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  1. 札幌市議会 2023-10-02
    令和 5年(常任)財政市民委員会−10月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年(常任財政市民委員会−10月02日-記録令和 5年(常任財政市民委員会            札幌市議会財政市民委員会記録            令和5年10月2日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午前10時     ―――――――――――――― ○かん太一 委員長  ただいまから、財政市民委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第8号 令和5年度札幌一般会計補正予算(第3号)中関係分議案第10号 令和5年度札幌公債会計補正予算(第2号)及び議案第27号 令和5年度札幌一般会計補正予算(第4号)中関係分の3件を一括議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎生野 財政部長  初めに、議案第8号 令和5年度札幌一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明させていただきます。  この補正予算は、北海道からの補助の見通しを得た不妊治療医療費等経費を追加するとともに、令和6年2月に開催予定の2024FISパラ・アルペンスキーワールドカップ札幌大会に対する開催費補助など、年度内に新たな予算措置が必要となった経費等を追加するほか、年度内執行が困難と予想される事業につきまして、繰越明許費設定することに加え、限度額変更が必要な事業等につきまして債務負担行為設定するものでございます。  このうち、本委員会に付託されます財政局関係分歳入でございますが、補正予算に必要な財源につきまして、23款 繰越金について5,870万2,000円を追加するものでございます。  続きまして、議案第10号 令和5年度札幌公債会計補正予算(第2号)についてご説明させていただきます。  この公債会計補正予算は、一般会計補正に伴う市債の整理を行うものでございます。  続きまして、議案第27号 令和5年度札幌一般会計補正予算(第4号)についてご説明させていただきます。  この補正予算は、先日、素案を公表いたしました第2次札幌まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2023における計画事業のうち、早期事業を着手する必要がある市立の小・中学校や高校などの保健室へのルームエアコンの設置、子ども医療費助成の拡充に伴うシステム改修のほか、オンライン結婚支援センターの開設に向けた準備及びAIマッチングシステムの構築に関わる費用を追加するとともに、早期契約が必要な事業につきまして、債務負担行為設定するものでございます。  このうち、本委員会に付託されます財政局関係分歳入でございますが、補正予算に必要な財源につきまして、23款 繰越金について1億2,194万円を追加するものでございます。 ◎柏原 文化部長  私から、議案第8号 令和5年度札幌一般会計補正予算(第3号)のうち、市民文化局関係分についてご説明をいたします。  市長提出議案等の11ページ、債務負担行為補正のうち、文化芸術施設リフレッシュでございます。
     これは、札幌教育文化会館改修工事を実施するための予算でございまして、この債務負担行為補正において、インフレスライド適用及びホール幕更新作業の2点に対応するものでございます。  まず、1点目のインフレスライド適用についてでございます。  この改修工事は、令和4年度に契約し、令和6年度まで続くものでございますが、工事契約後の賃金水準等変更に伴い、受注者本市との間で請負代金額変更についての協議を行いました。  このたび、協議が調い、令和6年度分の本市負担額についての契約変更令和5年度中に行うため、債務負担行為設定変更する必要が生じたものでございます。  次に、2点目は、ホール幕更新作業でございます。  教育文化会館は、大ホール、小ホールの二つのホールを有することから、令和5年度に小ホールの幕の更新令和6年度に大ホールの幕の更新を順番に行う予定としておりました。その後、改修工事受注者が決まり、工程の詳細を協議した結果、幕の納品については、改修工事が進み、音響測定が行われる令和6年度夏より前に大小ホール同時に行うことが望ましいという結論になりました。  その結果、大小ホールとも、幕の製作から納品に至る一連の更新作業は、令和5年度から6年度にかけての実施が必要となったことから、令和6年度の債務負担行為設定変更するものでございます。 ○かん太一 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第8号中関係分、第10号及び第27号中関係分の3件を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  異議なしと認め、議案3件は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第22号 訴え提起の件(保証債務履行請求)及び議案第23号 訴え提起の件(保証債務履行請求)の2件を一括議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎田口 市民生活部長  私から、議案第22号及び第23号、訴え提起の件(保証債務履行請求)についてご説明をさせていただきます。  今回、訴え提起の元となる債券につきましては、アイヌ住宅新築資金等貸付制度に基づき、札幌市が住宅新築資金宅地取得資金として貸し付けた元金と利息並びに違約金となっております。  請求する金額につきましては、議案第22号が元利金及び令和5年9月30日までの違約金合計3,010万7,375円及び令和5年10月1日以降に発生する違約金、それから、議案第23号が元利金及び令和5年9月30日までの違約金合計2,889万5,305円及び令和5年10月1日以降に発生する違約金となっております。  訴え相手方につきましては、議案第22号が、札幌市南区に住民登録を置く連帯保証人が1名、議案第23号につきましては、連帯保証人のうち1名は既に亡くなられておりますので、その相続人である栃木県大田原市に住民登録を置く1名と、札幌市東区に住民登録を置く連帯保証人1名の計2名となっております。  両案件ともに係ります主債務者状況でございますが、免責の確定でありますとか、亡くなられたこと、それから、それに引き続く法定相続人相続放棄をしたなどということを確認しておりまして、いずれの案件につきましても、主債務者またはその相続人に対しての請求はできない状況になっていることを申し添えます。  訴え提起の理由についてですが、両案件とも、これまで文書での催告などにより連帯保証債務の支払いの要請を行ってきておりまして、直近、令和5年5月下旬にも文書による催告通知を行っておりますが、相手方はこれに応じていない状況でございます。  また、今申し上げた5月下旬催告通知によりまして、民法第150条第1項の規定によって、通知相手方の元に到達した翌日から6か月の間は消滅時効の完成が猶予されている状況でございます。ただし、この期間を過ぎますと、債権消滅が再び進むことになりまして、この期間内、つまり、11月下旬までに裁判所を通じた法的措置により請求を行う必要があるという状況でございます。  また、裁判所から判決を得た場合には、相手方が所有する財産の調査などが可能となりますので、債権回収の手がかりとすることができるため、今回は訴訟を提起するべきであると考えまして、今回の訴え提起に係る議案を上程させていただいたところでございます。 ○かん太一 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第22号及び第23号の2件を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○かん太一 委員長  異議なしと認め、議案2件は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午前10時10分...