草加市議会 2019-12-19
令和 元年 12月 定例会-12月19日-06号
9
市長追加提出議案に対する質疑
10
委員会付託省略
11 討 論
12 採 決
13 閉会中の特定事件の上程
14
常任委員長報告
△
福祉子ども委員長報告
15
常任委員長報告に対する質疑
16
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発に関する報告書の提出
17
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明
18
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明に対する質疑
19 討 論
20 採 決
21
議員提出議案の報告及び上程
22
議員提出議案の説明
23
議員提出議案に対する質疑
24
委員会付託省略
25 討 論
26 採 決
27 議員の派遣
28
市長あいさつ
29 閉 会
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
午前10時00分開議
◇
出席議員 25名
2番 大 里 陽 子 議 員 17番 松 井 優 美 子 議 員
3番 田 中 宣 光 議 員 18番 白 石 孝 雄 議 員
5番 矢 部 正 平 議 員 19番 中 野 修 議 員
6番 菊 地 慶 太 議 員 20番 関 一 幸 議 員
7番 石 川 祐 一 議 員 21番 佐 藤 憲 和 議 員
8番 金 井 俊 治 議 員 22番 吉 沢 哲 夫 議 員
10番 小 川 利 八 議 員 23番 佐 々 木 洋 一 議 員
11番 井 手 大 喜 議 員 24番 飯 塚 恭 代 議 員
12番 佐 藤 利 器 議 員 25番 切 敷 光 雄 議 員
13番 石 田 恵 子 議 員 26番 芝 野 勝 利 議 員
14番 斉 藤 雄 二 議 員 27番 鈴 木 由 和 議 員
15番 広 田 丈 夫 議 員 28番 新 井 貞 夫 議 員
16番 西 沢 可 祝 議 員
◇
欠席議員 2名
4番 吉 岡 健 議 員 9番 小 森 重 紀 議 員
◇
地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者
浅 井 昌 志 市長 下 国 季 樹
子ども未来部長
小 谷 明 副市長 石 倉 一
市民生活部長
高 木 宏 幸 教育長 鈴 木 博 幸
都市整備部長
多 田 智 雄
総合政策部長 石 川 直 浩 建設部長
浅 井 公 三 郎
総務部長 中 原 勝 美
上下水道部長
高 橋 知 之
自治文化部長 岡 田 浩 春
病院事務部長
斉 藤 和 見
健康福祉部長 青 木 裕
教育総務部長
◇本会議に出席した
議会事務局職員
高 松 光 夫
議会事務局長 贄 田 隆 史
総括担当主査
武 田 一 夫
議会事務局次長 岩 元 裕 志 書記
古 賀 千 穂
総括担当主査
◇傍 聴 人 1名
午前10時00分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 ただいまから本日の会議を開きます。
──────────◇──────────
△議案の上程
○
佐々木洋一 議長 本定例会に提出され、
委員会審査が終了しました第94号議案から第112号議案及び第116号議案から第118号議案を一括議題といたします。
──────────◇──────────
△各
常任委員長報告
○
佐々木洋一 議長 各
常任委員長から審査の結果について報告がありました。
審査結果表をお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
これより各
常任委員長から審査の経過及び結果について順次報告を求めます。
◇
総務文教委員長報告
○
佐々木洋一 議長
広田総務文教委員長。
〔15番
広田議員登壇〕
◎15番(
広田丈夫議員) 御報告申し上げます。
本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案9件であります。
以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。
初めに、第94号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第5号)中、当
委員会付託部分について申し上げます。
債務負担行為の補正については、草加市物産・
観光情報センター指定管理事業については、平成27年4月1日以降、直営から
アコス株式会社が
指定管理者となったが、その効果はという質疑については、施設の設置目的である地場産業を初めとした
工業製品等の展示・実演販売、市内製品・農産物等のPRを積極的に推進していただいたほか、ベビーベッドの設置やトイレの開放、クールオアシスとしての施設の開放を通じ、利用者の
利便性向上が図られた結果、
利用者数は直営時の平成25年度の年間12万8,826人から平成30年度には年間13万8,310人と増加傾向にあり、一定の効果があったとのことであります。
また、
自然教室推進事業について、
東京オリンピック・
パラリンピック開催に伴い、期間中の送迎バスの確保が厳しい状況になる見込みとのことだが、そのことによる影響はという質疑については、奥日光及び昭和村で実施する令和2年度の
自然教室推進事業は
東京オリンピック期間を外し、
小・中学校ともに2泊3日で実施する。
バス借り上げ料については、
東京オリンピック開催期間及び周辺の日程はバスの需要が高まることから、単価が上がることが予想されるとのことであります。
次に、第108号議案 草加市
市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例の制定については、民法の一部改正に伴い、条例を改正するとのことだが、
修繕費用の負担及び入居者の
費用負担義務への影響はという質疑については、今回の民法改正により、賃借人は賃借物を受け取ったのちに生じた損傷については、
原状回復義務を負うが、通常摩耗や経年変化については、
原状回復義務は負わないと明確化された。市営住宅については、入居期間中は、
給排水設備、電気設備の消耗品の交換などの軽微な
修繕費用、退去時は畳の表替えなどを
入居者負担としており、入居者の責任となる理由による破損を除き、従前から経年変化に関する原状回復は求めておらず、運用上の変更はないため、
退去者等への影響はないとのことであります。
次に、第109号議案
中央図書館空調設備等改修工事請負契約の締結については、
工事発注に当たって
地元企業優先発注への配慮はという質疑については、草加市
地元企業優先発注等に係る実施方針に基づき、工事規模、内容を勘案する中で、市内に本店を有する者で
代表構成員となるために必要となる施工実績を満たす者が2社と少なく、競争性の確保が難しいことから、実績要件を付した上で、埼玉県内に本店、支店または営業所等を有するものについても
代表構成員、構成員としての参加を認めることとし、特定JVにおいても、構成員のうち1社以上は登録する
申請事業者が
草加市内の者を条件としたとのことであります。
次に、第117号議案 草加市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について並びに第118号議案
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、関連することから一括議題とし、質疑を行ったところ、
会計年度任用職員の導入に当たり、草加市
職員定数条例への影響はという質疑については、
会計年度任用職員は
正規職員が担うべき業務以外の業務を行う職員として勤務することとなるため、本制度の創設により直ちに
正規職員の定数の考え方に影響が及ぶものではないとのことであります。
また、第101号議案 職員の給与に関する条例及び草加市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、執行部の説明を受け、質疑を行い、了とした次第であります。
また、第99号議案 草加市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について、第100号議案 市長等の給与等に関する条例及び議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について並びに第110号議案
指定管理者の指定については、執行部の説明を受け、了とした次第であります。
以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、1名の委員から賛成の討論がありました。
討論終了後、直ちに採決を行いましたところ、お手元の
委員会審査結果表のとおり決した次第であります。
以上、御報告といたします。
◇
福祉子ども委員長報告
○
佐々木洋一 議長
佐藤利器福祉子ども委員長。
〔12番
佐藤利器議員登壇〕
◎12番(
佐藤利器議員) 御報告申し上げます。
本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案3件であります。
以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。
初めに、第94号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第5号)中、当
委員会付託部分については、
特別障害者手当及び
在宅重度心身障害者手当の
延べ支給対象者数について、当初予算積算時との比較はという質疑については、
特別障害者手当は当初1,806人で積算していたものから1,927人となり121人の増、
在宅重度心身障害者手当は当初3万2,760人で積算していたものから3万3,366人となり606人の増を見込んでいるとのことであります。
また、
花栗南児童クラブの専用施設を学校敷地内に増設するとのことだが、増設分の定員及び
既存施設と合わせた
花栗南児童クラブの定員はという質疑については、増設分の定員は80人、
既存施設の定員は70人であるため、合計の定員は150人とのことであります。
また、
花栗南児童クラブの
待機児童数はという質疑については、
令和元年4月1日現在69人で、
待機児童全員が校舎内の余裕教室を活用し運営している現花栗南第2
児童クラブに入室しているとのことであります。
また、やつか
保育園耐震補強等工事の改修内容はという質疑については、天井の全面改修、床の張り替え、
トイレ改修、エアコンや扇風機の更新、そのほか屋根、外壁、
外構フェンス、門扉、駐輪場、
給排水設備などについて
改修工事を行い、児童が安全に過ごせる環境を整備していくとのことであります。
また、現
あおば学園園舎をあお
やぎ保育園の仮園舎として使用する理由はという質疑については、現在、
市内保育園の仮園舎として使用している、
まつばら綾瀬川公園南側の
仮設園舎はあお
やぎ保育園との距離が遠いことから、バスでの通園をしている
あおば学園を
まつばら綾瀬川公園南側の
仮設園舎へ来年3月に移転し、あお
やぎ保育園を近接している現
あおば学園園舎へ仮園舎として移転することによって園児、
保護者等への
負担軽減を図るものであるとのことであります。
次に、第103号議案 草加市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、条例改正をこの時期とした理由はという質疑については、
国民健康保険は
特別会計を設置して運営されている中で、以前から
法定外繰入金の削減が必要であったが、
赤字削減・
解消計画に定められた
赤字削減等の目標が達成できなかった場合にペナルティーが課せられるなど、国が
赤字削減・解消を本格的に進めてきたことや、本市では
国民健康保険税額の改正を長く行っておらず、改正を行っている他自治体との税額の差が大きくなっていることから、
国民健康保険の広域化も踏まえ、この時期での改正に至ったとのことであります。
また、今回の改正に伴い、全世帯で増税となるとのことだが、特にどのような世帯が影響を受けるのかという質疑については、
国民健康保険税は
家族構成、年齢、所得などさまざまな状況によって変わるが、被
保険者均等割額が増額されていることなどから、特に
家族構成の多い世帯が影響を受けるとのことであります。
また、第102号議案 草加市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、執行部の説明を受け、質疑を行い、了とした次第であります。
以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、2名の委員から反対の討論がありました。
討論終了後、直ちに採決を行いましたところ、お手元の
委員会審査結果表のとおり決した次第であります。
以上、御報告といたします。
◇
建設環境委員長報告
○
佐々木洋一 議長
金井建設環境委員長。
〔8番
金井議員登壇〕
◎8番(
金井俊治議員) 御報告申し上げます。
本定例会におきまして、当委員会での審査が終了しました案件は、議案12件であります。
以下、審査の経過及び結果について、その概要を御報告申し上げます。
初めに、第94号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第5号)中、当
委員会付託部分については、
公園広場等整備事業は、西町第2
ちびっ子広場のうち、借地部分について相続の発生に伴い土地の購入を行うとのことだが、平米単価及び買い取る面積はという質疑については、積算上の平米単価は11万7,700円、買い取る面積は791㎡とのことであります。
次に、第98号議案 令和元
年度草加市
水道事業会計補正予算(第1号)については、今回の
債務負担行為により耐震管への
布設替え工事を4件行うとのことだが、工事実施後の管路全体の
耐震化率はという質疑については、今回の工事で耐震管が約630mふえることにより、管路全体の
耐震化率は約0.1ポイント増の40.5%を見込んでいるとのことであります。
次に、第105号議案 草加市
生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例の制定については、
生産緑地地区に定めることができる区域の規模を、これまでの500㎡以上から300㎡以上にするとのことだが、300㎡にする根拠はあるのかという質疑については、条例で定められる下限値が300㎡となっていることから、その下限値にしたとのことであります。
また、条例制定により新たに対象となる
市街化区域内農地はどの程度を見込んでいるのかという質疑については、
市街化区域内農地のうち新たに対象となる300㎡から500㎡の農地は約8.3haで、市内全域に満遍なく分布している状況とのことであります。
また、第95号議案 令和元
年度草加市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、第96号議案 令和元
年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、第97号議案 令和元
年度草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、第104号議案 草加市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、第106号議案
草加都市計画事業新田駅
西口土地区画整理事業施行規程及び
草加都市計画事業新田駅
東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例の制定について、第107号議案 草加市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について、第111号議案 市道路線の廃止について、第112号議案 市道路線の認定について及び第116号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第6号)については、執行部の説明を受け、了とした次第であります。
以上で質疑を終了し、討論に入りましたところ、討論なく、直ちに採決を行いましたところ、お手元の
委員会審査結果表のとおり決した次第であります。
以上、御報告といたします。
○
佐々木洋一 議長 以上で、各
常任委員長報告を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前10時18分休憩
午前10時18分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△各
常任委員長報告に対する質疑
○
佐々木洋一 議長 各
常任委員長報告に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、各
常任委員長報告に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前10時18分休憩
午前10時23分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△討論
○
佐々木洋一 議長 討論を行います。
発言通告により順次発言を許します。
21番、
佐藤憲和議員。
〔21番
佐藤憲和議員登壇〕
◆21番(
佐藤憲和議員) それでは、
市民共同議員団を代表して討論します。
12
月定例会に提出された議案のうち、第103号議案について反対し、第94号議案、第117号議案及び第118号議案について意見を付して賛成いたします。その他の議案は全て賛成いたします。
まず、第103号議案 草加市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。
当議案は、平成12年度以来となる
国民健康保険税の値上げ案であります。
国民健康保険の加入者は、非
正規雇用の労働者や退職後の高齢者が大半を占めております。それにもかかわらず、
国民健康保険制度の
都道府県化により自治体の
繰り入れ解消や
医療費削減の取り組みを政府が採点し、成績のよい自治体に予算を重点配分する
保険者努力支援制度や、
赤字削減・
解消計画など
住民負担増や給付削減につながる仕組みが自治体に押しつけられ、全国で国保税を値上げする自治体が相次いでおります。
そもそも
国民健康保険は、国民皆
保険制度の土台をなす制度であり、本来は国が責任を持って
国庫負担金の大幅増額へとかじを切ることが重要であります。その上で、市町村が行っている国保への
繰り入れをどう守っていくかが問われております。
今回の
引き上げにより、例えば40代夫婦と子ども2人の4人世帯で給与収入380万円の場合では、
国民健康保険税が3万5,600円もの値上げとなります。
さらに、今回の値上げは
赤字削減・
解消計画に基づく第一弾の値上げであり、
最終年度である令和10年度には
国民健康保険加入者1人当たり4万9,749円もの値上げになるとの試算も答弁されております。
以上の点を指摘し、当議案に反対いたします。
次に、第94号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第5号)のうち、
債務負担行為の
児童手当・
こども医療費支給事業について指摘します。
草加市では、平成27年度から
児童手当と
こども医療費の支給業務を
公募型プロポーザルにより
株式会社パソナに委託し、事務の
業務マニュアルを作成してきました。
草加市は価格競争をさせるなど委託先の選定方法について見直しが必要との考えに基づき、令和2年度から
業務マニュアルに基づいた競争入札による業者選定を実施していくための
債務負担行為が設定されました。
しかしながら、仮に市の
臨時職員がこの業務を直接行うと1,785万円の予算で実施できるところ、平成31年度は4,447万円で委託しております。
今回の
債務負担行為の設定額も、年間で換算すると4,664万3,000円で設定されております。市職員が行うより2.5倍も高い金額で民間に委託している
事業そのものを見直し、市の直接業務に戻すべき点を指摘し、当議案に賛成いたします。
次に、第117号議案及び第118号議案について、関連しておりますので一括して指摘します。
両議案は、
会計年度任用職員制度の創設に伴う条例案です。
会計年度任用職員制度により、長年にわたって実現が求められてきた期末手当や
退職手当などが新たに支給されることなどの改善策が図られます。
例えば、
フルタイム勤務の事務職の場合、10年間の
ベテラン職員は現行の
臨時職員の年収約111万円でありましたが、
会計年度任用職員制度に移行することで年収が226万円となり、
退職手当を含めると349万円に
引き上げられます。
保育士では、既に一時金がありますが、同じく10年目ですと現行の291万円から、
会計年度任用職員に移行することで年収294万円となり、
退職手当を含めると453万円に
引き上げられるとのことであります。
また、現職の方々で制度移行により年収が下がる方々も、期限がありますが、現給保障も設けられるとのことであります。
一方、この制度の導入により懸念されております任期の定めのない
常勤職員を中心とする公務運営の原則の後退や、
正規職員から非
正規職員への置きかえ策につながらないよう指摘し、当議案に賛成いたします。
以上です。
○
佐々木洋一 議長 2番、
大里議員。
〔2番
大里議員登壇〕
◆2番(
大里陽子議員) それでは、討論を行います。
第103号議案 草加市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。
国民健康保険に加入されている世帯は、
中小事業者のほか、無職の方、派遣やパートなど非
正規雇用などの人が多くを占めているのが特徴です。
今回の改正は、
地方税法施行令の改定に伴うものとして、その目的は
国民健康保険税の負担の公平化・適正化を図るためとありますが、
賦課限度額を
引き上げるなど加入者の負担をさらに
引き上げるためのものです。
現行の限度額は、
医療給付費分で58万円から3万円
引き上げで、
限度額総額が93万円から96万円に上がります。
一方で、
保険税率等の改定につきましては、
所得割額が全体で11.0%から11.4%へ引き上がり、同様に
均等割額についても合計3万6,200円から4万4,600円に引き上がります。
特に
均等割額については、全ての世帯に
引き上げになります。これは子どもが多い世帯には重くのしかかるものです。
資料によると、40代
夫婦子ども2人、
給与所得250万円だった場合、37万500円から3万5,600円の
引き上げで40万6,100円、これは16.24%になってしまいます。
給与所得250万円の世帯で40万円払えるのでしょうか。高過ぎると思います。
60歳夫婦総所得33万円以下、年金者だった場合、2万1,600円から2万6,600円へ、7割軽減であっても5,000円の重い負担がのしかかります。
国民健康保険は、ほかの
保険制度に比べて被保険者の負担が重くなっています。
国民健康保険は国民皆
保険制度の根幹であり、誰もが支払われる保険税とすべきです。
本市では、これまで
一般会計からの
繰り入れにより被保険者への負担を減らしてきました。しかし、国は
赤字解消計画の策定を自治体に求めてきましたが、いよいよ本市でもこの
赤字解消計画に踏み出すことになります。このことによって、10年間で
一般会計からの
赤字繰り入れをなくそうとしています。
国民健康保険は、そもそも社会保障制度です。命、健康、暮らしを守るための制度です。
赤字解消計画を進めるのではなく、市民負担増を軽減して、市民の健康と暮らしを守る気概を示してはどうでしょうか。
そもそも
国民健康保険財政の厳しさは1984年の
国民健康保険法改正により国庫負担が軽減されてきたことによります。構造上問題があるこの制度を抜本的に解消するよう求めて、反対討論といたします。
○
佐々木洋一 議長 以上で、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
△採決
○
佐々木洋一 議長 直ちに採決を行います。
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第110号議案は原案のとおり可決されました。
◇第111号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、第111号議案 市道路線の廃止については、
建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第111号議案は原案のとおり可決されました。
◇第112号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、第112号議案 市道路線の認定については、
建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第112号議案は原案のとおり可決されました。
◇第113号議案の同意
○
佐々木洋一 議長 次に、第113号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第113号議案は同意されました。
◇第114号議案の同意
○
佐々木洋一 議長 次に、第114号議案 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第114号議案は同意されました。
◇第115号議案の同意
○
佐々木洋一 議長 次に、第115号議案 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第115号議案は同意されました。
◇第116号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、第116号議案 令和元
年度草加市
一般会計補正予算(第6号)は、
建設環境委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第116号議案は原案のとおり可決されました。
◇第117号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、第117号議案 草加市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定については、
総務文教委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第117号議案は原案のとおり可決されました。
◇第118号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、第118号議案
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、
総務文教委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第118号議案は原案のとおり可決されました。
──────────◇──────────
△
市長追加提出議案の報告及び上程
○
佐々木洋一 議長 次に、市長から議案の追加提出がありましたので、御報告いたします。
議案はお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
第119号議案を議題といたします。
──────────◇──────────
△
市長追加提出議案の説明
○
佐々木洋一 議長 市長から提案理由の説明を求めます。
浅井市長。
〔浅井市長登壇〕
◎浅井 市長 ただいま追加提出いたしました議案につきまして、その概要並びに提案理由の御説明を申し上げます。
第119号議案 市長及び副市長の給与の減額に関する条例の制定について申し上げます。
この議案は、新庁舎建設工事の入札事務手続の不備により入札を中止したことに対し、その市政への影響に鑑み、市長及び副市長としての責任を明らかにするため、市長及び副市長の給与を減額するものです。
内容といたしましては、市長及び副市長の給料月額を、市長については令和2年1月1日から同年2月29日までの期間に限り、副市長については令和2年1月1日から同年1月31日までの期間に限り、市長等の給与等に関する条例第3条第1号及び第2号に定める給料月額から、当該額に100分の10を乗じて得た額を減じた額とするものでございます。
なお、施行期日につきましては、令和2年1月1日とするものでございます。
以上でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○
佐々木洋一 議長 以上で、提案理由の説明を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前10時46分休憩
午前10時47分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△
市長追加提出議案に対する質疑
○
佐々木洋一 議長
市長追加提出議案に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、
市長追加提出議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△
委員会付託省略
○
佐々木洋一 議長 次に、委員会付託の省略を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております第119号議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
佐々木洋一 議長 御異議なしと認めます。
よって、第119号議案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前10時47分休憩
午前10時48分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△討論
○
佐々木洋一 議長 討論でありますが、発言通告はありません。
よって、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
△採決
○
佐々木洋一 議長 直ちに採決を行います。
◇第119号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 第119号議案 市長及び副市長の給与の減額に関する条例の制定については、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、第119号議案は原案のとおり可決されました。
──────────◇──────────
△閉会中の特定事件の上程
○
佐々木洋一 議長 次に、閉会中の特定事件として福祉子ども委員会に付託しておきました「公立病院の産科休止からの再開について」及び「公立病院の緩和ケア診療科について」を議題といたします。
──────────◇──────────
△
常任委員長報告
○
佐々木洋一 議長 福祉子ども委員長から調査の経過及び結果について報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。
◇
福祉子ども委員長報告
○
佐々木洋一 議長
佐藤利器福祉子ども委員長。
〔12番
佐藤利器議員登壇〕
◎12番(
佐藤利器議員) 去る9
月定例会において、当委員会に付託されました閉会中の特定事件は、「公立病院の産科休止からの再開について」及び「公立病院の緩和ケア診療科について」であります。
県外行政視察を含め、調査・研究を行いましたので、その概要を御報告申し上げます。
初めに、去る9月20日に委員会を開催し、草加市立病院において平成30年9月より産婦人科の新規患者の受け入れ及び分娩の受付を休止していることを受け、産科休止から再開している事例を持つ公立病院への行政視察を行うこと、また、
令和元年10月1日より緩和ケア科が設置される議案が、
令和元年9
月定例会において可決されたことから、緩和ケア診療科を設置している病院への行政視察を行うことが決定されました。
このことから、去る11月5日に「公立病院の産科休止からの再開について」及び「公立病院の緩和ケア診療科について」の案件で、公立病院のうち、産科休止から再開をしており、緩和ケア内科を設置している茨城県立中央病院を視察してまいりました。
また、県外行政視察を踏まえ、去る11月11日に委員会を開催し、各委員による意見交換を行いましたので、行政視察の概要及び意見交換の主なものについて御報告申し上げます。
初めに、「公立病院の産科休止からの再開について」申し上げます。
茨城県立中央病院では、平成17年4月に産婦人科医の退職により分娩の取り扱いを休止していたが、平成27年4月から産科外来及び助産外来を再開し、平成27年10月に再開後第1例目となる分娩を実施したとのことであります。
産科の再開については、産婦人科医が5人程度集まった段階で再開しても、再度休止になる可能性があることから、8人集まった際に再開するという計画を立て、産婦人科医が8人となった平成27年度から産科を再開したとのことであります。
現在の病棟の体制は、産婦人科医が院長を含め10人、新生児専門の小児科医が1人、助産師19人、看護師11人、補助者3人、クラーク・助手2人の体制となっており、助産師の半数ほどが婦人科の診療、処置、看護もしているとのことであります。
休止していた10年の間に、産科休止後は半数の助産師が茨城県立中央病院に残り、それぞれの助産師が産婦人科のある病院に最長で6年間出向するなど助産業務に携わったほか、講習会等にも参加し、助産師業務の継続やブランクを解消するなど再開に向けた準備を行っていたとのことであります。
産科再開に向けた取り組みとして約10カ月の準備期間を要し、あらゆる職種が入ったワーキンググループを設置し、月に1回定例的に開催したほか、助産師のワーキンググループも設置し、出向していた助産師も集まり2週間に1回程度開催し再開に向けた検討を重ねたとのことであります。
設備等の改修については、1つの広いフロアにカーテン越しで2つの分娩台があったところを、個室の分娩室を2つつくり、新生児室、沐浴室についても寒さ対策等の改修を行ったほか、周産期管理システムという周産期に特化した電子カルテを導入したとのことであります。
また、医師によって必要となる機器が異なるため、それぞれの意見を聞きながら新たな産科機器を導入したほか、分娩に使うセットや産後に使うアメニティ用品なども検討を重ねて準備をしたとのことであります。
分娩については、助産師主導院内助産システムという助産師と産婦人科医との間で策定されたルールに基づいて、助産師が主導となって医師と連携した妊娠・分娩管理ができる体制としており、再開当初はローリスクの妊婦を対象としていたが、今はある程度リスクがある方でも医師と連携をしながら、受け入れをしているとのことであります。
最後に、分娩件数については、再開した平成27年度は22件、平成28年度は58件、平成29年度は125件、平成30年度は151件、
令和元年度は200件を超える予定となっており、院長の目標としている年間200件を超える見込みとのことであります。
以上が県外行政視察の概要であります。
次に、各委員による意見交換の主なものについて申し上げます。
・助産師のキャリアが途絶えないようにということで、病院を変えてまで知識と技術の向上に励んでこられたことや、皆が団結して再開に備えていて、それに応えた経営側の力量が感じられた。
・草加市立病院の助産師が
令和元年6
月定例会の時点で約半数となっているとのことだったので、今残っている方については、産科再開に向けた取り組みを意識しながら働いてもらいたいと感じた。
・産科再開には、まず医師の確保が必要なので、引き続き東京医科歯科大学に医師の確保をお願いする必要があると感じた。
・茨城県立中央病院は8人の医師を確保して再開したということだが、草加市立病院としては何人の医師が必要なのか検討していく必要があると感じた。
・医師不足が全国的に言われている中、大学病院に何度も足を運んで医師を確保したという話があったので、東京医科歯科大学との人間関係の構築も含めた努力が必要と感じた。
・容易ではないが多数の病院から医師を集めているところもあるとのことなので、いろいろな大学病院からも医師を集める努力が必要と感じた。
以上が各委員から出された意見のうち、主なものであります。
次に、「公立病院の緩和ケア診療科について」申し上げます。
茨城県立中央病院は、設立当初、緩和ケア病棟がなかったが、都道府県がん診療連携拠点病院として緩和ケア病棟があることが望ましかったこと、県内に緩和ケア病棟が当時3施設しかなく、県のがん対策計画からも必要があったこと、地域がんセンター部分に改修可能な既存病棟があったこと、東日本大震災後の病棟修復工事と合わせて
改修工事ができる可能性が浮上したことなどから、緩和ケア病棟開設に至ったとのことであります。
また、緩和ケア病棟の開設に当たって、改修前は個室が12床、4床室が7室の合計40床の病棟であり、緩和ケア病棟の性質上、患者個々の空間を確保しつつ、全体の病床数を多くする運営の試算を行う必要があったことから、家具を用いたパーテーションを取り入れるなどして、個室11床、2床室が6室の合計23床の病棟に改修したほか、個室内のトイレ整備、2床室での洗面所設置等の工事を必要としたとのことであります。
課題として、緩和ケア専門医を本来は3名確保したかったところ、1名しか確保できなかったことから、各診療科の担当医が緩和ケア病棟でも担当患者を引き続き受け持ち、緩和ケア専門医は主にマネジメント業務等を行う体制を構築したことや、看護師について改修前の体制を維持しつつ早期に開設メンバーを決定し、県内の緩和ケア病棟で1週間に2人ずつ計6人が実践研修を受けたほか、在宅の看取りを想定した訪問看護ステーションでも、8割の看護師が1日研修を受けたとのことであります。
また、本来は緩和ケア専門医を複数確保したいが、実際は看護師を中心とした体制の中で、茨城県立中央病院の緩和ケア科では看護師への負担を考慮し、研修体制の充実や意思疎通の図れた職場環境が整っていることから、長く続けている看護師が多数在籍しているとのことであります。
また、緩和ケア病棟の開設に係る院内外の周知として、医療関係者に対しては御案内や院内イベント等を活用し、患者や住民へは、住民向けの広報誌やイベント等を活用したとのことであります。
また、開設後の運営状況については、平成25年4月に体制整備後、同年5月に届け出を行い開設となり、現在、年間稼働率は80%弱、平均在院日数25日前後、年間死亡数240人以上とのことであります。
最後に、開設後の課題として、稼働率が時期ごとに大きく変動する中で、全体の稼働率をどのように向上させるかや、医師の負担が増大しないよう考慮しつつ地域のニーズにどのように応えていくのかという点が挙げられるとのことであります。
以上が県外行政視察の概要であります。
次に、各委員による意見交換の主なものについて申し上げます。
・茨城県立中央病院ではチーム医療体制が確立されているため統制がとれており、かつチーム医療の軸となる医師及び看護師間の風通しがよいからこそ、マネジメントがうまくでき、医師の役割が十分に発揮されていると感じた。
・緩和ケアの専門ではない医師でも看護師の腕次第では運営可能であるとのことから、医師の負担を少しでも和らげるためにも看護師の育成にも力を入れていくべきだと感じた。
以上が各委員から出された意見のうち、主なものであります。
また、当委員会では、特定事件「公立病院の産科休止からの再開について」及び「公立病院の緩和ケア診療科について」、これまでの調査を踏まえ、次のような認識を持つに至った次第であります。
まず、「公立病院の産科休止からの再開について」は、産科を再開させるためには、医師の確保が不可欠となることから、関連大学である東京医科歯科大学に根気強く医師派遣の申し入れを市長、病院事業管理者が続けていくことが重要である。
また、産婦人科医不足が騒がれている昨今においては、東京医科歯科大学だけでなく、他の大学病院にも産婦人科医の派遣の申し入れを行っていく必要がある。
現在も草加市立病院で働いている助産師については、産科を休止している間は助産業務に携われないことから、キャリアを途切れさせない対策や、モチベーションを下げないようにする対策が必要である。
最後に、周産期医療の重要性を鑑み、産婦人科を少しでも早く再開するために、市長、病院事業管理者において産婦人科医確保の取り組みを進めるとともに、草加市立病院内での再開に向けた連携や体制を整えることを強く求めるものであります。
次に、「公立病院の緩和ケア診療科について」は、運営に当たって医師及び看護師間の意思疎通や共通認識が必要不可欠であると考えられる。
医師及び看護師間の意思疎通や共通認識とは職員の意識改革的な問題になるが、病院事業管理者がリーダーシップをとって、風通しのよい職場環境の構築が必要である。
最後に、今後、草加市立病院で緩和ケア科を運営していくに当たり、入院の受け入れ体制の整備及び大学や地域医療機関等との連携を強化していくことを求めるものであります。
以上で、閉会中の特定事件「公立病院の産科休止からの再開について」及び「公立病院の緩和ケア診療科について」の調査・研究を終了する次第であります。
○
佐々木洋一 議長 以上で、
常任委員長報告を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前11時02分休憩
午前11時02分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△
常任委員長報告に対する質疑
○
佐々木洋一 議長
常任委員長報告に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、
常任委員長報告に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発に関する報告書の提出
○
佐々木洋一 議長 次に、
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発を議題といたします。
議員の資質等調査特別委員長から、
小森重紀氏の
記録提出拒否に正当な理由がないと認められることから、去る12月16日の議員の資質等調査特別委員会において、
小森重紀氏を告発することを決定した旨の報告がありました。
告発に関する報告書をお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
──────────◇──────────
△
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明
○
佐々木洋一 議長 議員の資質等調査特別委員長から
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明を求めます。
芝野議員の資質等調査特別委員長。
〔26番 芝野議員登壇〕
◎26番(芝野勝利議員)
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発について、その趣旨を説明させていただきます。
令和元年11月1日の議員の資質等調査特別委員会において、
小森重紀氏に対し
令和元年11月15日、午後5時までに、現在の勤務先(会社名・住所・電話番号)などがわかる履歴書についての記録の提出を求めましたけれども、
小森重紀氏は、
令和元年11月12日付けの「欠席願いの一件」という文書において、医師の指示による治療に専念することを理由に記録の提出を拒否されました。
議会事務局から
小森重紀氏に確認をしたところ、自宅で書類などを作成することも仕事と変わらないので、治療に専念するようにと医師に言われたとのことであります。
しかしながら、
令和元年10月25日及び
令和元年11月18日の証人尋問への証人としての出頭請求に対しましては、「欠席願いの一件」という文書をみずから作成し、証人尋問に出頭できない旨を通知しております。
また、証人尋問に出頭した際に補助者の同席の許可を求める「補助者の許可願い一件」の文書を作成し、
令和元年10月23日に提出をされています。自己都合による判断と指摘をせざるを得ないわけであります。
よって、今回の
記録提出拒否には正当な理由がないものと認め、
地方自治法第100条第9項の規定により
小森重紀氏を告発するものであります。
以上が趣旨説明であります。
皆様の御判断、よろしくお願いいたします。
○
佐々木洋一 議長 以上で、
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前11時06分休憩
午前11時07分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明に対する質疑
○
佐々木洋一 議長
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の趣旨説明に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前11時07分休憩
午前11時07分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△討論
○
佐々木洋一 議長 討論でありますが、発言通告はありません。
よって、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
△採決
○
佐々木洋一 議長 直ちに
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発を採決いたします。
◇
小森重紀氏の
記録提出拒否に対する告発の決定
○
佐々木洋一 議長
小森重紀氏が正当な理由がなく
記録提出拒否をしたと認められるので、
地方自治法第100条第9項の規定により、同氏を告発することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、
小森重紀氏が正当な理由がなく
記録提出拒否をしたと認め、
地方自治法第100条第9項の規定により、同氏を告発することに決しました。
──────────◇──────────
△
議員提出議案の報告及び上程
○
佐々木洋一 議長 次に、26番、芝野議員及び24番、飯塚議員から議案の提出がありましたので、御報告いたします。
議案はお手元に配付しておきましたので、御了承願います。
議第14号議案から議第17号議案を一括議題といたします。
──────────◇──────────
△
議員提出議案の説明
○
佐々木洋一 議長 提案理由の説明を求めます。
26番、芝野議員。
〔26番 芝野議員登壇〕
◎26番(芝野勝利議員) 提案理由の説明をさせていただきます。
議第14号議案 草加市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定については、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、条文の所要の整理をするものであります。
内容は、第3条第1項第4号中「
臨時職員」を「
地方公務員法第22条の2第1項に規定する
会計年度任用職員及び同法第22条の3第4項の規定により臨時的に任用される職員」に改めるものでございます。
なお、施行期日は、令和2年4月1日とするものでございます。
次に、議第15号議案 草加市議会会議規則の一部を改正する規則の制定については、懲罰動議の提出期間を見直すものであります。
内容は、第160条第2項中「3日以内」を「7日以内(閉会中における懲罰事犯については、次の定例会の初日)」に改めるものでございます。
施行期日は、公布の日からとするものでございます。
次に、議第16号議案
小森重紀議員に対し市民への説明責任を果たすよう求める決議であります。
去る
令和元年草加市議会9
月定例会にて
小森重紀議員に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決いたしました。しかし、この決議に法的拘束力はないことから、今後も議員活動を続けるかは本人の意思に任されております。
令和元年11月1日から12月31日まで病気療養を理由に議会の会議を長期欠席しているが、その間も期末手当を含め、
議員報酬は支払われているにもかかわらず、市民への説明は何もなされておりません。
よって、
小森重紀議員においては、議員活動を続けるのであれば、市民が納得するよう市議会本会議の場で、
令和元年7月10日及び7月18日に開催された委員会の欠席理由などを含め、しっかりと事の経緯を説明し、市民に対して説明責任を果たすよう強く求めるものであります。
以上、決議する。
令和元年12月19日、草加市議会。
議員の皆様の御判断、よろしくお願いいたします。
○
佐々木洋一 議長 24番、飯塚議員。
〔24番 飯塚議員登壇〕
◎24番(飯塚恭代議員) それでは、議第17号議案
令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書について、提案理由を述べさせていただきます。
台風19号等の影響により東北、信越、関東、東海にかけて、河川の堤防が決壊したほか、越水などによる浸水被害、土砂災害などが広範囲にわたり多数発生し、各地に甚大な被害をもたらした。台風15号による被害の爪跡が残る地域では、追い打ちをかけるような事態となった。
政府においては、水道や電気等のライフライン、鉄道や道路等の交通インフラの早期復旧、決壊した河川の堤防等では、二度と災害を起こさない「改良復旧」を強力に推進するとともに、次の事項について、ソフト・ハード両面にわたる復旧・復興に向けた総合的な支援策を強力に講じるよう強く求めるものである。
1、被災者の一日も早い生活再建のため、既存制度の対象拡大や要件緩和など弾力的な運用を行うこと。
2、医療施設、社会福祉施設、学校教育施設等の復旧、再開に向けて、必要な支援を行うこと。
3、商工業、農林水産業の早期事業再開のため、被災した事業用建物、設備、機材等の復旧を支援する補助制度を創設すること。
4、被災地の風評被害払拭のため、旅行商品・宿泊料金の割引等に対して必要な観光支援を行うこと。
5、被災地の切れ目のない復旧・復興の推進のため、復旧作業の進捗を見きわめつつ、補正予算の編成について適切に判断すること。
6、「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の計画どおりの遂行と、期間終了後も必要となる対策が講じられるよう、継続して予算措置を行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
令和元年12月19日、埼玉県草加市議会、提出先は内閣総理大臣初め関係大臣宛て提出いたします。
議員の皆様の御賛同よろしくお願い申し上げます。
○
佐々木洋一 議長 以上で、提案理由の説明を終了いたします
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前11時15分休憩
午前11時15分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△
議員提出議案に対する質疑
○
佐々木洋一 議長
議員提出議案に対する質疑でありますが、発言通告はありません。
よって、
議員提出議案に対する質疑を終了いたします。
──────────◇──────────
△
委員会付託省略
○
佐々木洋一 議長 次に、委員会付託の省略を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第14号議案から議第17号議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
佐々木洋一 議長 御異議なしと認めます。
よって、議第14号議案から議第17号議案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
──────────◇──────────
△休憩の宣告
○
佐々木洋一 議長 暫時休憩いたします。
午前11時16分休憩
午前11時16分開議
△開議の宣告
○
佐々木洋一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────◇──────────
△討論
○
佐々木洋一 議長 討論でありますが、発言通告はありません。
よって、討論を終了いたします。
──────────◇──────────
△採決
○
佐々木洋一 議長 直ちに採決を行います。
◇議第14号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 議第14号議案 草加市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定については、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、議第14号議案は原案のとおり可決されました。
◇議第15号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、議第15号議案 草加市議会会議規則の一部を改正する規則の制定については、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、議第15号議案は原案のとおり可決されました。
◇議第16号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、議第16号議案
小森重紀議員に対し市民への説明責任を果たすよう求める決議は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、議第16号議案は原案のとおり可決されました。
◇議第17号議案の可決
○
佐々木洋一 議長 次に、議第17号議案
令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書は、原案に賛成の諸君の御起立を求めます。
〔起立全員〕
○
佐々木洋一 議長 起立全員であります。
よって、議第17号議案は原案のとおり可決されました。
──────────◇──────────
△議員の派遣
○
佐々木洋一 議長 次に、議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。
お手元に配付いたしました議員の派遣に記載のとおり、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、議員を派遣いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
佐々木洋一 議長 御異議なしと認めます。
よって、議員の派遣に記載のとおり、議員を派遣することに決しました。
以上で、本定例会の議事は全て終了いたしました。
──────────◇──────────
△
市長あいさつ
○
佐々木洋一 議長 市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。
浅井市長。
〔浅井市長登壇〕
◎浅井 市長
令和元年草加市議会12
月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様には今定例会中、市政全般にわたりまして御審議をいただき、追加提出議案を含め、提出させていただきました全ての議案につきまして、原案どおり議決を賜り、深く感謝を申し上げます。
本年は10月に発生した台風19号などの災害により、各地で大きな被害がもたらされました。被害に遭われた方々の生活再建が一日も早く進みますことをお祈りいたします。
今定例会におきましても、多くの議員の皆様から災害対応に関する質問をいただき、さまざまな課題が浮き彫りになったところでございます。こうした課題を解決し、安全・安心なまちづくりを迅速に進めていくために、引き続き御指導賜りますようお願いいたします。
来る令和2年は、東京2020オリンピック・パラリピックがいよいよ開催されます。この祭典を契機として、市民の皆様との協働により本市の魅力を広く発信するとともに、まちの価値を高めるための取り組みをより一層進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
結びに、新しく迎える年が議員の皆様、市民の皆様にとりまして明るく輝かしい年でありますよう御祈念申し上げ、12
月定例会閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。
大変ありがとうございました。
──────────◇──────────
△閉会の宣告
○
佐々木洋一 議長 これにて、
令和元年草加市議会12
月定例会を閉会いたします。
午前11時21分閉会
議 長 佐 々 木 洋 一
副 議 長 中 野 修
署 名 議 員 菊 地 慶 太
署 名 議 員 井 手 大 喜
署 名 議 員 広 田 丈 夫
署 名 議 員 飯 塚 恭 代...