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06月22日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号

  • 核拡散防止条約(/)
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  1. 熊谷市議会 2021-06-22
    06月22日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号


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    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  6月 定例会(第2回)〇 議 事 日 程                   (6月22日〔火〕午前10時開議)第 1 (議案第29号) 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)    (議案第30号) 熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例    (議案第31号) 熊谷市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例    (議案第32号) 熊谷市税条例等の一部を改正する条例    (議案第33号) 熊谷市こども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例    (議案第34号) 熊谷市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例    (議案第35号) 熊谷市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例    (議案第36号) 熊谷市立児童クラブ条例の一部を改正する条例    (議案第37号) 熊谷市道路の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部             を改正する条例    (議案第38号) 熊谷市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例    (議案第39号) 熊谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一             部を改正する条例    (議案第40号) 熊谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関す             る条例の一部を改正する条例    (議案第41号) 財産の取得について             (支援車(Ⅱ型))    (議案第42号) 市道路線の認定について    (議案第43号) 市道路線の廃止について    (議案第45号) 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第3号)    (請願第 1号) 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を             求める請願    (請願第 2号) 熊谷市におけるパートナーシップ認証制度の創設を求める請願                  (総務文教、市民福祉、都市建設各常任委員長報告~採決)第 2 (議提議案第1号) エリアマネジメント対策特別委員会の設置について    (議提議案第2号) デジタルトランスフォーメーション推進特別委員会の設置について    (議提議案第3号) SDGs推進特別委員会の設置について                                      (上程~採決)第 3          大里広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙第 4 (議案第46号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第47号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第48号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第49号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第50号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第51号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第52号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第53号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第54号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第55号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第56号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第57号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第58号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第59号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第60号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第61号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第62号) 熊谷市農業委員会委員の任命について    (議案第63号) 熊谷市農業委員会委員の任命について                                      (上程~採決)第 5 (議案第64号) 熊谷市農業委員会委員の任命について                                      (上程~採決)第 6          議会閉会中の調査事項                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のほか    (議提議案第4号) 廃絶に向けた取組を求める意見書                                      (上程~採決)                                            〇議長及び副議長 議  長 29番 大 久 保  照  夫 議員 副 議 長 11番 小  島  正  泰 議員                                            〇出席議員(30名)   1番  白  根  佳  典  議員    2番  中  島  千  尋  議員   3番  沼  上  政  幸  議員    4番  新  島  一  英  議員   5番  田  中     正  議員    6番  山  下  一  男  議員   7番  影  山  琢  也  議員    8番  鈴  木  理  裕  議員   9番  千  葉  義  浩  議員   10番  腰  塚  菜 穂 子  議員  11番  小  島  正  泰  議員   12番  権  田  清  志  議員  13番  石  川  広  己  議員   14番  小  鮒  賢  二  議員  15番  閑  野  高  広  議員   16番  守  屋     淳  議員  17番  林     幸  子  議員   18番  関  口  弥  生  議員  19番  野  澤  久  夫  議員   20番  黒  澤  三 千 夫  議員  21番  須  永  宣  延  議員   22番  小  林  一  貫  議員  23番  桜  井  く る み  議員   24番  三  浦  和  一  議員  25番  大  山  美 智 子  議員   26番  森     新  一  議員  27番  富  岡  信  吾  議員   28番  福  田  勝  美  議員  29番  大 久 保  照  夫  議員   30番  栗  原  健  曻  議員                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者       市     長    富   岡       清       副  市  長    長 谷 川       泉       市 長 公 室 長    高   柳       勤       危 機 管 理 監    髙   橋   秀   之       総 合 政策部長    山   崎       実       総 務 部 長    本   多       俊       市 民 部 長    小   林   教   子       福 祉 部 長    植   原   利   和       環 境 部 長    石   井       茂       産 業 振興部長    松   岡   八   起       都 市 整備部長    上   山       武       建 設 部 長    荻   野   秀   夫       消  防  長    渋   澤   健   司       上 下 水道部長    渡   邉       功       会 計 管 理 者    向   井       徹       教 育 委 員 会    野   原       晃       教  育  長       教 育 次 長    鯨   井   敏   朗       選挙管理委員会    橋   本       肇       事 務 局 長       監 査 委 員    大   熊   宏   之       事 務 局 長       農 業 委 員 会    山   下   克   巳       事 務 局 長                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    堀   越   奈 緒 美       副  局  長    大   野       浩       次長兼庶務係長    清   水       誠       主  幹  兼    浅   見   祐   功       議 事 調査係長       主     査    野   間   謙   治       主     査    森       哲   也       主     査    中   山   亜   紀              午前10時00分  開 議 ○大久保照夫議長 出席議員が定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 開会前配付いたしました文書は、1つ、本日の議事日程、1つ、議提議案第1号 エリアマネジメント対策特別委員会の設置について、1つ、議提議案第2号 デジタルトランスフォーメーション推進特別委員会の設置について、1つ、議提議案第3号 SDGs推進特別委員会の設置について、1つ、議案第46号から議案第64号まで、熊谷市農業委員会委員の任命について、合計19件、1つ、議会閉会中の調査事項一覧表、以上6件であります。 これより日程に入ります。 △各常任委員会付託案件に関する委員長報告大久保照夫議長 日程第1、議案第29号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)から議案第43号市道路線の廃止についてまで及び議案第45号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第3号)並びに請願第1号 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願及び請願第2号 熊谷市におけるパートナーシップ認証制度の創設を求める請願、以上18件を一括議題といたします。 申し上げます。新型コロナウイルス感染対策のため、理事者におかれましては、この後、最小限の出席者での対応をお願いします。 なお、退席に際し、席札は立てたままとしていただきますようお願いします。 議員におかれましては、引き続き全員出席でお願いします。 暫時休憩します。              午前10時02分  休 憩                                                          午前10時03分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開します。 △各常任委員会付託案件に関する委員長報告続行大久保照夫議長 以上18件について、各常任委員会の審査の経過及び結果について、順次、各常任委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。              〔沼上政幸総務文教常任委員長登壇〕 ◆沼上政幸総務文教常任委員長 総務文教常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案5件、請願2件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る8日に委員会を開催し、審査が終了しましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第30号「熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「押印手続の見直しは合理的ではあるが、オンラインや電子申請による審査申出が今後は主流になっていくのか伺いたい。」とただされ、市民税課長から、「審査手続は、申出者と評価庁の間で、どこに争点があるのかを明らかにするということが重要であり、その争点が書面でも十分確認できれば推進されていくものと考える。」旨の答弁がなされました。 議案第30号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号「熊谷市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「条例改正をすることとなった背景を伺いたい。」とただされ、職員課長から、「国において、全ての行政手続を対象に、原則として書面、押印、対面での手続を不要とするための取組が進められている中、国家公務員が行う服務の宣誓について見直しが行われたことから、本市においても同様の見直しを行うものである。」旨の答弁がなされました。 議案第31号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号「熊谷市税条例等の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「軽自動車税グリーン化特例の見直しによる市税収入への影響額は、どの程度見込まれているのか伺いたい。」とただされ、市民税課長から、「令和3年度と同様に新車の取得があったものと仮定して、影響台数は約110台で、約13万円の増収となる見込みである。」旨の答弁がなされました。 議案第32号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第41号「財産の取得について(支援車(Ⅱ型))」について申し上げます。 主な質疑では、「支援車(Ⅱ型)の具体的な使用方法について伺いたい。」とただされ、警防課長から、「通常の火災出動では水槽付のコンテナを積載して、水槽付消防ポンプ自動車として使用するが、風水害や特殊災害等があった場合には、資器材が搭載されているコンテナに素早く積み替えて資器材を搬送するということで、2種類の使用方法がある。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「既に支援車(Ⅰ型)は導入されているということだが、東日本大震災などの大災害時に出動したのか伺いたい。」とただされ、同課長から、「平成23年の東日本大震災、平成27年の関東・東北豪雨に出動した実績がある。」旨の答弁がなされました。 議案第41号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第29号「令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「消防施設維持管理等経費について、熊谷消防署、玉井分署及び妻沼消防署以外の施設の改修予定を伺いたい。」とただされ、消防総務課長から、「中央消防署は平成25年2月の開署当時に整備済みであり、大里分署及び江南分署は現在整備中である。」旨の答弁がなされました。 議案第29号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、請願第1号「「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願」について申し上げます。 審査におきましては、請願の紹介議員の出席を求め、請願の内容について質疑を行いました。 主な意見では、「核兵器禁止条約が国連で採択されたのは大きな進歩であり、現実に発効されたというのは、廃絶に向けた今後の大きな歩みとなることは間違いないと考える。現実には核兵器禁止条約の署名・批准国が核兵器非保有国であるということと、日本と同様にの脅威を感じている国などは、なかなか核兵器禁止条約に批准できないという現状は理解したが、保有国と核兵器非保有国とで世界が二分されている状況が続いている中で、日本政府の考え方は、「国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に、現実的な核軍縮を前進させる道筋を追及することが必要であり、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取組を粘り強く進めていく」としており、この考え方はもっともであり、支持せざるを得ないと考える。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「核兵器禁止条約の発効で、人類史上初めて核兵器を違法とする国際法が生まれ、歴史的な条約を力に、「核兵器のない世界」への道を切り開く新しい時代が始まった。発効は核兵器廃絶を目指す諸国政府と市民社会の共同した取組の画期的成果でもあり、一部の大国が支配する世界に代わり、全ての国が主人公となる新たな世界が到来しつつある。「唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶をリードする」と内外に明言している日本政府の動向は、世界から注目されている。日本が条約に参加すれば、世界とアジアの情勢を前に進める大きな変化を生み出すことになる。核兵器全面禁止のために真剣に努力する証として、核兵器禁止条約への署名と批准を行うべきだと考える。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「被害に遭われた方々の歴史を背負っていく中で、核兵器をなくしていくということは賛成であり、また、国際情勢が整ってから取りかかっていくのであれば賛成であるが、現時点で日本が署名、批准というのは、海外との関係からも時期尚早ではないかと考える。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「核兵器を違法とする史上初の国際条約ができたことにより、いわゆる「の傘」論に基づき、日本政府がこの条約を批准しない立場を取り続けることは正当化できるものではなく、国際協調や国連が掲げたSDGsの理念にも反するものと考える。唯一の被爆国である日本は、国際社会の中で、廃絶に向けてあらゆる取組を主導するべき立場であり、なき世界の実現に向けて、日本政府には一日も早い本条約への署名と批准を求める。」旨の意見が述べられました。 請願第1号については、ほかにも意見等述べられましたが、採決を行ったところ、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。 最後に、請願第2号「熊谷市におけるパートナーシップ認証制度の創設を求める請願」について申し上げます。 審査におきましては、請願の紹介議員の出席を求め、請願の内容について質疑を行いました。 主な意見では、「同性カップルなどの性的少数者が抱える困難は、可視化されにくい人権課題の一つであると認識している。地域社会の中で、多様な性の在り方が認められ、いかなる性自認や性的指向を持っていようとも、個人の尊厳が守られ、一人一人が尊重されることが何よりも重要である。国際社会の枠組みの中でも、SDGsの一つとして「ジェンダー平等の実現」が示されており、また、五輪憲章には「性的指向による差別禁止」が盛り込まれているなど、その理念は、もはや普遍的なものと認識されている。国内、県内で制度創設の動きが広がりつつある中で、熊谷市においても人権課題の早期解決に資するよう、制度を創設することを求めるものである。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「多様性の時代であり、少数の考えを尊重するということは基本であると考える。渋谷区で初めて導入されたこの制度はまだ黎明期で、いろいろな課題があると考えるが、その点を洗い出して表に出していくというのも今後は必要である。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「制度を創設することによって、性的少数者にとっても住みやすい、魅力あるまちづくりにしてほしいということであるので、制度を創設する方向で検討するというのは良いことだと考える。また、近隣市町で制度が創設されはじめており、自治体間を異動したときにどのような問題が生じるのかということで、近隣市町との制度の整合性についても、制度設計の段階での検討が必要である。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「最近では、LGBTは世界的にも人権問題として取り上げられるようになったが、今なお偏見や差別は根強く、個人の尊厳を尊重し、ありのままの生き方を認める人権上の課題となっている。世界的にも社会制度を見直し、LGBTの人たちが排除されている現状を改める動きが広がっている。日本の現在の法律では、婚姻は男女間のみとされていることから、家族として認められず、家を借りるときや病気の際の治療における承諾などが認められないケースがあることから、行政が同性の家族として認証することで便宜を図る自治体が広がっており、当事者の願いが反映されるよう、請願の採択を求める。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「制度の創設が進んでほしいが、ハードルがたくさんあると考える。そうした中で、熊谷市で制度の創設を進めていくのであれば、前例にとらわれることなく、恐れることなく前例を作っていくという形で、いろいろなことを前に進めていっていただいて人権を守っていくことが必要である。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「一人一人が多様性を認め合って、自分らしく暮らせる社会の実現を目指す上でも、極めて意義が大きいものと考える。宣誓によって、具体的な法的効果が生じるものではないが、制度の構築は、LGBTの方の生活上の困難や生きづらさが軽減されるなど、性の多様性に対する社会的な理解が進むきっかけの一つとなり、重要性が高いものであると考える。一方で、LGBTに関することは特にセンシティブな課題であり、当事者の方々の人権を最大限尊重しつつ、慎重で丁寧な検討も大切ではないかとも考える。今後は、多くの市民や事業者などにも、LGBTについて正しく適切な共通理解が得られるように、広報なども並行して更に強化していくことが必要である。」旨の意見が述べられました。 請願第2号については、ほかにも意見等述べられましたが、採決を行ったところ、全会一致で、採択すべきものと決定しました。 なお、本請願が本会議において採択された場合には、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求するとともに、その報告の期限を令和4年3月定例会までとすることと決定しました。 以上が、総務文教常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、議決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○大久保照夫議長 以上で総務文教常任委員長の報告は終了いたしました。 ○大久保照夫議長 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。              〔中島千尋市民福祉常任委員長登壇〕 ◆中島千尋市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で本委員会に付託された案件は、議案8件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る9日と16日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第33号「熊谷市こども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「電子資格確認に関して、現状を含め、今後のスケジュール及び本市に新たな費用負担や人的負担が生じるかについて伺いたい。」とただされ、こども課長から、「本年3月に試験的に導入され、10月に本格運用をしているが、全国的に医療機関でのカードリーダ等の導入実績も少ないことから、当面の間は従来の被保険者証と並行して運用していく形になると考える。そのため、現時点で新たな費用負担、人的負担等については生じないものと考える。」旨の答弁がなされました。 議案第33号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第34号「熊谷市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第35号「熊谷市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「オンライン登録した方が、オンライン上で確認可能となる情報を伺いたい。」とただされ、障害福祉課長から、「マイナポータルを活用し、特定健診や薬剤の情報、医療費情報の確認をすることが可能となる。」旨の答弁がなされました。 議案第35号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第36号「熊谷市立児童クラブ条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「待機児童数の推移について伺いたい。」とただされ、学童保育担当副参事から、「各年度4月1日において、平成29年度71人、30年度49人、令和元年度110人、2年度116人、3年度139人である。」旨の答弁がなされました。 さらに、同委員から、「待機児童の解消見込みについて伺いたい。」とただされ、同担当副参事から、「第2期熊谷市子ども・子育て支援事業計画の最終年度である令和6年度末までの解消を目指して児童クラブの整備を進めている。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「第4箱田児童クラブの開設時期が、需要の多い夏期休暇中ではない理由を伺いたい。」とただされ、同担当副参事から、「第4箱田児童クラブは、校舎内の余裕教室を活用するため、工事で発生する音や振動が授業の妨げにならないよう夏期休暇中に整備を行うことから、開設時期を令和3年9月1日とした。」旨の答弁がなされました。 議案第36号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第39号「熊谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号「熊谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「熊谷市内の小規模住居型児童養育事業者の数と今回の改正により対象となる児童数を伺いたい。」とただされ、保育課長から、「市内3事業所に13名が入所しているが、対象児童はいない。」旨の答弁がなされました。 議案第40号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号「令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、追加付託されました議案第45号「令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 主な質疑では、「「STOPコロナ」生活困窮者自立支援金支給事業について、その周知方法を伺いたい。」とただされ、生活福祉課長から、「市ホームページへの掲載とあわせて、対象が377世帯と見込まれることから、直接郵送などで申請の勧奨を行うことが効果的と考えるが、国や県等と協議していく。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「新型コロナウイルスワクチン接種事業について、ディープフリーザーの設置状況を伺いたい。」とただされ、感染症対策担当副参事から、「順次配置され、現在、予定された場所への設置は完了している。」旨の答弁がなされました。 議案第45号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○大久保照夫議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終了いたしました。 ○大久保照夫議長 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。              〔関口弥生都市建設常任委員長登壇〕 ◆関口弥生都市建設常任委員長 都市建設常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案5件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る9日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第37号「熊谷市道路の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「歩道にカフェやベンチを設置することは、今までは通行の妨げになるので規制されていたが、今回の改正を機に積極的に実施されるようになるのか伺いたい。」とただされ、道路課長から、「オープンカフェのような形を歩道上で行えるよう制度化したもので、歩行者等が通行しても支障がない余裕のあるスペースが確保できれば、歩行者利便増進道路として指定していく可能性はある。」旨の答弁がなされました。 議案第37号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第38号「熊谷市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「適用除外の規定に該当するものは、災害以外にどのようなものを想定しているか伺いたい。」とただされ、道路課長から、「災害以外に該当するものとしては、設備の故障等が考えられる。」旨の答弁がなされました。 議案第38号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第42号「市道路線の認定について」及び議案第43号「市道路線の廃止について」は関連がありますので、一括して上程し、審査を行いました。 議案第42号及び議案第43号については、特に質疑等はなく、順次採決を行ったところ、いずれの議案も全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第29号「令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「みどりの基金積立事業について、基金の取崩しの有無と、取り崩した場合の用途について伺いたい。」とただされ、公園緑地課長から、「過去4回取り崩し、熊谷ふるさとの森づくり事業、新堤緑地の桜の診断業務委託等にそれぞれ充当した。」旨の答弁がなされました。 議案第29号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、都市建設常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○大久保照夫議長 以上で都市建設常任委員長の報告は終了いたしました。 △各常任委員長の報告に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △各常任委員長の報告に対する討論 ○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 討論は、委員会での審査が可決または採択とされたものと、不採択とされたものの2つに分かれて行います。 まず、委員会での審査が可決または採択とされました議案第29号から議案第43号まで及び議案第45号並びに請願第2号についての討論を行います。 初めに、委員長報告に対する反対討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕
    大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で議案第29号から議案第43号まで及び議案第45号並びに請願第2号についての討論を終結いたします。 次に、請願第1号について、委員会での審査が不採択となりましたので、本請願を採択とすることについての討論を行います。 初めに、賛成討論の方。              〔25番大山美智子議員登壇〕 ◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。              〔「休憩」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 暫時休憩します。              午前10時44分  休 憩                                                          午前10時44分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △討論続行 ◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。私は、請願第1号 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願に対し、ぜひ採択をお願いしたく、賛成討論を行います。 1945年8月6日午前8時15分広島に、9日午前11時2分長崎に原爆が投下されました。人類史上初の都市に対する攻撃であり、その年末までに、広島では当時の人口35万人のうち約14万人、長崎では24万人のうち7万人の方が亡くなられました。その後、1954年3月1日午前3時45分、アメリカが太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験、ブラボーの爆発力は、広島に投下された原爆のおよそ1,000倍もあり、世界に衝撃を与えました。爆心地から160キロほど離れた地点で操業をしていた日本のマグロ漁船第五福竜丸は、いわゆる死の灰を浴びて被爆し、大きな社会問題となりました。さらに、現地の島民は、被爆をしても補償や治療を受けられず、長期にわたって置き去りにされてきました。実験により被爆した人々は、世界に多く存在しているのです。アメリカだけでなく、ソ連、イギリス、フランス、インド、中国など、実験を繰り返す中、2発だった核兵器が、1986年には約6万5,000基にも膨れ上がりました。しかし、アメリカとソ連の間で中距離戦力を全面的に禁止する条約が締結されたこと、ソ連の崩壊、拡散条約、オバマ元大統領のなき世界を訴えたプラハでの演説、拡散条約再検討会議の決裂、イラン協議の最終合意と荒波がありましたが、平和を願う人たちの努力の中で、流れは軍縮方向に進んできていました。 2017年7月7日、国連加盟国122か国の賛成多数により採択された核兵器禁止条約は、核兵器の使用や威嚇、生産、実験、配備などを広く禁止しています。前文は、完全廃絶こそが二度と使われないための唯一な方法だとうたい、被爆者援護、被爆者支援、環境回復の規定を盛り込むなど、日本の被爆者の長年の要求も反映されています。その立て役者となった核兵器廃絶国際キャンペーンICANにノーベル平和賞が贈られています。そして、既に昨年、発効に必要な50か国の批准を達成し、今年1月22日に核兵器禁止条約が発効されました。核兵器廃絶条約の発効は、核兵器廃絶を目指す諸国政府と市民社会の協働した取組の画期的な成果でもあり、一部の大国が支配する世界に代わり、全ての国が主人公となる新たな世界が到来しつつあります。発効当日は、被爆者や関係者から喜びの声が次々と上がり、国連事務総長のアントニオ・グテーレスさんは、「発効は、これらの人々の長きにわたる活動への賛美です」と述べています。日本原水爆被害者団体協議会は、日本政府に禁止条約への署名・批准を求める集会を衆議院会館で開き、全ての政党と外務省に要請をいたしました。しかし、保有国は、いずれも禁止条約への参加を拒んでいます。核兵器の使用や開発の流れがこれまで以上に厳しく非難されるのは必至です。核兵器に固執する国々は、今後、国際社会からさらに大きな圧力を受けることになるでしょう。保有国の軍事行動自体も制約されます。 核兵器を搭載した艦船、航空機の領域内の航行の権利を米国に認めてきたパラオや、弾頭ミサイル実験場をロシアに提供してきたカザフスタンも禁止条約を批准しました。唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶をリードすると内外に明言している日本政府の動向は、世界からも注目されています。米国のの傘を理由に、条約参加国と保有国の橋渡しをするとの従来の立場で世界の流れに背を向け続け、条約参加を拒んでいることは、被爆国としての責任を放棄していると言わざるを得ません。アメリカや日本政府が取っている抑止という考えは、いざとなれば、広島、長崎のような破滅的な人道的結果を容認するものであり、到底許されるものではありません。こうした態度は、国連が掲げたSDGsの精神にも反します。廃絶や核軍縮を現実的に進めるには、保有国を巻き込む必要がありますが、現在条約には1か国も含まれていません。実効性がないだけでなく、保有国と非保有国との分断を生むと指摘する外務省幹部も一部にはいます。 その一方で、唯一の被爆国である日本は、廃絶に向け国際社会をリードする責務を負うともしています。アメリカのペリー元国務長官は、長崎市内で開かれた国際シンポジウム2020「核兵器廃絶への道 ~世界の危機に、歩みを止めない~」で、「今日、アメリカ、ロシアが保有する熱爆弾は、1発で広島、長崎に投下された爆弾の100倍の破壊力を持つ。爆弾は人類の存亡に関わる脅威」だとし、「この恐るべき問題を永久的に解決する方法は、核兵器の廃絶だ」と発言をされています。国内でも、広島市の松井市長が、今年の平和記念式典で読み上げる平和宣言で、核兵器禁止条約に賛同していない日本政府に対して、署名・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止め、日本が締約国になることで廃絶の一歩となることを述べると発表もされています。 世論調査では、菅内閣の支持層でも、57%が条約に参加するほうがよいと答え、不支持層では78%にも上りました。また、東京新聞でも参加すべきは72%と報じています。このように圧倒的多数が禁止条約への参加を求めており、日本が条約に参加すれば、世界とアジアの情勢を前に進める大きな変化を生み出すことになるでしょう。核兵器全面禁止のために真剣に努力するあかしとして、核兵器禁止条約への署名と批准を行うべきです。 日本政府核兵器禁止条約への参加を求める地方議会の意見書は、今年4月5日現在556に達し、全1,788議会の31%を超えました。静岡県富士宮市議会は全会一致で可決され、陳情には元市長、元副市長、地元の名士ら205人が賛同しました。意見書は、日本政府の姿勢を戦争被害者に対する背信行為と批判し、批准を求めています。長野県生坂村議会には、これは人道的な問題で批准は常識と、ここでも全会一致で可決されました。また、滋賀県甲良町議会では、日本共産党議員が提出者ですが、自民党経歴の議員が、唯一の被爆国の日本はリーダーシップの発揮をと賛成討論し、同じく全会一致で可決されています。埼玉県内では、桶川市議会で議員19人のうち18人の圧倒的多数の賛成で採択され、川口市、行田市、東松山市など、合わせて15の議会で意見書採択や趣旨採択がされています。このように、自治体での意見書採択が3割に達したのは、核兵器禁止条約を支持する国民世論の広がりを示すものです。被爆者とともに市民が協働して議会に働きかけ、保守系、無所属、自民党、公明党を含む全会一致の可決が各地で見受けられます。 熊谷市は非核平和都市宣言のまちで、富岡市長も平和市長会議に参加されています。また、県内で唯一の戦災指定都市でもあります。議員の皆様には、熊谷から平和のための取組を進めるためにも、この日本政府に署名・批准を求める意見書の提出を求める本請願の採択に御賛同いただけますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○大久保照夫議長 次に、反対討論の方。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 請願第1号 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願に対する反対討論を行います。 核兵器禁止条約の第1条には、核兵器の実験、生産、保有だけでなく、使用することも、威嚇することも禁止するとあります。この義務は、保有国のみならず、非核保有国にもこれらの行為が禁止されます。そのため、核兵器禁止条約には、実際に核兵器の脅威に直面している国とそうでない国によって態度が大きく二分されてしまうという側面があります。現在、日本がこの核兵器禁止条約を署名、批准できない理由には、大きく2つあると考えます。1つ目は、現時点においては、一番の当事者である保有国が、この条約には1か国も参加していないということ。2つ目には、今日本は、いつ紛争に巻き込まれてもおかしくないという厳しい安全保障環境にあるということです。 現在この核兵器禁止条約に署名、批准している国は54か国ありますが、これらの国々は全て非核保有国であり、保有国からの批准は全く得られていないのが現状です。また、日本のように、実際に近隣諸国から核兵器の脅威に直面している国も参加をしていません。つまり、現在核兵器禁止条約に署名、批准している国は、を持たない、の脅威にもさらされていない国だけという形になっています。これではいつまでたっても核兵器の全廃という目的を果たすことはできません。大事なことは、保有国がこの条約にどうすれば参加できるようになるのかということだと思います。そのためには、地道な戦いではありますが、今まで以上に日本が保有国と非核保有国の橋渡し役となって、核兵器の廃絶に向けて、NPT、核拡散防止条約や、CTBT、核兵器の包括的実験禁止条約のさらなる拡大に向け、責任ある行動を取り続ける必要があります。そして、日本が中心となって核兵器保有国全体でのさらなる軍縮を進めさせることによって、それが限りなく小さな段階になって、初めて保有国の核兵器禁止条約の署名、批准につながっていくと考えます。 したがって、私は、核兵器のない世界の実現、核兵器廃絶という願いは、請願者と全く同じ思いでありますが、現時点における日本の当条約への参加は難しいと考えます。 以上のことから、本請願を採択することに反対するものであります。議員皆様におかれましても御賛同賜りますようお願い申し上げ、反対討論といたします。 ○大久保照夫議長 ほかに討論ございますか。              〔23番桜井くるみ議員登壇〕 ◆桜井くるみ議員 23番、桜井くるみです。請願第1号 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願に賛成の立場で討論します。 核兵器の開発から保有、威嚇、使用までの全てを禁止する核兵器禁止条約が今年1月22日に発効しましたが、核兵器を初めて違法とする国際法が誕生し、廃絶に向けた新たなステージが始まることになりました。感動して受け止めています。2017年7月7日、核兵器禁止条約が採択されたときの被爆者、サーロー節子さんは、「圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつての人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり核兵器の禁止を待ち望んできました。これを核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか」、このように語っています。そして、その日から3年半かけて発効までこぎつけたわけです。 しかし、核兵器保有国条約に反対し、そのの傘の下にある北大西洋条約機構、NATO諸国や、アメリカの抑止に安全保障を依存する日本政府は、この条約を批准しない方針です。共産党は、すぐ批准すべきという立場ですが、公明党などは、核兵器禁止条約を高く評価する一方、世界で唯一の被爆国日本は、両者の溝を埋めていくために、橋渡し役を積極的に行うことが必要だ。まずは、来年1月にも開催される核兵器禁止条約の第1回締約国会合に日本がオブザーバーとして加わるように、このように主張しています。 橋渡し役というのはどういう意味なのでしょうか。今の日本のように、軍縮が進んだ後に廃絶があると考えるのではなく、まず核兵器の禁止を決め、そこから必要となる検証制度などの議定書をつくることではないでしょうか。軸足をどこに置いて橋渡しをするのかが重要なのです。締約国会合では、今後、廃絶に向けた検証制度などが議論されますが、どんな議論でもその場にいないとプレーヤーになれません。その意味でも、軍縮、核兵器廃絶で存在感を発揮したいならば、日本は積極的にこの会合に参加すべきでしょう。それがたとえオブザーバーでもであります。 また、核兵器禁止条約に関し、保有国が入らないと廃絶にならないとの声もありますが、廃絶しなければならないという法規範がやっとでき、この法規範を強くすることが重要ではないでしょうか。締約国を現在の54か国から増やしていき、そして国連加盟国193か国の過半数が条約加盟国になれば、本当に強い法規範となります。核兵器禁止条約は、拡散条約や他の軍縮と矛盾するものではありません。拡散条約は、軍縮義務履行のための条約という側面もあります。核兵器禁止条約は、拡散の強化にもなるのではないでしょうか。 一つ一つの地方議会が核兵器禁止条約に批准の意見書を上げることは、日本の批准を後押しすることにもなります。核兵器禁止条約を真のものにするために意見書を上げていこうではありませんか。世界で唯一原爆を落とされた国に生きる人間の責務だと思います。議員皆様、ぜひ御賛同をお願いいたします。 ○大久保照夫議長 次に、反対討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ほかに討論もありませんので、以上で請願第1号についての討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。              午前11時07分  休 憩                                                          午前11時17分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △採決 ○大久保照夫議長 これより18件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 最初に、議案第29号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第2号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第29号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次に、議案第30号 熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第30号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次に、議案第31号 熊谷市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員会の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第31号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次に、議案第32号 熊谷市税条例等の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第32号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次に、議案第33号 熊谷市こども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第33号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次に、議案第34号 熊谷市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第34号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第35号 熊谷市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第35号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第36号 熊谷市立児童クラブ条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第36号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第37号 熊谷市道路の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第37号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第38号 熊谷市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第38号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第39号 熊谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第39号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第40号 熊谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第40号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第41号 財産の取得について(支援車(Ⅱ型))。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第41号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第42号 市道路線の認定について。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第42号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第43号 市道路線の廃止について。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第43号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議案第45号 令和3年度熊谷市一般会計補正予算(第3号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第45号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、請願第1号 「核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に求める意見書」の提出を求める請願。 本請願については、総務文教常任委員会での審査結果が不採択となっておりますので、請願を採択とすることについてお諮りいたします。 参加ボタンを押してください。 請願第1号について、本請願を採択とすることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成少数であります。 したがって、請願第1号については不採択とすることに決定されました。 ○大久保照夫議長 次、請願第2号 熊谷市におけるパートナーシップ認証制度の創設を求める請願。 参加ボタンを押してください。 本請願については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○大久保照夫議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、請願第2号については採択とすることに決定されました。 ただいま採択とすることに決定されました請願第2号については、執行部に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することといたします。              〔「議長、休憩」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 暫時休憩します。              午前11時31分  休 憩                                                          午後 1時17分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △日程の追加 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 先ほど三浦和一議員外4名の議員から議提議案第4号 廃絶に向けた取組を求める意見書が提出されました。本件を日程に追加し、直ちに議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、議提議案第4号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 以下、順次日程を繰下げいたします。 △(議提議案第4号)の上程、説明 ○大久保照夫議長 日程第2、議提議案第4号 廃絶に向けた取組を求める意見書、本案を議題といたします。 議案をタブレット端末に配付いたします。 配付漏れ等はございませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 事務局副局長が議案を朗読いたします。              〔職員朗読〕(議提議案第4号)                                   令和3年6月22日 議長 大久保 照 夫 様                        提 出 者  議 員  三 浦 和 一                          〃     〃   権 田 清 志                          〃     〃   山 下 一 男                          〃     〃   影 山 琢 也                          〃     〃   小 林 一 貫   議案提出について 令和3年第2回市議会定例会(6月22日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第4号]  廃絶に向けた取組を求める意見書 〔理     由〕  廃絶に向けた核兵器国と非核兵器国との「真の橋渡し」の役割を担うための早急な取組を求めるため 日本への原爆投下から76年目となる本年1月22日、核兵器の禁止に関する条約核兵器禁止条約)が、発効しました。この条約は、核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇など核兵器に関わる活動を全面的に禁止するとともに、初めて核兵器を違法とする国際法規範であり、廃絶を目指す画期的なものとなっています。日本政府は、現在のところ、署名、批准を行っていませんが、国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、今は、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に、現実的な核軍縮を前進させる道筋を追求することが必要であり、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取組を粘り強く進めていくとしています。 こうした中で、核兵器禁止条約の交渉が進むさなかに日本が立ち上げを表明し、これまで会合を重ねてきた「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」は、保有国、依存国、非保有国の識者による議論を踏まえ、国際社会は立場の違いを狭め、また、究極的にはなくすため、直ちに行動しなければならないとの共通認識を示していますが、核軍縮をめぐる状況は遅々として進んでおらず、これまで以上に危機感を持って取り組んでいかなければならない状況にあります。 よって、熊谷市議会は、日本政府に対し、唯一の戦争被爆国として、廃絶に向け核兵器国と非核兵器国との「真の橋渡し」の役割を我が国が担うため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求めるものです。                      記 1 新型コロナウイルス感染症拡大により延期となっているNPT運用検討会議に関し、同会議が開催される際には、成果文書のコンセンサス採択に向け、「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」やNPDI(軍縮・不拡散イニシアティブ)での成果の反映などにより、共通基盤の形成に貢献すること。 2 唯一の戦争被爆国として、新戦略兵器削減条約(新START)の対象分野拡大や中国をはじめとする他の核兵器国を含めた枠組みの拡大に向けて積極的貢献を行っていくこと。 3 唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けて核兵器禁止条約をめぐって深まった「溝」の橋渡しをはじめ、我が国の具体的な貢献の在り方を検討していくこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年6月22日                                     熊 谷 市 議 会  内閣総理大臣 様 総 務 大 臣 様 外 務 大 臣 様 ○大久保照夫議長 本案について提出者の説明を求めます。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 議員提出議案第4号 廃絶に向けた取組を求める意見書につきまして、提出議員の一人として提案説明をさせていただきます。 日本への原爆投下から76年目となる本年1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。この条約は、核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇など、核兵器に関わる活動を全面的に禁止するとともに、初めて核兵器を違法とする国際法規範であり、廃絶を目指す画期的なものとなっています。日本政府は、現在のところ署名、批准を行っていませんが、国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、今は現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に、現実的な核軍縮を前進させる道筋を追求することが必要であり、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取組を粘り強く進めていくとしています。 国連の軍縮担当上級代表を務める日本人女性初の国際連合事務次長である中満泉氏は、核軍縮をめぐる安全保障環境は、アメリカとロシアの対立に加え、アメリカと中国の対立が深まっており、さらには、全ての保有国が核兵器の近代化に力を入れ、量より質の面での軍拡競争が始まっていること。そして、中東や南アジア地域でも緊張が続き、北東アジアでも拡散のリスクが高まっていることなど、冷戦後、非常に厳しい状況であるとの認識を示しています。 一方、核兵器禁止条約が本年1月22日に発効したことから、軍縮についての国際情勢は明らかに変化してきており、こうした好機を捉え、日本が立ち上げを表明し、会合を重ねてきた核軍縮の実質的な進展のための賢人会議などをはじめ、日本はあらゆるチャンネルを活用して、保有国、依存国、非核保有国の溝を埋める橋渡しの役割を果たしていくべきであると考えます。 よって、政府に対し、県内唯一の戦災指定都市として、また、非核平和宣言都市として、廃絶に向け、核兵器国と非核兵器国との真の橋渡しの役割を日本政府がしっかり担うよう、熊谷市議会としてこの意見書の提出を求めるものであります。 議員皆様の御賛同を賜りますよう心からお願い申し上げ、提案説明といたします。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより本案に対する質疑に入ります。 ◆腰塚菜穂子議員 議席番号10番、腰塚菜穂子でございます。1点お伺いをします。 この意見書において、「国際社会における橋渡し役を果たし」、また、「「真の橋渡し」の役割を我が国が担う」、こうした文言が度々ございますが、真の橋渡しの役割を担う、その先に見据える、また、展望する世界は、あくまでも核兵器禁止条約が目指すところのなき世界という認識でよろしいのでしょうか。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 腰塚菜穂子議員の質疑にお答えいたします。 そのとおりだと思います。 ○大久保照夫議長 ほかに。 ◆大山美智子議員 唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶をリードすると内外に明言している日本政府が、やはりやらなければならないことは、核兵器の禁止条約に署名、そして批准をして、これを発信することこそが求められると思います。また、文中にも「初めて核兵器を違法とする国際法規範であり、廃絶を目指す画期的なものとなっています」という文書もありますけれども、そこで伺います。 軍縮は、文中に「核軍縮をめぐる状況は遅々として進んでおらず、これまで以上に危機感を持って取り組んでいかなければならない状況にあります」ということですけれども、遅々として進んでいないその理由、また、どうすれば進むのかの見解について伺いたいと思います。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 大山美智子議員からの質疑に分かる範囲でお答えしたいと思います。 1点目が遅々として軍縮が進まない理由、様々な理由があるかと思います。これだというものが、私が特定できるわけではございませんけれども、現実の問題として、現在核兵器の軍縮が一向に進んでいない。また、禁止条約についても保有国も、また、の脅威にさらされている国々も批准をしていないという現状を見たときに、そういった問題があるということが認識できるかなと思っております。 それから、もう一点は何でしたか。              〔「どうすれば進むのか」と言う者あり〕 ◆三浦和一議員 私もどうすれば進むのかというのは検討中でございます。こうすれば進むという回答は、私は持っておりませんが、できる限りこの軍縮に向けて皆さんの意見を一致させながら、核軍縮を少しずつ進めながら、最終的に禁止条約に署名、批准できるような方向へ持っていければいいなと思っております。 ◆大山美智子議員 理由が全体ではなくてもいいですけれども、大体の理由が分かって、また、どうすれば進むのかということが分かっていないといけないのかなと思いますし、この私たちが先ほど出した、否決された意見書を出してくださいという、それもそうですし、このそちらから今日出された意見書もそうですけれども、そういうことに目指すものということで意見書が出されるのだと思いますので、どうして進んでいないかの理由は、やはり日本政府が国際的にもきちんと日本政府の方向を示さないことが理由ではないか、そのためにも批准と署名というのは大事かなと私は思っていますので、ということで申し上げて、終わります。 ○大久保照夫議長 ほかに。 ◆桜井くるみ議員 ただいま出されました意見書の2番目に、「唯一の戦争被爆国として、新戦略兵器削減条約の対象分野拡大や中国をはじめとする他の核兵器を含めた枠組みの拡大に向けて積極的貢献を行っていくこと」とあります。新戦略兵器削減条約というのは、アメリカとロシア間で結んだものではありますが、日本として積極的貢献を行っていくというのは、ここではどういう意味なのか伺います。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 桜井くるみ議員の質疑にお答えいたします。 こちらの意見書の2番のところの新戦略兵器削減条約につきましては、先ほど桜井議員のおっしゃったとおり、アメリカとロシアの条約でありますけれども、今やロシアだけでなく、アメリカ、ロシア、中国といった大国が開発を進めている状況の中で、そういった枠組みの中に中国も引き入れて一緒に核軍縮の方向に進めていくよう日本政府として働いていただきたいという、そういう思いを込めましてこのような書き方をさせていただきました。 ◆桜井くるみ議員 中国も含めてという話でしたけれども、2国間が結んだこの条約に中国も入るようにと日本が言うということですか。 ◆三浦和一議員 日本がリードしていってほしいという、そういう願いでございます。 ○大久保照夫議長 ほかに。 ◆白根佳典議員 記、第1についてです。「NPDI(軍縮・不拡散イニシアティブ)での成果の反映により」ということですけれども、成果とはどのようなものでしょうか。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 白根佳典議員の質疑にお答えいたします。 成果文書についてですけれども、先ほどもちょっとお話が出てきましたけれども、核軍縮の実質的な進展のための賢人会議という形で、具体的に保有国でありますアメリカ、ロシア、中国も参加しております。そういった会議の中で、今後の核軍縮を進めての具体的な話合いが行われまして、そこでの成果というものがございます。そういったことも踏まえて、保有国と非核保有国とのコンセンサスをいかにつけていくのかという形で、その成果文書をぜひ使っていただきたいと、こういうことでございます。 ◆白根佳典議員 先ほどおっしゃられたのは、前段の賢人会議の成果文書ということだと思うのです。NPDIでの成果とはまた別なのではないでしょうか。 ◆三浦和一議員 会議自体は別ですが、そういった保有国と非核保有国とのそういう人たちが一堂に集まって、そして協議をして、いかに世界の核軍縮を進めていくかということを協議したこの核軍縮の実質的な推進のための賢人会議で得られた成果についてということでございますので、会議は別ですけれども、その中で会議された内容については、十分各国のコンセンサスを得るための材料として使っていくべきであると考えます。 ◆白根佳典議員 そのNPDIのところをちょっと答えていらっしゃらないと思うのですけれども、この提出されたもののこの根幹、禁止条約をめぐって深まった溝の橋渡しということですけれども、溝とはどういうもので、真の橋渡しとは具体的にどのようなものなのでしょうか。 ◆三浦和一議員 溝については、保有国と非核保有国の間に溝があるという言い方は、普通一般に考え、私は当然その考え方の違いではあるのかもしれませんけれども、普通に溝というように理解したのですけれども、溝が理解できないということであれば、それを説明するというのがなかなか難しいことでございますけれども、要は今の世の中、例えば、を持っている国、それも核兵器国というのは当時決まっていますけれども、実際にを持つ国はたくさんあります。それから、持っていることを表明していない国も実はたくさんあります。そういう中において、実質的にそういったを持つ国と持たない国という、その大きな溝があると私は認識しておりまして、そこの間でどういった共通の利益を確認しながらお互いの核兵器の削減に結びつけていくのかというのが真の橋渡し役という言い方をしているわけですけれども、具体的にではどう行動することが真の橋渡し役になるのかと言われますと、様々なことがありますので、一言では言えないかとは思うのですけれども、いずれにしてもこれは大変大きな溝があることは間違いありません。その辺のところを日本が入って、例えば署名、批准をしてそういう行動を取るのかということもあり得るのかもしれませんけれども、先ほどの前回出された意見書の提出の中でもありましたように、非常に今日本が抱えている安全保障の問題というのは微妙な時期でございます。先日も台湾環境について菅首相が守るということをアメリカと約束をしたようでございますけれども、そういう中においても、そういう状況の中で日本の国民の命をどう守るのかという大変な課題を日本政府は担っているわけでございますので、そういう立場の中で今できること、最大限にできることは何なのかということを考えたときに、署名、批准はできないけれども、まずはそういった保有国と非核保有国との間に立って、しっかりと橋渡し役、お互いの共通基盤はどういうところで見つけていくのかということを含めまして、そういうところから軍縮、そしてやがては禁止条約への批准という形の方向へ進めていく、そういう役割を日本政府が果たすべきではないかという意見書の内容でございますので、御理解頂きたいと思います。
    大久保照夫議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の方。              〔23番桜井くるみ議員登壇〕 ◆桜井くるみ議員 23番、桜井くるみです。廃絶に向けた取組を求める意見書が出されましたが、反対の立場で討論します。 先ほど核兵器廃絶の批准を求める請願が不採択とされました。非常に残念であります。その後にこの意見書が出されたわけですが、私は、日本が世界の中で初めて原爆を落とされて、たくさんの人を亡くして、豊かな大地も痛めつけられ、やっとはい上がってきたこの戦後の歴史の中で、核兵器を持たないという選択を、そして世界中から核兵器をなくすという選択を、日本がリードしていく必要があるかと思います。しかし、日本は核兵器は持っていませんが、アメリカのの傘に入って、しかし核兵器の恐ろしさは知っていながら、自分はに守られながら周りのを持つ国に軍縮しろ、はなくせと言っているわけです。それは本当におかしいというか、絶対間違っていることだと思います。自分がで守られていながら、を持っている国と持っていない国の橋渡しをするということが、本当にできるのでしょうか。 先ほどの請願のときにも申し上げましたが、日本がどこに主軸を置くのか。核兵器をなくしていく、そのために世界中の人たちと手をつなぐというところにしっかり軸足を持ってこそ、核兵器をなくす方向に進んでいけるのではないかと思います。 先ほど質疑で、新戦略兵器削減条約について質疑しましたが、アメリカとロシア間のものに対して、中国もこの条約の中に入れ込んでいったらいいのではないか。それが積極的な貢献ということが一例で挙げられましたが、よその国がどんな条約を結ぶのかを日本がとやかく言う権利はないと思います。日本が核兵器は持たない、世界中の人と核兵器をなくすために今動いている、大きく動いている批准に向かってしっかり自分も参加していく。このことが唯一核兵器をなくす方向だと思っております。橋渡しの先に何があるかと腰塚議員が質疑されましたが、その先には核兵器廃絶だということです。だとしたら、迷わずの傘に入らずに、しっかり世界中から核兵器をなくす方向に日本は行くべきだと思っています。 その意味では、今回の意見書というのは大変中途半端です。の傘に守られている日本を認めている意見書になります。ですから、私は賛成することはできません。 以上申し上げて反対討論といたします。 ○大久保照夫議長 ただいまの反対討論に対して賛成討論の方。              〔17番林 幸子議員登壇〕 ◆林幸子議員 17番、林幸子です。それでは、ただいま上程されました議員提出議案第4号 廃絶に向けた取組を求める意見書につきまして、熊谷市議会公明党議員団を代表し、賛成の立場から討論を行います。 2017年に国連で採択された核兵器禁止条約は、本年1月22日に発効しました。この条約の意義は、初めて核兵器を違法とした国際法規範であること、核兵器に関して考えられるおよそ全ての行為を包括的に網羅し、禁じていること。核兵器のない世界の達成こそ世界各国にとって安全保障上の利益であることを明示したことに要約されます。日本の立場においても、国是である核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませずという非核三原則を国際規範化したものであり、戦争被爆国として目指すべき大局的な道筋は、この条約の流れと一致するものとして評価されると考えております。 しかし、核兵器禁止条約をめぐっては、保有国と非保有国との意見の違いが鮮明となっていることも事実であります。この対立を放置すれば、廃絶の現実的な前進はありません。外務省は国々の信頼関係を再構築し、核軍縮の実質的な進展に資する提言を得ることを目的とし、賢人会議を設置しました。5回にわたる精力的な議論を総括し、その成果として、2019年10月に議長レポートを取りまとめました。今後は、政府がこのレポートを保有国も含めた191の国と地域が参加している核兵器の不拡散に関する条約、略称NPT運用検討会議の議論に反映させ、関係国と連携をしながら国際的な議論を進展させることが必要であります。 議長レポートでは、対話の在り方について、多様な見解の尊重は、全ての当事者がの危険を低減するために協力し得る共通の基盤を共同で探求することを促進することであると訴えています。NPTについては、1970年に発効してから今年ではや51年となりました。核兵器の拡散を阻止し、保有国に軍縮交渉をする義務を課した規範でありますが、この間、体制の外で、インド、パキスタン、イスラエルが核兵器を持つなど、保有を抑制できない深刻なケースも見られました。 また、NPT体制内においても、保有国側による軍縮交渉がなかなか進展しないため、非保有国はこれに不信感を持ち、対話を困難にする対立状況も生じております。これでは核兵器廃絶はおろか、核軍縮さえ進まず、国際社会自体が行き詰まることにもなりかねません。核兵器禁止条約は、こうした背景の下にあることも留意するべきであります。そのため、日本政府廃絶に向かうために、まず核軍縮の実質的な進展が不可欠であり、保有国、非保有国双方の対話実現を目指す橋渡し役を担うと表明しております。保有国側も軍縮が進んだ最終段階では、核兵器禁止条約は必要であるとの考えがあります。一方、非保有国側も、核軍縮の土俵としてのNPTを評価しております。国際社会核兵器禁止条約かNPTかという二極対立的な構造を生まないためにも、保有国と非保有国双方における対話の可能性を積極的に見いだしてリードする役割こそ日本にあると考えます。 核兵器のない世界へ向けて道を大きく開いていく真の対話を日本政府がリードし、主体的に取り組むことを求めて、本意見書の賛成討論といたします。議員各位におかれましても御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○大久保照夫議長 ほかに討論ございますか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 ほかに討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第4号 廃絶に向けた取組を求める意見書、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立多数であります。 したがって、議提議案第4号は原案のとおり可決されました。 △(議提議案第1号)ないし(議提議案第3号)の一括上程、説明 ○大久保照夫議長 次、日程第3、議提議案第1号 エリアマネジメント対策特別委員会の設置についてから議提議案第3号 SDGs推進特別委員会の設置についてまで、以上3件を一括議題といたします。 事務局副局長が議案を朗読します。 なお、議案の朗読については、提出者及び提案理由のページを朗読することといたします。              〔職員朗読〕(議提議案第1号)                                   令和3年6月22日 議長 大久保 照 夫 様                        提 出 者  議 員  影 山 琢 也                          〃     〃   山 下 一 男                          〃     〃   権 田 清 志                          〃     〃   三 浦 和 一                          〃     〃   小 林 一 貫                          〃     〃   大 山 美智子   議案提出について 令和3年第2回市議会定例会(6月22日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第1号]  エリアマネジメント対策特別委員会の設置について 〔理     由〕  地域における良好な環境や地域の価値の維持・向上に関する事項を調査・研究するため(議提議案第2号)                                   令和3年6月22日 議長 大久保 照 夫 様                        提 出 者  議 員  影 山 琢 也                          〃     〃   山 下 一 男                          〃     〃   権 田 清 志                          〃     〃   三 浦 和 一                          〃     〃   小 林 一 貫                          〃     〃   大 山 美智子   議案提出について 令和3年第2回市議会定例会(6月22日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第2号]  デジタルトランスフォーメーション推進特別委員会の設置について 〔理     由〕  デジタル化による次世代型市民サービスの推進に関する事項を調査・研究するため(議提議案第3号)                                   令和3年6月22日 議長 大久保 照 夫 様                        提 出 者  議 員  影 山 琢 也                          〃     〃   山 下 一 男                          〃     〃   権 田 清 志                          〃     〃   三 浦 和 一                          〃     〃   小 林 一 貫                          〃     〃   大 山 美智子   議案提出について 令和3年第2回市議会定例会(6月22日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第3号]  SDGs推進特別委員会の設置について 〔理     由〕  多様な取組による持続可能な開発目標の浸透・達成の推進に関する事項を調査・研究するため ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 3件については、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、3件については提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより3件に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、3件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○大久保照夫議長 これより討論に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○大久保照夫議長 これより3件を順次採決いたします。 最初に、議提議案第1号 エリアマネジメント対策特別委員会の設置について、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第1号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議提議案第2号 デジタルトランスフォーメーション推進特別委員会の設置について、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第2号については原案のとおり可決されました。 ○大久保照夫議長 次、議提議案第3号 SDGs推進特別委員会の設置について、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第3号については原案のとおり可決されました。 △各特別委員会委員の選任 ○大久保照夫議長 ただいま設置されました各特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長から指名をいたします。 エリアマネジメント対策特別委員に、   4番  新  島  一  英  議員    9番  千  葉  義  浩  議員  13番  石  川  広  己  議員   16番  守  屋     淳  議員  17番  林     幸  子  議員   19番  野  澤  久  夫  議員  21番  須  永  宣  延  議員   25番  大  山  美 智 子  議員  26番  森     新  一  議員   27番  富  岡  信  吾  議員 以上10人の議員を指名いたします。 デジタルトランスフォーメーション推進特別委員に、   1番  白  根  佳  典  議員    2番  中  島  千  尋  議員   3番  沼  上  政  幸  議員    7番  影  山  琢  也  議員   8番  鈴  木  理  裕  議員   11番  小  島  正  泰  議員  22番  小  林  一  貫  議員   24番  三  浦  和  一  議員  28番  福  田  勝  美  議員 以上9人の議員を指名いたします。 SDGs推進特別委員に、   5番  田  中     正  議員    6番  山  下  一  男  議員  10番  腰  塚  菜 穂 子  議員   12番  権  田  清  志  議員  14番  小  鮒  賢  二  議員   15番  閑  野  高  広  議員  18番  関  口  弥  生  議員   20番  黒  澤  三 千 夫  議員  23番  桜  井  く る み  議員   30番  栗  原  健  曻  議員 以上10人の議員を指名いたします。 申し上げます。ただいま選任いたしました各特別委員の方々には、正副委員長の互選をお願いいたします。 エリアマネジメント対策特別委員会を第2委員会室で、デジタルトランスフォーメーション推進特別委員会を第3委員会室で、SDGs推進特別委員会を第4委員会室でそれぞれお開きいただき、正副委員長の互選をお願いいたします。 暫時休憩いたします。              午後 2時03分  休 憩                                                          午後 2時35分  再 開 ○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △各特別委員会正副委員長の互選結果報告 ○大久保照夫議長 先ほどの休憩中、各特別委員会が開かれ、正副委員長が互選されましたので、御報告いたします。 エリアマネジメント対策特別委員長に         9番 千 葉 義 浩 議員          同じく副委員長に         4番 新 島 一 英 議員 デジタルトランスフォーメーション推進特別委員長に  7番 影 山 琢 也 議員                 同じく副委員長に  1番 白 根 佳 典 議員 SDGs推進特別委員長に             14番 小 鮒 賢 二 議員     同じく副委員長に             12番 権 田 清 志 議員 以上であります。 △大里広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙 ○大久保照夫議長 次、日程第4、大里広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙、本件を議題といたします。 大里広域市町村圏組合議会議員でありました私、大久保照夫が6月2日付で辞職いたしましたので、大里広域市町村圏組合規約第7条第1項の規定により補欠選挙を行います。 選挙すべき組合議員は1人であります。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。議長が指名することにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定いたしました。 大里広域市町村圏組合議会議員に、新島一英議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名いたしました新島一英議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 異議なしと認めます。 したがって、新島一英議員が大里広域市町村圏組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました新島一英議員に会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。 △(議案第46号)ないし(議案第63号)の一括上程、説明 ○大久保照夫議長 次、日程第5、議案第46号 熊谷市農業委員会委員の任命についてから議案第63号 熊谷市農業委員会委員の任命についてまで、以上18件を一括議題といたします。 18件について提出者の説明を求めます。 ◎富岡清市長 資料ナンバー22から資料ナンバー39、議案第46号から議案第63号までの熊谷市農業委員会委員の任命について、関連がありますので、一括して御説明を申し上げます。 本市農業委員会委員は、本年8月31日をもちまして任期が満了となりますので、引き続き7名を、また、新たに11名を本市農業委員会委員に選任いたしたく、これらの案を提案するものであります。 初めに、引き続き任命いたしたく提案する7名について御説明をいたしますが、議案第46号の木村進氏は、市内柴にお住まいの72歳であり、平成30年から本市農業委員会会長をなされている方でございます。 次に、議案第47号の関口久夫氏は、市内万吉にお住まいの72歳であり、平成27年から本市農業委員会委員をなされている方でございます。 次に、議案第48号の木部富次氏は、市内籠原南一丁目にお住まいの71歳であり、平成24年から本市農業委員会委員をなされている方でございます。 次に、議案第49号の田中輝久氏は、市内下奈良にお住まいの71歳であり、平成30年から本市農業委員会委員をなされている方でございます。 次に、議案第50号の大野隆一氏は、市内上之にお住まいの70歳であり、平成27年から本市農業委員会委員をなされている方でございます。 次に、議案第51号の夏目亮一氏は、市内池上にお住まいの69歳であり、平成30年から本市農業委員会会長職務代理をなされている方でございます。 次に、議案第52号の大島正氏は、市内葛和田にお住まいの51歳であり、平成30年から本市農業委員会委員をなされている方でございます。 続きまして、新たに任命いたしたく提案する11名について御説明いたしますが、議案第53号の塚田修氏は、市内西野にお住まいの74歳であり、平成21年から江袋溜井土地改良区理事長を務められている方でございます。 次に、議案第54号の柿沼憲雄氏は、市内玉作にお住まいの72歳であり、平成21年から平成24年まで本市農業委員会委員をなされた方でございます。 次に、議案第55号の神沼孝治氏は、市内戸出にお住まいの72歳であり、平成30年からくまがや農業協同組合佐久良支店支部長を務められている方でございます。 次に、議案第56号の栗原一森氏は、市内代にお住まいの71歳であり、平成30年から本市農地利用最適化推進委員をなされている方でございます。 次に、議案第57号の水野明氏は、市内御正新田にお住まいの71歳であり、同じく平成30年から本市農地利用最適化推進委員をなされている方でございます。 次に、議案第58号の笛木清氏は、市内下増田にお住まいの70歳であり、平成29年から平成31年まで下増田自治会副会長を務められた方でございます。 次に、議案第59号の上山豊明氏は、市内小泉にお住まいの69歳であり、平成31年から令和2年まで小泉自治会会長を務められた方でございます。 次に、議案第60号の権田久男氏は、市内三ケ尻にお住まいの67歳であり、平成23年から平成26年までくまがや農業協同組合監事を務められた方でございます。 次に、議案第61号の大鷲利夫氏は、市内男沼にお住まいの64歳であり、平成25年から平成28年まで中瀬市場台出荷組合支部長を務められた方でございます。 次に、議案第62号の森田豊氏は、市内妻沼にお住まいの63歳であり、平成30年から本市農地利用最適化推進委員をなされている方でございます。 最後に、議案第63号の金井和夫氏は、市内上中条にお住まいの53歳であり、同じく平成30年から本市農地利用最適化推進委員をなされている方でございます。 何とぞ議会の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。 以上です。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより18件に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託及び討論省略 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、委員会付託及び討論を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託及び討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○大久保照夫議長 これより18件を順次採決いたします。 採決は起立により行います。 最初に、議案第46号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第46号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第47号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第47号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第48号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第48号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第49号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第49号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第50号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第50号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第51号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第51号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第52号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第52号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第53号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第53号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第54号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第54号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第55号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第55号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第56号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第56号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第57号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第57号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第58号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第58号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第59号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第59号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第60号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第60号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第61号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第61号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第62号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第62号は同意することに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 次、議案第63号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第63号は同意することに決定いたしました。 △(議案第64号)の上程、説明 ○大久保照夫議長 次、日程第5、議案第64号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により10番腰塚菜穂子議員の退出を求めます。              〔10番腰塚菜穂子議員退席〕 ○大久保照夫議長 本案について提出者の説明を求めます。 ◎富岡清市長 資料ナンバー40、議案第64号 熊谷市農業委員会委員の任命について御説明を申し上げます。 本市農業委員会委員は、本年8月31日をもちまして任期が満了となりますので、新たに腰塚菜穂子氏を本市農業委員会委員に任命いたしたく、本案を提案するものであります。 腰塚氏は、市内見晴町にお住まいの46歳であり、平成27年から熊谷市議会議員でございます。 何とぞ議会の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。 以上です。 ○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終わりました。 △上程議案に対する質疑 ○大久保照夫議長 これより本案に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
    △上程議案の委員会付託及び討論省略 ○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、委員会付託及び討論を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託及び討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議案第64号 熊谷市農業委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議案第64号は同意することに決定いたしました。 ここで、10番腰塚菜穂子議員の入場を許可いたします。              〔10番腰塚菜穂子議員入場〕 △議会閉会中の調査事項 ○大久保照夫議長 次、日程第7、議会閉会中の調査事項。 お諮りいたします。議会閉会中の調査事項については、配付いたしました議会閉会中の調査事項一覧表のとおり、議会運営委員会において閉会中に調査をしていただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、議会閉会中の調査事項一覧表のとおり、議会運営委員会において閉会中に調査をしていただくことに決定いたしました。 ○大久保照夫議長 以上で日程は全て終了いたしました。 6月2日から本日までの会期中、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた6月市議会定例会の運営に対する御協力の下、慎重御審議をいただき、おかげをもちまして本定例会も無事終了することができました。議員各位並びに理事者の方々に本席から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 ここで市長から御挨拶がありますので、お聞きいただきたいと存じます。 ◎富岡清市長 6月市議会定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 6月2日の開会以来、本日まで21日間にわたりまして、令和3年度補正予算をはじめ、熊谷市立児童クラブ条例の一部を改正する条例など、市政の重要案件につきまして慎重に御審議をいただき、いずれも原案のとおりお認めをいただきまして、厚く御礼を申し上げます。 会期中に議員皆様から頂きました御意見、御要望につきましては十分これを尊重し、限られた任期の中、市政運営を着実に執行してまいりたいと考えております。 さて、新型コロナウイルス感染症対策の切り札として期待されているワクチン接種につきましては、これまでに市内3会場での集団接種のほか、医療機関での個別接種により順調に進んでおります。この先、接種の対象年齢が拡大していくに際し、今定例会でお認めをいただきました補正予算により医療従事者を確保し、ワクチン接種を加速化してまいります。あわせまして、市民の皆様には慌てずに正しい情報に基づいて冷静な行動に努めていただけるよう御理解と御協力をお願いしたいと思います。ワクチン接種が進むことにより新規感染が抑制され、収束に向けた希望が見えてくるものと期待をしております。今後も市民が安心して暮らせる日々を取り戻していけるよう最善を尽くしてまいりますので、議員皆様におかれましては、今後とも御指導、御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、今定例会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 △閉会について ○大久保照夫議長 以上をもちまして本定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。              午後 2時58分  閉 会...