富士見市議会 2022-12-12
12月12日-04号
令和 4年 第4回
定例会令和4年第4回
定例会議事日程(第4号) 令和4年12月12日(月曜日) 午前9時30分 開議日程第 1
市政一般質問 質問順 5 深 瀬 優 子 6 根 岸 操 7 宮 尾 玲 8 川 畑 勝 弘散
会出席議員(20名) 1番 小 泉 陽 2番 田 中 栄 志 3番 佐 野 正 幸 4番 根 岸 操 5番 伊 勢 田 幸 正 6番 村 元 寛 7番 加 賀 奈 々 恵 8番 熊 谷 麗 9番 木 村 邦 憲 10番 宮 尾 玲 11番 尾 崎 孝 好 12番 斉 藤 隆 浩 13番 関 野 兼 太 郎 14番 篠 田 剛 15番 篠 原 通 裕 16番 山 下 淑 子 17番 深 瀬 優 子 19番 今 成 優 太 20番 小 川 匠 21番 川 畑 勝
弘欠席議員(1名) 18番 勝 山 祥欠 員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市 長 星 野 光 弘 副 市 長 浅 井 義 明
危機管理監 新 山 司 総 務 部長 古 屋 勝 敏 政 策 財務 水 口 知 詩 協 働 推進 古 寺 優 一 部 長 部 長 市 民 部長 塩 野 英 樹
子ども未来 小 日 向 哲 也 部 長 健 康 福祉 鈴 木 貴 久 経 済 環境 渋 川 久 部 長 部 長 都 市 整備 落 合 慎 二 建 設 部長 森 田 善 廣 部 長
会計管理者 佐 々 木 恵 司 監 査 委員 岡 部 泉 兼会計室長 事 務 局長 教 育 長 山 口 武 士 教 育 部長 磯 谷 雅 之
学校統括監 小 林 正 剛本会議に出席した事務局職員 局 長 近 藤 徹 次 長 吉 田 知 央 主 任 戸 谷 薫 主 任 幕 田 祐 二 主 任 伊 藤 沙 耶 子 専 門 員 大 熊 経 夫
△開議の宣告
○議長(斉藤隆浩) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和4年第4回
富士見市議会定例会第14日の会議を開きます。 (午前 9時31分)
○議長(斉藤隆浩) お手元に配付した議事日程(第4号)に従って議事を進めます。
△日程第1
市政一般質問
○議長(斉藤隆浩) 日程第1、
市政一般質問を行います。 先週の9日は、質問順4番、
関野兼太郎議員の質問まで終わっておりますので、本日は質問順5番、
深瀬優子議員の質問を許します。
深瀬優子議員。 〔17番
深瀬優子登壇〕
◆17番(深瀬優子) 17番、深瀬優子です。皆様、おはようございます。朝早くから傍聴にお越しいただき、また
インターネット中継を御覧くださっている皆様も、本日はありがとうございます。 ただいま斉藤議長よりお許しをいただきましたので、通告に従って12月議会での私、深瀬優子の
市政一般質問を始めてまいります。週初め月曜日の1番手ということで、いつも以上に私の中で緊張感がありますが、どうぞよろしくお願いいたします。 今回は、大きく4項目を質問させていただきます。初めに、大きな1番、「孤育て」に陥ることを防ぐ
子育て支援について。核家族化の進行や地域のつながりが薄くなっている社会情勢の中で、子育てをめぐる環境が大きく変化、孤独の孤を使用した孤育てという造語が生まれました。家族やご近所などからの協力を得られず、孤立した中で育児をしている状況を指します。子育ての悩みを誰にも相談できず、1人で問題を抱え込んでしまう前に、また孤立感やストレスが生まれるその前に手助けを得られるよう、社会全体で子どもを育む環境整備は、今緊急性の高い課題です。おととい、12月10日に閉会した臨時国会で国の第2次補正予算が成立しました。その中で妊娠期からの
伴走型相談支援と妊娠、出産時に合計10万円相当の給付をセットで実施する新規事業、出産・
子育て応援交付金が盛り込まれました。
厚生労働省では、実施する市区町村が地域の実情に応じて全ての妊産婦に寄り添った面談を定期的に実施するための体制整備と
経済的支援を実施するに当たって、自治体への財政支援を行う方針を示しています。また、令和4年度中の事業の開始を求めています。 (1)、本市で取り組んでいる
伴走型相談支援について。現在、
子ども未来応援センターにおいて妊娠期から子育て期まで個々の状況に合わせて孤独や孤立を防ぐための
伴走型支援を行っていただいております。その中で、妊娠期から2歳児までの取組についてお伺いいたします。今回の質問で、妊娠期から2歳児をお聞きする背景としましては、現在の保育料は3歳児以上は国の制度により無償化されておりますが、課税世帯の3歳児未満は無償化でないこともあり、支援の空白がある時期と言われています。子育てのスタートラインで極めて大切なこの時期に
経済的支援を望む声は大きく、産前産後ケア、一時預かり保育、
家事援助サービスの利用支援などを行うことは、切れ目のない様々な支援につなげていくための重要な一歩となるものと考えます。 (2)、今後の取組について。先ほど申し上げた国の出産・
子育て応援交付金の活用についてお伺いいたします。各市区町村に合った形で例えば
家事援助サービスやクーポン券や
カタログギフト等々、
伴走型支援を自由に組み合わせられるこの交付金を活用し、現在
子ども未来応援センターで行っていただいている支援をどのように加速されていかれるのかお伺いいたします。 続きまして、大きな2番は、教育現場での「農福連携」の取組についてです。農福連携とは、障がいのある方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組ですが、近年、全国各地において様々な形での取組が行われており、農福連携は確実に広がりを見せております。今回の質問では、教育現場において農福連携の取組をさらに推進できないかとの視点から質問させていただきます。 (1)、市立学校における「農福連携」の取組について。本市の
小中特別支援学校での現在の取組を伺います。 (2)、
インクルーシブ教育を推薦していく上で、「農福連携」の視点を取り入れることについて。本市では、学校ごとに様々工夫されていると認識しています。その取組をさらに膨らませ、交流するといった取組により、
インクルーシブ教育につなげるお考えについてお伺いいたします。例えば
特別支援学校と
小中学校特別支援学校と
県立高等学校等の交流についてお伺いいたします。 次に、大きな3番は、障がい者の
スポーツ環境についてです。聴覚障がい者の
国際スポーツ大会、デフリンピックが2025年に東京で開かれます。日本での開催は初めてとなります。昨年の
東京パラリンピック大会に続いて、障がいの有無にかかわらず、誰もが活躍できる共生社会の実現に向け、本市でも取組が加速することを期待します。 (1)、本市での推進状況は。
共生社会ホストタウンとしての本市で
普及啓発等様々行ってこられた取組に加えて、市内にある障がい
者スポーツ団体におかれましての推進状況をお伺いいたします。 (2)、
スポーツ活動機会の充実に向けて。第2期富士見市
スポーツ推進計画の中では、障がいのある人の
スポーツ環境の拡充が重点と区分されています。今後の具体的な取組についてお伺いいたします。 最後に、大きな4番、
子宮頸がん予防ワクチン(
HPVワクチン)についてお伺いします。
子宮頸がんは、日本で毎年1万人以上が罹患し、早期に発見できれば命や子宮を守ることのできる病気ですが、就労や結婚、出産、子育てなど女性にとって大きな
ライフイベントを迎える時期での発症率が高いため、10代からの
HPVワクチン接種による予防と、二十歳からは2年に1回の定期的な検診を受け、早期発見につなげることが非常に重要です。2013年に積極的な接種の呼びかけを中止していた
HPVワクチンですが、国が積極的に推進する
積極的勧奨が再開されています。 (1)、現在までの接種状況について。
積極的勧奨が再開され、接種率がどう変化したかお伺いいたします。 (2)、「9価
HPVワクチン」への対応について。現在、
HPVワクチンの定期接種は、
子宮頸がんを引き起こしやすい2種類のウイルスの感染を防げる2価のワクチンか、それらを含む4種類を防げる4価のワクチンで、小学6年生から高校1年生までの女性を対象に行われています。今回、従来のワクチンよりも高い
感染予防効果があるとされる9価
HPVワクチンについても、
厚生労働省は来年4月1日から定期接種とする方針を決めました。そこで、9価
HPVワクチンの
定期接種化に伴う本市の対応についてお伺いいたします。 以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) おはようございます。よろしくお願いします。深瀬議員ご質問の大きな1点目の(1)、本市で取り組んでいる
伴走型相談支援についてお答えいたします。 議員ご案内のとおり、
伴走型相談支援とは、妊娠届出時から全ての妊婦、
子育て家庭に寄り添い、身近で相談に応じ、関係機関とも情報共有しながら、必要な支援につなぐものでございます。本市では、妊娠届を
子ども未来応援センターにご提出いただいた際、保健師が全ての妊婦さんから心身の状況やご心配なことなどを伺い、配偶者やパートナーの方が同席された場合には、同様に保健師が面談させていただいております。妊娠中期には、妊婦さん全員にお電話で妊娠届出後の様子や新たなご心配事についてお伺いし、状況に応じて
関係機関等と連携しながら支援させていただいております。ご出産後から2歳に至るまでの現在の取組といたしましては、全員の方へ産後の体の回復の確認及び心のチェックを実施する
産婦健康診査費用の助成をはじめ、
母子保健推進員による生後二、三か月頃の全戸訪問や4か月児、12か月児、1歳6か月児の健康診査がございます。また、必要に応じて保健師による新生児訪問、助産師による
アウトリーチ型の産後ケア事業のほか、
各種相談室や教室も開催しております。この
各種相談室や教室につきましては、複数の方の参加がございますので、産婦同士の交流機会の場としてもご利用いただいております。そのほか電話やオンラインにより気軽にご相談いただける方法もございます。このように妊娠期から2歳児に至るまで、様々なメニューによりお子さんのご様子やお母さんの体調等も伺いながら、切れ目のない支援に努めております。 続きまして、(2)、今後の取組についてお答えいたします。議員ご案内の出産・
子育て応援交付金につきましては、11月8日に閣議決定され、11月末、国の第1回目の説明会で事業概要が示されたところでございます。議員ご案内のとおり、
伴走型相談支援に
経済的支援を追加して、妊娠、出産時に合計で10万円相当を給付するという内容でございます。12月中旬に国による2回目の説明会が開催される予定となっており、内容の詳細が示されるものと思いますので、その内容を精査し、準備してまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩)
学校統括監。
◎
学校統括監(小林正剛) おはようございます。よろしくお願いします。議員ご質問の大きな2点目、教育現場での「農福連携」の取組についての(1)、市立学校における「農福連携」の取組についてお答えいたします。 学校教育において児童生徒が種まきや水やり、花の栽培や野菜の収穫などの
農業体験等を実施することは、自然や生物への関心、自然を愛する心情、生命を尊重する態度の育成にとって重要であり、みどりの
学校ファームの活動を通して野菜の栽培や落ち葉の堆肥化などに取り組んでおります。障がいのある児童生徒だけでなく、全ての児童生徒にとって農業体験は特性に応じた作業を学ぶことができ、調理、加工や販売体験を通して多くの人と触れ合い、社会参画を実感できるなど、教育的効果が高い活動と認識しております。そのため、
市内小中特別支援学校におきましては、農業体験を全校で実施しております。今後につきましても、障がいの有無にかかわらず、全ての児童生徒が農業体験に積極的に取り組むことができるよう努めてまいります。 続きまして、議員ご質問の(2)、
インクルーシブ教育を推進していく上で、「農福連携」の視点を取り入れることについてお答えいたします。
インクルーシブ教育は、障がいの有無にかかわらず、全ての
児童生徒相互に人格と個性を尊重し、支え合い、人々の多様な在り方を認め合える共生社会の実現を目指しており、農福連携の取組は
共生社会実現の道筋の一つとして大きな意義を持つと捉えております。議員ご指摘の
特別支援学校と
小中学校特別支援学校と
県立高校等が農福連携という視点で交流するといった取組は、現在は実施しておりませんが、学校種を超えた農業体験の取組は、児童生徒の交流機会の創出や障がいのある児童生徒の地域における社会参画につながると考えられることから、交流の可能性につきましては
特別支援学校と協議してまいります。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) おはようございます。続きまして、議員ご質問の大きな3点目の(1)、本市での推進状況はについてお答えいたします。 まず、
共生社会ホストタウンとしての取組といたしまして、今年度は市内小学生を対象にした
車椅子ハンドボール体験教室、
車椅子バスケットボール体験教室、
デフサッカー体験教室を実施したほか、
子どもスポーツ大学ではボッチャの講義を実施し、障がい
者スポーツへの理解と普及に努めているところでございます。また、東京2020
パラリンピック競技大会を契機に注目が高まっているボッチャを体験したいという声が多いことから、指導者の派遣や養成を行っております。なお、市内で活動する障がい
者スポーツ団体の状況についてでございますが、現在
市民総合体育館で4団体が活動しております。 続きまして、(2)、
スポーツ活動機会の充実に向けてについてお答えいたします。第2期富士見市
スポーツ推進計画に掲げる障がいのある人の
スポーツ活動機会の拡充に向けた今後の具体的な取組についてでございますが、これまで取り組んでいる
車椅子ハンドボール体験教室、
車椅子バスケットボール体験教室など、障がいのある人が参加できるよう事業を継続して実施し、障がい
者スポーツへの理解と普及に努めてまいります。また、障がいの有無や年齢にかかわらず、誰もが手軽に楽しむことができる
ボッチャ体験のニーズが高いことから、ボッチャを通じて誰もが交流できるよう活動機会をつくるとともに、地域活動の充実も図れるよう、関係団体とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) おはようございます。よろしくお願いいたします。議員ご質問の大きな4点目の(1)、
子宮頸がん予防ワクチンの現在までの接種状況についてお答え申し上げます。 平成30年度の接種率は0.2%、令和元年度が1.1%、令和2年度は5.3%と徐々に伸びてきておりましたが、令和3年11月に積極的な勧奨の差し控えが廃止された後、令和3年度の接種率は12.5%まで伸びてきたところでございます。 続きまして、(2)、本市の9価
HPVワクチンの
定期接種化に伴う対応につきましてお答え申し上げます。11月に行われた
厚生労働省厚生科学審議会において、令和5年4月より9価
HPVワクチン(シルガード9)を定期接種に用いることが了承されたことから、市といたしましても、令和5年4月から9価
HPVワクチンの接種開始に向けて、2市1町で協議を行いながら準備を進めているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。 1の孤育てに陥ることを防ぐ
子育て支援について、現在
子ども未来応援センターにおかれまして、本当にお一人お一人の状況に合わせて寄り添っていただいていることをお聞きをいたしました。先ほどご答弁いただきましたが、(2)の今後の取組についての再質問とさせていただきますが、12月2日に成立したばかりでありますが、国の第2次補正予算に関連してのことになろうかと思いまして恐縮ではございますが、この出産・
子育て応援交付金を活用して、本市においてこの交付金が活用されることによっての今後予想される取組を、できましたら時系列でお伺いをしたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 再質問にお答えいたします。 今後予測される取組といたしましては、先ほどのご答弁の繰り返しになる部分もございますが、11月末に第1回目の国の説明会が開催され、事業概要が示されたところでございます。現在、各都道府県、各市町村が国へ質問を提出しており、そのQ&Aを踏まえ、12月中旬頃に第2回目の説明会が開催されると伺っております。事業に当たりましての詳細がまだ示されていないことから、今後の国の動向に注視するとともに、他市の状況も確認しながら制度設計に取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 時系列でお答えいただいてありがとうございました。制度設計に取り組んでいただけるということで、あくまで予定ではあるかと思いますけれども、12月中旬に第2回の説明会があり、では制度設計に入るのはおおよそ1月ということでよろしいか、確認させてください。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 担当といたしましては、説明会があった後に早急に着手してまいりたいというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。私が年末年始挟むので、1月とあえてお伝えさせていただいたところ、早急ということは1月より早急と捉えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 第1回の11月の
事業説明会の中で、ポイントで大丈夫なのですけれども、どのような説明があったか、恐縮ですが、お答えいただければと思います。ポイントで大丈夫です。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 説明会の中で幾つかお話のあった中でポイントといたしましては、やはり妊娠届出時、そこから今回の事業がスタートすると、そこで必ず妊婦の方と面談をして、そのときにまず1回目の給付といいますか、ギフトですとか、そういったものがスタートすると。その後にきちんと伴走型で寄り添いながら、また出産をした後、次の2回目のギフト、給付金という形で、切れ目のないというか、妊婦、産婦に寄り添った対応をすると、そこがポイントになるかと思います。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。今本当にそのとおりだと思いますが、私も
ホームページ等でいろいろ出ている資料をできる限り読ませていただきましたが、今回の
伴走型支援のポイントと言われていることの一つに、この
伴走型支援は今回1回だけで終わらせずに、いかに継続的に取り組むかといった点が挙げられていたかと思います。この
伴走型支援を今現在も
子ども未来応援センターで行っていただいているところではありますが、さらに国からの交付金も活用できるということで、これを恒久的に行っていくために、課題などがありましたら教えていただきたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也)
伴走型支援を恒久的に行っていくために必要なことといたしましては、身近なところで気軽に継続して相談ができる場として市民の皆様に活用していただけることが大切であると考えます。そのためには、妊娠、出産、育児に関する様々な相談にきめ細やかに対応できる職員体制を維持していくことが必要であると考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 課題につきまして理解させていただきました。今、部長のほうから、身近なところで活用できる場とご答弁いただきましたが、私も本当そのとおりだなと思っております。この伴走型の支援を恒久的に行っていくためには、民間の力を活用していくことも重要と考えます。本市で今後必要と思われる民間の活用についてお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 再質問にお答えいたします。
伴走型支援を恒久的に行っていくためには、民間の力を活用していくことも方法の一つであると考えます。本市には民間の
子育て支援センターも含め、
お子さん対象の関連施設があり、医療機関も充実しております。妊婦、
子育て家庭が安心して出産、育児ができるよう地域資源の情報収集に努め、必要に応じて民間の活用も考えてまいりたいと存じます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 利用機関も
富士見市内でも充実をしているということで、そうしたところ、先ほど2回の
事業説明会を取り組んでいただけるというお話でしたが、やはり制度設計などが一つ重要な、第1回の取組の制度設計につきまして、何か今民間を活用してお考えのことございますでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 制度設計の中で、まずこの民間活用については、今現在の段階ではどのような形で活用できるのか、またそちらを活用しなくても私たちのほうだけでできるのか、その辺も含めて細かい点につきましては、まだ検討はしていないところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) では、よろしくお願いいたします。 続きまして、今回実施計画の中に盛り込まれました産前産後
等支援事業の推進としての産後ケアの充実として、
市内産科医療機関での
デイサービス型を新規事業で上げていただいております。こちらの詳細を教えていただきたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) お答えいたします。 産後ケアは、産後のお母さんの身体的回復と心理的な安定を促し、母子とその家族が健やかに育児できるよう支援するものでございます。本市におきましては、令和2年度から助産師が訪問し、授乳に特化した相談を行う
アウトリーチ型を開始しており、さらに充実させるため、
デイサービス型の開始に向けて
市内医療機関のご協力をいただきながら、現在準備を進めているところでございます。
デイサービス型の内容といたしましては、午前中に授乳のほか、育児の手技やケアを習い、午後は休息を取る1日型をはじめ、1時間半を目安に授乳や育児に関する相談ができる個別の時間型、また半日複数のお母さんとお子さんが集まって相談や交流ができる集団の半日型の3種類のメニューを考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) とてもいいサービスと思いましたので、ぜひよろしくお願いいたします。 あと、先ほど妊娠届を提出されたところからの伴走型ということで、妊娠時に5万円相当、また出産のときに5万円相当、合計で10万円の給付金ということで、先ほど部長のほうからもギフトというお言葉も出ていましたが、私も先進事例とか様々研究する中で、どういったことが参考にできるかなと思った一つの中に、現在本市でも行っていただいております埼玉県の事業の多子世帯への支援としての3キュー子育てチケットというのをやっていただいていると思います。こちらの中には、サービスのメニューとして家事ヘルパーとか一時預かり保育など、様々メニューを埼玉県の事業に富士見市が市として行っていただいているということですが、こちらの3キュー子育てチケットなどの活用といいますか、ここに活用できる先方として様々民間事業者も名前が挙がっておりますが、こちらの3キューチケットを参考に様々研究をしていただきたいと私も考えたところなのですけれども、この点いかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 妊娠時、あるいは出産時の給付金、ギフトについてなのですけれども、まず実際それを受け取られる妊婦あるいは産婦の活用のしやすいものをご用意できればなというふうに考えています。ただいま議員のほうからご紹介いただきました、そういったサービスに充てることも可能だと思いますし、実際には現金のほうが使い勝手がいいというような考え方もあるかと思います。ですので、いろいろな他市の状況も確認しながら、様々なことを考えていきたいなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 今、本当様々部長も考えていただいているということをお聞きいたしまして、現金ということも選択肢の一つではあるかと思いますが、あくまでも伴走型をしていくための支援ということでもちろん考えてくださっていると思いますけれども、富士見市民の子育て世帯の方にとっての希望となるような制度設計をお願いしたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ここで、突然で申し訳ありませんが、星野市長に再質問させていただきます。今、様々細かいところまで部長にご質問させていただきました。本市のこの出産・
子育て応援交付金を活用しての
伴走型支援につきまして、星野市長の中での今後の展開につきましてお考えがございましたら、見解をお願いしたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 本市におきます出産、子育て、また就学前までですか、この間の総合的な政策というものは、
子ども未来応援センター、
子ども未来応援部を創設以来、大きな課題として取り組むと、そしてそれこそが富士見市の人口増や富士見市のまちづくりを支えていく大きな柱だというふうに位置づけております。また、幸いにして本市におきましては、産科婦人科の優秀なる病院がございます。また、この病院の経営者の皆様も富士見市には大変協力的でございます。ただいま答弁の中でもあったとおりでございます。こうした医療資源を、または民間の皆さんも含めてしっかりとした体制を構築していくこと、さらには答弁の中にもありましたが、
子ども未来応援センター並びに健康福祉部、関連する部署の職員の体制等も強化しながら、しっかりと進めていくことだと思っております。また、新たなこうした制度にもしっかりと取り組むということはお約束をさせていただきたいと思います。さらに、富士見市としての子育てに関する分野について、その後保育所や小学校、中学校というようなこともありますので、この大きな流れを厚いものにしていくということを心がけ、または心がけではなくてしっかりやっていくということを申し上げたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 力強いお言葉をありがとうございました。 さらにもう一つお伺いしたいと思います。先週の尾崎議員の一般質問のご答弁で、
子ども未来応援センターが子ども家庭福祉総合拠点としての役割から、今後1名増員予定と
子ども未来部長のご答弁をお聞きいたしました。今回の
伴走型支援をスタートさせていくにも、
子ども未来応援センターのさらなる体制強化が必要と考えます。この
子ども未来応援センターのさらなる体制強化につきまして、市長のお考えお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) ただいまこの前の答弁でも申し上げましたとおり、やはり職員がしっかりとこの仕事を受けていく、または動かしていくということが肝腎要でございますので、ご指摘いただいた部分はしっかりと検討させていただいて、人事担当者と前向きに考えてまいりたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 あともう一つ、申し訳ございません。先ほど市長も取り組むということでご見解頂戴いたしましたが、この事業を令和4年度中に開始することが国の方針で示されております。令和4年度中ということで、12月を超えるとあと3か月ということになりますが、この点のスピード感につきまして、市長のお考えをお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) ただいま冒頭の部長の答弁でありましたとおり、説明会等がまだ不十分のようでございます。まだ私も詳細なる説明を受けてございませんので、現段階でどうスケジュール感をつくるかについてはなかなか明言できません。しかしながら、ここは申し上げたい。これまでも新型コロナウイルスに対応する補正予算と令和2年、令和3年、令和4年と我々はしっかりとその対応をしてまいりました、新型コロナウイルスについてですが。補正予算をしっかりと仕上げてくる、またそれを実施、実行するという経験がありますので、こうした経験則を踏まえまして、取り組んでまいりたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 市長の力強いお言葉に本当に感謝するところです。ありがとうございます。 この事業を推進していくには、例えばクーポン事業に関係する部署だったり、ヘルパー事業に関係する部署など横串の連携、取組も必要であるかと思います。今市長から、新型コロナウイルスだと給付金室になるかと思うのですけれども、また例えばなのですけれども、プロジェクトチームを立ち上げて取り組むといった手法などもあるかと思いますので、本市の子育て世帯の皆さんの希望となる施策となることを要望いたしまして、期待をいたしまして、次の質問に移らせていただきます。 大きな2番の教育現場での農福連携の取組についてご答弁いただきました。ありがとうございます。こちら、(2)のところなのですけれども、現在実施していただいていることをさらに交流させていくという点では、
特別支援学校とご一緒に検討していくということでご答弁いただきました。ありがとうございます。こちらなのですけれども、今回の質問は教育現場においての農福連携をテーマに質問させていただきましたが、2019年6月に農林水産省で農福連携等推進ビジョンを出しておりまして、その中で農福連携の機会拡大の支援策として、
特別支援学校の生徒の方が農業実習の際に必要となる交通費、宿泊費の補助を行っています。こうした国の制度を活用して、さらに推薦していくことができないか、そういうことを検討できないかお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
学校統括監。
◎
学校統括監(小林正剛) ただいま議員より
特別支援学校の生徒が農業実習の際に必要となる交通費、宿泊費の支援活用の検討についてご質問いただきましたので、ご回答申し上げます。 現在、
特別支援学校では、校舎内の土地を利用し、作業学習の一環として農業体験を行っております。その際、JAいるま野第二営農販売センターから農業推進員の方を校内に招き、土づくりの指導やビニールハウスの設置等、環境整備について相談させていただくなど教育活動の充実を図っております。議員ご指摘の学校外における農業実習は、児童生徒の安全面への配慮の観点や教育課程上の課題から実施しておりません。そのため、交通費や宿泊費の補助につきましては、現状活用の予定はございませんので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 本市においてのこの農福連携の取組、様々工夫していただいていると思いますが、様々これからも国からもいろんな情報提供もあるかと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、大きな3番の障がい者の
スポーツ環境について再質問させていただきます。(2)の
スポーツ活動機会の充実に向けてでありますが、第2期富士見市
スポーツ推進計画の中で障がいのある人のスポーツへの理解・協力の推進の項目の中で、「関係団体との連携を図り多くの人の理解と協力を深め、障がい者の
スポーツ環境の向上を図ります」と記載があります。現在行われている関係団体との連携状況についてお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 現在行われている関係団体との連携ということでございます。現在は、車椅子バスケットボールチームの埼玉ライオンズですとか、あと元パラリンピアンをはじめといたしまして、関係団体等との連携を重点的に図っているところでございまして、それによって様々な体験教室を通じて市民の皆様の障がい
者スポーツへの理解を深める取組を行っているところでございます。また、富士見
特別支援学校ですとか公民館事業であるふじみ青年学級とも連携し、ボッチャの体験を行うこととしているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 様々取り組んでいただいている中で、この関係団体との連携について市内にある、先ほど
市民総合体育館に4団体登録していただいているとお伺いいたしましたが、市内の障がい
者スポーツ団体の方との定期的な会議や懇談などの機会を設けたらどうかと考えます。市内で活躍してくださっている方、横の連携といいますか、横の団体同士の連携だったり、また市役所の職員の担当の方との連携とか、そうしたことを定期的に会議や懇談とかを設けることで、さらに推進したらどうかと考えますが、見解をお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 連携についてでございますけれども、現状では市内の障がい
者スポーツ団体との定期的な懇談会ということは考えていないのですけれども、ただし第2期富士見市
スポーツ推進計画におきましても、障がい者の
スポーツ環境の推進を位置づけておりますことから、今後も現在実施しております様々な事業を継続することによりまして、障がい
者スポーツへの理解、普及を促進していく中で、障がい
者スポーツ団体とも連携を図りながら、障がい者
スポーツ環境の向上に向けて必要な支援を講じてまいりたいなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 例えばなのですけれども、市内で活動してくださっている障がい
者スポーツ団体の方の総会とかに市から担当の方が参加するなんてことを今まで行ったことなどございますでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 詳細は把握していないところでございますけれども、恐らくこれまでの中では、そういったお話はなかったのかなというふうに思っております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 突然の質問で申し訳ございませんが、例えば先方の方から、障がい
者スポーツ団体の方のほうから、ぜひ総会に出席いただいたり、また練習の場を見に来ていただきたいという要望があったとすれば、こちらは受けていただけるものでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) そういったお話あるようであれば、前向きに取り組んでいきたいなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。この
スポーツ活動機会の充実に向けてということで、市内で活動してくださっている方が今どういった活動されているかということを知っていただくということもとても大事ではないかなと思って質問させていただきました。では、よろしくお願いいたします。 続きまして、東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会の事業等を一緒に支えてこられたボランティアの富士見TOPサポーターが市内で活躍していただいていると思います。現在もイベント等に対してボランティアとして活動していただいていると思いますが、この富士見市TOPサポーターの方の中で今後も同様の活動をご希望する方と市内の障がい
者スポーツ団体の方とのマッチングを日常のお手伝いも含めて行ってはどうかと考えますが、市の見解をお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 現状富士見TOPサポーターの皆さんにおかれましては、市ですといろいろ実行委員会とかございますけれども、市などが行うイベントの補助やイベント時のけが人等の応急対応等、ご協力をいただいているところでございます。TOPサポーターにご登録いただきまして、活動ごとに活動費というのもお出ししている状況でございまして、議員ご提案の市内の障がい
者スポーツ団体とのマッチングというところにつきましては、障がい
者スポーツ団体のボランティアを行うということであれば、現状のTOPサポーターの位置づけと趣旨とは若干異なってくるものがありますので、もしそういったことを考えるということであれば、また新たな制度というのを考えていかなければいけないのかなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) このTOPサポーターの方本当に活躍していただいて、今後も共生社会を進めていく上で、さらに活躍できる場と、また市内の障がい
者スポーツ団体の方も何らかのお手伝いも必要を感じている方もいらっしゃるかなということを感じたところで一つお伺いをさせていただきました。位置づけということで理解いたしましたので、さらなる研究を今後もお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、大きな4番の
子宮頸がん予防ワクチン(
HPVワクチン)についてお伺いいたします。このワクチンですけれども、積極的な勧奨が差し控えられていた平成25年5月から令和3年11月までの間に定期接種の対象のあった方々の中には、ワクチンの接種機会を逃した方もいらっしゃいます。そうした方へ今現在キャッチアップ接種も実施していただいております。具体的には、平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女性で、これまでに
HPVワクチンの接種を合計3回受けていない方が対象となっております。この
積極的勧奨再開に当たり、定期接種対象者及びキャッチアップ対象者への周知方法についてお伺いをしたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 議員からの再質問についてお答え申し上げます。
積極的勧奨再開を受けまして、令和4年3月から定期接種対象者に個別で接種勧奨はがきを送付し、6月には新たに対象者に加わる小学校6年生に対して、学校を通じて
HPVワクチン接種の案内を配布いたしました。また、キャッチアップ接種対象の方にも5月に接種勧奨はがきを送付いたしました。このほかホームページや広報「富士見」令和4年4月号で
積極的勧奨再開のお知らせをいたしておるところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子)
積極的勧奨再開に当たりまして、本市では速やかにはがきによる個別通知を主として様々周知をしていただいていて、本当に丁寧に速やかに確実な方法として行っていただいていることに感謝申し上げたいと思います。令和3年の
積極的勧奨再開から接種率が12.5%まで伸びたということで、やはりこの個別通知の効果というのは大きいものがあると思います。 続きまして、(2)に移りますが、9価
HPVワクチンへの対応につきまして、国からの情報として安全性や有効性など、どのように届いているかお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 議員からの再質問につきましてお答え申し上げます。 9価
HPVワクチンについての安全性や有効性に関する情報でございますが、11月の
厚生労働省の厚生科学審議会において定期接種が接種されたばかりということもあり、現時点では安全性や有効性に関して国からの情報はまだ届いておりません。今後、国から自治体向けに説明会を実施すると聞いております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 国からの説明会のスケジュールはまだこれからでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 国からまだそういった情報は届いておりませんので、これから説明会に出て対応のほうを考えていきたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 対応をこれから考えていくということでありますが、この9価
HPVワクチンの
定期接種化に伴いまして、これからだとは思うのですけれども、対象となる方への周知方法を今現在検討されていることがありましたらお伺いしたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 9価
HPVワクチンの
定期接種化に伴い、対象となる方への周知方法でございますが、ホームページや広報で広くお知らせするほか、新たに対象となる小学6年生にも学校を通じまして案内を行い、周知を図る予定でございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) はがきでの個別通知につきましては、どのようにお考えでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) こちらにつきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、今のところホームページと広報と、対象の方につきましては学校を通じてご案内をさせていただくような形で考えているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) 学校を通じたご案内は、少し細かいところで恐縮なのですけれども、こちらはどのような方法、手段といいますか、どういった形で行われているものでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) こちらにつきましては、学校にお願いいたしまして対象となる児童の方に通知書をお渡しして、ご家庭でそういったの接種についての情報提供を行っているというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。学校で新規に新しく対象になる方については通知書でお出ししているということで、確実に個別にご本人に届くのかなと思いますけれども、やはり令和3年11月に
積極的勧奨再開になりまして、接種率が上がったといいましても、まだまだ12.5%というのは決して高いとは言えませんので、やはり小学校6年生以外の方へのはがきによる個別通知の効果というものが大きいものと、これまでの富士見市の取組を見ても私も思っているところですので、確実にご本人のところに情報が届く方法をぜひとも、まだ国からの説明会があってからになると思いますけれども、ご検討いただきたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 確かに議員おっしゃるとおり、個別通知の効果というのは高いものかなとは思っております。ただ、説明会がいかんせんまだですので、詳細につきましてはその後徹底して担当課としても考えていくものと今のところは考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) よろしくお願いいたします。 では、最後に1つお伺いします。こちらワクチン接種、やはり2市1町で足並みをそろえるといいますか、協議をしながら医療機関と連携を取って進めていくと思いますが、この周知方法、今はがきの個別通知について様々細かくお伺いいたしましたが、この通知方法につきまして2市1町で協議をするということはございますでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) その辺の周知につきましても、今2市1町で先ほどの答弁の中で申し上げさせていただきましたのは、委託料とか、そういった接種の医療機関の集めとか、そういった協議を行っているところでございますので、その中で他市町の効果的な周知方法、恐らく本市と同じようにホームページと広報がメインになるかと思いますけれども、そういったところで協議の俎上に乗って、効果的な案内ができるようであれば参考にさせていただければと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 深瀬議員。
◆17番(深瀬優子) ありがとうございます。壇上でも申し述べさせていただきましたが、この
子宮頸がんは早期に発見すれば命や子宮が守れる病気と今はなっておりますので、ぜひとも本市の積極的取組によりまして、確実に対象の方にこの9価
HPVワクチンも含めてご案内が行くように切に願っているところです。よろしくお願いいたします。 以上で、私の
市政一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(斉藤隆浩) 以上で
深瀬優子議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午前10時28分)
○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。 (午前10時45分)
○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順6番、根岸操議員の質問を許します。 根岸操議員。 〔4番 根岸 操登壇〕
◆4番(根岸操) 4番、根岸です。こんにちは。無会派(立憲)の根岸操でございます。傍聴者の皆様、大変ありがとうございます。また、
インターネット中継を御覧になっておられる皆さん、また庁舎のモニターを御覧になっておられる皆さん、ありがとうございます。 それでは、斉藤議長のお許しをいただきましたので、12月議会の一般質問をさせていただきたいと思います。 まず、大きな1番として、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、今回も引き続き質問させていただきます。全国の感染者の数が連日10万人を超え、12月7日には全国で14万9,383人となり、お亡くなりになった方も増え、12月8日には243人となっております。第8波と言われる中では拡大傾向が続いています。そして、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念されると同時に、行動制限のないこの冬、国は1日当たりの新型コロナウイルス感染45万人、インフルエンザ感染30万人を合わせて75万人の感染者を想定し、警戒レベルの2段目となる同時流行の兆しへと引き上げました。富士見市でもワクチン接種も進んでおりますが、連日多くの感染者数の発表がされています。一方、ワールドカップサッカーでは、観客席ではノーマスクで応援している画像も映し出されておりました。政府も感染予防しながら規制を緩和していくという方針の中で、課題も発生してきております。 そこで、(1)、第8波に向けての対応についてお伺いいたします。①、市内の感染状況について。現在の感染数を改めてお伺いいたします。 また、全数把握の見直しが行われましたが、自治体判断で発生届が必要とする対象を高齢者や重症者リスクが高い方などに限定できるとなっておりますが、富士見市では感染者の発表をどのようにしているのか、変化はあったのかお伺いをいたします。同時に、医療機関の反応についてもお伺いいたします。 ②、ワクチン接種の状況について。これについても、現在までのワクチン接種の状況を改めてお伺いいたします。 また、オミクロン株対応ワクチンが始まりましたが、これまでと違ったワクチンの種類ということで、副反応の報告など状況についてありましたらお伺いをしたいと思います。 ③として、今後の取組について。感染拡大傾向でありますが、国からのマスクの着脱の考え方が示されている中で、基準を満たしていれば健康面等に配慮し、ケース・バイ・ケースで外す対応を案内してもよいと思いますけれども、市民向けのマスクの対応の案内についてお伺いいたします。 また、保育や学校関係のマスク対応についても、改めて指導するお考えはあるのかお伺いをいたします。 大きな2番、地域公共交通についてであります。市内には路線バス、市内循環バス、デマンドタクシー等が運行されております。特に市役所とららぽーと富士見は、路線バスと市内循環バスが近接している関係で行き先が重複路線となっております。また、ららぽーと富士見を中心にハブ的に他市へのアクセスもあります。路線外や高齢者等のアクセスとしてデマンドタクシーが現在延長運用されています。総合的にお伺いしたいと思います。 そこで、(1)、利用状況について。①として、路線バスについて。各社の路線の
利用者等の状況、ライフバスを含むものについてお伺いをしたいと思います。市としてららぽーと富士見からの本来アクセスのよい路線、これは鶴瀬駅行き、大宮駅行き、志木駅行き、ふじみ野駅行きのほかにもあったわけですけれども、残念ながら廃線になってしまった部分もありますけれども、よく知られていないというのがあると思うのですけれども、その辺をどのように市として考えているのかお伺いいたします。 また、②として、市内循環バスについて。令和4年7月1日から市内循環バスの運行が変更になりました。これまでの運行の中で、ダイヤ改正後の各路線の状況の変化についてお伺いいたします。 さらに、デマンドタクシーについて。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により運行が1年間延長されております。これまでの運行状況を見て利用者の現状についてお伺いをいたします。 次に、大きな3番、スポーツ振興についてであります。屋外スポーツ施設の現状と今後について。屋外施設の整備については、本年4月より業務委託がされ、小まめな整備が行われており感謝しております。しかし、これまで施設の改善や整備など、事あるごとに指摘をさせていただいておりますが、野球関係ではほぼ大会が終了しています。シーズンを振り返り、改めて改善を求めたいというふうに思います。第2運動公園野球場の現状について、ベンチの屋根の破れについて、全面的な張り替えが必要かと思いますが、お伺いいたします。 また、野球のベンチの後ろのネットについて、ネットを留める隙間が空いている部分や固定されていない部分があり、修繕が必要であります。この点についてもお伺いをいたします。 グラウンド整備、これは土壌ですけれども、これまでずっと内野の部分も整備をしていただきたいということで上げておりましたけれども、今回は外野部分の地面を報告をして改善をしていただきたいなと思うのですけれども、外野部分は外から見ますと全面芝生のように見えるわけですけれども、実は春先になると、そこにはもうタンポポが一面草原のように咲き乱れます。ピクニックでもしたいなというぐらいの本当に鮮やかな黄色が目に映るわけですけれども、その土壌の中に、土壌がいいのかどうかミミズがたくさんいるのです。そのミミズが結局一匹一匹が土を掘り起こすのです。ですから、歩いてみると分かるのですけれども、もう本当にぼこぼこなのです。それをまた野鳥が食べに来る、そしてまたそこへふんをする、こういう循環で今第2運動公園野球場のグラウンドのA面とB面の間の緑というのですか、その外野の部分というのは大変な状況になっております。試合でもバウンドが変わって影響が出ているという中では、土壌の改良が必要であります。お伺いをしたいと思います。 また、設置されたトイレ、これは男女別にはなっているのですけれども、つながっております。距離が近くて、離れて設置するなどプライバシーの配慮が必要ではないのかなと思うのですけれども、その点についてもお伺いしたいと思います。 また、駐車場整備について、入り口付近に水たまりがあります。避けるスペースがありません。利用者の車両が汚れてしまいます。入り口付近のくぼみの改善が必要であります。その点についてもお伺いいたします。 (2)として、ゲートボール場の有効活用について。市長の手紙にもありましたが、ゲートボール場の現在の状況と活用についてのご提案が寄せられました。公園でもボール遊び等が禁止になっています。また、ニュースポーツの志向の高まりもあります。有効活用ができないかお伺いをするところでございます。そこで、使用されていないゲートボール場の現状について、また有効活用の方向性についてお伺いをしたいと思います。 次に、大きな4番、交通安全についてであります。健康志向やブーム等で自転車が増えるのに伴い、交通マナーの悪化などとともに交通事故が後を絶たないことを受けて、警視庁が10月末から悪質な違反に対する取締りが強化されました。市内でも自転車運転者の違反行為を目撃しない日がありません。市としても対策が求められます。 (1)、自転車運転マナーのさらなる啓発を。東入間警察署から、この変化によって市のほうに何らかの申入れなどあったのかお伺いいたします。 また、市として安全キャンペーンを実施してはどうかお伺いいたします。 (2)として、歩車分離式信号機の増設を。これも以前に質問いたしましたけれども、現在市内で3か所設置されておりますが、設置基準について改めてお伺いいたします。 また、主要通学路への設置についてお伺いをしたいと思います。 最後に、大きな5番、市民要望についてであります。(1)として、栗谷津東公園の整備について。針ケ谷1丁目、この地域は湧水の豊かな公園が多数あります。栗谷津東公園もその一つでありますが、西側に東谷津公園があります。東よりも東谷津公園のほうが高いらしくて、最後に湧水が流れてくるということで、どうしても湧水の量が多いと。公園の散策する方からの声があったのですけれども、歩道の高さが低くて常に湿っていると、立ち入るのに不便との声があります。どのように把握し、対処しているのかお伺いいたします。 (2)、鶴瀬駅東口シェルター内にベンチの増設を。一部を除いてシェルターの設置がされております。要所要所にはベンチが設置されておりますけれども、高齢者からも増設の声がありましたので、対応されたいと思います。お伺いいたします。 (3)、商店街の街路灯について。商店街の街路灯の撤去が相次いで行われております。今後撤去を予定している商店街を把握しているのか、現状についてお伺いいたします。 また、撤去後の対応は、現在真っ暗になっているということでお話をいただきましたけれども、実際撤去後のその後はどうなっているのかお伺いいたします。 また、水銀灯からLEDになって少し暗いと感じる、こういう声もあります。照度の基準はあるのかについてもお伺いいたします。 以上、壇上での質問になります。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな1点目の(1)、第8波に向けての対応についての①、市内の感染状況につきましてお答え申し上げます。 埼玉県の発表によりますと、令和4年12月11日時点における本市の累計陽性者数は2万3,861名となっております。国の全数把握の見直しによる感染者の発表方法の変化につきましては、令和4年9月26日より届出の対象者が65歳以上の方、入院が必要な方、重症化リスクがあり治療が必要な方、妊娠されている方など4類型に限定されております。また、これらに該当しない方につきましては、ご自身で埼玉県陽性者登録窓口に登録していただく方式に変更されております。そのため、現在埼玉県から発表されている感染者数は、届出の対象となる4類型該当者並びに陽性者登録窓口登録者の合計数であり、全ての感染者を網羅しているものではないため、あくまで参考値として発表されている数値となっております。 次に、
市内医療機関の反応につきましてお答え申し上げます。一般に全数把握の見直しによって発熱外来を設置している医療機関においては、新型コロナ陽性者の届出に係る事務作業等の負担軽減が図られているものと認識しております。また、本市におきましても、11月以降は新規陽性者が増加しておりますが、現時点においては富士見医師会や
市内医療機関から医療逼迫を訴える声は寄せられていないことから、適切に対応されているものと認識しております。 続きまして、ご質問の②、ワクチン接種の状況につきましてお答え申し上げます。令和4年12月11日時点における本市のワクチン接種率は、接種可能な5歳以上の方のうち、1回目接種を終えている方が9万1,318人で84%、2回目接種が9万598人で83.4%、3回目接種が7万4,282人で68.4%となっております。 次に、4回目接種及び5回目接種の状況につきましては、接種可能な12歳以上の方のうち、4回目接種を終えている方が4万347人で39.6%、5回目接種が9,419人で9.2%となっております。 また、オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種の状況につきましては、接種可能な12歳以上の方のうち、3回目から5回目までの合計が2万3,923人が接種を受けており、接種率は23.5%となっております。 最後に、ファイザー社製の乳幼児用ワクチンを使用し、初回接種として3回の接種が必要な生後6か月から4歳までの乳幼児の方へのワクチン接種が11月から開始されております。接種券は、自己申告制で発行しており、接種状況といたしましては、1回目は78人の方が、2回目は2人の方が接種を受けている状況でございます。 次に、オミクロン株対応ワクチンの接種開始に伴う副反応の状況につきましてお答え申し上げます。国の資料によりますと、オミクロン株対応ワクチンは従来株ワクチンと比較して副反応の発生頻度に明確な差異は認められないとされております。また、市民の方から市に寄せられる副反応に関する相談につきましても、従来株ワクチンと同様に接種後の発熱や接種部位の痛みといったものが大部分を占めております。なお、ワクチン接種後にアナフィラキシーなど重篤な副反応が発生した場合は、接種を実施した医療機関から独立行政法人医薬品医療機器総合機構に報告が上げられ、埼玉県を通じて市町村に情報提供がされる仕組みとなっておりますが、オミクロン株対応ワクチン接種開始以降、県からアナフィラキシー等の重篤な副反応報告は届いていない状況でございます。 続きまして、ご質問の③、今後の取組として市民向けマスクの対応につきましてお答え申し上げます。市といたしましても、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策として、引き続きマスクの着用は重要なものであると認識しております。そのため、市民の皆様にも
ホームページ等を通じて3密になる場面や会話をする際等にマスク着用をお願いしております。しかしながら、基本的な感染対策には場面に応じてめり張りをつけることも必要でございます。例えば屋外や周りの人との距離が十分に取れているとき、会話をほとんど行わないときなど、状況に応じてマスクを外すことは差し支えないものと考えております。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 続きまして、根岸議員ご質問の大きな1点目の(1)の③、今後の取組について、保育所等を所管する
子ども未来部の立場からお答えいたします。 保育所等における児童のマスク対応についてでございますが、国からの未就学児の子どもにはマスクの着用を一律に求めないという内容の通知を市内保育施設及び幼稚園に情報提供しております。各保育施設におけるマスクの着用状況ですが、保護者の希望によりマスクを着用させる施設や、季節柄マスクの着用を推奨する施設など各施設の対応は異なりますが、外遊びや運動、お昼の時間はマスクを外すなど、状況に応じてマスクの着脱を行っております。今後におきましても、国の対応方針を踏まえて、マスクの対応も含めて引き続き感染防止に努めてまいります。
○議長(斉藤隆浩)
学校統括監。
◎
学校統括監(小林正剛) よろしくお願いいたします。議員ご質問の大きな1点目の(1)、第8波に向けての対応についての③、今後の取組について、学校を所管する立場からお答えいたします。 学校におけるマスク対応につきましては、感染が拡大している現在、感染拡大の防止と学校教育活動の継続を両立しながら、児童生徒の心情等に適切な配慮を行った上で、マスクの着用が不要な場面において積極的に外すよう促し、活動場所や活動場面に応じためり張りのあるマスクの着用が行われるよう指導しております。今後につきましても、感染状況を考慮し指導してまいります。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな2点目の(1)、利用状況について3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 1点目、各社の路線の状況につきましては、令和3年度の利用者と新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年度を比較した増減率を各社に聞いております。東武バスウエスト株式会社の鶴瀬駅からららぽーと富士見線は約58%減少、ふじみ野駅からららぽーと富士見線は約54%減少、志木駅からららぽーと富士見線は約64%減少となっております。西武バス株式会社は、大宮駅西口からららぽーと富士見線は約17%減少となっております。株式会社ライフバスは、ふじみ野駅発富士見ニュータウン線は約32%減少となっており、鶴瀬駅富士見ニュータウン線は約33%減少となっております。また、ららぽーと富士見からのアクセス路線につきましては、現在鶴瀬駅やふじみ野駅、市外は志木駅や大宮駅との間に路線が設けられており、市民のほか、ららぽーと富士見を利用する方など多くの方の移動に寄与しているものと考えております。 2点目、市内循環バスのダイヤ改正後の各路線の状況の変化については、ダイヤ改正前の4月から6月の3か月間とダイヤ改正後の7月から9月の3か月間を比較すると、運行本数が減少したことにより、全体の利用者は1か月当たり約1,400人減少しておりますが、1便当たりの利用者数は1か月当たり約20人増加している状況であります。また、ダイヤ改正後の路線ごとの利用者数は、大きな増減なく推移しているところでございます。 3点目、デマンドタクシーの利用者の現状につきましては、令和元年度から運行を開始しており、令和3年度の実績としまして延べ利用件数は1万1,500件、実利用者数は2,280人となっており、令和元年度の実績と比較しますと延べ利用件数は1,832件減少しており、実利用者数は485人減少しております。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 続きまして、議員ご質問の大きな3点目の(1)、屋外スポーツ施設の現状と今後について、第2運動公園野球場の状況について5点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 まず、ベンチの屋根の破れにつきましては、現状を把握しており、近日中に全面張り替えを行う予定でございます。 次に、野球のベンチ後ろのネットにつきましては、安全性確保の観点から状況を確認し、適宜修繕を行ってまいります。 次に、グラウンドの土壌整備でございますが、議員ご提案の土壌改良につきましては、多額の費用と期間を要する大規模な改修となりますことから、第2期富士見市
スポーツ推進計画で位置づけております第2運動公園の再整備計画策定の中で検討してまいります。しかし、地面の凸凹につきましては、プレーに支障を来すことから、委託業者とも協議し、良好なコンディションとなるよう整備してまいります。 次に、トイレのプライバシーへの配慮につきましては、昨年度、老朽化したトイレの更新を行ったところでございますが、更新に当たり従来のトイレは一部が男女共用であったことや目隠しがないなどプライバシーへの配慮が欠けておりましたことから、今回の更新と合わせ、トイレを男女別にすることや男性用と女性用の間に目隠しルーバーフェンスを設置し、可能な範囲で配慮に努めたところでございます。しかしながら、議員ご指摘のとおり、現状は男性用トイレと女性用トイレが隣接しておりますことから、今後第2運動公園の再整備計画策定の中で検討してまいります。 最後に、駐車場整備でございますが、議員ご案内の入り口付近のくぼみにつきましては、利用者に不便がないよう改善に向けた検討を進めてまいります。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、大きな3点目の(2)、ゲートボール場の有効活用についてお答え申し上げます。 現在、ゲートボールを行う団体の利用がなく、使用されていないゲートボール場は3か所ございます。公園内にある1か所は、既に公園の一部としてご利用されております。また、地権者の方からお借りしている1か所につきましては、地権者の方と協議を行い、返還していく方向で調整をしております。市が所有しております水谷東地域ゲートボール場につきましては、地域の方から利用についてのご要望をいただきまして、現在協議を行っているところであり、議員ご提案の有効活用につきましては難しいものと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 続きまして、ご質問の大きな4点目の(1)、自転車マナーのさらなる啓発をについてお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、近年交通事故総数は減少している中で自転車の事故比率は増加しており、最近では警視庁が自転車の交通違反に対する取締りを強化すると報道されているところでございます。議員ご質問の東入間警察署から市へ何らかの申入れなどはあったかについて、埼玉県警察のホームページには自転車に対する取締りの強化が掲載されているところでございますが、今のところお話は受けてございません。 続きまして、市として安全キャンペーンを実施してはどうかというご提案につきまして、市では四季の交通安全運動期間をはじめとした街頭活動や、小中学校における交通安全教室を継続的に実施しております。直近では、12月1日に鶴瀬駅において自転車の安全運転を含めた冬の交通事故防止運動街頭活動を実施したところでございます。今後も引き続き交通安全思想の普及に向けた取組を進めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。ご質問の大きな4点目、交通安全についての(2)、歩車分離式信号機の増設をについてお答えいたします。 まず、歩車分離式信号機の設置基準につきましては、警察庁の歩車分離式信号に関する指針により定められております。指針では、歩車分離式信号機を設置するためには、次のいずれかに該当する場合は導入を検討するものとするとあり、1つ目は、歩車分離制御により防止することができたと考えられる事故が過去2年間で2件以上発生している場合、またはその危険性が高いと見込まれる場合、2つ目は、公共施設等の付近または通学路等において、生徒、児童、幼児、高齢者及び身体障がい者等の交通の安全を特に確保する必要があり、かつ歩車分離制御の導入の要望がある場合、3つ目は、自動車等の右左折交通量及び歩行者等の交通量が多く、歩車分離制御の導入により歩行者等横断時の安全性の向上と交差点処理能力の改善を図ることができると認められる場合となっております。さらに、考慮すべき条件として、対象交差点が次のいずれかに該当する場合は、歩車分離制御の効果と影響を総合的に勘案し、導入の適否を判断するものとするとあります。1つ目は、歩車分離制御の導入により渋滞が悪化し、または新たに渋滞が発生することによって交通の円滑に著しい影響が及ぶと見込まれる場合、2つ目は、歩車分離制御の導入により信号の待ち時間が増加することによって、歩行者等、または自転車等の信号無視を誘発するおそれのある場合となっております。議員ご案内の歩車分離式信号機の主要通学路への設置につきましては、交差点を通行する歩行者の安全性を高めることができる一方で、歩行者の横断時間を十分に確保する必要があることから、新たな渋滞を起こす可能性があり、設置には十分な検討が必要となります。特定する場所での歩車分離式信号機の設置のご要望がございましたら、ただいま答弁申し上げましたことを踏まえ、管轄する警察と協議を行ってまいります。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 続きまして、大きな5点目の(1)、栗谷津東公園の整備をについてお答えいたします。 栗谷津東公園は、針ケ谷地区土地区画整理事業により昭和62年度に整備され、園内の池は上流にある栗谷津公園からの湧水の流れを利用したものであり、針ケ谷地域の特徴を表した公園となっております。議員ご指摘のように、常に湿っている状態であることは市といたしましても認識しております。これは、公園開園から現在までの年月経過の中で明確な原因は不明でありますが、湧水等の水脈の経路や水量に変化が起きたことに起因しているものと考えております。これまで経過観察をしておりましたが、現在の状況を改善する対処としては、歩道分に一部平板ブロックを設置するなどの整備手法について検討をしてまいりたいと考えております。 続きまして、(2)、鶴瀬駅東口シェルター内にベンチの増設をについてお答えいたします。鶴瀬駅東口の駅前広場は、一部を除きシェルター及びベンチの設置が完了し、供用を開始しております。ベンチの設置状況としましては、バス停留所1か所ごとにベンチを2基設置しており、合計で6基のベンチをご利用いただいている状況でございます。ベンチの設置に当たっては、バス待ち環境の利便性向上を目的とし、歩行者動線やバスを待つ他の利用者のスペースを阻害しないように考慮しております。したがいまして、ベンチの増設についてですが、シェルター内のスペースが限られていることや駅前広場ということもあり、歩行者が非常に多いことなどから、今後の利用状況に注視し、慎重に検討する必要があるものと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。
◎経済環境部長(渋川久) よろしくお願いいたします。ご質問の大きな5点目の(3)、商店街の街路灯につきまして、初めに今後撤去を予定している商店街の把握につきましてお答えいたします。 商店会が設置管理している街路灯につきましては、夜間の買物客の利便性の向上や商店会のイメージアップに加えまして、地域住民の安心安全の確保など防犯面でも重要な役割を果たしております。このことから市では、商店会街路灯に係る電気料金のほか、修繕等の費用の一部につきましても補助を行っているところでございます。商店会街路灯に対する補助制度の周知につきましては、富士見市商店会連合会の会議におきまして市の商店会の支援制度をご案内する中で、街路灯の撤去も補助対象である旨を説明しております。また、市内の商店会に対しまして、街路灯の新設や修繕等に関する市補助金の交付希望調査を毎年度実施しておりますが、現時点で撤去に係るご要望はいただいておりませんので、来年度に撤去を予定している商店会はないものと考えております。 次に、撤去後の対応でございますが、地域住民の安心安全を確保する観点から、当該商店会、町会、関係各課と協議し、商店会街路灯の撤去に合わせて市防犯灯の設置を行っているところでございます。 次に、街路灯の照度の基準でございますが、特に商店街街路灯の設置に当たっての基準はございませんので、各商店会において街路などの状況に応じて判断しているものと認識しております。
○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。 根岸議員。
◆4番(根岸操) 一通りありがとうございました。それでは、新型コロナウイルス感染対策から再質問したいと思います。 これは確認なのですけれども、発生届というのは、これは医療機関のほうでそれを仕分をするのか、そのところが私曖昧になってしまっているのですけれども、その辺の中身を教えていただけますか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 先ほどご答弁で申し上げました4類型以外の方につきましては、医療機関ではなくてご自分で自主的に登録を行うような形に変わりました。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) そうなりますと、今出されている感染者のおおよそ大体の現状というのはどのぐらいを見込んでいますか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 全数把握を取りやめたことによりまして、今県のほうで出されているのが参考としての数値でございますので、実際にそこに登録されていない方を含めた形がどのぐらいあるのかはなかなか把握はできないものと考えておりますけれども、現在先ほど申し上げました感染者数が増えておりますので、そういったところで陽性者数の増減につきましては、ある程度は把握はできるのかなと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 全数把握の簡略、医師のほうも少しは軽減されているのだろうというふうに思いますけれども、逆にそれによって本来今までだったらちゃんと保健所なり連絡取り合って行っていた方が自己責任みたいな形になっていくのかなと思うのですけれども、その辺の取扱いというのはいかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) こちらにつきましては、全国的にそういった形を取っているところでございますので、市といたしましても陽性者の登録窓口をホームページで案内するなど、そういった形で登録していただければ、何かあったときにフォローも行われるということですので、そういったところを周知しているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) ということは、自宅待機者いると思いますけれども、その辺はしっかりと把握ができているということでよろしいのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 実際に県のほうでホームページにリンクを張らせていただきますけれども、その内訳というのがなかなか分からないものでございますけれども、県から陽性者に関しての自宅待機で支援物資等が必要な情報のほうは来ておりますので、そういったところで把握は可能となっております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 今物資の配送の関係になりましたけれども、住宅療養者に対しての物資配送の休止の主な理由というのをお聞かせください。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 自宅療養者への物資配送の休止の理由につきましては、当初は埼玉県が食料支援では不足する日用品を中心に支給することで、県の制度を補完することを目的に取り組んでまいりました。その後、感染者の急増に伴い県の食料支援が一時的に遅延したことから、支援物資のリストに食料品を追加するなど柔軟に対応してまいったところでございます。現在では、陽性者並びに濃厚接触者の待機期間が大幅に短縮されるとともに、適切な感染対策を行った上で濃厚接触者や無症状の方の外出や買物も認められております。また、数度の感染拡大を経て、感染した場合に備えて食料品や医療品の備蓄等の意識も市民の間に浸透してきたものと認識しております。このような新型コロナウイルスを取り巻く環境の変化を受けまして、埼玉県においても10月31日をもって自宅療養者の配食サービスを終了しているため、本市といたしましても自宅療養者の支援物資の支給を休止する判断を行ったところでございますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 分かりました。 それでは、教育部長のほうにご質問しますけれども、黙食について国からの通達があったかと思いますけれども、その辺のまず内容が伝えられているかどうか確認したいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 教育長。
◎教育長(山口武士) 11月29日付の国からの通知、それから併せてそれに基づいて12月1日、埼玉県教育長名で通知が来ていますが、報道等にあるように必ずしも黙食をすることは求めていないという内容でございますけれども、あわせて会食に当たっては飛沫を飛ばさないよう、例えば机を向かい合わせにしない、大声での会話を控えるなどの対応が必要ですという、これまでの文部科学省が作成する学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルにこういうふうに示してありますということと、それから座席配置の工夫や適切な換気の確保等の措置を講じた上で、給食の時間において児童生徒の間で会話を行うことも可能としていますけれども、あわせてこの文書の中では、感染状況も踏まえつつ地域の実情に応じた取組をご検討いただくようよろしくお願いしますと、こういう内容になっております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) では、それを受けて今までいろいろ感染の状況も少なくなったり、現在増えているのかと思いますけれども、その中での感染状況によっては黙食の条件が富士見市でも変化が出てくるという可能性はあるのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 教育長。
◎教育長(山口武士) 議員おっしゃるとおり、国や県の通知、先ほど申し上げたとおりですので、必ずしも求めない、感染状況を踏まえつつということでございますので、現時点においては残念ながら、まだどうぞしゃべりながら楽しく給食食べてくださいというふうに言える状況にはないのですけれども、今後感染状況が落ち着いていくに当たっては、学校内での感染者数も見ながら、議員おっしゃるとおりの対応にしていく可能性はあるということでございます。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 現状を確認したいのですけれども、給食を食べているときというのは、基本的には皆さん黒板のほうを向いて食べているということでよろしいのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 教育長。
◎教育長(山口武士) 黒板のほうを向いているかどうかについてはクラスの状況等によりますけれども、先ほど申し上げたように、国が出している衛生管理マニュアルに従いまして、机を向かい合わせにしないということでございますので、基本的には一方向を向いて食事をしているというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 分かりました。それでは、次に行かさせていただきます。 地域公共交通ですけれども、先ほどもららぽーと富士見を中心とした公共機関、大宮、そして志木、いろいろあったのだけれども、前はもっとほかにもあったのですけれども、ここがやっぱり少なくなってくる。でも富士見市というのは、東上線は縦はありますけれども、富士見市というのは横が少ないと、そういうところをバスで補完をしていくと。この前大宮に行く方がバス乗って、バス乗換えなしで行けるから便利だよね、こういう話もありました。私もダイヤを見て、大体平日が10本かな、休日が一、二本多いかと思いますけれども、そういった中ではやっぱりもっと市としても、そういったところに目を向けていただくような何か伝えるものというのはないのかどうかをお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 私どもも民間バス路線につきましては、市としても重要な路線、軸として捉えております。そういったことで、そのバスの利用につきましては、今先ほども答弁で申しましたが、コロナの状況で大幅に減少している状況でございます。そういった中で、令和2年、令和3年とららぽーと富士見線についても減便をされている状況でございます。そういった中で、市としては魅力あるまちづくりをして、にぎわい、バスも利用してもらうということに努めてまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 大分時間がなくなってしまいましたので、市長のほうにお伺いいたします。 富士見市、残念ながら鶴瀬駅東通線、鶴瀬駅西通り線、しっかり整備をされて、ただやっぱり東上線が東西交通のネックになっているということでは、県道をオーバーパスにするのだろうか、東上線が立体になるのか、ここが富士見市の今後の大きな分岐点になるのかなと思うのですけれども、私も関係機関にはいろいろ声はかけていますけれども、市長としてこの富士見市の東西交通、また東上線を含めたこの流れの中で、どのように方向性を持っているのかお伺いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) お答えいたします。 本課題につきましては、大変大きな予算を伴う、また私どもだけではなく、鉄道事業者、国、埼玉県ということで、大変大きな予算のかかるものと認識してございます。それはもうよくご存じのとおりだと思います。しかしながら、東西交通の分断、踏切によります交通渋滞などの課題を解消していくためには、また地域の活性化にも結びついてまいりますので、平面交差でなく立体化するということは大変有効であるというふうに認識しております。こうしたことをしっかりと踏まえながら、私どもといたしましては東武東上線沿線自治体で構成します東武東上線改善対策協議会におきまして、これは本市だけではなく、この協議会におきましては和光市から川越市までがこの協議会の中に参加してございますが、多くの自治体で立体……志木市までは立体が済んでいます。志木市以北の自治体につきましても、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川越市につきましても、要望する大きな点であるということは間違いないところでありますし、本年も過日行ってまいりました協議会でそうした要望を行ってまいりました。引き続き、粘り強く東武鉄道に要望してまいりたいと思っております。しかしながら、これにつきましてはなかなか時間のかかる事業だというふうに認識しております。現在、私ども富士見市といたしましては、私が市長当選以来都市計画道路の整備を進めております。私どもといたしましては、ネットワーク化をしっかり、道路整備とともにネットワーク化を図りまして、跨線橋のある道路に誘導していくということが現在できる、今行っている一つの効果であるというふうに考えていますので、都市計画道路の整備につきまして、これも併せてしっかり今現在できるものとして頑張ってまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) ありがとうございます。 前後しますけれども、市内循環バスの件で1点確認しますけれども、バス停の看板の張り替えについて、前も一般質問でお願いしたところなのですけれども、まだまだ残っているところがあるので、その辺の進捗というのはどうなっているのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 市内循環バスのバス停留所の看板の張り替えにつきましては、職員による劣化状況の確認や運行事業者、または利用者などからの連絡を受けて、交換や補修が必要と判断されるものについては随時交換や補修を行っております。以前一般質問にてご質問いただいて以降、バス停留所の本体部分及び看板については、交換の必要性が認められるほどの劣化状況は確認されておりません。また、本年7月1日のダイヤ改正に合わせて、全ての停留所において時刻表や路線図の張り替えを行い確認したところでございます。今後も引き続き定期的に市内循環バス停留所の管理に努めてまいります。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) ありがとうございます。 また、地域公共交通の関係でいろいろデマンドタクシーの要望、市民からの意見、こういったのが寄せられていると思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) デマンドタクシーへの要望につきましては、電話や窓口、アンケート調査によってご意見をいただいております。ご要望の一例として、電話がつながりにくい状況があることの改善や、今後もデマンドタクシーの運行を継続してほしいというような要望を伺っております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 資料で次年度というのですか、12回、これは継続になっているのですけれども、その辺の今調べている中で12回行っていないと、どこに要因があったのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 12回まで利用された方は実利用者数の15%となっております。それにつきましては、デマンドタクシーでございますので、必要な方が必要なときにご利用いただいているというようなことだと思っております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) 民間タクシーの影響というのはどのぐらい把握していますか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) デマンドタクシーの導入によるタクシー事業者への影響については、ヒアリングを行いましたところ、デマンドタクシーが導入された時期とコロナ禍において利用に大きな影響が出た時期が重なっているため、デマンドタクシーの導入による既存のタクシーへの影響の把握が難しいと伺っております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) それでは、第2運動公園ですけれども、球場の屋根の破れ、これは近日中に行うと、ベンチの後ろのネットについても適時修繕、これもずっと前から言っているわけですけれども、やはりグラウンド、これはしっかりと、もう前から言っています。これは、試合にも影響するという中では、本当に待っていられない状況です。 それと、トイレの関係、これはどうしてもあれでは配慮をされていないです。もう少し離してもらえればよかったのだけれども、あれで配慮しているというふうに見解をお持ちなのか、もう一度お願いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 第2運動公園のトイレにつきましては、あそこには下水が入っておりますので、トイレの修繕ということでございましたので、そこの位置の変更までは行いませんでしたので、先ほども答弁でお話しさせていただきましたけれども、今後第2運動公園の再整備の計画というのを検討することになっておりますので、その中で検討してまいりたいなと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) それと、駐車場ですけれども、検討という段階ではないと思うのです。もう何日も雨降って、天気よくても、昨日も、おとといですか、やはり水がたまっていました。これはもう早急にやるべきだと思いますけれども、いかがですか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 駐車場のくぼみにつきましては、適宜砂利を入れたりということで行っておりますけれども、入り口のところについてはなかなか全てが解消できないような状況もございますので、こちらにつきましても今後検討してまいりたいなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) それでは、交通安全の関係ですけれども、市のほうとしては交通安全教室だとかやっていると、逆に市として標語を募集して本当にみんなで自分たちで交通安全を一緒に守っていくのだということのあらわれとして、そういったキャンペーンをやってもいいのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 交通安全のキャンペーンということでございますけれども、自転車に関しましては議員ご案内のとおり、やはり自転車マナーがあまりよろしくないといったところもあるというふうには認識しているところでございます。現状で警察のほうから特にお話までございませんけれども、これまでも警察のほうと連携いたしまして、いろいろ町会ですとか、また連合会のほうに講演に来ていただいたりということでやっておりますので、そういった効果のほうを見極めて、今後また幅広く対応を検討してまいりたいなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 根岸議員。
◆4番(根岸操) また、歩車分離の関係ですけれども、本当に事故があってからでは遅いということで、大体そこの市役所前の交差点、こういったところはいかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) 市役所前の交差点につきましては、過去にも答弁させていただいているのですが、警察の判断としては難しいという判断をいただいております。
○議長(斉藤隆浩) 以上で根岸操議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午前11時46分)
○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。 (午後 1時00分)
○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順7番、宮尾玲議員の質問を許します。 宮尾玲議員。 〔10番 宮尾 玲登壇〕
◆10番(宮尾玲) 10番、宮尾です。皆様、こんにちは。お忙しい中、傍聴に足を運んでくださった皆様、また
インターネット中継を御覧くださっている皆様、ありがとうございます。今回もこの壇上に立たせていただくことに感謝しながら、市民の皆様から寄せていただいた声が少しでも届くよう質問させていただきます。 それでは、通告に従いまして、私、日本共産党の宮尾玲の
市政一般質問を始めさせていただきます。今回は、大きく4つの質問をいたします。 まず、大きな1、子育て環境の充実についてです。(1)、2023年度保育施設入所申込みにおける一次受付方法の改善について。この質問は、私が議員になった当初から繰り返し取り上げさせていただき、日数や時間の拡大、アプリの導入など様々な改善をしていただいておりますが、さらなる改善を求める立場で今回も取り上げます。 毎年、この新規保育施設申込みは、特に初日は長蛇の列となってしまい、受付から終了まで3時間、長い方ですと5時間という方もいらっしゃる状況です。富士見市は、一次申請で子どもの面接を行うため、時間がかかることも理解しておりますが、小さなお子さんが長い時間待つということは本当に大変なことです。私も初日、2日目、最終日と現地に行き、状況を確認するとともに、特に混雑していた初日、直接声を伺う中で寄せられた切実な要望を提案させていただきます。 まず、11月11日から16日まで行われた一次受付におけるそれぞれの日ごとの受付人数と待ち時間について伺います。 あわせて、一次受付の際に、入所申込者から次の3点の要望をいただいたので、一次受付方法を改善できないか伺います。①、整理券をインターネットで配布することはできないでしょうか。 ②、待合室にて、はいはいや小さい子が遊べるように敷物を敷いたり、おもちゃを置いておくことはできないでしょうか。 ③、子どもの面接をなくすことはできないでしょうか。 続いて、(2)、待機児童対策について伺います。来年度における待機児童解消策について、新規に開設する施設や定員を増やすなどの具体的な対策があれば伺います。 また、公立保育所の正規保育士を増員し、定員どおりの受入れを行うことは、待機児童の解消に向けて有効と考えますが、どのように取り組んでいるのか伺います。 あわせて、保育士を国の基準より厚くしている富士見市基準の周知や徹底をすることが必要と考えますが、市としてどのように考えているのか伺います。 また、そのための保育士不足解消策をどのように取り組んでいるのか伺います。 次に、大きな2、女性の人権を守る取組についてです。2022年11月8日、内閣府男女共同参画局が発表した2021年度のDV相談件数は17万6,967件と2020年度の18万2,188件と比較すると減少しているものの、2019年度の11万9,276件の約1.5倍、毎月1万4,000から1万6,000件程度の相談が寄せられており、引き続き高水準の状況です。コロナ禍になりDVが増加したという報道もありますが、もともと潜在的にあったものが一緒にいる時間が増えたことにより表面化してきたとも言えます。富士見市では、2020年11月1日より配偶者暴力相談支援センターを開設し、相談体制の強化を図っていただいておりますが、一方DV支援は命や人権に大きく関わることから、ワンストップの体制、高い専門性が行政に常に求められます。先ほど述べました男女共同参画局の調査によりますと、2021年度全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談総数7万4,979件の内訳を見ますと、女性7万2,490件、男性2,489件と女性からの相談が9割を占めています。埼玉県でも22か所のセンターで相談総数6,682件、うち女性が6,524件、男性が158件という現状で、圧倒的に女性からの相談が多いことが分かります。DVの根底にあるのは暴力と支配です。あらゆる暴力と支配をなくしていくこと、今回は女性に焦点を当てて3点伺います。 (1)、DV専門の弁護士相談日の開設を。DV相談は大変繊細な内容であり、DV専門の弁護士による相談は、より相談者に寄り添った相談が可能になると考えますが、DV専門の弁護士相談日の開設についてお考えをお伺いいたします。 (2)、配偶者暴力相談支援センターに婦人相談員など専門家の配置を。令和2年度第2回定例会の一般質問において、婦人相談員の配置等を含め相談体制の充実について研究検討していくとご答弁がありましたが、その後婦人相談員など専門家の配置についてどのように検討されたのか伺います。 (3)、朝霞市の「それいゆぷらざ」のような女性相談に特化した場所の配置を。DV相談などを行うためには個室の確保が必須であり、スペース的に本庁舎への設置が難しいのであれば、他の公共施設も含めて女性相談に特化した場所を確保するべきと考えますが、見解を伺います。 続いて、大きな3、加齢に伴う聞こえづらさに対する補聴器購入助成制度をについてです。(1)、令和4年度第1回定例会の一般質問において「高齢者実態調査にてニーズを把握していく」とご答弁がありましたが、現在の進捗状況は。高齢者実態調査について具体的にどのような状況かお伺いをいたします。 (2)、地域の通いの場での聞こえに関するチェックシートの検討について。サロンなどの地域の通いの場がコロナ禍の下ではありますが、少しずつ開催されるようになってきたと思っております。前回、大分や八王子市で行っている地域の通いの場での聞こえに関するチェックシートの実施について研究していくとご答弁がありましたが、その後聞こえに関するチェックシートについてどのように研究されたかお伺いをいたします。 (3)、市内の耳鼻咽喉科との連携や市民への周知について。チェックシート等で難聴が疑われたときに医療機関への受診勧奨ができるように、耳鼻咽喉科との連携、仕組みづくりが重要であると考えます。あわせて、適切な補聴器利用のためには補聴器相談員や認定補聴器技能者といった専門家の周知も大事です。よりよい方法を探っていきたいとご答弁がありましたが、どのように検討されているかお伺いをいたします。 (4)、東京都港区の補聴器購入助成制度のように富士見市でも助成制度創設の検討を。東京都港区では、高齢者の生活支援及び社会参加の促進を図るため、高齢による聴力の低下のための日常生活に支障がある高齢者へ助成額の上限が13万7,000円となる補聴器の購入費助成を実施しています。富士見市でも同制度を創設すべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。 最後に、大きな4、通学路の安全対策についてです。(1)、大字水子地内、氷川神社付近市道第1242号線の改善を。こちらでパネルの使用をいたします。議員の皆様や執行部の皆様には、タブレットのほうに資料の配付をさせていただいております。こちらは、大字水子地内、氷川神社付近くらづくり本舗の近く、ちょうど氷川神社の脇の通学路になります。こちらのほう、この道路の先に新しい住宅が建ちまして、奥のほうから手前のほうに子どもたちがこの道路を通学路として利用している状況です。保護者の皆様より、この道路の改善についてご要望をいただきました。通学路の支障となっている電柱の移設及び道路の舗装についてご要望をいただいております。ぜひこの電柱の移設や道路の舗装について改善を求めるものですけれども、ご見解をお伺いいたします。 (2)、大字下南畑地内、市道第611号線の拡幅の進捗状況は。こちらもこれまで何回か議会で取り上げていますが、下南畑、こちらは鶴新田に向かう通学路になります。市道第611号線の拡幅について予算は認定されているものの、工事がいまだ実施されていない現状です。現在の状況についてお伺いをいたします。 壇上からの質問は以上となります。ご答弁のほどどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 宮尾議員ご質問の大きな1点目、子育て環境の充実についてお答えいたします。 初めに、(1)、2023年度、令和5年度、保育施設入所申込みにおける一次受付方法の改善についてでございますが、11月に実施しました一次申込みにつきましては、5日間で663名の申請を受け付けました。内訳といたしましては、11日が215名、12日が180名、13日は121名、15日が92名、16日が55名でございます。待ち時間につきましては、会場や時間帯によっても異なりますが、待つことなく申請できた方もいらっしゃれば、特に初日において午前中に整理番号を受け取られた方の中には申請が午後になられた方もいらっしゃいました。しかしながら、市のホームページで受付状況を公開することや、整理番号を配布する際に、申請受付のおおよその時刻をご案内させていただくことで一旦会場を出て時間調整される方や、一度ご帰宅される方もおりまして、会場での待ち時間が長くならないように努めたところでございます。 続きまして、一次受付方法の改善についてでございますが、初めに整理券のインターネットでの配布につきましては、新たにそのための仕組み、システムを導入する必要があるなど課題もあることから、現状の対応を続けてまいりたいと考えております。 次に、待合室に敷物を敷いたりおもちゃを置いておくことについてですが、以前は受付会場に敷物を敷きおもちゃを置いて、会場に来られた子どもたちが遊べるスペースを設置しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、現在は設置しておりません。今後の感染状況に応じて敷物やおもちゃの設置については、改めて検討してまいりたいと存じます。 また、子どもの面接をなくすことについてですが、安全な保育を実施するためには、お子さんの発育状況に応じて保育士の加配など、保育園の職員体制を整える必要があります。そのため、書類提出だけではなく、実際のお子さんの様子を見ながら、保護者からお子さんの発育状況を確認する面接は入園後の安全な保育を実施するために必要であることから、お子さんの面接をなくす考えはございません。 続きまして、(2)、待機児童対策についてお答えいたします。来年度における待機児童解消に向けた具体的な対策といたしましては、私立幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行に伴う低年齢児保育施設の整備及び昨年度末で小規模保育施設が閉園したことに伴う新たな小規模保育施設の整備を行っております。また、定員を増やすことにつきましては、例年待機児童数が多い1歳児の受入枠を第三保育所において拡大いたします。 また、公立保育所の正規保育士の増員についてですが、今年4月に6人の新入職員を採用したことで、ここ数年同様の職員数で推移しているところでございます。保育所につきましては、正規職員と会計年度任用職員により運営されていることから、正規職員にとらわれず保育士を確保することも重要であると考えます。広報「富士見」や市ホームページへの掲載、ららぽーと富士見へのポスター掲示のほか、民間求人サイトやハローワークを活用するなど、引き続き会計年度任用職員の採用に努めてまいります。 保育士を国の基準より厚く配置している富士見市基準についてですが、富士見市子ども・
子育て支援事業計画や子育て応援情報モバイルサイト「スマイルなび」にて周知しておりますので、引き続き掲載してまいります。また、この富士見市基準を維持するための保育士確保策といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、公立保育所の正規保育士につきましては今年4月に6人の新入職員を採用したこと、また会計年度任用職員につきましても、様々な手法により募集をかけ、採用に努めてまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 議員ご質問の大きな2点目の(1)、DV専門の弁護士相談日の開設をについてお答えいたします。 DVに関する相談は、法的な内容だけではなく、相談者自身の悩みや家族のことなど多岐にわたることも多いため、DVに関する相談があった場合は、まず配偶者暴力相談支援センターやDV相談でお話を伺い、相談者の状況によって法的な助言が必要な場合は弁護士の活用をご案内するなど、関係機関の活用や連携を図りながら対応しております。離婚等の手続や子どもの親権など、相談者の置かれている一連の状況に対して継続的に弁護士の支援を要する場合は、相談者自身による弁護士への委任が必要なケースもございますことから、市としましてはDV専門の弁護士相談日を設けるのではなく、配偶者暴力相談支援センターやDV相談において状況に応じた適切な案内に努めるとともに、今後も幅広く相談ができる弁護士相談を実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、(2)、配偶者暴力相談支援センターに婦人相談員など専門家の配置をについてお答えいたします。富士見市配偶者暴力相談支援センターでは、人権・市民相談課の女性職員を中心に、相談者からの相談に対応しております。また、DV相談や女性相談につきましては、経験豊富な女性相談員が様々な悩みや困り事について相談をお伺いしております。相談者数の動向などを注視しておりますが、現在の相談体制で対応が可能であると考えており、現時点では婦人相談員の設置は考えておりません。 続きまして、(3)、朝霞市の「それいゆぷらざ」のような女性相談に特化した場所の設置をについてお答えいたします。議員ご案内の朝霞市「それいゆぷらざ」につきましては、DV相談や女性相談窓口のほか、男女共同参画に関する情報を得ることができる施設と認識しております。「それいゆぷらざ」のような拠点の整備につきましては、スペースの確保など解決しなければならない課題が多くあり、当市には同様の施設はございませんが、DV相談、女性相談、配偶者暴力相談支援センターにおける相談など、現在も相談においてはプライバシーに十分配慮し個室での対応を行っております。今後も現在の相談者のプライバシーに十分留意しながら、女性の抱える様々な悩みをしっかりと受け止め、相談者に寄り添った相談ができるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、大きな3点目の(1)、令和4年度第1回定例会の一般質問において「高齢者実態調査にてニーズを把握していく」と答弁があったが、現在の進捗状況はについてお答え申し上げます。 議員ご質問の調査は、次期計画である第9期高齢者保健福祉計画策定に当たっての基礎資料とするために行う調査でございます。高齢者の方の耳の聞こえの状態や補聴器の使用の有無などについてニーズを把握するため、市民対象の介護予防・日常生活圏域ニーズ調査と在宅介護実態調査に設問を追加して行っております。介護予防・日常生活圏域ニーズ調査につきましては、市内にお住まいの要介護1から5の認定を受けていない65歳以上の高齢者5,000人を対象とした調査で、令和4年11月末から12月上旬にかけて調査票を対象者に郵送し、12月28日を回答期限として実施しているところでございます。在宅介護実態調査につきましては、在宅で生活しながら要介護、要支援認定を受けている市内の65歳以上の方を対象としている調査で、令和4年5月頃から認定調査時にアンケート調査票を配布し実施しておりますので、11月末現在、約400件の調査票を回収しております。今回の調査につきましては、今年度末までに分析、考察し、調査結果をまとめまして、報告書を作成する予定でございます。 続きまして、(2)、地域の通いの場での聞こえに関するチェックシートの検討についてお答え申し上げます。議員ご案内の聞こえに関するチェックシートについてでございますが、大分県が作成したチェックシートは、フレイルチェックシートと呼ばれるフレイル状態をご自身でチェックする内容のものと聞いております。チェック項目の内容としましては、日常生活、運動機能、栄養状態、口腔機能、活動、認知機能、こころの状態、聞こえに分かれており、聞こえのチェック項目にチェックがついた方には、耳鼻科医師への相談を勧める内容のようでございます。高齢者の皆様が加齢による聴覚機能の低下に起因する聞こえにくさから、会話に参加することがおっくうになり、人との交流が減って閉じ籠もりがちになることで要介護状態に陥る危険が高まるいわゆる聞こえのフレイルについては、より一層の周知啓発が必要なものと考えております。本市でのフレイル予防対策といたしましては、令和2年度からフレイルチェック事業を開始し、東京大学高齢社会総合研究機構が開発したプログラムに取り組んでいるところでございますが、本プログラムの中には聞こえに関するチェック項目が含まれておりません。そこで、富士見市独自の対策として、フレイルチェック測定会の中で聞こえに関するフレイルについての周知啓発を始めたところでございます。また、ホームページでは、広く市民の皆様に向けた啓発を開始いたしました。今年度になり地域の高齢者サロンが再開し始めていることから、今後健康講座や健康相談の中でチェックシートを活用し、聞こえのフレイル状態についての周知啓発を進め、フレイル予防全体のより一層の普及啓発に取り組んでまいります。 続きまして、市内の耳鼻咽喉科との連携や市民への周知についてお答え申し上げます。高齢者の方が聴覚機能の低下や聞こえについての不安を感じている場合は、まず医療機関で診断を受けた上で補聴器等を適切に利用していくことが重要であると考えております。先ほど申し上げましたホームページでは、聞こえにくさを感じた場合の相談先としてかかりつけ耳鼻咽喉科をお勧めしており、補聴器相談員などの検索もできるようになっております。高齢者本人及び家族に向けた周知とともに、早期の受診や必要な支援につながるよう高齢者への相談支援を行う高齢者あんしん相談センターやケアマネジャー等支援者への周知啓発を継続してまいります。 続きまして、(4)、東京都港区の補聴器購入助成制度のように富士見市でも助成制度創設の検討をについてお答え申し上げます。(1)でお答えいたしました調査の結果を踏まえまして、補聴器の継続した使用で聴覚機能の低下を補い、効果的なコミュニケーション能力を保ち、専門家の助言を受けながら適切な使用につながる補助制度について今後検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いします。ご質問の大きな4点目、通学路の安全対策について2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 初めに、(1)、大字水子地内、氷川神社付近市道第1242号線の改善をについてですが、議員ご指摘の道路は、水子氷川神社の北側にあります幅員が約1メートルから3メートルの砂利道となっており、水谷小学校の通学路に指定されている道路となります。今回この路線にある電柱の移設と舗装整備に関するご質問ですが、現地を確認いたしましたところ、電柱につきましては建築後退に伴い道路の中心付近に残置されていることから、道路の有効幅員が阻害されている状況にあります。また、舗装整備につきましては、周辺地域の土地開発により住宅が増え、当該道路の利用者も増えてきていることなどから、アスファルト舗装工事の実施とともに、電柱移設も含め、沿線地権者との調整や予算の確保をしてまいりたいと思います。 続きまして、(2)、大字下南畑地内、市道第611号線の拡幅の進捗状況はについてお答えいたします。本工事につきましては、令和4年11月29日に工事請負契約を締結し、現在工事着手に向け周辺住民の方々への周知や関係機関との協議を進めており、年度内に整備が完了する予定となっております。
○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 一通りのご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問のほうをしていきたいと思います。 まず、大きな1点目、保育環境のことにつきまして、保育の一次申請の申込みについて再質問をいたします。様々な改善をしていただいたというのは理解しているのですけれども、それほど混み合わずにということでありましたが、特に初日が今年は非常に混んでいたと思うのですけれども、受付の番号をもらってから申請終了まで、長い方でどのぐらい時間を要したのかというのは把握されていますか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 細かい時間までは把握はしてございませんが、午前中に番号札を受け取られた方、午前中の受付は80番までという形での事前のご案内もさせていただいておりますので、それ以降の番号札を受け取られた方については午後になったものと認識しております。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 細かい調査はしていないということなのですけれども、この質問、私もう議員になってから10年目なのですけれども、何回もしております。例えば番号を受け取ってから申請が終了するまでの所要時間の調査などをデータで集計をしていくというのも私必要なのではないかと思うのですけれども、その辺の調査はしていないという認識でよろしいですか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 調査自体はしてございません。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) コロナ禍もありまして、私、再度実際に当日どのような改善が、アプリも導入していただいたので、改善している状況なのかというのを現地に伺って調査してまいりました。今回は、私初めて保育申請を終わった方にお一人お一人聞き取り調査をさせていただきました。全ての人というわけにはいきませんが、初日17人、2日目11人、最終日も何人かしましたけれども、例えばなのですけれども、初日11月11日の金曜日は、10時会場に行きますともう既に受付番号が116番を配っていました。受付ボードは、18番まで進んでいる状況でした。10時18分に受付番号125番を取られた方は、14時から15時に来てくださいと言われておりました。実際に例えば10時31分、25番の方が10時20分に終了したそうです。この方は8時45分に来て、大体所要時間早い方で1時間半なのです。ここからがすごいことになっていくのですけれども、10時40分、130番をもらった方は15時に来てと言われて、夫さんが夜勤で、上の子が幼稚園から帰ってきてしまうから、どうしたらいいのか困ったということを言われました。次に、11時15分、74番の方は、1歳児を1人で連れて9時から並んだけれども、11時から12時に来てと言われたので戻ってきたが、11時10分時点でまだ50番台、まだしばらくかかりそう、遊ばせる場所がない、30分ごとの更新だと分かりにくい、朝並ぶのではなく携帯で整理番号を発券していただけるとありがたいというお話でした。ほかにもたくさん聞いたのですけれども、大体11時44分で150番まで整理券が配られています。お昼まで見ていたのですけれども、職員はお昼休みも取らずにこの保育申請をやり続けておりました。夕方また戻りました。17時6分、216番まで整理番号が配られていました。17時の時点で183番の方が入っていきました。17時7分、14時に来た人で200番、まだ順番ではない、2か月の女の子を抱えた方は、パートナーが今日はたまたま休みだから来てくれたから助かったというお声でした。17時31分、14時に来て172番、1歳の女の子を抱えたお母さんは、受付から3時間、車だから1回帰れたけれども、1人で来ているママは大変、バスがあればいいけれども、帰りのバスもない、ららぽーと富士見で5時間待っていると話している人がいましたと話してくれました。18時5分、15時40分に来て214番をもらった方は18時に呼ばれました。2時間公園で時間を潰していた、2歳4か月の男の子を抱えたお母さんは、もう6時の時点で子どもが眠くなってきてしまってぐずって困ったという話をしています。18時17分、6か月のお子さんを抱えたお母さんは、14時に整理券をもらって今終わったと、14時に整理券をもらって18時近くに終わって4時間かかっているのです。帰れなかった、ららぽーと富士見で時間を潰した、さっきまでぐずっていて大変だった、終わってほっとしているという、これが初日の状況です。夕方、多分部長もご存じだと思うのですけれども、この会場の前は赤ちゃんたちの泣き叫ぶ声で本当にお部屋の中にも入れない、市役所内をうろうろしているお子さんたち、保護者の皆さんがたくさんいらっしゃいました。 2日目、私びっくりしたのですけれども、昨日来て結局順番待ちがあまりにもひど過ぎて、昨日は諦めて今日もう一回来たって方が複数人いらっしゃいました。私、これだけデジタル化デジタル化と富士見市がDXを推進している中で、来ない市役所、こういうことをおっしゃって進めていただいている中で、こここそまさにデジタル化が必要なのではないかな、そういうデジタル化の恩恵を市民の利便性に生かせる場所なのではないかなと思いました。やはり整理券を1回もらって、そこからまた来なければいけないというのは本当に大変なのです。家で整理券がもらえたら来るの1回で済む、お子さんの面接あっても、二度手間にならなくて済むというふうに、これは口々にほぼ全員の方がおっしゃっていたのです。改善しないというふうに先ほどおっしゃっていたのですけれども、その辺はやはりもう一回考え直していただきたいな、検討していただきたいなと思うのですけれども、ご答弁をお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 整理券のインターネット配布についてでございますけれども、先ほども課題等というお話をさせていただきました。例えばなのですけれども、1人のお子さんについて1枚の発券というのは通常のやり方だと思うのですけれども、例えば念のためということであしたの分もとか、そういった複数枚発券しないための仕組みをどうするのか、またあるいは1人のお子さんに対して、そういったことを特定するのですと、事前のIDを付与しての手続とか、そういった部分もございますし、例えば今日整理券はもらったとしても、例えば体調、あるいは都合悪くなって翌日にする際、本日の分どうなるかと、二重に発券できない場合はどうするのかと、そういった部分もございます。また、中にはインターネット環境ない方もいらっしゃる、そういった場合についての対応ですとか、そういったこと様々ございます。 それと、先ほどお話しいただきました1時間当たり大体何人ぐらいというご案内をさせていただくのですけれども、どうしても15分で申請書類確認終わる方もいらっしゃれば、中には1時間かかる方もいらっしゃるということで、なかなかお時間の約束はできないというのが現状でございます。ですので、実際このぐらいのお時間という目安はお伝えをさせていただくのですけれども、職員のほうも一生懸命受け付けておりますけれども、どうしてもそこのとおりにはならないという部分がございます。 それともう一点、混雑緩和へのご案内ですけれども、毎年広報のほうでも、市役所混み合いますので、できれば水谷公民館とかふじみ野交流センター、また場合によっては、どうしてもやっぱり1日目、2日目は大変混み合います。ですので、ほかの日にご都合つく方はお願いしたいという形でのご案内のほうはさせていただいていますので、ご理解のほうお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 部長が今言っていただいたことは重々承知しております。それで、ただ10年たっても3時間待ち、5時間待ちというのが改善されていないのです。それで、様々なことはあると思うのですけれども、市長にお伺いしたいのですが、私、大人の人が待つのは多少待てるのかなって思うのですが、小さなお子様は30分が限界だと思うのです。それを1時間半から3時間、長い方で5時間というのは、富士見市の市民の方へのサービスという点でやはり改善が必要だと思うのです。今すぐにどれと私も言えないのですが、私この間ずっと取り上げている中で、埼玉県内面接がない自治体半分以上あります。また、期間が富士見市では5日間ですけれども、大体2週間から1か月間という長い期間でやっておりますいろいろな自治体があるのです。やはり何らかこの待ち時間の改善というところで、改善をする方向でほかの自治体の研究をしていただきたいと思うのですけれども、その辺今お伺いしたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) ただいま現状のヒアリングまでしていただいたということで、質問の中で様々なお声を伺いました。ありがとうございます。現状として、ただいま部長から答弁をさせていただいた状況を今後もずっと続けていくかということになれば、それは違うと私は思っております。しかしながら、今できることは何なのかというような、まず足元からやる必要があるということは重々感じておりますので、工夫、または努力、その利便性を高めるための可能性というものは、やはりこれだけの皆さんに富士見市の保育を責任を持って提供するという立場にありますので、工夫できること、努力することをしっかりとやりたいと、このように思います。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。私、決して責めているわけではないのです。現場の職員、献身的に面接していただいて、本当に優しい対応をしてくださっていたのは、私も現地に赴きまして肌で感じておりますので、何らかいい対策が検討できたらと思っております。 待機児童対策のことについてお伺いします。先ほど申請者数の内訳を、人数を聞いたのですけれども、現時点で申請者数が年齢別にもしお分かりになりましたらお答えお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 申し訳ございません。細かい数字については集計はしてございません。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ぜひ年齢別に集計していただきたいのですけれども、先ほど部長のほうから来年度の待機児童対策のほうを教えていただきました。低年齢児の施設が増えるのと、あと新しい施設で、こちらで何人、それぞれゼロ歳児、1歳児、2歳児で定員が増えるのかというのはお分かりになりますか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 低年齢児保育施設の受入枠なのですけれども、まず認定こども園に移行される谷津幼稚園、こちらのほうではゼロ歳が3人、1歳が15人、2歳が18人となります。また、新しくできる松濤保育室という小規模保育施設なのですけれども、こちらのほうでは1歳が9人、2歳が10人でございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。また、先ほど公立保育所第三で2歳児を拡大するというふうにおっしゃっていただいたのですが、何人拡大するのか伺います。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 第三保育所、例年ですと8人の受入れをさせていただいているところなのですけれども、募集として今回は12人ということで4名の拡大を予定してございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。このような形で来年度、新しい低年齢児の枠を増やしていただくということで、ただ一方で、やはり富士見市新しく移り住んでくる方が増えておりまして、特に1歳児の壁というか、復帰ができないという、待機児童というか、2桁の割合で出てしまったりと、1回目で決まらないという方が出てしまっているのが例年の状況です。実際に今の感覚でいって、この増やし方で今のニーズを全員受け入れられるという今日の状況なのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
子ども未来部長。
◎
子ども未来部長(
小日向哲也) 例年大変多くの方に新規の申込みいただいております。今年度、令和4年度のスタート時点のことでお話ししますと、待機児童数21人ということで、その前の年よりも減らさせていただいたところで、こちらについては民間保育施設のほうで1歳児の受入枠を拡大してもらったと、昨年度から本年度に向けて。また、今年度については、来年度に向けては先ほどお話しさせていただいたとおり、低年齢児保育施設のほうを拡大させてもらうということで、もちろん待機児童解消ゼロに向けての取組として実際のほうはどうかというのは、そのときになって実際利用調整を行ってみないと分からない部分ございますけれども、当然今年度よりも少なくなるように、そのために取り組んでいるところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) これも市長に伺いたいのですが、市長の公約の待機児童をなくすということがいつになったら実現されるのかというのが非常に大きな課題だなと、難しい問題であるというのは重々承知しているのですけれども、思っています。私、今回アンケートを取ってすごくびっくりしたのは、去年入れなかったから泣く泣く育休を延ばしたという方がすごく多かったのです。やはり本当は復帰をしたかったけれども、看護師とか専門職の人がすごく何人かいらっしゃいました。復帰ができなかったと、1年育休を延ばした。要は今部長がおっしゃった令和4年で21人の待機児童には含まれない隠れ待機児童の方がたくさんいらっしゃるということを踏まえまして、やはり安心して預けられる、戻りたい人が復帰できる、働ける場所というのは非常に富士見市でも整備していくことは大きな課題だと思っています。星野市長の待機児童対策、ゼロにしていくというところで決意をお願いします。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 市長になりましてから、平成28年になっていますが、平成29年度より、この状況の中でたしか六十数名が平成29年度の待機児童だったと思います。一方でっていいましょうか、人口を増やす努力を政策として戦略的に行っているわけですから、富士見市をお選びいただいて、お住まいをいただく方も増えています。この中で、しっかりと待機児童を減らしていくということを数年にわたって担当部、担当課によって努力をいただいています。民間の皆さんにも数多く設置をしていただくというような状況であります。ここ数年は20台にまで下がってきましたが、いまだゼロにならないということは内部でも議論をしております。その中で、谷津幼稚園や小規模の皆さんということで、令和5年に向けては明るい材料が見えてまいりました。これで手を緩めるわけにはまいりません。ご指摘のとおりだと思っておりますので、この状況の中で私どもはこれからも継続して努力をする、ゼロに向けて努力をするということでございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。 続きまして、大きな2のほうに、女性の人権について再質問をさせていただきます。(1)のDV専門の弁護士の方の配置につきまして、この間市民の方より、弁護士相談を受けたらもうちょっと様子を見たらと言われたという声が私の関係、お二人の方から聞きました。DVは非常に特殊な分野であることから、例えば市から紹介する際には法テラスでもDV専門の方がいるよとか、弁護士でもDV専門の人がいるというような、そういうアドバイスをしていただきたいと思うのですけれども、その点につきましてお伺いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 弁護士に相談する際に、そういった配慮をしたほうがということでございますけれども、できる限りその相談者に寄り添った形でそういったアドバイスに努めたいというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) (2)の配偶者暴力相談支援センターの専門医につきまして、現在のところは検討していないということでした。連携を行ってやっていただいていると思うのですけれども、実際に配偶者暴力相談支援センターに相談者が来た場合、どのように対応しているのか、まずお伺いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 配偶者暴力相談支援センターのほうに相談に来られた場合ということでございますけれども、先ほど弁護士のところで答弁申し上げましたとおり、最初に配偶者暴力相談支援センターのほうでご相談の内容をお聞きいたしまして、法的な対応が必要だということであれば、議員ご案内の法テラスのほうにご案内したりといった形で、そのケースに応じた対応をさせていただいているというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 弁護士のほうも紹介していただいているっておっしゃったのですけれども、ほかにも富士見市では、先ほどご紹介いただきました専門の女性相談、DV相談のほうを行っていただいております。その拠点として富士見市配偶者暴力相談支援センターがあると思うのですけれども、実際にDVの配偶者暴力相談支援センター、最初にお話を聞く職員の方というのはすごく専門性が求められるということを伺いました。DVの相談の課題として、何回も同じことを言わなくてはならないということが2次被害につながるということは、研修でも繰り返し言われているそうです。例えばこの曜日に来てほしい、生活の問題はあちらの課、この視点はやはり研修を何回も繰り返し受けると、2次被害だということの専門性というのが分かってくるらしいのですけれども、例えばこの配偶者暴力相談支援センターにいらっしゃる職員というのは、研修は年間どのぐらい受けられているのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 県のWith You さいたまのほうで年4回ほど研修を行っておりますので、その研修4回につきまして市の職員のほうを派遣させていただいております。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) また、今現在4回ということだったのですけれども、実際に緊急性があるかないか、どこにつなげるか、もうつなげるとしたら当日警察、医療機関行ってくださいというような判断をしなければいけないそうなのです。この判断は、誰がどの時点で判断しているのですか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 配偶者暴力相談支援センターでお伺いした内容に応じまして、緊急性があるようであれば警察、児童相談所などと連携して、また併せて市の庁内とも連携を図りながら、速やかに対応するように図っているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 私、ここに2020年の令和2年4月時点での県内17自治体、DV相談、配偶者暴力相談支援センターが設置された自治体における状況を調査した資料を手元に持っております。この17自治体で、国の補助金を活用して相談員配置しているところがほぼ全てです。川越市は3人、越谷市は1人、熊谷市2人、川口市4人、飯能市2人、朝霞市5人、志木市、これは事務職員が3人、女性相談員2人、八潮市5人、吉川市2人、ふじみ野市5人、鶴ヶ島市2人、深谷市1人ということで、プラス職員が深谷市は2人というふうに書いてあります。やはり職員がいらっしゃっても、専門の相談を受ける国の補助金を活用して相談員を配置しているのです。それだけDVの相談というのは緊急のものや、また専門性のスキルが求められています。今の状況でどういう検討が行われて相談員が配置されていないのかというのを改めて伺います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 先ほども答弁させていただきましたけれども、現状におきましてはDVに関する件数でございますけれども、現状の職員の対応で十分対応ができているというところの判断で、現状のところ婦人相談員の配置は現状していないというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) それでは、喫緊でどのぐらいのDV相談が受けられているのか伺います。5年分ほどお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 相談件数というところでございますけれども、本市の場合は週1回やっているDV相談というのと随時受け付けさせていただいている配偶者暴力相談支援センターと2つの窓口がございます。それで、配偶者暴力相談支援センターのほうにつきましては、令和2年11月から設置させていただいて、令和2年度につきましては年間23件、令和3年度につきましては75件、令和4年度11月までの状況でございますけれども、51件という状況でございます。 DV相談のほうの件数でございますけれども、平成30年度が258件、令和元年度が118件、令和2年度49件、令和3年度42件、令和4年度、現状のところ、11月末現在で26件という状況でございます。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) ありがとうございます。非常にたくさんの相談を受けていただいているということが分かりました。専門員の配置を行わないで大丈夫だという状況であるということだったのですけれども、現在、例えばこのDV相談行っていただいているところに職員というのは一緒に入って話を聞いたりしているのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) DV相談に関しましては、1名委託によってやらせていただいておりますので、そこに職員が入るということはございません。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) これも私、配偶者暴力相談支援センターやDV相談やっている自治体に聞いたのですけれども、専門員の方が相談を受けてくれるのはもちろん当然なのですけれども、その相談員や委託している業者からデータを集計して蓄積して分析していくのは市の職員の役割だと思うのです。女性の困り事から、どういう支援が必要か、こういう傾向があるから、相談員を増やしてくださいと要望できるのは課長や部長の役割だと思うのです。この点について今すぐできることとして、このDV相談にも職員を一緒に配置して話を聞き、またはデータを集計していくというようなシステムが必要だと思うのですけれども、その辺についてご見解をお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 失礼いたしました。先ほどの答弁で1名というふうに申し上げてしまったのですけれども、2名で対応しているということで訂正させていただきたいと思います。 相談につきまして傾向ということでございますけれども、詳細までの内容につきましては、ここでも申し上げられませんけれども、一応傾向というか、相談の件数についてはしっかり把握して、今後そういった婦人相談員の配置が必要であれば対応について検討していきたいというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) ただいま
協働推進部長より発言の訂正の申出がありました。 富士見市議会会議規則第64条の規定により、発言の訂正を議長において許可します。 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) 今必要ないということでしたが、私はこの婦人相談員、専門家の育成は非常に必要だと思います。これは、令和3年度の婦人保護事業の強化についてということで国が出している資料です。ここで、令和4年度国は、この婦人相談員につきまして予算を拡大して強化しようということで、配置している自治体に予算も拡大しております。私は、ぜひ研究していただいて、やはりまずは1人から配置をしていただくということを来年度検討の課題に、テーブルに乗せていただきたい、実施している自治体をぜひ調べていただいて、どのような効果があるのか調べていただきたいと思います。再度こういった国の補助金を活用することにつきまして、部長のご答弁をお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 婦人相談員の配置につきましては、繰り返しになりますけれども、相談件数の状況に合わせて対応を検討していきたいというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) また、一方で富士見市の件数を伺う中で、あまり伸びていないというふうに思いました。国では1.5倍に増えているのに富士見市が伸びていない主な要因として、まだまだ水面下に隠れている相談できない方がいらっしゃるのではないかと私思います。相談件数が増えてくれば、こういうことが自分だけではない、相談してみようと思う方も増えると思います。 周知啓発のことで1点ご提案したいのですが、蕨市がこのような12枚つづりのリーフレットを作っております。富士見市でもホームページで詳しく紹介していただいているのですが、改めてこのようなパンフレットなど周知啓発のパンフレットを作成して公共施設などに置くことも一助と思うのですけれども、ご見解をお願いします。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 議員ご案内のとおり、現状でホームページにおきまして、そのDVに関するところの周知は図らせていただいているところでございます。 それとあと、また市役所の1階の女子トイレのほうにDVの相談窓口ということのカードを置かせていただいておりまして、そういったところもやっている状況でございます。今後、蕨市のようなリーフレットが必要かどうかということについては、もし必要だということであれば、それについて対応を検討していきたいというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 宮尾議員。
◆10番(宮尾玲) すみません。最後に、大きな3の補聴器のことについて、ぜひ国や県に補聴器の補助制度を、富士見市でもやりますけれども、やはり東京都のように県でやっていただきたい、市長にそういった国や県へ要望していただきたいと思います。ご見解をお願いします。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 現段階で私、その意見に……
○議長(斉藤隆浩) 以上で宮尾玲議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午後 2時01分)
○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。 (午後 2時15分)
○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順8番、川畑勝弘議員の質問を許します。 川畑勝弘議員。 〔21番 川畑勝弘登壇〕
◆21番(川畑勝弘) 21番、川畑です。皆さん、こんにちは。また、傍聴者の皆さん、また
インターネット中継を御覧の皆さん、お忙しい中ありがとうございます。私、川畑勝弘の
市政一般質問を始めたいと思います。 まず初めに、大きな1番の……その前に、いつも熱が入ってしまうので、今日は冷静に質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。1番の自治基本条例についてです。(1)、自治基本条例は、各事業にどのように生かされているのかについてです。富士見市自治基本条例は、市民の市政への参加並びに市民及び市の協働を基調とした本市の自治の基本となる事項を明らかにすることにより、市民の知恵と力を生かした豊かな自治の推進を図ることを目的とするとあります。現在進められている多くの事業について条例に定める市民、市議会、市のそれぞれの役割について、本市の現状と今後の具体的な取り組み方を伺います。皆さんのタブレットの中に資料をつけさせていただきました。3つのトライアングルになっていまして、そこで協働のまちづくりということで示してあります。ぜひ見ていただければと思います。 (2)、富士見市ガーデンビーチ、びん沼自然公園、西出張所の代替え、シティゾーンなど市民が主体となってまちづくりができていないと考える。市民の声はどこに行ってしまったのか。市の見解を伺うについてです。本条例では、市民が施策の立案から実施及び評価に至るまでの過程に主体的に加わり、意思決定に関わるとされております。これまでの経緯と議会での議論や市民の声を踏まえて、今後どのように進めていくのか見解を伺います。 大きな2番です。鶴馬関沢集会所前の交差点の安全対策をについてです。(1)、2018年に一般質問をしたが、その後の進捗状況についてです。2016年も質問していました。また、2018年に議会でベルク関沢周辺の交差点が大変危険だということで、交通環境をしっかりと行ってほしいと質問してきました。ここでベルク側の歩道は拡幅されようとしています。一部現状のままになっています。そして、鶴馬関沢集会所周辺の問題については、前回の市長の答弁でも、集会所が手狭であるという話を町会から聞いている、事故のときには唯一東武東上線の下をくぐれる道にもなっている、総合的なところから見直しを図るということは必要と答弁がありました。また、集会所の前は変形している五差路の交差点で、交通量も多く、集会所の前は一旦停止した場合、対向車と擦れ違うことができない状況で大変危険でもあります。その後の進捗状況について伺います。1に、安全対策の現状は。 2つ目に、集会所を移設して交差点の改良を行うことについて伺いたいと思います。 大きな3番、市民緑地「御庵」を市民協働で自然環境の保全をについてです。(1)、自然環境の専門家や地域住民と連携して、保全すべきと考える。市の見解を伺います。今回の議会で提案もされている市民緑地御庵は、雨水やオオタカが子育てをしているなど、市民にとっては重要な自然環境です。そこで、地域住民からこの森を一緒に守りたい、専門家からは自然の再生と生態系の保護をしっかりと行いたいとの声もあります。市民の声に寄り添った緑地公園の管理についてどのように検討していくのか、市の見解を伺います。 大きな4番です。びん沼自然公園の再整備事業についてです。(1)、六価クロムの調査についてですが、①の調査の状況はについてです。びん沼自然公園における止水壁を設置する工事に当たり、セメント系の材料により改良を実施しているが、その中で六価クロムによる生態系の影響も考えられる。それらに関する調査についてどのように行っているのか、市の見解を伺います。 ②、水質調査はどのように行っているかについてです。環境省では、現状を調査しなければならないということである。どのように水質調査を行っているのか、市の見解を伺いたいと思います。 (2)、展望台ができたが、今後、安全な管理体制が必要と考えるが市の見解はについてです。展望台は、13メートルの高さがあり、転落等の事故も考えられます。転落防止対策や日々の安全管理体制については、今後どのように行っていくのか伺いたいと思います。 (3)、これまで、市民の声を聴いてきたが、市が想定している利用者数よりも少ないと懸念する。工事を一旦中止し、市民の声を聴き、計画の見直しを行う考えがあるか伺います。令和4年6月定例会の一般質問においても同様の質問させていただきました。びん沼自然公園の整備に関しては、一旦工事を中止して、市民の声を聞いて計画の見直しを行うべきと考えます。市の見解を再度伺いたいと思います。 以上、壇上での質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 川畑議員ご質問の大きな1点目の(1)、自治基本条例は、各事業にどのように生かされているのかについてお答えいたします。 自治基本条例は、市民の知恵と力を生かした豊かな自治を推進するため、情報の共有、市民参加、協働を基本原則として、市民、市議会、市それぞれが役割を担いながらまちづくりを進めていくことを定めております。市民は、社会経験を通じて得られた様々な技術や能力を生かし、まちづくりに主体的に参加することが求められていることから、現状では町会等の地域活動や市民参加手続として定められている審議会や説明会、市民意識調査、ワークショップ等へ参加していただいております。市議会においては、市民の意思が市政に反映されるよう、市政運営が適正に行われているか調査監視する役割を担っていただいております。そして、市は市民が市政に参加する機会を保障し、その拡充に努めるとともに、市民の意見や提案を総合的に検討し、適切に市政に反映させなければならないことから、現状は審議会や説明会、市民意識調査、ワークショップ等の市民参加手続の機会を設けるとともに、パブリックコメントにより得られた市民の意見を勘案しながら各種施策を推進しております。今後におきましても、本条例に基づく市民参加、協働の推進に努め、市民の意見を適切に市政に反映させるまちづくりを進めてまいります。 続きまして、川畑議員ご質問の大きな1点目の(2)、富士見ガーデンビーチ、びん沼自然公園、西出張の代替え、シティゾーンなど市民が主体となってまちづくりができていないと考える。市民の声はどこに行ってしまったのか。市の見解を伺うについて、旧富士見ガーデンビーチを所管する立場で答弁いたします。富士見ガーデンビーチの在り方につきましては、富士見ガーデンビーチ運用に関する市民検討会議、市民懇談会、富士見市スポーツ推進審議会や富士見ガーデンビーチ運用検討報告に対する意見募集など、様々な機会を通じて市民の皆様からご意見をいただき、検討の経過については
ホームページ等で公表し、市民の皆様へ情報発信を行ってまいりました。その中では、子どもたちのためにも工夫しながら運営を続けてほしいなど廃止に反対する意見、また老朽化や維持管理費の大きさを知り、廃止はやむを得ないなどのご意見もいただきました。このような市民の声を踏まえ総合的な判断の下、令和3年第1回定例会へ条例の廃止について議案を上程し、市議会において慎重審議いただいた結果、賛成多数にて可決されましたことから、適正な手続に基づく決定であったと認識しております。 なお、今後予定されている富士見ガーデンビーチ跡地の整備におきましても、自治基本条例にのっとり、市民懇談会や説明会など市民参加の下、市民の皆様の意見を反映するよう進めてまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 続きまして、議員ご質問の大きな1点目の(2)、自治基本条例について、びん沼自然公園、シティゾーンを所管している立場からお答えいたします。 びん沼自然公園整備事業につきましては、会議等における市民の方々との意見交換や市民説明会でのご意見をいただきながら事業を進めております。また、シティゾーンの産業団地整備につきましても、地権者説明会、市民説明会を開催させていただきました。その中で治水対策強化のご要望等もいただいておりますことから、さらなる対策として地区内に整備する公園を活用した治水対策も併せて講じるよう要望しているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 市民部長。
◎市民部長(塩野英樹) よろしくお願いします。続きまして、議員ご質問の大きな1点目の(2)、自治基本条例について、出張所を所管している立場からお答えいたします。 先ほど
協働推進部長の答弁にもありましたように、審議会等への参加やパブリックコメントへの意見提出などを通じて市民が市政に参加し、市がそれらの意見や提案を総合的に検討し、適切に市政に反映していくことは、より利便性の高い行政サービスを提供する立場にあるものとして十分認識しているところでございます。現在、一時閉鎖をしております西出張所でございますが、これまでも多くの市民の方から様々な声を踏まえながら、少しでも手続に関するご負担が軽減されますよう、証明書のコンビニ交付や収納チャネルの充実、障がいがある方や
子育て家庭に関わる医療の現物給付化など、代替環境の整備に努めてまいりました。今後におきましても、これまでの代替手段に加え、DXの推進やマイナンバーカードの普及促進を図りながら、行政サービスのさらなる利便性の向上に取り組むとともに、自治基本条例の基本理念を踏まえ、市民の様々な声の市政への反映に尽力してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。ご質問の大きな2点目、鶴馬関沢集会所前の交差点の安全対策をの(1)、2018年に一般質問をしたが、その後の進捗状況についてご質問いただいておりますので、お答えいたします。 議員ご指摘の交差点につきましては、県道ふじみ野朝霞線に接続する市道第1020号線と市道第1044号線及び市道第1030号線の4つの路線が交差する五差路となっております。安全対策の現状につきましては、県道横断用の押しボタン式信号機や、集会所側には歩行者防護のための待避所、ガードレール、ポストコーンなどの安全対策を講じております。また、本交差点においては、複数の議員の皆様から安全対策に関する問合せが寄せられておりますが、本交差点の角の住宅において開発の意向を確認したことから、県道及び市道第1020号線の道路拡幅について土地所有者と交渉したところ内諾が得られ、拡幅整備に向け準備を進めているところであります。 続きまして、集会所を移設して交差点の改良を行うことについてでございますが、交差点改良を行うためには集会所や周辺の用地買収等に大きな予算が必要となること、また本交差点が変則的な五差路であることから、改善に伴う交通規制などの検討が必要となりますので、交差点改良には多くの時間を要するものと思われます。したがいまして、現在できる対策といたしまして、市道第1025線の拡幅整備を進めながら、引き続き交通安全に努めてまいります。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 議員ご質問の大きな3点目の(1)、自然環境の専門家や地域住民と連携して、保全すべきと考える。市の見解を伺うについてお答えいたします。 市民緑地御庵は、広大な斜面林と湧水のある大変貴重な緑地と位置づけており、現在緑地の保全と湧水付近にオープンスペースを設けて市民開放を行っております。この緑地の取得後につきましては、湧水との一体的な活用方法や事業手法、適切な管理運営方法など、市民の皆様により親しんでいただくために幅広く検討する必要があるものと考えております。今後、山林調査を行い、その結果を踏まえて庁内で議論し、地域住民の皆様や環境団体、民間事業者も含めてご意見をいただきたいと考えております。 続きまして、大きな4点目の(1)、六価クロム調査について、①、調査状況は、②、水質調査はどのように行っているのかについてお答えいたします。パークゴルフ場の止水壁については、強度向上を目的にセメント系固化材を1立方メートル当たり80キログラムを使用するため、現地発生土と固化剤を同じ割合で混合させたサンプルにて六価クロムの溶出試験を行いました。結果は、土壌環境基準値である1リットル当たり0.05ミリグラム以下に対し、分析の下限値である1リットル当たり0.01ミリグラム未満であったことから安全を確認し、土壌調査を終えております。 水質調査に関しましては、汚濁水を排出することがないことや水質汚濁防止法の規制対象となる指定施設に該当しないことから、本工事におきましては実施しておりません。 次に、(2)、展望台ができたが、今後、安全な管理体制が必要と考えるが市の見解はについてお答えいたします。遊具の安全に関する基準では、1.5メートル以上の落下防止柵を設置するよう定められておりますが、本展望台は地上から13メートルの高さがあるため、1.8メートルの落下防止柵を設置した上、上部にはネズミ返しを設置し、安全性の確保に努めてまいります。また、管理体制については、構造的な安全の確保はもとより、夜間は施錠する等の対策を講じる予定としております。 次に、(3)、これまで、市民の声を聴いてきたが、市が想定している利用者数よりも少ないと懸念する。工事を一旦中止し、市民の声を聴き、計画の見直しを行う考えがあるか伺うについてお答えいたします。びん沼自然公園整備事業につきましては、青年の家跡地の活用、びん沼自然公園の活用及び川の国埼玉はつらつプロジェクトの整備内容などに関する事項について、平成29年度から令和2年度にかけて青年の家跡地等整備推進会議を開催し、市民の方々と意見交換を重ねてまいりました。現在、公園管理施設や展望台の建築を完了し、大型遊具やパークゴルフ場の仕上げ工事に着手しており、水辺空間の活用創出、自然を活用した体験の場の創出、地域の魅力向上活性化を基本的な考え方として、新たな交流拠点の整備を進めてまいります。
○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ありがとうございました。それでは、再度質問をしていきたいというふうに思います。 まず初めに、1番の自治基本条例について伺いたいと思います。まず、この条例については、本当によく読むといい条例だなというふうに感心をいたしました。そして、皆様のお手元にもこの三角になっているトライアングルの図があるわけですけれども、本当にこのまちづくりの担い手としての役割という中で、ここに市民の権利、市議会の役割、市の役割ということで書いてあります。 そこで、1つ条例について伺いたいと思うのですが、第3条の市民及び市は、まちづくりに関する情報を共有することを基本とするというふうに書いてあります。情報とは、市政運営に関わる情報だけではなく、市民の公益活動に関わるものも含んで、その情報を市民と市が相互に提供したり発信することで、意志の疎通を図り信頼を深めることが必要ということが記載されているわけですけれども、それについて私はなかなかそこまで至っていないなというふうに感じるのですが、様々な課題の中でどう検証しているのか伺いたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 第3条、情報の共有の原則というところのご質問でございますけれども、市民の皆様におかれましては、様々な公益活動、ボランティア活動をしていらっしゃること、また町会やまちづくり協議会を含めまして、そういった市民の方々の活動に基づく情報というのもあると思いますし、また市のほうでは市政における情報というところで、例えばですけれども、市民の皆さんと共有するために協働によるまちづくり講座等を行っているという状況でございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 次に、第4条を伺います。第4条は、市は市民参加の機会を保障し、市民の意思を市政に反映することを基本とするというふうに書いてあります。この中では、市民が施策の企画立案から様々いろいろ声を聞いて反映をするということで、そして最後に、市は市民参加の機会を保障するために、市民の意思を市政に適切に反映することを原則として定めていますということが説明されているわけですけれども、それについては市の見解を伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 第4条、市民参加の原則についてでございます。市民参加の機会ということでございますけれども、市では一つ市民参加の方法として、例えば市民意識調査を実施したりですとか、また市民検討会議、または公募委員を含めました審議会等を設置することによって、市民参加の機会の拡充に努めているところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 次に、第8条、これ市議会の関係になります。市議会は、直接選挙により選ばれた代表者である議員によって構成される意思決定機関であるということで、市民の意思が市政に反映されるよう努めるというふうに書いてあります。これで説明としては、地方自治法に定める議会の権限や機能などを行使していくことと定めているわけですけれども、それについては見解を伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) こちらの市議会の責務というところでございでございます。今議員ご案内のとおりでございますけれども、また一方ではきちんと市議会基本条例というのも定められていると思いますので、そういったところで市議会の責務というところはしっかり果たされていくのかなというふうに考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ありがとうございます。それで、私は何でこれを伺ったかというと、先ほどこの質問の中にある富士見ガーデンビーチ、びん沼自然公園、西出張所の代替、シティゾーンということでそれぞれの見解を伺いました。その中で、例えば先ほどのガーデンビーチについても、市議会で決定したからと、議決したからというふうに最後に述べていて、確かにそのとおりであるのですが、それまでのプロセスが全く市民の声がどうだったのかというのが議論されないまま、市民の声が反映されないまま進められていることや、次にびん沼自然公園についても、市民の意見を聞いて説明を進めているということでありました。そういった中でも、確かに説明会はありました。しかしながら、この間のそもそもの青年の家跡地利用審議会の中でも、5回目までは自然を守ってくれという中で進めてきたものが、6回目にはパークゴルフ場を造るという決断が下された。その後に様々な議論をしても、全く市のほうでは市民の声は取り入れてくれない、なおかつ今現在でいけば、説明会を行ってほしいという陳情も出されました。議会でも可決しました。しかし、説明会を行わない。そして、この間に今度9月議会の中でも予算を増やすということでも議論がありました。それについても、工事の変更があるにもかかわらず市民にも説明をしない。そして、説明もしない中で意見も聞かないという状況に今なっているかなというふうに思っています。 そして、シティゾーンについては、この間にシティゾーンについても、市の取組でもありますけれども、埼玉県の事業ということで、ぜひ県も来てほしい、話を県にも聞きたい、そして市長にも話も聞きたい、こういった話がありました。しかしながら、市民の声が全く行き届いていないと、なかなか受け止めてくれない、これが実態でありました。 そして、西出張所につきましても、西出張所、これも陳情が採択されました。しかしながら、市民の声どこ行ったのかなと、市民は先ほど説明がありましたDX、マイナンバーカードを促進して利便性の向上を図っていくということであったのですが、しかしそれについていけない方も多くいます、まだ。その少数意見をしっかりと受け止めるということも重要だと思う。そこの中で、今陳情で採択をされ、議会としても考えてほしいということが出されたわけです。 そういった中での取組の中で、この自治基本条例の中で見れば全く今のこの三角形になっているトライアングルがいびつなトライアングルになっているのではないかなというふうに考えられるわけですけれども、その点について見解を伺いたいと思います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 富士見ガーデンビーチにつきましてですけれども、先ほどご答弁申し上げたとおり、市議会において可決されたということでございますけれども、それまでのそこに行き着くまでの市民参加の在り方、また市民参加手続というところにつきましては、自治基本条例にのっとりまして、市民検討会議ですとか市民懇談会、スポーツ審議会、そのほかパブリックコメントに当たるところについてですけれども、その運用検討報告に対する意見募集などを行って、市の対応につきましてはホームページで公表し、市民の皆様へ情報発信を行ってきたというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 今ガーデンビーチの話だけありましたけれども、ガーデンビーチについては確かに意見も聞いてきた、学校の子どもたちにも聞いた、しかし、プールは残してほしいとかという意見は全くなくなってしまった。また、ガーデンビーチの最終日については、多くの参加者の方もガーデンビーチを継続してほしい、またこういうプールを造ってほしいという声もありました。そういった声はどうしたのかというところにつながるわけですけれども、そこら辺の見解はどのようにまちづくりとしては考えていくのか伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(古寺優一) 市民の意見ということでございますけれども、市は当然条例に基づきまして市民参加の機会を拡充するという責務がございます。また、市民の意見及び提案につきましては、総合的に検討して適切に市政に反映されなければならないということで条文にもうたってございます。そこで市民の皆様の意見というのはいろいろ賛成反対ということもあると思うのですけれども、そういったところを総合的に検討し、結果を出さなければいけないものですから、それをもしそぐわないことであれば、ちゃんと市の考え方を提示した上で意思決定をしていくというところでございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 今幾つかある中でガーデンビーチの話があったので伺ったのですけれども、しかしながら、今意見がそぐわなければというところでは、大きく意見が食い違っているかなというふうに思うわけで、しかし、このガーデンビーチについても跡地利用も全く見解も出されていないというのが実態です。そういったところも含めて、その点については細かいことについてはまた改めて伺うとして、この自治基本条例について今るる話をしましたけれども、改めて市長に伺いますけれども、この間に私が今言いました、やはり様々な施策をするに当たって、確かに市のほうも審議会とか様々な市民を呼んで話を聞くということはされているかなというふうに思うのですが、しかしながら、細かい点についてはそれぞれの事業について話を聞く機会が、市民が本当に納得ができるところでは全くない状況が幾つもの事業であるわけで、そういったところで今自治基本条例でトライアングルになっている、そして我々は市民の声を反映できるように議会でこうやって提案をしているわけですけれども、そこを市民と議会が一緒になったところで、やはり行政がどう考えるかというのが重要かなというふうに思うわけで、この自治基本条例の考え方について市長に改めて伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) ご質問の趣旨は理解をするところでございますが、私どもは市民の皆さんのご意見を無視をしたり、どこへ行ってしまったかというような迷子にするようなことはいたしておりません。私どもは、聞く耳をしっかり持って、それぞれの事業、事案、または制度等、しっかりと内部で議論をしながら市民の皆様とのキャッチボールをさせていただいて、議会の皆さんの審議、審査をいただくという流れをしっかりと徹底させていただいております。今日ここで、21人の議員の皆様とこの場で議論をしていることもこの一つであり、我々は市議会、私も市民の皆さんから選ばれてここにおります。私は、私の権限をもって誠実に市政運営に当たっているということを申し上げたいと思います。それは、そのベースに自治基本条例にのっとった市長である、自治基本条例を尊重する市役所、市政運営であるということを申し上げたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 再度伺いますけれども、今の話も市長とすれば確かにそのとおりだというふうに思います。しかしながら、今の進め方、中身についても、我々議会でもこの陳情が採択された以降、例えばびん沼の問題、そして西出張所の問題、これについても議会としても示したわけで、市長の判断として指示ができないのかと、例えばびん沼自然公園説明不足なのだから、工事が変更されて説明不足ということもある、だから説明会を求めるという中身もあるわけで、そういったところも含めて説明責任が果たされていない、私はそういうふうに思っているわけで、そこでやはり市長として、そこは指示ができないのかと。西出張所もそうです。いろいろ署名が出されました。しかし、そういった声が多くある中で、やはり政治的な判断でやることができるのではないかというふうに思うわけですが、その点についていかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 私の政治的な立場は、皆様ご存じだと思います。私は、市長選挙の中でしっかり公約を訴えまして、この場におるわけであります。私の政策によしと、良ということで、私ここにおるわけでございます。そして、この政策を行うに当たりまして様々なご意見があるのは承知をいたしております。これを無視していることは一切ございません。内部の中でも皆様からいただいた意見や陳情可決をいただいた事案等につきましても議論をさせていただいております。これらをしっかりと総合的に判断した上で、この事業を進めるべし、いや少し待て、改善すべき点があるだろう、このようなこともしっかりと行っております。私どもは、決して市民の皆様を無視をしながら進めていることは一切ございません。こうした状況の中で、我々が取るべき仕事というものをしっかりと見据えながら前へ進めさせていただいております。個々のそれぞれの事業の事案について様々ご意見があり、それに応えるべく我々も取り組むということは間違いないことであります。しかしながら、100%のご同意を得られるかどうかについては、私は自信がございません。100%の同意を得られる事業というものは、この議会を通じてもやはり反対をいただく、当初予算につきましても全員賛成ということは一切これまでございませんでした。そうしたご意見も皆様から頂戴しております。また、どの会派の皆さんからも私は耳をそばだてる耳を持って皆さんとの面談をするということを心がけています。こうしたことにつきましては、私の姿勢はぶれることなく、市民の皆様から選ばれた市長であり、自治基本条例の上に乗った市政運営を展開しているというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 今の市長の話は分かりました。しかし、私はまだ本当に今の市民の思いが伝わっていないのではないかなというふうに思っていますので、ぜひ今後、まして9月議会で私たちもびん沼の問題についても、議会としても提出したということもある中で、やはり説明不足があるのかなというのは十分あり得るのかなというふうに思います。ぜひこの自治基本条例に基づいてやっていただきたいというふうに思います。 次の質問に行きます。大きな2番の鶴馬関沢集会所前の交差点の安全対策をについてです。先ほど市道第1020号線の拡幅を準備しているということが話がありました。そこの拡幅は分かりました。あと、県道のほうの部分についても一部残っている部分もあるのかなというふうに思うわけですが、その点についてはどのように考えているのか伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) 今回の県道の部分についての拡幅につきましては、建築に伴って交代のご協力をお願いしたところ、了解が得られたものでございます。そして、今一部残っている部分につきましては、開発の部分には当たらないのですが、そちらの部分につきましてもご協力をお願いしてまいりました。しかし、まだそちらについてはまたさらにお隣との境界の関係もございまして、確定していないところがございます。よって、今回は協力することはできないという返事をいただいたものですから、その分については残ってしまっているという状況でございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) それで、一部残るというところでは、今後いつ頃というめどというのはあるのか伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) 一部残っているところはいつ頃ということなのですが、こちらにつきましてはご存じのとおり県道の部分になります。また、今申し上げたとおりにまだ隣地との境界が確定していないということなので、そちらが確定してからでないとお話が進まないという、そういった状況でございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 隣地との境界が確認でき次第、その後に相談をしていくと、いずれは拡幅という展望が見えるということでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 建設部長。
◎建設部長(森田善廣) 議員のおっしゃるとおりでございます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 次に、②番の集会所を移設しての交差点の改良をということで答弁をいただきました。しかし、以前に質問したときに市長からもいろいろ話を伺って、担当が違うのですけれども、集会所が手狭になったということも、町会の中からも多く言われている話もあって、2018年にも話をしたという経緯があります。その後、今後どうしようかということになろうかというふうに思うわけですが、そこにつながるということは、そこから移動するのか、ずれるのかとか、そういうことも考えられるわけですけれども、その点について検証とかしてきたのか、その点について集会所担当のほうで、市長のほうで伺います。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 私の発言でございますので、部長ではなくて私が答弁させていただきます。 鶴馬関沢集会所、それから鶴馬3丁目の打越集会所、ここを活動拠点とされている中で、鶴馬関沢町会の皆さんの中から、もう三、四年前になりますが、こういうお話をいただいたのは事実でございます。今の鶴馬3丁目の打越も今申し上げたのは、2つを1つにしたらどうだろうかという、それは当時の方の発言です。そういった先進的なご発言をいただきましたので、その時点でどうこうと、手狭ではあるが、将来そうしたことも、2つある集会所を1つにして共有で使ったらどうかというご意見がそのとき個人の方から出ました。それをもってたしかこの発言をしたのだと思います。したがいまして、まだその集会所の、今の話、2つを1つにするとかという議論につきましては、正式なものではございません。当時そういう話を受けたということを庁内でもしたし、ただそれを政治的なプロセスに乗せたというわけではないので、ご理解いただきたいと思います。 したがいまして、この道路につきましてはご指摘のとおりでございますので、ただいまご協力をいただいた、みずほ台から行くと左側のおうちのご協力をいただけたことは大きな前進だと思っております。今後、まだご協力をいただけそうなお方でもございますので、しっかりとそれぞれの条件を整えながら、ご指摘いただいたような問題を解消できるように努力したいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ぜひお願いしたいと思います。 次に、大きな3番の市民緑地の御庵の森の関係について伺いたいと思います。先ほど湧水の保全とかオープンスペースとかということでやっていくという話がありました。市の活用方法、管理運営についての検討もそれぞれ市民の方からも話を聞いていくということでありました。そこは、環境団体とか、例えば生態系保護協会とか、それに今度は環境の問題で携わっている人とか、ぜひあとは市民の方、地域の方と話を聞いていただきたいというふうに思います。そこを踏まえて、事業の今後の手法はどのように考えているのかというのを、市の考えを伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) この市民緑地御庵につきましては、本当に市街地にある大変貴重な緑地でございます。それにつきましていろいろな観点から、それについては検討していきたいと考えております。基本的には緑地については、貴重な緑地ですので保全していくと、その後民家と宅地のほうもご寄附いただけるということになっておりますので、そういったところの、市としては新たな交流拠点として憩いの場というようなことで検討を進めたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 今憩いの場ということでありました。今の環境の問題でいくと、あそこにはオオタカが生息というか、オオタカがいるということで、子育てをしているという、時期的には4月から10月ぐらいの間に子育てをして巣立っていくという流れが今もあるわけですけれども、そういうところを考えると、やはりこの自然環境、簡単にはいかないかなというふうに思っています。 そこで、実際この事業の話は今大まか何となく聞きましたけれども、この管理運営についてはどういうふうにしていくのか伺えればと思います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 管理運営ということでございます。そこにつきましても、一体的な利用という中でいろんな手法があるかなとは思っております。そういったことをいろんなところで意見をお聞きしながら決めていきたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 一体的な利用というのはどういうことですか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 一体的な利用というのは、今の御庵の緑地、また今後ご寄附いただく宅地、古民家等とそれが一体的になっておりますので、そちらについて新たな交流拠点ということで、一体的な利用というところで検討してまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) この管理運営についてはどのように進めるのか伺います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 管理運営についてもいろんな手法があるかと思います。官民連携ということもございますし、そういった手法もいろんな角度から検討してまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ここの森の問題については、本当にシビアな問題にもなるのかなというふうに思います。実際ここ今オオタカがいるという中で、オオタカというと県の指針があるかなというふうにも思います。この猛禽類に関する問題については、猛禽類の保護の進め方、このオオタカの保護についての指針を作成していて、それに基づいてやっていくというところになると、県のほうの判断も必要なのかなと思うけれども、県との協議はどのようになっているのか伺いたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) まだそういった県との具体的な協議には至っておりませんが、当然今ご紹介のあった県の保護指針、そちらを確認しながら、今後県との協議に入っていくものと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ここの森を購入するということは本当によかったというふうに思うのですけれども、管理運営、先ほどオープンスペースにしたりとか様々な利用をするとなると、最終的にはこのオオタカにも影響するということにつながるかなというふうに思います。県との協議はこれからということであるのですが、富士見市としてこのオオタカをしっかりと守るという点では、どのように考えて進めていくのか伺います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 先ほどの答弁と重なりますけれども、市としても県の保護指針というものをしっかり確認しながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 富士見市では、営巣の時期があるということで、やはりいろんなイベントとかやるという、それはそれで全体的にはいいと思うのですけれども、でも最終的にはここを生息を維持管理するということは、本当に慎重にしていかないといけないし、またオオタカの生息の環境の保全、そして復元、創出の地域の対応方針ということで県のほうで方針を出していて、環境と生息する土地利用の推進というのがあるわけですけれども、そういった県の指針に基づいて、この関係団体とか、そして保護団体とか、または生態系保護協会も含めて一緒に考えながら進めていくということでよろしいでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 大前提といいますか、県の保護指針を確認して、ご意見とすれば市民の方とか、そういった団体の方にもご意見をお伺いしたいと考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 御庵については最後なのですが、今の話を全体的に踏まえて、今後この御庵の森をどういうふうにしていくかという問題については、先ほどお話しした自然再生、生態系保護とか、専門家から意見も聞いて、そして地域住民からも聞く、そしてどういうふうに進めていこうという計画を考える、そして最終的にはこの事業を進めていくというところでは、今一緒に考えてきた人たちと一緒にこの森を守っていくということでよろしいのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) この御庵の緑地というものは大変貴重なものと考えておりますので、この森を守っていくということで考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) ぜひ県ともしっかりと話をし、そして関係団体、または自然を考える人たちとも議論をしながら進めていっていただければなというふうに思います。 次に、大きな4番のびん沼自然公園の再整備について伺います。(1)番の六価クロムの調査について先ほど答弁がありました。0.01未満だったので、大丈夫だったということで、今後工事をする前にやってきたことは本当によかったというふうに思うわけですが、時間がたった後に実際どうなのかという点についてはどうなのか伺いたいというふうに思います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 試験の結果で基準値以下ということでございましたので、施工後の試験は不要ということになっております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) では、この六価クロムの発生をしないということで、絶対そういうことはないということでよろしいのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 発生をしないということではなくて、試験の結果、基準値以下でございますので、そこについては必要がないと、今後についての調査は必要がないということになっておりますので、それに従っていくということです。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 質問が悪かったと思います。再度聞きますけれども、基準より下だったので、もうこれ以上の調査する必要はないと、もう大丈夫だよということなのでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 基準値以下ということであれば、そういうことだと認識しております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 次に、②番の水質調査について伺います。 先ほど答弁の中では、水質汚濁法の規制対象ではない施設ではないということで、やらなくていいよということがありました。しかし、私、この間のこの六価クロムについては、国土交通省と環境省、何回も話を聞いたのです、実は。聞いた話では、土壌調査については、先ほど部長がおっしゃったように、工事をやる前にやって、しかし1か所ではなく、距離が長かったら何か所か数か所に分けてやらないと土の性質が違ってくるので、それは本来はやってほしいというような話もあったわけですけれども、その点についてはどうだったのか伺いたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 水質汚濁防止法につきましては、こちらの止水壁が排水をするものではございませんので、この水質汚濁防止法の法に基づいての調査は必要がないということで考えております。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) よかったです。この間に環境省の話でも、全体的なこの事業の全体の話をしました。話をすると、水がたまる施設の中に、調節池の中でこういう工事をするのはあり得ないという話だったのです。あり得ない話であると、それはあり得ないのは何の理由なのですかと言ったら、水質汚濁法に関わる環境基準の見直しということで、人の健康保護に関する環境基準というところでの話を聞きました。そういったところで考えれば、まず工事をする前の水質検査をする、そして工事が終わった後に再度水の流れが形が決まったときにもう一度やると、ここでちゃんと水質に問題がないか最低限やってもらいたいというのは環境省の話でした。なので、水質汚濁法に関係ないとかという問題ではなく、またこの六価クロムの関係でいくと、見直しについて記載されている中身は、公共用水の水域、水質汚濁に関わるというところで、公共用水というのもそういう地下水も全て含んでいるということなのです。それについては、なのでやるべきだというふうに言われているわけですが、その点についていかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 環境省が言われている水質汚濁防止法に基づいてという見解が私のほうでは理解はできないというか、分からないところでございます。一般的な河川工事においても、こういった改良とか、そういったことはあると思っております。現時点で我々は、国土交通省の試験要領に基づいて行っておりますので、環境省でそういった基準の変更等あれば、それに従うべきだと思いますけれども、現時点においては排水ではございませんので、試験を行うことはございません。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 国土交通省と環境省と、またこれは別なのです。別で、国土交通省は土壌調査をする、環境省は水なので、別の話なのです。なので、六価クロムというところでいくと、公共用水域の水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準というのがあって、それに基づくとそういう六価クロムの可能性があるのであれば、水質の検査もしなければいけないというのが、これは環境省。だから、国土交通省だけではないのです。だから、両方必要なのですよ。そこは理解していただきたいのですが、その点について再度考え直してほしいのですが、いかがでしょうか。
○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。
◎都市整備部長(落合慎二) 水質汚濁防止法の規制対象となるというものは排水があったり、対象はそういったものが指定されると思っておりますので、今回私どもでやっている止水壁については、そういった対象施設ではないという理解でいます。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 部長と話ししていると違ってくるので、市長に改めて伺うのですが、水質汚濁の基準の見直しが令和4年4月1日になって、そのときには公共用水域の水質汚濁に係る人の影響というところで改めて基準も変わったということなのです。なので、環境省に聞くと、今のうちの富士見市の状況を言ったら、ここはやっぱり水質も検査してもらいたいという話があったのです。だからそこは、なければ問題ない話なのです。だから、そこの不安があるからこそ言っているというところで、水質汚濁法で言えば、先ほど言った関係ないという可能性もあるかもしれないですけれども、しかし公共用水、地下水とか、そういったところもため池も含めて言っているというふうに環境省も言っているので、その点についてぜひ考えていただきたいのですが、市長の見解を伺います。
○議長(斉藤隆浩) 市長。
◎市長(星野光弘) 申し訳ありません。水質環境に関します環境省の今お話を伺っていましたが、私はそこを承知してございません。今日の答弁の中で部長がお答えをさせていただきましたとおり、土壌につきましては安全を確認したということであり、水質につきましては水質汚濁防止法の規制対象とならないと、該当しないということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(斉藤隆浩) 川畑議員。
◆21番(川畑勝弘) 時間もないので、今回の私の質問の中で、自治基本条例から始まりました。なぜ自治基本条例最初にやったかというと、ここの1、2、3、4というのも含めてやはり市民の声を聞いてほしいというところで、今回自治基本条例をまず一番初めにしました。そして最後に……すみません。ここで終わります。
○議長(斉藤隆浩) 以上で川畑勝弘議員の
市政一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 (午後 3時15分)
○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。 (午後 3時15分)
△散会の宣告
○議長(斉藤隆浩) 以上で本日の日程は終了いたしました。 明日も午前9時30分から本会議を開き、引き続き
市政一般質問を行います。 本日は、これをもって散会といたします。 (午後 3時16分)...