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09月18日-議案説明・質疑-02号

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  1. 熊谷市議会 1985-09-18
    09月18日-議案説明・質疑-02号


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    昭和60年  9月 定例会(第4回)〇 議 事 日 程         (9月18日〔水〕午前10時開議)第 1 (議案第97号) 専決処分の承認を求めることについて                            (上程~採決)第 2 (議案第68号) 昭和59年度一般会計決算    (議案第69号) 昭和59年度国民健康保険特別会計決算    (議案第70号) 昭和59年度市営競輪特別会計決算    (議案第71号) 昭和59年度下水道特別会計決算    (議案第72号) 昭和59年度交通災害共済特別会計決算    (議案第73号) 昭和59年度公共用地先行取得特別会計決算    (議案第74号) 昭和59年度別府土地区画整理事業特別会計決算    (議案第75号) 昭和59年度駐車場事業特別会計決算    (議案第76号) 昭和59年度住宅資金貸付事業特別会計決算    (議案第77号) 昭和59年度箱田土地区画整理事業特別会計決算    (議案第78号) 昭和59年度久下東部土地区画整理事業特別会計             決算    (議案第79号) 昭和59年度熊谷駅東部土地区画整理事業特別会             計決算    (議案第80号) 昭和59年度井稲荷木上土地区画整理事業特別             会計決算    (議案第81号) 昭和59年度籠原中央第二土地区画整理事業特別             会計決算    (議案第82号) 昭和59年度老人保健特別会計決算    (議案第83号) 昭和59年度籠原中央第一土地区画整理事業特別             会計決算    (議案第84号) 昭和59年度水道事業決算第 3 (議案第85号) 昭和60年度一般会計補正予算(第2号)    (議案第86号) 昭和60年度国民健康保険特別会計補正予算(第             1号)    (議案第87号) 昭和60年度下水道特別会計補正予算(第1号)    (議案第88号) 昭和60年度別府土地区画整理事業特別会計補正             予算(第1号)    (議案第89号) 昭和60年度箱田土地区画整理事業特別会計補正             予算(第1号)    (議案第90号) 昭和60年久下東部土地区画整理事業特別会計補             正予算(第1号)    (議案第91号) 昭和60年度熊谷駅東部土地区画整理事業特別会             計補正予算(第1号)    (議案第92号) 昭和60年度玉井稲荷木上土地区画整理事業特月             会計補正予算(第1号)    (議案第93号) 昭和60年度籠原中央第二土地区画整理事業特別             会計補正予算(第1号)    (議案第94号) 昭和60年度老人保健特別会計補正予算(第1号)    (議案第95号) 昭和60年度籠原中央第一土地区画整理事業特別             会計補正予算(第1号)    (議案第96号) 昭和60年度水道事業会計補正予算(第1号)第 4 (議案第98号) 熊谷市職員恩給条例等の一部を改正する条例    (議案第99号) 熊谷市営住宅条例の一部を改正する条例    (議案第100 号) 熊谷市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部             を改正する条例    (議案第101 号) 熊谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例    (議案第102 号) 熊谷市都市公園条例の一部を改正する条例    (議案第103 号) 熊谷市家庭奉仕員派遣条例    (議案第104 号) 工事請負契約の締結について(熊谷市立熊谷東中             学校校舎建築工事)    (議案第105号) 和解について    (議案第106号) 損害賠償の額の決定について    (議案第107号) 市道路線の認定について    (議案第108号) 市道路線の廃止について                         (日程第2~第4上程)第 5           市長の提案理由の説明第 6           日程第2(議案第68号)ないし日程第4(議              案第108号)                          (質疑~委員会付託)〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり〇出席議員(34名)   1番  岩 瀬 ふみ子 君    2番  原 田 雅 夫 君   3番  河 西 昌 美 君    4番  水 山 正 夫 君   5番  島 野   直 君    6番  久 保 勝 之 君   7番  恩 曽 新 平 君    8番  江 森 茂 美 君   9番  富 岡   清 君   10番  湯 本   勇 君  11番  小久保 貞 利 君   12番  大 井 勇 一 君  13番  清 水 信 夫 君   14番  野 口 康 男 君  15番  河 田   勇 君   16番  栗 原 真三郎 君  17番  田 口 茂 治 君   18番  中 島 常 夫 君  19番  小 林 熊 二 君   20番  田 中 剛 毅 君  21番  原 田   徹 君   22番  富 田 嘉十郎 君  23番  神 沼 広 司 君   24番  坂 田 友 一 君  25番  三 浦 和 三 君   26番  山 田 胤 雄 君  27番  松 本 重 行 君   28番  宮 城 喜代次 君  29番  清 水 忠一郎 君   31番    欠   員  32番  高 橋 広 良 君   33番  鈴 木 保 政 君  34番  吉 野 長左衛門君   35番  大 島 徳四郎 君  36番  鳥 場 重 徳 君〇欠員議員(1名) 30番   峰 岸 寿 郎 君〇説明のための出席者     市     長  増 田 敏 男 君     助     役  湯 澤   進 君     収  入  役  柿 沼 吉 男 君     参事兼秘書課長  山 下 光 男 君     総 務 部 長  新 井   勝 君     市 民 部 長  上 野 正 男 君     福 祉 部 長  太 田 精 一 君     衛 生 部 長  森 田   搏 君     経 済 部 長  並 木 千之助 君     建 設 部 長  新 井   寛 君     開 発 部 長  曽 根 真 二 君     水 道 部 長  四分一 幸 夫 君     会 計 課 長  雲 田 勇 作 君     教育委員会              関 根 幸 夫 君     教  育  長     教 育 次 長  並 木 良 輔 君     監 査 委 員              石 坂 初五郎 君     事 務 局 長     選挙管理委員会              金 子   茂 君     事 務 局 長     農 業 委 員 会              内 村 武 雄 君     事 務 局 長     財 政 課 長  増 田 裕 作 君     企 画 課 長  芝 崎 光 利 君〇事務局職員出席者     事 務 局 長  西 木 東 一     次     長  富 森 義 長     主幹兼議事係長  小 堀 征 夫     主     査  金 井 美喜雄     主     査  神 沼 一 郎     主     査  新 井 賢 治     主     査  舟 橋 秀 和          午後2時53分   開 議 ○田中剛毅議長 出席議員が定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は34名であります。 開会前お手元に配付いたさせました書類は、1、本日の議事日程、1、委員会招集通知、1、委員会付託区分表(その1、その2)、以上3件でありますので、ご了承願います。 ○田中剛毅議長 直ちに日程に入ります。 △(議案第97号)の上程、説明 ○田中剛毅議長 日程第1、議案第97号 専決処分の承認を求めることについて(昭和60年度市営競輪特別会計補正予算(第1号)、本案を議題といたします。本案について理事者の説明を求めます。 ◎新井勝総務部長 ただいま議題となりました議案第97号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。資料13ご用意いただきたいと思います。 その議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。専決処分しました案件は、昭和60年度本市市営競輪特別会計補正予算(第1号)についてでございます。その理由でございますが、去る8月21目から23日及び29日から31日に開催されました市営競輪で、後節8月31日に至りまして、車券発売収入が予想以上に増加いたし既定予算では払戻金等の支払いに不足を生ずることが明らかになりましたので、議案書の5ページになりますが、歳入歳出とも1億9,000万円を追加することとしたのでございます。競輪開催中でありましたので、議会を招集するいとまはないと認め、去る8月31日、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定に基づきましてご報告申し上げますとともに、ご承認をお願いするものであります。 なお10ページをごらんいただきたいと思いますが、歳入につきましては全額車券発売収入として、歳出におきましては競輪場使用料を初め、車券の売り上げ増に伴い増加の各種交付金、納付金及び払戻金を追加したほか、一般会計への繰出金も2,970万円追加することができました。 何とぞご承認賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○田中剛毅議長 以上で理事者の説明は終わりました。 △上程議案に対する質疑 ○田中剛毅議長 これより本案に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略田中剛毅議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議ありませんので委員会付託を省略することに決しました。 △上程議案に対する討論 ○田中剛毅議長 これより討論に入ります。          〔「なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○田中剛毅議長 これより本案を採決いたします。 議案第97号 専決処分の承認を求めることについて、昭和60年度市営競輪特別会計補正予算(第1号)、本案は原案どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○田中剛毅議長 起立全員であります。 よって、議案第97号は原案どおり可決されました。 △(議案第68号)ないし(議案第96号)及び(議案第98号)ないし(議案第108号)の一括上程
    田中剛毅議長 次、日程第2、議案第68号 昭和59年度一般会計決算ないし議案第84号 昭和59年度水道事業決算、以上17件、日程第3、議案第85号 昭和60年度一般会計補正予算(第2号)ないし議案第96号昭和60年度水道事業会計補正予算(第1号)、以上12件、日程第4、議案第98号 熊谷市職員恩給条例等の一部を改正する条例ないし議案第108号 市道路線の廃止についての以上11件、合計40案件を一括議題といたします。 △市長の提案理由の説明 ○田中剛毅議長 次、日程第5、市長の提案理由の説明。 書記をして説明の要旨を配付いたさせます。          〔書記配付〕 ○田中剛毅議長 このことについて市長の発言を求めます。          〔市長増田敏男君登壇〕 ◎増田敏男市長 このたび、9月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご参会を賜り、補正予算案を初め当面する市政の諸案件につきまして、ご審議いただくことができますことは、市政進展のため、まことに喜びにたえないところであります。 さて、市政は、議員各位のご指導と市民皆様のご理解、ご協力により、おおむね順調に運営されておりますが、地方自治体を取り巻く社会経済情勢は、依然として厳しい状況が予想されるところであります。このような状況の中で、市民生活、市民福祉の向上充実のため、さらに一層の努力をしてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご指導を賜りますようお願い申し上げるものであります。 なお、本年度も例年のように、夏の諸行事も市民多数の参加を得て、盛大にとり行われたところであり、関係皆様のご尽力に感謝申し上げる次第であります。 この際、ご報告申し上げますが、埼玉県の新長期構想における主要プロジェクトの一つであります「さいたま博覧会」を昭和63年に本市上川上地内の県営スポーツ文化公園(仮称)建設用地を主会場として開催することが内定し、9月定例県議会に準備経費の補正を提案するなど準備が進められると承っております。「さいたま博覧会」は、もちろん県全体の経済、文化の振興を図るとともに、県のイメージを高め、産業、技術、文化など躍進する埼玉を紹介するイベントでありますが、本市の発展に大きく貢献するものと考えるものであり、本市での開催実現にむけて、さらに働きかけを強め、県に協力してまいりたいと考えております。議員各位におかれましても、よろしくご支援のほど、お願いいたします。 それでは、ただいまから今次定例会の諸議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。 まず、今回の補正予算案でありますが、国、県支出金等の特定財源の内定に伴う経費及び特に急を要する経費を中心に補正することとしたところであります。 最初に、一般会計補正予算案のうち、主なものにつきまして、ご説明申し上げます。 総務費におきましては、収税課に電子計算機の端末機を設置する経費を補正するとともに、不発弾処理のための調査委託料及び戸籍、住民票等の作成事務処理の迅速化を図るため、専用のワードプロセッサを設置するための経費を補正するほか、例年のとおり、勧奨等による退職者の退職手当を補正するものであります。 民生費におきましては、重度障害者居宅改善整備費補助対象件数の増加に伴い、補助金を補正するとともに新たに聴覚障害者に対し、ミニファックス等の使用料について助成することといたしました。 衛生費におきましては、第一水先園のし尿貯留槽清掃を行う委託料及び分別収集により収集されました使用済乾電池の処理を行うための経費を補正するものであります。 農林水産業費におきましては、高度の稲作技術についての自主的研究活動を助成するための先導的稲作技術改善モデル地区育成事業費補助金を初め、水田利用再編対策の円滑な推進を図るための転作奨励補助金を補正するとともに、土地改良事業としての農道の整備費及び同和対策事業としての農道の整備費を補正するものであります。 商工費におきましては、籠原商工振興会上熊谷商店会及び美土里町商店連合会等で実施いたします街路灯新設または改修等に対し、助成を行うこととしたものであります。 土木費におきましては、市民からの要望の多い市道の整備を推進するため、側溝整備工事費道路新設改良工事費及び道路舗装工事費を補正するとともに、国庫補助金の決定に伴い、福祉センター通線道路改良事業費及び森林公園北口線道路改良事業費の補正を行うものであります。 また、防災対策を推進するため、大幡資材置場内に、土砂置場を建築するための工事費、緑化センター身体障害者用エレベーターを設置するための工事費及び市制施行50周年記念事業であります「タイムカプセル」を中央公園に埋設するための工事費を補正するものであります。 教育費におきましては、成田小学校校舎建築工事の完了に伴い、附帯施設の整備を進めるための工事費及び同校借地の買収に要する経費をはじめ、小中学校の諸施設の整備を進めるための工事費、市立女子高校自転車置場を建築するための工事費を補正するものであります。 また、別府小学校校舎建設予定地埋蔵文化財発掘調査に要する経費を、既に建設用地を取得してあります荒川公民館(仮称)及び吉岡幼稚園の設計に先駆け、地質調査委託料を、さらに学校給食センター受電設備改修等のための工事費を補正するものであります。 以上が、一般会計補正予算案の概要でありますが、これらの財源といたしまして、所定の特定財源のほか、前年度繰越金を充てることとしたのであります。 次に、特別会計につきまして申し上げます。 国民健康保険特別会計の事業勘定及び老人保健特別会計におきましては、昨年度国庫及び社会保険診療報酬支払基金等から交付されました療養給付費負担金または医療費負担金等の精算に伴い、その返納金を補正するものであります。 下水道特別会計におきましては、国庫補助金の決定に伴い、幹線及び枝線管渠を埋設するための下水路工事費並びに地上物件及び地下埋設物の移設等の補償金を補正するほか、処理開始区域下水道台帳を作成するための委託料を補正するものであります。 別府土地区画整理事業特別会計におきましては、事業の終了に向けて鋭意努力しておるところでありますが、昭和61年度には、換地処分を実施したいので、換地計画書等の作成を行うための委託料及び家屋等の移転補償金を補正するものであります。 箱田土地区画整理事業特別会計を初め、熊谷駅東部土地区画整理事業特別会計、籠原中央第一土地区画整理事業特別会計及び籠原中央第二土地区画整理事業特別会計につきましては、国庫補助金等の決定に伴い、それぞれ補正を行うものでありますが、その内容は、家屋移転補償金画地確定測量等委託料または移転家屋等調査積算委託科等の補正を行うものであります。 久下東部土地区画整理事業特別会計におきましては、昭和61年度に区域内の高崎線北側地域について、下水道の供給開始を予定しておりますので、それに先駆け、下水道台帳作成等の委託料を補正するものであります。 また、玉井稲荷木上土地区画整理事業特別会計におきまして、仮設住宅建設費の補正を行うものであります。 水道事業会計におきましては、送水管布設工事に伴う樹木補償金を補正するものであります。 次に、昭和59年度一般会計特別会計及び水道事業会計の決算の認定を賜りたく、決算議案を提案申し上げておりますが、昨年度も厳しい経済環境の中での行財政執行でありましたが、議員各位のご指導と市民皆様のご協力により、各会計とも収支均衡を維持することができましたことに、心から感謝申し上げます。 なお、本決算につきましては、本市監査委員から、貴重なご意見をいただいておりますので、これを尊重するとともに議員各位の一層のご指導をお願い申し上げます。 このほか、議案といたしましては、熊谷市職員恩給条例等の一部を改正する条例等を提案申し上げておりますが、議員各位には、何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○田中剛毅議長 以上で市長の説明は終わりました。 △(議案第68号)ないし(議案第96号)の説明 ○田中剛毅議長 上程中の決算17件、補正予算12件について順次理事者の説明を求めます。 ◎増田裕作財政課長 それでは、ただいま議題となりました昭和59年度一般会計特別会計決算について、ご説明申し上げます。 ご配付申し上げてあります議案のうち、表紙にナンバー1と表示してあります決算書をごらんいただきたいと思います。 まず、1ページの議案第68号 昭和59年度本市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 最初に、歳入の総括について申し上げますので、4ページをごらんいただきたいと思います。一番下の歳入合計では、予算現額241億7,931万8,000万円に対し、収入済額は249億1,079万1,672円で、この執行率は103.0%でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと1億3,517万1,435円の減、率にして0.5%の減でありました。 続いて、歳出でありますが、合計額は、8ページの歳出合計欄のとおり、支出済額は239億4,738万2,187円で、前年度に比較し1億7,129万9,598円の減、率にして0.7%の減でありました。なお、執行率は99.0%でございます。 次に、歳入歳出の差し引きでございますが、残額9億6,340万9,485円で、全額翌年度へ繰り越すものでございますが、このうち、翌年度へ繰り越すべき財源が710万9,000円ありますので、実質収支額は9億5,630万485円となるわけでございます。 なお、主要施策などにつきましては、別冊の決算説明書に記載のとおりでありますので、後刻ご参照賜りたいと存じます。 次に、9ページの議案第69号 昭和59年度本市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。歳入決算額は、総額38億7,272万7,706円、歳出決算額は36億9,654万8,003円であり、歳入歳出差し引き残額1億7,617万9,703円を翌年度へ繰り越すものでございます。本会計におきましては、事業勘定では、歳出総額の70.5%を占めます保険給付が、24万2,635件でございまして、また診療施設勘定では、診療件数が8,370件でございました。 17ページにまいりまして、議案第70号 昭和59年度本市市営競輪特別会計歳入歳出決算について申し上げます。歳入決算額収入済額の総額は、25億7,600万7,188円、18ページにまいりまして、歳出決算額は、支出済額の総額25億7,041万7,565円であり、歳入歳出差し引き残額558万9,623円を翌年度へ繰り越すものでございます。 本会計では、59年7月5日から6日間、大宮競輪場で、市営競輪を開催いたしまして、収益金1億2,600万円を一般会計に繰り出すことができたわけであります。 次に、19ページの議案第71号 昭和59年度本市下水道特別会計歳入歳出決算について申し上げます。歳入決算額の合計は、20ページの収入済額28億7,474万8,619円、歳出決算額合計支出済額は28億1,144万8,619円で、歳入歳出差し引き残額は、6,330万円でございますが、翌年度へ繰り越すべき財源が6,330万円でありますので、実質収支額はゼロ円でございます。 本会計におきましては、公共下水道事業補助対象事業として、熊谷第1処理分区等の汚水幹線及び枝線管渠の延長を図ったほか、管渠の埋設に伴う水道管、ガス管の移設等の移設補償を実施し、単独事業として、汚水管、雨水管を埋設、面的整備を図りました。さらに、平戸都市下水路の築造を行ったほか荒川左岸北部流域下水道事業負担金も支出いたしました。 次は、22ページの議案第72号 昭和59年度本市交通災害共済特別会計歳入歳出決算について申し上げます。歳入の決算額は3,818万2,962円の収入済額歳出決算額は2,773万5,893円の支出済額で、歳入歳出差し引き残額の1,044万7,069円を翌年度へ繰り越すものでございます。 本会計では、加入者数8万6,441人、見舞件数377人、見舞金額にして1,993万円でありました。 次は、24ページにまいりまして、議案第73号 昭和59年度本市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額1億1,384万4,015円、歳出合計の支出済額1億1,384万4,015円で、歳入歳出差し引き残額はゼロ円でございます。 本会計では、一般会計からの繰入れを行い公債費にあてました。 26ページにまいりまして、次は議案第74号 昭和59年度本市別府土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算についてであります。決算額は、歳入合計で7,260万3,505円の収入済額、歳出合計で7,062万83円の支出済額により、歳入歳出差し引き残額は、198万3,422円でありました。この残額につきましては、全額翌年度へ繰り越すものであります。 本会計におきましては、別府地域の一部及び玉井地域の一部の区画整理事業を昭和43年度から実施し、本年度は、街路築造工事、検査測量、家屋移転及び工作物補償等を行いました。 次は、28ページにまいりますが、議案第75号 昭和59年度本市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額3,613万943円、歳出合計の支出済額も3,613万943円であり、歳入歳出差し引き残高は、ゼロ円でありました。本年度は、1日平均86.97延べにして3万1,744台の車の利用がありました。 30ページにまいりまして、議案第76号 昭和59年度本市住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額2億3,116万8,537円、歳出合計の支出済額も2億3,116万8,537円で、歳入歳出差し引き残高は、ゼロ円でございます。 本会計におきましては、同和地区において住宅の新築及び改築を行った方に19件の貸し付けを行い、同地区の環境整備の改善を図りました。 次は、32ページにまいりまして、議案第77号 昭和59年度本市箱田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算についてであります。決算額は、歳入合計の収入済額3億8,692万6,198円、歳出合計の支出済額3億4,814万5,255円であり、歳入歳出差し引き残額の3,878万943円を翌年度へ繰り越すものでございます。 本会計では、大字箱田、肥塚、上之の各一部の区画整理事業を昭和48年度から実施しており、本年度も街路新設、街路補修、街路舗装、画地整地工事のほか、画地確定測量及び家屋移転補償等を行いました。 34ページにまいりまして、次は、議案第78号 昭和59年度本市久下東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額7億6,959万949円、歳出合計の支出済額7億5,230万3,038円のとおりであり、歳入歳出差し引き残額1,728万7,911円を翌年度へ繰り越すものであります。 この会計は、昭和53年度から大字久下、太井の各一部において区画整理事業を行っており、本年度は、街路新設、管路新設等の工事を行ったほか家屋移転及び工作物補償等を行いました。 36ページにまいりまして、次に、議案第79号 昭和59年度本市熊谷駅東部土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額6,565万7,407円、歳出合計の支出済額は6,419万3,160円であり、歳入歳出差し引き残額の146万4,247円を翌年度へ繰り越すものでございます。 本会計では、昭和56年度から熊谷駅東部地区において、区画整理事業を行っており、本年度は建物調査、画地確定測量、家屋等移転補償等を行いました。 次は、38ページになりますが、議案第80号 昭和59年度本市玉井稲荷木上土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額6,265万9,908円、歳出合計の支出済額6,030万9,730円であり、歳入歳出差し引き残額の235万178円を翌年度へ繰り越すものでございます。 この会計では、玉井地区の一部の区画整理事業を昭和57年度から行っているわけでございますが、本年度は街路新設、側溝新設、管路新設のほか画地確定測量及び仮換地指定通知書等の作成も行いました。 40ページにまいりまして、次は、議案第81号 昭和59年度本市籠原中央第二土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。決算額は、歳入合計の収入済額1億411万8,254円、歳出合計の支出済額1億29万7,191円であり、歳入歳出差し引き残額の382万1,063円を翌年度へ繰り越すものでございます。 本会計も昭和57年度から籠原駅南側地区の区画整理事業を行っているのでありますが、本年度は建物、物件調査、画地確定測量及び仮換地指定通知書等作成、下水道汚水管の基本設計及び実施設計等の委託業務を行いました。 次は、42ページにまいりまして、議案第82号 昭和59年度本市老人保険特別会計歳入歳出決算についてであります。決算額は、歳入合計の収入済額.26億5,892万2153円、44ページにまいりまして、歳出合計の支出済額26億5,882万8,153円のとおりであり、歳入歳出差し引き残額2,010万1,000円を翌年度へ繰り越すものであります。 本会計では、歳出総額の98.6%を占めます医療給付及び医療支給が10万6,967件でございました。 最後に、45ページの議案第83号 昭和59年度本市籠原中央第一土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。決算額は、歳入合計の収入済額5,054万9.024円、46ページにまいりまして、歳出合計の支出済額4,946万6,878円であり、歳入歳出差し引き残額108万2,146円を翌年度へ繰り越すものであります。 この会計では、籠原駅北側地区の区画整理事業を昭和58年度に着手したわけでございますが、本年度は土地評価及び換地設計等の委託業務を行いました。 以上で一般会計特別会計の決算の説明を終わりますが、決算関係の書類といたしましては、各決算書のほか地方自治法に定める付属書類といたしまして、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書をご配付申し上げておりますので、合わせてご審議くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ◎四分一幸夫水道部長 続きまして、議案第84号 昭和59年度本市水道事業決算について申し上げます。 表紙に№7と表示してあります昭和59年度本市水道事業決算報告書の1ページをごらんいただきたいと思います。 まず(1)収益的収入及び支出から申し上げます。収入は第1款水道事業収益の決算額欄に示すとおり、16億4,850万7,732円であり、2ページにまいりまして、支出は第1款水道事業費用の決算額欄に示すとおり、14億6,929万7,053円でありまして、差し引き純利益は1億7,921万679円となりました。 3ページにまいりまして、(2)資本的収入及び支出について申し上げます。収入は、第1款資本的収入の決算額欄に示すとおり、11億1,530万円であり、支出は次のページの支出、第1款資本的支出の決算額欄に示すとおり、13億7,053万7,745円で、差し引き2億5,523万7,745円の不足となりましたが、これは過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補てんいたしました。 次に、昭和59年度における建設改良事業については、18ページの2「工事」に記載のとおりで主なものは、東部浄水場建設整備工事、西部配水場築造工事を進めますとともに昭和59、60年度の2ヵ年継続事業とし、昭和59年度分の工事を施工したほか、久下、原島、新島、大原、広瀬、お大間及び上奈良地内等に配水管を布設し、給水区域の拡張を図りました。 以上で水道事業決算の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ◎増田裕作財政課長 続きまして補正予算についてご説明申し上げます。 表紙に№10と表示してあります補正予算書をごらんいただきたいと思います。 1ページの議案第85号 昭和60年度本市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算の総額に9億2,353万9,000円を追加し、総額を240億561万1,000円と定めるもので、この内容につきましては後ほど申し上げます。 第2条は債務負担行為の補正、第3条は地方債の補正でございますが、別表により申し上げますので、8ページをご覧いただきたいと思います。第2表債務負担行為補正でございますが、これは土地改良事業にあてるため熊谷市農業協同組合が農林漁業金融公庫から借り入れる借入資金に対する損失補償について限度額1,741万円を1,850万円に変更するものでございます。 第3表地方債補正は成田小学校校地として借地している約1,180㎡の校地購入費の補正で限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものでございます。 10ぺージにまいりまして、その2(変更)でございますが、臨時地方道整備事業から地域改善対策事業までありますが、それぞれ事業費の変更に伴う限度額の変更等を行うものでございますので、後刻ご覧いただきたいと思います。 次に歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、別冊で表紙に№11と表示してございます補正予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。 まず、1ページの総括の歳入でございますが、主なものを申し上げますと、補助金の内定及び事業費の変更等により増額となりました9款国庫支出金、10款県支出金並びに16款市債等の特定財源の他、一般財源としては14款繰越金をあてることにしたものでございます。 2ページにまいりまして歳出でございますが、2款総務費から10款教育費までを補正するものでございます。 次にその内容でございますが、説明の順序といたしまして、歳出から申し上げますので10ページをご覧いただきたいと思います。 歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。 3歳出の2款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、5節で退職者22人分の退職手当の補正でございます。 7目企画費は来る10月に設立予定の地域活性化センター負担金の補正、16目諸費は13節で不発弾処理のための調査委託料を補正するものでございます。 2項徴税費、2日賦課徴収費は14節で電子計算課にある電子計算機とオンライン化をして収納事務能率を図るため端末機を設置する経費の補正でございます。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、14節で戸籍、住民票等の作成事務処理の迅速化を図るため専用のワードプロセッサを設置するための経費の補正でございます。 5項統計調査費は10目国勢調査費から13ページの12目農業センサス事後調査費までわたりますが、県の委託金等の決定に伴い補正するものでございます。 つづいて3款民生費について申し上げます。14ページの19節はともに件数の増加に伴い補正することとなった重度障害者居宅改善整備費補助金及び身体障害者用自動車改造費補助金でございます。 20節の重度障害者福祉手当は、福祉手当の額が昭和60年6月より単価の引上げになったこと等に伴う補正、次の重度身体障害者ミニファックス使用料扶助費は聴覚障害者に対しミニファックス等の使用料について助成することとした新規事業の追加でございます。 16ページにまいりまして2項児童福祉費5目児童館費は、(仮称)大幡児童館建設予定用地購入のための土地鑑定手数料の補正でございます。 4款衛生費でございますが、2項清掃費2目塵芥処理費の13節ですでに分別収集により収集されました使用済乾電池の処理を行うための委託料を、4目第一水光園費は13節でし尿貯留槽の汚でいの清掃を行う委託料をそれぞれ補正するものでございます。 18ページにまいりまして、5款労働費について申し上げます。2項1目労働諸費は、19節で埼玉県勤労者福祉事業団に対する特月負担金を補正するものでございます。 次は6款農林水産業費でございます。1項農業費3目農業振興費は21ページまでわたりますが、主なものを申し上げますと、19節で高度の稲作技術についての自主的研究活動に助成するための先導的稲作技術改善モデル地区育成事業費補助金等を補正するものでございます。 21ページの1番上の水田利用総合管理システム確立事業費補助金は、水田を総合的に管理するシステムづくりを通じ、水稲及び転作作物の生産向上、高度利用等を推進するための補助金の補正でございます。 5目農地費は、23ページまでわたりますが、事業費の決定等に伴い、土地改良事業としての農道舗装、農林業地域改善対策事業としての農道整備、同和対策農業振興事業としての農道整備等の関連の経費の補正でございます。 また、23ページの1番上の残土置場整備工事請負費は、建設省から借用している残土置場を整備することとしたものでございます。 24ページにまいりまして、7款商工費について申し上げます。 1項商工費、2目商工業振興費は19節で商店街で実施する街路灯新設及び改修等に対し、助成する共同施設補助金と県の補助金の内定に伴い実施する街路灯新設工事に対する商店街環境整備事業補助金の補正でございます。 次は8款土木費でございます。 2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費は、19節で新上武大橋(仮称)建設促進協議会分担金を補正するものでございます。 2目道路維持費は、26ページの15節で大幡資材置場内に災害時の土のう作製のための土砂の保管及び土のう作製作業場所を建築することとした、土砂置場建築工事請負費を補正するものでございます。 3目道路新設改良費は市道の整備を推進するため道路新設改良工事請負費、道路舗装工事請負費並びに側溝整備工事請負費等をそれぞれ補正するものでござい書す。 3項河川費、2目河川改良費は17節で補助金の決定に伴い準用河川新星川改修事業、土地購入費を補正するものでございます。 4項都市計画費、1目都市計画総務費は、13節で建築基準法第42条関係道路等を総括的に把握するための道路位置指定等整理図を作成するための委託料を、2目土地区画整理費は29ページまでわたりますが、28ページの12節で上石第一土地区画整理事業の国庫補助の事業化を図るための不動産鑑定手数料を、13節で調査設計委託料の補正を行うものでございます。 3目街路事業費は、次のページまでわたりますが、森林公園北口線道路改良事業と福祉センター通線道路改良事業の関連経費の補正で、これは国庫補助金の決定に伴う補正でございます。5目公園緑地費は13節で中央公園の除草清掃等を高齢者事業団に委託することとした公園緑地管理委託料、15節で肥塚公園へ防球ネットを設置することとした公園施設工事請負費、また緑化センター身体障害者用エレベーターを設置することとした緑化センター建築工事請負費等をそれぞれ補正するものでございます。 32ページにまいりまして、5項住宅費1目住宅管理費は、11節で籠原八平前団地と大幡団地にガス事故防止のため、ガスコックを交換することとした市営住宅建物補修費を13節で籠原団地、中妻団地の除草等を実施する定めの除草等委託料を補正するものでございます。2目住宅建設費は籠原団地32戸分を解体することとした工事費の補正でございます。 つづきまして、10款教育費について申し上げます。 1項教育総務費、2目事務局費は、7節で産休病休に伴う臨時職員賃金を、4目山の家費は、15節で赤城山の家の客室の床補修及び浴室改修等を行うための工事費の補正でございます。 2項小学校費1目学校管理費は、13節で受電設備の最大需要電力の調査を実施するための委託料15校分の補正、34ページにまいりまして、12節で成田小学校校地の借地公約1,180㎡を購入するための土地鑑定手数料を、15節では成田小学校の正門新設、校庭整地等の工事費を、17節で成田小学校校地の借地分の購入費をそれぞれ補正するものでございます。 3項中学校費1目学校管理費は、前の小学校費で申し上げましたが、13節で中学校9校分の受電設備調査委託料の補正を行うものでございます。 4項高等学校費、1目高等学校総務費は、15節で自転車置場等を建築することとした工事費を補正するものでございます。 5項、1目幼稚園費は、13節で吉岡幼稚園の園舎建築予定地の地質調査を行うこととした委託料の補正、6項社会教育費、2目文化財保護費は、39ページまでわたりますが、主な内容を申し上げますと受託スポーツ文化公園発掘調査事業は、今までのとりつけ道路発掘調査事業から公園内の発掘調査事業に拡大することに伴う関連経費の組み替え補正でございます。 受託電源開発内遺跡調査事業は、事業費の確定に伴う関連経費の補正、別府小学校建設予定地内遺跡調査事業については、別府小学校の校舎を建築する予定地の埋蔵文化財の発掘調査を行うための関連経費を補正するものでございます。 39ページの3目公民館費は、13節で(仮称)荒川公民館建設のための事前調査として地質調査を行うこととした委託料を、19節では新堀公民館の和室を整備することとした地域公民館補修費補助金と石原公民館に電話を架設することとした電話架設費補助金を補正するものでございます。 4目図書館費は、40ページの13節で出品数の増加等に伴う展示品輸送業務委託料及びディスプレー委託料の補正、6目同和対策費は15節で入川集会所の敷地内を整備することとした集会所敷地舗装工事請負費を補正するものでございます。 7項保健体育費、1目保健体育総務費は、8月4日、5日に日本、中華台北、インドネシアの3ヵ国で行われた国際親善ソフトボール大会に運営費の一部として補助した補助金の補正、2目学校給食センター費は、15節で受電設備の改修等をすることとした工事費の補正でございます。 以上で、歳出予算の説明を終わります。 続きまして関連の歳入について申し上げますので、前に戻りまして3ページをご覧いただきたいと思います。 2歳入の7款分担金及び負担金の1項分担金、1目農林水産業費分担金は、土地改良事業における農道整備の地元からの分担金の補正、8款使用料及び手数料、2項手数料、2目民生手数料は、国の基準改定に伴う身体障害者並びに老人家庭奉仕員派遣手数料の補正でございます。 4ページにまいりまして9款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金は、補助率が10分の8から10分の7になったことに伴う減額補正、5目土木費国庫補助金は、2節、3節とも事業費の決定等に伴う補正でございます。 次は10款県支出金について申し上げます。2項県補助金、2目民生費県補助金は、補助対象件数の増加に伴う重度障害者居宅改善整備費補助金並びに身体障害者用自動車改造助成費補助金の補正の他な宅福祉事業費補助金は、身体障害者並びに老人家庭奉仕員の派遣手数料の基準改訂などに伴う減額補正でございます。 5目農林水産業費県補助金については、事業費の決定に伴うもの又新たに補助金の決定がなされたもの等についての補正でございます。 6ページにまいりまして、6目土木費県補助金は、上石第1地区の事業化をはかるための調査費補助金の補正、8目商工費県補助金は、上熊谷商店会籠原商工振興会街路灯新設工事に対する補助金の補正でございます。 3項委託金、1目総務費委託金は、各種統計調査委託金の補正、4目農林水産業費委託金は都市地域の農業調査を行うための委託金の補正でございます。 次は、12款寄附金ですが、これは市民しあわせ基金寄附金、14款繰越金は前年度繰越金でございます。 8ページにまいりまして、15款諸収入6項、4目雑人について申し上げます。スポーツ文化公園発掘調査事業については、歳出でも申し上げましたが、発掘調査が公園内になるための組み替え補正でございます。電源開発内遺跡調査受託料は、事業費の確定に伴って減額補正を行うものでございます。 16款市債は2日教育債を除いて、いずれも事業費の変更により臨時地方道整備事業債から地域改善対策事業債まで、追加並びに減額するものでございます。 2目教育債は成田小学校校地の借地部分を購入することとした、成田小学校校地取得事業債の補正でございます。 以上で一般会計補正予算の説明を終わります。続きまして特別会計について申し上げます。特別会計につきましては、補正予算書によりご説明申し上げますので、再び表紙に№10と表示の補正予算書をご覧いただきたいと思います。 13ページでございます。議案第86号 昭和60年度本市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に9,024万4,0000円を追加し、予算総額を35億5,580万4,000円とするものでございます. 15ページにまいりまして第1表歳入歳出予算補正、歳入の3款国庫支出金、1項国庫負担金は、事務費負担金、9款繰越金は前年度繰越金の補正でございます。 16ページにまいりまして、歳出の7款諸支出金は、国庫及び社会保険診療報酬支払基金から交付されました療養給付費負担金等の返納金を補正するものでございます。 つづいて議案第87号、昭和60年度本市下水道特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正で既定予算に1億8,169万5,000円を追加し、予算総額を29億8,379万1,000円とするものでございます。第2条地方債の補正は第2表により申し上げます。 19ページにまいりまして第1表歳入歳出予算補正歳入ですが、3款国庫支出金、1項国庫補助金は事業費の変更に伴う国庫補助金の追加、4款繰入金は一般会計からの繰入金を、6款市債は下水道事業債の追加をそれぞれ補正するものでございます。 20ページにまいりまして歳出ですが、1款下水道費、2項維持管理費は下水道台帳を作成するための委託料等の補正、3項事業費は補助金の確定に伴い下水路工事請負費及び地上物件及び地下埋設物移設等補償金等を補正するものでございます。つづいて第2表地方債補正でございますが、限度額を8億4,820万円から8億6,994万円に改めるものでございます。 23ページにまいりまして、議案第88号 昭和60年度本市別府土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算に3,380万円を追加し予算総額を9,462万1,000円とするものでございます。 25ページにまいりまして第1表の歳入は、1款で一般会計からの繰入金を2款で前年度繰越金の補正、4款分担金及び負担金、1項負担金は保留地処分予納金を補正するものでございます。 26ページにまいりまして歳出ですが、1款区画整理費、2項事業費で、61年度の換地処分に向けて、換地計画書作成委託料や家屋移転補償金等を補正するものでございます。 次に議案第89号 昭和60年度本市箱田土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算に1,630万円を追加し、予算総額を3億1,403万1,000円とするものでございます。 29ページにまいりまして、第1表歳入ですが2款国庫支出金、1項国庫補助金は補助率が3分の2から10分の6に引き下げられたことに伴う減額補正、4款繰越金は、前年度繰越金の補正でございます。30ページにまいりまして歳出ですが、2項事業費で家屋等移転補償金の補正を行うものでございます。 つづいて議案第90号 昭和60年度本市久下東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で既定予算に460万円を追加し、予算総額を7億1,485万4,000円とするものでございます。 33ページにまいりまして、第1表歳入は前年度繰越金の補正でございます。 歳出は2項事業費で、昭和61年度に区画整理地内の高崎線北側地域の下水道の一部供用開始を予定しており、それに伴い下水道台帳作成等委託料の補正及び画地確定測量委託料を補正するものでございます。 35ページにまいりまして、議案第91号 昭和60年度本市熊谷駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で既定予算に1,284万5,000円を追加し、予算総額を1億4,018万6,000円とするものでございます。 37ページにまいりまして、第1表歳入の1款国庫支出金、1項国庫補助金は補助率が3分の2から10分の6に引き下げられたことに伴う減額補正、2款繰入金は一般会計からの繰入金、3款繰越金は前年度繰越金の補正でございます。 38ページにまいりまして歳出ですが、2項事業費で家屋移転に伴う仮設住宅設置工事及び家屋等移転補償金等を補正するものでございます。 次は議案第92号 昭和60年度本市玉井稲荷木上土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でございます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に660万円を追加し、予算総額を1億956万8,000円とするものでございます。41ページにまいりまして、第1表歳入は1款で一般会計からの繰入金を、2款は前年度繰越金をそれぞれ補正するものでございまず。 42ページにまいりまして歳出は、2項事業費で家屋移転に伴う仮設住宅設置工事費を補正するものでございます。 つづきまして、議案第93号 昭和60年度本市籠原中央第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算に1,790万8,000円を追加し、予算総額を1億8,805万5,000円とするものでございます。 45ページにまいりまして、第1表歳入の1款国庫支出金、1項国庫補助金は、補助率が3分の2から10分の6に引き下げられたことに伴う減額補正、2款繰入金は一般会計からの繰入金、3款繰越金は前年度繰越金の補正でございます。 5款県支出金、1項県補助金は公共団体区画整理事業費補助金の決定に伴う補正でございます。 46ページにまいりまして、歳出は2項事業費で家屋等移転補償金及び仮設住宅設置工事請負費等を補正するものでございます。 次は議案第94号 昭和60年度本市老人保健特別会計補正予算(第1号)でございます。第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算に2,010万1,000円を追加し予算総額を29億3,914万7,000円とするものでございます。 49ページにまいりまして、第1表歳入は前年度繰越金を補正するものでございます。 歳出は、3款諸支出金、1項償還金で昭和59年度国庫及び社会保険診療報酬支払基金から交付された医療費負担金等の返納金の補正でございます。 51ページにまいりまして、議案第95号 昭和60年度本市籠原中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の補正で既定予算に530万円を追加し、予算総額を7,736万円とするものでございます。 53ページにまいりまして、第1表歳入は、1款国庫支出金、1項国庫補助金は補助率が3分の2から10分の6になったことに伴う減額補正、2款繰入金は、一般会計からの繰入金、3款繰越金は前年度繰越金でございます。5款県支出金、1項県補助金は公共団体区画整理事業費補助金の決定に伴う補正でございます。 54ページにまいりまして歳出は2項事業費で、画地確定測量等委託料並びに移転家屋等調査積算委託料を補正するものでございます。 以上で簡単でございますが、説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◎四分一幸夫水道部長 続きまして、議案第96号 昭和60年度本市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。表紙に№12とあります補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量を改めるもので、(4)主要な建設改良事業の当初の事業費28億2,548万7,000円を72万4,000円増額して28億2,621万1,000円とするものでこれは東部浄水場から西部配水場へ布設いたします送水管布設工事において一部民地を通過する必要が生じ樹木補償を行うこととなりましたので、必要金額を補正するものでございます。 第3条は、資本的支出の予定額を補正するもので、支出において、第1款資本的支出、第1項建設改良費72万4,000円の追加は、先ほど申し上げました樹木補償金の追加でございます、なお、これら補てんは当年度分損益勘定留保資金から行うもので第3条本文をごらんいただきたいと思います。 なお、3ページから本市水道事業会計補正予算(第1号)に関する説明書及び参考資料が添付してございますので、ご参照を賜わりますようお願い申し上げます。 以上で水道事業会計補正予算の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 △(議案第98号)ないし(議案第108号)の説明省略 ○田中剛毅議長 この際、お諮りいたします。 ただいま説明した議案のほか11件は、いずれも提案説明が記載されておりますので、理事者の説明を省略することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、11件は理事者の説明を省略することに決しました。 暫時休憩いたします。          午後 4時03分  休 憩          午後 4時50分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △会議時間の延長 ○田中剛毅議長 この際、お諮りいたします。 午後6時まで時間延長したいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、午後6時まで時間延長することに決しました。 暫時休憩いたします。          午後 4時51分  休 憩          午後 5時38分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △会議時間の延長 ○田中剛毅議長 この際、お諮りいたします。 午後8時まで時間延長したいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、午後8時まで時間延長することに決しました。 △上程議案に対する質疑 ○田中剛毅議長 次、日程第6、日程第2、議案第68号ないし日程第、議案第108号、 以上40案件の質疑に入ります。 ◆小林熊二議員 2点ほどお尋ねいたしますが、まず条例議案で第103号 29ページになりますが、熊谷市家庭奉仕員派遣条例の新しく制定という議案が出されましたが、これを取り扱う上におきまして、派遣要請見込みの世帯数というのはどの程度あるのか、第1点。それから、奉仕員としてお名のりいただける方々の人数はどのくらいいるのか。それからあと、奉仕員の待遇について、3点お尋ねいたします。 それから次に、補正予算書の10ページ、地方債の変更の関係なのですが、福祉センター通線の道路改良事業の補正前が3,920万円、補正後1,950万円というふうに減額の地方債の補正ということなのですけれども、今話題となっております「さいたま博覧会」等を考えた場合に、福祉センター通線は一刻も早く仕上げなければならないという段階だと思うので、この減額補正の理由はいかなるものか、またこの福祉センター通線の開通見通しはどうなっているのか、お尋ねいたします。 ◎太田精一福祉部長 議案第103号 熊谷市家庭奉仕員派遣条例についてのご質問にお答えいたします。 本条例は従来まで派遣要綱ということで実施しておりましたものを、今回条例として新たにご提案申し上げたものでございますけれども、まず現在実施をしておりますが、家庭奉仕員の人員でございますが11人でございます。この待遇でございますが、嘱託ということで月額12万2,100円でございます。それからパートを2人採用しておりますけれども、これが1日5,110円でございます。それから、奉仕員の派遣を受けている世帯でございますが、現在37件でございます。 ◎新井寛建設部長 小林議員さんのご質問にお答え申し上げます。 起債の関係ですけれども、福祉センター通線改良事業の補正前が3,920万円ですが、補正後が1,950万円と1,970万円の減になるわけですけれども、これは事業費としては減っていないわけなのですけれども、起債の充当率が当初見込んでおりましたのが、80%見込んでおりましたけれども、今回30%の見積にするようにということで、極端に地方債の限度額が減ったわけであります。当初事業費を見込んでおりましたのが1億4,700万円ですが、今回は1億9,500万円と事業費では減っておりませんけれども、起債の充当率の減ということでこのように限度額の減ということになったわけでございます。 それから、福祉センター通線の開通の見通しですけれども、県で認めていただいておりますのは、昭和62年度に完成する予定でありまして、そのように進めておりますけれども、まだ補償の話し合いの進んでない家が5件ありますので、見込みとしますと63年度にずれ込んでしまうのではないかと思われますけれども、できるだけ一日も早くでき上がるように努力をしていきたいと思います。 以上でございます。 ◆栗原真三郎議員 一つだけ質問をさせていただきたいと思います。 議案第105号並びに議案第106号についてであります。提案説明を読ませていただきますというと、市の職員の方が庁用自動車を運転し、交差点の停止信号を視認したので速度を落としながら交差点に近づき、前方に停止車両があったので停止しようとさらにブレーキを踏んだが、踏み込みが足りなかったために停止し切れなかったと、こういうことでありますが、この提案説明から理解判断をいたしますというと、この人は交差点で車がとまっておるということですから、当然交差点は赤、しかも交差点に車がとまっているということは明らかに視認をしているわけです。もちろんぶつけようという意思を持っているのは考えられません。ですから停止しようとしたわけです。停止しようとしたのだけれども、踏み込みが足りなかったということは、このぐらい踏めば交差点で前の車にぶつからないでとまるということが、残念ながらミスではなくて、運転不注意ではなくて、このぐらい踏めばこのくらいの距離でとまるということが判断ができなかったからこういう事故になったのだ。要するに人間不注意でそうなったというのなら話はわかるけれども、これで見ると不注意ではないです。ちゃんと視認しているわけですから。要するにとまる距離と踏み込む力というバランス関係が理解できなかったわけです。ということは、私は運転の適格者ではないのではないかと、こういう判断をせざるをえないわけなのですけれども、そのあたりのまず見解についてお聞かせを願いたいと思います。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 5時48分  休 憩          午後 5時49分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎芝崎光利企画課長 ただいまの議案第105号、議案第106号についてのご質問にお答えいたします。 提案のご説明がちょっと足りないで申しわけなかったのですが、当日午後4時30分ごろ、17号バイパスを西に向かって走っておりましたので、その時刻西日がちょうど目に入る時間でございましたので、前の車との車間間隔を見誤ったということでございます。それによってほんの少しなのですが、追突をしてしまった、そういう状況でございます。 以上でございます。 ◆栗原真三郎議員 私が質問したことに関して適切に答えてもらえなかったのではないかという感じがするわけなのですが、今言われたように西日に向かって運転をするということは、運転する人であれば365日雨が降ったり、そういう日はないと思うのですけれども、これは運転上通常の状態としてあることなのです。しかも、我々が運転する場合も西日になれば、それなりに西日を遮断するサンバイザーというやつをおろして、それからちゃんと西日であればあるような状態でするのが、普通の運転適格者がやるべき行為なのです。では今答弁されたように、西日によって不注意とかそういうことではなくて、完全に注意をして運転をしても、事故が起こる可能性があるというのは西日の状態のとき、統計上こういう事故というのは多いのかどうかです。つまり西日であってもそれに対応した運転をすれば事故が起こらない、事故を防ぐということができるような状態になっているわけなのです。そうすると、今言ったことは、この説明からいくと、ここに書いてある提案説明ですが、議案第106号にしても議案第105号にしても提案説明と事実とが合わないのではないか、こういうふうに考えられるわけなのですけれども、私はこの文面からいけば明らかに、その人には申しわけないけれども、運転の適格者とは言えないのではないか、こういうふうに考えているのです。そうすると、今の答弁からいけば、繰り返すようですけれども、運転適格者とか何とかそういうことではなくて、西日に向かったので事故が起こったと、この人はもう今後においてもそういう天気の日も運転するのでしょう、西日に向かって運転するのでしょう。しないのですか。だとすれば、そっちの方も聞かせてもらいたいのですが、西日の日は運転させないとか、既に職場配置転換をしてしまったとか、お願いします。 ◎芝崎光利企画課長 この事故を起した職員なのですが、運転歴も長く普段は大変慎重に運転する職員でございます。たまたま当日こういうことで事故を起こしたわけなのですが、十分注意をして普段は運転をしている職員でございます。それから、後段のご質問ですけれども、現在も運転手として勤務をしていただいております。 以上でございます ◆栗原真三郎議員 私こういうこと質問するというのも、できればこういう事故というのは起こらない方がいいわけです。また起こしてほしくないわけです、市民の立場から見ても。ですから、私は本当の事故の起こった原因というのはどこにあるのかというのを市側が作成をして提案をした提案説明のことで質問をしたわけです。 今の話ですというと、運転のベテランで、だけれども西日に向かってこういう状態だったということであれば、明らかにこれは運転者のミスであったと、こういうことになるわけですか。だとすれば、やはり私はミスはミスとして認めるべきだと思うのです。どうなのですか、その辺は。ミスはミスとしてちゃんと認めてその後においてそのミスをいかに、いいですか、いかにミスが起こらないようにするかという対策まで考えなければ、本当の私はこの問題の解決にはならないと思うのです。もしそういうことを、言うのが疑問があったら民間会社でも行ってみてください、勉強してみてください。民間会社でこういうような事故が起これば、それこそ現場検証までやって、どうして事故が今後起こらないようにできるかというようなことをやるのです。会社の中のけがにしても、あるいはこういう事故の問題にしても、この文書だけ見れば、全く言いたくはないけれども、全くミスはなかったけれども事故が起こった。だからさっき言ったような運転不適格者だというような、言いたくないようなことを言いたくなるわけなのです。いかがですか、何か反論ありますか。 私はあくまで事故をなくすためには、事実として事故がそういうミスで起こったならミスというのは認めるべきだと、認めてそのミスをいかに起こらないように今後するかと、こういうことを明らかにしてもらいたい、こういうことなのです。何か見解あったら。 ◎芝崎光利企画課長 文書的に提案説明の中では申し上げてございませんけれども、西日があったとはいえ車間間隔を見誤ったというミスはございました。ただ、今後十分注意するように注意いたしましたし、また市長からも口頭注意をしまして、今後事故の起こらないように私も気をつけますし、運転者も気をつけるように話してありますので、ご了承いただきたいと思います。 ◆栗原真三郎議員 最後ですけれども、もう一度。 そうするというと、100%運転者の運転ミスだったと、だから注意をすれば直ると、こういう見解なのですか。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 5時58分  休 憩          午後 6時07分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎芝崎光利企画課長 議案第105号及び議案第106号についてのご質問にお答えいたします。 今後、これまでにも自動車運転手に対する研修会等を行ってきておりますけれども、今後さらに充実した研修会を行ってまいりまして、事故の起こらないように図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆栗原真三郎議員 質疑が主な議会ですから、それほどこの問題だけというわけにはいきませんけれども、一つだけ頭の中にも腹の中にも銘記をしておいてもらいたいと思うのですが、先ほど提案説明とそれから答弁を聞いた中で状況というのははっきりしたわけなのですけれども、もし仮に、あり得ることだと思うのですが、前にとまっておったのが車でなくて、もし横断歩道を人間が渡っていたとすればどうだろう。それこそ背筋が寒くなる思いがいたしませんか。車で11万7,400円でとても済む問題ではないと思うのです。ですから私はそのことを特に銘記をしていただきたい。これは特に市長さんや助役さんや部長さんや偉い人にも銘記してもらいたいと思うのです。文字どおりたまたま自動車であったから11万7,400円で済んだと思うのです。横断歩道を市民が渡っていたとしてもこういうことはあり得るわけです。しかも、その人が今後も運転を続けるということになれば、しかもその役所の中で運転技術者としては、ドライバーとしてはベテランでむしろ模範に近いような水準だというのです。そういう高い水準の人でもこういうことが起こるというようなことになれば、私は相当問題ではないかと、こういう感じがするわけです。ぜひ車で、今回はあったけれども、車ではないところを常に人間が渡っているというようなケースがあるわけですから、それをまずとにかく銘記してもらいたいということを言いまして終わりにしますけれども。 ◆原田雅夫議員 2点ほど質問をしますが、議案第104号の工事請負契約の締結の関係で2億3,000万円、時田工務店に落札しておりますが、この中で附帯施設の防球ネットとネットフェンスの工事が附帯として契約されておりますが、全く学校と直接施設と関係ない部分の附帯施設でありますが、一括契約にこの部分も契約の中に入れたというのはどういう経過なのか。本来ならばこの部分はほかのBやCあるいはそれ以下の業者に別枠で工事をさせても別に工事契約に差しさわりある部分ではありませんので、その辺の関連についてお願いしたいと思います。 それから議案第105号と議案第106号、先ほども栗原議員からも質問がありましたが、職員の事故だということで、職員をかばう気持ちからこのような表現になっているのではないかというふうに、議案が配付されて読んだときにそういうふうな感じがしたわけです。こういう書き方をしますと。それは上司だから一定のやむをえない若千提出する部分に出てくるのはわかりますけれども、もう少し事故の部分については明確にやはり提案説明をしてほしいと思っているのですが、その一つとしてこの市の職員の庁用自動車というのは、自動車名とどういう自動車で所有は何課の所有なのか、その内容についてお願いをしたいと思います。 それから、相手の車のやはり種類等の関係についてもお願いしたいと思います。先ほどの答弁だとこの11万7,400円という損害賠償額というのは高いと思うのです。ブレーキを踏みながら後ろにぶつかったという表現であれば、当然こんな高い金額というのは出てこないのではないかと思うのですが、その損害内容についてどの程度の中身者のか、具体的な見積額等が出ていると思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。 それからもう一つは、警察等の立ち会いがあったかどうかわかりませんが、警察の方に出した事故調書の中身とそれから議会に提案される中身というのは、今言った車の速度を落としながら交差点に近 き前方に停車中の車があったので停車をしたけれども、踏み込みが足らなかったという書き方を、やはり同じ書き方で警察の方の調書も出されているのか。その辺の中身について同じ物を一定の部分だけ書きかえて内容と同じとしてここに提出して、全く違うものではないのかどうか。その辺の中身についてお願いします。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 6時14分  休 憩          午後 7時03分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎新井寛建設部長 原田議員さんのご質問にお答えいたします。 議案第104号 工事請負契約の締結についての中の附帯施設の防球ネット、ネットフェンスを校舎建築工事の中に入れた理由はということでございますが、既設の防球ネット、ネットフェンスは今回の建築工事に支障をいたしますので、既に工事に支障する旧特別教室とともに解体除却しております。この建築工事に関連のある工事は工種により細分化しましたが、附帯施設については校舎建築の板囲いの中に設置することとなり、また工種により建築工事に含めることが妥当と考えると同時に、工事現場と工期の関係からも校舎建築の附帯としたものでありますので、ご了承いただきたいと思います。 ◎芝崎光利企画課長 議案第105号及び議案第106号についてのご質問にお答えいたします。 第1点目の庁用車はどこの所属か、車種はということでございますが、庁用車は企画課所属の日産セドリック2000CCでございます。相手の自動車でございますが、トヨタのコロナの1500CCの車でございます。 それから、3点目の損害の内容でございますが、修理費で申し上げますと、大きなものをおってみますとバックパネルの交換が1万6,300円、トランクフロアーの板金修理が8,000円、右リヤー・フェンダーの修理が1万2,000円、塗装一式3万円そのほかでございます。 それから、最後の警察への届け出については、ご提案した理由と同様の届けをしてございます。 以上でございます。 ◆河西昌美議員 補正予算の方でお伺いしたいのですが、25ページの19節の負担金、補助及び交付金の中の新上武大橋の建設促進協議会分担金についてであります。この新上武大橋というのは、およそどこへどのようにつくるということで促進協議会が活動しているのか、そのところ聞きたいと思います。 それから、その役員の構成はどういうふうになっているのか。それからどこの市がメーン、もちろん会長のところでしょうが、どこが中心的になられてそういうふうな建設促進の事業を進めてくるのか、その点についてお伺いしたいと思います。 それから、全体的にどの程度の予算で事業計画はどういうふうに持っているのか、お伺いしたいというふうに思います。 それから、26ページの15節工事請負費の関係ですが、土砂置場建築工事請負費でございます。これは、どこへどのような内容でつくろうとしているか。それから災害時の土砂らしいのですが、何トンぐらい、その数量はどの程度のものなのか、お伺いしたいと思います。 以上です。 ◎新井寛建設部長 河西議員さんのご質問にお答え申し上げます。 25ページの19節の新上武大橋(仮称)建設促進協議会分担金6万円についてお答え申し上げます。まず、場所でありますけれども、上武国道が利根川を渡る位置ですけれども、埼玉県側は深谷市になります。それから、群馬県側は尾島町になります。そして利根川に小山川が流入する位置がありますけれども、その予定といたしましては、小山川と利根川を同じ橋で渡っていくという計画だそうですけれども、上武国道が群馬県側と埼玉県側で小山川と利根川を渡って、現在は埼玉県側は別府地内から上武国道は分かれていくわけですけれども、その地点から、群馬県側は国道の354号という国道がありますけれども、伊勢崎からその国道まで10.5キロメートルぐらいは仮の開通しているのですけれども、その国道と別府地内を早く結びたいということで、上武国道の期成同盟会はできているのですけれども、その線的でなく点的といいますか、その部分を早く促進してもらおうということで、その上武国道促進の期成同盟会の一部分の促進の団体ということで、名称を協議会という名称で発足したわけですけれども、構成につきましては、熊谷市、深谷市、妻沼町、太田市、尾島町、新田町の6都市で構成されております。会長は太田市長が会長であります。それでこの仮称ですけれども、新上武大橋の建設の促進ということで、陳情をして促進をしていくということが、主な仕事であります。 この協議会の予算につきましては、3市3町となるわけですけれども、市につきましては6万円、町につきましては3万円ということで、合計27万円になると思いますが、その予算で促進運動をやっていこうということでございます。 それから、次の26ページの15節工事請負費の土砂置場建築工事請負費についてお答え申し上げます。つくる位置は大幡にあります資材置場の敷地内につくりたいと思っております。主に土のうの作製用の砂でありまして、常時5トン程度蓄積しておきたいと考えております。当然砂と袋も一緒に蓄積しておきたいと思っております。なお、屋根の下で作業できるような設計としたいので、大きさにつきましては、尺貫法で申しわけありませんけれども、3間掛ける5間程度の置場を考えております。 以上でございます。 ◆河西昌美議員 新上武大橋の関係はよく内容的にわかりましたが、そうしますと、これから陳情していくということであって、現在までに、陳情したとかあるいはアクションを起こしていないということなのか、そのことをもう一度お伺いしたいというふうに思います。 それから、今土のう5トンと言われましたね。5トンというのは災害時に5トン程度で、間に合うかな。5トンというとダンプ1台の半分ということです。ダンプ11トンですから。その程度一体本当に間に合うのだろうかという疑問がありますが、5トンということで決定をした裏づけというのは、何をもとに裏づけていらっしゃるのか、その点についてお伺いしたい。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 7時14分  休 憩          午後 7時20分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎新井寛建設部長 河西議員さんのご質問にお答え申し上げます。 新上武大橋について現なまでアクションを起こしているかということでございますが、8月26日に太田市で設立の総会を行いました。そして9月の3日に建設省等に対して陳情を行っております。 次に、26ページの15節の土砂置場建築工事請負費の関連でございますが、5トンぐらいという裏づけはということでございますが、こちらの庁舎の旧軍庫内に完成した土のうが約50袋程度保管してございます。そのほかに乾いた砂を確保してその都度作製して使っていきたいということでございます。そして、これは小さな用水路等の水路の護岸用に使ったり、宅地内の浸水の防止などに使ったりするための土のうであります。特に5トンぐらいというのは根拠はありませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆岩瀬ふみ子議員 3点についてお尋ねしたいと思います。 まず、32ページについてお尋ねしたいと思います。5項住宅費の1目住宅管理費の中で13節委託料100万円、除草等委託料となっているわけですが、この委託ということなのですが、除草する委託と素直に解釈するわけですが、その除草の方法は人が除草するのか、それとも薬剤によって除草する、それを委託するのか。その辺の事情をまずお聞かせをいただきたいと思うわけです。しかもそれをこれは公営住宅にやるわけでございますので、どういう関係になっているか、場所がどこであるかということもあわせてお尋ねをしたいと思います。 次に33ページですが、10款教育費の中の1項教育総務費、4目山の家費の中で15節工事請負費600万円、これが施設整備工事請負費になっておるのですが、どのような施設の整備をするのか、具体的にお聞かせをいただきたいと思います。 次にもう1点ですが、53ページです。3項事業費、1目公共下水道事業費の中でやはり15節工事請負費の中で、説明に玉井中継ポンプ場の建設工事請負費が減額になり、さらに玉井中継ポンプ場の電気機械設備工事請負費、これも減額になっておるわけでございますが、この大変多額な金額ですが、減額になった理由をお聞かせをいただきたいと思います。 以上です。 ◎並木良輔教育次長 2番目のご質問の山の家の施設整備でございますが、項目いくつかあるのですけれども、主といたしましては、男女浴室のタイル等の改修、それから客室の床、それから畳、この補修が主でございます。 山の家開設以来14年経過するわけでございますが、特に風呂場と客室の床、畳面が、傷みが激しいので補修をしたいということでございます。 ◎新井寛建設部長 岩瀬議員さんのご質問にお答え申し上げます。 32ページの13節の委託料、除草等委託料でありますけれども、これは人がやると除草剤を散布のと両方であります。 それから、場所ですけれども場所は籠原団地、中妻団地、大幡団地等で、除草等の、「等」がついておりますけれども、これは除草それから、白アリ駆除も含んでおりますので「等」が入ってるわけであります。 それから53ページの下水道特別会計の15節の関係ですけれども玉井中継ポンプ場(仮称)建設工事請負費と電気機械設備の工事請負費のともに減額でありますが、建設工事につきましては既定予算が3,130万円ございまして、決定している額が2,900万円でありますので230万円減額するものであります。 それから、電気機械設備につきましても1億4,000万円の予算現額ですけれども、契約済みの額が1億3,500万円で500万円の不用額といいますか、決定してまいりましたので500万円減額するものであります。どちらも決定により減額するものでありますので、ご了解いただきたいと思います。 以上です。 ◆岩瀬ふみ子議員 最初の団地の除草の問題ですが、人がやるのと除草剤を使うのと両方で、団地は、中妻、籠原、大幡団地だということでございますが、人がやるのと除草剤を配るというあれなのですが、除草剤は最近確かに安易に使われているのではないかという気がするわけです。もちろん農業関係のあれでいろいろ売っているという点もあるわけなのですけれども、私が一番、心配するのは、除草剤による被害というのが出てくるのではないかという気がするわけです。これは団地の周りをやるということなのだろうと思うのですけれども、安易にそういう除草剤の使用というものを市がこういった委託をするときにしていいのかどうかということを、公害防止という立場から非常に考えるわけです。 先般、私も除草剤を長靴を履いてしたらば、ちょっと長靴に除草剤をかけたら、ゴム長靴に穴があいたということがあるわけです。それで非常に危険だというのをこの目でも見ておるのですけれども、こういう団地等に対する扱い方というものももう少し慎重に考える必要があるのではないか、なかなか人手が容易でないという時期ですから簡単に朝薬をまけば、夕方に枯れているという安直だという点はあるわけですけれども、これらについて、こういうことが常時行われていっていいのだろうか。土壌を最終的には悪くしていく問題があるのではないかという気がするものでお尋ねをしているわけで、もう一度でこの点について場所その他のやりかたはわかったのですけれども、考え方の点でお尋ねしたいと思います。 それから、2番目に山の家の問題です。これは男女浴室、それから客室の床、畳の補修だというのですが、これについても場所が山の土地でございますし、常時何か湿気を持っている土地ですから、非常に大変でしょっちゅう、何か直しをしなければならないのだという気がするのですが、どうなのですか、畳は初めてだというふうにおっしゃったけれど、初めてではないと思うのです。今までにも数回やったりしているわけでやっぱりあの土地自身が山の家がつくられて、場所的な関係等もあって、そういう補修等に非常にお金のかかるところじゃないかという気がするわけです。それらについてはただもうだめになったから直すのだ直すのだではなくて、根本的に何か考える点があるのではないか。この前も何か浴室のタイルがどうのこうの、便所が壊れたとかという話もしょっちゅう聞いているわけです。だから山の家についての根本的な考え方というのを、こうちょこちょこ、ちょこちょこ直すだけではなくて考える必要があるのではないかと思いますが、この点についてもう一回お尋ねしたいと思います。 それから、3番目の減額の理由というのは、結局当初の見積った予算が非常に多かったと。したがって、余ったから減額になったのだと、こんなことは当り前のことだと思うのですが、最初の見積りが甘かったのではないかという気がするのですが、その辺はどうだったのですか、非常に甘かったのではないか。なぜ私がこのことを開くかというと、玉井の中継ポンプ場というのはこういうふうになる前、つまりあそこの団地の浄化槽か何かをやっていた時代から、非常に金食い虫のような浄化槽だったと思っているのです、ずっと過去において。そういうものが今度中継ポンプ場となってきたわけですけれども、それらについてやはり見積りを立てる場合非常に安易に考えているのではなかったのかという気がするのでこの点についてもう一回お聞かせいただきたいと思います。 △会議時間の延長 ○田中剛毅議長 この際、お諮りいたします。 午後9時まで時間延長したいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、午後9時まで時間延長することに決しました。 暫時休憩いたします。          午後 7時34分  休 憩           午後 7時53分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎新井寛建設部長 岩瀬議員さんのご質問にお答え申し上げます。 32ページの除草等委託料について申し上げます。今まで薬剤の散布は行ってはおりませんでしたけれども、籠原住宅の敷地が相当空き地が広くなってまいりましたので、薬剤散布も考えていかなければならないと思っておりますが、薬剤による場合は土壌に被害を及ぼさないように取り扱っていきたいと思っております。また、極力人家の周りは手刈りによる除草を考えていきたいと思っております。 それから、下水道特別会計の15節請負工事費の玉井中継ポンプ場の関係ですが、玉井中継ポンプ場の建設工事請負費の債務負担工事分が230万円の減額ということでありますが、これは昭和59年度、昭和60年度2年度にまたがっておりますが、設計額は1億3,880万円で契約額は1億3,400万円であります。1億3,400万円の昭和59年度分が1億750万円、昭和60年度が2,650万円と分かれておりますが、総額では1億3,880万円の設計額に対し、1億3,400万円の契約額でありますので、これは請負の残ということでありますが、残の割合は3.46%でありまして、見積額は決して甘いものではないと思っております。 それから、ポンプ場の電気、機械の関係ですけれども、これにつきましても、1億4,000万円のところ1億3,500万円の契約額で、500万円の減額の補正となるわけですけれども、この場合も500万円はちょっと大きい数字に見えますけれども、基礎額が大きいものですからパーセントでいきますと3.57%の減ということで、これも特に甘い見積りをしてあるとは思っておりませんので、よろしくご了解いただきたいと思います。 以上です。 ◎並木良輔教育次長 山の家の施設整備につきましての最後のお尋ねでございますが、山の上にあるという気候上の点、それから非常に市内の児童生徒元気な子供達が使うということで、傷みが激しいわけでございます。前々から岩瀬議員さんには根本的に考える必要があるのではないかというご指摘をいただいております。したがいまして、小修理を続けておったわけでございますけれども、今回の当初予算200万円、今回補正で600万円ということで施設整備を行うわけでございますけれども、そういう根本的に直していきたいというひとつの今回の一環でございます。したがいまして、ある施設でございますので、こういう今回のような考え方をさらに続けていきまして、何とか皆さんにご心配をかけず喜んで使っていただけるような施設にしていきたいというふうに思っております。 よろしくお願いいたします。 ◆岩瀬ふみ子議員 お答えいただいたわけでございますが、農薬散布の件なのですけれども、今まで薬剤散布をやっていなかったけれども、籠原団地は非常に広いところでもあるので、土壌に被害を及ぼさないような範囲で薬剤散布をしたいというご答弁なので、そのことは理解いたします。ただ、このことは非常に薬剤散布というのがどれだけ被害を及ぼすかということ、単に簡単に使用していいというものではないということだけ十分踏まえていただいて、今後そういう公共の建物の周辺の除草あるいは公園緑地等においてもそうだと思いますけれども、除草という問題について、人間人手でやることは大変だということはわかりますが、やはりそのことの方がより安全であるということを常に頭の中において当たっていただきたいと。もし何か土壌にある一つの変化が起きたときはもう既に遅いわけですので、この点ぜひお考えをいただきたいと思います。これはお答えもういりません。 それから2番目の山の家についても、これは小修理でなく将来考えたいということでございますから、そういうことでお任せをしたいと思います。 次の53ページの玉井中継ポンプ場の問題なのですが、2年度にまたがった契約をしてこういうわけだというご説明もわかるのですが、やっぱり根本的には見積りが甘かったのではないかということが拭いきれない点が1点あります。それから、私がここで先ほど大変悪い言葉で銭食い虫だと言ったのですが、実はこの玉井の中継ポンプ場になる前に、あそこが浄化槽というかそういう時代があったわけですが、そのときも大変、これは民生の所管だったわけですけれども、大変年じゅう修理をしたりしていたという過去の経過があります。今回はこういう下水の工事でそういう心配がなくなるので、これできれいになることなのだというふうには解釈したいのです。したいのですが、たまたま団地に住んだ方はそういう一つの恩恵に浴したというか、ところがそうでないところに住めばやはりそれは市民個々人の負担になっていたと思うのです。たまたま市の公営のそういう住宅に住んだために、これは市の方で銭食い虫と言われながらも、お金を出してやっているから市民1人1人には直接にはそういう負担がかからない。これがもし個々人の住宅であったらそうはいかない。そういうことを考えた場合に、何かこの玉井中継ポンプ場というのは過去の歴史からして今回が費用が云々だけでなくて、何かそういう問題点があるように思うのですが、この辺についてそれは一市民のひがみであるのかどうなのか、この点ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 8時02分  休 憩          午後 8時06分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎新井寛建設部長 岩瀬議員さんの玉井中継ポンプ場(仮称)工事請負費の関係についてお答え申し上げます。 この玉井中継ポンプ場(仮称)は機能といたしましては、玉井から別府地内区画整理の方まで含めました相当広い範囲の汚水を、この中継ポンプ場によりまして汚水をくみ上げといいますか、どちらかといいますと、押し上げて自然流下なるまで押し上げていくわけですが、そして荒川左岸流域下水道の幹線にある程度押し上げて、それからは自然流下でいくわけですが、そしてこの荒川左岸の幹線に流れ込みまして、桶川まで自然流下で行きまして汚水を処理するという汚水の中継ポンプ場でありまして、このポンプの処理といいますか働く区域は非常に広いものであります。今まで玉井団地の中にありました下水の処理施設といいますか、プラントですけれども、これはちょっと戸数ははっきり覚えておりませんが、玉井団地の三百七、八十世帯だけの汚水を処理する処理場だったわけですけれども、それにつきましても独立採算性をとりまして、かかる費用に見合うような使用料をいただいたわけですけれども、公共下水道の事業認可の区域に入ってまいりましたので、現在玉井中継ポンプ場(仮称)建設中ですけれども、でき上るまでは玉井団地だけの汚水は量が少ないものですから、仮圧送をしておりますけれども、このポンプ場ができますと将来は非常に大きな能力のあるポンプ場だけになるわけですけれども、ということで今までの処理施設とこのポンプ場は機能的にまるっきり違うものであるということをご理解いただきたいと思うわけであります。 玉井中継ポンプ場(仮称)で玉井という字が冠してありますけれども、この汚水の中継ポンプ場のある位置が玉井であるので玉井という名称をつけてありますが、このポンプの働く流域といいますか、区域は非常に広いものでありますので、それをご了解いただきたいと思います。 以上でございます。 ◆野口康男議員 一般会計の決算№2と№3の特別会計の関係でありますが、7節の中に賃金という節があるわけです。7節が賃金の節なのですけれども、この中に臨時の職員賃金というのがあるのです。これが一般会計で申しますと4,337万5,908円、特別会計もかなりの部分があるわけです。普通臨時の職員賃金となりますと、ちょっと高額になり過ぎているのではないか思うのです。普通こういう仕事をするとかなれば、これだけの賃金は必要だということは初めからある程度予想されるわけですけれども、さらにこの4,300万円以上を支出をしているというこの状態、なぜこのような高額になったのかにつきまして、ご答弁いただきたいと思います。それからその内容です。どういう項目がどれくらいあるのかということをお聞きしたいと思います。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 8時11分  休 憩          午後 8時14分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎新井勝総務部長 お答え申し上げます。 詳細な数字にわたりましてのご答弁は今回できませんけれども、概略考え方を申し上げますと主には産休、女子職員の産休代替による臨時賃金でございます。その他季節的、突発的な仕事に対する臨時職員賃金が積み重ねになりまして、そういう数字になるわけでございますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ◆野口康男議員 細かい数字はまた後で常任委員会のときにお聞きしたいと思います。今産休ということと、季節的なもの、臨時にいろんな仕事が入ったときということで答弁がありましたので、了解いたします ◆原田雅夫議員 一つ漏れましたので簡単に質問しますが、№12の水道の事業会計の補正予算書の中で、昭和60年度の予定の貸借対照表の昭和61年3月31日現在の資産の部の流動資産の関係でちょっと聞いておきたいのですが、(2)の未収金について9,700万円で計上をされております。これは本年度監査資料の貸借対照表を見ますと、昭和58年度約1億8,200万円、それから昭和59年度が1億2000万円ということで、かなり大きな金額の未収金があるということでありますけれども、昭和61年の3月31日末には9,700万円に未収金が下がってくると、約1億円ほど未収金が減るわけですが、1億円ほど未収金が減る理由は何であるか、その内容についてご報告お願いしたいと思います。 それから、固定資産の構築物と建物の関係で、構築物の扱いについて昭和61年3月31日末現在99億6,222万9,270円の構築物となるわけですが、昭和59年度末決算によりますと64億1,411万5,807円という金額が出ております。35億円ほど差が出ておりますが、35億円の差が出る具体的な内容についてご報告をお願いしたいと思います。 以上2点。 ○田中剛毅議長 暫時休憩いたします。          午後 8時17分  休 憩          午後 8時33分  再 開 ○田中剛毅議長 休憩中の会議を再開いたします。 △質疑続行 ◎四分一幸夫水道部長 未収金の関係について最初にお答え申し上げたいと思います。 昭和59年度の貸借対照表の中の未収金が1億9,008万7,605円あるわけでございますが、これは実績をここへ計上したわけでございます。それから、昭和60年度の予算の中に未収金が9,700万円計上してあるわけでございますが、これは給水収益が当初予算の中で13億5,800万円見込んでありますけれども、これの7%を見込んだわけでございます。 第2点目の構築物についてのお尋ねがございました。昭和59年度の構築物と昭和60年度の構築物との間に差があるがこれは何かというお尋ねだったようにお伺いしたわけでございますが、この点は東部浄水場、西都配水場、そのほか送配水管等の工事が今年度完了した分がここへ入ってまいりますので、昭和60年度においてこれだけの額の差が生じてくるわけでございます。 以上でございます。 ○田中剛毅議長 ほかに。          〔「なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託田中剛毅議長 お諮りいたします。 上程中の決算関係を除く23件は、既に配付済みの各常任委員会付託区分表(その1)により関係委員会に付託しご審査願いたいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号ないし議案第108号、以上23件は関係委員会に付託しご審査願うことに決しました。 続いてお諮りいたします。昭和59年度決算関係議案17件については、お手元に配付済みの各常任委員会付託区分表(その2)により関係委員会に付託の上、議会閉会中ご審査願いたいと存じますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○田中剛毅議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号ないし議案第84号、以上17件はいずれも関係委員会に付託し、議会閉会中にご審査願うことに決しました。 ○田中剛毅議長 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。          午後 8時36分  散 会...