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02月28日-議案説明-01号

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  1. 熊谷市議会 2022-02-28
    02月28日-議案説明-01号


    取得元: 熊谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  3月 定例会(第1回)〇 議 事 日 程                   (2月28日〔月〕午前10時開会)第 1          会議録署名議員の指名第 2          会期の決定第 3 (報告第 1号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 2号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 3号) 採択請願の処理経過及び結果について    (報告第 4号) 令和3年度市民部定期監査の結果について    (報告第 5号) 令和3年度財政援助団体等監査の結果について    (報告第 6号) 令和3年度行政センター定期監査の結果について    (報告第 7号) 令和4事業年度熊谷土地開発公社事業計画について    (報告第 8号) 令和4年度公益財団法人熊谷文化振興財団の事業計画について    (報告第 9号) 令和4年度一般財団法人大里地域勤労者福祉サービスセンター事業計画             について    (報告第10号) 例月出納検査報告(令和3年度10月分)    (報告第11号) 例月出納検査報告(令和3年度11月分)    (報告第12号) 例月出納検査報告(令和3年度12月分)                                      (報告~了承)第 4 (議案第 1号) 専決処分の承認を求めることについて              (令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第11号))                                      (上程~採決)第 5          市長の施政方針演説第 6 (議案第27号) 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例    (議案第28号) 熊谷市職員退職手当条例の一部を改正する条例                                      (上程~採決)第 7 (議案第 2号) 令和4年度熊谷市一般会計予算    (議案第 3号) 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計予算    (議案第 4号) 令和4年度熊谷市公共用地先行取得特別会計予算    (議案第 5号) 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計予算    (議案第 6号) 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計予算    (議案第 7号) 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計予算    (議案第 8号) 令和4年度熊谷市後期高齢者医療特別会計予算    (議案第 9号) 令和4年度熊谷市水道事業会計予算    (議案第10号) 令和4年度熊谷市下水道事業会計予算第 8 (議案第11号) 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第12号)    (議案第12号) 令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    (議案第13号) 令和3年度熊谷市水道事業会計補正予算(第2号)    (議案第14号) 令和3年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)第 9 (議案第15号) 熊谷市情報公開条例の一部を改正する条例    (議案第16号) 熊谷市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条             例    (議案第17号) 熊谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例    (議案第18号) 熊谷市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例    (議案第19号) 熊谷市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例    (議案第20号) 熊谷市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条             例    (議案第21号) 熊谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例    (議案第22号) 熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    (議案第23号) 熊谷市めぬま物産センター条例を廃止する条例    (議案第24号) 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について    (議案第25号) 市道路線の認定について    (議案第26号) 市道路線の廃止について                               (日程第7~日程第9 上程)第10          議案説明                                                                        〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                            〇議長及び副議長 議  長 29番 大 久 保  照  夫 議員 副 議 長 12番 小  島  正  泰 議員                                            〇出席議員(30名)   1番  小  林  國  章  議員    2番  白  根  佳  典  議員   3番  中  島  千  尋  議員    4番  沼  上  政  幸  議員   5番  新  島  一  英  議員    6番  田  中     正  議員   7番  山  下  一  男  議員    8番  影  山  琢  也  議員   9番  鈴  木  理  裕  議員   10番  千  葉  義  浩  議員  11番  腰  塚  菜 穂 子  議員   12番  小  島  正  泰  議員  13番  権  田  清  志  議員   14番  石  川  広  己  議員  15番  小  鮒  賢  二  議員   16番  守  屋     淳  議員  17番  林     幸  子  議員   18番  関  口  弥  生  議員  19番  野  澤  久  夫  議員   20番  黒  澤  三 千 夫  議員  21番  須  永  宣  延  議員   22番  小  林  一  貫  議員  23番  桜  井  く る み  議員   24番  三  浦  和  一  議員  25番  大  山  美 智 子  議員   26番  森     新  一  議員  27番  富  岡  信  吾  議員   28番  福  田  勝  美  議員  29番  大 久 保  照  夫  議員   30番  栗  原  健  曻  議員                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者       市     長    小   林   哲   也       副  市  長    長 谷 川       泉       市 長 公 室 長    高   柳       勤       危 機 管 理 監    髙   橋   秀   之       総 合 政策部長    山   崎       実       総 務 部 長    本   多       俊       市 民 部 長    小   林   教   子       福 祉 部 長    植   原   利   和       環 境 部 長    石   井       茂       産 業 振興部長    松   岡   八   起       都 市 整備部長    上   山       武       建 設 部 長    荻   野   秀   夫       消  防  長    渋   澤   健   司       上 下 水道部長    渡   邉       功       会 計 管 理 者    丸   山   浩   子       職 務 代 理 者       教 育 委 員 会    野   原       晃       教  育  長       教 育 次 長    鯨   井   敏   朗       選挙管理委員会    橋   本       肇       事 務 局 長       監 査 委 員    大   熊   宏   之       事 務 局 長       農 業 委 員 会    山   下   克   巳       事 務 局 長       財 政 課 長    高   橋   千   春                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    堀   越   奈 緒 美       副  局  長    大   野       浩       次長兼庶務係長    清   水       誠       主  幹  兼    浅   見   祐   功       議 事 調査係長       主     査    茂   木       健       主     査    野   間   謙   治       主     査    森       哲   也              午前10時00分  開 会 ○大久保照夫議長 出席議員が定足数に達しましたので、令和4年第1回熊谷市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○大久保照夫議長 この際、報告いたします。 去る令和3年12月定例会において可決されましたコロナ禍における米の需給改善及び米価下落の対策を求める意見書につきましては、令和3年12月21日付で関係機関に送付しましたので、御報告をいたします。 このほか、議会が閉会中の主な事項につきましては、その都度送付いたしました。 本定例会の議案等は、前もって配付したとおりであります。 なお、議案説明のため市長をはじめ関係者の出席を求めております。 開会前タブレット端末に配付いたしました文書は、1つ、本日の議事日程、以上1件であります。 △会議録署名議員の指名 ○大久保照夫議長 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名。 会議規則第78条の規定により指名をいたします。  26番  森   新 一 議員  27番  富 岡 信 吾 議員 以上の議員にお願いいたします。 △会期の決定 ○大久保照夫議長 次、日程第2、会期の決定。 会期については、議会運営委員会で御協議願いましたので、議会運営委員長から報告をお願いいたします。              〔野澤久夫議会運営委員長登壇〕 ◆野澤久夫議会運営委員長 おはようございます。令和4年第1回定例会の運営につきまして、議会運営委員会を2月22日に開催いたしました。協議の結果、会期は、本日から3月18日までの19日間と決定いたしました。 なお、詳細につきましては、前もって配付しております審議日程のとおりでございます。 定例会の運営につきまして、皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 会期については、議会運営委員長の報告のとおりとすることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から3月18日までの19日間と決定いたしました。 △(報告第1号)ないし(報告第12号)の一括上程、質疑、了承 ○大久保照夫議長 次、日程第3、報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)から報告第12号 例月出納検査報告(令和3年度12月分)まで、以上12件を一括議題といたします。 12件について質疑がありましたらお願いいたします。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより12件を一括して採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 参加ボタンを押してください。 12件については、いずれも報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、報告第1号から報告第12号まで、以上12件についてはいずれも報告のとおり了承することに決定いたしました。 △(議案第1号)の上程、説明 ○大久保照夫議長 次、日程第4、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第11号))、本案を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 ◎山崎実総合政策部長 ただいま議題となりました議案第1号 専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げますので、表紙にナンバー9と表示のあります議案書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 専決処分をいたしましたのは、令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第11号)でございます。これは、新型コロナウイルス感染症に対する経済対策として非課税世帯等への臨時特別給付金の支給及びマイナンバーカード取得者へのポイント付与に係る国の補正予算が昨年12月20日に可決されたことによるものでございます。国の要請に応じ、速やかに事業を実施するためには直ちに事務を執り行う必要があり、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認められましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をしたものでございます。 それでは、予算の内容につきまして申し上げますので、3ページを御覧いただきたいと存じます。第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に22億6,043万4,000円を追加し、総額を735億6,663万7,000円とするものでございます。この内容につきましては、後ほど説明を申し上げます。 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、別表により申し上げますので、6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正でございますが、マイナポイント利用支援業務委託は、今年度から来年度にわたって継続して執行する業務委託について、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、7ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、15款国庫支出金を追加するものでございます。 8ページに参りまして、歳出でございますが、3款民生費、7款商工費を追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、10ページをお願いいたします。主な内容につきまして、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。上の人件費及び下の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業は、令和3年度分の市民税非課税世帯と令和3年1月以降の家計急変世帯に対し、1世帯当たり10万円を速やかに給付するための関連経費を計上するものでございます。 11ページをお願いいたします。上の人件費及び下のマイナポイント利用支援事業は、国のマイナポイント事業第2弾として行うもので、マイナンバーカード利用者に対し健康保険証としての利用登録や公金受取口座の登録手続を支援するための特設窓口やコールセンターの設置に係る関連経費を計上するものでございます。 続きまして、歳入につきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして9ページをお願いいたします。15款国庫支出金でございますが、今回の歳出予算に関連し、定められた額を計上するものでございます。 以上でございます。何とぞ御承認くださいますようお願い申し上げます。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。
    △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより本案に対する質疑に入ります。 ◆大山美智子議員 1点お願いします。 先ほど健康保険証の代わりにマイナンバーカードを使えるということでお話がありましたけれども、関連ですけれども、以前お話ししたときには市内の医療機関は1か所ということでお聞きしていますが、現在はどのくらいになりましたか。 ○大久保照夫議長 暫時休憩します。              午前10時11分  休 憩                                                          午前10時13分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎小林教子市民部長 休憩をいただきましてありがとうございます。 保険証が使える医療機関ということですけれども、2月22日時点で薬局も含めまして45件で利用できるということです。 以上です。 ◆大山美智子議員 すみません、ではもう一点お願いします。 市役所に特設の場所を設置して、マイナンバーカードを普及するように今しているわけですけれども、普及率というのはどのくらいになりましたか。 ◎小林教子市民部長 お答えいたします。 マイナンバーカードの現在の交付率でございますけれども、令和4年1月末現在で35.25%でございます。 以上です。 ○大久保照夫議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議ありませんので、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 初めに、反対討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第11号))。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第1号については原案どおり承認されました。 △市長の施政方針演説大久保照夫議長 次、日程第5、市長の施政方針演説。 施政方針の要旨をタブレット端末に配付いたします。              〔職員配付〕 ○大久保照夫議長 配付漏れはございませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 市長の発言を求めます。              〔小林哲也市長登壇〕 ◎小林哲也市長 改めまして、皆さんおはようございます。本日ここに、3月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様には御健勝にて御参会を賜り、令和4年度の予算案をはじめ、市政の重要案件につきまして御審議をいただけますことは、市政進展にとりまして誠に喜ばしく、感謝を申し上げます。 開会に当たりまして、新年度に臨む私の市政運営の基本的な考え方と令和4年度予算の概要などにつきまして申し上げます。 2年ほど前に国内での新型コロナウイルス感染症の発症が確認されてから今日に至るまで、未知なる脅威にさらされた局面は、時には改善するなどさま変わりをした時期もありましたが、いまだに収束する道筋は見通せておりません。ウイルスは変異を繰り返しており、オミクロン株による爆発的な感染の拡大に伴いまして、今年に入ると連日、全国各地で過去最多の新規感染者が確認され、令和4年2月には「まん延防止等重点措置」が適用される都道府県は、埼玉県を含め36に及ぶまでになりました。最近は感染者数が前の週を下回り始めていますが、多くの地域で軽症・中等症の医療提供体制等の逼迫が続き、高齢の重傷者の数が増加して重症病床も逼迫する可能性が高まっており、まだまだ予断を許さない状況でございます。 現在のところ、感染症拡大防止に最も効果があると考えられているワクチンの追加接種につきまして、本市でも12月から3回目の接種を医療従事者、高齢者の方々と順次進めておりますが、最近の新規感染者は、小児や若年層の割合が高くなっている状況が確認されておりますことから、12月市議会定例会で御承認いただきました小・中学生への抗原検査キットをぜひ、感染拡大防止に役立てていただきたいと考えております。 また、国立感染症研究所の報告によりますと、海外の実例からオミクロン株は重症度がデルタ株と比較すると低い可能性が示唆されておりますが、感染例が大幅に増加することで重症化リスクの低下分が相殺されることもあると指摘されております。早春のこの時期は救急搬送事案も多く発生し、通常医療や救急医療に対しても大きな負担がかかっておりますことからも、ワクチン接種とともに引き続き手指消毒、体調管理、換気などの基本的な感染対策を徹底していかなければならないと考えております。 感染拡大防止対策の徹底に長時間の御協力をいただいている市民の皆様、そして感染症と日夜闘ってくださっている医療従事者をはじめとする皆様に、改めて深く感謝を申し上げる次第でございます。 本市は、今後も市民の健康と暮らしを守るため、関係者と一体となって、感染拡大の抑え込みに全力を注いでまいりますので、引き続き皆様の御協力をお願いいたします。 さて、我が国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けている中ですが、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、景気が持ち直していくことが期待されております。しかし、国内、海外の感染症の動向が足元の経済をさらに下振れさせるリスクや、金融資本市場の変動などに鑑みれば、引き続き今後の景気動向は不透明な情勢と言わざるを得ません。 こうした中にあっても、豪雨災害や大規模地震などの災害への備え、人口減少やさらなる少子高齢化への対応、社会変革に適応したデジタル化による市民サービスの向上、地域経済の活性化など安心して暮らしていける社会を築いていくため、市民皆様の声に耳を傾け、その先の未来を見据えて、市政に課せられた使命を果たしていかなければならないと考えています。 以上、市政運営に臨む所信の一端を申し上げましたが、さきの12月市議会定例会で所信表明いたしました「新熊谷プライドの創造」を自らの政策理念として、将来にわたり持続可能で魅力あふれるまちづくりを進め、本市が持つ歴史、伝統や文化に育まれたポテンシャルを十分に引き出し、県北の模範として市民が誇れるまちづくりを目標に、全力で取り組んでまいる所存でございますので、議員皆様、市民皆様のさらなる御支援、御協力をお願い申し上げるところでございます。 当初予算の編成に当たりましては、市民の皆様からお預かりした大切な市税の財源であることを念頭に置き、市民目線に立ち、真に市民福祉の向上に資するものに予算を配分するという考え方を前提に、限られた財源を有効に活用し、創意工夫を凝らして、より一層無駄をなくすことなど効率性を高めるとともに、健全財政を堅持しつつ、直面する諸課題に対応するための事業に重点的に予算配分をいたしました。 それでは、令和4年度予算案の概要につきまして申し上げます。 初めに、予算規模でございますが、一般会計は、総額690億円で、対前年度比4.07%、額にして27億円の増となります。 これは、喫緊かつ最優先の課題である新型コロナウイルス感染症対策の予算に重点配分をいたしましたほか、将来にわたり持続可能で魅力あふれるまちづくりを目指す「新熊谷プライドの創造」を具体化してまいるため、私の掲げた7つの基本政策の実現に向けてのファーストステップの予算編成をいたしたところでございます。また、引き続き地域経済の活性化に資する施策や、市民の皆様からの要望に応えられるよう、安心・安全、健康・福祉、環境、教育など、市民生活に直結した事業への積極的な予算配分を行ったところでございます。 特別会計は、6会計を合計して、246億8,000万円、対前年度比3.58%、額にして8億5,400万円の増となります。これは、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計における事業費の増などによるものでございます。 水道事業会計は、90億2,400万円、対前年度比1.97%、額にして1億7,400万円の増、また、下水道事業会計は、67億8,000万円、対前年度比4.13%、額にして2億6,900万円の増となります。 これらの全ての会計の総計は、1,094億8,400万円で、過去最大となり、前年度と比較して3.79%、額にして39億9,700万円の増となったものでございます。 さらに、国の補正予算における経済対策の柱立てである地方創生を図るため、新型コロナウイルス感染症対策に約6億2,000万円、また当初予算で措置を予定しておりました小学校校舎大規模改造事業や、小・中学校のトイレの洋式化を行うための事業等に約10億9,000万円を3月補正予算案へ計上いたしました。一部を除き、これらのほとんどの事業は来年度に繰越しして実施いたしますので、この額を当初予算と合わせますと、一般会計の実質的な予算規模は、さらに大きくなるものでございます。 続きまして、新年度予算の主な事業について、新たな取組を中心に申し上げますが、新年度予算から3月補正予算に、前倒し計上しております事業につきましても併せて御説明をいたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策につきまして申し上げます。 「新型コロナウイルスワクチン接種事業」は、2回目の接種を終えられた方から順次、3回目の接種を円滑に進められるよう準備するものでございます。 「高規格救急自動車整備事業」は、感染症等に係る緊急出動の増加に対応するため、新たに救急搬送用の密閉式カプセルを搭載した高規格救急自動車を導入するものでございます。 「キャッシュレスで地域応援事業」は、厳しい状況にあります市民生活や地域経済の活性化に向けて、市内のキャッシュレス決済加盟店のうち指定の店舗で決済サービスを利用した方に、期間限定でポイントを還元する事業を実施するとともに、デジタル社会への対応に向けた地域における電子通貨の在り方を検討するものでございます。 次に、私が掲げる7つの基本政策の1つ目、「安心安全のまち熊谷を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「予防接種事業」は、子宮頸がんワクチンについて令和3年12月から再開した中学校1年生から高校1年生相当の世代の勧奨を引き続き実施するとともに、新たに小学校6年生から接種できるよう対象年齢を拡大するものでございます。 「安全なまち推進事業」は、新たに市内に防犯カメラを設置するとともに、地域の自主防犯組織における青色防犯パトロール車の燃料費について補助金を増額し、防犯対策の強化を図るものでございます。 市民活動団体と市が共通の課題解決に向けて、お互いの提案に基づき実施いたします市民協働「熊谷の力」事業として「ひろせ野鳥の森駅駐輪場整備事業」は、熊谷工業高等学校土木科の生徒さんと協働して、秩父鉄道ひろせ野鳥の森駅の北側の駐輪場を整備するものでございます。 次に、「親も子も笑顔が輝く熊谷を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「子育て支援・保健拠点施設整備事業」は、安心できる子育て環境と健やかな暮らしを支える拠点として、こどもセンター、保育所、保健センター、休日・夜間急患診療所等の機能を有する施設の開設に向けて事業者募集を行い、整備から管理運営に至るまでの準備を進めていくものでございます。 「学校給食費第三子以降無償化事業」は、多子世帯の子育て支援といたしまして、令和3年度から小・中学校及び特別支援学校に通う第3子以降の児童・生徒の給食費の無償化を始めましたが、令和4年度からは第1子の年齢要件を18歳までに引き上げ、支援の対象範囲を拡大するものでございます。 また、小・中学校の教育環境の向上を図るため、小・中学校校舎、体育館等の学校施設の照明についてLED化に取り組んでまいります。 次に、「みんなに優しい福祉の熊谷を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「総合交通体系整備促進事業」は、少子高齢化の進行等の社会情勢の変化に対応し、地域における持続可能な旅客運送サービスの提供の確保を目標とした地域公共交通計画を策定するものでございます。 「高齢者・児童ふれあいセンター大規模改修事業」は、箱田高齢者・児童ふれあいセンターを今後も安心して利用できるよう施設の大規模改修工事を実施するものでございます。 次に、「文化と伝統の薫る熊谷を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「ワイルドナイツ連携事業」は、本市に拠点を置く埼玉パナソニックワイルドナイツが地域に愛され、共に盛り上がっていけるよう、ホストゲームでの支援とファン層を拡大していくための支援を実施し、スポーツ文化の活性化を図るものでございます。 「第77期本因坊戦熊谷対局実施事業」は、本因坊戦を5月に熊谷ラグビー場で開催するとともに、囲碁文化の普及や国宝指定10周年を迎える妻沼聖天山歓喜院聖天堂を中心とした観光資源を広く発信し、郷土愛を醸成するものでございます。 次に、「元気な農業を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「担い手育成支援事業」は、基盤整備はもとより、地域における農地の適正管理を進め、担い手への農地集積、集約化を促進させるため、新規就農者、農業経営体の法人化、担い手の機械導入支援に加えて、新たに経営を継承した後継者の経営発展につながる取組を支援する制度を創設するものでございます。 「池上地区『道の駅』整備事業」は、「日本を代表する"食"のテーマパーク」を基調としつつ、子供の成長を支援するテーマを併せ持つ(仮称)道の駅「くまがや」の整備を進めていますが、令和4年度は事業者の選定準備と外周道路の工事等を実施するものでございます。 次に、「将来を見据えた熊谷を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「荒川公園周辺再整備事業」は、(仮称)新市民体育館の整備に向け、基本計画の策定を引き続き実施するものでございます。 「(仮称)第2中央生涯活動センター整備事業」は、コミュニティセンター及び公民館の各機能に加え、婦人児童館、勤労青少年ホーム、勤労会館、勤労者体育センターの機能を集約する施設の整備に向けた基本計画を策定するものでございます。 「スマートシティ推進事業」は、スマートタウン事業化に向けた現況測量や各種データの利活用検討の調査を実施するほか、今年1月からスタートしました熊谷まちあるきアプリ「くまぶら」を引き続き運用するものでございます。 「スポーツ・文化村Wi―Fi環境整備事業」は、スポーツ・文化村「くまぴあ」にオンライン会議、無観客試合等に対応するため、人工芝グラウンド、多目的グラウンド、体育館、創作展示棟等にフリーWi―Fi環境を整備し、デジタル社会にふさわしい活動の支援を進めるものでございます。 次に、「持続可能な行政を創ります」に位置づける事業につきまして申し上げます。 「武道館大規模修繕事業」は、利用者の安全性、快適性を確保し、また、避難所としての機能を充足させるため、バリアフリー化を中心とした大規模修繕工事を実施するものでございます。 また、市役所来庁者の利便性の向上のため、本庁舎及び各行政センターにフリーWi―Fi環境を整備し、自治体デジタルトランスフォーメーションの推進を図ってまいります。 続きまして、各特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の当初予算でございますが、各会計におきまして、それぞれ見込まれます所要の経費を計上いたしております。 以上、令和4年度予算の概要及び主要な事業について御説明申し上げました。 次に、令和3年度補正予算案について申し上げます。 一般会計におきましては、主要な事業の中で御説明いたしました国の補正予算等を活用する事業のほか、「小・中学校トイレ整備事業」を前倒しして計上し、令和4年度に繰越しして実施するものでございます。 また、保育士、幼稚園教諭、放課後児童支援員等の処遇改善につきまして、市の会計年度任用職員及び民間事業所に勤務されている方の給与等を引き上げるための措置を実施するほか、各事業費の確定などに伴い、関係経費を補正するものでございます。 特別会計におきましては、事業費の確定などに伴い、関係経費に追加するものでございます。 また、水道事業会計及び下水道事業会計におきましては、事業費の決算見込みを勘案し、関係経費を補正するものでございます。 このほか、一般議案といたしまして、「熊谷市情報公開条例の一部を改正する条例」などを御提案申し上げます。 議員皆様におかれましては、何とぞ慎重御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、施政方針及び予算案の概要説明を終わります。 ○大久保照夫議長 以上で市長の施政方針演説は終了いたしました。 △(議案第27号)及び(議案第28号)の一括上程、説明 ○大久保照夫議長 次、日程第6、議案第27号 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例及び議案第28号 熊谷市職員退職手当条例の一部を改正する条例、以上2件を一括議題といたします。 2件について提出者の説明を求めます。 ◎小林哲也市長 ただいま議題となりました議案第27号 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例について、私から提案の理由を御説明させていただきます。 表紙にナンバー22と表示のあります議案書の1ページ及び同じくナンバー23と表示のあります新旧対照表の1ページを御覧いただきたいと存じます。 この議案につきましては、副市長の定数を現行の1人体制を、新年度から2人体制としたいというものでございます。 提案理由といたしましては、私の政策理念であります新熊谷プライドの創造と12月定例会で所信表明をさせていただいた、まちを元気にする7つの基本政策に掲げさせていただきました諸政策をスピーディーかつ着実に推進していくため、体制の強化を図っていきたいというものでございます。私の掲げさせていただいた諸政策の実施に向けまして、国との密接な連携が必要なものが多く、まちづくりに関する豊富な知見を有する国の職員を登用することが有効であると考え、国に対し依頼しておりましたところ、このたび内諾を頂けたところでございます。議員皆様におかれましては、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎本多俊総務部長 ただいま議題となりました議案第28号 熊谷市職員退職手当条例の一部を改正する条例について御説明いたしますので、表紙にナンバー22と表示のあります議案書の2ページを御覧いただきたいと存じます。 この議案は、国家公務員等が本市の副市長に就任した場合の副市長としての退職手当について、その取扱いを特例として定めるものでございます。本市からの要請に応じて現職の国家公務員等が副市長に就任する場合においては、当該職員は再度国等へ帰任することが想定されることから、副市長への就任に伴う国家公務員等としての退職時や副市長としての退職時のいずれにおいても退職手当は支給せずに、これらの職の在職期間を帰任後の国家公務員等としての在職期間に引き継ぐことなどの規定が必要となります。このため、新たに特別職の職員に係る取扱いを定める規定として第6条の2を設けるものでございますが、第1項では国家公務員等の在職期間を副市長としての在職期間に通算することを定め、第2項では副市長として再任される場合においても任期ごとに退職手当は支給せずに、先の任期の在職期間を後の任期の在職期間に通算することを定めております。 また、3ページに参りまして、第3項では国等へ帰任しない場合など、本市において退職手当を支給する必要が生じた場合における手当額の算定方法を定め、第4項では国等へ帰任する場合には本市において退職手当を支給しないことを定めております。 また、附則でございますが、この条例の施行日を令和4年4月1日と定めるものでございます。 以上で議案第28号の説明を終わらせていただきます。なお、新旧対照表につきましては、資料ナンバー23の2ページからとなります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより2件に対する質疑に入ります。 ◆腰塚菜穂子議員 議席番号11番、腰塚菜穂子でございます。議案第27号 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例について、ただいま小林市長から直接提案説明をいただいたところではございますが、以下4点をお伺いいたします。資料ナンバーは22、ページは1ページになります。 1点目として、まず目的は何なのか。どういったところにあるのか。現行の1人制であることに対してどのような課題認識を持っておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。 2点目として、2人制とすることでこのまちの発展と市民福祉の向上に具体的にはどのような形で資するものと考えるのか、期待される成果についてお聞かせください。 3点目として、2人制とした場合の役割分担についてのお考えについて。 最後、4点目といたしまして、経費負担はおおむねどのくらいかかるものなのか。 以上4点、よろしくお願いいたします。 ◎小林哲也市長 それでは、私からは1点目と2点目につきましてお答えをさせていただきたいと思います。 まず、今回の条例改正の目的は何か。そして、現行の体制に対してどのような課題意識を持っているかということでございますけれども、提案理由の中でも申し上げましたが、目的といたしましては、本市がこれからも県北の中心都市として活気に満ち、希望あふれる元気なまちであり続けるため、政策理念として7つの基本政策から成る新熊谷プライドの創造を掲げ、これらの諸施策の実現や円滑な市政運営の確保のためでございます。また、現状での課題認識としましては、複雑化、高度化する行政需要に応えていくため、適切な財政運営をはじめ、職員の人材育成、市民の方々の安心・安全な日常生活の確保や利便性の向上、地域経済の活性化のほか、社会基盤の整備等様々な多くの課題を解決していく必要がございます。こういった多様な課題に対応し、スピード感を持って迅速に決断していくためには、専門的な分野とそれ以外の分野とをそれぞれの副市長に役割分担してもらうことが有効であると考えています。 また、2つ目の2人制にすることでまちの発展と市民福祉の向上に具体的にはどのような形で資するものと考えるか、期待される効果についてお答えをいたします。私の政策理念である新熊谷プライドの創造の中では、まちの活性化に必要な基盤整備として、首都高速道路に接続する地域高規格道路の熊谷までの延伸や利根川新橋の実現を目指すことで、併せて周辺地域とのアクセス向上を掲げさせていただきました。そのほか、県、市の共同事業である北部地域振興交流拠点や荒川公園周辺再整備等、今後取組を加速させていかなければならない施策が多くございます。これら将来の熊谷を見据えた大規模な施策を円滑に進めていくためには、国等との対外的な交渉ネットワークが重要と考えております。そこで、先ほどお答えしましたとおり、役割分担を図った上で、これらの役割を国からお招きする新たな副市長に担っていただきたいと考えております。 以上でございます。 ◎山崎実総合政策部長 続きまして、3点目の役割分担についてでございますが、新たに国からお招きする副市長の所管事務といたしましては、主に建設部、都市整備部及び上下水道部に関する事務を所管していただきたいと考えております。このほか、国の施策に関連するものとして、スマートシティをはじめ、利根川新橋、北部地域振興交流拠点、荒川公園周辺の再整備、(仮称)道の駅「くまがや」とソシオ流通センター駅周辺の開発を推進する東部地域開発などの事業を特命事項としてお願いする予定でございます。 続きまして、御質疑の4点目、経費についてでございますが、副市長1人分の給与として、給料のほか地域手当や期末手当を含めまして年間約1,370万円と見込んでおります。 以上です。 ◆腰塚菜穂子議員 11番、腰塚菜穂子でございます。ただいま小林市長、そして総合政策部長から御答弁を下さり、誠にありがとうございました。目的につきましては、小林市長の政策理念、新熊谷プライドの創造を実現していくための7つの基本政策に含まれる諸施策を推進していくということで、大枠でお答えを頂きましたけれども、その後の総合政策部長のお話を総合して考えますと、一言で申し上げるとインフラ整備の推進、こういったことを重点的に進めていきたいのかなというふうに理解をしておりますが、そこで改めてお伺いをいたしますけれども、先ほど挙げられました利根川新橋ですとか地域高規格道路、こうしたもろもろのインフラ整備を重点的に進めていくというこの目的を達成するためには、副市長ポストである必要性について、ここについてお聞かせをいただきたいと思います。 ◎小林哲也市長 腰塚議員の質疑にお答えをいたします。 副市長ポストはなぜ必要なのかということでありますけれども、今回私が申し上げたインフラ整備につきましては、国との連携事業が非常に多いということ、また、市の事業であってもそれを達成するためには国と連携する必要性が非常に多いという、特に道の駅等もそうでありますけれども、そういったものにスピーディーに対処するためには、国から副市長にお招きすることが一番スピードアップには必要なことではないかということで、今回提案をさせていただきました。 ○大久保照夫議長 ほかに。 ◆石川広己議員 14番、石川広己です。議案第27号 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例について質疑します。 副市長の職務は、市長の補佐、職員の事務に関する監督、市長の職務代理、政策及び企画についての指揮監督等があります。そこで、今回の改正条例について5点伺います。 1点目、先ほど腰塚議員も質疑されましたけれども、条例の改正の目的は何か。先ほどの市長の答弁で、これについては了解いたしました。 2点目、新たな副市長の役割とは何か、これについても先ほどありましたので、省略いたします。 3点目、給料を含めた年間の費用についてということですけれども、これについても約1,370万円という回答がありましたので、省略いたします。 4点目、新たな副市長の部屋はどうするのか。 5点目、副市長2人制の効果と検証、評価についての考え。 以上5点申し上げましたけれども、4点目と5点目、2点についてのお答えをお願いいたします。 ◎小林哲也市長 それではまず、私から5点目の検証と評価につきましてお答えをさせていただきます。 首都高速道路に接続する地域高規格道路の熊谷までの延伸や利根川新橋の実現、そのほか県、市の共同事業である北部地域振興支流拠点や荒川公園周辺再整備等、これら将来の熊谷を見据えた大規模な施策を円滑に進めていくためには、様々な事業に関する知見を有することや、国等との連携をしていく対外的なネットワークが大変有効と考えられております。また、これらの事業は、事業の規模の関係から、短期的には目に見えた形での成果が現れないものもあると考えておりますが、まずは事業のスタートを切ること、また、少しでも事業進捗を図ること等も含め、検証、評価をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎山崎実総合政策部長 続きまして、新たな副市長室についてお答えいたします。 本庁舎3階の現在の応接室を予定しております。 以上です。 ◆石川広己議員 14番、石川です。今、市長がおっしゃったように、御答弁くださりましたいろいろな提案、それについては本当に時間がかかると思います。この任期中にできるかどうか分かりませんけれども、ただ市民福祉の向上を考えたときに、市長がおっしゃったような、国とのパイプを太くして少しでも取りかかりを始めるのだ、それについては大いに期待するところです。 続いて、2つ目の質疑ですけれども、改正条例には「「1人」を「2人」に改める」とありますが、今後は恒常的に2人制にするのか教えてください。 ◎小林哲也市長 石川議員さんの質疑にお答えをしたいと思います。 今後、副市長を恒常的に2人制にするかということでございますけれども、まずは今回は国からの派遣を4年を目途に提案させていただいております。とはいえ、その中にあっても国との協議をしながら進めていくということでございますので、4年の範囲内でという考え方があることが1点。そしてもう一つは、その都度、先ほどのお話にありましたように、進捗の度合いを見ながら副市長の2人制継続をすべきか、検討をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ◆石川広己議員 14番、石川です。了解いたしました。市長の公約実現のため、つまり市民福祉の向上のための副市長2人制だと考えます。国からの広い視野に立った人材を呼び入れ、力を発揮していただき、本市の発展につながることを願い、質疑を終えます。どうもありがとうございました。 ○大久保照夫議長 ほかに。 ◆桜井くるみ議員 23番、桜井です。私も熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例について伺います。 まず初めに、条例改正を今議会にして、初日で提案、そして採決とした理由なのですけれども、12月議会でこれを提案することによって委員会付託ができ、今議会で1日で決めてしまうということが避けられたのではないかと思います。条例改正は、これまでも国の上位法が変わったために急に変えなくてはいけないとか、そういうことも含めて委員会付託がされていました。今回の条例というのは大変重要な案件ですので、しっかり審議する必要があったと思っています。ですから、12月議会にどうして提案できなかったのかということが1点目。 それから、2点目として、市長の説明の中で、国に依頼をこれまでしていたということでありますが、具体的にどの機関に依頼をし、そしてどこの機関から副市長をお願いすることにしている予定なのかお聞きします。 それから、副市長を2人にすることで、特別職ではありますが、費用が増えることになります。先ほど1人分で年間約1,370万円という御説明がありましたが、これまで行財政改革を進める中で、課の統合やまた、役職の廃止、職員削減を行ってきています。今後職員の人数についてどのように考えておられるのかお聞きします。 次に、先ほど定数を2人にするということで石川議員から質疑がありましたが、恒常的に2人にするということでありますが、私は新たな提案として、できれば2人までとするという提案であれば、今後最高2人にすることができるわけですし、いろいろな今後の進め方の中で、また1人に戻すこともできるのではないかと思います。あえて「2人までとする」ではなく、「2人とする」という提案をされた理由について伺います。 それから、県内の副市長2人制以上、2人以上の市町村と、それから現実的に2人制以上にしたところの現状の人数について伺います。 ◎小林哲也市長 私のほうから1点目と2点目の質疑に対してお答えをさせていただきたいと思います。 1点目、12月の市議会定例会でなぜこれが上程できなかったということでございますけれども、協議相手のある案件でございますので、12月市議会定例会の段階では議員皆様にお知らせすることが、残念ながらできませんでした。また、国からの内諾を頂く中で4月からの派遣が可能となりましたことから、今議会での上程とさせていただいたものでございます。 また、2点目の御質疑ですけれども、既に先ほどの答弁の中で、インフラ整備を中心としてお任せをする、そういう方を副市長にお招きをしたいということを申し上げてまいりましたけれども、その上でやはり担当していただける適任ということになりますと、国土交通省ということになろうかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎山崎実総合政策部長 御質疑に順次お答えいたします。 3点目の職員に関することでございますが、職員数につきましては、業務の執行に支障のないようこれからも努めてまいりたいと考えております。 4点目、定数に関してでございますが、県内他市の例などを参考に2人としたものでございます。 5点目、県内の副市長2人以上の市町村と現人数についてでございますが、現在のところ県内では4市でございます。内訳といたしましては、さいたま市が3人、川越市2人、川口市2人、三郷市2人となっております。 以上です。 ◆桜井くるみ議員 先ほど定数を2人までとするというところで、恒常的にと聞こえたのですが、その都度検討すると言われたということですが、2人までとするということであれば、1人に戻すこともできるし、2人を続けることもできるわけで、その点についてその都度検討するとなると、「2人までとする」のほうが大変いいのではないかなと思いますが、その点について再質疑1つ。 それから、2つ目、国土交通省ということでこの本会議の中でお話がありました。いろいろな市長の政策提言の実現のためには国土交通省から来ていただくことがいいという、出向してもらうことがいいということでありますが、副市長の2人のうち常に1人は国からの出向というふうに現在のところ考えていらっしゃるのかどうか伺います。 ◎小林哲也市長 2点目の質疑にお答えをさせていただきます。 先ほど石川議員さんにもお答えをしましたけれども、常に国からということではなくて、その都度熊谷市の状況に鑑みながら、熊谷市のその状況に合った副市長の体制をつくっていきたいと考えております。 以上でございます。 ◎山崎実総合政策部長 定数につきましてお答えいたします。 「2人以内」とせず「2人」としたものはなぜかでございますが、先ほど申し上げましたさいたま市は条例で「3人」と定めております。また、川越市、川口市、三郷市、いずれも条例で「2人」と定めております。これらを参考にしたものでございます。 以上です。 ◆桜井くるみ議員 現実的に3人にしても2人のときがあったり、あるいは議会の中で承認を得られなかったことがあるとか、そういういろいろな事例があると思うので、本来は「2人までとする」というほうが一番安定しているのかなと私は思っております。 最後に、経費のことなのですけれども、1人分が年間約1,370万円、それから部屋のほうは新たに設けるということで、そこの費用がかかると思うのですが、副市長の専用車というのはこれまでありませんでしたが、その車についてや、またそれに伴う職員の経費等について伺います。新たに設けないとすればそのようにお答えください。 ◎山崎実総合政策部長 副市長車についてお答えいたします。 現在も副市長車は1台ございまして、それを共用して使っていただく予定でございます。 以上です。 ○大久保照夫議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略大久保照夫議長 お諮りいたします。 2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議ありませんので、2件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○大久保照夫議長 これより2件に対する討論に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○大久保照夫議長 これより2件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 初めに、議案第27号 熊谷市副市長定数条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はございませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第27号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号 熊谷市職員退職手当条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第28号については原案のとおり可決いたしました。 △(議案第2号)ないし(議案第10号)、(議案第11号)ないし(議案第14号)、(議案第15号)ないし(議案第26号)の一括上程 ○大久保照夫議長 次、日程第7、議案第2号 令和4年度熊谷市一般会計予算から議案第10号 令和4年度熊谷市下水道事業会計予算まで以上9件、次、日程第8、議案第11号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第12号)から議案第14号 令和3年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)まで以上4件、次、日程第9、議案第15号 熊谷市情報公開条例の一部を改正する条例から議案第26号 市道路線の廃止についてまで以上12件、以上合計25件を一括議題といたします。 申し上げます。新型コロナウイルス感染対策のため、理事者におかれましては、この後、最小限の出席者での対応をお願いします。同様に、議員におかれましては、議席番号1番から18番までの議員にあっては偶数の方、議席番号19番から30番までの議員にあっては奇数の方は、会派控室におきまして待機いただきますようお願いいたします。 なお、引き続き議場に出席希望される議員におかれましては、議場にお残りください。また、退席に際し、席札は立てたままとしていただきますようお願いをいたします。 暫時休憩いたします。              午前11時12分  休 憩                                                          午前11時23分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開します。 △議案説明 ○大久保照夫議長 次、日程第10、議案説明。 上程中の議案第2号 令和4年度熊谷市一般会計予算から議案第10号 令和4年度熊谷市下水道事業会計予算まで以上9件並びに議案第11号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第12号)から議案第14号 令和3年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)まで以上4件、以上合計13件について、提出者の説明を求めます。 ◎山崎実総合政策部長 ただいま議題となりました令和4年度の当初予算につきまして御説明を申し上げますので、表紙にナンバー1と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。 初めに、1ページをお願いいたします。議案第2号 令和4年度熊谷市一般会計予算につきまして申し上げます。第1条は歳入歳出予算で、総額を690億円と定めるものでございます。この内容につきましては、予算に関する説明書により後ほど申し上げます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債でございますが、それぞれ別表により後ほど申し上げます。第4条は一時借入金で、借入額の最高額を30億円と定めるものでございます。 2ページに参りまして、第5条は歳出予算の流用で、各項に計上した給料、職員手当等につきまして予算額に過不足を生じた場合に、同一款内でこれらの経費を流用することができることとしたものでございます。 次に、8ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為につきまして申し上げます。一番上の市民税・県民税納税通知書作成等業務委託から、9ページの一番下の学校給食センター調理搬送業務委託までの合計18件で、期間、限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。これらは令和4年度中に業者選定や契約等を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、10ページに参りまして、第3表、地方債につきまして申し上げます。起債を予定しておりますのは、一番上のスポーツ振興施設整備事業から、11ページの一番下の臨時財政対策までの合計10件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、表紙にナンバー2と表示のあります予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページをお願いいたします。総括でございますが、歳入歳出それぞれの合計は690億円で、前年度と比較し27億円、率にして4.07%の増でございます。 歳入の主なものにつきまして金額の多い順に申し上げますと、1款市税が293億239万7,000円で、全体の42.47%を占めております。以下、15款国庫支出金が122億835万6,000円、16款県支出金が53億4,643万4,000円、7款地方消費税交付金が46億円の順となっております。 2ページに参りまして、歳出の主なものにつきまして金額の多い順に申し上げますと、3款民生費が307億4,144万9,000円で、歳出全体の44.55%を占めております。以下、8款土木費が80億1,020万5,000円、4款衛生費が64億5,800万3,000円、2款総務費が63億4,742万7,000円の順となっております。 次に、歳入歳出の主なものにつきまして申し上げます。説明の順序といたしまして、歳出から申し上げます。新規事業や金額の大きいものを中心に申し上げますので、63ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、1款議会費につきまして申し上げます。総額は4億4,506万4,000円で、前年度と比較し112万円の増でございます。内容につきましては、事業名により御説明を申し上げますので、64ページをお願いいたします。議会運営経費は、次のページにわたりますが、議員報酬等の議会運営のための経費のほか、インバーカーギル市との姉妹都市提携30周年記念調印式に派遣される議長及び議員の派遣経費を計上するものでございます。 続きまして、66ページをお願いいたします。2款総務費につきまして申し上げます。総額は63億4,742万7,000円で、前年度と比較し2,944万3,000円の減でございます。これは、主に武道館大規模修繕事業や内部情報系ネットワーク更新などの情報管理業務経費や参議院議員通常選挙事業などが増加したものの、職員退職手当が減少したことなどによるものでございます。 95ページをお願いいたします。テレワーク環境整備事業は、職員の自宅等庁舎外から安全に市の内部情報ネットワークに接続する環境と専用端末を引き続き整備し、デジタル社会の推進に併せたテレワーク環境の管理運用を行うものでございます。 106ページをお願いいたします。下から2番目の「暑さ対策」ラグササイズ動画で暑熱順化事業は、熱中症のピークシーズン前からの暑さに備える対策である暑熱順化の周知及び実践のため、ラグビーの要素を取り入れたラグササイズ動画を作成し、配信するもので、本市を拠点とするラグビーチーム、埼玉パナソニックワイルドナイツ及びアルカス熊谷の選手が出演する予定でございます。 続きまして、126ページをお願いいたします。3款民生費につきまして申し上げます。総額は307億4,144万9,000円で、前年度と比較し6億1,843万7,000円の増でございます。これは、主に障害児及び障害者福祉サービスへの給付費の増や、認定こども園や民間保育所の事業への補助金の増、箱田高齢者・児童ふれあいセンターの大規模改修の実施などによるものでございます。 149ページをお願いいたします。一番下の「総合戦略」民間保育所等施設整備事業は、第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、民間の認定こども園2園及び保育園1園の整備に対し補助するものでございます。 続きまして、165ページをお願いいたします。4款衛生費につきまして申し上げます。総額は64億5,800万3,000円で、前年度と比較し9億8,538万9,000円の増でございます。これは、主に子宮頸がんワクチンなどの予防接種事業費や新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増によるものでございます。 170ページをお願いいたします。一番上の造血幹細胞移植後ワクチン再接種費用補助事業は、小児がん等の治療のために造血幹細胞移植を行った結果、免疫が低下もしくは消失したため、ワクチンの再接種が必要と医師が認めた方に対して接種に係る費用を助成するものでございます。 続きまして、195ページをお願いいたします。5款労働費につきまして申し上げます。総額は3億9,230万1,000円で、前年度と比較し342万3,000円の減でございます。これは、主に妻沼勤労福祉会館の施設補修の完了によるものでございます。 196ページに参りまして、下から2番目の「総合戦略」勤労者住宅資金貸付あっせん事業は、市内に住宅の新築や購入等を行う勤労者を支援するため利子補助を行うものでございますが、転入、定住促進対策として、転入者に有利な補助制度としております。 続きまして、198ページをお願いいたします。6款農林水産業費につきまして申し上げます。総額は11億9,248万1,000円で、前年度と比較し4,596万7,000円の増でございます。これは、主に江南農業総合センターの除却費用や事業の進捗に伴う農業集落排水事業特別会計に対する繰出金の増によるものでございます。 204ページをお願いいたします。一番下のほ場整備事業は、効率的な農作業と生産性の高い農地の造成を目指して、圃場の区画整理、用排水路及びパイプライン等の整備を推進するものでございます。 続きまして、212ページをお願いいたします。7款商工費につきまして申し上げます。総額は21億3,754万8,000円で、前年度と比較し77万8,000円の増でございます。 217ページをお願いいたします。下から2番目の「総合戦略」創業支援事業は、本市で起業を目指す方々を支援するため、新たに事業所の内外装工事費及び広告宣伝費の一部を補助するものでございます。 続きまして、225ページをお願いいたします。8款土木費につきまして申し上げます。総額は80億1,020万5,000円で、前年度と比較し7億675万8,000円の増でございます。これは、主に市民生活に直結する生活道路及び排水路の整備事業費の増や、土地区画整理事業特別会計に対する繰出金の増などによるものでございます。 237ページをお願いいたします。上から2番目の通学路整備事業は、玉井小と玉井中の通学路となっている久保島地区の市道40435号線と市道40436号線について、児童・生徒の安全確保のため歩道の整備を行うもので、令和4年度は現況測量を実施いたします。 続きまして、257ページをお願いいたします。9款消防費について申し上げます。総額は27億4,040万8,000円で、前年度と比較し1億4,000万4,000円の増でございます。これは、主に消防本部の救助工作車や高規格救急自動車などのほか、消防団の消防ポンプ自動車の更新整備によるものでございます。 続きまして、269ページをお願いいたします。10款教育費につきまして申し上げます。総額は60億9,433万4,000円で、前年度と比較し1億8,880万7,000円の増でございます。これは、主に小学校の校舎大規模改造事業の増や、スポーツ・文化村「くまぴあ」のフリーWi―Fi環境整備の実施などによるものでございます。 295ページをお願いいたします。下から2番目の市民協働「熊谷の力」歴史ロマン映像アーカイブス事業は、原始から現代に至る熊谷の歴史、偉人、食文化、自然環境などを伝える資料について、4K技術、ドローン撮影など最新鋭の技術を活用した記録映像を制作し、世界に向けて発信するものでございます。 続きまして、326ページをお願いいたします。11款公債費につきまして申し上げます。総額は43億4,078万円で、前年度と比較し4,560万6,000円の増でございます。 続きまして、327ページに参りまして、12款予備費でございますが、前年度と同額の1億円を計上いたしております。 以上で歳出の説明を終わります。 次に、歳入の主なものにつきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして、3ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、1款市税につきまして申し上げます。総額は293億239万7,000円で、前年度と比較し16億2,062万8,000円の増でございます。これは、前年度においては新型コロナウイルス感染症の影響で約14億円の減少を見込んでおりましたが、国の地方財政計画において国税、地方税ともに増加が見込まれており、本市においても企業業績が堅調であることなどを踏まえ、増を見込むものでございます。 17ページをお願いいたします。11款地方交付税は40億円で、前年度と比較し4億円の増でございます。これは、先ほどの国の地方財政計画において前年度を上回る一般財政総額が確保されたことから増を見込むものでございます。 44ページをお願いいたします。19款繰入金は31億2,980万4,000円で、前年度と比較して2億4,646万4,000円の減を見込むものでございます。これは、主に財源不足に対応するための財政調整基金からの繰入金を約2億2,400万円の減としたものによるもので、国庫、県費及び市債などの特定財源の活用により基金取崩額を前年度より抑制したものでございます。 62ページをお願いいたします。22款市債は40億1,440万円で、前年度と比較して9億1,230万円の減でございます。これは、主に公共施設アセットマネジメントに係る事業債約4億6,900万円が増となったものの、国の財源不足に対応するための臨時財政対策債の発行額が12億円の減となったことによるものでございます。 次に、特別会計につきまして御説明を申し上げます。特別会計につきましては、予算書により申し上げますので、再び表紙にナンバー1と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。 初めに、13ページをお願いいたします。議案第3号 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を195億8,078万1,000円と定めるもので、前年度と比較し2億4,558万3,000円の増でございます。これは、主に医療技術の高度化に伴う保険給付費の増や県に対する医療給付費等に係る事業費納付金の増などによるものでございます。第2条は、債務負担行為でございますが、別表により後ほど申し上げます。第3条は、一時借入金を借り入れる場合の最高額を10億円と定めるものでございます。第4条は、次のページにわたりますが、歳出予算の流用につきまして記載のとおり定めるものでございます。 18ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為につきまして申し上げます。上の診療報酬明細書内容点検業務委託及びその下の療養費内容点検業務委託につきまして、令和4年度中に業者選定や契約等を行う必要がありますことから、期間、限度額を記載のとおり定めるものでございます。 続きまして、19ページをお願いいたします。議案第4号 令和4年度熊谷市公共用地先行取得特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を497万4,000円と定めるもので、前年度と比較し3万2,000円の減でございます。 続きまして、23ページをお願いいたします。議案第5号 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を1,882万5,000円と定めるもので、前年度と比較し38万5,000円の減でございます。 続きまして、27ページをお願いいたします。議案第6号 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を17億4,330万7,000円と定めるもので、前年度と比較し1億7,310万1,000円の増でございます。これは、上之土地区画整理事業等における事業費の増によるものでございます。第2条は、歳出予算の流用につきまして、記載のとおり定めるものでございます。 続きまして、31ページをお願いいたします。議案第7号 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を5億4,288万4,000円と定めるもので、前年度と比較し1億2,928万5,000円の増でございます。これは、主に農業集落排水施設の長寿命化工事の実施によるものでございます。 第2条、地方債につきましては、別表により申し上げますので、34ページをお願いいたします。第2表、地方債でございますが、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を記載のとおり定めるものでございます。 続きまして、35ページをお願いいたします。議案第8号 令和4年度熊谷市後期高齢者医療特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を27億8,922万9,000円と定めるもので、前年度と比較し3億644万8,000円の増でございます。これは、主に埼玉県後期高齢者医療広域連合に対する保険料等納付金の増によるものでございます。 以上で令和4年度の一般会計及び特別会計予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎渡邉功上下水道部長 続きまして、令和4年度の公営企業会計予算につきまして御説明を申し上げます。 表紙にナンバー4と表示してあります令和4年度熊谷市公営企業会計予算書を御覧いただきたいと存じます。 初めに、議案第9号 令和4年度熊谷市水道事業会計予算について申し上げますので、1ページをお願いいたします。まず、予算総額につきましては、一番下の収益的支出第1款水道事業費用44億6,712万6,000円、及び次の2ページ、下から3行目の第1款資本的支出45億5,687万4,000円の合計で90億2,400万円となり、前年度と比較しますと1億7,400万円、1.97%の増となっております。 次に、各項目につきましては、戻りまして1ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。その収入につきましては、第1款水道事業収益を49億9,564万7,000円に定めるもので、料金収入の減少傾向を反映した結果、前年度と比較し4,793万2,000円の減となっております。 そして、支出につきましては、第1款水道事業費用を44億6,712万6,000円に定めるもので、前年度と比較し2億7,527万7,000円の増となっております。これは、主に配水及び給水費の修繕費の増によるものでございます。 次の2ページに参りまして、第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。その収入につきましては、第1款資本的収入を12億5,064万9,000円に定めるもので、前年度と比較し2億1,067万6,000円の減となっております。これは、主に出資金や補助金の減によるものでございます。 そして、支出につきましては、第1款資本的支出を45億5,687万4,000円に定めるもので、前年度と比較し1億127万7,000円の減となっております。これは、主に配水設備改良費の減によるものでございます。 なお、第4条本文の括弧書きのとおり、収入から支出を差引きした33億622万5,000円の不足額は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,714万5,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2億8,312万4,000円、過年度分損益勘定留保資金8,462万6,000円、当年度分損益勘定留保資金14億3,206万円及び繰越利益剰余金14億8,927万円で補填するものでございます。 次の3ページに参りまして、第5条は、債務負担行為として水道施設台帳管理システム構築業務委託の期間及び限度額をそれぞれ定めるものでございます。 そして、第6条は、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めるものでございます。 次に、飛んで5ページをお願いいたします。予算に関する説明書となりますが、まず水道事業会計予算実施計画につきまして申し上げます。収益的収入及び支出の収入につきましては、1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益は水道料金でございます。 次の6ページに参りまして、支出につきましては、1款水道事業費用のうち1項営業費用は、浄配水場の運転管理業務委託料、機械設備等の修繕料、動力費、県水の受水費、検針や収納業務等の委託料、減価償却費などが主なもので、2項営業外費用は企業債利息等でございます。 次の7ページに参りまして、資本的収入及び支出の収入につきましては、配水管の布設工事や改良工事の財源となる企業債、一般会計からの出資金、消火栓設置工事の負担金、区画整理事業や下水道工事等に伴う工事の負担金、国庫等補助金、加入者分担金でございます。 次の8ページに参りまして、支出につきましては、1款資本的支出のうち1項建設改良費は、浄配水場の整備工事費、配水管布設工事費、配水管の改良、移設のための工事等が主なもので、2項企業債償還金は企業債元金分の償還金でございます。 次の9ページから10ページまでの水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書につきましては、経営活動に伴う資金収支を示すものでございます。 また、11ページから34ページまでに給与費明細書等の説明書を、35ページからは予算に関する参考資料を添付してございますので、御参照いただければと存じます。 以上が水道事業会計予算の説明でございます。 次に、議案第10号 令和4年度熊谷市下水道事業会計予算につきまして説明を申し上げます。令和4年度分から水道事業会計と統合した予算書となりますので、引き続きナンバー4の予算書55ページをお願いいたします。まず、予算総額につきましては、一番下の収益的支出第1款公共下水道事業費用34億7,355万7,000円及び次の56ページ、下から5行目の第1款公共下水道事業資本的支出33億644万3,000円の合計で67億8,000万円となり、前年度と比較しますと2億6,900万円、4.13%の増となっております。 次に、各項目につきましては、戻りまして55ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。その収入につきましては、第1款公共下水道事業収益を37億2,488万8,000円に定めるもので、繰入金の見込み等の影響を考慮した結果、前年度と比較し6,363万7,000円の増となっております。 そして、支出につきましては、第1款公共下水道事業費用を34億7,355万7,000円に定めるもので、前年度と比較し9,220万9,000円の増となっております。これは、主に管渠費の増によるものでございます。 次の56ページに参りまして、第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。その収入につきましては、第1款公共下水道事業資本的収入を20億7,755万9,000円に定めるもので、前年度と比較し2億63万3,000円の増となっております。これは、建設改良費の増に伴い、その財源となる企業債の増によるものでございます。 そして、支出につきましては、第1款公共下水道事業資本的支出を33億644万3,000円に定めるもので、前年度と比較し1億7,679万1,000円の増となっております。これは、主に管渠建設費の増によるものでございます。 なお、第4条本文の括弧書きのとおり、収入から支出を差引きした12億2,888万4,000円の不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,610万8,000円、当年度分損益勘定留保資金9億7,645万7,000円、繰越利益剰余金処分額1億416万2,000円及び当年度利益剰余金処分額1億215万7,000円で補填するものでございます。 次の57ページに参りまして、第5条は企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めるものでございます。 次に、飛んで59ページをお願いいたします。予算に関する説明書となりますが、まず下水道事業会計予算実施計画につきまして申し上げます。収益的収入及び支出の収入につきましては、1款公共下水道事業収益、1項営業収益は、下水道使用料と一般会計からの負担金が主なものでございます。 次の60ページに参りまして、支出につきましては、1款公共下水道事業費用のうち1項営業費用は、管渠の維持管理費、ポンプ場、処理場の運転管理や徴収業務の委託費、県流域下水道への維持管理負担金、減価償却費などが主なもので、2項営業外費用は企業債利息等でございます。 次の62ページに参りまして、資本的収入及び支出の収入につきましては、下水道管渠布設工事の財源とするための企業債、国庫補助金、受益者負担金などでございます。 次の63ページに参りまして、支出につきましては、1款公共下水道事業資本的支出のうち1項建設改良費は、下水道管渠敷設工事費、支障物件移設補償費及び県流域下水道への建設負担金、2項企業債償還金は企業債元金分の償還金、3項固定資産購入費は土地の購入費でございます。 次の64ページから65ページまでの下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書につきましては、経営活動に伴う資金収支を示すものでございます。 また、66ページから87ページまでに給与費明細書等の説明書を、89ページからは予算に関する参考資料を添付してございますので、御参照いただければと存じます。 以上が上下水道事業会計予算の説明でございます。これら2議案につきましてよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ◎高橋千春財政課長 続きまして、補正予算につきまして御説明申し上げます。 表紙にナンバー5と表示のあります令和3年度熊谷市一般会計・特別会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。1ページをお願いいたします。初めに、議案第11号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第12号)につきまして申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に33億5,968万7,000円を追加し、総額を769億2,632万4,000円とするものでございます。この内容につきましては後ほど説明を申し上げます。 第2条は繰越明許費、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表により申し上げますので、5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費につきまして申し上げます。事業名の欄の一番上、「STOPコロナ」シティプロモーション事業から、一番下の「STOPコロナ」子育て世帯学校給食応援事業までの10事業でございますが、いずれも国の補正予算等を活用し、3月補正予算に前倒しして予算を計上し、記載の金額を令和4年度に繰越しして執行するものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございますが、(仮称)道の駅「くまがや」事業者選定支援業務委託は、期間及び限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、7ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございますが、一番上の水道事業会計出資事業、その下の消防施設整備事業は、事業費の確定に伴いまして、その下の学校施設整備事業は、小・中学校トイレ整備事業の財源とするため、一番下の臨時財政対策は、財源調整によりまして、それぞれ限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、別冊でナンバー6と表示のございます令和3年度熊谷市一般会計・特別会計補正予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。 1ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、1款市税から22款市債まで、記載のとおり補正するものでございます。 2ページに参りまして、歳出でございますが、2款総務費から10款教育費まで、記載のとおり補正するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、16ページをお願いいたします。主な内容につきまして事業ごとに説明いたしますので、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。 初めに、2款総務費でございますが、一番上の人件費の退職手当は、勧奨退職に伴う不足分を追加するものでございます。 2つ下の財政調整基金積立事業は、今後の財政需要に備えるため、基金積立金を追加するものでございます。 2つ下の「STOPコロナ」地域公共交通支援事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地域公共交通への経済対策として、感染防止対策を実施した上で運行を継続するゆうゆうバス事業者に対する支援を行うための新たな交付金を追加するものでございます。 その下の「STOPコロナ」シティプロモーション事業は、ポストコロナを見据えたシティプロモーションとして電子雑誌、紙冊子及び動画を制作する事業につきまして国の補正予算を活用し、記載の金額を前倒しして予算計上し、翌年度に繰越しして執行するものでございます。 その下のくまがや交通安全フェア事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったことから、関係経費を減額するものでございます。 また、17ページに参りまして、上から2番目の熊谷さくらマラソン大会事業、少し飛びますが、24ページに参りまして、一番下の熊谷うまいもんカップ実施事業も同様に関係経費を減額するものでございます。 前にお戻りいただきまして、17ページをお願いいたします。一番下の荒川公園周辺再整備事業は、今年度の事業費の確定に伴い関係経費を減額するものでございます。 また、19ページに参りまして、一番下の地域密着型サービス等整備助成事業、20ページに参りまして、上から2番目の「総合戦略」民間保育所等施設整備事業、23ページに参りまして、ほ場整備事業、25ページに参りまして「総合戦略」池上地区「道の駅」整備事業も同様に関係経費を減額するものでございます。 前にお戻りいただきまして、18ページをお願いいたします。マイナンバーカード等交付事業は、国のマイナンバーカードの普及促進の取組に対応するため、マイナンバーカードの作成等の業務を行う地方公共団体情報システム機構に対する交付金を追加するものでございます。 20ページをお願いいたします。3款民生費でございますが、上から3つ目の特定教育・保育施設等給付事業は、認定こども園等の運営費に対する負担金の不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 2つ下の児童手当等支給事業は、法改正に伴う児童手当の特例給付に関する制度改正に対応するため、必要なプログラム改修委託料を計上するものでございます。 22ページをお願いいたします。4款衛生費でございます。上の水道事業繰出事業は、水道事業会計が実施する管路の耐震化事業に出資するものでございますが、対象事業費の減が見込まれますことから、これを減額するものでございます。 その下の「STOPコロナ」自宅療養者支援事業は、自宅療養者に対してパルスオキシメーターの配送、食料及び生活必需品の宅配等を引き続き実施するほか、自宅療養中の妊婦の健康状態を把握するための分娩監視装置を購入する医療機関への補助につきまして、国の補正予算を活用し、記載の金額を前倒しして予算計上し、翌年度に繰越しして執行するものでございます。 少し飛びますが、29ページをお願いいたします。10款教育費でございますが、上の小学校図書館図書等整備事業、また30ページに参りまして、上の中学校図書館図書等整備事業は、小・中学校の図書整備のための寄附を頂きましたことから、寄附金を活用し、図書購入費を追加するものでございます。 前にお戻りいただきまして、29ページをお願いいたします。小学校トイレ整備事業は、教育環境の向上を図るため、トイレの洋式化等の改修工事を計画的に実施するものでございますが、大幡小学校、佐谷田小学校及び中条小学校の工事を国の予算を活用し、記載の金額を前倒しして予算計上し、翌年度に繰越しして執行するものでございます。 また、30ページに参りまして、中学校トイレ整備事業は、先ほどの小学校と同様に別府中学校及び奈良中学校の工事を前倒しして予算計上するものでございます。 31ページをお願いいたします。下の「STOPコロナ」社会教育施設運営支援事業は、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る利用制限を実施している社会教育施設の指定管理者に対しまして支援を行うための交付金を計上するものでございます。 32ページをお願いいたします。上の「STOPコロナ」学校感染症対策事業は、小・中学校における感染症対策や児童・生徒の学習機会を保障する取組の関連経費について、国の補正予算を活用し、記載の金額を前倒しして予算計上し、翌年度に繰越しして執行するものでございます。 続きまして、歳入につきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして、3ページをお願いいたします。歳入につきましては説明欄を御覧ください。初めに、1款市税は、決算見込みを勘案し、個人市民税、法人市民税及び固定資産税の滞納繰越について、調定額と収納額の増加が見込まれるため追加するものでございます。 4ページに参りまして、10款地方特例交付金でございますが、上の地方特例交付金は、交付額の決定に伴い増額分を追加するものでございます。 下の新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、中小事業者等の固定資産税等の課税標準の特例による減収を補填するため創設されたもので、交付見込額を計上するものでございます。 5ページに参りまして、11款地方交付税でございますが、普通交付税の交付額の決定に伴い、増額分を追加するものでございます。 6ページに参りまして、15款国庫支出金から8ページの16款県支出金は、次のページにわたりますが、金額の確定や今回の歳出予算の補正に関連して、それぞれ定められた額を補正するものでございます。 10ページに参りまして、18款寄附金は、市民の皆様から頂きました寄附金やふるさと熊谷応援寄附として市外の方から頂きました寄附金を記載のとおり補正するものでございます。このうち基金への寄附金につきましては、歳出予算においてそれぞれの基金に積立てまたは繰出しを行うものでございます。 12ページに参りまして、19款繰入金でございますが、財政調整基金繰入金及び職員退職手当基金繰入金は、令和3年度予算の財源調整がつきましたことから、予定をしておりました基金からの繰入金をそれぞれ減額するものでございます。 13ページに参りまして、20款繰越金でございますが、前年度繰越金は今回の補正に係る財源として追加するものでございます。 14ページに参りまして、21款諸収入でございますが、上の後期高齢者医療療養給付費負担金過年度分還付金は、令和2年度分の療養給付費に係る負担金の精算に伴う埼玉県後期高齢者医療広域連合からの還付金を計上するものでございます。 下の大里広域市町村圏組合過年度分返納金は、令和2年度分の介護給付費等に係る負担金の精算に伴う組合からの返納金を計上するものでございます。 15ページに参りまして、22款市債につきましては、先ほど補正予算書の第3表、地方債補正で御説明したとおりでございます。 以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、特別会計につきまして御説明を申し上げます。特別会計につきましては、補正予算書により申し上げますので、再び表紙にナンバー5と表示のあります補正予算書を御覧いただきたいと存じます。 9ページをお願いいたします。議案第12号 令和3年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に6億6,945万6,000円を追加し、総額を200億465万4,000円とするものでございます。 12ページに参りまして、歳出でございますが、2款保険給付費は、1項療養諸費及び2項高額療養費の不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 8款1項償還金及び還付加算金は、国、県の交付金等の確定に伴い返納金を計上するものでございます。 以上で補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ◎渡邉功上下水道部長 続きまして、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきまして説明を申し上げます。 初めに、議案第13号 令和3年度熊谷市水道事業会計補正予算(第2号)について説明申し上げますので、表紙にナンバー7と表示してあります令和3年度熊谷市水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則で、第2条において予算、第4条の資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。その内容は、収入における第1款資本的収入、第2項出資金につきまして、本年度における水道管耐震化工事に係る決算見込みを勘案して減額の補正をするものでございます。 また、あわせて資本的収支、不足額の補填財源につきまして令和2年度決算を反映した金額に改めるものでございます。なお、これらを反映して作成いたしました補正予算に関する3ページからの説明書及び11ページの参考資料を添付してございますので、御参照いただければと存じます。 以上が水道事業会計補正予算の説明でございます。 次に、議案第14号 令和3年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)について説明を申し上げますので、表紙にナンバー8と表示してあります令和3年度熊谷市下水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則で、第2条において、予算第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用につきまして資本的支出の建設改良費及び企業債償還金の間のものを加える補正でございます。これは、3月に支払う企業債償還金につきまして予算不足となる見込みであることから、流用を可能とするものでございます。 以上が下水道事業会計補正予算の説明でございます。 これら2議案につきまして、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △(議案第15号)ないし(議案第26号)の説明省略 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 ただいま説明のありました議案のほか、議案第15号 熊谷市情報公開条例の一部を改正する条例から議案第26号 市道路線の廃止についてまで、以上12件については、いずれも提案理由の説明が記載されておりますので、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号から議案第26号まで、以上12件については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △散会について ○大久保照夫議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。              午後 零時22分  散 会...