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平成28年第6回定例会(第7日・12月6日) 本文

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  1. 川越市議会 2016-12-06
    平成28年第6回定例会(第7日・12月6日) 本文


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    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △議事順序  午前十時開会  一、第六日に引続き、日程順提出案単独議題とし、質疑の後、関係各委員会に    付託する。     この予定は時間延長しても終了する。    (一般質問の通告は、六日午後五時まで)    (請願は、六日午後五時までに受理したものを本定例会に提案する。)   ─────────────────────────────────── △次日の議事順序  第 八日 一二月 七日(水) 本会議休会。午前十時より議会運営委員会開催の                 ため。  第 九日 一二月 八日(木) 午前十時開会。一般質問通告順に実施する。                                定 刻 散 会   ─────────────────────────────────── △議事日程   平成二十八年十二月六日(第七日)午前十時開議  日程第 一 議案第 九二号 川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の                指定について  日程第 二 議案第 九三号 川越市老人福祉センター西後楽会館指定管理者の                指定について
     日程第 三 議案第 九四号 平成二十八年度川越市一般会計補正予算(第三号)  日程第 四 議案第 九五号 平成二十八年度川越市国民健康保険事業特別会計補                正予算(第一号)   ─────────────────────────────────── △議場に出席した議員(三五人)    第 一番 海沼 秀幸 議員  第 二番 吉敷賢一郎 議員    第 三番 岸  啓祐 議員  第 五番 田畑たき子 議員    第 六番 樋口 直喜 議員  第 七番 小高 浩行 議員    第 八番 池浜あけみ 議員  第 九番 長田 雅基 議員    第一〇番 伊藤 正子 議員  第一一番 荻窪 利充 議員    第一二番 吉野 郁惠 議員  第一三番 三浦 邦彦 議員    第一四番 中村 文明 議員  第一五番 桐野  忠 議員    第一六番 明ヶ戸亮太 議員  第一七番 中原 秀文 議員    第一八番 柿田 有一 議員  第一九番 今野 英子 議員    第二〇番 高橋  剛 議員  第二一番 関口  勇 議員    第二二番 三上喜久蔵 議員  第二三番 吉田 光雄 議員    第二四番 大泉 一夫 議員  第二五番 近藤 芳宏 議員    第二六番 川口 啓介 議員  第二七番 小野澤康弘 議員    第二八番 小林  薫 議員  第二九番 川口 知子 議員    第三〇番 牛窪多喜男 議員  第三一番 江田  肇 議員    第三二番 小ノ澤哲也 議員  第三三番 片野 広隆 議員    第三四番 山木 綾子 議員  第三五番 矢部  節 議員    第三六番 新井 喜一 議員   ─────────────────────────────────── △欠席議員(なし)   ─────────────────────────────────── △地方自治法第百二十一条第一項の規定による議場に出席した理事者                        市長  川 合 善 明                       副市長  栗 原   薫                       〃    板 東 博 之                 上下水道事業管理者  福 田   司                     危機管理監  大河内   徹                    総合政策部長  矢 部 竹 雄                      総務部長  早 川   茂                      財政部長  荘   博 彰                      市民部長  大 岡   敦                  文化スポーツ部長  庭 山 芳 樹                      福祉部長  関 根 水 絵                   こども未来部長  後 藤 徳 子                    保健医療部長  松 田 裕 二                      環境部長  大 野   隆                    産業観光部長  田 中 三喜雄                    都市計画部長  田 宮 庸 裕                      建設部長  小谷野 雅 夫                     会計管理者  有 山 誠 一                    上下水道局長  土 井 一 郎                       教育長  新 保 正 俊                    教育総務部長  根 岸 督 好                    学校教育部長  佐 野   勝               選挙管理委員会事務局長  赤 沢 由美子               総務部副部長兼総務課長  野 口 昭 彦   ─────────────────────────────────── △議場に出席した事務局職員                      事務局長  田 宮   修                      議事課長  佐 藤 喜 幸                    議事課副主幹  川 上 博 之                     議事課主査  野 村 達 也                     議事課主任  小 島 昌一郎                     議事課主事  杉 原   徹   ─────────────────────────────────── △開  会(午前九時五十八分) 2 ◯小ノ澤哲也議長 出席議員が定足数に達しておりますので、第六回定例会第七日の議会は成立しております。  これより開会いたします。   ─────────────────────────────────── △質疑・委員会付託  日程第 一 議案第 九二号 川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の                指定について 3 ◯小ノ澤哲也議長 直ちに会議を開きます。  日程に入ります。日程第一、議案第九十二号、川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。長田雅基議員。   (長田雅基議員登壇) 4 ◯長田雅基議員 おはようございます。議案第九十二号、川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の指定について質疑を申し上げます。  ちょうど一年前の平成二十七年第五回定例会、十二月議会に十一件の指定管理者の指定の議案が上程されました。そのうち九件が五年間の指定期間で、うち二件が一年の指定期間でした。その二件ありました一年間の指定管理老人福祉センター東後楽会館西後楽会館でありました。昨年出されました老人福祉センター東後楽会館指定管理者の指定の議案にも質疑をさせていただきましたが、一年たって改めて同じような議案が出てきましたので、今回も質疑をさせていただきます。  まずは、基本的なところでお聞きいたしますが、一点目の質疑といたしまして、本年平成二十八年度の指定期間が一年とのことでしたが、来年平成二十九年度も一年間の指定期間なのはなぜなのかお伺いをいたします。  二点目の質疑といたしまして、昨年の質疑の内容で今後の方向性についてお聞きしたところ、早い段階で将来を見据えた方向性を出すとのことでしたが、どのようになっているのかお伺いをいたします。  また、その内容に関しては、老人福祉センター等庁内検討会議などの場で検討していくとの御答弁でしたが、三点目の質疑といたしまして、老人福祉センター等庁内検討会議は今までどれだけ開かれ、どのような内容が話し合われたのか。また、昨年十二月議会以降は何回会議が開かれたのかお伺いをいたします。  今年度が一年間の指定で、来年度も一年間の指定ということですが、他の指定管理者指定期間は通常五年間であります。四点目の質疑としまして、二年連続で一年の指定となったわけですが、いつまで一年の指定期間を行うのかお伺いをいたします。  昨年、施設面利用者の面からも質疑をさせていただきました。東後楽会館は昨年の時点で築四十四年が経過しており、同じく四十四年が経過しておりました川越市母子生活支援施設すみれ館は、老朽化のため廃止となっております。老朽化のためさまざまな箇所でふぐあいが生じているとのことでしたが、五点目の質疑といたしまして、施設整備面老朽化の状態に変化はあるのかお伺いをいたします。  施設利用者の傾向ですが、十年前の平成十八年度は一年間で七万八千人の利用者数から徐々に減少していき、平成二十六年度は五万四千人とのことでしたが、六点目の質疑としまして、昨年から施設利用者数の傾向はどのようになっているのかお伺いをいたしまして、一回目の質疑といたします。   (関根水絵福祉部長登壇) 5 ◯関根水絵福祉部長 おはようございます。お答え申し上げます。  初めに、来年度も一年間の指定期間なのはなぜなのかとのお尋ねでございます。  東西後楽会館につきましては、老朽化など設備面利用者の減少などの運営面の課題があり、今後の施設のあり方を検討している状況であったことから、昨年度の指定管理者選定の際、通常の五年間ではなく、平成二十八年度一年間の指定期間としたところでございます。その後、現在まで関係課との検討を重ねてまいりましたが、介護保険事業計画等審議会などにおいて広く意見を取り入れながら、さらなる検討を行い、よりよいあり方を模索するため、今回の選定においても一年間としたものでございます。  次に、方向性検討状況についてでございます。  これまで老人福祉センター等庁内検討会議を開催し、庁内における検討を進めてまいりました。今後は介護保険事業計画等審議会などにおいて広く意見をいただくことで、多角的な視点で検討を行いたいと考えております。  次に、老人福祉センター等庁内検討会議での検討経緯等についてでございます。  老人福祉センター等庁内検討会議は、平成二十六年三月に第一回を開催して以来、現在まで十一回開催してまいりました。また、平成二十七年第五回定例会以降は二回の庁内検討会議を実施したほか、関係課との打ち合わせを継続的に行い、施設の利用者の分析、耐震改修等を含めた施設の維持管理に必要な経費の試算、施設機能の望ましいあり方などについて検討を重ねてまいりました。  次に、いつまで一年の指定を行うのかについてでございます。  東後楽会館につきましては、現時点で将来の明確な方向性や方針が確定しておらず、このことに伴い、今後の指定期間についても決定しておりません。しかし、平成二十九年度は次期すこやかプラン・川越 川越市高齢者保健福祉計画・第七期川越市介護保険事業計画策定の年度となりますので、介護保険事業計画等審議会等の意見をいただきながら、早急に方針を決定してまいりたいと考えております。  次に、施設整備面老朽化の状態についてでございます。  東後楽会館につきましては、昭和四十六年六月の開設から既に四十五年が経過しておりますので、総体的に老朽化しております。特に給排水設備空調設備については、大規模な改修を行っていないため、設備のふぐあいによりその都度緊急修繕を行っている状況となっております。  最後に、東後楽会館施設利用者の傾向でございますが、平成二十七年度と平成二十八年度の四月から九月までの上半期の利用者数で申し上げますと、平成二十七年度が二万七千八十四人、平成二十八年度が二万六千六十六人となっておりますので、施設利用者は半年間で一千十八人減少しておりまして、対前年比は約三・八%の減少となっております。  以上でございます。   (長田雅基議員登壇) 6 ◯長田雅基議員 それぞれ御答弁をいただきました。二回目の質疑を申し上げます。  老人福祉センター東西後楽会館の今後の方向性を検討する老人福祉センター等庁内検討会議についてお聞きいたしましたが、平成二十六年から十一回の会議を開催し、昨年十二月議会からは二回の庁内検討会議を実施したとの御答弁でした。検討会議の内容に関しては、施設の利用者の分析や耐震改修等を含めた施設の維持管理に必要な経費の試算、施設機能の望ましいあり方などを検討しているとのことです。さらに、介護保険事業計画等審議会なども開き、広く意見も取り入れ、多角的な視点で検討を行っているということでした。  一番は、利用者の方々の声が大切なのではないかと感じられますが、そのあたりも反映できるとよいと思われます。また、来年度の平成二十九年度が次期すこやかプラン・川越 川越市高齢者保健福祉計画・第七期川越市介護保険事業計画策定の年度ということで、それまでには一定の方向性が決まってくるのでしょうか。  施設の老朽化に伴ってなのか、施設利用者数は若干減少したとの御答弁でしたが、それでも年間で延べ五万人を超える方が利用しているようです。しかし、本来なら高齢者は増加しているわけですから、利用者も増加してもおかしくないと思われます。庁内検討会議の中では、耐震改修等を含めた施設の維持管理に必要な経費の試算もしているとのことでしたが、二回目の一点目の質疑としまして、耐震化、大規模改修、建てかえをする際の費用は幾らぐらいなのかお伺いをいたします。  さて、施設面での決定的な問題点として、耐震基準を満たしていないということがあります。五年前の東日本大震災の際は、川越市でも震度五弱の揺れが起こりました。最後の質疑としまして、耐震基準を満たしていない施設ですが、市はどのように考えているのかお伺いをいたしまして、私の質疑といたします。   (関根水絵福祉部長登壇
    7 ◯関根水絵福祉部長 お答え申し上げます。  初めに、耐震化、大規模改修、建てかえにする際の費用についてでございます。  東後楽会館につきましては、平成二十六年度に耐震診断を実施しており、耐震強度が不足しているとの結果となっておりますが、その際の補強提案によりますと、耐震補強工事に約三千五百万円かかるものと試算されております。大規模改修につきましては、どの程度の改修を行うかによって費用は大きく異なります。建てかえについても同様でございまして、工事費用を試算するためには施設の規模やどのような施設内容とするか等、さまざまな要素を具体的に検討していく必要がございます。現時点では施設のあり方を検討している段階であり、具体的な費用をお示しすることができませんので、御理解賜りますようお願いいたします。  次に、耐震基準を満たしていない施設だが、市はどのように考えているかとのお尋ねでございます。  東後楽会館は、平成二十六年度に実施いたしました耐震診断の結果、構造耐震指標耐震基準を満たしておりません。したがいまして、中規模程度の地震の震動及び衝撃により建物が損傷する可能性もございますので、緊急地震速報を想定した速やかな避難誘導の訓練を行うなど、安全面においては十分に注意を払い、当該施設の運営に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 8 ◯小ノ澤哲也議長 以上で通告による質疑は終わりました。  他に御質疑ありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。  よって、本件を会議規則第三十七条第一項の規定により保健福祉常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────── △日程第 二 議案第 九三号 川越市老人福祉センター西後楽会館指定管理者の                指定について 9 ◯小ノ澤哲也議長 日程第二、議案第九十三号、川越市老人福祉センター西後楽会館指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告はありません。質疑はありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。  よって、本件を会議規則第三十七条第一項の規定により保健福祉常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────── △日程第 三 議案第 九四号 平成二十八年度川越市一般会計補正予算(第三号) 10 ◯小ノ澤哲也議長 日程第三、議案第九十四号、平成二十八年度川越市一般会計補正予算(第三号)を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。柿田有一議員。   (柿田有一議員登壇) 11 ◯柿田有一議員 おはようございます。議案第九十四号、平成二十八年度川越市一般会計補正予算(第三号)について質疑を申し上げます。  本補正予算は、大きく分けて国の第二次補正予算によるもの、それから昨日議論がありました各種基金財源調整と、それから精算的なものや事業のさまざまな不足分ほかといったような内容で主には構成されるというふうに承知をしております。  そこで、何点かお伺いをしますが、まず、第一点目としまして、国の第二次補正予算、今回提案されている補正予算のもとにもなっています、この国の第二次補正予算の概要はどういうものなのかお伺いをしておきたいと思います。  二点目に、この国の第二次補正予算を受けたものとして、臨時福祉給付金給付事業が実施されるという中身が計上されていますけれども、この実施に当たっての基本的な考え方はどういうものなのか、また、今後どういう対象の方にどういうような形で実施をされていこうとしているのかお伺いをいたします。  三点目に、同じく国の第二次補正予算にかかわるものとして、土地改良事業を実施するという中身が計上されておりますが、この実施地区対象地区はどこなのか、また、事業の概要がどのようなものなのかお伺いをしておきたいと思います。  四点目、同様に蔵造り資料館耐震事業の内容も記載をされています。会議録等を拝見しますと、本年度の常任委員会等の中では少し議論もされているように承知をしていますが、本会議場での質疑等が余り見られませんでしたので、改めて少し中身をお伺いしておきたいと思いますが、この蔵造り資料館耐震事業年度計画工期区分がどのようになっているか、また、耐震補強はどのような手法、手だてをとって行われるのかお伺いをしておきたいと思います。  また、今回、補正予算が上げられることになった経緯、従来から年度計画等が定められていて行われている事業ですので、改めて今回補正がついたことになった経緯はどういうものなのか、また、補正予算が対象とする内容はどういったものなのかお伺いをしておきたいと思います。  さらに、この蔵造り資料館耐震改修事業の現在の進捗状況がどのようになっているかお伺いをいたします。聞くところによると、少し心配な状況も見受けられるようですので、今後どのように対応していくのかもあわせてお伺いをしておきたいと思います。  七点目ですが、基金の問題についてお伺いをしておきますが、ここでは新たに設置予定の基金が幾つかあり、予算が計上されていますけれども、この原資がどのように調達をされるのか、整理の意味も含めてお伺いをしておきたいと思います。  一回目の最後といたしまして、今回補正予算を計上された後の未計上の繰越金がどれぐらいの規模に上るのかお伺いをしまして、一回目といたします。   (荘 博彰財政部長登壇) 12 ◯荘 博彰財政部長 御答弁申し上げます。  初めに、国の第二次補正予算の概要についてでございます。  国の第二次補正予算につきましては、平成二十八年八月に閣議決定された未来への投資を実現する経済対策を受けて編成されております。具体的には、一億総活躍社会の実現の加速、二十一世紀型のインフラ整備、英国のEU離脱に伴う不安定性などのリスクへの対応並びに中小企業小規模事業者及び地方の支援、熊本地震東日本大震災からの復興や安全・安心、防災対応の強化の四つの大きな施策で構成されております。  また、本市の補正予算における国の補正予算施策ごと対応状況といたしましては、一億総活躍社会の実現の加速では臨時福祉給付金給付事業が、二十一世紀型のインフラ整備では土地改良事業及び蔵造り資料館耐震化事業が、それぞれ該当しているところでございます。  続きまして、新たに設置予定の基金の原資の調達方法についてでございます。  新たに設置する公共施設マネジメント基金及び減債基金積み立て財源といたしましては、主に各年度における決算剰余金の活用を予定しているところでございます。また、公共施設マネジメント基金につきましては、遊休用地の売り払い収入などについても、その積み立て財源に充ててまいりたいと考えております。  最後に、今回の補正予算計上後の未計上繰越金でございますが、二十億三百十二万五千円となる見込みでございます。  以上でございます。   (関根水絵福祉部長登壇) 13 ◯関根水絵福祉部長 お答え申し上げます。  臨時福祉給付金給付事業の実施に当たっての基本的な考え方等についてでございます。  新たに予定されている臨時福祉給付金給付事業の基本的な考え方でございますが、社会全体の所得と消費の底上げを図るため、消費税率の引き上げが平成二十九年四月から平成三十一年十月に延期された二年半分として、一万五千円を一括して支給するものでございまして、可能な限り今年度内に開始するよう国から通知されたものでございます。  今後の実施についてでございますが、本市におきましては受付期間を六カ月として三月から受付を開始できるよう準備を進めております。支給対象者は、平成二十八年度の住民税が非課税の方ですが、生活保護受給者及び課税者に扶養されている方を除きます。対象と思われる方には申請書を送付する予定で、申請書の受付、審査を経て原則指定口座への振り込みを行います。また、広報川越やホームページへの掲載、コールセンターの開設や自治会による回覧等を活用し、申請漏れのないよう周知を図ってまいります。  以上でございます。   (田中三喜雄産業観光部長登壇) 14 ◯田中三喜雄産業観光部長 御答弁申し上げます。  土地改良事業を実施する対象地区と事業内容についてでございます。  対象地区につきましては、本市の北部の小畔川沿いに位置する下小坂・平塚地区でございます。今回の補正は、国の平成二十八年度第二次補正予算の成立に伴い、埼玉県が事業主体となり、平成二十八年度から平成三十年度までの三カ年事業で、事業化された県営下小坂・平塚地区埼玉型ほ場整備事業について、国からの予算割り当てがあったことに基づき、平成二十九年度以降の事業分を前倒しして事業推進することとされたため、当該事業に係る本市の負担金である四千百九十九万三千円を補正増としようとするものでございます。  事業内容につきましては、既存の水田の区画を活用し、既存の水路整備と畦畔除去による区画拡大、担い手への集積を図り、農業生産性を向上させ、競争力のある農業経営を図るものでございます。詳細につきましては、対象面積といたしまして、田、二十六・七ヘクタール、畑、四・七ヘクタールの合計三十一・四ヘクタールで、農地の区画拡大、農業用用排水路施設整備及び農道拡幅整備等を行うものでございます。また、本事業の総額は四億二千七百二十四万円でございまして、主たる事業費の負担区分につきましては、国費五〇%、県費二七・五%、市費二二・五%、地元負担ゼロ%でございます。  以上でございます。   (根岸督好教育総務部長登壇) 15 ◯根岸督好教育総務部長 御答弁申し上げます。  蔵造り資料館耐震化事業年度計画工期区分についてでございます。  蔵造り資料館耐震化事業につきましては、平成二十八年度から平成三十年度までの三カ年の継続事業として、二期に分けて工事を計画しております。また、耐震補強の手法といたしましては、文化財建造物であるため、もともとの部材を最大限傷めないよう鉄骨の柱、はりを追加するなどの補強方法を行っていくものでございます。  次に、今回補正予算を上げさせていただいた経緯についてでございます。  本事業が文化庁の文化財建造物等活用地域活性化事業の国庫補助対象事業となっており、今回の補正につきましては、国の二次補正を受けて補正させていただくものでございます。また、その内容といたしましては、平成二十九年度から平成三十年度にかけて実施を予定しております、一番街の通りに面した店蔵、隣接する住居棟等の工事請負費及び設計監理費の一部でございます。  最後に、事業の進捗状況についてでございます。  耐震化工事は、敷地の西側に位置しております二番蔵、三番蔵の耐震化工事を先行して着工する予定で入札公告を行いましたが、古い土蔵の改修であることや工事が長期にわたることから、現在契約には至っておりません。今後の対応につきましては、現在関係部署と協議を行っており、早期に工事を実施するよう検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (柿田有一議員登壇) 16 ◯柿田有一議員 それぞれ御答弁をいただきました。  二回目の質疑を申し上げます。  まず、全体像についてですが、国の第二次補正予算の概要をお伺いいたしました。フレームワークとしては四つの大きな施策で構成されているということで、そのうちの二つの部分に関して川越市は実際に事業化、予算化をして対応するという中身でありました。具体的には、まず一つの大きな額がついているのが臨時福祉給付金ということで、国も今の経済状況のもと、何らかの対応、刺激策等を、一定程度の経済対策が必要ということで、国としては、全体としてはかなり大きな規模になる補正予算でございます。  その一つが臨時福祉給付金であるわけですが、中身をお聞きすると消費税増税が延期をされたことに伴うものというふうに見受けられますが、平成二十九年四月、当初予定されていた一〇%への引き上げが平成三十一年十月に先送りされた二年半分として、これへの一万五千円を一括して支給すると。この支給の延期をされたことはわかりますけれども、延期をされたことに対して、二年半分の影響を該当者に一万五千円という形で支給する意図が、なかなか見えにくいというふうに感じます。ただし、対象者は低所得者ですので、そうだとすれば少なくとも二年半の間に、低所得者は一定程度の経済的なマイナスの影響も受けているだろうということの考えに基づくんだろうというふうに想定をされます。  昨日の福祉基金のところで少し議論がありましたが、この給付に当たっても生活保護受給者には支給をされない、対象に含まれていないということで、低所得者の一部の方には給付金がいくけれども、生活保護の方はさらに困難になっている状況も想定し得ますけれども、そういう方々には給付はいかないという問題点も含まれております。  いずれにしても、こういうふうな経済状況、延期という前に消費税の八%への増税がありましたから、八%への増税が回復をしていない、また、社会に一定程度のマイナスの影響を与えているということは、はっきりしているわけであります。同時に、そこに対する給付として低所得者に給付を行うということは、消費税の逆進性ですね、低所得者により負担が重いのが消費税だということをあらわしているものだというふうに、この点は指摘をさせていただきたいと思います。  そのことも含めて、補正予算全体をどういうふうに川越市は考えて対応されたのかということを少しお伺いしておきたいんですが、一方では、基金に対して減債基金公共施設マネジメント基金のそれぞれに約二億円ずつ、繰越金を充当していると。決算剰余金を充当するという中味がとられています。大体この規模が四億円程度ですね。未計上の繰越金がどれぐらいあるかをお聞きしましたが、この補正予算をやった後で、二十億円余りがまだ剰余金として残っているということです。  これだけの繰越金がありながら、国は経済対策として大きな一定程度のお金をつけましたけれども、川越市は市民生活、市内の経済状況を低所得者だけではなくて商売をされている方なども含めて、いろいろな対策が必要だと声を上げている方々などもいると思いますけれども、どういうふうに向き合ったのかということが問われるわけであります。  十二月の補正予算ですから、例えば中小業者は年末の資金需要というものもあるわけですね。年越しをするために商売の方々、年末さまざまな精算に苦労すると、ことしの分をまとめて支払う需要などもありますし、年を越すためのさまざまな要求などもありますが、そういうような例えば金融的な措置の補正予算等も特に行われていませんし、過去には年末、寒さ対策ということで暖房費の補助などもつけたこともございました。  また、昨今気になるのは、消費者の面からすれば野菜等、食料品が高騰するような状況も見受けられて、そういったような状況やそのことに伴う小売業者の需要やさまざまな要求に基づく声なども、社会の中ではたくさんあるんだろうと思うんです。そういうことに対して、まだ未計上の繰越金を二十億円残していながら、そういったところにもっと積極的な対応ができなかったのか。年明けには市長選挙が行われるわけですし、二十億円の繰越金をそのまま残して十二月補正を終えてしまうという程度の対策で、市民の方に何かメッセージを発せられるのかなというふうに、少し気になったところではあります。  そこで、二回目をお伺いしておきたいと思いますけれども、本補正予算における市内経済や市民生活への考え方ですね、どういうふうに考えて今回の補正予算に対応されたのか、改めてお伺いをしておきたいと思います。  具体的な施策についても何点かお伺いをいたしました。  蔵造り資料館に関してですけれども、内容については承知をいたしましたが、気になるのは入札が不調になっているということです。これは蔵造り資料館の建物の特徴によるものも大きいと思いますが、今全国的にはオリンピックの問題、それから震災、災害の対応などで全国的に見ても建設労働者の需要は高まって、さまざまなところでいろいろなことが行われています。また、大きな補正予算がついて文化財ですとか、それから耐震、インフラ整備などをやるようなお金がついていますので、そういうような要求に基づいてそういう技術がある方には、全国から引き合いがあるということもあろうかなというふうに想定をされるわけです。  この事業については、計画がきちんと決められて予算もついているわけですから、そうだとすれば、この先どういうふうな手だてをすればきちんと入札が行われて工事が滞りなく進むのか、この点については少し丁寧に中身も見ながら、担当課だけではなくて、建築やそれから契約の所管の方々も御一緒に対応されていると思いますので、しかるべき時期にきちんと入札、契約、それから工事が行われるということの手だてをとっていただきたいと。この点については指摘にとどめておきたいというふうに思います。  最後に、農業の分野についてお伺いをいたしました。  該当の地域は下小坂・平塚地区だということであります。人・農地プランですとか、さまざまな問題と合わせて特に大きな問題は、田んぼと米の生産に関する問題がなかなか後継者不足や、それから農地をきちんと保全しておくことに困難を抱えているという状況が、厳然としてあるということでございます。そのために、区画を広げるという工事が主になる今回の事業ということで承知をしておりますが、やり方としては、今回の補正予算は、翌年度以降の事業分を前倒して行うということに対する手だてだというふうに理解をさせていただきました。  区画が広がるということで、農業者にとっては仕事がやりやすくなるということです。話をお聞きすると、一反の田んぼを大体三反ぐらいにまとめるような中身だと承知していますので、極端な大規模化ということではなく、むしろ地域の担い手が仕事をやりやすくするような対応だというふうに承知をしています。  こういった問題について、今後どのような見込みで進んでいくのかが少し気になるところですが、一点申し上げておきたいのは、区画を広げたら広げたことに伴って、そういうところにかかわる農家の方々の技術支援がどうしても必要だということです。今まで一反の田んぼで仕事をしていたのが三反に広がるわけですから、広がった大きな区画の田んぼでどういうふうにしたらきちんと計画的に米づくりが行えるのか、それからどういうやり方をやったら収穫量が拡大するのか、品質をどういうふうに保つのか、土をどういうふうにつくっていくのか、そういったことが、技術的な指導援助をやれる体制を確立していくことがどうしても必要だというふうに感じます。少ない担い手でも大きな耕地を耕すことができるようになっていくわけで、技術的な指導援助がきちんと行えれば、収量の確保、それから品質や安全性の確保ということが広がっていく可能性があって、そのことによってきちんと食べていける米づくりができる可能性はあるんだと思うんです。  農地が広がると、今まではたくさんの農家の人が個別に、同じ時期に田植えをして稲刈りをしていましたけれども、少ない手だてでやるには時期をずらしてやることなども必要になってくるというふうに考えます。そうすると、例えば苗を育てる技術、種から苗を育てれば、一定の時期に大量に売られている苗を買ってくるわけではありませんから、時期をずらして少しずつ大きな田んぼに順番に植えていくような技術的なことも可能になりますけれども、今までやっていた小さい農家さんはそういうような技術がありませんので、先ほど申し上げたように技術の支援や担い手に対する十分な対応が、これからはこの耕地の拡大に伴って必要になってくるんだというふうに申し上げておきたいと思います。  そこで、最後にお伺いをいたしますけれども、今後の川越市の農地の保全について、そういうことも含めて見通しと懸念される事項について、市はどのように考えているのかお伺いをいたしまして、私の質疑といたします。   (荘 博彰財政部長登壇) 17 ◯荘 博彰財政部長 御答弁申し上げます。  本補正予算における市内経済や市民生活への考え方についてでございます。  補正予算の編成に当たりましては、限られた財源を効果的に活用する一方で、市内経済や市民生活にも配慮しているところでございます。このようなことから、今回の補正予算の編成におきましては、各所属に対し、国の第二次補正予算について積極的に情報収集に努めるとともに、その活用を検討するよう通知した上で本補正予算を調整したところでございます。また、当初予算を上回る執行が見込まれるこども医療費や結核医療費につきましては、所要額を追加計上することにより市民生活に影響が生じないよう努めております。  以上でございます。   (田中三喜雄産業観光部長登壇) 18 ◯田中三喜雄産業観光部長 御答弁申し上げます。  今後の川越市の農地の保全についての見通しと懸念される事項についてでございます。  農地の保全についての見通しでございますが、現在、久下戸地区及び古谷本郷下地区において、土地改良事業であるほ場整備事業が推進されるよう、国、埼玉県及び関係機関と連携した取り組みを継続している状況でございます。  一方、農業を取り巻く状況は厳しさを増しており、農業者の高齢化や後継者不足などにより耕作放棄地が増加していくものと懸念しているところでございます。本市といたしましては、このような課題を解決するために、現在進めております人・農地プランの策定により今後の地域農業の担い手を定め、国及び埼玉県と連携し、農地バンクである農地中間管理機構を活用した土地改良事業を実施するなど、ハード・ソフト両面から地域農業の担い手への農地の集積を推進しております。  今後につきましても、地域からの御意見をお聞きしながら、基盤整備事業である各種土地改良事業を推進するとともに、川越産農産物のブランド化事業等を推し進めることにより市内農業の競争力強化を図り、持続可能な農業の実現を目指してまいりたいと考えております。 19 ◯小ノ澤哲也議長 以上で通告による質疑は終わりました。  他に御質疑ありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。  よって、本件を会議規則第三十七条第一項の規定により関係常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────── △日程第 四 議案第 九五号 平成二十八年度川越市国民健康保険事業特別会計補                正予算(第一号) 20 ◯小ノ澤哲也議長 日程第四、議案第九十五号、平成二十八年度川越市国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告はありません。質疑はありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。
     よって、本件を会議規則第三十七条第一項の規定により保健福祉常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────── △再会日時決定 21 ◯小ノ澤哲也議長 お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明七日は議会運営委員会開催のため休会とし、明後八日午前十時開会することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 22 ◯小ノ澤哲也議長 御異議なしと認めます。よって、明七日は休会とし、明後八日午前十時より開会いたします。   ─────────────────────────────────── △散  会 23 ◯小ノ澤哲也議長 本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十四分 散会   ─────────────────────────────────── 24 △会議の結果  日程第 一 議案第 九二号 川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の                指定について                 保健福祉常任委員会に付託  日程第 二 議案第 九三号 川越市老人福祉センター西後楽会館指定管理者の                指定について                 保健福祉常任委員会に付託  日程第 三 議案第 九四号 平成二十八年度川越市一般会計補正予算(第三号)                 関係常任委員会に付託  日程第 四 議案第 九五号 平成二十八年度川越市国民健康保険事業特別会計補                正予算(第一号)                 保健福祉常任委員会に付託 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...