△
市長提出追加議案の議題(議案第115号)
○
近藤哲男議長 それでは、市長から提出のありました議案第115号を議題といたします。 〔
参照〕-市長提出議案- -----------------------------
△
市長提案理由の説明
○
近藤哲男議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から
提案理由の説明を求めます。
藤本市長 〔
藤本正人 市長 登壇〕
◎
藤本市長 それでは、御提案申し上げました議案につき御説明申し上げます。 議案第115号「令和2年度所沢市
一般会計補正予算(第10号)」でありますが、パソコンを児童・生徒に1人1台整備する
GIGAスクール整備構想に伴う
家庭学習のための
機器等整備事業の実施に係る経費の追加をお願いするものであります。 この結果、
補正予算額は1億4,384万6,000円の増額となり、補正後の
予算総額は1,457億8,528万7,000円となります。 なお、
補正予算の財源といたしましては繰入金であります。 何とぞ慎重御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○
近藤哲男議長 市長の
提案理由の説明は終わりました。
-----------------------------
△議案の説明
○
近藤哲男議長 次に、
上程議案に対し、担当者の説明を求めます。 初めに、
千葉教育総務部長 〔
千葉裕之 教育総務部長 登壇〕
◎
千葉教育総務部長 それでは、
教育委員会所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第115号「令和2年度所沢市
一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。
歳出予算説明書8ページをお願いいたします。併せまして、
議案資料ナンバー4の4ページを御参照ください。 10款教育費、03
教育センター費、10節需用費、01消耗品費8,575万5,000円の追加及び12節委託料、66
家庭学習のための
機器等整備業務委託料5,809万1,000円の追加、合計1億4,384万6,000円の追加でございます。 こちらにつきましては、
家庭学習のための
機器等整備事業として、
新型コロナウイルス感染症対策により主として小・中学校が
臨時休業となる場合、家庭における学習を保障するために、学校に整備する
学習者用コンピュータを児童・生徒が自宅へ持ち帰り、
デジタルドリル教材等を積極的に活用して
家庭学習ができるように
環境整備を行うものでございます。
整備内容を具体的に申し上げますと3点ございます。1点目は、学校でも家庭でも
インターネット等に接続できるようにするための
ネットワーク整備、2点目は、
有害サイト等へのアクセスを防止するための
フィルタリングソフト導入、3点目は、家庭でも端末を持続的に使用可能とするための
ACアダプターの購入でございます。 なお、財源につきましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定でございます。 本件を
追加議案として御提案いたしました理由でございますが、少し詳しく御説明いたします。 本市におきましては、
GIGAスクール構想の実現に向けて7月に
学習者用コンピュータ整備事業者選定委員会を立ち上げ、第一
優先交渉権者として
コンピュータリース業者を決定いたしました。この時点では
学習者用コンピュータにつきましては学校内での使用を想定していたため、学校に設置する
電源キャビネット、こちらは
コンピュータを収納しておくことで充電ができるロッカーのようなものでございますけれども、この
キャビネットを使用して充電を行うものとしてリースの仕様を決定しておりました。 しかし、令和2年6月、昨年度から引き続く
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、学習を学校と家庭の区別なく実施できるようにするため、児童・生徒の自宅での
学習者用コンピュータの有効活用を図るよう
文部科学省から方針が示されました。この方針が示された後、児童・生徒が自宅で使用する場合の
ACアダプターを本事業の仕様に含ませるため調整を図りましたが、この時点では既に
リース契約の仕様が決定されており、
交渉権者を決定した後であったため仕様に
ACアダプターを含めることができませんでした。 また、児童・生徒の自宅で
学習者用コンピュータを使用する場合には、
ACアダプターだけではなく
インターネット等に接続するための
ネットワーク整備及び
フィルタリングソフトの導入も併せて行う必要があり、それらを含めて調整を行おうとすると9月定例会の当初議案として
補正予算を提出することは困難な状況でございました。 そのような中で、本事業につきましても
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用できる見込みとなり、交付金を活用するために今年度内に整備を終える必要が生じました。そのため、今定例会での
追加議案として提出させていただいたものでございます。
教育委員会所管の議案の説明につきましては、以上でございます。
○
近藤哲男議長 次に、
林財務部長 〔林 誠
財務部長 登壇〕
◎
林財務部長 それでは、
財務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の6ページをお願いいたします。 2歳入でございます。 20
款繰入金、1目
財政調整基金繰入金1億4,384万6,000円の追加でございますが、財源調整のためお願いするものでございます。その結果、現時点での令和2年度末
財政調整基金残高は約7億1,000万円となる見込みでございます。
財務部所管の議案の説明は、以上でございます。
○
近藤哲男議長 以上で、担当者の説明は終わりました。
-----------------------------
△
委員会付託省略の決定
○
近藤哲男議長 ここで、お諮りいたします。 本議案の審議については、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△休憩の宣告
○
近藤哲男議長 ここで、暫時休憩いたします。午前10時13分
休憩 -----------------------------午前11時5分再開
出席議員 32名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 13番 14番 15番 16番 17番 18番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 27番 28番 29番 30番 31番 32番 33番
欠席議員 なし
地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長 副市長
経営企画部長 総務部長 総務部危機管理監 財務部長 市民部長 福祉部長 こども未来部長 健康推進部長 環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢駅
西口まちづくり担当理事 建設部長 会計管理者 上下水道事業管理者 上下水道局長 市民医療センター事務部長 教育長
教育総務部長 学校教育部長
△再開の宣告
○
近藤哲男議長 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
-----------------------------
△
市長提出追加議案に対する質疑
○
近藤哲男議長 それでは、
上程議案に対し、質疑を許します。 質疑は、抽選順により、順次指名いたします。 初めに、10番
長岡恵子議員
◆10番(
長岡恵子議員) おはようございます。 議案第115号「令和2年度所沢市
一般会計補正予算(第10号)」の
家庭学習のための
機器等整備事業について質疑させていただきます。 こちらの
議案資料には
フィルタリングソフトの導入ということがありましたが、
フィルタリングソフトは
インターネット上の
有害サイト等をブロックするために導入するとありますが、この
フィルタリングソフトの具体的な機能がどのようなものか、どのようなものが入っているのでしょうか。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 今回導入する
フィルタリングソフトは、児童・生徒が端末から
インターネットに接続する際に
クラウド上のフィルタリングサイトにアクセスすることで機能します。このサイトで
脅威サイトを精査し、
脅威拒否リストならばブロックされます。具体的には、
コンピュータウイルスなどの
サイバー攻撃、犯罪・薬物などの教育上不適切なサイトをブロックするものでございます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 10番
長岡恵子議員
◆10番(
長岡恵子議員)
フィルタリングソフトは使用してみてから設定を変更したいといった場合も考えられますが、設定の変更は可能でしょうか。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。
フィルタリングソフトの設定についてですが、初めに設定した範囲を使用の状況に合わせて変更することは可能となっております。設定変更の必要が生じた場合、市が一括して設定内容を変更することになります。個々の端末ごとに設定を変更することはできません。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 10番
長岡恵子議員
◆10番(
長岡恵子議員) ありがとうございます。
フィルタリングソフトについては分かりました。 続きまして、
セキュリティ対策についてお伺いします。学校や家庭において
タブレットを使用する際の
情報セキュリティ対策はされているのでしょうか。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。
情報セキュリティ対策についての御質疑でございますが、学校でも家庭でも、端末で扱った情報は全て
クラウドに保管されるため、
運営会社によって
クラウド全体に
セキュリティがかけられております。また、先ほど申し上げました
フィルタリングソフトにより、
サイバー攻撃や
脅威サイトへのアクセスをブロックすることで
ウイルスの感染や情報の流出を阻止することができます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 10番
長岡恵子議員
◆10番(
長岡恵子議員)
情報セキュリティ対策についても分かりました。大切な個人情報がどのような形で漏えいするか分からない世の中ですので、漏えいのないようにぜひお願いいたします。 最後の質疑になります。家庭に持ち帰るに当たり様々な懸念事項が考えられますが、家庭の
ルールづくりや保護者の
サポートなど、どのような配慮をされる予定でしょうか。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。
教育委員会といたしましては、現在、端末や
校内LAN環境の整備を進めるとともに、
セキュリティポリシーや
活用マニュアルの作成をはじめ教職員の研修など、
端末学校導入のための準備、様々な制度設計を行っているところでございます。 今回、家庭に端末を持ち帰ることを可能にするに当たり、学校における子供たちへの指導はもちろんですが、家庭の協力も必要となることから、議員御指摘のとおり保護者への
サポートも欠かせません。 そこで、家庭での使用を含めて自分の
QRコードで簡単に端末へログインでき、
オンラインドリルのページがすぐ開くなど、小学生であっても大人の力を借りずに平易な取扱いができる工夫をしております。また、併せて、使い方や目的をはじめ、健康面の配慮など、家庭での
ルールづくりに役立つようなリーフレットを作成・配付するなど、保護者への情報提供や啓発に努め
サポートをしてまいります。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 次に、19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) 私も同じ事業について質疑させていただきます。 今回、
アダプターを購入して自宅にて
デジタル教材の活用ができるということなんですけれども、当初、この
タブレット導入に当たりましては、
電源キャビネットであるとか、そういった話で進められてきたと思います。この
アダプター購入というのは、基本的には
タブレットを買えば付いてくるものかなと一瞬思っていたわけですけれども、今回、
アダプターを購入して自宅にて
デジタル教材の活用ということでして、当初の計画からどのように変わったのか、まず御質疑させていただきます。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 令和元年12月、
文部科学省より
GIGAスクール構想の実現に向けて、教育のICT化を推進するための5年間の計画が示されました。その時点での計画の内容は、令和5年度までに小・中、
特別支援学校の児童・生徒1人に1台の端末を整備すること、高速大容量の
通信ネットワークの整備を進めることでございました。この段階では
学習用コンピュータの本体と
充電保管庫の整備のみが補助の対象となっていたことを踏まえ、本市といたしましては
学習用コンピュータの利用は学校での使用を前提として準備を進めておりました。 しかし、昨年度から引き続く
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、4月21日の
文部科学省の通知及び5月11日の
文部科学省による概要説明にて、令和5年度に達成するとされている
端末整備の前倒しの導入をすること、まずは家庭のパソコンや
タブレット、
スマートフォン等の活用、学校の端末の持ち帰りなど、
ICT環境の積極的な活用に向けあらゆる努力をすることなどの新しい方針が示されました。さらに、6月8日の
文部科学省の通知、6月24日の
オンラインでの
GIGAスクールフォーラムにおきまして、家庭の端末等を活用することはあくまで緊急的な対応であり、各設置者において一刻も早く児童・生徒の
ICT環境を整えることが必要であるとの方針が示され、
GIGAスクール構想は急速に加速しました。 これを受け、本市におきましても対応を検討し、家庭においても
学習者用コンピュータを活用できるように整備を進めることといたしましたが、この時点では既に
リース契約の仕様を決定していたため、全ての
コンピュータの
ACアダプターを含めて契約することはできない状況となっておりました。このような中で、本事業においても
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用できる見込みとなり、今年度内に整備を終えることが
交付金活用の条件となっているため、本
追加議案で対応させていただくこととなりました。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) 今までは、もし休校措置があれば家庭のもので緊急的に対応というものから、今回この
タブレットを貸し出してという形の対応に変わったということですね。 次ですが、
ネットワーク整備、
あとフィルタリング、
アダプターの金額の内訳及び
ネットワーク整備とは具体的にどのようなことを行うのかお尋ねいたします。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。
インターネット等に接続するための
ネットワーク整備に係る費用でございますが、構築費と
ライセンス費と合わせて687万7,200円、
インターネット上の
有害サイト等をブロックするための
フィルタリングソフト導入に係る費用は1台1,800円で、5年間使用できる
ライセンス費と設定費の合計が5,121万3,360円。また、
学習者用コンピュータ用の
ACアダプターの費用でございますが、本年8月に更新時期を迎えた端末に係る費用が475万2,000円、新規導入の端末に係る費用が8,100万2,240円で、
アダプターの費用は合計で8,575万4,240円でございます。 次に、
インターネット等に接続するための
ネットワーク整備の内容について申し上げます。
コンピュータは、どのWi-Fiにも接続できるような初期設定となっておりますが、本市の教育
ネットワークでは、
インターネット上に接続するためのIPアドレスを固定式に設定することで高い
セキュリティを確保しております。しかし、この設定のままですと児童・生徒が
学習者用コンピュータを家庭へ持ち帰った際に、各家庭のWi-Fiルータ等に接続することができません。そこで、市のサーバにDHCPサーバを追加することで、家庭での
インターネット接続、学校での教育
ネットワーク環境のどちらでも
学習用コンピュータの活用ができるようになります。また、これに併せて新たな
フィルタリングソフトを導入しますことから、
セキュリティの面でも今までと同様に安全な使用ができるようになるものです。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員)
アダプターについてですけれども、たまたま更新を迎えて、そのタイミングで
アダプターを既に購入したところと、あと、これからというところもあるかと思うんですけれども、こちらの更新を迎えた学校は何校に何台なのか。それと、これから購入するのは何校に何台なのか。また、こちらのメーカーについて、もし分かればお示しいただきたいと思います。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 更新に合わせて先行導入をした
学習者用コンピュータの総数は、市内小学校の半数、16校に45台ずつ整備しておりますので計で720台となっております。
ACアダプターにつきましても、導入した
学習者用コンピュータと同様のNEC製を720個購入する予定でございます。 また、今後、3月までに市内小・中学校児童・生徒数から先行導入の720台を引いた2万3,512台を全ての学校に整備する計画となっておりますが、7月の業者選定の際の仕様には、緊急貸出用として想定した
学習者用コンピュータ500台分の
ACアダプターは含めておりましたことから、今回は2万3,012個の
ACアダプターを購入する予定でございます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) メーカーについてはお分かりにならないんですかね。もし分かるようでしたら、次の答弁のときに併せてお願いします。 あと、6月定例会で
コンピュータ整備事業もありましたけれども、その際に
オンライン授業についての言及もあったかと思います。先ほど、緊急的に家庭にあるものを使うのか貸し出すようになるかという違いは触れられてはおりましたけれども、今回と前回とではこの
オンライン授業についてはどのように違ってくるのか。その辺についてお尋ねいたします。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。
アダプターのメーカーの件でございますが、正式な契約の前でございますので、また改めて御報告させていただきたいと思います。
オンライン授業についての御質疑でございますが、
臨時休業中の本市の家庭における
オンライン学習の取組状況につきましては、各家庭にある
コンピュータ等の機器を用いて
オンラインドリルに取り組むことや、市や学校のホームページ上の学習サイトの利用を促すこと等を実施してまいりました。今回、学校における
ICT環境の整備が進むことで、自宅に持ち帰ることのできる1人1台の端末や、それに伴いまして動画配信などの授業実施のための環境が整うこととなります。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) 3月定例会で校内LAN整備事業の予算がありまして、来年8月までに校内のLANが増強されるという話を伺いました。今回この
タブレットが全児童・生徒に配付されることで、学校でどのような授業が展開されるようになるのかお尋ねいたします。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 今年度中に校内LANと
学習者用コンピュータの整備が完了する予定でございますが、今、議員のほうからも御指摘ございましたとおり、今のままですとLANの回線が細いため、すぐには全面的な運用は難しい状況でございます。来年9月、8月までには通信回線の増速も計画しておりますので、2学期からは、複数の学級でいつでも
インターネットを活用しながら同時に
学習者用コンピュータを用いて学習することができるようになります。 具体的な授業風景といたしましては、子供たち一人一人が学習状況や興味関心に応じて
オンラインドリルに取り組んだり、図書室やパソコンルームに移動することなく、各教室で調べたいときに
学習用コンピュータを活用した調べ学習等が可能になります。また、教師が授業支援ソフトを活用することで、子供たちが
コンピュータの画面上で意見交換をしたり、作成したデータを大型提示装置に転送して発表に生かしたりして共同学習を進めていくことができるようになります。教師と子供たちが対話をしながら学んでいくという授業の基本的なスタイルが変わるものではございませんが、端末の利用により、毎日の授業がより効果的で円滑なものになると捉えておるところでございます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) それで、アンケートを取られて、家庭にこういうネット環境がないという御家庭も何%かあるという話でした。御家庭にネット環境が、
タブレット等がない御家庭にはどのような対応をされるのかお伺いいたします。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 現在、端末の整備と併せて、
新型コロナウイルス感染症拡大における緊急時の対応としてWi-Fiルータの貸出し準備を進めているところでございます。しかしながら、今後は全ての子供が端末を家庭に持ち帰り継続的に活用できるようにするためには、家庭における
インターネット環境をどう進めるかや端末の使用による通信費の発生の問題など制度設計が必要となっているため、併せて現在検討しているところでございます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) よろしくお願いします。 この
オンライン授業等、今、御説明ありました学校での
タブレットを使った授業、非常に賛成なわけですけれども、一方で多額な予算を投じて本事業ということで、休校措置が出たときだけ
オンライン授業に切り替わるという話なのか、それとも、インフルエンザもこれから冬に向けてはやって学級閉鎖等もあるかと思うんですが、その際に、学級閉鎖になったときの対応ですとか、または不登校の児童・生徒、お子さんたちもいるかと思うんですが、そういった児童・生徒にこの
オンライン授業の活用というのは非常に有効かなと思うわけです。その際に、この
タブレットの運用についてはどのように考えているのか。つまり、運用については
教育委員会でその基準というか、そういうのを持って運用するのか、各学校の判断に任せて運用するのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 現在は、
学習者用コンピュータを持ち帰る状況としまして、まずは
臨時休業等を想定しておりますが、今後は学級閉鎖や長期休業においても活用することを考えております。加えて、不登校児童・生徒の学習手段としても有効であることを認識しており、準備を進めてまいります。しかしながら、先ほども申し上げましたとおり、児童・生徒全員が家庭で使えるようにするためには、各家庭の
インターネットの
環境整備や通信費の発生等、まだ課題の残るところでございます。 また、
学習者用コンピュータの運用につきましては、活用に当たっての基本的な方針につきましては市の
教育委員会が示す予定でございます。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番
島田一隆議員
◆19番(
島田一隆議員) 最後になりますが、この
タブレットを全児童・生徒に配付されるわけですけれども、各学校にはパソコンルームというのがあるかと思うんです。そうしますと、このパソコンルームの扱い、パソコンなんかも既に導入されておるわけですから、その辺のパソコンルームや既に入っているパソコンは今後どのようになるのか最後にお尋ねしたいと思います。
○
近藤哲男議長 答弁を求めます。 出
居学校教育部長
◎出
居学校教育部長 お答えいたします。 1人1台の
学習者用コンピュータが整備されることで、今後、小学校と中学校ではパソコンルームの
コンピュータの扱いが異なってまいります。 小学校につきましては、今回整備する
学習者用コンピュータで教育課程上の学習が可能であり、パソコンルームとしての役割がなくなることから、ICTの準備室等に用途が変更になります。中学校につきましては、
コンピュータの基本的な仕組みを学ぶなどの技術科の学習の中で、ウインドウズ等のOS上で動くアプリケーションソフトウェアが現状では必要となっていることもありますため、現在、パソコンルームに設置してある
コンピュータを引き続き使用してまいります。 以上でございます。
○
近藤哲男議長 19番議員の質疑は終わりました。 以上で、質疑を終結いたします。
-----------------------------
△討論
○
近藤哲男議長 次に、討論に付します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 討論なしと認めます。
-----------------------------
△採決
△議案第115号の可決
○
近藤哲男議長 これより、採決いたします。 議案第115号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△
議員提出議案の
日程追加の決定(
議員提出議案第11
号~議員提出議案第15号)
○
近藤哲男議長 ここで、お諮りいたします。
議員提出議案第11号から
議員提出議案第15号までを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
-----------------------------
△
議員提出議案の
一括議題(
議員提出議案第11
号~議員提出議案第 15号)
○
近藤哲男議長 それでは、
議員提出議案第11号から
議員提出議案第15号までを
一括議題といたします。 〔参照〕-
議員提出議案-
-----------------------------
△
議員提出議案の
提案理由の説明
○
近藤哲男議長 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から
提案理由の説明を求めます。 32番 中村 太議員 〔32番(中村 太議員)登壇〕
◆32番(
中村太議員) それでは、
議員提出議案の
提案理由の説明を行いますが、その概要の説明を行い、
提案理由とさせていただきます。 初めに、
議員提出議案第11号「
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について」御説明いたします。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、地方自治体では、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、議案に記載した6つの事項を確実に実現されるよう、強く要望するものです。 次に、
議員提出議案第12号「防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書について」御説明いたします。 現在、世界は異常な気候変動の影響を受け、我が国でも、自然災害の頻発化・激甚化にさらされています。今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、迅速な復旧・復興へとつながるよう、十分な予算の安定的かつ継続的な確保が必須です。 よって、国におかれては、議案に記載した3つの措置を講じられるよう、強く要望するものです。 次に、
議員提出議案第13号「ドクターヘリの安定・持続的運用への支援強化を求める意見書について」御説明いたします。 全国43道府県に53機が配備されているドクターヘリの役割は着実に増していますが、ドクターヘリの要請・出動件数の増加に伴い、運航経費と公的支援との間に乖離が生じています。出動件数の増加は経費増に直結するため、事業者の財政的な負担は年々重くなっています。 政府においては、全国のドクターヘリの運航状況を直視するとともに、今後も安定的かつ持続的な運用の下、引き続き多くの人命救助に貢献できるよう、議案に記載した4つの事項について早急に取り組むことを強く求めるものです。 次に、
議員提出議案第14号「性犯罪における刑法のさらなる改正を求める意見書について」御説明いたします。 2017年6月、性犯罪の罰則等に係る規定を見直し、刑法の一部が改正されました。その可決に当たっては、衆参両院で附帯決議が採択され、施行後3年を目途として総合的な施策の在り方について検討し、必要な措置を講ずることを求めています。 2020年は施行の3年後を目途に再検討すべきとされている年であり、よりよい制度を実現するために法改正の議論を早急にスタートし、議案に記載の5つの事項について見直しを求めるものです。 次に、
議員提出議案第15号「プラスチックごみ対策に関する意見書について」御説明いたします。 プラスチックごみの生態系への影響は深刻化しており、地球環境の将来を左右する重要課題です。 バーゼル条約が改正され、汚れたプラスチックごみは国内処理が原則となり、プラスチック廃棄物対策は喫緊の課題です。政権与党において、プラスチック資源循環戦略を決定した国の責任において、さらに生産の段階からプラスチックごみ削減対策に取り組むことを強く求めるものです。 以上5件につきまして、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであり、提出先については、それぞれ議案に記載のとおりです。 以上で、
提案理由の説明を終わります。
○
近藤哲男議長 提案理由の説明は終わりました。
-----------------------------
△
委員会付託省略の決定
○
近藤哲男議長 ここで、お諮りいたします。 本議案の審議については、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△
議員提出議案に対する質疑
○
近藤哲男議長 それでは、質疑を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 質疑なしと認めます。
-----------------------------
△討論
○
近藤哲男議長 次に、討論に付します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 討論なしと認めます。
-----------------------------
△採決
△
議員提出議案第11
号~議員提出議案第15号の可決
○
近藤哲男議長 これより、採決いたします。
議員提出議案第11号、
議員提出議案第12号、
議員提出議案第13号、
議員提出議案第14号、
議員提出議案第15号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤哲男議長 御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中継続審査の決定(特定事件)
○
近藤哲男議長 次に、各常任委員長及び
議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件につき、会議規則第109条の規定により、お手元に配信いたしました申出表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありましたので、御報告いたします。 お諮りいたします。 各常任委員長及び
議会運営委員長からの申出の件については、申出のとおり閉会中の継続審査に付すことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕