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  1. 川崎市議会 2017-10-02
    平成29年 10月環境委員会-10月02日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成29年 10月環境委員会-10月02日-01号平成29年 10月環境委員会 環境委員会記録 平成29年10月2日(月)  午前10時00分開会                午前10時36分閉会 場所:601会議室 出席委員押本吉司委員長、末永 直副委員長坂本 茂、廣田健一山田晴彦、      かわの忠正斉藤隆司石川建二山田益男三宅隆介、添田 勝各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(環境局大澤環境局長斉藤総務部長髙橋生活環境部長井田庶務課長、        加藤減量推進課長       (港湾局酒井港湾局長中上港湾経営部長村田川崎管理センター所長、        高橋川崎管理センター副所長、鈴木庶務課長 日 程 1 議案審査      (港湾局)     (1)議案第105号 平成29年度川崎港湾整備事業特別会計補正予算     2 所管事務調査報告)      (環境局)     (1)川崎周辺散乱防止重点区域変更拡大)に関するパブリックコメント実施について
        3 閉会中の継続審査及び調査の申し出について     4 その他                午前10時00分開会押本吉司 委員長 ただいまから環境委員会開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。  初めに、港湾局関係議案審査として、「議案第105号 平成29年度川崎港湾整備事業特別会計補正予算」を議題といたします。  理事者から特に補足説明はございますでしょうか。 ◎酒井 港湾局長 補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 ○押本吉司 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。                  ( なし ) ○押本吉司 委員長 特に質疑意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第105号 平成29年度川崎港湾整備事業特別会計補正予算」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○押本吉司 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで理事者の交代をお願いいたします。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 次に、所管事務調査として、環境局から「川崎周辺散乱防止重点区域変更拡大)に関するパブリックコメント実施について」の報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎大澤 環境局長 それでは、環境局関係所管事務調査として、川崎周辺散乱防止重点区域変更拡大)に関するパブリックコメント実施につきまして、減量推進課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎加藤 減量推進課長 それでは、資料に基づきまして御説明申し上げます。  お手元に、資料1といたしまして川崎周辺散乱防止重点区域変更拡大)案についてを、資料2といたしまして川崎周辺散乱防止及び路上喫煙防止重点区域変更拡大)案を、資料3といたしましてパブリックコメント手続用資料を御用意いたしましたので、御確認をお願いいたします。  なお、今回の重点区域変更拡大)のパブリックコメント手続につきましては、路上喫煙防止とあわせて実施する予定となっておりまして、路上喫煙に関する部分につきましては、所管局市民文化局所管委員会であります文教委員会において、本日の当委員会と並行して御報告をさせていただいているところでございます。  それでは、説明に入らせていただきます。  初めに、資料1をごらんください。まず、1の条例の概要でございますが、川崎飲料容器等散乱防止に関する条例につきましては平成7年7月1日に、また、川崎路上喫煙防止に関する条例につきましては平成18年4月1日に、それぞれ制定しております。散乱防止及び路上喫煙防止重点区域につきましては、記載のとおり、市内主要駅周辺指定しているところでございます。  次に、2の重点区域指定考え方でございますが、川崎総合計画における広域拠点駅及び地域生活拠点駅の駅前広場、広場を起点とした主要道路及びこれらと接続した公共的施設商店街等への道路などを指定区域とするものでございます。1、区域を限定することによる効果といたしましては、人の往来が多い区域に限定して、重点的、集中的かつきめ細かく意識啓発を行うことで、区域外市内全域)への波及効果も期待でき、条例の周知、PRの効果が高いことなどがございます。また、2、罰則適用につきましては、ルールマナーの徹底が必要不可欠であり、ルールマナーを守らない違反者への罰則適用は一定程度必要であるため、適用範囲指定するものでございます。  次に、3の重点区域指定による効果についてでございますが、参考といたしまして、まず、左側のグラフ川崎周辺歩行者に占める喫煙者割合をごらんください。歩行者に占める喫煙者割合は、条例施行前である平成18年3月と比較すると、平成18年4月の条例施行後、平成23年12月の制服導入後と、対策強化を図るごとに減少しております。また、右側のグラフ川崎周辺散乱物調査結果をごらんいただきますと、平成23年度に調査ポイントをふやしたことから個数がふえておりますが、平成29年度6月の調査結果では、平成23年度と比較して大きく減少しております。以上のように、路上喫煙防止散乱防止とも条例施行後は一定の効果があらわれている状況でございます。  次に、4の重点区域変更拡大)する目的でございますが、川崎総合計画において、広域拠点として位置づけられている川崎周辺につきましては、平成30年3月には駅北口周辺整備が完了することにあわせて重点区域変更拡大)することで、当該地域における散乱防止及び路上喫煙防止を推進し、安全で快適なまちづくりを目指すものでございます。  次に、5の今後の取組でございますが、散乱防止路上喫煙防止取り組みを推進していくためには、図でお示ししておりますとおり、市(行政)だけではなく、市民事業者との協働によって継続的に取り組んでいく必要がございます。今回の指定に当たり、市の具体的な取り組みといたしましては、その下の四角い枠内に記載してありますとおり、市政だよりへの掲載、ポスターの掲出、キャンペーンの実施路面標示等の設置などを行ってまいります。また、重点区域指定告示日平成30年3月1日に、効力の発生(施行)日を平成30年4月1日に予定しております。  次に、6のその他でございますが、今回の重点区域指定とは別に、川崎東口周辺環境美化促進を図るため、町内会自治会の皆様や商店街様、市民団体様などと連携した川崎周辺地域環境美化向上に向けた取り組みを現在検討しているところでございます。取り組み内容につきましては、関係者方々の御意見等をお聞きしながら進めてまいりたいと存じます。  資料1につきましては、以上でございます。  続きまして、2ページ目の資料2をごらんください。JR川崎駅を中心とした地図でございます。図の右上の凡例でお示ししておりますように、水色で塗り潰してある区域既設重点区域でございます。そして、川崎北口自由通路など、緑色で塗り潰している区域が今回拡大予定重点区域案でございます。  次に、3ページ目の資料3、パブリックコメント手続用資料をごらんください。1、意見募集期間につきましては、10月10日(火)から11月9日(木)までの1カ月とさせていただき、2、意見提出方法といたしましては、(1)電子メール、(2)郵送・持参、(3)ファクシミリのいずれかの方法により御意見をお寄せいただいて、手続を進めてまいります。さらに、3、その他に記載してありますように、お寄せいただいた御意見につきましては、その内容に対する市の考え方対応について取りまとめを行い、ホームページで公表いたします。資料3の2ページ目以降につきましては、ここまで御説明申し上げた内容と同じ内容でございますので、後ほどごらんいただければと存じます。また、最後のページにつきましては、パブリックコメントに使用する意見書でございまして、この用紙を用いて御意見をお寄せいただくものでございます。  説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○押本吉司 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明について、質問等がございましたらお願いいたします。 ◆石川建二 委員 今回のパブリックコメントは、区域拡大するということで、また、その区域の中の新しい施設のところを網かけするということで、その意見をお聞きすると伺っているんですけれども、本当に対策が、ここでも示されているように、効果が発揮されている、それは担当者の方や職員の方の努力が非常に大きかったのではないかなと思うんです。ただ、ちょっと気になるのは、当初、この罰則適用するときもいろいろ議論させていただいたと思いますけれども、罰則過料ということを実際に行うケースというのがどのぐらいあるのか。たしか、罰則というのはあの係の方ではできなくて、市の職員でなければできないというような、過料ができる役割というのが限定されていたかと思うんですけれども、そこら辺をもう一度教えていただけますか。 ◎加藤 減量推進課長 罰則過料適用に当たりましては、まず、ごみを捨てている方がいれば注意をして、それで拾っていただけている場合には過料対象とはならないということでございます。過料を取る体制といたしましては、市で非常勤嘱託職員2名で市内を巡回しておりまして、その指導員過料を取るという体制でございます。 ◆石川建二 委員 実際にその過料にまで至ってしまったケースというのはあるんですか。 ◎加藤 減量推進課長 ゼロ件でございます。 ◆石川建二 委員 そういった意味では、指導員の方の御尽力というのが功を奏しているというふうに評価をできると思うんですが、過料をずっと今後とも続けなければマナーの啓発ができないのか、あるいは、一定浸透したところでこうした制度自身見直しも可能なのか、そこら辺、今後の見通し、もし検討されているような内容がありましたらお伝えいただければと思います。 ◎加藤 減量推進課長 通称ポイ捨て禁止条例につきましては、市民ポイ捨てをしないという意識醸成が大事ということもございまして、今後の状況によりましては、そういったことも検討の対象になるのかと考えているところでございます。 ◆石川建二 委員 結構です。ありがとうございます。 ◆かわの忠正 委員 幾つか教えてもらいたいんですけれども、今回、この重点区域拡大するに当たって、資料1の3のところに効果参考に示されているんですが、今回拡大をするところについて、今までは重点区域になっていなかった状態でどのくらいの散乱物があるとか、喫煙者がいるとかという調査はされているんでしょうか。 ◎加藤 減量推進課長 川崎周辺、例えばミューザデッキとか川崎東西連絡歩道橋につきましては既設施設でございますので、そういったところにつきましては調査実施しているところでございます。朝とか昼とか夕方とか、時間帯を幾つかに区切ってその状況を確認しているところでございまして、歩行者はかなり多いという状況はございます。ただ、路上喫煙をしている方がいるかというと、ほとんどいない状況ということでございます。ポイ捨てをしている方につきましては、調査している期間につきましてはゼロ件ということでございました。そういったことも踏まえまして、今回、重点区域拡大案を考えているところでございます。 ◆かわの忠正 委員 今の話だと、3のところについては、喫煙者は0.17よりもっと少ない、散乱防止についてはもうゼロ件だという理解でよろしいんですか。 ◎加藤 減量推進課長 資料1の3の重点区域指定による効果部分につきましては、新しく指定をしようとしているところを調査しているというわけではございません。例えば平成18年4月から23年4月につきましては、調査場所が増加しているんですけれども、この調査箇所につきましては、川崎駅の東口ですとか西口ですとか、既存のところについて調査をしているところでございまして、ふえているのは、もともと4カ所調査していたのを11カ所に調査箇所数をふやしたということで一時的には増加しているということでございます。平成29年6月、直近で調査したところにつきましては、その11カ所につきまして散乱物が減っているというところでございます。 ◆かわの忠正 委員 要するに、散乱しているからここのところを指定して減らすんだと、なくすんだということならなるほどねと思いますけれども、調べてみたら別になかったというところで、4で拡大目的考え方というのは書いてはありますけれども、そこのところの整合性というのはどういうふうに整理されているのかなと。 ◎加藤 減量推進課長 安全で快適なまちづくりを目指すというところと、ポイ捨て禁止条例環境美化促進を図っていこうということで意識醸成取り組みでもございますので、今回、北口自由通路整備されることに伴いまして、交通量が増加されると思われるところについて、基本的には重点区域拡大をするというところでございます。 ◆かわの忠正 委員 5の推進体制のところで、要するにポイ捨て禁止条例にも指導員がいて、路上喫煙防止条例にも指導員がいると。これは別々の人ですか。 ◎加藤 減量推進課長 別々の非常勤嘱託職員でございます。 ◆かわの忠正 委員 ふだん、私も見ていて、喫煙者率も3のところで0.17ならほとんどいないと。先ほどの話だと、今現状で拡大しようとしているところにはごみがなかったという中で、この指導員方々をまた新たに雇ってというか、仕事の監視に回る部分費用をかけて、回って注意指導をしていくということなんでしょうか。 ◎加藤 減量推進課長 川崎市に集う方々、お住まいの方ですとか、お勤めの方とか、そういった方々に対してポイ捨てをしない意識醸成、また、路上喫煙については、そこでたばこを吸わない意識醸成に向けた取り組みとして現在行っているところでございます。 ◆かわの忠正 委員 ここの場でどうのこうの余り言ってもしようがないかもしれないんですけれども、どうせ同じエリアのところを回るのに、ポイ捨てごみと別々の費用をかけて、まさに縦割りのやり方、という見方で市民の方から見られないのかなと。もっと合理的に、たばこを吸っている方には注意をする、ごみを捨てている人にも注意するということも、総合的にどこかで見直しをするべきだと思います。 ◎加藤 減量推進課長 過料につきましては、ポイ捨て禁止条例路上喫煙防止条例、それぞれの巡回の者が取っているんですけれども、指導につきましては、ポイ捨ての者についても路上喫煙の者についても、そこで例えばたばこを吸っているとか、そこでポイ捨てをしている場合にはそれぞれの指導員注意はするという体制になってございます。 ◆かわの忠正 委員 局長、これをどう思いますか。 ◎大澤 環境局長 御指摘のとおりのところもあって、今、担当課長が申し上げたとおり、少しずつお互いに注意はするようにしていますので、その辺、また市民文化局と整理をしながら、より効率的な取り組みをしたいと思います。 ◆かわの忠正 委員 条例上、経費上、予算上とかの関係があるのかもしれませんけれども、ちょっとそういう面でも、どうあるべきかというのは総合的に見直していただければと思います。  もう一つ、今度は資料3のところで、このパブコメについては、どこにこの資料を置くのか、また、どういうふうに関係者に広報をするのか、意見を集めようとされているのかという点についてはいかがなんでしょうか。 ◎加藤 減量推進課長 パブコメのこういった手続につきましては、まず、ホームページからダウンロードができるというところと、2の意見提出方法記載のございますとおり、メール等でもファクスでも、直接、減量推進課または地域安全推進課等に訪問されなくても受け付けているという方法をとっているところでございます。 ◆かわの忠正 委員 集める方法の話じゃなくて、今までパブコメをいろいろやりますよといったときに、ホームページだけじゃなくて、区役所とか支所とか出張所とか、また行政サービスコーナーとかにこういう資料を置いていますというのがあるし、もっと丁寧な局だと、関係商店街だとか住民の方とか、町内会で回覧するとか、何らかの形で広報しながら、ここに散乱防止路上喫煙防止拡大していきますよという広報にもなる意味もあるかと思いますので、この辺の取り組みホームページに載っけていますよというだけだったら、市民の人が何%、何人の人が見るのかなということが気になるところなので今お聞きしたんですけれども、これはホームページだけなんですか。 ◎加藤 減量推進課長 区役所等でも配架をしているところでございます。 ◆かわの忠正 委員 区役所に置いておくというだけ――これは結構市民の方にも直接かかわりのあることなので、そこの場所の近くだとか、関係商業者だとか市民の方とか、もう一工夫して、意見を集めるような努力をしていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ◎加藤 減量推進課長 効果的に意見をお寄せいただける方法等について検討させていただければと思います。 ◆かわの忠正 委員 わかりました。総合的な方向性としては拡大をするという意図もわかりますけれども、あと実態等、また、こういうことによって市民の方がやっぱりやってよかったなと、効果が出たなとできる形で、いろいろ工夫をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆坂本茂 委員 何点か聞きますけれども、既存地域と新たに指定するところでの監視員というかパトロール要員というのは、資料1の3の定点観測というか、午後3時から5時とか午前8時から9時、この時間帯のみいるということでいいんですか。 ◎加藤 減量推進課長 基本的には昼間の時間帯で巡回調査をしているところでございます。 ◆坂本茂 委員 これは調査ということなので、局としての取り組みというのは大変いいことだと私は評価しています。それは、かつて私たちの議員視察海外視察に行ったときに、ニューヨークのマンハッタンのタイムズスクエアという、今の日本でいえば、新宿歌舞伎町がもっともっと危険地域になったようなことを想定してもらえばいいんでしょうけれども、当時、地下鉄は落書きだらけで、女性1人で乗れないだとか、あの辺を歩いたら非常に危険だとか、物すごく危険な状態。それが劇的に安全できれいな形に変化し出したというのは、実はこの取り組みからなんです。そういう部分視察研修をしてきたときに、あちらから常に言われたのは、まず最初に取り組んだのは何かといったら、徹底的にごみを拾った。徹底的に落書きを消した。それから、監視員をあちらこちらに配置して、人の目があるという状態をつくり上げた。その監視員は、普通のユニホームじゃなくて、蛍光の発色カラーというか、ばんと光るような、そこにいるのが目立つような状態でまず取り組んだ。人の目があるところでなかなか捨てづらいということ。それから、警察との連携によって、トラブルが起こったときには即座に連携をとって、すぐに適切な対応ができるように努めた。そういう幾つかの課題があって、劇的にきれいになっていったんです。  その取り組みが大事なので、というのは、過失的要素というよりも確信犯ですよね。間違ってついうっかり捨てたということはないわけですから、そういう部分での対応というのは私は非常にいいと思うので、人的配置効果的に、むしろあちらこちらに目があるように。そうした部分費用の問題があるんでしょうけれども、パトロールとか監視員の時間配分というのは非常に大事だと僕は思うんです。それはぜひ前向きな方法で検討してほしいんです。やっぱり駅前というのは清潔であってほしいし、それが順次広がっていけばいいと思いますから、この取り組みについてはさらにいろんな事例を参考にして、もっと広域に取り組めるようになれば、これは犯罪防止パトロールにも役立つんです。人の目があるということが。だからこそユニホームって大事なんです。できたらそのユニホームは、いると遠くからでもわかるような状態ユニホームにすると、私は局で取り組もうとしているものがさらにいい効果が出るような気がします。これは意見として言います。  次に1点、ガムのかみかすについてなんですけれども、資料1の3のところで、平成29年6月でかなり減ってきているんですよね。ただ、ごみとかたばこ吸い殻というのは、比較的簡単にどけられるでしょう。ところが、ガムというのは1回くっついちゃうと、放置されているから、トータルでぐちゃぐちゃで非常に目立つ。それもわざとペッて捨てるからつくんでしょうけれども、あれはもうちょっと手を加えて。大変なことはわかるんだけれども、やっぱりガムというのは件数は少ないんだけれども、あちらこちらに残りが物すごい。このところは局として、今いきなりどうだと言うのも酷でしょうから、意見があれば聞きたいんですけれども、チューインガムガムのかみかすについては、局としての力を注いで、きれいにやってもらえるような状況というのは、イタチごっこになるかわからないですが、でも、ガムについては、その辺の考え方はどうなんでしょうね。 ◎加藤 減量推進課長 捨てられたチューインガムについては、路面にへばりつくということもございまして、現在、管理者である道路公園センターが年に1回なんですけれども、チューインガムを剥がすような清掃委託をしているところでございます。 ◆坂本茂 委員 そこなんだよね。だから、変な話だけれども、たばこ吸い殻だとかごみが年に1回だったら大変なことになっちゃうんですよね。だから、そこのところで見えてくるとやっぱりポッと捨てていくんだろうなと。そこの回数をもうちょっとふやせるかどうかということ、これは後々、前向きにぜひ検討していただきたいと思うんです。道路公園センターが適切なのかどうなのか、これも局として連携をとってぜひ検討していただきたいと思うんです。  そして、そういう事例を減らすためにも、監視員パトロール員の適切な配置というか、時間がロングスパンになるかどうか、なくなればそんなに費用をかけなくていいんですけれども、なくならない状態では、しようがない、やらないわけにはいかないんですから、そういうふうに注意喚起をするということで、特に川崎の表玄関ということでは、やっぱり我々もしっかりと前向きに考えていかなければいけませんから、局としては、私がぜひ要望したいのは、そうしたパトロール監視員の充実といったらいいんでしょうか、それから監視体制強化。それは、まちの中の美化もあるんですけれども、連動してあらゆる危険行為犯罪防止にも役立っているんだぞということ。そして、不測の事態に備えて一応は警察当局と、何かがあったときにすぐに現場に駆けつけてくれるような、そういう日常的な連携をとっていくと、現場のパトロール要員というか監視要員が安心して職務に遂行できますから、そこのバックアップというのは大事なことだと思うので、機能と運営についてはいま一度今の意見参考にして、より一層検討していただいて、いいものをつくっていただきたいと思います。  私からは以上です。 ◆山田益男 委員 今の意見の関連なんですけれども、実際に監視員の方がいる効果部分も含めて、川崎周辺というのはどうしても飲食街とか、夜間のお客さんが多いということで、実は朝の段階でかなりごみが散乱している状況が現実ではないかと思うんです。当然朝、定期的に清掃していただいていますが、ただ、通勤時間帯でもまだそういうのが散乱している状況川崎駅の西口でも見受けられます。このことについては全然問題はないと思いますけれども、実際に、実態としてはどうなんだということも含めて、もしそういう実態が把握できるのであれば、夜間なり、例えばごみ箱がなければ、じゃあどこに捨てるのというところもあると思うので、現実といいますか、夜間も含めた実態についても調査等をしていただければと思います。これは要望しておきます。 ◆山田晴彦 委員 今、私も山田(益)委員と同様の意見だったんですけれども、ソフトとハードがあって、そういう形の監視活動ということはすごく効果を上げてきていると。できればこれは皆さんの個人のルールの中で遵守されれば、そうしたのはなくなってもいいわけですけれども、現状では、今のだんだんきれいになっていくまちの姿を維持していくためには、もう少し効果的にやっていかなくちゃいけない。これは私も同じ意見でございます。  そうした中で、最近のまちを歩いて見ていくと、例えば発生したごみについて、どこに捨てようといったときに、環境的にお店の中で買ってもらったものはお店の中に捨てられるような環境というのはあるんですけれども、外側に出てくる環境というのは大分少なくなってきているのかなというのが、私なんかも歩いていて感じる部分なんです。ですから、今後の取り組みの中で出てくる市民の役割と事業者の役割、あるいは市としての役割という3者があるんですけれども、この辺のこともきちんと協議して、例えば事業者側からすれば、自分のところで買ったものではないもののごみを扱うということは、やはり事業者としての負担が大きくなってしまう。だから、ある程度は理解するけれども、それ以上はやはり難しいですよという意見なんかもあるでしょうし、ですから、ある程度その辺のルールづくりというのをやって、全部ポケットにしまってということもなかなか、ペットボトルや缶とかそうしたものについては、散乱防止といえども、捨てる場所がないからやむなくちょっと勢い余って捨てちゃっているんだということも考えられますので、その辺のことも整備していただいたらいいんじゃないかと思うんですが、その辺の現状というのはどんな感じで認識されているのか教えていただけますか。 ◎加藤 減量推進課長 川崎周辺につきましては、川崎の顔とも言うべきエリアでございますので、散乱状況等の把握には努めているところでございます。そういった中では、家庭ごみの集積所が散乱している場合には、分別ルールが徹底されていないですとか、仲見世通り等につきましては、散乱が見受けられるような時間帯もございます。また、商店街方々、各店舗の方々が皆さん努力をしていらっしゃいまして、朝、事業系ごみの収集運搬された後には掃除もされて、2時ぐらいにはきれいになっているというような状況もございます。また、4月、5月、6月等はカラスの営巣の時期で、時期的な課題なんかもございます。ポイ捨てとは言えないような不法投棄等があるというのも現実でございます。そういったこともございますが、今後に向けましては、川崎駅をきれいにするために、町内会自治会商店街事業者、NPOの団体の皆様と一緒に考えて取り組んでいくことが必要だと考えているところでございますので、そういった取り組みに向けて関係者の皆様と連携した取り組みを図っていきたいと考えているところでございます。 ◆山田晴彦 委員 特に一番、集客というか人の多く利用するエリアをきれいにしていこうということであるわけですから、例えばお子さんが親の姿を見て、そういったことはいけないなと思いつつも親には言わないというようなこともあろうかと思うんです。ですから、例えば行政として事業者等に理解を求めて、行政としてのそういう集積ポイントみたいなものを設けて、これはそれこそ本当に分別の教育にもつながるような形にしていったらいいのかなと思います。ですから、そういったこともぜひ検討していただきたい。このことを要望させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○押本吉司 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「川崎周辺散乱防止重点区域変更拡大)に関するパブリックコメント実施について」の報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 次に、「閉会中の継続審査及び調査の申し出について」を議題といたします。  お配りした資料に基づいて事務局に説明をさせます。 ◎五十嵐 書記 お手元に配付させていただきました環境委員会付託の請願及び陳情につきまして御説明させていただきます。  本日10月2日現在の環境委員会に付託されております請願第7号及び陳情第3号他2件の陳情3件の閉会中の継続審査及び所管事務調査を議長宛てに申し出ることについて御協議をいただきたいと存じます。なお、9月12日の本会議で本委員会に付託された陳情についても御参考までに配付しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○押本吉司 委員長 ただいまの説明のとおり、議長宛て申し出ることに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、そのように議長宛て申し出をさせていただきます。         ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 次に、その他として、委員視察の申し出がございましたので、まず事務局に説明させます。 ◎五十嵐 書記 それでは、委員視察の申し出につきまして御説明させていただきます。  末永直副委員長坂本茂委員廣田健一委員から、11月14日(火)から15日(水)まで、京都市及び神戸市へ、山田晴彦委員、かわの忠正委員から、10月24日(火)から25日(水)まで、仙台市及び気仙沼市へ、斉藤隆司委員石川建二委員から、11月14日(火)から15日(水)まで、大津市及び広島市へ、それぞれ本委員会の所掌事項に関する視察の申し出がありました。この件につきまして、委員会として決定をお諮りいただきたいと存じます。 ○押本吉司 委員長 ただいまの説明のとおり、委員会として決定することに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、そのように決定をいたしました。本職から議長に対し、委員の派遣承認の要求をいたします。  次に、今後の委員会日程でございますが、改めて御相談をさせていただきたいと思います。なお、詳細につきましては事務局から連絡をいたします。
            ───────────────────────── ○押本吉司 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○押本吉司 委員長 それでは、以上で本日の環境委員会閉会いたします。                午前10時36分閉会...