春日部市議会 2016-03-04
平成28年 3月 4日建設委員会-03月04日-01号
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第12号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第12号「春日部市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正、
建設委員会所管分について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第19号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第19号「春日部市
手数料条例の一部改正、
建設委員会所管分について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第25号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第25号「春日部市
建築審査会条例の一部改正について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第26号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第26号「春日部市
下水道条例の一部改正について」討論を求めます。
◆松本 委員
議案第26号「春日部市
下水道条例の一部改正について」反対の立場から討論いたします。
この議案は、27年度から県の負担金、1立方メートル当たり32円から37円に、5円引き上げられたことや、
一般会計からの繰入金を減らすことを主な理由として、下水道の
使用料金を平均20%も値上げするというものです。今、市民の暮らしは消費税の増税や実質賃金の低下、年金の引き下げなどで非常に苦しくなっており、可
処分所得は、30年前以前の水準に落ち込んでいます。こういうときの大幅な値上げは市民の家計を一層苦しくするものであり、到底認めることはできません。よって、この議案には反対いたします。
◆斉藤 委員
議案第26号「春日部市
下水道条例の一部改正について」新政の会を代表いたしまして、賛成の立場で討論いたします。
本市の
下水道使用料は、昭和62年の
下水道供用開始以降、平成20年7月に改定され、以来7年以上にわたり、現在の
料金体系が維持されてきたところです。
公共下水道は、市民の
生活環境向上に欠かせないものとして、積極的に
整備面積の拡大が図られてきました。しかしながら、
下水道事業を取り巻く環境は、人口の減少や
節水意識の定着などにより
使用料収入が伸び悩む傾向にあることや、老朽化する施設の
維持管理費用の増加など、さまざまな変化が生じているものと考えられます。
本市の
下水道事業会計の収入は、主に
下水道使用料と多額の
一般会計からの繰入金で賄われておりますが、繰入金の原資は市税であるため、下水道を使える方とそうでない方との間の公平性を確保していくことが重要であると考えます。
下水道事業においては、国が示す雨水公費、汚水私費の原則に基づき、受益と負担の観点から使用料を見直すことは必要であると考え、今後においても
事業運営をより一層効率化し、運営の健全化に最大限努めていくことを要望し、
賛成討論といたします。
○栗原 委員長
ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○栗原 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第27号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第27号「春日部市
都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第34号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第34号「
大枝公園整備工事請負契約の
議決内容の一部変更について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第35号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第35号「
市道路線の認定について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第36号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第36号「
市道路線の廃止について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第37号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第37号「平成27年度春日部市
一般会計補正予算(第5号)、
建設委員会所管分について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第41号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第41号「平成27年度
春日部都市計画事業西金野井第二
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第43号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第43号「平成27年度春日部市
下水道事業会計補正予算(第2号)について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第44号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第44号「平成28年度春日部市
一般会計予算、
建設委員会所管分について」討論を求めます。
◆松本 委員
議案第44号「平成28年度春日部市
一般会計予算、
建設委員会所管分について」反対の立場で討論します。
道路関係では、傷んだ道路が多くあり、補修では十分ではないものが全域にあります。にもかかわらず、
道路施設維持管理事業費において、昨年度予算と比較して
工事請負費など3157万円も減額していることは問題です。予算を十分確保して、市民が安全で良好な
市民生活ができるよう
維持管理、整備をしていく必要があります。
橋梁の
整備修繕については、補修や補強を必要とするものが数多くあり、20年後には約60%にもなります。現在でも特に補強を必要とするものが44橋もあり、急いで補強、またはかけかえをしなければならないのに、その対策は十分とは言えません。
治水対策事業については、特に100ミリ
安心プランで今後10年間で床上、
床下浸水などの大幅な解消を図られることは重要です。一日も早く
河川改修や
貯留施設の建設などで
浸水箇所をなくしていくことを求めます。
人口1人当たりの
公園面積は県内と比較して少なく、特に
子供たちは自由に遊べる公園が少ないことは問題です。市民が憩い、
子供たちが伸び伸びと遊ぶことができる、災害時の一時
避難場所としても身近な場所に公園をさらにふやしていくことを求めます。
最後に、
市営住宅について、26年度から募集方法を変えましたが、依然として
入居希望者への十分な対応はできていません。戸数をふやして、必要とする市民が安心して暮らせることを求めます。
以上の理由で、この28年度予算には反対いたします。
◆斉藤 委員
議案第44号「平成28年度春日部市
一般会計予算、
建設委員会所管分について」新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。
まず、歳入においては、国庫及び
県支出金について、
都市基盤の整備を推進する上で必要な財源を確保するとともに、対象となる補助金の有効活用が図られていると考えます。
次に、歳出では、
道路施設維持管理事業において、
生活道路の
側溝改修や
舗装工事を実施するとともに、
橋りょう整備事業において古隅田川の
河川改修に伴う浜川戸橋のかけかえや、内谷陸橋の
耐震補強工事などを実施することは、本市の
インフラ施設を適切に
維持管理していく上で必要不可欠なものと考えます。平成28年度から新たに取り組む
中央通り線の
袋陣屋線から
神明通りの間の整備や、
ふじ通りの
藤棚修景事業については、地域の活性化やにぎわいの創出を図るものであり、魅力的な
まちづくりにつながるものと大いに期待するものです。
治水対策においては、100ミリ
安心プランに位置づけられた
備後西排水機場の増強や安之堀川の改修に向けた調査を実施することにより、今後における
浸水被害の軽減が期待されるとともに、
防災機能の向上に資するものであると考えます。
コミュニティバス運行事業においては、第三次運行に向けた
準備経費が計上され、
運行経費の見直しや拡充により
交通結節点が増加することから、
主要公共施設への
交通手段の確保や
中心市街地への
アクセス向上が大いに期待できるものです。
土地利用推進事業においては、北春日部駅周辺に集約された良好な市街地を形成していくための基本構想の
策定経費が計上されており、本市が将来にわたって持続的に発展し続けるために、地域の拠点となる鉄道駅周辺に良好な市街地を形成していく
取り組みとして高く評価するものです。
地域拠点駅
まちづくり事業においては、本市が将来に生み出す
まちづくりコンパクトシティ・プラス・ネットワークの実現に向けて課題となっていた一ノ割駅について、
交通結節点の
機能強化、利便性や安全性の向上に向けた整備が行われることは、地域の拠点として駅周辺の活性化に不可欠であり、それにより生活に必要な施設の立地誘導にもつながることから、持続可能な
都市構造への転換に向けた具体的な
取り組みとして高く評価するものです。
今後におきましても、将来への視点を持ちながら魅力的な
まちづくりと、しっかりとした
都市基盤の整備を着実に進めていただくことを要望し、
賛成討論といたします。
○栗原 委員長
ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
以上で討論を終結し、採決いたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○栗原 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第48号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第48号「平成28年度
春日部都市計画事業西金野井第二
土地区画整理事業特別会計予算について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
討論ありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔
挙手全員〕
○栗原 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第50号に対する討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第50号「平成28年度春日部市
水道事業会計予算について」討論を求めます。
◆松本 委員
第50号「平成28年度春日部市
水道事業会計予算について」反対の立場から討論します。
水道料金については、26年度
地方公営企業決算状況の結果では、春日部市は1カ月10立方メートル当たり1177円です。これは、県内団体の平均1125円と比べて52円高く、県内50団体中23位となっております。
近隣の越谷・
松伏水道企業団の1026円、草加市の810円と比べてもかなり高い状況です。
内部留保金が35億円と、23年、24年度に比べて約10億円もふえており、経営は安定しています。消費税の引き上げなどでますます苦しくなっている市民の暮らしを応援することからも、
ライフラインである
水道料金は、近隣市よりも安くする必要があります。配水のもととなる浄水場の
耐震化率は約70%です。
南部浄水場71%、
東部浄水場は66%で、とりわけ
庄和浄水場は14%と低く、いつ起こるともわからない巨大地震に対して
水道施設の早急な
耐震対策を求めます。
市民にとって水道は命の綱です。安全な水を安定して、しかも低料金で供給できるようにすることを求め、反対とします。
◆岩谷 委員
議案第50号「平成28年度春日部市
水道事業会計予算について」新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。
平成28年度予算は、
給水人口の減少や
節水型機器の進化等の影響により、給水収益が減少しています。しかし、厳しい
経営環境の中にあっても、
漏水防止対策による不明水の軽減強化を初めとした
経費節減に努めるなど、安定的な
事業運営が見込まれる予算となっております。また
施設整備において、安全な水の
安定供給を持続可能とするため、
東部浄水場ナンバー2配水池耐震防水工事や老朽管の布設がえ工事を初めとした
水道施設の更新や耐震化を進めることにより、
市民生活や経済活動にとって欠くことのできない
ライフラインの確保を図ることは、大いに評価するところです。
今後におきましても、引き続き
事業運営の効率化と
経営基盤の安定化に取り組むとともに、災害に強い
施設整備の推進に努めていただくことを要望し、
賛成討論といたします。
○栗原 委員長
ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
以上で討論を終結し、採決いたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○栗原 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第52号の討論、採決
○栗原 委員長
次に、議案第52号「平成28年度春日部市
下水道事業会計予算について」討論を求めます。
◆松本 委員
議案第52号「平成28年度春日部市
下水道事業会計予算について」反対の立場から討論します。
春日部市の
下水道使用料は、25年度と比較して、1カ月20立方メートル当たり1890円と、県平均の1808円より高く、県内56事業所の中で23位と高くなっており、また近隣市の草加市1753円、上尾市1768円と比べても高い状況です。7月に値上げがあれば、県内でも高い
下水道料金となります。
下水道事業では八木崎、
西金野井地区が整備され、
認可面積2243ヘクタールのほとんどが整備されます。
下水道事業は、衛生面をよくすることで快適で住みよいまちをつくり、川や海などをきれいにする役割を持っており、下水道を整備することは重要です。新たな
整備計画の検討が必要です。
公債費残高は多額ですが、25年度の約413億8000万円から、28年度末見込みで391億3000万円と、今後は年々減少していきます。
流域下水道維持管理負担金の値上げがありましたが、28年7月より
使用料金の値上げが予定されている中で、
一般会計からの繰り入れをきちんと行い、市民の負担が重くならないよう強く求めるものです。
下水道は、住民にとっては社会的、
公共的そのものです。基本的には
一般財源で行うのが本来の姿であることを指摘し、この予算には反対いたします。
◆斉藤 委員
議案第52号「平成28年度春日部市
下水道事業会計予算について」新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。
平成28年度予算は、管渠や
ポンプ場など老朽化が進む施設の適切な
維持管理に努めるとともに、
下水道整備計画に基づき、
八木崎地区など未
整備区域の整備、推進を図ることにより、安定した
下水道サービスを提供し、市民の
生活環境向上を目指す内容となっております。また施設の
長寿命化を図る
事業計画を策定し、下水道の効率的な
維持管理や施設の更新に取り組んでいくことは、市民が安心して暮らせる
まちづくりの基盤であり、適切なものであると考え、評価いたします。
下水道事業を安定的に経営していくためには、
貸借対照表などが示している
財務状況を的確に把握し、今後の
経営計画や施設の
維持管理に反映させ、より一層の
経営安定化を図る必要があります。今後においても、
財政状況は厳しいものになると思いますが、
下水道施設は
市民生活にとって欠くことのできないものであり、
環境衛生の改善や水質保全のためにも大きな役割を担っておりますので、未整備地区の早期整備に努めるとともに、より一層経営改善に取り組まれることを要望し、賛成の討論といたします。
○栗原 委員長
ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
以上で討論を終結し、採決いたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○栗原 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
なお、お諮りいたします。
ただいま議決した議案に関する委員会報告書の作成等については、委員長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
ご異議なしと認めます。
よって、委員会報告書の作成等については、委員長に一任していただくことに決しました。
◎閉会中の特定事件について
○栗原 委員長
次に、「閉会中の特定事件について」を議題といたします。
事務局、資料の配付をお願いします。
《閉会中の特定事件、報告事項、退職者名簿配付》
○栗原 委員長
閉会中の特定事件は、ただいまお手元に配付したとおりの内容でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
それでは、閉会中の特定事件については、この旨議長に報告しておきます。
◎その他
○栗原 委員長
次に、その他ということで、報告事項があるようですので、順次報告をお願いいたします。
◎泉田
建設部長
平成28年3月春日部市議会定例会
建設委員会への報告事項につきまして、建設部から報告申し上げます。
1番目の
行政組織の一部改正について、建設部渡辺次長より。
2番目から7番目、専決処分についてと、8番目の訴訟が提訴されたこと及び、予備費の充用についてを、渡辺
道路管理課長より報告いたします。
◎渡辺
建設部次長[兼]
道路管理課長
建設部より報告事項ナンバー1、
行政組織の一部改正について、報告いたします。
インデックスナンバー1の平成28年度春日部市行政機構図(案)をごらんください。
平成28年度の組織につきましては、現状に即し、また事業を着実に推進する体制とするため一部改正しております。なお、平成28年度春日部市行政機構図(案)の中で、黒枠で囲った部分が今回の改正となる箇所でございます。
まず1ページ、総務部につきましては、管財課におきまして、本庁舎整備に向けた体制を強化するため、本庁舎整備・施設営繕担当から本庁舎整備担当を独立させ、施設営繕担当と本庁舎整備担当とに分離しております。
2ページの
市民生活部につきましては、暮らしの安全課におきまして、消費者安全法の改正に伴い、消費生活相談の体制を整備するため、出先機関として消費生活センターを新設しております。
3ページの健康保険部につきましては、健康課におきまして、7月1日に開設予定の市立病院の移転に伴い、小児救急夜間診療所を整備するため、公の施設として小児救急夜間診療所を新設しております。また環境経済部につきましては、環境政策推進課におきまして、担当名に変更はありませんが、課の事務の調整及び効率化等を図るため、課の事務調整を行う主管となる担当を環境政策推進担当から
環境衛生担当に移し、行政機構図上も環境政策推進担当と
環境衛生担当の並びを入れかえるものでございます。
次に5ページ、市立病院につきましては、新病院の開設に伴う7月1日施行の条例改正案に合わせ、名称を「市立医療センター」に変更し、診療部門につきましても、診療科目の改正案に合わせた内容としております。
また6ページの病院事務部におきましては、新病院の運営に向けた新たな業務体制としまして、新病院整備課を廃止し、経営管理課を総務課、経営財務課、管理課の3つに分離しております。総務課は、総務担当及び人事給与担当の2担当。経営財務課は経営財務担当の1担当、管理課は調達担当及び施設担当の2担当となっております。また医事課におきましては、医事担当を医療支援担当及び診療報酬担当の2担当に分離しております。改正による組織機構数でございますが、1課及び3担当がふえることによりまして、14部1室1総合支所68課195担当となる予定でございます。
続きまして、
道路管理課より報告事項ナンバー2からナンバー7の
専決処分書の6件と、ナンバー8、訴訟が提起されたこと及び予備費の充用について報告いたします。
初めに、報告事項ナンバー2からナンバー6の
専決処分書につきまして報告させていただきます。
この5件につきましては、道路事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて専決処分したものでございますが、事故の発生箇所及び発生場所が同様でございますので、一括して報告させていただきます。
資料につきましては、専決処分事項の報告書2ページから11ページでございます。
専決第1号から第5号までとなっておりますが、ご参照ください。
相手方につきましては、それぞれ
専決処分書に記載のとおりでございます。
事故の概要でございますが、発生日時につきましては、平成27年11月26日から27日でございます。相手方が市道1-23号線を越谷方向から、県道野田岩槻線方面に走行中、春日部市増田新田236番1地先におきまして、道路の陥没箇所に車両の左側、前後輪が入り、タイヤを損傷した物損事故でございます。
損害賠償額及び和解の要旨は、それぞれ
専決処分書に記載のとおりでございます。損害賠償金につきましては、予備費を充用させていただきまして、支払いは済んでおります。賠償金につきましては、道路賠償責任保険より全額補填されるものでございます。
事故の過失割合でございますが、相手方につきましては、過失割合が10%、市につきましては、陥没箇所について一定の管理責任があることから残りの90%が過失割合ということでございます。
事故における現場の対応につきましては、27日午後5時50分ごろ、当事者から事故の報告を受けまして、職員が事故現場を確認し、補修をしております。
続きまして、報告事項ナンバー7、専決処分事項についてご報告いたします。
専決処分事項の報告書12ページ、13ページをごらんください。
専決第6号「道路事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて」専決処分したものでございます。
相手方につきましては、処分書に記載のとおりでございます。
事故の概要でございますが、平成27年11月29日午後1時半ごろ、相手方が市道5-9号線を国道16号方面へ走行中、春日部市南栄町18番15号地先におきまして、路面とマンホールの段差により、フロントバンパー及びコーナーレンズを損傷した物損事故でございます。
損害賠償額及び和解の要旨につきましては、処分書に記載のとおりでございます。損害賠償金につきましては、予備費を充用させていただきまして、2月18日に済んでおります。賠償金につきましては、道路賠償責任保険より全額補填されております。
事故の過失割合でございますが、相手方につきましては前方注意して走行する注意義務を怠ったことから、過失割合は50%でございます。市は道路上の段差箇所につきまして一定の管理責任があることから、残りの50%が過失割合ということでございます。
続きまして、報告事項ナンバー8、訴訟が提起されたこと及び予備費の充用について報告いたします。
訴訟につきましては、平成27年12月24日付で、横浜地方裁判所に市を被告とする訴訟が提起されたものでございます。事件番号及び原告につきましては記載のとおりでございます。
請求の主な内容でございますが、原告の所有地を市道として不法占拠していたことについて、市に対しまして353万6400円の支払いと、訴訟費用の負担を求めるものでございます。この訴訟の対応といたしまして、顧問弁護士を訴訟代理人とする委任契約を締結いたしました。また訴訟代理人に着手金を支払う必要があるため、予備費から20万340円を充用させていただいたものでございます。
報告は以上でございます。
◎宮崎
都市整備部長
都市整備部からナンバー9、第三次
春バス運行計画について。ナンバー10、
景観重要樹木の視点について青木
都市計画課長より、ナンバー11、
宅地耐震化推進事業につきまして、関
開発調整課長から報告させていただきます。
◎青木
都市整備部参事[兼]
都市計画課長
都市計画課より報告事項、ナンバー9の第三次
春バス運行計画について報告させていただきます。
別添資料のインデックス番号9番をごらんください。
現在、春バスにつきましては、昨年11月に策定した、春日部市地域公共交通網形成計画に定められております第三次
春バス運行計画及び新市立病院の開設に合わせた運行開始に向けて準備を進めているところでございます。第三次
春バス運行計画における運賃設定につきましては、路線バスと同水準とし、上限を300円としておりますが、その後、検討を重ね、2月19日に行われた第23回春日部市地域公共交通活性化協議会におきまして、具体的な運賃設定について承認されたので、その内容についてご報告させていただくものでございます。
まず、春バスの運行目的と課題についてでございますが、春バスは、公共交通機関である鉄道、民間路線バス網を補完し、コンパクト・プラス・ネットワークの
まちづくりを推進することを目的としております。一方、課題としまして、春バスの運行ルートは、路線バスではカバーされていない不採算の地域を運行していることから利用も少なく、多くの収益を上げることができないことが上げられます。このようなことから、サービスレベルの向上を図り、利用者をふやしていく必要があるものと考えております。このため、現在の運行よりさらに多くの方々に春バスをご利用いただくために、2番、第三次
春バス運行計画におけるサービスレベルの向上についてにお示しさせていただいているとおり、1から6までのさまざまなサービスレベル向上の方策を実施いたします。
これらの方策により、3番、利用者の増加についてのとおり、大幅に利用者が増加するものと見込んでおります。
次に、左下の4、運賃の検討についてをごらんください。運賃検討の必要性についてでございますが、第三次
春バス運行計画の実施により、利用者が大幅に増加する見込みでございますが、一方、新規ルートの整備などにより、
運行経費が増加いたします。このことから、サービスレベルの向上を図りつつ
運行経費の増加に対応し、今後も春バスを持続的に運行するためには、現状の公費負担率と同水準にする必要があるため、運賃の見直しを行うものでございます。
次に、資料右上の(2)運賃設定の検討についてをごらんください。
まず①運賃設定につきましては、過去、均一制、区界制により運行を行ってまいりましたが、第三次
春バス運行計画では、路線バスと同水準での
料金体系とするため、距離に応じて運賃が加算されていく対距離運賃制により運賃設定を行い、上限は300円としております。
続いて、中ほどの③初乗り運賃につきましては、100円、150円、180円、200円に設定した場合をそれぞれ試算し、運賃収入や公費負担額を算出いたしました。
結果といたしまして、初乗り運賃を150円と設定することが運賃値上げによる運賃収入の増加と料金抵抗、いわゆる値上げによる利用者の減少でございますが、このバランスがよく、最も効率的な設定であると考えております。
最後に、右下部分の5、運賃設定の方針についてでございますが、第三次
春バス運行計画の実施により、先ほど説明申し上げましたとおり、利用者数や運賃収入の増加が期待できるということから、サービスレベルの向上を図りつつ、現状の公費負担率を維持しながら持続的な春バスの運行を行ってまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
続きまして、報告事項ナンバー10の
景観重要樹木の指定についてでございます。
別添資料のインデックス番号10番をごらんください。
ふじ通りの藤を春日部市景観計画における
景観重要樹木に指定するため報告させていただくものでございます。
まず背景でございますが、
ふじ通りは昭和54年から55年にかけて、区画整理事業の一環として整備され、現在は春日部郵便局交差点から地方庁舎交差点までの約1キロの区間におきまして、両側の歩道に218本の藤が植栽されており、春日部市を代表する景観スポットとして市民の皆様に愛されている場所となっております。これまでも道路空間を活用した藤まつりなど、良好な景観を生かした
取り組みが行われてきましたが、将来にわたって良好な景観を保全するとともに、地域の活性化やにぎわいの創出を図るため、春日部市のシンボルとなっている沿道の藤を景観法に基づく
景観重要樹木として指定するものでございます。
次に、
景観重要樹木とは、良好な景観の形成に重要な樹木で、資料の中ほどにございます春日部市景観計画による指定基準1から4に該当するものを、景観法第28条の規定に基づき指定するものでございます。また指定の手続には、あらかじめ春日部市景観審議会の意見聴取が必要となりますが、今回の藤につきましては、2月9日に開催した第16回春日部市景観審議会におきまして、
景観重要樹木の指定について諮問をしております。
次に、指定の概要でございますが、指定樹木といたしましては、沿道の藤218本で、指定年月日は28年3月末を予定しております。樹木の所有者は春日部市で、現在は
道路管理課にて管理をしております。
資料の一番下に示しております
景観重要樹木の指定のメリットといたしまして、伐採や植栽などには原則として市の許可が必要となり、樹木の保全につながることや、適切な管理が義務づけられるということにより、良好な景観の保全につながることが上げられます。さらに、春日部市特有の景観資源として、市内外にアピールができ、にぎわいの創出に寄与できると考えております。今後も藤の管理者と連携しながら良好な景観形成に努めてまいります。
説明は以上でございます。
◎関
開発調整課長
開発調整課より報告事項11番、
宅地耐震化推進事業大
規模盛土造成地の調査結果公表についてでございます。
お手元の資料、インデックス11番をごらんください。
まず、
宅地耐震化推進事業の背景と目的でございます。
平成7年の阪神・淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震などでは、大規模に谷を埋められた造成宅地で多くの住宅や周辺の公共施設に莫大な損害が発生しました。国では、このような宅地地盤災害を未然に防止、または軽減し、宅地の安全性の確保を目的とした宅地造成等規制法を平成18年に改正し、あわせて地方公共団体が実施する大
規模盛土造成地の変動予測調査など、滑動崩落防止を実施する
宅地耐震化推進事業を創設いたしました。春日部市では、このような大地震から市民の生命と財産を守り、宅地の安全性を確保するため、この事業を進めることを実施したところでございます。
次に、春日部市の
取り組みと調査結果でございますが、春日部市では、大
規模盛土造成地の変動予測調査ガイドラインに基づいて、平成27年度に滑動崩落の危険性が高いとされる地区の抽出を行い、調査の結果、地震時等における災害の発生が予想される大規模造成地区では造成しないことを確認いたしましたので、調査結果を報告し、大
規模盛土造成地の変動予測調査を終了するものでございます。
報告は以上でございます。
◎横川
水道事業管理者職務代理者
水道部からナンバー12、
事故報告について、細井
施設管理課長より報告させていただきます。
◎細井
水道部次長[兼]
施設管理課長
水道部
施設管理課より報告事項ナンバー12、
事故報告について報告させていただきます。
本日ご配付させていただきました報告事項のインデックス番号12をごらんください。
発生日時につきましては、平成28年1月28日木曜日の午前7時前に発生した事故でございます。発生場所につきましては、春日部市立野78-1番地付近、こちらの県道春日部松伏線の交差点、立野交差点の南側の下り線でございます。そこの車道部分でございます。事故当事者につきましては2名でございまして、1人目が越谷市新川町の男性と、2人目が春日部市西宝珠花の女性でございます。
事故の概要でございますが、平成28年1月28日木曜日の午前7時ごろ、県道松伏春日部関宿線の下り線の車道を走行中、水道管から漏水による路面凍結によりまして事故現場を走行していた2トントラックと軽自動車が相次いでスリップし、反対側のガードレールに衝突し、運転手の2名の方の打撲及びむち打ちの負傷と車両が破損しました人身及び車両物損事故でございます。
事故の経緯でございますが、事故前日の平成28年1月27日の夕方に、事故現場付近で水道から漏水があるという通報を受けまして、職員2名が現場に出向き、漏水状況を確認したところ、水量が少なかったこと、また流れている水が道路わきの側溝に流れているということから、凍結防止剤を散布し、翌日の朝から漏水修繕を予定し準備しておりましたが、修繕開始前に事故が発生したものでございます。
事故現場につきましては、その日のうちに漏水修繕を行い、車両の通行に支障のないように応急工事を行いました。現在、事故の当事者は打撲及びむち打ちの治療中でございます。また車両も修理を行っているということでございます。今後、事故当事者の同じ2名の方と示談に向けて交渉を進めてまいります。
なお、水道部では、この事故を受けまして、道路上の漏水の場合、水の量の大小にかかわらず直ちに漏水修繕するように改善をするように、事故防止に努めてまいります。
以上でございます。
◆斉藤 委員
専決第6号の事故の内容なんですけれども、この道路と路面とマンホールの段差により、フロントバンパー及び車両右側のコーナーレンズを損傷という形なんですけれども、そんなにマンホールと路面との段差というのがあったんですか。
◎渡辺
建設部次長[兼]
道路管理課長
現場のほうは、路面、舗装面と下水道のマンホールが15センチぐらい、マンホールが飛び上がっているというのですか、盛り上がっているというんでしょうか、当事者は多少車高が低い部分もあるんですが、そこでバンパーにマンホールのふたが当たって、ふたがとれてしまったというような事故でございます。
◆斉藤 委員
わかりました。車のほうがちょっと低いんですね。
◆井上 委員
それでは、春バスの運賃、基本料金を上げるのは、これ、いつからになるんでしたっけ。
◎青木
都市整備部参事[兼]
都市計画課長
第三次春バス運行につきましては、現在、新市立病院の開設と合わせて運行を目指しておりますので、それと同時に今のところ、病院のほうは7月に開設と聞いておりますので、それに合わせて行いたいと考えております。
◆井上 委員
7月1日ということですか。
◎青木
都市整備部参事[兼]
都市計画課長
病院が7月になるということなので、7月4日のところで、今のところ考えています。
◆松本 委員
春バスなんですけれども、サービス面の拡充ということで新規路線なんかもあるから、経費も掛かっているんでしょうけれども、値上げするわけですよね。何かもうちょっと、これが採算ベースとしては、公費負担率が若干下がるけれども、ここの新規路線を多くするというだけではなくて、何か利点みたいなものがもうちょっとあれば、もうちょっと説得しやすいんじゃないかと思うんだけれども、どうでしょうか。
◎青木
都市整備部参事[兼]
都市計画課長
サービスレベルの向上につきましては、1つは、
交通結節点の接続ということで、今回大きいのがイオンモール春日部への接続の流れ。またウイング・ハットや豊野公民館だとか、そういう公共施設への接続がよくなるかなということと、あとは利便性の高いダイヤを接続いたしまして、例を挙げると、春日部駅東口から小渕団地につきまして、運行時間を現在7時までだったのが、もうちょっと通勤の方を取り込みたいということで8時まで運行バスを。そういったことを考えております。
以上でございます。
○栗原 委員長
ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○栗原 委員長
では、以上をもちまして、
建設委員会を閉会といたします。
閉会 10:43...