特別委員会としては、厚生委員会というのは議論する場が多くて、こうした委員会室で議論するというのが主になってしまいます。特別委員会というのはもっとフットワークを軽くして、実際の現状を見て回ったり、現場の皆さんの声を直接聞いて回ったりということでは、いろいろな動き方もできるわけで、そういった意味では特別委員会の方がいろいろ、もっと詳しく状況を調べることもできるという利点はあるかと思います。  ですので、そういった意味では、この特別委員会の利点を生かすというのも1つの方策だと思うのと、この項目を挙げさせてもらったのは、前回の1回目の委員会では、皆さんからいろんな御意見をいただいていますが、緊急性のある問題ということに絞らせていただいております。  子育て支援ということではどの内容緊急性切実性はあることはありますけれども、例えば保育園については実態がかなり、定数に対して入所率が125%、もっと、以上にいっているという中で、言葉としては定数以上の入所の実態の中で、そういう中でどういった保育がされているのかと。これはかなり現場の皆さんからは改善を求める声が上がっております。そうしたことをしっかり調べると、現実に目を向けるという意味では、常任委員会ではできない特別委員会としての利点もあるかとも思います。ですので、皆さんのいろんな意見を総合して考えさせていただきますと、委員長、副委員長からのこの提案項目保育園待機児童解消策、それと放課後児童クラブの緊急3カ年計画進捗状況、これはこれで押さえさせていただいた上で、プラスもう1項目在宅での子育て支援ということで、これも1項目加えるということで提案をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 18 ◯遠藤委員 委員長のおっしゃること、よくわかりました。そういうことで、特別委員会フットワーク軽く、いろんなことに対しての調査を行っていって提言をしていきたいということですので、そうしますと、今の2つの項目プラス在宅での子育てといったところがありますけども、実際に私が思うのは保育園待機児童を解消するためには、やはり幼稚園の方も実態を見ないとわからないかなというふうに、今感じたものですから、そこの保育園待機児童解消のところに、やはり幼稚園の方の実態、幼稚園の方は子供が減っていると、なんで減っているんだといったところも見ながら、ここのバランスみたいなものも一緒に考えていかなければならないかなというふうに感じましたので、意見として述べさせていただきます。 19 ◯山根委員 今の意見に共感いたしますが、実際に私立幼稚園で6時、7時まで幼稚園が預かりをやっている、そういう幼稚園が既にございます。これは保育園に断られ、そして、幼稚園の方でそういう対策を立てながら受け入れている、あるいは2時、3時までパートのお母さんの場合は、両親の方からはっきり基準を言っていただいて、幼稚園でも4時、5時まで預かっていると、そういう現状をお母様たちが知らない、あるいは行政も知らない。それをぜひ、今、委員さんが言ってくださったように、そこの解消という1項目のところに入れていただけるとありがたいなというふうに、これがまた、調整になっていくと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 20 ◯鈴木委員長 ほかの御意見はありますでしょうか。 21 ◯中山委員 前回は欠席させていただき、すみませんでした。  話を少し聞いてみたんですけども、私もこの子育て支援策調査特別委員会ということで期待したのは、今、国でもいろんなところで子育て支援のことを検討されているんだけども、なかなか行政、こちらが地方自治体としてどうすべきかというのがわからないということで、支援策を調査すると、こういうところに目的があろうかということで、千代さんが言われるように、やっぱり全体的に今お金が、負担がかかり過ぎるとか、子供を産めないとか、そういう一番大きなところの視点があって、山根さんが言うように幼児教育なんかもどうあるべきかという、そういう視点があって、具体的に今、保育園の解消、待機児童の解消と、こういうところに落ち着くものですから、個別のその保育園待機児童解消、そういう個別のところだけにもうまとめきっちゃうと今までと全く変わらないなということで、やっぱりその上のところを見据えた上で、やっぱり調査をしてもらうと、いろんな母親とかやっている、実際の生の声が聞こえるので、その声を少しまとめてもらいたいなという気がするんです。  要するに、多分出てくるのは費用負担が一番大きいとか、税制の問題とか、そういうところがあって、それはちょっと手がつかないから待機児童と、そういうふうなまとめ方にしてくれないと、ただ単に今言った3つの話だけだとそれで終わっちゃうという。だから、もう少し国の施策とかそういう全体の流れの中の位置づけはここだというような最終的なまとめ方になるように進めていってもらいたいという、それはただ、多分いろいろ聞くだけになっちゃうかもしれないですけど、ということです。 22 ◯鈴木委員長 よろしいでしょうか。今の中山委員のこと、ちょっと私の解釈で申し上げさせていただくと、確かに若い世帯の子育てに対する費用負担というのは、子育て費用も幼稚園の費用も保育園の費用も大変高いし、まだ若いものですから、お給料もそう安定しているわけではない中で、子育てに対しての負担が高過ぎると。それは確かにそうなんですけども、税制の面でこれをこの一静岡市で議論しても、ちょっとどうなのかなという気もするものですから、全体の国の施策の中での静岡市としての負担軽減策をどうあるべきかという意味でとらえてよろしいですね、そうですね。わかりました。  ほかにありますでしょうか。  そうしたら、皆さん意見、大分伺いましたので、今年度の調査検討項目をまとめさせていただきます。それで、皆さんの御意見、多々いただきましたので、それを反映させるということにして、この保育園待機児童解消策の中に、幼稚園で遅くまで子育てというか、放課後、午後も保育をしていただいている幼稚園での実態の把握、これもここの中に入れると、これをさせていただきます。  それと、放課後児童クラブの整備の進捗状況も見ていくと。あわせて山根さんとか近藤さんからも出ているような在宅での子育てということでは、その辺も、幼稚園の方も調査していくということですので、在宅子育てしている世帯の実態も把握するということで、こうした内容で3項目ぐらいにはなると思いますが、この3項目を中心にするということでよろしいでしょうか。 23 ◯千代委員 委員会を開催する日数もそんなにないものだから、さっきも近藤委員が、お話があったんだけども、放課後児童クラブ緊急3カ年というのは、もう現実に進んできているので、今年度はここまでだよという話は当局の説明である程度わかるじゃないの。だから、これをこうしなさいよとか、こうしろとかということがあるならあれだけども、あえてこれを、進捗をこの緊急課題に入れる必要があるのかなと、私はそう思ったものだから、大きいやっぱりやるのだったら幼児教育はどうあるべきかの中の、例えば幼保一元化はどうするとか、今まで静岡がリードしてきた幼稚園教育の特殊性をどう生かして、どう静岡幼児教育をしていくんだとか、そういうような研究をして、ことしの3月までに成果をどうのこうの、余り急がなくても、1項目ぐらいはそういうのを残しておいて、それで、待機児童の解消策にはこうですよというふうなことを言ってもいいじゃないですか。  でないと、私は厚生委員会でやればいいじゃないかと、私は思っちゃうわけ。今年度の─だから研究課題を、委員会があと何回あるか知りませんけども、私はそんなような気がして、中途半端なしり切れトンボのような気がしてしようがないものですから、あえて言わせていただきました。 24 ◯鈴木委員長 すみません、委員長としての意見を申し上げさせていただきますが、きょうの資料にも入っていますが、児童クラブの入会待機状況の一覧表が出ていると思います。これは昨年度の特別委員会でメーンの項目にしていただいて、かなり実態把握もして3カ年計画も出てきたわけですが、当局の皆さんがかなり努力していただいているのがよくわかるんです。だけども、これは平成18年10月の時点で、直近の数字なんですけれども、待機児童がいまだに276人いるということとか、入所児童数で見ても実態として60人を超えているところが数カ所あると。  こういった中で、去年せっかく特別委員会として項目にしていただいて、かなり前進はあります。それを当局の皆さんがかなり進めていただいているのはわかりますので、なおさらこうしたことを去年の特別委員会項目として進んでいることを、今年度はもういいですと、それはもうお任せしますということではなくて、去年の引き続きの項目としてどのように整備が進められていくのか、特に3カ年計画ですので、その項目も1項目入れるということで、これを特にメーンの第一の課題にするということではありません。  ここの場でも当局から説明を受けて、皆さん意見交換もしていただくと。それはそうなんですが、去年の目玉としての調査項目のもとにできた3カ年計画は、それはそれで引き続いて2年目としても進捗状況は見ていくというのは、去年に引き続いてやっていく必要もあるのではないかということで、あえて挙げさせていただいております。 25 ◯近藤委員 当局から児童クラブ別の待機状況が報告されたんだけども、これまた今月の、11月2日付で資料が出ているということで、緊急3カ年でこれの計画が達成された場合にはどのぐらいだという数字も握っているわけでしょう。だから、その後のことを話し合うならわかるんだけども、現状は現状でもう去年から引き続いて頑張ってやってくれているわけだよ。それで、それこそ全国に先駆けてこれだけの緊急対策を立ててやってくれているという中で、その状況を見るのはここでもって話を聞けばわかるというふうに委員長も言っているんだから、それで話を聞いて、進捗状況の話を聞いて、そのほかにプラスアルファで問題点があるならば、それをどう据えつけていくかということに向けていくべきだというふうに思うんだ。  だから、この項目を3カ年計画の進捗ということだけども、進捗は聞けばわかると思うんだ。 26 ◯鈴木委員長 すみません。進捗状況を聞けば数字的なことはわかるんですけども、実態としてこの数字を見ていただくとわかるように、数カ所60名を超えているところもあります。ここについての対応がどうかだとか、それと人数に応じた施設の状況がどうなのかということでは、まだ現場に行って見てみないとわからない問題も多々あるんです。そういった意味ではここで、特別委員会状況を聞く、把握することも必要なんですが、できれば、私としては児童クラブの施設の状況、それと子供たちが放課後どういうふうに過ごしているのかを見るという意味では、3カ年計画の最中だからこそ、この特別委員会でやれるのではないかなというふうに思います。どうでしょうか。 27 ◯山根委員 委員長のお気持ちよくわかります。ただ、この特別委員会として限られた時間の中で、私は今の近藤委員の発言に賛成なんですが、もう決定し、進行し、そして執行段階に入っていると。私は逆に報告を受けたいと。それでいいんじゃないかなと、そういうふうに考えております。私たち特別委員会としてやるべき内容をもう少し明確にして、もう決まって執行段階に入っている、その限りにおいては報告を受ければいいんじゃないかなというふうに、私たちはもう少し別の視点で特別委員会内容を深めたらいかがかなというふうに感じております。 28 ◯馬居委員 私もちょっと今、皆さんの御意見を聞いてきて、そうだなというふうに思っているんですけど、児童クラブについては、やっぱり緊急3カ年計画を、今現在10数カ所の整備を進めてくださっているような状況で、逐一その報告をやっぱり受けるという形で、私たちがこの特別委員会として調査するのは、先ほど言った保育園の現状、それからあと幼稚園の預かり保育の現状、それから、幼稚園にも保育園にも預けていない在宅子供たちの現状、それをこの目で見て調査をして、それでこれからの静岡子育てのあり方みたいなのをちょっとみんなで方向づけができれば。多分そのぐらいのことしか1年間の中で、そんなたくさんのことはできないかなという気がしているので、その3点に絞って、もしあれだったら調査をするというふうな形にしたらどうでしょうか。 29 ◯亀澤委員 もう今11月でしょう。あと数カ月しかないわけですよね。欲張りしても無理だと思うので、やっぱり今、近藤さんが言われるように3カ年計画の中間報告を受けて、最終的にまた結果を聞くということで、やっぱり1番と3番をメーンにしていかないと、欲張ってもたくさんはできないと思うんで、時間も限られているんで、その辺でまとめてもらいたいなと思います。 30 ◯鈴木委員長 ほかの方、御意見ありませんでしょうか。  そうしたら、皆さんからいろいろ今、御意見伺いましたので、調査項目については保育園待機児童解消策の中に幼稚園での今の状況も把握をするということを入れ込んで、2項目めには在宅でも子育て支援しているという状況も見るということも入れて、3項目めに、放課後児童クラブ緊急整備3カ年計画については3項目めにして、今の進捗状況をこの委員会で当局から説明を受けるというふうにしますので、それでよろしいでしょうか。             〔「いいです」〕 31 ◯鈴木委員長 そしたらそれで決定をさせていただきます。  きょうは当局の方たちから、この保育園についてと、それから、放課後児童クラブ関係で資料をお願いしてありますので、当局からまず資料についての説明をお願いします。  先に保育の方からいいですか、お願いします。 32 ◯小林保育課長 お手元の資料、A4サイズでちょっと細かい数字で見にくいかと思いますけれども、3枚ございますけれども、これ3枚それぞれ区ごとに葵と駿河、清水ということで順番になっております。表の全体なんですけれども、公立、私立の順に各園ごとに、現在平成18年度の10月1日現在の定員数と入所児童数、これが一番左の枠の数字になります。それから、過去の推移ということで平成8年度から平成10年度、平成15年度、平成18年度ということで、それぞれ定員の推移と入所児童数の推移を数字として記入してございます。  それでは、各区ごとに簡単に状況を説明させていただきます。  まず1枚目、葵区の方ですけれども、今そちらの数字で見ていただければわかりますけれども、定員に対して、現在、平成18年度、定員に対して入所児童が定員よりも多いというような園が、数字で見ていただきますと、その一番上の新富町から始まりまして、上土、田町というふうにございます。  同様に私立の方も数字で見ていただきますと、それぞれ、一番上が静岡ホームですけれども、120人の定員に対して138人というふうな入所になっております。葵区全体を見ますと、これは平均をしますと110.68%という、定員に対する入所児童数の割合が110.68%という数字になります。ちなみに、125%までは入所可能だということで、定員の弾力化ということで今、対応はしているんですけれども、現在の時点で125%超になっているのは公立ではありません。ゼロです。私立が一応4園ございます。  あと、今までの平成8年から平成18年にかけての推移の状況ですけれども、ちなみに公立の保育園の方では羽鳥保育園が、こちらが平成13年度にプレハブを園内に設置をしまして、定員を90人から120人にふやしている状況があります。施設改修ということで右の欄に記載をされている年度のところが、それぞれ耐震補強工事とか建てかえとか増築ということで、それに伴って定員増を実施してきた園でございます。かなり細かい数字ですので、あとはごらんいただきたいと思います。  それから、2枚目に移らせていただきますけれども、こちらが駿河区の状況でございます。駿河区が園全体の入所率は110.30%になります。先ほど申し上げました125%という、あの限度のところの園は、一応公立、私立とも現状ではゼロの状態になってはおります。駿河区が現状の特徴から申しますと、いわゆる待機児童も含めまして、入所を希望される方が3区の中では一番多い状況にあります。これは若い世代が今、駿河区の方にパーセンテージからいっても居住している方が増加しているというふうな、これは長田地域というか、長田地区も含めてそういう現状の中から数字としても、保育園の入所児童の中にあらわれてきているというようなところがございます。こちらも右の施設改修の年度が入っている部分は、それぞれ仮設のプレハブを建てたりとか、建てかえをしたりということで、定員増を図ってきている園でございます。  それから、次の3枚目でございますけれども、こちらが清水区の状況でございます。清水区の全体の入所率と申しますと、103.25%、平均の入所率が。こちらの方も現在の段階では125%超になっている保育園というのは、公立、私立ともございません。清水区におきましては、特に特徴的なことは飯田地区と高部、この地域です。それから、有度の地域に入所を希望される方が非常に多いということで、ほかの園は多少定員をオーバーしている園はございますけれども、安定している状況にございます。  こちらも、一番右の欄の施設改修、それぞれ実施している年度が書いてありますけれども、飯田北、平成11年にこれは建てかえをしておりまして、定員増を図ってきております。それから、私立の方も、それぞれ施設改修をする段階で定員増を図るということで、今までの取り組みとしましては、各区共通しておりますけれども、一つは定員の弾力化ということでの対応、もう一つは増築とか建てかえ時に定員増を図るということで、入所を希望される方にできるだけ入所できるような状況で取り組んできております。  簡単でございますけれども、入所の状況は以上でございます。 33 ◯高野児童福祉課長 お手元に、これもA4の縦の表になりますけれども、お求めのありました児童クラブ別の入会待機状況の10月現在のものをお渡ししてあります。大変細かいもので恐縮です。これにつきまして説明をさせていただきます。  前回、4月時点での同じ状況の表をお出ししてありますので、その比較ということでお話をさせていただこうと思います。  まず一番下に合計の数が出ておりますけれども、10月の入会の児童数は、この資料の真ん中の一番下です。2,442人でございます。これは4月が2,435人でしたので、7人、ほぼ横ばいと言ってよいかと思います。それから、資料の一番右下に待機児童数がございます。これは276人です。4月時点での待機児童数は376人でしたので、100人待機児童が減っているということになります。その待機児童の内訳は、1年生から3年生までが166人、それから、4年生以上が110人ということでございます。  4月と比べまして待機児童が減っているのですけれども、入会児童は横ばいで待機児童が減っているということですが、例年こういった入会状況を見ますと、夏休みである8月を入会児童が一番多いピークといたしまして、翌年3月までは減少傾向が続いております。そういったのが例年の状況です。夏休み以後ですと学校の授業時間がふえまして、子供さんの下校時刻が遅くなるとか、あるいは子供さんが友人関係ができて、クラブに通わなくても自宅や近隣で過ごすことができるようになるといった、そういった理由によるものではないかと思われます。待機児童につきましても、ことしも先ほど申し上げたように100人減っておりますけれども、同様の減少傾向が見られますので、本年もそうした傾向にあるということになるかと思います。  それから、先ほど来お話の出ております、今年度から始まりました緊急3カ年整備計画の効果ということですけれども、この10月時点で整備が完了しましたものは、東豊田、西豊田、それから、清水区不二見の3カ所のエアコン設置です。それと長田南の拡張整備、それが10月時点で終了しております。東豊田、西豊田、清水不二見につきましては、前回も夏休み対策のところでお話しさせていただきましたけれども、夏休み前に整備が完了しまして、夏休みには希望者全員を受け入れるということができたということでございます。  それから、もう一つ、長田南につきましては、拡張整備の中で最も早く着手したものでございます。拡張整備16カ所の中で一番早く着手したのが長田南でございますが、当初10月1日から拡張後のクラブを使用する予定でおりましたけれども、工事の終わった時点でクラブ室が従来と場所が変わったというところから、整備計画の時点で予想しておりませんでしたちょっとした問題が出てきまして、少し調整を要しましたので、実際のオープンが10月23日にずれ込んでしまいました。そのため、この10月時点での効果はこの表では出ておりませんけれども、今月以降、特に冬休みのニーズには対応できるものと考えております。  それから、この10月の時点ではまだ反映させておりませんが、昨日11月1日に新設の2クラブがオープンいたしました。大里東と安西小学校ということで、これは予定どおりのオープンでございます。大里東小には6名、それから、安西小には10人がそれぞれ入会いたしております。この結果、今まで宮竹小の児童クラブ、10月の時点では待機児が10人おりますけれども、この宮竹小のクラブに入っていた大里東の子供さんが新設のクラブに移りましたので、10月時点で10人になっております宮竹の待機児は、11月時点ではすべて解消されました。  この新設のクラブ、未設置学区の解消ということが3カ年整備計画の目標の1つでございますけれども、3カ年計画の中で未設置学区へのクラブ新設が7クラブございまして、そのうち今年度の計画には3クラブ、今申し上げた安西、それから、大里東、で、もう一つ新通がございますけれども、新通につきましても、すでに工事が終わりまして、こちらは12月1日から、これも予定どおりでございますが、児童の受け入れを行うための準備に入っているところでございます。  そのほか、拡張整備対象のクラブにつきましても、工事完了後に受け入れ準備を進めた上で、順次使用を開始し、来年度当初はもちろんですけれども、年度内、ニーズが増加する冬休みですとか春休みのニーズにできる限り対応していきたいと考えているところでございます。 34 ◯鈴木委員長 ありがとうございました。  今、当局の方から説明をいただきましたけれども、この2件のことで意見交換をしたいと思いますので、まず……  補足ですか。(「はい」)  じゃ、どうぞ。 35 ◯高野児童福祉課長 すみません、今、私、新設3クラブと申し上げましたが、もう1カ所、森下小学校がございます。森下小学校につきましては4月1日のオープンということで工事を今進めているところです。失礼しました。 36 ◯鈴木委員長 ありがとうございました。  今、2つの課から説明をいただきましたので、質問があれば、まずお受けしたいと思いますが、先に保育の方で質問があれば出していただきたいと思います。  先ほどちょっと委員の、こちらの方たちが何か課長の説明のさなか、いろいろやりとりがあったようですが、この資料の説明については納得いただいていますね。特にこのことで再度質問とか、説明を受けたいということがあるでしょうか。  あわせて、討議していただきたいこととか、意見交換もしたいと思いますので、あればよろしくお願いします。 37 ◯中山委員 この保育所入所児童数の数字はわかったんですけども、今求めている保育園待機児童解消策というところについては全然見えないんですけども、これはどういうふうな形で出てくるんですか。 38 ◯小林保育課長 待機児の方の表というのがお手元にはないと思いますけれども、こちらの方でちょっと説明をさせていただきます。  待機児童数ですけれども、10月1日現在、これ区ごとに申しますと、葵区が15人、それから、駿河区が62人、清水区が30人、合計107人おります。先ほど申し上げましたけども、今、数字からもおわかりのように駿河区の方に待機児が集中しているというのが現状でございます。特に年齢構成から見ますとゼロ歳が47人、1歳が25人、2歳が29人、あとの3歳児以降は合計しても3、4、5歳で6人ということで、いわゆる乳児、ゼロ、1、2歳に待機児が集中しているのが現状でございます。 39 ◯中山委員 そうすると、これは希望があっても却下ということで、入れませんよということでこういう形になったと思うんですけれども、これについての主な理由なんかは把握されているんですか。ゼロ歳児とか1歳児とか2歳児。どういう基準で落とすというか。 40 ◯小林保育課長 その辺が、いわゆる年度当初はいいんですけれども、年度途中というのは、いわゆる産休とか育休が明けた段階で申し込みをされてくるという方がほとんどでございます。その場合に、やはりその辺が入所定員と児童数の関係で、どうしても詰め込みをできるだけできないというような状況もありまして、その辺が待機児童ということで生じてしまっているというのが現状でございます。 41 ◯亀澤委員 駿河区の今、待機児童が62人と言われましたけど、これについては解消策というか、そこらのお考えがおありですか。 42 ◯小林保育課長 駿河区につきましては現状の保育園の中で弾力化による定員増といいますか、それがもう既に限界に来ているというふうな状況があります。そういう状況の中で、これは年度としては20年ころになってしまうんですけれども、園の新設を今、検討しております。新設によって待機児童の解消を図っていきたいというふうに考えております。 43 ◯亀澤委員 これは公設ですか、民設ですか、それと地域がどの辺か、またちょっと、もしわかれば。 44 ◯小林保育課長 建設は民設民営という形で一応私立の社会福祉法人の方にお願いをしていきたいというふうに考えています。地域としましては駿河区の今一番の保育の入所希望が多いのは、やはり高松、登呂、富士見台というふうな、あのエリアの部分が保育の場所としてはそちらの方をこちらとして考えております。 45 ◯山根委員 入所のときに書類を出すと思うんですが、途中で会社、仕事をおやめになった、その状況把握、それから、何時ころまで働いていらっしゃるのか、そういうデータありますか。例えば5時までとか2時、3時が多いとか、わかりましたらお願いします。 46 ◯小林保育課長 入所の決定は各福祉事務所で行っておりまして、入所希望があった段階で本人の就労証明とか、そういうものをとっております。手元には資料がございませんけれども、調査すればわかるとは思いますけれども。 47 ◯山根委員 現場の声として3カ月就労して、そしてその後、体調不調か何かでおやめになって、それを繰り返していらっしゃる方とか、あるいは9時から3時までの就労でもって保育園に預けているとか、お母さん同士の間にこれでいいのかという、また、保育園からのお話もありましたけれども、どこというわけではありませんが、確かに定員をふやし、新設も重要なんですが、団塊の世代のときに保育園をすごくふやし、今、少子化の段階でまだ保育園が足りないというこの状況を考えると、もう少し入所の決定、そして就労時間等、各事務所でやっておられるということですが、もう少しデータをいただけたらというふうに思います。状況把握の、お願いします。 48 ◯小林保育課長 ただいまの就労状況ですが、今、入所されている方も本当にフルタイムでやっている方だけじゃなくて、やっぱりパートタイマーの方も当然入所されていますけれども、その辺の実態というのは、一つは現場の保育士さんがある程度つかんでおる部分もあります。あとは先ほど申し上げた各福祉事務所の保育児童課の方で定期的に確認をしているという状況もございます。いずれにしましても調査、数字的には出てくると思います。 49 ◯山根委員 実際に厳しくきちんとやっていらっしゃるということは現場で伺っております。それで、決して最初の書類と状況が変わって、それを放っておくということはしていないというふうに信じたいんですけれども、逆にきっちりやり過ぎて、何回も何回も提出が大変だったという声もまた聞いております。本当にこの辺、大変だなというふうに思いますが、公正に、公平にお願いしたいと思っております。これは要望でございます。 50 ◯中山委員 これで無認可の保育所みたいなところとか、あるいはデイサービスみたいな、どこかに預けちゃうとか、そういうところの実態は把握されているんですか。 51 ◯小林保育課長 無認可といいますか、認可外保育所ですね、保育施設といいますけれども、こちらの実態は、うちの方、年1回の調査の方も行っておりますし、把握しております。現在、認可外はよく、これは例えば病院の院内保育というもの、病院で設置した保育所も含めまして、約50カ所くらいございます。それで、入所の方が約190人程度ですか、いらっしゃいます。 52 ◯中山委員 この認可外ですか、この人たち待機児童、それの予備軍になっているんですか、それとも、いや、それはもうそこまでずっといっちゃうから、特に保育園に入れてくれという、そういうふうに回ってはこないというふうに見ているんですか。 53 ◯小林保育課長 両方あると思います。いわゆる認可の保育所に入れないから認可外に入れているという方と、ただ自宅に近いとか、非常に質のいい認可外の場合にはそちらの方へ、あえて認可の方へ移さずに、認可外の施設の方で保育をずっと続けてまいりたいという方もいらっしゃいます。 54 ◯鈴木委員長 先に保育の方で少し意見交換もしたいと思いますので、ほかにございませんか。 55 ◯近藤委員 この表を見させてもらって、平成8年度時点では90人の、例えば一番上の八幡ですか、八幡なんかは平成10年で、平成8年は70人で、平成10年が90人と、平成15年は120人と、施設の改善も何もしないで定員をこれだけふやすことのキャパがあったということの理解でいいのかどうか。ということになると駿河区の中で施設改善、耐震もあるでしょうけども、拡張、建てかえ等も含めてやっているところは結構多いわけですけども、結論的に施設が狭くて受け入れができないのか、あるいは、いやいや待機児童が多くなっちゃっているのか、それとも保母さんが少なくて、保育士が少なくて途中で来たけども受け入れることができないとか、そういう幾つかの要因があると思うんです。先ほど課長がおっしゃった産休だとか、あるいは育休が終わって、何とか頼みたいよということで、途中で駆け込みでお願いしたいと。実態は結構それが多いというふうに僕は聞いているんですけども、ただ、施設がそのときにあるならば、あるいは面倒を見てくれる保育士さんがいるならば、それは受け入れる態勢がとれると思うんだけども、その辺の何か運営の方法で問題点というのはあるのかどうか。  途中採用なんていうのはできるのかどうか、あるいは非常勤、あるいは臨時でどうしてもここのところに、高松なんかは140人が170人、しかも平成15年には施設を拡張したのか耐震なのか、やっているわけ。だけども、もうこれ以上何ゆえ入れられないのか。その辺なんていうのも主たる原因というのはどんなものがあるのかをお伺いしたいと思います。 56 ◯小林保育課長 原因ですけれども、一つは物理的な面積の問題があります。現状の中では保育園の場合には遊戯室というようなスペースもあるんですけれども、その遊戯室を保育室に変えるという、増築はしないんですけども、中の方で遊戯室を保育室に変えていくというような対応でふやしていっている方法もとっております。  もう一つは年度途中の入所の受け入れができないという問題です。やはり保育士が年度途中で─人がいれば雇用ができます。ただ資格を持った保育士さんがなかなか見つからないというのが一つはございます。どうしても保育士の採用というのは年度当初、スタートの数字に合わせた形で実施しておりますので、途中から、先ほど申し上げました、いわゆる産休、育休明けの希望が出てきた場合に、保育士の確保ができれば入所が可能だという、そういうような状況も一面にはあります。 57 ◯鈴木委員長 ほか、意見とか質疑とかありませんか。 58 ◯近藤委員 ゼロ歳児が47人待機というんだけども、これは、こういう言い方じゃ失礼だけども、4月までに産まれるよと、4月までに産まれたら保育園にお願いしたいよということの用意がなかったと、親に。親がそういうつもりで申し込みを忘れていたとかということで、だけどももう既に申し込まれたときには保育士さんの定員ももう職場移動して、定数でキャパも含めて計算済みでもう、それで受け入れられないというのが、例えば47人のところでどのぐらいあるのか。それで、これはやっぱり僕が思うには、お父さん、お母さんたちに事前に静岡気分でちゃんと宣伝はしているんだけども、もう少しその辺の徹底をすることによって、こういう待機が少なくて済むんじゃないかと。途中でどうしても、今、課長が答弁したように保育士さんがいないことによって受け入れができないというのを、少し人事異動によって47人が20人ぐらいになるだとか、そういう方法というのは親が考える、あるいは事前に申し込めば解消できたのではないかなというふうな気がするところがあるものだから、その点の数字はどうかなと。 59 ◯小林保育課長 出産予定があらかじめわかっていて、いつ産休明けなり育休明けになるというのは割合事前申し込みをされていらっしゃれば、それなりにこちらは把握できるんですけども、突然、年度の途中で産まれて預けたいからということで来た場合には、ちょっと把握がなかなか困難だというところはあります。  もう一つの問題点としましては、いわゆるゼロ歳児が保育士、子供3人に対して1人という人数の問題。3歳児以降になりますと20人、20対1とか30対1というふうな多くの人数で、そこで多少ふえても対応はできるんですけれども、保育士数がそれだけやはり、1人ふえることによって、例えば3人いたところへ1人ふえれば、1人それだけで保育士をふやさないとならない。というのは、そういう関係で特にゼロ、1、2の関係は、やはり保育士数が不足してきてしまうというふうな現状でございます。
    60 ◯鈴木委員長 保育の関係はよろしいですか。  そしたら、次に児童クラブの関係で、今、課長の方から説明いただきましたが、質問とか意見交換があればお願いします。 61 ◯亀澤委員 新設の新通と森下、ここは定員は何人ぐらいを考えていますか。 62 ◯高野児童福祉課長 児童クラブというのは正式な意味での定員というのは、今設けておりません。それで、いろんな施設の状況によってもかなり違いがあるものですから、おおむね子供さん1人当たり1.65平米という面積を確保した上で受け入れるということで大体人数を出すのですが、あと子供さんの状況によって、例えば養護学級の子供さんが入られることもありますし、1年生から3年生までさまざまなものですから、その状況に応じてということで、クラブによって上限というのは少し変わってきています。  新通も森下も大体1教室分くらいのスペースですので、通常ですと45人から46人ぐらいを受け入れております。 63 ◯亀澤委員 そうすると、新川の子供さんがそちらに行くとなると、多少緩和されるということですね。新通へ。 64 ◯高野児童福祉課長 そういうことになりますが、ただ新川の子供さんが、今、新川が47名いらっしゃって、これは御承知のとおり町内の方に簡易児童館の部屋を少し融通していただいて、全員入れていただいているわけなんですけれども、新通の方への希望があればそちらの方に移っていただくことになります。 65 ◯山根委員 葵区、駿河区の待機児童、4年生以上94名になっております。1年、2年、3年からすると4年生が94名なんですが、これは兄弟とかのお兄様、お姉様ですか。4年生以上の─4、5、6を合わせているとは思いますが、4年生以上のこの94名の中には兄弟で入れないお子さんという方が多いんですか。 66 ◯高野児童福祉課長 4年生、5年生、6年生で94名なんですけれども、ちょっとその中で下の子供さんが児童クラブに入れるけれども、上の4年生以上は入れないというケースも確かにありますが、ちょっと申しわけございません、今その数値については把握していないのですけれども。そういうケースも確かにあります。 67 ◯山根委員 これも1つの課題かなと思うんですが、兄弟で産め、産めと、子供をやっぱり少子化でなるべく2人、3人という、そんな持ちたいという、しかし、持って1年、2年、3年まではいいけれども、下が上がってくると児童クラブで上のお子さんはもう預かれないという状況が多々ありまして、私の関係していたどろんこではとにかく兄弟は入れようというふうにしてきましたが、静岡市としてはどんな考えを持っていらっしゃるのか、お伺いしたいなと思っております。なるべくだったら兄弟はそのままというふうに思うんですけれども、ほかとのバランスがあるので、考えていただけたらありがたい。それがちょっと4年生以上94名において、とても不安の材料になりました。 68 ◯高野児童福祉課長 どろんこさんの場合には、一応申し込んでいる方全員受けてくださっているのですけれども、その他のところにつきましては、特に兄弟で下のお子さんが入っているから上のお子さんも入れるというふうにはなっておりません。4年生以上も決して入れないわけではなくて、余裕があれば入れるということは御承知だと思うんですけれども、そのような場合にも特に兄弟だから優先するということではなくて、個別に保護者の方の勤務状況ですとか、そういったことで緊急度の高い方から順番に入会していただいているという状況です。 69 ◯鈴木委員長 児童クラブのことではよろしいでしょうか。 70 ◯近藤委員 要望というのか、現状に対して評価をしたいというふうに思うんですけれども、緊急3カ年計画ということで大々的に打ち出して、全国に注目を浴びているような政策だというふうに思います。それで、教室そのものが空き教室というか余裕教室とか、そういうのがなかなか学校との関係で折衝の中で、結果的にはグラウンドを借りてこういう児童クラブを建設してくれているというふうな、相互理解のもとに、こういう政策を前面に出してやってくれているということに敬意を表したいというふうに思います。  そういうことで、一番心配なのは校庭の中でつくっているところというのは学校の先生も随分気をつけてはいるんでしょうけども、通学をしている子供たちがけがをするようなことのないような対策を十分に立ててもらいたいと。一番心配なのは土日、休みのときにグラウンド使用で来ている1つのクラブなり何なりに子供がついてきて、そこで現場にはもう建設に関係するような人がいないと。そこでちょろちょろと入ってくるとかというのをときどき見受けられるということで、そういうところの対策についても、ぜひ安全にこれらの建設に取り組んでいただきたいということで、当初申しましたように幾つかの新設、あるいは拡張等も含めて懸命な努力をしてくれているということに評価をしたいというふうに思います。 71 ◯鈴木委員長 コメントありますか、当局は。 72 ◯高野児童福祉課長 おっしゃるとおりで安全面には十分注意して進めていきたいと思っております。工事の業者ですとか、あるいは受託者等と十分連絡をとりまして進めていきたいと思っております。 73 ◯小林保育課長 ちょっと、先ほど申し上げました中山委員からの認可外保育施設の入所の児童数ですけど、190人程度というふうに申し上げましたが、そんな数字ではなくて670人おります。訂正させていただきます。 74 ◯中山委員 児童クラブの方なんですけど、これ、4年生も入りたいし、5年生もという話になるだろうし、親としては。この児童クラブのありようというんですか、前は多分1年生とか2年生は小さいからということで児童クラブできたと思うんですけど、それがいつのまにやらみんな入りたい人は何とか入れようやと、こんなような形になってきちゃっているんじゃないかと思うんです。それを指導するというか、管理する人もきちっと計画にのってやっているというふうにも聞かないし、これからの児童クラブのありようというのはどういうふうに考えられています。  例えば、1、2、3年生は絶対に、もうみんな希望があれば全部入れるんだよとか、そんなようなところ、ありますか。 75 ◯高野児童福祉課長 児童福祉法等では放課後児童クラブ、放課後児童健全育成事業はおおむね10歳未満ということで決められておりますが、先ほどもちょっとお答えしましたとおり、4年生以上も空きがあれば受け入れているという、そういうスタンスで来ております。今回のこの3カ年整備計画も3年生までの待機児童を解消するということを御承知のとおり目標にしておりますので、まず最初は3年生までは待機児童をなくすということが私どもの市の目標ということで考えております。  ただ、現在4年生以上の希望もふえておりますので、これにつきましてはことしの5月に国の方から放課後子どもプランというものも示されまして、文科省と厚労省とで連携して、そういった事業を進めていくというふうな見解も示されておりますので、そういった事業についての検討なども加えながら、4年生以上の受け入れ等も今後は考えていきたいとは思っております。現状では3カ年の緊急整備の目標ということで、3年生までの待機児童解消ゼロを目指しているところでございます。 76 ◯中山委員 もう少し突っ込んじゃうと、預かるのはいいですね、単に。そこでどういうことを管理していくというか、子供たちにサービスを与えていくのか、あるいは施設なんかも、あるいはグラウンドなんかも、ここで遊ばせるとかと、そういうこともあるわけですね、本来ならば。だけど、その辺のもう少し深く考えると、この児童クラブというのはどういうことをする施設なんだよという、そういう位置づけみたいなのですか、そういうのというのは何か検討されているんですか。 77 ◯高野児童福祉課長 大変難しい御質問なんですが、現状といいますか、放課後児童クラブの第一の目標は、放課後留守家庭になるお宅、家庭にかわって子供たちが安心して過ごせる居場所としての役割で、それが一番大きい目標かと思います。そのために保育士等の資格を持つ指導員がおりまして、家庭にかわって子供たちを指導しているという状況です。中では学習の指導も行いますし、今の異年齢での交流などもなかなかできにくい状況ですので、そういったことも意識した遊びの指導も行います。あるいは、地域に出かけていって、そこでの外での遊びなどについてやっているところもございます。  ですので、決して単に預かるだけではなく、やはり児童クラブに通うことによって、子供さんたち家庭にかわった居場所であり、なおかつプラスアルファといいますか、集団の中で伸び伸び育つということを意識しての指導は行っております。そのための、指導員のための研修等も私どもの方でさせていただいております。 78 ◯鈴木委員長 ほかにございませんでしょうか。  今、当局から出していただいた保育園の入所状況に基づいて議論した結果、保育園の方では待機児童状況、それから、それに伴う入所率の推移、それと施設整備の方針、それと待機児解消に伴う職員の配置の状況など、意見交換、質疑の中でお答えいただいております。それとあわせて児童クラブについても、今の整備計画の中での状況だとか、児童クラブの今後の方針なども含めて議論をいただきました。  それで、きょうは当局からこの資料提出を求めて、それに伴って議論をいただきましたので、今回、今年度の特別委員会としての調査項目を決めさせていただきましたので、具体的な内容について皆さんにお図りさせていただきたいと思います。  こちらの方からの提案では、保育園状況は平成8年度から比べてみて、定員に対して入所率がどうであるということと、定員はふやしていますが、施設改善が伴っているかどうかということも含めて、今、ご説明をいただきました。この件で今年度の調査特別委員会項目として、先ほど挙げさせていただきました現実の保育園の入所状況がどうなっているのかということでは、じかに保育園に、現地に赴いて現場での保育園状況がどうなっているのか、実際皆さんに訪問していただいて、視察していただいたらどうでしょうかということで、提案をさせていただきます。もう資料はお手元に来ているんですね。  それで、保育園の現地視察についてという資料が皆さんのお手元に行っていると思いますが、事前に委員長と副委員長とで、どういった保育園を見てくるのかということでは、この観点については、一つは定員に対する入所状況、かなり、例えば登呂については定員155に対して入所者が175人ということとか、若草も120人に対して146人、入所率121%ということで、定員に対してかなり、110%、120%を超える入所状況の中で、どうした事態になっているのかというのをまず見ていただいて、それと職員の配置等の状況、それと施設のスペースとの兼ね合いなども、じかに皆さんに視察をしていただいて、見ていただきたいということで提案をさせていただきます。  この時期だとか、それから、組み合わせについては皆さんのお手元にもう資料が行っているとは思いますが、葵区と駿河区、清水区の3区に分けて、公立と私立と対象園を挙げさせていただきました。それで、委員を3つのグループに分けて、それで3つのグループでそれぞれ視察をしていただくということで、この人選についてはちょうど11月に海外視察に入っている議員もいらっしゃいますので、そうしたことも勘案してグループ分けをさせていただきました。3区ですので必ずその議員が活動地域とはならない場合も出てきてはおりますけれども、それぞれお互いに見てくるということで、葵区では視察委員を私と中山委員と近藤委員、駿河区については馬居副委員長山根委員、千代委員、それと清水区を遠藤委員と亀澤委員というふうにグループ分けをさせていただいて、保育園名も資料のとおりに挙げさせていただきました。  ここの保育園の、なぜこの園名を挙げたかということですが、先ほど申し上げたとおり、定員に対する入所率がかなり高いところと、それと施設整備の状況についても、どういう状況の中で保育が行われているかということもぜひ見ていただきたいということで、事前に当局の方から園名を挙げて、候補を挙げていただきまして、それに伴って視察する保育園名を挙げさせていただきました。  それで、視察の時期ですけども、先ほど御討議いただいたように、ことしの特別委員会調査項目保育園待機児童、それと幼稚園での保育内容、それと在宅での子育て支援ということも盛り込みたいという御意見もありましたので、そうしたことも含めますと、かなりいろいろ現地視察なども、皆さんお忙しい中ですけれども、かなり濃密な視察を組まなければなりませんので、こちらの提案としては保育園待機児解消については、まずこうしたことは着手していきたいということで、このグループごとに皆さんで日程を決めていただいて、視察の時期については11月の議会がありますけども、その議会の最終日までぐらいにはというと12月の中旬ぐらいには議会が終わりますが、その間までに視察を行っていただきたいということです。  かなり時期的に、海外視察も含めて皆さんお忙しい中ですので、効果的にこの委員会も回を重ねていきたいと思いますので、こちらとしてはお忙しい時期ではありますけども、このグループごとの皆さんで日程を決めていただいて、こうした園に現地視察をしていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。この案については。             〔発言する者あり〕 79 ◯鈴木委員長 よろしいでしょうか。そうするとこのグループごとに、例えば葵区だと中山委員と近藤委員と私が打ち合わせしなければならないので、委員会が終わった後で、それぞれグループごとに決めていただいた方がいいと思うんです。それで行く先についてはこの保育園でよろしいですね。それで、視察目的については資料が行っていますね。こうした観点で見てきていただきたいということで資料を入れてあります。それで、特別委員会として保育園待機児解消や施設の改善など、市民の皆さんの要求にこたえるための施策の検討とか、行政が行う具体的な施策を応援するためということで保育園状況を視察します。  ぜひ、直接保育園を視察していただいて、子供たちの様子や施設の状況、それと保育士さんたちの配置状況なども目の当たりに見ていただいて、保育園の保育士さんたちからも声を聞いていただければと思います。  視察の時間についてですが、子供たち保育園での生活は午前中は自由な活動をしていますが、お昼になると給食、午後はもうお昼寝に入ってしまって、4時ぐらいにはもう早い方ではお迎えという状況なので、視察については午前中の方がいいのではないかなというふうに思いますので、それを頭に入れた上で視察時間、皆さんグループごとに検討していただきたいと思います。それで、申しわけありませんが、車についてもそのグループ分けになったこの委員皆さんで、どなたかの車を配車するかについても協議をいただきたいということですので、よろしくお願いします。  日程については委員派遣の手続という関係がありますので、視察日時が決まりましたら事務局の方に御連絡をいただきたいということです。お手元に配付した案2)というのが視察のときの基本的な質問事項をまとめたものですので、視察の際の参考にしていただきたいということです。よろしいでしょうか。 80 ◯鈴木委員長 次に今後の委員会開催のことですけれども、11月議会が終わった直後に委員会を開催したいということで、案として11月15日金曜日の午後1時に委員会を開催したいと思います。このときには皆さんに直接保育園に出向いていただいて、保育園を視察していただきましたので、その視察の報告、それから委員同士の協議をしていただきたいと思いますので、そうした日程についてよろしいでしょうか。  次回の委員会の日程については、12月15日、午後1時ということでよろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 81 ◯鈴木委員長 では、こういうことで決定させていただきます。  それで、今後の委員会ですけれども、来年1月17日、18日が視察になっております。その視察を行って、その次の週ですけれども、1月25日木曜日、26日金曜日のどちらかで皆さん予定をつけていただいて、どちらでもいいということであればこちらで決定させていただきたいと思います。いかがでしょうか。             〔協   議〕 82 ◯鈴木委員長 今後の特別委員会全体の開催の回数とか日程についても、ある程度予定をつけていかないと実際に調査項目を決めたはいいけれども、話が進まないということでは困るので、今の予定では第3回目まで決めないと、第4回目は年明けになりますので、また日を調整するということで、(「委員長、23日は」)23日ですか。23日木曜日なら午後1時からならいいです。  それでその次の5回目については、1月23日が過ぎたらすぐ2月議会に入りますので、その後、市長選、一斉地方選挙もありますので、5回目については、4月8日以降ということで、改選までの間に1回開催するということで、そういったテンポで開催したいと思います。あと、きょう皆さんから出された調査項目について、具体的にどういった現地調査をするかということについて、委員長、副委員長で案を出させていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。             〔「は  い」〕 83 ◯鈴木委員長 それではありがとうございました。 84 ◯山根委員 12月15日、放課後児童クラブの視察は、これは行うんですか。ここに書いてありますけど、むしろ、私、提案なんですけど、私立で幼稚園の預かり保育をやっているところを見ていく方が、これはもう報告でいいというお話になっていましたので、ここを明確にしていただきたいと思います。 85 ◯鈴木委員長 山根さんの御意見だと12月15日、実を言いますと、こちらの案では放課後児童クラブを直接視察したいというのがありましたけれども、ここを変えて視察先を幼稚園の実態調査─ただ1時から1時間程度ここで、保育園の現地視察をしていただいたことを皆さんに報告いただいて、直接出向けるのは2時から5時という時間帯になるんですが、幼稚園の方が─それで大丈夫ですね─ということなら、そうしたことで幼稚園の訪問先をまた検討させていただきますので、じゃ、2時から5時を現地視察ということで変えさせていただきますので、よろしいでしょうか。             〔「は  い」〕 86 ◯鈴木委員長 そうしたら、以上で当局の皆さんは退席していただいて結構ですので、御苦労さまでした。             〔当局説明員退室〕      ────────────────────────────── 87 ◯鈴木委員長 それで、すみません。ちょっと残っている皆さんだけで、先に確認したいことがありますのでよろしいでしょうか。  委員会の来年1月17、18日の視察日程ですけども、ここは日程はもう押さえていただいておりますので、視察先について─もう少しというと変ですけど、今回、調査項目を確認しましたので、それに基づいて案を出させていただきますので、きょうは提案するものができませんけども、委員長、副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。             〔「は  い」〕 88 ◯鈴木委員長 決まりましたら担当の書記から連絡をしていただきますので、よろしくお願いをいたします。      ────────────────────────────── 89 ◯鈴木委員長 では、以上で委員会を閉じますので、この後グループごとの皆さんで視察の日程を決めていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。                  午前11時48分散会      ──────────────────────────────   子育て支援策調査特別委員長   鈴木節子 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...