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  1. 戸田市議会 2023-02-20
    令和 5年 3月定例会−02月20日-01号


    取得元: 戸田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 5年 3月定例会−02月20日-01号令和 5年 3月定例会              3月定例会 第1日(2月20日) 令和5年2月20日(月曜日) 第1日議事日程 1.開 会 1.開 議 1.会議録署名議員の指名 1.議会運営委員長報告 1.会期の決定 1.市長提出議案の一括上程(市長提出議案第3号〜同第36号) 1.市長挨拶並びに施政方針及び提出議案の総括説明 1.市長提出議案第3号 戸田市ケアラー支援条例〜同第5号 戸田市予防接種健康被害調査委員会条例 一括説明 1.市長提出議案第6号 戸田市手数料条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第7号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第8号 戸田市児童福祉審議会条例及び戸田市子どものための教育・保育給付に関する条例の一部を改正する条例〜同第11号 戸田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 一括説明 1.市長提出議案第12号 戸田市立郷土博物館条例の一部を改正する条例 説明 1.市長提出議案第13号 令和4年度戸田市一般会計補正予算(第13号) 説明 1.市長提出議案第14号 令和4年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 説明
    1.市長提出議案第15号 令和4年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第5号) 説明 1.市長提出議案第16号 令和4年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号) 説明 1.市長提出議案第17号 令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 説明 1.市長提出議案第18号 令和4年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 説明 1.市長提出議案第19号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 説明 1.市長提出議案第20号 令和4年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 説明 1.市長提出議案第21号 令和4年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第4号) 説明 1.市長提出議案第22号 令和4年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号) 説明 1.散 会 〇出席議員(26人) 1番 小金澤 優   議員  2番 みうら 伸 雄 議員  3番 佐 藤 太 信 議員 4番 宮 内 そうこ 議員  5番 むとう 葉 子 議員  6番 竹 内 正 明 議員 7番 三 輪 なお子 議員  8番 林   冬 彦 議員  9番 古 屋としみつ 議員 10番 野 澤 茂 雅 議員  11番 矢 澤 青 河 議員  12番 本 田   哲 議員 13番 石 川 清 明 議員  14番 峯 岸 義 雄 議員  15番 斎 藤 直 子 議員 16番 そごう 拓 也 議員  17番 浅 生 和 英 議員  18番 酒 井 郁 郎 議員 19番 花 井 伸 子 議員  20番 三 浦 芳 一 議員  21番 伊 東 秀 浩 議員 22番 山 崎 雅 俊 議員  23番 細 田 昌 孝 議員  24番 遠 藤 英 樹 議員 25番 榎 本 守 明 議員  26番 熊 木 照 明 議員 〇欠席議員(なし) 〇説明者 菅 原 文 仁 市長    秋 田 大 輔 副市長   戸ヶ崎   勤 教育長 吉 野 博 司 企画財政部長  駒 崎   稔 総務部長 五 條   宏 市民生活部長  香 林   勉 環境経済部長 櫻 井   聡 健康福祉部長  秋 元 幸 子 こども健やか部長 小 野 康 平 都市整備部長  飯 島 昌 一 市民医療センター所長 今 井 教 雄 市民医療センター事務長  渡 邉 昌 彦 水安全部長 栃 本 由 兼 消防長   山 上 睦 只 教育部長 石 橋 功 吏 行政委員会事務局長  住 野 昌 洋 市長公室長  開 会 10時01分 △開会と開議の宣告 ○竹内正明 議長  ただいまから令和5年3月戸田市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。 △会議録署名議員の指名 ○竹内正明 議長  次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、5番むとう葉子議員、7番三輪なお子議員、8番林冬彦議員を指名いたします。 △議会運営委員長報告 ○竹内正明 議長  次に、議会運営委員長の報告をお願いいたします。  13番、石川清明議員。 ◎石川清明 議会運営委員長  それでは、議会運営委員長報告を申し上げます。  去る2月13日に議会運営委員会を開催し、今定例会の会期等について協議をいたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  今定例会に提出されます議案は、条例案件10件、予算案件23件、一般案件1件の計34件であります。  そこで、当委員会といたしましては、提出議案の内容や諸般の日程等を勘案の上、会期を協議いたしました結果、本日から3月24日までの33日間と決定した次第でありまして、会期の内訳につきましては、お手元に配付してあります会期日程の御参照をお願いいたします。  なお、詳細説明2日目である2月21日におきまして、議場における服装の自由化を試行いたします。まさしく自由化であることから、品位が保たれると考える服装で実施いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上申し上げ、議会運営委員長報告といたします。 △会期の決定 ○竹内正明 議長  次に、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月24日までの33日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」という人あり) ○竹内正明 議長  御異議なしと認めます。  よって、会期は、33日間と決定いたしました。 △市長提出議案の一括上程(市長提出議案第3号〜同第36号) ○竹内正明 議長  これより市長提出議案の上程に入ります。  今定例会に提出されました議案は34件であります。  件名を事務局長が朗読いたします。  栗原議会事務局長。 ◎栗原誠 議会事務局長  朗読いたします。  議案第3号戸田市ケアラー支援条例、議案第4号戸田市がん対策推進条例、議案第5号戸田市予防接種健康被害調査委員会条例、議案第6号戸田市手数料条例の一部を改正する条例、議案第7号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第8号戸田市児童福祉審議会条例及び戸田市子どものための教育・保育給付に関する条例の一部を改正する条例、議案第9号戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第10号戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第11号戸田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第12号戸田市立郷土博物館条例の一部を改正する条例、議案第13号令和4年度戸田市一般会計補正予算(第13号)、議案第14号令和4年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第15号令和4年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第5号)、議案第16号令和4年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号)、議案第17号令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)、議案第18号令和4年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第19号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第20号令和4年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第21号令和4年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第4号)、議案第22号令和4年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第23号令和5年度戸田市一般会計予算、議案第24号令和5年度戸田市国民健康保険特別会計予算、議案第25号令和5年度戸田市市民医療センター特別会計予算、議案第26号令和5年度戸田市交通災害共済事業特別会計予算、議案第27号令和5年度戸田市海外留学奨学事業特別会計予算、議案第28号令和5年度戸田市火災共済事業特別会計予算、議案第29号令和5年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計予算、議案第30号令和5年度戸田市介護保険特別会計予算、議案第31号令和5年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計予算、議案第32号令和5年度戸田市後期高齢者医療特別会計予算、議案第33号令和5年度戸田市在宅介護支援事業特別会計予算、議案第34号令和5年度戸田市水道事業会計予算、議案第35号令和5年度戸田市下水道事業会計予算、議案第36号保養所解体工事請負変更契約について。  以上でございます。 ○竹内正明 議長  ただいま朗読いたしましたとおり、市長提出議案を一括議題といたします。 △市長挨拶並びに施政方針及び提出議案の総括説明 ○竹内正明 議長  市長の挨拶並びに施政方針及び提出議案の総括説明を求めます。  菅原市長。 ◎菅原文仁 市長  おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、マスクを外します。  本日ここに、令和5年3月戸田市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多用の中、御参集をいただき、諸議案について御審議を賜りますことに厚く御礼申し上げます。  本日、令和5年度一般会計予算をはじめとする重要な諸案件の審議をお願いするに当たり、市政運営に対する基本方針と施策の概要について申し上げます。  新型コロナにつきましては、国内で初めての感染者が確認されてから3年が経過いたしました。今なお最前線で御尽力されているエッセンシャルワーカーの皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。  昨年は、コロナ禍以降、初めてとなる戸田ふるさと祭り戸田マラソンを開催することができました。本市においても、着実にウィズコロナの取組は定着してきており、そう遠くない未来にコロナ禍の克服を果たせると信じています。  一方、世界情勢を見ると、昨年のロシアによるウクライナ侵略に端を発して、急激な為替変動と物価高騰が市民生活を直撃しました。侵攻からもうすぐ1年が経過する中、国家間の摩擦は一層激しさを増しており、社会経済情勢の不透明感が増しています。  さて、昨年、サッカー日本代表は前評判を覆し、ドイツやスペインといった強豪ひしめく厳しいグループリーグを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を果たしました。日本代表監督の森保一さんは、逆境に立ち向かう姿勢について、こう話しています。「僕は逆境が嫌いではありません。自分や周囲が苦しい状況に置かれたときでも、ふだんの自分を出せるか。そこで踏ん張りが利く自分でいられるか。それはサッカーの指導者として、というより、ひとりの人間として自分が生きていく上でのテーマとして持っているものです」。このコロナ禍の逆境の中、苦しいときでもあっても、森保監督の言葉のように、私たちは決して諦めることなく、一歩ずつ共に歩み続け、市民の命と暮らしを守る取組を全力で進めてまいりました。  昨年3月には、市民の皆様から、改めて負託をいただき、2期目の任期を務めることとなりました。公約である安心の実現、希望の実現、持続可能の実現に向けて、市民の皆様の信頼により一層応えていく覚悟でございます。  以上を踏まえ、令和5年度は重点施策である子供応援、100年健康、防災の3大プロジェクトの推進と第5次総合振興計画の7つの基本目標に基づく事業を着実に推進する予算編成といたしましたので、順次申し上げます。  初めに、令和5年度当初予算の編成に当たっては、依然として原油価格、物価高騰の影響等により社会経済の先行きが不透明なことから、歳入の約半分を占める市税を見通すことが難しい状況でございます。一方、歳出では、子育て支援の充実や高齢社会への対応、物価高騰による負担増が見込まれることに加え、市内公共施設の大規模改修や小中学校の建て替え、都市基盤の整備等が中長期に予定されており、今後も多額の財政需要が見込まれております。  こうした中で、子育て支援、人生100年時代を豊かに過ごせる地域づくり、激甚災害への防災対策をはじめとする社会課題に対応するため、限られた財源の中で優先順位を決めて施策を進めるとともに、新たな市民ニーズに対応した未来に向けたまちづくりを進めていくための当初予算を御提案いたしました。  当初予算の規模については、一般会計が前年度比26億4,000万円増の590億6,000万円、特別会計の総額が前年度比8億3,384万4,000円増の235億7,569万4,000円となっております。  一般会計の主な財源といたしまして、市税については、個人市民税をはじめとして増額を見込み、市税全体としては、前年度比10億9,037万9,000円増の297億8,301万1,000円、国庫支出金については、前年度比6億3,778万7,000円増の115億4,506万6,000円を計上いたしました。また、市債については、学校の改築工事等に伴い、22億3,870万1,000円を計上し、その他財源不足については、財政調整基金公共施設等整備基金を合わせて33億4,077万6,000円の取崩しを行い、調整したところでございます。  次に、重点施策について申し上げます。コロナ禍や社会情勢の変化により浮き彫りとなった社会的孤立、困窮等の子育て支援に係る課題や、人生100年時代を豊かに過ごせるような地域づくり、激甚災害への対策など、複雑化した課題に立ち向かうため、戸田市3大プロジェクトである子供応援、100年健康、防災を令和5年度の重点施策に据えましたので、順次御説明申し上げます。  まず、子供応援プロジェクトについて申し上げます。  社会的孤立を防ぐ子育て支援については、地域の居場所の担い手を支援するこどもの居場所ネットワークを構築し、子ども食堂等の新たな居場所の創出や情報発信の強化を図ってまいります。また、主に土日に実施している市内小学校の遊び場開放時間の拡大や彩湖を活用した水辺環境エコツアーの創設などによる自然体験活動の充実を図ることで、子供が生き生きと過ごせる居場所づくりを確保してまいります。  ヤングケアラー支援については、ヤングケアラーの早期発見、早期支援の体制づくりが急務でございます。そのため、まず、ケアラー支援条例の制定を通じ、ケアラーの発見、支援に向けた機運を醸成するとともに、ケアラー支援調整連絡会の設置により関係機関の連携を強化いたします。また、ヤングケアラーへの支援に加え、虐待を受けた子供や妊産婦を含めた子育て世帯への一体的、包括的な支援を行うため、児童福祉部門母子保健部門との連携を強化したこども家庭センターを設置いたします。  不登校児童生徒への支援については、戸田型オルタナティブ・プランに沿い、全小学校に設置したぱれっとルームによる支援を充実させるとともに、教育支援センターすてっぷの拠点を拡充し、多様な学びの場を整備してまいります。さらに、教育総合データベースの機能を拡充し、不登校の傾向のある児童生徒の早期発見、早期支援を図ってまいります。  子供の学びの場である学校環境の充実に向けては、個別の最適な学びと協働的な学びの実現を図るため、全ての小中学校で電子黒板機能つき大型プロジェクターの導入を進めます。また、令和7年度までに全ての小中学校のトイレの洋式化に向けた改修工事の設計業務を実施するとともに、施設のバリアフリー機能の充実を図る改修工事の設計業務を実施いたします。  これらの取組に加え、未来を担う戸田っ子を地域全体で応援するために、子育てを見守る理念を共有すること目指し、地域で子育て支援を推進する条例の制定に向けて準備を進めるとともに、国が掲げる少子化対策の動向や、本年4月に発足するこども家庭庁が取りまとめる政策を注視しながら、臨機応変に対応してまいります。  次に、100年健康プロジェクトについて申し上げます。  子供から高齢者までの健康づくりについては、従来の福祉分野での取組の一層の推進に加え、スポーツ推進シニア活躍推進まちづくり・公園整備を通じたにぎわい創出など、健康づくりに寄与する取組を包含した総合計画として、スマートウェルネスシティ推進プランを策定いたします。子供がオリンピアン・パラリンピアンから運動を通じて健康の大切さを学び、家族や地域の高齢者に伝えていくキッズ健幸アンバサダー事業については、その取組を市内各校に広げてまいります。  また、健康につながるまちづくりとして、駅周辺整備については、バリアフリー化に加えて、街路や公園などの公共空間を歩きたくなるまちなかウォーカブル推進事業を進めるとともに、戸田市バイシクルシティ推進プランを策定し、自転車の利便性の向上に加え、健康増進や環境負荷の軽減、地域振興につなげる自転車によるまちづくりを進めてまいります。  食生活改善による健康づくりについては、とだPR大使や大学等と連携した取組の企画、発信を継続するとともに、食に関する正しい知識や健康的な食習慣を学ぶ機会が持てるよう啓発してまいります。  医師による社会的処方の実践については、実証実験の取組事例を積み重ね、蕨戸田市医師会と連携して地域医療機関と共有するとともに、介護予防活動などの社会資源の充実を図り、周知を行うなど、医療・福祉・地域の連携を進めてまいります。  若者世代のメンタルヘルス、孤立対策については、部局横断でひきこもり支援や自殺予防等に関する相談、支援体制を充実させるとともに、ゲートキーパー研修の対象者を拡大するなど、心の健康を守る取組を推進してまいります。
     シニアの社会参加については、人生100年時代に向けて、シニア世代が生きがいを持って社会参加できる環境をつくることを目指すシニア社会参加推進プランを策定いたします。  新型コロナの対策については、社会情勢も踏まえ、引き続き感染予防対策に努めていくとともに、これからも蕨戸田市医師会と連携しつつ、安心してワクチン接種ができるよう、きめ細やかなワクチン接種体制を維持してまいります。また、市民医療センターにおいて発熱外来を安定的に継続させるとともに、デジタルトランスフォーメーションを活用したアウトリーチ型のオンライン診療を開始いたします。さらに、コロナ・アフターケア外来においては、リハビリ機能を拡充するなど、後遺症で悩む市民のニーズに応えてまいります。  次に、防災プロジェクトについて申し上げます。  実践的な防災訓練の推進については、地域防災力の向上と適切な避難行動を促すため、首都直下地震を想定し、東日本大震災などの災害事例を踏まえた避難所開設、運営訓練やブラックアウト訓練スマートフォン等を活用した水害避難訓練に取り組んでまいります。また、避難所でのペットとの同行避難の在り方については、関係者を交えた検討委員会の設置や訓練を通じた理解促進を図ってまいります。  水害避難訓練における対応については、民間企業等との連携をさらに進めることで、避難所となる緊急一時避難場所の拡充を図ってまいります。  浸水対策については、北大通りの地下に設置する雨水貯留管の整備を実施するとともに、大型化する台風等に備え、内水被害対策に取り組んでまいります。また、雨水管渠の整備、さくら川の護岸改修、上戸田川の河道整備、土のうステーションの増設等に継続して取り組むとともに、流域治水対策について、関係機関との連携、情報の共有化により、計画的な推進を図ってまいります。  防災教育の推進については、市内中学校と連携し、中学生防災士の育成に努めてまいります。また、事前避難所運営委員会の組織化とともに、感染症対策用資器材災害対策用備品の充実を図ることで、避難所生活の質と地域防災力の向上を図ってまいります。  消防署東部分署の建て替えについては、令和4年度に策定した基本計画に基づき、令和8年度運用開始を目指して、実施設計を策定してまいります。  続いて、第5次総合振興計画の7つの基本目標に沿った主な事業について御説明申し上げます。  初めに、基本目標1、「子どもが健やかに育ち、いきいきと輝けるまち」について申し上げます。  子育て支援については、母子保健コーディネーターによる伴走型相談支援を充実させ、出産や子育てに係る不安の解消や産後鬱の予防を図っていくとともに、令和5年4月以降に生まれた子供がいる世帯に対し、埼玉県と連携し、出産祝い子育て応援ギフト事業としてギフト券を配付してまいります。  保育所の充実については、安全な保育の提供や質の向上を図るため、法令に基づく指導監査に加えて、相談や通報を受けた際には、保育施設等への適切な指導を継続してまいります。また、保育士の人材確保については、保育士緊急確保定着促進事業などの補助事業を継続し、保育士が働きやすい環境を整備してまいります。  学童保育室については、食育の観点から、より適正な栄養価となるおやつとなるよう見直しを進めるとともに、美谷本小学校学童保育室において民間活力を導入することで、人材不足を解消しつつ、民間事業者の持つノウハウを活用し、効果的で安定した運営を目指してまいります。  戸田南小学校教室棟増築については、本体工事に先行して既存屋外プールの解体工事を実施し、令和6年度からの民間施設を利用したプール授業の実施に向けて準備を進めてまいります。  地域とともにある学校づくりについては、コミュニティ・スクールディレクターの派遣や研修等を通じ、教職員の理解を深めるとともに、学校運営協議会委員の資質向上を図ってまいります。  このほかにも、小中学校における照明のLED化と空調の入替え工事や、交通指導員の配置、特別支援学級への教育支援員の配置、児童生徒への健診の実施体制の充実などにも取り組んでまいります。  次に、基本目標2、「創造性や豊かな心を育むまち」について申し上げます。  スポーツ・レクリエーション活動の推進については、スポーツを推進する条例の制定に向けて準備を進めてまいります。また、ボートのまちづくりの機運醸成を図るため、新たにボートのまちづくりコンソーシアムを設置するとともに、ナックルフォア艇の購入やボートコース・彩湖を生かしたボート・カヌー教室の開催など、多くの市民にボート競技への関心が広がるよう事業を展開してまいります。  文化芸術活動の推進については、関係機関と引き続き連携しながら、ポストコロナに向けて、多くの市民を引きつける行事を開催するなど、芸術文化活動の促進を図ってまいります。  開館40周年を迎える図書館については、図書館システム更新によるデジタル化を推進し、利便性の向上に取り組んでまいります。  このほかにも、市民大学講座の拡充をはじめ、公民館に新たに整備するWi−Fi環境を活用したオンデマンド講座や交流事業の実施など、さらなる学びの環境充実に取り組んでまいります。  次に、基本目標3、「共に生き、支え合い、安心して暮らせるまち」について申し上げます。  健康増進については、がん対策推進条例の制定に合わせ、がん予防やがん対策の総合的な情報提供を行うとともに、がん患者の経済的負担軽減のための補助金を創設いたします。  地域包括ケアシステムの充実については、第9期戸田市高齢者福祉計画介護保険事業計画を作成するとともに、認知症の人やその家族が安心して生活できるまちの実現を図るため、認知症対策を推進する条例の制定に向けて準備を進めてまいります。  生活保護については、就労支援をはじめ、健康管理や子供の学習支援など、それぞれの状況や課題に応じて、自立に向けた支援を実施してまいります。  障害者福祉については、障害者のニーズを把握しながら、戸田市障がい者計画等を策定するとともに、差別をなくし認め合う社会をつくるため、共生社会を推進する条例の制定に向けて準備を進めてまいります。  このほかにも、戸田市社会福祉協議会と連携した地域福祉の充実や国民健康保険制度、後期高齢者医療制度の医療費の適正化、生活困窮者への支援などにも取り組んでまいります。  次に、基本目標4、「安全な暮らしを守るまち」について申し上げます。  消防体制については、消防職員の増員や教育環境を整え能力向上に努めるとともに、消防車両や資器材の更新整備を進め、大規模災害等に対応できる消防力の維持・強化を図ります。また、昨年設定した住宅用火災警報器点検の日を継続し、市民の住宅防火意識の向上を図ってまいります。  防犯と通学路の安全については、町会が設置した防犯カメラと市の見守り防犯カメラとの一体化を進め、見守り体制をさらに強化するとともに、第5期埼玉県通学路整備計画に基づき、交通安全対策を実施してまいります。  人権侵害対策については、インターネット誹謗中傷防止条例の制定に向けて準備を進め、市民がインターネット上の人権侵害に遭わないよう、また、加害者とならないよう教育、啓発に取り組んでまいります。  道路整備については、戸田公園駅の高架通路などの予防保全を計画的に行い施設の長寿命化を図るとともに、都市計画道路前谷馬場線の拡幅に向けた用地交渉等を進めてまいります。  このほかにも、配偶者暴力相談支援センターによる支援の充実や特殊詐欺対策の推進などにも取り組んでまいります。  次に、基本目標5、「快適に過ごせる生活基盤が整備されたまち」について申し上げます。  都市計画については、防災の観点を取り入れたまちづくりを推進するため、3D都市モデルを活用するなど、立地適正化計画における防災指針の策定を進めてまいります。  新曽土地区画整理事業については、北戸田駅西口駅前交通広場整備や浸水対策のための調整池整備などを計画的かつ効率的に推進してまいります。  分譲マンション管理の支援については、新たに策定するマンション管理適正化推進計画に基づき管理計画認定制度を開始するなど、管理水準の維持向上に取り組んでまいります。  上下水道事業については、引き続き健全かつ効率的な事業運営を図るとともに、西部、中部、東部浄水場の設備は稼働から多くの期間を経過し、老朽化が進んでいることから、安定した水の供給を図るため、設備等の更新に向け検討してまいります。  公共交通については、地域の移動ニーズを踏まえた一体的な地域公共交通網を検討するため、公共交通事業者や地域住民などとの法定協議会を立ち上げ、地域公共交通計画の策定を進めてまいります。  次に、基本目標6、「都市環境と自然環境が調和したまち」について申し上げます。  魅力ある公園づくりについては、公園リニューアル計画に基づき、社会実験を継続させ公園ににぎわいを創出するとともに、地域のニーズをワークショップ等により取り入れ、上戸田地区の大前公園の大規模な改修整備に取り組んでまいります。  温暖化対策については、ゼロカーボンシティ宣言の表明に向けて、戸田市環境基本計画の改定を行うとともに、2030年度における温室効果ガス削減目標の引上げや施策の見直し、拡充を図ってまいります。また、環境負荷の軽減を図るため、市内の全ての公共施設の照明器具について、従来の蛍光灯や水銀灯から省エネ効果の高いLED器具へ交換いたします。  環境衛生の充実については、粗大ごみ排出量の増加に対応するため収集体制を拡充するとともに、LINE申請の導入により利便性の向上を図ってまいります。また、循環型社会に向け、プラごみ削減アイデアコンテストの開催や事業者の取組も包含した戸田市版プラスチック・スマートアクションを策定し、プラスチックごみ等の削減を図ってまいります。  自然再生の推進については、サクラソウプロジェクトの推進や市の鳥であるカワセミの活用を進めていくとともに、グリーンインフラの普及を図ってまいります。  動物愛護の推進については、命を尊び、人と動物が調和の取れた社会となるよう、人と動物の共生を推進する条例の制定に向けて取り組んでまいります。  次に、基本目標7、「活力にあふれ人が集い心ふれあうまち」について申し上げます。  産業振興の推進については、戸田市商工会等と連携し、市内企業が時代の変化や社会的課題に対応できるよう、企業のSDGsへの取組の情報発信やさらなる企業のデジタルトランスフォーメーション推進に取り組むとともに、電子決済によるプレミアム商品券事業を商工会との連携により新たに実施し、市内消費の活性化を図ってまいります。  観光振興の推進については、本市の一大事業である第70回戸田橋花火大会をはじめとした各種イベントや、彩湖・道満グリーンパークなどの地域資源を活用し、にぎわいの創出や戸田市への愛着を醸成するとともに、戸田ブランド等の情報を各種サイトやSNSなどにより市内外へ積極的に発信してまいります。  ウクライナ避難民支援については、避難民がより安心して生活を送ることができるよう、戸田市国際交流協会と連携し、引き続き生活相談や日本語教育支援、交流事業等に取り組んでまいります。  市民活動の活性化と地域交流の促進については、戸田市SDGs共創基金を活用し、持続可能な地域を目指す市民活動を支援してまいります。  このほかにも、多様な働き方への支援、充実や市内企業の競争力強化、経営基盤強化に向けた支援などにも取り組んでまいります。  最後に、総合振興計画を推進するための基本的な考え方について申し上げます。  男女共同参画については、昨年策定した戸田市パートナーシップ・ファミリーシップ制度の周知を進めるとともに、多様な行き方を尊重できる社会の実現を目指し、男女共同参画計画の見直しに取り組んでまいります。  行財政運営については、市民サービスを低下させることなく業務プロセスを改善するとともに、公共施設の運営における市民サービスの充実や費用対効果の向上を目指し、新たな官民連携手法である成果連動型民間委託契約方式、ペイフォーサクセスの導入可能性調査を実施いたします。  収納対策については、滞納事案に対する早期着手、早期完結を促進し、公平、公正な徴収により収納率向上を図ってまいります。  公共施設マネジメントについては、施設の長寿命化という目的を基本としつつも、市民ニーズや社会情勢の変化に対応できるよう、公共施設等総合管理計画を改定いたします。その改定の一環として、戸田市スポーツセンター等の在り方について検討を行ってまいります。  デジタルトランスフォーメーション推進については、公共施設予約システムとスポーツ施設予約システムを統合し、キャッシュレス決済を導入するなど利便性向上を図るとともに、手数料等の収納に際してのキャッシュレス化の拡大を目指してまいります。また、デジタル市役所の基盤となるマイナンバーカードの普及促進を進めるとともに、オンラインで申請を完結できる手続の拡充や、市役所窓口での手続を要する申請においても、職員の聞き取りにより申請書を作成する書かない窓口を拡大してまいります。  以上、令和5年度の当初予算編成方針及び主な施策の概要について申し上げてまいりました。  「『このまちで良かった』みんな輝く 未来共創のまち とだ」の実現に向けて、市民の皆様並びに議員各位に御支援と御協力を心からお願い申し上げまして、令和5年度の施政方針といたします。 ◎菅原文仁 市長  次に、今回提案いたしました議案の説明に先立ちまして、報告が2件ございますので申し上げます。  まず、岸田内閣総理大臣と永岡文部科学大臣による令和5年2月10日の戸田市立戸田東小中学校への視察についての御報告です。  このたびの視察では、戸田東小の6年生のタブレットを活用したプレゼンテーションの様子や、4年生のSTEAM Labにおける3Dプリンターを活用した授業の様子を、岸田総理、永岡文部科学大臣に御覧いただきました。また、車座ミーティングでは、戸田東小中学校の若手教員を交え、ICTの活用に当たっての課題とその克服、働き方改革と子育ての両立について、意見交換を行ったところでございます。  本市ではこれまで、教育委員会を先頭に、戸田っ子がやり抜く力を身につけ、未来に夢が持てるよう、EBPMを一つの軸として、産官学民の多様な連携を図りながら、タブレット端末等を生かした授業改善をはじめ、特別支援教育の充実や不登校児童生徒への多様な学びの場の設置など、様々なチャレンジを行ってまいりました。  昨年度は文部科学大臣、本年度はデジタル大臣、こども政策担当大臣の視察が相次ぐ中で、このたび、内閣総理大臣と文部科学大臣に本市の教育現場を御覧いただき、全国から御注目いただく状況となっております。このような本市への関心を一つの励みといたしまして、今後も学校の教育環境の充実に力を注ぎ、教育委員会ともしっかり連携しながら、教育日本一へと邁進したいと考えております。  次に、市内小中学校の卒業式におけるマスクの取扱い等について御報告いたします。  令和5年2月13日付の埼玉県教育委員会教育長の通知を踏まえ、本市でも、令和4年度卒業式において、児童生徒及び教職員については、式典全体を通じてマスクを外すことを基本とします。なお、国歌や校歌斉唱、また合唱を行うときにはマスクを着用するとともに、来賓や保護者等に対してはマスクの着用を求めるなど、一定の感染症対策を講じてまいります。  以上で諸般の報告を終わり、次に、今回提案いたしました議案につきまして御説明申し上げます。  今定例会に提案いたしました案件は、条例案件10件、予算案件23件、一般案件1件の合計34件でございます。  初めに、条例案件につきましては、戸田市ケアラー支援条例などの新規制定が3件、戸田市手数料条例の一部を改正する条例などの一部改正が7件の合計10件でございます。  次に、予算案件につきましては、令和4年度の一般会計や各特別会計、下水道事業会計に係る補正予算が10件、令和5年度の一般会計や各特別会計、水道、下水道事業会計に係る当初予算が13件の合計23件でございます。  最後に、一般案件につきましては、保養所解体工事請負変更契約についてであり、静岡県盛土等の規制に関する条例の施行により、新たに発生した作業等を年度内に完了させるため、閉会日より先に御議決を賜りたいと考えております。  以上、今回提案いたしました議案等の概要について御説明を申し上げました。詳細につきましては、それぞれの担当から御説明をいたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。ありがとうございました。 △市長提出議案第3号 戸田市ケアラー支援条例〜同第5号 戸田市予防接種健康被害調査委員会条例 説明 ○竹内正明 議長  これより提出議案の詳細説明に入ります。  順次説明を求めます。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議案第3号戸田市ケアラー支援条例について御説明申し上げます。  議案書No.1の1ページを御覧ください。本案は、全てのケアラーが個人として尊重され、健康で文化的な生活を営むことができるよう、新たに条例を制定するものでございます。  次に、各条項について御説明申し上げます。  第1条は、本条例の目的がケアラー支援であることを規定するものでございます。  第2条は、用語の定義について規定するものでございます。ケアラーのうち、特に18歳未満の者をヤングケアラーと定義しております。  第3条は、ケアラー及びヤングケアラーに対する支援の基本理念について規定するものでございます。  第4条は、市の責務について規定するものでございます。  第5条は、市民等の役割について規定するものでございます。  第6条は、事業者の役割について規定するものでございます。  第7条は、関係機関の役割について規定するものでございます。  第8条は、学校の役割について規定するものでございます。  第9条は、ケアラー支援に関する施策について規定するものでございます。  第10条は、条例の定めのない事項に係る委任について規定するものでございます。  最後に、附則につきましては、施行期日を公布の日からとするものでございます。  続きまして、議案第4号戸田市がん対策推進条例につきまして御説明を申し上げます。  議案書No.1の4ページでございます。本案は、がん対策を総合的に推進し、がんの予防及び早期発見の推進並びにがん患者及びその家族への支援を図るため、戸田市がん対策推進条例を制定するものでございます。  次に、各条項について御説明申し上げます。  第1条は、本条例の目的を定める規定でございます。  第2条は、用語の定義について規定するものでございます。  第3条は、市の責務について規定するものでございます。  第4条は、市民の役割について規定するものでございます。  第5条は、保健医療関係者の責務について規定するものでございます。
     第6条は、事業者の役割について規定するものでございます。  第7条は、市のがんの予防の推進及び児童生徒に対する普及啓発、職場における普及啓発について規定するものでございます。  第8条は、がんの早期発見の推進について規定するものでございます。  第9条は、がん患者及びその家族の支援について規定するものでございます。  第10条は、情報の収集及び提供について規定するものでございます。  第11条は、条例の施行に関し必要な事項の委任について規定するものでございます。  最後に、附則につきましては、施行期日を公布日からとするものでございます。  続きまして、議案第5号戸田市予防接種健康被害調査委員会条例について御説明申し上げます。  議案書No.1の7ページを御覧ください。本案は、予防接種法に基づく予防接種により生じたものと疑われる健康被害について、医学的な見地から調査を行い、予防接種と健康被害との因果関係を判断する国の疾病・障害認定審査会で審査を行う際に必要な書類として整理し、県を経由して国の進達する予防接種健康被害調査委員会について、条例として制定するものでございます。  本市では、これまで要綱により当該委員会を規定しておりましたが、予防接種による健康被害を取り扱う重要性を鑑み、地方自治法第138条の4第3項の規定による附属機関として位置づけ、内容を精査し、条例により規定するものでございます。  次に、各条項について御説明申し上げます。  第1条は、委員会の設置について規定するものでございます。  第2条は、当該委員会の所掌事務を規定するものでございます。  第3条は、当該委員会の組織を規定するものでございます。  第4条は、委員の任期について規定するものでございます。  第5条は、委員長及び副委員長について規定するものでございます。  第6条は、当該委員会の会議について規定するものでございます。  第7条は、会議を招集することができない場合における書面等による審議について規定するものでございます。  第8条は、委員の守秘義務について規定するものでございます。  第9条は、当該委員会の庶務を行う組織について規定するものでございます。  第10条は、条例に定めのない事項の委任について規定するものでございます。  最後に、附則につきましては、本条例の施行期日を令和5年4月1日とし、委員の報酬及び費用弁償について、戸田市特別職の職員で非常勤の者等の報酬及び費用弁償に関する条例を一部改正するものでございます。  以上です。 △市長提出議案第6号 戸田市手数料条例の一部を改正する条例 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  議案第6号戸田市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。  議案書10ページでございます。本案は、固定資産税課で交付しております土地建物に関する証明につきまして、土地や建物の数によって手数料を加算しており、計算方法が申請者にとって分かりづらく、窓口で申請いただいた土地や建物の数を確認し、手数料を計算する時間もあり、場合によって申請者をお待たせすることもございました。そこで、これまでの計算方法を証明書1通当たりの金額に改め、より分かりやすい迅速な手続を進めるものでございます。  それでは、議案第6号参考資料、新旧対照表を御覧ください。下段にあります別表の(注)第2項につきましては、現在、土地は3筆、建物は3棟までを1件200円とし、1筆または1棟増すごとに50円を加算していましたが、1通の証明書に記載できる8筆または8棟までを1件200円とし、加算の方式を廃止するものでございます。  また、附則につきましては、この条例の施行日を令和5年4月1日とし、施行日以後に申請があった証明から適用するものでございます。  以上で説明を終わります。 △市長提出議案第7号 戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例 説明 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議案第7号戸田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書No.1の11ページを御覧ください。本案は、出産育児一時金を50万円に引き上げるため、健康保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、戸田市国民健康保険条例の一部を改正するものでございます。  お手元の議案第7号参考資料の新旧対照表を御覧ください。第6条が出産育児一時金の規定でございます。同条第1項において、これまで産児1人につき40万8,000円としていた出産育児一時金について、改正後は、産児1人につき48万8,000円とするものでございます。なお、50万円との差額の1万2,000円に関しましては、規則に基づき、産科医療補償制度の費用として支給をしております。  また、附則につきましては、施行期日を令和5年4月1日とするものでございます。  最後に、経過措置といたしまして、改正後の第6条第1項の規定は、令和5年4月1日以後の出産について適用し、同日前の出産については、従前の例によるものとするものでございます。 △市長提出議案第8号 戸田市児童福祉審議会条例及び戸田市子どものための教育・保育給付に関する条例の一部を改正する条例〜同第11号 戸田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 説明 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議長。 ○竹内正明 議長  秋元こども健やか部長。 ◎秋元幸子 こども健やか部長  議案第8号戸田市児童福祉審議会条例及び戸田市子どものための教育・保育給付に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書12ページを御覧ください。本案は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律により、子ども・子育て支援法が改正され、引用条文に条項ずれが生じたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。第1条につきましては、戸田市児童福祉審議会条例の一部改正で、引用している子ども・子育て支援法第77条第1項が第72条第1項となることに伴い改正を行うものでございます。  次に、第2条につきましては、戸田市子どものための教育・保育給付に関する条例の一部改正で、子ども・子育て支援法第19条第2項が削除され、引用している第19条第1項が第19条となることに伴い、改正を行うものでございます。  附則につきましては、施行期日をこども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行日と合わせ、令和5年4月1日とするものでございます。  続きまして、議案第9号戸田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書13ページを御覧ください。本案は、厚生労働省令である家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。初めに、第7条の2につきましては、家庭的保育事業者等が、利用乳幼児の安全確保に関する計画を策定すること等を義務づける規定を新たに設けるものでございます。  次に、2ページを御覧ください。第7条の3につきましては、家庭的保育事業者等は、通園や園外活動等で自動車を運行するときには、利用乳幼児の所在を確実に把握できる方法により確認すること、また、通園用自動車に、ブザー等の園児の見落としを防止する装置を設置することを義務づける規定を新たに設けるものでございます。  次に、第10条につきましては、家庭的保育事業所等が他の社会福祉施設等を併設している場合に、社会福祉サービスを必要とする乳幼児等への支援が進むよう、保育に支障がない場合に限り、設備や人員について共用できることに改めるものでございます。  次に、3ページを御覧ください。第13条につきましては、民法及び児童福祉法に規定する懲戒権に関する規定が削除されたことに伴い、厚生労働省令の懲戒に係る権限の濫用禁止の規定が削除されたことから、同条を削除するものでございます。  次に、第14条第2項につきましては、家庭的保育事業者等において、感染症や食中毒の予防及び蔓延防止に必要な措置を明確化し、職員に対して定期的な研修や訓練の実施に努めるよう改めるものでございます。  最後に、附則の施行期日につきましては、令和5年4月1日から施行するものでございます。ただし、第13条の改正規定につきましては、公布の日から施行するものでございます。  また、附則第2項につきましては、第7条の3第2項の規定の適用について、通園用自動車に、ブザー等の園児の見落としを防止する装置を備えること等に困難な事情がある場合は、ブザー等の設置によらない利用乳幼児の所在の確認を行うことを条件に、令和6年3月31日までの間は備えないことができる経過措置を設けるものでございます。  続きまして、議案第10号戸田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書15ページを御覧ください。本案は、内閣府令である特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたこと、及び子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、引用条文に条項ずれが生じたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。第4条以降、第26条を除く各号の改正につきましては、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律により、子ども・子育て支援法第19条第2項が削除され、同法第19条第1項が第19条となることに伴い、本条例で引用している各条項をそれぞれ改めるものでございます。  次に、7ページを御覧ください。第26条につきましては、民法及び児童福祉法に規定する懲戒権に関する規定が削除されたことに伴い、内閣府令の懲戒に係る権限の濫用禁止の規定が削除されたことから、同条を削除するものでございます。  最後に、15ページを御覧ください。附則の施行期日につきましては、令和5年4月1日から施行するものでございます。ただし、第26条の改正規定につきましては、公布の日から施行するものでございます。  続きまして、議案第11号戸田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書17ページを御覧ください。本案は、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料の新旧対照表を御覧ください。初めに、第7条の2につきましては、放課後児童健全育成事業者が、児童の安全確保に関する計画を策定すること等について義務づける規定を新たに設けるものでございます。  次に、2ページを御覧ください。第7条の3につきましては、放課後児童健全育成事業者は、利用者の事業所外での活動等により自動車を運行するときには、利用者の所在について、確実に把握できる方法により確認することを義務づける規定を新たに設けるものでございます。  次に、第13条の2につきましては、放課後児童健全育成事業者は、感染症や非常災害の発生時において、利用者に対する支援の提供を継続的に実施する等の業務継続計画を策定し、必要な措置を講ずるよう努める規定を新たに設けるものでございます。  次に、第14条につきましては、放課後児童健全育成事業所において、感染症や食中毒の予防及び蔓延防止に必要な措置を明確化し、職員に対して定期的な研修や訓練の実施に努めるよう改めるものでございます。  最後に、3ページを御覧ください。附則の施行期日につきましては、令和5年4月1日から施行するものでございます。  また、附則第2項につきましては、第7条の2の規定の適用について、省令の改正と同様に、令和6年3月31日まで経過措置を設けるものでございます。  説明は以上でございます。 △市長提出議案第12号 戸田市立郷土博物館条例の一部を改正する条例 説明 ◎山上睦只 教育部長  議長。 ○竹内正明 議長  山上教育部長。 ◎山上睦只 教育部長  議案第12号戸田市立郷土博物館が条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  議案書の19ページでございます。本案は、博物館法が改正されたことに伴い、同法を引用している条例の条項について、所要の改正を行うものでございます。  それでは、議案第12号参考資料の新旧対照表を御覧ください。第1条につきましては、博物館設置の根拠法令として引用していた博物館法の第18条が削除されたことに伴い、同法の引用を削除するものでございます。  次に、第4条につきましては、第1条において博物館法の引用を削除することに対応させて、博物館法の法律名の引用を追加するものでございます。  次に、第9条第1項につきましては、博物館協議会設置の根拠法令として引用していた博物館補法第20条が第23条に繰り下げられることに伴い、改めるものでございます。  附則につきましては、施行期日を博物館法の一部改正の施行日と合わせ、令和5年4月1日とするものでございます。  以上でございます。 ○竹内正明 議長  この際、休憩いたします。  休 憩 11時03分  開 議 11時10分 ○竹内正明 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  詳細説明を続行いたします。 △市長提出議案第13号 令和4年度戸田市一般会計補正予算(第13号) 説明 ◎吉野博司 企画財政部長  議長。 ○竹内正明 議長  吉野企画財政部長。 ◎吉野博司 企画財政部長  議案第13号令和4年度戸田市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。  No.2の補正予算書1ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ20億4,809万4,000円を追加し、総額を632億9,913万5,000円とするものでございます。第2条、継続費の補正、第3条、繰越明許費の補正及び第4条、地方債の補正につきましては、別表により御説明申し上げます。  5ページでございます。初めに、第2表、継続費補正につきましては、上戸田川整備工事の契約締結に伴う総額及び年割り額の変更でございます。  次に、6ページ、第3表、繰越明許費補正につきましては、生活保護事務費ほか4事業について、年度内における事業の完了が見込めないことに伴う繰越明許費の設定でございます。  次に、7ページ、第4表、地方債補正につきましては、新曽小学校教室棟増築等事業ほか3事業について、工事に係る契約締結に伴う限度額の変更及び起債の見直しに伴う借入れの廃止でございます。
     続きまして、8ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき、歳出につきまして、主な項目について御説明申し上げます。  22ページでございます。款2総務費、項1、目6財産管理費、5公共施設等整備基金積立金につきましては、利子の確定及び新規積立てに伴う増額でございます。  次に、23ページ、目12交通対策費、2コミュニティバス運行事業につきましては、運行経費の増加及び運賃収入の減少に伴う事業者への補助金の増額でございます。  次に、27ページ、款3民生費、項1、目2、1国民健康保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴う減額でございます。  次に、28ページ、目4高齢者福祉費、6介護保険特別会計繰出金及び9後期高齢者医療特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴う減額でございます。  次に、29ページ、11地域医療介護総合確保基金事業費補助金交付事業につきましては、事業の精査に伴う減額でございます。  次に、30ページ、項2、目2児童福祉運営費、1施設型給付事業、31ページ、2地域型保育給付事業及び17認可外保育施設運営支援事業につきましては、民間保育所等事業者への食材料費の高騰に対する補助金の増額でございます。  次に、8子ども医療費支給事業及び32ページ、目3ひとり親福祉費、2児童扶養手当支給事業につきましては、扶助費の精査に伴う減額でございます。  次に、33ページ、目6学童保育費、1学童保育室事業につきましては、需用費及び補助金の精査に伴う減額でございます。  次に、34ページ、項3、目2扶助費、1生活保護扶助費につきましては、扶助費の精査に伴う減額でございます。  次に、35ページ、款4衛生費、項1、目5、1市民医療センター特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴う減額でございます。  次に、目7、1在宅介護支援事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴う減額でございます。  次に、36ページ、項2、目3組合負担金、1蕨戸田衛生センター分担金につきましては、分担金の確定に伴う減額でございます。  次に、目4下水処理費、1上下水道料金減免補助事業及び38ページ、項4、目1上水道施設費、1上下水道料金減免補助事業につきましては、補助額の確定に伴う減額でございます。  次に、39ページ、款7商工費、項1、目2商工業振興費、2中小企業融資事業につきましては、事業実績に基づく減額でございます。  次に、目4観光費、1観光事業につきましては、戸田橋花火大会の開催中止に伴う補助金の減額でございます。  次に、41ページ、款8土木費、項2、目1道路橋梁総務費、2道路補修事業につきましては、契約締結に伴う委託料及び工事請負費の減額でございます。  次に、42ページ、項4、目2街路事業費、1都市計画道路前谷馬場線整備事業につきましては、国庫補助金の追加交付が見込まれることに伴い先行取得する道路用地の公有財産購入費の増額等でございます。  次に、43ページ、目3市街地開発費、3新曽中央地区都市整備事業につきましては、契約締結等に伴う委託料、工事請負費及び補償金の減額でございます。  次に、44ページ、目4土地区画整理費、3新曽第一土地区画整理事業特別会計繰出金及び4新曽第二土地区画整理事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴う減額及び増額でございます。  次に、48ページ、款9消防費、項1、目3消防施設費、3消防庁舎・消防団施設管理事業につきましては、契約締結に伴う委託料の減額でございます。  次に、50ページ、款10教育費、項1、目2事務局費、5就学援助事業につきましては、学校給食費減免の実施に伴う不用額の減額でございます。  次に、51ページ、項2、目1学校管理費、2小学校施設管理費につきましては、契約締結に伴う委託料の減額等でございます。  次に、52ページ、目2学校建設費、1小学校施設整備事業につきましては、契約締結に伴う委託料及び工事請負費の減額でございます。  次に、57ページ、項6、目1学校給食センター費、2学校給食センター管理運営費につきましては、事業実績及び支出見込額に基づく補助金の減額でございます。  次に、59ページ、款12公債費、項1、目1元金、1市債償還金元金につきましては、地方債借入金額の確定に伴う減額でございます。  次に、60ページ、款13諸支出金、項1、目1、1財政調整基金費につきましては、利子の確定及び新規積立てに伴う増額でございます。  続きまして、歳入につきまして、主な項目について申し上げます。  10ページにお戻り願います。款1市税、項1、目2法人市民税、節1現年課税分につきましては、法人税割りの精査に基づく増額でございます。  次に、款6、項1、目1、節1法人事業税交付金につきましては、交付実績等に基づく増額でございます。  次に、款10、項1、目1、節1地方特例交付金につきましては、交付実績に基づく増額でございます。  次に、11ページ、款15国庫支出金、項1、目1民生費国庫負担金、節3生活保護費負担金につきましては、生活保護事務費等に係る事業費の精査に伴う減額でございます。  次に、目3教育費国庫負担金、節1小学校費負担金につきましては、公立学校施設整備費の交付決定等に基づく増額でございます。  次に、項2、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付に基づく増額でございます。  次に、12ページ、目4土木費国庫補助金、節2都市計画費補助金につきましては、無電柱化推進計画事業に対する国庫補助金の交付見込額に基づく増額等でございます。  次に、13ページ、目5教育費国庫補助金、節2小学校費補助金につきましては、学校施設環境改善交付金の交付見込額等に基づく減額でございます。  次に、14ページ、款16県支出金、項2、目2民生費県補助金、節1社会福祉費補助金につきましては、地域医療介護総合確保基金事業費補助金の精査に伴う財源の減額でございます。  次に、節2児童福祉費補助金につきましては、乳幼児医療費支給事業に係る事業費の精査に伴う減額等でございます。  次に、15ページ、項3、目1総務委託金、節5選挙費委託金につきましては、県議会議員選挙に係る事業費の精査に伴う減額でございます。  次に、款17財産収入、項1、目1財産貸付収入、節1土地建物貸付収入につきましては、ボートレースの売上金の増加に伴う戸田ボートレース企業団及び埼玉県都市ボートレース企業団からの水路敷分市有土地に係る貸付収入の増額でございます。  次に、17ページ、款20、項1、目1、節1繰越金につきましては、前年度繰越金の確定に伴う増額でございます。  次に、款21諸収入、項4、目3、節1商工費貸付金元利収入につきましては、中小企業融資事業に係る事業費の精査に伴う減額でございます。  次に、項7、目4、節2雑入につきましては、後期高齢者医療療養給付費負担金の返還に伴う増額等でございます。  次に、18ページ、款22市債、項1、目1土木債、節2都市計画債及び目2教育債、節1小学校債につきましては、工事に係る契約締結及び起債の見直しに伴う借入れの廃止による減額でございます。  以上でございます。 △市長提出議案第14号 令和4年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 説明 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議案第14号令和4年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  No.2の補正予算書67ページを御覧ください。今回補正をお願いいたしますのは、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億188万7,000円を増額し、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ110億7,831万6,000円とするものでございます。  それでは、歳出から御説明いたします。  73ページ、款2保険給付費、項1、目1一般被保険者療養給付費につきましては、当初の想定より申請数が上回っていることから増額するものでございます。  項4、目1出産育児一時金につきましては、当初の想定より申請数が下回っていたことから、減額するものでございます。  74ページ、款3国民健康保険事業費納付金、項1、目1一般被保険者医療給付費分から、75ページ、款3国民健康保険事業費納付金、項3、目1介護納付金分までにつきましては、繰入金の増額に伴う財源の補正でございます。  款5基金積立金、項1、目1財政調整基金積立金につきましては、国民健康保険財政調整基金の運用益増額の見込みから、基金に積み立てする金額を増額するものでございます。  続きまして、歳入について御説明いたします。  70ページでございます。款1国民健康保険税、項1、目1一般被保険者国民健康保険税につきましては、賦課基準額が当初の想定よりも高くなったことなどを要因として、増額するものでございます。  款3県支出金、項1、目1保険給付費等交付金、節1普通交付金につきましては、歳出の一般被保険者療養給付費に合わせて、普通交付金を増額するものでございます。  節2特別交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う保険税の減免に対する財政支援が国から示されたことにより、増額するものでございます。  71ページ、款4財産収入、項1、目1利子及び配当金につきましては、国民健康保険財政調整基金の運用益増額の見込みから、基金に積み立てする金額を増額するものでございます。  款5繰入金、項1、目1一般会計繰入金、節1保険基盤安定繰入金につきましては、国及び県の交付決定に基づき、増額するものでございます。  節2未就学児均等割保険税繰入金につきましては、低所得者軽減の適用世帯の確定により、減額するものでございます。  節3出産育児一時金繰入金につきましては、歳出の3分の2を繰り入れるもので、歳出の減額に伴い、歳入を減額するものでございます。  節5その他一般会計繰入金につきましては、本補正予算での保険税等の増額に伴う歳入歳出の調整のため、減額するものでございます。  款6繰越金、項1、目1繰越金につきましては、前年度の歳入歳出残額の確定に伴い、補正するものでございます。  72ページ、款8国庫支出金、項1、目1災害臨時特例補助金につきましては、東電原発事故による避難者に対する保険税減免等の特例措置に要した経費が国から交付されることに伴い、増額するものでございます。  説明は以上でございます。 △市長提出議案第15号 令和4年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第5号) 説明 ◎今井教雄 市民医療センター事務長  議長。 ○竹内正明 議長  今井市民医療センター事務長。 ◎今井教雄 市民医療センター事務長  議案15号令和4年度戸田市市民医療センター特別会計補正予算(第5号)につきまして申し上げます。  77ページをお開き願います。第1条は、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,862万6,000円を減額し、総額を7億2,865万4,000円とするものでございます。  それでは、歳出から申し上げます。  86ページをお開き願います。款2事業費、項1、目1、事業1診療事業につきましては、会計年度任用職員の報酬及び需用費等を減額するものでございます。  続いて、歳入について申し上げます。  80ページにお戻り願います。款1診療収入、項1外来収入につきましては、今年度の外来収入の実績を基に、補正するものでございます。  次に、81ページ、款1診療収入、項2入院収入につきましては、入院施設の受入れ休止に伴い、減額するものでございます。  次に、82ページ、款2介護保険収入、項1介護給付費収入につきましては、訪問リハビリテーション事業を在宅介護支援事業特別会計、訪問看護ステーション事業に移行したことによる減額でございます。  次に、83ページ、款3使用料及び手数料、項1使用料につきましては、入院施設の受入れ休止に伴い、減額するものでございます。  次に、款5繰入金、項1一般会計繰入金につきましては、歳入及び歳出の補正に伴い、減額するものでございます。  次に、款6繰越金、項1繰越金につきましては、前年度繰越金を計上するものでございます。  次に、款7諸収入、項1雑入につきましては、新型コロナウイルスワクチン個別接種促進協力金に係る収入を計上するものでございます。  次に、款8県支出金、項1県補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策設備整備事業に係る県補助金を計上するものでございます。  以上でございます。 △市長提出議案第16号 令和4年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号) 説明 ◎山上睦只 教育部長  議長。 ○竹内正明 議長  山上教育部長。 ◎山上睦只 教育部長  議案第16号令和4年度戸田市海外留学奨学事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  補正予算書89ページでございます。今回補正をお願いいたしますものは、歳入歳出それぞれ29万円を追加しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,441万7,000円とするものでございます。  93ページをお開き願います。歳出におきまして、款1、項1、目1事業費については、前年度繰越金が確定したことにより、海外留学奨学基金へ同額を積み立てるものでございます。  また、款2、項1、目1予備費につきましては、歳入歳出総額の差額を調整するための減額でございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。  92ページにお戻り願います。款1財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金につきましては、基金に係る運用益が当初の予測を下回ったため、海外留学奨学基金利子を減額するものでございます。  また、款3、項1、目1繰越金につきましては、繰越金が確定したことにより、前年度繰越金を増額するものでございます。  以上でございます。 △市長提出議案第17号 令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 説明
    ◎小野康平 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  小野都市整備部長。 ◎小野康平 都市整備部長  議案第17号令和4年度戸田市新曽第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  補正予算書の95ページをお開きください。第1条は、既定の歳入歳出にそれぞれ2億3,150万8,000円を減額し、総額を7億2,790万7,000円とするものでございます。  第2条、第3条、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、後ほどそれぞれ別表より御説明いたします。  それでは、まず、歳出から御説明いたします。  101ページをお開きください。款2、項1、目2物件補償費につきましては、地権者との移転交渉が難航し、補償契約を締結できなかったことによる減額でございます。  目3工事費につきましても、移転交渉の難航により道路築造工事に着手できなかったことによる減額でございます。  款3、項1、目1残金につきましては、償還金の精査に伴う減額でございます。  続きまして、歳入について御説明いたします。  100ページにお戻りください。款4、項1、目1一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴う減額でございます。  款7、項1、目1土木債につきましては、歳出の補正に伴う減額でございます。  次に、第2条、繰越明許費の補正について御説明いたします。  97ページにお戻りください。第2表、繰越明許費補正でございますが、款2、項1、事業名、建築物等補償事業費につきましては、地権者の物件移転が遅れ、年度内での移転の完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  事業名、宅地整備事業につきましては、入札の不調などにより不測の時間を要したため、翌年度に繰り越すものでございます。  次に、第3条、地方債の補正について御説明いたします。  98ページをお開きください。第3条の地方債補正でございますが、記載のとおり限度額の補正をするものでございます。  以上で議案第17号の説明を終わります。 △市長提出議案第18号 令和4年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 説明 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議案第18号令和4年度戸田市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  補正予算書105ページを御覧ください。今回補正をお願いいたしますのは、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億3,638万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ81億2,833万5,000円とするものでございます。  それでは、歳出から御説明いたします。  110ページ、款2保険給付費、項1、目1介護サービス給付費につきましては、要介護者の介護サービス給付費について、給付実績により減額するものでございます。  項2、目1介護予防サービス給付費につきましては、要支援者の予防給付費について、給付実績により減額するものでございます。  111ページ、項3、目1高額介護サービス費につきましては、介護サービスの自己負担が高額となった方に対する給付費について、給付実績により減額するものでございます。  項5、目1特定入所者介護サービス費につきましては、低所得の方が施設サービスを利用した際、居住費や食費の負担を軽減する費用で、給付実績により減額するものでございます。  次に、112ページ、款6基金積立金、項1、目1介護保険給付費準備基金積立金につきましては、介護保険特別会計における剰余金を積み立てるため、増額するものでございます。  続きまして、歳入について御説明いたします。  108ページにお戻りください。款3国庫支出金、項1、目1介護給付費負担金につきましては、国の交付決定額に基づき、減額するものでございます。  項2、目1調整交付金につきましては、国の交付決定額に基づき、減額するものでございます。  目4保険者機能強化推進交付金につきましては、国の交付決定額に基づき、増額するものでございます。  目5介護保険保険者努力支援交付金につきましては、国の交付決定額に基づき、増額をするものでございます。  款4県支出金、項1、目1、介護給付費負担金につきましては、県の交付決定額に基づき、増額するものでございます。  109ページ、款5支払い基金交付金、項1、目1介護給付費交付金につきましては、介護給付費の給付実績に基づき、第2号被保険者負担分を減額するものでございます。  款7繰入金、項1、目1介護給付費繰入金につきましては、介護給付費の給付実績に基づき、市の負担分を減額するものでございます。  款8繰越金、項1、目1繰越金につきましては、前年度の歳入歳出残額の確定に伴い、補正するものでございます。  説明は以上でございます。 △市長提出議案第19号 令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 説明 ◎小野康平 都市整備部長  議長。 ○竹内正明 議長  小野都市整備部長。 ◎小野康平 都市整備部長  議案第19号令和4年度戸田市新曽第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  補正予算書の113ページをお開きください。第1条は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2,556万8,000円を追加し、総額を5億2,757万4,000円とするものでございます。  第2条、第3条、繰越明許費及び地方債の補正につきましては、後ほど別表により御説明いたします。  それでは、まず、歳出から御説明いたします。  119ページをお開きください。款2、項1、目1調査設計費につきましては、関係機関との調整に不測の時間を要し、設計業務に着手できなかったことによる減額でございます。  目2物件補償費につきましては、国の社会資本整備総合交付金に係る補正予算に対応し、事業の推進を図るための増額でございます。  120ページをお開きください。目3工事費につきましては、地権者との協議を受けて、造成工事を見直したことによる減額でございます。  続きまして、歳入について御説明いたします。  118ページにお戻りください。款3、項1、目1一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴う増額でございます。  款6、項1、目1土木債につきましては、歳出の補正に伴う減額でございます。  款7、項1、目1事業費国庫補助金につきましては、国の補正に対応するための増額でございます。  次に、第2条、繰越明許費の補正について御説明いたします。  115ページにお戻りください。第2表、繰越明許費補正でございますが、款2、項1、事業名、建築物等補償事業費につきましては、地権者の物件移転が遅れ、年度内での移転の完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  事業名、宅地整備事業につきましては、工事に支障となる物件の移転などに不測の時間を要したため、翌年度に繰り越すものでございます。  次に、第3条、地方債の補正について御説明いたします。  116ページをお開きください。第3表の地方債補正でございますが、表記のとおり限度額の補正をするものでございます。  以上で議案第19号の説明を終わります。 △市長提出議案第20号 令和4年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 説明 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議長。 ○竹内正明 議長  櫻井健康福祉部長。 ◎櫻井聡 健康福祉部長  議案第20号令和4年度戸田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  補正予算書123ページを御覧ください。今回補正をお願いいたしますのは、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,999万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億3,168万円とするものでございます。  それでは、歳出から御説明いたします。  128ページ、款1総務費、項1、目1一般管理費及び項2、目1徴収費につきましては、財源の補正でございます。  款2後期高齢者医療広域連合納付金、項1、目1後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、広域連合による基盤安定負担金の確定及び共通経費等の精算により減額するものでございます。  129ページ、款3後期高齢者健康診査事業費、項1、目1後期高齢者健康診査事業費につきましては、保健と介護予防の一体化に係る重症化予防事業の契約額確定に伴い、減額するものでございます。  続きまして、歳入について御説明いたします。  126ページにお戻りください。款2後期高齢者医療広域連合支出金、項1、目1後期高齢者医療広域連合委託金につきましては、委託料の契約額の確定に伴い、減額するものでございます。  項2、目1後期高齢者医療広域連合補助金につきましては、被保険者証の発送費用等の経費に係る補助金の決定に伴い、増額するものでございます。  款3繰入金、項1、目1一般会計繰入金、節1事務費繰入金につきましては、広域連合納付金事務費の決定等に伴い、減額するものでございます。  節2保険基盤安定繰入金につきましては、市から広域連合へ納付する保険基盤安定負担金の減額決定を受けて、その4分の3相当額となる県負担分を同様に減額するものでございます。  127ページ、款4繰越金、項1、目1繰越金につきましては、前年度の歳入歳出残額の確定に伴い、補正するものでございます。  説明は以上でございます。 △市長提出議案第21号 令和4年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第4号) 説明 ◎今井教雄 市民医療センター事務長  議長。 ○竹内正明 議長  今井市民医療センター事務長。 ◎今井教雄 市民医療センター事務長  議案第21号令和4年度戸田市在宅介護支援事業特別会計補正予算(第4号)につきまして申し上げます。  131ページをお開き願います。本案は、訪問看護ステーション事業収入の増額、一般会計繰入金の減額及び前年度繰越金の確定に伴う歳入補正でございます。  134ページをお開き願います。款1、項1訪問看護ステーション事業収入につきましては、今年度、入院施設の受入れ休止に伴う人員配置の再編により、訪問看護ステーションの職員が増員となり増収が見込まれることから、増額補正するものでございます。  次に、款3繰入金、項1一般会計繰入金につきましては、訪問看護ステーション事業収入の増額及び前年度繰越金の確定に伴い、減額するものでございます。  最後に、款5、項1繰越金につきましては、前年度繰越金を計上するものでございます。  以上でございます。 △市長提出議案第22号 令和4年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号) 説明 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議長。 ○竹内正明 議長  渡邉水安全部長。 ◎渡邉昌彦 水安全部長  議案第22号令和4年度戸田市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  No.3、令和4年度戸田市下水道事業会計補正予算書の4ページをお開き願います。本案につきましては、台風等の浸水被害対策として、北大通り地下に整備を進めております戸田市雨水貯留管築造工事委託に係る継続費の補正であり、メタンガス及び防音対策、資材及びエネルギー価格の高騰等、並びに建設工事の進捗に伴う継続費の総額及び年割り額の変更でございます。  第2条、継続費、変更の表を御覧ください。款1資本的支出、項1建設改良費、事業名、戸田市雨水貯留管築造工事委託につきましては、総額について72億9,500万円に12億9,100万円を増額し、85億8,600万円とし、年割り額について、委託料の増額及び建設工事の進捗に伴う年度間の案分変更により、令和5年度分を14億4,950万円、令和6年度分を54億4,950万円とするものでございます。  以上でございます。 △散会の宣告 ○竹内正明 議長  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。
     散 会 11時48分...