能勢町議会 2017-03-13
平成29年環境教育常任委員会(3月13日)
平成29年
環境教育常任委員会(3月13日)
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│ 環境教育常任委員会記録 │
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│ │平成29年 3月13日(月) 午前 9時29分 再開 │
│会議日時 ├─────────────────────────────────┤
│ │平成29年 3月13日(月) 午後 4時59分 延会 │
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│場所 │能 勢 町 役 場 議 場 │
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│ │委員長 大 西 則 宏 │委 員 長 尾 義 信 │
│出席委員 ├────────────────┼────────────────┤
│ │副委員長 西 河 巧 │委 員 美 谷 芳 昭 │
│出席6名 ├────────────────┼────────────────┤
│ │委 員 中 植 昭 彦 │委 員 長 尾 義 和 │
│欠席0名 ├────────────────┼────────────────┤
│ │ │ │
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│ │ 職 名 │ 名 前 │ 職 名 │ 名 前 │
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│ │ │ │ │ │
│ │町長 │ 上 森 一 成
│教育次長 │ 瀬 川 寛 │
│ │ │ │ │ │
│説明のため├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │ │ │教育委員会 │ │
│ │副
町長 │ 東 良
勝 │ │ 田 中 和 幸 │
│ │ │ │理事 │ │
│出席した者├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │ │ │ │ │
│ │教育長 │ 加 堂 恵 二 │生涯
教育課長│ 花 崎 一 真 │
│ │ │ │ │ │
│の職・氏名├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
│ │ │ │ │ │
│ │環境創造部長│ 福 原 仁
樹 │学校教育課長│ 辻 新 造 │
│ │ │ │ │ │
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│ │ │ │生涯
教育課 │ │
│ │地域整備課長│ 上 安 敏 弘 │ │ 上 西 康 弘 │
│ │ │ │参事 │ │
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│ │環境創造部付│ │ │ │
│ │ │ 宇都宮 福
敬 │学校指導係長│ 岡 村 雅 人 │
│ │課長 │ │ │ │
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│ │地域整備課 │ │学校教育課 │ │
│ │ │ 中 教
仁 │ │ 塩 出 代茂子 │
│ │参事 │ │主幹 │ │
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│ │ │ │ │ │
│ │土木建築係長│ 馬 瀬 師
彦 │ │ │
│ │ │ │ │ │
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│付議事件 │別紙のとおり │
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│議会事務局│ │ │ │ │ │ │
│ │局長│ 寺内 啓二 │係長│ 岡 康一 │書記│ 辻 かさね │
│出席者氏名│ │ │ │ │ │ │
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再開 午前 9時29分
○委員長(大西 則宏君) 挨拶
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○委員長(大西 則宏君) それでは、定数に達しましたので、
環境教育常任委員会を再開いたします。
直ちに会議を開きます。
本委員会に付託されました議案第18号「平成29年度能勢町一般会計予算」に関しまして、環境教育関係を議題といたします。
これから
環境創造部地域整備課につきましての質疑を行います。
質疑は一問一答方式で行います。よろしくお願いいたします。
それでは、質疑のある方。
○委員(長尾 義信君) おはようございます。
本日は地域整備課ということで、よろしくお願いいたします。
まずというか、また、予算説明資料に沿って、またお聞きをしたいと思いますが、まず119ページなんでございますが、道路維持費の中で、町道除雪事業費ということで、そこをお願いしたいと思います。
ことし、大変雪が多くて、道路のほうも大変やったと思うんですけれども、その中で学校関係も含めまして非常に凍結がありまして、スクールバスのほうも時間的におくれたりともしておったわけでございますけれども、今年度、来年度の予算を見ると、前年度が62万で、今年度83万ということで、これ多分融雪剤等の配置も含めまして、除雪事業がふえるということでなっていると思うんですけれども、実際、今年度、いろいろ聞いておりますと、やはりかなり融雪剤等も少なく、また、なかなか除雪作業もなかなかおくれておったというのもちょっと聞いておるわけなんでございますが、そのあたり、今年度、この予算で大丈夫でしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) おはようございます。
除雪についての御質問でございますけれども、今年度につきましては、例年にない大雪が連日ございまして、例年、融雪剤ということで500袋ぐらい購入をしとるわけなんですけれども、今年度につきましては、その500袋使い切ってしまいまして、予備費等からも充当いただきまして、1,000袋近く、倍近くの融雪剤を購入したところでございます。対応につきましては、一番初め、6時半ぐらいに職員が集まりまして、直営でまず平野線から融雪剤の散布をしてまいりまして、通学バス、町道なんですけれども、町道においては、通学バスの通るところを優先的に、東でいきますと、大原でありますとか、そういうところを、積雪がありましたら、除雪をして、融雪剤を散布をしてきたところでございます。29年度の予算につきましては、この分、ちょっと例年どおりの予算組みですんで、予算組みの段階では大雪というのは想定されておりませんでしたので、例年どおりの予算になっております。また、そういう大雪がございましたら、また、予備費とか充当をいただくような形で対応してまいりたいと思っております。以上です。
○委員(長尾 義信君) 本当にことしの冬はかなりの降雪もありまして、非常に大変やったと思います。ほんで、もう融雪剤はもう使い切ってということでございますね。ほんで、来年度、購入を、早速また冬に向けての購入をしていただいて、足らん分は何ぼかという、流用というか、補正をしていただくと、そういう形でやっていただくということでよろしいですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 融雪剤については、在庫はまだ置いております。一応まだ降るかもしれないということで、一応在庫は確保しておかなければいけませんので、在庫は置いております。ほんで、また、この時期が終わりましたら、回収をしまして、また、来年度、また購入して、また各部署に、各箇所に配布をしていきたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) ぜひともまた危険防止、安全対策のために、対応のほうよろしくお願いいたします。
あわせましてなんですが、前もちょっと確認をさせていただいたんですけれども、学校の周り、今年度は特に突然の雪ということだったんですけれども、学校の周り、特にまたよろしくお願いしたいということと、校内ですね、学校の中、そのあたりの対応は、基本的には前に聞いておるのは、学校側が対応するということでございますが、そのあたりはお互い認識は確認はしていただいておるわけでしょうか。
○委員長(大西 則宏君) ちょっと休憩してよろしいですか。
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休憩 午前 9時35分
再開 午前 9時35分
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○委員長(大西 則宏君) それでは、会議を再開します。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 町道と学校の敷地内の除雪対応ということですけれども、私ども町道の管理者といたしましては、町道の除雪、ほんで、校内については教育委員会、学校ということで、それは教育委員会とお話をした中で、中は自分でやってくださいよというふうなお話はしております。
○委員(長尾 義信君) よろしくお願いします。ということは、ほんなら、詳しいことはまた教育委員会のほうでまたお聞きしたいと思います。
続きまして、もう一つは、町営住宅のほうの住宅撤去事業、これも119ページでございますが、150万、前年度も150万ということでございますけれども、今回、撤去され、これ空き家にもなっておるかとは思うんですけれども、その撤去の場所並びに、まず場所をお聞きしたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 町営住宅の撤去について御質問でございます。
この撤去につきましては、町営住宅の方針といたしまして、かなり古い住宅が多数ございまして、倉垣住宅、また、野間稲地住宅、ほんで、大里住宅等の古い住宅につきましては、退居をされましたら撤去をするという方針をとっております。ほんで、あと、杉原住宅、地黄住宅につきましては、まだ新しいんで、もし退居をされましたら、公募をするというふうな形で今現在進んでおります。ほんで、今回、田尻住宅の7号住宅ですね、そちらのほうは退居をされましたので、今回、撤去をするということで予算のほうを計上させていただいております。以上です。
○委員(長尾 義信君) これは戸数は1軒ですか、1戸。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 済みません、撤去は1戸です。以上です。
○委員(長尾 義信君) ちょっと確認も含めてでございますけれども、120ページなんでございますが、昨年度のちょっと見させていただいたら、月額19万4,700円で33戸ということで、1軒当たりの、どないいうんですかね、家賃ですかね、これが何か5,900円なんですけれども、今回、ちょっと見させていただくと、月額は17万1,700円で、これ30戸という計算をされておるんですけれども、これちょっとぱっと計算したとき、ちょっと割り切れないような気がするんですけれども、ちょっと細かいとこなんですけれども、よろしくお願いします。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 入居されています、今回30戸ですけれども、家賃につきましては、毎年、前年の収入とか、そういうふうな算定基礎がございまして、例年、家賃のほうが変わってまいりますんで、また、人それぞれ住宅によって金額違いますので、そういう形で差額は出ております。
○委員(長尾 義信君) わかりました。ほんなら、去年はたまたまそういう形できれいに割り切れたということですね。はい、了解です。
続いて、撤去をしましたですね。そんなら、ちょっと空き地になりますわね。それの活用ですね、今後の活用について、今、どういう感じで進められておりますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 住宅撤去をしまして、今後の活用でございますけれども、それぞれ住宅、各地にあるんですけれども、田尻住宅につきましては、まだ今回、撤去をしましても、5戸残ります。今までも撤去をして、各地の住宅撤去してまいっておりますけれども、とりあえずそこは更地にいたしまして、フェンス等をいたしまして、草とかが生えてまいりましたら、草刈り等をして、とりあえず更地で管理をするという形で考えております。
○委員(長尾 義信君) それにあわせて、今、空き地ですね。これはどれぐらいの件数があるんですか、今現在。
○委員長(大西 則宏君) しばらく休憩します。
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休憩 午前 9時43分
再開 午前 9時44分
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○委員長(大西 則宏君) 会議を再開します。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 失礼しました。
区画数については、後ほど御報告させていただきます。よろしくお願いします。
○委員(長尾 義信君) あとで、ほんなら、よろしくお願いしたいということで、まあまあ、せっかくその空き家、場所的にも多分いい場所かと思うんで、今後の活用をぜひとも、公園にするのか、それとも、違った形で活用するかということでありますので、そのあたり、ぜひともまた早い段階で活用方法を考えていただきたいと思うんですが、それに当たりまして、町長、そのあたり、何かいい活用方法、何かお考えでしょうか。
○町長(上森 一成君) 一部は、今、大けやきのところで駐車場として活用しているとこもございますので、その辺のことも含めて、ちょっとお時間いただいて調整したいと思います、検討したいと思いますので、よろしくお願いします。今のとこ、活用としては、そういう活用ぐらいしかないのかなとは思っておりますけれども、はい、なお、検討させていただきたいと思います。
○委員(長尾 義信君) そういうことですんなら、できるだけ早い時期にまたいい活用方法をよろしくお願いしたいと思います。
続いて、126ページの下段のほうなんでございますが、これはいろいろと、どないいうんですかね、場所はある程度、今後予定をされておるかと思うんですけれども、実はかなり予定外で不要の看板がかなりちょっと見受けられると思うんですね。例えば、1つは、学校は1つに変わりましたので、そのもう看板がもう今、設置してある、老朽化も含めて、その看板をまあまあ、もう今、使わないところがあったりとか、例えば、ちょっと気になるところなんですけれども、ちょっと休憩していいですか。
○委員長(大西 則宏君) 会議を休憩します。
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休憩 午前 9時47分
再開 午前 9時48分
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○委員長(大西 則宏君) 会議を再開します。
○委員(長尾 義信君) 済みません、町道もそうでございますけれども、国道周辺も含めまして、ちょっと不要的な看板がちょっと見受けられるんですけれども、そのあたり、ずっとパトロールしていただいて、ちょっと不要看板の確認も含めまして、ちょっとチェックをお願いしたいと思うんですけれども、これはちょっと一つお願いという形なんですが、そのあたりいかがでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 看板についてということでございますけれども、違法広告物とかそういうふうな看板ですかね。その分につきましては、町管理道路内にそういう看板が立っておったら、町で、また、府道、国道につきましては池田土木、そういうような形で合同でそういう屋外広告物の撤去ということで点検等は定期的に行ってまいっております。そのときに撤去等をやっておりますけれども、個人地等についております看板につきましては、ちょっとうちのほうでは撤去できませんので、それについてはちょっとうちのほうでは対応しかねるところでございます。
○委員(長尾 義信君) 個人所有の場所に不要な看板かとは思うところもちょっと多々、何件かちょっと見受けられますので、もしそのあたりも調査も含めて確認をいただけたらうれしく思うんですけれども、そのあたり、町道ではないんですけれどもね。やはり多少見受けられるので、そのあたり確認も含めて、お願いしたいと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほども申し上げましたけれども、個人地に設置されている分につきましては、ちょっとうちのほうで撤去はしかねるところでございます。そのほかの町管理道路についておるとか、府道とか国道についているものにつきましては、土木にも伝えて、対応をしていきたいと考えます。
○委員(長尾 義信君) ほんなら、例えば住民の方が、例えばある場所にそういう看板があって、個人地の場合個人でお願いをする、個人で依頼をすると、そういう形になるんですかね。
○地域整備課長(上安 敏弘君) その看板にもよると思うんですけれども、基本的にはそういうことになると思います。
○委員(長尾 義信君) その場所を、その看板とか立て看板を撤去するとかいうのはちょっと置いといて、住民さんから相談があった場合に、その場合はこういう形で対応していただいたらどうかとか、逆に、全体的な景観の中でやっぱり余りよろしくない看板につきましては、それなりに町のほうも確認も含めて動いていただきたいなと思っておるんですが、そのあたりいかがですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 御相談とかございましたら、先ほど申しましたように、相談に乗らせていただいて、対応のほうを一緒に考えてまいりたいと思います。
○委員(長尾 義信君) そのときはぜひとも対応というか、相談も含めまして、よろしくお願いしたいと思います。
次に、これはちょっと確認も含めてお聞きをしたいと思います。
125ページの下の段です。皆増なんですけれども、これ新規ということでございますが、まず、土砂災害の
土砂特別警戒区域内にそういう建物を、細かいところまで、ある程度、何軒ぐらいそういう建物が建っておるんでしょうかね。
○環境創造部長(福原 仁樹君) これ主たる担当は池田土木になりますけれども、うちの自治防災のほうがその辺を受けて調整をしています。ほんで、うちのほうもその辺のところは聞かせていただいておるんで、ざっと300ぐらい、一部かかっとる分も含めると、それぐらいというふうに聞いています。
○委員(長尾 義信君) かなりの数かと思うんですけれども、その中で、今回、皆増ということで予算がついておるんですけれども、これは586万2,000円ですかね。これはまあまあ、ことしは何件分を見込んでおられますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) これは国の補助事業ということでございまして、件数につきましては、これそれぞれ1件分、頭出しの予算を計上しておるとこでございます。ほんで、御説明のほうでもさせていただきましたけれども、件数があるようでございましたら、また、補正対応でお願いしたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) 多分、初め300件ですかね、おおむね300件で聞いておりまして、1件分を見込んでおるということで、ほんで、そういう形で御希望等ありましたら、その都度また調査されて、それはまた今後、追加していただけるということでございますけれども、例えばこれを住民さんにある程度そういう予算がついておるという形のは、何か広報か何かでこれは、それとも、直接何か連絡をされるんでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) この制度についてでございますけれども、今後、広報等でお知らせするのと、あと、区長会等で御説明のほうさせていただきたいと考えております。
○委員(長尾 義信君) それでは、もう一つお聞きをさせていただきます。
これは学校の道路、平野線の改良工事事業ということで、128ページになるかと思う、下段のほうですね。今、工事のほう、まあまあこれから信号の移設等も含めまして、29年度、入札、契約という形で執行という形になってきて、整備のほうもかかっていただけると思うんですけれども、その中で、これはお願いといいますか、前にもちょっとお願いをさせていただいたんですけれども、学校のやっぱり周辺にスクールゾーンという標示は、確かに学校のおりたとこには、正面、正門のとこにはあるんですが、それ以外のとこにちょっと見受けられませんので、ぜひとも路面標示を出していただいて、注意喚起というか、そのあたりをぜひまたよろしくお願いをしたい。もうその1点でございますが、それについてよろしくお願いします。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 御要望のありました路面標示につきましては、関係機関、警察さんと学校と協議の上で、前向きに検討していきたいと思います。
○委員(長尾 義信君) ぜひよろしくお願いいたします。
もう一つは、ちょっと確認も含めてでお聞きしたいんですけれども、前回、ちょっとバイパスのとこ、学園橋という名称はついておったんですけれども、これはもう、あの橋はもう学園橋という形の命名でもう確認させていただいたらいいんでしょうか。それと、何で学園橋になったのかと、あわせてちょっとお聞きしたいなと思っております。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 今回、バイパスの橋梁についての橋のお名前でございますけれども、一応学園橋ということで決定はさせていただいているところでございます。能勢町が管理する橋梁名につきましては、河川名、また、地名に由来する橋梁名が多くございます。ほんで、その他としまして、ふれあい橋とか希望橋とか栄光橋とか山百合橋等があるんですけれども、今回の橋梁の選定につきましては、新学校のすぐ前に位置することから、親しみやすく、どこの橋かすぐわかるような形で橋梁名を内部で選定をしたところでございまして、今回、学園橋ということで内部で決裁において決定をさせていただいたところでございます。
○委員(長尾 義信君) 例えば地元の方の要望とかはなかったでしょうかね。例えばこの橋は、できたら地名をとってほしいとか、そういう相談は特にされておりませんか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 本来、御相談等をさせてもらうところでございますけれども、ちょっとそういう御相談のほうはさせていただいていないのは現状でございます。
○委員(長尾 義信君) 決定ということであれなんですけれども、やっぱりこれからずっと残っていく橋でございますし、ほんで、子供たちもそこずっと渡る。ほんで、一般の方も使う。これは、先にはもう学校だけじゃなくて、まあまあ、全体的な感覚でその橋を命名されたらいいかなと思っておったんですけれども、もうこれはもう、ほんならもう、広報等にも、本当にもう決定したわけですね。確定ですか。再度。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 一応学園橋ということでいかせてもらいたいと思います。それと、竣工の際には、正式に広報等でお知らせをしてまいりたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) 以上で終わります。
○委員長(大西 則宏君) ほかに質疑はございませんか。
○委員(中植 昭彦君) 数点だけお伺いします。
さっきの議員からもありましたように、通学安全ということで、今、バイパス工事が行われている中で、歩道のほうを通行できていないですよね。今、現道の部分の路肩部分を通学に使っていると思うんですけれども、違いますかね。違いますか。あっ、もとに戻りましたか。ああ、そうですか。いや、それやったらいいんですけれども、それ危なかったんで、どうなんかと思いました。はい、そしたら、それで。あと、そしたら、それとりあえず、はい、答弁いただけますか。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 委員御指摘の通学路の迂回につきましては、ちょうど橋梁下部工に着手した際に、大きな重機、また、歩道の際を掘削するというところから、関係機関と協議し、歩道の通行どめを行い、迂回をしていただいたという状況でございます。1月の末から2月の末、ちょっと済みません、日、また後日、正式に答えさせていただこうと思うんですが、3月の頭ぐらいだったと思うんですが、1カ月ほど迂回しておりました。現在は歩道のほうを通行していただいております。
○委員(中植 昭彦君) じゃあ、あれですね、つい最近ということですね、通行し始めたという。わかりました。ありがとうございます。
それから、先ほどからも出ていましたけれども、冬期の通学の安全の対策ということで、通学路の安全協議会ですかね、協議会いうんでしょうか、推進会議ですね。が、その後、開催されていますよね。その中で、その冬期の安全対策について何か協議されておられますでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 大雪後、安全推進会議のほうの中で、突然の大雪で、ちょっと対応のほうがとまどったなということで、一応府、町、土木なんですけれども、あと教育委員会と連絡がちょっととれていないということで、それを密にしようかと。ほんで、それ連絡とり合ってスムーズな除雪対応をしていくような形でやっていこうということで確認をとっております。
○委員(中植 昭彦君) やはりあれ突発的な事象でしたので、情報が錯綜して、なかなか一本化できていなかったという部分があったと思いますんで、よろしくお願いします。
やっぱり学校のほうもあれですよね、情報を把握するの困ったっていうふうなこともおっしゃっていましたので、やはりその辺の連携が大事なのかなって思っています。よろしくお願いしたいと思います。
それから、ここ、この部分というのはなかなか難しいとこなんですけれども、歩道ですよね。歩道の除雪ですね。これどこまでするんだっていう話になってくるんですけれども、これ通学だけではなくて、やはりあれなんです、診察とか買い物とか行かれるときに、もうシニアカーとか乗っていらっしゃる方がやっぱり通行がすごく危ないと。で、なかなか、あれだけ降ってしまうと、何日も根雪みたいになってしまって、通行するのが危なかったっていうふうなお言葉もいただいているんです。車道のほうは優先的にしていただけるというのはわかるんですが、歩道の部分の安全対策の考え方についてお伺いしたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 除雪の歩道についての対応でございますけれども、先ほど委員おっしゃいましたとおり、優先的に車道のほうをやってまいりますので、ちょっと歩道のほうまでは、即、対応には回れておらないのが現状でございます。で、車道をしますと、次に歩道ということですけれども、歩道については、現状としては学校のほうで対応してもらっているのが現状でございまして、ちょっと手が回っておらないというのが実情でございます。
○委員(中植 昭彦君) なかなかこれ歩道まで自動散布機でまくっていうのも難しいところあると思うんですよ。これ悩ましい問題だなっていうふうに思っています。ですので、その辺もちょっと対応していただけたらありがたいですし、あとは、ストックですね、凍結箇所に置いてある、備えつけてある融雪剤のストックが今回、結構なかったっていうふうなお話もいただいているんですよ。それは多分使われて、で、補充がなかなか追いついていない部分があったのかなというふうに思うんですが、その辺の対応、どうだったんでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 融雪剤の各地に置いているストックなんですけれども、積雪がありまして、使われまして、ほんで、なくなれば、なくなったという連絡をいただいて、そこへ対応をしとるところなんですけれども、ちょっとほかの場所については、ちょっとそこまで手が回っておらなかったのが現状でございまして、言っていただければ、すぐ対応はしておったんですけれども、ちょっとほかのとこが点検がちょっとできなかったような形でございます。
○委員(中植 昭彦君) もうこれ要望なんですけれども、住民さんもまこうとしたときに、ないっていうことで、で、どこに連絡したらいいのか。その府道部分、町道部分っていうのが全然わからないという話で、もうできれば役場のほうで融雪剤もストックもなくなっていますよみたいな連絡が受けていただけるんであれば、もっとその情報収集もしやすいのかなというふうに思うんですが、その辺、ストックするところに何かそんなもん、連絡とか何か周知する方法があったらいいのかなと思う。もう皆さん、携帯電話も持ってらっしゃいますんでね。ちょっとこの辺、置いといてほしいというふうな話を受けやすくしたらどうかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 国道、府道については池田土木さん、ほんで、町道については町の土木でございますけれども、その場所にそういう連絡先とかなかなか置けないので、とりあえず役場のほうに言っていただければ、こちらのほうで判断いたしまして、国道、府道でありましたら、土木部のほうに伝えて、置いてもらうような形で対応してまいりたいというふうに思います。
○委員(中植 昭彦君) ぜひお願いしたいと思います。なかなか、連絡入れるのどこかなっていうのがあったみたいです、はい。ですので、その辺お願いしたいなと思っております。
それから、町道の整備もかかわってくるんですけれども、通学路の安全対策のところで、各、あれですね、旧校区ですかね、地区委員さんのほうからいろいろと要望が上がってきているかと思うんですが、その辺の対応状況はどうなっておりますでしょうか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 維持工事関連の御質問でございますけれども、各区からさまざまな御要望等をいただいております。ほんで、その箇所についてはうちのほうで確認をさせていただきまして、対応が必要ということであれば、優先的にそこを対応しているところでございますけれども、大体100件近いストックの要望がございまして、ほんで、四、五十件ずつ対応していっているところなんですけれども、まだまだ御要望をいただいたところ、対応し切れていないのが現状でございまして、順次対応してまいりたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) 通学路のことで、開校前からいろいろな要望が出てきていると思います。で、開校後にも、通学、実際に行った中で、ここが見通しが悪いとか、ここは暗いんで、防犯上どうなのかっていうふうな話が出てきていると思うんですよ。それに関しては、結構個人持ちの山とか、そういうところに協力いただかないといけない部分があって、それは、日がたてばたつほど協力というのが得られにくくなってくるのかなということで、去年も質問させていただきました。で、伐採とか、その辺も要望のほう上がってきていると思うんですよ。ですので、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 通学路の安全対策につきましては、先ほどありました通学路の安全推進会議の中でそれぞれ逐次上がってきまして、ほんで、それぞれの道路管理者、大阪府、池田土木、町、また警察もございますので、それぞれその対応につきまして振り分けをいたしまして、すぐできるものは即対応ということで、なるべくそれは安全対策実施するような形で、その会議の中で逐次、実行できたか、いつするかというふうな形で確認をして、実施に向けて取り組んでいるとこでございます。
○委員(中植 昭彦君) それでお願いしたいと思います。なかなか、やっぱり開校してすぐ当たらないと、皆さんがある程度これでいけているやないかみたいな感じになってしまうと、その対応がしにくいのかなって思っていますので、できるだけ、予算のこともあろうかと思うんですが、お願いしたいというふうに思います。
それから、これもう最後にします。浚渫の件です。
結構今、土砂が積もってきて、大雨が降ると、あふれかけているっていう河川が結構あろうかと思うんです。で、その辺の浚渫の考え方ですね。以前でしたら、結構頻繁に浚渫していただいていたのかなと思うんですが、最近はちょっとその辺が遅くなってきているのかなという思いもありますので、その辺確認させていただきたいと思います。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 河川の浚渫についての御質問でございますけれども、本町の河川の浚渫について、維持管理についての予算的にはちょっと少ないですけれども、一応基準といたしましては、断面の2割を侵す分については浚渫をしていこうという形にしておりますけれども、その中でもちょっとかなり多くございますので、優先順位つけて順次対応しておるところでございます。
○委員(中植 昭彦君) 府のほうの動きっていうのは何かつかまれていますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 大阪府のほうでございますけれども、大阪府につきましても、その堆積の調査をやっておられまして、29年度にその結果が出るということで、その結果に基づいて優先的に浚渫をやっていかれるというふうな形で聞いております。
○委員(中植 昭彦君) その辺も結構浚渫された土砂が横に山のように置いてあった。で、そこが草がいっぱい生えてっていうこともちょっとお伺いしていましたし、どこをしていただけるかというのもわからないと。で、川の近所の方っていうのは、あれですよね、結構心配されていらっしゃる方、多いんです。ですので、やはりその辺の情報の提供も必要なのかなというふうに思います。予算的なものもありますんで、その辺で安全が担保できるんであればいいんですけれども、なるべくその辺、情報提供していただいて、で、迅速に対応していただきたいなという、これ要望ですんで、よろしくお願いいたします。私のほうから、以上です。
○委員長(大西 則宏君) 他に質疑はございませんか。
○委員(美谷 芳昭君) 私のほうから数点お伺いします。
今も話が出ておりました町道の整備と河川の整備ですね。町道は1,500万、河川が900万と、単費でこれ全部見ております。交付税措置はされていると思いますけれども、一応町単費の事業でございます。先ほどの答弁で聞いていましたら、各区から要望で半分ぐらい、いわゆる町道については半分ぐらいの要望に応えられているというような答弁がありましたんですけれども、この各区長さんからいろいろ要望は出ていますんやけれども、ほんまに半分ぐらいまで要望は聞けているんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 済みません、要望箇所と、先ほどちょっと申せませんでしたけれども、うちが確認をいたしまして、対応が必要という箇所ですね、それを合わせまして半分ぐらいでございまして、ほんで、区からの要望の半分というところまではちょっといっておらないです。
○委員(美谷 芳昭君) 町の社会資本、いわゆるいろいろありますけれども、特にここで申していますのは町道と河川ということで、かなり全体に古くなってきていますのでね。これ予算が毎年同額で推移しておりますけれどもね。もう少しつぎ足してでもきっちり整備をしていくべきだと、私は去年も同じこと言うたと思いますけれども、増額予算ででもやっていくべきだと思っておりますが、課長、考え方はいかがですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 維持工事についての増額予算はという御質問でございますけれども、単費的には同額でということになってきておりまして、ほんで、社会資本の交付金ですね、それを使って舗装等点検、橋梁の点検等、修繕等もふやしておりますので、ちょっと予算的にはここ数年、少しは上げてきたところでございまして、予算があるにこしたことないんですけれども、一応こういう形で少し橋梁点検等、修繕で増額というふうな形で考えております。
○委員(美谷 芳昭君) 社会資本の整備事業ですね、1,000万ですね。これ二、三年前からでしたかな、この予算がつき出したのがね。それでかなり舗装の部分ができているということで、これはありがたいなとは思っております。それをしましても、やはり今、先ほど言いましたように、かなりやっぱり全体に古くなっています。古くなっているいうんか、老朽化しているというところです。ですから、しっかり予算とって、できるだけ整備をしていっていただきますように、これはよろしくお願いします。
それから、先ほどちょっと出ていました町営住宅の管理の関係でございます。
130ページの下段に書いておりますけれども、これは恐らく杉原住宅と地黄住宅ですか、あたりの修繕だと思いますけれども、木造以外の簡易耐火住宅ですかな、あたりの修繕だと思いますけれども、こういう考え方、間違いないですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 町営住宅の修繕についての御質問でございますけれども、この修繕については、残りの木造住宅と杉原、地黄の住宅の修繕費でございます。
○委員(美谷 芳昭君) これも私も常々言うていますんやけれども、昭和20年代に建った木造住宅の話ですね。これいつまででも放っておけないと思います。入っておられますからね。それを出ていってもらってというわけにもいきませんねんけれども、かなり古くなっております。耐震化の問題もありますからね。これ何とか前向きに考えないかんと思うんですけれどもね。この修繕費は、この木造住宅の、かなり古くなっている住宅の修繕費は全体には入っていませんわね。入っていないと思います、この修繕費の中に。入っていますんかな。入っています。ほんなら、耐震化等の考え方というのはどう、老朽化している木造住宅の耐震化はどのようにお考えですか。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 木造で古い住宅の耐震化につきましては、御指摘のとおり、耐震性能がないところでございますけれども、一定、退居されたら、出ていかれるということで、今まで取り組んできておりますが、一定、居住されているところがございますので、建物全体についての耐震化とかいうこと、これは難しいかもしれませんけれども、ほかに居住されている部分ですね、部屋の部分とかいう方法とかも今後ちょっと検討していきまして、どういった方法がいいのかいうところをちょっと、そのあたりを検討してまいりたいと考えております。
○委員(美谷 芳昭君) 町長ね、この木造住宅の話、気にはとめておられると思いますけれども、いつまででも放っておけないと思いますね。これ何とかしなければならんと。一つの方法として、どこかに建物建てて、集合住宅建てて、で、そこに皆、入ってもらうと。あと、皆、撤去していくというのが一番よい方法だと思いますけれども、予算的な問題がありまして、なかなかできませんけれども、これ町長、気になっていると思いますけれども、町長自身はこれ、木造住宅をどのようにお考えですか。
○町長(上森 一成君) この件につきましては、御指摘のとおり、古い住宅でして、非常に危険ということは十分承知をしております。過去においても、住宅の、いわゆる古い木造の住宅については建てかえて、そこに入っていただくというようなお話もあったように記憶をしております。しかし、その入居されとる方がやっぱり新たな費用負担がかかるということで、やっぱりそこにできないというようなこともございまして、ほんで、今に至っとるということです。御指摘のように、今、お入りになっている人が強制的にどこかに、別のとこに入っていただくということは、やっぱりその人にとって新たな負担がかかるということから、今、こういう形になっとるんですけれども、ただ、おっしゃるとおり、非常に古いということは十分承知をしておりますので、そこはやっぱり、何ていうんですか、方法としては新しいところに入っていただくぐらいしかないのかなと思っておりますけれども、その辺が本当に、あちらを立てれば、こちらを立たずというような状態で今、来とるということで認識はしとるんですけれども、なかなか万能薬がないというような、そんな状況と認識をしております。
○委員(美谷 芳昭君) 町長がおっしゃることもわかりますんのやけれどもね。他の自治体から見ても、こういうとこはあんまりないと思いますわ。まだありますかな。あんまりないと思いますのでね。これも頭のせめて片隅に置いてもらって、町長ね、ほんで、これ何とかせないかんということをこれから4年間、3年半ほどありますけれども、この辺も含めてお考えいただきたいと思います。
それと、これはちょっと道路敷きの登記事業、124ページの下段でございます。府道の能勢猪名川線の歩道整備事業に係る、これも府のかわりにやるということですから、特に大きな問題はないねんけれども、この地籍調査をすると。それで、374万円の予算が上がっておりますけれども、登記に関しての地籍調査をまずするんですか。それとも、登記作業も含めて、一緒にやるんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) ただいまの道路敷きの登記事業ということでなっておりますけれども、これは府道能勢猪名川線の歩道設置事業に伴いますものでございまして、この地域が地籍混乱であるということで、まだスムーズな登記ができないということで、その前段として調査をするいうことで、その受託をするという形でなっております。
○委員(美谷 芳昭君) わかりました。これどこか業者に委託してやるんですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 業務委託ということで発注をさせていただくものでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 業者委託でやるということ、それはわかりました。その中で、118ページの歳入の地籍調査等委託金、これがきっとこれに当てはまると思いますが、金額的に400万1,000円の予算が上がっておりまして、この説明資料の124ページのほうは374万円で、国、府支出金ですね。この違いというのは何でしょう。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 歳入におきましては、事務費ということで、7%頂戴するという形で、その差額でございます。
○委員(美谷 芳昭君) 了解しました。
そしたら、ちょっと最後にしますけれども、町道平野線の改良事業工事ですね。この間の説明では、この1億800万円の予算につきましてはラウンドアバウト部分と歩行空間の整備ということで、最後の工事になりますね。この中身、どういう事業か、もう一度詳しく説明してもらえませんか。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 次年度の平野線の改良事業について御説明させていただきます。
現在、国道の改良事業のほうは完了しまして、バイパスのほうに取り組んでおります。現在、下部工を施工しておりまして、次年度の1億200万の額につきましては、おおよそ5,000万ほど下部工及び上部工、そして、ラウンドアバウトの費用となっております。残りおよそ5,000万弱ぐらいが、学校から西側の平野線の歩道設置が終わったところから府道能勢猪名川線までの歩行空間整備事業の費用となります。
○委員(美谷 芳昭君) 5,000万、5,000万で説明いただきましたけれども、そしたら、もう一度お伺いします。
残りの5,000万で、学校から能勢猪名川線までの歩行空間の整備をやりますと。どういう整備をやりますか。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 学校から府道能勢猪名川線までの区間につきましては、歩道設置ではなく、歩行空間、路肩を1.5メートル確保を目標としまして整備を行うところでございます。実際にイメージしていただくのは、町道能勢猪名川線が今、工事終わったところなんですけれども、路肩1.5メートル、全てではないんですけれども、1.5メートルを確保するような形で確保しまして、そこを歩いていただくと。路面のほうにつきましては、カラー舗装を施すということで計画しております。
○委員(美谷 芳昭君) 以前、説明を受けましたね、これ。ごめんなさい、思い出しました。わかりました。
そこで、特にこの線の問題が、お聞きしていますのは、先ほど長尾委員のほうからスクールゾーンという話も出ておりましたけれどもね。ここはやっぱりスピードを皆さん、出して走ると。ほんで、朝の迂回の道になるんですかな。これが危ないということをかなり言われておりますねん。で、歩行空間の整備ということで、歩行空間というと、平面ですわね。1段上がるわけじゃなしに、車は車道と同じ。せやから、ちょっとはみ出したらおしまいですわな。事故の起こる可能性、今回、田尻で事故起こりましたけれども、そのことはまた教育委員会で言いますけれども、そういう可能性も十分ありますのでね。とにかく車のスピードを落としてもらうというのがまず一番だと思います。それで、スクールゾーンもよろしいけれども、例えば入り口の稲地側と、ほんで、国道が、あのあたりの入り口に何かこういう表示っていうか、看板とか、何か気をつけて走ってくださいというような、何かそういう表示ができんもんかなと思いますのでね、ここはスクールゾーンですよと。町道平野線を随分何か斜めのラインでも引っ張ったらいいんですけれどもね。それはなかなかできんと思いますけれども、何かよい方法をお考えになったほうがいいと思うんですねんけれどもね。そうせんと、また今度、事故が起こる可能性があると思いますので、とりあえずそれはかなり地元の方が気にしておられますので、その辺のお考え、今年度になるかならん、どうなるか知りませんけれども、そういう予算をとって注意喚起の何か表示をすべきだと思いますけれども、いかがですか。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 平野線の通行車両のスピード、減速の対策につきましては、道路管理者としましては、先ほどもありましたように、スクールゾーンなどの路面標示をすることが一つ考えられると思います。あわせて、府道からの入り口、国道からの入り口につきましても、看板等設置することは道路管理者としては可能ではございますが、視距とかいろいろ問題ございますので、関係機関と協議の上で、設置については慎重に考えていきたいと思います。
また、そういったスピードを出す車に対しての歩行者、歩行空間からの逸脱等につきましては、さきの委員会でも御要望いただいたとおり、ポストコーンなどの注意喚起というものを設置を前向きに考えておりますので、そのような形で対応していきたいというふうに思っております。以上です。
○委員(美谷 芳昭君) できるもんやったら、道路に車線を引っ張って、何か道路線引っ張ってということも、ほんで、スピードが出せないようにすることもできますわね。私、言うのわかりますか。何とかね、車線ちゅうんか、線を引っ張ってね。そういうこともできますけれども、その辺も含めて一遍、事故の起こる可能性の非常に高いとこだと思いますので、事故は絶対あってはならんということですので、これも前向きにしっかり考えていただきたいと思います。私、以上で結構です。
○委員長(大西 則宏君) 会議をしばらく休憩します。再開は10時45分といたします。
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休憩 午前10時34分
再開 午前10時45分
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○委員長(大西 則宏君) それでは、会議を再開します。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほどは失礼しました。町営住宅の区画数についての御質問でございます。
旧の住宅につきまして、大里住宅、倉垣住宅、田尻住宅、野間稲地住宅があるわけなんですけれども、それぞれちょっと申させていただきますと、大里住宅については全体で15区画ございまして、そのうち空き地ですね、撤去をしまして空き地になっているものが7区画、倉垣住宅につきましては10区画ございまして、空き地になっているものが8区画、田尻住宅につきましては10区画ございまして、空き地が5区画、野間稲地につきましては10区画ありまして、空き地が6区画ということで、トータル45区画ございまして、空き地が26区画ということでございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(大西 則宏君) ほかに質疑はございませんか。
○副委員長(西河 巧君) それでは、一、二点質問させていただきます。
歳入のほうの使用料、手数料の衛生手数料ですか。今、下水道工事も進んで、そういう公共下水等が普及してきているはずですけれどもね。収入がふえるいうことは、くみ取りですか、し尿処理のあれがふえているいうのは、何でこれふえてきたんでしょうか。
○地域整備課参事(中 教仁君) くみ取り手数料がふえとるのはなぜかという御質問でございますけれども、これにつきましては、確かにくみ取り、いわゆるトイレのくみ取りの手数料につきましては減少をしとるいうのが実情でございます。しかしながら、浄化槽につきましては、28年度より浄化槽の清掃率を高めるということで、保健所のほうと能勢町のほうで5年間、全く清掃をしていないようなところを各地区を回って啓発を行いました。そして、業者のほうも2年とか3年置きに清掃を行っているところの営業を行いまして、そういう成果が出ましたので、浄化槽汚泥の収集量がふえて、その分が増収につながったというところでございます。以上でございます。
○副委員長(西河 巧君) わかりました。そしたら、そういう浄化槽の点検等によるそういう新たなやっぱり汚泥の収集ということで、収入がふえているということで、了解しました。
あと、以前に、一昨年ぐらいに一般質問で取り上げましたゼロ歳児、幼児の、今、定額制は人口割、家族の人数割で料金を収集されているっていうことを当時聞きましたけれどもね。一応考えますということで一応答弁いただいていましたんですけれども、その後、何か考え、もう1年、2年ぐらいになるかとは思うんですけれども、何か考えておられますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 委員御質問のゼロ歳児とかの件でございますけれども、先ほど申されましたように、このくみ取りにつきましては、定額制、4月1日現在の世帯の人数で換算をしております。で、検討したかということでございますけれども、これについては、近隣の状況とかを見させていただいた中で、ちょっと即対応をするのはちょっと難しいなというふうに認識しておりまして、ちょっとまた今後、また考えさせていただきたいと思います。
○副委員長(西河 巧君) ちょっと町長にお伺いしますけれどもね。ゼロ歳児とか1歳児って、トイレ使わないと思うんです。それの人口割やからいうて、これ住民の方からありまして、ゼロ歳児や1歳の方がトイレするか。それにも人口割で収集手数料を払わなければいけないというのはちょっとおかしいんではないかという質問があって、一昨年、もう2年前ぐらいになると思うんですけれども、聞かせていただいて、ほんで、その当時は幼児に対する、せやから、その当時は、子供はトイレ使わないのに、トイレの収集料ね、定額制で人数割で取られていて、おしめ等を使うんで、ごみ処理券も買わなければならないということで言われていて、ごみ処理券については1年間に20枚程度いうことで支給をしてもらったんですけれども、これってやっぱり今、対象人数があの当時で3名ぐらいというお話だったんですけれどもね。やっぱりその辺は使わない人の人数は省くべきではないかというふうに思うんですけれどもね。それどういうふうに、前の町長は、それはできないとかいうことで言われていたんですけれども、町長、どうですやろ。
○委員長(大西 則宏君) 会議を休憩します。
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休憩 午前10時53分
再開 午前10時53分
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○委員長(大西 則宏君) 会議を再開します。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 先ほどの御質問でございますけれども、そういう形で、ゼロ歳児とかはトイレを使わないとか、そういうふうなことはございますけれども、一応あくまでもこれ算定の基礎といたしまして使わせてもらっている数値でございますので、ちょっと、そのとき家におらないとか、そういうふうな形を言われますと、いろんな混乱を招きますので、当分は算定式としてゼロ歳児を含めた中でいきたいというふうに考えます。
○副委員長(西河 巧君) また考えていただいて、やっぱり使っていないのは事実でありますんでね。また考えていただきたいと思います。
あと、今度、29年度から合併浄化槽に対して、これは町長がアクションプランでも掲げておられる事業でありますけれども、浄化槽、これは新設浄化槽ですよね。家、新築されるとか、えっ、そうではない。既存の家も。その辺、ちょっとはっきり申し上げてください。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 合併浄化槽の補助制度でございますけれども、対象につきましては、新設もございますけれども、やりかえも含んでおります。
○副委員長(西河 巧君) ほんなら、確認しますけれども、ほんなら、現状使っておられる合併浄化槽、もう古くなって、やり直す分に関しては、この補助金というか、そういうもの使えるということでよろしいですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) おっしゃいますとおり、やりかえもこの制度を使えます。
○副委員長(西河 巧君) その辺ちょっとどうなんかなということで聞かれていましたんで、ちょっと質問をさせていただきました。
あと、もう皆さん、聞かれましたんで、あれですけれども、町道とか河川とか、住民さんのやっぱり要望が多いと思うんで、できるだけ速やかに対応していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。以上です。
○委員長(大西 則宏君) ほかに質疑はございませんか。
○委員(長尾 義和君) ちょっと今も出ておりましたんで、そこからお尋ねしますけれども、合併浄化槽の設置補助を今回から、29年度から創設されたわけなんですけれども、先日の一般質問でも聞かれていたわけなんですけれどもね。結局、単独とかし尿くみ取り、それで、その他いうのが町全体で人口比率でいうたら、4分の1ぐらいがまだそういう比率やいうことを言われているわけですね。で、これから公共下水道、今後これ整備していくわけですけれども、農集は別としまして、あと、こういう合併浄化槽のそういう制度も進めながらいうことですけれども、町全体で排水処理が完成するのは大体どれぐらいを今、見込んでおるのかいうところですね。希望者があれば、この今の合併浄化槽の補助制度も、希望者があったら、どんどんどんどん創設していかはるわけですやろ、件数もふやして。それも限度があるかわからんけれども、そういうようなこれまでの説明ですのでね。大体これも早く100%目指していかないかんと思うんですけれども、その辺の見込みいうのは持っておられますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 今御質問の分につきましては、生活排水処理率であろうと思います。今現在、27年度末で生活排水処理率、今、能勢町では76.3%でございます。ほんで、これを今回、アクションプランということで、西地区については下水道5期をやると。ほんで、東地区とかにつきましては合併浄化槽の補助制度を実施するということで、これをいたしますと、37年ですか、には86%を目指すところでございまして、目標といたしましては、その生活排水処理計画というのがございまして、ここ10年でいうことで、それも37年度ぐらいが目標でございますけれども、それでいきますと、85.9%を目標としておりました。今回、その補助事業等を入れておきまして、86%ということを目指しておるところでございます。
○委員(長尾 義和君) いずれにしましても、この件については、この下水道の特別会計等も関連してきますのでね、その排水処理計画の。それはそれで、そっちのほうで聞かせてもらいますけれども、基本的にこの浄化槽の設置補助については、希望者がどっとふえてきても、年度の上限いうのはこの先設けないということでお聞きしといてよろしいですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 基本的には件数がふえますと、補正対応でお願いしたいところなんですけれども、これ国の補助制度でございまして、国にもこういう枠がありますので、その範囲内でということで、ほかの市町村も補助金ございまして、それが余り使われなかったら、それを使っていくこともできますし、その国の予算の範囲内でなりますので、ちょっとできるだけ補正のほうはさせていただきたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義和君) 恐らくそんな急激に件数がどんどんふえてくることではないと思いますけれども、あくまでも国の補助金を活用しなければなりませんので、国の補助金がなくても、単費でこの制度を、件数が仮にふえたらですよ、維持するとか、そういうようなことは考えておらないということでよろしいですね。はい。
それと、これも出ていましたが、土砂災害特別警戒区域内の件なんですけれどもね。これ見ていましたら、まず、その区域内に住居がある場合ですね。移転の場合でしたら、この除去に80万2,000円ですか。ほんで、移転した場合、建築に対して415万。それから、その土砂が流出してきても、建物を補強するとか、建物の地盤かもわかりませんけれども、その設計が15万1,000円。あと、工事が75万9,000円をそれぞれ1件を29年度、予算計上しておるということなんですけれどもね。例えばこの警戒区域の指定いうのは、これ大阪府が指定しますわね。基本的に能勢町の住居いうのは、周知されない中において建築されている家やと、ほとんどがそういうことやと思います。ですから、後からその区域を指定されるわけですね。それで、指定されたから、はい、わかりました。そしたら、補強するなり、移転しますわで、そんな話になると思いますか。
○環境創造部長(福原 仁樹君) この件は、うち、直接ではない部分もあるんですけれども、今おっしゃるように、はい、そうですかということで、課目設置だけはさせてもろうていますけれども、これが殺到するというようなことはちょっとなかなか考えにくいところです。昨年の10月にこの区域の指定をされておりまして、まだ細かい、おたくは入ってまっせと、この区域にはこんだけありまっせというような説明がまだ十分になされていないというふうに認識しています。で、土木とうちの自治防災、それから、うちの土木担当、一緒に連って区長さんが入れかえの時期もちょうどありまして、その3月終わりから4月にかけて全部回るというようなことはちょっと聞いています。能勢の土地形状を見ていただいたら、大体山と平地との端境ぐらいに家が多く建っておりまして、ほとんどがその土砂災害の警戒区域内と言っても過言やないぐらいの状況です。特に家の裏にもう急斜面抱えてはるようなとこは、やっぱり全部それにかかってくるんですね。水系にかかっとるようなとこなんかやったら、もうその特別警戒区域に入っとったりとかいうようなことがございますので、今、ハザードマップ、自治防災でつくっていますけれども、その辺でいかにその危険を察知して、早く待避するかというようなところが重点的になるというふうに思っています。また、これは自治防災のほうからまた詳しく説明あると思いますけれども、すぐにそういうことがいっぱい移転するというようなことはないというふうに思っています。
○委員(長尾 義和君) 自治防災のほうになるかもわかりませんけれども、先ほどの委員の質疑を聞いていましたら、この警戒区域の中で約300戸の住宅が存在するということですけれどもね。例えばその300戸でもよろしいですけれども、町内の、当然これ区長さんに対して説明していかはりますわね、土木なり、町が一緒になって。大体どれぐらいの今、周知ができています、比率で言いましたら。
○環境創造部長(福原 仁樹君) これちょっとハザードマップとの関連があるのかもわかりません。西から先に整備をして、東という、そういう手順というふうに聞いていますけれども、西能勢区長会にはその辺、ある程度の説明はされとるようには聞いていますけれども、まだ東のほうはまだそこまで至っていないようでございます。
○委員(長尾 義和君) 私んとこの区でしたら、もう4年か5年前ぐらいに区長のほうに池田土木のほうから説明がありました。で、区長は聞くだけですけれどもね。それをまた区民に周知していく必要があるんですけれども、その当時はこんな制度何もなかったわけですし、あれ広島県の安佐地区でしたかな、その件で今回のこういう制度ができたと思うんですけれども、例えばこれはそういう警戒区域内にある住居とかいうのが対象になっていますわね。例えばその住居の上側にこういう区域があって、それがもし何か大雨で斜面が崩壊するというような危険性が高い区域ですので、その流出する土砂を食いとめるような工事する場合は、これ全く対象にならんということですね。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 土砂災害に対する対策としまして、今、大阪府で進められておりますのは、逃げる、しのぐ、防ぐという3施策で進められております。その3つあわせて進められようとするんですが、やはり土砂災の防止法ができた経過は、人命をまず守るというところ側から来ているものと考えております。そのときに、やはり防ぐという施策でハード整備を進めていくに当たりまして、いろいろな採択基準もございますが、かなり整備をしようと思いますと、その期間にかなり期間が生じるというところもございまして、次に、逃げる施策につきましては、警戒区域、特別警戒区域ではなくて、警戒区域については、今後、防災計画によって避難体制整備を図っていくことになります。ただ、特別警戒区域につきましては、やはり著しく危険が生じる地域ということになりますので、しのぐ施策を行っていくというところで、この支援施策を2つ取り組むことに町として考えて、行っていくと計画しております。ですので、建物のところ、住居、特に寝られている、晩とか、寝られている居室に対して、守るための補強施策とか、特別警戒区域に入っている建物については移転を推奨するということになってくる施策でございますので、ただ、その地域の家の裏の山を個人で整備するに当たってのハードというものの支援というものはございません。
○委員(長尾 義和君) ちょっと私も言葉はもう一くくりにしてしまいましたけれども、要は土砂災害警戒区域については何の制度もないということですね。あくまでも特別がついた区域いうことですね。それはそれで理解をする部分もあるんですけれども、やはり住居の、その区域内に住居が建っておれば、特別区域内であれば、こういう制度、これも足しにはなると思いますねんけれどもね。ただ、本当に裏山がそういう特別警戒区域になっておれば、これもう大雨のときはもう逃げるとか、それしか、避難するしかないと思いますしね。例えばそれをそういう特別警戒区域の土砂流出があっても、その家を守るために何か補強するなり、そういうような制度いうのは全く今回のこの29年度の予算では何もないということですね。もうちょっとここで議論しとってもあれですけれども、ちょっとやっぱりその辺は何か、あくまでも区域内に限定しているというのがちょっと何かようわからんとこもあるし、もう少しやっぱり人命と財産を守るというようなことやったら、もう少し手厚いことがあってもええのではないかというふうに感じた次第です。もうこれ答弁よろしいです。
それと、先ほどからもこれも出ていました。バイパス工事のところの橋の名称ですね。学園橋がもう決定しましたいうて、これまでの議会の場でもそういう答弁で出ていましだ。先ほど、橋梁の名前を決定するときに、上安課長言われていましたけれども、もう一度その辺、橋の名称を決定するときには、こういう手順を踏むというところ、もう一度説明してもらえますか。先ほど、何か地域の名称とか、何か言うてはりました。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 済みません、先ほど、橋梁名についての決める手順というんでもないんですけれども、一応検討するに当たりましては、河川名、また、地名の由来でありますとか、そういうことを考慮いたしまして決めていくのが通常の仕方であるというふうに考えておりまして、新学校のすぐ前に位置をするということから、親しみやすい名称で学園橋というふうな形で考えさせていただいたところでございます。
○委員(長尾 義和君) 今、説明いただいたんですけれども、結果的には親しみやすい名称ということで、それで、あくまでもこれは地域整備課内部か環境創造部内部かわからんけれども、結局、内部で決められたいうことですね。外部の意見は何も聞かれていないということですね。休憩中にもちょっと話ししていたんですけれども、この橋梁補助事業ですね。例えば補助事業の場合は、補助申請するときに、橋梁名を何かもう決めて申請せんなとか、そういうような手順ありますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 補助事業の申請の際には、決めなければならないということはございません。
○委員(長尾 義和君) そしたら、今の工事請負契約の中に橋梁の銘板いうのは具体的に、そしたら、もう学園橋ということで、そういう工事内容として入っておるわけですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 工事の中で銘板、学園橋ということで入っております。
○委員(長尾 義和君) 結局、これ一般的にいうたら、今の通学児童生徒の歩道の部分は、これも橋ですね。一体的な橋になるわけですね。で、欄干にそういう銘板設置されるんですけれども、その歩道の部分には欄干はないいうようなこと、あくまでも車道に、まあまあそれはあれです、よろしいですけれどもね。これ本来、バイパス工事が竣工して、そこで橋梁、車道の部分の橋梁ですね、それも渡り初めされますわね、当然。儀式的なこと、もうそれはされんかどうかわかりませんけれどもね。そこで普通、初めて橋梁名いうのがオープンになるというふうに思うんですけれども、その辺、もう決まっていますしね。何か不自然やなというふうに思うんですけれども、どうですか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 橋梁名につきましては、そういう前に御指摘をいただきまして、周知をしなければならないということに考えておりますが、この6月に竣工しまして、初めて住民の皆さんに広報等でお知らせをしたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義和君) 竣工後、広報で橋の名称を周知していくということですけれども、それはそれで、そういう事実の公表いうのはいいと思うんですけれども、町長ね、例えばこの先において、ないことを願うんですけれども、例えば住民から、本来、橋の名称いうのはもっと地域とか、いろいろ歴史知っている人の意見を聞いてつけてもらうのんが筋違うか、もう一遍ちょっとその辺考え直してもらわれへんかいうようなことを仮に要望とか要求があった場合は、どう対応されます。
○委員長(大西 則宏君) しばらく会議を休憩します。
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休憩 午前11時16分
再開 午前11時16分
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○委員長(大西 則宏君) 会議を再開します。
○町長(上森 一成君) 今の橋梁でございます。過日でしたね、委員会のときに実は私も知ったんですけれども、今、議長おっしゃるように、これまでの橋の命名については、地元の皆さんの御意見を聞き、そして、決めてきたという私も認識をしておりますので、今回、歩道部分が先行して供用開始するということも重なって、こういうふうにしたということでございますけれども、地元の皆さんにはまだ何らその名前のお話もできておりませんので、じゃあ、まず地元の皆さんにお話をして、御了解をいただきたいと思います。そこで、もしいろんな御意見が出てまいりましたら、それはちょっと再度検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員(長尾 義和君) やっぱりあくまでも学園橋いうのは内部決裁で決定、内部で決定したいうことですので、これを6月の竣工時点で広報で初めて住民にオープンにするいう、議会で、委員会で言われたから、これ既にオープンしたことと同じですけれどもね。そういうようなこともやっぱり心配します。ただ、せやけれども、それを事前に聞いてたから、それはおかしいですわ、おかしいですわ、そんなことをするつもりはありませんけれどもね。もしそういうことになった場合はどうされるのかなと思って、確認した次第ですので、またよろしくお願いいたします。
それと、あと2点です。
先ほども、これも出ていました。平野線の歩行空間で、幅員1.5メートル確保していかれるわけなんですけれども、既に府道能勢猪名川線が完成して、ああいう形態になるということですけれどもね。平野線もあくまでも現道、その部分を割り振りいうようなことになるんですけれども、能勢猪名川線見てたら、車道がやっぱり、それは有効幅員はきっちりとってあると思うんですけれども、何か設計上は大丈夫やから、こういうセンターラインをつくっていますいうようなことはわかるんですけれども、何かやっぱり狭くなっていますし、カーブのところになりましたら、あんな状態で車カーブしよう思うたら、それは自動車教習所みたいな感じになると思いますわ。せやから、平野線もその辺大丈夫かなというふうに、もうセンターラインをオーバーして車走らんなとか、そういうようなことにはならんかなと思ったりも、心配していますねんけれどもね。その辺どうでしょう。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 委員が御心配されているセンターラインを越えるということにつきましては、必ずしも起こり得ないとは私、申し上げることができません。さきのお話にもあったように、道路構造令上、問題ないという設計で行っておりますので、部分部分のカーブの拡幅につきましても、現道幅員を見ながら割り振りをしておりますので、その辺は配慮しているというふうに御理解いただければありがたいです。
○委員(長尾 義和君) そういうことになると思いますしね。何も問題ありませんいうことですけれども、例えば白線標示になりますね、センターラインが。別にはみ出しは、それは構わんと思いますけれども、構わん言うたらいけませんね。走行車線はきっちり守らないかんいうことで、その分ちょっと訂正しときます。で、歩道側へ乗り上げて、特にカーブのとこですよ。そういうようなところもやっぱり、有効幅員の関係から心配しますねんけれどもね。それもやはり今の道路構造上、そういうふうに線引きしていますので、そういうようなことはあってはならんいうことで、これもドライバーのマナーにもなりますので、その辺心配しますねんけれども、恐らくそんな答弁しか返ってこないと思うんですけれどもね。歩道と車道の明確な、色でわかるんですけれども、先ほどのポールが何か言われていたこともあるんですけれども、その辺の考えはありますか。
○
環境創造部付課長(宇都宮福敬君) 歩行空間整備なんですけれども、あくまで歩道ではございません。歩行空間ということで、路肩を歩いていただくということなので、さきの委員会でもありましたように、明確な歩車道分離の境界分は設置はできません。ただし、ポストコーン等で、特に左手に歩行空間があって、特に学校から府道側のほうなんですけれども、左カーブのときにその歩行空間のほうに切り込んでいかないかという御心配をされていると思うんですけれども、そういったカーブのところを、特に左カーブでそっちに突っ込みそうなところについてはポストコーンを設置したいと。沿線の方の了承を得てという条件がつきますけれども、そういうふうに取り組んでいきたいというふうに思っております。
○委員(長尾 義和君) 事故が、完全にきっちりした歩道が整備されておっても、車が乗り上げてきたり、それは歩道がきっちり整備されているから安心・安全やいうようなことは今の時代、言えませんけれどもね。今の歩行空間よりも、完全にやっぱり歩道整備されているほうがより安全やいうことは理解はするんですけれども、その辺のやっぱり、先ほどからも出ていましたように、やっぱり車の運転者、ドライバーの意識いうのがやっぱり一番大事やと思いますので、その辺の通学路としてのやはりドライバーの注意喚起を促すような、そういう配慮も、整備もやっぱり必要やと思いますので、どこまでできるか、できんかいうのがありますけれども、その辺また御検討よろしくお願いいたします。
それと、これも先ほど出ていたんですけれどもね。河川の浚渫、これ町管理と大阪府管理あるんですけれども、これいつも西能勢区長会からも要望出ています。で、池田土木、29年度中にそういう整備、調査されるいうことですけれどもね。もう池田土木行ったら、どこ、もうその管内の府管理河川の台帳、分厚いの持ってはりますわ。私も直接行ったことあるんですけれどもね。まだこんなん、言うたら、川の水の流れが見えているから、こんなん浚渫する必要ないですわとか、そういうようなこと言われています。ただ、これ町の管理河川も府管理河川もやはり計画断面いうのはあると思いますしね。そういう浚渫しなければならないところの計画断面いうのももう一定あるんかわかりませんけれども、やはりそれ、計画断面いうのはやっぱり少なくなってきておるというのは紛れもない事実ですし、これ浚渫したからいうて、その年度はよろしいですけれども、これもう3年後ぐらいやったら、もうまた自然と水の流れができてきて、土砂またたまってきておる。のせ保育所の上流のところなんか、まさにそうなっていますわね。ですから、その状態でも浚渫せないかんけれども、それになおかつ、草が生い茂って、本当に流れがようわからんようなとこがありますので、計画断面というようなことは意識されたことはありますか。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 町が管理しております河川といいますのは、準用河川が3本と平成17年度に移管を受けました法定外水路の分を管理しておる状況でございますが、3本の準用河川につきましては、一定、護岸等がありますので、計画断面を意識したところはございますが、普通河川につきましては、現状の断面での対応で検討をしておるところが現状でございます。
○委員(長尾 義和君) 例えば準用河川でしたら、計画断面に支障を来すというようなことになれば、その時点で浚渫するというお考えやいうことで理解してよろしいですか。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) すぐにという対応が、そのときの予算状況を確認しながら、順次対応していくということになると考えております。
○委員(長尾 義和君) 確かに住民さんはその辺、土砂がたまっているだけやったら、まだあれやと思うんですけれども、確かにそれに草が生い茂ってきて、本当に堤防の高さぐらいまで生い茂っているというような状態も見られたら、やはり浚渫していただきたいというふうなことを言われると思いますのでね。その辺、そうなってきたら、計画断面は一体どれぐらいになるんかいうのがようわからん。土砂だけやったら、またわかりますけれども、草が生い茂って、それの計画断面どれぐらいやいうて言われたら、ちょっとようわからん部分ありますので、また一定、それは測量の仕方があると思いますけれども、そういうような、もし災害が起きないようなことでのやっぱり対応をお願いしたいというふうに思います。
それと、もう1点だけ、これ参考にお聞かせいただきたいんですけれども、民間住宅ですね、それの耐震診断ありますね。これは毎年、予算計上されていますねんけれどもね。これまで執行されたようなことはありますか。
○地域整備課長(上安 敏弘君) 一般住宅の耐震診断の補助制度でございますけれども、これまで予算計上をさせていただいていますけれども、実績としてはございません。相談はあったことはございますけれども、補助を出すとこまでは至っておらない状況です。
○委員(長尾 義和君) 62年以前の建築物が対象で、これは非木造ですね。木造はあかんいうことですね。例えば古民家みたいなんありますね。基礎工事とかそんなん何にもなしで、束石の上に柱立てて、私んとこなんかそんなんですわ。そういう対象になる住宅、もう一度ちょっと教えてください。
○土木建築係長(馬瀬 師彦君) 木造の一般住宅等も、古民家等も可能です。ただ、診断の費用で、やはり古民家につきましては、一定、費用がかかるということは認識しております。
○委員(長尾 義和君) これはもう余談としか言えないと思いますけれどもね。今、町のほうで空き家対策とか進められていますやん。私は耳にするのは、古民家を探しているんです。要は、あくまでも古民家をリフォームして住みたいんです。ですから、古民家ありませんかって。そういうふうに古民家をリフォームして住もうと思えば、あるもんですので、そういう耐震はあれかもわかりませんけれども、それ耐震までやろう思うたら、結構な費用かかります。もう基礎工事から、もうそんなん昔やったら、そんなんほぞ切って、柱でそれとめて、かすがい入れてあるだけですやん。そんなねじでとめるとか、そんなこと一切していませんし、その辺、別にそれ、別に耐震診断しなくても、住もうと思えば住めますけれどもね。要は、能勢町の古民家いうのは、これはもうほんまに住んでいる方はそれほど思っておられないか知りませんけれども、空き家があったら、これはすぐにやっぱりそういうふうに手を挙げる方がふえてこようかと思いますのでね。そしたら、耐震とどんな関係があるんか言われたらあれですけれども、恐らくそんなん耐震できひんの違うかなというふうに思うんですけれどもね。今、あそこ、大けやきのところの近くでやられていますけれども、あれかなり大がかりなことになってきていると思いますので、ちょっとその辺古民家いうのは大変重宝されているいうことだけを申し上げておきたいと思います。要は、耐震診断はこれまで1件もないということですね。民間のこれ、何やった、耐震協会か忘れたけれども、何か先日も新聞折り込み入っていましたけれども、幾らPRされていても、何もないということですね。
○委員長(大西 則宏君) これで地域整備課関係を終わります。
しばらく休憩します。再開は11時45分といたします。
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休憩 午前11時31分
再開 午前11時44分
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○委員長(大西 則宏君) それでは、会議を再開いたします。
次に、教育委員会生涯教育課関係について説明を求めるわけでございますが、委員諸氏にはもう申し上げておりますんで、的確な質問をお願いいたします。
それと、理事者におかれましても、各委員からの的確な質疑に対しまして、的確かつ明快に御答弁いただきますようお願いいたします。
○教育長(加堂 恵二君) 失礼します。委員の皆様方には、連日にわたりまして、大変御苦労さまでございます。
それでは、これから教育委員会部局の予算について御審議賜ります。教育委員会の予算、つまり教育費は総額3億5,500万余りでございます。もちろん経常的な経費もございますけれども、29年度からの新規の事業等もございます。慎重に御審議賜りまして、御可決賜りますようにお願いしたいと思います。この後、詳細につきましては、教育次長及びそれぞれの課長のほうから御説明させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○教育次長(瀬川 寛君) それでは、私のほうから、冒頭、平成29年度当初予算の概要につきまして御説明をさせていただきます。
当初予算説明資料の135ページを御参照いただきたいと思います。まず、生涯教育課関係の予算でございますけれども、教育総務係におきましては、教育委員会及び事務局の運営に関する経常経費を計上いたしております。また、学校施設整備事業といたしまして、芝生広場の湧水対策に係る暗渠工事、並びに旧府民牧場外周のネットフェンス設置に係る経費等を計上をしております。
社会教育関係につきましては、総合的教育力活性化事業といたしまして、昨年同様、旧中学校区を単位といたしました地域教育協議会を組織をし、放課後等の安全・安心な居場所、活動場所を確保するための放課後子ども教室事業も開催をしてまいります。
なお、今年度から新たに生涯現役社会推進事業といたしまして、定年退職等を迎えられました方等を対象に、仮称でございますが、60歳の成人式を開催し、長年企業や社会等で活躍された方々のこれまでの社会貢献をねぎらうとともに、新たなライフステージにおいてこれまで培ってこられました知識や経験、技術等を生かして、地域で活動をしていただきたいということを期待をするとともに、社会参加促進や社会貢献活動への意識高揚を図るための講演会や地域人材バンク登録会、名刺交換会等の開催を予定しておるところでございます。
また、社会体育関係におきましては、昨年度から指定管理者制度に移行をいたしましたB&G海洋センター、名月グラウンドの指定管理に係ります経費や、また、スポーツ推進委員会、体育連盟を初めといたしました各種団体と連携をすることによりまして、生涯スポーツの普及、推進を図るための経費を計上しております。
なお、昨年度から本町を会場に開催をされております近畿高校駅伝大会、これを一つの契機といたしまして、陸上競技に対する関心度が高まる中、陸上競技記録会を開催をし、住民の方々にも陸上競技へのすばらしさとともに、自己の記録更新を目指した取り組みを進めるとともに、基礎体力づくりやスポーツの普及、啓発の推進に努めることとした予算を計上したところでございます。
なお、予算の詳細につきましては、課長のほうから説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
○生涯教育課長(花崎 一真君) そしたら、私のほうから詳細を説明させていただきたいと思います。座って失礼いたします。
それでは、生涯教育課所管に係ります一般会計予算につきまして御説明申し上げたいと思います。
予算説明資料は137ページでございます。それでは、歳入予算から御説明を申し上げます。
予算書につきましては、28ページ、29ページをお開きいただきたいというふうに思います。款14使用料及び手数料のうちの一番下、6教育使用料ですね。社会教育使用料、生涯学習センター使用料でございます。14万5,000円を見込むものでございます。生涯学習センターの室使用に係りますそれぞれの個人、団体様からの使用料を計上するものでございます。これにつきましては、参考までに、和室、会議室、研修室とございますけれども、和室につきましては、この平成28年2月末現在でございますけれども、31日の稼働、同じく会議室におきましては153日の稼働、研修室につきましては97日の稼働を見たところでございまして、前年度の実績見合いといたしまして14万5,000円を計上したというところでございます。
説明資料の137ページでございますけれども、教育費国庫補助金、この節におきましては皆減となってございますけれども、過日、副町長のほうからも説明ございました、野間の大けやきの保護増殖事業の補助金でございますけれども、29年度は実施をしないこととしてございますので、皆減ということでございます。
次に、予算書の36ページ、37ページをお願いいたします。款16府支出金、項2の府補助金でございます。この一番下、目8の教育費府補助金でございます。このうち、節2の社会教育費府補助金、放課後子ども教室事業の補助金でございます。これにつきましては、小学校区単位で活動実施いただきます放課後子ども教室に係ります経費のうち、3分の2を府補助金として見込むものでございます。補助の上限額であります25万2,000円の3分の2でございます。
次に、予算書でございますけれども、44、45ページをお願いいたします。款21諸収入、項5の雑入でございます。このうち、本課所管のものに関しまして御説明申し上げます。コピー代金の収入でございます。昨年度同額の1万4,000円を見込むもの、町史等の売捌収入といたしまして、こちらも昨年度同額の4万8,000円、スポーツ教室の参加費ということで、3教室分開催予定を見込むもので、1万7,000円、生涯学習講座等の参加費といたしまして、8講座開催予定分の17万7,000円、その他収入といたしまして224万8,000円でございますけれども、これにつきましては、国体スポーツセンターの用地に係るもの224万6,000円と生涯学習センターの図書室の図書カードの再発行代20件分を見込む2,000円でございます。
主な歳入につきましては、以上でございます。
続きまして、歳出予算の御説明を申し上げたいと思います。当初予算の説明資料を中心に御説明申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
なお、予算書につきましては、106ページからでございます。
予算説明資料138ページからをお願いいたします。まず、款9の教育費でございます。項1教育総務費、目1の教育委員会費でございますけれども、こちらにつきましては、教育委員会の運営に係ります経常経費を計上しているものでございます。1万1,000円減の70万円を見込むものでございます。こちらにつきましては、改選委員の数の減に伴います主な報酬の減がその主な要因となってございます。
続きまして、その下、目2の事務局費でございます。この目で計上いたしておりますのは、経常経費、それと、外国人教師の招致事業、それと、学校施設の整備事業でございます。このうち学校施設の整備事業につきましては新規事業ということで、先ほど次長からも説明がありました湧水対策等の事業をこの節で実施をしようとするものでございます。この事務局費、旧学校管理事業につきましては皆減となってございますけれども、こちらにつきましては、まちづくり活性課のほうへ移管をするというものでございます。
説明資料の140ページをお願いいたします。予算書につきましては、108ページ、109ページでございます。学校施設整備事業でございますけれども、これにつきましては、学校の周辺の芝生広場におきます湧水対策の暗渠工事、それと、外周をネットフェンスで囲うというもの、それと、草刈り等と馬の飼料代等を含めまして802万9,000円ということで、新たにこの学校施設整備事業という形で起こしたものでございます。主な支出といたしましては、草刈り業務の委託で364万4,000円、学校の整備工事、湧水対策として220万円、ネットフェンスの原材料代として208万5,000円、そのほか消耗品を見込むものでございます。
説明資料、次に、その下でございます。事業5の地域教育協議会に係りますものでございます。こちらにつきましては、予算書の118ページをお願いいたします。この教育費、項5の社会教育費、目1社会教育総務費におきましては、経常経費、あるいは各種社会教育団体、PTAを初めとします社会教育団体に係ります経費、それと、最後に申し上げますけれども、生涯現役社会推進事業も当該目で計上をさせていただいているというものでございます。
説明資料の140ページでございますけれども、下段、地域教育協議会でございます。これは中学校区単位で活動いたします地域教育協議会でございますけれども、28年度から中学校区が一つになったわけでありますけれども、これまでどおり各旧の中学校区で活動を進めていくんだという各委員さんからの御意向等もありまして、引き続き旧東の中学校区、西の中学校区においてコミュニティー事業を展開しようとするものでございます。
説明資料の141ページでございます。上段、成人式でございます。こちらにつきましては、前年度同額の計上となってございます。運営委員会形式をとりまして、新成人、この29年1月に実施いたしました運営委員会では、16名の委員に参加をいただいて運営をしてまいりました。主な歳出につきましては、会場借り上げ等、講師謝礼等でございます。
その下、放課後子ども教室でございます。こちらにつきましては、歳入でも申し上げましたけれども、101日以上250日未満の活動を1校区、能勢小学校区で実施をするというものでございまして、25万2,000円、補助上限額を見込むものでございます。特財といたしましては、この3分の2を16万8,000円で府補助金で見込むものでございます。
説明資料の142ページをお願いいたします。新規事業でございます。生涯現役社会推進事業ということで、48万9,000円の皆増でございます。先ほど次長のほうからもお話ございました、一つの一定の節目として60歳という方々を対象に、講演会等で機運の醸成も図ってまいりたいというものに加えまして、中段、事業の内容・特徴にもございますけれども、地域社会の参加促進、社会貢献活動への意識の高揚に係ります講演会、それと、これにあわせて地域人材バンクということを創設もし、能勢町のさまざまな知識、経験、技術をお持ちの方々の人材を把握もし、連携もし、派遣等もしていきたいというところで計画をしているものでございます。当然、これにつきましては、性別、年齢問わずということでありますので、まずは、この60歳の成人式においてこういったこともしますけれども、人材バンクにつきましては、60歳に関係なく、若い方、さらにお年を召した方、いろんな知識、経験、技術を地域に還元をしようと。いわゆるそういうおせっかいな方々を期待して、こういった人材バンクの登録制度を創設をあわせてさせていただこうとするものでございます。
なお、この60歳の、仮称でございますけれども、成人式の際には、その同窓生皆様方でさまざまな話もしていただいて、新たなビジネス創造も含めたそういった名刺交換会、マッチングを図っていければ、一つのきっかけとして期待をしているというものでございます。
主な歳出といたしましては、20歳の成人式の皆さんと同様の形で会場借り上げ、あるいは必要となる通信運搬費等の経費、あるいは、講師の謝礼というものを計上をさせていただいているというものでございます。
次に、目4の文化財保存事業でございますけれども、この中の天然記念物診断・保全対策事業ということで、説明資料の下段になりますけれども、こちらにつきましては、先ほど歳入でも申し上げましたように、野間の大けやきの保護増殖国庫補助事業を29年度は実施をいたしませんので、係ります費用につきましては減少ということで、大きく減少をしているものでございます。ただ、28年度実施をしました宿り木の除去の経過観察を経年で観察をしていこうとしておりますことから、29年度におきましては、通常の定期診断に加えて、宿り木撤去後の定点観察をするがための費用を若干増で計上をさせていただいております。あわせて、増減で367万2,000円の減にはなってございますけれども、そのような形で計上させていただいているというところでございます。
次に、けやき資料館の運営の事業でございます。こちらにつきましては、昨年度から指定管理の制度を導入いたしまして、230万円の委託料ということでございます。29年度におきましては、230万円の委託料に加えまして、AEDの更新を1台見込んでおりますことから、20万円の増ということで、250万円の予算を計上させていただいております。
なお、この文化財保存事業のこの目には、そのほか郷土史研究会の補助金でありますとか埋蔵文化財の調査事業の経費、あるいは、事務所管理におきます経常的な経費もあわせて計上をさせていただいているというものでございます。
予算書の120ページ、121ページをお願いいたします。説明資料143ページの下段でございますけれども、目5の生涯学習センターの運営費でございます。生涯学習センターの運営に係ります管理経費をこちらで計上させていただいているということで、主には施設の維持管理経費、並びにシルバー等への夜間の警備委託料ということで計上いたしますとともに、借地料を年間96万円ということで計上をさせていただいていると。特財といたしましては、学習センターの室使用に係ります歳入で見込んでおります14万5,000円を見込むものでございます。
説明資料144ページをお願いいたします。生涯学習講座の事業でございます。こちらにつきましては、昨年度同額の計上でございます。8講座を計画をしているというものでございまして、主な歳出といたしましては、講師謝礼、講座の講師の方々の謝礼、その他運営に係ります消耗諸雑費を計上をさせていただいているというところでございます。特財につきましては、当該講座への受講参加料として17万7,000円を歳入で見込むというものでございます。
その下、図書室の運営でございます。こちらにつきましては、生涯学習センターの図書室の運営に係ります経費でございますけれども、主たる歳出といたしましては、司書の雇用に係ります臨時雇用賃金、それと、図書システムの維持管理に係ります委託料、それと、こちらにおきましても、今年度、庁用器具費としまして、AED1台の更新20万円を見込むものでございます。そのほか書籍の購入でありますとか、雑誌の購入というところで、消耗諸雑費を計上いたしているというところでございます。46万5,000円の増額につきましては、臨時雇用の賃金を26万2,000円、庁用器具費を20万円というところで、主な増の要因ということになってございます。
続きまして、款9の教育費、項6保健体育費、目1の保健体育総務費でございます。説明資料145ページをお願いいたします。こちらの経常経費につきましては、町のスポーツ推進委員さんを初めといたします町の教室に係ります経費をこちらで計上させていただいているというところで、主な歳出につきましては、スポーツ推進委員さんの報酬、そのほか高原マラソンの負担金でありますとか、講師謝礼、消耗諸雑費を計上をさせていただいているというところで、歳入では、教室への参加料として1万7,000円を見込んでいるというものでございます。
予算書の122、123ページをお願いいたします。先ほどの保健体育総務費の中では、予算書の123ページ上段の補助金として町体育連盟への補助金145万2,000円、昨年同額でございます。こちらを計上をこの目ではさせていただいているというところでございます。
目2の体育施設費でございます。説明資料145ページの下段でございますけれども、こちらにつきましては、B&G海洋センター、名月グラウンドの管理運営に係ります経費を計上させていただいているというところでございます。主な歳出にございますとおり、指定管理者への委託料1,300万円、借地の借上料として362万3,000円を計上しているというものでございます。比較増減マイナス294万1,000円でございますけれども、こちらにつきましては、主な増減理由にも記載してございますとおり、28年度実施いたしましたプールの改修工事に係ります諸経費が減額になるというところでの大きな減額になっているというところでございます。
また、この目では、国体記念スポーツセンターの運営管理といたしまして、その用地借地代224万6,000円を見込むというものもこの5目で合わせて計上をさせていただいているというところでございます。
予算書の122ページ、123ページの項7人権教育推進費のうち目1の人権教育総務費でございますけれども、このうち本課が所管しております識字学習の推進事業はこちらで計上をさせていただいております。本課で計上しているものにつきましては、報償費、講師謝礼の3万3,000円が識字教室の講師謝礼3万3,000円でございます。そのほかテキスト代等の消耗品を3万9,000円のうち6,000円を識字学習推進事業で見込んでいるというものでございます。
以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議に賜りまして、お認めいただきますようにどうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(大西 則宏君) 以上、説明は終わりました。
しばらく休憩いたします。再開は13時15分といたします。
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休憩 午後 0時10分
再開 午後 1時15分
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○委員長(大西 則宏君) それでは会議を再開します。
質疑のある方。
○委員(長尾 義信君) それでは、私のほうからトップバッターということでいろいろ聞いていきたいと思います。
まず、直接、今、質問には関係ないんですけれども、昨日、新学校のほうで和田光代さんのジョギング教室、楽しいジョギング教室に参加をいたしまして、天気も非常によく、非常に熱心な方、小さい子供さんから、小さいいうか、幼児の方から大人、高齢者まではいかないんですけれども、参加をされて、健康づくり並びに競技志向の方もおられまして、非常にいい教室であったなと思っております。私も内転筋をちょっと痛めておりまして、一応参加させていただいたんですけれども、課長も参加されて、私ももちろん負けとられへんので一生懸命、一緒になってやったという、そういうことで、今後ともこういう教室をぜひともまたやっていただきたいなと思っております。それでは質問のほうに入らせていただきます。
まず、教育長、着任をされまして、生涯学習ということで、そうですね、この生涯学習、どういう取り組みも踏まえまして、平成29年、いろんな意味でやっぱり健康づくり並びに生涯スポーツ、生涯教育ということですけれども、教育長はどういうところを今後やっていきたいと思っておられますか。
○教育長(加堂 恵二君) 生涯教育をどういうふうにということでございまして、ちょっと生涯教育といいましても非常に範囲が広うございます、生涯教育って本当に学校教育以外の分野の全ての年代にわたっての教育でございますし、特に高齢化の進む本町にありましては、今後ますますお年寄りの方といいますか、年配の方々の健康保持増進が大変大きな課題だろうというふうに考えております。
先ほど課長のほうからもありましたように、来年度は60歳を迎えられて定年退職された方、一応それぞれのお勤め先では任務を終えられたんですけれども、さらに能勢町のために、あるいはみんなのために力を発揮していただくような、そういう場を設けられたらなということで、そういうことにまず新規に取り組んでいきたいなと思っておりますけれども、さっきおっしゃいましたように、健康面、スポーツ面のスポーツの充実もありますので、とにかく繰り返しになりますけれども、高齢者の方々を含めて、全ての健康で元気に生活できるように、そういう施策を推進していきたいなというふうに考えております。以上です。
○委員(長尾 義信君) 生涯教育ということで非常に幅広い分野と思いますんで、ぜひとも町民のためにまたよろしくお願いをしたいと思います。
資料の138ページをお願いいたします。今回皆減ということで、巡回ラジオ体操、昨年、NHKのラジオ体操いって6月に実施をされて、1,500人以上の方が参加をされたと。これはもう非常にすばらしいことで、健康に皆、関心があるなと思っております。それもまた新学校で実施されることは非常によかったなと思っております。その中で皆減ということで、今後、せっかくたくさんの方がお見えになって、そういう健康づくりを目指すという形でおられていますので、それについて今後、もうこのラジオ体操を機に、能勢のオリジナルの体操とか、またはこのラジオ体操のますますの活動、そのあたりを今後どうされるかちょっとお聞きしたいと思います。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。昨年6月にNHK巡回ラジオ体操は終了いたしましたけれども、引き続きラジオ体操については普及させていきたいと思います。現在も、昨日開催いたしましたジョギング教室でありますとかウオーキング交流会、それから体連各支部の行事についてもラジオ体操の普及等をしておりますので、今後ともやっていきたいと思います。よろしくお願いします。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) ぜひともそういうのを続けて、やっぱり継続っていうのは非常に大事かと思います。その中で昨年も実施されました高齢者のいきいき百歳体操、これもかなりの方が参加をされておると。そういう意味では、そういう、どういうのか、皆さんができるような、そういう体操をどんどんどんどん広げていっていただきたいと思いますが、ぜひともそれ今後ともよろしくお願いをいたします。
次、140ページの上段でございますが、これ湧水対策ということでございまして、暗渠工事ということ。まず、これはどの場所でしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) この湧水は、新学校から仮称学びの丘を見て、左手の広い芝生広場というか、斜面が一番南寄りというか、下田側にありますけれども、あの下のどういうんですか、隣接する住宅のほうへこの新学校建設後、にわかに湧水がちょっとふえたというような御指摘も賜っているところから、考えられる原因は、新たに設置をした調整池が水の流れをちょっと変えたのではなかろうかというところで、ボーリング調査等は建設時、あるいはその湧水の状況等は仮床掘り等で見ているわけでありますけれども、その湧水を一定量、既存のますのほうへ抜いてみようということで、今回100メートル余りの延長にはなりますけれども、湧水対策として暗渠を埋設してみようという工事でございます。
○委員(長尾 義信君) 学びの丘のあたりから、あの下側ですか、芝生広場のとこ。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 芝生広場でございます。
○委員(長尾 義信君) わかりました。それは、住民の方からそういうクレームがあったと、それで調べて調査したところ、そうではないかということで、今回かかるという形でよろしいでしょうか。よろしいですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 指摘を頂戴した後に調査等は実施をしておりませんけれども、これまでの状況等から判断いたしましたところ、その適当な場所に暗渠排水施設を設けるべきであろうというところで、このたび29年度で取りかからせていただきたいとするものでございます。
○委員(長尾 義信君) わかりました。どうぞよろしくお願いいたします。
それから、その項目なんですけれども、乗用草刈り機による除草と書いておられますが、草刈り機は、これはどちらの備品、所有者、所有はどちらのほうで。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 以前は府民牧場の時代からあったものを、こちらのほうで備品として頂戴をしている部分を活用して、限られた部分というか、大部分にはなるんですけれど、乗用で刈れる部分はこの乗用草刈り機により草刈りをさせていただくというものでございます。
○委員(長尾 義信君) 従来あった、あの府民牧場にあった草刈り機を使用いうことですね。いうことですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 済みません、再編室があった当時にも乗用草刈り機を購入している部分もございます、あわせて。済みません。
○委員(長尾 義信君) わかりました。
次に、これ何ページやったかな、142ページの上段でございます。これについては、町長のアクションプランで予算的には大きな額ではないとは思うんですけれども、皆増ということで48万9,000円と。ほんで、その予算の割には、これかなり大きな事業ではないかなと思っております。成人式、1月、ここら辺は成人式で、運営委員会をして、20歳の人たちが今後やっぱり活躍する場所も含めて、大いに能勢のためにやっぱり貢献をいただくということでございますけれども、この60歳の成人式、まず、参加対象人数ですか、このあたりは大体わかっておるんですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 29年度に新たに60歳到達をされる数が今現在162名ということで、こちらのほう把握をさせていただいているというところでございます。
○委員(長尾 義信君) そうしたら、162名の方が対象やということでございますが、これは皆さんに当然案内を出されるわけですね。
○生涯教育課長(花崎 一真君) はい、全ての方に郵送によって御案内を差し上げて、返信用のはがきを同封しようという計画にしてございます。
○委員(長尾 義信君) そうしますと、やはりなかなか日程的な、なかなか日が、成人式が大体1月の第1日曜、祝日に開催されることが多いんですけれども、この開催日程はある程度予定をされておられますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 具体にというところまでは至ってございません。当然もう町内の皆様方の生活のスタイル、お祭りも田植えもいろいろございますので、そういったところも含めて適当な場所、月に開催をしたいというふうに考えてございます。例えば2月とか、もっと早い段階であれば田植え後のちょっと暑い時期にはなってしまうんですけれども、そういった時期とかいろいろ検討はしておりますけれど、この名称も含めて、また速やかに決定していきたい。その決定に際しては、また区長会等でもいろいろお話もさせていただかないといけないなというふうに思ってございます。
○委員(長尾 義信君) 田植えの時期、そのあたりは農作業もあって、なかなか参加率はどうかなと思いますけれど、できたら成人式が1月にあるということでございますので、逆にそれに近い日程などがいいんではないかなと私もちょっと思っておりますので、またよろしく。ぜひとも第1回目が大事やと思いますので、大いに盛り上げていただいて、やっぱり社会貢献といいますか、能勢町のために活躍、第二の活躍をしていただきますように、またよろしくお願いをしときたいと思います。
あわせてですが、地域人材バンクの登録会、登録ということでございますが、これは年齢は関係なしと。これはどういう形で進められますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) これにつきましても、一定の60歳の成人式等のそういった節目の機会を捉まえて、当然PRをしていかないといけないというところでもありますし、年齢、性別を問わないというところで、能勢町に在住の貴重な人材を把握、掘り起こしもしていきたいというところでありますので、この後、議会等でお認めもいただいた後、組織内での周知、全庁的な周知も含めて一定の手続を終えた後、まずは広報、ホームページ等でこれについては先行してお知らせといいますか、お願いをさせていただけたらなというふうには考えてございます。
○委員(長尾 義信君) そうですね、これ先行してぜひとも案内募集をお願いしたいと思うんですけれども、特にバンク登録ということですけれども、地域のために何か貢献していただくと、ある程度何かこのあたりを目指しておるとか、このあたりをお願いしたいとか、こういう感じで進めていきたいとか、そのあたりございましたらお願いします。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 先ほど教育長からもございましたように、この生涯教育といいますか社会教育、生涯学習というのは本当に幅の広いものでございますので、このジャンルにつきましては、町内が、今、能勢町が抱えております、いわゆる現代的課題とか地域的課題とか社会的課題の解決に向けていけるような人材といいましょうか、連携を図っていければ一番いいのかなというところが一番大きなところでありますので、分野、今現在、案でございますけれども、人材バンクの設置要綱にお示しをしようとしております指導でありますとか、あるいは補助、従事をしていこう、お手伝いをしていこうという分野の内容につきましては、社会教育に係りますものもありますけれども、人文、自然科学、産業、芸術文化、当然スポーツ、あるいはその家庭関係、その他といたしましてはまちづくり、ボランティア、NPO、福祉介護、環境から交通から、もう本当に幅広いところでそういったお手伝いをするよ、してもいいよというような方々がいらっしゃれば、我々のとこでいいます生涯学習講座の講師さんにお願いもできるような方もいらっしゃるかもわからないですし、そういった方々が集まっていただいて、何か新しいムーブメントが起こっていくっていうようなことも期待ができるんではないかという意味での人材バンクでありますので、本当に幅広く、この分野っていうのは、もう一言で言うと、そういった町の課題なりを解決していく、それには町の関係各課との連携も当然必要になってまいりますので、そんなところも連携もしながら進めていけたらなというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) 次に、その下段のほうでございますけれども、保全対策事業いうことで、野間のけやき、実は、そのけやきの樹齢1,000年以上もたっておりまして、やっぱり今後メンテも含めてなかなか大変なことだと思うんですけれども、宿り木の駆除も含めまして、ここに予算の中で、この事業ですか、これが今回はないということですけれども、今後やっぱり逆に維持管理をしていくのが大変な中で、これを削って大丈夫なのかというのがちょっと心配されるんですが、そのあたりどうでしょう。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 29年度についてのこの実施計画が、今のところはないというところではあるんですけれど、今月、この後ですけれど、この保護増殖検討委員会を開くこととしてございます。その中には、一応30年度以降の事業計画について決定をしていこうという短期計画にはなりますけれども、そちらを決定していこうということでございます。この29年度につきましては、昨年度実施いたしましたこの保護増殖検討委員会の中で、まずたちまち29年度にするべき事業ということで明確なものはございませんで、周辺にあります用水路とけやきのその根の保全とか、そのあたりをかねてより検討課題には上がっているんですけれど、29年度についてはたちまち実施をしようというようなことには至ってございませんことから、今回この事業につきましては皆減としておりますけれども、30年度以降の事業検討につきましては、今月の検討会議も含めて、この後検討も重ねながら計画的に進めていこうとするものでございます。
○委員(長尾 義信君) この検討委員会いうのは、年に何回行われるんですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) これまでからは、基本的には年1回ということにはなってございますけれども、来年度29年度につきましては、まずはその事業計画を30年度から新たに国庫補助事業をとりにまた行こうとするならば、町としての体制の整備も、夏ごろにはもう事業計画に上げるなりの事務手続も必要になってきますので、29年度には年度明けまして準備整い次第、夏までに開催をしっかりして、計画を立てていこうとするものでございます。
○委員(長尾 義信君) 次に、隣の143ページお願いします。けやき資料館の運営管理についてでございますが、指定管理という形で今、委託をされておられますけれども、あそこで前ちょっと質問したことがあるんですけれども、管理だけじゃなくて、能勢のそういう特産物とか、そういうものを販売というか、置けないかなというのがちょっと聞いたことが、そういう依頼があったんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 今現在も一定の特産品というか、加工品も含めてですけれども、提供はしていただいています。加えてこの間、当該団体さんからも要望なり協議がございまして、コーヒーの販売のあり方でありますとか、その際の給水設備等についての協議もありましたので、必要に応じて協議をしながらよりよい環境をつくっていこうとしているところでございます。
○委員(長尾 義信君) そうすると、その物販の販売とかは、これは可能という、能勢町と協議すれば可能ということでございますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) あくまでも条例に基づく施設でもございますので、施設の運営管理目的に合致した形で地域の振興に寄与するような取り組みを協議いただいて、一緒につくり上げていこうとしているところでございます。
○委員(長尾 義信君) 次に、145ページをお願いします。これに関しましては、まず能勢高原マラソンについてお聞きをしたいんです。まず、平成28年の実績をお聞きしたい。あわせて27年、近年のちょっと状況をお聞きさせていただきたいと思います。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。今年度実施につきましては、参加者251名、27年度につきましては参加者160名強でした。それから、26年度については実施をしておりません。それから、25年度につきましては参加者260名強でございました。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) これ毎年能勢高校のほうで開催しておられます。これ主催が能勢体連ですかね。ほんで、これって能勢町は主催というか、そのあたりは共催というか、これは能勢町はどういう形で、事務局という形で協力をすると、逆に協力をするという形になっておるんか、そのあたりちょっとお聞きをします。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。高原マラソンにつきましては、体育連盟の事務局を教育委員会が持っておりますので、当然事務局は教育委員会が実施して、事務局の仕事は行っております。また、教育委員会が後援団体、それから町からは、予算書にも載せておりますけれども、負担金ということで54万円の負担金をいただいている状況でございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) 平成26年度は、たしか能勢高校の耐震の関係で多分開催されなかったということでございますけれども、その翌年160名、これは多分、その後大体250名前後になっているんですが、翌年160ということで非常に参加者が少ないんですけれども、その原因を、ちょっと前のお話ですけれどもお教え願えますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 平成27年度につきましては参加者が少なかった。前年度開催していないこともあり、その参加者が若干よそのマラソンに逃げたかなと、こちらのほうでは分析もしております。今回28年度につきましては、その分参加呼びかけ、能勢高生にも今回は多分に15名程度も参加もいただきました。例年そのような人数、参加されていませんけれども、参加していただきまして今回はふえたということでございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) この高原マラソンもかなり歴史のある大会だと思うんですけれども、今、非常にマラソンブームでありまして、その中でこの250名が多いのか少ないかということなんですけれども、やはり一つの大きなこれイベントだと思うんですが、私たちもじゃあもう少し参加をやっぱりふやして盛り上げていただきたいなと思っておるんですが、そのあたりの対策というか、今後この250名は、どうですか、どうも、非常にまだもう一息参加者が多いほうがいいとは思うんですが、そのあたりいかがでしょう。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。250名という数字については、決して多い数字ではないと考えております。今後につきましては、何かしら、昨日和田光代さんによるジョギング教室を開催いたしましたけれども、和田さんもことし高原マラソン、参加してもよいというようなこともいただいておりますので、何かしら仕掛けをつくって参加者をふやしていきたいと考えております。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) そうですね、私が思うところによると、その能勢高校が発着が、開催の場所がどうかというのが一つと、ほんで、一つは、やはりこのこういうマラソンをするのに当たりましては、なかなか警察の道路許可がとれないので、なかなか会場を変えるとかいうのは難しいとは思うんですけれども、例えば能勢小学校・中学校のあそこを発着にしまして、町道をメーンにコースをつくると、そういう一つのことも考えていただいたらどうかなと思ったりをしております。
ほんで、なぜかというと、駅伝、近畿高校駅伝のほうもこの3年間、実際開催されるわけなんですけれども、第1回目もかなり多くの方がやっぱり来られまして来場されましたし、やはりかなりの盛り上がりも出てきていますんで、この機に何とかそういうこともちょっと考えていただけないかなと思ったりするんですが、そのあたり課長いかがでしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) コースにつきましては、迂回路の確保とか、おっしゃっていただきましたような警察との協議、条件等々も検討しながら、昨日のスポーツ教室を初め、いろんな教室もさせていただいているので、そういったところから一つのアウトプットというか、アウトカムになる場所がその高原マラソンであったり、あるいは近畿高校駅伝に出場するような子供たちができるというようなところにつなげていこうというようなところで事業を体系的にちょっと進めていこうとしているところでありますので、そのコース等につきましてもあわせて引き続き検討させていただけたらというふうに思います。
○委員(長尾 義信君) ぜひまたそういうのも考えていただいて、御検討いただきたいと。あわせて、こういう大会のときにやっぱりボランティアの方、まだ今、地域のそのボランティア登録いうのもありますけれども、体連の方が本当にたくさんの方がバックアップをされて協力をいただいているので、ぜひともその人たちにも、この大会は非常によかったと、参加者も多いという形でさらに協力いただけるようにお願いしたいなと思っております。
続きまして、下段のほうの、同じページの145ページの下段なんですけれども、B&G海洋センターのことについてお聞きをしたいと思います。昨年度からアメニティーですか、指定管理のほうが委託をいうことで委託をされたわけなんですけれども、この中で一番主にも書いておりますけれども、下に書いておりますが、プールを昨年度改修をされましたけれども、そのあたりの利用状況、そのあたりをお教え願えますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。プールにつきましては、7月20日から8月末までプール、午前10時から4時半まであけられまして、704名の利用者があったところでございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) これは、前も言った夏休みの期間かと思いますけれども、700数名の方でございますけれども、これは大体、主に年代層としてはどのあたりが参加いうか利用されておられますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 年代層といたしましては、小・中学生が約60%、一般の大人の方が40%といったところでございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) この開場の期間中に、これは一般の利用、それから例えばアクア的な教室、子供さんたちのプール教室、このあたりも含めてなのか、そのあたり。また、そういうのを実施をされておられるか、そのあたりをお教えください。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。704名というのは、プールの水泳教室、また水中ウオーキング教室を実施されましたけれども、それを含めての利用者数でございます。ちなみに、教室の利用者につきましては、少ないんですけれども、延べ28人というところでございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) 教室28名ということで、例えば、その回数1回その教室が28名、それを数回やられた、そのあたりも含めて。ほんで、あと今アクアという、そういう教室もされたということなんですけれども、そのあたりをもう一度詳しくいただけますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 済みません、先ほどの28名というのを訂正申し上げます。28名というのは、一般の大人の方を対象にした水中ウオーキングの参加者が28名でございます。全5回コースで、計28名と。
それからもう一つ、水泳教室ですけれども、水泳教室が計43名、これも5回コースということでございます。水泳教室ですけれども、低学年コース、高学年コースとありましたけれども、高学年のほうは参加者がなかったため、低学年のみコースとなっております。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) といいますと、704名の方が利用されて、アクア並びに水泳教室が約100名ぐらいなのかな、70名ぐらいですかね、いうことでございますので、約1割の方が教室に参加されて、それ以外は一般ということかと思いますけれども、なかなかこの700人がですね、人数のほうが先細りなんやけれども、どうかということなんですけれども、指定管理のほうをされるほうも、やはりそういう意味ではいろいろチラシ等を出されたと思うんですけれども、教育委員会として、そういう指導とか、例えばそのあたりはしっかりされておられますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 今回、今年度プールを運営いたしましたけれども、これにつきましては6月の補正予算でお認めいただき、7月からのPRで、若干PR期間は短かったなとは考えております。指導につきましては、できるだけPRするようにということで、ホームページに出したり、町内の各施設にチラシを置くなど、指導といいますか、町のほうもPRに協力したというところでございます。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) 皆さんのほうにPRが遅いということでございますけれども、やはり私も住民の方から聞いておるのは、プール、B&G、再開したん、泳げるんやと、そういう声も聞いておりますんで、ぜひとも来年度2年目を迎えますけれども、ぜひとももうちょっと早目早目にこれはやっぱり皆さんに周知していただいて、ぜひともたくさんの方がやっぱり利用できる、せっかくオープンしたんで利用できるように、これをよろしくお願いしたいと思いますが、そのあたりもう一度お願いいたします。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) できる限りPRに努めまして、利用者の増に努めていきたいと考えております。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) 以上、終わります。
○委員長(大西 則宏君) ほかに質疑はございませんか。
○委員(中植 昭彦君) 大きく何点かお伺いします。新学校が開校いたしまして1年が過ぎようとしております。それに伴いましてPTA協議会、そしてまた地域教育協議会、こども会育成会とか、あとは放課後子ども教室とか、いろいろなところで新しい形態で動き出しているかと思うんですが、その辺のその1年間過ぎたところでの現状の把握とこれからどういうふうな展開をされようとしているのか、そこをお伺いします。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 今、御指摘いただきました各社会教育団体活動でございます。この間、新学校開校したところではございますけれども、地域協あるいはこども会につきましてはそのまま旧の校区単位での活動ということで、変わらず活動をいただいてきているというところでございます。そしてまた、そのほか大きくはPTA、これはもう1PTA、小・中各1で、町Pはそのまま1つにはなるわけでありますけれども、これにつきましても各小学校・中学校のPTA単位での活動をいただきながら、町Pとのかかわり合い、役割分担というところがこの間課題というか、ぶら下がっている単Pが小学校1、中学校1ということになりますので、町Pとのその単Pとの役割分担、担う部分をさらにちょっと明確にして、広域的というか、小学校・中学校通じての活動を町Pでしっかり担保していきたいというふうに考えているところでございます。こども会育成会につきましても各旧の小学校単位で引き続き活動をいただいておりますけれども、こども会活動全体としての育成会事業というところでは、今後ちょっとさらに、各単位こども会での活動と重複することなく、しっかりこれにつきましても役割分担をして取り組んでいこうというところで、28年度につきましてもニュースポーツの取り組みでありますとか、ちょっと工夫をして取り組んできているというところでございます。
青指の関係もちょっとあわせて申し上げておきますけれども、これはもとより町全体のことでありますので、この青指の皆さんも更女の皆さん等とともにそれぞれ地域協の構成メンバー等にもなっていただいておりますので、関連してこの青指も青少年の健全育成というところに軸足を置きながらも、ちょっと視点も今後変えていきたいというところで今、協議を進めております。特には、いわゆる子供たちの体験活動を通じた青少年の健全育成というようなところに改めてちょっとスポットを当ててみたいというところで、今年度もデイキャンプ等を活動実施をさせていただいておりますけれども、29年度につきましても引き続きそういった視点で進めていきたいというふうに考えているというところでございます。以上でございます。
済みません、放課後子ども教室でございます。放課後子ども教室につきましては小学校単位での実施ということで、残念ながら平成28年度からは1小学校ということになりますので、最も頑張って取り組んでいただいて101日以上、250日未満という枠組みでの25万2,000円といったところでの補助事業の対象となってございます。28年度におきましても、やはり活動経費の補助が切れるとなかなか活動もしにくいというとこで、残念ながら1活動に今は1団体といいましょうか、に終わっているというところでありますので、このあたりにつきましては、町として子供たちの居場所づくりを今後どのようにこの広い能勢町の範囲をカバーしていくかというところで、引き続き補助事業の枠組みにとらわれることなく取り組んでいきたいと考えているところでございます。
○委員(中植 昭彦君) 新しい学校が開校してというところで、旧学校単位でのその活動というのがあった中で、校区単位での活動があったという中で、やはりまだ課題というか、まだ試行錯誤の状態だろうなというのはよくわかります。地域の方々については、やはり地域のそのコミュニティーを維持するっていう意味でも、ぜひそれを続けていきたいという思いは持っていらっしゃるんですけれども、なかなかその新しいアイデアが浮かんでこないというところがあろうかと思います。ですので、皆さん協議していただいて、よりよい活動になるようにお願いしたいと思います。
こども会のことに関しましては、単位こども会のその活動が基本になってくるのかなというふうには感じるんですけれども、今まででしたらソフトボールであったりとかっていうことで、その旧校区単位でコミュニケーションを図る、親睦を図るような事業もありましたので、それがやはりあったほうがいいのかなと。これも難しいところなんですけれど、そういうふうなことがあれば、これどう言っていいのかなというふうに思います。
もう一つは、大阪府こども会とのかかわりもあろうかと思います。学校が一つになったということで、こども会組織も一応その町Pというふうな枠組みになるんであれば、今度は大阪府全体でのそのコミュニケーションをとっていくみたいな形、で、親睦事業にも積極的に参画していくっていう形も一つの方法なのかなとは思うんです。今まででしたらその町Pはあって、郡Pぐらいまではあれですかね、ちょっと交流はありましたけれど、府Pはなかなかなかったと思うんですよ。府Pじゃない、府こ連ですね。だから、府こ連も結構広域で活動していこうというふうな方針になってきていますので、その辺もその検討材料の一つかなというふうに思うんですが、見解についてお伺いします。
○生涯教育課長(花崎 一真君) こども会につきましては、おっしゃっていただいたとおり、まずは単位こども会での活動というのは、当然これは尊重すべきところではあります。我々町のこども会育成会といたしましては、先ほども申し上げたように、単位こども会との連携、役割分担というのも明確にしていきたいというところで、28年度もちょっと変わったというか、取り組みをさせていただいたというところです。
これはなぜかといいますと、御指摘のように、府こ連との連携というところも一定視野に入れてのことでございまして、今年度BGのアリーナを活用してキンボールの体験、ニュースポーツ、これをさせていただきました。それとは別にドッジビーをさせていただいています。これは、府こ連での広域での取り組み活動もドッジビーを推奨されているというところでありますので、これまでソフトボールをしてきましたけれども、やはり子供たちの確保というか、女子、男子ともにですけれども、確保もなかなか難しい、ソフトボールもなかなかうまいこといかないというところで、ドッジビーであれば比較的取り組みやすいんじゃなかろうかと、で、府こ連、広域での連携、かかわりっていうのもこれで出てくるんじゃないかというところで、今年度新たにそのドッジビーとそれとキンボールを一つのツールとして実施をさせていただいておりますので、そのあたりはしっかり上部団体も含めて、単位のこども会との連携も上下ともに連携をしながらしっかりつないでいきたいなというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) ぜひお願いします。ドッジビーとか府こ連にかかわる部分は助成金も、もう御存じやと思いますけれどもありますので、ぜひ。大阪府全体でもやっぱり子供の数が少なくなっていって、やはり大阪府全域でそのコミュニティーの醸成をしていきましょうというふうな方向性になってきていると思いますんで、ぜひ検討のほうをお願いしたいと思います。
それから、放課後子ども教室、元気広場の関係です。これも毎年お聞かせ願っとるんですけれども、これ大阪府の事業ということで事業費のほうがついております。これも5年ですか、事業期間5年でしたか。ずっとあるんですか。ああ、そうですか。これあれでしたよね、前までは何カ年計画っていうので、ほんで見直しが入って継続していくような形になっていたと思うんですが、それも今んとこあれですか、ずっと続くということで、ほんなら確認をします。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 今、基本的には毎年度しっかり継続事業ということで、特に本町において制限があるのは、一校区という縛りというのが非常に悩ましい、活動としては広く活動はしますけれど、補助対象としてはそういった形になっちゃうというところがネックではありますけれども、基本的にはこの事業、向こう何年、あるいはっていうような、そういう事業の期限があるというものではないと認識してございます。
○委員(中植 昭彦君) この部分も放課後の居場所づくりという面におきましては、いろんなその担当部局によっていろんな居場所づくりの事業がされていると思います。この辺の一定その連携を図っていただいて、この事業だけではなくて総合的な観点から、総合的な事業ということで移行というか連携ができたらいいなというふうな思いがあるんですが、その辺どういうふうな連携というか、どういうふうなお考えでしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 委員御指摘のように、子供たちの放課後の居場所、放課後のみならず休日、長期休暇の居場所もそうでありますけれども、多様な居場所づくりの方法っていうのがあると思います。福祉においては、当然児童クラブというところの放課後健全育成事業がございますし、教育委員会といたしましても、この元気広場以外にも学校地域支援本部に関係する事業、あるいはアフタースクールというところも全てございますので、このあたりにつきましては、日々のその平日で学校でどこまで責任を持って担保するんだ、居場所を担保するんだ、土日、休日、長期休暇をどうするんだというような視点でしっかり体系的にといいましょうか、そのあたりの整理は必要であろうというふうには考えてございますけれども、まず今現在は国なり教育委員会、福祉部門もそうですけれども、推奨というか方向性が示されているのは、まずは放課後子ども教室と放課後児童クラブとの一体型というところっていうのはずっとありますので、もう事実上、今はもうほぼ一体型のような体制にはなってございますので、どういった事業にかかわる子供たちであっても共通のプログラムがしっかり実施できるような取り組みを進めていこうというふうに考えているところでございます。
○委員(中植 昭彦君) ぜひお願いします。地域の方の協力者の方、幾つもあったら幾つも出なければいけないというのもあって、今、結構お忙しい方はいらっしゃると思うんですよ。ですので、その辺、一定その整理していただいて、効果的にいけるような方法っていうのができればいいなというふうに思っていますんで、よろしくお願いいたします。
それから、指定管理の件でお伺いします。けやき資料館とBGのあの名月グラウンドと管理ということで、指定管理1年間過ぎました。この指定管理も言うまでもありませんけれども、効率的な運用とあと民間のノウハウを使って、より効果的な効果を生んでいくというふうな形になっているかと思うんですが、その辺の1年間過ぎてみての総括的なことですね、お願いしたいと思います。
○生涯教育課長(花崎 一真君) けやきとBG、ちょっとあわせて私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。御指摘いただきましたように、指定管理はそういった合理的・効率的な運営と民間さんの創意工夫でさらなる施設の機能の向上というところを目指すものでございますけれども、この1年間を振り返ってみますと、やはり民間さんのほうが、さらに我々が思う以上に柔軟といいましょうか、ちょっとどうですか、我々がかたいと言われればそれまでかもわからないんですけれども、なかなかやりにくい御提案をいただいているっていうのも現実ございます。そのあたりはしっかり協議もさせていただきながら、できるような形で支援もさせていただいておりますので、まだまだ民間さんからすると、もっといろんなことをしてみたいっていうのがおありのようでありますけれども、しっかりそのあたりは御期待に沿えるような形で協議検討を今現在進めているというところでございます。
○委員(中植 昭彦君) 指定管理の本来の趣旨からでしたら、やはりその辺は積極的にということになろうかと思うんですが、やはりこれ1年間過ぎまして、ある程度この数字的な部分とか、その部分でその効果額も含め、あとはあれですね、効果額だけではなくて、削減だけではなくて、やはりその来場者数がふえているとかっていうところが具体的に傾向として出ておるんでしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 私のほうからけやきのほうの御説明申し上げたいと思います。27年度まで、それとこの28年度からの入館者数でいいますと、27年度の実績で年間3万1,000人余りの入館を数えたところであります。この28年度、ついこの間までの数字ではありますけれども3万700人余りということでありますので、この後、3月の数字等も計上させていただきますと、ほぼほぼ例年並みというようなことになろうかと思います。けやきに限りましては、大きくこの制度を導入してというところで、変化があったとはまだ言えないという状況でございます。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) B&G海洋センターの利用状況でございますけれども、平成27年度が2万3,500人程度と、現在28年2月末現在で既にそれを上回っていまして、2万5,000人強の利用者があります。これにつきましては、指定管理者のほうで車椅子バスケとの場所ということで、これもテレビ中継されました。また、プール解放時にウオーターボーイズということで、何かそういった形でもテレビ中継が2回ほどされたということと、また大物歌手のダンスパーティーグループの合宿利用等があったことで利用者がふえている状況でございます。
また、名月グラウンドにつきましては、ほぼ例年どおりといいますか、27年度が4,700人余り、28年度2月末現在では2,300人程度ということで、名月グラウンドについてはほぼ同数でございます。以上でございます。
○委員(中植 昭彦君) すぐに効果が出てくるというものでもないと思います。ですから、やはりこれ民間で提案があれば、積極的に取り入れてしていただくほうがいいのかなとは思うんですが、今までのその経過もありますので、その辺はしっかりと検討していただいた上で、効果的な運営にお願いしたいと思います。
以上で終わります。
○委員長(大西 則宏君) しばらく休憩します。再開は、2時25分といたします。
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休憩 午後 2時14分
再開 午後 2時25分
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○委員長(大西 則宏君) それでは会議を再開します。
ほかに質疑がある方。
○委員(美谷 芳昭君) 私のほうから数点お伺いします。まず、今、話出ていました校歌の件です。校歌は生涯教育でよろしいんでしょうかな、委員長。
○委員長(大西 則宏君) ですね、前も説明していただきましたんで、花崎課長から。
○委員(美谷 芳昭君) よろしいですか。そちらのほうでよろしいですね。
そしたらお伺いします。先日の
環境教育常任委員会のときに、校歌が1年おくれですけれど決まりましたという報告がございました。そのときにメロディーも流れましたね、歌詞も聞きましたと。そのときにいろいろ我々、意見として言わせていただきましたけれど、それからあのときの意見を踏まえて、何か変わったことはありますか。
○教育次長(瀬川 寛君) 校歌については、さきの委員会でも御意見を伺いました。そのときにも御質問で、もう一応これで決定かというふうにお聞きになられたときに、一応決定ですということでお答えをさせていただき、その後について、特に変更等はいたしておらないところでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 制定権とか権限はそちらのほうにありますから、我々がどうのこうのということはできないというのは十分承知の上で、意見として言わせていただいたわけでございます。
そのような中で、あのときに私、
環境教育常任委員会で話がありまして、ほんで、あと残りの総務民生常任委員会のメンバーのほうの、いわゆる半分の方の議員の皆さん、その方々の周知はどうされました。
○教育次長(瀬川 寛君) 前回、
環境教育常任委員会の委員の皆様方には、所管委員会であるということで、歌詞、楽譜、それとあわせて曲のほうもお聞きをいただいたというところでございます。もう一方の委員会の方については、お聞きはいただいておらないという状況でございます。
○委員(美谷 芳昭君) 資料提供されましたね、
環境教育常任委員会の資料提供をその民生常任委員の方に提供されたと。それはそれで終わりですか。もうそれでええとお思いなんですか。
実は、この話、私も言うたらよかったんですけれど、全協並びに議員懇談会等がありましたわね。そのときにそういう話が出てくるんかなと思って、期待はして待っとったんですけれども、一向になかったもんですから、我々はええけれど、総務民生常任委員の皆さん、何も文句言われていないかもしれませんのやけれど、あれでは不十分だなと思うんですけれど、いかがですか、お考えは。
○教育次長(瀬川 寛君) 今、もう一方の委員会のほうにも曲を聞いていただくべきではなかったかということで御指摘を頂戴いたしました。そのような機会があったにもかかわらずそういうような措置がとれていなかったことについては、今、申していただいて、なお思うことは、そういうところに配慮が少し欠けていたのではないかというふうに反省をするところでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 大いに反省をしてください。これ決まった話で、あしたもう早速中学の卒業式で歌われますね、あした。中学校は、1番、2番、3番のうち、どの歌を歌われますか。
○教育長(加堂 恵二君) 今の話題の前に、先ほどから御意見がありました、総務民生委員のほうの方々への周知が不十分であったこと、本当に申しわけなく思っております。1月にこれが最終決定だということでお知らせして、その後は本当に対応が不十分だったなと思って反省して、今後ともこのようなことがないようにしたいと思いますが、あすの卒業式につきましては、何番を歌うのかということは、実は私どもも聞いておりません。そのときに学校の歌い方によって、全曲、1番から3番まで通して歌うのか、1番だけで終わるのか、もうそれは学校のその式の進行の時間等の関係もありますのでお任せしますということでございますので、実は、私ども、今の時点では何番を歌うかということは聞いておりません。
それから、子供たちは1月以降、本当に一生懸命練習をしてきまして、私も先日、学校に寄せてもらったときに、音楽室から歌声は聞こえておりました。卒業式のときに初めてお耳にする方もいらっしゃるかと思いますけれども、私も期待しておるところでございます。どうぞよろしくお願いします。
○委員(美谷 芳昭君) 特にこだわりませんけれど、小学校の子供は1番と3番練習しているのやということを聞いていますから、きっと小学校の卒業式は1番と3番を歌われるんじゃなかろうかなと思います。何番がどうのこうのという、せっかく新しい学校ができてスタートしたんですよ、そやから、1年おくれで、あっこまでおくれて、1年おくれて校歌ができまして、それについて、言葉は悪いけんど、いちゃもんとかそういうことをつけたくはないんです。気持ちよくスタートしていきたいと思っておりますので、その点、十分含んで、あと対応よろしくお願いしたいと思います。もうこれ以上言いませんので。
では、私のほうから数点だけ。まず、140ページの上段の、先ほどの学校施設整備事業の中の湧水対策は理解しました。その後、外周のネットフェンスの設置ということで、これ予算計上がされておりますけれども、旧府民牧場の外周のネットフェンスの設置ということで、どの部分をやられるんですかな。一番外っぺらの部分のフェンスですか。今何か木柵みたいなのはあると思いますのやけれど、全体やったらかなりの金額かかると思いますけれど、どの程度設置工事される予定でしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) このネットフェンスでありますけれども、大外といいましょうか、周辺の森林所有者さんとの境界部分にちょうど道路がずっとぐるり通っているんですけれど、それに沿わす形で最終、先ほど湧水対策を実施するといった暗渠工事のちょっと上にまたフェンスが通っているんですけれど、そこに接続する形で、約1,900メートルのネットフェンスを設置する予定にしてございます。
○委員(美谷 芳昭君) 1,900メーターということは、全部ということですな。全部設置する。ああ、そうですか。ほんで工事費は、これ主な歳出の中に入っていませんのやけれど、補修用原材料費ですか、それともこの工事費は幾らかかりますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) この説明資料140ページの上段には、補修用原材料費として1,900メーター分のネットフェンスの支柱、ネット等の資材費として208万5,000円を見ているというところでございます。あとこれに加えて草刈り等業務委託料ということでございますけれども、この業務の中には、設置手間として、今想定をしておりますのは、積算の根拠といたしましては、シルバー人材センターの方々に委託をするという単価での積み上げを行って、おおよそ3カ月間程度で設置をしていただこうとするものでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 今、草刈り等業務委託料364万4,000円、予算書を見ましたら、129ページに569万4,000円の予算が出ていますわね、この差がシルバーに委託する分ですか、200万ほどありますけれど。違うんですか。違うかったら違うで、何か説明してください。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 今、御指摘いただきました差につきましては、後ほど学校教育のほうから説明またあるかと思いますけれども、学校教育で所管をしています学校敷地内における草刈り業務がその差額に当たるわけでございまして、今回この説明資料の140ページの上段に記載をさせていただいております主な歳出、草刈り等業務、草刈り業務等委託料364万4,000円というのは、この中にネットフェンスを設置する手間賃、委託料が含まれているというところでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 大体わかりましたけれど、ネットフェンスという専門的な工事をシルバーにしてもらって、果たして、これ普通はネットフェンス屋さんという言葉はあるんですかな、そういうところに委託して実際工事をやってもらうというのが普通なんですけれど、シルバーでできるような工事なんでしょうか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) ここに言葉ではネットフェンスと記載してございますけれども、一般に道路境界等にあるような、ああいうネットフェンスではございませんで、獣害防止に使うネットフェンスということで、ワイヤーメッシュのちょっとネットフェンスに近いようなものということで、一般の農家さんとか林業家さんで設置もされているというようなものでございますので、そういったものを購入して設置をいただくという予定にしているというところでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 今の説明で、ワイヤーメッシュ的なものということで説明ありましたけれど、これは何のためにしますの。いわゆる馬が逃げないとか外から害獣が入ってこないとか、そういう目的でやるんやけれど、一体これは何のためにやります。
○生涯教育課長(花崎 一真君) まずは、そのネットフェンス、下半分と上半分でちょっと構造が変わって、猪なり低獣の獣害用、で、鹿用ということで、およそ2メートル余りの高さにこれはなるわけですけれども、何の目的はというお尋ねでございますけれども、まずは、どういった形であそこを活用していくにしろ、まず外部からの侵入、獣害に及ぼすような侵入を防いで、衛生面を担保したいというのがまず一つ。それと、御指摘ありましたような木柵がもうかなり老朽化をしてございますので、あそこには今、校務員等の皆さんの手によって部分、部分、修復はしておりますけれども、抜本的にやりかえるというとこまで至ってございませんので、逆に今度、外へ今おる岬馬等がまた逃げてもいかないようにというようなことも含めまして、まずはしっかり学校敷地、それとその周辺部というところをネットフェンスでしっかり囲っていきたいというように考えているものでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 大体わかりました。この間から桜を植えましたね、桜を、そのためでもあるわけですな、それやったら理解しましたわ。そうですか、そうですか。はいはい。そうでなかったら、桜、とてもじゃないけれど、鹿の害でもちませんよ、あんなもの。それで大丈夫ということですね。はい、一定理解いたしました。
それと次に、60歳の成人式の話です。一通り説明が出ていましたから、私は一部だけですけれど、講演会をやりましょうというふうに出ておりますね。講演会15万円、地域社会参加促進や社会貢献活動の意識の向上のために図るための講演会ということで15万円、講師の謝礼金としては非常に少ないと、15万程度やと、これはどういう講師を意図されておりますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 御指摘のように、決して多くない額でございます。著名な方というわけにもいきませんけれども、今現在想定しておりますのは、大学等でそういった、いわゆる生涯現役あるいは生涯学習、社会教育といったようなジャンルで活躍をされている学校の先生、大学の先生をイメージを今させていただいているというところでございます。
○委員(美谷 芳昭君) 名称が60歳の成人式ということで、一定一つのめでたさというのも、還暦ですか、ありますし、もうちょっと予算積み上げて、もうちょっと著名な方を呼んで、ある程度ユニークさも持たせて、ほんで、おもしろみあるこういう成人式にされたらいいと思いますよ、私はそう思う。だから、15万円は少ないと思いますよ、これ。またその辺はよく考えてもらって、あと補正でも継ぎ足して、もうちょっと華やかな、にぎやかな、楽しい成人式になるようにすべきだと思いますけれど、町長、どうですか。
○町長(上森 一成君) ありがとうございます。今、課長御説明しましたように、初めての試みでございまして、やっぱり経費を幾らでも使ったらいいということでもございませんので、この辺のところでよき講師を招聘したいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員(美谷 芳昭君) 私の考えを言うたまでで、あとはもうお任せしておきます。
それから次、生涯学習関係でございます。いろいろあると思うんですけれども、端的に言います。143ページの運営管理費です。この中で特に問題と思うのは、用地の借上料96万円、これ月8万円ですね。先日、社協の委員さんからも話ありましたんやけれど、能勢のこの土地で月8万円、年間で96万円も払って、高いんちゃうかという御指摘がありました。お聞きになったと思いますけれど。私自身もそう思いますのやけれどね、非常にこれ、あっこで年間96万円払いますか。町長、トップやと思いますけれど、中心になって、もっと下げてもらうとか無償にしてもらうとか、もうかなり払ってきたんやから、もうここらでいいやろうというところで、これ相手が大阪府の森林組合ですね、ほんでうちは公共団体、その関連で、この金額、これ折衝してこの金額ですか、折衝されました、最近、どうですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 最近折衝したかというところで、端的に御答弁申し上げますと、一応そんなことも含めて相談をさせてもうたらどうかなっていうような話程度は今させていただいていますけれども、この契約期間、平成21年4月1日から15年間ということで、あと平成36年の3月31日までの契約でございます。このあり方についても、そこはまた引き続き、交渉等も視野に入れて検討してまいりたいと思います。
○委員(美谷 芳昭君) 36年まで、金額も決まった金額でということで契約されていますので、それは契約どおりということでいたし方ありませんけれど、これも、いつまででもこんだけ払うんですかな、途中でもええから、一遍ちょっと何とかならへんかというようなことは言えませんかと思うんですけれど。町長どうですか、一遍、難しいですかな。
○町長(上森 一成君) この件については、美谷議員、御存じのとおり、図書館がないということで当時いろいろ御指摘を頂戴いたしまして、森林組合と当時中町長でございましたけれども、お話をされまして、あそこの建物については無償でもらうと、用地については、しかしその森林組合の経営の観点からも、借地ということの経過も御存じだと思いますけれども、そのまま契約どおり今、来ておるわけですけれども、おっしゃるように、決して安いとは私も思いませんので、そういう面での交渉はしたいと思いますし、公共施設のあり方についても今、町全体として検討している最中ではございますので、そことも調整しながら、一つの事柄の中の一つということで、全体を調整しながら検討はしていきたいと思います。ただ、その契約はやっぱりそうなっている以上、一方的にということも言えませんので、36年という契約の期限がございますので、そこを見据えながら、要望は要望として、してまいりたいと思います。
○委員(美谷 芳昭君) 今の町長のほうからちょっと出たと思いますのやけれど、これは私の考えですけれど、公共施設のあり方というところで、この本庁舎を移転という今の構想があります。その中で、あれも一緒に移転したらいいですやん、全部移転して、もう返すもんは返してしまって、すっきりスリムにした形で、36年までは仕方ないか知りませんけれど、その辺のことも含めて交渉して、そうされたほうが私はええと思います。それも含めてまた検討をしてください。
それと、最後に、国体スポーツセンターのあり方ですね、これについてお聞きします。私も時々このことは発言しておりますけれど、まず1点目が、これライフル協会に指定管理されていますね。土地代が224万6,000円ということで、去年と同様ということで収入されています。前回も言いましたんですけれど、これはゲートボール場とテニスコートと入っての金額で、国体やなしに、ライフル協会としては直接関係ないわけですわ、自分ところの事業と関係ない。それも一緒に含めてやる、土地代を払わされているという言葉が正しいかどうか知らんけんど、そういう形になっていますね。ライフル協会としては、それはおかしいんちゃうかということも常々おっしゃっていますので、それも考えたらいかがでしょうかということを去年も言うたと思います。
しかしながら、いまだに同じような状態なんで、これは山内地区のほうに支払いをする分やと思いますのやけれど、それをライフル協会からもらわなんだら、町から継ぎ足しでという分になってくると思いますけれども、理屈は理屈ですので、去年そういうこともたしか言うたと思います。それから検討されて、また同じような結果になっていますけれど、これはどういう理屈というか、どういう検討をされてこうなりました。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。議員おっしゃっておりましたけれども、土地賃借料220万円、大阪府ライフル射撃協会指定管理者からいただいておりますけれども、検討したかどうかという質問でございます。大阪府ライフル射撃指定管理者とは平成29年度まで指定管理期間、協定を結んでおります。その期間につきましては、両者合意の上、賃借料をいただくということになっております。平成30年度から新たな更新ということになっておりますけれども、現在、公共施設管理計画の計画されています、その方針に従いまして、また次回更新時には地元との土地賃借期間を迎えます。また施設の改修も必要です。そのことも含めて、次回更新時には議員おっしゃったとおり、おっしゃったゲートボール場とテニスコートの賃借料免除とか、そのあたりも含めて検討していきたいと思います。以上でございます。
○委員(美谷 芳昭君) 町にとったら収入が多いほうがええというのは、わからんことはないですけれど、これ次回更新って、次回更新はいつですか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 平成30年4月でございます。ですので、来年度中には要件書を策定し、募集していきたいと考えております。以上でございます。
○委員(美谷 芳昭君) 29年度で終わりということですね。この国体スポーツセンターのあり方というのを、そもそもあり方をどうするかというのが検討せないかん時期やと思います、この時点で。山内地区との契約は何年までっておっしゃっていましたかな。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 平成34年度、平成35年3月まででございます。以上でございます。
○委員(美谷 芳昭君) 35年と34年の4年のブランクっちゅうんか、差はあると思いますのやけれど、この国体スポーツセンター、あり方、ライフル協会のほうも取得をしたいという意向もあるみたいですし、その辺のことも含めて、いつまででも町がこの施設を指定管理していくんかどうかということも含めて総合的に検討せないかんと、私はそう思うんですけれど、その辺のお考えいかがですか。
○教育次長(瀬川 寛君) ライフル協会のほうが、一時期、施設の取得も含めて町のほうにも検討いただきたいということで投げかけもあったわけでございますけれども、今の協議状況はと申しますと、仮に取得をしたとしても固定資産税を負担しなければならないというところで、その施設を取得した後、固定資産税の税負担がやはり協会としては非常にしんどいというふうなところから、現在はその施設取得についての意向については若干トーンダウンをしておるというのが現状でございます。
○委員(美谷 芳昭君) そうですか、ちょっと私の認識とは違いますので。当然それは固定資産税は必要なことだと思います。そうしたら、公の施設のあり方の中でしっかり検討して、どうするかというのを考えてください。やっぱり町としてもぜい肉は落としていかないかんということですから、すっきりした形になるような形で検討していただきたいと思います。私のほうは以上で。
○委員長(大西 則宏君) 他に質疑はございませんか。
○副委員長(西河 巧君) もうそれぞれ今までの議員さんが質問されましたので、1点だけ。昨年プールの改修をされまして、どれぐらいの人が活用、来られたかお教えいただきたいと思います。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 704名の方が利用されました。以上でございます。
○副委員長(西河 巧君) 少しでもの方がやっぱり利用されるということはあれですけれど、またたくさんの方が利用されるように、今の指定管理のところでまた努力されていくと思いますけれども、今後ともよろしくお願いします。いろんな事業をやっておられますけれど、それぞれが住民の皆さんにもうちょっと何かアピールすることも考えていただいて、もっともっと参加されるようにしていただきたいと思います。質問ではないので、お答えは結構です。もう以上で終わります。
○委員長(大西 則宏君) 他に質疑ございませんか。
○委員(長尾 義和君) ちょっと順番あれですので、続きですので、今のBGのプールのほうから聞かせていただきます。704人利用実績があったということで、これ昨年の決算のときの委員会でも聞かせてもらったと思うんですけれど、数字がちょっと今、持っていませんのやけれども、704人やったかどうか、その辺もわからないんですけれども、大人が約60%で子供が40%、内訳そういうこと、先ほど答弁されていますね。
〔「逆」の声あり〕
○委員(長尾 義和君) え、大人が40ですか、済みません、子供が60ですか。
そのうち704人の内訳なんですけれども、町内外の区分はわかりますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) お答え申し上げます。704名のうち、町内564、町外140名でございます。
○委員(長尾 義和君) これも前回お聞きしたんですけれども、町内564人のうち、これ延べ人数ですね、実人員は何人です。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) 実人数につきましては306名でございます。以上です。
○委員(長尾 義和君) 大分ふえたんですかな、たしかこんな多くなかったと思うんですけれども。実際のところ、そしたら、ああ、こんなんやったかな、130、4月20日から8月末で130日余りぐらいですね。
〔「7月20日から」の声あり〕
○委員(長尾 義和君) あ、7月20日か、済みません、済みません、間違えました。
実際のところ、1日当たりにしてみたら、やはりその辺も非常に限られてきておるように思うんです、実人員で言いましたらね。これを28年度はそれで、こういう実績やいうことでわかるんですけれども、29年度において、せっかくやっぱりプール、もう休止状態のものを、言うたら再開したんですもんで、これがやはり29年度以降、この数字がどんどんどんどんやっぱり大勢の方に利用してもらうようになっていかんとあけた意味がありませんので、その辺いろんなことを計画されるかわかりませんけれども、子供については、夏休み期間いうのは学校のプールの開放もありますし、そういう何か事業展開いうようなことは、指定管理されていますけれども、その辺しっかりと調整していただいて、利用人員の増加に向けて考えていただきたいと思いますけれど、その辺の指定管理者との話いうのはされていますか。
○生涯教育課参事(上西 康弘君) プールの利用の件でございます。指定管理者と今年度、プール開放を終えて、来年度はできるだけ早い時期からPRに努めようという話もしておりました。また、29年度につきましては、今年度と同じですけれども、夏季期間あけられる予定です。その前にはこのようにしてプールを開放していきたいという計画書が出てきますので、それを見た上で協議し、できるだけ多くの利用者を集めたいと考えております。以上でございます。
○委員(長尾 義和君) 期待しています。
それから、先ほどもこれ出てたんですけれども、学びの丘、学びの広場ですか、ここでネットフェンスされるいうことで、獣害対策用のそういうフェンスいうことですけれども、今、現況としたら、白のあの木柵でしたかな、ですね、それを今回そういうネットフェンスにかえるいうことですけれども、それは外部からの侵入を防ぐいう意味では一定理解するんですけれども、岬馬のエリアのそういう木柵ありますね、それもかなり傷んでると思うんですけれども、その辺はどういうふうに考えておられます。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 白のあの木柵のかわりにフェンスにかえるということではございませんで、ネットフェンスはぐるり周囲を囲います。木柵につきましては、修繕、修繕で当面は対応していきたいと。それによりまして、岬馬の居住スペースは限定的にしたいと。それ以外につきましては乗用の草刈り機等で草の管理とか、あるいはその岬馬が可動域がしっかり担保できれば、その間は馬にしっかり食していただこうとするものでございます。
○委員(長尾 義和君) 最初のそしたら白の木柵については修復しながら維持していくいうことで、岬馬のエリアの部分の木柵についても修復をするということですね。ちなみに、この28年度に見たときも、かなりぐらぐらでしたよ、あれ。そしたら、それをあえて28年度は何もしないで、29年度から補修していくというような解釈をさせてもらったらいいわけですね。かなり、馬が来たらもうぐらぐらなっていますよ。ほんで、29年度から改修されるということで理解しておきます。
そこで、岬馬のエリアはそれでよろしいんですけれども、今度、学びの丘の部分ですね、もうポニーは今年度中にいなくなるんですか。
○教育次長(瀬川 寛君) ポニーについては今年度中ということでございます。
○委員(長尾 義和君) もうそういうことで、馬プロジェクトとのほうとは話ついているいうことで理解してよろしいですね。前、聞かせてもらったときは、もう学校現場での話でどんどん進んでましたのでね、その辺だけちょっと気になります。
こんなことを言うたら大変失礼かもわかりませんけれど、今のその学びの丘でポニーがいてて、学校のかかわりいうのが大分出てきていましたね。例えば、馬の世話なんかも子供の教育の一環としてやるとか、そこのあとの何やったかな、牛ふんの処理いうのも学校がやるとか、何かその学校の校務員さんのかかわりいうのもいろいろ出ておりましたわ。ほんで、ましてやそのポニーの餌も学校が負担する、給食から出た残渣いうのも利用するというようなことも言われていましたけれども、何か一方的にうまく利用されている、それ自体がやはりもう教育委員会の事務局がわからなかったいう部分はありますので、29年度からはもうそういうことはもう引き揚げるいうことですので何も心配しませんけれども、あと使えるようにきれいな状態にしてほしいと思います。人が入ってくることになると思いますので。
それと、60歳の成人式、これ60歳になって参加できるいうことですね。私も参加できませんけれど。いやいや、それはよろしいですのよ。これ、それと記念式典は還暦の記念式典をしはるいうようなことで書いてあるんですけれど、一般的に還暦いうたら、これは世間ではもう数えでいくんですけれども、例えば50歳の成人式と還暦の記念式典、これ60歳いうのは、一般的にもう60歳とかいうたら満60歳です。還暦の記念式典いうたら、そこそこの年代の人でしたら数え年でいかはりますので、その辺の差ですね、ちょっと統一したほうが、誤解が招かんと思うんですけれども。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 還暦は、そういった意味合いも込めてというところでありまして、まずは一定のやっぱり節目として、男性、女性を問わず、社会なり地域なり、いろんなところで活躍をされた方々の節目ということで60歳、この歳もいろいろ検討はしたんですけれども、60歳での、一定の節目の式典としてはこの歳になるだろうというところで、統一はしていきたいと思っております。
○委員(長尾 義和君) いろんな解釈のあれはあるけれども、一応60歳を基準という、そういう節目にするということでお聞きしておきます。
それと、ちょっとこれは細かいところなんですけれど、埋蔵文化財の調査されて、じゃあ調査をされているか、その後の整理をされているんか、その辺がわからないんですけれども、43万7,000円で、若干昨年に比べて予算増になっておるわけなんですけれども、これはアルバイト賃金と何かがあるというようなことやと思うんですけれど、実際現場で発掘調査されているようなとこがあるのか、あと出てきた発掘物のその何か整理とか、またそれを言うたら見てもらうためのそういう場所のそういう賃金なのか、その辺のところですね、この文化財発掘調査事業いうのは何やいうことですね、ちょっと説明いただけますか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) この目のその事業名としては、本来そういった発掘調査があればというところでありますけれど、今現在は、発掘調査をしているという場所につきましては、基本的にはございません。ただ、埋文のその埋蔵エリアに該当するような開発行為があった場合に、当該賃金で雇っている職員と本課の職員とが立ち合いというか、いうことは、この近くであれば、ちょうど目の前のあの亀岡小型バスさんで今、建屋建ててはりますけれど、あそことかそういったところで場所が遺跡・遺構にかかっている部分については、一定立ち会い調査ということは実施をいたしますけれども、発掘等の詳細の本当のといいますか、調査は今現在はございません。
御指摘のありましたように、賃金につきましては、文化財事務所に張りついています職員の賃金。これが若干、最低賃金の加減で上がっているという部分が増の要因であったりというところがあります。以上でございます。
○委員(長尾 義和君) そういうふうに文化財が埋蔵されているいう周知された地域でそういう開発行為になった場合は立ち会いをする。その立ち会い者ですねんけれど、これは今、誰が立ち合うようになっています。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 誰といいますか、うちの担当職員と当該賃金雇用の職員との2名で今、行ってございます。
○委員(長尾 義和君) 職員、そしたら生涯教育課の、もうそれは別に専門職でも何もないですね。ただ立ち合って、それで全てが終わるいうことでよろしいですのか。以前でしたら専門職員おりましたですやん、職員でね。それが今、配置転換であれはなっていますけれど、そういうような何か資格とか、そんなんは全く要らんわけですか。
○生涯教育課長(花崎 一真君) 当然、要らないことはないと思います。今現在は、まず当該部分の立ち会いをさせていただいたときに、何か当然その文化財に類するものが出てくれば、当然その次の段階に及ぶんだと思いますが、まず今そういった事象もございませんで、まずはしっかり立ち会いをさせていただいて、状況の確認をした上でというところでおさまっているというところでございます。
○委員(長尾 義和君) そしたら、要は、そういう周知されたところでの工事か何か、例えば、まず立ち合って、あとのメーン、この予算のメーンいうのは、その管理面の予算やいうことでよろしいですね。今現在は、もう29年度においては発掘調査する、その立ち会い場所も、今んとこはまだ予定されていない。はい、わかりました。
○委員長(大西 則宏君) これで生涯教育関係を終わります。
会議をしばらく休憩します。再開は13時25分といたします。
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休憩 午後 3時09分
再開 午後 3時26分
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○委員長(大西 則宏君) それでは会議を再開いたします。
次に、教育委員会学校教育課関係について説明を求めます。
委員諸氏には再三申し上げておりますんで、もう省略いたしますが、委員のほうも的確に答弁、質問いたしますんで、理事者側におかれましても的確な答弁に徹していただきますように、冒頭にお願い申し上げます。
それではお願いします。
○教育次長(瀬川 寛君) 済みません、大変お待たせをいたしました。それでは、ただいまから学校教育課の関係につきまして、平成29年度当初予算の概要につきまして、私のほうから説明をさせていただきます。
当初予算説明資料の135ページをお願いいたします。能勢小学校、能勢中学校の児童生徒の健やかな育ちと確かな学びを充実させるため、教育魅力化プロジェクト事業を改編をいたしまして、アフタースクール事業を含め、学力向上支援対策事業として予算を編成したところでございます。
小学生を対象といたしましたアフタースクール1では、体験的学習の時間を減らし、自主学習の時間をふやすとともに、自主学習における支援員を増員をし、習熟度に応じた学習支援ができるようにと予算を組ませていただくとともに、そこで使用する教材についても充実を図る予算としたところでございます。
また、本町が以前から力を注いできました英語教育におきましても、学習指導要領の改訂を見据え、引き続き小学校へのALTの配置を効率的に行えるような予算とさせていただいたところでございます。
児童生徒の学力向上のためには、小・中9年間を通したわかる授業の実践を学校全体で積極的に行うことを基本とし、そのためにも本年度も秋田への教育研修を行い、児童生徒が能動的に授業に参加できるよう、探求型授業の実践研究を行うこととしております。
昨年度から学校教育課が所管することとなりましたスクールバス運行に係る予算を本課で計上するとともに、学校給食会計を学校会計に戻しまして、一体的な予算管理のもと計画的な給食実施を図ることとしたところでございます。
以下、予算の詳細につきましては課長のほうから御説明を申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
○学校教育課長(辻 新造君) それでは、予算書の32ページ、33ページ、予算説明資料の146ページのほうをごらんください。それでは、歳入から説明をさせていただきます。歳入は、総歳入費637万7,000円、前年度比……。
○委員長(大西 則宏君) 課長、座ってもうて結構ですよ。
○学校教育課長(辻 新造君) 済みません、そしたら座らせてもらいます。
前年度比82.6%、3,200万円の減でございます。
款15国庫支出金、項2国庫補助金、目7教育費国庫補助金、節1小・中学校費国庫補助金162万9,000円でございますが、特別支援教育就学奨励費補助金61万9,000円は、ランドセル及び制服代等の新入学用品に対する国庫補助の単価の引き上げに伴う町補助単価の引き上げ及び対象生徒の増によるものでございます。要保護児童生徒援助費補助金の皆減は、これは修学旅行費を補助する生徒の対象者がいないためでございます。
予算書44ページ、45ページ、説明資料146ページをごらんください。款21諸収入、項5雑入、目1雑入、節5雑入の学校給食費収入2,000円、28年度においては、学校給食の準公会計で行っておりましたが、29年度からは実質学校会計に戻すことにした過年度分頭出しの分でございます。
その他収入のうち57万6,000円は、教職員の駐車場代金収入と257万3,000円はアフタースクールで徴収する予定の受講費などでございます。詳細は後ほど説明をさせていただきます。
予算説明資料148ページをごらんください。看護師配置事業補助金101万円は、看護師配置に対する補助が府から国庫補助への切りかえに伴う皆増分でございます。補助率3分の2、大阪府教育コミュニティづくり推進事業37万2,000円で、ほぼ横ばい、下段の権限移譲交付金95万8,000円、前年比16万増は、人件費の算出方法の変更によるものでございます。平成28年度取り組んできました国事業の運動部活動地域連携事業再構築事業及び首長部局等との協働による新たな学校づくり推進事業は、事業申請せず、加配教員のあるコミュニティスクール導入促進事業、少子化人口減少に対応した活力ある学校推進事業は引き続き申請しており、文部科学省からの採択回答待ちでございます。採択されましたら補正予算で対応させていただきたいと考えております。
続きまして、歳出についての説明をさせていただきます。予算資料147ページをごらんください。歳出は、総歳出費1億1,221万8,000円、前年度比21.8%、3,120万9,000円の減でございます。能勢ささゆり学園が開校2年目ですので、アクションプランにかかわる事業として、教育魅力化プロジェクト事業を学力向上支援事業として新たに事業を組みかえることといたしました。
それでは、それぞれの事業ごとについて説明させていただきます。予算書106ページをごらんください。款9教育費、項1教育総務費、目2事務局費です。説明資料は147ページでございます。事務局経常費、総事業費は279万2,000円、事務局の経常経費や学びの丘の草刈りの委託費用、教職員の健康診断に係る費用を計上しております。就学時健康診断、総事業費4万6,000円、平成30年度小学校入学予定者45人分の健診費用を計上しております。教科書改訂事業総事業費1万4,000円、平成29年度は小学校の特別の教科、道徳についての採択がありますので、採択委員報償費2回分を計上しております。
説明資料149ページをごらんください。小中高連携事業・中高一貫教育総事業費42万2,000円でございます。本年度は平成32年2月に全国中高一貫教育研究大会を本町で開催をいたします。小学校1校、中学校1校、高等学校1校となったスケールメリットを生かし、定例の校長会、事務局会を開催し、3つの柱であるグローバル能勢、グローバル英語、学力向上を中心に、授業づくりに重点を置いた取り組みを行います。そのためには、まず能勢小学校、能勢中学校のそれぞれの教育力の充実を図りながら、地元能勢高校との連携を効果的に図っていきます。平成30年度入試より能勢高校が豊中高校の分校となります。能勢ささゆり学園のグローバル英語とグローバル能勢の取り組みとSGHの取り組みをうまく機能させながらグローバル人材の育成を目指し、思考力・表現力を高める事業展開を行っていきたいと考えております。
続いて、学校支援地域本部事業総事業費55万9,000円でございます。能勢ささゆり学園の学校支援地域本部は、主に事業等の支援、アフタースクールの企画運営を担うこととなります。そのうちの事業等支援に関する予算をここで組んでおります。ほかに能勢を学びのフィールド、能勢に住む人々を学びの支援者と捉え、地域の方々から力をかりながらグローバル能勢等を実施していく、地域と学校をつなぐ重要な拠点となります。地域本部は、学びをスパイラルにつないでいく学びの循環型社会を築くことにつながります。学んだ子供たちが次の世代に学びを継承していってくれればと考えます。地域の方々との縦や斜めの関係は、子供たちの成長に大きな影響を与えます。地域に愛着を持つ取り組みを進め、そして互いに信頼し合い、安心安全な地域づくりを目的として展開してまいります。そのコーディネートをしていただくための講師謝金42万8,000円が主な歳出となります。
続いて、説明資料150ページ、漢字検定事業総事業費49万3,000円です。小学校1年生から小学校6年生まで全員に漢字検定に挑戦させています。目標は、小6で5級80%合格を目指して取り組んでおります。2月10日に実施しましたが、28年度の結果はまだ届いておりませんが、能勢小学校が日本漢字検定能力協会より奨励賞をいただく結果となっております。
続いて、人事権移譲業務48万1,000円でございます。人事権の移譲業務においては、採用・管理職選考、人事研修等を行っており、おおむね順調ですが、事務量が増大していることが課題です。今後も新規採用職員・教員を毎年採用し続けたいと考えております。本年度も豊能地区単独で採用選考を実施いたしました。平成29年度4月に採用される方は、小学校志願者数501名に対して92名が合格、中学校志願者数370名に対して40名が合格、養護教諭は54名の志願者に対し2名が合格、栄養教諭は、16名の志願者に対して1名合格となっております。なお、次年度は、小学校約120名、中学校約30名、養護教諭若干名の採用予定です。
能勢町は、自分が好き、能勢が好き、仲間とともに夢いっぱいの子供をまちぐるみで育てましょうというコンセプトで教員を募集します。採用した教職員は、能勢の特色ある教育を展開し、能勢に根づき、能勢を愛する教育を展開できるよう育て、そして能勢の活性化に寄与できる先生になってほしいと思います。人事権とともに研修権も移譲されましたので、主な歳出は、講師謝礼として12万7,000円、研修会参加負担金4万8,000円、そして共同実施をしています3市2町、豊能地区教職員人事協議会負担金26万6,000円でございます。
続いて、説明資料151ページ、子ども支援対策事業135万円、昨年と同額です。作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の先生による支援の必要な児童生徒に対して、自立活動支援教室実施に係る講師謝金でございます。
続いて、英語教育推進事業113万3,000円です。小学校1年生からの外国語活動の充実を図るため、小学校ALTの臨時雇賃金を確保し、活用できる英語力を身につけることを目的としています。そのため小学校のモジュールタイムに実施するフォニックスを継続して実施するため、ドリームG4のグレード4ですけれども、DVDの購入費に1万円、中学生の英語検定の受検手数料45万9,000円、英語デイキャンプ実施等のための講師謝金16万7,000円が主な歳出です。
なお、本事業には、特定財源として地域福祉・子育て支援府交付金より39万4,000円充当を見込んでおります。本年度の英検の結果は、中3卒業時において、3級以上の合格者38%で、昨年と同様の結果です。
続いて、説明資料152ページですが、昨年度まで教育魅力化プロジェクトとしていたものを、新規事業として学力向上支援事業と改めました。299万6,000円です。小学生対象のアフタースクールⅠのコーディネーター謝金、小学生自主学習支援員謝金、体験活動謝金合わせた91万8,000円と、アフタースクールⅠの自主学習用の問題集、教材費15万3,000円、中学生対象のアフタースクールには、昨年どおり受講する生徒から1カ月5,000円の受講費を徴収して運営していくこととしております。自立学習塾については、週2回、受講者の個別カリキュラムを作成し、映像授業を活用しながら進めていきます。その自立学習塾の運営の委託費用192万5,000円を計上しております。
続いて、説明資料153ページをごらんください。スクールバス運行事業3,978万8,000円でございます。平成28年度に補正予算をお認めいただきました時間外運行分の28年度実績相当分を上乗せしていただき、309万2,000円の増となっております。平成28年度1年間運行を管理し、精査を行ってきました実績見込みを計上させていただいております。主な歳出は、自動車損害保険料、運転業務委託料、自動車重量税などでございます。スクールバスの乗降が困難な生徒に対しては、別途福祉車両を運行委託する費用に対する特別支援教育就学奨励費国補助金11万3,000円を特定財源として計上しております。また、その他収入として、修学旅行や校外学習などの行事の際にスクールバスを運行委託する費用に対する保護者の実費負担64万8,000円を計上しております。
次に、予算書110ページから112ページをごらんください。款9教育費、項2小学校費、目1学校管理費です。節1報酬のうち内科、歯科、眼科、耳鼻科の小学校医への報酬に100万円と節7賃金344万9,000円、給食調理員のアルバイト賃金と嘱託警備協力員の年休時などのアルバイト賃金とバス添乗介助員の賃金でございます。節8報償費19万7,000円、主に卒業記念品、新入学生記念品代等でございます。節11需用費1,473万6,000円、主に光熱水費、電気代899万、水道代274万4,000円でございます。また学校への不審者対応の強化を図るため、ネットランチャー1台分の購入4万円を消耗品費の中に計上しております。節13委託費278万5,000円、主に建築物管理委託料等でございます。節14使用料及び賃借料150万、主に教職員校務支援ソフトと教育用クラウド基盤システム等のコンピューターソフト借上料でございます。節19負担金補助及び交付金134万3,000円、主に学校給食補助金120万7,000円は、小学生児童に対する1食当たり19円の補助金でございます。
目2教育振興費、総額は595万9,000円でございます。節13委託料43万7,000円、学力実態調査業務委託料で、小学校1年生から4年生2教科及び意識調査分、小学校5・6年生4教科及び意識調査分でございます。節19負担金補助及び交付金115万2,000円、予算書の114ページ、15ページですが、節20扶助費325万7,000円。
予算説明資料の154ページをごらんください。下段です。児童就学援助費については、就学困難と認められる児童に就学援助をする経費でございます。要保護及び準要保護児童の対象は、平成29年度42人を見込んでおります。特別支援教育就学奨励費の対象児童は、平成29年度は12人を見込んでいます。学用品、校外学習、宿泊行事及び給食等に係る援助費用でございます。
続いて、その上段にございます障がい児介助員の26万2,000円について説明いたします。障がい児介助員26万2,000円、28年度まで小学校に在籍していた医療的ケアの必要な児童が卒業することに伴う看護師の臨時雇賃金の減によるものでございます。
続きまして、中学校に移ります。予算書114ページ、15ページをごらんください。款9、項3中学校費、目1学校管理費は、総額2,984万4,000円、節1の報酬ですが、小学校と同じく4人の中学校医の報償費でございます。節7賃金251万円、小学校費のところでも説明しましたが、給食調理員のアルバイト賃金とバス添乗介助員の賃金でございます。節11需用費1,286万7,000円、主に光熱水費ですが、電気代747万2,000円、水道代228万1,000円でございます。節13委託料233万4,000円、主に建築物の管理委託料等でございます。
ここで予算説明資料の155ページをごらんください。中学校管理費の障がい児介助員104万1,000円でございますが、平成29年度は医療的ケアの必要な生徒が2名、中学校に在籍することから、看護師資格を有する嘱託看護師1名を中学校に配置し、その看護師の年休時や医療的ケア生徒2名中1名の校外学習付き添い時に雇用するアルバイト看護師の賃金等の費用を計上しております。
予算書の116ページ、117ページをごらんください。款9、項3中学校費、目2教育振興費542万6,000円、節11需用費78万1,000円、うち職場体験事業14万5,000円ですが、協力していただける事業所に設置させていただく職場体験中と書かれたのぼりとポール、職場体験協力先予定の23カ所の謝礼などを消耗品の中に計上しております。節13委託料27万3,000円、小学校6学年に続き、中学校1年生、2年生を対象に5科目意識調査分の費用を計上しております。節19負担金補助及び交付金117万8,000円、教育研究会等への負担金、通学用のヘルメット補助金、対外試合の参加補助金等を組んでおります。
説明資料の156ページをごらんください。生徒就学援助費275万6,000円、就学困難と見られる生徒に就学援助をする経費でございます。要保護及び準要保護生徒の対象は、29年度は18名を見込んでおります。特別支援教育就学奨励費の対象生徒は、平成29年度は9名を見込んでおります。増額要因の主なものは、対象生徒がふえたことでありますが、ランドセル等及び制服代等の新入学用品に対する国補助単価の引き上げに伴う能勢補助単価の引き上げが大きな要因でございます。
款9教育費、項7人権教育推進費、目1人権教育総務費、目2人権教育児童館費でございます。人権教育推進事業費65万4,000円、啓発活動のための報償費9万5,000円、町外国人教育研究協議会負担金8万円、人権同和教育問題の解決を図るため、町内教職員で構成する能勢町人権教育研究会の負担金43万円を計上するものです。いずれも昨年と同額でございます。
予算書122ページ、23ページ、児童館推進事業82万4,000円、能勢町人権教育基本方針に基づき、さまざまな活動を通して人と人のつながりを創造する児童館活動です。この活動が子供たちの居場所、地域の人権教育の拠点となるよう、参加している子供たちのことを思い、指導員の創意工夫により楽しく積極的に活動ができることができております。活動拠点を能勢ささゆり学園で週1回活動するとともに、これまで同様に地域の児童館で児童館祭などの活動も行ってきました。参考までに、28年度の参加登録者は、小学生部29人、中学生部4人です。29年度も28年度の活動を継承し、進めてまいります。主な歳出は、講師謝礼の24万2,000円、自動車借上料8万円でございます。
以上、予算書及び予算説明資料に基づいた説明でございます。平成29年度は、能勢町ささゆり学園開校2年目です。児童生徒の一人一人の能力を最大限に引き出し、元気のよい活力ある学校づくりの取り組みを進めてまいります。
十分な説明ではございませんが、平成29年度予算を御審議いただき、お認めいただきますようよろしくお願いいたします。以上で終わります。
○委員長(大西 則宏君) 以上、説明は終わりました。
これから質疑を行います。質疑のある方。
○委員(長尾 義信君) それでは、何点か質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。資料のほうですね、147ページをお願いいたします。まず、教育振興費ということで職場体験事業ということで、金額には14万5,000円ということでございますけれども、これは子供たちにとって非常にいい体験というか、経験になるんではないかなと思うんですけれども、その中でやはり職場体験ということで事業者の協力が必要かと思うんですけれども、まず協力に当たりまして何件の事業の方が協力をいただいていますか。
○学校教育課長(辻 新造君) 平成28年度は21事業所でございます。
○委員(長尾 義信君) 21ということ、平成29年度は今のところまだ、大体予定は決まっておりませんか。
○学校教育課長(辻 新造君) これから子供たちに行き場所等も指導もありまして、29年4月以降に決めていくことですけれども、一応23事業所ぐらいを予定はしております。
○委員(長尾 義信君) その中で、まずやっぱり子供さんがその事業所のほうに行く交通手段ですね。それについては、例えば個人的に子供さん1人で行くのか、それともある意味では先生が送迎するのか、場所によってはいろんな状況があるという部分も含めて、基本的にはどういう形で交通手段をされていますか。
○学校教育課長(辻 新造君) 基本的に子供たちが歩いたりとか自転車で行ける場合はその分でございますけれども、遠方になる場合につきましては教職員の送迎であるとか、それから各自で公共交通機関等に乗ってという部分もあるかと思います。ですので、現在、そのような形で、21カ所中16カ所は能勢町の事業所でございますので、能勢以外の事業所も5カ所ぐらいございます。ですので、次年度につきましてもできる限り、可能な限りは子供たちの、自分たちで歩いたり自転車、それ以外については公共の先生方の送り迎えとか、そういうことによって実施をさせていただく予定にしています。
○委員(長尾 義信君) 今説明ありましたように、町外のそういう施設等はあるんですか。
○学校教育課長(辻 新造君) 町外につきましては、28年度につきましては5カ所、川西市でありますとか近くの山下付近でありますとか、そういうところには子供たちも通っています。
○委員(長尾 義信君) ちょっと私認識不足なんですけれども、基本的には町内での職場体験ということではなくて、子供がある程度行きたい場所を言って、そのエリアがある程度、例えば町内だけに限るとかそういう条件はないんですか。例えば、ある以上、例えば大阪まで行く、極端な話ですね、ある場合もあるわけですか。
○学校教育課長(辻 新造君) 能勢中学になってからですけれども、以前はいろんな経過を経てきたと思うんですけれども、西中時代と東中時代の子供たちということで、基本能勢町の事業所がほぼ多いんですけれども、実際に能勢町で体験できないような職場っていうことでありましたら、能勢以外のところで体験をするっていうようなこともこれまでも随分あったと思いますが、最近は能勢の事業所に行く子供たちが多くなってきているように思っております。学校のほうでも一部東中のほうはなるべく能勢町以内でということもあったんですけれども、交通の便で西のほうは、公共交通機関も使えますので、そういった状況もこれまであったかというふうには思っております。
○委員(長尾 義信君) できたら能勢小学校、能勢中学校の皆さんでございますので、ぜひとも能勢のことをやっぱり知ってもらう、能勢の職場で体験していただくということで、できたら範囲は能勢町内がベターではないかなと思うんですけれども、またもう一つは、安全面ですね。その確保も含めてできるだけ町内でやると、体験をするというように思うんですが、そのあたり、子供の希望を聞くということでありますけれども、学校としてある程度やっぱりそこら辺の条件は決めたほうがいいと思いますけれど、いかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員の今、御指摘のとおり、随分能勢町内でしていくような方向で進んできているかと思うんですけれども、今年度、さまざまお世話になっています事業所さんのほうにもこれまではお礼にっていうこともあったんですけれども、今、職場体験をやっているっていうことが能勢町内の方々にわかるように、のぼりとポールをつけて、今、お世話になっていただく方々の事業所さんでこんなことがやられていることが町民の方々にわかるような形で発信できないかなということで、今回はその分も計上させていただいておりまして、できる限り能勢町で本当に今取り組んでおられる事業所等の広報掲載とか、さまざまございます事業所さんと新たな関係づくりといいますか、お世話になったところとこれからもまたそういったことを開拓して、できるだけ能勢町のほうでも体験ができるように、学校のほうにも申していきたいというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) ぜひとも今度の広報のせのほうも事業所を紹介するという形でどんどんやっぱり能勢の事業所をPRするというか、そういうのもぜひとも能勢町のほうで職場体験をできるようにお願いしたいと思います。
それから、その中で、予算書の117ページですけれども、今度職場体験の謝礼というか謝金というか、それが4万9,000円いうことで、ことしは23の事業所を目標とされているみたいなんですけれども、この謝礼というのはこれはある程度の金額は決まっておるのか、そのあたりいかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 一応1事業所決まっております。2,000円ということで決まっております。
○委員(長尾 義信君) ちょっともう一度、済みません、確認のためなんですけれども、この職場体験は何日間体験するんですか。
○学校教育課長(辻 新造君) 3日間でございます。
○委員(長尾 義信君) そうしますと、3日間でお世話になって謝礼が2,000円と。これ当然、食事なんかは基本的には生徒が弁当か何か持っていくという、そういう形なんでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) はい、そのように聞いております。
○委員(長尾 義信君) ぜひとも能勢町のほうで職場体験という形でお願いをしたいなと思っております。
次に、これはちょっと実績も含めて確認をします。149ページの下段のほうなんですけれども、人材確保ということで、やはりいろんな方にボランティアになっていただいた平成28年度の実績ですね。そのあたり、お聞きしたいと思います。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員お尋ねの分で、アフタースクール事業のことでよろしいでしょうか。
○委員(長尾 義信君) はい。
○学校教育課長(辻 新造君) アフタースクール1につきましては、実績としまして2,809人という年間の子供たちの延べ人数でございます。それから、講座数としては20講座を開いております。内訳のほうは、簡単に、自主学習のほうでは1,378名いうことになっておりまして、それ以外の分では体験学習の分というふうになっております。自主学習では、大体延べで月で1回分35名ぐらいの数に平均はなっております。以上でございます。
○委員(長尾 義信君) たくさんの方が受講されているいうことなんですけれども、この人材いうか指導者の確保のほうはいかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) これまで能勢町のさまざまやっておりました社会教育等、それから放課後のほうのさまざまな地域ごとの講師の方もいらっしゃいましたので、引き続いてお世話になっている方々と、それからまた新規に紹介をしていただきまして、新たに参入をされてっていうことで、スポーツのほうでありますとか文化のほうでありますとか物づくりでありますとか、そういう方々にも応援をしていただいて広がっているような状況でございます。
○委員(長尾 義信君) 人材の確保のほうは十分足りていると。平成29年のほうのまた人材のほうも今、募集されておると、そのあたりいかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) アフタースクールのボランティアの方々につきましては、今年度反省会等もこの3月中下旬のほうに最終的にやるんですけれども、学期ごとぐらいでボランティアの中心の方と相談しながら、そのボランティアの方の中心のコーディネーターの方がこの次の方はどんな方がいいだろうかとか、どんな講座だったとか、引き続いていくものはどれだとかというふうなことで、新しく始めていくようなものも一つ二つありますし、継続してやっているようなものもございますので、そういう形で講師の方々にお世話になっているような状況でございます。
○委員(長尾 義信君) これもあわせてなんですけれども、このボランティアの方への謝礼は、これはまたどのぐらいお支払いされるんですかね、個々に。
○学校教育課長(辻 新造君) 済みません。1時間当たり1,000円ということで決めさせていただいております。
○委員(長尾 義信君) わかりました。
次に、ちょっと確認も含めてまたお聞きをしたいんですけれども、資料の146ページなんですが、雑入のとこで職員等駐車場代金の収入というところがあるんですけれども、先日能勢町の職員の駐車料金については厚生会のほうでまとめて入れているということでございますけれども、こちらのほうの職員の駐車場、この収入の理由というか内訳というか、そのあたりをお教え願えますか。
○学校教育課長(辻 新造君) これは旧校から引き継いでおりますけれども、月1,000円ということで先生方から徴収をさせていただいております。
○委員(長尾 義信君) これはほんならもう、個人が支払っているという感じですか。
○学校教育課長(辻 新造君) 個人が学校で教頭先生に集めていただいて、それを教育委員会のほうにという形になっております。
○委員(長尾 義信君) 次に153ページをお願いをいたします。これにつきましては、スクールバスの件でございますけれども、一つはスクールバスということではないんですけれども、スクールバスに乗ってこられる方以外に、例えば、自転車、徒歩、その方が当然、子供たちは自転車や徒歩で来るんですけれども、その中でやはり非常にその時間帯が混雑をしておりまして、学校の通学の時間帯がですね。そのときに雨とか天候の不順のときは非常に多いと思うんですけれども、ふだんのときでもやはりなかなか定期的にもう送迎をされておられる方が多いんですけれども、そのあたりは学校はどのような方向で今思っておられますか。
○委員長(大西 則宏君) しばらく休憩します。
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休憩 午後 4時15分
再開 午後 4時16分
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○委員長(大西 則宏君) 会議を再開します。
○学校教育課長(辻 新造君) 基本、徒歩、自転車の子供たちについては、僕らが見受けするところによれば、随分雨の日なんかは自転車の子も車で送迎をしていただいているところが多分に見受けられて、次の日に自転車でもう置いている子は帰っていくみたいな、晴れたときは帰っていくような状況ですけれども、昔のような感じで子供がずっと雨の日でもレインコートを着てというか、もうそういったことの登校は減っているのかなというふうに思います。
ですので、学校のほうにも今の実態等については十分な事態把握はできておりませんですけれども、今の状況について、それが交通対策等も含めての部分にも出てきているようなことも思いますので、また学校のほうとそういった分について協議もしていきたいなというふうには考えておりますけれども今、十分ではないかというふうにはちょっと、把握は十分できておらない状況でございます。
○教育次長(瀬川 寛君) 雨の日につきましては、今、課長がお答えをしたとおりでございますけれども、晴れの日であっても徒歩、自転車通学のエリアから保護者が車で送っておられる光景もございます。それについては、個々家庭の事情、あるいは身体的な事情もあろうかと思いますので、細かく絶対にだめですというふうなことは学校では今は言っていないというふうには認識をしておりますけれども、今も課長申しましたように、可能であれば決められた通学方法で通学をするというのが原則論としては原則論ですので、そこは一度確認もさせてはいただきますけれども、例えば、けがをしておるとか、いろいろ個々状況がある場合もありますので、一概には全部がやめることができるとかいうものではないというふうには認識をしております。
○委員(長尾 義信君) そうすると、基本的には原則は当然自転車、徒歩ということですけれども、状況によってはもう保護者に任すと、そういう認識でよろしいでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) そのように認識しております。
○委員(長尾 義信君) いうのは、やっぱり保護者の方もいつも天気のいいときも決まった方はどうもそういう送迎をされておる、どうかなという、そういう話も聞いておりますので、わかりました。そこら辺はまたいろいろと御検討いただけたらと思います。
それから、午前中に地域整備のほうでちょっとお話をさせていただいたんですけれども、冬場の凍結の対策といたしまして、融雪剤を町道に関しましては地域整備のほうで確保、管理をするということなんですけれども、学校内のほうは今、例えば、そのあたり、ことしかなり雪も降りましたけれども、そのあたりの対応についてお聞きします。
○学校教育課長(辻 新造君) たくさん雪降った日には足りない状況もございましたが、足りない状況を町のほうに申しましたら、担当課のほうから随分たくさん持っていただいておりますので、駐車場の滑りやすいところとか斜面のところ等にストックをさせていただいているというふうな状況でございます。
○委員(長尾 義信君) ということは、天気、降雪とか凍結した場合、先生のほうでその対応はしっかりとしていただいていると。特に冬場になると保護者の方もそれこそ送迎という形が多いかと思いますんで、そのあたり、再度、安全面についてお聞きします。
○学校教育課長(辻 新造君) この件につきましては、学校の校務員等も随分散布のほうをやったり、教職員のほうも早くからそういったものをまいたりとかやっておりますので、学校内のほうについても大体滑りやすい場所もわかってきましたし、滑られている場所も何カ所かございました。そういったことで今後も安全対策に努めていきたいなというふうに考えております。
○委員(長尾 義信君) もう一つ、凍結をして前日かなり雪が降りまして、学校のほうからメール等で保護者のほうに、あすは時間おくらせてスクールバスはお迎えに行くということでメールを送られているということなんですけれども、ただ、徒歩とか自転車のほうにはなかなかそのあたりの連絡がしっかり、しっかりは来ているんですけれども、徒歩とか自転車は実際どういう対応をしたらええと、早く行ってもう学校で待機するのかとか、そのあたりの情報がなかなか周知されていないんではないかなという声が聞こえるんですけれども、そのあたりをお聞かせください。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員御指摘の分でございますけれども、その声も聞いております。実際、今、天候で学校の始業時間がおくれるとか、それから休校になるとかっていうことについては、ことし導入していただきました一斉メールのほうで保護者が登録されればそちらのほうに連絡が行くっていうふうなシステムを使っているんですけれども、今回の休校とか3時間おくれっていうことについては、その情報が出たことがバス通学者のバス停の変更であるとか時間の変更等が主にそういった連絡をしておりましたので、徒歩通学者の方々にはそういった形でバスの情報しかないじゃないかというような声もいただきまして、今後の対応としましては、バスはバス、徒歩は徒歩というようなことで、連絡のメール配信も分けたりとかさまざまなそういったことが今後必要になってくるのではないかなと思っておりますので、もう少し細部にわたった情報発信ができるような形で学校のほうとも協議をさせていただいたところでございます。
○委員(長尾 義信君) ぜひよろしくお願いします。
あと1件ちょっとお聞きしたいんですけれども、147ページの中で学校管理費の学校安全対策事業ってございますね。19万5,000円の減となっておるんですけれども、この内訳を、内容をお教え願えますか。
○学校指導係長(岡村 雅人君) 学校安全対策事業の減の要因でございますが、学校安全対策事業については嘱託の警備協力員、今5名配置しているんですけれども、その5名の方が年休とか夏休みをとられたときの代替のアルバイトの賃金が主でございまして、その年休日数というか、夏休みの日数とかを精査した結果、その分が減につながったということで、実績に基づく減ということでお考えいただいたらいいかと思います。以上です。
○委員(長尾 義信君) これは人件費ですか。
○学校指導係長(岡村 雅人君) はい。先ほど申し上げましたとおり、嘱託の警備協力員が年休とかで休むときのかわりのアルバイトの警備協力員さんを雇うための賃金が主でございます。
○委員長(大西 則宏君) ほかに質疑はございませんか。
○委員(中植 昭彦君) 私のほうからも数点お伺いします。
まず、147ページの歳出のところの児童館推進事業なんですが、これちょっと間違っておったらまた訂正していただきたいんですけれど、この件に関しましては詳細説明のほうが前年度は載っておったと思います。今回これ載っておらないんですけれども、この辺、どういうふうな意図でといいますか、どういうふうな思いでそういうふうになっておるのか。ちょっとこれ児童館の活動自体が縮小していくというか、その思いの中でやっぱり小さくなっていっているのかなというふうな思いもとられるんですけれども、どんなふうなお考えでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員御指摘の分でございますけれども、今、そういった児童館を縮小するために説明資料に載せていないということは毛頭ございませんので、予算のほうもちゃんと計上させていただいておりますので、御説明のほう、もしあれだったらさせていただきます。
○委員(中植 昭彦君) 児童館の推進事業ということで、今回、前年度から学校のほうでやるということでなっておるんですけれども、その辺、児童館の趣旨を踏まえていろんな課題等が出ているかとは思うんですが、その辺の整理はどんなふうにされておられますでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) これまでも児童館活動につきましては4館で4館合同事業っていうものをこの再編にあわせて、それぞれの学校があったときには歌垣、学校のほうで統合のほうも中心にさせてもらっていましたし、下田については久佐々のほうも児童館を活用してやっていたんですけれども、基本的には条例上もまだ4館ということになっておりますので、これまでは4館合同の事業をより多くやっていこうというようなことが27年度でございましたですけれども、28年度につきましてはそれを学校の中の拠点を持ちまして、週1回、小学生部は行い、中学生も週1回ということで、さまざまな子供たち、続けている子供たちもいますし、新たにそこに入ってきたのもいますし、アフタースクール事業とは違って同じ仲間でずっと1年間続けていきながら、仲間それぞれでいろんなことを支えたりとか、子供の顔見知り合った中でやっていくようなことで、児童館の職員のほうもつきまして、そういった形でこれまでの分を踏襲させていただいております。
○委員(中植 昭彦君) それと、やはりこの児童館活動というのは、先ほど課長も説明ありましたように、地域の実情等も踏まえつつというところで地域に入っていただいて地域のことを知っていただくっていう意味において4館が当該地域のほうに設立されたという経過がございます。その辺の担保をどういうふうにとっていくかというのが今後の課題であると思うんですが、その辺のことについてお伺いしたいと思います。
○学校教育課長(辻 新造君) 児童館活動があることで、子供たちが放課後の居場所であるとか、ここは居心地がいいなとか、やっぱり活動したいっていうような思いの子たちは僕は参加してくれているなというふうに思っております。ですので、子供たちのニーズとか保護者のニーズ等を捉まえて、やはりよりどころとなる場所が必要ではないかなというふうには感じておりますので、それぞれ4館はあるんですけれども、4館があることを意識しながら能勢全体の子供たちの中で今、ささゆり学園のほうでも拠点にさせていただいているんですけれども、夏休み等は一部の児童館のほうでも活動させていただいておりましたし、2月にはちょっと例年より遅くなったんですけれども児童館祭っていうものを催しまして、地域の方々に協力していただきながら児童館祭もできたっていうことで、その場所にもやはりそこにいてよかったっていうふうな、すごく楽しかった、自分の居場所としてよかったっていう声も聞いておりまして、そんな子供たちも参加してくれていたんだなということも聞いておりますので、そういったものについては引き続き大切に考えていきたいなというふうには考えております。
○委員(中植 昭彦君) 仲間づくりであったりとかいうところは大変大事なところだと思います。でも、もう一つ忘れていけないのは、やはり人権を大切にするという心だというふうに思います。これは児童館活動だけではなくて、上の人権教育推進事業であったりとか、学校の人権教育のあり方であったりとかっていうところもしっかり連携していくべきだというふうに思うんです。その辺の考え方、いつも課長のほうに答弁いただいていますけれども、ことしも確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○学校教育課長(辻 新造君) 今年度でもございますけれども、新しい学校になる中で、やはり能勢がこれまでやってきた人権教育はしっかり継承していこうということでこの間、組織内、学校内でいろんな協議をされて、ことしにつきましてもさまざまな夏休みの研修とか児童館の歴史とか、それが能勢の人権教育の歴史、差別の歴史等を先生方と研修をするような機会を持ちました。
それから、人権教育の中でも多様性教育というふうな部分について、大阪のほうから講師を来ていただきまして、小学校の先生方、中学校の先生方に分けてそういった授業展開の中に入って、授業でどんなふうに進めていったらいいだろうかというところも進めてきておりますので、やはり根本的な学習であるかなというふうに思っておりますので、そちらについてはこれまでのことを継承しながら、また新しく入ってきております多様性教育等も入れながら、子供たちが自分で気づいていくような、それからおかしなことはおかしいと言えるような、そういった教育ができるように今後も進めていきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) ぜひお願いしたいと思います。
やはりこの部分ていうのは、これ古くて新しいというか、ずっともう変わらないテーマだというふうに思っています。ですので、やはりこの辺しっかりと踏まえていただいているのはわかっているんですが、今の時代に合ったやり方っていうのがあろうかと思います。ですので、この辺はしっかりと協議していただいて、また地域の関係者の方であったりとか、いろんな学識経験者の方であったりとか、いろんなところから知見いただきながら進めていっていただきたいと思います。
次行きます。学校地域支援本部事業のところです。これも私のちょっと思いと違っておったらまた訂正していただきたいんですが、ここの部分ていうのは学校地域支援本部のコーディネーターを地域の方から輩出をして来ていただいて、その方のつながりの中で教育活動の橋渡しをしていって広げていこうというふうな、そんなこれ事業だったと思うんですが、いかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員がおっしゃっているとおりでございます。
○委員(中植 昭彦君) それであるならば、今まででしたら各学校で地域支援本部のコーディネーターが8人いらっしゃった、8人じゃないですね、もう2名のとこもありましたから結構たくさんいらっしゃったんですけれども、今の現状はどうでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 支援本部の中心になるコーディネーターの方は、東地域、西地域で代表で立っていただいているということですので、それ以外の方々のボランティアの方々はアフタースクールの事業とかさまざま事業等でサポートしていただく方々の数でございますので、ちょっと正確には数のほうは把握しておりません。済みません。
○委員(中植 昭彦君) そのコーディネーターの方の人脈を生かしてつなげていくということですよね、基本は。ですね。なのに、その人員ていうのは把握できませんか。
○学校教育課長(辻 新造君) コーディネーターの方からつながって来ていただく部分もありますし、これまでの事業等でも事業の中で、例えば、読み聞かせであるとか、そういった形で旧校からつながってきて、事業の中で実際に能勢のいろんな自然とか農業とかそういったものもやっていただく方々もいらっしゃいますので、そういう形でやっておりますので、ちょっと数についてはまた後ほど調べてお伝えしたいと思います。
○委員(中植 昭彦君) これを導入したときには、やはりその人のつながりの中でいろんな人を紹介してもらうということで始まっているんですけれども、コーディネーターの方の広がりっていうのがちょっと今薄くなってきているのかなって思っています。やはりこれ、その方のコネクションといいますかつながりの中で広げていくんであれば、ここの部分ていうのはもっとコーディネーターをふやしていくべきだというふうに思っているんですよ。そうなれば、いろんな方のコネクションの中で教育活動の資産がふえていくというか、人材がふえていくということになると思うんですけれども、この辺どんなふうにお考えでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) これまで6小学校、2中学校あった時代につきましては、各それぞれ校区の方々にいろんな面で学校のほうにサポートしていただきまして、1年生から中学校3年生までの学びをサポートしていただいたというふうな実績がございます。現在来ていただいている方々もその当時に学校のほうにお世話になった方々も引き続きしておられますし、再編統合を機にちょっとボランティアの活動は控えさせてもらうという方々もいらっしゃいました。
そういった中で、また新たに学校のほうでもグローバル能勢というような地域のことをしっかり勉強していくという学習も位置づけておりますので、そこの中では学習の中にしっかり位置づけてお世話になる方々もいらっしゃいますし、このような放課後等にアフタースクール等でお世話になる方々についても広げていくようなことが大切だと思っておりますので、能勢の方々が本当に学校に来やすいような雰囲気づくりと、それから次年度に向けましてはコミュニティースクール等の導入も含めて2年目になりますので、そういった人材確保をしっかりして、しっかりつながって、学校を応援していただく方々をしっかり応援していただけるように学校のほうでもその関係性を深く強めていかないといけないというふうには考えております。
○委員(中植 昭彦君) おっしゃるとおりで、やはりこの辺が、これも僕いつも言うているんですけれども、この学校地域支援本部の事業ていうのは都会のほうから入ってきた話で、この地域支援本部の理念とか事業の方法っていうのはこれ能勢がやってきたことなんですよね、今まで。ですので、やはりもとに変えていただくっていうふうな形なのかなと思います。もっと濃いつながりをつくっていくっていうのが大事なのかなと思います。
地域のこととかいろんなことをもっと伝えたいという方はたくさんいらっしゃると思います。ですので、その辺、コーディネーターだけにとらわれず、いろんな方にお願いしてつなげていただくのがいいのかなというふうに思うんですが、その辺の見解についてお伺いして、この質問は終わります。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員おっしゃるとおり、やはりなぜ能勢で生まれて能勢で育って能勢で生きていくのかっていうあたりを振り返りますと、やはり地域の方々にお世話になって子供たちは日々生活できていると思います。ですので、そういった教育が本当に大切だという部分については、やっぱり先生方の中でそういったものを積極的にカリキュラムの中に入れていったり、こんな人をどう呼ぶかとか、そういった年間の計画のもとに経験のある教師からまた若い先生方にそういった伝えていきながら、やはりこの方にはこんなお話が聞けて、こんな学習ができるんだよっていうところをしっかり伝承していくようなところもすごく大切だと思っておりますので、教育委員会としましてもそのあたりについては日々、学期ごとの研修会のほうにも学校教育課のほうから参加させていただいて、地域の方々とこんな教育活動ができるよとか、役場の方々にもこんなお世話いただけるんだよというようなことも含めて、学習内容のほうに入れながら、教科書だけではないような学習のほうに進めてまいりたいと思いますので、これも力を入れてやっていきたいというふうに考えております。
○委員(中植 昭彦君) よろしくお願いいたします。
それから、職場体験事業です。21事業所ということで、これもやはり今、第1次産業ですね、能勢はやはり農業を基盤とした産業構成になっておるというところで、第1次産業に体験学習、職場体験ができないかっていうのもいつも言っております。これも時期的なものがあってなかなか農業体験とかいうのも難しいところなんですけれども、この辺、ほかの事業所に行かれるのもいいんですけれども、この年は1次体験で1回みんなでやってみようかとか、そんなふうなことにはならないのかなというふうに思うんですが、その辺のお考えお伺いします。
○学校教育課長(辻 新造君) 議員が御質問された件なんですけれども、現在、子供たちが行っている職場のことを見ましたら、福祉関係のものとか学校教育関係とか、さまざまそういったお店の製造業でありますとか、そういうところに関心を持っている要なんですけれども、一部物産センターのほうにも行っております。
私たちも今議員がずっと御指摘されているような感じで、能勢の農業とか能勢の第1産業のほうに目を向けるようには持っていけないのかっていうことも学校でも話をさせていただいたこともございまして、子供たちがそちらのほうに行く中でやはりここで興味というかやっていけるっていうような部分とか、そこの事業所を選ぶまでの学習もすごく大事になってきますので、ただアルバイトでやってみたいところっていうことではなくて、やはり能勢町に住んでいる中でそういったものに興味が行くような働きかけも必要ではないかなと思っておりまして、私どもも職場だけの体験のアルバイトではなくて、すてきな方と出会うというか、今能勢で頑張られている方と出会って子供たちが刺激を受ける、そういうふうな関係があってまた能勢のよさも発見し、そこでやってみたいなというふうな気持ちになることもすごく大切だというふうに思っておりますので、議員のおっしゃっているようなこともまた学校現場のほうにも話もしておりますし、そういった形になっていくことも私どもも望んでおるような状況でございます。
○委員(中植 昭彦君) ぜひ、第1次産業ていうのはやはり命をつなぐっていうところですごい大事なところだと思います。これも人権教育やその辺にも全部通じてくる話やと思いますんで、ですのでしっかりそういうことを学習できるような機会をつくっていただきたいと思います。これ余談ですけれども、うちも受け入れますんでよろしくお願いいたします。
あと、アフタースクールのところなんです。今回、アフタースクールのほうで学力向上を目指すというところで自主学習の支援員を増員してというところなんですが、この辺、アフタースクールの1年間通してみて課題等が見つかった中でこういうふうな予算計上になっておるんだと思うんですが、その辺のことについてお伺いします。
○学校教育課長(辻 新造君) 今、議員が御指摘されていますアフタースクール1なんですけれども、自主学習という、放課後子供たちが自分たちで課題を選んでっていうふうな学習と一部宿題等のほうもしているようなことも含めてやっている部分と、体験活動ということで大きく2つに分かれるんですけれども、1年間させていただく中で、やはりこれまでの各小学校でやっていた放課後学習等の部分も引き継ぎながらやってきました経過もございましたので、やっぱり課題も今、ことしお世話になった方々と話もしているようなことでございます。
今回、予算を計上させていただいている分につきましては、やはり子供が自分で目標が達成できる、これをやれば次これやったらこんなふうになるっていうふうな、例えば、検定のものでありますとか、自分たちで指導者につきましてもずっと見ていただいた方もいらっしゃいますし、入れかわり立ちかわりっていうこともございます。ですので、みんなが共有できるような内容でしっかり行き先が見えていくようなもの、そういったものをさせることが最終的には子供たちのしっかりした学習の道筋といいますか、目標が設定されていくふうに感じますので、現在、この考えていますのは、そういった、ちゃんとやっていた次のことがわかって、級が例えば3級から2級に上がるとか、そういったさまざま道筋が見えているものをさせていくことがベターではないかなというようなことで準備を今現在考えているようなところでございます。
○委員(中植 昭彦君) 学力状況調査の件で、学力の向上というところにつながるのかなと思っておりましたら、今、検定とかそういう部分で支援していくていうふうな話になっておったかと思うんです。その辺、検定も一つのそれは方法だとは思うんですが、保護者の立場からしますと、やはり基礎学力っていうのがしっかりと担保されていないとっていう部分で心配するところであるんです。これまた中学校になりましたら、チャレンジテストが学校のランクづけになってしまわないかっていう懸念もあります。絶対評価といいながら、これ以上はつけれないというふうなこともなってくるような感じですよね。学校ごとにスクールチャレンジテストの成績がつけられて、平均の絶対評価の指数っていうのが決められるていうことですよね。ていうことになるならば、やはり底上げというのが必要になってくると思うんです。
ですので、やはり目標を持ってっていうところで検定というのんもそれは大事なのかもしれませんけれども、それと同時にやはり基礎学力を上げていくっていうところで即効性のあるものってなかなか難しいかもしれませんけれども、しっかりとそこをやっていかないと、今の子供たちがやはり影響を受けるんだと思うんです。ですので、やはりこの辺はしっかり効果検証をしながら、早く進めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) 子供たちの学力を向上させていくというのは、能勢町の教育の一番命題というふうには考えております。一番大切なっていう部分でいうと、やはり授業で子供たちがしっかり最後までわかるとか、やっぱり自分でやってみたいとかやりたいとか目標を持って学習すること、それからわからないことに対してしっかり聞けて先生が教えて、そういったことをどこまで子供たちを追っかけていくかっていうところも大切ですし、その辺はやっぱり基本は学校の授業の中で、教育活動の中でどんなふうにしていくかっていうことはまず第一義的だと思っております。
ただ、その中でも今、アフタースクールのほうでことしやってきましたような部分がまた関連するような形で指導員が個別に見たり、なかなか自分で授業でわかんなかったけれどこういうことで力をつけたい、放課後で力をつけてみたいっていうことがうまく機能していくことがすごく大切だと思っております。ですので、能勢にいる子供たちの中のやっぱり顔がわかるような形とか、個別のことがわかるような感じで支援していくような関係性もすごく大事だと思いますので、学力は学校とかそういうことではなくて、学校で基本的にはするんですけれども、それを周りの者がまたわかりながらサポートしていくような関係性も大事だと思っていますので、先生方の負担というか授業のほうではしっかりやっていただきながら、教育委員会としては放課後のアフタースクールのほうをサポートできていくように、地域の方々の力もかりながら進めてまいりたいなというふうには考えております。
○委員(中植 昭彦君) ぜひこの議論ていうのはもうずっとさせていただいているんですけれども、なかなかこれ向上していくのに難しいところがあるなというのはすごく思っているんです。確かにそうなんですけれども、もう課長おっしゃるとおりなんですけれども、やはり保護者の立場からすると一年一年が勝負ですんで、そのためにはやはりいろんな手段を考えないといけませんし、いろんな人にサポートしていただくような形がいいのかなと思うんですよ。もう課長おっしゃいますように、ずっとそのテーマになる部分はずっと追求していただいて、短期的にやはり学力を向上させるために刺激になるようなことはどんどん取り入れていただいてやっていくっていうのが大切なことかなっていうふうに思っています。ですので、その辺、検討していただいてお願いしたいと思います。
それから、スクールバスでもう最後にします。スクールバスなんですけれども、今回、事業精査によって309万2,000円のほうが増加になっております。これの主な増額の要因ていうのは何でしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) これ主な要因としましては、時間外運行に関するものでございまして、十分予算を作成していただくときには子供たちの小学校、中学校の全体の行事とか時間数とかテストがあるとかさまざまそういったものもしていただいたんですけれども、小学校、中学校が同じ敷地にあることでさまざま、1年生が入学した1週間は、例えば、昼までに帰らないといけないようなことがあったり、中学校の3年生のテスト等も含めて昼過ぎに帰らないといけないことがあったりいうことで、朝1便、それから夕方3便ということが原則になっているんですけれども、3時間連続で、例えば、3時半、4時半、5時半ていうことがあって、それは一つも時間外ではないんですけれどもそれが違う形で2時半とか4時半、5時半てなってくると、その2時半便は時間外っていうことになりますので、連続した3時間じゃない分についてはそういったものが発生してくるっていうふうな、こういう契約になっておりますので、その部分がことし精査した中で子供たちの生活とか学習含めての部分で出てきている部分だというふうには認識しております。
○委員(中植 昭彦君) その辺は精査したということであれなんで一定は理解するんですけれども、これ住民さん、今見ていらっしゃって、いろいろお聞きする中では、スクールバス結構走っているけれども乗っていないやないかっていう話もされています。この辺はゼロか100かっていう話になってしまったらこれもうあれなんで、通学の保障をするというところで一定はそれを理解するんですが、やはりそういう声もあるということをお伝えしときますんで、よろしくお願いします。
あと、ちょっと気になったんですけれども、これ増便しているっていうことですよね、時間外で。ていうことになりましたら、これ運転手さんですね、と、ほんで運行管理の件ですね、ここの部分ていうのは、安全管理上どういうふうな、やはり運転手を確保するという意味において、なかなか運転手が集まらないというのもちょっとお聞きしたこともありますので、その中で安全性を担保できているのかどうなのか、そこの管理状況はどうなのか、運転手さんにやっぱり負担がかかってくると思いますんで、同じ人で回しますと。その辺どういうふうな把握をされておられますでしょうか。
○学校教育課長(辻 新造君) この件につきましては、バス担当者、教育委員会内に1人おきまして、私のほうも一緒に責任持ってやっているんですけれども、バス会社とは常に運行のことについては適宜打ち合わせをさせていただいています。10路線10便以外にも会社のほうがアルバイトという形で持っている運転手がいますので、そこは適宜管理のほうで交代しながらということでさせていただいておりますし、実際、急なとかいろんなさまざまで休まれるとか、急な天候のこととかっていうことであったんですけれども、そういった部分につきましてもバス会社と連携をしながらということでさせてもらっていますので、特に今、足るとか足りないとかっていうことにはこちらのほうには聞いておらないんですけれども、臨時で雪の日にっていうような部分があったときには、一部教育委員会と連携しながら雪対応なんかは教育委員会も一部させていただくこともありましたけれども、今ではバス会社のほうに運行は委託できているような状況でございますので、またそんな声がありましたらまた届け出ていただいて、また打ち合わせのほうとか話をしていきたいというふうには考えております。
○委員(中植 昭彦君) やはり便数がふえればそれだけ負担もふえると思います。実際にこれ、一般旅客ならば時間雇いというのは違法なんですよ。委託契約だから大丈夫ですけれどもね。だからその辺ですよ。やっぱりどういう経過の中でバスの運行の法律ができてきたのかっていうところですね、押さえていただきたいと思います。
ですので、委託契約になればそれは時間雇いでも違法にはならないですけれども、これ一般旅客でやると一日ちゃんと雇わないといけないとか、アルバイト禁止だったりとかいうので法律的な縛りが出てきています。やはりそれは運転手に負担がかかって安全性の担保ができない、できないというかしにくいというところがあるんだと思うんですよ。ですので、今でしたら負担もそういうふうなことを聞いておらないということなんですけれども、その辺注意していただいて、運行のほうをよろしくお願いいたします。以上で終わります。
○委員長(大西 則宏君) それでは、次長、先ほど中植委員からありましたコーディネーターの実人数については、15日、質疑の前の冒頭に御報告いただくいうことでよろしいですか。
それでは、お諮りいたします。
本日の会議はこれで延会したいと思いますが、これに異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○委員長(大西 則宏君) 異議なしと認めます。
本日はこれにて延会いたします。
明後日3月15日の委員会は、午前9時30分より再開いたします。お疲れさまでした。
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延会 午後 4時59分
以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
能勢町議会
環境教育常任委員会
委 員 長...