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02月09日-01号

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  1. 富士見市議会 2021-02-09
    02月09日-01号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年  第1回 定例会           令和3年第1回定例会議事日程(第1号)令和3年2月9日(火曜日)午前9時30分 開議   開   会議会運営委員会委員長報告日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定議長諸報告  ・地方自治法第121条の規定による説明員一覧       ・例月出納検査の結果報告(11月分、12月分)       ・請願・陳情の処理経過及び結果の報告について       ・議員派遣(派遣第3号)の中止について令和3年度富士見市施政方針及び富士見市教育行政方針提出案件の公表日程第 3 陳情の常任委員会及び議会運営委員会への付託日程第 4 議案内容説明散   会出席議員(21名)     1番   佐  野  正  幸         2番   吉  原  孝  好     3番   上  杉  考  哉         4番   田  中  栄  志     5番   根  岸     操         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   小  泉     陽     9番   伊 勢 田  幸  正        10番   寺  田     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   津  波  信  子    15番   深  瀬  優  子        16番   加  藤     清    17番   篠  田     剛        18番   勝  山     祥    19番   今  成  優  太        20番   小  川     匠    21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  総 務 部長   古  屋  勝  敏      総 合 政策   水  口  知  詩                          部   長  自 治 振興   古  寺  優  一      市 民 生活   清  水  昌  人  部   長                   部   長  子ども未来   新  山     司      健 康 福祉   鈴  木  貴  久  部   長                   部   長  まちづくり   落  合  慎  二      建 設 部長   森  田  善  廣  推 進 部長  会計管理者   塩  野  英  樹      監 査 委員   小 日 向  哲  也  兼出納室長                   事 務 局長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   林     み ど り  教 育 部長   齊  藤     宏本会議に出席した事務局職員  局   長   本  多  忠  嗣      次   長   吉  田  知  央  主   幹   大  熊  経  夫      主   任   秦     麻 里 奈  専 門 員   山  田     豊 △開会及び開議の宣告 ○議長(篠田剛) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和3年第1回富士見市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(篠田剛) お手元に配付した議事日程(第1号)に従って議事を進めます。 △議会運営委員会委員長報告 ○議長(篠田剛) 閉会中並びに本日、議会運営委員会が開かれましたので、委員長から報告をお願いいたします。  議会運営委員会委員長。               〔議会運営委員会委員長 関野兼太郎登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(関野兼太郎) 13番、関野です。おはようございます。ただいま議長からご指名いただきましたので、議会運営委員会の報告をいたします。  去る2月3日及び本日、本会議開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要について順次ご報告を申し上げます。  まず、2月3日に開催いたしました議会運営委員会の報告でございますが、令和3年第1回定例会の運営について協議を行いました。  初めに、市長提出案件について協議し、今定例会に市長から提出された案件は議案35件、報告1件、諮問2件の計38件であることを確認いたしました。  次に、陳情10件について協議した結果、所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託することに決定いたしました。  次に、市政一般質問について協議いたしました。質問者は19人であります。市政一般質問の日数と割り振りについてですが、日数は4日間とし、割り振りについて1日目が4人、2日目から4日目まではそれぞれ5人といたしました。なお、開始時刻は午前9時30分とし、午前中に2人質問することといたしました。  次に、議案の委員会付託についてですが、議案付託表のとおりと確認いたしました。なお、議案第31号から議案第33号まで並びに諮問第1号及び諮問第2号につきましては、人事案件となりますので、委員会付託を省略し、本会議審議といたします。  以上を踏まえ、会期及び日程について協議をいたしました。  会期は、2月9日から3月10日までの30日間を予定しております。  また、日程案については、モアノートに詳細をお示ししておりますので、御覧いただければと思います。  次に、新型コロナウイルス感染予防に関わる対応について確認、協議をいたしました。協議の結果、今定例会におきましては、昨年12月定例会で実施した形で対応することを基本とすることといたしますが、市ホームページでの傍聴に関するお知らせについて、現在緊急事態宣言が出されていることを踏まえ、その旨を加えることといたしました。  次に、確認事項について申し上げます。議長諸報告での内容、資料要求の期限、一般会計当初予算の総括質疑の質問通告の期限、市政一般質問のヒアリングの日程、議員提出議案素案及び議員提出議案の提出の期限を確認いたしました。  次に、行政組織変更に伴う市議会委員会条例の改正案について協議いたしました。協議の結果、改正案について了承し、今定例会において議会運営委員会委員長名議員提出議案として提出することといたしました。  次に、市議会だよりを編集する委員会の設置について協議をいたしました。協議の結果、市議会だよりを編集する委員会について、これまでの総務常任委員会の所管から新たに地方自治法第100条第12項に基づく「協議または調整を行う場」としての委員会として設置するため、富士見市議会会議規則を改正することとし、次回の議会運営委員会において改正案を示すことといたしました。  次に、陳情の取扱基準に「捜査中のもの」を加えることについて協議をいたしました。協議の結果、「捜査中のもの」を加えることについては見合わせることといたしました。  次に、採決における棄権の取扱いについて協議をいたしました。協議の結果、現時点では退席する際に発言するか、しないかの取扱いは決定しないこと。ただし、無言で退席した場合は、議長の会議録調製権により退席した旨を会議録に加えることといたしました。  次に、本日開会前に開催した議会運営委員会について報告いたします。資料を要求した会派は、提出順に21・未来クラブ、草の根、日本維新の会、公明党、日本共産党であります。提出された資料については、不備等がないことを確認いたしました。  次に、一般会計当初予算に対する総括質疑の通告の確認をいたしました。通告順と持ち時間を申し上げます。1番、日本共産党30分、2番、21・未来クラブ70分、3番、公明党40分、4番、日本維新の会10分、5番、草の根40分、6番、保守クラブ10分、7番、市民の絆10分となりました。  次に、施政方針及び教育行政方針が議長に提出されましたので、その取扱いを確認いたしました。この件に関しまして、本日本会議において市長及び教育長から施政方針及び教育行政方針の表明を求められており、議長が許可いたしますので、よろしくお願いいたします。  次に、富士見市議会会議規則の改正案及び富士見市議会だより編集委員会規程案について、事務局から提示及び概略説明がありました。それぞれの案については、各会派に持ち帰り、次回の議会運営委員会において協議することといたしました。  以上が本日の協議、確認結果であります。  議会運営に対する議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(篠田剛) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  富士見市議会会議規則第87条の規定により、議長において、18番、勝山祥議員、19番、今成優太議員、20番、小川匠議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(篠田剛) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。お手元に配付してあります会期日程案のとおり、今定例会の会期は、本日2月9日から3月10日までの30日間にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               「異議なし」の声 ○議長(篠田剛) ご異議なしと認め、今定例会の会期は、本日2月9日から3月10日までの30日間と決定いたしました。 △議長諸報告 ○議長(篠田剛) ここで、議長諸報告を行います。  地方自治法第121条の規定による説明員一覧をお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、監査委員から提出された令和2年11月分及び12月分の例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、市長から提出された請願・陳情の処理経過及び結果の報告の写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、議員派遣(派遣第3号)について報告いたします。令和2年第4回定例会において可決され、令和3年1月27日に予定しておりました議員研修会については、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、中止となりましたので、ご報告いたします。  以上で議長諸報告を終わります。 △市長の施政方針 ○議長(篠田剛) ここで、市長から令和3年度富士見市施政方針の表明を求められておりますので、これを許します。  市長。               〔市長 星野光弘登壇〕 ◎市長(星野光弘) おはようございます。ただいま篠田議長よりお許しをいただきました。本日ここに、令和3年第1回富士見市議会定例会が開催され、令和3年度一般会計予算をはじめ、市政の関連議案について審議をお願いするに当たり、私の市政に対する基本方針と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  初めに、昨年は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の脅威に、世界中が震撼させられた1年でありました。  令和2年1月14日のWHO(世界保健機関)による新種のウイルスの特定前後から、新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界各国に拡散し、世界経済はもとより、人々の命そのものを危機的な状況に陥れました。  我が国におきましては、1月16日、国内で初めての感染者が確認され、その後、日本各地で急速に感染が広がっていきました。  国は感染拡大への対策として、大規模イベントの延期や休止、全国の学校の臨時休業を要請、3月には、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の延期が決定、さらに4月7日には緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛要請など、国民生活全体に大きな制約が生じることとなりました。  このような状況の中、本市も、これまでに経験したことのない大きな試練にさらされ、新型コロナウイルス感染症に対する市民の皆様のための早急な支援策を講じることが、市の最優先課題となりました。  本市では、国からの要請を踏まえ、昨年3月2日から市内公立学校の臨時休業をはじめ、公共施設の休館、イベント等各種事業の中止や延期を決定いたしました。その際、市民の皆様には、大変なご不便、ご負担をおかけしましたが、皆様の命と健康を守るための判断でありましたことを、ご理解賜りたいと存じます。  また、感染拡大への対策は一刻も早い対応が求められていたことから、補正予算等の決定におきましては、専決処分をはじめ、臨時会の開催など、富士見市議会の皆様にも多大なるご理解とご協力を賜りましたこと、改めて感謝申し上げます。  感染症対策に係る本市の主な取組としましては、昨年5月1日に、「新型コロナウイルス感染症緊急生活支援対策室」を設置し、国の特別定額給付金について、市民の皆様に速やかに給付できる体制を整え、4月30日の国の補正予算成立後、5月1日からオンラインによる申請受付を始め、13日には給付を開始するなど、国が求める早期の給付を行うことができました。  この新型コロナウイルス感染症緊急生活支援対策室には、特別定額給付金の給付事務のほか、コロナ禍における生活や健康状態など、あらゆる相談に対応できるよう保健師を常駐させ、市民の皆様が心から安心できる総合相談体制を構築いたしました。  また、国の地方創生臨時交付金を活用した市独自の支援事業も数多く実施してまいりました。  まず、「子どもの笑顔を取り戻す!」子育て世帯への支援として、国が特別定額給付金で示した基準日以降に出生したお子様にも、特別定額給付金と同額の10万円を給付するスクスク子育て応援特別給付金給付事業や、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業を実施してまいりました。  また、学校の臨時休業や子ども食堂などの休止により、食の機会が失われたひとり親世帯生活困窮世帯の子どもたちへ、食糧支援と安否確認を目的としたフードパントリーなども実施をいたしました。  次に、「日常生活を取り戻す!」市民の皆様への支援として、富士見市社会福祉協議会と連携し、緊急小口資金等特例貸付に係る受付窓口の強化を行ったほか、感染症の影響で収入が減少し住居を失うおそれのある方に住居確保給付金の支給、感染症に関連する就労や経済的な問題に係る法律相談の実施など、市民に寄り添う支援を行いました。  さらに、「活気ある経済を取り戻す!」市内事業者への支援として、新たに中小企業者向け富士見セーフティ小口融資制度の創設、緊急経営相談窓口等の設置などを行ってまいりました。  また、第2次地方創生臨時交付金の活用事業としましては、市民生活と市内経済の支援を1つのパッケージとして、市内共通商品券である富士見市プレミアム付商品券の発行・販売、そして市内全世帯への消費活性化クーポン券の配布など、市民・事業者双方を支えるための支援を実施してまいりました。  加えて、健康管理・感染症予防として、感染症により重症化しやすい高齢者の肺炎球菌及びインフルエンザの予防接種、さらに妊婦と子どものインフルエンザの予防接種に係る助成にも取り組みました。  このほかにも、スクール・サポート・スタッフ、学習支援員などの増員をはじめ、臨時休業に伴い、高校受験を控えた中学3年生を対象とした受験対策講座の実施など、子どもたちの心と学びの支援にも積極的に取り組んでまいりました。  さて、新型コロナウイルス感染症は、昨年12月以降、首都圏を中心に爆発的な感染拡大、いわゆるステージ4の状況となり、本年1月7日には、埼玉県を含む1都3県に2度目の緊急事態宣言が発令されました。本市におきましても、感染拡大防止への取組を行ってまいりましたが、残念ながら感染者が急速に増加しておりました。  一昨日の2月7日は、本来、緊急事態宣言が解除される予定でしたが、さらなる感染者数の減少を目指すため、期間の延長が実施されたところです。今もなお続くコロナ禍において、より効果的な感染拡大防止策を打ち出せるよう、しっかりと取り組んでまいります。  その中で、4月から高齢者の皆様に順次開始される予定の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種につきましては、健康増進センター新型コロナウイルスワクチン接種推進グループを設置するなど、庁内体制を強化するとともに、埼玉県との連携、東入間医師会富士見医師会との協力を図り、迅速に接種が行えるよう、しっかりと準備を進めてまいります。  私は、このたびの感染症に対する対応、また、これまでの台風などへの災害対応を通じて、改めて市民の皆様の生命・財産を守ることの重責を感じているところでございます。  これまでの経験を生かし、市民の皆様が安全で安心な日常生活を送ることができるよう、引き続き「誰もが住みたい、住み続けたい…選ばれるまち富士見市」を目指し、その実現に向けて全力で取り組んでまいります。  令和3年度の市政運営の方針について申し上げます。  令和3年度は、富士見市総合計画「第6次基本構想・第1期基本計画」のスタートの年に当たります。  第6次基本構想は、令和元年度から約2年間にわたり、市民の皆様とともに策定してまいりました。  今回の策定に当たりましては、市民の皆様が自ら望む将来像や理想の未来を白紙の状態で考えることから始め、多くの方々からご意見をいただき、議論を重ねました。さらに、SDGsの考え方も取り込み定まったのが、20年後の理想の未来である「充実した日々」でございます。この理想の未来の実現のため、第1期基本計画を着実に推進してまいります。  また、依然、収束の見えない新型コロナウイルス感染症への対策につきましても、市民ニーズを的確に捉え、今後も切れ目のない支援を行ってまいります。  この新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活を一変させる出来事となりましたが、一方で、新たな社会構造に向けた改革のきっかけともなりました。  それは、感染リスクの低減のため、人と人の接触がなくとも社会活動が可能となる「新しい生活様式」の導入です。中でも、ICT技術の推進によるデジタル・トランスフォーメーションの考え方に基づく行政運営や働き方改革などは、感染症対策はもとより、便利な市民生活のために欠かせない取組となります。  国においても、地方行政を含む国全体のICT化を加速させるため、本年9月にデジタル庁を発足させる予定となっております。  私は、こうした社会構造の変化に乗り遅れず、行政のデジタル化に積極的に取り組み、市民の皆様の利便性の向上と行政の効率化を推進してまいります。  あわせて、私がお示しをしています「ふじみビジョン30+2nd Step」の主要施策を第6次基本構想及び第1期基本計画とともに推進することで、富士見市の明るい未来へつなげることとし、令和3年度は次の3つの基本方針を基に、市政運営を行ってまいります。  まず、1つ目の方針、安全安心な日常生活を送ることができる富士見市でございます。  まちづくりの基本は、市民の皆様が安全で安心な日常生活を送ることができる環境をつくることです。  感染症の対策につきましては、これまでも日常生活を取り戻すための生活支援など、新しい生活様式に対応した幅広い支援策を実施してまいりました。  先般、国会におきまして、第3次補正予算が可決成立し、新たな感染症対策として地方創生臨時交付金の交付が決定されました。本市でも、この財源を有効に活用するため、市民の皆様の声を聴き、必要な支援を隅々まで速やかに提供できるよう、市独自の支援策に取り組んでまいります。  また、本年3月11日は、東日本大震災の発生から10年となります。震災後、様々な復興支援により、徐々に被災地の復興は進んでいるところではありますが、私たちは、この未曽有の災害を決して忘れてはなりません。この記憶を風化させず、震災・風水害などの自然災害に対する備えに今後もしっかりと取り組み、安全安心なまちづくりを推進してまいります。  次に、2つ目の方針、誰もがイキイキと暮らすことのできる富士見市でございます。  我が国の国内出生数は、4年連続で減少しており、人口も2008年をピークに減少を続け、少子化・人口減少に歯止めがかからない状況です。  昨年、本市の今後の人口に関する動向予測として、人口ビジョンを見直しました。この推計値においても、本市の人口は令和7年度をピークに減少することが見込まれています。  この調査において実施した子育て世代の方へのアンケートでは、「子育てをする生活や保育環境に不安がある」、「子育てに関する支援を充実してほしい」など、子育てがしやすい環境を強く求める声が寄せられました。  私は、これらの意見をしっかりと受け止め、その気持ちに応えるため、子ども未来応援センターを中心に、さらなる子育て支援の充実を図ってまいります。  また、子どもたちが夢を持ちチャレンジできる環境、その能力を最大限に伸ばす教育を実践することで、子どもたちの笑顔あふれる富士見市をつくってまいります。  昨年、新たに東京大学高齢社会総合研究機構と連携したフレイルチェック事業を開始いたしました。介護予防への取組をより充実させ、健康長寿のまち富士見をさらに推進してまいります。  また、障がいの有無や国籍、性別の違いなどにかかわらず、誰もが富士見市で充実した日々を過ごすことができるよう、共生社会の実現に向け、しっかりと取り組んでまいります。  最後に、3つ目の方針、まちの魅力を高め、活気と賑わいのある富士見市でございます。  これまで、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策として各種事業を実施してまいりましたが、本市の経済は、その影響から完全に立ち直ったとは言えません。市内経済の立て直しに引き続き取り組むとともに、さらなる活気と賑わいのあるまちづくりを進めるため、新たに設置する経済環境部を中心に、市内産業の現状を分析し、より効果的な施策を実施できるよう、産業の振興に関する取組を強化してまいります。  本市の成長のエンジンであるシティゾーンは、交通利便性を生かした産業団地の整備を進めるほか、水谷柳瀬川ゾーンでは、企業誘致に向けた取組に注力し、新たな活力を創出する拠点として土地利用を推進してまいります。  また、都市計画マスタープランにおいて、交流拠点として位置づけたびん沼自然公園や、鶴馬地内を中心とした湧水の再生・活用など、緑豊かな自然を身近に感じられる環境の創出を図ってまいります。  これらの拠点を市全体の道路交通ネットワークの整備によりつなげることで、まちの活性化を図る事業を展開し、本市の魅力とにぎわいづくりに取り組みます。  また、令和4年度の市制施行50周年記念事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、奪われた様々な機会を取り戻す好機として、市民の皆様とともに、喜び、祝える事業の実施に向け、しっかりと準備を進めてまいります。  さらに、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会につきましては、感染症対策を講じ、事前キャンプ地などの関連事業に万全な体制で臨むとともに、大会終了後には、富士見TOPサポーターの方を中心にレガシーの創出を図り、この大会の成果を末永く市民の皆様に享受いただけるよう、取り組んでまいります。  施策の概要につきまして申し上げます。  ただいま申し上げました基本方針に基づいた主な取組を、第6次基本構想・第1期基本計画で定めます分野に沿って、ご説明申し上げます。  初めに、分野1から3、子ども・子育て支援、子ども・若者支援、学校教育についてご説明いたします。  子ども・子育て支援については、新たに新生児聴覚スクリーニング検査への助成を開始し、聴覚障がいの早期発見に取り組み、子どものコミュニケーション能力の形成や言語の発育を支援してまいります。  昨年導入しました産前、産後サポート事業、産婦健康診査事業、産後ケア事業の3つの事業については、妊娠・出産・育児に関する相談や、産婦健康診査の費用助成など、育児へのサポートに引き続き取り組み、子育てに対する不安の解消と安心につなげてまいります。また、これらの相談については、オンラインによる相談も可能とし、より気軽に相談できる環境を整えてまいります。  これらの支援策については、児童虐待への対応も含め、子ども未来応援センターで総合的に行い、妊娠・出産・子育てに関するワンストップ相談窓口のさらなる強化を図ってまいります。  保育環境の向上については、老朽化した園舎の建て替えを実施するこばと保育園に対し、建設費の一部を補助するとともに、同園のご協力を得て、子育て支援センターを併設していただき、子育て支援拠点の充実を図ります。  また、本年1月に、諏訪小学校の校舎の一部を使用した諏訪第3放課後児童クラブを開設したほか、4月から、針ケ谷第2放課後児童クラブを開設するなど、子どもたちが安心して放課後を過ごすことができる環境を確保してまいります。  教育環境の整備では、国のGIGAスクール構想に基づき、令和2年度中に児童生徒に1人1台、タブレットなどの端末を配備いたします。プログラミング教育など、ICTを活用した教育を推進し、児童生徒の情報活用能力の向上を図ります。  また、勝瀬小学校や西中学校の校舎大規模改修工事のほか、つるせ台小学校の校庭の芝生化や学校体育館の空調設備の整備など、教育環境の向上を図ります。  このほかにも、子どもたちが自主的・意欲的に学習に取り組む習慣づくりを目指した家庭学習応援事業、ひとり親世帯生活困窮世帯の児童生徒の学習支援を実施するアスポート事業及びジュニア・アスポート事業など、子ども・若者やその保護者への支援を行ってまいります。  次に、分野4から7、地域福祉、高齢者福祉、障がい福祉及び健康づくりについてご説明いたします。  まず、市民の福祉活動やボランティア活動の拠点である「市民福祉活動センターぱれっと」については、安全安心な施設運営のため、改修工事を実施いたします。  在宅生活の支援では、ご家庭で高齢者の介護を行っている世帯に、介護手当や紙おむつの支給を継続するほか、障がいのある方が日常生活を送るために必要な用具の給付品目の拡大を図るなど、高齢者や障がいのある方が、安心して在宅生活が送れるよう取り組んでまいります。  また、富士見市社会福祉協議会に成年後見制度の地域連携ネットワークを進める中核機関を設置し、支援体制の強化を行い、認知症の高齢者や知的障がい者の成年後見制度の利用促進を図ります。  昨年導入しましたフレイルチェック事業を全市的な取組として広げ、介護が必要となる前に、ふじみパワーアップ体操クラブなどの通いの場となる地域活動や、健康マイレージ事業などの健康づくりの場につなげることで、高齢者の方をはじめとした市民の皆様がいつまでも元気に過ごすことができるよう、介護予防と健康づくりの取組を推進してまいります。  疾病予防の取組については、喫煙者の健康と受動喫煙防止を図る観点から、子どもや妊婦と同居する方、妊婦本人を対象に禁煙外来診療費の一部を助成する事業を開始いたします。また、がんの早期発見・治療につなげるため、個別乳がん検診の対象者の拡大や集団乳がん検診受診料の負担軽減を行い、検診をより受けやすい環境づくりを進め、がん検診の受診率の向上を図ってまいります。  次に、分野8から10、スポーツ、文化芸術・文化財、生涯学習と分野13、多文化共生・国際交流についてご説明いたします。  東京2020オリンピックパラリンピック競技大会関連事業では、事前キャンプ地としてセルビア共和国の選手が大会に向けてしっかりと準備できる環境を整えるとともに、練習公開や競技体験教室の開催など、選手との交流を通じ国際交流とスポーツに親しむ機会をつくります。  さらに、オリンピック聖火リレーの実施や競技中継などを楽しむコミュニティライブサイトの開設など、市民の皆様とともに、このスポーツの祭典を楽しみ、盛り上げてまいります。  昨年は感染症拡大防止対策として、文化芸術活動の拠点であるキラリふじみや公民館などの臨時休館、市の各種イベントの中止など、市民の皆様の活動は大きな影響を受けました。休館などの制限解除後も、施設利用人数の制限など、これまでのような活動がいまだに行えていない状況であります。  このような状況にある文化芸術活動を支援する取組として、新たに文化振興基金を活用し、市民の皆様の活動への助成を行います。また、舞台芸術鑑賞会や地域コンサートの開催、各種子ども大学の開校など、文化芸術の鑑賞や参加・発表の機会の充実を図ってまいります。  次に、分野11から15のうち、地域コミュニティ、防犯・交通安全など、主に市民協働に関する取組についてご説明いたします。  市民協働のまちづくりでは、昨年、感染症拡大の影響により中止となった協働提案事業「みずほ台の日」について、改めて本年の開催に向け取り組み、駅周辺の商店街を含めた地域コミュニティの醸成を図ります。  また、市制施行50周年記念事業については、市民アイデアの募集や、新たな時代を担う若者たちで構成するステークホルダーミーティングなど、市民の皆様からのご提案を形にし、本市の半世紀の歩みを振り返るとともに、未来に向け、市全体が盛り上がる記念事業の準備を行ってまいります。  防犯対策では、犯罪を未然に防ぐ環境の整備として、地域による防犯カメラの設置に対する補助や自主防犯組織への必要な支援を行い、地域の力を生かした市民協働による安全で安心なまちづくりを進めてまいります。  次に、分野16から24のうち、主に都市基盤と生活・自然環境の整備についてご説明いたします。  昨年7月に埼玉県の産業誘導地区に選定されましたシティゾーンについては、埼玉県企業局が造成工事に係る設計に着手いたしました。本市の成長の核となる産業団地の整備に向け、引き続き埼玉県企業局との連携や、周辺の交通環境の整備に取り組んでまいります。  同じく成長のエンジンである水谷柳瀬川ゾーンについては、地区内の都市計画道路である富士見橋通線や接続する水子鶴馬通線の交通環境の整備と、水谷調節池の周辺整備に向けた取組を進め、新たな産業の誘致と雇用の創出に向け、関係機関との協議を行ってまいります。  公園整備では、パークゴルフ場やバーベキュー場などの施設を中心とした、びん沼自然公園の再整備に着手し、スポーツ・レクリエーションなどを通じ多世代が楽しめる交流拠点といたします。  また、本市の貴重な財産である湧水と斜面林は、私たちに、「うるおい・やすらぎ・いやし」を与えてくれる存在です。この豊かな自然環境の活用を図るため、湧水と緑の活用基本方針を策定し、身近に感じられる水と緑のネットワーク整備に取り組んでまいります。  都市の骨格となる道路については、都市計画道路などの主要な幹線道路をはじめ、身近な生活道路についても整備を推進し、交通利便性や居住環境の向上を図ります。また、本市の玄関口であります鶴瀬駅の土地区画整理事業では、現在、東口駅前広場の整備を進めており、早期完成に向け引き続き取り組んでまいります。  環境保全への取組では、温室効果ガス削減のため、次世代自動車の購入や再生可能エネルギー機器の設置に対する補助を継続するとともに、国が推進するカーボンニュートラル、脱炭素社会の観点も踏まえ、取り組んでまいります。  また、増加する空き家の対策につきましては、これまで、空き家所有者への個別訪問や除去等に係る補助制度の創設などの取組により、倒壊の危険性の高い空き家の取り壊しにつなげることができました。今後も、これらの取組を継続するとともに、新たに、空き家の発生を抑制し空き家の利活用を促進する取組として、移住・定住促進補助事業を創設し、良好な生活環境の維持に努めてまいります。  次に、分野25から27のうち、主に商工、農業など、市内産業への支援についてご説明をいたします。  商業の活性化では、現在策定しております第3次商業活性化ビジョンに基づき、新たな活性化施策に取り組むことで、市内の消費拡大につなげてまいります。  市内事業者の支援については、新たに経営の専門家から成る「GO DREAMプロジェクト」を立ち上げ、経営に係る相談やコンサルティングを行い、市内事業者の課題解決や新規創業者の出店支援につなげてまいります。  農業振興については、農地の集積・集約化を推進するため、下南畑地域の「ほ場整備」を継続して実施するとともに、新たに上南畑地域の一部での実施に向け、関係者との協議や調査などを行ってまいります。  また、引き続き産業振興基金を活用した事業者への支援や地産地消の推進を図り、商・工・農の全ての産業を支援し、地域経済の活性化に取り組んでまいります。  次に、分野18と29、治水、危機管理についてご説明申し上げます。  危機的事案に迅速かつ的確に対応できる体制づくりのため、令和3年度組織改正において、危機管理監を単独で配置するとともに、新たに危機管理課を設置いたします。  一方で、台風や局地的豪雨などの自然災害への対策においては、事前の十分な備えが重要となります。  その具体的な取組として、前谷排水機場の機能強化や浸水の危険性のある地域を中心とした浸水対策を引き続き実施いたします。また、老朽化の進む排水施設やポンプ場、樋管などを適切に維持管理するため、施設の長寿命化計画を策定し計画的な整備を行います。  あわせて、自助・共助による地域防災力の向上を図るため、自主防災組織における防災リーダーなどの人材育成に引き続き取り組んでまいります。  令和3年度は本市が中心となり、ふじみ野市、三芳町と合同で、入間東部地区合同防災訓練を実施する予定です。この防災訓練では、本市に特徴的な災害である浸水被害への対策を中心に、広域的な連携を前提とした訓練の実施を検討いたしております。  最後に、分野28と30、シティプロモーションと総合行政についてご説明いたします。  総合行政のうち、財政運営において課題となる公共施設マネジメントについては、本年度に策定する公共施設の総合管理方針や個別施設計画を踏まえ、計画的に施設の再編や長寿命化に取り組んでまいります。  また、職員の人材育成については、多様化する行政課題に対し、「自分ごと」として考え、改善意識やコスト意識を持ち取り組む人材の育成を行うとともに、コミュニケーション力を強化することで、組織全体の力を高めてまいります。  こうした市役所機能の強化を行う一方で、近い将来、本市においても人口減少は避けられない見込みとなっております。  そのような変化の中でも、「住んでみたい、住み続けたい…選ばれるまち」として成長を継続するため、職員一丸となってシティプロモーションを推進し、新たなにぎわいの創出を図ってまいります。  第6次基本構想・第1期基本計画に掲げるこれらの分野における施策にしっかり取り組むことで、本市の理想の未来である「充実した日々」を実現してまいります。  令和3年度予算の概要について申し上げます。  令和3年度予算は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい編成となりましたが、新たにスタートを切る第6次基本構想に掲げる理想の未来の実現に向け、第1期基本計画に掲げた施策を着実に推進するとともに、引き続き新型コロナウイルス感染症の感染対策に取り組む予算を編成いたしました。  予算の総額は、357億4,858万円で、前年度対比8億2,323万1,000円の減、率にして2.3%の減となっています。  市税については、新型コロナウイルス感染症の影響により、給与所得の減収に伴い個人市民税が減となったほか、事業収入が大きく減少した中小事業者等の固定資産税や都市計画税の軽減などにより、前年度対比14億3,829万8,000円減の総額141億8,426万8,000円となり、9年ぶりに前年度を下回る税収規模と見込んでおります。  地方交付税につきましては、市税の減に伴う基準財政収入額の減や地方財政計画の動向などを踏まえ、前年度対比1億円増の28億5,000万円、地方消費税交付金については、前年度対比2億4,000万円減の18億円を見込んでいます。  また、地方特例交付金につきましては、固定資産税等の軽減措置に係る減収補填として、前年度対比7億6,830万円増の8億7,630万円を見込んでいます。  市債については、将来の世代に引き継ぐ財産として、昨年に引き続き、びん沼自然公園や鶴瀬駅東口駅前広場、シティゾーンの幹線道路の整備費などに係る借入れのほか、臨時財政対策債を含め、前年度対比2億650万円減の38億6,150万円となっております。  なお、繰入金につきましては、財政調整基金などから10億1,787万1,000円の繰入れを行っております。  結びに、1980年5月、WHOは地球上からの天然痘根絶を宣言しました。天然痘は、人類史上初めて、そして唯一根絶に成功した感染症です。  18世紀の終わり、英国の医師エドワード・ジェンナーは、研究と実験を繰り返し、種痘法(ワクチン接種)の開発に成功、人類初のワクチンである天然痘ワクチンが誕生しました。このワクチンという言葉については、ジェンナーの研究に用いられた雌牛をラテン語で「VACCA」、英語の「VACCINE」となり、今日のワクチンの語源となっております。  我が国にも、天然痘との戦いに命をかけ、私財を投じ、社会の理解と種痘の普及に奔走した人物がいます。江戸時代、医師の緒方洪庵や福井藩の町医者、笠原良策です。彼らの取組により、種痘は各地に普及し、多くの人々を天然痘から救うこととなりました。  特に、笠原良策については、多くの苦難に見舞われながらも種痘の普及に尽力し、その苦闘の様子は、吉村昭の著書「雪の花」に描かれています。  物語のクライマックスは、笠原良策が真冬の京都をたち、険しい雪山の峠越えなど、6日間をかけて福井藩に痘苗(ワクチン)を持ち帰る場面です。  痘苗を運ぶことは、多くの困難が想定されたため、その準備は周到に行われました。当時、痘苗を最も確実に運ぶ方法は、人から人へ植え継ぐ方法と考えられていました。痘苗を運ぶため、2人の子どもに種痘を施し、痘苗を絶やさぬよう、さらに2人の子どもを雇い、痘苗を持ち帰ったとされております。まさに、種痘を施した子どもたちによる「命のリレー」でした。この命のリレーは、笠原良策の努力はもちろんのこと、何よりも子どもたちや両親の協力があったからこそ、成就いたしました。  しかし、この過酷な条件の下、運ばれた痘苗にもかかわらず、藩内では西洋医学への理解を得ることが進まず、蘭方の種痘を排除するなどの抵抗により、種痘を受ける子どもは現れず、痘苗が絶たれる危機にさらされました。  しかしその後、福井藩主の松平春嶽は、笠原良策の訴えを聞き入れ、組織的な種痘の運営体制づくりとして、直ちに全体統括リーダーや藩の医者の明確な役割分担を行い、新たに種痘施設である「除痘館」を開設いたしました。  私たちは、この先人による感染症との苦難の戦いを顧み、その業績から多くのことを学びました。大切なことは、ワクチン接種に係る体制をしっかりと準備すること、市民の皆様にワクチン接種の重要性の理解を深めていただくことです。  そして、今まさに、我々は人類の英知を傾け開発された新型コロナウイルス感染症のワクチンを手にします。全ての市民の皆様にワクチンを接種していただくことで、集団免疫ができ、生命・健康へのリスクの軽減や、逼迫する医療体制への負担軽減を図ることが可能となります。  一方で、ワクチン接種の効果や副反応について、ご心配があることも承知いたしております。ワクチン接種により得られる利益と、副反応の不利益を比較することとなりますが、国内において承認を予定されているワクチンは、既に先進諸外国において、接種による利益が副反応の不利益を上回っております。今後、市民の皆様に、こうした事実を正しく理解していただけるように、確かな情報提供と万全の体制をもって信頼に応えてまいります。  令和3年は、我が国にとっても歴史的に大きな意味を持つ1年となります。ワクチン接種は11万2,000人の全ての市民の皆様の命と健康を守るため、私たち富士見市にとっても重要な事業となります。この取組に万全の体制を整え、関係機関と強固な連携を図り、安全に安心してワクチン接種が受けられるよう、全庁を挙げて取り組んでまいります。  あわせて、令和3年度当初予算の実行をもって、市政発展のため全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の令和3年度施政方針といたします。  ご清聴ありがとうございました。 ○議長(篠田剛) 以上で市長の施政方針を終わります。  ここで休憩いたします。  (午前10時23分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。  (午前10時40分)
    △教育長の教育行政方針 ○議長(篠田剛) 次に、教育長から令和3年度富士見市教育行政方針の表明を求められておりますので、これを許します。  教育長。               〔教育長 山口武士登壇〕 ◎教育長(山口武士) 皆様、こんにちは。篠田議長よりお許しをいただきましたので、令和3年度富士見市教育行政方針を申し上げます。  この1年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校の臨時休業や長期休業期間の短縮、公民館などの公共施設における臨時休館や各種イベントの中止を余儀なくされる状況となりました。  このような中、感染症予防に十分配慮しながら、学校教育活動の実施やイベントの開催、ICTを活用した学びの提供など、おのおのが創意工夫を凝らし、新たな取組に挑戦する機会にもつながったものと捉えております。いまだに収束の見えない状況が続いておりますことから、今後も感染症への対策を図りながら各種施策に取り組んでまいります。  さて、学校教育では、国の「GIGAスクール構想」に基づきICT環境の整備を進めてまいりました。1人1台端末の導入により、教育現場において日常的にICTを活用できる環境が整うことから、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、効果的に利用してまいります。  また、第6次基本構想・第1期基本計画の始まりとともに、新たな組織もスタートいたします。教育委員会といたしましても、この計画を着実かつ円滑に進めるとともに、SDGsの視点も意識しながら、目指すべき目標に向かって教育行政を推進してまいります。  それでは、第2次富士見市教育振興基本計画に掲げる基本方針に沿って、令和3年度の教育行政方針を申し上げます。  1つ目の柱、「学びあい、高めあい、夢と希望をはぐくむ教育の推進」について申し上げます。  小・中・特別支援学校では、新型コロナウイルス感染症により、これまでにない教育活動の実施となりました。  収束の見えない状況ではございますが、児童生徒の心のケア、保護者の不安解消、教育課程の着実な実施に重きを置き、子どもたち一人一人を認め、励まし、褒める教育を行うことにより、夢と希望を育む教育を推進いたします。  まず、「児童生徒一人ひとりに応じたきめ細やかな指導による学力の育成」について申し上げます。  新学習指導要領全面実施に伴い、学習を深めるツールとして、1人1台端末と大型液晶モニターを活用し、GIGAスクール構想の富士見ビジョンに基づき、友だちと関わり合いながら、自らの学びを深める児童生徒を育成してまいります。また、個に応じた課題を解決することができる個別最適化されたドリル教材を用いて、基礎基本の定着に努めてまいります。さらに、プログラミングしたものを動かしながら自ら課題を見出し、その課題解決に向け創造性を育むSTEM教育について研究をしてまいります。  外国語教育の充実につきましては、「イングリッシュ・サマー・キャンプ」の対象学年を小学校5年生に3年生を加え、AETと一緒に児童が体験的な英語活動に取り組み、意欲的に外国語に親しめるようにするとともに、実用英語技能検定を受験する小学校6年生及び中学校3年生に対し、受験料の一部を補助することで、目標を持って英語の技能向上を目指す児童生徒を応援してまいります。  学力の向上につきましては、埼玉県学力・学習状況調査、全国学力・学習状況調査の結果から本市の課題を明確にし、その解決に向けた授業研究会を実施してまいります。また、若手教員育成指導員の活用や学校研究、指導力向上研修など、教員の指導力向上に取り組み「主体的・対話的で深い学び」となる授業を展開し、児童生徒の確かな学力を育成してまいります。  特別支援教育につきましては、富士見特別支援学校や特別支援教育プロジェクトチームの専門性を生かし、教職員の指導力向上を図ってまいります。また、通常学級と特別支援学級との交流学習、小・中学校と特別支援学校との支援籍学習を通し、児童生徒一人一人の個性を尊重するインクルーシブ教育を推進してまいります。  次に、「人との交流や感動体験を通した豊かな心の育成」について申し上げます。  「いのち」の尊さを基本理念とする教育大綱を踏まえて実施してきた「いのち」の授業につきましては、児童生徒が「いのち」の大切さについて考えを深める中で、自分を大切にするとともに他者を尊重することや自尊感情を高めることにおいて成果が上がっており、引き続き市内全校において取り組んでまいります。  富士見市いじめ防止基本方針に基づき、いじめの未然防止・早期発見・早期対応に、より一層努めてまいります。  「特別の教科 道徳」においては、考え、議論する道徳の授業について、推進校の成果を全校で共有するとともに、道徳の授業を「要」として、学校の教育活動全体を通して豊かな心の育成に努めてまいります。  不登校児童生徒につきましては、多様な学びの場を確保し、児童生徒一人一人が抱えている課題に寄り添いながら、社会的な自立を目指してまいります。  コロナ禍に伴う心のケアにつきましては、ホームページなどを活用し、子どもへの寄り添い方や相談機関を広く周知するとともに、教育相談室において、相談しやすい環境づくりと児童生徒のニーズに応じた継続的なサポートを丁寧に進めてまいります。また、心のサインをキャッチするためのチェックシートを学校に配付し、児童生徒一人一人に寄り添った相談体制を強化してまいります。  望ましい人間関係の形成や心身の成長に、大きな役割を果たす学校行事や部活動につきましては、「新しい生活様式」を踏まえた運営方法や代替活動を工夫し、可能な限り実施することで、児童生徒の心の安定を図ってまいります。  次に、「自らの健康・安全を守る資質・能力と健やかな体の育成」について申し上げます。  児童生徒の歯科疾患の予防や歯と口の健康づくりのため、学校歯科医、歯科衛生士による歯みがき指導や、かむことの大切さについての講習会などの歯科保健指導を引き続き全校で実施いたします。  安全教育につきましては、学校応援団や地域の皆様の協力を得ながら、学校や警察、関係各課と連携した通学路安全点検を実施し、児童生徒が安全に登下校できるように指導・支援してまいります。また、防災教育につきましては、体験的な活動を通して、児童生徒が主体的に自他の命を守ることができるよう取り組むとともに、学校・地域が連携し、非常時には地域の一員として力を発揮できるよう意識づけを図ってまいります。  健やかな体の育成につきましては、生活様式が変わったことに伴う運動不足を考慮しながら、免疫力の向上、ストレスの軽減といった運動の必要性を発達の段階に応じて指導してまいります。また、運動の取り組み方を工夫し、それぞれの運動の特性を味わいながら運動量の確保、技能の向上を図るために授業研究会や実技研修会などにおいて指導法の研究を深め、運動好きな児童生徒を育成します。  次に、「地域の教育力を生かし教育効果を高める学校教育の推進」について申し上げます。  小中一貫教育につきましては、中学校区ごとの成果と課題をホームページに公開してまいりました。また、中学校の教員による小学校への乗り入れ授業の定着を図ってまいりました。今後は、乗り入れ授業の充実、9年間を見通したカリキュラムの研究に取り組んでまいります。  教職員の負担軽減につきましては、スクール・サポート・スタッフを拡大し、全ての小・中学校に配置するとともに、業務改善検討委員会において、在校時間が減った理由などを明らかにし、子どもと向き合う時間の確保に努めてまいります。  学校給食につきましては、児童生徒の食への関心を一層高めるため、女子栄養大学との連携による地場産米を活用したメニューづくりに取り組むほか、引き続きセルビア給食を提供いたします。また、災害などの緊急時に調理せずに食べられる非常食を購入するとともに、スチームコンベクションオーブンを新たに導入し、さらにおいしい給食を提供してまいります。  学校施設の整備につきましては、勝瀬小学校と西中学校の大規模改修工事、みずほ台小学校と東中学校のトイレ改修工事、つるせ台小学校の校庭芝生化整備工事を実施いたします。  また、児童生徒の熱中症対策や災害時の避難所としての機能強化を図るため、小・中学校6校の体育館へ空調設備を設置するための設計を実施し、令和6年度までに全校に設置を完了いたします。  2つ目の柱として、「学びあう地域社会をめざす教育の推進」について申し上げます。  「自由な学びにより生きがいができる」を目標とした、第3次富士見市生涯学習推進基本計画がスタートいたします。第2次計画の基本理念を引き継ぎつつ、社会状況の変化などを踏まえ、必要な施策を推進してまいります。  生涯学習に係る各機関においては、新型コロナウイルス感染症予防に努めながら、あらゆる世代の市民の皆様が主体的に学び、その学びの成果を分かち合うことで、共に育ち、活力ある地域社会を目指す社会教育を推進してまいります。  まず、「家庭・地域の教育力の向上」について申し上げます。  公民館では家庭教育支援として、保護者同士の学び合いと交流の場となる学習講座や親子参加型の事業を開催します。また、「子ども食堂」や「地域子ども教室」などへの支援により、子どもの居場所づくりを進めてまいります。あわせて、青少年の健全な育成のため、青少年関係団体の活動を支援してまいります。  家庭学習応援事業は、開始から4年を経過しました。これまでの成果と課題を踏まえ、小学生の「サタデースクールふじみ」では、対象学年を5年生に6年生を加え、対象教科を算数1教科とし、より多くの児童の参加と家庭学習の定着につなげてまいります。また、中学生の「イブニングスクールふじみ」については引き続き検証を行い、きめ細やかな対応ができる事業運営を推進してまいります。  次に、「生涯にわたる学習機会の提供と学びのネットワークの推進」について申し上げます。  「子ども大学ふじみ」では、知的好奇心、探求心、自ら学び考える力の育成を目的とした講座や郷土愛を育む魅力ある講座を開催いたします。また、多くの子どもたちに、より効果的な学びの機会を提供するため、オンラインの活用など工夫した講義を実施してまいります。  人権教育につきましては、市民一人一人がお互いを認め合い、尊重し合える地域社会づくりを目指し、富士見市人権教育推進協議会や関連部署と連携を図りながら、様々な人権問題について、引き続き教育や啓発に努めてまいります。  公民館では、市内全域を対象として開催する「子どもフェスティバル」や「ピースフェスティバル」、「地域・自治シンポジウム」などを市民との協働により、状況に応じて工夫しながら取り組んでまいります。  次に、「学びあう地域社会を創る活動の推進」について申し上げます。  公民館は学び合う地域社会をつくる中核施設として、多様な学習ニーズに応える事業を展開し、自由な活動の場として施設提供に努めております。  一方で「新しい生活様式」に適合した施設運営、事業展開が求められている中、公民館活動の持続性を高めるため、必ずしも従来の実施方法に捉われないICTを活用した事業展開にも努めてまいります。  鶴瀬公民館では、「市民演劇のつどい」、「富士見新春太鼓まつり」、「ホットミュージック・バンドフェスティバル」など、鶴瀬コミュニティセンターホールを活用し、市民の企画・運営による文化創造活動の醸成を目的とした「文化活動支援事業」を実施してまいります。  南畑公民館では、「農バルプロジェクト」が企画するスタンプラリーや南畑地域まちづくり協議会主催の「南畑まちcafe」、地域のイベントとして定着した「なんばた青空市場」など、地域の交流や親睦、活気とにぎわいにつながる事業、南畑の魅力を知っていただくイベントなどを支援してまいります。  水谷公民館では、子育て世代の住民の増加と高齢化という地域事情を踏まえ、子育て世代の交流や学び合いを目的とした「お母さんのステップアップ講座」などの子育て学習支援事業の充実に取り組み、高齢者を対象とした「水谷学級」などの事業においては、生きがいを感じ活動できるよう、ニーズに対応した学習内容の提供に努めてまいります。  水谷東公民館では、公民館により親しんでもらうため、親子参加型事業の充実を図ります。また、これまで利用の少ない40代から50代の年齢層をターゲットとした事業展開など、新たな利用者の獲得に努めてまいります。  次に、「暮らしとまちづくりに役立つ読書活動の推進」について申し上げます。  図書館につきましては、地域の情報拠点として幅広い資料の充実に努め、「新しい生活様式」に対応するため、電子書籍の導入について検討してまいります。  また、図書館に親しみを持つきっかけづくりとなるワークショップや講座、コンサートの開催など、幅広い利用者層に向けた新しい事業に取り組んでまいります。  子ども読書活動の推進につきましては、本を読む環境づくりとして、様々なテーマでの本の紹介、「富士見市子ども読書コンクール」の開催や「調べる学習コンクール」の作品募集、小学校新1年生へ利用カードと本を贈る「セカンドブックスタート」を実施してまいります。  次に、「郷土遺産の継承と文化芸術の振興」について申し上げます。  市の貴重な文化財を市民の皆様に広く知っていただき、親しみを感じていただけるよう、お囃子や獅子舞をはじめとする郷土芸能の動画配信や公共施設での埋蔵文化財の展示など、情報発信に努めてまいります。  資料館につきましては、史跡公園と一体となった施設の特徴を生かし、市民をはじめとする多くの方に訪れていただけるよう、魅力ある事業を展開してまいります。  水子貝塚資料館では、国の史跡に指定されております蓮田市黒浜貝塚、さいたま市真福寺貝塚、春日部市神明貝塚と水子貝塚を、埼玉県を代表する縄文時代の貝塚として、所管する自治体と連携し史跡の歴史的価値をPRする展示や講演会を開催してまいります。  難波田城資料館では、近隣市町で指定文化財として保存されている古民家のガイドマップを、各市町の協力の下作成し、古民家の魅力を伝えるとともに郷土学習などに活用してまいります。  次に、「誰もが親しめる生涯スポーツの推進」について申し上げます。  本年より「スポーツに関すること」が市長部局へ移管されますが、教育委員会といたしましては、学校教育や社会教育を通したスポーツの取組を充実させてまいります。  そうした中、本年の夏開催予定の東京2020オリンピック・パラリンピックという国際競技大会を契機に、改めて広く市民の皆様にスポーツの魅力に触れていただき、誰でも、いつでも、どこでも、気軽に参加できる生涯スポーツの推進について市長部局と連携を図り取り組んでまいります。  3つ目の柱として、「組織の総合力を生かした教育の推進」について申し上げます。  教育行政の運営に関しましては、教育の在り方が新たな事態に直面する中、教育委員が学校や教育機関へ訪問し、教育課題を把握するとともに、事前学習の機会である教育委員協議会の場で調査研究し、教育委員会会議における議論が施策に反映されるよう努めてまいります。  また、「開かれた教育委員会運営」を推進するため、教育に関する様々な情報をタイムリーに分かりやすく市民の皆様に提供してまいります。  第2次教育振興基本計画の進捗管理につきましては、外部評価者による事務事業の点検・評価における助言などを活用しながら、課題解決を進めていくとともに、計画期間の最終年度である令和4年度に向けて、基本目標の実現に向けた施策を実施してまいります。  関連部局との連携でございますが、冒頭でも申し上げましたとおり、第6次基本構想・第1期基本計画がスタートいたします。この計画を着実に推進するため、市長部局との横断的な連携を図りながら取組を進めてまいります。  以上、令和3年度の主な取組を中心に概要を申し上げました。  AIなどの技術革新により、社会の在り方が劇的に変わるSociety5.0時代、そして新型コロナウイルス感染症など予測不可能な未来社会においても、一人一人が豊かな人生を切り開き、市民の理想の未来の合言葉「みんな笑顔ふじみ」の思いに沿いながら、教育行政を推進していく所存でございますので、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、令和3年度の教育行政方針といたします。  ご清聴ありがとうございました。 ○議長(篠田剛) 以上で教育長の教育行政方針を終わります。 ○議長(篠田剛) ここで、提出案件の公表を行います。  今定例会に提出された議案は、お手元に配付した提出案件一覧のとおりですので、ご了承願います。   提出案件一覧   議案第 1号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 2号 富士見市老人介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 3号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 4号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 5号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部          を改正する条例の制定について   議案第 6号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る          介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条          例の制定について   議案第 7号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める          条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 8号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地          域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準          を定める条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 9号 富士見ガーデンビーチ条例を廃止する条例の制定について   議案第10号 富士見市庁舎整備検討審議会条例の制定について   議案第11号 令和2年度富士見市一般会計補正予算(第12号)   議案第12号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)   議案第13号 令和2年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)   議案第14号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第          4号)   議案第15号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第          4号)   議案第16号 令和2年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)   議案第17号 令和3年度富士見市一般会計予算   議案第18号 令和3年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算   議案第19号 令和3年度富士見市介護保険特別会計予算   議案第20号 令和3年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第21号 令和3年度富士見市水道事業会計予算   議案第22号 令和3年度富士見市下水道事業会計予算   議案第23号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算   議案第24号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算   議案第25号 令和3年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算   議案第26号 富士見市道路線の認定について   議案第27号 富士見市道路線の変更について   議案第28号 工事変更請負契約の締結について   議案第29号 工事請負契約の締結について   議案第30号 工事請負契約の締結について   議案第31号 富士見市副市長の選任について   議案第32号 富士見市教育委員会委員の任命について   議案第33号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任について   議案第34号 専決処分の承認を求めることについて   議案第35号 議決事項の一部変更について   報告第 1号 専決処分の報告について   諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について   陳情第 1号 上南畑産業団地整備事業における治水対策について、調節池の容量のさらなる増強を          求める陳情   陳情第 2号 尺地排水機場に運転表示灯設置を求める陳情   陳情第 3号 上南畑産業団地整備事業について埼玉県企業局による説明会の早期開催を求める陳情   陳情第 4号 上南畑産業団地整備事業における治水対策について埼玉県土整備部河川砂防課による          説明会の早期開催を求める陳情   陳情第 5号 中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗議を求める意見書の提出を          求める陳情   陳情第 6号 富士見市議会でも「市議会ハラスメント根絶条例」の制定を求める陳情   陳情第 7号 富士見ガーデンビーチの存廃の是非を問う市民投票実施を求める陳情   陳情第 8号 郵送での陳情提出を可とするよう求める陳情   陳情第 9号 柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の成分表示などを求める意見書を国に提出すること          を求める陳情   陳情第10号 東上線西側地域に市内循環バスの運行を求める陳情 ○議長(篠田剛) 以上で提出案件の公表を終わります。 △日程第3 陳情の常任委員会及び議会運営委員会への付託     (陳情第1号・陳情第2号・陳情第3号・陳情第4号・陳情第5号・陳情第6号・陳情第7号・陳情第8号・陳情第9号・陳情第10号) ○議長(篠田剛) 日程第3、陳情の常任委員会への付託を行います。  お手元に配付した陳情文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。   陳情付託一覧表<建設環境常任委員会>   陳情第 1号 上南畑産業団地整備事業における治水対策について、調節池の容量のさらなる増強を          求める陳情   陳情第 2号 尺地排水機場に運転表示灯設置を求める陳情   陳情第 3号 上南畑産業団地整備事業について埼玉県企業局による説明会の早期開催を求める陳情   陳情第 4号 上南畑産業団地整備事業における治水対策について埼玉県土整備部河川砂防課による          説明会の早期開催を求める陳情   陳情第10号 東上線西側地域に市内循環バスの運行を求める陳情 <総務常任委員会>   陳情第 5号 中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗議を求める意見書の提出を          求める陳情   陳情第 7号 富士見ガーデンビーチの存廃の是非を問う市民投票実施を求める陳情   陳情第 9号 柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の成分表示などを求める意見書を国に提出すること          を求める陳情<議会運営委員会>   陳情第 6号 富士見市議会でも「市議会ハラスメント根絶条例」の制定を求める陳情   陳情第 8号 郵送での陳情提出を可とするよう求める陳情 △日程第4 議案内容説明 ○議長(篠田剛) 日程第4、議案内容説明を行います。  ここでお諮りいたします。議事整理上、議案の朗読を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               「異議なし」の声 ○議長(篠田剛) ご異議なしと認め、議案の朗読を省略することに決定いたしました。  それでは、議案第1号から順次提案理由及び内容の説明を求めます。  初めに、議案第1号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) それでは、よろしくお願い申し上げます。  議案第1号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正等に伴い、富士見市手数料条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) よろしくお願いいたします。  議案第1号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。  このたびの手数料条例の一部改正につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、手数料を徴収する事務及び手数料の額を改正するものでございます。  まず、別表69の項、70の項は、都市の低酸素化の促進に関する法律に関わる審査手数料ですが、審査手数料の面積区分を細分化したことにより、手数料の額を減額するものです。  この後に続く76の項、77の項、81の項、82の項の建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に関わる審査手数料につきましても同様でございます。  次のページを御覧ください。74の項、75の項の建築物エネルギー消費性能適合性判定の審査手数料ですが、建築物が備えるべき省エネルギー性能の基準への適合を建築確認の要件とする対象範囲が拡大されることにより、審査手数料を追加するものです。  また、ページが前後いたしますが、83の項の適合性判定を受けた計画の軽微な変更に関する証明の手数料も併せて追加いたします。  なお、施行日につきましては、令和3年4月1日でございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第2号 富士見市老人介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第2号 富士見市老人介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  老人介護手当の届出に関する規定の見直し等のため、富士見市老人介護手当支給条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) よろしくお願いいたします。  議案第2号 富士見市老人介護手当支給条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  当該条例の改正につきましては、自宅で高齢者を介護する方を支援することを目的に支給する老人介護手当について、より目的に沿った支給を行うため、届出に関する規定の見直し等を行うものでございます。  まず、第2条から第5条及び第11条につきましては、文言等を改めたものでございます。  次に、第6条でございますが、介護者の受給資格について、喪失理由及び喪失日の規定を追加しております。  続きまして、第7条につきましては、支給期間に関する規定を改めたものでございます。  第8条につきましては、支給をしない場合の規定を追加したものでございます。  第9条につきましては、受給者及び介護する要介護老人の現況についての届出に関する規定を追加したおります。  なお、附則におきましては、施行期日は令和3年4月1日としております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第3号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第3号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  課税限度額を見直すため、富士見市国民健康保険税条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) よろしくお願いいたします。  議案第3号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。  今回の条例改正でございますが、国民健康保険税の課税限度額を地方税法施行令で定められております法定額とするための改正でございます。  まず、第2条は、課税額についての規定でございます。基礎課税額、いわゆる医療給付費分の限度額を現行の「61万円」から「63万円」に改めるとともに、介護納付金分についても「16万円」から「17万円」に改めるものでございます。これにより課税限度額の総額としましては、現行の「96万円」から「99万円」に改めるものでございます。  また、第19条は、国民健康保険税の減額の規定でございますが、第2条を改めることに伴い、併せて額の改正をするものでございます。  なお、この条例の施行日は、令和3年4月1日としております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第4号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第4号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  第8期高齢者保健福祉計画の策定等に伴い、富士見市介護保険条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第4号 富士見市介護保険条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  まず、第10条第1項につきましてご説明申し上げます。令和3年度からの第8期富士見市高齢者保健福祉計画の施行に伴い、介護保険料基準額を現行の「5,144円」から「5,412円」へ改めまして、各段階の介護保険料額を改定するものでございます。  第1号におきましては、第1段階の方の保険料額を規定しておりますが、3万2,472円に改めるものでございます。同様に第2号におきましては、第2段階の方の保険料額4万5,460円、第3号におきまして、第3段階の方の保険料額4万8,708円、第4号におきまして、第4段階の方の保険料額を5万8,449円、第5号におきまして、第5段階の方の保険料額を6万4,944円、第6号におきまして、第6段階の方の保険料額を7万2,087円、第7号におきまして、第7段階の方の保険料額を8万4,427円、第8号におきまして、第8段階の方の保険料額を10万7,157円、第9号におきまして、第9段階の方の保険料額を11万404円、第10号におきまして、第10段階の方の保険料額を12万3,393円、第11号におきまして、第11段階の方の保険料額を12万9,888円、第12号におきまして、第12段階の方の保険料額を13万6,382円、第13号におきまして、第13段階の方の保険料額を14万2,876円と改めまして、それぞれ規定しております。  なお、第2項から第4項におきまして、保険料段階、第1段階から第3段階までの方に対する低所得者保険料軽減を規定し、第1段階におきましては1万9,483円、第2段階につきましては3万2,472円、第3段階につきましては4万5,460円にそれぞれ軽減するものでございます。  次に、附則の追加についてご説明申し上げます。平成30年度税制改正における個人所得課税の見直しにより、給与所得控除及び公的年金等控除額の10万円の引下げの影響を受け、保険料段階が意図せずして上がってしまうことを防ぐため、当該合計所得金額から10万円を控除する旨を規定するものでございます。  なお、施行期日は、令和3年4月1日としております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第5号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第5号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正等に伴い、富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第5号 富士見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  今回の改正は、指定居宅介護支援等に係る運営基準等を定めた厚生労働省令が改正されたことに伴い、制定委任されている市条例についても同様の改正を行うものでございます。  主な改正内容でございますが、まず第3条の基本方針におきまして、利用者の人権擁護や虐待防止等のため、必要な措置を講じなければならない旨を第5項に明記したものでございます。  続きまして、第5条の管理者におきましては、やむを得ない理由がある場合について、主任介護支援専門員ではなく、介護支援専門員を管理者とすることができることと緩和いたしました。  続きまして、第6条の内容及び手続の説明及び同意におきまして、サービスの提供に際し、訪問介護等が位置づけられたサービス計画の割合及び同一の事業所によって提供された訪問介護等の割合につき、利用者に説明の上、理解を得なければならない旨を明記したものでございます。  続きまして、第15条の指定居宅介護支援の具体的取扱方針におきまして、第9号に規定するサービス担当者会議において、利用者等の同意があれば、テレビ電話装置等を活用して行うことができる旨を明記するとともに、第21条において、介護支援専門員は、ケアプランに位置づけたサービス費の総額が区分支給限度基準額に占める割合及びサービス費の総額に占める訪問介護の割合が厚生労働大臣が定める基準に該当した場合、市からの求めに応じ、ケアプランの届出を行わなければならない旨を新たに明記したものでございます。  続きまして、第21条の勤務体制の確保等におきまして、職場で性的な言動や優越的な関係を背景とした言動により、介護支援専門員の就業環境が害されることを防止するための方針の明確化等の必要な措置を講じなければならない旨を第4項に新たに明記したものでございます。  続きまして、第22条といたしまして、業務継続計画の策定等を新たに規定いたしました。  また、第25条におきましては、感染症の予防及びまん延の防止のための措置を新たに規定いたしました。  続きまして、第32条といたしまして、虐待の防止に向けた必要な措置を講じなければならない旨を新たに規定するとともに、第20条の運営規定にもその旨を位置づけました。  続きまして、第36条といたしまして、電磁的記録等を新たに規定いたしました。  その他の改正につきましては、省令の規定に合わせた条文の整理などでございます。  なお、附則において、第15条第21号の規定の施行期日は令和3年10月1日、それ以外の規定の施行期日は令和3年4月1日としております。  また、基本方針、運営規定、業務継続計画の策定等、感染症の予防及びまん延防止のための措置及び虐待防止に係る改正につきましては、3年間の経過措置が設けられており、この間は努力業務となります。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第6号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第6号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正等に伴い、富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第6号 富士見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。  今回の改正は、指定介護予防支援等に係る運営基準等を定めた厚生労働省令が改正されたことに伴い、制定委任されている市条例についても同様の改正を行うものでございます。  主な改正内容でございますが、まず第3条の基本方針におきまして、利用者の人権擁護や虐待防止等のため、必要な措置を講じなければならない旨を第5項に明記したものでございます。  続きまして、第20条の勤務体制の確保におきまして、職場での性的な言動または優越的な関係を背景とした言動により、担当職員の就業環境が害されることを防止するための方針の明確化等の必要な措置を講じなければならない旨を第4項に新たに明記したものでございます。  続きまして、第21条といたしまして、業務継続計画の策定等を新たに規定いたしました。  また、第24条におきましては、感染症の予防及びまん延の防止のための措置を新たに規定いたしました。  続きまして、第31条といたしまして、虐待の防止に向けた必要な措置を講じなければならない旨を新たに規定するとともに、第19条の運営規定にもその旨を位置づけました。  続きまして、第35条の指定介護予防支援の具体的取扱方針におきまして、第9号に規定するサービス担当者会議において、利用者等の同意があれば、テレビ電話装置等を活用して行うことができる旨を明記しております。  続きまして、第38条といたしまして、電磁的記録等を新たに規定いたしました。  その他の改正につきましては、省令の規定に合わせた条文の整理などでございます。  なお、附則において、施行期日は令和3年4月1日としております。  また、基本方針、運営規定、業務継続計画の策定等、感染症の予防及びまん延防止のための措置及び虐待防止に係る改正につきましては、3年間の経過措置が設けられており、この間は努力業務となります。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第7号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第7号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正等に伴い、富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第7号 富士見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  今回の改正は、指定地域密着型サービスに係る運営基準等を定めた厚生労働省令が改正されたことに伴い、制定委任されている市条例についても同様の改正を行うものでございます。  主な改正内容でございますが、まず第3条の指定地域密着型サービスの事業の一般原則におきまして、利用者の人権擁護や虐待防止等のため、必要な措置を講じなければならない旨を第3項に明記したものでございます。  続きまして、第32条、第56条、第59条の13、第123条、第146条、第169条及び第187条の勤務体制の確保等におきまして、職場での性的な言動または優越的な関係を背景とした言動により、担当職員の就業環境が害されることを防止するための方針の明確化等の必要な措置を講じなければならない旨をそれぞれ新たに明記したものでございます。  続きまして、第32条の2といたしまして、業務継続計画の策定等を新たに規定いたしました。  続きまして、第33条第3項、第59条の16第2項及び第171条第2項といたしまして、感染症の予防及びまん延の防止のための措置を新たに規定いたしました。  続きまして、第40条の2といたしまして、虐待防止に向けた必要な措置を講じなければならない旨を新たに規定するとともに、第31条などで規定する運営規定にもその旨を位置づけました。  続きまして、第110条及び第113条の指定認知症対応型共同生活介護従業者の員数及び設備におきまして、従来は1または2とされていたユニット数を3以下と改め、ユニット数が3である場合における夜勤職員の配置人数を3人以上から2人以上に緩和いたしました。  続きまして、第117条第8項の指定認知症対応共同生活介護の取扱方針におきまして、事業者が受けなければならない介護の質に対する評価について、外部の者による評価だけではなく、運営推進会議における評価も可能としております。  続きまして、第151条第1項の指定地域密着型介護老人福祉施設の従業員の員数について、他の社会福祉施設等の栄養士または管理栄養士と連携を図ることで入所者の処遇に支障がないときは、栄養士または管理栄養士を置かないことができることといたしました。  続きまして、第163条の2及び第163条の3といたしまして、指定地域密着型介護老人福祉施設において、入所者の栄養状態の異常及び改善を図ること及び入所者の口腔衛生の管理を計画的に行わなければならない旨を新たに規定いたしました。  続きまして、第180条第1項のユニット型指定密着型介護老人福祉施設の設備について、1ユニットの入所定員を10人以下から原則10人以下とし、15人を超えないという規定に緩和いたしました。  続きまして、第203条といたしまして、電磁的記録等を新たに規定いたしました。  その他の改正につきましては、省令の規定に合わせた条文の整理などでございます。  なお、附則において、施行期日は令和3年4月1日としております。  また、基本方針、運営規定、業務継続計画の策定等、感染症の予防及びまん延の防止のための措置及び虐待の防止等に係る改正につきましては、3年間の経過措置が設けられており、この間は努力業務となります。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第8号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第8号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正等に伴い、富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第8号 富士見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。  今回の改正は、指定地域密着型介護予防サービスに係る運営基準等を定めた厚生労働省令が改正されたことに伴い、制定委任されている市条例についても同様の改正を行うものでございます。  主な制定内容でございますが、まず第3条の指定地域密着型介護予防サービスの事業の一般原則におきまして、利用者の人権擁護や虐待防止等のため、必要な措置を講じなければならない旨を第3項に明記したものでございます。  続きまして、第28条及び第82条の勤務体制の確保等におきまして、職場での性的な言動や優越的な関係を背景とした言動により、担当職員の就業環境が害されることを防止するため、方針の明確化等の必要な措置を講じなければならない旨をそれぞれ新たに明記したものでございます。  続きまして、第29条といたしまして、業務継続計画の策定等を新たに規定いたしました。  また、第32条におきましては、感染症の予防及びまん延の防止のための措置を新たに規定いたしました。  続きまして、第39条といたしまして、虐待の防止に向けた必要な措置を講じなければならない旨を新たに規定するとともに、第27条で規定する運営規定にもその旨を位置づけました。  続きまして、第72条及び第75条の指定介護予防認知症対応型共同生活介護従業者の員数及び設備におきまして、従来は1または2とされていたユニット数を3以下と改め、ユニットの数が3である場合における夜勤職員の配置人数を3人以上から2人以上に緩和いたしました。  続きまして、第88条第2項の指定介護予防認知症対応型共同生活介護の基本取扱方針におきまして、事業者が受けなければならない介護の質に対する評価について、外部の者による評価だけではなく、運営推進会議における評価も可能としております。  続きまして、第92条といたしまして、電磁的記録等を新たに規定いたしました。  その他の改正につきましては、省令の規定に合わせた条文の整理などでございます。  なお、附則において、施行期日は令和3年4月1日としております。  また、基本方針、運営規定、業務継続計画の策定等、感染症の予防及びまん延の防止のための措置及び虐待防止等に係る改正につきましては、3年間の経過措置が設けられており、この間は努力業務となります。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第9号 富士見ガーデンビーチ条例を廃止する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第9号 富士見ガーデンビーチ条例を廃止する条例の制定について提案理由を申し上げます。  富士見ガーデンビーチ条例を廃止したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(林みどり) よろしくお願いいたします。  議案第9号 富士見ガーデンビーチ条例を廃止する条例の制定についてご説明いたします。  富士見ガーデンビーチにつきましては、市民の体育振興や健康増進を目的として、昭和59年6月から運営を開始し、37年の長きにわたり利用されてまいりましたが、令和4年3月31日をもって閉園とするため、本条例を提案するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第10号 富士見市庁舎整備検討審議会条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第10号 富士見市庁舎整備検討審議会条例の制定について提案理由を申し上げます。  庁舎の整備に関し、必要な事項について検討し、及び審議するため、富士見市庁舎整備検討審議会条例を制定したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) よろしくお願いいたします。  議案第10号 富士見市庁舎整備検討審議会条例の制定についてご説明申し上げます。  本市の庁舎の在り方について、市民や学識経験者などからご意見を賜り、必要な事項について検討及び審議をするための審議会を設置するものでございます。  条例は、全部で8条立てでございます。第1条では設置目的を、第2条においては組織の構成として市民、学識経験者、その他市長が認める者の12名以内で構成することを規定し、第3条では任期を、委嘱した日から審議会が答申をした日までと規定してございます。  第4条から第8条までは、審議会の具体的な進め方について規定してございます。  なお、附則において、施行期日を令和3年4月1日に、また関係条例の一部改正を規定するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第11号 令和2年度富士見市一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第11号 令和2年度富士見市一般会計補正予算(第12号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見市一般会計予算を補正する必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第11号 令和2年度富士見市一般会計補正予算(第12号)につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億8,092万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ498億2,606万8,000円とするものでございます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。第2表、継続費補正でございます。公園整備事業につきましては、びん沼自然公園利用者の利便性を考慮し、駐車台数の増を図るため、駐車場整備費用を追加するものでございます。  次に、第3表、繰越明許費補正でございます。防災対策事業につきましては、防災ガイドブックの作成について、災害対策基本法の改正により、避難勧告と避難指示が一本化される予定のため、内容反映までに時間を要することから、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  居住関係公証事務事業及び戸籍事務事業につきましては、国からシステム改修仕様の明示が遅延していることから、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  道路修繕事業につきましては、国の補正予算を活用して実施する市道第5126号線、ふじみ野東2丁目地内でございます。の修繕工事につきまして、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  シティゾーン整備推進事業につきましては、国の補正予算を活用して実施する市道第72号線の用地取得について、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  公園整備事業につきましては、市民緑地諏訪の森の用地取得について、地権者との調整に時間を要しまして、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  鶴瀬駅東口整備事業につきましては、鶴瀬駅東口駅前広場の整備について、施工方法の調整に時間を要しまして、年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  都市計画道路整備事業につきましては、市道第5118号線、都市計画道路みずほ台駅東通線について、地権者等との調整に時間を要しまして年度内の完了が困難なため、繰り越すものでございます。  幹線道路整備事業につきましては、市道第5209号線につきまして、地権者との調整に時間を要しまして年度内の完了が困難なため、変更するものでございます。  続きまして、8ページ、9ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございます。減収補てん債につきましては、地方消費税交付金等の減収分について発行するものでございます。  防災・安全社会資本整備事業債につきましては、国庫補助金の増額に伴いまして変更するものでございます。  社会資本整備事業債につきましては、国庫補助の減額に伴いまして変更するものでございます。  街路整備事業債につきましては、事業費の減額に伴いまして変更するものでございます。  学校施設整備事業債につきましては、事業費の確定に伴いまして変更するものでございます。  少し飛びまして、12ページ、13ページをお願いいたします。歳入の補正でございます。13ページの説明欄をお願いいたします。まず、款の15国庫支出金の項の1国庫負担金でございます。施設型・地域型保育給付につきましては、施設へ支払う保育給付費の増額に伴いまして交付されるものでございます。  保険基盤安定負担金につきましては、負担金の交付決定に伴いまして増額するものでございます。  次に、項の2国庫補助金でございます。社会資本整備総合交付金の安心安全課分につきましては、交付金の交付決定に伴いまして増額するものでございます。  感染症予防事業費等補助金につきましては、風疹抗体検査委託の減額に伴いまして減額するものでございます。  社会資本整備総合交付金のまちづくり推進課分につきましては、交付金の交付決定等に伴いまして減額するものでございます。  街路整備事業費補助につきましては、補助金の交付決定に伴いまして減額するものでございます。  防災・安全交付金につきましては、国の補正予算を活用して実施する市道第5126号線の修繕工事に対しまして交付されるものでございます。  公立学校情報通信ネットワーク環境整備費補助金につきましては、補助金の交付決定に伴いまして増額するものでございます。  次に、款の16県支出金の項の1県負担金でございます。施設型・地域型保育給付につきましては、施設へ支払う保育給付費の増額に伴いまして交付されるものでございます。  保険基盤安定負担金につきましては、負担金の交付決定に伴いまして増額するものでございます。  次に、項の2県補助金でございます。乳幼児医療費補助につきましては、こども医療費の減額に伴いまして減額するものでございます。  続きまして、14ページ、15ページをお願いいたします。15ページの説明欄をお願いします。款の19繰入金でございます。財政調整基金繰入金につきましては、繰入れを5億5,720万8,000円減額するものでございます。  まちづくり寄附基金繰入金につきましては、イベントの中止に伴いまして、繰入れを50万円減額するものでございます。  緑地保全基金繰入金につきましては、市民緑地諏訪の森の取得面積減等に伴いまして、繰入れを6,777万7,000円減額するものでございます。  次に、款の22市債につきましては、先ほどご説明させていただいたとおりでございます。  続きまして、16ページ、17ページをお願いいたします。歳出の補正でございます。17ページの説明欄をお願いいたします。まず、安心安全課の防災対策事業につきましては、国庫補助金の交付決定に伴いまして、事業費の財源内訳更正をするものとなります。  次に、中段にございます保険年金課の一般事務費及び国民健康保険保険基盤安定事業につきましては、国民健康保険特別会計予算の補正に伴いまして、同特別会計への繰出金をそれぞれ増額するものでございます。  次に、障がい福祉課の在宅重度心身障害者手当支給事業につきましては、過年度に係る障害者生活支援事業補助金の超過交付分を県へ返還するものでございます。  次に、自立支援給付事業につきましては、令和元年度障害者医療費国庫負担金等の超過交付分を返還するものでございます。  次に、下段にございます子育て支援課のこども医療費支給事業につきましては、受診者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、こども医療費を減額するものでございます。  次に、ひとり親家庭自立支援事業は、19ページまでわたりますが、令和元年度母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金の超過交付分を返還するものでございます。  19ページをお願いいたします。保育課の保育所等入所児童委託事業につきましては、給付単価の改正等に伴いまして、管内施設型・地域型保育給付費を増額するものでございます。  次に、民間保育所等運営助成事業につきましては、令和元年度子ども・子育て支援交付金等の超過交付分を返還するものでございます。  次に、中段にございます福祉課の生活保護費支給事業につきましては、令和元年度生活困窮者就労準備支援事業費等補助金の超過交付分を返還するものでございます。  次に、下段にございます健康増進センターの感染症等予防対策事業につきましては、受診者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、風疹に係る抗体検査及び予防接種委託料等を減額するものでございます。  次に、環境課の入間東部地区事務組合運営事業につきましては、葬祭場費になりますが、入間東部地区事務組合の補正予算に伴いまして、同組合への負担金を減額するものでございます。  続きまして、21ページをお願いいたします。健康増進センターの健康診査事業につきましては、受診者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、がん検診委託料を減額するものでございます。  次に、中段にございます環境課の入間東部地区事務組合運営事業につきましては、し尿処理費になりますが、入間東部地区事務組合の補正予算に伴いまして、同組合への負担金を減額するものでございます。  次に、産業振興課の農地耕作条件改善事業につきましては、下南畑2丁目地区における埼玉型ほ場整備事業費の確定に伴いまして、委託料及び負担金等を減額するものでございます。  次に、下段にございます商工業推進事業につきましては、開催を中止した商店街活性化イベントに係る補助金を減額するものでございます。  続きまして、23ページをお願いいたします。道路治水課の道路修繕事業につきましては、国の補正予算を活用して市道第5126号線の修繕工事を実施するものでございます。  次に、生活道路整備事業につきましては、市道第225号線の整備費用を減額するものでございます。  次に、中段にございます河川環境整備事業につきましては、シティゾーンの水路整備に係る設計委託料を減額するものでございます。  次に、下段にございますまちづくり推進課のシティゾーン整備推進事業につきましては、産業団地の用地取得に係る委託料及び市道第72号線の整備に係る用地取得費等を減額するほか、国庫補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  次に、市街地整備事業につきましては、25ページまでにわたりますが、水子東台地区の土地区画整理事業設立補助金を減額するものでございます。  25ページをお願いいたします。鶴瀬駅西口整備事務所の鶴瀬駅西口土地区画整理事業につきましては、鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算の補正に伴いまして、同特別会計への繰出金を減額するものでございます。  次に、鶴瀬駅東口整備事務所の鶴瀬駅東口土地区画整理事業につきましては、鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算の補正に伴いまして、同特別会計への繰出金を減額するものでございます。  次に、まちづくり推進課の公園整備事業につきましては、市民緑地の諏訪の森の取得面積等の減に伴いまして、用地取得費等を減額するものでございます。  次に、鶴瀬駅東口整備事業につきましては、鶴瀬駅東口駅前広場整備費用を減額するほか、国庫補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  続きまして、下段にございますが、安心安全課の入間東部地区事務組合運営事業の目の1常備消防費及び目の2非常備消防費につきましては、同組合の補正予算に伴いまして、同組合への負担金を減額するものでございます。  続きまして、27ページをお願いいたします。学校教育課の学校教育支援事業につきましては、開催を中止した学校吹奏楽発表会に係る補助金を減額するものでございます。  次に、中段にございますが、項の2小学校費及び項の3中学校費になりますが、教育政策課及び学校教育課の情報教育推進事業につきましては、GIGAスクール構想に係る情報通信ネットワーク環境の整備費用及び児童生徒用端末の購入費を減額するものでございます。  次に、下段にございますが、生涯学習課及び学校教育課の東京2020プロジェクト推進事業につきましては、29ページまでにわたりますが、オリンピック大会等の開催延期に伴いまして、入場チケット購入費を減額するものでございます。  次に、最後になりますが、29ページ、財政課の地方債利子償還事業につきましては、令和2年度に借入れを行った地方債の償還利子を増額するものでございます。  一般会計補正予算(第12号)の説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第12号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第12号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 議案第12号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算でございますが、歳入歳出予算総額としましては3,518万6,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ96億7,085万6,000円とするものでございます。  初めに、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入の内容でございます。款4繰入金でございますが、保険基盤安定繰入金については、額が確定したことに伴い1,179万5,000円の増額を、一般会計繰入金については、歳出予算の増額に伴いまして2,339万1,000円を増額するものでございます。  次に、8ページ、9ページ、歳出でございます。款1総務費でございますが、税制改正によるシステム改修が令和3年度の対応となりましたことから、システム改修委託料435万6,000円を減額するものでございます。  次に、款5保健事業費につきましては、特定健康診査の受診者が当初の見込みよりも減少したことで、特定健康診査委託料785万円の減額をするものでございます。  最後に、款7諸支出金でございますが、令和元年度保険給付費等交付金などの精算に伴いまして、超過交付分を国等に返還するために4,739万2,000円を増額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第13号 令和2年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第13号 令和2年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見市下水道事業会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第13号 令和2年度富士見市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算の概要といたしましては、今年度は例年と比較して降水量が非常に多く、公共下水道汚水に雨水が浸入したことから、処理水量の増加により埼玉県への流域下水道維持管理負担金が増加するため、収益的支出予算の営業費用の管渠費を増額補正するものです。  加えて、国の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に伴う令和2年度補正予算(第3号)を踏まえ、補助対象事業である別所雨水ポンプ場更新工事委託について、当初計画では令和3年度から令和4年度までの2か年継続事業で実施を予定していたものを令和2年度に前倒しし、令和4年度までの3か年継続事業とすることで、令和2年度の国庫補助金収入が増額するため、資本的収入予算の国庫(県)補助金を増額補正するものです。  また、この補助対象事業の実施に伴い、資本的支出予算の建設改良費の公共下水道建設事業費を増額補正するものです。  それでは、1ページをお願いいたします。第2条の収益的収入及び支出でございますが、資本的支出予算の営業費用を4,400万円増額補正するものです。  次に、1ページ下段から2ページをお願いいたします。第3条の資本的収入及び支出でございますが、資本的収入予算の国庫(県)補助金を1,020万円増額補正し、資本的支出予算の建設改良費を4,080万円増額補正するものです。  また、資本的収入及び支出の収支差引きは不足となりますが、こちらにつきましては損益勘定留保資金等で補填する予定です。  次に、第4条及び第5条の継続費でございますが、今回の補正に伴い、別所雨水ポンプ場更新工事委託を3か年の継続事業として実施してまいります。  次に、3ページ、4ページは、今回の補正に係る予算実施計画をお示ししたものでございます。  5ページは、補正後の令和2年度の予定キャッシュ・フロー計算書、6ページは、今回の補正により定めた継続費に関する調書、7ページ、8ページは、補正後の令和2年度予定貸借対照表となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第14号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第14号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(落合慎二) よろしくお願いいたします。  議案第14号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。  今回の補正内容でございますが、歳入については一般会計繰入金の減額補正を、歳出については補償交渉に時間を要していること等により、未実施となった事業費の測量の委託料、道路築造工事の工事請負費、物件補償料の補償、補填及び賠償金について減額補正を行うものでございます。  まず、1ページでございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出からそれぞれ2,029万1,000円を減額いたしまして、補正後の累計額を2億7,073万2,000円とするものでございます。  次に、2ページ、3ページでございますが、第1表、歳入歳出予算補正でございます。  4ページ、5ページは、事項別明細書となっております。  続きまして、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入予算の内訳でございますが、一般会計繰入金を2,029万1,000円減額いたしまして、2億5,352万円とするものでございます。  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。歳出予算の補正につきましては、補償交渉に時間を要していること等により未実施となった事業費の測量の委託料、道路築造工事の工事請負費及び物件補償料の補償、補填及び賠償金の減額を合わせまして2,029万1,000円を減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで休憩といたします。  (午前11時59分) ○議長(篠田剛) 再開します。  (午後 1時00分) ○議長(篠田剛) 次に、議案第15号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第15号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)の提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(落合慎二) 議案第15号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。  今回の補正内容でございますが、歳入については起債対象事業の変更に伴う区画整理事業債の減額補正を、歳出については委託料及び工事請負費並びに物件補償料の変更に伴う事業費の減額補正を行うとともに、繰越明許費についても併せて行うものでございます。  まず、1ページでございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出からそれぞれ1億6,949万4,000円を減額いたしまして、補正後の累計額をそれぞれ2億8,263万8,000円とするものでございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費として、物件補償料1棟分等の1,500万円を繰り越しするものでございます。理由といたしましては、建物移転等に時間を要しており、年度内の完了が困難と見込まれるため、繰り越すものでございます。  続きまして、6ページ、7ページでございますが、地方債に関する補正でございます。第3表、地方債補正でございまして、起債対象事業の変更に伴いまして、地方債を8,080万円減額いたしまして2,940万円とするものでございます。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。歳入予算の内訳でございますが、一般会計繰入金を8,869万4,000円減額いたしまして、2億4,562万2,000円に、区画整理事業債を8,080万円減額いたしまして、2,940万円とするものでございます。  続きまして、12ページ、13ページでございますが、歳出予算の補正になります。主な内容といたしまして、建物移転等に時間を要しており、工事発注や物件補償料のほか、関連する調査等の委託料を変更する必要が生じたことから、事業費を1億6,949万4,000円減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第16号 令和2年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第16号 令和2年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第16号 令和2年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  2ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費補正でございます。法務局における所有者移転登記に時間を要し、年度内完了が困難なため、市道第5130号線の用地取得費等を繰り越すものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第17号 令和3年度富士見市一般会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第17号 令和3年度富士見市一般会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第17号 令和3年度富士見市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。第1条になりますが、歳入歳出予算の総額を357億4,858万円と定めるものでございます。  第2条におきましては、地方債を定めてございます。  第3条におきましては、一時借入金の借入限度額を定めてございます。  6ページをお願いいたします。第2表の地方債につきましては、令和3年度に発行を予定しているものでございます。  中段のびん沼自然公園整備事業につきましては、6億1,980万円を計上しているほか、次の段の学校施設整備事業につきましては、勝瀬小学校及び西中学校の大規模改修工事などに伴う起債になりまして、9億1,250万円を計上してございます。  また、最下段の臨時財政対策債につきましては、前年度より6億5,000万円増となる17億円を計上してございます。合計で、前年度比2億650万円減の38億6,150万円となってございます。  7ページ、歳入歳出予算事項別明細書の1、総括の歳入につきましてご説明申し上げます。款の1市税でございますが、個人市民税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による給与所得減等に伴う減少を、固定資産税や都市計画税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による中小事業者等の事業収入の減に伴う事業用家屋や償却資産に対する税の軽減措置等を考慮しまして、前年度比9.2%減の141億8,426万8,000円を計上いたしました。  款の2地方譲与税から款の9環境性能割交付金までにつきましては、令和元年度決算額や令和2年度決算見込額または地方財政計画などを踏まえまして、それぞれ計上いたしました。  款の10地方特例交付金につきましては、地方財政計画などを踏まえたほか、中小事業者等に対する税の軽減措置に伴う国からの減収補填を見込みまして、前年度比711.4%増の8億7,630万円を計上いたしました。  款の11地方交付税につきましては、地方財政計画などを踏まえまして、前年度比3.6%増の28億5,000万円を計上いたしました。  款の13分担金及び負担金につきましては、前年度比0.9%増の3億8,841万6,000円を計上いたしました。  款の14使用料及び手数料につきましては、前年度比2.3%減の2億9,917万3,000円を計上いたしました。  款の15国庫支出金につきましては、前年度比0.1%減の67億4,340万5,000円を計上いたしました。  款の16県支出金につきましては、前年度比1.8%増の26億5,179万6,000円を計上いたしました。  款の17財産収入につきましては、前年度比2.6%増の2,520万3,000円を計上いたしました。  款の18寄附金につきましては、まちづくり寄附金の増によりまして、前年度比48.6%増の1,301万1,000円を計上いたしました。  款の19繰入金につきましては、10億1,787万1,000円を計上しておりまして、財政調整基金から8億6,329万2,000円を、緑地保全基金から8,568万7,000円を繰り入れてございます。  款の21諸収入につきましては、前年度比1.6%減の3億4,636万7,000円を計上いたしました。  続きまして、8ページをお願いいたします。歳出の概要につきましてご説明申し上げます。歳出につきましては、令和3年度は第6次基本構想・第1期基本計画がスタートする年でございまして、理想の未来として掲げる「充実した日々」を目指した取組を着実に進めていくため、予算編成方針に定めた重点施策に基づき、事業の選択と集中により、予算の編成に努めたところでございます。  令和3年度の主要事業といたしましては、民間保育所の老朽化に伴う建て替え工事に対する補助金の交付や公共施設の食品廃棄物をバイオガスプラントへの搬入、鶴瀬駅東口駅前広場にバスシェルターの設置、つるせ台小学校の校庭を芝生化するほか、市民の生命や財産を守る取組といたしましては、災害時に避難所となる小中学校の体育館に空調設備を設置するための工事設計を、誰もが元気に生き生きとした生活を送ることができる取組としましては、乳がん検診の自己負担額を2,000円から1,000円へ引き下げ、乳がん個別検診のクーポン券配布対象者の拡充、たばこの受動喫煙の防止や健康寿命の延長を図るため、禁煙治療費補助金の新設を、市のポテンシャルを生かした取組といたしましては、産業団地への誘導路となる市道第72号線の整備、スポーツ・レクリエーション活動の拠点となるびん沼自然公園の整備、市内に残る希少な湧水を保全・活用するための基本方針の策定を、そのほか東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の開催に伴う取組や、コロナウイルス感染症対策として市民相談のオンライン相談の実施費用などを計上してございます。  それでは、歳出につきまして款別にご説明申し上げます。款の1議会費につきましては、議員共済組合負担金の減などによりまして、前年度比1.1%の減、2億4,073万8,000円を計上いたしました。  款の2総務費につきましては、キラリふじみ第1次舞台設備改修工事や国勢調査調査員報酬の皆減などによりまして、前年度比13.5%減の38億6,252万3,000円を計上いたしました。  款の3民生費につきましては、民間保育所の建て替え工事に対する補助金の交付や市民福祉活動センターぱれっとの空調設備の更新、管内施設型・地域型保育給付費の増などによりまして、前年度比4.1%増の181億2,004万9,000円を計上いたしました。  款の4衛生費につきましては、焼却炉の改修を行っている志木地区衛生組合への負担金が増となったものの、健康増進センターの空調設備及び給排水管改修工事の皆減などによりまして、前年度比1.0%の減、20億8,806万9,000円を計上いたしました。  款の5労働費につきましては、勤労者住宅資金預託金の減などによりまして、前年度比1.8%減の569万2,000円を計上いたしました。  款の6農林水産業費につきましては、土地改良区の送水施設の修繕に対する補助金の増や埼玉型ほ場整備事業に対する負担金の増などによりまして、前年度比10.2%増の1億6,266万5,000円を計上いたしました。  款の7商工費につきましては、中小企業チャレンジ支援事業補助金の増などにより、前年度比8.7%の増、9,453万8,000円を計上いたしました。  款の8土木費につきましては、富士見橋通線や図川排水機場整備費の皆減などによりまして、前年度比20.6%減の35億6,040万円を計上いたしました。  款の9消防費につきましては、入間東部地区事務組合負担金の減によりまして、前年度比5.4%減の12億2,706万8,000円を計上いたしました。  款の10教育費につきましては、勝瀬小学校と西中学校の大規模改修工事やみずほ台小学校と東中学校のトイレ改修工事が増となるものの、鶴瀬公民館の空調設備更新工事や南畑公民館の大規模改修工事の皆減などによりまして、前年度比0.8%減の37億9,860万6,000円を計上いたしました。  款の12公債費につきましては、長期債元金の増などによりまして、前年度比3.7%増の25億3,823万1,000円を計上いたしました。  続きまして、10ページをお願いいたします。歳入になりますが、市税につきましては市民生活部長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) それでは、市税についてご説明申し上げます。  初めに、10ページ上段の項1市民税の目1個人市民税でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う経済活動の停滞等による給与所得の減少等を考慮いたしまして、当初予算での比較では、前年度比5.6%減の67億4,467万円を計上いたしました。  次に、目2法人市民税でございますが、税制改正による法人市民税の法人税割の税率引下げに加え、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う経済活動の停滞等による法人収益の減少等を勘案し、前年度比36.4%減の3億8,149万4,000円を計上いたしました。  次に、項2固定資産税でございますが、まず土地につきましては、評価替えによる負担調整措置に伴う上昇分の据置き等の影響を、家屋につきましては、新築家屋の増額要因はあるものの、評価替えによる減額の影響、また償却資産では、減価償却による減額の影響に加え、家屋、償却資産のいずれも新型コロナウイルス感染症拡大に伴う中小事業者等の事業用家屋に対する税の軽減措置等の影響を考慮し、固定資産税全体としましては、前年度比12.2%減の52億103万2,000円を計上いたしました。  続きまして、項3軽自動車税の目1環境性能割でございます。令和元年度決算額及び令和2年度の収入見込額を踏まえ、前年度比37.5%減の431万円を計上いたしました。  次に、目2種別割でございますが、4輪軽自動車の保有が堅調であること、また新規検査から13年経過した車両が増加している現状を踏まえ、前年度比2.9%増の1億4,330万3,000円を計上いたしました。  次に、項4市たばこ税でございます。健康増進法及び税率の改正により、令和2年度のたばこの売渡し本数は減少傾向にあり、令和3年度においてもさらなる減少を見込んでおりますが、令和3年10月の税率改正の影響による増額分を加味し、前年度比1.4%減の7億3,787万1,000円を計上いたしました。  市税の最後12ページになりますが、項5都市計画税でございます。固定資産税同様、評価替えによる負担調整措置に伴う上昇分の据置きや新築家屋の増額及び評価替えによる減額などの影響に加え、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う中小事業者等の事業用家屋に対する税の軽減措置等の影響を考慮し、都市計画税全体としましては、前年度比8.4%減の9億7,158万8,000円を計上いたしました。  市税についての説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) それでは、12ページ、引き続きまして、中段の款の2地方譲与税から、少し飛びまして16ページ中段の款の11地方交付税までにつきまして、先ほど説明させていただきましたが、交付実績や地方財政計画などにより計上させていただいたものでございます。  次に、下段の款の13分担金及び負担金から、少し飛びまして24ページの款の14使用料及び手数料につきましては、前年度実績や今後の見込みなどを考慮し計上させていただきました。  次に、下段の款の15国庫支出金、項の1国庫負担金につきましては、26ページまでにわたりますけれども、施設型・地域型保育給付費の増などによりまして、前年度比1.6%増の61億8,776万6,000円を計上いたしました。  26ページ下段、項の2国庫補助金につきましては、28ページまでにわたりますが、社会資本整備総合交付金や街路整備事業費補助の減などによりまして、前年度比16.8%減の5億3,064万2,000円を計上いたしました。  続きまして、30ページをお願いいたします。中段の款の16県支出金の項の1県負担金につきましては、施設型・地域型保育給付費の増などによりまして、前年度比2.4%増の19億2,198万2,000円を計上いたしました。  続きまして、32ページをお願いいたします。項の2県補助金につきましては、そこから34ページまでにわたりますけれども、アスポート事業及びジュニア・アスポート事業に対する学習支援事業補助金の増などによりまして、前年度比2.7%増の4億9,998万6,000円を計上させていただきました。  次に、中段の項の3県委託金につきましては、そこから36ページまでにわたりますが、国勢調査事業委託金の減などによりまして、前年度比4.2%減の2億2,982万8,000円を計上いたしました。  次に、款の17財産収入の項の財産運用収入につきましては、前年度比2.6%増の2,520万2,000円を計上いたしました。  次に、下段の款の18寄附金につきましては、前年度比48.6%増の1,301万1,000円を計上いたしました。  続きまして、38ページをお願いいたします。上段の款の19繰入金につきましては、財政調整基金から8億6,329万2,000円、まちづくり寄附金から4,480万円、産業振興基金から1,459万2,000円、緑地保全基金から8,568万7,000円、文化振興基金から450万円、森林環境整備基金から500万円の繰入れをそれぞれ計上させていただきました。  次に、中段の款の20繰越金につきましては、前年度と同額の2億5,000万円を計上いたしました。  続きまして、40ページをお願いいたします。中段の款の21諸収入の項の5雑入につきましては、44ページまでにわたりますけれども、前年度比6.9%減の2億4,174万5,000円を計上させていただきました。  次に、款の22市債につきましては、46ページまでにわたりますけれども、先ほどご説明させていただいたとおりですので、省略させていただきます。  以上で歳入の説明とさせていただきます。  引き続きまして、歳出につきましては、総務部長から順次部局ごとに説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) それでは、総務部の所管いたします主な事業につきましてご説明申し上げます。  初めに、55ページをお願いいたします。款の2総務費、項の1総務管理費、目の1一般管理費の職員課、3、人事管理・研修事業でございます。中ほどの12、委託料でございますが、職員の資質向上と能力向上を図り、人材を育成することを目的として、研修委託料を計上してございます。  次に、やや下の4、職員厚生事業でございますが、12、委託料におきまして、労働安全衛生法に基づく職員健康診断等に係る委託料を計上しているものでございます。  続きまして、57ページをお願いいたします。目の2文書広報費の秘書広報課、5、ホームページ運営事業の13、使用料及び賃借料でございますが、ホームページ関係システム使用料を計上しております。  次に、7、広報事業でございますが、10、需用費の印刷製本費におきまして、広報「富士見」の印刷費を計上するとともに、59ページの13、使用料及び賃借料として、広報紙の多言語配信に係る費用を計上しております。  続きまして、63ページをお願いいたします。目の5財産管理費の総務課、1、庁舎維持管理事業でございますが、12、委託料におきまして、市役所庁舎における警備及び各種設備の保守点検など、施設の適切な維持管理を目的とした庁舎総合管理業務委託等を計上してございます。  続きまして、79ページをお願いいたします。目の11自治振興費の安心安全課、4、防犯対策事業でございますが、18、負担金、補助及び交付金では、防犯カメラ設置補助金及び高齢者等への振り込め詐欺などの特殊詐欺対策として、振り込め詐欺対策電話購入費補助金を計上しております。  続きまして、87ページをお願いいたします。目の12防災費の1、防災対策事業でございます。7、報償費では、国土強靱化地域計画を策定するためのアドバイザー謝礼を計上しております。  次に、11、役務費及び17、備品購入費には、災害対策本部の情報通信や情報共有において強化を図るための機器等を計上しております。  また、入間東部地区合同防災訓練について、12、委託料では、会場設営費を計上し、13、使用料及び賃借料にて、バスによる避難移送訓練を実施するための費用を計上しております。  最後になりますが、飛びまして193ページをお願いいたします。中段の款の9消防費、項の1消防費の目の1、2は、入間東部地区事務組合消防本部に関する予算となってございまして、目の1が常備消防及び目の2が消防団活動に関する非常備消防の負担金となっております。  総務部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) それでは、戻りますが、57ページをお願いしたいと思います。目の1一般管理費、契約検査課の5、契約・検査事業でございます。この事業で電子入札共同システム参加負担金などを計上してございます。  少し飛びまして、65ページをお願いいたします。目の5財産管理費でございますが、65ページ下段の管財課の6、公共施設マネジメント事業でございます。この事業には、庁舎整備検討審議会の開催費用や公共施設マネジメントに係る地域懇談会の開催費用を計上してございます。  続きまして、67ページをお願いいたします。目の6企画調整費でございますが、上段の政策企画課の1、計画行政推進事業でございます。この事業には、第6次基本構想・第1期基本計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略の検証などを行う総合計画審議会の開催費用や市民意識調査委託費用を計上してございます。  次に、下段の情報システム課の2、電子計算組織運営事業でございます。69ページまでにわたりますけれども、この事業にはICT化の推進に向けた各種システムの運用費用やWi―Fi環境の整備、ウェブ会議の運用費用を計上してございます。  大変恐縮ですが、大きく飛びまして、246ページをお願いしたいと思います。246ページ、中段の款の12公債費でございます。元金が前年度比9,995万8,000円の増、利子が前年度比854万円の減となってございます。  次に、下段の款の13予備費につきましては、前年度と同額の5,000万円を計上してございます。  総合政策部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、自治振興部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  初めに、69ページをお願いいたします。中段、協働推進課、説明欄5、市民参加・協働推進事業でございますが、市民活動団体が安心して活動できるよう、市民活動保険や自動体外式除細動器AEDの費用を計上するほか、地域まちづくり協議会の事業助成金、協働事業提案制度による採択協働事業補助金など、市民参加協働の推進を図るための費用を計上しております。  続きまして、71ページから73ページをお願いいたします。71ページ中段の説明欄1は、針ケ谷コミュニティセンター、説明欄2は、みずほ台コミュニティセンターの維持管理に要する費用でございます。  73ページ上段の工事請負費につきましては、みずほ台コミュニティセンターの空調設備等の改修工事費用を計上しております。  次に、79ページから81ページをお願いいたします。81ページ上段、協働推進課の説明欄6、コミュニティ施設維持管理事業でございますが、集会所管理委託のほか、工事請負費として水谷東1丁目集会所の長寿命化の観点から大規模改修工事の予算を計上しております。  続いて、下段の地域文化振興課の説明欄7、市民文化会館維持管理事業についてでございますが、キラリふじみの指定管理料のほか、キラリふじみの樹木の剪定費用等を計上しております。工事請負費につきましては、キラリふじみのパッケージエアコンの改修に要する費用でございます。  次に、83ページをお願いいたします。上段の説明欄9、市民文化推進事業でございますが、新たに文化芸術大会等出場奨励金として、文化芸術大会等の関東大会や全国大会に出場する個人や団体に対し奨励金を交付し、文化芸術分野で頑張る市民を応援するものでございます。  また、中段にある文化芸術によるまちづくり補助金でございますが、市民が主体となって実施する文化芸術事業に対し補助金を交付することで、市民の文化芸術活動を支援し、地域の活性化を図ってまいります。  なお、文化芸術によるまちづくり補助金及び文化芸術に係る既存の補助金につきましては、文化振興基金を活用してまいります。  続きまして、説明欄10、地域活性化事業についてでございますが、委託料として引き続きSTEM教育運営委託、電車広告掲載業務委託、PRパンフレット設置委託等のほか、85ページ上段のPR動画作成委託につきましては、ふわっぴーを活用したPR動画等を作成し、シティプロモーションの観点から富士見市のPRをさらに進めてまいります。  また、記念映像等作成委託は、令和4年の富士見市市制施行50周年に向けて記念映像を作成するものでございます。  続きまして、89ページから93ページをお願いいたします。市民交流センター費につきましては、ふじみ野交流センター、ピアザふじみ並びに鶴瀬西交流センターの維持管理と生涯学習事業の実施に係る費用でございます。  91ページ中段の工事請負費につきましては、ふじみ野交流センターの高圧ケーブルの更新等、電気設備の改修工事費用を計上しております。  少々飛びますが、149ページから151ページをお願いいたします。環境課の説明欄2、地球にやさしい生活環境づくり事業、151ページ上段にございます第3次環境基本計画策定業務委託につきましては、第2次環境基本計画が令和4年度で計画期間の満了を迎えることから、その策定業務委託をするものでございます。  中段にございます喫煙所設置補助金につきましては、路上喫煙禁止区域に設置する民間事業者が設置する一般開放可能な喫煙所について、受動喫煙及び路上喫煙防止のため、パーティション型喫煙所の設置費用を補助するものでございます。  続いて、説明欄4、「減らせ!CO2」推進事業では、住宅用太陽光発電システム、蓄電池等のほか、電気自動車、プラグインハイブリッド車購入奨励金により、引き続き温室効果ガス削減の取組を図ってまいります。  続いて、157ページをお願いいたします。下段の環境課の説明欄1、公害防止事業は、公害分析やふじみ野駅西口駅前通りのムクドリ用防除装置設置に関する委託料や、犬猫の殺処分ゼロを目指した支援事業の補助金等を計上し、公害防止に努めてまいります。  続いて、159ページ、下段の説明欄1、ごみ収集事業は、可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみ等の収集業務の民間委託に係る費用でございます。地球環境の保全に貢献するため、公共施設の食品廃棄物をバイオガスプラントに搬入するための費用を新たに計上しております。  また、161ページの説明欄1のごみ収集事業は、ふれあい収集など市が直接行う収集に関する費用でございます。  続いて、中段の説明欄2のごみ減量化推進事業では、集団資源回収実施団体及び紙、布類定期回収の奨励金を計上するとともに、ごみ分別アプリの活用促進により、市民の皆さんと協働してさらなるごみ減量化に努めてまいります。  自治振興部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 続きまして、市民生活部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  69ページをお願いいたします。下段の人権・市民相談課、説明欄3の人権推進事業及び71ページ上段の説明欄4、男女共同参画推進事業につきましては、あらゆる人権問題に関する啓発活動や、男女共同参画社会の実現に向けた教育、啓発を推進するための事業費を計上させていただきました。  次に、73ページ中段、人権・市民相談課、説明欄1、市民相談事業は、オンライン相談に関わる費用に加え、市民の日常の悩みや困り事について、各分野の相談員が相談に応じ適切な助言を行うことで、市民生活の安定を図るための事業費を計上させていただきました。  また、下段の説明欄2、消費生活相談事業は、市民の消費に関する相談や苦情に対し速やかにその内容を精査し、解決のための助言やあっせんを行い、消費者の正当な利益の擁護、増進を図り、消費者被害の未然防止を推進する事業費として計上させていただきました。  次に、77ページ下段から79ページ中段になりますが、市民課、説明欄1の出張所窓口事務事業及び説明欄2のサンライトホール管理事業は、市内出張所の運営管理に係る経費や、サンライトホールの一時閉所に関する経費を計上させていただきました。  次に、85ページ中段の人権・市民相談課、説明欄8、国際交流事業は、国際化社会に適用するため多文化への理解や、外国籍市民との交流を推進するための事業費を計上させていただきました。  続きまして、少々飛びまして、95ページをお願いいたします。上段の税務課、説明欄1、課税事務事業及び収税課、説明欄2、収税事務事業につきましては、99ページにわたっておりますが、市税の賦課及び徴収に要する経費といたしまして、合わせて1億5,757万5,000円となっております。  次に、99ページ下段から101ページになりますが、市民課、説明欄2の居住関係公証事務事業及び説明欄3の戸籍事務事業でございます。住民基本台帳及び戸籍事務等に関する経費でございます。  次に、少々飛びまして、111ページをお願いいたします。上段の保険年金課、説明欄1、一般事務費及び10の国民健康保険基盤安定事業につきましては、国民健康保険特別会計への繰出金でございます。合計で7億9,417万8,000円を計上してございます。  次に、117ページをお願いいたします。保険年金課の説明欄6の後期高齢者医療事務事業につきましては、後期高齢者医療広域連合への医療費負担金などの経費を計上いたしました。  最後に、121ページをお願いいたします。下段の保険年金課、説明欄1、国民年金事務事業につきましては、338万7,000円を計上させていただきました。  市民生活部の予算概要については以上でございます。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 続きまして、子ども未来部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  初めに、127ページをお願いいたします。説明欄下段5、こども医療費支給事業でございます。ゼロ歳から中学校3年生までの入院、通院に対し医療費の助成を行い、子どもの健康増進と保護者の負担軽減を図る費用を計上しております。  続きまして、131ページをお願いいたします。説明欄下段15、私立幼稚園特色のある幼児教育推進事業でございますが、市内私立幼稚園が行う特色のある幼児教育に対し、その取組を応援するための補助金でございます。今年度は、富士見市幼稚園協会に所属する全ての園に補助金を交付いたしました。令和3年度も引き続き各幼稚園の取組を支援してまいります。  続きまして、同じく131ページ、説明欄下段、14、子ども未来応援センター運営事業でございます。「夢つなぐ富士見プロジェクト+(プラス)~富士見市子どもの貧困対策整備計画~」の推進に向けた取組につきましては、子ども食堂や学習支援教室など、子どもの居場所活動を行う団体や、令和2年度から新たに活動を始めました若者の居場所づくり活動団体への支援として、セミナーや学習会を開催いたします。さらに、養育費相談業務や学び直し相談業務を継続し、相談者一人一人に寄り添った支援を実施してまいります。  次に、事業名の表記はございませんが、令和3年度の新規事業として、オンラインを活用した相談事業を開始いたします。新型コロナウイルスの感染防止対策として、また窓口にお越しいただくことが難しい市民の皆様の選択肢の一つとして、オンライン相談業務を開設し、市民サービスの向上を図ってまいります。  続きまして、135ページをお願いいたします。説明欄下段4、民間保育所等運営助成事業でございますが、民間保育園や幼稚園に対して質の高い保育やきめ細かい多様なニーズへの対応、民間保育園等の運営、職員処遇改善などを支援するため、計22本の補助金を交付するものでございます。  続きまして、139ページ、説明欄下段6、保育所等施設整備事業でございますが、鶴馬2丁目地内にございますこばと保育園の建て替えに対しまして、施設整備費の一部を補助するものでございます。  子ども未来部の説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、健康福祉部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  113ページをお願いいたします。説明欄上段の9、市民福祉活動センター維持管理事業の14、工事請負費では、市民福祉活動センターの空調設備の更新等を行うため、工事請負費を計上いたしました。  次に、115ページをお願いいたします。説明欄上段の3、在宅障害者社会福祉促進事業の18、負担金、補助及び交付金では、在宅で生活する重度心身障がい児者を介護する家族の負担軽減を図るため、在宅重度心身障がい児者レスパイトケア事業補助金を計上いたしました。  次に、119ページをお願いいたします。説明欄上段の1、一般事務費の27、繰出金につきましては、介護保険特別会計への繰出金を計上しております。  次に、121ページをお願いいたします。説明欄最上段の7、高齢者生活支援事業の12、委託料では、成年後見制度の利用促進のための地域連携ネットワークを進める中核機関について委託料を計上いたしました。  次に、123ページをお願いいたします。説明欄上段の4、生活困窮者自立支援事業の委託料、学習支援業務委託では、令和2年度は県のモデル事業として小学生を対象とした学習支援を行っておりましたが、令和3年度からは、市が直接事業を実施することから委託料を計上いたしました。  続きまして、同ページの説明欄中段の1、自立支援給付事業、19、扶助費、障害介護給付費は、各種サービスの利用者が年々増加していることから増額いたしまして、障がい児者が自分らしく生活できるように支援してまいります。  次に、125ページをお願いいたします。説明欄下段の1、精神保健事業、12、委託料、自殺予防対策計画策定業務委託では、第2期計画を策定するため、委託料を計上いたしました。  次に、少し飛びまして、145ページをお願いいたします。説明欄下段の1、生活保護費支給事業では、生活保護の被保護世帯等に対する扶助費を計上いたしました。  次に、款4衛生費のうち、健康福祉部に係る部分についてご説明申し上げます。次に、149ページをお願いいたします。説明欄中段、1、感染症等予防対策事業では、乳幼児や学生、65歳以上の高齢者に各種予防接種を実施するため、予防接種委託料を計上いたしました。令和元年度から3年間の期限で実施しております風疹の追加的対策については、令和3年度が最終年度となるため、未受診の方に風疹抗体の検査と予防接種の実施を勧奨いたします。  次に、153ページをお願いいたします。説明欄中段の2、母子保健事業ですが、妊婦健診、産婦健診、産後ケア、また乳幼児健診やそのフォロー教室、各種相談を通して、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を実施してまいります。さらに、令和3年度から新たに難聴児の早期発見と支援につなぐため、新生児聴覚スクリーニング検査費助成費用を計上いたしました。  次に、155ページをお願いいたします。説明欄上段の3、健康診査事業では、事業の柱となるがん検診として、胃がん検診、肺がん検診、乳がん検診等の委託料を計上いたしました。令和3年度からは、検診の受診率向上を目的に、乳がん検診の受診料自己負担分を1,000円に減額いたします。また、乳がん検診クーポン券の対象者を49歳の方にも拡大して実施いたします。  次に、157ページをお願いいたします。説明欄上段の6、市民健康づくり事業では、令和2年度に富士見市健康増進計画、食育推進計画と富士見市歯科口腔保健推進計画の中間見直しに当たり、後期計画を策定しております。令和3年度は、この計画に基づき、様々な健康づくり事業を展開してまいります。また、令和3年度から新たに禁煙外来終了者に補助金を交付するなど、受動喫煙防止対策を強化してまいります。  健康福祉部所管の説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(落合慎二) 続きまして、まちづくり推進部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  167ページをお願いいたします。説明欄3、農業経営基盤強化対策事業では、引き続き産業振興基金を活用し、農業の担い手の育成や農業経営改善計画の達成に向けた支援を行ってまいります。  続きまして、169ページの7、地産地消推進事業では、地元農産物の消費拡大及び販売促進のため、PRを目的としたイベントに関わる経費をはじめ、地域特産物加工促進補助金を計上しております。  次に、中段2、農地耕作条件改善事業では、埼玉県農林公社主体の埼玉型ほ場整備事業を円滑に進めるため、埼玉県農林公社に対する負担金や調査委託などの関係費用の予算を計上しております。  続きまして、171ページ、2、商工業推進事業では、GO DREAMプロジェクトといたしまして、専門家による経営相談委託料を、富士見市商工会事業運営費補助金を計上しております。  また、産業振興基金を活用した補助金といたしまして、中小企業の新たなチャレンジを支援するため、人材育成や販路開拓などに加えて、令和3年度はDX化への支援も含めた中小企業チャレンジ支援事業補助金を計上いたしました。  続きまして、少し飛びまして、185ページ中段をお願いいたします。6、シティゾーン整備推進事業では、産業団地整備に向けた用地交渉を行うための業務委託料を計上しております。公有財産購入費として、シティゾーンの産業団地アクセス道路整備に関わる事業用地を購入するための予算でございます。  187ページの中段、1、鶴瀬駅西口土地区画整理事業、またその下の2、鶴瀬駅東口土地区画整理事業では、特別会計への繰出金を計上いたしました。  続きまして、下段から189ページ上段にかけてをお願いいたします。1、公園整備事業では、びん沼自然公園の再整備といたしまして、センターハウス、パークゴルフ場、大型遊具や周辺の駐車場を整備してまいります。また、市内に残る希少な湧水を保全、活用するため、湧水と緑の活用基本方針策定の業務委託料を計上しております。公有財産購入費では、3か所の広場、緑地等の用地取得を進めてまいります。  続きまして、2、公園・緑地維持管理事業では、公園施設の長寿命化計画に基づく遊具の改修等を行ってまいります。  最後に、191ページ中段をお願いいたします。1、鶴瀬駅東口整備事業では、今年度に引き続き、鶴瀬駅東口駅前広場の整備に取り組んでまいります。  まちづくり推進部の説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 続きまして、建設部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  初めに、75ページをお願いいたします。ページ上段、交通安全施設整備事業では、道路反射鏡設置工事や通学路等の区画線設置工事、道路照明灯のLEDリース料などを計上いたしました。  続きまして、その下の交通安全啓発推進事業でございます。令和2年度において実施を予定しておりましたスケアードストレート教育技法による交通安全教室を新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止といたしましたが、改めて令和3年度において、市内全ての中学校を対象に、スケアードストレート教育技法による交通安全教室を実施する費用を計上し、自転車の安全利用の推進を図ってまいります。  その下の市内公共交通対策事業では、昨年度に引き続き、市内公共交通として富士見市デマンドタクシーの運行及び市内循環バスの運行に関わる費用を計上し、市民の移動利便性の向上を図ってまいります。また、市全体の公共交通の見直しにつきましては、引き続き富士見市地域公共交通会議において検討を進め、持続可能で利便性の高い公共交通の構築を目指してまいります。  少し飛びまして、175ページをお願いいたします。ページ中ほど、道水路台帳整備事業では、境界確認作業及びその測量成果を一元管理するマッピングシステムへの入力費用等を計上いたしました。  次に、177ページをお願いいたします。ページ中ほど、耐震改修促進事業では、建築物の耐震診断及び耐震改修費用の一部や、地震等により倒壊のおそれのあるコンクリートブロック塀等の撤去費用の一部を補助する費用を計上しております。  次に、179ページをお願いいたします。ページの中段より少し下、道路修繕事業では、羽沢1丁目地内、市道第5107号線、西みずほ台3丁目地内、市道第5119号線など、全6路線の舗装修繕、ふじみ野東4丁目地内の歩道修繕、そのほか橋の修繕、市内各所の街路樹の維持管理、側溝清掃等に係る費用となっております。  続いて、幹線道路整備事業では、関沢2丁目地内、市道第5209号線の整備工事、市道第72号線の設計及び整備工事、大字水子地内、市道第5112号線及び大字勝瀬地内、市道第5101号線の用地測量、みずほ台東通線、市道第5118号線の設計を予定しております。  続いて、181ページの上段、採納道路整備事業では、市内各所の建築後退用地の舗装整備工事を予定しております。  続いて、生活道路整備事業では、大字下南畑地内、市道第710号線の整備工事、大字勝瀬地内、市道第225号線に関わる用地測量、調査並びに設計や、大字下南畑地内、市道第611号線に関わる設計、大字南畑新田地内、市道第1420号線ほか1路線に関わる用地測量などを予定しております。  続いて、181ページの中ほど、火葬場関連整備事業では、大字下南畑地内、市道第5111号線の設計工事費を計上しております。  続いて、181ページの下段から183ページにかけての浸水対策事業では、非常通報装置設置工事3か所、前谷排水機場改修工事、西みずほ台2丁目地内における浸水対策工事、市内ポンプ施設等の修繕工事、排水機場等運転監視業務等に係る費用を計上いたしました。  次に、187ページをお願いいたします。ページの中ほど、公共下水道事業では、負担金及び補助金を計上し、引き続き公共下水道事業を進めてまいります。  次に、191ページをお願いいたします。ページ中ほどから記載の市営住宅・コミュニティ住宅補助事業では、当該住宅の借り上げなどに関わる費用を計上いたしました。  最後に、193ページをお願いいたします。空家等対策事業では、平成30年度に策定いたしました富士見市空家等対策計画に基づく施策として、空き家の除去工事及び利活用に係る改修工事の費用の一部を補助する費用や隣地統合促進補助に関わる費用に加え、移住定住促進に関する補助制度として、空き家の改修に関わる費用の一部を補助する費用を計上しており、空き家の除去や利活用、流通を促進することで対策を推進してまいります。  建設部につきましては以上でございます。
    ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 続きまして、教育委員会所管の主な事業についてご説明申し上げます。  197ページをお願いいたします。説明欄下段、学校教育課の2、学校教育振興事業では、スクール・サポート・スタッフの配置を全ての小中学校に拡充し、さらなる教職員の負担軽減となるよう費用を計上しております。児童生徒のSTEM教育につきましては、モデル校においてパソコンでプログラミングしたものを動かしながら、自ら学び、創造性を育む教材研究の費用として計上しております。英語教育につきましては、目標を持って英語の技能向上を目指す小学校6年生及び中学校3年生を支援するため、実用英語技能検定の受験料を補助する費用となってございます。  次に、199ページの3、学校教育支援事業をお願いします。児童が意欲的に外国語に親しめるよう、イングリッシュ・サマー・キャンプにつきましては、これまでの小学校5年生に3年生を加えた2学年を対象としてさらに充実し、開催する予定でございます。  次に、201ページをお願いいたします。下段の9、いのちの大切さをはぐくむ授業でございますが、命の尊さを基本理念とする教育大綱を踏まえ、全校でいのちの授業に取り組んでまいります。  少し飛んで、207ページをお願いいたします。上段の教育政策課、3、学校施設整備事業では、小学校費として、児童の熱中症対策や災害時の避難所としての機能強化を図るため、体育館へ空調を設置するための設計委託料を4校分計上しております。また、中学校費でも同様に2校分計上しております。小学校の主な工事といたしましては、勝瀬小学校の大規模改造工事、みずほ台小学校のトイレ改修工事、つるせ台小学校の芝生化整備工事などを計上しております。  同じページの下段、学校教育課の4、情報教育推進事業をお願いします。GIGAスクール構想におけるふじみビジョンに基づき、学習を深めるツールとして、1人1台端末を活用するための保守費用や大型液晶モニターを購入する費用を計上してございます。この予算につきましては、中学校費も同様に計上してございます。  次に、211ページをお願いします。中段の教育政策課、5、学校施設整備事業では、中学校の主な工事といたしまして、西中学校の大規模改造工事、東中学校のトイレ改修工事を計上しております。  次に、少し飛びまして、221ページをお願いします。中段の生涯学習課、5、放課後等学習支援事業につきましては、家庭学習の習慣化と基礎学力の定着化を図るため、中学生のイブニングスクールにつきましては検証しつつ継続実施するとともに、小学生のサタデースクールにつきましては、これまでの成果と課題を踏まえ、小学校5年生に6年生を加えた2学年を対象とし、つまずきやすい算数に対象教科を絞り、より多くの児童が参加できるように予算を計上しております。  次に、227ページをお願いします。水谷公民館の2、公民館施設維持管理事業につきましては、キュービクル更新工事を計上してございます。  次に、229ページをお願いします。中段の生涯学習課、1、図書館運営事業につきましては、キュービクル及び火災報知設備更新工事を計上してございます。  次に、231ページをお願いします。下段の資料館、1、水子貝塚公園運営事業では、屋外照明をLEDに替える費用を計上してございます。  続いて、239ページをお願いします。今年の夏に延期となりましたオリンピック・パラリンピックに関する費用として、生涯学習課の東京2020プロジェクト推進事業、コミュニティライブサイト開催事業、聖火リレー祭典事業、セルビアホストタウン事前キャンプ実施事業の4本の予算事業を計上してございます。  最初に6、東京2020プロジェクト推進事業につきましては、セルビア共和国のパラリンピアンとの交流や競技体験など、様々な体験イベントに取り組み、機運醸成を図る費用でございます。  次に、7、東京2020コミュニティライブサイト開催事業につきましては、ホストタウンであるセルビア共和国を応援するため、大型ビジョンによる競技のライブ中継やオリンピアン、パラリンピアンの指導による競技体験などを開催する費用を計上しております。  次に、241ページの8、東京2020聖火リレー祭典事業につきましては、7月6日に富士見市で行われる聖火リレーにおいて、市民ランナーを応援するとともに、関連イベント開催の費用として計上しております。  次に、9、東京2020セルビアホストタウン事前キャンプ実施事業でございますが、セルビアのレスリング、ハンドボールチームが事前キャンプのために滞在する間の費用を計上し、大会本番に向け、力が発揮できるようサポートしてまいります。  最後に、243ページの下段、学校給食センターの1、学校給食事業でございますが、災害時などの緊急用として非常食を購入する費用を計上しております。また、スチームコンベクションオーブンの費用を計上し、さらにおいしい給食を提供してまいります。  教育委員会につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 以上をもちまして、令和3年度富士見市一般会計予算の説明とさせていただきます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第18号 令和3年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第18号 令和3年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 議案第18号 令和3年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算についてご説明いたします。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長引く中で、経済状況の悪化など、先行きが不確定な要素が多く見込まれる中、歳入の根幹となる国民健康保険税収入においては大変厳しい状況が想定され、また埼玉県全体の1人当たりの医療費を見ますと、引き続き増加傾向にありますことから、国民健康保険事業費納付金などの増額など、国民健康保険財政への影響は大変厳しいものと見込んでおります。  こうしたことから、令和3年度の当初予算額は95億8,052万8,000円と見込み、前年度当初予算額に比べ7,340万円、率にして0.8%の増額予算となっております。  それでは、7ページ、8ページの歳入をお願いいたします。款1国民健康保険税につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響による経済状況の悪化を見込んだこと及び平成30年度税制改正による個人所得課税の見直し等による影響から、前年度より7,034万1,000円減の20億936万円を見込みました。  次に、下段になります。款3の県支出金でございます。県が各市町村の保険給付費等に必要な費用を保険給付費等交付金として全額を交付するものでございますが、1人当たりの医療費が増加傾向にありますことから、前年度より1,251万7,000円増の66億8,782万4,000円を見込みました。  次に、9ページ、10ページ、款4の繰入金でございます。まず、一般会計繰入金総額としましては、前年度より1億2,020万1,000円増の7億9,417万8,000円を見込みました。内訳でございますが、一般会計からの法定外繰入金は前年度より1億2,469万5,000円増の3億2,558万5,000円をお願いさせていただき、法定内繰入金では、主に保険基盤安定繰入金が27万8,000円減の3億6,024万4,000円という内容になっております。  次に、13ページ、14ページ、歳出でございます。まず、款1の総務費につきましては、オンライン資格確認対応システム改修が完了したこと等により、総務費全体で前年度より149万2,000円減の5,940万5,000円を見込みました。  次に、17ページ、18ページ下段から23ページ、24ページ上段までの款2保険給付費でございますが、1人当たりの医療費は増加傾向と見込み、保険給付費全体で前年度より870万1,000円増の65億9,892万7,000円を見込みました。  次に、23ページ、24ページ中段から25ページ、26ページ上段までの款3国民健康保険事業費納付金でございます。納付金額は、市町村ごとの医療費水準と所得水準を考慮し、県が毎年1月に確定納付金額を示してまいります。本市の納付金額は、総額で前年度より6,457万2,000円増の27億5,800万7,000円となっております。  最後に、25ページ、26ページ中段、款5保健事業費でございますが、主に特定健康診査の自己負担金の無料化等の理由から、事業費全体で前年度より161万8,000円増の1億4,607万7,000円を見込みました。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで休憩といたします。  (午後 2時12分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。  (午後 2時30分) ○議長(篠田剛) 次に、議案第19号 令和3年度富士見市介護保険特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第19号 令和3年度富士見市介護保険特別会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議案第19号 令和3年度富士見市介護保険特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  1ページでございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ77億1,460万2,000円となり、前年度と比較いたしまして4.5%の増となっております。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。まず、歳入でございますが、款の1保険料につきましては、保険給付費の増加に伴う保険料基準額の増額により、特別徴収で15億4,668万2,000円、普通徴収で1億7,510万4,000円を見込み、保険料合計では前年度比2.5%増となる17億2,712万2,000円としてございます。  次に、款の2国庫支出金でございますが、項の1国庫負担につきましては、保険給付費の増によりまして、介護給付費負担金を前年度比4.6%増の13億629万円としてございます。  また、項の2国庫補助金につきましては、令和2年度より新設されました介護保険保険者努力支援交付金1,660万4,000円を新たに計上し、前年度比4.2%増の2億7,966万5,000円としてございます。  次に、款の3支払基金交付金につきましては、保険給付費の増によりまして、前年度比4.4%増の20億1,183万2,000円としてございます。  続きまして、8ページ、9ページをお願いいたします。款の4県支出金でございますが、項の1県負担金につきましては、保険給付費の増によりまして、前年度比4.1%増の10億6,282万6,000円としてございます。  また、項の2県補助金につきましては、前年度とほぼ同額であります4,961万9,000円としてございます。  次に、款の6繰入金でございますが、項の1一般会計繰入金につきましては、保険給付費などの法定負担及び介護認定事務に係る一般会計からの繰入れとして、前年度比8.9%増の11億5,143万2,000円を計上してございます。  続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。項の2基金繰入金につきましては、第1号被保険者保険料の不足分を補うため、1億2,382万7,000円を計上してございます。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。12ページ、13ページをお願いいたします。まず、款の1総務費でございますが、項の1総務管理費につきましては、介護保険制度改正に伴うシステム改修費の増額によりまして、前年度比25.6%増となる1,217万6,000円を計上してございます。  14ページ、15ページをお願いいたします。項の3介護認定審査会費につきましては、介護認定申請件数の増加に伴う認定調査費用及び審査会開催に係る費用の増加などによりまして、前年度比26.8%増となる7,083万円を計上してございます。  続きまして、16ページ、17ページをお願いいたします。款の2保険給付費でございますが、高額介護サービス費や補足給付の見直し等の制度改正による減額を見込む一方で、認定者数の増加や介護報酬改定に伴う増加などにより、前年度比4.4%増となる72億8,959万3,000円を計上してございます。  次に、16ページから25ページに記載されております款の3地域支援事業費でございますが、生活支援サービス事業における認定者数の増加に伴う給付費の増や、在宅医療・介護連携推進事業における事業費の増などにより、総額で前年度比1.4%増となる3億2,777万6,000円を計上しております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第20号 令和3年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第20号 令和3年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 議案第20号 令和3年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  まず、令和3年度予算額は12億9,022万7,000円と見込み、前年度に比べ257万円、率にして0.2%の増となっております。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入でございますが、款1後期高齢者医療保険料として10億7,759万3,000円を計上いたしました。前年度に比べ143万6,000円、率にして0.1%の減となっております。  次に、款の2繰入金でございます。保険基盤安定繰入金2億1,063万1,000円は、前年度に比べ400万6,000円、率にして1.9%の増となっております。この繰入金は、高齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づき、低所得者の保険料の軽減に基づく補填分として、一般会計より繰り入れるものでございます。  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。歳出でございます。款1後期高齢者医療広域連合納付金12億8,822万7,000円は、前年度に比べ257万円、率にして0.2%の増となっております。歳入の保険料及び保険基盤安定繰入金等の合算額を埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付するために計上してございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第21号 令和3年度富士見市水道事業会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第21号 令和3年度富士見市水道事業会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第21号 令和3年度富士見市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算編成の概要といたしましては、近年、水道事業の主たる収入である給水収益は、利用者の生活様式の多様化及び節水機器の普及等により、給水収益の基本となる1人当たり平均の生活用水量が減少、これに伴って有収水量及び給水収益ともに減少の傾向にあると考えられていました。しかし、新型コロナウイルス感染症対策として、外出自粛や在宅勤務の増加に伴い、生活用水量は一時的に増加傾向にあります。  その一方で、水道水の安定的な供給を維持するため、今後も水道施設の改良工事等に多額の費用が必要となる厳しい状況ではございますが、将来にわたり安心安全で安定的な水道水の供給を可能とするために必要な事業を中心とした予算編成に努めました。  それでは、1ページをお願いいたします。第2条の業務の予定量でございますが、年間給水戸数は5万3,740戸、年間総給水量は1,141万9,487立方メートルを予定しております。  続きまして、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入は前年度比1,326万6,000円増の18億7,814万2,000円を見込み、支出は前年度比2,459万6,000円減の16億9,580万2,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きは1億8,234万円の黒字を見込んでおります。  次に、1ページ下段から2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入は前年度比80万円増の835万円を見込み、支出は前年度比3,852万1,000円減の6億149万円を予定しております。したがいまして、収支差引きは5億9,314万円の不足となりますが、損益勘定留保資金等で補填するものでございます。  次に、3ページをお願いいたします。予算実施計画をお示ししたものでございます。収益的収入の主なものでございますが、営業収益につきましては、前年度比1,460万4,000円増の18億858万6,000円を見込んでおります。給水収益は、前年度比1,758万3,000円増の15億8,749万6,000円を見込んでおります。加入金は、前年度比489万5,000円減の1億4,536万5,000円を計上いたしました。  続きまして、収益的支出でございますが、営業費用は前年度比2,131万1,000円減の16億5,486万5,000円を計上いたしました。支出の主なものでございますが、原水及び浄水費として、県水受水費、浄水場の運転委託などを予定しております。  次に、4ページをお願いいたします。資本的収入の主なものでございますが、一般会計からの消火栓設置工事費負担金や宅地開発等に伴う配水工事負担金として、前年度比80万円増の835万円を見込んでおります。  続きまして、資本的支出でございますが、建設改良費は前年度比263万円増の4億3,550万5,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、老朽管更新事業費として大字水子地内の送水管布設替え工事及び配給水管布設替え工事等を予定しております。また、配水管改良費として、大字水子地内の配給水管布設工事、大字南畑新田地内の舗装本復旧工事等を予定しております。  次に、5ページは、予定キャッシュ・フロー計算書でございます。水道事業に係る現金、預金の増減をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示してございます。  6ページから8ページは給与費明細書、9ページは経営成績を表す予定損益計算書でございます。  10ページから13ページまでは、年度末に水道事業で保有する資産、負債及び資本を総括的に表す予定貸借対照表でございます。  14ページ、15ページは、財務諸表を作成するに当たり採用いたしました会計処理の基準や、計上方法等をお示しする注記でございます。  16ページ以降は、積算内容を表す予算積算資料となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第22号 令和3年度富士見市下水道事業会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第22号 令和3年度富士見市下水道事業会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第22号 令和3年度富士見市下水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算編成の概要といたしましては、下水道事業の主たる収入である下水道使用料について、水道事業と同様に利用者の生活様式の多様化、節水意識の定着やトイレなどの節水型機器の普及等により、普及率及び水洗化世帯戸数の増加は見込まれるものの、世帯当たりの排水量が減少し、これに伴い有収水量及び使用料収入ともに減少傾向にあると考えられていました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策としての外出自粛や在宅勤務の増加に伴い、有収水量及び使用料収入については、一時的に増加傾向にあります。  その一方で、持続的な下水道サービスの提供や公共用水域の水質保全に資するための維持管理、管渠工事、雨水ポンプ場及び雨水幹線などの建設改良工事等に多額の費用がかかる厳しい状況でございますが、将来にわたり安定したサービスを提供するために必要な事業を中心とした、効率的かつ効果的な予算編成に努めました。  それでは、1ページをお願いいたします。第2条の業務の予定量でございますが、年間処理水量は1,338万164立方メートル、水洗化世帯戸数は5万6,765戸、管渠布設距離といたしましては2,180メートルを計画しております。  続きまして、第3条は収益的収入及び支出でございますが、収入は前年度比1億706万6,000円減の17億8,265万4,000円を見込み、支出は前年度比6,641万6,000円増の16億3,348万2,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きは1億4,917万2,000円で、3条予算につきましては黒字を見込んでおります。  次に、1ページ下段から2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入は前年度比2億8,974万9,000円減の5億9,648万7,000円を見込み、支出は前年度比3億4,670万5,000円減の13億4,964万5,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きはマイナス7億5,315万8,000円で、4条予算につきましては不足となりますが、こちらについては損益勘定留保資金等で補填する予定です。  次に、4ページをお願いいたします。予算実施計画をお示ししたものでございます。収益的収入の主なものでございますが、営業収益につきましては、前年度比429万3,000円増の13億2,663万9,000円を見込んでおります。下水道使用料は、前年度比1,308万5,000円増の10億1,733万7,000円を見込んでおります。他会計負担金は、主に一般会計からの繰入金として、前年度比876万2,000円減の3億917万2,000円を計上いたしました。  続きまして、収益的支出でございますが、営業費用は前年度比7,704万7,000円増の15億1,144万6,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、管渠費として、管渠やポンプ場施設の維持管理をはじめ、修繕費、荒川右岸流域下水道維持管理負担金などを予定しております。  次に、5ページをお願いいたします。資本的収入でございますが、企業債、国庫(県)補助金及び負担金を合わせまして、前年度比2億8,974万9,000円減の5億9,648万7,000円を見込んでおります。  続きまして、資本的支出でございますが、建設改良費は、前年度比3億214万4,000円減の6億8,310万4,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、公共下水道建設事業費では、委託料として別所雨水ポンプ場の更新工事の委託、また工事請負費として柳瀬第9汚水管渠築造工事や舗装本復旧工事などを実施してまいります。また、特定環境保全公共下水道建設事業費では、南畑地区について引き続き計画的な整備を図ってまいります。  次に、6ページは、予定キャッシュ・フロー計算書でございます。下水道事業に係る現金、預金の増減をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示してございます。  7ページ、8ページは給与費明細書、9ページは継続費に関する調書、10ページは経営成績を表す予定損益計算書でございます。  11ページから14ページまでは、令和2年度及び令和3年度末に下水道事業で保有する資産、負債及び資本を総括的に表す予定貸借対照表でございます。  15ページ、16ページは、財務諸表を作成するに当たり採用いたしました会計処理の基準や、計上方法等をお示しする注記でございます。  続いて、17ページ以降は、積算内容を表す予算積算資料となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第23号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第23号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(落合慎二) 議案第23号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  1ページでございますが、歳入歳出予算の総額は2億8,966万4,000円で、対前年度比1.4%の減でございます。  5ページ、6ページをお願いいたします。歳入でございますが、一般会計繰入金を2億8,752万3,000円、繰越金を214万円、諸収入を1,000円計上しております。  また、歳出でございますが、7ページ、8ページをお願いいたします。総務費として1億7,619万8,000円を計上しております。内容につきましては、人件費や事務費、起債の償還金などでございます。  次に、9ページ、10ページをお願いいたします。事業費として1億1,346万6,000円を計上しております。主な内容といたしまして、工事や移転に伴う測量のほか、物件移転補償料の調査などの委託料として1,909万6,000円、区画道路の整備の工事請負費として2,050万円、補償、補填及び賠償金でございますが、建物移転1棟分と工作物などの移転補償料として7,232万円を計上いたしました。  また、11ページから15ページにつきましては給与費明細書、16ページは地方債の残高調書でございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第24号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第24号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(落合慎二) 議案第24号 令和3年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  1ページでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ5億6,215万1,000円で、対前年度比23.0%の増でございます。  6ページ、7ページをお願いいたします。歳入といたしまして、国庫補助金が1,780万円、一般会計からの繰入金3億5,055万円、繰越金として300万円、諸収入1,000円、市債といたしまして1億9,080万円を計上しております。  続きまして、歳出でございますが、8ページ、9ページをお願いいたします。総務費につきましては2億670万2,000円を計上しております。主な内容といたしまして、人件費、事務費及び償還金などでございます。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。下段の事業費でございますが、3億5,544万9,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、今後移転予定の建物の補償費算定のための調査、公共施設整備工事及び宅地整地工事の実施設計書作成、工事や移転に必要な測量作業など、委託料として2,721万円、管渠築造工事及び道路整備工事並びに公園整備工事や宅地整地工事の工事請負費として1億3,638万5,000円を計上いたしました。補償、補填及び賠償金でございますが、建物移転補償3件、仮住居家賃減収補償10件分、使用収益補償8件分などとして1億9,185万4,000円を計上いたしました。  12ページから16ページにつきましては給与費の明細書、17ページは地方債の残高の調書でございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第25号 令和3年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第25号 令和3年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第25号 令和3年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額は、それぞれ6,999万4,000円でございます。  少し飛びますが、5ページをお願いいたします。2、歳入でございます。款の1繰入金でございます。一般会計からの繰入れを6,999万4,000円するものでございます。  次に、3、歳出でございます。款の1事業費でございます。6ページをお願いいたします。まちづくり推進課、公共用地先行取得事業につきましては、市道第5118号線、都市計画道路みずほ台駅東通線の一部用地を取得する公有財産購入費など、総額6,999万4,000円を計上するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第26号 富士見市道路線の認定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第26号 富士見市道路線の認定について提案理由を申し上げます。  開発による帰属、道路敷地の寄附採納受理等に伴い、市道第3440号線ほか13路線を市道として認定したいので、道路法第8条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第26号 富士見市道路線の認定につきましてご説明申し上げます。  今回の認定路線につきましては、計14路線でございます。  まず、市道第3440号線から市道第3448号線までの計9路線につきましては、開発行為における道路用地の帰属に伴い路線認定するものです。  内容につきましては、路線番号、幅員、延長の順にご説明いたします。市道第3440号線、幅員6メートル、延長42.79メートル。  市道第3441号線、幅員4.2メートル、延長27.45メートル。  市道第3442号線、幅員6メートル、延長22.21メートル。  市道第3443号線、幅員4.2メートル、延長23.59メートル。  市道第3444号線、幅員4.5メートル、延長58.81メートル。  市道第3445号線、幅員6メートル、延長38.23メートル。  市道第3446号線、幅員6メートル、延長40.39メートル。  市道第3447号線、幅員6メートル、延長54メートル。  市道第3448号線、幅員6メートル、延長32.95メートルとなります。  続きまして、市道第3449号線から市道第3451号線までの計3路線につきましては、位置指定道路が寄附採納されたことに伴い路線認定するものです。  内容につきましては、市道第3449号線、幅員4.2メートル、延長17.08メートル。  市道第3450号線、幅員4.2メートル、延長29.18メートル。  市道第3451号線、幅員4.2メートル、延長18.8メートルとなります。  続きまして、市道第3452号線、幅員3.5メートル、延長114.98メートルにつきましては、一般国道254号延伸に伴い、国道用地を横断している既存の路線を分断する必要が生じたことから、新規路線として認定するものです。  続きまして、市道第3453号線、幅員2メートルから3メートル、延長575.50メートルにつきましては、新河岸川砂川堀雨水幹線合流点改修事業に伴い、砂川堀雨水幹線を横断している既存の路線を分断する必要が生じたことから、新規路線として認定するものです。  認定路線の説明については以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第27号 富士見市道路線の変更についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第27号 富士見市道路線の変更について提案理由を申し上げます。  道路の延伸及び河川改修に伴い、市道第2943号線及び市道第1362―1号線を路線変更したいので、道路法第10条第3項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第27号 富士見市道路線の変更につきましてご説明申し上げます。  今回の変更路線につきましては、計2路線でございます。  市道第2943号線につきましては、一般国道254号延伸に伴い、国道用地を横断している既存の路線を国道用地までに短縮するものです。幅員につきましては、3.5メートルで変更はなく、延長223.4メートルを81.68メートルに短縮し、141.72メートルに変更するものです。  市道第1362―1号線につきましては、新河岸川砂川堀雨水幹線合流点改修事業に伴い、砂川堀雨水幹線を横断している既存の路線を砂川堀雨水幹線までに短縮するものです。幅員につきましては、2メートルを2メートルから3メートルに、延長478.53メートルを378.13メートルに短縮し、100.4メートルにそれぞれ変更するものです。  変更路線の内容説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第28号 工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第28号 工事変更請負契約の締結について提案理由を申し上げます。  幹線道路整備工事(富士見橋通線第2工区)の変更請負契約を締結したいので、議会の議会に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 議案第28号 工事変更請負契約の締結についてご説明申し上げます。  工事名、幹線道路整備工事(富士見橋通線第2工区)、施工場所、富士見市大字水子地内、履行期限、令和3年3月29日、変更履行期限、令和4年3月25日、請負金額5億9,620万7,040円、請負業者、島田建設株式会社でございます。令和3年1月21日に仮契約をしております。  変更内容でございますが、契約工期を令和2年6月23日から令和3年3月29日までのものを令和4年3月25日までとし、361日間の延長をするものでございます。請負金額につきましては、変更はございません。  主な変更理由といたしましては、関係者等の調整に時間を要していることから、工期内の完了が困難となったためでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第29号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第29号 工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。  市立西中学校大規模改造建築工事(第2期工事)(ゼロ債務)の請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議案第29号 工事請負契約の締結についてご説明いたします。  工事名は、市立西中学校大規模改造建築工事(第2期工事)(ゼロ債務)でございます。履行期限は、令和3年12月28日、請負金額は2億8,619万3,600円となっております。請負業者は、協同建設株式会社富士見営業所でございます。  西中学校大規模改造工事につきましては、令和2年度から工事を進めております。令和3年度は、第2期工事といたしまして管理棟の工事を予定しております。令和3年1月20日の入札結果に基づき、事後審査を経まして、1月21日、仮契約を締結しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第30号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第30号 工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。  市立勝瀬小学校大規模改造建築工事(第3期工事)(ゼロ債務)の請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議案第30号 工事請負契約の締結についてご説明いたします。  工事名は、市立勝瀬小学校大規模改造建築工事(第3期工事)(ゼロ債務)でございます。履行期限は、令和3年12月28日、請負金額は2億2,962万2,800円となっております。請負業者は、島田建設株式会社でございます。  勝瀬小学校大規模改造工事につきましては、令和3年度は完了となる第3期工事といたしまして、北校舎及び管理棟の一部の工事を予定しております。令和3年1月20日の入札結果に基づき、事後審査を経まして、1月21日、仮契約を締結しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第31号 富士見市副市長の選任についてを議題といたします。  ここで申し上げます。浅井副市長の退席を求めます。               〔副市長 浅井義明退席〕 ○議長(篠田剛) 市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第31号 富士見市副市長の選任について提案理由を申し上げます。  富士見市副市長、浅井義明氏の任期が令和3年3月31日で満了となるため、再び同氏を選任することについて同意を得たいので、地方自治法第162条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第31号 富士見市副市長の選任につきましてご説明いたします。  富士見市副市長の浅井義明氏の任期が令和3年3月31日で満了となりますが、再び同氏を選任したいので、提案するものでございます。  なお、浅井氏の経歴につきましては、過日配付した資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで浅井副市長の復席を求めます。               〔副市長 浅井義明復席〕 ○議長(篠田剛) 次に、議案第32号 富士見市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第32号 富士見市教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。  富士見市教育委員会委員蓑輪菊雄氏の任期が令和3年3月31日で満了となるため、後任として横田豊三郎氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第32号 富士見市教育委員会委員の任命につきましてご説明いたします。  富士見市教育委員会委員蓑輪菊雄氏の任期が令和3年3月31日で満了となるため、後任として横田豊三郎氏を任命したいので、提案するものでございます。  なお、横田氏の経歴につきましては、過日配付した資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第33号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第33号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由を申し上げます。  富士見市固定資産評価審査委員会委員堀切久也氏の任期が令和3年3月31日で満了となるため、再び同氏を選任することについて同意を得たいので、地方税法第423条第3項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第33号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任につきましてご説明いたします。  富士見市固定資産評価審査委員会委員の堀切久也氏の任期が令和3年3月31日で満了となりますが、再び同氏を選任したいので、提案するものでございます。  なお、堀切氏の経歴につきましては、過日配付した資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第34号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第34号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。  令和2年度富士見市一般会計補正予算(第11号)について専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第34号 専決処分の承認を求めることについての令和2年度富士見市一般会計補正予算(第11号)につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に係る体制の整備費用を令和3年1月26日付で専決処分したものでございます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,533万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ503億699万4,000円とするものでございます。  恐れ入りますが、4ページ、5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正でございます。新型コロナウイルスワクチン接種推進事業につきましては、事業の実施が翌年度にわたるため、繰り越すものでございます。  少し飛びまして、8ページ、9ページをお願いいたします。歳入の補正でございます。9ページの説明欄をお願いいたします。まず、款の15国庫支出金でございます。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に係る体制の整備費用に対しまして交付されるものでございます。  続きまして、歳出の補正でございます。健康増進センターの新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、ワクチン接種に係る体制の整備費用となりますが、主な内容といたしましては、全市民宛てに送付するワクチン接種券の印刷費用や郵送料、市民からの問合せに対応するためのコールセンターの設置費用、ワクチン接種のための予約システムの構築費用、健康増進センターに設置する集団接種会場の設営費用のほか、看護師等の人材確保費用などとなってございます。  専決処分の承認を求める一般会計補正予算(第11号)につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第35号 議決事項の一部変更についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第35号 議決事項の一部変更について提案理由を申し上げます。  市立小学校及び中学校の児童生徒用情報端末等の取得金額を変更したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(齊藤宏) よろしくお願いをいたします。  議案第35号 議決事項の一部変更についてご説明申し上げます。  本議案は、令和2年12月議会において議決を得ました財産の取得について、その一部を変更し、取得金額6億9,399万円を7億2,681万8,950円に変更するものでございます。  変更内容の3点について申し上げます。1点目は、GIGAスクール用の特別なオフィス等ライセンスの購入でございます。  2点目は、児童生徒数の増による学習用コンピュータ機器の追加購入でございます。  3点目は、校内、また市内全校で情報の共有を進めるクラウド共有フォルダの作成・設定でございます。  次に、取得金額の変更でございますが、12月議会で議決いただきました取得金額6億9,399万円にオフィス等ライセンスの購入費用として2,541万円、学習用コンピュータ機器の追加購入費用として593万3,400円、クラウド共有フォルダ作成・設定費用として148万5,550円を追加し、児童生徒用情報端末等の取得金額を7億2,681万8,950円に変更するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  市長から諮問理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について諮問理由を申し上げます。  人権擁護委員澁谷弘次氏の任期が令和3年6月30日で満了となるため、再び同氏を推薦することについて意見を求めたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、諮問いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてご説明申し上げます。  令和3年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員澁谷弘次氏につきまして、再び同氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  なお、経歴等につきましては、過日お配りしたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  市長から諮問理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について諮問理由を申し上げます。  人権擁護委員大根田良夫氏の任期が令和3年6月30日で満了となるため、再び同氏を推薦することについて意見を求めたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、諮問します。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてご説明申し上げます。  令和3年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員大根田良夫氏につきまして、再び同氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  なお、経歴等につきましては、過日お配りしたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 △散会の宣告 ○議長(篠田剛) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日2月10日は、議案調査のため休会となります。  11日は、休日のため休会となります。  12日は、議案調査のため休会となります。  13日及び14日は、休日のため休会となります。  15日は、午前9時30分から本会議を開き、議案審議及び議案の総括質疑を行います。  本日は、これをもって散会といたします。                                      (午後 3時21分)...