平成17年 6月
定例会(第2回)〇 議 事 日 程 (6月13日〔月〕午前10時
開議)第 1 (
議案第 48号)
熊谷市
農業委員会の
農地部会を構成する
委員の
定数条例の一部を
改正 する
条例 (
議案第 49号)
熊谷市
下水道条例の一部を
改正する
条例 (
議案第 50号)
消防団員等公務災害補償条例の一部を
改正する
条例 (
議案第 51号)
工事請負契約の締結について (
議案第 52号) 財産の取得について (
議案第 53号)
荒川北縁水防事務組合を組織する
地方公共団体の数の
減少及び
規約の
変更について (
議案第 54号)
熊谷地区消防組合を組織する
地方公共団体の数の
減少及び
規約の
変更 について (
議案第 55号)
荒川南部環境衛生一部
事務組合への
熊谷市の
加入について (
議案第 56号)
妻沼南河原環境施設組合への
熊谷市の
加入について (
議案第 57号) 彩の
国さいたま人づくり広域連合を組織する
地方公共団体の数の
減少 について (
議案第 58号)
市道路線の認定について (
議案第 59号)
市道路線の廃止について (
議案第 60号)
熊谷市
土地開発公社の
定款変更について (
質疑~委員会付託)第 2 (
請願第 24号) 埼玉
県民の
飲料水源である
荒川に隣接した
産業廃棄物最終処分場の不
服審査請求の
棄却処分を求める
意見書の提出を求める
請願 (
上程~委員会付託) 〇本日の
会議に付した事件
議事日程のとおり 〇
議長及び副
議長 議 長 19番 笠 原 秀 雄
議員 副
議長 13番 新 井 正 夫
議員 〇
出席議員(29名) 1番 松 浦 紀 一
議員 2番 松 本 貢 市 郎
議員 3番 三 浦 和 一
議員 4番 大 山 美 智 子
議員 5番 杉 田 芳 雄
議員 6番 礒 崎 修
議員 7番 田 島 道 夫
議員 8番 金 子 雄 二
議員 9番 松 岡 兵 衛
議員 10番 加 藤 恒 男
議員 11番 松 本 富 男
議員 12番 泉 二 良
議員 13番 新 井 正 夫
議員 14番 加 賀 崎 千 秋
議員 15番 吉 田 勝 彦
議員 16番 谷 幸 代
議員 17番 新 井 昭 安
議員 18番 林 真 佐 子
議員 19番 笠 原 秀 雄
議員 20番 滝 沢 肇
議員 21番 新 井 清 次
議員 22番 石 橋 咲 子
議員 23番 安 倍 正 剛
議員 24番 栗 原 健 曻
議員 25番 並 木 正 一
議員 26番 新 島 順 一
議員 27番 江 森 茂 美
議員 28番 神 沼 広 司
議員 29番 坂 田 友 一
議員 〇
欠席議員(なし) 〇
説明のための
出席者 市 長 富 岡 清 助 役 石 川 雅 昭 収 入 役 芝 崎 光 利 市 長 公 室 長 氏 家 保 男 企 画 部 長 内 田 由 二 総 務 部 長 木 村 慎 一 郎 市 民
経済部長 金 子 利 夫 保 健
福祉部長 舟 橋 良 一 兼
福祉事務所長 生 活
環境部長 嶋 野 正 史 建 設 部 長 大 島 利 彦 都 市
整備部長 持 田 寛 昭 水 道 部 長 利 根 川 茂 芳 契 約
検査室長 江 利 川 正 一 会 計 課 長 福 田 典 子 教 育 委 員 会 飯 塚 誠 一 郎 教 育 長 教 育 次 長 増 田 和 己 監 査 委 員 原 口 茂 一 事 務 局 長
選挙管理委員会 翠 田 晴 夫 事 務 局 長 農 業 委 員 会 野 本 澄 子 事 務 局 長 〇
事務局職員出席者 事 務 局 長 越 谷 昂 一 次 長 長 谷 川 務
主幹兼
議事係長 吉 岡 昭
主幹兼
庶務係長 中 村 貴 史 主 幹 鯨 井 敏 朗 主 査 丸 山 英 道 主 査 萩 野 順 偉 午前10時10分 開 議
○
笠原秀雄議長 出席議員が定足数に達しましたので、これより本日の
会議を開きます。 ただいまの
出席議員は29人であります。 開会前お手元に配付いたしました書類は、
一つ、本日の
議事日程、
一つ、各
常任委員会付託区分表、
一つ、
請願文書表、以上3件であります。
△(
議案第48号)ないし(
議案第60号)の
一括上程
○
笠原秀雄議長 これより
日程に入ります。
日程第1、
議案第48号
熊谷市
農業委員会の
農地部会を構成する
委員の
定数条例の一部を
改正する
条例から
議案第60号
熊谷市
土地開発公社の
定款変更についてまで、以上13件を
一括議題といたします。
△
上程議案に対する
質疑
○
笠原秀雄議長 以上13件に対する
質疑に入ります。
◆
林真佐子議員 18番、
林真佐子です。
議案第49号の
熊谷市
下水道条例の一部を
改正する
条例について
質疑をさせていただきます。実は、前、
都市建設常任委員会だったものですから、
幾つか
説明は受けているのですけれども、改めてまた
お尋ねをしたいというように思います。 この前の
都市建設の
常任委員会のときに、この
値上げ率は
平均幾らになるのかと
お尋ねしたときに、
平均37.7%の
値上げ率になるという
お話でした。一般的に私たちがこれを使うときに、大体20から30立方メートル、
平均大体30から40立方メートル、その辺くらいまでがやっぱり
一般家庭としては一番多く使う
使用料のところではないかなというように思うわけですけれども、そこで
お尋ねいたしますが、10立方メートルまでは
基本料金ということで、これが850円になるということですよね。では、20、30、40立方メートルとなったときに、これが
幾らになるのか。その10から30立方メートルについて現在75円だったものを140円に
引き上げるということで、この
引き上げ率を見ますと86.6%という非常に高いものになっています。31から50立方メートルについては105円を155円ということで、47.6%になっています。一番庶民が使う、一般的に使う
部分が非常に大きく
引き上げられるということになるわけですけれども、その点について、20、30、40になった場合に、これがどうなるのかということでお示しいただきたいと思います。 そして、これが
平均37.7%というふうに言われましたけれども、市民にすれば
負担増になるわけですが、市にはどれくらいの
金額として入ってくるのかを
お尋ねいたします。 それから、いろいろ
資料を見たのですが、多分この
維持管理費と
使用料の単価の
関係でずっと数年見たときに、12年から16年までの
資料をいただいたわけなのですが、それでいきますと
維持管理費が
平成12年が81.9円、原価ですね。
使用料が85.48円ということで、このままの
使用料収入で
維持管理費の
回収率を見ますと、
平成12年が104.4%、それから13年度が109.7%、14年が115.2%、15年は104.8%、16年も104.0%ということで、その
関係で見る限りは賄えているというように私自身は思うわけです。だけれども、これが
経費回収率となると極端に下がるのですよね。その理由は何なのかということを
お尋ねしたいのです。
経費回収率になると12年度は35.4%、それから年々下がりまして、16年になると33.4%ということで出ておりますけれども、なぜこういう差が出てくるのか、その
原因を
お尋ねいたします。 それから、この
議案が出て、たまたま近所の方から
工事で
本管が通って
説明会があったということで
お話を伺いました。とにかく一様に皆さんは、引きたいとは思うけれども、
費用が非常にかかると。
本管に対する
負担金が、ある方は7万円、ある方は10万円と坪数によって違うので、これは一律ではありませんけれども、そういうふうに言われました。そのほかに自宅まで
本管から引くということになると、ざっと見積もって私のところでは100万円くらいにはなるでしょうと。考えてしまったと。長い目で見れば、確かに
本管、この
下水管につなぐということの方が安くなるのかもしれないけれども、現実的にすぐとても引けないということで、
制度の
説明もいろいろ受けたということでしたけれども、他市のいろんな例を比べてみますと、例えば
本管から私道に引くところに
補助が出ないかとか、あるいは全体の
金額は、今
熊谷市は
融資あっせんしているわけですけれども、10万から50万円というところで
融資あっせんしておりまして、
回数も48回で
年利3%という条件のようですが、そういうところをもう少し緩和していただけないかと。確かに、例えば10万から100万まで借りられるとしても、返すのは返さなければいけないわけですけれども、月1万円ぐらいで何とか返せるなら引きたいというような
お話も聞きました。例えばこの
利率を下げるとか、あるいは
返済の
回数をふやすとか、
金額、
融資額の上乗せができるとか、そういう
部分での
改善というのは行えないのか。これは
条例改正にもつながることですから、すぐにということも難しいということもあるかもしれませんけれども、そうした声がたくさん出ました。その辺についてはどんなふうにお考えになっているのか、
お尋ねをしたいと思います。
◎
大島利彦建設部長 ただいま
林議員から4点にわたりましてご
質問をいただきましたので、順次
お答えを申し上げます。 まず、1点目の
料金の
改正についてでございますが、10
立米につきましては
基本料金として850円ということでございますが、20
立米、30
立米、40
立米になることによって実際に
幾らになるのかということでございます。今回の
改定に伴いまして、
平均的とされております
改定でございますが、20
立米につきましては、
月当たり20
立米使った場合、1,950円に
改定されます。これは
現行では1,417円でございますが、
改定によりまして1,950円になるものでございます。それと、30
立米、40
立米につきまして、申しわけありません、ちょっと計算をいたしますので、追って回答させていただきたいと思います。 2点目の
収入見込みでございますが、今回37.7%の
改定をいたしますと、おおむね約3億円の
収入がふえると見込んでいるところでございます。 3点目の
使用料によるそれぞれの
維持管理費及び
経費の
回収率の
関係でございますが、
維持管理費に占める
割合につきましては、
使用料を各年度の
維持管理費で割った
数字が
維持管理費回収率でございますので、当然
維持管理費よりも
使用料の
収入の方が多いわけでございますから、これは100%を超える値になります。
経費回収率につきましては、全体に要する
費用、要するに
維持管理費、それと
資本費と申しまして
建設に要した
費用の元金、それと
利息分のこの
返済が生じるわけでございますが、これを
資本費と申しまして、この両方に要した
費用で
使用料を割った
数字でございますので、当然
維持管理費だけであれば
使用料で賄い切れますが、
建設に要した
費用の
起債分の
返済額を入れますと、
先ほど議員さんから
お話のありました
経費回収率となりますので、必要な
費用に占める
使用料の
割合が16年では33.3%というような形で下がってくるものでございます。 また、4点目の
排水設備資金の
融資制度についてでございますが、現在
本市におきましては10万円から50万円までの
融資を行っておりまして、その
利率が3%となっております。他市の
状況を見ましても、それぞれ5万円から40万円とか100万円までとか、
幾つかその差はありますが、一般的な
数字の貸し付けの
金利及びその
融資額だというふうに考えております。また、この
利用状況につきましては、12年度で2件の申請がございました。13年度はゼロ件、14年度が1件、15年度は1件、16年度がゼロ件という
状況でございました。また、この3%の
利息につきましては、これに対する
補助制度がございまして、
返済後に
利子に相当する額の80%については
利子の
補てんをするという
制度もございますことから、
利率としてはかなり低い
利率として考えておりますので、現在のところはこの
制度につきましては
利用状況、それと
補てん等の
制度もありますことを考えまして、現在は見直す予定はございません。 以上でございます。
◆
林真佐子議員 18番、
林真佐子。
先ほどのご
説明でも、
人件費や
メンテナンスの
部分だけだったらば賄えるのだよと。ただ、いろんな
借金等、
下水道建設においての大きな
借金があるので、それを入れるとどうしても
経費回収率としては低くなってくるのだよという
お話でした。これを聞いたときに、普通その
維持管理費、
人件費や
メンテナンスの
費用が
使用料で賄えていて、本来の
下水道の
事業から考えたときに、確かに
一般会計から多額な
繰入金はしておりますけれども、その
部分まで
利用者、
使用者にかかってくるというのは、これはちょっと違うのではないかなという気がどうしてもするわけです。それと同時に、どうしても
高利の
利子の
起債を起こしているということがあると思いますが、そうしたその
高利のものが、いわゆる
高利と言われているものが何本ぐらいあって、それがどんなふうに
改善されてきているのかという点をお聞きしたいというふうに思うのです。これを、だけれども全部
使用料で賄う、
受益者とか利用している方の本人で賄うとしたら、37%ぐらいの
引き上げではとても間に合わなくて、本当に際限なく上げていかなくてはならないということになると思うので、そういう
意味ではそこはやっぱり違うのではないかなというふうに思うのです。 それから、例えば3億円が
増収になったときに、
熊谷市の
整備率が非常におくれている。
下水道の
整備率が非常におくれている。前回の3月
議会だったでしょうか、あのときに市長も、
下水道の
整備には力を入れていくというようなことをおっしゃっておりましたので、そういう
意味ではそれが生かされるのかどうかということについても
お尋ねしたいと思います。
◎
大島利彦建設部長 繰入金の
建設に伴う
返済についても
利用者に求めるのは問題ではないかということについてでございますが、
使用料の算出に当たりましては、
基本的に汚水につきましては私の
費用、要するに私費で払うと。
雨水につきましては、公の
費用で賄うというのが原則というふうに示されております。しかしながら、国の示しております
考え方といたしましては、この
建設に要する
費用のおおむね50%につきましては国からの
交付税措置がございます。そのほかに
雨水、
不明水等の
処理費として、おおむね
本市においては10%
程度その
費用が入るのではないかということで、これは公費で賄うべきというふうに考えているところでございます。そのほかの
費用につきましては、
基本的には
使用者の
負担、要するに
建設の
起債に対する40%が
使用者で
負担すべき
金額というのが
下水道経営をする上で理想的な数値というふうに示されているところでございますが、今回の
改定に当たりましては、この40%にいたしますと、77%の
改定率、
改定が必要となります。 しかしながら、
懇談会の方から
提言をいただきました、
利用者に過大な
負担とならないよう段階的に上げるべきというような
提言をいただいておりますことから、これのおおむね2分の1に当たる37.7%の
改定としたところでございます。
議員さんからご
質問いただきました
繰入金につきましても、これを試算いたしますと現在24億円の
繰入金がございますが、理想とされる
繰入金はおおむね16億円から18億円
程度でございます。したがいまして、
現行では8億円から6億円は過大に
一般会計からの
繰入金がなされているというふうに考えられますので、この
部分につきましては
基本に立ち返りまして、
利用者の
負担という形にするべきというふうに考えているところでございます。 また、3億円の
増収について、これにより
工事が推進されるようにするべきではないかということでございますが、現在の
使用料の増加に伴いまして、
先ほどもご
説明申し上げましたように本来
繰入金が多額に行われているわけでございますので、これに本来は
補てんする形で
使用料を投入いたしまして、
繰入金を
基本のものに近づけていくということが本来の姿であるというふうには考えております。 以上でございます。
○
笠原秀雄議長 あと、
起債の種類、
起債の
関係、高率の、
高利回りの
起債にどんなものがあるかというのが
質問の中にありましたよ。どうしましょう、
休憩とりましょうか。
暫時休憩をいたします。 午前10時28分 休 憩 午前11時00分 再 開
○
笠原秀雄議長 休憩中の
会議を再開いたします。
△
質疑続行
○
笠原秀雄議長 答弁をお願いいたします。
◎
大島利彦建設部長 貴重なお時間、
休憩をいただきまして、まことにありがとうございました。
林議員からご
質問をいただきました30立方メートル及び40立方メートルの
使用料について
お答えを申し上げます。 30立方メートルの
使用料につきましては、
現行では2,205円のものが3,050円の
改定となります。40立方メートルのものにつきましては、
現行3,097円のものが4,300円に
改定となります。 以上でございます。
◎
内田由二
企画部長 下水道特別会計における
起債残高について申し上げます。
平成15年度末の
数字になりますが、全体で258億4,700万円でございます。
本数にいたしますと、160本でございます。
金利別に申し上げますと、
年利7.01%以上のもの、
残高が33億2,400万円、30本でございます。
年利6.01から7%、
金額が31億4,700万円、26本でございます。
年利5.01から6%、17億1,000万円、13本。
年利4.01から5%、総額45億8,600万円、28本。
年利3.01から4%、21億6,600万円、9本。
年利3%以下、約109億1,000万円、54本。 以上でございます。
◆
林真佐子議員 ありがとうございます。
余り本数が多いので、びっくりしました。 それで、こういう
金利のものについてはこれまでも
議会で取り上げられてきたことは承知しておりますが、ここにも大きな
原因があると思うのです。国民が本当にこんなに苦しんでいるときに国の方は耳をかさないというところは本当に問題があると思うので、そうしたことが直接こういうことに、
受益者負担だということで
使用者にかかってくるということも、これは問題ではないかというように思います。 それから、
下水道の
経費については、国の方の
通達で、
維持管理費に係る
部分は、50%の
建設費は
地方交付税として50%が見られているよというふうに
先ほどご
答弁がありました。しかし、この
部分もどんどん削られてくるという、削るよという
通達が出ているわけで、実際に25%ぐらいになるよと言っているわけですから、そういうことについてはやっぱりきちんと国に対して
改善を求めていくということを自治体としても声を上げていかなければならないのではないかと思います。 それで、
先ほど3億円ほど
増収になるということなのですけれども、少なくとも
認可地域の
整備率としては75%というふうに聞いております。これが少なくとも認可された
区域ぐらいは早い時期に100%完了するようにならないといけないと思うのですが、その
見通しについて最後にお聞きして終わりたいと思います。
◎
大島利彦建設部長 ただいまの今後の
見通しについてのご
質問に
お答えいたします。 現在
本市の
下水道の
整備率につきましては、
事業認可をいただいております
面積が1,775ヘクタールございまして、16年度末の
整備済み面積が1,340.6ヘクタールございます。この
割合が75.5%ということになっておりますが、
熊谷市におきましてはまだまだ人口の密集している
区域において
整備を進めなければならないという
部分がたくさん残されている
状況もございますので、
財政状況を見ながら、できるだけ早く
整備が進むよう努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。
◆
神沼広司議員 28番、
神沼広司です。
議案第51号について若干
質疑をさせていただきます。 当初この
関係は
星川通りの
整備工事費ということで、ここにも予算が出ておりますが、5億6,490万で今回の51号に出ておるわけでございます。ご案内のとおり、
星川通りの
シンボルロード事業として既に数年前にこの駅前通りまでは完成を見たところでございますし、
本市の誇る、まさに
シンボルの道路としての機能が今配置されておるわけでございます。 そこで、今回この
議案書を見てみますと、
地元に対する当初の
説明内容と私の感じ方、受けとめ方とすると若干変わってきたな。当初は
星川と同じように、中央に水路をつくって、そして
低木等も植えていくよと、こういう
考え方が示されたように聞いておりますが、その間、
地元の
星川を愛する
会等の折衝、調整によって今回のこういう形での
整備計画ができたのかどうかのその辺を確認をまずしたいなというふうに思います。
◎
大島利彦建設部長 ただいまご
質問いただきました
星川通線の
整備の計画に至る段階の
説明についてでございますが、
星川の
整備につきましては、既に駅前から西側の
部分につきましては
シンボルロードとして
整備が終わっております。この区間につきましては、幅員が20メートルの幅員がございますことから、真ん中を流れております
星川を有効活用するような形で植栽等の
整備も行ってまいりましたが、駅前通りから東側につきましては幅員が16メーターと狭いことから、今まで
シンボルロードで
整備を行ってきたものと同等の
整備をすることは幅員的に困難な
状況でございます。 こういうような中で、
地元の方から緑地の
整備もあわせてというような申し入れ等がございまして、この件について検討いたしました結果、今回発注いたします計画の中では一部緑地帯も何らかの形で設けていくというような形で、できる限りの努力はしていくという形で努めたものでございます。
地元の方々の
説明につきましては、昨年度末
説明を行いまして、おおむねのご了解をいただいているというふうに考えております。 以上でございます。
◆
神沼広司議員 今までのところでは了解しましたが、実はこの道路の標準断面図を見ると歩道がないのです。法務局が今の筑波三丁目の地内に移転をしまして、現在法務局を利用する人たちの駐車、停車、10台ぐらいずっともうつながっていて、いわば交通渋滞の
原因にもなっておりますし、歩行者等は危険で、とても通れない。歩くところがないですから。そういう中で、現況をとらえて、もう既にこの法務局ができてからかなりたっておりますから、その現況を踏まえて歩道をつくらないか。一部川の上へ歩道をつくってやったって、これは別にできないことではない。当初は暗渠にしてという
考え方もあったわけですから、そういう現況を踏まえてのこういう断面図的なものを市の方で考えてこられたのかどうか。その歩道をあわせて
整備、計画に入れなかった理由を
お尋ねいたします。
◎
大島利彦建設部長 歩道の計画についてのご
質問に
お答えを申し上げます。 今回発注をいたします
整備の中には、
基本的な
考え方といたしまして、国営農地防災
事業とあわせて
整備を行う計画としておりまして、こちらの国営農地防災
事業の期間が
平成18年度の完了という形になっておりますことから、これとあわせて
整備を行うことといたしまして、今回発注いたしました内容につきましては、真ん中にあります
星川の
整備、
雨水、農業用水を
星川の下に入れ、また
星川の断面を少し小さくいたしまして、最終的には歩道等の
整備も計画しておりますが、今回の
工事の中では、まずはこの水路の幅を狭くすると。これに伴いまして、水量を確保するために道路の下に
雨水を切り回す水路の設置を行うという
工事を今回の
工事で行うこととしておりまして、道路面の
整備につきましては、今回は多少現在の路盤高と段差が生じますことから、これの調整を行うのみとしております。 歩道につきましては、今後
財政状況等勘案しながら
整備をすることとしておりますので、今回の計画の中には歩道は入っておりませんが、最終の計画の中では歩道も
整備する計画となっております。 以上でございます。
◆
神沼広司議員 大体わかりました。では、将来は歩道も考えていると、こういうふうに理解してよろしいわけですね。 そこで、実はこの
工事、農業用水の
関係を含めて国営農地防災
事業の
事業でもあるわけですから、当然期間が結構長いですね。したがって、現在の用水に水が流れていない。したがって、今田植えの時期ですから流していますけれども、
工事が始まるとまた流水はなくなる。青い藻が生えて、よどんで。
星川です。せっかくの
星川の景観、
シンボルロードということで皆さんがあそこを散策に、市外の人たちも相当来るのです。何でこれは、虫もいないよ、魚もいないよ、こういう死の川になっている。この現況を早く解消しないと、せっかくの
星川シンボルロードとしてのイメージダウンにつながる、こういうふうに思います。そういう
意味で、行政として
工事期間中できるだけ水を流す工法等によってこの景観が保たれながら、青いコケが川の中へ浮いているというのは大変なことですので、やはりある
程度、月に1回や2回は
星川の中を清掃する、そういう努力もしてほしいということを申し上げて、終わります。ありがとうございました。
○
笠原秀雄議長 他に。
◆礒崎修
議員 6番、礒崎修です。
議案第55号のことで
質問します。ナンバー1と振られています
議案書なのですが、この中の65ページ、一番最後の2の附帯施設というところに健康スポーツセンター及び船木プールというものが出てきますが、私は全くこのことを知らないのですが、ほかの
議員さんも知らない方がいらっしゃると思いますので、その
建設場所と総工費及びその財源、そして年間の
維持管理費がどのくらいの見込額か、この3点を教えていただきたいと思います。
◎嶋野正史生活
環境部長 ただいまご
質問いただきました
荒川南部の環境衛生の一部組合の中の附帯施設の問題でございますが、この附帯施設、現在
荒川南部の一部組合で維持管理、管理運営を行っているものでございます。大里地域、健康スポーツセンターは現在し尿処理施設を
建設をしたわけですけれども、その附帯施設として温水プールを
建設をしました。その内容がこの健康スポーツセンターという内容でございます。これは現在大里町の地域にあります。 それから、船木プールは既にプールとして供用開始をしておりまして、これは大里地域にあるものですが、以前からプールとして活用をして、一部
事務組合の方で維持管理をしているものでございます。 維持管理、それから総工費等については現在ちょっと確認をしておりませんので、改めてまたご提示したいと思いますが、よろしくお願いします。
◆礒崎修
議員 6番、礒崎修です。あまりよく
熊谷市の方としてはわかっていないということですね、要するに。わかりました。総工費及び財源、そして年間の
維持管理費がどのくらいになるか、その辺だけはやはり、新
熊谷市になるわけですから、8割以上の人口が
本市が占めるわけですから、当然そういった点も関心を示していただきたいと思います。 以上です。
○
笠原秀雄議長 ほかに。
◆滝沢肇
議員 20番、滝沢肇です。
先ほど来何点か
質疑が出ておりますけれども、いわゆる合併に絡む
議案かなというふうな理解をしているわけであります。 まず最初に、49号の、
先ほど来
質疑、応答になっていました
熊谷市
下水道条例の一部を
改正する
条例でありますが、これは施工期日が18年の6月1日以降ということでありました。これは明らかに合併をにらんでの措置というふうに思うわけでありますが、これまで1市2町で開かれてまいりました合併協
議会の協議項目の中で、23の14ということで
下水道事業が協議を
平成16年8月6日の第3回協
議会においてなされてまいりました。そこで
下水道使用料については合併後再編をするという結論になっていたわけでありますけれども、これをにらんでの今回の
条例改正なのか。だとしたら、他の町の
状況はどうなのか、概略をお示しをいただきたいと思います。 次に、
議案第54号
熊谷地区消防組合を組織する
地方公共団体の数の
減少及び
規約の
変更についてでありますが、この
熊谷地区消防組合につきましても合併協
議会の中で協議をしてまいりました経過があります。実は私自身も
議会の代表として合併協
議会に参画をさせていただき、この協議に加わっていたわけでありますけれども、今思い起こしますと自責の思いが払拭しがたいものがございまして、
お尋ねをさせていただきたいと思います。 このことにつきましては、協定項目の14ということで、一部組合の取り扱いの中で
熊谷地区消防組合のあり方について協議がされた経過があります。第3回の協
議会、
先ほど申しました
平成16年8月6日に議題となったものでありますけれども、実は、この協議に先立ちまして、私自身といたしましては
熊谷地区消防組合、消防本部を訪ねまして、それまで1市3町で合併の協議を進めてきた経過、そして江南町が離脱した後の消防業務のあり方について話し合った経過がございます。江南町は住民
投票の結果として、1市3町からの合併を離脱をいたしました。そして、私どもとすれば、その合併が成就していれば必然的に
熊谷地区消防組合は消滅をし、新たな
熊谷市の消防本部として位置づけられたはずであったわけであります。しかしながら、離脱を江南町はいたしました。そのことによって消防組合をどうするのか、私自身としても多少は考えさせていただきました。そのとき、消防本部の幹部の方の話ですと、選択肢とすれば委託ということもありますけれども、今国の方針はできるだけ大きな消防行政の組織に進める方向で動いていますということでありました。江南町が抜けたことによってこの組合をどうするかということについては話す立場にはありませんけれどもということでありましたけれども、その後、確かに最近の報道等によりますと、国の方針として、県を
一つの単位とした消防組織の普及を図ろうというふうな方向づけが出ているようでありますから、消防本部でそのとき話されたことはもっともなことだなというふうに思っているところであります。 しかしながら、最近の近隣の
状況を見ますと、それとは逆な結果も出ています。例えば深谷グループの合併であります。深谷、岡部、花園、川本、1市3町の合併の中で消防の組織はそれまで深谷市と岡部町で共同
事務組合の中で消防と衛生と火葬をやっていたということであります。一方、寄居、川本、花園、3町で寄居地区消防組合をつくっておりました。深谷、岡部の
関係は、当然新しい市に吸収されるわけでありますから、何もありませんけれども、寄居地区消防組合につきましては
平成17年の12月31日で解散をすることになるのだろうと思います。合併の前日に解散をして、合併の日に新しい深谷市と寄居町で委託契約をするということで合併協議が進んでいるようであります。 一方、利根川を挟んだお隣の太田市でありますけれども、1市3町で合併をして、3月28日に新市がスタートをいたしました。加わりました構成自治体の中で藪塚本町につきましては、それまで桐生市を中核とする一部
事務組合の中で消防業務が行われてまいりました。一方、新田町、尾島町につきましては、それに大泉町が加わって太田市と消防の一部
事務組合を構成しておりました。そして、3月28日に合併するに先立ち、協議は、藪塚本町につきましては桐生地区の消防組合から脱退をする。そして、それまで太田市、新田町、尾島町、大泉町で構成されておりました消防組合は解散をし、合併の日に大泉町は新しい太田市と委託契約を結ぶという方向で今進んでいます。 今申し上げましたように、二つの事例を考えたときに、何の議論もないまま1市2町の合併協議の中で消防にかかわる
議案が通過をし、富岡会長の提案どおりに決まったわけでありますけれども、本当にそれでよかったのだろうか。結論はそうなるにしても、経過の中でしっかりとした議論が必要ではなかったのか、大変思い悩むところであります。 そこで
お尋ねをしたいと思いますけれども、提案するに当たって
熊谷市の執行部としては、消防組合のあり方について、特に事務委託等の
関係についてどのような考察をし、検討をし、提案をしたのか、
お尋ねをしておきたいと思います。 以上です。
◎
大島利彦建設部長 ただいまご
質問をいただきました、合併後の再編ということを含めて検討しているかということについてでございますが、この
改定時期につきましても
下水道の
懇談会でご協議をいただきまして、その中で、一日も早い
改定は必要であるということ、さらに合併協
議会におきまして、合併後再編をするということの承認をいただいていること等を踏まえた中で、合併の時期が18年4月1日が望ましいというご
提言をいただいておりますので、これを踏まえ、
改定時期を18年4月1日からとしたことでございますので、合併の協
議会での承認を踏まえた
改定時期というふうに考えております。 また、2点目の他の町の
状況についてでございますが、大里町につきましては公共の
下水道は実施しておりません。妻沼町につきましては、単独処理の
下水道の
整備を進めているところでございまして、
本市の
使用料と異なる
金額でございまして、20
立米当たりで申しますと2,100円の
使用料という形になっております。今後の手続といたしましては、専門部会の中で妻沼町とも協議を進めてまいりましたが、今
議会でご提案をいたしました
金額でご承認いただけたならば、これを踏まえ、妻沼町の方の
下水道の審
議会において
改定についてのご議論をいただきまして、その結果を見て、
料金のすり合わせにつきましては改めて専門部
会等の中で検討していきたいということで考えております。 以上でございます。
◎木村慎一郎総務部長 滝沢
議員さんから
議案第54号
熊谷地区消防組合を組織する
地方公共団体の数の
減少及び
規約の
変更につきましてのご
質問をいただきましたので、
お答えをさせていただきます。 滝沢
議員さんのご指摘、またご案内のとおり、一部
事務組合等の取り扱いにつきましては、1市2町の合併協
議会におきまして合併に向けてその調整方針が協議をされ、決定をいただいたところでございます。この協議の中で
熊谷地区消防組合の取り扱いにつきましては、合併後も一部
事務組合として存続することとされ、合併協定書にもその旨記載したところでございます。 なお、ご指摘をいただきました合併協
議会への当該組合の取り扱いを提案するに当たりましては、大変重要な案件でありますことから1市2町の首長間で協議を行いましたところでございますが、事務委託とする場合は町としての管理執行権限がなくなること、そして
議会もなくなりますことから、地区住民の声が届きにくくなること、また現在持っております地区消防組合の方の財産処分等の面、さらには江南町の今後の合併に関する動向などを総合的に勘案をいたしまして、組合を存続する方針といたしたところでございます。したがいまして、合併後は
熊谷市と江南町の1市1町で組合が存続すると、このようなことになりますが、合併後におきましても広域消防事務のあり方が諸般の
状況等引き続き議論されることとなるものと考えております。 以上でございます。
◆滝沢肇
議員 20番、滝沢肇。ご
答弁をいただきまして、ありがとうございました。
下水道の
関係につきましては、了解いたしました。 消防組合の
関係につきましても、既に結論が出ていることでありますから、今さら何をか言わんやということにはなるわけでありますけれども、やはり私どもといたしますと、行財政改革が進められる中でやはり極めて重要な問題だったというふうに改めてまた思いをしているところであります。
費用対効果の面で、広域に取り組むことによってその実現が図れるもの、縮小することによって実現が図れるもの、利用の方法があっただろうというふうに思うわけであります。消防組合につきましても、解散することによって、解散の時期については、ときについては解散の手続、財産の処分あったかと思いますけれども、大泉、新太田市の例にもありますように、実現できないことではなかったわけでありますから、やはりそのことは重く受けとめておいてほしいなというふうに思っています。 新たな江南町の動きが先般新聞で報道されておりました。正式に首長さんからこちらの市長さんにどのような意思表示が伝わっているかわかりませんけれども、
一つのパフォーマンスかなというふうな感じを持ったところであります。なかなか正式には尋ねにくい
状況を新聞をうまく利用されたというような感じを持っているところでありまして、10月1日、新市がスタートをするに当たり、江南町の
関係は慎重に今後も進めていただきたいというふうに思っております。 終わります。
○
笠原秀雄議長 ほかに。 〔「なし」と言う者あり〕
○
笠原秀雄議長 ほかに
質疑もありませんので、以上で
質疑を終結いたします。
△
上程議案の
委員会付託
○
笠原秀雄議長 お諮りいたします。 上程中の
議案13件については、既に配付済みの各
常任委員会付託区分表により
関係委員会に付託したいと存じますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
笠原秀雄議長 ご異議なしと認めます。 したがって、
議案第48号から
議案第60号までの13件は、
関係委員会に付託することに決定いたしました。
△(
請願第24号)の上程、
委員会付託
○
笠原秀雄議長 次、
日程第2、
請願第24号 埼玉
県民の
飲料水源である
荒川に隣接した
産業廃棄物最終処分場の不
服審査請求の
棄却処分を求める
意見書の提出を求める
請願を上程いたします。 本
請願については、各
常任委員会付託区分表により福祉環境
常任委員会に付託したいと存じますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
笠原秀雄議長 ご異議なしと認めます。 したがって、本
請願につきましては、福祉環境
常任委員会に付託することに決定いたしました。
○
笠原秀雄議長 以上をもちまして本日の
日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。 午前11時33分 散 会...