あすからの
分科会におきまして、限られた時間ではありますけれども、慎重に
審査をした中で、次の
予算、
事業の
執行に結びつけられる
決算審査としなければならないと考えております。
どうぞ、
皆様の御
協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、
就任の
挨拶とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(
拍手)
7
◯年長委員(
石橋 毅君) それでは、
委員長席を交代いたします。
皆様方の御
協力を感謝いたします。ありがとうございました。
──────────────────────────
副
委員長の
互選
8
◯委員長(
白鳥 誠君) 引き続き、副
委員長の
互選につきましては、
指名推選の
方法によることとし、私から
指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
9
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、副
委員長には
植草毅委員を
指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
10
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、
植草毅委員が副
委員長に当選されました。
それでは、副
委員長就任の御
挨拶をお願いいたします。
〔副
委員長 植草 毅君
登壇、
拍手〕
11 ◯副
委員長(
植草 毅君) ただいま、
委員長の
指名、
皆様の御同意をいただきまして、副
委員長に
就任させていただきました
自由民主党千葉市議会議員団の
植草毅でございます。
平成最後の
決算審査特別委員会が実りある
審査となりますよう、
委員の
皆様にお願い申し上げて、
挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(
拍手)
──────────────────────────
委員席の指定
12
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
委員席につきましては、ただいまお座りの席を指定いたします。
──────────────────────────
分科会の
設置
13
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
議案第99号から第117号までの19
議案の
審査のため、
常任委員会単位の五つの
分科会を
設置することとし、各
常任委員会の
委員定数をもって
構成いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
14
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
分科会委員の
選任
15
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
分科会委員の
選任につきましては、お
手元に配付の
委員表のとおり
指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
16
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
分科会主査・副
主査の
互選
17
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、各
分科会の正副
主査につきましては、各
常任委員会の正副
委員長を充てることといたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
18
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
理事会の
設置
19
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
決算審査特別委員会に
理事会を
設置し、
理事会は
議会運営委員会理事会の
構成をもって充てることといたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
議事の都合により、暫時
休憩いたします。
午後1時33分
休憩
──────────────────────────
午後2時0分
開議
総括説明
21
◯委員長(
白鳥 誠君)
休憩前に引き続き
委員会を開きます。
まず、
平成29
年度一般会計決算及び各
特別会計決算の
総括説明をお願いいたします。
財政局長。
22
◯財政局長(森 雅彦君)
平成29
年度決算の
概要につきまして、
総括説明を申し上げます。
私からは、
一般会計及び
特別会計について申し上げ、
企業会計につきましては、
病院事業管理者及び各
所管局長より御
説明を申し上げます。
それでは、お
手元の
平成29
年度主要施策の
成果説明書の目次をごらんください。
本
説明書は、1から6まで大きく六つの項目に分けて
記載しておりますが、1の
予算執行の
概況につきましては、今
議会冒頭の
提案理由説明で市長より申し上げましたので省略をさせていただき、本日は2の
一般会計決算の
概要から4の
特別会計決算の
概要までを御
説明いたします。
5の
決算額状況表につきましては、これらの
基礎数値となっておりますので、適宜ごらんいただきたいと存じます。なお、
健全化判断比率及び
資金不足比率につきましては、5の(10)に
記載をしております。また、6の
局別決算状況につきましては、あすからの
分科会で各
所管局より御
説明を申し上げます。
それでは、2ページをお願いいたします。
2の
一般会計決算の
概要について申し上げます。
表1をごらんください。
予算現額4,622億7,500万円に対しまして、
歳入決算額は4,387億6,300万円、
歳出決算額は4,349億3,100万円となっております。
歳入歳出差引額は38億3,200万円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源6億8,000万円を差し引いた
実質収支は、31億5,200万円の黒字となりました。
なお、
表下の
米印に
記載のとおり、
カッコ書きの数字は、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲による影響を除いた
数値であり、参考として
記載をしております。
次に、(1)の
歳入です。
款別の主な
内訳を表2に
記載しております。表の下の
説明欄と合わせてごらんください。
初めに、
市税です。
決算額は1,776億9,000万円、
構成比は40.5%、前
年度に比べ9億9,700万円、0.6%の増となりました。これは、
個人市民税が
納税義務者数の増により、また、
固定資産税が家屋の新増築の増により、
増額となったことなどによるものです。
次に、
国庫支出金です。
決算額は733億4,300万円、
構成比は16.7%、前
年度に比べ86億3,300万円、13.3%の増となりました。これは、
臨時福祉給付金支給事業費収入が
事業終了に伴い
減額となったものの、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲に伴い、
義務教育費国庫負担金が新たに交付されたほか、
認可保育施設への
入所児童数の増に伴い、
子ども・
子育て支援給付費収入が
増額となったことなどによるものです。
次に、諸
収入です。
決算額は399億1,000万円、
構成比は9.1%、前
年度に比べ23億6,100万円、5.6%の減となりました。これは、
融資残高の減に伴い、
中小企業資金融資預託金収入が
減額となったことなどによるものです。
次に、
市債です。
決算額は387億2,600万円、
構成比は8.8%、前
年度に比べ24億600万円、5.8%の減となりました。これは、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲に伴い、
臨時財政対策債が
増額となったものの、こてはし
学校給食センター整備事業費の減などに伴い、
建設事業債が
減額となったことなどによるものです。
次に、
県民税所得割
臨時交付金です。
決算額は223億9,000万円、
構成比は5.1%、前
年度から皆増となっております。これは、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲に伴い
個人住民税所得割の
税源移譲までの
経過措置として、新たに交付されたことによるものです。
以下、主な
歳入は
記載のとおりでございます。
次に、4ページをお願いいたします。
(2)の
歳出です。
款別の主な
内訳を表3に
記載しております。表の下の
説明欄とあわせてごらんください。
初めに、
民生費です。
決算額は1,547億7,800万円、
構成比は35.6%、前
年度に比べ11億9,900万円、0.8%の増となりました。これは、
臨時福祉給付金が
事業終了に伴い
減額となったものの、
子ども・
子育て支援給付事業費や
国民健康保険事業への
繰出金が
増額となったことなどによるものです。
次に、
教育費です。
決算額は670億2,600万円、
構成比は15.4%、前
年度に比べ383億7,800万円、134.0%の増となりました。これは、こてはし
学校給食センター整備事業費が
整備完了に伴い
減額となったものの、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲に伴い、
教職員給与費等が
増額となったことなどによるものです。
次に、
公債費です。
決算額は539億5,900万円、
構成比は12.4%、前
年度に比べ12億700万円、2.2%の減となりました。これは、
償還元金及び利子が
減額となったことなどによるものです。
次に、
土木費です。
決算額は464億3,500万円、
構成比は10.7%、前
年度に比べ10億7,200万円、2.4%の増となりました。これは、
都賀コミュニティセンターなどの大
規模改修に係る
市有建築物保全計画事業費や
事業の進捗に伴い、
液状化対策推進事業費が
増額となったことなどによるものです。
次に、
商工費です。
決算額は345億4,200万円、
構成比は7.9%、前
年度に比べ10億7,900万円、3.0%の減となりました。これは、
補助対象企業数の増に伴い、
企業立地促進補助費が
増額となったものの、
融資残高の減に伴い、
中小企業資金融資預託貸付金が
減額となったことなどによるものです。
以下、主な
歳出は
記載のとおりでございます。
次に、6ページをお願いいたします。
3の
一般会計の
財政構造について申し上げます。
まず、
歳入総額のうち、
自主財源と
依存財源の
状況です。
表4をごらんください。
内訳の欄にあります
自主財源の
決算額は、2,448億3,600万円、前
年度に比べ16億3,500万円、0.7%の減となりました。これは、
市税が
増額となったものの、諸
収入が
減額となったことなどによるものです。一方、
依存財源の
決算額は1,939億2,700万円、前
年度に比べ364億8,500万円、23.2%の増となりました。これは、
市債が
減額となったものの、
国庫支出金や
県民税所得割
臨時交付金が
増額となったことなどによるものです。これらから、
歳入全体に占める
自主財源の
構成比である
自主財源比率は、55.8%となり、前
年度に比べ5.2ポイントの減となっております。
次のページをお願いいたします。
歳出の
性質別の
状況です。
表5をごらんください。
表の上段、
義務的経費の
決算額は、2,499億1,600万円、
構成比は57.5%、前
年度に比べ408億3,600万円、19.5%の増となりました。これは、
公債費が12億5,500万円の
減額となったものの、
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲などにより、
人件費が410億4,700万円の
増額となったほか、
子ども・
子育て支援給付事業費の増などにより、
扶助費が10億4,400万円の
増額となったことなどによるものです。
表の中ほど、
投資的経費の
決算額は、321億5,900万円、
構成比は7.4%、前
年度に比べ36億5,100万円、10.2%の減となりました。これは、
液状化対策推進事業費の増などにより
補助事業費が1億8,700万円の
増額となったものの、こてはし
学校給食センター整備事業費の減などにより
単独事業費が37億8,700万円の
減額となったことなどによるものです。
表の下から2段目ですが、その他の
経費の
決算額は、1,528億5,600万円、
構成比は35.1%、前
年度に比べ8億1,700万円、0.5%の減となりました。これは、
国民健康保険事業への
繰出金が
増額となったものの、
小中学校校舎等解体事業費の減などにより
物件費が
減額となったことなどによるものです。
次に、8ページをお願いいたします。
4の
特別会計決算の
概要について申し上げます。
表6をごらんください。
病院事業、
下水道事業及び
水道事業の
企業会計を除く
特別会計14
会計の
決算額は、一番下の計の欄ですが、
歳入が3,728億2,700万円、
歳出が3,697億8,100万円となりました。
特別会計の主なものについて御
説明をいたします。
9ページをごらんください。
初めに、1)の
国民健康保険事業特別会計の
決算額は、
歳入歳出それぞれ1,079億3,900万円となりました。
歳入の主なものは、
国民健康保険料が205億8,800万円、国・
県支出金が249億8,400万円、
社会保険診療報酬支払基金からの
前期高齢者交付金が285億6,900万円、
一般会計からの
繰入金が108億1,500万円となっております。
歳出の主なものは、
保険給付費が606億9,900万円、
都道府県単位で行う
共同事業への
拠出金が221億5,600万円、
後期高齢者支援金が123億8,900万円、
介護納付金が46億500万円となっております。
なお、
保険給付費の減や
一般会計からの
繰入金の増などにより、前
年度決算における
収支不足55億2,300万円を解消いたしました。
次に、2)の
介護保険事業特別会計の
決算額は、
歳入が663億7,400万円、
歳出が643億4,000万円となりました。
歳入の主なものは、
介護保険料が153億7,400万円、国・
県支出金が233億3,300万円、
社会保険診療報酬支払基金からの
介護給付費等交付金が170億4,800万円、
一般会計からの
繰入金が93億円となっております。
歳出の主なものは、
保険給付費が594億7,000万円、
地域支援事業費が21億8,600万円、
介護給付準備基金への
積立金が11億500万円となっております。
次に、3)の
後期高齢者医療事業特別会計の
決算額は、
歳入が104億7,000万円、
歳出が104億4,300万円となりました。
歳入の主なものは、
後期高齢者医療保険料が90億5,800万円、
一般会計からの
繰入金が13億4,600万円となっております。
歳出の主なものは、
千葉県
後期高齢者医療広域連合への
納付金が103億8,100万円となっております。
次に、4)の
競輪事業特別会計の
決算額は、
歳入が136億5,100万円、
歳出が127億7,400万円となりました。
歳入の主なものは、
勝者投票券売り上げが110億5,000万円、
市債が14億600万円となっております。
歳出の主なものは、
開催費が111億4,400万円、(仮称)
千葉公園ドーム整備に係る
用地取得費が14億600万円、
一般会計への
繰出金が1,700万円となっております。
次に、5)の
公債管理特別会計の
決算額は、
歳入歳出それぞれ1,641億300万円となりました。
歳入の主なものは、各
会計等からの
繰入金が1,108億200万円、借換債が530億100万円となっております。
歳出の主なものは、
元金が1,237億5,700万円、
市債管理基金積立金が275億4,600万円となっております。
最後に、24ページ、25ページをお願いいたします。
(8)各
会計別地方債総括表ですが、これは、各
会計の
地方債現在高等の
状況を示した表でございます。表の一番下の
合計欄をごらんください。
全
会計では、
平成28
年度末の現在高は1兆61億円ですが、これに、その右の29
年度発行額を加え、さらにその右の
償還元金を差し引いた29
年度末の現在高は、一番右でございますが、9,941億円となり、1兆円を下回ったところでございます。
以上が
一般会計及び
特別会計の
総括説明でございます。
平成29
年度におきましても、
財政健全化に向け、全庁を挙げて
歳入の確保を図るとともに、
歳出においても
経費節減等による効率的な
執行に努めてきたところでございます。
あすからの
分科会での御審議につきましてよろしくお願いを申し上げ、私からの
説明を終わらせていただきます。
23
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
平成29
年度病院事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。
病院事業管理者。
24
◯病院事業管理者(齋藤 康君)
平成29
年度の
病院事業会計決算について御
説明いたします。
病院事業会計決算書の15ページをお願いいたします。
初めに、1、
概況の(1)
総括事項について御
説明いたします。
病院事業は、
平成23
年度に
地方公営企業法の全部適用に移行し、運営しております。
千葉市立病院改革プラン(第3期)を
平成27年3月に策定し、
市民が必要とする安全・安心な
医療を一人でも多くの
市民に提供すること、及び健全な
病院経営を確立し、
市立病院を持続発展させることを使命として、
救急医療を初め、
青葉病院での
血液疾患や
身体合併症を有する精神疾患、海浜病院では小児・周産期
医療や
がん治療などの政策的な
医療に積極的に取り組み、地域の中核的な病院として良質な
医療の提供に努めております。
次に、病院別の
状況についてです。
青葉病院では、入院を必要とする患者を搬送する救急車を断らないという基本方針のもと、
平成27年10月から新たに救急棟を供用開始し、救急搬送の積極的な受け入れを推進した結果、
平成29
年度の搬送件数は、前
年度より57件増加し、4,334件となりました。
また、
平成28年4月に地域
医療支援病院として承認されたことに加え、昨年4月には災害拠点病院として指定され、地域
医療や
救急医療、災害
医療の面でも安全・安心な
医療を
市民に提供しております。
海浜病院では、地域小児科センターとして、救急疾患から小児一般診療、小児の専門治療まで幅広い診療の提供を行っていますが、昨
年度から、外科系診療科を充実させ、外科系小児の入院患者の受け入れを開始しました。また、周産期
医療では、昨年10月からリスクの高い妊産婦や新生児への対応に強化を図るため、常態的に満床となっていたNICU、新生児集中治療室を6床増床し、21床としました。
次に、
決算状況について御
説明いたします。
2ページ、3ページにお戻りください。
表の金額については、千円未満四捨五入で御
説明いたします。
初めに、(1)収益的
収入及び支出についてですが、まず、
収入は、第1款・
病院事業収益では、
予算額の合計215億1,064万3,000円に対し、
決算額は、203億4,158万4,000円で、11億6,905万9,000円の減となっております。これは、第1項・医業収益のうち、入院・外来収益が患者数の伸び悩みにより、見込みを大きく下回ったものでございます。
次に、支出ですが、第1款・
病院事業費用では、
予算額合計233億6,770万3,000円に対し、
決算額は215億211万9,000円で、不用額は18億6,558万4,000円となっております。不用額の主な理由は、第1項・医業費用において、給与費などに不用が生じたことによるものであります。なお、これらの結果、約11億6,000万円の損失を計上することとなりました。
4ページ、5ページをお願いします。
(2)資本的
収入及び支出ですが、
収入は、第1款・資本的
収入の
予算額の合計32億67万9,000円に対し、
決算額は30億8,937万4,000円で、1億1,130万5,000円の減となっております。これは、支出における建設改良費の
財源として予定していた第1項の企業債が減となったものでございます。
次に、支出ですが、第1款・資本的支出の
予算額の合計32億100万円に対し、
決算額は30億8,937万4,000円で、不用額は1億1,162万6,000円となっております。これは、第1項・建設改良費での
医療機器購入に係る契約差金などによるものでございます。
以上が、
病院事業会計の
決算状況でございます。よろしくお願いいたします。
25
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
議案第99号及び
平成29
年度下水道事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。建設局長。
26 ◯建設局長(佐藤寿之君)
平成29
年度下水道事業会計決算について御
説明いたします。また、
議案第99号・
平成29
年度千葉市
下水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましても、関連しますのであわせて御
説明させていただきます。
まず、
下水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。
初めに、1、
概況の(1)
総括事項について御
説明いたします。
中ほどのア、
事業実績でございますが、
平成29
年度末の
事業計画面積は、1万3,121ヘクタールで、このうち1万2,279ヘクタールが整備済みとなり、整備率は93.6%となりました。また、行政区域内人口96万7,966人に対し、整備区域内人口は94万1,710人となり、下水道処理人口普及率は97.3%となりました。このうち接続人口については、前
年度より2,528人増加し、93万7,324人となり、接続率は99.5%となりました。この結果、年間処理水量は1億2,112万2,000立方メートル、1日平均処理水量は33万2,000立方メートルとなっております。
管渠、ポンプ場及び処理場の整備などに係る本
年度の建設改良費の
決算額は、97億638万7,000円となりました。主な
事業のうち、浸水対策については、局地的な大雨などによる浸水被害を軽減するため、雨水管渠などの整備を行うとともに、引き続き、
市民による防水板
設置の費用を一部助成いたしました。
中央浄化センターでは、良好な水環境保全のため、老朽化対策にあわせ、高度処理への再構築を進めており、南部浄化センターでは、資源有効利用、コスト縮減及び温室効果ガス削減のため、汚泥消化タンクの整備を進めております。
汚水管渠整備については、長沼町、宮野木町などの面整備を推進した結果、整備面積が6ヘクタール増加いたしております。また、施設の老朽化や耐震化のための管渠の改良などを行うとともに、南部浄化センター、黒砂ポンプ場などの機械・電気設備の改築工事のほか、防災対策として、千草台東小学校などにおいてマンホールトイレ
設置工事を実施いたしました。
次に、
決算状況について御
説明いたします。
戻りまして、
決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。
表の金額については、千円未満四捨五入で御
説明いたします。
初めに、収益的
収入及び支出ですが、
収入は、第1款・
下水道事業収益の
予算額
合計欄をごらんください。314億4,587万8,000円に対し、
決算額は309億6,225万7,000円で、4億8,362万1,000円の減となっております。
減の主なものでございますが、第1項・営業収益が1億8,435万6,000円の減で、これは主に、
一般会計負担金が繰り入れ対象
経費である維持管理費や企業債利息の減少に伴い
減額となったことなどによるものでございます。
また、第2項・営業外収益が4億2,440万8,000円の減で、これは
予算編成時に見込んでいた除却を伴う施設の撤去工事が繰り越しとなったことにより、長期前受金戻入が
減額となったことなどによるものでございます。
次に、支出は、第1款・
下水道事業費用の
予算額
合計欄291億7,532万8,000円に対し、
決算額は279億4,155万円で、不用額は12億3,377万8,000円となっております。
不用額の主なものでございますが、第1項・営業費用が9億748万9,000円で、これは浄化センターの委託料や資産減耗費などが見込みを下回ったことなどによるものでございます。また、第2項・営業外費用が3億1,448万7,000円の減で、これは借入利率が想定を下回ったことにより、支払利息が
減額となったことなどによるものでございます。
4ページ、5ページをお願いいたします。
次に、資本的
収入及び支出ですが、
収入は、第1款・資本的
収入の
予算額合計209億7,759万2,000円に対し、
決算額は151億3,156万2,000円で、58億4,603万円の減となっております。これは、主に第1項・企業債の
発行額が32億1,070万円の
減額となったこと及び第3項・補助金が26億4,424万9,000円の
減額となったことなどによるもので、これらは、
事業の見直しなどにより、当初の見込みを下回ったことによるものでございます。
次に、支出は、第1款・資本的支出の
予算額合計314億2,666万円に対し、
決算額は258億4,611万3,000円で、翌
年度繰越額合計33億9,112万6,000円を差し引いた不用額は、21億8,942万1,000円となっております。
不用額の主なものでございますが、第1項・建設改良費が21億985万3,000円で、これは管渠布設費や処理場建設費が当初の見込みを下回ったことなどによるものでございます。
なお、表の下の欄外をごらんください。
資本的
収入額が資本的支出額に不足する額108億5,595万1,000円は、損益勘定留保資金などで補填いたします。
次に、8ページをお願いいたします。
議案第99号・未処分利益剰余金の処分に関する御
説明でございます。
下の表の
平成29
年度千葉市
下水道事業剰余金処分計算書をごらんください。
上から2段目、当
年度末残高の一番右の欄、未処分利益剰余金43億9,365万3,000円の処分について議決をお願いするものでございます。
処分の
内訳ですが、表の上から4段目、減債
積立金の積み立ての一番右側の欄、マイナス25億5,076万7,000円は、
平成29
年度決算における純利益を30
年度の減債
積立金へ積み立てるものでございます。
次に、その下、資本金への組み入れの一番右側の欄、マイナス18億4,288万6,000円は、
平成28
年度の純利益を29
年度の減債
積立金に積み立て、企業債の償還に使用したもので、資本金に組み入れるものでございます。
以上が
下水道事業会計の
決算状況及び未処分利益剰余金の処分についての
説明でございます。よろしくお願いいたします。
27
◯委員長(
白鳥 誠君)
最後に、
平成29
年度水道事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。水道局長。
28 ◯建設局次長兼水道局長(出山利明君)
平成29
年度水道事業会計の
決算について御
説明いたします。
初めに、
水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。
事業の
概況について
説明いたします。
1、
概況、(1)
総括事項の中ほどのアの
事業実績ですが、
平成29
年度末では、計画給水区域内人口5万6,380人に対し、給水人口は4万6,650人で、前
年度と比較して140人の減少となりましたが、普及率は0.1ポイント増加し、82.7%となりました。年間総給水量は473万1,814立方メートルとなり、前
年度と比較して8万9,531立方メートル、1.9%増加し、年間有収水量は467万9,484立方メートルとなり、前
年度と比較して4万8,650立方メートル、1.1%増加となりました。その結果、有収率は前
年度と比較して0.9ポイント減少し、98.9%となりました。
次に、イの経営
状況ですが、営業収益は、前
年度と比較して3.0%、3,019万円増加し、10億3,324万9,000円となりました。これは、水道使用料である給水収益が前
年度と比較して2.1%、1,930万2,000円増加したことなどによるものです。
また、営業費用は、前
年度と比較して1.6%、2,712万4,000円減少し、17億1,570万5,000円となりました。これは、減価償却費が前
年度と比較して4.2%、2,974万7,000円減少したことなどによるものでございます。
一般会計補助金は、前
年度と比較して26.5%、2億3,430万2,000円減少し、6億5,067万4,000円となりました。これは、過
年度損益修正損が減少したことなどにより補助金が減少したものでございます。
今後も、収益の確保と費用の縮減を図り、効率的かつ効果的な
事業運営に努めてまいります。
次に、
決算状況について御
説明いたします。
ページを戻っていただき、
決算書の2ページ、3ページを見開きでごらんください。
表の金額については、千円未満四捨五入で
説明いたします。
初めに、(1)収益的
収入及び支出ですが、
収入は、第1款・
水道事業収益の
予算額の
合計欄、20億9,425万5,000円に対し、
決算額は20億112万8,000円で、
予算額に比べ
決算額の増減は、9,312万7,000円の減になっております。
減額の主なものとしては、第2項の営業外収益が
予算額に比べ8,326万3,000円の減になっており、これは、受水費の減や退職給付費の未
執行などに伴い、
一般会計からの補助金が減になったものでございます。
次に、支出は、第1款・
水道事業費の
予算額の
合計欄、20億9,416万7,000円に対し、
決算額は、20億44万3,000円で、不用額は9,372万4,000円となっております。
不用額の主なものとしては、第1項、営業費用が
予算額に比べ8,636万8,000円の減になっており、これは、受水費の減や退職給付費が未
執行となったことなどによるものでございます。
続いて、4ページ、5ページを見開きでごらんください。
(2)資本的
収入及び支出ですが、
収入は、第1款・資本的
収入の
予算額の
合計欄、11億4,028万7,000円に対し、
決算額は10億5,336万6,000円で、
予算額に比べ
決算額の増減は8,692万1,000円の減になっております。
減額の主なものとしては、第2項・出資金が
予算額に比べ3,876万5,000円の減になっており、これは、退職給付費の未
執行などに伴い、
一般会計からの出資金が減になったことなどによるものでございます。
次に、支出は、第1款・資本的支出の
予算額の
合計欄、15億8,504万4,000円に対し、
決算額は15億336万5,000円で、不用額は8,167万9,000円となっております。
不用額の主なものとしては、第1項・建設改良費が
予算額に比べ8,067万9,000円の減で、これは、退職給付費の未
執行や工事請負費などの
事業費が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
なお、表の下、欄外に
記載しております資本的
収入額が資本的支出額に不足する額、4億4,999万9,000円は、当
年度分損益勘定留保資金などで補填いたしました。
以上が
水道事業会計の
決算でございます。よろしくお願いいたします。
29
◯委員長(
白鳥 誠君) お聞きのとおりでございます。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次会は、10月3日、本会議散会後に
委員会を開きます。
本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。
午後2時33分散会
──────────────────────────
千葉市議会
委員会条例第29条の規定により署名する。
決算審査特別
委員長 白 鳥 誠
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