所沢市議会 2022-09-21
09月21日-07号
令和 4年 9月 定例会(第3回) 令和4年 第3回 埼玉県
所沢市議会会議録第7号
定例会-----------------------------------議事日程(第7号)令和4年9月21日(水曜日) 午前10時0分 開議・午後5時51分 閉会日程第1
議会運営委員長報告 議会運営委員長 末吉美帆子議員日程第2 一般質問 市政に対する質問 10番 長岡恵子議員 前田福祉部長
埜澤街づくり計画部長 鈴木産業経済部長 肥沼建設部長
井上危機管理監 竹内選挙管理委員会委員長 江原学校教育部長 22番 杉田忠彦議員 肥沼建設部長
江原学校教育部長 千葉教育総務部長 井上危機管理監 埜澤街づくり計画部長 19番 島田一隆議員
町田こども未来部長 埜澤街づくり計画部長 肥沼建設部長
並木環境クリーン部長 鈴木経営企画部長 中島教育長 藤本市長 中村副市長
鈴木産業経済部長 2番 天野 敦議員
江原学校教育部長 前田福祉部長
並木環境クリーン部長 井上危機管理監 当麻財務部長 30番 越阪部征衛議員 藤本市長 中村副市長
埜澤街づくり計画部長 冨田市民部長 肥沼建設部長
並木環境クリーン部長 鈴木経営企画部長 千葉教育総務部長 町田こども未来部長 ◯市長提出追加議案の報告日程第3 議案第70号及び議案第71号並びに諮問第6号 市長提案理由の説明 藤本市長 質疑 32番 中村 太議員 市川総務部長 藤本市長
千葉教育総務部長 31番 浅野美恵子議員 藤本市長 19番 島田一隆議員 市川総務部長
千葉教育総務部長 委員会付託省略の
決定 ◯議会運営委員長報告 議会運営委員長 末吉美帆子議員 討論 採決日程第4 議員提出議案第7号 提案理由の説明 9番
末吉美帆子議員 質疑 委員会付託省略の決定 討論 採決日程第5 常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中継続審査申出の件(特定事件)日程第6 議員派遣の
件 ◯市長あいさつ 藤本市長 -------------------------本日の出席議員 30名 1番 矢作いづみ議員 2番 天野 敦議員 4番 佐野允彦議員 5番 石原 昂議員 6番 城下師子議員 7番 小林澄子議員 8番 平井明美議員 9番
末吉美帆子議員 10番 長岡恵子議員 11番 大石健一議員 12番 入沢 豊議員 14番 植竹成年議員 15番 川辺浩直議員 16番 亀山恭子議員 17番 粕谷不二夫議員 19番 島田一隆議員 20番 石本亮三議員 21番 荻野泰男議員 22番 杉田忠彦議員 23番 谷口雅典議員 24番 西沢一郎議員 25番 福原浩昭議員 26番 村上 浩議員 27番 中 毅志議員 28番 大舘隆行議員 29番 松本明信議員 30番 越阪部征衛議員 31番 浅野美恵子議員 32番 中村 太議員 33番 秋田 孝議員欠席議員 1名 18番
青木利幸議員地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 藤本正人 市長 中村俊明 副市長 井上 典 危機管理監 鈴木哲也 経営企画部長 市川博章 総務部長 当麻靖男 財務部長 冨田一成 市民部長 前田広子 福祉部長 町田真治 こども未来部長 瀬能幸則 健康推進部長 並木和人
環境クリーン部長 鈴木明彦 産業経済部長 埜澤好美
街づくり計画部長 遠藤弘樹
街づくり計画部所沢駅
西口まちづくり担当理事 肥沼宏至 建設部長 越智三奈子 会計管理者 平田 仁
上下水道事業管理者 磯 稔 上下水道局長 教育委員会 中島秀行 教育長 千葉裕之 教育総務部長 江原勝美 学校教育部長 選挙管理委員会 竹内利明 委員長午前10時0分開議 出席議員 30名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番 欠席議員 1名 18番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 危機管理監 経営企画部長 福祉部長 こども未来部長
環境クリーン部長 産業経済部長
街づくり計画部長 建設部長 教育長 教育総務部長 学校教育部長
選挙管理委員会委員長
△開議の宣告
○大石健一議長 おはようございます。 出席議員数が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、本日の会議を開きます。
-----------------------------
△日程第1
△
議会運営委員長報告
○大石健一議長 初めに、日程第1、
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 末吉美帆子議員 〔9番(
末吉美帆子議員)登壇〕
◆9番(
末吉美帆子議員) おはようございます。
議会運営委員長報告を申し上げます。 9月16日、本会議散会後、
議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議の結果について御報告します。 会議の冒頭、中村副市長から追加議案3件を提出する旨の発言がありました。 この発言を受けて、本日の日程について協議した結果、一般質問の終結の後に、
市長提出追加議案を議題とし、委員会付託を省略し、審議することに決しました。 なお、市長提案理由の説明の後、議案調査のため本会議を休憩することを確認しております。 議員提出議案については1件を提出することに決しました。 以上で、報告を終わります。
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△日程第2 一般質問
△市政に対する質問
○大石健一議長 次に、日程第2、一般質問を行います。 昨日に引き続き、市政に対する質問を許します。 初めに、10番 長岡恵子議員 〔10番(長岡恵子議員)質問席へ〕(拍手する人あり)
◆10番(長岡恵子議員) おはようございます。 立憲民主党の長岡恵子です。 通告に従いまして順次質問してまいります。なお、キッチンカーにつきましては、①と②の順番を入れ替えます。また、項目のワクチンについてと、伐採と植樹につきましては取りやめます。また、前田福祉部長と
井上危機管理監、前回は時間が足らず申し訳ございませんでした。本日よろしくお願いいたします。 それでは、質問にまいります。 障害者について、①ロービジョンについてお伺いいたします。 ロービジョンの方は、今回は弱視の方を想定して質問いたします。通常、紙の資料等は白い用紙に黒文字で印字されているものが多いと思いますが、ロービジョンの方は黒い用紙に白文字のほうが見えやすいようです。もちろん見え方に差がありますので、青い用紙に白文字といったほうが見えやすい方もいらっしゃるようです。市の広報物等、ロービジョンの方に配慮したものの発行をお願いしたいとの御意見をいただきました。所沢市の広報物や看板等、御対応をお願いしたいんですが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 議員御案内のとおり、ロービジョンの方でも、視力や視野の状況によりまして見え方に違いがございます。いただきました御意見につきましては、関係部署へお伝えしてまいりたいと存じます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 以前に32番議員の一般質問にて、道路の整備計画が決まってから、近くの住民にお知らせするといったお話があり、計画が決まる前に地域住民と対話をしたほうが、よりよいまちづくりに寄与するというお話がありました。このようなお話のように、所沢市内のそれぞれの箇所で障害者向けのスロープや点字ブロックなどを設置する際には、障害者団体にお声がけをして御意見を伺いながら設置したほうがよいと思います。そのようなことをされているのでしょうか。されていない場合は、今後設置する前に御意見を伺いながらと思いますが、御検討いただけますでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 市ではこれまでに、障害のある方々と御一緒に御意見を伺いながら、幾つかのインフラや公共施設を整備してまいりました。その集大成が、所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例につながっていると考えております。そのため、障害者向けのスロープや点字ブロックなどを設置する際には、この条例を念頭に置きまして合理的な配慮を心がけながら、国・県より示される整備基準に基づいて行っているところでございます。今後、新しく建物を建てる際や既存の構造物などに設置する際には、障害のある方々にできる限り御相談をし、関係部署と積極的に対応してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。設置されてから直すというと、なかなかお時間がかかりまして大変だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問にまいります。広報物や看板のロービジョンの方への配慮をお願いしたいといった中に、電車やバスの時刻表や看板が見えにくいとのお話がありました。スマホでは乗換案内など調べにくいといったお話もありました。また、電車のホームの壁が暗く、できれば色分けをしてほしいといったお話もありました。ロービジョンの方は見え方に差があります。時刻表を新たに見えやすいものに変えるといった場合は、ロービジョンの方の団体と意見交換しながら御検討をお願いしたいですが、いかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 市では、所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例を制定後、障害への理解を深めていただくための出前講座を市民の方や企業などに幅広く積極的に開催しております。障害のある方の特性や困り事、配慮の仕方等について理解を深めていただく機会として、出前講座では障害のある方の声を引き続きしっかりとお伝えしてまいります。こうしたことを通して、企業から障害者団体の御意見を伺いたいとの申出が市へ寄せられた際には、積極的に調整を図ってまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひ企業からそういうようなお声がけがあるとありがたいです。もし、そういったことがあった場合、よろしくお願いいたします。 次の質問です。以前に新所沢駅にて
ホームドア設置の実証実験を行ったと思いますが、それ以降、設置する様子がないとのお話をいただきました。設置されなかった理由は、市は把握されているのでしょうか。
国立リハビリテーションセンターの最寄り駅である航空公園駅も、ホームドアが設置されておりません。全国から
国立リハビリテーションセンターに障害者の方が来られるという意味では、障害者に優しい駅にしてほしいといった御意見をいただきました。 市の見解をお伺いいたします。今後も、
国立リハビリテーションセンター最寄り駅等に
ホームドア設置を御検討いただきたいのですが、いかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 初めに、ホームドアの製造会社が新所沢駅の一部で実証実験を行った経緯につきましては、ドアの枚数が違う複数の車両形式に対応するホームドア製品の開発に協力することを目的として、一時的にホームを使用させたものであるため、
ホームドア設置を前提とした実験ではなかったものと聞いております。 次に、
ホームドア設置に関する見解及び設置に向けた検討はとのことでございますが、障害者の方が利用される施設の最寄り駅の
ホームドア設置の必要性は認識しており、実施主体の
西武鉄道株式会社に対し、設置に関する要望を継続して行っているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 続きまして、新しい支援方法にについてお伺いいたします。 障害者の方が着脱しやすい服という服はよくあるようですが、デザイン性も考慮した服を購入したいといった声もあるようです。そのような現状を市は把握されているのでしょうか。また、何か対応はされていらっしゃるのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 障害のある方が着脱しやすい服やデザイン性も考慮した服があるということは認識しております。購入等の御要望につきましては特に把握はしておりませんが、こうした服により暮らしやすく生活が豊かになるものと考えます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員)
国立リハビリテーションセンターでは、車椅子等の方が脱ぎ着しやすくデザイン性も考えた服を作り、
ファッションショーをしているようです。並木祭りにて
ファッションショーを実施しているようですが、せっかくデザインを考えたのであれば、こちらを必要な方に届くように商品化をしたほうがよいのではないかと思いました。並木祭りに参加する要件は何かあるのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。
国立障害者リハビリテーションセンターへ確認いたしましたところ、例年行われているリハ並木祭では、センターでの日頃の訓練やクラブ活動の紹介、各部署の取組の成果の発表などを行っており、
ファッションショーも、
国リハコレクションとして、日頃の研究の成果を発表する企画の一つであるとのことでございました。参加につきましては、来場者や出展する企業や学校、団体などは、コロナ禍により制限される場合があるとのことでしたが、
国リハコレクションに出展されている団体には、市内にございます
専門学校浜西ファッションアカデミー、
認定職業能力開発校埼玉ファッションアカデミーがございます。こちらの学校は、埼玉県から委託を受けて、埼玉県
職業能力開発センターで開催される講座の一つとして
ユニバーサルファッション講座を実施されたり、過去には全国総合技術展において労働大臣賞特選、全国第1位ということですが、こちらを受賞されるなど、昭和36年に創立された伝統を誇る学校でございます。リハ並木祭への参加につきましては、イベント開催に当たり広く周知の上、出展募集を行っているようですが、
国リハコレクションにつきましては、このような伝統校や大学、民間企業などが出展し、日頃から研究している成果を発表しているとのことでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 障害者も、健常者も、参加が可能であるならば、最近では障害者が着たくなる機能性・デザイン性を考慮した服を作製する企業が出てきました。そういった方々を並木祭りにお声がけして、
ファッションショーでよいと思った服を商品化していただいたり、障害者がどのような服が欲しいのかといった意見を聞いたりする場になるとよいなと思っております。障害者と企業をつなぐかけ橋に所沢市がならないかと思いますが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。
国リハコレクションは、
国立障害者リハビリテーションセンターの周知や外部団体の出展機会の場の提供であり、販売を目的としたものではないものの、過去には製品化された服などの紹介・展示も行われていたようでございます。これまでも
国立障害者リハビリテーションセンターとは、他の機会においてもつながりがございますことから、今後も引き続き連携等に力を注いでまいりたいと存じます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問にまいります。キッチンカーについてお伺いいたします。 ①市内各地域での営業についてです。所沢市内でキッチンカーを出店するためには、利用許可が必要なのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木産業経済部長
◎
鈴木産業経済部長 お答えいたします。 所沢市内でキッチンカーを出店するには、まず、埼玉県内の保健所において営業許可を受ける必要があり、その許可を受けたキッチンカーにつきましては、埼玉県内全域での営業が可能となります。 次に、営業するに当たりましては、出店するそれぞれの場所の管理者から使用の許可を取り、同時に、食品衛生責任者の配置が必要となります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 所沢市において、市の保有する施設等にて実際にキッチンカーの利用申請があり、キッチンカーが出店しているところに
YOT-TOKOがあるようですが、どのような利用手続が必要なのでしょうか。また、年間どれぐらい利用があるのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木産業経済部長
◎
鈴木産業経済部長 お答えいたします。 所沢市
観光情報物産館YOT-TOKOにおいてキッチンカーの出店を希望する場合には、施設の管理者に利用申請書を提出すること、さらに利用料金として、現在は占用面積、これは使用する面積ですけれども、に応じた金額と、特産品の販売に当たっては売上げの15%を納入する必要がございます。また、年間の利用状況でございますけれども、昨年5月の開館から1年間で延べ47台でございました。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員)
YOT-TOKOは、まだ開業されてから日が浅いので、出店者も少なく思えますが、今後もキッチンカーの出店回数を拡大される場合、出店に係る費用の見直しが必要ではないかと思っております。市内のある民間施設の出店料が
YOT-TOKOよりも安いという話を耳にしました。
YOT-TOKOの出店料は、貸し出す広さや、市内の方が出店されるといった条件で多少安くなるようですが、それでも売上げの15%プラス場所代となっております。その民間施設では、売上げが
YOT-TOKOよりもよいというお話もあるようです。今後、
YOT-TOKOの出店料も臨機応変に改定することで、より出店者も増えるのではないかと考えますが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木産業経済部長
◎
鈴木産業経済部長 お答えいたします。 市内の民間施設の出店料などにつきましては、市としては承知しておりませんけれども、所沢の特産品や所沢ならではの品ぞろえで所沢の魅力を発信する事業者など多くの事業者に出店をいただけるよう、指定管理者と意見交換をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひよろしくお願いいたします。 所沢市内の公園でもキッチンカーの利用があるようですが、どのような利用手続が必要なのでしょうか。また、どのような内容でしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 公園内でキッチンカーを利用される場合につきましては、事前相談をいただいた上で、公園内行為許可の申請を公園課に提出していただいております。内容につきましては、長者久保公園、上砂公園などではマルシェ、小手指公園、北野公園では福祉マーケットを開催される中で、キッチンカーを利用されているものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 市内公園では、コロナ前はイベントの際にキッチンカーが出店されていることが分かりました。 続きまして、道路に関してお伺いいたします。道路にてキッチンカーを出店することは様々な課題がある印象を受けております。そうした中で、
歩行者利便増進道路などを使い、他の自治体ではにぎわい創出を展開されているようですが、所沢市にそのような可能性があるのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 街づくり計画部におきましては、昨年度に所沢駅
周辺グランドデザインを策定し、まちなかの
パブリックスペースなどを活用したにぎわいや回遊性の創出を目指しているところでございます。このビジョンでは、まちづくりにおいて重要と考えられるポイントを10か所示すとともに、駅周辺エリアを大きく4つに分け、それぞれの特色に応じたまちづくりを進めることとしております。今後、このビジョンを実現していくに当たり、まちなかの空間の生かし方といたしまして、キッチンカーをはじめとする多様な出店形態がエリアの魅力を高めて、にぎわいが創出されるものと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 可能性があるとのことで、ありがとうございます。 次の質問にまいります。東京都世田谷区では、
新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けた区内事業者への支援と、新しい生活様式への対応に向けた区民の利便性向上につなげることを目的に、区有地への
キッチンカー出店スペース創出に向けた実証実験を行いました。一定の需要が見込めることが確認できたため、定期出店することになったようです。また、さいたま市でも、新しい生活様式下で地域の利便性を向上させる公共空間の利活用や市内事業者への支援の在り方、市の新たな財源創出策等について調査研究し、その成果等を今後の市の施策に生かすため、当該市と包括連携協定を締結している企業と連携し、公共空間にキッチンカーを展開し、実証実験を行いました。このような他の自治体の取組を参考に、キッチンカーが市内で営業しやすいよう取り組まれてはと思いますが、御検討をお願いいただけますでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木産業経済部長
◎
鈴木産業経済部長 お答えいたします。 世田谷区やさいたま市の取組については承知しております。また、既に市内の多くの場所で出店されているところではございますが、にぎわい創出の効果や課題について調査研究をしてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひ前向きな御検討をお願いいたします。 私が初めて当選し、参加いたしました政策討論会でもお伝えしておりますが、台湾では夜に屋台がたくさん出店し、夕飯をそこで済ませることができるようです。コロナ禍もありますので、キッチンカーでお弁当を買って帰るスタイルが広まると、女性の家事負担の軽減にもつながると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問です。防災の面での活用についてお伺いいたします。 防災備蓄をされていない住民は、まだまだ多くいらっしゃるのではないかと思いますが、所沢市としまして何か対応をされていらっしゃるのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 防災備蓄をされていない市民の方に向けましては、日常生活で使用する水や食料を多めに常備しておき消費したら補充するというローリングストックという方法を、市ホームページや防災ガイド、避難所マップ、出前講座などで周知を行っております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 各種市内の団体に対して出前講座を開催し、そちらは順番待ちというほど盛況のようですが、出前講座は恐らく平日にお時間がある団体に多いのではないかと思いますが、そのような認識でよろしいでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 防災に関する出前講座を主に受講している団体につきましては、民生委員や自治会の役員、高齢者大学などでございます。 なお、受講時間につきましては、危機管理室では時間外での出前講座も相談に応じているところですが、団体からの希望受講時間が平日の昼間に多い状況となっております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 働き盛りの若い世代等、所沢市という自治体に日頃あまり関係がない方に対して防災備蓄を促すような取組ができればいいなと考えております。例えば、キッチンカーに防災用品の見本を載せ、所沢市内の駅前等で展示することはできないかと思いますが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 多くの人が集まる駅前等で行う防災用品の展示は、防災意識の啓発に一定の効果があるものと認識しております。実際に行うことになれば、展示の方法やその規模、土地や施設の利用許可など幾つかの課題はございますが、防災用品等の関連事業者からそのような相談や問合せがございましたら、実施に向けて検討してみたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ありがとうございます。 災害対策基本法では、物資調達について、まずは発災後3日までは備蓄で対応、発災後4から7日では被災した地域の自治体などからの要請を待たずに必要と思われるものを国が判断して支援するプッシュ型支援、その後は被災地の自治体で取りまとめた要望に従って物資支援をするものとしております。こうした際の取組になりますが、御飯やパン等、やはり冷めたものになると思います。 2021年7月に静岡県熱海市で発生した熱海市伊豆山土石流災害では、静岡県東部のキッチンカー事業者たちでつくる全国キッチンカー事業振興協会が炊き出しを行い、避難所に温かい食事を届けました。また、東京都渋谷区では、うどんチェーンなどを展開する企業との協定を締結しました。このように、災害時には区の要請を受けてうどんチェーンのキッチンカーを避難所などに派遣し、うどんを提供すると同時に、渋谷区内で営業するうどんチェーンの3店舗で、被災した人たちにうどんの提供が行われます。このようなキッチンカーの団体や企業など、協定を結び災害時に温かい食事を提供する取組をされているようです。所沢市はそのような協定は結んでいるのでしょうか。また、今後、このような取組を御検討されてみてはと思いますが、いかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 発災直後、状況によっては温かい食事を提供することは難しいかもしれませんが、数日後には提供できるよう、食材、機材の確保について既に複数の企業と協定を締結しております。 なお、現在、協定は結んでおりませんが、先日、キッチンカー団体から問合せもございましたことから、今後意見交換を行う予定でございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひ意見交換、よろしくお願いいたします。 キッチンカーで防災グッズの展示を提案しておきましたが、やはり購入するには費用がかかりますので、防災グッズ購入を促すクーポンを発行することで、防災用品を購入するきっかけになると思います。このような取組をされてみてはと思いますが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 クーポンを発行することは、備蓄品を購入するという目的が分かりやすいというメリットはありますが、その仕組みづくり等に時間を要するという問題がございます。また、防災用品はふだん使いになじみがなく、その購入のためのクーポンを家庭で普及させることは難しいものと考えております。こうしたことから、当面は、先ほど御答弁いたしましたローリングストックや防災用品の展示などによりまして、防災用品の備蓄啓発を行ってまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 分かりました。 次の質問まいります。選挙についてお伺いいたします。 公営掲示板についてです。公営掲示板につきまして、市民の方から御意見をいただきましたので、質問いたします。参議院議員選挙の公営掲示板の位置の変更があったところがありました。今までは下安松通りに公営掲示板が設置されておりましたところがなくなり、今回は桂木公園の中のフェンス沿いに設置されておりました。これまで変更は特になかったようですが、今回なぜ変更があったのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
竹内選挙管理委員会委員長
◎
竹内選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 桂木公園の掲示板の変更前の設置場所は、下安松通りに面した民有地の塀をお借りいたしまして設置しておりましたが、歩道部分が狭く、歩行者の安全に配慮するため変更したものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 畑の一角をお借りしていたところに住宅が建つので公営掲示板を移動したということなら分かります。しかし、下安松通りに設置されていたものが、なぜ桂木公園に移動になったのか、市民の方から、長年結構ずっとそこにありましたので、本当にどうしてといったお声をいただきました。慣れ親しんだ場所かつ通勤や通学等人通りの多い道にあったものを、人通りの多い別の場所に設置されたのであれば分かります。しかし、秋津駅に向かうための通り沿いに設置されたのではなく、その通りから脇に1本細い道の入った先にある奥まった公園に設置すると市民の目に留まりにくいので、元の場所に戻していただくか、自治会館の前等人目につきやすいところがよいのですが、今後御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
竹内選挙管理委員会委員長
◎
竹内選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 掲示板の設置場所の選定に関しましては、大きさの異なる全ての選挙の掲示板が設置できるスペースがあることのほか、見やすいか、交通や周辺に支障がないか、投票区内での配置バランスなどの観点を踏まえまして選定しておりますので、それらの条件を満たす場所がございましたら検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) ぜひよろしくお願いいたします。 投票所についてお伺いいたします。こちらも市民の方からお話を伺いましたので、質問いたします。 今まで私の地域の投票区は安松小学校でしたが、参議院議員選挙の際は松郷保育園でした。また、私の住んでいる近くの別の投票区の方は、今まで選挙の際の投票所は慈光幼稚園でしたが、今回の参議院議員選挙は安松保育園でした。私が2019年に当選してからの3年ほどで、安松小学校は市長選や参議院議員選挙など、数回投票所が松郷保育園に変更になっております。慈光幼稚園の投票区の方も同様に数回安松保育園に変更になっております。やはり慣れ親しんだ投票所のほうが市民の方も投票しやすいので、元の場所で実施してほしいというお話をいただきました。選挙とかぶらないように、学校体育館の改修工事を実施するといった学校側と慎重に調整をしながら工事のほうも実施していただきたいのですが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
竹内選挙管理委員会委員長
◎
竹内選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 現在、投票所として多くの学校や保育園などの施設をお借りしておりますことから、以前から選挙時には工事等の日程と重ならないよう、施設の担当課としては調整を行っているところでございます。調整の結果、工事日程を変更して選挙時に使用できることになる場合もございますし、一方で、どうしても調整がつかず、やむを得ず投票所を変更する場合もございますので、御理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 結構調整等も難しいかと思うのですが、私の住んでいる地域は本当に安松小学校も坂を上らないといけないところにありますので、安松保育園、松郷保育園も安松小学校を越えたさらにその奥にありますので、やはり御高齢の方がいらっしゃる中、大変だと思いますので、なるべく元の投票所で実施していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次の質問です。そういう移動もあるので難しいこともまた今後出てくるかと思いますが、自治会館にて投票所を設置している地域もあるようですし、例えば、安松小学校の投票区の方は近くの自治会館の3か所程度を投票所にすることや、投票区が分かれてしまうのであれば、期日前投票所をその3か所程度の自治会館に設置するといったことも考えていただいたほうが、高齢者も増えておりますしよいのではないかと思います。御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
竹内選挙管理委員会委員長
◎
竹内選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 従来、投票所として学校等の施設が工事等で使用できなくなった場合には、投票所を3か所に分割しますと、投票区も3つに分割することになります。通常の投票所が使用できないたびに投票区を分割することは、かえって市民の方々、有権者の方々に混乱を招くことになりますので、現実的には難しいものと考えております。また、期日前投票所の設置につきましては、市内全体での視点で判断していく必要がございますので、そのような事案として考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) そうしましたら、元の投票所でできれば実施していただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問です。こちらも市民の方から御相談をいただきました。御相談があった方は、投票所の近くに住んでおりますので歩いて投票所まで行きます。先日行われました参議院議員選挙では、車に乗せて投票所まで連れていきますよとお声がけをいただいた方がいたようです。何度もお断りをしましたが、しつこく車に乗せて投票所に乗せていきますと言われ、半ば強引に投票所へ連れていかれたそうです。投票用紙に記入しようとしましたが、車に乗せてくださった方が後ろからじっと見ていたのが分かり、怖くなって思うように投票用紙に記入できなかったようです。このようなお話がありました。 投票に来られた方が記入されている際に、別の方が誰を記入するかといったことをのぞいているということがある場合、注意をされないのでしょうか。また、今後、このようなことが起こらないよう、記入用紙を書いている方の後ろに並んでいる方ともう少し距離を取ることや、記入台の仕切りをもう少し高さを上げるといったような、秘密選挙、自由選挙が保障される対応をお願いしたいのですが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
竹内選挙管理委員会委員長
◎
竹内選挙管理委員会委員長 お答えいたします。 投票所におきましては、背後からのぞいているか否かの判断は難しい面もございますが、他の選挙人の投票への干渉が疑われるような状況があれば、投票管理者のほかに、立会人や職員が注意を行っているところでございます。また、投票所内での人と人との距離を十分取るようなことにつきましては、今後も新型コロナウイルスの感染予防対策も含めて必要と思われるので、併せて注意してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 今までも注意されてやってきたと思うのですが、今回このような御相談がありましたので、ぜひ、より一層力を入れて取り組んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。 次の質問まいります。柳瀬川と公園についてお伺いいたします。 事故について伺います。7月24日に柳瀬川にて児童が溺れたという事故が発生しましたが、こちらについて内容を把握されておりますでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 議員御質問の事故につきましては、私どもが所管している松戸橋公園の北側に面して流れる柳瀬川において、当公園から数百m上流で起きたことは報道等で確認しております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 事故が起きて以降、公園のフェンスはどのようになっているのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 松戸橋公園のフェンスの扉は、いつでも出入りができるようになっております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 以前に松戸橋公園に関する一般質問をしましたが、やはり今回川の事故が発生してしまいました。近隣の保護者の方からも、学校で保護者会等がある際に学校の先生に、松戸橋公園から柳瀬川に下りられるようになりましたが、危ないと思うんですが、何とかならないでしょうかといったお話をされていたようです。全ての保護者の意見を聞くことは難しいかとは思いますか、命に関わること等に関する御意見はきちんと反映させる体制を整えてはと思いますが、御検討いただけないでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 学校は、保護者や地域の方から児童生徒の安全な生活の仕方についての御意見また御相談があれば真摯に受け止め、児童生徒に直接指導したり、保護者に周知をしたりしております。また、必要に応じて地域の関係者や団体、教育委員会、市の関係機関等と情報共有し、対応しておるところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 今後についてお伺いいたします。 フェンスは現在自由開放されているとのことですが、今後について協議等されておりますでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 今後のフェンスの扉の開放について協議はしているのかとのことでございますが、松戸橋公園の建設に当たりまして、地元安松町内会などより、柳瀬川の清掃活動や体験学習など地域のイベントのため、柳瀬川へ下りられる階段を設置してほしいとの要望があり、設置した経緯がございます。このことから、当該フェンスの扉の開放については、地元安松町内会などの御意向を確認する必要があるものと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 令和2年9月定例会でも申し上げましたが、何をしたらいいのか悪いのかを学んでいる途中の子供が安全に遊べる場所をつくることは大切ではないかと私は思います。今回は助かったのでよかったですが、亡くなった場合は取り返しがつかなくなります。松戸橋公園に付随する階段は、もともと清掃活動等の自治会活動のために設置されたと伺いました。現在はフェンスの鍵が開放されておりますが、自治会活動等の際にだけ開けるといったこと等を担当課で一度協議等御検討されてみてはと思いますが、いかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 自治会活動の際にだけフェンスの鍵を開放することについて検討してみてはとのことでございますが、私ども先ほど御答弁申し上げましたとおり、地元安松町内会などからの要望で柳瀬川に下りられるよう整備し、現在も御利用いただいているものでございます。こうしたことから、議員の御意見は地元安松町内会にお伝えしてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 10番 長岡恵子議員
◆10番(長岡恵子議員) 実際に子供が溺れたところは水深1.8mあったようです。柳瀬川は県の管理になりますので、県とも連携して、このような事故が起きないよう対応していただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わりにいたします。御清聴ありがとうございました。(拍手する人あり)
○大石健一議長 10番議員の一般質問は終わりました。 次に、22番 杉田忠彦議員 〔22番(杉田忠彦議員)質問席へ〕(拍手する人あり)
◆22番(杉田忠彦議員) おはようございます。 至誠自民クラブの杉田忠彦でございます。 まず初めに、大相撲で9月場所が今開催されているわけですけれども、所沢出身の北勝富士関がいよいよ優勝の可能性が出てきました。私は北勝富士のまだ小学生のわんぱく相撲の頃から知っておりまして、市長にも紹介した立場ですので大変期待しているところです。あと5日、市を挙げて応援していただけたらなと思っております。 さて、この9月定例会に、早稲田大学の人間環境科学科の学生がインターンで来ております。この学生、私が担当になりましたので一般質問のヒアリングも同席していただきまして、学生の質問あるいは意見といったところをまた参考にさせていただき、今回の一般質問は作らせていただきました。若い柔軟な考え方、私が思いつかないようなことも含まれておりまして、大変私も参考になったところでございます。 それでは、通告書に従いまして上から順に質問してまいります。議長をしてよろしくお願いいたします。 初めに、公園の活用についてです。 インクルーシブ遊具の設置ということなんですが、インクルーシブ遊具という言葉は、まだあまり聞き慣れない言葉だなというふうに思っております。インクルーシブというその言葉でいうと、日本語では包み込むようなであるとか、排除しないといった意味だそうです。そうすると、包み込むような遊具、あるいは排除しない遊具というようなことになるわけですけれども、もう少し分かりやすい言葉で言うとどうなるのでしょうか。 そこで、まず初めの質問は、インクルーシブ遊具とはどのような遊具なのか、また、具体的にどのような商品というか物があって、どのような遊び方をするのでしょうか、例を挙げて説明をお願いしたいと思います。建設部長にお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 インクルーシブ遊具とは、障害がある子もない子も一緒になって遊べる遊具でございます。具体的には、車椅子に乗ったままで遊べるような高さとなっているテーブル型の砂場や、転落防止の安全バーを備えた椅子型のブランコなどがございます。遊び方についてでございますが、従来の遊具と同様の遊び方ができるものと認識しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) インクルーシブ遊具とは、障害のある人もない人も一緒に遊べる遊具ということが分かりました。 それでは、所沢市内において、インクルーシブ遊具を設置してある公園はあるんでしょうか。また、埼玉県内では設置されている公園あるいは場所、そういったところがあるのでしょうか。あるとしたら、どのような遊具が設置されているのでしょうか、伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 本市の公園には、インクルーシブ遊具は設置しておりません。また、埼玉県内では、秩父市にございます秩父ミューズパークに滑り台と壁面の絵を回転させて遊ぶ、パネル・遊具が一体となった複合遊具が設置されております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 埼玉県内の秩父市内で設置してあるということが分かりました。そうすると、県内ほかにはないのでしょうか。ここ数年前からインクルーシブ遊具は設置が始まっているということで、全国的にもまだ少ないというふうに思っています。所沢市では、先ほどもちらっと出ていましたけれども、障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例を制定しているわけです。ですから、特に先駆けてこうしたインクルーシブ遊具の設置をするべきと考えます。また、公園の遊具も老朽化もしていきますので、更新の際もありますので、そういったときにインクルーシブ遊具の設置をしていくべきではないでしょうか。インクルーシブ遊具の設置に関して御見解を伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 先ほどの答弁にて申し上げましたとおり、インクルーシブ遊具につきましては、障害のある子もない子も一緒になって遊べることから、今後様々な観点から情報を集め研究してみいたいと思います。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 研究してみたいということで、先ほども言いましたけれども、障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例を所沢市は制定しておりますので、全部とは言いません。まずはどこかとか、住民の要望等がある場合もあるかと思います。そういったときには、ぜひ検討していただけたらなと思います。 次に、パークPFIの状況についてです。 まずPFIについてですけれども、これはプライベート・ファイナンス・イニシアチブの略で、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法というふうに私は認識しています。パークPFIは、そのPFIの前にパークがつくということですので、公園でのPFIというふうに思います。 まず、ここでもパークPFIとはどのようなものなのか、その概要について伺いたいと思います。また、いつからできるようになったのでしょうか。これも建設部長に伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 平成29年の都市公園法改正で設けられた民間資金を活用した新たな公園の整備・管理手法でございます。具体的には、民間事業者が公園内に飲食店や売店等の収益施設を設置し、その収益を活用して公園整備・改修を一体的に行う者を公募により選定し、公園の整備・管理をするものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 平成29年から始まったということで分かりました。そうすると、今年、多分5年目になるかなというふうに思います。5年目ということは、これも比較的新しい制度というふうに思います。 それでは、埼玉県内であるとか所沢市では、パークPFIの実施をしている公園はあるのでしょうか。実績があるとしたら、どこでどのような内容かについて伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 埼玉県内では、志木市のいろは親水公園と所沢市の東所沢公園に導入しております。内容でございますが、志木市のいろは親水公園では収益施設としてカフェを設置しております。また、本市の東所沢公園でも、収益施設としてカフェに加え、文化芸術の体験型施設であるチームラボによるインスタレーションを設置しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 埼玉県内では志木市のいろは親水公園で行われているということが分かりました。ここは志木市役所の少し前の川沿いの公園ということで、これは私も行ったことがあります。そして、所沢市では東所沢公園で行われているということが分かりました。それでは、東所沢公園で行われているパークPFIですけれども、これについてどのような契約になっているのでしょうか、伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 所沢市と公益財団法人角川文化振興財団との間で、東所沢公園敷地の約4分の1のエリアにおいて、飲食施設に加え、文化芸術の体験型施設であるチームラボによるインスタレーションの整備・管理・運営事業について、令和2年2月に基本協定書を締結しております。この基本協定書に基づき、令和2年6月から令和12年1月までの約10年間で施設の運営等を許可しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 東所沢公園では、角川文化振興財団と契約していて、飲食関係でカフェをやっていただいたり、チームラボの体験型の施設ですか、そういったものが行われているということ、また、期間については10年間の契約ということが分かりました。 そうすると、令和2年6月ですので、ちょうど2年が経過したところだと思います。東所沢公園のパークPFIを2年間やってみて、よかった点はどうだったのか、悪かった点はあるのかどうなのか、このことについて伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 よかった点といたしましては、飲食施設の充実など民間の創意工夫も取り入れた施設整備・管理により、公園の魅力、利用者向けのサービスレベルが向上したこと、そのほか、年間の清掃費などに係る負担が軽減されております。なお、悪かった点ではございませんが、公園敷地内の自由な利用が制限されることが懸念されます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) よかった点ということで大きく2つあったと思います。その1つとしては、市にとっては管理費が削減できますので、これが私としては一番大きいのかなというふうに思っています。悪かった点、悪かったとまでは言えないと言っていましたけれども、公園の利用が制限されることがあるということで、分かりました。 質問なんですけれども、こうしてみると、よかった点のほうが多いというふうに感じたわけなんですが、パークPFIを現在新たにやろうという検討中の公園はあるのでしょうか。また、そうやって増やしていくべきと考えますが、御見解を伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 現在パークPFIを検討している公園はございません。増やしていくべきとのことでございますが、先ほど答弁いたしましたとおり、公園施設内の自由な利用が制限されることが懸念されることから、総合的に検討してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 当然パークPFIというのは、よいことのほうが多いという考え方で始まった制度だと思っておりますし、2年間やって、どちらかといえばよかったというふうに多分感じているわけですから、まずは少しずつというか、どこか検討ぐらいは始めてもいいのかなというふうに思います。 それでは、次にまいります。GIGAスクール構想についてです。 まず、タブレットの活用状況ということで、児童生徒1人1台のタブレットの整備については、たしか令和3年3月までに完了したと認識しております。また、その後、Wi-Fi環境の整備など、インターネット環境ですね。学校内とか家庭のほうの、そういった環境が追いついていないということで整備を進め、令和3年8月までに学校のほうはほぼ全体で使用できるような環境が整ったというふうに認識しております。そして、その次には、先生たちのスキルに差があって、先生によっては使いこなせない的なこともあるので、そういう先生たちへの指導が必要となったということで、GIGAスクールサポーターであったりICT支援員を配置していると思います。こうした経過を踏まえて、質問してまいります。 まず、児童生徒1人1台のタブレット整備がされてから、これを活用した令和3年度までの取組、どのようなことをしてきたのか、これは学校教育部長にお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 児童生徒のタブレット端末を利用した昨年度までの取組につきましては、通常の授業においては、大型ディスプレイにタブレット端末でまとめた学習の成果を提示して発表することや、授業支援ソフトやアプリを活用して児童生徒が意見を交換・交流すること等に活用されております。また、学級閉鎖等の緊急時に児童生徒に対しましては、オンラインドリルを用いて個別学習に取り組ませること、また、授業支援アプリを用いて教員からの課題配信、児童生徒からの課題提出、双方向型のオンライン授業等にも活用されております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 令和3年度までの取組、分かりました。 それでは、今度、令和4年度、現在約半年が経過したところなんですが、4年度から新しい取組など、どのようなことをしているのでしょうか、お伺いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 令和4年度からの新たな取組につきましては、教員のICT活用に必要な資質を育成するための研修会や学習者用デジタル教科書を一部の教科において導入いたしました。また、昨年度のGIGAスクールサポーターに代えまして、ICT支援員を改めて配置しております。さらに、指導主事が、学校で行われる校内研修会での指導やICTに関する支援につきまして学校に直接出向くこと、電話による対応を通して昨年度までの取組が定着するようにしております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 今も少し答弁で出ていましたけれども、先生方の指導として、令和3年度まで恐らくGIGAスクールサポーターということでやっていて、今年度からICT支援員ということで行っているというふうに思います。ICT支援員、現在どのように行っているのでしょうか、伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 本年度より配置していますICT支援員は、6校ないし5校に1人ずつ配置し、午前または午後の半日を1回として月に6回程度、各学校に勤務し、授業における教員及び児童生徒の支援、教材の作成補助、さらに効果的なICT活用方法の提案等を行い、学校におけるGIGAスクール構想の推進に向けまして活用しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そういうことで指導していただいているということが分かりました。 それでは、指導を受けた先生方、そのスキルはどのようにレベルアップしているでしょうか、お伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 ICT支援員の活用による教職員のスキルの向上につきましては、導入されたICT機器を授業の目的に合わせて適切に使用することや、オンラインの活用を充実することなどにおいて向上が見られております。特に授業の導入やまとめの場面におきまして、大型ディスプレイにデータ教材を拡大して提示するスキルの定着が進んでおります。また、ICT支援員を定期的に活用できることによりまして、教員が行ってきた機器の準備やトラブルへの対処、また、オンライン授業を行う際の設定等における負担が軽減され、スキルに不安がある教職員の活用が進み、向上につながっております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 先生方もレベルアップしているということで、これからも上手に活用していただいて、成果を上げていただけたらと思います。 それでは次に、電子書籍の導入についてです。 最近、電子書籍という言葉をよく耳にします。私の感覚だと、十数年前から聞くようになったというふうに思っています。そして、最近は学校図書館で電子書籍を活用し、子供たちの読書量が格段に伸びたという事例を報道で知りました。それは、特に栃木県矢板市での事例なんですけれども、ここで質問です。栃木県矢板市の学校電子図書館の取組についてどのようなものなのか、その概要について学校教育部長にお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 矢板市の学校電子図書館につきましては、インターネット環境があればどこでも本を読むことができ、朝読書や国語の授業、読み聞かせ等において活用されている取組でございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうですか。もうちょっといろいろな報告というか、されていると思うんですけれども、矢板市では、この取組を始めて2年がたっているそうです。答弁になかったんですけれども、この取組では、電子図書館ということで学校内で多分やっているんですけれども、2年間で、小学生でいうと3倍の読書数になった、中学生でいうと2倍の読書数になったという実績も報告がされております。非常に大きな成果を上げているということが言えると思います。ぜひ所沢市でも、学校電子図書館というものを取り入れるということを行うべきであると私は考えます。これについて御見解を伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 学校電子図書館の開設によりまして、児童生徒の本を借りた数が増加したことにつきましては、注目すべき成果だと考えております。今後、多角的な視点から情報収集し、研究を行っていく必要があると考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) また研究ということですけれども、やっているというところがあるわけですから、所沢市ができないということはないのかなというふうに思います。 それでは次に、公立図書館との連携です。 学校電子図書館については、今、矢板市の話で、ここは本当に日本全体では一番うまくいっているところだというふうに認識はしておりますが、同じようにやるというのは、現時点で少し難しいというか、課題があるということは私も感じます。 そこで、公立図書館との連携なんですけれども、全国的には公立図書館で電子書籍の貸出サービスを行っている自治体があるというふうに認識しております。そこで、所沢市では、公立図書館での電子書籍貸出サービスの取組について行っているのでしょうか。これについては教育総務部長に伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 所沢図書館では、現在電子書籍貸出サービスの取組は行っておりません。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 市では行っていないということが分かりました。 それでは、埼玉県内公立図書館での電子書籍貸出サービス、これの導入実績あるのかどうなのか、行っている自治体があれば幾つあるのかについてお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 県内公立図書館では、令和4年7月1日現在で63市町村中25市町が電子書籍貸出サービスを実施しております。近隣市におきましては、入間市、川越市、富士見市などが実施しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 埼玉県内でいうと、63市町村中25市町がやっているということですね。3分の1以上やっているということが分かりました。周辺では入間市、川越市、富士見市、本当に近いところでやっているということも分かりました。 ということは、所沢市でも電子書籍貸出サービス、これは実施すべきと考えます。御見解を伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 近年、日常生活においてスマートフォンやタブレット端末が急速に普及しており、学校においてもGIGAスクール構想の推進によって1人1台端末を使える環境下にあるなど、電子書籍をめぐる環境が変化しております。また、図書館におきましては、近年、非来館型のサービス提供の充実を図ることや、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、いわゆる読書バリアフリー法に配慮した図書館サービスを運営していくことが求められております。このように、電子書籍貸出サービスの存在意義が以前よりも高まってきておりますので、本市におきましても、その実施につきましてさらに調査研究を進めていく必要があると考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうですね、まずは調査研究をしていただきたいと思いますけれども、現時点で電子書籍貸出サービス導入するとしたら、どのような課題があると認識しているのでしょうか、お伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 導入に当たりまして課題は幾つかございますが、一番大きな課題といたしましては、コストが挙げられます。まず導入に当たりましては、電子書籍はインターネット上で書籍の貸出しを行うため、図書館ホームページ上に電子書籍貸出サービス専用の新たなシステムの構築が必要となってまいります。それに加えまして、電子書籍も新たに購入しなければならないため、初期に多額の費用がかかることが見込まれております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうですね、そういった費用は当然かかると私も思います。ただ、実際にやっているところがあるわけですから、それでは、電子書籍貸出サービスを実際に行っている場所というか、行っているところは、そこの市民が電子書籍を借りる手続、流れ、これはどのようにしているのか伺いたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 一般的な事例で御説明させていただきますと、利用に当たりましては、図書館のカウンターなどでIDやパスワードの登録が必要となります。その後は御自宅のパソコンやスマートフォン、タブレットなどで図書館の開館時間を気にすることなく利用することができるサービスとなります。貸出方法につきましては、図書館のホームページ上の電子図書館専用アイコンをクリックした後、IDとパスワードを入力してログインします。その後、ジャンルで絞り込むなどの方法によって借りたい資料を選び、借りるボタンをクリックして、さらに読むボタンをクリックしますと、電子書籍閲覧画面のサービスが開きまして、資料を読むことができるものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) やるとしたら、そういった流れで貸出しができるということが分かりました。 いずれにしても、所沢市も、今既に入間市とか富士見市からすると所沢市のほうが規模は大きいわけですから、近い将来、所沢市でもこの取組はやっていくべきではないでしょうか。仮に電子書籍貸出サービス行って始めたとしたときに、先ほど言っていた小中学校と連携して、電子書籍を利用できる図書館システムの構築が必要と考えます。こうした取組に対しての見解を伺いたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 小中学校におきまして1人1台端末を使える環境下にございますことから、参考になる取組事例を調査するなど、子供の読書活動の推進に向けまして効果的な方法を小中学校と連携して研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) ぜひしっかり研究していただいて、進めていただければと思います。 それでは次に、防災行政についてです。 初めに、災害ごとの避難所についてです。所沢市の場合、災害も大きく3つに分かれるかなというふうに思います。1つ目は地震の災害、全体に被害が起きてしまうかなという、2つ目は台風や大雨による河川の氾濫、洪水等です。3つ目に、傾斜地がありますので土砂災害、こういったのが大きく分かれるのかなというふうに思っています。さすがに所沢市の場合、津波の災害、これはないのかなと思いますけれども、私が住んでいる所沢市で一番東の地点は、海抜十五、六mしかありませんので、可能性としてはないわけじゃないなというふうにちょっと思います。こうした災害ごとの避難所・避難場所についてなんですが、どのように決めてあるのでしょうか、危機管理監に伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 地震や台風などの災害時には多くの方の避難が想定されますので、避難所・避難場所はグラウンドや体育館などの広い場所が必要となります。 まず1つ目として、震災に対する避難でございますが、指定避難場所につきましては、災害発生時に一時的な避難をする場所で、集合した人々の安全が確保される屋外のオープンスペースとして、学校のグラウンドや公園など66か所を指定しております。また、指定避難所につきましては、小学校、中学校、高校、大学などの学校施設56か所に、生涯学習推進センターと市民体育館を加えた58か所を指定しております。 次に、2つ目として風水害の場合でございますが、東川、柳瀬川周辺住民の避難が想定されますことから、58か所の指定避難所のうち、対象区域の近くの避難所13か所を指定しております。 最後に、3つ目として土砂災害の場合でございますが、県が定める土砂災害警戒区域近隣の警戒区域外に22か所の避難所を選定しておりまして、学校の体育館も数か所ございますが、主に地区の自治会館や集会所を指定しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうすると、災害ごとに避難所・避難場所が違うということ、分かりました。そして、違う災害に対して対象となる住民、世帯、そうした方への周知、これはどのようにしているのでしょうか、伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 避難所につきましては、平時より市ホームページや防災ガイド、避難所マップ、出前講座等で周知をしておりますが、避難が必要な状況の場合には防災行政無線による放送及びほっとメールで御案内をいたします。また、事前に影響が予測できる風水害につきましては、その都度、市ホームページ上に特設ページを作成し避難所を御案内するほか、洪水避難所の開設、混雑状況を確認できるようにいたします。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 周知については、市のホームページであったり、防災ガイド、避難所マップ、出前講座をしているということが分かりました。出前講座をしているということだったんですけれども、多分私のところも河川の氾濫であるとか土砂災害、可能性のある場所に含まれるんですが、出前講座に出席した記憶はないので、出前講座について、ここ数年、どの場所でどのくらいの回数実施されたのでしょうか、伺いたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 まず、出前講座を実施した場所でございますが、依頼のあったグループとしましては、主に自治会や民生委員、また、教員、PTA、生徒を含む学校単位、あるいは高齢者団体なども実績がございますが、地域による偏りはほとんどございませんでした。 次に、ここ数年の出前講座の実施回数でございますが、平成30年度及び令和元年度が16回、令和2年度が4回、令和3年度が9回、令和4年度がここまでですけれども1回の実施となっております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 思ったより出前講座も開催しているということが分かりました。ただ、実際に対象となる世帯、住民の方が、本人がちゃんと理解していない人がまだいらっしゃるような気がしますので、その点、認識していただけるよう進めていただけたらというふうに思います。 それでは、次にまいります。避難場所のベンチ更新についてです。 避難場所は、先ほどお話あったとおり、小中学校が中心で、あと公園とかあるということです。避難場所になっているところに、まずは、ベンチは幾つぐらいあるのでしょうか、危機管理監に伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 66か所の指定避難場所について関係部署にベンチの設置数を確認しましたところ、所沢市立の小中学校や県立高校、大学などの60施設につきましては、一部ベンチの設置はあるようですが、具体的な数の把握はできませんでした。確認できました公園6か所のベンチの数につきましては、合計121基でございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 小中学校の校庭、ベンチがあるとは思うけれども把握していないということで、確かに移動式ベンチなんかはよくあると思うので、ちゃんと設置されているベンチというのは少ないかなと思いますけれども、ある程度あるのではないかと私は思います。ある意味、危機管理として、また教育委員会としても、ベンチの数ぐらいは把握しておくべきではないでしょうか。 さて、防災ベンチが最近テレビや新聞等で紹介されたりしております。そもそも防災ベンチとはどういうベンチなのか、防災ベンチの概要の説明をお願いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 防災ベンチにつきましては、平時は一般的なベンチとして活用でき、災害時には座板を取り外し、かまどや収納箱、またトイレとして活用できるベンチと認識しております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 防災ベンチ、かまどになったり、収納箱になったり、トイレになったりするということが分かりました。 こうした、普通のベンチと今言った防災ベンチがあるわけですけれども、それぞれの、まずは耐用年数、これはどのくらいあるのでしょうか、伺いたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 ベンチの耐用年数でございますが、メーカーに確認しましたところ、通常のベンチは素材にもよりますが約7年から15年、また、防災ベンチは防災機能未使用の場合ですと15年とのことでございました。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 普通のベンチであれば7年から15年、防災ベンチは15年ということですね。 それでは、普通のベンチとまた防災ベンチについて、それぞれ設置費用、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか、伺いたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 ベンチの設置費用についてメーカーに確認いたしましたが、公園などに設置されている普通タイプのベンチですと、製品本体の価格はおおむね8万円から20万円、防災ベンチは製品の種類にもよりますが、おおむね22万円から60万円とのことです。設置に係る工事等の費用に関しましては設置場所等で異なるということであり、また、危機管理室での設置実績がないため、把握はできておりません。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 普通ベンチは8万円から20万円ですか、防災ベンチは22万円から60万円ということで、倍以上はするんだなということが分かりました。 いずれにしても、外に設置するベンチのことですので、どうしても老朽化はしていきますし、更新の際には防災ベンチに換えていくということも必要ではないでしょうか。もちろん、先ほど答弁の中で、公園6か所で121基ということで、逆にここは随分たくさんあるなと思ったんですけれども、これ全部もちろんしろという話じゃなくて、一つの公園で数か所やるというのが、していいんじゃないかという考えです。これに対する御見解をお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 指定避難場所には使用場所に制限もなく、また、安価であるコンロを備蓄してありますので、非常時には炊き出し等で活用できるようになっております。一方で、商品化されている防災ベンチにつきましては、その用途や使用場所が限られ、また、高価であることから、今のところ導入を考えてはおりません。今後、市民の方々から要望、また、防災ベンチのメリットを認識した際には、改めて導入について考えてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうですね、市民の方からの要望とかあれば、少し検討していただけたらと思います。 それでは、次にまいります。都市高速鉄道12号線の延伸についてです。 これについては、東京都内の進捗状況であるとか延伸促進協議会の活動状況については、松本議員が聞いてくれましたので、それを踏まえて質問してまいりたいと思います。 ③の基金の設置から質問してまいります。都市高速鉄道12号線のことを、市民が分かりやすく地下鉄大江戸線というふうにこれから言わせていただきます。延伸促進協議会の活動につては、毎年行っている東京都あるいは埼玉県への要望書提出ということを行ってきたというような答弁がありました。特に新しいことをしていないなというのを感じたところでございます。また、東京都内では、現在地下鉄の地上部に当たる道路建設をしているということで、地下鉄本体の工事はまだ始まっていないということが分かりました。 それで、質問ですが、東京都が地下鉄大江戸線に今年度どのくらいの予算をつけているのでしょうか。また、その予算はどのようなことに使われる予定なのか、
街づくり計画部長にお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 東京都では、令和4年度予算におきまして、地下鉄12号線の延伸に関する調査して2,200万円計上しており、需要予測などの調査を行うとのことでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) 東京都では2,200万円の予算がついた、思ったより少ないなと思いましたけれども、さて、地下鉄大江戸線の延伸と同じように、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)がさいたま市内の浦和美園駅まで現在は開通しております。そして、その先、浦和美園駅から岩槻駅までの延伸をこちらは目指しているというところです。この地下鉄7号線の延伸は、地下鉄大江戸線の延伸と比べて少し進んでいるなと私は感じています。さいたま市での取組はどのようなことをしているのでしょうか。また、予算はどのくらいつけているのでしょうか、伺います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 さいたま市では、地下鉄7号線の延伸に関する経費として約1億5,000万円を計上し、需要予測や地質調査などを実施するとのことでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) さいたま市では1億5,000万円の予算をつけているということが分かりました。 また、さいたま市では、地下鉄7号線延伸のための基金があって、積立てを始めております。それから、同じ地下鉄大江戸線延伸を目指している新座市、ここでは、新座市都市高速鉄道建設促進基金を今年度から始めたと聞いております。毎年1億円を積み立てる計画とのことです。また、ふるさと納税の使用目的に12号線の基金を選んでくれた寄附については、この基金に入れるそうです。今年度、少ないですけれども少し寄附もあると聞いております。所沢市でも地下鉄大江戸線に対する基金をつくって、積立てを始めるべきと私は考えます。基金の設置に対しての御見解をお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 都市高速鉄道12号線は、事業主体やルートなどが決まっていないため、その点を詰めていく必要があるものと考えております。基金の設置につきましては、事業主体やルートが決まってくるなど今後の事業の進捗に伴い、必要に応じて設置していくものと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) おっしゃることはよく分かるわけですけれども、でも、同じ12号線の延伸を目指している新座市は始めていますので、所沢市もそろそろ検討はしていただけたらなと思っております。 それでは、次にまいります。クラウドファンディングの実施です。 費用の負担、はっきりしていないから、こちらもなかなか難しいとは思いますが、まず、クラウドファンディングについては、この9月に「となりのトトロ」の背景画をお礼としたクラウドファンディングを9月1日の正午から実施しているところです。このクラウドファンディングの現在の途中経過として、寄附状況はどのようになっているのでしょうか。これについては、担当が建設部長になるかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 北秋津・上安松地区都市緑地保全事業に伴い実施したクラウドファンディング「となりのトトロの山を守りたいプロジェクト」の経過及び支援金の状況でございますが、9月1日の正午に開始し、その日のうちに約60%、2日目には約70%、3日目には約80%となりました。その後は1日当たり3%ずつ上昇し続け、10日目には目標金額の2,500万円を達成することができております。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) ありがとうございます。このクラウドファンディング、本当に10日間で2,500万円、1,000人の方に寄附をしていただけたということが分かりました。私はこの話を聞いたときに、本当にもしかしたら1日で終わっちゃうんじゃないかなぐらいの考えがあったんですけれども、そこまでいかなかったけれども、でも10日というのは早かったなというふうに思っております。 それで、これはトトロの森を守ろうという、そういう考えの方が多くいらっしゃって賛同してくれて寄附をしてくれたということだと思います。しかし、何といっても、お礼の品というんですか、背景画5点がセットになったものがよかったんだろうなと。もしこれが、お礼がないとしたら、当然まだ達成していないでしょうし、少し数か月かかってしまうのではないかというふうに私は感じています。 さて、地下鉄大江戸線の延伸についてです。こちらも、多くの人が延伸を望んでいると思います。そうした意味では、クラウドファンディングの実施、これもしてみるというのは一つあるのではないか。ポイントは、今も話したんですけれども、地下鉄大江戸線延伸に関するお礼の品が必要なのかなと。これが何もないと、なかなか集まらないというのがあると思いますけれども、そうしたことで少し知恵を出していただいてできるのではないか。質問は、地下鉄大江戸線延伸のためのクラウドファンディングを実施することについての御見解をお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 クラウドファンディングにつきましては、現在のところ実施の予定はございません。資金調達の手法につきましては、今後の事業の進捗に伴い、先ほど御答弁いたしました基金の設置なども含めまして研究してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 22番 杉田忠彦議員
◆22番(杉田忠彦議員) そうですね、クラウドファンディングについては、さすがにまだ早いと私も思いますけれども、最終的というか、大分可能性が出てきたときには、ぜひ検討をお願いしたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手する人あり)
○大石健一議長 22番議員の一般質問は終わりました。 次に、19番 島田一隆議員 〔19番(島田一隆議員)質問席へ〕(拍手する人あり)
◆19番(島田一隆議員) 立憲民主党・無所属の会の島田一隆でございます。 午後から始まる予定でしたけれども、午前中に入りましたので、大変申し訳ないんですけれども、順番、総入替えさせてください。1番、児童の権利に関する条約を促進する研究・議論を深める請願について、2番、ところバスについて、3番、狭山湖周遊道路について、4番、保存樹木、5番、旧統一教会の関連の話、6番が衆議院環境委員会での市長の発言について、7番がところざわ未来電力について、その他としまして、北勝富士の祝勝イベントはできないかについてお伺いします。なお、ナラ枯れにつきましては質問がありましたので、今回は取り下げてさせていただきたいと思います。議長をしてよろしくお願いします。 それでは、一番最初は児童の権利に関する条約を促進する研究・議論を求める請願のその後についてをお伺いしていきたいと思います。こども未来部長、よろしくお願いします。 2年前、市民文教常任委員会におきまして、こちらの請願が全会一致で採択されました。請願者の方から、その後、市ではどういう取組をされてきているのかというお問合せをいただきました。 そこで、質問をさせていただきます。請願の趣旨の一つに、行政の縦割りの弊害があるということを指摘されていました。子供が相談しやすい場所をつくること、また、問題発生時に庁内横断的な取組をこの請願では求めておりました。採択後、何か検討されたこと等ありましたらお答えしていただきたいと思います。御答弁よろしくお願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
町田こども未来部長
◎
町田こども未来部長 お答えいたします。 請願採択後、これまで検討してきたことの一つとして、ヤングケアラーに対する取組がございます。ヤングケアラーについては、国の報告書、令和3年ヤングケアラー支援プロジェクトチームが設置されまして、こちらの報告においても、家庭内のデリケートな問題であり、表面化しにくく、複合的に問題が絡んでいることも少なくないという特性があるため、とりわけ相談しやすくする取組あるいは多分野が連携する取組が必要であると指摘されているものでございます。 市におきましては、昨年度から今年度にかけて、子ども・子育て会議においてヤングケアラーを題材とした意見交換を行ってまいりました。参加した委員からは、子供の視点を大切にすること、子供の声を聞くためには日頃の信頼関係が鍵になること、周囲も気づく力を養うことが大切であるなどたくさんの御意見をいただき、行政と地域が一丸となって地域社会全体で子供たちを育てる共通認識を図っているところでございます。これらの意見を踏まえ、子供と接する様々な所管が中心になりまして、効果的に連携して取組を進められるよう、庁内において検討を続けているものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 庁内でいろいろ議論が進んでいるということで、議会でも私をはじめ、いろいろな議員の方が、特にヤングケアラーについて質問させていただいているところでございまして、ぜひとも進めていっていただきたいと思います。 次に、この請願には、日本も批准しておりますユニセフの子どもの権利条約に沿って、請願採択後、取り組んできたことについて何かあるでしょうか、御質問いたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
町田こども未来部長
◎
町田こども未来部長 お答えいたします。 児童の権利を擁護するため、令和4年4月、こども相談センターに、子ども・家庭総合支援拠点、これを設置いたしたところです。従来からの機能に加え、新たに心理士を配置しまして、18歳までのお子さんに関する様々な御相談に対応しているところでございます。心理士につきましては、電話や庁舎内での面談のほか、内容によりましては職員の家庭訪問に同行し、保護者のみならず、お子様にも直接お話を伺っているところでございます。お子様にとりまして、心の内側というんですか、この表現をすることは決して簡単ではありませんので、安心して相談できるような、そんな環境づくりに努めているところでございます。また、関係機関との連携や調整が必要となることもございますので、保護者やお子様の了解を得ながら関係機関と情報共有を図り支援を行っております。さらに、関係機関を対象とする児童虐待防止研修会や事例検討会を開催いたしまして、対応する職員の知識と技術の向上に努めているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 今の御答弁をお伺いしていて、大分、いわゆる庁内横断的な取組というのが進んできているのかなというような印象を持ちました。そうはいっても、どうしても縦割りになりがちなのが行政だと思います。その中で、いろいろ取り組まれてきて課題なんかも感じられているところがあるかもしれませんけれども、今後についてはどのように考えておられるんでしょうか、質問させていただきます。
○大石健一議長 答弁を求めます。
町田こども未来部長
◎
町田こども未来部長 お答えいたします。 令和5年4月にこども家庭庁が創設されます。現在、これに伴う法令整備等が進められている中で、請願審査での議論にありました若者を含む子供の居場所づくり等、これらについて、実は国の中でも様々議論が始まっているところでございます。今後につきましても、これらの動きを注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) ぜひともよろしくお願いいたします。 次、ところバスについてお伺いしたいと思います。 市民の方から、ところバスは便数が少ないため、乗りたいバスが来てしまったのか、それともまだ発車していないのか分からないので、ぜひともロケーションシステム、バスが来たかどうかってお知らせするというシステムを導入できないかというお問合せをいただきました。この件につきましては、平成30年に荻野議員が、また、桑畠前議員も質問されております。荻野議員への答弁では、運行コストが高額であり、費用対効果を含め検討していきたいと旨の答弁がありました。そうした中、本年より東京都港区のコミュニティバス「ちぃバス」というのが走っているんですけれども、こちらの中でロケーションシステムが導入されました。それでは、4年ほど荻野議員の質問から経過して、どのような検討がなされてきたのかお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 ところバスへのロケーションシステムの導入につきましては、運行事業者の西武バス株式会社との間で継続的に意見交換を行ってきたところではございます。一方で、この間、本市ではところワゴンの検討も行っておりましたことから、ところバスとところワゴンの双方での導入を視野に入れ、本市の公共交通の状況に適したツールの導入について研究をしてきたところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうなんですね、ところワゴンも含めて研究されてきているということなんですね。ちなみに、港区の場合は2,400万円、導入のコストかかったそうです。それで、国の補助金が下りたということですので、1,200万円の負担でロケーションシステム導入できたということはおっしゃっていました。 それでは、今、答弁もあるので少しかぶってしまうんですけれども、ところバス、どうしても本数が少ないということもありますので、バスの運行情報が欲しいという御意見をいただいたところです。今、研究しているという答弁ありましたけれども、改めてこれについて見解をお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 お答えいたします。 まずはシステムを導入していけばと考えておりますが、今すぐとはいかないものでございます。システムの導入に当たりましては、路線数や車両台数によって費用が異なる場合が一般的でございます。本市におきましては、ところワゴンのルート増設を進めており、これに伴いところバスのルートも見直してまいる予定でありますことから、その状況を見据えた上で導入をする必要がございます。現在策定しております地域公共交通計画に位置づけることで、活用することができる補助金もございますことから、その活用も含めて、導入に向け、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、狭山湖周遊道路の路面と柵の補修についてお伺いしていきたいと思います。 狭山湖につきましては、大舘議員も取り組んでこられた人道橋、こちら整備されまして、以前と比べて大変歩きやすくなりました。私も歩いたりですとか自転車に乗ったりとか、散策させていただいている一人なんですけれども、その中で、路面が結構えぐれていたりとか、あと、一部場所によってはコンクリートかアスファルトか何かが敷設されていて、その関係で一部えぐれていたりというような状況が見られます。また、市民の方から、フェンスが湖側と、雑木林側と言ったらいいんですか、2つ設置されている、両側にあると思うんですけれども、湖側のフェンスは破損があると比較的すぐに補修されるんですが、反対側のフェンスは結構倒壊したままになっているというような苦情をいただきました。それで、まずこちらの狭山湖周遊道路の路面と柵の維持管理についてはどのようになっているのか、質問したいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 狭山湖周遊道路の路面、柵の維持管理についてでございますが、この道路につきましては、市道5-1431号線と東京都水道局の貯水池管理用の道路が並行して現況道路を構成しており、路面の補修につきましては、所沢市、東京都水道局の双方にて行っております。道路脇に設置されている柵につきましては、貯水池のある南側は東京都水道局で管理を行っており、北側はそれぞれの土地の所有者が設置し管理を行っているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうするとあれですよね、こちらの柵についてとか、あとは一部コンクリートが敷かれていたりとかというのは、その持ち主の方が勝手にやってしまっているという、そういう理解ということですよね。分かりました。そういう維持管理がそれぞれになっているから、なかなか維持管理が難しいふうになっているのかなというような印象を持ちました。 それで、今、東京都水道局とも一部管理状況が重なっているということで、それでは、東京都水道局との補修に関する連携というんでしょうか、そちらについてはどのようになっているでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 東京都水道局との連携についてでございますが、道路パトロールなどで損傷箇所を発見し、わだち掘れの補修や倒木の撤去などを行った際には東京都水道局へ情報提供するなど、連絡を密に行っております。また、広範囲な路面も補修工事などが必要になった場合には、東京都水道局と協議を行い、工事を実施しているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 今、狭山湖周辺というのは、所沢市も所沢ブランドという形で非常に取り組んでおりますね。あとはまた、商業観光課、産業経済部のほうでもウオーキングナビとか、ああいうのをいろいろやって、市民の方も散策されている方が増えていると思います。そうした中で、いろいろ市のほうも水道局と連携して補修についてはやられているんでしょうけれども、先ほどの台風ですとかああいうのが来ると、どうしてもわだちというのができやすい状況があるかと思います。そこで、路面や壊れた柵の補修を今以上に速やかに行っていただけないかどうか、その辺は、見解はいかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 お答えいたします。 路面や壊れた柵の補修を速やかに行えないかについてでございますが、まず路面の補修につきましては、所沢市と東京都水道局の双方で日常道路パトロールを行い、損傷箇所の早期発見に努め、補修などの対応を行っているところでございます。柵の補修につきましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、それぞれの所有者が管理を行っているため、損傷箇所を発見した場合には速やかに所有者へ連絡をし、現場確認と補修の依頼を行っております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 一応やられているということなんですよね。ですけれども、実際行くと、結構長く放置されているような印象を受けるところもありますので、今以上に市民の歩きやすい道路にしていただきたいなというふうに思います。 それでは、次、保存樹木の維持管理についてお尋ねしていきたいと思います。 市内には、結構樹齢がいきました樹木が保存樹木として多く存在しております。保存することは非常に重要ではあるんですけれども、その一方で、キノコが生えていたり幹が空洞になっていたりするものも存在しています。キノコが生えているというのは、要するに、その木は弱っているということを意味しておりますので、倒木の危険もあるわけですね。それで、保存樹木というのは、必ずしも雑木林にあるわけじゃなくて、結構市街地、私も通勤で来る通り沿いなんかにも存在しておるわけです。 そこで、お尋ねしますが、現在、保存樹木の本数、あとこちらを選定というか、認定した経緯についてまずお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 初めに、保存樹木の本数でございますが、現在指定されている樹木は128本でございます。 次に、制度の実施経緯でございますが、都市に残された緑の保護を目的とする都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律に基づき、平成23年9月のふるさと所沢のみどりを守り育てる条例の制定時に制度化したものでございます。 なお、法律では、樹木の所有者への支援に関する定めがないことから、本条例におきまして維持管理費の補助を行っております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうしますと、認定の流れはどのような形になっているんでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 保存樹木につきましては、指定要件が、地面から1.5mの高さにおける幹の周囲が1.2m以上で木の高さが10mを超える樹木となります。そして、要件を満たした樹木の所有者に対して市から制度の内容を御説明し、御同意いただけたものについて指定をしております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) それでは、一度、モニターを皆さん御覧いただきたいと思います。まず、一番最初のやつです。こちらが、その一つの例です。真ん中を御覧になってもらうと、キノコが生えちゃっているのが分かるかと思うんですけれども、キノコの裏の中は完全に空洞になっていますね。それとあと、もう一つ御覧いただくと、こっちは木の根元なんですけれども、ぱっと見、この木はキノコとか生えていないんですけれども、別の木です。根元が完全に空洞になっています。あと、夏なんですけれども、結構葉っぱが枯れているような状況になっていますので、恐らく大分木としては弱っているのかなという印象を受けました。以上です、モニター解除してください。 それで、こうした幹が空洞になっているなどの木が散見されるわけなんですけれども、維持管理についてはどのようになっているのでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 保存樹木の維持管理につきましては、樹木の所有者にお願いしているところでございます。議員御質問の幹が空洞になっている樹木の管理につきましては、その見極めに専門的な知識や経験が必要となることから、専門家による適切な措置が必要になると考えられております。その際、樹木の所有者から専門業者に支払う維持管理費の費用につきましては、経費の2分の1以内で上限10万円までの補助を行っているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうしますと、いろいろ補助もあるということですが、今後の対応、やはり一番は住宅地にも保存されている保存樹木ですので、倒木の危険というのも少し気になっております。そこで、今後の対応についてはどのようなことを考えられているでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 先ほど御答弁申し上げましたとおり、維持管理に係る費用の補助もございますことから、本制度を通じて樹木が適切に管理されるよう周知を図ってまいります。 以上でございます。
-----------------------------
△休憩の宣告
○大石健一議長 19番議員の一般質問の途中ですが、暫時休憩します。午前11時50分休憩
-----------------------------午後1時0分再開 出席議員 28名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 32番 33番 欠席議員 3名 18番 22番 31番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 危機管理監 経営企画部長 総務部長 財務部長 市民部長 福祉部長 こども未来部長
環境クリーン部長 産業経済部長
街づくり計画部長 建設部長 教育長 教育総務部長 学校教育部長
△再開の宣告
○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
-----------------------------
△市政に対する質問(続き)
○大石健一議長 一般質問を続けます。 それでは、19番 島田一隆議員 〔19番(島田一隆議員)質問席〕
◆19番(島田一隆議員) そうしましたら、後半戦やらせていただきます。旧統一教会関連、あと衆議院議員環境委員会での市長の御発言、未来電力、その他の項というのが残っておりますので、よろしくお願いします。 それでは、旧統一教会について、こちらにつきましては、たくさんの方、質問されていますので、私のほうから市長には質問しませんので、まず、8月31日の新聞報道以来、市への問合せ件数とか内容というのはどのようなものがあったのか、経営企画部長にお尋ねしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木経営企画部長
◎
鈴木経営企画部長 お答えいたします。 現在までを集計いたしますと、市内外を含め、電話が20件、市長への手紙が9件でございます。内容といたしましては、新聞記事等の内容を確認するもの、統一教会との関係を疑うもの、市長の発言に対する御意見が主なものでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) この件数が多いのか少ないのかというのは、私は分かりませんけれども、いろいろ市民の方からお問合せがあったということですね。 それで、これ、この間、城下議員の質問であったんですけれども、過去10年に12件、統一教会関連での相談があったというような質問がありましたけれども、こちらについての相談内容というのはお答えできるんでしょうか、経営企画部長、お願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木経営企画部長
◎
鈴木経営企画部長 お答えいたします。 市民部に確認いたしましたところ、当該12件の相談につきましては、霊感商法に関する相談とのことでございました。なお、それが全て対象団体によるものというものでもございません。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうなんですね、霊感商法について御相談があったと。内容は詳しくは分かりませんけれども、それで、他の自治体でもありましたけれども、いわゆる旧統一教会関連の団体、今回はピースロードですか、ああいう形で、一見、団体とは関連があるのかどうか分からないというような団体もあるかと思うんですよ。それで、市や市教育委員会は、こうした旧統一教会のいわゆる関連団体という、後援したことがあるのかどうか。もしあった場合、後援取消しということはするのかどうか。あと、今後の対応、またそういう後援をしてくださいみたいな、そういった依頼等があったときはどうするのか、こちらについては、市長部局については経営企画部長で、教育委員会については代表されているということで教育長のほうにお尋ねしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木経営企画部長
◎
鈴木経営企画部長 お答えいたします。 過去に遡って確認いたしましたが、旧統一教会から後援名義の申請はございませんでした。また、今後の後援への対応でございますが、所沢市後援等名義の使用許可に関する取扱要綱では、従前より宗教活動は許可しないものとしておりますことから、引き続き慎重に確認してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、中島教育長
◎中島教育長 お答えします。 教育委員会におきましても、過去に遡って確認いたしましたが、旧統一教会からの申請はございませんでした。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 教育長、答弁漏れというか、今後、もしあった場合というのはどうされるんですか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 中島教育長
◎中島教育長 お答えします。 所沢市教育委員会後援等名義の使用許可に関する取扱要綱におきましても、市と同様に宗教活動は許可しないものとしておりますことから、今後も引き続き慎重に対応してまいりたいと思います。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうしましたら、次の質問に移ります。 衆議院環境委員会での市長の御発言について、何点か気になったところがありましたので、確認させていただきたいと思いまして質問します。 今年4月1日の衆議院環境委員会で、藤本市長は地球環境温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について、参考人として御意見を述べられているんですよね。その中で、ちょっと何点か気になったことがありますので御質問します。 まず、最初のところで市長が、2011年の市長就任後も、小中学校2校へエアコンを導入することについて問題を提起するなど、便利さや快適さの追求やエネルギー使用の在り方について人々に訴えてまいりましたが、それが市民の合意になったかというと、必ずしもそうとは言えない状況でありますというふうに述べられているんですけれども、「市民の合意になったかというと、必ずしもそうとは言えない」というのは、こちらはどういう趣旨だったのか市長に確認させていただきたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 議事録にありますように、便利さや快適さの追求、また、エネルギー使用の在り方について、私は人々に訴えてまいりました。今も訴えております。それが、市民の合意になったかというと、必ずしもそうとは言えない現状であるということであります。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうなんですよ。それは議事録のとおりなんですけれども、質問させてもらった趣旨は、それはそうなんですけれども、エアコンを導入するのを引き合いに出されているから、だからそういうと、例えば市長のお考えというのは重々承知しています。何年もここの議場で議論させていただいているのでね。ただ、その上で、市民の合意になったかというと、必ずしもそうとは言えないというふうに書いてあるので、私の国語の読解力が乏しいせいか分かりませんけれども、私は、だから市長は本来はつけたくなったけれども、市民の皆さんからそういう要望があったのでつけることに至ったと。御自身の考えとはちょっと違うけれども、そういう結果になった。つまり、市民との合意となったかというと、必ずしもそうとは言えないというふうに御発言されたのかなという意味で確認させていただきたかったんですけれども、そういう意味ではなくてということなんでしょうか、もう一度市長に御説明いただきたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 そのとおりです。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そのとおりということは、じゃ、あれということですね。市民の意見と市長の考え方違うけれども、エアコンをつけるに至ったという、そういう理解ということですね。分かりました。 そうしましたら、次の御発言なんですけれども、温対法の改正とはちょっと違う観点になるかとは思うんですけれども、2つありまして、1つは地域新電力を支える仕組みをお願いしたいと思います。再生可能エネルギーを何とかしようということで、いろいろなところで地域新電力が立ち上がりましたけれども、今は市場の電力が高くなって、最終的に生き残れるのは体力のある大企業で、今までどおりの電気というふうになります。ですので、この動きを止めないような仕組みをお願いできればと思っていますというふうに述べられております。そういうことは、述べられているということは、ところざわ未来電力も、そうした、いわゆる地域新電力の一つということで市長も危惧されて、そういう発言があったのかなというふうに思います。それで、社長でもある副市長にお尋ねしたいんですけれども、これはあれですか、国からどういう支援が必要だと社長的にはお考えになられているでしょうか。副市長にお願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 中村副市長
◎中村副市長 御答弁申し上げます。 まず、市長の国会での発言でございますけれども、報道などで周知のことではございますが、今般の電力市場の異常な高騰によりまして、再生可能エネルギーの地産地消を目指しているところざわ未来電力のような地域新電力も、その影響を少なからず受けているところでございます。そうした状況を受けまして、再生可能エネルギーの普及促進の流れが止まらないような支援をお願いしたいという趣旨の発言であったものと私は承知しております。 ところざわ未来電力に国のどのような支援が必要かとの御質問でございますけれども、ところざわ未来電力は、再生可能エネルギーをはじめとする環境負荷の少ない地産電力を市内に供給することで、地球温暖化対策であるとか自然に寄り添う持続可能な地域社会の実現に貢献することを目的として事業を行っているところでございます。こうしたことから、再生可能エネルギーの普及がさらに進むように、太陽光パネルなどの導入事業につきまして、さらなる支援策が講じられることを国に対して期待しているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) この辺の話は、また後ほど、未来電力のところでまたお話をさせていただきたいと思います。 それで、この項は最後になるんですけれども、市議会議員の皆さんの中では、前は、ごみ袋は有料化すべきだねと言った方も、いざ市がやりたいと言い始めると、一気に、選挙の前ですので反対に回ります、慎重派に回ります、忘れてしまいます、そういうのが、おととい審議会で答申があったばかりでありますって市長は発言されているんですよ。おとといの審議会というのは、恐らく今年3月29日にあった所沢市廃棄物減量等推進審議会からの答申のことを指しているんじゃないのかなというふうに思うわけです。私の記憶の中では、ごみの有料化を主張したのは、桑畠前議員が平成26年と30年に議案質疑と一般質問をしていまして、あと私も、随分昔なんですけれども平成24年に、ごみの有料化をするんだったら戸別収集とセットでしたほうがいいというような質問をさせてもらった経緯があります。しかし、私も、桑畠前議員も、選挙前に反対と言ったことはありません。また、そもそもごみの有料化というのは、まだ議案にもなっていないですよね。私の知る限り、そうした、市長が御指摘されるような議員というのはいないかと思うんですけれども、これはどなたを想定して述べられた御発言なのかということと、あと審議会でもそういう答申があったばかりでありますっておっしゃっていましたけれども、私は審議会の会議録も見ましたけれども、そういったお話、見当たらなかったんですけれども、そういう話も出たんですか。併せてその点、市長に確認したいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 まず、誰のことを想定したのかとのことですが、ごみ有料化のような市民に負担をお願いすることについては、議会制民主主義の中では選挙の影響を受けるといった一般的なことを申したもので、特定の、どの議員がそうであったといったことを発言したものではありません。また、議員の御発言は、一般質問だけに限られるものではないとも思っています。 また、審議会についての御質問ですが、審議会については、所沢市廃棄物減量等推進審議会における、本年3月29日、ごみ有料化制度の導入がさらなるごみ減量化の方策として期待できるという内容であったことを紹介したものであります。つまり、議員御指摘の議事録に載っている、「そういうの」とは、議員が意見を変えたというところを指すのではなく、有料化にふれたという意味であります。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 市長、そうは言うけれども、やっぱりあれですよ。これ、私読みましたけれども、市議会議員の皆さんの中ではというのは、あくまでも一般論。一般論といっても、これ、申し訳ないですけれども、私も所沢市議会議員3期やらせてもらって思いますけれども、いささか失礼な発言なんじゃないですか。だって、まだ議案にもなっていない、また、今、市長は、それは一般質問だけじゃなくて、いろいろな場面場面でお聞きした中で、そういう市長の御判断もあった上での発言なのかもしれませんけれども、ただ、この議事録を読む限り、例えば断りがあって、例えば私の主観ですけれどもとか、一般的な話ですけれどもと言うのであれば、まだ別に私、ここを確認するような話じゃないかと思いますけれども、別にこれ、切り取ったわけじゃなくて、市議会議員の皆さんの中では有料化すべきだねと言ったことが、選挙前になると反対に回ります、忘れてしまいますまで言っているんですよ。だって、忘れるかどうかなんか分からないし、しかも、何度も言うけれども、別にそれ議案にもなっていない。この間、ちょっと有料化の話というのは、確かに答申で出てきて、今後の争点じゃないですけれども、そういうのもなり得る話かもしれない。だけれども、まだ断定されるようなお話じゃないと思うんですけれども、市長どうですか、衆議院環境委員会、あと当市議会においても、今おっしゃったようなことで、特にあれですよね、衆議院ですよね。訂正発言とかされたほうがよろしいんじゃないですか。その辺、見解はいかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 あくまで一般論として申し上げました。また、議員の発言は議場外にわたるところで問題にされることはありませんが、しかし、市の職員も、私も、いろいろな場面で議員の意見は聞いております。その傾向を申し上げたまでのことであります。問題にされるなら、どうぞしてください。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) よく分かりました。市長がそういうふうに、我々も場面場面で主義主張を変えてしまうものだという一般論としての認識で捉えていることは分かりました。 次に、未来電力のほうに質問させていただきます。 前回に引き続きまして、未来電力の経営状況について質問させていただきます。理由は、相変わらず市場価格が高騰したままでいること、あと昨年度の高圧の顧客獲得目標が12%と、非常に低い達成率となっていることから、再度質問させてもらいます。また、我々にも、今議会の、こちらですよね、未来電力のほうの事業報告書、あと決算書と予算書のほう配られましたので、これに基づきまして質問させていただきたいと思います。 3月定例会で
環境クリーン部長に質問させてもらっているんですけれども、いわゆる取引先のアーバンエナジー株式会社のほうで、価格上昇を受けて赤字分というのはかぶったという認識でよろしいんですかって、私、再確認の質問をさせてもらっています。それで、答弁では、アーバンエナジーのほうとの取引価格というようなことが固定となっていることですので、そのような形で、赤字をかぶったというような形で回避になっているという答弁がありましたけれども、すみません、もう少しこの仕組みというんですか、詳しく補填内容というか、御説明いただきたいと思います。
環境クリーン部長、お願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 3月定例会で御答弁申し上げましたところにつきましては、毎年度、ところざわ未来電力がアーバンエナジーとの価格交渉により調達単価を決定しておるんですけれども、それを、全量を固定単価とすることで、市場価格の変動リスクをアーバンエナジーが負うというふうなことにしたといったことで御答弁を申し上げたところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうすると、アーバンエナジーから電力供給を受けていると。それで固定ですという今お話でしたよね。それで今、市場価格というのが非常に高騰している、それで11月もまた上昇するんじゃないかというのが、今朝もニュースになっておりました。そうした中で、契約というのは、固定というのはいわゆる年契約というんですか、年1回の契約でやるのか、それとも、一応そういうふうだとしても、固定でやっているんだとしても、今こういう状況ですから、やっぱりそこは市場の価格上昇を受けて随時見直しをされていくものなのか、その辺はいかがなんでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 初めに、契約期間でございますが、毎年4月から翌年3月までの1年間の契約となっております。 次に、契約の見直しでございますが、現在市場価格は上昇傾向にあるものの、年度によっては低廉な価格で推移しているようなこともあり、こうした市場価格の変動を想定した上で料金単価の協議の決定を行っていることから、年度の途中での見直しは行っておりません。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 年度は、今そういう状況がある。逆に安くなるというか、利益が出る可能性もあるということですよね。ただ、どうですか、なかなかウクライナの情勢とかを考えると、いましばらくは厳しいのかなと。そこは、対アーバンエナジーとやる話ですのでいいんですけれども、分かりました。 それで、こちらの資料を読まさせていただくと、確かに最初のときもそうだったんですけれども、ところざわ未来電力の従業員の方1名だということで、変わらず1名というふうにこちらも記載がありました。それで、こちらの従業員の方というのは、どういう方が従業員として働かれていて、お仕事の内容というのはどういったものなんでしょうか、お尋ねします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 従業員につきましては、JFEエンジニアリングから兼務の出向社員という形で仕事に就いておりまして、主に高圧の需要家向けの営業、それと低圧向けの販売促進イベント、会社運営などの業務を行っているというふうに報告を受けているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 兼務のJFEからの出向の方ということで、これどうなんですか、1名で、先ほども申しましたけれども、高圧の目標の達成率12%ということで、これは質問しませんけれども、人数、マンパワー的に足りているのかどうかとか、その辺も気になるところですけれども、そこはまた次回質問させてもらいます。 それで、こちらの報告書とか事業報告、計画書とか見させてもらいますと、再エネ調達拡大を目指すというふうなことがざっくり書かれているんですけれども、これもう少し詳しい説明と併せて、目標値か何かも示されたほうがいいんじゃないかと。なぜなら、繰り返しますけれども、目標の達成率が低いわけですから、そこについて目標を示すべきじゃないか、あと、もう少し詳しい説明をするべきじゃないかということについてはいかがでしょうか。あわせて、低圧の目標値、これ今まで設定されていないわけですけれども、こちらについても目標を併せてすべきなんじゃないかと思いますけれども、部長の見解をお伺いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 再エネ電源の調達拡大に関しましては、家庭用の太陽光発電について固定価格の買取期間が終了した、いわゆる家庭用卒FITからの電源買取りや、自家消費型の太陽光PPA、これは初期投資ゼロによる太陽光発電設備の導入の仕組みでございますけれども、こういった提案などを通して所沢市内産の再エネ電源について、年々調達量を拡大していくということを目指しているものでございます。 また、低圧の目標につきましては、毎年、実績や社会情勢などを考慮しながら、株主総会におきまして単年度の目標を定めております。今期の目標につきましては、家庭向けで500件となっております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 一応目標は500件になっているということが分かりました。 それで、こちらの決算のほうを拝見させてもらうと、前年度の経常利益89万7,000円と、昨年度に比べてマイナス2,700万円も減少しているわけです。今期後半また来年度の見通し、こちらについてはいかがでしょうか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 電力市場価格の状況次第ではございますけれども、引き続き安定経営を目指してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうなんですね。でも、安定経営を目指してというのは、いつもそういう御答弁されているけれども、確かに今、状況が状況で厳しいのはよく分かりますよ。分かりますけれども、去年と比べてマイナス2,700万円減で、87万円の黒字ということですよね。ですので、今後の来年度の見通しお伺いしたんですけれども、大丈夫なんですかね、正直。もう一回どうですか、部長。その辺は、そういう当たり障りのないような御答弁をされていても、でも、ちょっと厳しいんじゃないかと思って聞いているわけですから、そこはどうですか。何かありますか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 市場の高騰につきましては、現在、高圧の契約の新規受付などを停止するような形で、逆ザヤというような状況が生じているのを防いでいるような状況でございます。企業努力といたしまして、広告宣伝費だとか労務などの固定費、そういったものの縮減というのを図って、経営状況がよくなるというような形での経営というふうに行っていくということを考えているところでございます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) それでは、今度はまた副市長、未来電力の社長ということで、平成31年3月定例会において、要するにこういうことですよ。何度も繰り返しますけれども、再エネの普及とかに反対と言っていませんからね、推進してほしいんですよ。ただ、そういうことと会社を経営することとは別ですということで、いろいろ慎重意見が出て、それでこの間、予算特別委員会においては否決に至り、本会議では一転可決という形になりましたけれども、そういったことが、経緯があるわけです。それで、高圧の契約も現状ストップしている、それで達成率も12%ということで、率直な意見として、経営されてみて、副市長、社長としてはどのような見解をお持ちなのかお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 中村副市長
◎中村副市長 御答弁申し上げます。 ところざわ未来電力につきましては、発足当時、いろいろと心配であるとか大丈夫なのかという御意見をたくさんいただきました。それを私も存じております。しかしながら、地球的に気候変動の中で、やっぱりゼロカーボンを目指していく中では、所沢市が直営としてやる部分もありますけれども、地域新電力を立ち上げて、その中でフレキシブルに対応していくということは重要だということを改めて確認させていただきました。 また、その上で申し上げますけれども、ところざわ未来電力につきましては、他の地域新電力と若干違うところがありまして、電源調達におきましても、ある程度、比較的電気料金が著しく変動するようなスキームにはなっていませんので、それほど今の市場の高騰に大きく揺れるというようなことはないということはお伝えしておきます。 その上でお答え申し上げます。ところざわ未来電力におきましては、自己電源を多く保有している事業者から電源を調達しておりまして、リスクを回避する事業スキームを取っているところでございまして、今般の電力高騰についても他社に比べて影響は少なく、今のところ黒字を保てている状況でございます。また、同社の強みにつきましては、環境に配慮した再エネの高い電力でございまして、市の施設ではところざわ未来電力の電力に切り替えたことによりまして、電力使用に伴う温室効果ガス排出量を84%削減したというところでございます。環境に配慮した電力へのニーズはますます増えております。現在は電力市場の高騰の影響もありまして、高圧契約の新規受付を原則ストップしておりますけれども、この混乱が収まれば、改めまして域内需要家への営業を積極的に展開していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 分かりました。引き続き注視していきたいと思います。 それでは、最後、その他のところで北勝富士関の祝勝イベントなどは行えないかということです。 先ほど杉田議員からも少しふれられておりましたけれども、北勝富士関、非常に今成績がよく、残念ながら昨日1敗してしまいましたけれども、まだまだ優勝の可能性があるというわけです。それで、11月場所が始まる前までに、優勝いわゆる何らかの祝賀イベントを行わないと、それは次の11月場所の成績がどうなるか分かりませんので、ということで、そのあたりで質問させていただきます。 今、非常に成績がよい北勝富士関なんですけれども、例えばパレードであるとか、そうした何らかの祝勝イベントいうのは行えないのかどうか、産業経済部長にお伺いしたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
鈴木産業経済部長
◎
鈴木産業経済部長 お答えいたします。 所沢市の観光大使でもあります北勝富士関は、現在行われております大相撲9月場所において、昨日の10日目を終え9勝1敗と、優勝争いの先頭を走っております。これまでも産業経済部では、市民ホールにて星取表を掲示し、取組のテレビ中継を放映するなど、北勝富士関の活躍を市民の皆様に伝える取組を行ってきたところでございます。初優勝が視野に入ってきた今、北勝富士関の等身大パネルも展示し、優勝に向けた機運をさらに醸成して、所沢市からの声援を北勝富士関に届けてまいりたいと考えております。 今現在、本場所中でございまして、また残り5日間も白星を重ねていただきたいと願っているところではございますけれども、今場所、優勝をした暁には、市民の皆様と優勝をお祝いできる機会ができますよう、関係する皆様と協議をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) ありがとうございました。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手する人あり)
○大石健一議長 19番議員の一般質問は終わりました。 次に、2番 天野 敦議員 〔2番(天野 敦議員)質問席へ〕(拍手する人あり)
◆2番(天野敦議員) 立憲民主・無所属の会、天野 敦です。 通告に従い一般質問をさせていただきます。項目の上から順に質問させていただきます。その他の項はございません。議長をしてよろしくお願いいたします。 それではまず、教育政策、教員不足の解消についてを
江原学校教育部長にお伺いいたします。こちらは、所沢市民の方から質問を受けまして、今回質問をさせていただきます。 まず、全国的に学校の教員は不足しているとの報道がされていますが、所沢市では市内の学校の教職員は足りていますか、お答えください。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 9月1日現在になりますが、市内小・中学校におけます教職員の未配置・未補充につきましては、小学校4名、中学校3名でございます。県教育委員会への照会や既退職者への依頼、また、市のホームページでの採用募集、さらに大学等へ募集等も行って、できる限り手を尽くしております。しかしながら、現在も配置が難しい状況が続いております。引き続き、県教育委員会とも連携して、未配置・未補充を早期に解消できるよう取り組んでまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御答弁ありがとうございました。 続いて、これも市民の方からの情報で、教員が草刈りや清掃などの雑務をすることがあるそうなんですけれども、これ、本業に集中してもらうために、こういった雑務に関しては業者に頼むことはできないのでしょうか、お答えください。
○大石健一議長 答弁を求めます。
江原学校教育部長
◎
江原学校教育部長 お答えいたします。 市内の小・中学校には、庁務主が配置されており、日常的な作業につきましてはお願いしているところでございます。また、木の剪定や伐採などの危険を伴う業務につきましては、学校からの依頼を受け、予算の範囲内ではございますが、業者に委託して行っております。夏季休業中や週休日にPTAや地域の関係団体と一緒に、校舎内外や校区の清掃作業を行っている学校もございます。これらは家庭や地域と連携し、安全安心な学校づくりにつながる活動でもありますので、参加する教職員の負担を十分に考慮した上で、取組を各学校に指導してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。教員不足というのは過重労働にもつながりますので、できるだけ早い充足をお願いいたします。 続いての質問です。福祉政策、生活困窮者支援について、前田福祉部長にお伺いいたします。 コロナ禍により生活に困窮されている方が増えており、今後も増えていくことが予想されます。そこで、ここ3か月ぐらいの生活困窮の相談件数の推移が分かれば御回答をお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 本市における生活困窮者自立支援制度の相談窓口は、所沢市あったかサポートセンターが中心となりますが、ここ3か月の相談件数の推移につきましては、令和4年6月が139件、7月は146件、8月は137件となっております。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。 続いて、相談窓口での相談者への支援策の案内をされているとは思いますが、その案内の内容を教えてください。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 所沢市あったかサポートセンターの相談窓口では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、10代から高齢者までの幅広い年齢層から、経済的な問題だけでなく、家をなくした方やひきこもりの方など様々な問題を抱えた方からの相談を受け付けております。 支援策の案内内容についての御質問ですが、相談内容の傾向として多いもの、代表的なものについてお答えいたします。 まず、新型コロナウイルス感染拡大の影響による休業や離職により減収となった方に対しては緊急小口資金や総合支援資金の貸付けを御紹介し、貸付終了の方には生活困窮者自立支援金の御案内をしております。 次に、家賃を滞納されている方に対しては、就労支援を踏まえながら住居確保給付金の御紹介を行っております。また、借金、負債の返済が困難であり生活の苦しい方に対しては、家計改善事業を御案内し、債務整理の手続に必要な書類の作成など継続的な支援を行っております。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。 最後に、今後の相談件数の見通しなどを、もしされていれば教えてください。
○大石健一議長 答弁を求めます。 前田福祉部長
◎前田福祉部長 お答えいたします。 今後の相談数の見通しとの御質問ですが、新型コロナウイルス感染拡大の終息のめどは立っておらず、また、物価上昇による家計への負担が増していることなどから、生活困窮者や困窮のおそれのある方からの相談が途切れることはないと考えております。また、令和5年1月からは、生活福祉資金特例貸付の償還が開始されることから、償還に関する御相談も見込んでおります。いずれにいたしましても、生活困窮の相談に対しましては、相談者の状況や相談内容等に応じまして今後も丁寧に対応してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。困窮されている方に、今までもやられていると思いますが、寄り添った支援をお願いいたします。 続いての質問です。環境政策、冬の節電について、
並木環境クリーン部長にお伺いいたします。 今年の夏も暑くて電力が不足するということで節電の要請などが国から出ておりましたが、今年の冬も電力需給が逼迫するとの報道を目にしました。夏場も市庁舎の節電に取り組まれておられましたが、今年の冬は市庁舎での節電の新たな取組などは考えておりますでしょうか、御回答をお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 本年6月に節電要請がなされた際には、日が陰ることによって太陽光発電の出力が下がる一方、帰宅などにより家庭での電力使用量が多くなる15時から18時が逼迫のピークでありましたことから、当該時間帯を中心に、庁舎高層棟、低層棟ともにエレベーターを各1台のみの運転にする、給湯器の運転を午前のみとする、エレベーターホールや廊下などについて、執務や来庁者に支障がない範囲で消灯するなどの取組を行いました。また、庁内に設置されているウォーターサーバーの稼働時間を短縮したほか、全庁に対し、節電チェックリストを送付し、パソコンの照度の見直しやブラインドによる遮光などを呼びかけたところでございます。このほか、7月には一層の節電を図ることを目的として、可能な限り時間外勤務を行う職員を1か所に集め、職員のいないフロアは消灯する節電デーを実施いたしました。冬季におきましては、太陽光発電の出力がさらに下がることなどから、より一層電力需給が逼迫することが見込まれております。市といたしましても、どのような取組がより効果的なものかを確認しながら、関係部署とも協議しながら実施してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御答弁ありがとうございます。 あと、夏場もほっとメールなどでやられていたと思うんですけれども、所沢市民に向けての節電要請などは検討されておりますでしょうか、御回答をお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 例年、電力の使用量の多くなる夏季及び冬季におきましては、市ではホームページ、広報、SNSなどを通じて市民の皆様に節電等の省エネルギーの取組を呼びかけております。また、冬季の取組といたしましては、これまでも「冬をおしゃれに、おいしく、かしこく、あったかく!!」をテーマに、衣料の重ね着や首回りからの対策いわゆるウォームビズや、体が暖まる鍋料理など、電気を使わなくても暖かく過ごせる工夫について、事業者と協働で環境展示会も開催してきたところでございます。この冬につきましては、議員御指摘のとおり、電力の需給が逼迫することが見込まれておりますことから、電力需給逼迫警報が発令された際には、防災行政無線やほっとメールなどでも周知を図るとともに、各御家庭でできる節電の工夫について様々な機を捉えて、より一層周知啓発をしてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。 続きまして、災害政策についてお伺いいたします。大規模災害時の医療施設との連携について、井上危機管理監にお尋ねいたします。 大規模災害時は多数のけが人が想定され、行政も医療施設との連携が必要になるかと思われますが、現時点で大規模災害時における医療施設との連携の対応は検討されておりますでしょうか、御回答をお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎井上危機管理監 お答えいたします。 大規模災害時には、市災害対策本部とともに、所沢市医師会においても対策本部が設置されます。医師会対策本部では、市内医療施設の被害状況や診療の可否、対応可能な医療救護内容などについて情報収集が行われますので、市は医師会対策本部と情報連絡を密に行い、仮設救護所の設置や医療救護体制の編成を連携して行うこととなっております。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。 それで、今、コロナ禍という状態の中で特別な協力体制は考えておりますでしょうか、御回答をお願いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 井上危機管理監
◎
井上危機管理監 お答えいたします。 災害が発生し、医療機関が逼迫している状況下では、市対策本部は医師会対策本部と連携し、県に支援を要請いたします。その後、県は後方医療機関及び災害時連携病院との調整を図ることになりますが、ここでの負傷者への対応が困難となる場合には、広域的な調整を行うこととなり、県災害派遣医療チームである埼玉DMATや県医師会の医療救護班、日本赤十字社の日赤救護班などの支援を求めることとなります。こうした流れがありますことから、コロナに限定した特別な体制というものは考えておりません。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。大災害が起こったときは、迅速な対応が求められると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続いての質問です。商業政策、市庁舎正面入口のスペースにキッチンカーを誘致してはどうかという質問をさせていただきます。これは3月定例会でも大石議長が質問されていた内容ですが、改めて質問させていただくことにしました。 まず、高層棟8階に食堂がありましたが、これが撤退しました。再開の予定はないのか担当部長にお伺いいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 8階の食堂の再開の予定は、今のところございません。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございます。 8階の食堂が撤退してしまって、市の職員の方なんかも一部食堂を使われていた方、また、市民の方も食堂を使われていた方もいらっしゃいました。これで、今はお弁当やら出前やら取られていると思うんですけれども、ここでキッチンカーを市役所正面のスペース、あそこの空きスペースに誘致すれば、職員のみならず、来庁者も食事のメニューの選択肢が広がり、かつ温かいものが食べられるし、キッチンカーを、市内業者を優先すれば市の活性化にも資すると思うが、いかがでしょうか、御回答をお願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 当麻財務部長
◎当麻財務部長 お答えいたします。 本庁舎敷地内へのキッチンカーの誘致につきましては、議員御案内のとおり、職員や来庁者の利便性の向上や市内産業の活性化という効果が期待できるものと考えます。しかしながら、非常時の緊急車両の配置や来庁者の動線の確保など幾つか課題もございますので、それらも踏まえながら、今後総合的に考えてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 2番 天野 敦議員
◆2番(天野敦議員) 御回答ありがとうございました。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手する人あり)
○大石健一議長 2番議員の一般質問は終わりました。 次に、30番 越阪部征衛議員 〔30番(越阪部征衛議員)登壇〕(拍手する人あり)
◆30番(越阪部征衛議員) 通告書のとおり、まちづくり・人づくりについて質問いたします。いつものとおり「いい街つくろう!!」ということです。持続可能なまちづくりについてであります。 今回の一般質問は、定例会の日程の変更がありまして、今日で一般質問の最終日ということになりました。これは通年議会に向けてでもあります。最後までのお付き合い、よろしくお願い申し上げます。 まちづくり・人づくりの実践・実行の見える化についてお伺いいたします。質問項目、まちづくりの見える化については、市長と教育長、担当部長にお伺いいたします。項目2、人づくり・人材育成については、副市長にお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 まちづくりの見える化、全体最適のまちづくりの見える化について伺います。 所沢市のまちづくりは、当市のまちづくりは、誰がどのように行われているのでしょうか、お伺いいたします。官民全体での見える化になっているのでしょうか、お伺いします。 都市計画についてお伺いいたします。 これまで都市計画は何をしてきたのでしょうか伺います。都市計画は、なぜ人と自然の関係性から出発しないのでしょうか、伺います。マスタープランは民間に対してどのように機能しているのでしょうか、伺います。官民による官民連携のまちづくりはどのようになされているのか伺います。 次世代都市計画の課題について伺います。 少子超高齢化の時代人口減少していく社会のまちの意味と、まちづくりについて伺います。マスタープランの中で、都市の多様性についてもお伺いいたします。農業部門の位置づけ、方向性と見える化がどのようになされているのか伺います。福祉部門(医療、介護、福祉等)の方向性、位置づけについても、見える化、連携がなされているのか伺います。文化としての都市計画をどのように考えられているのか伺います。 次に、地域ごとのまちづくりについて伺います。 官民連携の取組とが連携し合い、行政と市民、人と人が向かい合ってお互いに知恵を出し合い、地域のまちづくりをしていくことであります。地域でのまちづくりの在り方、自治を含めて集合体の在り方、コミュニティをどのようにつくり、行われていくのか伺います。地域ごとのまちづくりの中で、このことの実行への位置づけ、取組と見える化、連携がどのようになされているのか伺います。 次に、地域ごとのまちづくりの中で、小学校区を基本にしたまちづくりを進めることについて伺います。 地域ごとのまちづくりが、顔の見える関係の中で、子育て、青少年育成、教育、福祉等々様々な活動が行われている地域ごと、小学校区ごとのまちづくりをつくる、構築することです。具体的な取組と実行・実現への工程表が早急にできないか伺います。 次に、まちづくりセンターの役割の見える化について伺います。 例えば、官民で市民憲章を生かした、市民憲章をビジョンとして市民に見える化した取組ができないか伺います。まちづくりリーダーの育成、市民参画によってできないか伺います。リーダーの人材育成ですが、まず育成のためのカリキュラムづくりが必要であると思われます。その取組ができないか伺います。 次に、歩きたくなるまちサクラタウンへの遊歩道の早急な整備について伺います。 にぎわいと潤いのあるまちづくりの取組です。サクラタウンができた時点で、中心市街地とのつながりができているべきですが、いまだに交通網などのつながり、結びつきができていないと思われます。検討している場合ではありません。ウィズコロナ、手後れになっていませんか。早急な実行・実現の取組、これは予算化を含めてであります、が必要であると思っています。一気に、一、二年でできるように、早急な取組ができないか伺います。 次に、自然との調和、共生、緑の創出について伺います。人を中心にしたまちづくり、マチごとエコタウン所沢構想の中で、特にここでは所沢地区中心市街地についてお伺いいたします。 自然との調和、緑の創出について伺うものです。住まいを造る、誰もが豊かな環境を得たいと思っています。しかし、住まいを造ることによって、逆に自然環境を破壊しているとしたら、それは何という矛盾でしょうか。住まいづくりにおいて最も得な方法は何か、それは快適な自然・天然の空調装置をつくることでする一番賢い住まいづくりの方法は、それは緑がもたらす快適環境を住まいに生かすことです。緑が住まいの空調装置です。そこで、住まいづくりにおいて自然との調和、緑の創出の条例ができないか伺います。これは、まず所沢地区中心市街地の緑の創出、理念条例でもよいから、できないか伺います。中身としては各戸にシンボルツリーを1本以上植えること、緑の創出に努めることなどが理念条例として条例ができないか伺うものです。 次に、具体的にちょっと気になることについて伺います。「できないができる」、その環境づくり、手だてについて伺うものです。 公共施設の複合化についてですが、ここでは、学校をはじめとした教育部門での複合化について伺います。学校の活用で地域のまちづくりの中心施設として、複合化、小さな公民館的な役割ができないかということです。ターミナルとしての役割、その複合化等々活用ができないか伺うものです。 次に、学校教育の中で、社会教育を学ぶことについて伺います。社会教育とパブリックを学校教育の中で、特に先生と親が学ぶ機会を多く持てるようにならないか、これは家庭教育学級の拡大等も含めて伺うものです。 子供が賢い子に育つには、子供がぐんぐんと賢くなるには、3つの秘密道具、環境づくりが必要と言われています。1つは、秘密道具その1は図鑑、読書の勧めです。図鑑や絵本、児童書を身近にということです。2つ目は、秘密道具その2として虫捕り網、これは自然にふれる、外で一緒に本物にふれることです。環境、場づくり、原っぱ等、自然の中で遊び場が必要だということであります。3つ目、秘密道具その3ですが楽器です。これは最初に習うことなら音楽がベストであるということです。これらのことは親の後ろ姿を見て育つということでもあります。子供たちがよりよく育つには、体験できる環境づくり、手だてが必要だと思います。 そこで、居場所、遊び場づくり、子供たちの身近な遊び場の確保ができないか伺います。今、申し上げたことでありますが、例えば、今、問題になっています空き家の活用、休耕地等の活用で、子供たちのスポーツの場や公園、広場、原っぱ等々、子供たちが生活する中での身近に居場所・遊び場の確保等、これは計画的にできないか伺います。 次に、図書館、博物館について伺います。 図書館は、先ほども質問等でも出ていました本を読むこと、読書の勧めです。その環境づくりを進めることで、そこで、今、松井小学校と同じように、学校に図書館ができないかどうか伺います。秘密道具の一つとして、子供が本を読みたくなる環境をつくることであります。 次に、博物館について伺います。このことは、先日、松本議員の質問で、教育委員会のお答えをいただいておりますが、改めて市長にお伺いするものです。 子供たちのために未来に向かっての多角的な文化伝承など、夢のある体験型の博物館ができないかということであります。子供たちに夢を与える、心が育つ、その手だてであります。そこで、場所は、カルチャーパークなどはいかがでしょうか。これは新しい発想の下で、カルチャーパークに思う存分に、また、多角的な、先ほど言いました夢のあるような博物館ができないかということであります。市長の思い、斬新な、ためになる博物館構想をぜひお聞かせ願いたいと思っています。よろしくお願いします。 次に、死亡届手続の一元化、1か所で、このことは再三私も一般質問等で取り上げてきています。この件も初日の日に一般質問もありましたけれども、家族が死亡した際に必要な届出が1か所で行うことができるようにならないかということです。さいたま市では、9月1日より「おくやみ窓口」を取り組み始めたようです。このことは、どのようなことが、手続が1か所でできようになっているのでしょうか、伺います。また、当市では、具体的にどのように、いつ頃できるようになるのか伺います。 次に、項目2、人づくり、人財育成について副市長にお伺いいたします。 実行への仕組みづくりの見える化について、実行するには実行プランをつくる組織体制を整えなければなりません。ビジョンと組織体制はワンセットであります。コロナ禍の時代を経て、改めて全体最適、総合的に見ることのできる、実行できる組織へ組織体制の見直しが必要ではないでしょうか、伺います。 次に、政策担当者の見える化について伺います。 全体最適、総合的に見ることができる目利き人が必要です。市役所の縦割り行政の弊害をなくすこと、部署の連携をよくすること、共有・協働を深めること、事業遂行・実行・実現には、各部署の政策担当者の役割が大きいものであります。実行・実現のために政策担当者、これは次長職ですが、はっきりと分かるようにすること、明示すること、名札等も含めてであります。見える化することだと思っています。政策担当者の見える化の実現についてお伺いいたします。 最後になりますが、プロジェクトチーム100について伺います。若者の育成、リーダーづくりの育成についてであります。 若者の育成は、自主的にモチベーションを高め、チャレンジできる場をつくること、失敗しても大丈夫と見守ることができる、支援する人が必要です。その一つとして、プロジェクトチームは、若者の育つ場、道場であります。自由闊達に情報を交換、交流し、実践的な知恵を出し合うことができる場であります。イノベーション力を高めること、スキルアップ、キャリアアップの場で、道場でもあります。そのための手だて、環境づくりでプロジェクトチームを100に育てることであります。現在プロジェクトチームは幾つあるのでしょうか、お伺いいたします。 以上で1回目の質問といたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 〔藤本正人 市長 登壇〕
◎藤本市長 越阪部議員の御質問にお答え申し上げます。 博物館を、それも体験型にするという御提案については、それはできることならそうしたいなと思います。ですが、一般的に市や市民がこれまで構想してきた博物館は、市の有する郷土資料を展示することが基本としてありました。市の有する郷土資料をもって体験型の博物館にすること、また、一度行ったらもう行かないという代物ではいけませんので、何度も何度もリピートしたくなるものとするためには、なかなかハードルが高いなと感じております。今、不定期で行われているふるさと研究の企画展示、つい先日まで「戦争の時代を生きた市民」という展示が行われていましたが、それら資料の展示や、埋蔵文化財まつり、星空フェスティバルといった、市民の中に門を開いて出ていって一緒に何かをするという、そのような企画、その存在こそが、いかにこれを充実・発展していくかが、博物館構想の今後の方向性を決める一つの試金石になると私は眺めております。 また、御提案の場所にカルチャーパークをといただきました。ここについて、カルチャーパークを使ってさらに充実せよと言っていただいたことに関しましては、今は感謝を表しておきたいと思います。カルチャーパークの場合は、より自然の中で子供たちが遊び回る、郷土資料とは離れますが、そのような仕掛けはできるものだと考えています。 また、御質問の中に、これは私に対する質問ではありませんが、空き地や空き家、遊休地を利用して、これを活用して原っぱにしたり、いろいろな人々がそこで出会ったり遊んだりする、そんな使い方ができるのではないかなということも御提案されておりました。非常に夢のあることだと思います。できることなら、所沢市全体にそのような場所があって、市全体がいつの間にか人々が出会う博物館のような、そんな文化と人々の出会いのある、そういうまちにできればいいなと感じています。 いずれにいたしましても、所沢市の未来を生きる子供たちが、自分の住むまちの歴史や文化を学んで、ふるさと所沢を愛し、その文化を後の世に守り伝える、そういう心を育むことは大変重要なことです。子供にとって魅力ある博物館とは、一般的な博物館のイメージに縛られることなく、新しい発想の下で、展示を見るだけでなく様々な体験ができる夢のある場だと思います。博物館構想につきましては、先日、松本議員に対し教育委員会からお答えしているところですが、今回いただきました御提案も参考にして、様々な可能性を追求し、総合的に判断してまいりたいと考えています。 その他の御質問につきましては、担当より答弁させます。
○大石健一議長 次に、中村副市長
◎中村副市長 それでは、越阪部議員の御質問に順次御答弁申し上げます。 初めに、総合力、実行力のある組織に関する御質問にお答えいたします。 市の施策を推し進めるに当たりましては、日頃から全職員が業務の縦割りや重複を減らすことを常に意識し、組織全体の利益を最優先に考えて業務に取り組むことが大変重要であるというふうに考えておりまして、また、最大のパフォーマンスを引き出すことにつながるものと考えているところでございます。また、組織全体の生産性、効率性を向上させるために、全体最適に対する職員の意識改革や組織風土の改革、そして強いリーダーシップが必要でございます。その上で、職員が施策の目的や効果を共有し、そこに向かって積極的に考え行動することにより、組織力の向上に努めているところでございます。あわせまして、多様な市民ニーズや新たな課題に対応するために必要な組織の見直しや、組織横断的な課題に取り組むためのプロジェクトチームを組織するなど、必要な部署には人員を機動的に配置しているところでございます。 次に、政策担当者の見える化についての御質問にお答えいたします。 私はこれまでも申し上げておりますが、職員は職位にかかわらず、一人一人が皆政策担当者であるということを職員にお伝えしているところでございます。その中でも、次長級の職員につきましては、部長級の補佐役や各部門間の調整機能にとどまらず、庁内全体を視野に入れた業務改善や課題解決への取組にも大きな役割を果たしているところでございます。職員一人一人が政策について考え、その実現に向けて次長がしっかりと調整することで、本市の様々な政策の実現に努めているところでございます。 最後に、プロジェクトチームに関する御質問にお答えいたします。 現在庁内では、組織横断的な課題や職場内での新たな課題等への対応に当たりまして、大小様々なプロジェクトチームを編成し、検討チームを設置して具体的な対応策等について日々検討を進めているところでございます。議員御質問のプロジェクトチームの数につきましては、大小様々ございますので、全てを把握しているところではございませんが、それぞれのチームにおきましては、関連する所属や担当グループからメンバーを選出いたしまして、明確なミッションの下、課題解決に向けて取り組んでいるところでございます。プロジェクトチームに参加した職員にとりましては、議論を通じて多様な考え方にふれ、また、関係者とも調整しながら業務を進めるなど、様々な経験を通じて幅広い視野を養うよい機会になっているものと考えております。部署を横断するような課題に対して議論し工夫しながらこれを乗り越える機会を経験すること、小さなものでも成功体験を積み重ねること、チーム一丸となって成し遂げる達成感や充実感を感じることができる機会を増やすことなどを通じまして、高い視点から全体を俯瞰して見ることができる職員を引き続き育成してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、
埜澤街づくり計画部長
◎
埜澤街づくり計画部長 それでは、街づくり計画部所管の御質問、全体最適のまちづくり、これまでの都市計画と次世代都市計画の課題について順次お答えいたします。 初めに、都市計画としてのまちづくりという視点での全体最適とは、本市のみで完結するのではなく、隣接市からの土地利用の連続性や埼玉県内における位置づけ、より広くは関東、日本全土も視野に入れながら、国民の生活や産業への影響等を踏まえて形づくられるものでございます。そして、その実現に向けましては、官も民も含めた多様な主体がそれぞれの役割を担い、将来世代によりよい社会を残していこうとする取組が必要になってまいります。こうした大きな視野を念頭に置きながら、個々の都市計画を進めるに当たっては、大切な財産である土地に対する規制や各種事業による影響について、地権者一人一人に丁寧な説明を行って理解を得る努力を重ねて進めてまいるものでございます。そうした意味で、まちづくりは、誰かが一人で進められるものではなく、市民、事業者、行政がそれぞれの理想や利害を理解し、共有することで実現されものと考えております。本市におきましては、都市計画の最上位計画である所沢市都市計画マスタープランの決定において議会での議決を要することとされておりますことは、将来都市像を官民全体で共有していく見える化をより強く意識しているものと考えております。 次に、これまでの都市計画と次世代都市計画の課題への対応についてお答えいたします。 先ほど申し上げましたような大きな視点を背景として、都市計画が形づくられておりますことから、都市計画の方向性や内容はその時々の社会・経済環境から大きな影響を受けるものでございます。人口増加が続いている時代には、開発圧力に対して都市開発の規制をコントロールし、適切なインフラを整備することに注力しておりましたが、人口減少が顕著になった現在では、市街地の密度の低下とそれに伴う商業等の事業環境への影響の低減や、経済的価値を失いつつある土地の保全など、検討すべき視点が大きく変化しております。さらには、地球温暖化対策におけるまちづくり施策からの貢献につきましても、大きな期待があると認識しております。例えば、これまでの道路網の整備は、あふれる交通量をスムーズに処理することが大きな課題でありましたが、近年では、むしろ自動車を通さない道路空間を設けて、アスファルトから緑地にし、人が憩える空間とする取組が各地で行われております。また、市街地でも、むやみに高層化、高密度化するのではなく、以前からあった農地を次世代まで残して地域住民の憩いの場とし、地産地消の実現にも寄与できるようなまちづくりの実践が始まっております。こうしたまちのありようを変えていくことで、ライフスタイルが変わり、意識せずとも環境負荷が減っていく、そうした工夫がこれからの都市計画に期待されていると感じております。 本市におきましては、狭山丘陵をはじめとした貴重な緑が多くあり、市街化区域を取り囲むように農地が形成され、そこには多様な生態系が築かれております。これまでは、そうした土地への住宅等の浸食を食い止めようという発想でありましたが、これからは逆に、緑が住宅地に入り込み、それがつながって自然な風の通り道となるような、人の暮らしと自然が一体となったまちの姿が求められております。こうした新たなまちの姿を実現するためには、都市計画マスタープランで示した都市将来像を実際のまちとして設計し築造していく事業者のノウハウや、緑を育成し保全していくための農業者と市民との関係構築が必要となりますことから、そうした意味で、行政、事業者、市民との連携や協働なしに、まちづくりは成り立たないものと考えております。 社会の変化とこれに応える都市計画の在り方としましては、医療、介護、福祉などの分野との連携も求められております。これらに関連する施設について、市民生活の質や事業の効率性向上という観点から、施設の立地やそこへのアクセスについて都市計画としての考え方を示すのが、現在策定しております地域公共交通計画及び立地適正化計画であると考えております。これらの計画は、本市として初めて作成するものでございますことから、計画策定時はもとより、策定後も市民や事業者からの御意見を踏まえて、よりよいものとなるよう継続的に取り組んでまいります。 最後に、文化と都市計画との関わり合いでございますが、都市計画が社会・経済状況から大きな影響を受けると同時に、将来を見据えた長期的な展望も求められるものでございますことから、そのときの価値観を反映した時代の空気とも言える現在の文化はもとより、日本社会、人々の暮らしに強く根づいた伝統的な文化からも影響を受けるものでございます。初めに申し上げましたとおり、都市計画は国民の生活や産業への影響等を踏まえて形づくられるものであり、その実現のために多様な主体が関わっていく取組の総体でございます。いつの時代も、人の営み、文化と密接に関係があり、その時代のまちの在り方に対応した取組が求められてまいりますことから、日頃からアンテナを張り、様々な政策と連携を図りつつ、官民が連携したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 まちづくり計画部所管の御質問につきましては、以上でございます。
○大石健一議長 次に、冨田市民部長
◎冨田市民部長 それでは、越阪部議員の御質問のうち、市民部所管の御質問についてお答えいたします。 まず、地域においてどのようにコミュニティをつくり、まちづくりを進めるか、実行への位置づけと見える化についての御質問でございますが、本来、コミュニティは行政によりつくられるものではなく、地域において自発的に、自然発生的に形成されていくものと理解しております。 さきの定例会の越阪部議員への市長答弁にもありましたが、住民自治とは、個人ではなく、その集合体をこそ問うものであり、地域がコミュニティをどのようにつくっていくかを追求していくことです。例えば、防災分野では、いずれ来る災害に備えるため自主防災会が組織され、顔が見える関係を築くことで、非日常への備えを確かなものとしています。このように、日頃の生活に関わる活動を重ねることで、コミュニティの力が強まり、地域課題に取り組むことが可能になります。そして、コミュニティの力や人間力を頼りにした地域での取組が、各地域における自助・共助・公助の役割を明確にし、地域の特色に沿った協働のまちづくりにつながるものと考えられます。市といたしましては、引き続き地域のことを他人事では我が事と考える住民主体の地域づくりを支援してまいります。 次に、小学校区を基本にしたまちづくりについてお答えいたします。 現在、市内11の各地区には市民部が所管するまちづくりセンターがあり、地域づくりの拠点として自治会・町内会や地域づくり協議会などと連携しながら多様な取組を行っております。また、様々な団体がこの地区を基本にした活動をしており、当市の現状を踏まえますと、現行の区域による取組が適切であると考えます。 続きまして、市民憲章を生かしたまちづくりについてお答えいたします。なお、まちづくりリーダーとの育成、市民参画とも関連がございますので、一括してお答えいたします。 市民憲章は、草案作成から制定後の推進活動まで、全て市民主導で行われており、所沢市における住民自治の象徴と言えるものです。市民憲章の一節には「一人ひとりが自らまちづくりを進めよう」とうたわれており、子供も大人も所沢の自然や歴史、文化を大切に思い、主体的にまちづくりに参画することが、市民憲章を生かしたまちづくりにつながるものです。主体的なまちづくりという点では、地域において地域づくり協議会や自治会・町内会などにより多様な課題を捉えた活動が実践されております。そうした実践の機会を通じて、活動者同士が地域のことを知り、語り、考えていくことこそが、地域の成熟に結びついていくものと考えております。 市内の各まちづくりセンターでは、施設内に市民憲章の銘板が掲げられており、その理念を大切にしながら地域の課題を見える化するための情報提供や講座の開催など、市民の皆さんの地域参加のきっかけをつくり、側面的に支援しているところでございます。こうした地域の主体的な取組と市の側面的支援を継続していくことで、市民憲章の理念が芽吹き、地域におけるリーダー育成につながるものと考えております。 続きまして、さいたま市の「おくやみ窓口」の取組の御質問についてお答えいたします。 さいたま市のホームページによりますと、「おくやみ窓口」は、御遺族が行う主な手続、一例として、世帯主変更届、国民健康保険や後期高齢者医療保険に加入なさっていた場合の被保険者証の返還と葬祭費の支給申請、介護保険被保険者証をお持ちだった場合の被保険者証の返還と介護保険料の精算などを1か所で一体的に対応する窓口と記載されております。 続きまして、死亡手続の一元化、1か所で行うことが、具体的にどのように、いつ頃できるようになるのかの御質問についてお答えいたします。 先日、14番議員からも御質問がありましたが、本市におきましては、平成25年度に、より親切にという職員の改善への取組によって、窓口において必要となる手続案内を分かりやすくまとめてお示しすることで、それ以前の状況を改善してまいった経緯もございます。1か所で全て手続できるようにとなりますと、それなりの人員体制、経費等がかかってくることになりますので、まずは先進事例を調査研究するとともに、本市における導入に係る課題を整理していきたいと思っております。このため、手続の方法や設置の時期につきましては現在未定でございます。 市民部所管の御質問につきましては以上でございます。
○大石健一議長 答弁者に申し上げます。残り時間に御留意願います。 次に、肥沼建設部長
◎肥沼建設部長 それでは、越阪部議員の御質問のうち、建設部所管の御質問、サクラタウンへの遊歩道の早急な整備についてお答えいたします。 初めに、ところざわサクラタウンと中心市街地のつながりを生み出す歩行者ネットワークの現状について御説明させていただきます。 サクラタウンから旧市役所までのうち、サクラタウンから加美橋までの区間につきましては、桜や水の流れをめでながらゆっくりと東川沿いを散策できる遊歩道が、東川の左岸側にございます。また、加美橋から旧市役所までの区間につきましては、自動車の通行がございますが、所沢地区をまち歩き気分でぶらりと散策できる道路が東川沿いに連続してございます。 次に、整備についてでございますが、建設部におきましては、東川沿いを歩く市民が安全に、そして憩いながら散策できるように、平成30年度より東川桜舞う遊歩道事業といたしまして、サクラタウン周辺の遊歩道にウッドチップを敷くとともに、旭橋から柳瀬川合流点までの桜の剪定・伐採などの維持管理を実施してまいりました。今後におきましても、市民の憩いを提供するとともに、東西のつながりを生み出す市の貴重な財産の一つである東川沿いの遊歩道と桜の維持管理を継続的に実施してまいります。 また、この遊歩道は、所沢市水とみどりがつくるネットワーク計画におきまして、サクラタウン、所沢航空記念公園及び中心市街地を結びつけるネットワークの一部として位置づけられておりますことから、今後進める「人を中心にしたまちづくり」の取組の中におきましても、さらなるつながりについて検討してまいります。 建設部所管の御質問につきましては以上でございます。
○大石健一議長 次に、
並木環境クリーン部長
◎
並木環境クリーン部長 それでは、越阪部議員の御質問のうち、環境クリーン部所管部分についてお答え申し上げます。 初めに、中心市街地等における自然との調和、緑の創出についての御質問でございますが、植物には水分を空気中に放出したり、木陰をつくることで空気を冷やす効果があり、CO2の吸収源として期待されるなど、議員御案内のとおり、まさに天然の空調装置であり、まちの中の住まいづくりに生かすことで、ヒートアイランド現象の緩和や、建物の遮熱、省エネ効果による快適な住環境の創出につながるものと考えております。戸建て住宅の緑化には屋上緑化や壁面緑化、庭づくりや生垣などが考えられ、所沢地区などの住宅密集地では公共の緑が少なく、効果が大きいことから、戸建て住宅での緑化方法について周知を図ってまいります。そういう意味で、まちなかみどりの保全地区やみどりのエコスポットも必ず寄与するものと考えております。 次に、住まいづくりにおける緑化条例についての御質問でございますが、戸建て住宅は規模や建築条件等が様々であり、先ほどの緑化方法を条例で一律に基準を示すことは、市民の負担が大きく、難しいものと考えております。一方、本市のふるさと所沢のみどりを守り育てる条例におきましては、市民等は自らが所有する土地において緑化に努めなければならないと定めておりますことから、本条例に基づき、先ほど申し上げました天然の空調装置につながる戸建て住宅の緑化方法について周知に努めてまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、
鈴木経営企画部長
◎
鈴木経営企画部長 経営企画部に関する御質問にお答えいたします。 公共施設の複合化につきましては、所沢市公共施設長寿命化計画で学校を中心とした多機能交流型施設の整備を検討することとしております。今後は、地域のまちづくりの中心施設として、コミュニティ活動の活性化、多世代交流の促進等につながるような複合化を検討してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 教育総務部所管部分につきましてお答えいたします。 初めに、学校教育の中で社会教育を学ぶことについてでございます。 議員御案内のとおり、学校教育と社会教育は深く関わり合い、お互いを補完し合う関係にあります。その代表的な事業として、本市では家庭教育学級の支援に力を入れております。保護者が主体的に学ぶ機会を得られるよう、校長や教頭など学校との連携・協力があってこそ、長年にわたり市内の学校で進められていると思います。 小学校入学前の御家庭には、未就学児の保護者を対象としまして、入学説明会などで子育て講座も実施しており、お互いに学ぶことで子育ての不安解消に努めております。また、一部の地域では、学校や地域の方々に御協力をいただきながら、子育て期の悩みや経験を先輩のお母さんから後輩のお母さんへとつなぐ、通称つなぐミーティングを開催し、手作りの子育て講座の実現にも至っております。そのほか、教員の初任者研修の中で、1日をかけて所沢市の歴史を学ぶ講座も設けており、学校生活や授業の中で教員から児童生徒にふるさとの魅力を伝えてもらえるよう取り組んでおります。一方で、昨年より公民館や生涯学習推進センターなど社会教育施設からの事業の連携・協力の取組も開始したところでございます。今後は、こうした施設が家庭教育学級等の充実に向けた活動の場の役割を担うことも検討し、家庭、地域、学校の連携を深め、保護者同士のコミュニティ形成に貢献し、社会全体で子供たちを育てるよりよい環境の醸成に努めてまいります。 次に、松井小学校と同じように学校に図書館ができないかとの御質問ですが、松井小学校図書館は、校舎の改築に合わせ児童図書と絵本を中心とした地域開放型の学校図書館として、平成17年6月に開館いたしました。木のぬくもりと暖かな自然光の差し込む大きなガラス窓があり、蔵書数約2万7,000冊、面積約600㎡、専任職員も常駐しておりますので、子供が本を読みたくなる環境としては理想的な施設ではございます。しかしながら、財源の問題など様々な課題もありますことから、新たに同様の規模の学校図書館を整備することは難しい状況であると考えております。このため、市内の図書館におきまして、本市の全ての子供がみずから本にふれ、読書の楽しみを知ることができる機会を創出し、魅力ある取組をこれからも進めてまいりたいと考えております。 次に、子供が本を読みたくなる環境をつくる取組として、これまでどのようなことを行ってきたかとの御質問についてですが、具体的な取組としましては、児童書の計画的な購入、おはなし会や親子おはなし会、科学遊びなどの子供向け行事の開催、年齢に応じたブックリストの作成、配付など、様々な普及啓発活動を実施しております。また、保健センターで1歳6か月児健康診査時に行います、ところっこ親子ふれあい絵本事業、こども支援センタールピナスでの出張おはなし会などの図書館以外での普及啓発活動や、小学校3年生全学級へ訪問して本の紹介を行うブックトークや学校団体貸出、学校司書研修会への司書派遣など、学校と連携した取組も進めております。引き続き、学校、地域等の関係機関と連携しながら、子供たちに読書の楽しみを伝えられるよう、機会を広げてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、
町田こども未来部長
◎
町田こども未来部長 こども未来部所管の御質問について御答弁申し上げます。 地域における子供たちの身近な居場所や遊び場としましては、自治会が整備や管理を行っている子ども広場がございます。これは、自治会が未利用地いわゆる原っぱや空き地などを地主から無償で借り受け、フェンスや遊具、ベンチなどを設置しているものでございます。現在自治会が管理する子ども広場は市内に38か所あり、総面積は約2万5,000㎡、ベルーナドームにしますと2個相当分となっており、地域における子供たちの貴重な居場所や遊び場となっております。このため、市としましても、子ども広場を支援するため、地主に対しては固定資産税を減免したり、自治会には整備費や賠償責任保険料を補助してまいりました。今後も、子供たちの身近な居場所や遊び場となっている子ども広場に対する支援を継続してまいります。 以上でございます。
○大石健一議長 30番 越阪部征衛議員 〔30番(越阪部征衛議員)質問席〕
◆30番(越阪部征衛議員) ありがとうございました。 これまでやってきたこと、今までやっていることは敬意を表します。私は、ちょっと先のことを考えるということで質問してまいりました。その取組ができないかということで質問してまいりました。今回、今日の質問は、官民が共有して、共に一緒になって共創のまちづくりをしていこうと質問をいたしました。そのため、手だて、環境づくりについて伺いました。また、そのためには、若者がイノベーションを起こすことも必要であります。 まちづくりについては、官民、市民とでいいまちづくりを見える化して、分かりやすく思いを、すべきことを共有して、共にできるようにすることであります。地域ごとのまちづくり、現場でのまちづくりの新たな取組が必要であると思っています。 教育の大切さは言うまでもありません。社会教育もそうであります。そして、さらにイノベーションが必要です。 コロナ禍の後には、新たな思いで所沢初のイノベーションを起こすことであります。実行へのプロセスの組織体制の見直しも必要であります。若者によるプロジェクトチーム100は、「いい街つくろう!!」、持続可能なまちづくりのチャレンジの場であります。所沢初のイノベーションを起こす場であり、道場でもあります。これを育てることであります。人づくりであります。私は、今後も「できないができる」、一般質問を続けてまいります。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手する人あり)
○大石健一議長 30番議員の一般質問は終わりました。 以上で、今定例会における市政に対する質問を終結します。
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△
市長提出追加議案の報告
○大石健一議長 次に、市長から議案3件が追加提出されましたので、事務局長に報告させます。 〔事務局長朗読〕 所文第80号 令和4年9月16日 所沢市議会議長 大石健一様 所沢市長 藤本正人 議案の提出について 令和4年所沢市議会第3回定例会に別紙のとおり議案を提出します。 令和4年所沢市議会第3回定例会議案件名表議案第70号 教育委員会委員任命の同意を求めることについて議案第71号 公平委員会委員選任の同意を求めることについて諮問第6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
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△日程第3
△議案第70号及び議案第71号並びに諮問第6号
○大石健一議長 次に、日程第3、議案第70号及び議案第71号並びに諮問第6号を一括議題とします。 〔参照〕-市長提出議案-
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△市長提案理由の説明
○大石健一議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。 藤本市長 〔藤本正人 市長 登壇〕
◎藤本市長 それでは、御提案申し上げました議案について御説明申し上げます。 議案第70号でありますが、教育委員会委員の任期満了に伴い、引き続き清水国明氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。 次に、議案第71号でありますが、公平委員会委員の任期満了に伴い、引き続き大岩征子氏を選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。 次に、諮問第6号でありますが、人権擁護委員の任期満了に伴い、引き続き内野光男氏を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものです。 経歴等につきましては、お手元に配付させていただいております経歴書に記載のとおりであり、それぞれ適任者と考え、御提案申し上げるものです。何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
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△休憩の宣告
○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午後2時49分休憩
-----------------------------午後3時45分再開 出席議員 27名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 32番 33番 欠席議員 4名 18番 21番 22番 31番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 総務部長 市民部長
△再開の宣告
○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
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△質疑
○大石健一議長 それでは、議案第70号及び議案第71号並びに諮問第6号に対し、質疑を行います。 質疑は、抽せん順により、順次指名します。 初めに、32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 議案第70号「教育委員会委員任命の同意を求めることについて」ということで、質疑をさせていただきますけれども、まず、候補者というか、教育委員の今議案に出ている方の住所なんですが、山口のほうのお住まいでして、たまたまインターネットのほうでこの住所の画像が出るようなことで見てみたんですけれども、何かお土産屋さんのようなインターチェンジの海の家のようなドライブインのような建物でして、本当にここに住んでいるのかなと思ったんですけれども、その辺についてはどういうふうに考えたらいいんですかね。 恐らく、恒常的に人が住んでいるような場所が少なくとも画像には出てきていなかったので、その辺についてはどのように考えているのか、まずお聞かせいただければと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 ただいまの山口県のほうのこの表記の住所が、要はそこにお住まいなのかといった御質疑だと思いますが、こちらではそのように伺っております。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) その辺のことについて何か確認したこととかないんですか。例えば、これから質疑もさせていただきたいと思うんですが、当然旅費のようなもの、費用弁償というのをお支払いしているわけじゃないですか。だから何かその辺は、いや、御本人が言ったところで、それでいいのかという話にはならないんじゃないかなと思うんですけれども、もう1回お伺いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 そういった確認といたしますと、こちらに住民票があるということで、こちらとしてはそこに生活の本拠があるものというふうに推定しております。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) じゃ、この方はどこから来て、所沢にね。どこにお住まいでどこから来るんですか、所沢に。その来るための費用弁償というのは、どこから来ることを基にお幾ら支払う形なんですか。この辺について御説明いただきたいと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 実際の費用弁償のお支払いということになりますと教育委員会のほうになってまいりますけれども、基本的には、こちらへ公務としておいでになるに当たって所要の実費弁償ということになりますので、山口から直においでになるということになりますと、その所要の費用ということになります。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 何かちょっと聞き取りづらいんですけれども、基本的にはどこから来るんですか。もう1回。それは所沢に来て、それでどのくらいの額を1回にお支払いすることになるんですか。そこをもう1回教えてください。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 今、この表記の住所からおいでになるということであればというふうにお答えしたんですけれども、今お尋ねの東京からという話もございますけれども、例えば仕事などもろもろの事情で別途拠点があって、そこから直接こちらにおいでになるということであればその間の費用になりますし、それはそのときの、会議が開かれて、実際にどこからおいでになるか、それによってその所要の費用というのは変わってくるというふうに考えております。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 著名な方ですし、お住まいのような場所もいろいろなところにあるとは思うんですが、まず、この議案に出ている山口県の場所が主たる居どころなわけじゃないですか。基本的にはそこから来る回数というのは多いんですか。それとも、何かいつも都内から来て、都内のお金を払っているんですか。それだったら、この議案に書いてある主たる居どころとしての住所というのは違うんじゃないですか。それが1個。 あともう1個は、山口から来たときに大体概算で幾らになるんですか。その山口から来たときに1回に幾らお支払いするんですか。この2つお願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 実際にどちらからということでお答えいたしますと、教育委員会のほうでお支払いをしておりますけれども、こちらの山口からというよりは、都内に拠点もお持ちということで、東京都港区というふうに伺っておりますが、そちらからの旅費をお支払いしているという実態があるということを聞いております。ただ、先ほど来申し上げていますように、生活の本拠というのはこちらだと、山口県のほうだというふうにこちらでは伺っておるところです。 それから、具体的に山口から幾らになるのかということになりますと、例えば航空運賃の場合などですとその時々の、実際切符をいつ取るかによって費用が変わりまして、現に、これは旅費の基準として実費で払うことになっておりますので、それはその時々で費用は変わるかなということであります。重ねて申し上げますが、お支払いは教育委員会のほうで実施しておりますので、具体的な数字はこちらでは今手元にはございません。 以上です。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 今、2つ重なっていて、前半の話はこれから島田議員も質疑するので、そこに譲りたいと思いますが、大体でいいんですよ、別にそんな燃油サーチャージが幾らでなんていう話は全然聞いていないし、幾ら教育委員会が支払っているといっても、だって総務部でしょう、職員課でしょう。大体の値段とか分からないですかね。 それでも分からないんだったら、飛行機で来るんですか。そのくらいは分かるでしょう、だって。大体でしょう。例えば歩いてきたらそれは払わなくていいんですか。そうじゃないでしょう。だから、別に1億円か100万円かの差を聞いているんじゃなくて、そういうことじゃなくてね、大体このくらいかかりますというのは言ってもらってもいいんじゃないですか。 だって、払わなきゃいけないんでしょう。それで、もし都内からでいつもやっているんだったら、都内からいつも払っているというんだったら、これ主たる住所地がここじゃ駄目なんじゃないですか、議案の出し方として。別に御本人に対して何ら私は言っているわけじゃないですよ。ただ、議案の出し方としては、主たる居住地が都内で、都内の分しかお支払いしていないんだったらね、これじゃ分からないじゃないですか。 だから、そこの2つまず教えてください。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 急に言われている質疑なので、総務部のほうは答えられないみたいなんですけれども、教育委員会を呼んでいただければと思います。 私が聞いているのは、教育委員会を呼んでいただければ、清水さんが今まで教育委員をやっていますので、現実のことはお答えできると思います。ですから、ぜひ教育委員会を呼んでいただいて、また再開いただければと思います。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 市長からも発言ありましたし、私、かつて、これは議会内の問題でもあるけれども、委員会付託したときに教育委員会は出てくれなかったんですよね、人事案件で。そんなこともあったので、今回、なるべくこちら側に座っている方々に御足労かけないようにやろうということもあって、概算でいいとか、住所地の問題だけで議案の書いてある場所との違いだけを聞こうかなと思ったんです。 だけどこんな感じになったので、ぜひ議長、休憩の動議を提出いたします。よろしくお願いいたします。
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△休憩の宣告
○大石健一議長 質疑の途中ですが、ここで、暫時休憩します。午後3時54分休憩
-----------------------------午後4時15分再開 出席議員 28名 1番 2番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 22番 23番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番 欠席議員 3名 4番 18番 24番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 総務部長 市民部長 教育長 教育総務部長
△再開の宣告
○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
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△質疑(続き)
○大石健一議長 質疑を続けます。 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 教育長、教育総務部長、ありがとうございます。 それでは、引き続き質疑ということなんですが、この方は山口県にお住まいだということで、先ほど、山口といってもベルーナドームがある山口じゃないから、ちゃんと山口県と言ったほうがいいよと同僚から言われまして、山口県から来られるということですけれども、大体これ1回山口県から来られると実費弁償というのは幾らぐらいなんですか。お答えいただければと思います。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 こちらの委員につきましては、今まで山口県からこちらへ来た実態が一度もございませんので、計算のほうはしておりません。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 予算にも関わることなのね、結局これ、ただ同意だけですと。だから計算していないというのはまずいんじゃないですか。そんなこと思いませんか、どうですか。大体でいいんですよ別に。正確な数字を言っているんじゃなくて、一般的にこういうことってこのぐらいかかるよねというぐらいは計算しておいたほうがいいんじゃないですか。計算したほうがいいと思いませんか。どう思いますか。もう1回お願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 こちらの委員につきましては、実績としまして東京都内の居所からこちらのほうへ、昨年もずっとこちらのほうへ来ていただいておりましたので、費用弁償3,300円の範囲内に入っていたというところでございましたので、その費用で計算をしております。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) だって住所というのは、これは住民票があるところということじゃないでしょう。主たる居所でしょう。そうしたら、やはりそれは何かそういうものって書いたほうがいいんじゃないですか。 だって、先ほど住んでいると言っていて、そうなったらそうなりますよ、山口県から来ますよと言ったでしょう。何か全くよく分からないし、インターネットで、私の調べ方が本当に適切かどうか分かりませんけれども、出てくる住所地というのは、ずっとここに人が住むには結構大変だなと思うようなところなんですよ。 その辺のコミュニケーションというのは、当該委員、だってこれ現職でしょう。コミュニケーションできていないんですか。だって公職に就いて税金使うわけじゃないですか。そういうのは何も確認しないんですか、本市は。何かあったとき困るじゃないですか。そういうのないんですか。 それできちっと、いや、こんなことはあまり本会議でやりたくないけれども、やはり大丈夫ですよということがある程度見えてこないと。今までやられてきた実績というのは多分あって、そこでは大丈夫なのかなと思うけれども、ここでお引っ越しもされているし、それはどうなのかなと普通に思いますよ。いかがですか。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答え申し上げます。 まず、委員とのコミュニケーションというお話でしたけれども、こちらのほうにつきましては本年1月に住所の変更の申出をいただきました。その際には、住所のほうは変更しますけれども、公務の際の拠点となる居所には変更がないというところでございましたので、こちらとしましては、非常勤特別職員の報酬及び費用弁償に関する条例第3条第2項に規定するこちらの3,300円で問題ないというところでのこっちの判断でございます。 以上でございます。
○大石健一議長 32番 中村 太議員
◆32番(中村太議員) 住所というのは主たる居所なわけで、住民票のある地とはまた違うと思うんです。その辺、いや、これは主たる居所といってもお住まいもいろいろなところにあるのかもしれないから、それは必ずしも主たる居所と住民票が違ってもいいし、それが一定だとは思わないけれども、やはりこういうちょっと遠方の方で公職をお願いするときというのは、そういう説明があってもいいんじゃないですか。そう思いますよ。 ちゃんとコミュニケーション取れているんですね。大丈夫ですかね。じゃ、そこだけ確認させていただいて質疑を終わります。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答え申し上げます。 先ほど申し上げましたとおり、委員とのコミュニケーションはしっかり取っております。 以上でございます。
○大石健一議長 次に、31番 浅野美恵子議員
◆31番(浅野美恵子議員) 議案第70号、今の議案ですが、市長に1点お聞きいたします。 清水教育委員におかれましては、資料にありましたが、河口湖の自然の中で活動する法人を運営されて、その中で親子や高齢者に対しての事業をしっかりとやられ、子育て支援や中高年齢者の生きがいづくり支援等もして、生涯教育事業を行っていて、すばらしい方だと思います。また、任期のこの4年間は、教育委員会会議に御出席されることはもちろんですが、教育委員会の行事にも出席され、また、通学路の改善を求めた請願についても子供の視線で御発言し、現場も歩かれていました。教育委員としての職務を果たされましたことは確認しております。 しかしながら、清水教育委員は所沢市民ではありません。私は、市民の方で教育委員にふさわしい方はたくさんいらっしゃると思います。特に、市内の中学校で3件の不幸な事件があったことで、教育委員会で発言したいとおっしゃる方も私の知り合いでおりますが、教育委員にふさわしい市民の方を選んでもよかったんではないかと私は思いますが、市長は縁があった人をとても大切にする性格だとこの間分かりましたが、時には市長として性格を少し抑えられて、違う方向に判断を変えることも私は求められると思います。 この機会に8年間の教育委員を清水委員には卒業していただいて、市民の方に今回はやっていただこうということを藤本市長はお考えにならなかったのでしょうか。お聞きいたします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 清水委員の教育委員としての活動を御紹介いただきまして、ありがとうございます。 ただ、市民であるべきかどうかということは市長の人事権でありますので、議員がそう思われても、私はそこにはあまり重きを置いておりません。むしろ6人の委員のそれぞれがそれぞれの特色を発揮して、そして様々な立場から御意見をいただくというところに重きを置いております。 清水委員におかれましては、単なるタレントということではなくて、自然を大切にして様々な活動をされているということ、と同時に、事業者、起業家としての発言というのは非常に教育委員会の中で新しい風を吹き込んでくれる、そういうような意味合いも込めて期待しているところです。 なお、私は埼玉県議会議員でありましたけれども、県にも教育委員はおられますが、多分、半分以上が県民ではなかったと思います。それぞれ、当時上田知事でありましたけれども、上田知事が、歴史の専門家であったり児童文学者であったり、様々な中で自分の目指す教育、そして、しっかりとした埼玉県の教育を行っていただくために、また、天気予報の平井さんもそうでしたし、いろんな方がおられましたけれども、そういう中から御自分できちんと、この方が人格あるというふうに判断されて決定され、提案をされていたと思います。 ですので、市民であるかないかというのは、市民それだけでは決してはかれるものではないし、はかるものでもないのかなというふうに感じております。
○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員
◆31番(浅野美恵子議員) 御答弁ありがとうございます。 市長のお考えはよく分かりました。確かにインターネットで見ると清水委員は、令和3年度の終わりのほうでしたか、今年でしたか、何かコロナ禍で出番がなくなった芸人が収入源になるような、スマホとか、ユーチューバーみたいなことで活躍ができる事業を立ち上げて、それは本当に人助けというか、すばらしい方だなと私も思います。 ただ、ちょっと市長にお聞きしたいんですが、埼玉県の教育委員長とか教育長というのは割と早く代わっているような気がするんですけれども、所沢市は、市長は本当に先ほど申し上げたように縁があった方をとても大事にされるので、交代の時期が来ても市長からはその方の交代を言わないような気もするんです。 でも、例えば私も、3学期制を藤本市長が訴えて市長になって、そこはすごく意気投合して、3学期制になりましたが、そのとき2学期制でもいいと言っていた委員が、藤本市長になって3学期制でいいというような人もいるんですよね。だから、そういうのはすごく、市議会議員と教育委員は違うのかもしれないけれども、それを見ると誰でも市長が言ったことに沿っていれば教育委員は務まるのかなという感じもして、ちょっとがっかりしたので、長い期間の人は代えて、新しい意見を入れるほうがいいんじゃないかなということも考えますが、市民にこだわらないというんでしたら、藤本市長は教育委員の交代時期とかそういうのはどのようにお考えなんでしょうか。その点1点お聞きして終わりにします。
○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長
◎藤本市長 確かに過去の市長が、この人でどうでしょうかと同意を求める教育委員は、所沢市の場合は比較的2期ぐらいでお辞めになったかもしれません。埼玉県の場合はもう少し長かったような気がします。 また、私は、縁のあったとみんな、縁がなければ自分の確信が持てなかったら、御推薦というか議会に同意案件として提出することはそれはできないと思うので、充て職でとか、そういうのはむしろいけないことだと思っております。 その上で、2期はいいけれども3期は長いとか、3期はいいけれども4期は長いと、これは市民が議員に言うのも同じで、市長も言われているようなものなんですけれども、やはり2期やったら2期で分かったこと、そして活躍しどころ、勘どころというのが3期になったら発揮できるということは我々の世界でもあると思うんです。ましてや月に1回しか来られない教育委員です。 私が一番心配をするのは、教育委員会というのは教育をつかさどる6人の株主であり、6人衆なんです。しかし、往々にして教育委員というのはお飾りになったり、教育委員会事務局の言うとおりになったりする部分が多うございます。それじゃいけないのであって、やはり市民の立場で、代表として行政委員会のトップとして、6人の教育委員がそれぞれの立場で、教育委員会事務局よりも、できることなら知識を持ってリードをするぐらいの、そのような立場が与えられて存在も求められているわけですから、そういう点で言うと、何年でという点で言いますと、もう少しというか、短いとそれが発揮できないなというふうに思っています。 以上です。
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△会議時間の延長
○大石健一議長 ここで、あらかじめ会議時間の延長をしておきます。
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△質疑(続き)
○大石健一議長 次に、19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 議案第70号でお願いします。 先ほど中村議員のほうからも質疑ありましたけれども、こちらの住所ですよね。山口県の周防大島町、こちらというのは、これは清水さんが最近PRされている、無人島のいわゆるキャンプ場のありが島というところでよろしいんでしょうか。これは総務部長でよろしいですか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 その今御案内のありが島かどうか、そこまでは承知はしておりませんが、場所としますと、この住所地というのは瀬戸内海のちょうど真ん中辺のあたりで、結構そこにはたくさん島がある中で、この周防大島町というのは比較的大きめな島であって、本州とは陸続きになっているような形で見受けられました。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) それちょっと問題なんですよ。だって、調べると、今おっしゃられているのは、屋代島という周防大島のある片添ヶ浜海浜公園、多分その辺が住所地として表示されるんです。 だけど、いわゆるありが島というところのキャンプ場だと、その隣の片島、完全にこれはつながっていない島だと思うんですけれども、こちらが出てくるわけです。今回、こちらの現住所は山口県なわけでしょう。今、教育総務部長のほうからは、今までは都内からだったというお話ありますよね。それって、もし何かあったとき、要は事故ですよね。事故があったときとかはどうされるんですか、公務災害とか。公務災害についてとかというのは何かお考えになられていることはありますか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 この住所地がありが島かというと、ちょっとそこは片島というところとは少し場所が違うのかなというふうには見受けておりますけれども、今、公務上の災害等々のお話ございましたが、先ほど教育総務部長のほうでもお答えをさせていただいておりますが、実態としますと、仕事上の拠点である港区からこちらの会議へ出席されているというふうにも聞いております。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうなんですね。 あと、今まで実績としては都内のほうから3,300円の範囲だったというお話ありましたけれども、ですけど、聞く話だと、例えば三ケ島の成人式に挨拶で見えられたときは河口湖から来ましたとか、そういったような話も中にはあるというような中で、これ本当に実費弁償としては3,300円しか払っていなかったんですか。それを確認させてください。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 昨年の実績に関しましては、全て3,300円の範囲内でお支払いしております。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) それで、何て言うんですかね、こういう言い方は、別に清水さんを疑っているわけじゃないです。あくまでもニュースとかでも悲しいニュースとかがあるからなんですけれども、やはり、一応登録上というんでしょうかね、こちらは山口県となっているわけだから、一応請求は今まで3,300円という実績だとしても、かといって、片や実費弁償で払われているというお話もあるわけじゃないですか。そうすると、やはり山口県から来られるというと、どういう形で来られるのかというのは、そこは何に乗ってやってこられるのかとか、その辺は把握されているんですか。これは総務部長ですか。お願いします。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 お答えいたします。 何でやって来るかというのは、こちらのほうでは把握はしております。 通常こちらのほうに来られる時は自動車で、自家用車で来ていらっしゃいます。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) そうじゃなくてね、だから、一応登録上は山口県ということになっているんだから、山口県から来る可能性もあるわけでしょう。今までの実績ベースは東京から見えられているということかもしれないけれども、山口県で事業もされているわけなんだから、たまたまこのときどうしても抜けられないということで山口県から見えられる可能性もあるでしょう。そのときに、山口県から来る際はどういうルートで所沢まで見えられるのかというのは把握されているんですかということです。
○大石健一議長 答弁を求めます。
千葉教育総務部長
◎
千葉教育総務部長 こちらとしましては毎回確認するんです。教育委員会会議はあらかじめ日にちをお知らせして、それで恐らくその準備をされてこちらのほうへおいでになると思っておりまして、こちらはそう判断しておりました。お話を聞くと、毎回東京都港区のほうからおいでになっているということで、山口県から、今年の1月に住所が変わったわけなんですけれども、山口県からこちらのほうへ来るという想定は今のところはしておりませんでした。 以上でございます。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) じゃ、あれじゃないですか、これ実態ないじゃない。 何でかというと、やはり居住実態といわゆる届出上の住所というんですか、それが違うということなんでしょう。清水さん、有名なタレントの方というのは存じていますよ。だから、そういうのは職業としてやられているということと、一応今度は税金で支払われる公人の教育委員ということになるわけですから、そこがやはり居住実態と届出上の住所が違っていても問題ないという認識でいいんですか。そこはどうなんですかね。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 議案のほうの住所、山口県につきましては住民票があるところということで、生活の本拠なんだろうというふうに思っております。一方で、東京都内の拠点につきましては仕事上の拠点ということで、先ほど、実績といたしまして教育委員会会議においでになるときは必ずこちらの東京都内からということで伺っておりますので、恐らく仕事をするためには一度こちらにおいでになってからということなのかなというふうにこちらとしては思っております。 以上です。
○大石健一議長 19番 島田一隆議員
◆19番(島田一隆議員) 先ほどと少し重なってしまうんですけれども、公務災害の件も結構重要だと思うんです。だって、これ一応山口県で、そこにお住まいで、どうやって来られるのかというのも少し曖昧だったけれども、そこで事故があったらそれは公務災害となるでしょう。だけど実際は都内の仕事場から来ている。その仕事場から来られるときに事故があったときなんかでも、それは公務災害の範囲になるんですか。 だって、よく我々も、会社員もそうだけれども、通勤ルートというのは届け出て、その範囲内で事故があったときは公務災害の範囲になる。だけど、自分たちが違うところから来たら対象外になるじゃないですか。それってどういうふうになっていますか。
○大石健一議長 答弁を求めます。 市川総務部長
◎市川総務部長 お答えいたします。 万が一のことということで、通勤災害上のお話ですけれども、あくまでも仕事上の拠点が都内ということで、そこから現においでになる過程の中で万が一災害ということであれば、その間の補償すると、そういう考え方でございます。 以上です。
○大石健一議長 19番議員の質疑は終わりました。 以上で、質疑を終結します。
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△委員会付託省略の決定
○大石健一議長 ここで、お諮りします。 本議案については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△休憩の宣告
○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午後4時37分休憩
-----------------------------午後5時25分再開 出席議員 30名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番 欠席議員 1名 18番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長 危機管理監 経営企画部長 総務部長 財務部長 市民部長 福祉部長 こども未来部長 健康推進部長
環境クリーン部長 産業経済部長
街づくり計画部長 街づくり計画部所沢駅
西口まちづくり担当理事 建設部長 会計管理者
上下水道事業管理者 上下水道局長 教育長 教育総務部長 学校教育部長
△再開の宣告
○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
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△
議会運営委員長報告
○大石健一議長 初めに、
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 末吉美帆子議員 〔9番(
末吉美帆子議員)登壇〕
◆9番(
末吉美帆子議員)
議会運営委員長報告を申し上げます。 先ほど、本会議休憩中、
議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議の結果について御報告いたします。 議案第70号及び議案第71号並びに諮問第6号に対する討論の通告は、ありませんでした。 採決の方法については、議案第70号については、無記名投票と記名投票の両方の要求がありましたので、いずれの方法によるか無記名投票により決することとなりました。 議案第71号及び諮問第6号については、簡易採決とすることを確認しております。 以上で、報告を終わります。
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△討論
○大石健一議長 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 討論なしと認めます。
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△採決
△採決の方法について
○大石健一議長 これより、順次採決します。 議案第70号の採決については、無記名投票にされたいとの要求と記名投票にされたいとの要求が同時にあり、それぞれ所定の賛成者がおりますので、要求は成立しております。 したがいまして、いずれの方法によるかを会議規則第70条第2項の規定により、無記名投票により決することとします。 ここで、お諮りします。 採決の順序として、初めに無記名投票により決することについての賛否を問い、反対が多数であった場合には記名投票により決することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように取り計らうこととします。 議場の出入口を閉鎖します。 〔議場を閉鎖する〕 〔このときの出席議員29名〕 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番
○大石健一議長 ただいまの出席議員数は、議長を除き29人です。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙を配付する〕
○大石健一議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱を改める〕
○大石健一議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件を無記名投票により決することに賛成の議員は「賛成」と、反対の議員は「反対」と記載の上、1番議員から順次投票願います。 〔1番議員より順次投票する〕
○大石健一議長 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔議場の閉鎖を解く〕
○大石健一議長 これより開票を行います。 開票立会人は、会議規則第30条第2項の規定により、議長より指名します。 15番 川辺浩直議員 29番 松本明信議員 両議員の立会いをお願いします。 〔立会人立会いの上、開票する〕
○大石健一議長 投票の結果を御報告いたします。 投票総数 29票 そのうち、 有効投票 29票 無効投票 0票 有効投票中、 賛成 18票 反対 11票 以上のとおり、賛成が多数です。 よって、本件を無記名投票により採決することは可決されました。
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△議案第70号の採決-議決に至らず
○大石健一議長 それでは、議案第70号について採決します。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の出入口を閉鎖します。 〔議場を閉鎖する〕 〔このときの出席議員29名〕 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 12番 14番 15番 16番 17番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番
○大石健一議長 ただいまの出席議員数は、議長を除き29人です。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙を配付する〕
○大石健一議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱を改める〕
○大石健一議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本案を可とする議員は「賛成」と、否とする議員は「反対」と記載の上、1番議員から順次投票願います。 〔1番議員より順次投票する〕
○大石健一議長 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔議場の閉鎖を解く〕
○大石健一議長 これより開票を行います。 開票立会人は、会議規則第30条第2項の規定により、議長より指名します。 12番 入沢 豊議員 28番 大舘隆行議員 両議員の立会いをお願いします。 〔立会人立会いの上、開票する〕
○大石健一議長 投票の結果を御報告いたします。 投票総数 29票 そのうち、 有効投票 22票 無効投票 7票 無効投票中、 白票 7票 有効投票中、 賛成 13票 反対 9票 ただいま報告しましたとおり、賛成票、反対票とも過半数に達しませんでした。 よって、議案第70号については、議決に至りませんでした。
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△議案第71号の同意
○大石健一議長 議案第71号については、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△諮問第6号の同意
○大石健一議長 諮問第6号については、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△日程第4
△議員提出議案第7号
○大石健一議長 次に、日程第4、議員提出議案第7号を議題とします。 〔参照〕-議員提出議案-
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△提案理由の説明
○大石健一議長 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。 9番
末吉美帆子議員 〔9番(
末吉美帆子議員)登壇〕
◆9番(
末吉美帆子議員) それでは、議員提出議案の提案理由の説明を行いますが、その概要の説明を行い、提案理由とさせていただきます。 議員提出議案第7号「女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書について」御説明いたします。 本年4月26日に政府は、女性デジタル人材育成プランを取りまとめ、女性のデジタル人材育成の加速化を目指すこととしています。本プランの着実な遂行と実現は日本の発展において不可欠であり、デジタル化が進むことにより、大都市一極集中による人口過度の偏在の緩和や感染症等のリスクの低減も図れるとして大きな期待が寄せられています。 そこで、政府においては、地方における女性デジタル人材育成の強力な推進を図るため、議案に記載した事項を実施するよう強く求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであり、提出先については議案に記載のとおりです。 以上で、提案理由の説明を終わります。
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△質疑
○大石健一議長 次に、質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 質疑なしと認めます。
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△委員会付託省略の決定
○大石健一議長 ここで、お諮りします。 本議案については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△討論
○大石健一議長 次に、討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 討論なしと認めます。
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△採決
△議員提出議案第7号の可決
○大石健一議長 これより、採決します。 議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△日程第5
△常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中継続審査申出の件(特定事件)
○大石健一議長 次に、日程第5、各常任委員長及び
議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件につき、会議規則第109条の規定により、お手元に配信しました申出表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありましたので、御報告します。 お諮りします。 各常任委員長及び
議会運営委員長からの申出の件については、申出のとおり閉会中の継続審査に付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査に付すことに決しました。
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△日程第6
△議員派遣の件
○大石健一議長 次に、日程第6、議員派遣の件を議題とします。 お手元に配信してあります議員派遣の件に記載のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第163条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△市長あいさつ
○大石健一議長 以上をもって、今定例会における全部の日程は終わりました。 この際、市長から挨拶のため発言の申出がありますので、これを許します。 藤本市長 〔藤本正人 市長 登壇〕
◎藤本市長 令和4年所沢市議会第3回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 今定例会におきましては、去る9月5日に開会以来、17日間にわたり、本会議並びに各委員会を通じ御審議をいただき、ありがとうございました。 さて、残暑はまだまだ続きます。議員各位におかれましては、ますます御健勝にて御活躍されますよう心より御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手起こる)
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△閉会の宣告
○大石健一議長 それでは、これにて令和4年所沢市議会第3回定例会を閉会します。 長期間、大変お疲れさまでした。午後5時51分閉会
-----------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長 梅崎恭子 参事 轟 俊哉 主査 樋川 聡 主任 市川沙織 主任 宮地亮太 主任 板橋朋美 議長 大石健一 副議長 谷口雅典 署名議員 矢作いづみ 署名議員 青木利幸...