富士見市議会 > 2023-06-15 >
06月15日-07号

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  1. 富士見市議会 2023-06-15
    06月15日-07号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年  第2回 定例会           令和5年第2回定例会議事日程(第7号)                                 令和5年6月15日(木曜日)                                 午前9時30分 開議日程第 1 市政一般質問      質問順      17 熊 谷   麗      18 勝 山   祥      19 今 成 優 太散   会出席議員(21名)     1番   小  泉     陽         2番   田  中  栄  志     3番   佐  野  正  幸         4番   根  岸     操     5番   伊 勢 田  幸  正         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   熊  谷     麗     9番   木  村  邦  憲        10番   宮  尾     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   篠  田     剛    15番   篠  原  通  裕        16番   山  下  淑  子    17番   深  瀬  優  子        18番   勝  山     祥    19番   今  成  優  太        20番   小  川     匠    21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  危機管理監   古  寺  優  一      総 務 部長   古  屋  勝  敏  政 策 財務   水  口  知  詩      協 働 推進   新  山     司  部   長                   部   長  市 民 部長   塩  野  英  樹      子ども未来   小 日 向  哲  也                          部   長  健 康 福祉   鈴  木  貴  久      経 済 環境   渋  川     久  部   長                   部   長  都 市 整備   新  井  雅  彦      建 設 部長   森  田  善  廣  部   長  事 務 代理  協働推進部   下  田  恭  裕      会計管理者   佐 々 木  恵  司  副 部 長兼                   兼会計室長  文 化 ・  ス ポ ーツ  振 興 課長  事 務 取扱  監 査 委員   岡  部     泉      教 育 長   山  口  武  士  事 務 局長  教 育 部長   磯  谷  雅  之      学校統括監   武  田  圭  介本会議に出席した事務局職員  局   長   近  藤     徹      次   長   野  本  和  宏  主   査   西  澤  康  美      主   任   戸  谷     薫  主   任   幕  田  祐  二      主   任   伊  藤  沙 耶 子 △開議の宣告 ○議長(田中栄志) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和5年第2回富士見市議会定例会第17日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(田中栄志) お手元に配付した議事日程(第7号)に従って議事を進めます。 △日程第1 市政一般質問 ○議長(田中栄志) 日程第1、市政一般質問を行います。  昨日は、質問順16番、村元寛議員の質問まで終わっておりますので、本日は、質問順17番、熊谷麗議員の質問を許します。  熊谷麗議員。               〔8番 熊谷 麗登壇〕 ◆8番(熊谷麗) 8番、熊谷です。皆様、おはようございます。熊谷麗でございます。朝早くにもかかわらず、傍聴にお越しくださった皆様、いつもありがとうございます。また、インターネット中継を御覧いただいている皆様にも感謝申し上げます。本日は、今定例会の一般質問最終日です。私の後には、1年ぶりの一般質問をされる勝山議員が控えていらっしゃいます。どんと構えてご自身の場に備えていただけるよう、しっかりと質問をしてまいりたいと思いますので、執行部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  今回は、大きく3つの項目について質問をさせていただきます。大きな1番、未就学児の発達障害について。発達障がいとは、発達障害者支援法において自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するものと定義されています。また、厚生労働省の省令で定められているトゥレット症候群や吃音も発達障がいに含まれます。厚生労働省や文部科学省の調査では、注意欠陥・多動性障害や自閉症がここ10年間で3倍以上にも増えているという調査結果が出ております。少子化が進む中で発達障がいの子どもが増えている理由には、発達障害者支援法が定められたことにより、多くの人に発達障がいへの認識が広がったことや、それまでは落ち着きのない子などと考えられていた子どもにも、はっきりと診断がつくようになったことが大きいと考えられます。発達障がいは、なるべく早い段階で適切な支援が得られるように、まずは早期発見が重要であると言われています。発達障害者支援法においても、発達障がいの早期発見への留意が必要である旨が定められています。そこで今回は、未就学児に対象を絞って質問をさせていただきます。  (1)、市内の現状について伺います。市が把握している未就学児の発達障がいに関する過去5年間の相談件数と内容について伺います。  (2)、みずほ学園職員による巡回相談状況について伺います。みずほ学園では、通園児以外のお子さんを対象に、職員による保育園や幼稚園などの子育て支援機関への巡回相談を行っています。この巡回相談は、配慮を必要とする子どもの様子を見てもらったり、相談ができたりと、とても心強いものであると保育関係者から伺っております。ある民間保育園では、年に2回巡回に来てもらっているが、新型コロナウイルス感染症の影響でここ数年相談できる件数や巡回方法に変化が生じていると伺いました。そこで、コロナ以前とコロナ以降の巡回相談状況について伺います。  (3)、相談窓口の対応について伺います。現在、相談窓口として障がい福祉課、みずほ学園、子ども未来応援センターが担当されているかと思いますが、相談があった際、実際どのような対応をされているのか伺います。  (4)、加配制度の拡充について伺います。幼稚園や保育園などでの加配とは、集団生活への参加が難しい障がい児や発達の遅れが気になる子など、配慮を必要とする子どものサポートをするために、通常の職員数に加えて担当者を配置することを意味します。加配の先生をつけることで生活全般のお世話や集団生活への援助など、その子に合わせた個別対応が可能となり、子どもが抱える困り事についてのサポートを期待できます。そこで、保育園や幼稚園などでの加配を行っている園での子どもの園生活について伺います。  厚生労働省が出している全国の障がい児保育の受入れ実施状況の資料を見ますと、障がい児の受入れ施設は年々増加傾向にあることから、これからも加配の職員の需要が高まることが予想されます。加配をつけるための明確な条件はありません。主な判断基準として、医師の診断の下、保護者からの申請によるものや保育所等の判断で独自に加配を行っている場合もあります。保育園側が加配を自費で行う場合、その負担は年間数百万円レベルになると試算が出ています。これはかなりの負担となります。そこで、加配制度には自治体によって補助金を支給している場合があります。そこで、当市の加配制度に対してどのような補助金があるのか伺います。  大きな2番、AEDについて。AEDとは、自動体外式除細動器の通称で、急な心疾患によって心室細動と呼ばれる突然の不整脈に電気ショックを与えることで、心臓を正常な状態に戻すための機器です。急に人が倒れて意識を失った場合、心室細動を起こしている可能性があり、救急車の到着や病院へ搬送されるまでの間、救命措置を行うために使用される重要な医療機器です。日本では、2004年7月より一般市民によるAED使用が許可されました。音声ガイド機能や搭載した液晶ディスプレーでの指示など、一般の人でも適切に使用できるよう設計されています。しかしその一方で、総務省消防庁の令和3年版救急救助の現況によると、令和2年の1年間に一般市民に目撃された心原性心肺機能停止傷病者2万5,790人のうち、AEDが使用されたのは1,092人と僅か4.2%にすぎないというデータが示されています。その理由として、AEDの数の不足、設置場所が市民に周知されていないなどが挙げられています。心臓が停止すると、4分以内に脳障がいが発生すると言われています。心肺蘇生法は、血流を確保して脳障がいの発生を遅らせますが、心臓のポンプ機能を正常に戻すためには除細動が不可欠です。傷病者の蘇生、社会復帰の確率を高めるためには、心停止から5分以内の除細動の実施が必要とされています。命を救う救命の連鎖を支える大事な一つがAEDです。  そこで(1)、設置状況について伺います。現在、市内に何か所AEDを設置しているのか伺います。また、市のホームページにはAED設置場所一覧が掲載されておりますが、新たに設置箇所が増えた際、その都度更新しているのかどうか伺います。  (2)、普及啓発に向けての取組について伺います。市では、多くの市民が参加する行事で参加者などが心肺停止の状態に陥った場合などに備え、行事の主催団体に無料でAEDの貸出し事業を行っておりますが、過去5年間の貸出し実績について伺います。市では、小中学校をはじめ、市内公共施設へのAED設置を積極的に進めていますが、市内全体を見ると、まだ設置している施設は少ないと考えます。AEDの設置は、市民の貴い命を守ることにつながることだと思います。とはいえ、AEDの導入には初期費用だけでなく、パッドやバッテリーなど消耗品のランニングコストがかかることが一般的なため、費用を理由に導入に踏み切れないケースも少なくありません。  そこで、民間施設へのAED設置促進への取組として補助を行っている自治体もありますが、当市での検討状況について伺います。  (3)、救命講習の受講機会の増加に向けた取組について伺います。先ほども申し上げましたが、AEDは一般の人でも操作できるよう設計されています。市のホームページにも誰でも使用できる旨の記載がありますが、実際にその場に遭遇した際、迅速に行うには事前に操作の体験をしていることは重要であると考えます。救命講習の機会を増やし、一人でも多くの市民が受講し、実際にAEDを作動させてみることが大事であると考えますが、市の見解を伺います。  大きな3番、みずほ台地区の課題について、(1)、みずほ台駅へ向かう通りにベンチの設置をについて伺います。みずほ台駅周辺にはスーパーや八百屋などがあり、徒歩で利用している住民も多くいらっしゃいます。高齢者や小さなお子さんを連れた保護者から、途中に少しでも休憩できるベンチがあると助かるのだけれどもというお声を聞きます。駅へ向かう通りにベンチの設置をすることについて市の見解を伺います。  (2)、ムクドリ対策について伺います。毎年この時期になるとムクドリ対策を求める市民の声を多く聞きます。ムクドリは群れで行動するため、近隣住民や店舗の方々を悩ませています。前提として、ムクドリは鳥獣保護管理法に保護されています。許可なく捕獲、駆除することは禁じられています。そこで、追い払うことや寄せつけないといった対応になり、根本的な解決には至っていないのが現状です。市が樹木の伐採やムクドリが苦手とする音の発生などで対策を講じていただいていることは理解しています。それでも毎年声が上がるこの課題に対して、市の見解を伺います。  壇上からの質問は以上です。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁をお願いします。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) おはようございます。よろしくお願いいたします。議員ご質問の大きな1点目、未就学児の発達障害についての(1)、市内の現状についてお答えいたします。  障がい福祉課で受けた過去5年間の相談件数は、平成30年度が315件、令和元年度429件、令和2年度377件、令和3年度421件、令和4年度467件でございます。主な内容は、幼稚園や保育園の先生から、言語、情緒、運動、指摘等の発達の遅れを指摘され、障がい福祉課での相談を進められるケースや、障がい福祉課が実施する医師による療育相談を希望されるケース、また既に医師や心理士へ相談をして発達障がいを指摘されたことで、民間の児童発達支援事業所でトレーニングを受けたいというご相談や言語聴覚士による言語相談を受けたいというご相談などがございました。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) おはようございます。よろしくお願いいたします。続きまして、熊谷議員ご質問の大きな1点目の(1)、市内の現状についてお答えいたします。  みずほ学園の過去5年間の相談件数につきましては、障がいや発達の遅れ全般に係る相談の延べ件数になりますが、平成30年度は506件、令和元年度は543件、令和2年度は551件、令和3年度は648件、令和4年度は456件となっております。内容につきましては、言葉の遅れや運動発達の遅れ、対人関係のつまずき、保育所や幼稚園などの集団になじめない、医療機関で療育を勧められたなど様々でございます。  続きまして、子ども未来応援センターでは、1歳6か月児健診及び3歳児健診において精神発達に心配のあるお子さんに対して臨床心理士によるスクリーニングを実施し、その後の相談が必要となる場合には二次相談を設けております。二次相談の過去5年間の件数は、平成30年度が71件、令和元年度が71件、令和2年度が57件、令和3年度が68件、令和4年度が60件でございます。また、ご相談内容につきましては、言葉が出ない、または少ない、言語理解が乏しい、落ち着きがない、こだわりが強いなどの相談が多くなっております。  続きまして、(2)、みずほ学園職員による巡回相談状況についてお答えいたします。議員ご案内のとおり、みずほ学園では市内の保育所や幼稚園等に在籍する児童について、集団生活における不安などの相談があった場合、みずほ学園の臨床心理士や支援相談員が当該施設に出向き、その児童への対応について助言を行う巡回相談を実施しているところでございます。コロナ以前とコロナ以降の状況についてでございますが、コロナ禍におきましては休園があったり、午前と午後の分散登園あったり、保護者が家庭にいることでお休みをする児童がいるなど、施設側が児童の様子を十分に把握できないということがございました。また、巡回相談の予定を組んでも、先方の施設やみずほ学園内で感染者が出たことにより、相談が延期や中止することもございました。このようなことから、コロナ禍では巡回相談の依頼が減少しておりましたが、実施する際には相談時間を短時間にするなど、感染対策を徹底しながら取り組んでまいりました。その後、新型コロナウイルスの感染者数が減少し、感染症の位置づけが5類に移行するなど、各施設での集団生活が通常の状態に戻ってくる中で、巡回相談の依頼も増えてまいりました。今後におきましても、保育所や幼稚園等と連携し、児童の発達を支援するための取組を進めてまいります。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、大きな1点目、未就学児の発達障害についての(3)、相談窓口の対応についてお答えいたします。  障がい福祉課におきましては、各地区の担当のケースワーカーがご相談を受け、お子様の様子を伺い、課題を分析し、その子や保護者が日常生活で必要な支援が受けられるよう、保護者の方とともに考える対応をしております。また、早い時期から適切なサポートを行えるよう、必要に応じ関係機関と連携を図っております。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 続きまして、ご質問の大きな1点目の(3)、相談窓口の対応についてお答えいたします。  みずほ学園の対応につきましては、電話でご相談を受け、電話相談で終了することもございますが、必要に応じてご家庭を訪問したり、保育所や幼稚園、親子教室など、その児童が通っている場所に出向いて児童の様子を見守りながら相談をお受けするほか、みずほ学園で実施している教室や言語相談などをご案内することもあります。また、必要に応じて子ども未来応援センターや障がい福祉課など関係機関につなげ、その児童にとって適切な支援や福祉サービスが受けられるよう、連携を密にして対応しております。  続きまして、子ども未来応援センターの対応といたしましては、お子さんの発達に関する相談を乳幼児健診や電話、来所、家庭訪問等でお受けしております。相談の際には、まず保健師が詳しくお子さんの状況をお伺いし、必要に応じて二次相談へつないだり、障がい福祉課、みずほ学園等の関係機関と連携を図りながら支援をしております。  続きまして、(4)、加配制度の拡充について2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。初めに、保育園や幼稚園等で加配を行っている場合の子どもの園生活についてでございますが、子どもの発達障がいの程度により異なりますが、基本的には集団生活ができるよう職員を加配しており、また子どもの状況によっては個別に保育を実施しているところでございます。  次に、加配制度に関する補助金についてでございますが、本市では県の安心・元気!保育サービス支援事業費補助金を活用した市の保育支援事業補助金において、加配対応する保育士の人数等の要件を満たす保育所や認定こども園に対し、県の基準額である4万円の補助に市独自で2万円を上乗せし、月額6万円の補助を実施しております。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな2点目、AEDについてお答え申し上げます。  まず、(1)の設置状況についてでございますが、市内62の公共施設に63台のAEDを設置しております。また、新たに設置された場合には、その都度ホームページを更新しております。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) おはようございます。よろしくお願いいたします。続きまして、熊谷議員ご質問の大きな2点目の(2)、普及啓発に向けての取組についてお答えいたします。  市では、多くの市民が参加する地域の行事等において参加者の急な体調不良に備え、AEDを貸し出しする事業を令和元年度から実施しております。議員ご質問の過去5年間の貸出し実績についてでございますが、令和元年度が13件、令和2年度1件、令和3年度2件、令和4年度12件、令和5年度は6月1日現在となりますが、3件となってございます。  以上でございます。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。
    ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、大きな2点目の(2)、普及啓発に向けての取組についてお答え申し上げます。  設置促進のための民間施設への補助金の交付につきましては、現在までにAEDの設置が推奨されている民間施設等から、導入費用についての相談等を受けたことはなく、導入費用を助成する制度について特に検討したことはございません。  続きまして、(3)、救命講習の受講機会の増加に向けた取組について、AED設置予算の所管としてお答え申し上げます。救命講習につきましては、入間東部地区事務組合消防本部において実施しており、市が主催する各種訓練にて、AEDの使用方法を含め連携を図ってまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。ご質問の大きな3点目、みずほ台地区の課題についての(1)、みずほ台駅へ向かう通りにベンチの設置をについてお答えいたします。  議員ご案内のみずほ台駅周辺は、駅を利用する方や買物、飲食をする方など多くの人や車両が行き交う地域となっており、利用者が安全安心に通行できる、ゆとりある歩行者空間を確保する必要があります。ベンチを新たに歩道内に設置することとなりますと、今まで広く使えていた歩道の幅員が減少することで通行に支障を来すおそれがあること、また歩道に面する店舗、家屋への騒音や視覚的問題などが懸念されることから、設置は難しいものと判断されますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。ご質問の大きな3点目の(2)、ムクドリ対策につきましてお答えいたします。  ムクドリにつきましては、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律により、その捕獲、飼養が厳しく規制されており、市といたしましてはムクドリを追い払う、または寄せつけないための対応とならざるを得ないことから、現時点において根本的な解決は難しいものと考えております。このことから、現在のみずほ台駅西口地区のムクドリ対策につきましては、街路樹の選定のほか、市民の方が寄せられるムクドリ飛来情報により職員が現地を確認し、後日職員がムクドリが嫌う特殊な音と波動を出すハンディー機器を使用し、数日間追い払い作業を行っており、今後におきましても同様の対応を図ってまいりたいと考えております。  なお、ふじみ野駅西口地区の街路樹に設置している常設型の特殊波動装置のみずほ台駅西口地区への設置につきましては、みずほ台駅西口地区は歩道幅が狭く、周辺通り沿いにマンションが多く立地していることから、騒音被害を考慮し、常設型装置の設置は難しいものと考えております。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ご答弁ありがとうございました。では、順次再質問をさせていただきます。  まず、大きな1番、未就学児の発達障害についての(1)、市内の現状について伺うことができました。かなり件数が多いように感じたのですけれども、こちらは障がい福祉課やみずほ学園、子ども未来応援センターの職員だけで、実際に毎回毎回きちんと解決まで至っているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 個々のケースにおきましてはいろいろなケースがあると考えておりますので、必ずしも時間はかかるかもしれませんが、その保護者の方が納得するような支援には結びついているものとは考えております。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 子ども未来応援センター、あるいはみずほ学園での相談でございますけれども、ご相談の内容はそれぞれのお子さんによって症状違うと思います。その場合に、やはりその子にとって何が一番いいのかという部分をそれぞれの職員のほうで受け止めまして、当然そこのみずほ学園とかで解決できるものもあるかもしれませんが、そうでない場合につきましては関係機関のほうに丁寧につなぐなど、そういった形の調整を行っているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。子ども未来応援センターの部分でお伺いしたいのですけれども、先ほどご答弁の中で乳幼児健診が1歳6か月の後3歳児健診というのがあったかと思うのですが、その後就学時健診までは当市は健診は行っていないという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 3歳児健診以降は特に行ってございません。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 平成31年3月議会で小川議員が5歳児健診について一般質問をされていらっしゃいます。その際、他市町村の動向など情報を収集して、よりよい支援ができる方策の検討を継続していくとのご答弁があったとの議事録を拝見しております。今令和5年になるわけですが、それを踏まえて5歳児健診を行うことへの市の見解はいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 確かに他の自治体で行っているところもございます。やはり発達障がいにつきましては、集団生活の中で特徴が見えてくることもあるため、幼稚園ですとか保育所、場合によっては小学校に入ってからお子さんの所属先の先生ですとか、または保護者の方が気づいて各専門機関の相談につながることが多いものと認識しております。必要に応じて障がい福祉課やみずほ学園、また教育相談室などの関係機関と連携しながら、発達に関する支援、ご相談を行っておりますので、現状では5歳児健診の導入については考えてはございません。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 部長おっしゃるとおり、5歳児健診を行う自治体って増えているのです。3歳児健診ではまだ分からなかった部分もやはり5歳児ぐらいになりますと、言葉の発達をはじめとするコミュニケーション能力であったり、集団生活に入ってから見られるお子さんの成長発達の偏りですとかつまずきなどが発見しやすくなるというふうに、先進自治体を見ているとそのように感じます。なお、発達障がいの早期発見だけではなく、保護者の抱える様々な相談などを聞く機会としても、5歳児健診というのは意味あるものではないかなと思うのですが、いま一度いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 先ほどのご答弁の繰り返しになる部分もございますけれども、5歳児ですと多くのお子さん、保育所や認定こども園、幼稚園など、そういった集団生活に属しております。その中でやはりほかのお子さんとの違いが出てきたりとか、そういった部分もあって、例えば先生からの相談があれば、先ほどご案内させていただいたようなみずほ学園の巡回相談、あるいは保護者の方からご相談があれば、それについては施設の職員、あるいは先ほどご答弁させていただいたみずほ学園、あるいは子どもの総合相談窓口としての子ども未来応援センターですとか、そういったところでまずは受け止めをさせていただいて、その他必要な支援につなげていく、あるいは支援をしていくという形で考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 保育園や幼稚園などに通っていないお子さんも実際いるのではないかと思うのですけれども、そういったお子さんに対してはどのような対応を取られているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) ほとんどお子様、先ほど保育所や幼稚園というお話をさせていただきました。当然そこに通えないお子さんの中では、みずほ学園のほうに通っているお子さんもいらっしゃいますし、親子教室という形でみずほ学園のほうに通っているお子さんもいらっしゃいます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) では、現状5歳児健診はないけれども、幼稚園や保育園に通っているお子さんも、そこに通っていないお子様に関しても、全てその年齢、月齢に当たるお子さんの健診ではないですけれども、相談体制ですとか、そういったものは十分に行われているという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) そのように受け取っていただいてよろしいと思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今5歳児健診については、導入の予定がないというような形のご答弁だったかと思います。1つご紹介なのですけれども、こちら宮城県仙台市のホームページでは、5歳のお子さんがいる保護者へ向けた5歳の子どものチェックシートというものを掲載しています。こちら内容としましては、片足ケンケンができるですとか、しりとりができるなどの発達の様子ですとか、じっと座っていることが苦手とかかんしゃくを起こしやすいなどふだんの子どもの様子、また朝御飯を食べているですとか、何時頃寝ているかなどの生活習慣などのチェックリストとなります。このチェックリストを活用することで、そのチェックをして保護者が何か不安があれば相談できるような、そのようなきっかけづくりにもなるのではないかと思うのですけれども、こちらのチェックリストというのを当市でも取り入れてはどうかと考えますが、ご見解をお伺いできますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) ただいま議員のほうからご紹介いただきましたそういったチェックリスト、確かにあると一つの指標になるものとは思います。ただ、先ほど申し上げましたとおり、それぞれの所属先である保育園、幼稚園、そういった中で先生方あるいは保護者の方が気づくことがあれば、そちらについてはきちっと対応していきたいと思います。ただ、今議員おっしゃられたそういったものについても、先進事例として研究していきたいとは思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) やはり保護者の中でも、なかなかデリケートな問題でありますので、先生にすぐ相談できる保護者が全てではないと思いますので、自宅とか携帯使ってでもチェックができますので、そのようなリストの導入というのを前向きに検討していただきたいと思います。現状については理解することができましたので、引き続きこの5歳児健診というものを行うことへの研究検討を期待して、次の質問に入ります。  (2)のみずほ学園職員による巡回相談状況についてです。巡回の担当者、先ほど臨床心理士の方とか支援相談員の方というふうなお話があったのですが、実際巡回に行かれるときというのは何名体制で行っているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 巡回の際は支援相談員1名、臨床心理士1名、計2名で巡回を行っております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) その方たちというのはみずほ学園にいつもいらっしゃる職員の方という認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) みずほ学園のほうに通われているお子さん、いわゆる通園のお子さんを担当する職員と巡回相談のような地域に出ていく職員とは分かれておりますので、特に問題ないというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今、2名体制ということだったのですが、こちらは配慮を必要とする子どもが増えている現状を見ますと、保育現場のほうからも巡回回数の増加を希望する声があるのですけれども、市としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 巡回の回数なのですけれども、今のところおおむね年に2回、1施設で1年に2回行っております。それでもどうしても先生方のほうからもう少しということであれば、当然各施設、非常に多い施設回っておりますので、例えば支援相談員1名で回らせていただいたりとか、そういったことは可能かなというふうには考えておりますけれども、回数自体は一応年2回の原則で行わさせていただいているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 場合によっては個別に支援相談員の方が伺うこともあるということですが、こちらもかなりやはり責任の重い役割かなというふうに思うのですが、担当職員の増加については市の見解はいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 巡回相談自体が実際そのお子さんを見て、そのお子さんへの接し方、どのように関わっていったらいいのかというものを保育士の先生方にアドバイスするというような内容となります。ですので、当然今ご答弁させていただいた支援相談員1名でフォローするようなお話もさせていただきましたけれども、そういったことで保育所の先生とは細かく連絡を取り合うこともできると思いますので、そういったところで支援をしていければなというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 保育現場としては、先生方は専門家ではなくて診断もできないので、やはりみずほ学園の職員の方に見てもらえるというのはすごくとても重要な機会だというふうに伺っております。先ほども申し上げたのですが、希望する全てのお子さんを見てもらえるためには、見ていただく担当の方にも負担があまり大きいと、やはりそれはそれですごく大変なことだと思いますので、改めて職員の増加について市の見解を伺います。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 繰り返しになりますけれども、当然支援のほうの関係で巡回相談をさせていただきます。その中で、お子さんへの関わりの仕方はこのような関わり方がいいのではないかというアドバイスもさせていただいて、当然その後のフォローもさせていただきます。人数の増加につきましては、ほかの施設、あるいは施設に通われていないお子さん、ご自宅のほうにご訪問させていただくお子さんもいらっしゃいますので、そういった全体の中で見させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 巡回相談は本当に重要な機会となりますので、今後保育現場との連携をしっかりと取っていただきまして、巡回相談のさらなる充実を期待して、次の質問に移ります。  (3)、相談窓口の対応について、各所管からの部長のご答弁ありがとうございました。それぞれの窓口で対応されていて、関係する所管課でもこの連携というのはきちんと取れているというお話でした。発達障がいかどうかは分からないけれども、医師による診断を希望するという場合は、どこの窓口に行くのが一番よろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 例えば子ども未来応援センターのほうでは、子どもの総合相談窓口ということで相談内容全般をお受けしております。その様々な相談の中で、その子にとって一番いい形、そういったものを保護者の方とお話をさせていただき、支援をさせていただいているところでございますので、子ども未来応援センターのほうでそのような判断になれば、例えば障がい福祉課のほう、あるいはまたみずほ学園と、そういったところと連携して医療機関への相談がいいということになれば、そういった部分につなぐこともさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今の部長のご答弁ですと、何かやはり困ったこと、お子さんのことでご相談があれば、子ども未来応援センターに一番初めに相談行くのがいいのかなというふうに受け取りました。  障がい福祉課の相談窓口に関してなのですけれども、こちらは市役所1階の開かれた窓口という認識でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) あそこの窓口はとてもオープンになっておりまして、デリケートな内容を相談するには適しているとは言えないというふうに考えるのですが、市の見解をお伺いします。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 現状といたしましては、やはり議員おっしゃるとおり、物理的な相談スペースというのが限られておるところでございます。これは今始まった問題ではないのですけれども、そういったときにプライバシーを保つような配慮はしているのですけれども、例えば相談の予約が入ったときには面談室のほうを使って、よりプライバシーを保てるような方策は取っているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今後もこれは関係する所管課でしっかりと情報共有を行っていただいて、安心して相談できる窓口の体制、今の面談室を利用しているとおっしゃっていたのですけれども、安心して相談できる窓口の体制を整備していただけることを期待して、次の質問に移ります。  (4)の加配制度の拡充についてになります。先ほど加配を行っている園での子どもの園生活についてお答えいただきました。加配前と比べて担任の先生の負担についてはどのように変わったと認識されていらっしゃいますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) やはりそういったお子さんいらっしゃいますと、クラス全体のまとまりですとか、そういった部分への影響というのはあるかと思います。ただ、そういった部分をフォローするための加配の職員ということで、例えば行事への取組ですとか、毎日毎日日々の保育の流れですとか、そういった部分をスムーズにできるものと考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。加配なのですけれども、こちらは加配につく先生というのは資格を持った保育士がついているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) それぞれのお子さんの症状にもよると思います。今議員ご案内のような保育士がついていることもありますし、あるいは資格のない保育補助という職員のほうで対応させていただいていることもあるかと思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 加配に必要な条件として市が定めているものというのはあるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) それぞれのお子さんの症状が違いますので、必ずこういった症状では加配してくださいとか、そういったものを私たちのほうで定めているものはございません。ただ、そのお子さんの安全、あるいはその以外のお子さんの安全、そういった部分を含めて施設のほうでご判断いただいて、配置をしていただくことだというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。加配制度に関してどのような補助金があるのかというところでもお答えいただきましたが、補助金を給付した施設の数、令和4年度の実績についてお伺いできますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 令和4年度実績といたしましては4施設でございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 4施設ということなのですが、こちらは先ほどの加配に資格を持った保育士がついている場合と、保育補助の方がついている場合とあるのですが、その保育補助がつく場合でも、こちらは含まれるというか、そういった保育補助がつくぐらい障がいのというか、配慮を必要とするぐらいのお子さんに対して、その子を預かる施設に対してもこちらの補助金というのは対象になっているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 今回4施設につきましては、それぞれ保育士の職員がついていただいているということで補助をさせていただいたところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) そうしますと、保育補助がつく場合の、こちらは含まれないというような認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 市内の保育施設においてそれぞれの保育所については、保育士の数、国の基準以上の配置をさせていただいております。その配置している職員の中で対応していただいているものというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 補助金申請の際の注意事項というのがあればお伺いできますでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) こちらの補助金につきましては、障がい児3人までに対して保育士等1人を配置するために必要な経費ということで、その際障がい児1人につき月額6万円を乗じて計算するという形になっております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ここで3人に対して1人ということなのですが、3人というのは障がいを持っている、補助金給付の条件に当たるものかと思うのですが、そちらに関しての条件というのをお伺いできますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) こちらの障がい児の対象といたしますと、やはり診断のついているお子さん、あるいはそういった診断に基づいて手帳を所持しているお子さん、そういったお子さんになります。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。
    ◆8番(熊谷麗) 恐らく障害者手帳の保持者ですとか、特別児童扶養手当の対象者であったりとか含まれるかと思うのですけれども、調べたところによりますと、医師等による診断を受けていることなども対象となるというふうになっているのですが、その医師などにこちらはみずほ学園の職員の方の判断というのは含まれるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 医師等につきましては、みずほ学園の職員については含まれないというふうに判断しています。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) やはりかなりデリケートな問題でもありますし、小さな5歳ぐらいの、もっと小さいお子様もいらっしゃるのですけれども、お子さんを含めて園生活を円滑に進めるに当たって、園のほうで判断して加配をつけたい、そのほうが園生活がスムーズになるというような形でつけている場合もあると思います。その一つとして、みずほ学園の職員の方に見ていただくというのはすごく重要なことだと考えていまして、その方の判断というのもやはり含まれていいのではないかというふうに思うのですけれども、市のご見解をお伺いできますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) お子さんの症状につきましては、行動面、あるいは考え方だとか、非常に難しい部分がございます。ある面から見れば特に問題がなくても、ある面から見ると非常にこだわりが強いとかという部分もございまして、その辺につきましては医師、ドクターのほうの判断をいただくほうがその子にとってよりよい支援ができるものと考えております。ですので、みずほ学園の職員のほう、当然そういったお子さんに日々関わって様子を見て、様々な特徴を捉えている部分はございますけれども、そういった職員ではなくやはり医師、ドクターの判断を仰ぎたいというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 分かりました。  当市には富士見市障がい者支援計画というものがございます。基本理念が障がいのある人もない人も、ともに生き、ともに支え合うまちふじみとしています。これが全てではないので、加配制度への市独自の補助や支援を期待したいところなのですが、改めてご見解をお伺いできますか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 先ほど最初のご答弁でご説明をさせていただきました本市の加配に対する補助、こちらにつきましては県の補助金4万円ということで基準額を申し上げたのですけれども、そちらの補助金の4万円のうち、半分は市のほうで出させていただいています。その上にさらに市独自で2万円ということで、手厚く私たちのほうで対応させていただいています。現時点では、こちらの補助のほうで対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 分かりました。部長のご答弁はよく分かりましたが、これからも子どもたちの生活を支える大切な支援となってまいりますので、引き続きさらなる研究検討を重ねていただきたいと思います。  次の質問に移ります。大きな2番、AEDについて、現在市内に公共施設62か所、63台というお答えがありました。以前ほかの議員からの質問もありましたが、集会所への設置の検討状況についてお聞かせください。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 集会所への設置状況ということでございますが、条例上集会所というのが29か所ございます。この中に針ケ谷コミュニティセンターがございますので、針ケ谷コミュニティセンターには設置してございます。そのほかの市立集会所には現在設置していないという状況でございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) こちらの設置に至っていない理由というのは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) AEDという機械ですけれども、こちら精密機械でございますので、基本的にいざというときにいつでも使用できる状態にしておかなければなりません。したがいまして、市においては基本的に職員が常駐していて維持管理ができる施設にのみ設置しているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 分かりました。  関沢地区にお住まいの方から、近所にAEDがある場所が分からなく不安だというお声を伺いました。設置箇所の要望について、町会を通してでもいいのですが、市民からのヒアリングなどというのは行っていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 集会所という観点でお答えさせていただきます。  集会所については、毎年年度の終わりに集会所の維持管理についてのご説明に上がる機会がございますけれども、その際に2つの町会から集会所にあったほうがよろしいのではないかというご意見をいただいております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) では、その2つの集会所に設置をということに関しては、前向きに何か検討されていらっしゃるのですか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 現状では、ただいまご答弁申し上げましたように、維持管理が必要になってきますので、その辺の課題がクリアできないと設置は難しいのかなというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。市のホームページを見ますと設置箇所の一覧があるのですけれども、こちらに24時間対応のAEDの設置場所というのの記載が見当たらなかったのですが、今当市では24時間対応のAEDの設置場所について記載というのはございますか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) すみません。24時間対応という形がよく分からないのですけれども、ただ今協働推進部長が答弁申し上げましたとおり、公共施設には職員がおりますので、そういったところの空いている時間は市民の方がいらっしゃる時間、そういったところは対応できるような形で設置を今までも、これからもそうですけれども、行っているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 24時間対応のAEDの場所はあるというふうに受け取ったのですが、この設置場所一覧を市民が目にすることができる場所があるかというのを聞きたいのですが、ホームページ上にそのような掲載というのはありますでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 一覧がございますので、その中で見ていただいて、図面上にどこにあるかというのはないのですけれども、ただそれぞれの公共施設に置いてあるということは一覧として示させていただいているところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 秘書広報課が市のホームページに掲載している平成27年度の市民からの意見というところで、24時間対応のAEDの設置場所一覧を確認できるようにしてほしいとの要望がありました。それに対して、市民の方に分かりやすく紹介する旨の記載がありました。ただ、ぱっと見たときに分からないとあまり市民の方には分かりにくいのかなというふうに思いまして、私も市のホームページを見たときにうまく見つけられなかったのですけれども、もう少し24時間対応、ここに行けば24時間いつでもAEDが設置されている、動かせるというのを知りたいと思うのですが、そちらについていかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 市の施設に関しましては、職員がいるときにそれは対応ができると思います。ただ、閉庁時間はやはりそれは難しいと思いますので、逆にAEDの設置をしているマップですか、それを県のほうでホームページで出しておりますので、そういったところで実際にはコンビニも含めまして様々なところに置かれておりますので、そういったところをぜひ参考にしていただければと思います。また、市においてそういったところがもしリンク先として設けられるようであれば、内部で情報共有しながらよりよい方向を探っていきたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 東松山市の例なのですけれども、東松山市のホームページにもAED一覧が掲載されているのですが、こちらは地区ごとで掲載されておりまして、当市と違って公共施設だけでなく、スーパーなどの施設、コンビニエンスストアですとか、そういったところの設置状況も確認することができます。こちらはすごく分かりやすくまとまっているなというふうに思ったのですけれども、当市でも導入してはどうかと考えますが、見解をお伺いします。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご案内していただきました東松山につきましては、私も実際には見たことはございませんので、その辺のところを見させて研究してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ぜひお願いいたします。  大きな3番に移ります。みずほ台地区の課題についてになります。こちらなのですが、設置が難しいというご答弁だったのですけれども、富士見市内で駅前の通りで歩道にベンチを設置している箇所というのは一か所もないのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 富士見市内の歩道でベンチを設置している箇所が駅前でないかということなのですが、バス停のところにはベンチを設置しているケースがあると思います。また、ふじみ野駅につきましては、区画整理とともに広い歩道の中に、石のベンチだと思いますけれども、そういったものを設置している状況があると思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ふじみ野駅前の通りに石のベンチというか、椅子があるかと思うのですが、こちらみずほ台駅の例えば西口の駅前の道と比べたときに幅というのは、今ふじみ野駅は広いというお話だったのですけれども、かなり差というのはあるものなのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 具体的に歩道の幅は今分かりませんけれども、ふじみ野駅の歩道のほうが明らかに広いというふうに思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) そのような理由で考えますと、例えばみずほ台駅とかでも区画整理、そのような段階のときに計画的にベンチの設置というのは、富士見市内、みずほ台駅に限らずですけれども、区画整理の際に検討という余地はあるというような認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) やはり今議員おっしゃったとおりに、当初からそういったものを計画して歩道の幅員ですとか、そういったものを計画的にやってくれば、ベンチの設置というものも可能だったというふうに考えられます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) みずほ台駅の西口も東口も通ってみると割と広い印象を受けるのですが、こちらにベンチを置いた際、ベンチといっても横になれるようなベンチではなく、例えば一つ一つ石のベンチのようなものですとか、そういったものであれば可能かなという箇所も実際に歩いてみると見受けられるのですが、市のほうでは実際に見に行って研究というのはされているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 歩道にベンチという、こういったご質問につきましては、今までもほかの議員からも来ておりますので、現地のほうは確認をさせていただいております。今議員のご案内のような1人が座れるようなベンチ、それだったら支障がないではないかというようなお話でございますが、やはりこれは1人だろうが2人であろうが、ベンチにつきましてはなかなか車道側のほうにつけることによって、転倒することによって人が車道に出てしまう、また自転車、歩行者、これも駅前通りであればなおかなりの交通量がございますので、設置については接触の危険があるので、難しいのかなというふうに判断したところでございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) できない理由に関してはもう十分分かりました。ただ、やはりできる理由もぜひ探していただきたいなというふうに思いまして、いま一度研究検討を希望いたします。  最後の質問に入ります。ムクドリ対策についてです。市が今まで講じてきた駆除対策について改めてお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 以前は樹木の伐採のほか、ふじみ野駅西口では街路樹に忌避剤、ムクドリが嫌がるような薬剤を設置した時期もございましたが、やはりその効果ですとか持続性の関係がございまして、平成29年度から今の特殊波動装置に変えた経過がございます。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 講じていただいている策でムクドリの嫌がる音を流すというのはあるかと思うのですが、こちらは結構効果が一時的なものになるのではないかというような他の自治体の例を見ました。ムクドリが嫌う不規則な周波数音波、パルスを発生するということが最も効果があるというふうに言われています。人間の耳には少しがががががというふうに聞こえるようなものらしいのですが、姫路市ではこちらの発生装置を導入しました。ふじみ野市で導入しているというもの、これと同じという認識でよろしいのですか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 今ご紹介いただいた装置がうちと同一かどうか分かりませんが、私どもの特殊波動装置は音とあと波動を出しておりますので、似たようなパルス的なものが出ているのかと思います。 ○議長(田中栄志) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) この問題については対策をいろいろ講じていただいても、市内のほかの場所に移動してしまうというのが現状でありまして、完璧な対策というのは難しいかと感じるのですが、今後も効果のある対策について研究検討をしていただきたい旨申し添えて、今回の私の一般質問を終わらせていただきます。本日はありがとうございました。 ○議長(田中栄志) 以上で熊谷麗議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前10時32分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午前10時50分) ○議長(田中栄志) 次に、質問順18番、勝山祥議員の質問を許します。  勝山祥議員。               〔18番 勝山 祥登壇〕 ◆18番(勝山祥) 18番、勝山です。皆さん、こんにちは。1年ぶりにどんと構えていた勝山です。今日は1年ぶりということで、準備をしっかりしてきたつもりなのですけれども、傍聴にお越しの皆様、本当にありがとうございます。お越しいただきまして、あとインターネット中継の皆様もありがとうございます。それでは、田中栄志議長より許可をいただきましたので、一般質問を始めさせていただきます。  阪神タイガースが好調でございます。西武ドームでの交流戦ありましたけれども、本市PR大使の今成亮太さんもゲスト解説をされておりました。私、それをずっと見ていたのですけれども、声を聞いていたのですが、そちらにいらっしゃる今成優太議員と声がほとんど一緒だったので、非常に複雑な気持ちがしましたけれども、この後その声がこの議場に響くのだなと思っておりますので、ぜひ皆様、だから何だということなのですけれども、よろしくお願いします。  それでは、今回は教育についてと給食、そして公園について質問させていただきます。初めに、大きな1、教育についての(1)、小中特別支援学校におけるタブレット端末の使用状況はについて伺います。児童生徒が1人1台のタブレット端末を使用し、学び始めてから数年が経過しました。当初と比較して使用状況に変化があるのではないでしょうか。そこで、小中特別支援学校、また低学年や高学年、学校によって違うと思いますが、導入してからの使用状況の概要について伺います。  続いて、(2)、タブレット端末の持ち帰りの現状はについて伺います。タブレット端末の持ち帰りについて、当初は行っていなかったと記憶しておりますが、持ち帰りに関して各学校の判断と聞いております。そして、その状況、概略について伺います。  続いて、(3)、放課後児童クラブでタブレット端末を利用できるよう環境整備をしてはについて伺います。各学校にアクセスポイントを設置し、教室などでタブレットが使用できる状態かと思います。しかし、放課後児童クラブでは場所によっては学校のWi―Fiが使用できるかもしれませんが、使えないクラブもあります。放課後児童クラブで宿題をする時間があると聞いていますが、タブレットを用いるケースを鑑み、Wi―Fiの環境整備をしてはどうかと考えますが、見解をお伺いします。  続いて、大きな2、おいしい給食を目指してについて伺います。4月から学校給食調理業務等委託が開始されました。給食は教育の一環であると同時に、児童生徒にとって大きな楽しみであり、卒業後も給食中の思い出や味と香りを忘れることはできません。始まってまだ2か月余りですが、始めてみてから浮かび上がる課題もあるのではないでしょうか。  そこで、(1)、学校給食調理業務等委託を行ってからの状況はとして、4月から学校給食調理業務委託を開始したが、現在までの状況や課題があれば伺います。  続いて、(2)、二十歳式で給食を食べられるようにしてはどうかについて伺います。令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、本市では引き続き20歳の方を対象に式典を行うことがホームページ上に掲載されています。式典の名称は、アンケートの結果、二十歳式と書いて二十歳式に決まったとのことです。式典は20歳の節目であり、懐かしい友人との再会の場でもあります。成人として新たなつながりも生まれることでしょう。その際、学校給食を味わうことができれば、味や香りとともに忘れていた思い出もよみがえり、さらに会話の花が咲くことにつながると感じます。加えて、本市の給食は地元の食材を使用しており、参加者には懐かしいものです。主食提供など方法は別として、二十歳式という記念日に提供する取組をしてはどうかと考えますが、見解をお伺いします。  続いて、(3)、給食の一般販売等、市民も食べられる機会を設けることに対する市の見解はについて伺います。原則、中学校を卒業すると給食を食べる機会はありません。給食というと何が浮かぶのかは個人によって異なりますが、懐かしく温かいイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。私は、月曜日と水曜日がパン、火曜日と木曜日が御飯、金曜日は麺というルーチンを思い出します。お汁粉というメニューが出てきたときに、白玉の代わりだったかもしれませんが、白い円柱が1本、そして小豆がかかったものが出てきたときには度肝を抜かれました。それぞれの世代によってメニューの話は尽きません。大人になっても給食が食べたいというニーズに応えて提供する店舗も少なくないことを踏まえれば、やってみる価値はあると考えます。加えて、本市の給食は地元食材も使用していることなどから、経済効果や市のPRにもなり得ます。市役所で弁当として販売するなど、市民が食べられる機会を設ける考えについて伺います。  続いて、大きな3、公園についての(1)、公園駐車場の活用状況はについて伺います。コロナ禍を経て気候も暖かくなってきたことから、週末を中心に市内の公園では多くの方が訪れにぎわっています。本市の魅力でもある、都心から近いにもかかわらず、自然豊かな環境を皆さんが楽しんでいると感じます。アウトドア志向の方が増えたせいか、レジャーシートだけでなく小型のテントや簡易サッカーゴールなどを持ってくる方など、全体的に荷物が多くなっているようです。加えて、近隣市町からの来訪者も増加していることから、公園駐車場が不足し、特にオープン間もないびん沼自然公園は渋滞が起きているのを見かけます。  そこで、現在、駐車場が併設されている山崎公園、びん沼自然公園、水子貝塚公園、難波田城公園の混雑状況について伺います。  続いて、(2)、駐車場が不足している場合の対応はとして、イベント開催時や混雑する季節などの駐車場が不足した場合の対応についてお伺いします。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 答弁をお願いします。  教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) よろしくお願いいたします。勝山議員のご質問の大きな1点目、教育についての(1)及び(2)について順次お答えいたします。  初めに、(1)、小中特別支援学校におけるタブレット端末の使用状況はについてですが、現在ICT環境の整備が段階的に進み、端末の活用が順調に進んでいるところでございます。昨年12月に行った調査結果によりますと、タブレット端末の使用頻度につきましては、学校により多少の違いはありますが、小学校低学年では平均すると週に3日程度、高学年はおよそ4日、中学生においてはほぼ毎日2時間程度活用している状況でございます。使用する教科等につきましては、広く活用されておりますが、特に国語や算数、数学、総合的な学習の時間での活用が多く、調べ学習や考えの共有、意見交換等が主な内容となっております。特別支援学校におきましても、障がいや発達の段階に応じて適宜使用しており、高等部ではマイクロソフトのワードを活用しタイピングを学ぶことで、就職に必要なスキルの習得にもつなげております。  次に、(2)、タブレット端末の持ち帰りの現状はについてお答えいたします。これまでは、主に感染症流行等における臨時休業日や長期休業日等におきまして、端末の持ち帰りを全校で実施し、調べ学習やドリル問題を解くといった活用をしてまいりました。現在、学校課業日の持ち帰りにつきましては、各教科等の学習内容により、必要に応じて課題を出している学校や授業で端末を多く活用していることから、家庭では実際に鉛筆を握り書くことを大事にしている学校もございます。市といたしましては、それぞれの学校の取組を把握し、効果を発揮している取組については、全校で情報共有していくよう努めているところでございます。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 続きまして、勝山議員ご質問の大きな1点目の(3)、放課後児童クラブでタブレット端末を利用できるよう環境整備をしてはについてお答えいたします。  放課後児童クラブにおきましては、宿題を行う児童や自由に遊ぶ児童が混在しており、学校から配布されているタブレット端末を利用できることとした場合、機器の破損等の事故や利用中におけるトラブル、故障時の対応、また機器の管理等が懸念されるところでございます。このようなことから、現状におきまして放課後児童クラブでWi―Fi環境の整備をする考えはありませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 続きまして、ご質問の大きな2点目、おいしい給食を目指してにつきまして3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、(1)、学校給食調理業務等委託を行ってからの状況はについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、本年4月より学校給食調理業務等を民間事業者へ業務委託し、民間事業者により調理された給食が提供されてから約2か月が経過いたしました。現在までの状況についてでございますが、特に給食の提供に支障を来すようなトラブルはなく、各学校へ給食の配送が遅れるようなことも発生してございません。  また、課題についてのご質問でございますが、調理員の多くは本市に雇用されておりました会計年度任用職員の調理員が引き続き勤務しておりますので、引継ぎ等も順調に行われたことから、調理業務においては課題は発生していないと考えてございます。  続きまして、(2)、二十歳式で給食を食べられるようにしてはどうかについてお答えいたします。議員ご案内の二十歳式で給食を提供する取組につきましては、給食を懐かしく思われている方にとっては楽しみなイベントになると思われます。しかしながら、食べる場所の確保や給食提供数の把握のほか、調理、配送及び配膳の手配、衛生面や安全面の配慮など課題も多くありますことから、実施については難しいものと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。  続きまして、(3)、給食の一般販売等、市民も食べられる機会を設けることに対する市の見解はについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、学校給食では富士見市産のお米である彩のきずなをはじめとした地元食材を使用しており、経済効果や市のPRにおいて効果的であるものと認識してございます。現在、市民の方が学校給食を食べられる機会といたしましては、学校給食センターが実施する給食試食会がございます。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年以降については休止しておりましたが、本年5月より見学会に合わせて試食会も再開し、これまでに数団体からお問合せやお申込みをいただいている状況でございます。また、お弁当として一般販売するといったご提案につきましては、日々9,000食の学校給食を調理し提供している状況から、これ以上の調理は現実的には難しく、衛生管理上の取扱いなどの課題もあることから、実施につきましては難しいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) ご質問の大きな3点目、公園についての(1)、公園駐車場の活用状況はについて、山崎公園とびん沼自然公園を所管する立場からお答えをいたします。  山崎公園につきましては、22台の駐車場を設置しており、ショウブが見頃となるおおむね5月下旬から6月上旬にかけては、遠方よりお車を利用して訪れていただくなど多くの皆様にご来園をいただいており、特に午前中を中心に駐車場が満車となる時間帯が生じております。びん沼自然公園におきましては、220台の駐車場を設置しております。本年4月のリニューアルオープンに伴い、ゴールデンウイークなどの祝日や土曜日、日曜日の午前10時頃から午後4時頃までの時間帯におきまして、公園駐車場への入庫待ちの車列ができるなど、周辺道路や駐車場が混雑している状況となっております。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 続きまして、教育委員会が所管いたします水子貝塚公園と難波田城公園の駐車場の活用状況についてお答えいたします。  水子貝塚公園は65台分、難波田城公園は50台分の駐車場を設置しておりまして、大型イベントのない通常の開園時においては過不足はない状況でございます。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 続きまして、(2)、駐車場が不足している場合の対応はについて、山崎公園とびん沼自然公園を所管する立場からお答えをいたします。  公園でのイベント開催時や混雑する季節など駐車場が不足が見込まれる際には、イベントの主催者や施設管理者におきまして、あらかじめホームページにより混雑状況のお知らせや自家用車でのご来園を控えていただくなど、利用者の皆様へご案内をしているところでございます。特別に臨時駐車場などを用意するというような対応は行ってございません。ただし、本年4月1日のびん沼自然公園リニューアルオープンイベントにおきましては、ご来賓の皆様をはじめ、多くの皆様が来園することが想定されていたことから、埼玉県が管理いたします河川敷や埼玉県立富士見高等学校の駐車場などを借用いたしまして、臨時駐車場として活用をさせていただいたところでございます。こうした経緯から、びん沼自然公園に限った対応とはなりますが、多くの来園者が見込まれる際には埼玉県の管理地を借用いたしました臨時駐車場としての活用の可能性につきまして、指定管理者と協議をしてまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 続きまして、教育委員会が所管いたします水子貝塚公園と難波田城公園の駐車場が不足している場合の対応についてお答えいたします。  水子貝塚星空シアターや、先日、6月4日に開催しました難波田城公園まつりなどの大規模なイベントを開催する際におきましては、公園の駐車場のみでは対応できないことから、近隣の民間施設の駐車場を借用して対応してございます。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  勝山議員。 ◆18番(勝山祥) ご答弁いただきましたので、順次再質問させていただきたいと思います。  まず、教育についてのタブレットの部分なのですけれども、使用状況についてはかなり細かくご答弁いただきました。低学年の方は週3日ぐらい、高学年の方が週4日、中学校は毎日2時間程度というような形、そして特別支援学校でも障がいや発達の状況によって様々使用されているということが確認できました。これを見ると、やはりタブレットが1人1台端末でそれぞれ児童生徒の手元に行ったことによってかなりの頻度で、本当に一番最初始まった当初に比べれば使用頻度というのもそれなりに多くなっているのかなと、もちろん先生の準備だとか、その環境といいますか、アクセスポイントの整備だとかが進んだことも大きな要因かと思いますけれども、そういう状況だと思います。  持ち帰りの現状についてなのですけれども、今ご答弁いただいた感じでは、それぞれの学校ごとによってかなり違うと、長期休業中は全校で持ち帰っているけれどもということでしたけれども、ここで1点確認なのですが、タブレットの持ち帰りは学校によってというのもあると思うのですが、学校の中でも例えば学年とかによって、例えば1、2年生は持って帰りませんが、それ以上の方は結構毎日持って帰っているとか、そういった状況も各学校ごとにあるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 実際には各学校、その中でも各学年、学級においても多少の違いが出ているのは現状としてございます。教育委員会としては、基本的には考え方としてはタブレットの活用を効果的に使っていただきたいというところがございますので、それぞれのご判断というところはもちろんあるのですけれども、授業の進み具合とか、その学級に応じてタブレットの持ち帰りについても考えていただいているというのが現状でございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) もうこれは学校、学年だけではなく学級、つまり担任の先生のご判断の部分によるところも大きいのかなというのが今のご答弁で分かります。もちろん当然同じ学年でもクラスによっては授業の進捗が多少違ったりとか、クラスの状況も異なるでしょうから、そういったこともあり得るのかなということですけれども、学校ごとにも違うし、学年ごとにも、そして学級ごとにも違うということで、かなりまちまちな状況であるというのが今確認できました。  続いて確認したいのですが、となるとタブレット端末を使用してのいわゆる宿題とか課題についても、現状としてはどうなっているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) そちらにつきましては、タブレットの中に入っているドリルなどを活用している場合と、調べ学習などをしておりますので、必要に応じてネットの環境をもって調べ学習をするというようなことで活用していると伺っております。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) いわゆるソフトになるのですか、ドリルの活用というのはそういうことになるのかなと思うのですけれども、あとネット環境を使っての調べ学習というのは、多分いろんな項目についてインターネットを活用して細かく自分たちで調べていくということで活用しているのだと思います。  それでは、先ほどご答弁の中で夏休みなどの長期休業中については全校、いわゆる全学校、そして基本的には全学年が持ち帰っているというようなお話でした。直近でいうと夏休みが来月からあると思うのですけれども、夏休みのときとか、やはり宿題というのはそれなりに出ると思うのですが、タブレットを活用しての宿題の現状というのはどうなるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 夏休み、長期休業中については、基本的には全児童生徒が持ち帰りをするというふうに考えてございます。宿題として考えているものとしては、ドリル学習や調べ学習というものは持ち帰りで行えるものですので、行っていただくほか、撮影機能なんかもありますので、そういったものを使用した植物の観察に使っていただくですとか、レポート、宿題としてつくり上げるもの、そういったものの作成にタブレットを活用する、そういったことを想定しております。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。
    ◆18番(勝山祥) 冒頭述べさせていただきましたが、タブレットが1人1台、タブレットというか、端末が1人1台ずつ手元に行くようになってから、その使用頻度だとか使い方というのも、やはりそれなりに拡大してきているのかなと、年数を経てと思います。ということは今長期休業中、そして日常の部分の持ち帰りについても、先ほど様々クラスや学校、学年によって違うということはもちろんですが、持ち帰っての学習に活用するということは、今後さらに増加していったりする可能性というのもやはりどんどん出てくるのかなと思うのですけれども、そういった認識で間違いないでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) GIGAスクール構想によって児童生徒1人1台端末ということで整備をしておりますけれども、もちろんパソコンを使って環境的にも大きく変わって、教育というところにおいてもパソコンを活用してということが非常に活用としてはいい教育のほうになっていくものと思っておりますけれども、ただ一方で、パソコンだけで活用でいいのかというところもありますので、タブレットパソコンについては効果的に活用していくことが第一であると、それによって個別最適な学びと協働的な学びのそれぞれのよさを取り入れて、バランスを考えながら授業の質、それから持ち帰り等も今後考えていく必要があるものと思っております。今現在もそういったところはまだ導入して間もなく、研究段階にあるものと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今細かく確認させていただいたのは、そもそもがタブレット、別にタブレットを持ち帰ったりだとか、タブレットを活用して学ぶことについて私反対しているとか、そういうことでは全くありません。ただ、この(3)に移っていくわけですけれども、そういったタブレットの活用をしていく中で、もちろん小学生になっていくのですけれども、放課後児童クラブで過ごすお子さんというのは、その中でやはり多いと思うのです。全体から見ると多いということではなくて、放課後児童クラブを利用されている小学生というのはかなり人数としては多いですし、そういった方たちがタブレットでのいわゆる持ち帰っての活用をするときに、そのまま普通に家に帰るお子さんと比べると、遅いお子さんだと7時まで放課後児童クラブにいて、それから帰宅して入浴したり食事を取ったりということも踏まえると、なかなか宿題の時間というものが取りづらい環境にあるのかなと思って今回質問させていただいています。  ここからは放課後児童クラブの部分の施設の部分ですので、先ほどお話しいただきましたけれども、基本的にはタブレットの破損や故障だとか管理の部分があるので、放課後児童クラブではいわゆるタブレットを使用するということは、方針として使用していないと、使用しない、させないという言い方はちょっとおかしいかもしれませんが、基本的には使用はしていないのが現状であるということでよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) そして、いわゆる夏休みとか長期休業中だとかは、放課後児童クラブで過ごす時間というのは基本的には日中のほとんどを過ごされるわけですけれども、宿題の時間というものが私あったと記憶しているのです。それは、各クラブによって状況違うのかもしれませんが、この時間、大体午前中なのですか、基本的には宿題を持ってきて夏休みの宿題に取り組みましょうというような時間があったと思うのです。先ほど教育部長のお話ですと、もちろんタブレットを使っての夏休みの宿題が全てではないにせよ、活用しての宿題というものもそれなりにあるということでした。  今の確認をもう一回しますが、いわゆる放課後児童クラブでは、私が言ったように宿題の時間というものが存在するということでよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 議員ご案内いただきました夏休みとか、そういった長期の休暇以外でも、ふだんでも例えばですけれども、音読をすれば支援員の方がサインをしたりだとか、あるいは低学年の児童がドリルで字の練習をしたりだとか、そういったことで宿題をする時間はございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) なるほど。夏休みと長期休業だけでなく、ふだんの段階でもそうやって宿題をされているお子さんはいらっしゃると、そして支援員の方もそれに協力というか、一緒に力を合わせてやられているということです。  Wi―Fiの環境を整備するつもりはないと先にお話しいただいている中なのですが、市内の放課後児童クラブで先ほど申し上げたとおり、学校に近い位置、物理的な位置になってくるのですけれども、近い放課後児童クラブだといわゆるWi―Fiというのですか、電波が届く状況にあるのかもしれませんが、離れた場所とかだとなかなか難しいのかなと思うのですが、いわゆる放課後児童クラブでのWi―Fi環境というのですか、タブレットが使用できるかどうかということを把握はされているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 把握などは特にしてございません。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 把握はされていないということです。  教育部長にお伺いしたいのですが、今子ども未来部長のご答弁では、先ほどの繰り返しになりますが、放課後児童クラブで基本的にタブレット端末は使用しないという方針であるということなのです。そうすると、先ほど申し上げたとおり、クラブで宿題ができないことによって帰ってからやらなければいけない、だけれども帰ってからやるときにはその時間が夜遅くなってしまう可能性とかも踏まえて、宿題は出るけれども、児童クラブではできないというような部分で、そういう状況について何か少しちぐはぐなイメージがあるのですが、この部分についてご見解いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 宿題をやる時間が遅くなってしまうことによっての影響というものが大きく確認が取れるようであれば、宿題の出し方については検討していかなければいけないかなというふうに思います。今ドリル学習、ドリルを使ってというものについては、3年生以上の端末機であれば特にネット環境がなくてもできるものでありますから、特にWi―Fi環境がなくてもできるものもあったりはするのですけれども、基本的に放課後児童クラブのほうではやらないということであれば、その後の時間で行うことがかなり難しいということであれば、やはり宿題の出し方については検討していく必要があるかなというふうに思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 市長にお伺いしたいと思います。  今教育部長からご答弁いただきましたが、タブレット端末を持ち帰って活用するということは、私も別に先ほど申し上げたとおり否定もしませんし、そういった現状としてあるのですけれども、ただ放課後児童クラブではやっぱり利用できないという形で、ある意味矛盾という表現が正しいかどうか分かりませんが、何かバランスが欠いているような感じもするのです。先ほど申し上げたとおり、長期休業中、放課後児童クラブで過ごす時間が増えるということを考えると、この部分については、今宿題の出し方については検討する必要がひょっとしたらあるのかもしれないというようなお話ありましたが、ここの部分について整理したほうがいいのかなと私感じるのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(田中栄志) 市長。 ◎市長(星野光弘) ご指摘いただいた部分につきましては理解をするところでございます。放課後児童クラブの本来といいますか、子どもたちの状況の中で、私も5月に2か所、南畑とそれから水谷小学校を訪問させていただきました。状況を見てまいりました。これは施設、または状況を見に行って、Wi―Fiとかという問題ではなく行ったわけでございますが、子どもたちは大変様々な遊びをしながらも、または即教科書を開いたり、または学校から課題があるのでしょうか、先ほどの漢字の書き取りなど、即座にそうした宿題を今やってしまうのだというようなことをやっておられるグループグループの子どもたちも拝見してまいりました。なお、Wi―Fiがあればタブレットも使えるのになというようなことは、これはベスト、ベターな選択なのかもしれません、または政策なのかもしれません。現在のところ、答弁をさせていただいたとおり、Wi―Fiを整備するつもりはございませんが、子どもたちがこうした環境の中で勉強に励む、勉強、宿題ができるということについては、やっぱり我々としては支援をしてあげたいということを考えるのは、これは道理でございます。いろいろと整備するには予算もかかりますが、現在のところはWi―Fiについては答弁をさせていただいたとおりですが、やはり教育委員会とともに、よりよい環境をつくっていくということに今後努力をさせていただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 市長もおっしゃられたとおり、私も宿題やりたいというお子さんがいるということもあるし、その部分の環境をどうするかという、なかなか予算ももちろん当然ありますし、あと先ほど子ども未来部長おっしゃったような環境、タブレットを広げるには、ひょっとしたら精密機器なのでという部分もありますし、いろいろ調整しなければいけない部分があるのかなというふうには感じますけれども、ただ私がいただいたお声の中では、連絡帳のような形でタブレットを使う際に、まさにWi―Fiがないと連絡帳が見えなくて、宿題の内容が確認できなかったというようなお声もあったので、先ほど宿題の出し方ということもありましたし、そういったいろんな現状ですか、もちろん教育委員会と子ども未来部のほうでそういった現状を情報共有しながら進めていただきたいと思います。  続いて、大きな2のおいしい給食を目指してということで伺います。学校給食調理業務委託について、現在大きなトラブルもなく、そして会計年度任用職員だった方が引き続きこの業務に当たられているということもあって、引継ぎもうまくいっているということで、こちらについては非常に心強いものがあります。  この4月から変わったのかなと思う部分で、これは私の推察になるのですが、今までは学校給食センターの責任者というのは学校給食センター所長という形で、これは現在もそうだと思うのですが、今度は委託事業者の方もまた一方で多分責任者というような方たちがいらっしゃって、たしかほかの方の一般質問の統括責任者というような名前だったでしょうか、もいらっしゃると思うのですけれども、この統括責任者の方も基本的には毎日常駐しているというか、毎日学校給食センターにはいるという現状なのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 学校給食センターのほうに総括責任者として受託事業者のほうの責任者が常駐しておりますので、指示につきましても栄養士、それから市のほうからの指示には、その総括責任者のほうにお伝えをしている状況でございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) では、いわゆる学校給食センター所長と今おっしゃられました統括責任者の方の所掌における責任というもののすみ分けというのは、現状どうなっているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 給食を提供するというところでの責任というのは当然市にございますので、基本的には総括的な責任というのは市にございます。ただ、調理をするに当たって、その調理の内容によって給食の提供ができなかったですとか、そういった事案が出た場合については、当然委託している事業者にも責任がありますので、どこに責任があるのかというと、総括的には市というふうになるということになります。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) なかなか難しい質問でご答弁しづらいかなと思うのですけれども、私の理解するところでいうと、基本的な責任というのはもちろん市に、給食を提供するものについて市はあるけれども、調理の部分に関することについては、今言った統括責任者が基本的に責任を負うと、それによって問題が起こったら当然市にも責任が全くゼロではないというのも理解しますし、大きい意味では市ですし、その中の一部については統括責任者が担当されて、今行われているのかなというのが理解しました。  例えば調理をしているときに機械などの不具合が生じた場合は、いわゆる調理をされている方は報告とか、そういうのはまずどちらにされるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 機械が壊れてしまった、設備が壊れてしまったということになれば、まずは総括責任者のほうから学校給食センターのほうに報告があって、それが教育委員会のほうにも報告が来るというような形になってございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) なるほど。ということはやっぱり先ほど申し上げたとおり、まず現場があって統括責任者の方がいて、さらに学校給食センターとかを通して教育委員会のほうに行くという、そういう縦軸という形になられているということですね。なるほど、分かりました。  今確認して、特に課題とかも今のところうまくいっているというようなお話でしたし、今責任の所在についても確認したところ、そういった縦軸がしっかりされているのかなと思います。先ほどの機械の不具合なんかあると、給食の提供などいろいろあると思いますし、今までは機械の不具合があってすぐ学校給食センターという部分があったのですけれども、そこに1個統括責任者の方が入ったりすることで、ひょっとしたらそれが遅れてしまうとかということがないとは思うのですけれども、そういったことがないように今後取り組んでいただきたいというのと、あと学校給食センター、かなりこれからの時期暑くなったり、調理場が、当然調理される方は熱中症の危険とかもあると思いますので、様々な観点からぜひ見ていただきたいということを申し述べさせていただきます。  そして、二十歳式で給食が食べられることについてということなのですけれども、なかなか難しいということでご答弁いただきました。名前が成人式から二十歳式に変わりましたけれども、本市で開催される二十歳式というもののまず大きな目的についてお伺いします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 二十歳式の目的ということでございますけれども、市内在住の20歳を対象に社会参加への第一歩を祝うということで、二十歳式のほうを開催してございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) そのような目的なのですね。例年実行委員会というのですか、新成人の方などを加えた形で二十歳式をどのように開催していくかというようなことを話し合われてつくり上げているのかなと記憶しているのですけれども、今年度についても同じような形で二十歳式の準備を現在されているということになるのかなと思うのですが、コロナ禍を明けて一部だって、前は3部制とかいろいろあったと思うのですけれども、そういった部分の話合いも現在進んでいるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 実行委員会のほうは、これから立ち上げということになってまいりますので、そこで様々検討して来年の二十歳式に向けて様々調整をしていきたいというふうに思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) これは、私はなかなか難しいと言われても、ぜひ給食を二十歳式で何らかの形で取り組めたらなと思っていますので、しつこく食い下がらせていただきますが、沖縄県の北中城村というものがあるのですが、そこではたちを祝う記念式典が開かれました。本市でいう二十歳式に相当するものなのですけれども、実行委員会は人生の一ページに残る式典にしようと、20歳を迎えた約180人、小中学校の給食で人気だった揚げパンをサプライズで振る舞ったということです。参加者は、大好きだった揚げパンが食べられてうれしいと思い出の味を楽しんだということでした。北中城村の役場のほうに電話して確認をしましたところ、給食センターの方を招いて手作りで調理をされたそうです。やっぱり新型コロナウイルスのことがあったので、個包装にして基本的にお持ち帰りいただくというような形で準備して持っていただいたのですけれども、中にはその会場付近で召し上がっている参加者の方もいらっしゃいましたし、参加者からは本当はカレーが食べたかったなどという声もありまして、非常に好評だったということです。このような事例についてどのような見解をお持ちでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) そういったイベントといいますか、形を取ることで楽しみにされる方もいらっしゃるかとは思うのですけれども、やはりネックとなるのがそういったものを調理して提供するとなれば、しっかり衛生的にも守らなければいけないところ、安全に提供しなければならないというところがございます。なかなか今はそういった体制を取るのが難しいというふうに考えておりますので、単純に揚げパンを買ってということであると、また少し違うふうになってきてしまいますので、学校給食センターで調理をしてということだとかなり難しいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今インターネットで探すと、給食そのものというのですか、業者の方が一般販売されているようなものもあって、それをお渡しすればいいのかというと、少し趣旨が違うというのは教育部長がおっしゃられたとおりだと思います。  学校給食センターのホームページに掲載されていますけれども、富士見市の学校給食の目標というものがあります。こちらは、学校給食を通じて子どもたちに食事の大切さを理解させますというような形で記載がありました。二十歳式に参加される方というのは、基本的には富士見市の給食を食べ、そして成長されてきた方々であって、改めて食の大切さを理解してもらうきっかけに、二十歳式のときにそういった形で何かできると、今難しさは確かに理解するところなのです。今年も3連休の最後が予定されているというふうにもうホームページに記載されて、1月8日ということで、月曜日の祝日なので、学校給食センターで調理することが難しいとか、いろんな部分もあると思うのですけれども、成人式に参加された方がいろいろ持って帰るのですけれども、いろんな例えば詐欺に遭わないようにとか、そういう啓発のパンフレットとかもいろいろいただくのですけれども、その中にやっぱり何か一つ本市のオリジナルものといったらあれですけれども、そういったものがあってもいいのかなと思うのですけれども、しつこいようですがいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 二十歳式として開催をすることで、何か思い出に残るものをというような趣旨のご質問かと思いますけれども、これまでも過去の恩師の方からのメッセージ、そういったものを冊子にして持って帰っていただくというような、そういった思い出に残るものも取組としてございますので、そういったことについては今後も引き続き検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 分かりました。  続いて、給食の一般販売の部分についてもですけれども、学校給食センターの試食会があってということもお話しいただきましたし、9,000食の給食を担っている学校給食センターの方にこれ以上ご負担になってしまう部分というのも、あと実際の業務的にも難しいというようなお話でした。私はお弁当というふうに申し上げてしまったのですが、これは東京都葛飾区役所の取組なのですが、毎月19日の食育の日にちなんで区立小中学校の学校給食メニューを取り入れた日替わりランチを区役所の食堂で1日50食限定で提供していると、食堂なので本市は食堂というのは今ない、市役所の食堂という意味では少し違うのですけれども、内容としては成人を対象にしているため、主食の量だとか主菜量、魚の切り身の大きさなどの変更等は若干調整はしているそうですが、1食600円で、メニューによってはもう1時頃には売り切れてしまうということもあるそうです。仮に本市の学校給食センターの作った給食の一般販売を30食増やすとかというのは、やっぱりさっき言ったようなご負担はあると思うのですけれども、なかなか難しいものなのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 今の給食の調理について、その食材については、児童生徒の保護者にご負担をいただいているものでの調理になっておりますので、そういった取組となれば、また別の予算を考えなければならないというところがまずあると思います。考え方としてなのですけれども、例えば本庁舎の食堂なりで提供するとなれば、給食メニューのレシピをお渡しして、そちらで作ってもらうということは可能かと思います。ですので、あくまでも学校給食センターで作るのではなくて、そういった食堂なりのほうで作っていただく、そうしたことでのレシピの提供ということではできるのかなというふうに思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) レシピで食堂で作ってもらうということは可能だということですね。なるほど、分かりました。  最後市長にお伺いしたいのですが、これは学校給食センターの今体制のことだとかキャパシティーの問題だとかいろんな部分、衛生面等もあって課題があることは私も十分承知しております。今回給食も公会計化という形で市の関わりが一層深まったという部分もありますし、仮に一般販売を行った場合、市役所に人が集まったり、もしくは壇上で申し上げたような地産地消だとか市のPRだとか、いわゆる二次的なものも期待できると思うのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(田中栄志) 市長。 ◎市長(星野光弘) 実は江口学校給食センター所長は、今年初めて人事異動で来ました。4月の初めに新管理職にヒアリングを行っております、私、全職員、新しくなられた方。私、指示を出したところなのです。でも今日は言いません。答弁を拒否しているわけではありませんので。給食がおいしい、これを6年間、3年間、9年間食べて育った子どもたちが懐かしく思い、そして富士見市を思い出していただける、社会人になられて市外へ出られたり、大学も外へ出られるといろいろあろうかと思います。しかし、やはり9年間食べたものが懐かしいと思うのは誰しも一緒だと思います。勝山議員ご指摘、またはご要望いただいていることにはよく分かります。何とかできないかと私は思っていて、実は江口学校給食センター所長といろいろ指示を出させていただいて、まだ全然公にはしておりません。私と江口学校給食センター所長だけの話なのですが、広く食べていただけるような、レストランで食べていただくとか、またそういったの二十歳式で食べていただくというような仕掛けになると大変大がかりで、そのことが大きな事業化するということになります。私が考えておりますのは、商品を商品化させていただいて、これをお買い求めいただいて、ここに利益を生むというようなことも含め、富士見市の給食が商品化ならないだろうかということを考えているところでございます。まだ学校給食センター所長からは返事いただいておりませんので、今全員協議会室で聞いておりますけれども、期待をしているところでございます。一朝一夕にはまいりませんし、そうした事業化に向けてということも、これが進むとなるとそういうこともありますので、おいしい給食を子どもたち、また大人になった富士見市の子どもたちに食べていただけるということは大きな目標になろうかなと思っておりますので、今日はこの程度にさせていただいて、まだ詰まっていませんので、私がお願いをした、また江口学校給食センター所長との会話の中でやらせていただいているということでございますので、ご容赦いただきたいと思いますが、そういう考えを持っているということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 市長、どうもありがとうございます。今学校給食センター所長と市長のお話を議場で披露していただけて、私がお話ししたのとはまた形こそ違いますけれども、市長がおっしゃったように、私も本市の給食を広く食べてほしいという意味では、市長のおっしゃられた部分と全く同じですので、ぜひこれが形になることを期待させていただきたいと思います。  続いて、公園についてなのですけれども、駐車場の台数もお答えいただきました。山崎公園は22台、水子貝塚公園は65台、難波田城公園は50台、そしてびん沼自然公園が220台ということになっております。おおむねイベント時以外は、そんなに駐車場がというような形ではないみたいなお話ですが、やはりこれは都市整備部長事務代理がおっしゃったように、びん沼自然公園についてはご答弁の中にありましたように、もう土日、祝日、ゴールデンウイークは10時から16時は入庫待ちの車列があるという部分では、やっぱり他の公園とは少し違う部分があるかなと思います。もちろん4月にオープンしたばかりですし、それだけ人気があるというのは非常に喜ばしいことだと思うのですが、ここは一方で課題があるのかなと思います。  そこで、まずびん沼自然公園に関して言えばですけれども、この駐車場の台数というのはどのように決定されたのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 駐車場台数の決定ということです。まず、利用者数というのを想定します。ピーク時の利用者数なのですけれども、これは国交省の都市公園の利用実態調査というのがございまして、それを参考に算出しています。設計時においては、準用しているハンドブックによって駐車場の必要規模を算出する方法がございまして、それによっておおむね200台前後ということで計画をさせていただいたということでございます。算出によっておおむね200台前後ということで、今現状220台の駐車場ができているということでございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) そういった何らかの指標というのですか、そういうものが当然あって、それに基づいて今回びん沼自然公園については200台前後、そしてそれを上回る220台を整備されたということになると思います。びん沼自然公園について言えば、リニューアルオープンに先立って駐車場の台数は大きく増えました。用地についても購入してですとか、いろんな形で220台になったということで、やはりそういった意味では増設の判断というものは非常に正しかったですし、先見性もあったのかなと思います。ただ、それを上回る方の来場者がいると、うれしい悲鳴の部分もあるのですが、ただやっぱり週末になると、その渋滞が県道のほうまで延びてしまって、県道のほうにコンビニエンスストアありますけれども、そうなると公園の利用者、駐車場を待っているのか、それとも県道のほうから入ってきて、渋滞しているから何かあったと思ってそこに一緒に、公園利用者ではなくてもその車列に並ばざるを得ないという形になっている部分もあるのかなと思うのです。この部分については、まだ開園して間もないとはいえ、もうほぼ週末常態化していることを踏まえると、何らかの対策というものをやっぱり一方で必要なのかなと考えるのですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 指定管理者の事業計画上は、そういったことは想定されていなかったというものになります。ですので、現状としては園内のパトロールというのは常にパトロール員を巡回させますよということになっておりますので、そのパトロール員が少し広く回るということでお声がけをさせていただくというような対応はできないかということで協議をしているところです。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今のお話ですと、園内のパトロールをするというものが事業計画にあるので、それを園内だけではなくて園外という形になるかもしれませんが、道路のほうまで行って例えば交通整理、交通整理という言い方おかしいです。車列の部分について何らかの周知をしたりとか、そういったこともできないかということを今協議しているという理解でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) もう実は始めております。協議と先ほど申しましたけれども、そういった対応はさせていただいております。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 始まっているのですね。なるほど、分かりました。  イベント時は、埼玉県管理の河川敷を臨時駐車場として対応したということもあったということですけれども、なかなか難しいのですが、根本的にびん沼自然公園について駐車場を増設するということについては、一般質問の中で増設を今考えていないというようなご答弁もありましたけれども、増設をするための条件といいますか、状況というのはどういうものが考えられるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) これが通年を通して本当に常態化するのかどうかというのは少し見極めなければいけないのかなとは思っています。というのは、駐車場整備にはまたかなり追加の投資が必要になりますので、その投資が本当に必要かどうなのかということはしっかり見極めなければいけないのかなと思っています。ただ一方で、公道上に支障が来すようなことがあってはいけないと思っていますので、交通安全等、そこは何らかの方法を考えていかなければいけないというふうには思っております。今できることは何なのかということで、指定管理者からは民間の駐車場のシェアリング、そういった会社がありますので、そういったところに打診をしているという状況もございます。 ○議長(田中栄志) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) やはり今部長がおっしゃったように、渋滞によって例えば事故が起こるというようなことだけは絶対に避けなければいけないと思いますので、ぜひ前向きに検討していただくことを申し述べまして、私の一般質問を終わらさせていただきます。 ○議長(田中栄志) 以上で勝山祥議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前11時50分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 1時00分) ○議長(田中栄志) 次に、質問順19番、今成優太議員の質問を許します。  今成優太議員。               〔19番 今成優太登壇〕 ◆19番(今成優太) 19番、今成です。皆さん、こんにちは。本日も傍聴またはインターネット中継を御覧いただきありがとうございます。朝の冒頭の議長のご挨拶にありましたとおり、最後までしっかりとやらさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、早速市政一般質問を始めさせていただきたいと思います。大きな1番、介護保険事業について伺います。(1)番、介護認定審査会について。ご存じのとおり介護認定審査会は、市町村が設置する審査会で要介護度を認定する機関になります。コンピュータの判定と医師の意見書、訪問調査を基に、保健、医療、福祉の専門家5人が総合的に審査をし、要介護度を判定していると認識をしております。まずは審査会について、利用者からの申請があった時点から介護認定がされるまでの一連の流れを確認させていただきたいと思います。伺います。  続いて、大きな2番、家庭ごみの処理について伺います。(1)番、現状についてですが、本市はとても優秀で、令和2年度の1人1日当たりの事業ごみ、家庭ごみの総排出量が県内自治体において一番少ない自治体となっています。これは評価すべきことであると思っています。  さて、富士見市として、中でも家庭ごみを減らす現状の取組について伺いたいと思います。  (2)番、生ごみ処理機購入の助成について伺いたいと思います。家庭から排出される可燃ごみの約4割が生ごみです。さらには、この生ごみの70%は水分と言われています。生ごみの水分を切ることは、ごみのさらなる減量の近道であり、近年は生ごみ処理機を導入する家庭も多くあります。それに対する助成を行う自治体も増えてきています。現在、埼玉県では37の自治体、半数以上がこの助成を行っています。ここ富士見市、実は過去にこの助成を行っておりましたが、現在は行っておりません。平成21年度まで実施をしていたと認識をしております。SDGsが叫ばれる今日において、そのような観点からも助成を復活させるべきと考えますが、見解はいかがでしょうか。  大きな3番、びん沼自然公園について伺いたいと思います。(1)番、リニューアルオープンから現在までの運営について。びん沼自然公園につきましては、本年度の4月に展望台、複合遊具、パークゴルフ場、キャンプ場、バーベキュー場等が整備され、リニューアルオープンをいたしました。オープンから現在まで2か月ほど経過しました。運営について課題と中間的な総括として、どのような評価をしているのでしょうか。今議会においても多くの議員が質問しておりますが、私からも改めて伺いたいと思います。  (2)番、今後の運営について伺います。指定管理者の代表団体であるシンコースポーツ株式会社は、全国の公共スポーツ、文化施設の指定管理者事業に取り組んでいます。グループ全体で全国ナンバーワンの実績を保有している会社です。ホームページを見てみますと、北は北海道、南は九州までに少なくとも180を超える指定管理を行っています。それらを分析しますと、その多くが総合運動公園や体育館、文化施設でありました。パーセンテージを見ますと、95%以上が施設の管理を主とする施設であるなという結果が見えてきました。県内ですと、坂戸運動公園や熊谷さくら運動公園、幸手運動公園、パークゴルフ場もあります鴻巣市のコスモスアリーナなどがありまして、私自身もこの4施設は利用させていただきましたが、管理が行き届いている印象を受けました。  さて、前置きが長くなりましたが、施設の管理については得意分野であると思いますが、売店などをはじめ、営業努力を必要とする分野については改善の余地があると思われます。今後についてこのような営業分野に力を入れ、集客を図っていくことが必要であると考えますが、見解を伺いたいと思います。  大きな4番、本市のセキュリティー対策について伺いたいと思います。(1)番、公的な申請時の対策についてです。昨今、様々な課題や問題を引き起こしているマイナンバーカードの申請についてです。この申請について本市では、暗証番号を紙に記載をさせて担当者に渡していると思います。これはセキュリティー上問題があるのではないかと思います。職員の皆様は、誠実に業務に従事していることは十分認識をしております。今回問題としているのは、暗証番号が人の手に渡り手続が行われる、その作業に対する問題提起です。  さて、本市では、このようなことについてどのような対策をしているのか伺いたいと思います。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 答弁をお願いします。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな1点目の(1)、介護認定審査会についてお答えいたします。  要介護認定の流れにつきましては、被保険者等の申請に基づき調査員がご自宅等を訪問し、心身の状態など55項目について申請者及びご家族等に面接いたします。それと同時に主治医意見書を依頼し、主治医のご意見もいただきます。訪問調査を行った調査結果と主治医意見書をコンピュータに入力することで要介護認定と基準時間が算定され、その結果が一次判定結果となります。算定された一次判定が適切かどうか、認定調査の特記事項や主治医の意見を踏まえまして、介護認定審査会で改めて審査いたしまして、最終的な介護認定結果を決定するという流れになっております。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) ご質問の大きな2点目、家庭ごみの処理につきまして2点ご質問を頂戴しておりますので、順次お答えいたします。  初めに、(1)、現状についてでございますが、議員ご質問のとおり、当市の1人1日当たりのごみ排出量の少なさは常に県内最上位となっておりますが、その要因といたしましては一義的には市民や事業者のごみ減量化に対する意識の高さが挙げられますが、その他の要因といたしましては、家庭ごみの回収方法が他の自治体では袋出しが主流の中、当市では可燃ごみ以外は籠とネットでの回収としており、ごみの分別が可視化されていることが一つの要因であるものと考えております。  このような中市では、令和3年4月から富士見市一般廃棄物処理基本計画・第3次計画をスタートし、3つの基本施策に基づき9つの施策に沿ってごみのさらなる減量化に向けた取組を展開しております。家庭ごみの削減に係る新たな取組のうち、食品ロス削減に向けた取組といたしましては、ご家庭で余っている食品などを市に持ち寄っていただき、地域の福祉団体や施設などに寄附するフードドライブを既に実施しておりますが、昨年度におきましては富士見市社会福祉協議会が行っているうさみんパントリーにららぽーと富士見など複数の企業とともに、回収拠点として参画しております。  次に、リサイクルの推進の取組としては、可燃ごみとして焼却処分されている家庭から排出される廃食用油を本庁舎を含む市内3公共施設で拠点回収し、リサイクルする取組を本年6月より開始しております。  次に、リユースの推進の取組といたしましては、現在民間企業との連携による粗大ごみのリユースの取組の準備をしております。今後におきましても、市民の協力を得ながら様々な手法を複合的に用いることで、家庭から排出されるごみの減量化に努めてまいります。  続きまして、(2)、生ごみ処理機購入への助成についてお答えいたします。生ごみ処理機につきましては、ごみ減量化施策の一つとして、購入費の助成を行っている自治体が多くあることは承知しております。本市におきましても、議員ご質問のとおり、ごみ減量化のため平成12年度から生ごみ処理機の購入補助を行っておりましたが、年々申請件数が減少するなどの市民ニーズの変化や補助に対する費用対効果の面から、平成21年度をもって廃止した経過がございます。一方で、家庭ごみのさらなる減量化は、SDGsの実現に向けた重要な取組であるものと考えております。このことから市では、家庭から排出される生ごみの減量化施策の新たな取組として、バイオガス化に向けた実証実験を計画しておりますことから、生ごみ処理機購入に係る助成の予定はございません。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) ご質問の大きな3点目、びん沼自然公園について2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、(1)、リニューアルオープンから現在までの運営についてでございますが、本年4月1日のリニューアルオープン以降、多くの方々にご来園をいただきまして、びん沼自然公園のコンセプトであります、全ての世代が憩い、楽しめる空間として大変にぎわっております。リニューアルオープンから2か月余りの短期間での評価といたしましては、パークゴルフ、キャンプ場の利用者数や利用料収入の数値としてはおおむね順調であるものと捉えておりますが、一方で利用者の皆様からは、公園駐車場への入庫に伴う渋滞、飲食施設やパークゴルフ場の芝生の管理状況などについてご意見をいただいておりまして、これらは課題であると認識してございます。また、屋外施設であることから天候にも左右され、先般の台風2号による大雨の影響によりましてパークゴルフ場の大半が冠水し、パークゴルフ場の復旧にかかる時間ですとか、対応にも課題があるものと考えております。びん沼自然公園をご利用いただきましたお客様が今後何度も訪れていただくリピーターとなっていただくためには、これらの課題、意見にしっかり対応し、改善できる運営体制を確立させることが現時点での課題と評価として捉えております。  続きまして、(2)、今後の運営についてお答えをいたします。議員ご指摘の営業分野に力を入れて集客を図っていくことにつきましては、びん沼自然公園のさらなるにぎわいを創出するために営業努力が重要であるものと認識をしております。ほかの施設に比べ利用者の少ない傾向にありますバーベキュー場、あるいは売店、カフェ施設でありますナチュレにつきまして、メニューの改善ですとか見せ方の工夫など、民間事業者のノウハウを最大限に引き出し、来園者のニーズに的確に捉えた運営に努めるように、指定管理者には要望してまいります。  また、今後指定管理者の自主事業として、マルシェの開催やキッチンカーの出店など様々な企画に取り組む予定がございますので、びん沼自然公園に足を運んでいただくきっかけとなりますよう、SNSなどを活用し、積極的に情報の発信をしてまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな4点目、本市のセキュリティー対策について、(1)、公的な申請時の対策についてお答えいたします。  マイナンバーカードの申請や交付、暗証番号の設定につきましては、総務省が示している個人番号カード交付等に関する事務処理要領に基づき事務を行っております。暗証番号の設定手続につきましては、交付申請者ご本人がシステムに暗証番号を入力して設定を行う方法と、交付申請者の申出により同意が得られたときは、本人に暗証番号を暗証番号記載票へ記入していただき、それを職員が預かり、本人に代わって設定を行う2つの方法があり、どちらの方法を希望するか聞き取った上で設定手続を行っております。市職員が代わって暗証番号を設定する場合にも、窓口で他人に見られることがないよう配慮しながら、適正な管理の下、マイナンバーカードの暗証番号を設定、交付させていただいております。なお、手続が完了した後は、申請者に暗証番号記載票を返却し、大切に保管していただきますようお伝えしております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  今成議員。 ◆19番(今成優太) 一通りご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問のほうをさせていただきたいと思います。  まず、1番の介護保険事業について、介護認定審査会ということで、いろいろとまず面接をするであったりとか主治医の意見書を基にコンピュータのほうで判定したり、一次判定をし、それを基に審査会を行うということの一連の流れを確認しました。この審査会について伺わさせていただきたいと思うのですけれども、まず行っている時間帯を確認させてください。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 審査会につきましては、日中行うものと、また夜の大体7時ぐらいからでしょうか、そのぐらいから夜行うものとございます。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 令和4年度の実績だと168回というふうなことなのですけれども、医師の方であったりとか歯科医師の方、そういったふだん現場に出ている方の空き時間、日中であれば昼前後であったりとか、夜だったら診療が終わった後、そういった時間で行われているという認識でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員おっしゃるとおり、事前に委員が出られる時間帯をお聞きして、それに合わせた形で審査会のほうは行っていると思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 時間のほうは分かりました。現場がある中で空いている時間というか、空いている時間といったら語弊があるかもしれないですけれども、時間をつくっていただいて来ていただいているということだと思います。  それでは、1回のおおよその会議時間というのはどのくらいやっているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。
    ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 平均で約25分と捉えております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 分かりました。令和4年度168回やっていると、1回の会議が25分というところだったと思いますけれども、本市の場合、審査会は基本的には本庁のあれでやるのですか、委員が5人来庁して行われていると思います、令和4年度は168回と。先ほど申し上げましたとおりに、委員が医師の方、看護師の方、あとケアマネの方であったりとか、または保健事業の職員の方であったりとか、そういった方々だと思うのですけれども、他市ではリモートで実施をしているところもあるのですけれども、もちろん審査会の役割を十分に担保することが前提なのですけれども、一方で25分間の会議で来ていただくというのが、なかなか医師の方であったりとか、そういった方々から少しどうにかならないのかという多分声というのが多少なりともあるのかなというふうに思うのですけれども、その辺本市でもリモートということを考えてもいいのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 介護認定審査会をリモートで実施することにつきましては、令和2年2月に厚生労働省より新型コロナウイルス感染症に係る要介護認定の臨時的な取扱いとして、介護認定審査会の開催に当たっては、ICT等の活用により合議ができる環境が整えられれば、必ずしも特定の会場に集まって実施する必要はないと示されております。また、これらの機器の整備等がない場合は、書面で各委員から意見を取り寄せ、判定を行うような取扱いをしても差し支えないとされております。これを受けまして本市では、リモートでの実施に向けた準備として介護認定審査会委員へのアンケートや庁内調整を行いつつ、この間従来どおりの方法に加えまして、書面による判定も実施してまいったところでございます。このような中、先般、5月8日付で厚生労働省からICTを活用した介護認定審査会の開催について、介護認定審査会の業務の効率化や日程調整等の事務負担の観点から、今後新型コロナウイルス感染症対策に限らず実施できることとする事務連絡がございました。現在、リモートで実施するための規定の整備や庁内調整も踏まえまして、実施に向けて調整しているところでございます。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今は前向きなご答弁でちょっとびっくりしたのですけれども、となりますと確認なのですけれども、リモートであったりとか、逆に来庁したいという方もいると思うのです。その辺をハイブリッドで今できるように調整しているという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 結果的に今成議員がおっしゃったように、ハイブリッドになる可能性もございますので、その辺のところは出てこなくては駄目とか全部ウェブにするとか、そういうことではなくて今成議員おっしゃったように、ハイブリッドな形でもできるような形で考えております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 分かりました。ぜひともしっかりとした審査ができるということを前提に、ハイブリッドな形で進めていただければと思います。  続いて、大きな2番の家庭ごみの処理について伺いたいと思います。(1)番の現状についてということで、富士見市、1人1日当たりのごみの排出量が県内で一番少ない自治体、トップクラスで誇るべきことなのかなと。そういったのは市民、事業者の意識が高いのとごみの分別が確かに可視化されているというのが、やはりよくも悪くも周りの目がありますとちゃんとやらなければいけないなと、それではいけないのですけれども、そういったのも起因しているのかなというふうに思いますけれども、そもそもの話になって恐縮なのですけれども、こういうふうにごみの分別していこうというのは、まず最初からごみを減らさなければいけないという観点から、こういったのになってきたのか、どういう判断で今現在のこの状況がなってきたのかを確認させてください。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) これまでの経過としまして様々なことがあったと思います。今議員おっしゃったとおり、ごみの減量化もありますし、あと志木地区衛生組合、施設の整備に当たって必然的に分別をせざるを得ないですとか、あとは社会情勢等々にのっとって今の形が出来上がったものと考えております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 様々なことが積み重なって今の現状ということがあると思いますけれども、さらなる取組をしていただきたいなと思うのですが、(2)番のほうに移りたいと思います。  生ごみの処理機購入についてと、平成12年から平成21年はやっていたということなのですけれども、その費用対効果であったりとか様々な観点から取りやめましたということだったと思うのですけれども、先ほどSDGsの観点からは、そういったごみ処理というのは、生ごみの処理ですか、それは非常に大事だということで、一方でバイオガスの取組というようなご答弁があったと思うのですけれども、その辺私整理ができなかったもので、もう一度お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 今現在家庭から出ている生ごみは富士見環境センターで焼却処分しておりますが、民間事業者と、あとバイオガスプラントと市で、3者で実証実験をやるような形で今計画を練っております。それは、市内の幾つかのモデルの地区を選定しまして、そこで生ごみだけ回収をして、それをバイオガスプラントに持っていってバイオガス化して発電するという実証実験を来年度を目途に計画しているところでございます。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) なるほど。今私がご提案していたのは、各家庭でごみ処理機をやって、そこで処理をしていくのではなくて、行政側が例えばみずほ台東地区、西地区か分からないですけれども、そういった地区一帯の生ごみを全部回収をして、それをバイオプラントに持っていくと、そういった行政サービスの一環として生ごみの処理を考えているということなのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 議員おっしゃるとおりでございます。たまたまふじみ野市にバイオガスプラントができましたので、そこもなかなか生ごみが集まらないという、やはり生ごみだけ分別するというのは家庭でも事業者でもなかなか難しい部分がありますので、今回市が率先して家庭ごみをバイオガス化するということで、まずは実証実験としてどういう課題があるのか、どういうメリットがあるのか、それを試験的にやってみたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) なるほど。そうしますと、私のご提案した生ごみ処理機への購入の助成というよりも、行政でやられたほうが多分いいと思いますけれども、一方で生ごみの処理については、生ごみをためておく、やっぱり生ごみというのは放っておくとすぐに臭いであったりとか虫が湧いたりとか、そういったものもあると思うのですけれども、その辺も加味しますと、もちろん行政で一体でやるというのはすごくとても、もしかして先進的な事例なのかもしれないです。高く評価します。ぜひ取り組んでいただきたいと思うのですけれども、一方でSDGsの観点から、今安くても1万円ぐらいであったりとか、高くて8万円ぐらいのバイオ型と乾燥式の処理機の購入というのがあるのですけれども、やらなければいけないのだけれども、高いもの、そういったものにやっぱり公的な補助というのは、もう一度考えていく必要ってあるのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 家庭から出る生ごみの処理方法、今議員が言った生ごみ処理機もありますし、あと昨年度実施しました水切りモニター制度をやりましたが、しっかりと水を切ってもらうやり方、また今回今私どもが計画しているバイオガス化する方法、いろいろありますので、まずは今バイオガス化を実証実験やってみて、その中でどういう手法がいいのか、やはり継続するのが一番でございますので、生ごみ処理機も含めまして、生ごみの処理が一番どの方法がいいのか、その辺りは今後検証してまいりたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ぜひともそういった観点から進めていただければと思います。  それでは、大きな3番のびん沼自然公園について伺いたいと思います。(1)番のリニューアルオープンから現在までの運営についてということで、大変にぎわっているということで、パークゴルフ場とキャンプですか、そういったものの数値はなかなかいいのかなと、一方で駐車場の渋滞であったりとか、芝生の管理について課題があるのかなというご答弁だったと思います。まず、確認させていただきたいのですけれども、指定管理者と市でこれまでの間どのような形で会議や協議を行ってきたのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) オープン前からもう会議は設けておりましたけれども、この4月のオープンからどういう会議をしてきたかということでお答えさせていただきますと、指定管理者JV、ジョイントベンチャーということで2社おりますが、そのほかに食品関係の協力企業ということで、キャンプの食品、バーベキューの食品関係、中のカフェナチュレも担当しているのですが、その企業1社も含めて合わせて3社と市のほうで会議を設けさせていただいております。そういう中で、利用者様からいただいたご意見、ご要望などを情報共有を図りながら、これまでの各施設の利用状況の確認ですとか、管理状況がどうなのかとか、また使用料収入等がどんな状況なのかということは共有させていただきながら、そして今後の改善点などについても話し合ってまいりました。また、日々職員が施設内現地確認などをさせていただいて、そういう場でも情報の共有を図っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今まで様々やっているなということなのですけれども、今議会、私だけではなくて多くの議員がびん沼自然公園の課題について質問されていると思います。私は、リニューアルオープンから全てが整うなんていうのは全く思っていないですし、部長も正直今議会で何度もお疲れかと思うのですけれども、あまり構えないで聞いていただきたいと思うのですけれども、これからこういった質問や提言を基ににぎわいの場所として成長していってもらえればいいなということで質問をさせていただきたいと思うのですけれども、確認なのですけれども、今議会が終了後、今回の様々な提言を基に、指定管理者と様々な方々、さっき3社という話があったのですけれども、協議を持つと思うのですけれども、どのような形で会議を行っていくのか、その辺を伺いたいと思います。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) この議会で議員の皆様方からもいろんなご提言、アドバイスをいただきました。その提言を基に、代表企業者、先ほど言った3社のいろんな役職があるのですけれども、上の方たちも呼んで、また現場を担当しているものも呼んで、一堂に会した形で会議を設けたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 分かりました。  それでは、(2)番の今後の運営について様々なご提案を交ぜて質問させていただきたいなというふうに思うのですけれども、さて壇上でも述べさせていただいたのですけれども、全国で180を超える指定管理を行っている代表団体の話なのですけれども、シンコースポーツの情報を調査して、質問や提案に分野ごとにさせていただきたいなというふうに思っております。議論を分かりやすくするために、まず指定管理全体の話、そしてパークゴルフ場、売店、バーベキュー、キャンプその他、トイレやシャワーについてや新規の提案という形で順を追って整理をしながら議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、指定管理者の特徴について伺いたいと思うのですけれども、180を超える指定管理を行っているシンコースポーツということで、ほとんどが施設の管理なのです。グラウンドの管理を主とするものであって、県内の指定管理をしている坂戸市、熊谷市、幸手市、鴻巣市の施設は実際に利用させていただいたことがあって見てきました。施設については、新しいもの古いものたくさんあるのですけれども、全ての施設に共通しているのが芝の管理という点については、かなり県内でもトップクラスなのかなというふうに思っているのですけれども、その中でパークゴルフ場、今現在ほぼ芝ですので、その芝の管理こそがこのゴルフ場の評価につながるというふうに思うのですけれども、実際パークゴルフ場を2日前に見てきたのですけれども、鴻巣市のパークゴルフ場と比較しても雑草が多いのかなという印象を受けたのですけれども、本来のシンコースポーツ、シンコースポーツだけがやっているではないのかもしれないのですけれども、そういった管理能力というのが富士見市において発揮できていないのかなというふうに思うのですがいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 指定管理者の代表団体ということで、うちの指定管理団体もシンコースポーツが代表になっております。今議員がおっしゃっていた、シンコースポーツが代表でなっているところもたくさんあろうかと思います。同じように県内でパークゴルフ場を公共でやっているところもシンコースポーツが管理主体というか代表で、うちのJVと同じ会社と一緒に組んでパークゴルフ場を管理しているところもございます。そちらのパークゴルフ場を見てみましても、おっしゃるとおりでございます。うちの芝が今現在は、今まで利用者からもご意見いただいたとおり、雑草が多いですとか、芝生が長いというような状況がございました。ほかの管理状況を見てみますと、芝生の管理についてはそれなりに秀でた能力は持っているはずだというふうには思ってはいるのですけれども、指定管理者とこれまで協議をしていく中では、実は芝刈り機が途中から故障してしまいまして、新しく導入するはずの芝刈り機の納入も遅れているのだというところで報告は受けていたところです。それは言い訳にしかならないのですけれども、そういう状況があった中でなかなかいい管理ができなかったということではございますが、今現在パークゴルフ場については、あさって土曜日に実は開園のめどが立ちまして、新しい芝刈り機の導入ももうここで入ったものですから、多くの職員を人海戦術で芝の管理に充てさせていただいて、復旧作業を今全力で行っているところでございます。今後につきましては、芝についてそのような皆様からおしかりのないように、適正な管理でやっていただけるように指導、要望をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 私は、おしかりをしているわけではないので、こういった能力がある民間業者ですので、その辺はご理解し、今後しっかりとした管理をしていただければと思います。  それで、これから分野別に入る前に、シンコースポーツが指定管理しているびん沼自然公園と同様に、施設管理だけではなく、ある意味アミューズメント的な要素を含んだ施設を紹介しながら、比較して質問、ご提案させていただきたいなと思うのですけれども、まず県内に私確認した中でも2つありまして、深谷市にあります。北関東で最大級と言われます全天候型の屋内レジャープール、アクアパラダイスパティオというのは多分知っている方も多いと思うのですけれども、こちらは屋内プールのほか園内花壇、バーベキュー、キャンプ場など手広く展開しています。次に、熊谷さくら運動公園です。広大な敷地に体育館、屋内プール、トレーニングルーム、野球場、テニス場、サッカー場、陸上競技場、そしてバーベキュー場を展開している。ここが施設管理だけではなくてアミューズメント的な要素を含んだところで、シンコースポーツが指定管理をしているところなのですけれども、こういったシンコースポーツのスポーツ施設を研究や視察をしたことはあるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 前任のこれまでの者が行っていたかどうかは、私も分かっていないですけれども、私は視察ということでは行ったことはございませんが、私的な形では利用をさせていただいたことはあります。今ご紹介いただいたパティオですとか熊谷のさくら運動公園、これはうちのびん沼自然公園の指定管理者でありますシンコースポーツがやられていると、同じような公の施設ということは存じ上げております。まずは、ご紹介いただいた施設については、うちのびん沼自然公園と施設規模ですとか指定管理料など、そこについてはかなり大きな違いがあるということを前提とさせていただいてお話をさせていただきたいと思いますけれども、ご指摘いただいたとおり、いろんな違いが出ているかなというふうに思いますので、アミューズメント的な、営業的なところというところも、もっと出していかなければいけないのかなというふうには、これからどんどん民間の力を引き出していかなければいけないかなというふうには思っているところです。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、シンコースポーツがそういった指定管理をしているというのがご理解していただけるのであれば、今後の議論が進んでいけると思います。  すみません。分野別に行きたいと思います。まず売店についてです。びん沼自然公園の売店につきましては、先日行ったときに、議会終わった後に行ったのですけれども、管理棟の中に売店があると思うのですけれども、ポップや売店が中にあるというのが外から全く分からなかったのです。看板もなければのぼりもありません。外からはただ白い建物があるだけということで、私はもちろん行っていますから分かりますけれども、初めて来た方というのは何があるのか、あそこに売店があるのかというのは絶対に分からないなというような印象を受けたのですけれども、さらにはホームページを見ても、メニューについてはサンプルとか写真はなくて文字だけと、そのような状態なのですけれども、その辺のご見解っていかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) おっしゃるとおりだと思います。そこについても指定管理者のほうには、ホームページで書かれていることと現場が違うところもあるものですから、商品が足りていないというところもございますし、紹介の仕方も写真をもう少し使えばいいのに文字ばかりで分かりにくいかなというようなところも感じておりますので、改善について協議をしてまいりたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) その辺について改善していただきたいと思います。  せっかくなので、私も調べたので、深谷市のパティオの売店をご紹介させていただきたいと思うのですけれども、ここはプールとトレーニングルームがあるので、トレーニングウエアとか水着のほかに深谷市のお土産であったりとか、実はシフォンケーキの自動販売機、深谷市有名なのです。そういったアイスシフォンケーキを売ったりとか、そういったものもしているので、ぜひともそういったのも改善のためにご参考にしていただければと思いますので、もちろんシンコースポーツは多分横のつながりで分かると思いますが、その辺も研究していただければと思います。  次に、バーベキュー場について伺いたいと思います。時間につきましては、今までもご指摘ありましたけれども、びん沼自然公園は10時から5時、5時には完全撤収と、ホームページを見ても手ぶらでバーベキューセットメニュー、大人4,400円から、プレミアムな1万2,000円のコースまでがあるようなのですけれども、定番的なメニューの内容というのは写真で見て分かったのですけれども、それ以外のメニューは金額しか分からないです。プレミアム1万2,000円って書いてあるのですけれども、何がプレミアムかなと、全く分からないのです。  それでは、今度は熊谷のさくら運動公園のバーベキューを比較しますと、本市と同じくBBQ太郎がこの事業を受け持っています。時間なのですけれども、1部が11時から3時、2部が4時から20時、8時まで営業されているのです。深谷のパティオのほうでも同じような時間設定が1部、2部というふうにされているのですけれども、ぜひこれを参考にしていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) キャンプ、バーベキュー時間については、この議会でもご提案いろいろいただきました。私どものほうでも、これまでのお客様からのご意見、ご要望を受けている中で、営業の時間帯を夜に延ばすというようなことは、指定管理者のほうに協議事項、要望事項としてお話をしております。そういった中で、前向きな検討もしますという回答をいただいておりますので、継続して協議はして、これは実現をさせていけるようにしっかりやっていきたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ありがとうございます。  続いて、キャンプについてに行きたいと思います。チェックインは10時でチェックアウトは翌日の午前朝9時、早いですし、朝食や片づけを考えると早朝から起床する必要があるのかなというふうに思います。ご指摘もいろいろとあったと思うのですけれども、一般のホテルや旅館でも早くても10時がチェックアウトの中で、片づけが必要なキャンプが9時かというのであると思うのですけれども、今度深谷市のパティオを比較させていただきたいと思うのですけれども、こちらはデイキャンプと宿泊キャンププランがありまして、デイキャンプは10時チェックインで、チェックアウトは5時、日中のキャンプです。もう一方、宿泊キャンププランは、1時チェックインのチェックアウトは翌日の11時と、なるほどなとすとんと来たのですけれども、そういったキャンプについて、同じ指定管理者がこういった形でやっているということなので、ぜひ改善してはいかがと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) ご提案ありがとうございます。同じようにキャンプの時間につきましても、議員もとより利用者からも同じようなご要望をいただいたこともございます。今後、先ほどと同じですが、指定管理者と協議してまいりたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) すみません。ずっと提案ばかりで申し訳ないのですけれども、ここでしっかり立て直したいといいますか、今ならいい方向に行くと思うので、もう少しお付き合いしていただきたいと思うのですけれども、続いてシャワーについてです。  シャワーについてなのですけれども、8時半から5時ということで、キャンプが9時チェックアウトであるにもかかわらず、シャワーは8時半しか使えないと、なかなか厳しいかなと。火は21時まで使えると思うのです。でも一方でシャワーは5時までしか使えない。火を使った後にやはりシャワーぐらい浴びたいというようなところで、近頃のキャンプ場というのは、シャワーであったりとかトイレであったりとか、そういったのが結構充実していると、それが一つのキャンパーの目安というか、ここを選ぶということになってくるのですけれども、パティオのほうではシャワーは24時間いつでも入れるというようなことは確認されています。この辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) これにつきましてもご要望が高いということは分かっておりますので、何かいい改善方法がないか協議をしてまいります。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 続いていきます。トイレです。トイレなのですけれども、トイレが遠いというお話があったと思います。先日、河川敷の敷地だから設置ができないとのご答弁がありましたけれども、果たしてそうなのかなと、同じ河川敷でも羽倉橋付近にあります富士見市運動公園、あれも河川敷地だと思います。そこに快適な水洗トイレなどが設置されていると思いますし、今回のびん沼川の河川敷であっても、同様の河川法というのはクリアできるかなというふうに私は認識をしているのですけれども、その辺の検討であったりとか、その辺の見解はいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 河川区域ということで、工作物の設置制限を踏まえまして、今の施設配置があるというところは先日ご答弁させていただいたとおりですけれども、そういう整備時点の考え方と相違が出てしまうということもございますし、水の上がる頻度ということを考えますと、荒川の運動公園はもう少し水の上がる頻度が高いというふうに思っております。そういった意味で設置、撤収という費用面を考えますと、今の段階ではなかなか仮設トイレでも設置するのは難しいのかなというふうに考えているところです。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今上がる頻度が高いから厳しいのかなという話があったと思うのですけれども、江川の横の貝塚地区の下の谷公園のところにも簡易的な仮設トイレがあると思います。あそこは確かに行くのに多少高いところに設置をしたりとか、そういった工夫がされているので、ぜひともその辺もご参考にしていただければなというふうに私は思います。  続いてなのですけれども、これもいろいろと議論をすると賛否両論分かれてくるかもしれないですけれども、あえて質問をさせていただきたいと思います。喫煙所についてです。喫煙所についてなのですけれども、広大な敷地内や駐車場というのは全て禁煙となっていると思います。一方、喫煙者というのは一定数いますし、本市でも7億円、8億円のたばこ税が市に入ってくると。全面禁煙をするということは、かえって公園内の喫煙者、非喫煙者のトラブルであったりとか、近隣敷地や道路での喫煙が発生する可能性というのは非常にあるのです。実際に都内のほうで全て禁煙にしたら、そういった逆にトラブルが増えたというところで、逆に専用の喫煙所を設けたりとか、そういった事例もあるようなのですけれども、公園の端など人の動線にかぶらない場所での喫煙所の設置というのは、吸う人も吸わない人も共存できるのかなと、そういった環境づくりというのは必要なのかなと。喫煙者を逆にそこに誘導するというのは、私は必要なのかなと思うのですけれども、その辺の協議というのはいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 市といたしましては、びん沼自然公園ですから、ほかの市内の公園と同様に、多くの子どもたちが集まる場所ということを踏まえますと、基本的には園内は禁煙とする考え方をしております。ただ、一方で今議員おっしゃいますように、吸いたい人はどこかで吸ってしまってほかの問題を起こすというようなことも想定できるところでございます。周辺道路ですとかキャンプ場の隅とか、あるいはテントの中で吸ってしまって、何かぼやでも起こしてしまってもいけないということも思っておりますので、そういうことを鑑みますと、そういったご意見、ご要望などを踏まえて、今動線の確保しながらとかというご提案もいただきました。何かよりよい方法を検討してまいりたいというふうに考えます。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) これは感情論だけではなくて、データに基づいて様々な検討というのはされたらいいのかなというふうに思います。  続いて、このびん沼自然公園の施設をより利用してもらうために、こういったパッケージであったりとかプランというのはいかがかなというご提案をさせていただきたいと思うのですけれども、施設の総合利用をあっせんするためにも、例えばパークゴルフ場とバーベキューのセットプランでこうですよとか、パークゴルフと食事のセットであったりとか、そういった仕掛けというのも必要なのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そういったご提案につきましても、今後指定管理者と協議、提案をさせていただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 部長に聞くのは最後です。この後市長に全体的なことを聞きたいのですが、まず部長にお聞きしたいのですけれども、まず続いては新規提案なのですけれども、新規といっても先ほど紹介しているパティオであったりとか、熊谷さくら運動公園でやっていることを基にご提案をさせていただくのですけれども、最初に近年若い方からご年配の方でとても流行しているサウナ、私もよくサウナに行くのでよく分かるのですけれども、土日はもちろん平日も日中はご年配の方、夜は若年層の方でとてもにぎわって、サウナブームというのはいまだ続いていると思うのですけれども、ここではサウナといってもテントサウナ、これパティオのほうでやられているのですけれども、テントサウナになりまして、持ち込みを可能とするプランやテントとドラム缶風呂を施設自体で用意をして、それを利用するプランというのもあるのです。さらに、アウトドア会議、テレワーク用に机とか椅子を貸し出したりとか、ついては日光浴用にビーチベッドを貸し出したりとか、そういった利用の幅を広くするようなことをやっていると思います。指定管理事業であるので、あれかもしれないのですけれども、そのポテンシャルやほかの自治体での指定管理の取組をぜひ市として調査研究をして後押ししていく、助言や取組というのをぜひ今後やっていっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 指定管理者制度を活用して施設管理運営をしているものですから、先ほど少し申し上げさせていただきましたが、パティオですとかさくら公園とはまた事業規模、指定管理料の違いもございます。一緒にジョイントしている企業も違うところもございますけれども、まずは市といたしましては、今の指定管理者から提出されている事業計画に基づいて管理運営をしっかりやっていただく、提案していただいた自主事業、これもしっかりやっていただく、実行していただくということを大前提として考えさせていただきまして、その上で今ご提案をいただきました趣旨の事業を加えることができないか、何とかできるような体制をつくれないかというようなことは、協議、バックアップしていきたいなというふうに思っております。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ありがとうございました。  市長にお伺いしたいのですけれども、今までいろいろと分野別に細かく質問であったりというか、提案させていただきました。今後のびん沼自然公園について市長のご見解といいますか、取り組みたいこと等々あればご発言をしていただきたいと思うのですけれども。 ○議長(田中栄志) 市長。 ◎市長(星野光弘) 今議会におきましては、びん沼自然公園の現状と、並びに皆様方からの提案を踏まえた建設的なご意見、ご質問を頂戴しております。ありがとうございます。全議員の皆さんに感謝申し上げたいと思います。  まず、これまでの整備の状況の折から、4月1日以降の運営につきましては、私または副市長をはじめ、関係部長並びに関連する部局等も踏まえて、やはりしっかりとした運営をしていきたいという思いを強く持っているわけであります。したがいまして、前段の質問の中でもお答えをいたしましたが、既にゴールデンウイーク明けの状況についての調査並びに報告、そしてそれにまつわる私どもの意見をしっかりと指定管理者に伝えてくれというようなことで、一定のまずはゴールデンウイーク明けに1回会議を私ども持ちました。今後は夏に向けて、またお子様が夏休みになる時間帯が次の、ゴールデンウイークほどの大きなピークになるかどうか、暑くなりますから。しかしながら、この次のピークに向けてどうなるかということをこの議会明けにもう一度私ども会議を、私と副市長も参加する会議を持ちたいというふうに、ここには指定管理者は入っておりません。内部的な会議というふうにご理解ください。したがいまして、この6月定例会でいただきましたご意見もしっかりと今把握してございますので、こうしたものをどのように反映していくかというのが大きな課題にもなると思います。  私のまず印象を申し上げます。4月1日オープンから毎土日多くの皆さんにおいでをいただくという状況がやはり期待の高い事業であった、また遊んでみたい、あそこで時間を過ごしたいと思う多くの市民の皆さんや市外の皆さんにも多く使われているということを改めて実感をいたしましたが、どうも指定管理者におきましては、こうした想定がなされていなかったように思える節があります。想定されればある程度のピークに応えるための準備などが大いにあったものと思います。私も実は経験の中から、飲食店などを数店舗経営してまいりましたが、オープン時の初動の店の運営者、オーナー、またはその関係者につきましては、やはりここで一発勝負をかけないと、次リピーターになっていただけないと、まずいものを出してしまえば、あそこまずいという評判がばっと、まさにSNSを使えばあっという間に広がってしまいます。そういった評価もあるようでありますが、比較的私どもは好印象を得ているというふうに思っていますが、しかしながら、私が感じるところでは、やはりお客様の数についてはシンコースポーツをはじめ、指定管理の皆さんにつきましては、少し過小評価があったのではないかということを感じています。したがいまして、ゴールデンウイークのピークがいきなり大きな山登りをするというような状況であったというふうに、前の答弁もそうお答えしたと思いますが、そういう感覚を持っています。しかし、ここで次のピーク、夏休みに向けてという準備をさせていただきたいと思っておりますし、しっかりと指定管理者との調整ごと、新たなアイデアの具申などをさせていただきたいと考えております。  それから、分野別に様々アドバイスを頂戴いたしました。これも私どもは、事前に例えば月金のウイークデーはどうやって勝負するのだ、土日だけお客様来ればいいのかという考え方とか、こうしたものも事前に申し上げておりました。したがいまして、月金については例えばアウトドア会議という言葉をお使いになられましたが、企業の皆さんの例えばチームビルディング用のセンターハウスなり会議室も設けました。こうした場所で新社員の研修会にしていただいて、その後社長の訓示など終わった後、社員とともにバーベキューしていただくとか、パークゴルフをしてチームビルディングに使っていただくとか、月金もこうした考え方ができないだろうかとかお願いをしてございます。  また、サウナの課題、サウナは私も今お聞きしながらチェックをさせていただく中で、評判の高い、大変多くの愛好家がいらっしゃるサウナの展開もされているのを見ました。大変面白く思いましたし、自然の中でサウナをというのは大変面白いなと思いました。  こうした新たなアイデアをしっかり頂戴をしたものをやはり具現化していただかなければ、永続的に、そしてリピーターの皆さん、そういった新しい皆さんを呼び寄せるためには、どこかでポイントを設けて次の新しい展開を入れていくなどのことが必要だと思っておりますので、今後もしっかりこの公園をずっと愛していただけるよう頑張ってまいりたいと思います。 ○議長(田中栄志) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 市長、ありがとうございました。びん沼自然公園がもっといい公園になるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  最後に、4番の本市のセキュリティー対策ということで、公的な申請時の対策ということで、マイナンバーカードを申請するときの暗証番号を直接本人が入力するのか、紙に書くのかというのをご案内しているということなのですけれども、利用者の側からすると、実は本当は直接入力をしたかったのだけれども、紙に書いて渡したと、直接入力を私知らなかったというようなお声を聞いたのです。となるとすると、そういった案内をもう少し徹底していく、直接入力もできますよ、紙に書いて渡すこともできますよというのをもう少し分かりやすく提案していくということが必要なのかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 今議員おっしゃる暗証番号の設定方法でございますが、この部分につきましては本市では、まずお客様にどちらの方法を取るかということを確認しておりますので、それで本人が直接やるという方はそのような形、また職員がやるというときはそういう設定を取らせていただいております。 ○議長(田中栄志) 以上で今成優太議員の市政一般質問を終わります。  暫時休憩します。                                      (午後 2時01分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 2時02分) ○議長(田中栄志) これをもちまして、市政一般質問を終了します。 △散会の宣告 ○議長(田中栄志) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日16日は、午前9時30分から予算決算常任委員会を開催し、同委員会終了後に庁舎整備に関する特別委員会を開催いたします。  17日と18日は休日のため、19、20日は議案調査のため休会となります。  21日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、午前9時30分から本会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                                      (午後 2時03分)...