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03月13日-08号

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  1. 毛呂山町議会 2007-03-13
    03月13日-08号


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    平成19年  第1回( 3月) 定例会          平成19年第1回(3月)毛呂山町議会定例会議 事 日 程 (第8号)                        平成19年3月13日(火曜日)午前9時30分開議日程第 1 議案第17号 平成19年度毛呂山町一般会計予算日程第 2 議案第18号 平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算日程第 3 議案第19号 平成19年度毛呂山町水道事業会計予算日程第 4 議案第20号 平成19年度毛呂山町老人保健特別会計予算日程第 5 議案第21号 平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算日程第 6 議案第22号 平成19年度毛呂山町介護保険特別会計予算日程第 7 後日日程の報告出席議員(18名)     1番   井  上  健  次  議員    2番   藤  岡  健  司  議員     3番   下  田  一  甫  議員    4番   岡  野     勉  議員     5番   川  上  伸  子  議員    6番   伊  藤  和  由  議員     7番   菅  野  博  子  議員    8番   小  峰  明  雄  議員     9番   平  野     清  議員   10番   高  橋  達  夫  議員    11番   粟  田  秀  彦  議員   12番   長  瀬     衛  議員    13番   岡  部  和  雄  議員   14番   木  村  重  正  議員    15番   堀  江  快  治  議員   16番   小  峯  貞  夫  議員    17番   坂  本  夏  夫  議員   18番   金  沢  邦  彦  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名   小  沢  信  義   町  長      吉  田  勝  美   助  役   吉  安  尚  夫   教 育 長      加  藤     勉   秘書室長   荏  原     茂   総務課長      高  坂  純  一   企画財政                兼選挙管                   課  長                理委員会                書記長兼                コミュニ                ティセン                ター所長   大 新 井  一  夫   管財課長      新  井  康  之   情報推進                                       室  長   武 野 谷  博  之   税務課長      大  窪  東  一   住民課長   市  川  一  正   福祉課長      小  山     格   保険年金                兼 デ イ                   課  長                ケア施設                所 長 兼                老人福祉                センター                所  長   八 木 原     睦   福  祉      瀬  波  行  男   子 ど も                会 館 長                   課 長 兼                                       保育所長                                       兼 児 童                                       館 長 兼                                        学童保育                                       所  長   岩  田  正  彦   保健セン      原     之  典   生活環境                ター所長                   課  長   綿  貫  克  己   経済課長      伊  藤  昭 一 郎   建設課長   関        宏   都市計画      奥  泉  光  子   出納室長                課  長   小  峰     隆   水道課長      上  村  伸  二   農  業                                       委 員 会                                       事務局長   粟 生 田  義  行   教育総務      横  田  政  行   学校教育                課  長                   課 長 兼                                       教  育                                       センター                                       所  長   関  口     努   社会教育      新  井  正  義   社会体育                課 長 兼                   課 長 兼                図書館長                   総合公園                                       所  長   吉  田  由  雄   学校給食      木  村  春  夫   中央公民                センター                   館 長 兼                所  長                   東 公 民                                       館  長   市  川     覚   歴史民俗                資料館長                                              本会議に出席した事務局職員   関  口     隆   事務局長      大  野     勉   係  長   田  中  永  子   主  任 △開議の宣告 ○粟田秀彦議長 ただいまの出席議員数は18名であります。  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議案第17号 平成19年度毛呂山町一般会計予算粟田秀彦議長 日程第1、議案第17号 平成19年度毛呂山町一般会計予算についてを議題とします。  昨日に引き続き質疑を行います。  藤岡健司議員。 ◆2番(藤岡健司議員) 議案第17号 毛呂山町一般会計予算について質疑を行います。  45ページの工事請負費の道路反射鏡設置工事が、昨年より増額になっています。それから、防犯灯設置工事が昨年より減額になっていますが、これの内容についてお伺いします。  それから、この件について、職員の方が危険箇所の調査や必要なところは設置しているのかというか、そういうことを質問します。  それから、見えづらいところの樹木の伐採やそういうことも質問をいたします。  それから、反射鏡が見えづらいところなどは、どう調査点検しているのかということを伺います。  それから、98ページの報償費の国民保護協会の報酬なのですけれども、これは会議はどのようなことをやるのかということ、日程などどういうことの、内容についてお伺いします。  それから、防災行政無線の保守点検委託料なのですけれども、これについては昨年より減額になっていますけれども、その点についてどういう内容なのかお伺いします。  それから、聞き取りづらいところの調査ですとか、そういう部分はどうしてるのかということをお伺いいたします。  それから、104ページの小学校の需用費、消耗品ですとか、印刷製本費、光熱水費が昨年より減額になっていますけれども、それから107ページのやはり需用費、消耗品費、印刷製本費、光熱水費が減額になっていますけれども、これから2学期制が始まるのですけれども、これに対して先生がかなり忙しくなるですとか、いろいろそういうことを言われていますけれども、そういう部分において消耗品費ですとか光熱水費など、減額になるとかなりやりづらくなるのではないでしょうか。そういうことで、こういう予算でやってくれということになると、かなり先生も大変になるのではないかと、こういうことで質問をいたします。  以上であります。 ○粟田秀彦議長 原生活環境課長。                 〔原 之典生活環境課長登壇〕 ◎原之典生活環境課長 お答え申し上げます。  45ページの交通安全対策費の中の工事請負費に関しまして、道路反射鏡の設置工事の予算の額、それから、防犯灯設置に関します予算の額の増減の関係についてのご質問でございますが、これまでも区長さんを通じまして、道路反射鏡、防犯灯の設置につきましてはいろいろ要望をいただいてきているところでございます。19年度の予算のお願いに当たりましては、道路反射鏡の設置に関しまして、これを重点といたしまして予算の方をお願いして増額になっております。防犯灯の設置に関しましては、今後におきましては民間の力と言いましょうか、住民の方々のご協力をいただきながら、なるべく門灯をつけていただくとか、そういうことに関しまして、今後お願いをしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  それから、危険箇所の調査の関係につきましてでございますが、これに関しましては、職員も現場等出る機会も大変多いわけでございますけれども、そういう中での把握ですとか、あるいは区長さんを通じましての要望をいただく場合ですとか、直接住民の方から要望をいただく場合などがございまして、それらを把握しながら対応の検討をしていくという状況でございます。  それから、見えづらいところの樹木の伐採の関係についてでございますが、これにおきましても、通行上危険があるというふうな場合におきましては、直接そういう方から連絡をいただく場合がございます。それらを受けまして、地主さんにその旨のお知らせをして対策をいただくですとか、あるいは場合によりましは、職員が直接伐採をするようなケースも、これまでもございました。そういう対応をしているところでございます。  道路反射鏡の調査点検ということに関しましても同様でございまして、職員、あるいは区長さん、あるいは住民の方、直接連絡をいただくような状況でございまして、それらに対応している状況でございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 藤岡議員のご質疑につきましてお答えを申し上げます。  まず、98ページの国民保護法、保護協議会の関係でございますけれども、国民保護協議会につきましては、協議会の主な仕事というのは、町長の諮問に応じまして、国民保護のための措置に関する重要な事項を審議すること、あるいはそれらに関して市町村長に意見を述べることとか、あるいは一番のメーンでございますけれども、国民保護に関する計画、これを作成するために、または変更するときに、その協議会に諮問をしなければならないというふうなことでございまして、とりあえずそういうことがないとも限りませんので、1回分だけの報酬を計上させていただいたと、そういうことでございます。  それから、防災行政無線の保守点検の関係でございますけれども、これにつきましては、点検を年2回実施をしていただくというふうなことでございます。昨年よりも予算額が減額になっているということでございますが、前年度というか、今年度18年度の実績をもとに計上をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 粟生田教育総務課長。                 〔粟生田義行教育総務課長登壇〕 ◎粟生田義行教育総務課長 ご質疑にお答え申し上げます。  104ページ、小学校費並びに107ページの中学校費の需用費関係につきましてご説明申し上げます。  前年度と比較いたしますと、若干下がっておりますが、消耗品関係につきましては、ここに前年度はパソコンのソフトも計上されておりました。これが18年度リース契約等を結びまして、その中にパソコンソフトもかなり購入しておりますので、19年度につきましてはそのような金額は計上してございませんので、そういった数字が若干下がった要因になっております。  また、授業時間数がふえるということでございますが、実際先生方の活動日そのものは変わっておりませんので、その授業時間に対してふやさなければならないということは予定しておりません。大丈夫だということでございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 長瀬衛議員。 ◆12番(長瀬衛議員) それでは、19年度の一般会計予算につきまして何点かお聞きしたいと思いますが、予算が大分小さくなってしまっているようでございますけれども、私も今地元の区長をしていまして、400万円足らずの区でございますけれども、ここで新年度予算を編成をして総会にかけるような準備をしていますけれども、私どもの区では財源がおかげさまで豊富なので、何の苦労もなく予算を組めましたけれども、この19年度の毛呂山町の予算書を見ますと、予算がかなり小さく、全体的に小さくなってきているなという印象を持ちますけれども、入りといいましょうか、歳入に合わせた、無理やりいろいろな事業を割り振っているという感じを受けます。各課の皆さん方、大変ご苦労されて予算を組んだのではないかと思うのです。  その予算書も、ここのところ毎年のようにいろいろな箱物が予算の中に入っていたのですけれども、今回は特にその大型の箱物もなくているということで、そんなような中でも、ですからかなり余裕のない予算であるなという印象を受けるのですが、この内容でいきますと、相当行政サービスにも影響があるのではないかと私は思うのですけれども、これらも含めて財政担当課長に、当初の予算要求といいましょうか、予算要望はどのぐらいであって、どのように選別をしてこういう予算になったのか、簡単で結構ですからお伺いしたいと思います。  それから、今年度末をもって大量の職員の退職があるようでございますけれども、当然19年度は人件費の面でその分だけ何かしらの影響があるのではないかと思います。これについて、19年度の財政面ではどのような影響額が出るのか、お聞きしたいと思います。  それから、これには出ていないようですけれども、不動産売払収入が科目設定になっていますけれども、旧給食センターの土地についてはその後どうなっているのでしょうか、ついでにお聞きしたいと思います。  それから、これもちょっとお聞きしますけれども、予算書の22ページの負担金の中に児童保護者負担金、これは保育園の保護者分だと思いますけれども、給食の滞納がかなり今騒がれておりますけれども、この保育料というのは滞納というのはないのでしょうか、お聞きしたいと思います。  それから、42ページのシルバー人材センターの業務委託料が、昨日も同僚議員から質問がありましたけれども、これ昨年より200万円、町からシルバー人材センターに業務委託する、要するに量を減らしているということで、これが正規であろうと思うのです。町の仕事が減るのは歓迎すべきことであろうと思いますが、シルバー人材センターの最近の状況として、そのかわり民間の仕事がふえてきて、こういう状況になったのかどうか、福祉課長ですか、これは。ちょっとシルバー人材センターの近況についてお聞きしたいと思います。  それから、59ページの町社会福祉協議会補助金が、昨年の予算と1円単位まで合っていますけれども、これはどういうことなのでしょうか。それから会員数の推移なんかは、できる限りこれは町からの補助金というものが減る方向がいいのでしょうけれとも、そうなると、当然会員数をふやして運営費を補強しなければならないと思いますが、これらについては現況はどんなふうになっておられるでしょうか。  以上です、お伺いします。 ○粟田秀彦議長 高坂企画財政課長。                 〔高坂純一企画財政課長登壇〕 ◎高坂純一企画財政課長 長瀬議員のご質疑にお答えを申し上げます。  まず、19年度の予算についてでございますけれども、この基本的な考え方についてでございますけれども、まず19年度の予算編成に当たりましては、非常に国の進める地方分権と三位一体の改革がもたらす予想を超えました厳しさに直面をいたしました。そして、平成18年度以上の改革と緊縮を余儀なくされた予算であったと考えております。いざなぎ景気を超える景気の回復と一般的には言われておりますけれども、町内の法人税の伸びは依然として期待が持てず、所得税から個人住民税への税源移譲による増収も限られたものでございます。平成16年度から一時的に設けられました所得譲与税は、制度上平成19年度から廃止となるため、約3億円の減収となるほか、地方交付税や特例交付金におきましても、19年度予算にお示ししましたとおり、大幅な減額が予想されているところでございます。  このような極めて大変厳しい財政状況におきまして、町民が真に求める行政運営を効率的に図るために、第四次総合振興計画や集中改革プランを基本とし、限られた財源で最大限の効果が上げられるよう慎重に編成したものでございます。  平成19年度の一般会計予算の総額は、79億6,000万円でございます。前年度に比較いたしまして、1億4,000万円、1.7%減でございます。先ほど議員から緊縮の予算になっているというようなご指摘を受けているところでございます。しかしながら、平成19年度予算で実施する予定でございました川角小学校の校舎の耐震化事業を18年度補正予算で対応することになったことから、この予算、9,720万7,000円を加えますと80億5,720万7,000円となり、前年度と比較して4,279万3,000円、0.53%の減額と、ほぼ18年度と同規模の予算の編成ができたと、このように考えております。  結果といたしまして、教育とか福祉とか、それから都市計画、各行政分野にバランスのよい予算が編成できたと、こういうふうに考えております。  そして、要求額と予算額ではどのくらいの乖離があったのかというご質問でございましたけれども、記憶によりますと数億円あったというふうに考えております。この数億円の乖離につきましては、歳入に見込めるものは徹底して見直し、また歳出につきましては最大限の努力をもって削減をしたところでございます。これにつきましては、住民サービスの低下を招かないように効率的に予算編成に努めたと、こういうふうに自負をしております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 大新井管財課長。                 〔大新井一夫管財課長登壇〕 ◎大新井一夫管財課長 ご質問にお答えをいたします。  まず、不動産の売り払いに関しまして、給食センターの用地の売り払いのその後というふうなことでございますけれども、12月議会におきまして売り払い計画をお答えを申し上げたところでございますけれども、鑑定価格等、議員のお考えと多少違いがございまして、たしかあのときにもう1社、鑑定価格をとってみるというふうなことになったわけでございます。それで、もう1社とりましたところ、その鑑定価格につきましても、前回とった価格とわずか20万円の差でございました。そういったことで、前回とりました鑑定価格は正しかったというふうな認識をいたしております。そういったことから、3月20日号の広報によりまして、旧給食センターの売り払いの公告を載せてまいりたいと、そんなふうに考えております。  それから、あと、シルバー人材センターの19年度予算の200万円の減額についてのご質問もございましが、これにつきましては、17年度、また18年度等の実績をもとにして今回お願いを申し上げたところでございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男こども課長 お答えいたします。  22ページの児童保護者負担金に関する滞納の関係のご質問でございますが、これは2月26日現在でございますが、滞納額が178万550円ございます。年々ふえている状況にありますので、出納閉鎖までには何回も足を運んで滞納整理に当たりたいと思いますので、ご理解いだきたいと存じます。
    粟田秀彦議長 市川福祉課長。                 〔市川一正福祉課長登壇〕 ◎市川一正福祉課長 長瀬議員のご質問にお答え申し上げます。  まず、42ページのシルバー人材センターの状況ということのご質問だと思います。シルバー人材センターにつきましては、福祉課長の私の方が理事の立場として参加をさせていただいております。その中でいろいろな、毎月1回程度の理事会がございまして、昨年7月以降の動向を見ますと、一番の大きな問題点、シルバーの問題点というか、課題といいますのが、要するに会員さんの高齢化が目立ってきたと、そういう話が課題に出ております。一般企業の方からも若い人材での対応をお願いしたいということの要求を受けるのだけれども、なかなか高齢化が進んで難しいところもあると。ただ、現実的には、先月町の広報を利用させていただいて会員の募集をシルバー人材センターが主催をして行いました。その募集に当たって30数名の参加者があったと、そういう話を聞いておりますので、運営状況については基本的に高齢化が進んではいるものの、元気な高齢者の方もいらっしゃるということで、その辺の若い世代、60代ちょっとぐらいの若い世代の導入をどう図っていくかということについて、今現状的には苦慮しながらも対応しているところだと思います。  それから、59ページの、これは町社会福祉協議会補助金の関係でございます。実際社会福祉協議会の会員数の推移ということでお話をいただいたところでございますが、直近の数的なもので申し上げますと、16年度が大体5,720名、17年度が5,507名、18年度が5,562名、このような推移で今来ております。実は昨年会長も新しい会長になりまして、新しい会長も鋭意会員の拡大に努力をしてまいりたいと、そういう話を伺っておりますので、今後大きな期待が持てるのではないかなと、そういうふうに考えております。  それから、補助金のこの2,903万7,000円、18年度と19年度、金額変わっていないのではないかと。この補助金の内容は、社会福祉協議会職員の人件費に充当させる金額でございます。現実的にこの2,900万余では、今社会福祉協議会の職員5名おりますが、賄い切れないところがございます。そういったところを社協の自己努力、あるいは営業活動を通じて不足分を社協のやりくりの中で対応していくと、そういうことでご理解をいただいておりまして、19年度についても、18年度と同額で補助金、町の方から支出をさせていただいた次第でございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 長瀬議員さんの質疑につきましてお答え申し上げます。  大量の職員の退職によりまして、人件費の方にどのような影響があるかというふうなご質疑でございますけれども、単純に前年度との職員の人件費を対比をいたしますと、7,832万6,000円になりますけれども、これに今年度特に選挙関係で時間外勤務手当が2,300万円ほど増額になっておりますので、その分の影響を考慮しますと、実質1億200万円ほどの人件費の削減というふうなことでございます。 ○粟田秀彦議長 長瀬衛議員。 ◆12番(長瀬衛議員) それでは、再質問しますけれども、今財政課長から予想を超えた厳しい予算編成であったというご答弁がありましたけれども、かつバランスのよい予算を組めたという話もありました。数億円を、要するにふるいにかけたということだと思うのですが、それはそれとして、今まずその退職者の問題でいきますと、1億2,000万円程度の影響が出たということで、そうなるとこれは20年以降についてはどのようなお考え方を持っておられるでしょうか。  それから、サービスの低下について、サービスは低下しないようにやるのだとおっしゃるでしょうけれども、財源とサービス量というのは、やはり私は比例するものだと、特に行政のやり方というのはそうだと思うのですけれども。そういう意味では、私は相当サービス低下というものがいろいろなところで出てきているようにも思いますけれども、この辺についてはどのような認識を持っておられますか。財源とサービスというのは、私は一定に比例するのではないかと思いますけれども、これについてお伺いします。  それから、この前も一般質問でも申し上げましたけれども、町長は今の現状を、財政的に堅実な町だという表現をチラシ等でされておりまして、これを見ますと、町民もほっとするのではないかと思いますけれども。しかし、今の財政課長の予想を超えた厳しいものを感じながらの予算であったとか、この前も一般質問の答弁を聞いていましたら、非常に厳しい財政運営を強いられているというような表現で、この辺の表現というのは、私は相反するものがあるのだと思うのですけれども、これはこの際やはりきちっとした財政当局と町長との財政に対する考え方といいましょうか、基本的な問題については、私は統一しておくべきではないかと思いますけれども、それについてはどうでしょうか。この予算の内容を見る限り、とても堅実な町というような表現が適当かどうかというのはちょっと疑問に感じますけれども、それについてお伺いしたいと思います。  サービスの低下をしているのではないかというのは、今最近町を歩いてみましても、いわゆる生活道路が大分傷んできました。これはここ数年、四、五年前から道路の整備予算をどんどん、どんどん落としていっているために、かなり傷みが目についてきたように思います、一番身近なところで。こういう問題をこれからどうしていくのか、どう考えておられるのかお聞きしたいと思います。  それから、シルバーセンターの関係については、18年度の実績に基づいて予算を組んだということで、18年度、では減額補正をされたのかどうか、ちょっと私見ておりませんけれども。いずれにしても民間の方からのいわゆる発注といいますか、受注というのが、これはふえているのですか、現状どうなのでしょうか。これは団塊世代がこれから定年でどんどんふえてきます。そういうことも踏まえて、その受け皿となるべく体制が整えているのかどうかお聞きしたいと思います。  保育料の滞納については、これはほかの町と比べてどうなのでしょうか、多いのか少ないのかお聞きしたいと思います。  それから、ちょっと先ほど聞くのを忘れましたけれども、36ページのオートキャンプ場の土地の納付金があります。これは18年度は201万6,000円で、19年度は182万9,000円の計上をしていますけれども、これは借地料が下がったからそれに合わせて納付金を下げたのか。この指定管理者との契約というのは、こういう契約でこれからもずっといかれるのでしょうか、土地代が下がれば納付金も下げていくと、こういう趣旨のものだと、ちょっと私は趣旨が違うのではないかと思うのですけれども、これについてお聞きしたいと思います。  それから、すぐその下の介護予防サービス計画書作成料というのは、これは新しい施策だと思いますけれども、これはどんなふうな、どんな人が、どんな場合に、どのような手続をして、どのぐらいの負担になるのか、6,500円と4,000円ときのう答弁していました、新規が6,500円で、更新が4,000円と。ここちょっと具体的にこの計画作成料についてご説明をいただきたいと思います。  以上です。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 長瀬議員さんの再質疑につきまして答弁させていただきますけれども、20年以降の人件費についてはどうなるのかというふうなことでございますけれども、行政集中改革プランによりますと、平成22年の時点で職員数は263名という予定をさせていただいておるところでございますが、その間22年までには定年で退職される方につきましては、これは予定がつきますので、これが17名を予定をしておるというふうなことでございまして、その補充をしないと当然263名には追いつきませんので、当然新規採用も若干せざるを得ないと思いますけれども、退職によるこの職員数の削減によります人件費につきましては、20年までには約1億3,000万円というふうな数字が見込めるかなというふうな気がしております。ただし、それに伴いまして採用等もしていかなければなりませんので、人件費的には新規採用と、退職される方の給与の差はございますけれども、5,000万円から6,000万円くらいの削減にはなっていくのではないかと、そのように考えております。  以上です。 ○粟田秀彦議長 高坂企画財政課長。                 〔高坂純一企画財政課長登壇〕 ◎高坂純一企画財政課長 お答えを申し上げます。  まず、町長と財政課長が言っていることが違うのではないかというようなご質疑だと思いますけれども、この件につきましては、町長と私たち課長は常に連携をとりながら意思の疎通を図っていると、こういうふうに考えております。  それとあと、財源と住民サービスのことでございますけれども、これは比例するというようなことでございますけれども、財源がなくなったから行政サービスが低下をしていいというようなことではないと私は考えております。今後ますます行政需要は増大していくと、こういうふうに認識をしておりまして、これらに対処していくためには、さらに効率的な行政運営に心がけていかなければならないと、こういうふうに考えております。  そして、第四次総合振興計画の基本理念の一つになっておりますけれども、行政で賄い切れない部分については、ぜひ住民の方々のご協力を得ながら、さらなる行政サービスの質の向上を目指していきたいと、こういうふうに考えておりますので、どうぞご理解をお願い申し上げます。 ○粟田秀彦議長 市川福祉課長。                 〔市川一正福祉課長登壇〕 ◎市川一正福祉課長 長瀬議員さんの再質問にお答え申し上げます。  まず、第1点目のシルバー人材センターの民間受注の動向はどうなっているのかと、そういった内容でございますが、この18年度、シルバーの方の、先ほどちょっと答弁させていただいたとおり、2月に町広報にシルバー人材センターの人材をチラシで公募したと、そういった経過がございます。内容的には埼玉医大関係の、特に施設の管理、植栽管理とか、そういった周辺の業務等をぜひともシルバーでお願いをしていきたいと、そういった要請が来ております。そういったがために特に民間レベル、埼玉医大関係でも需要がふえていると、そういう状況にございます。ただ、これは先ほどの答弁の中でも言ったとおり、埼玉医大関係の方の方々の考え方といたしましては、余り高齢の方であるとちょっと無理があるので、できれば若い方でお願いをしたいのだという話の経過があると、そういう話は聞いております。そういったがために、シルバー人材センターとしても一人でも多くの人材確保、若い世代、特に60代の方々の確保を図ってまいりたいと、そういうことで2月の町の広報に合わせた会員募集の手続をした、そういった経過でございます。  それから、団塊の世代の受け皿として、あるいはその体制はということでございますが、基本的に先ほども答弁したとおり、極力、シルバーの人材センターの会員は60歳以上ということになっておりますので、そういった若い団塊の世代の方々の会員としての登録、そういったことを促進していかなくてはいけないだろうと、そういうふうに考えております。そのためのシルバー人材センター自体の魅力をもっともっと充実させていかなくてはいけないと、そういった点もございますので、ぜひともそういったこととあわせて団塊の世代の受け入れをきちっとできるように、その体制づくりを働きかけをしていきたいと、そういうふうに考えております。  それから、36ページの、これ雑入になりますが、介護予防サービス計画書作成料554万円、これは昨日の答弁でもお答えしたとおり、埼玉県の国保連合会から歳入があるものでございます。これは包括支援センターで要支援1、2の方々のケアプランの作成をする必要がございます。そのケアプラン作成に当たりましては、新たに新規分のものとしては1人当たり6,500円、それでもう既に介護認定を受けている方で更新をする方については4,000円と、そういった内容の単価になります。金額的には新規分として6,500円掛ける200件の130万円を一応計上させていただきました。更新分については4,000円掛けることの1,060件、424万円、こういった内容で計上させていただいております。当然ケアプラン作成した後に、各それぞれの方がいろいろな各様のサービスを、訪問介護とか、あるいは通所リハビリとか、あるいはデイサービスとか、そういったサービスを受給するに当たりましては、指定の介護サービスの事業所、今現在15事業所を指定させていただいておりますので、そういった事業所で自己負担、負担分がございますが、そういったものを負担していただきながらサービスの提供を受けていただくと、そういった内容になります。  この介護予防サービス計画書作成については、包括支援センターが要支援1、2の方々のケアプランの作成をするのが基本でございますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答えいたします。  他の市町村の保育料の納入状況との差異でございますが、ただいま資料が手元にございませんので、後ほど提示したいと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。 ○粟田秀彦議長 綿貫経済課長。                 〔綿貫克己経済課長登壇〕 ◎綿貫克己経済課長 36ページのオートキャンプ場土地代納付金182万9,000円の関係でございますけれども、18年度につきましては201万6,000円を計上してございます。これにつきましては先日も借地料の関係で答弁をいたしましたけれども、18年度から田んぼと畑については200円以下のものについては全部100円に統一するように町の方で決まりまして、経済課では18年度中に全部の借地料につきまして所有者の方に100円で了承をしていただきました。これにつきましては借地料は土地所有者に町からお支払いをして、その分を指定管理者からいただくということに、当初からそういう計画になっておりますので、そんなふうにしております。  以上です。 ○粟田秀彦議長 長瀬衛議員。 ◆12番(長瀬衛議員) 3回目で申しわけありません。  では、先に福祉課長、予防サービス計画書作成料というのは、63ページのは、これは業者に委託するのが227万3,000円で、そのほかに個人から6,500円、4,000円をいただくわけですね。随分高いような気がしますけれども、これは一律なのですか、どこも。計画書つくるのに6,500円も払うのですか、これは。共通なのですか、これは、どうにもならないのですか、町としては。それちょっとお聞きします。  それから、あと、財政課長からサービスの低下はないと、それはもちろんサービスが低下しますとは言いづらいでしょうけれども。だけれども事実先ほどの防犯灯だって、数をうんと減らして、個人に門灯つけてもらいたいなんて言っているぐらいですから。防犯灯を基本的に設置するのは、大体個人の家がないようなところが多いのではないですか、毛呂山台の林の中とか。ああいうところに新たに防犯灯を設置する場合が多いのではないですか。だからそれさえも、個人の門灯でそれのかわりにしたいというぐらいサービス的には、これは区長を私させてもらって、やはり防犯灯の要望は多いです、区民からは。それに対してそういう、それから先ほど言ったように生活道路だって、もう穴ぼこだらけになってしまったのですから、今。これこそサービスの低下なのです。だから私は裏を返せば、繰り返しますけれども、こうなると野久保線のやはり国庫補助以外の、起債も含めたその1億円というのが、私はこういうところに効いてきているのではないかということを申し上げたいと思っています。  それから、財政に対する考え方、それは課長の方から、町長とは意思疎通を図っているから問題ないのだとおっしゃいますけれども、意思疎通を図っていても、言っていること、表現の仕方は違うわけでしょう、堅実な町と言っているのですから、町長は。ところがどう考えたって、この予算書見たって、とても堅実な町には見えないです。堅実な町と見るのであれば、それなりの予算を組んでもらわなければいけないし、いわゆるサービスの低下を町民に強いることのないようにしてもらわなければいけない。これはやはり町民に対してもう少し危機感を持った表現を、私は町長はすべきだということを申し上げたいのです。予算書を見てもサービスは低下している、決して堅実な町とは言いがたい状況であるということを申し上げたわけです、そういうことでございます。  それからあと、これから人材センターの方、やはり私は大事なこれ一つの福祉施策として町としてもやはり力を、別の組織といえども、町も関与しているわけですから、力を入れていくべきだと思いますが、若い人と言っても、やはりシルバー人材センターですから、若い人が入る場所ではないです。定年になって、60そこそこまでは、皆さん退職金や何かで多少は自由な時間をつくって、65とか、それ以後になって多少なりとも、お金ではなくて働ける場所というのが、生きがいを見出すための大変、保健予防の意味からしても大事なところだと思いますが、これらについてやはりもう少し私は重要視して考えるべきではないかと思いますが、これについて若い人というのは、だから民間の需要としてはどのぐらいの年齢のことをおっしゃっているのか、これにもう一回答えてもらえますか。 ○粟田秀彦議長 市川福祉課長。                 〔市川一正福祉課長登壇〕 ◎市川一正福祉課長 長瀬議員の再々質問にお答え申し上げます。  まず、1点目のこのケアプランの作成単価、これ新規分で6,500円、更新分で4,000円ということで、これは改正介護保険法に基づく一律の金額になります。それで、基本的にこの金額は民間の事業所さんの視点でいきますと、非常に安い金額であると。がために、こちらの方の包括支援センターないしは福祉課の方で苦労しているのは、事業所さんの方で採算性が合わないので受けられないと、そういった話も聞いております。そういった状況の中で、先ほど言った15事業所さんがこのケアプラン作成にご協力いただけると、そういった内容でございます。  63ページの歳出の関係の介護予防サービスの計画書作成業務委託料、そういった中での事業所さんが45件ほど受けていただいてやっていただけると、そういった内容でございますので、その点についてはご理解いただきたいと思います。  それから、シルバー人材センターの関係でございます。私、大変失礼いたしました。シルバー人材センターは基本的に60歳以上の方が会員として加入できると、そういったものになります。当然私が言った若い方というのは60歳以上の、基本的には先ほど議員さんもおっしゃった六十四、五歳前後ぐらいの若い方々に、ぜひとも民間受注の関係でもご協力いただきたいのだと、そういうことでお話をいただいておりますので、特に埼玉医大関係につきましては、特には植栽管理とか、余り高齢の方だとどうしても危険が伴うということで、できれば六十四、五歳くらいの若い方々で対応していただければありがたいなと、そういった要請が来ていると、そういった内容でございます。  それから、これは町としてもシルバー人材センター、高齢者のための生きがい、あるいは働くことの生きがい、そういったことで非常に高齢者施策の中でも重要な位置づけになっておりますので、今後も補助金等を通じてシルバー人材センターの充実、そういったものを支援してまいりたいと、そういうふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答えを申し上げます。  先ほどは資料不足で大変申しわけございませんでした。それでは、17年度ベース、決算ベースでございますけれども、繰越分を含めた県の全体の平均でございますが、徴収率が92.5%でございます。当町は97.1%で、上位の方に徴収率はランクしているということでございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 市川福祉課長。                 〔市川一正福祉課長登壇〕 ◎市川一正福祉課長 先ほどの長瀬議員の私の答弁の中で、総体の45件の数ということで説明申し上げたところなのですが、各事業所、受託をする事業所については、基本的に1ケアマネジャー8名以内ということで、基準ルール化されておりまして、その範囲内で民間のサービス事業所さんについては、そういったケアプランの作成ができるのだと、そういった内容になっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 岡部和雄議員。 ◆13番(岡部和雄議員) それでは、議案第17号について何点か質疑をさせていただきます。  議運の委員長が、議会運営委員会で2日間とっていただいたので、せっかくですので質疑をさせていただきます。  まず、この19年度予算は町長の2期目の最後の予算編成でありました。最終ページに19年度の主な事業というのがあります。きのうの答弁で町界町名地番整理、これ19年度の主な事業の中で額も大変多いのですが、町界町名地番整理の中で議員から、高橋議員にしても、監査委員のいろいろ指摘にしても、これ町界町名地番整理のその入札のやり方とかをいろいろ指摘しているのであって、小さい額は町内業者で競争させて、さんざんというか、低い額にしておいて、こういう高い単価のをもっと競争をさせるべきだと言っているのであると、そういう質疑なのですが、それに対する執行部の答弁が、それでは来年度以降は検討するということは、これは町長、町界町名地番整理というのはやはり私は大切な事業だと思います。その点はもう一回町長に答弁をしていただきたいと思います。今後どうするのか、町界町名地番整理は議会で指摘をされたら、では来年度以降はもうやらなくなってしまうのか。これは町長、区によっては待っている区もあるはずです、ちゃんと区長の説明会もやって。毛呂本郷は何年かにくると、区長はいつも言っています、「岡部、どうするべ名前を、やぶさめ通りにするか」とか言っています。本郷何丁目にせよ、どうするのだろうといろいろ心配しています、みんな。どういうことなのか、もう一度町長にお聞きをいたします。  もう一つ、町長、きのうも議員から質疑がありました友情都市について、これは町長、町長が本当にやりたい事業なのでしょう、これは。これは次の選挙ですから、4月の選挙ですから何があるかわからない、選挙の一番怖さを知っているのは小沢さんですから。何があるかわからない。だけれども、友情都市をずっと毛呂山町が木城町とやっていきたいという強い決意なのだと思うので、町長、この友情都市について予算書に載せた以上、もう一度町長の意気込みを聞きたいと思います。  それと、吉安教育長、教育長にもこの友情都市について、きのうの答弁でどうも私は納得できないのです。友情都市を結ぼうというのですよ、これから木城町といろいろな意味で交流をしていく、副読本の話があった、武者小路実篤教育をしていくのではないのですか、町として、これから。いいのですよ、これからだって、事業展開をしなかったら、友情都市を結ぶ必要がないではないですか、それをお聞きをいたします。  次、予算書について。まず、14ページの法人税についてお聞きをいたします。武野谷課長、これは何ですか、昨年度は1号法人が3、2号法人が1だったのです。それが2号法人がゼロ、1号法人が4になっているのです、今年度。これはどういうことでしょうか。ちょっとこれを説明をしていただきたいと思います。いいのですよ、大きな法人がふえたのはいいのだけれども、どうなったのでしょうか、2号法人が格上げしたのでしょうか。  それと、この2,800万円の増額、法人税が。毛呂山町の法人が景気が、いざなぎ景気を超えたという国の影響を受けたのですか、それをお聞きをいたします。それであれば、喜ばしいことであります。ただ一つの業者が景気がよくなって、それの法人税が伸びたのであると、ちょっと私は心配ですが、どうでしょうか、お聞きをいたします。  それと、武野谷課長、せっかくのこういう当初予算ですが、毛呂本郷の地域には最近調剤薬局がすごくふえているのですが、これも法人とか何か絡んでくるのでしょうか、すごいふえているのです。よろしくお願いをしたいと思います。  次に、36ページに派遣職員給与費と負担金受入金というのがありますが、これを総務課長、お聞きをしたいと思います。それと、どうでしょうか、これは入ってくるお金ですから、多分何か説明があると思いますが、逆に今県とかに派遣はどういう現状になっているのでしょうか、18年度の内容でもいいですが、19年度どんどん県に行って勉強してきてもらいたいです。それについてどうなっていますか。  それともう一つ、総務課長、給料は町で持ちます、これ当初予算が通れば人件費が出るわけですが。職員を国とかに派遣することはできないのでしょうか、例えば自治省ですとか、給料こっちで持つのですから。どんどん地元の国会議員とかに働きかけて、それで特区申請の勉強ですとか、この間も一般質問であった頑張る自治体のどうのこうのという勉強に行かせることができるのでしょうか、それをお聞きをしたいと思います。  それともう一つ、私は何度も指摘するのですが、この128ページの通勤手当、これは今年度何か、予算は計上しました。私たち議会は4名減らしたのです。何とかお互いに痛みを分かち合いましょう。通勤手当についてもう一度総務課長の考えをお聞きをいたします。  次に、予算書を見ていますと、私は一つ思うことがあるのですが、民生費の中で、72ページになるのですが、これで児童館というのがあります、その下にいきますと学童保育所というのがあるのですが、これはこの予算書を見ていると、児童館は丸ごと一般財源持ち出し、学童保育所になると国の金が出るのです。これ児童館を学童保育所に変えられないのですか、第3か所目の学童保育所。そうすると、こういうふうな財源内訳になるのでしょうか、それをお聞きをしたいと思います。これこそ国へ猛アタックをしてやってくるべきなのではないですか、4分の1か5分の1出るのですもの。これをお聞きをしたいと思います。  続きまして、総務課長にお聞きをします。選挙のことなのですが、ことしはいよいよ選挙でありますが、この時間外手当が私はどうもあれなのですが、一番お金のかかりそうな町議会議員選挙は一番少なくて、多分参議院の選挙だから、恐らく比例とかいろいろあるからお金がかかるのかなと思うのだけれども、時間外手当参議院選挙一番多いのです。この理由についてお聞きをします。  それと、ことしは知事選挙が8月にあります。私たち議会議員も8月です。投票日はどうする予定ですか。そして、もし投票日を同じにしたときには、この知事選挙で県からお金が来るのだから、町から出さないで済むのではないのですか、それをお聞きをします。もしかすると独特の折半とかというやり方があるのかわからないですけれども、そうなってくると、うんと町の持ち出し分は減ります。それについてお聞きをしたいと思います。  最後に、吉安教育長、19年度の予算でありますが、今回2学期制が4月からスタートします。私は教育部局として、教育委員会として19年度の予算の中に、エアコンとかそういう設備の要求をしなかったのですか、予算要求を。2学期制をスタートするのは決まったのでしょう。19年度に一番何かいろいろあるのは夏の暑い時期の授業だと言っているではないですか、予算要求しなかったのですか。暑いのだから、だって職員室と音楽室がエアコンがきいているのでしょう、そんなのないと思います。予算要求したのか、それを却下されたのか、その点をお聞きをいたします。  以上であります。 ○粟田秀彦議長 小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 それでは、お答えをさせていただきますが、まず町界町名地番整理事業ですが、高橋議員からもご質問がありました。私はとにかく毛呂山町はまず長瀬、前久保、岩井、これが全くわかりづらい。特に若山は終わりましたけれども、長瀬4番地の隣が1322なんていうことがある。あるいは、4番地の次に、では10番はどうかといったら、とんでもないところにある。まさにわかりづらいところです。前久保も同じようにあるし、岩井も平山と込んでしまったり、沢田と。ですから私は何としても、予算が許される範囲で岩井東、岩井西、あるいは平山、この辺はもう当然やらなければならないところだと思うのです。そして毛呂本郷と、こういうふうにいくわけでありますが、確かにことしやらなければどうだということではないことも事実でありますので、これらにつきましては、進捗につきましては真剣に順次させていただくと、こういうふうにご理解をいただきたいと思います。やらなければならない仕事なのです。まさに結果がどう出て、自分がどうなるということではなくて、よその人も喜ぶわけです、この町界町名については。将来的なことでありますので、続けていきたいというのが私の考えではあります。しかしながら、いろいろな事情が出てきますので、これらについては始めようといった当初とは状況等も変わっておりますが、振興計画にもきちっとやるということで表示してあると存じますので、着実に進めさせていただきたいとは思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  それから、木城町との友情都市でありますが、きょうもこれから幹部でしっかり方針といいましょうか、出そうという相談会はいたしますが、私とするとやはりこの毛呂山に実篤の文化というのでしょうか、新しき村があるということは、本当に町の文化的財産であるし、観光といっては失礼でありますが、そういったことにも十分結びつけられるものであります。今でも土曜、日曜になると売店が開店されて、かなり近所の方がパンを焼いて持ってくるだとか、村でとれたお米を販売するとか、お客さんもいるようであります。そして、中には大きな桜があったり、あるいはいろいろな古い木もあったりして、あるいは芸術の美術館があったりして、どこにもない、埼玉県だって美術館と名のつくところはそんなに数多くあるわけではありませんので、こういう美術館等を生かして、やはり毛呂山町の発展に寄与できるものと思っています。  ただ単なる観光地ということでなく、やはり文化的な観光、文化的な町という表示が十分私は生かせるのであろうと、こう考えております。その碑をどうするかということにつきまして、議会からもご指摘が余り多いようでありますので、その辺につきましては、きょうちょっと協議させていただいて、委員会までにははっきりしたいなと、そんな気がしておりますけれども、ご理解をいただきたいと思います。私としては、やはり何としても新しき村の発祥の地である木城町と、今活躍をしている毛呂の東の新しき村、西の新しき村、こういう表現で今まで来たわけでありますので、友情都市締結をさせていただいて、文化的な、あるいは実篤文化の向上にさらに町民のためにきっとなると信じておりますので、締結は結ばせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 吉安教育長。                 〔吉安尚夫教育長登壇〕 ◎吉安尚夫教育長 それでは、お答えします。  友情都市締結に向けての教育委員会としての考えということでございますけれども、まず新しき村というものが、私は町民の皆さんによく知られているかどうかということも問題ですけれども、子供たちが本当に新しき村というのはどういう歴史を持っていて、どういう目的でつくられたのかということは、私はまだよく知っていないのではないかなというふうに思っております。歴史民俗資料館におきましては、この資料等ございますけれども、子供たちはどうなのかというと、私はすべての子供たちが知っているというふうには思っておりません。ですから、新しき村ができて、目的と歴史、これら等をやはり子供たちにしっかり知っていただく、それからその現在の様子等も知ってもらうということが第一ではないかなという、もちろんそれに関して武者小路実篤さんが大きな力を持っていらっしゃるということも、また武者小路実篤さん自身の作家として、文学者としての力というものが、まだまだ中学生、あるいは小学校高学年にも十分に行き届いていないと思いますので、それら等を含めまして毛呂山町の歴史の中、あるいは文化の中で新しき村が存在しているのだということをしっかり理解させるようにしていきたいと、それが第一ではないかなというふうに思っています。  もちろん歴史民俗資料館等のタイアップをしながら、学校でも学習させていくと、それが郷土を愛する心に私はつながっていくのではないかなと、その上で木城町の子供たちとの、あるいは教育関係での交流ができたらなというふうに思っております。  2点目の、2学期制に関しましてエアコンを予算に出したのかということでございますけれども、数年前に各小中学校で扇風機が導入されましたので、本年度につきましては、エアコンにつきましては予算要求はしておりませんけれども、やがて我々の教育委員会としましても、さまざまな教育施設の充実のために考えていかなければならないというふうな問題だと思っております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 14ページ、町税のうちの法人町民税のご質疑にお答え申し上げます。  まず、第1点目でございますが、昨年1号法人が3社、ことしが4社にふえて、2号法人1社からゼロになったと、その内容でございますけれども、具体的企業名は申し上げられませんが、これは前年2号法人だったものが1号法人に変化したというものでございます。  それから、法人町民税、前年と比べまして2,856万2,000円の増額となっております。この主な理由は、法人税割で2,696万6,000円の増額見込みとなっております。これは18年10月実績の申告に基づく推計でございまして、内容については、非常に優良な業績を残した企業の実績に基づいて増額となったものでございます。  続きまして、毛呂本郷近辺の、埼玉医大近辺の薬局の増加の影響でございますけれども、これはこれ自体規模のさほど大きなものではございませんので、大きな影響はないものと考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 岡部議員さんの質疑につきましてお答えを申し上げます。  まず、36ページでございますが、雑入の派遣職員給与費等の負担金受入金818万4,000円でございますけれども、これにつきましては平成20年度から施行されます後期高齢者医療費の制度に基づきまして、埼玉県の後期高齢者医療広域連合というものが昨年の10月から準備を始めまして立ち上がる予定でございます。それにつきまして、町の方から職員を派遣をするということになってございまして、毛呂山町では1名を派遣をしているところでございます。その派遣職員の給料分につきまして、とりあえず町の方で支出をしておきまして、年度末に広域連合の方から精算金として町の方へ全額入ってくると、そういうふうなことでございまして、この派遣職員の分の給料分を計上させていただいたものでございます。  それから、県への派遣状況でございますけれども、現在は埼玉県の本庁の方に1名、それと飯能県土整備事務所に1名ほど派遣をしている状況でございます。  それから、国への派遣ということでございますけれども、今現在も2名ほど県の方に派遣してございますけれども、人員の削減等いろいろ職員の削減ということで非常に厳しい職員数になってございますので、現在も県へ派遣をしているのも大変厳しい状況になっております。特に派遣職員となると、やはりある程度優秀な職員ということでもってしておりますので、それはちょっとあれですけれども、いずれにしましても、そういう職員の人数的な制限ございますので、これらにつきまして、国への派遣等につきましては今後の課題というふうなことでもってさせていただきたいと、そんなふうに思っております。  それから、通勤手当の関係でございますけれども、非常に厳しい状況の中で、通勤手当につきましても削減をしている市町村も何件か見受けられるようになってまいりました。そういった中で本町におきましても、これらにつきましても今検討するようにと、そういうふうなことでもって指示はしてございますので、十分今後検討させていただきたいと、そのように思っております。  それから、選挙の関係の時間外勤務手当の関係でございますが、町議選が非常に少ないというふうなことでございまして、参議院が多いのではないかということでございますけれども、それから知事選挙、町議選挙の投票日はどうなるのかということでございますけれども、19年度の当初予算の編成につきましては、町議選と知事選につきましては、同一日に行うというふうな予定で一応予算は編成をさせてもらっております。したがいまして、町長選の町議選の方の超過勤務手当が低いということでございますけれども、これは知事選の方と合わせて計上してありますので、知事選の方と町議選の方と合わせての時間外勤務手当になりますので、合計いたしますと若干ふえるかなというふうなことになります。  それから、参議院議員の関係で時間外手当が多いということでございますけれども、これにつきましては地方区と比例選挙区というふうなことございまして、投票事務に関しましては、投票用紙の交付につきまして若干1名ほどは、1投票区につきまして1名おりますけれども、あとこの選挙期間というのが地方選挙よりも非常に長いのです。そういった関係でそれに従事する、当然期日前投票ですとか、不在者投票ですか、そういうところも長くなりますので、ふえていくというふうなことでもってご理解をいただきたいと思います。  それから、知事選と町議選の投票日はどうなるのかということでございますが、これにつきましてはまだ県の方でもはっきりしたことが決まっておりませんので、町といたしましてもそれに準じていくというふうなことでもって、現在のところはまだ決定はしてございません。町といたしましては、知事選と町議選は同一日に行うというふうな予定はしてございますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答えを申し上げます。  岡部議員の児童館を学童保育所にしたらいかがでしょうかというご質問ですが、それぞれの学童、さらに児童館の役割というものがございます。確かに児童の健全育成という形では同じですけれども、おのおの目的があります。まず、学童保育所でございますが、学童保育所は放課後児童健全育成事業という形で、放課後留守家庭になる家庭の子供を預かるということでございまして、小学校の1年生から3年生までを対象としております。もし余裕があれば6年生までを受け入れるという形になっています。さらに、児童館につきましてはゼロ歳から18歳まで、いわゆる児童福祉法で定められている年齢です。そこまで全部そこで利用することができるわけでございまして、特にゼロ歳というか、乳幼児なんかの場合には幼児クラブであるだとか、母親との子育てサロンをやってみたりだとかいろいろなものがあります。さらに、中学生も児童館に来て遊んでおりますし、高校生も遊ぶことが可能な。したがいまして、児童館に学童を新たに設けるというのは、ちょっと今のところ不可能だと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。 ○粟田秀彦議長 岡部和雄議員。 ◆13番(岡部和雄議員) 再質疑させていただきます。  税務課長、今の話だと、やはり一つの企業がよかったのでこれだけふえたということですね。これは恐らく実績のよかった金融機関でしょう、恐らくこれは、だと思います。  それと、今言った調剤薬局は、ではどうしたら町にいいことがあるのでしょう、教えてください、それを。それをお聞きをいたします。  それと、荏原課長、今何ですか、町会議員の選挙と県知事選挙は一緒にやるものだと思って計上してあると言っていましたね、今、予算が。でも、待ってください、県からお金が来るのでしょう、県知事選挙をやるわけだから。では町会議員の費用はもっと減ってもいいのではないのですか、どうですか。もう一回確認します。  それと、選挙管理委員会事務局としては、どんなスピーディーさを、開票の。いつぞや報道がありました。シミュレーションをして、民間のノウハウを借りて、運動靴で開票するだとか、テーブルをでかいのをやめて小さいのにするのだとか、何かいろいろなノウハウをシミュレーションしている選管がありました、どこか。毛呂山町の選挙管理委員会はどういうことを予定していますか、なるべくスピーディーに、これ時間外手当をなるべく減らすために、これだって貴重な税金だから。ただ知事選挙と町会議員選挙を一緒にすれば、知事選挙の費用でできてしまうのでない、町会議員の選挙が。それは期日前投票があるからあれだけれども、どうでしょうか。それをもう一回確認をします。それと、スピーディーさに何を考えているか、なるべく早く開票するために、お聞きをいたします。  それと、荏原課長、19年度は県に派遣する職員は何人でしょう、それ今聞いていなかったので。18年度は2名だったのですよね、19年度は予定があるのか。  それと、町長、町長のよく話をする「人づくりは町づくり、町づくりは人づくり」とよくありますが、これぜひ職員を派遣してください。やはりいろいろ経験をしてくる、私は県へ行っても、県は余り今勉強することないと思います。国です、国。絶対に国に行っていろいろな、国は今安倍、今の内閣はそうですが、何ていうか地方分権で切り離そうとしている。ただその裏にはきちんとした自治体には支援をしようとしています。やはり国へ行って、今電車が便利になって、有楽町線というのが坂戸から出ているのですから、霞ヶ関に行くのは早いのです。行かした方がいいと思います。町長、人づくりについてどう考えていますか、職員の。  それと、もう一つ町長、今荏原課長の答弁だと、どうも町が人が少なくなってしまったので、向こうに出せないというのがあるからと、これからの新規採用についてどう考えているか、あわせてお聞きをいたします。  以上であります。 ○粟田秀彦議長 小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 派遣についての再質問でありますが、18年は、今年度は県の街づくり支援課に1人と、それから飯能県土整備事務所に1人と、そして去年の10月から後期高齢者医療連合、そちらの事務局に準備の職員として係長クラスを出しております。都合今3人出ています。19年度の予定は、今のところですと、飯能県土整備事務所に1人、それから後期高齢者医療連合の事務局に1人、県の方はやらないと、こういうふうな考えでおります。そしてまた、都市計画の課長についても県派遣が12年だと思いますが、続いたので、これでおしまいにしてプロパーで課長になります。  確かに人が減ったから、そういうことです。私が就任したときはとにかく全体で318人正職員がいた。それが現在今年度末で271ぐらいになるわけでありまして、50人近くも減ってきます。そして、仕事はふえているのです。確かに介護保険の関係だって、今7名ぐらい職員がいたり、東公民館が2人いたり、かなり仕事もふえていて人も減っているということで、いかに合理化なり、一人一人が頑張らないと、あるいはまたITを駆使してやっていかないと、やっていけないような状況でありますけれども、しかしながら、前にも申し上げましたが、人が少なくなったからといってサービスの低下になってはいけないから、いかにいつもの持ち分の仕事を合理化して、そしてサービスを落とさないように、少ない人数でやっていこうと、こういうことでありまして、民間と比べればまだまだ緩いところもあるのだろうというふうに私は認識しておりまして、やりたいと思います。  ただ、国への派遣は職員の研修になるかということも一つあるのです。やはり市町村は県へ行って、県の関係を学ぶことが、その上につながっている、県から国へつながっていることも勉強になるのだと思うので、確かに便利で大手町まで行くのはわけありませんけれども、それが果たしていいものかどうか、ちょっと私どもこれから研究させていただかないといけないし、あるいは市町村を国が受け入れるかどうか、これらについてもまだ今までしたことありませんので、少し研究をさせていただいてみたいと思いますので、よろしくお願いします。  なおまた、市町村間のレインボーの関係でも、1人は行ったり来たりをさせていただいております。これも短期1年でありますので、どうしたものかなと、こう思っておりまして、何年か続きましたので、どういう形がいいか、これらは考えてみないと、真の勉強になるかどうか、その辺も新たに今検討し直す時期に来ているのではないかなと、こう思っておりますので、人事の相互派遣等につきましては十分研究させてもらいます。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 法人町民税についての再度のご質疑にお答え申し上げます。  どうしたら町にとっていい影響を出していくのかと、そういうご質疑でございますが、調剤薬局につきましては事業規模もさほど大きいものではございません。18年度の出店等も、ほかの事業所の新設、あるいは撤退する事業所もございます。そういう中で19年度では642社の法人均等割を計上しております。したがいまして、その事業所数から見れば大きな影響はないものと、そういうことでお答え申し上げました。  また、法人税割につきましては、納付した法人税に基づいて、それを課税標準としての税率を乗じて出すものでございますので、これについても分割法人であれば、他の事業所、他の市町村の事業所の従業員数等影響してまいりますので、ご質問のご趣旨に添ったお答えができたかどうかわかりませんけれども、町内法人町民税の中では大きな影響はないというふうに考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 岡部議員さんの再質疑につきましてお答え申し上げます。  まず、町議選と知事選をした場合には、同時にした場合に県の予算で全部できるのではないかというご質疑でございますけれども、県の指導とか、あるいは同時に過去やった例を見ますと、やはり案分というのですか、県と町の部分の案分でもって補助金等も、委託金等も交付されるようでございます。内容といたしましては、結局投票所につきましても、当然町議の投票する部分と、それから知事の部分と投票箱も当然分かれるわけですし、当然投票用紙の交付も別々に人数を置かなくてはならない、それから開票につきましても、当然開票の区分が違いますので、その分の人数も変わってきます。知事選の方に置く人数、あるいは町議選の方にかかる人数、それも別にやらなくてはいけませんので、当然その辺のところは町議の方まで県の方で負担をするというふうなことはございません。あとはいろいろな投票用紙ですとか、そういった部分も、これはすべて別になりますので、やはり県の委託金ですべてを町の町議の方まで賄うというのは、これは当然ちょっとできない部分でございますので、それらの部分を案分をして予算を編成したところでございますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 岡部和雄議員。 ◆13番(岡部和雄議員) 総務課長、ことしは統一選挙でありますので、恐らく自治体の投票のスピードが話題になると思いますので、毛呂山町も大至急選挙管理委員会を開いて、このことについてもう一度よく練っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○粟田秀彦議長 この際、暫時休憩します。                                      (午前11時00分) ○粟田秀彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時18分) ○粟田秀彦議長 質疑を続行します。  岡野勉議員。 ◆4番(岡野勉議員) では、14ページから随時質問したいと思います。  まず、予算全体ということで、これは町長に質問ですが、財政が堅実だとか健全でないとか、そういう話がこの間予算を見て話されています。そこで、私が思うには、やはり定年まで職員を支えられない財政の状況ということでは、健全でないのではないかというところが、正直なところではないかと思います。それで、議員としても本当に一般質問が14人も、それで毎回町のことを考えながら質問していると、そういった意味でぜひ町全体の、職員の方もですけれども、やはり明るく元気にこの状況を立て直してほしいと思うわけです。正直なところを言いますと、やはりベテランの方がいなくなるということは非常に心配なのです。仕事の堅実さなり、落ち着いた中でのということで、議員にとってはベテランは手強いし、きついわけですけれども、でもやはりこのままの状態ではまずいと思いますので、この点住民サービスを充実させるということでお考えをお聞きしたいということです。  では、14ページ、早速事項で入りたいと思うのですけれども、個人の納税義務者が均等割、そして所得割ということでは1,000人を超えてふえていると思いますけれども、この中身、内容の方をお聞かせ願いたいと思います。  それと、51ページのICのカードの発行ということですけれども、これは利用状況をお聞きしたいと思います。  それと、81ページの農業総務費なのです。ここで一般職がマイナス2ということでなっています。実の例でいいますと、大久保の耕地の状況を見ますと、毛呂山高校の上も下も、経済課の援助や指導のもとに、今年度田んぼが荒れた状態が、本当に荒れ地、そして枯れ草、そして木の抜根ということも進みまして、非常に改良が進んだということなのです。そういうことで、これからが大切なので、引き続きサービスを減らさないでほしいという意味で、ぜひ充実をお願いしたいということです、このことは大久保の対策会としても出ていますし。それとあと、この平成19年度で特徴とする農業部門における主な施策をお聞きしたいと思います。  それと、ページでいいますと99ページです。教育費のところですが、実は中教審とか国の方では教育のことがクローズアップされています。また、教育委員会のあり方に関しても話題になっていますが、本町の状況ということでは、教育委員会は毎月定例で開催されているのか、それとその場合開催の告知はどういったことで行われているのか。あとは参考までに、今までに傍聴ということはありましたかということでお聞きしたいと思います。  それと、その101ページのやはり2学期制の謝金ということであります。それでこの検証の内容ですけれども、どうお考えなのかお聞きしたいと思います。  それと、たびたび2学期制のことでは事後にアンケートを実施するということなのですけれども、その決定事項ということで行うのかお願いしたいと思います。  次に、106ページの小学校費の教材備品でしょうか、多分同僚議員からも質問がありました。この内容ということで、これはうわさでということですが、図書費の方が大幅に減額になるのではないかということで、ちょっと危惧する声を聞いているわけですけれども、この点具体的に額を提示していただきたいということです。  それと、あと109ページの中学校費です。教育振興費、それの就学援助費、要、準ですけれども、これが160万円も、援助費も含めて、特も含めてですけれども。これはやはりこれだけ増加が見込めるということなのでしょうか、その点、数字等をお願いしたいということです。お願いします。  それと、あと111ページの公民館費ですけれども、毛呂山町はコンピュータに関しては非常に先進地ということだと思います。そういった意味で聞くところによりますと、公民館でインターネットのサークルで使用を求める声が出ているということで、これは非常に応用して、要望が出ているということは非常にいいことです。それで、ある一定の部屋でサークルで使えるということでは、ぜひ前向きな対応が行えるのかお聞きしたいと思います。  以上です、お願いします。 ○粟田秀彦議長 小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 それでは、質問にお答えさせていただきますが、ことしの予算についてであります。企画財政課長からも答弁があったり、私の方も予算説明のときにお話ししましたけれども、ことしは79億6,000万円という予算でありましたが、川角小学校の耐震工事の関係、あるいは給食センターの外構工事の関係を考慮すれば、大体18年度に見合った予算になっていると思います。住民サービスにはそれほど大きな変化がないものと、こういうふうに認識しております。減税補てん債だとか、あるいは臨時財政対策債とか、こういったものが減らされる中で、18年度とほぼ同じような予算が組めたということは、私といたしましては職員一同みんな頑張ったたまものであろうと、こう思っております。そして、第四次の総合振興計画だとか、あるいは集中改革プランによりますことを基本にこの予算は組んできたわけであります。  確かに、議員にもいろいろご指摘があったように、近年にない80億を切った予算でありますけれども、既におおむね長年の懸案であった事項、いわゆる公民館の建設であるとか、これも前任者に引き続いての事業でありましたし、あるいは国体用の大類のソフトボールパークであるとか、学校給食センターであるとか、それに伴ういろいろな諸施策等あるわけでありますが、これらは一応目鼻がついたと、こういうふうに考えており、あとは今年度からスタートいたします耐震工事について、順次できればやっていかなければいけないと、こう思っております。当然この役場庁舎、その関係もありますが、古いものは本当に多いわけでありますので、今後は耐震に向けていくわけでありますが、おおむね懸案であったものはできたのではないかなと思っております。  今回の予算は、特に目立ったことは、先ほど言いましたように教育関係です。耐震工事を初め、安全で安心して勉強できるようなこととか、それから泉野小学校の外壁工事につきましても、ある程度少しやっていこうということであります。そしてまた自立支援法に基づいた福祉の関係は、事務的な関係、あるいは負担金の関係いろいろありますけれども、法に定められたこと以上のことがある程度できるようになっていると思います。そしてまた毛呂山町の自然をしっかり守るような環境行政等につきましても、配慮しているものと思います。  それから、高齢者の支援ということでありまして、高齢の支援には後期高齢者医療制度の準備も進めてまいるし、それから職員体制も高齢者支援課をつくりまして、高齢者のための高齢社会を支えていくようにしていきたいと思っております。  なおまた、山根荘の指定管理者につきましても、同じようなことであります。そしてまた埼玉医科大学がありますので、医大等の協力をいただいたり、ご指導をいただいて、地域医療というものをしっかりこれからやっていかなければならない、そして毛呂山の人も健康でそして長生きのできるいい医療、あるいは福祉をやっていきたいと、こう考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  なおまた、住んでよかった町と言えるように、やはり安全な町、安心して住める町、これらについては生活環境も含めてしっかりとしていきたいと思っております。これを、まだまだすれば何がということであります。いかにしたらいいかということもあるのですが、どうしても、どこまですれば満たされるかということはありますが、できる限りのことをし、そしてまあまあある程度住民の皆さんにご理解いただける予算が組めたものと私は認識しておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 14ページ、個人町民税の納税義務者数についてお答え申し上げます。  均等割、所得割とも1,000人程度ふえております。推計は18年10月末実績に基づいておりますが、内容を分析いたしますと、18年度税制改革によりまして、65歳以上の年金所得者の控除額が圧縮されておりますので、その影響によるものと考えております。 ○粟田秀彦議長 大窪住民課長。                 〔大窪東一住民課長登壇〕 ◎大窪東一住民課長 予算書51ページ、ICカード発行機の利用状況なのですけれども、このICカード発行機というのは、住民基本台帳カードのことでございまして、平成15年から始まりまして、ことしは80枚発行されております。累計で408枚となっております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 綿貫経済課長。                 〔綿貫克己経済課長登壇〕 ◎綿貫克己経済課長 農業問題につきましてお答えを申し上げます。  西大久保耕地につきましては、17年から18年にかけまして、毛呂山町水田農業推進協議会の皆さん、また地域の対策協の皆さんのご協力によりまして大変きれいになりました。これも引き続きやっていかなくてはならないことだと思いますので、担当課としてはその辺のところは十分頭に入れまして、今後もやっていきたいと思います。それに伴いまして84ページの農地水環境保全協議会負担金、これにつきましても西大久保耕地に対しまして、これは農地の面積に対し国、県の補助を含めた活動費を負担するものでございまして、これも西大久保耕地に使わせていただきます。  また、その下の土地改良施設維持管理適正化の関係ですけれども、これは土地改良施設の関係で土地改良事業団団体連合会、土地連ですね。そこに積み立てておきまして、工事につきましては23年度に行うということになっております。工事費につきましては350万円を予定しております。西大久保耕地につきましては、毛呂校の西側については白地でございまして、工業団地の関係で白地になったわけでございますけれども、それを農地に復活するというのは、補助金等は一切出ませんので、それにつきましては水田農業推進協議会の方からの援助をいただきまして、あれだけにきれいになったわけでございます。  それから、目玉というのかわかりませんけれども、これも町長の方からいろいろ中山間地域の問題について、イノシシが大変ふえております。とる以上にふえているのではないかというふうな感じを受けております。これにつきましても、83ページの方で狩猟免許取得補助金といたしまして、滝ノ入、阿諏訪、大谷木、権現堂を初めとする中山間地域一帯において、大変イノシシの農作物の被害を受けているということで、多くの方々に鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に基づく資格を取得をしていただくために、これも補助金を出して資格を取っていただいて、イノシシ等の駆除をしていくための予算をのっけてあるわけですけれども、財政も厳しい中、これから観光面については菖蒲園の方にバラの移設を5年をめどに、5年たったら完璧にバラ園が完成するように担当課としても予定をしておりますので、ご理解をしていただきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 粟生田教育総務課長。                 〔粟生田義行教育総務課長登壇〕 ◎粟生田義行教育総務課長 ご質疑にお答え申し上げます。  99ページの教育委員会に関するご質問でございますが、教育委員会につきましては、原則毎月第4金曜日を定例会の開催日としております。正確な期日につきましては、定例会の日のあと日程を調整いたしまして、正式な期日等は決定しております。告示につきましては、町掲示板を使いまして告示をしているところでございます。  また、傍聴につきましては、過去の資料を確認しませんとはっきりしたことは申し上げられませんが、私の記憶しているところでは、傍聴はございません。  あと106ページの備品購入費関係でございますが、この教科備品の中に図書費が含まれているかどうかということでございますが、この教科備品の中には図書購入費が計上されておりまして、各学校の希望を確認の上計上しております。19年度につきましては、各学校10万円程度の予算を計上させていただいております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 横田学校教育課長。                 〔横田政行学校教育課長登壇〕 ◎横田政行学校教育課長 ご質疑にお答え申し上げます。  まず、101ページの2学期制検証委員会謝金についてでございますが、来年度、校長、教頭、教諭、委員のほかに、謝金対応として4人の保護者の委員による2学期制検証委員会を立ち上げる予定でございます。2学期制検証委員会におきましては、2学期制に関するアンケートの実施を含めた全体的な進捗状況の審議を行い、改善を図ってまいりたいというふうに考えております。  続きまして、109ページの中学校費の教育振興費のうちの就学援助費についてお答え申し上げます。今議会の補正予算にも上げさせていただきましたが、就学援助費につきましては、今年度新規の申し出許可をしたものが9名ございます。その関係で今議会の補正予算でも74万4,000円のプラスの補正をさせていただいたところでございますが、来年度につきましてはその新規の分を含めまして、小学校6年生から上がってくるものが継続するものというふうに計算させていただきまして、平成18年度41人分でとらせていただいたものが、19年度は53人分ということで、136万2,000円の増で予算の方を計上させていただいております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 木村中央公民館長。                 〔木村春夫中央公民館長登壇〕 ◎木村春夫中央公民館長 公民館に関するご質疑にお答え申し上げます。  パソコンサークルが現在公民館で数団体活動してございます。その活動の中でインターネットへの接続をしたいというご要望だと思います。幾つか問題点もございます。インターネットへの無制限の接続や料金等の問題もございますので、十分検討いたしまして対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 岡野勉議員。 ◆4番(岡野勉議員) では、町税の関係では、65歳以上ということで平均、この均等割と所得割を足しますと、どのぐらいの1人当たりの平均の額というのが考えらるのか。  それと、あと図書費の方ですけれども、これの方は前年度は各校当たり幾らぐらいだったのか、それと10万円という額が、1校当たりということですと、大人だと本当に二、三人で出るぐらいな額だと思うのですけれども、非常に抑制がちょっと働いているのではないかなと思うのです。この間ちょっと図書に関しては、いろいろ同僚議員からも有効性が出ていて、それをぜひ後押しするようなことが必要かなと思うのですが、お願いしたいと思います。  ちょっと漏れたのが一つありまして、ちょっとよろしいでしょうか。耐震のことなのですけれども、強度は工事後はどのぐらいの強度になるのかというところで、数値等を示せると思うのですが、お願いしたいと思います。  それと、学力テストの関係なのですけれども、これは町独自の学力テストですか。それを行いたいということが何回か出されていまして、ちょっと予算のところに、どこに出てくるのかわからなかったものですから。それと、どんな内容で学力テストをして、あと保護者等の合意が受けられる内容だとは思うのですが、その点でちょっとどうお考えかをお願いしたいのです。  以上です。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 19年度65歳以上の年金所得者の方々の平均税額ということでございますが、推計に当たっては、特定の年齢層についての推計は出しておりませんので、ご理解賜りたいと存じます。 ○粟田秀彦議長 粟生田教育総務課長。                 〔粟生田義行教育総務課長登壇〕 ◎粟生田義行教育総務課長 ご質疑にお答え申し上げます。  18年度の各小中学校の図書費の予算ですが、40万円程度で組まさせていただいております。また、19年度でございますが、教科備品の予算の枠内で各学校の希望等も確認して、今回10万というふうな数字を上げさせていただいております。  あと、耐震強度の関係でございますが、川角小学校、ことしやるわけでございますけれども、強度につきましては、建築の上では0.6を上回ればよろしいということでございますが、学校等につきましては避難所等も考えられますので、0.7以上で強度を保つようにという指示がございまして、今回の設計では0.75を維持するような強度に設計されております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 横田学校教育課長。                 〔横田政行学校教育課長登壇〕 ◎横田政行学校教育課長 標準学力検査についてお答え申し上げます。  標準学力検査委託料につきましては、小学校費、中学校費のそれぞれの委託料としまして、小学校88万8,000円、中学校75万5,000円を計上させていただいております。内容につきましては、小学校が2年生から6年生を対象に国語と算数につきまして、それから中学校は1年生から3年生につきまして、国語、数学、英語、ただし英語につきましては2年生、3年生ということで実施を予定させていただいております。テストの中身につきましては、標準学力検査という内容のテストを、業者幾つかございますので、その中から今後委託させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 岡野勉議員。 ◆4番(岡野勉議員) 図書費の方は、要約しますと、今年度が40万円で、1校当たり。それで来年度、19年度が10万円ということですか、4分の1。学校図書の冊数なり、そういう基準ということで、かなりそれが予算に関して、そんなに学校なり保護者に気を使って対応するものでしょうか。幾ら備品等図書ということがあるとしても、その考えというのはちょっと考えられないということで、委員会等でもあると思うのですけれども、十分対応してください。  それと、あと耐震の方なのですけれども、わかりました。それで、よく教室に筋交いでこういうふうになったりして、ちょっと毛呂の場合には各教室に、強度を考えるとそれしかないのかわかりませんけれども、最近ですと工法が高度化されまして、ああいう筋交いでなくということで、お金の関係があるかもしれませんけれども、そんな面ではどうなのでしょうか。  それと、あと学力の調査の方ですけれども、私の方ちょっと予算の方で88万円とか、そこいらのは国のやる調査かなと思っていたのです。課長さんが言われた内容が、町独自だということなのですか。では、国のことしの4月に行われる全国学力調査というのは、予算としては町の持ち出しというのは全くないということですね、はい。  それと、あと、これは学力調査に関しての要望ですけれども、文科省の方のことでやると、やはり今回のかなり内容に関しては細かい分析がされているみたいなのです、項目が。それと、あと民間のベネッセコーポレーションですか、あとNTTデータというようなところで、個人情報保護の観点から慎重にということと、あとできれば、個人の名前の漏えい等考えられるので無記名ということもあるということで、その点も、済みませんが要望ということで慎重に学力調査をお願いしたいなと。  以上です。 ○粟田秀彦議長 粟生田教育総務課長。                 〔粟生田義行教育総務課長登壇〕 ◎粟生田義行教育総務課長 ご質疑にお答え申し上げます。  耐震工事の工法の関係でございますが、岡野議員おっしゃるように、いろいろな工法が大手ゼネコン等でも開発されておるようでございますが、設計の段階で協議したわけでございますけれども、こういった最新の工法等につきましては、まだデータがなかなか手に入らないということと、あとある程度の偏った、特殊な工法になりますと、また業者等も限られてくるということで、一般工法ということで筋交い、ブレース工法というのを取り入れた形で設計させていただいております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 この際、午後1時15分まで休憩します。                                      (午前11時51分) ○粟田秀彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時16分) ○粟田秀彦議長 質疑を続行します。  小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) ただいま議題となっております19年度の一般会計予算で、既にこれまで出た質問にも関係するのですが、質問をしたいと思うのです。この19年度予算の歳入の税制というのは、今年度のこの予算が特徴的なことがあるのです。それは、まず税源移譲が実施されたこと、それから定率減税が昨年が半分になり、ことしが全廃されること、これは1月から影響が出るわけです。政府の宣伝の新聞や、あるいはインターネットでの説明を見ますと、増減変わらないというふうに見ているわけですけれども、実際には6月になると、町民の負担が大きくふえるというのが実際だというふうに私は思うのです。この点で税源移譲と定率減税が廃止されることによる町民への影響は、この1月から6月までどういうふうに変化するのか、この点について説明をいただきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 個人町民税に関する税源移譲の問題等についてお答え申し上げます。  議員ご指摘のとおり、今回の税源移譲につきましては、所得税から住民税への3兆円の税源移譲という枠組みでございます。住民個人にとっての負担構造は変化のない制度設計となっております。これについては議員ご指摘のとおりでございます。また、定率減税については19年度廃止となってまいりました。これによる負担増というのは間違いなく発生することになっております。ただ定率減税の廃止は全国的な景気回復の傾向を確認した上での政府判断でございますので、ご理解賜りたいと存じます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) ただいま答弁をいただきました。この点は6月になれば、かなりまた町の税務課などには抗議の電話が殺到するだろうというふうに私は予想しているわけですけれども、今後の問題として結構でございます。  それから、歳出について1点、大類グラウンドの関係ですけれども、キュービクルの改修工事というのが200万円ほど計上されているのですが、これの理由と内容について説明をいただきたいと思います。  以上です。 ○粟田秀彦議長 新井社会体育課長。                 〔新井正義社会体育課長登壇〕 ◎新井正義社会体育課長 120ページの工事請負費、大類ソフトボールパークの外野芝生改修工事につきましてご説明を申し上げます。                 〔「キュービクル」と呼ぶ者あり〕 ◎新井正義社会体育課長 失礼しました。キュービクルの設備の改修工事でございますが、これにつきましては総合公園のキュービクルでございまして、主なものといたしまして受変電設備と蓄電池設備の改修工事でございます。受変電改修工事につきましては、高圧電磁開閉器2台、高圧計器用変流器が4台、それから高圧コンデンサ盤3台の取りかえ、それから関係部分の調整でございます。  それからあと、蓄電池設備につきましてでございますが、蓄電池設備につきましては、蓄電池触媒栓の交換54か所と関係部分の調整でございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) キュービクルについては、これは容量を減らすということではないのですか、契約容量を、要するに規模を小さく容量を減らすということではないのかどうか。 ○粟田秀彦議長 新井社会体育課長。                 〔新井正義社会体育課長登壇〕 ◎新井正義社会体育課長 お答え申し上げます。  容量を減らすのでなくて、保安点検のときに指摘されまして、改修が必要だということでお願いした次第でございます。よろしくお願いします。 ○粟田秀彦議長 堀江快治議員。 ◆15番(堀江快治議員) それでは、2点について質疑をさせていただきます。  一つは、36ページの諸収入のうち説明欄で友情都市賛助金というのが75万円ありますけれども、長い私もこういう生活をお世話になっておりますけれども、予算計上の中で賛助金というものは、こういう予算の中で金額をもって示されたのも、今まで余りというか、初めてだと思うのですけれども、この概念というのについては、私どもはどういうふうなとらえ方をすればいいのか、お聞かせ願いたいと思います。  もう一点は、先ほどの質疑の中でありましたけれども、保育所費の納入する金額、保育料、それが税でいう滞納というのですか、未納というのですか、未納金額が子ども課長からお話がありましたけれども、あの金額は何年ぐらいの累積の中でああいう金額になったのか、それでまた保育を終えて保育園を去ったり、小学生になってしまって、全くその場に子供さんが存在しなくなったときなんかは、追跡的にその保育料の未納については請求しているのですかどうか、その辺についてはどうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思います。  以上2点です。 ○粟田秀彦議長 荏原総務課長。                 〔荏原 茂総務課長登壇〕 ◎荏原茂総務課長 堀江議員さんの質疑につきましてお答え申し上げます。  36ページの友情都市賛助金についてでございますけれども、これにつきましては、木城町との友情都市を締結するに当たりまして、記念碑を立てるというふうなことでございまして、その記念碑の立てる費用150万円の2分の1を、寄附を募って、賛同される方の寄附をいただきまして建立をしたいというふうなことでございまして、その賛助金を計上したものでございます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答えいたします。  先ほどの保育料の滞納にかかわる関係で17年度のベースでお話いたしましたが、それ以上、以前の状況については把握してございません。また、これは特別把握ということ、本来であればそういうのを全部確認すればいいと思うのですが、県の方に確認をしまして、全体の県の平均、徴収率がわかったというのが現状ですので、さかのぼってこの後ちょっと確認はしてみたいとは思いますけれども、もしその点でわかりましたらまたご提示申し上げたいと思いますが。  それと、保育園を去ってしまった方の滞納の問題でございますけれども、確かになかなか保育園を卒園してしまうとも、実際に徴収というのが非常に難しい部分がありますけれども、毎年その徴収、前年度繰り越しだとか、過年度につきましても通知を出して、あるいは呼び出してやるのですけれども、なかなか徴収が進まない状況にはあります。しかし、時効を中断してはいけないと思いますので、時期を見計らうごとに、たとえ1,000円でも2,000円でも納入してもらうような形を現在はとっておりますが、現実問題として卒園した方についてはなかなか収納できないような状況になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。さらに、今後につきましても、きちんとした積極的に徴収に携わっていきたいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 堀江快治議員。 ◆15番(堀江快治議員) それでは、2回目の質問をさせていただきますけれども、総務課長が今、お金のまず使途について聞いたのではなくて、予算計上をするときに「賛助金」という固有名詞ですか、名称は初めて聞いたのですけれども、こういうふうな名称で説明欄とはいえ、こういう賛助金という名目で計上してよろしいのでしょうかと、まずその辺をお聞きしたのです。  それから、子ども課長の説明だと、これ奥が深いようになってきてしまうのですけれども、これ企財課長、だれが担当ですか、これ最終的には。そういった徴収的部分では一番は税務課でしょうが、それ以外に受益者負担的なことからしても、給食費にしても保育費にしても、当然納入すべきものが決められているものが、相手方のさじかげんで収納できないと、納めていただけないということが、あたかも当然のようになっているとすると、これ大変なことなのですけれども、この辺はどなたか責任ある立場で、今までどうなっておったのかお聞かせ願いたいと思います。 ○粟田秀彦議長 この際、暫時休憩します。                                     (午後 1時29分)
    粟田秀彦議長 休憩前に引き続き質疑を続行します。                                     (午後 1時32分) ○粟田秀彦議長 高坂企画財政課長。                 〔高坂純一企画財政課長登壇〕 ◎高坂純一企画財政課長 雑入の中に友情都市賛助金というような項目がございまして、この賛助金の意味というご質問だったと思いますけれども、ご承知のとおり雑入につきましては、歳入科目の区分に該当しないもの及び地方債を除いたすべての収入金を計上することとなっておりまして、友情都市の賛助金ということの名称については、特に意味はございません。賛助するお金という意味でございます。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答え申し上げます。  いろいろと臨宅徴収であるとか、通知を出したりとか、そういった部分で努力はしているのですが、滞納というものは残ってしまいます。それで、参考に申し上げますけれども、今までの12年から17年までの全体の滞納額が306万7,600円あります。この点についても、卒園したからといってそのままというわけにはまいりませんので、引き続き臨宅徴収をしたり、督促を出したりして対応してまいりたいと存じます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 堀江快治議員。 ◆15番(堀江快治議員) それでは、説明とはいえ賛助金というこの固有名詞は、予算計上の上では、目としては正しい言葉だということで認識しておるのですね。それともう一つは、これ賛助金というと、地方自治法の、これ県にも問い合わせしたのですけれども、歳入予算の組み方の中では賛助金というのはなくて、一つ拡大的に意識を変えれば、寄附金ではないかなと思うのですけれども、なぜ寄附金ではいけなかったのですか。寄附金と賛助金というのは、その使用する目によって違うのですか、その辺について。寄附金であれば、これからのこの75万円という数字そのものに対する質疑ができるのですけれども、全く違うとなると、我々は賛助金という認識を持っておりませんので、その辺の答えをもう一度お答え願いますでしょうか。  それから、町長、これ今瀬波課長の答弁を聞いておっても、私も仕事をさせていただいておりますから、監査等の。今までいろいろな調査をしてきましたけれども、こういった数字はやはりどこかに埋もれてといっては失礼ですけれども、出てこないのです。今初めてそういう問題が出て、実に12年から17年で306万円、実質的に町に損害を与えてしまってきていると、それでなかなか取り立てもできないのだと。いつも税務課長とは、徴収率等の点において不納欠損の年を、何年ぐらいで不納欠損になろうかというような、非常にいつも真剣にお話し合いをさせていただくのですけれども、こういった保育所費なんかについてはそういうふうなものは今まで語られたことがないのでしょうか、ずっと累積、累積、累積で今日まで来てしまっているのでしょうか。給食費なんかは、改めて聞きますけれども、この点についてはどうなっておりますか、3回目の質問で突然教育委員会に質問してはいけないのですけれども、関連がありますので参考までに教育委員会の方はお答え願いたいと思います。  子ども課長には、今までずっとそういうものについてのどうしたらいいかという検討は、ただ累積させて、金額だけがやたらにふえていけばいいというわけにはいかないと思うのです。これらについての取り扱いについては、今まで庁舎内でいろいろな角度から検討したことはなかったのでしょうか、その辺についてちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 高坂企画財政課長。                 〔高坂純一企画財政課長登壇〕 ◎高坂純一企画財政課長 寄附金の方がよかったのではないかというご質疑でございますけれども、ご承知のとおり寄附金につきましては、自発的意志を持って行われる寄附をいうことでございまして、寄附金につきまして金額を指定して議決するということについて、もう検討をしたところでございますけれども、雑入でさせていただいたということでございますので、どうぞご理解の方、よろしくお願い申し上げます。 ○粟田秀彦議長 瀬波子ども課長。                 〔瀬波行男子ども課長登壇〕 ◎瀬波行男子ども課長 お答え申し上げます。  まず、保育料の滞納につきまして庁舎内で検討したことがあるかというご質問ですけれども、直接銘打って庁舎内で検討したということはございませんけれども、子ども課の課内では常に徴収、滞納については日ごろから話しておりますし、臨宅徴収等も行っております。さらに、12年以前のもの、5年以上たってしまったものについては、今までの取り扱い、どうしても徴収できないものについては不納欠損等で落としている実情でございます。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 横田学校教育課長。                 〔横田政行学校教育課長登壇〕 ◎横田政行学校教育課長 給食費の徴収につきましてお答え申し上げます。  給食費の徴収につきましては、本来であると町が徴収することになっておりますが、文科省の通知によりまして、学校長に依頼をしてもよいということになっております。本町におきましては、給食センターの細則の中で、校長が責任を持って給食費の徴収を行うということになっておりまして、校長の名前で給食費の徴収の方をさせていただいておるところでございます。  先日の一般質問でお答え申し上げたように、17年度分につきまして、2月15日現在で全体で76万2,050円の未徴収がございます。これらの額につきましては単年度ということではなくて、継続して卒業後もお支払いいただけるように各学校から督促の方をさせていただいておるところでございます。ただ、すべてが徴収し切れている部分がないということで、他市町におきましては裁判等を起こすというような例も出てきておりますので、今後はそのようなことについても研究をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 堀江議員からいろいろご指摘があったり、ご意見がありますが、賛助金という名目を使用したわけでありますが、現実には寄附をいただくのだということでありますが、そのときの話し合いの様子のときも、寄附より賛助金という名前を使った方がいいだろうと。一つは、寄附は強いるわけにはいきませんけれれども、賛助金の場合なら、ご承知のとおり体育協会の賛助金とか、いろいろな賛助金のように、こちらからお願いすることもできるような、同じにはいいだろうということで賛助金という名目を使わせていただきましたが、現実的には寄附金をいただいて、半分は寄附をいただいてやろうという考えでありますので、科目なり、賛助金という名目を使ったことにつきましては、また今後こういうことが適切か、不適切か検討してまいりますので、ご指導いただきたいと思います。  なお、保育料の徴収等につきましても、私ももっとまめに見ればよろしいのですが、1年に1度程度見させていただいておりますが、古いものになると、正直申し上げて、1軒の家で3人のお子さんを預かったりいたしまして、それが滞納となると、もう本当にかなりになって古くなって、そしてまた毛呂にいなくなってしまう人もいる。実情が実情のような時代等いろいろありましたので、その辺は改めて一つ監査をしていただいて、ご指導を仰げたらよろしいかと私も思うし、我々としても、これは給食費もそう、あるいは都市計画の関係の町営住宅もそう、あるいは今の保育料もそうでありますが、すべてそういったものを一切しっかりやってまいります。例えば町営住宅等につきましては、議会にも議決をいただいて、法による執行を行ったりして厳しくやっております。保育所費につきましても、そういう厳しさを持ってこれから対応していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。ご指導ありがとうございます。 ○粟田秀彦議長 堀江快治議員。 ◆15番(堀江快治議員) それでは、角度を変えてもう少しお話を聞きたいのですけれども、厳密には予算書の中で再三申し上げますけれども、説明欄といえども賛助金というものを私たちは議決する義務はないのです。ただ一つ私どもがこの寄附的行為で議決権を行使できるのは、制限つきな寄附行為においてのみ我々は議決権を行使できるのです。したがって、議決権の行使ができないものを、こうして説明欄といえども項目に載せてくることは、我々はこれを議決しようがないのです。この辺の問題があるから聞いておるのです。別に賛助金でわかります。150万円の半分をどこからかもらう、それは違う議論でやれば、またそれなりに議論がございますけれども。賛助金という項目を我々は議決する義務はないのです、議会には。ですからこの辺はどうなのかということを聞いておるのです。  もう一つは、子ども課の今の未納の問題ですけれども、給食費だとか、それから町営住宅だとか、もちろん税務課だとか、私どもも仕事柄いろいろな件を自己申告で私どもにいつも申告をしていただいていることは、大変皆さんにも了解してもらいたいと思います。確かに給食費がこれだけ今難しいのだ、それから住宅費がこれだけ未納なのだ、税務課もそうだと、しかし税務課も徴収率が上がらないと町長に怒られるから、何とかどこかで切らなければいけないななんていう話も内輪話としてはしておるのです。だけれども、子ども課の保育費がこれほど5年間で累積しているということは、私も知りませんでしたから、この点については調査委員会等を設けて、やはりきちんとしてどういうふうにこれを取り扱うかっていくべきなのか、毛呂山町としてどうしたらいいのかということぐらい、やはりこれを契機に、私は今結論は出ないと思うのです、はっきり言って、これ。監査よくしてくれと言うけれども、監査にも出してこなくて、報告もないのですから。それは私どもが根ほり葉ほり聞けばいいのでしょうけれども、なかなかそういうわけにもまいりませんので、皆さん自己申告していただいた中でどうしようかという話をされている、紳士的にやっておるのですけれども。  今初めて聞いたこの金額については、まさに毛呂山町に大なり小なり損害を与えている金額でございますので、これについてはある程度私から要求させていただきますけれども、これを契機に行政内部でやはりいろいろ検討して、統一見解というものを私どもに早急にお示し願いたいと思います。  前段のその賛助金については、そういう意味でございます、町長。その辺についてどういうふうに我々はこれ、これ問題とすれば、字が「賛助金」という3文字ですから、なかなかうるさいことを言うなと思うかしれませんけれども、これは予算書というのは、やはりはっきりけじめだけつけておきませんといけませんので、あえてその辺について見解をもう一度聞かせていただきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 この際、暫時休憩します。                                      (午後 1時48分) ○粟田秀彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 2時10分) ○粟田秀彦議長 質疑を続行します。  高坂企画財政課長。                 〔高坂純一企画財政課長登壇〕 ◎高坂純一企画財政課長 お答えを申し上げます。  雑入におきまして、賛助金という名称を用いて予算計上をさせていただいておりますけれども、このことにつきましては特段問題ないと、私の方では判断をしているところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○粟田秀彦議長 堀江快治議員。 ◆15番(堀江快治議員) それでは、私もその答弁に対してこれから続けてもどうかと思いますし、特にこの歳入面については、今回の議会でも総務常任委員会にゆだねられるということなので、細部にわたる検討等は総務委員の皆さんの特段のご努力に期待いたしますけれども、ただ1点、さらにつけ加えてお話ししたかったことは、いみじくも先ほど町長が体育協会等の話を出しましたけれども、体育協会なんかでも一時期いろいろな組合等、先払いしてしまって、後から個人の事業者のところへお金を取りにいったり、もっとひどかったのは、平成十二、三年ごろですか、私の聞いた話では。現説の会場で会社の組合長が来た会社から徴収したなんていうこともちょっと聞きました。それは町長が会長ということで、やはり一つの踏み絵的なこともあろうかと思いますけれども、町長には関係がないにしても、世情ではそういうことも多々行われているような風評を私は聞いております。  したがって、今回のこの賛助金の項目、科目設定についても、対象者がだれなのか、どんな形でこういう75万円というものを集め上げていくのか、そうした一つのエリアもわからないし、そして賛助してくれる人の、どんな方が賛助をしてくれるのかということもやみの中で、こうした賛助金75万円というのを計上するということは、町長は自信を持って、おれが町長だから、おれが言えば大丈夫だという気があろうと思いますけれども、まして企業なんかの組合というのは、組合にとってみては非常に、企業にとってはいいのですけれども、行政にとって組合というのは相反するものでありまして、まかり間違ってもそういうところに寄附行為をお願いするようなことがあっては、やはりうまくないと私は思っております。  そういう意味も含めましての大きな意味の質問でしたけれども、時間も長くなりますので、一方的にお話しして申しわけございませんけれども、この問題については今後の毛呂山町議会の予算計上上に大きく残された問題でございますので、ひとつ総務委員会の皆さんにご期待申し上げて、この点については質問を終わりたいと思います。  また、あわせて先ほど子ども課長にもお話ししましたけれども、町に当然払うべきお金を払えない、払わない、いろいろなことがあろうと思いますけれども、これもまた私どもの議会に対して、こういう理由だからこうなったのだというやはり説明ができますように、どんな議員から質問があっても、実はこういうことなのですというふうに、我々が理解ができるような説明ができますように、ひとつ今後町長を中心として、この間の野久保線でも言いましたけれども、総合力を持って、だれがどんな部署につくかわかりませんから、おれはもうこれで移動だからいいやとか、そういうことはまず考えないと思いますけれども、後任者が来たときに困らないように、前任者はそういうことも含めてその部署、部署を守っていっていただきたいという希望を持って、一応私の質問をこの辺で終わらせていただきます。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第17号 平成19年度毛呂山町一般会計予算については、歳入の部全部、歳出の部、第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費については総務常任委員会に、第3款民生費、第4款衛生費については厚生常任委員会に、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第10款教育費、第11款災害復旧費については経済建設文教常任委員会にそれぞれ付託します。 △議案第18号 平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算 ○粟田秀彦議長 日程第2、議案第18号 平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 議案第18号 平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算につきまして、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、本議案の概要についてご説明を申し上げます。平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を39億4,320万5,000円と定めました。前年度に比較して4億3,500万4,000円、12.4%の増額でございます。  では、歳出よりご説明申し上げます。第1款総務費につきましては、2,114万円で、前年度と比較して80万7,000円、4.0%の増額でございます。  第2款保険給付費につきましては、平成18年度の給付見込額に過去の伸び率等を考慮し、26億5,494万4,000円といたしました。前年度と比較いたしますと1億3,807万8,000円、5.5%の増額でございます。  第3款老人保健拠出金につきましては、6億3,950万8,000円で、前年度と比較して1,536万円、2.3%の減額でございます。  第4款介護納付金につきましては、2億904万円で、前年度と比較して1,256万6,000円、5.7%の減額でございます。  第5款共同事業拠出金につきましては、3億8,594万3,000円で、前年度と比較して3億1,986万8,000円、484.1%の増額でございます。平成18年度途中から制度の拡充が図られたため、大幅な増額となっております。  第6款保健事業費につきましては、2,432万9,000円で、前年度と比較して406万5,000円、20.1%の増額でございます。  第7款基金積立金につきましては、基金の利子分の積立金で11万6,000円、第9款諸支出金は、保険税還付金等で318万4,000円といたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款国民健康保険税につきましては、総額を11億3,156万1,000円と定めました。前年度と比較いたしますと1,386万9,000円、1.2%の増額でございます。一般被保険者の医療給付費分の保険税額は、納税義務者1人当たり13万553円、被保険者1人当たり7万3,080円、退職被保険者等の医療給付費分の保険税額は、納税義務者1人当たり17万9,277円、被保険者1人当たり8万3,081円の負担となるものでございます。また、介護納付金分の保険税額は、一般被保険者で納税義務者1人当たり2万5,190円、被保険者1人当たり1万9,171円、退職被保険者等の介護納付金分の保険税額は、納税義務者1人当たり2万2,801円、被保険者1人当たり1万7,314円の負担となるものでございます。  第3款国庫支出金につきましては、法令による負担金及び補助金で、保険給付費等の動向を勘案し、9億1,667万7,000円と定めました。前年度と比較いたしますと2,666万7,000円、3.0%の増額でございます。  退職被保険者等の保険給付に充てられます第4款療養給付費等交付金につきましては、9億4,684万8,000円と定めました。前年度と比較いたしますと4,766万9,000円、5.3%の増額でございます。  第5款県支出金は1億2,372万円と定めました。前年度と比較いたしますと486万8,000円、3.8%の減額でございます。  第6款共同事業交付金は4億6,047万1,000円と定めました。前年度と比較いたしますと4億1,591万6,000円、933.5%の増額でございます。平成18年度途中から制度の拡充が図られたため、大幅な増額となっております。  第7款財産収入は、基金積立金の利子を11万6,000円と定めました。  第9款繰入金につきましては、一般会計繰入金を2億4,715万5,000円と定めました。前年度と比較いたしますと1,549万7,000円、5.9%の減額でございます。  第10款繰越金は1億1,500万1,000円、第11款諸収入は165万4,000円と定めました。  以上が平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 これより質疑に入ります。  小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) 19年度の国民健康保険特別会計予算について質問をいたします。  今国民健康保険、どこの自治体でも保険料がどんどんアップして、払えない人、世帯が非常にふえているというのが全国的な傾向であります。何百万という人が、400万以上の払えない人がいるというのは全国的な傾向です。毛呂山町でもその傾向は変わらないと思うのですが、これらの問題と、それから保険料を引き下げることについての考え、どんどん上がるために、どんどん払えなくなる人がふえる。したがって、収入はそのために減る。また引き上げる。この悪循環なのです。これではもう保険制度そのものが崩壊してしまうのではないかと思うのです。国民皆保険制度が始まったのが昭和36年ですけれども、当時からでは想像がつかないような状況になっているというのは、本当に困ったものだというふうに思うのですが、引き続きこれは続けなければならないと思うのですが、その点での考えを聞きたいと思います。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 国民健康保険税についてのご質疑にお答え申し上げます。  小峯議員ご指摘のケースにつきましては、確かに現状では国民健康保険税の納税に、大変厳しい納税者というのは私どもも確認しております。しかし、国民健康保険制度の制度的な問題でございますけれども、一定額を税で支えなければならないと、そういう制度になっておりますので、当然応分の負担はしていただかなければなりません。厳しい状況の方については6割軽減、4割軽減というような軽減制度もございますので、適正にそれらを適用していく必要があろうかと思います。  また、今後の税額につきましては、先ほど申し上げましたとおり、給付の一定割合を税で賄わなければならないという構造的な制度である以上、伸びゆく医療費に応じた税と、そういう形で算出をする必要が今後も出てくると思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) もう一点、質問をする問題が残っているのですが、これは未納者、要するに1年以上滞納すると正規の保険証を渡さないということが実施に移されて、その数も年々多くなっているのが、毛呂山町でも数字で示されているのです。いわゆる短期保険証が約300、それから資格証明書が約200というふうに、多分最近なっているのだろうと思うのですが、これらはやはりきちんと、たとえ滞納者でも渡すということについてはどうなのでしょうか、その点についてお伺いをいたします。 ○粟田秀彦議長 武野谷税務課長。                 〔武野谷博之税務課長登壇〕 ◎武野谷博之税務課長 滞納と資格証明並びに短期保険証の関係についてお答え申し上げます。  そもそも短期保険証の発行につきましては、期間を短縮しまして、納税のための相談機会を設けようと、そういう趣旨のもとに発行しているものでございますので、今後も納税の公平を確保するためには、納税相談の機会を多く得るために発行の必要があろうかと考えております。  また、資格証明につきましても、同様に適正な負担をしていただいている方に対しては、やはり普通の保険証発行となりますけれども、あえて納税の意思のない方々に対しては、やはり資格証という対応で厳しく求めるべきものは求めていくという姿勢も必要ではないかと考えております。  以上です。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第18号 平成19年度毛呂山町国民健康保険特別会計予算については、厚生常任委員会に付託します。 △議案第19号 平成19年度毛呂山町水道事業会計予算 ○粟田秀彦議長 日程第3、議案第19号 平成19年度毛呂山町水道事業会計予算についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 議案第19号 平成19年度毛呂山町水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  水道事業は、住民の日常生活に直接必要な生活用水を継続的に供給し、公衆衛生の向上と生活環境の改善に寄与する重大な使命と目的を持つものでございます。さらに、この運営に当たりましては、常に企業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉を増進するように運営することが基本原則とされております。  本町の水道事業は、創設以来42年が経過し、水道施設も相当老朽化が進行している中、町民に安全で安心な水道水を安定的に供給すべく、石綿管の更新及び老朽化施設の改修を積極的に推進してまいります。  それでは、予算につきまして概要を申し上げます。この予算は、地方公営企業法第24条の規定に基づきまして、平成19年度における業務の予定量並びにこれに関する収入支出の大綱を定めたものでございます。  初めに、第2条は業務の予定量で、給水戸数1万6,084戸、年間総給水量489万6,100立方メートル、主要な建設改良事業は、配水施設整備事業3億4,127万円と定めました。前年度予算対比では、給水戸数で0.1%の減少、総給水量では2.0%の減少でございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。  初めに、収入から申し上げます。第1款の水道事業収益は8億8,848万3,000円と定めました。前年度に比較いたしますと1,219万円、1.4%の減少でございます。この内訳は、営業収益では8億7,916万8,000円であり、主なものは水道料金8億2,493万8,000円で、前年に比較しますと2,110万5,000円の減少、加入金では840万円の増加、その他の営業収益では31万5,000円の増加で、営業収益全体では1,239万円の減少でございます。  簡易水道営業収益は、水道料金124万2,000円で、7万4,000円の減少でございます。  営業外収益は790万2,000円であり、内容は預金利息16万円、負担金では給配水管の切り回し等の費用として747万4,000円、雑収益26万8,000円でございます。  簡易水道営業外収益では企業債の利子17万1,000円で、一般会計から補助されるものでございます。  次に、支出につきまして申し上げます。第1款水道事業費用は8億2,482万円と定めました。前年度に比較しますと1,165万4,000円、1.4%の増加でございます。この内訳は、営業費用7億3,488万2,000円で、主なものは企業職員13名の給与費1億1,370万円、浄水場の管理業務及び水質検査等の委託料4,431万6,000円、ポンプ修理等の修繕費800万円、動力費3,881万4,000円、県水受水費1億4,245万3,000円、給配水管等の修繕費及び切り回し等の費用1,962万円、料金収納業務委託、検針委託及び量水器定期交換委託等の委託料3,941万7,000円、電算等賃借料490万9,000円、固定資産減価償却費2億7,982万2,000円、固定資産除却費988万5,000円でございます。  簡易水道営業費用336万8,000円は、固定資産減価償却費が主なものでございます。  営業外費用8,039万8,000円は、支払利息及び繰延勘定償却等でございます。  簡易水道営業外費用17万2,000円は、支払利息でございます。  特別損失は300万円、予備費につきましては300万円でございます。  以上が収益的収入及び支出の概要でございますが、収入支出差引損益勘定は5,057万8,000円の純利益でございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出につきまして申し上げます。第1款の資本的収入は4,529万4,000円と定めました。内容につきましては、簡易水道事業の出資金116万8,000円で、一般会計からの繰入金でございます。負担金は、県道飯能寄居線バイパス工事に伴う送水管切り回し工事等負担金で、3,412万6,000円でございます。補助金は、石綿管更新事業の国庫補助金1,000万円でございます。  次に、支出について申し上げます。第1款資本的支出は5億2,108万5,000円と定めました。この内訳は、建設改良費4億4,929万2,000円、企業債償還金7,179万3,000円でございます。建設改良費の内訳は、事務費では、職員1名の給与費、町内の石綿管更新工事等の設計業務委託料で3,219万7,000円、浄水施設整備費3,885万円、送水施設整備費3,066万円、配水施設整備費では石綿管更新事業及び工事負担金等で3億4,127万円、営業設備費では量水器等の費用で631万5,000円でございます。企業債の償還金は21件で、元金の償還分7,179万3,000円でございます。  以上が資本的収入及び支出の概要でございますが、収入額が支出額に対して不足する4億7,579万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金をもって補てんするものでございます。  第5条は、一時借入金の限度額を定めようとするものでございます。  第6条は、予定支出の各項の金額の流用について定めようとするものでございます。  第7条は、議会の議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費を定めようとするものでございます。  第8条は、量水器及び水道管修理用材料の棚卸資産についての購入限度額を定めようとするものでございます。  以上、平成19年度水道事業会計予算の概要につきまして申し上げました。  よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○粟田秀彦議長 これより質疑に入ります。  伊藤和由議員。 ◆6番(伊藤和由議員) 議案第19号につきまして1点質疑をさせていただきます。  第4条の、説明34にございます配水施設整備費、これの主な事業内容をお聞かせ願いたいと思います。 ○粟田秀彦議長 小峰水道課長。                 〔小峰 隆水道課長登壇〕 ◎小峰隆水道課長 伊藤議員の質疑にお答え申し上げます。  34ページでございますが、配水施設整備費、1の請負工事費3億1,127万円につきましては、老朽管の更新工事が6本、延べ延長が2,010メートルを予定しております。それから、新設工事3本、350メートルを予定しております。それから、舗装工事5本、延長で申し上げますと、2,490メートルを予定しております。その他建設課の土木関連1本、220メートルを予定しております。それから、公共下水道の関連工事ということで、その他として入れてございます。  それから、2の工事負担金3,000万円につきましては、新飯能寄居線バイパス工事に伴う長瀬地内の、通称タカバシといいますが、JR八高線の高架橋でございます。そこのところ300ミリの配水管62メートルを予定しております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 伊藤和由議員。 ◆6番(伊藤和由議員) そうしますと、石綿管の布設がえが2キロ入っておりまして、前回のご説明ですと、来年度、再来年度で県道分に関しては終わるのだというお話をいただきました。また、今回の補正におきましては、30%近い残が、補正が出されたわけですが、今予算ではそういうことは発生はしないような試算をしてあるのかどうか、それをお尋ねします。 ○粟田秀彦議長 小峰水道課長。                 〔小峰 隆水道課長登壇〕 ◎小峰隆水道課長 基本的には予算に計上させていただきました額につきまして、それに沿うように執行したいのですが、水道管に関しては埋設がどのような状況か、何と申しますか、試掘等をやるのですが、なかなかそれに想像できないようなものが発生したり、あるいは仮配水、仮工事のことでかかったり、かからなかったりとか、そういうことがありますので、なるべく適正に執行したいと思います。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) 水道事業会計予算について若干質問をしたいと思うのですが、最初の説明で、給水戸数は減っているというふうになっています。加入金というのは5,000万円ほど計上されておりますが、これらの加入戸数ではどのくらいなのか。  それから、確かに水道事業が始まって、昭和40年代に始まってかなり長く使っているようですが、その都度毎年一定度改良工事などを行いながらきているわけですから、全部古いということにはならないと思うのです。その点で配水管というのか、いわゆる石綿管が当初はかなり多く使ってありました。しかし、石綿管というのはそんなに細い、例えば一般家庭に給水する、最後に配管するのはそんなに太い管では、ビニール管や何かが使ってあるわけだから、それまで全部石綿管ではないはずです。石綿管の一番細いのでも内径が5センチぐらいだろうと思うのです。だから一定度石綿管というのは、幹線というのですか、多く使ってあるのだろうと思うのですが、その幹線での石綿管というのは全体の割合というのは、やはりまだ相当多いのだろうと思うのですが、どのぐらいなのか、おおよそどのくらいなのか、わかったらお答えをいただきたいと思います。 ○粟田秀彦議長 小峰水道課長。                 〔小峰 隆水道課長登壇〕 ◎小峰隆水道課長 小峯貞夫議員の質疑にお答え申し上げます。  まず、加入金につきましては、まずページ数が25ページなのですが、5,097万7,000円ということで計上させていただきました。昨年度が242戸、これは13ミリから40ミリまでということで、総戸数なのですが。今年度は総戸数で282戸ということで、違いにつきましては20ミリを40戸ふやしまして、加入戸数を増ということで計上させていただきました。そんな関係で昨年度よりも増になっております。  それから、2点目のご質問の石綿管についてなのですが、昨年までで大体46.9キロぐらいだと思うのですが、今年度が終わりますと大体45キロ前後になるという予想を立てております。それで、石綿管の関係につきましては、太いのが幹線では約300ミリを使っておりますし、末端部では大体75ミリぐらいを使っております。そういうことで幹線、あるいは枝線につきましても、すべて古い工事については使っております。  今後のことなのですが、19年度とそれから20年度で、県道についてはすべて石綿管のある箇所については全部更新を終わる予定で今進めております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第19号 平成19年度毛呂山町水道事業会計予算については、厚生常任委員会に付託します。 △議案第20号 平成19年度毛呂山町老人保健特別会計予算 ○粟田秀彦議長 日程第4、議案第20号 平成19年度毛呂山町老人保健特別会計予算についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 議案第20号 平成19年度毛呂山町老人保健特別会計予算につきまして、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、本議案の概要につきましてご説明申し上げます。老人保健特別会計は、高齢者の健康の保持と適切な医療を確保するため、医療給付を実施しております。老人保健制度の開始以来24年が経過し、医療費の増嵩が続いているため、国においては、平成20年に新たな後期高齢者医療制度が創設されます。本予算の調製に当たりましては、過去の医療費の実績等を勘案して、予算総額を24億1,861万7,000円と定めました。前年度と比較して6,770万7,000円、2.9%の増額であります。  最初に、歳出よりご説明申し上げます。第1款医療諸費につきましては、国民健康保険1件当たり3万213円、社会保険1件当たり3万5,241円を基礎として、医療給付費を23億5,481万9,000円、医療費支給費を4,561万円、審査支払手数料を817万9,000円計上し、24億860万8,000円と定めました。  第2款諸支出金につきましては、科目設定の3,000円を計上いたしました。  第3款予備費につきましては、1,000万6,000円と定めました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款支払基金交付金につきましては、老人保健法第48条の規定により、医療等に要する費用の2分の1及び3割負担者の医療費交付金を12億7,222万8,000円、審査支払手数料交付金を817万9,000円計上し、12億8,040万7,000円と定めました。  第2款国庫支出金につきましては、法第49条の規定により、医療等に要する費用の3分の1に当たる医療費負担金を7億5,213万5,000円と定めました。  第3款県支出金につきましては、法第50条の規定により、医療等に要する費用の12分の1に当たる県負担金を1億8,803万3,000円と定めました。  第4款繰入金につきましては、法第47条の規定により、医療に要する費用の12分の1に当たる一般会計繰入金を1億8,803万6,000円と定めました。  第5款繰越金につきましては1,000万円とし、第6款諸収入につきましては、科目設定で6,000円と定めました。  以上が本議案の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 これより質疑に入ります。  小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) ただいま議題となっております19年度の老人保健特別会計予算について質問をいたします。  この老人保健会計ができて既に24年が経過したわけですけれども、その導入の当時はお年寄りの医療費がかかり過ぎるということで導入されたわけですけれども、今回また新たにこれ以外に後期高齢者というのが計画されています。この今のお年寄りの方々と、その後の制度の改悪等でかなり不満を持っている人もたくさんいるというのが実情なのです。そして、また医者にかかりたいけれどもかかれない人が、お年寄りでもいるというのが現実なのですが、この点での、よりお年寄りの方々が安心するような医療制度にするための努力はどうされているのかどうか、この予算の関係ではどこにどう計上されているのか、その点について、おわかりでしたら説明をお願いします。 ○粟田秀彦議長 小山保険年金課長。                 〔小山 格保険年金課長登壇〕 ◎小山格保険年金課長 老人保健制度に関します質疑にお答えいたします。  老人保健制度ができて24年がたちまして、かつては老人医療については自己負担がなく、それがまた1割負担、あるいは所得に応じて3割負担というふうに制度の改正を経てきたものでございます。また、平成20年からは、現在の老人保健制度に変わりまして後期高齢者医療制度が始まりまして、総費用の1割分を保険料としてご負担いただくということになります。しかしながら、その保険料につきましては、今まで入っていた国民健康保険税、あるいは社会保険料とか、そういうものの納入の必要が多くの方はなくなるというふうなことでございますので、保険に入っていただいて医療給付を受けるというふうな基本的な図式には変化がないというふうに考えております。  また、給付割合につきましても、後期高齢者医療制度が創設されても、現在の老人保健制度と同様の給付割合が継続されることになっておりますので、今後とも制度に関する理解、あるいは高額療養費ですとか、いろいろな制度の広報に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第20号 平成19年度毛呂山町老人保健特別会計予算については、厚生常任委員会に付託します。 △議案第21号 平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算 ○粟田秀彦議長 日程第5、議案第21号 平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 議案第21号 平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算につきまして、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、第1条の歳入歳出予算よりご説明申し上げます。本予算の総額を2,553万2,000円と定めました。前年度と比較いたしまして184万8,000円、6.7%の減額でございます。  では、歳出についてご説明申し上げます。第1款事業費につきましては、1,121万1,000円の予算額で、予算の主な内容は、需用費380万4,000円、委託料600万円でございます。  第2款公債費につきましては、政府資金及び金融公庫の元金と利子償還金1,382万1,000円でございます。  第3款の予備費につきましては、50万円を計上いたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款分担金及び負担金につきましては、受益者分担金を1,000円と定めました。  第2款使用料及び手数料につきましては、施設使用料で441万2,000円と定めました。  第3款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金で1,641万8,000円と定めました。  第4款繰越金につきましては、前年度繰越金で470万円と定めました。  第5款諸収入につきましては、預金利子で1,000円と定めました。  以上が平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○粟田秀彦議長 これより質疑に入ります。  平野清議員。 ◆9番(平野清議員) それでは、議案第21号について何点か質疑させていただきます。  6ページの歳入、使用料及び手数料441万2,000円となっておりますが、大谷木地区の方ではもう供用開始されたと思うのですが、加入率、何月でもいいですから、ある一定の期間の今現在の加入率と、今後加入される予定の加入の割合ですか、今現在どのぐらいの割合で大谷木地区は入られているか、また葛貫地区は前年よりふえているのかどうか、その点についてお伺いします。  以上です。 ○粟田秀彦議長 綿貫経済課長。                 〔綿貫克己経済課長登壇〕 ◎綿貫克己経済課長 大谷木の加入率といいますか、戸数で申し上げますと、計画戸数が99戸でございまして、昨年の10月に供用開始したときの予定は50戸でしたが、今現在は62戸でございます。葛貫につきましては93戸ということで、昨年とは変わっておりません。  以上です。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第21号 平成19年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計予算については、経済建設文教常任委員会に付託します。 △議案第22号 平成19年度毛呂山町介護保険特別会計予算 ○粟田秀彦議長 日程第6、議案第22号 平成19年度毛呂山町介護保険特別会計予算についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  小沢町長。                 〔小沢信義町長登壇〕 ◎小沢信義町長 議案第22号 平成19年度毛呂山町介護保険特別会計予算につきまして、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、本議案の概要についてご説明申し上げます。介護保険制度は施行から間もなく7年が経過いたしますが、高齢社会に対応するため予防を重視した制度に変更されるなど、大幅に見直されております。町では本年4月から軽度の認定者を対象とした新予防給付を開始し、地域包括支援センターを中心として介護予防事業に重点的に取り組む予定でございます。介護保険特別会計予算の調製に当たりましては、サービスの利用状況を勘案し、必要な保険給付額を算定し、予算総額を13億657万2,000円と定めました。前年度と比較いたしまして4,819万8,000円、3.8%の増額でございます。  まず、歳出よりご説明申し上げます。第1款総務費につきましては、3,683万6,000円と定めました。前年度と比較して266万9,000円の増額でございます。  第2款保険給付費につきましては、サービスの利用状況を勘案し、歳出の総額の94.2%を占める12億3,037万1,000円と定めました。前年度と比較して3,566万9,000円の増額でございます。施設給付費につきましては5億9,904万1,000円であり、保険給付費全体に占める割合は48.7%となっております。  第5款地域支援事業費につきましては、生活機能が低下した高齢者を対象として介護予防事業を実施する介護予防事業費を914万6,000円、地域包括支援センター運営事業経費等として、包括的支援事業及び任意事業費を1,439万6,000円と定めました。  第7款諸支出金につきましては、第1号被保険者の保険料還付金等を計上したもので、50万6,000円と定めました。  第8款予備費につきましては、1,509万6,000円と定めました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者を7,086人として見込みました。その結果、第1号被保険者の保険料の総額は2億8,565万8,000円となり、前年度と比較して2,273万7,000円の増額となり、現年度分の特別徴収、普通徴収の被保険者1人当たりの負担額は年間4万39円となるものでございます。  第2款分担金及び負担金につきましては、毛呂山町・越生町・鳩山町介護認定審査会の共同設置に係る越生町及び鳩山町からの負担金を749万3,000円と定めました。前年度と比較して18万1,000円の増額でございます。  第4款国庫支出金につきましては、保険給付費の居宅分20%と施設分15%を加えた国の介護給付費負担金を2億1,332万1,000円、国庫補助金として調整交付金を2,460万8,000円、地域支援介護予防事業交付金を228万7,000円、地域支援包括任意事業交付金を583万1,000円計上し、国庫支出金の総額を2億4,604万7,000円と定めました。前年度と比較して2,531万2,000円の減額でございます。  第5款支払基金交付金につきましては、保険給付費の31%である3億8,141万6,000円、地域支援事業支援交付金を283万6,000円計上し、支払基金交付金の総額を3億8,425万2,000円と定めました。前年度と比較して1,161万7,000円の増額でございます。  第6款県支出金につきましては、保険給付費の居宅分12.5%と施設分17.5%を加えた県の介護給付費負担金を1億8,655万円、県補助金として地域支援介護予防事業交付金を114万4,000円、地域支援包括任意事業交付金を291万6,000円計上し、県支出金の総額を1億9,061万2,000円と定めました。  第8款繰入金のうち一般会計繰入金につきましては、保険給付費の12.5%の町の負担分である介護給付費繰入金を1億5,379万7,000円、地域支援介護予防事業交付金を114万4,000円、地域支援包括任意事業交付金を291万6,000円、事務費等に係るその他一般会計繰入金を2,934万3,000円と定めました。  第9款繰越金につきましては、500万円と定めました。  以上が本議案の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○粟田秀彦議長 これより質疑に入ります。  小峯貞夫議員。 ◆16番(小峯貞夫議員) 平成19年度の介護保険特別会計予算について質問をいたします。  介護保険が始まって既に7年ということが説明がありましたけれども、それだけたつのですね。この介護保険制度で要支援と認定されたお年寄りを対象に、介護予防給付を受けるための予防プランづくりを担う町の地域包括支援センターで、そのマネジャーなどの職員が受け持つ件数が、この最近の半年で倍近くふえているというふうな報道もあるわけですけれども、毛呂山町は実際どうなのか、そういうことがないのかどうか。もしあるとすれば、そのための対策はこの予算ではどの程度考慮されているのかどうか、この点についてお伺いをします。 ○粟田秀彦議長 市川福祉課長。                 〔市川一正福祉課長登壇〕 ◎市川一正福祉課長 小峯議員の質疑にお答え申し上げます。  包括支援センターというのは、要支援1、2のケアプラン作成の対象件数のご質問だと思うのですが、基本的に19年度4月以降の介護予防サービスに当たりまして、今の想定数といたしまして、165件程度を想定をしております。その中で今現在ケアマネジャーが2名、保健師が1名、社会福祉士が1名、それプラス事務職員的な職員がおりますので、一応その5名の体制でやっております。フルにその5名を活用できれば、実質的には30件程度であろうかなと、そういうふうに考えておりますので、何とか対応はできるのではなかろうかなと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 ○粟田秀彦議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第22号 平成19年度毛呂山町介護保険特別会計予算については、厚生常任委員会に付託します。 △休会の議決 ○粟田秀彦議長 本日はこの程度にとどめます。  お諮りします。議事の都合により、明3月14日から3月22日までの9日間、委員会審査等のため休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○粟田秀彦議長 ご異議なしと認めます。  よって、明3月14日から3月22日までの9日間、休会とすることに決定しました。 △後日日程の報告 ○粟田秀彦議長 明3月14日から3月22日までは、委員会審査等のため休会とします。  来る3月23日は、午前9時30分から本会議を開き、議案第1号及び議案第17号から議案第24号までの委員長報告、質疑、討論、採決を行います。 △散会の宣告 ○粟田秀彦議長 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。                                      (午後 3時09分)...