四條畷市議会 > 2019-12-17 >
12月17日-03号

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  1. 四條畷市議会 2019-12-17
    12月17日-03号


    取得元: 四條畷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-27
    令和 元年 12月 定例議会         四條畷市議会12月定例議会会議録◯令和元年12月17日 四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり  1番議員      大矢克巳    2番議員      土井一慶  3番議員(副議長) 長畑浩則    4番議員      島 弘一  5番議員      藤本美佐子   6番議員(議長)  吉田裕彦  7番議員      小原達朗    8番議員      吉田涼子  9番議員      瓜生照代   10番議員      岸田敦子 11番議員      森本 勉   12番議員      渡辺 裕◯欠席議員次のとおり   なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長         東 修平 副市長        林 有理   教育長        植田篤司                   総務部長 マーケティング監   西垣内 渉  兼人事室長      西口文敏 総合政策部長 兼魅力創造室長    藤岡靖幸   都市整備部長     亀澤 伸                   健康福祉部長 市民生活部長     山本良弘   兼福祉事務所長    松川順生 子ども未来部長           教育次長 兼福祉事務所長(子ども担当)    兼教育部長      開 康成            森田 一 田原支所長 兼課長        笹田耕司             (その他関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長       坂田慶一   課長         勝村隆彦 上席主幹       石田健一   書記         宗友奈央子◯議事日程次のとおり  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        一般質問 ○吉田裕彦議長 皆さん、おはようございます。本日は全員のご出席をいただいております。 ○吉田裕彦議長 それでは、令和元年12月定例議会を再開いたします。時に午前10時00分 ○吉田裕彦議長 直ちに、本日の会議を開きます。時に午前10時00分 ○吉田裕彦議長 これより日程に入ります。日程第1会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に9番 瓜生照代議員、12番 渡辺裕議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 次に、日程第2、昨日に引き続き、一般質問を行います。 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 昨日の土井議員の一般質問における私の答弁につきまして一部訂正をしたいので、発言してよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 発言の許可をいたします。 ◎亀澤伸都市整備部長 恐れ入りますが、2点について訂正をお願いしたいと存じます。 まず1点目でございますが、平成29年度当時の普通教室等の床面積に基づき算出した東小学校と旧南中学校の指定避難所としての収容人員に関しまして、それぞれ665人と558人と答弁いたしましたが、正しくはそれぞれ646人と763人となります。 次に、2点目でございますが、防災会議の設置根拠につきまして、災害対策基本法の第16条第6項と答弁いたしましたが、正しくは第16条第1項となりますので、以上2点について訂正の許可をお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 ただいまの訂正2点につきまして、許可をいたします。 それでは、一般質問を行います。 まず、議席3番 長畑浩則議員、どうぞ。 ◆3番(長畑浩則議員) おはようございます。議席3番、畷ビジョンの会の長畑浩則です。 それでは、早速ですが、質問に入らせていただきます。 今回は、3項目について質問させていただきます。 最初は、災害時の対策についてです。ここでは3点の質問をします。 まず1点目は、防災服についてです。 本市で行われる避難訓練を何度も参加して、いつも感じることなのですが、災害時、実際に現場に行く立場の職員と指示する側の幹部職員との服装に差があるように思えて仕方ありません。この点について、何か決まり事があるのであれば理由とともに教えてください。 次に2点目、四條畷市地域防災計画についてです。 本市のホームページの四條畷市地域防災計画の箇所を読みますと、「本市では、平成29年度に上位計画である国・大阪府の整合を図るとともに機構改革にも対応した地域防災計画の改訂業務を実施しました。」とあり、平成29年度修正版の四條畷市地域防災計画を掲載しています。そして、我々議員も平成29年度の修正版は持っております。 そこで、本計画の一番重要な目的ですが、こう書かれています。「四條畷市地域防災計画は、四條畷市防災会議が、災害対策基本法第42条及び南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法第5条の規定に基づき、本市の地域に係る災害対策に関する事項を定め、防災活動の総合的かつ計画的な推進を図り、もって本市の地域並びに市民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的とする。」、こう書かれていますので、南海トラフ地震も視野に入れた上での本市の地域並びに市民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的としているのが十分理解できますし、南海トラフ地震が来たとしても、その目的は達せられる前提で作成した本計画であるのは間違いありません。 次に、動員体制の項目を読みますと、「1 大規模の災害が発生したとき、若しくは発生のおそれがあるとき」「2 震度5強以上の地震が発生したとき」「3 その他、必要によって市長が当該配備を指示するとき」、以上3項目についての配備人員は全員となっています。 そこで質問ですが、大災害時に職員は全員市の庁舎へ来られるのか、また仮に全員来ることができたとして、何ら問題なく地域防災計画どおりに進めることができるのか教えてください。 次に3点目ですが、西部地域において、JR片町線と国道163号で分けた4カ所における人口と指定避難所の収容可能人数を教えてください。 この項目では、以上の3点となります。 次に2問目、キッズ・ゾーンについてです。 12月定例議会において、スクール・ゾーンについての質問をしました。そのときに初めてキッズ・ゾーンがあるのを知りました。 そこで、キッズ・ゾーンとはどういうものか教えてください。 最後に、市の職場環境についてです。 本市の働き方改革については、全国からも多くの視察が来られるほどですから、先進的な取り組みをされているのは間違いないと思います。働き方改革のソフト面ではそのとおりなのかもしれませんが、庁舎内を見る限り、ハード面ではまだまだ改善の余地があると考えます。 そこで、今回はハード面に絞って職場環境の改善について質問させていただきます。 まず、ハード面での職場環境はストレス要因に含まれるのか教えてください。 以上、12月定例議会では3項目の質問をさせていただきます。誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員の質問に対し答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの長畑浩則議員のご質問につきましては、1点目の災害時の対策に関するご質問については都市整備部長から、2点目のキッズ・ゾーンに関するご質問については子ども未来部長から、3点目の職場環境におけるストレス要因については総務部長からご答弁申し上げます。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長、どうぞ。 ◎亀澤伸都市整備部長 災害時の対策に関するご質問に対しまして、順次お答え申し上げます。 まず、現行の防災服については、災害対策本部等が設置されたときに市長を初め特別職、部長級職員等で構成する災害対策本部員と事務局職員が着用するものであり、非常事態に備えるためのものです。 また、道路水防班、応急対策班である都市整備部職員については作業着を着用することとし、避難所開設班及び避難所班の職員については働きやすい服装としておりましたが、ことし10月に策定した風雨災害時の避難所開設担当についての運用にあわせて、現在はビブスを着用することといたしました。 次に、大災害発生時の職員の登庁につきましては、計画上、職員全員が登庁することとしておりますが、災害時の職員の被害状況や市役所までの交通経路の被害状況に大きく影響されるものと考えております。 また、職員全員の登庁にかかわらず、地域防災計画を基本として進めていくことになりますが、職員の参集状況に応じた対応をしていくことになります。 最後に、本市西部地域をJR片町線と国道163号により四つに分割した各地域における人口と指定避難所の収容可能人数についてお答えいたします。 なお、人口につきましては、令和元年10月末現在の住民基本台帳に基づく人数にてお答えいたします。 JR以西、国道163号以北の地域は人口1万3229人、収容可能人数1865人、JR以西、国道163号以南の地域は人口1万3685人、収容可能人数2114人、JR以東、国道163号以北の地域は人口1万2206人、収容可能人数5537人、JR以東、国道163号以南の地域は人口7373人、収容可能人数2157人となっております。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] キッズ・ゾーンにつきましてお答え申し上げます。 本年5月に滋賀県大津市で発生した園児の交通死亡事故などを受け、未就学児等の交通安全緊急対策施策として、11月12日付で内閣府及び厚生労働省から、保育所等が行う散歩等の園外活動の安全確保をするため、小学校等の通学路に設けられているスクール・ゾーンに準ずるキッズ・ゾーンの創設及び設定の推進について通知がなされたところです。 キッズ・ゾーンは、道路管理者、警察等の関係機関が協議の上、保育所等の周囲半径500メートルを原則として範囲を設定し、未就学児童が散歩等で通行する可能性があることを自動車の運転手等に対して注意喚起や地域住民への意識の啓発など、さらなる交通安全対策を関係機関と協力のもと実施するものです。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 職場環境におけるストレス要因についてお答え申し上げます。 メンタルヘルスでは、職場の照明や温度などの物理環境や作業レイアウトも労働者のストレス要因になることがあるとされております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員
    ◆3番(長畑浩則議員) それでは、質問席より通告書どおりの順番で再質問をさせていただきます。 まずは災害時の対策についてで、ここでは3点質問しましたので、それぞれ順に質問させていただきます。 1点目の防災服についてですが、さきの答弁では、災害対策本部等が設置されたときに市長を初め特別職、部長級職員等で構成する災害対策本部員と事務局職員が着用するものであり、非常事態に備えるためのものですということで、要は災害時に現場に出ない方を中心に防災服は貸与されている、それでよいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 災害時、混乱・錯綜する現場等で、市職員相互あるいは大阪府、消防組合、警察など関連機関との連携が重要視されます。そのような中で、市職員としての認識をすることが容易となることから、意思疎通に有益をもたらすものと考えており、現在のところ、災害対策の組織をつかさどる本部員へ貸与している状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) そういう連携について、防災服が必要なのは理解できます。 同じく、さきの答弁ですが、都市整備部職員については作業着を着用、ここに関しては作業着がふだんからありますので、これはこれで結構かと思います。 しかし、ここからです。避難所開設班及び避難所班の職員については働きやすい服装にビブスの着用、ここがわかりません。通常の業務で作業着を持っていない方は、服をみずから購入するということです。都市整備部職員の作業着もみずから購入しているのであれば納得できるのですが、この点について答弁欲しいのと、それに加えて安全靴についてはどう考えられていますか、答弁お願いいたします。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 作業服につきましては、全員には貸与しておりませんが、職員の通常の業務内容により、安全性の確保や被服の汚れなどを考慮して必要に応じて貸与しているところでございます。 安全靴につきましては、災害現場での活動において、瓦れき等の除去に際して、くぎの踏み抜き等危険が予想されますので、必要であると認識しております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 作業服については全員に貸与しておりませんが、今の答弁でいくと、業務内容により安全性の確保や被服の汚れなどを考慮し必要に応じて貸与となりますと、通常の業務で服が汚れる方に貸与で、この貸与されている方は災害時にもそれを使う、つまり災害時に服は汚れるものと認識しているということですので、逆に言いますと、災害時に私服を使っている方は汚れる作業しなくてよいとなるのですが、この認識で合ってますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 決してそういうことではないと思います。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) となると、やっぱり災害時に服は貸与するべきと思うんですけども、そういう考えにはならないんですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 できれば全職員にというところがあると思うんですけども、先ほど答弁しましたとおり、通常の作業の業務内容によって貸与してるという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 災害時、今の答弁全然納得いかないんですけども、そうなりますと、安全靴でも先ほどの答弁では必要であるとの認識ですが、安全靴は支給されてるということでよろしいんでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 安全靴のほうは、支給してないという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) もう一度改めて聞きますけど、大規模な災害時、全職員が登庁することを防災計画で決めているのであるならば、全員に作業服と安全靴の貸与は必要と考えますが、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 当然あるにこしたことはないというふうには考えますが、現在、支給はできていないという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 最初の答弁の災害時、大阪府、消防組合、警察など関係機関との連携が重要視される中で、本災害対策の組織をつかさどる本部員へ防災服を貸与してるというのは理解できます。しかし、現場で働く職員の方々に防災服と安全靴の貸与をしないのは、答弁を聞く限り、多分都市整備部長は貸与したいと思ってるんですけども、逆に予算が理由でしかないと、そう考えてしまうわけであります。 大災害発生時、全職員が登庁できないのはわかっていることです。その非常時に、もう何とか登庁できた職員が市民のためにけがをすることなく働けるよう、防災服と安全靴貸与の予算を来年度つけていただくことを要望し、この質問については終わります。 次に2点目ですけども、大災害時に職員は全員市へ来られるのか、また仮に全員来ることができたとして、それで乗り切ることができるのかという質問に対して、部長は職員の参集状況に応じた対応をしていくことになりますと答弁されました。 これは、職員全員が来るのはとても無理と解釈するしかないと思うのですが、その認識で合っていますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 防災計画上、大規模災害時に全職員が来ることを前提としておりますが、発災直後に全職員が一定の時間内に登庁することは被災状況等により困難と認識しており、参集状況に応じた対応が必要と考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) となりますと、行政がよく市民の方へ言っている自助や共助に委ねるしかないのかと思ってしまいますし、それはそれでいたし方ないことだと私も思っています。 しかし、自助・共助といっても、避難所がなければどうにもならないと思うのですが、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 避難所については、住んでいる地域の方々がより安全、迅速に避難しやすい近傍にあることが望ましいと考えております。 避難所の開設、避難者の受け入れに関しては、行政と地域の皆様と協力していくことが迅速な避難対応につながると考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) そこで、3点目の西部地域において、JR片町線と国道163号で分けた4カ所における人口と指定避難所の収容可能人数ですが、もう少し詳しく知りたいので、根拠となる指定避難場所をそれぞれ教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 まず、JR以西、国道163号以北においては、西中学校、岡部小学校の2カ所があり、収容可能人数はそれぞれ913人、952人の合計1865人、JR以西、国道163号以南においては、くすのき小、四條畷高校、南小学校の3カ所があり、収容可能人数はそれぞれ869人、649人、596人、合計2114人、JR以東、国道163号以北においては、四條畷小学校、総合センター、四條畷中学校、忍ヶ丘小学校、電気通信大学の5カ所があり、収容可能人数はそれぞれ981人、354人、1033人、944人、2225人の合計5537人、JR以東、国道163号以南においては、旧南中学校、東小学校、四條畷学園の3カ所があり、収容可能人員はそれぞれ900人、673人、584人、合計2157人となっております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 総合センターや電気通信大学が含まれていることで、JR以東、国道163号以北の収容可能人数がほかより二、三倍多いのは理解できました。 次に、東小学校と旧四條畷南中学校が含まれている、ここについてはどういう見解ですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 避難所は、地震を除き風雨災害等で発生するあらゆる危険から影響を受けない場所で、その地域ごとに避難が必要となった全ての方を受け入れ、避難所生活をすることができる施設が理想でありますが、本市のハザードの特性上、災害の影響を受けない施設は少ないため、地震被害を含めて最大避難者想定数をもとに、避難所として受け入れできる学校等を中心に、地域の方々が避難しやすい施設に協力をお願いし、指定避難所と指定しております。 東小学校及び旧南中学校の一部は、土砂災害警戒区域内ではございますが、土砂災害が予想される場合は避難所としてその全部または一部を使用しないことを前提に指定しております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 地震を除くと言われましたが、私は冒頭でも南海トラフ地震も視野に入れた質問と断っていますので、その前提で進めていきます。 そこで、その地域ごとに避難が必要になった全ての方を受け入れ、避難所生活をすることができる施設が理想との考えもよくわかりますし、地域の方々が避難しやすい施設、当然のことであります。それこそ避難しにくい避難所であったがために避難をせず災害に巻き込まれる、このようなことは絶対に避けなければなりません。 そこで、土砂災害が予想される場合は避難所としてその全部または一部を使用しないということは、東小は土砂災害警戒区域にほぼ全て入っていますので全部使用しない、土砂災害警戒区域に一部含まれている旧南中は一部のみの利用との理解でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 はい、そのとおりでございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) では、旧南中の一部利用に関して、避難時に利用できる面積等、もう少し詳しく教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず、旧南中学校校舎の床面積でお答えさせていただきますと、校舎全体の床面積が6866平方メートルございまして、構造上3棟に分かれております。それぞれの床面積は、東棟が2127平方メートル、中央棟が2000平方メートル、西棟が2739平方メートルとなっております。西棟の全てと中央棟の約半分が土砂災害警戒区域外に立地している状況となっております。そのことから申しますと、中央棟が約半分の1000平方メートル、西棟が2739平方メートルの約3739平方メートルというふうに考えられます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) ありがとうございます。 しかし、私としては、今の時代、想定外のことが起こっても不思議ではありません。もう少し安全にと考えれば、安全に使えると言われた中央棟と、中央棟半分ですけども、西棟が1階はともにピロティーにするのがよいと思います。 そう考えた場合、それぞれ2階から4階までの運用となりますが、その場合の面積はどうなるか教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 1階を除きますと、2054平方メートルになります。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 今のは西だけですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 先ほどご答弁させていただいたものは中央棟の半分を含んでおりませんので、中央棟の約半分の2階から4階を含めますと2804平米となります。失礼しました。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) わかりました。 ただし、1階をピロティ-とした場合、バリアフリーの観点から問題あるのですが、この質問の最後に述べる要望の中でお願いする建物でそこはクリアしていただけることと思いますので、この点については触れずに進めさせていただきます。 ところで、以前問題になった大阪市立大学建築工学の教授に聞き取りしたときのメモに、旧南中の建物は断層帯から約18メーター離れており、かつ耐震補強時のIs値が0.7以上あるので、東側校舎も含め利活用可能と書かれていました。しかし、土砂災害を考えれば、最初から東側校舎は使わないほうがよいと考えます。 また、エキスパンションジョイントの幅が狭いので、地震時に破壊する可能性がある、ある程度の隣接棟とのクリアランスがあればよいと書かれています。 建築基準法は、1981年と2000年に耐震基準が大きく変わっています。残念ながら、旧南中は1981年以前の建物です。そのような古い構造物の隣接棟とのクリアランス、つまり離隔距離は、固有周期の考え方が抜本的に違う中、今と比べて構造計算の結果が狭かったのは想像がつきます。とすれば、教授の言うとおりですし、つまり揺れの大きい地震時には、最悪の場合ですが、中央棟と西棟が衝突し、程度こそわかりませんが、建物が破壊する可能性があると考えられます。 構造計算をしていないので、建物がどれだけの揺れを起こし、どれだけ破壊するのかはわかりませんが、避難所として利用可能な西棟部に影響を及ぼしかねない中央棟については、仕方ありませんが、4階を撤去して3階建てにするとか、ひょっとすると壊さなければならない可能性等何らかの措置が必要かもしれませんので、現段階では避難所施設に含まないということで先に進めるのがよいと私は判断しております。 ですので、旧南中の校舎で避難施設として使えるのは西側の2階から4階部分の2054平方メートルと考えるのが現時点ではベストと思います。 そうなりますと、先ほどJR以東、国道163号以南においての収容人員の合計は2157人と答弁されましたが、豪雨や地震を想定した場合、改めて指定避難所の収容人員合計を教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 西棟の2階から4階部分を避難施設とした場合、2階から4階部分の延べ床面積2054平米とすると約871人となります。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 今、質問したんは、その人数と四條畷学園を含んだ合計の収容人数聞いております。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 西棟と四條畷学園の収容可能人数の合計で1455人となります。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) となりますと、JR以東、国道163号以北の合計5537人とはかけ離れた数字になってしまいます。JR以東の国道163号を境とした南北の格差については、どうにかしなければならないと考えます。 では改めて、西部地域におけるJR片町線と国道163号で分けた4カ所の人口と指定避難所の収容可能人数と、割合で教えていただけないでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 収容可能人数とそれぞれの人口で割ると、JR以西、国道163号以北においては約14.1%、JR以西、国道163号以南においては約15.4%、JR以東、国道163号以北においては約45.4%、JR以東、国道163号以南においては約19.7%となっております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 45.4%と19.7%というのがJR以東、国道163号の南北での格差でございます。とんでもない差なんですけども、逆にJRを考えずに国道163号のみで南北に分けた場合でも、北側が59.5%、南側が35.1%と、南側が少ないのは明らかであります。ただ、これは割合を足しただけなんですけども。 少し話は変わりますが、今月1日、四條畷市総合防災訓練があり、参加しました。そこに大阪府枚方土木事務所のブースがあり、いろいろと展示されていた中に、生駒山系の現状、土砂災害の危険性についてのパネルがありました。そこに書かれていた文章を読み上げます。 生駒山系は、主に花崗岩によってできており、風化の進んだ花崗岩は非常に崩れやすい性質を持っています。また、大阪湾側の山腹斜面は傾斜が急であり、このことも土砂災害が発生しやすい要因となっています。また、市街化の進行とともに住宅地が山裾に迫り、急斜面のすぐ下に住宅が立ち並んでいる場所が多く見受けられるようになるなど、土砂災害による被害の危険性は増大しています。以上がパネルの内容です。 また、府営清滝住宅の建つ国道163号から北側は地盤がよいと聞きますが、それでも表層部分については注意が必要です。 枚方土木事務所の展示どおりに、南側で言えば四條畷市を越えて大東市も、それこそ河内長野市までも含む大規模な土砂災害が起こる可能性はあると思いますが、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 気象台の見解によりますと、最近の気象災害等の発生状況等から、広域で大規模な土砂災害が起こる可能性は否定できないとのことでございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 気象台の見解によりますので、そういうことなんです。 そう考えますと、大規模な土砂災害が起こった場合、山側の地域がより避難所の収容可能人数が多い方がよいと思うのです。 国道163号から北側は結構な人数を確保できますが、南側については余りにも少ない人数となっています。この点についてはどう考えられていますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 この地域で大規模な土砂災害が発生した場合は、土砂災害の影響のない最寄りの避難所に避難していただく対応となりますが、仮にこの地域で土砂災害の影響を受けない場所に避難所となり得る施設があれば、地域の方々の安心感が深まり、台風や豪雨での土砂災害が予想され、避難準備、高齢者等避難開始等の避難情報を発令した場合は、地域の皆様の早期からの自主避難につながるのではと考えております。 また、災害が発生した場合、避難所となるだけでなく、災害復旧の活動拠点としても活用できるのではないかと考えてございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 実際、大規模な土砂災害が起こった場合、本市を越える、本当に生駒の山が崩れてきたとき、四條畷学園に避難しようにも既に大東市民であふれ返っている可能性もあります。そうなると、現在の状況では旧南中学校の校舎を利用するしかない。しかし、それでありながら1455人しか避難できない。 そこで、現在示されている南中学校跡地の計画になると思うのですが、当初の床面積6000平方メートルが3800平方メートルになったのですが、このことで避難時の収容人数が何人から何人になったのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 単純に延べ床面積から防災計画に示す収容人員を算定する計算に当てはめますと、6000平方メートルの場合、収容人数は約2545人、3800平方メートルの場合、収容人員は約1612人となります。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 収容人数1612人ということで、先ほどのJR以東、国道163号以南の避難人数1455人を足して、やっと3067人です。府営清滝住宅の建つ163号から北側は地盤がよいと言われているJR以東、国道163号以東で5537人の収容人員があるのにです。 そこで、行政として、本市市民5万6000人に対して、収容可能人数は何人が正解だと思われていますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 地域住民に、より安全に、かつ迅速に避難してもらうためには、一定の規模を有した避難所が極力近くにあることが理想でございます。避難所自体も被害を受けることから、可能な限りリスク分散すべきであり、近年、災害が頻発、激甚化する中において、少なくとも現状の収容人員は確保したいと考えてございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 阪神・淡路大震災のとき、私が設計施工した建物が尼崎にあって、すぐにバイクで現地に駆けつけました。周囲の建物が倒壊している中、たまたま住宅金融公庫を利用して建てたため、当時としては耐震性の高い建物であり、浴室のタイルが割れている程度でしたのでほっとしました。 しかし、その周囲、建物何軒も倒れております。その後も毎週末には寒い中、バイクで神戸に行かせていただきました。駅が破壊されてる状況も見ましたし、阪神高速が倒れている現場も思い出すたびに、私は100%、つまり四條畷市民全員が避難できる場所の確保が必要だと考えております。皆さんも多分映像等で覚えていると思うんですけど、本当に町全部が燃えていました。そういうところも、私、行かしていただきましたけど、今の確保している人数ではとても足りないというのが私の思いであります。 今、言いましたように、100%、四條畷市民全員が避難できる場所の確保が必要だと考えていますが、この考え方、おかしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 おかしくないと思います。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 実際、そこまで求めるには現実的ではないかもしれませんし、行政側としてもどう対策をとろうにも無理があるので、先ほど聞いたような十数%しか確保できてない、そういうことだと思うのです。 でも、やはりどの地域も差をつけることなく、せめてJR以東、国道163号以北においての約45.4%、それかせめて50%はめざしていただきたいと考えますが、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 公共施設を中心に指定避難所等を今計画しておるんですけども、指定避難所ではないところ、臨時であったりとかいうところで、民間であったり、そういうところについては協力を得ながら、できる限りの避難者数を確保できるように進めてるところでございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) ここでは、個別施設計画の前段階としての避難所機能に絞って質問をしました。どの施設を旧南中跡地に集約するのか、そういった内容については過去に議会や委員会等で述べてきましたので、今回は触れません。 しかし、行政の提案してきた最低でも3800平方メートルの床面積の建物は、建てていただかなければならないと考えます。できれば、それ以上に床面積は広げてほしいと要望します。この先、自然災害の規模が大きくなると想定できる中、この機会に確保しておくべきと考えるからです。 また、現在の指定避難所は、ほぼ学校となっています。しかし、学校を避難所と利用するのは、それこそ数日でなければ児童生徒たちへの影響ははかり知れません。つまり、指定避難所は学校施設以外がベストと考えます。そう考えれば、旧南中跡地ほど最適な敷地はないと考えます。また、現市民総合センターの敷地も最適と考えます。 仮に、南中跡地内に避難所機能を持った建物を建設した場合、空き地部分においては、かまどや仮設トイレ、仮設風呂も可能でしょうし、それこそヘリポートまで設置できると思います。ぜひとも教育現場ではない避難所整備の観点からも、旧南中跡地について、平時は文化を発信したり地域住民の潤いとなる場所を兼ねる指定避難所の建設を要望し、この質問は終わります。 次に2問目、キッズ・ゾーンについてです。 キッズ・ゾーンについては、さきの答弁で理解できました。子どもたちの安全を守るためには、早急に本市としても整備が必要なのも同時に理解できました。 そこで、先ほどの国からの通知ですので重要な内容であるのは間違いなく、その内容に沿って今後はキッズ・ゾーンを設定することになると思いますが、その進め方をどう計画されているのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] キッズ・ゾーンの設定に当たっては、内閣府及び厚生労働省からの通知によりますと、キッズ・ゾーンの範囲を設定した上で、キッズ・ゾーン内における具体的な交通安全対策を実施するとされております。 大津市の交通死亡事故以降は、保育所等が行う散歩等の園外活動の安全を確保するために、危険箇所の交通安全対策について優先して検討を進めてきたところですが、今後はキッズ・ゾーンの設定についても関係機関等と協議を踏まえ検討してまいります。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 危険箇所の交通安全対策について優先して検討を進めてきたのであれば、ちょうどよい機会です。キッズ・ゾーンの設定は、検討でなく早急に実施すると答弁欲しかったのですが、それは無理でしょうか。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] キッズ・ゾーンの設定やその範囲内で行われる交通安全対策については、保育所、認定こども園、担当部局のみならず、市道、府道などそれぞれの道路管理者や警察等関係者との協力の上、行う必要があることから、内閣府及び厚生労働省からは都道府県等保育担当課への通知を行う、また警察庁から各都道府県等への通知であったり並びに国土交通省から各道路管理担当への事務連絡などをすることが出されております。 このことから、関係機関との連携の上、安全対策とキッズ・ゾーンの設定を同時進行で検討していくこととしており、道路標示につきましてもその中で検討していきたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員
    ◆3番(長畑浩則議員) 路面にキッズ・ゾーン塗装する、これはドライバーにとって一目瞭然ですし、そのことで一番効果が上がると思っております。そう考えますと、保育所等の出入り口のある前面道路の路面に、すぐにでもキッズ・ゾーンの文字を塗装することはできないのかなと考えるわけです。 これは、関係機関の協議、今多くの関係機関述べられましたけども、協議というよりも、保育所等の出入り口の前だけですから、報告だけでも進めていただけるように感じますが、無理でしょうか。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 運転者に対しての注意喚起に有効な安全対策の一つだというふうに考えております。 まずはキッズ・ゾーンの設定について、いろんな協議を進めてまいりますので、キッズ・ゾーンの設定の際には、キッズ・ゾーンの周知方法や他の安全対策もあわせて、保育所等の入り口の路面表示等についても検討をしてまいりたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) このキッズ・ゾーンのきっかけとなったのが9月定例議会のスクール・ゾーンにおいての質問ですけども、そのときはあやふやな答弁が多かったように思いますので、今現在、スクール・ゾーン、どういう対応されているのか教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 本年6月に政府において、未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策、これが取りまとめられまして、また先ほどお示しの、議員が9月の市議会定例議会の中でさまざま、ご意見、ご提言をいただいたところでございます。 これを受けまして、10月に庁内関係課、また関係機関で構成する通学路交通安全プログラムを検討する推進会議の中でこの問題を供させていただきまして、今後の取り組みについて検討開始いたしました。 あわせまして、各学校において校区内のスクール・ゾーンについての再確認と、それら標識等の確認等に当たっておりまして、また新たに追記すべきところについての調査を開始し、一定年度末ぐらいまでには取りまとめを行いたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) ありがとうございます、きっちり進めていただいているようで、9月定例議会でも要望しましたが、グリーンベルトとスクール・ゾーンの整備に加えて、この12月定例議会ではキッズ・ゾーンも速やかに整備していただくことを要望します。結果、本市の子どもたちが安全に健やかに暮らせることを切に願い、この質問はここで終わらせていただきます。 最後に、市の職場環境についてです。 先ほど、職場環境はストレス要因になることがあると答弁されました。となりますと、環境が悪いにもかかわらず、それらが特定され、改善されない場合、職員は病気、また病気とまでいかないまでも、仕事の量や質、満足感にも影響が出るのは当然のことだと考えますが、私のこの認識で間違っていないでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 その認識で合ってるというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 了解しました。 では、私の視点からですが、本庁舎と東別館を比べますと、特に東別館を入った1階北側の職場環境はひどいように思います。あくまでも私の視点からですので間違っているかもしれませんが、指摘した場所の職場環境について、ほかと比べストレス要因となるものは、部長から見て、何があると思われますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今、お示しの東別館1階北側の職場環境についてでございますけれども、平成30年度に行った機構改革によりまして、庁舎構造を踏まえた上で、市民の利便性を配慮した執務室の配置とした経緯にございます。その結果、東別館1階北側に健康福祉部4課及び子ども未来部2課を配置することとなったことから、職員が北側フロアに集中している状況でございまして、他のフロアの執務スペースに比べるとゆとりがない状態であるというふうに認識しております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) では、そのゆとりのない執務スペースの床面積に対する職員数はわかりますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 東別館1階の北側フロアの執務面積、床面積でございますけれども、約210平方メートルでございまして、12月1日現在の座席数で申し上げますと78席ございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) となりますと、1人当たり何平方メートルですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 1人当たりに換算いたしますと、2.71平方メートルでございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 2.71平方メートルとなりますと、私的にはかなり狭い感じがするのですが、このあたりの数値について、何か規則等はないのでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 規則といいますのは、事務所衛生基準規則というものがございまして、その中にいわゆる労働者が常時就業させる室の気積、いわゆる容積というんですか、この定めがございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) その気積については、どういう数字が決められてますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 「設備の占める容積及び床面から4メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者1人について、10立方メートル以上としなければならない。」とされております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 気積が10立方メートル以上となりますと、先ほど言われたように、4メーターとか天井高さが考慮されているのだと思いますが、本市に当てはめるとどうなるのか、もう少し詳しく教えていただけませんか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 ただいまの内容で換算いたしますと、今現在の床面積が211.42平方メートルでございまして、いわゆる4平方メートルとしなければならないというようなことからいいますと、4平方メートル掛ける78人で312平方メートルが必要となります。その差で申し上げますと、約100平方メートル不足しているという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 100平方メートル不足となりますと、この数字については何か罰則等、そういう決まり事ないんでしょうか。それでいいんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 罰則等についても少し文献等調べましたが、現時点では罰則というのは少し、見当たらなかったという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 罰則等はないにしましても、規則で決められているより100平方メートル不足というのは、211に対してすごい足らないと思うんですよ。そうなると、早急に対応しなければならないと思いますし、そこで何か対処方法、今思いつくのであればその内容を、また職員から改善を求める声が上がっていないのかもあわせて教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 執務室の床面積につきましては、今回、相談室の移設などにより増床などを行ってはきたものではございますけれども、絶対的な有効スペースの確保には至っていない状況でございます。 したがいまして、これ以上の執務スペースの確保といいますのは建物の構造上困難であり、市民サービスに与える影響を勘案した上で、部署の分散についての検討が必要であると考えております。 また、職員からの改善要望につきましては、職場ヒアリングを通じ、複数の所属長から届いている状況にございます。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 職員からも改善求める声というのが届いてる中、今、聞きますと執務スペースの確保は構造上困難と考えられているようですので、私から一つ提案させていただきます。 北館1階に職員の食事スペースがあります。ここを市役所の喫煙所隣にある建物の1階等に移すなどして、そのあいたスペースに子ども未来部を移動する、そうすれば東別館1階北側に結構なあきができますので、健康福祉部のそれぞれの課を移動するなりして使っていただければよいと思うのですが、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 議員お示しのご提案も一つの方策であるとは認識しておりますけれども、運用面、市民サービスのいわゆる利用される方の動線などの観点を踏まえた検討が必要ではないかというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) それでしたら、直接、子ども未来部長として課の移動をどう考えられていますか。現状の利用環境についても考えをお聞かせください。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 今、総務部長が申し上げましたとおり、市民が有効にというか、市民の動線を考えた上で各部署を考えていくことも必要だというふうに思っておりますので、それもあわせた中で今後検討していくべきことかなというふうに考えておるところでございます。     (「もう一個、今の利用環境についてのお考え」と不規則発言あり) ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 今の利用環境と申し上げましたら、ゆとりがあるというふうな環境ではございません。いっぱいいっぱいの中でやっておりますが、特別業務に支障が起きたりとか、そういうふうなところにはまだ至っておりません。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 業務に支障至ってないというのが、ちょっと私としてはまだ納得してないんですけど、ここではそれ以上のこと言えないんですけど、それでは健康福祉部長として、今の同じような質問ですが、どう考えられてますか。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 健康福祉部といたしましても、執務室のほうは、議員お示しのとおり、きちきちの状況できております。創意工夫いたしまして、スペース、動線とかも確保して、ぎりぎりのところでやってる状況でございます。     (「今の環境なんで、課の移動をどう考えられてるのか」と不規則発言あり) ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 先ほど総務部長も申し上げましたように、絶対的なキャパがないいうこともありますので、当然分散等も今後検討していかないとだめだという認識でいております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 北館が無理であるならば、東別館の中で縦移動というのはどうにかできないものなんでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 議員お示しの内容ですと、まず会議室というものが第1候補に当たるかなというふうには考えております。会議室の利活用でいいますと、2階、3階とございますけれども、主に2階の会議室がその対象となる考えがございますけれども、一方ではなかなか会議ができないような環境も今、現時点においてもございますので、その辺との兼ね合い、調整が必要であるというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) それでしたら、会議室を北館1階に移動するということはできないですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 その点につきましても含めて、今後の検討課題であるというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 長畑浩則議員。 ◆3番(長畑浩則議員) 私自身、本市の働き方改革については、他市と比べ1歩も2歩も先に行っていると思っていましたし、最初に言いましたように、視察が多いということは、ほかから見てもそう思われているのです。 しかし、今回問題にした環境一つ取り上げてもまだまだ改善の余地はありますし、このまま改善されなければ産業医の診断を受ける職員がふえるのは目に見えています。 早急に、気積の足らない息苦しい東別館1階北側については、事務所衛生基準規則で決められている10立方メートルに近づけていただくよう、実際に働いてる職員や臨時職員の意見も聞きながら改善を図っていただくように要望します。 長くなりましたが、以上で12月定例議会の私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○吉田裕彦議長 以上で長畑浩則議員の質問は終わりました。 次に、議席10番 岸田敦子議員、どうぞ。 ◆10番(岸田敦子議員) 議席10番、日本共産党の岸田敦子です。 大きく3点について質問をさせていただきます。 まず1点目に、公共施設の個別施設計画案についてお伺いします。 市民総合センターや市役所の移転などが盛り込まれた公共施設の個別施設計画(原案)は、多くの市民の方々や議員の皆さんの批判を受け、市は見直しを余儀なくされました。その見直し案である公共施設の個別施設計画案が11月12日の議会全員協議会で発表され、主な変更点は、南中跡地に防災機能を持つ複合施設を新築という点は変わらないものの、問題になっていた総合センターを南中跡地に移転や市役所を総合センター跡地に移転は今後5年以内に再検討するとし、明確な方針は先送りする内容となりました。 市民の声を一定反映したことや議会と市民との合意形成の文言を加えたことは評価しつつ、これだけ市民的に反発や批判があった計画について、再度、市民との合意形成を図る取り組みを強めて策定していくべきという観点を中心に質問をしたいと思います。 この間、改めて他市の個別施設計画と見比べた中で、基本的な部分の確認となりますが、質問します。 本市の目標値の前提を公共施設に係る投資的経費を直近10年間の平均額としていますが、なぜ10年間としたのか合理的理由を教えてください。 また、平成30年度の公共施設等に係る投資的経費は幾らでしょうか。 少子高齢化が進む社会におけるまちづくりの観点から見れば、公共施設の配置は高齢者や子どもが歩いて行ける範囲に公共施設を点在させることが望ましいと考えますが、市の見解を求めます。 個別施設計画案に議会や市民との合意形成を加えたことは評価します。しかし、この文言では計画の改訂などを行っていく上ではとあり、議会や市民との合意形成は、5年ごとの計画の見直し、改訂作業が対象となるように捉えられますが、今回の計画案を策定する過程においての合意形成はどうお考えですか。 議会からは、策定に向けた新たな審議の場が必要との意見が上がっており、私もさらに市民が時間をかけて協議する場は必要だと考えます。総務建設常任委員会で視察に行かれた町田市の例は確かに参考になりますし、私としても、審議の進め方は、この問題に関心がある市民をより多く審議の場に加え、まちづくりや建築、社会教育、福祉など専門家のアドバイスも受けながら、審議の過程で直接にあるいはアンケートを取り入れながら市民の意見を聞く場を設け、市民と双方向で意見交換して合意形成を図りながら練り上げていってはどうかと考えます。 計画案策定に向けての市の見解をお伺いします。 大きく2点目は、手話言語条例の具体化についてお伺いします。 ことし4月に施行された四條畷市心をつなぐ手話言語条例ですが、施行から半年以上たつものの具体的な推進策が決まっていないとの声が届いています。4月以降、前年度と比べ前進した点があればお示しをしてください。 また、10月に市長に提出された要望書、聾唖者福祉に関する要望についての回答はされたのでしょうか。その日時と前向きに回答された内容があればお示しください。 大きく3点目に、公共交通についてお伺いします。 先日、デマンド交通の実証実験延期の報告がありました。この実証実験までの過程は、公共交通会議で議論が重ねられた結果なので余り意見はしてきませんでしたが、先日、清滝中町の方から、バス停に行くまでが大変だ、高齢化が進むにつれ、そういう人はふえてくるはずだと言われました。こうした声は、同僚議員からもご指摘があったと思います。 寝屋川市では、公共交通の空白地域をカバーするためと、自宅から地域内施設への移動を支援する(仮称)ねやがわ乗合いワゴンをこの12月から実験導入するとしています。 実証実験延期を機に、これまでの議論は踏まえつつ、空白地域をカバーする方策の再検討はできないか、ご答弁を求めます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員の質問に対し答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの岸田敦子議員のご質問につきましては、1点目の公共施設の個別施設計画案に関するご質問については総務部長から、2点目の手話言語条例施行後の具体的な取り組み等に関するご質問については健康福祉部長から、3点目の公共交通に関するご質問については都市整備部長からご答弁申し上げます。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 公共施設の個別施設計画案に関するご質問につきまして、順次お答え申し上げます。 まず、個別施設計画案における将来更新費用の目標値を直近10年間の投資的経費の平均額とした理由といたしまして、本計画の上位計画となる公共施設等総合管理計画における施設の総量最適化の検討に用いた考え方と同様、投資的経費はその性質上、年度によって事業費に相当な開きがあることから、これを平準化させるため、一定の期間として10年としたところでございます。 また、平成30年度決算における公共施設等に係る投資的経費は12億3120万2000円でございました。 次に、議員お示しの高齢者や子どもが歩いて行ける範囲に公共施設を点在させることは大切な視点であることから、JR両駅前の市有地を活用した子育てや社会教育施設の検討を進めるとともに、身近に集える公園を整備することもあわせ、市民皆様の利便性を向上させる環境づくりに努めてまいります。 しかしながら、今後の人口減少や厳しい財政状況を踏まえれば、コンパクトな市域に見合った施設配置とする必要があり、このためには点在する公共施設の集約化を進めていくことも重要と考えております。 次に、計画案を策定する過程においての合意形成については、原案に対する意見公募手続を初め、第3回意見交換会、9月議会並びに本12月議会での一般質問などを通じ、さまざまなご意見等をいただいた内容を踏まえ、取りまとめていく考えでございます。 なお、計画策定については、耐震性が確保されていない施設の移転、JR片町線以東、国道163号以南地域における防災機能の確保の緊急性に鑑み、庁内での議論を経た上で早期に成案化できるよう取り組む必要があると考えております。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 手話言語条例施行後の具体的な取り組み等に関するご質問に対しまして、順次お答え申し上げます。 まず、本年4月以降の取り組みといたしましては、市役所庁舎内で手話通訳士を配置している課の窓口での案内プレートの設置や、広報誌、ホームページでの手話言語条例の紹介、当事者や家族の声、簡単な手話を紹介する手話コラムの連載、医師会、歯科医師会への啓発チラシの配布等、周知啓発に努めております。 また、手話講習会も従来どおり開催し、手話通訳者の育成に取り組むとともに、今年度内の意見聴取会設置に向けて調整を行っております。 次に、市長に提出された要望書につきましては、他課にも及ぶ内容でありますことから、現在は各課照会の上、集約、調整を行っている状況であり、来年2月ごろをめどに、要望書に対する回答に関し、ろうあ部会等との懇談会を開催する予定にしております。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 公共交通に関するご質問についてお答えいたします。 本市の実証運行のルートの確定においては、利用者の利便性を考慮し、市域内の公共交通空白地を対象に、地形の高低差が大きく、高齢化率が高い地域を選定しています。 また、公共交通空白地を対象にしているのは、民間事業者との競合を避けることも理由の一つでございます。 議員ご指摘の清滝中町においては、民間事業者が運行している路線バスがあり、清滝、下清滝、清滝橋、清滝団地という停留所が設置されており、清滝中町で運行することは、これら民間事業者と競合が発生するものと認識しております。 これらのことより、今回の西部地域における実証運行の再検討については、議員ご提案の寝屋川市の(仮称)ねやがわ乗合いワゴンのような手法ではなく、今年度、地域公共交通会議や議会でご議論いただいた実証運行計画の趣旨に沿って進めてまいりたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) では、質問席より再質問させていただきます。 まず、1点目の公共施設の個別施設計画案ですけども、将来更新費用の目標値に関してまずお伺いしたのは、確かに総合管理計画でも10年の推移を見てということで確認をしましたけれども、この中では、総合管理計画が少し前に策定されたものなので、平成でいえば17年から25年の平均ということで出していました。 この質問をしたのは、改めて総務省のホームページで他の自治体の個別計画を見たときに、伊丹市や大分県豊後大野市、北海道石狩市、そういったところで公共施設の投資的経費の推移を5年というスパンで見てこの目標を立てていってたというようなところとか、岩手県久慈市では、東日本大震災があったので、その前の2009年と10年の2カ年で目標を出しているということを見たので、本市はなぜ10年としたのかという疑問から質問いたしました。 まず、総務省の指導としては、目標値の定め方についてはどういう設定で決めよという明確な指導というのはあるのでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今、議員がご案内いただいた数値にもさまざまなものがあるということでございますので、特段そういった定めはないというふうに認識しております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) まあ、そうですね。 この目標値というか、過去の平均を出すその年数については、他市の動向を見て決めたり、また目標値の設定もそういう他市のものを参考にはされたのでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず、基本答弁でもお答えいたしましたように、投資的経費といいますものは、その性質上、特定の年度に左右される要素が高いというふうに考えておりますので、そういったものを平準化させるというようなことからも、10年間が一定の期間であるというふうに考えた上で設定させていただいたところでございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 確かに、過去10年間の資料をいただいて、結構凹凸があるものかなとは見ました。ただ、平均的に10年で低いとこ高いとこ、半分ずつぐらいなのかなというような状況もあって、ここ数年は割と投資的経費に費用がかかっているという、先ほどのご答弁であった30年度の分は12億3000万ほどですから、直近の数字で見たらその中身がまた変わってくるなというふうに感じました。 参考までに、この直近の数字を入れて26年からの5カ年の平均は幾らになり、28年からの3カ年の平均では幾らになるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 直近の平成30年度を含む過去5年ということでの平均でいたしますと、10億6664万2000円になります。直近の30年度を含む過去3年で計算いたしますと、平均では12億184万9000円となります。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) ありがとうございます。 費用推移をどの範囲で考えるかということで、かかってくる経費が違ってくるということです。一般会計では平成20年度までが赤字だということで、赤字解消にさまざま取り組まれましたけれども、公共事業そのものにできるだけお金をかけないようにと、最低限のものをというような時期であったかとも思います。 そういった意味で、20年度も今回の10年間の中に、平均出してるその中に入っているということで、20年度の公共施設の投資的経費は幾らか、参考までに教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 20年度の投資的経費で申し上げますと、投資的経費から公共施設等に係る投資的経費を抜き出したもので申し上げますと、1億2771万4000円でございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 7億円が10年間の平均で、その年は1億2700万と非常に少ない状況で、本当に年によってこれはばらつきがあるというのは確かですが、この年はかなり低かったということが言えます。 先ほど言いました10年間の平均額として見れば7億円、しかし21年から30年度まで見れば、私、資料いただいて平均出したんですけども、約8億円になって1億円違ってくるんですね。先ほどお答えいただいたように、5年平均とか3年平均だとまた違ってきて、目標値を設定する数値そのものが老朽化してきた公共施設への対応として必要不可欠なものを補える設定となっているかというところでちょっと疑問を感じました。 支出を抑えるということ、これ自体は私も賛成はしますけれども、7億円で抑えることありきで、そこが出発点となって考えられた案ではないか、今言いましたように、見方を変えると違った値が出てくるので、7億円に固執するというのが正当なのかということを指摘したかったわけなんです。 見直し案でも、今回の目標値のままではそのとおりには進まないということです。目標値自体、これを考え直すという考えはないですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず、この大前提となっておりますのは、繰り返しになりますが、議会等ともご議論いただきました公共施設等総合管理計画に基づくものをもとに設定させていただいた考えでも一つございます。 また、大きく将来に負担を先送りしないというようなことも我々行政を預かる者としての使命というようなこともございまして、三つのうちの一つの基本方針に備えておりますので、現時点においては、この考えに変わりはございません。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 総合管理計画に基づくと言いますけれども、総合管理計画ではその4割カットということまでは設定してないですよね。そこまでの明確な目標というのを書いてましたか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。
    西口文敏総務部長兼人事室長 4割カットといいますのは、いわゆる個別施設計画になってからのものでございますけれども、期間の設定につきましては、10年ぐらいのトレンドを見る必要があるだろうというようなことはご理解いただけてるものというふうに認識しております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) わかりました。 私が質問したのは10年の設定だというところですが、ただ目標値自体を考え直すべきだと今私は質問したので、そのことを聞かせていただきました。なので、目標値を40%カットというところから出発しているから、市民との間で思いに乖離が出てくるという状況が生まれているということは受けとめるべきだと思います。そのことは、もう指摘にとどめます。 あと、長寿命化の考え方なんですけれども、この考え方を変更されたということは、そこでも一定市民の声を受けていただいたということではありますけれども、原案では50年未満の施設を対象とされてましたが、見直しでは40年未満の施設を対象にということで、忍小は既に工事を予定しているからその対象から省くけれども、40年未満の施設を長寿命化対象ということに変えられました。 これでは、学校の場合、40年を超えないと国の補助金が出ないというふうになってるはずなんですけども、その点、まず確認をしたいと思います。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 そのとおりでございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) では、40年を超えないと対象にならないから、40年未満では長寿命化できないということになりますけれども、その辺はどうなっているんですか、この計画では。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 いわゆる個別施設計画との関連に対してのご質問というふうに認識しておりますけれども、国のほうからの通知によります公立学校施設の個別施設計画策定についてというくだりの中に、2019年度から個別施設計画の策定状況を勘案して事業採択を予定するというような情報が入っております。そのことからも、年数との兼ね合いというのは以降検討されるというようなことになっておりますので、それについては40年が必ずしもそうであるかというのは、ちょっと今、情報は持ち合わせてはおりません。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 40年を超えない、例えば30年台の施設でも対象になり得る、今後そういうことがあり得ると、学校に限定してですけど、それもあり得るということですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 これについては、以降検討されるというような、そういった前提条件とすることを含めて検討中という文言がございますので、年数に限った内容であるかどうかはわかりませんけれども、今後明らかになってくるかなというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 今の段階でははっきりわからなくて、学校の場合は40年以上たってる施設でないと長寿命化対象にならない、補助対象にならないということですから、そういう意味では個別計画の中で学校の改修も老朽化対策も入っているわけですから、40年未満の施設を対象とすることはちょっと無理があるのではないでしょうか。その点はどう考えていますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 学校を今後どのような改修をしていくのかということにつきましては、当然ながら財源の確保というのが非常に大きなポイントであるというふうに考えておりますので、その辺についての計画案への盛り込み方につきましては、教育委員会等との協議、調整を図りながら、市の財政に大きく影響を与えないような方策で取り組んでまいりたいと、このように考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 学校に関しては、今の段階では40年以上超えないと国の補助対象にならないということがはっきりしてて、40年以上たっているところも多いですし、市は再三、国の補助金、交付金、有利なものがつく事業を優先してやっていくということからすれば、その辺はよく考えてやっぱりこの長寿命化の考え方も示していかないといけないのかなというのは強く思います。 また、総合センターに関しては、5年の間に考えるという見直しなんですが、現在、築38年なんですね。来年なったらもう39年になる。40年以上の建物は長寿化の対象にしないとなれば、この5年以内の間に長寿命化対象から外されてしまうということになって、そういう可能性も出てくるわけですね。そのことを想定しての40年ということだったのですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 そのことを捉えて50年を40年にしたわけではございません。市民等からいただいたご意見をしっかりと受けとめた上での内容の変更ということでご認識いただければと思います。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) そういう、今言うたような状況があって、この5年以内にその方向性が決まらなくて、40年以上たってしまって長寿命化対象から外れてしまうということであれば、それはそれで市民の思いともちょっとずれてくることになるんじゃないかなと、選択肢が狭まるということにもなって、市民の思いともちょっとずれてくるところも出てくるんではないかと思っております。 市民の方の声の中では、今の場所に残してほしいという、そういう意見が多かったのは確かですけども、移転して新しいものを建てると莫大な税金がかかるから無駄遣いはやめてほしいという声もあったのも事実です。それは、市長が当選されたときの声としても、税金の無駄遣いやめてということが大きかったのもやっぱり市民の声の中にあります。 学校は40年以上の建物を補助対象とするということですが、学校以外の施設の国の補助金、交付金、こうしたものは建築年数で対象になる、ならんという縛りはあるんでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 特に私が用いる情報としては、そういった制限はないというふうに認識しております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 計画の内容をいろいろ審議していくのを5年延長すると、今言いました総合センターと、あとこれはいろいろ廃止とか統合の集約化の対象になっていますけども、福祉コミセンとか、楠風荘、教文センター、岡部保育所、こういったところが長寿命化の対象から外れることになるんですね。長寿命化ができる施設なのに、40年という縛りをかけると長寿命化ができなくなると、それは市民が望んでいることではないと思うので、継続検討が予定されている施設については、40年未満のくくりを外して、45年未満として考え直すべきではないかと。 学校に関しても、先ほどの補助金の関係があって、40年という縛りをそうした指針でちょっと考え直すべきではないかと思うんですけども、これはいかがでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 あくまでも、今回、個別施設計画の策定に当たっては、機械的に年数を更新していって、どれだけそのまま維持していけば費用がかかるのかという視点のもとに計算した大前提がございますので、今後、南中学校跡地に関しての計画案につきましては、お示しさせていただいた計画で進めたいというふうには考えておりますけれども、市民総合センターであったりそれ以外の施設、主要な施設につきましては、計画策定後、以降5年の中で、そういったさまざまな財源確保であったり、市民、議会等のニーズがどういったところにあるのかというようなところはしっかりとご議論、意見交換させていただきながら定めていきたい、そういう姿勢につきましても今回の案の中にのせさせていただいておりますので、そのように考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) では、今のお答えだと、とりあえず機械的に計算はしたけれども、今後の議論の中で変更もあり得るということでよろしいですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 案の中には一定、今回の内容変更に起因して約60億円、まだ削減しなければならないといったような表記もございますので、そういったことを前提としながらも、合意形成をどのような形で図っていくかということでございますので、必ずしもこの内容については、そのときその時々において、いろいろな事象が発生するというようなことが見込まれておりませんので、そういったことも含めて今後対応してまいりたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) すみません、今のご答弁ではよく理解できなかったんですけれども、今後の議論を踏まえて、そこの数値も変わっていく可能性があるのかないのかでいえばどうなんでしょう、もう一回お願いします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 可能性のありなしで申し上げますと、全てにおいて可能性はあるという考えでございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) わかりました。議論の過程でいろいろ意見を取り入れてくれるということで、それはその姿勢でお願いします。 今回、前段でも申し上げた議会と市民との合意形成という文言が入れられて、これは大事なことだと思っております。 ただ、きのうのご答弁では、この計画案は早目に決定して、その後に継続検討としてる施設について、議会や市民の意見を聞いて進めようと思っておられる、そういうご答弁だったんですけれども、今のこの案でも議会と市民との合意形成が図れているという認識なのかどうか、その辺はどうでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 基本答弁でもお答えさせていただいておりますけれども、今後、これまでの経過といいますのは、全て計画原案から案に変わる変遷の中でさまざまなご意見をいただいて、その案としてお示しをさせていただきました。 ただ、その案につきましても、現段階においても成案化していないという状況でございますけれども、より南中学校跡地の部分に対しての今後の防災機能の確保であったり、非耐震性の公共施設の移転先としての活用を考えますと、やはり早期にその整備が整うような状況をつくり上げたいという考えに変わりはございません。 そのことから、議員お尋ねの今後の一定の合意形成に至る部分につきましては、策定後以降の取り組みの中でかなえていきたいなというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 確かに、南中跡地に何らかの施設をというのは地元の要望でもありますし、議会もそのことを要望しましたので、その点については異論はないですが、ただ、きのう質問されたお2人の方の話でも、今の計画のままでは問題あり、あるいは不十分だというような発言だったと私は受けとめておりますし、また先ほど質問された同僚議員は、角度は違いますが、ただ、今の施設の使い方とか避難所としてのあり方としては考えるべき余地があるのではないかというようなご意見も言われておりましたし、私自身も南中に関して、時間をかけてそのあり方を決めたらいいと、その間、校舎を避難所にというご意見は賛同します。 この後の3人の方のご意見は、ちょっと聞いてみないとわからないですが、今までの発言を聞いていますと、方向性はいろいろあるものの、やっぱり今の案ではまだ問題あるのではないかという立場ではないかと思います。 また、きのうのお話では、南中跡地に学校を復活してほしいという声もある、これは私も聞いておりますし、そういった方向で考えるべきではないかという、そのあり方もやっぱり考えると、合意を得られたと言える状況ではないのかなと思います。 このまま、南中のあり方でさえ、いろいろとまだ議論の余地があるという話の中で、合意形成上、このことを決定するということは問題がある、そういう認識はないでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 これまで、南中学校跡地における施設の集約化の組み合わせにつきましては、さまざまなご意見を頂戴してきたわけでございます。 その大きな変更点といたしましては、中心たる市民総合センターの移転、またホールの規模の問題等がございましたので、それについては原案から案に変更する際に当たりまして、その内容は今後5年の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 それ以外の、いわゆる市民の安心・安全をどのように守るのかという観点における施設整備につきましては、一定合意はいただけてるものというふうに考えておりまして、それについては、先般の議会全員協議会における意見交換会であったり、9月議会の内容も踏まえた形で、また今回、12月議会の内容も最終的に終わった形で、今の案をどのような形で最終的に決定に結びつけるかということについては、この12月議会以降に検討を加えたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 皆さんの発言終わって、その決定をすぐさましてもいいのかというのは、よく考えていただかないといけないと思います。 今後の議論の方向というか、やり方について、参考になるなと思うのが私もあったので、ちょっと紹介させていただきます。 もう20年ほど前になるんですけども、議員になってすぐに、東京の狛江市で、たしか総合計画だと思うんですけれども、その策定に一緒に考えたい人はみんな入ってくださいというような公募をして、100人ほどの方が集まって総合計画を練り上げたということの視察へ行きました。 こうしたことがいろいろ広がってきたのか、直近でも広島県福山市で100人委員会というのが設置されて、いろいろ取り組みがされている様子をインターネットで見ました。福山市の場合は、どんなまちにしたいかというコンセプトを話し合うために、まちづくり、そこのコンセプトをまとめていく100人委員会というのを公募されました。福山市は人口が46万9000人なので、うちの10倍に近いんですけれども、374人の応募があって、福山市が偉いなと思うのは、公平に抽せんで100人を決められて、たまたまだったのか、16歳から92歳までの幅のある方たちが参加されて、それと男女50人ずつで、男女平等で選考されたというようなことです。これを四條畷に当てはめれば、44人ぐらいの応募があったかなという割合になると思います。 テーマを10ぐらいに分けて、いろいろと1年かけて話し合われました。福山城という観光地があるので、福山城と駅部会とか、福山の子どもは世界の宝部会とか、若者の夢を叶えよう!部会、生涯現役部会、地域の文化を残すぞ!部会とか、そういう本当に今後どのようなまちをつくっていきたいかという概念的なものではありますけれども、そういうワークショップのようなものでいろいろされたと。 本市でも、ワークショップで、どんなまちにしたいかというテーマで一回話はされたようですけれども、記録を見ると、あとはもうどの施設とどの施設を集約できるかというような話が中心だったかと思います。 福山のこの100人委員会では、現地を視察したり、中学生と意見交換をするために学校へ行ってさまざま話をしたり、抽せんに外れたメンバーにも参加して意見を言ってもらう場をつくって意見交換をしたり、とにかく選ばれた人だけでなくて、さまざまな人の意見を聞いてまとめるという作業を1年かけてされたということです。 北河内でも、公共施設の個別施設計画に関しては、まだ策定したというふうなことは余り聞いていないというふうな状況をきのうお伺いしました。 本市でも、これだけ市民からの声があったわけなんです。これは、市にとって本当に大変だったと思います。それをまとめるのは大変なご苦労があったかと思いますけれども、それだけ市民が身近な自分たちの活動の場を大切に思って、四條畷に愛着を持ってくださっているからこそ、そうした声が上がってきたのかなと思っています。今は怒りが多いのかもしれませんけれども、怒りを持った人にも門戸を開いて、話し合いの場に入ってもらって、一緒に考えていくことで、さらに市への愛着を持っていただくという可能性は、こうした取り組みで広がるのではないかと思います。 まちづくりの専門家にも入ってもらったり、まちづくりのコンセプトから考え直す場を設定して、1年ほどかけて考え直していくという手法をとっていくべきではないかと思いますけど、これに関する見解をお伺いします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 議員お示しの内容につきましては、私もそのような形で市民の方々が和気あいあいと将来のまちづくりを考えていくということについては、非常に大切なことであるというふうに認識しております。 そういったことから、人数は少ないんですけれども、今回、市民のワークショップなども市民公募も募る中で行ってきた経緯がございまして、それについても、私ども、気持ち的にはそういうような思いからというふうにご理解いただきたいと思います。 今後、繰り返しになりますけれども、個別施設計画策定後におけるその後の、いわゆる短期部分の、前期部分の約5年をかけて議論を行う際には、議員お示しのそういった考え方というようなことも参考とさせていただいて、そういった体制づくりを検討してまいりたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) こういった手法を肯定していただいたことはありがたいですけども、この計画を決定する前にそれをやっていただきたいというのが私の思いです。 やっぱり、まだ合意形成が十分図れていないという状況が議会でも市民の中でもあると思いますので、専門家とか多くの市民が議論に参加して、アンケートもとり、意見を聞く場も双方向でのやりとりできる場を設けながら、本当にきちんと民主主義を貫いて計画を練り上げるような、そういう手法を考えていただきたいということを述べて、ただ最後に、やはりその過程で、今回、私、市民活動センターとシルバー人材センターと楠風荘に話を聞きに行かせていただいたんですけれども、シルバー人材センターに関して、昨日、部長から担当課が逐一報告しているというふうにご答弁あったんですけども、職員の方に聞くと、逐一というのは、11月12日の議会全協が終わった後に担当課から報告は受けたけれども、その前に関しては、3月の意見交換のことも聞いていないし、8月の意見交換に関しては、理事長がこんなんあるから行けと、行って聞いてこいと言われたというような状況で、担当課からの説明というのは受けていないというふうにも聞いています。 やっぱり現場に足を運んで、そこの方たちの思い、利用者の思いをしっかり聞くことも含めて、まだまだこの計画を練り上げていくには時間をかけないといけないかなと思いますので、その点は、ぜひ私の要望として強く伝えておきます。 では、残り少ないですが、手話言語条例に関して、少し質問したいと思います。 広報とホームページに条例の紹介と手話の内容に関して、8月号、10月号、12月号、偶数月に掲載をしていただきましたが、何を紹介したか、まず教えてください。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 8月、10月、12月の、現在3回掲載しております。 内容といたしましては、条例制定についてと、あと当事者や家族の声というのをちょっと載せさせていただいてます。あと、簡単な手話のイラストで手話を紹介するという記事を載せさせていただいております。以上です。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) これに関しては、やっていただいてることは評価しますけれども、一番最初の条例制定したというのは誌面の4分の1、3分の1程度、ちょっと目立たないなという感じがして、もうちょっと大々的にできなかったかということの声をいただきました。 四條畷と同じ時期、ことし4月に条例を制定した寝屋川市では、もういろいろと取り組みを進めておられるので、こういう四條畷の状況がちょっともどかしいというようなお声をいただいたんですね。 ちなみに、寝屋川市がどういう取り組みをされて、そういったことを確認したりとか情報交換されたりはしていないでしょうか。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 情報交換といいますか、寝屋川市のほうは動画でPRしてるとか、そういったような状況の確認はさせていただいてるということでございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 今おっしゃったように、ホームページで手話動画、2回分、配信されてるんです。あと、もう既にリーフレットを作成しておられて、ちょっとこれ、かなり大きくなってしまったんですけど、4ページ立てで、本当はA4サイズなのかもしれませんけども、大きく出てしまいました。後ろには挨拶の手話とか、こういったことが書いてあったりして、このパンフレットを12月4日に作成されたそうなんです。これ、ホームページから取り出したんです。 同じ時期に策定して、四條畷は広報では載せていただいて、ホームページでも設定しましたということは載っているけれども、やっぱりちょっとおくれをとっているような、そういう感じがします。 大東市は、大阪府下でも一番最初に制定をされたところですので、やっぱり取り組みが進んでいて、いろいろとイベントなどの催しもやっておられて、広報では1年後の11月号で、28年ですか、11月号に「条例施行1年を迎えて」という1ページ立てで、改めて条例の中身を広報で紹介されたんです。 大東市では、学校で手話に関する学習機会を確保したり、また職員の手話研修の実施、こういった取り組みもやってきておられますけども、これらは四條畷ではやっておられますか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 議員がお示しの具体の取り組みにつきましては、なかなか進んでいない状況にございまして、まだ具体な内容はないんですけれども、条例施行されたのが4月ということで、即座4月の校長会の中で条例の趣旨を校長会を通じてご説明させていただきまして、今後の教育実践の中、その理念に基づいて進めていくということで共有はさせていただきました。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 市の職員研修等に関しましてですけども、いつも新人研修の中で簡単な手話の紹介とかをしております。今年度につきましては、職員研修を実施する方向で調整を図っているところでございます。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 半年の中で、これらに関しては多少やってる部分もあるのかなと思って聞かせていただいたんですけれども、今のような状況で進めていただきたいというのが当事者の方たちの声です。 と同時に、やっぱりお隣でこうした先進的な例があると同時に、大阪府下では15の自治体で条例を制定、全国では280で制定されています。今回、質問するに当たって、当事者と家族の方に話を聞きますと、まずこういった他市の取り組みを調査して考えてほしいんだということを言われました。それは早急にやるべきですけども、どうでしょうか。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 ただいま議員お示しされましたように、他市の取り組みというのは当然研究していく必要があると認識しております。 今後、さらなる周知啓発に努めていきたいと考えておりますので、また他市の状況等もいろいろ情報収集していきたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 四條畷市では、まず意見聴取会の設置を早急にということも要望書に書かれています。 これに関して、メンバーとか、いつごろになりそうかというのはどんな状況でしょうか。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 意見聴取会のメンバーにつきましては、当初、手話言語条例の策定時に参加いただいた方を中心にと考えております。それとあと、当事者や関係者、関係団体の方々と考えております。 設置につきましては、今年度中に設置できたらということで進めているところです。 ○吉田裕彦議長 岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 今後の取り組みとして、ぜひよろしくお願いします。 先ほど述べたような広報での取り組み、ホームページでの発信、当事者の声を大事にこのことを具体的に進めていただきたいということを述べまして、私の質問を終わります。 ○吉田裕彦議長 以上で岸田敦子議員の質問は終わりました。 次に、議席11番 森本勉議員、どうぞ。 ◆11番(森本勉議員) 議席11番、なわて葵風会、森本です。 四條畷市個別施設計画〔公共施設〕についてお聞きします。 計画策定のプロセスについて、瑕疵はなかったのでしょうか。 また、都市計画の専門家や地元商工会、自治会、文化・体育・教育団体などの代表から成る策定委員会を設置することに対する見解をお伺いします。 原案と案の相違について、多方面からの見解をお伺いします。 よりよい施設整備について見解をお伺いしますとともに、公共施設の集約化は、現市民総合センターを含む市有地にて行うとする案についての見解をお伺いします。 南中学校跡地活用に関しての見解もお伺いします。 次に、教育行政につきましては、南中校舎が安全であるとする学者の所見を隠していた理由について聞きます。 また、上記の問題を抱えて、南中廃校手続に瑕疵はなかったのかと言い切れるのか、見解をお聞きします。 次に、東小の畷小への編入に関して、解消すべき問題点についての見解をお聞きします。 さらに、南中を受け入れた畷中学校での問題点について見解を聞きます。 さらに、南中跡地に小中一貫校を新設するという私の考えに対しての見解をお聞きします。 3番目、外部人材登用について。 年間約4000万円にも上る人件費について見解をお伺いします。 次に、招聘した外部人材の適性に問題はないのか、有効に機能しているのかを所見をお伺いいたします。 そして大きく第4番目、庁内情報化関係事務に関する事務の監査請求が議会から起こされましたことについて、なぜこのような事態を招いたのか、どのような瑕疵があったのかについて所見を問います。 また、市民に損害をかけたことに対する責任のとり方についてお伺いします。 最後に、事務の進捗管理における問題点について見解をお伺いします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 それでは、森本勉議員の質問に対し答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの森本勉議員のご質問につきましては、1点目の公共施設の個別施設計画案に関するご質問、2点目のご質問のうち、旧四條畷南中学校校舎における学識経験者から聴取した目的及び3点目の人材登用に関するご質問並びに4点目の庁内情報化関係事務に関するご質問については総務部長から、2点目のご質問のうち、教育行政に関するご質問については教育次長からご答弁申し上げます。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 公共施設の個別施設計画案に関するご質問につきまして、順次お答え申し上げます。 まず、本計画の策定に当たりましては、平成28年12月、公共施設等総合管理計画策定後、これまで市民ワークショップや市長との意見交換会を開催し、市民皆様からさまざまなご意見等をお聞きいたしてまいりました。 また、本年6月から7月にかけて実施した個別施設計画(原案)に対する意見公募手続を初め、8月に開催した第3回意見交換会並びに9月議会での一般質問や議会全員協議会などでさまざまなご意見等を受け、策定を進めてきたところでございます。 次に、議員お示しの専門家等を交えた策定委員会の設置につきましては、計画策定後において、市民総合センターを初め継続検討としている施設について、計画案に掲げる客観的な情報を公開する、議会や市民とともに考える、段階的に合意形成を進めることの三つの考えのもと、議員ご提案の内容も含めたさまざまな方法により、ご意見などをお伺いしながら進めてまいりたいと考えております。 次に、計画原案から計画案に変更した主な内容については、計画期間における短期部分を前期と後期に分け、非耐震施設への対策など緊急性の特に高い事業を前期に実施するとしたこと、また意見交換会等で、市民の中でも異なる意見により見解が分かれた市民総合センターや市庁舎などの再編については、短期部分における前期にその配置や規模について継続検討することとしたことでございます。 次に、現市民総合センター用地に公共施設を集約化することについては、先ほど申し上げたとおり、議会や市民と段階的に合意形成を図りながら、公共施設等総合管理計画の基本方針である「世代間のコミュニティが繋がる魅力あるまちづくり」「災害に強い住みよいまちづくり」「次世代に負担を先送りしない自立的なまちづくり」の3点の趣旨を遵守しつつ、一定以上の面積を有している市庁舎用地や四條畷南中学校用地跡地の活用も含め、よりよい施設整備を行う考えでございます。 次に、四條畷南中学校跡地の活用については、公共施設の個別施設計画案において、当該跡地には、四條畷東小学校が令和2年3月末に閉校となることに伴い、JR片町線以東、国道163号以南地域における防災機能の確保と、老人福祉センター楠風荘や教育文化センターなど耐震性が確保されていない施設の移転先として西側の土砂災害警戒区域外に新たに複合施設を、東側半分にはボール遊びができる公園を整備することとしております。 続き、旧四條畷南中学校校舎において、建築工学の学識経験者から聴取した目的については、個別施設計画に位置づける当該地の利活用策について、既存校舎の活用も含めた検討を行う際に、活断層調査における地質学者の所見に加え、建築工学及び防災工学に関する知見も参考とするためお伺いしたもので、当該地の利活用に関する検討資料として扱っていたものでございます。 かわり、人材登用についてお答え申し上げます。 地方分権の進展に伴い、地方行政の高度化、専門化が進む中で、少子高齢化、高度情報化を初めとする新しい時代に対応した自治体経営が求められる中、行政運営においてもさらなる効率化が求められており、専門的な組織体制や専門職員の配置が行政課題となっています。 持続可能な行政運営を推し進めるためにも、高度な専門的知識や経験またはすぐれた識見を有する者の活用は欠くことのできない要素であり、本市においては、民間企業経験者等を有期、無期にかかわらず広く任用している状況でございます。今後においても、その考えに変わりはございません。 なお、本市の平成30年度普通会計決算歳出に占める人口1人当たりの人件費は5万2185円となっており、府内類似団体10市の中で一番低い数値を示しているところであり、効率的な人材活用が行われているとの認識でございます。 また、人材の適性、有効性についてでございますが、組織人として有する資格や職務経験、経歴等を組織の中で生かして業務遂行に当たっており、相乗効果として作用していると考えております。 続き、庁内情報化関係事務に関するご質問につきましては、順次お答え申し上げます。 まず、ウインドウズ7のサポート延長をする必要が生じたことについての主な理由は4点あり、1点目は、現地調査のための調整のおくれに加え、現状把握のために点検項を分けながら調査を実施したことに想定以上に時間を要したこと、2点目は、データサーバーの構成でシステム等の中核となる部分への影響などの課題に対応するため、想定以上に時間を要したこと、3点目は、端末機器の保守について、業者からの出張保守、いわゆるオンサイト保守を導入するため、設計への反映に時間を要したこと、最後に4点目として、ICT分野にたけた職員の採用が4月には難しく、結果として8月になったことで本格的な設計開始がおくれたことなどにより、端末機器更改がウインドウズ7のサポート期間である令和2年1月14日を越えることとなり、安全な運用に万全を期するため、サポート期間を1年間延長するものでございます。 なお、取り組む上での瑕疵とのことでございますが、本業務は部長マニフェストにて進捗管理を実施しており、予測し得る事象を想定し取り組んできた経過の中、さきに申しました遅延事由が発生し、適宜その対応のため最大限努力はいたしましたが、このような結果に至ったところでございます。 今後は、先般議決された地方自治法第98条第2項の規定による監査を真摯に受けとめ、業務改善を重ね、市民サービスのさらなる向上につなげることで、その責任を果たしてまいりたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 教育行政に関するご質問に時系列でお答えを申し上げます。 教育委員会で取りまとめた学校再編整備計画は、少子化に伴う学校規模適正化、同一小学校からの進学先相違、校舎老朽化という課題の解消を主眼に、市長、教育長が出向く多岐に及ぶ意見交換、各種アンケート、公共施設劣化診断、南中学校敷地内活断層調査の結果を要素に、考え得る複数案抽出の上、保護者、地域との密な意見交換を経て再編案を決定し、続き、学校適正配置審議会、総合教育会議での議論をもって、昨年11月の策定に至っております。 以上の行程は、組織運営上、適正な経過と認識するにつき、議員ご質問の旧南中学校敷地内小中一貫校の新設は考えていない現状にございます。 かわり、南中学校生徒を四條畷中学校へ受け入れるに際し、当該関係者宛て意見交換やアンケートを介して、大きくは転籍後の学校生活と通学遠距離化への不安が寄せられました。それらを解消すべく、学校間のさまざま、事前交流を通じ、子どもたちの心的不安軽減に資する対応に努めつつ、クラブ等の配置ほか、通学遠距離化緩和に向けた支援などの方策を講じております。 なお、東小学校児童が四條畷小学校へ転籍するについては、保護者から意見を伺う中、中学校再編時とほぼ同様の内容が届くにより、これまでに引き続き、さきの経験を踏まえた諸所の準備に取り組む途上にあります。 ○吉田裕彦議長 会議の途中ですが、ただいまから午後1時5分まで休憩いたします。時に午後0時05分 ○吉田裕彦議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後1時05分 ○吉田裕彦議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) パネルの持ち込み許可、お願いしたいと思います。 ○吉田裕彦議長 許可いたします。 ◆11番(森本勉議員) よろしくお願いします。 それでは、ちょっとすみません、順番変えまして、まず教育行政について、教育長さんも含めてお願いしたいと思います。 南中の廃校条例、これはさっきも話しありましたけども、ことしの1月の臨時議会でうちはもう廃校したわけですけれども、市は南中跡地に市民総合センターを建てるという計画をその直後の2月に出してきたと。その後、活断層から一定の距離を離せば安全だと、市長みずからが意見交換会で発言されておられたので、僕は開理事に、何かそういう所見とってるん違うんかと聞いたら、そのときは、開さん、知らんと言うてはってんけども、後ほど、こういうのが出てきましたということで持ってきてもらったのが大阪市立大学の建築工学の専門家の先生、南中の校舎は安全で使えますよということだったんですよ。 この所見が明らかになって以降、議員さんとも話ししますけども、もしこれを知っていたら廃校の判断が変わったかもしれないという方もおられるんです。だから、僕は実にこれ罪深い隠蔽だと思うんですよ。だから、今の答弁ありましたけども、納得できないんで、何で隠してたのか、もう一回説明をいただきます。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 繰り返しになりますけれども、今回は南中学校の旧校舎について、建築工学の学識経験者から徴した目的なんですけれども、当時の個別施設計画を策定する過程の中で、その当該地の利活用について、既存校舎も含めて利活用ができるのではないかというようなことを模索するために行ったものでありまして、そういう意味では、内部の素案をつくっていく過程における内部資料として活用させていただいたというところでございます。以上です。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 目的が違うからというんで、そう言わはるけど、あんだけの大変なことやったわけから、当然市長も前から知ってはったわけやし、そんなもん、無条件に公表するべきですよ。もう今ごろ、何言うてもしゃあないけれども、本当に残念で仕方ないです。 畷中は、生徒が物すごくふえて、グラウンドの支障もあるということも聞いてましたけども、今はどうですか、改善したんですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 グラウンドにつきましては、クラブが当然多数になりますので苦慮してる状況にありますけども、隣接する忍ヶ丘小学校のほうでも対応し得る環境は整備をいたしました。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) じゃ、南中、畷中の両生徒の融合というのはうまいこといったんですか。当初、一部差別的なこともあるというふうに僕も聞いてたんですけども、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 学校再編前後の小中学校において、それぞれの校風の違いにより、種々の問題等が起こり得るとの認識のもと、現場ではそのことを主眼に置いた教育実践に努めています。 もとより、再編校にかかわらず、児童生徒間のトラブル等については、学校経営方針に基づく未然防止に資する取り組みに当たるとともに、やむを得ず発生した場合については、子どもたちの心に配慮しながら、迅速、適切な対応に最前を尽くしております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ぜひ、よろしくお願いいたします。 それでは、東小に今度統合されたわけですけども、今度、いわゆる大規模改修とか、いつごろの時期とかを想定されてますか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。
    ◎開康成教育次長兼教育部長 基本的には四條畷小学校、50年を超えておりますので、時期については早急に対応してもらいたいと考えておりますけれども、何せ施設の再編計画、個別施設計画、これの策定を待って判断していきたいというふうに考えています。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 具体的に考えてないと言いますけども、では今、教室的には余ってるんですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 来年4月におきましては、やはりかなり余裕がない状況にございます。そんな中、学校間協議のもと、効率的な運用に努めるというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 一般論として、教室に余裕がないとき、大規模改修をするというのは、どういうふうに対策をやるんですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今回、我々の学校再編整備計画におきましては、施設内において空閑地ございますので、例えば畷中と忍小の間につくった小中連携棟であったり、そういうものも仮設でつくりながら検討も選択肢に置きたいと思っております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) では、話し変えますけども、南中からの活断層は、真っ直ぐ伸ばせばちょうど学校の東側になりますけども、これは調査はそのときにやるとかいう考えはあるんですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 調査となりますと我々では判断できないんですけれども、ただ、今回、南中学校におきましては、活断層が国土地理院のほうで実線という内容で示されておりました。 ただ、四條畷小学校におきましては、点線もしくは実線もないような状況ですので、そのときになって判断をしていきたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 話は逆で、実線であるということはあるんですよ。だから、わざわざ調査するまでもなく、あるんですよ。ありそうなところを調べるのが調査やないですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 実線であったとしても、やはり正確な位置を把握したいという思いで市長部局のほうで対応されたというふうに認識をしております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) それであるならば、交野まで続いてる概念性が非常に高いんで、必ず調査していただかないと困りますということを今言うておきます。 それから、南中廃校しても、既にファミリー賃貸住宅は空き家がどんどん出てきてる。それが、活断層や土砂災害やいうて風評被害も大きくて、わざわざこんなところに子育てに来てくれるんかいなと思って、僕ら南地域の住民として本当に心を痛めてますねんな。何としてでも、将来的には学校を戻して、ここは安全なところなんだということを内外に示していただきたいというふうに思ってます。そういう人はたくさんいますよ。 この、学校の問題で一つだけ最後聞きますけども、きのう、東小から畷小への通学路のことで、トンネルの防犯カメラ、土井議員の質問に対して、来年4月以降に関係者と協議していくと言うてはったんは、確認、間違いないですか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今回、学校の再編整備に伴いまして、一定の安全対策を講じております。その中で、昨日もご意見いただいております。その内容については、再編後、各種の意見等を交えて判断していきたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) あのトンネル、変質者が出るんちゃうかとか、そんな話ばっかりのところなんですよ。いよいよ、これから子どもを送る親の立場になって考えたら、来年4月からではだめですよ。3月中にちゃんとやってくださいよ。教育長、どうですか。 ○吉田裕彦議長 教育長。 ◎植田篤司教育長 お答えします。 当然ながら、早急に関係者と協議をしまして、その中で実現性について検討したいと思います。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 安心して子どもを行かせられるように、何とか3月中にやってください。お願いしておきます。 次に、順番変えまして、情報関係の事務について聞きます。 議会からの監査請求という事例を、私、グーグルで調べましたら、何十ページ見ましても、8自治体の11件しか見当たりませんでした。この中で、長野県が18年に百条委員会に対する弁護士契約、茨木市では28年10月に滞納差し押さえでの行政の瑕疵などについてやってますけど、今回のように事務の作業のおくれによって費用が発生したことについての事例というのは全くどこを探しても出てこないんですよ。だから、今回の議会からの監査請求は極めてまれであるということがわかりますけども、これについて考えを言うてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今回、議会から、議決によりまして監査請求が行われたということに関しましては、本市におきましても前例がないというようなこともございますので、そこにつきましては重く受けとめてはいております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 重く受けとめて、どうするんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 基本答弁にもお答えさせていただきましたが、今後行われる監査を真摯に受けとめながら、その指導に基づく業務改善等を重ねて、今後、市民のさらなるサービスの向上に努めてつなげていきたいと、そういった気持ちでいております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 全協のときも言いましたけど、以前、田中市長のときに、例えば下水の徴収漏れあったときに、すぐさま市長は給与を数カ月減額しますということをみずから申し出られた。土井市長のときにも同様の事案があったんですよ。しっかり責任とっておられたんですよ。でも、今回はそういうことが全く出てこないんですよね。 それともう一つ、予測し得る事象を想定して取り組んできたと言うてはりますけども、ICTの職員が1人いてはったけども、あの方が病気で長期休んではったわけでしょう。それで、専門のやつを4月に雇おうと思っても、全然採られへんからと、もうそのままずるずるなったんですよ。しかし、この1月の十何日というのは後ろ決まってるわけやから、それやったら、そんな事態になったこと自体が想定外なんやから、速やかにそのときに外部のコンサルに発注して一気にやってしまうという考えをやるべきやったと僕は思います。 この議論は、監査の方がやられるやろうからこれ以上は申し上げませんけども、やっぱりそんなものはさっきの答え、四つの原因あったと言うてはったけど、しょせん言いわけですよ。何でかいうたら、よその自治体にみんな聞いたら、平成30年にみんな終わってますねん、これ。ウインドウズ7がアウトになるというのは、もう4年も前ぐらいから決まってたんでしょう。みんな知ってるんですよ。何で、これができんかったか。やっぱり事務の管理ができてなかったということじゃないですか。 東京のあきる野市、ことし3月にあった事例をちょっと紹介しておきます。 ことし2月分の学童クラブ育成料の口座引き落とし料を、4月から入る子の分を間違うて引き落としたらしいんですわ。それがわかったんで、3月3日、すぐにそういう事案をプレス発表して、3月13日にはすぐさま返還の手続をとった。その6日後の3月19日の市議会本会議で、市長給与10%減額1カ月、副市長給与減額5%1カ月するという議案を市長から上程され、可決してるんです。この場合、お金返してるから実害はゼロなんです。それでも、行政事務におけるミスの重大さをやっぱりしっかりと受けとめられた、これ、あきる野市の市長だと思います。速やかにみずからに処分を下されてるんですよ。 こういうあきる野市の今の話聞いて、どういうふうに思われますか。副市長、どうですか。 ○吉田裕彦議長 副市長。 ◎林有理副市長 先ほどのあきる野市の事例につきまして、ご教授いただきましてありがとうございます。 さまざまな市の責任のとり方というものがあろうかというふうに思います。本市におきましては、先ほど総務部長が申し上げましたとおり、先般議決を頂戴いたしました監査について真摯に受けとめながら、業務改善を重ねまして、市民サービスのさらなる向上に努めていくことで、その責任を果たしてまいりたいと現時点では考えてございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ちゃんとやっておけば、800万円の要らんお金はなかったんですよ。これ、市民の税金ですよ、払うの。今の答えで納得する人、僕、いないと思いますよ。何ぼ言うてもしゃあないから終わりますけど、私とすれば、この監査請求をやりましたら、今度出てきたらやっぱり特別委員会つくって、これは徹底的にやるべきだと思ってますので、またそれは皆さんと相談したいと思います。 次に、公共施設いきます。 南中に移ると、総合センターが聞いて、早くも、もうそんなところ行かれへんからいうてサークルを解散したところがあるんですよ。こういうことについては、これも、副市長、どう思われますか。 ○吉田裕彦議長 副市長。 ◎林有理副市長 先ほどの南中に対して、行くことができないということでサークル解散されたというような件につきまして、私の見解ということをお尋ねになられたかというふうに思います。 現時点で計画策定に至っておりませんので、そのような事象を招いてしまったということに関しては、こちらの計画を早く進めることによって、皆様の次なる処置ができるような形でお応えしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) やっぱりリリースの仕方というか、その話の持っていき方が、もう全然市民不在で行って、それであんだけ市長との意見交換会の中であんな資料をぼんぼん配らせてあって、僕も見ましたけども、これはもう決まってますねんという言い方やないですか。だから、当然ですよ、もうこれはしゃあないなと、私ら年いってるから、あんなところよう行かんわいうてやめられた。僕知ってるので、二つあるはずですわ。人の運命狂わせてるんですよ。その責任は本当に十分考えてもらわないと。 だから、僕らは、何にも嫌み言うてるのと違いますねんで。やっぱり、せっかくもらった施設整備するんやったら、みんなが喜んで、ええことしてくれはったと市民がみんな言うてくれはってこそ、初めてあんたらもええ仕事やったなとなるわけですから、口から泡飛ばして言うてますねん。そこんとこ、わかってほしいんですよ。 今回の案は、11月6日の総合教育会議で先に知らされてるんです。それで、議会に示されたのは、11月12日の議会全員協議会なんですよ。それで、我々議会というのは、あくまでも予算の審議権者です。行政との二輪なの。何で教育委員会が先で議会が後やったんか、説明してください。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 総合教育会議の事務局のほうを担っておりますところから、お答えさせていただきます。 以前から、総合教育会議といいますのは、市長部局の市長と教育委員会の教育委員さんとの意見交換を進めていって、意識を統一していくと、情報公開、意見交換していくというような場でありまして、今回の個別施設計画を策定する中でも、やはり事前に、議会にお示しする前に内部の中での情報交換等をしっかりとやった上で、市としてお答えといいますか、考えを統一するという観点から事前の総合教育会議をさせていただいたということでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 何が内部ですねんな。公開してるんでしょう、総合教育会議というのは。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 総合教育会議は、しっかりと公開させていただきまして、皆様にも聞いていただくというようなことで周知のほうはしております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) だから、公開してるものを何で議会よりも先にやったんですかと聞いてるんです。内部の話やと言うてるけど、全然話通じませんがな、そんなもん。 ○吉田裕彦議長 森本議員、質問やったら立って。 ◆11番(森本勉議員) はいはい。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 内部といいますか、総合教育会議というものが、あくまでも四條畷市の市長部局と教育委員会との意見交換といいますか、情報のすり合わせをやっていくものでございますことから、その中での意見を反映させたものを市長部局としてもしっかりと盛り込んだ形でまとめたものを議会の皆様に提供するということで、以前からそのような手続で進めてきたものだと認識しております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) あのね、総合教育会議の前に、そこへ行ったら、今度新しい方針示されるよと先に言うてるんじゃないですか、おたくら。全然、もう言いわけですよ、そんなものは、納得できないですよ。 結局いろいろ、今回でも5年先送りしはったけども、一番みんなの声が大きかったところだけですよ、ここと、さつき園とか歴史資料館とか、5年先送りするって。私は非常に無責任やと思うんです。だって、あなたたちは、令和2年度中にこの計画をまとめないと地方交付税で、国から、あんたら何やってんねんと、することもせんといていうて相手にされませんがなと、これ再編室長言うてはりましたよ。これ、何で5年、先送りして大丈夫なんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず一つ、大きな時間軸といたしましては、先ほど議員お示しの期限といいますのは、より有利な起債を得られるようなことをめどにした内容でございます。そのときまでに、いわゆる個別施設計画にのせている全てを整備するわけではございませんで、その後、それぞれの場所、施設については今後検討していくというようなことでございまして、その時折その時折に応じた形での起債の内容といいますのも、今、全国市長会等でも国のほうに要望しておりますことから、そういった制度というのは継続していただきたいというような要望を重ねている、そういった状況にございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) でも、そのとき、そんな話なかったですよ。ほんで、再編室長と話したら、南中には体育館だけやったら、そんなもん相手にされませんでと、どないしまんねんなと、おたく市長やったらどないしますねん、そこまで言われましたがな。 僕らは、2年度中にやらんな交付税が間に合わへんから何とかせんなあきませんねんというのを真に受けてますやんか。そやけども、総合センターとか市役所というのは一番大きな施設ですよ。例えば、これは楠風荘一個だけを計画5年間先送りするといったらまだわかりますけども、今までのおたくらのロジックでは、この計画全部まとめないと交付税無理やから、南中にも大きな総合的な施設建てやなあきませんねんと言うてはったから、こんな議論になってるわけですよ。でも、持っていくと言ってた大きなものを5年先送りにするんやったら、令和2年と言うてたのはどうなるんですかと聞いてるんです。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今回、原案でお示しさせていただいた内容といいますのは、全ての施設を一気に、今後の2050年以降の姿を見据えた形でを個別施設計画の中で具現化するためにお示しさせていただいた内容でございまして、当然ながら、繰り返しになりますが、その実施年度というのは一気に起こるものではなしに、その期間内で、当時は短期、中期、長期というような大きな三つのくくりの中で平準化をしていくというような考えもございました。 今回、市民総合センターなど、市役所、主要な施設につきましては、短期の中における前期というような中で検討していくというようなことを判断したわけでございます。 ただ、残る今回の非耐震施設であったり地域の防災機能の確保という観点の大きな二つの軸につきましては、依然としてあの敷地、跡地の中に整備をしたいということでございますので、事業債につきましては、そういったところの部分については、より今後、計画を策定後、進めていくことによって、その財源の確保ができるのではないかというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) これ、後でまた戻しますけど、もともと令和2年度中にやりたいと言うてはったんやったら、僕は、そのもとで住民にも説明会をやってきはったんやったら、やっぱりそれは守るべきやと思いますよ。2年度中にしっかりした計画を、これみんなで、市民も入れて、汗かいて、しっかりしたものを建てることがやっぱり一番安心違いますか。 ちょっと話、別になりますけども、きのうからずっと避難所の面積の話が出てます。さっきの話ありました、163から南で、JRから東で、人口はどれだけやったんですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 国道163号から以南ということでございます。2万1058人。 ◆11番(森本勉議員) 違う、JR、JRから東。 ○吉田裕彦議長 再度答弁、できますか。 ◎亀澤伸都市整備部長 はい。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 163から以南、JRから以東のところの人口は、7373人ということでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) それで、南中と東小の可能な収容面積を合わせて3800ほどになるんですか。大体、それで何人の避難収容人口になりますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 床面積3800平方メートルの場合でよろしいんですか。については、収容人員は約1612人となります。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) そしたら、これ1610人を7373で割ったら、ちょっと一遍やってみてくれますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 約21.9%になります。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 田原台地区全部入れたら、人口は何人になりますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 逢坂地区を含んで、9242人となってございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 田原小の今の収容人数は何人ですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 1154人でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ほな、またこれ1150人を9242で割ってみてくれますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 約12.5%でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) では、災害救助法などで、人口何人に対して何人分の避難所を確保せいという法制度はありますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 災害救助法の中、49条の7の中で、避難所の指定という中で、「想定される災害の状況、人口の状況その他の状況を勘案し、災害が発生した場合における適切な避難所を設ける」と載ってるんですけども、具体的にその何ぼという数字というのは上がってないというところでございます。 ○吉田裕彦議長 答弁どうぞ。 ◎亀澤伸都市整備部長 申しわけございません。災害対策基本法でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) だから、一定の地域に何平米の収容面積を設けなければならないという決まりは何もなくて、特に田原地域については、これだけしか避難所がないというのが現状なんです。だから、避難所が少ないとか多いとかいうことを言うてるんじゃないんですよ。地域によって、これ何で違うのかというたら、結局は、そこにもともと小学校とかがあるから、その面積から防災計画を立てて何人となってるわけですよ。だから、何人と決めやなあかんことはないということがまず一つなんです。 次に、今度また新たに南中の複合施設やるということで3800平方メートルになるというんですけども、防災倉庫が含まれてるはずですが、それは何平米ですか。
    吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 一応、約700平米の床面積を考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) それも、この3800平米、避難所の床面積に入ってるわけですね。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 含んでおります。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) じゃ、今おっしゃった面積で何人収容できますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 297人ということでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ということは、その倉庫は空なんですね。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 今お答えしてるのは、空で想定した場合の人数でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) だから、避難所の問題いうて、みんな一生懸命やってるわけですよ。空として想定した場合なんて、倉庫、荷物入れるのが倉庫ですやんか。だから、そんな荷物入ってるような倉庫に、それを避難所の面積に入れること自体がおかしいんじゃないんですか。荷物いっぱい入ってるわけですよ。そこを避難所の面積にするということは、僕、全然理解できませんわ。大きなみそだるがいっぱい詰まった中で風船膨らませようとするもんでっせ、そんなもん。入りますか、荷物入ってて。人が入らんようなものを何で避難所の面積に入れるのか、もう一遍答えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 議員ご指摘のとおり、その運営方法というんですか、そういったものというのは、今後、計画を策定させていただいた折には、その後における、伴う予算というような中で基本構想、基本計画というものを、その案を成案化した後に、しっかりと地域の方々も交えて議論していくような、そういったところは必要と考えておりますので、そういったところでもそういったご指摘の部分については課題解消として図っていきたいと、そのように考えています。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) だから、倉庫というのは荷物入ってるのに、それが何で収容所の床面積になるのかと聞いてるんです。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 そこの倉庫の物の置き方にもよるんですが、今回の場合でいいますと、各普通教室であったり、そういった防災機能を有している学校においても、机や椅子等が置かれているというふうな状況を換算しているという状況もございますので、防災倉庫の運営方法、物の置き方、またそういった機材の置き方によって、そういった部分についても一定解消できる部分は、要素はあるのかなというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) とてもやないけど、僕の頭では、ついてよういきませんわ。 それで、このエリアでは、やっぱりきのうからも話出てます。学校の復活を願ってる人、多いんですよ。やっぱり将来、学校が復活した場合にも備えられるような可動式の客席を持った多目的の体育館、これは今、南中が体育館使われへんから、ぜひ体育館はつくってもらいたいんですよ。しかも、それは体育館だけじゃなくて、やっぱり何かにこうやって有効に使えるものとすれば、今のアリーナみたいな可動式の床とか、それとか地域の人が、あそこはすこやかネットいうふうになって、みんなで地域で大事にしてきたところなんですよ。だから、みんなが寄って、何かくつろげる場所みたいな、無料の開放スペースとか、それとか足湯なんか、物すごい安い足湯ありますよ。そんなものこそ、地元の人が、みんなが使えるものをやっぱりつくっていってもらいたいということを、僕はここでももう一回言うておきたいと思います。 さっきの話の中で、非耐震の再編を先に進めるというのありましたね。市民活動センターの体育館は非耐震ですけども、そのまま存続させるというのはどういう理由なんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず、大阪外環状線から以西についての公共施設が少ない中で、市民活動センターの体育館については非常に利用率が高い施設の一つでございますので、そういった意味での、まず利活用は今後も図ってまいりたいと考えておりますが、その非耐震というような事実につきましては、今後、計画を進めていく中でできる限りの対応を図ってまいりたいと、このように考えてはおります。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 非耐震、何とかしたいと思ってくれてはるのはええことなんですよ。だから、はよやってほしいんです。残すんやったら、残すと決めたんやったら、一日も早いこと耐震工事の予算つけますというのが行政の仕事違うんですかと聞きたいです。市長、首ひねってるけど、違いますんか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まだ計画が案というような状況でもございますので、そういったところのまず成案化というのを急ぐ中で、その後における諸課題の解消を図ってまいりたいと、このように考えております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) あそこは、僕の友達もよう利用してるところです。物すごい利用率高いんです。だから、残すんだったら、ええことやから、何とか早いこと耐震工事したってくださいよ。そういう予算こそ、はよつけたってほしいし、議会もこんなん誰も反対しませんがな。何とか使うんやったら、もっと安心して使えるようにしたってほしい。これもお願いしておきます。 それから、きのうの話で、第5回の総合管理計画推進本部会議で、南中が施設の集約地であるということを見越して、大阪府も旧国道179号線を拡幅していく方向に同意してもらっていると、ここが体育館だけとなれば、大阪府も拡幅していく理屈を失ってしまうと、これ市長言うてはるのが議事録にあります。 僕は、これ藤本幹事長がうちの会派の幹事長ですけども、市長から直接そういう説明を受けましたというて僕に説明いただいて、ああ、そうか、僕もそんなこと知らんかってんなと、そういう事情があるねんなと思って自分の不勉強を恥じてたんです。 ところが、きのう、土井議員の話では、府に確認したら、一切そんなことはないというんですけども、これはどっちがほんまなんですか。僕は、やっぱりうちの市の市長のことやから、市長のことを信用したいと思いますけども、ぜひ、その府のほうが理屈をつけてはる、南中のところに施設をつくることはこの拡幅の理屈づけだという会議を、どこでどういうシチュエーションで、誰が参加してやられるのか説明していただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 国道170号の拡幅に関する勉強会ということで、大阪府と枚方土木事務所のほうと私ども四條畷市の建設課のほうで会議のほうはずっと進めてまいったところでございます。 その中で、今年度なんですけども、府と確認しておりますのが、公共施設の個別施設計画策定に合わせて、当該区間を含む旧国道170号をバリアフリー法に基づく生活関連経路に位置づけること、これが1点。それと、道路の拡幅に伴う用地取得等に市のほうが積極的に協力すること、この2点のほうを確認したところでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 僕、ちょっとようわかりませんねんけど、何か駅からの動線がどうのこうのと、きのう、たしか言うてはったと思うんですけども、あそこの最寄りの駅は忍ヶ丘の駅と理解してよろしいんですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 昨日、答弁させていただいたのは、バリアフリー法に基づくというところで、その計画を立てていく上で、駅と公共施設を結ぶというところでございます。 南中の跡地につきましては、四条畷駅もありますし、忍ヶ丘駅のほうにもというところの経路にはなってくるかと思います。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) だから、そこに複合施設でないと、別に体育館でも構へんというような話、きのうあったと思うんですけども、もう一回、そういう話が府から、道路の拡幅はこういうことがあるからできるんやというてうちの幹事長に説明されてるんですけども、本当にちゃんと、どこでそういう話が、今の具体的な複合施設では、あらんとできませんという話があったんかどうか、答えてください。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 複合施設があったんかどうかというか、昨日もお答えさせていただいたのが、バリアフリー法に基づく生活関連経路にその国道170を位置づけるわけでございます。その関連経路に位置づけるというバリアフリー法を改定するに当たっては、そこの公共施設等がその一つになるというふうには思ってるところでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 府道の拡幅については、これだけの予算決まりましたいうて資料もらいましたですよ。でも、個別計画は決まってないけども、ちゃんと予算ついてきてますねんな。何でなんか、ようわからんですよ、その今の話やと、時間の順番がわかりませんねん。個別計画と関係なしでも、ちゃんと予算ついたやつと計画書できましたと僕らにくれはりましたやんか。あれ、いつくれはったんですか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 先月、情報提供させていただいた資料なんですけども、府のほうは予算が確定したわけではございません。先ほど申し上げさせていただいた2点の約束というところで、それをもって、今後、大阪府のほうが旧国道170号を道路事業として位置づけていくということでございます。その後に、地元の協力が得られれば用地取得等に入っていきますので、そこで初めて予算のほうがついてくるということでございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 僕は、これたしか6月の議会のときやったと思うんですけども、南中に総合センターみたいなもん持っていくという質問をしたときに、基本答弁もらった、ここでね。そこでは、道を拡幅します、歩道をつけます、何やかんやいうてあったんですよ、基本答弁に。ということは、その施設が開通するときにはちゃんとそれができてるというんやったら、僕はそういう答弁でもオッケーやと思いますねん。 しかし、いつできるかわからへんようなもんを、そこに設備しますという理由づけにはならへんわけです。特に、あの道は狭い、怖いんですよ。僕らでも通るのが怖いんです。だから、広がることについては本当に頑張ってほしいし、頑張ってくれてるのもようわかるから、うれしいんですよ。そやけども、それと施設がどうのこうのという関連づけで言うてはったら、この話、どうなんなんかいなと普通に聞いたら思いますやんか。 普通に聞いたら思うことを今言うてるだけであって、どんどんやってくれて、これ何月何日までにこの道拡幅できますというんやったら、昭和55年か、そんな長いときから、前任がみんな頑張ってきてくれたことがやっとここで実を結ぶんやなと、先代の市長さんも先々代の市長さんもその前の市長さんも、みんな頑張ってくれたから、やっと今できるんだというんであればわかりますよ。でも、そうじゃないんですよ、今の話、聞いているとね。だから、ちょっと僕も余り賢くないから、次から次へとこんな話出てきたら、何がほんまで、何がどうなってるのかわからへんわけですわ。 それで、もうこんなん切りないんであれですけど、本当にとにかく市民の目線に立ったものという路線にもう一回返ってもらいたい。 私が委員長を務めます総務建設常任委員会で町田市に行きまして、施設再編の先進事例を見に行きました。そこでわかったことは、うちの人口の7倍もある大きなまちですよ。そこでも、やってたのは何かというと、策定委員会つくって、計画が最終決定するまでには1年半かけてるんです。しかも、庁内検討委員会と、もう一つは都市計画の専門家、地元の商工会やPTA、それから住民自治団体とかの代表者が入った策定委員会をちゃんとつくって、20人近い策定委員会ですよ、両輪でしっかりと時間かけてやっていきましょうとやってはったんです。 うちは、とんでもないですよ。ことしの2月から、ぱっぱとやって、うちら選挙やってる間にぱっぱと決めてもうてやね、ほんでいきなり6月にパブコメやりますやって。うち、議会でも全協でも、そんなもん6月議会あんねんからパブコメはちょっと待ってくださいなとみんな言いましたけど、それ終わったら、ぱんと紙一枚でパブコメやりますと入ってるんです。 町田市では、1年半かけてじっくりやってる。しかも、毎月、家に配る市の広報で十何回、きっちりとこの計画についてのことを記事として市民に周知を図り、さらにB4の折ったものですから4ページ、これで、こういう計画はここまで来ました、またこれからこういうふうにします、意見くださいというのを特別バージョンで3回もつくって全戸配布してあるんですよ。 うちのまち、そんなんしましたか。どこで何決まったんかわからん間に、ぱーんと市民との意見交換会でこんなんやります、こんなんやりますいうてやられたら、さっきみたいに、計画まだ決まってないのに、そんなんやったら、南中行くんやったら私らよう行かんわと、もうこんなんでサークル続けられへんわというてやめてしまう人が出てるのが現実なんですよ。やっぱり進め方が民主的じゃないから、市役所が独善で進めたということは誰が言うても否めないから、みんなが怒った、みんなが混乱したんですよ。人の運命も変えてしまった。 だから、今回、やり方を見直そうという気持ちを持ってきてくれたということは、これは評価するけども、本来であれば、こんな大きな山を動かそうというんやったら、最初からやり方が間違うとったんですよ。だから、言いますけども、もう一遍原点に戻るべき。 それと、こういういろんな耐力度調査とか、いろんな調査していただいたのは、これは立派な仕事やから、それをデータベースとして、商工業者やとか運輸の専門家やとか都市計画の人やとか、それから建築工学の専門家、地震の専門家とか、みんな入れた中で、四條畷の行く末、100年万々歳やという計画を立てるべきですよ。 僕らは、市民がやっぱりやってよかったなと、市がええことやってくれはったなと言われてこそ、うれしいですよ、この場で議論できるのは。でも、この半年間、ろくな話できませんよ、ああやこうや言うてね、ほんまに情けないんですわ。もっと楽しく未来を語り合えるような議会になりたいし、そうでなくて、ああやこうやと言うことの原因つくったんは少なくともあなたたち行政ですよ。ここは真剣に反省してもらいたい。そして、もっと、こういうことをすればこういう結果が結びつくやろなという想像力ぐらい働かしていただきたいと思いますよ。 さっき言いましたけど、こういう策定委員会、一遍しっかりと検討してもらいたいと思うし、そして令和2年にやらんなあかんとあなたたち自身が言ってきたんやから、令和2年度でしっかりと決めようじゃないですか。そんな無責任な先送りにするんじゃなくて。 それで、この問題、最後にしますけども、うちの会派では、今の総合センターの土地を高度利用すれば、今言うてるような施設は全てすぽっとおさまると。きょう、僕の2番後に渡辺議員がその精緻な議論展開やってくれますから、これぜひテレビ見てる皆さんも、渡辺議員の質問、ぜひしっかり聞いていただいて、この市の今出してる計画とどっちがええんかということを一遍比べていただいたらええと思いますよ。 ただ、僕は、何ぼでも言うておきますよ。あなたたちの努力を否定してるんではないんですよ。そういう努力してくれたものをデータベースとして生かして、多くの人を入れて、みんなで力合わせてやっていきましょうということを言ってるだけなんです。誤解せんとってくださいね。 最後になります。 外部人材ですけども、ちょっとパネル見てください。 これは、東市長になられてから、今までなかった職制で採用された人の給与です。中に、この半年ほどで退職された特別参与9万円というのありますけども、この数字はことしに僕が請求して市からもらった数字ですから、間違いないです。1年間で3964万円、これ給与として出てるんですね。 これは、今まで東市長が誕生するまでなかった職制なんで、あえて聞きますけども、この一番上に総務監というのあります。これは、どういう仕事をしておられるんですか。 ○吉田裕彦議長 副市長。 ◎林有理副市長 私のほうからお答えをさせていただきます。 総務監といたしましては、総務部全体の案件につきまして、どちらかというと外部の視点を用いまして、新たな改革に取り組むというようなことの使命を負っていただいておりました。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) この方は、採用されたときも総務監やったんですか。 ○吉田裕彦議長 副市長。 ◎林有理副市長 失礼いたしました。採用された当時に関しましては、政策企画部の参事という形で採用してございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 政策企画部参事だったけども、ことしの4月からは総務監になられたということですか。 ○吉田裕彦議長 副市長。 ◎林有理副市長 その過程におきまして一度、総務部参事という形になってございまして、それ以降、総務監という形でやらせていただいております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ということは、平たく聞くと、1年ごとに職制変わってるということですよね。そもそも、この任期付職員3年間ですか、しかも部長級の高給取りですよ。これを入れられた理由は何ですか。 ○吉田裕彦議長 東市長、どうぞ。 ◎東修平市長 総務部長の答弁の繰り返しになってしまうかもしれませんが、自治体行政の経営というものが複雑多様化、また高度化している中で、行政職員のみならず、幅広い知識を持った職員が一体となって運営をすることで、より効率的な行政経営を行えるという観点でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 僕が最初聞いたときは、政策企画のプロやみたいな話じゃなかったんですか。この方の、前は何をしておられた方ですか。 ○吉田裕彦議長 東市長、どうぞ。 ◎東修平市長 すみません、手元に資料がないので、私の採用時の記憶している範囲内でお答えを申し上げますが、銀行でございましたり、今、成長中の企業でありましたりオーナー企業であったりと、複数の多様な職種形態においての企画畑、また総務畑を歩いてこられたというふうに認識してございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) それで、そんだけの有能な人であって採用されたって、1年ごとに職制が変わるということが、まずこれ僕は理解できません。 それで、総務監は、今この場におられますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今現在、病気による休職中ということで、本日はこの席にはいておりません。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 気の毒な話ですけど、いつからですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 有給取得等の兼ね合いもございますけども、病気休暇というようなところのスタート時点でいいますと、7月1日からになります。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 僕、6月の常任委員会のときに、ちょっと見てたら、ずっと腕組んで下向いてしんどそうにしてはりましたよ。見てたら、お昼前の2時間のうち、ほとんどそうやってじっとして下向いたまま。そのときの質疑は、総務部に関する非常な質疑がいっぱい出てたんですけども、全くそういう状態であって、これ何でかいなと、そんなしんどいんやったら、もう帰って寝てはったらええのになと僕は思ってたんです。 そこで、これは病気ということは診断書ということが出てるんですね。プライバシーに触れない程度で結構です。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 手続に要する資料は全て提出をいただいております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) これは、もしそのままずっと病欠された場合、任期満了の、あと1年ぐらいですか、給料払い続けるということですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 直近の制度上で申し上げますと、休職期間については有限というようなことでございますので、令和2年の1月31日までが休職期間という届けが今現在の最新情報でございますので、その間においては支給率80%というような形での支給が今現在も続いておる状況でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ということは、その以降ももう休みとなったら、一体どうなるんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 制度でいいますと、その起点となる休職が、ことしの10月7日を起点といたしまして、1年間は80%が支給されるという仕組みになっておりますけれども、ただ任期をつけての採用というようなことでございますので、まずもって2月1日から復職されるものとしての私どもの受けとめ方としております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) ぜひ、病気治して復職してもらいたいですけど、こんだけ半年も休んではったら心配になりますんで、だから仮定の話じゃないですよ、もしこのままずっとお休みになって任期満了までいかれたら、やっぱり80%出すんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 制度上、そういうことになっておりますので支給することにはなりますけれども、現時点での私どもの認識といたしましては、繰り返しになりますが、来年2月1日には出勤されて、病気を克服されての出勤ということを私どもは考えておりますし、それの間における支援もしていきたいなというふうには思っております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) さっきの答弁で、いい相乗効果が出てますと答弁がありましたけども、これずっと休んでる人おって、相乗効果ってどうやって出てるんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 一人をもって相乗効果というふうに申し上げたんじゃなしに、本市におきまして、外部人材、内部人材というような概念そのもの自体がございません。そういう意味で、議員お示しの、その資料に基づく人材を外部人材と仮定した場合においては、その一個人のものに対しての相乗効果ではなしに、一つのチームとしての相乗効果を狙ったものでのご答弁ということでご理解いただきたいと思います。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) じゃ、聞きます。 インターンシップは、企業側にとっては優秀な学生を確保するためにやるというのが就活サイトで見ると多分一番メリットなんですけども、インターンシップ受けられた方で、四條畷市の職員採用試験受けて、そして採用された人は何人いてますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 採用に至った人材は、今いておりませんけれども、その過程におきまして、受験を希望され、一部の受験をされた方はいらっしゃいます。採用には至ってはおりません。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 何でこういうことを言うかいうたら、それ十分生かされてるかどうかというのが非常に疑問なところもあるから、これは聞いてるんです。 一つ聞きますけども、お金の使い方で、例えばことし、がん検診が自己負担率が倍になったのがありますよね。お金の問題として聞きます。ことし、がん検診の負担金がふえたことで、年間どれぐらいの財政効果がありますか。
    吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 当市の試算でございますけども、年間で約300万円の効果額と試算しております。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 受診率、受診金上げたら受診率ふえるわけないんやからね、そういうことをやりながら、一つのお金トータルとして聞いてるんですね。 そしたら、この間、補助金いっぱい削除しましたけども、それで何ぼ財政効果ありますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 補助金の見直しを行った団体さん、個人、合わせまして22団体ございますけれども、今回見直しとなった団体に対する平成29年度の決算額につきましては、約1350万円でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 全部合わせても、これには到底及ばないですよね。それで、例えばこの弁護士さん、これ前も議論しましたけど、うちの弁護士さんは、この弁護士さんと、あと顧問弁護士と、それから住民相談してる弁護士と三ついてるんですけど、何でこれ一つにできないんですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 それぞれ役割というものがございます。私どものほうに在籍しております総務課の主幹の弁護士資格を持っておる職員につきましては、内部のリーガルチェックであったり、職員からのそれぞれの困難事案に対してのアドバイス、助言、提言などを、また法制執務などもしっかりと対応していただいてる状況でございます。 ただ、顧問弁護士との事案になりますと、市が場合によっては訴えられるというような事案に対しての非常に重い事案でございますので、そういった連携というのは常日ごろから達成できるような内容で働いております。以上です。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 市民生活、人権市民相談課のほうでは弁護士相談という形で、そちらのほうにつきましては、市民方々からのいろんな相談に対する業務というのを大阪弁護士会のほうから派遣していただきまして相談してるというふうな状況でございます。 ○吉田裕彦議長 森本勉議員。 ◆11番(森本勉議員) 僕、夜通りますと、夜9時過ぎても10時過ぎても電気ついてる部屋ありますよ。みんな、一生懸命働いてくれてるんですわ。やっぱり、そういうやつをまず改善することに人的な財産を使うべきやと思いますよ。そういうのがちゃんと改善された後に新しいものやりはったら、どんどんええことですからやってくれはったらええと思うねん。ただ、本当に夜も帰らんと仕事してる職員がおる現場を、人を助けてやらんとこんなことをしはるから、どうなってんねんと僕は聞くわけですよ。何も全部否定はしてませんよ。 最後に、加藤清正の話ししておきます。 清正は、すごい優秀やったからいっぱい人が来たんです。あるとき、優秀な若い者が来たんで、重役もみんな、この子優秀やから入れましょうと言うた。でも、加藤清正は言わなかった。もし、この優秀な人間入れたら、うちの今いてる若い者が絶対に、俺らは優秀やないから、こういうやつを入れるんやろとひがむやろと。そうじゃないんや、それよりも茶飲み話でもしながら昔の苦労を教えてくれる年寄りやとか、それとか俺らはまだまだ頑張れる中年をもっと使ったほうがええんやと、うちのまちではそうしませんという加藤清正の話ありましたんで、それ紹介して終わります。 ○吉田裕彦議長 以上で森本勉議員の質問は終わりました。 次に、議席1番 大矢克巳議員、どうぞ。 ◆1番(大矢克巳議員) 議席番号1番、大阪維新の会、大矢克巳でございます。よろしくお願いいたします。 平成から令和にかわった本年2019年、東市長におかれましては就任3年目の第3・四半期を終えようとしています。1年目、種まき、2年目、芽生え、3年目、育つという所信表明にうたわれておられます。 私は、毎年この12月は、この1年間を振り返り、自分自身の質問の検証をさせていただきたいと思いますので、何とぞ下記の事項の進捗状況を懇切丁寧によろしくお願い申し上げます。 まず一つ目、現時点での、四條畷市総合公園の進捗状況についてお願いいたします。 2点目、現時点での、公募型補助金の本年度、そして来年度の進捗状況についてお伺いいたします。 3点目、現時点での、各種団体事務の在り方、及び既存の補助金の進捗状況についてお伺いいたします。 4点目、現時点での、市制施行50周年事業の進捗状況についてお願い申し上げます。 5点目、現時点での、四條畷市立南中学校跡地の、今後の利活用についてお伺いいたします。 そして最後、一般会計補正予算にも計上していた、職員使用のPC環境整備の遅延の要因について、ご答弁よろしくお願いいたします。 以上6項目、懇切丁寧に答弁いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員の質問に対し答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの大矢克巳議員のご質問につきましては、1点目の四條畷市総合公園の整備における進捗状況については都市整備部長から、2点目の公募型補助金制度及び3点目の団体事務局事務及び既存の補助金に関するご質問については市民生活部長から、4点目の市制施行50周年記念事業については総合政策部長から、5点目の四條畷南中学校跡地の今後の利活用及び6点目のパソコン環境整備の遅延の要因に関するご質問については総務部長からご答弁申し上げます。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 四條畷市総合公園の整備における進捗状況につきましてお答え申し上げます。 四條畷市総合公園の民間活力による管理運営の導入に向け、昨年度実施しましたマーケットサウンディング及びさらなる魅力向上に向けたヒアリングを今年度実施し、運営管理手法について検討を重ねてまいりました。この検討の結果、令和2年度からの実施に向けた募集内容を取りまとめ、令和元年11月29日に四條畷市総合公園の魅力向上に向けた管理運営事業者の募集要項を公表したところでございます。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 公募型補助金制度の本年度及び来年度の進捗状況について、順次お答え申し上げます。 まず、今年度の進捗状況につきましては、採択した全11事業のうち、終了した事業が3件、継続中の事業が8件となっており、今後、報告書の内容を確認の上、順次各事業主体宛て補助金の支払いを行ってまいります。 次に、来年度につきましては、12月16日に令和2年度事業の募集期間が終了し、全6件、申請総額380万1000円の提案があり、今後、来年1月の一次審査並びに3月に開催予定の公開プレゼンテーションを経て、予算議決後、事業の内示を行う予定としております。 続き、団体事務局事務及び既存補助金の9月定例議会後からの進捗状況についてお答え申し上げます。 本年8月21日付、議員皆様からいただいた説明が十分に行き渡っていないという声を真摯に受けとめ、各部間での情報共有及び進捗管理を庁内横断的に行うため、9月24日に課長級職員を対象として、団体事務局事務に係る基本方針及び既存補助金の見直しに係る庁内説明会を開催し、各団体への説明に差異が出ないよう、統一した資料を用いて、内容の整理、共有化を図りました。その後、10月1日より11月1日までの間に、既に解散している団体、活動が休止中の団体、構成員が主に行政機関である団体、集団で活動を行っていない団体などを除くことを基準とし、各団体の実情に合わせて説明を行ってまいりました。 なお、各団体の説明状況等について全庁的に共有できるように体制を構築するとともに、部長級以上で構成する会議にて共有を図っているところでございます。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 市制施行50周年記念事業についてお答え申し上げます。 市ホームページ等におけるカウントダウン写真の掲載、横断幕等の設置などによる周知啓発や市主催事業に対するプレ記念事業の冠づけを行ったほか、市民団体等が主催するイベントを協力事業として承認し、これまで延べ10件に対して協力を行いました。 なお、昨年度に協力を行った4件のイベントのうち3件については、今年度においても新たな工夫を加えるなどして開催されており、年度を追うごとに盛り上がりを見せるなど、市制施行50周年記念事業基本方針に沿った取り組みを進めております。 あわせて、市民実行委員会として承認した2団体と令和2年度のイベント開催に向けて調整を行うとともに、今後の市主催事業の取りまとめを進めているところでございます。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 四條畷南中学校跡地の今後の利活用につきましてお答え申し上げます。 公共施設の個別施設計画案においては、当該跡地には、四條畷東小学校が令和2年3月末に閉校となることに伴い、JR片町線以東、国道163号以南地域における防災機能の確保と、老人福祉センター楠風荘や教育文化センターなど耐震性が確保されていない施設の移転先として西側の土砂災害警戒区域外に新たに複合施設を、東側半分にはボール遊びができる公園を整備することとしております。 次に、パソコン環境整備の遅延の要因については、主な理由として4点あり、1点目は、現地調査のための調査のおくれに加え、現状把握のために点検項を分けながら調査を実施したことに想定以上に時間を要したこと、2点目は、データサーバーの構成でシステム等の中核となる部分への影響などの課題に対応するため、想定以上に時間を要したこと、3点目は、端末機器の保守について、業者からの出張保守、いわゆるオンサイト保守を導入するため、設計への反映に時間を要したこと、4点目として、ICT分野にたけた職員の採用が4月には難しく、結果として8月になったことで本格的な設計開始がおくれたことなどが挙げられます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 今回は6項目という項目で質問させていただきますので、本当に簡単明瞭にお答えをいただけますように、今まで皆さん、本当に苦しい答弁されておられますので、私の答弁は本当に簡単明瞭によろしくお願いいたします。 まず、総合公園でございますが、やはり昨年の1月に、これも何回も言ってますけども、市長のほうで大方向転換があり、そこから私も毎回毎回、いろんな提案をさせていただきながら質問させていただいてます。そして、昨年の9月の質問で、やはりマーケットサウンディングを開始してという答弁があり、その1年余りで私自身も、障がい者スポーツの誘致をしたらどうですかとか多目的グラウンドに人工芝を引いたらどうですかとか、いろいろな提案をさせていただきました。しかしながら、今回のこの募集要項を見て、やはりこのことは何も検討されずに、待ってたあげく、この内容はがっかりの募集要項でした。全くの丸投げプランで、本当にこのグラウンドがかわいそう過ぎます。 この募集要項に当たりまして、一番の肝と言われる部分をお伺いしますので、お答えいただけますでしょうか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 四條畷市総合公園の新たな付加価値の創出や日常的な公園利用の促進、周辺エリアのにぎわいの創出をめざし、公園施設設置管理の活用により、公園内施設の一体的な維持管理、利活用など、応募事業者からのハード事業、ソフト事業等の提案いただき、公園のさらなる魅力向上をめざす内容となってございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 今の答弁もマーケットサウンディングするときも、どこかのときに答えていただいた内容じゃないかなと思います。全然、今の答えで総合公園に対しての思いが伝わってきません。 この募集要項をするに当たって、この公園のセールスポイントを一回お伺いしたいので、お答えいただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 四條畷市総合公園のセールスポイントといたしまして、ハード面では、日本サッカー協会公認の人工芝運動場及びさまざまな用途に利用可能な多目的広場があり、市街地の公園にはない豊かな緑を生かしたスポーツレクリエーションの提供を行うことができる公園であります。 また、ソフト面におきましては、公園の強みを生かしたドローンの活用及び近隣施設などとの連携によるにぎわいの創出が可能な場所に位置してる公園であります。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 今の答弁も、どこかのときにいただいた、ドローンができるだのどうだのというのは、どこかでいただいた答弁だと思います。 こんな状態で、この公園をやはり来ていただいた企業の方々に説明するということは、本当に僕はでけへんの違うかなと。 この前、13日の金曜日の議会全員協議会が終わった後に、昼から、この総合公園の現地説明会に私は行ってきました。何社かの企業さんが来られてましたが、その人たちに対して説明をしている担当者の方々の話を聞いていますと、もう怒りが込み上げて、腹が立って腹が立って、本当に横から物を言うてあげようかなというぐらいの説明の仕方でした。本当に、この説明してる方はこの公園のことを認識してるのかと、来ていただいた方に、本当にこの公園をよくしようとして来ていただいてる方に対して、本当に失礼きわまりのない説明の仕方でした。 こんなんでは、本当に、せっかく来ていただいてる方が、この公園を何とかしたろうというても、担当があんな説明の仕方やったら、絶対私は不調に終わると思うんです。その公園を、今後この公園を利活用したいのかと思っていただけるのかどうか、本当に不安な説明でした。 もし、この説明でおいて、この公園の募集要項が不調に終わった場合の対応策をお考えになっているのかどうか教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 不調に関する対応策につきましては、現在、具体的な管理方法について持ち合わせておりませんが、公園利用者の皆様方にご迷惑がかからないように、現時点から検討に入ります。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 今の答弁でもおかしい答弁なんですけど、やっぱり何か対策をするときは、必ずだめだった場合の対策も私は持っとかなきゃいけないと思うんですよ。 例えば、もうこれなんて、ぎりぎりの募集要項なんで、今、この募集要項、ここに持ってきてますけども、この中身を見たら、えげつないぐらいの見積もりから、いろんな書類を出さないけないんですよ。それを1月の頭から2月の頭にかけて募集をする、1カ月間で。これは、あなたたちが本当に短期間でこの募集要項をつくりなさいよと言われてつくったんと同じで、業者さんに対しても、1カ月でこれをやってきなさいねという部分を押しつけてるようなもんですよ、この募集要項。見てたら、何でもかんでもお金はあなたたちが出しなさいと、市は何も出しませんよというような募集要項でございます。 それで、マーケットサウンディングの結果概要というのも参考資料に入ってました。全く1年前に言うた答弁がそのまま書かれてるんで、何の進展もないまま1年費やしてできたこの募集要項、それでもし不調に終わった場合、例えば最近、デマンドタクシーの実証運転のやつの入札も不調に終わったと思うんです。結局、それも不調に終わって、何も考えてないから、もう一回一からやり直しという部分です。 でも、この総合公園に関しては、もう一からできないんですよ。もう4月から予約してる人もいてまして、じゃ、委託管理の方も来年の3月で終わりです。じゃ、これ一体誰が管理するのか、もし不調に終わった場合、誰が管理するのか、ちょっと質問にはないんですけども、教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 今現在、誰が管理するかというところは具体的には持ち合わせておりません。ただ、公園利用者の皆様方に迷惑がかからないようにはしていきたいというふうに考えてございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) そしたら、副市長にお伺いしますけども、やはりこれ計画を立てることによって、不調の場合に、こうしたらいいという指示は出さなかったんですか。私は、副市長は一般企業にもおられたから、やはり何か対策を立てるときには必ず、だめな場合はこうやっていくんであかんのと違うかという計画も立てられる、できる人やと思ってますんで、そういう指示をしなかったのかどうか、教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 副市長、どうぞ。 ◎林有理副市長 先ほどの不調に終わった際の検討についての指示ということでお答え申し上げます。 本市におきまして、一般企業に勤めておりました職員に関しては、私以外にも、特に現場におきましてもおりますので、皆が最悪の事態の想定ということは頭の中に置いて検討を進めているということは考えてございます。 その上で、現時点におきましては、そのような事態を招かないということに最大限の努力をするということを前提に進めておりました。以上となります。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) やっぱり、本当に公園に思い入れのない答弁で、じゃ、これ不調に終わったら誰が責任をとるのかという部分です。だから、私も会社をしてる以上、こういう募集要項を見た瞬間に、絶対に私は来ないと思います。もし来るんであれば、もう何か裏に策を持っておられるからこういうの出されるんかなと思いますんで、2月8日の締め切りでございます。そのときに不調に終わったときで、ばたばた慌てないようにというのが、もう次の一般質問が3月ですので、もう決まってる状態云々での質問でも結果論の話になりますので、不調にならないことをお祈り申し上げますのと、そしてやはりこういうお粗末な案に対して、募集要項に対して、不調に終わったときの対策というのは、後の質問にもありますけども、必ずしていただきたいと、本当にお金を生む公園でございますので、かわいそうなと思ってる方はこの中に何人おられるかわかりませんけど、魅力のある公園にしていただきますようにお願いを申し上げまして、この質問は終わらせていただきます。 次に、公募型のまちづくりの提案の補助金制度の進捗状況についてですけど、これ先ほど答弁では6件ということで聞いてますけども、ふえたんですか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 当然、答弁でも全6件ということで、昨年度の募集につきましては12件ということでございますので、減ってるというふうな状況でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) そしたら、答弁書、本当は、もうこれ答弁書いただいて、そこからの質問というのは、もう時間のロスになるとあれなんですけど、でも、ちょっとわからんところがあるんで聞かせていただきます。 終了した事業が3件ということでしたんですけども、その事業名と金額、内容を教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 終了した3事業の事業名、金額、内容でございますけれども、まず現時点で既に事業が終了しているものにつきましては、まず、青少年団体間の連携の構築を趣旨とします、特定非営利活動法人が提案されました交付決定額30万円の「SORAつなぎ・むすぶプロジェクト 元気いっぱい四條畷 なわてユースフェスティバル」事業、それから、地域の音楽文化への貢献を趣旨とする、個人が提案されました交付決定額が50万円の「なわて・森のオーケストラ」事業、そして、乳がん検診の受診率向上を趣旨とします、特定非営利活動法人が提案されました交付決定額が82万2000円の「輝く女性のハピネス・メーラー ~守りたい。あなたの笑顔。家族の笑顔。~」事業、以上の3件の事業が現時点において終了している状況でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 今年度、12件中11件が補助金の対象となって、それで3件が終わったいうことなんですけど、この3件というのは、また来年も引き続き継続されるんですか。それ、教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 今回、6件の募集があったところでございますけれども、こちらのほうの、今3件終わられてるというふうな中で一つ、「輝く女性のハピネス・メーラー」というところが1件、引き続き応募されてるというふうな状況でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 2年か3年か継続できると思いますので、やはり目いっぱい継続していただける事業にしていただきたいと思います。 今度、継続中の事業が8件ということですけども、その継続中の8件の進捗状況を教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 現在、継続しております8事業の進捗状況でございますけれども、8事業のうち、「歩いて歩いてのばそう、健康寿命“チャレンジ100万歩運動”」、それから「なわて高齢者大学」「『お元気ですか』発行事業」、そして「シイタケ栽培を軸にした里山保全と地域活性化推進事業」、それから「住民に開かれたラジオ体操の実施」「田原校区における青色パトロール活動の充実」ということで、この6事業につきましては、性質上、年間を通じまして行う事業でございますので、年度末に事業が終了次第、報告書をご提出いただく予定というふうに思っております。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) そうしたら、この中には、うちの地元の中野本町が取りかかってる事業もあるんですけども、8事業のうち6事業は今お答えいただいたんですけども、やはりこれも来年度、継続されるんでしょうか。この中から継続しない事業もあるんですか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 今申しました8事業の、今回の応募がございました6事業のうち、「なわて高齢者大学」のほうが継続して応募されたというふうな状況でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 僕もイレギュラーに弱いんで、すみません。聞くところによると、「なわて高齢者大学」「歴史ウオーク“畷”の森をもっと楽しもう!!!」「輝く女性のハピネス・メーラー ~守りたい。あなたの笑顔。家族の笑顔。~」、3件ということでお伺いはしてたと思うんですけど、先ほど1件ということでしたんで、どこかでまた、なったんかなということで。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 申しわけございません。答弁修正させていただきたいんですけど、よろしいですか。 ○吉田裕彦議長 はい、どうぞ。 ◎山本良弘市民生活部長 継続して申請がございましたのは、「なわて高齢者大学」、それから「歴史ウオーク“畷”の森をもっと楽しもう!!!」、それから「輝く女性のハピネス・メーラー ~守りたい。あなたの笑顔。家族の笑顔。~」事業の3件でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) ありがとうございます。12件中3件。もしくは、中野本町の事業も継続してしたいということで担当の方も言われてますので、12件中3分の1もしくは半分ぐらいが継続であって、これがまた3年後、補助金が終わった後に単独で歩いていける事業になればいいかなと思いますので、その辺のフォローは、今後またしていただけますようよろしくお願い申し上げます。 昨日、本年度の新規申し込み締め切りがあったと思いますけども、その時点で、今、新規申し込みの詳細を教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 新規として申請がございましたのは3件でございまして、まず一つが、畷祭保存会の四條畷神社参道において屋台やイベントを行う畷参り事業、それから江瀬美町蒲団太鼓・祭友会の江瀬美町蒲団太鼓の曳行事業、それと個人提案によります四條畷ヒルクライムデュアスロン大会の事業でございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) すみません、ちょっと私の聞き間違いやったら申しわけない。 最初、当初答弁は、令和2年度事業の募集期間が終了し、6件381万円の提案がありましたということで、当初答弁、先ほどいただいたんですけど、今、私が質問したのは、12月16日で締め切った時点で新規申し込みの詳細を教えてくれいうことで、3件しかないんですけど、これどっちが正しいんですか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 申しわけございません。今、3件ございましたのは、新規事業が3件ということで、先ほど申しますと、今年度、引き続きまして継続事業のほうが3件引き続きございましたので計6件ということでございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 僕も理解力悪いんで、もうちょっとかみ砕いて説明をしていただかないと、やはり前と後ろがかみ合わなければ疑問に思ってしまうので、すぐ口に出ますので、親切丁寧な説明をまたよろしくお願い申し上げます。 でも、16日、きのう、締め切りがあって、結局新規3件、継続が3件、計6件ということです。昨年は12件という部分があったんですけど、これ申し込みが少なかった要因を、もしおわかりであれば教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 令和2年度事業の申請件数が昨年度より減少してる件につきましては、当初の想定よりも事業が拡大、また展開しなかったことによりまして、昨年度採択した事業が今回継続して提案されなかったことに加えまして、新規の事業提案が少なかったことによるものと分析をしております。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 私も、ちょっと継続してなかった方とかに聞いてましたら、やはりお金の問題が一番大であって、申請のところが、例えば60万で30万補助金がもらえると、でもお金がそれ以上かかってしまったとなったときに、それが申請できるのかどうか、意外とお金がかかったから、もうやめとこかとか、やっぱりそういう意見とかもいただいてます。 本当に新規事業につながればいいんですけども、こういったことを継続的にやっていただいて、なるべく四條畷で事業が1件でも多くふえていただくことを、もっともっとやっぱり行政のほうから後押しをしていかなあかんと思いますので、その辺も踏まえて、また1件でも多く、来年は下がり傾向になってますから上がれるよう、もっともっと件数がふえるような魅力のある施策にしていただければと思いますので、その点も踏まえてよろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 大矢議員、会議の途中でございますが、議場コンサートを開催に伴い、休憩いたします。 この後、午後3時から議場コンサートを開催いたします。議員の皆様におかれましては、午後3時までに各議席にご着席いただきますようよろしくお願いいたします。また、傍聴者の皆様におかれましても、ぜひご一緒に議場コンサートをお楽しみしていただきたいと存じます。 なお、会議再開はおおむね午後4時からを予定しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。時に午後2時31分 ○吉田裕彦議長 それでは、休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後3時50分 ○吉田裕彦議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 引き続きなんですけど、いい演奏を聞かせていただいて、さっきの勢いでしたらもっともっと勢いよくいこかなと思ったんですけど、何か話の腰が曲がってしまったのか、あの歌を聞いて心が穏やかになってしまって、穏やかな質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 そしたら、もうこの各種団体事務のあり方、既存補助金の進捗状況については同僚議員がいろいろと質問されておられますので、ちょっと私は違う観点からさせていただきたいな、でもちょっとその前に、今までこの再質問に入る前にいろいろと理事者の方から答弁をいただきました。でも、私自身は、やはり先ほどの公募型補助金にしても次のことに関しても、私はいろいろな質問を数回、例えば総合公園なんかは5回、6回、この補助金に関しても、もう3回目の質問であります。やはり、当初答弁というのをもうちょっと具体的にしていただきたいと。やっぱり1回目の質問の方、また我々みたいに3回、4回する方に関しまして、やはり知ってるから質問するんであって、もう一回振り出しに戻るような当初答弁というのはちょっと考えていただいて、それぞれに合った答弁をしていただきますように、今後よろしくお願いを申し上げます。 そして、この各種団体事務のあり方、既存補助金の進捗状況について、いろいろとあちこちで不満が続出しております。この11月の末にも四條畷市民の絆を守る会の会議が開催されております。この四條畷市民の絆を守る会、この会をご存じかどうか教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 そういう任意の団体が存在しておることについては、承知しております。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) この中で、この会議体に一度でも参加された方はおみえになりますでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 全体に対してのご質問なので、私がお答えするのは難しいとは思ってるんですが、私自身、担当者の所管部長としての参加はいたしておりません。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) こういった会議に、例えば強制的にとは言わないんですけども、やっぱり出ていただいて、どういった意見が出てるのか、どういったことを話し合ってるのかという部分を酌んで、それでやっぱり今後の対策をしていただきたいと思っております。 私も1回、2回出させていただきましたけども、やっぱりこの方たちが言われるのは、何で私たちがAグループなの、何で私たちがBグループなの、それで説明もちゃんとしていただいてないとか、何で補助金切られるのとかという部分で、本当に一番根底的な部分をお聞きになりたいという部分がありますので、今回、十分に説明をしてないということで、我々ももう一度親切丁寧に説明してくださいねということで、10月1日から11月1日まで、いろんな説明をそれぞれの担当の方がしていただいたと思います。その中で、今、現時点で納得した団体もしくは納得していない団体が何件あるのか、おわかりになれば教えていただけますでしょうか。もうAグループ、Bグループのみで結構ですので、よろしくお願いします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今回、議会からのご指摘も受けまして、統一した資料を用いて、各所属において説明を継続的に行っているところではございますが、議員お示しの納得されているかどうかということにつきましては、相手の主体の考えによるものということでございますので、市としては判断できかねます。そういう意味で、今後も引き続き理解を求めてまいりたいと、このように考えております。
    吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) もう、この回答こそが全てなんですね。例えば総務部の部長とかは、この資料を私たちはいただいて、これで判断しなさいよと。でも、こんなんで納得してんのかどうかというのを判断せえというのは、僕はおかしい話であって、やっぱり直接折衝してはる人が、ああ、この方たちは納得してはれへんねんな、こういうことを聞いてはるねんなという部分で、やっぱり僕はこの打ち合わせをするときに直接折衝した方々と打ち合わせをしたかった。その折衝してなくて、この報告書だけを判断で折衝するということは、なかなかお互い、その相手さんの気持ちがわかれへんの違うかなと。だからこそ、こういう絆の会の会合にも出ていただいて、どこのグループが本当に怒っているのか、どんな意見を持っているかということを各担当さん方々が検証していかなければならないんじゃないかなと思います。 本当に、今回の打ち合わせしてる人、それで私、物すごい温度差がありました。その人も直接折衝に行ってないんで、例えばその団体さんがどういうふうに怒ってるのか、本当に怒ってんのか、納得してんのか、どうなのかという部分で、こんなマルやバツや三角でわかるわけがないんで、やはりもう少し納得してないところに対しましては、より一層親切丁寧に、本当に来年度までにちゃんと独立ができるように説明をしていただきたいと思います。 それで、その先ほど申し上げました四條畷市民の絆を守る会という諸団体は、この世話役的な方が四條畷市文化協会さんや四條畷市体育協会の方々でございます。やはり、この方々が中心に、今回の納得いかない団体さんが集まっておられます。ここは、我々市にとっても文化的な中枢であって、またスポーツ的な中枢であって、やはりここが納得しない限りは前に進まないと思うんです。この方々の下にはいろいろな傘下の、私もゴルフ連盟をつくって、ゴルフ連盟に入らせていただいてます。そこもやっぱり体協の中に入っております。やっぱり、このもとを、ちゃんと説明をして納得していただけるように再度お願い申し上げるのと、今、この2団体に関しての折衝の状況の進捗状況、担当された担当さんに答弁をいただきたいんですけども、よろしくお願いいたします。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 多岐に及ぶ意見をいただいております。まず、ちょっと整理をさせていただきます。 団体事務を移管する23団体のうち、教育委員会が所管する団体につきましては10団体ございます。その中で、やはり数が多いというのもありまして、一様に説明に違いがあってはならないということで、私と所管課長がセットで、5月に方針示された後、即座説明に入ったという状況でございます。その中では、さまざまご意見をいただきながら、また指摘もいただいております。ただ、我々、一定庁内で議論した内容を十分に説明をしながら、理解まではいけたかどうかわかりませんけれども、議論と説明は尽くしたものという理解をしております。 ご指摘の2団体についてですけれども、先ほど議員のほうからお示しいただいた2団体との関係性について、我々が判断するわけにいかないんですけれども、そもそもの我々が所管している団体と2団体とは、やはり区別をしておりまして、業務上関係のある団体については先ほど申し上げた対応をさせていただいておりまして、もう一つの2団体については、業務上、また個人的にも関係ございますので、こちら側の一方通行になるかもしれませんけれども、それぞれの思いであったり意向であったり考えなんかをお伺いさせてもらって、逐次意見交換を重ねているところでございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) もともと、この問題も一個一個丁寧にやっていけば、補助金は補助金、事務方は事務方という形で、一個一個をちゃんと説明していければ僕は理解していただけたんじゃないかなと思うんですけども、この6月ぐらいから一気に、三つぐらいの案件が一気に出てきたんで、やはり一緒くたの考えを持っておられるので、やはりそこをまず払拭してから一個一個していかないと、私も最初聞いたときに、表を見たときに、この補助金と事務方は同じもんやと思ってました。でも、担当さんに聞いたら別々ですと。我々がこんな状態やのに、聞かれた方がやっぱりそんなんわかるわけがないと思うんですね。 だから、今回、説明に行くときも、やはり丁寧に説明はしていただいてると思うんですけども、来年度がその補助金の申請の最後の年になると思いますので、やはりもう一度懇切丁寧に一から説明をしていただいて、来年度には納得していただけるような、まずはAグループが23団体中1個はもう解散みたいな感じに、休止みたいな感じになってますので、そしてまたもう一つも、私もちょっとJC絡みとか、青年会議所なんかも出身母体、商工会も所属しておりますので、やはりこの四條畷市民憲章推進協議会が解散を多分すると思います。もう臨時理事会でも決まって、今度23日に総会があって、やると思います。ただ、こういった施策がなければ、ここらでもずっと四條畷に関してはボランティアで、四條畷市の皆さんができないことをボランティアとしてやっていただいたにもかかわらず、恩をあだで返すようなこういうのを突きつけるというのは、僕はいかがなもんかなと。 この市民憲章さんも、やはり市民の集いとかもやっていました。先日もその質問が出てきて、その市民の集いをどうすんねやという部分で、部長も答えられてましたけども、再度聞きますが、この市民憲章がなくなって、市民の集いも、もうことしで終了ということですが、今後、市民の集いというのは開催する意向はあるのかどうか教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 今、議員からもおっしゃられたように、今後、臨時総会を開くというふうな予定にしておりますので、市民の集いを開催するかどうかにつきましては、現時点ではなかなかお答えしにくいというふうな状況でございますけれども、やはり市民憲章につきましては、昭和50年に制定されました市民憲章の制定の目的とか、また四條畷市を歴史的文化財を大切にした健康で明るく住みよい豊かなまちとして、より一層発展させたいという願いや誓いが込められてるというふうに認識しておりますので、今後も引き続きまして市民憲章の啓発に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 先ほどの体育協会もそうですし、文化協会もそうですし、例えば市民憲章推進協議会はもう解散すると、四條畷市のことをボランティアで、商工会含め青年会議所、もろもろが集まっていろいろと四條畷のことを考えてたんですけども、一回解散したら次はないと思うんです。だから、またそれを集めてつくりましょかというても、多分ないと思います。 それで、これがまた今度、話がこじれて、体育協会さん、それから文化協会さん、もう解散しますとなったら、もう四條畷どうなる、行く末が本当に危うくなるんじゃないかなと思いますので、この辺は本当に尾を引かないような、来年度、懇切丁寧に、納得していただけるような施策をもって当たっていただきますようによろしくお願いを申し上げます。 そして次に、50周年についてでございます。 50周年、もうちょっと時間もないので、はしょっていきますけども、これまで10件に対して協力をしていきましたということで、ずらずらと10件挙げていただいてます。それで、4件のイベントのうちの3件という部分で、なわてオクトーバーフェスト、そして四條畷ヒルクライムデュアスロン大会、くすのきフォトロゲイニングの3件がことしも実施されておるということなんですけども、この協力をしている中で、このオクトーバーフェストは商工会がやってるし、ヒルクライムデュアスロンは青年会議所が主催しております。本市としては、どのような協力体制をしてきたのかを教えていただきたいのと、くすのきフォトロゲイニングのポスターには50周年事業が記載されてなかったんじゃないかなと思うんですけども、その辺のことについて教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 協力事業ということでございまして、なわてオクトーバーフェストにつきましては、市の広報誌やSNSなどの広報媒体を活用した広報周知を行うとともに、忍ヶ丘の駅前ロータリーの道路使用に係る支援や備品の貸し出し、友好都市の後援名義申請への支援などを行ってまいりました。 また、四條畷ヒルクライムデュアスロン大会、これにつきましても、広報周知や会場の使用に係る関係機関との調整支援、前日及び当日の職員による人的支援などを行ってまいりました。 次に、くすのきフォトロゲイニングのポスターということでございますが、このポスター、チラシとも、左下のほうに市制施行50周年記念行事ということで記載されておりまして、しかしながら、議員お示しのとおり、イベントごとにポスターやチラシ等の記載の方法などが異なっているということからも、今後につきましては、50周年の協力事業であることがより伝わるような運用となるよう検討していきたいと考えております。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 本当にお金も出さずして、他力本願でやってるようなこのイベントなんですけども、やはり何かイベントをするには必ず経費というのは要ります。このフォトロゲイン何とかという部分も、チラシを見せてもうた瞬間は、どこに50周年書いてんのかなという部分で、先ほど確認させていただきましたら、本当に左の隅のほうに、保険の注意事項みたいな感じで書いてるような、やはり50周年事業という部分でうたうんであれば、もっと胸を張って、チラシのど真ん中に四條畷市の50周年事業ですよという部分で明記せなあかんのちゃうかなと。自信がないから下のほうの、ほんまに下のほうの下のほうの、ちっさい字で記載されてるのが現状でございますので、やはりもうちょっとPRをしていただきますようによろしくお願いいたします。 実行委員会として承認した2団体とありますけども、その2団体の詳細と、どのような提案をしているのか、その進捗状況を教えてもらえますか。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 市民実行委員会として承認いたしました2団体につきましては、四條畷市だんじり蒲団太鼓連合会と50周年記念事業を考える市民の会の2団体でございます。 四條畷市だんじり蒲団太鼓連合会からは、市内のだんじり等が集まり実施するイベントの開催を、また50周年記念事業を考える市民の会からはクリスマスマルシェ開催の提案を受けておるところでございまして、ともに来年度の開催に向けた調整を行っているところでございます。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) 私も、ここでも言わせていただいたんですけど、四條畷というのは、やはりだんじりの盛んなまちでございます。過去の100年、未来の100年、これをつないでんのが僕はだんじりじゃないかなと思います。そのだんじりに対して、公募型補助金で申し込めとか、そういうのは、僕、いかがなもんかなと思うんですね。 例えば、市長に僕は直接言いましたけど、例えばこの団体が1400万の補助金を申請してきたら、市は単純に700万出さなあかんわけです。でも、これはもう市長の決意一つなんですよ。例えば、もう四條畷市はお金がないんやから、すみませんけど、こんだけで何とかだんじり出てもらえまへんかなという部分で各だんじりの保存会のほうに回っていただいたら、嫌と言う人はいてないと思うんです。そこの決断は、もう市長の胸一つやと思うんです。 こんなことまで公募型の補助金という部分をするというのは、50周年というのは半世紀に一回のことなんですね。なかなか、次、我々が50周年迎えれるか、今、年配の方が迎えれるかいうたら、なかなか迎えれないんですね。やっぱり四條畷市、何が一番誇れんねやと、四條畷神社でも何でもないんです。本当はもっと、1000年前の式内社の神社も3件ある、そしてまたこのだんじりも十何基あるという部分で、これが集まれば、大東市とか門真に似た行事になると思うんですけど、やっぱり四條畷にも、我々住んでる中野本町もそうですし、雁屋も砂も、今みんな立派なだんじりを持ってます。それをやっぱり市民の皆さんに知らせるというイベントこそが、今回の50周年の僕はイベントじゃないかなと思います。それに対して、公募型の補助金で申し込めとか、そういうふうなことを言うのは、僕はおかしい話であって、これはやっぱり市が率先してやっていただくという部分で、お願いをここで申し上げておきます。 それと、もう一団体、クリスマスマルシェ、これも僕、商工会の会議でクリスマスマルシェやりますよという形で、この50周年記念事業を考える市民の会の方から言われました。でも、今、皆さんご存じかどうかわかりませんけども、これも解散します。だから、イベントの中で、このクリスマスマルシェもなくなります。これについて、ご存じだったかどうか、担当の方、教えていただけますか。 ○吉田裕彦議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼魅力創造室長 この団体につきましては、そういった意向があるということは聞き及んでおるところでございますが、申請書が出ている現在の段階につきまして、正式な手続として解散ということでは受け取ってはおりません。 ○吉田裕彦議長 大矢克巳議員。 ◆1番(大矢克巳議員) この方たちも、市の50周年のイベントで、何で公募補助金を申し込んで、例えば400万申し込んで200万自腹を切らなあかんねや、自分らで出さなあかんねやと。これは先ほどの団体もそうなんですけども、やっぱり市のために皆さんやっていただいているに当たっては、やっぱり市がそういうふうな決断をしてあげなあかんと思うんですね。何でもかんでも、お金を出さずして他力本願でやるというのは、ちょっと考えを変えていただきたい。それでないと、今、せっかく四條畷の、うまいことその文化や体育、そしてお祭り云々、うまいことやってるところがだんだん崩れていって、本当にこの市の魅力がなくなっていくと思いますので、その辺も踏まえて、市長自身、考えを変えていただいて、何とかこのイベントを成功させていただく旨を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ちょっと時間もないんで、南中の件に移りたいんですけども、もう南中は、私はもう歳出は要らないということで言うてました。 この南中に関しましては、2回目の公共施設の案が出てきて、我々がお願いをして3回目の説明会をしていただいて、2回目の案が出てきました。 私は、副市長にも言いました。やっぱり、次の案を出すときは、南中の箱物、まず南中に箱物を建てることに対して、何でみんなが反対してるか、活断層があり、ここは危ないから、南中を廃校にした場所に人が集まるような建物を建てるというのが、僕は100人おったら九十七、八人までは、何言うてんの、おかしいんちゃうかと言われるのが現状やと思います。だから、私は副市長にも、180度転換した案で持ってこなあかんの違うかという部分で言うたところ、いや、ここにはまた楠風荘や何々やという形で箱物を建てるようなことを言うてました。 そんなん、反対している市民が見て、また同じことやっとるやないかという部分、言われるのがもう当たり前の話なんで、僕は今回説明してる施設再編の室長にも、一回筆を下ろして、頭をことしいっぱいリセットして、来年に向けてもう一回新しい案で考え直したらどうやと。今、あれやっても怒られ、これやっても怒られ、もう目いっぱいになってると思うんですね。だから、一旦休憩をさして、来年新たな気持ちでもう一回この案を練っていただきたい。そういうのも働き方改革の一環であると思いますので、やはり今、皆さんはすごい疲弊してると思います。何をしても、質問しても、何か知らんけどもすったらもんだらの回答しかしないんで、やはり皆さんが働きやすいように、やりやすいような職場をつくっていただきたいことを市長と副市長に申し上げて、働き方改革で賞ももうてはると思うんで、もっともっと四條畷市の中が働きやすいようにしていただきますようにお願いを申し上げます。 ちょっと質問1個残したんですけども、これはまた改めてさせていただきますので、いろいろとこの1年、お世話になってありがとうございました。また来年も、いろいろときつい質問もさせていただくと思いますので、おつき合いいただきますようによろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○吉田裕彦議長 以上で大矢克巳議員の質問は終わりました。 次に、議席12番 渡辺裕議員、どうぞ。 ◆12番(渡辺裕議員) 議席12番、なわて葵風会の渡辺裕です。 今回は、大きくは1点について質問させていただきます。 公共施設の再編について。 本年9月定例議会以降、個別施設計画の策定について、庁内ではどのような議論がされ、議会や市民の皆様の意見をどのように反映する予定でしょうか。 次に、個別施設計画の策定についての今後のスケジュールをお尋ねいたします。以上、よろしくお願いします。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員の質問に対し答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの渡辺裕議員のご質問に関しましては、総務部長からご答弁を申し上げます。 ○吉田裕彦議長 総務部長、どうぞ。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 公共施設再編の取り組みに関するご質問につきましてお答え申し上げます。 本年9月定例議会以降の個別施設計画策定に向けた庁内議論の経過については、全庁的な共通認識のもとに計画を策定すべく、公共施設等総合管理計画推進本部会議を9月下旬から10月下旬において計3回開催し、財政負担を考慮しつつ、複数の再編案に関し検討を行ってまいりました。 その結果、市民皆様に公共施設を安全・安心にご利用いただくため、老人福祉センター楠風荘や教育文化センターなど耐震性が確保されていない施設の移転、JR片町線以東、国道163号以南地域における防災機能の確保並びに次世代に負担を先送りしない、時代の要請に応じた施設の再編を行うべく、将来にわたる維持・更新費用を約40%抑制していくことについては、これまでの考えに変更はないものの、意見交換会などで数多くご意見をいただいた市民総合センター及び市庁舎などの再編については、今後、議会や市民と段階的に合意形成を図りながら継続検討していくこととし、今般、これら内容を反映させ、計画案として取りまとめたところでございます。 なお、計画策定に向けた今後のスケジュールについては、庁内での議論を経た上で早期に成案化できるよう取り組む所存でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、再質問させていただきます。 今、答弁で9月から10月にかけて3回の推進本部会議が開かれたということでしたので、具体的な日付をそれぞれ教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 9月下旬と申し上げてましたのが第3回の本部会議でございまして9月30日、第4回目が10月24日で、第5回目が10月28日でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 それで、今、第3回、4回、5回ということで3回目の会議があったということでしたが、よくよく聞いてみると、3回ではなくて第6回、第7回、第8回の3回の会議があるということでしたが、それで正しいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 その後の第6回目から第8回目までが、今現在、本部会議を開催しております。その日付で申し上げますと、第6回が11月6日、第7回は11月14日、その後、第8回目については11月19日に行っております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、最初の基本答弁で計3回の開催というのは間違いで、計6回が正解ですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 ご答弁で申し上げますと、本年9月定例議会以降ということで申し上げますと、当時、本部会議について、9月下旬から10月下旬においての計3回ということでございますので、その以降に合わせて申し上げますと計6回ということになります。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。いずれにしても、その後何回やったのかと、どういうふうにやったのかと聞いたんで、当初答弁でも6回と答えていただきたかったなと。 ただ、それはさておき、第3回、4回、5回に関しましては、会議録を読ませていただきました。その中でいろんな種々の議論があることも把握しております。 ただ、先ほど後半にお答えいただきました11月6日、14日、19日の6回、7回、8回に関しましては、会議録を何度も請求したにもかかわらず出していただけなかったのは何ででしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 現在、鋭意努力しておりまして、その会議録を作成中ということでございまして、現段階において、まだその完成に至っていないことから提供できていないということでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 第3回、4回、5回と議論を読んでますと、いろんな論点が出てきて、さらにその6、7、8でどうなったのかというのが非常に知りたかったんです。それを、会議録を出してくださいと言ったの、もうかれこれ三、四週間もたつと思うんですけども、その間、一切それをつくろうという努力をしていただけてないという認識でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 努力をしていないのではなく、鋭意努力をし続けておりますけれども、職員についても、本来行うべき業務、これもその一つではありますが、そういったような繁忙の部分もございまして、その完成には至っていないということでございます。本年中には、その完成には至る見込みではございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) この件に関しましては、11月なんか非常に重要な時期で、この12月議会で補正予算を出すか出さないかという議論もあったと思います。であれば、11月6日、14日、19日の議論が非常に重要だと思いますし、我々議会としても市民の皆さんにとっても把握しておく必要があるのかなと思いますけれども、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 その経過といいますのは、確かに重要な、いわゆる意思合意形成過程に基づく内容でございますので、重要であるという認識には変わりございません。 ただ、今般12月議会におきまして、その関連予算というようなことの部分には至りませんでした。そのことから、ご承知のとおり、まだ計画案の段階から変わっておりませんし、9月を初めこの12月議会の議員方々のご意見も全てお聞きした上で、その後に行われます、まだ日付は確定しておりませんけれども、推進本部会議などで今後の対応などをしっかりと共有及び検討していきたいと、このように考えております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、先ほどの答弁どおり、年内には出していただけるという認識でよろしいですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 年内にお出しさせていただきますのは、6、7、8回の会議録ということでお願いしたいと思います。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、それでお願いいたします。 公共施設等総合管理計画推進本部会議の議論は、今言いましたとおり、3回から8回まであります。3回から5回も含め、後の8回までの議論が、具体的にどのように議論があって、どういうような方向性を導いていったのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 要約したものになりますけれども、いわゆる11月6日に開催いたしました第6回の推進本部会議におきましては、その後、行われます、11月12日に議会全員協議会を予定しておりましたので、それぞれ全庁的な取り組みということでもございますので、それぞれの所属長が整理しておくべき課題や確認事項についての共有を図るということを中心にした会議でございました。 第7回、議会全員協議会終了後の11月14日でございますけれども、議会全員協議会での意見を整理して、その当時出席していた者での共通認識をもう一度図るというような内容でございました。 最後に、11月19日でございますけれども、第7回で持ち越しておった課題等の内容の共有であったり、計画案の修正内容について議論をし、結論としては、先ほど繰り返しになりますけれども、12月議会への関連予算の上程はできないというような判断に至ったところでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 その推進本部会議も含め、この個別施設計画をつくることによって、市の解決すべき課題、再編の概略となるようなものは具体的にどういうものと認識してるのかを改めてお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 まず、今回、案を策定させていただいた大きな考え方については、いわゆる非耐震の建築物の施設については、やはり安心・安全な場所でその利活用をやっていただきたいという思いから、そういった施設の集約化が大事であるということと、あと地域、いわゆる国道163号以南、JR片町線以東の地域における防災機能の確保というような観点、こういったところは非常に重要であるというような視点に立っておるところでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 私自身は、個別施設計画を通じて解決すべき課題が大きくは9点、いろんな会議も含めて読ませていただいて、9点あるのかなと思います。そのうちの一部は、個別施設計画の15ページに再編の概略というものが挙げられております。プールに関しましては、実証実験を行うということですので、一旦これは今回はおいておきます。 番号を振って列挙させていただきます。1点目として、南中跡地に防災機能施設をつくること、2点目、親和性の高い施設の複合化、3点目、低利用の施設や貸し部屋の集約化、4点目、忍ヶ丘あおぞらこども園を西部中央部へ配置することが個別施設計画に書かれております。それで、それとは別に、3回から読ませていただいた5回の会議の中で焦点に当たっておりましたのが、5点目として市庁舎の建てかえ、6点目として駐車台数の確保、7点目として図書館の自習室の確保、8点目として多世代の交流できる施設、9点目としてコストの問題が挙げられるかなと思いますが、これらの今列挙したような問題が会議の中でも議論されたという認識でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 それぞれ個別に、一つひとつ議論がどの程度深めていったのかというところについては、私の記憶の中には今お答えする情報は持ち合わせておりませんけれども、全てにおいて、これまで市民と市長との意見交換であったり、さらには議会とのいわゆる意見交換などの部分を含めた形で検討している内容でございますので、その点については全て、議員お示しの9点については、計画案を策定するにおいて検討されてるものというふうに理解しております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) その中でも、5点目の市庁舎の建てかえの問題が多く議論されていたと思います。この件に関しましては、2019年から2029年において、配置、規模の検討ということが案の22ページと59ページに書かれております。 市庁舎、市役所ですけども、この市役所の建てかえに関しましては、施設の中でも当然総合センターに次いで大きなものになると思うのに、これを今の段階で決めずに先送りにしてしまうということは、本丸を決めずして先に進もうとしている状況に感じてしまうんですけども、いかがでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 市役所といいますのは、いわゆる公用施設というような位置づけで考えますと、より公共性の高い公共施設といいますものを優先すべきというような考えもございましたので、その点を考慮するとともに、これまでありました市民総合センター等のそういった主要な大型の施設については、これから以降、短期のうちの前期において、しっかりと議会や市民の方々との意見交換を経て策定すべき計画に基づいて実施するというようなことを重要視したためでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 5年間先送りにすることによって、全てが対症療法になってしまうという懸念を私自身は感じております。また、この市役所の問題を含めて考えないと、先ほど1点目から9点目まで挙げましたことに関しても、総合的に解決することに至らないという認識を私自身は持っております。 そこで、10月の2、3、4の決算委員会において、河内長野市のキックスという文化施設と四條畷の総合センターの比較において、いろんな質問をさせていただきました。その中で、総合センターの敷地面積は8672平米というお答えをいただいてますし、資料にも書かれております。当時は、市民総合センターの敷地という考え方で質問させていただきましたけども、よくよく考えると、そこには保健センターや商工会もありますので、それもあわせて考えるべきだという考えに今は至っております。 そこで、保健センターと商工会の敷地面積をまずお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 市民総合センター用地は、先ほどご案内のとおり8672平米でございまして、保健センター用地として1278.43平方メートル、商工会に貸し付けを行ってる土地については215平米でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。この総合センター含めて三つを合計しますと1万165平米になります。 次に、この三つの施設の用途地域をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 用途地域につきましては、第二種住居地域でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 第二種住居地域ということであれば、都市計画や建築管理上、複合化施設をつくったとしても大きな問題はないということを第3回の推進本部会議で議論されておりますが、そのような認識で間違いないでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 どのような用途をその場所に設けるかによって、第二種住居地域における建設ができるかできないかというのは全て建築基準法に定められておりますので、その範囲においては幅広い利活用が可能な土地ではないかというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 一方において、今、市のほうで考えておられる南中の跡地に複合化ということに関しては、南森室長自身が、南中の跡地に関しては第一種中高層住居専用地域ということで、第二種住居より厳しい用途制限になっているということを発言されておりますけども、そのとおりの認識でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 第二種住居地域と比べますと、より厳しい用途制限を受けるということでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、やはり総合センターを含むこの敷地のほうが自由度は高いということだと思います。 次に、改めて、この総合センター含む敷地の建蔽率をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 第二種住居地域になりますので、建蔽率は60%になります。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では次に、建築面積をお尋ねいたします。 決算委員会のときに、市民総合センターについては2322平米ということで聞いておりますので、保健センターと商工会のそれぞれの建築面積をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 保健センターの建築面積は538.69平方メートル、商工会は、ちょっと詳細は把握しておりません、180平方メートルでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。 今の三つを足しますと3041平米強ということになると思います。先ほど言いましたとおり、敷地面積に関しましては1万165平米ですので、これ割ると、建蔽率としては29.9平米ということで、全体の建蔽率60%の中で、大方半分ぐらいしかまだ有効活用できてないという認識かなと思いますけども、それでよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 敷地には利用者のための駐車場というようなスペースが必要なことから、そういった形で今の建蔽率になっていると、そういう認識でございます。
    吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 次に、延べ床面積について質問させていただきます。 これも決算の委員会のときに、市民総合センターは5011平米ということでしたので、保健センターと商工会の延べ床面積をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 保健センターについては1272.60平方メートル、商工会につきましては340.81平方メートルでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。これも、合計しますと6624平米強ですので、さっきの1万160平米で割ると65%になります。ですので、容積率は200%だと思うので、200%中、現状においては65.16%しか使用できてない状況になると思います。 次に、南中に複合化施設ということをおっしゃっておりましたので、市全体の複合化施設をより複合化させるという考え方で、仮に僕自身の渡辺案とさせていただくとすれば、ほかの施設の延べ床面積を積算していく必要があると思いますので、点何々は要りませんので、教育センターと教育文化センター、歴史民俗資料館、楠風荘、市庁舎、福祉コミュニティーセンター、忍ヶ丘あおぞらこども園、シルバー人材センター、防災倉庫のそれぞれの延べ床面積をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今、持ち合わせてる資料で申し上げますと、教育文化センターから申し上げます。小数点以下は切り捨ていたしまして、743平米、歴史民俗資料館が492平米、老人福祉センター楠風荘は794平米、市庁舎については5800平米、福祉コミュニティーセンターは765平米、忍ヶ丘あおぞらこども園については1350平米でございます。あと、お尋ねのシルバー人材センターについては768平米、防災倉庫については317平米でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 今、質問させていただいたのを全部合計すると、恐らく1万1265平米になるかなと思います。ですので、さきに述べました総合センター、保健センター、商工会が6600平米強でしたので、これに今お答えいただきました1万1265平米を足すと、大方総合計としまして1万7890平米になるかなと思いますが、それでよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長、どうぞ。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 持ち合わせている数値の兼ね合いもありましてあれなんですけど、先ほど議員は1万7890平米というふうにご発言なされたんですが、今、手元の資料に基づきますと約1万7700平米程度かなというふうに確認を終えたところです。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 恐らく、多分教育センターが抜けてるんでその数字になってるんちゃうかなと思うんで、それも含めますと1万7890平米かなと思います。 となってくると、全部の施設の合計値が、現状の面積においても1万7890平米ということで、先ほど言いました三つの敷地面積の合計が1万165平米ですので、1万7890を1万165平米で割ると175になります。だから、容積率が最大200%使える中で、これを全部積み上げていっても175%にしかならないということですので、現状のものを全部寄せ集めてがっちゃんことやったとしても、一応容積率的にはクリアできるという認識かなと思いますけども、それでよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 数字上は、確かにおっしゃるとおり200%以下になりますので、ただ、今現在の利活用の中で駐車場という問題が非常に大きな課題となろうかというふうに考えておりますので、そういったところの部分をどのように考えていくかということであろうかと思います。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、駐車場の件に関しましては後で言及させていただきます。 そこでまず、複合化することによって共有面積の削減ということができると思いますので、例えば廊下とかトイレというのは共有化することによってかなりの面積の削減につながるかなと思いますけども、複合化することによって、廊下、トイレ等の共有化することによる面積のパーセンテージとしては、どれぐらいの削減ができるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 複合化される数というんですか、そういったところと階数など、またいわゆる多用途のトイレをどの程度設けるかといったような内容が現時点で明らかになっていないので、どれぐらい共有部分を削減できるかというのは、少しちょっと今お答えしにくいかなと思います。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) これは、南森室長と北田代理に聞いてて、一般的には30%ぐらいの削減ができるであろうということでした。ですので、先ほど言いました全部積み上げていった1万7890に70%を掛けますと1万2523平米ということになると思います。 さらに言えば、いろんなところに会議室とか管理スペースとかが入っておりますので、この会議室とか管理スペースの共有化ということを考えれば、10%程度の削減はさらにいけるのかなと思います。となってくると、1万7890平米に60%を掛けると1万734平米ということになるのかなと思います。 ですので、先ほど想定していた全部を積み上げていった延べ床面積の1万7890も確保しなければならないということにはならなくて、実際問題としては、30%減なのか40%減なのかはわかりませんけども、1万平米から1万2000平米の場所を総合センターがある場所に確保することが十分可能かなという認識を私自身は持っております。 そこで、敷地面積が三つ合わせて1万160平米でしたので、これに建蔽率60%を掛けると6099平米ということになります。これのちょっとボードをつくってきました。 ○吉田裕彦議長 渡辺議員、許可をとってください。 ◆12番(渡辺裕議員) では、許可を求めます。いいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 はい、許可いたします。 ◆12番(渡辺裕議員) これが総合センターの全体の、保健センターを含めた敷地です。これを見ますと、僕自身も意外だったのが、意外と長方形の形をしてて、まあまあきれいな形だなという認識があります。 まず、水色の部分は後で言及させていただきますので、黄緑色の部分を見てください。 建蔽率60%、大体僕の目分量でやりましたけども、目分量で60%、こんなもんかなというふうに考えてみました。60%を仮に1階建てだけでいきますと、1万160平米の60%やから、ここの緑の部分が約6000平米あります。先ほど、全部を足し合わせた場合に1万平米から1万2000平米必要だという話をしましたので、僕自身が思ってた、もっと高くなってしまうのかなという懸念がありましたけども、実はこれの緑の部分を2階建てにしても、ほぼちょっきり容積率をカバーできるし、3階建てにすれば6000平米ぐらいの余裕が出てくるというのがわかりました。ですので、2階建てであっても3階建てであっても日照権等の問題が生じないであろうということが、6月議会とか9月議会ではわからなかったんですけども、この3回、数カ月を通じて、2階建て以内におさめれば日照権の問題もクリアできるかなという認識を現在においては持っております。 続けて質問させていただきます。 次に、駐車場の問題。 先ほど西口部長もお答えいただきましたが、市民総合センターと市役所、それぞれの現在の駐車台数を教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 市民総合センターが77台、市庁舎が59台でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) この駐車場の件に関しましては、推進本部会議でも議論されていたと思いますが、具体的にはどのような議論がされていたのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 記憶の範囲内でございますけれども、お答えいたしますと、集約化を行っていくに際しましては、いわゆる催し物、そういったようなものを複合的に行った場合、駐車場の確保が一定必要であるのではないかというようなことがあったような記憶を持っております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) この駐車場の台数に関しましては、総合センターの場所で50台程度を最低として、できれば65台ぐらいまで確保したいというような議論がされてたんだろうと思います。現状77台やから、こども園とか入れることによって77台の場所は確保できずに、65台か、もしくは50台程度の駐車台数になってしまうという認識だと思います。 次に、先ほど言及しました保健センターやあおぞらこども園、教育文化センター、楠風荘、福祉コミュニティーセンター、歴史民俗資料館の駐車場の台数を教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 保健センターが3台、あおぞらこども園が7台、教育文化センターが7台、楠風荘が7台、福祉コミュニティーセンターが5台、歴史民俗資料館が5台でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。今の答えていただいたのを足しますと34台になりますので、市民総合センターと市役所の77台、59台と今の34台を足すと、総合計で170台の駐車台数が現状において確保されているものだと認識しております。 駐車台数に関しましては、先ほど西口部長からも議論されてたという話がありました。これは、実は前回の決算委員会においても、既に河内長野の例を参照にしてさせていただきました。当時ですと、総合センターの敷地面積と河内長野のキックスの面積を比較して話をさせていただきましたが、今回は商工会と保健センターの敷地面積を含めて考えさせていただきます。 河内長野のキックスという文化施設の敷地面積は7324平米でした。一方、総合センター含め三つの敷地面積は1万165平米です。河内長野は、7324平米で162台の地下の二層式の駐車場が確保できております。ですので、では今回の四條畷の1万165平米に比例案分するとどうなるかなと思って、7324対162は1万165対Xという計算をしますと、Xは224台という数字が出ますので、地下の駐車場を二層式にすれば、少なくとも224台の駐車場の台数の確保できるかなと思います。 きのうの答弁でもありましたとおり、河内長野のキックスに関しましては総務部で行っていただいてるということでしたので、駐車場を見たときの感想を教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 駐車場を見たときの感想といいますのは、私は現地に赴いておりませんので、私自身の感想は述べることはできませんけれども、職員にわざわざ聞いたわけではないんですが、駐車台数といいますのは、私も利用者の目線でいきますと、やはり多いにこしたことはないということでございますので、それだけの規模の台数が確保されているということについては、うらやましい限りであるなというふうには思っております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 駐車台数を大きく確保できると非常にメリットが大きくて、行事とかがあったときに、田原の人なんかは車をとめることが難しいという状況もあります。あわせて、先ほどの案でしたら、市役所と総合センターも含めて複合化することによって、市役所の駐車場は平日に使われる、総合センターの駐車場は比較的土日に使われるということがありますので、両方を持ち合わせることによってそれぞれに分散されるので、平日は使える面積も広まりますし、土日なんかは特に大幅に台数が多い状況で使えると。さらに言えば、後ほど言わせていただきますけども、こども園の送迎なんかは平日の限られた時間帯ですので、あえてこども園用の駐車場をつくるというんじゃなくて、複合施設の中に駐車場を確保するということをすれば、200を超える駐車台数が確保できて、さらに余裕のある行き来もできるのかなと僕自身は思っております。 次の分野にいかせていただきます。 図書館について質問させていただきます。 四條畷の図書館の延べ床面積は、現状何平米でしょうか。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 1440平米でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。 実は、先ほど来参照させていただいている敷地面積が四條畷より狭い河内長野の図書館の面積は3910平米あるんです。ですので、3910を1440で割ると2.7倍、大方3倍近い。面積が低いにもかかわらず、図書館の延べ床面積としては河内長野のほうが3倍大きいというような逆転現象が起きております。 次に、席数についてお尋ねいたします。 四條畷の図書館の席数が何台あるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 座席につきましては、中で91席でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 河内長野は343席確保されておりますので、これも実に、敷地面積が狭い河内長野のほうが図書館としての席数も3.76倍もの席数が確保されています。 では、席ではなくて机、自習室のことが議論に多くなっておりましたので、図書館の机の数が何台あるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 自習目的で設置はしておりませんけれども、一般の方、お一人用の席が12席、4人用が2席、なので8席、あと児童向け、8人用が二つございますので16席でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 自習室が問題になってるのはもう当然で、今答えていただいたような席数しか確保されていないというのが大きな原因だと思います。現状、36席ということですので、勉強したいとか自習をしたいという人のほとんどがなかなか席を確保できなくて、恐らく別のところで自習してるん違うかなと思います。 次に、いろんな、総合センターにしてもコミュニティーセンターにしても教育文化センターにおいても、会議室や和室があると思いますので、それぞれの利用状況をお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 まず、公民館のほうなんですけれども、会議室の状況でいきますと、ちょっと割合が求められてないんですけれども、年間で申し上げますと、会議室1から4までで、大体枠としまして350から460の間で使われているという状況です。 あと、教育文化センターにつきましても、会議室が二つございまして、これも1日に3枠ございまして、年間でいきますと360から450の間で使われてるという状況でございます。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 すみません、個別施設計画の案に載っております資料編のデータで、少し古うございますが、平成29年度実績でお答えをさせていただきたいと思います。 市民総合センター、いわゆる公民館部分の会議室をそれぞれ申し上げます。会議室1については37.0%、会議室2については42.7%、会議室3については33.9%、会議室4については45.1%、和室については45.4%でございます。 もう一つお尋ねの教育文化センターの会議室は2室ございまして36.5%、31.2%、また和室については38.8%となっております。 あと、福祉コミュニティーセンターで、ここは呼称が第1活動室といったような表現になっております。集会室であれば、集会室は26.1%でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。 今お答えいただいたとおり、福祉コミュニティーセンターの会議室の利用率が極めて低くて、特に土日なんかはゼロ%とか4%とか1桁台のパーセンテージが非常に多く目につきます。全体としても24.2%ですので、80%近くの会議室があいてる状況になりますし、総合センターと教育文化センターは比較的高いものの、35%前後で推移しておりますので、65%ぐらいの会議室があいている状況です。 ということを考えると、複合化施設を図書館の横に併設させることによって、システムで管理すれば、あいてる会議室を自習室として開放することもできるので、自習室が現状、席が三十何席しかないにもかかわらず、あいてる会議室を開放することによって、自習室の席として、机がついている席として200とか300の席数を確保できるかなと思いますけども、そういうふうな発想には至らなかったかどうかお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 ここで申し上げます。 本日の会議は議事の都合により延刻いたします。 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 そういった施設のいわゆる親和性みたいなものと利活用のタイミング、また利用される方々との調整ということが大前提にはあろうかと思いますけれども、そういった相乗効果的なもの、スケールメリットが双方に働くということであれば、そういった視点も重要な観点であるというふうには考えております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 次に、市役所の会議室についてお尋ねいたします。 これは市長の発言やったと思うけども、平日は市役所の会議室があいてない状況があるという話でしたけども、そのとおりでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 市役所の会議室は、昨今のこういう協議、調整の場において使う場面が多うございますので、平日についてはほぼ、日中というんですか、稼業時間中については、ほぼ使われているというような認識をしております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) あわせて、市役所の土日の会議室は、当然利用率がほぼゼロ%に近いという認識でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 主に土曜、日曜というのは当然閉庁しているというようなことで、団体事務等で担当課がその団体のニーズに応じて貸し出す以外については、基本的にはあいているというようなことでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) わかりました。 親和性についての議論が種々されておりましたけども、総合センターと市役所の親和性というか、効率的運用ということを考えれば、会議室や駐車場など圧倒的に効率化できるかなと思いますけども、いかがでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 効率化の観点でいいますと、複合化をしていくというようなことについては、私どものほうの計画案においてもその視点が入っておりますので、そのとおりかなというふうには思っております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 次に、忍ヶ丘あおぞらこども園について質問させていただきます。 あおぞらこども園に関しましては、案の52ページに書かれておりますとおり、1971年に建設されておりますので48年経過してる状況だと思います。そこで、こども園の劣化状況を教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 あおぞらこども園については、あおぞら棟の部分につきましては、築年数が相当たっておることもありますので、劣化診断調査の対象外としておるところでございますので、相当な老朽化が進んでいるというふうに認識しております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。 こども園に関しましては、僕も何回か見に行っておりますし、余りにも古いので何とかしてあげたいという思いが非常に強いです。 ここの推進本部会議の議論の中で、園庭の面積の確保が必要であろうというのを多く議論されておりましたので、現状の園庭面積が何平米になってるのかをお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 申しわけございません。 忍ヶ丘あおぞらこども園については、あおぞら棟としのぶ棟、二つに分かれてまして、それぞれの園庭を足すと、合計1671平米となっております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ありがとうございます。 先ほど、総合センターを含む面積の全体が1万平米、ここのピンクの枠が1万平米ですので、そのうち園庭が確保できるかどうかを考えてみました。実は、この水色の部分が僕が仮に園庭として確保できるかなと思った面積で、大体全体の16%ぐらいをめどに、青でマーク塗ってみました。一応1万1623平米やったかな、今お答えいただいた面積は十分確保できる上に、やりようによっては、場合によってはもうちょっと、2000平米ぐらいの確保も十分できるぐらいの面積がとれるものと思っております。 園庭に関しましては、延べ床面積にも敷地面積にも入らないんで、とればとるほど、もっともっととることができるという認識を持っております。 次に、西中サブグラウンドについてお尋ねいたします。 西中サブグラウンドは、平成29年に買ってるかなと思いますけども、買い取り金額は幾らでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 購入価格といたしましては、1億1335万1996円でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 当初の使用目的としてはどうなっているかお尋ねいたします。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 使用目的につきましては、いわゆる地域、あのエリア内に西中学校があり、また市民総合体育館があるというようなこと、かつ準工業地域内にあるというようなことから、今後の利活用を図っていくに当たって取得すべしというような判断を行った結果、まずその土地については購入させていただいたところです。 その後、利活用については、あくまでも暫定的な利用ということになるんですけれども、西中学校のサブグラウンド、また岡部保育所の第2園庭という位置づけで運用を行ってきているところでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 今お答えいただいたのは、個別計画策定までの間はそのような利用目的だということだったんですけども、個別計画策定後は同計画に基づく事業展開ということです。実は、これ個別計画の中での位置づけを見てみると、当面は現状どおりということで、当面をようよう見てみると2050年までが当面と読み取れるんですけども、そのような認識でよろしいでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 具体な計画案の中に、その利活用について、まだ整理し切れていないというところは否めません。当面というところが何年までかというところについては、現時点において、まだ明確にできていないということでのご理解をお願いしたいと思います。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 我々も議決したものの、2050年まで30年以上の間、1億1300万もの土地を塩漬けにしておくというのは絶対許されへんことやなと思うんですけども、いかがですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 目的を持って取得させていただいてるということでもございますので、いわゆる公的財産の利活用については、可能な限り利活用していくというようなことに考えは変わりはございません。 ただ、その明確な利活用策については、策定計画案の中でまだしっかりと盛り込めていないところについては、今後、整理すべき課題という認識をしております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 次に、庁舎の移転について質問させていただきます。 庁舎を現状の場所で建てかえになると、仮庁舎が必要ということです。仮庁舎を建設した場合の費用が幾らを見込んでいるかお尋ねいたします。
    吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 仮庁舎を建設する場合には、1億8000万円程度を見込んでおります。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) これには、恐らく備品費であったり引っ越しの費用が含まれておりませんので、備品費と引っ越し費用を幾ら見込んでいるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 今の数字の中には備品費というのは盛り込んでおりません。また、別途引っ越し費用というんですか、これについても見積もりをとったわけではないんですが、過去、平成27年度に事務所の移転をさせていただいた経緯がございまして、今の本館から食事室に移動したというような状況があります。耐震工事のときにですけれども、そのときの状況でいきますと、引っ越し費用に148万円程度がかかったというような実績がございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 平成27年の一時的な移転の148万とは距離も人数も大きく違うと思うので、今回の仮庁舎の建設と引っ越しということになった場合の引っ越し費用は幾らぐらいを見込んでますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 そのような試算は、現時点においては行っておりませんので、数字を持ち合わせておりません。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) もう一度、南森室長が後ろで言ってるんで、聞いて答えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 あくまでも仮の話になりますけれども、先ほどの市役所の部分が、本庁舎の27年度の取り組みにおいては、対象の場所となっておりましたのが当時の本館1階にある会計課と本館2階にある企画調整課、財政課、総務課、また2期工事においては、本館1階の市民課、本館2階の会議室等というようなことでございます。そういう意味では、全体の中における比率がちょっとよくわかりませんけれども、その全庁舎ということになりますと、10倍、20倍程度に間違いなくなろうかなというふうに思っております。そのことからいいますと、先ほど申し上げた148万円の10倍、20倍程度の費用は要するものというふうに推計できます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) ですと、引っ越し費用で1400万から2800万かかるということであれば、1億8000万にその金額を足すと、引っ越して戻ってくるだけでも2億ぐらいの追加費用が発生するという認識になります。 次に、大きな項目として最後として、コストについて質問させていただきます。 コストは、現状、目標値として40%減で年間7億円におさめたいということでしたので、新案においても年7億円におさまるかどうか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 新案といいますもの、案ということでございましたら、現在、短期における前期を緊急的に整備を行いたいというところを、まず案というものを正案化したいという考えを持っておりますので、7億円には至らずに8億5000万円程度になろうかと思っております。それを7億に据えるためには、今後、短期の工期部分以降の部分について、60億円程度の縮減を行う必要があるとの表記もあわせて行っておるところです。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 改めて教えていただきたいんですけど、1年ベースじゃなくて39年ベースで見た場合に、原案と案では、それぞれ幾らを見込んでいるのか教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 原案においては総額283.4億円で、7.3億円をめざすという内容としております。 今回の案につきましては332.4億円で、年8.5億円ということに位置づけております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 原案318億円、違いましたっけ。違いますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 先ほどお答えいたしました283.4億円でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) はい。じゃ、原案ベースに考えた場合に、仮にさっき言ったような総合センターとか市役所を全部複合化した場合の試算は幾らぐらいになるかはわかりますか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 原案で考えた内容にそのまま議員ご提案の案をはめ込んだ形で計算させていただいたところ、282億円という試算ができます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 原案283億円で、僕、仮に渡辺案とすれば282億円です。 実は、これは南中の敷地で、これが赤で囲んでるのがホワイトゾーン、安全な部分です。ここに避難所をつくるというのは議会の合意もできていますのでそうだとして、一応今言っていただいた282億というのは、ここに小学校程度の規模の建物、小学校みたいなものを建てたら幾らになるかという質問でした。その場合でも282億です。 仮に、今回の案に関しましては、小学校云々の話はしておりませんので、小学校の29億円を除くと、282億から29億円引いた253億円程度で全部を複合化した場合の投資的経費はおさまるかなと思いますけども、そのような認識でよろしいですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 精緻な計算を私どもでもって行っておりませんので、議員お示しのものが正しいかどうかという考えについては、ちょっと言及できないというところでございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) まず言っておきますけど、原案にしても案にしても精緻な計算してないんで、まずその認識だけは先にしておいてください。その認識でいいですか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 精緻といいますのは、言葉もしかしたら足らなかったかもしれませんが、私どものもとでしっかりとした計算を置いて行ってきたのは原案であり案であるというふうに考えておりまして、議員お示しの内容については、今お聞きしたところでもございますので、その数字をどのような形で形成されていったかというところの部分が、しっかりと私ども、受けとめておらないという意味での言葉というふうに理解いただきたいと思います。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 今言った数字は、施設再編室、南森室長と打ち合わせしてやった数字なんで、あんまり遠からずの数字だという認識をまず持っておいてください。 いずれにしても、案の332億というのと今言った253億でいうと、79億もの違いがありますし、小学校を含めた282億と比較しても50億の差があります。要は、全部の施設を複合化することによって、共有スペースの削除とか先ほど言った件もできるし、一時期に1カ所で工事するということによるコストの削減が恐らくあると思います。 仮に、一時期、1カ所に工事をすることによる工事費の削減が10%で見込めば、332億の10%で33億やし、仮に20%まで削減できるということであれば66億のコストの削減につながると思います。いろんな引っ越し費用とか、その他もろもろの費用もありますので、これらも含めて考えますと、大方50億ぐらいのコスト削減は十分可能かなと僕自身は思っております。 次に、ソフト面のコストについて質問させていただきます。 指定管理者制度が今利用されていると思いますので、総合センター、教育文化センター、楠風荘、福祉コミュニティーセンターの平成29年の指定管理料をそれぞれ教えてください。 ○吉田裕彦議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 教育分野につきましてお答え申し上げます。 総合センターが4240万、教育文化センターが1153万7640円でございます。あと、野外活動センターが1320万円でございます。 ○吉田裕彦議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 29年度の福祉コミュニティーセンターでございますが、939万円でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) 次に、西口部長にお尋ねいたします。 直近5年間の今言っていただいた指定管理料の合計の推移を教えてください。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 市民総合センター、教育文化センター、老人福祉センター及び福祉コミュニティーセンターの指定管理料の推移をお答え申し上げます。 25年度から申し上げますと、総額で7891万4000円、26年度は8211万円、27年度は8211万4000円、28年度は8211万4000円、平成29年度は8178万4000円でございます。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) これは、4カ所それぞれ管理していただいてるんで、これぐらいの金額になるのは仕方がないかなと思いますけども、大方8000万で推移しております。 仮に1カ所に集約すれば、ここまでの金額は生じないであろうということで、仮に30%削減できるのであれば年間2400万円、40%削減されるのであれば3200万円、ざっくり年間3000万ぐらいの効果額を出せるということを考えれば、3000万円掛ける39年で11.7億円の効果額が出るという計算ができるんですけども、いかがでしょうか。 ○吉田裕彦議長 総務部長。 ◎西口文敏総務部長兼人事室長 指定管理者制度の一定の我々においての運用の上限が5年程度としておりますので、算式上、39年それを続けるというようなことで前提でいきまして、理論上は議員お示しのとおりになろうかなというふうには思っております。 ○吉田裕彦議長 渡辺裕議員。 ◆12番(渡辺裕議員) では、最後に結論にさせていただきます。 解決すべき課題として1点目から9点目まで言及、最初にお話しさせていただきました。 まず、今のお話をもとに解決できるであろうものとして、1点目の南中の跡地。南中の跡地に関しては、北西部に関しては防災施設をつくってほしい、これは議会の総意だと思います。南西部に関しましては、将来的な学校関連施設の用地としてぜひ残しておいていただきたい場所として、余りいらうことなく確保しておいていただきたいと思います。 南中校舎に関しましては、避難所及び総合センターの建てかえ時に利用していただくということをしていただきたいと思います。学校をなくしてから1573人の収容可能な施設が必要というのは、議論としては順序がおかしいと思いますので、それもあわせてお話ししておきます。 次に、2番目と8番目の複合化によって親和性と多世代交流が同時に可能だと私自身は認識しております。楠風荘であったり、こども園を併設させることによって、多世代の交流が可能という認識を持っております。 3番目の複合化によって、低利用施設であったり会議室の効率化ができると思います。あわせて、7番として、図書館の自習室、机の大幅増が可能になるものと思っております。 5点目、市庁舎も複合化によって仮設庁舎の必要がなくなるので、大幅なコスト削減にもなると思いますし、会議室等の有効利用にもつながります。 6点目、駐車台数、現状最大、計算上224台の駐車台数が確保できるので、駐車台数の大幅増、あわせて効率的な運用が可能になるものと認識しております。 4点目の忍ヶ丘あおぞらこども園に関しましては、園舎の新築か園庭の確保、駐車場問題の解決ということにつながるものと認識しております。 最後、9点目のコストに関しましては、投資的経費の大幅削減、あわせて維持管理費の大幅削減ができると思いますので、今後の推進本部会議において、ぜひこれらの数字をもとに議論していただきたいなと思います。以上です。 ○吉田裕彦議長 以上で渡辺裕議員の質問は終わりました。 これにて日程第2一般質問を終了いたします。 以上で本日の議事日程は終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 ○吉田裕彦議長 それでは、これにて本日の会議を閉じることにいたします。 閉会に当たりまして、市長からご挨拶を受けることにいたします。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 挨拶 ○吉田裕彦議長 ありがとうございました。 ここで、私からも一言ご挨拶を申し上げます。 本年もいよいよ年の瀬を迎え、特に緊急を要する案件がない限り、本日が本議場での本年最後の会議となります。 さて、ことし1年を振り返りますと、平成最後の統一選挙により、私たち12人の議員が選出され、そしてくしくも新しい任期の始まりが新たな時代、令和の幕開けとなった5月1日でありました。 また、令和元年となったこの年は、台風19号等による風水害に見舞われた年でもありました。令和という新しい時代を迎えましても、台風、地震といった災害と向き合っていかなければならない状況は変わりません。むしろ、より災害に対する深刻度は年々高くなってきています。 私たち12人の議員は、私たちに与えられた議会という場で、市民の安全を守り、安心な暮らしを保障するため、平成29年5月1日から導入しております通年会期制による議会運営をフルに活用して、さらなる活動を展開していかなければなりません。 私たち12人は、個々にはいろいろな違った政治的な思いがあったとしましても、めざすところはきっと同じだと思っておりますので、どうかその思いを共有して、令和最初に来る新年を迎えようではありませんか。 また、市長を初め職員の皆様も、新しい年を希望を持って迎えられますようご祈念申し上げまして、令和元年12月定例議会閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ことし1年、本当にありがとうございました。 それでは、以上をもちまして令和元年12月定例議会を閉会いたします。本日は慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力をいただきまして、まことにありがとうございました。ご苦労さまでございます。時に午後5時26分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。 令和元年12月17日                  四條畷市議会議長   吉田裕彦                     同  議員   瓜生照代                     同  議員   渡辺 裕...