富士見市議会 > 2024-03-21 >
03月21日-10号

  • "医療費支給"(/)
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  1. 富士見市議会 2024-03-21
    03月21日-10号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年  第1回 定例会           令和6年第1回定例会議事日程(第10号)                                  令和6年3月21日(木曜日)                                  午前9時30分 開議議会運営委員会委員長報告日程第 1 常任委員会委員長の審査報告       総務常任委員会議案審査報告        議案第 1号 富士見市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改               正する条例の制定について        議案第 2号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について        議案第 3号 富士見市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条               例の制定について        議案第 4号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す               る条例の制定について        議案第 5号 富士見市会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例               の制定について        議案第 6号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給               与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について        議案第11号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について        議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の制定               について       文教福祉常任委員会議案審査報告        議案第 8号 富士見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準               を定める条例の一部を改正する条例の制定について        議案第 9号 富士見市立みずほ学園条例の一部を改正する条例の制定について        議案第10号 富士見市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の               制定について        議案第12号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について        議案第13号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める               条例の一部を改正する条例の制定について        議案第14号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支               援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条               例の一部を改正する条例の制定について        議案第15号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基               準を定める条例の一部を改正する条例の制定について        議案第16号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並               びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支               援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について        議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定について        議案第38号 工事請負契約の締結について        議案第39号 工事請負契約の締結について       建設環境常任委員会議案審査報告        議案第 7号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について        議案第17号 富士見市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定につ               いて        議案第18号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について        議案第19号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等               に関する条例の一部を改正する条例の制定について        議案第20号 富士見市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について               予算決算常任委員会議案審査報告        議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)        議案第25号 令和5年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)        議案第26号 令和5年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)        議案第27号 令和5年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)        議案第28号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計補正               予算(第3号)        議案第29号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計補正               予算(第3号)        議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算        議案第31号 令和6年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算        議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算        議案第33号 令和6年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算        議案第34号 令和6年度富士見市水道事業会計予算        議案第35号 令和6年度富士見市下水道事業会計予算        議案第36号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計予算        議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算               提出案件の公表(議員提出)日程第 2 議第 1号議案 市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正する件について日程第 3 議第 2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について日程第 4 議第 3号議案 食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛り込むこ              とを求める意見書の提出について日程第 5 議第 4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出について日程第 6 議第 5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提              出について日程第 7 議第 6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出について   日程第 8 閉会中の継続調査の申し出について(総務常任委員会)日程第 9 閉会中の継続調査の申し出について(文教福祉常任委員会)日程第10 閉会中の継続調査の申し出について(建設環境常任委員会)日程第11 派遣第6号(議員派遣について)議長諸報告  ・議員派遣決定要求書及び議員派遣報告書について        (埼玉県立富士見高等学校との協働事業(広報広聴委員会))       ・議員派遣報告書について        (建設環境常任委員会意見交換会(空き家の利活用について))        (建設環境常任委員会意見交換会(富士見市の農業の現状と課題))        (総務常任委員会意見交換会(投票率の向上及び主権者教育の現状と課題について))        (文教福祉常任委員会意見交換会(部活動の地域移行について 部活動支援に携わる方々         の見えるやりがい・課題))        (建設環境常任委員会意見交換会(持続可能な富士見市の農業を目指して))        (富士見市消防団(女性消防団員)への取材(広報広聴委員会))       ・例月出納検査の結果報告について(令和6年1月分)閉   会出席議員(21名)     1番   小  泉     陽         2番   田  中  栄  志     3番   佐  野  正  幸         4番   根  岸     操     5番   伊 勢 田  幸  正         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   熊  谷     麗     9番   木  村  邦  憲        10番   宮  尾     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   篠  田     剛    15番   篠  原  通  裕        16番   山  下  淑  子    17番   深  瀬  優  子        18番   勝  山     祥    19番   今  成  優  太        20番   小  川     匠    21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  危機管理監   古  寺  優  一      総 務 部長   古  屋  勝  敏  政 策 財務   水  口  知  詩      協 働 推進   新  山     司  部   長                   部 長 兼                          協 働 推進                          課   長                          事 務 取扱  市 民 部長   塩  野  英  樹      子ども未来   小 日 向  哲  也                          部   長  健 康 福祉   鈴  木  貴  久      経 済 環境   渋  川     久  部   長                   部   長  都 市 整備   新  井  雅  彦      建 設 部長   森  田  善  廣  部   長  会計管理者   佐 々 木  恵  司      監 査 委員   岡  部     泉  兼会計室長                   事 務 局長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   磯  谷  雅  之  学校統括監   武  田  圭  介本会議に出席した事務局職員  局   長   近  藤     徹      次   長   野  本  和  宏  主   査   西  澤  康  美      主   任   戸  谷     薫  主   任   幕  田  祐  二      主   任   伊  藤  沙 耶 子 △開議の宣告 ○議長(田中栄志) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和6年第1回富士見市議会定例会第31日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(田中栄志) お手元に配付した議事日程(第10号)に従って議事を進めます。 △議会運営委員会委員長報告 ○議長(田中栄志) 開会前に議会運営委員会が開かれましたので、委員長から報告をお願いします。  議会運営委員会委員長。               〔議会運営委員会委員長 勝山 祥登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(勝山祥) 18番、勝山です。おはようございます。ただいま議長からご指名いただきましたので、本日、本会議開会前に開催した議会運営委員会の報告をいたします。  初めに、議員提出議案についてです。今回提出された議案は、提出案件一覧のとおり6件です。協議の結果、委員会付託を省略し、本日の本会議において審議することとしました。  次に、本日の日程について確認しました。内容は、タブレット端末に登録の議事日程(第10号)のとおりです。  次に、次回定例会の日程ですが、告示日は5月28日火曜日、定例会の運営を協議する議会運営委員会は5月29日水曜日、開会日は6月4日火曜日です。また、請願・陳情を確認するための議会運営委員会協議会を5月21日火曜日午前9時30分から開催することを確認しました。  次に、配付物ですが、議事日程(第10号)など、タブレット端末に登録してあるとおりです。  報告は以上です。議会運営に対する議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告とします。 ○議長(田中栄志) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。 △日程第1 常任委員会委員長の審査報告 ○議長(田中栄志) 日程第1、常任委員会委員長の審査報告を行います。  今定例会において各常任委員会に付託してありました議案の委員会審査報告書が提出されておりますので、これより議題とし、委員長から報告を求めた後、審議します。  初めに、議案第1号から議案第6号まで並びに議案第11号及び議案第21号の8議案について総務常任委員会委員長から報告を求めます。  総務常任委員会委員長。               〔総務常任委員会委員長 佐野正幸登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(佐野正幸) 3番、佐野です。それでは、議長よりご指名をいただきましたので、総務常任委員会より委員会の議案審査報告を申し上げます。  本委員会は、令和6年2月27日に付託された議案を2月29日に委員会を開き、審査の結果、次のとおり決定したので、富士見市議会会議規則第109条の規定により報告します。  件名及び審査結果を申し上げます。議案第1号 富士見市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第2号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第3号 富士見市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第4号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第5号 富士見市会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第6号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第11号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  それでは、内容につきましてご報告させていただきます。初めに、議案第1号 富士見市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。質疑を受けたところ、委員より、条例改正に伴う市民への影響について質疑があり、対しまして、本市の条例で引用している番号利用法の別表第2が廃止されたことに伴い、条例をそこの引用部分を新たな文言に置き換えるというような改正になっており、マイナンバーを利用する事務とか、特定個人情報の情報連携に関する部分に変更はないので、特段影響等はないとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、挙手全員で議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてです。質疑、討論ともになく、採決の結果、挙手全員で議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 富士見市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。質疑を受けたところ、委員より、職員がもう少し自由に夏季休暇を取れるように、取得期間の枠を撤廃する考えはなかったのかについて質疑があり、対しまして、夏季休暇の趣旨を鑑みると、職員が夏季に心身の健康の維持及び増進、または家庭生活の充実を図れるという大きな目的がある。そうした趣旨から考えると、夏季というある一定期間に取得することにより、リフレッシュしてもらうことが大きな目的かと思う。また、そのほかに年次有給休暇も通常20日間付与されており、繰越しも最大20日間できるので、最大40日間の年次有給休暇も付与されるという形になる。そういったものを利用して、リフレッシュ、または健康の増進等を図っていただければとの考え方であるとの答弁があり。  委員より、夏季休暇を全て取れていない職員の人数について質疑があり、対しまして、おおむね80人前後との答弁があり。  委員より、自治体によっては、時期や部署により必須の業務は空けるが、それ以外は業務を縮小したり、数日間は業務を止めるなどの取組が行われている例があるが、本市の取組状況について質疑があり、対しまして、夏季休暇の取得は、各課で業務の状態や市民サービスの低下が起こらないような形で、それぞれ調整して取っている。業務を縮小云々ということではなく、業務に支障のない範囲で取得をすることが大原則と思っているとの答弁があり。  委員より、夏季休暇を100%取れていないことについて、上司から指示する体制はできているのかについて質疑があり、対しまして、夏季休暇の取得期間が始まる前に通知等で周知をしている。今回の条例改正が認められれば、充実されるという形になる。その中で、改めて100%の取得を目指すようにという部分と、計画的に取得するようにということの周知は徹底してまいりたいとの答弁があり。  委員より、夏季休暇の使用可能期間をクールビズに合わせた期間とする選択はなかったのかについて質疑があり、対しまして、今回改正に至る経緯は、令和5年の人事院勧告報告の中で、国において7月から9月までの期間が業務上繁忙期に当たり、当該期間内に休暇を取得、使用することが困難であるような状況があるということで、国については充実をしたという経緯がある。したがって、国に準拠した形で改正していくのがふさわしいとの判断で、今回6月から10月までということで拡充をしたとの答弁があり。  委員より、夏季休暇の取得が一番少ない職員は何日だったのかについて質疑があり、対しまして、一日も取得していない職員もいるとの答弁があり。  委員より、夏季休暇を一日も取得していない職員は何人いるのかとの質疑があり、対しまして、令和4年度で1人との答弁があり。  その他、夏季休暇は有給休暇とは別枠と考えていいのか、夏季休暇は連続して取れているのか、夏季休暇を全て取れていない職員の役職別の状況、夏季休暇を全て取れていない職員の理由、職員課で取れていない職員が途中どのくらいいるのかということを把握し、取得期間までに取るようにアドバイスはこれまでしてきたのか、夏季休暇は職員皆さんが100%取ることを目指すという認識でいいのか、当条例が準用される会計年度任用職員の休暇の取得率に関することについて、富士見市においても国のような繁忙期が存在しているのか、人事院勧告に基づかず、富士見市独自に夏季休暇の取得可能期間を延ばすということも可能であったのか、夏季休暇の消化率の出し方について質疑があり、対しまして執行部より答弁がありました。  質疑を終了し、討論を受けたところ、1名の委員より賛成の討論がありました。採決の結果、挙手全員で議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。質疑を受けたところ、委員より、委員会の判断として1日で答申が出て、答申と同時に任期が終わったという形になっているが、欠席の委員がいた。何か別の方を委嘱するという判断ができなかったのか質疑があり、対しまして、日程調整の段階においては、今回お願いする方は全員出席いただけるということだったが、当日急遽欠席という状況になったとの答弁があり。  その他、特別職報酬等審議会は、予算上何日間想定されて計上されているのか、特別職報酬等審議会の資料における議会の活動に関することについて質疑があり、対しまして執行部より答弁がありました。  質疑を終了し、討論を受けたところ、2名の委員より反対の討論がありました。採決の結果、挙手多数で議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号 富士見市会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてです。質疑を受けたところ、委員より、勤勉手当に反映される成績率は人事評価に基づく、人事評価、成績は誰が評価するのか質疑があり、対しまして、人事評価は1次評価、2次評価という形で行っているが、1次評価者は主査級以上で2次評価者が指名した者、2次評価者は各所属長、ただし保育所は保育所長が2次評価者となっているとの答弁があり。  委員より、1次評価、2次評価について、ほかの正規職員はこれまで管理職以外が評価表をつけていたのか質疑があり、対しまして、正規職員は、例えば管理職以外の職員であれば、1次評価者が課長、2次評価者が部長という形で評価をしているとの答弁があり。  委員より、今まで行っていなかった会計年度任用職員の人事評価が発生することによる事務負担がどのぐらい発生すると想定しているのか質疑があり、対しまして、各部署で任用されている人数も違うので、人数が多ければそれなりの負担は生じることになるかとは思う。今回のように、勤勉手当を新たに支給するという場合には、客観的な人事評価を基に成績率に基づかなければいけないというのは法令の中で決まっていることであるので、それに準じて対応していきたいとの答弁があり。  委員より、会計年度任用職員の勤勉手当はこれまで支給されていなかった中、地方自治法上は支給可能とされているのではないかとの質疑があり、対しまして、これまで地方自治法上は、フルタイムの会計年度任用職員には支給は可能とされていたが、国のマニュアル等で支給をしないことが基本とされていた。一方、パートタイムについては、ここで地方自治法が改正をされ新たに支給が可能になったとの答弁があり。  委員より、勤勉手当を支給する、しないというのは、ある程度自治体の判断、裁量的にあったのかとの質疑があり、対しまして、勤勉手当の支給は条例化することが大前提だが、これまで国から来ている通知等を確認すると、財政上の理由等で支給しないことがないようにとの通知が来ているため、本市においてもここで支給をするということで議案を提出したとの答弁があり。  委員より、近隣市町の条例改正の動向について質疑があり、対しまして、既に12月議会において条例改正をしているところもあるが、今3月議会で同様に議案提出をしているところもあるとの答弁があり。  委員より、富士見市はパートも含め、しっかりと賃上げに取り組んでいると今後どのようにPRしていくのか質疑があり、対しまして、金額面を全面的に押し出してというのは、近隣との関係もある。しかしながら、本市のホームページにおいて、しっかりと待遇が幾らになるのかといった部分については掲示をしているとの答弁があり。  委員より、現状2号のフルタイムは保育士の採用のみだが、本条例の改正後、フルタイムの職員の枠が増える可能性があるのか質疑があり、対しまして、会計年度任用職員の運用は現行どおりで考えているとの答弁があり。  委員より、今回の条例改正に伴い、勤勉手当が約1億円年間増える。今回の件をいかに会計年度任用職員の士気高場につなげていくのかとの質疑があり、対しまして、勤勉手当を支給することにより、処遇改善に結びつくというところについては非常に大きな意義があることかと思う。それに伴って、会計年度任用職員も求められる職務をしっかり遂行していただき、仕事をしていただくということが一番いいことと考えているとの答弁があり。  委員より、勤勉手当対象の範囲が、週の勤務時間が15時間30分以上ということで、支給対象にならない職員はどのぐらいの割合いるのか質疑があり、対しまして、おおむね45%ぐらいが支給対象にならない見込みとの答弁があり。  委員より、富士見市独自で15時間30分以下の会計年度任用職員にも勤勉手当を支給することは、市独自の判断でできるのか質疑があり、対しまして、こういった新たな制度を運用していくに当たっては、国であるとか、そういったところの基準に準拠してやっていくことが、説明責任というところもあるので、そういった対応としていきたいとの答弁があり。  その他、新たに勤勉手当を支給できるようになる。条例の可決後、このことについての周知はどういった形で予定されているのか、新しい会計年度任用職員の採用に向けての取組、職員組合と協議、話し合われたことについて、人事評価に関することについて、成績率に関することについて、富士見市においては国からの通知を基にどのような議論がなされたのか、勤勉手当の対象者の幅を増やしてほしいとの要望を国に上げていくことへの市の見解について質疑があり、対しまして執行部より答弁がありました。  質疑を終了し、討論を受けたところ、2名の委員より賛成の討論がありました。採決の結果、挙手全員で議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。委員より、先日課長級のスキャンダルがあったが、こういった中で、市長、副市長の期末手当引上げは、なかなか市民に理解されにくいのではないか。こういった点について、今回の条例提出に当たった議論があったのか質疑があり、対しまして、職員の不祥事については、庁内にその事案が発生したその日をもって様々な通知を出したりして対応している。それで、公務員倫理の保持であったり、職務規律の確保、適正な職務の執行など、強い形の注意がなされている。そういった職員の対応について、再発防止等にこれから努めていく対応を取った。この条例については、そういった再発防止にしっかり今後も努めるというところで、特にこの条例を提出しないといった考えにはなっていないとの答弁があり、質疑を終了し、討論を受けたところ、2名の委員より反対の討論がありました。採決の結果、挙手多数で議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。委員より、今回課税限度額が引き上がるのは、所得がどのぐらいの方が対象になるのかについて質疑があり、対しまして、例えば40歳以上の夫婦でお子様が中学生と小学生と2名いらっしゃった、例えば4人世帯ということの場合には大体910万円程度というような形になっているとの答弁があり。  委員より、大体今回引上げになる世帯数がどのくらいあるのかについて質疑があり、対しまして、200世帯との答弁があり、質疑を終了し、討論を受けたところ、1名の委員より反対の討論がありました。採決の結果、挙手多数で議案第11号は原案のとおり可決されました。  最後に、議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の設定についてです。委員より、審査委員会におけるプレゼンテーションに当たって、委員の配点による方式かと思うが、本市では過去に指定管理者の選定をめぐって極端な配点があったという事例があった。今回は大きな金額が絡むプロジェクトなだけに、より一層こうした点について慎重な配慮が必要だが、想定、取組について質疑があり、対しまして、極端な採点、ばらつきがないようにというところかと思うが、これまで基本計画を策定する上でもプロプロポーザルを行った。当然適正な選定に支障が生じないように、客観的、また評価基準等を定めて委員に共通認識を持っていただくことが重要と考えているので、公平公正、また客観的な担保をしながら選定を進めていきたいとの答弁があり。  委員より、選定の配点に当たり、最高得点と最低得点を除くといった制度設計をやっている自治体もあるという事例が前に議会で紹介されていたことへの見解について質疑があり、対しまして、評価の点数ですとか、その辺の基準について、まだ詳細はこれから詰めていくので、調整は進めていきたいとの答弁があり。  委員より、審査委員会を設置して行うことになった経緯について質疑があり、対しまして、今回の新庁舎整備にそれなりの大きな金額がかかるというところで、設計についてもある程度事業費的なところがかかるというところも踏まえた上で、価格だけでなく、価格以外の設計をやる事業者は、当然それなりの実績があるところ、また専門性を持っている。また、これから提案していただく内容については技術力とか企画力、そういったところも含めたところを押さえていただければというところでプロポーザルを採用したとの答弁があり。  委員より、審査委員会の委員には、具体的にどのような分野の方を登用する予定なのか質疑があり、対しまして、今回条例の中に学識経験者というところで組織は組んでいきたい。建設関係の中にも専門、自分の分野があり、例えば建設計画に精通している方、例えば建設系でもまちづくり系に精通している方、環境系とか福祉系に精通している方等もいる。そういう分野を想定した形で進めようと思っている。防災の関連の専門の方もおられるので、選定、お願いする場面で調整を取りながら進めようと思っているとの答弁があり。  委員より、委託する範囲や内容について質疑があり、対しまして、今回の条例の名前のとおり、基本・実施設計ということで本体の設計、それと関連する業務として分館の改修工事、それと今ここにある本庁舎の解体工事の設計を一緒に発注していきたい。今回の堀の切り回しについては、この中には含まれていないというところで想定していると答弁があり。  新庁舎の建屋の高さによっては、テレビの電波障害なども影響を勘案しなければいけない、そのことも設計業務等に入っているのか質疑があり、対しまして、電波障害の関係は富士見市の開発行為等指導要綱の中に、建物の高さが10メーターを超える場合は、原則電波障害に関する予測調査を行うものと要綱でなっている。今回の庁舎は、4階から5階ぐらいの階高になるということで、10メーターを多分超えるものになるので、項目として入れているとの答弁があり。  委員より、委員会の委員に市民が入っていない理由について質疑があり、対しまして、公共施設の使い勝手上、本庁舎は事務所的な扱いになるかと思う。市民が集う公共施設とは若干違う、かつ今回設計の中に運営の部分が入っていないので、まず理由としては一つそれがある。あと、今回審査対象の業務が設計の業務になる、かつプロポーザルでやるというところで、まず事業者の実績や専門性、技術性、企画力とかも求める形を取りたいと思っているので、構成の中では学識経験者を入れたとの答弁があり。  委員より、業者を選定するに当たり審議会の委員に民間の方が入ると、例えば後々実は親戚だったとか、利害関係があったことが分かった場合に、もう一度やり直しが発生してしまうリスクについての議論について質疑があり、対しまして、一つの要因としてその内容が1つあると思う。学識経験者の対象も、大学の先生を対象にしようと思っており、企業の絡みというところについては、同じような物差しで今回考えていくとの答弁があり。  その他、プレゼンテーションの日程に関して、条例可決後のプレスリリースに関して、審査委員会を会議は公開しない、プレゼンテーションは公開する方向で考えていることに関して、学者は実際の現場仕事と若干ギャップがあるかもしれない危惧に関して質疑があり、対しまして執行部より答弁がありました。討論はなく、採決の結果、挙手全員で議案第21号は原案のとおり可決されました。  報告は以上です。詳しくは会議録をご参照ください。 ○議長(田中栄志) ただいま委員長から報告があった議案第1号 富士見市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第1号に対する委員長報告は原案可決です。議案第1号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第2号に対する委員長報告は原案可決です。議案第2号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 富士見市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声
    ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議案第3号 富士見市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回、職員の夏季休暇期間が7月から9月だったものが、6月から10月になるということで期間が延長されるということです。富士見市の夏季休暇の消化率は95.9%ということで、まだまだ100%には達していないという状況が把握できました。また、委員会審査の中で、夏季休暇をもっと弾力的に、期間を決めないで取るべきではないかというような議論もされたところであります。実際に、夏季休暇が取れていない方は80人、一日も取れていない方が1人いらっしゃったということで、特にどのような役職の方という調査は行っていないということでしたが、主にやはり管理職の方がなかなか取りづらい現状にあるのかなということが推察されます。  職員課の業務としては、今後この夏季休暇の延長に伴い、期間途中で夏季休暇の消化などを把握していただき、100%職員の方が取りやすい環境を、ぜひ推奨していただくことを申し添えまして、討論とさせていただきます。 ○議長(田中栄志) 伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議案第3号につきまして、この運用について指摘をして賛成の立場で討論をいたします。  今回の条例改正は、正規職員だけではなく、会計年度任用職員にも準用されるものと理解をしております。現状、会計年度任用職員の夏季休暇の消化状況については、それぞれの部署で把握しており、市として一元化して把握してはいないとのことでございました。  働き方改革の観点から、会計年度任用職員についても、各部署の消化状況について把握される仕組みづくりが必要ではないかというところを指摘させていただきまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第3号に対する委員長報告は原案可決です。議案第3号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ 質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議案第4号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、反対の立場で討論させていただきます。  現在、物価高騰で市民生活が苦しいということを考えますと、今回新年度予算で、市民に対する物価高騰対策が十分というような判断はできかねますので、その下での議員の報酬を引き上げるということにつきましては、会派としては反対をさせていただきます。 ○議長(田中栄志) 伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議案第4号につきまして、幾つか指摘をさせていただきまして反対の討論を行います。  今回の条例改正案は、特別職報酬等審議会の答申に基づいて出されているところでございます。特別職報酬等審議会の運用につきましては、委員の出欠状況については、平成25年のときは4人の欠席者が出る中、審議会が改正されるということがありましたが、現在はその点は大きく改善され、今回も残念ながらお一人欠席者が出ましたけれども、その欠席については直前のものであったということも確認できたところです。  一方、資料については一部いただけないなと思ったところがございます。具体的には、議会の活動状況という資料が出ております。資料番号の14番というところでございますが、こちらについては会期の日数が他の自治体と比較しやすいということもありまして、議会の会期の日数、実際に会期があった日数が記されているところでございます。会期と会期の間で行われている他自治体への行政視察や意見交換会、また、私は根岸議員にお願いしておりますけれども、広報広聴委員会などの活動が、こうした特別職報酬等審議会の資料に上がっていないというところでございます。  そしてなおかつ、今回私も委員会が終わってから資料気がついたのですけれども、またこの特別職報酬等審議会の資料の14番のところに、議会と市民と執行部の相関図、議会基本条例に基づいた資料が出ているのですけれども、これがまた古い内容でして、文言を見たら政務調査費だったり議会報告会だったりと、言うならば平成の時代の条例改正前のものがまだ使われているというところでございました。  今、議員の皆さんも様々取組をやられているかと思いますが、こういった取組が全く特別職報酬等審議会の議論では、もう俎上にも、資料にも上っていないという現状でございます。せめて今後は、議会だよりぐらいは資料として委員の皆さんにお届けする、そういったことが必要でないかと思います。議員の皆さんも、議会がいろいろな取組をやっているということは市民に発信されていると思いますけれども、特別職報酬等審議会の委員の皆さんに伝わっていないようでは伝わらないのではないかと思うところでございます。こうした点について改善をお願いしたいと思います。私も委員会が終わってから気づいたところでございましたので、また改めて指摘させていただきたいと思いますが、また今回、期末手当についての条例改正でございますけれども、期末手当自体は、条例上は特別職報酬等審議会の諮問事項には入っていないということでございます。あくまで運用の中で、意見としていただいているというところでございますが、これについても将来的には条例改正で、正式な諮問事項にしていくことも考えてはと思います。  こうした点を指摘させていただきまして、日本維新の会としては議員の報酬引上げには反対の立場でございますので、本条例に反対させていただきます。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第4号に対する委員長報告は原案可決です。議案第4号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号 富士見市会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 議案第5号 富士見市会計年度任用職員の報酬等に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、何点か指摘させていただきながら賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  今回、法律の改正に伴い富士見市で働く会計年度任用職員の方にも勤勉手当が支給されるということで、年間約1億590万7,000円の新年度予算を計上し、条例改正が行われると認識しております。1点目の指摘といたしましては、今回勤勉手当の4月遡及がないことが、組合からも改善が求められている点であります。組合からは、国が指導しているように、常勤職員の給与改定に関わる取扱いに準じて改定をしてほしいと要求されており、県内約半数の自治体が実施すると回答していることからも、富士見市でも4月遡及について実施を検討するよう要求いたします。  また、次の指摘は、人事評価制度を今回導入するということで、市も試験的ということでしたが、新たな事務負担が増えるということが明らかになりました。また、評価をする方が管理職でないという方もいらっしゃるようで、組合からもこの指摘がされているということであります。担当課の答弁の中では、今後様々な状況も踏まえ検討していきたいということでしたので、状況をしっかりとつかんでいただき、また人事評価は2段階評価で、できたかできないかということで評価をしているということでしたので、そもそもこれが必要なのかということも、改めて検討していただけたらと思います。  最後の指摘としましては、今回支給対象の幅が、対象者が15時間30分以上ということで、約45%の会計年度任用職員の方は対象外ということが分かりました。富士見市で働いている職員の皆様、正規、非正規にかかわらず、優秀な人材をとどめておくためにも、やはり適正な勤勉手当というものが全ての方に行き渡るような制度設計に近づけていくことが望ましいと考えます。ぜひ国にもそういった法の改正を地方から声を上げていただくとともに、富士見市独自で対象の拡大につきまして検討していただきたいということを申し添えまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議案第5号につきまして、指摘をして賛成の立場で討論を行います。  今回、国の法令改正等に伴いまして、会計年度任用職員の皆さんにも勤勉手当が支給されることになる条例改正でございます。今回の条例改正により生じる費用も1億円を超えるものでございます。こうした大きな金額を、ある意味市民の皆さんが投じるわけでございます。会計年度任用職員の皆さんの士気の向上、モチベーションの向上につながるよう取組をお願いしたいと思います。  また、昨今民間でも人手不足が起きております。この流れは、いつ行政についても波及するか分かりません。そうした意味では、会計年度任用職員の募集、採用に当たりまして、こうした処遇の改善、また職場の魅力等について、より情報発信が必要ではないかと考えます。一人でも多くの優秀な方に、会計年度任用職員を志願していただけるような環境づくりを求めまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第5号に対する委員長報告は原案可決です。議案第5号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議案第6号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、反対の立場で討論させていただきます。  現在の物価高騰の下、市民の生活が非常に苦しい中で、今の時期かということを鑑みますと賛成しかねますので、今回は反対とさせていただきます。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第6号に対する委員長報告は原案可決です。議案第6号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議案第11号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、反対の立場で討論をさせていただきます。  今回、課税限度額の改定ということで、後期高齢者分20万円が22万円、102万円が104万円ということで、上限度、限度額が引き上がるものです。主に200世帯の市民の方に影響が及ぶということが、質疑を通して分かりました。国民健康保険税の賦課限度額のことにつきましては、様々な議論はありますが、現在の物価高、市民生活が苦しい下で、またインボイス制度が導入された下での値上げということには賛成しかねますので、反対とさせていただきます。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第11号に対する委員長報告は原案可決です。議案第11号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。  本条例案の上程により、富士見市の新庁舎整備について、また新しく1つ段階を踏んだことになるかと思います。今回の条例案の中で、プロポーザルについては公開が可能な条例案となっている点について評価をいたします。このプロジェクトは、本当に高額な費用が発生する業務であり、そしてその選定過程については、広く市民に一定の公開がされる仕組みづくりが必要と考えておりましたので、この点を評価するものです。同時に、今回もプロポーザルによって業者の選定が行われますが、過去に指定管理者の事案であったような極端な配点によって結果が左右される、そうした事案が、ましてやこうした大きな金額が伴う事案においては起こることは許されないものと考えます。こうした点についても、制度設計を求めるものでございます。  以上の点を改めて求めまして、賛成の立場で討論といたします。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議案第21号 富士見市新庁舎建設基本・実施設計業務受託候補者審査委員会条例の制定につきまして、日本共産党を代表し、賛成の立場で討論させていただきます。  新庁舎の建設基本・実施設計を行う審査を選定するための委員会を設置するものと認識しております。委員は、建築の専門家、公の庁舎の建設に明るい有識者を想定しているとのことです。新庁舎建設は、市民の方も注目している事業で、市としても多額の予算を投じるビッグプロジェクトであることから、市民の皆様に対しての情報の透明性を担保しながら、市民の意見が反映される市庁舎の建設が進められるよう取り組んでいただくことを要求し、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第21号に対する委員長報告は原案可決です。議案第21号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号から議案第10号まで議案第12号から議案第16号まで議案第22号、議案第38号及び議案第39号の11議案について、文教福祉常任委員会委員長から報告を求めます。  文教福祉常任委員会委員長。               〔文教福祉常任委員会委員長 加賀奈々恵登壇〕 ◆文教福祉常任委員会委員長(加賀奈々恵) 7番、加賀奈々恵です。それでは、議長よりご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会より委員会の議案審査報告を申し上げます。  本委員会は、令和6年2月27日に付託された議案を3月4日に委員会を開き、審査の結果、次のとおり決定したので、富士見市議会会議規則第109条の規定により報告します。  件名及び審査結果を申し上げます。議案第8号 富士見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第9号 富士見市立みずほ学園条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第10号 富士見市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第12号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第13号、富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第14号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第15号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第16号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第38号 工事請負契約の締結について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第39号 工事請負契約の締結について。審査の結果、原案可決でございます。  それでは、内容につきましてご報告させていただきます。初めに、議案第8号 富士見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。委員より、重要事項のインターネット掲載について、その具体的な内容の質疑があり、執行部より、保育施設の運営規程などであるとの答弁がございました。  委員より、民間園及び公立園の掲載スケジュールについて質疑があり、執行部より、インターネットでデジタル化されたものは今後表示していくとの旨の答弁がございました。  委員より、掲載期限について質疑があり、執行部より、令和6年4月1日以降での公表との旨の答弁がございました。  ほかに委員より、掲載によって期待される効果や影響について、インターネット掲載の実施が職員に過重負担をもたらさないか、電子データ交付の可否、自治体ごとの対応やデジタル化の進展度合いについて、電磁的記録媒体の利用範囲やデジタル化の限界について、これらの対応が現行法や今後の方針にどのように適合するかについて質疑があり、それぞれに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第9号 富士見市立みずほ学園条例の一部を改正する条例の制定について報告いたします。委員より、法改正によって、児童の発達支援及び治療という文言が削除されたことに関し、その影響について質疑があり、それに対して執行部より、影響はないとの旨の答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第10号 富士見市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。委員より、条例改正のタイミングについて質疑があり、それに対して執行部より、県からの事務連絡があった旨の答弁がございました。  委員より、居住地特例対象者を除外するための文言追加に該当する人数について質疑があり、それに対して執行部より、4人であるとの答弁がございました。  ほかに委員より、障害者手帳の援護地が当市になる居住地特例対象者を認めるための文言追加に該当する人数について、居住地特例者を除外するための文言追加の影響について質疑があり、それぞれに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第12号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。委員より、紙おむつの支給事業が市町村給付に移行することに伴う使用者負担額について質疑があり、執行部より、負担は1割であるとの旨の答弁がございました。  委員より、低所得者、低所得世帯に対する補助の検討について質疑があり、執行部より、そもそも非課税世帯を対象としている制度であるので、補助についての検討はしなかった旨の答弁がございました。  ほかに委員より、介護保険料の改定に関する市民への周知方法について、介護保険料の決定通知が全被保険者に対して行われるかについて、介護保険料の値上げの理由と周知の表現について質疑があり、それぞれに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、おむつに対して市として十分な給付、補助免除をするべきであるとの趣旨の反対討論が1件ございました。採決し、挙手多数で原案可決となりました。  次に、議案第13号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について報告いたします。委員より、居宅介護支援事業者におけるケアマネジャー1人当たりの件数上限の拡大について質疑があり、執行部より、拡大するとの認識でよいとの旨の答弁がございました。  委員より、管理者が兼務できる事務所の範囲の変更による業務量の増加の可能性について質疑があり、執行部より、把握していない旨の答弁がございました。  ほかに委員より、テレビ電話を使ったモニタリング導入の目的と利用できない世帯への対応について、利用者の努力義務の緩和の具体的な内容について、身体的拘束の緊急時やむを得ない場合の具体策について、管理者の業務量増加と介護人材の有効活用について、モニタリングの具体的な内容について質疑があり、それぞれに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、介護職員やケアマネジャーの拡充に注力すべきであるとの趣旨の賛成討論が1件ございました。採決し、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第14号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。質疑、討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第15号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。委員より、委員会の設置が努力義務とされている点と、委員の想定される方々について質疑があり、それに対して執行部より、どういった方が加わるかは、現在把握していないとの旨の答弁がございました。  委員より、介護サービスの質の確保と職員の負担軽減のための委員会設置の準備状況について質疑があり、それに対して執行部より、国からの通知が来ていないので、把握していないとの旨の答弁がございました。  委員より、委員会設置が職員の負担増加につながる可能性に関して、その対策や認識について質疑があり、それに対して執行部より、現在把握していない旨の答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、原案可決となりました。  次に、議案第16号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご報告いたします。質疑はなく、質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定についてご報告いたします。委員より、社会福祉協議会の募金活動や寄附のノウハウを基金運営にどのようにフィードバックするかについて質疑があり、執行部より、新たな手法も考えて進めていきたい旨の答弁がございました。  委員より、市が社会福祉協議会の業務や経験をどのように活用し、協議を続けるかについて質疑があり、執行部より、新たな寄附の方法も進めていきたいとの旨の答弁がございました。  委員より、基金の柔軟な活用について、将来的にどのような用途が想定されるかについて質疑があり、それに対して執行部より、制服のリユースなど状況に見合った検討をする旨の答弁がございました。  ほかに委員より、基金の市民への周知方法について、個人への寄附について現在考えていることがあればについて、市が新規事業に基金を活用する考えがあるかについて、市長が別に定める必要な事項について、社会福祉協議会と市の関係性について、特に子どもの夢つなぐ市民運動ふじみとの関連について、基金を活用する際の基準となるものについて、団体に対する基金の予算配分について、基金の推移について、特に残高と寄附の年度別推移について質疑があり、それに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、子どもの貧困対策に資するような柔軟な対応の検討を求める趣旨の賛成討論が1件ございました。採決し、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第38号 工事請負契約の締結についてご報告いたします。委員より、水谷中学校の長寿命化建築工事の工事期間と、その間生徒の授業への影響軽減策について質疑があり、それに対して執行部より、極力夏休みに行うことを検討している旨の答弁がございました。  委員より、工事による音の出る作業のスケジューリングと教職員及び生徒に対する影響について質疑があり、それに対して執行部より、どちらも可能な限り迷惑がかからないように取り組んでいきたいと考えているとの答弁がございました。  ほかに委員より、建築業者との協議と相談体制について、生徒の安全対策について、体育館が使用できない期間の体育の授業や部活動の対応策について、建築資材の供給状況と工事スケジュールへの影響について、工事の工期日程の組立てに考慮された要素について、近隣小学校や市民総合体育館の使用について、学校開放プログラムとの調整についてなど質疑があり、それに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  次に、議案第39号 工事請負契約の締結についてご報告いたします。委員より、勝瀬中学校の長寿命化建築工事における授業や生徒への影響の軽減策について質疑があり、それに対して執行部より、夏休みに行うこと、また工事の施工範囲について、ほかから区切ることで対応したいとの答弁がございました。  委員より、体育館が使用できない期間と、その間の授業や部活動の対応について、近隣小学校や市民総合体育館との調整及び西側階段の工事範囲とその使用不可期間について質疑があり、それに対して執行部より答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、賛成、反対討論ともになく、挙手全員で原案可決となりました。  報告は以上です。詳細は会議録をご参照ください。 ○議長(田中栄志) ここで休憩します。                                      (午前10時39分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午前10時55分) ○議長(田中栄志) 休憩前に委員長から報告があった議案第8号 富士見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。よろしくお願いします。議案第8号 富士見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてについて、日本共産党を代表しまして賛成の討論をいたします。  今回、保育施設運営規程の概要、職員の勤務体制、利用者の負担など、重要事項説明書の内容をインターネットで表示していくということですが、従事する職員の過重負担にならないように十分に配慮していただくことを求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第8号に対する委員長報告は原案可決です。議案第8号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 富士見市立みずほ学園条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第9号に対する委員長報告は原案可決です。議案第9号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 富士見市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第10号 富士見市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてについて、日本共産党を代表しまして賛成の討論をいたします。  今回、富士見市内に住所は有するが、障害者手帳の援護地が他自治体なる援護地特例対象者を除外するための文言を追加する。そして、富士見市内に住所は有しないが、障害者手帳の援護地が富士見市内になる居住地特例対象者認めるための文言を追加するという条例改正ですが、それぞれ該当する市民はゼロ人、4人ということでした。  委員会の質疑の中では、近隣市町については3月議会で条例改正をするところが多いという答弁でありましたが、制度から漏れる市民、対象者がないように慎重に取り組んでいただくことを求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第10号に対する委員長報告は原案可決です。議案第10号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。それでは、議案第12号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてについて、日本共産党を代表して反対の立場で討論いたします。  今回、国の制度の廃止に伴い市町村による給付に移行するということですが、日常的に使用するおむつだからこそ、市として十分な補助、免除を低所得世帯に対し行うべきだったと考えます。このことを申し述べまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第12号に対する委員長報告は原案可決です。議案第12号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第13号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてについて、日本共産党を代表しまして、指摘して賛成の立場で討論いたします。  この間、深刻な介護職員不足について、厚生労働省も様々な検討してきているのですが、やはり介護職員の深刻な人手不足に対して、厚生労働省は人員の配置の基準の緩和等を行い、低賃金で劣悪な労働条件の抜本的な改善には手をつけない方向で進んでいく、そういう姿勢が見てとれます。昨年9月8日の厚生労働省の社会保障審議会の分科会で示された論点の中では、同じ敷地内で、隣接の事業所で管理者が他業種と兼務できること、またテレワークの基準の扱いを明確にするという考えが示されています。厚生労働省は、生産性の向上を口実に、介護ロボットの活用なども述べています。同審議会では、人手不足を少しでも解消したいため賛意を示す委員もいましたが、日本介護協会などは、生産性の向上に対しては、配置基準の緩和ありきとならないようにという意見も出されています。抜本的な解決へ向けては、やはり介護職員の拡充にこそ力を注ぐべきと考えます。  よって、市としても介護職員とケアマネジャーの拡充、待遇改善に全力を挙げていただきたいと考えます。さらに、議案第14号にも関わってきますが、利用者との面会時にテレビ電話等を活用したモニタリングを行うことも可能とするということですが、テレビ電話活用の利点、不利な点を念頭に柔軟な運用を求めます。このことを申し述べまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第13号に対する委員長報告は原案可決です。議案第13号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第14号に対する委員長報告は原案可決です。議案第14号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第15号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてについて、日本共産党を代表しまして、一部指摘して賛成の立場で討論いたします。  議案第16号にも関連しますが、介護サービスの質の確保と職員の負担の軽減のための委員会設置が3年間の経過措置の後、義務化されるとしています。設置のための準備がどのように進められていくのかという国からの具体的な通知もまだないため、不透明な部分が大きいと感じます。しかし、現時点で職員の負担軽減、介護サービスの向上に向けた抜本的な対策を事業者とも相談しながら進めていっていただきたいと考えます。また、この委員会設置自体が、職員にとってさらに負担が増えるということにつながってしまったら、大きく目的がそがれることにもなると思いますので、慎重な運用を求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第15号に対する委員長報告は原案可決です。議案第15号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第16号に対する委員長報告は原案可決です。議案第16号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  山下議員。 ◆16番(山下淑子) 16番、山下です。議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定について、公明党を代表しまして、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の条例の制定により、平成30年より富士見市社会福祉協議会にて運用されてきた子ども未来応援基金が市へ移管となり、そのほか、今まで市が行っていた基金運営と併せて一体的に考えていくとのことでした。さらに、市民や事業者へ分かりやすい基金運営ができ、富士見市子どもの貧困対策整備計画の主要な目的に関して、柔軟な検討が可能になるとの答弁でした。  県内でいち早く子どもの貧困対策として、夢つなぐ富士見プロジェクト+(プラス)を策定し、基金を創設した本市であります。今後、本条例の制定により多様化する子どもの貧困対策のさらなる充実した支援や、大学や専門学校等の受験費用などへの新たなる事業展開がなされることを大いに期待しまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 18番、勝山です。議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定について、会派草の根を代表し、一部指摘をして賛成の討論を行います。  社会福祉協議会が担ってきたことを市に移管されることにより、どのように変化するのか、その部分について一部伝わりにくい部分がありました。この基金は、募金等によって集められており、子どもたちのためにどのように活用し、そして生かしていくのか、今回の条例制定に伴って、より分かりやすくすべきと考えます。  また、ニーズを把握することにより、きめ細やかな対応ができると考えますが、基金の残高によっては必要な支援ができない可能性もあります。繰り返しになりますが、社会福祉協議会から市に移管されたことを最大限生かすためにも、子育て施策として従来から行っている部分との連携や反映も考えていただきたいことを申し述べて、賛成の討論とします。 ○議長(田中栄志) 木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第22号 富士見市子ども未来応援基金条例の制定についてについて、日本共産党を代表しまして、一部指摘して賛成の討論をいたします。  子ども未来応援基金の実施に当たっては、今までの社会福祉協議会のノウハウやつながりをぜひ生かしていただいて、また社会福祉協議会とも連携、協力しながら行っていただきたいと考えます。  基金の活用についてですが、制服をリユースのする際の寸法、クリーニング以外は今後考えていくということですが、市民の願いや子どもの貧困対策に資するような柔軟な対応を、ぜひ検討をお願いしたいと思います。また、広く市民の目に触れるような広報活動、周知などを行っていただくことを申し添えまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第22号に対する委員長報告は原案可決です。議案第22号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号 工事請負契約の締結についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声
    ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第38号 工事請負契約の締結についてについて、日本共産党を代表しまして賛成の討論をいたします。  今回、市立水谷中学校の長寿命化建築工事ということなのですが、工事期間を見ますと、外壁工事開始が7月中旬、内装工事が終わるのが11月中旬ということで、かなり長期にわたる中で、騒音対策も含めて授業への影響をどのぐらい軽減していくのかが求められています。体育館は、6月1日から11月末までの間が工事ということですが、生徒の活動への影響を極力減らしていただきたいと考えます。  また、能登半島地震の影響で、建築資材不足も大きな問題となっています。このことも念頭に、ぜひ対応をお願いしたいと考えます。あわせて、生徒、教職員への十分な安全対策を求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第38号に対する委員長報告は原案可決です。議案第38号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号 工事請負契約の締結についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第39号 工事請負契約の締結についてについて、日本共産党を代表しまして賛成の討論をいたします。  勝瀬中学校の長寿命化建設工事について、授業や生徒の生活に極力影響を与えないような対応、あわせて生徒、教職員への十分な安全対策を求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第39号に対する委員長報告は原案可決です。議案第39号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号及び議案第17号から議案第20号までの5議案について、建設環境常任委員会委員長から報告を求めます。  建設環境常任委員会委員長。               〔建設環境常任委員会委員長 小川 匠登壇〕 ◆建設環境常任委員会委員長(小川匠) 20番、小川です。それでは、議長からご指名をいただきましたので、建設環境常任委員会から委員会の議案審査報告を申し上げます。  本委員会は、令和6年2月27日に付託された議案を3月6日に委員会を開き、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、富士見市議会会議規則第109条の規定により報告をいたします。  件名及び審査結果を申し上げます。議案第7号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第17号 富士見市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第18号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第19号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  議案第20号 富士見市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について。審査の結果、原案可決でございます。  それでは、内容につきましてご報告を申し上げます。初めに、議案第7号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして報告をいたします。委員より、建築物のエネルギー消費性能の向上等の等とは何を指すのか質疑があり、担当課より、太陽光発電、太陽熱利用、地熱利用など、エネルギーを生み出す再エネルギー設備のことであるとの答弁がございました。  続いて、市民への影響について質疑があり、影響はないと答弁がありました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、討論はなく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決しました。  次に、議案第17号 富士見市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして報告をいたします。委員より、空き家の中のCランクの空き家の過去5年間の数について質疑があり、担当課より、過去5年間の件数について答弁がございました。  また、別の委員より、条例の第4条の文言が変更されることで、どのような影響があるのか質疑があり、担当課より、管理不全空き家の基準を設けて、特定空家に行くのを食い止めたいと考えているとの答弁がございました。  別の委員より、空き家特措法改正を踏まえた今後の市の空き家対策の取組について質疑があり、担当課より、まずは特定空家の解消に取り組んでいきたいとの答弁がございました。  続いて、管理不全空き家に対する指導、勧告の流れについて質疑があり、担当課より、指導は現在の管理通知で兼ね、その後、勧告通知を出し、具体的に直す箇所を明記することになるとの答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、1名の委員より賛成の討論がありました。採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第18号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして報告をいたします。委員より、配偶者暴力防止法の改正に伴い、市営住宅に関してどのように対応していくのか質疑があり、担当課より、入居資格が拡充されるものの、現在本市の市営住宅には空きがないため、空きがあれば点数の加点などを考えるところであるが、今すぐの対応は難しい旨の答弁がございました。  続いて、法改正で加わった退去等命令と条例の関係について質疑があり、退去等命令が法の条文に追加されたことによる今回の条例改正であるとの答弁がございました。  質疑を終了し、討論を求めたところ、1名の委員より賛成の討論がございました。採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第19号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして報告します。質疑、討論はともになく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決いたしました。  最後に、議案第20号 富士見市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして報告します。質疑、討論ともになく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決をいたしました。  報告は以上です。詳細は会議録をご参照ください。 ○議長(田中栄志) ただいま委員長から報告があった議案第7号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第7号に対する委員長報告は原案可決です。議案第7号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号 富士見市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  川畑議員。 ◆21番(川畑勝弘) 21番、川畑です。議案第17号 富士見市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党を代表しまして賛成の立場で討論をいたします。  今回、空き家等の特別措置法が改正されたことで、空き家を今後なくすための条例改正が行われたと考えます。これまでは、市としての指導や勧告が難しかったが、今回の改正で可能になり、空き家の保全や管理も含めて改善されると思います。  議論の中で、法改正による用途変更や建て替え、接道に関わる前面道路の幅員の規制などがありました。市としては、まだ十分に考慮されていない部分もあります。この点についてしっかり議論をし、空き家改善に向けた流れをつくっていくことが重要だと考えます。  また、住宅用地の特例が解除されることになったが、市民にとっては、知らないうちに解除される可能性もあるため、空き家化のリスクを含めて考える必要があります。市民に法改正の内容を周知することが重要だと思いますので、広報活動を行うなど必要だと思います。  以上、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第17号に対する委員長報告は原案可決です。議案第17号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  川畑議員。 ◆21番(川畑勝弘) 議案第18号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党を代表して賛成の立場で討論をいたします。  配偶者からの暴力防止法が改正されたことに伴い、今回の条例改正が行われました。実際このDV防止法の関連で、配偶者に対する接近禁止命令についても、その範囲が少し広がる可能性があると感じました。  今後については、改正された法律が市民にとって理解しにくい場合があるため、市営住宅の入居申込みや説明などにこのような内容を明記、記載することが必要だと考えます。  以上、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第18号に対する委員長報告は原案可決です。議案第18号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第19号に対する委員長報告は原案可決です。議案第19号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号 富士見市水道時事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第20号に対する委員長報告は原案可決です。議案第20号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号から議案第37号までの14議案について、予算決算常任委員会委員長から報告を求めます。  予算決算常任委員会委員長。               〔予算決算常任委員会委員長 斉藤隆浩登壇〕 ◆予算決算常任委員会委員長(斉藤隆浩) 12番、斉藤です。それでは、議長からご指名いただきましたので、予算決算常任委員会より委員会の議案審査報告を申し上げます。  本委員会は、令和6年2月27日に付託された議案を3月15日に委員会を開き、審査の結果、次のとおり決定したので、富士見市議会会議規則第109条の規定により報告します。  件名及び審査結果を申し上げます。議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第25号 令和5年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第26号 令和5年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第27号 令和5年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第28号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第29号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第31号 令和6年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第33号 令和6年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第34号 令和6年度富士見市水道事業会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第35号 令和6年度富士見市下水道事業会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第36号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  次に、議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算。審査の結果、原案可決でございます。  それでは、内容につきましてご報告させていただきます。各分科会では、付託された議案につきまして慎重審査が行われました。予算決算常任委員会において、各分科会長より会議録を参照しての概要の報告がありましたので、同様に報告させていただきます。  まず、議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)号について、各分科会長に報告を求めました。初めに、総務分科会長報告です。新庁舎整備基金積立事業、ホームページ運営事業について、繰越明許費における居住関係公証事務事業について質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。  次に、文教福祉分科会長報告です。生活困窮者自立支援事業、子ども未来応援センター運営事業について質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。  次に、建設環境分科会長報告です。町会長組織運営事業、商工業推進事業、道路修繕事業、幹線道路整備事業などについて質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。  各分科会長の報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第25号 令和5年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)について、総務分科会長に報告を求めました。増額補正の要因について質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第26号 令和5年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、総務分科会長に報告を求めましたところ、質疑はなかったとのことでした。採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第27号 令和5年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)について、建設環境分科会長に報告を求めたところ、質疑はなかったとのことでした。採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第28号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について、建設環境分科会長に報告を求めたところ、質疑はなかったとのことでした。採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第29号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について、建設環境分科会長に報告を求めたところ、質疑はなかったとのことでした。採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、各分科会長に報告を求めました。まず、総務分科会長報告です。初めに、危機管理課です。防災対策事業について、中でも中央防災センターの整備について複数質疑があり、その他、入間東部地区事務組合運営事業について質疑がありました。  次に、総務部です。歳入の行政財産使用料、市有地貸付料、公共施設整備基金利子など、歳出の庁舎維持管理事業、施設保全管理事業、人事管理・研修事業、広聴事業、新庁舎整備事業などについて質疑がありました。  次に、政策財務部です。歳入の市債、まちづくり寄附金、物価高騰対策における国の交付金の活用の仕方など、歳出の一般事務費、地域活性化事業、電子計算機運営事業、計画行政推進事業などについて質疑がありました。  次に、会計室、選挙管理委員会、監査委員会事務局、公平委員会、固定資産評価審査委員会です。歳入の歳計現金預金利子、利子及び配当金、歳出の会計管理事業、富士見市長選挙事業、富士見市議会議員一般選挙事業について質疑がありました。  最後に、市民部です。歳入の市税、個人番号カード交付事務補助金、歳出の収税事務事業、後期高齢者医療事務事業、課税事務事業、サンライトホール管理事業、一般事務費などについて質疑がありました。  以上、それぞれの部局への質疑に対しまして、担当執行部より答弁があったとのことでした。  次に、文教福祉分科会長報告です。初めに、健康福祉部です。児童発達相談支援事業、重層的支援体制整備移行準備事業、地域生活支援事業、自立支援給付事業、生活困窮者自立支援事業、社会福祉協議会運営補助事業、障害児(者)生活サポート事業などについて質疑がありました。  次に、子ども未来部です。保育所運営事業、こども医療費支給事業、子ども未来応援センター運営事業、民間保育所等運営助成事業、いじめ防止対策推進事業、一般事務費、みずほ学園運営事業などについて質疑がありました。  最後に、教育部です。教育相談事業、学校教育振興事業、いじめ防止対策推進事業、青少年健全育成推進事業、水子貝塚公園運営事業、教育委員会運営事業、学校給食事業などについて質疑がありました。  以上、それぞれの部局への質疑に対しまして、担当執行部より答弁があったとのことでした。  次に、建設環境分科会長報告です。初めに、都市整備部です。市内公共交通対策事業、公園・緑地維持管理事業、シティゾーン整備推進事業、緑化推進事業、水谷柳瀬川土地利用推進事業、公園整備事業について質疑がありました。  次に、協働推進部です。市民文化会館維持管理事業、市民参加・協働推進事業、町会長組織運営事業、スポーツ施設維持管理事業、男女共同参画推進事業、市民相談事業などについて質疑がありました。  次に、経済環境部です。諸収入の市民農園貸付料、ごみ収集事業、商工業推進事業、「減らせ!CO2」推進事業、農業委員会、地産地消推進事業、住み続け宅なる改修費助成事業などについて質疑ありました。  最後に、建設部です。駅前自転車対策事業、交通安全施設整備事業、空家等対策事業、浸水対策事業、シティゾーン整備推進事業、幹線道路整備事業、採納道路整備事業などについて質疑がありました。以上、それぞれの部局への質疑に対しまして、担当執行部より答弁があったとのことでした。  各分科会長の報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手多数で原案は可決されました。  次に、議案第31号 令和6年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算について、総務分科会長に報告を求めました。歳入の一般被保険者国民健康保険税、歳出の国民健康保険事業、健康保険証の廃止の問題、マイナンバーカードの健康保険証利用に関することなどについて質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、挙手を求め、挙手多数で原案は可決されました。  次に、議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算について、文教福祉分科会長に報告を求めました。介護保険給付費準備基金利子、介護保険事業、一般介護予防事業などについて質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手多数で原案は可決されました。  次に、議案第33号 令和6年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算について、総務分科会長に報告を求めました。マイナンバーカードの健康保険証利用に関すること、被保険者数、保険料の改定に伴う市民への影響と対策について質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手多数で原案は可決されました。  次に、議案第34号 令和6年度富士見市水道事業会計予算について、建設環境分科会長に報告を求めました。節水機器の普及に伴う事業収益の影響について、水道の閉栓と福祉部門との連携について、自己水を増やすことについて、水道料金の引下げの検討状況について、鶴瀬西地域の町名地番変更に伴うシステムへの影響などについて質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第35号 令和6年度富士見市下水道事業会計予算について、建設環境分科会長に報告を求めました。予算編成上の留意点について、公共下水道への接続見込みと接続を増やしていくための取組について、特定環境保全公共下水道の今後の整備計画について、下水管路の耐震化について、前年度比で国、県補助金の減額などについて質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  次に、議案第36号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計予算について、建設環境分科会長に報告を求めたところ、質疑はなかったとのことでした。採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  最後に、議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算について、建設環境分科会長に報告を求めました。事業の今後の見通しについて、まちづくり協議会との関係について質疑があり、担当課より答弁があったとのことでした。報告に対して質疑はなく、採決を求め、挙手全員で原案は可決されました。  以上で、予算決算常任委員会の報告とさせていただきます。詳細につきましては、会議録をご参照ください。 ○議長(田中栄志) 休憩します。                                      (午前11時50分) ○議長(田中栄志) 再開いたします。                                      (午後 1時00分) ○議長(田中栄志) 予算決算常任委員長から報告があった議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  小川議員。 ◆20番(小川匠) 20番、小川です。午後もよろしくお願いいたします。それでは 議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)につきまして、日本共産党代表して、指摘をして賛成の討論を行います。  まず、物価高騰の影響を受ける町会への補助についてでありますが、補助金の支給に当たっては、市民の皆さんの生活や、あるいは地域の活性化に広くつながるものになるように、各町会に改めて使い道など周知をしていただきたいと思います。また、補助金をまちづくり協議会の活動資金とすることも可能とのことでしたが、まちづくり協議会には、別途補助金が支給をされていると思います。この点、制度としての整理も必要なのではないでしょうか。  次に、生活困窮者自立支援事業と障がい者の地域生活支援事業の一部に社会福祉事業に該当しない課税事業があったことによる消費税相当額の支払いについてです。今回の件は、市の側の誤認に基づくものであり、消費税相当額の受託者への支払いは当然のことと考えます。同時に、対象となっている事業は自立相談支援や障がい者相談支援事業であり、生活困窮者や障がい者に寄り添い、様々な福祉サービスへの橋渡しとなる事業で、本来ならば市の窓口で対応するべき事業であります。今、実態としては業務委託をされているわけですが、社会福祉サービスとしてなくてはならないものであり、事業者の経営上の観点から見ても、社会福祉事業として非課税にするべきことだと思います。この点については、国に対して意見を言っていただきたいと思います。  次に、商工業推進事業の中小企業者エネルギー価格等高騰対策給付金についてです。大幅な減額となりましたけれども、給付要件を満たす事業者が思いのほか少なかったというのが理由となっています。そもそもの支給要件自体がどうだったのか、この点事業の検証が必要だと考えます。  幹線道路整備事業とシティゾーン整備推進事業の道路整備に係る減額が、合計で1億6,000万円となっています。地権者との交渉に時間を要していることなどが理由でありますけれども、事業の見通しと予算計上の関係について、いま一度精査をするべきと考えます。  最後に、保育所等入所児童委託事業ですけれども、各保育施設で保育士の処遇改善がどのように行われたのか、どれぐらい実績があったのか、こういう点について市としてしっかり把握をするべきと考えます。  以上の点を述べまして賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 山下議員。 ◆16番(山下淑子) 16番、山下です。議案第24号 令和5年度富士見市一般会計補正予算(第10号)について、公明党を代表しまして賛成の立場で討論させていただきます。  今回の補正予算は、物価高騰の影響を受けている町会や子ども食堂への給付金を計上し、針ケ谷コミュニティセンター、市民文化会館、市民福祉活動センター、図書館の指定管理者に対しての燃料価格高騰分の指定管理料を増額するほか、国の補正予算を活用した勝瀬中学校及び水谷中学校長寿命化工事の前倒し実施するためなどの補正となっています。  また、中小企業者エネルギー価格等高騰対策給付金は、事業実績を踏まえ減額補正となっています。これは、市内経済が回復傾向にあったことや国の電気・ガス・価格激変緩和対策事業などの効果によるものとのことでした。事業者の安定した生活を支援する取組を評価させていただきますが、活用実績が少なかったとのことでしたので、今後は、より市内実態に寄り添った事業の展開となるよう、制度設計等の工夫を求めたいと思います。  国内の食料品やエネルギー価格など、ウクライナ情勢、中東情勢などの影響により、物価高が長期化となっています。今後も、市民や事業者の声をさらに敏感にキャッチしていただき、市民生活を守る施策を一層進めていただくことを要望いたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第24号に対する委員長報告は原案可決です。議案第24号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号 令和5年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第25号に対する委員長報告は原案可決です。議案第25号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号 令和5年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第26号に対する委員長報告は原案可決です。議案第26号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号 令和5年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第27号に対する委員長報告は原案可決です。議案第27号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第28号に対する委員長報告は原案可決です。議案第28号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 令和5年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第29号に対する委員長報告は原案可決です。議案第29号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  川畑議員。 ◆21番(川畑勝弘) 21番、川畑です。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、日本共産党を代表して反対の立場で討論を行います。  2024年度の予算は、昨年をさらに上回る歳入歳出406億6,362万4,000円で、昨年に比べ16億2,469万円増となり、過去最大の予算額となりました。この1年間は、新型コロナウイルスの影響から社会全体が回復しようとする中で、景気の回復も進んだと報道されましたが、国民の給与も末端まで上がらず、厳しい状況の中で、エネルギー価格の高騰や食料品価格の上昇などが市民の生活に大きく影響を与えています。  このような中で、市民生活を守る立場で国の政治に対する姿勢、そして市民の生活を守ることに対する市長の姿勢が問われます。これまで繰り返し指摘しましたが、地方自治体の本来の役割、住民の福祉の増進です。その観点から予算案を見ると、市民生活を守るための高過ぎる国民健康保険税、介護保険料の引下げや地域経済の活性化のための施策など、現状の生活の厳しさを打開する予算となっていないと言わざるを得ません。また、これから富士見市では大きな事業が続き、予算が増え、将来を考えると、とても不安だと考えます。  2024年度の予算として、これまで市民から子どもの医療費を18歳まで無料化してほしいとの要望が多くあり、埼玉県が子どもの医療費助成の年齢を引き上げたことで、市としても18歳まで医療費無料化を行うことは、子育て世代の念願がかなったものとして評価をするものです。しかし、予算全体としては極めて不十分な内容かと考えます。  主な反対理由です。シティゾーン計画についてです。Bゾーンですが、治水対策については埼玉県の開発基準に従って行われています。しかし、地域住民からは水害の不安が払拭されていないとの声があり、水害対策を再度検討すべきだと考えます。また、上南畑地区産業団地計画については、今後の予算や税収、企業が不透明なまま計画が進められています。収支を明確にし、情報を公開するべきです。  Cゾーンについてです。新庁舎建設が検討されています。調整区域のため、国からの有利な起債や補助金を受けることができません。そのため、市街化にするなどの方法を検討し、全体の予算を引き下げる必要があるのではないでしょうか。  びん沼自然公園についてです。びん沼自然公園についても、この間に市としても努力をされてきたのは理解をするものです。しかしながら、自然の再生については、今後県と一緒に、県の生態系保護協会と一緒に連携をしていくということでありましたので、ぜひ早急に対応をしていただきたい。また、施設運営については、今市民からも様々な意見、要望が出されています。そういったことから、しっかりと市民の声を反映できるような施策にしていただきたいと思います。  多目的屋外スポーツ施設の事業についてです。急に計画が示されました。この計画については、物価高騰などの影響も考慮し、市民や関係スポーツ団体からの意見を十分に聞き入れて検討すべきです。また、新年度は解体工事のみとなっていますが、JV方式などを検討し、地元業者が受け入れやすい環境を整えていただきたいと思います。一方、市民からの要望が根強いプールについては、全く検討されていません。様々な手法や可能性を探りながら、プールの整備についても検討するべきです。  出張所窓口事務事業の西出張所についてです。昨年11月から、取次ぎ窓口が始まりました。市民からは、従来の出張機能を望む声も依然として強くあります。閉鎖から3年たっても、全く再開の見通しが立っていないのですから、代替施設が必要です。市サンライトマンションの耐震改修も進められるべきです。また、耐震工事の進捗については、管理組合と協議、連携が不透明な状況です。市が先頭に立って進めるべきではないでしょうか。  自治体情報システム標準化・共通化についてです。システムの標準化・共通化の移行でカスタマイズしないとのことでした。標準化のシステム移行に伴って、市独自の事業ができなくなる可能性があることから、そうしたことがないように対応することを求めます。  防災対策事業の避難所でのトイレの問題についてです。学校のトイレを使うということで男女分けがされておりますので、優先的に使っていくとのことでした。大規模な地震の場合は、余震などがあって建物内が使えないということがあることから、男女別の仮設トイレの設置が重要と考えます。  防災対策事業の危機管理課の女性職員の配置についてです。現在は無理とのことでした。能登半島地震があったことを踏まえて、男女共同参画の中でも災害時の対応として、女性の視点を生かしたプログラムなど研修として示されていることから、富士見市の女性職員の配置をすべきです。  地域支援事業の中で、日常生活用具給付事業があります。そこで、在宅障がい者のおむつの補助の基準が現在1万2,000円です。現状では2万円を超える状況で、現在検討しないということでした。毎日使うことから、実態を把握して増額を検討すべきです。  生活保護費支給事業についてです。物価高騰の中で、生活保護を必要としている方も多くいますが、扶養照会について、令和5年度は162件でありました。同意が得られていない場合は、扶養照会を行わないということを強く求めていきたいと思います。  こども医療費支給事業についてです。9割の人が申請済みということでしたが、残り1割の方については申請を待つのではなく、ぜひ連絡を取るなど、何らかの対策を行うべきです。  児童館運営事業の処遇改善についてです。5年間の指定管理の範囲内で、処遇改善の話を聞いているということでした。私も、これまで働いている事業者の皆さんに話を聞きましたが、生活ができる賃金ではなく、ボランティアで行っているのと同じということで話がありました。現状でも職員が足りなく、安い賃金では、児童館職員に成り手が全くいないということでした。ぜひとも処遇改善を要求します。  保育所運営事業についてです。1月時点で、保留児数133人とのことでした。新しい保育所、保育園ができたことはよかったのですが、6か所の公立保育所に正規職員を採用すれば保留児が解消されます。今現在では、正規職員ではなく会計年度任用職員を募集していることから、入ってくる職員がいないのが現状です。長年会計年度任用職員で働いている人がいれば、本人と相談の上で正規職員にすることを緊急に行うべきであります。  放課後児童健全育成事業についてです。定員を300人が超過しているということです。各学校と連携し、空き教室を活用するということでありました。しかし、このままでは子どもたちが精神的苦痛を受ける可能性があるため、早急に施設の増設など対応が求められます。また、正規支援員も不足している状況です。事業団に任せることだけではなく、市も、ぜひとも支援員の確保に協力するべきであります。  教育相談事業についてです。教育相談件数が増加をしているため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの増員を県にぜひとも要求するとともに、市費でも採用する必要があるのではないでしょうか。  町会長組織運営事業です。町会の町会長の仕事が多様化しており、軽減策が見えない状況から、後継者選出が困難になっています。この問題について研究を行うべきです。また、オンライン会議を行っている町会もあります。行政としても、これに関する研究が必要かと考えます。  スポーツ施設維持管理事業についてです。アンケートなどでも、プールの新設をの声が多いことや、現在学校プールを利用する中で、幼児が利用できない状況にあります。ぜひとも全天候型プールなどの検討を行うべきです。  男女共同参画推進事業についてです。教育行政方針の中に、包括的セクシュアリティ教育のプロジェクトチームをつくって、性の多様性と人権教育を進めるということが提起されています。こうしたことから、男女共同参画推進事業の課と教育委員会と連携して検討を進めべきだと考えます。  市内公共交通対策事業についてです。今回、東武バスウエストからの撤退という話がありました。こういった状況を踏まえて検討していくということでありましたが、市として早急に市の方針をしっかりと決めて、市民の思いに沿った思いを業者と一緒に協議をすべきですので、ぜひとも強く要求したいと思います。  駅前自転車対策事業についてです。指定管理者が替わったことで、シルバー人材センターの職員の働き方が変わりました。これまで、ふじみ野駅で深夜まで職員がいたことで安心できたという話があります。今では誰もいなく、防犯上不安という声が上がっています。市民サービスの低下にならないように検討をすべきです。  プレミアム付商品券についてです。今回、戸田市を参考に計画をしたということでありました。市の調べでは、戸田市は始まったばかりで、市民からの意見がないということでした。今後、アプリ作成業者と協議をしていくとのことでした。しかし、戸田市では、アプリの活用に関して高齢者が利用できない、アプリが不十分で商店からの不満がある、マップ上では店の名前しか表示されない、店の種類が分からないといったデメリットが既に指摘されています。そのため、業者の意見を待つのではなく、事前に市として調査を行い、よりよいアプリを開発すべきです。また、電子機器の操作に不慣れな方でも利用できる事業にすべきであります。  新年度の予算編成で重視されるべきは、物価高騰対策や教育など、市民の生活がどのような状況にあるかという点だと考えます。これらの課題にどのような支援が必要なのかを各部署で分析や検討し、政策や財政担当とも協力して、市全体で議論をする必要があるのではないでしょうか。現状では、日々の職員の業務量がとても多く、十分な検討が難しい状況の話が聞かれています。職員は、今現在手が足りなく、現状では限界が来ていると、多くの方からも声を聞いています。職員の増員はぜひとも進めるべきであります。  また、産休や育休、病休などで手が足りない状況もあります。そういったことも踏まえて職員を増やすということが、今こそやるべきときであるのではないでしょうか。市民の生活を守るためには、正規職員を増やし、後継者育成ができる体制を整えることこそが重要と考えます。  最後になります。富士見市では、上南畑地区産業団地、富士見市役所新庁舎建設、学校給食センターの建て替え、都市計画道路の整備、多目的屋外スポーツ施設の整備、中央防災センターの整備、小中学校のGIGAスクール構想事業のパソコンの入替え、学校普通教室の10年経過に伴うエアコンの更新など、今後多くの事業が計画されています。これらの事業においては、国の補助金を活用することはもちろん重要ですが、同時に市民の暮らしを優先した施策に切り替えることも求められます。市民の声を反映した施策の実施が必要であることを強調し、以上、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、一部指摘をして賛成の立場で討論を行います。  令和6年度予算案の歳入は、引き続き市税収入等も順調な想定をされているところでございます。新型コロナウイルス感染症が昨年2類から5類になり、地域の行事も取戻しつつあり、我が国全体を見ても、観光地はインバウンドも戻りつつあります。しかし、ロシアによるウクライナ侵略に端を発した世界的なエネルギー不足、物価高騰、そしてまた人件費の上昇、また官民ともに起きている人手不足の問題、こうした状況で我が国の経済の状況は、1年先を見通すのも、引き続きまだまだ難しい時代となっております。動向を見て、適宜の補正予算を求めるものでございます。  また、今年から働き方改革による2024年度問題が本格的に始まります。ある大学の先生が、国の出先機関の委員会で発言された内容が大変印象に残りました。それを要約しますと、残業規制や週休2日制の厳格な適用が求められる中で、ある程度は生産性が減退することもやむを得ないという立場を国として示すべきであり、具体的には今まで3か月の工期で発注していた工事が4か月、5か月延びることも検討すべきというお話でございました。この点は、国を市に置き換えても通じる話であるかと考えます。  さて、今回の予算案に盛り込まれた新しい取組で評価するものを申し上げたいと思います。ウェブ口座振替サービスが導入される予定です。全庁的にこのシステムが導入されることにより、給食費の手続のために平日に時間をつくる必要があったものが、オンラインで完結することになり、保護者の負担も減ることになります。しっかりとこの点もアピールしていただければと思います。  また、行政コストが一番かからない方法が口座振替であり、現在市税でも3割程度を推移している口座振替の割合を上げていくことが、自主財源確保の観点からも重要です。職員の皆さんが窓口で行っている場合も、それが口座振替になれば職員の皆さんの負担も減り、また職員の皆さんを福祉など、人でないとどうしてもできない分野に割くこともできます。  また、今回デジタル予算書が盛り込まれました。市民の皆さんにも、予算が分かりやすくなるということでございます。このデジタル予算書が導入されている大阪府豊中市の議員に、早速お話を伺いました。その議員からは、こういう話を伺っております。一般のユーザーは使えず議員のみに使える機能だそうですが、印をつけたりメモ機能が大変使いやすいため、チェックするのがどんどん楽しくなり、質問したい項目がたくさん増えてしまうので、ご注意くださいとのことでございました。来年度の予算議会は長引くかもしれません。楽しみにしております。  さて、幾つか改善が必要と思われる点を申し上げたいと思います。自主財源の確保について、今回新しい取組はないとのご答弁でございましたが、この点は私も、今後もしっかりと提案をしてまいりたいと考えております。指定管理者にも、指定管理料にのみ依存するのではなく、たとえ小さな取組、例えば「ふわっぴー」グッズの販売窓口になるなどといった小さなことでも、財源確保に向けた自主事業をしっかりと促していただければと考えます。特にびん沼自然公園は、当初の想定どおりにはいっていませんが、まだまだ伸び代があると考えます。取組に期待するものでございます。  基金の運用について、富士見市は埼玉県債の運用を行っております。本市では、まだリスクがあるとのお考えでハードルがあるようでございますが、一部自治体では電力会社の社債の運用を行っている事例もございます。また、独立行政法人などが発行するSDGs債を購入し、債券の運用を通じてSDGsに貢献するという取組を行っている自治体の事例もございます。これらについても研究、検討をお願いします。  続いて、カーボンニュートラルに向けた取組についてでございます。例えば今回の予算案では、前回の選挙から4年間封印されていた前回の市長選挙、市議選の投票用紙を焼却、燃やして処分するという予算となっております。しかし、お隣のさいたま市をはじめ、封印された投票用紙をリサイクルする自治体もございます。投票用紙は、普通の紙とは違ってプラスチックが入っていることもあり、費用は確かにかかりますが、CO2の排出量は10分の1に減らせるという記事がありました。ゼロカーボンシティを市として掲げている以上、まずは行政が実践躬行すべきではないでしょうか。ご検討をお願いします。  また、宅配ボックスなど、時代のニーズに合わせた補助施策や推進策のご検討をお願いいたします。  マイナンバーの活用について。マイナンバーを健康保険証として活用したほうが、1件当たり20円安くなります。本人負担でも6円安くなります。こうしたメリットもしっかりとPRする必要があると考えます。  また、あわせて財政の効率化にご協力を促すという観点からも、後期高齢者医療保険や国民健康保険の被保険者に対して行っている宿泊費の補助の要件に、マイナンバーカードの健康保険証登録を加えるのも一つの策かと考えます。ご検討をお願いいたします。  生活保護行政について。ケースワーカーの方のお一人の休職に伴い、現在1人当たりの担当の生活保護世帯数は、社会福祉法の目安を超えている方がほとんどでございます。この点については、改善を求めるものでございます。また、生活保護の医療扶助も、マイナンバーカードの利用が先日可能となりました。医療費削減の観点からも、生活保護受給者の皆様のマイナンバーカードの取得などもしっかりと取り組んでいただければと考えます。  多目的屋外運動場の整備について申し上げます。今回は、更地にする費用のみの計上となりました。本事業については、民間企業であれば補助金などもなく利益も上げている事業が、行政が行えば利益は出ず指定管理料で補填しないといけないというのは、なかなか市民感覚からすると不思議と思われるかと思います。しっかりとこの点も検討が必要と考えます。また、10億円を投じたびん沼自然公園の運営も、なかなかまだまだ目標に届いていない中、言わば事業を拡大するというのも懸念材料です。二兎を追うことがないよう、まずは既存の市の事業がしっかりと効率的に運用されるよう求めるものです。  庁舎の管理について。元旦に発生した能登半島地震でも、災害発生時に自動販売機の飲料を提供する仕組みが注目されましたし、それをめぐる行き違いもあった大きな報道もございました。現在、市役所において入札により設置された自動販売機については、既にこの取組が行われているようですが、福祉団体の皆さんが設置している3台の自動販売機については、その取組はまだ行われていないとのことでした。市役所で設置のもので違いがあるのは、災害時の混乱にもつながりかねないと危惧します。福祉団体の皆様とも調整をお願いしたいと思います。  産業団地整備事業について。令和6年度の末に工事が完了し、民間事業者に引き渡される流れです。産業団地整備事業そのものは、治水事業ではございません。これによって、もともとの地域の治水力が特段高まるというものではございません。公園に貯水機能を整備することで、県条例を上回る容量が確保されていますが、この地域は以前、近隣が床下浸水まであと一歩という事例があったこともございます。県としても、雨水の活用などを推進しております。進出企業による雨水の貯留活用を求める施策は、地域の治水力を高めることにもつながることからも、引き続き模索すべきと考えます。この点については、また6月議会以降の議会にしっかりと私も提案してまいりたいと考えております。  市内循環バスについて。県内でも、新座市は平日のみであればバスを継続できるとの回答が東武バスウエスト株式会社からあったとのことでございますが、本市については具体的にどのようになるのかは、まだ未知数でございます。私自身は、先日ワゴンという方法をご提案しましたが、導入自治体にお話を伺いましたが、仮にワゴンを導入するにしても、車両の準備だけで8か月かかるというお話を伺っております。こうしたことからも、残された時間はあまりありません。しっかりと東武バスウエスト株式会社とは、事業の継続の要望と併せて、並行して代替案の検討を行い、そしてまた必要であれば、必要な補正予算を求めるものです。  最後に、今回当初予算案の審議でございますが、その後、新しい技術やサービスの開発、また事業の効率的な再検討により、補正予算の必要が出た場合は、適宜行っていただければと考えます。大事なことは、市民の利益と限られた財源の有効活用であると考えるところです。  以上の点を申し上げまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。  今成委員。 ◆19番(今成優太) 19番、今成です。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、会派草の根を代表し、賛成の討論をいたします。  まず、中央防災センターの用地取得や福祉避難所開設訓練など、防災関連予算が計上されています。能登半島地震の翌年度ということで、市民の防災意識が高まっていることと思います。この地震の災害対応も参考に事業を進めてほしいと思います。  公共交通につきましては、東武バスウエスト株式会社との協議に取り組むと同時に、代替となる施策の研究が必要と思います。  採納道路整備事業についてですが、後退用地における整備は関係者の協力によって成り立つものであると思います。できる限り早い整備が完了するよう努めていただきたいと思います。  次に、プレミアム付電子商品券につきましては、電子機器が苦手な方へのフォローもしっかりと行い、効果的な事業になることを望みます。  公立保育助における紙おむつの回収及び処分につきましては、高く評価いたします。民間保育園との連携も深め、今後の保育環境の充実に期待をいたします。  次に、重層的支援体制整備移行準備事業のひきこもり支援につきましては、ほか部署との連携強化に努め、不登校の子どもの支援につきましては、スチューデントサポーターや支援員への研修を重視し、さらなる体制強化を求めたいと思います。  びん沼自然公園がリニューアルして2年目に入ります。令和6年度も利用者ニーズを把握し、人を呼び込む仕掛けや新たな取組を指定管理者と連携を取り、進めていっていただきたいと思います。  新規に、旧富士見ガーデンビーチ跡地に建設予定の多目的屋外スポーツ施設につきましては、来年度は解体のみとなりますが、今後、検討の段階では施設の質を担保しつつも、全てのスペースが多目的で利用できる配置を研究してもらいたいと思います。  続いて、DX化の推進についてです。基幹システムの標準化・共通化、さらには書かない窓口の取組など、さらなる推進を続けていただきたいと思います。  最後に、市役所新庁舎の建設計画や中央防災センター、屋外多目的運動場などの多くの予算を要する事業があると思います。積極的な取組は評価するものの、歳入を増やす方策など行財政改革も進めて、収支のバランスが取れた市政運営に努めていただきたいと思います。  以上、討論といたします。 ○議長(田中栄志) 篠原議員。 ◆15番(篠原通裕) 15番、篠原です。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算に対しまして、公明党を代表して賛成の立場で討論をさせていただきます。  令和6年度一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ406億6,362万4,000円となり、前年度に比べ16億2,469万円の増、率にして4.2%の増となり、過去最大規模となっております。市税は、納税者の増加を大きい要因として、前年度に続き増加を見込み、経済も活気を取り戻すとしています。また、歳出予算削減に向け市民サービスを低下させないように、消耗品費において10%のマイナスシーリングを行ったことは評価させていただきます。財政指標は健全の範囲にとどめ、新庁舎整備事業、多目的スポーツ施設整備の推進、大御庵の杜の活用、中央防災センターの整備のほか、公共施設の整備など、必要で、かつ大規模な事業も始まることから、社会情勢や動向を注視していただき、住民サービスや福祉など、ソフト面の低下がないよう、柔軟な対応により財政運営に努めていただく必要があると考えます。難しいかじ取りが必要な中での予算編成ですが、未来への育みとして、こども家庭センターが設置されるほか、公立保育所の使用済み紙おむつ処分等、新たに取り組む施策は子育てがしやすい富士見市へ向け、確実に前進する施策となります。  福祉の分野では、障がい者の地域生活支援事業における夕方支援の拡充、訪問型レスパイト事業においては短時間での利用や年間利用時間の拡大など、新たな取組が予算化されており、支え合う共生社会の実現に向けた姿勢が反映されております。かつては、家族や縁がある人が支援してきた社会が、現在では人間関係のつながりが薄くなり、複雑化、複合化してきました。そうした現代社会の福祉課題に対応するため、重層的支援体制整備事業において、令和6年度は、昨年からさらに発展させ、福祉ニーズに基づく地域づくりの取組が始まります。  さらに、商工業の分野では、国の重点支援地方交付金を活用し、プレミアム付電子商品券事業の実施が予定されており、市内の消費拡大や地域経済の活性化を期待します。学校施設の太陽光発電は、災害時にも有効であるだけではなく、ゼロカーボンシティ宣言をした本市にとって、生徒、児童の環境意識、さらに防災意識の向上にも有効と考えます。これらの取組は、市民生活を安心安全に送るため、富士見市の未来である子どもたちを育み、誰もが暮らしやすい共生社会のため、これまで公明党としても推進してきた事業であり、高く評価させていただきます。  今後も、さらなる市民生活の向上と財政基盤の強化により、将来への活気とにぎわいにつながる施策を要望しつつ、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 関野議員。 ◆13番(関野兼太郎) 13番、関野です。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、会派21・未来クラブを代表して賛成の立場で討論を申し上げます。  市長は、予算編成の骨格となる施政方針において、理想の未来に向け大きくジャンプできるよう3つの方針、誰一人取り残さない共生社会の実現、つながりや連携の強化、未来への育みを軸に令和6年度の市政運営を行い、誰もが自分らしく充実した日々を送ることの実現に向けた406億円を超える、当初予算としては過去最大規模の予算編成をしたと述べられています。  今さら私が申し上げるまでもなく、地方自治法第2条14項に、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」とあります。  法にある住民の福祉について検証してみます。令和6年度予算では、福祉の根本である民生費については総額約207億9,000万円と、総予算の構成比で対前年比1.9%増の51.1%を占めており、義務的経費の増額があるとはいえ、多くの予算が充てられています。ちなみに、土木費は約28億7,000万円、対前年比マイナス1.5%で、7.1%の構成比であります。ともすると、大きな金額の事業に着目してしまう傾向がありますが、こども医療費支給事業の拡充、放課後児童健全育成事業、子ども食堂への補助、健康増進計画策定をはじめとする民生費の新規事業や継続事業など、各項目においてそれぞれおおむねこれまで以上の増額予算となっており、福祉への取組はおろそかになっていないと評価できると思います。  一方、住民の福祉については、民生費に関わる部分ばかりではなく、その範囲は広く、大きく捉えることができます。その視点から、注目すべき新規事業を幾つか挙げてみると、機敏性向上のための教材費購入、アスリート外部講師の体育授業への活用、福祉避難所の開設訓練、プレミアム付電子商品券の発行、フレイル予防事業拡充に向けたeスポーツの導入など、こればかりではありませんが、継続事業に加え、教育部門から防災対策、商業活性化対策や高齢者対策、市内公共施設の長寿命化に向けた施策などが予算計上され、広い意味での住民福祉、住みよいまちづくりに向けた予算編成と評価をいたします。  さて、これら歳出を支える歳入の中の自主財源のうちの市の活性化の指標とも言えます市税の総額は、対前年比約3億円増の164億円を超える税収規模となっています。これは、ひとえに納税義務者の増加や給与所得の増加等が大きな要因を占めています。市税収入は、経済状況はもとより歳出による魅力あるまちづくり、シビックプライド、自分が住んでいるまちへの誇りの醸成の在り方とともに、外部へのアクションでありますシティプロモーション、これらの在り方は人口の流出量に比例的に、密接に関連するとも考えることができると思います。  今後、活気ある未来に向けたさらなる成長による流入人口の増を目指す、すなわち自主財源の増収を目指すには、継続的な魅力あるまちづくりへの取組が求められます。シビックプライドが実感でき、効果的なシティプロモーションによる選ばれるまちづくりを目指していかなければなりません。そのためのロードマップの一つとして、第2期基本計画及び第3期総合戦略の策定も予算化されています。さらなるウエルビーイングへの取組を市民の皆さんや議会とともにつくり上げていく必要があると思います。  さて、今後、多目的屋外スポーツ施設、中央防災センター、庁舎などの整備、庁舎整備に伴う関連施設整備、学校給食センターの建て替えなど、多くの資金を要する事業が控えています。市の予算は、予算の会計年度独立の原則により、会計年度の予算は年度内に執行し完結することを原則とされています。しかし、企業会計に見られる事業の継続を原則とする視点を取り入れるなどして、次年度を見据えた継続的な予算運用や資金確保を図っていかなくてはならないと思います。今後の事業による、住民の方々や行政の後年度負担を可能な限り減らす努力が求められると考えます。その一つとして、基金の積立ても必要と考えます。その原資を生み出すためにも、これまで以上に効率的な行政運営、さらなる徹底した行政改革を進めていかなくてはなりません。  種々様々な事業を展開し、406億円を超える予算を使用していくのは人であります。その役割を担う職員の皆さんがワンチームとなって、公務員としての自覚と責任を持って、市民の皆さんとともに選ばれるまち富士見の一層の躍進に努めていただきたいと思います。令和6年度予算に賛成することは、今後予算執行についてしっかりと検証し、時には是々非々の議論を挑んでいく責任と資格があると考えます。  以上申し上げ、会派21・未来クラブの賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 4番、根岸です。議案第30号 令和6年度富士見市一般会計予算について、無会派立憲として賛成の立場で討論いたします。  予算編成に当たっては、誰もが自分らしく充実した日々を送ることの実現に向け、一歩一歩着実に前進していくための予算を編成したとなっております。令和6年度一般会計の当初予算総額は406億6,362万4,000円となり、前年度に比べて率にして4.2%の増となり、過去最大の規模となっております。  歳入面では、物価高の影響は思った以上の厳しさがあると思っておりますが、前年度に比べ16億2,469万円の増を見込んでいます。要因として、市税では長引いてきた新型コロナウイルス感染症の分類が5類となり、景気対策も行われて経済も戻りつつある。昨年の賃上げにより、市民の給与所得も上向きの傾向になってきております。また、今年の春闘でも、大幅な賃上げの回答が出されている中では、納税義務者の収入増として、本市においても現れてくるものと感じています。しかし、市税の見積りですが、確かに現在は金額的に個人所得は増えるかと思いますが、社会保険料や税のアップなど、実際に使える可処分所得は厳しい状況があります。  また、本市の個人市民税の伸びについて、令和5年度以前は三、四億円となっておりましたが、令和6年度の当初の見込みが昨年度より1億8,595万6,000円の増ということで、納税義務者の伸び、すなわち人口の伸びに陰りが見えてきている傾向であるのかなというふうに思います。今後の対策を望むところであります。  当初予算というのは、市がこれまでの財政経過や経済情勢を見極めて計上していくわけですが、市の姿勢を現す意味で、市民各階層の生活状況を的確に捉え、経済的に苦しい方への自己責任感を持たせてしまうことのないように、スピード感を持った適切な対応を望みます。また、令和5年度では経済状況に応じて10回の補正予算を組み、対応しましたが、令和6年度も物価高の影響がどうなっていくのか、先が見通せない状況もあり、危惧いたします。今後も、補正予算が必要になってくるかなというふうに思います。同時に、補助金の運用だけでなく、独自の予算も使い的確なタイミングでの対応を望みます。  歳出面では、第6期基本構想・第1期基本計画の4年目となり、施政方針で示された具体的な事業について、子育て支援事業では医療的ケア児を介護する家族等へのリフレッシュを目的とした訪問型レスパイト事業、公的保育所における使用済み紙おむつ改修や処分開始での保護者の負担の軽減支援、さらにはこども医療費の支給対象を通院、入院とも18歳年度末までの拡大、これまで要望してきましたが、保護者の皆さんにも喜ばれるものとして評価をいたします。  教育関係では、引き続きの空調設備工事、勝瀬中学校と水谷中学校の長寿命化工事、高齢者にはeスポーツを加えたフレイル予防、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう高齢者あんしん相談センターなど、これまで取り組んでいる支援の強化、スポーツ文化関係では、多目的屋外スポーツ施設の整備の取組、障がい者スポーツ普及啓発、公共施設予約システムのキャッシュレス機能、またキラリふじみを中心とした文化芸術の振興の取組に期待いたします。  土地利用では、Bゾーン、水谷柳瀬川ゾーンの整備、橋梁の長寿命化、台風や集中豪雨などの自然災害による河川整備、ポンプ場の整備更新、地域の安心安全の確保、鶴瀬駅東西口の土地区画整理、今後のまちづくりでは、幹線道路の整備、特に東武東上線をまたぐ東西交通の立体化は、私も関係機関に働きかけながら、市としても実現に向けて取り組んでいただきたい。市内公共交通では、循環バス継続の対応を早急に求めるところであります。  新庁舎整備事業に関わる事業では基金の積立て、商工業分野では市内産業の活性化としてのプレミアム付き電子商品券事業、市の認知度の向上でのシティプロモーションの取組、危機管理では中央防災センターの整備での災害対応体制の強化を評価いたします。  以上、力強く前進していくための施策を含め、市政の先頭になって頑張ることを表明されています。期待するところであります。  最後に、多世代の様々な施策の中で、これらも住みやすい、住み続けたくなる富士見市に向けて取り組むとともに、子育てするなら富士見市でが定着する中で、学校給食の無償化も、未来を担う子どもたちに対する支援と、働きながら子育てしている世代の支援としても、さらなる施策を望みます。さらに、高齢者への施策が少なかったように感じられましたが、生活の厳しい声も多く聞いております。補助金待ちではなく、独自の予算で適時に補正を組んでいただき、人に優しい富士見市をさらに目指し、評価と指摘をいたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第30号に対する委員長報告は原案可決です。議案第30号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。                                      (午後 1時59分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 1時59分) ○議長(田中栄志) 次に、議案第31号 令和6年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 議案第31号 令和6年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきまして、日本共産党を代表し、反対の立場で討論させていただきます。  令和6年度の国民健康保険会計予算は94億9,087万1,000円と、物価高騰による景気の落ち込みと団塊の世代の後期高齢者医療制度への加入による被保険者の減少により、年々予算規模が減少している状況です。そのため、一般会計からの繰入れは法定外分で4億411万6,000円と、昨年度より増額したことは評価いたしますが、それでも市民の現状に合った繰入額とは言えません。  そもそも被保険者の保険税で運営をするという国民健康保険の構造上の矛盾があり、このままでは保険税額はどんどん引き上がっていく一方です。異常な物価高、加え2023年10月より導入されたインボイス制度により、多くの国民健康保険加入者が、さらに影響を受けています。今こそ高い国民健康保険税を引下げ、収入に応じた減税額にしていただくためにも、均等割の廃止、とりわけ子どもの均等割はなくしていただきたい。  富士見市で2020年度まで実施してきた多子世帯の均等割減免制度を拡充し、子育て世代の支援として条例減免制度を行うことを求めます。また、県の国民健康運営方針では、保険税水準の統一化が提案されておりますが、これ以上の保険税の引上げについては行えないという意思表示を県にも示すべきだと考えます。国民健康保険税滞納世帯数は1,448件と、年々減少はしておりますが、引き続き市民に寄り添った相談や支援をしていただくよう要望します。  また、国民健康保険税の一部負担金減免制度については、税の減免では生活保護基準の1.3倍であることから、窓口払いの減免について1.2倍という現状ですので、1.3倍に改善することを求めます。また、一部負担金減免制度の周知について、窓口でもさらなる周知をお願いいたします。  2024年10月からの健康保険証の廃止、マイナンバーカードへの一本化は、国民皆保険制度の根幹を揺るがす大問題です。当面は、資格確認書を申請なしで市民へ送付するということですが、それならば、これまでと同様の健康保険証でよいのではないかと考えます。また、医療機関でもマイナ保険証に関するトラブルは後を絶たず、現在も紙の健康保険証で確認し受診が可能となったケースが数多くあるとのことです。この問題については、市としても、市民、医療機関の声を丁寧に聞き取り、国に対して要望していただくとともに、健康保険証の廃止については見直すよう求めていただくことを要望します。  最後になりますが、全国知事会市長会が求めている国民健康保険会計への国庫負担の増額について引き続き要望していただくことを申し添えまして、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第31号に対する委員長報告は原案可決です。議案第31号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算について、日本共産党を代表しまして反対の立場で討論いたします。  来年度は、第9期富士見市高齢者保健福祉計画が開始となり、介護保険料段階を13段階から15段階へ増やす計画となっています。委員会の質疑でも明らかになりましたが、介護保険第1号被保険者の90%程度の方が上がる見込みであり、さらに低所得者層の保険料額も上がるという計画は重大です。令和4年度の介護保険料の滞納者数は335人と、令和3年度と人数は変わりませんが、第1段階から第3段階の滞納者数は、令和3年度117人から令和4年度133人と大きく増えています。この事実からも、物価高騰が長引く中での介護保険料額の増大は、とりわけ低所得者層へのさらなる負担となります。保険給付費準備基金の活用をさらに行うことや、一般会計からの繰入れを行って、保険料の値上げをやめるべきです。また、滞納者の方々に対しても、個々人の実態、事情に応じた丁寧な市の対応を求めます。  高齢者あんしん相談センターについては、来年度5圏域全てで5人体制となる見込みということですが、相談内容の複雑化や多様化が増す中で、さらなる人員体制の拡充を求めます。生活支援コーディネーターは、関係機関との連携、啓発活動、ニーズ把握など、重層的な支援体制を構築する上で要の役割を担っています。現在の市内2名体制を、今後少なくとも各圏域ごとに配置することが必要です。  介護職員の処遇改善については、国からの介護職員への処遇改善支援補助金を活用しながら進めていくべきです。特別養護老人ホームの待機者は、来年度100床の特別養護老人ホームを開所することで減少が見込めるとのことですが、高齢者率が増加していく中で、ますます特別養護老人ホームのニーズは高まっていくものと考えます。市としても、今後も待機者解消に向けて計画的に推進していただきたい。また、看護小規模多機能型居宅介護、24時間の定期巡回・随時対応型の訪問介護サービスなど、在宅の高齢者を支える介護サービスの充実も必須です。  現在、介護保険制度の危機がより深刻化しています。政府、厚生労働省は、来年度の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬を2から3%引き下げる予定です。しかし、全国の訪問介護事業所の36.7%、約1万2,600事業所は赤字状態であることが厚生労働省の調査で判明しています。昨年の訪問介護事業所の倒産は過去最多を更新しており、基本報酬が引き下げられれば、事業所の廃止、倒産に拍車がかかり、訪問介護サービスの基盤が根底から損なわれる危険があります。富士見市として、このような国の制度改悪を注視するのではなく、真に持続可能な介護保険制度の構築のために、安心して高齢者が市内で暮らしていけるために、国にしっかりと要求していっていただきたい、このことを求めまして討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 18番、勝山です。議案第32号 令和6年度富士見市介護保険特別会計予算について、会派草の根を代表して、指摘をして賛成の討論をします。  昨年度は、高齢者等実態調査も行われ、第9期富士見市高齢者保健福祉計画にも調査結果が反映されていると考えます。高齢者介護保険認定率も増加傾向にあること、医療と介護双方のニーズが高まっていることなどを踏まえて、きめ細やかで行き届いたサービスの展開を要望します。  また、介護予防では、新たにeスポーツを取り入れる予定です。大学生にもボランティアの声かけを行い、新たな通いの場を提供するということですが、いかに楽しいと感じ、通っていただくかは、最初が重要です。ぜひ楽しいという口コミが広がって、介護予防に新たな視点を取り入れてほしいということを申し添えまして、賛成の討論とします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第32号に対する委員長報告は原案可決です。議案第32号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕
    ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号 令和6年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 議案第33号 令和6年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算について、日本共産党を代表し、反対の討論をさせていただきます。  今回、保険料の改定により所得割が8.38%から9.03%へ0.65ポイント増、均等割が4万4,170円から4万5,930円へ1,760円の増、1人当たり7万9,614円から8万3,188円と3,574円の値上げとなっており、現在の物価高の中、年金は下げられる現状から考えますと、いかなる値上げも認めるわけにはいかないと考えます。  後期高齢者は、昨年10月から医療費が2割負担になった方も多く、影響について市はつかんでいないとのことでした。審議の中で、実態をつかんだほうがよいという指摘に対し、窓口で聞いていくということでしたので、ぜひ市民の声をつかんでいただき、国や県に対し、これ以上の負担増は行わないよう求めていただくとともに、年齢で区別するこの制度そのものの見直しを求めていただくことを要求し、反対の討論とします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第33号に対する委員長報告は原案可決です。議案第33号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立多数です。  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号 令和6年度富士見市水道事業会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  川畑議員。 ◆21番(川畑勝弘) 21番、川畑です。議案第34号 令和6年度富士見市水道事業会計予算について、日本共産党を代表して賛成の立場で討論を行います。  まず初めに、滞納者の閉栓の問題についてです。今回頂いた資料の中でも、まだ年度が終わっていないけれども、閉栓件数がかなり増えていました。富士見市は、閉栓件数に対して市民への対応は丁寧にやっているということで報告がありました。給水停止に至っては600人ぐらいあって、私生活ができているのかということが問題になり、本当に不安な状況です。水は生死に関わるので、そこが一番重要かというふうに思います。  こうした中で、生活困窮者の支援について、生活サポートセンターの連絡先を令和4年6月から記載をし、お知らせをしたということでした。令和4年度には、4名の方が福祉政策課へ案内され、そのうち1名が生活保護を受けるということでありました。しかし、依然として多くの件数があるため、窓口などでの重層支援体制の強化が求められます。これらの状況から、富士見市では水道の事情や生活困窮支援についての取組が重要視されており、さらなる連携と支援体制の強化が求められます。  水道料金の関係についてです。水道料金については、富士見市でも80%を超え県水を買うということで大変高くなっています。自己水を増やすという取組については井戸水の割合を増やすために、しかしながら富士見市では、亜硝酸態窒素等の除去が必要ということがあります。しかし、委員会の中でも、担当のところでも設置のための検討をしてきたということでありました。除去施設以外にも、亜硝酸態窒素を減らすための方策が科学技術の進歩により、今後可能性があるということもありました。ぜひとも精査していくことが提案されましたので、検討をしていただきたいというふうに思います。  また、料金についてです。独居の方なども多いことから、20立方メートル以下の基本料金を1立方メートルからの料金体制にするなど検討していただくとともに、水道料金の全体の引下げもぜひとも考えていただきたいというふうに思います。  老朽管の更新についてです。能登地震の中で、ライフラインが1か月以上つながらなかったという状況でありました。今後、基幹管路など更新率をぜひとも上げていただきたいというふうに思います。そして、令和6年度、今年度の新年度の上南畑地区の産業団地の整備についての送水管、配水管の布設の工事が行われる予定ということでありました。埼玉県企業局の事業であるため、なぜ市が行う必要があるかという問いに対し、富士見市上南畑地区産業団地に関わる浄水施設の設置工事に関する協定を締結したということでありました。全ての工事費用を県が負担するということも確認ができました。今後、注視していきたいというふうに思います。  東大久保浄水場の関係についてです。耐震工事を行ったということでありましたが、ここはかなりの老朽化ということから、今後水道ビジョンの見直しの中で、改めて検討していくということでありましたので、ぜひとも検討していただきたいというふうに思います。  以上、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第34号に対する委員長報告は原案可決です。議案第34号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号 令和6年度富士見市下水道事業会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  小川議員。 ◆20番(小川匠) 20番、小川です。議案第35号 令和6年度富士見市下水道事業会計予算につきまして、日本共産党を代表して賛成の立場で討論を行います。  今、下水道事業全体で求められているのは、元日の能登半島地震の発生を踏まえて、本市において下水道施設の地震対策の強化、これを一層進めることであると考えます。令和6年度、管路施設の耐震診断調査を実施するとの予算が計上をされておりますので、これを早急に実施をし、その結果を市民に明らかにして、一刻も早い耐震化の計画を立てるべきと考えるものです。  それから、下水道普及地域の未接続の問題ですけれども、水洗化活動を強化し、接続の障害となっている費用面などの相談に改めて丁寧に応じていただくことを求めるものです。また、雨水管の整備率が47.9%ということで、こちらは依然半分に達していない状況であります。毎年なかなか見通しが立ちませんけれども、目標を持って計画的に進めていただくことが必要だと考えます。  以上を述べて賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第35号に対する委員長報告は原案可決です。議案第35号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  木村議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議案第36号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬西口土地区画整理事業特別会計予算について、日本共産党を代表しまして賛成の立場で討論を行います。  今回、建物移転、道路築造工事などが完了し、換地処分などを進めていくという予算ですが、住民の意向に沿った対応を求めていってほしいと考えます。また、今年予定されている地番変更についても、地域住民に対し丁寧な説明と対応を求めます。  さらに、特8―1号線の進捗についてですが、市は引き続き関係地権者との交渉を進めていきますと、この間答弁をしている状況です。具体的な前進に向けて、関係者と協議をさらに進めていっていただきたい、このことを申し添えて討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第36号に対する委員長報告は原案可決です。議案第36号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算の報告に対して質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  根岸議員。 ◆4番(根岸操) 4番、根岸です。議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算について、無会派立憲として賛成の立場で討論いたします。  この事業は、令和5年度を完成目途としておりましたが、残念ながら期間内の完成はできず、令和9年度の換地処分を目指した延長となりました。現在の事業の進捗は、建物移転が99棟のうち97棟が完成し、残り2棟となりました。残り2棟の早期の移転を期待いたします。  また、駅前広場の工事も、駅前広場大屋根整備が完成し、一部を除きほぼ完成しました。駅からの連絡屋根の工事もほぼ完成の状況です。そして、駅前広場が広くなりました。同時に、歩行者や自動車、バス等の路面整備、さらにデジタルサイネージ電子掲示板で市内の案内もされ、富士見市の玄関口としての風格が感じられるようになってきました。これも、行政や地権者等の皆さんのご協力があってのことであり、感謝するものです。  さらに、旧富士ビルなどの解体後の道路整備や整地が行われており、今後のにぎわいの拠点となる場所としての整備に期待いたします。また、東口全体として鶴瀬東1丁目公園の供用の改修後、連日多くのお子さんや地元や通行者の皆さんからも利用がされております。さらに、鶴瀬駅東口まちづくり協議会で要望された権平川の暗渠化とともに遊歩道が完成し、県道と緑地がつながり、駅までの近道としても喜ばれております。  なお、周辺の開発が進む中で、未確定道路での事故や一方通行の逆走等があり、安全問題の解決についても引き続き行っていただきたいと思います。市民の皆さんも、鶴瀬駅東口が富士見市の玄関口にふさわしい、にぎわいのある中心市街地として、魅力あふれるまちを望んでいると思います。  現在も、ららぽーと富士見の玄関口でもあり、計画が進んでいる企業誘致での開発等で、駅利用者の数も増えてくると思います。ますますこの地域は重要になってきます。今後につきましても、行政、地元が一体となり、一日も早くの完成を要望いたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 小川議員。 ◆20番(小川匠) 20番、小川です。議案第37号 令和6年度富士見都市計画事業鶴瀬東口土地区画整理事業特別会計予算につきまして、日本共産党を代表して賛成の討論を行います。  事業の進捗状況といたしまして、建物移転が残り2棟とのことでありますけれども、これは昨年も同じことを言っておりまして、この1年間進捗を見ておりません。なかなか関係者の理解が得られていないという状況かと思います。改めて、丁寧な協議の下に、この事業を進めていただくことを求めるものであります。  鶴瀬駅東口周辺の変化は大変目まぐるしく、ロータリーの整備や大屋根の設置工事が今進められております。また、周辺の道路も整備され、人や車の流れが刻々と変わっております。交通安全対策の強化や、まちづくり協議会との連携、産業振興部門、商工業の関係者とも協働した周辺地域の整備を改めて求めたいと思います。  以上を述べて賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議案第37号に対する委員長報告は原案可決です。議案第37号は、委員長報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  以上で、常任委員会委員長の審査結果報告を終わります。 ○議長(田中栄志) ここで時間の延長をします。                                      (午後 2時27分) ○議長(田中栄志) 休憩します。                                      (午後 2時27分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 5時30分) △議会運営委員会委員長報告 ○議長(田中栄志) 休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、委員長から報告をお願いします。  議会運営委員会委員長。               〔議会運営委員会委員長 勝山 祥登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(勝山祥) 18番、勝山です。それでは、休憩中に議会運営委員会を開催しましたので、その内容についてご報告いたします。  議会運営について協議をしました。初めに、川畑副委員長より、会派代表者会議において3月13日の加賀議員による市政一般質問における発言について、会派代表者会議にて協議した報告を受けました。以上を踏まえ協議したところ、加賀議員に対し、議会運営委員会に出席を求める意見があり、委員外議員として加賀議員に出席いただきました。その際、加賀議員から、先日の市政一般質問で提起した点により、私の発言によって心を痛めた方がいらっしゃった。機会をいただけるのであれば、お一人お一人と真摯に向き合いたいと考えている。私の目標は、決して誰かを傷つけることではなく、全ての市民の人権が真に尊重され、守られる社会を目指したいと考えている。議会の運営に混乱をもたらし、多大な迷惑をかけてしまったことを心よりおわび申し上げるとのおわびがありました。  報告は以上です。議会運営に対する議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告とします。 ○議長(田中栄志) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。 ○議長(田中栄志) ここで、議員から提出された議案の公表を行います。  お手元に配付しました提出案件一覧(議員提出)のとおりですので、ご了承願います。 提出案件一覧(議員提出) 議第 1号議案 市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正する件について 議第 2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について 議第 3号議案 食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛り込むことを求める    意見書の提出について 議第 4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出について 議第 5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提出について 議第 6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 以上で提出案件の公表を終わります。  ここでお諮りします。議第1号議案から議第6号議案までの計6議案については、議事整理上、議案の朗読を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、議案の朗読を省略することに決定いたしました。 △日程第2 議第1号議案 市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正する件について ○議長(田中栄志) 日程第2、議第1号議案 市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正する件についてを議題とします。  提出者の勝山祥議員から提案理由の説明を求めます。  勝山祥議員。 ◆18番(勝山祥) 18番、勝山です。それでは、議第1号議案 市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正する件について。市長の専決処分指定事項に関する件(昭和48年議決第12号)の一部を改正したいので、別紙のとおり、富士見市議会会議規則第13条の規定により提出いたします。  なお、この議案に関しましては、議会運営委員会からの提案となりますので、賛成者には、副委員長の川畑勝弘議員、斉藤隆浩議員、関野兼太郎議員、山下淑子議員より賛成をいただいております。  それでは、提案理由を申し上げます。地方自治法の一部改正に伴い、市長の専決処分指定事項に関する件の一部を改正したいのでございます。  内容につきましては、市長の専決処分指定事項に関する件(昭和48年議決第12号)の一部を次のように改正するものです。  第4項中「第243条の2の2第8項」を「第243条の2の8第8項」に改める。  なお、付記といたしまして、この議決の効力は、令和6年4月1日から適用をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第1号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第1号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議第1号議案は原案のとおり可決されました。 △日程第3 議第2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 日程第3、議第2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者の木村邦憲議員から提案理由の説明を求めます。  木村邦憲議員。 ◆9番(木村邦憲) 9番、木村です。議第2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について提案理由を述べさせていただきます。  それでは、書面を読んで提案理由とさせていただきたいと思います。賛成者に、根岸操議員の署名をいただいております。      沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書  2023年12月20日、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、埋立て予定海域にある軟弱地盤の改良工事を追加する設計変更について、不承認を貫いている沖縄県玉城デニー知事の権限を奪い、所管の斉藤鉄夫国土交通大臣が代わりに承認する「代執行」に向けた訴訟について福岡高等裁判所那覇支部は沖縄県に対し承認することを命ずる判決を言い渡した。それに対し沖縄県は同判決を不服として2023年12月27日付で上告受理を申し立てた。  今回の辺野古新基地建設では、大浦湾にある埋立て予定海域に軟弱地盤が存在することが判明し、防衛省沖縄防衛局が地盤改良のための設計変更を申請していたが、玉城デニー知事は公有水面埋立法に基づき災害防止や環境保全対策が不十分として不承認にしていた。  福岡高等裁判所那覇支部は沖縄県が承認をしないことについて、2023年9月4日の最高裁判決により不不承認処分の公有水面埋立法違反が確定したため法令に違反し、国と沖縄県との対話は代執行等以外に取り得る方法とは認められず、普天間飛行場の危険性は生命、身体に大きく関わり、承認処分とせず放置することは甚だしく社会公共の利益を害することから、代執行の要求を満たすとして国の請求を認める形になっている。  しかし、この最高裁判決は不当判決と言わざるを得ない。辺野古の工事の設計変更申請を沖縄県が承認しないのは不当だと、沖縄防衛局は「私人」の立場で国に行政不服審査請求を行い、身内に当たる国土交通省がこれを認めて、沖縄県に承認するよう指示をしたためだ。最高裁判所は、国の言い分を認めたが、これは今後、全国どこの地方自治体に対しても影響を及ぼすことのできる論理を最高裁判所が宣言したものであり、その深刻さは計り知れない。  辺野古新基地の設計変更が承認されても米軍の運用開始までに12年かかるとされる。軟弱地盤の改良は難工事で、新たな環境保全措置が必要となる可能性もあり、一層大幅な遅延も見込まれる。「その間、普天間飛行場は固定化されることになり、何ら早期の危険性除去にはつながらない」のは明白である。  2019年2月24日、辺野古新基地建設をめぐって歴史的な「県民投票」が行われ、「埋立て反対」が7割を超え、沖縄県民は揺るぎない沖縄の民意を示してきた。  地方自治法において、代執行は「放置することにより著しく公益を害することが明らかであるとき」に限定されている。「著しく公益を害して」いるのは誰なのかが厳しく問われている。  よって、富士見市議会は、政府に対し、こうした状況下において、地方自治を守り、国に対して法治国家としての道理ある対応を求めるため、下記の3点を求める。                 記 1 辺野古の米軍新基地建設をめぐり、大浦港の埋立て予定海域にある軟弱地盤の改良工事に必要な設計   変更の承認を沖縄県に代わって行う「代執行」に向けた訴えを取り下げること。 2 沖縄県民の民意を重く受け止め、辺野古新基地建設を断念すること。 3 普天間基地の即時運用停止、閉鎖及び撤去について、アメリカ政府と速やかに交渉すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第2号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 7番、加賀です。議第2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について、会派草の根を代表して不採択の立場で討論を行います。  沖縄県民の意思と地方自治の権利を尊重することは非常に重要です。しかしながら、現在国家安全保障の観点から、地方自治と国防との間で適切なバランスを見つけることが求められています。日本の安全保障を守るために、今回の最高裁判決を尊重すべきだと考え、採択といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  根岸議員。 ◆4番(根岸操) 4番、根岸です。議第2号議案 沖縄県辺野古への米軍基地建設断念を求める意見書の提出について、無会派立憲として賛成の立場で討論いたします。  沖縄県は、玉城知事を筆頭に辺野古新基地建設の設計変更を承認せず、軟弱地盤がある大浦湾側の埋立て工事を止めてきた。しかしながら、新基地建設を強行する政府側が、県知事に代わって計画変更を承認するよう代執行を求め、提訴した。そもそもこの軟弱地盤を含めた工事は、今後どのくらい経費がかかるものか明確にはなっていない。そして、福岡高等裁判所那覇支部は国の主張を認め、知事に対して変更申請を承認するよう命じた。訴訟では、代執行の要件である著しい公益侵害が明らかかが争点となった。県側は、辺野古新基地建設に反対する明確な沖縄県民の民意こそが公益であると主張したが、司法は普天間飛行場の危険性を放置することは社会公共の利益を侵害すると、国側の主張を丸のみにする形で認めた。そして、県民の民意については、県民の心情は理解できるとしつつ、法律論として考慮し得るものとは言い難いとした。司法までもが政府による辺野古新基地建設反対の民意や、憲法に保障された地方自治の本旨を奪い取る代執行を追認した。そして、政府は代執行を強行した。この代執行が前提となり、今後他の基地建設などにおいても自治体は国の言いなりとなり、地方自治は失われてしまうのではないか。これは、沖縄県だけの問題ではなく、他自治体等の決定権が奪われてしまうおそれがある。  以上を述べ、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第2号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立少数です。  よって、議第2号議案は否決されました。 △日程第4 議第3号議案 食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛り込むことを求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 日程第4、議第3号議案 食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛り込むことを求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者の宮尾玲議員から提案理由の説明を求めます。  宮尾玲議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議第3号議案 食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛り込むことを求める意見書の提出についてにつきまして、裏面を読んで提案とさせていただきます。なお、賛成者に根岸操議員の署名をいただいております。      食料・農業・農村基本法改正に伴い、基本法に「種子の自給」を盛      り込むことを求める意見書  コロナ禍以降、世界各地の紛争や気候変動、円安などにより、輸入頼みには大きなリスクがあることが明らかとなり、中でも食料の自給は多くの国民の関心事となっている。特に種子は農業にとって基本的で不可欠の要素であり、その自給が危うければ、食料の自給も万全とは言えない。一方、これまで公的に守られてきた種子の自給、つまり各地方の試験場と採種農家が連携し、その土地の気候や風土に合った優良な種子を生産してきた技術は担い手の高齢化等で失われつつある。地域の環境で生物多様性に沿う種子は一度失われたら取り戻すことは難しく、他の生産資材とは一線を画するものである。  よって、富士見市議会は、国会及び政府に対し、「食料・農業・農村基本法」改正において、下記の事項を実現されるよう強く要望する。                 記 1 「食料・農業・農村基本法」改正に「種子の自給」を盛り込むこと  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第3号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第3号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 採決の結果、可否同数であります。  よって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長裁決といたします。議長は否決とします。  よって、議第3号議案は否決されました。 △日程第5 議第4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 日程第5、議第4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者の小川匠議員から提案理由の説明を求めます。  小川匠議員。 ◆20番(小川匠) 20番、小川です。議第4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出についてご提案をさせていただきます。賛成者に、根岸操議員のご署名をいただいております。  それでは、本文を読み上げてご提案をさせていただきます。     金権腐敗政治を一掃することを求める意見書  政治家が、政治資金パーティーの名で脱法的に企業・団体献金を長期にわたって集めながら政治資金報告書に記載せず裏金をつくっていたことが次々と発覚し、大きな問題となっている。  物価高騰の下で多くの国民が暮らしを守るために必死の努力をしている中、政治家が裏金づくりをしていたことに怒りは頂点に達している。  金権腐敗政治の根を断つためには、企業・団体による政治資金パーティー券購入を含め、企業・団体献金の全面禁止が必要である。  誰がこのシステムをつくり、裏金は何に使われたのか、全容解明なくして国民の政治に対する不信を解消することはできない。関わった全ての政治家が真実を説明することが求められている。  よって、富士見市議会は、国会及び政府に対し、下記の対策を講ずるよう強く求める。                 記 1 政治資金パーティー券購入を含めて、企業・団体献金を全面的に禁止すること 2 裏金づくりに関与した政治家全員が真実を説明する場を設けること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第4号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。  根岸議員。 ◆4番(根岸操) 4番、根岸です。議第4号議案 金権腐敗政治を一掃することを求める意見書の提出について、無会派立憲として賛成の立場で討論いたします。  本年1月7日、自民党池田佳隆衆議院議員が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。2022年までの5年間の政治資金収支報告書に、派閥から環流を受けたパーティー収入約4,800万円を記載しなかった疑いである。その後も、国会議員が政治資金パーティーに関する収入の一部が記載されていなかったとして、いわゆる裏金疑惑が指摘されている事案が毎日のように報道されている。そのことによる政治に対する不信感が広がっている。そもそも政治資金規正法は、公開を含め政治活動が国民の監視と批判の下に行われ、公正の確保と民主的政治を目的としている。いみじくも、物価高や確定申告の時期であったこともあり、多くの国民から、法の趣旨から逸脱した政治資金の取扱い方に不信と怒りが増大している。先日、政治倫理審査会が開催され、裏金に関わるとされている中心的な立場の議員が招致されましたが、自分は関わっていない、大事なところは記憶にないの連発で、全容の解明には程遠い状態であり、政治の在り方さえも問われている。今後、裏金に関わった全ての政治家の説明責任と、虚偽の発言をすると罪となる証人喚問などに移行し、全容の解明をしなければならない。そのことを申し述べ、賛成の討論といたします。 ○議長(田中栄志) 伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議第4号議案について、一部意見を申し上げて討論を行わせていただきます。  意見書の案文にある政治資金パーティー券購入を含めて、企業・団体献金を全面的に禁止することというのは、我が党も掲げているところでございますが、しかし、永田町界隈をすぐいけば、もう既にこの政治資金パーティーに代わる企業、団体からの資金集めのスキームは既に考案され、共有されているところでございます。具体的には、政党や政治団体がグッズの販売や機関紙の発行事業などにより、事業を行うことが可能でございます。既に2万円のパーティー券が売れなくなれば、缶バッジ1個を1万円で企業に買ってもらう、そんな話を結構聞くところでございます。例えば機関紙発行事業については、企業へ機関紙をまとめて買っていただくというだけではなく、広告料という形で企業からお金をいただくということが可能です。しかも、こちらは政治資金収支報告書に、1年間のその事業の収入の総額を1行書くだけで可能でございまして、この収入の明細を、例えばどの企業から幾ら広告料をもらっただとか、そういったことを書く必要がないわけでございます。こうした点についても、しっかりと対応が必要であるかと考えます。  また、政党や政治団体の機関紙は、特定商取引法、旧訪問販売法は適用されないという課題もございます。例えばこれからパーティー券の代わりに新聞を買ってくれというお願いがあっても、消費者は政党の機関紙、政治団体の機関紙であれば、クーリングオフをしようと思ってもできない。また、一般の新聞であれば、断った場合は繰り返しの訪問販売はできませんが、こういったことも政治団体の後援会の会報であれば可能と、この点も是正が必要であるかと考えます。  機関紙発行事業は、法人税法施行令第5条第1項第12号の括弧書きが今適用されて、非課税になっていると伺っております。これは、億単位の収入を上げていてもでございます。政治資金パーティーが非課税であり、税務当局のチェックがなかったことが裏金づくりの誘因となり、また物販のように本来は課税対象とされるべきものでさえも、国税庁が政治活動に対する配慮からちゅうちょし、適切に徴収されていないケースがあると考えられております。しかし、政治家、政治団体による政治活動だから税制上も優遇されるといった根拠法令は、我が国には存在せず、このような状況は、政治家に対する特権的扱いとも言え、平等な税制の観点からも見直しが必要でございます。  さらに言えば、政治と金の問題を解決するためには、お金がかからない政治を実現することが必要ですが、まず政治にお金がかかる要因の一つは、衆議院の解散権が事実上総理1人にあり、総理大臣の任意の時期に衆議院の解散が可能である。これによって、多くのほとんどの国会議員は常在戦場を強いられ、それに伴い人件費、事務所費、様々な費用が発生している点です。憲法審査会を開き、解散権の在り方についてもしっかり議論を行うべきであると考えます。  また、我が国では長きにわたり議論されてきたにもかかわらず、政党そのものを規定する確たる法律は存在しておりません。そのため、政党運営に当たっては、政治資金規正法や政党助成法など、個別法にのっとるほかなく、資金面、組織面等の諸規制が有機的に結合できていない、これが政党の公共性を曖昧なものにし、そのガバナンスを失わせてきた面があるという指摘もございます。  ドイツでは、ドイツの憲法に当たるドイツ連邦共和国基本法の第21条、また身近なところでお隣の韓国でも大韓民国憲法の第8条に政党についての規定があり、それに基づいて政党法が制定されております。こうした点についても、議論が必要であると考えるところです。  最後に、暗殺された安倍元総理は、自民党幹事長時代には、それまで現金手渡しだった盆暮れの氷代、餅代と呼ばれる議員へ党からの支給の現金を党内の反発を振り切り、現金手渡しから銀行振込にするなど政治資金の透明化に取り組み、また今回問題になっている政治資金パーティーの還流は、派閥会長に就任し、この動きを把握した後、直ちにやめるよう指示をされたことが報道されておりますが、残念ながら安倍元総理の暗殺後、元に戻されてしまいました。安倍元総理の名を冠する派閥で、安倍元総理の遺志を無視する形でこのような慣行が行われていたのは、安倍元総理を敬愛する国民の一人として、大変残念に思うところでございます。一日も早くこの事態が解決され、政治が国民の信頼を取戻し、そしてそのために必要な法整備がしっかりと行われることを求めまして、討論といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第4号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立全員です。  よって、議第4号議案は原案のとおり可決されました。 △日程第6 議第5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 日程第6、議第5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者の川畑勝弘議員から提案理由の説明を求めます。  川畑勝弘議員。 ◆21番(川畑勝弘) 21番、川畑です。議第5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提出についてです。  賛成者に、根岸操議員よりご署名をいただいております。裏面を読んで提案をしたいと思います。  国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書  令和6年1月30日にまとめられた法務省法制審議会家庭法制部会の家族法制の見直しに関する要綱案では、離婚後の子どもの養育に関する制度について、父母どちらかの単独親権のみと定めた現行民法を改正し、共同親権を選べるようにするとした。離婚の際に父母の協議で単独親権か共同親権を選び、家庭裁判所が明確な「子どもの利益を害する事情」を見つけられない場合には父母の合意なくとも共同親権を命じ得るとした内容である。共同親権となった場合は、進学や病気の長期治療、転居といった重要事項は、父母が話し合って決めるとしている。  しかし、そもそも協議自体が困難であったり、合意がスムーズにいかない関係の場合、円滑な共同親権が可能なのか疑問である。離婚後も相手との関係が強制的に継続することになり、意思決定を混乱させ、子どもの利益を害し、子どもの福祉に反するおそれがある。  虐待やドメスティック・バイオレンス(DⅤ)のおそれがある場合は、家庭裁判所が単独親権を決定できるとしたが、DV被害者側からは「力関係に差があり対等に話し合えない」「子どもの安全を守れない」など、共同親権に反対する意見は根強い。家庭内の「密室」で起きるDVは顕在化しにくい。表面化しない暴力は証明が難しく、個別のケースで家庭裁判所が共同親権の可否を判断できるのか疑問である。配偶者暴力防止法といった被害者保護の法整備や支援態勢は未整備のままである。DV加害者との接点が残れば、子どもへの悪影響は続く。そもそも法制審議会は全会一致を慣行としてきたがDV・虐待の専門家の賛成多数で決まってしまい(21人中3人が反対)、またパブリックコメント等当事者からの声を反映していない状況である。  なお、父母の協力関係があれば、共同親権でなく現行法でも、共同の子育ては可能で、実際に離婚後でも、父母の家を行き来するなど、協力して子育てをしている事例は多くある。  よって、富士見市議会は、政府に対し、DVや虐待の被害者の保護、子どもの利益を最優先するためにも、これら懸念の声に耳を傾け、現行の単独親権制度から共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第5号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  伊勢田議員。 ◆5番(伊勢田幸正) 5番、日本維新の会の伊勢田でございます。議第5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書については、反対の立場で討論をいたします。  日本維新の会は、子どもの福祉、最善の利益の確保のため、主要先進国で法制化されている共同親権、共同養育については、ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力被害者保護と、DVに対する施策の推進や法整備を行いつつ制度の構築を目指しますと政策に掲げているところでございます。本邦では、毎年約20万人の未成年の子どもが親の離婚に直面しており、離婚を経験した子どもは、非同居親と関係が希薄化し、経済的にも、ひとり親になることによって困窮するケースが圧倒的に多く、その背景として、離婚時に親権を父母どちらか一方のみに定めなければならない単独親権制度があることは従来から指摘をされてきました。  親権には、権利だけではなく、子どもを養育する義務が含まれています。そして、父母は離婚したとしても、親は親、子は子であり、親は子の利益のために子を養育する義務を当然果たさなければなりません。そのため、現行民法の一律離婚後単独親権を改め、DVや虐待がある場合などを除き、子の最善の利益のために父母が共同して子を養育することを原則とした法体系を整備するべきと考えております。  今回、国会に提出された民法改正案に関しては、第117条の12で父母の責務として、子の人格の尊重と養育扶養の義務が明記され、同時に父母は婚姻関係の有無にかかわらず、子の利益のため互いに人格を尊重し、協力しなければならないと規定するなど、現行民法が親権について、成年に達しない子は親の親権に服するとしていた考え方から、子の最善の利益のための親権行使という立場に立脚しているものでございます。  一方で、本改正案では父母が離婚する際の親権に関しては、その双方または一方を親権者と定めると、共同親権を選択可能とする規定であり、本改正を経ても協議離婚においても、単独親権を選択することが可能であり続けます。  本政府案については、幾つか課題も指摘されております。裁判所での離婚の場合において、どのような場合に共同親権でなく単独親権となるのかが見通せていないことや、監護者を別に定めることができる法の立てつけになっている点に関しては、単独親権の維持を望む方と、共同親権の実現を望む方の双方から不安の声が上がっています。  また、本法案には他の共同親権を取っている先進国のような、離婚に際し養育計画を策定することや、あるいは親権に関する講座を受講することを義務づけるような規定はないため、特に離婚時の父母の間に葛藤が高まっているような場合に、十分な夫婦間の協議が行えず、親権や監護に関する理解さえ十分でないまま、とかく離婚をしてしまうというケースがある際には、今回の民法改正案が成立したとしても、是正ができないという指摘もございます。  加えて、離婚前後に父母が子の養育監護に関する講座を受講できる機会を全国で政府が確保したり、専門の相談員を配置するなどして、離婚後に父母が適切な形で共同して子を養育する責任を果たせるよう、事前の契約や計画の取組を促し、支援していく取組を政府が大幅に強化する必要性も指摘されております。  最後に、家族に関する法律は、個人の人生に直接大きな影響を与えるため、とかく議論が先鋭化し、感情的になったりすることが懸念されます。本法案審議に関しても、特に冷静な議論が望まれることは言をまちませんが、何よりも重要なことは、子の利益のために何が望ましいのかという視点に常に立ち返ることだと思います。  日本維新の会は、その本質からぶれることなく、様々な立場からの意見に真摯に向き合いながら、引き続き本法案の審議に誠心誠意国会で取り組んでいくことを申し上げまして、討論の結びとさせていただきます。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 19番、今成です。議第5号議案 国に対して共同親権制度への法改正を拙速に行わないよう求める意見書の提出について、会派草の根を代表し、反対の討論をいたします。  現行法においては、離婚時の親権は父母のどちらか一方を指定する単独親権に限られていましたが、法制審議会は要綱案の中で、共同親権も選択できる形を提示いたしました。単独親権では、親権での争いが長期化することも多々あり、子どもの精神的負担が大きいものとなります。また、かねてから問題となっている養育費の取決めをせずに離婚した場合は、一定額を請求できる新たな制度も盛り込まれております。  今回の改正は、DVや虐待があった場合は、裁判所の判断により単独親権となります。全てが共同親権となるものではありません。父母が離婚後も適切な形で子どもの養育に関わり、責任を果たすことは重要であり、あるべき姿であると思います。共同親権、単独親権の選択は、子どもの利益の観点から最善の判断をすべきと考えますし、その選択肢が増えることは必要なことであると考えます。  よって、本意見書には反対といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第5号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立少数です。  よって、議第5号議案は否決されました。
    △日程第7 議第6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出について ○議長(田中栄志) 日程第7、議第6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出についてを議題とします。  提出者の宮尾玲議員から提案理由の説明を求めます。  宮尾玲議員。 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。議第6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出についてにつきまして、賛同者に根岸操議員、伊勢田幸正議員のご署名をいただいております。それでは、裏面を読んで提案とさせていただきます。     ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書  ゲノム編集とは、生物が持つゲノム(DNA内の遺伝子情報)上の狙った箇所を切断して突然変異を誘発し、植物の性質を変化させる技術である。日本では2019年(令和元年)にゲノム編集食品の販売が解禁され、2021年(令和3年)9月には、ゲノム編集技術を用いて血圧上昇を抑えるアミノ酸の一種「GABA(ギャバ)」の含有量を数倍に高めた「GABAトマト」が販売された。これらを取り扱う企業により、普及のために介護福祉施設や小学校への苗の無料配布が計画されている。政府はゲノム編集食品については、従来の育種技術を用いたものとの判別が科学的に困難であることなどを理由に、食品表示や安全性審査を法的に義務付けないとしている。ゲノム編集食品は、健康維持を目指した食品やアレルギーが起きにくい食品の開発など、消費者にとってメリットがもたらされる可能性がある一方、ゲノム編集の過程で、目的遺伝子以外のDNAが破壊される「オフターゲット作用」や、ゲノム編集した細胞と通常の細胞が混在することによる健康や環境への長期的な影響はわかっておらず、今後の知見の集積や社会的検証が必要である。EUでは、ゲノム編集は遺伝子組換え食品と同等のリスクを持ち得るとして、厳しい規制がかけられている。  よって、富士見市議会は、政府に対し、消費者の知る権利や選択する機会を確保するため、安全性審査の実施や、その表示等を含めた消費者への情報提供の在り方について、下記のとおり要望する。                 記 1 ゲノム編集については消費者に丁寧な説明を行うこと 2 ゲノム編集技術で作られた作物等について、厚生労働省に届出を実施し、安全性審査を行うこと 3 ゲノム編集技術で作られた作物等、及びこれを原料とする食品について表示をすること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 直ちに質疑を受けます。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 質疑がなければ、質疑を終結します。  ここでお諮りします。議第6号議案については、富士見市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  初めに、反対の討論を許します。  熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 8番、熊谷です。議第6号議案 ゲノム編集食品に関する適切な表示等を求める意見書の提出について、会派草の根を代表して反対の立場で討論をいたします。  ゲノム編集食品の表示について、消費者に食品に対する不安を与えないようにはすべきですが、消費者の安全と利益を守るためには、表示義務に関する科学的根拠が十分に確立され、消費者に正確に情報が伝わる仕組みが整っていることが重要と考えます。現時点では、議論の蓄積が不十分であると考えますので、反対の立場といたします。 ○議長(田中栄志) ほかに。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 賛成の討論を許します。               「なし」の声 ○議長(田中栄志) 討論がなければ、討論を終結します。  これより採決します。  議第6号議案は原案のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中栄志) 起立少数です。  よって、議第6号議案は否決されました。 △日程第8 閉会中の継続調査の申し出について(総務常任委員会) ○議長(田中栄志) 日程第8、閉会中の継続調査の申し出について(総務常任委員会)を議題とします。  総務常任委員会委員長から、所管事務のうち、お手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、年間テーマに基づく事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。総務常任委員会委員長からの申出について、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、総務常任委員会委員長の申出について、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第9 閉会中の継続調査の申し出について(文教福祉常任委員会) ○議長(田中栄志) 日程第9、閉会中の継続調査の申し出について(文教福祉常任委員会)を議題とします。  文教福祉常任委員会委員長から、所管事務のうち、お手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、年間テーマに基づく事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。文教福祉常任委員会委員長からの申出について、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、文教福祉常任委員会委員長の申出について、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第10 閉会中の継続調査の申し出について(建設環境常任委員会) ○議長(田中栄志) 日程第10、閉会中の継続調査の申し出について(建設環境常任委員会)を議題とします。  建設環境常任委員会委員長から、所管事務のうち、お手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、年間テーマに基づく事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。建設環境常任委員会委員長からの申出について、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、建設環境常任委員会委員長の申出について、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第11 派遣第6号 議員派遣について ○議長(田中栄志) 日程第11、派遣第6号 議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。お手元に配付したとおり、埼玉県立富士見高等学校との協働事業(広報広聴委員会)に出席するため、富士見市議会会議規則第166条の規定により、議員を派遣することについてご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、議員を派遣することに決定しました。  なお、この際お諮りします。ただいま議決した議決事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任されたいと思いますが、ご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(田中栄志) ご異議なしと認め、議決事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任することに決定しました。 △議長諸報告 ○議長(田中栄志) ここで、議長諸報告を行います。  議員派遣決定要求書及び議員派遣報告書について報告します。令和6年2月2日に実施しました、埼玉県立富士見高等学校との協働事業(広報広聴委員会)への出席のため、閉会中に議員派遣決定要求書が提出されましたので、富士見市議会会議規則第166条の規定により、議長において議員の派遣を決定しました。その議員派遣決定要求書及び議員派遣報告書の写しをお手元に配付しましたので、ご了承願います。  議員派遣報告書について報告します。令和5年12月20日に議決しました、派遣第4号による議員派遣として、建設環境常任委員会意見交換会(空き家の利活用について)、建設環境常任委員会議員研修会(富士見市の農業の現状と課題)、総務常任委員会意見交換会(投票率の向上及び主権者教育の現状と課題について)、文教福祉常任委員会意見交換会(部活動の地域移行について 部活動支援に携わる方々の見えるやりがい・課題)及び建設環境常任委員会意見交換会(持続可能な富士見市の農業を目指して)並びに令和6年2月27日に議決しました派遣第5号による議員派遣として、富士見市消防団(女性消防団員)への取材(広報広聴委員会)について、その報告書の写しを配付してありますので、ご了承願います。  次に、監査委員から令和6年1月分の例月出納検査結果報告が提出され、その写しをお手元に配付しましたので、ご了承願います。 △会議録調製 ○議長(田中栄志) 今定例会の会議録の調製につきましては、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。 △閉会の宣告 ○議長(田中栄志) 以上で今定例会に付議された案件の審議は全て終了しましたので、令和6年第1回富士見市議会定例会は、これをもって閉会とします。                                      (午後 6時23分)...