7
◯関根水絵福祉部長 お答え申し上げます。
初めに、
耐震化、大
規模改修、建てかえにする際の費用についてでございます。
東後楽会館につきましては、平成二十六年度に
耐震診断を実施しており、
耐震強度が不足しているとの結果となっておりますが、その際の
補強提案によりますと、
耐震補強工事に約三千五百万円かかるものと試算されております。大
規模改修につきましては、どの程度の改修を行うかによって費用は大きく異なります。建てかえについても同様でございまして、
工事費用を試算するためには施設の規模やどのような
施設内容とするか等、さまざまな要素を具体的に検討していく必要がございます。
現時点では施設の
あり方を検討している段階であり、具体的な費用をお示しすることができませんので、御理解賜りますようお願いいたします。
次に、
耐震基準を満たしていない施設だが、市はどのように考えているかとの
お尋ねでございます。
東後楽会館は、平成二十六年度に実施いたしました
耐震診断の結果、
構造耐震指標が
耐震基準を満たしておりません。したがいまして、
中規模程度の地震の震動及び衝撃により建物が損傷する
可能性もございますので、
緊急地震速報を想定した速やかな
避難誘導の訓練を行うなど、
安全面においては十分に注意を払い、
当該施設の運営に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
8 ◯小ノ
澤哲也議長 以上で通告による質疑は終わりました。
他に御質疑ありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。
よって、本件を
会議規則第三十七条第一項の規定により
保健福祉常任委員会に付託いたします。
───────────────────────────────────
△日程第 二 議案第 九三号 川越市
老人福祉センター西後楽会館の
指定管理者の
指定について
9 ◯小ノ
澤哲也議長 日程第二、議案第九十三号、川越市
老人福祉センター西後楽会館の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の通告はありません。質疑はありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。
よって、本件を
会議規則第三十七条第一項の規定により
保健福祉常任委員会に付託いたします。
───────────────────────────────────
△日程第 三 議案第 九四号 平成二十八年度川越市
一般会計補正予算(第三号)
10 ◯小ノ
澤哲也議長 日程第三、議案第九十四号、平成二十八年度川越市
一般会計補正予算(第三号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。
柿田有一議員。
(
柿田有一議員登壇)
11
◯柿田有一議員 おはようございます。議案第九十四号、平成二十八年度川越市
一般会計補正予算(第三号)について質疑を申し上げます。
本
補正予算は、大きく分けて国の第二次
補正予算によるもの、それから昨日議論がありました
各種基金の
財源調整と、それから精算的なものや事業のさまざまな不足分ほかといったような内容で主には構成されるというふうに承知をしております。
そこで、何点
かお伺いをしますが、まず、第一点目としまして、国の第二次
補正予算、今回提案されている
補正予算のもとにもなっています、この国の第二次
補正予算の概要はどういうものなの
かお伺いをしておきたいと思います。
二点目に、この国の第二次
補正予算を受けたものとして、
臨時福祉給付金の
給付事業が実施されるという中身が計上されていますけれども、この実施に当たっての基本的な考え方はどういうものなのか、また、今後どういう対象の方にどういうような形で実施をされていこうとしているの
かお伺いをいたします。
三点目に、同じく国の第二次
補正予算にかかわるものとして、
土地改良事業を実施するという中身が計上されておりますが、この
実施地区、
対象地区はどこなのか、また、事業の概要がどのようなものなの
かお伺いをしておきたいと思います。
四点目、同様に
蔵造り資料館の
耐震事業の内容も記載をされています。
会議録等を拝見しますと、本年度の
常任委員会等の中では少し議論もされているように承知をしていますが、本
会議場での
質疑等が余り見られませんでしたので、改めて少し中身をお伺いしておきたいと思いますが、この
蔵造り資料館の
耐震事業の
年度計画や
工期区分がどのようになっているか、また、
耐震補強はどのような手法、手だてをとって行われるの
かお伺いをしておきたいと思います。
また、今回、
補正予算が上げられることになった経緯、従来から
年度計画等が定められていて行われている事業ですので、改めて今回補正がついたことになった経緯はどういうものなのか、また、
補正予算が対象とする内容はどういったものなの
かお伺いをしておきたいと思います。
さらに、この
蔵造り資料館耐震改修事業の現在の
進捗状況がどのようになっている
かお伺いをいたします。聞くところによると、少し心配な状況も見受けられるようですので、今後どのように対応していくのかもあわせてお伺いをしておきたいと思います。
七点目ですが、基金の問題についてお伺いをしておきますが、ここでは新たに
設置予定の基金が幾つかあり、予算が計上されていますけれども、この原資がどのように調達をされるのか、整理の意味も含めてお伺いをしておきたいと思います。
一回目の最後といたしまして、今回
補正予算を計上された後の未計上の繰越金がどれぐらいの規模に上るの
かお伺いをしまして、一回目といたします。
(荘
博彰財政部長登壇)
12 ◯荘
博彰財政部長 御答弁申し上げます。
初めに、国の第二次
補正予算の概要についてでございます。
国の第二次
補正予算につきましては、平成二十八年八月に閣議決定された未来への投資を実現する
経済対策を受けて編成されております。具体的には、一億総
活躍社会の実現の加速、二十一世紀型の
インフラ整備、英国の
EU離脱に伴う
不安定性などのリスクへの対応並びに
中小企業・
小規模事業者及び地方の支援、
熊本地震や
東日本大震災からの復興や安全・安心、
防災対応の強化の四つの大きな施策で構成されております。
また、本市の
補正予算における国の
補正予算の
施策ごとの
対応状況といたしましては、一億総
活躍社会の実現の加速では
臨時福祉給付金給付事業が、二十一世紀型の
インフラ整備では
土地改良事業及び
蔵造り資料館耐震化事業が、それぞれ該当しているところでございます。
続きまして、新たに
設置予定の基金の原資の
調達方法についてでございます。
新たに設置する
公共施設マネジメント基金及び
減債基金の
積み立て財源といたしましては、主に各年度における
決算剰余金の活用を予定しているところでございます。また、
公共施設マネジメント基金につきましては、
遊休用地の売り払い収入などについても、その
積み立て財源に充ててまいりたいと考えております。
最後に、今回の
補正予算計上後の未
計上繰越金でございますが、二十億三百十二万五千円となる見込みでございます。
以上でございます。
(
関根水絵福祉部長登壇)
13
◯関根水絵福祉部長 お答え申し上げます。
臨時福祉給付金給付事業の実施に当たっての基本的な
考え方等についてでございます。
新たに予定されている
臨時福祉給付金給付事業の基本的な考え方でございますが、社会全体の所得と消費の底上げを図るため、消費税率の引き上げが平成二十九年四月から平成三十一年十月に延期された二年半分として、一万五千円を一括して支給するものでございまして、可能な限り今年度内に開始するよう国から通知されたものでございます。
今後の実施についてでございますが、本市におきましては受付期間を六カ月として三月から受付を開始できるよう準備を進めております。支給対象者は、平成二十八年度の住民税が非課税の方ですが、生活保護受給者及び課税者に扶養されている方を除きます。対象と思われる方には申請書を送付する予定で、申請書の受付、審査を経て原則指定口座への振り込みを行います。また、広報川越やホームページへの掲載、コールセンターの開設や自治会による回覧等を活用し、申請漏れのないよう周知を図ってまいります。
以上でございます。
(田中三喜雄
産業観光部長登壇)
14 ◯田中三喜雄
産業観光部長 御答弁申し上げます。
土地改良事業を実施する
対象地区と事業内容についてでございます。
対象地区につきましては、本市の北部の小畔川沿いに位置する下小坂・平塚地区でございます。今回の補正は、国の平成二十八年度第二次
補正予算の成立に伴い、埼玉県が事業主体となり、平成二十八年度から平成三十年度までの三カ年事業で、事業化された県営下小坂・平塚地区埼玉型ほ場整備事業について、国からの予算割り当てがあったことに基づき、平成二十九年度以降の事業分を前倒しして事業推進することとされたため、当該事業に係る本市の負担金である四千百九十九万三千円を補正増としようとするものでございます。
事業内容につきましては、既存の水田の区画を活用し、既存の水路整備と畦畔除去による区画拡大、担い手への集積を図り、農業生産性を向上させ、競争力のある農業経営を図るものでございます。詳細につきましては、対象面積といたしまして、田、二十六・七ヘクタール、畑、四・七ヘクタールの合計三十一・四ヘクタールで、農地の区画拡大、農業用用排水路施設整備及び農道拡幅整備等を行うものでございます。また、本事業の総額は四億二千七百二十四万円でございまして、主たる事業費の負担区分につきましては、国費五〇%、県費二七・五%、市費二二・五%、地元負担ゼロ%でございます。
以上でございます。
(根岸督好
教育総務部長登壇)
15 ◯根岸督好
教育総務部長 御答弁申し上げます。
蔵造り資料館耐震化事業の
年度計画、
工期区分についてでございます。
蔵造り資料館耐震化事業につきましては、平成二十八年度から平成三十年度までの三カ年の継続事業として、二期に分けて工事を計画しております。また、
耐震補強の手法といたしましては、文化財建造物であるため、もともとの部材を最大限傷めないよう鉄骨の柱、はりを追加するなどの補強方法を行っていくものでございます。
次に、今回
補正予算を上げさせていただいた経緯についてでございます。
本事業が文化庁の文化財建造物等活用地域活性化事業の国庫補助対象事業となっており、今回の補正につきましては、国の二次補正を受けて補正させていただくものでございます。また、その内容といたしましては、平成二十九年度から平成三十年度にかけて実施を予定しております、一番街の通りに面した店蔵、隣接する住居棟等の工事請負費及び設計監理費の一部でございます。
最後に、事業の
進捗状況についてでございます。
耐震化工事は、敷地の西側に位置しております二番蔵、三番蔵の
耐震化工事を先行して着工する予定で入札公告を行いましたが、古い土蔵の改修であることや工事が長期にわたることから、現在契約には至っておりません。今後の対応につきましては、現在関係部署と協議を行っており、早期に工事を実施するよう検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
(
柿田有一議員登壇)
16
◯柿田有一議員 それぞれ御答弁をいただきました。
二回目の質疑を申し上げます。
まず、全体像についてですが、国の第二次
補正予算の概要をお伺いいたしました。フレームワークとしては四つの大きな施策で構成されているということで、そのうちの二つの部分に関して川越市は実際に事業化、予算化をして対応するという中身でありました。具体的には、まず一つの大きな額がついているのが
臨時福祉給付金ということで、国も今の経済状況のもと、何らかの対応、刺激策等を、一定程度の
経済対策が必要ということで、国としては、全体としてはかなり大きな規模になる
補正予算でございます。
その一つが
臨時福祉給付金であるわけですが、中身をお聞きすると消費税増税が延期をされたことに伴うものというふうに見受けられますが、平成二十九年四月、当初予定されていた一〇%への引き上げが平成三十一年十月に先送りされた二年半分として、これへの一万五千円を一括して支給すると。この支給の延期をされたことはわかりますけれども、延期をされたことに対して、二年半分の影響を該当者に一万五千円という形で支給する意図が、なかなか見えにくいというふうに感じます。ただし、対象者は低所得者ですので、そうだとすれば少なくとも二年半の間に、低所得者は一定程度の経済的なマイナスの影響も受けているだろうということの考えに基づくんだろうというふうに想定をされます。
昨日の福祉基金のところで少し議論がありましたが、この給付に当たっても生活保護受給者には支給をされない、対象に含まれていないということで、低所得者の一部の方には給付金がいくけれども、生活保護の方はさらに困難になっている状況も想定し得ますけれども、そういう方々には給付はいかないという問題点も含まれております。
いずれにしても、こういうふうな経済状況、延期という前に消費税の八%への増税がありましたから、八%への増税が回復をしていない、また、社会に一定程度のマイナスの影響を与えているということは、はっきりしているわけであります。同時に、そこに対する給付として低所得者に給付を行うということは、消費税の逆進性ですね、低所得者により負担が重いのが消費税だということをあらわしているものだというふうに、この点は指摘をさせていただきたいと思います。
そのことも含めて、
補正予算全体をどういうふうに川越市は考えて対応されたのかということを少しお伺いしておきたいんですが、一方では、基金に対して
減債基金と
公共施設マネジメント基金のそれぞれに約二億円ずつ、繰越金を充当していると。
決算剰余金を充当するという中味がとられています。大体この規模が四億円程度ですね。未計上の繰越金がどれぐらいあるかをお聞きしましたが、この
補正予算をやった後で、二十億円余りがまだ剰余金として残っているということです。
これだけの繰越金がありながら、国は
経済対策として大きな一定程度のお金をつけましたけれども、川越市は市民生活、市内の経済状況を低所得者だけではなくて商売をされている方なども含めて、いろいろな対策が必要だと声を上げている方々などもいると思いますけれども、どういうふうに向き合ったのかということが問われるわけであります。
十二月の
補正予算ですから、例えば中小業者は年末の資金需要というものもあるわけですね。年越しをするために商売の方々、年末さまざまな精算に苦労すると、ことしの分をまとめて支払う需要などもありますし、年を越すためのさまざまな要求などもありますが、そういうような例えば金融的な措置の
補正予算等も特に行われていませんし、過去には年末、寒さ対策ということで暖房費の補助などもつけたこともございました。
また、昨今気になるのは、消費者の面からすれば野菜等、食料品が高騰するような状況も見受けられて、そういったような状況やそのことに伴う小売業者の需要やさまざまな要求に基づく声なども、社会の中ではたくさんあるんだろうと思うんです。そういうことに対して、まだ未計上の繰越金を二十億円残していながら、そういったところにもっと積極的な対応ができなかったのか。年明けには市長選挙が行われるわけですし、二十億円の繰越金をそのまま残して十二月補正を終えてしまうという程度の対策で、市民の方に何かメッセージを発せられるのかなというふうに、少し気になったところではあります。
そこで、二回目をお伺いしておきたいと思いますけれども、本
補正予算における市内経済や市民生活への考え方ですね、どういうふうに考えて今回の
補正予算に対応されたのか、改めてお伺いをしておきたいと思います。
具体的な施策についても何点
かお伺いをいたしました。
蔵造り資料館に関してですけれども、内容については承知をいたしましたが、気になるのは入札が不調になっているということです。これは
蔵造り資料館の建物の特徴によるものも大きいと思いますが、今全国的にはオリンピックの問題、それから震災、災害の対応などで全国的に見ても建設労働者の需要は高まって、さまざまなところでいろいろなことが行われています。また、大きな
補正予算がついて文化財ですとか、それから耐震、
インフラ整備などをやるようなお金がついていますので、そういうような要求に基づいてそういう技術がある方には、全国から引き合いがあるということもあろうかなというふうに想定をされるわけです。
この事業については、計画がきちんと決められて予算もついているわけですから、そうだとすれば、この先どういうふうな手だてをすればきちんと入札が行われて工事が滞りなく進むのか、この点については少し丁寧に中身も見ながら、担当課だけではなくて、建築やそれから契約の所管の方々も御一緒に対応されていると思いますので、しかるべき時期にきちんと入札、契約、それから工事が行われるということの手だてをとっていただきたいと。この点については指摘にとどめておきたいというふうに思います。
最後に、農業の分野についてお伺いをいたしました。
該当の地域は下小坂・平塚地区だということであります。人・農地プランですとか、さまざまな問題と合わせて特に大きな問題は、田んぼと米の生産に関する問題がなかなか後継者不足や、それから農地をきちんと保全しておくことに困難を抱えているという状況が、厳然としてあるということでございます。そのために、区画を広げるという工事が主になる今回の事業ということで承知をしておりますが、やり方としては、今回の
補正予算は、翌年度以降の事業分を前倒して行うということに対する手だてだというふうに理解をさせていただきました。
区画が広がるということで、農業者にとっては仕事がやりやすくなるということです。話をお聞きすると、一反の田んぼを大体三反ぐらいにまとめるような中身だと承知していますので、極端な大規模化ということではなく、むしろ地域の担い手が仕事をやりやすくするような対応だというふうに承知をしています。
こういった問題について、今後どのような見込みで進んでいくのかが少し気になるところですが、一点申し上げておきたいのは、区画を広げたら広げたことに伴って、そういうところにかかわる農家の方々の技術支援がどうしても必要だということです。今まで一反の田んぼで仕事をしていたのが三反に広がるわけですから、広がった大きな区画の田んぼでどういうふうにしたらきちんと計画的に米づくりが行えるのか、それからどういうやり方をやったら収穫量が拡大するのか、品質をどういうふうに保つのか、土をどういうふうにつくっていくのか、そういったことが、技術的な指導援助をやれる体制を確立していくことがどうしても必要だというふうに感じます。少ない担い手でも大きな耕地を耕すことができるようになっていくわけで、技術的な指導援助がきちんと行えれば、収量の確保、それから品質や安全性の確保ということが広がっていく
可能性があって、そのことによってきちんと食べていける米づくりができる
可能性はあるんだと思うんです。
農地が広がると、今まではたくさんの農家の人が個別に、同じ時期に田植えをして稲刈りをしていましたけれども、少ない手だてでやるには時期をずらしてやることなども必要になってくるというふうに考えます。そうすると、例えば苗を育てる技術、種から苗を育てれば、一定の時期に大量に売られている苗を買ってくるわけではありませんから、時期をずらして少しずつ大きな田んぼに順番に植えていくような技術的なことも可能になりますけれども、今までやっていた小さい農家さんはそういうような技術がありませんので、先ほど申し上げたように技術の支援や担い手に対する十分な対応が、これからはこの耕地の拡大に伴って必要になってくるんだというふうに申し上げておきたいと思います。
そこで、最後にお伺いをいたしますけれども、今後の川越市の農地の保全について、そういうことも含めて見通しと懸念される事項について、市はどのように考えているの
かお伺いをいたしまして、私の質疑といたします。
(荘
博彰財政部長登壇)
17 ◯荘
博彰財政部長 御答弁申し上げます。
本
補正予算における市内経済や市民生活への考え方についてでございます。
補正予算の編成に当たりましては、限られた財源を効果的に活用する一方で、市内経済や市民生活にも配慮しているところでございます。このようなことから、今回の
補正予算の編成におきましては、各所属に対し、国の第二次
補正予算について積極的に情報収集に努めるとともに、その活用を検討するよう通知した上で本
補正予算を調整したところでございます。また、当初予算を上回る執行が見込まれるこども医療費や結核医療費につきましては、所要額を追加計上することにより市民生活に影響が生じないよう努めております。
以上でございます。
(田中三喜雄
産業観光部長登壇)
18 ◯田中三喜雄
産業観光部長 御答弁申し上げます。
今後の川越市の農地の保全についての見通しと懸念される事項についてでございます。
農地の保全についての見通しでございますが、現在、久下戸地区及び古谷本郷下地区において、
土地改良事業であるほ場整備事業が推進されるよう、国、埼玉県及び関係機関と連携した取り組みを継続している状況でございます。
一方、農業を取り巻く状況は厳しさを増しており、農業者の高齢化や後継者不足などにより耕作放棄地が増加していくものと懸念しているところでございます。本市といたしましては、このような課題を解決するために、現在進めております人・農地プランの策定により今後の地域農業の担い手を定め、国及び埼玉県と連携し、農地バンクである農地中間管理機構を活用した
土地改良事業を実施するなど、ハード・ソフト両面から地域農業の担い手への農地の集積を推進しております。
今後につきましても、地域からの御意見をお聞きしながら、基盤整備事業である各種
土地改良事業を推進するとともに、川越産農産物のブランド化事業等を推し進めることにより市内農業の競争力強化を図り、持続可能な農業の実現を目指してまいりたいと考えております。
19 ◯小ノ
澤哲也議長 以上で通告による質疑は終わりました。
他に御質疑ありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。
よって、本件を
会議規則第三十七条第一項の規定により関係常任
委員会に付託いたします。
───────────────────────────────────
△日程第 四 議案第 九五号 平成二十八年度川越市
国民健康保険事業特別会計補
正予算(第一号)
20 ◯小ノ
澤哲也議長 日程第四、議案第九十五号、平成二十八年度川越市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の通告はありません。質疑はありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。