戸田市議会 2022-11-28
令和 4年12月定例会-11月28日-01号
1.
市長提出議案第84号 戸田市
行政組織条例及び戸田市
空家等対策審査会条例の一部を改正する条例 説明
1.
市長提出議案第85号 戸田市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例、
市長提出議案第86号戸田市が管理する市道の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例、
市長提出議案第87号 戸田市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 一括説明
1.
市長提出議案第88号
戸田市議会議員又は戸田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例 説明
1.
市長提出議案第89号 戸田第一
小学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)
請負変更契約について、
市長提出議案第90号
新曽小学校教室棟(
含給食調理場)
増築等工事請負変更契約について、
市長提出議案第91号 新曽第一地区3
号調整池築造工事請負変更契約について 一括説明
1.
市長提出議案第92号 指定管理者の指定について(戸田市立介護老人保健施設) 説明
1.
市長提出議案第93号 市道路線の廃止について、
市長提出議案第94号 市道路線の認定について 一括説明
1.
市長提出議案第95号 令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第11号) 説明
1.
市長提出議案第96号 令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第4号) 説明
1.
市長提出議案第97号 令和4年度戸田市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)、
市長提出議案第98号 令和4年度戸田市
火災共済事業特別会計補正予算(第1号) 一括説明
1.
市長提出議案第99号 令和4年度戸田市
水道事業会計補正予算(第3号) 説明
1.
市長提出議案第73号~同第79号 質疑、委員会付託
1.
市長提出議案第73号~同第79号に関する各
委員長報告並びに質疑
1.
市長提出議案第73号~同第79号 一括討論、一括採決
1.
委員会提出議案第5号 上程、説明、質疑、討論、採決
1.散 会
〇出席議員(26人)
1番 小金澤 優 議員 2番 みうら 伸 雄 議員 3番 佐 藤 太 信 議員
4番 宮 内 そうこ 議員 5番 むとう 葉 子 議員 6番 竹 内 正 明 議員
7番 三 輪 なお子 議員 8番 林 冬 彦 議員 9番 古 屋としみつ 議員
10番 野 澤 茂 雅 議員 11番 矢 澤 青 河 議員 12番 本 田 哲 議員
13番 石 川 清 明 議員 14番 峯 岸 義 雄 議員 15番 斎 藤 直 子 議員
16番 そごう 拓 也 議員 17番 浅 生 和 英 議員 18番 酒 井 郁 郎 議員
19番 花 井 伸 子 議員 20番 三 浦 芳 一 議員 21番 伊 東 秀 浩 議員
22番 山 崎 雅 俊 議員 23番 細 田 昌 孝 議員 24番 遠 藤 英 樹 議員
25番 榎 本 守 明 議員 26番 熊 木 照 明 議員
〇説明者
菅 原 文 仁 市長 秋 田 大 輔 副市長 戸ヶ崎 勤 教育長
石 橋 功 吏
企画財政部長 駒 崎 稔 総務部長
五 條 宏
市民生活部長 吉 野 博 司
環境経済部長
櫻 井 聡
健康福祉部長 秋 元 幸 子
こども健やか部長
小 野 康 平
都市整備部長 今 井 教 雄
市民医療センター事務長
渡 邉 昌 彦 水安全部長 栃 本 由 兼 消防長
山 上 睦 只 教育部長 住 野 昌 洋 市長公室長
香 林 勉
行政委員会事務局長
開 会 10時01分
△開会と開議の宣告
○斎藤直子 議長 ただいまから令和4年12
月戸田市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。
△
会議録署名議員の指名
○斎藤直子 議長 次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、25番
榎本守明議員、26番
熊木照明議員、1番
小金澤優議員を指名いたします。
△
議会運営委員長報告
○斎藤直子 議長 次に、
議会運営委員長の報告をお願いいたします。
22番、
山崎雅俊議員。
◎山崎雅俊
議会運営委員長 おはようございます。
議会運営委員長報告を申し上げます。
去る11月21日に
議会運営委員会を開催し、今定例会の会期等について協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
今定例会に提出されます議案は、報告案件2件、先議案件7件、条例案件9件、一般案件6件、予算案件5件の計29件であります。
当委員会といたしましては、諸般の日程等を勘案の上、会期を協議いたしました結果、本日から12月16日までの19日間と決定した次第でありまして、会期の内訳につきましては、お手元に配付してあります会期日程の御参照をお願いいたします。
なお、先議案件7件につきましては、本日、先議案件に対する質疑、委員会付託を行い、休憩中に4常任委員会を開催、
委員会審査終了後に本会議を開議し、
委員長報告から採決までを行う手順とさせていただきましたので、御了承いただきたいと思います。
また、当委員会におきましても、本日、
委員会提出議案を上程し、採決までを行う手順とさせていただきましたので併せて御了承いただきたいと思います。
以上を申し上げ、
議会運営委員長報告といたします。
△会期の決定
○斎藤直子 議長 次に、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今定例会の会期は、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月16日までの19日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 異議なしと認めます。
よって、会期は19日間と決定いたしました。
△閉会中
継続審査事件に関する各
委員長報告並びに質疑
○斎藤直子 議長 これより閉会中の
継続審査事件を一括して議題といたします。
各委員長から順次、報告を求めます。
文教・
建設常任委員長、17番、
浅生和英議員。
◎浅生和英 文教・
建設常任委員長 文教・
建設常任委員会委員長報告を申し上げます。
当委員会は、
年間活動テーマであります「自転車によるまちづくりについて」及び「小中学校でのテストの在り方について」に関する調査の一環として、去る9月30日に、神奈川県横浜市にある
横浜創英中学・高等学校で「教育改革について」を、10月31日に、千葉県千葉市で「自転車を活用したまちづくりについて」をそれぞれ視察してまいりました。また、10月21日に市内で自転車による
まちづくり活動をされている戸田市
サイクリング連盟の方々をお招きして議会懇談会を実施いたしましたので、その概要について御報告いたします。
初めに、
私立横浜創英中学・高等学校の教育改革について申し上げます。
同校では、
千代田区立麹町中学校の校長として、定期テストの廃止や全員担任制の採用など、数々の教育改革を実施されてきた工藤勇一氏が令和2年度から校長に就任され、「「考えて行動できる人」の育成」を最上位の教育目標として、自律、対話、創造による教育を実践されております。
子供たちが考えて行動できるようになる取組の一つとして、生徒がつくる修学旅行があります。具体的には、子供たちに権限を与え、行き先やプランなど、自分たちが企画した修学旅行を学年全体にプレゼンし、参加者を募り実行する取組であります。行き先は、沖縄から北海道まで7コースあり、最少6人、最大150人のグループで修学旅行を実施したとのことであります。全体では7割以上が参加し、行けなかった生徒も含め、誰一人文句を言う生徒はいなかったとのことです。その理由は、自分たちの手でつくり、決定したことにより、自らが当事者であるためとのことであります。
また、当事者という観点では、固定担任制をやめ、全員担任制を採用しているとのことであります。固定担任制では、教員の権限と責任が明確でありますが、子供たちにとっては、あてがわれているという意識から、依存的な子供になってしまったり、先生のせいにしてしまう批判的な子供になってしまったりするとのことであります。
一方、全員担任制では、担任との相性により相談できなかった生徒が、自分の悩みに合わせて相談する先生を選ぶことができるため、自立を促す仕組みとして取り入れているとのことであります。
次に、麹町中学校時代の取組では、自分で勉強する
仕組みづくりとして、宿題をなくし、定期テストをやめ、授業の進捗状況に合わせた単元テストに替え、かつ再テストを受けられるようにしたとのことでありました。
なお、再テストを受けた場合には、1回目の成績はなかったことになり、2回目の成績が反映されます。これにより、宿題を出していなくても生徒自身が分からない問題に注目するようになり、これが宿題に代わり、自然と勉強することにつながるようになるとのことでありました。また、再テストを受けるかどうかを判断することで、自己決定する力が養われるとのことであります。
当委員会における
横浜創英中学・高等学校の視察の検証結果を申し上げますと、全員担任制により子供に携わる先生が増えるということは、相性のいい先生を自ら選ぶようになるため、自己決定を促すことができる利点があり、本市でも検討してはどうかとの意見がありました。また、視察前は宿題をなくしたり、テストをなくしたりという一つ一つの手法に注目をしていたが、大きい枠組みで主体者に変えることによって、個人個人が社会に出たときに生きる力を育むことが重要であることが分かったとの意見がありました。
なお、当委員会の教育関連の
年間活動テーマ「小中学校でのテストの在り方について」でありますが、去る11月15日に開催した委員会において今後の対応について協議した結果、視察をはじめ調査を進めている中で、調査の内容が幅広くなったことから、「中学校での評価・指導の在り方について」に変更し、調査研究していくことを決定しましたことを申し添えます。
続きまして、千葉市の「自転車を活用したまちづくり」について申し上げます。
千葉市では、自転車の利用に適した市の特徴を生かすとともに、市民や事業者など多様な主体との連携の下、安全で快適かつ自発的な自転車の活用を促進し、将来にわたり成熟した都市にふさわしいまちづくりを目指す、「千葉市自転車を活用した
まちづくり条例」を制定しております。この条例に基づき、平成30年3月に、「千葉市自転車を活用した
まちづくり推進計画」を策定し、自転車の活用と利用促進、自転車の利用環境の整備、交通安全の確保の3つの施策を柱として掲げ、自転車を活用したまちづくりを総合的に推進しているとのことであります。
次に、将来像として、「はじめよう、ちば
チャリスタイル!」というネーミングをつけて、「環境にやさしく、健康にもよい自転車を、楽しく安全に、自発的に利用する千葉市らしい
生活スタイル」と銘打って、自転車のまちの普及に取り組んでいるとのことであります。
この「ちば
チャリスタイル」というキャッチーなネーミングは、計画策定前につくった「ちばチャリ・すいすいプラン」を踏襲して職員が考えたネーミングとのことであります。また、千葉市のアルファベットのc、h、i、b、aを使って自転車のロゴを作成したり、昭和のヒーローをイメージした、ちば
チャリーダーを描いた
自転車教本解説用マニュアルを発行したりするなど、市民が自転車に関心を持ち、親しみながら取り組んでいける工夫がされておりました。
次に、千葉市の課題としては、自転車事故を含めた
交通事故自体は減少傾向にあるが、自転車事故の割合が交通事故全体の4分の1程度と高いままであるとのことであります。このことから、様々な啓発活動が行われており、その中でも、高校生や大学生、警察と連携した自転車の安全利用に関する街頭啓発として、街頭で歩行者や自転車に向けて、「左側通行」や「歩行者優先」などが書かれたプラカードを見せながら挨拶するという啓発活動を行っております。これにより、押しつけることなく、自然な形で目に留まり、ルールやマナーが啓発されるとのことでありました。そのほかにも、市民団体の活動支援や
シェアサイクルの促進、自転車の走行環境の整備など、ちば
チャリスタイルの実現に向けた様々な取組が進められておりました。
当委員会における千葉市の視察の検証結果を申し上げますと、学生や警察と連携した自転車の安全利用に関する街頭啓発は車にも自転車にも大変有効であり、本市でもぜひ取り入れていきたいことや、「ちばチャリ」のようなキャッチフレーズの命名や「ちば
チャリーダー育成Book」のような分かりやすいルール、マナーの啓発を参考に、本市でも自転車のまちとしてPRを強化してはどうかとの意見がありました。
以上、視察の概要について申し上げましたが、詳細につきましては、
議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。
続きまして、戸田市
サイクリング連盟との「自転車によるまちづくり」をテーマにした議会懇談会について申し上げます。
今回の懇談会では、市内で自転車によるまちづくりに取り組んでいる団体の方々から、活動の内容や課題をお聞きし、市内の現状や課題を把握するために開催いたしました。
まず、活動内容としては、設立から約1年が経過し、具体的な事業として、子供たちのための自転車教室、サイクリングイベントへの参加、彩湖・
道満グリーンパークの自転車と歩行者等の関係についての調査を行ったとのことであります。
活動している中で感じている大きな課題としては、自転車の安全利用の啓発があり、その中でも具体的に次の2点が上げられました。
1点目は、彩湖・
道満グリーンパークの自転車と歩行者等の関係についてであります。公園内で自転車のチームが列を組んでスピードを出して走行しており、お子さんやお年寄りの利用も多い公園であるため、看板の設置や園内放送などにより啓発ができないかとのことであります。公園を管理している水と緑の公社や荒川土手を管理している
荒川上流河川事務所に相談しましたが、管轄の違いや法律上問題がないことから、具体的な対策には至らなかったとのことであり、関係機関とどのように連携していくのかが課題とのことでありました。
2点目は、子供たちの安全への取組についてであります。夜間走行時にライトを点灯することにより、車のドライバーに自転車の存在を早期発見してもらうことで事故の予防につなげられます。その対策として、塾や部活など、自転車利用の機会が増える中学生に
バックライトを配布してはどうかとの提案がありました。
これらの課題に対する意見交換の中で、彩湖・
道満グリーンパークでの啓発については、自転車の安全利用は、公園内だけの課題ではなく、町なかでのふだん使いでも同様であり、まずは自転車に乗る人がルールやマナーを守り、歩行者に対する思いやりの気持ちを持って走行することが大切であります。引き続きルールやマナーを周知、啓発していくことが大事であるとの意見が上がりました。また、
バックライトの配布については、改めて連盟の方から、他市で配布している事例がないため、戸田市でぜひ取り入れてほしい旨の要望がありました。委員からも、命を守ることに直結するよい取組であり、お金をかけて取り組んでもよいのではないかとの意見が上がりました。そのほかにも、自転車の保険加入の促進や自転車のまちをPRする
自転車天国エリアの設置、
自転車ラックを併設した
休憩スポットの設置などの意見が上がりました。
当委員会における懇談会の検証結果を申し上げますと、委員から、中学生への
バックライトの配布はぜひ進めていきたい取組であり、委員会から購入補助を要望してはどうかとの意見がありました。また、他の委員から、
自転車天国エリアを指定して
自転車レーンを整備するとともに、ルール、マナーを守り、走りやすい道路を造り、自転車のまちづくりに力を入れていることをアピールしてはどうかとの意見がありました。
なお、当委員会では、今回の懇談会を通して出された意見も参考に、委員会としてどのような支援ができるか、引き続き調査研究してまいります。
最後に、執行部より、令和4年度
一般会計予算の専決に係る報告について、新曽第一地区3
号調整池築造工事請負変更契約について及び道路法に基づく電柱の占用制限について、以上3件の報告を受けたことを申し添え、文教・
建設常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長
健康福祉常任委員長、6番、
竹内正明議員。
◎竹内正明
健康福祉常任委員長 おはようございます。
それでは、
健康福祉常任委員長報告を申し上げます。
当委員会は、
年間活動テーマを「SDGsの理念を生かした新しい生活について」と定めており、SDGsの様々な目標の中でも貧困に焦点を当て、その調査の一環として、去る10月7日に神奈川県小田原市におきまして、「スクール・
コミュニティ等による子どもの
居場所づくりについて」を視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告いたします。
小田原市では、子どもの
居場所づくり事業を進めるに当たり、スクール・
コミュニティという考え方を掲げています。スクール・
コミュニティとは、地域で活動する人材や団体の担い手の協力を得て、安全確保と健全育成を図るため、放課後や週末に地域の学校や公民館などを利用し、多世代交流の場を提供する子供たちの居場所をつくるという考え方です。小田原市では、この考え方の下、子ども食堂などの居場所が14か所で実施されております。
小田原市の特色を3点上げさせていただきますと、まず、1点目は、自治会が
居場所づくりの担い手となっている点です。小田原市には250の自治会があり、26地区の
自治会連合会単位で
地域コミュニティー組織が設置されております。各地区別に策定された地域別計画に沿って、様々な分野で地域課題の解決に取り組んでおり、子供の
居場所づくりを地域課題と感じ、合意が整った2地区で取組が行われております。
2点目は、市役所内の連携が図られているという点です。小田原市では、令和3年度まで総合計画「
おだわらTRYプラン」
後期基本計画にうたわれていた子どもの育ちの
場づくり推進庁内検討会が実施されており、関連部局の担当者が集まり、年3回程度、情報共有や意見交換を行っておりました。現在も情報共有等は継続して行われており、部局を越えた連携が図られておりました。
3点目は、情報発信が充実しているという点です。小田原市では、PTAや子供会、自治会などが行っている子供に関するイベントや情報を各地区がカレンダーとして集約、発信することを支援する
情報発信支援事業を行っております。現在、小田原市内の5地区で実施されており、この取組により、地域住民に対して幅広く子どもの居場所について情報を発信できるとともに、地域の活動団体の
ネットワーク強化につながっております。
当委員会における視察の検証結果を申し上げますと、小田原市では、子どもの
居場所づくりに向けて職員同士が部局を越えて情報交換をするなど、積極的に取り組む姿勢が見られた。戸田市においても、教育委員会など関連する部局と横のつながりをしっかり持ち、子どもの居場所について話し合っていけるとよいのではないかという意見や、地域全体で子供たちを見守り育てるという土壌をつくっていくためには、市長のリーダーシップが大事であるという意見などがありました。
以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては、
議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。
最後に、執行部より、
新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗報告について、戸田市
がん対策推進条例(案)におけるパブリック・コメントの実施について、
新型コロナウイルス感染症患者の全数届出の見直しについて、
地域福祉計画(案)におけるパブリック・コメントの実施について、戸田市
ケアラー支援条例(案)におけるパブリック・コメントの実施について、電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金について、美谷本
小学校学童保育室の民間活力の導入におけるパブリック・コメントの実施について、及び
不妊治療費助成事業について、以上8件の報告を受けたことを申し添え、
健康福祉常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長
市民生活常任委員長、14番、
峯岸義雄議員。
◎峯岸義雄
市民生活常任委員長 皆さん、おはようございます。議長の承認を得ましたので、マスクを取って御報告させていただきます。
市民生活常任委員長報告を申し上げます。
当委員会は、
年間活動テーマであります「脱炭素社会の実現に向けて」に関する調査の一環として、去る11月8日に、神奈川県葉山町におきまして、「
はやまクリーンプログラム及び生ごみ処理について」を視察してまいりましたので、その概要及び検証結果について御報告いたします。
葉山町では、令和元年9月にSDGsの目的達成のために、町民や事業者と連携、協働して推進する環境に配慮した町独自の行動項目として、
はやまクリーンプログラムをスタートしております。
まず、
はやまクリーンプログラムの第一弾として、SDGsの未来都市にある神奈川県のプラごみゼロ宣言への賛同、海の豊かさを守ることを
メインターゲットとした
プラごみ削減への取組を実施しております。具体的には、町内の主要な公共施設から
ペットボトル飲料の販売を廃止したり、自動販売機から
ペットボトルの飲料を撤廃したりするといったことを行っております。これに伴い、公共施設11か所に20台の
給水スポットを設置したとのことでありました。そのほか、職員の公共施設へのレジ袋及び
ペットボトルの持込みを禁止したり、飲食を伴うイベントを行う場合は
環境配慮行動を義務づけたりするなどの取組をしているとのことでありました。
その後、2021年3月には、第二弾として、
はやま気候非常事態宣言を表明しております。2050年までに国の二酸化炭素排出実質ゼロとして脱炭素社会を目指す宣言を賛同し、地球温暖化に起因する気候変動の脅威を改めて認識し、脱炭素社会の実現に向けてゼロカーボンシティを目指すとともに、パリ協定に掲げる目標達成のための対策強化に向けてスタートしたとのことでありました。
そして、本年6月に、第三弾として、はやまエシカルアクションをスタートしております。エシカルとは、本来人間が持つ良心から発生した倫理上よしとされるようなことや道徳上の社会的模範として、社会や人、環境や地域に配慮した行動のことをいいます。エシカルな行動を進めていくプロジェクトとして、行政が主となり、イベントやSNSを通じて葉山町版のエシカルな行動を推進されるよう啓発活動を行っております。これにより、約1,000の事業者、団体、また町民3万3,000人にもエシカルな行動を意識し、環境保全や社会貢献の大切さを理解していただいています。
なお、葉山町に暮らす全ての方が地球の未来のために本気で行動しているまちということを世界に向けて発信していくことを目指しているとのことでありました。
次に、葉山町における生ごみ処理についてでございます。まず、ごみ処理における基本的な考えとして、1点目は、ごみを減らすという考え方であります。4R、リフューズ、リデュース、リユース、リサイクルを徹底的に推進していくことで、最終的には、焼却、埋立処理をなくすことを目指しているとのことでありました。
2点目は、地域の資源や人材、文化などを活用し地域に合った方法を考え、実践するという考え方であります。4つのL、ローコスト、ローテク、ローインパクト、ローカルであり、できるだけコストをかけずに、シンプルに、そして環境負荷をかけずに、その地域に合ったやり方をベースとし、施策を考えていくことが重要とのことでありました。
この考えの下、ごみ減量のために行っている施策として、生ごみ自家処理の推進を行っているとのことであります。生ごみは自家処理できる唯一のごみということで、これを優先してお願いしているとのことでありました。自家処理の狙いは、燃やすごみ量の減量化、そして燃やすごみ以外のごみの減量化、環境意識の向上を期待しているとのことでありました。
生ごみ処理の推進に当たり、自家処理容器の普及を行っており、町民が開発したキエーロという生ごみ処理機ですが、木でできた箱の中に黒土を入れ、その中に生ごみを投入することで土の中にいるバクテリアが生ごみを分解するということでした。一般的な生ごみ処理機ですと、最終的には堆肥ができ、堆肥の処理に困るといった声もありますが、キエーロについてはごみが消えるので、増えないという利点があるとのことでした。そのほかにも、ごみ分別の細分化やごみの戸別回収等、様々な取組について、燃やすごみの減量化をさらに進めていきたいとのことでありました。
当委員会における視察の検証結果を申し上げますと、ごみ減量化の取組として、生ごみ自家処理機キエーロを活用することで町民個々の意識を高める手段として効果的であった。本市としても市民の意識が高まる取組を進めていかなければならないと感じたという意見やマイボトル等で利用できる
給水スポットを設置することにより、プラスチックごみの削減につながるという意味では、本市でも導入していただきたいという意見がありました。
以上、視察の概要及び検証結果について申し上げましたが、詳細につきましては、
議会事務局保管の資料の御参照をお願いいたします。
最後に、執行部より、雨水貯留管築造工事の進捗状況について、おくやみコーナーのサービス開始について、第2次戸田市多文化共生推進計画策定に係るパブリック・コメント実施について、埼玉県の河川整備事業(今後の笹目川の整備)について、東京外かく環状道路戸田工事用車両転回待機場の使用再開について、荒川第一調節池水位調節堰耐震対策他工事の実施について及びボール公園における訴訟の第一審判決について、以上7件の報告を受けたことを申し添え、
市民生活常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長
議会運営委員長、22番、
山崎雅俊議員。
◎山崎雅俊
議会運営委員長 それでは、
議会運営委員長報告を申し上げます。
これまで個人情報の取扱いは、国の行政機関、独立行政法人等、地方公共団体、地方独立行政法人及び民間事業者のそれぞれの機関ごとに法律や条例等により規定されていました。
今般、令和3年5月のデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の成立により、個人情報の保護に関する法律、いわゆる個人情報保護法が改正され、これまで機関ごとに規定されていた個人情報の取扱いが、改正個人情報保護法に一本化されることになりました。これにより、令和5年4月1日からは、全国共通ルールとして、地方公共団体にも適用されることとなります。
ただし、このたびの法改正では、地方公共団体の議会は、地方公共団体の機関から除外さされ、個人情報保護に対する基本的な責務などの規定を除き、国会や裁判所と同様、改正個人情報保護法の適用対象外となります。
このことから、当委員会では、戸田市議会の個人情報の保護に関する条例の制定に向けて、パブリック・コメントも実施しながら検討を重ねてまいりましたので、その概要を申し上げます。
まず、議会の個人情報の保護に関する条例については、改正個人情報保護法に準拠し、執行機関の戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例と整合性を図りつつ、戸田市議会の個人情報の保護に関する条例を制定することといたしました。
本条例の制定に当たりましては、本市議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、議会が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利、利益を保護することを目的としております。
なお、開示請求に係る手数料につきましては、無料としております。ただし、写しの交付や複製、送付に係る実費は、請求者の負担といたしました。
また、個人情報の適正な取扱いを確保するため、専門的な知見に基づく意見を聞くことが特に必要であると認めるときは、戸田市情報公開・個人情報保護運営審議会へ引き続き諮問することができるとしており、あわせて、開示請求等に係る審査請求につきましても、戸田市情報公開・個人情報保護審査会へ引き続き諮問することとしております。
最後に、罰則規定につきましては、職員等がその業務に関して知り得た個人情報を自己、もしくは第三者の不正な利益を図る目的で提供したときなどには、改正個人情報保護法に準拠し適用することとしております。
以上が概要でありますが、本条例につきましては、後ほど
委員会提出議案として提案させていただきますので、よろしくお願い申し上げまして、
議会運営委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長 以上をもって各委員長の報告は終わりました。
これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
△閉会中調査事件に関する各
委員長報告の承認について
○斎藤直子 議長 お諮りいたします。各委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 異議なしと認め、各委員長の報告は、承認することに決定いたしました。
△
市長提出議案等の一括上程(報告第23号、同第24号、
市長提出議案第73号~同第99号)
○斎藤直子 議長 これより
市長提出議案等の上程に入ります。
今定例会に提出されました議案等は29件であります。
件名を事務局長が朗読いたします。
栗原誠議会事務局長。
◎栗原誠 議会事務局長 朗読いたします。
報告第23号及び報告第24号は専決処分の承認を求めることについて、議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例、議案第74号市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例、議案第75号
戸田市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例、議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)、議案第77号令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第3号)、議案第78号令和4年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)、議案第80号戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例、議案第81号戸田市情報公開・
個人情報保護審査会条例、議案第82号戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例、議案第83号戸田市
情報公開条例の一部を改正する条例、議案第84号戸田市
行政組織条例及び戸田市
空家等対策審査会条例の一部を改正する条例、議案第85号戸田市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例、議案第86号戸田市が管理する市道の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第87号戸田市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第88号
戸田市議会議員又は戸田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例、議案第89号戸田第一
小学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)
請負変更契約について、議案第90号
新曽小学校教室棟(
含給食調理場)
増築等工事請負変更契約について、議案第91号新曽第一地区3
号調整池築造工事請負変更契約について、議案第92号指定管理者の指定について、議案第93号市道路線の廃止について、議案第94号市道路線の認定について、議案第95号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第11号)、議案第96号令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第4号)、議案第97号令和4年度戸田市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第98号令和4年度戸田市
火災共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第99号令和4年度戸田市
水道事業会計補正予算(第3号)。
以上でございます。
△市長挨拶並びに提出議案等の総括説明
○斎藤直子 議長 これより
市長提出議案等を一括して議題といたします。
市長の挨拶並びに提出議案等の総括説明を求めます。
菅原市長。
◎菅原文仁 市長 おはようございます。
本日ここに、令和4年12
月戸田市議会定例会を招集いたしましたところ、斎藤議長をはじめ、議員各位におかれましては御多用の中、御参集をいただき、諸議案について御審議を賜りますことに厚く御礼を申し上げます。
初めに、平成11年6月から長きにわたり戸田市公平委員会委員を務められました秋元善行様におかれましては、去る11月13日に御逝去されました。秋元様の本市に対しての長年の御貢献に改めて敬意を表するとともに、心より御冥福をお祈り申し上げます。
それでは、今回提案いたしました議案等の説明に先立ちまして、報告が2件ございますので申し上げます。
まず、先日開催されました戸田マラソンin彩湖2022につきまして申し上げます。
4年ぶりの開催となりました今回の戸田マラソンは、総勢約2,300名のランナーに御参加いただきました。当日は、とだPR大使の夏菜さんや東京ヤクルトスワローズのつばみちゃんにスターターやトークイベントで大会を盛り上げていただきました。また、大きなトラブルもなく大会を終えることができましたのは、ボランティアの方々をはじめとする多くの関係者の皆様に御尽力いただいたおかげでございます。来年度につきましても、コロナ禍を乗り越え、実りの多い大会となるよう、しっかりと準備を進めてまいります。
次に、災害時における動物救護活動に関する協定の締結について申し上げます。
このたび令和4年11月9日に、公益社団法人埼玉県獣医師会南支部と災害により被災した対象動物の保護や管理、飼い主に対する支援や指導などの協力についての協定を締結いたしましたので、御報告させていただきます。
以上で報告を終わります。
それでは、今回提案いたしました議案等につきまして、概要を御説明申し上げます。
本定例会に提案いたしました案件は、報告案件2件、先議案件7件、条例案件9件、一般案件6件、予算案件5件の合計29件でございます。
初めに、報告案件につきましては、
一般会計補正予算の専決処分の承認を求める案件が2件でございます。
次に、先議案件につきまして御説明を申し上げます。
議案第73号と第74号につきましては、人事院勧告に伴う一般職の職員等の期末勤勉手当の引上げ及び特別職の期末手当の引上げに係る条例の一部改正条例でございます。これは、12月支給手当の基準日である12月1日より前に改正条例を公布する必要があるため、先議にて御審議賜りますようお願い申し上げます。
議案第75号につきましては、経済対策の戸田市原油価格・物価高騰対応緊急支援パッケージ第二弾の一環として、令和5年1月から3月までの市内小中学校における給食費を全額無償化するための
戸田市立学校給食センター条例の一部改正でございます。
議案第76号につきましては、同じく戸田市原油価格・物価高騰対応緊急支援パッケージ第二弾として、給食費の無償化や市内運輸事業者への補助金、保育施設事業者への光熱費に対する補助金などに係る
一般会計補正予算でございます。
議案第75号と第76号につきましては、いち早く緊急支援を実施するために、先議にて御審議賜りますようお願い申し上げます。
議案第77号から79号につきましては、第73号による給与改定及び人件費の精査等に伴う各特別会計の補正に係る予算案件であり、こちらも先議にて御審議賜りますようお願い申し上げます。
次に、条例案件につきましては、戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例などの新規制定が3件、戸田市
情報公開条例の一部を改正する条例などの一部改正が6件の合計9件でございます。
次に、一般案件につきましては、戸田第一
小学校改築等工事請負変更契約などの変更契約に関する案件が3件、指定管理者の指定に関する案件が1件、市道路線の廃止と認定に関する案件がそれぞれ1件で、合計6件でございます。
最後に、予算案件につきましては、
一般会計補正予算が1件、市民医療センター特別会計などの特別会計補正予算が3件、企業会計の補正予算が1件の合計5件でございます。
以上、今回提案いたしました議案等の概要について御説明を申し上げました。
詳細につきましては、それぞれの担当から説明をいたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
△報告第23号 専決処分の承認を求めることについて(専決第7号 令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第8号))
△報告第24号 専決処分の承認を求めることについて(専決第8号 令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第9号)) 説明
○斎藤直子 議長 これより提出議案等の詳細説明に入ります。
順次、説明を求めます。
◎石橋功吏
企画財政部長 議長。
○斎藤直子 議長 石橋
企画財政部長。
◎石橋功吏
企画財政部長 それでは、報告第23号専決処分の承認を求めることについて御報告申し上げます。
議案書の1ページをお開き願います。本件につきましては、地方自治法第179条第3項の規定による報告であり、国の施策として実施する電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金について、2ページの専決処分書のとおり、令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第8号)として、令和4年9月30日に専決処分をさせていただきましたことから、その承認を求めるものでございます。
3ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ6億4,782万円を追加し、総額を608億3,771万2,000円としたものでございます。
それでは、5ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき、歳出から御説明申し上げます。
7ページをお開き願います。款3民生費、項1、目10、1、電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金につきましては、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対して、1世帯当たり5万円を支給する電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金を支給することに伴う給付金及びそれに付随する事務費の計上でございます。
次に、歳入でございます。
6ページにお戻り願います。款15国庫支出金、項2、目2民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金につきましては、電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金の事業費及び事務費を計上したものでございます。
続きまして、報告第24号専決処分の承認を求めることについて御報告申し上げます。
議案書の11ページをお開き願います。本件につきましては、地方自治法第179条第3項の規定による報告であり、戸田市を被告とした損害賠償請求に応訴するため、12ページの専決処分書のとおり、令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第9号)として、令和4年11月1日に専決処分をさせていただきましたことから、その承認を求めるものでございます。
13ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ33万円を追加し、総額を608億3,804万2,000円としたものでございます。
第2条、債務負担行為の補正につきましては、別表により御説明申し上げます。
15ページをお開き願います。第2表、債務負担行為の補正につきましては、訴訟事務委託料に、令和4年度から訴訟契約終了年度までの債務負担行為を設定したものでございます。
続きまして、16ページから、歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき、歳出から御説明申し上げます。
18ページをお開き願います。款10教育費、項1、目2事務局費、3、学校教育事務費につきましては、訴訟事務に係る弁護士費用の着手金として、委託料33万円を計上したものでございます。
次に、歳入でございます。
17ページにお戻り願います。款20繰越金、項1、目2、節1繰越金につきましては、歳出に対する歳入の不足に伴う前年度繰越金の増額でございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第73号 職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例
△
市長提出議案第74号 市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例 説明
◎駒崎稔 総務部長 議長。
○斎藤直子 議長 駒崎総務部長。
◎駒崎稔 総務部長 議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の20ページでございます。初めに、今回の人事院勧告の概要について申し上げます。
人事院は、国会及び内閣に対し、令和4年8月8日に、国家公務員の給与についての勧告を行ったところでございます。今回の勧告を行うに当たり、人事院は、企業規模50人以上でかつ事業所規模50人以上である全国約5万4,900の民間事業者のうちから約1万1,800の事業所を抽出し、令和4年4月分として支払われた給与月額等の調査を行い、これを基に、国家公務員給与との比較を行いました。
その結果、民間事業所においてベースアップを実施した事業所が全体の31.5%と、昨年比で8.0ポイント増加し、定期昇給を実施した事業所の割合も84.0%と、昨年比で1.9ポイント増加するなど、賃金引上げの傾向が引き続いており、民間給与が公務員給与を1人当たり率にして0.23%、金額にして921円上回っている状況が判明いたしました。これを受けて、人事院は、月例給の引上げの勧告を行ったものでございます。
また、期末勤勉手当につきましても、民間の年間支給割合が4.41月と、公務員の支給割合との間に格差が生じていることから、公務員の年間支給割合を0.1月分引き上げ、4.4月とする内容の勧告となっております。
その後、この人事院勧告を受けた政府は、10月7日の閣僚会議において、給与改定の実施を決定し、改正法案を国会に提出、地方公務員についても同様の対応が要請されております。
また、埼玉県においては、人事院と同様の調査を行った結果、県内民間事業所の平均給与が率にして0.25%、金額にして940円、埼玉県職員の給与を上回っていることから、こちらも月例給の引上げ及び期末勤勉手当の0.1月分の引上げを行うことを内容とする報告及び勧告が埼玉県人事委員会より行われております。
こうした状況を踏まえ、本市においても、一般職員及び任期付職員の給料月額及び期末勤勉手当の改定を行うものでございます。
なお、この条例の施行期日でございますが、12月支給の期末勤勉手当の基準日が令和4年12月1日であることから、その前日までに公布する必要がございますので、先議にて御審議をお願い申し上げるものでございます。
それでは、議案第73号参考資料により御説明申し上げます。
まず、1ページの職員の給与に関する条例(第1条関係)新旧対照表を御覧願います。第17条の5第2項第1号につきまして、勤勉手当の支給月数を0.1月引き上げて、100分の95を100分の105に、同項第2号につきまして、再任用職員に対する勤勉手当の支給月数を0.05月引き上げて、100分の45を100分の50に改正するものでございます。
次に、給料表の改定でございますが、行政職給料表、医療職給料表(2)及び医療職給料表(3)につきましては、人事院勧告に準拠して改定を行うものでございます。
各給料表の改定額につきましては、参考資料別紙の各給料表新旧対照表のとおりでございます。
今回の改定は、金額にして1人当たり平均して949円の増額となっておりますが、人事院勧告に準拠していることから、おおむね30代半ばまでの若年層の職員が在職する号俸が引き上げられております。
続きまして、3ページの職員の給与に関する条例(第2条関係)新旧対照表を御覧願います。第17条の5第2項第1号及び第2号につきまして、先ほどの第1条関係の中で引き上げました勤勉手当の支給月数を令和5年度以降は6月支給分と12月支給分に均等に配分して支給するための規定でございます。第1号について、100分の105を100分の100に、第2号について、100分の50を100分の47.5に改正するものでございます。
なお、総支給月数の変更はございません。
続きまして、4ページの戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例(第3条関係)新旧対照表を御覧願います。第8条第1項につきましては、一般職員と同様に、特定任期付職員に適用される給料表の改定を行うものでございます。
第10条第2項につきましては、特定任期付職員の期末手当支給月数について、100分の162.5を100分の167.5に改正するものでございます。
続きまして、6ページの戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例(第4条関係)新旧対照表を御覧願います。第10条第2項につきましては、先ほどの第3条関係の中で引き上げました期末手当の支給月数を令和5年度以降は6月支給分と12月支給分に均等に配分して支給するための規定となり、100分の167.5を100分の165に改正するものでございます。
最後に、附則につきまして御説明申し上げます。
議案書の20ページにお戻り願います。第1項につきましては、本案の施行期日について、第2条及び第4条関係については令和5年4月1日から施行、その他については公布日から施行とするものでございます。
次に、第2項につきましては、第1条及び第3条関係の規定による改正後の給料表については、令和4年4月1日から適用することを定めた規定でございます。
第3項につきましては、改正条例適用による異動者の号俸の調整について定めた規定でございます。
第4項につきましては、改正前の給与条例、または改正前の任期付職員条例により支給された給与は、それぞれの改正後の条例による給与の内払いとみなす規定でございます。
第5項につきましては、規則への委任を定めたものでございます。
続きまして、議案第74号市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の38ページでございます。本案は、人事院勧告に伴い、市長、副市長、教育長及び議員についても一般職員同様に、期末手当の支給割合を年間0.1月分引き上げることといたしたく御提案するものでございます。
なお、本案は、議案第73号と同様に、12月支給の期末手当の基準日が12月1日であることから、その前日までに公布する必要がございますので、先議にて御審議をお願い申し上げるものでございます。
それでは、議案第74号参考資料により御説明申し上げます。
まず、1ページの市長及び副市長の給与に関する条例(第1条関係)新旧対照表を御覧願います。第5条第2項につきましては、期末手当の支給割合を0.1月分引き上げて、100分の215から100分の225に改正するものでございます。
続きまして、2ページの市長及び副市長の給与に関する条例(第2条関係)新旧対照表を御覧願います。第5条第2項につきましては、先ほどの第1条関係の中で引き上げました0.1月分を令和5年度以降は6月支給分と12月支給分に均等に配分して支給するため、100分の225を100分の220に改正するものでございます。
総支給月数の変更はございません。
続きまして、3ページの戸田市議員報酬及び費用弁償等に関する条例(第3条関係)新旧対照表を御覧願います。第4条第2項につきましては、期末手当の支給割合を0.1月分引き上げて、100分の215から100分の225に改正するものでございます。
続きまして、4ページの戸田市議員報酬及び費用弁償等に関する条例(第4条関係)新旧対照表を御覧願います。第4条第2項につきましては、先ほどの第3条関係の中で引き上げました0.1月分を令和5年度以降は6月支給分と12月支給分に均等に配分して支給するため、100分の225を100分の220に改正するものでございます。
総支給月数の変更はございません。
続きまして、5ページの戸田市教育委員会教育長の給料等に関する条例(第5条関係)新旧対照表を御覧願います。第5条第2項につきましては、先ほどの市長及び副市長の給与に関する条例(第1条関係)新旧対照表と同様でございます。
続きまして、6ページの戸田市教育委員会教育長の給料等に関する条例(第6条関係)新旧対照表を御覧願います。第5条第2項につきましては、先ほどの市長及び副市長の給与に関する条例(第2条関係)新旧対照表と同様でございます。
最後に、附則につきまして申し上げます。
議案書38ページにお戻りください。この条例中、第1条、第3条及び第5条の規定は公布の日から、第2条、第4条及び第6条の規定は令和5年4月1日から施行するものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第75号
戸田市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 説明
◎山上睦只 教育部長 議長。
○斎藤直子 議長 山上教育部長。
◎山上睦只 教育部長 議案第75号
戸田市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
議案書の39ページでございます。本案は、物価高騰による家計負担の軽減を目的として、国の交付金を活用し、令和5年1月から3月までの3か月間の市内小中学校の全児童生徒の学校給食費を無償化するための改正でございます。
本年9月議会にて、令和5年度からの第3子以降の学校給食費の減免を実施するために、
戸田市立学校給食センター条例に新たに学校給食費の減免を規定し、改正条例の施行期日を令和5年4月1日としたところでございます。
議案第75号参考資料の新旧対照表を御覧ください。今回の改正では、この学校給食費の減免に係る改正の施行期日を令和5年4月1日から令和5年1月1日に改め、令和5年1月から3月までの学校給食費の無償化に対応するものでございます。
本条例の施行期日は公布の日からとし、保護者への周知期間が必要であることなどから、先議にてお諮りするものでございます。
以上でございます。
○斎藤直子 議長 この際、休憩いたします。
休 憩 11時08分
開 議 11時20分
○斎藤直子 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
詳細説明を続行いたします。
△
市長提出議案第76号 令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)
△
市長提出議案第77号 令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第3号)
△
市長提出議案第78号 令和4年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
△
市長提出議案第79号 令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号) 説明
◎石橋功吏
企画財政部長 議長。
○斎藤直子 議長 石橋
企画財政部長。
◎石橋功吏
企画財政部長 議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。
No.2の補正予算1ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ2,609万1,000円を追加し、総額を608億6,413万3,000円とするものでございます。
初めに、歳出につきまして、4ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき御説明申し上げます。
7ページをお開き願います。款1、項1、目1議会費以降、各款に共通して計上いたしました1、職員人件費につきましては、人事院勧告に基づく給与及び勤勉手当改定等のほか、人事異動による職員数の増減等の精査に伴うものであり、各項、目における職員人件費に係る説明につきましては、特別会計への繰出金を除き、省略させていただきます。
次に、8ページの款1、項1、目1議会費、2、議会活動費につきましては、戸田市議員報酬及び議員の費用弁償等に関する条例の一部改正等に伴う減額でございます。
次に、27ページの款3民生費、項2、目2児童福祉運営費、1、施設型給付事業から17、認可外保育施設運営支援事業につきましては、原油価格・物価高騰の影響を受ける保育施設運営事業者及び市内保育施設等在園児の保護者に対して、光熱費等及び食材料費の負担を軽減するための補助金の計上でございます。
次に、28ページの18、こどもの
居場所づくり事業につきましては、原油価格・物価高騰の影響を受ける子ども食堂等の運営団体とその利用者に対して、食料支援等を行うための需用費の計上でございます。
次に、目4保育園費、1、保育園管理運営費につきましては、令和5年1月から3月分の公立保育園保護者負担分の給食費を全額免除することに伴う財源補正でございます。
次に、29ページの目6学童保育費、1、学童保育室事業につきましては、原油価格・物価高騰の影響を受ける民間学童保育室運営者等の負担を軽減するための補助金の計上でございます。
次に、34ページの款4民生費、項1、目5、1、市民医療センター特別会計繰出金につきましては、特別会計の人件費の補正に伴う減額でございます。
次に、目7、1、在宅介護支援事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の人件費の補正に伴う減額でございます。
次に、38ページ、款7商工費、項1、目2商工業振興費、4、商工団体事業につきましては、令和4年10月1日から31日まで実施したキャッシュレス決済ポイント還元事業の追加分を増額するものでございます。
次に、39ページ、5、工業振興事業につきましては、燃料価格高騰への支援として、運輸業を営む市内事業者に対し、トラック運送事業燃料価格高騰支援給付金を支給するための補助金等の計上でございます。
次に、63ページ、款10教育費、項6、目1学校給食センター費、2、学校給食センター管理運営費及び目2単独校給食費、1、単独校調理場管理運営事業につきましては、令和5年1月から3月分まで学校給食費の減免を実施することに伴う財源補正でございます。
次に、64ページ、款14、項1、目1予備費につきましては、歳入歳出総額の調整に係る予備費の増額でございます。
続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。
5ページにお戻り願います。款15国庫支出金、項2、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金につきましては、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金等の交付に伴う増額でございます。
次に、款16県支出金、項2、目2民生費県補助金、節2児童福祉費補助金につきましては、埼玉県保育所等物価高騰対策給付事業補助金及び放課後児童クラブ物価高騰対策給付事業交付金の交付に伴う増額でございます。
次に、款21諸収入、項5、目1給食事業収入、節1給食センター給食事業収入及び節2単独校給食事業収入につきましては、学校給食費の減免実施に伴う減額でございます。
次に、6ページ、項7、目4、節2雑入につきましては、令和5年1月から3月分の公立保育園の保育園幼児組主食代及び副食代について、保護者負担分を全額免除することに伴う減額でございます。
続きまして、議案第77号令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第3号)でございます。
71ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出からそれぞれ7,183万5,000円を減額し、総額を7億5,259万9,000円とするものでございます。
それでは、73ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づきまして、歳出から御説明申し上げます。
75ページをお開き願います。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、1、職員人件費につきましては、人事院勧告に基づく給与及び勤勉手当改定等のほか、人事異動による職員数の増減等の精査に伴う減額でございます。
74ページにお戻り願います。款5繰入金、項1、目1、節1一般会計繰入金につきましては、人件費の補正に伴う一般会計繰入金の減額でございます。
続きまして、議案第78号令和4年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
81ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、歳出予算の補正でございます。
それでは、83ページからの歳出補正予算事項別明細書に基づきまして、歳出から御説明申し上げます。
84ページをお開き願います。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、1、職員人件費につきましては、人事院勧告に基づく給与及び勤勉手当改定等のほか、人事異動による職員数の増減等の精査に伴う減額でございます。
次に、86ページ、款4、項1、目1予備費につきましては、人件費の補正に伴う予備費の増額でございます。
続きまして、議案第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
89ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出からそれぞれ749万7,000円を減額し、総額を1億1,288万円とするものでございます。
それでは、91ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づきまして、歳出から御説明申し上げます。
93ページをお開き願います。款1、項1、目1訪問看護ステーション事業費、1、職員人件費及び95ページ、款2、項1、目1地域包括支援センター事業費、1、職員人件費につきましては、人事院勧告に基づく給与及び勤勉手当改定等のほか、人事異動による職員数の増減等の精査に伴う減額でございます。
次に、歳入について申し上げます。
92ページにお戻り願います。款3繰入金、項1、目1、節1一般会計繰入金につきましては、人件費の補正に伴う一般会計繰入金の減額でございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第80号 戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例
△
市長提出議案第81号 戸田市情報公開・
個人情報保護審査会条例
△
市長提出議案第82号 戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例
△
市長提出議案第83号 戸田市
情報公開条例の一部を改正する条例 説明
◎駒崎稔 総務部長 議長。
○斎藤直子 議長 駒崎総務部長。
◎駒崎稔 総務部長 議案第80号戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例につきまして御説明申し上げます。
議案書のNo.1の40ページから43ページまででございます。本案は、令和5年4月1日に改正された個人情報の保護に関する法律が施行され、議会を除く全国地方公共団体の個人情報保護制度の運用が当該法律に一元化されることに伴い、当該法律において一部条例にて規定することを委任された項目について新たに制定し、従来の戸田市個人情報保護条例を廃止するものでございます。
それでは、議案書の戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例を御覧願います。
第1条につきまして、本条例の趣旨を定めるものです。
第2条につきまして、個人情報の保護に関する法律を適切に施行するため、本市における実施機関を定めるものです。
第3条につきまして、当該法律の規定により、実施機関が個人情報ファイルを保有しようとする場合に、市長に対し事前通知を行うことを定めるものです。
第4条につきまして、保有個人情報の開示請求に対する手数料を無料とし、郵送料等に係る費用を実費負担とするものです。
第5条につきまして、実施機関が個人情報の適正な取扱いを確保するため、専門的な知見に基づく意見を戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例に規定する戸田市情報公開・個人情報保護運営審議会へ諮問できることとするものです。
最後に、附則につきまして、施行期日を令和5年4月1日とし、同日付で戸田市個人情報保護条例を廃止することに加え、廃止に伴う経過措置を定めるものです。
続きまして、議案第81号戸田市情報公開・
個人情報保護審査会条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の44ページから46ページまででございます。本案は、戸田市
情報公開条例及び戸田市個人情報保護条例を根拠に設置している情報公開請求や自己情報開示請求の決定に対する審査請求の諮問機関である戸田市情報公開・個人情報保護審査会が令和5年4月1日から戸田市
情報公開条例、個人情報の保護に関する法律、戸田市議会の個人情報の保護に関する条例に基づく諮問機関として機能することとなるため、当該条例等それぞれの根拠にて諮問を受けることとし、新規条例を制定するものです。
それでは、議案書の戸田市情報公開・
個人情報保護審査会条例を御覧願います。
第1条につきまして、本条例の趣旨を定めるものです。
第2条につきまして、審査請求の諮問を受ける根拠条文を定めるものです。
第3条及び第4条につきまして、当該審査会委員について定めるものです。
第5条につきまして、審査請求事案に対する当該審査会の調査権限について定めるものです。
第6条につきまして、当該審査会に提出された資料等の閲覧等の手数料は無料とし、郵送料等の費用を実費負担とするものです。
第7条につきまして、審査請求の事案性質上、当該審査会の調査審議を非公開と定めるものです。
第8条につきまして、当該審査会の庶務に関し定めるものです。
第9条につきまして、規則への委任について定めるものです。
第10条につきまして、当該審査会委員への罰則を定めるものです。
最後に、附則につきまして、施行期日を令和5年4月1日とするものです。
続きまして、議案第82号戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の47ページから48ページまででございます。本案は、戸田市
情報公開条例及び戸田市個人情報保護条例を根拠に設置している情報公開制度及び個人情報保護制度の適正かつ円滑な運用決定における諮問機関である戸田市情報公開・個人情報保護運営審議会が令和5年4月1日から戸田市
情報公開条例、戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例、戸田市議会の個人情報の保護に関する条例に基づく諮問機関として機能することとなるため、当該条例それぞれの根拠にて諮問を受けることとし、新規条例を制定するものです。
それでは、議案書の戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例を御覧願います。
第1条につきまして、当該審議会の設置について定めるものです。
第2条につきまして、当該審議会の所掌事項を定めるものです。
第3条及び第4条につきまして、当該審議会委員について定めるものです。
第5条につきまして、当該審議会の調査権限について定めるものです。
第6条につきまして、当該審議会の調査審議を公開すると定めるものです。
第7条につきまして、当該審議会の庶務に関し定めるものです。
第8条につきまして、規則への委任について定めるものです。
第9条につきまして、当該審議会委員への罰則を定めるものです。
最後に、附則につきまして、施行期日を令和5年4月1日とするものです。
続きまして、議案第83号戸田市
情報公開条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の49ページから57ページまででございます。本案は、個人情報保護制度が個人情報の保護に関する法律に一元化されることに伴い、表裏一体の制度である情報公開制度について、個人情報保護制度と均衡を保ち、同等の基準とするため、条例の一部を改正するものです。
それでは、議案第83号参考資料に基づき、主な改正内容について御説明申し上げます。
戸田市
情報公開条例新旧対照表の1ページを御覧願います。第2条第1項につきまして、実施機関を戸田市個人情報の保護に関する
法律施行条例と同様にするため、消防長を実施機関に追加するものです。
次に、2ページ、第5条につきまして、行政文書は市民の財産であり、戸田市
情報公開条例の目的が市民の知る権利の保障や市民の市政参加を促すことを踏まえ、情報公開請求ができるものを市民に明確化するものです。
次に、4ページ、第8条につきまして、情報公開において、非公開とする情報を個人情報の保護に関する法律の規定と同等の内容に改正するものです。
次に、9ページ、第12条につきまして、情報公開決定までの期間を個人情報の保護に関する法律の規定と同等の内容に改正するものです。
次に、13ページ、第15条の2につきまして、第5条における情報公開請求ができるもの以外のものから、情報公開請求とは別に、公開の申出を受けることを定めるものです。
次に、第17条につきまして、審査請求事案に対し、戸田市情報公開・個人情報保護審査会への諮問について、戸田市情報公開・
個人情報保護審査会条例に規定する審査会へ諮問するために改正するものです。
次に、16ページ、第19条につきまして、実施機関が情報公開制度の適正かつ円滑な運営を図るため、戸田市情報公開・
個人情報保護運営審議会条例に規定する戸田市情報公開・個人情報保護運営審議会へ諮問できることとするものです。
次に、17ページ、第20条につきまして、出資法人に加え、指定管理者においても本市情報公開制度に準じた対応を求めるため改正するものです。
次に、18ページ、第22条につきまして、本条例以外に行政文書を公開する制度がある場合、当該制度にて公開の実施をすることに加え、個人情報の保護に関する法律の規定と同等の内容に改正するものです。
最後に、19ページ、附則につきまして、施行期日を令和5年4月1日とし、改正に伴う罰則等の経過措置を定めるものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第84号 戸田市
行政組織条例及び戸田市
空家等対策審査会条例の一部を改正する条例 説明
◎石橋功吏
企画財政部長 議長。
○斎藤直子 議長 石橋
企画財政部長。
◎石橋功吏
企画財政部長 議案第84号戸田市
行政組織条例及び戸田市
空家等対策審査会条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。
議案書の58ページでございます。本案は、第5次総合振興計画に掲げる将来都市像を実現するための令和5年度組織改正のうち、新たな行政課題に対して迅速かつ的確に対応可能な組織を整備するための組織整備に係る事務の移管及び土地区画整理事務所の移転や新設改良に係る工事部門の体制強化を目的とした都市整備部における組織再編を実施するため、所要の改正を行うものでございます。
それでは、お手元にお配りしております議案第84号参考資料No.1、戸田市
行政組織条例及び戸田市
空家等対策審査会条例新旧対照表、No.2の令和5年度戸田市行政組織図(案)及びNo.3、戸田市
行政組織条例に規定する分掌事務の新旧対照表により御説明申し上げます。
まず、参考資料No.1の1ページ、戸田市
行政組織条例新旧対照表と参考資料No.3を併せて御覧ください。第2条、企画財政部の項第2号において、組織整備に係る事務を追加し、あわせて、総務部の項第2号を削除するものでございます。改正前後の企画財政部及び総務部の分掌事務につきましては、参考資料No.3のとおりとなります。
続いて、参考資料No.1の3ページ、戸田市
空家等対策審査会条例新旧対照表と参考資料No.2を併せて御覧ください。参考資料No.2のとおり組織名称を改めるもので、戸田市
空家等対策審査会条例第8条に規定する都市整備部まちづくり推進課を都市整備部建築住宅課に改めるものでございます。
最後に、附則でございますが、3ページに記載のとおり、施行期日を令和5年4月1日からとするものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第85号 戸田市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例
△
市長提出議案第86号 戸田市が管理する市道の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例
△
市長提出議案第87号 戸田市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 説明
◎小野康平
都市整備部長 議長。
○斎藤直子 議長
小野都市整備部長。
◎小野康平
都市整備部長 議案第85号戸田市
自転車駐車場条例の一部を改正する条例について説明いたします。
議案書No.1の59ページから60ページを御覧ください。本案は、自転車駐車場の利用者拡大及び利便性向上を図るため、利用車種の追加及び利用者制限の廃止、有効期間の変更について、所要の改正を行うものでございます。
お手元の議案第85号参考資料の新旧対照表1ページを御覧ください。第3条につきましては、自転車駐車場を利用できる車種に総排気量51㏄以上125㏄以下の原動機付自転車を追加するものでございます。
改正前の第4条につきましては、通勤、通学の利用者に限定していた資格要件を廃止し、条文を削除するものでございます。
次に、2ページ、改正後の第5条につきましては、年度ごとに区切っていた定期利用の有効期間を利用開始日から1年とするものでございます。
改正後の第4条及び第6条以下につきましては、今回の改正に伴い、文言の整理をするものでございます。
最後に、4ページ、附則でございますが、施行期日は令和5年1月1日からとするものでございます。
なお、経過措置といたしまして、改正後の条例の規定は令和5年4月1日以後の利用から適用し、同日前の利用は従前の例とするものでございます。
続きまして、議案第86号戸田市が管理する市道の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
本案は、にぎわいのある道路空間を構築するため創設された歩行者利便増進道路に係る構造基準が道路構造令に追加されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
それでは、お手元の議案第86号参考資料、新旧対照表により御説明いたします。
1ページから2ページを御覧ください。第39条に歩行者利便増進道路の規定を加え、歩行者が歩道等において滞留する場合の構造基準を定めるものでございます。
続きまして、附則でございますが、施行期日は公布の日からとするものでございます。
続きまして、議案第87号戸田市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
本案は、バリアフリー基本構想において、自転車歩行者専用道路及び歩行者専用道路を整備するに当たって必要となる構造基準が
移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める省令に追加されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
それでは、お手元の議案第87号参考資料、新旧対照表により御説明いたします。
1ページから2ページを御覧ください。第4条第3項及び第4項では、自転車歩行者専用道路及び歩行者専用道路の有効幅員に関する規定を加え、道路構造条例に規定する幅員以上とするものでございます。
第4条第5項から第6条、続いて、3ページを御覧いただきまして、第31条から第33条では、歩道等と同じ構造基準に自転車歩行者専用道路及び歩行者専用道路を加えるものでございます。
最後に、4ページ、附則でございますが、施行期日は公布の日からとするものでございます。
以上で議案第87号の説明を終わります。
△
市長提出議案第88号
戸田市議会議員又は戸田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例 説明
◎香林勉
行政委員会事務局長 議長。
○斎藤直子 議長 香林
行政委員会事務局長。
◎香林勉
行政委員会事務局長 議案第88号
戸田市議会議員又は戸田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
議案書No.1の63ページでございます。本案は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部改正に伴い、
戸田市議会議員又は戸田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例で定めている選挙公営に係る費用負担についても、候補者間の選挙運動の機会均衡等を図るため、限度額を改めるものでございます。
それでは、お手元の議案第88号参考資料の新旧対照表を御覧ください。第4条中第2号ア及びイにつきましては、
選挙運動用自動車の使用に係る公費負担の限度額を改めるものでございます。
第9条及び第10条につきましては、選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額を改めるものでございます。
第13条及び第14条につきましては、選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担の限度額を改めるものでございます。
附則でございますが、施行期日は公布の日とするものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第89号 戸田第一
小学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)
請負変更契約について
△
市長提出議案第90号
新曽小学校教室棟(
含給食調理場)
増築等工事請負変更契約について
△
市長提出議案第91号 新曽第一地区3
号調整池築造工事請負変更契約について 説明
◎駒崎稔 総務部長 議長。
○斎藤直子 議長 駒崎総務部長。
◎駒崎稔 総務部長 議案第89号戸田第一
小学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)
請負変更契約、議案第90号
新曽小学校教室棟(
含給食調理場)
増築等工事請負変更契約につきまして、関連がございますので、一括して御説明申し上げます。
議案書の64、65ページでございます。こちらの2議案につきましては、現在施工中の工事について、スライド条項の規定に基づく費用の変更を行うものでございます。
なお、スライド条項の規定は、国内における賃金水準、または物価水準の変動により請負代金額が不適当となったと認めたときに、発注者に対して請負代金額の変更を請求することができる措置でございます。
当該変更契約による予算措置につきましては、さきの9月議会におきまして、請負代金額の増額に係る補正予算の承認をいただいております。
請負者と請負変更仮契約を結びましたので、本契約の締結に当たり、関係法令の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
それでは、内容について御説明申し上げます。
初めに、戸田第一
小学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)でございます。
工事場所は、戸田市上戸田3丁目7番1ほか、工事内容は、戸田第一小学校の改築等に伴う工事でございます。
当該工事につきましては、令和3年9月定例会の議決を経まして、同年9月に請負契約を締結し、令和6年3月22日までを工期として進めてまいりましたが、スライド条項の規定に基づく費用の変更を行う必要が生じたことに伴い、請負代金額の変更をするものでございます。
変更請負代金額は1億3,367万368円増の35億5,577万368円でございます。
契約者につきましては、川口市本町4丁目11番6号、川口土木建築工業株式会社代表取締役、古川元一でございます。
次に、
新曽小学校教室棟(
含給食調理場)増築等工事でございます。
工事場所は、戸田市新曽南2丁目4799外、工事内容は、
新曽小学校教室棟の増築等に伴う工事でございます。
当該工事につきましては、令和3年9月定例会の議決を経まして、同年9月に請負契約を締結し、令和7年1月31日までを工期として進めてまいりましたが、スライド条項の規定に基づく費用の変更を行う必要が生じたことに伴い、請負代金額の変更をするものでございます。
変更請負代金額は1億6,581万5,139円増の32億3,151万5,139円でございます。
契約者につきましては、さいたま市浦和区東高砂町5番地8、松井建設株式会社関東営業所所長、草嶋敏雄でございます。
続きまして、議案第91号新曽第一地区3
号調整池築造工事請負変更契約につきまして御説明申し上げます。
議案書の66ページでございます。本案につきましては、現在施工中の新曽第一地区3号調整池築造工事につきまして、必要な項目変更を行うものでございます。
請負者と請負変更仮契約を結びましたので、本契約の締結に当たり、関係法令の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
それでは、内容について御説明申し上げます。
工事場所は、戸田市大字新曽字芦原2509番1外、工事内容は、新曽第一地区3号調整池の築造に伴う工事でございます。
当該工事につきましては、令和2年9月定例会の議決を経まして、同年10月に請負契約を締結し、以降2回の変更契約を行い、令和5年3月31日までを工期として進めてまいりましたが、騒音、振動を低減するための地盤改良工法の変更、大型重機の安全性を確保するための仮設工法の変更、地下水への安全性を確保するための基礎コンクリート打設方法の変更等に伴い、請負代金額の変更をするものでございます。
変更請負代金額は1億2,951万5,100円増の11億1,157万6,400円でございます。
契約者につきましては、さいたま市浦和区高砂2丁目4番3号、株式会社鴻池組さいたま営業所所長、小田剛史でございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第92号 指定管理者の指定について(戸田市立介護老人保健施設) 説明
◎今井教雄
市民医療センター事務長 議長。
○斎藤直子 議長 今井
市民医療センター事務長。
◎今井教雄
市民医療センター事務長 議案第92号指定管理者の指定について御説明申し上げます。
67ページをお開き願います。本案は、戸田市立介護老人保健施設条例第39条第2項の規定に基づき、戸田市立介護老人保健施設の管理につきまして、改めて指定管理者を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により、提案するものでございます。
それでは、議決いただく事項につきまして御説明申し上げます。
1点目の指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称につきましては、戸田市立介護老人保健施設でございます。
2点目の指定管理者候補者の名称につきましては、医療法人健秀会でございます。
3点目の指定する期間につきましては、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第93号 市道路線の廃止について
△
市長提出議案第94号 市道路線の認定について 説明
◎小野康平
都市整備部長 議長。
○斎藤直子 議長
小野都市整備部長。
◎小野康平
都市整備部長 議案第93号市道路線の廃止について御説明申し上げます。
議案書No.1の68ページを御覧ください。
なお、議案第93号参考資料として、位置図をお配りしておりますので併せて御参照願います。
市道第6022号線の国道298号線より南側の区間、市道第6026号線、市道第6027号線につきましては、道路法第2条第1項における一般交通の用に供する道路ではないことから、3路線を廃止いたしたく、道路法第10条第3条の規定に基づき、提案するものでございます。
なお、市道第6022号線は、本案により路線全体を廃止することになりますが、国道298号より北側の区間につきましては、議案第94号において路線認定を行うため、引き続き一般交通の用に供することとなります。
続きまして、議案第94号市道路線の認定について御説明申し上げます。
議案書No.1の69ページを御覧ください。
なお、議案第94号参考資料として、位置図をお配りしておりますので併せて御参照ください。
市道路線の認定は3路線でございます。1路線目につきましては、議案第93号で廃止を提案させていただいた市道第6022号線における国道298号より北側の区間を新たに市道第6031号線として認定するものでございます。
その他2路線につきましては、都市計画道路北戸田駅西口駅前通り1号線と2号線において、電線共同溝を整備するための法的要件として道路認定する必要があることから、それぞれ市道第7136号線と市道第7137号線として認定するものでございます。
市道第6031号線は、延長607.22メートル、幅員5.00メートルの道路、市道第7136号線は、延長148.57メートル、幅員20.00メートルの道路、市道第7137号線は、延長52.61メートル、幅員16.00メートルの道路として道路の認定をいたしたく、道路法第8条第2項の規定に基づき、提案するものでございます。
以上で議案第94号の説明を終わります。
△
市長提出議案第95号 令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第11号) 説明
◎石橋功吏
企画財政部長 議長。
○斎藤直子 議長 石橋
企画財政部長。
◎石橋功吏
企画財政部長 議案第95号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第11号)につきまして御説明申し上げます。
No.3の補正予算書1ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ1億9,849万4,000円を追加し、総額を610億6,262万7,000円とするものでございます。
第2条の継続費の補正から第5条、地方債の補正までにつきましては、別表により御説明申し上げます。
4ページをお開き願います。初めに、第2表、継続費補正につきましては、芦原小学校教室棟(
含給食調理場)増築等工事について、入札不調により工事の延期及び賃金水準、物価水準の変動等に伴い、期間、総額及び年割額を変更するものでございます。
次に、5ページ、第3表、繰越明許費補正につきましては、庁舎広場改修工事及び道路補修事業につきまして、年度内での工事完了が困難であるため、それぞれ予算の全額を繰越明許費に追加するものでございます。
次に、6ページからの第4表、債務負担行為補正につきましては、追加となる議会だより制作業務ほか27件について、複数年度における事業の実施及び年度内における契約行為の実施に伴う債務負担行為の設定でございます。
続きまして、9ページ、第5表、地方債補正につきましては、芦原小学校教室棟(
含給食調理場)増築等事業の入札不調により年度内の工事完了が困難となったことに伴い、地方債借入れが不要となったことから廃止するものでございます。
続きまして、歳出につきましては、10ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書に基づき、主な事業について御説明申し上げます。
15ページをお開きください。款1議会費、項1、目1議会費、2、議会活動費につきましては、リバプール市海外派遣の中止に伴う旅費等の減額でございます。
次に、16ページ、款2総務費、項1、目1一般管理費、6、職員給与・人事管理費につきましては、人事異動及び会計年度任用職員の任用に伴う備品購入費等の増額でございます。
次に、目7企画費、1、企画事務費につきましては、組織改正及び本庁舎のレイアウト変更等の実施に伴う委託料等の増額でございます。
次に、17ページ、目13行政振興費、1、市民交流事業につきましては、国外友好・姉妹都市である開封市、リバプール市との海外派遣及び受入れ事業がオンラインによる代替実施となったことに伴う補助金の減額でございます。
次に、3、市民活動推進事業につきましては、補助金の交付が確定したことに伴う補助金の減額でございます。
次に、目14電子計算費、2、電子計算組織運用事業につきましては、電気・ガス料金の高騰に伴う施設負担金の増額でございます。
なお、以降、各款、項において計上しております市内各施設の光熱水費、新曽南庁舎に係る負担金、指定管理者に対する委託料につきましては、各施設の電気・ガス料金の高騰等に伴う増額経費であるため、省略させていただきます。
次に、款3民生費、項1、目1社会福祉総務費、6、生活困窮者自立支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限が令和4年12月末まで延長されたことに伴う扶助費等の増額でございます。
次に、20ページ、目4高齢者福祉費、3、高齢者敬老事業につきましては、敬老のつどい開催中止に伴う報償金等の減額でございます。
次に、21ページ、5、老人クラブ活動事業につきましては、シルバースポーツ大会開催中止に伴う委託料等の減額でございます。
次に、23ページ、項2、目2児童福祉運営費、1、施設型給付事業につきましては、利用児童数の増加、保育士等の処遇改善加算等に伴う委託料の増額及び保育対策総合支援事業費の返還金等の増額でございます。
次に、12の施設等利用給付事業につきましては、施設等利用給付認定保護者の減少に伴う負担金及び扶助費の減額でございます。
次に、26ページ、項3、目1生活保護総務費、2、生活保護事務費につきましては、相続財産管理人選任申立て経費に係る役務費の増額及び生活一時貸付金の利用者増額に係る貸付金の増額でございます。
次に、27ページ、款4衛生費、項1、目2予防費、2、
新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、国庫補助金及び負担金等の確定に伴う返還金の計上でございます。
次に、目3成人保健事業費、1、健康増進事業につきましては、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化補助金の交付決定による財源補正でございます。
次に、目5、1、市民医療センター特別会計繰出金につきましては、特別会計の歳出増額に伴う繰出金の増額でございます。
次に、28ページ、款7商工費、項1、目2商工業振興費、1、商工調整事業につきましては、ふるさと納税返礼品の拡充に伴う報償費等の増額でございます。
次に、29ページ、款8土木費、項2、目1道路橋梁総務費、1、道路維持管理費及び2、道路補修事業につきましては、道路破損箇所の修繕を実施することに伴う需用費及び工事請負費の増額でございます。
次に、31ページ、款9消防費、項1、目3消防施設費、2、消防車両等整備維持管理事業につきましては、救急出場件数の増加に伴う燃料費及び修繕費の増額でございます。
次に、款10教育費、項1、目2事務局費、5、就学援助事業につきましては、システム改修業務における契約差金の減額でございます。
次に、32ページ、項2、目2学校建設費、1、小学校施設整備事業につきましては、芦原小学校の工期延期に係る委託料及び工事請負費の減額、契約差金による委託料の減額及び学校施設改善交付金の一部返還に伴う返還金の計上でございます。
次に、33ページ、項3、目2学校建設費、1、中学校施設整備事業につきましては、学校施設改善交付金の一部返還に伴う返還金の計上でございます。
次に、項4、目4文化財保護費、1、文化財保護事業につきましては、埋蔵文化財整理室の移転に伴う委託料の増額でございます。
次に、35ページ、項6、目1学校給食センター費、2、学校給食センター管理運営費につきましては、給食センターの設備修繕等に係る修繕等の増額でございます。
次に、款14予備費、項1、目1予備費につきましては、歳入歳出総額の調整に係る予備費の増額でございます。
続きまして、歳入でございますが、11ページにお戻りください。款15国庫支出金、項1、目1民生費国庫負担金、節2児童福祉費負担金につきましては、施設型給付費の増額、子育てのための施設等利用給付交付金の減額でございます。
次に、項2、目2民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の増額でございます。
次に、節2児童福祉費補助金につきましては、子ども・子育て支援交付金の増額でございます。
次に、目5教育費国庫補助金、節2小学校費補助金につきましては、学校施設環境改善交付金(施設整備事業)の減額でございます。
次に、12ページ、款16県支出金、項1、目1民生費県負担金、節2児童福祉費負担金につきましては、施設型給付費の増額、子育てのための施設等利用給付交付金の減額でございます。
次に、項2、目2民生費県補助金、節2児童福祉費補助金につきましては、放課後児童健全育成事業費の増額でございます。
次に、目3衛生費県補助金、節1保健衛生費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化補助金の計上でございます。
次に、款18寄附金、項1、目1、節1寄附金につきましては、ふるさと納税の増加が見込まれることに伴う増額でございます。
次に、13ページ、款20繰越金、項1、目1、節1繰越金につきましては、歳出に対する歳入の不足に伴う前年度繰越金の増額でございます。
次に、款21諸収入、項3、目1、節1競艇事業収入につきましては、令和3年度競艇売上額の増に伴う競艇事業収入の増額でございます。
次に、項4、目1民生費貸付金元利収入、節1社会福祉費貸付金元利収入につきましては、生活一時貸付金収入の増額でございます。
次に、項7、目4、節2雑入につきましては、保育環境改善等事業返還金を計上するものでございます。
次に、目5、節1過年度収入につきましては、施設等利用給付費国庫負担金精算金及び教育・保育給付費国県負担金精算金を計上するものでございます。
最後に、14ページ、款22市債、項1、目2教育債、節1小学校債につきましては、芦原小学校教室棟(
含給食調理場)増築等事業の延期に伴う減額でございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第96号 令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第4号) 説明
◎今井教雄
市民医療センター事務長 議長。
○斎藤直子 議長 今井
市民医療センター事務長。
◎今井教雄
市民医療センター事務長 議案第96号令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
41ページをお開き願います。第1条において、今回補正をお願いいたしますのは、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,468万1,000円を増額し、歳入歳出それぞれ7億6,728万円とするものでございます。
第2条の債務負担行為につきましては、別表により御説明申し上げます。
43ページをお願いします。第2表に掲載しております多項目自動血球分析装置一式購入ほか1件について、令和5年度当初から業務を開始するに当たり、今年度中に事務手続が必要となるため、追加設定するものでございます。
次に、歳出から御説明申し上げます。
46ページをお開き願います。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費につきましては、ウクライナ情勢等の影響により燃料価格が高騰していることから、市民医療センター及び介護老人保健施設における電気料及びガス料の増額でございます。
次に、歳入について申し上げます。
45ページにお戻り願います。款5繰入金、項1、目1一般会計繰入金につきましては、歳出の補正額に見合う額を増額するものでございます。
款7諸収入、項1、目1雑入につきましては、介護老人保健施設に係る光熱水費の増額分を補正するものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第97号 令和4年度戸田市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)
△
市長提出議案第98号 令和4年度戸田市
火災共済事業特別会計補正予算(第1号) 説明
◎五條宏
市民生活部長 議長。
○斎藤直子 議長 五條
市民生活部長。
◎五條宏
市民生活部長 議案第97号令和4年度戸田市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
補正予算書の49ページでございます。今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ294万1,000円を追加し、総額を789万4,000円とするものでございます。
それでは、52ページの歳入から申し上げます。
款3、項1、目1繰越金については、令和3年度の繰越金が確定したことにより増額補正するものでございます。
次に、53ページの歳出については、繰越金の増額分を基金条例に基づき、交通災害共済基金へ積み立てるものでございます。
続きまして、議案第98号令和4年度戸田市
火災共済事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
補正予算書の55ページでございます。今回補正をお願いしておりますのは、既定の歳入歳出にそれぞれ98万3,000円を追加し、総額を382万2,000円とするものでございます。
それでは、58ページの歳入から申し上げます。
款3、項1、目1繰越金については、令和3年度の繰越金が確定したことにより増額補正するものでございます。
次に、59ページの歳出については、繰越金の増額分を基金条例に基づき、火災共済基金へ積み立てるものでございます。
以上でございます。
△
市長提出議案第99号 令和4年度戸田市
水道事業会計補正予算(第3号) 説明
◎渡邉昌彦 水安全部長 議長。
○斎藤直子 議長 渡邉水安全部長。
◎渡邉昌彦 水安全部長 議案第99号令和4年度戸田市
水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
別冊No.4、令和4年度戸田市
水道事業会計補正予算書の4ページをお開き願います。本案につきましては、燃料価格の高騰等に伴う光熱水費の増額補正及び年度内契約行為の執行等に伴う債務負担行為の設定でございます。
初めに、第2条、収益的収入及び支出のうち、支出につきましては、既定の営業費用について、新曽南庁舎電気料金に係る光熱水費1,018万1,000円を増額するものでございます。
次に、第3条、債務負担行為につきましては、上下水道事業広報紙「みずのめぐみ」制作業務について、本年度内に入札等契約行為の実施及び編集作業等に着手するため、債務負担行為を設定するものでございます。
以上でございます。
○斎藤直子 議長 以上で提出議案等の説明は全部終了いたしました。
△
市長提出議案第73号~同第79号 質疑、委員会付託
○斎藤直子 議長 これより、議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例から、同第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)まで、以上7件を先議いたします。
まず、議案第73号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第74号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第75号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第76号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第77号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第78号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案第79号に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
次に、議案の委員会付託を行います。
議案第73号から同第79号については、お手元に配付してあります委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
【参照】巻末資料340ページ
この際、休憩いたします。
休 憩 12時19分
開 議 14時45分
○斎藤直子 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△
市長提出議案第73号~同第79号に関する各
委員長報告並びに質疑
○斎藤直子 議長 これより、議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例から、同第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)まで、以上7件を議題といたします。
各委員長から審査結果についてそれぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。
各委員長から審査の経過並びに結果について、順次報告を求めます。
総務常任委員長、16番、そごう拓也議員。
◎そごう拓也 総務常任委員長 それでは、総務常任
委員長報告を申し上げます。
初めに、議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員から、30歳半ば以降の職員の給与について質疑があり、執行部から、給与の増加については36歳ぐらいまでの職員が対象であり、それ以上の職員については増加していないとの答弁がありました。
また、委員から、職員組合との交渉について質疑があり、執行部から、職員組合とは事務折衝2回及び団体交渉1回を行い、粘り強く説明をしてきたものの、妥協には至っていない。しかしながら、職員組合からは、妥協はできないが、提案を妨げるものではないとのことで、今回提案したとの答弁がありました。
これに対し、委員から、市においては今後、職員の給与が下がることがないように検討していただきたいと要望がありました。
そのほかにつきましても種々質疑を交わし、審査した結果、本案は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第74号市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管部分につきましては、委員から、地方創生臨時交付金の用途についてどのような議論がなされたかについて質疑があり、執行部から、子育て環境を守る支援策と地域経済を守る支援策として、特に支援が必要な事業の選定を行ったとの答弁がありました。
そのほかにつきましても種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、総務常任
委員長報告といたします。
(不規則発言する人あり)
◎そごう拓也 総務常任委員長 1か所訂正がございます。議案第73号の職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員から、30歳半ば以降の職員の給与について質疑があり、執行部から、給与の増加については36歳ぐらいまでの職員が対象であり、それ以上の職員については増加していないとの答弁がありました。
また、委員から、職員組合との交渉について質疑があり、執行部から、職員組合とは事務折衝2回及び団体交渉1回を行い、粘り強く説明をしてきたものの、妥結には至っていない。しかしながら、職員組合からは、妥結はできないが、提案を妨げるものではないとのことで、今回提案したとの答弁がありました。
(不規則発言する人あり)
◎そごう拓也 総務常任委員長 妥結というところです。
(不規則発言する人あり)
◎そごう拓也 総務常任委員長 はい。修正部分につきましては、職員との事務折衝、交渉を1回行い、粘り強く説明してきたものの、「妥協」ではなく、「妥結」には至っていないという部分の修正です。大丈夫ですか。
(不規則発言する人あり)
◎そごう拓也 総務常任委員長 そこの部分ともう1か所、しかしながら、職員組合からの「妥協」ではなく、「妥結」はできていないが。
(不規則発言する人あり)
◎そごう拓也 総務常任委員長 はい、「妥結」の2か所が修正です。
以上です。
○斎藤直子 議長 文教・
建設常任委員長、17番、
浅生和英議員。
◎浅生和英 文教・
建設常任委員長 それでは、文教・建設常任委員会が付託を受けました先議案件3件の審査結果を御報告いたします。
初めに、議案第75号
戸田市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例及び議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管部分につきましては、委員から、既に1月以降の学校給食費を引き落とされている学校の対応について質疑があり、執行部から、主に中学校3年生については卒業となるため、1、2月分の学校給食費も早めに徴収しており、返金が行われることになる旨の答弁がありました。
これに対し、委員から、返金に当たっての保護者や市の負担について質疑があり、執行部から、保護者の負担はなく、振込手数料等は市が負担することになる旨の答弁がありました。
そのほかにも種々質疑を交わし、審査の結果、本案2件につきましても異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第78号令和4年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、文教・
建設常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長
健康福祉常任委員長、6番、
竹内正明議員。
◎竹内正明
健康福祉常任委員長 それでは、
健康福祉常任委員長報告を申し上げます。
当委員会が付託を受けました案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。
まず、民生費の児童福祉費について、委員から、子供の居場所の活動支援における周知方法について質疑があり、執行部から、市がホームページに掲載している団体を中心に、すぐにヒアリングの調整に入りたいと考えている。事業の周知については、社会福祉協議会が実施する食料支援について、児童扶養手当の支給の際、案内チラシを同封したとの答弁がありました。
それに対し、委員から、ホームページに掲載している団体以外に活動している団体の把握状況について質疑があり、執行部から、団体が活動する上で、多くの方々に情報を届けたいという思いがあり、市が相談を受けるケースが多いため、おおむね把握できていると考えているとの答弁がありました。
また、他の委員から、保育施設等の給食費における事業者への保護者免除相当分の補助について、施設によって給食費の額が異なるが、補助金額はどのようになるかとの質疑があり、執行部から、保育施設等の利用者が給食費として支払っている全額を補助するとの答弁がありました。
そのほかにも種々質疑を交わし、審査した結果、本案の当委員会所管部分は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第77号令和4年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第3号)及び議案第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
健康福祉常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長
市民生活常任委員長、14番、
峯岸義雄議員。
◎峯岸義雄
市民生活常任委員長 それでは、
市民生活常任委員長報告を申し上げます。
市民生活常任委員会が付託を受けました先議案件1件の審査結果を御報告いたします。
議案第76号令和4年度戸田市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管部分につきましては、まず、商工費のキャッシュレス決済ポイント還元事業について、委員から、当事業は、スマホを使える方とそうでない方で不公平が出ているが、このことの見解について質疑があり、執行部から、スマホ教室を実施するなど、本キャンペーンをきっかけにスマホ利用者が増えるように取り組んでいるが、使えない方に対する対策について、今後も引き続き考えたい旨の答弁がありました。これに対し、委員から、今後どのような実施方法が適切か検証していただきたい旨の意見がありました。
次に、トラック運送事業燃料価格高騰支援給付金について、委員から、事業者の申請における不正行為について質疑があり、執行部から、運送業を営むに当たっての許可証や車検証の写し等を提出してもらうことで防ぎたい旨の答弁がありました。
そのほかの費目につきましても種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、本案の当委員会所管部分につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
市民生活常任委員長報告といたします。
○斎藤直子 議長 以上をもって各委員長の報告は終わりました。
これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
討論通告受付のため、休憩いたします。
休 憩 14時59分
開 議 14時59分
○斎藤直子 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△
市長提出議案第73号~同第79号 討論、採決
○斎藤直子 議長 これより討論、採決に入ります。
議案第73号職員の給与に関する条例及び戸田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例から、同第79号令和4年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第3号)まで、以上7件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案7件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案7件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案7件は、各委員長の報告のとおり原案を可決することに決定いたしました。
△
委員会提出議案第5号 上程、説明、質疑、討論、採決
○斎藤直子 議長 これより
委員会提出議案第5号戸田市議会の個人情報の保護に関する条例を上程し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎山崎雅俊
議会運営委員長 議長。
○斎藤直子 議長
議会運営委員長、22番、
山崎雅俊議員。
◎山崎雅俊
議会運営委員長 それでは、
委員会提出議案第5号戸田市議会の個人情報の保護に関する条例につきまして御説明申し上げます。
なお、条例制定の概要につきましては、先ほど
委員長報告の中で申し上げましたので、省略をさせていただきます。御了承いただきたいと思います。
それでは、2ページを御覧ください。初めに、条例の構成でありますが、本条例は、第1章から第6章までの全57条から構成しております。
第1章、総則では、第1条から第3条において、戸田市議会における個人情報の保護に関して、条例の目的、用語の定義及び議会の責務についてそれぞれ定めています。
次に、5ページを御覧ください。第2章、個人情報等の取扱いでは、第4条から第16条において、個人情報の保有の制限等のほか、不適正な利用の禁止、従事者の義務、漏えい等の通知、利用及び提供の制限などの必要な事項を定めています。
次に、10ページを御覧ください。第3章、個人情報ファイルでは、第17条において、議会が作成する個人情報ファイル簿の作成及び公表について定めています。
次に、12ページを御覧ください。第4章、開示、訂正及び利用停止のうち、第1節、開示では、第18条から第30条において、開示請求の手続のほか、開示請求に対する措置、開示請求の手数料等の必要な事項を定めています。
なお、市における開示請求に係る手数料と同様に、議会においても無料とし、複製や郵送料等に要する実費については開示請求者の負担と定めています。
次に、18ページを御覧ください。第2節、訂正では、第31条から第37条において、訂正請求の手続のほか、保有個人情報の訂正義務、訂正請求に対する措置などの必要な事項を定めています。
次に、20ページを御覧ください。第3節、利用停止では、第38条から第43条において、利用停止請求の手続のほか、保有個人情報の利用停止義務、利用停止請求に対する措置などの必要な事項を定めています。
次に、22ページを御覧ください。第4節、審査請求では、第44条から第46条において、第1節から第3節に係る決定と、または請求に係る不作為について、審査請求があった場合に関する適用除外のほか、審査会への諮問などの必要な事項を定めています。
なお、地方自治法上、議会には、附属機関である審査会は設置できないと解されていることから、議長が行った処分への審査請求については、市条例に規定する戸田市情報公開・個人情報保護審査会に諮問しなければならないことを定めています。
次に、23ページを御覧ください。第5章、雑則では、第47条から第57条において、適用除外のほか、開示請求等をしようとする者に対する情報提供等、個人情報等の取扱いに関する苦情処理、審議会への諮問などを定めています。
なお、審査請求に係る審査会の設置と同様に、議会では、附属機関である審議会を設置できないことから、議長が意見を聞くことが特に必要であると認める場合には、市条例に規定する戸田市情報公開・個人情報保護運営審議会に諮問することができることを定めています。
次に、24ページを御覧ください。第6章、罰則では、第53条から第57条において、職員等がその業務に関して知り得た個人情報を自己もしくは第三者の不正な利益を図る目的で提供したときなどに対する罰則を定めています。
最後に、附則でありますが、本条例は、個人情報の保護に関する法律の改正法及び市条例の施行日に合わせ、令和5年4月1日から施行することとしています。
以上、よろしく御決定くださるようお願い申し上げまして、戸田市議会の個人情報の保護に関する条例の提案説明とさせていただきます。
○斎藤直子 議長 お諮りいたします。本案は、質疑を終結し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ございますか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○斎藤直子 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
△散会の宣告
○斎藤直子 議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
本日は、これをもって散会いたします。
散 会 15時07分...