富士見市議会 2020-09-15
09月15日-03号
令和 2年 第3回 定例会令和2年第3回
定例会議事日程(第3号) 令和2年9月15日(火曜日) 午前9時30分 開議日程第 1
市政一般質問 質問順 1 吉 原 孝 好 2 伊勢田 幸 正 3 佐 野 正 幸 4 斉 藤 隆 浩 5 津 波 信 子散 会出席議員(21名) 1番 佐 野 正 幸 2番 吉 原 孝 好 3番 上 杉 考 哉 4番 田 中 栄 志 5番 根 岸 操 6番 村 元 寛 7番 加 賀 奈 々 恵 8番 小 泉 陽 9番 伊 勢 田 幸 正 10番 寺 田 玲 11番 尾 崎 孝 好 12番 斉 藤 隆 浩 13番 関 野 兼 太 郎 14番 津 波 信 子 15番 深 瀬 優 子 16番 加 藤 清 17番 篠 田 剛 18番 勝 山 祥 19番 今 成 優 太 20番 小 川 匠 21番 川 畑 勝 弘欠席議員(なし)欠 員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市 長 星 野 光 弘 副 市 長 浅 井 義 明 総 務 部長 古 屋 勝 敏 総 合 政策 水 口 知 詩 部 長 自 治 振興 古 寺 優 一 市 民 生活 清 水 昌 人 部 長 部 長 子ども未来 新 山 司 健 康 福祉 鈴 木 貴 久 部 長 部 長 まちづくり 落 合 慎 二 建 設 部長 森 田 善 廣 推 進 部長 事 務 代理 会計管理者 塩 野 英 樹 選 挙 管理 佐 藤 清 康 兼出納室長 委 員 会 委 員 長 選 挙 管理 下 田 恭 裕 公平委員会 小 日 向 哲 也 委 員 会 事務職員 書 記 長 教 育 長 山 口 武 士 教 育 部長 林 み ど り 教 育 部長 齊 藤 宏本会議に出席した事務局職員 局 長 本 多 忠 嗣 次 長 吉 田 知 央 主 幹 大 熊 経 夫 主 任 秦 麻 里 奈 専 門 員 山 田 豊
△開議の宣告
○議長(篠田剛) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和2年第3回
富士見市議会定例会第15日の会議を開きます。 (午前 9時31分)
○議長(篠田剛) お手元に配付した議事日程(第3号)に従って議事を進めます。
△日程第1
市政一般質問
○議長(篠田剛) 日程第1、
市政一般質問を行います。
市政一般質問の通告者は19人です。
○議長(篠田剛) それでは、質問順1番、
吉原孝好議員の質問を許します。
吉原孝好議員。 〔2番 吉原孝好登壇〕
◆2番(吉原孝好) 2番、吉原です。皆さん、おはようございます。それでは、
市政一般質問をさせていただきます。 日頃からご支援をいただいております、
インターネット中継を御覧になっている皆様、大変ありがとうございます。今回の
市政一般質問では、
新型コロナウイルス感染症の終息がなかなか見通せない状況に鑑み、
新型コロナウイルス感染症拡大による影響などについての質問も入れております。執行部の皆様におかれましては、簡潔かつ分かりやすい答弁をお願いします。それでは、議長のお許しを得ましたので、質問を行います。 まず初めに、1、令和3年度当初予算編成に向けた
サマーレビュー実施の意義についてでございます。
サマーレビューは、近年多様化する市民ニーズに対して、事務事業が的確に対応できているかを評価検証し、その上で事務事業の見直しを行うことを目的に実施されるものであります。本市においては、
新型コロナウイルス感染症の拡大による市税収入の落ち込みなどが危惧され、厳しい予算編成が見込まれておりますことから、歳入歳出両面から事務事業の見直しを積極的に推進していくことが大変重要であると認識しております。 そこで、(1)、
サマーレビュー実施の意義はについて答弁を求めます。これから始まる当初
予算編成作業については時間が限られていることから、本格的な当初予算編成に入る前に
サマーレビューを実施し、その結果を当初予算に反映させることは、大変意義のあることではないかと考えますが、ご見解を伺います。 次に、(2)、歳入面・歳出面それぞれの見直し事業の内容はについて答弁を求めます。歳入面については、新規歳入の確保や既存歳入の増収などを図ることが必要であると考えますが、歳入の見直しについてどのようなものが考えられるのか、ご見解を伺います。 次に、歳出面については、昨年度まで実施されてきた事業を改めて精査した上で見直すべき事業を洗い出し、その事業について廃止、規模縮小、経費削減、民間委託などの検討を行う必要があると考えますが、歳出の中で見直すべき事業としてどのような事業が考えられるのか、ご見解を伺います。 次に、(3)、歳入面・歳出面それぞれの見直し状況はについて答弁を求めます。歳入面での収入増の可能性の検討を、また歳出面では政策的経費の整理精査や経常的経費の縮減精査などを、毎年6月から当初
予算編成方針発出前の9月までに行う必要があるものと考えますが、現在の見直し状況はどのようになっているのか、現状を伺います。 次に、(4)、見直し事業の選定及び見直し実施の過程を、市民並びに議会に説明する考えはあるか、答弁を求めます。見直し事業の選定及び見直し実施の過程については、市民に対して十分に説明を行い、市民が納得できるものでなくてはならないと考えます。見直した結果だけを公表するのでは、市民から理解は得られません。見直し事業を選定する段階で、また実施していく過程を、市民並びに議会に対して十分に説明する必要があるものと考えますが、ご見解を伺います。 最後に、(5)、
サマーレビュー実施結果の令和3年度当初予算編成への反映はについて答弁を求めます。
サマーレビューについては、現在経常的経費の縮減を中心に行っていると伺っておりますが、
新型コロナウイルス感染症が終息していない中にあって、この
サマーレビュー実施の成果をこれから始まる令和3年度予算編成にどのように生かしていくのか、ご見解を伺います。 続きまして、2、農業の振興についてでございます。市内農業については、優良農地の保全確保、生産技術の向上及び安定した
経営基盤づくりを進め、農業従事者が安心して農業を継続できる環境を整備することが求められております。 そこで、(1)、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた農業生産者への支援を行う考えはあるか答弁を求めます。
新型コロナウイルス感染症の発生により、売上げが減少するなどの影響を受けた野菜、花卉、果樹、お茶などの高収益作物について、次期作に向けて取り組む農業生産者を支援するため、国では高
収益作物次期作支援交付金の制度を創設しております。市内には、野菜、花卉、果樹、お茶といった高収益作物を生産している農家が数多くいます。
新型コロナウイルス感染症の発生により売上げが減少するなどの影響は、それぞれの農家で異なるとは思いますが、市ではその影響についての実態調査をされているのか伺います。 また、国の高
収益作物次期作支援交付金の制度をどのように周知しているのかも併せて伺います。 次に、(2)、
農地耕作条件改善事業の進捗状況及び支援の状況はについて答弁を求めます。
農地耕作条件改善事業は、ご案内のとおり簡易な圃場整備を実施することにより農地を大区画農地に変える事業であります。この事業は、今年度の新規事業であり、現在1か所で事業が進んでいると伺っております。そこで、その進捗状況はどのようになっているのか伺います。 また、市の支援の状況についても併せて伺います。 最後に、(3)、土地改良区の合併に向けた支援を行う考えはあるか答弁を求めます。現在南畑地域には、
荒川右岸用排水土地改良区、富士見第一土地改良区、
南畑土地改良区の3つの土地改良区がありますが、この中で富士見市に事務所を置く富士見第一土地改良区及び
南畑土地改良区においては、合併が課題となっております。組合員の高齢化は急速に進んでいる状況を考えると、合併を行い専従の事務職員を配置することが必要ではないかと考えます。 そこで、市としては富士見第一土地改良区と
南畑土地改良区の合併についてどのように考えているのか伺います。 また、市としてどのような支援ができるのかも併せて伺います。 続きまして、3、
難波田城公園・資料館20周年記念事業の実施について伺います。難波田城は、中世に本市を本拠に活躍した難波田氏の城館跡であり、
難波田城公園・資料館は、この貴重な文化遺産を保存、活用することを目的に整備され、平成12年6月1日に開園、開館しております。ご案内のとおり、今年はオープンしてから20年を迎えましたことから、20周年記念事業の実施が予定されております。 そこで、(1)、20周年
記念事業実施の意義はについて答弁を求めます。20周年記念事業については、今年の秋口に実施予定と伺っておりますが、20周年
記念事業実施の意義について、市としてはどのように考えているのか伺います。 次に、(2)、実施に向けた準備状況及び
新型コロナウイルス感染症拡大による影響はについて答弁を求めます。実施に向けた準備については着々と進んでいることと思いますが、その準備状況は現在どのようになっているのか伺います。また、
新型コロナウイルス感染症拡大により、事業内容にどのような影響が出ているのか伺います。 次に、(3)、市民並びに市外の人々への周知方法はについて答弁を求めます。
新型コロナウイルス感染症が終息していない状況の中にあって、20周年
記念事業実施に向けての周知については難しいものがあるものと考えます。市では、市民や市外の人々に対し、どのような形で周知しようと考えているのか伺います。 次に、(4)、20周年記念事業を踏まえ、
難波田城公園・資料館の今後の課題はについて答弁を求めます。
難波田城公園・資料館が20周年を迎えられましたことは、大変喜ばしい限りであり、今後ますます発展することを願うばかりでありますが、今後の課題としては、事業の企画運営への若者の積極的参加、公園・資料館を中心とした
地域活性化プロジェクトの実施、公園・資料館からの積極的な情報発信周知などが考えられます。市としては、20周年記念事業を踏まえ、
難波田城公園・資料館の今後の課題についてどのように考えているのか伺います。 最後に、(5)、南畑地域の活性化に向け、
難波田城公園・資料館、
びん沼自然公園、
ららぽーと富士見を回遊する
仕組みづくりを行う考えはあるか、市長に答弁を求めます。南畑地域には、
難波田城公園・資料館のほかに、
びん沼自然公園という貴重な地域資源があります。平成30年12月定例会で星野市長は、
ららぽーと富士見、
びん沼自然公園、水子貝塚公園、
難波田城公園・資料館を回遊していいただける仕組みをつくり上げ、富士見市全体のにぎわいを創出していきたいと答弁をしております。改めて、その具体的な
仕組みづくりについて、市長のご見解を伺います。 続きまして、4、地域要望についてでございます。 まず初めに、(1)、市道第5206号線及び市道第2941号線
道路拡幅整備事業を行う考えはあるか、市長に答弁を求めます。南畑第5
町会登戸地区内市道第5206号線及び南畑第3
町会八幡地区内市道第2941号線の
道路拡幅整備事業については、平成31年4月15日に星野市長に直接要望書を提出しており、さらに令和元年9月4日には再度要望しているところであります。市長としては、この整備事業をどのように考えているのか、ご見解を伺います。 次に、(2)、市道第5214号線の一部
道路舗装修繕工事を行う考えはあるか、答弁を求めます。市道第5214号線は、木染橋手前から国道463号線までに至る南畑第4町会木染地区の中心を走る生活道路でありますが、この道路を走行してみますと、国道446号線手前の一部道路の至るところでひび割れが生じており、路肩も崩れている状態であることが分かります。生活道路の舗装修繕工事については、市全域を対象として計画的に実施していることとは思いますが、市道第5214号線の一部の
道路舗装修繕についてはどのような状況になっているのか、伺います。 以上をもちまして、壇上からの質問を終わります。答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) おはようございます。よろしくお願いいたします。 ご質問の大きな1点目、令和3年度当初予算編成に向けた
サマーレビュー実施の意義について順次お答えいたします。 初めに、(1)、
サマーレビュー実施の意義はについてお答えいたします。令和3年度当初予算につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響から、
地方消費税交付金や市税収入の減が見込まれるなど、大変厳しい予算編成が見込まれております。 今回
サマーレビューと称しまして、事業の見通しや予算の洗い直しを目的に、予算編成が始まる前の7月中旬から8月上旬までに、全所管課とヒアリングを実施いたしました。ヒアリングでは、多額の財源不足が見込まれている状況を説明し、危機感を共有したほか、予算要求前段階において経常的経費を精査できたことは、意義があるものと考えております。 続きまして、(2)、歳入面・歳出面それぞれの見直し事業の内容は及び(3)、歳入面・歳出面それぞれの見直しの状況は並びに(4)見直し事業の選定及び見直し実施の過程を市民並びに議会に説明する考えはにつきまして、関連する質問になりますので、併せてお答えいたします。歳入につきましては、厳しい予算編成が見込まれておりますが、シティゾーンや幹線道路の整備など、将来自主財源の確保につながる施策につきましては、慎重でありながらも積極的な投資を継続する必要があると考えております。
サマーレビューにおきましても、所管課とは計画的な実施の継続を確認しているところでございます。 歳出につきましては、政策的経費は、政策企画課による実施計画の策定過程において、内容を精査いたしました。また、経常的経費は、財政課による
サマーレビューにおいて、各所管課から提出された増減調書を基に要求内容の確認を行い、必要性や緊急性の観点から精査をさせていただきました。なお、今回の
サマーレビューにおいては、
新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入等の減が見込まれることに伴う増減調書の内容確認及び精査が主な内容でありましたので、事業の廃止や縮小などの見直しは行ってございません。また、確認した内容につきましては、予算編成に向けた事務作業の一つであることから、市民や議会への説明は今のところ考えてございません。 最後になりますが、(5)、
サマーレビュー実施結果の令和3年度当初予算への反映はについてお答えいたします。
サマーレビューは、経常的経費の削減だけではなく、
新型コロナウイルス感染症の感染予防に必要な保健衛生用品を含め、必要な緊急性が認められる事案については増額を認めております。なお、
サマーレビューの結果は、令和3年度当初予算に係る
部局別予算配分額へ反映させてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) おはようございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、議員ご質問の大きな2点目、農業の振興につきまして3つご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 初めに、(1)、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた農業生産者への支援を行う考えはについてお答えいたします。初めに、
新型コロナウイルス感染症による本市の農業への影響でございますが、いるま
野農業協同組合や農業団体などからお話をお伺いしたところ、一部の野菜や花卉につきましては経済活動の自粛等の影響により、取引の減少や価格の低下があったものもあるようでございますが、全体といたしましては特段大きな影響はなく、種類によっては、むしろ販売が好調であると聞いております。 次に、国の高
収益作物次期作支援交付金制度の周知でございますが、各農家に対し案内チラシの送付、
市ホームページに情報を掲載したほか、いるま
野農業協同組合と連携し、組合発行のJAだよりに記事を掲載させていただいたところでございます。 続きまして、(2)、
農地耕作条件改善事業の進捗及び支援の状況はについてお答えいたします。
農地耕作条件改善事業とは、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、水田農業の抱える多くの問題を意欲ある農業者の方々が農業を継続することができるよう、簡易な圃場整備により耕作をしやすく、また貸し借りをしやすくするよう農地を大区画農地に変身させ、様々な課題を解決しようとする事業でございます。 議員ご案内のとおり、現在下南畑2丁目地区、面積にして約2.3ヘクタールにおいて、国、県の補助金と市の負担金により、
公益社団法人埼玉県農林公社が事業主体となって事業を推進しているところでございます。初めに、事業の進捗状況でございますが、本年7月に国の事業採択を受け、現在令和3年度の工事実施に向け、事業主体である埼玉県農林公社が用地測量及び実施設計の準備を行っているところでございます。 次に、事業に対する市の支援状況でございますが、事業を円滑に推進するため費用の一部を負担させていただいているほか、県の事業担当者をはじめ、事業主体となる埼玉県農林公社と地権者とのパイプ役となり、地権者の意向調整や現場調整、事前準備など、状況に応じて必要な支援を行っているところでございます。 最後に、(3)、土地改良区の合併に向けた支援を行う考えはについてお答えいたします。本市には、
荒川右岸用排水土地改良区、富士見第一土地改良区、
南畑土地改良区の3団体があり、土地改良法に基づく関係機関の指導、支援をいただきながら独自の運営を行っております。 議員ご質問の富士見第一土地改良区と
南畑土地改良区の合併の必要性に関する市の考えですが、先ほども申し上げたとおり、おのおの環境が違っている状況において独自の運営を行っていることからも、まずは団体の考えが優先されるべきものと考えております。また、合併に関する市の支援につきましても、まずは団体の考えを優先させる中において、その時点で必要な対応を国、県をはじめ、他の
土地改良関係機関とも連携する中で行ってまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) おはようございます。よろしくお願いをいたします。 続きまして、議員ご質問の大きな3点目、
難波田城公園・資料館20周年記念事業の実施について、(1)から(4)まで順次お答えいたします。 まず、(1)、20周年
記念事業実施の意義はについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、
難波田城公園と
難波田城資料館は、平成12年の開設から20周年を迎えました。この20年間、
難波田城公園活用推進協議会をはじめとする多くの地域の方々や、団体の協力を得ながら運営してまいりました。この間の歩みを振り返りつつ、これまで運営にご協力をいただいた皆様に感謝の意を表し、来園者の皆様とともにお祝いすることはもちろんのこと、市民協働の事例として市内外に広く周知を図ることも目的として、20周年記念事業を実施してまいります。 続きまして、(2)、実施に向けた準備状況及び
新型コロナウイルス感染症拡大による影響はについてお答えいたします。実施する事業につきましては、記念誌の発行、資料館で活動する団体の作品展、
記念イベントの開催を予定しております。記念誌につきましては、編集委員会を組織し、年内の発行に向け鋭意編集作業を進めているところでございます。 作品展につきましては、10月と11月の2回に分散して開催することといたしました。展示期間中には、扇だこやほうきづくりの実演などにご協力いただけるよう現在日程を調整しているところでございます。
記念イベントにつきましては、当初は10月25日に
難波田城公園活用推進協議会との共催により、20周年記念秋祭りを計画しておりましたが、市主催のイベント、行事等の開催基準を満たすことが困難であるため、規模を縮小し、コンサートや寄席など開催期日を分散し、さらに定員を設けて実施する予定でございます。イベントの開催に当たっては、いわゆる3密の回避、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手指の消毒、検温など、
新型コロナウイルス感染症拡大防止策を十分に講じた上で実施してまいります。また、イベントの内容によっては定員を設け、事前予約とするなどの措置を講じてまいります。 続きまして、(3)、市民並びに市外の人々への周知方法はについてお答えいたします。周知の方法といたしまして、広報「富士見」及び難波田城だより、南畑公民館だよりなどの印刷物と、市のホームページを通じて周知を図ってまいります。 最後に、(4)、20周年記念事業を踏まえ、
難波田城公園・資料館の今後の課題はについてお答えいたします。地域の貴重な文化遺産として、古民家等の文化財建造物を後世に保存し、観光資源や地域資源としてさらに活用していくためには、常に良好な状態で施設を維持することが必要不可欠でございます。そのための改修や修繕をコストを踏まえながら、どのように計画的に進めていくのかが課題でございます。また、これまで資料館の運営にご協力をいただいております方々の高齢化も課題となっております。この記念事業を契機に、若い世代をはじめとする新たな人材の確保に努めてまいりたいと考えております。 さらに、情報発信につきましても、これまでも広報や
市ホームページを通じて周知を図ってきておりますが、さらに充実できるよう努力してまいります。20周年という一つの区切りを迎えたことは、今後のさらなる発展に向けた新たな一歩の始まりでもあると認識しておりますので、今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 本日もよろしくお願いいたします。吉原議員のご質問の大きな3点目、
難波田城公園・資料館20周年記念事業の実施についての(5)、南畑地域の活性化に向け
難波田城公園・資料館、
びん沼自然公園、
ららぽーと富士見を回遊する
仕組みづくりを行う考えはについてお答えをいたします。 議員ご案内のとおり、当市には数々の貴重な地域資源がございます。開園20周年を迎えた
難波田城公園は、当市を代表する施設として、これまでに埼玉県知事やセルビア共和国駐日大使をお迎えしたほか、市民との協働による体験型の事業の人気が高く、市内外から多くの来園者があり、平成30年11月には資料館の入館者が100万人を超えております。 また、水子貝塚公園は、昨年国史跡指定50周年、公園開園25周年を迎え、今年は残念ながら中止となりましたが、水子貝塚星空シアターには毎年3,000人を超える多くの来場者でにぎわっております。新たな観光集客施設である
びん沼自然公園の整備により、南畑地域への来訪者が今後大きく増加することが見込まれ、南畑地域のさらなる活性化につながるものと確信しております。既に大型商業施設である
ららぽーと富士見には、市内外から多くの来客があり、こうした方々に
びん沼自然公園や
難波田城公園などの市の魅力的な施設を回遊していただく
仕組みづくりは、市全体のにぎわいを創出する上でも大変重要であると考えております。 今後、
びん沼自然公園を運営する民間事業者との連携も含め、シティプロモーションの観点も取り入れながら、有効な方策について検討してまいりたいと思います。 続きまして、大きな4番の(1)、市道第5206号線及び市道第2,941号線
道路拡幅整備事業を行う考えはにつきましてお答えを申し上げます。本路線の道路拡幅整備につきましては、過日、地元町会の皆さんや吉原議員よりご要望をいただいております。私も現地の状況を確認し、その必要性について認識したところであります。本路線の整備事業につきましては、シティゾーンや
びん沼自然公園等の周辺の土地利用状況を勘案しながら、事業化に向けて検討してまいりたいと思います。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) おはようございます。よろしくお願いします。 吉原議員ご質問の大きな4点目の(2)、市道第5214号線の一部
道路舗装修繕工事を行う考えはにつきましてお答えいたします。本路線につきましては、地域要望により木染橋手前より約400メートルの区間は、側溝の整備、ガードレールや車止めの設置、グリーンベルトなどの路面標示による道路整備を行っております。 議員ご指摘のとおり、未整備箇所においてはアスファルト舗装のひび割れなど、経年劣化による損傷があることは認識しており、これまでもパトロールによる点検時や市民の方からの情報提供などにより、部分的な修繕を行い維持管理に努めております。また、損傷状況が著しく職員による対応が困難な場合は、業者へ修繕工事を依頼し対応を図っているところでございます。 今後の修繕工事につきましては、今年度に策定する修繕計画に基づき、適切な維持管理に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) ありがとうございました。 それでは、1番目のほうから再質問をさせていただきたいと思います。まず初めに、
サマーレビューの関係なのですけれども、総合政策部の重点施策を見ますと、健全な財政運営の維持向上ということで、今年度初めて、経常的経費のさらなる縮減を図るため、本格的な当初予算編成に入る前に
サマーレビュー実施ということがうたわれております。
サマーレビュー実施の、昨年度は何か研究というのが入っているのですけれども、今年度、この
サマーレビュー実施を入れた背景、狙いあたりをまず確認したいと思います。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 今年度
サマーレビューをその中に盛り込んだというのは、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によりまして、交付金ですとか市税収入の減少が見込まれるということがございましたので、財源の確保が厳しくなるだろうというふうに想定しました。通常であれば、予算編成の前に予算要求の原課ヒアリングというようなところで対応していくわけですが、それよりも早く現下の状況、それから当然増減調書を提出していただいていますので、その内容の確認ということをいち早く対応させていただいて、令和3年度の予算編成に向けた取組の一つということで盛り込んだところでございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 分かりました。 それでは、市税収入の減少、それから財源確保が難しいだろうということなのですけれども、現状この見直しの前提で、今回は経常的経費を中心に精査したということなのですが、経常的経費の全体の事業本数と経常的経費の総額、この辺りが分かれば、どのくらいを対象に行ったのかというようなことで、それ分かればざっくりでもいいので、お伺いしたいのですけれども。
○議長(篠田剛) 統合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 細かな数字というのは今ちょっと手元にはございませんが、今回の
サマーレビューといたしましては、扶助費ですとか、それから繰出金、それから人件費というものについては対象外ということにさせていただきました。それ以外の事務事業といいますと、恐らく160前後あろうかと思います。そういうような事業についても、当然増減の調書を基に精査をさせていただいたというところでございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 経常的経費の中で事務事業おおむね160ぐらいということで、実際これ先ほど聞くと7月中旬から8月上旬ぐらいにやったということなのですけれども、その実績あたりというのはどういう形になっているのでしょうか。やった結果です。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 実績といたしましては、一般財源ベースでいいますと、要求に対しまして約1億8,000万円の減額ができたかなと考えております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 分かりました。 これは、各部各課のそれぞれの判断のそれぞれの積み上げということでよろしいですか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 当然増減調書の要求に対してヒアリングを行いまして、その結果に基づいたものでございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 分かりました。 当初予算編成につながるほうは後で確認したいのですけれども、その一方で、これは経常的経費の縮減、精査ということだったと思うのですけれども、もう一つの課題が、政策的経費の整理、精査というのがあると思うのです。こちらのほうについては、この
サマーレビューの中でどのような形で行われたのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 先ほど来答弁させていただいているように、
サマーレビューでは当然増減を中心に精査をさせていただきました。政策的経費につきましては、毎年度実施しております実施計画の中で精査をさせていただいたという認識でございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) そうしますと、この政策的経費については、総合政策部の財政課のほうからの方針というのでしょうか、そういうものがない形で、各課の実計の過程でそれぞれが整理、精査していったということの理解でよろしいですか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) この
サマーレビューにつきましては、財政課のほうでヒアリング等は行いましたが、実施計画につきましては、各所管とのヒアリング、それから財政課、総合政策部内での調整等もさせていただいて、反映をしているようなところでございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) それでは、この政策的経費の整理、精査については、実計の過程でということだと思うのですけれども、そうしますと当初私のほうで確認したかったのは、この政策的経費の中で見直すべき事業についての廃止とか規模縮小、経費削減、民間委託、この辺などの全庁的な検討というのでしょうか、こういう形がなされたのかどうか、その辺りを確認したいのですけれども。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 事務事業の見直しというようなところの観点だと思います。事務事業等の見直しにつきましては、平成21年、平成22年、平成23年と、公開で事業仕分けですとか、事業の見直しをさせていただいた経緯がございます。 その後につきましても、事務事業の見直し、それから平成30年度には行政評価というようなところで内部で精査をさせていただきまして、スクラップ・アンド・ビルドを心がけているわけなのですが、なかなかスクラップという観点が難しくて、担当としては頭を悩ませているところでございますが、新しい制度ができたときに、既存の事業について縮小、あるいは統合、あるいは廃止、そんなことを検討しながら、新しい事業も検討しているというような状況でございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) そうしますと、直近で平成30年行政評価ということなのですけれども、昨年度については、いわゆる財政課で主導して全庁的な形で政策的経費についての見直し、これについてはまだ行ってはいないということなのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 行政評価というところが、今回第6次の総合計画に向けた課題の整理ですとか、それから第5次基本構想、基本計画、後期計画等の反省、課題等も踏まえた行政評価というのを行いましたので、その結果が現在策定しています第6次の総合計画等への反映ということを考えてございましたので、事務事業の見直しというようなタイトルを掲げての検討ということはしてございませんが、庁内でしっかりと行政評価という形で、次の計画、施策に結びつける検討はしてきたと考えております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 私は、冒頭
総合政策部長が言われた市税収入の減少が見込まれて財源確保が難しくなるだろうという、そういう目的があるわけなので、そのスタンスから考えれば、経常的経費だけの事務事業の見直しだけでは十分ではないのではないかと考えていまして、政策的経費、こちらについての整理、精査、これをしっかりやっていただくことが重要ではないかとも考えるのですけれども、これについてはご見解お伺いしたいのですけれども。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 議員おっしゃるとおりだと思います。いつも政策を検討する場合には集中と選択、それからスクラップ・アンド・ビルドということは頭に置きながら、新たな政策、それから事業の見直し等はさせていただいているところでございます。そういうようなところを、今議員おっしゃられたところも常に意識しながら、これからもそういう政策検討等には生かしていきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 今
総合政策部長の答弁がありましたけれども、それを踏まえて、今年度はもう予算編成前の時期過ぎましたので、来年度以降、今後、今年の
サマーレビュー実施というのを生かして、来年度どのような形で予算編成前に作業をするのかどうかあたりを確認したいと思います。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩)
サマーレビューを行った結果につきましては、先ほど来答弁させていただいているように、令和3年度の予算に反映していきたいと考えております。しかしながら、来年度はまた第6次の基本構想、第1期基本計画のスタートの年でもございます。慎重かつ大胆な施策の取組ということも意識しながら、予算編成をしていきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 分かりました。 それと、10月になると当初予算編成方針というのが出ると思うのですけれども、今年については、なかなかそれに盛り込むというのは時間的に難しいと思うのですけれども、来年の10月に予定されている当初予算編成、次の予算をつくるときに、この
サマーレビューもそこの当初予算編成の中にしっかり位置づけていただいて、
サマーレビューから当初予算編成につながるというのを、
サマーレビューの役割も含めて当初予算編成方針の中にそういうことをうたい込んでいくという考えはあるか、ご見解をお伺いしたいと思います。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) まだ令和3年度の予算編成も終わってございません。
サマーレビューの結果がどのように反映してどんな事業に影響したのか、あるいはどういうことに反映できたのかということの精査ができてございませんので、それらも改めて検証して、次年度以降どのようにしていくのかを考えていきたいと思っております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 分かりました。よろしくお願いしたいと思います。 それでは、続きまして2番の農業の振興について何点か確認したいと思います。まず、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響、これについて全体的に特に影響はないという話がありました。私としては、根本的に農業についても商業と同様に、同じ形ではなくてもいいのですけれども、何らかの形で、そういう農協ではなくて、市がこの実態の調査を実施すべきと考えているのですけれども、それに対してご見解をお伺いします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 市といたしましては、農協が農業者と近い関係もございますので、農協と連携する中で、そういった必要性も含めて協議してまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 農協とのお話も私はしているのですけれども、農協のほうは各支店長等にもお話を聞く機会がありましたけれども、農協全体としては、調査自体については現時点では何か考えていないようなのです。ですから、市としては商業については実態調査をやっていますので、同じ形では難しいと思うのです。ですから、別な形で農業については、この高収益作物、生産者がある程度特定して分かっているのです。相手方がある程度分かっていますので、そんなに難しいものではないかなと考えておりまして、形は商業の実態調査とは別な形でもいいので、何らかの形でやるべきではないかと考えているのですけれども、ご見解をお伺いします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 高収益作物を作られている方とは、調査という形ではないですけれども、ご意見をお伺いしたり、そういったところで進めさせてもらえればと思っております。 また、その支援の交付金等の事業の説明会等、我々の職員も一緒に行って受けておりますので、そういった中でご意見をお聞きしたいと思っております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) くれぐれも、この交付金の制度、利用できる状況でなければそれはそれでいいのですけれども、そういうのが分からなかったりで、結果、利用できるにも関わらず利用できなかったということがないように、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、
農地耕作条件改善事業の進捗、支援についてお伺いしたいと思います。こちらについては、下南畑地区についてはほぼ順調に推移しているということでよかったのですけれども、こちらについてはもう一つありまして、耕作条件改善事業の中で、いわゆる上南畑地区なのですけれども、こちらについては地権者数、対象面積、こちらはどのくらいなのでしょうか、お伺いします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) すみません。ちょっと地権者数は今手元にございません、申し訳ございません。整備面積とすると約3ヘクタールを考えているところでございます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 3ヘクタールのうち、一部聞くところによると反対者がいると伺っております。そちらについてどういう形で進めるのか、その進め方あたりを、その反対者がいるにもかかわらず全体で進めるのか、その反対者の分を除いて進めるのかとか、そういう進め方について確認したいと思います。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) ただいまその地区につきましてはアンケートを実施して、事業に向けて調整してまいっているところでございます。 その結果を踏まえて、対象区域をどうしたらいいかとか、そういった協議を進めてまいりたいと思っております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 私としては、最大目的が農地の集積拡大、規模拡大なのです。そういうスタンスから考えれば、一部の方の反対を、その分を除いて進めるというのはいかがなものかなと思いますので、その辺についてご見解をお伺いします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 事業の目的としても、議員おっしゃるとおり広域的に進めたいとは当然思っております。 そういった地権者の個人のお考えもございますでしょうから、そういった調整は進めてまいりたいと思っております。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 今後進めるということなので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、3番の土地改良区の合併、これについて何点かお伺いしたいと思います。先ほど答弁では、環境がそれぞれ違うので、それぞれの団体の考えが優先されるという話だったと思うのですけれども、独自団体ですからそのとおりかなと思いますが、ただ、富士見第一土地改良区と
南畑土地改良区の合併については、市も何らかの形で支援できるのではないかと私は考えてまして、その幾つかとして、富士見第一土地改良区と
南畑土地改良区の合併という前段で、その前の段階で両土地改良区、要するに事務所がないのです。ですから、まず初めに合同で事務を行える合同事務所の設置、そのためにはその場所が必要になってくるのです。その場所を具体的に言うならば、公の施設の南畑公民館の一部とか、そういう無償で借り上げられるような形の、いわゆる合同事務所の、そういう考えを支援するようなことができるかどうか。それと、合同事務所を設置した場合には、そこにアルバイトでいいので、常勤アルバイトの事務職員を置くに当たっての人件費、そんな多額ではないと思うのですけれども、その中の一部を市のほうで補助できる、そういう考えが考えられるかどうか、その辺りを確認したいのですけれども、よろしくお願いします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 先ほどの答弁と重なりますが、まずは土地改良区のお考えがあるかと思います。そういった中で、そういった事務所のお話ということであれば、具体的なお話を今後聞いていくということになろうかと思います。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 具体的な話までは、まだ提案というのは両団体からは話はないという、今の段階ではないということでしょうか。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 私どもとしては聞いておりません。ただ、今までの市として合併をするとかいうことではないのですが、そういった事務の効率化ですとか、そういった勉強会を開いたり、事業の効率化に向けた事例の視察等をそういった団体と行ってはおります。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) この合同事務所の設置というのが、一応土地改良区も、私も組合員なのですけれども、考えが出ていますので、その辺は今後検討課題となってくるかと思うので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、続きまして時間との関係もあるので、3番の(5)、いわゆる回遊する
仕組みづくりについて教育部長にお伺いしたいのですけれども、回遊する
仕組みづくり、こちらについてはちょっと話がずれてしまうかもしれないですけれども、先般地域文化振興課からパンフレットが、こういうパンフレット何か発行されたと思うのです。このパンフレットの中に、ちょうど全ての、
ららぽーと富士見とか水子貝塚公園、
難波田城公園、
びん沼自然公園、こういうのが出てますので、こういうパンフレットもすごく生かしながら、この回遊の具体的な
仕組みづくりに役立てないかなとも考えているのですけれども、この辺についてご見解をお伺いしたいと思います。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 今ご紹介いただきましたパンフレットにつきましては、私どもも存じておりまして、いかにそういったものも活用できないかという観点、それから教育委員会の
難波田城公園・資料館をほかの市長部局が所管している施設とどういうふうに回遊ができるか、横断的な取組によって相乗効果をどういうふうに上げていけるのかにつきましては、教育委員会の立場としてどういうことができるのかについて、今後検討してまいりたいと存じます。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) こういういろんな地域資源が教育委員会にあると思うのですけれども、これと
ららぽーと富士見を結びつける形の、こういう形の全体のパンフレットをつくったりして、その回遊する
仕組みづくりをつくる一助にするというのは、これはどこが所管していくという形になってくるのか、横断的になってくると思うのですけれども、その辺りもし教えていただければありがたいのですが。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 たくさんの富士見市の施設をつなげていくということは、これからの大きな課題である。さらに、
びん沼自然公園、今議会でもご議論いただいている場所につきましては、さらににぎわいを増したいと考えておりますので、まずはシティプロモーション的見地から、やはりこういったものを統合的に束ねていく仕事を庁内でしていくということが必要だと思っています。 それから、やはり何といっても大型商業施設
ららぽーと富士見へお集まりになる大勢のお客様に富士見市を、これ富士見市外の方が多いと思いますので、知っていただくこと、これを積極的にプロモーション的に行っていくことが必要だろうと。その後、この地域地域の拠点をつなげる仕組み、それは足というふうに言ったほうがいいかもしれません。こうしたものも、これは大きな課題だろうと思いますが、それぞれがお客様を集められる力をつくる、
ららぽーと富士見の力を活用する、そうしたもので我々として集中的にプロモーション的に投資をしていきたいと、このように考えていります。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) 市長は常々横串を刺すと言っているのですけれども、こういう場合については、どこの課が中心になって進めていくのかどうか。それぞれ教育委員会だったり地域文化振興だったり、いろいろとあると思うのですけれども、どこが全体を見てこの回遊する仕組みとか、こういうのをつくっていくのかちょっと分からない部分なのですけれども、その辺、市長答弁なのかどうか、再度ちょっとお願いしたいのですが。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) ご存じのとおり、現在第6次基本構想をこれからご審議いただいて、次の政策の柱とさせていただきます。このことによって、令和3年度には機構改革、組織改革をさせていただきます。より組織が明確に、今ご指摘いただいている部分については、新たな部署をもって取り組めるものと思いますが、とは言いましても、やはり現存する縦割りのこうした仕組みの中は、大きくは変わらないと思っています。それを動かすための組織改革だとご理解いただきたいと思いますが、ただいまの教育委員会の部長の答弁をはじめまちづくり、または古寺部長の所管する地域文化等々、やはりこれ地域、チームワークをしっかりと庁内の組織ごとに取って大きく打ち出していく仕事は、やっぱりプロジェクト型で進めていくべきと、このように考えています。それを下支えする組織を4月1日以降スタートさせたいと、このように考えています。
○議長(篠田剛) 吉原議員。
◆2番(吉原孝好) その辺ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 地域要望のほうについては長くなってしまう可能性もあるので、ちょっと時間早いのですけれども、これで私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
△発言の訂正
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 先ほどの
農地耕作条件改善事業の面積につきまして、私段階的な整備の面積3ヘクタールと申してしまったのですが、全体の対象面積といたしますと14.7ヘクタールでございます。また、地権者につきましては58名でございます。失礼いたしました。
○議長(篠田剛) ただいま
まちづくり推進部長より発言の訂正の申出がありました。 富士市議会会議規則第64条の規定により、発言の訂正を議長において許可します。
○議長(篠田剛) 以上で
吉原孝好議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午前10時31分)
○議長(篠田剛) 再開します。 (午前10時45分)
○議長(篠田剛) 次に、質問順2番、伊勢田幸正議員の質問を許します。 伊勢田幸正議員。 〔9番 伊勢田幸正登壇〕
◆9番(伊勢田幸正) 9番、伊勢田でございます。改めまして、2番手でございます。よろしくお願いいたします。9番、日本維新の会の伊勢田でございます。 さて、明日は臨時国会が召集され、新しい総理大臣が誕生します。実に平成24年12月以来、約8年ぶりの総理大臣の交代が起こるわけでございます。私たち日本維新の会は、安倍政権に対しては野党として対峙してまいりましたが、令和7年、2025年の大阪万博誘致など、国民のために力を合わせるべきところは力を合わせる是々非々のスタンスで臨んでまいりました。安倍総理が、このたび健康上の理由で退任されるに当たり、党派を越えまして改めて、持病を抱える中、約8年にわたる長期にわたり重責を担われたことに、国民の一人として敬意と感謝を申し上げるとともに、一日も早いご健康の回復をお祈り申し上げる次第でございます。 同時に、安倍政権のうちに終わらせていただきたかった、平成で終わらせ、令和の時代に持ち込んでほしくなかった課題がございます。ちょうどあさって9月17日は何の日か、平成14年に小泉首相が北朝鮮を訪問し、北朝鮮が日本人の拉致を認めた日でございます。しかしながら、なかなか事態は進展しません。6月には、横田めぐみさんの父滋さんも、無念にも娘との再開を果たさず天国へと旅立たれました。安倍政権の時代のうちにこの問題が解決できなかったことは、本当に残念でなりません。人の命には限りがございます。新しい政権には、ぜひこの問題にしっかりと取り組んでいただくことを切に願うものでございます。 それでは、議長のお許しをいただきましたので、私の一般質問に入らせていただきます。1番、
新型コロナウイルス感染症拡大による影響について伺いたいと思います。(1)、納税猶予の相談状況はと題して伺います。
新型コロナウイルス感染症による経済への影響による市民税、法人市民税や固定資産税などの納税猶予の相談件数はどうでしょうか。 また、実際に納税猶予で対応した件数はどうでしょうか。現状を伺います。 また、市民税の特別徴収、会社が給与から天引きし、会社のほうで預かっている市民税の特別徴収の納付の滞納などは、延滞などは起きていないでしょうか、確認で伺いたいと思います。 (2)、歳入への影響はと題して伺います。川越市では、議会に対して新型コロナウイルスも災害対策の一環として捉え、災害対策のための会議の中で、歳入への影響について説明の機会があったと川越市の議員から伺いました。本市では、こうした議会への説明はまだ行われておりませんので、質問という形で伺いたいと思います。施設利用料の減少や納税猶予等による市税の歳入の各項目への影響はどうでしょうか、伺いたいと思います。 また、報道によれば、福岡市、横浜市などの規模の大きい自治体によっては、減収補填債の検討に入っているとの自治体もございました。市民から、富士見市はどうなのかご心配をいただきましたが、本市の状況を確認で伺いたいと思います。 また、国からのこうした市の減収への補填について最新の見通しはどうなのか、伺いたいと思います。 (3)、投票所での新型コロナウイルス対策と、その周知、投票率向上について伺いたいと思います。先日7月26日、富士見市長選挙と市議会議員の補欠選挙が執行されました。その際の年代別投票率の資料を選挙管理委員会からいただきました。お手元のモアノートに登録をしていただいておりますけれども、こちら選挙管理委員会からいただいたデータはこんな形で細かい数字のものになるのですけれども、これをちょっと私のほうで加工いたしまして、前回のものと年代別の投票率を比較させていただきました。これを見ますと、10代の投票率は前回よりも上昇しておりますが、60代以降で投票率の大きな下落が見られることが確認できました。これにより、
新型コロナウイルス感染症を危惧して、人の集まる場所である投票所を懸念して投票率が下落したことも要因であるという仮説が成り立つと思います。 そこで、まず今回投票所での
新型コロナウイルス感染症対策と周知はどうであったか、改めて確認で伺いたいと思います。 続いて、
新型コロナウイルス感染症対策として、期日前投票も積極的に呼びかけられたと思います。期日前投票での投票区ごとの投票率をいただきました。これは、モアノートにご登録いただいていますけれども、投票日当日の投票者数と、あと期日前と不在者投票を合わせた地区別の投票者数、それをちょっと選挙管理委員会からデータをいただきまして、それを基に私のほうで加工いたしまして、投票所ごとの期日前、不在者を合わせた投票率、こちら不在者投票も入っておりますので、ご留意いただければと思いますが、期日前と不在者の投票率と投票日当日の投票率を割り出させていただきました。これを見ますと、期日前投票所の周辺が、やはり期日前投票の投票率は当然のごとく高いという結果が出ているかと思います。例えば第1投票区である富士見市役所、こちら期日前や不在者投票の割合は10.7%という数字を出しています。また、第3投票区のふじみ野交流センター、こちらふじみ野交流センターはふじみ野東地区、すなわち今回期日前投票所が設けられたピアザふじみがある地域でございます。こちらも10.1%と高い期日前投票の数字を出しております。こうしたものを見ますと、期日前投票所の周辺がやはり高い期日前投票の活用があるのだなということが確認できたかと思います。 そこで、昨今の社会情勢を鑑みて、期日前投票所の増設が投票率向上には有効と考えますが、改めて市の選挙管理委員会のご見解を伺います。 また、財政的な理由や、また投票立会人の確保など、期日前投票所の増設には課題が多いのも存じております。期日前投票所の増設が難しい、厳しいということで仮にあるならば、期日前投票所へのアクセス環境を考える、整える必要があるかと考えます。そこでご提案するのが、例えば期日前投票に行くために、市役所に行く市内循環バスは料金を無料にするという方法もあると考えます。その方策として、投票所の入場券を見せれば市内循環バスが無料になる、いっそのこと投票済み証があれば市内循環バスが選挙の告示期間中は無料になるといった方法もいいのではないかと考えますが、市の見解を伺います。 また、来年の市議選、またいつ出るか分からないと言われている解散総選挙での投票率を確保するためには、投票所での
新型コロナウイルス感染症対策をより行っていることをしっかりと周知することが必要と考えますが、選挙管理委員会のご見解を伺います。 続いて、4番、市内商工業への影響について伺います。現在、市が
新型コロナウイルス感染症を受けて行っている市内商工業者への支援策について、その利用状況はどうかを伺いたいと思います。 また、国の持続化給付金の支給状況は把握しているのか。また、市内の倒産や廃業などの件数は把握しているのか、併せて伺いたいと思います。 (5)番、サテライトオフィスの誘致や周知について伺います。ふじみ野駅には、駅ビルの中に東武鉄道の関連会社が運営するサテライトオフィスがございます。こうしたサテライトオフィスの環境があるということも、これからの時代、富士見市の発展、人口の誘致などを考えますと、大きなポイントであると考えます。サテライトオフィスがまだないみずほ台駅や鶴瀬駅の周辺へ誘致をする施策は、国や県などのサテライトオフィスを支援するメニューなどを活用し実施できないものでしょうか、市の考えを伺います。 また、市内に空き店舗など、サテライトオフィスを用意できる環境があることをPRすることができないか、市の考えを伺います。 (6)番、図書館での電子書籍サービスを本市でも実施をと題して伺います。市立図書館は、
新型コロナウイルス感染症を受けて、図書館の休館や、また貸出しのみの対応などの措置が取られてまいりました。再開後の図書館の利用状況はどうでしょうか、件数を伺いたいと思います。 また、今
新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、また学習支援策として、手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンなどで電子書籍という形で本の貸出しを行う電子図書館を実施する自治体も増えてまいりました。実際の本と同じで、1人当たりの貸出冊数や期間が決められており、次の人に貸出しが終わった後、順番が来るという、自治体の本の貸出しと同じ流れになっております。一般社団法人電子出版制作・流通協議会が出している統計によりますと、全国で100の自治体、埼玉県内では導入順に申し上げますと、桶川市、さいたま市、宮代町、熊谷市、春日部市、三郷市、久喜市、草加市で実施されております。本市でも、ぜひ導入を検討すべきと考えますが、市の見解を伺います。 (7)、各種団体からの要望書・意見交換について伺います。先日、市長のご挨拶の中で、商工会等から意見交換を行った旨ご発言があったのを記憶してございます。そして、市内のどういった団体から、どういった要望書が出されているのか私も気になりまして、情報公開請求という形で
新型コロナウイルス感染症を受けての各団体からの要望書をいただきました。要望書として出されているのは、埼玉県バス協会や新婦人、年金者組合、また政治団体の幸福実現党など、合わせて5団体から6件の要望書が出されておりました。これは、多いと見るか少ないと見るか、私は意外と少なく、多くの意見の吸い上げが懇談会や意見交換という形で行われているのではないかと推察をいたしました。 まず、
新型コロナウイルス感染症を受けての懇談会や意見交換会の開催実績を伺います。 また、商工会との意見交換ではどのような意見が寄せられたのか、概要を伺います。 また、懇談会を受けて、実際にどのような対応がされた例があるのか、伺いたいと思います。 続いて、大きな2番、市役所の機構再編について伺います。(1)、検討の現状について。現在、基本構想、基本計画の検討が大詰めに入ろうとしているところでございますが、先ほどの一般質問のやりとりでもございましたが、改めて市役所の機構改革、部課の再編についてはどのような検討状況か、伺いたいと思います。 (2)、教育委員会所管事務の市長部局への移管について伺います。文化、スポーツ行政など、現在教育委員会所管となっている事務の市長部局への移管についてはどのように考えているのか、以前にも伺いましたが、改めて最新のお考えを伺います。 続いて、大きな3番、富士見市あき地等環境保全条例の運用について伺います。平成29年6月制定の富士見市空家等対策の推進に関する条例は、空き家が国を挙げて取り組む課題となっていることもあり、周知策が図られています。また、条例に基づき計画が策定され、様々な取組が計画に基づき振興しているのを認識しております。 一方、先日パブリックコメントで素案も公表されました基本計画でも、空き家と並んで課題として取り上げられている空き地については、昭和49年12月制定の富士見市あき地等環境保全条例がありますが、こちらについては環境課で出されている冊子の「富士見市の環境」などに掲載はあるものの、周知が今は図られていないような感がございます。 そこで、まず(1)、市内の空き地の課題について市の見解はと題して、まず管理状況など、空き地をめぐる本市の課題について、市の見解を伺います。 (2)、条例の周知について伺います。この条例や、この条例の施行規則を見ますと、条例第3条に所有者の責務が定められ、第4条に所有者への勧告規定、そしてさらには所有者への命令の規定までございます。また、施行規則には、第2条に所有者に対して雑草等の除去業者を市が紹介できる規定、第10条には所有者、管理者から申出があれば5年契約で市が借り上げ、子どもの遊び場、無料駐車場、公共的性格を要するものに活用できる旨の規定がございます。こうしたことは積極的に現在周知がされているのか、市のホームページの規定などを見ても疑問に思うところでございますが、改めて確認をしたいと思います。 (3)、条例による措置について実績は、併せて条例に基づく空き地の借り上げや勧告の近年の実績を伺います。 (4)、条例の見直しについて伺います。この条例については、制定以来改正がされていない現状でもあります。策定される基本計画でも、空き家と並んで空き地について記載があることからも、最新の施策が取れるよう条例の見直しをどこかでしてはと考えますが、市の見解を伺います。 そして最後に、大きな4番、富士見市名誉市民条例の運用について伺います。名誉市民とは、市町村や特別区がそれぞれの分野で功績のある市ゆかりの人物に対して、称賛と尊敬を示して贈る称号と書かれて辞書に出ております。最近では、東村山市で、
新型コロナウイルス感染症で逝去された、東村山市ゆかりの志村けんさんに名誉市民の称号を贈る議案が議会でも全会一致で可決され、その後ご遺族への贈呈式が議場で開催された模様がニュースでも大きく取り上げられていたのが記憶に新しいと思います。富士見市でも、過去にお二人の方が名誉市民となられていたのを確認いたしました。 (1)、ホームページ等での歴代名誉市民の紹介について伺います。現在、過去の名誉市民の皆様は、市の広報、ホームページ、市史等でどのように取り上げているのか、現状を伺いたいと思います。 (2)、名誉市民の今後の推挙について伺います。適任な方はもう何人もいらっしゃるかと思いますが、今後名誉市民への推挙を実施するお考えはないのか、市の見解を伺います。 (3)、条例の見直しについて伺います。この条例の制定は昭和40年1月、すなわち富士見市がまだ富士見町だった時代に制定されて現在に至るものです。制定当時の議事録を見ようにも、議会図書館にもございませんでした。条例を見ますと、名誉市民に対して公共施設の利用に便宜を図るといった、今の時代ではなかなか厳しい文言も条例上残っています。こうしたところを整理してはと考えますが、市のご見解を伺います。 以上で壇上からの質問を終わります。答弁のほどお願いいたします。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) よろしくお願いいたします。伊勢田議員ご質問の大きな1点目、
新型コロナウイルス感染症拡大による影響についての(1)、納税猶予の相談状況はについてお答えいたします。 初めに、私ども収税課では、
新型コロナウイルス感染症等の影響により納税困難となった方からの問合せ、または相談等を受けました際には、徴収猶予の特例制度の趣旨を丁寧に説明させていただいた上で、申請の有無をご判断いただけるよう適切な案内に努めてきているところでございます。 こうした中、まず当制度についての相談件数から申し上げますと、8月末日時点で、個人で納める税目については19件、法人で納める税目については25件、合計44件の相談を受け付けております。一方で、猶予の認定状況を申し上げますと、市税全体で91件、猶予総額で2,339万7,800円となっております。 また、国民健康保険税につきましては、2件の認定で、猶予額65万5,000円という内容となっております。 続きまして、市民税の特別徴収の延滞などの状況でございますが、納税の遅延を判断する一つの目安として、督促状の発送件数がございます。6月を基準として昨年度と比較しましても、大きく乖離するような値にないことから、現時点では要因等の実態を把握するには至っていない状況でございます。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 続きまして、(2)、歳入への影響はについてお答えいたします。 公共施設の施設使用料につきましては、政府による緊急事態宣言に伴い一部の公共施設を休館にいたしましたが、緊急事態宣言解除後においても自主的に外出を控えている市民がいるほか、サークル活動を休止している団体などがあることから、減収が見込まれております。 歳入の根幹であります市税収入につきましては、8月末時点における納税猶予額は約2,300万円となっていることから、市財政に与える影響があるものと考えております。 減収補填債につきましては、法人市民税の法人税割、利子割交付金及び法人事業税交付金の各減収額が起債の対象となりますが、現時点においては減収額を見込むのは困難なため、減収補填債の活用を検討しておりません。しかしながら、今後の状況次第では活用する可能性もあるため、法人税割等の状況を注視してまいりたいと考えております。 最後になりますが、国からの補填につきましては、
地方消費税交付金及び地方譲与税の猶予相当額が徴収猶予特例債の対象となることから、引き続き国の動向等を注視しつつ、適時対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(篠田剛) 選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(佐藤清康) 議員ご質問の大きな1点目、
新型コロナウイルス感染症拡大による影響についての(3)、投票所での新型コロナウイルス対策とその周知、投票率向上についてお答えいたします。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策とその周知についてでございますが、投票所での対策といたしましては、出入口に手指消毒液ボトルを設置、マスクの着用、飛沫感染防止用パネルの設置、使い捨て鉛筆の用意、記載台の間引き、定期的な換気、記載台や鉛筆、点字器等の貸出品の消毒、投票所内への入場制限等、様々な対策を実施いたしました。 次に、周知といたしましては、
市ホームページ、選挙特集号、投票所入場券、ポスター掲示板、選挙広報等において投票所における対策のお知らせや、筆記用具のご持参等のお願いをさせていただいたところでございます。また、
ららぽーと富士見と市内3駅にある東武ストアにご協力をいただき、投票日当日の投票所内の混雑回避のために、積極的な期日前投票の活用についての店内放送をしていただくとともに、市公式ツイッター、都市宣言塔においても同様の周知をいたしました。さらに、町会長連合会役員会に出席をさせていただき、
新型コロナウイルス感染症対策についての説明をさせていただいたところでございます。 次に、
新型コロナウイルス感染症対策としての期日前投票所の増設についてでございますが、混雑回避を図る意味で期日前投票所の増設は有効な手段であると認識しておりますが、期日前投票所の増設を行うには、立会人や事務従事者の増員、二重投票を防止するためのオンライン回線の整備、期日前投票所の緊急対応などがあることから、現状の執行方法や人員体制では、増設を行うことは難しい状況となっておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。 続きまして、期日前投票所のアクセス環境についてでございますが、議員ご提案の市内巡回バスを活用する方法につきましては、先日行われた富士見市長選挙及び富士見市議会議員補欠選挙の投票結果を受けて、選挙管理委員会において利便性向上策を検討した中で、同様のアイデアは出ているところでございます。しかしながら、現状では選挙管理委員会内でのアイデア出しの段階であり、今後課題の洗い出しや必要性、効果等について研究をしてまいりたいと考えております。 最後に、
新型コロナウイルス感染症対策をより周知することについてでございますが、選挙管理委員会におきましても周知の重要性は認識しておりますことから、さらなる周知方法を検討するとともに、安心して投票ができる投票所環境の構築に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 続きまして、(4)、市内商工業への影響についてお答えいたします。 市が行っている支援についての利用状況ですが、現在市が行っている市内商工業者への支援は、WITHコロナ実践小規模企業者応援金支給事業、富士見市セーフティ小口融資、緊急経営相談、事業者向けコロナ関連申請相談、コロナ関連労務相談等となっております。 利用状況でございますが、全て8月31日現在でWITHコロナ実践小規模企業者応援金支給事業については25件の支給を、また富士見市セーフティ小口融資については6件の融資あっせんを決定しております。緊急経営相談は延べ22件、事業者向け新型コロナウイルス関連申請相談は延べ46件、新型コロナウイルス関連労務相談は延べ13件の相談がありました。また、国の持続化給付金の支給状況については、経済産業省のホームページによりますと、8月24日までに全国で約312万件、約4.1兆円の支給が行われたと掲載されておりますが、当市の件数等は市別に集計されていないため、把握できません。市内の倒産件数につきましても把握しておりませんが、埼玉県の倒産件数については、東京商工リサーチによりますと令和2年上半期1月から6月までの累計で170件、全国の倒産件数については累計4,001件、またその中で新型コロナウイルス関連倒産は240件と掲載されております。 続きまして、(5)、サテライトオフィスの誘致や周知についてお答えいたします。議員ご案内のとおり、ふじみ野駅には東武鉄道の関連会社が運営するサテライトオフィスが存在し、主には都内等に通勤される方の新しい働き方に対応する職住近接型サテライトオフィスとして利用されていると伺っています。 そこで、鶴瀬駅やみずほ台駅に誘致する施策についてですが、まずは実施団体と空きスペースの課題が第一と考えており、他自治体の動向も勘案しつつ、今後の研究課題と考えております。なお、サテライトオフィスの整備に関しては、総務省の補助制度もございます。 また、市内での空き店舗の情報提供でございますが、現在埼玉県のホームページ内にて、
公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会が運営するサイトへのリンクにて、県内市町村ごとの情報が掲載されております。富士見市の情報も掲載されていますが、その全てがサテライトオフィスとして利用が可能かについては、物件を賃借し、事業を実施しようとする事業主の判断になるものと考えております。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、(6)、図書館での電子書籍サービスを本市でも実施をについてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症への対応として、中央館、ふじみ野分館、鶴瀬西分館では、4月、5月は緊急事態宣言時には完全休館し、一部緩和期間には予約資料受け取りサービスのみの実施とさせていただいておりました。その間、利用者の方々には大変ご不便をおかけしておりました。再開後の図書館利用状況につきましては、開館時間を短縮した6月の利用者数が1万4,579人、通常の開館時間となった7月の利用者数が1万6,814人、8月の利用者数が1万8,751人となっております。 議員ご案内の
新型コロナウイルス感染症対策として、電子書籍を導入する自治体が増えていることは認識しているところでございます。教育委員会といたしましても、
新型コロナウイルス感染症対策のみならず、図書館に様々な事情で足を運べない方々にも有効な利用形態の一つとして捉え、先進自治体の事例や導入の在り方など、調査研究に努めてまいります。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな1点目の(7)、各種団体からの要望書・意見交換についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関する意見交換会につきましては、3月から5月にかけて市内12団体等の代表者とそれぞれ各2回実施し、市側は市長と各団体等の所管部長が出席をいたしました。意見交換をしました市内12団体等は、町会長連合会、商工会、商店会連合会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会連合会、スポーツ協会、災害対策協力会、PTA連合会、文化協会、老人クラブ連合会、農業委員会、富士見市医師会でございます。 意見交換会では、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が各団体等に及ぼしている影響、そして市民の皆様の生活状況などもお聞きし、本市における独自の緊急支援策の検討を行ったところでございます。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) (7)、各種団体からの要望書・意見交換について、商工会との意見交換の概要、対応についてのご質問にお答えいたします。 さきに総務部長からお答えしましたとおり、富士見市商工会とは4月8日、5月12日に意見交換を実施させていただき、市内事業者の皆様の実情をお聞かせいただきました。主な意見といたしましては、今後の事業継続への不安や資金繰り、従業員の休業対応などから、終息後あるいは次のステップに向けての消費喚起に関するものまで、幅広い声を聞くことができました。 結果、中小企業診断士や行政書士、社会保険労務士等、専門家による相談窓口の設置や市独自の融資制度の創設、さらには市全体で消費を喚起するプレミアム付商品券、クーポン券事業の実施につなげさせていただきました。 また、担当レベルではありますが、商工会との定期的な意見交換等も実施し、引き続き市内事業者の声を聞く機会を設け、次の経済対策への検討につなげてまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 続きまして、大きな2点目、市役所の機構再編についての(1)、検討の現状についてお答えいたします。 機構改革、部課の再編については、現在策定しております第6次基本構想・第1期基本計画の始期に合わせ、令和3年度から新たな組織機構となるよう、その検討を行っているところでございます。視点としては大きく3つ定めており、1つ目は第6次基本構想を着実に推進するための組織、2つ目は現行組織の課題に対応した効率的かつ効果的な組織、3つ目は市民サービスの向上を図るための組織としております。 検討に当たりましては、庁内の検討組織である行財政改革推進本部会議や、行財政改革推進会議におきまして取り組んでおります。具体的には、令和元年度、現行組織における課題の抽出や、組織の骨格となる部の在り方について意見の取りまとめを行いました。令和2年度からは、それらの意見を基にした新たな組織の大枠を整理し、さらなる議論を行っているところでございます。 このたび、第6次基本構想・第1期基本計画案の概要もまとまり、本市の進むべき方向性や取り組むべき施策も具体化したことから、今後機構再編に係る検討を加速してまいります。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) ご質問の大きな2点目の(2)、教育委員会所管事務の市長部局への移管についてお答えをいたします。 現在、機構再編の検討については、組織全体のバランスを踏まえつつ、教育委員会が所掌している事務について市長部局に移管することも含め、その在り方を議論しているところでございます。具体的には、令和3年度を始期とする第6次基本構想・第1期基本計画において、今後5年間で本市が取り組むべき分野としてスポーツがございます。本市といたしましても、子どもから高齢者、障がいのあるなしに関わらず、全ての方がスポーツを通じ元気になるまち、スポーツ活動を通して市民交流が活発となるまちを目指すこととしております。 このため、健康づくりや共生社会の実現、地域活性化などに取り組む市長部局とのさらなる連携が必要であり、適切な機構再編を行うことが重要と考えております。第6次基本構想を着実に推進するとともに、より効率的、効果的な組織とするため、今後さらなる具体化を図ってまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) よろしくお願いいたします。続きまして、議員ご質問の大きな3点目、富士見市あき地等環境保全条例の運用について4点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 初めに、(1)、市内の空き地の課題について市の見解はについてお答えいたします。市内の空き地について、管理不全のご相談が近隣住民から市に寄せられた場合、条例に基づく所有者への指導を実施しております。 管理不全の内容としては、そのほとんどが雑草繁茂に関するものであり、現地確認を行い所有者に適正管理の通知を行っております。取扱い案件においては、住宅解体後の売地における雑草繁茂が多く、適正管理通知を受けた所有者等による対処が行われ一旦は解決に至るものの、売却までの毎年度、雑草繁茂が繰り返される傾向が見られております。その他、解決に結びつかない案件としては、所有者との連絡が取れず管理不全状態が続いているケースがあることなどが課題となっております。 次に、ご質問の(2)、条例の周知についてでございますが、近年までの管理不全空き地の年間取扱件数は平均五、六件で推移しており、適正管理通知において入間東部シルバー人材センターによる除草のご案内を行うなど、個別指導での対応を行ってまいりました。しかしながら、直近の二、三年は増加傾向が見られており、制度周知の必要性が一層高まっていると考えております。 策定中の次期基本計画においても、空き地の流通、利活用の取組を住環境分野の基本施策の一つとして挙げておりますので、効果的な利活用のための周知方法について、今後検討してまいりたいと考えております。 次に、ご質問の(3)、条例による措置について実績はについてお答えいたします。市で、過去5年間に取り扱った空き地の適正管理に関する指導は30か所、解決率は約7割程度となっており、条例第4条に基づく勧告の実績はございません。また、施行規則第10条に基づく所有者からの申出に基づく借り上げ制度についても、利用実績はございません。 最後に、ご質問の(4)、条例の見直しについてでございますが、今後予定されております空き地バンク制度の整備や寄附受入れ制度の検討内容を踏まえ、条例改正の必要性についても併せて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 続きまして、ご質問の大きな4点目、富士見市名誉市民条例の運用について3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。 初めに、(1)、ホームページ等での歴代名誉市民の紹介についてお答えいたします。市では、地方自治の発展、または社会文化の向上に功績があった方に対し、その功績をたたえるため過去2名の方を名誉市民として顕彰しております。名誉市民第1号は富士見村長、富士見町長を務められました加治宰輔氏、第2号は富士見市長を3期務められました萩原定次郎氏でございます。現在のところ、ホームページなどでは紹介しておりませんが、加治宰輔氏につきましては、昭和57年4月10日に開催した市制施行10周年記念式典において顕彰しております。萩原定次郎氏につきましては、平成15年1月1日付で名誉市民となり、1月8日に顕彰式が行われ、当時の市の広報に掲載する形でご紹介をしております。 続きまして、(2)、名誉市民の今後の推挙についてお答えいたします。現在のところ名誉市民についての動きはございませんが、条例の目的に照らしまして、名誉市民としてふさわしく、多くの市民の皆様にご納得いただけるような方について、機運の高まりとともに検討段階に入っていくものと考えております。 続きまして、(3)、条例の見直しについてお答えいたします。富士見市名誉市民条例は昭和40年の制定以降、昭和57年の一部改正を経まして現在に至っております。施行当時から相当の年数が経過していることから、議員ご指摘の内容も含めまして、社会情勢や自治体を取り巻く環境の変化なども勘案しながら、名誉市民の在り方などについて研究してまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 答弁をいただきました。順次再質問をさせていただきたいと思います。 納税猶予の相談件数についてご答弁いただきました。約2,300万円強の納税猶予が既に行われているということでございます。こちらについてですけれども、1点確認したいのは、これ今後補正予算等の必要性があるといった事態までには至っていないという認識でよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) 現段階では、まだそこまで考えてはおりません。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 市民税の特別徴収について、昨年と比較しても督促状自体はそんなに増えていないというご答弁でしたが、まだ経済の状況とかを考えますと、いよいよこれからこそがちょっと深刻になるという指摘もあります。また、逆に言うと督促状の事態に至るというのは、もう本当に市民税の特別徴収の場合は深刻な事態なのかなと思うのが、ちょっとほかの自治体の議員とも意見交換をして、逆に督促状に至る前に対応することが必要ではないかといったことが、行政の職員の経験もある議員からもご意見をいただきました。 現状確認したいのは、この市民税の特別徴収の督促状はどのタイミング、要は滞納が発生してから何か月ぐらいのタイミングで出されているのか、そこを確認したいのですが。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) 例えば納期限が5月11日の場合には、発送日はその1か月後の6月11日と、こういうリズムというか、形で発送をさせていただいて、約1か月後です。納期限からの1か月という形です。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) あと確認ですが、これ督促状を出す前に、例えば電話等での連絡だとか、そういったものは行われているのでしょうか。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) もちろん法人の方からそういう連絡があれば、ご相談をさせていただいて、適切な納税に導いていくというような形をさせていただいております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 今市民生活部長から、法人からご相談があればということでしたけれども、逆に言うと、では先方から相談がなく何の連絡もなく滞納という状況でしたら、アクションがないということですか。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) 結果的には、私どもその法人一つ一つの状況は把握できませんので、まずはご相談いただいてからという形になると思います。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 改めてこの納税猶予の相談の告知ですけれども、こうした法人も含めて、改めて現状告知の方法は、ホームページ等以外にどんなものがあるのかだけ確認したいと思います。
○議長(篠田剛) 市民生活部長。
◎市民生活部長(清水昌人) 基本的には、広報「富士見」でも広報させていただきましたし、ホームページ、それから現段階ではその2つの方法でやらせていただいています。国の制度としてやらせていただいているので、幅広く周知はされているものと認識しております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) それでは、時間の関係もあるので、3番に移らせていただきたいと思います。 投票所での新型コロナウイルス対策とその周知、投票率の向上について再質問させていただきたいと思います。先ほど私のご提案した市内循環バスを活用する方法について、選挙管理委員会の中でもご議論があったということでした。ただ、現状選挙管理委員会の中にとどまっているということですが、ちょうど今日市内循環バスを所管する建設部長事務代理もいらっしゃっていますので、伺いたいのですが、選挙管理委員会から申出があれば、交通管理課ですとか建設部としても、相談だとか意見交換にはご対応いただけるということでよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 先ほど選挙管理委員会からも報告がございましたが、今後一緒になって研究していきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) よろしくお願いをいたします。 そしてまた改めて、ちょっと今回の投票率、前回よりも下がってしまったわけですけれども、選挙管理委員会としては、選挙の投票率については様々な要因があります。今回新型コロナウイルスだけではなく、ほかにもいろんな要因があるのかと思っているところではございますが、改めて今回の投票率についてのご見解を伺えればと思います。
○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。
◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 今回の市長選挙における投票結果についての見解ということでご質問いただきました。 先ほど伊勢田議員からもご質問の中であったとおり、
新型コロナウイルス感染症の影響も一定数あったのかなとは考えてございます。近隣の坂戸市長選挙、新座市長選挙においても、本市同様に投票率が下落したというような結果もございましたので、その辺の結果を見ますと、多少なりともその影響はあったと考えてございます。しかしながら、こちらにつきましては選挙管理委員会といたしましても、感染症対策については可能な限り実施したというふうなところで考えてございます。ただ、周知につきまして、まだもしかしたら周知が届ききっていない部分もあったのかなとは考えてございますので、今後行われます選挙につきましては、さらなる周知についても考えていきたいと思ってございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) あと1点、今回の投票率、年代別の投票率を見てよかったなと思っているのが、4年前と比べて10代の方の投票率が上がったのは、本当によかったなと思います。これは、選挙管理委員会の皆さんもいろいろとご努力いただいた、いろんな取組をしていただいた成果かなと思っておりますけれども、10代の投票率に向けた今回の選挙の取組、選挙管理委員会としてはどうだったのかなというところを改めて伺えればと思います。
○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。
◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 伊勢田議員おっしゃったとおり、10代の投票率が少し上がったというのは、大変喜ばしいところでございます。 これまでも、富士見高校と連携協力いたしまして主権者教育の実施、また小中学校への主権者教育のアプローチ等を進めてきたところでございます。しかしながら、ここで18歳につきましては投票率がそれなりに上がるのですけれども、19歳のところで一旦落ち込んでしまうという現象がございます。今後その辺についての対策等、研究をしてまいりたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) よろしくお願いいたします。 それでは、(6)番、図書館での電子書籍サービスを本市でもということで伺いでした。利用実績について、先ほど教育部長からご答弁いただきましたけれども、改めて前年度と比較したらどういった形だったのか、数字をいただきましたけれども、改めて確認したいと思います。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 昨年度と比較をいたしますと、やはり利用者数というのは減少の傾向といったことが見られるところではございます。ただ、一方では公民館等、公共施設での受け取りによる利用者数というのは、昨年度より増えているといった傾向がうかがえるといった状況でございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 続いて、電子図書館の取組についてですけれども、県内では10団体ございますが、できないかということについて、一応担当課でも見積りを取るなどいろいろと研究はいただいているという話は私も伺ったところです。お答えになれる範囲で、仮に、これ人口とかによって金額も違ってくるのかなと思うのですが、導入に伴って予想される費用というのは、概算で構いませんので、どれくらいが考えられるのか、確認したいと思います。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) あくまで概算の段階ではございますが、まず初期費用としてシステム導入費用が約70万円、クラウドの利用料が月額で5万円、それにコンテンツ料金というものがかかってございます。コンテンツにつきましては、閲覧の期限がなく無期限で可能なもの、あとは期限があって有期限閲覧、そのどちらを選ぶのか、またタイトル数を幾つ選んで購入するかによってコンテンツ料金が変わってくるものでございますので、それら組み合わせたものが大きな金額になってくると。コンテンツ幾つ選ぶのか、それによってかなりコストが変わってくると認識をしているところでございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 教育委員会からは、ご研究というご答弁をいただきましたけれども、指定管理者や図書館協議会などでは、こういったテーマについて意見交換等はありましたでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 具体的な協議といったものには至ってはございませんけれども、指定管理者のほうでも民間のノウハウというものの蓄積がございますので、そういったものも参考にしながら、今後研究をしてまいりたいと思ってございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) それでは、7番の各種団体からの要望書・意見交換について伺いたいと思います。 こちら、市長が12団体と意見交換をいただいて、あと各部長も担当によってご同席されてということでございますが、これ総務部長に確認したいのですけれども、この意見交換会の記録といったようなものは文書等ではあるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) こちらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり所管部長が出席はしております。場合によっては所管の課長も参加しておりますので、そこでの内容等は記録といいますか、メモ等は残して、そして様々な施策のほうへつなげていると理解してございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) それぞれの部長に伺いたいところですけれども、全部に出席されている市長に伺いたいのですけれども、この12団体と意見交換をされて、商工会については先ほど
まちづくり推進部長からご答弁いただきましたが、改めてPTAからスポーツ協会、本当に幅広い団体と市長は意見交換されたということが確認できました。生の声を聞かれたのかと思います。そうしたものを総括して、どのようなものがあったか、そしてまたどのように受け止められたかなどを伺えればと思います。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) お答えいたします。 商工会商店連合会につきましてはちょっと省くということで、やはり町会長連合会、社協の皆さん、民生委員・児童委員の皆さん、日頃から地域でご活躍いただく組織の長の皆さんは、我々の活動ができ得ないと、新型コロナウイルスによって事業を中止するというようなことを大変危惧されておられました。いつになったら我々の活動ができるだろうと、この間にお年寄りは、または小さな子どもたちはというような心配事をやはり思っておられるという状況でございました。全般的に、やはり予定をしていた事業ができない、または冒頭申し上げましたとおり市の我々のパートナーとして、今申し上げたようなお年寄りの見守りでありますとか、様々なものが動かないということにご懸念がありました。 また、PTA連合会の会長、副会長とお会いいたしました。やはり子どもたちの日常の状況、いわゆる学校がない状況の中でどうかということでございましたが、なかなか全体的に18校を網羅するというわけにまいりませんでしたが、おおむね会長のご意見では、ご自宅の中でしっかりと暮らし、子どもたちが生活をしているというようなお話でもございました。 一番印象といいましょうか、我々も注意深くご意見を伺ったのは、やはり医師会並びに2回目のときに、すみません、ここには書いてございませんが、イムス富士見の院長先生もご同席をいただきました。2回行ったうちの5月のほうです。2回目のほうでは、イムス富士見の院長先生もご同席をいただきました。この中では、やはり発熱外来等、なかなかふだんは内科、小児科を営んでいても、発熱をされている方を受けるということには大変難しい局面があります。でも、富士見市医師会の中では、全てではございませんけれども、一般の患者がお帰りになった後に夕方5時から裏口から入っていただくなど、様々な工夫、感染拡大防止を図りながら患者を診ていただくという状況などご苦労の話を聞き、さらにPCR検査につきましてはふじみの救急をご紹介するなど、連携が取られているなという話を伺いました。また、イムスにつきましても同様に、やはり地域の中核病院としての責任を果たすということを力説されており、そばに、我々富士見市にこうした病院があるということの力強さというものを感じた次第でございます。 個人情報等もございますので、なかなか詳しくは申し上げられませんが、特に医師会の皆さんとの意見交換の中では、こうした状況、我々として技術的なこと、医学的なことにつきましてはなかなか知り得ないもの、知識ございませんが、かみ砕いてご報告をいただく中では、ある意味安心をしたり、ある意味さらに感染拡大防止に努力しなければならないというようなことも、このときにご示唆をいただいたというようなことでございます。 以上です。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) ありがとうございます。それでは、大きな2番の市役所の機構再編に移らせていただきたいと思います。 先ほど市長のご答弁で、ポイントの一つとしてスポーツ行政というご答弁をいただきました。確かに例えば運動公園の管理についても、教育委員会とまちづくり推進部でそれぞれ所管している部分があったりと、そういったこともあったり、お隣のふじみ野市ではスポーツ行政が市長部局の所管で、たしか文化・スポーツ振興課でしたか、そういった名前の部署があったのを記憶してございます。そういった意味では、ある意味教育委員会から市長部局への移管ということでいったら、文化、スポーツ行政、これが一つの焦点になるのかなと思います。 これは、担当されている
総合政策部長に伺いたいのですけれども、この点の移管の検討というのは、現状改めてどのような形で進めていく考えなのか、確認できればと思います。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 先ほど組織については、大きく3点ございますというお話をさせてもらいましたが、やはり市民に分かりやすい、そういう機構改革ができればベストだと考えております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) あと、先ほど
総合政策部長から、現行の組織での課題というところも整理をされたというふうにご答弁ありました。可能な範囲で、代表的なもの幾つかあればご紹介いただければと思います。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) まず一つ挙げるとすれば、危機管理に関して専門的な部署の新設が必要ではないかというようなところは議論されているところでございます。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) これ今
総合政策部長から危機管理というご答弁をいただいたので、市長に伺いたいのですけれども、富士見市では総務部長が危機管理監を兼ねるという形ですけれども、和光市などは専任の危機管理監というポストがあって、議場でも恐らく副市長の隣あたりに危機管理監という椅子があるのかなと思うのですけれども、本市でもそういったポストを創設することについて、お考えはいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 今回の私の新しい政策ビジョンの中にも、危機管理についての体制固めということをしっかりうたわせていただいております。ご指摘いただいた部分は十分に検討している範囲でございまして、検討しているものでございまして、やはり総務部長の職責というのは大変今重たくなっております。しっかり古屋総務部長頑張っておりますから、今遺漏なく頑張っているところでございますが、さらに台風、これからいつ来るか分からない地震など、そして感染症の問題など、やはり危機管理につきましては、これで十分ということはございません。したがいまして、十二分に内部で検討させていただいて、来年4月に向けて、またご報告できるように議論を詰めさせていただきたいと思います。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 時間もなくなりましたので、大きな4番に移りたいと思います。 名誉市民条例の運用について、こちら最後に市長に伺いたいのですけれども、東村山市の事例をちょっとご紹介させていただきましたが、志村けんさんは恥ずかしがって生前は名誉市民を辞退されていたと、ご自分から固辞されていたという話もありました。ただ、市民の感情としてはやっぱりお元気なうちに本当はもらってほしかったのかなというお気持ちも、市民から見るとあるのかなと思います。富士見市にも適任な方は何人かいらっしゃるかと思うのですけれども、やはりお元気なうちにもらってもらいたいなという思いはあるかなと思います。 改めて、名誉市民の推挙、運用について、市長のお考えを伺えればと思います。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 正直申し上げて、この名誉市民について私自身がじっくり考えたことはないということを前提に、申し訳ないのですが、お話をさせていただきますと、やはりでも富士見市の市民の皆さんの中で、これに該当する、またはそうなるだろうというような様々な分野でご活躍をいただいている皆さんがいらっしゃいます。でも、やはり名誉市民ということで、選定によっては様々ご議論のある場面だと思っておりますので、慎重にかつ、また市民の皆さんにご理解いただける、そして市民のプライドを上げていただけるような制度であってほしいと考えております。
○議長(篠田剛) 伊勢田議員。
◆9番(伊勢田幸正) 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(篠田剛) 以上で伊勢田幸正議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午前11時45分)
○議長(篠田剛) 再開いたします。 (午後 1時00分)
○議長(篠田剛) 次に、質問順3番、佐野正幸議員の質問を許します。 佐野正幸議員。 〔1番 佐野正幸登壇〕
◆1番(佐野正幸) 1番、佐野正幸です。皆様、こんにちは。新型コロナウイルス対策として議場での傍聴を控え、
インターネット中継を御覧いただいている皆様、ありがとうございます。議長よりお許しをいただきましたので、通告に従い
市政一般質問を始めさせていただきます。 今回は、大項目として4点お伺いをいたします。大きな項目1、安全安心なまちづくりについて、(1)、コロナ禍の避難所対策を伺う。コロナ禍では、避難所の1人当たりの居住スペースが2平米から4平米とすることから、学校の体育館だけではなく教室なども活用していく、机上の計算での数字ではなく、学校職員にも協力をいただきながら、6月下旬から順次現場を確認し、実際の収容人数を定めるとの答弁が、前回6月議会で取り上げた際にありました。現場の状況を確認した結果、避難所にはどのくらいの人が避難可能となるのか、現状をお伺いいたします。 (2)、マイタイムラインの活用を。市では、事前の防災行動計画であるタイムラインを準備していただいておりますが、市民一人一人、各家庭が具体的にどのように行動するかをあらかじめ決めておく、マイタイムラインの作成を促す自治体が増えてきています。例えば東京都防災ホームページでは、複数の印刷形式、そして一般用、高等学校・中学校用、小学校用と分けて分かりやすく作成しています。また、国土交通省でも「マイ・タイムラインかんたん検討ガイド」などを本年6月に公表し、ワークショップを実施するための虎の巻なども公開をいたしました。国や県レベルではなく、横浜市におきましても「マイ・タイムライン作成シート」を市のホームページからダウンロードできるようにし、作成方法を動画で学べるようにしたり、町会や自治会などで研修ができるよう体制を整えています。マイタイムラインを各自、各家で作成することは、自助、共助、公助の特に自助の意識を高めることにもつながります。本市、富士見市版マイタイムラインの作成と、その普及について見解をお伺いいたします。 (3)、道路や公園等の補修などに関する情報提供をラインなどで受け付けては。市では、定期的に市内を巡回し、道路や公園などにおける不具合に対応していただいていることに感謝を申し上げます。しかし、市職員の巡回だけでは、不具合の現状を把握するには限界があります。埼玉県では、先月8月から道路の損傷を見つけた人がスマートフォンで写真に撮り県に通報してもらう、道路損傷通報サービスを始めました。損傷の現場が県ではなく市道の場合は、県が市にその情報を共有する仕組みになっていますが、当通報サービスは県土整備部道路環境課の事業であり、道路関係の通報となっています。一方、愛知県小牧市では、より広く、道路だけではなく公園遊具の不具合も含めた情報提供をラインで受け付ける市民レポートシステム「まちレポこまき」の本格運用を開始いたしました。こうした情報の収集は、平時だけでなく災害時にも役立つと考えられます。本市でも、まずは道路や公園に関するこうした情報システムを導入することは、市内の現状を把握するのに有効と考えますが、見解をお伺いいたします。 大きな項目2、学校・読書環境について、(1)、コロナ・熱中症対策を伺う。新型コロナウイルス対策に加え、暑い時期は熱中症対策も併せて必要となります。そこで、次の点についてお伺いをいたします。 傘の活用について。学校により、登下校時に傘を差すことを推奨し、ソーシャルディスタンスを保つとともに熱中症対策を試みている学校があります。しかし、通学時の様子を見ていましても、傘を利用している児童生徒はほとんどおりません。傘の活用を実際に推奨しているつるせ台小学校で見ますと大体10人程度、通学に片道1時間弱もかかる子のいる南畑小学校の通学路におきましては、日を遮る建物が非常に少ないわけですが、お聞きをしましたところ20人いるかいないかという話もございました。これは、もちろん強制できることではありませんが、市の推奨として傘の活用を呼びかけることは有効と考えますが、見解をお伺いいたします。 続いて、ペットボトルの利用について。学校内に設置されている冷水機は、新型コロナウイルス対策として使用できないようになっていることは必要な対策と考えますが、そのこともあり児童生徒は通常よりも大きな重い水筒を持って登校しています。特に登校時の小学校低学年の様子を見ますと、大きく重い水筒を持っていく負担は大きいと感じます。水筒よりも軽いペットボトルでの飲料の持参を可としている学校と不可としている学校があり、保護者からはペットボトルでの飲料の登校を認めてもらいたいとの声が少なくありませんが、見解をお伺いいたします。 (2)、ウェブベルマークの活用を。市内の多くの学校では、ベルマークを活用して学校の予算では購入できないけれども欲しい学校備品の購入に役立てています。ただ、各学校ではベルマーク自体を集めてベルマーク財団に送っていることから、集まるベルマークはその学校に子どもが通う家庭の分が大半であり、学校周辺、地域全体でベルマークを活用して学校を支援しようという機運はありません。そうした中、ウェブ版のウェブベルマークシステムがあります。ウェブベルマークに登録して買物をすると、支援金が生み出されるだけでなく、事前にマイページで学校を選んでおくことで、支援したい学校に自動的に支援金が加算されます。今は、ネットショッピングをする人が増えていること、また自分の子どもが学校に通っていない方でも、商品についているベルマークをわざわざ一つ一つ切り取って学校に届けることなく手軽に学校の支援ができることから、ウェブベルマークを活用して市内の学校を応援しようという仕組みの周知を市民に広くしてはいかがかと考えますが、見解をお伺いいたします。 番号1つ飛びまして(4)、学校図書室の充実を。①、図書室に管理用パソコンの導入を。学校図書室には、2校を除きパソコンはなく、蔵書の管理は紙ベースのアナログでなされています。この後に取り上げます図書室と図書館の蔵書データのネットワーク化を図る前段階として、まずは各校の図書室に蔵書管理用のパソコンを設置していただきたいと考えますが、見解をお伺いいたします。 ②、図書室と図書館の蔵書データのネットワーク化を。前に述べた各校の図書室にパソコンが設置されてからのことにはなりますが、自校にはない蔵書についても、他校のデータベースを検索することで随時蔵書を確認することができ、学校間で貸し借りを行うことも可能となっていきます。つまり、各校の蔵書が富士見市全体の共有資源となるわけです。昨年の議会で一度取り上げましたところ、隣のふじみ野市では今年から学校と図書館の蔵書の共有化が始まりました。既に市内全小学校の蔵書のデータは共有され、学校現場からは高い評価があるようです。本市の研究状況をお伺いいたします。 ③、コロナ禍の図書室の対応を。各学校では、実に工夫をしながら図書の貸出しをしており、その取組に感謝をいたします。新型コロナウイルス対応として、今は図書委員などの子どもたちによる貸出しはやめ、学校司書による貸出しとしており、新型コロナウイルス対策としては必要なことと理解をいたします。しかし、貸出しが集中しないよう学年やクラスを分散して貸出しの時間を設けていることから、小学校では週に3日、1日4時間、中学校では週に2日、1日4時間だけの現状の学校司書だけでは対応し切れていないケースがあります。もともと学校司書の勤務時間が少ないとの声も聞かれますが、特にこのコロナ禍においては暫定的に学校司書の勤務時間を増やす、または人数を増やして対応することも必要かと考えますが、見解をお伺いいたします。 ④、南畑小学校図書室のさらなる暑さ対策を。当件はこれまでも取り上げ、まずは冷風機を2台設置していただき、今年は遮光カーテンをつけていただいたところでありまして、対応に感謝を申し上げます。しかし、遮光カーテンの設置後に現場を改めて確認に行きましたところ、私が訪問した日の室温は38度ありました。ここ1週間の中でも、室温が30度後半の日が複数あり、今年は昨年よりも少し室温が上がっていることもあるようです。前回は、間仕切りをすることの提案をしたものの、構造上難しいとの答弁でしたが、例えば完全な間仕切りは難しいものの、蛍光灯をつるしてあるバーに新型コロナウイルス対策で行っているような透明なシートなどをつるしてエアコンを設置するなどの方策はいかがかと考えますが、見解を伺います。 (5)、コロナ禍のブックスタートのより有効な対応を。本市では、12か月児に対する健診に合わせて、絵本の読み聞かせや紹介をし、絵本やアドバイス集、図書館の案内等を布製バッグに入れてプレゼントするブックスタートを行っています。しかし、新型コロナウイルス対応のため今年度は健康増進センターでの集団健診を個別健診に変更したことから、ブックスタートのセットは保護者が図書館に受け取りに行く方法となっています。この方法はやむを得ないと考えますが、健診の対象者がブックスタートのセットを取りに来ているかどうかということの把握が現在なされておりません。よって、受け取っていない方への再案内ということもなされていません。平時では、健診に来られたほぼ100%に近い方がブックスタートに参加されています。個人情報を共有するに当たって、庁舎内での調整が必要とは思いますが、ブックスタートと健康健診を所管しております教育委員会と健康福祉部で連携をし、漏れのない対応を求めますが、見解を伺います。 大きな項目3、環境対策について、(1)、レジ袋有料化に伴うエコバッグ等の推進を。レジ袋の有料化に伴い、エコバッグを使う人が増えています。環境問題対策の一つとして、レジ袋を減らすことへの市の取組をお伺いいたします。 大きな項目4、市民からの要望について、(1)、下の谷公園に出入りする道路の定期的な補修を。この道路は、アスファルト舗装されていないため凸凹ができやすい状況です。先月、当公園を日頃利用されている方々から道路補修の要望があり、公園を管理するまちづくり推進課に対応をお願いしましたところ、職員の方々が早々に対応してくださり、その速さ、丁寧さに感謝を申し上げます。私が現地を確認したときには、車が本当に大きく上下に揺れるというほどでありまして、危ないと感じました。この場所は、以前にも同様のことがあり、補修の対応をしていただいております。下の谷公園は、グラウンドゴルフができる公園として多くの方々に利用されていることから、道路が荒れやすいということもございます。定期的に補修をしていただきたいと考えますが、市の見解を伺います。 壇上からの質問は以上です。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) よろしくお願いいたします。佐野議員ご質問の大きな1点目、安全安心なまちづくりについての(1)、コロナ禍の避難所対策を伺うについてお答えいたします。 議員ご案内のとおり、コロナ禍において避難所での、いわゆる3密を防止し、避難所における
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、各避難所において受入れ可能な場所などをあらかじめ決定し、受入れ可能数を定めることは大変重要と考えてございます。このため、各小学校と調整を行い、現時点で実際に使用可能な教室等を確認し、避難所開設の際に参考となるレイアウト案を作成いたしました。また、7月から8月にかけ全11小学校で実施した避難所運営会議において、避難所を運営する町会の皆様、学校の職員及び市の職員の間で、その考えや活用方法についての認識を共有したところでございます。 避難所で避難者を受け入れる場合には、
新型コロナウイルス感染症に感染の疑いのない一般の避難者と、感染の疑いのある避難者を区別して受け入れます。特に感染の疑いがある方については、1教室当たり1人としているため、受入れ可能人数への影響がございます。その受入れ可能数でございますが、今回のレイアウト案で試算しますと、市内の小学校と中学校を全て避難所として開設した場合、一般の避難者の想定受入れ可能数が1,802名、感染の疑いがある避難者の想定受入れ可能数が193名の合計1,995名となっております。小学校だけを避難所として開設した場合は、一般の避難者が1,184名、感染疑いの避難者が129名の合計1,313名の避難者の受入れが可能と試算しております。 なお、普段から生活を共にされているご家族で避難される方々などにつきましては、同じ居住スペースで受入れを実施することなどの区割りの調整があることから、先ほど述べた数よりも実際は多く受入れができるものと考えてございます。 続きまして、ご質問の(2)、マイタイムラインの活用をについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、国や一部の地方公共団体ではマイタイムラインの作成を推奨しており、当市におきましても、個人やご家族などが水害時に避難の準備や、避難の判断をする際に役立つものと考えております。現在マイタイムラインについて推奨している自治体等の研究を進めているところですが、実際に活用するためには様々な情報を整理し、行動しやすいものとする必要がございます。そのため、現状当市といたしましては、分かりやすくまとまっており、マイタイムラインが簡単に作成できる国土交通省関東地方整備局水災害対策センターの「Webでマイ・タイムライン」のホームページへリンクできるよう、当市のホームページからご案内しているところでございます。 また、今年度発行を予定しております富士見市防災ガイドブックの改定におきまして、マイタイムラインが個人や各家庭で作成できるよう、防災ガイドブックの中にマイタイムラインの作成ページを組み込む予定でございます。防災ガイドブックにつきましては全戸配布する予定でございますので、それにより多くの方々に周知できるものと考えているところでございます。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 続きまして、議員ご質問の大きな1点目の(3)、道路や公園等の補修などに関する情報提供をラインなどで受け付けてはについて、建設部が所管する道路等の維持管理の観点からお答えいたします。 道路等の破損状況につきましては、職員による道路パトロールのほか、市民の方からの通報やホームページによる問合せにより確認を行っております。スマートフォンのカメラ、GPS及びメール機能を利用して道路の損傷や不具合を速やかに通報できる仕組みは、いつでも通報でき、損傷状況について電話や地図での説明が不要になることから、大変有効なものであると認識しております。ラインなどのアプリケーションは、的確に道路状況の把握が行えることのほかに、多くの情報を迅速に受け取ることが可能となることから、道路等の破損状況以外にも、災害時やほかの情報の収集手段としての活用も期待できるものと考えております。 今後につきましては、埼玉県などの先進事例の検証や、他の自治体の動向に注視するとともに、活用方法等について検討してまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 続きまして、(3)について公園管理者の立場からお答えいたします。 現在、遊具を含む公園施設等の状況の把握については、公園巡視員による定期的なパトロールのほかに、周辺住民や公園利用者の方が来庁され、窓口において直接情報をご提供いただいたり、また電話や市のホームページにおける問合せホームからのメール送信によってご連絡いただくことで、各公園施設等の情報収集を行っているところでございます。 議員のご提案のラインなどによる公園等の補修などに関する情報提供についてでございますが、総務省の令和元年通信利用動向調査によると、スマートフォンの保有人数は年々増加し、個人での保有割合は67.6%という結果が出ていることから、多くの人が手元に情報発信ツールを携帯していることにより、誰でも手軽に情報を発信できるため、これを活用することで市内各公園施設等の不具合などの状況についても広く情報収集することが可能となると考えられます。 また、台風等の災害時においても、公園内施設の損傷、樹木の倒壊等があった場合に状況をいち早く把握し、的確な復旧体制につなげることが可能となると考えられ、この点からもライン等スマートフォンのアプリケーションを活用した情報収集方法は有用と思われます。したがいまして、今後本市においても現在の窓口や電話、メール等での情報収集方法だけではなく、スマートフォンのアプリケーションを活用することを含め、様々な効率的な情報収集方法について、他の自治体の先進事例等を踏まえ研究、検討してまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) よろしくお願いします。議員ご質問の大きな2点目、学校・読書環境についての(1)、コロナ・熱中症対策を伺うの傘の活用についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の防止対策とともに熱中症対策を取ることは、子どもたちの健康、安全、そして命を守る上で大変重要であり、文部科学省の示している学校の新しい生活様式においても、暑い時期の登下校中については人と十分な距離を確保し、マスクを外すように指導すると記載されております。 傘の活用につきましては、感染拡大防止や熱中症防止策のアイデアの一つであると認識しております。しかしながら、晴天時も含め毎日傘を差して歩くことは課題もあると考えております。例えば通学路によっては車との接触の危険性が高まることや、視界が狭まることにより周囲に対しての危険予測が難しくなることも考えられます。 教育委員会といたしましては、各校で通学路や通学の状況が異なることから、一律に傘の活用について推奨することはいたしませんが、児童生徒の安全を第一に考え、状況に応じた熱中症予防について対策を講じるよう学校へ指導しておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 続きまして、ペットボトルの利用についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、熱中症予防の水分補給のため水筒の持参や、状況によっては水筒に加えペットボトルの持参も許可していると認識しております。 教育委員会といたしましては、ペットボトルは直接口をつけて飲む形式であることから、使い回し等衛生面での配慮が必要であること、飲み終わったペットボトルがごみになってしまうこと、水筒に加えペットボトルを持参することにより児童生徒の携行品が多くなるため、携行品の分量についても配慮が必要になることなど、課題も多いと認識しております。教育委員会といたしましては、児童生徒への指導も含め、各校で適切に対応するように指導しておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 続きまして、(2)、ウェブベルマークの活用をについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、ウェブベルマークは東日本大震災の被災校支援を目的に始まり、ネットショッピングの際に協賛企業のウェブベルマークサイトで買物をすると、自動的に支援金、ベルマーク点数が発生し、学校を指定することで指定した学校に支援金、ベルマーク点数がたまるシステムであると理解しております。現在、市内の学校におけるベルマークの活用状況といたしましては、小学校を中心に保護者の協力の下、商品についているベルマークを回収して集計した後、ベルマーク財団に送っているところでありますが、保護者の提案から、市内の2校においてPTA活動の中でウェブベルマークが活用されていると聞いております。 教育委員会といたしましては、このウェブベルマークの活用は保護者の学校に対する支援の一つとして認識しておりますことから、校長会を通じて情報提供してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 続きまして、(4)、学校図書室の充実をの①、図書室に管理用パソコンの導入をについてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、現在各校の図書室における蔵書の管理は、司書教諭の指導の下、学校司書が日頃から本棚の整理整頓を心がけ、台帳とブックカードの照合により、分類ごとに蔵書の管理を行っております。蔵書の管理をパソコンで行うには、まず書籍にバーコードを貼ることが必要となり、その作業には相当の時間と人員を要することから、実現には多くの課題があるものと認識しております。 教育委員会といたしましては、貸出し統計数や蔵書数がデータとして管理できること、蔵書の確認、貸出数の集計等が短時間になることなどメリットが多いことからも、他市の状況も十分に参考にしながら、費用対効果を考え関係各課とも連携し、検討してまいりたいと存じます。 続きまして、②、図書室と図書館の蔵書データのネットワーク化をについてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、各校の図書室にパソコンが設置され学校間がネットワーク化されることにより、学校ごとの蔵書がすぐに確認でき、学校間での貸借が要因になることは認識しております。ふじみ野市の市内全小学校では、学校間で蔵書確認ができ検索可能であること、さらに市立図書館本館への貸出し予約も可能であると聞いております。 教育委員会といたしましては、これまでと同様に中央図書館との連携を強化していくとともに、まず図書室への蔵書管理用のパソコンの設置について検討してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 続きまして、③、コロナ禍の図書室の対応をについてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、学校図書室は学校再開から消毒の徹底や3密を防ぐために、座席配置を変えながら学年やクラスを分散し、学校司書のみによる貸出しなど、各学校が工夫して対応してまいりました。2学期に入り、それぞれの学校において図書委員会による貸出し業務が通常に戻ってきております。 教育委員会といたしましては、これまでも学校の実態に応じ、学校司書の勤務日数につきまして、平成26年度に小学校、平成30年度に特別支援学校の日数を1日増やしてまいりました。今後も、学校における学校図書室の運営状況を把握しながら、学校司書の配置について研究してまいりたいと存じますので、ご理解賜りたいと存じます。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、ご質問の大きな2点目、学校・読書環境についての(4)の④、南畑小学校図書室のさらなる暑さ対策をについてお答えいたします。 南畑小学校の図書コーナーの暑さ対策につきましては、これまでも佐野議員からご質問をいただき、様々なご提案もいただいたところでございます。議員ご案内のとおり、これまで冷風機や遮光カーテンの設置を行い、環境改善に努めてまいりました。 今回、佐野議員ご提案の蛍光灯をつるしてあるバーに、新型コロナウイルス対策で行っているような透明シートをつるしてエアコンを設置する方法でございますが、ランチルームが広い空間であり、蛍光灯より上部に熱い空気が滞留することによるエアコンの利き具合などに課題があるものと考えております。図書コーナーを含むランチルーム全体の暑さ対策につきましては重要な課題であると認識しておりますことから、今後学校施設のエアコン設置に向けた検討の中で、全体的な精査が必要であるものと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、大きな2点目の(5)のコロナ禍のブックスタートのより有効な対応をについてお答えいたします。現在図書館では、ブックスタートのご案内を作成し、健康増進センターの健診のご案内とともに対象者へご通知させていただいております。また、中央図書館以外でも受け取れるよう、ふじみ野分館及び鶴瀬西分館にもブックスタートセットを用意しております。12か月児健診対象の保護者がブックスタートのセットを受け取られているかどうかの把握につきましては、健康増進センターとの情報共有が必要となり、議員ご指摘のとおり個人情報取扱いの関係上、難しいものと考えております。ブックスタート事業と受け取りのご案内につきましては、図書館ホームページ及び市のホームページで周知を進めております。また、広報への掲載も検討しておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、議員ご質問の大きな3点目、環境対策についての(1)、レジ袋有料化に伴うエコバッグ等の推進をについてお答えいたします。 エコバッグ等の推進につきましては、
市ホームページにてエコバッグの利用についてご協力をお願いするとともに、衛生面や環境負荷軽減の観点から、エコバッグを清潔に長く使うためのポイントを掲載するなど、レジ袋削減のご協力をお願いしているところでございます。 また、毎年10月に開催されます富士見ふるさと祭りでは、平成28年度からエコバッグの配布を行い、レジ袋の削減を含めたごみ減量化を推進してまいりました。エコバッグの活用は、ごみの削減や環境問題への意識の啓発にもつながりますことから、今後におきましても市内のイベント等で積極的に推進するとともに、先進自治体の事例等を研究し、レジ袋を含めたプラスチックごみの削減に一層取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 続きまして、議員ご質問の大きな4点目、市民からの要望についての(1)、下の谷公園に出入りする道路の定期的な補修をについてお答えいたします。 富士見江川に隣接する下の谷公園におきましては、グラウンドゴルフなどを通じて多くの方々に公園を利用していただいている状況にあると認識しております。議員ご案内の下の谷公園に出入りする道路につきましては、富士見江川に架かる鶉橋の手前から公園入口までの間は砂利道となっていることから、年に数回ほど砂利の補充や整地を行っている状況でございます。 今後につきましても、パトロール等による現地確認を行い、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ご答弁いただきましてありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきたいと思います。 初めに、大きな項目1、安全安心のまちづくりの(1)、コロナ禍の避難所対策についてお伺いいたします。先ほどのご答弁の中で、小中学校で1,995名、小学校で1,313名という話をお伺いしました。ここで、もう少し詳しくお伺いしたいのですが、昨年の台風のときに避難所を開設しました勝瀬小学校、鶴瀬小学校、水谷小学校、みずほ台小学校、ここはまた今年も開設される可能性があるかと思うのですけれども、ここの実数、これまでのコロナ禍ではない状況だと何人なのか、コロナ禍の場合だと何人なのかについてお尋ねいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) それでは、ご質問のございました各小学校、特定の小学校になりますが、そちらの受入数でございますけれども、まず各小学校、コロナ禍でない場合の各体育館での受入れという数を述べさせていただきますと、勝瀬小学校が152名、それから鶴瀬小学校が128名、水谷小学校が132名、みずほ台小学校が140名ということになってございます。 一方、コロナ禍において教室等も活用して、一人一人のスペースを多く取ってという形でやった場合の試算でございますけれども、勝瀬小学校は合計数として110名、うち7名が感染疑い用となります。それから、鶴瀬小学校が121名、うち15名が感染の疑い者用という形になります。それから、水谷小学校が135名、うち感染疑い用をとして10名、それからみずほ台小学校が121名、うち感染疑い用は14名ということになります。これをコロナ禍前と比較いたしますと、ほぼ同数、あるいはやや少ない数というふうになってございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 今の実数を教えていただきましてありがとうございました。 この数をお聞きますと、主に勝瀬小学校若干減るかなというところでありますけれども、鶴瀬小学校と水谷小学校、みずほ台小学校については、ほぼ同数という理解でよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) こちらはかなり多くの教室を使わせていただくということから、ほぼ同数が確保できるというような試算をしてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) そうしますと、これ基本的な確認になりますけれども、教室を使うということになった場合は、その間というのは、いわゆる授業が行えないということが前提という理解でよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) こちらの教室の活用ということでございますと、やはりかなりの大きな台風等の災害、あるいは地震ということを想定してございますので、確かに学校の運営との調整は必要かと思います。 それから、また一方でその避難に当たっては、国のほうも推奨してございますけれども、安全な場所にいる方は避難はご自宅でするとか、それから友人、親戚宅に避難するとか、あるいは車中避難とか、様々な避難方法があるという形を推奨してございますので、本市においてもそういった様々な避難方法を今周知しているというところでございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 学校の中で1個ちょっと取り上げたいのが、水谷東小学校、あそこは非常に水が出やすいというところがございます。以前の話ですと、1階部分は難しいのだけれども、上の階を使ってというような話があったかと思うのですけれども、当然水害の状況によると思います。場合によっては、この体育館は使わない、1階は使わない、2階以上を活用した避難ということは想定をなさっているのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 水害の場合ですけれども、特に高台にある避難所を開設するというのが基本的な考えとしております。しかしながら、過去においても水谷東小学校を避難所として開設した例もございます。このように予想される災害の規模によっては、水谷東小学校を開設するということも検討していくということはございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 例えばですけれども、要は2階以上だけを想定した場合に、何人ぐらいが収容可能かというような数字とかというのは出ているものなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) コロナ禍における教室等を活用した避難所については、各校学校の協力も得ましてレイアウト案を作ってございます。それに基づきますと、水谷東小学校の校舎の2階以上で避難者を受入れとした場合ですけれども、合計で46名ということで、うち10名は感染疑いの方を受け入れるスペースという形で、現在はレイアウト案を作ってございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 今レイアウト案というお話がございました。私も1校分、実際のレイアウト案というのも拝見をしました。そうしますと、一般避難者スペース、共有スペース、感染疑いスペース、立入禁止というような形で、非常に分かりやすくレイアウトができているわけなのです。こういったものというのは、どのような形で地域の方々に共有されるのか、お伺いいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 過日各小学校区で開催いたしました避難所運営会議においては、そのレイアウト案をお示しさせていただき、こういった情報を共有させていただいたというところでございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 私もその会議に出た方からいただいたわけなのですけれども、例えばなのですが、避難所カルテを見ますと、平時のレイアウトというのが出てるわけなのです。これが2018年です。こちらのほうに、例えばコロナ禍でのレイアウトを載せていくとかいうようなことというのは、予定とかあるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) この避難所カルテを作るのは、こちらはかなり委託をしたかなという記憶もあるのですが、そういった形で作っておりますので、現状今私どもの方で作成できる学校から平面図をいただいたもので図面を起こしております。こちらにおいても、内容については十分共有できるのかなというところで、現在のところは私どもの今作成した各校のレイアウト案、こちらをベースに対応していきたいとは考えております。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) としますと、ここのところ行っていらっしゃる会議の中での共有ということだけで、避難所カルテについては広くホームページにも出ているわけなのですけれども、同じような形で広く市民の方々にお示しするということは、予定はないということなのでしょう。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) この辺り学校の平面図といいますか、状況図が記載されることもございますし、またそのときの学校の運営状況とか、年度年度で教室の利用状況も変わってくると思いますので、この公表については少々検討が必要かなと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) では、学校から少し離れるのですが、前回ご答弁の中で、車中泊の避難者というものも想定をして、それに合わせて民間の駐車場の一部を借りたりということ、その中で8か所と交渉しているという答弁があったわけなのですけれども、その後の検討、協議の状況をお伺いいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 6月議会のときは8か所と交渉中というお話をさせていただいて、確か3か所程度は合意に至っているということでございました。台数にして約100台というところでございましたけれども、その後も特に車中避難等のための駐車場の借用については力を入れて取り組んでおりまして、現在8か所の事業所等と協力の承諾は既にいただいております。その8か所の台数ですけれども、区割りした駐車場の台数でいきますと307台ということになってございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 進んだようで、すごく安心いたしました。 今お話がありました8か所、もしくは307台、この場所というのは、市民の方々にはどのような形で知らされるような形になるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) この辺りの対応については、現在も引き続き検討しているところでございまして、と申しますのは、各事業者のご協力をいただくというような状況になりますので、災害の規模によって例えば店舗等が営業している場合等もございますので、その公表のタイミングでありますとかについては、その災害の状況を踏まえて、各今回借用を協定といいますか、借用の依頼を承諾いただきました事業者と調整した上で対応してまいりたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) としますと、市内には8か所ありますよということを公表するのではなくて、例えば災害が起きました、避難所が開設されます。その中の一つとして、ここが駐車場として使えますよというような案内になるという理解になるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 確かに事前公表というものの重要性も分かっておりますので、その辺りも勘案しながら検討はしていきたいとは思っておりますが、何分先ほど申した営業時間等の重なる場合もありますと、仮に早めに避難される方がいらっしゃいますと、またそちらの関係もあろうかと思いますので、もちろん公表のタイミングでありますとかも含めて、借用いただく事業者としっかりと調整した上で対応していきたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 加えまして、前回ホテルなどの施設について触れましたときに、正直言って難しいけれども、確認、検討、協議はしていくということがございました。こちらについて何か進捗がございましたら、お伺いいたします。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) このホテルの関係、確かに国のほうもホテル等も避難所としての活用ということで文書等が来ているところです。まずは、埼玉県の状況になりますけれども、昨日になりますけれども、報道発表がございました。埼玉県と埼玉県ホテル旅館生活衛生同業組合と協定を結ばれたというようなことになってございました。また、本市としても現在、市内にあるホテルと災害時の避難の受入れなどについて協議を進めさせていただいているというところでございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ありがとうございました。 では、次の(3)番、道路ですとか公園の情報提供について移らせていただきます。こちら先ほどの建設部、まちづくり推進部、それぞれからご答弁をいただきました。それぞれ検討していくというところでございます。先ほど私が壇上で述べさせていただきました小牧市でいきますと、これが縦割りではなくて、まちレポこまきという1つのところに対して、道路でも公園でも受け付けるというような形になってきます。 今後検討いただけるということなのですけれども、これは両方の部門で連絡を取りながら、片方だけが事業化していくということではないような検討をしていただければと思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 愛知県小牧市の例を出していただきました。先ほども少し答弁で触れましたが、このラインのシステムというものは、いろんな情報を収集する上で非常に効果的でありますので、道路あるいは公園だけではなく、各部署がそれぞれ連携してやることが必要だと考えております。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ありがとうございました。 では、続きまして大きな項目の2に移らせていただきます。(1)のコロナと熱中症対策のところなのですけれども、例えば傘、視界の問題、車の接触の問題、確かにあると思うのですが、これ単純に言うと、雨が降った日ってその状況なのです。確かにリスクというのは分からないでもないのですけれども、視界とか接触ということだけですと、雨の日には普通に差しているので、問題ないかと思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 議員おっしゃるとおり、晴れの日も雨の日も傘を差しているのは同じなのですが、雨の日ですと、まず自動車を運転している運転手も意識をしますし、子どもたちも雨のときはやっぱり危ないということでしっかりと意識ができております。ですから、それがイコール晴れの日も全部できるのではないかと言われてしまうとそうかもしれませんが、晴れの日ですといろいろと心の緩みも出てきますし、雨の日と違うということでは、やはり事故が起きる。そうではなくて、雨の日でも事故が起きるわけですので、そういう意味ではなかなか、特に小学校低学年等になりますと、やはりその辺は非常に危なくなるのかなと認識しております。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) そうしますと、最初の答弁のときに一律での推奨はしないというふうにおっしゃっているので、難しいかなとは思うのですけれども、例えば福岡県の筑後市というところがございます。こちらでは、全小学校の児童に対して晴れと雨の兼用の傘を配布しました。全児童が同様に傘を持つことで、天候に関係なく地域全体で、日常的にも通学時に傘を差すのだというような環境ができているわけなのですけれども、このようなところへの検討というのはいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 議員おっしゃるように、晴雨兼用の傘を配布するということで、児童生徒が傘を差すということが習慣化してくるということは十分考えられます。しかし、今本市の場合だとそれぞれの学校において登校の状況が違いますので、やはり一律して傘をそれぞれ差してという形は難しいのではないかと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) では、確認ですけれども、教育委員会として一律的には難しい、でも学校で判断したならば、そこはオーケーという理解でよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 学校、それからまた保護者と相談して、きちんと差してくるということであれば、しっかりと学校のほうでも指導していただいて、それはそれぞれ個別になるかもしれませんが、許可していくという方向でございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ありがとうございました。 では、続いて2点目のウェブベルマークについてお伺いしたいと思います。先ほど校長会で共有していただけるということで、ありがとうございます。ただ、こちら私がちょっと壇上で申し上げましたのは、校長会ということは、要は学校の中だけなのです。私としては、地域に住んでいらっしゃる方も広く学校を応援していこうというようなものを市民の皆さんに伝えていくことが、地域で学校、子どもたちを育てていくというような環境の醸成にもなるのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 校長会とか情報提供した中で、またそれぞれPTAの中でどう取り組んでいくかということを考えていただいて、地域のほうは、できればPTAの方々から広めていただけるということが望ましいのかなと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) このベルマークというのは一つの財団なので、ここだけを市が取り上げるということが果たしてどうなのかというところは、私も引っかかるところではあるのですが、ただし非常に公共性が高いということがあります。 学校PTAから広げていくというのも確かにあるわけなのですけれども、例えばですけれども、市の広報とかに、市民の皆様にご案内をするとかという方法というのはいかがなのでしょうか。これは、教育委員会になるのか総務になるのかというのは分からないのですが。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 学校とか市からお願いというのは少し難しいのかなと思いますので、やはりしっかりと校長先生方とPTAで話していただいて、それを地域とか、または学校応援団、学校運営支援者協議会というところもありますので、そういう中で話題にしていただいて、町会長を通じたりしての中での運動という形で広げていくのが望ましいのかなと考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) では、次に移らせていただきます。学校図書室についてです。 先ほどふじみ野市の例を取り上げてお話をさせていただいたのですけれども、これふじみ野市に確認しましたところ、ふじみ野市のネットネットワーク化に当たっては指定管理者の力が非常に大きかったようです。お聞きをしたところ、実はふじみ野市の指定管理者は、たまたまですけれども、本市と同じ業者なのです。本市の図書館の指定管理者は替わったばかりですし、また公募をした際の仕様書にはないことだと思うので、すぐにどうこうということは難しいかもしれませんけれども、同じように民間を活用しての推進ということも一つの方法かなと思われるのですけれども、その辺というのはいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 今議員からご案内がございましたように、本市におきましても今年度から新たな指定管理者ということで、ふじみ野市と同じ指定管理者にはなってございますけれども、ご指摘ございましたように仕様書の中にはもともと指定管理からの提案はなかったものでございます。ただ、しかしながら学校と、それから公共図書館との蔵書データのネットワーク化ということに関しての民間のノウハウを活用していくことも、学校図書室の充実に向けての有効な手段の一つとも捉えられるということから、今後環境という面でふじみ野市との違いもあるかとは思いますし、それぞれの学校の環境も違いますので、そういった面もより整理していく中で、研究をしてまいりたいと思ってございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 承知いたしました。 では、続いてですけれども、コロナ禍の図書室の対応というところでございます。これ犯人探し的な形で捉えては絶対いただきたくないのですけれども、結局貸出しが分かれている関係で、中学校ですと通常週2日、1日4時間というところを、例えば週4日、1日2時間とか、そういう形で運用している学校もあるようです。ただ、1回出勤して対応すると、その2時間では収まらないというようなケースもあるわけなのですけれども、その辺の状況も踏まえて一時的に、あくまでこのコロナ禍ということでの増員、ないしは時間増というのは難しいものなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 学校長とかから、学校司書に対しての勤務時間がどうのこうのという話はいただいておりませんけれども、その学校の中において勤務時間とか調整という形ではしていただくというのは、やはり当然必要になる部分もあるのかなと認識はしてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 続きまして、④の南畑小学校の図書室についてお伺いします。 南畑小学校、先ほど全体に考えていくというようなご答弁をいただきました。南畑小学校の6年生を実際見てみますと、今1クラスなのですけれども、来年は2クラスになるのです。決算に対する共産党の資料要求のものを見てみますと、今年は282名の児童数が令和5年だと328名に、つまり単純計算すると2クラスぐらい増えるということも想定されるわけです。そうしますと、その4階のスペースも例えば教室に使っていくとかということ、その中での図書室の改善ということも考えられるのかなと思うのですけれども、この辺はいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 今議員からのご指摘のとおり、南畑小学校につきましては来年度、学級数が1クラス増加するということが見込まれている段階でございます。教室の配置については、今現在も学校とも協議をしているところではございます。 現時点で、学級数の増加に伴います校舎の4階というのは改築は予定してございませんので、3階にある今学習室として使っている部分を普通教室に転用していくというような考えをしているところでございます。その対応によりまして、今のところはその分の対応で推移できるものと現時点では考えてございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 今、実は2教室、少人数で使っている教室があるのですよね、あそこはエアコンも入っているのです。ただ、そうすると少人数の教室がなくなるのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 現在考えております段階ですけれども、学校との協議の中では、3階にございます学習室兼PTA会議室を普通教室に転用いたしまして、その分を4階の今現在配膳室前の学習室、そこをPTA会議室として兼用することで対応をさせていただければと学校との協議の中で考えているところでございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ありがとうございます。 大きな項目の3に移らせていただきます。今後も取り組んでいくというところなのですけれども、例えば群馬県の渋川市というところでは、エコバッグの推進もそうなのですけれども、今回の新型コロナウイルス対策とコラボさせて、新しい生活様式というものを印刷したものを全世帯に配布するというような取組もありました。一つエコバッグということもそうなのですけれども、例えばこのような新型コロナウイルス対策とも併せた形での周知というのも一つの効果かなと思われますけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 群馬県渋川市の取組、全世帯配布ということにつきましては、環境問題に関心を持ってもらうということに合わせて、様々な周知効果があるのではないかなと考えております。 一方で、現在様々なデザインや素材のエコバッグが市場に出回る中で、例えば市が作成して一律のデザインのエコバッグを全世帯に配布するということになりますと、少なからずそれを必要とされない方もいらっしゃるのではないかなというところが危惧されるところでございますので、現状においては全世帯に配布する計画はないという状況でございます。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) かしこまりました。 では、大きな4番に移ります。先ほどご答弁いただきまして、メンテナンスしていただけるということなのですけれども、こちらを例えばアスファルト舗装にしてほしいという要望も結構多く聞くのですけれども、この辺はいかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 下の谷公園に続く道路につきましては、鶉橋から下の谷公園の入口まで延長といたしまして約200メートルございますが、市道の部分、公道の部分につきましては、鶉橋から約100メートルの区間となっておりまして、残りの公園の入口までの間につきましては民地を通行させていただいているという、そういった状況になっております。したがいまして、舗装化となりますと道路の境界の確認ですとか、用地のご協力の問題、そういったことが必要となってくる。また、周辺の土地利用状況から、周辺は農地となっておりますので、そういったことから判断いたしますと、舗装化というのはちょっと難しいものと考えておりますので、今後においても適正な維持管理に努めていきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) ありがとうございました。今日は、幾つかの部署をまたがるようなご答弁もいただいたわけなのですけれども、総括的にちょっと市長に最後お伺いしたいと思います。 市長も、これまでも横串というような形で公約に掲げてこられたわけなのですけれども、いわゆる「創」・「改」・「感」のところです。2期目に入られまして、横串、連携に対して改めて取組がありましたら、お教えいただければと思います。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 先ほども同様なケースがございましたので、一部お答えをいたしましたが、まずこれまでの4年間の間に、しっかりと事業計画をそれぞれの課が立ち上げるときにも、関係する課、関係する部との横の連絡、またはヒアリング等をやはりやるべしと。これにつきましては、総合政策部政策企画課を中心に、事業計画につきましてはしっかりそういったものも担当課とやりとりをするような醸成ができてございます。したがいまして、実施計画等の市長査定の議論や、または予算の市長査定等々、そうしたことを必ず私も聞くようにしておりますし、全般的にボトムアップで上がってくるものにつきましては、そういった横の連絡を取りながら計画を定めるというような機運ができ上がってきております。 一方で、右中間に上がったフライを取りに行く選手がいないとか、ショートとセカンドの間に転がるボールを取りに行かない課があるとか、ちょっと変な言い方かもしれませんが、所管の間に落ちるようなポテンヒット、このようなものにつきましては最近やはり増えてございます。やはり行政需要が大変幅広くなっておりますので、そういった意味からすると、行間に落ちてしまうというようなことがあります。こういったものにつきましては、まだまだだと思っておりまして、やはりこれにつきましては組織的な改革や、または市職員そのものの人材育成教育、こういったものを徹底すべしと。したがいまして、「創」・「改」・「感」の中で、これからも新しい任期の中で市職員とともに頑張ってまいりたいと考えているところです。
○議長(篠田剛) 佐野議員。
◆1番(佐野正幸) 本日は様々な答弁、市長も含めましてありがとうございました。 研究または検討していくと言っていただけましたことが、今後また一歩一歩進んでいくことを願いまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(篠田剛) 以上で佐野正幸議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午後 2時01分)
○議長(篠田剛) 再開いたします。 (午後 2時15分)
○議長(篠田剛) 次に、質問順4番、斉藤隆浩議員の質問を許します。 斉藤隆浩議員。 〔12番 斉藤隆浩登壇〕
◆12番(斉藤隆浩) 12番、斉藤です。皆さん、こんにちは。また、傍聴もありがとうございます。そして、今回傍聴に行きますと言われた方に対しまして、議会として自粛をお願いしますと言ったところ、インターネットを見ますと言われました。そういう方も含めまして、本日よろしくお願い申し上げます。 さて、コロナ禍ではありますが、実りの秋を迎え、市内でも稲刈りが
最盛期を迎えております。我が家にも新米が届き始めました。秋の味覚もたくさん出ておりますので、初物を食べてこのコロナ禍を乗り切りたいと思っております。よろしくお願いします。 それでは、議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして私の
市政一般質問を始めさせていただきます。今回は、大きく4項目、1つ目は公共施設マネジメントの推進について、2つ目は産業の振興・活性化について、3つ目は広域行政について、4つ目は地域要望についてです。市長をはじめとする執行部の皆様、よろしくお願いいたします。 大きな1つ目、公共施設マネジメントの推進について。公共施設マネジメント事業も始まり、公共施設等の最適な配置実現のため、劣化状況調査支援システムの導入や、市民との合意形成の施策を実施してきました。 そこで、(1)、個別施設計画の策定の考えは。平成27年1月に作成された富士見市公共施設白書には、公共施設等総合管理計画の策定が規定されており、その計画に相当するものとして富士見市公共施設等総合管理方針が平成28年10月に制定されました。また、方針策定後に個別計画を作成するともあります。そこで、概要と各公共施設に関しての進捗状況を伺います。 ①、概要に関して。富士見市総合計画策定後に、個別施設計画を策定するものと思われますが、どのようなイメージを考えているのか伺います。 ②、市庁舎に関して。建設以来47年が過ぎ、経年劣化のための耐震化が判断され、長寿命化も図っていると思います。議会では、これまで様々な議員からも質問されていますが、改めて市庁舎の建て替えについて、どのような位置づけを想定しているのか伺います。 ③、集会所に関して。昭和に建てられたものも多数あり、経年劣化も見られます。集会所の建て替えや統廃合について、ロードマップ化されている予定があるか伺います。 ④、ガーデンビーチに関して。本年は、コロナ禍で運営はできていませんが、毎年市民が楽しんでいることは理解しています。昭和59年に建築され、ここ数年は修繕費もかさみ、過去に比べ費用対効果も低くなってきているような気もいたします。利用者の推移や指定管理者の契約期間も迫ることも含め、今後どのように考えているのか伺います。 (2)、公共施設等総合管理方針の改訂とは。令和2年度、総合政策部の重点施策と取組内容に、「個別施設計画の策定に伴い、富士見市公共施設等総合管理方針の改訂をします」とされています。どのような改訂を予定で予定しているのか、伺います。 大きな2つ目、産業の振興・活性化について。今まで、様々な産業振興政策を打って活性化を図っていることは理解しています。昨今は、コロナ禍の中、市独自の支援パッケージも多く出され、昨日より市内プレミアム付商品券がスマイル商品券、スマイルクーポン券として使用も始まりました。大変厳しい状況が続いている事業所も多いと思いますので、起爆剤となれば幸いと考えます。 そこで、(1)、第2次商業活性化ビジョンの見直しの考えは。第2次商業活性化ビジョンの計画期間は令和元年度までであり、令和2年度以降は新たな計画が予定すると考えます。市の総合計画との兼ね合いや新型コロナウイルスの影響も考慮し、現在どのようなビジョンを描いているのか。第1次は活力と魅力ある街ふじみ商業のまちづくり、第2次は
ららぽーと富士見が出店することも加味して、多様な主体が創る、元気な富士見市の商業、第三次のビジョンについて伺います。 (2)、いい富士見の日にかけ11万2,300人目の市民を祝う企画の実施を。本年は、残念ながら開催できませんが、商店街連合会賑わいづくり実行委員会では、市内産業の活性のため毎年11月23日を1123、それを「いいふじみ」とかけて、場所や時間は変わっても、昨年で12回目のふじみマーケットを開催しています。近年は、
ららぽーと富士見やキラリふじみ、そして富士見市とのコラボをして、にぎわいのある1日となっています。 そこで、本日市役所入り口の表示を見ますと、人口は8月31日現在11万2,114人でした。1年前の8月31日は11万1,768人、364人の増です。ちょうどこれが3月31日になりますと11万1,936人、178人の増です。このままでいきますと、間もなく人口が11万2,300人に達すると思います。その際のイベントの開催を考えてはどうか。商工会の加盟店有志で、毎月23日は富士見の日として、個店で様々な小さなイベントサービスを実施しています。この事業をさらに発展させることにもつながる企画、そして同時に11万2,300人目の市民を祝うことによって、人口が増加している都市として富士見市をPRすることができると考えます。いい富士見の日に絡めたイベントの支援について伺います。 大きな3つ目、広域行政について、(1)、東入間地域の連携をより強くするために。過去に、2市2町の合併は検討されながらも実施には至りませんでした。しかし、東入間地区は歴史的にも、生活圏、警察、消防、医師会等が一緒であり、現在も他のどこの自治体よりもつながりが深い地域であります。 そこで、①、災害時における総合支援対策の現状は。東松島市など、遠方の自治体との災害協定を締結しています。災害時には、この地区も同時に災害することも想定されます。大規模災害では厳しいでしょうが、水害などピンポイントのときなど、東入間地区同士の災害協定や、お互いの支援体制について伺います。 ②、今後連携できる
新型コロナウイルス感染症に関する支援の考えは。6月の一般質問では、2市1町の取組例として、防護服を東入間医師会に寄附したことなどについては伺ったところであります。今回は、市民から各市町の取組に差がある、近隣の自治体はよいなとか、本市のほうがよいなと比較をしていることをよく聞きます。自治体間競争は理解しますが、2市1町が行う新たな取組の可能性について伺います。 ③、2市1町事務研究会等の現状は。以前は、2市2町で各部署が活発に事務研究会等を開催し、情報交換をなどされたと聞いています。そのような取組は現在行われているのか、伺います。 大きな4つ目、地域要望について。今まで私は個別の質問はしていませんでしたが、今回は町会の皆さんから前々から要望がありましたので、そこで(1)、渡戸3丁目集会所修繕の考えは。この集会所が昭和61年3月に建築され、その後改修工事も実施されてきてきれいに使用しています。しかし、三間続きの畳張りの部屋は、平成10年来畳の表替えなどなく汚れがひどい状況です。フローリングへの変更を含め修繕の計画について伺います。 (2)、貸出し用カラオケセットの購入の考えは。カラオケを公民館などのサークル活動で楽しんでいる方も多いと思います。近隣のまちでは、健康長寿の観点や町会でのお祭りなどで使用するために、持ち運びができるカラオケセットを用意し、必要に応じ貸出しをしているようですが、公民館で貸出し用のカラオケセットの購入について伺います。 以上で壇上から質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) ご質問の大きな1番、(1)、個別施設計画策定の考えはの①から③につきまして関連がございますので、一括してお答えいたします。 富士見市総合計画と個別施設計画の策定時期の関連性につきましては、第6次基本構想に基づく第1次基本計画の一施策として公共施設の位置づけ、役割、整備の方向性について整理し、総合計画との整合性を図り、個別施設計画の策定を進めているところでございます。 個別施設計画の内容につきましては、建物の再編方針や長寿命化方針を定めるとともに、建築物の構造別に目標耐用年数を設定し、安全な施設提供を原則とし、ライフサイクルコストの視点から、更新や改修の実施時期と対策費用の算出を行ってまいります。庁舎や集会所などの個々の施設の在り方につきましては、所管課とともに公共施設マネジメント支援システムのデータ等を活用し、関連部署、関係者と詳細な検討を行いながら進めてまいります。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、ご質問の大きな1点目の(1)の④、ガーデンビーチに関して、利用者数の推移や指定管理者との契約も含め、今後どのように考えているのか伺うについてお答えいたします。 富士見ガーデンビーチの利用者数は、建設当時の昭和59年度に、これまでで最多である13万5,899人の利用者がございましたが、昨年度は4万8,997人と、少子高齢化や環境の変化等の影響により、利用者は減少傾向にございます。施設としては、オープン以来37年目を迎えており、一般的なプールの耐用年数である25年から30年を上回り、老朽化が懸念されているところです。老朽化対策として、また利用者の皆様の安全安心の確保を最優先に、毎年様々な修繕を行っておりますが、今後は大規模修繕の手法では対応できないケースも起こり得る状況と認識しております。年間維持費用につきましては、指定管理料や修繕料等を含めて、過去5年間の平均で約4,200万円が必要となっております。 このような状況から、教育委員会といたしましては、これまで富士見ガーデンビーチの運用について検討を行ってまいりました。そして、市民検討会議や市民懇談会等、市民の皆様の声を聞く場を設けてまいりました。その中で、年間50日程度の運営に対して経費が高過ぎる、夏季だけではなく通年利用できる施設がよい、子どもだけではなく多世代が使える施設がよいなど、様々なご意見をいただいたところでございます。 今後におきましても、これまでにいただいている市民の皆様からのご意見などを踏まえまして、引き続き検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 続きまして、(2)、公共施設等総合管理方針の改訂とはとのご質問にお答えいたします。 当該改訂につきましては、平成30年2月27日付の総務省通知において、総合管理方針に記載すべき事項が記載されておりますので、これに合わせて改訂するものでございます。具体的な改訂の内容といたしましては、公共施設等の維持管理、更新に係る経費に充当可能な地方債、基金等の財源見込みのほか、全庁的な情報管理、共有の方策、ユニバーサルデザイン化の推進方針等について、追記や修正を行うものでございます。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 議員ご質問の大きな2点目の(1)、第2次商業活性化ビジョンの見直しの考えはについてお答えいたします。 市では、平成16年3月以降、商業活性化ビジョンに基づく商業振興施策を推進してまいりましたが、第1次から第2次の策定までの10年間、各駅周辺での土地区画整理事業等の進捗によるまちづくりの推進や、少子高齢化等社会情勢の変化等、商業を取り巻く環境は大きく変化してまいりました。特に大型商業施設である
ららぽーと富士見の開業は、これまで経験したことがない大きなインパクトをもたらすことが想定されたため、第2次ビジョン策定に当たっては、商業者の皆様方との話合いの下、商業者が自ら考え実行することを基本に方針を定め、アクションプランを策定いたしました。以後5年が経過し、第3次の策定につなげることになりますが、市として市内消費の拡大と、新しい商業者を育てる視点、個店の魅力向上の考えは継続したいと考えております。加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響も加味することも必要であり、このような状況の中、第2次ビジョンと同様、商業者が自ら考え実行することを基本に、策定を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、(2)、いい富士見の日にかけ11万2,300人目の市民を祝う企画の実施をについてお答えいたします。富士見市商工会、商店会連合会では、毎月23日の富士見の日、11月23日のいい富士見の日イベント等、「23」を「富士見」と捉えたイベント等を実施しており、商業活性化のみならず、にぎわい、交流を生むイベントとして定着してきているものと認識しております。 そこで、議員ご提案の富士見市の人口が11万2,300人を超えたことをお祝いするイベントへの支援ですが、富士見市の人口が1123(いいふじみ)を超えたイベントとして、市内商業活性化、にぎわい交流を生み出すため、これまでと同様、積極的な支援を行ってまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 続きまして、斉藤議員ご質問の3点目の(1)、東入間地区の連携をより強くするためにの①、災害時における総合支援対策の現状はについてお答えいたします。 富士見市、ふじみ野市、三芳町の2市1町では、平成8年に災害時における相互援助に関する基本協定を締結し、災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、救援物資の提供、職員の派遣、一時収容施設の提供、その他救援活動に必要な物資及び労務等の提供について相互に援助することを定めており、昨年の台風19号の際など、被害が想定される場合には、お互いに連絡を取り情報共有を図りながら対応しているところでございます。 また、平時におきましても頻繁に情報交換を行うほか、4年に1度開催の2市1町合同防災訓練では、行政界の学校を会場として相互に避難者を受け入れる避難所運営訓練を実施するなど、広域的な支援体制の強化に努めているところでございます。令和3年度には、富士見市が幹事市として2市1町合同防災訓練を開催する予定ですので、広域的な訓練を積極的に取り入れ、引き続き東入間地区の連携強化を図ってまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) (1)の②、今後連携できる
新型コロナウイルス感染症に関する支援の考えはについてお答えいたします。 議員ご質問の2市1町が連携した新たな支援策についてですが、現時点におきましては具体的な取組についての検討には至っておりません。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症に関しましては終息のめどが立たない状況でもあり、引き続き感染拡大防止策に取り組むとともに、新しい生活様式に対応した新たなライフスタイルの確立や、持続可能な地域経済の確立に向けた支援が今後も必要であると認識しております。 議員ご案内のとおり、生活圏、警察、消防、医師会など、様々な形で2市1町の関わりは深いものとなってございます。そのため、今後も互いに情報共有を図りながら広域的に実施することが、効果的な支援については積極的に連携し、市民の皆様の安全と安心につなげていくことが大切であると考えております。 続きまして、③、2市1町事務研究会等の現況はについてお答えいたします。現在2市1町の枠組みで組織されている事務研究会等については、財政運営について検討を行う入間東部地区財政研究会など、28の事務研究会が活動しているところでございます。また、このような事務研究会等に限らず、2市1町の担当者同士による情報交換など、各所管において必要な連携を行っているところでございます。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、議員ご質問の大きな4番、地域要望についての(1)、渡戸3丁目集会所修繕の考えはについてお答えいたします。 これまで市立集会所の修繕につきましては、建築年数や老朽化を見て、施設の長寿命化の観点から屋根と外壁の修繕を実施しており、その他の修繕につきましては、利用に支障が生じたり危険性がある場合に実施しているところでございます。 渡戸3丁目の集会所の修繕につきましては、平成24年度に屋根と外壁、平成28年度にトイレやエアコンの修繕を実施しており、畳の修繕につきましては平成20年度に行った畳の表替えから10年以上経過している状況でございます。毎年3月に実施している集会所の管理人と町会長への説明会で、渡戸3丁目町会から畳の修繕についてご要望をいただいております。劣化が進み大分傷んでいる状況を確認してございますので、利用状況や要望を踏まえて対応していきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、ご質問の(2)、貸出し用カラオケセット購入の考えはについてお答えいたします。 議員ご案内のとおり、カラオケは公民館サークル活動や高齢者サロン、高齢者学級のクラブ活動などを通じて、楽しんでいる利用者の方が多くいらっしゃいます。カラオケ機器の利用につきましては、利用団体や各公民館によって様々な対応がございます。カラオケセットを自前で用意したり、寄贈された機器を利用している団体のほか、公民館に設置されている音響機器やCDラジカセなどを活用している利用団体がございます。公民館では、保有している備品の中で地域活動に必要な備品がある場合には、状況に応じて貸出しをしているところですが、カラオケを利用される活動は現状の設備などで行われていることから、貸出し用カラオケセットの購入は考えてございませんので、ご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。 まず、大きな1番目、公共施設マネジメントの推進についてというところで、初めに概要についてお伺いさせていただきます。確認ですが、私もこれを調べるまであまり理解はしていなかったのですけれども、何となく皆さんの理解の中では公共施設個別施設計画が策定すると、その個別個別に対してこのようにやってきますよとか、このような感じで造り替えますというか、施設を統廃合するとか、そういう個別なもの、例えば先ほど私質問の中では、市庁舎についてとかいろいろ書いてあるのですけれども、そういうことについて細かく書かれてくるのかなという雰囲気もあったのですが、先ほどのお話を聞きますと、全体的なことを考えるという形なのでしょうか、その点お伺いしたいのですが。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 公共施設マネジメントの視点としましては、まずは施設の安全性の確保、それから施設利用の利便性の向上、それから市民サービスの質の向上というところが、大きな目的では根底にはあると考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 市庁舎ではなくてもいいのですけれども、ものによりまして、例えばこの集会所に関してはあまりにも古いので、これからは5年間かけて、何とかいろいろ長寿命化を図りながら建て替えの計画をしていきますとかいう、そういう細かいタイムスケジュールは、こちらの個別施設計画には載ってこないということでよろしいでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 個別施設計画には、その施設を建設した時期、それからこれまでどんな手入れをしてきたか、どんな修繕をしてきたか、そういうようなことのデータが全て入ったものに、今後再編するのか、長寿命化するのか、そのような観点が記載されておりまして、単純にこの施設をどうするとかというような位置づけのものではないと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 分かりました。あとの②、③、④に関しましても個別的にはなってしまうのですけれども、その点もちょっとご理解をよろしくお願い申し上げます。 もう一点、先ほど個別支援システムという言葉が出てきたと思うのですけれども、ちょっとこれについてもう一度お伺いさせていただきます。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 個別の施設の状況についてシステムでしっかりと管理いたしまして、この先耐用年数が何年なのか、それから必要な修繕がどういうことなのか、あるいはこれまでどんな経緯で修繕を重ねてきたのか、そういうようなデータがしっかりと蓄積をされていまして、それを参考に今後の施設の維持管理について検討していくための支援システムでございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) それでは、そのシステムを見ますと、多分今これをつくっているのは総合政策部管財課がなると思うのですけれども、ほかの部署の方たちが、例えば管財課ではない方たちがこれを見たときに、自分のところの担当の施設はこのような状況だなとかいうのが、そういうのがぱっと見て分かるようなものができ上がっているということでよろしいのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) そのシステムにつきましては庁内のラインに乗っかっていますので、誰もが見られるような状況になっております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) それでは、それを踏まえまして、②の市庁舎に関して再質問をさせていただきます。 市庁舎、今回もいろんな議員からもいろんな質問がありましたし、一般質問でなくても各委員会での質疑の中でもいろいろあったと思うのですが、今回私は市庁舎に関しましても、なかなか今耐震化のところも厳しい状況が続いていると思っております。いつかは建て替えをしなければいけないとは思っているのですが、その中で例えば本庁舎検討会議というのがあると思うのですが、この本庁舎の検討会議の開催状況というのをちょっとお伺いしたいのですけれども。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) まだ正確的なプロジェクトチームというような立ち上げはしてございませんが、関係部署が集まって庁舎の在り方についての検討は、ここまで何回か積み重ねているという状況でございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 在り方について検討していると。これは、全部長、課長等が集まって話をしているという会議なのでしょうか。会議というか、会議までいかないという話でしたけれども、そのような話合いの場なのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 関係する主管課長が中心となって議論を進めております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) その中で、例えば今回近隣でも、今志木市が建て替えを行っている、またはうちの会派でもこの前、新座市を見に行かせていただいて、すばらしいという言い方は変ですけれども、きれいな庁舎ができているなという、大体富士見市と同じような時期に建設が始まったと思います。志木市で見ますと、建て替えまでの検討開始まで聞きますと、平成25年ぐらいから始まって9年ぐらいかかっているということも聞いております。 今回、先ほどの個別施設計画というのは、そこまで具体的な数字は出さないということですけれども、このようなことも考えますと、ちょっと早めにこの検討会議のようなものをもっと進めていったほうがいいのではないかなと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 庁舎の在り方等につきましては、市長からもプロジェクトチーム的なものを立ち上げて検討するようにという指示が出ておりますので、早急にそのような対応をしていきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。 それでは、続きまして③の集会所に関して、こちらの再質問をさせていただきます。現在いろんなところで、幾つかの集会所の中では建て替え時期に入っていると思うのですけれども、今回まず1点最初にお伺いしたいのは、ちょうど私の地元の羽沢1丁目の集会所も建て替えが今行われています。その中で今回に関しましては、今までは市が建てるというのがありましたけれども、今回地域立での集会所の建て替えというのが入っております。これに関しましては、本当に建設費が安くなるというのもあると思うのですが、羽沢1丁目では町会の皆さんから300万円という浄財を集めて、そして市の補助と県の補助で建て替えているところであります。これから富士見市全体としてはこれがベースというか、そうなるのか、またはこれからこのように建て替えるとすれば、地域立の集会所という形で考えがあるのか、その点についてお伺いしたいのですが。
○議長(篠田剛) 自治振興部長
◎自治振興部長(古寺優一) 今現在、羽沢1丁目集会所の建て替えを行っているという状況でございますけれども、地域立の集会につきましては、地域の自治会ですとか町会のほうで建てている施設ということで、市としての改修の計画等は特にない状況でございます。 また、市立の集会所につきましては公共施設ということで、様々な生涯学習の活動ですとか、また高齢者の健康づくりの場として、また町会等の防災、防犯をはじめとする地域の活動拠点として様々な利用がなされているということでございまして、市立の集会所について建て替えという話になりますと、それらの地域の要望ですとか、ただいま議員ご案内のような地域立集会所の在り方ですとか、場合によっては周辺の公共施設の複合化や統合ということも視野に入れながら、様々な角度から検討していくことが必要かなと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 使っている方からすると、市立なのか地域立なのか、どちらの集会所も同じような使い方をしていると思うのですが、実際お話を聞きますと、市は財政的には地域立の集会所として建てていただいたほうが予算的にも大変助かるといった、助かるという言い方変ですね、そういう点もあるのかなと思うのですが、その点を含めて、今後もしもほかの地域でも集会所の建て替え等をするときに関しましては、こういう地域立が増えていくのか、あるいはこれに関しては特殊な事例ということで、市としては今までどおり市の市立集会所のような形で建てていくのか、そういう統合も含めて考えがあるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 羽沢1丁目集会所の建て替えについてもそうですけれども、羽沢1丁目の関係につきましても随分長いこといろいろ協議をさせていただきまして、今回建て替えに至ったということでございます。 基本的には、各地域集会所の町会ですとか自治会のほうからいろいろ建て替え等のご相談をいただいて、現地調査をした上で、必要である場合については市で持っていますコミュニティ施設整備事業の補助ですとか、場合によってはやっぱり自治総合センターによる宝くじ助成金を含めて、今後も支援していくような形で考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) あと1点、こだわるわけではないのですけれども、多分富士見市というのは、この市立集会所というのが当たり前のようなことになっていますけれども、ほかの自治体を見ますと、市が持っている集会所というのは多分数が少ないと思うのです。ほかの近隣の自治体を見ますと、ほとんどの町会または自治会が地域立の集会所を持っているということで、そういうところで運営していると思うのですが、今後富士見市としては、やはり今と同じような、地域立というよりは市立的な集会所をそのまま継続していく方向でよろしいのでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 先ほども申し上げましたけれども、市立集会所、また地域立集会所の在り方につきましては、今後建て替えですとか修繕とか、そういったタイミングにおいて、地域立集会所の在り方また周辺の公共施設の状況等を踏まえて、様々検討していく必要があると考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) あともう一点、先ほどよく3月ぐらいに、町会長やまたは集会所の担当の方とお話ししたり、修繕等についてお伺いするとありましたけれども、なかなかその時期時期で、3月に聞いて翌年の事業というのも厳しいような気がします。その中で、もっとタイムスケジュール的に、この集会所がこうだから2年後には修繕が必要になるとか、そういうタイムスケジュール的なものを全ての集会所というのは多分数が多いと思いますので、毎年1個やっても30年、40年かかってしまうような気がするのですけれども、その点そういうタイムスケジュールをつくるとか、そういうお考えはあるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 市立集会所につきましては、これまでも管財課の協力をいただいて施設を全部回りまして、老朽化の状況等を確認した上で、ある集会所については最優先にやっていかなければいけないねということで確認しながら、ある意味計画的にやらせていただいているところでございます。 今後につきましても、スケジュール的にここで建て替えるとかという、そこまでの話にならないのかもしれませんけれども、そういった施設の状況等を確認した上で、今後の方針等を定めていくことになるかなと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。 それでは、④のガーデンビーチに関してちょっとお伺いさせていただきます。先ほどガーデンビーチ、37年目を迎えているということであります。プールの耐久年数が25年から30年程度ということでありますと、単純計算でも10年程度もオーバーしているということがあります。毎年の修繕費用、またはいろんなことも含めて4,200万円ぐらいかかっているということでありましたけれども、その中で市民検討会議というのがありました。いろんな意味で年間50日では少ないとか、そんなこともあるということですけれども、その中で例えば逆に、変な言い方ですけれども、不要論ではないですけれども、もうガーデンビーチもいいのではないという言い方変ですけれども、ガーデンビーチもこれだけ予算もかかるので、やめたほうがいいのではないかと、そんなようなお話というのが出ることもあるのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 今議員からご案内がありましたように、昨年度市民の声をいろいろと聞く機会を設けるといった中で、公募の方も入っていただいた市民検討会議、あるいは市民懇談会ということで、体育館とか針ケ谷コミセンを使って、そこに来ていただいていろんな意見を聞く場、あるいはスポーツ推進審議会ですとか、また教育委員の協議会のほうでも意見を聞いたところでございます。 今おっしゃられたように、やはりこれまでも子どもたちが元気に遊ぶ場ということで継続していただきたいというお声もございましたし、先ほど紹介しましたように年間の維持費がかかり過ぎるとか、通年利用とか、あるいは多世代での利用がいいとか、そういった様々な観点からのご意見、考えというのは頂戴したところでございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございました。先ほどの中でも、ガーデンビーチだけではないと思いますけれども、公共施設の老朽化がいろんなところで進んでいるような気がいたします。一長一短にはいかないと思いますので、ぜひとも中長期的な判断で考えていただいて、今後も多分総合政策部が中心になるか分かりませんけれども、その中でいろんな意味で運営マネジメントを再確認していただければありがたいと思っておりまして、それを再確認させていただきまして、次の質問に移らせていただきます。 続きまして、大きな2番目、産業振興の活性化についてということでございます。今までの、こちらの第2次商業活性化ビジョンの中でもいろんなことが書いてあります。その中で、まず1点、アクションプランというのが載っておりました。このアクションプランというのは大変、かなりできているのかなと思いますけれども、このイメージが大体の達成率ではないですけれども、どの辺までできているかなとお考えでしょうか。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) アクションプランにつきまして再質問いただきました。 平成27年度からの計画期間にて策定した第2次商業活性化ビジョンでは、多様な主体がつくる元気な富士見市の商業を富士見市商業の将来像として、このことを実現するための5つの基本方針を定めました。そして、その基本方針達成のために25のアクションプランを掲げており、その達成率は80%となっております。全てのアクションプランにつきましても、事業実施等について協議、検討を行っているところでございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) このアクションプランですけれども、これをいろんな意味で、商業者の意見もかなり聞いて、商業者の意見も取り入れながらやったと思います。逆に、今回3次というのも出てくると思うのですけれども、3次の中でもこのようなアクションプランを考えていくということでよろしいのでしょうか。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 商業者と協議を重ねて、こういったアクションプランをつくってまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) それでは、3次についてちょっとお伺いさせていただきます。 第2次では、今までと違って
ららぽーと富士見が出店するということで、大きな波が富士見市に来るのではないかという商業者の心配もあって第2次が変わったと思うのですけれども、今回先ほど何回か、コロナ禍もありますけれども、その中で3次を作成するに当たっては、3次を作成する状況があると思うのですが、どのようなイメージとか、そこら辺でつくることを考えているのか、お伺いさせていただきます。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 2次から進めてまいりました個店、商店会と
ららぽーと富士見との連携は、引き続き推進してまいります。また、新型コロナ感染症の影響を踏まえた新たな施策の検討も必要になってくるものと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ぜひともすばらしいものをつくっていただきたいと思っております。 それでは、(2)のいい富士見の日で11万2,300人を祝うイベントに移らせてもらいます。先ほどご答弁の中で、いろんな意味で今回商店街なのか、そこら辺の商店街等でもしもそういうイベントがあれば支援をしていくというお話もありました。この支援については補助金というか、そういう金銭的なものも含めて、例えばホームページの告知などがあると考えるのですが、一応今考えられる支援というのは、どのようなものが考えられるでしょうか。
○議長(篠田剛)
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(落合慎二) 市内商業活性化、にぎわいのため、補助金による財政面、また市広報やホームページを活用した周知協力、また場所や物品の貸出し、市職員による人的な協力などの支援を考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 今回これをやるに当たりましては、いろんな意味で私も商業の仲間から、せっかく11万2,300人が間もなく来るので、もしかしたらもうあとちょっとしたら来てしまうのかもしれないのですけれども、本来でしたら新型コロナウイルスがなければ、11月23日に毎年行われているいい富士見の日でそんなことができればいいねと話をしたことも覚えております。それはすごく残念な思いもあるのですが、これに関しまして、それではちょっと市長にもお伺いさせていただきたいと思うのですけれども、なかなか今回11万2,300人、商業者というのもかなりこれに期待していることもあると思いますが、市としても11万2,300人の市民が誕生したことで、例えば市民人口の増加都市をPRするきっかけになるという、先ほど私も質問させていただいたのですけれども、その点を含めて市長のご見解をお伺いさせていただきたいのですが。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 斉藤議員の再質問にお答えいたします。 商工会並びに商店会連合会におかれましては、毎月の23日を富士見の日、そして集大成として11月23日をいい富士見の日イベントということでお決めいただいて、これにつきましては私も市長に就任する以前に携わってまいりましたので、市長になってからもイベントの統合案など、様々なイベントを統合していく、11月23日に集積をする、また商工会青年部のお力をお借りするなど、そうしたものを1つにまとめていくというようなこともご提案をさせていただきました。大変若干ちょっと天候と、今年はコロナ禍ということで、継続的になっていないところが残念でならないところでございますが、富士見市のPRに大きく貢献をいただいているというふうに評価をしておりますし、深く感謝を申し上げているところでございます。 そして、今回のイベントのご提案でございますが、本市の現状を端的に大きくPRする意味では、人口が増え続けているということは、やはり埼玉県内、全国でもこうした状況をつくっているということは、大きくPRできるチャンスだというふうに私は考えてございます。にぎわいと活気を市民の皆さんに感じ取っていただくこと、それから市外に向けてもいい富士見の日に語呂合わせをした11万2,300人の人口を達成したということを大きく打ち出すいい機会だと、このように考えているところでございます。 そして、ただ残念ながら、斉藤議員も質問の中でおっしゃっていただいたとおり、コロナ禍の現状によりまして、11月23日のイベントを楽しみにしておったのですが、中止でございます。こうした状況の中では、市といたしましても、これからも富士見商店会連合会並びに商工会のこのイベントにつきましては、皆さんと全員で11万2,300人の達成の喜びを共同して喜びたいということは変わらぬ思いでございますし、市といたしましてもイベントの開催をしっかりと支援をさせていただきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。大きな1番、2番に関しましても、行政からはいろんな様々なビジョンやプランをつくっていただいて、コロナ禍で大変状況が見えない状況でありますけれども、ぜひとも商業者もそれに応えるような、いろんなアイデアを出してやっていかなければいけないと思っております。人口が11万2,300人を超えたことに対しまして、私も商業者の一人でもありますので、これからどんなことができるか模索していきたいなと思っております。 それでは、続きまして広域行政についてお伺いさせていただきます。東入間地区の連携をより強くするためにということであります。先ほど1番のところで、災害時における相互協定のところで2市1町の、私の中では2市1町というのは、ほかの自治体に比べればすごく強固な連携をしていると思うのですが、災害だけではなく、これよりもっといろんな意味で、まちづくりについても共同で同じような歩調にしていってもいいのではないかなと思っております。 それで、先ほど昨年の水害のときに、いろんな話というか、情報交換もしたということであります。そういうのでは実際には動かなかったと思うのですが、何か水害時の対応などで実施されたことはあったのでしょうか。
○議長(篠田剛) 総務部長。
◎総務部長(古屋勝敏) 特に台風が来た際は、この2市1町、特にふじみ野市等とは連絡を取って、例えば避難所の開設の考え方ですとか、そういった辺りは情報共有してございます。 昨年の台風19号においては非常に大きな被害をもたらしたということ、それから事前に大変強い台風ということでございましたので、こちら2市1町、情報を交換したということもございますし、また大変大きな台風であったので、荒川の越水といいますか、そういった心配も実際はあったところでございます。そうした中で、やっぱり三芳町なども連絡を取って、万が一といいますか、その避難を受け入れることは云々という、実際はそこまでの対応には至りませんでしたけれども、事前に情報をそれぞれ確認するとか、そういった動きは非常に多くやらせていただきました。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。防災だけではないと思いますけれども、これからもぜひともいろんな意味で、周りと一緒に協力していけばいいかなと思っています。 それでは、②番の今後連携できる
新型コロナウイルス感染症に関する支援ということでございます。私は自治体間競争で、各市町が自分たちの行政のアイデアを出し合って行っていくことはすごくいいことだと思っております。しかし、どうしても市民の方のお話を聞くと、比べられてしまっているというのがすごく強いのです。一例で挙げますとプレミアム付商品券が、今回商品券が昨日から発売されているということでありますけれども、例えば発行する期日ですか、あっちの市が早かった、こっちが遅かったというのもありますし、それが30%なのか、20%なのか、25%、50%、いろんなところの市町があると思います。その点を含めて、どうしてもあまりにも比べ過ぎてもいけないのではないかと思いまして、その点もしもこれから何かできることで、先ほど効果的な支援という話も聞いたのですけれども、2市1町でこのような感じで新型コロナウイルスに対しまして、何か同調してやるような計画というか、そういうことは考えられますでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 新型コロナウイルス対策ということで限定して言うのであれば、今回冬に流行するであろうインフルエンザ等の対策ですとか、あとは新型コロナウイルスに関連する医療機関への支援ですとか、そういうようなところにつきましては連携を密にさせていただいて、協調できるところは協調する、それから各情報交換をさせていただいて、なるべく歩調が合うようなお互いの努力は必要かなと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 新型コロナウイルスということで、新型コロナウイルスと書いてあれば新型コロナウイルスなのですけれども、その中で、やはりでも市としては逆に、ごめんなさい、先にやったほうがいいなという言い方変ですけれども、どうしても例えば隣の町には負けたくないので、もっともっと先行して市がこっちにやるとかという、そういうやっぱり競争意識というのは強いのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) どこの自治体にも負けたくありません。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) 私もそう思います。ただ、私の中ではやはりその中でも、この東入間地区というのは昔からの強固な横のつながりが強くなると、もっともっと切磋琢磨していいまちになると思っておりますし、そのようなことで何か一緒にできることがあればいいなと常々思っております。 そんな中で、2市1町の事務研究会の現状というのをお聞きしました。28もあるということで、私は何かすごく少ないのかなというイメージがあったもので、この28あるというのは、担当同士でもいろいろ話し合っているというのがありますけれども、これらは開催状況というのは、例えば1年に1回ぐらいなのか、そういう状況というのは、たくさんありますので、大まかなところで構わないのですが、そういうことは何か特筆的なものがあるのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 28の事務研究会等があるというお話をさせていただきました。年間の開催回数につきましては、1回のものもあれば10数回ある、あるいは季節ごとに行うというような会もあるようでございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) その中では、例えば2市1町で何か同じものを合同でやりましょうとか、私からすると前向きな話というのですか、そういうポジティブな話というのは、そういうのはあるのでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 総合政策部の中では財政研究会というのがございまして、年に数回開催されていますが、その中では各市町の状況ですとか、あるいは今度こんなような施策があるだとか、そのような情報交換をして、市民に対するスケールメリットですとか、福祉の向上につながるようなものにつきましては、歩調を合わせるような検討をしているところでございます。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。 では、ちょっと市長にお伺いしたいのですけれども、私は先ほどから述べますように、この東入間地区というのは、もっともっと連携をして強くすることが必要というか、いいのではないかと思います。そのためには、災害のことでもありますし、新型コロナウイルスのこともありますし、そういう研究会も行政マン同士はしているということであります。そんな中で、さらなる2市1町の連携について、市長のご見解をお聞きしたいのですが。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 心優しい斉藤議員とはちょっと違うのかもしれませんが、善政競争しているという間柄でありますので、やはり2市1町が、先ほどご自分でもおっしゃったとおり切磋琢磨しております。協力できることは協力し合う、連携できることは連携をするという立場を立てております。決して仲たがいをしているということはないので、よくご理解をいただきたいと思っております。 広域的な実施が効果的、効率的である事業や、互いの強みを生かす、または弱みを補完できるような事業など、連携を進めることでさらなる住民福祉の増進が図られるものと考えております。現時点で具体的なものというご質問、先ほどありましたけれども、現時点ではやはりそれぞれの2市1町が、今目前の課題や問題を解決する、対応していくということに一生懸命でございます。以前にも、何らかの質問だったと思いますが、広域で解決ができるもの、例えば志木地区衛生組合のごみの問題や、または入間東部事務組合での消防や、または衛生処理など、こうしたものについては先人、先輩たちの英断によって、現在も営々としっかり仲よくやってきているところでございます。また、今後そうした課題を2市1町で共有できれば、やはりそうしたものにつながっていくというふうに私は信じでございます。 また、私ども地勢的に、志木市、新座市、朝霞市との連携もやはりあるというふうに考えておりますし、県南の3市の皆さんとも、個人的に市長同士も仲よくさせていただいてございますので、しっかりと私どもの立ち位置がいいところにあると、富士見市の位置的なところがいいところにあるということは、やはり強みだとも思っております。足腰の強いしっかりとした自治体となるよう力量を高め、連携に向けた機運が高まった際には、ぜひ富士見市と連携したいと思われるよう努力してまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) ありがとうございます。各行政間で切磋琢磨してというのは、すごく理解させていただきました。 その中で、先ほど市長の答弁の中で最後のほうに、もしも富士見市と何とかという話もありました。もうちょっとお伺いさせていただきたいのですけれども、私の中でもやはり2市1町、昔の2市2町の合併というのもちょっと心に残っている部分があります。その中でちょっとだけ、今後の2市1町の合併ということはなかなか、合併という言葉もこの頃使う人はいないと思うのですけれども、合併について、また今例えば志木市、県南3市、そこら辺の連携というのも考えているのか、連携というか、広域もあるというお話聞きました。その中で、今後の合併についてちょっと市長のご見解があればお伺いしたいのですが。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) 現段階で、例えばふじみ野市や三芳町の首長と、こうした議論があるかないかということであれば、ございません。しかしながら、私所信でも述べさせていただきましたとおり、大変行政運営というのは厳しい環境を今後迎えるかもしれない。災害や、また大きな地震など、それから世の中の経済的な変化などある中では、今後同じように行政運営ができるとは私は思っておりません。したがって、今私市長としては、この努力をしっかりするということがお約束だと、このように思っております。したがいまして、合併は全く否定するものではございませんが、その間につきましては、やはり2市1町、我々自身が富士見市の財政基盤や、様々な環境の変化に対応できる力をつけていくということだと考えております。したがいまして、先ほどの連携と一緒でございますが、入間東部地区事務組合の事業などを通じて相互連携を図りながら、今後もこの連携、協力は強力にしていくこと、そして2市1町の信頼関係をより高めていくことが重要だと、肝要だと、このように考えております。斎藤議員、ありがとうございました。 続きまして、地域要望についてお伺いさせていただきます。渡戸3丁目集会所の修繕の考えでございます。先ほど、これから考えていくというのがありました。それは、考えていく中では、先ほど私の中でも畳というのがありましたけれども、それを今の町会なんかでは、現在フローリングが多いのではないかと思うのですけれども、その辺についてはどんなようなお考えがございますでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 畳をフローリングにするという面におきましては、パワーアップ体操とかはフローリングのほうが適しているのかなと思いますけれども、また一方で書道をやったり、畳に適した活動もあるということなので、その辺についてはまた町会といろいろご相談しながら、検討していきたいなと考えております。
○議長(篠田剛) 斉藤議員。
◆12番(斉藤隆浩) これは地域の要望でもございます。ぜひとも前向きな、畳ではなくフローリングにするか分かりませんけれども、その点いろんな意味で町会とも話合いが必要ではないかと思っております。ぜひともその点も、これからも話合いをしていただければと思います。 それでは、以上をもちまして私の
市政一般質問を終わります。本日はありがとうございました。
○議長(篠田剛) 以上で斉藤隆浩議員の
市政一般質問を終わります。 休憩いたします。 (午後 3時15分)
○議長(篠田剛) 再開します。 (午後 3時30分)
△発言の訂正
○議長(篠田剛) 休憩中に、建設部長事務代理より発言の訂正の申出がございましたので、発言を許します。 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 申し訳ございません。先ほどの佐野議員への答弁の中で下の谷公園の関係なのですが、私のほうで鶉橋から下の谷公園までの入り口の間が200メーターございまして、そのうちの100メートルが官地、残りの100メーターにつきまして民地と申し上げたのですが、残りの100メーターにつきまして全て民地ではなくて、民地と官地が混在している状況でございます。 発言の訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(篠田剛) ただいま建設部長事務代理より発言の訂正の申出がございました。 富士見市議会会議規則第64条の規定により、発言の訂正を議長において許可します。
○議長(篠田剛) ここで時間の延長をいたします。 (午後 3時31分)
○議長(篠田剛) 次に、質問順5番、津波信子議員の質問を許します。 津波信子議員。 〔14番 津波信子登壇〕
◆14番(津波信子) 14番、津波信子でございます。皆様、こんにちは。
市政一般質問初日の5番目ということで、私で終わりでございます。よろしくお願い申し上げます。 初めに、早いもので今日は9月のちょうど真ん中の9月15日になりました。今、本当に世界中がコロナ禍の中で、様々困難、先の見えない生活を送って、世界中が困難な時代でございます。そういった中で、先週でしたっけ、テレビの報道ニュースを見ていましたらば、皆さんもご承知だと思いますが、今大学生が大変に退学をしなければならないというお子さんたちも多くいらっしゃるようで、本当に今深刻な問題になっているようでございます。私が見ニュースを見ましたのは、関西のほうの大学のお子さん、大学ですけれども、1割が今退学を考えているという、そういう状況の中で、本当に大変な時代になったなと思っております。 そういう中で、子どもたちが夢と希望を持って、無事に学生生活が終わっていただけるようにと願ってやまないものでございますけれども、イギリスの生んだ科学者のニュートンは、皆さんよくご存じだと思います。ニュートンは、学生時代にペストが流行したのです。そして、そのペスト流行の中、大学が閉鎖となりました。その中で、時間はゆとりがあったので、その思索の中で、リンゴが落ちる万有引力の法則を発見したと言われております。今の大学生、お時間はあると思うのですけれども、その中で自分の目指すものをやっぱり見つけてもらって、しっかりとまた世界に羽ばたく日本、また世界に羽ばたいていただける学生を一人でも多く出していきたいと。ここ富士見市では、そういう悩んでいるお子さんが一人も出ないと、そういう思いで私たちもしっかりと議員生活を送っていきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。 それでは、順次一般質問を始めてまいりたいと思います。大きな1番目、地方創生臨時交付金の活用についてです。(1)、事業計画策定におきまして、内閣府の政策資料集「地域未来構想20オープンラボ」の活用を検討したかでございます。このオープンラボという言葉で、皆さんご承知だと思いますけれども、地域の実情を踏まえて今回の新型コロナウイルス対策に活用できる地方創生臨時交付金ですけれども、内閣府がこの交付金を各自治体に有効活用してもらいたいという20の分野から成る政策の資料集を、地域未来構想20という形で公表をいたしました。さらに、それを使いやすいように自治体と各分野の専門家や関係省庁をマッチングして、事業の実施を加速するためのオープンラボというものを、登録が必要なのですけれども、特設サイトを設けました。専門家というのが、民間企業や大学研究者、NPO等、また関係省庁が様々各自治体とマッチングをして使ったらどうであろうかというのが、内閣府が各地方自治体に提案をしたものでございます。 その中で、今回も議題に上っておりましたけれども、地域の実情を踏まえて自由度の高い国の地方創生臨時交付金を使い、政策を効果的に実行していくための各分野に熟知した民間との連携が有効です。既に多くの自治体がこのオープンラボに登録している状況ですが、自治体と各分野の専門家や各省庁のマッチング支援の活用を検討されたのかどうか、お伺いします。 (2)、「新しい日常」を送る上で大切な視点は、現在第6次基本構想が検討されておりますけれども、このコロナ禍の中、市民の暮らしと経済を守り新しい日常を送る上で、新たなまちづくりに大切な視点をどのように考えているのか、お伺いいたします。 大きな2点目、コロナ時代の公共施設の在り方について、(1)、図書館や読書環境のさらなる充実を。1点目、コロナ禍の中で市の読書環境を推進するために、どのような取組を考えているか伺います。市立図書館は令和2年4月1日から、5年間の指定管理者がここでちょうど、この4月から替わったところでもありまして、それも踏まえましてお伺いをいたします。 2点目、学校司書の資質向上や読書コンシェルジュなどの、学校図書館のさらなる活性化に向けた本市の取り組み方をお伺いいたします。 (2)、社会体育施設や文化施設における地域環境の維持や事業の体制持続化により、使用料の減免等の支援を。社会体育施設や文化施設では、コロナ禍の影響により定員制限を設けていることから、活動の持続をするために使用料の高い部屋、場所で活動せざるを得ない団体もあると聞いております。その際の減免や支援等についてお伺いいたします。 大きな3番目、介護制度の利用について、(1)、本市の要介護認定新規申請件数の昨年同期間との比較をお伺いします。このコロナ禍である本年2月から7月までの新規申請件数と、昨年2月から7月までの新規申請件数をお伺いします。 (2)、通所介護サービスの利用状況についてです。1点目、本年2月から6月までの利用状況と、昨年2月から6月までの利用状況をお伺いします。 また、この利用状況の数字から、本市としてはどのようにこの数字を捉えているのかもお伺いします。 2点目、コロナ禍の影響により利用者が自粛している中で、サービス事業者が採算割れなどをして、経営悪化しているところがあるのかどうか、お伺いいたします。 大きな4番目、地域公共交通の維持について、(1)、地域公共交通応援事業について。コロナ禍の中で、他の自治体ではバスやタクシー事業者に対して補助金を交付するなど、応援事業を行っているところもありますけれども、本市として公共交通事業者へ応援等についてはどのように考えているのか、お伺いします。 (2)、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律や道路運送法等の改正により、本市の改善することはについてお伺いします。持続可能な運送サービスの提供の確保に資する取組を推進するための法律が改正をされました。地方公共団体による地域公共交通計画マスタープランの作成が努力義務化をされたわけですが、本市ではどのように捉えているのか、考え方をお伺いいたします。 以上で壇上からの質問を終わりにします。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) それでは、大きな1番、地方創生臨時交付金の活用についての(1)、事業計画策定において内閣府の政策資料集「地域未来構想20オープンラボ」の活用を検討したかについてお答えいたします。 地方創生臨時交付金を活用した事業につきましては、感染拡大防止対策やアフターコロナ対策など、市民の皆様の安全安心の確保や不安の解消のため、スピード感を持って対応してまいりました。議員ご指摘の地域未来構想20オープンラボにつきましては、令和2年7月8日より募集が開始となりましたが、その時点で本市においては、既に
新型コロナウイルス感染症緊急支援策の内容もおおむねまとまっていたことや、市民への支援に空白をつくらないため7月末の早期申請を目指したことから、オープンラボの内容等の確認はいたしましたが、活用には至りませんでした。 続きまして、大きな1点目の(2)、「新しい日常」を送る上で大切な視点はについてお答えいたします。現在本市におきましては、第6次基本構想・第1期基本計画の策定に向け検討を進めているところでございます。その中で、コロナ禍における新しい日常の実現に向け、大きく2つの視点を持って取り組むこととしております。1点目は、新たな生活様式への対応でございます。感染拡大防止対策を適切に行うとともに、新たな生活様式に対応したライフスタイルの確立に向け取り組んでまいります。 2点目は、持続可能な地域経済の実現でございます。感染症により影響を受けた地域経済の立て直しを図るため、事業継続への支援やデジタル技術の積極的な活用による生産性の向上などに取り組みます。今後も市民の皆様の声を聞き、気持ちに寄り添い、これからの取組を進めてまいります。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 津波議員ご質問の大きな2点目の(1)、図書館や読書環境のさらなる充実をについてお答えいたします。 図書館では、
新型コロナウイルス感染症対策として消毒液を設置し、特に中央図書館では、利用者へ消毒の声がけを行うコンシェルジュの配置を行っております。資料への対応としては、全館に図書除菌機を設置したところでございます。 また、図書館の滞在時間の制限に対し、読書の機会を保つため、公共施設での予約資料の受け取りと返却資料の受付を継続的に実施しているほか、子どもたちや親子が家庭で過ごす機会が増えたことから、補正予算対応により児童書を1,200冊ほど増やし、多くの本が読めるよう読書環境の充実に努めているところでございます。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) よろしくお願いをいたします。議員ご質問の大きな2点目の(1)、図書館や読書環境のさらなる充実をについて、学校を所管する立場からお答えいたします。 本市の第3次富士見市子ども読書活動推進計画に掲げている、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生を充実させて生きていく力を児童生徒が身につけていくためにも、司書教諭や学校司書の資質向上を図り、学校図書館を活性化させていくことは大切であると認識しております。 本市の取組といたしましては、司書教諭と学校司書の合同研修会において、令和元年度、学校図書館と中央図書館の連携を深めるために、中央図書館職員より学校図書館のオリエンテーションについての講義や、読み聞かせの効果的な方法についての演習により、司書教諭や学校司書の資質向上に努めてまいりました。また、学校司書研修会では、自校の特色ある図書館の取組について参加者が発表し合い、グループディスカッションを通して情報共有を図ってまいりました。 学校図書館においては、読書活動を推進するために、学校司書は手づくりのポップによるお薦めの本の紹介や、読み聞かせにより読書への意欲を高めたり、調べ学習に役立つ本を選び、情報元として教員や児童生徒に提供したりするなど、本の紹介役として読書コンシェルジュの役目を果たしております。また、児童生徒による魅力ある学校図書館づくりといたしましては、小学校では学校応援団の支援を受け、中学校では図書委員が率先して、図書館のレイアウト等、様々な取組を通して学校図書館の活性化を図っております。 教育委員会といたしましては、今後も司書教諭や学校司書の資質向上に向けた研修を重ね、学校図書館の活性化に努めてまいりたいと存じますので、ご理解賜りたいと存じます。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、(2)、社会体育施設や文化施設における地域環境の維持や事業の体制持続化により、使用料の減免等の支援をについて、市民総合体育館を所管する教育委員会からお答えいたします。 市民総合体育館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため利用を自粛された場合、納付された利用料は還付させていただいております。また、利用に当たっては、スポーツ庁が示した社会体育施設再開に向けた感染拡大予防ガイドラインなどを参考に、2メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できるよう、施設ごとに利用人数を制限させていただいているところです。 議員から、一例としてご案内があるように、利用人数の制限に対応するため、通常サブアリーナで活動している団体がメインアリーナを利用しているなどの例があることは認識しております。また、予約した時間内で2グループに分かれて活動している団体もあり、いわゆる3密回避のため、利用者の皆様には様々な工夫とご配慮をいただいているところでございます。そのほか、活動を休止している団体もあるなど、ご利用いただいている皆様の活動状況が様々であること、また指定管理者の運営への影響なども懸念されることから、利用料の減免につきましては難しいものと考えております。 今後につきましても、指定管理者と連携を図りながら、コロナ禍における施設利用の在り方について引き続き検討を進めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 同じく、津波議員ご質問の大きな2点目の(2)につきまして、市民文化会館キラリふじみを所管する立場からお答えいたします。 キラリふじみに関しましても市民総合体育館と同様に、
新型コロナウイルス感染症の影響により施設利用予約を取り消す場合には、納付された施設利用料を返還させていただいております。また、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのガイドラインを作成し、利用者の皆様に対しまして3密の回避や手指の消毒など、様々なご協力をお願いするとともに、利用人数制限の趣旨をご理解いただき、利用方法なども工夫してご対応いただいているところでございます。 スタジオに関しましては、楽器の演奏やダンス、演劇や合唱の練習など、用途が明確に分かれており、定員制限に対応するため単純に広い部屋に移動するといった利用方法は難しいという特性がございます。また、ホールや展示会議室等につきましても、発表や展示の場として安心してご利用いただけるように、非接触型体温計の貸出しや空調設備による換気の実施など、
新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでおり、利用者の皆様になるべくご負担をかけないよう支援を行っているところでございます。 なお、議員よりご心配いただいているような事例が発生していないか、キラリふじみに確認いたしましたが、今のところそのようなご相談はいただいていないとのことでございました。このため、現状におきましては利用料の減免という形ではなく、まずは
新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、より多くの皆様が安心してご利用できる施設を提供させていただくという形で、文化芸術活動に対する支援をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(篠田剛) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな3点目、介護制度の利用についての(1)、本市の要介護認定新規申請件数の昨年同時期との比較はについてでございますが、令和元年については、2月の新規申請件数は93件、3月は93件、4月は85件、5月は98件、6月は91件、7月は92件でございました。 次に、令和2年については、2月の新規申請件数は85件、3月は68件、4月は65件、5月は59件、6月は79件、7月が83件でございました。 新規申請は、本人やご家族等が相談に市役所へ来庁されて行うことが多いため、外出の自粛などが影響し、全体的な申請件数の減少が生じたのではないかと認識しております。 続きまして、(2)、通所介護サービスの利用状況はについてお答え申し上げます。まず、令和元年については、2月の通所介護の利用者は675人、3月は685人、4月は695人、5月は710人、6月は713人でございました。 次に、令和2年については、2月の通所介護の利用者は742人、3月は705人、4月は689人、5月は646人、6月は720人でございました。令和2年3月までは、昨年度の同月と比較して増加傾向でございましたが、令和2年4月と5月については利用者が減少しており、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通所介護の利用を控えた方が一定数いらっしゃったものと認識しております。 市といたしましては、通所介護を利用しないことによる機能の低下を防ぐべく、自宅でできる体操などをまとめたチラシや動画を作成し、周知に努めてきたところでございます。なお、令和2年6月は利用者数は増加しておりますので、緊急事態宣言の解除を受けてサービス利用を再開した方が増えたのではないかと考えております。 これまで、事業所から経営上の相談が寄せられたことはございませんが、サービス利用者が減少いたしますと、事業者には経営上の影響が少なからずあるものと認識しております。しかしながら、国によるサービス継続に向けた支援制度があることや、利用者数に回復傾向があることなどから、当面は今後の状況に注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(篠田剛) 建設部長事務代理。
◎建設部長事務代理(森田善廣) 続きまして、議員ご質問の大きな4点目の(1)、地域公共交通応援事業についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に伴い、不要不急の外出自粛要請やリモートワークなどが推奨される中、バスやタクシー、鉄道などの公共交通機関においては、利用者の安全安心を目的に感染防止対策を実施していることは把握しております。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により公共交通機関の利用者が大きく減少する中、公共交通事業者に対し支援を行っている自治体があることも把握しております。現在埼玉県では、利用者の減少など大きな影響を受けながらも、感染防止対策を実施しつつ運行を継続している県内に本社を置く地域鉄道事業者及び県内に本社または営業所を置くバス、タクシー事業者に対して、運行継続支援金を交付することとしております。 市といたしましては、現時点においてはこの埼玉県の運行継続支援金を活用していただくとともに、
新型コロナウイルス感染症の拡大による公共交通機関の利用者動向などを注視し、判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして、大きな4点目の(2)、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律や道路運送法等の改正により、本市の改善することはについてお答えいたします。持続可能な運送サービスの提供の確保に資する取組を推進するための地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部改正の基本的な考え方として、人口減少や労働力不足が本格化する地方における移動手段の確保を図るため、地域ごとにバス、タクシーの労働力の確保とサービスの維持を図りながら、移動ニーズに対応する。また、その際自動運転などの最新技術を活用して、高齢者や外国人旅行者を含む幅広い利用者に使いやすいサービスの提供ができるよう、地域公共交通計画の作成を努力義務としたところです。 市といたしましては、このような法改正の趣旨に沿って、先進自治体の取組状況などを参考に研究するとともに、市の上位計画である第6次基本構想や、それに基づく第1期基本計画、富士見市都市計画マスタープランとの整合性を図りながら、利便性の高い市内公共交通の構築に向け取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ご答弁様々ありがとうございました。それでは、ちょっと順次再質問をさせていただきたいと思います。 初めの大きな1番なのですけれども、今回国のほうも1次が終わって2次補正で、1次と2次合わせて全国で約3兆円規模の臨時交付金が示されたわけでございます。富士見市も、今回議案にもありますけれども、様々な事業をさせていただきまして、その中でオープンラボを使わなかったけれども、地域未来構想20というのは提示されているのですが、その辺は政府からされたものは各課で参考にはされましたか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 早い段階から、各課には2次補正の対応ということで、いろんな施策を検討していただきました。結果、上がってきたものと地域未来構想20を比較しますと、例えばキャッシュレスですとか、行政のIT化ですとか、合致するところが幾つかございましたので、そういうところは中心に申請をさせていただいたというところもございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございます。とにかく幅広い事業なものですから、各課にまたがって大変だったと思いますけれども、この事業に対しまして、担当部長としては努力されたところというのはどのようなところでしょうか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 努力したところといいますと、全て努力したということになるのですが、特に市民の皆様の生活が下火にならないといいますか、滞りなく生活できるような支援策ができるように考えてきたところでございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございます。 先ほどご答弁に、新たな生活様式の対応であるとか、地域経済の立て直しというのもありまして、様々産業、経済の立て直しに対しての主なものがあったと思うのですけれども、それに対しては特段何か、立て直しとおっしゃいましたけれども、中身が特段的なものがあれば教えていただけますか。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 大きく2つ上げさせたものにつきましては、第6次基本構想・第1期本計画のロジックモデルの中にも掲載をさせていただいております。さらには経済活動、そういうところにつきましてはプレミアムつきの商品券ですとか、あとさらには家賃補助ですとか、様々な観点から検討して、施策として取り込んだところでございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございました。きめ細かなことが、また広報等にも載るということでございますよね、市民に分かりやすく。よろしくお願いしたいと思います。 それでは、市長に再質問をさせていただきます。今回の地方創生臨時交付金の2次補正の考え方について総括を市長にお伺いしたいのですけれども、市長は施政方針の中で、アフターコロナ時代にデジタルシフト、これはとても私が苦手な部分ですけれども、デジタルシフトの取組が必要不可欠であるとおっしゃっております。このデジタル分野の政策の強化、誰もが豊かに暮らせる富士見市をつくる絶好の機会、チャンスと述べられました。本当に私も、全てがそのように今動いているのかなと。私みたいなアナログは駄目だなというふうに反省をしているところでございますけれども、この辺をチャンスであるという形で好機が来たというか、このコロナ時代に、次の時代への急展開ができるチャンスであるというふうに私も思っておりますけれども、具体的にお伺いするのですけれども、私みたいなアナログの人もいるわけで、そういう点も併せて、今後デジタルシフト、そういう人たちをどういうふうにまた救っていくか、その辺も併せてちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) コロナ禍によってもたらされた環境ということもありますが、我が富士見市役所、全国の地方自治体がやはりデジタルシフト、最近はDX、デジタルフォーメーションというような言葉で言い表されておりますが、この分野につきましては所信でも申し上げましたとおり、やはり行政不得手なところ、まだ遅れている部分が多々ございます。一言で言えば、スマート市役所というような言葉になろうかと思いますが、こうした分野については、この機会に、やはりしっかりと投資をすべきだと、このように考えております。例えば庁内のWi-Fi環境を整備するとか、学校のGIGAスクールもその一つでありますし、こうしたものを丁寧に、丹念にやっていきたいと思っております。もう既に今年の予算等でも、行政のIT化等につきましては取り組んでいるところでございます。 また、新型コロナウイルスと関連しますと、やはり定額臨時交付金10万円の部分につきましては、マイナンバーカードをご利用いただける方には、いち早くお届けできるというようなことをさせていただきました。こうしたものが市民の皆さんのご理解と、それから我々も遅れている部分をしっかりと投資をさせていただいて行政のIT化をすること、このことによって今我々の市役所600市職員の、例えば重点を置く分野に、IT化によって省力化できた部署については、より人的資源が必要な部署に配置転換できるとか様々転換ができると、このように考えておりますので、これにつきましてはコロナ禍ではありますが、コロナ禍でなくとも取り組むべき事柄と、政策というふうに考えておりますので、これからもしっかり進めさせていただきたいと思います。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) デジタルシフトになかなかちょっと進めていかれない方たちも、まだ市民の中にはいらっしゃると思うのです。そういう方たちも本当に切磋琢磨して、今スマートフォンを覚えていらっしゃるとか、様々皆さんの生活様式もそういうことからして変わってきている方がたくさん多くいらっしゃいます。そういう意味で、なかなかシフトに追いついていけない方たちには、どのように市長はお考えですか。
○議長(篠田剛) 市長。
◎市長(星野光弘) デジタルに関しては、やっぱり年齢差もありますでしょう。そういったことにつきましては、やはり丁寧に、丹念にやっていくということだと思います。 一方で、この技術が進むと、キーボードはいじらなくとも音声だけでとか、携帯でもこんなことしなくとも音声だけでとか進んでくるのだと思います。事実そういった新しいアプリができてございますので、こうしたものを行政が取り組むことで、より身近に感じていただいて、ある部分私どもで丁寧に、こういったものをお使いいただく教室と言ってはあれですから、お使いいただく現実の課題として、市民の皆さんに丁寧にご案内することができるのだと思います。そのことで、便利に使っていただく素地を我々、身近な行政の申請ごとやそういったことから、一つずつデジタルに不得意な方でも触っていただく、取り組んでいただくことができるのではないかと。希望的観測でございますが、そのようなことが行政には、進め方については必要だと、このように思います。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 一人も置いていくがないように、市民一人一人の隅々まで同じものが共有できるような、そういう富士見市であっていただきたいと思っております。ありがとうございました。 次に、大きく2番目、公共施設の在り方についてお伺いいたします。図書館の滞在制限についてお伺いします。ちょっと今新型コロナウイルスのこういう時代なので、公立の図書館の滞在制限は具体的にどのようにされているのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 現在のところでございますけれども、おおむね1時間程度を目安ということで滞在時間の制限を中央図書館の場合設けさせていただいておりますとともに、閲覧席なども密接にしないように間を空けてお座りいただいたりとか、そのような制限を設けさせていただいてのご利用といった形を取ってございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 3月いっぱい公共施設がお休みだったものですから、それ以降は始まったと思うのですけれども、今の図書館のいろんな利用状況についての市民からの、この現実の状況の声というのはどんな、特筆するものが何かありますでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) お声ということで、特別なものというのは伺ってはございませんけれども、利用者の人数を見ますと、先ほどの佐野議員の質問にもご答弁差し上げたところではございますけれども、利用者数に関しては昨年度と比較しますと、やはり制限をかけているというのもございまして、人数的には少ないというような傾向がございますが、ただ、4月、5月の臨時休館を経て、それ以降徐々に開館の時間も延ばしている中で、6月、7月、8月と向けて、利用者数は徐々に増加の傾向があるといったことが一つと、あとは図書館以外でも、これまでも公民館や交流センターなど、公共施設でも受け取りの、返却のサービスを行ってございますけれども、そちらの利用につきましては昨年度よりも多くはなってきているといったことがございますので、様々ご利用者の皆様、図書館のほうを通常の新型コロナウイルスの前とまでにはいきませんものの、徐々に戻してきているのかなと認識をしているところでございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございます。指定管理者がちょうど変わったところで、本当に指定管理者の方も大変だったと思うのですけれども、TRC・キラリ財団グループなのですが、特に4月、ちょうど替えたときにこういう状況なので、今頃からだんだんなじんできているのかなと想定、想像するのですけれども、その辺は指定管理者が替わられたけれども、いかがでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 昨年度末の3月から臨時休館というのは入らせていただいておりましたので、逆にその間を利用してと言うのもあれですけれども、前任の指定管理者からしっかりと引継ぎはさせていただきまして、今年度入って指定管理者からの提案に基づいて、いろいろな事業を繰り広げていくという段階の中で、再び臨時休館が継続しているというような状況にはございますので、今後に向けて、徐々に指定管理者からの提案に基づいた事業の展開ができてくる、準備してこれから実施に向けて取り組んでいくといったような状況であると認識をしてございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 図書館は、本来ならば新しくリニューアルされて、本当に活気と、それこそにぎわいのある図書館なのですけれども、みんな控えていらっしゃる方も数多くいらっしゃって、本に親しんでいただきたいなと思うのですけれども、ちょうど季節は秋ですし、そういう意味で残念に思いますが、今後このような状況をしばらくは、やっぱり注視するような形と理解してよろしいのでしょうか。図書館の在り方です。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 新型コロナウイルスの終息の見通しというのが、現時点ではなかなかつかないというところがございますので、やはり
新型コロナウイルス感染症の対策、そういったものをしっかりと講じた上で、いかに読書に親しんでいただくかといったところで、両輪という中でどんなことができるのか、今後も考えていきたいと思いますし、先ほどもデジタルという話も出てきてございましたが、図書館におきましても、例えばポップの作り方をホームページで紹介するなど、ホームページを活用した動きもございますことから、そういった方面での工夫というのも検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 行きたくても行かれない、こういう市民感情もございまして、今みたいなそういうPRもとても大事かなと思っておりますので、どうかこれからも続けてよろしくお願いしたいと思っております。ありがとうございました。 学校図書館についてお伺いします。国のほうで、今年度予算で学校図書館の活性化に向けた調査研究のための費用が新たに計上されております。本市も計上されているのですけれども、そういう点で、例えば司書教諭であるとか、学校司書の資質向上への予算なのですが、本市としてはいかがだったでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 本市といたしまして、司書教諭、それから学校司書の研修という形では予算は取ってございませんけれども、蔵書という形では、ここ何年間も学校図書の予算をしっかりと取っていただいておりますので、そういう形での対応という形になってございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 蔵書ありがとうございます。 そういう点では、今学校図書館のほうも司書の皆さんとか、様々な方たちの学校司書、充実をされているという理解でよろしいですか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 学校司書の研修会も年3回取り組んでおりまして、それぞれの司書さん方が、それぞれの学校の特色ある取組を情報共有していただくことで、大変学校図書館としても充実しているものと認識してございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) そうすると、学校の図書館の人数、整理員、いろいろ様々いらっしゃるのですけれども、そういう人数も充足をされているという理解で、困ったこととか今大丈夫なのでしょうか、充足されているという状況でよろしいですか、各学校。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) それぞれ学校いろいろな課題はあると存じますけれども、それなりに学校図書館はしっかりと充実をできるものと認識してございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 今こういう新型コロナウイルス時代でありまして、学校図書館も様々工夫をされていると思うのですけれども、特出したことがあれば、部長から言っていただければと思います。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 特別にということはないと思うのですけれども、図書館の利用に際しましては、最初、それから借りる前、借りた後に手洗いをするとか、それからそれぞれの学校によりますけれども、利用時間も学年で区切ったりとか、または換気に注意して、密になる部分もあるかもしれませんけれども、時間を制限するなどという形でしっかりと取り組んでいるものと認識してございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) あと、子どもたちの借りる本の蔵書は増えたけれども、利用がなければ駄目です。その辺はいかがでしょうか、利用状況。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(齊藤宏) 子どもたちの利用に関しましてはいろいろな部分があると思うのですけれども、今こういうコロナ禍の中におきましては、自主的に勉強する、自分から進んで勉強するということでは、図書を借りて勉強するということを学校のほうでも力を入れて指導している部分もあるかと思っております。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございました。ぜひ有効に使っていただきたいと思っております。 (2)の利用料の減免に行きたいと思うのですけれども、先ほど自治振興部長のご答弁の中に、今のところそういう相談は聞いていないというのがあったと思うのですけれども、相談は聞いていなくても、そういうふうに思っている人がいるのですけれども、その辺聞いていないですか。その辺確認したいと思います。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 先ほどの、そういった方いらっしゃらないということにつきましては、キラリ財団に確認させていただいたところでございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) なかなか相談までは行かなかったのだけれども、そういうふうな各種団体で、今までのところが人数制限で使えなくなって、違うところを探してキラリふじみの場所がいいなと思ったらば、その場所がやはり今までのところより高くて、なかなか使いにくいというのを私は聞いているのですけれども、今後こういう様々、ちょっと見通しがいつだか分からない状況が続く中で事業を継続していくときに、その辺のいろんな規約や、様々あると思うのですけれども、今後考えていかなければならないときもあるのではないかなと思うのですが、この減免であるとか、その辺の使用料に関すること、そういう点は自治振興部長でいいのかな、その辺はどのように考えますか。使用料減免、キラリふじみのことに関して。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) キラリふじみに関しましては、利用料について自主事業に実際充てさせていただいているところがございます。したがいまして、施設を利用していただいた財源につきましては、それを今度自主事業でまた市民の皆さんに返していくというようなことになっておりますので、基本的には現在のままでということで考えております。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ということは、自主事業ということは指定管理者の考え方という理解でよろしいのでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 自主事業につきましては、毎年次年度の計画について市と財団と協議した上で、では来年度こういうことやりましょうかということで協議してございますので、同一の認識でございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) そうしますと、使用料減免の考え方なのですけれども、これは今の自治振興部長の立場とか、キラリ財団では決められないということでよろしいのですか。減免という新しい、いつものときと違いますよね、今非常時で。そういうときの、例えばいろんな文化芸術関係とか様々な方が使うわけで、そういうときに今までのようにお支払いができないような状況になったときに、それに代わるものを考えたいときのその代わる規約は、変えるときはどうしたらいいですか。使用料減免の考え方。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 現状におきまして、キラリふじみの条例においては減免という項目はございませんので、いよいよそういうことが必要だということであれば、条例を改正していくということになるかなと思います。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) では、確認です。条例を変えれば変えることができるということですね。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 手続的なことで申しますと、そういうことになると思います。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 今、キラリ☆ふじみのほうはそういうふうに伺いました。 市民総合体育館のほうはいかがでしょうか。教育部長、すみません。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 恐れ入ります。先ほど私、図書館の利用者数につきまして、先ほども佐野議員からの質問に対してと答弁申し上げたところですが、正しくは伊勢田議員からのご質問に対してということで、訂正させていただきます。申し訳ございません。
○議長(篠田剛) 続けて答弁お願いします。
◎教育部長(林みどり) 続きまして、指定管理者の市民総合体育館ということの現状かというふうなご趣旨かということで理解をしてございます。市民総合体育館につきましては、やはり利用者数の減といったことから、指定管理料、その指定管理の運営につきましては、何らかの影響は受けているものと認識をしているところでございます。まだ現状において、今年度この先の見通しがつかないといったことから、このような現状はよく注視をするとともに、これから指定管理とも協議の場を設ける必要性はあると現段階では認識をしているところでございます。
△発言の訂正
○議長(篠田剛) ただいま教育部長より発言の訂正の申出がございました。 市議会会議規則第64条の規定により、発言の訂正を議長において許可します。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) では、もう一回ちょっと、しつこく聞いてしまって申し訳ありません。 その市民総合体育館に関しても、先ほどキラリふじみは条例を変えなければ駄目だという話、市民総合体育館のほうは指定管理者とのご相談で、その減免であり使用料なりの考え方が変わるということの理解でよろしいのでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 今さっき申し上げた関係については、協議の場も設けるとともに、また減免に関してのご質問に関しましては、これについては市民総合体育館の現在の活動状況といったものが様々であるといったことから、中には広い会場に変更することで利用料が高くなる方、あるいはあまり変わらない方、あるいは自主的に、内容によっては自粛をされている方ということで、その減免によって一律的に多くの方がメリットを受けるということではなく、様々な活動状況があるといったことから、現時点において減免の考えは持っていないといったことで、より安全安心に市民総合体育館を利用していただくために何ができるのか、あるいはその利用の活動形態といったものもそれぞれ違うことから、それぞれの利用団体のお声に沿った形で今何ができるのか、そういったところに取り組んでいきたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 分かりました。この利用の減免がとても難しいのは私もよく理解しているところであるのですけれども、いつもとは違うという今この時代が、期間限定でも私はいいのかなと思っているのですけれども、その辺も今後の、ちょっと持続可能な様々な事業を継続、市民の皆さんが活躍していただける場を持つときに、今大分事業を控えていらっしゃるというところもおありになりまして、今後そういうところを考えていかなければいけないのではないかなと思うのですけれども、その辺は最後
総合政策部長にお聞きします。すみません、急に振って。この利用料の減免とか使用料に関する、期間限定でも、この時期がいつものときと違うということを鑑みて、どのようにお考えでしょうか、総合政策としては。
○議長(篠田剛)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(水口知詩) 使用料、手数料の関係でございますが、今各所管の部長がお答えしたとおり、コロナ禍ということで現状とは違うということは理解するものの、一定の基準に沿って負担をお願いしていることでございますので、各所管の部長が答弁したとおりで対応させていただきたいと考えております。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) この問題は、また次のときにやってまいりたいと思います。 また再質問で、交流センターやコミュニティセンターや公民館についても、様々な支援が使用料の面で必要になってくると思うのですが、この辺の使用料の減免であるとか、その辺はいかがに思われているでしょうか。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) 交流センター、コミュニティセンターにつきましては、6月から利用の再開ということでご利用いただいているところでございます。再開に当たりましては、事前に利用団体の皆様に対しまして、部屋の人数制限をしていますよということですとか、3密にならないようにということで活動してほしいということをお伝えした上で、ご理解いただいてご利用いただいているという状況でございます。したがいまして、現状では使用料の減免を行っておりませんけれども、新型コロナウイルス、また感染者数とか日々変化している状況もありますので、利用団体の方々が新型コロナウイルスの影響で急遽使用をキャンセルしたいという場合につきましては、本予約後であっても使用料の還付を行うなど、柔軟な対応をさせていただいているところでございます。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) 分かりました。ありがとうございました。 続きまして、今度は利用者の自粛によりまして、指定管理者についても事業の体制維持が厳しくなっていると思っております。指定管理者への支援については、どのようにお考えでしょうか。
○議長(篠田剛) 教育部長。
◎教育部長(林みどり) 市民総合体育館が指定管理者を導入しているということで、教育委員会からお答えをいたします。 市民総合体育館の場合には、まず地方創生臨時交付金を活用しての体温測定カメラシステムを購入したり、非接触型の体温計を購入いたしまして、体温測定カメラシステムにつきましては、スポーツジムスタジオの入場するところに設置をいたしまして、体温確認のために利用したりとか、あと今後もイベント等を開催する場合には、そういったものにも活用していきたいと考えてございます。 指定管理者の収入面においては、先ほど少し答弁申し上げましたように、やはり利用中止の場合の利用料の還付、あるいは再開後も大会等を中止したり自粛、自主事業が中止されているという現状の中で、影響を受けているという状況は認識をしているところでございますので、今後におきましても、どういった状況になるのか見極めをしつつ、様々な観点で指定管理者への支援については、関係各課との調整を図る中で、今後も検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(篠田剛) 自治振興部長。
◎自治振興部長(古寺優一) キラリふじみについてでございますけれども、施設利用の収入につきましては、新型コロナウイルスの関係ですとか、またこのたび舞台設備の改修工事を行ってまいりましたので、前年度と比べますと明らかに減少しているという状況でございます。 この収入の減少によりまして、指定管理者の運営に当たる影響はどの程度あるのか、現時点ではまだ明確なところではございませんけれども、今後施設利用料も含めた収入と各種事業の実施に伴う支出の推移などを注視しながら、支援が必要かどうかも含めまして、財団と協議をしてまいりたいなと考えております。
○議長(篠田剛) 津波議員。
◆14番(津波信子) ありがとうございました。 それでは、大きな3番の介護制度の利用についてお伺いします。人数を伺ったのですけれども、この介護サービスを受けるために必要な認定の申請件数が、やっぱり全国的に減っているというのが新聞報道でもあります。その中で、受けられるものが受けられないということで、様々な認知能力が低下していくのがやっぱり懸念されているわけなのですが、本市としては、各事業所から特別そういう集中して大変だというご意見はいかがなのでしょうか。
○議長(篠田剛) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(鈴木貴久) 特にそのようなお話は、担当からも私どもは伺っておりません。ただ、申請につきましては、新型コロナウイルスに関わらず郵送でも受け付けておりますので、あと高齢者あんしん相談センターでも受けておりますので、そういったところで申請の差し控えは新型コロナウイルスの影響であったかもしれないですけれども、機会は確保させていただいているという次第でございます。
○議長(篠田剛) 以上で津波信子議員の
市政一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 (午後 4時31分)
○議長(篠田剛) 再開いたします。 (午後 4時32分)
△散会の宣告
○議長(篠田剛) 以上で本日の日程は終了いたしました。 明日午前9時30分から本会議を開き、引き続き
市政一般質問を行います。 本日は、これをもって散会といたします。 (午後 4時32分)- 1 -- 161 -...