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2012-12-11 平成24年第4回定例会(第2日) 名簿
2012-12-11 平成24年第4回定例会(第2日) 本文

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  1. みやき町議会 2012-12-11
    2012-12-11 平成24年第4回定例会(第2日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(古賀 通君)  おはようございます。第4回みやき町議会定例会5日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は16名です。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりであります。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(古賀 通君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第1号、2番田中俊彦議員の一般質問を許可します。田中俊彦議員。 3 ◯2番(田中俊彦君)  皆様おはようございます。議席番号2番、田中俊彦です。平成24年第4回定例会におきまして、さきの通告に基づき一般質問をいたします。よろしくお願いいたします。  質問は、次の2項目です。1つ、通学路の安全対策について、2つ、中原小学校敷地内の安全対策について。  まず、1項目めの通学路の安全対策についてです。  京都府亀岡市などで集団登下校中の児童らの列に車が突っ込み、多数の死傷者が出るなど、集団登下校中の児童らが巻き込まれ、犠牲となる痛ましい交通事故が各地で発生したことを踏まえ、全国各地で通学路の安全性の調査、点検が実施され、通学路の整備など検討されています。  中原校区の中原小学校では、6月30日、PTAや地域の方々、先生方、約50人が7班に分かれ、スクールゾーンを含む通学路を歩いて安全点検し、子供たちが事故に巻き込まれないよう、危険箇所を念入りにチェックした結果、多くの危険箇所が挙げられ、この点検結果は集約され、地区懇談会などで報告、また教育委員会にも報告されているとのことです。  ところで、9月21日の佐賀新聞に、通学路の安全点検に関し、次のような記事がありました。読み上げますと、京都府亀岡市などで登校中の児童が巻き込まれる事故が相次いだことを受け、「文部科学、国土交通、警察の3省庁は」、全国の「公立小学校の通学路約7万カ所の点検で、児童が事故に遭う恐れがあり、横断歩道や信号の設置など安全対策が必要な地点が約6万カ所あったと発表した。文科省は今後、点検結果を精査して詳しい状況を公表する。地方自治体には、危ないとされた地点での具体的な安全対応方針を11月末までに検討するよう求める。」、「具体的には、道幅が狭かったり見通しが悪かったりする地点のほか、踏切や歩行者の待機スペースがない交差点、交通量が多いのに狭い歩道が片側にしかない区間なども点検対象とした。」。なお、奥村文部副大臣は「学校、教育委員会、道路管理者、警察が連携を密にして対策を進めないといけないと述べた。」と、このような内容でございます。  この調査において、みやき町の通学路はどうだったのでしょうか。安全対策が必要と指摘された通学路の有無が気になるところです。  さて、町内の通学路を見ますと、整備が進み、以前に比べると危険箇所は減少しつつあるものの、まだ歩道がない、幅員が狭い、通学路の横には豪雨時に増水する河川など、事故につながると思われる危険な道路状況が見受けられます。さらなる通学路の安全性向上への取り組みを期待し、次の3点質問いたします。  1)6月30日実施の中原小学校通学路の安全点検で多くの危険箇所が挙げられたが、その後の取り組みは。
     2)町道原古賀田島線JR中原駅西通り国道34号線までの安全対策とJR中原駅西通りのスーパー、ガソリンスタンド周辺の豪雨時の排水対策への検討結果は。  3)町道原古賀田島線中原小学校校門南の理容店前から原古賀北公民館までの河川へ転落防止対策の検討結果。  なお、2)、3)は、昨年、ことしと合計3回、一般質問した通学路でございます。  以上で1回目の質問を終わり、2回目及び2項目め以降の質問は自席にて行いますので、よろしくお願いいたします。 4 ◯議長(古賀 通君)  町長。 5 ◯町長(末安伸之君)  おはようございます。通告1号、2番議員の御質問にお答えします。  通学路の安全対策につきまして御質問いただいております。まずは順を追って、担当部局のほうから答弁をいたします。  通学道路の安全対策につきましては、田中俊彦議員初め、学校、PTA、青少年サポーターなど多くの皆さんに御協力をいただき、心から感謝を申し上げます。おかげさまをもちまして、サポーター三千数百名の方々の活動、そしてまた、地域の方々の御支援によって合併以後、不審者の出没数も激減しており、登下校中における児童の交通事故も著しく減少し、全くなかったという年もございます。これもひとえに、先ほど申し上げましたように、サポーター及び町民の皆さんの御協力のたまものということで心から感謝を申し上げます。  さらに安全・安心なまちづくりを推進し、そしてまた、子供たちの健全な育成及び安全な見守りのためには、御質問の趣旨については当然重要な問題であると感じております。つきましては、その対応につきまして担当部局のほうから御回答を差し上げます。 6 ◯議長(古賀 通君)  渡邊学校教育課長。 7 ◯学校教育課長(渡邊幸男君)  おはようございます。議席番号2番、田中俊彦議員の質問にお答えします。  6月30日実施の中原小学校通学路安全点検で多くの危険箇所が挙げられたが、その後の取り組みはという御質問でございます。  御質問の6月30日実施された中原小学校PTAや地域住民による通学路の危険箇所について、64件と報告を受けております。危険箇所につきましては、町道関係で55件、県道関係で7件、国道関係で2件ありました。  また、各学校がPTAより聞き取り調査を行った危険箇所について、8月20日に通学路安全対策会議を町内全小・中学校交通安全担当及び安全安心まちづくり町民会議の方々の参加により、各学校により報告を受けて情報を共有したところです。  各学校の危険箇所につきましては、中原小学校で13件、中原中学校28件、北茂安小学校8件、北茂安中学校3件、三根東小学校18件、三根西小学校7件、三根中学校で6件、全体で83件ありました。それを受けまして、9月の19日、20日で町道関係について建設課と現地確認を行い、10月16日には県道関係について鳥栖土木事務所と建設課と安全対策会議を行いました。  また、11月8日には佐賀国道事務所鳥栖維持出張所、鳥栖警察署、鳥栖土木事務所及びみやき町とで合同点検を行い、現地確認しながら具体的な安全対策を検討しました。  改めて中原校区の危険箇所、6月30日の実施の分でございますけれども、64件あった分で、このうち3件につきましては、1件目が上地方面のガードレール、それから夢の里信号付近の外灯、東寒水信号から南方面の看板設置、この3件につきましては既に解決しております。そのほかにつきまして、今後、関係機関と協議し、危険度の高いところから対処していく所存であります。教育委員会としましては、子供の安全第一を考えて実施していきたいと思っております。  次に、2番目のJR中原駅西通り国道34号線までの安全対策についての質問にお答えします。  7月12日に、田中俊彦議員を初め、地元区長、民生委員とで現地確認をしながら対策を検討し、現地が道路幅が狭いため、なかなか有効な対策案は出ませんでしたが、その後に注意喚起の看板を6カ所で7枚設置しております。この道路は、通学時間帯においては、小学生はもとより、中学生、高校生、通勤者など数多くの歩行者が利用されておりますが、生活道路でありますので、車両進入禁止などの厳しい規制をとることは困難であります。あくまでも車両への注意喚起を促すことで安全対策と考えますので、今後は有効な対策を関係機関と協議してとっていきたいと考えております。  以上、教育委員会からの御回答にかえさせていただきます。 8 ◯議長(古賀 通君)  山口建設課長。 9 ◯建設課長(山口一夫君)  おはようございます。通告第1号、2番田中俊彦議員の2点目以降の御質問に御回答をいたしたいと思っております。  JR中原駅西通りのスーパー、ガソリンスタンド周辺の豪雨時の排水対策への検討結果ということでございますけれども、この御質問につきましては、本年6月定例議会におきまして御質問をいただき、豪雨時の状況を確認し、対応について検討を行いたいとの答弁をいたしておったところでございます。  その後、現地を確認させていただきましたが、部分的に側溝の整備がされていない箇所もあり、また流末の集水ますの状況等、改修の必要性を感じたところでございます。つきましては、各地区より提出をされました追加要望分の見直しを今年度行っておりますが、まちづくり環境整備事業、いわゆる道路水路ネットワークの中でランクづけを行い、その優先順位に従い、整備をしていきたいと考えているところでございます。  それから、3点目でございますけれども、町道原古賀田島線中原小学校校門南の理容店から原古賀北公民館までの河川への転落防止の対策結果ということでございますけれども、平成24年4月以降、全国各地で登下校中の児童の列に自動車が突っ込み、死傷者が多発する事故が相次いで発生をいたしております。このような状況を踏まえ、文部科学省、国土交通省、警察庁の3省庁が連携し、学校、教育委員会、区市町村、所管警察などの関係機関が共同して、通学路における交通安全を早期に確保する取り組みを全国的に行うようになっております。  先ほど教育委員会の渡邊課長よりも答弁がございましたが、本町でも危険箇所の抽出を行い、9月19日、20日に建設課、教育委員会で危険箇所の点検を行っております。  また、10月16日には鳥栖土木事務所、建設課及び教育委員会安全対策協議を行っております。また、11月8日には佐賀国道事務所鳥栖維持出張所、佐賀県鳥栖土木事務所、鳥栖警察署、建設課、教育委員会の5機関合同で、国道、県道及び公安施設に係る危険箇所の点検を実施し、対策案を協議したところでございます。その結果、御指摘の箇所につきましては、教育委員会において注意喚起看板を設置すると決定をされております。  御質問の転落防止の対策結果につきましては、現在、危険ぐいの設置を行っておりますが、水路整備、いわゆるふた等の設置、転落防止柵の設置等を地元の区長のほうに打診をいたしましたが、現在、水路周辺では自然環境が保全されており、蛍等も飛び交っておると。それに、水路にふた等の設置をすることで環境保全が壊れ、蛍等の観賞ができなくなったりするという懸念を持たれております。  また、転落防止柵については、現在の道路くいの工事をすれば車両等が接触をするおそれがあるということで、水路にふたを設置することや転落防止柵を設置することについては、今のところ内諾はいただいておりません、できませんでした。  ただ、道路管理者としても何らかの安全対策は必要であると考えており、水路際に縁石を設置させていただき、その縁石の上に注意喚起のためのラバーポール、赤と白のゼブラになったポールでございますけれども、ラバーポールを設置することで御承諾をいただいております。まずは縁石、ラバーポールを設置する方向で、新年度に向けて検討をさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 10 ◯議長(古賀 通君)  田中俊彦議員。 11 ◯2番(田中俊彦君)  ありがとうございました。順を追って御回答いただきましたけど、順を追って2回目の質問をさせていただきます。  まず、中原小学校の道路の点検でございます。  64件の危険箇所があったということでございます。そして、具体策検討を10月16日に県道などを行った。また、64件中3件は既に対策済みですよ、今後、危険度の高いところから取り組むということでございます。  それに対しまして、これは御存じない方もいらっしゃいますので、ちょっと御紹介いたしますと、通学路見聞会ということで、「子どもたちのスクールゾーンを歩いてみよう!」、先ほど申しました6月30日です。7ルートをいろいろ見て回ったんですけど、その中でも私が指摘させていただいています原古賀経由西寒水方面のこの線でございます。  読み上げますと、危険だらけ、学校を出てすぐの床屋前の川の水が増したら危険、流れも速い、ふたは無理だけど何か対策ができないだろうか。それから、線路付近は車が多い、フェンス側は車が通るとフェンスに張りつけ状態になる。通学時間帯は時間帯規制を設けてはどうだろうか。それから、お店の名前を出すとあれなんですけど、坂本ストアからコンビニまでの道を朝の時間帯は徐行にするなど速度規制を設けるか、または通れないようにするのはどうだろうか。こういうような厳しい御意見が出ているわけでございます。  今後、危険度の高いところから取り組むという先ほどの課長の答弁でございますが、これはどういうところをどういう順位にするものなのか、もう既に検討なされているものなのか、ここら辺を再度お尋ねするものでございます。  それから、JR中原駅西通りですね、現地を確かに一緒に確認させていただいて看板設置ということで、これもそれなりの効果はあると思います。ところが、朝、列車に自分の子供、通学されている子供さんを乗せて送っていく保護者の方、また、御主人など通勤のために列車を利用されている方を送っている方、この車がですね、実はこの西側の通りだけじゃなくてJAのほう、踏切を渡ったJAのほうからもですね、両方の車が中原駅を目指していっているわけでございます。それがちょうどあの駅前広場でぶつかってというような状況でもございます。  そこで、看板を立てていただきました。さらに増設していただいたんですが、相変わらず飛ばす車があるということで、地域の方が「あの看板が立っているでしょうが、何で飛ばすんですか」と言うたら、「看板が立っていることは重々承知している。しかし、間に合いません」と、そういう言葉があそこを利用されている方から返ってくる、何のための看板なのかということで非常に嘆いておられると同時に、やはり危険を感じてあるところでございます。ですから、もっとここら辺、何か考えなきゃいけないなということで、私は前回から何か側帯線を引いたらどうだろうかという部分ですね。これも一つの策でございます。もっといろんな策があるかと思います。ぜひ再度の御検討をお願いするものでございます。  それから、3点目の中原小学校の南側、河川転落防止でございます。  ただいま縁石を設置し、ラバーポールを設置するための検討をしているということでございますけど、やはりここ、常日ごろはそうそう水も上がっておりません。しかし、やはり先ほども述べましたように豪雨時、この増水する河川に転落したら子供さんがもしかしたら命を落とす。ここまでなるかもしれないということを非常に危惧されておるわけでございます。ですから、ラバーポール、確かに一定の効果はあるかもしれません。しかし、もう少し踏み込んだ考えもお聞かせ願えたらというふうに思っております。  以上です。 12 ◯議長(古賀 通君)  山口建設課長。 13 ◯建設課長(山口一夫君)  2点目のJR中原西通りから国道34号線までの安全対策でございます。  議員御指摘のように、以前から路側帯、路側線の設置はどうかということで御質問いただいておりましたけれども、現在、何らかの路面標示を含め、鳥栖警察署の公安委員会と協議をさせていただいております。公安委員会でも時間帯通行規制等も検討されているようではございますが、実際、家屋の建ち並び等もございますので、規制は困難なようでございます。今後、公安委員会現地立ち会いを予定しており、確定ではございませんが、外側線の設置につきましては道路交通法等々の法律に影響をするのではないかということで、現実的には白線の破線を路面標示することにより路側帯を確保することは可能であるということで御返事をいただいております。これにつきましては、今後、公安委員会と協議を進めてまいりたいと考えております。  それから、3点目のスーパーのラバーポールの設置ですけれども、これにつきましては現時点では縁石を設置させていただきまして、ラバーポールを設置する方向で新年度に向けて検討させていただきたいと。その状況をまた再度確認しながら、今後、検討するべきことが出れば、改めて検討させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 14 ◯議長(古賀 通君)  城野教育委員会事務局長。 15 ◯教育委員会事務局長(城野 幸君)  田中俊彦議員の2回目の質問でございますけれども、6月30日に中原小学校のPTAのほうで危険箇所の点検をしていただいて、64件という報告を受けております。これを受けまして、学校側としまして、内部検討をしていただきました結果として、先ほど渡邊課長が申し上げましたように、中原校区で41件と中原小学校において13件の危険箇所が学校側から上がってきております。  それにつきまして、8月20日の通学路安全対策会議の中で検討をしていったわけでございます。64件につきまして、再度教育委員会の中で検討をしました。その中で、地元で対応してもらえるべき事項が7件ほどありました。それから、交通対策で対応しなきゃならないかなというようなものも8件ほど見受けられました。それから、横断歩道の白線等々につきましては、県の公安委員会等に要望していきながら修正を、ライン引きをしていただかなきゃならないかなというように考えております。  それから、2項目めの坂本ストアからコンビニまでの間の看板でございますけれども、一応、注意喚起として看板を昨年度来、ずっと今年度になって設置をしたわけでございますけれども、昨年、安全安心まちづくりの方々によって看板をつくっていただいておったわけでございます。ちょっと教育委員会の内部でも検討しまして、余りにもきれい過ぎるというか、文字だけでございますので、今後はもうちょっと、「危険」であるとか、飛び出す絵をつけたような看板の設置をして、危険箇所における注意喚起を促していきたいと考えております。  以上でございます。 16 ◯議長(古賀 通君)  田中俊彦議員。 17 ◯2番(田中俊彦君)  紹介いたしますと、私、毎朝あるところに立って子供たちを見守っておるわけでございますが、その中で特に低学年やら、どうかしたときは、自分が渡ろうとする横断歩道の信号が赤でも、時として飛び出すときがございます。そういうときは、やっぱり子供たち同士が追っかけっこしながら学校に行っているとか、あるいは何か考え事をして信号をよく見ていないとか、そういう部分もあります。特に低学年の子供たちは自分たちの身を守るという部分が非常に劣っている、このように感じているところでございます。  私どもみやき町では、先般、子育て支援のまち宣言をいたしました。ちょっと読まさせていただきますと、途中からですけど、「大きな可能性を秘めた「こどもたち」 今、大切にされなくてはならない「こどもたち」 かれらは まもなく まちづくりの中で重要な役割をもち 大きな影響力を持つようになります。かれらによって まちの行く末が左右されるといっても過言ではないでしょう。今 みやき町は すべての「おとなたち」が真剣に考えて行動に移すため 覚悟をもって子育ち・子育てに向き合う必要があります。未来への かけがえのない希望であるこどもたちが健やかに成長できるまちづくりを めざすことをここに宣言します」という内容ですね。これは皆さん御承知のとおりです。  それから、定住対策特別委員会を立ち上げて、今いろんな施策に取り組んでおられます。結果、マインのところに建てる計画の町営の住宅でございますけど、ここにおいても、必ずしも高齢者等々をターゲットにしているわけではございません。今まさに子育ての方たち、あるいは今からというような方をターゲットにしていると思います。その子たちが保育園、あるいは小学校、中学校、毎日使う道です。保育園は送り迎えになるでしょうけど、小学校、中学校は毎日通学する道路でございます。  この子育て支援のまち宣言、あるいは定住対策、ここまで大きく打ち出しております。そして、真剣に取り組んでいただいております。そこのところを考えて、もう一度、私は3点、これは自分の目で見たところの3点でございます。しかし、町内にはもっとたくさんのところ、あるいは先ほど読み上げました全国の危険と言われた6万カ所、この部分もあるのかもしれません。ですから、もう一度真剣に取り組んでいただく。  そして、特にJR中原駅、看板、絵を入れたとかいうような部分、それから白線、破線で路側帯を、これは可能かもしれないということです。それと、質問にはお答えがはっきりあっていませんが、ここの排水対策、この部分についても、もう一度お尋ねするものでございます。  それから、1点目の中原小学校の通学路の点検でございます。もう少し踏み込んだ部分、お答えいただけたらというふうに思っております。  それから、中原小学校南の河川転落防止です。  縁石設置でラバーポール、これをまずやってみてください。そして、これを踏まえて今後どんなものがあるのか、本当に根本的に対策なるものがどのようなものがあるのか、これについてもぜひ検討していただきたい、また一緒になっていろんな意見を集約させていただけたらというふうに思っております。  以上3点、3回目の質問でございます。よろしくお願いします。 18 ◯議長(古賀 通君)  大坪教育長。 19 ◯教育長(大坪春美君)  おはようございます。まずもって、通学路の安全対策につきまして、田中俊彦議員を初め、学校、PTA、そして青少年サポーター、地域の皆さんに御協力をいただいて、本当に心から感謝申し上げます。  そういう中で、6月30日の通学路の点検ですが、私も参りました。そういう中で、それぞれ委員、保護者の皆さんから上がってまいりました集計をした結果、その中でたくさんかぶっている部分が一番多いのは、路側帯が消えかかっている、横断歩道が消えかかっているというのが十五、六件ありました。そういった部分については、また山口建設課長と警察のほうにお願いをしながら、きちっとした白線を書いていただきたいと思っております。その中で、また地域でできること、もう木が生い茂っている、これはやっぱり地域の区長にお願いしながら地域でできることを子供たちの通学路の点検もお願いしたいと。いろんな地域でしていただくこと、あるいは絶対公安的なこと、それからその中でも教育委員会、私たちの町民会議の中でできることはしっかりとやっていきたいと肝に銘じております。  その中で、特に中原校区のことなんですが、全部地区懇談会に参っております。その中で、6月30日の安全点検のことについては、きちっとPTA、学校のほうからそれぞれの地区のほうに、ここが危ないよ、木が茂っているよ、横断歩道が消えているよというようなことできちっと説明がありました。そういう中で、地域でできること、教育委員会がせんばいかんこと、それから山口建設課長のところにお願いすること、警察にお願いすること、いろいろ分けながら、しっかりと点検をしてまいりたいと思います。  それから、特に2番目の坂本ストアの通りのことで私もずっと気を病んでおりますので、実は夏休みの後半に、学校とPTAで通学路の変更はどうだろうかということで歩きました。それで、実は庁舎前を通して、角を曲がって、そして踏切。そしたら、通学路を通る生徒たちが20%ふえるんですよね。そうなるとまた、普通の駅通りのほうが物すごく多くなるかなとかいうことで学校と話し合いの結果、やっぱり今の通りの直線のほうが距離的にも短いし、何とかここを通学路としてスピードを落として走っていただくとか、いろんな策を練ろうかねということで学校と協議してまいりました。そういったことで、ちょっと通学路の変更は今見送っているところです。  そういったことで、実は地区懇談会の中で本当に地域のサポーターの皆さん、あるいは区長、いろんな方が地域懇談会に来られて子供たちの、児童・生徒たちの通学路の安全点検についてしっかりと受けとめていただいたと思います。今後、私たち教育委員会も子供たちの安全についてはしっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 20 ◯議長(古賀 通君)  山口建設課長。 21 ◯建設課長(山口一夫君)  田中俊彦議員の3回目の御質問でございますけれども、原古賀田島線のJR中原駅通りの国道34号までの安全対策ですけれども、先ほども答弁させていただきましたように、現在、公安委員会と協議をさせていただいております。その中で公安委員会のほうからの御提案もございますので、今、その中で白線の破線ということで設置したらどうでしょうかということで御指導をいただいておりますので、今後、公安委員会と現地で立会をするようにいたしております。その立会を終わった後に協議を進めてまいり、白線の設置が可能であれば設置の方向で検討させていただきたいというふうに考えております。  それから、同じ路線の排水対策でございますけれども、現地確認後、現在、測量等を完了いたしまして、まちづくりの判定基準に基づきまして資料を作成しているところでございます。つきましては、今後、判定に基づきましてランクづけを行いますけれども、その中で優先順位を決定して順次整備を行っていきたいというふうに考えておりますので、現時点では施行年度というか、それにつきましてはまだ順位が決定しておりませんので、施行年度については今の時点では明確に御回答することはできません。まことに申しわけございません。  それから、3点目の小学校校門の南の件でございますけれども、同じ答弁になりますけれども、現時点では縁石を設置させていただきまして、ラバーポールを設置し、今後、状況を再度確認させていただいて、さらなる対策が必要ということであれば、検討を重ねていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 22 ◯議長(古賀 通君)  田中俊彦議員。 23 ◯2番(田中俊彦君)  ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、2項目めの中原小学校敷地内の安全対策についてです。  みやき町の4放課後児童クラブは、高学年の受け入れや施設のバリアフリー化、共働き家庭への子育て支援に対応できる体制を確立するため、全ての児童クラブ施設が新たに整備される計画です。中原のひまわり児童クラブを除く3児童クラブは、現在の場所から移転します。しかし、ひまわり児童クラブのみ、同一敷地内に新築となります。工事中の安全を強くお願いすると同時に、この工事中の遊び場、どこになるのか気になります。  また、以前から子供を迎えに保護者の車が学童クラブの真横まで乗り入れてあるのを多々見受けます。さらには、スイミングスクールの送迎バスもこの狭い敷地内に乗り入れ、子供を迎えている現状を見て、事故が非常に心配です。
     私は、町道中原小学校北線の工事中から小学校北線が認定された後は、事故防止のため、学童の迎えの車は旧庁舎跡地駐車場で子供を乗せ、小学校北線を利用するとお聞きしていましたが、現状を見る限り、敷地内に乗り入れの車が大半のようです。そこで、小学校敷地内での事故防止に関する次の2点質問いたします。  1)ひまわり児童クラブ新設工事期間中の安全対策及び工事期間中の遊び場はどうするのか。  2)学校敷地内での事故防止のため敷地内への職員を含む車両乗り入れ禁止とする計画はどうなったのか。  以上、2点でございます。よろしくお願いします。 24 ◯議長(古賀 通君)  城野教育委員会事務局長。 25 ◯教育委員会事務局長(城野 幸君)  まず、田中俊彦議員の2項目めの質問でございます。  ひまわり学童クラブ新設工事期間中の安全対策及び工事期間中の遊び場はどうするかという質問でございますが、議員御承知のように、今年度、各方面の御協力を得て基本設計に入り、現在、実施設計に入っている状況でございます。建設はもちろん来年度ということになってきます。  まず、中原小学校三根東小学校三根西小学校の児童クラブにつきましては、社会教育課で対応をしております。北茂安小学校の児童クラブ及び児童館につきましては、福祉課で対応しているという状況であります。  質問の工事期間中の安全対策についてでございますけれども、子供たちの安全を第一に考えて、来年ですね、25年度に入り、学校、児童クラブ及び施工業者と十分協議をしていきたいというように考えております。  また、工事期間中につきまして、まだ実施設計も入札も全て終わっておりませんので、25年度の工事期間がまだ不明でございます。また、25年度の補助金の内示が決定次第、早速入札に入り、施工業者が決定する運びになっております。よって、現在のところ、工事期間中がいつになるかということはまだ不明でございます。  また、中原のひまわりにつきましては、現在、何も建っておりませんので、できれば早々に、来年度に入りまして建設が可能だと考えております。三根西、東につきましては、現在の保育所を解体後ということになりますので、若干おくれると予想しております。  また、遊び場につきましては、中原ひまわりは一番北校舎の北側でございますので、北校舎のほうからフェンスを張って、学校のグラウンドを中心に校舎の南側で子供たちの遊び場を設置していきたいと。また、時期が来ましたら、学校、児童クラブと協議をして決めていきたいと思っております。  次に、2番目の学校敷地内での事故防止のための車の乗り入れでございます。  平成22年の9月と12月に田中俊彦議員のほうから同様な質問を受けておりますが、まだ安全対策について現在まで実行されておりませんでした。当時の回答の中で、中原小学校東側の駐車場、要するに旧中原庁舎でございますけれども、旧中原庁舎の舗装、それから、北側の町道が整備された後に、小学校敷地内にとめている全ての車について協議するということであったと思います。駐車場の舗装及び町道の認定がなされましたので、全ての条件が整いましたので、学校と協議を終えております。そこで、今後、関係者に周知徹底させて東側駐車場に移すこととしております。教職員の車については東側駐車場、それから給食調理員についても東側の駐車場、それから学童保育の送迎についても東側の駐車場からということでしております。  また、ことし5月には中原小学校の学校だよりにおきまして、そのことの、中原小学校の22年度からの特別ルールについて保護者に周知徹底されておりますけれども、教職員のほうが周知徹底されておりませんでしたので、学校長に申し入れをしまして、学校教職員についても学校敷地内から車を出して東側駐車場に置いていただくということになっております。  ただ、学校側としましても、参観日とか、先日、餅つき大会がありました。非常に車が多くございましたので、そういう学校行事で来訪者の多いときにつきましては、特例をさせていただけないかということで学校長からの申し出もあっております。  また、学校に早朝に来る先生、それから緊急を要する場合ということで、学校の職員室の北側の駐車場だけ8台ほどありますけれども、そこだけは緊急用とか早朝、それから遅く帰る先生たちのための駐車場として確保していただきたいと。  それから、給食室に入る車両につきましても給食調理員のほうに言いまして、車両につきましても十分注意をさせて、給食の資材が入るときにはあけて、帰るときには閉めていただくと。  それから、指摘でありました民間のスイミングのバスでございますけれども、学校長に、あそこの車どめをあけているからそういうふうになるからということで言っておりますので、今後、周知をさせまして車どめをするということにさせております。  以上でございます。 26 ◯議長(古賀 通君)  田中俊彦議員。 27 ◯2番(田中俊彦君)  ありがとうございました。ひまわり児童クラブ、これについてはまだ工事がいつからなのかという部分で不明ということでございました。しかし、今から考えておかなければいけないんじゃないでしょうかね。工事が始まってから、じゃ、こうします、ああしますという部分では、私は遅いんじゃないかというふうに思っております。ですから、今後、工事が始まったら、ここら辺までというような、それなりの部分はぜひ今のうちに協議し、早目に決めていっていただけたらというふうに思っております。  それから、2)の中原小学校の敷地内に車両乗り入れ禁止については、大変前向きな御答弁でございました。ぜひ先ほども申しました、子供たちが事故に遭うという部分を極力避けるということでございます。私自身も旧中原庁舎の駐車場、数えますと45台の駐車スペースがございます。一方、学校関係等々の数では大体30あれば十分じゃなかろうかと思います。ですから、先ほど局長おっしゃいましたように、何でもかんでも学校内にとめるんじゃなくて、やはりいろんなイベント、あるいは運動会、そういうときは、これはまた別個検討する必要があるんじゃなかろうかと思います。  どっちにしろ、ぜひここら辺も、いつからという部分をお聞きしていないかと思います。いつからここは乗り入れ禁止になされるのか、この点についてお尋ねいたします。 28 ◯議長(古賀 通君)  城野教育委員会事務局長。 29 ◯教育委員会事務局長(城野 幸君)  まず、第1点の工事を始める前にということでございますが、まだ時期がありますので、工事に入る前には必ず学校、児童クラブ、関係者等々と協議をしていきたいと思っております。  また、車両乗り入れ禁止につきまして、先ほど議員言われますように、四十五、六台の東側駐車場にあります。教職員が36名ほど車を使うそうでございます。それで、先ほど言いましたように、職員室のほうに8台車をとめさせていただくとすると25台相当で間に合いますので、教職員の車、それから学童クラブの先生たちの車で十分間に合うと思いますので、そのようにさせてもらいたいと思います。  また、この実施時期につきましては、昨日、校長会がありましたので、中原小学校の校長に、学校として22年度から本来はやっていただきたかったけれども、いよいよ駐車場及び町道の整備がなされたということで、12月いっぱい一応周知をすると。そして、来年早々、年明け早々からそういうふうな状況で、車を一応学校敷地内からは出していただくということで話をつけておりますので、よろしくお願いいたします。 30 ◯議長(古賀 通君)  田中俊彦議員。 31 ◯2番(田中俊彦君)  ありがとうございました。  ぜひいろんなことを前に進め、子育て支援のまち宣言の町にふさわしい対策をおとりいただきたいというふうに思います。  これでもって終わります。 32 ◯議長(古賀 通君)  以上をもちまして、2番田中俊彦議員の一般質問を終わります。  休憩したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(古賀 通君)  休憩します。10分後、35分から再開いたします。                 午前10時23分 休憩                 午前10時35分 再開 34 ◯議長(古賀 通君)  休憩中の本会議を再開いたします。  通告第2号、9番園田邦広議員の一般質問を許可します。園田議員。 35 ◯9番(園田邦広君)  皆さんおはようございます。議席番号9番、園田邦広でございます。通告2号により一般質問をいたします。  質問項目は3項目であります。1項目め、みやき町町長選挙について末安町長の進退を伺う、2項目め、人口定住促進について、3項目め、板部保育所について、以上3項目ですので、答弁方よろしくお願いいたします。  1項目めの、みやき町町長選挙について末安町長の進退についてでありますが、末安町長の任期は来年4月9日までと聞いております。みやき町選挙管理委員会は、去る12月2日、任期満了に伴うみやき町町長選挙を来年4月2日告示、7日投開票と決定されました。  末安町長の2期目については無投票で当選され、みやき町のトップとして町政を担ってこられました。これまで3年数カ月の実績は町民の周知するところでありますが、私なりに実績を挙げてみますと、まず、元民間保養施設を鳥栖市、みやき町で購入したことを初め、県道北茂安三田川線の東尾交差点改良に伴う北茂安公民館移転でコミュニティセンターこすもす館を建設、みやき町庁舎の一部を東部水道企業団に貸し付け、江口、板部保育園を統合し民間委託、さらには香田工業団地に出萌株式会社を誘致、江口保育所跡地にボローニャマックス株式会社の誘致、中原、三根校区のポンプ付積載車の更新を全て完了させたことなど、ソフト、ハード面にわたり、多岐にわたり事業を行い、町の平準化を図るとともに町民の福祉向上に貢献されました。  事業の多くは合併特例債を活用したものが多くありますが、このほか地域活性化・経済危機対策臨時交付金、さらには緊急雇用創出事業及びふるさと雇用再生基金等があり、こうした財源を、知恵を絞りながら最大限に活用できたことは、末安町長にとっては大きな追い風になったと思っております。  今後は、今、進捗している人口定住対策の住宅政策を軌道に乗せること、3校区の児童クラブ建設及びみやき町児童館の建設、みどり保育園に保育児の移管をスムーズに行うこと、町道三根中原線を当初の予定である平成26年度に完成させること、公共下水道第3次認可区域の計画策定等、今後4年間は極めて重要な4年間であると思っております。このような時期に来年4月に選挙を行われるわけでありますが、この選挙に末安町長は立候補されるのか、進退をお伺いするものであります。  以上で1回目の質問を終わります。2回目は自席にて質問をします。よろしくお願いします。 36 ◯議長(古賀 通君)  町長。 37 ◯町長(末安伸之君)  通告2号、9番議員の御質問にお答えをいたします。  私は、議会の皆様の御指導、御鞭撻をいただきまして、また、町民の皆さんの御協力、御理解を賜りながら8年間、町政のかじ取りをさせていただきましたことをまずありがたく思っております。ただいま実績を挙げて御質問いただきましたが、これは私個人の実績ではなくて、特に議会の皆さんのやはり議決権というのが最大の要因でございますし、むしろこういう一般質問等を通じて適切な御質問、そしてまた御教示をいただきながら町民の皆さんの御理解を得て今日の行政の一つのあかしになったかと思っております。  就任当初、平成17年の4月に就任をさせていただきました。当初から協調と融和、対話と行動を念頭に置きながら町政の運営に取り組んできたところであります。そのたびに地区懇談会、行政報告会を幾度となく実施させていただき、議会の皆さんの御指導、御意見ももとより、町民各層の御意見をお聞きしながら、そしてまた、あるときは御提言をいただきながら、それらを尊重して各施策を積極的に実施し、その使命と責任を果たすよう努力をしてきたところでございます。  さて、合併時にみやき町のまちづくりの基本として策定しました新町建設計画、10カ年計画の最終年度である平成26年度まで残すところ、あと2年間となりました。振り返りますと、就任してからの1期目、平成17年から20年ですが、3町のそれぞれの課題、懸案事項を抱えながら、また財政の健全化の課題を引き継ぎ、一方では行政、あるいは住民サービスの向上、また3町の平準化に努めてきたところでございます。  2期目につきましては、平成21年から24年になりますけれども、まちづくりの基本として平成19年3月に作成しましたみやき町の第1次総合計画をもとに、国土利用計画、都市計画マスタープラン、老人保健福祉計画、次世代育成支援計画、男女共同参画計画、障害者福祉計画、住生活基本計画、公営住宅等長寿命化計画、それらを策定させていただきまして、目的に従い施策を現在まで行ってきたところであります。  さらに、御質問でございましたように、平成24年度からは、みやき町の最重要課題であります人口減の歯どめに、人口増を図るため、定住総合対策に取り組むこととして、その準備に入ったところであります。  国立社会保障・人口問題研究所の推計値では、2035年には著しくみやき町が人口減少するという推計値が示されています。佐賀県平均が80%に比べて、みやき町は71ぐらいと。お隣の鳥栖市は逆に130とか、上峰はほぼ横ばい。そのような中で大変衝撃的な推計値が示されましたので、それらに対する責任を強く感じながら、今後、将来に向けて子供や孫にバトンタッチできるように人口問題ということを最重要課題として現在取り組んでいるところであります。  今年度重点施策としましては、住宅の取得対策、子育て支援対策、女性活動支援、町民協働支援、それとまた外出バス移動支援、このようなものを重点施策として定住総合対策の中で既に着手をしたところでございます。しかしながら、まだ着手したばかりでありますので、今後は、その施策の充実と具体的な実行をしていかなければなりません。  そのほかの課題も多くあります。25年度以降にどうしてもなし遂げなければならない事案、施策も数多くあります。例えば、災害や原発事故等から迅速に避難誘導するための情報伝達手段として、町内全域に防災行政無線の構築、住民の皆さんが利用するブロードバンドの整備に格差があることから、今後の情報化社会に対応すべく、高速ブロードバンドの整備による地域情報基盤の整備とICT事業を活用し、教育環境整備を目指したいと思っております。  また、子育てするならみやき町と言われるように、子育て支援にも特に力を注ぎたいと思っております。その核となる放課後児童クラブ室の新築、あわせて児童館の建設を目指して、今年度実施設計を終わりましたので、来年度から建築に入ります。施設ができましたら、小学校6年生まで受け入れを拡大したいし、さらに保育園や幼稚園等を利用されていない方たちにも子育てに対するアドバイス支援をできるような児童館建設、そして、その運営の充実をしていきたいと考えております。  私も残すところ、あと任期も4カ月余りであります。このような人口減に対する定住総合対策という大きな問題を抱えております。また、合併して8年目、そして新町建設計画の10年間、これらの検証と成果を町民の皆さんに対して説明する責任もございます。それも大変重要な問題でありますけれども、やはり町民の皆さんがさらなる安全・安心、皆さんが住みたくなる町、そのことを目指すことが私に課せられた使命であり、責務と思っております。よって、引き続きこれらの課題に全力で取り組むためには、次期町長選挙には立候補を決意し表明させていただく次第であります。ぜひとも園田議員初め議会の皆さんの御理解と御支援を賜りながら、ともに政策立案に対しての御教示、御提言等を賜りながら、みやき町の明るい未来の構築のために頑張っていきたいと思っております。どうか今後ともよろしくお願い申し上げまして、決意表明とさせていただきます。ありがとうございました。 38 ◯議長(古賀 通君)  園田議員。 39 ◯9番(園田邦広君)  末安町長の力強いお言葉をお伺いしました。今後の4年間については、今、町長も言われたように、私も上げましたように大変重要な施策があると思っております。今の中にはありませんでしたが、今、継続しております合併特例債というものが一応26年度で期限になっておろうと思います。この間の全協の中で、これの延長が5年認められるというようなこともありますが、一応はそこで26年度で切れる、その後については、あと5年はそしたらどういうふうにやるのかというふうなことも財政を全て加味したところでの上積みになっていこうというふうに思っております。やはりこれが一番私は大きいんではないかなと。その後は激変緩和というようなことで5年間ずっと交付税が減っていく。また、さらに5年後は一本算定で、旧町の3町の予算額にまで落ちていくというようなことで、大変先のことが厳しい面が出てくると思います。そういったところも考えながら次の合併特例債をどういうふうに活用していくのかというようなことになろうと思いますので、そこら辺まで考えたところのアクションプログラムに次ぐ予算、それから財政面の行く行くを考えていかなければならないと思っておりますので、今、町長がぜひ頑張っていきたいということでありますので、私もあと1年数カ月、議員席が残っておりますので、当選の暁には、この議会でもって是々非々をもって議論をしていきたいというふうに思っております。  それでは、1項目については終わりたいと思います。  2項目め、人口定住促進について。この項については、ことし4月から定住促進対策をみやき町の最重要課題と位置づけ、まちづくり課を設置、ソフト、ハードの両面から取り組まれていますが、きょう質問したいのは、主に住宅整備についてお伺いをいたします。  その前に、住宅整備の前に、1)で世帯数と人口減少についてということをお伺いするようにしておりますので、資料をつくっております。ちょっと見てください。 40 ◯議長(古賀 通君)  資料配付、お願いします。     〔資料配付〕 41 ◯9番(園田邦広君)  済みません。時間をとらせました。  1)で世帯数と人口減少についてということで、皆さんのお手元に今配付をさせてもらいました一番上についておると思います。これが平成16年度から平成23年度までを比較したものであります。17年度から、16年度をもとに増減を出しておるところでございます。世帯数につきましては、17年度から23年度までにはプラスの465世帯になっております。それから、人口につきましては、平成17年度から23年度までについて1,214人が減少をしております。このことをどのように思われるのか、感想をまずお伺いしたいと思います。  次に、住宅整備については、官民と連携し住宅建設を行っていくということで、既に取り組みが始まっております。住宅予定地としては一般財産で取得している町有地、または目的財産である土地を用途変更し住宅地に充てていく。また、民地を買い上げ、5戸から20戸程度の面積でということで建設をしていくというような今の考えだろうと思っております。  公有財産の活用については、みやき町公有財産の有効活用検討会が7月18日に設置され、30カ所について検討をされているようであります。  住宅建設については、今申し上げました公有財産を公募型プロポーザル方式によって売却、建設してもらう、この方式で石貝団地約2,000平米に11戸を建設、みねフラワーパーク跡地約6,500平米に23戸を建設予定となっているところであります。  一方では、PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)、いわゆる民間資本で、SPC(スペシャル・パーパス・カンパニー)特定目的会社を設立して、建設から維持管理まで行うと。これがマインの敷地約1,449平米を買い上げ、一部を借地して5階建て24戸の集合住宅を建設する。これが今の住宅建設の進捗状況ではないかというふうに思っております。  そこで、これは以前、全協で資料をもらったものであります。8月8日、全協の折に提出された分の中で、19ページに記載をされております。目標の設定及び進行管理というようなことで、住宅建設の今後の5年間を記載されております。平成24年度から28年度の5年間ということになっておるようでございます。  この試算については、人口をもとに建設計画のようでございます。まず、2万8,000人、これは第1次総合計画の目標設定であります2万8,000人をもとに、24年度3月末の人口を差し引いたものであります。それが、24年3月では1,942人の差が出ておるというような試算になっております。これは、大体1世帯当たり2.822人とした場合には、この2万8,000人まで持っていくためには、689世帯を建設してこの2万8,000人までに持っていくんだというような計画であろうと思っております。689ということは5年間ですから、年間138戸ということで、この138戸というのは、町だけが行うものではなくして、町と民で合わせて138だというような説明だろうと思っております。これが一応第1ステージというようなことで計画されております。28年度からは第2ステージというようなことで、また取り組んでいくということだろうと思っております。  この中にですね、ちょっと私が理解できませんのは、この枠の中の下に、米印の1番に新設住宅着工戸数には本定住総合対策で対象とするアパート、町営住宅、従業員住宅等の戸数を含むというようなことで、これで150人の増加を見込んだということですね。そうすると、平成24年度は今私が申し上げましたように、PFIで使った24戸と石貝団地の11、みねフラワーパークの23戸、まだ建設はされておりませんですね。そういった中で、この125戸といいますか、戸数が125戸ということになっておりますが、この数字がどのようになっておるのか、これをひとつお伺いするところであります。  このような数字で、5年間で689世帯を今から建設していくんだと。そして、この建設内容はいろいろなやり方で今後検討されていくものだと思っております。PFI法でやっていくのか、また、今計画されておるように町有地を売却して民間で建設をしてもらうというようなこともありましょうし、また、民地を買い上げてまた売却をし、建設をしてもらうというようことになっていくものとなっております。ここら辺の考えも少しお伺いをしたいと思います。  それで、このように私は、1番目で先ほど資料を見せておりますが、現状は世帯数はふえても人口は減のほうになっておるというようなことで、本当に今から先、ここに計画されておるような人口に到達するのかというのが私はちょっと疑問に思うわけですので、そこら辺をお伺いするわけですが、この到達をするには、やはり住宅を建ててそれを購入してもらうということだけではなかなか難しい面があるんじゃなかろうかというように思っております。  そこで、この間から議会でも定住促進特別委員会というのを設置いたしまして、その中で議論をした。そして、各議員からこういった支援をどういうふうにやったらいいかというような提言をしたところであります。それから、執行部で幹事会ですか、まとめたものがたしかあったろうと思います。これも83項目ぐらいやったと思います。それから、議会が出したのが五十数項目だったと思いますが、それをランクづけしておるですね。すぐやったがいいとか、これは後でいいというようなそういったランクづけをやったわけですが、この提言についてはその文言だけであって、それじゃ、どのような支援をするのかということですね。数字が全く入っていないわけですね。ですから、支援をする、支援をするといっても、そういったところの整備を早くしないことには、今この住宅建設が先行しておる。あとはできていないということになると、先ほどから言っておりますように、なかなか定住促進、人口増にはつながっていかないんではないかというふうに思いますので、このことを早く住宅建設と並行して具体的に進めていくというようなことが大事ではなかろうかと思っております。  そこで、2枚目、3枚目の資料についておると思いますが、この間、産業建設常任委員会の研修で小松市と越前町に研修に行って、住宅対策について勉強をしてきました。それが、今そこにつけておるように小松市定住促進支援制度、これ2枚目についておると思いますが、このように6項目にわたって数字がきちんと出されて説明がされており、非常にわかりやすい冊子になっておると思っております。それから、越前町については3番目についておると思いますが、3つに分けて、分譲地の購入支援というようなものが1つと、早期政策支援、子育て支援というような3つに分かれて支援制度を設けられております。  このようなことで、私は、こういったものを具体的に早く決めて町民の皆さんにお知らせをする。そして、町外におられる方にもできる範囲でやはりPRをしていく。今、住宅の建設をやっているんだ。ですから、こういった支援をやりますので、みやき町に来てくださいというようなことを早くPRをすべきではないでしょうかということを質問しておるわけです。  小松市も越前町もこれだけではありません。このほかにも福祉を充実させるための支援策というのはあります。具体的に、非常にわかりやすい冊子になっておりますので、その点をみやき町も早くまとめてPRをしていただきたい。  民間に土地を売って、もう売ったから、あとは町は知らんよというようでは、私は定住促進にはつながらないと思います。その住宅を建設が終わって一日も早くやっぱり転売できるようにしないことにはできないわけでありまして、それをするためにはこういった町の支援というものを早く打ち出さなければできないではないでしょうかということですので、ちょっと長くいろいろなりましたが、一つ一つお答えをいただきたいと思います。
    42 ◯議長(古賀 通君)  本村まちづくり課長。 43 ◯まちづくり課長(本村国彦君)  園田議員の質問でございます。まず、第1番目ですけれども、世帯数と人口減少についてでございます。  そのことについての感想というようなことでございましたけれども、まず、議員のお配りの資料の中で、住民基本台帳による世帯数と人口の増減というようなことで資料がお配りされているかと思います。その中を見てみますと、17年3月時点ですけれども、世帯数が8,696、人口が2万7,182人になっております。24年3月ですけれども、世帯数が9,161、それから人口が2万5,968人というようなことになっております。これを17年と24年比較してみますと、世帯数が465世帯ふえております。逆に人口は1,214人減少しております。1世帯当たりの人口ですけれども、3.1人から2.8人ということで、0.3人の減少ということになっております。これにはさまざまな要因があるかと思っております。ただ、その一つとして、結婚とか就職の際、同居するといった部分に関して、現在住んでいる住宅の広さが狭いと感じる、そういった住まいの環境に対する意識の変化、それから同居そのものに対する考え方の変化、そういったことにより核家族化の現象が進んできているというようなことで思っております。今後、子育て支援策等の拡充によって、その核家族化に対応した施策の実施が重要であるというふうに考えております。  以上です。 44 ◯議長(古賀 通君)  町長。 45 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、1点目の世帯数と人口減少について課長から申し上げましたが、世帯数が増加しているにもかかわらず人口が減少しているということについて、私なりの見解というか、申し上げますと、世帯数がふえているというのは、町内転居者もあるかもしれませんが、町外からの転入者もあっているということです。比較して人口が減少しているということは、町外へ流出をされている方が多いということではないかなと思っています。それと、もちろん出生率と死亡率の関係もございますけれども、町外への流出が他市町に比べると著しいのではないかというふうに推測しています。それは、2035年に鳥栖が130、上峰がほぼ横ばい、吉野ヶ里89、佐賀県が80に対して、みやき町が71ということは、自然的な減少は佐賀県下どこもそう変わらないと思いますが、やはりどうしても流出される方が多いのではないか。成人過ぎて結婚を機に流出をされるとか、そのようなことから、特に3校区の中でも三根校区は800人ぐらい流出をされているのではないかという推計をしています。それも近隣の上峰、吉野ヶ里、久留米や鳥栖ということです。その理由については、優良な民間賃貸アパート等が少ない、また、農業政策に重点を置かれて宅地化できないところがある。本来なら生まれ育ったところで、賃貸アパートにしても一時的にはやはり地元に住みたい。または、地元に土地を買って住みたいという方々がやむなく他自治体へ流出をしているのではないかなと思っております。そのようなことから、住宅の整備に対してのあらゆる手法の検討を加えているところであります。  住宅の整備についての御質問ですが、石貝団地の町有地をまず有効的に活用しようということで、町有地をまず優先的にその活用策を示させていただき、石貝団地町有地について今、12戸の戸建て分譲と賃貸住宅の建設用地として売買契約を10月5日に締結して、来年の3月には分譲が開始できるということで既に工事が進められております。  旧フラワーパークの西側4,900平米につきましては、サービスつき高齢者住宅を社会福祉法人未来、特別養護老人ホーム花のみねを設置経営する社会福祉法人が今、県と国と最終的な協議を進められております。まだ確定したという報告は受けておりませんけれども、あと制度的なものについてはクリアできそうだと。あと資金面に対する問題が最終的に、まだ現時点ではめどが立っていないということで、確定はしていないということを聞いております。  その東側6,500平米について、戸建て分譲住宅の建設計画を行い、分譲住宅用地について11月9日を締め切り期限として10月2日に公募を開始しました。その間、複数の問い合わせはありましたけれども、結果的には1社の提案がありました。その応募者の提案内容を11月15日に開催した審査会において厳正に審査した結果、適正と認められました。よって、現在、適正と認められた事業者と仮契約に向け、協議中であります。  なお、地元、東分地区に対する対応については、10月30日に18名の役員の皆さんに、事業部長以下、担当課でまず説明会を開催いたしました。11月27日には、私と副町長以下、担当部局で改めて説明会並びに意見交換会を実施しました。  さらに12月9日、日曜日でありますけれども、東分公民館におきまして町が計画している分譲住宅用地に関しての臨時総会が開催されましたので、私以下、副町長、担当部局を出席させていただき、今回の計画についての趣旨、そして、みやき町における現状の課題、そして、将来の問題を含めまして説明をさせていただき、多くの意見交換をさせていただいたところでございます。それもって退席をしましたので、地区の結果についてどういう意思が示されたかについてはまだ報告を受けておりませんけれども、強い決意を持ってこの事業は進めたいということを申し上げましたところ、それに関して地区の要望等の対応が、協議が今されているということを間接的に聞いているところでございます。  そのほか、西尾川原住宅跡地及び東大島住宅跡地の活用につきましても、戸建て住宅用地として公募型プロポーザル方式による募集を11月14日に開始いたしております。  ショッピングセンターマイン用地における集合住宅の建設につきましては、本定例会において事業に係る債務負担行為の限度額設定につきましての議案の御審議をお願いいたしております。民間のノウハウを生かした住宅建設に係る提案の公募を来年1月に開始する予定であります。定住促進の柱となる定住促進住宅の建設に御理解をお願いしているところでございます。  なお、今後につきましても、定住促進を図るために積極的に住宅整備に取り組んでまいりたいと考えております。  PFI事業による集合住宅の建設につきましては、今回計画しておりますショッピングセンターマイン用地の定住促進住宅が平成26年4月から入居開始の予定で進めておりますので、次の候補地についても早急に検討を加えさせていただきたいと考えております。平成25年度には、次の候補地につきまして議会の皆さんと協議をさせていただきたいと考えております。なお、町有地を優先的に活用して、それから民地を活用した住宅施策を進めていきたいと思っています。  また、中原校区の東部、西部保育所跡地、そして、農業倉庫跡地の町有地の活用については、まだ議会の皆様には示させていただいておりませんけれども、25年度には方向性を示させていただき、まず町有地の有効活用に心血を注いでいきたいと考えております。  その後、あわせて今検討を加えていくこととしているのは、民地を活用したということで、民間の住宅の整備の誘導は図っていきたいと。農振除外、農転の問題についても積極的に、それと下流の水利の問題も積極的に町がかかわりながら民間の誘導を図っていきたいと考えています。1つ、既にコメリの西側に商業施設が今建設されています。その北側には、関連する企業関係者で既に北側の分譲計画についても並行して協議を進めながら現在、農振除外を提出されています。よって、区域外ではありましたけれども、下水道についても町の法定外公共物、いわゆる水路に沿って区域外できるような準備は進めたいと考えており、そのことによって民間の宅地分譲が可能となって、現在、既にその手続を進められているところでございます。  今後、民間のノウハウ、そしてまた民間の資本を誘導していきたいと思っていますので、そのためには上水道、下水道含めインフラ面での最低限の協力は今後ともしていきたいと考えているところであります。  それともう1つ、県の住宅供給公社についても既に御指導を仰いでいますので、大規模な住宅供給はリスクがありますので、例えば、5戸から20戸程度、状況を見ながら住宅供給公社なるもので町が主体的となって事業ができないものかということも検討しており、そのノウハウというか、県の住宅供給公社に携わった方、その方の人材登用についても次年度検討をあわせてしているところでございます。  それと、勉強だけはあらゆる方面でさせていただいております。例えば、佐賀市の兵庫町に土地区画整理事業で現在、商業集積とあわせてニュータウンが形成されています。ほとんど水田であったところが、短期間で別世界みたいににぎわいが生じています。その反面、佐賀市内の空洞化ということが指摘され、そのことをもって平成19年に佐賀県の農振除外等に対する考え方が著しく厳しくなりました。そのことで上峰町についても土地改良した農用地についての転用も可能でありましたが、今ほとんどできないようになっています。その反動というか、反面、みやき町のほうにいろいろ問い合わせがあっています。なぜなら、みやき町は議会、執行部あわせて住宅政策を今掲げましたので、それらに対して近隣の鳥栖市も市街化区域の中にあと宅地開発できるのはわずかになっているそうです。上峰は、ほぼ制限された。吉野ヶ里も同様です。そういう中で、みやき町が定住総合対策を掲げましたので、問い合わせがある意味では殺到しています。そのことでみやき町の農用地、土地改良した区域内であっても、大きな話になるかもしれませんが、佐賀市の兵庫町みたいに開発できないかということで県と既に協議を重ねております。県の担当課サイドとしては、農用地を開発することは農業者の就業の場を喪失するということで好ましいことではないけれども、町が具体的な計画をつくって、守るべき農地と、それと町発展のための区画整理というか、開発区域、それをきちっと計画を定めて、議会の議決を得れば不可能ではないと。ある意味では可能という結果を今いただいていますので、それらに向けて、理想としては今みやき町の地理的中心であるこすもす館周辺、この周辺を生涯学習の拠点として整備をしていきながらという思いもありますので、あの周辺にそういうものができないかという、現時点では大きな夢みたいな話ですが、勉強だけは今後もしていきたいと考えております。  なお、目標の設定につきましては、8月8日に議会の全員協議会で御説明しております定住総合対策事業計画(案)の19ページに記載しているとおり、第1次ステージの計画期間を平成24年度から平成28年度までの5年間とし、目標人口を2万8,000人、建設戸数は年間138戸としております。しかし、本年9月議会におきまして、まずは現在の2万6,000人を維持することに最善の努力をしていきたいと答弁をいたしております。人口は毎年二百数十名ずつ減少しております。今後、このスピードは加速されるものと予測しており、多いときは年間300人ぐらい減ることも予想されています。人口を維持するためには、1世帯3人として計算して約100世帯の新たな町外の転入者の住宅建設が必要であると思っています。そのうち、公営住宅の建設並びに町有地等の活用による戸建て住宅など町主導による建設を年間50戸、残る50戸については民間の開発が促進されるような新たな施策等も導入しながら並行して進めていきたいと考えております。今後につきましても、定住促進を図るため、町内全域におきまして住宅供給を促進し、活力あるまちづくりを展開してまいりたいと考えております。  3点目の支援事業につきましては、事業部長のほうから答弁をいたします。 46 ◯議長(古賀 通君)  森事業部長。 47 ◯事業部長(森 幸司君)  3番目の支援事業についての御質問でございますが、まず定住促進に係る支援事業につきましては、本年8月8日の議会全員協議会で定住総合対策事業計画(案)の御説明を行い、目標達成のための実効性のある施策について議会の御意見をお伺いし、また議会からの提案を受けながら、定住促進に係る施策の展開を図る旨の御説明を行っておるところであります。  定住総合対策事業計画(案)の中に事業実施(案)としまして、まず1番目に、定住基本条件の整備ということで、住宅取得応援プログラム、これが17項目、企業誘致と働き場の創出プログラムとしまして9項目、合計26項目。次に、定住促進条件の整備ということで、子育て応援プログラムで42項目、女性活動支援プログラムとしまして1項目、外出移動支援プログラムとしまして4項目、買い物支援プログラムで1項目、情報通信基盤の整備で1項目、合計の49項目。それと次に、推進体制の整備としまして、取り組み体制の整備で5項目、広報PR体制の整備で3項目、合計の8項目で、全体として83項目の御提案をさせていただいております。  いずれにしましても、住宅の整備とともに近隣市町からの転入を促すための方策の実施は、即効力のある定住促進の施策として考えております。  8月8日に提出しました定住総合対策事業実施(案)につきまして、12月7日付で議長名で定住総合対策事業施策検討一覧表の評価結果についての御報告をいただいたところであります。あわせて、同日付で定住対策に関する提言書についても御提出をいただいているところであります。大変慎重に御審議いただきまして貴重な御提言もあり、まことにありがとうございます。今後、議会からの御意見、御提言等を踏まえ、最大限に尊重させていただきながら、町長を本部長とする定住総合対策推進本部において十分今後検討させていただき、実効性のある事業推進の施策に取り組んでいきたいと考えております。これについても先ほど園田議員のほうから指摘がありましたように、今後、早急にこの制度設計について検討に入っていきたいと思っております。  以上です。 48 ◯議長(古賀 通君)  園田議員。 49 ◯9番(園田邦広君)  世帯数と人口については、世帯数については町外からがかなり入居されておるというようなことでふえておるんだろうというようなことだったと思います。人口については、自然減少もさることながら、やはり適当な住宅がないというようなことで町外に出ていかれておるというようなことが大方の見解ではなかったろうかというふうに思っております。こういったことがあっておりますので、この住宅については建設をされるというようなことだろうと思いますが、先ほども言いますように、やはり支援策を早く打ち出さないと、なかなか住宅を購入される方も多くはおられないんではないかというふうに思っております。  今、町長は、いろいろなところで人口定住促進を図っておる。その中で住宅を建設していくというようなお話をされておるようですが、町民の方からは、人口が減いよっとにそがん住宅ばっかり建てたっちゃ人口はふゆんみゃあもんというような厳しい意見もあります。ですから、このような支援策を早く打ち出さないと、そういった声はどんどん出てくるんではないかというふうに思っております。  今、部長が言われたように、幹事会、それから議会からも提案をしておりますが、これについては大枠的な考え方を述べてあるだけであって、それじゃ、これをどのくらいの支援をしていくんだという具体的なものはないわけですよね。ですから、これを私は早くしなければならないでしょうと言っておるわけです。これはいつごろまとまるんですか。石貝団地についてはもう来年でしょう、建設がすぐ始まるのは。それで、3月末には建設が終わる。4月1日から入居をかけるというようなことでありますよね。そういった計画になっておると思います。フラワーパークについてはまだめどが立っておらんということですが、これがいつごろになるのか。町有地を民間に売却したけん、あとはもう民間業者がやって、そりゃ自分たちが入居かけて家賃とかするくさいというような、そういう乱暴なことじゃなくて、やはり住宅を建ててもらった、それじゃ町はどういうふうな支援があるんだということを明確にしていかないと、私はできないんではないでしょうかということを言っておるわけです。あと3カ月程度ですよ。工期が非常に短いわけですね。今、不動産関係で住宅を建てておられるのは大体3カ月ぐらいの期間だろうと思っております。来年の3月で終わるということですので。  それともう1つは、この石貝団地については関係ありませんが、フラワーパークはいつごろになるのか。といいますのは、平成26年4月からは消費税が3%アップするというようなことを言われていますね。そうしますと、業者さんたちはその消費税の上がる前というような考えを持っておられますでしょうが、個人で購入される方もやっぱり消費税が上がる前に買いたいという方はおられると思うわけです。そういうことから考えますと、やはり工期を早くしなければ、消費税の上がる前には購入できないというようなことになっていくのではないかと思っておるわけですね。ですから、そこら辺の町の考えはどうなのか。  それと、さっき説明がありませんでしたが、19ページのこの表について、参考指標というようなことで、下のほうで125戸(平成20年)ということになっておりますが、これがどういう意味なのか、これをひとつお伺いしておきたいと思っております。  以上です。 50 ◯議長(古賀 通君)  本村まちづくり課長。 51 ◯まちづくり課長(本村国彦君)  まず、支援策についてはいつごろ取りまとめになるのかという御質問でございます。先ほど部長が申しましたとおり、議会のほうからの御提案、それから御報告なりをいただいております。それを町長が本部長である定住促進推進本部のほうで中身を吟味させていただいて、どれを重点的に取り組むのか、それを決定させていただきたい。その中で、その具体的内容、どのような具体的内容の施策を行うのか、そういったことを検討させていただきたい。そして、早急に取りまとめを行い、議会のほうに報告させていただきたいというふうに思っております。  それから、フラワーパークがいつごろになるのか。分譲開始がいつごろになるのかということでございます。フラワーパークにつきましては、現在、応募者のほうと協議を行っておりますけれども、フラワーパークは面積が広うございます。議会の議決要件となっております。応募者等との協議、それから地元の協議等々今進めておりますけれども、その協議が調い次第、臨時議会等をお開きいただいて、議決をいただいたその後から事業を始めるということになっておりますので、議会を開いていただく時期、それから、その後4カ月程度はかかるんじゃないかと。分譲までにですね、分譲地が整備するには。そういったことで進めさせていただきたいというふうに思っております。  それから、19ページの件でございます。19ページに目標の設定及び進行管理ということで全員協議会の中で説明させていただいております。それで、その計画の戸数でございます。現在125戸という戸数にしておりますけれども、これは平成20年度に町、それから民間合わせた戸数でございます。たまたま20年度につきましては125戸と、その年に限って建設戸数がちょっと多かったということです。現在、23年度で見ますと約70戸が新築ということになっております。それから、138戸につきましては、これは5年間で2万8,000人の人口を到達するために、5年間で689世帯が必要ということになっております。それを5で割った数が138戸でございまして、その内訳が2万8,000人から現在の2万6,000人の人口を引いて、それを世帯の2.82人で割った数字でございます。  以上です。 52 ◯議長(古賀 通君)  園田議員。 53 ◯9番(園田邦広君)  支援策については、やはり私は早くまとめて町民の皆さんに知らせることが大事であろうと思っております。できるならば、今度の正月前にでもまとめてもらって広く町民に知らせる。そのことが話題と、正月にはやはり親、兄弟の人たちが実家に帰ってくるわけですね。そういうふうなところで、こういった住宅建設がされておってこういった支援がされるようになっておるもんねというようなことを話題にしてもらう、そのことが私は大きいPRになるんではないかというように思っておりますが、今、課長のほうは、できるだけ早い時期というようなことで期限は明記されておりませんが、とてもじゃないですが、正月前には間に合わないというふうに今感じました。ですから、来年早々でもこのことをまとめていただきたい。  それから、今提言しております協議会と、議会以外からでも本部のほうでいろんな考えがまだ持っておられると思いますので、その辺も含めてこういった小松市、それから越前町のように、見てすぐわかるような冊子を早くつくるべきだというふうに思っております。  3回目は以上です。明確に期日を言っていただきたい。 54 ◯議長(古賀 通君)  町長。 55 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  支援策につきましては、あらゆる検討を加えてまいり、そしてまた、議会の皆様の御提言書を先般いただきました。それを踏まえながら、私を本部長として最終的にはその支援策の取りまとめをさせていただきたいと思っております。いずれにしましても、議会からの御報告と提言書を先般いただきましたので、それらを踏まえた検討を今年度中に加えまして、申しわけありませんが、25年度中にはその一定した定住促進のための支援制度について協議をさせていただきたいと思っております。  今、非常にもう一つ決断してないのが、みやき町の中で既に利便性のいいところは人口の密度は上がっています。ふえています。商業施設を、トライアル、コメリ、そして今度新たに来ます。またビッグモーターもできますが、別な話もちょっと今していますが、その周辺はやはり久留米に近いということと商業施設が近年非常に招致できたということで、さっき申し上げたように、その北側にはもう既に分譲計画の手続に入られています。自然的にそういう民間の資本を導入しながら民間が主体的となった住宅誘導ができる条件ができてきました。そういうところにも一律に支援制度を適用するのか。また、別の県内のある市は、人口の減少が著しいところを抽出して、そこに住宅を建てた場合に支援をするという制度を設けているところもございます。それらを含めて、今、慎重に検討を加えていきたいと考えていますので、時間をぜひいただきたいと思います。一度制度を示させたらなかなか変えることはできませんので、できましたら人口の各地域のバランスをできるだけ図っていく上での制度導入はできないのかと、その点を含めまして検討を加えさせていただきたいと思っています。25年度中にはその制度についての一つの考え方は示させていただきたいと思っています。 56 ◯議長(古賀 通君)  園田議員。 57 ◯9番(園田邦広君)  25年度中と、ちょっと余り遅いような気がしますが、またこの件については私も特別対策委員になっておりますので、その席で議論させてもらいたいと思います。  3項目めに行きます。板部保育所についてであります。  板部保育所は、昨年4月に江口保育所と統合され、さくらの杜に移管されています。その後、きょうまで建物が使用されておりません。グラウンドについては板部老人クラブがグラウンドゴルフの練習場として使用されており、周りの維持管理、草むしり、そういったものについては板部の老人クラブが行っているところであります。  私が以前この保育所の件で、保育所が統合された後どのような活用をしますかというような質問をしたところ、必要があれば建物も使ってもらっていいですよというような答弁であったと思います。ただし、ここは防衛庁の予算が入っておりまして、平成24年度まではたしか板部保育所という看板はおろされないというような答弁であったろうと思います。今、建物については全く使用されておりませんので、25年度からどのような使用をされていくのか。  ことしの6月議会だったと思いますが、議会の終わりに全協の中でボランティア協議会、食改善のほうから使用願が出ておるというような書類をいただいております。そういったものも含めて、そういったところに使用してもらうのか。また、私は、本庁の駐車場の件で、老人クラブが西のプレハブに事務所を持っておられるというようなことで、板部保育所が使用されるならば使用されたらどうでしょうかというようなことも質問をしたことがあります。そういったものも含めてどのような活用をされていくのか、お伺いしたいと思います。 58 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 59 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  9番園田議員の板部保育所についてということで、今後の利活用の御質問を受けております。議員おっしゃったように幾つかの団体から利活用についての要望が出ておりましたので、企画調整課のほうでこれまで調整等を行ってきたところであります。  この板部保育園につきましては、昭和60年度に総事業費が164,520千円で建築をされまして、うち国庫補助金として、今おっしゃいましたように48,500千円をいただいております。また、昭和61年度から保育事業を行ってまいりましたけれども、平成23年度にさくらの杜保育園が開園をいたしまして、施設を現在閉鎖しているところです。  その後、平成21年度にアスベスト対策事業として3,475千円程度のアスベストの除去工事を行っておりますけれども、これにつきましても国庫補助や地方債等を活用いたしております。ですから、議員もおっしゃいましたように、この施設を解体撤去というようなことになりますと、補助金等の返還が出てまいることになります。  なお、この施設の保育園としての用途廃止につきましては、平成23年度の閉鎖に伴いまして、県こども未来課との協議は終わっております。しかしながら、保育園以外への用途変更につきましては、今後も県との協議が必要であるというようなことを承っております。  また、これも議員おっしゃいましたけれども、現在は普通財産として23年7月から広場の使用につきましては、板部地区の御要望によりまして、除草などの施設管理を含めて御利用をいただいておるところです。  御質問につきましては、これまで先ほど申し上げましたように幾つかの団体から活用要望等もありましたけれども、本年5月に町の社会福祉協議会から施設の利活用について、ボランティア団体を中心として事務所の一部を活用できないかというような要望書がその後、提出をされました。よって、その利活用につきまして、これまで企画調整課のほうで社協等と協議を重ねてきたところであります。  この活用につきましては、社会福祉協議会と協議をいたしまして、先ほど利活用の要望が出ておりますボランティア連絡協議会、あるいは食生活改善推進協議会、それから民生委員児童委員協議会、婦人会、身体障害者福祉協会、北茂安老人クラブ、文化連盟というような7団体の代表の方にお集まりをいただきまして、実際、板部保育所を見ていただきまして施設の現状について説明を行っております。  その結果、この施設を利活用するには、まず、トイレ等の改修が必要であると。子供用から大人用へのトイレの改修が必要である。あるいはカーテン等もありませんので、そういった要望も出ておりますし、先ほど議員もおっしゃいました看板の塗りかえも、まだ「板部保育園」のままとなっておりますので、これにつきましても工事等が必要になってまいります。ですから、工事等の予算につきましては来年度、25年度に、新年度に予算計上をお願いしたいというふうに考えております。  また、そういうボランティア的な団体等の利用ということになりますと、まだあそこにつきましては管理条例、あるいは要綱等も整備できておりませんので、今後、関係課と協議を図りながら、その法的な整備についても図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 60 ◯議長(古賀 通君)  園田議員。 61 ◯9番(園田邦広君)  まだ今から検討するということであります。建物について、南側に日よけの鉄パイプといいますか、そういったものがあります。ここは、以前は恐らくテントのようなもので覆ってあったろうと思いますが、今それがないですね。ですから、今非常に腐食しております。これを長く放置しておきますと、いよいよ使われないというようなことになりますので、ここら辺も少しやっぱり手を入れておくべきだろうというように思っております。  活用については、今言われたように7団体についての説明をされたということですから、私は、そういったところにまとめて入ってもらって活動をしてもらったほうが、お互いの連絡等もありましょうから、非常に利便性はよくなっていくんではないかというふうに思っておりますので、とにかく有効利用をしていただきたいと。  板部のほうからですけれども、今あそこはあいとっとやろうもんと。何かうちで使わるっときは使わしてもらおうかというような話も二、三あるわけです。しかしながら、うちは公民館を新築して間もないわけですから、できるだけ公民館ば使うてよかやんねというようなことも言っておりますので、いつまでも放置されないで早く活用していただきたい、そのことをお願いしまして、終わります。 62 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 63 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  今、御指摘のように、今後、改修等も進めながら有効的に活用していきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いします。 64 ◯議長(古賀 通君)  以上をもちまして、通告第2号、9番園田邦広議員の一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(古賀 通君)  異議なしということで、休憩いたします。再開を13時です。
                    午前11時53分 休憩                 午後1時   再開 66 ◯議長(古賀 通君)  休憩中の本会議を再開いたします。  通告第3号、13番牛島重憲議員の一般質問を許可します。牛島重憲議員。 67 ◯13番(牛島重憲君)  皆さんこんにちは。一般質問の3番目に通告いたしました議席番号13番、牛島重憲です。通告書にありますように、大別して3項目を順次に質問させていただきます。  大別内容として、1項目として、元民間保養施設の今後の利活用に向けた成果と課題について、2項目めに、四季彩の丘みやき利用に向けたインフラ整備及び条例、規則、要綱の整備については早期に実施を図られたい、3項目めに、24年度四季彩の丘みやき活用計画が掲げられておりますが、まちづくりについて具体的に明らかにしていただきたいと、3項目を一般質問の主題に取り上げております。  質問に入る前に、みやき町の住民を初め、近隣の市民、町民多くの地域住民総意のもとによって、また、末安町長を先頭に、まさに佐賀県の総力を挙げた暴力団追放運動が完璧までの成功をおさめることができました。この町民運動に密接な連携と指導をいただいた佐賀県警察関係各位の英知と惜しみのない努力の結果で、施設を購入するということをもって暴力団の居住にも反対し、暴力団追放と排除を闘い取ることができましたことは、町民全ての皆さんが日常生活の中に安心・安全が確保できていることを、ともに喜びと安堵感を感じられておられることだと確信をいたしております。  質問に入ります。  1つ、元民間保養施設の今後の利活用に向けた成果と課題についてを質問いたします。  この施設については、敷地面積7,000坪、建屋6棟などの施設になっております。2年半に及ぶ、元民間保養施設における今後の利活用を調査研究し、実証されてきました。平成23年1月26日には、第1回みやき町元民間保養施設活用検討委員会を発足させ、活発な審議を重ねられたと推察いたします。今後の利活用に関する調査研究、総括された審議内容の資料が手元にもあります。私も、この一日も早い時期に四季彩の丘施設を利活用する方向で、用途確定を願っている者の一人です。  3月の全員協議会の折に、元民間保養施設における今後の利活用に関する調査研究、総括としてまとめられた報告書が配付されました。その中における内容は、1つ、実施状況の総括、2、今後の展望、3、今後の課題としたものになっております。議員の皆様におかれましても、何度も目を通されたことと思います。私も報告書を拝読させていただきました。  今回の一般質問、さっき申し上げたように、この問題を主眼とし、この調査研究の成果を含めた資料をもとに通告させていただいております。1つとして、実施された「食・文化・自然」の項目ごとに検証され、その課題と成果について明らかにしてほしいとしております。  平成21年11月、ふるさと雇用再生事業、緊急雇用創出事業を活用し、調査研究が実施された。その内容は、地域の食、文化、自然を通じて、さまざまな人や物が集う施設へという思いで、施設活用に関すること、施設の名称に関することの調査、検討、企画、実施を各調査研究したと報告されております。その実施結果として、食に関するもの74件、文化に関するもの47件、自然に関するもの39件、さらに視察研究等を実施した件数も、また、内容的にも多種多様にわたった施策内容になった。これらの調査研究は一応の成果が得られたと報告されています。  文化に関することは、季節に合った展示内容で、来館者からも好評で、見学者からは展覧されている作品の教室を開いてほしいとの希望が多く聞かれました。  また、自然では、施設の特徴を生かしたさまざまなイベントを開催、市街地に近い割には自然豊かな立地にあり、この自然環境を活用することによって、調査研究が総括されたまとめの中にもありますように、来客者の声などから、建物も環境も、このすばらしさに感動、感激したと称賛をいただいたとあります。  特に総括の中で御意見、御要望にもお叱り的なものはなく、これからの施設運用に関して期待感を込めた提言もあり、当職員企画担当としては、費用対効果は別にして、大きな成果と捉まえていますと、また報告をされております。  今後の課題についても、これまでの取り組みについては、補助金事業による調査研究であったことから、収入面を特に気にする必要はなかった。今後は、県等の補助がなくなることから、収入も確保し、自立運営できる施設展開活動が必要となってくる。今後の厳しい財政状況下、自戒を含めた指摘内容になっています。今まで無料にしていた作品展示、会議、会合の部屋利用の有料化並びにそのほか物品販売、軽食喫茶営業などにより、相応の収益確保を考える必要がある。  また、これまでの調査研究結果を踏まえ、食、文化と自然の交流拠点をコンセプトに、みやき町の福祉、文化、観光施策の一環として位置づけ、可能な限り収入策を講じながら、町民の交流、憩いの場として運営してはどうかと考えますと結ばれております。これらの施策研修課題の実績、これから得た成果について報告されております。執行部の見解と今後の課題があれば御回答をいただきたい。  2つ目として、検証・実証の成果を今後の利活用に向けた展望と実施目標について明示されたいと問うておりますのは、さきに質問した内容が重複したものになっておりますが、御理解の上、御回答いただきたい。  元民間保養施設活用検討委員会において、「四季彩の丘みやき」と改称、改められました。この名称は、これからのみやき町民全ての方々の幅広い人々が集い、触れ合い、憩いの場として気楽に利用できる設備とした意向に沿ったふさわしい名称だと私も思っております。2年半にわたる調査研究の成果については、調査し尽くしたと言っても言い過ぎではない感じを受けることができるほど、来館者等の声、感想などを非常に細かくまとめられ、総体的には好評であった、内容的にも当施設にマッチしたものであると分析、講評されたもので結ばれております。  私は、この報告書にあるものが、2年半に及ぶ実施検証された内容からすれば、今後における施設活用についても、終結したものを明示することは、拙速した対処とは考えにくい。これ以上の時間を費やすことのほうが、行政施策上から問題が生ずるのではないかと懸念をいたします。執行部の誠意ある明快な回答を求めて、第1回の質問を終わりたいと思います。  2回目からは自席から質問を継続いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 68 ◯議長(古賀 通君)  町長。 69 ◯町長(末安伸之君)  通告3号、13番議員の御質問にお答えをいたします。  元民間保養施設の今後の利活用に向けた成果と課題についての御質問にお答えをします。  この施設につきましては、議会の皆様初め、町民の皆様の強い姿勢と力強い決意により、暴力団の進出を阻止し取得した施設であります。平成21年度から県の雇用基金を活用し、食、文化、教育、自然という4つの調査研究に加え、本年度は婚活、子育て支援、まちづくりに取り組んでおります。来年度以降、これまでの4つの調査研究の成果と今年度の3つの取り組みをもとに、四季彩の丘みやきの利活用を図っていかなければならないと考えております。  この施設の周辺には、一の宮である千栗神社や千栗土居公園、石貝地区の楷の木、楷仁会の取り組み、西の有田、東の皿山と言われる白石焼などの伝統文化施設があります。これらとの調和を図りながら整備を行い、人々が集い、交流が生まれる施設として利活用を図っていきたいと考えております。  詳細につきましては、担当部局より答弁をいたします。  以上です。 70 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 71 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  先ほどの牛島議員の御質問にお答えをいたします。  先ほど町長からも申し上げましたように、四季彩の丘みやきの利活用に関する調査研究につきましては、21年11月から佐賀県の雇用基金を活用し、緊急雇用創出事業及びふるさと雇用再生事業によりまして、交流の軸で地域内外を結び、食、文化、自然を通してさまざまな人や物が集う施設として、まず1番目に施設の利活用に関すること、それから、施設の名称に関すること、それと施設の維持管理というような調査を行ってきたところであります。  食、文化、教育、自然の各部門の成果につきましては、先ほど議員のほうからもありましたけれども、6月にお配りをいたしました調査研究報告書に取りまとめておりますけれども、全体で23年度までの来館者数が1万4,015人、月平均483名の方と、多くの方に来館をいただいております。  これまで2年5カ月に及びます食、文化・教育、自然の3班に分かれ、それぞれの班での交流事業を展開してきたことにつきましては、先ほど議員のほうからも御紹介ありましたけれども、企画立案、創意工夫を凝らした講習会やイベントなどを開催してきておりまして、いろいろな利活用の方法について調査を行ったところであります。  さらに、今年度は婚活支援、子育て支援、まちづくりの3事業を中心に調査研究を実施しております。婚活支援につきましては、これまで3回を実施し、出会いの場の提供として一定の成果が出ているものと考えております。  また、子育て支援につきましても、ママカフェ、あるいは子ども寺子屋など実施しておりまして、その中で自主的な活動も芽生えつつあるように聞いております。  このような結果、利用された方々の御意見は、報告書の中にも掲載されておりますけれども、多くの方が称賛や励まし、あるいは施設に対する提言など、期待感を込められた意見が多く寄せられておりまして、人、物の交流拠点として十分な成果が得られているものではないかというふうに考えております。  また、課題といたしましては、これまでの取り組みは県の雇用基金を活用した調査研究でありまして、特に維持管理のための収入確保というようなことについては、検討はいたしてきておりませんけれども、今後は先ほども議員おっしゃったように、県からの財源確保というような部分が若干検討を加えるような形になってきておりますので、当然今後、使用料等の収入の確保についても検討を行う必要があるというふうに考えております。  また一方、施設整備等の施設につきましても、一部老朽化もしておりまして、これからの施設の活用の展望にあわせて、施設を最適、適正に運用するための設備のインフラ整備等も大変重要な課題というふうに考えております。  それから、2項目めの、これまでの成果を受けた今後の展望というようなことになりますけれども、先ほど申し上げましたように、これまでさまざまな事業を展開してきておりますけれども、ある一定の方向性は見えてきているのかなというふうに考えております。  これまで施設の利用につきましては、10名なり30名なりというふうな、ある一定の数の団体というようなところが、これまで利用してきておりますし、いろいろな取り組みの中で御意見をいただいていますように、食のあり方、そういったものについても今後検討を重ねていく必要があろうかと思います。  また一方、施設の状況を見てみますと、取りつけ道路あたりにつきましても、住宅団地内を通っておりますし、非常に交通関係につきましては、地元に迷惑をかけているというような状況になっておりますので、先ほど議員もおっしゃいましたけれども、これまでの活用結果を踏まえ、本年度実施している事業の中で、おおむね方向性は見えてきているのかなというふうに担当課としては思っております。  なお、今後、施設の整備等もありますので、その辺を踏まえまして、またさらなる検討を重ねていくというような考えを持っております。  以上でございます。 72 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 73 ◯13番(牛島重憲君)  改めて質問に入る前に、2項目に入る前に、今度、さっきの議員の質問の中で、来期も町政を担って頑張りたいという決意表明をされました。この、私が今回質問している内容等についても、相当の費用と、また、町民の意向を捉えるという大きな事業としては、また違った意味での大変な事業ではないかというふうに推察いたします。その辺で改めて決意表明をされた町長の意見等もお尋ねしておきたいというふうに思います。  その2回目の質問に入って、若干、ちょっと気になるのは、私の質問のやり方がどうかわからないというものは、皆様のお手元にこういった元民間保養施設における今後の利活用に関する調査研究という資料を各自渡されておる。ここをるる羅列した内容等も、全部質問の内容に入れるわけにはいきませんでしたので、端折って質問をいたしておるので、なかなか何の話をしているのか、わからなかった方々も多いんじゃないかと思います。  しかしながら、せめて1項目の中から1、2というふうに仕分けして回答いただこうと思ってしておったので、今さっきの担当課の話からでも、もう2番も3番も回答をいただきました。そうすると、私は同じような質問をまたやらにゃいかんということがありますので、質問なり回答の整理をひとつよろしくお願いしたいと思います。  そういうことを、前もって一言苦言を申し上げて、私も先ほど言ったように、この報告書の経過というのが多く整理されたものがあります。2カ年かけた調査研究のもの、それで総括もまとめもされておりますので、この関係等については、まだ2年ということで、調べてみると、21年に8,500千円、それから22年には18,000千円、また、23年は27,000千円の費用をかけながら調査した結果がお手元にあるわけですね。そういったことで──失礼しました。23年は13,000千円ですね、24年が27,000千円です。  そういった費用をかけて、もう一定のまとめができ上がっている。この際にもいろんな状況がまだ2項目、3項目、質問いたしますけれども、やはり一定の終結を見ながら、一定の結論を出すべきではないかと私は指摘したい。また、結論を聞きたいというようなことで、第1項目として取り上げております。もう近々早くしたいということの考え方も出ましたけれども、改めてそういった意味での回答を、一言だけお願いいたします。 74 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 75 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  1項目めの質問につきまして、若干、後の項目まで入り込んだという御指摘で、大変申しわけなく思っております。  まず、1項目めにつきましては、これまでの取り組みと、この結果を受けた今後の利活用というようなことであろうかと思います。先ほども申し上げましたように、2年5カ月での取り組みにおいて、食、文化、自然ということで先ほども申し上げましたけれども、10名なり30名等々の団体での利活用というのがこれまで進めてこられたわけです。それに加えまして、24年度につきましては、婚活、子育て、まちづくりというようことで、あわせまして、23年度までの実績と24年度のこれまでの取り組みを踏まえ、最終的には25年度以降に、この方向について決定をしていくわけですけれども、若干、担当として、先ほど考えを申し上げましたが、これまでやってきた事業の延長線上に、この施設のあるべき姿というのがあるのかなというふうに思っております。  ですから、食、文化、自然、教育、あるいは婚活、子育て、そういったものに規模的には二、三十名の少ない規模ではありますけれども、そういった形でこの施設を有効に活用していく、また、町民の皆さんの交流の場としては、これも後の質問になろうかと思いますけれども、施設内で交流を十分図っていただくというような形で、担当課といたしましては現在考えておるところです。  以上です。 76 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 77 ◯13番(牛島重憲君)  ちょっと内容的に、私は理解がちょっと乏しいんで、申しわけないんだけれども、これから先、少しまとめていきたいということだろうというふうに思っています。私は、この文書の中にもありますように、2年半かけて、多額の金額をかけて、いろんな調査をした、その結果をまとめられておるので、もうこの際、一定の結論を得るような方向を見出せないのかというのが第1項目の質問であった。その辺ができるかできんか、もう少し研究せにゃいかんなら研究せにゃいかんでも結構なんです。しかし、もうある程度の、今から2項目で質問しますけれども、こういったものはもう整理すべきではないのかと質問をいたしています。  改めて同じような質問を2回もやっておりますけれども、最後の3回目の質問として、ちょっとお答えください。 78 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 79 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  結論というようなお話ですけれども、先ほども申し上げましたように、これまでさまざまな事業をこの施設の中で行っておりますので、そういう事業ができる施設、そういうふうなところで、今後も活用していきたいというふうに考えております。  以上です。 80 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 81 ◯13番(牛島重憲君)  2項目に進みます。  2項目には、四季彩の丘みやきの利用に向けたインフラ整備及び条例、規則、要綱の整備について早期に実施されたいと通告をいたしておりました。  設備の利活用を促進するには、検討委員会の中で真摯な協議を重ねられて、もう結論を出していくべきだというふうに私自身は思っておりましたけれども、大筋4つのものについて前向きに検討していただきたい。  1つは、上水道、下水道の改善を図るべきだとしています。四季彩の丘、多くの皆さんの集客を見込んだイベントを開催するとすれば、現在使用しているのは井戸水を利用していますね。井戸水が悪いと言っておるわけじゃありません。この報告書の中にもありますように、軽食喫茶等の営業開催など、多くのものをやったらいかがですかと。一定応分の利益をもらうために、そういったこともやるべきだということを指摘されておるわけですね。また、子供たちを多く参加できるように、多種のイベント事業が必要だと。とすると、水というものは本当に欠かせないものだと私は思っております。これが今のままの井戸水でしようということについて悪いと言っておるわけじゃありませんけれども、衛生上──もちろん衛生上はちゃんと県の許可も、水質検査もやっているということは質問の中で聞いておりますけれども、また、イメージ的に井戸水を使いながらこういうものをやっておりますと、相当な年月使用しなかった井戸水を今使って頑張っていますということですから、とやかく申すことはないんですけれども、そういったイメージがあるので、私は上水道については、井戸水使用ですから、その辺は上水道に切りかえというふうな方向が考えられないのかということをお尋ねしておる。  また2つ目に、同じ1番の中で、下水道に至っては、公共下水道埋設構想の地域にはなってはおりますけれども、現在、諸般の事情によって大幅に工事がおくれていることは承知をいたしております。その関係からしても、下水道の関係等については現在でも──大変、言葉としてはどうかなと思うんですけれども、この施設の中でくみ取り式の便所がまだ放置されたままなんです。このくみ取り方式になっているトイレは、美術館が使用されているところにあります。そういったものは早く浄化槽に取りかえていただいたら、よりよい集客をするためのイメージアップにつながるのではないかと申し上げております。だから、くみ取りであろうが何であろうが悪いというわけではありません。ただ、多くの人を集めようというところには、当然そういったものをインフラとしてやるべきではないかというのが1項目めです。  2つ目に、トイレの改修は早急に行うべきだというのは、これは調査研究報告書の中でも指摘されておりますね。私も第一環境の方々に、関係者にお尋ねいたしますと、簡易処理装置型の蒸発散式単独槽と言うんだそうです。これは平成20年近くまでは単独槽を設置してもやむなしというふうな条項があったんですけれども、それ以後は順次取りかえていただくというふうな方向にあるやに聞いております。  この中で言う蒸発散式単独槽というものについては、今ありませんけれども、しからば、この単独槽の蒸発散式というのは、大変恐縮ですけれども、私自身の家も──今、取り壊してありませんけれども、昭和の時代に、この蒸発散式単独槽を取りつけました。古くなればなるほど、言うなら、うちでも2人だけしか住んでいませんでしたけれども、水がたまって、どうしてもあふれ出るということで、ある水路に水を流さざるを得なかった。そのために保健所に許可をもらって、そうした行為は今日までしてきておりました。  あれだけの人間を集める、1万幾らと言われたですね、月四百何十名という人間が来ていると言われておるところの施設に、蒸発散式単独処理槽をつけていいですよというのはいかがなものかなと、早く合併浄化槽に切りかえるとかやるべきではないか。1つは蒸発散式、先ほどもちょっと触れましたけれども、蒸発散、自然の力において水を発散するということ、梅雨時、冬は水が発散することは、ほとんどありません。私の経験上、2日に一遍は放出しなきゃならん。そういう状況が今日まで来ているにもかかわらず、ここの管理は第一環境に依頼をされていないと聞きますが、その辺のあわせた回答もひとつお願いをいたします。  それから3つ目に、石貝団地周辺の道路を安全確保に向けたインフラ整備を行うべきだというのは、周辺道路が生活道路と位置づけられておるというふうに聞き及んでいる。ぜひ調べた結果を私のほうから事前に申し上げておきましたので、生活道路というふうになっているかどうかについての御確認をお願いいたします。  道路拡張をしなきゃならないというのは、多くの人間、今以上、年間1万幾ら、月400人以上の者を、それ以上の人間を集客したい、憩いの場をつくりたいとするなら、やはりこの町が報告書の中でも道路の安全のために拡幅しなきゃならないだろう、改善しなきゃならないでしょうと指摘されております。これをどういったふうに今後やっていくのですかというのが私の質問なんです。  生活道路というふうに指定すれば、先ほどの議会の中でも意見が出ておりましたように、そこを拡幅、改善してみたりいろいろするためには、地元負担が必要だというふうになっておるというのは、さきの町道認定の議論のときに明らかになったと思います。30%、10%、地元負担が発生するわけですね、生活道路というふうに指定しておけば。それをできるなら、早く町道というふうに認定しながら、1万人以上、月300人以上の人間を集客するための道路、安全な道路を確保していくのは、周辺地域の皆さんに対する当然の考え方ではないのかということで、石貝団地周辺の道路の安全確保のためにインフラ整備をやるべきだというふうに私はしているのは、3つ目の内容です。  4つ目の施設の用途を早期に確立して法制の整備を急ぐべきだと見解を問うておるのは、施設の利活用が、用途が決定をしなければ、法整備──法というのは条例なり規則のこと、そういったものの整備ができないそうです。  私もいろいろ地元の人たちから聞くと、リンクとかというところが年間通して借用されておると聞きます。ほかにもいろいろ聞いております。にもかかわらず、ここの四季彩の丘みやきの用途は何にするかというのは決定されていない。そのためにどういうふうなことをされているか私は知りませんけれども、ぜひそういったこともあわせて回答いただきたいんですけれども、私はこの内容等について、一つ先に申し上げておきたいのは、法的整備ができない、用途が決定していないので、2年前にあの四季彩の丘で野火というか、火災が発生した、3年ぐらい前だった。そのときに、水が足りないという人たちの消防団員の方々から意見が出ておったことを、私も見に行ったとき発言があっていました。公式な発言ではないとは思う。思うけれども、そういったことで消防団の話がある。  西消防署にお尋ねしたところ、一口分というのが、あの入り口のところに1カ所あるだけだそうです。上にありません。消火栓が上にはない。あるのは東西に1個ずつ、合わせて3個ありますということですから、200メートルか300メートル離れたところ、3個はありましょうねと言っております。防火水槽は、集会所の近所に1カ所あるだけだそうです。石貝団地の中に防火水槽はないそうです。そういったことを西消防署に尋ねたら、そういった回答をいただきました。  今、1万人、月300人の人間を、皆さんを集めていろいろイベントやっている。にもかかわらず、消火装置ができ上がっていないところに、皆さんたちにおいでくださいというのは、いかがなもんだろうか。やはり早急に、消火栓は大変でしょうね、水圧が大変でしょう。防火用水を上につけるのは、あそこのために40トンの防火用水をつけるのは、また財政上、大変でしょうねというお話なども西消防署の方から聞きました。そういった状況は、どういったことをするかは早く用途を決めるということも大切なんだけれども、そういったもの以前の問題じゃないでしょうか。  やはりあそこで町民を初めとした、いろんな方が集まってきていただいているんだから、やっぱり生命、財産を守るという自治体消防の根幹にかかわる問題じゃないですか、ほったらかしというのは。たしかそこに井戸水を使っていらっしゃるのかどうか知りませんけれども、スプリンクラーをつけているのは聞いております。あれで大丈夫かどうかわかりませんけれども、上にはプールがあります。プールがあるから、その水があるから大丈夫だという意向やには聞いたことがあるんですけれども、それでは本来の消火の関係装置としては十分だとは言い切れませんので、それらを第2項目として挙げるための、第1項目の質問として、早く結論を出すべきじゃないかと、私が申し上げているのはそこだったんです。  1項目も早く整理して、もう十分過ぎるほど調査したから、もう今度はそれを受けて、4つの問題を提起しましたけれども、これのやつでどうしますかという結論を出さなきゃ、人間を集めます、24年度のin四季彩の丘みやきのプランニングの予定、ちょっといかがなもんだろうかと私は思います。そういう意味での質問を第2項目しましたので、それぞれ4項目、御回答いただきますようにお願いいたします。 82 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 83 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  牛島議員の2項目め、四季彩の丘みやき利用に向けたインフラ整備及び条例、規則、要綱等の整備についての中で、まず、1項目めの上水道、下水道の改善を図るべきだという御質問ですけれども、確かに私も担当課といたしましては、そのとおりだと思っております。この施設の上水道につきましては、議員もおっしゃいましたように、施設の東側に井戸を掘りまして、それを利用いたしておりますし、当然これまで食文化事業において調理とか飲用水というようなことで利用をしてきております。ですから、水質検査なり、あるいは保健所への届出等につきましては、各年度、適切に法にのっとった対処をしているところでございます。
     この上水道につきましては、佐賀東部水道企業団の取水口が正門の近く、正門の左側のほうですけれども、そこに引き込まれておりますけれども、実は企業団にお伺いしますと、正門から頂上の施設まで高低差が約30メートルほどあるということで、自然水圧では到底出ないというようなお話をお伺いしております。ですから、この上水道の利用ということになりますと、一旦、受水槽なりをつけて上水道を引き圧送する。あるいは、また上のほうで受水槽を設けるというような施設が別途必要になってきます。ですから、これも後の質問にもありますけれども、まさに議員おっしゃるように、今後の利用形態を考えながら、当然検討すべきものだというふうには担当課としても思っております。  また、くみ取り式のトイレが美術館と資料館の横にありますけれども、それにつきましては高低差があるもんですから、先ほど申された単独浄化槽には乗らないというようなところで、くみ取り式のトイレが設置されているものというふうに思っておりますが、これにつきましても、今後の利活用の中で、当然浄化槽というようなものは検討すべきだと思っております。  また、総じまして、この地区の下水道事業につきましては、現在、2次認可以外になっておりますので、28年度以降の区域になろうかというふうに担当課のほうからお伺いしておりますので、その辺も考え合わせまして、上水道、下水道の整備については、十分その方法なり、時期等については検討すべきだというふうには認識しております。  それから、2項目めのトイレの改修は早期に図るべきだというような御質問ですけれども、これにつきましては、まず、処理槽というよりも、本館のトイレの状況ですけれども、本館の1階に2カ所、それから2階に1カ所整備をされておりますけれども、これが男女兼用というようなことになっております。不特定多数の皆様に御利用いただきますので、当然、その辺で大勢来られた場合には、利用がなかなか難しいんじゃないかということで、今現在は1階と2階で、男性の方、女性の方ということで分けさせていただいておるところですので、この辺につきましても当然改修も必要ですし、また、浴室等もかなり2階に広いものがありますので、あわせてこの辺についても施設の改修等を考えていくべきだと思っております。  それと、先ほどの中で、し尿の処理につきまして御質問があっております。本館のし尿処理ということに対しましては、21人槽の単独処理槽が本館の横にあります。これは本館と、その横の車庫と、この部分のし尿処理を行っております。それと、もう1基、車庫棟から西のほうに下りますと、管理人がいらっしゃった住居棟がありますけれども、ここに7人槽の単独処理槽が設置されております。この2つの浄化槽につきましては、保守点検なり清掃法定点検等を実施いたしまして管理を行っております。  先ほど蒸発散式というようなことで、この処理水の処理方法について御質問いただきました。私たちもこの蒸発散の装置がどこにあるのかということで御質問いただきまして確認をいたしましたら、中門の南のほうに蒸発散式の用地がおよそ10メートルの2メートルぐらいのバラスが敷かれてありまして、そこで蒸発散式ということで、処理水の処理が行われているようでございますけれども、現地での目視ではありましたけれども、先ほど議員がおっしゃいましたように、ポンプも設置をされております。それから、処理水の水位が、今現在、上で利用、スタッフも少ないもんですから、利用処理水自体も水位がかなり低いと、下のポンプのとめ金が見えるぐらいの処理水の水位でありましたので、これを見ますと適切に稼動しているんじゃないかというふうに思ったところであります。  また、この蒸発散式の管理委託というようなことで先ほど御質問ありましたけれども、この部分につきましては、私どもも第一環境のほうに確認をいたしましたところ、先ほど議員がおっしゃったように、現在の法規制の中で蒸発散式というのがないというようなことで、点検項目自体がないというようなことで、現在、委託をしていないというようなことになっております。  ただ、議員おっしゃいましたように、管理としては適切にあるべきだというふうに私どもも思っております。ですから、これにつきましても、最後のほうになりますけれども、浄化槽等との切りかえというようなことも当然考えるべきだと思っております。  それから、3項目めの石貝団地周辺の道路を完全確保に向けたインフラ整備を明示すべきだというようなことで、提言書の中にも道路の拡幅というようなことが書かれているというようなことでございますけれども、この施設への進入道路につきましては、石貝団地線からその他町道というようなことになっておりますけれども、道路幅員が入り口は大体4メートル。それから施設の付近では5メートルというようなことになっておりまして、確かに大型バス等の進入というのは非常に難しいというようなことになっております。  また、沿線につきましては、住宅が建ち並んでおりまして、道路側溝は整備をされておりますけれども、ここの拡幅というようなことは、確かに提言書にはありますけれども、現状では厳しいのではないかというふうに考えております。  また、当然この施設の利活用に当たっての団地内の交通安全というようなことになりますけれども、地元の住民の皆様に御迷惑をかけない利用というようなことが第一だと思っておりますので、スタッフは当然ですけれども、施設を利用していただく皆様にも交通安全等のお願いとか啓発については、当然図っていくべきだと思っております。  本年度も花火観覧のときにはマイクロバスの運行を行いましたけれども、今後とも地元の皆様に御迷惑をかけないような計画をしていきたいと。道路整備につきましては、先ほども申し上げましたけれども、今後とも地元との協議というようなことが当然必要になってこようかと思います。  それから、4項目めの施設の用途を早急に確立して法制の整備を急ぐべきだというようなことでございます。  これは、この2項目めの1番の件かと思いますけれども、先ほど来申し上げておりますように、この施設の用途につきましては、食、文化、自然の交流拠点事業ということで23年度までやってまいりまして、また、本年度、婚活、子育て支援などのこれまでの施設のプランニングというようなことに基づきまして、さまざまな事業を行ってきましたけれども、これらの事業に取り組むことができるような用途というようなことを、現在、担当課といたしては考えております。ですから、法制化につきましては、このような使用目的、多用途に対応できるような条例の設定等を現在考え、3月には御提案ができるような形で、現在、整備を進めているところであります。  こうした中で、用途を、例えば、集会所等、多くの人が集まっていただくような施設になりますと、先ほどお話がありましたように、防火施設等々の整備につきましても、基準等がありますので、消防署等の指導を受けながら当然整備をしていきますし、また、上水道、下水道についても、浄化槽等々の整備についても当然図っていくべきだというふうには考えております。  それから、使用料等につきましても、これも先ほど申し上げましたけれども、県の雇用基金を活用した事業を展開しておりまして、特段これまでについては、例えば、イベント等で参加者負担金を徴収するというようなことで、徴収はある程度はいただいておりますけれども、今後は当然施設の条例の中で使用料等を設定すると。近々では、こすもす館等がオープンをしておりますので、そのあたりを参考に使用料の条例も決定をし、3月のほうで上程をするような予定で現在進めております。  それと、一部NPO法人リンクが、車庫棟の横の倉庫の部分を使っておりますけれども、これにつきましては、リンクそのものが地元の商工会の青年部を中心としたまちおこしとか、そういった公共的な団体といいますか、地域を活性化するというような目的で使っておりますので、1つは、この四季彩の丘交流拠点事業の中での取り組みにも合致する部分があるんじゃないかというようなことで、当初から有料ですけれども、借用、貸し付けをやっているようですので、本年度も引き続きそういった形で一部使っているようでございます。  それと、火災と防火施設等のお話がありましたけれども、議員御指摘のとおり、防火施設につきましては、正門入り口に消火栓が設置されています。これについても高低差がありますので、そのままではできないというようなことになりますので、当然ポンプアップが必要となってきます。  また、火災報知機が本館、美術館、住居等に設置されておりますし、消火器については、全施設で20本ほど設置をしております。ただ、それと、先ほど申されましたように、プール等も約60トン、それから、美術館の池には約50トンほど貯水をしておりますので、緊急時にはそういったもので対応していきたいというふうに考えておりますが、確かに議員おっしゃるとおり、多くの人が集まる場所ですので、その辺の整備については早急に対処していきたい、そのためには今後用途をはっきり決めたところで、いろんな基準に沿った整備をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 84 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 85 ◯13番(牛島重憲君)  1項目についての質問事項が多かったので、それに対する親切な御回答をいただいて、大変ありがたいと思っておりますけれども、あと1つ、3項目を残しておりますので、私のほうも現状の報告など含めた回答をいただきましたので、これだけはというのが、あと1つ、2つありますので、それだけお伝えしたいと思います。  1つは、一番最初の上水道と下水道の関係等については、今から進められることでもあるし、東部水道企業団との関係から多額の金額がかかるんだなというのはわかっております。  2番目のトイレの改善等については、どうしても長期間におけるイベントやらなんやらをやるときに、確かに言われるように、管理棟に7人槽、倉庫との間に21人槽、芸術館棟にはくみ取り式の便所があります。それ、現状はそうなっている。そいけん、それの便所の管理委託については、確かに法手続上は処理装置のところだけはせにゃいかんとなっています。しかし、蒸発散式、自然界で発散するような施設、これはそこをどう発散しているのかという管理までせにゃいかんとなっているそうです。今まで、あなたのほうは、業者に言わせると、アサヒコーポレーション時代から一回も見たこともないと、そういうものを委託していないがいいわけじゃない。蒸発散式単独浄化槽は、そこまで管理することになっている。その水が下に流れるわけで、その流れるということは、石貝団地、千栗があって、それぞれ河川に流れる。その管理は当然すべきだということで、蒸発散式単独浄化槽というものの許可はあっているそうです。だから、そういったことも十分考えてやるべきじゃないかと。  それから、くみ取り式は、正直言うて早くやめなさい。もうそれは、お客さんを呼ぼうかというときに、みんな公共施設の中で、くみ取り方式をまだやっていますというわけにはちょっといかんでしょう、今から先の話として。そういったことを考えておる。  それからもう1つは、道路の幅員の件。先ほど指摘されておる、やはり出入り口が小さくて自動車も入らないのでというふうな報告書の中のあの中に入っております。そういったことがありますので、私が申し上げたことは、もう少しそれぞれに時間をかけながら、やりとりをし、ぜひやっていただきたいと思っておりますけれども、やっぱり私は4番目に出しております、条例、規則を来年の3月議会に提出したいということですから、それらに向けて提案されたときに、また議論をさせていただきますので、膨大な金がかかるということは承知しております。だからこそ、早目にしなければ、一挙に解決するというわけにはいかんでしょう、耐震性の問題にしてもね。いろんな関係がございますので、どれをどうするかは選択をしていくのか、執行部側の考え方の中、これからイベントをする内容を含めて取り組んでもらって結構ですので、条例、規則、要綱等を早く取り組まれてやるようにしたらいかがかということを申し上げたい。  あえてもう1つ言わせてくれるなら、時間がありませんけれども、消防の関係は、やっぱり公共施設ですから、その中に緊急の場合は60トン分のプールの水がありますからいいという話にはならんでしょう。やっぱり自前として、どういった消火栓をするのか、消防ポンプ、防火用水をつけるのか、防火用水も大変だろうなと西消防署も言っておりました。しかし、そういったものは、やはり公的な施設を守るということ、生命、財産を守るという意味からするなら、やはり人後に落ちない施設を配置してほしい、設備してほしいということを2回目の質問として申し上げますので、手短に回答してください。あと20分しかございませんので、よろしくお願いします。 86 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 87 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  まず、蒸発散式の管理につきましては、私も第一環境のほうに確認をしましたところ、先ほど申し上げましたように、要は処理槽から先については、通常の放流先というような捉まえ方らしいです。ですから、現在、言うなれば河川とか水路とか、そういったものと同様の取り扱い、今の現状の法律ではですね、そういうふうな取り扱いになっているということで、議員おっしゃいますように、蒸発散式まで一緒に管理をするほうが、それはもうよりベターだというふうなことは聞いておりますけれども、その辺について、今後、第一環境のほうができるのかどうか、その辺まで含めて検討させていただきたいというふうに思います。  それから、くみ取り式、それと道路の関係、それから消防施設につきましては、用途等が決まれば、それぞれに応じた施設の整備が必要となってまいりますので、その中で順次検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 88 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 89 ◯13番(牛島重憲君)  用途を取り決められ、要綱、条例などをつくるときに、またそういったことを考慮しながらやっていただくということですので、次回を待ちたいと思います。  最後の3項目に申し上げております内容等について質問させていただきます。  まちづくりは、四季折々の樹木や草花が根づく施設づくり実行に向けた施策について計画表を明示してほしいと私は申し上げておるのは、5月28日に第1回活用検討委員会が開かれております。その中で、子育て、まちづくり、婚活を掲げられておりますが、それぞれの具体的な利用プランについて、お聞かせ願いたい。  私も、まちづくりの地盤づくり等の一つとして、先ほども回答いただきましたように、みやき町のランドマークとして楷の木をということで、前の議会のときに紹介をさせていただきました。ぜひこのことについては、それ以後、PRになるかしれませんけれども、石貝区の皆さんたちにおいても、そのまちづくりの一環事業として、さらなる皆さんたちの御協力をいただきたいということで、楷の木の消毒だとか、楷の木の周辺の草刈りだとか、景観事業として垣根の剪定などを行っていただきました。前とは大分違うように、楷の木を注目していただけるような状況になりましたので、みんなの力が、徐々にですが、盛り上がってきていると私は思っておりますので、今後に向けた取り組みも御協力いただきますようにお願いをして、1項目。  2つ目には、すばらしい景観をさらに啓発を行い、利用人口の増に向けた施策を明らかにされたいというふうに私は2つ目を申しておりましたけれども、この、先ほども申し上げた今後の利活用に関する調査総括の資料の中に、3つの今後の課題とした一節に、次のように課題について述べられております。恐縮ですけど、短いので読み上げておきますが、執行部の回答をお願いいたします。「新年度、24年度は、まだ子育て支援など新たな取り組みを計画されているが、数多くの町民が集う交流の拠点という考え方から言えば、必ずしもそうとは言えず、一部限られた人々の集まりだけになりはしないかと危惧、懸念がある」というふうに展望の中にうたわれております。この資料の中にそれをうたってあるわけですね。  この中で、もう1つのin四季彩の丘みやきのプランニングの中では、3つの項目をやっていく中で、子育て、まちづくり、婚活に向けてそれぞれの具体策についても、事実上は検討、こういうふうにやっていきたいというのを検討委員会に提示されておるわけですね。私の勘違いかもしれません。理解度が足りないかもしれませんけど、先ほど言ったように、読み上げたように、危惧がある、懸念があるという事象は、にもかかわらずin四季彩の丘、24年度でしょう、24年度のプランの中で、こういうものをやっていきたいと言わずに、24年3月に出した調査研究資料の中では、ちょっとまずいんじゃないかという指摘をされています。同じものを読みながら、どういうふうに判断していいか戸惑いました。私の理解度が足りないかもしれんけれども、もしよければ、この辺を十分精査した上で、言葉はちょっと失礼な言い方になるから差し控えたいなとは思いますけれども、この場で検討してもらうこと、ちょっと時間的に余裕もないでしょうから、考え方としては、私は検討委員会なるものがあるわけでございます。メンバーを見ればすばらしい人たちも参加されておりますので、そういった方々に失礼のない、今の私のように、いや、それは違うぞと言われるかもしれませんけれども、もし私と同じような疑問を持っている方がいらっしゃったら大変申しわけないんですが、私のほうから一応指摘をしておきたいと思います。  だから、できるなら早目にまとめていただいて、いずれかを統一した内容なのか、それぞれに独立した内容なのか、その辺を精査した上で御回答いただければと思いますので、もう時間が15分ぐらいしかありませんので、もしそういったものを、どういうふうに取り扱うか御回答をいただければ、お願いしたいと思います。 90 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 91 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  3項目めの牛島議員の御質問にお答えします。  まず、1項目めのまちづくりは四季折々の樹木や草花が根づく施設づくりに向けた施策についての計画表ということでございますけれども、今年度の活用プランにも書かれておりますとおり、特産品の開発とか、おもしろ散歩道などの利活用について、調査研究を行ってきております。特産品の開発につきましては、これまで、23年度までの食の取り組みの中でJAさが東部地区トマト部会に御提案等を行いながら、みやき町のブランドトマトであります感激73を使用したトマト酢、トマト酢ヨーグルト等の開発が行われ、現在、商品化をされております。そうしたところで、特産品の開発はこれまでも行っておりますし、また、今後につきましても、地元企業や大学等との連携を図りながら、現在、共同研究について検討を行っていきたいというふうに考えておるところです。  また、おもしろ散歩道等の施設の活用につきましては、既に敷地内の樹木調査を完了して、希少価値の高い樹木の選定を行い、名板等の設置を行うこととしておりますし、また、敷地内の草花のゾーニングについても、来年度、検討していきたいというふうに考えております。  また、周辺地域とのコラボということで、現在、各区から名木百選等の御推薦もいただいておりますので、その辺につきまして、現在、取りまとめを行っておりますので、今後、選定を行いながら、周辺の、先ほど冒頭申し上げました千栗神社なり楷の木等々のコラボというような形で検討していきたいと思っております。  それと、施設につきましては、現在いろんな形で利用しておりますけれども、これにつきましても、また別に大学等との連携を図りながら、四季彩の丘みやきを一つのキャンバスというような形で、芸術性を取り入れた施設の整備等を検討いたしておりまして、樹木や草花とのゾーニングとあわせて、華やかさと美しさとが融合した施設整備というようなことで現在考えておるところであります。  それと、2項目めの利用人口増に向けた施策を明らかにしていただきたいという中で、23年度の今後の課題の中で、一部の限られた人々の集まりになりはしないかとの危険、危惧があるというような文章と、今年度の子育て、婚活等々のそごというような御質問だと思いますけれども、23年度までのこれまでの食、文化、自然の中でやってきたこと、それを受けまして、今回、この今後の課題ということが出てきておる、それは間違いございませんが、この中で危惧をされておりますように、今回、24年度は婚活、子育て、まちづくりというようなことで中心にやっていくというような事業計画の中で、この3つだけに特定していくと危ないんではないかというような提言をいただいておりますので、現在、まちづくりの中でこれまで取り組んできた食、文化、そういったものも取り入れながら、これまでの事業を引き継ぐというような形で、現在、利活用をしているところであります。  ただ、スタッフ等も、その当時は10名程度おりましたけれども、現在4名しかおりませんので、毎月、これまで6月から利活用しておりますが、それぞれ料理教室なり、文化展の展示等々も取り入れながら、これまでの事業を引き継いだ形で、婚活、子育てに限定せず、多くの方に来ていただこうというような取り組みを行っているところです。  以上でございます。 92 ◯議長(古賀 通君)  牛島議員。 93 ◯13番(牛島重憲君)  1項目については、これから先のことも含めてですから、とやかく言う段階ではないかなと思います。  2項目に指摘したのをちょっと端折っておったので、この文章の理解というのがわかりませんけれども、委員会の中に、資料2としてこれが出されているんですね。資料3として、同日に出していらっしゃるわけね、資料を。そうすると、資料2については、同じく24年3月日付でまとめられて提出されておる。これは何日かということはわかりませんけれども、5月28日の委員会のときに出されておるわけです。このときに、もう既に先ほど読み上げたように、新年度、24年度についてというところから、資料を出しておるがということは、このことを見た上でしか発言ができないでしょう、そういう言葉は。そしたら、こっちで先に出しとって、こっちで前の月、2カ月前のでは断っているんでしょう、内容を。  時間がないからね、何回も申し上げるように、一部限られた人々の集まりになりはしないかと危惧、懸念がありますと、このやり方ではと言っているわけです。今、回答では、今まで21年から23年までずっとやってきて、膨大な資料をした、金額にして相当数の金額をかけながら調査研究もしてきた。そして、まとめた。しかし、また改めて24年、子育て、まちづくり、婚活をやりたいということ、まだそこができなかったから、それまで全部調査した上でまとめるということなんですか。その辺がわからないから、ちゃんとしてくださいと言っているんです。  もう、いっぱいあるじゃないですか。だから、そういったものを整理していくために要綱を早く決めなきゃ、用途を決めなきゃだめだということなら早く決めて、やれるものからやっていかないと間に合わないだろうと。  あと、費用は誰が出すんですか、今度は。23年度で一応終わっているんでしょう、形上は。東北震災絡みの金があるので、それを利用して、今現在の調査していただける方を活用しているんでしょう。24年度の予算になると、単独でそうしたものを経費をどうするのかという議論が出てくるんだから。用途も決まっていないから、用途を決めるための調査ですという理屈はあるけれども、24年度24,000千円かかっとっですよ、今度かけているんですよ、今。それでまた25年度も27,000千円かけて、何を得るんですか。もう既に23年度いっぱい、頑張ってこんなに大きな資料を出しているじゃないですかと。もうそれで十分ではないかというのが私の考え方です。  ということで、あと7分しかありませんけれども、御回答いただければ、何を言っているかわからんで、回答わからんということかもしれませんけれども、あえてお願いします。 94 ◯議長(古賀 通君)  寺田企画調整課長。 95 ◯企画調整課長(寺田 晃君)  議員おっしゃるように、食、文化、自然につきましては、23年度で終了をし、現在お手元にあります総括をいたしております。それはそれとしながら、24年度につきましては、この婚活、子育て、まちづくりというような事業を中心に行うというような方針が決定をなされておりますので、その中で限定された人たちだけの利活用ではいけないんではないかというような提言を踏まえて、現在、まちづくりの中で、これまでの事業も少し取り入れながらやっていると。ですから、事業としては、食、文化につきましては一応23年度で終了、24年度につきましては、婚活、子育て、まちづくりを中心とした事業を行っている。そして、その後、これまでの23年度までの事業と本年度の事業を総括して、今後の施設の利活用について整理をするための資料としたいというふうに担当課としては考えております。  以上です。(「わかった」と呼ぶ者あり) 96 ◯議長(古賀 通君)  いいですか。(「はい、終わります」と呼ぶ者あり)  それでは、以上をもちまして、通告第3号、13番牛島重憲議員の一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(古賀 通君)  休憩いたします。  次、14時30分再開です。                 午後2時15分 休憩                 午後2時30分 再開 98 ◯議長(古賀 通君)  休憩中の本会議を再開いたします。  通告4号、17番益田清議員の一般質問を許可します。益田議員。 99 ◯17番(益田 清君)  平成24年第4回みやき町議会定例会におきまして、一般質問を行います。  私は1点だけ質問をいたします。障害者控除認定書の件についてでございます。  介護認定者への障害者控除認定書発行についてでございます。  65歳以上で障害者手帳を持っていない方への介護保険の要介護者の障害者控除対象者認定、実施について伺います。  平成20年度の所得にかかわる所得税と住民税から申請のあった一定以上の介護保険の要介護認定者に障害者控除を適用するとしていました。みやき町例規集10,000ページ、みやき町障害者控除対象者認定実施要綱にその対応と申請が示されております。これまでは障害者控除を受けるためには医師の診断が必要でしたが、診断がなくても介護保険の認定情報から認定されることになっております。  平成18年度に税制改革が行われております。公的年金控除の縮小、老年者控除の廃止、65歳以上の非課税限度額の廃止により税金が大幅に引き上げられ、介護保険料、国保税なども大幅に引き上げられております。この負担増の中で、この制度は介護認定者及び家族にとっては大歓迎されているところでございます。  そこでお尋ねしたいのは、1)障害者控除対象申請者が一定基準以上の人となっていますが、一定基準以上というのは具体的にどういうふうなことを指しているのか、お尋ねしたいというふうに思います。  認定対象者はどの程度おられるのか、伺いたいというふうに思います。  2つ目は、現在、平成23年度というふうになりますけれども、要支援1、2、要介護1から5に対して、この適用を受けておられる件数はそれぞれ何件で、全体で何件交付されているのか、伺います。  3)周知徹底については、どのようにされておられるのか、お尋ねするものでございます。  以上です。よろしくお願いします。 100 ◯議長(古賀 通君)  山崎地域包括支援センター所長。 101 ◯地域包括支援センター所長(山崎宏敏君)  それでは、17番益田議員の御質問にお答えいたします。  介護認定者への障害者控除対象者認定書発行につきましては、平成20年10月15日告示第96号、みやき町障害者控除対象者認定実施要綱に基づきまして、障害者控除対象者認定書の発行を行っております。認定対象者につきましては、町内に住所を有する65歳以上の者で、障害者と特別障害者に該当する方であります。
     議員御質問の介護認定者への発行件数、それと周知をどのようにしているのかという御質問だと思いますけれども、発行件数につきましては、23年度で34件を発行しております。周知につきましては、介護保険課から初めて介護認定を受けた方に認定書と一緒に所得税、住民税の障害者控除対象者認定書の交付についてのチラシを同封しております。また、更新される方につきましても、同様にチラシを同封して周知徹底を図っているところであります。町民の皆様方には確定申告時期に向けて、来年1月のみやき町広報紙に掲載予定であります。  それから、24年度の11月末現在の要介護認定者の中で障害者控除対象者の認定基準に該当する方につきましては、全体で464人該当する方がおられます。  以上、答弁を終わります。よろしくお願いいたします。 102 ◯議長(古賀 通君)  益田議員。 103 ◯17番(益田 清君)  今、464人の該当する方がおられるというようなことですが、実際は34件ということですよね。これは23年度、12月31日現在で34件ということで、現在は464人の該当する人がおられるというようなことで、このことについての周知徹底はどうされているのかということが本題なんですよ。  私が最初質問していたのは、要支援1、2、要介護1、2、3、4、5、それぞれ何名、何件発行されているのか、34件のうち。これ答えておられないんですよ。これちょっと答えていただきたいというふうに思います。  それで、本来この介護保険というのは認定が必要ですけど、認定を受けるということは自立ができないということでしょう。自立ができないということは、当然ながらこれに該当してくるのではないかというふうに思うわけですよ。だから、一定基準以上のですね、一定基準以上とはどういうふうな内容なのかということを質問しておりましたけれども、答えられていないわけです。  1週間前、こういうふうなお知らせが来ておりました。要介護2の方でございました。これはどういうことでしょうかというお問い合わせでございました。障害者控除の対象ですから、これは申請してくださいと、おたくが包括支援センターに連絡して、認定を受けるようにしてくださいと私は言いましたけれども、しかし、こういったお知らせが来とったけれども、どうしたらいいんでしょうかというふうなことでの質問でした。ですから、本当に該当者であるなら、やはり申請書も添付して、その申請書を窓口に出してくださいというぐらいの、そういったことが必要なんじゃないでしょうかね。ただお知らせしたと、お知らせしたでは、やはりいけないのじゃないでしょうか。  前回もこれ私、21年6月に同じ質問をしていました。21年6月の質問においても、400人ほどが該当者ですというふうな前の古賀課長の答弁でした。ですから、今回も464人でしょう。私が質問したときにはそれはゼロ件です、当然。20年10月15日から始まっているというようなことでですね。ですから、どういうふうに周知徹底されるのか。広報も私、見てみましたけど、1回載せたっきりですよ、21年度でしたかね。22年、23年の広報は載せていません、これは。こういった申請、認定書の発行が可能ですよというお知らせはしておりません。  これはある自治体ですけれども、こういうふうな要介護認定控除者に対する障害者控除の事務処理要領というのを作成して、認定申請書を同封してお知らせするというふうなことをやっているわけですよ。その中では、要介護度1から3は普通障害者、4、5は特別障害者というふうなことでお知らせして、申請書を添付して該当者に送付されております。  そういうことできるんじゃないでしょうか。申請書を最寄りの校区の窓口に出してくださいと言えば、それでいいわけですよ。それか包括支援センターの職員の人に渡してくださいと言えば、それで対応できると思うわけですよ。そして、その方が実際障害者手帳を持っているかどうかというのは、それはわかるはずです。だから、そういう措置をやられて、これは進めていくべきではないでしょうか。  なぜかといいますと、先ほど言いましたように、税制改革ということで、平成18年6月に質問でも述べたように、公的年金控除縮小、1,400千円から1,200千円になって、200千円控除が縮小したというのは、これは200千円収入がふえたという結果になっているわけですよ。こういう税制改革をやられていますよね。そして、老年者控除の廃止、65歳以上の非課税限度額の廃止、これに基づいて、これまで税金がかからなかった方が税金をかけられる、そして各種の受けられていたサービスが受けられなくなっている方もたくさんおられるわけです。どういうふうになっているかというと、平成17年度、夫、年齢65歳以上の年金収入2,450千円、妻、所得なし、社会保険料180千円と仮定した場合、17年度は町県民税、所得税、国保税、介護保険料が240千円から20年度は350千円になっております。2,650千円の場合、同じ条件で17年度280千円が20年度は400千円になっておるわけですよ。これだけ一般の人は負担がふえる、老夫婦の場合ふえている。介護されている人はもっとひどいわけですよね、負担が。ですから、税法の改正がやられて、このことにつきましては、この準ずるという形で介護保険が対象になって、このような要支援、要介護の方たちに対しては、届け出れば一定基準以上の方は認定されるというふうなことでしょう。になっているわけでしょうが、税制改正がなされて。ある自治体については、そういう措置をやっていると。ある自治体についてはお知らせするだけ、あとは知りません。認定を受けられますよとお知らせするだけ、これでいいんでしょうかね。税法の改正があってやらにゃいかんというところで、そこに差が出ていると思うほどの熱心さなんです、差が。これ厳しくなった、家庭が。本当に厳しいですよ、介護認定されておられる世帯はですね。それに対して何らかのそういう恩恵というのもあっていいんじゃないかと、私は大いにそれはプロモートをもっと促進すべきじゃないかというふうに思うわけです。その点どういうふうにお考えなのか。  何で34件なのか。464人も該当者がおって何で34件なのか。町が損するけん、もうしんさんなと言わんばかりじゃなかですか。こういうことではやっぱり暮らしていけないと思うわけですよ、少しでも町の姿勢を示さなければ。今、定住促進とか言いますけれども、住みたい町にしていく、それは若い人たちだけじゃない。もちろんこれは本人だけじゃありませんよ、扶養親族の方もこれを活用できますからね。そういうことをやっぱりやって、そして、あっ、町はしっかりやっているなと、行政はしっかりやっているな、住民のためにやっているなというふうに誠意を見せていくべきじゃないでしょうか。  そういう点で、どのようにこの問題についてもっと促進できるような対策を出されるつもりなのか、私が今言ったように、申請書を添付して一緒に送付すべきじゃなかかということですよ。そういうことですので、ひとつよろしくお願いしたいということです。 104 ◯議長(古賀 通君)  山崎地域包括支援センター所長。 105 ◯地域包括支援センター所長(山崎宏敏君)  2回目の益田議員の御質問にお答えいたします。  まず、障害者手帳とか療育手帳を持っていない65歳以上の方で、介護認定時の資料に記載されている身体の状況が寝たきり高齢者、知的障害者、また身体障害者に準ずる基準がある人が該当になりますけれども、介護認定を受けていない人には医師の証明が必要になります。  先ほど質問がありました34件の内訳ですけれども、これは23年度で34件発行しておりますけれども、要介護2の方が1人、要介護3の方が13人、要介護4の方が8人、要介護5の方が12人であります。  それから、一定基準につきましては、障害高齢者の日常生活自立度の判定基準、これ寝たきり度ですけれども、それと認知症高齢者の日常生活自立支援判定基準に基づきまして、認定書を発行しておるところでございます。  以上でございます。 106 ◯議長(古賀 通君)  岡民生部長。 107 ◯民生部長(岡 耕司君)  2回目の御質問の補足として、私のほうから2点ほど御答弁申し上げたいと思います。  税制改正についての議員御指摘の介護者は非常にきつい状態にあるということの御質問でございますが、何分、税制は国のほうで諮問して答申が受けられ、そしてそれを地方のほうに発信するという制度になってございますので、なかなかそれに即応することが市町村では困難かと思います。  それとあと1つ、こういう弱者に対して優しい介護のお知らせをするべきではないかということでの御指摘でございます。そういった御指摘も私ども重々承知をいたしております。やはり障害のある方に優しいまちづくりをして、議員御指摘のような定住対策にも努めたいというふうに考えております。  こちらの周知につきましては、介護保険課と十分いろんな協議を重ねながら、どういう方法でやれば漏れ者が少ないかということで包括支援センターのほうで中心になって、その論議も進めておりますので、今御指摘がありました申請書の同封につきましても、介護保険課のほうと調査研究をさせていただきたいと思います。郵送等の配布にもなりましょうし、その重量等にもまた変化もあることだと思われますので、包括支援センターのほうで今の御意見をお伺いしましたので、それをいただいて、包括の組合の内部と協議をして検討させていただければというふうに考えております。  以上です。 108 ◯議長(古賀 通君)  益田議員。 109 ◯17番(益田 清君)  この申請書というのは例規集の10,000ページの要綱の中に載っておりますので、こういう形で医師の診断は要りませんよというふうなことになっておりました。そして、介護保険の認定番号だけ書けばオーケーですよとなっておりますので、だから、そういう形でそういう申請書を該当者には配布すると、そしてこれを円滑にひとつ進めていただきたいということです。  介護保険全体の問題というふうに捉えておりますけれども、それぞれの町で独自の定住対策ということで、うちも力を入れてやっておりますので、独自の考えを進めてもいいんじゃないかなということだというふうに思います。  それで、今言われたように、この間、21年6月に質問したときには、要介護度4と5は全員ですよと私は伺っておりました。しかし、今8人と12人、あっ、3、4、5はほぼ全員ですよということを言われておりました。ところが、これ13人、8人、12人というのはとても少ないんですよね、これ先ほどの繰り返しじゃないけれども。認定書発行できますよと知らせながら、されていないわけですよ。要介護2は1件だけ。これ要支援と要介護1、2、3、4、5となっております、要介護等の状態というのは、申請の中身がですよ。ですから、やはり周知徹底せにゃいかんし、また、介護者本人とすれば、なかなか字を見たりするのは大変ですよ、自立できていない人は。字を読めと、介護認定って何じゃろうかと、こうなります、年配の人は特に。旦那さんが寝たきりという方の奥さんはもう70代、80代ですからね、何じゃろうかになるわけですよ。ところが、この控除は家族も適用されるわけなんです。だから、私が言っているのは、何で広報にもっと知らせんとですかというわけです。みやき町広報があるでしょうが。12月31日付で介護度何の人は該当しますよと。そして、そういう方は申請書が添付されておりますので、その申請書に基づいて最寄りの校区の窓口に出してくださいというふうに広報の中にお知らせせにゃいかん。これに載っとるのはそういうことなんですよ。だから、その点について、やはり真剣にされてほしいというふうに思います。  今度4月に介護保険料が上がりまして、介護保険料も上がったもんねと、上がった人は11%上がっていると思いますよね。そして、年金が下がったもんねと、どんどん引かれて、生活されんもんねと、こういう会話ですよ。だから、今言ったように、17年度から21年度、国保税の引き上げが行われております。もう負担ばかりなんです。だから、やはりそこら辺も、それは国がやったことけん知りませんよじゃなくて、それだけ住民の負担が大きいから、やはりそれに対して心を寄せて、ひとつこの該当者については申請書を添付され、そしてスムーズにその方が認定書の発行を受けられるような措置をお願いするものでございます。 110 ◯議長(古賀 通君)  山崎地域包括支援センター所長。 111 ◯地域包括支援センター所長(山崎宏敏君)  3回目の益田議員の御質問にお答えいたします。  先ほど23年度34件発行しておりますけれども、これはあくまで申請主義であります。申請された方が34件該当されたということでありますけれども、これ周知につきましては、先ほど申しましたが、介護保険課のチラシ、それと1月の広報紙に載せるようにしております。中身についてですね、さっき言われたような中身についての説明を広報誌に載せるようにしております。  それから、包括でのいろんな会議がありますけれども、その会議の中にもこういった制度があるからということで、今後も周知をしていきたいと思っております。その障害者控除対象者のPR等の周知徹底を図っていきたいと思っております。  それと、介護保険課におきましても、そこら辺の周知の仕方を何かできないものか、検討していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 112 ◯議長(古賀 通君)  以上をもちまして、通告4号、17番益田清議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれをもちまして散会いたします。御苦労さんでした。                 午後3時 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...