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  1. 千葉市議会 2018-09-19
    平成29年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2018-09-19


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長小松崎文嘉君) ただいまから、決算審査特別委員会を開催していただくわけでございますが、本日は最初委員会でございますので、正副委員長互選等をお願いしたいと思います。  私より、年長委員であります石橋毅議員を御紹介申し上げます。  それでは、石橋毅議員、よろしくお願いいたします。               〔議長退席年長委員着席〕          ──────────────────────────                  午後1時29分開議 2 ◯年長委員石橋 毅君) ただいまから決算審査特別委員会を開きます。  私が年長委員ということでありますので、委員長互選されるまで委員長の職務を務めさせていただきます。  出席委員は50名、委員会は成立いたしております。          ──────────────────────────  委員長互選 3 ◯年長委員石橋 毅君) それでは、委員長互選につきましては、指名推選方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯年長委員石橋 毅君) 御異議がないものと認め、委員長には白鳥誠委員指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯年長委員石橋 毅君) 御異議がないものと認め、白鳥誠委員委員長に当選されました。  それでは、委員長就任の御挨拶をお願いいたします。             〔委員長 白鳥 誠君 登壇拍手〕 6 ◯委員長白鳥 誠君) 皆さん、こんにちは。ただいま、先輩・同僚議員皆様に御推挙いただきまして、決算審査特別委員会委員長就任をいたしました未来民主ちばの白鳥誠でございます。よろしくお願いいたします。  平成29年度決算につきましては、脱・財政危機宣言が出された最後年度決算であります。市債残高は1兆円を切り、国民健康保険事業特別会計累積赤字は解消され、着実に財政健全化が進んだ内容となっております。しかしながら、まだまだ厳しい財政状況が続く中で、今後も少子・超高齢化が進む中で、どう限られた財源が使われたのか、どう市民福祉の向上に結びついたのかを我々は審査をしていかなければなりません。
     あすからの分科会におきまして、限られた時間ではありますけれども、慎重に審査をした中で、次の予算事業執行に結びつけられる決算審査としなければならないと考えております。  どうぞ、皆様の御協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任挨拶とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(拍手) 7 ◯年長委員石橋 毅君) それでは、委員長席を交代いたします。皆様方の御協力を感謝いたします。ありがとうございました。          ──────────────────────────  副委員長互選 8 ◯委員長白鳥 誠君) 引き続き、副委員長互選につきましては、指名推選方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、副委員長には植草毅委員指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、植草毅委員が副委員長に当選されました。  それでは、副委員長就任の御挨拶をお願いいたします。             〔副委員長 植草 毅君 登壇拍手〕 11 ◯副委員長植草 毅君) ただいま、委員長指名皆様の御同意をいただきまして、副委員長就任させていただきました自由民主党千葉市議会議員団植草毅でございます。  平成最後決算審査特別委員会が実りある審査となりますよう、委員皆様にお願い申し上げて、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)          ──────────────────────────  委員席の指定 12 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、委員席につきましては、ただいまお座りの席を指定いたします。          ──────────────────────────  分科会設置 13 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、議案第99号から第117号までの19議案審査のため、常任委員会単位の五つの分科会設置することとし、各常任委員会委員定数をもって構成いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。          ──────────────────────────  分科会委員選任 15 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、分科会委員選任につきましては、お手元に配付の委員表のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。          ──────────────────────────  分科会主査・副主査互選 17 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、各分科会の正副主査につきましては、各常任委員会の正副委員長を充てることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。          ──────────────────────────  理事会設置 19 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、決算審査特別委員会理事会設置し、理事会議会運営委員会理事会構成をもって充てることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯委員長白鳥 誠君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                  午後1時33分休憩          ──────────────────────────                  午後2時0分開議  総括説明 21 ◯委員長白鳥 誠君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。  まず、平成29年度一般会計決算及び各特別会計決算総括説明をお願いいたします。財政局長。 22 ◯財政局長(森 雅彦君) 平成29年度決算概要につきまして、総括説明を申し上げます。  私からは、一般会計及び特別会計について申し上げ、企業会計につきましては、病院事業管理者及び各所管局長より御説明を申し上げます。  それでは、お手元平成29年度主要施策成果説明書の目次をごらんください。  本説明書は、1から6まで大きく六つの項目に分けて記載しておりますが、1の予算執行概況につきましては、今議会冒頭提案理由説明で市長より申し上げましたので省略をさせていただき、本日は2の一般会計決算概要から4の特別会計決算概要までを御説明いたします。  5の決算額状況表につきましては、これらの基礎数値となっておりますので、適宜ごらんいただきたいと存じます。なお、健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、5の(10)に記載をしております。また、6の局別決算状況につきましては、あすからの分科会で各所管局より御説明を申し上げます。  それでは、2ページをお願いいたします。  2の一般会計決算概要について申し上げます。  表1をごらんください。  予算現額4,622億7,500万円に対しまして、歳入決算額は4,387億6,300万円、歳出決算額は4,349億3,100万円となっております。歳入歳出差引額は38億3,200万円で、翌年度へ繰り越すべき財源6億8,000万円を差し引いた実質収支は、31億5,200万円の黒字となりました。  なお、表下米印記載のとおり、カッコ書きの数字は、県費負担教職員給与負担等移譲による影響を除いた数値であり、参考として記載をしております。  次に、(1)の歳入です。  款別の主な内訳を表2に記載しております。表の下の説明欄と合わせてごらんください。  初めに、市税です。  決算額は1,776億9,000万円、構成比は40.5%、前年度に比べ9億9,700万円、0.6%の増となりました。これは、個人市民税納税義務者数の増により、また、固定資産税が家屋の新増築の増により、増額となったことなどによるものです。  次に、国庫支出金です。  決算額は733億4,300万円、構成比は16.7%、前年度に比べ86億3,300万円、13.3%の増となりました。これは、臨時福祉給付金支給事業費収入事業終了に伴い減額となったものの、県費負担教職員給与負担等移譲に伴い、義務教育費国庫負担金が新たに交付されたほか、認可保育施設への入所児童数の増に伴い、子ども子育て支援給付費収入増額となったことなどによるものです。  次に、諸収入です。  決算額は399億1,000万円、構成比は9.1%、前年度に比べ23億6,100万円、5.6%の減となりました。これは、融資残高の減に伴い、中小企業資金融資預託金収入減額となったことなどによるものです。  次に、市債です。  決算額は387億2,600万円、構成比は8.8%、前年度に比べ24億600万円、5.8%の減となりました。これは、県費負担教職員給与負担等移譲に伴い、臨時財政対策債増額となったものの、こてはし学校給食センター整備事業費の減などに伴い、建設事業債減額となったことなどによるものです。  次に、県民税所得臨時交付金です。  決算額は223億9,000万円、構成比は5.1%、前年度から皆増となっております。これは、県費負担教職員給与負担等移譲に伴い個人住民税所得割税源移譲までの経過措置として、新たに交付されたことによるものです。  以下、主な歳入記載のとおりでございます。  次に、4ページをお願いいたします。  (2)の歳出です。  款別の主な内訳を表3に記載しております。表の下の説明欄とあわせてごらんください。  初めに、民生費です。  決算額は1,547億7,800万円、構成比は35.6%、前年度に比べ11億9,900万円、0.8%の増となりました。これは、臨時福祉給付金事業終了に伴い減額となったものの、子ども子育て支援給付事業費国民健康保険事業への繰出金増額となったことなどによるものです。  次に、教育費です。  決算額は670億2,600万円、構成比は15.4%、前年度に比べ383億7,800万円、134.0%の増となりました。これは、こてはし学校給食センター整備事業費整備完了に伴い減額となったものの、県費負担教職員給与負担等移譲に伴い、教職員給与費等増額となったことなどによるものです。  次に、公債費です。  決算額は539億5,900万円、構成比は12.4%、前年度に比べ12億700万円、2.2%の減となりました。これは、償還元金及び利子が減額となったことなどによるものです。  次に、土木費です。  決算額は464億3,500万円、構成比は10.7%、前年度に比べ10億7,200万円、2.4%の増となりました。これは、都賀コミュニティセンターなどの大規模改修に係る市有建築物保全計画事業費事業の進捗に伴い、液状化対策推進事業費増額となったことなどによるものです。  次に、商工費です。  決算額は345億4,200万円、構成比は7.9%、前年度に比べ10億7,900万円、3.0%の減となりました。これは、補助対象企業数の増に伴い、企業立地促進補助費増額となったものの、融資残高の減に伴い、中小企業資金融資預託貸付金減額となったことなどによるものです。  以下、主な歳出記載のとおりでございます。  次に、6ページをお願いいたします。  3の一般会計財政構造について申し上げます。  まず、歳入総額のうち、自主財源依存財源状況です。  表4をごらんください。  内訳の欄にあります自主財源決算額は、2,448億3,600万円、前年度に比べ16億3,500万円、0.7%の減となりました。これは、市税増額となったものの、諸収入減額となったことなどによるものです。一方、依存財源決算額は1,939億2,700万円、前年度に比べ364億8,500万円、23.2%の増となりました。これは、市債減額となったものの、国庫支出金県民税所得臨時交付金増額となったことなどによるものです。これらから、歳入全体に占める自主財源構成比である自主財源比率は、55.8%となり、前年度に比べ5.2ポイントの減となっております。  次のページをお願いいたします。  歳出性質別状況です。  表5をごらんください。  表の上段、義務的経費決算額は、2,499億1,600万円、構成比は57.5%、前年度に比べ408億3,600万円、19.5%の増となりました。これは、公債費が12億5,500万円の減額となったものの、県費負担教職員給与負担等移譲などにより、人件費が410億4,700万円の増額となったほか、子ども子育て支援給付事業費の増などにより、扶助費が10億4,400万円の増額となったことなどによるものです。  表の中ほど、投資的経費決算額は、321億5,900万円、構成比は7.4%、前年度に比べ36億5,100万円、10.2%の減となりました。これは、液状化対策推進事業費の増などにより補助事業費が1億8,700万円の増額となったものの、こてはし学校給食センター整備事業費の減などにより単独事業費が37億8,700万円の減額となったことなどによるものです。  表の下から2段目ですが、その他の経費決算額は、1,528億5,600万円、構成比は35.1%、前年度に比べ8億1,700万円、0.5%の減となりました。これは、国民健康保険事業への繰出金増額となったものの、小中学校校舎等解体事業費の減などにより物件費減額となったことなどによるものです。  次に、8ページをお願いいたします。  4の特別会計決算概要について申し上げます。  表6をごらんください。  病院事業下水道事業及び水道事業企業会計を除く特別会計14会計決算額は、一番下の計の欄ですが、歳入が3,728億2,700万円、歳出が3,697億8,100万円となりました。  特別会計の主なものについて御説明をいたします。  9ページをごらんください。  初めに、1)の国民健康保険事業特別会計決算額は、歳入歳出それぞれ1,079億3,900万円となりました。  歳入の主なものは、国民健康保険料が205億8,800万円、国・県支出金が249億8,400万円、社会保険診療報酬支払基金からの前期高齢者交付金が285億6,900万円、一般会計からの繰入金が108億1,500万円となっております。
     歳出の主なものは、保険給付費が606億9,900万円、都道府県単位で行う共同事業への拠出金が221億5,600万円、後期高齢者支援金が123億8,900万円、介護納付金が46億500万円となっております。  なお、保険給付費の減や一般会計からの繰入金の増などにより、前年度決算における収支不足55億2,300万円を解消いたしました。  次に、2)の介護保険事業特別会計決算額は、歳入が663億7,400万円、歳出が643億4,000万円となりました。  歳入の主なものは、介護保険料が153億7,400万円、国・県支出金が233億3,300万円、社会保険診療報酬支払基金からの介護給付費等交付金が170億4,800万円、一般会計からの繰入金が93億円となっております。  歳出の主なものは、保険給付費が594億7,000万円、地域支援事業費が21億8,600万円、介護給付準備基金への積立金が11億500万円となっております。  次に、3)の後期高齢者医療事業特別会計決算額は、歳入が104億7,000万円、歳出が104億4,300万円となりました。  歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料が90億5,800万円、一般会計からの繰入金が13億4,600万円となっております。  歳出の主なものは、千葉後期高齢者医療広域連合への納付金が103億8,100万円となっております。  次に、4)の競輪事業特別会計決算額は、歳入が136億5,100万円、歳出が127億7,400万円となりました。  歳入の主なものは、勝者投票券売り上げが110億5,000万円、市債が14億600万円となっております。  歳出の主なものは、開催費が111億4,400万円、(仮称)千葉公園ドーム整備に係る用地取得費が14億600万円、一般会計への繰出金が1,700万円となっております。  次に、5)の公債管理特別会計決算額は、歳入歳出それぞれ1,641億300万円となりました。  歳入の主なものは、各会計等からの繰入金が1,108億200万円、借換債が530億100万円となっております。  歳出の主なものは、元金が1,237億5,700万円、市債管理基金積立金が275億4,600万円となっております。  最後に、24ページ、25ページをお願いいたします。  (8)各会計別地方債総括表ですが、これは、各会計地方債現在高等の状況を示した表でございます。表の一番下の合計欄をごらんください。  全会計では、平成28年度末の現在高は1兆61億円ですが、これに、その右の29年度発行額を加え、さらにその右の償還元金を差し引いた29年度末の現在高は、一番右でございますが、9,941億円となり、1兆円を下回ったところでございます。  以上が一般会計及び特別会計総括説明でございます。  平成29年度におきましても、財政健全化に向け、全庁を挙げて歳入の確保を図るとともに、歳出においても経費節減等による効率的な執行に努めてきたところでございます。  あすからの分科会での御審議につきましてよろしくお願いを申し上げ、私からの説明を終わらせていただきます。 23 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、平成29年度病院事業会計決算総括説明をお願いいたします。病院事業管理者。 24 ◯病院事業管理者(齋藤 康君) 平成29年度病院事業会計決算について御説明いたします。  病院事業会計決算書の15ページをお願いいたします。  初めに、1、概況の(1)総括事項について御説明いたします。  病院事業は、平成23年度地方公営企業法の全部適用に移行し、運営しております。  千葉市立病院改革プラン(第3期)を平成27年3月に策定し、市民が必要とする安全・安心な医療を一人でも多くの市民に提供すること、及び健全な病院経営を確立し、市立病院を持続発展させることを使命として、救急医療を初め、青葉病院での血液疾患身体合併症を有する精神疾患、海浜病院では小児・周産期医療がん治療などの政策的な医療に積極的に取り組み、地域の中核的な病院として良質な医療の提供に努めております。  次に、病院別の状況についてです。  青葉病院では、入院を必要とする患者を搬送する救急車を断らないという基本方針のもと、平成27年10月から新たに救急棟を供用開始し、救急搬送の積極的な受け入れを推進した結果、平成29年度の搬送件数は、前年度より57件増加し、4,334件となりました。  また、平成28年4月に地域医療支援病院として承認されたことに加え、昨年4月には災害拠点病院として指定され、地域医療救急医療、災害医療の面でも安全・安心な医療市民に提供しております。  海浜病院では、地域小児科センターとして、救急疾患から小児一般診療、小児の専門治療まで幅広い診療の提供を行っていますが、昨年度から、外科系診療科を充実させ、外科系小児の入院患者の受け入れを開始しました。また、周産期医療では、昨年10月からリスクの高い妊産婦や新生児への対応に強化を図るため、常態的に満床となっていたNICU、新生児集中治療室を6床増床し、21床としました。  次に、決算状況について御説明いたします。  2ページ、3ページにお戻りください。  表の金額については、千円未満四捨五入で御説明いたします。  初めに、(1)収益的収入及び支出についてですが、まず、収入は、第1款・病院事業収益では、予算額の合計215億1,064万3,000円に対し、決算額は、203億4,158万4,000円で、11億6,905万9,000円の減となっております。これは、第1項・医業収益のうち、入院・外来収益が患者数の伸び悩みにより、見込みを大きく下回ったものでございます。  次に、支出ですが、第1款・病院事業費用では、予算額合計233億6,770万3,000円に対し、決算額は215億211万9,000円で、不用額は18億6,558万4,000円となっております。不用額の主な理由は、第1項・医業費用において、給与費などに不用が生じたことによるものであります。なお、これらの結果、約11億6,000万円の損失を計上することとなりました。  4ページ、5ページをお願いします。  (2)資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款・資本的収入予算額の合計32億67万9,000円に対し、決算額は30億8,937万4,000円で、1億1,130万5,000円の減となっております。これは、支出における建設改良費の財源として予定していた第1項の企業債が減となったものでございます。  次に、支出ですが、第1款・資本的支出の予算額の合計32億100万円に対し、決算額は30億8,937万4,000円で、不用額は1億1,162万6,000円となっております。これは、第1項・建設改良費での医療機器購入に係る契約差金などによるものでございます。  以上が、病院事業会計決算状況でございます。よろしくお願いいたします。 25 ◯委員長白鳥 誠君) 次に、議案第99号及び平成29年度下水道事業会計決算総括説明をお願いいたします。建設局長。 26 ◯建設局長(佐藤寿之君) 平成29年度下水道事業会計決算について御説明いたします。また、議案第99号・平成29年度千葉下水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましても、関連しますのであわせて御説明させていただきます。  まず、下水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。  初めに、1、概況の(1)総括事項について御説明いたします。  中ほどのア、事業実績でございますが、平成29年度末の事業計画面積は、1万3,121ヘクタールで、このうち1万2,279ヘクタールが整備済みとなり、整備率は93.6%となりました。また、行政区域内人口96万7,966人に対し、整備区域内人口は94万1,710人となり、下水道処理人口普及率は97.3%となりました。このうち接続人口については、前年度より2,528人増加し、93万7,324人となり、接続率は99.5%となりました。この結果、年間処理水量は1億2,112万2,000立方メートル、1日平均処理水量は33万2,000立方メートルとなっております。  管渠、ポンプ場及び処理場の整備などに係る本年度の建設改良費の決算額は、97億638万7,000円となりました。主な事業のうち、浸水対策については、局地的な大雨などによる浸水被害を軽減するため、雨水管渠などの整備を行うとともに、引き続き、市民による防水板設置の費用を一部助成いたしました。  中央浄化センターでは、良好な水環境保全のため、老朽化対策にあわせ、高度処理への再構築を進めており、南部浄化センターでは、資源有効利用、コスト縮減及び温室効果ガス削減のため、汚泥消化タンクの整備を進めております。  汚水管渠整備については、長沼町、宮野木町などの面整備を推進した結果、整備面積が6ヘクタール増加いたしております。また、施設の老朽化や耐震化のための管渠の改良などを行うとともに、南部浄化センター、黒砂ポンプ場などの機械・電気設備の改築工事のほか、防災対策として、千草台東小学校などにおいてマンホールトイレ設置工事を実施いたしました。  次に、決算状況について御説明いたします。  戻りまして、決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。  表の金額については、千円未満四捨五入で御説明いたします。  初めに、収益的収入及び支出ですが、収入は、第1款・下水道事業収益の予算合計欄をごらんください。314億4,587万8,000円に対し、決算額は309億6,225万7,000円で、4億8,362万1,000円の減となっております。  減の主なものでございますが、第1項・営業収益が1億8,435万6,000円の減で、これは主に、一般会計負担金が繰り入れ対象経費である維持管理費や企業債利息の減少に伴い減額となったことなどによるものでございます。  また、第2項・営業外収益が4億2,440万8,000円の減で、これは予算編成時に見込んでいた除却を伴う施設の撤去工事が繰り越しとなったことにより、長期前受金戻入が減額となったことなどによるものでございます。  次に、支出は、第1款・下水道事業費用の予算合計欄291億7,532万8,000円に対し、決算額は279億4,155万円で、不用額は12億3,377万8,000円となっております。  不用額の主なものでございますが、第1項・営業費用が9億748万9,000円で、これは浄化センターの委託料や資産減耗費などが見込みを下回ったことなどによるものでございます。また、第2項・営業外費用が3億1,448万7,000円の減で、これは借入利率が想定を下回ったことにより、支払利息が減額となったことなどによるものでございます。  4ページ、5ページをお願いいたします。  次に、資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款・資本的収入予算額合計209億7,759万2,000円に対し、決算額は151億3,156万2,000円で、58億4,603万円の減となっております。これは、主に第1項・企業債の発行額が32億1,070万円の減額となったこと及び第3項・補助金が26億4,424万9,000円の減額となったことなどによるもので、これらは、事業の見直しなどにより、当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  次に、支出は、第1款・資本的支出の予算額合計314億2,666万円に対し、決算額は258億4,611万3,000円で、翌年度繰越額合計33億9,112万6,000円を差し引いた不用額は、21億8,942万1,000円となっております。  不用額の主なものでございますが、第1項・建設改良費が21億985万3,000円で、これは管渠布設費や処理場建設費が当初の見込みを下回ったことなどによるものでございます。  なお、表の下の欄外をごらんください。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額108億5,595万1,000円は、損益勘定留保資金などで補填いたします。  次に、8ページをお願いいたします。  議案第99号・未処分利益剰余金の処分に関する御説明でございます。  下の表の平成29年度千葉下水道事業剰余金処分計算書をごらんください。  上から2段目、当年度末残高の一番右の欄、未処分利益剰余金43億9,365万3,000円の処分について議決をお願いするものでございます。  処分の内訳ですが、表の上から4段目、減債積立金の積み立ての一番右側の欄、マイナス25億5,076万7,000円は、平成29年度決算における純利益を30年度の減債積立金へ積み立てるものでございます。  次に、その下、資本金への組み入れの一番右側の欄、マイナス18億4,288万6,000円は、平成28年度の純利益を29年度の減債積立金に積み立て、企業債の償還に使用したもので、資本金に組み入れるものでございます。  以上が下水道事業会計決算状況及び未処分利益剰余金の処分についての説明でございます。よろしくお願いいたします。 27 ◯委員長白鳥 誠君) 最後に、平成29年度水道事業会計決算総括説明をお願いいたします。水道局長。 28 ◯建設局次長兼水道局長(出山利明君) 平成29年度水道事業会計決算について御説明いたします。  初めに、水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。  事業概況について説明いたします。  1、概況、(1)総括事項の中ほどのアの事業実績ですが、平成29年度末では、計画給水区域内人口5万6,380人に対し、給水人口は4万6,650人で、前年度と比較して140人の減少となりましたが、普及率は0.1ポイント増加し、82.7%となりました。年間総給水量は473万1,814立方メートルとなり、前年度と比較して8万9,531立方メートル、1.9%増加し、年間有収水量は467万9,484立方メートルとなり、前年度と比較して4万8,650立方メートル、1.1%増加となりました。その結果、有収率は前年度と比較して0.9ポイント減少し、98.9%となりました。  次に、イの経営状況ですが、営業収益は、前年度と比較して3.0%、3,019万円増加し、10億3,324万9,000円となりました。これは、水道使用料である給水収益が前年度と比較して2.1%、1,930万2,000円増加したことなどによるものです。  また、営業費用は、前年度と比較して1.6%、2,712万4,000円減少し、17億1,570万5,000円となりました。これは、減価償却費が前年度と比較して4.2%、2,974万7,000円減少したことなどによるものでございます。  一般会計補助金は、前年度と比較して26.5%、2億3,430万2,000円減少し、6億5,067万4,000円となりました。これは、過年度損益修正損が減少したことなどにより補助金が減少したものでございます。  今後も、収益の確保と費用の縮減を図り、効率的かつ効果的な事業運営に努めてまいります。  次に、決算状況について御説明いたします。  ページを戻っていただき、決算書の2ページ、3ページを見開きでごらんください。  表の金額については、千円未満四捨五入で説明いたします。  初めに、(1)収益的収入及び支出ですが、収入は、第1款・水道事業収益の予算額の合計欄、20億9,425万5,000円に対し、決算額は20億112万8,000円で、予算額に比べ決算額の増減は、9,312万7,000円の減になっております。  減額の主なものとしては、第2項の営業外収益が予算額に比べ8,326万3,000円の減になっており、これは、受水費の減や退職給付費の未執行などに伴い、一般会計からの補助金が減になったものでございます。  次に、支出は、第1款・水道事業費の予算額の合計欄、20億9,416万7,000円に対し、決算額は、20億44万3,000円で、不用額は9,372万4,000円となっております。  不用額の主なものとしては、第1項、営業費用が予算額に比べ8,636万8,000円の減になっており、これは、受水費の減や退職給付費が未執行となったことなどによるものでございます。  続いて、4ページ、5ページを見開きでごらんください。  (2)資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款・資本的収入予算額の合計欄、11億4,028万7,000円に対し、決算額は10億5,336万6,000円で、予算額に比べ決算額の増減は8,692万1,000円の減になっております。  減額の主なものとしては、第2項・出資金が予算額に比べ3,876万5,000円の減になっており、これは、退職給付費の未執行などに伴い、一般会計からの出資金が減になったことなどによるものでございます。  次に、支出は、第1款・資本的支出の予算額の合計欄、15億8,504万4,000円に対し、決算額は15億336万5,000円で、不用額は8,167万9,000円となっております。  不用額の主なものとしては、第1項・建設改良費が予算額に比べ8,067万9,000円の減で、これは、退職給付費の未執行や工事請負費などの事業費が見込みを下回ったことなどによるものでございます。  なお、表の下、欄外に記載しております資本的収入額が資本的支出額に不足する額、4億4,999万9,000円は、当年度分損益勘定留保資金などで補填いたしました。  以上が水道事業会計決算でございます。よろしくお願いいたします。 29 ◯委員長白鳥 誠君) お聞きのとおりでございます。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  次会は、10月3日、本会議散会後に委員会を開きます。  本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。                  午後2時33分散会          ──────────────────────────    千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。      決算審査特別委員長  白 鳥  誠
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