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平成17年第2回定例会(第1号 3月 7日)

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  1. 豊能町議会 2005-03-07
    平成17年第2回定例会(第1号 3月 7日)


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    平成17年第2回定例会(第1号 3月 7日)      平成17年第2回豊能町議会定例会会議録(第1号)   年 月 日 平成17年3月7日(月) 場   所 豊 能 町 役 場 議 場 出席議員 17名        1番 永並  啓      2番 中村 宏幸        3番 竹谷  勝      4番 福岡 邦彬        5番 湯浅 光雄      6番 長瀬 重雄        7番 池田 勇夫      8番 岡   茂        9番 西川 隆夫     10番 藤野裕次郎       11番 塩谷 宣子     12番 木寺 喜義       13番 秋元美智子     14番 平井 政義       15番 高尾 靖子     16番 西岡 義克       17番 欠   席     18番 久保 豊茂 欠席議員 1名       17番 川上  勲 地方自治法第121条の規定により議会に出席を求めた者は、次のとおりである。
    町    長  日下 纓子    助    役  辻  寛起 教育長     矢加部英敏    総務部長    大西 健一 生活福祉部長  上林  勲    建設水道部長  乾  晃夫 教育次長    新谷 芳宏    消防長     室木 伸治 本会議に職務のため出席した者は、次のとおりである。 議会事務局長  大西 俊秀    書    記  横山 聖喜 書    記  中谷  匠 議事日程 平成17年3月7日(月)午前10時01分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定について 日程第 3 町長の施政方針について 日程第 4 第 2号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求              めることについて 日程第 5 第 3号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求              めることについて 日程第 6 第 4号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求              めることについて 日程第 7 第 5号議案 豊能町法定外公共物管理条例制定の件 日程第 8 第 6号議案 豊能町選挙公報発行に関する条例改正の件 日程第 9 第 7号議案 豊能町ひとり親家庭の医療費の助成に関する              条例及び豊能町身体障害者等に対する見舞金              の支給に関する条例改正の件 日程第10 第 8号議案 豊能町火災予防条例改正の件 日程第11 第 9号議案 豊能町立公民館条例改正の件 日程第12 第10号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第13 第11号議案 指定管理者の指定について 日程第14 第12号議案 平成16年度豊能町一般会計補正予算の件 日程第15 第13号議案 平成16年度豊能町老人保健特別会計補正予              算の件 日程第16 第14号議案 平成17年度豊能町一般会計予算の件 日程第17 第15号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計事              業勘定予算の件 日程第18 第16号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計診              療所施設勘定予算の件 日程第19 第17号議案 平成17年度豊能町老人保健特別会計予算の              件 日程第20 第18号議案 平成17年度豊能町介護保険特別会計事業勘              定予算の件 日程第21 第19号議案 平成17年度豊能町簡易水道特別会計予算の              件 日程第22 第20号議案 平成17年度豊能町下水道事業特別会計予算              の件 日程第23 第21号議案 平成17年度豊能町土地取得特別会計予算の              件 日程第24 第22号議案 平成17年度豊能町野間口地域下水道特別会              計予算の件 日程第25 第23号議案 平成17年度豊能町生活排水処理事業特別会              計予算の件 日程第26 第24号議案 平成17年度豊能町水道事業会計予算の件 日程第27 広報特別委員会の閉会中の所管事務調査の報告について            開議 午前10時01分 ○議長(池田勇夫君)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は17名であります。  定足数に達しておりますので、平成17年第2回豊能町議会定例会を開会いたします。  定例会に当たりまして町長より発言を求められていますので、これを許します。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  皆さん、おはようございます。  平成17年第2回定例議会の開催に当たりまして、一言ご挨拶申し上げさせていただきます。  議員の皆様におかれましてはご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございます。  さて、日本経済は少し回復の兆しはあるものの、まだまだ厳しい現状でございます。その中にあって、トヨタ自動車は、昨年の3月の連結決算で1兆円を超える純利益を上げ、世界第4位にランクされています。物が売れない中にあって、トヨタが世界のブランドとして販売実績を上げ、不動の地位を占めるに当たった企業魂とは何なのか、現在注目されているところでございます。ある雑誌によりますと、「東京銀座に本社のある日産は理屈が先になっているが、トヨタは三河のいなかという空気があり、理屈より結果を重視している。日本が長い間持ち続けた、地域、風土、会社、社員、その一体感を大切にし、社員は徹底して仕事をする。また、仕事に関する仲間意識の倫理観がすさまじく強いのがトヨタの特徴である」とのことです。  今年は戦後60年の節目の年でございます。焼け野原から世界に冠たる経済大国に発展した日本人は、大変働き者で勤勉だったと評価されています。  地方自治体は厳しい冬の時代を迎えております。行政改革を進める中で、職員一人一人の仕事量も増加しています。今迄の平等意識を改革し、勤勉で頑張る職員に日のあたるシステムづくりも必要ではないかと考えております。今後は内部で検討してまいりたいと思います。  今議会に提案いたしております案件は、人事案件3件、条例制定1件、条例改正4件、和解1件、補正予算2件、当初予算11件、その他1件、合計23件でございます。  よろしくご審議を賜りましてご決定いただきますことをお願い申し上げ、議会の開会に当たりましてのご挨拶といたします。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりでございます。  お諮りいたします。  議会広報特別委員会並びに町広報担当課より、今会期中における写真撮影の申し出があります。申し出どおり写真撮影を許可することにご異議ございませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  異議なしと認めます。よって、それぞれ今会期中の写真撮影を許可いたします。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、18番・久保豊茂議員並びに1番・永並 啓議員を指名いたします。  日程第2「会期の決定について」を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から3月24日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月24日までの18日間と決定いたしました。  日程第3「町長の施政方針について」を議題といたします。  平成17年度当初予算に対して、町長の施政方針演説がございます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  第2回豊能町議会定例会の開会にあたり、平成17年度の当初予算に関連いたしまして、町政運営についての所信の一端を申し述べたいと存じます。  日本経済は、企業収益の改善、設備投資や個人消費の増加などの民間需要を中心とした回復を続けており、長引く停滞から成長過程に移りつつあります。平成17年度においては、世界経済の回復が続く中で、日本経済は、企業部門が引き続き改善することを背景に、雇用・所得環境が改善していくと見込まれるなど、民間需要が牽引役となり引き続き緩やかな回復を続けると見込まれます。  政府は、「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」との方針のもと、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出すため、規制、金融、税制、歳出の4分野に加え、郵政民営化、三位一体、社会保障等の構造改革を引き続きスピード感を持って一体的かつ整合的に推進し、民間需要主導の持続的な経済成長を目指して取り組んでいます。  国の財政状況は、先進国の中でも極めて深刻な状況にあります。平成17年度の当初予算では、国債に依存する割合が41.8%にまで及び、平成17年度末での国の借入金残高は508兆円程度にまで累増するなど、財政構造についての思い切った見直しを進めなければ、歳入と歳出のギャップが拡大し続け、更に深刻な状況に陥る可能性があります。  地方財政においても、地方財政計画の規模の抑制に努めてもなお平成16年度に引き続き通常収支で7兆5,000億円もの大幅な財源不足の状況にあり、その大半を借入金で補てんすることなどにより、平成17年度末の借入金残高は205兆円に達する見込みであります。今後、その償還費や社会保障関係経費の増加等により財政運営が圧迫されることが強く懸念される状況にあります。  大阪府財政は、バブル経済崩壊後、府税収入が急激かつ大幅に落ち込む一方で、歳出は義務的経費を中心に増加傾向にあり、多額の財源が不足する状況が続いており、平成10年度からは6年連続して赤字決算となるなど、極めて深刻な財政状況にあります。現状のまま推移すれば、準用再建団体へ転落する恐れがあるため、大阪府では、平成16年11月に行財政計画が改定され、大阪再生へ向け一層の行財政改革に取り組まれております。  本町におきましては、長引く景気の低迷による個人所得の減少、高齢化の進展などにより町税が減少していることに加え、国庫補助負担金の見直し、税源移譲、交付税改革のいわゆる三位一体の改革が本町の財政に与える影響が不透明なうえ、地方の歳出の抑制により本来交付税として措置されるべき臨時財政対策債の発行が抑制されるなど、歳入を確保することが困難な状況にあります。一方、少子高齢化による福祉・保健医療関係経費の増嵩等により経常的な歳出が増加傾向にあります。経常収支比率は、平成14年度決算から2年連続で90%を超え、新たな事業を実施するための財源が確保できず、多額の基金を取り崩さなければ当初予算編成ができない厳しい状況が続いております。今後、さらにダイオキシン対策や府営水道の導入、ごみ処理施設の整備等の懸案事項や、老朽化の著しい公共施設の改修などに多額の財源が必要になるため、現状のまま推移すれば、本町の財政は急速に悪化する状況にあります。このような危機的状況に対処するため、平成14年度に策定した「行政改革見直し実施計画」を着実に推進するとともに、本年2月には、「経営再建」プロジェクト・チームを立ち上げ、行政改革を加速させるための更なる取り組みの検討を行っているところであり、簡素で効率的な行財政基盤を確立し、本町の持続的発展に向け努めてまいります。
     平成17年度の当初予算の編成にあたりましては、限りある財源を有効に活用し、豊能の特色を活かしたまちづくりや住民参加の活気あるまちづくりを促進する諸施策を推進するなど、今議会に提案いたします平成17年度当初予算案は、「総合計画(第3次)」のまちづくり重点4項目に基づき編成いたしました。  予算案の総額は、一般会計71億1,100万円、特別会計62億768万6,000円、水道事業会計12億6,076万7,000円、合計145億7,945万3,000円であります。  それでは、平成17年度当初予算の概要を、順次、ご説明申し上げます。  第1項目『一人ひとりが輝くまちへ』について。  地域に根ざした文化、生活、価値観の多様性や個性・能力の違いをお互いに認め、尊重しあえる自立した地域社会を形成するため、知識・徳性・思いやりの心を深める多様な学習機会の提供による教育・文化環境のなかで、風土に親しみ、ふるさとへの愛着と心豊かな人を育み、地域の誇りを醸成し、香り高い地域文化を創造するまちづくりを進めてまいります。  人権施策につきましては、人権意識の高揚を図り、すべての住民の基本的人権が尊重される明るく住みよいまちづくりを推進していくため、人権に関する講演会・研修会・イベント等を実施するほか、人権啓発冊子「かがやき」や広報紙等による啓発に取り組んでまいります。  また、ふれあい文化センターにつきましては、人権啓発の推進及び住民交流の拠点として、様々な生活相談や住民の交流を促進する事業を実施し、施設の利用・活用を図ってまいります。  男女共同参画社会の推進施策につきましては、男女の自立・平等意識の確立を図り、性別に関わりなく個性と能力を発揮できる社会の実現のため、引き続き「ふれあいフォーラム」や「男と女(ひととひと)のセミナー」等を実施するとともに、昨年実施した住民の意識調査等を踏まえた「男女共同参画プラン」の策定を行い、その理念を基に、あらゆる施策に男女共同参画の視点が活かされるよう幅広い事業を展開してまいります。  生涯学習の推進につきましては、心の豊かさを醸成し、楽しみながら学び、より豊かな人間関係を築き自立心・自己実現を求める住民の様々な学習意欲に応えるため、子どもから高齢者までを対象とした様々な事業を展開してまいります。  ユーベルホールにおいては、音響の良さを活かした質の高い公演を実施し、さらに地域住民参加型のワークショップ等の事業を展開してまいります。また、公民館の備品の充実を図り、誰もが気軽に学ぶことのできる環境づくりを進めてまいります。  図書館では、開館以来の利用率の高さを本町の特色としてさらに高めていき、図書及び視聴覚資料の充実を図るとともに、本年度に作成した「子ども読書活動推進計画」に基づいて、読書ボランティアの養成に取り組み、読書の楽しさを通して、子育ての充実や元気な青少年の育成を目標に幅広い事業を展開してまいります。  また、地域の誇りでもある本町で生誕したとされるキリシタン大名「高山右近」の顕彰事業を展開しながら、豊能町の新たな魅力づくりを目指してまいります。  スポーツ振興対策につきましては、シートス活用促進を中心に、施設の整備、教室の充実を行い、生涯スポーツ活動の機会を提供することにより、子どもから高齢者までの体力・健康づくりに寄与するとともに、トレーニングルーム内の機器を充実し、利用者の利便性の向上に努め、館の円滑な運営を図ってまいります。  また、豊能町の風土を体感していただき、「とよの」の良さを知っていただく「とよの春夏秋冬里山ウォーク」を引き続き行ってまいります。  学校教育につきましては、幼稚園、小・中学校のそれぞれの特性及び地域の実情に応じて、独自の特色ある教育に取り組むオンリーワン・スクール事業を実施し、地域に開かれた学校づくりを推し進めてまいります。小学校の英語教育においては、情報化、国際化など、社会の変化が急速に進む中、様々な国の文化に興味を持てるような国際理解教育を進めていきます。  また、児童・生徒をめぐる昨今の状況は、少年犯罪の増加など、様々な問題が発生しております。本町においては、不登校の児童・生徒が急増し、学校は、家庭訪問等を実施していますが、現状は大変厳しいものがあります。そこで、対策の一環として大阪府教育委員会の「不登校緊急対策事業」を受託し、小・中学校の児童・生徒が学校に来て楽しく学校生活が送れるように支援してまいります。  学校園の施設整備につきましては、老朽化した東能勢中学校南館の改築を平成17年度から平成18年度までの2カ年事業として実施いたします。  また、東能勢小学校給食ボイラー改修、吉川中学校の渡り廊下防水改修光風台幼稚園屋上防水改修などを行うとともに、小・中学校の机・イスをA4規格に対応したものに更新するなど、教育環境の整備を進めます。  地域の中心として、長年地元に親しまれていた高山小学校を、平成16年度をもって閉校することに伴い、新年度より高山地区児童東能勢小学校へ通学することとなるため、遠距離であることを配慮し、通学支援を行います。  第2項目『健康で安心して暮らせるまちへ』について。  少子高齢化が急速に進む中で、地域でお互いに支えあえる心豊かな地域福祉の実現に向け、保健福祉の充実や住民の健康づくりなどに取り組み、子育ての不安の解消や、高齢者・障害者等が元気で楽しく安心して暮らせるまちづくりをめざします。  地域福祉の推進につきましては、福祉を高齢者・障害者等の社会的弱者に対する行政サービスとしてとらえるだけでなく、暮らしの身近な場である地域社会での課題としてとらえ、地域全体で取り組むことが重要です。  そして、行政と地域の協働関係を通じて、多様な福祉ニーズに対して柔軟に取り組んでいく必要があります。この取り組みにおいては、地域住民の主体的な参加が必要であり、障害、性別、年齢等に関係なく個人が人として、地域で自立した生活を送れるよう、地域で助け合う仕組みづくりが求められています。  これを踏まえ、本町では、本年度、「地域福祉計画」を策定し、交流の機会・場づくり、人づくり、連携・ネットワークの仕組みづくり等、地域で誰もがお互いに支えあう地域社会の形成に向けて、交流と連携でつくる福祉のまちづくりを進めてまいります。  障害者施策につきましては、昨年度から支援費制度が実施されるなど、障害者を取り巻く環境が大きく変化しています。このような状況に対応するため、現行の「障害者計画」を見直し、障害者のニーズに合ったサービスを実施するとともに、障害者の自立を支援し、障害者にやさしいまちづくりを展開してまいります。  子育て支援対策につきましては、急速な少子化の進行が、今後、わが国の将来に極めて深刻な影響を与えることが懸念されており、本町においても、児童がいる世帯のニーズを踏まえつつ、本年度策定の「次世代育成支援地域行動計画」に沿って子育て家庭と次世代を担う子どもの成長の支援を進める事業を展開してまいります。また、地域子育て支援センター「すきっぷ」を活動拠点として、子育てグループの育成支援、子育てに関する教室・相談や、情報提供を行うとともに、「すきっぷ言葉の相談事業」を実施し、子育てに関する様々な不安を取り除き子育ての喜びが実感でき、安心して子育てができる環境の整備に努めてまいります。  保育所の施設整備につきましては、本年度、吉川保育所大規模改修工事を終え、双葉保育所についても、新年度に改修工事を実施し、耐震強度を上げ、保育所の安全を確保するとともに、保育所内の備品の充実を図り、保育環境の整備に努めてまいります。  健康対策につきましては、近年、乳がんでの死亡率が、国内では年々増加傾向にありますが、一方で、欧米諸国においては、死亡率が減少する傾向にあり、その理由のひとつとして、マンモグラフィ乳房X線検査装置)による乳がん検診時の早期発見があげられています。本町においても、新たに、早期発見を目的として、40歳以上の女性を対象にマンモグラフィを用いた乳がん検診を実施してまいります。  国保診療所においては、老朽化の進む診療所壁面及び玄関の補修を実施し、安全で快適な診療環境の整備と円滑な業務の推進を図ってまいります。  老人福祉対策につきましては、介護に頼ることなく高齢者が健康で生き生きとした生活を送れるよう、介護予防を目的とした「高齢者体力アップ教室」を実施するとともに、要介護認定前の高齢者を対象に、NPO(民間非営利団体)が民家を利用して行う、「街かどデイサービス」に支援してまいります。  介護保険制度につきましては、法施行後5年を目途とした制度改正に基づき、「制度の持続可能性」「明るく活力ある超高齢化社会の構築」「社会保障の総合化」を基本的視点としつつ、「高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画(第3期)」を策定し、制度の基本理念である高齢者の自立支援、尊厳の保持を図ってまいります。  第3項目『うるおいと環境共生のまちへ』について。  緑豊かな自然環境のなかで、環境に配慮し、住民だれもが安全で安心して暮らせる住環境を形成するとともに、利便性の向上に努め、このまちに住みたいと思える快適で魅力あるまちづくりを進めます。  活力あるまちづくりの推進につきましては、住民をメンバーとした「とよのフューチャー・クリエイト・ミーティング」において、まちづくりについての様々な意見やアイデアを出していただき、これらの情報を広く住民に提供してまいりました。今後は、それを受け、住民とともに考える「まちづくり」に関する講演会等を行い、本町の資源や特性を活かした魅力と活気ある住民主体のまちづくりを促進してまいります。また、引き続き、町内の各自治会単位で、各地域の特性や特色など、ふるさと意識を醸成する地域のシンボルづくりに取り組む事業を支援するとともに、住民のグループによる主体的なまちづくりをPRする「わがまちナンバーワン事業」や小学生から30歳までの若者の創造力を引き出すアートコンテストとライブ演奏をミックスした「ヤング・アート・ライブ」を実施するほか、定住化を促進する新築2世帯住宅助成事業の実施など、あらゆる世代の方が豊能町に住んで良かったと思われるまちづくりに取り組んでまいります。  消防防災対策につきましては、多種多様化する事故や災害に迅速かつ的確に対応し、住民の尊い命と貴重な財産を守るため、消防署・消防団の活動用資機材の整備を行うとともに、救急業務の高度化及び救命率の向上を図るため、救急救命士の養成と、特定行為の拡大に伴う資格の取得に努めてまいります。また、豊能医療圏域内の医療機関及び消防本部と連携した救急搬送体制の強化を図るとともに、住民や事業所を対象に救命講習を継続実施し、応急手当の普及啓発に努めてまいります。  ごみ問題につきましては、ダイオキシン問題により平成9年6月より長期にわたり近隣7市及び大阪市のご厚意によりごみを焼却していただいており、この状況は、現在、1市3町で進めております猪名川上流広域ごみ処理施設の竣工までお願いせざるを得ないことから、今後ともなお一層の減量化・資源化を計画的に取り組んでいかなければなりません。  そのため、昨年度に設置しました「廃棄物減量等推進審議会」の答申を受け、現在策定中であります「ごみ減量化計画(第2次)」に基づき、ごみ減量についての啓発活動の拡充や発生抑制行動の実践など、ごみ減量化推進員をはじめとする住民の方々や町内事業者の方々との連携をより一層深め、さらなるごみの排出抑制、ごみの減量化、資源化に努めてまいります。また、ごみを減量するための「井戸端会議」(ミニ集会)や、リサイクルフェア及びフリーマーケットごみ減量化資源化街頭PRなどの啓発事業も引き続き積極的に実施し、資源循環型社会に対する行政の責務を果たしてまいります。  猪名川上流広域ごみ処理施設の建設につきましては、新年度より、本格的に土地造成工事及びごみ処理施設建設工事に着手することになり、組合や1市2町と十分に連携を図り、早期の稼動に向け事業を推進してまいります。  ダイオキシン対策につきましては、昨年、環境省による汚染土壌の浄化技術実証調査が終了し、評価結果が取りまとめられたところであります。  今後、豊能郡環境施設組合において早期に地元と協議を行いながら、安全性及び経済性に優れた処理技術の決定を行い、可能な限り処理費用を低減したうえで、国や府に対して財政的支援を求め、本格的な汚染土壌の処理が進められるよう努めてまいります。  また、焼却施設内汚染物(ドラム缶)の処理につきましては、現在、処理施設の建設が行われており、まもなく本格処理がスタートする見込みとなっています。豊能郡環境施設組合において、安全性に十分配慮しつつ、早急に処理できるよう取り組んでまいります。  火葬場及び葬祭場の建設につきましては、建設予定地の地元自治会にご同意をいただいておりますが、昨年、議会からも広域行政で再検討するようご意見があり、財政状況を勘案しつつ慎重に検討してまいります。  巡回バスにつきましては、町内における交通手段を確保するため、現在、東西地区間及び東地区内を運行しておりますが、さらに、5月より、西地区内においても巡回バスを運行するとともに、東西地区間の増便により、より一層の利便性の向上を図ってまいります。  道路及び河川の整備につきましては、引き続き、町道及び生活道路の機能向上と交通の安全確保のため、交差点における歩道段差の切り下げ、橋梁の補強、劣化した舗装の打替などとともに、ときわ台地内の側溝の蓋掛けを継続して実施してまいります。また、平成18年度工事予定(大阪府施行)の北山川暗渠化工事に伴い、上流部の水路及び町道の改修が必要となるため、用地測量を行います。また、引き続き、河川の治水機能を高めるため、護岸の維持補修工事等を実施してまいります。  住宅施策につきましては、少子高齢化が進展する中、安心して住み続けられ、豊かな暮らしを実現する魅力ある住まいづくりを推進するため、本町の地域特性を活かした「住宅マスタープラン」を策定中であります。現在、アンケートの実施を終え、様々なご意見を活かした計画を策定中であり、魅力あふれる住宅施策を展開してまいります。  公園・緑地整備につきましては、自然とのふれあいや憩いの空間として、安全性、快適性に配慮した維持管理に努め利便性の向上を図ります。  また、公共施設等における花いっぱい運動は、4年を経過し、育苗施設を利用した花づくりの取り組みなど、活発に展開してまいりました。今後も、住民との協働を基本としつつ、将来的には、住民が主体となり、花と緑が溢れる町を目指すとともに、活動を通して住民同士が交流を深め、心にゆとりのある、人や自然にやさしい魅力あるまちづくりに努めてまいります。  水道事業につきましては、引き続き、府営水道供給に向け、現在、東地区において簡易水道統合整備事業を行っており、将来にわたる安全で安定した水道を一元化する整備を推進するとともに、事業経営の効率化を図ってまいります。  下水道事業の整備につきましては、現在、東地区の工事もほぼ終了したことから、水洗化の促進を行うとともに、西地区では、老朽管の施設補修を行うなど、施設の適正な維持管理に努めてまいります。  情報化の推進につきましては、昨年度に整備いたしました総合行政ネットワーク(LGWAN)の更なる活用やホームページによる即時性の高い情報を発信するなど、事務の一層の効率化や的確な情報の提供に努めてまいります。また、本年度より、新たに戸籍の電算化を図っており、証明書の発行時間の大幅な短縮や本庁と支所をオンライン化し、戸籍の届出に関する事務処理を正確かつ迅速に行えるようにするなど、今後も引き続き、住民サービスの向上を図ってまいります。  第4項目『活力と働きがいのあるまちへ』について。  本町独自の自然を活かした特色ある農業とみどりの保全・活用を図るとともに、都市農村交流を推進し、活力に満ちた働きがいとやりがい、生きがいのあるまちづくりを展開してまいります。  農業振興事業につきましては、環境にやさしい農業の普及を図るため、大阪府等と連携し、減農薬・減化学肥料により栽培される「大阪エコ農産物」認証制度の取り組みを積極的に支援することにより、農業生産上の環境負荷の軽減を図るとともに、安心で安全な農産物生産地として豊能町農産物のブランド化を推進してまいります。  また、町内で栽培された農産物を学校給食の食材として提供するとともに、子どもたちと生産者が交流する場を設けるなど、郷土愛の醸成や食育の充実、さらには、地産地消の一層の推進を図ってまいります。また、猪、鹿、アライグマによる農作物等の被害を防止するため、引き続き必要な対策を講じてまいります。  農空間整備事業につきましては、現在、高山地区で進めており、事業の主となるほ場整備を推進するとともに、新年度は、集落防災安全施設整備にかかる道路拡幅工事などを行ってまいります。  また、都市住民と農村のふれあい交流を図るため、引き続き、住民との協働によるホタルの棲息調査や農作業体験講座を通じて農空間の持つ多面的機能とその保全の重要性の認識を深め、自然に親しみながら地域との交流が図れるように取り組んでまいります。  森林整備につきましては、森林の有する様々な機能の維持や森林資源の資的向上等を目指し、補助事業を活用することにより森林組合等との連携を図りながら、植林・下刈り・除間伐等の造林事業や松くい虫などによる被害防止に努めてまいります。また、住民を対象とした林業・森林活動の体験講座を通して、自然に対する畏敬の念を養い、森林の持つ機能やその重要性に対する理解を深めるとともに、参加者の知識や技術の向上を図り、将来的に森林ボランティアを育成する機会とするなど、森林と気軽に楽しめる環境づくりを進め、住民の手による森林保全・整備活動を促進してまいります。  雇用対策につきましては、情報社会に対応したスキルアップを図るため、パソコン教室を引き続き開催するなど雇用・就労を支援する取り組みをしてまいります。  観光・商工の振興につきましては、観光協会や商工会と連携を図りながら、観光資源をアピールする取り組みを支援するとともに、本町独自の魅力ある自然・文化・風土などを広く町内外にPRして多くの人に足を運んでいただけるよう努めてまいります。  また、消費生活相談につきましては、ますます複雑化する悪質商法等の相談件数の増加に対応し、消費者の被害防止に努めてまいります。  最後に『計画推進のために』について。  地方分権が推進されるなか、住民の多様なニーズに迅速かつ的確に対応するため、本町におきましても、現在、「行政改革見直し実施計画」に基づき、行政改革を推し進め、行政の簡素化・効率化の計画的な取り組みを進めています。しかしながら、長引く税収の低迷などにより本町の財政状況は予想以上に厳しく、早急に財政危機対策及び経営再建に向けた抜本的な改革に着手してまいります。職員研修につきましても、本町の課題や懸案事項に責任を持って対処できるよう、政策形成能力の向上を図るなど、職員の一層の資質の向上を目指した研修に取り組んでまいります。また、昨年、職員自らが、まちづくりを積極的に考え、取り組むための会議を立ち上げました。新年度は、さらにアイデアと知恵を絞り、豊能町のまちづくりに取り組んでまいります。  さらに、地域社会に貢献するボランティアやNPOが、行政とともにまちづくりの担い手として、自立した活動ができるように支援を行い、セミナーの開催や情報提供などを行ってまいります。  市町村合併につきましては、昨年、4月22日に住民発議により本町と池田市との合併協議会が設置され、12月24日に廃止されるまでの間、7回の協議が行われました。池田市との多岐に渡っての事務事業調整や新市建設計画の検討、また、合併協議会の中で議論された様々なご意見や住民の皆様のご意見等を決して無駄にすることなく、真摯に受け止めまして、本町を見直す機会として捉え、今後は、この経験を行政運営に活かすとともに、住民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。  以上、今議会に提出しております平成17年度当初予算案の概要のご説明と町政の推進にあたり、私の所信を申し述べました。  議員各位、住民の皆様におかれましては、どうぞ私の意のあるところをご拝察いただき、今後の町政の推進に、より一層のご理解とご支援・ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  日程第4「第2号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、第2号議案の提案をさせていただきます。  豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。  下記の者を豊能町公平委員会委員に選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  平成17年3月7日に提出し、提案者は、豊能町長、日下纓子でございます。  住所は、大阪府豊能郡豊能町希望ケ丘4丁目1番地の10。  名前は、田口數雄さんでございます。  生年月日は、昭和9年3月30日でございます。  今回、3月31日の任期満了に伴い、公平委員会委員を選任するものでございまして、田口數雄さんにつきましては、先日の全協で略歴を配布しておりますが、昭和27年10月に大阪府庁に就職され、そして、平成4年3月に大阪府庁を退職されております。平成9年4月から豊能町の公平委員会の委員長としてお願いをいたしておりますので、再度提案させていただいております。  どうかよろしくご審議をいただき、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(池田勇夫君)  これより本件に対する質疑を行います。  西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  公平委員の選任につきましては、地方公務員法に基づく職員の不利益処分の結果に対する職員が異議を申し立てると言いますか、審査を求める機関として設置されている機関であると私どもは認識します。ところが、巷間言われているところでは、公平委員が豊能町の職員の採用選考委員に入っている。そういうのはまさに法外な事務処理の仕方ではないかなということについて懸念をいたしますので、まず、その実態があるのかないか、お尋ねします。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  公平委員さんには選考の一人として入っていただいております。 ○議長(池田勇夫君)  西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  公平委員を行政の執行の、人事権の執行という非常に大事な分野にですね、本来、職員の不利益処分の審査機関、平たく言えば、裁判所に相当する役割を持ってもらう立場の人で任命しているわけですね。法律上はそうなってる。それを職員の人事権行使の補助者として参画をしていただいているというものの考え方が私はわからないんです。日本は法治国家ですよ。法律に基づいていろんな行政処理をしていくということが基本ですよ。地方自治法には2条に、地方自治の仕事というのは法律に基づいて行わなければならないと書いてます。同17項には、法律に基づかないことは無効だと書いてある。こういう、今、言われるような人事採用に当たって公平委員が参画するというようなやり方をすると、その人事の選考そのものも無効になっちゃう。そういう性質のものだと私は思うんですよ。  同時に、これには大変な隙間ができてしまう。人事というのはもっと厳粛なものや。町長はかねてからおっしゃってるように、今はまさに買い手市場、いくらでも希望者がある。いくらでも優秀な職員が取れんねん。こう言うてこられた。事実そのとおりやと思う。今、豊能町、特に北摂周辺では、雇用の機会がない。若者がみんな外に職業を求めざるを得ない状況にある中で、町の職員になりたいという希望者はたくさんいてる。それをいわゆる権限外の人にね、選考を依頼するなどというやり方はとんでもない間違いではありませんか。そういうことを前提とした公平委員選任を、これ今回3人出されるわけですけれども、ちょっと基本があまりにも違い過ぎてはいないかなと思うので、2回目の質問にします。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  今回、公平委員さんに1人として入っていただきました経緯につきましては、やはり公正公平な採用ということと、今、議員がおっしゃいましたように、いい人材を採用したいという思いからでございます。たくさんの応募者のある中でですね、いい人材を採用したいということで、できるだけ庁内だけではなく外部の人も入って、広い目で採用したいと、そういう思いから今回公平委員さんに選考委員の1人としてお入りいただいた。公平委員会にお願いしているというんじゃなく、公平委員さんの中から、学識経験者という立場で議会の議決いただいた人でございますので、お願いしたというところでございます。  公平委員につきましては、今、西川議員がおっしゃいましたように、公平委員の権限というのは8条の中に、職員の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する措置の要求の審査判定。職員に対する不利益な処分についての不服申し立てに対する採決。法律に基づき、その権限を属せしめられた事務の3点を審議していただくということでございますが、しかしながら、その同9条では、条例の定めるところにより、職員の競争試験及び選考並びにこれらに関する事務を行うことができるとも規定されており、条例で定めれば公平委員会が採用試験を行うことは認められているのでございます。
     以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  西川議員。 ○9番(西川隆夫君)  条例で定めることにおいて、そういう道筋があるのであれば、条例を定めてからやるべき。これ以外にも条例で定めなきゃならないことは今述べられたその町政方針の中にもたくさんある。条例で決めなきゃならないことを決めないでやっていく、あるいはこの今言う公平委員についてはね、本来どう考えたって職員の不利益処分審査機関ですよ。地方公務員法、たしか28条だったと思いますけど。だから、その外部の人に人事権の行使に参画をさせるという道を開くということは、何か非常にいいことをやっているように見せかけてはるけども、実態は違う。そのことによって縁故をつくる。その人に実権を任せることによって、とんでもない利益誘導を招いている。それが今、いみじくもおっしゃったように、条例においてそうしようということになってるのやったら、みんながその目で見ますよ。注目の、ああ、あの人は選考委員にならはんねんなということを初めから決めてんのやったらそうなりますよ。そんな決めも何もしてない。条例で決めたらできるというて決めてない。そういう状況のもとでね、この公平委員を職員採用の選考委員に任用するなどという運営は、まさにその次元をすり替えた、非常に行政としては個人的利益誘導につながる道筋だというふうに懸念をいたします。そのことについて、やっぱり法治国家、法令に従って物事をするということに立ち返らなければ、これ町全体が大変なゆがみを生じてしまうんではないかなと私は思います。これ1つじゃない。それ以外にたくさんある。そのことを心配しますので、このことについて、このような運営をしないという約束を伺いたい。公平委員は公平委員の任務やと。公平委員について、職員採用の委員に参画をしてもらうというのやったら、それなりの条例を出して、条例で議員が認めたら、住民もその目で物事を見ていくようになる。そのことまでは否定しませんが、手続きも何もしないでこのままいきまんねん、こんなんあきません。そこんところを伝えておきたい。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  今回の提案につきましては、公平委員さんをこの方でいいかという提案でございますが、質問でございますのでお答えしてまいりますが、条例で定めればですね、公平委員会が採用試験するということになります。人口15万人以上の市では、人事委員会というのをつくりますが、人口15万人以下の場合は公平委員会を置くということに法律でなっております。人事委員会は職員の競争試験及び選考に関する事務も行うということは法律で定められておりますが、公平委員の場合は、条例で定めればできるということになっております。  豊能町の場合は、公平委員会に採用をお任せしてるという意味ではなく、公平委員さんを選考委員の1人としてお願いして、そして6名、7名の皆でお話し合いしながらですね、どの方がいいかというふうにしておりますので、公平委員さん1人に影響されるというものではございません。  ただ、今回、16年度はそういうことで今回採用いたしましたけれども、必ず公平委員さんを今後とも採用の委員として行うということを決定しておりませんので、次回の採用につきましては、また内部でいろいろ調整していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  ほかに。  福岡邦彬議員。 ○4番(福岡邦彬君)  4番・福岡でございます。  何か今聞いておりますと、今後とも決定してない。内部で調整すると。いわゆる基本方針も決まっていない中でのご発言ではないかと思います。なるほど、この状況の中で、この公平委員さんの選考の同意の問題ですから深く入る気はありませんが、ただ、1つだけお聞きしたいと思います。  豊能町の役職者が昨年7月1日をもって57歳定年制をひかれました。条例も何もありません。規則にも載っておりません。この中で今はひな壇におられる方及び聞いておられる職員の方は、57歳で新しい人と変わるというような形で運営されると思います。その中で、私は一般質問の中で58歳と言いますけど、どうも聞いてみると57歳やとおっしゃっておりますので、僕はあえて57歳に訂正させてもらいますが、その中で、この公平委員さんに試験の選考をお願いするということは、職員でも57歳で役職定年するのに、この方は昭和9年という方でございます。この方に豊能町の職員採用の一端を任すというのは、いかにも僕は矛盾してると思います。このことについてお聞きしたいと思いますので、先ほど、公平委員会、人事委員会、条例で決まっておりますとおっしゃいましたが、今、豊能町の現状を見る限り、まさに条例はありませんので、今言った質問について、お答え願いたいと思います。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  内部の役職定年制につきましては、機構改革のときにご説明しましたように、部が減った中で、やはり若い人の登用の機会を与えるということで、企業、民間でもほとんどそういう制度を導入しておりますので決めたもの、要綱で、規則で決めたものでございます。  公平委員さんにつきましては年齢ということでございますが、これはよく議員の方も豊能町にはすばらしい人材が多くいらっしゃると。そういう人材をですね、町のいろいろ中でそういう人の意見も採用すべきではないかというようなご意見もいただいておりますので、私も豊能町の中のすばらしい人材を何かの形で意見をいただく機会を設けていくべきではないかと、そういう思いから、今回お願いしたという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  福岡邦彬議員。 ○4番(福岡邦彬君)  豊能町にすばらしい人材がいるという形については異論はありません。そして、そのすばらしい人材に意見を聞くというのも、あるいは何らの形で聞くのも異論はありません。しかし、試験官の一翼を担うということについて異論があると言っているんです。つまり、豊能町の人材というのは、町自らが責任を持って10年後、20年後の人材を育てる、それに適した人物を採用するのが基本であります。この基本を踏み外して、今、おっしゃったすばらしい人材だから聞いたんだと。しかも、規則も条例もない中で聞いたんだと。そして、ある議員から追求されると、じゃあ今後調整して内部で詰めてますと、こんな形でね、運用して、果たしていかがなものかという形は私は聞いておるんです。私が聞いたんは、昭和9年の、いわゆる58歳で役職定年されてる皆さん、新しい民間の若手に登用したいとおっしゃってる町が、なぜ昭和9年の人に新しい豊能町の職員の採用の中に入れるかについて聞いておるんでございます。58歳定年制については、後日私は質問いたしますので、ここにはあえてふれませんが、そのことを聞いておりますので、明確にお答えください。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  今回は公平委員さんにすべてゆだねているわけではございませんで、意見を参考にしながら最終的には町で判断しているものでございまして、そういった過去の経験とかいろいろなことも踏まえてですね、お願いしているということでございます。  ただ、そういう意見を聞くということでございますので、過去のそういった経緯、経験、そういったことも年齢には関係なく、昭和9年ということも、そういった中でですね、いろいろ経験されてきた、そういう方々の意見も聞きながら、豊能町としても職員の中でもいろいろ意見を出していただきながら、公正公平、そして、いい人材を選びたいと、そういう思いからでございます。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  福岡邦彬議員。 ○4番(福岡邦彬君)  私は、昭和9年のこの方については、当然過去に大きな経験並びにしてこられたことについては異論もありませんし、ただ、今おっしゃったように、町長、本当に人事とか採用試験、並びに人事、組織について全くお勉強されてないのではないかと思います。この人がすべてではなしに、意見を聞きながら町が判断すると。そしたら、公正公平の採用試験じゃないじゃないですか。そのことをもう少し気持ちを込めて自問自答してください。試験というのは何であって、採用試験の試験官の役割とは何か。その人たちに意見を聞いて町が決める、これじゃ試験じゃないじゃないですか。このことを指摘し、再度聞きます。なぜ経験な人の意見を聞くのを、今、おっしゃった聞くというのは結構ですが、なぜ58歳で役職、若手に登用するような、人材の登用を図るという町の方針から、こういう昭和9年の方の意見も参考にされるのかをお聞きしたいと、これだけ言ってるんです、私は。  以上、最後ですからお願いします。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  58歳定年制とですね、昭和9年の方の意見を聞くというのは全然目的が違うと思うんですね。これは職員の採用試験につきましては、これは豊能町では競争試験といたしましては筆記試験、これをいたしております。これは筆記試験で合格ラインの点数以上の方は面接ということになりますが、面接につきましても各それぞれ6人ないし7人で点数を持ちまして、それを合計点していくと。そして、その次はクレペリン、いわゆる性質と行動テスト、また、適性検査、そして論文、すべてを入れて総合点を出して、そして庁内で決めていくということでございまして、決して1人、2人の方の、その公平委員の方の意見が強く反映するものではございません。いろいろな手法を重ねまして総合点で判断していくと、こういうふうな考えでございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  ほかに。  秋元議員。 ○13番(秋元美智子君)  今回出された議案というのは、公平委員の方選任するかどうかのことなんですけど、同意を求めることの議案書でして、今回質問出てますのは、この公平委員の方々が採用試験の委員も兼ねていたってことがわかっての質問です。私もちょっとお聞かせ願いたいのは、といいますのは、今回の公平委員に同意するっていうことは、イコールこの方々に採用試験の選考委員もまたお願いするって形の何かそういうふうなことが問われるような形にもちょっと私自身聞こえます。  そこのうえで質問させていただきたいんですが、まず、このいつごろからこのようにして公平委員の方々に選考委員も頼まれていたのか。全くちょっと知らなかったことですので、まず、いつから実施していたのかっていうことを1点お聞きします。  それとお願いした理由、早速先ほど町長いろいろと外部の方の目もお願いしたいっていうこととか、いい人を選びたいとか、それはそれで非常に気持ちとしてはわかります。ですから、そのことに対してとやかく言うことはないんですが、それならば、なぜこの公平委員の方々がそのお役目を負うことになったのか。また、3人の方が3人ともそういう役目を請け負っているのかどうかも、まだ全然ちょっと私たち議員の方にはわからないんですね。ですから、これをまず2点目にお尋ねいたします。  それと、先ほど西川議員の方からは、やはりこの公平委員イコール選考委員であるんならば、やはりそこを考え直していただきたいっていうふうな要望が出されました。それに対して町長の答弁があったんですが、これは見直すっていう形になってるのか、それならば私は、今回この公平委員の方だけの同意するかどうかっていうことの自分の判断を決めたいと思いますので、ここの答弁につきまして、再度お願い申し上げたいと思います。今年度も公平委員の方に、イコールその選任をお願いしていくのかどうか、そういうことの3点目です。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  公平委員さんをお願いしてるのは3人すべての方ではございません。1人ないし多いときで2人でございます。それは委員長さんと職務代理の方ということになっておりますが、13年度に採用したとき1人お願いして、14年度は採用しておりませんので、15年度に1人、今年は2人採用しましたので2名お願いしたところでございます。  これは、やはり今迄は公平委員さんが採用試験に関わっているいうことは町としても伏せておりましたけれども、こうして出ますとですね、公平委員さんに大変ご迷惑かかってくると思いますので、今後については庁内で採用していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(池田勇夫君)  秋元美智子議員。 ○13番(秋元美智子君)  わかりました。ということは、常にこうやって職員採用のときがあるたびに、その都度に公平委員の方がお1人ずつどなたかにお願いしていたというふうにしてまず受け取らせていただきました。  私の先ほどの質問の1つの中に、なぜ公平委員の方にお願いしたのですかと。ですから、聞きようによっては、公平委員の方3人がイコールすべての選考委員というふうに私も誤解しておりましたけども、なぜ公平委員の方にお願いしたのかっていう質問です。さっき町長は、議会で認められた方だったからお願いしたっていうこと答弁があったんですが、それでしたら、まだほかのいろんな委員会もありますので、なぜ公平委員の方だったのかなっていうことが1つ疑問です。  それと、3つ目の質問で、もう1つはっきりさせていただきたいのが、今回、今迄はちょっと表に出さなかったけど、今回表に出たことで公平委員の方にご迷惑をおかけするっていうことで、今年度はじゃあ公平委員の方から選ぶっていうことに対してはちょっとやめたいっていうふうなご答弁だったのかどうか、それもあわせてお答え願います。 ○議長(池田勇夫君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  もともと公平委員さんにお願いしたいきさつといいますのは、やはり内部の私どもだけでなくですね、庁外、いわゆる役所以外の方の見識の目も意見も参考にしたいと。最初は民間でそういう人事担当してはるような方に1人入っていただきたいなという思いがあったんですけれども、そういった、じゃあなぜそういう根拠というのがございませんので、議会で議決いただいた行政委員さんの中から一番法律に照らして公平委員さんにお願いするのが妥当ではないかということで公平委員さんの中から1人お願いしようということになったのがそもそものいきさつでございます。  ただ、やはり職員の採用につきましては、これはやはり1人の職員がですね、採用されてずっと定年まで勤めますと、相当のお給料を払っていくわけでございますので、そういった中でできるだけ優秀な、豊能町にとって宝となるような職員を採用したいという、そういう思いから発したものでございます。  今回そういうことでですね、前回公平委員さん選ぶときにはそういうので選んだわけではありませんが、そういう思いからお願いしてきたという経緯がございます。  ただ、こうして公平委員さんが採用試験に入ってるということが公になりますと、公平委員さんに大変ご迷惑かかったり、またいろいろとご迷惑をかけることもあると思いますので、今後の採用につきましては公平委員さんにはもうお願いしないで内部で決定していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(池田勇夫君)  秋元美智子議員。 ○13番(秋元美智子君)  ありがとうございます。  私どもは、私自身はそうですけども、あくまでも公平委員の方、この方にお願いするのはどうかっていうことだけでこの議案に賛成したり反対したりする立場ですので、そこに選考委員の問題が関わってくるっていうことは、非常にこの議案に対してどのような態度をとっていいか非常に迷うものがあります。今、町長が、今後は公平委員の方にとりあえずお願いするのはやめるってことでご答弁いただきましたので、まずはそこで、今回は公平委員のお仕事のみでこの方をお願いするかどうかで私自身は態度を決めたいと思います。  それともう1点あわせてなんですけども、いろいろ豊能町の新しい人材を選ぶのに外部の方たちのいろんなご意見を聞きたい、それはそれで非常によくわかるものがあります。ただ、それにつきましては、やはり今後このようにしてやっていくっていうことを、あらかじめきちっとした方針をですね、立てていただいた上で、議会の方にも報告なりしていただきたいと思いますので、なぜ公平委員の方から選考委員を選んだっていうことにつきましては、町長の考えとしてはわかりましたので、以上、公平委員のことにつきましては私の質問はこれで終わりにしたいと思います。  以上です。 ○議長(池田勇夫君)  ほかに。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  西川隆夫議員、反対討論ですか。 ○9番(西川隆夫君)  公平委員選任の件、最初の田口さんの議案でございますが、私は反対の立場をもって討論したいと思います。  昨年も町長選挙がありましたが、この選挙に世の中が集中してくるときに、本来公共の仕事ということに就いておられる、特に監査委員であるとかですね、次には公平委員とかっていうのは、まさに裁判所的な機能。あるいは1人の現職の町長といえどもですね、一定の距離を置かれているのかなと、こう思っておりましたら、そうじゃない。その背景に何があったかというたら、人事権行使に参画してもらってんねんということを知ったときにですね、これは公私混同もええとこやと。こんなことによって多数派工作をして選挙をやっておられるのかということをつくづくと私は感じました。そのことの実感を込めてね、地方自治というものは法定主義ですよ、法令遵守主義ですよ。条例によって定めるべきことを条例で定めなければ、そのことは無効になるんですよ。だから、先ほど来の答弁でありますように、条例で定めることによって任用参加していただくんだということが制度として成り立ったらその人は、先ほどもありましたように、少なくとも職員に採用された以上は30年、ひょっとしたら40年にわたって勤務する可能性のある職員を迎えるわけですから、優秀な職員を迎えたい。あるいはそれだけの、その内部の判断だけではなくて、住民を代表する立場の人たちがその採用に参画する道を開くということについて、決して私は異論を述べるもんじゃない。しかし、今は日下町長さん、あなた1人の感覚だけでやっておられるということは、行政としての透明性、平たく言えばガラス張りになってないわけですよ。そして、その裏で職員毎年1人か2人の採用やって言うけれども、その中に決して透明でないものが感じられるというふうに思える節が出てくる。公平委員さんにそんな責任持っていけるんですか。今だったら持っていくというふうにして、実態的にはわけのわからんことをやってしまうということになってしまうというふうに思いますときに、このやり方は何としてもやめるべきだという趣旨で反対の討論をしておきます。  以上です。 ○議長(池田勇夫君)  ほかにございませんか。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            (多数起立・16:1) ○議長(池田勇夫君)
     起立多数であります。よって、第2号議案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  日程第5「第3号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、第3号議案の、引き続き公平委員会委員の選任について同意を求めることについて提案させていただきます。  提案理由は、本年3月31日で任期満了でございますので、引き続きお願いするものでございます。  お名前は、鈴木桂子さん。  大阪府豊能郡豊能町東ときわ台4丁目5番地9でございます。  生年月日は、昭和14年4月1日でございます。  この方は、岡山市の教育委員会に就職され、そして、豊能町に来られてから、豊能町の図書館協議会の委員、また、豊能町社会教育委員、また、生涯学習推進懇話会の委員等をお願いしてきた方でございまして、平成13年の4月から豊能町の公平委員会の委員にお願いしておるものでございます。  どうか再度お願いしたいと思いますので、よろしくご審議いただきご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(池田勇夫君)  これより本件に対する質疑を行います。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            (多数起立・16:1) ○議長(池田勇夫君)  起立多数であります。よって、第3号議案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  日程第6「第4号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、第4号、同じく公平委員会の委員の選任について同意を求めることについて提案させていただきます。  提案理由は、17年3月31日で任期満了いたしますので、引き続きお願いするものでございます。  お名前は、稲久保信夫さんでございまして、生年月日は、昭和9年4月21日でございます。  住所は、大阪府豊能郡豊能町切畑103番地でございます。  稲久保さんにおかれましては、昭和30年4月に東能勢村の役場に就職され、同36年にこの東能勢村役場を退職された後、36年4月から箕面市役所に就職され、そして、平成7年に箕面市を退職されております。また、豊能町におきましては、土地改良区の理事としてご活躍いただいております。平成13年4月から豊能町の公平委員会をお願いしているものでございます。  どうかよろしくご審議いただきご決定賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  これより本件に対する質疑を行います。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  質疑を終結いたします。  これより討論を行います。             (「なし」の声あり) ○議長(池田勇夫君)  討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本件は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。               (全員起立) ○議長(池田勇夫君)  起立全員であります。よって、第4号議案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  日程第7「第5号議案 豊能町法定外公共物管理条例制定の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  ただいま上程されました第5号議案、豊能町法定外公共物管理条例制定の件について、ご説明を申し上げます。  本件は、地方分権法の施行によりまして、法定外公共物であります里道・水路等についての財産権及び管理権を国から町に譲与を受けることに伴い、法定外公共物の管理等に関し必要な事項を定めるものでございます。  内容でありますが、第1条で目的、第2条で定義を定めておりまして、現に公共の用に供されている道路、河川、水路等のうち、道路法、河川法、下水道法の適用を受けないものであって、本町が権原に基づき管理しているものをいうものであります。  第3条で、禁止行為、第4条で、工事等の承認、第5条、6条で、占用の許可、許可の期間と、第7条、8条、9条で、占用料の関係、第10条から18条で、権利譲渡の禁止や用途廃止及び罰則等を定めております。  附則といたしまして、この条例は、平成17年4月1日から施行するものであります。  経過措置といたしまして、この条例の施行の際、現に効力を有する法定外公共物に関する許可、または承認を受けている者は、この条例の相当規定に基づく許可または承認を受けた者とみなします。  豊能町普通河川条例は廃止をいたします。これは通称、青線水路の管理等のための条例でありましたので、豊能町法定外公共物管理条例と重複することになりますので、廃止するものでございます。  説明は以上であります。よろしくご審議のうえご決定いただきますようお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日程第8「第6号議案 豊能町選挙公報発行に関する条例改正の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  大西総務部長。 ○総務部長(大西健一君)  ただいま上程されました第6号議案、豊能町選挙公報発行に関する条例改正の件につきまして、ご説明を申し上げます。  本件は、町議会議員及び町長の選挙におきまして発行する選挙公報において候補者の氏名、経歴、政見等に加えまして、候補者の写真を掲載することとするものでございます。  第1条中、「経歴」の次に「、写真」を。第3条第1項中「掲載文」の次に「及び写真」を加え、所要の改正を行うものであります。  なお、施行日は、平成17年4月1日とするものであります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日程第9「第7号議案 豊能町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例及び豊能町身体障害者等に対する見舞金の支給に関する条例改正の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  それでは、第7号議案、豊能町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例及び豊能町身体障害者等に対する見舞金の支給に関する条例改正の件につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の一部改正につきましては、児童福祉法の一部改正に伴う規定の整備を行うものであります。  内容につきましては、豊能町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例第1条の2第3項中、「第27条第1項第3号」を「第6条の3」に改めるもので、これは自動福祉法において里親の定義が「第27条第1項第3号」で規定されていたものが、今回の改正で「第6条の3」に移動したことによるものでございます。  続きまして、豊能町身体障害者等に対する見舞金の支給に関する条例第2条第3項中「第15条」を「第12条」に改めるものでございます。これは児童福祉法において、児童相談所の定義が第15条で規定されていたものが、今回の改正で第12条に移動したことによるものでございます。  施行日でございますが、第1条の規定は交付の日から。第2条の規定は、平成17年4月1日から施行するものであります。  提案理由の説明は以上でございます。よろしくご審議のうえご決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日程第10「第8号議案 豊能町火災予防条例改正の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  室木消防長。 ○消防長(室木伸治君)  第8号議案、豊能町火災予防条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明をいたします。  今回の改正は、国民の喫煙に関する意識などの社会情勢の変化に伴い、劇場等の喫煙に係る制限及び建物の建築構造の多様化に伴い、様々な客席の形態に対応できるよう所要の改正を行うとともに、産業施設の火災爆発事故を踏まえ、安全対策の充実強化を図るため、消防関係法令が改正されたことにより所要の改正を行うものであります。  主な改正内容についてでありますが、第1点目は、本条例23条は、劇場等の喫煙に関する規定でありますが、近年における喫煙率の低下により、全面的に禁煙とし、喫煙所を設けないこととするか、あるいはまた適当な数の吸殻容器を設置した喫煙所を設けるか、どちらかを選択できることとしたものであります。  第2点目は、条例第35条、36条について、劇場等の客席に関する規定でありますが、近年、劇場等も様々な形態の建築構造となっていることに伴い、客席の設置基準の特例を設け、多様な劇場等の客席形態に対応できることとしたものであります。  第3点目は、条例第31条から34条の2でありますが、指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取り扱いに関する技術上の基準の規定であります。今般、消防法の改正によりまして、指定可燃物等を貯蔵し、または取り扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準についても条例で定めることとしたものであります。  第4点目は、ごみ固形化燃料・発電所の爆発、火災事故等を踏まえまして、危険物の規制に関する政令等の改正によりまして、本条例第34条に、再生資源燃料を指定可燃物に追加し、防火安全対策の基準を加えることとしたものであります。  第5点目は、自主的な保安対策によりまして事故防止の推進を図るため、別表に定める数量の100倍以上の再生資源燃料、可燃性固体類等を貯蔵し取り扱う場合は、火災の危険要因を把握するとともに、火災予防上、有効な措置を講ずる規定として第34条の2を加えることとしたものであります。  また、附則で、施行期日を、平成17年4月1日といたしまして、指定可燃物等の技術上の基準等の改正は、平成17年12月1日とするものであります。  説明は以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)
     日程第11「第9号議案 豊能町立公民館条例改正の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  新谷教育次長。 ○教育次長(新谷芳宏君)  ただいま上程されました第9号議案、豊能町立公民館条例改正の件について、提案理由をご説明いたします。  本条例の改正につきましては、平成14年11月に策定されました豊能町行政改革見直し実施計画に基づく減免制度の見直しを受け、教育委員会として種々の検討を重ね、公民館運営審議会の答申も受け、町立公民館の現行使用料の改定と、その他規定の整備等の条例の一部改正をお願いするものでございます。  条例の改正の内容について、ご説明いたします。  まず、条例第9条の改正につきましては、第1項の文言を改めるものでございます。  また、第2項の全文改正でございますが、従来は別表の額に消費税相当額を加算する旨を規定をしておりましたが、今回は別表の額が消費税相当額込みとしましたので、この加算規定をなくし、新たに使用料の前納の原則を規定するとともに、国または地方公共団体に限り、後納を認める規定を整備するものでございます。  さらに第17条でございますが、現行条例が引用しております地方自治法の規定が変更され、内容が変わっていることから、第17条を削り、第18条を第17条とするものでございます。  続きまして、別表の改正の件でございます。  別表第1としまして、各公民館の使用料設定の部屋の区分を使用実態に合わせた形に変更するとともに、各部屋使用料をおおむね3分の1以下に引き下げようとするものでございます。  さらに、使用時間区分につきましては、従来と同様に午前、午後、夜間の3区分には変更ございませんが、それぞれの時間帯の間に30分間の部屋の入れ替わり準備期間を設けることとしております。  また、冷暖房を行う場合の部屋使用料加算につきましては、従来の3割増し規定から、それぞれの部屋の冷暖房期間使用料を明記することとしております。  また、西公民館と吉川公民館の軽運動室の使用時間区分の設定でございますが、従来は他の部屋と同様3区分でございましたが、使用実態や使用目的が運動であることから、実活動時間を考慮して4区分に変更しようとするものでございます。  続きまして、別表第2の改正でございます。  従来はピアノ等の備品に対しまして使用料を徴収する規定となっておりましたが、現在、備品使用料は減免していること、また、近隣市町村のほとんどにおいて備品使用料という条例設定が見られないこと等により、各備品使用料をなくすものでございます。しかしながら、陶芸窯にあたっては、陶芸窯を使用しないグループに比べ明らかに電気代、ガス代の経費が多くかかること及び木工室使用者が窯の使用の有無にかかわらず部屋の使用料が同じであることは住民負担の公平性から欠けることから、窯については別途使用料を徴収するとしたものでございます。料金については、ガス・電気使用料の実績を勘案し提案をしております。  最後に附則としまして、この条例は、平成17年4月1日から施行するとしておりますけれども、経過措置としまして、平成17年6月30日の間の使用料は従前の例によるといたしまして、7月1日以降の使用から条例改正を適用してまいりたいと思っております。  何とぞご審議賜りご決定賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  日程第12「第10号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  新谷教育次長。 ○教育次長(新谷芳宏君)  ただいま上程されました第10号議案、和解及び損害賠償の額を定めることについて、ご提案させていただきます。  提案理由につきましては、平成16年12月10日に発生した事故に係る和解及び損害賠償の額を定めるため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  当事者といたしましては、甲につきまして、豊能町長、日下纓子。  乙、豊能町ときわ台6丁目11番地の2,中村祐治さんです。  事故の概要につきましては、平成16年12月10日午後4時40分ごろ、豊能町立吉川中学校の野球部のクラブ活動中に生徒の打った打球が、運動場の防球ネットが破れていたためそこを通過し、運動場脇の路上に駐停車しておりました乙所有の車両の天井部に当たり、同車両を損傷したものでございます。  和解の内容につきましては、甲の過失割合を100%とし、乙所有車両の修繕料等17万5,665円を損害賠償金として乙に支払うものでございます。  何とぞよろしくご審議いただきましてお認めいただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(池田勇夫君)  日程第13「第11号議案 指定管理者の指定について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  第11号議案、指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。  本件は、豊能町立心身障害者小規模通所授産施設たんぽぽの家の指定管理者を、地方自治法第244条の2第3項の規定により管理を行わせるものとして指定したいので、同条第6項の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。  施設名は、豊能町立心身障害者小規模通所授産施設たんぽぽの家。  指定管理者でございますが、大阪市北区梅田2丁目4番9号、社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団、理事長、辻本幸夫でございます。  指定期間でございますが、平成17年4月1日から平成18年3月31日までの1年間であります。  提案理由の説明は以上でございます。よろしくご審議のうえご決定くださるよう、お願いをいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日程第14「第12号議案 平成16年度豊能町一般会計補正予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  辻助役。 ○助役(辻 寛起君)  それでは、第12号議案、平成16年度豊能町一般会計補正予算につきまして、その提案理由をご説明させていただきます。  お手元の補正予算書の、まず1ページをごらんください。  平成16年度豊能町一般会計補正予算(第8回)でございます。  第1条といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ4,041万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ80億3,638万6,000円とするものでございます。  補正後の款項の区分及び歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから4ページの「第1表 歳入歳出予算補正」に記載のとおりでございます。  続きまして、第2条といたしまして、繰越明許費の設定でございますが、これにつきましては第5ページの「第2表 繰越明許費」に記載のとおりでございますが、東西巡回バス運行整備事業補助金につきましては、バス購入経費など、阪急バス株式会社に対し助成する経費を12月定例会で議決をいただきましたが、事業費の確定が今年度中に見込めないため、補助金を全額繰越するものでございます。  次に、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金につきましては、同組合で進められておりますごみ処理施設建設工事の進捗状況に伴い、豊能町の負担分245万7,000円を繰り越しするものでございます。また、高山地区で進めております農空間整備事業につきましては、地元調整の遅れなどにより農道整備工事が今年度中に終えることができない見通しであることから、関連経費5,500万円を繰り越しするものでございます。  それから、戻りまして、第3条といたしまして地方債の変更でございますが、6ページの「第3表 地方債補正」に記載しております児童福祉施設整備事業債でございますが、起債対象事業であります吉川保育所大規模改修につきまして、事業費が確定したことに伴い720万円減額するものでございます。  それでは、今回の歳入歳出予算の補正内容につきましてご説明申し上げます。  まず、歳出についてご説明申し上げます。  13ページをお開きください。  一般管理費でございますが、退職手当につきましては3月31日付で予定している定年前早期退職1名及び自己都合退職1名に係る所要経費1,307万8,000円を計上するものでございます。  情報公開・個人情報保護事業の印刷製本費につきましては、現在、個人情報保護条例の見直し作業を行っているところでございますが、年度内に終えることができなくなったことから、今年度は手引書の作成を見送り、不用額を減額するものでございます。  一般管理事業につきましては、豊能郡美化センターにおける建物収去土地明渡し等請求事件に係る和解について、9月臨時議会で議決をいただきましたが、当該事件に係る弁護士報酬を178万5,000円計上するものでございます。  また、参議院議員通常選挙に係る通信運搬費を実績により減額するものでございます。  次に、電子計算費でございますが、イントラネットに係る保守管理委託料につきまして契約差金を減額するものでございます。  次に、賦課徴収費でございますが、固定資産鑑定評価及び評価修正業務等に係る委託料につきまして、入札差金など不用額187万3,000円を減額するものでございます。  次に、14ページから15ページにかけてでございますが、参議院議員通常選挙費及び豊能町長選挙費につきまして、人件費をはじめ各経費の不用額を減額するものでございます。  次に、社会福祉総務費でございますが、障害者計画の見直しについて今年度の実施を見送るため、事業費286万5,000円を減額するものでございます。  次に、老人福祉費でございますが、老人保健事業に係る医療給付費等の増額に伴い一般会計負担分538万5,000円を同特別会計へ繰り出すものでございます。  16ページをお開きください。  児童福祉施設費でございますが、吉川保育所大規模改修に係る監理業務委託料及び工事請負費、また、双葉保育所大規模改修に係る設計業務委託料につきまして、入札差金による不用額など合わせて1,319万円を減額するものでございます。  次に、公害対策費でございますが、町内河川の水質測定に係る委託料の入札差金を減額するものでございます。  次に、17ページでございますが、塵芥処理費でございますが、ごみ減量化・再資源化事業につきましては、植木剪定くず収集作業を直営で行ったことなどによる賃金の不用額、ごみ減量化計画の第2次の策定業務委託料の入札差金及びごみ収集委託料の契約差金、ごみ減量化推進員視察バス借上料の不用額及びごみ搬送の実績見込みによる高速道路通行料の不用額、合わせて353万円を減額補正するものでございます。  また、ごみ処理施設整備事業につきましては、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金の精算見込みに伴い131万8,000円を減額するものでございます。  次に、労働諸費でございますが、地域就労支援事業の一環でありますパソコン教室に係る委託料の入札差金を減額するものでございます。  次に、18ページをお開きください。  農地費でございますが、農空間整備事業につきましては実績見込みにより土地購入費の不用額を597万3,000円減額するものでございます。  また、農水緑ふれあい交流事業でございますが、豊能エコ農業推進補助金につきまして、補助対象の確定により不用額を減額するものでございます。  次に、林業総務費でございますが、森林整備事業の実績により補助金を減額するものでございます。  次に、19ページでございますが、土木総務費でございますが、道路管理に係る分筆登記委託料の入札差金など、不用額138万5,000円を減額するものでございます。  次に、住宅管理費でございますが、住宅マスタープラン策定委託料の入札差金を減額するものでございます。  次に、消防施設費につきましては、野間口青少年総合スポーツセンターにおける消防用採水溝改修工事に係る入札差金を減額するものでございます。  次に、20ページをお開きください。  教育費の事務局費でございますが、教職員事務事業につきましては学校医に係る報酬の見直しなどによる不用額、使用料及び賃借料の不用額、合わせて116万円減額するものでございます。  また、学校教育充実事業でございますが、オンリーワン・スクール事業につきまして報償金の不用額を減額するものでございます。  次に、小学校費の教育振興費でございますが、プロジェクター等の備品購入に係る入札差金を減額するものでございます。  21ページの方でございますが、中学校費の学校管理費でございますが、賠償金につきましては第10号議案でご説明申し上げました吉川中学校運動場脇の路上で発生した事故の和解に伴う損害賠償金17万6,000円を計上するものでございます。  また、工事請負費につきましては、吉川中学校のスクールパーテーション整備及びプールろ過機の改修に係る入札差金737万8,000円を減額するものでございます。  次に、教育振興費でございますが、小学校費と同様でございますが、プロジェクター等の備品購入に係る入札差金を減額するものでございます。  次に、学校建設費につきましては、東能勢中学校改築に係る設計業務委託料の入札差金701万4,000円を減額するものでございます。  次に、図書館運営費でございますが、図書館の屋根シール補修に係る設計管理につきまして直営で行ったため、委託料の不用額を減額するものでございます。  次に、ホール運営費でございますが、空調設備や舞台機構などの保守管理委託料の入札差金、また、自主文化事業に係る委託料の不用額を減額するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  次に、歳入について、ご説明申し上げます。  10ページにお戻りください。  土木費国庫補助金でございますが、歳出の住宅管理費のところでご説明申し上げました住宅マスタープラン策定委託料の減額に伴う国庫補助金の減額でございます。  次に、教育費府補助金でございますが、ユーベルホールの自主文化事業に対し交付されるもので、交付額確定により増額するものでございます。  次に、労働費府補助金でございますが、歳出の労働諸費のところでご説明申し上げました地域就労支援事業の事業費減額に伴い府補助金を減額するものでございます。  次に、総務費府委託金でございますが、参議院議員通常選挙費等の減額に伴い、府委託金を減額するものでございます。  次に、11ページでございますが、財政調整基金繰入金でございますが、今回の補正による財源調整として財政調整基金からの繰り入れを3,545万8,000円減額するものでございます。
     次に、公共施設整備基金繰入金でございますが、当初充当を見込んでおりました吉川保育所大規模改修、吉川中学校スクールパーテーション整備及び東能勢中学校改築設計委託に係る経費の確定に伴い、公共施設整備基金からの繰り入れを合わせて1,700万円減額するものでございます。  次に、雑入でございますが、市町村振興助成金につきましては、複数の市町村が広域的に共同で実施する事業に対し助成されるものでありまして、このたび交付額の決定により減額するものでございます。  次に、市町村振興宝くじ交付金につきましては、宝くじの販売実績に基づき118万1,000円増額するものでございます。  次に、ユーベルホールチケット販売収入につきましては、実績見込みにより210万円増額するものでございます。  次に、その他でございますが、歳出のところでご説明申し上げました吉川中学校運動場脇の路上で発生した事故の和解に伴う損害賠償金に対する保険金でございます。  次に、府町村非常勤職員公務災害補償基金返戻金でございますが、大阪府町村非常勤職員公務災害補償組合の解散に伴う財産処分に関する協議について、10月臨時会で議決をいただきましたが、このたび返戻金の額が確定したことにより2,029万7,000円を計上するものでございます。  次に、豊能郡環境施設組合人件費負担金でございますが、1月11日付人事異動に伴いまして、同組合の局長を本町から派遣することとなったため、派遣職員の人件費負担分として組合からの歳入114万円を計上するものでございます。  12ページの方をお開きください。  民生債でございますが、6ページの地方債補正のところでご説明申し上げましたとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきご決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  日程第15「第13号議案 平成16年度豊能町老人保健特別会計補正予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  それでは、第13号議案、平成16年度豊能町老人保健特別会計補正予算(第3回)をご説明いたします。  お手元の補正予算書1ページをお開き願います。  既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,091万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億1,492万5,000円とするものでございます。  それでは、歳出からご説明をいたします。  5ページをお開き願います。  医療諸費・医療給付費7,956万6,000円、同じく医療費支給費129万8,000円、同審査支払手数料4万9,000円の補正でございますが、1人当たり医療費の増加などにより医療費審査支払手数料が当初予算より増額となる見込みであるために補正させていただくものでございます。  歳出は以上でございます。  続きまして、歳入のご説明をいたします。  戻っていただき4ページをごらん願います。  支払基金交付金4,860万円、次の国庫支出金・医療費国庫負担金2,154万3,000円、府支出金・医療費府負担金538万5,000円並びに5ページの繰入金538万5,000円の増額補正でありますが、それぞれの公費負担割合の額をそれぞれ補正をいたすものでございます。  説明は以上です。よろしくご審議いただきご決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(池田勇夫君)  この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。           (午前11時55分 休憩)           (午後 1時01分 再開) ○副議長(秋元美智子君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第16「第14号議案 平成17年度豊能町一般会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  辻助役。 ○助役(辻 寛起君)  それでは、第14号議案、平成17年度豊能町一般会計予算につきまして、その提案理由をご説明させていただきます。  お手元の予算書の5ページをお開きください。  平成17年度豊能町一般会計予算でございます。  第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は、それぞれ71億1,100万円と定めるものでございます。これを平成16年度当初予算と比較しますと、額にして6億9,100万円、率にして8.9%の減となっております。  款項の区分及び歳入歳出予算の金額は、6ページから11ページの「第1表 歳入歳出予算」に記載のとおりでございます。  次に、第2条といたしまして継続費でございますが、地方自治法第212条第1項の規定により継続費を設定する事業、経費の総額、履行の年度及び年割額は、12ページの「第2表 継続費」に記載のとおりでございますが、東能勢中学校南館の改築事業につきまして、平成17年度及び平成18年度の2カ年で総額7億9,377万円を計上するものでございます。  5ページにお戻りください。  第3条といたしまして債務負担行為でございます。地方自治法第214条の規定により債務を負担する事項、期間及び限度額は、13ページの「第3表 債務負担行為」に記載のとおりでございますが、任期満了に伴う議員用パソコンの更新による借り上げ4カ年、訪問看護ステーションの公用車の増車による借り上げ5カ年、中央公民館図書室コンピューターシステムの更新による借り上げ3カ年、スポーツセンターシートスの運営委託業務2カ年でございます。  また、5ページにお戻りください。  次に、第4条といたしまして地方債でございます。地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、14ページの「第4表 地方債」に記載のとおりでございますが、1児童福祉施設整備事業債につきましては、双葉保育所の大規模改修に係る財源措置としまして3,690万円を発行するものでございます。  2の義務教育施設整備事業債につきましては、東能勢中学校南館の改築に係る財源措置としまして、1億790万円を発行するものでございます。  3町民税等減税補てん債につきましては、町民税の恒久的減税影響額の補てん措置として4,900万円を発行するものでございます。  4臨時財政対策債につきましては、平成13年度から地方交付税の財源不足の補てんとして措置されてまいりましたが、引き続き、平成17年度におきましても3億4,400万円措置されるものでございます。  もう一度5ページにお戻りください。  次に、第5条といたしまして一時借入金でございますが、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額を5億円と定めるものでございます。  次に、第6条といたしまして地方自治法第220条第2項ただし書きの規定による歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用としておりまして、従来どおり、同一款内における人件費について流用をお願いするものでございます。  それでは、歳入歳出予算の内容につきまして、主なものをご説明申し上げます。  最初に、歳出について、平成16年度当初予算と比較し、目の増減額の特に大きいもの、また、町の施策として新たなものを中心にご説明申し上げます。  45ページをお開きください。  款2総務費・目1一般管理費につきましては2,570万6,000円の減となっておりますが、これは平成17年度の定年退職者等を予定していないため、1人件費事業の退職手当が皆減していることなどが主な理由でございます。  次に、61ページの目2賦課徴収費でございますが、平成16年度に固定資産土地の評価替えに係る鑑定評価及び時点修正作業等の経費を計上いたしておったところでございまして、その分が1,474万1,000円の減となっております。  次に、63ページの目1戸籍住民基本台帳費につきましては、1,632万6,000円減少しております。これの主な理由は、平成16年度に戸籍システム導入に係る経費を計上していたことなどでございます。  次に、65ページの目3豊能町議会議員一般選挙費でございますが、町会議員の任期満了に伴い、平成17年9月に予定しております豊能町議会議員一般選挙の実施に伴う経費を新たに計上しております。  次に、67ページの目1統計調査費につきましては、平成17年10月1日を基準に行われます国勢調査に係る所要経費を計上しております。  次に、78ページの款3民生費・目2老人福祉費でございますが、これにつきましては3,934万7,000円増加しております。この主な増加理由は、79ページの7介護保険特別会計事業勘定繰出金事業につきまして、同特別会計における給付費の増、また、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第3期策定に係る経費を新たに計上するなどにより増加しており、また、82ページ、12老人保健特別会計繰出金事業につきまして、同特別会計における医療費の増などに伴い増加しているためなどでございます。  なお、要介護認定前の高齢者を対象にNPOが民家を利用して行う街かどデイサービス支援などに介護予防を目的とした事業を79ページの8高齢者自立活動支援事業に新たに計上しております。  次に、84ページの目5交通安全対策費でございますが、巡回バスにつきまして、より一層の利便性の向上を図るため、さらに西地区内においても運行を開始するとともに東西区間の増便を行うため、所要経費を新たに計上し増額となっております。  次に、90ページ、目2児童福祉施設費でございますが、91ページの3保育所施設整備事業につきましては、平成16年度に行いました吉川保育所の大規模改修に引き続き双葉保育所につきましても耐震強度を上げるためなど大規模改修を行うものでございます。  次に、92ページの目3児童措置費でございますが、平成16年6月に児童手当法等が改正され、児童手当の支給期間が延長されたことなどに伴い2,087万9,000円の増となっております。  次に、94ページの款4衛生費・目1保健衛生総務費でございますが、これにつきましては3,834万8,000円減少しております。主な理由は、一般職に係る人員が減になったことなどに伴い、1人件費事業が減になったことや、95ページの3国民健康保険特別会計診療所施設勘定繰出金事業につきまして、同特別会計の人件費が減少したことなどに伴い繰出金が減少したこと。また、96ページの6野間口地域下水道特別会計繰出金事業につきまして、同特別会計の公債費がなくなったことなどにより繰出金が減少したことなどでございます。  それから、96ページの目2予防費でございますが、97ページの3成人健康診査・相談事業に乳がんの早期発見を目的としたマンモグラフィを用いた乳がん検診の経費を新たに計上いたしております。  次に、99ページの目4保健センター運営費でございますが、平成16年度に計上しておりました老朽化に伴う空調等施設の改修に係る経費が減となっていることなどにより1,381万2,000円の減となっております。  次に、104ページの目1塵芥処理費につきましては2,956万4,000円の増となっております。主な理由は、次の105ページの3ごみ処理施設整備事業に計上しております猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金につきまして、同組合が進められておりますごみ処理施設建設工事など所要経費の増額に伴い負担金が増となっていることが主な理由でございます。  次に、108ページの款6農林水産業費・目2農業総務費でございますが、1人件費事業に計上しております一般職に係る人員が増になったことなどに伴い1,444万円の増となっております。  次に、111ページの目4農地費につきましては、5,914万9,000円の減となっておりますが、主な理由は、平成15年度より引き続き実施しております高山地区における2農空間整備事業に係る事業費の減でございます。  次に、122ページの款8土木費・項2道路橋梁費でございますが、目1道路維持費、それから、次の123ページの目2道路舗装費及び目3交通安全施設整備費につきまして、各事業費を計上しておりますが、合わせて1,758万4,000円の減となっております。  次に、134ページの款10教育費・目2事務局費でございますが、人件費事業に計上しております一般職に係る人員が増になったことなどに伴い798万3,000円の増となっております。  また、小中学生への支援の一環としまして、大阪府の不登校緊急対策事業を受託するなど、不登校対策に係る所要経費を138ページの3学校教育充実事業に新たに計上いたしております。  それから、139ページの項2小学校費の目1学校管理費につきましては、3,183万2,000円の減となっておりますが、平成16年度と比べまして、小学校の施設の整備に係る所要額が減ったことが主な理由でございます。  また、高山地区児童が遠距離となる東能勢小学校へ通学するための支援に係る経費を、140ページの2小学校運営事業に新たに計上いたしております。  次に、142ページの項3中学校費の目1学校管理費につきましては、1,679万円の減となっておりますが、平成16年度と比べまして中学校の施設の整備に係る所要額が減ったことが主な理由でございます。  次に、145ページの目3学校建設費でございますが、12ページの継続費のところでご説明申し上げました東能勢中学校南館の改築事業につきまして、平成17年度の所要経費3億1,962万2,000円を計上するものでございます。  次に、148ページの目1社会教育総務費でございますが、1人件費事業に計上しております一般職に係る人員が減になったことなどに伴い1,385万5,000円の減となっております。  次に、155ページの目4図書館運営費につきましては、平成16年度に策定された子ども読書活動推進計画に基づき、読書ボランティアの養成に取り組むなど、所要経費に図書館運営事業に計上しております。  次に、160ページの目1スポーツ振興費でございますが、平成16年度に野間口青少年スポーツセンターの駐車場の舗装及びプールの日よけの設置等に係る経費を計上していたことから、1,245万2,000円の減となっております。  次に、165ページの款11公債費・目1元金でございますが、平成7年度、8年度に借り入れました減税補てん債7億5,600万円につきまして、国の財政措置に基づき、平成16年度に満期一括償還を行い借り替えを行ったことなどにより7億9,421万3,000円の大幅な減となっております。  また、166ページの目2利子でございますが、平成16年度に行いました減税補てん債の借り替えにつきまして、利率の確定に伴い減額となったことなどにより、2,800万5,000円の減となっております。  歳出の説明は以上でございます。  引き続きまして、歳入でございますけれども、17ページにお戻りください。  款1町税につきましては、総額25億5,740万3,000円で、平成16年度と比較しますと1,369万7,000円の減でございます。  次に、20ページをお開きください。  項1町民税の目1個人につきましては、15億4,030万3,000円を計上しており、対前年度1,902万3,000円の増でございます。  次に、項2・目1固定資産税につきましては、9億895万6,000円を計上しており、対前年度3,414万4,000円の減でございます。主な減の理由は、土地評価額の時点修正に伴うものでございます。  次に、21ページの款2地方譲与税から24ページの款11交通安全対策特別交付金につきましては、国が定めます地方財政計画及び平成16年度の決算見込み等を参考にいたしまして計上しているものでございます。  なお、21ページの款2地方譲与税・目1所得譲与税につきましては、平成16年度に引き続き、国における三位一体の改革の一環であります国庫補助負担金の一般財源化に対応して所得税の一部を税源移譲されたもので4,800万円の増となっております。  また、24ページの款10地方交付税でございますが、42ページの方に計上しております款21町債・目4臨時財政対策債とあわせまして、平成16年度と比較しますと、国における三位一体の改革の影響などを受け、1億8,050万円の大幅な減となっております。  次に、24ページの款12分担金及び負担金、それから25ページから29ページの款13使用料及び手数料、29ページから36ページの款14国庫支出金及び款15府支出金等につきましては、歳出のところでご説明申し上げました経費の特定財源として計上いたしておりますので、説明は省略させていただきます。  なお、21ページの款2地方譲与税・目1所得譲与税のところでご説明申し上げました、国における三位一体の改革の一環であります国庫補助負担金の一般財源化につきましては、老人入所措置費国庫負担金、児童生徒就学援助費国庫補助金、在宅高齢者総合支援等事業府補助金などが影響を受け、減となっております。  次に、37ページの款18繰入金・項1特別会計繰入金の目の下水道事業特別会計繰入金でございますが、平成16年度に公共下水道水洗便所改造資金貸付基金の減額に伴い、下水道特別会計より一般会計へ戻しいれたものでございまして、4,000万円の皆減により廃目するものでございます。  次に、38ページの款18繰入金・項2基金繰入金でございますが、財源措置としまして財政調整基金をはじめ各基金より総額で対前年度1億9,800万円増の9億1,793万6,000円を繰り入れるものでございます。  なお、目1財政調整基金繰入金につきましては、対前年度4,500万円増の5億円を繰り入れるもので、また、目3公共施設整備基金繰入金の充当事業と充当額につきましては、双葉保育所大規模改修に2,700万円、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金に5,000万円、農空間整備事業に6,200万円、東能勢中学校南館の改築に1億5,000万円で、対前年度1億7,000万円増の合計2億8,900万円でございます。  最後に、41ページの款21町債でございますが、最初に第4条の地方債のところでご説明申し上げましたとおりでございますので、省略させていただきます。  なお、42ページの目3町民税等減税補てん債につきましては、165ページの歳出の公債費のところでご説明申し上げました、平成7年度、8年度の減税補てん債の借り替えをするため、平成16年度に借替え債を7億5,600万円計上しておりましたので、大幅な減となっております。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきご決定賜りますようお願いいたします。
    ○副議長(秋元美智子君)  日程第17「第15号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定予算の件」、日程第18「第16号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計診療所施設勘定予算の件」、以上2件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  それでは、第15号議案、平成17年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  17年度予算につきましては、加入被保険者数8,130人、世帯総数4,221世帯、1人当たりの医療費を37万2,735円と見込んだ予算でございます。  また、医療保険制度改革に伴い国民健康保険制度につきましても見直しされ、国庫負担率を引き下げ、都道府県に一部肩代わりさせる仕組みが導入されることになりました。17年度におきましては給付費に対する定率国庫負担分が40%から36%に、国保財政調整交付金が10%から9%に減額となり、その減額分といたしまして新たに都道府県財政調整交付金として大阪府より5%の交付と変更になります。  また、低所得者の保険料軽減分を公費で埋め合わせる保険基盤安定制度の都道府県負担を、現行の4分の1から4分の3に引き上げるなどの改革が行われますので、その点を考慮した予算編成となっております。  では、お手元の予算書の185ページをお開き願います。  第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ17億8,201万4,000円とするものであります。前年度当初予算と比較いたしまして1億4,646万5,000円増、前年度費9.0%増の予算額とするものでございます。  第2条といたしまして、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は5,000万円と定めるものでございます。  第3条といたしまして、歳出予算の流用につきまして、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定による歳出予算の各項の経費の金額を流用することができるものにつきまして、給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での流用ができることを定めたものでございます。  内容につきまして、まず、歳出から、主なものにつきましてご説明をいたします。  201ページをお開き願います。  総務費の一般管理費でございますが、3,424万6,000円で、対前年度比5.1%の増でございます。この経費の主なものは、職員人件費や電算処理委託に係る経費であります。  202ページをお開き願います。  総務費の徴税費でございますが、保険税の徴収事務に係る経費でありまして、174万4,000円を計上しております。  203ページから204ページの保険給付費でございますが、療養諸費10億2,683万1,000円で、対前年度比13.3%でございまして、過去の実績と平成16年度の決算見込みを勘案し予算計上をしております。  次の保険給付費の高額療養費7,166万6,000円、対前年度比12.9%増でありまして、平成16年度の決算見込みを勘案して算定予算計上しております。  207ページをお開き願います。  老人保健拠出金でございますが、対前年度比5.2%増、4億832万3,000円の計上であります。社会保険診療報酬支払基金に対して拠出する経費であります。  208ページをお開き願います。  介護納付金でございますが、1億3,349万1,000円、対前年度比20.7%増であります。これは介護保険に係る負担分として第2号被保険者の保険税と国庫負担金とをあわせまして社会保険診療報酬支払基金に対し拠出する経費でございます。  共同事業拠出金・高額医療費共同事業拠出金2,442万9,000円でございますが、保険者におきまして予想が困難な高額な医療費が発生した場合、国保財政に大きな影響を与えるために国保連合会が実施主体となりまして再保険事業が実施されており、その拠出金でございます。  210ページをお目を通していただきたいと思います。  繰出金243万6,000円でございますが、診療所施設勘定特別会計への繰出金でございまして、特別調整交付金として国より交付される額を繰り出すものでございます。  続きまして、歳入の説明をさせていただきます。  195ページにお戻り願います。  国民健康保険税でございますが、対前年度比4.9%増の6億4,095万2,000円を計上しております。このうち3,934万6,000円につきましては介護納付金分であります。また、1人当たりの保険税調定額は、医療費分について7万4,681円、対前年度決算見込みと比べ0.3%の増、介護分につきましては1万5,412円で、対前年度比2.2%の増、医療費分と介護分をあわせました全体の保険税は7万9,623円で、対前年度比0.5%の増額となっております。  196ページをお開き願います。  国庫支出金・国庫負担金3億4,674万5,000円でございますが、療養給付費等負担金につきましては、保険給付費老人保健拠出金並びに介護納付金に対する定率36%であります。  高額共同事業負担金は、歳出で説明しました拠出金の4分の1の負担金であります。  事務費負担金につきましては、国保制度改革により負担金がなくなりますので廃目でございます。  次の、国庫補助金6,053万6,000円でありますが、普通調整交付金は主に財政負担能力を考慮して配分されるもので、市町村間の財政力の不均衡を調整するため交付されるものでございます。  また、特別調整交付金につきましては、市町村の特殊事業がある場合に考慮して交付されるものでございます。  次の、療養給付費交付金4億3,617万6,000円でございますが、退職者に係る医療費から保険税を控除した額と退職者に係る老人保健医療費拠出金相当額、それと退職者の介護に係る保険税の軽減分が支払基金から交付される額を計上しております。  次に、197ページの府補助金・財政調整交付金4,457万4,000円でございますが、冒頭で述べました国保制度改革に伴い新たに創設された交付金であります。  198ページをお開き願います。  繰入金・一般会計繰入金でありますが、1億1,936万7,000円計上しております。これは保険基盤安定繰入金、また、職員給与費等繰入金など、交付税に算入されている分につきまして、一般会計から繰り入れるものでございます。  以上、平成17年度国民健康保険特別会計事業勘定予算につきまして、主なものについてご説明いたしました。  引き続きまして、第16号議案、平成17年度豊能町国民健康保険特別会計診療所施設勘定予算につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  221ページをお開き願います。  第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,900万4,000円と定めるものでございます。  16年度当初予算と比較いたしまして999万5,000円減の予算額となっております。  第2条といたしまして、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は5,000万円と定めるものでございます。  第3条につきましては、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定による歳出予算の各項の経費の金額を流用することができるものにつきまして、給料、職員手当及び共済費については予算に過不足を生じた場合における同一款内での流用ができることを定めたものでございます。  それでは、内容につきまして歳出から、その主なものにつきましてご説明をいたします。  233ページをお開き願います。  総務管理費・一般管理費7,625万9,000円計上しております。この経費は、主に職員人件費並びに診療所の管理運営費に要する経費でございます。  次に、235ページの医業費4,691万3,000円でありますが、診療に要する各種検査や歯科技工料などの委託料、また、医薬材料費使用料・賃借料につきましては、内科・歯科用コンピューターのリース料などの経費を計上しております。  236ページをお開き願います。  公債費でございますが、診療所建設起債に対します償還金でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入の説明をいたします。  229ページをお開き願います。  229ページから230ページにかけて記載の診療収入の外来収入8,940万4,000円、その他の診療報酬900万円でございますが、平成16年度の実績などにより計上しております。  231ページの繰入金でございますが、一般会計から2,760万円、そして、第1種へき地直営診療施設の運営費補助としまして243万6,000円が国民健康保険特別会計からそれぞれ繰り入れをするものでございます。  以上、平成17年度診療所施設勘定予算の主なものにつきましてのご説明でございます。よろしくご審議のうえご決定賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第19「第17号議案 平成17年度豊能町老人保健特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  それでは、第17号議案、平成17年度豊能町老人保健特別会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  お手元の予算書247ページをお開き願います。  第1条としまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ18億8,608万2,000円と定めるものでございます。対前年度当初予算と比較いたしまして6,417万7,000円、3.5%の増であります。  それでは、歳出から主なものにつきましてご説明をいたします。  257ページをお開き願います。  医療諸費の医療給付費18億4,680万円でございますが、対前年度当初予算より3.5%の増額であり、平成16年度の医療費を勘案し予算計上としております。  医療費支給費3,468万円につきましても同様な算定を行い、3.3%の増額を見込んでおります。  審査支払手数料でございますが、760万円であり、対前年度2.1%の増額予算としております。  続きまして、歳入のご説明をいたします。  255ページをお開き願います。  支払基金交付金11億112万9,000円でございますが、医療諸費と審査支払手数料につきまして、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものを計上しております。  次の、国庫負担金5億2,330万2,000円でございますが、その分につきましては国から。次の、府負担金1億3,082万6,000円につきましては大阪府から。次のページ、256ページでございますが、繰入金1億3,082万2,000円は豊能町分からの繰り入れでございます。それぞれ医療諸費につきまして各負担割合に基づいて交付されるものを計上しておるところでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のうえご決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第20「第18号議案 平成17年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上林生活福祉部長。 ○生活福祉部長(上林 勲君)  それでは、第18号議案 平成17年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  お手元の予算書、261ページをお開き願います。  第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億2,117万3,000円と定めるものでございます。前年度と比較いたしまして6,754万6,000円、6.4%増額の予算とするものでございます。  第2条といたしまして、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものでございます。  第3条といたしまして、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れ限度額は1億円と定めるものでございます。  第4条といたしまして、歳出予算の流用につきまして、給料、職員手当、共済費及び保険給付費について予算額に過不足が生じた場合における同一款内での流用をお願いするものでございます。  内容につきまして、歳出からその主なものにつきましてご説明をいたします。  276ページをお開き願います。  総務費・総務管理費・一般管理費3,530万2,000円、対前年度比5.5%の増でございまして、これは第3期計画策定に伴います介護保険システム改修費などの計上により増額となっております。  278ページをお開き願います。  介護認定審査会費の認定調査費等1,225万1,000円、対前年度比5.2%の増でございます。これは申請件数の増を見込んでおりまして、意見書作成の手数料や業務委託料の要介護認定調査委託料で増額をいたしております。  次の、介護認定審議会共同設置負担金1,197万5,000円でございますが、これにつきましては1市2町、池田市、能勢町、豊能町によります審査会の負担金でございます。  279ページでございます。  総務費の趣旨普及費224万5,000円につきましては、介護相談員派遣事業や介護保険制度の周知啓発に係る経費でございます。  次の、総務費・計画作成等委員会費につきましては、第3期の高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画策定に係る補助業務の委託料などを計上したため大幅な増となっております。  280ページをお開き願います。  282ページにかけて記載しておりますが、保険給付費の介護サービス等諸費でございますが、平成15年度から平成17年度までの3年間の介護費用の推計に基づきまして、平成17年度の予算額を推計いたしております。前年度と比べまして5,197万2,000円の増、10億1,437万1,000円を計上しております。  要介護1から5に判定された方が利用される居宅介護サービス、施設介護サービス、あるいは居宅介護福祉用具購入費などの各種サービス費に係ります給付費でございます。
     次の、保険給付費・支援サービス等諸費でございますが、先ほどの介護サービス等諸費と同様に、平成17年度の介護費用推計により計上いたしております。前年度と比べまして889万9,000円増の2,801万円を計上いたしております。これにつきましては、要支援と判定された方に対する各種サービスに係る給付費を計上いたしております。  283ページ、保険給付費・高額介護サービス等費257万2,000円につきましては、介護サービスの1割の負担額がそれぞれの月額の上限額を超えた場合など、利用者負担の軽減を図るために、その超えた額を給付する費用でございます。  284ページをお開き願います。  基金積立金・介護給付費準備基金積立金76万9,000円につきましては、中期財政運営のために積み立てるものでございます。  次に、歳入につきましてご説明を申し上げます。  271ページをお開き願います。  介護保険料でございますが、国のワークシートに基づきまして3年間の介護保険サービス見込み額の平均で算出しております。1億9,102万2,000円を計上いたしております。  国庫支出金・介護給付費国庫負担金・現年度分につきましては、国の負担分といたしまして介護給付費の20%に相当する額2億1,028万6,000円を計上いたしております。  272ページをお開き願います。  国庫補助金・現年度分調整交付金3,196万3,000円につきましても同様に介護給付費の3.04%に相当する額を計上いたしております。  次の、支払基金交付金・介護給付費交付金3億3,645万6,000円につきましても同様に、介護給付費の32%に相当する額を計上いたしております。  府支出金・介護給付費府負担金につきましても同様に、介護給付費の12.5%に相当する額1億3,142万8,000円を計上いたしております。  273ページでございますが、繰入金・一般会計繰入金の介護給付費繰入金でございますが、町の負担分といたしまして介護給付費の12.5%と、その他一般会計繰入金で、人件費や事務費分といたしまして交付税に算入されております分などを合わせまして1億9,844万9,000円を計上いたしております。  274ページをお開き願います。  繰入金・基金繰入金につきましては、介護給付費準備基金から第1期の余剰分等他の経費を合わせまして2,092万5,000円を繰り入れするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきご決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第21「第19号議案 平成17年度豊能町簡易水道特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  ただいま上程されました、第19号議案、 平成17年度豊能町簡易水道特別会計予算の件につきまして、ご説明申し上げます。  予算書の297ページをお開きいただきたいと思います。  第1条の、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6億2,248万9,000円と定めるものであります。  第2条の地方債は、地方自治法第230条第1項の規定により、301ページの「第2表 地方債」のとおりであります。  第3条の、一時借入金は、地方自治法第235条の3第2項の規定により最高限度額を1億円と定めるものであります。  第4条の、歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書により、歳出予算からご説明申し上げます。  306ページをお開き願いたいと思います。  総務費は、3,902万8,000円であります。これは簡易水道事業の管理運営に要する費用で、前年度に比べ1,085万7,000円の増であります。増の要因といたしまして、簡易水道施設の資産台帳作成業務を新たに計上したことによるものであります。主な費用といたしましては、人件費事業2,495万円、簡易水道運営事業で1,407万8,000円であります。  水道施設費は5億1,205万1,000円であります。これは施設管理費や拡張整備に要する費用で、前年度に比べ1億3,637万円の増であります。増の要因といたしましては、府営水道導入のための施設工事負担金の増によるものであります。主な費用といたしましては、豊能町簡易水道施設管理事業で7,854万5,000円、人件費事業で93万6,000円、豊能町簡易水道拡張整備事業で4億3,257万円であります。  公債費は6,991万円であります。これは簡易水道統合整備事業等に要する簡易水道債の償還金で、前年度に比べまして670万4,000円の増であります。増の要因といたしましては、16年度の起債分の償還額が増えたことによるものであります。  次に、予備費は150万円を計上しております。  次に、歳入予算についてご説明を申し上げます。  305ページをお願いいたします。  分担金及び負担金63万1,000円を計上しておりまして、これは昨年度と同額であります。  使用料及び手数料で9,654万6,000円であります。前年度に比べまして48万5,000円の減であります。これは一般家庭の使用水量が若干減少したものによるものでございます。  国庫支出金では8,641万4,000円でありまして、前年度に比べまして3,283万9,000円の増であります。これは簡易水道施設整備費国庫補助金で、事業費の増によるものであります。  財産収入で1,000円。  寄附金で1,000円であります。  繰入金で5,305万9,000円であります。前年度に比べまして421万3,000円の増でありますが、これは起債償還の増によるものでございます。  繰越金で3,282万9,000円であります。  諸収入は810万8,000円でございます。これは預金利子、消火栓維持管理費、消費税還付金、受託収入であります。  町債では3億4,490万円であり、前年度に比べまして1億2,670万円の増であります。これは事業量の増によるものでございます。  以上、どうぞよろしくご審議いただきましてご決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第22「第20号議案 平成17年度豊能町下水道事業特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  第20号議案、平成17年度豊能町下水道事業特別会計予算の件について、ご説明を申し上げます。  予算書の325ページをお開きください。  第1条の、平成17年度の予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億4,393万8,000円と定めるものでございます。  第2条の、地方債につきましては、地方自治法第230条第1項の規定により、328ページの「第2表 地方債」のとおりであります。  第3条の、一時借入金につきましては、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は3億円と定めるものであります。  第4条の、歳入歳出の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定によりまして各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりましてご説明を申し上げます。  332ページの歳出より説明をさせていただきます。  下水道費は3億5,848万1,000円であります。これは東部地区下水道整備工事によりまして前年度に比べまして5,774万9,000円の減であります。主な費用といたしまして、下水道総務費の人件費事業で64万8,000円、下水道運営事業で5,010万3,000円、下水道維持管理費の人件費事業で1,510万3,000円、下水道施設管理事業として1億3,679万9,000円、下水道整備費の人件費事業として2,948万6,000円、公共下水道建設事業で1億2,629万2,000円で、水洗便所普及費の水洗便所普及事業で5万円を計上しております。  公債費は2億8,445万7,000円であります。これは償還金や利子等に係る費用で、前年度に比べまして669万4,000円の増であります。増の要因といたしましては、平成11年度債の元金の返済が始まったためであります。  予備費は100万円を計上させていただいております。  続きまして、歳入の説明を申し上げます。  予算書の331ページをお開き願いたいと思います。  分担金及び負担金は248万3,000円であります。これは下水道事業費負担金で、前年度に比べまして109万2,000円の減であります。  使用料及び手数料は1億5,077万4,000円で、前年度に比べまして6万3,000円の増であります。内訳といたしましては、下水道使用料で1億5,075万8,000円、下水道手数料で1万6,000円であります。  財産収入は、利子及び配当金で6,000円であります。これは下水道建設基金の運用収入で、前年に比べまして2万6,000円の減であります。  繰入金は4億541万8,000円で、前年に比べまして4,753万5,000円の減であります。減の要因といたしましては、特定環境保全公共下水道事業が減少したこと。昨年度は、公共下水道水洗便所改造資金貸付基金繰入金を計上しておりましたが、今年度はございませんので減となったものでございます。内訳といたしまして、一般会計からの繰入金で3億3,098万4,000円、下水道建設基金繰入金で7,034万2,000円、下水道債管理基金繰入金で409万2,000円であります。  繰越金は3,504万3,000円で、前年に比べまして1,513万4,000円の増であります。  諸収入は1万4,000円で、内訳といたしましては預金利子で1,000円、雑入で1万3,000円を計上しております。  町債は、下水道債で5,020万円で、前年に比べまして5,260万円の減であります。これは特定環境保全公共下水道事業が減少したことによるものであります。  説明は以上であります。ご審議をいただきましてご決定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第23「第21号議案 平成17年度豊能町土地取得特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  大西総務部長。 ○総務部長(大西健一君)  それでは、第21号議案 平成17年度豊能町土地取得特別会計予算について、提案の説明をいたします。  まず、351ページをお願いしたいと思います。  歳入歳出予算の総額をそれぞれ3万1,000円と定めるものでありまして、16年度と比べまして1万6,000円の減でございます。  続きまして、359ページをお願いしたいと思います。  歳入の主なものといたしましては、預金利子と繰越金であります。  続きまして、次のページ、360ページをお願いいたします。  歳出の主なものは、予算書及び決算書の印刷製本費や土地開発基金積立金であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第24「第22号議案 平成17年度豊能町野間口地域下水道特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  第22号議案、平成17年度豊能町野間口地域下水道特別会計予算につきまして、ご説明いたします。  363ページをお開き願います。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ799万9,000円と定めるものでありまして、対前年度比68.2%減であります。  369ページの事項別明細書によりまして歳入から説明させていただきます。  分担金及び負担金でありますが、一般家庭及び事業所よりの収入で、昨年と同額の240万2,000円を見込んでおります。  使用料及び手数料は下水の使用料で、307万7,000円を見込んでおります。  繰入金は一般会計からの繰入金で、251万8,000円を見込んでおります。  繰越金は前年度繰越金で、1,000円を見込んでいます。  諸収入は預金利子として1,000円を見込んでおり、歳入合計799万9,000円であります。  次に、370ページの歳出の施設費797万8,000円を計上しておりまして、主なものは、野間口処理場の維持管理経費であります。  次に、予備費を2万1,000円計上しております。
     次に、公債費は、建設時に借り入れました起債償還分でありますが、昨年度で償還済みでございます。  以上のことから、歳出合計が799万9,000円であります。  説明は以上でございます。よろしくご審議のうえご決定いただきますようお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第25「第23号議案 平成17年度豊能町生活排水処理事業特別会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  第23号議案、平成17年度豊能町生活排水処理事業特別会計予算について、ご説明します。  379ページをお開き願います。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,495万6,000円と定めるものでありまして、対前年度比23%の増であります。  385ページの事項別明細書によりまして、歳入から説明をさせていただきます。  分担金及び負担金でありますが、浄化槽の新設を行うに当たりまして1割の分担金、36万2,000円を徴収するものでございます。  使用料及び手数料は浄化槽使用料で、一般家庭及び事業所からの収入で197万2,000円を見込んでおります。  繰入金は一般会計からの繰入金で、1,262万円を見込んでおります。  繰越金は前年度繰越金で、1,000円を見込んでおります。  諸収入は預金利子収入を1,000円見込み、歳入合計1,495万6,000円であります。  次に、386ページの歳出の下水道費986万8,000円は、合併浄化槽の5人槽の1基新設分と維持管理費に要する経費であります。  次に、公債費503万8,000円を計上しており、これは建設時に借り入れた起債償還分でございます。  次に、予備費を5万円計上し、歳出合計1,495万6,000円であります。  説明は以上です。よろしくご審議のうえご決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第26「第24号議案 平成17年度豊能町水道事業会計予算の件」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  乾建設水道部長。 ○建設水道部長(乾 晃夫君)  ただいま上程されました、第24号議案、 平成17年度豊能町水道事業会計予算について、ご説明申し上げます。  予算書の1ページをお開き願います。  まず、第1条で、平成17年度豊能町水道事業会計は、次に定めるものでございます。  次に、第2条で、業務の予定量は、給水戸数6,117戸、年間総給水量211万6,000立方メートル、一日平均給水量5,797立方メートルを予定しており、主要な建設改良事業は、改良事業と拡張事業を行うものであります。  次に、第3条で定めるところの収益的収入及び支出であります。  まず、収入で、第1款の水道事業収益は、4億1,695万8,000円で、対前年度比7.6%の増であります。その内訳は、第1項の営業収益で3億7,990万7,000円、第2項の営業外収益で3,705万円、第3項の特別利益で1,000円でございます。  次に、支出で、第1款の水道事業費用は3億9,719万1,000円で、対前年度比2.1%の増であります。その内訳は、第1項の営業費用で3億6,743万9,000円、第2項の営業外費用で2,795万2,000円、第3項の特別損失で30万円、第4項の予備費で150万円であります。これにより17年度の単年度収支見込は1,976万7,000円の黒字を見込んでおります。  次に、2ページをお開き願います。  第4条で定めるところの資本的収入及び支出であります。  まず、収入で、第1款の資本的収入は8億533万9,000円で、対前年度比77.7%の増であります。これは企業債借り入れや工事負担金の増によるものであります。その内訳は、第1項の他会計繰入金で3,976万5,000円、第2項の企業債で3億9,050万円、第3項の工事負担金で3億7,507万4,000円であります。  次に、支出で、第1款の資本的支出は8億6,357万6,000円、対前年度比で68.1%の増となっております。これは継続事業で行っております電気計装機械設備工事の施行によるものであります。その内訳は、第1項の建設改良費で7億9,084万4,000円、第2項の企業債償還金及び水資源開発負担金償還金で7,273万2,000円であります。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,823万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金4,823万7,000円及び当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,000万円で補てんするものであります。  次に、第5条で定めるところの企業債であります。  起債の目的といたしまして、水道事業債で限度額を3億9,050万円として、起債の方法は証書借入または証券発行によるものといたしまして、利率を4%以内と定めるものであります。  次に、第6条で定めるところの一時金であります。  一時借入金の限度額は2億円と定めるものであります。  次に、第7条で予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、1の営業費用と2の営業外費用と定めるものであります。  次に、第8条で議会の議決を経なければ流用することのできない費用は、職員給与費7,746万7,000円と交際費5万円とするものであります。  次に、第9条で他会計からの繰入金は、水資源開発負担金元利償還金等補助のため一般会計から5,718万2,000円の繰り入れを受けるものであります。  第10条で棚卸資産の購入限度額は400万円と定めるものであります。  以下、予算実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書及び参考資料の説明につきましては省略をさせていただきます。  以上、よろしくご審議を賜りましてご決定いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○副議長(秋元美智子君)  日程第27「広報特別委員会の閉会中の所管事務調査の報告について」を議題といたします。  広報特別委員会委員長の報告を願います。  広報特別委員会委員長、木寺喜義議員。 ○広報特別委員会委員長(木寺喜義君)  それでは、閉会中の広報特別委員会所管事務調査の報告をいたします。  私たち広報特別委員会は、全国町村議長会及び財団法人全国町村議員会館主催によります平成16年度第2回町村議会広報研修会に、今年の2月16日から17日に、委員全員と事務局職員1名とで参加をいたしました。参加しました場所は、東京都千代田区にありますシェーンバッハ砂防(旧砂防会館)でございます。  この研修会の目的は、議会に対する住民の理解と関心を深めるため、議会広報の向上発展に資することであります。これは町村議長会の方で決められた目的であります。  研修会は、第1分科会から第3分科会までの3つの分科会に分かれておりました。北海道から沖縄県までの260名の広報委員と議会事務局職員が参加し、熱心に聴講し、盛大に開催されました。  研修会はどの分科会も、講師による「議会広報のあり方」と題した講演と、事前に提出されました各町村の広報紙を添削するクリニックが行われました。なお、この研修会でクリニックを受けるには、事前に百数十部という多数の広報紙が必要なことから、本町議会では提出はいたしておりません。そのかわりと言っては何ですが、最新の議会だより、前回、前号と前々号の2部を、参加している方に自由に見てもらいたいと10部程度ですが持参し、会場内のロビーに置いておきました。  まず、第1分科会は、講師が広報の評論家で広報コンクールの審査委員長であります保坂政和氏でございます。講演テーマは「編集姿勢と編集技術の再検討」であります。第2分科会は、広報コンサルタントで元山梨県身延町の議員でもあられました深沢 徹氏、講演テーマは「議会広報はこうつくる」でありました。第3の分科会は、コンクール審査委員でエディターの城市 創氏です。ご自身で編集事務所を構えておられる方でございます。講演は「広報編集のポイント」というテーマでございました。  私たち委員は、コンクールの審査委員長ということから、保坂氏が講師をされている第1分科会に参加をいたしました。氏は、「楽しい議会だより」や「やさしい議会だより」をはじめとして、多くの広報紙のつくり方の著書を出版されておられます。  以上のことから、私自身も期待を持って研修に臨みました。  講演は午後1時から1時間程度行われ、その後、事前に提出されました広報紙のクリニックが午後4時まで行われました。そして、翌2日目は、午前9時から12時まで使ってクリニックが行われました。  講演でのポイントでありますが、対応いたしますと、まず、1は、写真は非常に大切であり、スペースを十分取ること。一般質問では、答弁者も含めて顔写真を掲載するのがベターである。表紙写真は、必ず人物を入れること。その際、女性や子どもが最適であるということでした。2点目は、紙面を文字で埋め尽くさず、余白を十分取ること。大別しますと、文字が50%、写真が30%、余白は20%、これが基本的な姿であろうということでした。そして、3点目に、一目で読もうという気を起こすような見出しの立て方についてでございました。そして、4点目に、年に1回程度は一般質問で言ったことがどのように改善されたかということなどの追跡記事を掲載するように心がけることでございました。このようなことなど、コンクールの審査に当たっての評価ポイントを中心に強調をされました。  第1分科会でクリニックに提出されましたのは、鹿児島県姶良町議会でございます。これは平成16年度クリニック受けた442団体の優秀賞受賞議会でございます。そして、石川県津幡町議会、富山県入善町議会、茨城県新治村議会、北海道の浦河町議会でございます。鹿児島県姶良町議会の議会広報は、さすがに優秀賞を受賞されるだけありまして、実にあか抜けをしております。表紙を見ただけで、読んでみようという気がわいてくるすばらしいものでございまして、評価ポイントを実によく押さえていると直感いたしました。しかし、氏の講演とクリニックを聞いていて、幾度となく現地に指導に出かけておられることが察せられました。  しかし、それはそうといたしまして、各都道府県単位で広報研修会をされているのは事実でありまして、私たちといたしましては、大阪府の町村議長会に望むところでございます。  研修を終えました感想といたしましては、事前に期待して行ったにしてはちょっと期待はずれで残念でございました。といいますのは、氏は確かに存在価値は大きい、評価の高い方でございますが、ちょっと独断的でありまして、姶良町の広報紙を、いわば評価しすぎと言いますか、持ち上げすぎなところがありました。このことを裏返して言いますとですね、氏を招いて研修を受ければよいということになるのではないかという、そんな気さえ起こすような講演でございました。  いずれにいたしましても、本町議会は先輩たちが築いてこられました歴史があります。最近、住民のよい評価もいただいております。私たちとしては、もっと向上していかなければならないと思っております。楽しみのある議会だよりを目指して研鑽していかなければと、新たな思いをしている次第でございます。議員の皆さんも、どうかよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○副議長(秋元美智子君)  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  次回は、3月8日午前10時より会議を開きます。  どうもありがとうございました。             散会 午後2時22分 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 会議録署名議員の指名 会期の決定について 町長の施政方針について 第 2号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつ        いて 第 3号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつ        いて 第 4号議案 豊能町公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつ        いて 第 5号議案 豊能町法定外公共物管理条例制定の件 第 6号議案 豊能町選挙公報発行に関する条例改正の件 第 7号議案 豊能町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例及び豊能        町身体障害者等に対する見舞金の支給に関する条例改正の        件 第 8号議案 豊能町火災予防条例改正の件 第 9号議案 豊能町立公民館条例改正の件 第10号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて 第11号議案 指定管理者の指定について 第12号議案 平成16年度豊能町一般会計補正予算の件 第13号議案 平成16年度豊能町老人保健特別会計補正予算の件 第14号議案 平成17年度豊能町一般会計予算の件 第15号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定予算の
           件 第16号議案 平成17年度豊能町国民健康保険特別会計診療所施設勘定        予算の件 第17号議案 平成17年度豊能町老人保健特別会計予算の件 第18号議案 平成17年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算の件 第19号議案 平成17年度豊能町簡易水道特別会計予算の件 第20号議案 平成17年度豊能町下水道事業特別会計予算の件 第21号議案 平成17年度豊能町土地取得特別会計予算の件 第22号議案 平成17年度豊能町野間口地域下水道特別会計予算の件 第23号議案 平成17年度豊能町生活排水処理事業特別会計予算の件 第24号議案 平成17年度豊能町水道事業会計予算の件 広報特別委員会の閉会中の所管事務調査の報告について   以上、会議の次第を記し、これを証するためここに署名する。    平成  年  月  日署名   豊能町議会 議 長     同   副議長   署名議員  18番     同    1番 ...