富士見市議会 > 2023-06-12 >
06月12日-04号

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  1. 富士見市議会 2023-06-12
    06月12日-04号


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    令和 5年  第2回 定例会           令和5年第2回定例会議事日程(第4号)                                  令和5年6月12日(月曜日)                                  午前9時30分 開議日程第 1 市政一般質問      質問順       5 佐 野 正 幸       6 根 岸   操       7 小 泉   陽       8 宮 尾   玲散   会出席議員(21名)     1番   小  泉     陽         2番   田  中  栄  志     3番   佐  野  正  幸         4番   根  岸     操     5番   伊 勢 田  幸  正         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   熊  谷     麗     9番   木  村  邦  憲        10番   宮  尾     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   篠  田     剛    15番   篠  原  通  裕        16番   山  下  淑  子    17番   深  瀬  優  子        18番   勝  山     祥    19番   今  成  優  太        20番   小  川     匠    21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  危機管理監   古  寺  優  一      総 務 部長   古  屋  勝  敏  政 策 財務   水  口  知  詩      協 働 推進   新  山     司  部   長                   部   長  市 民 部長   塩  野  英  樹      子ども未来   小 日 向  哲  也                          部   長  健 康 福祉   鈴  木  貴  久      経 済 環境   渋  川     久  部   長                   部   長  都 市 整備   新  井  雅  彦      建 設 部長   森  田  善  廣  部   長  事 務 代理  会計管理者   佐 々 木  恵  司      監 査 委員   岡  部     泉  兼会計室長                   事 務 局長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   磯  谷  雅  之  学校統括監   武  田  圭  介            本会議に出席した事務局職員  局   長   近  藤     徹      次   長   野  本  和  宏  主   査   西  澤  康  美      主   任   戸  谷     薫  主   任   幕  田  祐  二      主   任   伊  藤  沙 耶 子 △開議の宣告 ○議長(田中栄志) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和5年第2回富士見市議会定例会第14日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(田中栄志) お手元に配付した議事日程(第4号)に従って議事を進めます。 △日程第1 市政一般質問 ○議長(田中栄志) 日程第1、市政一般質問を行います。  9日は、質問順4番、尾崎孝好議員の質問まで終わっておりますので、本日は質問順5番、佐野正幸議員の質問を許します。  佐野正幸議員。               〔3番 佐野正幸登壇〕 ◆3番(佐野正幸) 3番、佐野です。よろしくお願いします。皆様、おはようございます。朝一番の早い時間にもかかわらず傍聴にお越しくださった皆様、またインターネット中継を御覧いただいている皆様、本当にありがとうございます。田中議長よりお許しをいただきましたので、通告に従い市政一般質問を始めさせていただきます。今回は、大きな項目として5点お伺いをいたします。  大きな項目1、安全安心なまちに向けて。(1)、災害・避難時の情報の多言語化と、障がい者への更なる対応を。災害が起きたときの情報発信において、外国人が増えている中、日本語以外での情報発信はどのようになっているのでしょうか。また、避難所における日本語以外での各案内、対応はどのようになっているのかを伺います。一方、避難所における障がい者の対応について。市職員以外の各避難所運営の要となる地域の方々に障がい者への対応はどのように周知、訓練されているのかを伺います。また、障がい者向けの災害発生時の対応、避難マニュアルの周知状況について伺います。  大きな項目2、教育・学習環境について。(1)、富士見市地域子ども教室の更なる充実と、学校応援団との連携を。地域子ども教室は、この数年、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う活動の中止に加えて、教室を担う後継人材等の問題もあり、活動が減少してきています。担当課では、各教室間の情報共有や勉強会の場などを設けていただいておりまして感謝しておりますが、活動の広がりにはなかなかつながっていない状況があると考えます。そこで、地域子ども教室の現状と今後のさらなる充実化に向けた市の策、取組をお伺いいたします。  (2)、子どもの確かな語学力向上に向けた取組を。2022年度の英語教育実施状況調査の結果が公表され、さいたま市の中学3年生の英語力が都道府県・政令市別で2018年度から、2020年は中止となっておりますけれども、4回連続で1位となっています。中学3年生は、実用英語技能検定、通称英検、3級以上の英語力を半数が身につけることが政府の目標としてあり、さいたま市はこの割合が86.6%に達し、全都道府県・政令市の平均49.2%を大きく上回っています。英語教育実施状況調査は様々な指標で行われており、英検の合格者数とイコールではありません。しかし、英検の級の合格状況は、本市の子どもたちがどれだけ語学力が身についたのかを一見して分かりやすく確認できる判断指標の一つとは言えます。そこで、本市の小中学生の各学年別人数と英検各級の合格者数、級の取得率及び中学3年生までに英検3級以上を持っている者の状況を伺います。数字の部分はメモを取りたいので、できるだけゆっくり、または数字を2回繰り返しての答弁をお願いいたします。  (3)、ウェブ博物館の開設を。ウェブ博物館を開設する自治体が増えてきており、例えば熊谷市では熊谷デジタルミュージアムと称して、歴史、文化、植物、収蔵庫、鉄道などをまとめて見ることができます。本市でも市の歴史や富士見市指定文化財の一覧、花や樹木等々が本市ホームページに掲載されておりますが、それぞれ別々になっています。こうした状況をまとめ、富士見市ウェブ博物館を設ける、仮称ですが、本市のことをより知ってもらいやすくなると考えますが、見解をお伺いいたします。  (4)、図書館にスポンサーを付けて、図書館事業の更なる充実を。企業や団体、個人事業主からスポンサーを募集している図書館が自治体によってはあります。例えば図書館の雑誌の閲覧において、雑誌にかけられる透明のカバーに企業等の名称や広告を入れることで、図書館はスポンサー料が入り、資料の充実化を図ることができ、企業等は広告宣伝ができます。本市でも導入してはどうかと考えますが、見解をお伺いいたします。  大きな項目3、年度初めからの事業について。(1)、事業のスムーズな取組を。新年度の事業は、3月に議会で予算が可決された後、事業によってはそれから入札を行い事業が進んでいくため、年度初めの4月や5月からすぐに事業が行えないということがある事情は分かっております。一方、4月には人事異動があるため、担当職員が異動したことで事業の滞りが出ることも理解しておりますが、年度初めからスムーズに事業が進むための市の基本的な考え方をお伺いいたします。  大きな項目4、健康づくりについて。(1)、医療と介護を守るための施策を。医師殺害事件を受け、ふじみ野市では、ふじみ野市地域の医療と介護を守る条例を制定しました。暴力やハラスメントを受ける可能性のある依頼者宅を訪問する場合、安全のためにスタッフを増やしても、これまでは患者や利用者の同意が得られないと診療報酬や介護報酬が加算されませんでした。こうした現場では同意が得られないケースが多いため、事業者側の負担となっています。このため、県は事件を受けて、同意がなくとも報酬の10分の9を補助することとし、ふじみ野市は残りの10分の1を補助することで、報酬の全額を補助で賄えるようになりました。東入間として、医療などふじみ野市と連携している本市でも同様の取組が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。  (2)、省エネ機器の購入・買換えに一部助成を。これから夏を迎えるに当たり、心配されるのが熱中症です。特に高齢者や生活保護世帯の中には自宅にエアコンがない、またはエアコンがあっても電気代がかさむことから使用を控えるなど、熱中症リスクが高まることが心配されます。熱中症予防には適度なエアコンの使用が有効であることから、エアコンの設置、さらには電気代をあまり気にすることなく安心して使用できる省エネエアコンの設置が望ましいと考えます。自治体により条件は異なりますが、エネルギー価格の高騰対策や環境対策として、家庭向けに省エネ機能に優れたエアコンなどの買換えに5万円を上限に助成する自治体などが増えてきております。本市でもエネルギー価格が高騰している時期の、時限的でも構いませんので、熱中症対策などの一環として、高齢者や生活保護世帯を対象に省エネ性能に優れたエアコンなどの購入や買換えに一部助成をしていただきたいと考えますが、見解をお伺いいたします。  (3)、補聴器の購入に助成を。加齢性難聴者のための補聴器購入助成制度については、令和3年12月議会で陳情が出され、会派21・未来クラブでは、まずは加齢性難聴が鬱や認知症の危険因子になることの科学的、医学的データや他の自治体の動向など、財源の確保の問題も含めて調査研究を行い、制度の是非を検討することを強く求めるといたしました。補聴器は高額のため、購入への助成を求める声が多いことから、調査研究、検討した内容はどうであったのか、そこの具体的な内容をお伺いいたします。  (4)、帯状疱疹ワクチンおたふくかぜワクチンの接種費に助成を。帯状疱疹は、重症化すると視力低下や難聴、顔面麻痺になるおそれがあり、80歳までに3人に1人が経験するとされています。予防にはワクチン接種が有効ですが、最大4万円を超える高額。当件は、令和4年12月議会において、議員提出議案により政府への意見書を求めております。まだ期間はたっておりませんが、周囲からは帯状疱疹ワクチンの接種についての要望を複数お聞きしておりますため、他の自治体が独自に行っているように、当該接種の費用を本市独自の助成にすることについて見解をお伺いいたします。一方、おたふく風邪は感染すると難聴や生殖器に関する合併症などを引き起こすおそれがあります。そのため、ワクチンの接種に助成する自治体があり、自治体により条件は異なりますが、おおむね3,000円程度の助成をしている自治体が多いようです。おたふく風邪の予防接種については、子育て世代からの要望を複数お聞きしますことから、本市の当助成への見解をお伺いいたします。  最後に、大きな項目5、地域要望について。(1)、町会の案内の多言語化を。町会加入の案内は、本市に転入してきた方に対して転入時の配付セットの中でされていますが、日本語版しかありません。外国人が転居をしてきた場合、町会の役員や班長等が転居主に町会の説明や加入の案内をするに当たり、多言語でのツールが欲しいとの声があります。町会の案内の多言語化について見解をお伺いいたします。  (2)、一時閉鎖中の西出張所問題への対応と、市役所の移動サービスの導入を。まずは一時閉鎖中の西出張所問題への現在の対応状況をお伺いいたします。  (3)、つるせ台第1放課後児童クラブのトイレ増設を。当クラブには、男性用、女性用、多目的の3つのトイレがありますが、登録数ではなく登室数、日々通っている児童数は100人を超えており、児童に対して少ない状況であります。男性用と女性用のトイレは余裕のあるつくりになっておりまして、それぞれ1つの部屋が約2部屋分ほどのつくりとなっていることから、各トイレは狭くはなってしまいますが、それぞれ間仕切りを変えて増設するなど、対応していただきたいと考えますが、見解をお伺いいたします。  (4)、公園での犬の散歩・飲食・喫煙など、公園利用等が安全で気持ちよく利用できるように。昨年9月議会でもこの問題を取り上げましたが、その後も当件に対する市民からの改善の声が続いていることから、それぞれの課題に対しての市の具体的な対応状況を伺います。  壇上からの質問は以上です。ご答弁、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁をお願いします。  危機管理監。 ◎危機管理監(古寺優一) おはようございます。よろしくお願いいたします。佐野議員ご質問の大きな1点目の(1)、災害避難時の情報の多言語化と、障がい者への更なる対応をについて3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  まず、災害時における日本語以外の情報発信についてでございますが、本市では災害が発生した際に避難情報などをいち早く提供するため、本市のホームページに掲載しております。市ホームページ多言語翻訳機能を備えておりますので、日本語以外を母国語とする方々にも広く災害情報を伝えることができるものと認識しております。そのほか、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、国、地方公共団体が配信する災害避難情報を市内に伝達するいわゆるエリアメールにつきましても多言語機能を有しており、外国人の方に向けた災害時の有効な情報発信手段の一つであると考えております。  次に、避難所における日本語以外での各案内、対応についてでございますが、避難所となる施設につきましては、避難所用のスマートフォン多言語翻訳アプリをインストールし、避難所運営に当たる職員や地域の皆様が外国人の方と日本語以外でのコミュニケーションを取ることができるように対応しております。  続きまして、避難所運営に携わる地域の方々に対して障がい者への対応についてどのように周知、訓練を行っているのかについてお答えいたします。本市におきましては、地域防災活動のリーダーとなる方を養成する富士見防災リーダー養成講座を毎年開催しております。養成講座のプログラムの一つである防災シミュレーションゲームを通して、地域の防災リーダーとなる方に避難所における障がい者への配慮について学んでいただいております。また、地域の皆様と市で実施する避難所開設訓練においては、民生委員の方にも参加をいただきながら、訓練参加者に避難所における障がい者への配慮について周知を図っているところでございます。  続きまして、障がい者向けの災害発生時の対応、避難マニュアルの周知状況についてお答えいたします。本市におきましては、障がい者向けに特化した災害時のマニュアルの整備はしておりませんが、市内全戸に配布している富士見市防災ガイドブックにおいて市の避難行動要支援者名簿や個別計画作成などの避難行動要支援者の支援について記載するとともに、地域の皆様にも障がいをお持ちの方への配慮や協力をお願いしているところでございます。そのほか、避難所運営マニュアルにおきましても障がい者に配慮した避難所運営について記載しており、運営に携わる地域の皆様や市職員、教職員等へ周知を図っているところでございます。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) おはようございます。よろしくお願いします。続きまして、佐野議員ご質問の大きな2点目、教育・学習環境につきまして4点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  まず、(1)、富士見市地域子ども教室の更なる充実と、学校応援団との連携をについてお答えいたします。地域子ども教室の現状につきましては、令和5年度は市内11小学校区中10小学校区で活動が予定されております。活動回数や規模など、コロナ前とまではいかない教室もございますが、各教室それぞれにおいて可能な範囲で活動していただいております。後継人材の課題に関しましては、議員ご指摘のとおり、多くの学校区において担い手を見つけることが難しく、特定の方に長く担っていただいているのが現状でございます。市の今後の取組につきましては、子どもたちの居場所を確保し、地域のネットワークづくりを促進するため、人材確保に向けた情報交換会や研修会を開催するほか、たくさんの方に関心を持っていただくために活動報告書を学校や公民館等に配布するなど、広報活動を実施してまいります。また、地域子ども教室のさらなる充実に向けて、学校応援団との連携についても模索しながら、よりよい実施方法や担い手の確保等について他自治体を参考に研究してまいりたいと存じます。  続きまして、ご質問の大きな2点目の(2)、子どもの確かな語学力向上に向けた取組をについてお答えいたします。実用英語技能検定、いわゆる英検につきましては、その多くが個人で申込みをし、受検しているのが現状でございます。そのため、受検結果を学校や市に報告する義務はなく、市では英検の合格者数等について正確には把握しておりませんが、議員ご案内のとおり、中学3年生時に実施しております英語教育実施状況調査により、英検3級相当以上の合格者数等について把握してございます。令和4年度の調査では、中学3年生847名のうち英検3級相当以上は428名、割合としては50.5%、繰り返し申し上げますと、中学3年生847名のうち英検3級相当以上は428名、割合は50.5%となっており、全都道府県政令市の平均49.2%を若干上回っているという結果でございます。子どもの確かな語学力向上に向けた取組につきましては、今後も引き続きAETやデジタル教科書等を活用し、外国語、英語の授業を充実させていくとともに、イングリッシュサマーキャンプや英検補助金事業等により、自らチャレンジする心を養う取組を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。  続きまして、ご質問の大きな2点目の(3)、ウェブ博物館の開設をについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、熊谷市をはじめ、ウェブ博物館として市の情報を分かりやすく取りまとめて提供している自治体があることは認識しております。県内においても熊谷市のほか、深谷市、和光市、三郷市などではデジタルミュージアムとしてホームページを開設しておりまして、市の歴史や文化などの情報をまとめて閲覧できることから、市を知ってもらう手段としては有効なものと考えております。本市としましては、市のホームページ上に様々な情報を掲載しておりますが、各所管課での作成となっており、取りまとめたページがないことから、まずは各所管課の様々な情報にリンクした総合的なエントランスページを作成することができないか、関係各課と調整を図っていきたいと思います。その上で、さらなる情報提供の在り方として、熊谷市のような外部サイトによるウェブ博物館のような見せ方についても研究してまいりたいと考えますので、ご理解賜りたいと存じます。  続きまして、ご質問大きな2点目の(4)、図書館にスポンサーを付けて、図書館事業の更なる充実をについてお答えいたします。雑誌スポンサー制度の導入につきましては、昨年、伊勢田議員からもご質問をいただき、他自治体の導入状況やその手法について研究を重ねているところでございます。スポンサー制度の実施方法といたしましては様々な手法がございますので、導入に向けた協議を図書館側と進めてまいりたいと考えてございます。 ○議長(田中栄志) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) おはようございます。よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな3点目の(1)、事業のスムーズな取組をにつきましてお答え申し上げます。  年度初めからスムーズに事業が進むための基本的な考えとのご質問ですが、新年度事業に関する入札におきましては、地方自治法の規定により新年度からの手続開始となりますが、各事業所管課からの入札執行依頼に基づき、可能な限り速やかに入札執行を行うこととし、スムーズな事業展開が図れますよう取り組んでいるところでございます。また、4月の人事異動におきまして、異動のあった職員につきましては、職員服務規程に基づき、担当する事務を引継書やマニュアルなどにより後任の職員に引き継ぐこととしており、新年度におきましても事務に滞りがないよう努めているところでございます。いずれにいたしましても、今後においても年度初めからスムーズに事業が進みますよう取り組んでまいります。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) おはようございます。よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな4点目の(1)、医療と介護を守るための施策をについてお答えいたします。  令和4年1月、ふじみ野市内で発生した地域医療にご尽力いただいた医師らが被害者となった立てこもり事件をきっかけに、医療や介護の現場における利用者やその家族等からのハラスメントの実態が浮き彫りとなり、富士見市では東入間医師会をはじめとする関係機関との意見交換、在宅医療、介護従事者へのアンケートの実施、埼玉県への働きかけなどの経緯を踏まえ、ふじみ野市地域の医療と介護を守る条例を令和5年3月に制定し、4月1日施行されました。また、ふじみ野市訪問介護等における複数名訪問費用補助金交付要綱を令和5年3月に制定し、埼玉県訪問系介護事業所における複数訪問費用補助金交付要綱と整合性を図っております。一方で、埼玉県では相談窓口として、介護、障がい福祉サービス事業所等職員が安心して働けるよう、利用者やその家族等からの暴力行為、迷惑行為、ハラスメント等について相談できる専用相談窓口を令和4年12月1日から開設しております。このような状況を踏まえ、本市、ふじみ野市及び三芳町で主催し、医師会、歯科医師会、消防組合、地域包括支援センターなど、多職種で構成する医療と介護連携会議において、ふじみ野市から今般の条例制定に係る周知を図るキャンペーンが検討されていることについて情報提供がございました。本市といたしましては、東入間医師会や2市1町との連携を図りつつ、在宅医療や介護を必要とする方に対して適切なサービスが提供できるよう、制度及び体制づくりを研究してまいりたいと考えております。  続きまして、(2)、省エネ機器の購入・買換えに一部助成をについてお答えいたします。熱中症を防ぐためには適切な予防対策が重要と考えております。そのため、本市では部屋の温度調整、小まめな水分補給などの予防行動を広報「富士見」や市ホームページへ掲載など、様々な手法や機会を活用して啓発に努めております。特に高齢者につきましては暑さを感じにくいなどの特徴があり、エアコンが設置されていても使用せずに、自覚がないまま熱中症になる危険性がございます。このため、見守りが必要な高齢者に対しては、市高齢者あんしん相談センター及びケアマネジャーにより個別の声かけを行っているところでございます。高齢者を対象とした省エネ性能に優れたエアコンなどの購入や買換えへの助成につきましては考えてはおりませんが、引き続き熱中症予防の働きかけに取り組んでまいります。一方で、生活保護世帯へのエアコンの購入や買換えにつきましては、保護開始時や転居の場合などの要件に該当する世帯に対しては、6万2,000円を限度に必要な費用を支給することができます。また、そのほかの生活保護世帯につきましては、エアコンの購入や買換えの必要があるときは無利子で利用可能な社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度を利用して取り組んでいるところでございます。これらにつきましては、生活保護受給全世帯に送付する広報紙「かたつむり」にて周知を行っているところでございますが、定期的な訪問等により生活や健康状態を確認しているところでもございます。  続きまして、(3)、補聴器の購入に助成をについてお答えいたします。加齢性難聴につきましては、聞こえの障がいが他者とのコミュニケーションを困難にし、閉じ籠もりや日常の活動が低下することで認知症や鬱病の危険因子の一つとなる可能性があると言われているところでございます。こうした中、難聴者に対する補聴器の購入補助につきましては、年齢を重ねることによる身体機能の低下は聴力だけではないということや、補聴器は医師や認定補聴器技能者などとの調整が必要な器具であることなどから、補助や支援の在り方につきましては、その実施効果も含め見極める必要があると考えております。なお、第9期富士見市高齢者保健福祉計画の策定に当たり、地域の抱える課題や今後の計画策定の基礎資料とすることを目的とした高齢者等実態調査を実施しております。今後は、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、調査結果を分析し、介護保険事業推進委員会で検討してまいります。  続きまして、(4)、帯状疱疹ワクチンおたふくかぜワクチンの接種費に助成をにつきましてお答え申し上げます。議員ご案内のとおり、帯状疱疹は加齢や疲労などによる免疫力の低下に伴い、体内に潜伏していた水ぼうそうのウイルスが活性化し、神経に沿って痛みを伴う帯状の斑点と水膨れが生じる皮膚の病気です。多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続いたり、部位によっては角膜炎や顔面神経麻痺、難聴などを引き起こします。帯状疱疹を予防するためには、日頃から体調管理を心がけ、免疫力が低下しないようにすることと、50歳以上の方であればワクチンを接種することも有効です。ワクチンにつきましては、平成28年から帯状疱疹の予防を目的とした水痘ワクチンの接種が可能となり、また平成30年には帯状疱疹に特化したワクチンが新たに承認され、現在はこの2種類のワクチンがございますが、どちらも予防接種法に基づく定期予防接種ではなく、個人の発症予防を目的に任意で受ける予防接種になりますことから、現在、市では助成を行っておりません。厚生労働省は、帯状疱疹を予防するワクチンの必要性については検討中であり、補助金の導入につきましてはこうした国の動向を注視し、東入間医師会と2市1町で検討してまいりたいと考えております。  続きまして、おたふく風邪ワクチンの助成につきましてお答え申し上げます。おたふく風邪は、ムンプスウイルスの飛沫感染や接触感染による感染症で、罹患しても軽症の場合が多いようですが、議員ご案内のとおり、無菌性髄膜炎や難聴など、重い合併症を引き起こすことがございます。予防方法としては、手洗いやマスクの着用等感染症防止対策のほか、おたふく風邪ワクチンの接種がございます。おたふく風邪ワクチンにつきましては、平成元年に麻疹、おたふく風邪ワクチン、三種混合ワクチンとして定期接種に導入されましたが、副反応としての無菌性髄膜炎の発生が社会問題となり、平成5年には接種中止となっております。現在に至るまでおたふく風邪ワクチンは定期接種にないことから、市は接種費用の助成を実施しておりませんが、現在、厚生労働省で定期接種化について継続的に検討されておりますので、帯状疱疹ワクチンと同様、国の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) おはようございます。よろしくお願いします。続きまして、佐野議員ご質問の大きな5点目、地域要望についての(1)、町会の案内の多言語化をについてお答えいたします。  町会の加入促進につきましては、3月議会におきましても、議員よりご質問をいただいたところでございますが、現在、市民課にて転入者に対しお渡しする各種資料の中に、市と町会長連合会とが共同で作成した町会加入を勧めるチラシを同封させていただいております。このチラシにつきましては、議員ご案内のとおり、町会役員の皆様が新たに町会内にお住まいになられた方に対し町会制度の説明を行う際に使用されていると伺っておりますが、多国籍人口が増加している現在において、町会から外国籍の方へチラシの内容が伝わりにくいという声も伺っております。一方で、町会行事に参加された外国籍の方の中には、その後、町会に加入し積極的に地域活動に参加するなど、地域のつながりを求めている方も見受けられることから、町会加入案内の多言語化は有効な手段の一つであると認識しております。このような状況を踏まえ、多国籍の方に町会に関する説明や加入案内を行う一つの手法として、市ホームページの翻訳機能を各町会の皆様へ周知するとともに、翻訳ページのQRコードを作成し各町会に配布するなどの対応を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) おはようございます。よろしくお願いいたします。続きまして、佐野議員ご質問の大きな5点目の(2)、一時閉鎖中の西出張所問題への対応と、市役所の移動サービスの導入をについてお答えいたします。  西出張所・サンライトホールの耐震改修工事の早期実現につきまして、市の方針に基づき、管理組合や東武鉄道と協議を継続しているところでございます。また、先月末に開催されました鶴瀬西口サンライトマンション管理組合の定期総会の中で、今年度は耐震化や大規模修繕工事に向けての検討を進めていく旨の話がございましたので、市といたしましても耐震改修工事の早期実現に向け、引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、市役所の移動サービスの導入についてでございますが、出張所を所管する立場としてお答えいたします。本市は、東西南北がそれぞれ7キロほどのコンパクトなまちとなっており、市役所はそのほぼ中央に位置しております。また、日常生活を支えるだけではなく、一部の行政サービスを担っているコンビニエンスストアも市内に点在しております。こうした中、本市におきましては、西出張所の一時閉鎖の代替手段をはじめ、市民の方ができる限り市役所などに行かなくても行政サービスを受けることができるように、住民票の写し等証明書のコンビニでの交付や市税の収納チャネルの充実などにも取り組んでおります。そのため、現時点におきまして市役所の移動サービスの導入は考えておりませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。
    ◎子ども未来部長(小日向哲也) おはようございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、佐野議員ご質問の大きな5点目の(3)、つるせ台第1放課後児童クラブのトイレ増設をについてお答えいたします。つるせ台第1放課後児童クラブの入室児童数に対しトイレの数が少ないため、男性用と女性用トイレのそれぞれの間仕切りを変えて増設してはどうかとのことでございますが、既存のトイレのレイアウトを変えて便器を増設する場合、個室のスペースの関係で扉を外開きにする仕様となり、この場合、廊下を通る児童に当たってしまうということも懸念されます。トイレにつきましては、放課後児童クラブのちょうど上に位置する校舎2階のトイレを使用させていただくことで学校から許可をいただいており、児童がそのトイレを使用する場合には職員がついていくなど対応しておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 続きまして、(4)、公園での犬の散歩・飲食・喫煙など、公園利用者等が安全で気持ちよく利用できるようにについてお答えいたします。  昨年9月議会における質問のその後の対応についてのご質問ですが、公園内における犬の散歩につきましては、動物愛護団体の協力を得て定期的な園内巡回を行うとともに、犬の散歩をされている方への啓発パンフレットの配布を行ってまいりました。飲食に伴うごみの放置、喫煙及びたばこのポイ捨てにつきましては、定期的な清掃やパトロールによる声かけなど、啓発を行っております。また、全ての問題に共通する内容となりますが、公園利用のマナー向上を目的とした取組といたしまして、市のホームページによる啓発のほか、公園内への看板設置による注意喚起を行ってまいりました。なお、看板の設置に当たりましては、特にごみの放置、ポイ捨てが多い箇所を中心に、利用者から目につきやすい場所に設置するなど、より効果的に周知できるよう対応しているところでございます。今後におきましても、引き続き誰もが安全で気持ちよく公園が利用できるよう努めてまいりたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) それぞれご答弁いただきまして、ありがとうございました。では、随時再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、大きな1点目の安全安心なまちに向けてのところです。(1)、災害避難時の情報の多言語化のところなのですけれども、先ほどの答弁の中で、ホームページに掲載をして、それが自動翻訳されるということについては私も承知をしております。ただ、例えばですが、共同通信がアンケートを行っておりますけれども、ほかの自治体もこのようにウェブサイト、ホームページでの多言語化が一番多くなっているわけなのですが、これは市民の側から閲覧をしてもらうということが前提になっているわけです。こう見ますと、SNSも一緒なのですけれども、自治体によってはメールですとかラインによって待ちではなくて市側から情報発信をしている自治体もあるわけなのですけれども、そういったものに対する市の考えはいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 危機管理監。 ◎危機管理監(古寺優一) ホームページにつきましては、議員おっしゃるとおり、自分から見に行かなければならないということございますけれども、先ほどご案内いたしましたエリアメールにつきましても市のほうで発信することができますので、そちらについても多言語機能を有しておりますので、そういったところで対応できるかなと思っております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) 一方で、各避難所となるところには避難所のキットというのが設置されているかと思うのですが、その中に例えば掲示、そういったものというのは含まれているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 暫時休憩します。                                      (午前10時11分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午前10時12分) ○議長(田中栄志) 危機管理監。 ◎危機管理監(古寺優一) 資料を持ち合わせておりませんけれども、もしないようであればその辺対応していきたいなと思っております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) こちらのほうは多分ないのです。ですので、先ほどスマートフォンを使って多言語、コミュニケーションできるというのは私も承知しているのですけれども、さりながら一見でぱっと分かるものがあればその辺のやり取りというのもスムーズにいくと思いますので、掲示についてもお願いをいたします。  続きまして、障がい者のほうについてですけれども、例えば自治体によってなのですけれども、市が行います総合防災訓練、こういったところに障がい者に参加してもらっているような自治体もあるわけなのですけれども、その辺の取組というのは、例えば障がい者団体にあえて来てください、参加してくださいというのをやっている自治体もあるのですけれども、本市としてはどのようなその辺に対しての考え、やっていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 危機管理監。 ◎危機管理監(古寺優一) 防災訓練につきましては、市主催のものもございますけれども、地域の防災訓練におきましてもやはり要支援者についてリアカーでお迎えに行ったりというような対応もしている事例もございますので、そういったところそれぞれの防災訓練の内容の検討においてその辺できる限りそういった訓練ができるように努めていきたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) 実際に自発的に参加されている方がいらっしゃるのは私も知っているのですけれども、ぜひ事前にお声がけをして積極的に参加していただけるような取組をしていただければと思います。  先ほどの答弁の中で、いろいろなガイドブック等も使って内容、避難に関する情報というのを周知しているというところなのですけれども、例えば自治体によっては視覚障がい者向けに点字を使っての避難方法をまとめたものを製作しているところがございます。そういった点字でのマニュアルというのが本市のほうはないと認識しておりますが、それに対する今後の取組等についてもしお考えがございましたらお聞かせください。 ○議長(田中栄志) 危機管理監。 ◎危機管理監(古寺優一) 先ほど答弁申し上げましたとおり、障がい者向けということに特化したマニュアルというのは用意していないところでございますけれども、他市の状況を見ますといろいろケースに応じた配慮、対応についてというところでマニュアルを作成しているところもあるようでございますので、そういったところも含めて少し研究してまいりたいなと考えております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、大きな項目の2、教育・学習環境について移らせていただきます。地域子ども教室学校応援団の関係です。先ほど答弁の中で今後学校応援団との連携というような答弁をいただきました。実は県の教育委員会のほうでは地域子ども教室を放課後子供教室と言っておりますが、それと学校応援団事業との連携を図りながら両事業の充実に努めるとうたわれています。そして、この両事業にはそれぞれ調整役の要としてコーディネーターを設けることとされています。学校応援団は、コーディネーター以外は各学校の状況によって組織の構成が全く異なっています。一方、地域子ども教室におきましては、企画運営委員会を設けて、代表、副代表、コーディネーター、教育活動推進員、教育活動サポーター、会計の各役を置くものとして、活動の場では多くのボランティアスタッフが参加して運営をされているわけです。各事業におきましては、有償のボランティアと無償のボランティアがいるわけなのですが、どの方が有償で、どの方が無償なのかということについて、まずは初めに学校応援団の状況についてお伺いいたします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 学校応援団の状況ということで、報酬の有無についてお答えをいたします。  学校応援団につきましては、富士見市学校応援団支援本部実施要綱に基づきまして、活動に際し謝金等は支払わないことを原則とする旨規定してございます。活動内容は各校によって様々でございますが、読み聞かせや除草作業、登下校の見守りなどをできる方ができるときに、無理のない範囲でご協力いただいている状況でございます。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) では、続きまして地域子ども教室の状況についてお伺いいたします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 次に、地域子ども教室における報酬の有無についてお答えいたします。  地域子ども教室においては、広報活動や活動日の運営及び事務といった総合調整役を担っていただいているコーディネーターのほか、学習支援や体験、交流活動の実施及びコーディネーターの補佐をしていただいている教育活動推進員の方、活動日の会場整備と子どもたちの安全確保に努めていただいている教育活動サポーターの方、これらの役を担っていただいている方に対してそれぞれ謝礼をお支払いしてございます。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) そうなのです。学校応援団に関しては、いわゆる有償のボランティアはいません。地域子ども教室については、今答弁のあった職については有償なのですが、一方で先ほど申し上げた、例えば代表、副代表、会計その他スタッフには支払われていないという状況がございます。この2つの事業を連携してやっていくということがうたわれている中では、もちろん制度が違うということもあります。また、活動されている中では、大人ですから、それに対して無償だから有償だからということもないかとは思うのですが、連携をしていく中ではやはりその辺の整合性というのでしょうか、共通化というのも必要なのかなと思うわけです。この有償なのか無償ボランティアの考え方というのは、正直答えがない問題だと思っています。私自身もどちらがいいのかって正直分からないところがあって、理想はやはり無償でボランティアが望ましい。でも、昨今の共働きであったり、定年の年齢が上がっていったり、高齢化ということを考えていくと、有償ボランティアというのが増えてきていることも事実です。  そういったところで、今回の地域子ども教室は生涯学習課、学校応援団は学校教育課とまたがることもありますので、これは教育長にお伺いをしたいのですけれども、今後も学校を支える団体があると思うのです。そういった場合に、地域子ども教室であるとか学校応援団、そのほか子どもたちや学校を支える団体におきますこの有償と無償のボランティアの在り方というのを今後どのような形で基準を分けて対応していこうとされているのか、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育長。 ◎教育長(山口武士) 学校応援団と、それから地域子ども教室についての有償、無償のことでご質問いただいています。私も考えとしては佐野議員おっしゃるように学校に対して支援していただく方には分かりやすい制度であることが一番であるとは思っておりますけれども、先ほど教育部長からの答弁にもありましたけれども、この2つの制度にはここまでの経緯の違いがございます。学校応援団は、それぞれの学校ごとに地域の方に声かけをしてご協力をいただいてきた。もうそもそも無償でずっとやってきていただいているという経緯。それから、地域子ども教室については、国の制度が先にできて、それを各自治体で組織をつくってくる努力をする中で、担っていただく方に一部有償の制度にしてきたという経緯がございまして、これを将来的にどの段階で合わせていけるかというのは今お答えできませんけれども、今いただいたご意見も踏まえながら、それぞれ担っていただいている方のご意見も伺って考えていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) なかなかこれはもうこれという答えができないのも重々理解しております。ぜひ検討をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、語学力向上についてお伺いをしたいのですが、先ほど中学3年生847人に対して英検3級以上が50.5%。数字としては非常にいい数字かなと思う一方で、それ以外の数字というのは押さえていないというような答弁もございました。確かに義務はないわけなのですけれども、それぞれの学年において中学3年生になっての結果だけではなくて、それぞれどのぐらいになってきているのかという推移を見ながら、やはりそこに、まだ進んでいないところに関してはてこ入れするであるとかということを考えると、それぞれの学年における状況を把握していくということも必要なのではないかなと思うのですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育長。 ◎教育長(山口武士) 教育を進めていくときに、今おっしゃったように、子どもの実態からどういう教育をするかということは非常に大事なことになります。ただ、英語の、この英検の取得率だけに絞って考えたときには、それをピンポイントで把握していく事務的な量と、それからその効果というのは考えていかなくてはいけないところで、一方で全国学力・学習状況調査では中学3年生だけですけれども、埼玉県学力・学習状況調査では中学2年生、中学3年生と英語については実施しております。そういったところで子どもの学力は把握していくと。もう一方で、中心的に小学校段階においてはまずは英語に親しむ、楽しむというところが重点的になってくるので、もちろん教える教員側は子どもの実態を把握する努力はしておりますけれども、子どもに対してどれぐらいのという、テストの成績のようなところで輪切りしていくのはあまり好ましくないと考えておりますので、ご理解いただけたらと思います。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) 英検はあくまで指標でしかないので理解するところですけれども、さりながら本市の特徴として、さいたま市のようにこれだけの学力がついているのだということを指し示すツールとしてはいいのかなと思うわけですので、方法論は検討していただくところではあるのですが、ぜひ計画的に取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、ほかの質問に移らせていただきます。  少し飛びまして、大きな項目の3についてです。引継書であるとかマニュアル化をしていただいているというところではあるのですけれども、例えば我々毎年クールビズの期間になりますとふわっぴーのポロシャツとかあるわけなのですけれども、実際手に入るのが6月以降とか、この6月議会でも間に合わなかったりということがあったりすると、クールビズ期間はもう5月から始まっているわけですから、4月下旬とか5月の頭から例えば販売するであるとか、あとは今年の4月、暑い時期がありましたけれども、庁舎の空調、この空調の管理についてはハード面のメンテナンスも業者に委託しているということの中から、その委託期間の引継ぎということもあってエアコンがつかなかったでありますとか、あとは4月に行われるイベントにおいて、担当いただいている職員が異動になったりといったときにはマニュアルだけではとても引き継げないというところで、実行委員会としてはかなりやっぱり正直苦労するというところがあります。ですので、改めてこの辺について連携をしていただきたいと考えます。  続きまして、省エネ機器の購入・買換えについて飛ばさせていただきます。健康づくりのところです。生活保護の方々に対しては制度があることは私も正直知っているのですが、ただ対象となる方がこういった制度というのをなかなか実はご存じなくて、私こういうのあるのですよって言うと、ああ、そうなのですねということ結構ありますので、ぜひこちらのほうは周知を強化していただきたいと思うのですが、ご見解をお伺いします。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 先ほどの再質問にお答えする前に、すみません、最初の答弁の中で1つ訂正がございましたので、させていただければと思います。  4の(1)の医療と介護を守るための施策の「ふじみ野市では、東入間医師会をはじめとする関係機関との意見交換、在宅医療、介護従事者へのアンケートの実施」というところ、間違って「富士見市では」と答弁いたしました。申し訳ありません、訂正させていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) ただいまの健康福祉部長の発言の訂正については、議長において許可します。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 省エネ機器への買換えの生活保護の受給者につきましては、やはりケースワーカーと、また広報紙の「かたつむり」で周知を今後も引き続き行ってまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) よろしくお願いいたします。  続きまして、大きな5番の地域要望についてお伺いいたします。町会の案内の多言語化の件なのですけれども、ホームページは確かに自動翻訳されているのは私も重々承知しているわけなのですが、ホームページをお見せして説明するというのはなかなかやっぱり現実的ではなくて、例えば既にもう案内があるわけです。これを翻訳、例えば今ホームページとかですと5か国語あるわけなので、5か国語にまず翻訳したものをつくって、それを例えばダウンロードして紙で配ることができる。実際説明するにやっぱり紙のほうが有効なわけなのですけれども、そういった取組というのはいかがなものなのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 議員おっしゃるとおりだと思います。ただ、5か国語全てを事前にプリントアウトしてお配りするというのはなかなか物理的に難しいかなと考えておりますので、町会から要望があれば市のほうでその方の母国語の部分をプリントアウトさせていただいて、町会にお届けしたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 佐野議員。 ◆3番(佐野正幸) お願いします。  続きまして、西出張所の問題についてです。先ほど移動サービスの件も先に答弁をいただきまして、再質問だったのですが、ありがとうございました。西出張所の件に関しては、正直、言葉を選ばず言うと進んでいないなというところが正直な印象です。ぜひこちらのほうは進めていただきたい一方で、なぜ今回移動サービスを入れたかといいますと、西出張所はこれは例えば小学校区でいうとつるせ台小学校区、小学校区に出張所があるというのは非常にありがたいことです。でも、例えばこのつるせ台小学校区においても上沢3丁目の方、三芳町ですとかふじみ野市寄りの方が西出張所に行こうと思うと、多分歩いていくと1時間では高齢の方だと着きません。ご存じのとおり、西地域というのは公共交通の問題もあるわけで、ダイチャリはスマートフォンがないと使えませんし、デマンドタクシーは循環バスから比べるとやっぱり費用はかかっていくわけです。そういったことから考えますと、例えばこういった動く、移動サービスをしている自治体を見ますと、大体1か所当たり3時間で1日2か所とか、2時間、3時間で1日2か所、3か所を回っているようです。地域の声からすると、例えばですけれども、月に1回とかでもいいので、そういった移動のところが来てくれるとありがたいという声がございます。仮に例えば月曜日から金曜日、平日でいきますと月20日、1日二、三時間で回っていくとすると1日二、三か所。これを計算すると、一月で40から60か所回ることができるわけです。これを11小学校区で割ってみますと、単純計算すると1小学校区4か所とか5か所回ることができるわけです。今は確かに出張所もあるわけなのですけれども、出張所から離れた地域にお住まいの方もいらっしゃることを考えていくと、月に1回かもしれませんけれども、それを40か所以上で回っていくということを考えていくと、高齢化が進んでいく中でも非常にこれは有効ではないかと考えているわけです。実際これを導入したところによりますと、例えば1台造るに対して地方創生臨時交付金なんかを使いますと1,000万円ちょっとで、これは車両だけではあるのですけれども、人件費等は含みませんが、できるわけです。これだけの費用で要は市内幅広くサービスが提供できるということは、これ西出張所問題も含めて有効ではないかと思うわけなのですが、見解をお伺いいたします。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 代替サービスの関係でご質問いただきました。確かに議員おっしゃるとおり、移動式で市内を回れればそういうサービスもできると思います。ただ、今現在、本市といたしましてはDX推進の観点から多くの市民の方に申請書を書かない、また市役所に来なくても済むような利便性の高い行政サービスを提供しようと考えております。それを目指しております。また、本市といたしましても市役所以外でも一部行政サービスを担っておりますコンビニエンスストア、また電子申請など、代替手段もさらに充実させようと考えているところでございますので、今おっしゃった移動サービスということは大変難しいかなと考えております。  また、一方でスマートフォンなど操作の苦手な方につきましては、これはしっかり対策、出前とか…… ○議長(田中栄志) 以上で佐野議員の一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前10時32分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午前10時50分) ○議長(田中栄志) 次に、質問順6番、根岸操議員の質問を許します。  根岸操議員。               〔4番 根岸 操登壇〕 ◆4番(根岸操) 4番、根岸です。こんにちは。無会派立憲の根岸操でございます。3月議会も雨でしたけれども、今日も雨で足元が悪い中傍聴いただき、ありがとうございます。また、インターネット中継、そしてさらに庁舎内でモニターを御覧になっている皆さんも本当にありがとうございます。  それでは、田中議長のお許しいただきましたので、私の6月議会の一般質問をさせていただきます。まず、大きな1番として、今議会でも新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いいたします。新型コロナウイルス感染は、2019年12月初旬に中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから僅か数か月で全世界に広まりました。日本においても、2020年1月15日に最初の感染者が確認された後、瞬く間に46都道府県に広がり、これまで8波の増加、減少を繰り返し、5月9日時点では7万4,694人という多くの死亡の犠牲者を出してしまいました。また、多くの感染者も出ましたし、現在でも後遺症に悩む方も多いと聞いております。そういう中、厚生労働省は5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の制度の位置づけを季節性インフルエンザ並みの5類に引き下げました。それに伴い、これまでの全数把握による毎日の感染者数の発表が5月8日が最後になり、死者数と重症者数の発表については5月9日が最後になりました。今後は、全国5,000の医療機関からの報告を基に公表となる定点把握に変わります。それに伴い、政府はマスクの着用については屋内、屋外問わず個人の判断に委ねました。さらに、学校教育では新学期の4月1日からマスクの着用は求めずとしております。しかし、感染者の把握が毎日でなくなって分かりづらくなっておりますが、報道では増加傾向にあるという報道も出されております。危惧されるところでございます。  そこで、改めて(1)、感染症法上の分類変更を受けての対応はについてお伺いいたします。①、現状どのように捉えているか。2類から5類になったことを踏まえ、国の動向を受けての市のお考えをお聞きいたします。  また、富士見市の感染状況についてどのように把握しているのか、また市として独自に把握する考えはあるのかお伺いいたします。  ②、市民に向けての対応はについて。政府の対応を受けて、市としてどのように市民に広報しているのかお伺いいたします。  ③、教育関係への対応は。5月以降になりますけれども、保育や学校関係の対応について改めてお伺いいたします。  次に、大きな2番、鶴瀬駅東口についてであります。鶴瀬駅東口土地区画整理事業の進捗により、鶴瀬駅東口駅前広場や周辺の整備が進められており、大きく変化してきております。市民の皆さんや駅を利用されている方などから「整備されたかと思ったらまた工事で囲いがされてしまっている」、「今現在どのような工事が行われているのかよく分からない」との声が聞かれます。そこで、(1)、今後の整備の概要について、令和5年度の事業予定についてと、特に現在着手中の大きな工事で結構ですので、詳細についてお伺いいたします。  (2)、開発等に伴う諸課題について。鶴瀬駅東口周辺に地上41メーター、14階建てのマンションが建設されます。これまで1月15日、5月14日の2回の説明会が行われ、業者側の工事に伴う不安や要望が出されました。基本は関係地権者と業者との関わりであり、市が口を挟むことではないかとは思いますが、許可を出していることや指導等の関係もあり、対応を求めるものです。そこで、建設に伴う対応について、令和5年度第1回、これは3月議会ですけれども、それ以降に出された住民の声が反映されているのか、また開発業者の指導は適切に行われているのかお伺いいたします。  また、市道第5212号線の一方通行の逆走です。これも3月議会にお話ししましたけれども、これまで周辺地域の道路の安全対策について、区画整理でまだ確定となっていない道路にもかかわらず整備をしていただき、感謝をしているところでございます。この間の交差点の中央に路面標示を2か所していただきました。また、市道第5212号線の一方通行の逆走防止にも看板を立てていただいております。しかし、逆走については、道路が広いことが錯覚となっているようです。一時期よりも減ってはいるものの、まだ見られます。先日、どのようなドライバーかと見ておりますと、外国人の方と思われる車が誤って走行している場面を見ました。逆走防止のための看板がありますが、なかなか分かりづらいという中での逆走をされているのではないかと感じました。もっと分かりやすくする対策についてお考えがあるかどうか伺います。  次に、(3)、鶴瀬東一丁目公園の環境整備について。この公園も供用開始から1年がたちました。子どもたちの遊ぶ姿や高齢者の散歩の間の一休み、また鶴瀬駅東口唯一の公共トイレとしても多くの方が利用されております。この間、市掲示板も設置されました。ありがとうございます。さて、日陰対策についてでありますが、今年の夏も暑くなるという予報です。既に5月でも30度を超す気温も観測されております。以前、藤棚の対策の質問で、藤の成長には時間がかかるとの答弁でした。そこで、新たな日陰対策のお考えについてお伺いいたします。  また、公園内にありました自動販売機がなくなりましたが、なくなった経過と、新たに自動販売機の設置についてお伺いいたします。  また、多くの方に利用されていることはうれしいことですが、反面夜間帯の飲酒等によりトイレの衛生面が問題となっております。トイレをきれいに使用してもらうためにさらなる啓発等の対応策が必要ではないかと思いますが、お伺いいたします。  大きな3番、スポーツ振興について。(1)、運動公園について。土日、祭日などは多くの利用者が集中します。これに伴って車の台数も増え、駐車場や入退場の際の交通渋滞が発生をしております。これらの改善対策について市のお考えを伺いたいと思います。  ①として、休日利用時の公園内道路混雑について実情の把握はされているかどうかお伺いいたします。これは土手というか、堤防なのですけれども、新たに道路の設置はできないのかお伺いいたします。また、運動公園のあの少年野球のD面の裏に、細い土手に道路があるのですけれども、その道路の拡張というのはできるのかどうかお伺いいたします。  また、公園内の道路の一部を一方通行化にして、スムーズな通行というのをできるのかどうか、お考えがあるのかお伺いいたします。それには、テニスコート脇のポールの撤去をすることで混雑の解消ができないか、これも含めてお伺いをするところであります。  また、②、駐車場の整備について、駐車場を増設することを含め、これも運動公園のD面の脇の空間を駐車場として整備することについてのお考えはお聞きしたいと思います。  (2)、第2運動公園について。①として、A面脇の空き地利用について。現在、第2運動公園A面脇にある空き地についてですが、この空き地の位置づけ、また現在どのような扱いになっているのでしょうか。また、駐車場に開放できないかお伺いいたします。  ②として、B面とサッカー場との柵について。柵の高さについて、サッカー場、野球場双方からボールが入り、事故となる危険性がありますので、柵をボールが入らない高さにできないかお伺いいたします。土曜日もサッカーのボールが行ったり、野球のボールがサッカーのほうに入ったりしておりました。そういう実態もあります。また、柵の下の部分の留め金の多くが外れているため整備が必要と思いますが、お伺いいたします。  ③、外野ゾーンの整備について。かねてから外野の地盤について指摘をしておりますが、凹凸が激しいためバウンドが大きく変化してしまい、これも10日の試合でもイレギュラーで外野手の後逸が見られるように試合に影響しておりますので、改善を再度望むところであります。また、ほとんどがタンポポであり、根が深く、凹凸の原因にもなっております。芝生への改善をこれも望むところですが、お伺いいたします。  最後に、大きな4番、市民要望についてであります。(1)、茶立久保の市道第5224号線の整備について。先日、この道路についてNHKテレビで通学路の危険性について報道がされました。この地域は、ふじみ野市と富士見市をまたぐ道路となっております。そして、大井小学校及び大井中学校の通学路となっております。富士見市でも同校に通っている児童生徒もおるかと思います。生徒はいないかと思いますけれども、その辺もお聞きしますけれども、子どもたちの安全を守るための整備を望むところです。①として、スクールゾーンの現状については。NHKで報道された箇所の制限がされている時間帯の通行車両の実態について把握はされているのかお伺いいたします。また、スクールゾーンの路面標示がほぼ消えているので、引き直しについて早急な対応についてお伺いいたします。  ②として、道路拡幅について。この道路は車1台がやっと通行できる現状であり、通行者がいた場合は双方が避けて通行するため、歩行者は大変危険であります。特に車が道路脇の畑にはみ出して通行しているので、垣根の部分を壊し、広がっております。現状の道路幅についてお伺いいたします。  また、現状の通行は危険と思われますが、問題はないのかお伺いいたします。  そして、(2)、びん沼自然公園へのアクセスについてであります。このびん沼公園関係では、先日、伊勢田議員、関野議員からも同様の質問があり、重複しております。私からも改めてお伺いいたします。本年4月にリニューアルオープンしたびん沼自然公園は多様な施設になっており、子どもから高齢者の皆さんにわたり多くの方に利用されております。しかし、交通の便についてまだ定まっていない面もあり、「利用したくとも行きづらい」との声があります。そこで、まず現在の利用状況についてお伺いいたします。  また、車で公園に行けない方へのアクセス手段は大方バスになるかと思いますが、バスの本数や民間バス路線の停留所から公園までの距離についても課題があると思います。課題とアクセス手段の今後の方向性についてお伺いいたします。  以上、壇上からの質問といたします。継続的な質問が多いですけれども、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁をお願いします。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな1点目の(1)、感染症法上の分類変更を受けての対応についての①、現状をどのように捉えているかにつきましてお答え申し上げます。  令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが新型インフルエンザ等感染症、いわゆる2類相当から5類感染症に変更されたことにより、感染者の状況は全数把握から定点医療機関からの報告による把握に変更されました。また、受診先の医療機関は診療検査医療機関に限定されず、幅広い医療機関で受診できるように変わりました。そのほか、医療費に自己負担が発生することや外出制限がなくなったことなどが主な変更点になります。市といたしましても、この変更に応じた感染防止対策などの対応を行うとともに、今後の流行状況によっては感染防止対策の強化などを広く呼びかけることも考えております。感染者の状況につきましては、週に1回、朝霞保健所から届きます感染症発生動向調査事業週単位情報の定点把握対象疾患として県内及び保健所管内の流行状況は把握しておりますが、市内の感染者数を特定する方法ではないため、市独自で感染者数を把握することは難しいものと考えております。  続きまして、ご質問の②、市民に向けての対応はにつきましてお答え申し上げます。市民の皆様には、現在、市ホームページで感染防止対策など、主な変更点や受診に関する相談先をお知らせしております。今後におきましても、広報「富士見」や市ホームページ等を通じて市民の皆様へ状況に応じた分かりやすい周知に進めてまいります。 ○議長(田中栄志) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 根岸議員ご質問の大きな1点目の(1)、感染症法上の分類変更を受けての対応はの③につきまして、保育施設の対応についてお答えいたします。  市内保育施設に対しましては、5類感染症移行後に発出された国や県からの通知、またガイドラインなどの情報提供を行い、各施設の状況に応じて適切に感染症対策を講じられるよう依頼しているところでございます。公立保育所の対応といたしましては、感染状況が落ち着いている現時点では児童の健康観察や手洗い、換気など日常的な対応を継続することを基本とし、食事の場面でのパーティションの設置や手指消毒は取りやめ、新型コロナウイルス感染症流行前の保育環境に近づけるよう取り組んでおります。  また、マスクの着用につきましては、国からの通知に基づいて、令和4年6月から児童や保護者の希望による着用についての配慮を除き、一律でのマスク着用はお願いしておりませんでしたが、5類感染症以後は保護者及び保育所職員も含めて個人の主体的な選択を尊重し、着用を個人の判断に委ねているところでございます。今後の感染状況によっては児童、保護者の皆様に改めてご協力をいただくなど、適宜対策を講じながら保育を継続してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 学校統括監。 ◎学校統括監(武田圭介) よろしくお願いいたします。続きまして、同じく③、教育関係への対応はについてお答えいたします。  市内学校におきましては、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されることに伴い改定された文部科学省による学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルや県教育委員会による新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインに基づき、本感染症に係る対応を行っているところでございます。具体的には、マスクの着用を求めないことを基本とし、給食の黙食は必要ないなど、これまで行ってきた様々な感染防止対策を緩和しております。集団活動や体験活動についても今後は制限がなくなり、中学校の部活動においても陽性者の発生人数に応じた一律の活動停止措置は行わないことになります。その一方で、感染不安を抱きマスクの着用を希望する児童生徒もいることなどから、学校はマスクの着用を強いることのないように努めるとともに、児童生徒の間でマスクの着用の有無による差別、偏見等が生じないよう対応しております。また、食事前後はもちろんのこと、小まめな手洗いや適切な換気は引き続き取り組んでいるところでございます。なお、今後、新型コロナウイルス等の感染症の流行が見られる場合におきましては、状況に応じて感染リスクが比較的高い学習活動の実施に当たり、活動の場面に応じて近距離、対面、大声での発声や会話を控えること、身体的距離を確保することなど、一時的に感染症対策を講じることで流行が広がらないよう努めてまいります。様々な制限は緩和されましたが、引き続き児童生徒の健康状態をしっかりと把握するとともに、市内の感染状況を注視し、その時点に応じた対応に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 続きまして、大きな2点目、鶴瀬駅東口についての(1)、今後の整備の概要についてお答えいたします。  今年度の主要な事業につきましては、工作物移転を伴います道路整備工事などの予算を計上しているほか、区画整理地区外になりますが、鶴瀬東1丁目地区を横断して流れる権平川におきまして、開渠となっている区間を暗渠化して、歩行者が通行できるよう歩道整備を予定しております。また、繰越しさせていただいている工事となりますが、現在着手中の工事として、富士ビル跡地の道路築造工事におきまして水道管、下水道管の埋設、道路側溝と舗装の工事を進めている状況でございます。なお、駅前広場につきましては、歩行空間の確保などを目的としている電線共同溝や水道管の埋設工事が先月完成し、全てのライフラインの設置を終えたところでございます。現在は、第3期の工区といたしまして、大屋根3基、歩道の路面の仕上げなどの工事に着手している状況でございます。今後は、駅前広場の大屋根と駅舎をつなげる接続シェルターの設置を予定しております。現在は、接続先となります東武鉄道株式会社と協議を進めておりまして、協議が調い次第発注をさせていただく予定としております。利用者への安全配慮と一日も早い完成を目指しまして事業に取り組んでまいります。  以上です。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。ご質問の大きな2点目の(2)、開発等に伴う諸課題についての1点目、14階建てマンションの建設に伴う対応についてお答えいたします。  第1回定例会議以降に建築指導課に対して住民からいただいたご要望につきましても、その都度開発業者に指導しており、可能な範囲で対応していただいているところでございます。今後につきましても、お問合せやご要望をいただいた際には迅速な対応に努めてまいります。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 続いて、(2)、開発等に伴う諸課題について、市道第5212号線におきます外国人の方の一方通行逆走対策の考えについてお答えいたします。  当該道路につきましては、以前にも議員からこの一方通行逆走についてのご質問をいただいておりまして、注意喚起板や矢印板などの設置によって対策を講じておりました。外国人の方による一方通行の逆走についてでございますが、東入間警察署に問合せをいたしましたところ、止まれや徐行などの文字の標識と違い、一方通行の標識につきましては矢印による記号の表記でございまして、外国人の方に向けて表記の変更をしているという事例は確認できないと伺っております。また、外国人の方でも日本国内で自動車などを運転するに当たりましては、講習などを受けていただき、安全に運転していただけるような策も講じているとのことでございましたので、今後におきましても逆走防止の注意看板を増設するなど、対策を検討してまいりたいと考えております。  続いて、(3)、鶴瀬東一丁目公園の環境整備について3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えをいたします。初めに、日陰対策につきましては、令和4年4月、新たな公園を整備した際に、休憩場所のベンチの日陰として藤棚を設置したところです。しかしながら、藤を植樹してから約1年と年数が浅いため、生育がまだ十分ではなく、日陰をつくり出すことができておりません。このため、現在は暫定的ではございますが、パーゴラの上部によしずを設置し、日陰ができるように対応しておるところでございます。  次に、自動販売機の設置についてですが、以前自動販売機を設置しておりましたが、空き缶やごみが散乱するなど、公園環境が著しく悪化したという経緯があることや、公園付近には食料品なども売っているお店があるものですから、公園内に今後設置するという予定はございません。  次に、トイレの衛生面につきましては、誰もが気持ちよく利用できるように、トイレの適切な利用を促す啓発看板を設置しております。今後も引き続き公園利用者にご理解いただけるよう、周知を行ってまいります。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) よろしくお願いいたします。続きまして、根岸議員ご質問の大きな3点目、スポーツ振興についての(1)、運動公園についての①、休日利用時の公園内道路混雑についてお答えいたします。  公園内道路における混雑状況の把握につきましては、土曜日や日曜日、祝日の利用が重なる時間帯に運動公園出口付近が一定程度混雑していることは認識してございます。また、混雑解消策として、議員ご提案の新たに土手に道路を設置することや今ある土手を拡幅することについてでございますが、当該土手は国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所が所管していることから、新たな道路の設置や拡幅を行うことは難しいと考えております。また、公園内の道路の一部を一方通行とすることやテニスコート脇のポール撤去についてでございますが、一部園路の幅が狭くなっていることは認識しておりますが、現段階においては一方通行等へ変更は考えてございませんので、利用者同士で譲り合いながら通行していただきたく、ご理解いただきますようお願い申し上げます。  次に、②、駐車場の整備についてでございますが、野球場D面脇のスペースを駐車場として整備してはどうかとのご提案につきましては、現在のところ当該スペースを駐車場として舗装整備する予定はございませんが、運動公園管理業務委託業者が定期的に草刈りを実施するなどの整備をしておりますので、既存の駐車場が満車で止めることのできない場合には、当該スペースを駐車場としてご利用いただくことは可能であると考えております。  続きまして、(2)、第2運動公園についてお答えいたします。初めに、①、A面脇の空き地利用につきまして駐車場として開放できないかとのご提案についてでありますが、現状では駐輪場として利用していること、また既に十分な広さの駐車場が整備されていることから、当該場所を駐車場とする考えは現時点ではございませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。  次に、②、B面とサッカー場との間にある柵についてでございますが、議員ご提案の高さのある新たな柵の設置については、多額の費用と期間を要しますことから、今後、第2運動公園の再整備について検討する際に併せて検討してまいります。なお、柵の下部の留め金具につきましては、委託業者と修繕方法を協議し、順次対応してまいります。  次に、③、外野ゾーンの整備につきましては、議員ご提案の芝生への改善については現状では難しいものと考えておりますが、地面の凹凸につきましては、委託業者とも協議し、可能な限り良好なコンディションでプレーしていただけるよう調整してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) ご質問の大きな4点目の(1)、茶立久保の市道第5224号線の整備について2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、①、スクールゾーンの現状についてでございますが、議員ご案内の市道第5224号線は川越街道の西側に位置し、ふじみ野市立大井小学校の西側の道路となり、ふじみ野市との行政界に位置する道路となります。スクールゾーンの現状につきましては、大井小学校の西側を南北に走る約150メートルの区間が富士見市道となり、残る250メートルがふじみ野市道で、スクールゾーンとして指定され、通学時間帯の午前7時30分から8時30分までの間、一般車両の通行は規制されております。規制がされている時間帯の通行車両の実態につきましては、本地域にお住まいの方々や通勤時の抜け道として進入してくる車両があるものと思われます。また、路面標示に関するご質問をいただいておりますが、スクールゾーンの入り口に設置されている路面標示につきましては、劣化を確認しておりますので、引き直しに向け準備を進めてまいります。  続きまして、②、道路拡幅についてでございますが、富士見市道の道路幅員は約2.6メートルであることから、歩行者や自転車が通行する際は車両が畑側に寄って通行している状態となっております。議員ご指摘の現状の通行で問題ないのかとのことでございますが、市といたしましては今のところ道路拡幅の予定はございませんので、路面標示や看板設置を行い、安全対策を図ってまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 続きまして、(2)、びん沼自然公園へのアクセスについて2点ご質問いただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、現在の利用状況についてですが、先日の伊勢田議員、関野議員へのご答弁と重なりますが、令和5年5月末時点における各施設の利用状況につきまして、キャンプ場が636名、バーベキュー場が2,016名、パークゴルフが5,250名の利用となっております。また、展望、複合遊具施設につきましては、誰もが自由に楽しむことができる無料施設ということになっておりますので、利用者数の把握はできておりません。  次に、びん沼自然公園へのアクセスについてですが、議員ご指摘の運行本数やバス停留所から公園までの距離の課題の解決をするためには、市内循環バスの運行本数の増便や民間路線バス停留所の新たな設置が必要でございます。しかしながら、現状においては市内循環バスの運行本数の増便、また民間路線バスの運行路線を変更することは難しいものと考えております。なお、路線バス以外のアクセスの方法といたしまして、タクシー、デマンドタクシーに加えてシェアサイクルなどがご利用いただけます。複数のアクセス方法が確保されておりますので、現状のアクセス方法を維持してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  根岸議員。 ◆4番(根岸操) 一通りありがとうございました。再質問させていただきます。  まず、大きな1番の新型コロナウイルス感染の関係ですけれども、確かに2類から5類になって多くの環境が変わりました。まず、この3年間どのように見られているのか、中間的な形で結構でございますので、一言いただければと思います。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) この間、幾つかの波がございまして、その中で大きな後半に当たっての第7波、第8波がかなり大きなものだったと捉えております。その間、継続的に新型コロナウイルス災害対策本部を開催しまして、様々な皆様にご不便をおかけしましたが、各公共施設の一部、利用の制限を行ってきました。それ以外に、継続して健康増進センターのほうでワクチンの接種を、現在も継続して行っておりますので、そういった中で感染の防止に最大限努められたと考えております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 5類になって、新型コロナウイルスのときと違って濃厚接触の扱いが変わってきているのですけれども、その辺を捉えて市としての考えというのはどうなっていますか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 濃厚接触者につきましては、やはり国の指示、県の新型コロナウイルスの対策本部会議のそれぞれの決定事項を踏まえまして本市としても対応してきているところでございます。そういった中で、濃厚接触者も含めた形で利用制限や、また様々なものを行ってきて感染対策に努めてきたところでございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) なかなか今までと違って、もう検査を受けて、発熱外来、今までは熱が出たり、行けばすぐ病院のほうも無料でやってくれたりしていた部類はあるわけですけれども、特に高齢者にとってはこれから費用もかかってという中ではなかなか受診をする方というのもちゅうちょするのではないかなと思うのですけれども、そういう対応はどのように取られるのかお聞きいたします。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 今回の感染症法上の位置づけが変わったことにつきましては、議員ご案内のとおり、国がそういった変更を行ったものでございますので、それに基づいてやはり医療制度も通常のインフルエンザと同じような形で5類相当ということですので、そういったところ若干の例外措置はあるかと思いますけれども、そういったものに従っていくものかと考えております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 先ほどの答弁の中で、富士見市としての感染状況というのは独自というか、富士見市の今、今日時点でも何日前でも結構なのですけれども、そういう個々の実際のというのは本当に分からないのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) こちらにつきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、全国的にやはり各市での、いわゆる分類が変わりましたので、その捉え方が全国的に変更になった、もちろん埼玉県におきましても変更になったものでございますので、なかなか今までどおり本市における感染者等の情報というのは、県のほうから来ていない状況でございますので、分からないということになっております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 結局あとは個人の判断ということになって、軽症なり重症なり、結局今まではいろんなPCR検査とか受けて、感染している、していない。ただ、今回は発熱だけで、軽症だったら受診をしない。そういう場合、濃厚接触だとかそういうものが大分緩和されている中で、もし職員でそういう状況があって、軽症だということで、体にもそんなに症状がないという中で職員が出勤した場合、これはどう指導をしているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) この新型コロナウイルス感染症の5類への変更に伴いまして文書のほうを発出しております。職員の休暇制度についてもこれ変わってきたというところになりますけれども、まず新型コロナウイルスが確認された場合は厚生労働省も言っている5日間ですか、症状が回復した後の5日間外出を控えるというような通知もございますので、推奨されていますので、そちらを職員のほうも通知をしたということになりますので、その辺を踏まえた対応をするのかと思います。あと、体調等不良の場合は、新型コロナウイルスを契機に年休等の取得というのも通知をこれまでかねてからしておりますので、体調不良者についてはその状況によって適切に判断してもらうと考えてございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) では、学校関係お聞きしたいと思いますけれども、5月8日から学校関係のほうも国や県のガイドラインをやっぱり中心に取り組んでいくということですけれども、現在、これまでいろいろインフルエンザだとか、コロナ禍の中、症状が同じだからなかなか区別できないかと思いますけれども、この間学級閉鎖あったと思うのですけれども、その学級閉鎖の状況というのはどの程度あったのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育長。 ◎教育長(山口武士) 4月に入ってからの状況でお話ししますと、インフルエンザによる学級閉鎖は発生いたしました。一方で、新型コロナウイルスについては感染者がいないという状況ではないと伺っていますけれども、集団感染にはつながっていないところなので、これまでのところ新型コロナウイルスによる学級閉鎖は発生していない状況でございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) テレビで見ますと、胃腸炎だとかRCウイルスだとか、たくさん何かあって私もよく分からないのですけれども、学校というのはそういうものというのは、これ受診しないとはっきり分からないと思うのですけれども、そういった保護者に向けての指導みたいなのはあるのですか。 ○議長(田中栄志) 教育長。
    ◎教育長(山口武士) これまでもそうでしたけれども、体調が優れない場合には無理な登校はしないようにずっとお願いをしてまいりました。そして、その病名についてはお医者さんでしか判断できませんので、様子を見て受診していただくことをお願いしてまいりました。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 先ほどのインフルエンザで学級閉鎖があったという中で、これで体育祭が中止になった学校もあると聞いています。特に中学3年生はこの間新型コロナウイルスの影響で多くの学校行事が中止、また縮小になってきた学年でもありますし、義務教育の最後の年でもあり、早急の中止ではなくて、同様の体制で行う方向での延期というのは考えておられるのかお伺いいたします。 ○議長(田中栄志) 学校統括監。 ◎学校統括監(武田圭介) 議員ご指摘のとおり、市内ではインフルエンザの流行による欠席者が増加したため、体育祭の開催を見合せた中学校もございます。該当校では、できる限り延期により開催する方向で日程を模索してきました。しかし、欠席している生徒たちが健康を取り戻す期間や改めて練習する期間を考えると、既に予定している行事等との調整が難しく、やむなく中止を決断したところでございます。現在のところ、該当校では体育祭を楽しみにしていた生徒たちの思いに応えるためにも代替行事の実施に向けて検討を行っているところでございます。教育委員会といたしましても、体育祭に向けてこれまで練習を積み重ねてきた生徒たちの思いを生かすことができるよう、該当校への支援に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) では、最後ですけれども、よく熱中症で倒れられる生徒、児童多いのですけれども、この春先の体育祭、運動会というのは時期的にどうなのでしょうか。逆に言えば秋に、従来は、昔秋だったと思うのですけれども、まだ体が慣れていない状態の中で、今5月でももう30度を超える、そういう気温になります。そういった見直しとか考えていくべきだと思うのですけれども、その辺のお考えありますか。 ○議長(田中栄志) 教育長。 ◎教育長(山口武士) その時期、その時期の気候が年々変化していっているということについては、私も危惧はしております。議員がおっしゃったように、従来秋開催の運動会、体育祭がほとんどだったわけですけれども、この9月、10月の中旬ぐらいまで残暑があったり、台風があったり、ここもなかなか厳しい時期になってまいりました。春への移行が進んだわけですけれども、春も5月、ゴールデンウイークの頃からもう30度を超えるような年もあるということで、冬に運動会を持っていくというのも大変難しいところではありますが、やっぱりトータルで年間の行事は見直す時期にあるだろうということで、試みとして市内の学校でも10月の中、下旬に運動会を移行している学校が出始めました。これらの状況も見ながら、市内としてもどうあるべきかは常に考えていきたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それでは、大きな2番の鶴瀬駅東口についてですけれども、事業予定、令和5年度の、そしてまた大きな工事ということで、細かいところをお聞きいたしました。確かに通行する方から見ると、「あれ、今まで駅前広かったのが何かまた囲いができて、また工事始まっちゃったね。どうなってんだろう」、こういう声もかなりありました。そういった意味では、進捗の中の一期間だということにはなるわけですけれども、実際この富士ビルのところが今、これがいろいろ下水や道路の築造が入っていくわけですけれども、完成はどのぐらいになりますか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 駅前広場関連の工事は、目標としては今年度内と思っております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 今年度内というのは私も知っているのですけれども、そこは詳細にということなので、大体どのぐらいの方向で進むのかお聞かせください。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 今ご紹介させていただいた道路の工事は、お盆前には何とかしたいなというところでございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それでは、先ほどの鶴瀬駅東口の駅前のシェルターの部分なのですけれども、下の共同溝とか、これはもう終わったということなので、そこのめどはどのぐらいでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 年内に完成をさせたいと思っています。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それを東武のシェルターから、それは東武のほうは若干遅くなるという形でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そうです。接続シェルター残しでということになります。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それでは、開発に伴う諸課題なのですけれども、答弁ではその都度指導している、可能な限り迅速にということでやっているということなのですけれども、この前の説明会も2回ありました。その中でも、近隣の方の環境が大きく変わるということで不安だという中では、基本的な作業時間や工事の振動、重機が突風で倒れる事故が多発している、そういった不安もあります。また、工事現場から鶴瀬交差点のほうに3トン車が入ってくると。あの狭いところに入れるのかと。そういった意味では、ガードマンをもっと増やしてもらいたい。また、篠田クリニック脇の交差点で10トン車が今後、切り返してバックで現場に入る。これが25台なのですけれども、それが往復すると50回になると。そういう中で、大変これも不安だと。今まで土地区画整理事業でもそこの箇所、これはみずほ銀行の建て替えのときもそうだったのですけれども、汚れたらすぐ掃除しますと言いつつ一回もやってくれなかったと。近隣の方がデッキブラシや高圧洗浄機を使って清掃していると。これ徹底してもらいたいって、こういう声があったのですけれども、こういうものというのはしっかり指導できるものでしょうか。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) ただいま言われました議員の例えば3トン車が鶴瀬の交差点に行くですとか、掃除をしていないですとか、そういったお話でしたら随時私どものほうから再度指導していきたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 分かりました。日増しにどんどん、どんどんもう工事が始まってきていて、地域の皆さんも反対ではなくて肯定的に考えていただいているので、業者の皆さんともしっかりと連携して、事故のないように、そしてまた地域の皆さんの声をしっかりとつなげていただくパイプ役になっていただきたいと思います。  それでは、市道第5212号線の一方通行の逆走の関係ですけれども、確かにいろいろつけていただきました。確かに一方通行は矢印を見れば分かるわけなのですけれども、そこがなかなか周りの環境含めて、あと言葉が多いですよね。そういった意味では外国人の方は読めないのではないかなと思うし、これ仮に路面標示とかということにはならないのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 言葉、文字ではなく、マークをもう少し目立つようにしたいなとは考えております。今議員からご提案いただきました路面標示につきましては、今後、路面をやり替える予定もございますので、改めてここで路面標示をしようという考えではなく、看板のほうで工夫をしていきたいなと思っております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 確かに看板がたくさんあるのですけれども、ぜひ視力というのかな、目で見る感覚でつけていただければより効果的なのかなと思います。  それでは、鶴瀬東一丁目公園の環境整備ですけれども、日陰の関係です。先ほど答弁でよしずを設置していただいたということで、大変ありがとうございます。ただ、これは斉藤議員も先日質問がありましたけれども、富士見市の藤の種類というのは、これは何か実が短いとか、花が短いとか、あまり成長の早くない種類なのでしょうか。分かれば。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 成長のスピードは、すみません、私も分からないところですが、房の長さはいろいろ種々、色とかも種類がありまして、長い房をつけるのも幾つかは咲かせてございます。でも、大半は大体三、四十センチまでのが、一般的だよと言われるような種類のものが多いです。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 大体今ある藤というのは、あれが覆うぐらいになるのはどのぐらいの期間を想定しているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 大体4月中旬から5月上旬に咲くものが多いと思います。期間ということであります。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 覆う、全て。その期間です。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) すみません、恐らく二、三年はかかるのではないかと思っております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 多分二、三年では無理ではないかなと思って。あれが1年であそこまでしか伸びていないということはまだかかるような気がいたしますけれども。よしずを、古くなったら小まめに、もうついているわけですから、劣化すればまた追加でしてくれるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そのように管理していきたいと思っております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それでは、スポーツ振興ですけれども、運動公園の関係、いろいろ土手の関係、質問させていただきました。先日、運動公園の混雑というのは、大人の野球があってサッカーがあって、テニス大会があって少年野球大会があって、高校野球の練習場にもなっています。ふじみ野市の運動公園にもなっています。それが重なりました。本当にもう、写真も撮りましたけれども、土手の上からずっと下まで混雑。試合時間にもなかなか間に合わないよということもありました。そういう状況が起きているという中では、土手の一本だけで果たして緊急時だとか災害時、本当に安全なのかどうかというところが少し気になるのですけれども、その辺の状況というのはどう把握されていますか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 今議員のおっしゃった緊急時、災害時ということですけれども、基本的には災害のときには運動公園は使わないと思われます。それから、緊急時なのでございますが、やはり先ほどご答弁申し上げましたように従来、今までの形でやってきておりますので、なるべく譲り合って使っていただきたいと。  それからあと、先ほどご質問の一方通行にして周回ができるようにということでございますけれども、それに何点か理由がありまして、テニスコートの周辺においては樹木がありますので、一部見通しの悪い部分があります。そこで保護者との接触等が危険が予想されること、それから一方通行として周回できることで周回コースを目的とした車両が発生する可能性があること、それからあと公園の入り口にある駐車場でございますけれども、通り抜けができる状態になることで駐車車両等のトラブル及び接触事故が予想されるということの危険性がございますので、現状では一方通行の周回にする考えはないということで申し上げたところでございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) ちなみに、運動公園のD面の裏にある小さな土手にあるあの道路というのはどういう扱いなのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 従来、土手を越えるような形で搬路として使われておりましたけれども、今現在は使っていないという認識でございます。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) 度々通る車を見るわけですけれども、ということは向こう側、下りるところに柵があって、チェーンがしてあるときとないときがあるのですけれども、その辺はどう管理されているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 暫時休憩します。                                      (午前11時49分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午前11時49分) ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 申し訳ございませんでした。閉めているということは今はないかなと思っております。以前閉めているときもあったのですが、開放していると思っています。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) その辺はまた後でやっていきたいと思います。  あと、B面ですけれども、サッカー場と野球場の柵の関係、確かに下は安くできるのだろうと思いますけれども、やはりこの前の土曜日もサッカーボールが試合中に入ってきました。逆にこっちからのエンタイトルツーベースが行くということで、お互いのプレーが止まるという中では若干やっぱり改善が必要なのかなと思いますけれども、再度よろしくお願いします。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 繰り返しの答弁で恐縮なのですけれども、今後、第2運動公園の再整備という形で計画しておりますので、その辺のところで協議してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) それと、外野部分にラインを引く際に、芝生と草があるためにラインが引けないのです。朝と夜露というか、朝露というか、それが邪魔になってラインカーが固まってしまうのです。その辺は何とかできないでしょうか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 外野のラインを引く部分の除草を含めました管理方法につきましては、利用者の声を聞きながら、運動公園管理業務の委託業者と対応を協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) これは、運動公園も第2運動公園、びん沼自然公園も、野球関係は全部中身は同じなのですけれども、その辺の。一緒にやって検討していただけるのか。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 委託している管理部分につきましては、全て共通でございますので、同様の方向で対応してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 根岸議員。 ◆4番(根岸操) さらなる改善をまたお願いいたしますけれども、これで終わりにいたします。ありがとうございます。 ○議長(田中栄志) 以上で根岸操議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前11時52分) ○議長(田中栄志) 再開いたします。                                      (午後 1時00分) ○議長(田中栄志) 次に、質問順7番、小泉陽議員の質問を許します。  小泉陽議員。               〔1番 小泉 陽登壇〕 ◆1番(小泉陽) 1番、小泉陽です。皆様、こんにちは。21・未来クラブ、小泉陽です。私が市議会議員の補欠選挙で当選してから間もなく3年がたとうとしております。この間、新型コロナウイルス感染症の対策として、議場ではマスクをすることとしてきました。5月の臨時会からマスクは個人判断としましたので、私がマスクをしないで登壇というのは議員となってから今回が初めてとなります。マスクをしない顔を見せるというのは、恥ずかしくも感じるようなところではあります。写真では見せておりますが、動画ですと印象が違うこともありますので、マスクをしないとこのような顔ですので、覚えていただきたく思います。また、執行部の皆様におかれましても、マスクをされている方、されていない方いらっしゃいますが、マスクをされていない方を見るというのももう本当最近になってからなので、いろいろと違和感を感じるところもございますが、またマスクがないことで、執行部の皆様の表情を見ながら質問するということで不安がありますが、これをまた気持ちを新たに職務を果たしていきたいと思います。  それでは、議長からお許しをいただきましたので、通告のとおり市政一般質問をさせていただきます。執行部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。今回の一般質問では、大きく3つ伺います。  大きな1番、マイナンバーカードについて伺います。最近、連日と言っていいほどマイナンバー関連のトラブルが報道されております。マイナンバーは国の政策ではありますが、マイナンバーカードの普及については本市が予算を取って実施している事業でもありますので、本市の考えを伺うものであります。  まず、(1)、普及促進の取組状況について。国の施策によるものでしたが、マイナポイント事業によるマイナポイントの申込みの対象となるマイナンバーカードの申請は令和5年2月末をもって終了となりました。この間、大幅にマイナンバーカードの申請者が増加したものと思われます。マイナポイント事業が終了となった今後において、新たなマイナンバーカードの申請者が減少することが懸念されます。そこで、マイナンバーカードの普及促進について市としてはどのように考えているか伺います。また、市独自の普及促進の取組の考えがあるのか伺います。  そして、(2)、コンビニ交付サービスの不具合の発生状況と発生した場合の対応について。一連のマイナンバー関連のトラブルの報道としては、比較的早い時期となりましたが、マイナンバーカードを使ったコンビニ交付サービスの不具合が全国各地で発生しているとの報道がなされました。当市においても、コンビニ交付サービスを利用した住民票の写し等の交付について同様の事案が発生するおそれがあると考えられますが、そのような事案の本市における発生状況、またそのような事案が発生した場合においてどのような対応をすることになっているのか伺います。  大きな2番、市民所得について伺います。市が市民生活を支えていくに当たって、市民所得がどのような状況にあるのか把握することが必要であると考えます。そこで、市民所得について伺います。  まず、(1)、令和4年分の確定申告の改善点と利便性の向上について。市民所得を把握するには、市民の皆様による適切な所得の申告が重要であります。本市における所得税及び市県民税の確定申告会場では、近年、事前予約制による受付を行っております。そのため、予約なしで来場した方は当日に受付できなかったと伺っております。昨年度も同様な事例があったことと思いますが、周知方法や予約受付方法など、改善や工夫した点を伺います。  次に、(2)、令和5年度分の市・県民税の課税状況から見た市民の所得の変化について。給与支払者からの給与支払報告書の送付及び個人の確定申告により、令和5年度分における市県民税について、特別徴収及び普通徴収に係る税額決定通知等が発送され、当初課税額が確定したと思われます。そこで、その課税額から見た近年の市民の所得の変化について伺います。  そして、(3)、市内個人事業者への今後の支援策について。市民所得ということで、市民の皆様それぞれに適切な施策を伺いたいところではありますが、今回は市内個人事業者に限定して伺います。これまでの一般質問においても市内個人事業者への所得支援について質問してきましたが、これまでは新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気停滞という状況においてどのように支援していくかということでした。しかし、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行ということで、景気が回復されるのかと思いきや、原油、原材料価格の高騰や円安の進行に伴う物価高騰等により所得の影響を受けることとなっている状況でございます。そこで、市内個人事業者への今後の支援策についての考えを伺います。  そして、最後に大きな3番、環境政策について伺います。まず、(1)、ゼロカーボンシティの実現に向けた市の具体的な取組について。令和4年4月10日に富士見市ゼロカーボンシティ宣言がなされました。本年度から本格的にカーボンニュートラルに向けての挑戦が始まると思いますが、踏み出す初めの第一歩が重要と考えます。そこで、2050年脱炭素社会の実現に向けて本年度具体的にどのように取り組んでいくのか伺います。  次に、(2)、第2次環境基本計画の検証について。第2次富士見市環境基本計画の期間が終了し、第3次富士見市環境基本計画が令和5年3月に策定されました。その第3次富士見市環境基本計画の策定に当たっては、第2次富士見市環境基本計画の検証を踏まえて策定されたと思います。そこで、具体的にどのように検証したのか伺います。  そして、(3)、環境基本計画の目標値を達成するための市の具体的な取組や工夫について。本年4月から第3次富士見市環境基本計画がスタートし、今後10年間の本市の環境施策の方向性が確立しました。今回の計画を見て、前回からの明らかな違いとして、具体的な目標数値が明記されております。そこで、目標数値を達成するための具体的な取組や工夫について伺います。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁願います。  市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 午後もよろしくお願いいたします。それでは、議員ご質問の大きな1点目の(1)、普及促進の取組状況についてお答えいたします。  本市におきましても、マイナポイントの対象となる令和5年2月までに多くの市民の方がマイナンバーカードの交付申請を行っていただきました。マイナポイント付与終了以降の3月には、業務委託により、ららぽーと富士見や電車を利用しての通勤、通学の際に申請できるよう、鶴瀬駅、みずほ台駅でマイナンバーカード申請支援を実施し、4月30日時点における本市のマイナンバーカード申請率は75.64%となっております。しかしながら、今後のマイナンバーカードの普及促進のためには、国の施策だけではなく、市民サービスの向上につながる市独自の利活用の充実が重要であると考えております。現在、市民部で取り組んでいるものといたしましては、住民票の写し等の証明書のコンビニ交付等を行っており、さらにマイナンバーカードの普及促進の効果を高めるために、今年の4月からはコンビニで申請手数料を100円引き下げる取組を実施しているところでございます。あわせて、今年の10月頃には、マイナンバーカードや運転免許証を利用して住民票の写し等の証明書の申請書を記入する手間を削減する「書かない窓口」を導入する予定でございます。今後も多くの市民の方がマイナンバーカードを取得し、その利便性を実感していただけますよう、引き続き関連部署との連携を密にしながら、さらなる普及促進や利活用の充実に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。  続きまして、(2)、コンビニ交付サービスの不具合の発生状況と発生した場合の対応についてでございますが、報道にございますとおり、他の自治体でマイナンバーカードを利用したコンビニ交付において証明書が誤って交付されるなど、障害が発生いたしました。報道の事案が発生した自治体では富士通ジャパン株式会社のシステムを利用しており、アクセスが集中した際に誤ったプログラム処理が生じ、証明書データの取り違いが発生したものでございます。本市では、他社のシステムによるコンビニ交付サービスを提供しており、複数の交付申請があった場合でも証明書が混在しないことをチェックする機能を有し、申請等交付の識別IDが一致しない場合は証明書を発行できない仕組みとなっているため、報道のような障害事案は発生しておりません。万が一本市に同様の事案が発生した場合の対応につきましてですが、個人情報の漏えいや障害の原因などの状況を早急に確認し、庁内において報告と対応を協議いたします。その後、県を通じて国への報告、また関係機関に報告し、技術的助言を受けながら対応することとなっております。  続きまして、大きな2点目の(1)、令和4年分の確定申告の改善点と利便性の向上についてお答えいたします。申告会場における申告受付につきましては、前年に引き続き、事前予約の方法を昨年12月から広報「富士見」及び市ホームページに掲載したほか、前年に申告会場で市県民税の申告を行った方につきましては個別案内を郵送し、周知を図っております。また、予約方法に関しましては、従来の往復はがき及びインターネット予約に加え、主にスマートフォン操作の苦手な高齢者などを対象にした市職員によるインターネット予約の支援を行い、デジタルデバイド対策を講じております。また、電子申請届出サービスを利用し、新たに市県民税の電子申告の受付を開始いたしました。これにより、予約なしに来場された市民は前年度よりも減少しております。なお、予約なしに来場された方につきましては、翌日以降のインターネット予約の支援を行ったほか、お急ぎの方は川越税務署を案内するなど、市民に寄り添った対応を行っております。  次に、(2)、令和5年度分の市・県民税の課税状況から見た市民の所得の変化についてお答えいたします。個人住民税につきましては、徴収方法別に当初課税額を比較しますと、給与所得者等に関わる特別徴収の当初課税額は、令和4年度が前年度より約1億円増、令和5年度は前年度より約2億1,000万円の増となっております。また、普通徴収の当初課税額は、土地や建物に係る譲渡所得等により、令和4年度は前年度より約2億6,000万円増と大きく増加しましたが、その反動によりまして令和5年度は前年度よりも約1億円の減となっております。総額としましては、令和4年度は前年度より約3億5,000万円の増、令和5年度は前年度より約1億1,000万円の増となり、個人市民税は増加傾向にあることから、市民の所得は向上していると考えております。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 本日もよろしくお願いいたします。ご質問の大きな2点目の(3)、市内個人事業者への今後の支援策につきましてお答えいたします。  市内個人事業者の現在の経営状況の現状認識といたしましては、エネルギー価格高騰等の影響を受けているものと認識しておりますが、一方で、議員ご案内のとおり、新型コロナウイルス感染症の法的な位置づけが5類に移行したことなどに伴い、飲食業をはじめとして経済活動が活性化していることや一部の業種では価格転嫁も進んでいることを踏まえ、現在、新たな事業者支援の必要性や支援するとした場合の内容の精査を進めているところでございます。今後におきましては、現在実施中の令和4年度富士見市中小企業者事業継続支援給付金の全受給者に対してのフォローアップ調査により市内事業者のエネルギー価格高騰等の影響を具体的に明らかにした上で、事業者支援の在り方を判断してまいりたいと考えております。  続きまして、ご質問の大きな3点目、環境政策について3点ご質問を頂戴しておりますので、順次お答えいたします。初めに、(1)、ゼロカーボンシティの実現に向けた市の具体的な取組についてでございますが、令和5年度におきましては、市民や事業者が取り組む再生可能エネルギー機器等の設置や次世代自動車の購入に対しまして地球温暖化防止活動支援補助金の予算額を大幅に増額することで、地域における温室効果ガス排出量の削減を図ってまいります。また、現在、可燃ごみとして焼却処分している家庭から排出される廃食用油を公共施設で回収し、リサイクルすることで、燃焼に伴う二酸化炭素排出量の削減を図ってまいります。  次に、公共施設への創エネ、省エネ設備の導入では、南畑ふれあいプラザ、中央図書館及び鶴瀬西分館の照明をLED化するとともに、水谷小学校校舎増築事業ではZEB化に向けた工事の施工を行ってまいります。今後におきましては、ゼロカーボンシティを目指し市が率先垂範するため、本年2月に策定した市有建築物の脱炭素基本方針及び公用車の電動化基本方針に基づき、市有建築物における省エネ、創エネの導入や移動の低炭素化を進めてまいります。なお、ゼロカーボンシティの実現には市民、事業者の皆様による取組も欠かせないことから、ゼロカーボンシティ周知のため、庁舎に懸垂幕やミニのぼり旗を設置してまいります。  次に、(2)、第2次環境基本計画の検証についてお答えいたします。第2次環境基本計画の検証につきましては、環境課におきまして毎年度、各課へ計画に基づく取組の実績照会を行っており、取組の進捗状況の確認や課題について整理を行ってまいりました。また、第3次環境基本計画の策定作業では、第2次環境基本計画の取組状況について、環境審議会におきまして取組の評価と今後の課題などを整理し、これまでの取組評価と課題として計画にまとめております。なお、評価の結果、低い評価点となった項目につきましては、第3次環境基本計画の取組の中で引き続き推進を図ることとしております。  次に、(3)、環境基本計画の目標値を達成するための市の具体的な取組や工夫についてお答えいたします。ご質問の目標値につきましては、第3次環境基本計画の計画最終年度である令和14年度を原則として目標年度とし、各施策の達成度をはかるものとして設定をしております。目標値の達成に向けた取組につきましては、第3次環境基本計画の各施策に記載いたしました行政、市民、事業者による様々な取組を着実に進めていくとともに、毎年度PDCAサイクルを回すことで目標値の達成を目指してまいります。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  小泉議員。 ◆1番(小泉陽) ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、1番、マイナンバーカードについてですが、まず普及促進の取組ですが、本市におけるマイナンバーカードの申請率は75.64%ということですが、マイナンバーカードの普及に向けて今後のさらなる取組について伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) マイナンバーカードの申請のさらなる取組ということでご質問いただきましたが、今答弁させていただいたとおり、申請率、既に75.64%となっておりますが、まだ国の申請率には届いていない状況でもございます。しかしながら、今現場では申請もかなり来ているのですけれども、それの交付についての事務について時間を要しておるため、ここの部分については今報道のように間違いのないようにしっかり交付しているため、今のところは交付に力を入れさせていただきまして、今後も状況を注視しながら申請状況を確認し、また判断してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) あと、マイナポイント終了後においてですが、一応3月以降においてららぽーと富士見や、あと東武東上線の各駅においてのマイナンバーカードの申請受付をされたということですが、そのときにおいてその申請数についてはどのような傾向が見られたのかお伺いします。データがあれば答弁願います。 ○議長(田中栄志) 暫時休憩します。                                      (午後 1時28分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 1時28分) ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 申し訳ございません。開催場所としましては、ららぽーと富士見、また鶴瀬駅、みずほ台で実施させていただきました。申請人数といたしましては、ららぽーと富士見で259名、鶴瀬駅で130名、みずほ台で144名という申請となっております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) その3月1日以降に申し込まれた方々は、もうマイナポイントが付与されないということが分かっていてもちゃんと申し込まれたという方たちでよろしいのでしょうか。それとも、マイナポイントの申請期限が延長という話も出たこともありまして、その辺勘違いされて申し込んだとかいうことはあったのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 今回の取組につきましては、マイナポイント終了後で、申請の終了後の3月に実施させていただいておりますので、認識的にはもうマイナポイントには対応になっていない、対応しないという考えで申請いただいていると考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。
    ◆1番(小泉陽) それでは、また市民利便性をアピールして、マイナンバーカードを普及するような取組、まずは交付ということでございますが、引き続き取り組んでいただきたいと思います。  次に、(2)ですが、本当ここ連日、マイナンバーカード自体というよりも、マイナンバーに関連するシステムに関していろいろな不具合というものが連日報道となりましたので、この一般質問の通告した段階ではあまり報道されていなかったこともいろいろと報道されてきましたので、少し伺っていきたいと思います。  まず、市民部長にお伺いしますが、マイナンバー制度のトラブルにおいて、社会保険などについてひもつけが間違っているということがあると報道されております。そこで、手続について質問をさせていただきたいと思います。市におけるマイナンバーを利用する制度の一つとして、国民健康保険の取得の手続があります。その資格取得の際には、マイナンバーの分かるものを提示することが求められます。そのマイナンバーをどのように利用しているのかというのは、私たち市職員ではありませんので分からないところなのでございますが、それをそのままシステムなどに入力するのであれば、その際に、マイナンバーシステムというのですか、サーバーなりが持っている情報とその手続をする市の職員の方の取得者の情報が合致しているかどうかの確認は取れる、言い換えると情報がそのマイナンバーのサーバーにある情報とその職員が入れている情報で一致していないというようなことが分かるようなシステムとなっているのかどうか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 結論から申しますと、システム的には合致しておりません。ただ、個人にはもう既に住民基本台帳の管理されている署名番号等、それぞれひもづくマイナンバーカードが付与されているため、ひもづけの注意といたしましては、加入者本人を間違えないようにしっかりと住所、氏名、生年月日を職員がダブルチェックをして、ここの部分については丁寧にひもづけているというところでございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) それこそ以前の消えた年金問題とかその辺から、やはり日本人、名前が漢字、読み仮名ないので、その辺で難しさもあると思いますが、マイナンバーについてはマイナンバーカードとともに、事業者においてはもう確定申告や、また社会保険手続、労働保険の手続などでマイナンバー自体は使われていますので、まずはそのひもづけがうまくいっていないというのはなかなか考えづらいところではございましたが、市においての対応についてはそういったダブルチェックなどをされて、しっかりされていることなので、引き続き慎重な対応をお願いしたいと思います。  それでは、マイナポイントの関係で政策財務部長に伺います。少し時間がたっておりますが、総務省は5月25日、マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与するマイナポイント事業において、別人にポイントを付与するミスが昨年8月以降90自治体で計113件あったと発表しました。そういったことが当市では発生しているのかどうか伺います。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) マイナポイントが別人に付与される事案の原因でございますけれども、各自治体が設置する支援窓口において端末操作を行う際に、前に手続された方がログアウトをし忘れて、次の方が手続を行ったために前の方に誤ってポイントが付与されたと捉えております。本市におきましては、支援ブースに派遣社員を支援員として常時設置しておりまして、端末操作が終了した際には複数の支援員がログアウトを確認するとともに、インターネットブラウザを開き直して手続をすると、それまでの情報を消去するような対策を徹底しておりますので、誤って別人にポイントが付与されるような事案は発生しておりません。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) それでは、これまでそういった事案は発生していないということでございましたが、今後そういったことを発生させない対策についての考えを伺います。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 今後におきましても、これまでの対策を継続するとともに、支援員に当たる派遣社員に対して徹底な指導を行いまして、危機管理意識を高めることで、ミスを発生させないように努めてまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 市役所入り口においてマイナポイントの支援員の方いらっしゃいますが、そこにおいての手続において、銀行口座のひもづけとか、あと保険証のひもづけとかのお手伝いもされていたのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) それらについても手続は取っております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) その際に、今言われております銀行口座の口座名義について本人でないというものが多数見られるということが言われておりますが、そういった支援員の方がお手伝いするときには、そのマイナンバーカードの所有者と銀行口座の名義人が同じであるといったようなことの確認というようなお手伝いはされていたのかどうか伺います。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 今議員ご紹介のとおり、マイナンバーカードと口座が同じ名義であるということは大前提でございます。多くあるのが、お子さんの口座に親の口座をひもづけてしまうというようなことが世間では言われていると思いますが、当市におきましてはお子さんの口座であったとした場合には必ずお子さんの口座名義の通帳、またはカード等を確認させていただいて登録をしておりますので、そのようなことはありません。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 今マイナポイント事業というものがあってのそういった口座結びつけだと思いますが、恐らくこのマイナポイントを付与されない、要するに申請3月以降の方においてもそのマイナポイントのサイトでそういった口座とか健康保険証のひもづけということは求められていくと思いますが、そういった方について、マイナポイントの対象者でない方にもそういったひもづけの支援というのはされているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 現在設置しております入り口のところのブースでございますが、こちらは9月末までということになっておりますので、それ以降については今のところ予定はございません。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、一応9月までは要するにマイナポイント対象でない方も支援というのか、お手伝いされているのか、再度伺わせていただきます。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) ブースのほうに来ていただければ、それのポイントの付与等に関係なく、9月末まではご支援をしていくということだと思います。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、そういったある程度コンピュータに慣れていない方にとってはひもづけなど難しい作業だと思いますので、9月末までは続けるということですので、ぜひとも間違いのない対応をお願いしたいと思います。  ところで、このような事態であることで、DX推進計画の第7章の取組事項、基本施策2、ICTを活用したまちづくりの主な取組として、「マイナンバーカードに市独自の付加価値を加えることで、取得を加速できるよう、更なる利活用策を提供していくことを目指します」とあります。このようなマイナンバー制度における問題点など多く報道される中、この取組の方向性について変更などの検討をされているのかお聞きします。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) あくまでも基本的な考え方は計画にのっとって進めていくと考えております。現在のところ、こうするああするということよりも、まずはカードの普及率を上げていただいて、そしてどうしていくかということを今のところ検討しているというところです。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) これまでの報道は、マイナンバーカード自体の不備ではなくて、あくまでもマイナンバー制度を利用したそのシステムの不備や、また入力に当たっての人為的なミス、このことによってマイナンバー制度に対しての不安感が広がっていると思います。本市においては、今後も利活用を検討、またそれに対応するシステムを構築していると思われますが、そういった市民の不安に対して、そのようなことが起きないというようなことのために市としてはどのように検討していくことを考えているのか伺います。 ○議長(田中栄志) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) マイナンバーカードに付随するICカードを使ってのいろんな施策だということだと思います。様々な観点で、他市自治体で取り組んでいるものも含めまして、どのようなことが本市にとっていいのか、あるいはカスタマイズできるのかということを検討しながら、第1期の段階で一定程度の考え方を整理したいと思っています。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、市民部長に再度伺います。  運転に不安を感じるようになり、運転免許証を自主返納するということがあります。マイナンバーカードについても、所持していることに不安を感じ、本人の希望により自主返納をする人がいるという報道もなされております。そこで、本市におけるマイナンバーカードの返納状況がどうであるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 本市におけるマイナンバーカードの返却状況でございますが、過去に高齢者の方でもうマイナンバーカードが必要ないということで窓口にお持ちになられた方はございます。ただ、今回の誤りの報道などによって窓口にお返しになった方はいないと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) どうしても、ネットの情報なのでうのみにしてはいけないのですけれども、マイナンバーカードを返納しようなんていうのも結構上がってきたりはしておりますが、その場合、市としてはどのような対応を取るのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) これにつきましては、返納につきましては、これはやっぱり個人の考えになりますので、どうしてもという場合には本市としても返却を受け取ります。ただ、その後また使うとなったときには有料となりますので、その部分についてはしっかり考えてお願いしたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 再発行の際には有料となるというようなことをその返納に来られた方にその場で説明をされたりというようなことは考えておられるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 作成したときにそこまでのご説明はしておりませんが、そのような質問があればそのように答えさせていただいております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) ありがとうございます。マイナンバーカード、ひいてはマイナンバー制度についていろいろと今言われておりますが、やはり利便性、その辺もうまく市民の皆様に周知し、よりよい市民サービスを提供できるよう、市の職員の皆様にはいろいろ考えを出して普及に努めていただきたく、その際にはしっかりとシステム的に問題がないかチェックなどを怠らず進めていただきたいと思います。  では次に、2番の市民所得について再質問させていただきます。(1)、令和4年分の確定申告ですが、令和3年分の予約受付数と比較して令和4年分の予約受付件数はどのようになったのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 予約件数でございますが、今年度は前年度よりも298件増えて、全部で2,766件でございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 令和4年分の、今予約受付件数が増えたということですが、その要因はどのようなことによるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 今年度は、去年からの新型コロナウイルスが少し終息してきたこともありまして、前年度よりも職員の受付体制を少し厚くさせていただいております。そのため、今年は予約件数を若干増やしましたことからの増でございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 市民サービスの観点から、対面での予約受付件数を増やしたことは望ましいことであります。一方、所得税の申告はe―Taxの利用による電子申告によることが一般化しつつある状況となっていることがありますので、アナログ的な書面による申告は減るようにしていくことが行政に求められると考えますが、電子申告に誘導する取組をしているのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 確かに所得税の申告につきましては、新聞報道などでも電子申告がもう普通の申告を上回っているというような報道もございますことから、今後増えていくものと考えております。この取組につきましては、国の広報のほか、本市においてもチラシ、ポスターなどを掲載させていただいて、e―TaxのPRは努めているところでございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 先ほどの答弁においてインターネットの予約支援を行ったとございましたが、具体的にはどのような内容であったのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 先ほど答弁させていただきましたインターネット予約支援でございますが、これはご自宅にインターネットがない方、またこのような予約方法など不慣れな方を対象に、市の職員が税務課の窓口、また公民館等へ出張いたしまして、タブレット端末を使って予約のお手伝いをさせていただいたものでございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) それではまた、答弁にございました新しくなった市県民税の電子申告の方法についてどのようなものであったのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 市県民税の電子申請についての内容だと思います。これは、令和4年度分の申告から電子申請届出サービスを活用した市県民税の電子申告を開始しております。収入や控除がない方は、本人情報を入力し、選択することで簡単に完結できるようなことになっております。また、収入が反対にある方は、これは去年も答弁させていただきましたが、市ホームページに掲載してあります申告書の作成、税額試算システムの申告書を作成していただいて、それを電子申請で今年から送れるようになったということでございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) それでは、その新たな方法について周知をどのようにして行ったのか伺います。 ○議長(田中栄志) 市民部長。 ◎市民部長(塩野英樹) 広報「富士見」、また及びホームページの掲載、そして案内チラシなどを窓口にも置かせていただきまして、加え、個別案内通知書にも去年申告していただいた方にも同封しております。今後もこの電子申告がさらに増えますよう、工夫は今後もしていきたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 市民の所得の把握ということは、やはり市政を考えていく上でも重要なことでありますので、しっかりと対応していただきたいと思います。私の周りのことであれなのですが、年金暮らしで、源泉徴収されているから過少申告にならないだろうからということで申告されないという方もお話を伺っております。ぜひともそういった方、恐らく税を多めに払ってしまっているということで、市としてはうれしいのかもしれませんが、市民の方にとってはあまりよろしくない状態でございますので、そういった方も適切な申告ができるよう、今後とも周知のほうをよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の(2)については、どうしても富士見市、今人口が増えていることもございますので、なかなかこの増について判断するのかということは難しいことですし、タイミング的にまだ聞くのが時期的に早過ぎたのかなという部分はありますので、ここについて特に再質問をすることなく、次に行きたいと思います。  (3)ですが、また市内事業者になりますが、今市内事業者、今世間的に言われているのがゼロゼロ融資、こちらのほうの返済がもう夏から本格化するというようなことで不安であるというような報道が多くなされることが多くなってまいりました。そういったゼロゼロ融資、借りた方について市としては何か対策を考えておられるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 今おっしゃったゼロゼロ融資、いわゆるコロナ対応融資でございますが、これは令和2年から始まっておりまして、早い方は据置期間なしで、もう令和2年から元金を返済されているということで、私どもそれを把握しておりましたので、このコロナ対応融資を借りた方への支援は、昨年度、中小企業者事業継続支援給付金という形で、借入れのあった方に10万円はもう既に支給してございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、その支援給付金を支給受けられた方に関しては今度、アンケートでしたっけ、フォローアップしていくということですので、そちらのほうをしっかりと支えていくなり、こちらのほうをお願いしたいと思います。  また、今回は政府による経済活動の抑制というよりも、世界的なトレンドとしてのインフレに日本も巻き込まれているというような状況でございます。そういった中、そこに対して短期的には支援をするにしても、やはり長期的に事業者が自分たちで稼げるように何らかの対策も考えていってあげなければいけないと思います。そういった事業者を自分たちの力でいける、力をつける、そういったことへの対策というものについて何か市として考えておられるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 私ども令和2年から3年続いたコロナ禍で経済活動が停止ですとか行動制限があって、かなり事業者が厳しくなっておりましたが、ここで多くの行動制限がなくなって、これから今おっしゃったとおりそれぞれの企業が頑張る、成長戦略を十分考えてこれから経営が必要だということで、昨年度から県の経営革新計画という今後の成長戦略を定めた計画に対しまして補助金を昨年度から交付してございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、その県の経営革新計画にのっとった補助金というのは、富士見市の事業者においてはどれくらい支給されているのか、分かればお伺いします。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 昨年度、計画策定の方に対して補助金を交付しております。今決算の調整中でございますので、今手元にございません。しかしながら、昨年度、市内でも、数字は忘れましたが、本当に例年より多くの方がこの経営革新計画取って、新たな成長戦略に向けて取り組んでいるということは承知しております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) ぜひとも市内事業者成長できるよう、毎度のことになりますが、商工会等としっかり手を組んで支援をしていっていただきたいと思います。  それでは次に、環境政策について伺います。(1)のゼロカーボン政策ですが、先ほど答弁の中で、次世代自動車への転換への補助金というような話がありました。先日、斉藤議員が公用車についてのどうするかというような質問がありまして、総務部長からの答弁がございましたが、経済環境部長としても総務部長の答弁はまさにそのとおりということでよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 当然ながら、市としまして一丸となってこの政策は進めておりますので、私と総務部長の考えは同一でございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 総務部長の答弁においては、確かに使える車を早期に廃棄というのは望ましくないというようなことだったと思いますが、ただしここでゼロカーボンシティというものをやはりアピールするためにも、ガソリン車をここで廃棄してそういった次世代自動車を導入するというのはありかと思うのですが、それについて多少まだガソリン車で排出、あまり環境によくない状況を続けてもやはり予算の面からは使っていくというような方針でよろしいのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) まず、今私ども市が保有しているガソリン車、これについて最新の公害規制を切り抜けた車でございます。まだ乗れる車を普通よりも償却期間を短くして廃車する、このエネルギーも非常に膨大でございます。この廃車に伴うCO2を鑑みますと、やはりこれから更新するものを順次電動車に替えると、これは環境全体から見てそれも一つの手だと思っております。今議員おっしゃったとおり、市の姿勢として全てを替えるというのはなかなか自治体では難しいと思います。民間企業であればそういう企業理念としてできるかと思いますが、やはり市は公金を使って様々な備品等を購入しておりますので、市としましてはやはり更新時期を迎えたものを順次電動化するという考えに変わりはございません。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) それでは、必ずしも早急には進めないというようなご答弁でございましたが、確かに全体的な環境を考えるとそれもあるとは思いますが、なかなかそういったことについてはこの計画書からは読み取れなかったので伺ってみました。  それで、ゼロカーボンシティですが、市制50周年が昨年度で終わり、市内様々張られていた50周年の掲示物が取り外されておりますが、先ほどもおっしゃっておりましたが、ゼロカーボンシティ宣言ののぼりとか懸垂幕、こういったものが私としてはその50周年のと切替えぐらいの感じで市内に掲示されるものなのかなと思っておりましたが、今何もない。何もないというのは語弊ですが、今まで50周年のいろんなものが張ってあったところが空いているというような中で、そういったところへのアピール資材についてはいつ頃から掲示されるような予定であられるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) ゼロカーボンシティに係る懸垂幕とミニのぼり旗につきましては、令和5年度予算でございますので、当然ながら4月から予算はスタートいたしますが、公契約、手続上、契約の手続が必要でございますので、今契約手続をしておりますので、納品でき次第、庁舎正面に懸垂幕、また各窓口にのぼり旗を設置してまいりたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) では、ゼロカーボンシティについてはいろいろとまだまだ、宣言したものの、補助金を出すなど、市民の方への補助ということでなされていくことなのかと思いますが、特に富士見市、事業者少ないので、当然市民の方の一人一人のご協力によってこちらのほうを実現させていくと思いますので、しっかりとそちらのほうアピールしていただきたく思います。  それでは、(2)の第2次環境基本計画の検証ですが、こちらのほうまだ所管課のほうに検証していることということでありますが、こちらの検証結果についてはいつ頃またまとめたものというものが出るのかどうか伺います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) まず、第2次環境基本計画の検証につきましては、その検証結果をもって第3次環境基本計画に反映してございますので、これについては検証済みと考えております。先ほど申し上げたとおり、環境基本計画の各施策は毎年検証しまして、「富士見市の環境」という形で発行してございますので、ちょうど令和4年度の取組は今検証作業を終えて、今後冊子化してホームページ等で公表する予定でございます。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。
    ◆1番(小泉陽) 第2次環境基本計画につきましては、5年を経過した頃に改定版というような形で出てきましたが、やはり第3次環境基本計画についても10年の途中で見直しなどして改定版などを出す計画であるのかどうか伺います。 ○議長(田中栄志) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 中間年度で見直しを実施いたします。 ○議長(田中栄志) 小泉議員。 ◆1番(小泉陽) 環境基本計画は、世界的な環境問題への対応から本市における日常の住みやすい環境の整備まで、幅広く対策を検討されております。ここ数年は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う対策に追われてきましたが、これからの環境変化に応じて計画はしっかり見直していただき、環境に優しい都市として富士見市がなっていくことを期待しまして、私の一般質問を終わります。執行部の皆様ありがとうございました。 ○議長(田中栄志) 以上で小泉陽議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午後 2時02分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 2時15分) ○議長(田中栄志) 次に、質問順8番、宮尾玲議員の質問を許します。  宮尾玲議員。               〔10番 宮尾 玲登壇〕 ◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。こんにちは。傍聴に足を運んでくださった皆様、またインターネット中継を御覧くださっている皆様、いつもありがとうございます。通告に従いまして、私、日本共産党の宮尾玲の市政一般質問を始めさせていただきます。  今回は、大きく4つの質問をいたします。大きな1、特別支援学校の教育環境充実について。富士見市は、全国でも数少ない市立の特別支援学校を有する市です。富士見特別支援学校は、1975年、昭和50年4月1日に富士見養護学校として開校、6学級、児童数37人、教職員21人でスタートをいたしました。当時の日本では、本人及び保護者の意思にかかわらず多くの障がい児の保護者に対して就学猶予や就学免除の適用がされていました。全国的に障がい児のための学習環境の整備が遅れていたため、実際には障がい児本人及び保護者が学校教育を受けることを希望してもほとんどの場合で入学が認められなかったそうです。養護学校が義務制になるのは1979年、昭和54年ですから、それよりも4年も早く市独自で養護学校を開校し、一人一人の個性に応じた学びを保障したことは歴史的にも誇るべき事実です。まさに富士見市は特別支援教育のパイオニアであると言っても過言ではないと思います。1985年、昭和60年に現在の校舎が完成。本年、2023年5月1日現在、76名の児童生徒が学んでいます。近年、入学を希望する児童生徒が増加しており、教室などの不足が深刻化している状況と伺っています。そこで、2点質問いたします。  (1)、教室不足について。①、現在の状況。昨年度の補正予算で、会議室として使われていた部屋を仕切ることで普通教室が2部屋確保されましたが、従来と比べると手狭であるとの声を聞いています。実際に学校のほうにお邪魔をさせていただき、写真を撮影してまいりました。パネルを使用します。こちらが会議室を改築しまして2教室確保したうちの1教室になります。従来の教室のほうがもう一つのパネルになるのですけれども、ちょっと見えにくいかもしれないのですが、こちらの状況になります。すみません、顔が見えなくてごめんなさい。写真では分かりづらい部分もあると思うのですが、机と机の距離感、先生と生徒の距離の状況が私、実際現場を拝見しまして、やはり第一印象が非常に狭いなという印象を持ちました。昨年度整備箇所の現在の運用状況について改めて伺います。  ②、今後予測される教室不足への対策について。今後予測される教室不足について、教育委員会としてどのように把握していますか。また、その対策についてどのように検討しているかお伺いをいたします。  (2)、学校図書館の機能と役割を果たせる環境の整備を。昨年の9月議会で、特別支援学校の学校図書館について取り上げました。現在、高等部にある学校図書館スペースには、つくりつけの棚1台に本が置いてある状況です。ここでパネルを使用します。これは、昨年の議会でもこのパネルを使用させていただきました。学校図書館というところのお部屋の棚の状況です。お部屋にはこの棚しかありません。本がここしか置いていない状況です。今回、また改めて見学に伺った際に、ジョブトレーニングをしているときは暗幕がかかっていますよということだったのですが、たまたまその写真が撮れましたので、そちらのパネルもご用意いたしました。このような状態で、そのジョブトレーニングの間は一時的ではなく、しばらくの間このような形で本が目隠しをされて、ジョブトレーニングにはこういった配慮がやはり必要だという現場の声なのですけれども、本が見えない状況ということで、しばらくこういう状況になるということでした。特別支援学校の設置基準が法制化され、第15条で「学校図書館は備えるべき施設であり、設置基準に関する留意事項で独立して設ける必要がある」と定められています。小学部や中学部の廊下に図書コーナーは設置していただいております。それも今回写真で撮影をしてまいりました。こちらは、小学部の図書コーナーになります。ちなみに、これは倉庫の中で、ふだんは鍵がかけられている状態です。司書に許可を取りまして、大人の背の高さを確認していただきたいのですが、これが小学部ですので、もっと小さいお子さんがここを許可があったときだけ鍵が開けられて、本が出し入れができる状況だそうです。棚上にもいっぱい入っていますが、当然手には届かない状況。自由に本が出し入れできるのは、実際に手の届く中心のところに本が置いてあるというようなことを司書から伺いました。中学部の写真も撮ったのですが、パネルが多数になってしまうので、今日はパネルとしては用意しておりませんが、本棚が2つ中学部の廊下に置いてある状況でした。それは、ほかの学校でいう学級文庫的なものであり、蔵書や資料、教育活動、授業での活用を目的とする学校図書館としての機能を果たせる環境ではないと伺いました。独立した学校図書館としての機能を果たせる環境整備は、教室不足と同様、急務の課題であると考えます。昨年の9月議会では、どういった環境が富士見特別支援学校の読書環境としていいのか考えていきたいとの答弁がありました。その後、学校図書館本来の機能と役割を果たせる環境の整備についてどのように検討しているのかお伺いをいたします。  続いて、大きな2、びん沼自然公園について。本年3月、びん沼自然公園再整備事業が終了し、4月よりパークゴルフ場、キャンプ場、バーベキュー施設、大型遊具、管理棟などの公園施設が指定管理者により運営されています。今議会、複数の議員が取り上げておりますが、私からも4点質問をいたします。  (1)、公園施設について。リニューアルオープンから約2か月が経過しました。この間、利用された方々からキャンプ場付近の水回りの不足やカフェテリアの料金について、またほかのことでも様々な声を伺っております。市は、利用者の声をどのように把握しているのでしょうか。また、寄せられた意見に対しどのように対応しているのかお伺いをいたします。  (2)、駐車場について。土日は駐車場が大変混雑し、近隣からは渋滞の発生等について対策を求める声があります。交通整理員の配置や新たな駐車場の増設等、今後の対策についての検討状況をお伺いいたします。  (3)、自然の再生について。自然の再生について市のこれまでのご答弁は、環境団体と協議し進めていくとのことでしたが、現時点での協議状況についてお伺いをいたします。  (4)、周辺交差点の安全対策について。南側駐車場付近の交差点の安全対策について、今年度、横断歩道の設置が予定されていると思いますが、現在の進捗状況についてお伺いをいたします。  次に、大きな3、富士見市配偶者暴力相談支援センターの充実を。(1)、相談環境の充実を。現在は、市役所2階の人権・市民相談課の窓口に富士見市配偶者暴力相談支援センターというプレートが掲げられており、来庁した相談者はまず窓口カウンターで職員が聞き取りを行っていると認識しています。しかし、周囲から見える環境での相談は精神的な苦痛が伴うと考えられます。初めての相談のときから個室で行えるよう相談環境の充実を図るべきと考えますが、市の見解を伺います。また、関係する所管課とどのような連携体制で相談に応じているのか伺います。  (2)、専門員の配置を。昨年の12月議会で、婦人相談員の配置は相談件数の状況に合わせて対応を検討していきたいとの答弁がありましたが、困難な問題を抱える女性への支援に関しては、法の整備が進んでいることからも専門職の女性相談員の配置が必要であると考えます。市の検討状況について伺います。  最後に、大きな4、道路環境の充実を。(1)、国道254号バイパスと国道463号の交差点及び周辺道路環境の整備について。①、川越から浦和方面への左折ライン通行帯の増設を。この間、国道254号バイパスの延伸工事に伴い、従来2車線であった左折レーンが1車線となってしまったことから、左折レーンは常に長い列ができている状態です。県は、いずれ延伸工事が完了すれば渋滞は解消されると予想しているようですが、浦和方面へ行く車両も多いことから、依然渋滞は起こるのではないかと考えます。信号待ちをしたくない車両が脇の市道をかなりの速度で走行していくため、大変危険な状況です。市は状況をつかんでいただき、県に左折ライン通行帯の増設を求めていただきたいと思います。見解を伺います。  ②、市道第1815号線、市道第626号線、市道第31号線の整備と安全対策を。これは、この周辺道路になるのですが、特に市道第1815号線は通学路となっているため、早急な安全対策が必要です。抜け道として車両が年々増加していることから、道路の舗装状況や止まれの標識が消えかかっています。道路整備と安全対策を講じていただきたいと考えますが、見解を求めます。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中栄志) 答弁願います。  教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) よろしくお願いいたします。宮尾議員ご質問の大きな1点目、特別支援学校の教育環境充実についての(1)、教室不足につきましてお答えいたします。  初めに、①、現在の状況につきましては、令和5年度に教室不足が見込まれたことから、前年度におきまして会議室を改修し、普通教室を確保したところでございます。前年度に整備した教室につきましては、現在、中学部2学級が使用しており、特に学級運営上に支障があるとは伺っておりません。  次に、②、今後予測される教室不足への対策についてですが、特別支援学校については児童生徒一人一人の状況を基に、就学支援委員会において入学の可否を判断するため、早い段階で翌年度の正確な入学者数を見込むのは難しい状況でございます。したがいまして、今後におきましても入学希望者からの相談等により翌年度の児童生徒数がある程度見込める時点におきまして教室改修の必要性について判断し、対応してまいります。  次に、(2)、学校図書館の機能と役割を果たせる環境の整備をにつきましてお答えいたします。現在、富士見特別支援学校につきましては、令和5年4月1日施行の特別支援学校設置基準に基づく図書室として2階の高等部に図書室を設置しているほか、1階の小学部、中学部のホール等に図書コーナーを設け、児童生徒の主体的な学習活動や読書活動の推進に努めているところでございます。学校図書館本来の機能、役割を果たすためには、学校運営全般に支障を来さないようスペースを有効に活用する必要があると考えており、現状においては限られたスペースを有効に活用し、児童生徒がより身近な場所で本に触れる機会を提供することができているものと認識してございます。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 大きな2点目、びん沼自然公園について4点のご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、(1)、公園施設についてお答えいたします。利用者の声の把握につきましては、指定管理者における公園管理施設の窓口や電話、ホームページ内の問合せフォームなどにより、びん沼自然公園の管理運営に関するご意見などを受け付けております。また、市担当課におきましても、窓口や問合せメールなどにおいてご意見を賜っており、指定管理者と定期的に情報の共有を図っております。これらのご意見につきましては、指定管理者と協議を行い、対応可能なものについては早期に対応するなど、運営の改善につなげているところです。  続きまして、(2)、駐車場についてお答えいたします。現在、びん沼自然公園には有料駐車場149台、無料の駐車場71台の合計220台の駐車場をご用意しておりますが、多くの皆様がご来園する土曜日、日曜日などを中心に周辺道路や公園駐車場が混み合っている状況でございます。これらの対策としまして、これまでイベント開催時など、より多くのご来園が見込まれる際には、埼玉県が管理する河川敷を借用し臨時駐車場として活用した経緯もございますので、今後、活用の可能性について指定管理者と協議を行ってまいりたいと考えております。また、びん沼自然公園のホームページなどを活用し、混雑状況のお知らせや家庭用自家用車でのご来園を控えていただくなど、引き続きご利用者の皆様へご案内をしてまいります。なお、議員ご指摘の交通整理員の配置や駐車場の増設につきましては、指定管理者の事業計画において想定していないこと、また新たな整備には相当の費用が見込まれることから、現時点におきましては実施する予定はございません。  続きまして、(3)、自然の再生についてお答えいたします。環境団体との協議につきましては、令和5年3月に市及び指定管理者、県、埼玉県生態系保護協会の4者にて自然再生について意見交換をさせていただいたところです。その中で、自然と触れ合う環境学習プログラムの実施ですとか、今後意見交換の継続的な開催など、ご助言をいただいたところでございます。今後につきましても、環境団体からアドバイスをいただきながら、市や指定管理者、埼玉県と共に自然の再生、保全に向け取り組んでまいります。  続きまして、(4)、周辺交差点の安全対策についてお答えいたします。議員ご案内のとおり、南側駐車場の利用者や徒歩でご来園の方の安全対策のため、今年度、当該交差点に横断歩道の設置を予定しております。現在の進捗状況でございますが、リニューアルオープン後の来園状況などを踏まえた駐車場東側の市道第5201号線への横断歩道設置に係る警察との交通協議、また庁内関係課との協議を終えているところでございます。横断歩道設置に際しまして、道路構造の一部に改修工事が必要となりますことから、今後、交通協議に基づく測量設計工事と順次作業を進め、令和5年度内に設置を完了させる予定でございます。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) よろしくお願いいたします。宮尾議員ご質問の大きな3点目、富士見市配偶者暴力相談支援センターの充実をの(1)、相談環境の充実をについてお答えいたします。  議員ご案内のとおり、相談時における相談者の精神的な苦痛に配慮することや安全を確保することは重要であると考えております。そのため、富士見市配偶者暴力相談支援センターでの相談につきましては、相談内容の重要性なども踏まえて個室での対応を行っております。また、相談環境の充実については、関係各課との連携についても重要であると考えております。適切な支援を効果的に提供できるよう、相談者の同意を得ながら、必要に応じて関係各課と情報連携を図っているところでございます。今後も相談者のプライバシーに十分留意し、相談者に寄り添った相談環境の確保に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。  続きまして、(2)、専門職の配置をについてお答えいたします。富士見市配偶者暴力相談支援センターでは、人権・市民相談課の女性職員を中心に相談者からの相談に対応しております。また、令和6年4月1日施行の困難な問題を抱える女性への支援に関する法律につきましては、現時点で県の基本計画が示されていないことから、現状の相談体制を維持し、今後の支援内容や相談状況に応じて適切な相談体制に努めてまいります。 ○議長(田中栄志) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。  ご質問の大きな4点目、道路環境の充実をの(1)、国道254号バイパスと国道463号の交差点及び周辺道路環境の整備について2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。埼玉県で整備を行っている国道254号和光富士見バイパスは、都心へのアクセス強化と国道463号への交通が転換されることによる周辺道路の渋滞緩和が期待されております。議員ご質問の①、川越から浦和方面への左折ライン通行帯の増設をにつきまして、工事を担当している朝霞県土整備事務所に確認をしたところ、志木市までの部分供用を開始することにより交通量が転換されるため、左折ライン通行帯の渋滞は解消される見込みであると伺っており、市といたしましては今後の交通状況を注視してまいりたいと思います。  次に、②、市道第1815号線、市道第626号線、市道第31号線の整備と安全対策をについてお答えいたします。初めに、市道第1815号線の安全対策につきましては、下南畑交差点の渋滞回避のために進入する車両が多いことから、安全対策について川越県土整備事務所と協議を実施しているところでございます。次に、市道第626号線、市道第31号線の整備につきましては、部分的に修繕が必要である箇所を確認いたしましたので、対応を図るとともに、安全対策につきましても路面標示や看板による注意喚起を検討してまいります。 ○議長(田中栄志) 答弁が終わりました。  宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ご答弁ありがとうございます。それでは、順次再質問のほうをさせていただきたいと思います。  まず、大きな1番の特別支援学校の教室不足につきまして再質問をさせていただきます。先ほどパネルでもお示ししたのですけれども、再度使わせていただきたいのですが、こういった形で非常に、当然設置基準の中には面積基準も基準で決められておりますので、法は遵守していることは理解しているのですけれども、従来の中学部の教室、これ現在もほかの中学部の子たちが使っている教室なのです。この環境と比べて、先ほどのパネルと比べると、やはり机と机が非常に近い状況で、これから中学生ですから体も大きくなります。私としては、ほかの教室との比較では非常に狭いと思うのですけれども、教育委員会としてはどういうご見解なのか伺います。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 宮尾議員おっしゃるとおり、会議室のほうを改修しまして、他の教室よりも面積としては小さくなっているのは事実です。その関係で、学級運営上何か支障が出ているのかというところは確認をさせていただきましたけれども、学校側からは特に支障出ていないということは確認してございます。議員ご指摘のとおり、今児童生徒数増えてきておりますから、今の学校の中でうまくそういった運用を図りながら今後も進めていきたいと考えてございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) それでは、これはあくまで緊急対応ではなく、常時この状況でいくということの理解でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 基本的なところでいきますと、今教室としてはもともとあった教室の広さが確保されているところがあるわけですから、今後、学級の運営上、今の会議室の転用した教室を使う必要がなくなるのであれば元の教室になるわけでございます。必ずしも今の教室がいいということではありませんので、今後、確保するようなことができるようなことになれば、当然教室の面積についても従前のものと同じ面積になるのかなと思いますけれども、あとは学校側がどういった運用がいいのか、そういったことも確認しながらそういったところも進めていきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) それでは、今後の話をさせていただきたいのですけれども、来年度、実際に小学部が教室がもう足りないということが分かっているそうなのですが、現在は具体的にどのような協議をされているのか伺います。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 今の段階で確実に減るというようなことが確定しているわけではありませんが、そういったお話は確かにございますので、教室が足りないということであれば、今の例えば特別教室を転用するなりということを考えながら、来年度の教室の確保に努めてまいりたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) また、再来年度以降は高等部と中学部、さらに教室増となる見込みということを伺っています。現在の生徒がそのまま上に上がっていくと、クラスがそのまま増えるそうなので、再来年度は高等部と中学部と2クラス足りないという。来年度は小学部。この向こう2年間で3教室足りないということを学校から伺いました。どのように対策を取っていくのか、どう検討されているのか伺います。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 先ほどの回答と同じになりますけれども、今ある学校の中でうまく運用していただくような形で考えております。特別教室なりをうまく活用しながら、そうした児童生徒数の増に対応していきたいと考えております。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 特別教室でうまく対応していくことを検討しているということだったのですけれども、私は緊急的な対応は特別教室の改造で何とかしていく必要があると思うのですけれども、やはり今後このように増加が見込まれている、今後も予測されている教室不足の解消方法としては水谷小学校のようなそもそもの増設が必要だと思うのですけれども、その点市のご見解を伺います。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 今後の児童生徒数につきましても、なかなか見込むのが難しい、中長期的にはどれぐらい増えるのかというのはなかなか難しいところではございます。そうした中で、市としましても学校のほうと確認しながら、どういった運用ができていけるのか確認をしてまいりますけれども、水谷小学校のような本当に急増するような場合は増築ということを検討しましたけれども、特別支援学校の場合には、敷地にも当然限りもございますし、なかなか増築するところというのも難しいと考えてございますので、特別教室なりで今後も考えていきたい、また学校の運用上についてもどのような形で教室の割り振りができるのかも併せて考えていただくということも必要だと思っていますので、調整をしていきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) この点、次の(2)の学校図書館との関係がありますので、そちらに質問を移らせていただきたいのですけれども、今教育部長からご答弁いただきましたが、特別支援学校にも学校図書館を設置しなければならないという認識の、共通意識を持ちたいなと思いまして、まず学校図書館法第3条では設置義務とありまして、学校には学校図書館を設けなければならないとなっているのですけれども、現在の状況は法令には反していないのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) これまで学校図書館というものは高等部の2階に設置をしてございました。そこに、先ほど宮尾議員からもご説明あったように、違う用途としての使い方があるというようなご指摘でございますけれども、今までそういう形で行ってまいりました。それは、学校運営上そういった形が非常に効率がいいというところでございます。法律の面で今ご指摘がございましたけれども、今回の特別支援学校設置基準のほうにつきましても、当分の間従前の例によることができるというようなことも附則でうたわれてございます。市としては、改善できるところは改善していきますけれども、学校の運用上は全体を見て効率よく使っていただきたいというところがございますので、法律違反ということの認識は市としては持ってございません。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 今教育部長のほうからもご答弁あったように、これまでは兼ねてのお部屋の利用ということで、ただ今回、特別支援学校設置基準のほうでは、第15条の校舎に備えるべき施設で、「特に設置基準は特別支援学校における教育活動を行う上で必要な最低限の施設を規定していることから、条文上明記している教室と自立活動及び保育室と遊戯室以外の諸室については、それぞれ諸室の機能を果たす上でも独立して設ける必要がある」と書かれているのです。先ほども特別教室を教室に変えるとご答弁ありましたが、教育活動を行う上で必要最低限の施設ということで規定がされましたので、やはり独立して今後は、今は法令には違反していないけれども、将来的にはそういった施設が望ましいと考えている認識でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 議員おっしゃるとおり、将来的にそういった面積確保できれば当然そう考えていきたいと思いますが、今現状においては学校の運用上そういった効率的に活用するということも必要だと思ってございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 先ほど教育部長の最初のご答弁で、それぞれの学部によって身近に本を手に取れる、そういう活用で今進めているということでした。学部によって設置をしているから十分なのかという課題について再質問させていただきたいと思います。  現在の特別支援学校の蔵書数の課題について伺いたいのですけれども、富士見特別支援学校の標準冊数というのは何冊か、お願いします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 特別支援学校での標準冊数としては、小学部で3,224冊、中学部で5,312冊ということでございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。私、令和3年の決算資料で合計冊数8,184冊と、これが私が調べる直近の数だったので、大体今教育部長のご答弁の冊数を足すとこのぐらいになるのかなと理解しました。現在の保有冊数は何冊でしょうか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 今年度まだ購入してございませんので、昨年度の実績になりますが、4,770冊です。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 4,770冊ということで、標準冊数からしますと、標準冊数が8,184ですから、約6割ぐらいなのかなという状況です。市内小中学校ではほとんどの学校が標準冊数を満たしているにもかかわらず、なぜ特別支援学校だけが標準冊数が6割という状況なのかお伺いします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 予算としては、特別支援学校に本を購入する予算というのはついてございますので、購入はしてございます。ただ、古い本について整理を進めてきたと伺っております。その古い本を廃棄するペースと購入するものの冊数の差がこういった蔵書数の数ということになったと理解しています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) これまでそういうご答弁だったのです。予算はつけていると。ただ、現場に行きますと、学部に設置されている図書コーナー、先ほどパネルのほうにも示しましたけれども、もうこれ以上本を置くスペースがないという状況なのです。廊下はもう、避難経路にもなりますから、これ以上置くこともできない。となると、幾ら購入をしたくても置くスペースがない。図書館自体がないので、置くスペースがないので標準冊数が満たせないという課題もあると伺いました。今後、この標準冊数の本を児童生徒にどうやって提供していくのかという課題についてはどうお考えですか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) まず、標準冊数にしていく取組といいますか、購入というのは考えていかなければならないとは思っております。その上で、今児童生徒により読書活動を推進するというところに取組として、図書コーナーというのは担任のほうが工夫しながら、読んでもらいたい本を身近に置いておける、これが図書室のほうに全て置けばいいのかというと、そこまで行く距離のことを考えますと、今の運用というのは一つやり方としてはいいやり方と思ってございます。今のご質問でいきますと、どう読書活動を推進していくのかという点ですから、そういった図書コーナーをうまく使いながら、児童生徒に読書に親しんでいただきたい、そう考えてございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ここで議論が分かれてしまうのです。司書からは、「あの図書コーナーは、学級文庫、学年文庫の位置づけです」とはっきり言われました。分類も、国で定められているそういった日本十進分類法には基づいていないそうです。  それで、先日、新聞のほうにも紹介されておりましたが、埼玉新聞の5月16日付の新聞のほうでも、知的障がいの子どもが通う支援学校の司書がこのように言っていました。「将来、大人になって公立図書館に行く際の練習の場になるし、多くの図書館が採用する日本十進分類法に基づいて本を置くことで、個々の子どもの関心を観察して興味を広げることができる。それが特別支援学校の学校図書館の一つの役割でもある」という、やはり公共の施設を利用していく、その練習をする場であるよという、そういう位置づけであると位置づけられているそうです。また、特別支援学校だけ、今の状況では、独立した学校図書館がないという状況です。私は、これは障害者差別解消法、読書バリアフリー法の理念と矛盾していると思っているのです。この点、教育委員会はどう考えているのですか。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 図書室自体は2階にはございますので、ただそこまでの距離等を考えますと図書コーナーというやり方については非常に効果のあるといいますか、先ほどの答弁と同じになってしまいますけれども、児童生徒がすぐに本を取れるというところについては、図書コーナーというのはやり方としてはいいやり方だと思っています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 教育部長が先ほどから2階には図書室があるとおっしゃっているのですけれども、このパネルを見て、これが特別支援学校の学校図書館です。ほかの小中学校の図書館と相違ありませんと子どもたちの前で言えるのでしょうか。私は、この状況を見て本当にびっくりしたのです。やはり今現状がこれなのはしようがないと思うのです。ただ、今後、この法律が施行された下でどう学校図書館を整備していくのかというのは、しっかりと計画を、現場の声を聞きながら、持つ必要があると思います。先ほどの教室不足のことと合わせますと、どう考えても特別支援学校のスペースが足りないことによる事案だと思うのです。やはり私は生徒が一人でも増えたら、水谷小学校では一人というか、爆発的にって言いましたけれども、法令上では生徒が増えたら小学校設置しますよね。なぜ特別支援学校だけ増築の計画が出てこないのか。そういった計画をしっかりと市長部局とも相談しながら、ぜひ現場の声を聞いて早急に計画を持っていただきたいのですけれども、再度ご答弁お願いします。 ○議長(田中栄志) 教育部長。 ◎教育部長(磯谷雅之) 特別支援学校の教室不足につきましては今後どういう形にしていくのがいいのかについては、市長部局とも連携しながら進めていきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) よろしくお願いします。  それでは、大きな2番、びん沼自然公園のことについて再質問させていただきます。まず、公園施設のことについてお伺いをいたします。キャンプ場のチェックアウトの時間、水回り、シャワーなど、改善を求める声が今議会でも取り上げられました。紹介をしていただきました。都市整備部長事務代理のご答弁は、今後指定管理者に声が上がったら改善をしますよというご答弁だったのですけれども、この議会で議員がこれだけ市民から声を聞いて、利用者から声があるというのをこの議会で言っているわけですから、改善を今すぐに指定管理者と協議すべきと思いますが、ご見解をお願いします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 今後ということではなく、私の伝え方が悪かったかもしれませんが、既にいただいているご意見、ご要望は情報共有しながら、改善できるものはどんどんやっていこうということで協議をしております。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) また、売店などを訪れますと、値段が高いですとか、また当初の地元の野菜ですとか地元のものを販売するということの協議についてどのように進んでいるのかお伺いします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 売店も品数を、棚を増やして、商品を増やしたらどうかというようなことも私どものほうから提案はさせていただいております。また、農業のほうを担当する所管と連携をして、お願いをして、地元農家さんの野菜の取扱い、仕入れ関係のほうも指定管理者と話をさせていただいております。少しずつそういったことが目に見えるようになってくるように管理者のほうには要望、要請をしているところでございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 先ほど指定管理者と協議をしていく、改善をしていくということだったのですけれども、具体的にキャンプ場の施設でトイレや水回りのことにつきまして非常に遠いと、近くに設置してほしい、要望がありました。この点については、改善の方向で協議をするのですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そこについては、河川区域を利用させていただいておるものですから、そういった構築物を、キャンプ場は河川区域内にあるのですけれども、そこに大きなトイレですとか水回りの構築物を設置するということまでは、今現在は市のほうでは考えておりません。そこは、そういうことを踏まえた上で、今トイレとか水回りの位置を設置しているという考えでございます。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) また、パークゴルフ場、台風の影響で復旧作業を行っていたと思うのですけれども、こういった復旧費用、休業した分の損失は現在どのぐらいになるのかというのはお分かりでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そこは試算しておりません。収益減はこれまでのものを計算していけば出てくるでしょうし、今現在やっている復旧は通常の維持管理業務の中で対応できているものなのかなということで、詳細はこれから協議していくことになると思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) あのぐらい雨は、調整池機能ですと頻繁に起こり得る可能性があるなと考えます。実際、今都市整備部長事務代理のご答弁ですと、それは指定管理者がその費用を負担するという認識でよろしいですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そこはまだ確定はできていませんけれども、今後協議をしていくことになります。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 今後協議をしていく、確定はしていないということは、費用が膨大になればそれが、市が負担することもあり得るということですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 被害が大きくなれば、そういうこともあり得ると思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) また、止水壁を市が造りましたが、止水壁があるために水がはけない、ポンプも水の吐きが遅いと聞きました。実際この止水壁があるためにこういう状況があるということについて、市はどのように見解をお持ちですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そこは、雨の降り方によってメリット、デメリットが出てくるものだと思っていまして、今回はあと10センチくらい多分川側のほうが水位が上がってしまったということだと思うのです。越えてしまったということになるので、そこは雨の降り方によって変わってくるところだと思っています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 公園施設の中で、非常にこれから協議をして改善をしていく部分、また大雨によって費用負担が市にも発生するかもしれないというような都市整備部長事務代理のご答弁でした。私、今回の議会を聞いていて、様々なキャンプ場の設備やパークゴルフ場の日よけですとか、キャンプ場のチェックアウトの時間ですとか、今日全部言っていると一般質問終わってしまうので全部は細かく言わないのですが、様々な議員が上げてきたこのような指摘は、これまで何度も市民や議会から指摘されてきたことだと思うのです。10億円もかけてこのびん沼自然公園を整備したにもかかわらず、また指定管理料も値上げしたにもかかわらず開園当初からこれだけの指摘がされる、またこれから幾ら費用負担が発生するのか分からないというようなことが分かったと思うのです。このことについて市の認識というのはどのように認識を持っていらっしゃるのか伺います。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。
    ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 様々なご意見、ご指摘をいただきながら皆様方と協議をさせていただいて開園を迎えたわけなのですけれども、皆様方がご心配になるようなことのないように今後努めてまいります。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) また、自然の再生についてお伺いをしたいのですが、環境団体、例えば埼玉県生態系保護協会とはリニューアルオープンしてからこの間どのように協議をしてきたのか伺います。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 埼玉県生態系保護協会とは、今年の3月にお話をさせていただいた以来は直接お話はさせてはいただいておりません。ですので、オープンしてからはないということになります。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 再生をしていくときに専門家の意見を聞いて行っていくということで、いざオープンということでこれからが大事だと思うのですけれども、今後、近々連絡を取って協議をしていく予定なのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) 具体的にまだ日程を決めているということではございませんけれども、まずは公園を今運営していくに当たって湿地の再生に影響がないようにできているかどうかと、事業者側が、その上で公園の安定運営をしてもらうということに注視していくというのが今の段階だと思っています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ここは私は同時に進めていく必要があると思っています。市は、3月議会の答弁の中で、パークゴルフ場として開発した部分にあった自然、準絶滅危惧種も含め、残されたアシ原部分に移植し再生を見守ると答弁しておりました。どの植物を移植したという記録というのは残っているのでしょうか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そういった記録は残しておりませんけれども、5ヘクタール、3ヘクタールに生えていたその湿地、今でいう芝生のゾーンですね、そこにあったアシ原の根混じりの土ということで、それを移植しているということになります。根混じりの表土を移植したということです。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 非常に大きな課題があるなと思っております。そもそも何をどのように再生するのか、何が失われたのか、今後どう取り戻していくのかということを計画していく際に、やはりそういった専門家の見地も取り入れながら富士見市が計画を持っていく必要があると思うのです。  ちなみに、残されたアシ原の部分は誰が管理をすることになるのですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そこは遊水地の機能も持っていますので、またアシ原というところで景観上のものもあろうかと思います。そういう意味では、遊水機能については河川管理者、私ども河川区域を占用させていただいて一部パークゴルフ場など、キャンプ場など使わせていただいていますので、そこからその湿地の部分を汚すことのないような保全管理をしてくださいということでお約束事をしているのが市の役割となっています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 指定管理者は、パークゴルフ場よりこちらというか、アシ原の部分は指定管理の対象に入っていないので、今のご答弁ですと市が管理していくよということになるのかと思うのですけれども、本来ならばアシ原の部分も含めて公園である管理も指定管理者が一体となって行っていくべきだと思います。  話を戻しますが、せっかく再生するのであれば、失われたものは何か、公園のエリアでどれだけ回復できるのか、残されたところで質的に高めていくしかないのではないかということでした。市は、何をどのように再生させるというビジョンを持っているのですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) これまでどおり、昔のものが復元されれば一番いいのかなということだと思っています。まずは、そこにあった植物、アシ原のほか幾つかありますけれども、そういった植物があって、そこにすむ昆虫や爬虫類や鳥類が戻ってくるかこないかということになろうかと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 私、先日、埼玉県生態系保護協会に伺いまして、お話を伺ってまいりました。先ほど都市整備部長事務代理からもご答弁あったように、やはり埼玉県生態系保護協会は市にオープンな場で、この間市が関わってきたびん沼自然公園を愛する会などの市民団体、生き物、自然のことに関心がある市民を交え意見交換し、何を目指すか、それをみんなで決めて目標を立てていく、これが自分たちがサポートに入る第一条件ですよと市にアドバイスをしていますよと。もうアドバイスしましたと、返事を待っていますということでした。この点についてはどのように協議しているのですか。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そういった市民団体の声を聞くことが大切だと思いますよということは、3月に行ったときにご意見をいただきました。今埼玉県のほうもびん沼川の全体としてということもありますので、まずは河川管理者と市と指定管理者と協議をして、どんなふうに進めていくのがいいのかということをこれから協議していきたいと思っています。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ここはびん沼自然公園の問題ではありますが、富士見市としての自然再生、生態系を取り戻していくという、他部署との連携も非常に必要だと思っています。昨年12月にカナダで開催されたCOP15では、生物多様性についてのモントリオール宣言が採択されました。日本もその立場で進めていくことになっております。2030年に向けて全ての国が現在ある自然を守りながら、さらに生物多様性の環境を広げていくという目標です。びん沼自然公園の自然の再生の課題は、この目標とも大きく関係していると思います。ぜひ関係課とも連携をしてこういった検討をしていく必要があると思いますけれども、連携につきましてご見解をお願いします。 ○議長(田中栄志) 都市整備部長事務代理。 ◎都市整備部長事務代理(新井雅彦) そのように連携をしていきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) びん沼自然公園のことにつきましては、ぜひ広い市民の皆さんからご意見を聞き、そしてまた意見を言うだけでなく、同時に一緒に守っていく、活用していく、そういった団体に育てていくということも市が率先して行っていただきたいと思います。  続きまして、大きな3番、富士見市配偶者暴力相談支援センターの再質問をさせていただきます。専門職の配置につきまして、現在は今のところ検討をまだ、ずっと検討していると思うのですけれども、今の状況を続けていくということでした。富士見市配偶者暴力相談支援センターの役割としてうたわれている継続的な相談、カウンセリングを担うという役割があるそうなのです。やはり継続的な相談、カウンセリングというのは専門職の分野だと思うのです。こういった専門職の配置を進めている自治体が多いわけです。こういった現在の状況は、その継続的な相談、カウンセリングというのはどのように進めているのかお伺いします。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 市の職員においても、県が主催する研修ですとかその辺積極的に参加して相談のスキルを高めるように努力しておりますので、その辺に現状では対応できているという認識を持っております。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) 研修はもちろん受けていただくというのは必要ですし、またその対象範囲は管理職やほかの部局の方も受けていただきたいと思いますが、ポイントを絞りまして、県内でも専門職、有資格の女性の相談員を配置している草加市にお話を聞きました。基本は2名体制で、毎日相談を受けています。お一人は社会福祉士の有資格者。これは、福祉や医療関係に非常にこのDV相談というのが関係しているからだそうです。また、もう一つは公認心理師。心や気持ちに寄り添う。特にDVの被害の方はこういった難しい相談が多いと。やはり私こういった、研修年に4回受けてくださっているというのは存じているのですが、やはり国家資格を有する方がそういう研修を受けた職員と連携をして相談を受けていく体制というのは必要だと思うのです。こういった専門職の配置はぜひ他自治体の、やっている自治体に、例えば草加市だけでなく蕨市ですとか、もうやっている自治体がありますので、それによって相談件数が増えている。富士見市は、多分100件ぐらいだと思うのです。DV相談と富士見市配偶者暴力相談支援センターの相談を含めて。こういったところを相談件数、まだまだ相談できないで苦しんでいる市民に寄り添うというためにも有資格の女性の専門員が必要と考えますが、改めてご見解お願いします。 ○議長(田中栄志) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(新山司) 相談の内容によっては、私どもの人権・市民相談課の女性職員が受けた後に、必要に応じて社会福祉士等の、例えば福祉課に相談したりだとか、庁内で連携を取って対応しておりますので、現状ではそこで対応できているのであろうという認識を持っておりますが、今後、今議員からご紹介いただいた市町村に確認をさせていただいて、少し研究させていただきたいと思います。 ○議長(田中栄志) 宮尾議員。 ◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。これで私の市政一般質問を終わります。 ○議長(田中栄志) 以上で宮尾玲議員の市政一般質問を終わります。  暫時休憩します。                                      (午後 3時15分) ○議長(田中栄志) 再開します。                                      (午後 3時15分) △散会の宣告 ○議長(田中栄志) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日13日は午前9時30分から本会議を開き、引き続き市政一般質問を行います。  本日は、これをもって散会といたします。                                      (午後 3時16分)...