熊谷市議会 > 2005-06-13 >
06月13日-議案質疑-02号

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  1. 熊谷市議会 2005-06-13
    06月13日-議案質疑-02号


    取得元: 熊谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    平成17年  6月 定例会(第2回)〇 議 事 日 程                   (6月13日〔月〕午前10時開議)第 1 (議案第 48号) 熊谷農業委員会農地部会を構成する委員定数条例の一部を改正              する条例                               (議案第 49号) 熊谷下水道条例の一部を改正する条例                 (議案第 50号) 消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例            (議案第 51号) 工事請負契約の締結について                      (議案第 52号) 財産の取得について                          (議案第 53号) 荒川北縁水防事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の              変更について                             (議案第 54号) 熊谷地区消防組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約変更              について                               (議案第 55号) 荒川南部環境衛生一部事務組合への熊谷市の加入について         (議案第 56号) 妻沼南河原環境施設組合への熊谷市の加入について            (議案第 57号) 彩の国さいたま人づくり広域連合を組織する地方公共団体の数の減少              について                               (議案第 58号) 市道路線の認定について                        (議案第 59号) 市道路線の廃止について                        (議案第 60号) 熊谷土地開発公社定款変更について                                                (質疑~委員会付託)第 2 (請願第 24号) 埼玉県民飲料水源である荒川に隣接した産業廃棄物最終処分場の不              服審査請求棄却処分を求める意見書の提出を求める請願                                        (上程~委員会付託)                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                            〇議長及び副議長 議 長  19番 笠 原 秀 雄 議員 副議長  13番 新 井 正 夫 議員                                            〇出席議員(29名)   1番  松  浦  紀  一  議員    2番  松  本  貢 市 郎  議員   3番  三  浦  和  一  議員    4番  大  山  美 智 子  議員   5番  杉  田  芳  雄  議員    6番  礒  崎     修  議員   7番  田  島  道  夫  議員    8番  金  子  雄  二  議員   9番  松  岡  兵  衛  議員   10番  加  藤  恒  男  議員  11番  松  本  富  男  議員   12番  泉     二  良  議員  13番  新  井  正  夫  議員   14番  加 賀 崎  千  秋  議員  15番  吉  田  勝  彦  議員   16番  谷     幸  代  議員  17番  新  井  昭  安  議員   18番  林     真 佐 子  議員  19番  笠  原  秀  雄  議員   20番  滝  沢     肇  議員  21番  新  井  清  次  議員   22番  石  橋  咲  子  議員  23番  安  倍  正  剛  議員   24番  栗  原  健  曻  議員  25番  並  木  正  一  議員   26番  新  島  順  一  議員  27番  江  森  茂  美  議員   28番  神  沼  広  司  議員  29番  坂  田  友  一  議員                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者       市     長    富   岡       清       助     役    石   川   雅   昭       収  入  役    芝   崎   光   利       市 長 公 室 長    氏   家   保   男       企 画 部 長    内   田   由   二       総 務 部 長    木   村   慎 一 郎       市 民 経済部長    金   子   利   夫       保 健 福祉部長    舟   橋   良   一       兼福祉事務所長       生 活 環境部長    嶋   野   正   史       建 設 部 長    大   島   利   彦       都 市 整備部長    持   田   寛   昭       水 道 部 長    利 根 川   茂   芳       契 約 検査室長    江 利 川   正   一       会 計 課 長    福   田   典   子       教 育 委 員 会    飯   塚   誠 一 郎       教  育  長       教 育 次 長    増   田   和   己       監 査 委 員    原   口   茂   一       事 務 局 長       選挙管理委員会    翠   田   晴   夫       事 務 局 長       農 業 委 員 会    野   本   澄   子       事 務 局 長                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    越   谷   昂   一       次     長    長 谷 川       務       主幹議事係長    吉   岡       昭       主幹庶務係長    中   村   貴   史       主     幹    鯨   井   敏   朗       主     査    丸   山   英   道       主     査    萩   野   順   偉              午前10時10分  開 議 ○笠原秀雄議長 出席議員が定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は29人であります。 開会前お手元に配付いたしました書類は、一つ、本日の議事日程一つ、各常任委員会付託区分表一つ請願文書表、以上3件であります。 △(議案第48号)ないし(議案第60号)の一括上程笠原秀雄議長 これより日程に入ります。 日程第1、議案第48号 熊谷農業委員会農地部会を構成する委員定数条例の一部を改正する条例から議案第60号 熊谷土地開発公社定款変更についてまで、以上13件を一括議題といたします。 △上程議案に対する質疑笠原秀雄議長 以上13件に対する質疑に入ります。 ◆林真佐子議員 18番、林真佐子です。議案第49号の熊谷下水道条例の一部を改正する条例について質疑をさせていただきます。実は、前、都市建設常任委員会だったものですから、幾つ説明は受けているのですけれども、改めてまたお尋ねをしたいというように思います。 この前の都市建設常任委員会のときに、この値上げ率平均幾らになるのかとお尋ねしたときに、平均37.7%の値上げ率になるというお話でした。一般的に私たちがこれを使うときに、大体20から30立方メートル、平均大体30から40立方メートル、その辺くらいまでがやっぱり一般家庭としては一番多く使う使用料のところではないかなというように思うわけですけれども、そこでお尋ねいたしますが、10立方メートルまでは基本料金ということで、これが850円になるということですよね。では、20、30、40立方メートルとなったときに、これが幾らになるのか。その10から30立方メートルについて現在75円だったものを140円に引き上げるということで、この引き上げ率を見ますと86.6%という非常に高いものになっています。31から50立方メートルについては105円を155円ということで、47.6%になっています。一番庶民が使う、一般的に使う部分が非常に大きく引き上げられるということになるわけですけれども、その点について、20、30、40になった場合に、これがどうなるのかということでお示しいただきたいと思います。 そして、これが平均37.7%というふうに言われましたけれども、市民にすれば負担増になるわけですが、市にはどれくらいの金額として入ってくるのかをお尋ねいたします。 それから、いろいろ資料を見たのですが、多分この維持管理費使用料の単価の関係でずっと数年見たときに、12年から16年までの資料をいただいたわけなのですが、それでいきますと維持管理費平成12年が81.9円、原価ですね。使用料が85.48円ということで、このままの使用料収入維持管理費回収率を見ますと、平成12年が104.4%、それから13年度が109.7%、14年が115.2%、15年は104.8%、16年も104.0%ということで、その関係で見る限りは賄えているというように私自身は思うわけです。だけれども、これが経費回収率となると極端に下がるのですよね。その理由は何なのかということをお尋ねしたいのです。経費回収率になると12年度は35.4%、それから年々下がりまして、16年になると33.4%ということで出ておりますけれども、なぜこういう差が出てくるのか、その原因お尋ねいたします。 それから、この議案が出て、たまたま近所の方から工事本管が通って説明会があったということでお話を伺いました。とにかく一様に皆さんは、引きたいとは思うけれども、費用が非常にかかると。本管に対する負担金が、ある方は7万円、ある方は10万円と坪数によって違うので、これは一律ではありませんけれども、そういうふうに言われました。そのほかに自宅まで本管から引くということになると、ざっと見積もって私のところでは100万円くらいにはなるでしょうと。考えてしまったと。長い目で見れば、確かに本管、この下水管につなぐということの方が安くなるのかもしれないけれども、現実的にすぐとても引けないということで、制度説明もいろいろ受けたということでしたけれども、他市のいろんな例を比べてみますと、例えば本管から私道に引くところに補助が出ないかとか、あるいは全体の金額は、今熊谷市は融資あっせんしているわけですけれども、10万から50万円というところで融資あっせんしておりまして、回数も48回で年利3%という条件のようですが、そういうところをもう少し緩和していただけないかと。確かに、例えば10万から100万まで借りられるとしても、返すのは返さなければいけないわけですけれども、月1万円ぐらいで何とか返せるなら引きたいというようなお話も聞きました。例えばこの利率を下げるとか、あるいは返済回数をふやすとか、金額融資額の上乗せができるとか、そういう部分での改善というのは行えないのか。これは条例改正にもつながることですから、すぐにということも難しいということもあるかもしれませんけれども、そうした声がたくさん出ました。その辺についてはどんなふうにお考えになっているのか、お尋ねをしたいと思います。 ◎大島利彦建設部長 ただいま林議員から4点にわたりましてご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。 まず、1点目の料金改正についてでございますが、10立米につきましては基本料金として850円ということでございますが、20立米、30立米、40立米になることによって実際に幾らになるのかということでございます。今回の改定に伴いまして、平均的とされております改定でございますが、20立米につきましては、月当たり20立米使った場合、1,950円に改定されます。これは現行では1,417円でございますが、改定によりまして1,950円になるものでございます。それと、30立米、40立米につきまして、申しわけありません、ちょっと計算をいたしますので、追って回答させていただきたいと思います。 2点目の収入見込みでございますが、今回37.7%の改定をいたしますと、おおむね約3億円の収入がふえると見込んでいるところでございます。 3点目の使用料によるそれぞれの維持管理費及び経費回収率関係でございますが、維持管理費に占める割合につきましては、使用料を各年度の維持管理費で割った数字維持管理費回収率でございますので、当然維持管理費よりも使用料収入の方が多いわけでございますから、これは100%を超える値になります。経費回収率につきましては、全体に要する費用、要するに維持管理費、それと資本費と申しまして建設に要した費用の元金、それと利息分のこの返済が生じるわけでございますが、これを資本費と申しまして、この両方に要した費用使用料を割った数字でございますので、当然維持管理費だけであれば使用料で賄い切れますが、建設に要した費用起債分返済額を入れますと、先ほど議員さんからお話のありました経費回収率となりますので、必要な費用に占める使用料割合が16年では33.3%というような形で下がってくるものでございます。 また、4点目の排水設備資金融資制度についてでございますが、現在本市におきましては10万円から50万円までの融資を行っておりまして、その利率が3%となっております。他市の状況を見ましても、それぞれ5万円から40万円とか100万円までとか、幾つかその差はありますが、一般的な数字の貸し付けの金利及びその融資額だというふうに考えております。また、この利用状況につきましては、12年度で2件の申請がございました。13年度はゼロ件、14年度が1件、15年度は1件、16年度がゼロ件という状況でございました。また、この3%の利息につきましては、これに対する補助制度がございまして、返済後に利子に相当する額の80%については利子補てんをするという制度もございますことから、利率としてはかなり低い利率として考えておりますので、現在のところはこの制度につきましては利用状況、それと補てん等制度もありますことを考えまして、現在は見直す予定はございません。 以上でございます。 ◆林真佐子議員 18番、林真佐子先ほどのご説明でも、人件費メンテナンス部分だけだったらば賄えるのだよと。ただ、いろんな借金等下水道建設においての大きな借金があるので、それを入れるとどうしても経費回収率としては低くなってくるのだよというお話でした。これを聞いたときに、普通その維持管理費人件費メンテナンス費用使用料で賄えていて、本来の下水道事業から考えたときに、確かに一般会計から多額な繰入金はしておりますけれども、その部分まで利用者使用者にかかってくるというのは、これはちょっと違うのではないかなという気がどうしてもするわけです。それと同時に、どうしても高利利子起債を起こしているということがあると思いますが、そうしたその高利のものが、いわゆる高利と言われているものが何本ぐらいあって、それがどんなふうに改善されてきているのかという点をお聞きしたいというふうに思うのです。これを、だけれども全部使用料で賄う、受益者とか利用している方の本人で賄うとしたら、37%ぐらいの引き上げではとても間に合わなくて、本当に際限なく上げていかなくてはならないということになると思うので、そういう意味ではそこはやっぱり違うのではないかなというふうに思うのです。 それから、例えば3億円が増収になったときに、熊谷市の整備率が非常におくれている。下水道整備率が非常におくれている。前回の3月議会だったでしょうか、あのときに市長も、下水道整備には力を入れていくというようなことをおっしゃっておりましたので、そういう意味ではそれが生かされるのかどうかということについてもお尋ねしたいと思います。 ◎大島利彦建設部長 繰入金建設に伴う返済についても利用者に求めるのは問題ではないかということについてでございますが、使用料の算出に当たりましては、基本的に汚水につきましては私の費用、要するに私費で払うと。雨水につきましては、公の費用で賄うというのが原則というふうに示されております。しかしながら、国の示しております考え方といたしましては、この建設に要する費用のおおむね50%につきましては国からの交付税措置がございます。そのほかに雨水不明水等処理費として、おおむね本市においては10%程度その費用が入るのではないかということで、これは公費で賄うべきというふうに考えているところでございます。そのほかの費用につきましては、基本的には使用者負担、要するに建設起債に対する40%が使用者負担すべき金額というのが下水道経営をする上で理想的な数値というふうに示されているところでございますが、今回の改定に当たりましては、この40%にいたしますと、77%の改定率改定が必要となります。 しかしながら、懇談会の方から提言をいただきました、利用者に過大な負担とならないよう段階的に上げるべきというような提言をいただいておりますことから、これのおおむね2分の1に当たる37.7%の改定としたところでございます。議員さんからご質問いただきました繰入金につきましても、これを試算いたしますと現在24億円の繰入金がございますが、理想とされる繰入金はおおむね16億円から18億円程度でございます。したがいまして、現行では8億円から6億円は過大に一般会計からの繰入金がなされているというふうに考えられますので、この部分につきましては基本に立ち返りまして、利用者負担という形にするべきというふうに考えているところでございます。 また、3億円の増収について、これにより工事が推進されるようにするべきではないかということでございますが、現在の使用料の増加に伴いまして、先ほどもご説明申し上げましたように本来繰入金が多額に行われているわけでございますので、これに本来は補てんする形で使用料を投入いたしまして、繰入金基本のものに近づけていくということが本来の姿であるというふうには考えております。 以上でございます。 ○笠原秀雄議長 あと、起債の種類、起債関係、高率の、高利回りの起債にどんなものがあるかというのが質問の中にありましたよ。どうしましょう、休憩とりましょうか。 暫時休憩をいたします。              午前10時28分  休 憩                                                          午前11時00分  再 開 ○笠原秀雄議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行笠原秀雄議長 答弁をお願いいたします。 ◎大島利彦建設部長 貴重なお時間、休憩をいただきまして、まことにありがとうございました。林議員からご質問をいただきました30立方メートル及び40立方メートルの使用料についてお答えを申し上げます。 30立方メートルの使用料につきましては、現行では2,205円のものが3,050円の改定となります。40立方メートルのものにつきましては、現行3,097円のものが4,300円に改定となります。 以上でございます。 ◎内田由企画部長 下水道特別会計における起債残高について申し上げます。 平成15年度末の数字になりますが、全体で258億4,700万円でございます。本数にいたしますと、160本でございます。金利別に申し上げますと、年利7.01%以上のもの、残高が33億2,400万円、30本でございます。年利6.01から7%、金額が31億4,700万円、26本でございます。年利5.01から6%、17億1,000万円、13本。年利4.01から5%、総額45億8,600万円、28本。年利3.01から4%、21億6,600万円、9本。年利3%以下、約109億1,000万円、54本。 以上でございます。 ◆林真佐子議員 ありがとうございます。余り本数が多いので、びっくりしました。 それで、こういう金利のものについてはこれまでも議会で取り上げられてきたことは承知しておりますが、ここにも大きな原因があると思うのです。国民が本当にこんなに苦しんでいるときに国の方は耳をかさないというところは本当に問題があると思うので、そうしたことが直接こういうことに、受益者負担だということで使用者にかかってくるということも、これは問題ではないかというように思います。 それから、下水道経費については、国の方の通達で、維持管理費に係る部分は、50%の建設費地方交付税として50%が見られているよというふうに先ほど答弁がありました。しかし、この部分もどんどん削られてくるという、削るよという通達が出ているわけで、実際に25%ぐらいになるよと言っているわけですから、そういうことについてはやっぱりきちんと国に対して改善を求めていくということを自治体としても声を上げていかなければならないのではないかと思います。 それで、先ほど3億円ほど増収になるということなのですけれども、少なくとも認可地域整備率としては75%というふうに聞いております。これが少なくとも認可された区域ぐらいは早い時期に100%完了するようにならないといけないと思うのですが、その見通しについて最後にお聞きして終わりたいと思います。 ◎大島利彦建設部長 ただいまの今後の見通しについてのご質問お答えいたします。 現在本市下水道整備率につきましては、事業認可をいただいております面積が1,775ヘクタールございまして、16年度末の整備済み面積が1,340.6ヘクタールございます。この割合が75.5%ということになっておりますが、熊谷市におきましてはまだまだ人口の密集している区域において整備を進めなければならないという部分がたくさん残されている状況もございますので、財政状況を見ながら、できるだけ早く整備が進むよう努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ◆神沼広司議員 28番、神沼広司です。議案第51号について若干質疑をさせていただきます。 当初この関係星川通り整備工事費ということで、ここにも予算が出ておりますが、5億6,490万で今回の51号に出ておるわけでございます。ご案内のとおり、星川通りシンボルロード事業として既に数年前にこの駅前通りまでは完成を見たところでございますし、本市の誇る、まさにシンボルの道路としての機能が今配置されておるわけでございます。 そこで、今回この議案書を見てみますと、地元に対する当初の説明内容と私の感じ方、受けとめ方とすると若干変わってきたな。当初は星川と同じように、中央に水路をつくって、そして低木等も植えていくよと、こういう考え方が示されたように聞いておりますが、その間、地元星川を愛する会等の折衝、調整によって今回のこういう形での整備計画ができたのかどうかのその辺を確認をまずしたいなというふうに思います。 ◎大島利彦建設部長 ただいまご質問いただきました星川通線整備の計画に至る段階の説明についてでございますが、星川整備につきましては、既に駅前から西側の部分につきましてはシンボルロードとして整備が終わっております。この区間につきましては、幅員が20メートルの幅員がございますことから、真ん中を流れております星川を有効活用するような形で植栽等の整備も行ってまいりましたが、駅前通りから東側につきましては幅員が16メーターと狭いことから、今までシンボルロードで整備を行ってきたものと同等の整備をすることは幅員的に困難な状況でございます。 こういうような中で、地元の方から緑地の整備もあわせてというような申し入れ等がございまして、この件について検討いたしました結果、今回発注いたします計画の中では一部緑地帯も何らかの形で設けていくというような形で、できる限りの努力はしていくという形で努めたものでございます。地元の方々の説明につきましては、昨年度末説明を行いまして、おおむねのご了解をいただいているというふうに考えております。 以上でございます。
    神沼広司議員 今までのところでは了解しましたが、実はこの道路の標準断面図を見ると歩道がないのです。法務局が今の筑波三丁目の地内に移転をしまして、現在法務局を利用する人たちの駐車、停車、10台ぐらいずっともうつながっていて、いわば交通渋滞の原因にもなっておりますし、歩行者等は危険で、とても通れない。歩くところがないですから。そういう中で、現況をとらえて、もう既にこの法務局ができてからかなりたっておりますから、その現況を踏まえて歩道をつくらないか。一部川の上へ歩道をつくってやったって、これは別にできないことではない。当初は暗渠にしてという考え方もあったわけですから、そういう現況を踏まえてのこういう断面図的なものを市の方で考えてこられたのかどうか。その歩道をあわせて整備、計画に入れなかった理由をお尋ねいたします。 ◎大島利彦建設部長 歩道の計画についてのご質問お答えを申し上げます。 今回発注をいたします整備の中には、基本的な考え方といたしまして、国営農地防災事業とあわせて整備を行う計画としておりまして、こちらの国営農地防災事業の期間が平成18年度の完了という形になっておりますことから、これとあわせて整備を行うことといたしまして、今回発注いたしました内容につきましては、真ん中にあります星川整備雨水、農業用水を星川の下に入れ、また星川の断面を少し小さくいたしまして、最終的には歩道等の整備も計画しておりますが、今回の工事の中では、まずはこの水路の幅を狭くすると。これに伴いまして、水量を確保するために道路の下に雨水を切り回す水路の設置を行うという工事を今回の工事で行うこととしておりまして、道路面の整備につきましては、今回は多少現在の路盤高と段差が生じますことから、これの調整を行うのみとしております。 歩道につきましては、今後財政状況等勘案しながら整備をすることとしておりますので、今回の計画の中には歩道は入っておりませんが、最終の計画の中では歩道も整備する計画となっております。 以上でございます。 ◆神沼広司議員 大体わかりました。では、将来は歩道も考えていると、こういうふうに理解してよろしいわけですね。 そこで、実はこの工事、農業用水の関係を含めて国営農地防災事業事業でもあるわけですから、当然期間が結構長いですね。したがって、現在の用水に水が流れていない。したがって、今田植えの時期ですから流していますけれども、工事が始まるとまた流水はなくなる。青い藻が生えて、よどんで。星川です。せっかくの星川の景観、シンボルロードということで皆さんがあそこを散策に、市外の人たちも相当来るのです。何でこれは、虫もいないよ、魚もいないよ、こういう死の川になっている。この現況を早く解消しないと、せっかくの星川シンボルロードとしてのイメージダウンにつながる、こういうふうに思います。そういう意味で、行政として工事期間中できるだけ水を流す工法等によってこの景観が保たれながら、青いコケが川の中へ浮いているというのは大変なことですので、やはりある程度、月に1回や2回は星川の中を清掃する、そういう努力もしてほしいということを申し上げて、終わります。ありがとうございました。 ○笠原秀雄議長 他に。 ◆礒崎修議員 6番、礒崎修です。議案第55号のことで質問します。ナンバー1と振られています議案書なのですが、この中の65ページ、一番最後の2の附帯施設というところに健康スポーツセンター及び船木プールというものが出てきますが、私は全くこのことを知らないのですが、ほかの議員さんも知らない方がいらっしゃると思いますので、その建設場所と総工費及びその財源、そして年間の維持管理費がどのくらいの見込額か、この3点を教えていただきたいと思います。 ◎嶋野正史生活環境部長 ただいまご質問いただきました荒川南部の環境衛生の一部組合の中の附帯施設の問題でございますが、この附帯施設、現在荒川南部の一部組合で維持管理、管理運営を行っているものでございます。大里地域、健康スポーツセンターは現在し尿処理施設を建設をしたわけですけれども、その附帯施設として温水プールを建設をしました。その内容がこの健康スポーツセンターという内容でございます。これは現在大里町の地域にあります。 それから、船木プールは既にプールとして供用開始をしておりまして、これは大里地域にあるものですが、以前からプールとして活用をして、一部事務組合の方で維持管理をしているものでございます。 維持管理、それから総工費等については現在ちょっと確認をしておりませんので、改めてまたご提示したいと思いますが、よろしくお願いします。 ◆礒崎修議員 6番、礒崎修です。あまりよく熊谷市の方としてはわかっていないということですね、要するに。わかりました。総工費及び財源、そして年間の維持管理費がどのくらいになるか、その辺だけはやはり、新熊谷市になるわけですから、8割以上の人口が本市が占めるわけですから、当然そういった点も関心を示していただきたいと思います。 以上です。 ○笠原秀雄議長 ほかに。 ◆滝沢肇議員 20番、滝沢肇です。先ほど来何点か質疑が出ておりますけれども、いわゆる合併に絡む議案かなというふうな理解をしているわけであります。 まず最初に、49号の、先ほど質疑、応答になっていました熊谷下水道条例の一部を改正する条例でありますが、これは施工期日が18年の6月1日以降ということでありました。これは明らかに合併をにらんでの措置というふうに思うわけでありますが、これまで1市2町で開かれてまいりました合併協議会の協議項目の中で、23の14ということで下水道事業が協議を平成16年8月6日の第3回協議会においてなされてまいりました。そこで下水道使用料については合併後再編をするという結論になっていたわけでありますけれども、これをにらんでの今回の条例改正なのか。だとしたら、他の町の状況はどうなのか、概略をお示しをいただきたいと思います。 次に、議案第54号 熊谷地区消防組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約変更についてでありますが、この熊谷地区消防組合につきましても合併協議会の中で協議をしてまいりました経過があります。実は私自身も議会の代表として合併協議会に参画をさせていただき、この協議に加わっていたわけでありますけれども、今思い起こしますと自責の思いが払拭しがたいものがございまして、お尋ねをさせていただきたいと思います。 このことにつきましては、協定項目の14ということで、一部組合の取り扱いの中で熊谷地区消防組合のあり方について協議がされた経過があります。第3回の協議会先ほど申しました平成16年8月6日に議題となったものでありますけれども、実は、この協議に先立ちまして、私自身といたしましては熊谷地区消防組合、消防本部を訪ねまして、それまで1市3町で合併の協議を進めてきた経過、そして江南町が離脱した後の消防業務のあり方について話し合った経過がございます。江南町は住民投票の結果として、1市3町からの合併を離脱をいたしました。そして、私どもとすれば、その合併が成就していれば必然的に熊谷地区消防組合は消滅をし、新たな熊谷市の消防本部として位置づけられたはずであったわけであります。しかしながら、離脱を江南町はいたしました。そのことによって消防組合をどうするのか、私自身としても多少は考えさせていただきました。そのとき、消防本部の幹部の方の話ですと、選択肢とすれば委託ということもありますけれども、今国の方針はできるだけ大きな消防行政の組織に進める方向で動いていますということでありました。江南町が抜けたことによってこの組合をどうするかということについては話す立場にはありませんけれどもということでありましたけれども、その後、確かに最近の報道等によりますと、国の方針として、県を一つの単位とした消防組織の普及を図ろうというふうな方向づけが出ているようでありますから、消防本部でそのとき話されたことはもっともなことだなというふうに思っているところであります。 しかしながら、最近の近隣の状況を見ますと、それとは逆な結果も出ています。例えば深谷グループの合併であります。深谷、岡部、花園、川本、1市3町の合併の中で消防の組織はそれまで深谷市と岡部町で共同事務組合の中で消防と衛生と火葬をやっていたということであります。一方、寄居、川本、花園、3町で寄居地区消防組合をつくっておりました。深谷、岡部の関係は、当然新しい市に吸収されるわけでありますから、何もありませんけれども、寄居地区消防組合につきましては平成17年の12月31日で解散をすることになるのだろうと思います。合併の前日に解散をして、合併の日に新しい深谷市と寄居町で委託契約をするということで合併協議が進んでいるようであります。 一方、利根川を挟んだお隣の太田市でありますけれども、1市3町で合併をして、3月28日に新市がスタートをいたしました。加わりました構成自治体の中で藪塚本町につきましては、それまで桐生市を中核とする一部事務組合の中で消防業務が行われてまいりました。一方、新田町、尾島町につきましては、それに大泉町が加わって太田市と消防の一部事務組合を構成しておりました。そして、3月28日に合併するに先立ち、協議は、藪塚本町につきましては桐生地区の消防組合から脱退をする。そして、それまで太田市、新田町、尾島町、大泉町で構成されておりました消防組合は解散をし、合併の日に大泉町は新しい太田市と委託契約を結ぶという方向で今進んでいます。 今申し上げましたように、二つの事例を考えたときに、何の議論もないまま1市2町の合併協議の中で消防にかかわる議案が通過をし、富岡会長の提案どおりに決まったわけでありますけれども、本当にそれでよかったのだろうか。結論はそうなるにしても、経過の中でしっかりとした議論が必要ではなかったのか、大変思い悩むところであります。 そこでお尋ねをしたいと思いますけれども、提案するに当たって熊谷市の執行部としては、消防組合のあり方について、特に事務委託等の関係についてどのような考察をし、検討をし、提案をしたのか、お尋ねをしておきたいと思います。 以上です。 ◎大島利彦建設部長 ただいまご質問をいただきました、合併後の再編ということを含めて検討しているかということについてでございますが、この改定時期につきましても下水道懇談会でご協議をいただきまして、その中で、一日も早い改定は必要であるということ、さらに合併協議会におきまして、合併後再編をするということの承認をいただいていること等を踏まえた中で、合併の時期が18年4月1日が望ましいというご提言をいただいておりますので、これを踏まえ、改定時期を18年4月1日からとしたことでございますので、合併の協議会での承認を踏まえた改定時期というふうに考えております。 また、2点目の他の町の状況についてでございますが、大里町につきましては公共の下水道は実施しておりません。妻沼町につきましては、単独処理の下水道整備を進めているところでございまして、本市使用料と異なる金額でございまして、20立米当たりで申しますと2,100円の使用料という形になっております。今後の手続といたしましては、専門部会の中で妻沼町とも協議を進めてまいりましたが、今議会でご提案をいたしました金額でご承認いただけたならば、これを踏まえ、妻沼町の方の下水道の審議会において改定についてのご議論をいただきまして、その結果を見て、料金のすり合わせにつきましては改めて専門部会等の中で検討していきたいということで考えております。 以上でございます。 ◎木村慎一郎総務部長 滝沢議員さんから議案第54号 熊谷地区消防組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約変更につきましてのご質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。 滝沢議員さんのご指摘、またご案内のとおり、一部事務組合等の取り扱いにつきましては、1市2町の合併協議会におきまして合併に向けてその調整方針が協議をされ、決定をいただいたところでございます。この協議の中で熊谷地区消防組合の取り扱いにつきましては、合併後も一部事務組合として存続することとされ、合併協定書にもその旨記載したところでございます。 なお、ご指摘をいただきました合併協議会への当該組合の取り扱いを提案するに当たりましては、大変重要な案件でありますことから1市2町の首長間で協議を行いましたところでございますが、事務委託とする場合は町としての管理執行権限がなくなること、そして議会もなくなりますことから、地区住民の声が届きにくくなること、また現在持っております地区消防組合の方の財産処分等の面、さらには江南町の今後の合併に関する動向などを総合的に勘案をいたしまして、組合を存続する方針といたしたところでございます。したがいまして、合併後は熊谷市と江南町の1市1町で組合が存続すると、このようなことになりますが、合併後におきましても広域消防事務のあり方が諸般の状況等引き続き議論されることとなるものと考えております。 以上でございます。 ◆滝沢肇議員 20番、滝沢肇。ご答弁をいただきまして、ありがとうございました。下水道関係につきましては、了解いたしました。 消防組合の関係につきましても、既に結論が出ていることでありますから、今さら何をか言わんやということにはなるわけでありますけれども、やはり私どもといたしますと、行財政改革が進められる中でやはり極めて重要な問題だったというふうに改めてまた思いをしているところであります。費用対効果の面で、広域に取り組むことによってその実現が図れるもの、縮小することによって実現が図れるもの、利用の方法があっただろうというふうに思うわけであります。消防組合につきましても、解散することによって、解散の時期については、ときについては解散の手続、財産の処分あったかと思いますけれども、大泉、新太田市の例にもありますように、実現できないことではなかったわけでありますから、やはりそのことは重く受けとめておいてほしいなというふうに思っています。 新たな江南町の動きが先般新聞で報道されておりました。正式に首長さんからこちらの市長さんにどのような意思表示が伝わっているかわかりませんけれども、一つのパフォーマンスかなというふうな感じを持ったところであります。なかなか正式には尋ねにくい状況を新聞をうまく利用されたというような感じを持っているところでありまして、10月1日、新市がスタートをするに当たり、江南町の関係は慎重に今後も進めていただきたいというふうに思っております。 終わります。 ○笠原秀雄議長 ほかに。               〔「なし」と言う者あり〕 ○笠原秀雄議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案委員会付託 ○笠原秀雄議長 お諮りいたします。 上程中の議案13件については、既に配付済みの各常任委員会付託区分表により関係委員会に付託したいと存じますが、これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○笠原秀雄議長 ご異議なしと認めます。 したがって、議案第48号から議案第60号までの13件は、関係委員会に付託することに決定いたしました。 △(請願第24号)の上程、委員会付託 ○笠原秀雄議長 次、日程第2、請願第24号 埼玉県民飲料水源である荒川に隣接した産業廃棄物最終処分場の不服審査請求棄却処分を求める意見書の提出を求める請願を上程いたします。 本請願については、各常任委員会付託区分表により福祉環境常任委員会に付託したいと存じますが、これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○笠原秀雄議長 ご異議なしと認めます。 したがって、本請願につきましては、福祉環境常任委員会に付託することに決定いたしました。 ○笠原秀雄議長 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。              午前11時33分  散 会...