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11月28日-02号

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  1. 宮代町議会 2014-11-28
    11月28日-02号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成26年 12月 定例会(第4回)          平成26年第4回宮代町議会定例会 第2日議事日程(第2号)               平成26年11月28日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告     諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第52号 専決処分の承認を求めることについて日程第3 議案第54号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第57号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について     ●議案の撤回請求     ●議会運営委員会委員長報告追加日程第1 議案第62号から議案第67号の撤回について       ●議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決追加日程第2 議案第69号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について追加日程第3 議案第70号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について追加日程第4 議案第71号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)について追加日程第5 議案第72号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について追加日程第6 議案第73号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について追加日程第7 議案第74号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について       ●議案の質疑、討論、採決日程第13 議案第68号 平成26年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)について      閉議出席議員(13名)   1番   小河原 正君      2番   加納好子君   4番   金子正志君       5番   石井眞一君   6番   丸藤栄一君       7番   山下秋夫君   8番   関 弘秀君       9番   合川泰治君  10番   島村 勉君      11番   伊草弘之君  12番   田島正徳君      13番   中野松夫君  14番   角野由紀子君欠席議員(1名)   3番   飯山直一君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      榎本和男君   副町長     小山和彦君  教育長     吉羽秀男君   総務政策課長  折原正英君  町民生活課長  瀧口郁生君   福祉課長    齋藤和浩君  保険健康課長  岡村和男君   産業観光課長  新井康之君  まちづくり建設課長       教育推進課長  渡辺和夫君          横溝秀武君  会計管理者   渋谷龍弘君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  吉岡勇一郎   書記      野口延寿  書記      安類由美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(角野由紀子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(角野由紀子君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。 飯山議員におかれましては、本日、議会欠席届を受けておりますので、ご報告いたします。 以上をもって諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(角野由紀子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、7番、山下秋夫議員、8番、関弘秀議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第52号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第2、議案第52号 専決処分の承認を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) おはようございます。 1番の小河原ですが、1点だけまずお聞きしたいと思うんですが、緊急に衆議院選が始まるという理解はいたしますが、ポスターの掲示板について、以前、一般質問、予算のときかな、何かで、設置場所を、ある場所を変えてもらいたいという町民の方の要望があったということをお知らせしたと思うんですが、その件はどうなっているのか。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 投票所のポスターの関係でございますけれども、今回についても、前回と同様の形で対応させていただければと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 要望どおり変えたということでよろしいんですね。町民の方が、ほとんど学生しか通らない場所じゃないかと、それも中学生が。あれでは意味がないということでの要望を言ったはずです。それをはっきり変えたか、変えないのか、変えるのか、それだけで結構なんですが。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 基本的に78カ所、ポスターの掲示場所ということであるわけでございますけれども、基本的にほとんど前回と同じ場所ということでご理解いただきたいと思います。また、選挙管理委員会でもそのような形でご了解いただいているということで聞いています。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員
    ◆1番(小河原正君) 緊急だからということでやむを得ないということならわかるんですけれども、何の理由もなくて前回と同じだということでしたら、私たちが町民の皆さんの要望を申し上げたことは無になっているということで、話を聞かないということだったということで理解していいわけですね。要望は取り入れないと、町民の方の。そういうことでよろしいわけですね。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 要望を取り入れないとか、取り入れるとかという問題ではなくて、今回の場合については緊急でございまして、私どものほうでも今回の、本日お配り、こういったチラシにでも、緊急でつくらせていただいているような事情がありますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ございませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第52号 専決処分の承認を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件は承認することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第54号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第3、議案第54号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) おはようございます。 それでは、何点か確認しながら質問させていただきたいと思います。 今回のこの給与改定の内容なんですけれども、7年ぶりに月例給、それから一時金を引き上げるという内容なんですが、宮代町の場合と言っちゃうとおかしいんですけれども、一方で、これは平成26年度に給与改定については引き上げなんですけれども、あわせて平成27年度の給与改定のほうはマイナスになっております。それで、この平成26年度の給与改定については、宮代町の場合は組合もありませんし、職員との関係でこのようになったのか、まずその辺について1点伺いたいと思います。 それから、この、要するに人事院でいう給与制度の総合的見直し、これが来年の4月実施を勧告したということで、来年度分についてもあわせて改正されるんですけれども、この平均給与額を見ても、資料では改定前というのは今回上げた分ですよね。平均で35万1,240円。で、これは34万4,246円というのは改定前、要するにこの第1条のほうのその前の35万147円、これよりも引き下げられているんですよ。一方で平成26年度は上げながら、平成27年度は引き下げていると。この辺については、町としてどのように評価し、これを実施されようとしているのか。その点について伺いたいと思います。それが第2点。 3点目は、ほかの自治体は、多分平成26年度改定分と平成27年度改定分と分けて、私が聞く範囲だと、平成26年度の改定分だけだと。あとについては、今回は改定しないと、そういう自治体の声も聞いているんですけれども、なぜあわせてやったのか、その点お聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 1点目が、職員への周知という点だったと思うんですが、職員等の周知については平成26年度分の改定、そして平成27年度分改定もあわせて周知をさせていただいて、職員が全部で自分の号級を入れますと、来年度、再来年度どうなるかというのが、全てエクセルで出るような形で周知をさせていただいて、自分の今後の、いわゆる生活給というのはどうなるのかというのは全て周知させるような形で、全職員には周知をさせていただいていますとともに、今回の趣旨等についてもメール等、そして課長会議等で周知をさせていただきました。 その中では、いろいろな意見が出ましたけれども、やはり、実際に自分の給料がどうなるのか、上がるのか、下がるのか、実際手取りどうなんだといった具体的なご要望があったということで、冒頭申し上げましたように自分の号俸、何級何号俸というのを入れると、自動的に26、7、8の給料が出てくると。期末と勤勉手当を含めた総支給額が出てくるという形のシステムを取り入れていますので、それで周知等を図らせていただいているというようなことでございます。 2点目、平成26年度給与改定ということで9年ぶりにアップをさせていただいて、そして来年度下げさせていただくということなんですが、これは、人事院のほうで、平成26年度については民間の給与実態といったようなものを、全員協議会でも申し上げましたとおり、実際にはかなりの企業等において給与アップ、そしてボーナス等もアップされているというような実情を踏まえた上で、平成26年度は8月に人事院勧告という形で出たわけでございますけれども、ただ、一方、公務員の給料は高いというような批判も人事院にも寄せられているということもありまして、給料の関係で、そのブロックの給与計算というか、給与のカウントする地域を、今までと少し手法を平成27年度以降変えたという話を聞いております。 そこで、試算してみると、やはり今回の引き下げ額ぐらいの引き下げ額が出てくるというようなことでございまして、国のほうで、やはり国の準拠というような形、地方公務員法等においてもそのことが明記されているということでございますので、宮代町は過去、従来、人事院勧告ということに沿って、逆に人事院勧告以外の勧告をどのような形で取り入れるかというと、町の場合は公平委員会というものがありますけれども、公平委員会にその機能を担わせるというのは県内ではありませんので、ほとんどの市、町、村においては、政令指定都市等は除いて、いわゆる国の人事院勧告に準じた形で対応しているというような話でございますので、それが中立、公正、極めて客観性を保っているというふうに判断をさせていただいて、今まで宮代町においては、きょうに至っているという状況でございます。そういった勧告に準じた形で、平成26年度、平成27年度改定についても準じさせていただいているということでございます。 3点目の他の自治体は平成26年度のみで、平成27年度、何でやるのかというようなご質問でございますけれども、ご案内のとおり2番目の答えと同じでございますけれども、このような形で平成27年度についての、以降の給与改定等についての勧告が出たということは、基本的に重く受けとめるとともに、今、私どもで財政のヒアリングをやっていて、過去最大の歳入欠陥ということで厳しい状況でございます。そういった中で、事業を精査するためには、ご議会の議決を得た上で人件費等を確定させていただきたいというような状況でございまして、その上で政策的経費経常経費等について、総洗いざらいを全部させていただいていると。 そんな中では、やっぱり人件費といったものがかなり、16億円程度でございますけれども、その経費のうちある程度精査をさせていただかないと、ほかの経費等についての算出もかなり厳しいと、全部の事業を見直している状況でございますので、そういった中では、他の市町とは別に宮代は大変厳しいということがございますので、先行してやらせていただいているとともに、今回ふれ愛センターの廃止ということで、公共施設の見直しを、いわゆる機能再編というふうにさせていただいております。職員が血を流さないで町民の皆様方に理解はできないだろうということで、あえてここでカットをさせていただいているということでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 答弁は、答弁はというか、上程、説明のときにも、やはり人事院勧告に基づいて、準拠してということで、そういうふうに言ってしまえば全てそれで終わってしまうんですけれども、人事院としても、せっかく7年ぶりに月例給、それから一時金を上げてこれからというときに、平成27年度からまた引き下げてしまう。 今年度の勧告による引き上げは、アベノミクスによる円安、それから4月に強行された消費税増税による物価上昇にもまだまだ追いつかない状況なんですよ。実質的には賃金が下げられている、そういう状況のもとで、満額とは言わず、言えないんですけれども、それでも、よりましという意味では多少でも上がるということで、それは理解できるんですけれども、そういう中で、平成27年度、今、理由言いましたけれども、職員も血を流さなくちゃとか、それは、ですから人事院勧告どおりやるという、それだけなんですよ、要は。でもほかは、ほかの自治体ではやっていないわけですよ。宮代がなぜ平成27年度のこのマイナス分までほかの自治体よりも先行してやらなければいけないのか。その辺の理由がわからないんです。先ほど、いろいろな財政が厳しいというのはわかりますよ。それはそれでしょう。でも、職員の給与は給与として、やはり考えていかなければいけないんですけれども、なぜ先行しなければいけないのか、その点について、もう一度お願いしたいと思う。 それと、人事院勧告どおりだということで言い切ってしまえば、非常勤の職員の処遇改善、それから再任用職員の給与の関係についても、やはり生活あるいは仕事の実態等を勘案すれば、やはり見直しをすべきだと思うんですけれども、今回やっていない。人事院勧告どおりだと言ってしまえばおしまいなんですが、その辺についてはどのように検討されたんでしょうか。これはちょっと、後のほうは再質問にはなりませんが、ちょっと聞き漏れましたのでお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 1点目、他の自治体は先行してやっていないのに、何で宮代町だけ先行してやるのかということだろうと思うんですが、担当者レベル、いわゆる給与担当レベルでは、他の自治体も全て今回の条例には上げていませんけれども、3月議会なりで近隣市町においては今回の人事院勧告に沿った形で上げるというふうに聞いております。ただ、条例の出し方はそれぞれ首長さんの考え方がいろいろあるかと思うので、それはいろいろな考え方でもって出しているんですけれども、宮代町は先ほど申し上げましたような事情をもちまして、あわせて1本の条例で出させていただくということでございます。 逆に先行してはいけないのかという気もいたしますが、私のほうとしましては、ほぼ確定している内容等については、その内容について沿った形で条例上げるのが行政の責任だというふうに思っています。 2点目、非常勤職員と再任用の関係でございますけれども、非常勤職員等については、今回、町の職員が遡及して、4月1日遡及で引き上げということでさせていただいていますけれども、非常勤についても、今回ご案内のとおり、OSさんの賃金等含めて上げさせていただきました。そういったことでご理解いただくとともに、非常勤の再任用職員についても平成26年度については、再任用職員は1級、2級に例えばわかれますと、1級職員は8,154円、2級の再任用職員は9,928円という形で勤勉手当の関係でアップしているというようなことでございますので、再任用職員等についても反映をさせていただいているということでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 再再質問させていただきます。 この条例改正についての平成26年度、平成27年度のいわば給与制度の総合的見直し、これを一本化したというのが、どの辺の判断なんでしょうか。下から出て、先ほどほかの自治体のももちろん、状況も聞いているということで、ほかの自治体では3月議会以降ということなんですけれども、この辺の一本化しようという判断というのはどこでされたんでしょうか。最後ですので、そこだけお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 人事院勧告、8月に出ましてそれ以降、県の説明会等が9月だったと思うんです。それで、11月でございますか、ある程度これでどのぐらいの規模になるか、どのような給与改定なのかというような条例の策定、そして関係附規則等のチェック、近隣市町の状況等も踏まえて、最終的には町長、副町長、そして私ども給与担当課長と給与担当の室長を交えて議論をした上で、このような方向性で平成26年度、平成27年度あわせて上程をさせていただくということで決定をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 何点か聞きたいと思います。最後の丸藤議員の質問と1つはダブるんですけれども、平成27年度の改定の内容なんですが、私も、人事院勧告に基づいてというような話もありますけれども、時代がどう変わるかわからない、来年は来年、特に経済がどう変わるかわからないのに、もう決めてしまっていいのかどうか。職員は生活給と私も思っております。そういうことで、なぜ、やはり先行して決めてしまうのかというのが、私もちょっと理解に苦しんでいるところなんです。 ここで、平成26年度は給料表が平均0.28%、通勤手当も100円から7,100円引き上がると。平成27年度は給料表が全体で2.02%マイナス、しかし地域手当が3%、6%ということで、平成27年度は3%、平成30年度までに6%引き上げると。こういうことで、本来なら、号俸給という、給料が上がるのがサラリーマンは一番、私は正しい、本来ならそれが一番喜ばしいことだと私は思うんです。手当部分がふえるというのは、やはり職員としては不安が残る、これが基本だと思うんですよ。ですけれども、最終的にはいかに収入があるかと、これもやはり大事なことだと思うんです。 平成26年度でたしか説明では1人平均6万8,176円増額になると。これは、給料表と勤勉手当含めての説明がありましたけれども、平成27年度はどうなっていくか、もう1回ここら辺、聞きたいんですが、給料表が幾ら減って、地域手当がどのぐらいふえるのか。職員としては月額、もう1回、幾ら増額になるのか、減るのか、はっきりもう1回聞かせてもらいたいと思います。で、申しわけないんですが、平成26年度は増額でどのぐらいの予算が必要になって、平成27年度はどのぐらいの予算が必要なのか。ふえる場合は。減る場合はどのぐらい減額になるのか。もう少し具体的に教えてもらいたいと思います。 次に、平成26年度の通勤手当、100円から7,100円の引き上げがありますけれども、これの内容について、距離数によって内容が決まってくるようですが、使用距離数別の人数がどのぐらいいるのか教えてもらいたいと。 あと、平成27年度の地域手当の16条の2の関係ですけれども、6,000円もらえるというような話がありますけれども、これは今までの実績はどのぐらいあったかどうか。当然、今までは手当もらってないと思いますけれども、今後どのぐらいの予算を見込んでいくのか教えてもらいたい。 もう1点は、ラスパイレスは今回どうなってくるのか。引き上げて、どのぐらいのラスパイレスになってくるのか。そこで、この間の説明会のときですか、会派別説明会のときにも申し上げたんですが、ラスパイレスの計算方式をわかるようにお願いしたいと頼んでありましたけれども、それを教えてもらいたいと思います。 とりあえず、以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) 何点かご質問いただきましたので、ご答弁を申し上げます。 1点目、平成27年度、なぜ先行してやるのかというようなことのご質問でございますけれども、前段の議員さんへの答弁と重なるかもしれませんが、いずれにしても平成27年4月1日施行ということで、人事院からの勧告があるわけです。そうしますと、たとえ今回12月議会に出さなくても、遅くとも1月下旬ないし2月早々には判断をしなくちゃいけないと。その1カ月半ぐらいでこの方針が変わるとは思えません。 やはり、ある程度明確化されたもの、この人事院勧告を出すに当たっては、国のほうではいろいろな研究会等設けてこの結論を出したと。全国をかなりのブロックに分け、さらに低い地域を重点的にシフトして、この、いわゆる公務員の給料が高いというような、批判が結構人事院に寄せられたということを受けて、このような判断をして、研究会を設けて、そして人事院のほうに具申なりして、それで人事院が決めたことと、それを国に答申したというようなことでございますので、基本的にこの方針が変わるとは今の段階では思えません。 そういった中で、やはり確定しているものについては、いち早く私のほうとしても、行政として対応する責任があるものと。また、今まで人事院勧告と異なる給与関係の対応はしたことがございません。そういったことを経緯を踏まえると、わかっている段階で対応させていただくのがベターだろうということで、このような判断をさせていただいたところでございます。 2点目、平成27年度、平成26年度の実際の具体的なものというようなお話をいただきました。 例えば、平成26年度でございますけれども、上程の中でも、また、いろいろ全員協議会の中でも申し上げましたけれども、町といたしましては給与改定率が0.31%で、給与差額としては平成26年度1,093円の上昇、内訳としては給料981円、地域手当29円、通勤手当83円というような形での改定と。平均給与額は、改定後が35万1,240円、改定前が35万147円というようなことで、その給与関係の差額が出てくると。給与と申しますのは、各種手当を、今、申し上げた給料、扶養手当、地域手当、住居手当を合計したものが給与という考え方でございますので、先ほど申し上げた給与差額として1,093円が出てくると。 給料表としての平均改定率は0.28%ということで、今回の平成26年度については若い職員、1級なり2級職員等については改定率を高くすると。3級、4級、5級については改定率を低くすると。つまり、高齢職員になるほど、改定率が、余り給料上がらないようにするというような形で、若い職員に重点的に配置をするというような形で、改定率を調整させていただいています。 そのようなことで、平成26年度全体としては、町といたしましては、給料表の増額改定としましては457万6,000円、通勤手当の増額改定としましては21万3,000円、今回の期末勤勉手当の増額改定として1,255万円、合わせもって1,733万9,000円が今回の影響としての、平成26年度の影響額ということでございます。 ただ、今回の補正の中では、補正予算の審議の中でまた出てくると思うんですが、扶養手当とか住居手当とか通勤手当が変わったりする人がいますので、その関係の反映、あるいは介護休暇とか病気休暇、育児休暇、部分休業といったような給与減額されている職員の減額分もあわせもちますと、今回の補正額としては、昨日の補正の中で申し上げましたとおり、1,363万2,000円の町全体としての補正増という形での数字になるということでご理解をいただきたいと思います。 続いて、平成27年度につきましては、給与改定率については平均1.99%ということで、三角、いわゆる減額と。給与差額といたしましては、平均6,994円の給与差額の減ということで、給料が6,791円、地域手当が203円の減ということでございます。そうしますと、平均給与額としては改定後が34万4,246円、改定後です。改定前が35万1,240円で、その差額が6,994円という形になります。平均年齢は44歳という形でカウントをしております。改定率としては2.02%があるということでございます。 さらに、現給保障、地域手当というようなもののカウントをさせていただいたところでございまして、あくまでこれは、改定率については先ほど申し上げましたように、若い職員には引き下げを小さく、高齢職員には引き下げを大きくという改定率をさせていただいておりまして、ちなみに1級が1.36%の減、5級については2.35%の減ということで、高齢職員になるほど給与減額が大きくなるような形をさせていただいているということで、給料表もそういう形での改正前、改正後の条例比較表を見ますと、ご案内のような形になるのかなというふうに思います。 それで、今回の平成27年度としての影響額ということでございますけれども、これについては現給保障という形がございます。実際に地域手当を1%上げると1,100万円のアップなんです。そういったことも平成27年度等についてはアップいたしません。しかも、退職職員が4名、新採が4名ということで、給与的には、人件費的にはかなり減額されるのかなとは思うんですが、実際には、人件費といたしましては、平成26年度補正といたしまして、16億8,090万2,000円だったんです、平成26年の補正が。今回の補正ですね。総計といたしまして。それで、平成27年度推計としては、16億6,216万円ということで、約1,800万円の平成27年としては減という形になります。これは、先ほど申し上げましたように、退職職員が4名、新採が4名ということで、その給与差額といったようなこともあるということでございます。 また、平成28年度についても、16億6,214万4,000円ということで、大体、今回の給与改定等を含めても現給保障等もありますけれども、ほぼ16億円から17億円の間ということで、今後三、四年間は推移するということで、大幅な給与アップはないものと。また、退職職員もかなり、また今後出てきますから、そういったことで、人件費を最低でも16億円から17億円で抑え込むというような形でしていくというような形で、今後、今のところ考えているということでございます。 続いて、通勤手当の関係でございますけれども、通勤手当のことにつきましては、ちょっとお待ちください。--通勤手当につきまして申し上げます。 今回の通勤手当の改正につきましては、交通用具使用者、何を言っているかといいますと、車とか自転車でもって通勤している職員、徒歩は、歩いて来る人は出ないんですけれども、そういう交通用具使用者に対して、民間の支給状況を踏まえると、使用距離の区分に応じて、民間のを調べると、やはり公務員は非常に低いというようなことで、このような形で出ていると。 予算の影響としては、先ほど申し上げたように約21万円、52名の方が平成26年度影響額としては出てくるということでございますけれども、影響として出てくる、今回の改正によって影響が出る職員は52名、予算の影響としては21万3,000円。距離別職員数というのも全部調べましたけれども、全部で199人中交通用具使用者は118人、約59%の職員がおります。ほぼ大体2キロメートル以上から5キロメートル未満、改定がないと2,000円出るんですけれども、月ですけれども、それが66名、それ以外が、5キロメートル10キロメートル未満が35名、10キロメートル以上15キロメートル未満が11名、15キロメートル以上20キロメートル未満が3名、20キロメートル以上25キロメートル未満が2名、25キロメートル以上30キロメートル未満が1名ということで、あわせもって118人が今回のいわゆる通勤手当というか、交通用具使用者で通勤手当を取得している職員というようなことでございます。 続いて、管理職特別勤務手当の関係でございます。管理職特別勤務手当は、従来は週休日、祝日において災害への対応等の場合に出勤した場合、かつ7.75時間を超えて勤務した場合に支給されているということだったんですけれども、改正後はこれに加えて、災害への対応等の場合に、平日の夜中、零時から4時、5時だったかな、午前零時から朝の5時まで勤務した場合に支給する要件をさらに緩和をして、そういうことに対応した職員も加算し、特別勤務手当を出しましょうというようなことでございます。 基本的には、課長級6,000円、室長級5,000円、主幹級4,000円ということで、超過勤務手当が出ない職員が、当然ご案内のとおり管理職特別勤務手当ということでございますけれども、1万2,000円を超えない範囲で規則で定める額というような形で、超えるわけでございますけれども、ただし、対象の勤務時間が6時間を超えた場合は1.5を乗ずるというような形で、規則で定めるような形でございます。その支給実績でございますけれども、実際に、今まで平成24年度、平成25年度は、支給実績はありませんでした。平成26年度は支給人員が5名おりました。これ、台風19号が10月13日に、祝日にあったということで、支給金額3万1,500円を支給しているところでございます。 続いて、ラスパイレス指数でございます。ラスパイレス指数につきましては、これもいろいろ難しいんですけれども、わかりやすくご説明申し上げます。一般的に言い方を言った上で、さらにもう少しわかりやすく申し上げます。 職員構成を学歴別、経験年数別に区分し、宮代町の職員構成が国の職員構成と同じと仮定して算出したものであって、地方公共団体、町の仮定給料総額を国の実俸給総額で割って、加重平均により算出されるということで、これが公式見解なんです。 ただ、何を言っているかわからないので、もう少しわかりやすく言いますと、例えばラスパイレス指数、大学卒の1年未満の職員が、国は例えば988人いますと、1年未満。平均給与が17億1,300万円ですよと。宮代町の平均の1年未満の職員数として支給している金額は、1年未満で全体として幾らですかというような金額を出します。それを、国といわゆる国の職員数と国の平均給を出した給与総額を出して、それをさらに宮代町のその1年未満の職員の数と、さらに平均給与を出して、その比較をするんです。それを、1年未満、1年以上2年未満、2年以上3年未満からずっと3年、5年、7年、10年、15年、35年以上まで、これを全部、係数ごとに全部出していきます。これが大卒、さらにそれを高校卒、短大卒、中学卒まで全部比較して、実際にどうなのかというのを出したのがラスパイレス指数ということなんですが、ただ、問題点としては、国はキャリア組、いわゆる事務次官、外局の長官、外局の次長等については指定職ということで、これを全部除いています。それ以外の一般職、一般の課長級以上の、いわゆる本庁の課長級以上の職員との給料差額でこれを、ラスパイレス指数、比較しているというところが、本当の国の比較かどうかというところはあるんですけれども、そのような比較をしていると。 そこで、宮代として出した数字が、成果処理もございますけれども、ラスパイレス指数としては平成25年度が102.4ということですけれども、これは4月1日現在、しかし、宮代町は7月1日時点で給与特例減額を措置しますと99.0%、平成25年度です。しかも、国家公務員の時限的な給与改定特別法による措置2年間がないと仮定した場合は94.6%ということになります。ちなみに、試みの3、まだ公表されていませんけれども、ラスパイレス指数の宮代町、平成26年度は94.1%ということで、県下でも下から7番目ということでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 大分、数字をいろいろ聞いて、ちょっと書き切れなかった点が多くて、また後で聞きたいとは思いますけれども、ここは議会だから、大まかにひとつ聞いておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思いますが、問題は、私が聞きたいのは、最後は、職員がどのぐらい、まず給料上がるかというのが、やっぱり生活を考えれば一番関心のあることだと思います。 議案の説明のときに、平成26年度は1人平均給与が年間1万3,116円、勤勉手当が5万5,060円、1人平均年間6万8,176円という説明があったと思います。平成27年度がちょっと書き切れなかったんですけれども、平成27年度も同じような形で1人平均の内容、もう一回聞きたいと思うんです。平成27年度八万幾らとかいう数字を聞いたようなんですけれど、ちょっと、間違えると大変なことでありますので、やはり、平成27年度の給料が平均2.02%減るということは、給料表が減るということは、やっぱり職員としては痛手だと思うんです。生活を抱えている職員は特に、もう大変なことになると思います。 ここで、地域手当が3%、4%と上がっていくということに対して、ちょっと、私も段階的引き上げとしてということになっておりますけれども、これがもう少し具体的にどうなっていくのか、職員のこの部分の引き上げは、平成27年度はどのぐらいになるのかというのを、平成28年度はどのぐらいになるのかというのを、もう一回聞きたいと思うんですけれども。 とりあえず、あとについては、1番目についてはわかりました。ラスパイレスについても、考え方としてわかりました。 あと、今言ったその給料の、平成26年度と平成27年度の引き上げがどうなってくるのか、もう少し具体的に職員一人一人の引き上げに、平均で結構ですから教えてもらえればと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 まず1点目、平成27年度の引き下げ額ということでございます。それにつきましては、平均引き下げ額としては8万3,928円、平均として月額6,994円ということでございます。繰り返しになりますけれども、平均給与額としては改定後が34万4,246円、改定前35万1,240円という形になります。この金額等については、年間で平均引き下げ額としては6,994円ですから、12掛けますと8万3,928円の引き下げという形になります。 ですから、わかりやすく言いますと、平成26年度が6万8,176円アップ、平成27年度が、これは理論値ということでご理解いただきたいんですが、8万3,928円のダウンですから、結局、理論的には1万5,752円の実質減という形にもなると思います。 ただし、現給保障という形で、20万円もらっていれば来年度、この給与減額で1.99%減るから、2%ですから4,000円減るかというと、それは4号俸ずつ上がっていきますから、とりあえず現給保障、20万円もらっている人は来年度も20万円で保障されると。これは、不利益処分という形で、もし減額をした場合なりまして、公平委員会で申し出て、裁判になっても町は負けちゃいます。やはり不利益処分はしてはいけないという形で公務員法がなっていますので、減給した金額は保障される。これを、3年間の中でこの金額に減額していくという形での上程を、平成27年度は満額保障しますけれども、平成28年度は3分の2、平成29年度は3分の1保障という形でするというような形で、現在もらっている金額が減るわけではありません。 ただ、その昇給によって、昇給が上がることによって、その昇給に追いつくまでは保障しましょうというような形でなっておりますことをご理解いただきたいと思います。これはどこの市町村でも、この現給保障等については近隣でもほとんど全部しております。県内でもほとんどしているものと思いますので、ご理解をいただければというふうに思います。 2点目の地域手当でございます。地域手当については、公務員の給与に地域の民間賃金水準を的確に反映させるため、民間の賃金水準を基本として物価等考慮して定める地域に在勤する職員に地域手当を支給するというようなことで、民間賃金水準を基準とすると。宮代は6級地ということになります。で、6%と。そこの中の指数としては、賃金指数というのと、パーソントリップ数値というのが、2つございます。通勤者率というのは、要するに東京とかそういう中核都市に通っているパーセントの率が宮代は20.09%ということで、その場合には6%にしますという決まりがありまして、国のほうで決めたもの、それでもって6%になっているというのと、賃金指数といったところにおいてもその点がなされているということで、今回6%にしましたと。 しかし、いきなり6%にしますと、1%の地域手当の率が1,100万円ですから、3,300万円を3%まで一気に上げるわけにはいきません。先ほど申し上げましたようにかなり厳しい状況ということですから、地域手当等については、来年度については据え置いて、それ以降1%ずつ上げるというような形で、町全体としては1%上げることによって1,100万円の増、これを199人で割るわけですから、その金額が1人当たりの金額の影響額というふうに平均では出てくるものかと思います。ちょっと、電卓を持っていないので計算で恐縮でございます。 あと、職員の平成26年度の引き上げ額というのは、先ほど申し上げました6万8,176円の増額ということでご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 1点だけ確認したいんですけれども、この平成27年度の地域手当、1%だと1,100万円、例えば平成27年度の3%というのは3,300万円という理解でいいんですか。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 1%上げると1,100万円ぐらい予算が出てくるということですから、3%を4%にすると、その4%と3%を比較した中では1,100万円増額されるというようなご理解でございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 7番の山下です。 給与臨時特例法によって、2年に及んで平均7.8%の賃金が引き下げられて、本年度、平成26年度の賃金を引き上げるということについては、私は大いに評価したいと思っております。しかし、今回の、来年度からの、平成27年度からの賃金引き下げ、これ、人事院が勧告しているわけなんですけれども、1つは人事院が先ほども述べましたように、民間賃金を水準としてということで言っておりましたけれども、これは民間水準という決め事ということは、どこの平均をとってこの民間水準と言うのか、ひとつそれを聞きたいなと思っております。 それと、これで、号級水準全体が平均約2%引き下がることを人事院では述べておりますけれども、この宮代町においてもそういう賃金引き下げにおいて、地域手当も引き上げていくんだということで、拡大させようということで言っております。確かに、賃金水準を下げて地域格差やると言っていても、号級全体の賃金が2%も下がっていたのでは、これはマイナス傾向になるというのを私は思っております。そこで言うことでは、やっぱりそういう民間労働者や地域の事業者、ましてや自治体の声なんかに逆行するのではないかなと私は思っています。 その1つは、先ほども言ったように、この民間賃金の低いところに合わせるのではないかなと思っておりますので、そのことをどのようになっているのか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。 それと、町の職員にこの引き下げについてどのように意見を述べて、聞いたのか。各職場いると思います。これを聞いて本当に決定しているのかどうか。その辺のところのことをお聞きしたいなと思っております。どういう意見があったのか。2つ目はそうです。 3つ目としては、これらの賃金引き下げについて、先ほど述べたように職員に痛みをということで、まず働いている人たちからやってきているというのが、今、言われていましたけれども、その痛みをやるのは、今後、平成27年度、町全体にこれは町長も含めて及ぶのかどうか。その辺のところもお聞きしたいなと思っております。 その3点、まず最初にお聞きしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 1点目の民間水準とは何かということでございますけれども。これについては全員協議会等でもご説明申し上げたとおり、約1万2,400民間事業所の50万人の個人別給与を実地調査したと。これは人事院がですけれども。そこで、ことしからは特に役職段階、部長、課長、係長、係員の間に続けられる従業員の個人別給与を把握し、さらに精度を高めて官民給与の格差の対象に追加をしたということで、去年よりもさらに精査をさせていただいた上での民間水準というようなことで、公務員については公務員法にもあるとおり民間準拠、そして地方公務員についてはある程度国に準拠というような形で明記されておりますので、それに沿った形での考え方という形になるかと思います。 今回、地域手当は上げて、俸給を下げるというようなことについては、やっぱり地域間較差の解消ということで、全体としてやっぱり地域の民間給与水準というものが、さらに調べてみると、人事院でですけれども、やはり公務員の給与は高いということで全体的に引き下げ、東京とかというところ、あるいはそうでない、ある意味では東京郊外というか、東京でない、物価水準がそれほど高くないようなところとの比較のところで、やっぱりめり張りをつけるというような形でなっているというような形になっているというふうに聞いています。 この地域手当等については、やはりここら辺近隣はみんな6%でございまして、基本的に3%のところもあるんですが、近隣ではないというふうに私は認識しています。ある意味では、物価が高いところにはそれなりに職員が働いているということもあって、やっぱり生活していくのにかなり生活費等にかかると。1人当たりの生活費の出し方についてもたしか人事院のほうでは出していたと思います。その1人当たりの給料月額とか、そういったものをたしか算出していまして、それに基づいた形でも出しているというように聞いております。そういった生活給なんかも全部給与実態に、ほかに消費生活調査とか、いろいろな調査を全部フル動員して、今回決めているという話を聞いております。 2点目が、町の職員に対してどのように意見を聞いたかということでございますけれども、繰り返しになりますけれども、町として先ほど、決定をした段階で職員に課長会議通じさして、全職員にメール配信をさせていただいて、しました。その上で、一体全体自分の給料どうなるのかというのが不安だということもあって、その関係を全部エクセルで自分の級数と号俸を入れれば自動的に出るようなシステムをエクセル、つくりましたので、それでもって自分の給料が実際どうなるのかといったようなことで対応させていただいたということと、あと特段のこの給与改定等についての意見は、私レベルでは聞いておりません。 特別職等については、特別職報酬審議会等において決定されるものというふうに思っています。ただ、報酬審議会等についても、期末勤勉手当等というのは対象外でございまして、報酬、あと議員さん方の報酬と町長さん初め区長さんの給料、給与ではなくて給料が特別職報酬審議会の対象という形になりますので、基本的にはその報酬審議会の意見に沿った形で対応になるかと思います。今後のその報酬審議会等の予定等については、今のところ考えておりません。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 1番目の民間との水準、人口50万人とか、いろいろ部長職だ、課長職だと言っておりましたけれども、この人事院の決め方、私は1番の水準の決め方というのは、低い県を抽出して平均を出したというふうに聞いております。その辺のところで、何ていうんですか、賃金格差の是正が急務となっていても、賃金を引き下げてきたと。その辺のところが問題じゃないかなと私は思っています。それを地域、この宮代においても賃金を下げてきて、本当に生活給としてやっている労働者の生活が根底から崩されていくようなやり方というのはどうなるものか。その辺のところは、もう一度、人事院の決め方の問題、どこを平均にとったのか、詳しく教えていただきたいなと思っております。私の聞いている範囲では低い順の8つの県を選んだということで聞いております。 それと、先ほど言いましたように、職員にメール、パソコンなどで意見を聞いたということ、集約してやっているんだということを言っていますけれども、これはやはり直接そこの課長が行って、皆さんと一緒に話し合って、意見はどうなのか聞くべきじゃないかなと思っております。それは、やっぱり自分たちの生活を守る上からも大事なことじゃないかなと思っております。 それと、あと特別職について基本的なところ、今のところは変わらないと言っておりますけれども、これはあくまでも働いている人たちにこれを押しつけるわけですから、その辺のところは今後どうなるのかどうか、自分たちもやっぱりその辺のところをきちんとするべきじゃないかなと私は思っております。その辺のところをもう一度詳しくお聞かせ願えればありがたいなと思っております。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員、質疑は……。 ◆7番(山下秋夫君) もう一度聞いているんです。ですから、1番目は、どこを水準にしているのか、きちんと。50万人だと言っても、どこを基本にしてその50万人を集めているのか、ちょっとわからないところがあります。 ○議長(角野由紀子君) それでいいですね。 ◆7番(山下秋夫君) ええ。 あと、先ほども言った特別職の職員もきちんと、特別職の賃金がどうなるのかも、基本的には余り今のところは変わらないと言ったけれども、将来的には本当にどうなるのか、ちょっと、その辺のところが明瞭じゃないので聞きたいと思っております。 あと、意見なんかも、パソコンじゃなくて直接聞くべきじゃないかなと私は思っていますので、その辺のところを、答えをきちんと出してほしいなと思っております。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) まず、1点目の総合的見直しの中でどこをどういうふうに決めたかということなんですけれども、これ人事院が、議員さんおっしゃるとおりかもしれません、そこまで私のほう精査していませんが、低い地域を重点的に、公務員の関係で今までカウントされていなかったようなところを中心にというふうなことは聞いています。ただ、どこの県をどういうふうに、何か全国をブロックに分けて低い県を、重点的にしたのかどうかわかりませんけれども、そのような形では文章上は残っていますけれども、具体的にどのようにブロック分けしたかというのはちょっと承知しかねますので、大変申しわけないですけれども、その点についてはお答えできません。 2点目の、職員から直接意見を聞くべきではないかということでございますけれども、今、これだけ情報化社会でありますので、意思伝達方法としては、一瞬にしてその概要等については説明もできますし、あえてそこでもって全職員を集めて説明会をするというようなことは、今のところも考えていません。また、今までもそういったことはなく、意見を聞くというということについては、直接、私のほうの、ここに来る場合もありますし、また、小さな庁舎の中でございますので、毎日顔を合わせているわけですから、あえてそういった集会を開かなくても、実際にこのような方向だということをお話しすれば、ある程度の職員はわかってもらえるものというふうに考えております。 あと、3点目の特別職の関係ですけれども、基本的に、今のところ特別職報酬審議会にはかけないと先ほど申し上げましたけれども、今のところかけるほどの材料もないということと、まだ、今のところは、繰り返しになりますけれども、そういった給与等について見直すということ等については考えておりません。ただ、町長さんの給料等については来年の3月で失効しますので、それ等については、どのようにするかというようなことについては、今の段階で私の答弁からはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) はっきりした返事はもらえなかったんですけれども、少なくとも私は職場の労働者の意見、十分に聞き入れるべきじゃないかなと思っております。また、最後に、慎重にその上に立って検討して決定するべきじゃということに感じております。 以上述べまして、私の質問を終わります。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 ○議長(角野由紀子君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 議案第54号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論いたします。 議案第54号については、賛成するか反対するか最後まで迷いました。質疑の中では、主に削減し過ぎじゃないかというような内容の質疑が多かったと思いますが、私はそれに関しては反対の意味で、この反対討論をすることにしました。 人事院勧告は、争議権を持たない公務員等に対して、そのときの民間給与水準に準拠して引き上げ、引き下げを国が勧告するもので、この制度については理解するものです。 今回の引き上げは7年ぶりで、民間企業の賃上げを反映したということで、政府は人事院勧告の完全実施を決めました。具体的には、月給の引き上げはことし4月にさかのぼって適用する、ボーナスは12月支給分から実施し、年間で4.1カ月分とする。これにより、月給は国家公務員の場合、平均40万9,562円、平均年齢43.5歳ですが、年収は7万9,000円増の平均661万8,000円となります。高卒や大卒に限らず、新人職員の初任給を2,000円引き上げるなど、若手、中堅世代への配分を手厚くしたことは評価します。逆に民間企業よりも高額となっている55歳以上の職員の給与は据え置いて、民間との較差を是正するということにしました。 しかし、今回の人事院勧告は、実際に景気回復していないにもかかわらず、政府主導の大手企業の賃上げを比較対象とするところに根本的な違和感を覚えるものです。中小企業では、1,000人以上の企業の正社員の平均が579万9,000円、非正規を入れるともっと下がって542万円になります。100人から999人の企業の正社員のみの平均で年収447万円、10人から99人の企業で369万円が平均給与というデータがあります。一方、公務員給与の平均が661万円、年収で7万9,000円ふえるということでありますが、割合としては大変少ない大手企業、都心の企業の給与、報酬との比較というところに地方創生の理論が見えず、格差社会の打破に踏み込んではいません。 人事院が勧告を出すに至った経緯を考えてみました。人事院での答申がなされたのが8月、国民の消費意欲、景気の回復が期待されていたときです。しかし、実情は7月から9月期のGDPの伸びがマイナス成長、相変わらず国民の所得はふえず、消費意欲は冷え切ったままなのはご承知のとおりです。円安が小さい事業者を直撃し、零細企業が従業員に給料が払えないという厳しさが続いていた時期です。 都心からわずか40キロ圏の当町においても、町内事業者のほとんどは、まだ景気の上昇を体感していないという状況です。地方公務員の給与水準は、その地域の基準と考えるべきだと思います。町内の労働者の所得が改善するのを待ってから、公務員給与の改定があるべきと考え、今回の職員の給与、勤勉手当などに反対するものです。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 7番の山下です。 議案第54号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で述べたいと思います。 人事院は、2014年度の国家公務員給与に関する勧告を行い、それに合わせる形で地方公務員の2015年度の給与を条例により引き下げることに対し、日本共産党議員団として、反対の立場を最初に述べたいと思います。 2014年度の賃金引き上げについては、民間との較差の是正とし、引き上げについては大いに評価したいと思います。しかし、来年4月実施を勧告したとおりに、引き下げについては、将来にわたり地方で働く多くの公務員に賃下げをもたらす重大な不利益変更であり、とても認めるわけにはいきません。 賃金の地域間格差は、地方からの若年労働者の流出、地域経済の衰退、市町村の削減をもたらす社会問題の主な原因となっております。格差是正が急務となっている、ところが、人事院は民間賃金の低い県に水準をおいて、俸給表水準全体を平均2%引き下げ、地域間の格差を18%から約20%に拡大させようとしております。この措置は、地域振興のためにも格差是正を求めている民間の労働者や地域の事業者、自治体の声にも逆行するものと言わざるを得ません。 また、世代間配分の問題でも、民間相場から見ても低過ぎる公務員の初任給を引き上げるのは当然としております。しかし、生計費がとてもかさむ50歳代後半層の給与を最大4%も引き下げることは、経験豊富なベテラン職員の士気の低下をもたらすものでしかありません。政府方針でもある全国津々浦々全ての労働者の賃金改善という視点からも強く求められていた、非常勤労働者の賃金水準の引き上げも見送られております。 また、2年に及ぶ給与臨時特例法により、平均7.8%の賃金引き下げが行われて、労働者の基本権制約の代償機関としての人事院のあり方も問題であります。宮代町においても、職場の労働者の意見を十分に聞き入れ、慎重に検討し、その上に決定すべきと思われます。 以上を述べまして、反対といたします。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第54号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例ついての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(角野由紀子君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時19分 △再開 午前11時35分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第55号、議案第56号、議案第57号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第4、議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第5、議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第6、議案第57号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本3件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本3件に対する質疑はありませんか。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 まず、これら特別職の報酬及び費用弁償等に関することですが、報酬等審議会を開きましたか。それを1点お願いします。 それから、職員の給与の引き下げ、2年間の限定、これは実施しましたが、当然、特別職、我々議員も含めてですが、引き下げにつき合うというのが本来あるべき姿だと思うんですが、職員の給与だけ引き下げ、2年間やってきたんですが、これらにつき合わなかった特別職等が、今回引き上げということで出てきたという、その見解をお願いします。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) ご質問にお答え申し上げます。 まず、特別職報酬審議会を開催したのか否かという問いが1問目でございますけれども、今回についてはいたしませんでした。と申しますのは、過去、期末勤勉手当等、議員さんの期末手当でございますけれども、それ等について人事院勧告がなされるたびごとに、今回条例を上程させていただいているという過去の経緯がございます。そういったこと等も踏まえ、特別職報酬審議会は開催しなかったこととともに、条例では、第2条で所掌事項として、議員報酬の額、町長及び副町長の給料の額に関する条例ということでございますので、報酬については、報酬とは議会の条例、ごらんになっていただくとわかるんですが、報酬と期末手当は別の扱いということでございまして、議員報酬を上げるのか上げないのか、下げるのかといった場合について、また、町長、副町長の給料を上げるのか下げるのかといったこと等、本則でございますけれども、そういったこと等については、特別職報酬審議会の所掌事務でございますけれども、基本的に期末手当等については報酬審議会の対象外と、今まで過去においてはそのような判断をさせていただいたものでございますから、今回についてもそのような判断をさせていただいたということでございます。 2点目、特例減額をしたのかということでございますけれども、この特例減額等については実施を、職員についてはいたしました。 3点目の、引き下げの見解と言われても、ちょっとこれは私じゃないかな。私が言うことじゃない。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 3点目の報酬の引き下げの見解についてのご答弁をいたします。 正式にはやはり、上げる、上げない、引き下げる、引き上げるということではなく、先ほど申し上げました報酬審議会に諮って、的確な報酬ということが1つ考えられます。そういう中で、報酬審議会、先ほど申し上げましたように、特別職につきましては平成6年から改定は行っていないと思っております。 そして、宮代町特別報酬等審議会が平成14年12月には行われております。そのときの社会情勢を踏まえて、宮代町の特別職の報酬等について、この時点では8年間据え置かれている。近隣においては報酬の改定等を行ってきた自治体は多く、そういったこともありますが、特別職等の報酬等カットがありまして、当町の特別職は低水準にあり、そういったことからして、十分な配慮が必要だということもありましたが、やはり、そういったもろもろを審議して、総合的審議の結果は現行の報酬等には改定の余地があると考えられていますが、現在の当町を取り巻く深刻な社会情勢、そういったもろもろを考えて、必要な時期に再度増額改定を検討する必要があると。このときは増額のような感じでありますけれども、そういったもろもろも考えて、現行のままと。そして、必要な時期に再度増額改定する必要があるというような結論で、14年に行われました報酬審議会は報酬を改定しないということで、平成8年から現在まで、動いていなかったということでございます。 そして、今回も本来は報酬審議会ということも考えられましたが、諸般の状況、一旦見ますと、宮代町の類似団体ですと、人口3万人のところですと第6位、県内市町村でいきますと48位で、今、減額していますので、減額ですと62市町村中55位というふうに、かなり低いところに抑えてあります。また、議員の報酬においても宮代町は近隣市町の中で9市町村中9位、最下位にあります。そういった中で、報酬審議会を開いて下げられるかという判断もありますので、今回は報酬審議会は見送りを、見送りというか行わない中で、人事院勧告に基づいたということでございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 人事院勧告に基づいたというので、職員の給与、それから期末手当等の、先ほどはその反対の方向の質疑がたくさんあったので、違った意見も必要だと思いまして、あえて反対討論をしました。その中で、地域の実情とか、それからその時代、経済の変動、そういったことも見なければならないということで、そういったことを踏まえて公務員給与は変えていかなければならないということで反対討論いたしました。 それとちょっと違うんですが、公務員は公務員法ということで、人事院があえて争議権とかそういったものを持たない公務員に対して勧告をするというのはわかるんですが、特別職はまた別だと思うんですね。宮代町は低いからこれでいいんだということではなくて、低いからどうするんだ、高いからどうするんだということも含めて、報酬等審議会が平成6年から開かれていない、そして改定がない。それで、平成14年12月に報酬等審議会が開かれました。それは私も知っています。でも、そのときにあえて改定しないほうがいいというのが出たわけですよね、報酬等審議会で。だからやっぱり変わってないわけですよ。じゃ、その間、時代とかそういったものは変わらなかったかというと、経済においても激変しているわけですよ。 そういう中で、人事院勧告のときについでに引き下げるとか、引き上げるとか、そういう考え方自体が、特別職というのは地方自治法の中にあるわけですから、そういったところで公務員と同じようにセットで、これを引き下げるとか、引き上げるとかということは、それはそもそもそれでいいのかどうかということを報酬等審議会を開かなければならないと思うんですね。 これは、首長の意向がやっぱり出てこなければいけないということでお聞きしました。やはり、公務員とは別に特別職というところで町民の負託を受けている。じゃ、町の中の経済がどうかということも含めて、やはり報酬等審議会というのは開かなければいけないというふうに思うんですが、今後もこういった形で、あえて上げるということだと報酬等審議会を開くけれども、下げるということとか、その人事院勧告に準拠してというところだと、報酬等審議会は開かれないんでしょうか。それについてお聞きします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 報酬等審議会の開催についてにご答弁いたします。 報酬等審議会で適切な報酬ということで審議会を開く、要するに下げる意思を持って開くとか、上げる意思を持って開くではなく、ある程度の改正をする、今回ですと平成6年から報酬が動いていないわけです。そういうような中で、平成14年に開いて、それについて的確な審議委員の方が状況を見て、その中ですと、上げる要素がありますが、経済状況を見て据え置きという結論を出されています。ただ、低いことは確認しているということで、必要な時期に再度、増額というような、経済情勢がよくなってきましたら、再度増額改定について検討する必要があるというふうに、この時点では、この答申を見ますと、上げる要素はあるけれども、一応少し置いておいてくださいというような答申だと思います。 そして、今の状況を見ますと、やはり先ほど申しましたように、近隣その他から見ますと、かなり議員、長、首長も含めて低い状況にあると。そういう中で開催された場合は、やはり同じような答申になるのではないかというような予想をされますことから、このまま報酬等については据え置きというふうに考えたということでございます。 そして、今回の人事院の勧告については報酬、直接報酬等ではないところの勧告ということで、この点については、今まで人事院勧告について上げたこともありますかわかりませんが、下げたことはあると思います。職員等の引き下げとともに、私、議員時代には下げております。そういったことでご理解していただきたいと思います。 以上です。 ですから、報酬と、この人事院の勧告、報酬の基礎と、この人事院の勧告とは分けて考えてというような、先ほど課長の答弁でもあるというふうに思っております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) でも、セットで出てきたんですよね、わかりました。 それで、ちょっと別の角度で聞きますけれども、報酬等審議会は、確認しますけれども、これは首長の意向で諮問されなければ開かれないでしょうか。報酬等審議会のほうで開催を、社会情勢とかそういったことも含めて人事院勧告が出てきたとか、そういう場合に、報酬等審議会のほうで開催を求めるということはないんでしょうか。その仕組みをちょっと聞かせてください。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 特別職報酬審議会の仕組みということでご答弁をいたします。この報酬審議会条例は、第1条で、町長の諮問に応じ、特別職の報酬等の額について審議するため、宮代町特別職報酬審議会を置く、所掌事項として第2条が、町長は議員報酬の額並びに町長及び副町長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該議員報酬及び給料の額について審議会の意見を聞くものとするということですから、イニシアチブは、審議会があるわけじゃなくて町長のほうにあるということでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についての件について討論をお受けいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に、反対の立場で討論いたします。 先ほどは迷いましたが、迷いに迷って反対討論しましたが、全く迷いません。反対です。 反対の理由を申し上げます。 議員は身を切らなければならないと思います。宮代町においては、所得の低い人が多い、そして、中小、零細企業が多い中、厳しい状況は続いています。ですから、議員が、自治体によっては100万円近い報酬をもらっているところもあります。宮代町はかなり低いですが、多い、少ないにかかわらず、議員は身を切らなければならないと思いますから、今回の引き上げについては反対です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 4番、金子です。 議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、強く反対の立場から討論いたします。 5年前に、この席で、会社の経営者に当たる行政の町長及び議員管理職は、経営状態が芳しくないときにはボーナスは辞退すべきだというようなことを発言した記憶があります。 たしかそのときは、日本の航空会社、赤字に陥り大リストラ、多分30%ぐらい人数を減らし、ボーナスもカット、給料もカット、パイロットから客室乗務員、そして飛行場のスタッフ、全社一丸となって会社を立て直しました。上場廃止になった後、今、しっかり立て直しが終わり、再上場いたしました。また、埼玉県にある銀行、公的資金を受け入れて、やはりボーナス100%カットが3年ぐらい続いたようです。 つまり、民間企業は赤字のときにはそのようにして立て直しを図る、では、宮代町の現状はどうか。そのときには、経常収支比率がたしか県で最低だった。一番下。多少改善したとはいえ、まだまだ十数年間、県の平均を下回ったままだと思います。そういう状況にあって、ボーナスが上がるのはうれしいけれど、町民の顔を思い浮かべたらこれは受け取るお金ではない。 では、反対理由、4点申し述べます。 まず、3月、ことしの春、宮代町内の事業者アンケートが行われました。その結果が夏ごろ発表になったと思いますけれども、経営者の皆様方、売り上げが下がって大変苦しい状況が、そこから読み取れます。まず、これが1点。 2点目、町民総所得。この五、六年で十数%総所得、減っております。これが町の力です。 3点目、公共施設。昭和50年、60年、そのころできた公共施設ラッシュ、間もなく修繕の時期を迎えます。水道、下水道、そして学校、公民館等の公共施設、全部合わせると、修繕費だけで650億円かかるとレポートがあります。650億円に宮代町の借金は、今、160億円ぐらい、合わせたら800億円もこれからかかるお金がある。町の貯金はわずか10億円、たった10億円。とてもじゃないけれど、これを乗り切ることはできない。 最後に、宮代町の財政状況。団塊の世代が後期高齢者になるのは、宮代町において8年後ぐらいからです。そこから宮代町は相当悲惨な状況になることが読み取れます。 この状況において、我々宮代町議会議員がボーナスをもらっていいんでしょうか。100%カットは大変厳しい、せめて50%カットぐらいしてもいいと思う。そのぐらいの気持ちで、強く反対いたします。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 前段者が事細かく反対の内容を述べましたが、私は簡単に1つ述べておきたいと思います。 いつも役場の職員の方というか、執行側、町の人が役所へ来て何かお願いすると、予算がない、予算がないと、必ずそのことを言うそうであります。今までの、ここの議会でのほかの問題の議論でも、来年度予算においてもかなり予算編成が大変厳しい、今後マイナスシーリング以上の大幅カットをせざるを得ない、こういうことも言っております。 また、施設の問題でも、今度、これからの議案にのってくるように施設の廃止、町民に対して泣いてくれということになると思います。それでいながら議員、特別職なり議員なりが当然値上げをするということは、たとえボーナスであってもこれはもう絶対町民の方は納得しないと思います。そういう意味で大反対いたします。 ○議長(角野由紀子君) ほかに討論のある人はいますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) これをもって討論を終了いたします。 これより議案第55号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(角野由紀子君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後12時01分 △再開 午後1時02分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。 次に、議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件について討論をお受けいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。 黙っていても4年に一度支払われる退職金については、その仕組みに踏み込むと言いながら、いまだ検討もされていません。特別職の場合、町長にその権限があります。時代、経済の動向を踏まえて、報酬等審議会を開いて、住民の意見を入れるべきだと思います。こういったことをなされてないまま議会に提出され、引き上げ、引き下げに関する議案が出ることに賛成できません。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 内容的には議案第55号と同じ考えでありますので、反対いたします。 ○議長(角野由紀子君) ほかに討論のある人はいますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を、起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(角野由紀子君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。 次に、議案第57号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件について、討論をお受けいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第57号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立少数〕
    ○議長(角野由紀子君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後1時05分 △再開 午後1時37分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案の撤回請求 ○議長(角野由紀子君) ただいま執行部より、議案第62号、議案第63号、議案第64号、議案第65号、議案第66号、議案第67号について撤回の請求が入っております。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後1時38分 △再開 午後4時00分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(角野由紀子君) 議会運営委員会の審議結果について報告を求めます。 小河原議会運営委員会委員長。     〔議会運営委員長 小河原 正君登壇〕 ◆議会運営委員長(小河原正君) 議会運営委員会の審議結果について報告します。 執行部から、議案第62号から議案第67号について、宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例が否決されたことに伴い、関連補正予算案に係る議案の撤回を請求するものとの理由から撤回の請求がありましたので、協議した結果、撤回について、追加日程第1として直ちに議題とすること、また、議案が追加提出された場合は、追加日程2から7として議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決を順次行うことを確認いたしました。 なお、提案理由の説明につきましては、従前の説明と違っている点等、簡潔に行っていただくことを確認いたしました。 以上であります。 ○議長(角野由紀子君) お諮りいたします。委員長報告のとおり、追加日程第1として議案の撤回について議題とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。 よって、追加日程第1として議案の撤回について議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第62号から議案第67号の撤回 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第1、議案の撤回についての件を議題といたします。 お諮りいたします。執行部からの議案の撤回請求書のとおり、議案第62号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第3号)について、議案第63号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第64号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第65号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議案第66号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第67号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてを撤回することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。 よって、執行部からの議案撤回書のとおり、議案第62号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第3号)について、議案第63号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第64号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第65号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議案第66号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第67号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、撤回することに決しました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後4時06分 △再開 午後4時07分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(角野由紀子君) ただいま、執行部から追加議案が提出されました。 審議については、先ほどの議会運営委員長からの報告のとおり、追加日程第2から追加日程第7として直ちに審議をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。 よって、追加議案について、追加日程第2から追加日程第7として直ちに審議することに決しました。--------------------------------------- △議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第2、議案第69号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第69号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 本議案は既定の予算額に歳入歳出それぞれ1億19万5,000円を追加いたしまして、予算の総額を95億6,640万8,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、事業実績に基づく国・県補助金給付金の増額のほか、東武動物公園駅西口整備に係る東武鉄道負担金額の確定などでございます。歳出につきましては、国民健康保険特別会計における保険給付見込みに合わせた繰出金の増額及び平成25年度の事業実績に伴います国・県補助金等の精算のほか、職員の給与改定等に伴う人件費の補正などを計上させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) 補足説明を求めます。 総務政策課長。     〔総務政策課長 折原正英君登壇〕 ◎総務政策課長(折原正英君) 議案第69号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、補足説明を申し上げます。 本日、ただいまお配りしました一般会計予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 歳入歳出予算の補正につきましては、第1条におきまして既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億19万5,000円を追加いたしまして、総額を95億6,640万8,000円と定めるものでございます。今回、変更させていただいた分のみの説明ということで、ご了解いただきたいと思います。 撤回前の予算と比較いたしまして、89万9,000円の減額となっております。内訳といたしまして、議員さん分に係る期末手当分55万4,000円、町長、副町長、教育長分期末手当分などで34万5,000円ということでございます。 事項別明細書、10ページをお開きいただきたいと思います。 17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、このたびの補正に伴う財源調整といたしまして、基金からの繰入額を89万9,000円減額させていただくものでございます。 次に、歳出でございます。14ページでございます。 1款議会費、1項議会費、1目議会費のうち、(3)議会運営事業につきまして、議会の議員の皆様方の期末手当55万4,000円分を削除させていただいております。 同じく、14ページ。 第2款総務費、1項総務管理費、一般管理人件費の中で、町長、副町長の特別職の期末手当23万7,000円を減額させていただいております。 続きまして、29ページでございます。 10款教育費、第1項教育総務費、2、事務局費ということで、教育事務局人件費といたしまして、教育長の期末手当などで10万8,000円の減額となっております。それに伴いまして、34ページ、35ページ、給与費明細書等において、それに伴う特別職等に係る数字を訂正させていただいております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 6番議員の丸藤でございます。 1点だけお尋ねします。要は、がんばる地域交付金の活用に関する質問1点なんですが、今回、この予算が、道路関係と東小学校の雨漏り、それと、すみません、前の議案書ですと26ページ、27ページに須賀地内農業用水路整備、こういうのがあります。これは、がんばる地域交付金の活用、これが受けられるからということなんだと思うんですけれども、まず、この交付金の活用はどういうふうなものに活用されるのか、1点お教えいただきたいのと、それから、これについては、じゃ、進修館の雨漏りもあります。これらについては活用できなかったのかどうか、その辺のことについて説明していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 がんばる地域交付金と申しますのは、いわゆる国において、アベノミクス効果が全国に波及が求められるという中で、景気回復が地方においては波及していないということで、財政力の弱い市町村が行う地域活性化に向けた事業に対して交付するという形になっております。 それで、今回平成25年度の国の補正予算に係る事業ということで、小中学校のエアコン2,276万円、動物公園西口整備5,490万円、中川流域の負担金51万3,000円、あと路面正常調査90万円、合わせまして7,907万3,000円ということで、国の補正予算を平成25年度、私のほうでいただいている関係の対象事業ですが、宮代町は極めて財政力が弱いということで、その7,907万3,000円の18%、いわゆる1,423万3,000円ということで、国から交付金をいただいているという形の対象事業に、今回、平成26年度の対象となる事業が、議員さんおっしゃられた須賀地区の水路改修441万2,000円、27ページにございますけれども、あと、町道100号線341万6,000円、そして東小学校の屋根の改修ということで640万5,000円ということで、あわせもって1,423万3,000円の国の補助をもらっていない町単の事業に対して、このがんばる地域交付金というのが交付されるというようなシステムになっております。 ですから、国の補助金をもらってないで町単でやらなくちゃならない事業について、財政力の弱い団体に応じて財政力指数、あと行革努力、職員の人件費等があれですけれども、それに関して国のほうで加算したものの率が、宮代町は18%ということでございまして、例えば、白岡ですと財政力があるということで11.3%、杉戸がやはりあるということで13.6%、松伏がやはり宮代と同じようということで17.9%ということで、例えば秩父のほうですと37.3%と、東秩父村ですけれども、そういった財政力の弱い団体に特に重点配分して町の単独事業等について交付金を出しますというような形で出すようなシステムというようなことでございます。 2点目として、進修館の雨漏りでございますが、進修館の雨漏り等については、既にその後のことということで、対象事業という中では、先ほど申し上げた3つの事業というようなことで限定をされて申請をさせていただいているものですから、その後に雨漏り等の確認がされたということでございますので、今回についてはその分については申請していないということでございますので。それ以上に申請しますと過充当というか、申請できない形になってしまいますので、そういう点でご理解いただければと思います。 以上でございます。     〔「わかりました」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 休憩いたします。 △休憩 午後4時20分 △再開 午後4時23分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第69号 平成26年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第3、議案第70号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第70号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入、歳出それぞれ1億226万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を43億331万9,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、国庫支出金及び医療給付費等交付金並びに一般会計繰入金を増額させていただくものでございます。歳出につきましては、職員の給与改定等に伴う給与費及び保険給付費を増額させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第70号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第4、議案第71号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第71号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入、歳出それぞれ10万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を25億4,887万1,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、歳入につきましては、人件費及び国庫補助金の返還に伴う一般会計繰入金を増額させていただくものでございます。歳出につきましては、職員の給与改定に伴う人件費並びに電算システム改修に係る国庫補助金の返還を増額させていただくものでございます。 また、債務負担行為につきましては、年度早々の契約が必要なことから、高齢者等介護用品支給事業ほか4事業の追加をさせていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第71号 平成26年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第5、議案第72号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第72号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入、歳出それぞれ235万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を3億8,582万9,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、一般会計繰入金を増額させていただくものでございます。歳出につきましては、職員の給料改定に伴う給与費及び埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金を増額させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第72号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第6、議案第73号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第73号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入、歳出それぞれ17万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を8億8,514万8,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の給料改定等に伴う人件費を増額させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第73号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第7、議案第74号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第74号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入、歳出それぞれ10万6,000円を追加いたしまして、予算の総額を5,870万9,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の給料改定等に伴う人件費の増額及び債務負担行為の追加補正といたしまして、年度早々の契約が必要なことから、農業集落排水処理施設汚泥運搬業務委託を追加させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第74号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第68号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第13、議案第68号 平成26年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第68号 平成26年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(角野由紀子君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後4時39分...