また、先日見ていただいた信号機についても、時間帯によっては非常に見えにくくなりますので、新型に改良していただき、現在の押しボタン式も半感応式に改善していただくよう強く要請をいたします。
第3項目めは、切通川に橋の新設をぜひお願いいたします。
この件については、
末安町長には既に働きかけをいただき、よい反応で非常に前向きな御答弁をいただけたとお聞きいたしております。この地区は、
中津隈西区内の
石橋地区です。
石橋地区は、
北茂安校区の中でただ一つの陸の孤島です。ここに橋ができることが
石橋地区住民の最大の願いです。
石橋地区住民の今までの御苦労、御不便を思うとき、一日も早い着工と一日も早い橋の完成を願うものです。
なお、この橋につなげた道路が東に延ばされることにより、今後のみやき町の発展に最も大きな効果を上げることにもなります。まずは、いっときも早い立派な橋の完成をお願いいたします。
第4項目、
下水道事業についてお伺いをいたします。
供用開始が18年度の6月ごろとなると
公共下水道の
加入申し込み及び家庭排水から引き込み升までの工事の準備というか、説明が行われるのも近いと思われますが、どのように進められますか。
下水道の加入金については、各戸により金額に差があっても、その説明に御納得いただくことにそれほどに難しいことではないかもわかりません。しかし、家庭の排水管から引き込み升までの工事費については、誤解というか、よく御理解をいただいていない面が多分にあるようです。
と申しますのは、北茂安町最後の町長選挙において2名の立候補があり、1人の候補者の後援会が発行されました後援会報に「
公共下水道事業は個人負担はゼロ円です」と報道されています。その結果、見事に町長に当選され、
北茂安町長をことし初めまで2年半務められました。それらの事情等もあり、町長の公約であるかのように誤解されている点があります。赤司町長であったら
公共下水道はただでできたのに、
末安町長になったばっかりに大金がかかると大変な間違いをされては大変です。執行部はもちろんですが、所管の課におかれましては、全力を挙げてこのような誤解を払拭し、正しく理解していただくように努めてください。強く要望いたしておきます。
これで私の一般質問は終わりますが、あとは自席より質問を続けさせていただきます。
4 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
5 ◯町長(末安伸之君)
おはようございます。通告第13号、25番
原口議員の御質問にお答えをいたします。
まず、御質問の
北茂安三田川線の
道路整備についての御質問からお答えをいたします。
9月議会でも御質問がございましたので、
県道北茂安三田川線の改良工事につきまして、まず県の方と協議を開始しましたところ、平成14年度に一
たん東尾交差点から小学校までの約 700メートルの区間の調査費を県として計上されておりましたが、測量同意について地権者数名の方の同意がとれないという中で予算が流れた経過がございました。その後、その進捗状況、今後の計画についてということで協議をしましたところ、白紙状態であるという回答を受けましたので、これらを推進するためにどのような体制を町としてつくっていったらいいかという御相談をさせていただいたところであります。
その結果、今、官民共同ということで住民の皆さんと行政が協力し合って行政を推進していくことで行政の発展を目指そうということが各地で図られておりますが、県としても、すべて県が事業計画をし、交渉から実施まで行うことには時間もかかるし、過去非常に計画倒れというケースが多々あったという中で、モデル的に町と県が協力してその役割分担を明確に区分しながら協力し合うことで
予算復活折衝を本課としてみようという協議を所長の方から御提案いただいたところであります。
よって、みやき町としてその協力体制、いわゆる地元で
推進体制を組織化して、地元の測量同意や
地権者交渉、住民の方の理解を得るまでは町の方ですべて責任持って行いますと。それらの条件が整った段階で県当局に御提案をし、県はそれについて具体的に数値目標、計画年次を明確にして事業の推進を図ろうということを県内でモデル的に行うということで協議をしました結果、さきの12月7日に
県道北茂安三田川線の
改良推進協議会を設立させていただきました。これには関係7地区、中津隈から千
栗交差点までの7地区の区長さん、そして、議会の4名の推薦をいただいた方々で組織化をさせていただいたところでございます。
この協議会につきましては、先ほど申し上げたように、上峰町境から千
栗交差点までの自
歩道設置を含めた道路改良と、
東尾交差点の
改良推進を目的として地元の
対策等推進体制の強化を図ることを目的としております。
その結果、所長にも来賓でお越しいただき、そのことについて御説明をしていただきましたので、委員さんはその
事業推進の新しいやり方について御理解をいただいたものと思っています。
その結果、16年度中に調査費を復活していただくことで話はさせていただいております。近々にその測量の入札を実施されるということまで報告を受けております。それは、まずは
東尾交差点 700メートルの区間の中で同意が困難なところがございましたので、その区間を数校区に分けて可能なところから測量をし、実施をしていこうということで協議を開始しております。本年度中にスムーズに先ほど申し上げたように
推進委員会の方の御理解をいただきながら、測量同意がとれましたら、直ちに県としては入っていただくように確約をいただいているところであります。
そして、
東尾交差点区間を5カ年計画で県としては計画年次を示しますという回答をいただいておりますので、そのためにはみやき町として条件整備をすることが一つの条件となっております。住民の方の御理解と
関係地区の推進員さん方のお力をぜひともお願いしたいと思っております。
なお、西尾橋の2名の地権者が未交渉でありましたので、これにつきましては、県の方から相談を受けて、早速
地権者交渉に町としても私としても行ってきまして、お二人のうち1名は交渉が成立しました。もう一人の方も河川改修とあわせて交渉を開始しているところであり、ほぼ同意を得られるところまで来ております。
続いて、あわせて東西の
中津隈地区におきまして、保護者の方が大変御心配をされているということで、その
中津隈公民館の方にもお伺いしまして、その実情を短時間でありましたけれどもお聞きして、現地を教育長と一緒に
関係地区の区長さん方、
教育委員会、建設課と一緒に歩いてみますと。歩いた上で判断をさせていただきたいということで、実際、その通学道路の中津隈から板部の間を歩いてみますと、よく大きな事故というか、いつとうとい人命が失われてもおかしくないような非常に粗悪な環境であるということを痛切に感じたところであります。
早速県当局と協議をしまして、県に要望書も出し、県の方から現地踏査をしていただきました。県としても同じ認識で、この東部地区の中で
北茂安三田川線が交通量についても3番目だということです。その割には道路環境が一番粗悪であるということで、最重要課題として県としても認識をしている。しかしながら、今日まで関係の同意がなかなか得られないというか、そういう町としての
働きかけ等についての経緯についてもお聞きしましたが、いずれにしましても、今後は町が責任持ってその
推進体制を強化しながら、地区の方々の御理解を得て条件整備をしますので、何とか整備をお願いしたいということを申し上げました。
恒久的な計画になると長期間かかりますので、とにかく中津隈の通学道路というか、片側歩道もありませんから、局部的な整備だけでもお願いしたいという協議を開始し、そのことについては、早速3カ所、最も危険と思われるところの局部改良についての検討を開始していただいているところでございます。
今後とも地区住民の皆さんの協力をいただきながら、みやき町の重要な幹線道路でありますので、その推進につきましては住民の皆さんと一体となって、また、12月7日に設立しました
推進協議会の皆さんと継続的に積極的に
提案活動を開始させていただきたいと思っております。
早速また年明けについて
推進協議会で報告をさせていただき、
提案活動を開始いたす予定といたしております。
続いて、3番目の切通川に橋の新設を、
石橋地区の橋の新設についての御質問にお答えをいたします。
現在、潜水橋の
一本橋形態でございますので、出水期には通行不能となっておると聞いております。私も現地を踏査しましたけれども、橋としての機能は十分果たしていないという認識をいたしましたので、11月2日に
鳥栖土木事務所に、
関係地区の区長さんに同行していただきまして、これは
北茂安校区のすべての県に対する要望等を取りまとめて提案、要請活動を11月2日に行いました。その中の一つとして
石橋地区の橋梁についても要望で掲げておりますが、早速上峰町とも協議を開始しまして、上峰町としてはみやき町と上峰町の一つの交流、そしてまた、発展のためには欠かせないという共通認識をしていただきましたので、あとは
河川管理者である県とも今協議を開始しているところでございます。まだ県としての回答は具体的にいただいてはおりませんが、
年明け早々に改めて
提案活動をいたし、一定のめどは立てたいと思っているところでございます。
続いて、
公共下水道についての御質問にお答えをいたします。
加入金についての御質問ですけれども、
下水道事業では整備を行うことにより、生活環境の利便性や快適性が向上することにかんがみて、一定の受益を受ける方々に対して事業の一部を負担していただくということにしております。
この
受益者負担につきましては、合併前の旧北茂安町では既に条例が制定をされております。3月の合併と同時にみやき
町公共下水道受益者負担金に関する条例として制定をされておりますので、それは旧北茂安の条例内容と一緒です。その中では、
受益者負担金の計算方法につきましては、1平米当たり 300円に土地の面積を乗じて得た金額に30千円を加算した金額で、一般住宅の場合は 180千円を限度として負担していただくことということで条例が制定されております。これは旧北茂安町で制定されておりますので、当然議会の議決もされており、住民に対して十分説明責任は果たされていると思います。
その中で、
下水道負担金がゼロになるというお話も実際ある地区からお伺いをしまして、説明を求められたことがあります。しかし、私としては、これは既に北茂安で条例化されていることだから、あえてみやき町としてなぜゼロにならないかと言われても、私としては首をかしげると。そのチラシも見せていただきましたけれども、確かにゼロにしますということを書いてあったんですけど、その後、訂正文を出されているということで見せていただきました。住民の方は 180千円を限度に負担をしていただくことについては、私は御理解はしていただいているものと思っております。
以上、1回目の御質問にお答えを終わります。
6 ◯議長(碇 長吉君)
原口議員。
7 ◯25番(
原口喜典君)
まずは第1回目の御回答、ありがとうございます。
この
北茂安三田川線につきましては、佐賀県におきましても非常に重要な事業であると思います。しかし、我がみやき町におきましては、みやき町のど真ん中を東西に走る最も重要な道路でございます。この
北茂安三田川線の
道路整備をすることが県にとっては県東部の発展、ひいてはみやき町の発展に大きくつながっていくものでございます。早期の着工と早期の完成に向けて一段の御努力をお願いしておきます。
8 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
9 ◯町長(末安伸之君)
御意見のように、みやき町の
地勢的中心は北茂安でありますので、現在の庁舎を核とした新たな再整備を図る必要性があるという認識のもとに、その
東尾交差点改良について過去計画があったということを知りましたので、県の方に確認しましたら、14年度に予算が流れているという状況から今日に至っているところであります。
この
交差点改良は当然、
県道北茂安三田川線の整備は我が町にとっても欠かせない事業であるということで、最重要課題として私もとらえております。あわせて
東尾交差点改良は、今後の中心である北茂安の再開発というか、町勢振興を図る上での新たな計画もしていかなければなりませんし、その意味では重要な問題であるということで、当初は東尾区間だけの
推進協議会を設立するよう考えておりましたが、中津隈の方からの御要望をもとに現地を踏査しますと、全体的にその自
歩道設置等もありませんから、住民の方や学童の方の利用には大変障害が大きいのではないかということで、全体的な事業促進に取り組むということで、先ほど申し上げたように協議会を設立させていただきました。
これは継続的というか、短期間で幾度となく
提案活動を強く行っていく予定としており、なお県としましても、みやき町に対します
合併支援チーム、これについても
土木事務所にその担当を置いていただいておりますし、そして、担当課長、担当係長もすべてみやき町の職員を配置していただいておりますので、大変以前の県の対応とは違った、スピーディーというか、迅速な対応をしていただき、ほぼ要望したことについては積極的に対応していただいておりますので、この
北茂安三田川線についての
事業推進についても大変私も期待しているところであります。今後とも継続して要請活動を行っていきたいと考えております。
以上です。
10 ◯議長(碇 長吉君)
原口議員。
11 ◯25番(
原口喜典君)
どうもありがとうございました。県におかれましても、非常に強い体制でというか、非常に好意的に取り組んでいただいているようでございますので、これを大いに期待して、第1問を終わりたいと思います。
続いて第2項目めに移りたいと思いますけれども、この
中津隈西東地区内の
歩道設置については、家も両側にたくさんございますし、本格的な歩車道の整備されたものとなると、かなり時間的にもかかるでしょうし、金額的にもかかると思われますが、とりあえずは人が1人2人通れる程度、その程度でもいいわけですから、より早く全線に完全なものではなくても結構ですので、1人2人ぐらいの通れる、仮と言ったら語弊がございますけれども、完全なものでない歩道で結構でございますので、全線にその歩道が行き渡るように早くつくっていただきたいわけでございます。その程度の歩道であれば、民地にかからなくてもできるところが相当あると思います。また、構造物や民家に直接影響を与えない畑地といいますか、農地、田んぼ、畑みたいなところもかなり多くあると思います。歩行者の安全確保、また来年4月からは新1年生も通るようになります。子供たちの安全確保、また、歩行者の安全確保の面からも歩道の設置をぜひ急いでもらいたいと思います。
また、先日見ていただきました信号機が設置されている
交差点改良工事も、そのときに見ていただいてお話が出ておりましたように、あの交差点も少しふぐあいなところがございますので、その点、交差点の改良、また、そのときに出ておりました今通学路として一部の生徒さんが使っていらっしゃる
福豊ブロック前のあの道路の横断歩道の設置、それと
上板部バス停の付近の竹やぶのところの整備を少し──少しというか、そこら辺の整備が欲しいということでございました。
それと申しますのは、あの辺は以前から不審者と言っていいかなんかわかりませんけれども、非常にそのような人たちが以前から見かけられていましたのでということで、特段の御配慮をお願いしたいということでございます。
歩道の設置とそこら辺の歩行者に対する配慮で、そこら辺をひとつ強く要望したいと思いますが、いかがでございましょうか。
12 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
13 ◯町長(末安伸之君)
御質問にお答えをいたします。
先ほど申し上げたように、少なくとも3カ所、危険性の高い箇所がありますので、現地踏査を県もしていただき、局部的でもいいから改修というか、整備をお願いしているところでございます。
早速
原口議員も危険箇所の3カ所のうち、1名の地権者の方に打診をいただいたということで、内諾をしていただいているという情報をお聞きしましたので、私も早速その方にお会いをし、大変御理解のある方で、土地を提供して、そこを歩道区間として拡幅することについては協力をするという御返事をいただきました。
なお、植栽についても無償で抜根していいということで、本当にありがたいというか、児童のことを考えて大変御厚意をいただきましたので、早速県と協議をしました。町が先行してでもさせてほしいというお願いをしました。そうしましたら、所長が、いや、それは町にしていただくわけにはいかないと。県としての役割だから、今年度中に何とか予算をつけてでもそういう地元で協力をしていただいたことに対して県の姿勢を示させていただきたいという回答をいただきましたので、地元議員、区長さん方に今回の1カ所については御協力をいただき、地権者の御理解をいただきましたので、先ほど申し上げたように県と町が協力して
事業推進を行うという一つの
モデル地区にしたいということを所長と確認して、早速今年度中にでも着手していただくような協議を開始しているところであります。
それと、信号機の件については、押しボタン式から半感応式ということですが、これは町の判断ではできませんので、
公安委員会の方と協議をさせていただきたいと思います。
それと、
交差点改良につきましても、確かに南側と北側の道路幅員が違いますので、事故の発生の確率は高いなということも私も感じました。よって、南と北側の道路幅員はほぼ同じぐらいにすべきじゃないかということとあわせて、当然、
交差点改良をあの箇所はした方がいいということで、その計画を18年度ぐらいから開始をしたいというふうに考えております。
いずれにしましても、全線自
歩道設置についての要望を提案していきますが、年数がかかりますので、局部的な整備をしていくことをできることからしていくということで、県と協力をしながら
事業推進を図っていきたいと思っております。
以上です。
14 ◯議長(碇 長吉君)
原口議員。
15 ◯25番(
原口喜典君)
どうもありがとうございます。これで第2問目の3回目になるわけでございますけれども、先ほど町長も言われましたように、この事業はある程度の月日は当然かかると思われます。そうなりますと、歩道の設置事業を進めながらも、また別の面で安全対策を講じるべきだと思います。それには幾通りかの案があるとは思いますけれども、まず、上峰町で実施されている巡回バスというか、それに類するスクールバスの運行なども考えられます。しかし、これらの実施には相当の予算もかかるでしょうし、これもまた、ある程度の月日が必要かと思います。それらを進めるためにはその準備期間も必要でしょうし、しかし、事故はいつ起こるかわかりません。人の命はお金にはかえられません。
そこで、この歩道の整備されていない地域、例えば、私が今知っているところで中津隈東区、中津隈西区などですが、また、同じようなところもほかに多くあるかと思います。関係者とよく協議をしていただき、学校の児童には路線バスなどの利用を許可していただきたいと思います。
しかし、これは歩道が整備されるまでの緊急的な措置としていただければよいと思いますので、歩道が設置されるまでの間、路線バス等の利用をぜひ許可していただくようお願いをいたします。いかがでございましょうか。
16 ◯議長(碇 長吉君)
大坪教育長。
17 ◯教育長(大坪春美君)
それでは、
原口議員にお答えをしていきたいと思います。
道路整備につきましては、その取り組みにつきましては、町長の方から説明がありましたので、
教育委員会といたしましては、子供たちの安全確保の意味から通学路についてですが、私自身も先日歩きまして、非常に道路が狭く、カーブも多く、本当に危険、車の量も非常に多くて、カーブで前方からの車も非常に見えにくいという悪条件の中を歩かせていただきました。
原口議員がおっしゃっておられますように、まず、通学路の整備ができるまでバス通学を許可していきたいと思っております。現在、豆津の子供たちがバスで通ってきております。中津隈の子供たち、距離的には短いのでありますが、保護者の皆さんの理解もありまして、道路の整備ができるまでバスの費用につきましては保護者負担でも結構だからバス通学を許可してほしいという申し入れがありますので、
教育委員会としては非常に負担もかけますし、不自由もかけますが、しばらく整備ができるまでバス通学を許可してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
18 ◯議長(碇 長吉君)
原口議員。
19 ◯25番(
原口喜典君)
どうもありがとうございました。それでは、2項目は3回目の質問終わりましたので、第3項目に移りたいと思います。例の石橋の橋の件でございます。
この橋の新設、橋の完成は、
石橋地区の人々にははかり知れない喜びでございます。町当局におかれましては、なお一層の御協力をいただいて、また、橋の完成後に橋より東への道路を延ばして、町の発展に大きく寄与する道路として完成していただくこともあわせてお願いをしておきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
20 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
21 ◯町長(末安伸之君)
おっしゃるように、重要な課題であるという認識のもとで私も県と協議をさせていただいているところであります。周辺については、上峰みやき町境にたくさん優良農地もございますが、やはり将来の優良宅地としても、ある意味では人の財産ですけれども、活用できるところだなということを感じておりますので、そのためにはこの架橋が重要であるということで、引き続き要請、
提案活動を行っていきます。
幸いに上峰町の理解を得られましたので、あとは
河川管理者の県に対しての交渉だけでありますので、そう遠くない時期に実現はできるものというふうに私は確信をしているところであります。
以上です。
22 ◯議長(碇 長吉君)
原口議員。
23 ◯25番(
原口喜典君)
どうもありがとうございました。大きな期待を抱いてこの橋の件は終わりたいと思います。
第4項目の下水道の件でございますけれども、各家庭からの配水管から集水升までの間は、先ほど出ておりましたように町長も見られたということでございますけれども、ほかの地区には配られていなかったと思いますけれども、第1次認可区域内にそのような後援会の会報というか、ものが配ってありまして、今でも実際それをお持ちなんですよね。それで、私もあるところに行きましたら、そういうふうに言われたわけですよ。あのときはこういうことでゼロ円でできますということだったから、この負担金は升から家庭の排水管まではないでしょうというような話が出ておりましたので、今回あえてここで取り上げたわけでございます。
北茂安校区の中でも第1次認可区域でないところには多分配られていなかったと思います。だから、ゼロ円でできると思われている方も結構いらっしゃるわけでございますよ。だから、その辺が誤解のないように、担当課としては大変かもしれません。でも、それはきちんとそれなりの御理解をいただくように努力をしていただいて、スムーズに事業が進むように御努力をいただきたいと思います。
何か御返答があれば御返答していただきたいと思いますが、これをもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
24 ◯議長(碇 長吉君)
江越下水道課長。
25 ◯下水道課長(江越 勉君)
原口議員の質問にお答えいたします。
下水道の
受益者負担金、あるいは各家庭からの引き込み、これにつきましては、現在、第1次認可区域につきまして、
受益者負担金、あるいは各家庭からの引き込みについて指定工事店制度、その辺については説明会場では随時説明をいたしております。そのほか、
受益者負担金関係につきましても、旧北茂安町の方で条例が制定され、ホームページ、広報等を利用いたしまして、随時今まで住民の皆さんに周知ということでいたしております。
今後につきましても、また説明会等も予定して、住民の皆さんに御理解を図りたいというふうに考えております。
以上でございます。
26 ◯議長(碇 長吉君)
以上をもちまして、通告第13号によります25番
原口喜典議員の一般質問を終わります。
通告第14号によりまして、41番山崎淳一議員の御登壇を願います。41番山崎淳一議員。
27 ◯41番(山崎淳一君)
41番山崎であります。通告に従いまして、一般質問を行わさせていただきます。
先ほどトップで質問をされました
原口議員も道路問題を中心に取り上げられまして、若干関連もありますが、私もみやき町のシンボル天建寺橋についてというテーマで掲げましたが、これも道路に関係するものでございますので、具体性について若干不十分でありますので、質問によって説明を加えさせていただきたいと思います。
去る10月29日にマインで行われました佐賀新聞社主催、みやき町共催での元気応援地域フォーラム「まちづくりを語ろう会」のテーマであり、内容は町づくりについて、産業・農業振興について、教育、子育て支援、人づくりについて、そして、最後に将来の展望についてでありまして、各界の代表の方々がパネラーとして貴重な発表をなされました。多くの議員の皆さんも参加をされておられまして、内容については御案内かと存じます。
その中で、私は将来の展望についてを質問のテーマにすべきでありましたが、シンボルの天建寺橋についてということを先走ってテーマに掲げましたけれども、このことについて若干修正をいただきたいと存じます。
この私が取り上げました2点につきまして申し上げれば、何だあれ、議選で監査委員という立場にありながら、町の財政も考えないで、よくもまあそんなことを言えたなというような皆さん方の苦笑をいただくかもしれませんけれども、改めてそのことについてはおわびし、将来の展望ということでの一環としての質問をさせていただきたいことをお許し願いたいと存じます。
前置きが若干長くなりましたけれども、パネラーの一人でありました我々代表の議会議長もみやき町の道路について発言をされまして、中原校区からいわゆる三根校区、縦の道路の早急な実現が欲しいものだという発言をされました。私も同感でございまして、そのことについて掲げておりますみやき町の南北道路ということにしたわけでありまして、先ほども
原口議員が申されたように、横には各校区ともかなりの道路があります。いろいろと問題のところもありますけれども、久留米市寄りのみやき町、いわゆる縦の道路につきましては二、三本はありますけれども、十分とは言えません。私は筑後川に唯一の斜張橋が完成し、同時に3町合併でみやき町というのが誕生したわけでありますから、この機会に早急にこの縦の道路について皆さん方の盛り上げが必要じゃなかろうかなというふうに考えるところであります。
現在実施中でありますみやき町西側の城島から江見を通過し、上峰町への路線も、問題の住宅や銀行も移転に向けての行動が進んでおりまして、一、二年後には立派な江見交差点が見られるものと期待をいたしております。これは単に江見を通過するというだけのように思われまして、一方、東側の久留米市、千栗という路線もありますし、こういったものがまだまだ、その先がなかなか見えてこないというのが現実であります。
そこで、今回取り上げました天建寺橋からみやき町北への路線でありまして、西島交差点までの拡幅も完了いたしまして、それから北へも一部直線で、あとは田中区から右折、左折しながら中津隈方面に通じておるというのが現実でございます。これをそのまま中原校区となりますと、用地買収に多額の費用が必要でありまして、
北茂安校区から中原校区、いわゆる板部へと東尾でありますが、これも拡幅を期待されるところでありまして、これから縦の路線が大変問題であろうと推測されます。私が取り上げました橋のイルミネーションであるとか、橋を景観とした保養地、温泉のことにつきましても、この道路ができなければ余り意味はないんじゃなかろうかというふうに思います。
保養地につきましては、上峰町で試掘が成功しまして、温泉が出、吉野ケ里温泉という名前がつきまして、かなり利用度が増しておりますけれども、私が言います温泉区につきましても、橋が見えるというふうになりますと、浜田区か土井内区か、そういったあたりが温泉の試掘の場になるんじゃなかろうかというふうに思うわけでございますけれども、この構想について町長はどういうふうにお考えなのか、道路の問題に関連しましてそういうことの御答弁をいただきたいと存じます。
次は自席にて行います。
28 ◯議長(碇 長吉君)
お諮りいたします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29 ◯議長(碇 長吉君)
異議なしと認め、休憩いたします。なお、再開を10時45分といたします。
午前10時27分 休憩
午前10時46分 再開
30 ◯議長(碇 長吉君)
休憩中の本会議をただいまより再開いたします。
執行部の御答弁を願います。
末安町長。
31 ◯町長(末安伸之君)
通告第14号、41番山崎議員の御質問にお答えをいたします。
まず、我がみやき町のシンボルであります天建寺橋についての御質問をいただいておりますが、筑後川流域にはたくさんの橋がかかっておりますが、議員の御意見のとおり、私も流域の中では一、二を争う立派な造形美の見事な橋だと思っております。
その中で、実は南北道路についての御質問ですけれども、新町の建設計画の22ページの中でもイメージ図として基本方針を南北軸ということで、これは福岡から天建寺橋に通ずる南北道路を整備したいというイメージのもとに位置づけをさせていただいております。
その理由につきましては、実は8年前に、旧中原町では早良中原停車場線というのがあります。福岡側からいうと、早良入部停車場線、これをつなぐことで福岡県と中原町の
道路整備をしようということで、福岡県、佐賀県が約40年ぐらい前から協議を開始して、その県道認定をされておりました。佐賀県側からは中原早良線ということで整備が進んでおりましたが、福岡県の入部線というものの整備がなかなか未着手で、これについて歴代の町長さんとかが努力されていましたので、私も12年前、福岡県の那賀川町と協議を重ねていく中で、なかなか五ヶ山ダム等の問題があり、その事業についての進捗を見出すことができませんでした。
そこで、福岡県の副知事と協議を開始しまして、福岡県からいうと経済的メリットが図れないということで、福岡県が非常に難色を示しているということでありましたので、どのようにしたら福岡県の理解をいただけるのかという御相談をさせていただきました。
幸い私の以前の助役が福岡県の副知事と大変親しくおつき合いしておりましたので、それと福岡県の土木委員長の佐伯さんというのが私と親しくしておりましたので、計画案を出しました。そのときに、天建寺橋から早良線までつなぐこと、福岡県南部へ抜ける
道路整備であったら福岡県としては経済的メリットがあるということで、前向きに検討をするという御返事をいただきました、8年前。そこで、当時中山町長からでしたが、天建寺橋が見事に完成した。これを一つの中原、北茂安、三根とのアクセス、そして、そのことで福岡県の南北と交流が図れる。それは人も物も情報ですから、そのことでこの3町の発展が図れるのではないかという協議をしまして、大変御理解をいただいて、それから今井町長にかわられまして、県の方に積極的に働きかけをしました。県としても大変重要な位置づけをしていただいて、県道認定をするという直前まで行きました。その一つの案はできておりましたが、大変申しわけありませんが、8年前に旧3町、北茂安、中原、三根町長で協議をしまして、期成会をつくってその
提案活動を開始しようということで協議を重ねましたが、率直に申し上げまして、北茂安町の御理解をいただくことができませんでした。
その理由は幾つかあったんですけれども、かなり粘り強く三根の町長さんと説得をしましたが、御理解を得ることができませんでしたので、中原としてはあきらめることができませんでしたので、国道から旧国道までは何とか整備をしたいという中で、鳥栖市と協議をしまして、鳥栖中原線という県道認定をまずしていただくことになりました。これは既に県道のルート認定をしていただいて、その一環として国道34号線から旧国道までの整備をしていただいたところであります。しかし、それは中原から斜めに鳥栖の競馬場へ向けて、村田から国道3号線の高田に抜けるルートでありますので、私が願う天建寺橋を抜けて福岡南部との交流を図るためには、改めて合併を機に3町の基本方針の中で位置づけをすることが必要であるという3町の意見の一致を見出しましたので、このような南北軸ということでイメージとして掲げさせていただいております。
そこで、南北の
道路整備については、もう協議を開始しております。しかし、福岡県の協力も必要となりますので、5月2日に久留米市の市長とお会いしまして、みやき町と久留米市と私は将来特別行政区でも設置して、お互い行政推進をしたいという考え方も久留米市長の江藤市長も持っておられますので、4項目にわたって基本協議を交わしました。
一つは、筑後川の両岸沿いの堤防道路の促進を図ること。広川橋の早期建設。3点目が下水道について土井外、坂口については久留米市と協議をする。なお、みやき町内の芦塚についてはみやき町の方で計画化できないか。最後に、この天建寺から福岡へ通じる南北軸の整備について、久留米市と協力していこうということの協議をさせていただきました。
そのおかげで筑後川の両岸沿いについては予想以上にその整備についても着手をされ、あしたもその説明会があるんですけれども、下水道については、本年度、今三根校区を主体として全体の計画を見直しています。その中で位置づけを今年度中に図りたいと思っています。
あと南北軸の整備については協議を開始しておりますので、今後とも関係機関に対して要請をしていく所存であります。
それと、実はこの天建寺橋については福岡県とみやき町のかけ橋でありまして、みやき町の発展には欠かせないところであります。あわせてその造形美からシンボルでありますし、一つの観光的な資源というか、人、物、情報が交流する拠点として何らかの位置づけを図りたいという考えを持っております。すぐ計画化することについては、財源的なこともあるかもしれませんので、まず構想についての御提案ができるような準備をしたいなと。三根校区については、旧三根江見商店街の再活性化についての御提案を来年からまたさせていただきたいと思っておりますし、あわせて天建寺橋周辺や、また旧三川村の宇佐神宮周辺とか、さまざまな歴史や文化的な財産がありますので、それらを有機的に結びつけたような御提案を今後させていただきたいと思っております。
その中でもやはり天建寺橋というのは欠かせないものでありますので、南北軸の
道路整備については、今後、そのような基本姿勢で事業交渉を続けていきたいと思っているところであります。
それと、意外とみやき町、私たちも天建寺橋周辺というのが重要な位置づけをしたいと思っていますが、久留米市とか福岡から見ても、この天建寺橋周辺というのが以前から着目されているということが最近わかりました。なぜかというと、新幹線問題で今在来線を活用するということになっていますが、以前は天建寺橋駅という新幹線駅の構想があったそうです。それから佐賀空港を抜けて、小城に抜けてと行くルートが一つ検討されたということを聞きました。なぜなら、実は今、福岡佐賀未来都市研究会というのを主宰して勉強会を開始するようにしています。それは将来、福岡県と、特に久留米との交流を目指そうという中で、福岡県の経済界の方とか、政治家関係の方と勉強会を開始するんですけど、私の顧問にJR九州の前社長、久留米大学の教授になってもらっています。その社長さんから、実はこういう計画があったんだと。将来、道州制を目指す中でこの付近が拠点となるので、その前にそういう構想を実は考えたことがあったんだという案を見せていただき、非常に感銘しました。
やはり久留米、福岡から見ても、天建寺橋周辺というのは重要な位置を占めているということを示していただきましたので、我がみやき町にとっても、これから内外的にそこを拠点とした構想を打ち出すにはいい機会ではないかと考えているところであります。
よって御質問のイルミネーションにつきましては、これにつきましては、天建寺橋の管理運営は佐賀県と福岡県が5年で交互に管理をされるということであります。みやき町の判断でイルミネーションをつけるとかつけないという判断はできませんけど、一応可能性があるかないか打診はしてみます。可能性があったとしても、あと費用がどのぐらいかかるかという検討をしなきゃなりませんので、打診はしてみたいと思っております。
それと、温泉発掘ですが、正直言って私も温泉好きですから、みやき町内に健康の拠点としての温泉をたくさん掘りたいという願いは持っております。しかし、まだ香田地区に対して、ごみ処理の沈降事業としてお約束をしている温泉発掘もまだしておりませんので、順番的にこれからどこがいいのかということを考えていかなきゃならないし、もちろん財政的、余りにも私がむだ遣いすると言われ続けましたので、これからは慎重に事業を計画して、住民の皆さんの合意を得ながらしていかなければならないと思っています。
基本的姿勢としては、みやき町の中での重要な拠点であるということは否めない事実でありますので、それを後世とともに、次世代とともに有効に活用できるような構想についての着手はしていきたいという考え方を示しまして、1回目の答弁とさせていただきます。
32 ◯議長(碇 長吉君)
山崎議員。
33 ◯41番(山崎淳一君)
もう2回目の質問をせんでいいぐらいに立派な回答をいただきましたので、感謝をいたしておりますし、言われるように財政面でのことが一番大きな問題になってくるだろうと思いますので、シンボルといえども、早急にそういったことには向かないだろうというふうには思いますけれども、非常に意欲的な町長のお気持ちを聞かせていただきましたので、何とか実現に向けての期待が持てるというようなことで安心をいたしました。
実は2問、質問事項では出しておりましたけれども、いわゆる健康管理についてということで私は出しましたけれども、それも温泉を利用したものを今町長は若干健康の拠点にしたいというようなことを言われましたので、あえて私が言う必要もございませんけれども、実はその健康の話になりますと、これとはちょっと外れますけれども、ある会社が三根の江見座というところでいわゆる健康の器具を、最終的には宣伝に来たというふうに言っておりましたけれども、買う方がかなり多かったということで、かなりの高額な品物ですから、しかし、それによって町民の皆さんが健康管理を自分たちでやられるとかいうことになりますと、医療増額がかなりやられておりますけれども、そういったことにもかなりの効果が出てくるんじゃなろうかなということもありましたので、そのことを取り上げたいというふうに思っていましたけれども、そういう温泉を利用した健康管理ということも含めまして、できるだけひとつ実現に向けてお力を注いでいただきたいなということをお願いして、私の質問を終わります。
34 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
35 ◯町長(末安伸之君)
大変ありがたい御質問をいただきまして、実は私も健康づくりを核とした公約を掲げておりますので、その中で、今健康づくりには有酸素運動が一番効果的であるということをよくお聞きします。有酸素運動というのは、心拍数が90ぐらいでの連続した運動を続けることが血管の強化をしたりとか、新陳代謝をよくしたりとか、さまざまな効果があるそうです。それはジョギング、20分以上の散歩が一番いいと言われていますが、あわせて水泳、水中での歩行というのが非常に筋力の強化、負荷がかからずですね。陸上でのリハビリだったら負荷がかかって、関節の疼痛とかでなかなか可動域というのが狭められますが、水中での、特に温浴でのリハビリというのが効果があるそうです。それを実践されているのが紀水苑という、今中原老人ホームをつくってもらっていますが、それらを踏まえて健康の施設をさっき申し上げたように財政計画を立てながら、各校区一つずつはつくる時期が、いつか早い時期にそういうふうになるように計画的な財政計画を立てたいと思っております。その意味で温浴を取り入れた健康増進の施設をつくりたいという気持ちを強く持っておりますので、そのときには、欲を言えば本当は温泉を発掘して、温泉浴での健康づくりというのが私の最終目的であります。一日でも早く実現できるように、今旧3町から引き継いだ課題、問題を整理し、新たな新町での優先すべき事業に取り組みながら財政的な裏づけを図って、その実現に邁進していきたいと考えているところであります。
以上です。
36 ◯議長(碇 長吉君)
以上をもちまして、通告第14号によります41番山崎淳一議員の質問を終わります。
通告第15号によりまして、21番鶴田修三議員の御登壇を願います。21番鶴田修三議員。
37 ◯21番(鶴田修三君)
21番鶴田修三でございます。通告に従いまして、今回3点について一般質問をいたします。
まず1点目は、イベントや祭りについてでございます。
1)旧三根町、旧北茂安町の町民体育大会がなぜ中止になったかでございますが、現在、スポーツの振興という時代であるのに、今までずうっと町を挙げて年中行事として町民の皆様も楽しみ、若い人から年長者までの健康増進にもなっていたと思います。なぜ中止になったか。
2)旧三根町で浮立の里祭りをやっていたが、なぜ中止になったかでございますが、平成16年は町制50周年式典でにぎわった次第でございます。こんな祭りには町民の皆様も、何かと忙しい人でもちょっと行ってみるかなと参加し、行ってみれば楽しかったという声を聞きました。野菜など朝市価格で販売され、農業の振興にもなったと思います。また、商工会の振興にもなったと思います。そして、町としても活力のあるイベントだったと思いますが、なぜ中止になったのか、お尋ねいたします。
2点目、旧三根町の江見本町の坊所城島線でございますが、移転問題の進捗状況はどんなふうでしょうか。
これは、私も平成16年の3月にも一般質問いたしましたが、そのときの状況は家屋移転が全戸で16戸でございました。そのうちに14戸が移転開始をし、家屋を含めて2戸と交渉中とのことでございました。それと、寺町議員の9月の一般質問で家屋の1戸については県との契約が終了し、宅地代替地の交換準備が進行中と。それと、墓地を1基移設の件は
土木事務所とあわせて移転の事務を進めているとのことでございました。その後の進捗状況はどうなったか、御答弁をお願いします。
2)工事の着工と完成の予定ですが、9月の答弁では平成18年の4月に開通を目指すと答弁されていますが、現在の見通しはいつですか。
大きい3点目の三根庁舎南の国道 264号線拡幅について。
1)用地交渉の現在の進捗状況ですが、私の記憶では平成17年度には着工予定と記憶していますが、平成17年度も残り少なくなり、現在の進捗状況はどうなっているか、御答弁をお願いいたします。
2)工事着工予定及び完成の予定について御答弁をお願いいたします。
あとの質問は自席にて行います。よろしくお願いいたします。
38 ◯議長(碇 長吉君)
末安町長。
39 ◯町長(末安伸之君)
通告第15号、21番議員鶴田議員の御質問にお答えをいたします。
まず、イベント祭りについて、町民体育大会をなぜ中止したかという御質問にお答えをいたします。
まず、合併での調整とか、合併の協議の中で確認したことについては、各種スポーツ行事等については引き続き振興を図り、効果的な運営が行われるよう新町において調整をするということで確認をしておりますので、それを受けまして、当初予算で頭出しをさせていただいていたと思います。関係者、今まで御協力いただいた公民館の方々、区長さんとか、あと体育スポーツ指導員、その方で私としては体育祭は校区ごとでも開催をしてほしいということでお願いをし、
教育委員会に指示し、協議を重ねていただきました。その中で各校区ともやり方が若干違っておりました。
ある校区の体育大会は、やはり町民の皆さんが主体的にプログラムをつくったり、体育指導員さんとか推進員さんたちで。あとの準備等についても町職員と一緒になってしていただいているところもありましたが、ある校区では町の職員がすべてプログラムをつくるなど行政が主体的になっていたところと町民の皆さんが主体的になっていたところがありましたので、合併の調整時、住民の皆さんが今後祭り、イベント等については主体的に参加していただくように促すことを確認しておりますので、町民の皆さん、主体的に体育大会を開催していただけないだろうかという協議を重ねた結果、それぞれのやり方が違っておりましたので、今年度中は一たん中止をして、来年の10月の第2日曜日から校区ごとに開催をすることで決定をしたということの報告を受けたところでございます。
続いて、旧三根町で浮立の里祭りをやっていたということでありますが、中止になった理由についてのお尋ねに回答をいたします。
まず、合併協議会の中で、このイベント祭りについての協議を法定協議会の中でもしていただきましたが、調整内容につきましては、各種の観光イベントについては主催団体と協議をし、合併までに調整に努めるということで、細部調整内容といたしましては、イベント等のあり方については、新町の一体化を図るために共同型、いわゆる住民の方が主体的になったイベントを検討し、町民主導で開催される場合については今後とも支援するということで確認をされているところであります。
それを受けまして、私としてはこれまで御協力いただいた婦人会や商工会、区長さん、さまざまな団体の方にお集まりをいただき、祭事検討委員会というようなことを設置しまして、その協議を開始していただき始めたところであります。最終的に、開催回数がまだ少ない関係もありますので、今年度中には開催をさせていただき、18年度以降のあり方について一定の御意見をいただきたいと思っているところであります。
よって合併での調整内容を踏まえて、本年度その検討期間として、その結果、三根の浮立の里祭りについても一たん中止になったところであります。
来年どのような形でやっていくかについては、祭事検討委員会の御意見もいただきながらしていかなければならないと思っておりますが、少なくとも町民祭を各校区ごとに毎年行っていくことについては困難であると考えています。町民祭はやはり1カ所で、それは私としては各校区持ち回りで、場所についてもそれぞれ歴史や伝統的なものを背景にした場所で町民祭をすることも考えていきたいと思っております。
先ほど申し上げた合併での共同型イベントについては町としても支援していくということを確認しておりますが、幸いに本年度は町主催の大型なイベント等を開催しておりませんが、やはり祭りがなくなって寂しいという声も町民の皆さんからありまして、自主的に三根校区では水と緑の祭りということで、ことしは三根のマインで開催をしていただきました。また、それに刺激を受けられて、中原では風祭りということで、9月23日に中原校区内のみならず、北茂安、三根校区内からの御参加もいただいて、盛大に今まで以上の風祭りということを民主導でしていただきました。
早速、それにまた急遽、20日間ぐらいの期間しかなかったと聞いておりますが、
北茂安校区でも炎の祭りということで、白石神社周辺、いわゆる白石焼の祭りとあわせて、大名行列とか、各校区からの御参加とか、町外からの御参加もいただき、そのお祭りが開催されました。
3カ所とも私も勉強の意味で参加しましたが、従前、町が主体的にやっていた行事よりか数倍もすばらしい内容でありました。町の補助金も全くなかったという中であれだけ実績をつくっていただきましたので、来年からは新しい事業を創設して、民主導で行われる祭り、イベント等について、校区単位で行われる祭り、各地区で行われる祭り等について、何らかの形で組織化をして助成する制度を創設していきたいと考えているところであります。
町が行う町民祭と民が主体的に行っていただく祭りやイベント等に対しては、町として側面的に支援をしていくことの制度を御提案させていただきたいと考えているところでございます。
その中で、浮立の里祭りを必ずしも三根校区内じゃなくて、北茂安、中原でもぜひ御利用していただき、お互いの歴史文化というのを共有していただきたいという願いがございますので、必ずその機会はあるかというふうに考えております。
なおかつ、来年はNHKの御理解をいただきましたので、来年度NHKの支援をいただきまして、3カ所、イベントを主催というか、していただくようにほぼ話をさせていただいております。それと共催というか、共同で3校区内の催し物を町と、そして、先ほど申し上げたように今年度住民の皆さんが主体的に行っていただいた方々と話し合いをしながら、イベントを開催していきたいと思っております。最終的には祭事検討委員会の中での御提案もさせていただきますし、祭事検討委員会の御意見を集約した中で18年度予算の中で反映をさせていただきたいと思っております。
以上、ちょっと長くなりまして申しわけありません。
それと、2点目の旧三根町江見本町の坊所城島線の進捗状況について御回答を申し上げます。
県道坊所城島線につきましては、地域振興特別道路事業で道路幅員は車道が6メートル、路肩が1メートル、両歩道が5メートルで全幅員が12メートルでございます。平成5年度より関係者の御協力をいただき、用地買収をお願いしているところでございます。
議員がお尋ねの家屋の1戸の交渉の進捗状況でございますけれども、既に町との代替地の交換契約も完了しました。現在、旧役場東側に代替地として提供しましたので、家屋を既に建設していただいております。よって4月下旬には完成するということでありますので、現在、居住されています家屋の解体を来年の5月中旬に予定していただいているところでございます。
2点目の工事着工と完成予定はいつかという御質問にお答えをします。
先ほどの答弁で申しましたように、今住まわれている家屋の解体を5月中旬に予定されていますので、県としては来年の7月に工事着工をしていただき、18年の12月までには開通を目指していただくように話をしております。県としても18年12月までは開通できるように計画をするという御返事をいただいているところであります。
この道路が開通しますと、長崎自動車道東脊振インターと福岡県南部との生活道路及び産業道路として大きな役割を果たすものと期待をしているところでございます。
次に、旧三根庁舎南の国道 264号線の拡幅についてのお尋ねにお答えをいたします。
現在、庁舎南の国道の拡幅工事の用地交渉の状況ですが、まず、店舗については、県としては平成16年の6月に土地及び家屋補償契約を締結しておられますので、現在、家屋の解体中で近日中に完了をしていただく予定です。また、東隣の方につきましては、県は平成16年の9月に用地及び車庫についての契約を締結しておられますので、今年度末、来年の3月末には解体をされるということをお聞きいたしました。
続いて、その工事の着工、完成予定はいつかというお尋ねに回答申し上げます。
旧切通川の橋梁を一応除去しまして、ボックスの新設工事を1月中旬に着工されます。そのために国道の迂回路の新設及び水道管移設の必要がありますので、ボックスの完了は6月下旬を予定しているということであります。今後、車道及び歩道整備を含めまして、18年度の完了の予定であります。県は財政が厳しいというふうにおっしゃっておられますが、これについてはさっき申し上げたように、みやき町にとっては、三根校区ももちろんですが、重要な産業道路としての位置づけがございますので、江見交差点付近も含め、平成20年度の完成を目指しております。
末安町長。
69 ◯町長(末安伸之君)
通告第16号、14番本村議員の御質問にお答えをいたします。
まず、みやき町の将来像の中で、旧3町の特性を生かしてどのように計画をしていくのかという御質問だと思いますが、まず、総合計画は新町建設計画を基本として策定をいたします。その新町建設計画の中に、地域の特徴を考慮して、みやき町の新しい町のイメージとして地域割、いわゆるゾーニングを設定しております。
このゾーニングの中では、みやき町をまず南北の二つゾーンに分けております。その中で、旧3町の特徴を入れながら、北部地域では鉄道、国道、医療施設、福祉施設、教育機関など、いろいろな産業振興を発展させ、安心、安全に暮らせる居住空間創出を目指しているところであります。南部地域におきましては、緑豊かな田園地帯を環境保全地域としての機能を保持しながら、なおかつ積極的に交通環境を整備し、農業生産の流通促進を図り、活力ある地域づくりを目指すこととしております。これらのことを基本として、旧3町の特徴を総合計画に反映させていきたいと考えております。
続いて、三根校区における住民の皆さんから過疎化するのではないかという懸念があるという御質問についてお答えをさせていただきたいと思います。
地理的な条件で三根校区の皆さん御心配されているということですが、何をもって端とか、ただ、みやき町だけを見ると確かに南側に位置しますけども、ある意味では中原は逆に山間部の北部に位置しますから、どこをとっても端といえば端、どこをとっても中心といえば中心だと思っております。むしろ地理的な条件は、みやき町でも最も恵まれているところではないかと思っております。なぜなら、久留米市にも近いという点もありますので。
いずれにしましても、新町建設の計画のキャッチフレーズに三つの「WA!」をうたっておりますので、その基本理念に基づいて行政を推進していきたいと思っております。よって、三根校区が過疎化することはございません。むしろ発展する可能性が一番強いのではないだろうかと考えているところであります。
先ほど申し上げたように、今後はむしろ久留米市に近いという利点を生かして市街化形成することで、人口増も期待できる地域であるというふうに思っております。また、北部ゾーンと南部ゾーンを南北道路の交流軸で結ぶイメージをしておりますので、これについては先ほど山崎議員が申し上げましたように、県の方と今その協議を開始しましたから、そういう計画をもって旧3町が過疎化というか、むしろ周辺の久留米とか鳥栖とか神埼等を活用した特色のある地域づくりができるのではないかと考えているところであります。
次に、天建寺橋の近くに道の駅みたいな計画はできないかという御質問ですが、先ほどの山崎議員の御質問と同じように、天建寺橋はいわゆる一つのシンボルでありますから、それを地域振興というか町勢発展の拠点にできないかという御質問だと思います。
道の駅につきましては、以前、旧中原町におきまして国道34号線と寒水川との交差する付近に道の駅を誘致というか建設をしたいということで、当時は建設省でしたけども、今の国交省とヒアリングも行っていただき、県の方とも協議を重ねました。当初は厳木みたいに新設道路のつけかえによって国有地の残地を国交省直轄でしていただけないかという御相談に行きましたが、厳木は特別にされたようで、通常道の駅というのはその屋号というのか、道の駅という全国のマップに載ることと、道の駅という名称を使っていいということで、あとの施設整備とか用地取得もほとんど町でしなければならないということでございました。トイレとか休憩所については多少の補助があったんですけども、ほとんど町で整備をしなければならないということでしたので、財政等の問題もあって断念したところでございます。
しかし、いわゆる天建寺橋周辺の活性化というか、シンボルとしての道の駅の御提案だと思いますので、これについては道の駅をつくる、つくらないにかかわらず、天建寺橋周辺をどのように町のシンボルとして活用していくかについての構想に着手をしていきたいというふうに考えているところでございます。
2点目の、三根校区の下水道の工事計画について御回答を申し上げます。
11月にみやき町の下水道全体計画の見直し業務を発注いたしております。この見直し業務は、みやき町として効率的な
下水道事業を推進するために、まず旧3町の下水道計画の見直しを行うこと。また、特に三根校区内の下水道計画につきましては、経済的、時間的な効率化を図るために、
下水道事業や市町村設置型の合併浄化槽設備整備事業等を含めた汚水処理事業の見直しを行っていきたいと考えております。
この見直し業務につきましては、今後下水道の
推進協議会等でも御審議をいただきまして、みやき町全体として効率的な汚水処理事業を計画していきたいと考えておりますので、現時点での総工事費はまだ試算できておりません。今年度中にはできる見通しとなっております。
以上でございます。
70 ◯議長(碇 長吉君)
本村議員。
71 ◯14番(本村鶴夫君)
みやき町の将来像にしても下水道計画でも、まだ合併して余り日がたっておりませんので、なかなか──計画は少しずつできていると思います。そして、やはり今回の一般質問でも議員皆さんが同じような質問をされておられますので、私がさっき2回も3回も答弁は求めませんと言いましたので、ただ、私はやっぱり人の上に立つ人は一人でも多くの意見を聞き、何が正しいか広い視野で物事を判断しなければならないと思っております。
また、町づくりを考える上で、常に現場主義を徹底し、地域に出向き、住民の方とひざを交えて話し合うことが大切だと私自身思っております。
末安町長におかれましては、その点は土曜、日曜、祭日、ふだんの日の夜でも休みなく地域住民から要望があればいろんな会合に参加されているとのことです。これからもみやき町のトップして、初心を忘れずに頑張っていただきたいと思います。大きな1番の質問はこれで終わります。
2番目に、三根区の下水道工事計画は進んでいるのかで、まだ今からだということでありますので、私の一般質問はこれで終わります。
72 ◯議長(碇 長吉君)
回答よろしいですか。(「はい、要りません」と呼ぶ者あり)
以上をもちまして、通告第16号によります14番本村鶴夫議員の一般質問を終わります。
通告第17号によりまして、5番藤光繁郎議員の御登壇を願います。5番藤光繁郎議員。
73 ◯5番(藤光繁郎君)
大変お待たせをいたしました。議会の最後のトリを持ちます、5番藤光でございます。
私は、既に通告しておりました通告書に基づいて、1番から35番の項目まで御質疑をさせていただきます。
まず、質問に入ります前に、苦言を一言申し述べさせていただきたいと思います。
なぜならば、この一般質問に対する情報提供ということで、公開条例に基づき下水道課及び議会事務局の方に請求したところ、その内容が公開されておりませんので、残念ながら私は公文書の管理保管、こういうような立場から疑問を持ち、残念に思うところでございます。これは苦言でございます。
それでは、早速質疑に入らせていただきたいと思います。
まず、1番から5番につきましては、今回3回目になります平成14年度の三養基土地改良区、森春雄副理事長の報酬及び給与の二重支払いについての続編でございます。
このことにつきましては、さきの9月定例議会に担当課長より答弁いただいたところでございますけれども、「労働対価」というような言葉がございます。したがいまして、それに関する問題ということで、1、辞令交付と解任辞令について、特に解任辞令はあるのかどうかお答えをいただきたい。
それから、9月の議会答弁のただいま申し上げました「労働対価」、いわゆる雇用関係でございます。したがいまして、3番目に基づきます土地改良法20条の「兼務禁止」に抵触をすると私は思っております。これは事務局として抵触しないと認識しておりますという答弁でございますので、相対する内容でございます。そして、そのことについては9月9日に三養基地区
推進協議会、現在の上峰町役場産業課の事務局長に尋ねをいたしております。これは法令違反だという見解が既に確認されております。したがって、そういう反論に基づきます、5番の違法でない旨の法的な根拠を今回は示していただきたいというのが内容でございます。
次に、旧北茂安町の事務引継書ということで、土地改良区の 5,000千円の要望に関する内容ということで、調査結果を踏まえるというようなことで書いてございます。そのことにつきましても、旧北茂安町議会の百条委員会に関する問題というようなことでございます。それに関する問題ということで、大綱、流れといたしましては、私は17年2月28日に北茂安町議会から地方自治法違反、偽証罪として訴えを起こされました。そして、その後17年7月22日に不起訴ということで処分決定を佐賀地検からいただきました。
さらに、10月14日に私は虚偽公文書作製罪及び虚偽告訴罪というようなことで、私が今現在佐賀地検の方に個人宮原宏典氏、個人森春雄氏、個人牛島重憲氏、個人園田邦広氏、個人佐藤尚吉氏、個人垣本直則氏、議員グループに現在訴えを起こさせていただいております。その関連する問題というようなことで、6番、土地改良区から出された要望書関係についての要望額 5,000千円は、私の証言に立っていただいておる方については、 2,500千円が九電の換地計画後地役権設定ということで分筆等を必要とする経費ということで、いわば迷惑料ということで、北茂安土地改良区に 2,500千円の協力金の整理がされておったと、こういうようなことで証言をいただいております。これは既に佐賀地検の方にも連絡済みでございます。よって、 5,000千円というような内訳の中には、自己財源 2,500千円が存在をしていたと、こういうようなことになっておりますけれども、その辺についての見解をお願いします。
次に7番、土地改良区に対します要望書に対する私の質問に対しての17年1月7日の時の宮原議長の回答書というようなことで、平成9年度の県換地費委託金関係については、交付時期といたしまして10年4月22日に 2,330千円、それから11年3月31日に 4,342千円、合計 6,475千円の歳入、こういうことになっておりますけれども、私はその当時、担当は人事異動によって既にいなかったと、こういうようなことでございます。ところが、その土地改良区から出た決算資料については9年度というようなことになっておると、こういうようなことから内容の確認をさせていただきたいということでございます。
そして8番目は、1月7日に決算明細書の修正文が土地改良区から出ております。その理由は、「委託金、委託料等の歳入、歳出の決算額を正当な年度に計上しなかったため」と。それでは、当初から不当な年度に計上してあるのかと。その目的はどうであったのかと、こういうようなことについてお尋ねをいたします。
次9番、同じく土地改良区文書、1月31日に「修正文の撤回」についてというようなことで文書が出されております。この理由は「誤解を招くおそれがある」ため、初めからうそではないかと、こういうようなことでございます。
次に、それに対して2月1日に旧北茂安町議長宮原氏より「全員協議会へ連絡済みのため撤回できません」という回答が出ております。よって、補助金の要望書添付の明細書関係について、9年、10年、11年の変化、この整理を担当課長である佐藤課長にお願いしたい。あるいは、最所事務局課長にそこら辺の見解をお尋ねするものでございます。
次に12番、3月6日に北茂安町土地改良区では総代会が開催されております。その裏づけとして、上記の9年、10年、11年の決算書の、過去の決算の修正が提案、議決されております。そして、その内容といたしましての見解でございますけれども、お尋ねでございます。これについては行政指導をどうやったのかというようなことでございます。
次に、13番目でございますが、県農地整備課調査報告書が4月7日に公表をされておりました。その内容と全く違います。したがって、そこら辺についての見解をお願いしたいということでございます。
次に、14番目、産業課佐藤正博氏、そして同じく産業課諸永善藤氏、久留米在住の旧土地改良区職員の竹下友子氏のところに、議長の決裁なくして調査が行われております。そのことについては、どういうような立法的な根拠に基づいて行動したのか、当事者としてお願いをしたい。なお、百条委員会の同行者については牛島氏、佐藤氏、そして森氏、この同行が確認をされております。
次に、15番目でございますけれども、筑邦銀行長門石支店の普通預金通帳写しの件でございますけれども、この入手経路等についてお尋ねをするものでございます。
これは平成14年2月、私がやめる直前に原本還付を区職員が持ってきました。その際にコピーが作成をされていたというようなことでございます。これは銀行等の調査も含めてそういうことになっております。よって、個人情報の窃盗品を百条委員会としては根拠とした内容でございます。そのことについての見解をお願いいたしたい。
なお、14番目と関連いたします16番目の内容でございますけれども、産業課職員、これは地方公務員、役場職員でございますが、そういった法律との関係について見解をお願いいたしたい。
17番目についても類似する内容でございますけれども、百条委員会に対する権限と行動決裁権について、これについてはどのように見解をお持ちであったのか、確認をさせていただきたい。
なお、18番目関係につきましては、現在もまだ登記ができていない北茂安土地改良区の中部地区の推進状況について、これは平面的にお願いをいたしたい。今現在の一般換地同意率、特別換地に対する同意率、そして異議申し立て件数が幾らあるのか、こういう内容報告をお願いします。
19番目については、換地処分未登記についてということで、疎明事項の中に位置づけをされております。したがって、20番の調査報告書に対する議決と告発状との相違点について事務局課長にお願いをいたします。
次、21番、私は旧北茂安の議会に対する百条委員会の背任行為、裏切り行為と思っております。なぜならば、疎明事項と現に地検に届いた訴状の内容が違う。四つの疎明事項に対して三つしか届いていない、こういうようなことが明らかになりました。そういったことについて、どのような形で手続をされたのか、こういうことでございます。
それから、22番目の関係につきましては、議決後上申書ということで修正が出ております。したがって、2月17日に臨時議会で議決されたことが勝手にひとり歩きしていいのかどうか、法律的な見解をお願いします。要は議決とは何だと。私は、議決に関しましては住民の最高意思決定機関だと、そのように思っておりますが、その議決と違う点についてはどういったことがあるのか、どういうような理由であったのか、そこら辺について見解を正すものでございます。
このことについては、最後の方に添付いたしております8月17日の回答書というようなことで、既に祭りが終わった上での回答書が出ております。その内容を見てみますと、議運関係については日程のみの審議であったと。議決した調査事項について告発をしたけれども、実際は換地処分未了については届け出がなかったと、こういうようなことが書いております。また、内容的には、土地改良区が出された収支決算明細書関係については、当初はいわゆる事実記載と認識していたと。あとは書いていないわけですね。
それから、そういうような修正の関係については、土地改良区の決算額を正当な年度に計上しなかった旨の修正が提出されたことを踏まえ、委員会報告の作成をいたすよう森委員長に告げたにもかかわらず、全員一致の賛成で報告書が提出されたと、こういうようなことになっております。
なお、県の報告書関係についてはコメントがございません。
そして、土地改良区の過去の決算の修正議案については、いわゆる正当な年度に計上しなかった旨の修正が報告されたと思われると、こういうようなことで、非常に私としては無責任な対応ではなかろうかと、そのように思っております。
なお、職員の行動については、その事実関係もこの中にうたっておられません。したがって、そういったことで、調査権行使については議長許可しなければならないが、議会として遺憾に思いますと、こういうことでございます。そういった内容的なことについて、説明をお願いします。
次に、百条委員会に関する決算ということで、そのうち鑑定手数料 300千円についての質疑でございます。このことにつきましては、まず業者の選定経過についてを質問いたします。この内容は、当時北茂安町石貝区区長であった、今も恐らく区長であろうと思いますが、藤渡正市氏の紹介で頼んだということで、12月22日、全員協議会の席上で森春雄氏が答弁をしたことでございます。したがって、法的な部分と私的な部分と、そして百条委員会との関係について正すものでございます。
次に、業務発注関係でございますけれども、業務発注関係については、事務局課長が久留米に出向いたと、こういうようなことでございます。これは15日というようなことで業務依頼書がなされておりますが、15日については時の議長宮原宏典氏は沖縄の方に公務出張のため不在であったと、こういうようなことが出ております。したがって、そういったことについてどのような措置をされたのか、こういうことでございます。
次に、25番の鑑定手数料の根拠について、これは1業者で決定されております。合い見積もりがない、こういうようなことで、 300千円の妥当性について見解を正すものでございます。
26番の業務期間と予算措置関係については、業務の発注を依頼されたのが10月15日、そして11月10日に請求書の存在がある。なお、報告書は11月5日に議長に届けられておる。予算は12月27日に議決されておると、全然つじつまが合っておりません。したがって、その内容を確認することでございます。
次に、旧北茂安町財務規則との関係というようなことでございます。これについては、先ほど申し上げました発注の手続について遺漏があると私は判断をいたしておりますが、そこら辺の関係について確認をさせていただきます。
次、28番の地方自治法第 100条第1項第11号に規定されております内容は、予算関係の内容でございます。その予算関係の内容は、「議会は、第1項の規定による調査を行う場合においては、予め、予算の定額の範囲内において、当該調査のため要する経費の額を定めて置かなければならない」と、こういうようなことをうたっております。「その額を超えて経費の支出を必要とするときは、更に議決を経なければならない」と。私から申し上げますと、百条委員会が 100条の規定に違反した行為だと、このように私は理解をいたしております。そういうようなことで、既に執行されておるわけでございますが、29番関係については、予算措置がなくて執行できる法的な根拠の説明をお願い申し上げたい。
次に、30番関係でございますが、監査委員関係でのいわゆる監査の内容、これは2月21日に監査がなされております。私が監査請求をいたしましたのが12月27日でございます。そういったことで、その内容を説明してください。
次に、請求却下理由関係でございます。
31番、請求却下理由については、「9月補正、12月補正予算が可決され確保された」と、こういうことが回答書として来ております。既に執行しておる段階では予算がなかったと。逆に言うと2月ですから、答えるときには12月を経過しておりますので答えられるわけです。そこら辺の矛盾があるわけでございますので、そこら辺の見解についてお定めをするところであります。
次に、回答書の送付でございますが、回答書関係については通知文の日付が24日になっております。そして中原局の消印が25日、私に届きましたのが26日、あたかも25日の支払い後と、こういうようなことになってございます。したがって、そういうようなことについての説明をお願いします。
次に、会計処理の問題でございますが、会計処理で私が解せんと思っておりますのは、いわゆる負担の行為日、債務負担行為日が16年10月18日になっております。これは予算がないわけですから、そういったことはあり得ないと私は考えるわけでございますけれども、そこら辺の見解について事務局課長にお尋ねをするものでございます。
次、34番、この回答書の関係についてはただいま申し上げたとおりでございますので、省略をいたします。
そして、公認会計士に対するいわゆる決裁ということで、すべてが終わった上で、平成16年10月18日付で契約がさかのぼってされております。よって、決裁書はいつ決裁をとったのかと、こういう質問でございますけれども、その決裁書が不存在である、こういうようなことで回答をいただいております。したがって、そういった内容について。
1回目の質疑を終わらせていただきますので、答えは朗読をすることは省略していただきたい。答えのみ回答いただければ結構かと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
以上です。
74 ◯議長(碇 長吉君)
佐藤産業課長。
75 ◯産業課長(佐藤正博君)
それでは、通告書に従って、順を追って藤光議員の質問に答えさせていただきたいと思いますが、1項目めから12項目までの産業課関係につきましては、三養基土地改良区並びに北茂安土地改良区のことでございますので、私が答えることができる範囲内で答えさせていただきたいと思います。
まず、三養基土地改良区平成14年度決算、森春雄副理事長の報酬、それから給与二重支払いについてということでございます。
まず、1項目めの辞令交付と解任辞令についてということでございますけど、就任辞令の交付はあっております。解任辞令の交付はしていないということでございます。
それから2項目めの、9月議会答弁で「労働対価」との関係ということでございますけど、この分につきましては、副理事長が事務局長代行として就任辞令に対しての労働対価ということであって、雇用関係に基づく労働対価ということではないと、こういう認識であります。
それから、3項目めの土地改良法20条「兼務禁止」についての御質問でございますけど、20条につきましては兼職禁止の条項であります。三養基土地改良区としては、事務局長が不在であったので副理事長に事務局長代行を命じたものであって、いわゆる雇用関係に基づく事務局長代行業務ではないと、このように三養基土地改良区の方から伺っております。
それから、4項目めでありますけど、三養基地区
推進協議会の見解についてはということでございます。当時、
推進協議会でこの件についての議論はなされていないということでございます。したがいまして、協議会の見解については私の方からの答弁は控えさせていただきたいと思います。
それから、5項目めでございますけど、違法でない旨の法的根拠、こういうことでございますけど、土地改良区連合会の顧問弁護士は、20条には抵触しないと考えてよい。また、本件の土地改良区の行為につきましては、短期間の間、副理事長に事務行為を常任的に依頼したものであって、実態を見れば常勤理事というべきものであるという、こういう見解であったということで伺っております。
それから、6項目めでありますけど、旧北茂安町事務引き継ぎ書土地改良区補助金要望と百条委員会について、土地改良区を指揮、指導した当事者としてということで、要望額の 5,000千円と九州電力協力金の存在についてという質問でございますけど、処分登記に必要な金額の 5,000千円という要望は土地改良区からあっております。
それから 2,500千円、九電の協力金につきましては、登記完了後九電の方から協力金として 2,500千円が支払われると、こういうふうに聞き及んでおります。この 2,500千円につきましては、 5,000千円の要望の中には入っておりません。
それから、12項目でございますけど、平成17年3月6日、北茂安土地改良区総代会での上記年度決算書修正議決の理由と行政指導についてという御質問でございます。この分につきましては、総代の各位の賛成によるものであると理解しており、修正の行政指導は行っておりません。
それから、13項目めであります。県農地整備課調査報告と百条委員会との内容相違点についてという御質問でありますけど、この点につきましては、委員会からの報告も受けていない。よって、内容相違点はわかりません。
それから、14項目めの産業課職員2人、先ほど御質問の中に、私と諸永という質問があっております。平成16年12月16日、土曜閉庁日の百条委員会委員3人との合同行動に対する法的根拠についてということの御質問でございます。この分につきましては、法的根拠ということはありません。ただ、通常の委員会随行という認識のもとに随行しております。
それから、15項目めでありますけど、筑邦銀行長門石支店普通預金通帳写しの提供者及び入手経路ということでの御質問であります。
平成14年2月原本返還時に産業課職員によるコピー作成したものを証拠とした理由(個人情報窃盗品)という御質問でございますけど、この分につきましては、平成14年2月原本返還時にコピー作成されたと言っておられますが、コピーされた年月日につきましては、平成12年8月でございます。原本、いわゆる筑邦銀行の通帳は、土地改良区の金庫の中に存在しておったものを当時の土地改良課職員が発見いたし、これは土地改良区関係の通帳と判断し、コピーしておいたものでございます。私も土地改良区関係の通帳であると判断いたし、百条委員会の要請に従い、その通帳の写しを提出した次第でございます。
それから、16項目めの産業課職員の行動と地方公務員法との関係についてでございます。この分につきましても、通常の委員会委員との行動であり、法との関係はありません。
18項目の北茂安中部地区換地同意推進状況についての御質問であります。
換地同意率、一般換地でございますけど 94.62%、このうち特別換地同意率 90.90%でございます。それから、異議申し出は何人あったかということでございますけど、まず権利者 409人、うち同意者 387人、未同意者22人、この分につきましては、一般換地、それから特別換地も含めたところでございまして、それを異議申し立てということになれば、未同意者22人と、このように理解します。
それから、19目の換地処分の登記未了についてということでございますけど、この分につきましても、一般換地の権利者の22人が未同意ということで、特別換地権利者の未同意が5名ということで、こういうことでございます。
以上、産業課関係についての御答弁を終わらせていただきたいと思います。
76 ◯議長(碇 長吉君)
議会事務局課長。
77 ◯議会事務局課長(最所 誠君)
5番藤光議員の質問に、私あての質問ということで22項目質問をされております。私が回答できるものについて、順を追って回答をしていきたいというふうに思います。
まず、第7項目め、平成17年1月7日宮原議長回答についてということで、平成9年度県換地処分登記費用の委託金は、平成10年4月22日 2,330千円、平成11年3月31日 4,342千円であったと。そういうことで質問をいただいております。この件については、確かにそういうことで明細書の修正がなされたということで思っております。
それから、8項目めの平成17年1月7日付補助金要望書「決算明細書」修正文書の提出、これも前項目の7項目めでありますように、修正があっております。
9項目めの、平成17年1月31日「修正文の撤回」についてということで、誤解を招くおそれがあるというようなことで、このような修正文の撤回をしていただくようにというお願い文書が出たことも事実でございます。
10項目めの平成17年2月1日付宮原議長回答というようなことで、撤回ができないというような文章を土地改良区理事長田中壽治氏あて出されたものでございます。
11項目め、補助金要望書付属書、変化についてということでございますが、確かに変化はあっております。平成9年度 6,475千円というような明細書の記入であったものが、平成10年度ゼロ円、平成11年度 3,181千円というような表示がされておりましたけれども、それが平成9年度歳入 2,133千円、平成10年度歳入 4,342千円と変化をした書類が提出されております。
17項目めですけれども、産業課職員の百条委員会に関する権限と行動決裁権についてというようなことでございます。
この件については、平成16年12月31日付、藤光議員の補助金要望についての質問に回答しているとおりと認識をしているところでございます。百条委員会においては調査する権限があること、それから行動決裁権は議長にあるとは思います。対外的なことは特別委員会委員長から議長に申し出、議長名で出すというようなことになっておろうかと思っております。
20項目めですが、調査報告書議決と告発状の相違点について、これは事務局長としてというようなことでございますが、この件については、事務局の私が答える立場ではないというふうに考えます。
21項目め、旧北茂安町議会に対する百条委員会の背任行為について、これも局長の立場というようなことで書いてございますけれども、この件についても、事務局の私が答える立場ではないと考えております。
22項目め、議決後の佐賀地方検察庁への「上申書」の提出、議決事項の変更手続というようなことでの質問内容でございますけれども、この件については北茂安土地改良区中部地区事業補助金の事務に関する調査にかかわる報告書、調査資料を添付して告発書を提出させていただきましたが、告発内容に不十分なところがありましたので、さらに告発書を保管するために上申書を提出いたしますとのことで、17年2月24日付で提出をされているところでございます。
23項目めの業者選定経過ということでございます。事務局長決裁した関係者としてというようなことで質問でございますが、公認会計士選定については、北茂安町土地改良区中部地区調査特別委員会で協議、決議されたことと思っております。
24項目めの業務発注について、議長決裁ないまま、みずから久留米市に出向き業務依頼した本人としてというようなことでございます。
この件については、公認会計士の依頼については特別委員会で協議、決議されたことと思っています。調査委託については、平成16年10月15日の特別委員会の決議後15日付で文書の作成を行っております。10月18日議長決裁後、公認会計士事務所へ出向いたと、これは間違いございません。藤光議員も言われたように、15日は議長は不在でございました。15日朝、午前中ですけれども、決裁をいただいた後に私が久留米に出向いたというようなことでございます。その日、午後から公認会計士に来庁いただいて、作業が始まったというようなことでございます。
鑑定手数料の根拠というようなことでございます。合い見積もりの不存在と、確かに御指摘のとおり見積もりは1社で見積もっております。弁護士、会計士等の料金については、法定手数料が定められていると聞いております。それによると、かなり高額になるとも聞いております。
今回の手数料は調査終了まで 300千円ということで、契約もしております。見積書としては、内野氏が40時間、もう一人、二村氏50時間、計90時間の見積もりであります。町財務規則の第 153条随意契約、第1項第6号、それと第 155条第1項第1号の規定によって見積もりを行っております。
26項目め、業務関係と予算措置について。平成16年10月15日「調整委託」、平成16年10月10日「請求書の存在」、平成16年11月5日「調査報告書」、補正予算議決日平成16年12月27日ということで書いていただいておりますが、業務期間と予算措置について質問でございますけれども、調査契約書では調査開始から調査終了、平成17年2月までということで、 300千円の契約を行っているところでございます。調査、相談業務終了後、請求により支払う取り決めになっております。
予算措置については、特別委員会立ち上げ時に予算の限度額を決めておくことになっておりますが、決めていなかったのは瑕疵があったと思っております。平成16年10月18日、調査開始した時点では、鑑定手数料の名では予算は確かになかったと思っております。ただ、その時点でも役務費としての予算はあったというふうに認識をしております。補正予算決議で大体対応できているので、その瑕疵は治癒できたというふうに私は思っております。9月補正で 1,482千円、12月補正で 830千円の補正を可決していただいております。
調査委託については、10月15日、第3回の委員会だと思いますが、特別委員会の議決後15日付で文書作成し、10月18日議長決裁後公認会計士事務所へ出向いております。さきも申し上げましたように、18日午後より作業を開始していただいておるところでございます。
27項目め、旧北茂安町財務規則との関係についてでございますが、旧北茂安町財務規則第3条の規定により処理を行ったところでございます。支出負担行為執行区分表では、12.役務費については支出負担行為、支出命令ともに全額課長決裁というふうになっております。
質問項目の28項目めですけれども、地方自治法第 100条第1項第11号との整合について、内容説明というようなことでございますが、委員会立ち上げ時に予算の限度額を決めておくことになっているのがこの11号と認識をしております。委員会立ち上げ時に予算の限度を決めていなかったことは瑕疵があったと、先ほども申し上げましたとおり思っております。しかしながら、補正予算決議により瑕疵は治癒できたというふうに認識をしているところでございます。
質問事項の29項目め、予算措置がなく執行できる法的根拠というようなことでございますが、公認会計士に鑑定依頼した平成16年10月18日、これは契約日ですけれども、調査委託した日は15日ですが、この日には鑑定手数料の名目では予算はなかったというふうに思います。しかし、役務費としては支払うだけの予算はあったというふうに思います。
この根拠といいますのは、地方自治法第 210条、総計予算主義の原則と、第 211条、予算の調製及び議決、第 215条、予算の内容、第 216条、歳入歳出予算の区分、それに地方自治法施行令第 144条、予算に関する説明書、地方自治法施行令規則第14条、15条、15条の2、ここら辺の条例にそのような根拠といいますか、そういうことで私は認識をしているところでございます。
質問事項の30項目めですけれども、旧北茂安町監査委員会に対する監査請求とその審査内容について、平成16年12月27日付で藤光議員の方より外 131名さんから、地方自治法第 220条違反の議会費鑑定手数料に対する監査請求がなされたところでございます。平成16年12月定例会において鑑定手数料 300千円が提案され、12月22日に可決されているが、土地改良区中部地区調査特別委員会が予算措置もなく事前に執行されていることが判明したと。これは地方自治法違反である。ましてや、同特別(「はよまとめてくれんこ」と呼ぶ者あり)はい。そのような監査請求があったものでございます。
次の質問事項31番、請求の却下理由について、「9月補正、12月補正予算が可決され確保された」と、監査委員の虚偽回答というようなことで御質問でございますけれども、平成17年2月24日付北監48号により、藤光氏あて2名の監査委員名により、北茂安町職員措置請求について却下通知をされております。平成16年12月27日に受理した上記請求について、地方自治法第 242条第4項の規定に基づき監査を行った結果、その請求に理由がないと認められるので通知しますというような文面でございます。結論といたしましては、当職員請求については、地方自治法第 242条に基づき該当しない。よって、本請求について却下するというようなことで、却下通知と申しますか、通知がなされたところでございます。
32項目めの回答書送付についてというようなことでございます。通知文日付平成17年2月24日付平成17年2月25日中原郵便局消印、支払日と同日平成17年2月26日到着というようなことで質問をされております。
平成17年2月24日、監査委員合意議事により北茂安町職員措置請求の作成を行い、代表監査委員さんの決裁をもらい投函したものです。その結果、議員の一般質問通告書に記載されているとおりになったものと思います。
33項目め、会計処理についてということでございます。債務負担行為日平成16年10月18日、支出命令日平成17年1月26日、支払い日平成17年2月25日、議会事務局長決裁で処理というようなことでございます。支出負担行為日は調査委託契約日、または実質調査開始の平成16年10月18日でございます。支出命令日は平成17年1月26日、支払い日については平成17年2月25日です。
事務局長決裁で処理したことは、北茂安町財務規則第3条の規定により処理を行ったものでございます。支出負担行為執行区分表によると、12.役務費は全額課長決裁になっております。
その質問事項の34項目め、平成17年8月17日付回答書について、碇議長回答書内容(別紙のとおり)、各回答との整合ということでございます。回答されたことは回答書のとおりと認識をしております。また、各回答との整合については、事務局として回答する立場ではないと考えます。
質問事項35項目めでございます。公認会計士契約書に関する事後処理決裁書について、公文書紛失発覚、平成17年12月27日補正予算議決後、後処理した日と理由ということでございます。
この件については、情報公開請求により回答をいたしておりますように、確実に決裁をいただいていることは記憶をしておりますが、日にちがはっきりしません。現在も書類を探してはおりますが、発見に至っておりません。
事後処理した理由は、全協の折だと記憶をしておりますが、契約書もなく見積書もなく、それでいいのかというようなことで、大変な騒ぎになったことを記憶しております。後処理でもいいからというような、議員の方から御指導があったものと記憶をしているところでございます。
35項目めまで終わりました。
78 ◯議長(碇 長吉君)
藤光議員。
79 ◯5番(藤光繁郎君)
私が番号を言う以外は結構です、もう時間がございませんので。
まず2番の関係です。2番関係については、いわゆる労働対価というようなことでお答えができておるわけですけれども、報酬としてというようなことで今回答がございました。ところが、ここに三養基土地改良区の14年期に関する決算書がございます。給与の中の付記欄に、事務局長8カ月ということで給与支払いになっておるわけですよ。私は、事務処理上言っておりますのは、いわゆる兼職というのは、役員でも兼職はできるわけですよ。雇用関係が発生しておらんということじゃなくて、給与で支払っているがこそ、いわゆる雇用関係が生じておるんです。報酬でそのままやっておれば、事務局体制の中に入られるんですよ。ちぐはぐな答弁になっておるわけですね。そういう意味で、20条というのはいわゆる同一人物が理事と監事、あるいは理事と職員、監事と職員を兼ねることは機関分化の趣旨に反し、業務の不正を醸すことになり、土地改良区の管理運営上好ましくないので、この禁止規定を設けたと。職員とは、土地改良区の常時雇用関係にある一切の者を言う。したがって、役員と職員との兼務禁止は、役員が同時に土地改良区との雇用関係のあることを禁止していると、こういうようなことになっておるわけですよ。
したがって、私は技術的に下手だと言っておるんですよ。報酬でそのまま払えばいいんじゃないですか。給与で払っておるからこそ、いわゆる辞令はあるけれども解任辞令はない、こういうようなこと。現に賃金として払っておるというようなことについては、動かせない事実がある。こういうことについて、第2回目の答弁をお願いします。
次に、6番の存在はオーケーでございます。
それから、14番目の土曜閉庁日に通常の委員会として、通常の委員会随行としてどうして行かれるんですか。百条委員会の事務局は議会事務局ですよ。議会が付託したと、こういうことですから、そこら辺の関係についてお願いしたい。
以下、あと内容については、一言申し上げますが、実はこれも提出をいたしておりますけれども、土地改良区職員が陳述をいたしております。
一つ、補助金要望書は役場産業課で言行をされ、この指示のとおりに作成したと。文書の鏡、明細書のつくり方は、産業課の指導を得たと。九電の協力金があるが、要望は多い方がいいと。そして、土改連に対する内容は、それについては合わせてもらえと、こういうこと。そして途中、要望書添付の中部地区換地明細書は、藤光が違うと言っておると聞いて、11月下旬に修正を百条委員会に提出したが、無視されたと。
さらに、藤光より指摘された決算明細書は、産業課と一緒に鳥栖農林事務所小松管理係長に相談し調整してもらった。コピーの内容については、田中理事長から金庫の中にあるものを出せというような命令であったと。それまで区職員は知らなかったと、こういうようなことを言っておるんですよ。そういう点についてのみお答えを、第2回お願い申し上げます。(「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)
80 ◯議長(碇 長吉君)
産業課長。(「議事進行じゃろう、優先でしょうが。今のいいですか」「2番ば答えてもらうぎんたよかっちゃなかですか」「もう一つ答えるんじゃないですか」「規定にのっとってやってくださいよ、規定にのっとって」と呼ぶ者あり)
81 ◯産業課長(佐藤正博君)
2番の労働対価ということで、先ほど私答弁いたしました。まず、この件につきましては議員御指摘のように、就任及び解任辞令を交付し、辞令の内容については常任理事として辞令をいたし、手当については給料ではなく報酬として支払うべきであると、こういうふうに私は思っております。
14番目につきましては、特別委員会ということで百条委員会に随行したということでございます。この分につきましては決裁なく行ったということで、この分につきましては閉庁で(発言する者あり)閉庁時に委員会の方から相手方の顔を知らないという、委員会の方については相手の顔を知らないと、そういうことで担当の方に動向をしてくれと、こういう依頼がありまして、私の方にもその話が来まして随行をいたしたということでございます。
それから、 5,000千円の要望書でございますけど、この分について、うちの課の方から 5,000千円の要望書を提出しなさいと、多い方がいいだろうということで先ほど御質問等があっておりましたけど、決して産業課の方から 5,000千円の要望を出してくださいということは言っておりません。
以上でございます。
82 ◯議長(碇 長吉君)
藤光議員。時間がございませんので、簡潔にお願いします。(「何分でしょうか、あと何分」と呼ぶ者あり)あと3分です。
83 ◯5番(藤光繁郎君)
そしたら、2番の3回目をいきます。
今言っていただきましたとおりに、私は決算自体がおかしいんじゃなかろうかと思いますよね。給与として支出されておる事実はあなた確認しておりますか、報酬じゃないんですよ。それと、あなたが言う認識しておりませんという言葉はどこにつながるんですか。決算額が 2,390千円のうち8カ月相当分、いわゆる 100千円の8カ月ですから 800千円がそれに要した経費ということで支出は決算書に載っておるんですよ。そういう意味からあなた、いわゆる労働対価という言葉に結ばれているんじゃないんですか。時間がございません。
84 ◯議長(碇 長吉君)
佐藤産業課長。
85 ◯産業課長(佐藤正博君)
9月議会の答弁で労働対価と申し上げましたのは、三養基土地改良区の方から顧問弁護士さんの見解ということで、労働対価に支払いをしたということを聞いておりますので、労働対価ということでございます。そして、一応給与ということで、給与で支払っておられるということは認識しております。
以上です。(「説明が不十分です。以上をもって終わります」と呼ぶ者あり)
86 ◯議長(碇 長吉君)
以上をもちまして、通告第17号によります5番藤光繁郎議員の一般質問を終わります。
以上をもちまして、本日の日程を全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり、お疲れさまでございました。
午後2時14分 散会
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