熊谷市議会 > 2022-11-30 >
11月30日-議案説明-01号

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  1. 熊谷市議会 2022-11-30
    11月30日-議案説明-01号


    取得元: 熊谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年 12月 定例会(第4回)〇 議 事 日 程                  (11月30日〔水〕午前10時開会)第 1           会議録署名議員の指名第 2           会期の決定第 3           議会閉会中の調査事項報告              (環境産業常任委員長市民福祉常任委員長都市建設常任委員長、              議会運営委員長報告~了承)第 4 (議案第 56号) 令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算    (議案第 57号) 令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算    (議案第 58号) 令和3年度熊谷市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算    (議案第 59号) 令和3年度熊谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算    (議案第 60号) 令和3年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳              出決算    (議案第 61号) 令和3年度熊谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算    (議案第 62号) 令和3年度熊谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算    (議案第 63号) 令和3年度熊谷市水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金へ              の組入れについて    (議案第 64号) 令和3年度熊谷市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金              への組入れについて              (総務文教、環境産業、市民福祉、都市建設各常任委員長報告~採決)第 5 (報告第 43号) 専決処分の報告について              (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 44号) 令和4年度福祉部定期監査の結果について    (報告第 45号) 例月出納検査報告(令和4年度7月分)    (報告第 46号) 例月出納検査報告(令和4年度8月分)    (報告第 47号) 例月出納検査報告(令和4年度9月分)                                       (報告~了承)第 6 (議案第 78号) 専決処分の承認を求めることについて              (令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第4号))                                       (上程~採決)第 7           市長の提案理由の説明第 8 (議案第 79号) 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)    (議案第 80号) 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    (議案第 81号) 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)    (議案第 82号) 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予              算(第1号)    (議案第 83号) 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    (議案第 84号) 令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算(第3号)    (議案第 85号) 令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)第 9 (議案第 86号) 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例    (議案第 87号) 熊谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正す              る条例    (議案第 88号) 熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    (議案第 89号) 熊谷市個人情報の保護に関する法律施行条例    (議案第 90号) 熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例    (議案第 91号) 市の境界変更について    (議案第 92号) 境界変更に伴う財産処分に関する協議について    (議案第 93号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立大里ふれあいセンター)    (議案第 94号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立別府荘)    (議案第 95号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立上之荘、熊谷市立ひかわ荘及び熊谷市立江南荘)    (議案第 96号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立箱田高齢者・児童ふれあいセンター)    (議案第 97号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立障害福祉会館)    (議案第 98号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市勤労青少年ホーム、熊谷市熊谷勤労者体育センター及び熊谷              市立勤労会館)    (議案第 99号) 字の区域を変更することについて    (議案第100号) 市道路線の認定について    (議案第101号) 市道路線の廃止について                               (日程第8、日程第9 上程)第10           議案説明                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                            〇議長及び副議長 議  長 28番 福  田  勝  美 議員 副 議 長  7番 山  下  一  男 議員                                            〇出席議員(30名)   1番  小  林  國  章  議員    2番  白  根  佳  典  議員   3番  中  島  千  尋  議員    4番  沼  上  政  幸  議員   5番  新  島  一  英  議員    6番  田  中     正  議員   7番  山  下  一  男  議員    8番  影  山  琢  也  議員   9番  鈴  木  理  裕  議員   10番  千  葉  義  浩  議員  11番  腰  塚  菜 穂 子  議員   12番  小  島  正  泰  議員  13番  権  田  清  志  議員   14番  石  川  広  己  議員  15番  小  鮒  賢  二  議員   16番  守  屋     淳  議員  17番  林     幸  子  議員   18番  関  口  弥  生  議員  19番  野  澤  久  夫  議員   20番  黒  澤  三 千 夫  議員  21番  須  永  宣  延  議員   22番  小  林  一  貫  議員  23番  桜  井  く る み  議員   24番  三  浦  和  一  議員  25番  大  山  美 智 子  議員   26番  森     新  一  議員  27番  富  岡  信  吾  議員   28番  福  田  勝  美  議員  29番  大 久 保  照  夫  議員   30番  栗  原  健  曻  議員                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者       市     長    小   林   哲   也       副  市  長    長 谷 川       泉       副  市  長    大   島   英   司       市 長 公 室 長    高   柳       勤       危 機 管 理 監    鯨   井   英   明       総 合 政策部長    荻   野   秀   夫       総 務 部 長    本   多       俊       市 民 部 長    田   島   尚   栄       福 祉 部 長    植   原   利   和       環 境 部 長    髙   橋   秀   之       産 業 振興部長    増   田   和   昭       都 市 整備部長    武   田   敏   男       建 設 部 長    山   下   克   巳       消  防  長    金   井   秀   行       上 下 水道部長    丸   山   英   道       会 計 管 理 者    腰   塚   育   子       教 育 委 員 会    野   原       晃       教  育  長       教 育 次 長    権   田   宣   行       選挙管理委員会    森   田   洋   子       事 務 局 長       監 査 委 員    吉   川   勝   己       事 務 局 長       農 業 委 員 会    浅   見   和   彦       事 務 局 長                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    大   熊   宏   之       副  局  長    長 谷 川       正       次長兼庶務係長    久 保 田   聡   美       主  幹  兼    茂   木       健       議 事 調査係長       主     査    野   間   謙   治       主     査    森       哲   也       主     査    中   山   亜   紀       主     査    根   岸   友   絵              午前10時10分  開 会 ○福田勝美議長 出席議員が定足数に達しましたので、令和4年第4回熊谷市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○福田勝美議長 この際、報告をいたします。 去る10月24日に開催されたエリアマネジメント対策特別委員会におきまして、千葉義浩委員長の辞任に伴い、委員長に林幸子議員が互選されましたので、報告いたします。 また、11月22日付で小島正泰議員から議会運営委員の辞任願が提出され、これを許可するとともに、委員会条例第8条第1項の規定により、同日付で千葉義浩議員を新たに議会運営委員に選任いたしました。 そのほか、議会が閉会中の主な事項につきましては、その都度送付いたしました。 本定例会の議案等は、前もって配付したとおりであります。 なお、議案説明のため市長をはじめ関係者の出席を求めております。 開会前タブレット端末に配付いたしました文書は、1つ、本日の議事日程、以上1件であります。 △会議録署名議員の指名 ○福田勝美議長 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名。 会議規則第78条の規定により指名をいたします。   4番  沼 上 政 幸 議員   5番  新 島 一 英 議員 以上の議員にお願いいたします。 △会期の決定 ○福田勝美議長 次、日程第2、会期の決定。 会期については、議会運営委員会で協議願いましたので、議会運営委員長から報告をお願いいたします。              〔石川広己議会運営委員長登壇〕 ◆石川広己議会運営委員長 おはようございます。令和4年第4回定例会の運営につきまして、議会運営委員会を11月22日に開催いたしました。協議の結果、会期は、本日から12月20日までの21日間と決定いたしました。 なお、詳細につきましては、前もって配付しております審議日程のとおりでございます。 定例会の運営につきまして、皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 会期については、議会運営委員長の報告のとおりとすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から12月20日までの21日間と決定いたしました。 △議会閉会中の調査事項報告福田勝美議長 次、日程第3、議会閉会中の調査事項報告、本件を議題といたします。 閉会中に環境産業常任委員会においては、「再生可能エネルギー及び物産振興・まちなか再生について」、市民福祉常任委員会においては、「健康増進事業及び認知症対策について」、都市建設常任委員会においては、「再開発事業を含むまちづくりについて」、議会運営委員会においては、「議会運営について」、それぞれ調査をしていただいております。 この際、各委員長の報告を求めます。 初めに、環境産業常任委員長の報告を求めます。              〔田中 正環境産業常任委員長登壇〕 ◆田中正環境産業常任委員長 環境産業常任委員会における議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された議会閉会中の調査事項は、「再生可能エネルギー及び物産振興・まちなか再生について」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、環境部長の同行を願い、去る10月17日に新潟県新潟市を訪問し、「再生可能エネルギー事業」及び「物産振興」について、翌18日は新潟県村上市を訪問し、「まちなか再生」について、それぞれ視察を行いました。 そして去る11月8日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 初めに、新潟市の「再生可能エネルギー事業」について申し上げます。 新潟市は、東京から北北西約250キロメートルの位置にある、人口約78万人、面積726.28平方キロメートルの政令指定都市ですが、国際空港や港湾、新幹線、高速道路網などの交通拠点を整備すると同時に、再生可能エネルギーの導入も積極的に推進しており、平成31年に設立された新潟市も出資する地域新電力会社と連携して、様々な取組を行っているとのことでした。 主には、市立美術館等の3つの公共施設の消費電力を100%再生可能エネルギーに切り替える「再エネ100プラン」や非化石証書という化石燃料を使用せずに発電した電力の価値を証券化したものを電力取引市場から購入することで、月1日だけ全区役所の二酸化炭素排出量ゼロを実現させるという「再エネ100の日応援プラン」を導入したほか、新田清掃センターにおいて、廃棄物焼却熱により発電した電力を、地域新電力会社を通じて公共施設に供給しているといった説明がありました。 委員の主な意見では、「再エネ100の日応援プランは、実際に再生可能エネルギー電力を使用するものではなく、非化石証書を購入するという手法を用いるものということで、イメージとは異なったが、国の補助金を最大限活用し、地域新電力会社と連携しながら、新たな仕組みを生み出していく姿勢は、非常に参考になると感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「再生可能エネルギー事業への取組を市民にPRし、見える化していく方法を模索しているという説明があり、その難しさを改めて感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「今後、公共施設に太陽光発電設備を設置していくという計画もあるとの説明があったが、具体的な数値目標はないとのことだったので、脱炭素化を本格的に目指すに当たっては、数値目標をしっかりと掲げる必要があると感じた。」旨の意見が述べられました。 次に、同じく新潟市の「道の駅新潟ふるさと村」について申し上げます。 当該道の駅は、「ふるさと新潟再発見」をテーマとし、新潟県を象徴する観光拠点施設として観光物産の振興を図るとともに、ふるさとに対する県民の意識を高め、地域活性化を一層推進させることを目的に、平成3年に官民一体で整備、開業されたものです。 6.4ヘクタールという広大な敷地面積を有し、株式会社ふるさと村が運営する物産販売施設の「バザール館」を中心に、新潟県の指定管理者が運営する新潟観光情報発信施設の「アピール館」や屋内アスレチック施設グリーンハウス」、年間を通じてチューリップを観賞できる温室「グリーンハウス」などで構成されています。 委員の主な意見では、「当日は、平日の昼過ぎで小雨も降っていたが、比較的混雑していた。これは、物産販売施設等のほか、全天候型の屋内アスレチック施設があることで、子育て世帯も含めた幅広い客層を取り込めていることが理由の一つではないかと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「物産販売施設バザール館」には開放感のある大きな吹き抜けがあり、また、新潟の特産品売場の商品配置も分かりやすく、来場者がくつろいで買物しやすい工夫が施されていると感じた。」旨の意見が述べられました。 最後に、村上市の「住民の手で古い町並みを残す「町屋再生プロジェクト」」について申し上げます。 村上市は、新潟県の北端に位置し、人口約5万6,000人、面積1,174.24平方キロメートルで、新潟県の総面積の約9.3パーセントを占めています。また、海岸線は50キロメートルに及び、岩船港は特定地域振興重要港湾に指定されていることもあり、観光振興に加え、地域の港湾拠点としても重要な役割を担っている都市でもあります。 町屋再生プロジェクトは、大手大型店舗の進出によって地元商店街への客足が遠のいたことに危機感を感じた商店街の有志が、かつて城下町であった村上市の町屋の外観を整備、再生し、再び町なかの活気をよみがえらせたいという思いから、平成14年に立ち上げたものとのことでした。 当初は2人で始めたプロジェクトでしたが、徐々に鉄道会社や市内温泉組合のほか地元メディア等にも人脈が広がり、観光客も増えてきたことから、今は15人の組織にまで成長しているとのことでした。 さらに、平成28年に市の策定した歴史的風致維持向上計画が国から認定されたことで、周辺のインフラ整備も進んでおり、これからも関係者を巻き込みながら一層にぎやかな町にしていきたいとの説明がありました。 委員の主な意見では、「行政の力を借りず、地域の商店街の方々が力を合わせ、着実に一つ一つを積み重ねて町の空間を統一させてきた努力に深く感動した。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「このプロジェクトにより来客が増え、店番を任されることになった、ある商店のおばあちゃんが、化粧をするようになったという話がとても印象的であった。物産振興という元々の目的を果たせただけでなく、高齢者が自分の役割を担い、人と触れ合う場も創出できたという予想以上の波及効果もあり、非常に意義のあるプロジェクトだと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「クラウドファンディングで資金を募る手法に加え、年会員制度や町屋エリア等寄附スポットを設けるなど、地元の人や観光客が気軽にプロジェクトを応援できる仕組みもあり、大変参考になった。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定いたしました。 以上で、本委員会に付議された議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で環境産業常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。              〔中島千尋市民福祉常任委員長登壇〕 ◆中島千尋市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された議会閉会中の調査事項は、「健康増進事業及び認知症対策について」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、市民部長及び福祉部長の出席を願い、去る10月18日に議会棟第1委員会室にて、愛知県東海市の「いきいき元気推進事業」及び東京都町田市の「認知症施策」について、それぞれオンラインによる視察を行いました。 そして、去る11月22日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 初めに、東海市の「いきいき元気推進事業」について申し上げます。 東海市は、名古屋市の中心部から約15キロメートルに位置し、人口約11万人、面積約43平方キロメートルで、愛知県の主要な工業地域である名古屋南部臨海工業地域の一角を形成しており、産業拠点都市としての役割を果たしています。 東海市では、市民の平均寿命の県内順位が低かったことから、市民の特定健康診査受診率を年代別に分析したところ、男性では40歳代から50歳代まで、女性では40歳代の健康意識が低いことが分かり、この結果を踏まえ、全庁的な取組として市民の健康づくり生きがいづくりとして市の今ある社会的資源を活用し、健康分野だけでなく、都市基盤や生涯学習・生涯スポーツなどの様々な分野の連携を図るため、いきいき元気推進担当を設置し、職員42人から成るいきいき元気推進委員会を立ち上げたとのことでした。 平成23年度から開始された「いきいき元気推進事業」は、自身の健康診断の結果と生活習慣に関する簡単な質問への回答を基に、一人一人に合った運動・食生活応援メニューの提供や、基準に合った飲食店や運動施設を食生活ステーション運動ステーションに認定し、また、市内事業所と連携し、事業所全体の健康意識と併せ、健康意識の低い年代の従業員個人の健康意識の向上を図るため、事業所全体の健康度を県や市と比較した健康度評価の実施や、市職員の出張判定などを実施しているとのことでした。 これにより、平成24年度に比べ令和3年度では、健康寿命が男性1.72歳、女性1.48歳伸び、また、運動や食生活の改善など、健康づくりに関する取組を行う人の割合なども改善されているとのことでした。 委員の主な意見では、「食生活ステーションについて、本市では、プロスポーツチームが多数あり、多くの選手が在籍することから、連携することで健康メニューを市民に提供し、それが活性化することで、スポーツの盛り上がりと、市民の健康を両立する事業ができるとよいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「健康意識の低い40代からを対象に、様々な取組を実施しており、健康寿命を若い世代から延ばすということを本市も取り入れていけばよいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「本市でも取り組んでいるものもあるが、いきいき元気推進事業では、食とウオーキングと運動の強さを安静時の何倍に相当するかを表すメッツという単位を用いて計ることなど、いろいろなものを組み合わせていることがよいと感じた。」旨の意見が述べられました。 次に、町田市の「認知症施策」について申し上げます。 町田市は、東京都の南端にあり、人口は約43万人、面積は約71平方キロメートルで、「新しい文化」を取り入れながら、「古き良き自然・伝統」を残す町田市は、老若男女を問わず様々なニーズに応えることができる都市であるとのことです。 町田市の認知症施策は、認知症の方やその家族の視点を重視した地域づくりの推進と認知症の早期対応・受診の支援の充実を柱として、様々な認知症対策に取り組んでおり、認知症の方やその家族が集い、互いの相談ができる居場所づくりとして、大手コーヒーショップと連携を取りながら実施しているDカフェや、認知症サポーターの養成、行方不明高齢者捜索支援等を実施しています。 委員の主な意見では、「認知症の方たちが行きたい、行きやすい、普段の暮らしの中で相談のできる場所を提供するDカフェは目を引くものだが、民間の事業者の厚意で運営されており、まずは、認知症の方やその家族がどういったことに悩み、どういったことを必要としているかを把握することから始めることが必要と感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「本市にも、各介護施設が運営する認知症カフェがあるが、施設単位での認知症の方を対象に開催しており、交流が少ないものと見られてしまうかもしれないが、民間の活力を生かしたDカフェは足を運びやすく、また、にぎわいのある中に自分たちの居場所をつくるということは魅力的であると感じた。本市でも、快く手伝いをしたいという店舗があれば、どのようなことができるのか楽しみであると感じた。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定しました。 以上で、本委員会に付議された議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。              〔関口弥生都市建設常任委員長登壇〕 ◆関口弥生都市建設常任委員長 都市建設常任委員会における議会閉会中の調査概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された議会閉会中の調査事項は、「再開発事業を含むまちづくりについて」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、都市整備部長の同行を願い、去る11月10日に新潟県新潟市を訪問し、「新潟都心の都市デザイン(公共空間、水辺空間利活用を含む)」及び「新潟駅周辺地区の整備」について、翌11日は新潟県長岡市を訪問し、「市街地の再開発事業」について、それぞれ視察を行いました。 そして、去る11月21日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、概要を御報告いたします。 初めに、新潟市の「新潟都心の都市デザイン(公共空間、水辺空間利活用を含む)」について申し上げます。 新潟市は、新潟県の北部に位置し、人口約78万人、面積約726平方キロメートル、新潟県の県庁所在地でもある政令指定都市です。国際空港や港湾、新幹線、高速道路網などが整備された交通拠点であると同時に、国内最大の水田面積を持つ大農業都市という、他の都市には見られない特徴を兼ね備えています。 新潟市では、平成31年1月に新潟開港150周年を迎え、今後150年をかけて都心軸を中心にまちづくりを進めていくという趣旨により新潟都心の都市デザインを策定し、行政、民間事業者、市民でそのビジョンを共有し、その具現化のために、都心のまちづくりについて具体的な方向性を示した、「にいがた2㎞」の覚醒の策定や、エリアごとの将来ビジョンに基づき、歩道整備や歩道へのテーブル、ベンチを設置するといった社会実験、信濃川の堤防、やすらぎ堤を活用したミズベリングを行い、にぎわい創出の取組をオール新潟の体制で進めています。 委員の主な意見では、「本市において参考になることは、行政と民間による星川のさらなる利活用、熊谷駅南口の新しい体育館建設に伴う回遊性の向上によるにぎわいづくり、また、荒川堤防と荒川河川敷の利用環境の整備によるイベントの開催等が考えられる。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「ビジョンを共有しなければまちづくりが進まないという意見について、まちづくりに対して積極的に取り組んでいるという姿勢が感じられた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「まちづくりを漠然と行うのではなく、核となる数字を明確に表し、市民に提示していることがすばらしいと感じた。」旨の意見が述べられました。 次に、新潟市の「新潟駅周辺地区の整備」について申し上げます。 新潟駅は、上越新幹線、在来線が発着する日本海側の中心駅で、1日に約10万人が利用する交通結節点となっています。 新潟市では、新潟駅の南北市街地の一体化を図り、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、広場の整備などのにぎわい空間の創出により、本州日本海側の拠点都市としてふさわしい都市機能を強化するため、連続立体交差事業、幹線道路整備事業、駅前広場整備事業を進めています。 委員の主な意見では、「在来線ホームの高架化により、新幹線と在来線の乗換えがスムーズになり、非常に利便性が高いと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「駅を中心としたまちづくりはとても効果的なため、本市でも駅を中心としたにぎわい創出につながるような計画が必要と考える。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「幹線道路整備事業で路線の撤去、生活道路の整備をしたことにより、スムーズな人や車の流れを安定的かつ恒常的に確保できた取組がすばらしいと感じた。」旨の意見が述べられました。 最後に、長岡市の「市街地の再開発事業」について申し上げます。 長岡市は、新潟県のほぼ中央に位置し、信濃川が市内中央を流れ、日本海まで市域が広がっている、人口約27万人、面積891平方キロメートルの中越地方で最大規模の市です。過去に幾度の災禍に遭いながら、長岡市のまちづくりの指針や人材育成の理念となっている米百俵の精神で立ち上がり、まちづくりを進めてきました。 長岡市では、平成10年頃から中心市街地の空洞化、衰退が顕著になり、その対策として、中心市街地にアオーレ長岡を整備、大手通中央地区・大手通表町西地区市街地再開発事業を行い、現在は市役所機能のまちなか回帰、都市機能の更新が進み、多くの人がまちなかを訪れ、疲弊していた市街地の活性化につながっています。また、現在施行中の中心市街地における再開発事業では、人づくりと産業振興を総がかりで支える地方創生の拠点として、米百俵プレイス ミライエ長岡を整備し、現在課題となっている若者の減少に対して、学校、企業と連携したイノベーション・ビジネス支援拠点の整備も進めています。 委員の主な意見では、「まちなか型市役所を分散配置することで、回遊性やにぎわいの創出を目指していることに発想の転換を感じさせられた。また、未来への投資として、4大学1高等専門学校と連携した若者支援にも力を入れている取組がすばらしいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「まずは空きビル等を有効活用し、その後、新たな建物を考えていくという理念が興味深いと感じた。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定しました。 以上で、本委員会に付議された議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で都市建設常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、議会運営委員長の報告を求めます。              〔石川広己議会運営委員長登壇〕 ◆石川広己議会運営委員長 議会運営委員会における議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された議会閉会中の調査事項は、「議会運営について」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、議長、副議長及び総務部庶務課長とともに、去る10月13日には岐阜県高山市議会を、翌14日には同県飛騨市議会を訪問し、それぞれ予算決算特別委員会を設置した経緯や運営方法等についての視察を行いました。 そして、去る11月7日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 初めに、高山市について申し上げます。 高山市は、岐阜県の北部、飛騨地方の中央に位置し、市域は、東西に約81キロメートル、南北に約55キロメートルあり、2,177.6平方キロメートルの日本一広い市で、面積の約92%を森林が占め、人口は約8万5,000人の都市で、議員定数は24人です。 高山市議会では、主に予算決算特別委員会について、議会広報広聴機能の充実、強化を図ることを目的に設置されたちいきミライ箱について、フェイスブックによる議会情報の発信についてお話を伺いました。 初めに、予算決算特別委員会では、議員全員が委員となる構成で設置し、予算については、3月定例会中に、決算については、9月定例会中にそれぞれ3日間の日程で審査を行っており、委員会審査に当たっては、事前資料として各部局がそれぞれの事業ごとに作成した事業評価シートを用いて行っているとのことです。 次に、ちいきミライ箱についてですが、議会に対する市民の方からの意見や要望について、個人、団体を問わず受け付けているもので、市役所本庁舎、支所、市内21地区にあるまちづくり協議会事務局に設置し、受け付けた意見については、それぞれ所管する委員会から回答を行っているとのことでした。 次に、フェイスブックによる議会情報の発信についてですが、平成29年から投稿を開始し、本会議の内容、一般質問、常任委員会や特別委員会の活動、行政視察等の内容を投稿しているとのことで、本委員会の行政視察につきましても掲載されているところです。 次に、飛騨市について申し上げます。 飛騨市は、岐阜県の最北端に位置し、面積は792.53平方キロメートルで、市域の約93%を森林が占めるなど自然に恵まれており、人口は約2万3,000人の都市で、議員定数は14人です。 飛騨市議会では、主に予算決算特別委員会について、市民との意見交換会についてお話を伺ってきました。 最初に、予算決算特別委員会ですが、高山市議会と同様に議員全員が委員となる構成で設置し、予算については3月定例会中に、決算については9月定例会中に、それぞれ3日間の日程で審査を行っており、審査に当たっては、事前資料として、各部局が事業ごとに作成した事業別説明資料を用いて行っているとのことです。また、予算決算特別委員会に限らず、本会議等の状況はケーブルテレビやSNS等で配信し、広く市民が目にすることができる環境を整えておりました。 次に、市民との意見交換会についてですが、平成27年7月から実施しており、議員を4チームに編成し、地域を分け隔てなく持ち回りで受け持っているとのことでした。また、令和4年度は18か所の会場で187件の意見を収集し、各常任委員会で要望する事案の絞り込みを行い、議会運営委員会で要望の最終調整を行った上で、市長へ要望書の提出を行ったとのことです。 両市議会の視察を通じての委員の主な意見は、「予算決算特別委員会では、所属する常任委員以外の事業も理解を深められることは、非常に参考となった。また、決算に係る特別委員会の審査を9月定例会中に行っており、その結果を次年度予算に反映できる点は参考にすべきであり、今後検討していくべきである。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「SNSを活用した先進的な取組を行っており、広く議会情報を発信することで市民との距離が近づき、開かれた議会につながり、議会活動の見える化が進められると感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「市民との意見交換会は、広く市民の意見を聞くことは重要であり、すばらしい取組であると感じたが、本市で取り入れる場合は、現状把握と調査研究が必要である。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、これらの先進事例を参考としながら、本市議会のより円滑な議会運営について研究してまいりたいと考えております。 以上で本委員会に付議された議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。
    福田勝美議長 以上で議会運営委員長の報告は終了いたしました。 △議会閉会中の調査事項報告に対する質疑 ○福田勝美議長 それでは、各委員会における議会閉会中の調査事項報告に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより本件を採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 最初に、環境産業常任委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、環境産業常任委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、環境産業常任委員会における調査事項報告については、環境産業常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次に、市民福祉常任委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、市民福祉常任委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、市民福祉常任委員会における調査事項報告については、市民福祉常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次に、都市建設常任委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、都市建設常任委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、都市建設常任委員会における調査事項報告については、都市建設常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次に、議会運営委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、議会運営委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議会運営委員会における調査事項報告については、議会運営委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 △(議案第56号)ないし(議案第64号)の一括上程 ○福田勝美議長 次、日程第4、議案第56号 令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算から議案第64号 令和3年度熊谷市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについてまで、以上9件を一括議題といたします。 9件について、各常任委員会の審査の経過及び結果について、順次、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。              〔沼上政幸総務文教常任委員長登壇〕 ◆沼上政幸総務文教常任委員長 総務文教常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は2件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月4日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第56号「令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「消防水利整備事業について、消火栓の維持管理に要した経費の内訳を伺いたい。」との質疑に対し、警防課長から、「市内には消火栓が3,915基あり、1基当たり8,500円で計上している。」旨の答弁がなされました。 また、「校外方式水泳授業導入事業について、参加児童数と経費の内訳を伺いたい。」との質疑に対し、学校教育課長から、「参加児童数は、熊谷東小学校572人、成田小学校428人であり、経費の内訳は、指導料として児童1人1回当たり1,875円のほか、バス運行費、アームヘルパー管理費等である。」旨の答弁がなされました。 また、「同事業について、校外方式の導入に併せてプール施設の廃止を検討するとのことだが、跡地利用に関して、どのような検討がなされたのか伺いたい。」との質疑に対し、施設管理担当副参事から、「成田小学校については、既に除却の工事が完了しており、スクールバスの駐車場等に利用する。そのほかについては、プールの場所等によって用途に制限があるが、臨時の駐車場等、学校の要望を聞きながら検討していく。」旨の答弁がなされました。 また、「学力向上対策推進事業について、実績は小学校170回、中学校33回とのことだが、小学校と比較して中学校の実績が少ない理由を伺いたい。」との質疑に対し、学校教育課長から、「中学校は授業時間を確保する必要があり、体験活動よりも進路に関わるような講演会を開催して学習を充実させているためであるが、体験活動も重要であるので、引き続き実施を呼びかけてまいりたい。」旨の答弁がなされました。 また、「文化財保護業務経費について、諏訪神社本殿の檜皮葺屋根の檜皮の総葺替え等の保存、修理を行ったとのことだが、諏訪神社を選定した理由を伺いたい。」との質疑に対し、文化財保護・市史編さん担当副参事から、「事前に埼玉県の指定文化財担当が調査を行い、損傷の程度が激しいということで急遽県の予算が計上されることとなり、これに併せて市も予算を計上して修繕を行ったものである。」旨の答弁がなされました。 また、「集会所維持管理経費について、集会所18か所の利用回数と利用人数、管理人の業務内容と手当の内訳を伺いたい。」との質疑に対し、社会教育課長から、「利用人数は延べ6,870人で、回数は延べ876回であり、管理人の業務内容は、集会所の鍵の管理、集会所使用簿の管理、集会所内外の掃除及び設備備品等の点検などで、管理人の手当は、月1万円で17人に支給している。」旨の答弁がなされました。 また、「高度情報化推進事業について、RPAとAI―OCRの活用状況と効果を伺いたい。」との質疑に対し、デジタル推進課長から、「RPAについては、市民税の特別徴収の異動処理事務等の6件で活用し、AI―OCRについては、臨時特別給付金事務等で活用し、事務処理時間の縮減が図られた。」旨の答弁がなされました。 また、「広報発行事業について、ホームページをリニューアルしたとのことだが、アクセス件数など、リニューアル前との比較を伺いたい。」との質疑に対し、広報広聴課長から、「リニューアル前のアクセス件数の月平均は約42万件で、リニューアル後は約44万件になり、ホームページが見やすくなった、知りたい情報が見つけやすくなったという声も頂き、一定の成果が得られたものと考える。」旨の答弁がなされました。 また、「「スマートシティ」スマートタウン推進事業について、事業の成果と今後の課題を伺いたい。」との質疑に対し、スマートシティ担当副参事から、「事業化検討調査業務委託により、熊谷市内の住宅の質の向上を牽引するモデルの提案、スマートハウス補助金制度の新たな提案を頂いたところであり、スマートタウンの適地について検討を進めていく。」旨の答弁がなされました。 また、「政策推進業務経費について、令和3年度に実施した要望活動や調査研究の内容を伺いたい。」との質疑に対し、企画課長から、「要望活動では、嵐山小川インターチェンジへのアクセス道路の整備や北陸新幹線の誘致についての要望を行い、調査研究では、デジタル田園都市構想とその推進に向けたキックオフミーティングや県北地域の人口減少対策・地域活性化の協議会に参加した。」旨の答弁がなされました。 また、「人権問題啓発事業について、心理的差別の解消を図ることを目的としているとのことだが、令和3年度はどのような分野の事業を行ったのか伺いたい。」との質疑に対し、人権政策課長から、「女性、性的少数者、子供、高齢者、障害者、外国人、同和問題等の様々な人権課題を理解していただくために、啓発冊子を発行して配布した。また、人権フェスティバルでは人権問題全般について、ハートフルセミナーでは子供の人権についての講演を行った。」旨の答弁がなされました。 また、「市税等マルチペイントネットワーク収納事業について、利用実績の評価を伺いたい。」との質疑に対し、納税課長から、「若年層は口座振替よりもスマートフォンからの納付が多いことを見込んで納税環境を整備し、コンビニ納付の利用状況から積算したが、スマートフォンの利用率は約0.2%であり、見込みより若干少なかった。」旨の答弁がなされました。 議案第56号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 最後に、議案第58号「令和3年度熊谷市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 本案については、質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 以上が、総務文教常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で総務文教常任委員長の報告は終了いたしました。              〔「議長、休憩」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 暫時休憩いたします。              午前11時05分  休 憩                                                          午前11時15分  再 開 ○福田勝美議長 休憩中の会議を再開いたします。 △(議案第56号)ないし(議案第64号)の一括上程続行 ○福田勝美議長 次に、環境産業常任委員長の報告を求めます。              〔田中 正環境産業常任委員長登壇〕 ◆田中正環境産業常任委員長 環境産業常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は3件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月3日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第56号「令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「環境政策業務経費について、ホタル発生数調査委託に関する内容を伺いたい。」との質疑に対し、環境政策課長から、「ほたるを保護する会に対し、これまで重点区域7地区とつけぎ沼付近の調査を14日間委託してきたが、令和3年度は重点区域の見直しのため、5地区をさらに3日間追加して委託を行った。」旨の答弁がなされました。 また、「「温暖化対策」太陽光発電等普及推進事業について、地中熱利用システムの補助金交付実績がゼロであった理由を伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「当該システムの構造上、主に新築住宅が対象となるが、導入には多額の費用を要することから、実績に結びつかなかったものと考えている。」旨の答弁がなされました。 また、「環境美化推進員充実事業について、環境美化推進員の選出方法、業務内容及び1人当たりの報償金の額を伺いたい。」との質疑に対し、環境推進課長から、「環境美化推進員は250世帯に1名の割合で各地区の自治会に推薦していただき、市長が委嘱している。職務は、ごみ排出の指導や区域内の見回りのほか、不法投棄の監視等であり、報償金の額は年額5,000円である。」旨の答弁がなされました。 また、「農業委員会の事務局運営経費について、くまがや農委だよりの配布に係る委託料の内訳を伺いたい。」との質疑に対し、農業委員会事務局長から、「配布はJAくまがやに委託しており、一戸当たり250円で契約をしている。」旨の答弁がなされました。 また、「「STOPコロナ」個店連携応援事業について、助成を行った事業の具体的な業態を伺いたい。」との質疑に対し、商工業振興課長から、「畳製造販売業やキッチンカーで販売促進を図った飲食業、廃棄予定の農産物を商品化した食品加工業等があった。」旨の答弁がなされました。 また、「「総合戦略」ソシオ流通センター駅周辺整備事業について、整備推進に向けての取組内容を伺いたい。」との質疑に対し、東部地域開発推進室長から、「対象権利者に対し、まちづくり代表者会や土地活用勉強会等を開催し、換地の設計準備、換地位置の想定なども行った上で、暫定的な土地利用方法を提示した。」旨の答弁がなされました。 また、「「スマートシティ」スマート農業実証事業」について、その効果や成果を伺いたい。」との質疑に対し、農業振興課長から、「スマートフォンで操作できる水田の自動水管理システムを導入した結果、水回りの管理回数が95%以上削減できたとの報告を受けている。」旨の答弁がなされました。 また、「「中心市街地活性化」利便施設運営費補助事業について、駐車場料金が30分無料となるサービスの利用台数を伺いたい。」との質疑に対し、中心市街地活性化担当副参事から、「令和3年度は、22万5,652台の利用実績があった。」旨の答弁がなされました。 議案第56号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第59号「令和3年度熊谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「市営本町駐車場の月ぎめ契約数の内訳について伺いたい。」との質疑に対し、中心市街地活性化担当副参事から、「令和3年度は、一般が670件、学生が143件であった。」旨の答弁がなされました。 議案第59号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 最後に、議案第61号「令和3年度熊谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「農業集落排水事業経費について、公営企業法適用支援業務委託の内容を伺いたい。」との質疑に対し、農地整備課長から、「企業会計システムの導入検討と法適用に向けた事務手続の支援のほか、企業会計に必要な減価償却費を算出するための固定資産調査及び評価が主な内容である。」旨の答弁がなされました。 議案第61号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定いたしました。 以上が、環境産業常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で環境産業常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。              〔中島千尋市民福祉常任委員長登壇〕 ◆中島千尋市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は3件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月5日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第56号「令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「放置自転車等対策事業について、熊谷駅東口の点字ブロック上の放置自転車の現状と対策を伺いたい。」との質疑に対し、安心安全課長から、「夕方の時間帯に自転車が置かれていることは確認しており、その対策として、令和3年度には駅の東口の点字ブロックに沿って、花壇の絵が立体的に見えるトリックアートシールという路面シートを設置したほか、4年度には、さらに単管パイプのバリケード、駐車禁止と表示したコーンの設置などの対策を講じている。」旨の答弁がなされました。 また、「「総合戦略」三世代ふれあい家族住宅取得等応援事業について、令和3年度補助金の交付件数が216件だが、その効果をどのように捉え、今後どのように進めるのかを伺いたい。」との質疑に対し、長寿いきがい課長から、「101世帯、291人が転入しており、一定の効果があったと思われる。本事業は現在、令和6年度末までを期限としているが、過去に2回延長していることから、効果を検証し今後検討してまいりたい。」旨の答弁がなされました。 また、「ファミリーサポートセンター事業について、令和3年度の利用状況に対する評価と今後の課題を伺いたい。」との質疑に対し、こども課長から、「延べ利用者数もコロナ禍前の状況まで戻り、保育施設までの送迎等継続して依頼のある援助活動も多く、依頼会員と援助会員の間で信頼関係が構築されることがあると評価する一方で、高齢のため登録抹消を希望する方がいるなど、援助会員が不足しており、一部の会員が複数の援助活動をしていることから、市有施設等でのチラシ配布、市報等による周知により、援助会員の新規登録を図りたい。」旨の答弁がなされました。 また、「障害者就労支援事業について、委託内容及び令和3年度の実績を伺いたい。」との質疑に対し、障害福祉課長から、「就職相談、就職準備の支援、離職時の調整及び離職後の支援等を委託しており、令和3年度では、登録された方の中で66人の就職につながった。」旨の答弁がなされました。 また、「生活困窮者自立支援事業について、住居確保給付金を78人に対して支給したとのことだが、本事業の結果とその効果をどのように考えるか伺いたい。」との質疑に対し、生活福祉課長から、「令和3年度中に本事業の就労支援や社会福祉協議会の貸付けの相談、住居確保給付金の受給等により、生活が安定し支援が終結となった方は28人、生活が安定せず、その後生活困窮者自立支援金が支給されたが生活保護の受給に至った方が9人であったが、支援により就労した方がいるなど、一定の成果があったものと認識している。」旨の答弁がなされました。 また、「後期高齢者健康増進事業について、不用額が約2,900万円とあるが、この理由と見解を伺いたい。」との質疑に対し、保険年金課長から、「長寿健診に係る医師会等への委託料、人間ドック、脳ドック等に係る受診者への助成金が主なもので、コロナ禍による受診控えが主な要因と考えられる。受診率は、令和2年度に大きく落ち込み、3年度は回復したものの、コロナ禍前の元年度の水準には戻らない状況で、疾病予防、重症化予防等健康増進のため、健康診断は欠かせないものであることから、引き続き受診勧奨に努める。」旨の答弁がなされました。 また、「マイナンバー等交付事業について、令和3年度の交付枚数と1枚当たりの発行に要した経費を伺いたい。」との質疑に対し、市民課副参事から、「交付枚数は2万6,223枚で、交付に従事する会計年度補助職員の人件費と事業費の合計等から算出した1枚当たりの経費は3,803円であったが、国の補助金が交付されたことから市単独の経費は約377円であった。」旨の答弁がなされました。 議案第56号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第57号「令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「国民健康保険業務経費について、熊谷市医師会、熊谷市歯科医師会への補助金の内容と内訳を伺いたい。」との質疑に対し、保険年金課長から、「地域医療体制の確立と健康診査等の保健事業を円滑に推進するための研修会、その他保健事業の推進に必要な事業を対象とし、熊谷市医師会へ10万円、熊谷市歯科医師会へ5万円を交付した。」旨の答弁がなされました。 議案第57号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 最後に、議案第62号「令和3年度熊谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「滞納処分経費について、令和3年度の支出はゼロだったが、その実施状況を伺いたい。」との質疑に対し、保険年金課長から、「金融機関への財産調査に係る手数料を想定して当初計上し、財産調査を13件実施したが、金融機関からの手数料が発生しなかったため、決算額はゼロとなった。」旨の答弁がなされました。 議案第62号については、ほかに質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。              〔関口弥生都市建設常任委員長登壇〕 ◆関口弥生都市建設常任委員長 都市建設常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は4件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月17日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第56号「令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「荒川南縁水防事業について、消防団員の報酬額は全国的に引き上げられ待遇が改善されているが、水防団員の報酬額の見直しは行われているのか伺いたい。」との質疑に対し、大里行政センター所長から、「この数年は特に見直しを行っていない。」旨の答弁がなされました。 また、「利根川総合運動公園改修事業について、営業終了となった妻沼ゴルフ場の跡地を有効利用するために除草業務委託を行ったとのことだが、具体的な除草場所を伺いたい。」との質疑に対し、公園緑地課長から、「多目的ゴルフひろばとして整備した、刀水橋の下流側3コース分を除草した。」旨の答弁がなされました。 また、「籠原駅北口駐車場維持管理経費について、保守点検などの維持管理経費と駐車料金収入を比較してマイナスであったことをどのように評価しているのか伺いたい。」との質疑に対し、土地区画整理事務所長から、「駐車料金収入の減額は、コロナ禍での新しい生活様式等が影響していると推測しており、今後徐々に回復するものと考えている。」旨の答弁がなされました。 また、「地籍調査事業について、令和3年度の対象地区は妻沼小島、大麻生、吉岡地区であったが、今後は、これらの地区以外でも地籍調査が行われるのか伺いたい。」との質疑に対し、管理課長から、「国からの指導により、市街化区域へ移行するための調整を進めているところである。」旨の答弁がなされました。 また、「緊急輸送道路閉塞建築物耐震化支援事業について、令和3年度は実績がゼロであったようだが、耐震化すべき建築物の件数を伺いたい。」との質疑に対し、建築審査課長から、「緊急輸送道路に隣接し、要件に該当している建築物は22棟である。」旨の答弁がなされました。 また、「メガソーラー土地貸付収入について、事業期間は20年間とのことだが、契約期間満了後のソーラーパネルはどのように廃棄されるのか伺いたい。」との質疑に対し、河川課長から、「契約上は、撤去工事期間を20年間とは別に設けており、相手方がその時点の法令等に基づいて適正に処分するものと考える。」旨の答弁がなされました。 議案第56号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第60号「令和3年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「区画整理費全般について、不用額が多かった理由を伺いたい。」との質疑に対し、土地区画整理事務所長から、「計画していた工事の未着手や、地権者との移転交渉の結果、建物移転に至らなかったことなどが挙げられる。」旨の答弁がなされました。 議案第60号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第63号「令和3年度熊谷市水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて」申し上げます。 主な質疑では、「収入の決算額が当初予算額に及ばなかった理由を伺いたい。」との質疑に対し、経営課長から、「節水機器の普及、核家族化といった要因のほかに、コロナ禍における行動制限や飲食店の休業など、比較的水量の多い業種の配水量が抑えられた影響があるものと考えている。」旨の答弁がなされました。 議案第63号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、全会一致で、認定及び原案可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第64号「令和3年度熊谷市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて」申し上げます。 本案については、質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、認定及び原案可決すべきものと決定しました。 以上が、都市建設常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、議決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で都市建設常任委員長の報告は終了いたしました。 △各常任委員長の報告に対する質疑 ○福田勝美議長 これより、各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △各常任委員長の報告に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。 初めに、委員長報告に対する反対討論の方。              〔2番白根佳典議員登壇〕 ◆白根佳典議員 私は、日本共産党を代表し、議案第56号及び議案第57号の委員長報告に対し、反対の立場で討論を行います。 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症によるまん延防止措置や緊急事態宣言などで市民生活においても制限や自粛が求められるなど、多大な影響が出ました。ワクチン接種が始まった当初は混乱も生じ、自治体職員にとっても健康状態や労務管理などの課題も見られました。緊急事態宣言中に強行されたオリンピックでは、開催をめぐって費用の多さや招致をめぐる賄賂疑惑、森元首相の女性蔑視発言、スポンサー契約をめぐる問題では多くの逮捕者を出しており、開催の正当性すら疑義があるのではないでしょうか。熊谷市でも聖火リレーが行われ、1,800万円が使われました。 熊谷市の令和3年度決算は、歳入789億8,800万円、歳出724億2,700万円です。令和2年度に比べ20%ほどの減となりますが、令和2年度に行われた1人10万円の特別定額給付金の198億円を差し引けば過去最高の規模となります。この膨大な予算は、誰もが個人としてひとしく尊重され、安心して暮らせる熊谷市の実現に活用されなければなりません。公共施設の削減計画が本格的に開始され、そうした施設へのアクセスや地域の衰退などの不安が多くの住民から聞こえてきます。保育所や小・中学校の統廃合計画を見直し、高齢者、障害者、子育て施設、コミュニティ施設などを充実させ、公営住宅の整備や家賃支援、給食費やこども医療費の無償化、企業、就業、就農支援、移住・定住支援策を広げ、全ての住民にとって住みやすい熊谷市の創造を進めるべきです。 最初に、市民の暮らしについて述べます。生活困窮者自立支援事業の住居確保給付金は78人に支給され、就労支援や社会福祉協議会の貸付け等もありました。生活が安定し、支援が終結となった方は28人ですが、反対に生活が安定せず生活保護の受給に至った方は9人でした。社会福祉協議会の特例貸付は2,371件、10億6,000万円にも及びました。このような支援の中、生活保護世帯は数年1,900世帯を前後し、コロナ禍で急激に増えていない状況です。就学援助事業の全児童・生徒に対する割合について、児童は令和2年度13.1%から3年度13.5%に、生徒は2年度18.4%から3年度18.8%へと増えています。子供の人数が減っているにもかかわらず、支援を必要とする子供が増えていることから、子育て世代の苦しい暮らしが続き、子供の貧困状態が続いていることが分かります。さらなる子育て支援策が求められます。令和3年度の差押え件数は、国民健康保険税も含めて2,297件でした。これは、2年度1,537件と比較し、760件増えています。 評価をできる点として、以下述べます。「総合戦略」学校給食費第三子以降無償化事業は、15歳を最長年齢に3年度から始まり、対象は452人でした。給食費の無償化は初めての取組です。4年度はさらに対象要件を広げたため900人となり、喜ばれています。2年度に続きコロナ禍の1年間で、市は以下の「STOPコロナ」事業を進めました。「STOPコロナ」日中営業型飲食店応援事業は、県協力金の支給対象とならない飲食店に1店舗30万円を75店舗に支援しました。「STOPコロナ」テイクアウト応援事業は、飲食店で利用できるクーポン券を6月市報と同時に配布し、クーポン券償還金は2,593万1,400円と多くの市民が利用しました。「STOPコロナ」中小企業者支援事業は、売上けが減少した中小企業へ1事業5万円を2,839件に交付しました。「STOPコロナ」水稲経営次期作支援事業は、米価暴落の農家への支援策として、対象面積1,000平方メートル当たり3,500円を1,257件の助成を行いました。また、「総合戦略」住宅リフォーム資金補助事業の利用者は、令和2年度804件から3年度1,011件と207件増え、事業効果も高くなり、市民への周知も広がりました。令和3年度より感染症対策を推進する観点から、洗面所以外の居室への手洗い器設置、洗面所水栓のタッチレスへの交換、居室換気のための換気扇設置を対象に広げました。さらに、令和4年度からは畳の表替え、網戸、ふすま、障子の張り替えを対象に加えています。新型コロナウイルス対策としてこども医療費の助成について滞納要件をなくしたことは評価します。子供の命を大切にしようとする英断です。引き続きの完全無料化を求めます。 以上のように市民要求に応えている事業は評価をできます。以下、反対の要因を述べます。 最初に、同和関連では、小・中学生ハートフル学級は、小中合わせて18校だけで行われ、教員の実数で合計327人が関わっていました。小・中学生ハートフル学級は、子供たちの中に反対に差別を残すとして、早期にやめるようこれまで何度も求めてきましたが、令和3年度末をもって終了となりました。本当によかったと思います。令和4年度からは、学校の授業における人権学習、くまなびスクール、放課後子供教室へとそれぞれの取組が統合できる見込みとなっています。成人ハートフル学級も小・中学生のスポーツ大会も限られた地域、学校を対象にしており、引き続き中止を求めます。集会所を利用した巡回相談は利用者が極端に少なく、これまでもやめるよう求めてきましたが、令和3年度からは巡回相談はやめ、出張相談となりました。住宅新築資金等貸付金の償還に係る相談は394件あり、償還実績は、令和元年度が51人から549万円、令和2年度は40人から約440万円、令和3年度が36人から約340万円と償還する人数も額も年々減っており、未償還の額は4億円を超えています。早期の返済をされるよう求めます。 同和対策事業振興補助事業の補助金はなくすべきです。3年度は2年度と同様、2団体が活動を自粛し、補助対象事業の活動ができなかったとして補助金を辞退しました。令和3年度に補助金を交付した4団体は、部落解放同盟埼玉県連合会熊谷市協議会で会員280人、補助金約762万円、部落解放愛する会埼玉県連合会熊谷市協議会は120人で約75万円、埼玉県地域人権運動連合会熊谷市協議会62人で37万円、埼玉・県北同和会妻沼支部34人で23万円でした。補助金の交付団体は、元年度の7団体から3年度4団体と減り、補助金額も減額されていますが、根拠のない補助金交付はやめるよう求めます。隣保館は市内に1か所で、自主事業として生け花、フラワーアレンジ、手芸、健康体操、ストレッチ体操、折り紙教室など52講座で、毎年同じような講座が開催されています。隣保館は人権啓発と人権教育推進のための施設とありますが、目的に沿った研修が行われているとは考えられません。人権保育推進事業は、人権保育所の中条、上須戸、江南保育所には家庭支援推進保育士を配置し、人権保育に係る業務を専任で行っているために常時保育に入れません。その分の必要な保育士として会計年度任用職員1名を3つの保育所のみにそれぞれ配置しています。人権学習や支援は普遍的な内容で、人手が足りないのはほかの園も同じはずです。配置支援を行うのであれば全ての園で行うべきです。 次に、職員の時間外勤務時間があまりにも多過ぎます。一刻も早く改善すべきです。3年度の時間外勤務の状況は各課で増えています。学校教育課は220時間から346時間へ126時間増え、最も多い職員は382時間、また、管理職の時間外勤務時間は平均564時間で、GIGAスクールや統廃合、水泳校外方式の契約関係業務の増加が主な要因です。新しく事業を行う場合は、職員体制を整える必要があると考えます。健康づくり課は、新型コロナワクチン接種の最前線で業務に当たり、月80時間以上の時間外勤務を行った職員は延べ56人、月80時間以上の残業というのは異常で、公務災害の温床、危険があることは言うまでもなく、労働者災害補償保険法上、精神障害を発症した場合に労働災害と認められる目安の一つです。令和3年度に病気休暇を取得した職員は、市長部局全体で56人、そのうち19人がメンタル不調によるもので、その後の病気休職の手続のために診断書取得は12人であり、全員メンタル不調によるものです。何よりも職員が心も体も健康でなければ市民の福祉向上のための仕事に支障を来しかねません。時間外勤務を減らすための職員の増員を求めます。 次に、マイナンバーカード等交付事業についてです。令和3年度マイナンバーカードの交付件数は2万6,223枚で、人件費と事業費の合計は1,862万円、1枚当たり約3,800円となります。実際には国から補助率10分の10の補助金収入があることになっていますが、市の支出は989万円です。今後、国は保険証の交付をせずにマイナンバーカードで代替することを言っていますが、マイナンバーカードの交付は任意との立場を守るよう求めるものです。「中心市街地活性化」利便施設運営費補助事業はティアラ21への3,000万円の補助金ですが、10年たったら見直すことになっていましたが、いまだ見直しはされていません。 次に、学校の統廃合問題です。妻沼地域の男沼小、太田小、妻沼南小の統廃合問題では、3年11月に地域説明会を実施、統合準備委員会が立ち上げられ、委員13人全員が出席して1回開催されました。協議事項は委員会の運営方法やスケジュール等で、委員からは新たな学校名や準備進捗状況の住民への周知等について意見が出されたようです。このような進め方は、成田小と星宮小の統合の際にも行われましたが、決定もされていない中で具体的な内容を検討していく進め方は問題ではないでしょうか。4年度になって準備委員会を1回開催し、校名の募集方法やスクールバス乗降場所等について協議されています。妻沼地域3校の統合については、当該地域の市民の納得が得られているのでしょうか。強引過ぎる進め方に問題があります。以前から職員の駐車場借り上げについては、職員負担が1か月4,000円から6,000円程度の職員、また、無料の職員など職場によって自己負担がない職場とある職場があります。駐車場料金負担の違いについて話合いは行っていないとのことですが、負担を減らす方向で話合いをするよう求めます。 以上申し上げ、議案第56号の委員長報告に対する反対討論といたします。 引き続きまして、議案第57号 令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の委員長報告に対し、反対討論を行います。国民健康保険加入状況ですが、4万5,148人、2万9,115世帯、均等割7割軽減が7,201世帯、5割軽減が4,025世帯、2割軽減が3,464世帯、半数の世帯が軽減世帯です。新型コロナウイルスの影響を受け収入が3割以上減少した場合に減免制度もありますが、前年度での比較なので、コロナ禍で継続的に減少した場合は対象にならない場合もあります。令和3年度国民健康保険特別会計は、歳入歳出ともに193億円となっており、コロナ禍の受診控えからの反動で、令和2年度から4%の増となっています。国保加入者で給与所得者が新型コロナウイルスに罹患した場合、傷病手当金が支給されますが、農家や個人事業主には支給されません。深谷市では、こうした方にも市独自で見舞金を24件、480万円支給しており、熊谷市でも実施できたのではないでしょうか。また、子供の均等割は他の保険にはない制度で、廃止すべきです。子育て支援のためにも市独自の事業として支援すべきでした。日本共産党は再三要望してきましたが、令和4年度から未就学児の均等割の2分の1補助が始まっていますが、市が1,000万円を負担すれば、さらに2分の1、全額の補助ができます。コロナ禍で予定していた国保税の引上げを延長したことは評価できますが、国保の構造的問題は、基本的に所得の低い年金受給者、非正規労働者などで構成されており、一定の公費負担が不可欠です。子育て支援の面からも子供の均等割の減免に熊谷市としても行うべきです。国の社会保障への制度改正によって、短時間労働者も今後は社会保険への加入が促進されています。このままでは国保加入者は減少し、制度そのものが維持できません。国に対して全国知事会も要望している国保会計に約1兆円の公費投入を強く求めるべきです。 以上を申し上げ、議案第57号の委員長報告に対する反対討論といたします。議員皆様の御賛同をお願いいたします。 ○福田勝美議長 ただいまの反対討論に対して賛成討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ほかに討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより9件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 初めに、議案第56号 令和3年度熊谷市一般会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第56号については、各常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第57号 令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第57号については、市民福祉常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第58号 令和3年度熊谷市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第58号については、総務文教常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第59号 令和3年度熊谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第59号については、環境産業常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第60号 令和3年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第60号については、都市建設常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第61号 令和3年度熊谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第61号については、環境産業常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第62号 令和3年度熊谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第62号については、市民福祉常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第63号 令和3年度熊谷市水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第63号については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定いたしました。 ○福田勝美議長 次、議案第64号 令和3年度熊谷市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第64号については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定いたしました。              〔「議長、休憩」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 暫時休憩いたします。              午後 零時10分  休 憩                                                          午後 1時10分  再 開 ○福田勝美議長 休憩中の会議を再開いたします。 △(報告第43号)ないし(報告第47号)の一括上程、質疑、了承 ○福田勝美議長 次、日程第5、報告第43号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)から報告第47号 例月出納検査報告(令和4年度9月分)まで、以上5件を一括議題といたします。 5件について質疑がありましたら、お願いいたします。 ◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。報告第44号 令和4年度福祉部定期監査結果についてお願いいたします。 監査は8月1日から9月28日まで行われました。まだ日がたっていませんけれども、監査委員の方から生活困窮者の増加や新型コロナウイルス感染症の拡大等に伴って、福祉対策や社会福祉等を担当する職員の方を取り巻く環境が年々厳しさを増しているということで、職員の方を気遣うコメントもあります。また、関連係等との連絡を密にするようにとの意見が付されています。3点お聞きしたいと思います。 監査委員から指摘のあった収入事務について、生活福祉課が5件、こども課が1件、保育課5件について、熊谷市会計事務規則に基づいて監査後、事務処理がされたのか。 2点目、契約事務の長寿いきがい課が2件、障害福祉課が2件、保育課は1件についても、これも同じように監査後適正に事務処理がされたのか。 そして、3点目ですけれども、財産管理についても生活福祉課、障害福祉課、長寿いきがい課、こども課についても適正な事務処理がされたのかについてお願いいたします。 ◎植原利和福祉部長 大山議員さんの福祉部定期監査の結果に係る指摘事項についてお答えいたします。 初めに、収入事務ですが、生活保護返納金の領収については、預かり証による対応を改め、会計事務規則に基づいた適正な処理を行っています。また、保育料等の現金収納については、会計事務規則及び現金取扱いの手引きに基づき、遅滞なく指定金融機関に払い込むよう改善を行いました。 次に、契約事務ですが、熊谷市重度身体障害者入浴サービス事業業務委託の請求については、契約書の規定に基づき、翌月5日までに請求をしてもらうこととしました。また、病児・病後児保育事業利用登録申請書については、文書管理規程に基づき収受印を押すように改善を行いました。 次に、財産管理ですが、公印の備品登録漏れについては、物品管理規則に基づき速やかに登録をすませ、適正に管理できるよう改善を行いました。 なお、これ以外の指摘事項についても、関係規則等に基づき適正な事務処理を行えるよう今後改善を図ってまいります。 以上です。 ◆大山美智子議員 分かりました。細かい書類が本当に多くて大変だとは思いますけれども、市民の信頼に応えるように今後も改善を図っていただきたいと思います。 終わります。 ○福田勝美議長 ほかに。 ◆白根佳典議員 報告第43号の専決処分の報告について(損害賠償額の決定及び和解について)です。日向の集会所において事故があって、同乗していた方に対しての損害賠償及び和解と。治療費と慰謝料ということですけれども、市外の方が日向の集会所にどのような経緯で行ったのかということを教えてください。 ◎増田和昭産業振興部長 白根議員さんの報告第43号の質疑にお答えいたします。 日向地区ほ場整備事業の説明のために関係者を後部座席に乗せていた際に、後方にある立ち木にぶつかった事故に関する事案でございます。 以上です。 ◆白根佳典議員 この事故が起こったのが4月7日ということで、かなり時間がたってからの和解ということで、大変大きな事故だったのかということと、ふだんこういった車がないと行けないようなところに関係者が向かう際に、タクシーなどは使わないのか。庁用車で行くことが普通、あるということなのでしょうか。 ◎増田和昭産業振興部長 お答えいたします。 まず、期間の関係ですけれども、治療が終了し、治療費等の額が確定し、示談に至ったために今回の報告となったものでございます。 また、重傷かどうかということですけれども、首の部分、頸部の損傷ということで、それほど重傷ではなかったと聞いております。 また、ほ場整備事業の説明のために関係する方を公用車に乗せて向かったということになっております。タクシーではなく公用車で送迎したという形になっております。 以上です。 ○福田勝美議長 よろしいですか。 ◆白根佳典議員 ありがとうございます。 ○福田勝美議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより5件を一括して採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 参加ボタンを押してください。 5件については、いずれも報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、報告第43号から報告第47号まで、以上5件についてはいずれも報告のとおり了承することに決定いたしました。 △(議案第78号)の上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第6、議案第78号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第4号))、本案を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 ◎荻野秀夫総合政策部長 ただいま議題となりました議案第78号 専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げますので、表紙にナンバー5と表示のあります議案書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 専決処分をいたしましたのは、令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第4号)でございます。それでは、予算の内容について申し上げますので、3ページを御覧いただきたいと存じます。第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に16億5,733万4,000円を追加し、総額を724億1,930万6,000円とするものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容について申し上げますので、初めに6ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、15款国庫支出金、16款県支出金を追加するものでございます。 7ページに参りまして、歳出でございますが、3款民生費、4款衛生費を追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序として歳出から申し上げますので、10ページをお願いいたします。主な内容につきまして、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。初めに、3款民生費でございますが、上の人件費及び下の価格高騰緊急支援給付金給付事業は、国の経済対策として行うもので、令和4年度分の住民税均等割が非課税である世帯と、令和4年1月以降に家計が急変した世帯に対し、電気・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、1世帯当たり5万円の給付金を速やかに給付するための関連経費を計上するものでございます。 11ページに参りまして、4款衛生費でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種事業は、国の方針を受け、初回接種を完了した12歳以上の方を対象とするオミクロン株対応ワクチン接種を速やかに実施するための関連経費を追加するものでございます。 続きまして、歳入について申し上げますので、前にお戻りいただきまして8ページをお願いいたします。このページの15款国庫支出金から9ページの16款県支出金につきましては、今回の歳出予算に関連し、定められた額を補正するものでございます。 以上でございます。何とぞ御承認くださいますようお願い申し上げます。 ○福田勝美議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより本案に対する質疑に入ります。 ◆桜井くるみ議員 議案第78号についての質疑ですが、最初に歳入として8ページに国庫補助金として価格高騰緊急支援給付金給付事業費補助金、補助率が10分の10で約9億9,000万円、それから10ページに歳出として金額がありますが、この価格高騰緊急支援給付金給付事業の概要、今説明が簡単にありましたが、再度詳しく説明をお願いします。 また、会計年度補助職員の報酬150万1,000円、時間外勤務手当180万円、郵便料530万円、委託料1,897万円、また、給付金9億6,200万円とありますが、その内訳についてお聞きします。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種対策事業なのですが、国庫負担金として3億4,971万6,000円、これも10分の10とあります。また、同じページに国庫補助金として新型コロナウイルスワクチン接種体制確保補助金3億1,031万6,000円、10分の10ということでありますが、新型コロナウイルスワクチン接種事業のうち、郵便料の700万円、委託料の6億円の内訳について伺います。 ◎植原利和福祉部長 桜井議員さんの価格高騰緊急支援給付金給付事業についてお答えいたします。 初めに、事業の概要ですが、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯を支援するため、世帯全員の令和4年度住民税均等割が非課税である世帯と、予期せず令和4年1月から12月までの家計が急変し、住民税が非課税である世帯と同様の事情にあると認められる世帯に対し、1世帯当たり5万円の給付を補助率10分の10の国庫補助金を充当し、実施するものです。 次に、事業費の内訳ですが、会計年度補助職員報酬が事務作業や振込データ確認に携わる会計年度補助職員5人分の報酬を計上したものです。 次に、時間外勤務手当は、臨時特別給付金室職員及び他課の応援職員に対する手当を計上したものです。 次に、郵便料は、主なものとして支給要件確認書発送の単価84円及び返送の単価99円並びに支給決定等のはがき発送の単価61.1円とし、それぞれ1万9,145通分を計上したほか、書類不備の連絡等に係る費用を計上したものです。 次に、委託料は、コールセンター等の人材派遣に係る業務に738万6,000円、システム導入及び支給要件確認書等の印刷に係る業務に746万7,000円並びに封筒等の印刷及び封入封緘に係る業務に411万7,000円を計上したものです。 次に、価格高騰緊急支援給付金は、課税状況等を確認の上、プッシュ型として、支給要件確認書を送る1万9,145世帯及び転入により課税状況が確認できないため申請が必要となる世帯や、家計急変世帯の95世帯を加えた1万9,240世帯分を計上したものです。 以上です。 ◎田島尚栄市民部長 続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてお答えいたします。 本予算は、新型コロナウイルス感染症の蔓延予防のため、オミクロン株対応ワクチン等の接種を実施するためのものです。初めに、郵便料は、オミクロン株対応ワクチンなどの接種券を発送するための費用として、単価94円で16万9,900通分を見込んだ1,597万600円から現予算の執行残見込額を除いた700万円を計上したものです。 次に、委託料は、主なものとしてオミクロン株対応ワクチンなどの接種を医療機関に委託するための接種委託料3億4,220万9,098円、くまぴあ会場で特別集団接種を実施するための業者委託料2億7,883万1,298円、コールセンター及び予約システムを構築するための業者委託料2億6,735万603円、そのほか接種券の印刷及び封入封緘に係る業務、国民健康保険連合会の費用請求支払い代行に係る業務、予診票確認及び接種済み証明書発行の人材派遣に係る業務、市が実施する集団接種会場の人材派遣に係る業務、乳幼児に対する接種相談等体制確保に係る業務、医療廃棄ボックスに係る業務、市が実施する集団接種会場の駐車場警備に係る業務、市内医療機関へのワクチン配送に係る業務、予約サポート会場の人材派遣に係る業務、ワクチンチーム電話対応の人材派遣に係る業務、計9億7,867万5,749円から現予算の執行残見込額を除いた金額6億円を計上したものです。 以上です。 ◆桜井くるみ議員 了解しました。 ○福田勝美議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議ありませんので、委員会付託を省略することに決定いたしました。
    △上程議案に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。 初めに、反対討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより本案を採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 議案第78号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第4号))。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第78号は原案のとおり承認されました。 △市長の提案理由の説明 ○福田勝美議長 次、日程第7、市長の提案理由の説明。 説明の要旨をタブレット端末に配付いたしました。              〔職員配付〕 ○福田勝美議長 配付漏れ等はございませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 市長の発言を求めます。              〔小林哲也市長登壇〕 ◎小林哲也市長 12月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様には御健勝にて御参会いただき、当面する諸案件について御審議いただけますことは、市政進展にとりまして誠に喜ばしく、感謝を申し上げます。 今年も残すところ1か月となりました。北国から雪の便りが届き、寒さもいよいよ本番を迎えるといったところでございます。本市では、6月のひょうにより発生した南部エリアを中心とする農作物被害を除き、夏場は台風等による影響も小さく、本格的な秋の行楽シーズンを迎えると、穏やかな天候に恵まれ、予定された多くのイベントが順調に開催されましたことは大変喜ばしく、コロナ禍での対策に配慮しつつ、開催に至るまで御尽力をいただいた関係者の皆様に対し、改めて感謝を申し上げる次第でございます。 11月19日に、3年ぶりに開催しました産業祭では、スポレクフェスティバルやくまがや交通安全フェアとともに、約80ものブースを設けて、事業者や団体の方々により工夫を凝らした販売やPRが行われました。大変多くの皆様に御来場いただき、関係する方々の地域を盛り上げる熱い気持ちと献身的な活動によって支えられていることを強く感じたところでございます。人が集い活力ある産業が育つまちづくりは、私の目指す大きな理念の一つでありますので、引き続きにぎわい創出と活性化を図るため、関係団体等と協力して、魅力あるまちづくりをさらに進展させていきたいと思います。 また、11月4日には、熊谷ラグビー場において、埼玉パナソニックワイルドナイツ対オーストラリアの強豪クイーンズランドレッズとの一戦が、6,000人以上のお客様を迎えて開催されました。試合は惜敗となりましたが、間もなく開幕を迎える新シーズンにも大いなる期待を抱かせるものでございました。選手をはじめチーム関係者一丸となった御活躍を御祈念いたしますとともに、ワイルドナイツやファンの皆様と連携し、昨シーズンと同様の盛り上がりにつなげてまいりたいと存じます。引き続きスポーツや観光を通じて本市の魅力を発信し、市民に愛され、誇りの持てるまちづくりを一層推進してまいりたいと考えておりますので、今後も御支援と御協力をお願いいたします。 さて、気象庁から発表された最新の3か月予報によれば、この冬の平均気温は平年並みか低い見込みとされています。ラニーニャ現象が続く可能性が高く、冬型の気圧配置が強く、寒気の影響を受けやすいと発表されていますので、市民の皆様には、引き続き新型コロナウイルス感染症防止対策とともに、十分体調管理に御留意いただきたいと思います。また、市といたしましても、降雪などのケースを想定し、防災意識の普及啓発や初動体制の確立など防災力を強化して、非常時への準備を着実に進めてまいりたいと考えております。 それでは、今定例会に提案いたします諸議案につきまして、概要を御説明申し上げます。 初めに、補正予算案でございますが、一般会計補正予算のうち、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。 総務費におきましては、マイナンバーカード交付体制のさらなる充実を図るための経費を追加するものです。 民生費におきましては、エネルギー、食品等の物価高騰の影響を受けている子育て世帯の経済的負担を軽減するため、今年度18歳に到達するまでの子供1人当たり2万円の給付金を支給する経費を計上するものです。 商工費におきましても、市内店舗でのキャッシュレス決済時にポイントを付与する地域限定のキャンペーンの第3弾を実施し、地域経済の活性化を図ってまいります。 教育費におきましては、吉岡小学校及び大原中学校の校舎大規模改造について国の補助金を活用し、来年度に予定しておりました工事を前倒しして実施するものでございます。 そのほか、市庁舎をはじめとする公共施設の光熱水費の決算見込みを勘案し、所要額を追加するものでございます。 続いて、歳入でございますが、今回の補正の財源として、国・県支出金などの特定財源のほか、寄附金や前年度繰越金を充てることといたしました。そのほか、今年度中に業者選定から契約までの一連の準備行為を行う必要がある業務委託及び指定管理や、公共工事の施工時期の平準化のため債務負担行為を追加するものでございます。 続きまして、特別会計補正予算でございますが、国民健康保険特別会計、駐車場事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計につきまして、それぞれの経費の決算見込みを勘案し、所要額を補正するものでございます。 次に、公営企業会計補正予算でございますが、水道事業会計及び下水道事業会計につきまして、公共事業の施工時期の平準化のため、債務負担行為を計上するものでございます。 以上が補正予算案の概要でございます。 また、一般議案といたしまして、良好な生活環境の保全に寄与するため太陽光発電設備の適正な設置、維持管理等について必要な事項を定めるための「熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」などを提案しております。 慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 以上でございます。 ○福田勝美議長 以上で市長の提案理由の説明は終了いたしました。 △(議案第79号)ないし(議案第85号)、(議案第86号)ないし(議案第101号)の一括上程 ○福田勝美議長 次、日程第8、議案第79号 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)から議案第85号令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上7件、次、日程第9、議案第86号 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例から議案第101号 市道路線の廃止についてまで、以上16件、以上合計23件を一括議題といたします。 △議案説明 ○福田勝美議長 次、日程第10、議案説明。 上程中の補正予算議案7件について提出者の説明を求めます。 ◎荻野秀夫総合政策部長 それでは、補正予算につきまして御説明申し上げます。 表紙にナンバー1と表示のあります令和4年度熊谷市一般会計・特別会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。 1ページをお願いいたします。議案第79号 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に22億6,469万円を追加し、総額を746億8,399万6,000円とするものでございます。この内容につきましては、後ほど御説明を申し上げます。 第2条は繰越明許費、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表により申し上げますので、初めに5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費について申し上げます。事業名の欄の一番上の江南体育館耐震化事業は、年度内に業務が完了できない見込みであるため、記載の金額を繰り越すものでございます。 次の小・中学校校舎大規模改造事業は、国の学校施設環境改善交付金の追加交付決定を受けたことから、12月補正予算に前倒しして予算を計上し、記載の金額を令和5年度に繰り越して執行するものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございますが、一番上の大里ふれあいセンター指定管理料から下から2番目の電子地域通貨システム構築事業までと、7ページに参りまして、上から3番目の高機能消防指令センター設備等保守管理業務委託から、一番下のICT支援員業務委託は、来年度当初から施行する指定管理や業務委託について、今年度中に業者選定から契約等完了する必要があるため債務負担行為を設定するものでございます。 6ページにお戻りいただきまして、一番下の市道137号線等舗装打替工事、7ページに参りまして、一番上の市道10168号線等道路整備工事と、その下の公園灯LED化整備事業は、公共工事の施工時期の平準化を図るため、今年度中に入札等の予算執行が必要となることから債務負担行為を設定するものでございます。 次に、8ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございますが、上の籠原駅南口線道路改良事業は、道路改良事業の財源とするため、また、下の学校施設整備事業は、小・中学校の校舎大規模改造事業の財源とするため、それぞれ限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容について申し上げますので、別冊でナンバー2と表示のございます令和4年度熊谷市一般会計・特別会計補正予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、13款分担金及び負担金から、22款市債まで記載のとおり追加するものでございます。 2ページに参りまして、歳出でございますが、2款総務費から10款教育費まで記載のとおり追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序として歳出から申し上げますので、10ページをお願いいたします。主な内容について事業ごとに御説明いたしますので、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。初めに、上から2番目の本庁舎維持管理経費は、エネルギー価格の高騰により不足が見込まれる本庁舎の光熱水費を追加するものでございます。 なお、一番右の説明の欄に光熱水費とありますものは、市が管理する施設に対する光熱水費の追加でございます。 11ページに参りまして、上から2番目の戸籍等業務経費は、国が構築する戸籍情報連携システムに合わせたシステム改修等を行うための委託料を追加するものでございます。 一番下の住民票等コンビニ交付事業は、コンビニで住民票の写し等を取得される方の増加に伴い、交付事業者への委託料を追加するものでございます。 12ページに参りまして、上から2番目の国民健康保険特別会計繰出事業、少し飛びますが、17ページに入りまして、一番下の農業集落排水事業特別会計繰出事業、20ページに参りまして、一番上の駐車場事業特別会計繰出事業は、後ほど御説明いたします特別会計の補正に伴い繰出金を追加するものでございます。 12ページにお戻りいただきまして、上から3番目と、その次の「STOPコロナ」障害者及び高齢者施設食料費物価高騰対策支援事業は、食料品等の物価高騰の影響を受けている障害者及び高齢者施設への支援を通じて利用者の負担軽減を図るため、補助金を計上するものでございます。 13ページに参りまして、上から2番目の特別保育事業は、民間保育所等に対し、光熱費や食材費の高騰による負担を軽減するための交付金を計上するものでございます。 2つ下の「STOPコロナ」子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、国の補助金の確定に伴い返納金を計上するものでございます。 一番下の放課後児童対策事業は、民営学童クラブに対し、光熱費の高騰による負担を軽減するための補助金を追加するものでございます。 14ページに参りまして、上の「STOPコロナ」健康増進施設運営支援事業、大里地域にございます市立健康スポーツセンター、その下の「STOPコロナ」火葬施設運営支援事業は、市立葬斎施設の機能維持を図るため、運営する指定管理者に対し、エネルギー価格の高騰による影響を軽減するための交付金を計上するものでございます。 15ページに参りまして、上から3番目のごみ減量対策事業及び次の廃棄物対策事業は、環境保全活動のための寄附を頂きましたことから、寄附金を活用し、それぞれ器具購入費と消耗品費を追加するものでございます。 16ページに参りまして、「STOPコロナ」勤労青少年ホーム等運営支援事業は、勤労青少年ホームや勤労会館等の機能維持を図るため、運営する指定管理者に対し、エネルギー価格の高騰による影響を軽減するための交付金を計上するものでございます。 17ページに参りまして、一番上の「STOPコロナ」地力増進作物推進事業は、化成肥料の価格高騰の状況を受け、化成肥料を低減させ土壌改良に取り組む農家を支援するための補助金を計上するものでございます。 次の土地改良事業物価高騰対策支援事業は、今年度に土地改良事業を実施している土地改良区に対し、資材等の物価高騰による影響を軽減するための補助金を計上するものでございます。 18ページに参りまして、一番上の人件費及び下から2番目のマイナポイント利用支援事業は、マイナポイントの付与を希望される方の申込み手続を支援する体制の充実を図るための経費を追加するものでございます。 上から2番目の「総合戦略」住宅リフォーム資金補助事業は、申請件数の増加に伴い補助金の不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 20ページに参りまして、上から2番目の籠原駅南口線道路改良事業は、国の補助金を活用し事業の進捗を図るため、家屋等移転補償金を追加するものでございます。 一番下の「STOPコロナ」公園施設運営支援事業は、さくら運動公園等公園施設の機能維持を図るため、運営する指定管理者に対し、エネルギー価格の高騰による影響を軽減するための交付金を計上するものでございます。 続きまして、歳入について申し上げます。お戻りいただきまして3ページを御覧いただきたいと存じます。13款分担金及び負担金につきましては、消防指令センターの光熱水費を追加することから、当センターの通信指令業務を共同運営する行田市分の負担金を追加するものでございます。 4ページに参りまして、15款国庫支出金から、5ページの16款県支出金につきましては、今回の歳出予算の補正に関連して、それぞれ定められた額を補正するものでございます。 6ページに参りまして、18款寄附金は、次のページにわたりますが、それぞれの目的で合計した寄附金を補正するものでございます。このうち、基金への寄附金につきましては、歳出予算においてそれぞれの基金へ積み立てるものでございます。 8ページに参りまして、20款繰越金は、今回の補正に係る一般財源分として前年度繰越金を追加するものでございます。 9ページに参りまして、22款市債につきましては、先ほど補正予算書の第4表、地方債補正で御説明したとおりでございます。 以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、特別会計について御説明を申し上げます。特別会計につきましては、補正予算書により申し上げますので、再び表紙にナンバー1と表示のある補正予算書を御覧いただきたいと存じます。9ページをお願いいたします。議案第80号 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に900万円を追加し、総額を195億8,978万1,000円とするものでございます。 12ページに参りまして、歳出でございますが、8款1項償還金及び還付加算金は、国民健康保険税の還付金に不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 13ページをお願いいたします。議案第81号 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に200万円を追加し、総額を2,082万5,000円とするものでございます。 16ページに参りまして、歳出でございますが、1款1項事業費は、市営本町駐車場の光熱水費を追加するものでございます。 17ページをお願いいたします。議案第82号 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は、債務負担行為の補正でございますが、別表により申し上げますので、19ページをお願いいたします。上之地区街路雨水施設工事は、工事の施工時期の平準化及び適正な工期を確保するため、今年度中に入札等の予算執行が必要となることから、債務負担行為を設定するものでございます。 21ページをお願いいたします。議案第83号 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に2,330万円を追加し、総額を5億6,618万4,000円とするものでございます。 24ページに参りまして、歳出でございますが、1款2項維持管理費は、農業集落排水施設の光熱水費を追加するものでございます。 以上で補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎丸山英道上下水道部長 続きまして、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきましてそれぞれ御説明申し上げます。 初めに、議案第84号 令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げますので、表紙にナンバー3と表示のあります令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則でございます。 第2条は、債務負担行為に配水管改良事業を追加するもので、施工時期の平準化を図るため、今年度中に入札等の手続を行う必要があることから、債務負担行為を設定するものでございます。 なお、3ページに補正予算に関する説明を添付しておりますので、御参照いただければと存じます。 以上で水道事業会計補正予算の説明を終わります。 次に、議案第85号 令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げますので、表紙にナンバー4と表示のあります令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則でございます。 第2条は、新たに第11条として債務負担行為により管渠布設事業を計上するもので、施工時期の平準化を図るため、今年度中に入札等の手続を行う必要があることから、債務負担行為を設定するものでございます。 なお、3ページに補正予算に関する説明を添付しておりますので、御参照いただければと存じます。 以上で下水道事業会計補正予算の説明を終わります。公営企業会計補正予算の説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福田勝美議長 以上で提出者の説明は終わりました。 △(議案第86号)ないし(議案第101号)の説明省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 ただいま説明のありました議案のほか議案第86号 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例から議案第101号 市道路線の廃止についてまで、以上16件については、いずれも提案理由の説明が記載されておりますので、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第86号から議案第101号まで、以上16件については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △散会について ○福田勝美議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。              午後 2時02分  散 会...