令和 元年 12月
定例議会 四條畷市議会12月
定例議会会議録◯令和元年12月2日
四條畷市役所議場において開催する。
◯出席議員次のとおり 1番議員
大矢克巳 2番議員
土井一慶 3番議員(副議長)
長畑浩則 4番議員 島 弘一 5番議員
藤本美佐子 6番議員(議長)
吉田裕彦 7番議員
小原達朗 8番議員
吉田涼子 9番議員
瓜生照代 10番議員
岸田敦子 11番議員 森本 勉 12番議員 渡辺
裕◯欠席議員次のとおり なし
◯地方自治法第121条の規定による
出席者次のとおり 市長 東 修平 副市長 林 有理 教育長
植田篤司 総務部長 マーケティング監 西垣内 渉 兼
人事室長 西口文敏 総合政策部長 兼魅力創造室長
藤岡靖幸 都市整備部長 亀澤 伸
健康福祉部長 市民生活部長 山本良弘 兼
福祉事務所長 松川順生 子ども未来部長 教育次長 兼
福祉事務所長(
子ども担当) 兼
教育部長 開 康成 森田 一
田原支所長 兼課長
笹田耕司 (その他
関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり
事務局長 坂田慶一 課長 勝村隆彦 上席主幹 石田健一 書記
宗友奈央子◯議事日程次のとおり 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2
議会期間決定の件 日程第3 報告第12号
現金出納検査結果報告について(
令和元年7月分から同年9月分まで) 日程第4 認定第1号 平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第5 議案第21号 非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第22号 四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得について 日程第8 議案第24号
四條畷市立教育文化センターの
指定管理者の指定について 日程第9 議案第25号 令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第4号) 日程第10 同意第7号
人権擁護委員の推薦について 日程第11
議会議案第4号 令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)
庁内情報化関係事務に係る事務の監査請求について
○
吉田裕彦議長 皆さんおはようございます。本日は全員のご出席をいただいております。それでは、
令和元年12
月定例議会を開会いたします。時に午前10時00分
○
吉田裕彦議長 開会に当たりまして市長からご挨拶を受けることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 挨拶
○
吉田裕彦議長 それでは本日の会議を開きます。時に午前10時02分
○
吉田裕彦議長 日程に入りますまでに、諸般の報告を行います。 11月25日付で大阪府
保険医協会代表者高本英司氏ほか10団体から、妊産婦の
医療費助成制度の創設を求める意見書の提出を求める陳情書及び大阪府重度障がい
者医療費助成制度と
乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書が、机上に配付いたしておりますとおり提出され、受理いたしましたのでご報告いたします。
○
吉田裕彦議長 これより日程に入ります。 机上に配付しております
議事日程により議事を進めさせていただきます。
○
吉田裕彦議長 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名者に7番
小原達朗議員、10番
岸田敦子議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第2
議会期間決定の件を議題といたします。本
定例議会の
議会期間は本日から来る12月17日までといたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本
定例議会の
議会期間は本日から来る12月17日までとすることに決しました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第3報告第12
号現金出納検査結果報告についてを議題といたします。本報告につきましては、お手元の報告書のとおりいずれも過誤のないことを確認したご報告をいただいておりますので、
現金出納検査結果報告については以上で終わらせていただきます。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第4認定第1号平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。本件は、さきの9
月定例議会におきまして
継続審査に付されたものであります。 それでは、
予算決算常任委員会委員長に本件の
委員会審査の結果報告を求めることにいたします。
小原達朗議員どうぞ。
◆
小原達朗予算決算常任委員会委員長 去る9月2日に開会しました9
月定例議会の本会議におきまして本
予算決算常任委員会に付託となり、
継続審査となりました認定第1号平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定についての審査の結果をご報告申し上げます。 まず、審査に先立ち、9月27日に審査の参考とするため、
市道岡山東五丁目4号線、
市立環境センター前
処理設備増設及び
トラックスケール設置工事など、5カ所の現地視察を行いました。続いて、10月2日、3日及び4日の3日間にわたり、
委員会室におきまして
予算決算常任委員会を開催し、決算書を初め主要な施策の
実績報告書及び
決算審査意見書を参考としながら、詳細かつ慎重に審査を行いました。 本決算は、予算現額204億3173万2000円に対し、決算では、
収入済額が平成29年度決算額と比較して10億1450万2000円減の199億8181万7000円で収入率は97.8%、一方、
支出済額は平成29年度決算額と比較して10億2229万2000円減の195億7504万7000円で執行率は95.8%となり、
歳入歳出差引額は4億677万円で、翌年度へ繰り越すべき財源197万1000円を除く
実質収支は4億479万9000円の黒字となりました。なお、単
年度収支も3055万3000円の黒字となっております。また、
経常収支比率は前年度の数値と比較して1.1ポイント悪化し95.1%となり、
財政力指数は3年間平均値で前年度から0.005ポイント改善され0.626となっています。 こうした平成30年度
一般会計歳入歳出決算の審査に当たって行われた
質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、
歳入歳出を含む議会費、総務費、民生費及び衛生費では、今後の本市の
シティプロモーションについては、昨年作成した
ブランドメッセージ等の定着を図り、
庁内組織での効果的な
ブランドメッセージの発信やロゴ等を活用し、市の魅力を発信していく。
ふるさと納税の返礼品に
ゴルフ利用権を追加することについては、地域内に関連性のある役務の提供は認められており該当すると考えている。近隣市でも
導入事例があることから、今後研究を進めていく。 ふれあい教室の保育料の滞納については、
条例改正により保育料を滞納した場合、継続して利用することができなくなったため、現在は現年度分の
滞納徴収を強化している。
過年度分については、年3回の督促状を送付しているが、現在子どもが利用していない場合や市外に転出などの理由により徴収ができていない。 AEDの
設置状況については、基本、
公共施設に配備するということで28カ所に設置している。設置していない
貸し出し施設や
イベント等で必要な場合は、総務課において貸し出しを行っている。 講演等による謝礼の内容については、市長や副市長が大学や
報道関係等、
マーケティング監が
中小企業関係や大学及び
人事課職員が
ウエブ面接の関係で
日本経営協会に
講演依頼を受け、それに伴い謝礼を受けたものである。
喫煙場所に灰皿を置かない理由については、喫煙者のマナーとして灰皿は自分で持ってもらうようお願いしており、また、設置すれば清掃等に
人件費等の費用が発生するため設置していない。
採用試験の倍率については、平成30年度は
ウエブ面接を導入した年でもあり、事務職の
大卒程度が106倍、事務職の
民間企業経験者が69倍であった。平成31年度は、
独自施策をPRした
職員採用の広報を行うなど他市も採用に力を入れたこともあり、
事務職大卒程度では42倍、
事務職民間企業経験者が33.8倍となった。
組織改善クラウドの実施については、働き方改革の一環として市役所と職員との
相互理解度を明らかにし、
改善アクション作成のため実施した。現在分析を行っているが、課題として上がってきているのが、
会社基盤や
事業内容等に市役所に望む理想と実際に職員が思っている部分の満足度に乖離がある結果が出ている。 飯盛霊園の火葬場の民営化については、火葬場だけでなく施設全体についてPPPも含めた観点で
整備計画が必要であると構成4市で意見を交わしている。今後とも最良の
施設整備及び運営となるような形を提案、協議していきたいと考えているなどの
質疑答弁がありました。 質疑の中で、住居表示が未実施の地域についても順次進めていくよう努力されたい。
各種団体は、長年、市のために協力してきた。
団体事務を移管するのであれば、市長からねぎらいの言葉などをかけてもらいたい。
徴収事務に関して、共働きなどで昼間は不在の場合も想定される。
コールセンターの時間帯を夕方以降にするなど変更するよう検討されたい。 横の連携をしっかりとって、いじめによる犠牲者が出ないよう取り組まれたい。 毎年行っているメアブッシュ市との絵画交流について、毎年同じものではなく、違う
取り組みも検討されたい。 法律相談を
特定任期付職員の弁護士の資格を持っている職員に行ってもらえば、
弁護士費用の支出もなく、市に起こっている問題を一元的に把握もできるので検討されたい。
田原地域の公共交通問題について、便をふやすだけでなくラストワンマイルも検討されたい、などの
要望意見がありました。 次に、
歳入歳出を含めた
農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育費、
災害復旧費、公債費及び予備費におきましては、まず、
学力向上対策コーディネーターの役割については、
元学校長経験者にお願いし、本市の学力に対する分析を行ったり、
各種取り組みの推進、学校との連携に当たってもらっている。 活断層についての知見者の見解を議員に提供しなかったことについては、あくまでも跡地の活用についての観点から専門家のアドバイスを得るべきと考え、内部資料としての
取り扱いとしていた。
道路維持管理費の
直営補修事務に係る予算については、年度途中で材料費がなくなるということだが、限りある財源の中で事業課から話を聞きながら適正に配分していきたいと考えている。
公園在り方見直し検討業務委託の内容については、公園の活用方法、
管理運営、またそれらを市民とどのように分担しながらできるか等を検討するための
委託業務である。 給食費の
取り扱いについては、
文部科学省から
公会計化のガイドラインが出され、その内容について検証を行い、来年度からの実施に向けて検討している。
学校現場における働き方改革の
取り組みについては、
校務支援システムでは2校でモデル実施し、校務に関して可能なものを電子で処理するため、初期設定には時間を要するが
負担軽減となっており、
学校閉庁ではお盆の時期に3日間を設定したが、休みやすくなったと
学校現場からは聞いている。
学校図書司書の
配置状況については、本市では
図書館支援員という形で配置しており、今年度で全校に配置が完了し、中学校については1校のみの配置である。
市内街路樹の間引きについては、台風等での倒木もふえていることから、間引きの間隔等、
都市事例を参考にしながら、現在、
街路樹等に関する一定の基準を決めるべくマニュアルを作成しているなどの
質疑答弁がありました。 質疑の中で、自転車による事故がふえており、高額の賠償金の支払いとなることもあることから、
保険加入の周知を図られたい。
学校図書館の蔵書数を
標準冊数になるよう努力されたい。 現状、考えるのであれば、市役所と
市民総合センターの土地を利用して、さまざまな施設を集約し
コンパクトシティとすることが一番と考えるので検討されたい。 多目的広場がほとんど使用されていないので、利用率が上がるよう努力されたい。 創業塾を実施したが実際に創業した人がいなかったので、今後は一件でも多く創業者がふえるよう努力すること。 市民の安心・安全の観点からも、
耐震診断事業の周知を積極的に行うよう努力されたい。
学校図書館の蔵書数を
標準冊数になるよう努力されたい。 台風の影響で、権現川の
ハイキングコースに倒木がそのままの状態で残っているので、早急に対応されたい。
給食調理委託業務の予定価格を安く積算することは悪くはないが、それにより入札が不調になることは、市に対する信頼性が損なわれるのでしっかりやってもらいたい、などの
要望意見がありました。 次に、
歳入歳出全般では、ふれあい教室の利用料の先払いについては、条例でその月分をその月末までに支払うとなっており、結果的に後払いとなっている。先払いは、利用料は滞納とならないので、検討の余地はあると考えている。 職員の
メンタル面の把握については、自分でも客観的に把握できるよう、年1回
ストレスチェックを行っており、また、周りからの相談も人事室で受け付けており、常にアンテナを張りながら対応している。
保育所等の
定員割れに伴う
利用定員数の変更については、定員は施設からの申し入れを受け、市全体の定員数も考えながら施設と調整し、
運営状況を確認しながら定員を決定している。 平成13年に交わした
環境センターに関する清滝、
滝木間自治会、区長との確認証の効力については、当時の市長の押印があることから有効と考えている。 質疑の中で、大河ドラマの誘致を進めている中、四條畷に訪れていただくために、
ふるさと納税の返礼品に宿泊ができるクーポンを追加するよう検討されたい。 市民の死因はがんが一番多い。かかりやすい年代の分析等を行い、その年代は検診料を無料や軽減し、受診率が上がるよう努力されたいなどの
要望意見がありました。 次に、5件の討論があり、まず1件目は、この平成30年度の当初予算は初めて賛成をしたが、この1年間終わってみると、南中、東小の廃校、そして
公共施設の
個別計画においては市民の意見を反映していない内容となっており、また、活断層と
土砂災害の情報に関しては、議会に公表しなかった問題は市民への
背信行為としか思えず、市長の責任も重いと思っている。こうした経過を持つ決算については到底認めることができないため反対する。 2件目は、
電子母子手帳「
マチカゴ」の導入、本市沿線主要駅京橋駅への
集中広告、
デマンドタクシー導入に向けての
各種計画の策定、四條畷市心をつなぐ
手話言語条例の制定、
小中学校での
宿泊行事への看護師の派遣などが進んだことを一定評価する。加速する
少子高齢化の中、市民への負担が求められること、また、老朽化が進行する
公共施設や道路など、多額の
歳出増加が必要であることなどから、
財政基盤の強化、
財政改革にさらに
取り組みを進められるよう要望し賛成する。 3件目は、
不納欠損額の減少に努力されたことや、できる限りの支出を減じる検討をされたことは評価する。しかし、さまざまな問題点の指摘では満足のいく回答がないものもあり、今後、
十分検討を重ね、議会との連携調整を進めることを期待している。行政と議会が両輪となっていれば、本市の
健全財政に向けた
協力体制を持てると考える。今後も行政は誠意を持って議会と調整されることを強く求め賛成する。 4件目は、平成30年度の決算は今後の四條畷市を担う多岐にわたる施策があった。しかし、今回この委員会において、職員の答弁が自信のない答弁であったので、自信を持って今後の四條畷市を進めていっていただきたい。しかしながら、もう
令和元年も半ばに来ている。今は今後の四條畷市を担う大事なときであるのでしっかりやってもらうことを要望して、苦渋の選択ではあるが賛成する。 5件目は、今年度の歳入では時効となる
不納欠損額などの課題が残るものの、
条例改正による公平性を保とうとする努力が見られた。しかし、
商業活性化事業においては、女子学生の
事業協力を求めており、
男女共同参画に力を入れていることから広い視野のもとで事業を
取り組み、また
直営業務においては、不足していると思われる材料費や人員等においても検討すること。教育においては、学校長だけに任せるのではなく、
教育委員会でも確認しながら豊かな気持ちで働ける
環境づくりに取り組むこと。また、
個別施設整備計画については民意を酌み上げること、これらを要望し賛成する。 その後、起立採決を行いました結果、本委員会といたしましては、認定第1号平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定については賛成多数で認定いたしました。 以上、平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の審査結果報告といたします。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 委員長報告は終わりました。 本件の
委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本件の
委員長報告に対する質疑は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。
岸田敦子議員。
◆10番(
岸田敦子議員) 議席10番、
日本共産党の
岸田敦子です。 認定第1号2018
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論します。 本決算が予算案として議会に上程された昨年3月、私は議員になって21年目となりますが、初めて当初予算に賛成をいたしました。それは、市長が所信表明で
市民中心の
まちづくりを実践するための予算と位置づけられたことをまず評価し、
市長選挙で掲げられた前
市長策定の
まちづくり長期計画を白紙にし、学校の存続、廃止については市民と
意見交換を密に進めていく、これらのことを市民とともに実践するために、
公共施設の
劣化診断調査や南中の
活断層調査の費用を計上したことに期待したからでした。ほかにも、住民とともに進める
田原活性化や、
手話言語条例の制定、
学校図書館支援員の拡充等、
施策前進を評価し賛成をした経緯があります。そして、
委員会審議で触れましたが、
男女共同参画に関しての進んだ取りまとめや、昨年、四條畷も被害を受けた
大阪北部地震、そして二つの台風による災害の総括など、評価できる点はあると考えています。 しかし、ことしに入って、昨年度の
取り組みの中で、住民の意見を聞くけれども尊重せず市民を欺いたと言える事実が明らかになりました。それは、廃校ありきの南中、東小の廃校への過程にあります。これらの
学校廃校までの経緯で、南中に活断層の存在が明らかになっても、9月には2地区の自治会から南中に
小中一貫校をという署名が市に提出され、12月議会には
市民団体から防災面での議論を深め、南中、東小の
廃校条例を拙速に制定しないよう求める請願が出されました。市長との
意見交換会でも多くの反対の意見が出ながら、市と
教育委員会は
小規模校の解消とともに活断層による
心的負担も大きな理由にして、
住民合意は不十分に、住民に諦めを押しつける形で統廃合を進めました。 この経過だけでも私は認めがたいのですが、それがことし9月には新たな事実が明らかになりました。それは
南中廃校を決定する前の昨年10月に、活断層と
土砂災害の専門家の知見を聞き、南中の校舎は利活用可能という回答を得ていたことを、議会にも市民にも公表していなかったという問題です。委員会では隠蔽という指摘が相次ぎ、市長は私の質問に、専門家の意見が重大な問題だと捉えることができなかった旨の答弁をされました。しかし、ことし9月のこの議場で、専門家の意見を初めて聞いたとき、その事実の重大性に私でさえ驚愕し、何人もの市民が同じように事の重大性を認識されました。それが
南中廃校の経緯のど真ん中におられた方が、その事実の重大性を気づけないはずはないと思えてなりません。そんな二重に市民を欺いたと言えるこの経過を、私は到底認めるわけにはいきません。 また、
公共施設の再編案、
個別施設計画を発表した経緯についても、昨年8月から10月に開催されたワークショップに参加した市民の方々から、なぜこのような案が出てきたのか理解できないなどの声が上がり、昨年1月に初めて議会に公表され、3月ごろから市民との
意見交換が行われたこの計画案は、市民の意見を十分反映したと言えるのか疑問に感じていました。しかしながら、この計画に関しては、今年度に入り、市民と議会の大きな批判を受け、市は11月に
見直し案を発表し、今後も継続して
意見交換を行っていく姿勢を示して方針転換を行っている最中ですので、問題点は指摘にとどめ、再度市民の声をしっかりと聞きながら
市民合意を得て進めていくことを強く要望いたします。 本決算については、特に先ほど申し上げた活断層と
土砂災害の情報を議会に公表しなかった問題について、私はこの経過を市民への
背信行為と考えます。
まちづくりに大きな影響を与える学校の
廃校過程に、市民を欺くような経緯をたどった
市政運営は認められない。よって本決算も容認できないと申し述べ、討論といたします。
○
吉田裕彦議長 ほかに討論のある方はございませんか。
吉田涼子議員どうぞ。
◆8番(
吉田涼子議員) 議席8番、
市議会公明党の
吉田涼子でございます。 認定第1号平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算につきまして賛成の立場を表明し、討論を行います。 本決算は、歳入199億8181万7000円、歳出195億7504万7000円、
歳入歳出とも前年度を下回る規模でした。単
年度収支は3055万3000円の黒字となり、
実質収支も4億479万9000円の黒字でした。しかしながら、
経常収支比率は前年度に比べ1.1ポイント悪化して95.1になり、
財政力指数も前年度より0.009ポイント悪化し0.619となりました。そのような厳しい
財政支出の中で、私たちが要望してきた
電子母子手帳「
マチカゴ」の導入、本市沿線主要駅京橋駅への
集中広告、
デマンドタクシー導入に向けての
各種計画の策定、四條畷市心をつなぐ
手話言語条例の制定、
小中学校での
宿泊行事への看護師の派遣などが進んだことを一定評価するものであります。加速する
少子高齢化の中で、厳しい
自治体間競争を勝ち抜くためには、多様な
市民ニーズへの対応が求められること、また老朽化が進行する
公共施設や道路など
社会資本施設への
修繕費用や
更新費用など、多額の
歳出増加が必要であることなどから、
財政基盤の強化、
財政改革へのさらなる
取り組みを進められるよう要望し、
賛成討論といたします。
○
吉田裕彦議長 ほかに討論のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本件につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。
本件委員長報告は認定すべきとするものであります。本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○
吉田裕彦議長 起立多数であります。よって認定第1号平成30
年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定については認定することに決しました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第5議案第21
号非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 議案第21
号非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
提案理由を申し上げます。 会計年度任用職員の
公務災害補償等について、報酬が日額以外で定められている者及び給料が支給される者の補償基礎額に係る規定を設けたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。
総務部長どうぞ。
◎
西口文敏総務部長兼
人事室長 議案第21
号非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 本条例は、会計年度任用職員制度が令和2年4月1日から施行されることに伴い、本市が任用する会計年度任用職員の
公務災害補償等について規定の整備を行うものでございます。 それでは、参考資料、一部改正条例の新旧対照表に基づきご説明申し上げますので、恐れ入りますが、新旧対照表1ページ、2ページをお開き願います。 第2条第2項第4号中「前3号に掲げる者以外の者又は」を削り、同号の次に第5号「報酬が日額以外の方法によって定められている者又は報酬のない者 前号に掲げる者との均衡を考慮して第3条の実施機関が市長と協議して定める金額」と、次に第6号「給料を支給される者 法第2条第4項に規定する平均給与額の例により第3条の実施機関が市長と協議して定める金額」の2号を加えるものでございます。 附則につきましてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案書にお戻りいただきたく存じます。 附則第1項は、この条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものでございます。 附則第2項は、経過措置を定めており、改正後の第2条第2項の規定は、この条例の施行日以後に発生した事故に起因する公務上の災害または通勤による災害に係る補償について適用するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第21
号非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第6議案第22号四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 議案第22号四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について
提案理由を申し上げます。 雨水または雨水を含む下水の排水面積に対する排水管の内径を定めた基準を公益財団法人日本下水道協会が定める基準に合わせるほか、排水設備工事責任技術者関係事務を大阪府下水道協会に移管することに伴い、所要の改正を行いたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。都市整備部長どうぞ。
◎亀澤伸都市整備部長 議案第22号四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について、内容をご説明申し上げます。 それでは、条例の改正内容につきましてご説明申し上げますので、参考資料、一部改正条例の新旧対照表の3ページ、4ページをごらんください。 第4条の規定は排水設備の接続方法等を定めるもので、今回改正いたします第5号の表の規定は、雨水または雨水を含む下水を排除する排水管の内径を排水面積ごとに定めるものであり、現在の規定では排水面積の区分が、200平方メートル未満は100ミリメートル以上の排水管の内径、200平方メートル以上から600平方メートル未満は150ミリメートル以上の排水管の内径、600平方メートル以上は200ミリメートル以上の排水管の内径としておりますのを、200平方メートル以上から600平方メートル未満の区分をさらに二つに分け、200平方メートル以上から400平方メートル未満は125ミリメートル以上、400平方メートル以上から600平方メートル未満は150ミリメートル以上の排水管の内径とするものでございます。 この改正については、公益社団法人日本下水道協会が発行する下水道排水設備指針と解説で示されている排水管の内径とするもので、隣接する寝屋川市、大東市、交野市においても同等の排水管の内径を指定しており、必要以上に大きな内径の排水管を埋設することは、工事を行う際に技術的にも金銭的にも負担となることからこれを改正しようとするものでございます。 次に、第28条の2第2号の規定の削除についてご説明申し上げます。 第28条の2第2号の規定は、排水設備工事責任技術者の登録または登録の更新の際、納付していただく手数料について定めるものです。現在、市町村ごとに行っております排水設備工事責任技術者に係る登録、更新等に係る事務については、事務の省力化の観点から、令和2年4月1日より全ての大阪府内市町村が大阪府下水道協会に事務移管し一元的に行うことになりました。このことにより、市に手数料を納付していただくことがなくなるため、不要となるこの規定を削除するものでございます。 次に、附則についてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、条例案をごらんいただきたく存じます。 附則は、施行期日で、第4条第5号の表の改正規定は公布の日から、第28条の2の改正規定は令和2年4月1日からとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第22号四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第22号四條畷市
下水道条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第7議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得について
提案理由を申し上げます。 庁内住民情報系ネットワークにおいて使用する端末機器を更改したく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。
総務部長どうぞ。
◎
西口文敏総務部長兼
人事室長 議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書をごらんいただきたく存じます。 本案につきましてはウインドウズ7のサポート期間が令和2年1月14日をもって終了することに伴い、11月臨時議会でご可決いただきました庁内情報系端末機器の取得と並行して取り組んでまいりましたが、金額の折り合いがつかず入札不調となったため、その後の
取り組みにより11月21日に仮契約の締結が完了したところでございます。本案は、その調達にかかる予定価格が2000万円を超えるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 内容といたしましては、1、取得物件として
庁内住民情報系端末機器、2、契約の方法として一般競争入札、3、契約金額として2893万円、4、契約の相手方としてSky株式会社代表取締役大浦淳司、5、予算として令和元
年度四條畷市一般会計予算、款総務費、項一般管理費としております。 恐れ入りますが、議案書の裏面をごらんいただきたく存じます。 参考といたしまして、一般競争入札参加業者の一覧と取得物件の内容を記載しておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第23号
庁内住民情報系端末機器の取得については可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案は可決いたしました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第8議案第24号
四條畷市立教育文化センターの
指定管理者の指定についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 議案第24号
四條畷市立教育文化センターの
指定管理者の指定について
提案理由を申し上げます。
四條畷市立教育文化センターの管理を
指定管理者に行わせるに当たり、四條畷市公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例の規定に基づき、阪奈エンタープライズ株式会社を
指定管理者として指定することが適当であると認めましたので本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。
教育次長どうぞ。
◎開康成
教育次長兼
教育部長 議案第24号
四條畷市立教育文化センター指定管理者の指定につきまして内容のご説明を申し上げます。 当該施設の
指定管理者として、四條畷市大字上田原532番地の2、阪奈エンタープライズ株式会社を指定するに際し、地方自治法第244条の2第6項の規定により本件を上程させていただいた次第でございます。
指定管理者の選定に当たりましては、応募が2団体あり、四條畷市公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき四條畷市
教育委員会指定管理者選定・評価委員会における慎重な審議の結果、同企業が申請団体の中、地域に根差す活動や市民参画の促進など施設の効用を最大限に発揮すべく方策を講じる利用者増加への姿勢、とりわけ乳幼児を含む子どもへの安全確保に評価を得たことから、
指定管理者の候補者として適当と認められました。 なお、指定管理期間は、令和2年4月1日から5年3月31日までの3年間であります。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第24号
四條畷市立教育文化センター指定管理者の指定についての内容説明とさせていただきます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第24号
四條畷市立教育文化センターの
指定管理者の指定については可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案は可決いたしました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第9議案第25号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 議案第25号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第4号)について
提案理由を申し上げます。 本補正予算の歳出につきましては、生活保護システムの改修に係る経費などを新たに計上するとともに、障がい者自立支援のための扶助費の増額、人件費について人事異動等に伴う各費目間の調整及び本年度の人事院勧告に準拠した職員給与の改定に伴う増減額などを計上いたしております。 歳入につきましては、歳出補正に関連した国・府支出金及び財政調整基金繰入金の増額を計上いたしております。また、忍ヶ丘小学校大規模改修事業に係る経費につきまして、継続費の組み替えを計上いたしております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。
総務部長どうぞ。
◎
西口文敏総務部長兼
人事室長 議案第25号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第4号)につきまして内容のご説明を申し上げます。 内容の説明に入ります前に、11月臨時議会でご可決いただきました忍ヶ丘小学校大規模改修工事の予算について、本補正予算で再度調製させていただくことになりました。この後、その理由などを説明いたしますが、結果として混乱を招くことになりましたことを深く反省するとともにおわび申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお開きいただきたく存じます。 第1条は、本補正予算は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ8903万7000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ206億9103万円と定めるものでございます。 款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、2ページ及び3ページの第1表
歳入歳出予算補正のとおりとなっております。詳細な内容は事項別明細書で後ほどご説明いたします。 第2条の継続費の補正についてご説明いたしますので、4ページの第2表継続費補正の1、追加をごらんください。 事業名を忍ヶ丘小学校大規模改修事業とし、総額4億3500万円で、各年度の予算額は
令和元年度1億6500万円、令和2年度2億7000万円とするものでございます。 次の2、廃止は、1、追加をすることに伴いまして
一般会計補正予算(第3号)にて計上させていただきました内容を廃止するものでございます。 継続費の補正の理由についてでございます。 11月の臨時議会でご可決いただいたばかりでございますが、1点目として、特別教室棟、いわゆるA棟の外壁にアスベストが含有しており、飛散性の高いものではないものの外壁工事等で飛散する可能性があるため、その除去費用が必要となりました。 2点目として、令和2年度当初予算の調製を進める中、本工事関連予算について、国庫補助対象事業費となる可能性のあるものとしてセキュリティ工事費やLAN配線等敷設工事費、理科室実験台・家庭科室調理台の設置費などがあり、既決予算の4億円の中で施工できるか工事内容の精査を行ってまいりました。しかしながら、精査を進めますと、児童の教育環境に影響を及ぼしかねないことから、本補正予算について増額をお願いするものでございます。 今回、備品購入費500万円を新たに計上させていただいたことに伴い、事業名についても忍ヶ丘小学校大規模改修工事から事業と修正させていただいております。財政負担を少しでも軽減させるよう、引き続き、国、府との協議調整を行ってまいります。 次に、事項別明細書の歳出につきましてご説明申し上げます。 初めに、8ページから17ページまでの款議会費から教育費までのそれぞれの人件費につきましては、人事異動等に伴う各費目間の調整及び本年度の人事院勧告に準拠した職員給与の改定に伴う増減額などを計上いたしております。 10ページ及び11ページをお開き願います。 款民生費、項社会福祉費、目老人福祉費の後期高齢者医療事務の大阪府後期高齢者医療広域連合負担金は、平成30年度医療費負担金の精算に伴う額を計上するものでございます。 同項、目自立支援費の自立支援医療事務の手数料はレセプト手数料で、扶助費の更生医療は心臓手術や透析などに伴い増加していること、育成医療については斜視の手術に伴い増加していることから、決算見込み額が当初見込んでいた予算額を上回ることが想定されることから増額するものでございます。なお、本扶助費に伴う財源は2分の1の国費及び4分の1の府費が補填されることとなっております。 同款、項児童福祉費、目児童措置費の障がい児支援事務の手数料はレセプト手数料で、扶助費の障がい児給付費は児童発達支援に係る扶助費において、昨年度に比べて対象者数が増加したことにより決算見込み額が当初見込んでいた予算額を上回ることが想定されることから増額するものでございます。なお、本扶助費に伴う財源についても2分の1の国費及び4分の1の府費が補填されることとなっております。 12ページ及び13ページをお開き願います。 同項、目児童福祉施設費の保育職員関係事務の臨時職員賃金は、保育所に入所している支援を要する子どもが増加したことにより介助員を増員するものでございます。 同款、項生活保護費、目生活保護総務費の生活保護事務の生活保護システム改修委託料は三つの要因があり、一つ目は進学準備給付金の創設に伴うマイナンバーの情報連携、二つ目は生命保険会社に対する資産調査様式の統一、三つ目は被保護者調査の調査項目追加等の見直しについての国からの通知に基づきシステム改修を実施するための費用を計上するものでございます。なお、本支出に伴う財源は、一つ目の要因については3分の2、二つ目及び三つ目の要因は2分の1の国費がそれぞれ補填されることとなっております。 款衛生費、項保健衛生費、目保健衛生総務費の保健センター運営事務の母子保健情報連携システム改修委託料は、2020年6月よりマイナポータルにて自身の健康情報が確認できるようになることから、情報連携をするためのシステム改修費用を計上するものでございます。なお、本支出に伴う財源は3分の2の国費が補填されることとなっております。 14ページ、15ページをお開き願います。 款教育費、項小学校費、目学校管理費の忍ヶ丘小学校大規模改修工事から忍ヶ丘小学校大規模改修事業の工事請負費までは、先ほど継続費の補正でご説明させていただいた内容でございますが、備品購入費の一般教具購入費、具体的には音楽室の椅子や児童下足用すのこなどの購入費を新たに計上するものでございます。 次に、事項別明細書の歳入についてご説明申し上げますので、6ページ、7ページをお開き願います。 款国庫支出金から款府支出金は、歳出でご説明した特定財源をそれぞれ計上するものでございます。款繰入金、項基金繰入金、目財政調整基金繰入金は、本補正予算の財源とするため繰入金を増額するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第25号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第4号)の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 本案につきましては
予算決算常任委員会に付託いたします。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第10同意第7号
人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 事務局に朗読させます。事務局お願いいたします。
◎※(事務局) それでは朗読いたします。 同意第7号
人権擁護委員の推薦について。 次の者を
人権擁護委員に推薦するにつき、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求める。 記として、住所、四條畷市田原台三丁目10番26号、氏名、鹿海由利子、生年月日、昭和41年7月6日。
令和元年12月2日提出。四條畷市長、東修平。以上です。
○
吉田裕彦議長 ただいま上程いたしました
人権擁護委員の推薦についての
提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎
東修平市長 同意第7号
人権擁護委員の推薦について
提案理由を申し上げます。 本市
人権擁護委員、鹿海由利子さんは、令和2年6月30日付をもって任期を満了されますが、適任と認め引き続き推薦いたしたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑のある方はどうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより
自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、
自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
吉田裕彦議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。同意第7号
人権擁護委員の推薦について同意することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本件は推薦することに決しました。
○
吉田裕彦議長 次に、日程第11
議会議案第4号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)
庁内情報化関係事務に係る事務の監査請求についてを議題といたします。 提案者の
提案理由の説明を求めることにいたします。
藤本美佐子議員どうぞ。
◆5番(
藤本美佐子議員) 議会提出議案第4号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)
庁内情報化関係事務に係る事務の監査請求について
提案理由を申し上げます。
令和元年11月12日開催の本会議において、庁内端末機器の更改遅延によりサポート期間を1年延長するための費用を含む
令和元年度
一般会計補正予算(第3号)案が提出され、当該予算については行政運営に多大な影響を与える予算執行であるとの観点から可決した。しかしながら、付託された
予算決算常任委員会の審議の中、複合的な理由での遅延については一定理解できたものの、客観的な調査により遅延となった要因を明らかにすることにより、当初予算確定後の事務執行における瑕疵の有無等について検証する必要があると判断したため本案を提案いたしました。
令和元年12月2日。提出者、
四條畷市議会議員
大矢克巳、
土井一慶、
長畑浩則、島弘一、
藤本美佐子、
小原達朗、
吉田涼子、森本勉、渡辺裕。以上です。
○
吉田裕彦議長 提案理由の説明は終わりました。 この際お諮りいたします。本案につきましては、質疑、委員会付託、
自由討議及び討論は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本案の質疑、委員会付託、
自由討議及び討論は省略いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。
議会議案第4号令和元
年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)
庁内情報化関係事務に係る事務の監査請求については監査請求することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては監査請求することに決しました。
○
吉田裕彦議長 以上で本日の
議事日程は全て終了いたしました。 この際お諮りいたします。本
定例議会は明日12月3日から来る12月15日まで休会いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
吉田裕彦議長 ご異議なしと認めます。よって本
定例議会は明日12月3日から来る12月15日まで休会とすることに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、本
定例議会は12月16日午前10時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 本日は慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力いただきましてまことにありがとうございました。お疲れさまでございます。時に午前11時08分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。
令和元年12月2日
四條畷市議会議長
吉田裕彦 同 議員
小原達朗 同 議員
岸田敦子...