越生町議会 > 2018-12-03 >
12月03日-01号

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  1. 越生町議会 2018-12-03
    12月03日-01号


    取得元: 越生町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-25
    平成30年 12月定例会(第4回)          平成30年第4回(12月)越生町議会定例会議 事 日 程 (第1号)                          平成30年12月3日(月)午前9時30分開会日程第 1 会議録署名議員の指名                                日程第 2 会期の決定                                     日程第 3 諸般の報告                                     日程第 4 行政報告                                      日程第 5 議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  日程第 6 議案第39号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び越生町教育委員会教育長の給与等に             関する条例の一部を改正する条例                    日程第 7 議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例              日程第 8 議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算(第3号)             日程第 9 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて                  出席議員(10名)     1番   宮  﨑  正  人  君      2番   岡  部  安  雄  君     3番   池  田  か つ 子  君      5番   金  子  公  司  君     6番   水  澤     努  君      7番   木  村  正  美  君     8番   宮  島  サ イ 子  君      9番   新  井  康  之  君    11番   宮  﨑  さ よ 子  君     12番   浅  野  訓  正  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  町   長   新  井  雄  啓  君   副 町 長   岩  﨑  鉄  也  君  総 務 課長   大  沢  昌  文  君   企 画 財政   三  浦  道  弘  君                          課   長  会計管理者   中  島  義  仁  君   税 務 課長   山  口  博  正  君  町 民 課長   吉  田     正  君   健 康 福祉   奥  泉  隆  雄  君                          課   長  子育て支援   清  水  広  美  君   産 業 観光   池  田  好  雄  君  課   長                   課   長  まちづくり   町  田  和  久  君   水 道 課長   松  本  和  彦  君  整 備 課長  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   小 野 塚  祐  一  君  生 涯 学習   福  島     勲  君  課   長                                              本会議に職務のため出席した者の職氏名  事 務 局長   福  田     実      書   記   宮  﨑     薫  書   記   松  澤  義  幸 △開会及び開議の宣告 ○議長(浅野訓正君) ただいまの出席議員数は10人です。定足数に達していますので、平成30年第4回越生町議会定例会を開会いたします。  これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(浅野訓正君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第1号のとおりです。 △会議録署名議員の指名 ○議長(浅野訓正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において     1番  宮 﨑 正 人 君     2番  岡 部 安 雄 君     3番  池 田 かつ子 君 を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(浅野訓正君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  それでは、閉会中の調査及び審査となっておりました今期定例会議会運営委員会が去る11月27日に開催されておりますので、その報告を求めます。  新井議会運営委員長。          〔議会運営委員長 新井康之君登壇〕 ◆議会運営委員長(新井康之君) 皆さん、おはようございます。傍聴の方には早朝よりご苦労さまでございます。  それでは、議会運営委員会の報告を申し上げます。去る11月27日午前9時30分より、役場委員会室におきまして、委員全員の出席をいただき、12月定例議会の会期日程及び議事日程を審議するため委員会を開催いたしました。その経過と結果について報告を申し上げます。  閉会中の調査及び審査となりました12月議会の運営に関する事項について審議するため、執行部側より総務課長の出席を願い、平成30年第4回定例議会に提出される議案等についてそれぞれ説明を求め、会期及び議事日程を慎重に審議いたしました。  今定例議会は、配付してあります会期日程表のとおり、12月3日から5日までの3日間と決定いたしました。  12月3日には、議案第38号から第41号までの提案説明、質疑、討論、採決を行います。  続いて、12月4日に5名、12月5日に4名の一般質問を行い、全日程を終了し、閉会することといたしました。  以上、平成30年第4回定例議会の会期及び議事日程を全員異議なく決定した次第であります。  以上で議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(浅野訓正君) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月5日までの3日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 異議なしと認めます。  したがいまして、会期は本日から12月5日までの3日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(浅野訓正君) 日程第3、諸般の報告を行います。  まず、今期定例会に説明員として出席通知のあった者の職氏名の一覧表をお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。  越生町監査委員から、平成30年8月、9月、10月分に関する例月出納検査結果の報告があり、議会事務局に保管してありますので、ご了承願います。  次に、町長から議案4件の提出がありました。  次に、9月定例会以降の主な会議等の状況を報告いたします。  10月17日には、埼玉県町村議会議長会主催議員研修会吉見町民会館フレサよしみで開催され、全議員が出席し、山梨学院大学大学院研究科長法学科教授、江藤俊昭氏の講演「議会改革をめぐる最近の動向と課題」を研修してまいりました。  10月22日に、入間郡町村議会議長会議員研修会が越生町中央公民館視聴覚ホールで行われ、法政大学副学長・常務理事、廣瀬克哉氏の講演「議会改革について~『住民の議会』をつくる」を議員全員で聴講いたしました。  10月31日には、平成30年度県予算編成並びに施策に関する要望活動を埼玉県町村議会議長会役員6名で埼玉県知事埼玉県議会議長、埼玉県自民党議員団に対し実施いたしました。また、同日、要望活動終了後、埼玉県町村議会議長会役員会が埼玉県県民健康センターで開催され、出席してまいりました。  11月16日には、入間郡町村議会議長会役員会が越生町で開催し、出席しました。また、同日午後には、越生町議会、ときがわ町議会、鳩山町議会の「三町議員研修会と交流会」がニューサンピア埼玉おごせで開催され、全員が出席しました。  11月21日には、第62回町村議会議長会全国大会NHKホールで開催され、出席しました。  次に、議会行政視察研修について報告いたします。  11月6日、7日に越生町議会行政視察研修を行い、千葉県睦沢町で「むつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業について」を全員が出席し研修するとともに、銚子市圓福寺の古帳庵鈴木金兵衛句碑を視察しました。  以上で諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○議長(浅野訓正君) 日程第4、行政報告を行います。  町長から行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  新井町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶と行政報告を申し上げます。  天皇陛下の退位と皇太子様の即位、改元まで5カ月を切ることになりました。約200年ぶりの退位による代がわりとなりますので、国を挙げての皇位継承に伴う一連の儀式や改元により、国経済や国民生活に活気がみなぎることを期待しているところでございます。  そうした中で、国外に目を向けますと、アメリカではトランプ政権に対する初の審判となる中間選挙が行われ、下院では野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還しました。このことによりトランプ大統領は、「米国第一主義」に基づく政権の推進が一層難しくなり、親密な関係にある我が国にとって今後のかじ取りが厳しくなってくるものと思われます。政府には引き続き国民の負託に応えられる政策に取り組んでいただきたいと考えております。  さて、本日ここに平成30年12月議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多用のところご健勝にてご参集賜り、重要案件についてご審議をいただきますことは、町政発展のためまことにご同慶の至りに存じます。  本定例会にご提案申し上げます案件は、条例改正3件、補正予算1件の合計4件でございます。慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。  それでは、議事に先立ちまして、9月定例会以降の町政の主なものについて報告申し上げます。  初めに、町営樹木葬墓苑事業についてでございますが、本年度に入り墓苑の整備工事を進め、11月9日にはツツジ1,000本の植栽工事が完了し、全体のイメージが見えてまいりました。11月27日の全員協議会終了後に議員の皆様にも現場をご確認いただいたところでございます。新たに墓苑の通称を「五大尊花木墓苑」とし、運営を開始することを表明させていただきます。  今後の予定でございますが、墓苑進入路の舗装工事の進捗状況に合わせ、来年1月中に記者発表を行い、現地での見学会なども実施した上で、2月中には町民を対象とした事前予約を開始し、平成31年4月1日から町外の方も含めた正式な申し込みを受け付けたいと考えております。その後、五大尊つつじ祭りの期間が終了した後、5月中に墓苑を開園し、運営を開始したいと考えているところでございます。議員各位には今後も引き続きご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  次に、大谷地内の町道2―34号線の道水路整備に伴う負担金についての件でございますが、このたびすてきナイスグループ株式会社からその整備の負担金として5,000万円が10月5日に納入されましたので、ご報告申し上げます。  次に、9月定例会以降私が参加いたしました研修会等についてご報告申し上げます。  まず、10月4日に区長会の視察研修で茨城県阿見町の予科練平和記念館と千葉県香取市の伊能忠敬記念館などを視察してまいりました。  10月6日と7日には、東京都豊島区で行われた「全国さくらサミットin豊島」で、参加自治体との交流を深めるとともに、世界無名戦士之墓とさくらの山公園をPRしてまいりました。7日の午後には、豊島区との交流記念として、豊島区本町公園に五大尊で育ったツツジを高野区長のご臨席のもと、植栽してまいりました。  10月9日から10日には、入間郡町村会の行政視察研修として東京都三宅島三宅村を訪問し、噴火火災の状況と復興への取り組みや災害への対処方策などについて研修してまいりました。  10月22日には、平成31年度県予算編成並びに施策に関する要望活動のため、埼玉県知事及び県議会議長を訪問いたしました。また、24日には、新川越越生線建設促進期成同盟会の要望活動として、埼玉県知事公館並びに国土交通省関東地方整備局に出向き、早期実現の要望を行ってきたところでございます。  11月に入り30日には、平成27年度から中学生の交流事業などを行ってきました福島県の新地町の町長が10月から大堀町長にかわられたため、ご挨拶を兼ね訪問し、新地町の支援町として防災用梅干しを進呈してまいりました。大変喜ばれ、今後も引き続き交流を深めていくことを確認し合ってきたところでございます。  次に、町政の主なものについて各課からご報告申し上げます。  初めに、総務課からは、9月23日に中央公民館前駐車場で各種団体の皆さんのご協力をいただいて、越生町防災訓練を実施いたしました。  12月1日には、男女共同参画社会の実現に向けて、男女共生フォーラムを開催したところでございます。  次に、企画財政課からご報告申し上げます。10月27日には、川越都市圏まちづくり協議会の交流事業として、川越市の川越総合地方卸売市場を会場にレインボーまつりが開催され、越生町からは越生特産物加工研究所の梅、ユズ製品の販売や麦原地域づくり部会が郷土料理のたらし焼きもちを出店したほか、嶌田宏子バレエスタジオの生徒さんがキッズダンスに出演いたしました。  次に、健康福祉課からご報告申し上げます。高齢者介護担当では、9月16日の日曜日に第68回敬老会を開催いたしました。1,988名の対象者のうち、100歳を超えられた菊池ハズエ様と新井ケイ様を初め329名の皆様にご出席をいただき、越生中学校吹奏楽部による演奏、越生の里を踊る会による演舞やお楽しみ抽せん会を楽しんでいただきました。また、越生小学校梅園小学校の4、5、6年生の児童と越生中学校全生徒の皆さんが心温まるメッセージや絵を描いていただいた「うちわ」を高齢者の皆様に配布いたしました。抽せん会では、町内飲食店様からご提供いただいた食事券を来賓の皆様が抽せんしたことにより、会場は大いに盛り上がりました。この敬老会の開催に当たり、民生児童委員の方々を初め町内小中学校の児童生徒の皆さん、協賛飲食店の皆様など多くの方々にご協力をいただきましたことに対しまして、改めて感謝申し上げます。  次に、保健予防担当では、11月3日の文化祭、産業祭にあわせて第40回越生町健康まつりを開催しました。血圧測定、血管年齢測定脳年齢測定などの健康度チェックコーナー骨粗鬆症検診歯科医師会による歯科コーナーなど、多くの皆様にご来場をいただきました。  次に、子育て支援課からご報告申し上げます。10月13日の越生保育園の運動会は、前日の悪天候のため中央公民館体育館での開催となりました。室内でも子供たちは元気よくお遊戯、空手など毎日の保育の中で練習してきたことを披露し、保護者の方々と一緒に楽しみました。  次に、産業観光課からご報告申し上げます。初めに、観光商工担当関係でございます。まず、10月6日、7日の土、日曜日は、墨田区で開催されました「すみだまつり」と豊島区で開催された「ふくろまつり」で、10月20日、21日の土、日曜日は、台東区で開催された「台東区ふるさとPRフェスタ」と荒川区で開催された「日暮里道灌まつり」で越生町の梅干しや特産物の物販、PRを行いました。また、11月3日には、千葉県睦沢町の「農林商工まつり」に参加いたしました。  次に、今後の予定でございますが、年を明けました1月4日の金曜日に、恒例となりました第35回新春武蔵越生七福神めぐりを開催し、1月12日の土曜日には、東武主催の七福神めぐりと月例ハイキングを合同で実施する予定でございます。  続きまして、観光協会主催による事業でございますが、10月14日に黒山三滝のライトアップ演奏会を開催し、滝の音とサックスの共演を多くの皆様に楽しんでいただきました。11月22日からライトアップを始め、12月9日の日曜日まで行う予定でございます。  12月14日の金曜日には、東武池袋駅構内でのゆずキャンペーンを実施いたします。また、越生梅林梅まつりは2月16日の土曜日から3月21日の春分の日の木曜日まで開催する予定でございます。  続きまして、農林担当関係でございます。秋の有害鳥獣捕獲を10月13日から11月11日までの間、越生猟友会越生支部の皆様のご協力をいただき実施し、イノシシ1頭、ニホンジカ7頭、アライグマ1頭の合計9頭を捕獲いたしました。  次に、朝霞市との交流事業として、11月25日の日曜日に開催された朝霞市農業祭に参加し、越生の農産物や特産物の販売を行いました。  ことしで15回目を迎える「ゆずフェア」を12月9日の日曜日にうめその梅の駅において、ゆず部会や出店者の皆様のご協力を得て開催いたします。  次に、まちづくり整備課からご報告申し上げます。9月議会以降の主な事業と発注状況でございますが、「越生駅既存跨線橋改修工事の施行についての協定」を1,362万4,000円で東日本旅客鉄道株式会社と平成30年9月11日に締結いたしました。  次に、上野地内の「橋梁耐震補修工事(ふれあい橋)」を1,074万6,000円で、大谷地内の町道1―6号線局部改良工事を1,026万円でそれぞれ柿沼土木株式会社と、龍ヶ谷地内の「龍ヶ谷地内舗装修繕工事」を212万7,600円で株式会社大村組と契約いたしました。また、「平成30年度道路台帳修正業務委託」を561万6,000円で西武測量株式会社と契約いたしました。  以上、首長部局からの行政報告とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 町長からの行政報告が終わりました。  次に、教育長から教育行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  吉澤教育長。          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕 ◎教育長(吉澤勝君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、教育委員会から行政報告を申し上げます。  初めに、学務課よりご報告させていただきます。10月6日、越生中学校を会場に本年度2回目の英語検定を実施いたしました。小学生が8名、中学生が13名の合計21名が受検いたしました。3回目の検定は1月26日を予定しておりますので、一人でも多くの子供たちが英語に興味を持ち、英検にチャレンジしてほしいと願っています。  10月16日、来年度の小学校入学予定者を対象に就学時健康診断を実施いたしました。対象児童数は、越生小学校が60名、梅園小学校が19名で、先生方や上級生のお兄さん、お姉さんの指示に従いながら順序よく健診を受けていました。その間、保護者の皆さんには、それぞれの小学校長による子育て講座にご参加いただき、学校の様子をお知らせするとともに、家庭の役割や子供たちに身につけさせたいことなどを一緒に考えていただきました。  次に、各学校の様子をご報告申し上げます。まず、小学校ですが、9月12、13日に越生小学校梅園小学校の5年生が合同の宿泊学習を小川げんきプラザで行いました。天候に恵まれ、スタンプラリーカレーづくり、キャンプファイアなど予定どおりの活動を行うことができました。両小学校の子供たちは決まりやルールをよく守り、協力し合うことができました。充実した宿泊学習となりました。  9月26、27日には、6年生が修学旅行で鎌倉、箱根方面に行ってまいりました。越生小学校梅園小学校の子供たちは途中のサービスエリアで合流し、2日間を一緒に過ごしました。出発したときは小雨が降っていましたが、その後天候も持ち直し、とても楽しく、思い出深い修学旅行になりました。  その他、越生小学校梅園小学校が一緒に活動する小小連携は、宿泊学習や修学旅行だけでなく、5年生の社会科見学でも実施し、11月2日に川ロスキップシティを合同で見学してまいりました。  11月10日には梅園小学校、11月17日には越生小学校でそれぞれ音楽会が行われ、たくさんの保護者や地域の皆様が会場に足を運んでくださいました。  11月17日には、梅園小学校で収穫祭が行われました。梅もぎや梅干しづくりでお世話になった地域の皆さんや町長さんをご招待し、子供たちが塩漬けにした梅干し入りのおにぎりや豚汁、サツマイモなどを子供たちと一緒においしくいただきました。  11月22日には、越生町子ども議会に向けた新井町長さんによる出前授業を越生小学校梅園小学校のそれぞれで実施いたしました。子ども議会は12月11日に開催いたします。現在は、議長の選出や質問書の取りまとめ、役割分担など順調に準備を進めております。当日は議員の皆様にも大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、中学校ですが、9月1日に光耀祭体験教室を開催いたしました。地域の方を中心に約40名の講師をお迎えし、15講座を開設しました。生徒数の減少により講座の数は昨年よりも2つ少なくなりましたが、うちわづくり教室ステンドグラス教室お菓子づくり教室など、生徒にとってはとても興味深い内容の講座ばかりで、越生ならではの大変貴重な経験の場となりました。  9月20日から入間北部新人体育大会が開催され、陸上部男女卓球部男子個人で県大会の出場権を獲得しました。県大会では、陸上部2年の長島ありささんが女子2年100メートルに出場し、第2位というすばらしい成績をおさめました。  また、夏休み前から学校全体で取り組んでいる駅伝は、10月15日に行われた県駅伝入間郡予選会で男子が優勝し、埼玉県駅伝競走大会に出場いたしました。  10月27日には、合唱コンクールを開催いたしました。各クラスとも、実行委員やパートリーダーを中心に練習を重ね、心に響くすばらしい歌声を披露してくれました。当日はたくさんの議員の皆様にも会場へお越しいただき、まことにありがとうございました。  続いて、生涯学習課の主な事業についてご報告いたします。最初に、社会教育推進事業からご報告いたします。10月16日に、越生小学校梅園小学校で行われた就学時健康診断にあわせて新入学児の保護者を対象に、両校の校長の講師による「子育て講座」を開催いたしました。  11月からは、保育園児、幼稚園児の保護者を対象とした家庭教育学級「見守ってね教室」を町内3園で、埼玉県家庭教育アドバイザーの関根トミ子、笠松直美両氏を講師に招いて開講しております。  子供たちを対象にした事業につきましては、11月11日には「七つの祝い」の式典を中央公民館視聴覚ホールで開催いたしました。来春入学を迎える新1年生81人のうち68人の子供たちが出席し、町長さん、議長さんから祝辞をいただいた後、越生町のマスコット「うめりん」とともに記念撮影を行いました。  11月18日には、子ども会育成会主催ドッヂビー大会の開催に当たり、30人の児童の申し込みをいただきました。  生涯学習推進事業につきましては、9月9日に「生涯学習町民のつどい」を開催いたしました。今年度は、黒山で非業の最期を遂げた渋沢平九郎没後150年を記念して、渋沢資料館副館長の桑原功一氏の講演のほか、三代目若松若太夫の説経節「飯能の嵐 渋沢平九郎自刃の段」の披露と、三芳町竹間沢車人形保存会の人形芝居が行われました。会場の視聴覚ホールは町内外から大勢の皆様にご来場いただき、満席となりました。  また、11月18日のおごせ梅の里コンサートは、越生町にゆかりのある名渡山遼氏を招き、「ウクレレ・ライブ」を行いました。入場券は好評のうちに完売となり、ポップスや唱歌、オリジナル曲が披露され、ゆったりとした時を感じられる癒やしの音色と、力強く生き生きと躍動したリズムが響き渡るコンサートとなりました。  公民館事業につきましては、9月25日と10月22日に「郷土料理教室」を実施いたしました。高齢者を対象にした「粋生学級」は、9月20日に開講式を行い、計4回の研修会と学習会に延べ189人にご参加をいただきました。  また、芸能文化の最大イベント「第46回文化祭」を11月3日、4日の両日に開催いたしました。3日は「産業祭」、「健康まつり」もあわせて行われました。ことしも中央公民館のロビーと体育館に、一般の皆さんと小中学生、県立越生高校美術科と武蔵越生高校美術部の生徒が参加したほか、本年4月から自治体間交流を開始した東京都豊島区の駒込油彩同好会の皆さんが描いた絵画を10点展示いたしました。また、視聴覚ホールでは、カラオケ、舞踊などの芸能発表会を行いました。特に体育館には1,000人以上の皆さんが来場し、芸術文化に対する関心の高さがうかがえました。  梅園コミュニティ館では、11月6日に「木の実のスワッグ教室」、11月10日に「エコクラフト教室」、11月26日に「漬け物教室」を実施いたしました。年内は「折り紙教室」のほか5教室を予定しております。  また、「おごせ昆虫と自然の館」では、10月7日に「トンボの観察会」、11月14日には「昆虫なんでも相談室」、11月14日と12月2日には「ミツロウハンドクリーム作り」を実施いたしました。現在は、企画展「「昆虫のふしぎ展」ムシのいどころ展」を開催しております。  図書館事業では、読書の秋を迎え、一般書や児童書、視聴覚資料の充実を図るとともに、埼玉県の推奨図書や文学賞を受賞した作家の特設コーナーなどを設置して、読書推進に努めております。また、10月5日から11月16日にかけては、恒例となりました利根川發先生のご指導による「万葉集講座」を計5回開催しました。  また、本年度は図書館主催で渋沢平九郎の没後150年記念企画第2弾として、「渋沢平九郎を知る 歩く」と題した郷土史講座を11月11日、25日と、3回目を12月9日に開講いたします。  文化財保護関連事業では、ことしは明治150年の節目でもあり、公民館ロビーで「幕末・維新 越生人物誌」をテーマに、越生ゆかりの渋沢平九郎、比留間良八、尾張屋三平、山岡鉄舟、鈴木金兵衛の5人にスポットを当てた展示を行っています。  社会体育関係では、9月30日に第62回越生町体育祭を予定しておりましたが、台風接近のため、屋外、屋内開催ともに中止となりました。また、11月15日の体育祭実行委員会では、来年度に向けて競技種目や日程等について協議いたしました。  卓球、少年野球、ソフトテニス、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、武道などの秋季大会につきましては、降雨のため延期された大会もありましたが、無事に終了いたしました。  また、11月10日には「第3回町民親善グラウンドゴルフ大会」、11月26日には「第8回行政区対抗ゴルフ大会」を開催いたしました。  スポーツ推進委員会は、11月3日に開催された健康まつりにおいて、ラケットテニスの用具を用いたゲームコーナーを設け、生涯スポーツのPRに努めました。  また、昨日は、56チームのエントリーにより「第52回黒山・鎌北湖駅伝大会」が開催されました。沿道の皆様にはご声援、ご支援ありがとうございました。  以上で、教育委員会の行政報告とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) これで行政報告は終わりました。
    △議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(浅野訓正君) 日程第5、議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、一般職員の給与と民間給与の格差を是正するための人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の内容を踏まえ、必要な改正を行うものでございます。  改正内容といたしましては、現在の期末手当の年間支給率「3.85月分」を0.05月分引き上げて「3.90月分」に改正するものでございます。また、平成31年度からは6月支給分、12月支給分ともに1.95月分とし、あわせて年間の支給率を3.90月分とするものでございます。  なお、今回の改正による期末手当の増額は、議員さん10人分で13万296円でございます。  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(浅野訓正君) これから本案の質疑を行います。  2番、岡部君。          〔2番 岡部安雄君登壇〕 ◆2番(岡部安雄君) 2番、岡部安雄です。何点かお伺いさせていただきたいと思います。  まず第1点目でございますけれども、近年というか、最近、期末手当、議会で議員、三役の否決されることもありまして、各自治体間の足並みがそろっていないですけれども、取り決め、各自治体間で議員、三役の期末手当に関してこうしようというふうな取り決めみたいのあるのかどうか、1つお伺いしたい。  それから、2点目なのですけれども、ことしの6月に国家公務員にも期末勤勉手当が支給されております。これにつきましては、ことしの6月29日に報道資料として内閣官房内閣人事局で資料が提供されておりますけれども、それによりますと、一般職の国家公務員の支給月数は6月、2.095月というふうなことでされておりますが、特別職、内閣総理大臣、国務大臣、最高裁長官、衆参両院議長及び国会議員については勤勉手当は支給されず、期末手当、支給月数1.575月のみ支給されますというふうなことで発表されておるわけでございますけれども、国家公務員に準拠しない理由についてお伺いしたいというのが2点目でございます。  それから、3点目ですが、先日全員協議会におきまして大沢総務課長のほうから国から来ていると、議員の期末手当の改正に当たって国から来ているのだというふうなご説明あったかと思うのですが、どこの省庁からどのような話があったのか、お伺いしたいというのが3点目です。  それから、次に4点目でございますが、報酬審議会で去年答申がなされたわけでございますが、町の報酬審議会から町長のほうに答申、その際に執行部側からの説明の中で、三役、議員の期末手当というものは職員の勤勉手当と期末手当を合計したものですよというふうな、期末手当の改正ここのところ否決していますのでぴったりは一致はしないのですけれども、一応そういう考え方で、そういうことで来ていますというふうなことの説明をしたのかどうかということと、国家公務員の特別職の期末手当とは違うのですというふうなことのご説明をされたのかどうか、これが4点目でございます。  それから、5点目は、以前総務課長、期末手当は報酬審議会に諮らなくていいのだというふうなことでありましたけれども、なぜ、民間のボーナスにも匹敵する期末手当、非常に重要なものですよね。それを諮らないというのは解せなかったのですけれども、なぜなのかお答えいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 岡部議員さんの質疑にお答えさせていただきたいと思います。  議員さんとか三役の、議員さんについては報酬になりますけれども、三役については給料になりますけれども、取り決めがあるのかということのご質問だったと思いますけれども、これは取り決めといいますか、どこの自治体も国の一般職国家公務員に準じて行っているということであると思います。前に議員さんにも県内の自治体の議員さんの月額報酬額、それから三役の給料、一覧表でお渡ししているかと思いますけれども、ほとんどの自治体がいわゆる私どもの一般職の月数と同じでやっているということが現状でございます。  それから、総理大臣ですか、国家公務員の支給率と違うというふうなお話もありましたけれども、特別な地位の役職の方でありますので、私どもの地方公務員、いわゆる議員さん、三役、職員とはちょっと一部違った支給率をいただいているというのも確かにそれはそれであるのかなというふうに思っております。  それから、国の支給率ということでございますけれども、私ども地方公務員は情勢適応の原則ということで地方公務員法に定められておりまして、私どもの勤務時間、その他勤務条件という、給与なんかは社会一般の情勢に適応するよう随時適当な措置を講じなければならないということを地方公務員法が定めております。  それから、職員の給与、私どもの給与は生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与、その他の事情を考慮して定めなければならないと。 ◆2番(岡部安雄君) それ、一般職でしょ。 ◎総務課長(大沢昌文君) はい。公務員、私どもは結局それで人事院勧告に基づいて行っているわけでございます。したがって、議員さんにつきましても、三役にいたしましても、どのような基準で決めるかといったことが非常に難しいと思います。したがって、どこの自治体も職員に準じた支給率でやってきているというふうなことで理解をしているところでございます。  それから、審議会の開催した去年のことでございますけれども、県内の状況ですとかをご説明申し上げまして、やはり総理大臣の一部が国家公務員の支給率と違うとかという説明はいたしておりません。  それから、審議会に支給率の改定ですか、増改定とかの場合に審議会を開かないのかということでございますが、あくまでも特別職報酬等審議会には報酬額を変更するときに開くと、町長が諮問して答申をいただくということでございますので、支給率の増減のときは、額の変更とは違っているということで、今までも開催してこなかったということでございます。  以上でございます。 ◆2番(岡部安雄君) 報酬審議会に職員の勤務手当と期末手当と月数足したものが、三役、議員の期末手当になっているのですよ、という説明をしたんですか。 ◎総務課長(大沢昌文君) そのとおりでございまして、もちろん県内の状況もちゃんとご説明しておりますので、職員の期末手当と勤勉手当を合わせた支給率が議員さんの場合には期末手当として一本で、三役の場合にも合わせた支給率一本でいわゆる一般的に言うボーナスということになっております。したがって、ボーナス自体の支給率というのは一般的な、普通県内の自治体では議員さんも三役も職員も同じという扱いになっております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 岡部君。 ◆2番(岡部安雄君) 国のどこの省庁からどういう話が来ているのかという。要するに、説明聞いて、議員さん、ああ、国から来ているのにできないのかというふうなことを言われた方もいるので、その辺の誤解解いておいたほうがいいと思います。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) いろいろ人事院勧告が出ますと、私どものほうに勧告の内容が全て届いてきます。それから、埼玉県の人事委員会も埼玉県議会、それから埼玉県知事に対しても職員の給与等についての報告、勧告及び意見の申し出を毎回行っているということでございます。 ◆2番(岡部安雄君) それは、議会とか知事に出すのは、要するにこういった職員の給与を改定してくださいということで出しているわけで、別に議員とか、知事とか、市町村長、そういった給料をどうにしてくれという勧告ではないでしょ。 ◎総務課長(大沢昌文君) それで、議員さんにしましても、三役にしましても、職員の支給率に準じて埼玉県内の地方公共団体、市町村はほとんどがそれに倣って支給率を定めてきていると、そのように理解をしております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかに。  7番、木村君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村です。議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。3点お伺いをいたします。  まず1点目ですが、来年度の予算編成も始まったかと思います。そこで、歳入の町税について見通しをお聞きしたいと思います。鉱山跡地にナイス株式会社の倉庫も外観ができ上がりました。新たな財源として期待されておりますが、反面、生産労働人口の減少は進行しているものと思われます。今年度当初予算と比較してどのくらいの金額が見込まれているのでしょうか。  2点目は、町内の既存の商工業者からの町税について、世に言う好景気を反映した増収見込みはあるのでしょうか。  3点目、今回の条例改正で可決された場合に給与システムに、ほとんど、大した変更ではないと思いますけれども、プログラムの変更が必要になると思います。その場合のシステム改修費というのは実質的にかかってくるものなのでしょうか。  この3点についてお伺いいたします。 ○議長(浅野訓正君) 山口税務課長。          〔税務課長 山口博正君登壇〕 ◎税務課長(山口博正君) それでは、木村議員さんのご質疑に税務課のほうからお答えをさせていただきたいと思います。  平成31年度の当初予算の関係のご質疑だというふうに理解しておりますが、現在のところ税務当局につきましても来年度の予算編成の作業を行っているところでございます。議員さんご指摘のとおり、少子高齢化によりまして人口のほうも減少傾向にあると。また、生産年齢人口につきましても、年代別の人口構成ということで言えば、当然減少が見込まれるところでございます。税務当局にいたしましては、一応企業の参入等も含めまして検討はしているところでございますが、現状のところやはり大きな変動はないのかなというふうに考えております。現在、いずれにしても予算の編成中でございます。その辺も考慮しながら予算の編成作業のほうに取り組んでまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 今回の報酬等の改正でシステム改修費が必要になるかということなのですけれども、それはご議決いただけるものと思っておりますのでちょっと調べてはいないのですけれども、この間全員協議会でご説明申し上げましたとおり、調査物のときの関係ではいろいろな理由とか書いたりするので、ちょっと煩わしさはあるということでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 木村君。 ◆7番(木村正美君) 2点目の町内の商工業者からのご返答というのはいただけなかったのではないか、それをお願いしたいと思います。  それから、これからが再質問になります。先日企財課から31年度の予算編成方針についてという資料をいただきました。この1ページ目に地方交付税が何か、今年度に比べてということなのだと思うのですけれども、10%縮小した形で予算請求しなさいというような文言がちょっとありました。町税に次ぐ地方交付税ですね、これ1割減るとなるとかなりの影響が出るのではないかと思って私読ませてもらったのですけれども、この点についてのご説明をお願いしたいと思います。  それから、システム改修、こんなのお金かける改修ではないのかな、数値が変わるだけなので、私も偉いこと言うわけではないのだけれども、自分もプログラムをつくってきた人間ですから、SEもやらされて、システム管理者も前の会社でやらされていましたので、こんなのもお金かける仕事ではないと私は思うのですけれども、役場の職員若い方の中に優秀な方がいるのですから、このくらいな軽微な変更は自分たちでできるような、そういった教育も必要ではないかと思うのですけれども、それは私の意見ですけれども。  とりあえず、では今の答弁漏れと再質問の地方交付税の話ですか、それを再質問でお答えいただきたいと思います。 ○議長(浅野訓正君) 山口税務課長。          〔税務課長 山口博正君登壇〕 ◎税務課長(山口博正君) それでは、木村議員さんの質疑に対しまして、答弁漏れで大変申しわけございませんでした。  町内事業者、法人税関係でよろしいのでしょうか。昨今町内の商店さんが閉店をされているということも担当のほうでは理解はさせていただいているところでございます。今後のという話も含めてですけれども、なかなか難しい状況にあるのかなというふうには理解をしているところです。平成14年ぐらいがピークですか、法人さんの数、以前ちょっとそういったお話をさせていただくことがございまして、商工会さんの把握している数で言うと、平成14年ごろが五百幾つかということでご説明をいただいた経緯もあります。現状で言うと、会員数の話になるかとは思いますけれども、400前後ということでお聞きをしているところです。議員さんがご指摘のとおり、やはりなかなか法人税の関係につきましても難しい状況があるということでは理解をさせていただいているところでございます。  今後の関係につきましては、なかなか難しいところがあるのでしょうけれども、その辺も含めて平成31年度の予算編成に当たっていきたいというふうにご理解をしていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、木村議員さんのご質疑にお答えいたします。  ちょうど今予算編成中でございまして、これからこの議会が終わりましたら各課から出された予算要求書のヒアリングが入ってくる予定でございますけれども、それに先立ちまして予算編成方針というものをつくらせていただいております。  ご質問のありました地方交付税の関係でございますけれども、これは国のレベルの話で申しますと、昨年まで16兆円のレベルであったものが来年度31年度の国の予算では16兆円を切ったというようなことが言われております。これは、1割切れたというわけではなくて、実質的に金額的には734億円、国全体ですけれども、0.5%の削減が見込まれているというようなお話でございます。  その理由なのですけれども、これは国全体が景気がよくなっていて税収がふえているということは、その分交付税は減っていくというようなことでございまして、国全体から見るとそういった流れにあるようでございます。ただ、越生町にそれを当てはめてみて、それが国と同様に来年度平成31年度に税収が伸びるかというと、非常にこれはまだまだそういう景気のよさは反映されていないような状況も見られますので、ことしの予算編成についてもかなり厳しくなるものだろうということを押し出したものがこの編成方針として載せているところでございます。  そういったことで、ここに予算編成方針で書いてありますこの中では、基礎的財政収支対象経費のうち、年金、医療費等及び復興対策に係る経費を除いた経費は前年度当初予算額の100分の90の範囲内で要求することとされていることに注視する必要があるということで、これは国のほうでつくっているような資料をベースにしているのですけれども、そういったことも勘案しながら町の予算要求もしてくださいよということで記入させていただいたということでございまして、ご理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 木村君。 ◆7番(木村正美君) ただいまの交付税なのですけれども、越生町の場合は税収が税務課長の話でも伸びますよとか、ふえますよというご返事はいただけませんでした。現状維持ならばいいところだろうということだと思うのですけれども、そんな中で日本全国どこで国民が暮らしても同じような暮らしができるようにということで、財政の少ない、歳入の少ないところに交付税というのは配分されるわけですけれども、越生町の場合は、大変恥ずかしい話かもしれませんけれども、交付税はそんなに減らないでことしと同じ、要するに同じような予算が組めるだけは確保できそうだというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、再質疑にお答えいたします。  先ほども申し上げましたとおり、これから予算査定が始まっていきますので、明確なというか、はっきりした数値というのはお話はできないわけでございますけれども、交付税につきましては、大体ここ数年は11億円台で推移しております。実は10年前に比べますと、町民税というのが、町税ですね、平成20年度が7億2,000万円あったものが、29年、昨年度決算は6億円になっております。当然これは少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少に伴うことが大きな理由だと思いますけれども、この10年間で1億2,000万円減額になっておりますが、それを穴埋めしているのが交付税でございます。平成20年度は9億9,000万円だったものが29年度は11億6,700万円ということですので、ほぼその税収の落ちた分を交付税で見てもらっているということで、これは交付税制度がそういう制度になっておりますので、こういった結果になっているということでございます。  31年度の予算編成につきましても、大体ことし並みの歳入というのは確保できそうであるなというような感触はつかんでおりますけれども、まだこれから精査していくわけでございまして、何とも言えませんけれども、基本的には昨年度並みの予算規模にはなるのではないかというふうに感じております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかにありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論ありますか。  7番、木村君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村です。反対討論を行います。議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。  人事院勧告の出るたびに5年連続で議員の期末手当の引き上げを上程していただき、ありがたいことはよく承知しておるところでございます。しかしながら、町民を代表する議員として真剣に考えた結果、理由はたくさんありますが、大きくは2つの理由から今回も反対をいたします。  その1つ目は、景気回復と言いつつも所得格差の拡大の問題です。最低賃金の上昇等で一定の底上げはできたかなと思います。しかし、賞与については大企業と中小企業で働く人たちでは大きな差があります。人材採用広告代理店が求職者向けの情報として出しているものなのですが、2016年の冬のボーナス支給の資料では、中小企業で37万円、大企業で73万円、国家公務員が70万5,000円という結果が出されています。一般的な月額給与は大企業も中小企業も極端な差はなくなってきているのかなと思います。賞与については支給月で倍ぐらいの差があります。国内382万事業者のうち99.7%が中小企業に位置づけられ、労働者の全体の7割がその従業員です。つまり越生町でも10人に7人は大企業や公務員のように年間4カ月以上の賞与はもらっていないと推測できます。  私は常に町民目線で議員をしてきたと自負をしております。町民感覚からすると、自分の給料を自分で決められる立場にいる議員としては、近隣議会の動向はどうあれ、議員の立場としていまだ上げられる状況に至っていないという判断をしたのが1つ目の理由でございます。  2つ目は、財政の問題からです。歳入においては税収の伸びが見込めない中で地方交付税も減少の方向にあるということです。歳出では、高齢化の進行などで扶助費の増加、事業起債による公債費の増加、新ごみ焼却場建設の負担金の増加、老朽化している公共施設等の維持管理の問題等、ますます財政の硬直化の進行が危惧されます。やがて財政に自由度がなくなり、町民要望にも今以上に応えることができなくなることが予測されます。これからは町民に痛みを感じ、我慢をお願いしなければならない時代になると思います。13万円程度の出費増でそんなに深刻に考える問題かと思われる方もあるかと思います。しかし、その財源も町民の皆様からの税金から賄われます。痛みをともに分け合い、我慢しようという気持ちを議員みずからつくっていかなくてはならない時期に来ていると思うからです。  ほかにも理由はありますが、今回この2つの点で本案に対する反対討論といたします。 ○議長(浅野訓正君) 本案に対する賛成討論ありますか。  6番、水澤君。          〔6番 水澤 努君登壇〕 ◆6番(水澤努君) 6番、水澤努、賛成討論を行います。  先日私は議会全員協議会の場で、10年前の福島県矢祭町議会での日当制導入による議員報酬大幅カットについてその後の経緯を調査、報告し、現状では日当制を支持する議員が一人もいなくなってしまったという厳しい現実を明らかにしてきました。そこで、私は現実を無視した理想論がいかに無責任であり、間違っているかについて明確にしてきたつもりです。ここでは別な視点から論じます。  世間の議員たたきの風潮に迎合して議員報酬の下方圧力をかけることに議員は手をかすべきではないということ、それは大衆迎合主義、今のはやりの言葉で言いますとポピュリズムですね、大衆迎合主義であり、戦後民主主義を支えてきた議会制民主主義の破壊を招くということを訴えたいと思います。  突然ですが、「民をして寄らしむべし、知らしむべからず」というのは孔子の「論語」の有名な言葉で、皆さんもご存じのことと思います。しかし、有名な割には真意が大きく誤解されている言葉でもあります。その誤解については、日本資本主義の父とも言える埼玉県出身の偉人渋沢栄一が、渋沢平九郎が養子に入った先ですね、渋沢栄一が著作「実験論語処世談」で明治の昔から指摘しています。しかしながら、現代でも誤解のほうが主流のままです。つまり民は統治すべきだが、政治の内容は知らせるべきではないという民衆蔑視的誤解です。これは、「べし」という言葉の無理解によります。漢文では「べし」は「可能性」の「可」の字を使います。つまり「べし」には可能であるという意味があるのです。それは古典や漢文の授業で誰もが習う初歩的な文法です。この言葉の本当の意味は、民を統治することは可能だが、政治の奥義を教えるのは不可能と言えるほど困難なことだという政治の本質を言い当てた孔子の奥の深い洞察なのです。  政治制度の設計は全ての建築物の設計と同じく極めて専門性の高いものです。それはどんな政治制度においてもしかりです。民主主義という制度も決して庶民の手によってつくられたものではなく、政治や法のプロフェッショナルによってつくられたものです。だからこそ、その理念を国民に浸透するためには国民への民主主義の啓蒙と教育は不可欠だったのです。ましてや現代社会は複雑性を増しており、その制度設計はますます専門性の高い内容となっており、ゆえに国民への制度設計をめぐる啓発はますます必要となっています。だからこそ、いかに制度設計の内容について知らしむべからず、つまり知らせるのは不可能と言えるほど困難であったとしても、民主主義社会の存続のためにはその啓発の努力を怠ってはいけないのです。そうでないと民主主義は空洞化していくばかりです。そうした政治制度の啓発と教育はもちろん教育機関や行政機関の任務です。しかしながら、同時に政治のプロである議員の仕事でもあるはずです。町民の声という美名を隠れみのにそうした面倒な仕事から逃げてはいけないのです。  大抵の人は消費増税を初めとする増税について聞けば嫌だと言うはずです。それは人情というものです。私だって税金が上がるのは嫌です。しかしながら、本当に消費増税が必要かどうかは嫌かどうかの感情論の問題ではなく、極めて専門領域の制度設計をめぐる問題なのです。誰でも社会にとって必要ならばやらなくてはならないことがあるということは一人前の社会人であるなら理解できるはずです。そうした制度論について思いをめぐらすことなくただ感情的に反対を言うとしたら、人はいつまでも一人前の大人にはなれません。高度の福祉制度存続のために20%以上の消費税を納めている北欧を初めとするヨーロッパの人々がそれを聞いたらただのわがままにしか聞こえないのではないでしょうか。そして、そのような感情的な反発の声だけを拾って、それを庶民の声として代弁するのだったら、完全に議員の仕事としては片手落ちです。  今言ったのと同じ理由で議員報酬についても、それは税金から出ているので減らして町民のために使えという主張は、感情的には誰にでも受け入れられるような甘い響きがあります。しかしながら、そこにはやはり制度論が欠落しています。その制度論の啓発をこそ議員は行うべきなのです。今や議会制民主主義は、特に地方議会では破綻の危機に瀕しているのです。これをどうするかという制度論的視点抜きに議員のコストカットを主張するのは、いかに善意に基づくものであっても責任のあるものとは言えません。庶民やマスコミの議員たたきに議員が迎合する行為は民主主義制度の担い手による自虐行為であり、民主主義の自殺行為にほかなりません。世の中は健全な自由競争が保障されることによって進歩が実現し、あらゆる製品の品質向上がなされています。  しかしながら、事政治の世界では地方議会での無投票当選がはびこっています。競争原理はそこでは働いていないのです。競争原理が働いていないところでは必ず停滞と腐敗が起こります。それが人間という生き物の宿命です。このままでは議会制民主主義は日ごとに劣化して腐敗していってしまいます。現状でさえこのありさまなのです。その上で議員みずからが議員報酬に対する世の中の下方圧力に迎合するようなことをすれば、それこそそうした流れはさらに加速することになり、議員みずからが報酬に値しないと自認するならば、世間のバッシングはそれ見たことかと当然増幅します。「おぼれる犬はたたけ」というのが世の常なのです。ましてや若者はそんな世間のバッシングの火中にある栗を低報酬にもかかわらずあえて拾おうとするはずはありません。高齢者だけの多数決で決まるシルバー民主主義の町は若者には魅力のない町です。そんな町になったら越生町はますます衰退していくでしょう。現状でもこの町には還暦前の議員は一人もいないのです。期末手当のアップを否定する議員の皆さんは、そうした現実をさらに一歩悪いほうに進めることにしかならないということを知るべきです。  では、この財政危機をどうするのかという批判もあると思いますので、私の考えを述べます。これから訪れる現役世代のリタイアによる税収の減少と国家財政危機の進行を考えると、たとえ議員全員の首を切っても焼け石に水です。最終的には市町村合併しか選択肢は残されないでしょう。そのことで議員は熾烈な競争にさらされて淘汰され、プロの議員として能力が大衆的に認知された少数の優秀な人材が新たにスリム化された市議会議員として町議会の議員より多くの報酬を得ることになるでしょう。その結果、能力があり、チャレンジ精神に満ちた若者にも議員人生への道が開けるようになるはずです。  最後につけ加えます。町民の声を聞けばこの苦しい世の中で期末手当のアップなどできないはずだという議員さんもいますが、私の周りにはそうした町民の声は残念ながら余りありません。もっともらっていいからどんどん働いてくれという声が多数です。それほどまでに将来の社会に対する不安があり、これを打開するリーダーシップを求めているのです。私にとってはこれが町民の声です。私はこうした町民の声に応えて全身全霊をかけてこれからも頑張りたいと思います。  以上、賛成討論です。 ○議長(浅野訓正君) ほかに討論ありますか。  反対討論、池田かつ子君。          〔3番 池田かつ子君登壇〕 ◆3番(池田かつ子君) 3番、池田かつ子です。傍聴の皆様にはお寒い中ありがとうございます。本議案について反対討論を述べたいと思います。  町の財政状況を考えたとき、30年度の予算方針の予算見込みにもありましたが、今後町税の大幅な増収は期待できない、地方交付税について、平成30年度の国の概算要求で総額4,000億円の減額が示されました。地方自治体にとって厳しい状況が見込まれるとしています。平成31年度予算編成方針においても、本町の平成29年度決算状況を見ると、歳入の根幹である町税が人口減少に伴う生産年齢人口の減少により減額となっていると報告がありました。平成29、30年度には越生駅東口開設事業が実施されているが、平成31、32年度には防災無線のデジタル化が予定されるなど大規模プロジェクトが続く上、公共施設の老朽化の進行による維持管理費等の増加も見込まれます。これらに人件費や社会保障費などの経常的な経費も加わることで、歳出総額の大幅な増加は必至な状況であります。来年度の歳出は前年度より約5%増の43億円程度になると思われ、歳入との乖離は約5億円になると見込まれるとあります。そのため、越生駅東口開設事業等の事業債の発行に加えて、基金の取り崩しが必要となる状況であるとしています。さらに、ゴルフ場利用税の廃止も議論されており、歳入の確保は引き続き厳しい状況が見込まれます。今後越生駅駅舎の行方にも費用がかかりそうであります。このことから町の財政状況が厳しいことがわかります。  しかし、議員の報酬を考えるとき、町の財政状況のみで判断をするのはやや近視眼的であるとも思います。問題は議員の後継者問題、なり手不足対策を同時に考えていかなければならず、報酬については短絡的なものでないことが確かであることはわかっています。議会改革というものは地域民主主義の実現であり、住民自治をどのようにつくり出すのかなど充実させるための条件を議論していかなければならないことも忘れてはいけません。今の議員がその土台を考え、つくり出していく責任はありますが、その前に我々議員が今やらなければならないことがあるとも考えます。後継者に自分たちの町はいい町である、このよさを受け継いでいきたいと思ってもらえるような後継者、若者たちに魅力あるまちづくりをしていくことが私たちの最優先であると思います。果たしてそうなっているでしょうか。近隣では選挙のとき欠員、定員割れを起こしているところもあるが、越生町には後継者は続いています。越生町を住みよい町にしようと本気で考えている人が年齢問わずいます。現に今の議会を見ても、昔の若者である我々が議会に入り、入れかわったではないでしょうか。町の財政が明るい方向に向き、私たちの手で魅力あるまちづくりができたら報酬アップも考えていきたいという考えで、本当に今回さらに前回の提案以上にかなりの時間をかけて思い悩み、真剣に考えた結果であります。  以上、反対討論とします。 ○議長(浅野訓正君) 賛成討論ありますか。  1番、宮﨑君。          〔1番 宮﨑正人君登壇〕 ◆1番(宮﨑正人君) 議席番号1番、宮﨑でございます。議長のお許しをいただきましたので、議案38号について賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず1点目が、前回議員報酬については平成29年10月3日付の特別職等報酬審議会において慎重に審議された内容及び回答について、内容は詳しくは言わないですけれども、真摯に受けとめるべきというふうに私は思っています。また、審議会に対してその意見については慎重に考えた内容では従うべきというふうに考えております。また、近年、議員いろいろあるのですけれども、年金の受給した議員がどこの地域も多くなっているというのが現状ではないかなというように思っています。そういう中で、若い年代にも議会に参加できる、議会を目指すことが今後の越生町の活性化につながるということを非常に考えておりますので、今回の議案については賛成の立場というようにいたします。  以上です。 ○議長(浅野訓正君) ほかに。  2番、岡部君。          〔2番 岡部安雄君登壇〕 ◆2番(岡部安雄君) 岡部安雄です。本議案に反対の立場で討論をさせていただきます。  議員に支給される報酬や期末手当は適正かつ住民にわかりやすいものでなければなりません。しかしながら、本議案の期末手当は、期末手当と言いながら職員の期末手当と勤勉手当を合計した率(議員の期末手当の引き上げが否決されてきているため、現在は職員の期末勤勉手当、期末手当、勤勉手当の合計よりも低くなっています)となっており、期末手当とは似て非なるものと言わざるを得ません。提案されている期末手当の引き上げについては1年越しの懸案でもあります。昨年議員から期末手当についても町の特別職報酬等審議会に諮るべきであるとの意見を受けて、町執行部において特別職報酬等審議会に諮り、その答申に基づいて昨年の12月議会に議員の期末手当の引き上げを提案されましたが、議会で否決されました。賛否については各議員の考えに基づくものであり、統一した反対理由はないと理解しています。もとより審議会の答申は重いものと受けとめています。  大沢総務課長が期末手当は審議会に諮らないでいいのだというふうに言っていた理由の方針というのは、審議会の答申をもらうことによって審議会の委員の方に、迷惑と言うと語弊がありますけれども、そういったかけたくないというふうな、多分多くの自治体の気持ちからそうなってきているのかなというふうに思います。先ほど質疑の中で国家公務員に準拠していないではないかということに関しても明確な答弁はありませんでした。こうした説明も委員会になされないままで答申をされたわけでございます。したがって、改めて職員の期末手当の月数と勤勉手当の月数を加えた形になっていますと、それから国家公務員の特別職についてはこういうふうになっていますということで、審議会に諮った上で改めて答申を受けていかにすべきかということをお決めいただくのが本来かというふうに考えております。  よって、本議案には反対いたします。 ○議長(浅野訓正君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) これで討論を終わります。  これから議案第38号を採決します。  議案第38号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立少数〕 ○議長(浅野訓正君) 賛成少数です。  したがいまして、原案は否決されました。  この際、暫時休憩します。                                      (午前11時05分) ○議長(浅野訓正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時20分) △発言の訂正 ○議長(浅野訓正君) 議長の私のほうで発言の漏れがありましたので、訂正で申し上げます。  「賛成少数です」という次に「議案第38号」が漏れておりましたので、「議案第38号は否決されました」。  以上です。 △議案第39号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び越生町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(浅野訓正君) 日程第6、議案第39号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び越生町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第39号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び越生町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  先ほどの議案第38号と同様に、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の内容を踏まえ、町長、副町長及び教育長の平成30年度の期末手当の年間支給率を「3.95月分」から0.05月分引き上げて「4.0月分」に改正するものでございます。  また、平成31年度からは6月支給分、12月支給分ともに2.0月分とし、合わせて4.0月分とするものでございます。  なお、今回の改正による増額は、町長で4万2,147円、副町長で3万5,420円、教育長で3万3,925円でございます。  以上、慎重ご異議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(浅野訓正君) これから本案の質疑を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。討論ありますか。  2番、岡部君。          〔2番 岡部安雄君登壇〕 ◆2番(岡部安雄君) 2番、岡部です。先ほどと同趣旨の内容でございますけれども、本議案に反対の立場で申し上げます。  町長、副町長、教育長に支給される報酬や期末手当は、適正かつ住民にわかりやすいものでなければなりません。しかしながら、本議案の期末手当は、期末手当と言いながら職員の期末手当と勤勉手当を合計した率となっており、期末手当とは似て非なるものと言わざるを得ません。  訂正させていただきます。職員の期末手当と勤勉手当を合計した率(三役の期末手当の引き上げが否決されたことがあるため、現在は合計よりも低い)となっており、期末手当とは似て非なるものと言わざるを得ません。提案されている期末手当の引き上げについては1年越しの懸案でもあります。昨年議員から期末手当についても町の特別職等報酬審議会に諮るべきであるとの意見を受けて、町執行部において特別職報酬等審議会に諮り、その答申に基づいて昨年の12月議会に議員の期末手当の引き上げを提案されましたが、議会で否決され、失礼いたしました。議員ではなくて、町長、三役の期末手当の引き上げを提案されましたが、否決されました。賛否については各議員の考えに基づくものであり、統一した反対理由はないと理解しています。もとより審議会の答申は重いものと受けとめています。審議会が答申を行うに当たり、町長以下三役の期末手当は職員の期末手当は異なるということを十分に理解しておられなかったのではないか、また国家公務員の特別職の期末手当は勤勉手当を加算したものではないという説明も委員になされなかったということでございます。改めて報酬等審議会にお諮りいただくべきだろうというふうに考えております。  したがって、本議案には反対ということでございます。  なお、先ほど12月議会で「否決」というふうに申し上げましたが、「可決」というふうなことだったかと思います。大変失礼いたしました。 ○議長(浅野訓正君) 最後何と言ったの。 ◆2番(岡部安雄君) 町長、三役の期末手当の昨年の引き上げについては可決だった、否決ですね。 ○議長(浅野訓正君) 撤回。 ◆2番(岡部安雄君) 撤回だ、撤回されましたので、職員の期末勤勉手当の合計とは現在は違っているということでございます。失礼いたしました。 ○議長(浅野訓正君) ほかに。賛成討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 討論を終わります。  これから議案第39号を採決します。  議案第39号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び越生町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(浅野訓正君) 賛成多数です。  したがいまして、議案第39号は可決されました。 △議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(浅野訓正君) 日程第7、議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告の内容を踏まえ、一般職員の給与と民間給与の格差を是正するため、宿日直手当と給料表を改正するとともに、期末勤勉手当の年間支給率を「4.40月分」から「4.45月分」に改正するものでございます。  詳細につきましては、担当の課長がご説明申し上げますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) それでは、ご説明申し上げます。  初めに、新旧対照表の1ページ、第1条関係の第1条第2項の規定につきましては、地方公務員法の改正に伴い廃止されていた職階制に係る規定を全て削除するものでございます。  次に、第17条の宿日直手当でございますが、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告に基づいて、日直に従事する職員の勤務1回の日直手当を「4,200円」から「4,400円」に引き上げ、改正条例の附則第2項第2号により、平成30年4月にさかのぼって適用し、その差額を支給するものでございます。  次の第19条第2項第1号は、一般職員の勤勉手当の支給率を「100分の90」から「100分の95」に改正し、勤勉手当の年間支給率を現在の「1.8月分」から0.05月分引き上げ「1.85月分」に改めるものでございます。同様に、第2号は、再任用職員の支給率を「100分の42.5」から「100分の47.5」に改正するものでございます。  これらの引き上げは、附則第2項第1号により、平成30年12月1日から適用するものでございます。  次の別表第1の改正につきましては、行政職給料表の給料の月額を400円から1,500円の範囲で増額改定するもので、1級の主事については「1,000円」から「1,500円」、2級の主任については「500円」から「1,100円」、3級の主査については「400円」から「700円」、4級の主席主査以上は全て400円の改定で、若年層に重点を置いた引き上げとなっております。  これらの改正は、附則第2項第2号により、平成30年4月にさかのぼって適用するものでございます。  次に、新旧対照表の6ページの第2条関係ですが、第18条第2項は、一般職員の期末手当の年間支給率について、これまで6月支給分を「100分の122.5」、12月支給分を「100分の137.5」となっていた期末手当の年間支給率を、平成31年度から6月支給分、12月支給分ともに同じ支給率の「100分の130」とするものでございます。また、第3項の再任用職員の期末手当の年間支給率についても、6月支給分、12月支給分それぞれ「100分の72.5」とするものでございます。また、19条第2項第1号で、一般職員の勤勉手当の支給率も同様に6月支給分、12月支給分ともに「100分の92.5」とし、再任用職員の勤勉手当の支給率も「100分の47.5」から「100分の45」に改正するもので、この勤勉手当についても平成30年度と平成31年度の年間支給率を同率にするものでございます。  なお、今回の改正による影響額は、給料で87万8,440円、勤勉手当で184万518円、その他日直手当などを全て含め、合計で349万823円となります。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) これから本案の質疑を行います。  7番、木村君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村でございます。議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑をさせていただきます。  1点確認の意味から質疑をさせていただきます。第19条に勤勉手当の記述がございます。この点でお聞きをいたします。条文に「基準日以前6カ月以内の期間におけるその者の勤務成績に応じて」とあり、第2項に「勤勉手当の額は、勤勉手当基礎額に町規則で定める割合を乗じて得た額とする」となっております。この勤務成績とは職員の勤務成績評定に関する規定の評定であり、割合というのはその評点ではないかと読み解くのですが、実際の勤勉手当の支給に当たってこの条文の内容は機能させているのでしょうか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 木村議員さんの質疑にお答えさせていただきたいと思います。  この19条の勤勉手当の件でございますが、議員さんのご指摘のとおり、勤勉手当ですから、どれだけ勤勉したかという手当、期末手当とはちょっと異なります。町では今人事評価行っております。その成績率に基づいて勤勉手当を支給することになっております。一般的には100分の92.5を乗じて得た金額が支給されるわけですけれども、勤務評価によってちょっと足りない、劣っている、反対に一生懸命やって能力を発揮した、本当に著しく勤勉だったという方については割合がちょっと高くなりまして支給をしているところでございます。評価に基づいて勤勉手当の支給を実施しているということでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 木村君。 ◆7番(木村正美君) ただいまのご答弁だと、全員一緒でないと、一律ではないというふうに理解をさせてもらったのですけれども、どのように、コンピューターシステムの中へ組み込んでいるのか、その評価のあれによって変わってくるのだと思うのですけれども、非常にその作業って煩雑のような気がしますけれども、評点というのはどういうふうにつけられるのですか。  それと、あと今の中では、頑張らなかった人はちょっと我慢してよということだと思うのですけれども、頑張った人はプラスしますよというのは、この規定以上にプラスするという意味でしょうか。  その2点ちょっとお伺いしたいしたいと思います。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 条例規則で人事評価のことを規定しておるのですけれども、その中で越生町職員の人事評価に関する規定というものをつくっておりまして、この規定の中で人事評価を行うのだというふうに規定しておりまして、その人事評価の中には能力評価、それから業績評価、この2種類をあわせて人事評価ということで評点をつけてやっております。いわゆる若い職員につきましては、例えばですけれども、担当の仕事について分け隔てなく取り組んでいるかとか、担当業務に関する幅広い情報を収集し活用しているかと、そういった項目があります。中間管理職、管理職になりますと、また違った形の統括を適正にしているかとか、ちょっと評価項目が変わってくるのですけれども、役職によって変わっていくのですけれども、その評価を自己評価、いわゆる評価される職員の自己評価から始まりまして、グループ長の評価、それから課長の評価、それから副町長、教育長、最終的には町長の評価で評価点が決まっていくわけでございます。その結果に基づいて勤勉手当を、ほんの若干にはなりますけれども、変化を持たせて評価しているということで、したがって劣る人はちょっと低くなりますし、本当に一生懸命やってすばらしい、よくやったというのは、若干ではありますが、気持ちだけ手当が上がるといったことになっております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 木村君。 ◆7番(木村正美君) ちょっと判然としないのですけれども、今の答弁だと、ちょっとだけ上がるというのはこの規定以上に上がる、下がる人もいるけれども、上がる人もいるのだよというふうに理解していいのかどうか、もう一回それを確認したいのと、それと評点の仕方ですけれども、基本的には加点法と減点法というのがあると思うのですけれども、それはどっちにするかはともかくとして、役場の中でその担当課の課長の判断で、私はこういう方法、私はこういうあれ、そういう取り決めみたいなのをきちっと、評価の仕方、評価をする内容は今具体的な例を挙げていただきましたけれども、評価の点のつけ方、それはどういうふうにやられているのでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) お答えさせていただきます。  この勤勉手当というのは、読んで字のごとく、本当に一生懸命やったかどうかに対する手当でございますので、やはり一生懸命やった人と手抜いて適当にやった人と、それが同じ手当をもらうのはおかしいということで成績率を定めろということになっておりまして、それに基づいて細かい規定をつくって評点をつけてやっています。先ほども申し上げましたけれども、いろんな項目がありまして、ほとんど10項目以上にわたって評点をつけまして、それで最終的に一定のところよりも多くなれば高くなりますし、それより下がればマイナス評価ということで率はちょっと下がってしまうということで、ほとんどは皆さん職員一生懸命やっていますので、ほとんど平均の枠内にはなっておりますけれども、やはり一生懸命やっているのと適当にやっているのでは差をつけなければなりませんので、平成27年だったでしょうか、28年ですか、人事評価制度ができまして、国からもそういった評価制度が示されておりますので、それに準じて行っております。  以上でございます。          〔「その評価の仕方、評定の仕方というのは役場内で研修されて統            一しているのかどうか」と呼ぶ者あり〕 ◎総務課長(大沢昌文君) この規定をつくるに当たっては、今までも評価はずっとやってきたのですけれども、国で示された関係で中身をちょっと変えた関係で、この規定をつくる前の段階で課長全員に集まっていただいて、どのように改正するかということでいろいろご意見を聞きましてつくりました。それから、評価の関係も全員に通知するとともに、課長にもこの記載例とかも示しまして、それから課長と一緒にその指標とか困難度、それから個別評価の概算表などもつくりまして、平均はあくまでもCならCであるというふうな説明もさせていただいて評価のほうをつくらせていただいております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかに質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 討論なしと認めます。  これから議案第40号を採決します。  議案第40号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(浅野訓正君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第40号は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                                      (午前11時44分) ○議長(浅野訓正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時30分) △議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算(第3号) ○議長(浅野訓正君) 日程第8、議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の予算に歳入歳出それぞれ2億2,957万5,000円を増額し、総額46億1,044万2,000円といたすものでございます。  それでは、予算書の3ページ、第1表、歳入歳出予算補正により概要を申し上げます。  初めに、歳入でございますが、国庫支出金は子ども・子育て支援交付金と基礎年金事務費交付金を計上いたしております。  次の県支出金は、障害者共同生活援助事業補助金と子ども・子育て支援交付金を計上いたしております。  次の繰越金は、前年度繰越金でございます。  次の諸収入は、町道2―34号線道水路整備負担金を計上いたしております。  続きまして、4ページからの歳出についてご説明を申し上げます。今回の補正予算では、歳出全般にわたって人件費の増減を計上しております。以後の説明につきましては、人件費を除いた主な内容をご説明申し上げます。  初めに、総務費では、利用者の増加に伴い地域交通対策事業を増額するものでございます。  次の民生費の主なものとしては、国民年金システムの改修費用と平成29年度の事業費が確定したことによる返還金等でございます。  次の土木費では、橋梁長寿命化耐震補修事業、越生駅東口開設事業を増額するものでございます。  次の教育費は、各学校の維持管理費を増額するものでございます。  次の諸支出金は、各基金への積立金を増額するものでございます。  以上、概要を申し上げまして、一般会計補正予算の提案理由の説明といたします。  なお、詳細につきましては、担当の課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、詳細につきましてご説明申し上げます。  初めに、7ページの第2表、繰越明許費補正についてでございますが、越生駅東口開設事業について、東日本旅客鉄道株式会社が実施している工事費について、年度内における精算が困難と見込まれるため、追加するものでございます。  続きまして、13ページからの歳入につきましてご説明を申し上げます。初めに、国庫支出金、国庫補助金の子ども・子育て支援交付金3万6,000円は、地域子育て支援拠点事業の交付基準が変更されたことに伴い、国の交付金が追加交付されるものでございます。  次の国庫支出金、国庫委託金の基礎年金事務費交付金38万9,000円は、国民年金制度改正に伴うシステム改修費用に対する交付金で、補助率10分の10でございます。  次に、14ページ、県支出金、県補助金の障害者共同生活援助事業費補助金2万2,000円は、障害福祉サービス等の基本報酬が変更されたことに伴い、県の補助金が追加交付されるものでございます。  次の子ども・子育て支援交付金3万6,000円は、国庫補助金と同様、地域子育て支援拠点事業の交付基準が変更されたことに伴い、県の補助金が追加交付されるものでございます。  次の繰越金1億7,909万2,000円は、前年度の繰越金でございます。  次の諸収入、雑入の町道2―34号線(大谷)道水路整備負担金5,000万円は、すてきナイスグループ株式会社から道水路整備に対する負担金でございます。  以上、歳入の説明といたします。  続きまして、17ページからの歳出についてご説明を申し上げます。  初めに、今回の補正予算では歳出全般にわたって人件費の増減を計上しております。これは、当初予算で見込めなかった職員の退職や人事異動等による増減分と、人事院勧告等に基づく給与改定の増額分を歳出科目全般にわたり計上したものでございます。なお、この人件費に係る補正額の総額は2,226万3,000円の減額となっております。  また、議員期末手当につきましては、計上させていただきましたけれども、今般条例の否決により執行いたしませんので、ご了承賜りたいと存じます。  それでは、職員の人件費以外の内容についてご説明申し上げます。まず、17ページ、総務費、総務管理費の特別職給与費12万6,000円の増額は、給与改定に伴う町長、副町長の特別職期末手当の増額と特別職共済組合負担金を増額するものでございます。  次に、18ページ、企画費の地域交通対策事業310万円は、タクシー利用者数の増加に伴い、補助金を増額するものでございます。  次に、20ページ、民生費、社会福祉費の障害者共同生活援助事業4万4,000円は、障害福祉サービス等の基本報酬が変更されたことに伴い、補助金を増額するものでございます。  次に、21ページ、一般事業費451万9,000円は、平成29年度の事業費の確定に伴い、国庫、県費の精算返還金を計上したものでございます。  次の国民年金事務取扱費の国民年金システム維持管理費38万9,000円は、国民年金制度改正に伴うシステム改修について委託料を計上するものでございます。  次に、22ページ、民生費、児童福祉総務費の子育て支援センター事業10万9,000円は、地域子育て支援拠点事業の交付基準が変更されたことに伴い、委託料を増額するものでございます。  次の一般事務費237万8,000円は、平成29年度の事業費の確定に伴い、国庫、県費の精算返還金を計上したものでございます。  続きまして、26ページに移ります。土木費、道路橋梁費の橋梁長寿命化耐震補修事業466万5,000円は、梅園橋長寿命化耐震補修工事の工事費を増額するものでございます。  次に、27ページ、都市計画費の越生駅東口開設事業82万8,000円は、越生駅東西自由通路の電気料と施設維持管理費用を追加するものでございます。  次に、28ページ、教育費、教育総務費の特別職給与費3万3,000円は、給与改定に伴う教育長の特別職期末手当を増額するものでございます。  次の一般事務費5万8,000円は、来年度越生中学校に入学する生徒用の車椅子を購入する費用でございます。  次の越生小学校施設維持管理費48万7,000円は、光熱水費に不足が見込まれるため、増額するものでございます。  次に、29ページ、梅園小学校施設維持管理費77万3,000円は、不足が見込まれる光熱水費と電気設備点検において指摘のあった電圧変成器を交換するため、工事費を増額するものでございます。  次の中学校施設維持管理費151万7,000円は、光熱水費に不足が見込まれることと、来年度入学する生徒用に手すりの設置等の改修が必要となるため、工事費を増額するものでございます。  次に、31ページ、諸支出金、基金費、財政調整基金費の財政調整基金積立2,591万8,000円及び公共施設整備基金費の公共施設整備基金積立2億円は、平成29年度の剰余金と今回の補正予算の余剰金を基金に積み立てるものでございます。  次に、魅力あるまちづくり基金費の魅力あるまちづくり基金積立692万2,000円は、平成29年度にふるさと納税として寄附を受けた魅力あるまちづくり寄附金を基金へ積み立てるものでございます。  以上で補正予算の説明とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) これから本案の質疑を行います。  7番、木村君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村でございます。質疑をさせていただきます。  議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算について何点かお聞きをいたします。全て歳出のほうでございます。  まず1点目が18ページ、ご説明のございましたタクシー利用券の追加、タクシー利用者がふえたということで追加をするということなのでございますけれども、これは何人分を追加計上しようというお考えでしょうか。  それと、28ページ以降、教育費のところで学校の光熱費が両小学校、それから中学校みんな増額になっています。水道代が大きく上がったとか、電気代が急に上がったとかということは特になかったように記憶するのですけれども、予算をつくる段階で何か勘違いか、ミスか何かあったのかなというふうに想像されるのですけれども、今これから予算の設計が始まると思うのですけれども、計画が始まると思うのですけれども、そういったもののチェック体制というのですか、誰か、当然担当がやるのでしょうけれども、それをきっちりチェックするというような機能はあるのかないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  それと、基金に大分積み立てがされます。今回積み立てになった基金が積み立てた時点で残が幾らになるのか、お教えいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、木村議員さんのご質疑に企画財政課のほうから1点目のタクシー利用券の関係と基金の積み立てについてお答えをさせていただきます。  まず、タクシー利用券の関係でございますけれども、タクシー利用券につきましては、平成30年度から本格実施をさせていただいておりまして、タクシーとバスの両方の補助金ということで一括で900万円を計上させていただいております。10月までの実績をもとにこれから積算していきますと、大体これから11月以降に枚数で言うと1,875枚分を計上させていただいておりまして、これは金額にいたしますと93万7,500円ですけれども、これがあと5カ月間続くのではないかということで積算しますと、今回310万円不足するということで計上させていただいたところでございます。これは10月までの平均ということで、7カ月平均なのですけれども、7カ月のところでは630万円ほど使っているようでございますので、そこから少し伸び率等勘案しまして1,875枚ということで積算をさせていただきました。  それから、2点目の基金の関係でございますけれども、基金につきましては、今回たまたまこの金額を積み立てることができました。今回のこの基金につきましては、公共施設整備基金のほうに2億円を充当するような予算でございますけれども、公共施設整備基金については、実際には当初が3億7,000万円ほどあったのですが、ことしは駅の関係で2億1,000万円ほどそこから取り崩す予定でございましたので、たまたま今回剰余金が出ましたので、そちらに充当させていただくということでございます。  その基金の残額ということでございますけれども、基金残高につきましては、いろいろ基金も種類はありますけれども、合算いたしますと、30年度末の予定は11億円ほどの基金残が見込める状況でございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 小野塚学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) 木村議員さんの質疑のうち、2点目、各学校の光熱水費がふえた理由及び予算編成の際のチェック体制のことについて、学務課からお答えさせていただきます。  まず、今年度各学校、一番かかったのが電気代でございまして、4月からの推移を見てみますと、やはりこの夏の猛暑というところの影響が一番大きかったせいか、月によってまちまちなのではございますが、2万円から多い月では6万円ほど昨年に比べて電気代がかかってしまった状況でございます。予算編成におきましては、前年度あるいはその前の年などの実態を見まして予算編成を行っているところでございますが、何分ことしの夏はなかなか予想ができないほどの猛暑であったということでご理解いただければと思います。  また、予算編成につきましては、これまでの推移を見ながら予算を組んでおります。各学校、そして教育委員会事務局とよく協議をしながら額については計上させていただいている次第です。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 7番、木村君。 ◆7番(木村正美君) それでは、再質疑をさせていただきます。  タクシー券の決済というか、どの時点で予算が執行されるのかということなのですけれども、タクシー券を交付した時点ではなくて、それを使って請求が来た時点、支払った時点で予算執行がされたということになるのでしょうか。要するに、配ったものを全部使うのであればそれは単純に計算できるけれども、使わないで残される方も中には、もちろん足りない方、足りない方に余分には出さないのですけれども、余す方もいらっしゃると思うのですけれども、その辺はどんなふうに予算上では見ていくものなのですか。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕
    企画財政課長(三浦道弘君) それでは、再質疑にお答えいたします。  タクシー利用券の執行の時点というか、いつ予算を執行するかというようなご質問だったと思いますけれども、ご承知のとおり、今回の制度というのは、4月から、申請していただければお1人最高72枚の500円券を交付するわけでございまして、これは交付するだけであって、使わなければそのまま執行は当然いたしません。その利用された方がタクシー使って利用券をタクシー会社、運転手さんに渡すということで渡して、1回の乗車で3枚までできるのですけれども、それを使ったといたしますと、その月まとめてその1カ月間、月末にまとめてタクシー会社のほうから町のほうに請求が上がってくるということになりますので、月1回の精算という形になります。これは3社と契約しておりますので、それぞれ3社から月末、月初めですけれども、月の当初に前月分の利用されたタクシー券が町のほうに回ってくるということで初めて執行しているということでございます。  それと、先ほど基金のところで少しお話をさせていただきましたけれども、公共施設整備基金、当初で「2億1,000万円」と言いましたけれども、「2億5,000万円」の誤りでございましたので、訂正させていただきます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 木村君。 ◆7番(木村正美君) そうしますと、タクシー券ですけれども、使わない方もいらっしゃるのですけれども、空手形みたいに余計出してしまっているとかということはないのですか。予算以上に交付の券だけは出てしまっているということは基本的にはないものでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、再質疑にお答えいたします。  タクシー利用券につきましては、これ申請していただけるときもそうなのですけれども、当然制度、ルールがありますので、そのルールについて利用者の方には十分厳守していただくように説明をさせていただいております。それは、例えば500円の券でございますけれども、例えば800円使ったときにはその券1枚しか使えません、2枚渡しておつりをもらうことはできません、そういったお話は徹底させていただいていますし、またタクシー会社のほうにもそういった旨は強くそれは伝えてありまして、今のところそういった余計に使ってしまったとかというようなことは聞いておりませんし、ないものと思っております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかに質疑ありますか。  3番、池田君。          〔3番 池田かつ子君登壇〕 ◆3番(池田かつ子君) 3番、池田かつ子です。29ページの中学校維持管理費の工事費のところの手すり設置についてお尋ねします。  これは生徒の親御さんとヒアリングをしたのだと思うのですけれども、その状況をお聞かせください。あわせて、手すりはどの学校のどの場所にどうつけるのかも教えてください。 ○議長(浅野訓正君) 小野塚学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) それでは、池田議員さんの質疑につきまして学務課からお答えさせていただきます。  中学校の手すりの工事につきましては、該当するお子さん、そして親御さん、そして現在通っている学校の担任の先生、そして中学校の教頭先生、そして教育委員会事務局職員で実際に現場をつぶさに観察をし、ふだんの学校生活の様子からここのところには手すりが必要であろう、あるいはここは大丈夫だろうということを、これから過ごすであろう中学校生活を基準に見ていきまして、必要なところに手すりをつけさせていただきます。主なところでございますけれども、例えば階段で足りないところ、あるいは中学校教室棟、管理棟がございます。そこの一番、4階のところですと、渡り廊下を通るときに段差がありますので、そこに段差を軽減するために手すりをつけさせていただいたりというようなところ、あとはランチルーム側のらせん階段がございます。そのらせん階段のところにも新たに手すりと、あと防護壁というのでしょうか、囲むような形で少し保護をさせていただくような形で、上り下りがスムーズにできるようにというようなところで工事を予定させていただいているところです。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 池田君。 ◆3番(池田かつ子君) これからヒアリングをするのですか。済みましたか。それでは、もう業者さんは決まったのでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 小野塚学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) それでは、池田議員さんの再質疑に対しまして学務課からお答えさせていただきます。  まず、ヒアリングにつきましては、この夏休みに終えているところでございます。再質問にありました業者につきましては、まだ決まっておりません。この後、補正予算のほうが確定いたしたならば、それに伴って業者の選定等適切にさせていただこうと思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 池田君。 ◆3番(池田かつ子君) わかりました。安心、安全で充実した中学校生活になるようにと祈った質問をしたのですけれども、以上です。 ○議長(浅野訓正君) ほかに。  11番、宮﨑君。          〔11番 宮﨑さよ子君登壇〕 ◆11番(宮﨑さよ子君) 11番、宮﨑です。先ほど木村議員さんのほうからご質問いただきました小中学校の光熱水費、これはほとんどが電気代だということで答弁いただきました。多い月には2万円から6万円多いということで答弁いただいているのですけれども、そうすると、それにしても余りにもこの補正の金額多いのですけれども、もう少し丁寧に答弁していただきたいのですけれども。例えば、何月は大体このぐらいの予算だったのですけれども、当年はこのぐらいで、これだけの差が出たという形で詳細な答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(浅野訓正君) 小野塚学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) それでは、宮﨑議員さんからの質疑につきまして学務課より答えさせていただきます。  各3つの学校の電気代のことについてお話をさせていただきます。前年度比ということでご理解いただければと思うのですが、まず4月につきましてはおよそ2万円増、5月、およそ3万円増、6月、同じくおよそ3万円増、7月、こちらもおよそ3万円増、8月、こちらもおよそ3万円増、9月につきましては、およそ5,000円の増という形になっております。  続きまして、梅園小学校でございますけれども、4月につきましてはおよそ1万円の増、5月につきましてはおよそ5,000円の増、6月につきましてはおよそ1万円の増、7月、およそ3万円の増、8月、およそ2万円の増、9月、およそ5,000円の増でございます。  中学校につきましては、4月、およそ1万円の増、5月につきましては前年度とほぼ変わらず、6月につきましてはおよそ1万円5,000円の増、7月につきましてはおよそ6万円の増、8月につきましてはおよそ2万円の増、9月につきましてはおよそ7万円の増、10月につきましてはおよそ4万円の増ということでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 宮﨑君。 ◆11番(宮﨑さよ子君) そうすると、これ合計すると、小学校が14万5,000円で、中学校がそうすると22万5,000円ですか、梅小が8万円ですか。電気代だとすると、今の答弁ですとその金額なのですが、余りにも補正額が多いですけれども、その食い違いは何でしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 小野塚学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) 宮﨑議員さんの再質疑に対しまして学務課よりお答え申し上げさせていただきます。  先ほど私のほうから昨年度比ということで9月までの各差についてお答えさせていただきました。これにつきましては、この後予想されるところというところも考えて、そしてまた実際予算編成のときには、ここでお話しさせていただいたのが昨年度比ということなのですが、その前の年までの推移も見ながらということで、学務課としましては予想以上に電気代のほうがかかっているということを見込んで今回補正額を上げさせていただきました。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(浅野訓正君) 宮﨑君。 ◆11番(宮﨑さよ子君) それにしても、余りにもこれ倍以上の補正をとっているのですよね。その辺は企画財政もそのとおりだということで補正を上げる形にしたかと思うのですけれども、もう少し詳細を詰めないと、補正だからといってはい、はいという形でやるわけにいかないと思うのです。それで、もし小中学校で電気代がこんなにかかっているのだとすれば、役場だとか、公民館だとか、その辺も多少なりともアップするのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、再質疑にお答えいたします。  今回の補正予算の中でのヒアリングの中では、教育委員会サイドからは需用費、特に光熱水費の中の電気料が主なものだということだったのですけれども、そのほかにも若干水道とか、そういったものもあると思います。要はこちらの普通の庁舎ですとか、そういったものの電気料はということなのですが、これについては特に所管課からは上がってきておりませんので、既存の予算の中で対応できるということでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかに質疑ありますか。  5番、金子君。          〔5番 金子公司君登壇〕 ◆5番(金子公司君) 議席番号5番、金子公司です。議案第41号について質疑させていただきます。  歳出なのですが、土木費、27ページになりますけれども、越生駅東口開設事業で82万8,000円ですか、光熱水費等施設管理委託料ということで出ております。越生駅東口開設事業は今事業途中だと思うのですが、光熱費の内訳と施設管理料の内訳と、どこにどのような形で施設管理費が発生するのか、答弁をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 町田まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 金子議員さんの質疑にまちづくり整備課からお答え申し上げます。  補正予算で上げました越生駅東口に関する維持管理費につきましては、東口の整備、今現在進めておりますけれども、来年2月の段階で自由通路の一部等が引き渡しになります。今回上げました維持管理経費につきましては、その町に引き渡されたもの、また一部は鉄道会社の所有したまま町が借り受ける部分もありますけれども、そちらのほうにつきましても維持管理費用が2月から発生いたします。その維持管理費用につきまして今回補正予算で計上させていただきました。光熱水費の主なものとしますと、エレベーターがありますけれども、エレベーターの電気料、それと自由通路の照明の電気料、こういったものがかかってまいります。  それと、あと補正予算にあります施設の管理料につきましては、自由通路の管理が設備の管理、それと清掃、あと防犯カメラをつけますので警備業務、この3点につきまして維持管理料が発生いたします。それを2月、3月の2カ月分今回計上させてもらったものでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 金子君。 ◆5番(金子公司君) 再質疑させていただきます。  今の答弁の中で、鉄道会社から賃貸するものもあるというお話だったのですが、何をどのような形で借りるのかということと、あと自由通路のその警備というようなお話もありましたけれども、警備はカメラだとかそういうのもあるのではないかと思うのですけれども、警備の形態というのがいろいろあると思うのですが、警備の形態はどうなっているのかということです。  以上、お願いします。 ○議長(浅野訓正君) 町田まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 金子議員さんの再質疑にまちづくり整備課からお答えいたします。  まず1点目ですけれども、町で管理する部分と、あと鉄道会社から譲渡する部分ですけれども、エレベーターにつきまして、既存のエレベーター、鉄道のバリアフリー化によりまして整備したエレベーターにつきましては鉄道会社で整備したものでございますけれども、こちらについては国庫補助金が入っている関係で、すぐに町に譲渡するというような形はとれません。ですので、鉄道会社が所有していながら町が借り受けるような形の部分が生じてまいります。こちらの部分がその借り受ける部分、今つくっております新設の自由通路、これにつきましては現在鉄道会社のほうで整備を進めておりますけれども、この整備が終了次第町にこれは譲渡される、町のものになるというような形になります。  それと、2点目の警備業務でございますけれども、説明のほうが不足して申しわけありませんでしたけれども、警備業務は、業務名が警備業務ということになっておりますけれども、こちらは防犯カメラの、具体的には画像の録画をしていたり、そういう管理をする業務、こちらが警備業務という名称で維持管理の中に入ってまいります。ですので、警備員を置いたりするというようなことではなく、防犯カメラの部分、この管理業務につきまして警備というふうに申し上げたところでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 金子君。 ◆5番(金子公司君) エレベーターの、今鉄道会社が所有しているエレベーターの使用について借りるということなのですけれども、将来的には払い下げられる可能性があるのか、また払い下げる場合は国庫補助金なんかがバリアフリー化で鉄道会社におりているというようなお話だったのですが、払い下げられる価格はそういう補助金がついている中でどうなっているか、どう考えたらよろしいのでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 町田まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 金子議員さんの再質疑にお答え申し上げます。  エレベーターの部分でございますけれども、現在については国庫補助金、先ほど申し上げましたが、補助金の関係で町のほうにすぐに譲渡というような形にはなっておりませんので、これについては当面補助金の縛りがある限りは借り受けるような形での形態を今考えておりますけれども、今後については、価格等、そういうものも含めて今後の協議ということになりますので、現在のところは確定はしておりません。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかにありますか。  2番、岡部君。          〔2番 岡部安雄君登壇〕 ◆2番(岡部安雄君) 2番、岡部です。2点ほど質問させていただきたいと思います。  1点目は、33ページなのですけれども、給与費明細で一般職の職員の方が3名減というふうな状況でございますけれども、その後の補填といいますか、状況についてどうなっておられるのかお願いしたいということが1つと、それから全体的に小さな金額の、給与費以外ですね、補正が間々あるようなのですけれども、予算全体として毎年繰越金も相当額出ていますので、予算の弾力的な運用の中で対応することができないのでしょうかというふうな2点お願いしたいと思います。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 岡部議員さんの質疑にお答えさせていただきたいと思います。  中途退職の職員が出てしまったのですけれども、その関係で、中途ですのでちょっと採用というのはすぐということはできませんので、それも踏まえまして今回の新入職員、来年の4月から入る職員ですけれども、その職員を内定という形にさせていただきました。  それと、特に非常勤は充てないで何とか今のところ業務に支障ない範囲でやっている状況でございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 三浦企画財政課長。          〔企画財政課長 三浦道弘君登壇〕 ◎企画財政課長(三浦道弘君) それでは、岡部議員さんのご質問にお答えいたします。  今回確かに2万2,000円ですとか、3万何がしとかというような小さな金額、小さいか大きいかというのはいろいろあると思いますけれども、そういった金額でも今回補正のほうさせていただいております。これらにつきましては、精算で確定したということで上がってきたものでございますので、総計予算主義とかということからもこういったことは、わかるものはちゃんとしておきたいということで計上させていただいたものでございます。  あと基金の関係でございますけれども、基金も幾らあればいいということは特に明確な指針というのはないようですけれども、これから少子高齢化を迎えますと非常に、社会保障費はもちろんのこと、町を取り巻く資産の老朽化、こういったものを勘案しますと、ある程度のやはり基金の積み立てというのは必要ではないかということで、できる限り基金の積み立てについてはこれからも努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 岡部君。 ◆2番(岡部安雄君) 職員の時間外とか、そういった負担で若干ふえてきているとか、そういったものはあるのかどうかということと、それから予算なのですけれども、毎年予算の編成方針をいただいておりますけれども、その中に予算編成に関する基本的な事項として、当初予算は原則として通年予算を編成するものとし、年間を通して予測される全ての収入支出を確実に見込むことと、年度途中の補正は制度の改正に伴うもの及び災害関連経費等緊急性を求められるもの以外は原則として認めないという方針があるわけでございます。こういったことで、しっかりと見積もっていただいて、余り頻繁に補正するというふうなことはできるだけというか、財政のほうでしっかり見ていただいてやっていただければというふうに思います。  時間外の関係はいかがでしょうか。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 質疑にお答えさせていただきます。  今回12月の補正は、当初の給与関係全てにおいて当初で見積もった予算になっております。それは4月の異動ですとか、今回10月も異動がありましたけれども、そういった職員の異動の関係で12月では職員の給与関係はどうしても補正予算、増減は出てきております。これはもうやむを得ないかなと思っております。  あとそのやめた職員の関係だけではありませんけれども、それぞれの課で業務がふえたりした場合にはやっぱり増額というようなことになりまして、今回も33ページのところでも時間外手当は80万ほど増額とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) 岡部君。 ◆2番(岡部安雄君) 途中で退職、やめる理由ですか、それがどういったものなのか。ご本人の都合なのでしょうけれども、何か役場のほうで対応できることがあれば、そういったことも考えて、今後の職員の方への対応とか、そういったことで、何でかわかりませんけれども、そういったことも理由というか、こういった理由でということで、その理由で役場のほうで対応できるものがあればなのですけれども、ご本人のわがままと言ってはちょっと語弊がありますけれども、そういうことは全く、ちょっとまずい言葉ですけれども、何かご都合でおやめになる、あるいは役場のこういった点がどうすればというのがあったのかどうか、わかりますか。 ○議長(浅野訓正君) 大沢総務課長。          〔総務課長 大沢昌文君登壇〕 ◎総務課長(大沢昌文君) 今年度やめた職員に限らず、今までも中途退職というのはあったのですけれども、やはり自分の求めている、もうちょっとこういう仕事がしたいとか、そういったのが多いような気がします。それと、あとは通勤が遠くて職がえしたほうがいいということで、家族というか、夫婦で話し合ったりしたというのもあろうかと思います。いずれにいたしましても、本人のやりたいことをやるというのが、そういった希望でやめられたと思うのですけれども、本人の考えということで。  以上でございます。 ○議長(浅野訓正君) ほかにありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 討論なしと認めます。  これから議案第41号を採決します。  議案第41号 平成30年度越生町一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(浅野訓正君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第41号は原案のとおり可決されました。 △人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(浅野訓正君) 日程第9、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  お諮りします。本案はお手元に配付しました意見のとおり決定したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野訓正君) 異議なしと認めます。  したがいまして、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、お手元に配付しました意見のとおり決定しました。 △散会の宣告 ○議長(浅野訓正君) これで本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。                                      (午後 2時25分)...