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  1. 札幌市議会 2020-07-02
    令和 2年(常任)総務委員会−07月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年(常任総務委員会−07月02日-記録令和 2年(常任総務委員会            札幌市議会総務委員会記録            令和2年7月2日(木曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時13分     ―――――――――――――― ○村松叶啓 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分議題といたします。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松叶啓 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松叶啓 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第1号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村松叶啓 委員長  異議なしと認め、議案第1号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)を議題といたします。  質疑を行います。 ◆太田秀子 委員  私から、1点質問いたします。  議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)ですが、この議案提出に至った経緯を伺います。 ◎奥村 議会事務局次長  今回の議案提出に至った経緯についてお答えをいたします。  控訴に当たり、報酬等支払いに係る部分については、抗告訴訟ではないため、議会議決が必要となっておりますが、これは、議員除名処分を前提としており、不可分なものであります。  このたび、市議会において、除名処分取消しに係る部分について控訴されることを受け、市長においても、除名処分に付随する報酬支払いに係る部分について控訴すべきものと判断したところであります。 ◆太田秀子 委員  先ほど本会議場市長もそのようにおっしゃっていましたけれども、議会控訴を決めたために控訴に至ったということですが、裁判において、被告というのは、札幌市議会を設置する普通地方公共団体、それをいわゆる札幌市としています。市民には、札幌市は、裁判で敗訴したのに、議会で再検討をしないで控訴するのか、そういう声があります。  地方自治法第96条第1項第12号により、議員除名処分取消し請求については、議会での議決を求めてはおりませんけれども、札幌市議会を設置する普通地方公共団体として、司法判断の重みを真摯に受け止め、控訴すべきではないことを申し上げて、私の質問を終わります。 ○村松叶啓 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松叶啓 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。 ◆太田秀子 委員  私は、日本共産党所属委員を代表し、議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)に反対の立場で、討論を行います。  昨年6月21日、市議会は、本会議において、本人を除く67名による記名投票採決を行い、賛成56、反対11で除名が妥当とする決定を可決しました。  我が党は、この投票前の本会議討論で、懲罰を科すべきだと考えるものの、懲罰内容を最も重い除名とすることには反対いたしました。  懲罰特別委員会では、5月13日の議場で起きたことが判断の対象であり、議会を混乱させたことについて明確に陳謝した事実を受け入れるべきであることを述べ、司法は、除名によって議員資格を剥奪することは、他の処分と違って、必要な限度を超えていないか、特別に慎重な対応を求めていることから、客観的事実に基づいて判断されるよう議員の皆さんに訴えました。そして、このたびの地裁の判決は、除名する処分を取り消すとの妥当な判断を示したのです。  地裁判断の要旨は、臨時議長として議会を混乱させた責任は問われるものの、市民から選出された議員として、その資格が奪われるほど悪質な行為とは言えず、議会自律権に基づく裁量権の範囲を超えた重過ぎる違法な処分であり、権利の濫用であるとしています。  司法判断を重く受け止めるならば、控訴すべきではありません。議員資格を剥奪し、選挙で市民が託した一票をも否定する除名とは、いかに慎重でなければならないかを改めて確認した司法判断を尊重すべきであり、よって、議案第3号は反対であることを申し上げ、討論を終わります。 ○村松叶啓 委員長  ほかに討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松叶啓 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第3号を可決すべきものと決定することに賛成委員挙手を求めます。  (賛成者挙手) ○村松叶啓 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第3号は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時19分...