宮代町議会 > 2012-03-01 >
03月01日-02号

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  1. 宮代町議会 2012-03-01
    03月01日-02号


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    平成24年  3月 定例会(第2回)          平成24年第2回宮代町議会定例会 第2日議事日程(第2号)                 平成24年3月1日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     町長あいさつ日程第2 平成24年度町政施政方針について     ●議案の上程、提案理由の説明日程第3 議案第1号 宮代町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例について日程第4 議案第2号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第3号 宮代町税条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第4号 宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第5号 宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第6号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第7号 宮代町介護保険条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第8号 宮代町新しい村条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第9号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて日程第12 議案第10号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について日程第13 議案第11号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について日程第14 議案第12号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)について日程第15 議案第13号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について日程第16 議案第14号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について日程第17 議案第15号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について日程第18 議案第16号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)について日程第19 議案第17号 平成24年度宮代町一般会計予算について      閉議出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   加納好子君   3番   榎本和男君       4番   石井眞一君   5番   丸藤栄一君       6番   山下秋夫君   7番   角野由紀子君      8番   関 弘秀君   9番   飯山直一君      10番   合川泰治君  11番   島村 勉君      12番   伊草弘之君  13番   田島正徳君      14番   中野松夫君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      庄司博光君   副町長     真砂和敏君  総務政策課長  折原正英君   町民生活課長  吉岡勇一郎君  福祉課長    織原 弘君   保険健康課長  岡村和男君  産業観光課長  新井康之君   まちづくり建設課長                          田沼繁雄君  教育推進課長(教育長職務代理者) 会計管理者   渋谷龍弘君          篠原敏雄君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  鈴木 博    書記      青木 豊  書記      根岸敏美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(中野松夫君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(中野松夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(中野松夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、1番、小河原正議員、2番、加納好子議員を指名いたします。--------------------------------------- △町長あいさつ ○議長(中野松夫君) ここで、町長のあいさつをお願いします。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 皆様おはようございます。 平成24年第2回宮代町議会定例会の議案審議に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会におきましては、平成24年度当初予算案7件、平成23年度補正予算案7件、条例の制定及び改正が8件、人事案件が1件、合わせまして23件のご審議をお願い申し上げるものでございます。 諸議案の内容につきましては、後ほどご説明させていただきたいと存じますが、何とぞよろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △平成24年度町政施政方針について ○議長(中野松夫君) 日程第2、平成24年度町政施政方針についての件を行います。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 本定例会におきましては、平成24年度当初予算案を初め、町政の重要案件をご審議いただくわけでございますが、開会に当たり、当面の町政の諸問題と予算案の概要についてご説明申し上げ、議員の皆様、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 昨年、この場で施政方針をご説明してから1年、そのわずかの間に内外ともに大きな変化がありました。その一つが言うまでもなく3月11日の東日本大震災です。私たち日本人が受けた衝撃は大変大きなものでございました。私たちは避けることのできない自然災害と常に向き合い、それをコントロールすることができないという事実を突きつけられました。 その一方で、被災地支援が多くのボランティアや民間団体の手で行われたという事実に、人と人とのつながり、結びつきがどれほど大事なことであるか改めて教えられました。私は、「厚み」のある社会、形式的に決められた人や組織が表面的に何かをするのではなく、社会の中のさまざまな人や組織が、それぞれの思いや役割を持って地域社会をよくしていこうという意思を持った、「厚み」のある社会の必要性を痛感しております。 行政がその中の重要なセクターであることに違いはありませんが、市民、民間組織、企業、それぞれも大きな役割を果たしている、なくてはならない存在であると思います。だれかが、だれかに一方的に従うといったことではなく、それぞれの主体が得意とする分野で活躍し、ときにはそれぞれが連帯することで力強い宮代町をつくり上げることができます。 人口減少、高齢化社会に伴うさまざまな課題、これらを解決するための町としての戦略については、既にこの場でも何度かお話させていただきました。 また、昨年議会において将来都市像を「みどり輝くコンパクトシティ」とした町の10年計画である第4次宮代町総合計画策定のご議決をいただいた際、ご説明させていただいたところですが、再度総合計画を各構想に沿ってご説明申し上げます。 まず、構想1、人、活動、地域をつなげるという戦略です。 福祉に限らず、子育て、そして防災などの分野においても一人一人の顔が見え、つながりを実感できる社会であることが多くの人に安心感、充実感を与えます。日々の生活の基盤である地域コミュニティ、そして町全体に広がるさまざまな活動のネットワーク、この2つが相互に作用することで大きな力を発揮していこうというものです。 次が、構想2、交流人口をふやす。そして、構想3、定住人口をふやすという戦略です。 宮代町が東京から40キロ圏に位置し、3つの駅とコンパクトにまとまった市街地を有し、それを水田、用水路、屋敷林などにより形成された「農」の資源が取り囲んでいること。日本工業大学、東武動物公園などの資源に恵まれていること、これが宮代町の特徴であり、これらを効果的に生かし、結びつけることにより、魅力を高め、交流人口を定住人口につなげていきます。 構想4。産業を結び、生かし、広げるという戦略は「農」のあるまちづくりの全面展開を目標とした、今までよりも一歩踏み込んだ農家支援、農業支援を行うとともに、農業、商工業、サービス業といった、いままでの分類にとらわれない新しい価値を複合的につくり、産業振興を進めていこうというものです。 そして、構想5。公共施設の機能と役割の再編は、自立した経営のための公共改革プログラムを引き継ぐ戦略です。経営的な視点に立った骨太な改革を引き続き進めていきます。今、真に必要なものは何かを的確に見極め、事業を精査して行く必要があります。その上で、将来を見据えた的確な投資をしなければなりません。必要な事業に必要な予算を投資するためには、今までと同じという発想では持続的な経営は成り立っていきません。 特に、公共施設については、専門家から構成する公共施設マネジメント会議による検証の結果を踏まえ、中長期的な視点に立った作業を進めていきます。 今、ご説明申し上げました第4次総合計画については、10年間の最初の5年間の事業を前期実行計画として、個々の事業ごとにいつ、だれが、何を、どれだけするのかという詳細な工程表を示しています。第4次総合計画に基づいた事業については、既にお示しした年次計画に従い、着実に作業を進めていきます。 冒頭でもご説明しましたが、どんなに制度を構築し整備を進めても、この町に住む同士が助け合い、共同作業を行い、一つ一つの課題を克服し、解決していく。子供からお年寄りまで、男性も女性もみんなで町をつくっていこうという機運がなければ、活気に満ちあふれた社会をつくることはできません。もちろん、自治体の長としてその時々に大きな経営判断をさせていただきますが、行政が一方的に何かを行うだけでは社会の中に厚みは生まれてきません。 こうした考えに基づき、前期実行計画では、ほとんどの事業において、行政と市民、民間組織などの連携により作業を進めていくための5年間の工程表を策定しています。私は、まちづくりの多くの分野で行政と市民、民間団体が相互に連携して協働作業を進めていく必要があると考えております。 さて、我が国の経済状況を見ると、震災による大きな痛手を受けただけでなく、グローバル経済の影響を大きく受けています。タイにおける洪水被害、ギリシャ危機に端を発した円高により、輸出企業の多くが赤字決算になっています。 また、社会保障費の増加傾向には歯止めがかからず、国家財政に目を転じても平成24年度の国の一般会計予算の歳入は税収を上回る国債発行によって賄われており、財政運営上健全な状況とはいえません。 こうした中、国においては税と社会保障の一体改革を実現していくための議論がスタートしています。宮代町においても、これら国における改革は特に社会保障や地方交付税、一括交付金など、今後の町の財政運営に大きな影響を及ぼすものであり、その動向を注視しているところでありますが、国の状況に一喜一憂していても宮代町の現実は前には進みません。みずからの意思で、前に進む必要があります。こうした考えに基づき、編成作業を進めた平成24年度予算は、第4次総合計画前期実行計画に位置づけられた事業を重点的に進める、今を乗り越え、あすを描くための予算となっています。 次に、本定例会に提案しております平成24年度予算の概要をご説明いたします。 まず、歳入について申し上げます。 町の基幹的な収入である町税については、個人町民税は生産年齢の年齢人口の減少はあるものの、年少者扶養控除の廃止により1,000万円強の微減にとどまっていますが、固定資産税については、評価替えなどにより6,000万円弱の減となっており、都市計画税についても600万円弱の減と見込んでいます。 一方、たばこ税、法人税などでは増収を見込んでおり、この結果町税全体では3,700万円強の減収となっています。 地方交付税については、国が進める地域主権の第一歩として、地方がニーズに応じて自由に使える財源を確保するという趣旨により、国全体での総額は増額されています。 しかし、地方交付税の不足分を国と地方で折半する臨時財政対策債については、減額を見込んでいます。 このため、宮代町にあっては実質的な地方交付税額、つまり地方交付税と臨時財政対策債の合算額は前年並みとなっています。 なお、国においては、地方財政計画上、総額13兆6,000億円強の財源不足が生じており、交付税の不足分についても、国債の発行や償還の繰り延べなどで賄っているのが実態であり、今後については予断を許さない状況にあります。 次に、歳出について申し上げます。 平成24年度予算については、引き続き社会保障関連の経費が伸びを示しています。 特に、一般会計から介護保険特別会計への繰出金が5,200万円の増、後期高齢者医療への負担金が5,000万円の増となっています。国民健康保険特別会計においては、法定外の繰り出しが引き続き高水準を示しており、中期的な人口減少、高齢化を見据えれば、今後も引き続き制度のあり方を検討していかざるを得ない状況が続いています。 職員人件費については、給与改定等により1,100万円強の減になっています。 普通建設事業費については、2億9,200万円の増額となっていますが、国・県の補助金を確保することに努めています。 また、都市計画事業については、都市計画税1億3,000万円強を全額充当しています。 この結果、平成24年度予算においては、収支の均衡を図るための財政調整基金の繰入額は3億4,700万円強となっています。この額は、昨年度と比べて8,600万円の増額となっています。 先ほど申し上げました介護保険特別会計への繰出金、後期高齢者医療への負担金があわせて1億200万円強の増となっていることがその大きな要因です。 それでは、平成24年度予算概要を申し上げます。 一般会計、特別会計、水道事業会計を合わせました総額は178億2,396万2,000円で、前年度との比較では、金額で9億8,532万6,000円、率にして5.9%の増となっています。 一般会計については、90億4,750万円で、前年度との比較では、金額で3,070万円、率にして0.3%の増となっています。 特別会計については、75億7,507万1,000円で、前年度との比較では、9億1,689万1,000円、率にして13.8%の大幅増となっています。 水道事業会計については、12億139万1,000円で、前年度との比較では、金額で3,773万5,000円、率にして3.2%の増となっています。 次に、平成24年度予算の主要事業、すなわち第4次総合計画の前期実行計画事業を中心にご説明申し上げます。 まず構想1、人、活動、地域をつなげるに基づいた事業です。 上手に使おう集会所事業については、コミュニティハウス認証制度として、地域の皆さんによる集会所の利活用を後押しする支援策を構築することで、集会所を基盤とする他の実行計画事業がスムーズに動き出すための土台づくりを進めます。 防災コミュニティ促進事業については、地域集会所を地域の防災拠点として位置づけ、消防団や地区防災組織との一体的な連携を図っていくことを目的として、平成24年度には2つのモデル地区を選定し、実践、検証を進めます。一方、災害に備えて万全の備えを行うために、飲料水兼用耐震性貯水槽の改修工事を行います。 地域単位での介護予防教室を支援する介護予防・健康づくり活動支援事業については、平成24年度に2つのモデル地区を選考し、リーダー養成など試行的な実施を開始します。 地域に住む皆さんが地域にある集会所などを使ってサロンのように、気軽に集える場を地域の皆さんが運営する地域交流サロン支援事業については、平成25年度からの開始に向けた支援体制を整えます。 地域敬老会支援事業については、健康の全町実施の敬老会を見直し、平成25年度からの地域単位での開催に移行するための準備を進めます。 市民、活動、地域資源の縁結び事業については、市民活動スペース市民活動サポートセンターと改称し、平成24年度からNPO法人による指定管理者制度に移行します。 ふるさと納税制度市民活動カルテを活用した市民が支える市民活動団体への支援の仕組みづくりを進めます。 なお、庁舎に近接するスキップ広場については、多くの団体に利用してもらうことを目指した自由度のある貸出方式に移行します。ここを拠点にさまざまな活動を結びつけ、将来的には市民活動だけでなく、起業、創業につながる活動を生み出していきます。 便利バスが走る事業については、地域の拠点である集会所や公民館、コンビニなどを停留所とした人や活動、地域をつなぐ移動手段として町内循環バスを平成26年度からリニューアルするために、日本工業大学と連携し、アンケート、市民ワークショップ等の実施により運行コースの見直しを進めます。 「市民大学みやしろ」開設事業については、まちづくり活動に必要な知識や技術を学ぶ場を市民みずからが企画、運営し、提供していくための運営組織づくりを進め、平成25年度からの開校を目指します。 次に、構想2、交流人口をふやす。構想3、定住人口をふやすに基づいた事業です。 子育てちょっと・ほっと・ひと息事業については、平成26年度からの空き店舗や店舗のあきスぺースを活用しただれでも気軽に集える子育てカフェの開設。子育てブログ、ファミリーサポート事業の運営を見据えた市民組織づくりを進めます。 市民の活動をつなぐインターネット放送局開局事業についても、平成25年度からの市民による開局を目指した組織づくりを進めます。 宮代型観光推進事業については、大学生による産業観光ビジネスチャレンジ事業として商店街の空き店舗を利用して日本工業大学ビジネスプランコンテストの成果や、若者ならではのアイデアを発信し、商店街や観光の活性化につなげます。 市民運営型の観光協会設立事業については、市民が主役となった観光事業の展開を目指して、地域資源調査、マップづくりを行います。 また、宮代御当地検定の企画を進め、平成27年度までに町の観光事業を担う市民組織をつくります。 宮代の魅力推進事業については、里山娯楽体験事業として、宮代の自然や「農」の景観を五感で感じる体験事業を行い、町外からの参加者を募り、宮代ファンをふやしていきます。 ふるさと納税制度による寄附を利用して、桜並木沿いにベンチの設置も行います。宮代大好きマップも作成します。 宮代ファーマーズタウン推進事業では、市民を対象とした農業講座を開催するとともに、「農」町フェスタを開催し、「農」を楽しむ生活スタイルの提案を町内外に発信していきます。 宮代定住促進作戦については、宮代町を知らない人にも「宮代町はこんな町」を伝えるウエブサイトの運用を開始します。同時に、宅地建物取引業協会ともタイアップして、町内の住宅情報を提供し、また、転入希望者相談定住希望者ツアーを開催します。宮代町での生活スタイル情報も提供し、交流人口を定住人口につなげ、ジュニア世代のUターンも支援します。 都市計画事業については、道仏土地区画整理事業地内の道路、公園、上下水道工事を行い、組合による第3期の保留地売却が行われます。 また、宮代通り線については、平成24年度内に、姫宮地内の都市計画道路春日部久喜線に接続します。 東武動物公園駅西口周辺整備事業では、UR都市機構による土地区画整理事業の推進にあわせ、町施行による道路の調査設計や用地買収を進め、平成27年度までの完成を目指します。 東武動物公園駅東口周辺整備事業では、個別意向調査に基づく、想定換地の作成等を行い、事業の合意形成を図ります。 和戸駅、姫宮駅周辺整理事業については、和戸駅周辺地区において、土地区画整理を前提とした住民意向調査を行い、事業の実現に向けての調査研究を始めます。 3つ目は、構想4。産業を結び、生かし、広げるに基づいた事業です。 地産地消食堂開店支援事業については、宮代産食材を素材とした料理コンテストを行い、応募者やその後の食の講座などの参加者を中心に、企業に向けたメニュー研究を支援し、平成26年度には町民による空き店舗を利用した地産地消食堂の開店を支援します。 障がい者の雇用創出事業では、雇用創出に向け実施可能事業所の選定を行うとともに、事業開始における初期投資費用の調達をスムーズにするための、スタートアップ助成制度の創設を行います。 宮代町農業の独自化推進事業については、農産物の生産、加工、販売の一体化を進め、多様な担い手を確保し、参入を促すための基本的な戦略を平成24年度内に構築します。 あすの農業担い手支援事業では、新規就農里親制度を核として、新規就農者を確保、育成し、高付加価値農業生産体制の構築を支援していきます。 宮代町農業生産基盤整備推進事業では、地域における中核的な農家を支援し、また小規模な農地基盤整備の取り組みを実施し、同時に集落営農に向けた調査研究を行い、推進計画を策定します。 最後に、構想5。公共施設の機能と役割の再編に基づいた事業です。 公共施設再編第1期計画については、公共施設マネジメント計画において、施設の機能を転換するとした施設のうち、いきがい活動センターについて、民間企業からの提案をオープンコンペ方式により募集し、今までと違う機能による施設運営を検討します。 以上が町政運営に当たっての基本方針並びに新年度予算の概要です。 私たちは、高齢化、人口減少、それに伴う経済の縮小、グローバル化など、今までの価値観では対応できない壁の前に立っています。そして、この町に住むみんなでこの壁を越え、その先の新しい場所へ、ともに歩みを始めなければなりません。私は相反する意見があった場合は、対立ではなく対話でともに課題を乗り越えていきたいと考えています。 過去について分析することは大切なことですが、そのことに多くの時間を使うよりも、未来への目標を明確にし、強い意思と具体的な行動でこの町に住むみんなが道を切り開いていくことに労力をかけるべきであると信じます。私は、このような考え方に立って町政運営を進めていきたいと考えています。どうか、議員の皆様を初め、町民の皆様方のご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、施政方針とさせていただきます。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第3、議案第1号 宮代町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第1号 宮代町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、消防広域化に伴い、平成24年4月1日から久喜地区消防組合の共同処理する消防団に関する事務が久喜市及び宮代町に移管されるため、宮代町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉岡勇一郎君) 議案第1号 宮代町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例について、補足して説明申し上げます。 消防団事務が平成24年4月1日から町に移管されるため、昨年12月議会において、消防団条例、消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例など、ご議決いただいたところでございます。本条例も消防団事務を町が執行していく上で必要な関係例規としてあわせて整備をさせていただくものでございます。 なお、条例の内容につきましては、基本的に現行の久喜地区消防組合の条例に準じたものとなっております。 まず、賞じゅつ金についてご説明をさせていただきます。賞じゅつ金とは、災害に際し、危険な状況下であるにもかかわらず、身の危険を顧みず敢然と職務を遂行して障がいを受け、そのために死亡し、または障害の状態となった消防職員、消防団員などに対して、その功労をたたえ、その労に報いるとともに、本人や家族の精神的苦痛を見舞い、あわせて事後の生活の安定を図り、もって消防職員や消防団員等が後顧の憂いなく、その職務を遂行できるような制度として支給されるものでございます。 賞じゅつの「じゅつ」というものは、漢字ではりっしんべん(りっしんべん)に血(恤)と書き、慰める、見舞う等の意味がございます。賞じゅつ金はいわば、報償金プラス見舞金という性格を持つものでございます。したがいまして、賞じゅつ金は公務により死亡した者に支給される公務災害補償とは性格を異にするもので、公務災害補償よりその対象者の範囲は狭く、また公務災害補償の支給要件に該当し、かつ賞じゅつ金授与の要件にも該当する場合には、重複して支給されるものでございます。 また、賞じゅつ金制度が行われてきた経緯につきましては、昭和28年に市町村において賞じゅつ金が支給できるよう、各都道府県知事あて国家消防本部通達により市町村消防賞じゅつ金条例準則が制定され、同条例を制定するように指導が行われ、以来、市町村においてこれに準拠して条例を制定し、賞じゅつ金が支給されてきたものでございます。 それでは、議案書の2ページをお願いいたします。 第1条でございますが、消防団員に賞じゅつ金、または殉職者特別賞じゅつ金を授与するという目的を定めております。 第2条は、消防団員が消防業務に従事するに当たって一身の危険を顧みることなく、その職務を遂行し、そのために死亡し、または障がいの状態になった場合に、賞じゅつ金を授与することができると要件を定めております。 第3条は、賞じゅつ金の種類と金額を定めております。賞じゅつ金の種類は、殉職者賞じゅつ金と障がい者賞じゅつ金の2種類でございます。 金額につきましては、殉職者賞じゅつ金は490万円以上2,520万円以下で、功労の程度に応じ町長が定める額となっております。 障がい者賞じゅつ金は、190万以上2,060万円以下で、3ページの別表に定める障がい等級の区分ごとに功労の程度に応じ町長が定める額となっております。 種類及び金額につきましては、国が消防表彰規定に定める賞じゅつ金の額に準じておりまして、現在の久喜地区消防組合久喜地区消防組合消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の金額と同額でございます。 第4条は、消防団員が災害に際し、命を受け、特に生命の危険が予想される現場へ出動し、生命の危険を顧みることなく、その職務を遂行し、そのために死亡し、その功労が特に抜群と認められる場合には、3,000万円の殉職者特別賞じゅつ金を授与することができ、殉職者特別賞じゅつ金を授与した場合には、第2条の賞じゅつ金は授与しないことを定めております。 金額につきましては、こちらも国が消防表彰規定に定める殉職者特別賞じゅつ金の額に準じておりまして、現在の久喜地区消防組合久喜地区消防組合消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の金額と同額でございます。 第5条は、殉職者賞じゅつ金、または殉職者特別賞じゅつ金を授与する遺族の範囲及び授与される順位について定めております。 第6条は、賞じゅつ金または殉職者特別賞じゅつ金の授与に関し必要な事項を審査する宮代町消防賞じゅつ金等審査委員会の設置規定でございます。 7条は宮代町消防賞じゅつ金等審査委員会の所掌事務を定めてございます。 8条は委員構成と委員の任期を定めてございます。委員構成は、副町長、消防所長、消防団長、その他町長が必要と認めたもので、任期は審査が終了するまででございます。 なお、委員構成につきましては、近隣市町の例を参考に定めております。 9条は委員会の委員長について定めております。 第10条は、委員会の会議の招集、進行に当たっての諸規定を定めてございます。 第11条は、委員長及び委員は、自己または親族における賞じゅつ金または殉職者特別賞じゅつ金に関する審査に参与できない旨規定するもので、委員長及び委員の除斥規定でございます。 第12条は、委員会の庶務を定めるもので、委員会の庶務は町民生活課において処理するものでございます。 第13条は、この条例に関し、必要な事項は規則で定める旨の委任規定でございます。 附則において、同条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。 以上でございますが、町では消防団事務が町に移管されることにより、さらに地域に密着した消防行政を推進し、安全で住みやすいまちづくりを進めてまいりたいと存じますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。---------------------------------------
    △議案第2号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第4、議案第2号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第2号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る限度額を引き上げさせていただくため、宮代町国民健康保険税条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第2号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、補足してご説明申し上げます。 今回の条例改正につきましては、国民健康保険税における基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額並びに介護納付金課税額にかかわる限度額につきまして改正をさせていただくものでございます。 国民健康保険税の賦課限度額につきましては、地方税法の施行令に規定されておりますが、平成23年3月30日に当該施行令の一部改正が行われ、基礎課税額の限度額につきましては、1万円の引き上げ、後期高齢者支援金等課税額の限度額につきましても1万円の引き上げ、また介護納付金課税額につきましては、2万円の引き上げ改正が行われたところでございます。 町といたしましては、こうした政令の改正を受けまして、また国保財政の現状等を勘案いたしました結果、所得の高い方に相応のご負担をお願いするという観点から、今回課税限度額の改正をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、新旧対照表の1ページをごらんいただきたいと存じます。 第2条でございますが、国民健康保険税の課税額及び課税限度額に関する規定でございます。 第2項につきましては、国保税の基礎課税額、いわゆる医療分について規定しておりますが、ただし書きに規定しております課税限度額を「50万円」から「51万円」に改正するものでございます。 第3項につきましては、後期高齢者支援金等課税額に関する規定でございますが、ただし書きに部分の課税限度額を「13万円」から「14万円」に改正をするものでございます。 第4項につきましては、介護納付金課税額に関する規定でございますが、ただし書き部分の課税限度額を「10万円」から「12万円」に改正をさせていただくものでございます。 次に、第23条でございますが、こちらは低所得者対策としての国民健康保険税の減額規定で、いわゆる7割、5割、2割軽減について規定した条文でございます。 新旧対照表の2ページをごらんいただきたいと思いますが、それぞれ括弧書きの部分につきましては、保険税を減税してもなお限度額を超えてしまう場合の取り扱いを規定しておりますが、先ほどの第2条と同様、それぞれ限度額を改正させていただくものでございます。 恐れ入りますが、議案書の6ページをごらんいただきたいと思います。 附則でございますが、まず施行日につきましては、平成24年4月1日からとさせていただくものでございます。 また、経過措置といたしまして、改正後の限度額につきましては、平成24年度分から適用させていただき、平成23年度分までにつきましては、従前の限度額となるものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第3号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第5、議案第3号 宮代町税条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第3号 宮代町税条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律など、地方税法の改正を含む法律が平成23年12月に交付されたことに伴い、宮代町税条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉岡勇一郎君) 議案第3号 宮代町税条例の一部を改正する条例について、補足説明申し上げます。 本議案につきましては、昨年12月の国会において東日本大震災に係る復興増税、復興支援及び23年度税制改正による地方税法を改正する3つの法律が可決、成立したことに伴い、税条例の一部を改正する必要が生じましたことから、本条例案を提出するものでございます。 恐れ入りますが、新旧対照表の3ページをお願いいたします。議案書では8ページでございます。 まず、第54条の改正規定につきましては、家屋の附帯設備の規定でございますが、地方税法施行規則において、条例番号が繰り上がったことによる文言の整理でございます。 次に、3ページから4ページにまたがりますが、第95条及び附則第16条の2の改正規定でございます。こちらは、年度改正法に伴う改正でございます。23年度の税制改正案による法人実効税率の5%引き上げにより、都道府県及び市町村の法人住民税の減収と法人住民税が減収となる一方で、都道府県の法人事業税は課税ベースの拡大により増収となります。都道府県に増収、市町村に減収が生ずるというようなことになります。この法人関係税の増収、減収を調整するため、都道府県のたばこ税の一部を市町村たばこ税に移譲するものでございます。移譲額は、1,000本当たり旧3級品以外のたばこ税で644円、3級品では305円となります。こちらの規定につきましては、平成25年4月1日から適用するものとしております。 次に、3ページに戻りますが、附則第9条を削除する規定でございます。年度改正法に伴い、退職所得に係る個人住民税の10%減税控除を廃止するものでございます。退職所得に係る住民税額の10%を税額控除する仕組みにつきましては、昭和42年度に導入され、導入から40年以上経過していること、過去10年間はほぼゼロ金利であることなどの理由により、税制改正大綱において存続廃止と判断されたところでございます。平成25年1月1日以降に支払われるべき退職所得から適用されることとなるものでございます。 次に、4ページの附則第22条の改正規定でございます。復興支援法により災害関連支出の対象期間が延長されたことに伴い、東日本大震災に係る雑損控除額等の特例を規定する文言の定義を整備するものでございます。災害関連支出の対象期間は1年以内のものから、やむを得ない場合は1年を超え、3年以内のものが追加されることに伴い、現行の特例損出金額の定義の範囲が広くなるため、改正後は損出対象金額と新たに定義し、関係する文言を整備するものでございます。 次に、5ページの左下の部分でございます。 附則第25条を追加する規定でございます。復興増税法の制定に伴い、平成23年度から平成27年度までの間において実施する施策のうち、全国的かつ緊急に地方公共団体が実施する必要のある防災のための施策の財源を確保するため、時限的な措置として個人町民税の均等割の標準税率を500円引き上げる特例でございます。現行の町県民税均等割の税額は町民税3,000円、県民税1,000円、合わせて4,000円でございますが、町と県それぞれ500円ずつ引き上げ、5,000円とするものでございます。 特例の期間につきましては、平成26年度から平成35年度までの10年間となるものでございます。 以上でございますが、よろしくご審議賜りたくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで休憩します。 △休憩 午前10時51分 △再開 午前11時05分 ○議長(中野松夫君) 再開します。--------------------------------------- △議案第4号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第6、議案第4号 宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第4号 宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、児童福祉法の一部改正等に伴い、宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(織原弘君) それでは、議案第4号 宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をさせていただきます。 本議案につきましては、児童福祉法の改正等が行われたことに伴い、文言等の整理を行う必要がありますことから本条例の一部改正を行うものでございます。 それでは、議案書の9ページ、新旧対照表の6ページをごらんいただきたいと思います。 最初に、第2条の定義につきましては、医療費に要する費用の重複支出を避けるため、文言の整理を行ったものでございます。 次に、第3条の対象者につきましては、児童福祉法の中で新たに条が加わりましたことから、引用条名を改めるものでございます。なお、内容の変更はございません。 次に、第8条の支給金の返還につきましては、過払いがあったときの返還について明文化したものでございます。 また、第9条の権利の譲渡の禁止につきましては、権利の譲渡の禁止事項を明確にするために、新たに規定したものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成24年4月1日とさせていただくものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第5号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第7、議案第5号 宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第5号 宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、児童福祉法及び障害者自立支援法の一部改正に伴い、宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(織原弘君) それでは、議案第5号 宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をさせていただきます。 本議案につきましては、児童福祉法及び障害者自立支援法の改正が行われたことに伴い、条文の文言整理を行うものでございます。 それでは、議案書の11ページ、新旧対照表の8ページをごらんいただきたいと思います。 今回の改正につきましては大きくは2点ございまして、1つには現在施行されております身障害者自立支援法施行前の支援費制度に基づくサービスを行っている施設が、障害者自立支援法に基づくサービス移行期間である本年3月31日をもって終了するための改正で、もう一点は、平成25年8月に施行が予定されております(仮称)障害者総合福祉法施行までのつなぎ法として整備された法律により福祉関連法の改正により条例改正が必要となるものでございます。 最初に、第3条第1項第1号のイ及び同項第3号につきましては、旧法の指定施設の障害者自立支援法対象施設への移行期間終了による条分の整備でございます。 次に、第3条第1項第1号のカ及び同項第7号につきましては、児童福祉法及び障害者自立支援法の改正により障がい児施設入所者に対する住所地の特例扱いの変更でございます。 具体的には、障がい者施設に通・入所をしている方への支援について、対象者が18歳未満の場合は、保護者の住所がある市町村が援護者となっており、これは改正後も変更はございませんが、対象者が18歳以上の場合については、これまで施設に入・通所する本人の住所があった市町村が援護者となっておりましたが、4月1日以降は対象者が18歳の誕生日を迎える1日前までさかのぼって、その方の保護者の住所があった市町村が援護者となるものでございます。 次に、第3条第2項第3号につきましては、児童福祉法の中に新たな条が加わりましたことから、その引用条文が変わったため、条名を改めるもので、取り扱い内容が変更となるものではございません。 なお、施行期日につきましては、平成24年4月1日とさせていただくものでございますが、経過措置として既に受給者証を受けている者について、施設を退所するまでの間、対象者として扱うこととしているものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第6号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第8、議案第6号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第6号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、児童福祉法の一部改正に伴いまして、文言整理の必要が生じましたことから、宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第7号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第9、議案第7号 宮代町介護保険条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第7号 宮代町介護保険条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成24年度から平成26年度までの第5期介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者の介護保険料を改定させていただくとともに、所要の特例措置を行うため宮代町介護保険条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第7号 宮代町介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書とあわせまして条例関係の新旧対照表、それから別冊として配付させていただきました議案第7号の参考資料をご用意いただきたいと存じます。 今回の条例改正につきましては、介護保険法に定められた3年ごとの介護保険料の設定及び介護保険法施行令の改正に伴いまして、介護保険料の第4段階の特例措置を継続させていただくための改正でございます。 説明に当たりましては、初めに参考資料をもとに、今回の保険料設定に至った根拠等についてご説明申し上げ、次に条例の改正内容についてご説明させていただきたいと思います。 それではまず、議案第7号の参考資料、第1号被保険者の介護保険料についてをご用意いただきたいと思います。 ご案内のとおり、介護保険料につきましては、向こう3年間の介護保険財政の均衡が図られるように設定しなければならないことになっております。したがいまして、保険料の設定に当たりましては、今後介護保険サービスの利用状況等がどのように推移していくかを予測し、平成24年度から26年度までの介護保険事業の給付総額を適正に推計することが必要となってまいります。 参考資料の1ページをごらんいただきたいと思います。 まず、町の将来推計ということで、1の人口推計の表の中の高齢者人口の欄をごらんいただきたいと思いますが、65歳以上の高齢者は毎年400人を超える状況で増加が続いていくものと見込んでおりまして、3年後の平成26年には9,374人、高齢化率は28.6%と予測をしております。 次に、2の要介護認定者の推計でございますが、要介護認定者数につきましても高齢者人口に比例する形で大きく増加していくものと思われます。 表にございますように、平成26年度には現在より200人以上多い1,422人を見込んでおります。 2ページをお願いいたします。 2ページからが介護保険にかかわるサービス料と給付費の推計でございます。 2ページが要支援1と2の方の居宅での介護予防サービスの利用者数を過去の利用実績等をもとに推計したものでございますが、各種サービスの利用推計では、介護予防の通所介護で一定の増加を見込んでおりますが、その他のサービスについてはおおむね横ばい傾向をたどるものと思われます。 なお、要支援の認定者数の増加に伴い、地域包括支援センターによる介護予防の支援業務も増加を見込んでおります。 3ページは要介護1から5の方の居宅サービスの利用者数でございますが、これまでの実績等から推計しますと、特に訪問介護や通所介護が大きく増加していくものと思われます。 また、要介護認定者の増加に伴い、居宅介護支援ということでケアマネジャーによるケアプランの作成業務も大幅に増加するものと予測をしております。 4ページをお願いいたします。 (3)の地域密着型サービスの利用者推計でございますが、こちらにつきましてもこれまでの実績等に基づき、推計をしております。 なお、表の一番上の行にあります定期巡回随時対応型訪問介護・看護につきましては、介護保険法の改正により新たに設けられたサービスでございます。日中、夜間を通じて訪問介護と訪問看護を一体的に提供する、いわゆる24時間対応の新たなサービスですが、今回の計画では3名程度の利用があるものと見込んでおります。 次に、(4)施設サービスの利用者推計でございますが、町ではこれまでに特別養護老人ホームや介護老人保健施設の充実に努めてまいりましたことから、平成24年度から向こう3年間の間では新たな施設誘致は計画上見込んではおりません。 しかしながら、近隣の幸手市及び杉戸町にそれぞれ特別養護老人ホームの開設が予定されておりますことから、その施設等への入所をある程度見込んで施設利用者の利用者数を推計しております。 5ページからが介護給付費関係の推計となっております。 これまで推計してきました利用者の見込数をもとに、国から提供されましたワークシートにより事業費を算出しております。 5ページについては、介護予防関係の事業費をまとめたもので、内訳といたしまして介護予防サービス、介護予防支援、地域密着型介護予防サービスの費用推計となっております。 6ページをお願いいたします。 こちらの(6)が介護サービス関係の事業費になりますが、7ページにかけまして居宅サービス、居宅介護支援、地域密着型サービス、それから7ページの介護保険施設サービスの費用を推計したものでございます。 そして、7ページの中段にございます(7)の表が介護サービスと介護予防の給付費を合計した表となっております。 合計の欄をごらんいただきたいと思います。 第4期の平成21年度では約13億8,000万円だった給付費でございますが、平成23年度には約16億9,000万ということで、この2年間で約3億円増加している状況でございます。 そして、平成26年度には約20億9,000万円と見込んでおり、平成23年度からさらに4億円ほどの増加が見込まれるところでございます。 次に、(8)その他の給付費ということで、特定入所者介護サービス費から審査支払手数料までの給付費を過去の実績等をもとに推計をしております。 次のページをお願いいたします。 8ページから9ページにかけては地域支援事業費を推計したもので、要支援者や2次予防事業対象者、一般高齢者の方を対象とした介護予防事業や、包括的支援事業費などの経費でございます。 以上が、平成24年度から26年度までの第5期計画期間に見込まれる総事業費等の推計でございますが、高齢化の進展とともに介護保険の利用者、給付費とも大幅に増加していくものと予想しているところでございます。 10ページをお願いいたします。 10ページから12ページにかけまして、今回の介護保険料算定についての考え方や計算方法を示したものでございます。今回の介護保険料設定に当たっての保険料基準額は、後ほどご説明いたしますが、月額で4,818円でございます。これまでの基準額が3,651円ですので、月額で1,167円の引き上げになりますが、保険料の設定に影響を及ぼした項目を10ページに掲げております。 まず、10ページの(1)は、制度上の変更点などでございます。 ①は65歳以上の第1号被保険者の負担割合の関係でございますが、平成21年度から23年度までの第1号被保険者の負担割合につきましては、20%となっておりましたが、政令が改正されまして平成24年度から26年度までの負担割合については、1%引き上げられ21%となっております。この1%引き上げの影響といたしましては、保険料の基準月額で226円の引き上げにつながってまいります。 次に、②は介護報酬の改定の関係でございますけれども、ご案内のとおり平成24年度から平均で1.2%の引き上げ改定が行われることになっております。この報酬改定の影響ですが、基準月額換算で33円の引き上げとなります。 次に、③は地域区分の見直しの関係でございます。この地域区分につきましては、介護保険の制度上人件費等の全国的な地域格差を是正するために設けられている制度でございますが、宮代町はこれまで介護報酬の上乗せがない、その他の地域となっておりましたが、今回見直しが行われまして原則3%の上乗せが行われる6級地に変更となりました。この地域区分の見直しによる影響額といたしましては、基準月額換算で109円の保険料引き上げにつながってまいります。 次に、④の財政安定化基金の交付金の関係でございますけれども、今回法改正が行われまして、県に設置されている財政安定化基金を介護保険料の上昇を抑制することを目的として取り崩しを行うことになりましたので、その交付金として1,000万円程度を見込んでおります。この交付金が交付されることにより、保険料としては月額換算で31円抑制することができます。 続きまして(2)は、町の考え方に基づく項目でございます。 (2)の①は、介護保険料の設定に最も関係が深い介護サービスの見込料でございますけれども、平成24年度から26年度までの推計につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。今回はこの自然増ともいえる介護給付見込額の増加により、増加による影響額が最も大きく、保険料の月額換算で1,052円の引き上げが必要となってまいります。 次に②は、第4段階の特例措置の関係でございますが、これは課税世帯に属しているもののご本人の収入が低い方の負担軽減を図る措置として平成21年度から23年度までの第4期計画においても行われてまいりました。この取り扱いについて、平成24年度からの第5期計画期間内も継続できるよう政令が改正されましたことから、町といたしましては、これまでと同様、低所得者対策としてこの負担軽減措置を継続させていただきたいと思います。 ただし、この負担軽減措置を行うことにより保険料の基準額の引き上げが伴いまして、月額換算で88円の増加となってまいります。 次に、③は介護給付費準備基金の取り崩しの関係でございます。この基金につきましては、介護保険事業の財源不足を補うための基金でございますが、今回は保険料の上昇をできる限り抑えるという観点から、現時点で見込まれる基金残高のほぼ全額の7,000万円を取り崩すことといたしました。この準備基金7,000万円を投入することにより、月額の基準額換算で保険料の上昇を211円引き下げる効果がございます。 11ページになりますが、④は所得段階に応じた設定ということで、これまでの保険料については第8段階までの設定となっており、所得が400万円以上の方は一律の保険料となっておりました。今回の保険料設定に当たりましては、特に所得の低い方への影響をできるだけ抑えるため、介護保険料の所得段階区分を2つ追加し、あわせて保険料率の見直しも行いまして、比較的所得の高い方にある程度のご負担をお願いすることといたしました。 この所得段階の細分化と保険料率の見直しにより、月額の基準額換算で99円の引き上げ効果となっております。 以上のような考え方に基づきまして平成24年度から26年度までの総事業費を推計したものが、11ページの中ほどの表でございます。 第5期計画期間の3年間の事業総合計では、64億7,941万8,000円を見込んでおります。この額に第1号被保険者の負担率21%をかけたものが、11ページの1番下の表で、この時点での第1号被保険者の負担額相当額は、13億6,067万7,000円となります。 12ページをお願いいたします。 (3)は先ほどの第1号被保険者の負担分相当額に、国の財政調整交付金相当額を加えたものでございます。介護保険制度では、保険料の格差を高齢者人口や所得水準をもとに全国ベースで是正するための財政調整交付金制度がございますが、当町ではこれまでの実績から、この交付金が見込めない状況でございます。交付金が見込めない場合には、その財政調整交付金相当額は保険料で賄わなければなりませんので、これを加算した額が合計欄の16億7,811万3,000円となります。そしてこの額から町の準備基金、それと県の財政安定化基金からの交付金を差し引いた額が(4)でございまして、この15億9,777万3,000円が第5期計画の3年間で保険料として賄うべき必要額となってまいります。 (5)は月額の保険料基準額、つまり第4段階の月額基準保険料を計算したものでございます。保険料の収納必要額を予定収納率で割りまして、さらに3年間の推計被保険者数で割ったものが年額の保険料基準額で5万7,817円、これを12で割った4,818円が今回の月額の保険料基準額でございます。 参考欄をごらんいただきたいと思いますが、第4期と比較をいたしますと、3年間の介護給付費の総費用としては、36.4%の増となっておりまして、それと連動する形で基準保険料につきましても32%の増となっております。 13ページから14ページにつきましては、所得段階別の保険料月額の一覧と、これまでの介護保険料の変遷を表にしたものとなっております。 以上が今回の保険料設定に至った算定の根拠でございます。 高齢化が急速に進む中で、社会全体で高齢者の介護を支えるという介護保険制度でございますが、その仕組みの中で必要な介護サービスを提供させていただくためには、今回介護保険料の引き上げをお願いせざるを得ない状況でございます。どうかご理解を賜りたいと存じます。 それでは続きまして、条例の改正内容についてご説明申し上げます。 恐れ入りますけれども、議案書については17ページでございます。それから、条例の新旧対照表の12ページをお開きいただきたいと思います。 65歳以上の第1号被保険者の介護保険料でございますが、各段階の保険料につきましては、先ほどご説明いたしました月額の保険料基準額4,818円をもとに年額に換算した額となっております。 第4条でございますが、第1号の第1段階の保険料につきましては2万8,900円、第2号の第2段階につきましても同じく2万8,900円、第3号第3段階は4万3,300円、第4号の第4段階につきましては5万7,800円にそれぞれ改正をさせていただくものでございます。なお、第1号から第4号までの方については、ご本人の住民税が非課税の方が対象となっております。 次に、第5号以降については、一定の所得があり、住民税が課税となる方の保険料について規定をしております。 第5号の第5段階については、合計所得金額が125万円未満の方で6万6,400円。なお、ロの部分の改正については、今回所得段階を2段階追加したことを受けての整備でございます。 次に、第6号の第6段階については、国の基準所得金額の改正を受けまして、合計所得金額が190万円未満の方で7万5,100円。ロの部分は、前号と同様、所得段階追加の整備でございます。 14ページをお願いいたします。 第7号以降については所得区分の細分化を行っておりまして第7段階については、合計所得金額が300万円未満で8万6,700円、ロの部分は同じく所得段階追加の整備でございます。 第8号の第8段階につきましては、合計所得金額が400万円未満で9万8,200円。ロについては、制度上必要な要保護境界層該当者についての措置を規定しております。 第9号につきましては新たに追加をしたもので、第9段階といたしまして、合計所得金額が600万円未満の方で10万4,000円。ロは、要保護境界層該当者に関する規定でございます。 第10号につきましても、こちらも新たに追加をした第10段階といたしまして、合計所得金額が600万円以上の方が対象で、保険料を10万9,800円とさせていただくものでございます。 恐れ入りますが、議案書の17ページをごらんいただきたいと存じます。 附則でございますが、まず、施行期日につきましては、平成24年4月1日からとさせていただくものでございます。また、経過措置といたしまして改正後の保険料については、平成24年度以降の保険料から適用し、23年度以前の保険料については、従前の保険料となるものでございます。 また、附則の最後に平成24年度から平成26年度までにおける保険税率の特例を規定しております。 先ほどの参考資料の説明の中でも申し上げましたが、平成21年度からの第4期計画期間においては課税世帯に属してはいるものの、第1号被保険者ご本人の収入が低い方のご負担を軽減することを目的として、第4段階の特例措置が講じられておりました。この負担軽減措置については、今回改めて政令の改正が行われまして、平成24年度からの第5期経過期間内においてもこれを継続することができることになりましたことから、町では引き続きこの特定措置を設けさせていただくものでございます。 具体的には世帯の中に、住民税の課税者がいる方で、ご本人が住民税非課税の第4段階該当者のうち、ご本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円以下の方については、本則に規定しております保険料5万7,800円ではなく、4万9,100円とさせていただく特例措置でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第8号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第10、議案第8号 宮代町新しい村条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第8号 宮代町新しい村条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、新しい村内に新たに村の集会所を設置することに伴い、施設の名称を定めるほか、利用時間、休日及び利用料金などを定めるため、宮代町新しい村条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) それでは、議案第8号 宮代町新しい村条例の一部を改正する条例について、補足説明を申し上げます。 初めに、条例改正の経緯でございますが、宮代町では交流人口をふやすことで地域活性化をめざしていくまちづくりを展開しているところでございます。このような中で、新しい村では、近年のグリーンツーリズムのニーズの高まりにより、都内や近県からの農業体験ツアーの受け入れ等の事業実績が増加しておりますが、雨天時の対応、トイレの対応等、施設的な制約から事業の拡大、顧客の受け入れが困難な状況にあります。そのような状況でありますため、新しい村にグリーンツーリズム施設を設置することとなりましたので、新しい村条例を一部改正するものでございます。 それでは、条例案の概要についてご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の20ページ、資料の条例新旧対照表の14、15ページをごらんいただきたいと存じます。 まず、第2条におきましては、施設の名称を「村の集会所」と定めるものでございます。 第6条におきましては、施設の利用時間を定めるものでございます。なお、森の工房加工室につきましては、村の事業として総菜等に力を注ぎますことから、貸出施設からは除外させていただいております。 次に、第7条におきましては、施設の休日を定めるものでございます。 第12条におきましては、施設の利用料金の上限を定めるものでございます。 なお、森の工房加工室については、削除させていただいております。 最後に、この条例の施行期日を平成24年4月1日とするものでございます。 なお、参考に平面図、立面図を資料として用意してございますので、ご確認いただきたいと存じます。 以上で補足説明とさせていただきます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第9号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第11、議案第9号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第9号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 本議案は、本年3月31日をもって固定資産評価審査委員会の委員の任期が満了となる手島亙氏にかわり、新たに関永一徳氏を委員に選任いたしたいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 関永氏の経歴につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第10号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第12、議案第10号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第10号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ8,000万8,000円を減額いたしまして、予算の総額を93億3,270万9,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入歳出ともに各事務事業の実績に応じまして予算の補正をさせていただくもののほか、共済費負担金率改定に伴う人件費の補正、国保、国補正予算に伴う国庫補助金を活用して行う防災行政無線の整備に係る経費等を計上させていただくものでございます。 次に、繰越明許費でございますが、道路橋りょう費及び都市計画費に係る事業の一部について平成24年度に繰り越しさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、議案第10号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について、補足説明を申し上げます。 一般会計、特別会計補正予算書の1ページをごらんください。 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ8,000万8,000円を減額いたしまして、総額を93億3,270万9,000円と定めるものでございます。 第2条、繰越明許費及び第3条、地方債の補正については、後ほどご説明申し上げます。 4ページでございます。 第2表、繰越明許費については、年度内の完成が見込めない4件について、繰越明許費を設定させていただくものでございます。 8款土木費、1項道路橋りょう費、都市計画道路整備事業につきましては、国庫補助金の追加交付決定時期が遅延したため、宮代通り線の整備について、年度末までに完了が見込めないもの。 2項都市計画費、東武動物公園駅周辺整備事業及び一般住宅耐震対策事業につきましては、東日本大震災の影響により工事開始時期が遅延し、年度末までに完了が見込めないもの、また道仏地区土地区画整理事業は地盤改良工事の完成までに不測の日数を要したため、それぞれ繰り越しさせていただくものでございます。 5ページでございます。 第3表、地方債の補正については、保健医療福祉施設整備事業が公設宮代福祉医療センター六花に係る医療介護総合情報システム更新事業費の確定に伴い減額をするもの。 また、東武動物公園駅西口整備事業につきましては、東日本大震災の影響により事業が大幅に遅延し、年度内での事業実施は見込めないため、皆減するものでございます。 なお、平成23年度の地方債残高見込みにつきましては、補正予算書34、35ページに、地方債の現在高の見込みに関する調書がございます。後ほどごらんをいただきたいと思います。 次に、歳入歳出補正予算の内容について、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 なお、このたびの補正予算は年度末の補正でありますことから、歳入歳出ともに事業費の確定、あるいは事業実績の見込みに基づき減額補正をさせていただくものが大部分でございますので、そうしたものについては概略の説明とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、歳入から申し上げます。 予算書の10ページをお開きいただきたいと存じます。 13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金のうち、1節社会福祉費負担金は対象事業の実績による減額、3節保険基盤安定負担金は、保険税軽減対象者数の確定により増額をするものでございます。 2項国庫補助金の2目衛生費国庫補助金のうち、疾病予防対策事業費補助金は、対象事業の実績による減額、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金は、制度改正によりまして、県支出金へ移行したため皆減するものでございます。 3目土木費国庫補助金のうち、社会資本整備総合交付金につきましては、東日本大震災の影響により東武動物公園駅西口整備事業が遅延し、事業実施が翌年度となるため補助金を減額するもの。住宅建築物安全ストック形成事業補助金は、集会所及び一般住宅の耐震診断、改修工事に対する補助金でございまして、対象となる経費の確定による交付決定額を計上するものでございます。 5目総務費国庫補助金につきましては、国の補正予算による防災対策の一環として防災行政無線設備の設備に対する補助金を計上するものでございます。 14款県支出金、1項県負担金の1目民生費県負担金のうち、1節社会福祉費負担金は対象事業の実績による減額、3節保険基盤安定負担金は保険税税額等の確定による増額をするものでございます。 2項県補助金の2目衛生費県補助金のうち、妊婦健康診査支援基金事業補助金臨時特例交付金は、妊婦健診に対する補助金でございまして、対象者数の確定による減額、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金は、制度改正により国庫補助金から移行し、事業実績に応じた確定額を計上するものでございます。 12ページでございます。 4目商工費県補助金は、議会会議録等検索システムデータ化作業につきまして、受託業者の辞退により事業が中止したため減額をするものでございます。 5目教育費県補助金は、東日本大震災により被災し、当町へ避難している生徒に対する就学援助に係る補助の採択でございます。 6目総務費県補助金は、自主防災組織の活動に対する補助の採択でございます。 15款財産収入、1項財産運用収入の2目利子及び配当金は、いずれも基金運用に係る利子を、その実績に応じて増額するものでございます。 16款寄附金、1項寄附金、2目総務費寄附金は、宮代のまちづくりをみんなで応援する寄附条例に基づき寄附を得たため、これを補正するものでございます。 17款繰入金、2項基金繰入金の1目財政調整基金繰入金は、今回の補正予算における財源調整の結果、同基金からの繰り入れ、取り崩し額を減額するものでございます。2目公設宮代福祉医療センター施設整備基金繰入金は、事業実績に応じて同基金から繰り入れ、取り崩し額を減額するものでございます。3目公共施設整備基金は、道仏土地区画整理事業において、国庫補助金の追加交付がありましたところから同基金からの繰り入れ、取り崩し額を減額するものでございます。 19款諸収入、4項雑入、3目雑入のうち財団法人埼玉県市町村振興協会市町村交付金につきましては、交付額確定にともなう増額、東武動物公園駅西口整備東武鉄道負担金は、東武鉄道負担金額の確定により予算計上するものでございます。東武動物公園駅西口まちづくり構想案策定業務、東武鉄道負担金につきましては、東日本大震災の影響による東武動物公園駅西口整備の進捗遅延により事業実施が翌年度となるため、皆減するものでございます。 14ページをごらんください。 20款町債、1項町債、1目衛生債は、事業実績、執行額確定による減額。 3目土木債は、東日本大震災の影響による東武動物公園駅西口整備の進捗遅延による事業を翌年度に繰り越すため皆減するものでございます。 次に、歳出でございます。16ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、人件費の関係でございますが、このたびの補正予算におきましては、共済費負担金率の改正によりまして、共済費の整理をさせていただくものでございます。 恐れ入りますが、人件費の関係につきましては、説明を省略をさせていただきたいと存じます。 1款議会費、1項議会費、1目議会費の(4)議員研修事業は東日本大震災の影響により行政視察を取りやめたものによる減額でございます。 また、(5)会議録調製事業は受託業者の辞退により議会会議録等検索システムデータ化事業の受託を中止したことによる減額でございます。 2款総務費、1項総務管理費の1目一般管理費の(6)地域コミュニティー活性化事業につきましては、今年度の交付実績に応じまして減額をするものでございます。 3目財政管理費の(4)公共施設整備基金積立事業につきましては、平成22年度に売却処分した在宅介護支援センターの処分収入を積み立てるものでございます。また、(5)宮代まちづくり基金積立事業につきましては、現在までの寄附状況を踏まえて増額をするものでございます。 18ページをごらんください。 6目企画費の(5)OA管理事業につきましては、事業実績に伴う減額。(6)公募制補助金制度運営事業につきましては、今年度の交付事績に応じまして減額をするものでございます。 11目防災対策費の(1)防災活動事業につきましては、国3次補正予算において拡充された消防防災通信基盤整備費補助金の採択により防災用移動デジタル無線機の整備を行うものでございます。また、(3)自主防災組織育成事業につきましては、県補助金採択による財源の更正及び自主防災組織に対する助成交付額の確定による減額でございます。 14目諸費は、国庫補助金採択による財源更正と交付実績に応じた減額補正を行っております。 20ページをごらんください。 2項徴税費の2目賦課徴収費の(1)評価がえ調査事業につきましては、事業実績に伴う減額。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の(3)社会福祉事業につきましては、社会福祉協議会の補助金額確定に伴う減額、(6)障害者自立支援事業につきましては、事業実績に伴う減額、(9)国民健康保険特別会計繰出事業は、同会計の予算補正にあわせ繰出金を増額をするものでございます。 22ページをごらんください。 2目老人福祉費の(5)敬老会福祉事業、(6)宮代健康福祉プラン策定事業につきましては、いずれも事業実績に伴う減額、(10)介護保険特別会計繰出事業は、同会計の予算補正にあわせ繰出金を増額するものでございます。 (5)後期高齢者医療費の(2)後期高齢者医療特別会計繰出事業は、同会計の予算補正に合わせ、繰出金を増額をするものでございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の(2)学童保育所運営事業につきましては、指定管理者であるかえで児童クラブにおける就学援助認定に伴い、学童保育料免除分の委託料を増額をするものでございます。 24ページをごらんください。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費につきましては、いずれも受診者数に応じまして予算を減額するもの及び過年度事業の精算に伴い返還金を計上するものでございます。 4目医療対策費の(1)福祉医療センター運営事業につきましては、事業実績に伴う減額及び基金利子積立金の増額でございます。 26ページをごらんください。 6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費の(3)農業集落排水事業特別会計繰出事業につきましては、同会計の予算補正に合わせた繰出金の増額でございます。 8款土木費の1項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費の(3)道路台帳整備事業につきましては、事業実績に伴う減額、3目道路新設改良費の(6)主要町道整備事業につきましても、事業実績に伴う減額でございます。 28ページでございます。失礼しました。 2項都市計画費、1目都市計画総務費、(2)都市計画総務事業についても、事業実績に伴う減額。(3)一般住宅耐震対策事業につきましては、このたび国庫補助金の採択を得ましたことから財源更正を行うもの。(4)東武動物公園駅周辺整備事業につきましては、東日本大震災により東武動物公園駅西口整備が遅延したため、工事の進捗にあわせ減額をするものでございます。(5)道仏地区土地区画整理事業につきましては、社会資本整備交付金の採択にあわせまして財源更正をするもの。(6)土地区画整理事業につきましては、基金利子積立金の科目設定でございます。 2目下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計予算補正に伴う繰出金の増額でございます。 続いて30ページでございます。 2目教育振興費の(3)中学校要・準要保護特別支援教育就学援助事業につきましては、補助金の採択にあわせた財源更正でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで休憩します。 △休憩 午後12時03分 △再開 午後1時00分 ○議長(中野松夫君) 再開します。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第13、議案第11号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第11号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ3,217万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を38億8,612万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、保険給付費に不足が見込まれるため増額をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第11号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算書の37ページをごらんいただきたいと思います。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,217万9,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ38億8,612万6,000円とさせていただくものでございます。 内容につきましては、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 予算書の42ページをお願いたします。 初めに、歳入でございます。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金については1,405万3,000円の増額でございます。歳出における一般被保険者の保険給付費の増額補正に伴いまして国の定率国庫負担分が増額となるものでございます。 3目特定健康診査等負担金については、312万1,000円の減額でございます。これは特定健康診査における受診者数が、当初の見込みを下回る状況のため、国への交付申請額が減額となることによるものでございます。 次に、2項国庫補助金につきましては、432万8,000円の増額でございます。1目財政調整交付金のうち、1節普通調整交付金につきましては、国庫負担金と同様に歳出における一般被保険者の保険給付費の増額補正に伴い371万9,000円を増額となります。 2節特別調整交付金につきましては、国保連合会の国保総合システムの改修にかかわる町負担金に対して交付される交付金として53万9,000円を増額するものでございます。 2目出産育児一時金補助金につきましては、出産件数の増加に伴い、国の補助金を7万円増額するものでございます。 5款県支出金、1項県負担金、2目特定健康診査等負担金については、先ほどご説明いたしました2款の国庫支出金と同様、特定健康診査における受診者数が見込みを下回ることにより、国庫負担金と同額の312万1,000円を減額するものでございます。 8款繰入金、1項1目一般会計繰入金については、1,273万5,000円の増額でございます。法定の繰入金としまして保険基盤安定繰入金につきましては、交付決定に伴い1節保険税軽減分が481万3,000円。 2節の保険者支援分が504万2,000円の増額でございます。 3節職員給与費等繰入金については、歳出において職員人件費にかかわる共済費負担金が増額となりますことから、その財源として繰入金を増額するものでございます。 4節、出産育児一時金繰入金については、出産件数の増加に伴う繰入金として191万4,000円を増額させていただくものでございます。 5節の財政安定化支援事業繰入金については、繰入基準額の確定に伴い59万6,000円を増額するものでございます。 10款諸収入、1項延滞金加算金及び過料、1目の一般被保険者延滞金については、現時点において納付されている額として730万5,000円を増額させていただくものでございます。 続いて、歳出でございますが、44ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員人件費にかかわる共済費負担金の増額でございます。 2目連合会負担金については、国保総合システムの改修費にかかわる埼玉県国保連合会への負担金として53万9,000円の増額でございます。なお、この負担金の財源については、先ほど歳入でご説明申し上げましたが、国の特別調整交付金で全額が補填されるものでございます。 2款保険給付費、1項療養諸費については、4,133万3,000円の増額でございます。一般被保険者にかかわる給付費が現行の予算額を上回る公算が極めて高いことから増額をさせていただくものでございます。 4項出産育児諸費については、出産件数の増加に伴い、1目出産育児一時金として294万円、2目支払手数料として1,000円それぞれ増額をさせていただくものでございます。 8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費については、940万円の減額でございます。昨年9月に実施いたしました集団健診分にかかわる事業費の確定に伴い、特定健診にかかわる委託料を減額させていただくものでございます。 46ページをお願いします。 2項保健事業費、1目の疾病予防費については、360万4,000円の減額となっております。こちらは胃がん検診、肺がん検診にかかわる事業費の確定により委託料を減額とさせていただくものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第12号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第14、議案第12号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第12号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ470万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を21億3,914万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、介護保険制度の改正に伴い電算システムの改修経費を計上させていただくほか、本年度末をもって条例が失効いたします介護従事者処遇改善臨時特例基金の取り崩しをさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第12号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)について、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の49ページをごらんいただきたいと思います。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ470万3,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ21億3,914万6,000円とさせていただくものでございます。 内容については、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 54ページをお願いいたします。 歳入でございますが、4款国庫支出金、2項国庫補助金、5目介護保険事業費補助金については、19万8,000円の増額でございます。平成24年度からの介護保険制度の改正に伴う電算システムの改修に対する国の補助金でございます。 次に、7款繰入金、1項一般会計繰入金、4目のその他一般会計繰入金でございますが、1節職員給与費繰入金については、人件費の補正に伴い減額となるものでございます。 また、2節事務費繰入金については、平成24年度からの介護保険制度の改正に伴う電算システム改修費の町負担分として339万3,000円を増額するものでございます。 同じく7款2項基金繰入金、2目の介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金でございますが、この基金については、平成23年度の末日をもって基金条例が失効いたしますことから、基金の執行残124万5,000円を介護保険特別会計に繰り入れさせていただくものでございます。 なお、この執行残額については、県から連絡がございまして、平成24年度において国に返還することになっております。 続いて、歳出でございますが、56ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、職員数の減などによる人件費の補正に伴い、減額するものでございます。 また、2項徴収費につきましては、平成24年度からの介護保険制度の改正等に伴い電算システムの改修費として359万1,000円を増額するものでございます。 次に、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目の居宅介護サービス給付費については、124万5,000円の増額でございます。これは、歳入でご説明させていただきましたが、今年度末をもって介護従事者処遇改善臨時特例基金条例が失効いたしますことから、その基金残高の取り崩しに伴う予算上の処理といたしまして歳入の繰入金額と同額をこの科目で受け入れ処理させていただくものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第13号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第15、議案第13号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第13号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,456万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を3億1,110万4,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、保険料収入の増加に伴い、埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金を増額するものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第13号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算書の59ページをお願いいたします。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,456万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ3億1,110万4,000円とさせていただくものでございます。 内容につきましては、事項別明細書によりご説明申し上げます。 64ページをお願いいたします。 歳入でございますが、1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、合計で1,377万8,000円の増額でございます。いずれも当初の見込みを上回る保険料収入が見込まれますことから、1目特別徴収保険料におきましては583万4,000円、2目普通徴収保険料については現年度分で727万5,000円、滞納繰越分として66万9,000円、それぞれ増額するものでございます。 2款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては、合計で78万9,000円の増額でございます。1目保険基盤安定繰入金については、保険基盤安定繰入金の交付決定に伴い、県負担分及び町負担分を合わせまして108万円の増額でございます。2目事務費繰入金については、埼玉県後期高齢者医療広域連合の運営経費にかかわる共通経費負担金の確定により、41万円を減額するものでございます。3目職員給与費繰入金については、歳出において職員人件費にかかわる共済費負担金が増額となりますことから、その財源として繰入金を増額するものでございます。 続いて、歳出でございますが、66ページをお願いします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員人件費にかかわる共済費負担金の増額でございます。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、広域連合への納付金事業としまして1,444万8,000円の増額をさせていただくものでございます。内訳といたしましては、広域連合の運営経費の確定に伴い、広域連合への負担金については41万円の減額となっておりますが、後期高齢者医療保険料については、保険料収入の増収分1,377万8,000円と保険基盤安定負担金分の108万円を合わせまして、1,485万8,000円の増額となっております。 以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第14号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第16、議案第14号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第14号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の設定につきましてお願いするものでございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、既定の予算額から歳入歳出それぞれ781万9,000円を減額いたしまして、予算の総額を10億3,523万6,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の共済費負担金率の変更に伴う人件費の増額、事業費の確定に伴う減額でございます。 次に、繰越明許費でございますが、管きょ等新設改良事業の経費の一部を平成24年度に繰り越しさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) それでは、平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、補足して説明させていただきます。 まず歳入でございますが、補正予算書76、77ページをお開き願います。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業国庫補助金でございますが、800万円を減額し5,300万円とさせていただくものでございます。これは、国庫補助対象事業費の確定により減額するものでございます。 4款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、18万1,000円を増額し、5億7,618万9,000円とさせていただくものでございます。これは、共済費負担金率の改定により財源調整をするものでございます。 次に、歳出につきましてご説明させていただきます。 78、79ページをお開き願います。 1款公共下水道費、1項下水道管理費、1目下水道総務費でございますが、18万1,000円を増額し1億1,285万4,000円とさせていただくものでございます。こちらは、4節共済費におきまして共済費負担金率の改定により増額をさせていただくものでございます。 1款公共下水道費、2項下水道新設改良費、1目管きょ等新設改良費でございますが、800万円を減額し1億7,818万2,000円とさせていただくものでございます。こちらは、15節工事請負費におきまして、雨水排水路整備工事が確定したための減額でございます。 続きまして、繰越明許費の設定につきましてご説明をさせていただきます。 71ページをお開き願います。 既定の予算のうち、繰越明許費として、管きょ等新設改良費の経費の一部8,900万円を繰り越しさせていただくものでございます。繰り越しとなった理由といたしましては、道仏土地区画整理事業地内の排水路及び管渠布設工事におきまして、区画整理事業で行われております他工事との調整に予想以上の期間を要したため、十分な工事期間がとれず、年度内竣工が難しくなったことから、繰り越しをさせていただくものでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第15号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第17、議案第15号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第15号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ6万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を5,362万4,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の共済費負担金率の変更に伴う人件費の増額でございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第16号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第18、議案第16号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第16号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第3号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、宮代町水道事業会計予算の収益的支出のうち営業費用につきまして、共済費負担金率が改正されたことにより人件費を40万1,000円増額し、6億3,121万9,000円とさせていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明 ○議長(中野松夫君) 日程第19、議案第17号 平成24年度宮代町一般会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 庄司博光君登壇〕 ◎町長(庄司博光君) 議案第17号 平成24年度宮代町一般会計予算について、ご説明申し上げます。 本議案は、予算書の1ページにございますように、平成24年度宮代町一般会計における歳入歳出予算などにつきましてご審議をお願いするものでございます。 一部に持ち直した動きが見られるものの、デフレの影響や欧州の政府債務危機など、景気を下押しするリスクが顕在する不透明な経済情勢のもとの平成24年度予算でございますが、施政方針でも申し上げましたように、次代の宮代を創造するため、少子高齢化を初めとした、今ある課題に正面から取り組むために策定した第4次総合計画に掲げる将来像「みどり輝くコンパクトシティ」を実現するための施策に重点配分した予算編成としたところでございます。 一般会計予算の総額は90億4,750万円でございまして、平成23年度当初予算と比較いたしますと3,070万円、率にして0.3%の増となっております。 歳入の主な特徴といたしましては、町税や譲与税、各種交付金の落ち込みにより、一般財源総額は減収。その一方で、高齢化の進行に伴い介護保険、後期高齢者医療に対する繰出金、負担金が増加するため、財政調整基金を取り崩しての予算編成を余儀なくされております。 歳出につきましては、町民の皆様の福祉の向上と、暮らしの安全の維持、向上はもとより、第4次総合計画に基づく実行計画各事業を推し進めるよう重点を置いたところでございます。 次に、債務負担行為につきましては、税金収納業務委託契約など、合わせて3件の新規設定をさせていただくものでございます。 次に、地方債でございますが、いよいよ本格化する東武動物公園駅西口地区整備事業の財源など、合わせて5件の町債を設定させていただくものでございます。 また、一時借入金の限度額及び同一款内における各項間の流用につきましては、平成23年度と同様の設定をさせていただいております。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中野松夫君) 補足説明を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、議案第17号 平成24年度宮代町一般会計予算案について、補足説明を申し上げます。 一般会計・特別会計予算書及び歳入歳出事項別概要書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条、歳入歳出予算につきましては、総額を90億4,750万円と定めるものでございます。前年度と比較いたしますと0.3%、3,070万円の増となっております。 第2条、債務負担行為及び第3条、地方債については、後ほどご説明を申し上げます。 第4条、一時借入金については、借り入れの最高額を7億円と定めるものでございます。 第5条、歳出予算の流用については、各項に計上した予算額に過不足を生じた場合に、同一款内で流用できる経費の内容を定めるものでございます。 6ページでございます。 第2表、債務負担行為でございますが、24年度新たに設定いたしますのは、税金収納に関する業務委託以下の全3件でございます。 7ページでございます。 第3表、地方債については、普通債として、1進修館改修事業、2道仏地区土地区画整理事業、3東武動物公園駅西口整備事業、4図書館改修事業合わせて4件でございまして、4億370万円の借り入れを予定しております。また、5臨時財政対策債5億5,100万円については、国の地方財政対策において、地方の通常収支に係る財源不足に対する補てん措置として発行する特例債でございまして、前年度と比較いたしますと8,000万円の減となっております。 地方債の合計は9億5,470万円で、公債費依存度は10.6%となっております。 なお、平成24年度末の地方債残高見込みにつきましては、後ほどご説明を申し上げます。 それでは、9ページをお開きください。 歳入歳出予算事項別明細書ですが、総括としての特徴を申し上げます。 まず歳入は、1款町税が34億2,602万9,000円で、3年ごとの評価がえによりまして固定資産税が落ち込むため、前年比3,763万2,000円の減でございます。 8款地方特例交付金は制度改正を受けまして大幅減。 9款地方交付税は19億900万円で、前年比8,000万円の増。国の地方財政計画によりましてその総額が確保される見込みのため、増額を見込んでおります。 13款国庫支出金8億8,323万6,000円、14款県支出金5億1,864万5,000円で、主に子ども手当制度の改正と、緊急雇用創出事業などの減によりまして合わせて前年度比1億1,059万7,000円の減となっております。 17款繰入金は、主には介護保険、後期高齢者医療に対する需要額の増加によりまして歳出が増加したため、財政調整基金からの繰り入れを余儀なくされ、4,350万3,000円の増となっております。 20款町債は、先ほど申し上げたとおりでございます。 以上のことから、町の基金からの繰り入れを算入した自主財源比率は44%で、地方交付税などの依存財源のウエートが高いのが現状でございます。 続いて、10ページをお開きください。 歳出でございます。 1款議会費は1億504万4,000円、前年度比1,235万5,000円減、これは共済年金負担金の減によるものでございます。 2款総務費は12億4,173万9,000円で、前年度比1,899万円の減で、平成23年度に実施された緊急雇用創出事業、各選挙の完了によるものでございます。 3款民生費は28億1,260万2,000円で、前年度比1億932万5,000円の増で、これは介護保険、後期高齢者医療に対する町負担が大きく伸びたこと、新たな民間保育園建設費補助金の計上などによるものでございます。 4款衛生費8億1,391万4,000円で、公設宮代福祉医療センター六花の備品更新を終えたため、前年度比9,861万4,000円の減でございます。 6款農林水産業費2億628万3,000円、前年度比5,293万3,000円減で、平成23年度をもってグリーンツーリズム休憩施設整備及び遊休農地対策などの雇用創出事業を終えたことによるものでございます。 7款商工費6,776万5,000円、前年度比1,640万4,000円の増でございまして、雇用創出事業を活用して行う宮代観光資源データベース化を初めとして、町のにぎわいづくり、PRに係る経費を増額しております。 8款土木費は15億5,801万円、前年度比1億9,962万5,000円の増ということで、これは東武動物公園西口整備などの都市計画事業の増などによるものでございます。 9款消防費は4億9,445万4,000円で、1,059万3,000円の減。 10款教育費10億1,899万3,000円、前年度比7,400万4,000円の減で、ぐるる宮代の外壁及びテニスコート改修工事の完了などによるものでございます。 11款公債費6億9,844万4,000円、前年度比2,589万7,000円の減で、これは過年度借入金の償還が進んだことによるものでございます。 総括をいたしますと、引き続き人件費、公債費といった経常経費の削減を進める一方で、高齢化、人口減少を背景とした税収減、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険に対する一般会計からの負担は、これを上回るペースで増加をしております。この対応として、平成24年度予算では、第4次総合計画に掲げる実行計画、各事業をスピード感を持って取り組む年度と位置づけ、その果実を一日も早く住民の皆様に実感していただくために予算の重点化を図っているところでございます。 続きまして、歳入歳出予算の内容についてご説明申し上げますが、歳入歳出予算事項別明細書によりまして、予算書各ページの右端に掲載しております歳入概要及び事業概要に基づき、事業単位、その中でも特徴的な内容についてご説明を申し上げます。 それでは、歳入の内容から申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の12ページをお願いたします。 1款町税、1項町民税の1目個人町民税においては、人口減少、高齢化を反映して減少が続いておりますが、税制改正による年少者扶養控除廃止により前年比では1,032万円の減にとどまっております。2目法人町民税においては、今年度の実績を勘案して、前年比1,221万2,000円の増を見込んでおります。 2項固定資産税の1目固定資産税においては、3年ごとの評価がえによりまして土地、建物とも評価額が減となり、前年比5,956万3,000円の減を見込んでおります。 それでは、続きまして16ページでございます。 4項町たばこ税でございます。税制改正によりまして2,530万4,000円の増を見込んでおります。 続いて、18ページでございます。 2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税並びに2項自動車重量譲与税は、いずれも地方財政計画及び過年度の決算状況などを勘案して見込んでおります。 3款利子割交付金から20ページの地方特例交付金につきましては、いずれも地方財政計画及び過年度の決算状況などを勘案して見込んでおります。特に、地方特例交付金は、年少者扶養控除廃止にあわせて、制度の一部が廃止され大幅減となっております。 9款地方交付税でございます。地方財政計画によりますと、地方交付税総額では、平成24年度税収の伸び、臨時の財政対策加算によりまして、前年比約812億円、0.5%の増額とされております。これらを勘案して、収入、需要を試算して算定、8,000万円増の19億900万円を見込んでおります。 なお、特別交付税については、23年度に予定されておりました交付割合の減少、6%から5%が見合わせされたため、平成22年度予算並みに復元、計上しております。 続いて、22ページから23ページにかけてでございますが、11款分担金及び負担金、1項負担金の1目民生費負担金につきましては、保育所及び学童保育所の保護者負担金でございまして、平成23年度までの実績に基づき計上しております。 2項分担金の1目民生費分担金は、障害者自立支援法における地域生活支援事業の埼葛北地区管内広域事業に係る事務局が宮代町となることから、構成市町からの分担金でございます。 26ページにかけてでございますが、12款使用料及び手数料、1項使用料につきましては、実績に基づき49万4,000円の減。2項手数料についても、実績に基づき算定し、69万7,000円の減となっております。 26ページ下の段、13款国庫支出金、1項国庫負担金の1目民生費国庫負担金は、平成23年度中に支給額の見直しが行われた子ども手当に対する国庫負担金が大きく減少してございます。その他の介護給付費訓練等給付費に対する国庫負担金などは、利用者の見込みに応じての計上でございます。 28ページでございます。 2項国庫補助金、2目衛生費国庫補助金の子宮頸がん、ヒブ、小児肺炎球菌の3ワクチン接種の実施に対する特例交付金が県補助金へ移行となり、2,159万7,000円の減。 3目土木費国庫補助金につきましては、都市計画道路宮代通り線の整備事業、道仏地区土地区画整理事業並びに東武動物公園駅西口整備に対して交付されるものでして、事業量が増加するため、1億3,646万円の大幅増となっております。 30ページでございます。 3項国庫委託金の1目総務費国庫委託金は、外国人登録事務など、また2目民生費国庫委託金は、年金事務など国から委託を受けて実施する事務に対する委託金でございます。 14款県支出金、1項県負担金の1目民生費県負担金の増額につきましては、国庫負担金と同様に、利用者見込みに応じた計上を行っております。 なお、32ページ、4節子ども手当に対する県負担金は、国・地方の負担割合が変更となったため増、同様に、町の負担も増となっておるところでございます。 2項県補助金ですが、35ページにかけてでございますが、1目民生費の県補助金は、これまでの実績に応じて計上していますが、加えて24年度は37ページ上段でございます。保育所緊急整備事業補助金といたしまして、新たに建設予定の民間保育所に対する補助金を計上しております。 2目衛生費県補助金では、先ほど説明の子宮頸がん、ヒブ、小児肺炎球菌の3ワクチン接種の実施に対する特例交付金が県補助金へ移行となり、増額でございます。 3目農林水産業費県補助金は、農業委員会に対する交付金、用排水路改修工事に対する県単独土地改良事業費補助金、あすの農業担い手育成に係る補助金などを計上しているところでございます。 38ページでございます。 4目商工費県補助金は、国の経済対策により、埼玉県に設置された基金による補助金を活用して行う雇用創出事業分が大幅減となっております。 3項県委託金は、1目総務費県委託金が平成23年埼玉県議会議員選挙、埼玉県知事選挙の完了等によりまして、選挙委託金が減。また、40ページ、3目の土木費委託金、都市計画基礎調査の5年ごとの大規模調査完了による減でございます。 続いて、42ページ、教育費の県委託金においては、文部科学省委託の道徳教育総合支援事業に対する委託金などを計上してございます。 15款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金の減額は、昨今の低金利を反映したものでございます。 続いて、44ページでございます。 17款繰入金、2項基金繰入金につきましては、23年度は取り崩し額を抑制できた財政調整基金でしたが、24年度は先ほどご説明申し上げましたとおり介護保険、後期高齢者医療などに対する負担が急増したことも起因し、取り崩し額が増加となっております。 また、特定目的基金では、2目育英基金につきましては、学校用備品財源として育英基金から500万。3目宮代まちづくり基金につきましては、宮代のまちづくりをみんなで応援する寄附条例による寄附をおのおのの指定事業の財源として繰り入れるものでございます。 48ページでございます。 19款諸収入、4項雑入につきましては、3節雑入のうち、恐縮ですが、55ページをちょっとお開きいただきたいと思います。55ページでございますが、東武動物公園駅西口整備事業に対する東武鉄道負担金7,380万円を計上したため増額としております。 20款町債につきましては、冒頭に第3表、地方債の説明で申し上げたとおりでございます。 歳入については以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、町長の提案理由にありましたように、24年度予算は、第4次総合計画に基づく、将来都市像「みどり輝くコンパクトシティ」の実現に向けて事業の重点化を図った予算となっております。 それでは、歳出予算の主な内容について、事業ごとに、前年度と変わっている点、特徴、特に力を入れて取り組むこととしております事業などを中心にご説明を申し上げます。 なお、人件費については、後ほど給与費明細書によりご説明を申し上げますので、各項目での説明は省略をさせていただきます。 まず、56ページでございます。 1款議会費でございますが、議会本会議及び委員会に関する経費、会議録の作成、議会だよりの発行経費などでございます。議員共済年金制度廃止に伴う追加負担金の変動により1,235万5,000円の減となっております。 58ページからの2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、こうした事務経費につきましては、前年度までの実績等を踏まえつつ、経費の削減に努めております。 なお、(1)一般管理人件費では定員配置上、増となっていますが、人件費全体では退職者の増及び人事院勧告に基づく削減により前年度比減となっております。 次に、第4次総合計画実行計画に掲げる事業として62ページ、集会所を拠点とした地域づくりを図る(6)地域コミュニティー活性化事業、住民が互いに相手を尊重し合える社会をつくる(9)人権平和事業を計上しております。 また、64ページ、(11)町内循環バス運行事業では、目的地及びコースの見直しにより、より利便性の高い交通サービスの提供に向けた検討を開始いたします。 66ページでございます。 2目広聴広報費では、町民の皆様に町の情報をお伝えする広聴広報事業を計上しておりますが、平成24年度は第4次総合計画実行計画に掲げる交流人口をふやすため、(3)インターネット放送局開局事業を新たに計上し、町民同士の活動をつなげてまいります。 68ページでございます。 3目財政管理費ですが、(1)財政管理事業におきましては、住民の皆様に町の財政状況を正しく把握していただくために、新公会計制度に基づく財務諸表、貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュフロー計算書、純資産変動計算書の策定に係る委託経費を計上をしております。(2)減債基金積立金事業、積立事業以降基金積立金につきましては、宮代まちづくり基金を除いて、昨今の金利低下を見越して減額となってございます。 70ページでございます。 5目財産管理費の(1)庁舎等管理事業において、老朽化による電話交換機の更新。 72ページ、(4)契約事務管理事業では、入札参加資格共同審査協議会負担金がシステム更新により増。 また、(3)公有財産管理事業につきましての減は、前年度実績勘案による計上でございます。 74ページでございます。 6目企画費の中で、第4次総合計画実行計画といたしまして従来からの男女共同参画社会推進事業に加えて、76ページ、子育て、介護が必要なUターン世代、交流イベントで獲得した宮代ファンを誘引するための(8)宮代定住促進作戦、宮代産の食材を活用した地域循環型産業の創出と、企業支援を目指す(10)地産地消食堂開店支援事業。 78ページ、市民団体による運営を通して、市民と市民の縁結びや活動支援を図る(11)市民活動サポートセンター運営事業、公共施設の機能、役割の再編を行う(12)公共施設マネジメント事業を計上してございます。 7目交通安全対策費では、常時の点検を通じて、さらなる安全な道路環境づくりに努めてまいります。また、道路照明灯のLED化も引き続き推進をいたします。 82ページをお開きいただきたいと思います。 9目環境管理費の、第4次総合計画実行計画の(3)宮代の魅力推進事業として、埼玉県緑のトラスト地の指定を受けている里山、山崎山や、河川・水路沿いにある桜の木の適切な管理に努めつつ、観光資源として育ててまいります。また、(4)放射能対策事業として、町民の皆様の健康を守るため、定期的な放射能の観察を行ってまいります。 84ページでございます。 10目防犯対策費の(1)防犯活動事業では、自主防犯組織体制の充実に努めるほか、防犯灯の全町LED化を推進をしております。このLED化により電気料の削減を図っているところでございます。 86ページにかけてでございますが、11目防災対策費では、さきの東日本大震災の教訓を生かし、特に通信手段、備蓄体制の充実に努めるため、(1)防災対策事業では飲料水兼用耐震性貯水槽の設備の更新を初めとした防災設備機器の維持向上に努めつつ、(2)災害に強いまちづくり啓発事業として、参加体験型とした避難所宿泊訓練。また、従来の自主防災組織育成事業は第4次総合計画実行計画事業の(3)防災コミュニティ促進事業として、防災を介して地域の自助・共助の取り組みを進め、地域力の向上に努めてまいります。 91ページにかけてでございますが、13目進修館費、(2)進修館管理事業では建設後30年を経た大ホールの舞台音響照明施設及びつり物装置、昇降設備の改修工事に係る予算を計上をいたしました。 14目諸費の集会所施設整備事業では、地域住民のコミュニティー活動の拠点となる地区集会所の改修工事を順次実施し、地域へ移管を進めているところでございます。 続いて、92ページから93ページでございます。 2項徴税費、2目賦課徴収費は、適切かつ公平な課税のためのデータ管理経費を計上してございます。なお、23年度に緊急雇用創出基金市町村事業補助金を活用して実施いたしました公図の電子化、土地台帳、家屋台帳電子化の完了によりまして減となっております。 96ページでございます。 3項戸籍住民基本台帳費では、(2)戸籍住民基本台帳事業では、23年度に引き続き外国人登録法の改正によるシステム改修が必要なほか、埼玉県緊急雇用創出基金を活用した住居表示のデータベース化の実施により増となっております。 続いて、98ページから100ページにかけてでございますが、4項選挙費では平成24年度中に任期満了となります農業委員、土地改良区総代の各選挙の執行に係る経費を計上してございます。 102ページでございますが、5項統計調査費では平成24年度実施の就業構造基本調査など、各統計調査に係る経費の計上でございます。 続いて、104ページでございます。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の各給付事業につきましては、これまでの実績に基づく予算計上。 そして、108ページでございます。 (9)国民健康保険特別会計繰出事業につきましては、高齢化とも相まって給付費の増加が続いておるところでございます。 なお、(11)障害者地域生活支援事業は、平成24年度宮代町は広域事業で久喜、蓮田、幸手、杉戸、白岡の輪番事務局ということで、各構成市町からの分担金があるため、大幅増となっておるところでございます。 続いて、112ページから116ページにかけての2目老人福祉費では、援護を必要とする在宅高齢者やそのご家族などに対し、在宅での介護を支援するため、介護保険サービスと合わせてさまざまな福祉サービスを提供しております。とりわけ114ページ(10)介護保険特別会計は、新たな介護保険計画に基づき算定した結果、急速な高齢化を背景として大きく増加をしております。 116ページの3目自然の森費、自然の森施設管理運営事業において、ふるさと雇用再生基金事業の終了により大幅減をしております。 118ページでございます。 5目の後期高齢者医療費は後期高齢者医療制度に伴うものでございまして、被保険者の療養給付費の一部を負担するとともに、後期高齢者医療特別会計に対し保険基盤安定のための負担金などを繰り出すものでございまして、介護保険制度同様、高齢化により大きく増加をしておるところでございます。 120ページでございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の各事業では、子育てに関する不安、負担感を解消し、育児に楽しみが持てるような事業を展開することで、定住人口の確保にもつなげていきたいと考えております。このため平成24年度は、122ページ(4)児童福祉対策事業において、新たな民間保育所建設のための補助金を計上し、保育環境の拡大を図るほか、第4次総合計画の実行計画といたしまして124ページ(9)子育てちょっと・ほっと・ひと息事業として、市民ボランティアを活用した子育てネットワークの構築に着手をいたします。 2目児童措置費、子ども手当支給事業において、制度改正により大幅減額となっております。 126ページから130ページにかけて、3目保育園費については、主に町立保育園に係る予算。 130ページから132ページですが、国民年金事務取り扱いに係る費用ということで、国から委託を受けた国民年金に係る予算でございます。 続いて、136ページでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費でございますが、(1)保健予防事業におきまして、平成23年度に拡大した予防接種、子宮頸がん、ヒブ、小児肺炎球菌の3ワクチンの対象者数が導入2年目となるため、減少することにより予算額は減となっていますが、前年度と同様、各種予防接種を通して疾病予防に努めてまいります。 また、138ページ、(4)健康診査事業では、大腸がん検診にもクーポンを導入し、検診未受診者の把握と勧奨に努めることで、よりきめ細かく疾病予防に努めてまいります。 142ページでございます。 4目医療対策費の(1)福祉医療センター運営事業では、平成23年度にいわゆる電子カルテの更新を終えましたため、予算額が減となっております。 2項清掃費(1)清掃総務事業では、久喜、宮代衛生組合に対する負担金ですが、同組合の歳入であるペットボトル等の資源化に対する拠出金が減少したことにより負担増となっております。 続いて、144ページでございます。 6款農林水産業費、1目1項農業費でございますが、宮代町の基本理念でございます「農」のあるまちづくりに基づき、「農」を町の資源として守り、生かすことで産業としての基盤づくり、そして観光資源としても育てるため、第4次総合計画実行計画に基づく各種施策の重点化を図ったところでございます。 具体的には148ページ、3目農業振興費、(3)農業振興地域整備計画管理事業におきましては、平成25年度から10年を計画期間とした農業振興地域整備計画の策定と合わせて、農業6次産業化についての検討を実施いたします。また、(4)新しい村管理運営事業では、ふるさと雇用再生基金事業の減により大幅減でございます。(5)あすの農業担い手支援事業は、第4次総合計画の実行計画として新規就農者に対する技術指導を初めとした各種支援メニューを予算化したところでございます。 続きまして152ページ、4目農地費として(2)農業生産基盤整備推進事業では、用排水路改修などの基盤整備を行います。 続いて、7款商工費、1項商工費、154ページでございます。2項商工振興費の(1)商工業振興事業では東武動物公園駅西口整備事業のスタートによりアンテナショップみやしろ館が閉館、運営経費が減となっておりますが、第4次総合計画といたしまして、(2)メイドインみやしろPR事業による宮代町のPR、特産品づくりの支援に加えて、156ページに移りまして(4)ウエルカム宮代事業での、地域観光資源のデータベース化、これは緊急雇用を使わせていただくものですが、あと市民観光ビューロー、大学生チャレンジ事業など、新たな展開にも取り組んでまいります。 156ページの消費者対策費、3目ですが、(1)消費者対策事業では、消費生活相談の拡充により増となっております。 158ページでございます。 8款土木費、1項道路橋りょう費、24年度の主な事業といたしましては、160ページでございます。2目道路維持費、(1)道路維持管理事業では、道路の路面劣化等に対応する修繕工事、3目道路新設改良費は(1)都市計画道路整備事業として、引き続き都市計画道路宮代通り線の工事を行い、平成24年度末の完成を目指すとともに、春日部久喜線姫宮地内の詳細設計、土質調査を実施いたします。 なお、当事業を初めとして事業の財源として都市計画税を充当しているものは、事業概要欄にこの旨を明記をしております。 (2)地区生活道路整備事業でも、道仏地区から中島地区を結ぶ町道807号線、百間3丁目から5丁目にかけた町道100号線などの整備を行います。 162ページに移りまして、(3)主要町道整備事業では、東姫宮2丁目地内の町道1487号線の整備をいたします。 続いて、164ページでございます。 2項都市計画費、1目都市計画総務費(4)東武動物公園駅周辺地区整備事業では、東武動物公園駅西口地区における土地区画整理事業の進捗により、大幅増となっております。事業の完了は平成27年度を予定しております。 166ページ、(5)道仏地区土地区画整理事業は引き続き道路等の公共施設の整備を行うとともに、23年度に引き続き住居系の集合保留地の処分に向け、事業推進を図ってまいります。(6)土地区画整理推進事業として、和戸駅周辺土地区画整理推進に係る予算を計上しております。 168ページ、3目公園費、(1)公園等環境管理事業において、道仏地区内に街区公園2カ所整備をいたします。 続いて、170ページ消防費9款でございます。 1項消防費、1目消防費、(1)消防総務事業では平成25年に予定されている広域化に先立ち、これまで一部事務組合で所管していました消防団に係る経費が各科目ごとに計上をされております。 172ページからでございます。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費の176ページ、(4)不登校対策事業として相談事業の充実を図るところでございます。 続いて、(5)小中一貫教育推進事業では、各小学校に日本人の英語指導助手を配置するほか、英語発表会の開催など国際理解、語学教育に力を入れております。また、(6)町民みんなが先生推進事業では、総合的な学習の時間、クラブ活動に参加していただける町民の方の活用による地域の教育力をますます高めてまいります。(7)道徳教育総合支援事業といたしまして、郷土の素材を生かし、作成した副読本を活用した心の教育に努めるなど、宮代ならではの教育の推進に力を注いでまいります。 178ページから180ページにかけてでございますが、2項小学校費、1目学校管理費の(1)小学校管理運営事業では、学校用務員に係る報酬を事業がえしたことなどによる減、(3)小学校施設管理事業でございますが、夏の暑さ対策といたしまして、各教室へ扇風機を設置いたします。 184ページでございます。 2目教育振興費の(3)小学校学力向上推進事業では、引き続き全学年30人程度の少人数学級編制により、基礎学力の定着と向上を図ってまいります。 188ページから190ページでございます。 3項中学校費、1目学校管理費の(5)中学校施設管理事業では、夏の暑さ対策といたしまして各教室へ扇風機を設置いたします。 192ページ、2目教育振興費の(3)中学校学力向上推進事業でも同様に、全学年30人程度の少人数学級編制とすることにより、基礎学力のさらなる定着と向上を図ってまいります。 続いて、4項社会教育費では、1目社会教育費各事業では町民の皆様の文化、芸術活動、学ぶ機会を創出する事業を実施いたしていますが、特に第4次総合計画実行計画といたしまして、194ページ、(4)人権教育推進事業による教育啓発、(6)市民大学運営事業として市民みずからが運営し、学ぶ仕組みづくりに取り組んでまいります。 196ページでございます。 3目図書館費、(1)図書館管理運営事業では平成23年度から指定管理による運営が開始され、開館時間の延長を初めとしたサービスの充実を図っているところですが、建築後17年を経て、空調設備の老朽化が進んでまいったため、更新を行うものでございます。 198ページ、4目文化財保護事業、(1)文化財保護事業では平成23年度寄贈された「斎藤甲馬と宮代」に対して寄せられた寄附金を活用して、文化財案内板の設置を行います。 201ページにかけて資料館費、5目でございますが、これは郷土資料館に係る予算でございます。 202ページでございます。 5項保健体育費、1目保健体育総務費は、スポーツ振興のための予算を計上していますが、(1)総合運動公園管理事業におきましては、平成23年度実施いたしましたテニスコート及び体育館外壁改修工事の完了による減となっております。 204ページから206ページにかけてでございますが、2目学校給食費は学校給食に係る予算でございます。 同じく206ページをごらんになっていただきたいと思います。 11款公債費につきましては、過去に借り入れた地方債の元利償還金でございます。歳出総額に占める割合は7.7%、過年度地方債の償還が進み、減額となっておるところでございます。 次に、210ページでございます。 給与費明細書でございます。 特別職の共済費を含めた給与費の合計は1億5,471万2,000円となっておりまして、前年比475万3,000円の減、主には議員年金共済制度に対する負担金の減でございます。一般職の共済費を含めた給与費の合計は13億427万5,000円となっておりまして、前年比1,127万9,000円の減、これは退職者の増、人事院勧告等によるものでございます。 216ページから221ページまでが、債務負担行為に関する調書、そして222ページ、223ページは、地方債に関する調書でございます。平成24年度末における地方債の現在高見込みは86億3,516万1,000円となっており、都市計画事業臨時財政対策債の増額によりまして、前年度末見込みより3億8,170万8,000円の増となっております。 以上で平成24年度宮代町一般会計予算案の補足説明を終了させていただきます。 以上でございます。 ○議長(中野松夫君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(中野松夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時20分...