四條畷市議会 > 2019-03-22 >
03月22日-03号

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  1. 四條畷市議会 2019-03-22
    03月22日-03号


    取得元: 四條畷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-27
    平成31年  2月 定例議会          四條畷市議会2月定例議会会議録◯平成31年3月22日 四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり  1番議員      長畑浩則    2番議員      藤本美佐子  3番議員      島 弘一    4番議員      森本 勉  5番議員(副議長) 大矢克巳    6番議員      吉田裕彦  7番議員      曽田平治    8番議員      瓜生照代  9番議員      小原達朗   10番議員      岸田敦子 11番議員(議長)  渡辺 裕   12番議員      大川泰生◯欠席議員次のとおり  なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長         東 修平 副市長        林 有理   教育長        森田政己 教育次長兼教育部長  開 康成   危機統括監兼総務部長 西口文敏 マーケティング監 兼魅力創造室長    西垣内 渉  総合政策部長兼調整監 藤岡靖幸 総務部参事      黒田敦子   市民生活部長     山本良弘                   子ども未来部長                   兼福祉事務所長(子ども担当) 都市整備部長     亀澤 伸              森田 一 健康福祉部長兼福祉事務所長            松川順生   田原支所長兼課長   笹田耕司                   市民生活部産業振興課長 会計管理者      大塚幸秀   併農業委員会事務局長 鈴木信一 公平委員会事務職員 併監査委員事務局長 併選挙管理委員会事務局長 併固定資産評価審査委員会書記            上嶋卓視             (その他関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長       坂田慶一   課長         石田健一 主査         織田知沙◯議事日程次のとおり  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2 議案第33号 四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定について  日程第3 議案第43号 平成31年度四條畷市一般会計予算  日程第4 議案第47号 平成31年度四條畷市下水道事業会計予算  日程第5 議案第49号 四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第6 議会議案第5号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書  日程第7         一般質問 ○渡辺裕議長 おはようございます。本日は全員のご出席をいただいております。 ○渡辺裕議長 それでは、平成31年2月定例議会を再開いたします。時に午前10時00分 ○渡辺裕議長 直ちに本日の会議を開きます。時に午前10時00分 ○渡辺裕議長 日程に入ります前に申し上げます。 本日は聴覚に障がいのある方が傍聴に来られてますので、傍聴席に手話通訳者を配置しております。ご了承ください。 ○渡辺裕議長 それでは、机上に配付しております議事日程によりまして、議事を進めさせていただきます。 ○渡辺裕議長 これより日程に入ります。日程第1会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に3番 島弘一議員、5番 大矢克巳議員の両議員を指名いたしますのでよろしくお願いいたします。 ○渡辺裕議長 次に、日程第2議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定についてを議題といたします。 それでは、教育福祉常任委員会委員長に本案の委員会審査の結果報告を求めることにいたします。藤本美佐子議員、どうぞ。 ◆藤本美佐子教育福祉常任委員会委員長 去る2月25日の会議におきまして、教育福祉常任委員会に付託となり、3月8日、委員会室におきまして、教育福祉常任委員会を開催し、審査を行いました。 議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定について、審査結果をご報告申し上げます。 本案は、手話は言語であるとの認識に立ち、聞こえないことへの理解と手話を普及し、誰もが住みやすい地域社会を実現することを目的として制定しようとするものであります。 内容につきましては、既に説明があったとおりですので、ここでは省略をさせていただきます。 では次に、本案の審議に当たりまして行われた質疑、答弁の概要を申し上げます。 まず、本条例を制定するに当たり寄せられたパブリックコメントの中で、聞こえに障がいがある子どもたちが最初に出会う耳鼻科の医師に正しい知識と情報を与えて、保護者に適切な助言ができるようにされたいとの意見があったが、今回、本条例ができたことによって、医師会に何らかの働きかけをするのかとの質問に対し、大東・四條畷医師会の担当理事に本条例案が上程されたことは報告しているとの答弁がありました。 次に、市役所の窓口に、障がい福祉課、市民課、税務課に手話通訳士資格のある職員がいると書いているが、市民にわかるように掲示すべきと思うがどうかとの質問には、その提案も含めて、わかりやすい形を考えていきたいとの答弁がありました。 次に、市民向けに手話の手引、リーフレットを作成し配布することについてはどう考えているのかとの質問に対しましては、本条例が制定されれば、さまざまな人々に周知啓発が必要と考えており、ホームページと広報誌で周知しながら、リーフレットやパンフレット等については、今後、意見聴収会を含め、具体策の中の一つとして考えていきたいとの答弁がありました。 次に、手話言語条例を補完するものとしてコミュニケーション条例を考えてほしいがどう考えているのかとの質問に対しましては、手話以外の意思疎通の支援として、要約筆記、点字があるが、現在もなわて障がい福祉計画で取り組んでいる。意見聴収会からも引き続き取り組みが大事との意見もあり、今後、手話以外の施策についても必要との認識から、要約筆記、点字も考えていくことになっており、本条例が制定となれば、まずは聞こえないことへの理解や手話の普及等を推進し、他のコミュニケーション手段については、なわて障がい福祉計画を基本に取り組んでいきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、小学校では手話を教えているが、中学校ではやっていないということだが、本条例第7条から言えば、全ての学校でやるべきであると考えるがどうかとの質問に対して、指摘のとおり、人権教育の視点あるいは障がい理解教育の視点の中の共生という観点からも、学校においては差別をなくすような取り組みを進めているので、本条例制定を機に、学校においても手話や聴覚に関して深めていくことを進めていきたいと考えているとの答弁があり、次に、市役所本館受付に手話通訳者を配置する考えはないかとの質問に対して、質問の趣旨の観点を持ちながら検討を深めていきたいとの答弁がありました。 次に、本条例第6条の事業者の役割に関して、事業者が聾者を雇用する場合のマニュアルはつくっているのかとの質問に対して、現在はないが、今後のやり方について、商業団体との意見交換をしながら考えていきたいとの答弁があり、次に、受付に手話のできる職員を呼ぶとのことを明記した看板を設置されたいがどうかとの質問に対して、庁内にいる4人の職員を有効に活用できる仕組みを今後検討していきたいとの答弁がありました。 質問の中で、大東・四條畷医師会の方たちも聴覚障がい者に対応できるよう、簡単な手話でもいいから習得するように依頼されたい。手引きを作成して、いろいろなところに設置し、普及・啓発に努められたい、未就学児からの手話教育に取り組まれたい、コミュニケーション条例の制定に取り組まれたい、市役所の受付員にも手話講習会に参加できるように働きかけられたい、聾者の雇用が進むように事業者向けのマニュアルをつくられたい等の要望、意見があり、教育福祉常任委員会といたしましては、議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定については、原案のとおり可決をいたしました。 以上、教育福祉常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○渡辺裕議長 委員長報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。瓜生照代議員。 ◆8番(瓜生照代議員) 議席8番、市議会公明党の瓜生照代でございます。議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定について、賛成の立場を表明し、賛成討論を行います。 この条例については、市のろうあ部会の皆様からご要望いただき、平成26年3月に手話言語法の制定を求める意見書を可決したのを皮切りに、私は制定の早期実現に向けて、平成28年には10月の予算決算常任委員会で、翌29年には3月の予算決算常任委員会で、さらに平成30年には2月の代表質問と、毎年要望を重ねてきました。 私は、今年度、ろうあ部会の方々が教えてくださる初級の手話講座に通いましたが、今議会での制定を皆様は非常に喜んでおられます。私たち聾者にとって、手話はかけがえのない大切な言語であります。しかしながら、手話は言語ではなく、手まねにすぎない。聾者は言語を持たない動物と同じだと長い間さげすまれてきた。手話が言語であると認められるということは、私たち聾者も人間であると認められるということなのだと。 長いご苦労を思うと胸が熱くなりました。それだけに、この条例によって、聞こえないことへの理解と手話の普及が広く深く浸透し、片言でもいい、手話が自然と出るまちとなって、聴覚障がい者も聞こえる人も全ての市民の心がつながるよう望むものであります。 具体的には、1点目に、未就学児から高齢者まで各世代に応じた手話講習会の開催、2点目には、本会議や委員会などへの手話通訳士の配置、また録画配信に対応した会議録の提供など、議決機関である市議会に関する情報保障の確保、3点目には、手話の手引リーフレットの市民配布、4点目には、災害時の支援体制の整備、5点目には、この条例を補完するコミュニケーション条例の制定などなど、先日の代表質問と常任委員会質疑において多岐にわたりいたしました提案、要望に早急に真摯に取り組んでいただくことを重ねて要望し、賛成討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定について、賛成の立場で討論します。 日本では、障がい者に対する差別や偏見の歴史がありましたが、心身に障がいを持つ人の人間としての尊厳や基本的人権を保障することを求める長年にわたる運動により、手話によるコミュニケーションや情報提供の保障が勝ち取られてきました。そうした運動の一環として、本市でも障がい者団体の方々からご要望を受け、議会では5年前の2014年3月議会で手話言語法の早期制定を求める意見書を全会一致で可決し、意見書が国に提出されました。その後、東市長も所信表明で制定への意欲を述べられ、聾者の方々やそれを支える方々などのご意見も聞きながら、今回、条例が制定される運びになったことは大きな前進であり、私も皆さんとともに喜び合いたいと思います。 初日の本会議で述べた第3条の基本方針の中の「ろう者及びろう者以外の市民が、互いに人格を尊重することを基本として行わなければならない」という条文については、「人格を尊重することを基本として行わなければならない」ではなく、「尊重し合うものとする」と明確に言い切ったほうがよかったと思う点はあるものの、条例の前文では、聾者の皆さんのこれまでのご苦労と人間としての尊厳を求める希望が満ちあふれた文章になっており、この条例が根づく市をめざし、市民が協力していくことが求められます。 今後は、本条例を推進するための具体化をどうするか、予算はどうするのか、施策が前進しているかの検証はどうするのか、そうした具体的施策が求められます。そのための意見聴取会や庁内検討会を定期的に開き、着実な施策の前進に向け努力していただくよう要望し、私の討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。森本勉議員。 ◆4番(森本勉議員) 自由民主党の森本でございます。この第33号の四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定につきまして、賛成の立場で討論を申し上げたいと思います。 手話は、聾の人と全ての人との心をつなぐコミュニケーション手段であるにとどまらず、委員会でも申し上げましたが、人類が持つ多様なコミュニケーションツールの最たるものであります。そしてまた、これも委員会でお願いしましたが、本条例の第7条にも沿いますように、学校の教育現場でも、ぜひとも全ての小中学校の全ての学年で手話に親しみ、実践のできるレベルまで手話の技術が高まるように強く要望いたします。 また、市の総合窓口にも手話のできる職員を配置できますように、委託業者と大至急協議をしていただきますよう、これも強くお願い申し上げます。 真のバリアフリー推進のために、この条例制定に満足することなく、ありとあらゆるシーンで全ての市民が心を通わせられるよう、さらなる施策の推進を強く求めて、賛成討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第33号の委員長報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
    ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって議案第33号四條畷市心をつなぐ手話言語条例の制定については原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第3議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算、日程第4議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算の2議案を一括上程し、議題といたします。 これらの2議案の委員会審査の結果報告を予算決算常任委員会委員長に求めることにいたします。曽田平治議員、どうぞ。 ◆曽田平治予算決算常任委員会委員長 おはようございます。 去る3月7日の会議におきまして、予算決算常任委員会に付託となりました議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算及び議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算の2議案につきまして審査いたしましたので、その結果を順次ご報告申し上げます。 まず、議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算の審査の結果をご報告申し上げます。 本予算案は、歳入歳出予算総額を前年度当初予算と比較して6198万2000円、率にして0.32増の197億1617万円と定め、学校給食調理業務の委託に係る経費など4件の債務負担行為を設定するとともに、地方債の限度額を前年度当初予算と比較して5億6250万円、率にして33.5%減の11億1660万円とするものであります。 これらの詳細につきましては、既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは次に、本予算の審査に当たりまして行われました質疑、答弁の概要を申し上げます。 まず、歳入におきましては、たばこ税の今後の見込みについての質問には、喫煙者は減っているが、税制改正もあり、ここ一、二年は税収が見込めると考えているとの答弁があり、次に、市税増の9000万円のうち、個人市民税を8500万円見込んでいる根拠についての質問には、均等割では、平成30年度と比較し300人増の2万4900人が見込まれ、所得割においては、平成30年度決算見込みの数字から過去3年の平均の伸び率と徴収率を乗じた結果、約8570万円の増と見込んだとの答弁がありました。 次に、特設水道事業交付金とは何かとの質問には、大阪府から事務委任を受けているゴルフ場や野外活動センター等の専用水道の検査に係る事務費であるとの答弁があり、次に、四條畷市サポート寄附金が昨年より大きく減になっているが、市内在住者からの寄附金は返礼品の対象外ということを考慮して減になったのかとの質問には、国の通知を受けて、市内在住者からの寄附金を返礼品の対象外としたため減少しているが、返礼品を求めない寄附者もおり、市内外からの寄附金として見積もっているとの答弁がありました。 次に、イオンモール出店の効果についての質問には、平成31年度は、税収としては2億6700万円の増を見込んでいるが、都市計画税を除いた額の25%が地方交付税を減額されるため、市税としての効果額は実質8600万円程度を見込んでいるとの答弁があり、次に、個人市民税の均等割が300人増となったことは、課税ラインが下がったのか、就労人数がふえたのかとの質問には、所得金額100万円から200万円で170人、700万円から1000万円で32人ふえているなど納税義務者が増となっているとの答弁がありました。 次に、イオンモール出店の全体的な評価についての質問には、側面として、周辺道路の整備や買い物の利便性が高いという市のイメージにより、本市を訪れる人がふえるなどのプラス面がある一方、既存商店の活力が失われていることや交通量の増によるなどのマイナス面もあるが、プラス面を伸ばし、マイナス面を打ち消していくような個別の政策を打っていくことにより、全体としてプラスになるよう努力していくとの答弁があり、次に、平成30年度のたばこ税の見込みについての質問には、おおよそ3億4000万円ほど見込んでいるとの答弁がありました。 次に、歳出の議会費、総務費、民生費、衛生費におきましては、まず、田原地区における期日前投票の高齢者への周知についての質問には、広報誌とあわせ、たわら通信にも掲載して周知するとの答弁があり、次に、窓口受け付けシステムについての質問には、窓口はタブレット等の端末を置き、番号札を発券する方法により、待ち時間が一定把握できるなど、来庁者の利便性を高めるものである。今後、窓口業務における市民サービスのあり方検討委員会において選定した二、三カ所に設置する考えであり、来年1月に導入をめざすものであるとの答弁がありました。 次に、自殺防止の強化事務について予算が少ないのではないかとの質問には、ゲートキーパー講習会啓発ティッシュの配布を行っているが、いろいろな相談機関のネットワークで、個々の事案についてどのように支援できるかを協議する専門家を交えての会議体をつくるため調整をしているとの答弁があり、次に、砂栽培施設撤去工事についての質問には、設置費については、全額国庫補助で、災害により中止する旨の報告を国に行う予定である。昨年発生した台風への対策は想定外の部分もあり、結果的に十分できていなかったとの答弁がありました。 次に、インフルエンザによる学級閉鎖の状況からすると、予防接種の補助を行う必要があるのではないか。15歳以下の子どもたち全員に補助した場合、どれほどの予算が要るのかとの質問には、自己負担1000円で2回接種したとして2000万円ほどと試算しているとの答弁があり、次に、働き方改革について、平成29年度に1000万円ほどかけて改善したとのことであるが、新年度予算にはどのように反映しているのかとの質問については、具体的に超過勤務時間のカットを目標に定めたりはしていない。各課が自主的に動いていくことが全庁的に必要だと考えており、数値目標は設定していないとの答弁がありました。 次に、徴収対策課の事務について、滞納者の生活費ぎりぎりの給料の差し押さえをしているが、マニュアルはあるのか、何を基準に差し押さえをしているのかとの質問については、納期限を過ぎると督促状を送付し、10日を経過すると法律で差し押さえをしなければならないと規定しているが、いきなり差し押さえをすることはなく、納付勧奨をしても連絡がない場合などの状況に応じて対応しているとの答弁があり、次に、粗大ごみの有料化に伴う証紙の購入状況や不法投棄の状況についての質問については、証紙は駅周辺のコンビニエンスストアでよく売れているが、間違って大阪府や生駒市の証紙を張っているのを見かけている。不法投棄については、拠点回収の移動の際にパトロールを行い、監視している。また、建設課のパトロールにより発見したときに共同で処理をしているとの答弁がありました。 質疑の中で、コミュニティバスを路線バス化してデマンド交通にすること、子どもたちのインフルエンザの予防接種に補助を検討すること、子ども食堂を市が主体となって取り組むこと、税等の滞納者の差し押さえは気をつけて行うこと等の意見、要望がありました。 次に、歳出の農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育費、公債費及び予備費につきましては、まず、575俳句事業について、応募者もふえてきて市民にも浸透していってる。また産業振興ビジョンにも掲載があり、全国に向けて発信しているのに、どうして簡単にやめられるのかとの質問には、この事業は観光の分野であり、応募総数がふえてきても市外から人を運ぶことができているのかという観点から費用対効果がよろしくないのではないかとの結論に至ったため、従来の俳句事業についてはピリオドを打つタイミングになったのではないかという結論に至ったとの答弁があり、次に、子どもの通学安全のため、各戸の門灯をつける運動を働きかけてはどうかとの質問には、関係各課とも連携して考えていく。広報でも12月号に掲載して周知を努めているとの答弁がありました。 次に、道路の直営補修の予算も人員も少ない。増員の考えはないかとの質問には、技能労務職については、組合との協議を経て検討の段階に入っているかと考えているとの答弁があり、次に、公園の砂場の囲いについては、平成30年度中に検討を行うとの答弁があったが、どういう検討をしていたのかとの質問には、昨年は公園のあり方の検討業務の中で砂場も含めて検討していくと答弁したもので、検討業務委託を繰り越しすることとしたので、引き続き検討していく状況で、砂場については、地域とどのような形で管理運営していくのか、まずはニーズ調査から始まり、その中で砂場が検討材料に上がってくれば、管理運営手法として地域及び市それぞれで何ができるか検討していくとの答弁がありました。 次に、就学援助について、中学校においては、入学準備金を3月に前倒し支給することとなったが、小学校の入学準備金におきましても早期に実現されたいがどうかとの質問には、中学校については3月8日に振り込んでいるが、小学校については、まだ課題があり、中学校の状況を見て検討を重ねながら、平成32年度小学校に入学する児童を対象に支給を進めていきたいと考えているとの答弁があり、次に、学校給食の食材の放射能測定及び産地の明記についての質問には、放射能の検査は大阪府が廃止したため、市単独では不可能となった。産地の明記はこれまでどおり行っていくとの答弁がありました。 次に、私道の整備について調査をしながら検討されたいがどうかとの質問には、平成31年度に道路施設維持管理計画について見直していくことにしているが、道路管理者としては、まずは公道からの整備を優先しなければならない。私道については、確かに危険な状況もあるので、これまでどおり柔軟な対応をしていくとの答弁があり、次に、総合公園の利用状況についての質問には、平成29年度と平成30年度の比較では、ほぼ横ばいであるとの答弁がありました。 質疑の中で、一日でも早く小学校入学準備金の前倒し支給を実現されたい、学校給食の食材の産地の明記と地産地消に引き続き取り組んでいただきたい、スマホの学校への持ち込みは、持っていない子どものいじめにつながるおそれがあるため、持ち込ませないようにされたい、地下埋設業者の道路占用工事に係る路面復旧については、きっちり指導されたい等の要望、意見がありました。 次に、歳出歳入全般では、タブレット端末を窓口に設置するのであれば、多言語対応音声翻訳無料アプリを市民サービスに活用することについての質問には、端末機器等の仕様はまだ決まっていないが、そういう機能を含めて導入に当たって検討したいとの答弁があり、本庁舎はどれくらいの震度の地震に耐えられるかとの質問には、震度6ないし7を想定して耐震工事を行っているが、棚の落下防止対策はまだ行っていないとの答弁がありました。 次に、会計年度任用職員には何人ぐらいを見込んでいるのかとの質問には、現在の臨時職員と非常勤職員が全て移行するならば300人ぐらいになるとの答弁があり、本年5月の10連休の間に民間保育園が開ける場合について、本市では何か労基法上の問題はあるのかとの質問には、本市内の民間保育園に意向を確認したが、カレンダーどおり休園するとのことで、特に問題は生じないとの答弁がありました。 次に、教育振興ビジョンに関する質問には、現教育振興ビジョンは平成32年度に終了するので、2021年度からは、本市の教育における方針や理念の部分を市長が定める教育大綱と、教育大綱を受け、各分野のさまざまな取り組み等を教育委員会において定める(仮称)教育振興基本計画に分けて策定する方向であり、市長の意向を確認の上、庁内で整理を行い、総合教育会議で意見をいただきながら素案をつくることになると考えているとの答弁があり、次に、フードバンクの取り組みとつどいの広場とセットで行うことについての質問には、フードバンクについては、まだ具体的には検討ができていない状況であるが、ことしから社会福祉協議会が貧困対策として実施をしていると聞いているとの答弁がありました。 次に、市制施行50周年に関する質問で、まず、50周年の捉まえ方について、大きな節目として捉えており、次の半世紀を見据えて継続性、発展性、将来性を兼ね備えたような事業を通じて、市民と行政が新たな枠組みで連携しながらともに発展していけるよう取り組みを進めていきたいとの答弁があり、質疑の中で、575俳句事業について、再度検討して予算計上されたい。道路の直営改修費を増額されたい。市職員の同一労働同一賃金について改善されたい。市民体育祭で市民が喜ぶようなマラソンを検討されたい。教育振興ビジョンについては十分議論して改正されたい。市制施行50周年事業は、市としてやりたいことをはっきり打ち出すべきである等の要望、意見がありました。 その後、討論では、今回示された公共施設の再編は、どれも国の財政縮減政策に乗っかかる内容と言わざるを得ないもので賛成できない。本予算は、市民に直結し、配慮された内容となっており賛成する。厳しい財政運営の中で、ネウボラなわてに係る予算、小中学校の入学準備金の3月前倒し支給、地域公共交通計画の策定など評価できる予算となっており賛成するなど、1件の反対討論と4件の賛成討論がありました。 その後、採決を行い、議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算の審査の結果をご報告申し上げます。 本予算は、平成30年度当初予算と比較して、整備済み区域内人口を増減なしの5万5800人、年間有収水量を12万3100立方メートル増の544万6600立方メートル、田原処理場年間汚水処理水量を増減なしの85万1000立方メートルと定めるとともに、企業債の起債限度額については、公共下水道整備事業、流域下水道整備事業及び資本費平準化債の合計で6億5070万円と定めるものであります。 本予算の概要につきましては、既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 なお、本予算の質疑に入る前に、田原処理区と鴻池処理区を統合した場合と田原処理場を存続した場合における費用比較の結果について説明がありました。 それでは、本予算の審査に当たって行われました質疑、答弁の概要を申し上げます。 まず、処理区統合とポンプ場化との事業費比較が逆転したことに関する質問について、まず、効果額が逆転した理由については、大阪府の流域下水道の今年度の維持負担が増額したことによる、イニシャル費については、当初算出していなかった、処理場を存続した場合の国庫補助金については、つかないと考えているとの答弁があり、次に、今後見直す経営戦略の方向性と計画変更による市民への影響については、今後必要な額を算定しながら、効率的に事業を継続していくために委託内容や人件費を可能な限り抑制していくと同時に、管渠の更新時期が一時的に集中しないように、適正な維持管理、経費の平準化に努めていく。まずは下水道事業で努力を積み重ね、一般会計の収支を見ながら、財政部局と調整を図り、市民の下水道料金の負担を抑制していく戦略を構築していく考えであるとの答弁がありました。 次に、処理区統合と処理場存続との比較効果額に、これまでに投入した費用を算入したらどのようになるかとの質問には、工事費と国庫返還金とで約10億8300万円であるとの答弁があり、次に、本当に市民負担がないような経営戦略を立てられるのかとの質問には、来年度になればすぐに取りかかるが、できる限り下水道使用料を上げることのないように努力するのが市の姿勢であると思っているとの答弁がありました。 次に、使用料への転嫁を抑えるため、どこを見直せるのかとの質問には、人件費は田原処理場に配置している人員分は削減できる。委託料については、包括的民間委託で経費を削減できると考えているとの答弁があり、次に、今回の責任の所在についての質問には、議会に情報提供していなかったのは申しわけないが、ポンプ場化の費用が増大した理由は、もともとは大阪湾流域別下水道整備総合計画が作成されて、送水の流量制限がかかったことによってポンプ場の形式が変わったことが金額が大きくなった原因である。そのことを早く情報提供しておれば判断できたのかもわからないが、当時の上下水道局では、できる限りきっちりと金額を出すことを考えていて、今に至ったとの答弁がありました。 次に、送水流量制限が課せられることになったことは、政策調整会での報告も含めて認識していなかったのかとの質問には、平成27年度にポンプ場の基本設計をするまで流量制限に伴う貯留施設の必要は認識していなかった。また、その後の詳細設計により正確な金額を確定し、報告する方向であったとの答弁がありました。 質疑の中で、今回の責任の所在は明らかにされたい。情報提供については時宜を得た報告をわかりやすく行うこと等の意見等があり、その後、採決を行い、本委員会といたしましては、議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算は原案のとおり可決いたしました。 以上、予算決算常任委員会の審査報告といたします。よろしくご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 委員長報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ここで申し上げます。自由討議以降の議事運営は、議案ごとに行います。 それではまず、議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算について自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。議案第43号2019年度四條畷市一般会計予算に反対の立場で討論します。 新年度の予算には、市民サービスや教育のソフト面の充実がさまざまな点で盛り込まれ、これらの施策は大いに評価しております。例えば、私も市民の要望として取り上げていた学校図書館支援員の拡充や妊婦健診の拡充、また議会審議で明らかになった就学援助の中学校入学に係る準備金をこの3月8日に支給されたことに加え、2020年度に向け、小学校入学のための準備金の3月支給も計画されているとのことで、市民の願いを前進させる前向きな姿勢は大いに評価いたします。 加えて、つどいの広場の土曜日開設、手話言語条例の制定、市民意識調査の経年実施、がん検診の一部拡充等々、市民の声を取り入れ、さまざまな施策での前進を図る内容であることは理解をし、市長初め職員の皆さんの頑張りは認めるところです。 しかしながら、新年度に、費用には盛り込まれていないものの、市政運営方針で述べられた市長の重点施策の一つに掲げておられる公共施設の再編(素案)は、示された案のどれを見ても大削減案であり、国の財政縮減政策に乗っかる内容と言わざるを得ません。この内容にこだわるのは、市長が選挙で掲げた公約を見ると、前市長のまちづくり長期計画を全面的に見直すことを打ち出し、前市長の計画に対し、市内から若者が減ることを前提とした計画ではまちの持続はできませんと述べておられます。 日本共産党としては、この政策を重視していたので、こういう政策を掲げるからには前市長が打ち出したような大幅な統廃合は考え直してくれることを期待しておりました。それは勝手な期待だったのかもしれませんが、今回示されたどの案を見ても、前市長の提案より大幅に削減する内容で、四條畷市の将来のまちづくりを考えるとき、今示されている内容で住みよい四條畷のまちづくりと言えるのか、地域の人々がコミュニティーを構築し、市民相互のつながりのために欠かせない文化・体育活動や集会などの場を奪ってしまうことにならないのか、人口減少が食いとめられるのか、私の周りでは疑問の声ばかりなのです。そうした状況から、この計画案を進めることを前提とした予算では、現時点では認めがたいという判断に至りました。 そのことから、今回は賛成できないと述べまして、討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番、畷ビジョンの会の藤本美佐子です。議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 今回の予算では、限られた税収の中、新たな取り組みとして、庁内ネットワークを再構築され、業務改善を図るとともに、窓口受け付けシステムを導入し、市民へのサービス向上を図るなど、市民に直結し、配慮された予算になっております。 そして、議会で要望していた証明書のコンビニ交付においても予算がついており、平成31年12月実現に向けて進めていくとのこと。議会発言がようやく実ったことについては高く評価をいたしますが、一方で、これに必要なマイナンバーカードの交付率が低いことは致命的であると考えております。先日、3月20日にイオンモール四條畷での受け付けを開始されたと伺っておりますが、引き続き取り組んでいただきたいことを申し添えておきます。 ほかにも、子育てでは、ネウボラなわてを充実させるため、畷ビジョンの会で要望していた助産師等の専門職の新たな配置や、教育では特色のある教育実現に向けた取り組みなど、よく検討された予算となっておりました。ただ、学校の空調設備においては、全ての教室の整備がなされておりません。整備されていない教室に関しては、平成31年に整備に関する内容を整理した上で、検討と重要な案件が課題として後回しになっておりました。17年間経過している空調は、効きも悪く、そしてにおいもするような状態です。一日も早く内容を整理し、次年度には普通教室と特別教室の空調設備の更新と未設置箇所の新設を強く要望いたします。 いろいろ申し上げましたが、全般的に市民にとってメリットの高い、配慮した予算となっております。 以上の理由から、議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算の賛成討論とさせていただきます。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。瓜生照代議員。 ◆8番(瓜生照代議員) 議席8番、市議会公明党の瓜生照代でございます。議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算につきまして、賛成の立場を表明し、討論を行います。 本予算は、歳入歳出197億1617万円、扶助費や補助費で5億2300万円増加する中で、総額として、対前年で6198万円の増にとどめた厳しい予算であります。経常収支比率は0.38ポイント悪化の103.18となりました。 そのような厳しい財政運営の中で、私たちの要望を多く取り入れていただいております。主なものだけでも、私たち公明党がめざす子育てしやすいまちでは、産前産後ヘルパー派遣などネウボラなわてに係る予算、また妊婦健診費助成の12万円への拡充など、教育のまちでは、就学援助入学準備金の小中学校ともに3月前倒し支給の実施など、暮らしやすいまちでは、デマンドタクシーの導入も視野に入れた新しい公共交通の実証運行計画と地域公共交通計画の策定など、三世代が住みたいまちづくりが進むことを一定評価するものであります。 市長が市政運営方針の結びで述べられた、20年後、四條畷で生まれ育った子どもたちが大人になった際、自分たちのまちを誇らしく思える四條畷の実現に向けて、少人数学級及びダブルカウント制の導入や大災害に備え、避難所となる体育館への空調設置、東、南中廃校にかわる防災及びコミュニティー拠点の建設など、喫緊の課題への早急な取り組みを強く要望し、賛成討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 議席12番、なわて政新会の大川泰生でございます。私は、なわて政新会を代表して、議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算について、賛成の立場を表明して、討論を行います。 平成31年度一般会計歳入歳出予算は197億1617万円で、前年度当初予算比でいいますと4.05%のマイナス予算となりました。 歳入においては、イオンモール四條畷店の出店によって、税収は平成31年度で実質8600万円余の収入が見込まれています。オープン以後、四條畷店の売り上げも近畿一円でも大きなものと言われてます。現状の経済状況もありますが、市内商店街や小売店は、売り上げが極端に下がっているという苦情もあります。市内商店街問題では、行政としても商店街に買い物客が集まるよう工夫した取り組みも行っていることは承知しているところでございますが、さらなる取り組みを強化することを求めるものであります。 市長は、市政運営方針で、3年目のテーマは「育ち」と上げられています。その中で、妊婦期から出産、就学前までの母子とその家庭支援、ネウボラ開設の取り組みは、若い人たちへの四條畷市のよさを強調できるものと評価するものであります。 公共施設再編は、市民の意見を聞く機会として意見交換会が計画されています。この中で得られた意見など含め、終了後の平成31年8月ごろには個別施策計画策定をめざしている、こういう説明もありました。市として、市民の意見も大事でありますが、市としての責任ある計画策定を望むものであります。 また、南中学校跡地活用問題、田原地域の活性化、コミバスの西部地域での小型化、防災対策の隅々まで取り組みを強化など、行政として取り組まなければならない具体的な課題がたくさんございます。市長のテーマ、目標である「育ち」への取り組みの具体化こそ、市長が今年度に掲げた目標につながるものと考えます。 以上を申し述べ、31年度予算に対する賛成討論といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。森本勉議員。 ◆4番(森本勉議員) 自民党の森本でございます。31年度予算案に対して、賛成の立場で申し上げたいと思います。 ことしの予算パターンは、従来の予算編成からしますと、やはり3年目を迎えた東市長の独自性を打ち出していこうという姿勢が強く見られるように思います。ただ、歳入では、諸税の滞納繰り越し分の合計が何と2億4563万円にもなっています。時効喪失で不納欠損になるというのも巨額になっています。私は、時効喪失に対しては、もっと真摯な態度で根絶を図っていただきたいということを求めたいと思います。 また、急激に増加しているのは扶助費でございますが、これをやっぱりしっかりとコントロールしていく対策をとっていかなければなりません。今回、質問はいたしませんでしたが、健康マイレージを導入して、元気で長生きできるようになれば介護費用の抑制にもなりますので、ぜひくすのき連合での議論を高めていただきたいと思います。 さらに、廃プラリサイクルでも、サーマルリサイクルに転換することも喫緊の研究課題であると思いますので、一部事務組合の見直しや機能の改善を進めていただきたいというふうにお願い申し上げます。 また、各種団体とのかかわりにつきましては、自立を促されるのは理解できますが、実態上、市から事業への協力をお願いしていることも多々ありますから、一方的ではなく、あくまでも十分な意思の疎通を図っていただかないと、それやったら勝手にやっておけと背中を向けられるようなことでは本末転倒になります。 さらに申し上げますと、ボランティアをただ使いするようなことは断じてなくしていただきたい、より市民に寄り添う市政運営が行われることを強く求めるものであります。 そして、観光分野に関しましては、めぼしい観光資源は皆無であるということを再認識した上で、楠公にちなむ和菓子の発信を市内和菓子店と連携して行うとか、せっかくドイツのメアブッシュ市と友好都市提携をしてるのですから、市内の飲食店の多くで多種多様なウインナーなどを置いていただくとかのコラボ事業を通じて、全く新しい観光資源の発掘、創出に努めていただきたいと思います。 そして、575の俳句事業の予算計上を見られたことについて申し上げたいと思います。 俳句は、言うまでもなく非常に高度な文芸であります。松山市が盛んなのは、やはり正岡子規という巨星の存在であります。伊賀上野も松尾芭蕉の生まれたまちです。東京の葛飾区は奥の細道の出発点であります。そういったところでは、おのずからこの文芸に親しむ風土というのが昔からあるわけなんです。 私は、この575は、575の文芸、俳句という着眼点は非常によかったと思うんですけれども、文芸にまつわる歴史・文化がこのまちにはないんですね。だから、575だから、いきなり俳句だということは非常に安易過ぎて、高度な文芸に対するリスペクトが全くないと言われても仕方がないんじゃないかと思います。そして、そういう安易なやり方で市民や有識者、そういう活動に携わってる人を巻き込むと、一生懸命やってる方に大変な迷惑をかけるわけです。 例えば、575は俳句やという思考経路からいえば、もしそれだったら、うちの市の郵便番号が777やったらパチンコかカジノのまちにするんかというふうな思考経路にもなりかねません。私は、この俳句というものに対するリスペクトをもっと持っていくこと、その養生をしていく時間をしっかりかけた上で、新たな事業を進めていただきたいということを強く求めておきます。 槇原敬之のつくった、SMAPが歌った「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」という歌があります。私は、オンリーワンのまち四條畷市をめざしていただきたいというふうに思っております。 そして、最後になりますけれども、地域交通の面では、西部地域のコミュニティバスは空気を運んでいるようなもので、全く廃止をしても何ら問題ないと思います。そして、オンデマンドの交通手段を導入するとか、また送迎事業を行っている民間事業者との連携、また隣接市との同じような地域交通との連携を進めていただきたいと思います。さらに、南中の跡地利用も非常に大切な問題ですので、しっかりと市民に説明をしていただきたいと思います。 末尾に、本年秋には消費税が10%に増税される予定でございます。市民生活が円滑に持続発展できますように、ありとあらゆる手段を講じていただくことを強く希望いたしまして、賛成といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第43号の委員長報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○渡辺裕議長 起立多数であります。よって議案第43号平成31年度四條畷市一般会計予算は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算について、自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 議席番号5番、大矢克巳でございます。 私は、今、役職により、決算予算常任委員会に出れないので、オブザーバーとしてこの流れを見させていただきました。そして、やはりこの議案に関しては、一応賛成の立場なんですけども、賛成の立場で意見を言わせていただくんですけども、この10年間、いろいろと紆余曲折があって、ここに至ることがあったと思います。 しかしながら、やはり議会には報告してないという部分、これは行政のほうも認めておられるので、この流れを見ていますと、やはり2回か3回、議会に対しての報告ができたチャンスはあったんじゃないかなと私は思う次第でございます。特に、平成27年度に基本設計を設計する際、そしてまた28年度に実施しようとされた場合に、このときに行政のほうから議会のほうにご説明があれば、今こういうことを言う必要はないと思うんです。 この10億円の差額というのを安易に、報告がなかったからとか、一般会計からやりますとか、人件費を減らしますとか、そんなことでこの10億なんて穴埋めなんかできないと思うんです。皆さんが忘れがちなのが、一番誰にしわ寄せがあったらだめなのかというのが、やはり市民の方々に報告もなしのこういうふうな10億も上がることに対して、水道代が上がるということは絶対あってはならないことなので、私もこれからこのことを見据えながら、また質問等もさせていただきたいと思うんですけども、必ず市民の皆さんにしわ寄せがかからないようにしていただくことを要望して、賛成の立場として意見をさせていただきます。以上です。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。森本勉議員。 ◆4番(森本勉議員) この下水の予算につきましてですけども、一応賛成をせざるを得ないということで討論させていただきたいと思います。 そもそも、これは現の田原処理場を維持していくことに比べて、こっちへ圧送すれば10億円単位で財政効果があるということで推奨された事業であります。私が当選をする前に決定されたことでありますけれども、当選以降も細かな状況説明は受けたことはございませんでした。特に、実施設計に着手して初めて工事費が極端にはね上がると、ほとんど財政効果がないということがわかったその時点で、なぜ審議機関である議会に報告をされなかったのか。これは怠慢で済まされるものではなくて、その責任の所在を明確にする必要があると思います。 私は、委員会で、当時の上下水道局長の参考人招致を求めましたけれども、消極的な意見が多かったために実現をできなかったことは痛恨のきわみであります。 ただ、本事業での田原から西部地域への送水管工事は8割ほども終わっておりまして、万が一中止すれば、既に受けております国費を数億円も返還せざるを得ないということになります。そこで、今後二度とこういうことが起こらないように、そして下水道料金の値上げには絶対につながらないことを約束していただくことを求めまして、渋々ですけども、やむを得ない賛成といたします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。議案第47号2019年度四條畷市下水道事業会計予算に賛成はいたしますが、先ほどお2人の同僚議員が言われたような経緯説明や要望するため、私からも討論させていただきます。 今回の予算には、田原処理場を廃止し、ポンプ場化するための継続費13億2200万円が盛り込まれております。市は、これまで議会に対し、田原処理場をポンプ場化へ移行するほうが費用は安くなると説明を続けてきました。具体的には、平成25年3月議会での答弁では、処理場を継続するよりポンプ場に改修したほうが10億円程度安価になると、また26年9月の答弁では、スケールメリットは、処理場をポンプ場にした際、50年計算で年2000万円程度の減額になると説明をされてきました。 しかし、昨年11月に突如、ポンプ場の建設費用が当初の予定より大幅に増額になる見込みが示され、その見積もりを精査すると、21年時点ではポンプ場化に8.5億円で済むとしていたのが、ことし2月の説明では21億4000万円かかると、大幅に増額することが明らかになりました。 それが、3月12日の予算決算常任委員会の冒頭、ポンプ場化の見積もり検証後の費用比較の資料がさらに提出され、処理場存続とポンプ場化での今後20年の比較では、ポンプ場化にするほうが年280万円費用が高くなることが明らかになりましたが、委員会では、下水道管の管渠が8割ほど進んでいる中では、国庫負担返還の問題も発生し、処理場存続の可能性も厳しいことが示されたので、このままポンプ場化を進める方向で納得せざるを得なかったというのが正直なところです。 委員会では、ほかにも各委員からさまざまなご意見、苦言が出され、問題点も少しは明らかになりましたが、今後の経営見込みや下水道料金への影響はまだ不透明で、判断できない部分が残りました。 ただ、委員会の中で、市は再三、委託料や人件費を見直し、下水道料金に求めるのは最後の最後だということで、市民への負担をしないよう、できる限り抑制していく旨の答弁をされたので、それは必ずその方針で進めていただくことを私からも求めたいと思います。 今回の一連の問題は、ポンプ場化を積算した当時の上下水道局と市が十分な調査をせず、根拠なく見通しを示し、議会と市民を納得させたというところにあるのではないかと思います。こんな事態を招いたのはどこに問題があったのかを明らかにしていくとともに、今後、二度とこのような事態を起こさないよう強く求めます。 本予算案については、今後の収支見通しや市民への影響が示されていない段階であるとともに、一連の事態は現体制のもとで起こった問題ではないことから、予算には賛成することを述べ、討論とします。 ○渡辺裕議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第47号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって議案第47号平成31年度四條畷市下水道事業会計予算は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第5議案第49号四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読は省略いたします。 提案者の提案理由の説明を求めることにします。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 議案第49号四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。 国民健康保険の保険料抑制策として、国の特別調整交付金を賦課総額の算定に用いるため、所要の改正を行いたく、本案を提案いたしました。 何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして、内容の説明を求めることにいたします。健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 議案第49号四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして、内容説明を申し上げます。 恐れ入りますが、新旧対照表の1ページ、2ページをごらんいただきたいと存じます。 今回の改正につきましては、大阪府の標準保険料の算定において、保険料抑制策の一つとして、国の特別調整交付金の一部を算入して算定することに伴い、第11条第2号中、「第6条第1号ハからヌまで及び」の次に「ヲ(大阪府知事が定めたものに限る)並びに」を加えるほか、字句の整備を行うものでございます。 議案書にお戻りいただきたいと存じます。 附則において、この条例は、平成31年4月1日から施行し、経過措置では、改正後の規定は、平成31年度以降の年度分の保険料について適用するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第49号四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。 ○渡辺裕議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては、常任委員会の付託は省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○渡辺裕議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第49号四條畷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第6議会議案第5号妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書を議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。事務局。 ◎※(事務局) 朗読します。 議会議案第5号妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書。 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書について、次のとおり提出する。 平成31年3月22日提出。 提出者、四條畷市議会議員、長畑浩則、大川泰生、瓜生照代。 意見書の内容につきましては、机上に配付しておりますとおりでございます。以上です。 ○渡辺裕議長 この際、お諮りいたします。本案の提出者の説明、質疑、委員会付託、自由討議及び討論は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって本案の提出者の説明、質疑、委員会付託、自由討議及び討論は省略いたします。 これより採決を行います。本意見書については、原案のとおり可決し、提出することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって議会議案第5号妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書については、原案のとおり可決し、提出することに決しました。 この際、あわせてお諮りいたします。ただいま原案可決されました意見書の取り扱い及び字句等の整理につきましては、議長に一任されたいと存じますが、ご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって意見書の取り扱い及び字句等の整理につきましては議長に一任されました。 ○渡辺裕議長 次に、日程第7一般質問を行います。 ここで申し上げます。質問される議員は、通告された範囲の中で質問されますようお願いいたします。また、答弁者が議員の質問に対し反問される場合は、その都度議長に許可を求めて行われますようお願いいたします。反問に対する答弁につきましては30分の持ち時間に含みませんが、議員が反問に対し答弁を行う際は、反問に対する答弁である旨を申されない限りタイマーは作動し続けますので、ご注意ください。また、答弁を終了し一般質問に戻る際も、反問に対する答弁を終了する旨を発言していただきますようよろしくお願いいたします。 なお、本定例議会では、一般質問の際はプロジェクターを使用して質問することを許可しておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、一般質問を行います。最初に、議席1番 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 議席1番、畷ビジョンの会の長畑浩則です。 きょうが3期目として最後の一般質問となりました。この4年間で印象に残ることといえば、市長と教育長がかわる市の激動期に、議長という立場でその場に居合わせたこと、これが一番大きいかと思います。また、市議会議員として満足に活動ができたかと問われれば、精いっぱい頑張ってきたつもりですし、それが市民皆様方に伝わっていれば充実した4年間だったと思います。ただ、それらも含め、来月21日の夜に出てくる数字を見詰めながら、改めてこの4年間の活動については振り返りたいと思います。 それでは、通告に基づいて一般質問に移ります。今回は3項目の質問となりますので、誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 最初は、みんなの夢AWARDin四條畷についてです。 昨年12月16日、四條畷市民総合センターの市民ホールにおいて、みんなの夢AWARDin四條畷が開催され、予選を勝ち抜いてこられたファイナリスト7名から、四條畷一の夢が決定しました。その結果として、グランプリの方は10万円の夢支度金を手にすることとなりました。 さて、この事業の内容ですが、エントリー受け付けに際しての資料にはこう書かれています。「『みんなの夢AWARDin四條畷』は、ミッション・ビジョン・戦略立案等に関する勉強会の開催、AWARD(最優秀賞)受賞者ならびに優秀賞受賞者に対する起業支援など、起業家や新規事業を検討中の企業に対する『トータルサポート・パッケージ』です。市内で起業を考えている個人、新規事業や第二の創業を検討している市内の企業の皆様のチャレンジをお待ちしています」。また、本市の報道向け資料には、こうも書かれています。「ファイナルリストが事業計画を発表」、「審査員、協賛企業、会場参加者からの投票で、AWARD受賞者が決まります」、また12月下旬から「AWARD受賞者ならびに優秀者に対して、サポート企業からの具体的な支援がスタート」と。 それで、実態はどうなのかと思うのです。書かれているような、起業家や新規事業を検討中の企業に対するトータルサポート・パッケージになっているのでしょうか。みんなの夢AWARDin四條畷が終わった後のフォローについて、現在何をしているのか、教えてください。 次に2問目、子ども虐待、特にネグレクトや心理的虐待についてです。 12月定例議会において、虐待から子どもたちを守る方法についての質問を行い、その時点では納得していたのですが、議会終了後から少し不安と疑問が湧いてきましたので、今回はその続きとして改めて質問させていただこうと思います。 違いといえば、前回は特に身体的虐待から守るのが主であったのですが、今回はネグレクトや心理的虐待、つまり外傷としてあらわれない虐待の件を中心に質問させていただきます。 まず、言葉の定義ですが、厚生労働省のホームページに「子ども虐待対応の手引き」があり、そこの第1章、子ども虐待の援助に関する基本事項に詳しく書かれています。ただ、ホームページは相当な文章の量ですので、簡単に説明をさせていただきます。 子ども虐待とは、保護者がその監護する児童(18歳に満たない者をいう)について行う行為であり、その行為自体を分けますと、殴る、蹴る、たばこの火を押しつける、熱湯をかける、風呂等で溺れさせる、階段から突き落とす、意図的に子どもを病気にさせる等の身体的虐待が一つ、性的な行為の強要、性器を触る、触らせるなどの性的暴力、性器や性的な行為を見せる、子どものポルノ写真の撮影等の性的虐待が一つ、十分な食事を与えない、病気でも病院に連れていかない、お風呂に入れない、おむつをかえない、放置する等の育児放棄と言われるネグレクトが一つ、産まなければよかった、いないほうがいい、ばか、死ね等の暴言、兄弟間の差別、無視、脅迫等の心理的虐待が一つの合計4種類に分けられています。また、2004年の法改正では、定義は拡大され、同居人による虐待を見て見ぬふりをするのはネグレクト、子どもの前で配偶者やその他の家族などに対してのDVは心理的虐待とされています。 以上が言葉の定義ですが、ここで質問をさせていただきます。 育児放棄と言われるネグレクトや心理的虐待については、保護者自身が気づいていない事例もあることですから、特に家庭外である第三者が発見するのは容易でないと想像がつきます。そういう状況の中、現在、どういう対応をされて発見につなげているのか、教えてください。 最後に、JR四条畷駅前西側駐車場についてです。 大東市から等価交換を求められ、特にことしに入りいろいろな動きがあったと思います。今回、質問させていただく理由は、余りにも答えを出すのが早過ぎるのではないか、この点に疑問を感じたためであります。 では、質問に入りますが、大東市と本市との共同でタイムズと駐車場契約をしていたJR四条畷駅前西側駐車場、大東市がJR四条畷駅前再開発を行うに当たって、大東市側は道路のグランドラインまで切り下げることは早くからわかっていた中、本市側の土地利用の検討内容や、その後、等価交換を持ち込まれた後の検討内容を、まず時系列で詳しく説明をお願いします。 以上、全部で3点の質問です。誠意ある答弁をよろしくお願いします。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの長畑浩則議員のご質問につきましては、1点目のみんなの夢AWARDin四條畷開催後の対応等については市民生活部長から、2点目のネグレクトや心理的虐待への対応については子ども未来部長から、3点目のJR四条畷駅前西側駐車場に関するご質問については総務部長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 みんなの夢AWARDin四條畷開催後の対応等につきましてお答え申し上げます。 ビジネスを通じて地域課題の解消をめざす社会起業家の発掘と育成を目的に、みんなの夢AWARDin四條畷を昨年12月に開催いたしました。 開催後の状況につきましては、参加者のうち、事業を始めたいと考えている人を対象に、商工会や地域金融機関等、経営をサポートする組織、団体に加え、協賛企業や参加者同士の連携による新たな展開をも視野に入れたつながりを生むべく、行政としての支援に取り組むさなかにございます。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] ネグレクトや心理的虐待の対応につきましてお答え申し上げます。 ネグレクトや心理的虐待につながる兆候を早期に察知し、的確に対応できるよう、各種健診及び相談時あるいは保育所等の就学前施設、小学校、中学校並びに高等学校等において、児童生徒のけがや服装などの外観、言動及び行動等の様子を観察し、虐待が疑われる場合は、子どもから話を聞いたり保護者の状況を把握した上で子育て総合支援センターに通告をしていただくよう関係機関に依頼しております。 加えて、早期発見のためのポイントや虐待が疑われた際の対応方法などについて、関係機関向けの研修会を開催しております。 また、市民に対しまして、虐待が疑われる場合は通告していただくよう周知を図る中で、早期発見に努めております。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 JR四条畷駅前西側駐車場に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 まず、当該地について、平成7年に日本国有鉄道清算事業団から土地を購入して以降、商店街を含めた駅周辺の振興を趣旨に、本市及び大東市共同で時間貸し駐車場として活用してまいりました。 そうした中、平成30年11月16日に開催した大東市・四條畷市広域連携会議において、平成31年夏ごろには、大東市が所有する駐車場部分を駅前整備に係る代替地及び駐輪場とするため、平成31年3月末で大東市側の駐車場を閉鎖するということが示されました。 ついては、本市が駐車場としての利用が継続できるよう、大東市所有の進入路用地と本市所有地との等価交換についての提案及びその整備に際しては、大東市は土地を切り下げるが、本市は切り下げを行うのかという意向確認がありました。これを受け、同月28日に庁内で協議を行い、今後も駐車場として利用を継続するためには、土地の等価交換により、本市の土地へ車両が進入できる一定の土地の確保が必要と判断いたしました。 また、土地の切り下げについては、将来的な当該土地の利用方法が定まらない中、多額の整備費用をかけることは望ましくないとの判断の上、切り下げは行わないこととし、12月10日に開催した大東市・四條畷市広域連携会議において、本市の方針を伝達したところでございます。 以降は、等価交換を進めるため、土地鑑定評価と分筆測量業務を並行しつつ、等価交換後の想定土地面積等による時間貸し駐車場としての収支試算を現在契約中の駐車場事業者のもと行いました。 しかしながら、1月下旬に現貸付料から大幅な減額となる旨、当該事業者から試算結果の報告があり、この内容を受けて、2月18日に庁内で協議を行い、当該地の利活用策を個別施設計画の策定過程において十分に検討したいことから、駐車場としての契約は一旦取りやめることとした経過にございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) それでは、質問席より通告どおりの順番で再質問をさせていただきます。 まずは、みんなの夢AWARDin四條畷についてです。 先ほど、参加者のうち、事業を始めたいと考えている人を対象にと述べられました。このあたりから既に不思議なのですが、僕が登壇して質問したときに、エントリー受け付けに際しての資料を読み上げました。その読み上げた文章の最後、「市内で起業を考えている個人、新規事業や第二の創業を検討している市内の企業の皆様のチャレンジをお待ちしています」となっていますので、参加者全員が起業を考えているのではなかったのですか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 ただいまの質問にお答え申し上げます。 夢AWARDに参加された皆様につきましては、何らかの方法で地域や社会が抱える課題やニーズにアプローチをしまして、ビジネスを通して四條畷市を元気にしたいという思いで参加をされました。 そのような思いの中、当初から起業を前提としている方や事前勉強会への参加を通してアイデアを具体化したいと考えている方など、さまざまな思いを持って参加されてると認識をしているところでございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 当初から起業を前提としてる方、アイデアを具体化したいと考えてる方ですので、私の受け取り方が違うのか、起業を考えての参加者だと思っております。 それでは次に、本市向け報道資料からです。 12月下旬から、「夢AWARD受賞者ならびに優秀者に対して、サポート企業からの具体的な支援がスタート」となっていますが、そのとおりになっているのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 サポート企業からの支援でございますけれども、サポート企業であります商工会、金融機関、協賛企業などの支援時期につきましては、出場された参加者皆様の活動の進め方によりまして異なるものと認識しておるんですけれども、夢AWARD終了後より、実際に支援企業と連携しまして活動が始まっている事例はございます。以上でございます。     (「最後、何ですか」と不規則発言あり) ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 すみません。実際に活動が始まっている事例がございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 事例があるということですので、この質問は次にいかせていただきますけども、次は当初答弁からです。 後半部分ですが、商工会や地域金融機関等、経営をサポートする組織、団体に加え、協賛企業や参加者同士の連携による新たな展開をも視野に入れたつながりを生むべく、行政としての支援に取り組むさなかにございますとのことでしたが、大体行政としては支援をどれぐらいの期間で考えているのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 行政としての支援期間でございますけれども、夢AWARD参加者の皆様が起業に向けた活動を始める時期につきましては、おのおのの準備などによりまして異なると認識をしております。 そのため、参加者おのおのが行政の強みを必要とされる状況にあれば、継続して支援を行っていくべきであると考えており、支援期間に区切りを設けることは想定はしておりません。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) そうなりますと、今年度の方々に対しての支援が終わらない中、平成31年度は夢AWARDを開催しないと考えてよいのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 このたびの夢AWARD開催を通して、地域に対する思いを持つ方々と出会い、またその方々の中から新たな活動が始まるなど、一定の成果を得たものと考えておりますので、平成31年度におきましても、引き続き夢AWARDを開催したいと考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) となりますと、今年度、行政として支援し終えない段階で、次の支援を考えて取り組んでいくと考えてよいのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 議員お示しのとおり、次年度以降も取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 改めて伺いますが、この事業が来年も開催されるのはわかりました。 では、再来年、いえ、それ以降も含めて、今後の展開を教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 今後の展開についてでございますけれども、さきの答弁でも申し上げましたとおり、夢AWARDの開催目的につきましては、地域や社会の課題をビジネスで解消する、いわゆる社会起業家の発掘と育成でございます。 夢AWARDの開催を継続することで、四條畷という場所がチャレンジできる場所に、また活動を始めるきっかけの場所として認知され、多くの人が集まる地域に変化することで、さらに新しい活動が生まれると考えております。 その兆しが連続して、その他の施策と連動することで地域活性化につなげることを目標として今後も取り組んでまいりたいと考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 言いたいことはわかるんですけども、そうなりますと、起業される方の支援を終えない中、次の支援を求める方々が夢AWARDを通じて毎年出てくると思うんです。どんどん積み重なっていく状態になりますと、行政も大変ですし、支援する企業や団体も大変だと思うんですけども、このあたり、いかがですか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 今後も、夢AWARDを継続して開催することで新たな活動が生まれ、支援も必要となる一方、夢AWARDのまちでありますビジネスを通じた自立的な運営を進められる方も徐々に増加すると考えております。 あわせて、既に自立運営を進めている方々とのつながりをサポートすることで、支援のネットワークが広がるものと期待をしているところでございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 言われるように、自立的な運営を進めている方々、そういう方々が、その年度に始まれば私は何ら問題ないと思ってるんですけども、私としては、毎年、夢AWARDを実施するのではなく、2年や3年に一度のほうが創業者に対するサポートもしっかりできると思っております。 視点を変えて、グランプリの方は10万円の夢支度金ということになっているのですが、どういう考えでこういう形式をとったのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 AWARDの受賞者に送られました夢支度金につきましては、観覧された皆様方におかれましてもさまざまな捉え方があったかと存じます。 夢支度金につきましては、このたびの事業委託には含まれておらず、夢AWARDの趣旨に賛同いただきました企業様の協賛により、会場にお越しの皆様が夢を持ちたくなるようなすてきなアイデアに対する副賞としての意味合いを含みつつ贈られたものであるとご理解をいただきたいというふうに思っております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 私の理解が違ってたということですけども、私はこの事業、夢実現を応援することに特化したもので、10万円はその事業をスタートされる準備金だと思っていました。 また、ちょっと間違った解釈との前提での質問させていただきます。 夢AWARDで優勝し10万円をもらうより、四條畷市公募型協働のまちづくり提案事業補助金のほうが、よっぽど申請も楽で見返りも多いと考えられる方がおられた場合、その違いについてはどう説明をされるのか、教えてください。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 このたびの夢AWARDにつきましては、議員よりお示しをいただきました公募型協働のまちづくり提案事業補助金とともに、地域課題へのアプローチという観点におきましては類似性が高いというふうに認識はしております。 そのような中、夢AWARD開催の目的が、ビジネスを通した自立的な事業運営をめざす社会起業家へのサポートであることに対しまして、当該補助金につきましては、営利目的ではなく、かつ提案者の知識や経験を生かした自立的、自主的な公益性を有する事業の運営に向けた補助制度でありますので、おのおのの取り組みの対象者が異なることから、ご理解をいただければというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。
    ◆1番(長畑浩則議員) 言われることもわかるんですけども、おのおのの取り組みの対象者が異なるということなんですけど、市民は間違えることないんかなと思うんですよ。 みんなの夢AWARDin四條畷に参加された方の中で、ファイナリストに限らないですけど、最初から参加された中で、四條畷市公募型協働のまちづくり提案事業補助金のほうへ申し込んだほうがよかったと思われる方とかはいなかったのでしょうか。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 市民生活部のほうで地域協働課のほうと関連してやってるんですけども、今現在、そのようなご意見を伺ったということはございません。以上です。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 承知しました。 今回、この質問通じて言いたかったのは、これからも夢AWARDを続けていくのであれば、花火を打ち上げるだけではなく、夢を実現しようとする創業者の方々に対しては、この事業自体に何を求め、そしてどういう支援をしてほしいのか、そのあたりをしっかりと見きわめ、この地で事業を起こしやすいように、本市としてできる限りのサポートしていただくことを要望します。 また、創業まで考えていない方に対しては、本市の熱い思い、また多くの提案をいただくことで、この事業を継続することがにぎわいのある四條畷市となるための一助となることを要望し、この質問は終わります。ありがとうございます。 次に2問目、子ども虐待、特にネグレクトや心理的虐待についてです。 当初答弁では、早期発見のためのポイントや虐待が疑われた際の対応方法などについて、関係機関向けの研修会を開催とのことでしたが、特に対応方法の内容を少しでも教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] まず、学校等で虐待が疑われた場合の対応として、可能であれば、まずは子どもへの聞き取りを行うことになります。 研修会の内容では、子ども家庭センターの職員を講師に招きまして、聞き取りの際には、なるべく早いタイミングで、基本的には1回で聞き取る、子どもの話す内容について評価しない、先入観を持たないなど、正確な状況を把握できるように工夫しながら、子どもが安心して話せる状況をつくるよう配慮するなど、具体的な対応方法について講義を行うとともに、虐待を見つけた際の子どもと保護者とのかかわりについてロールプレーを行うなど、関係機関で児童虐待に対する認識を深めました。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 研修会では、講演を聞くだけではなくロールプレーまで行っていただいたということで、真剣に取り組んでいただいてることは理解できました。 次に、当初答弁では、市民に対しまして、虐待が疑われる場合は通告していただくよう周知を図る中でと言われたのですが、これは現在、十分周知を図られてるということを述べられたのか、これからやっていくということ述べられたのか、どちらですか。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 市民周知の方法といたしましては、日ごろからリーフレット、ホームページ等で児童虐待の通告先やどのようなことが児童虐待に当たるのかなど、正しく認識していただくように周知に努めているところでございます。 また、11月の児童虐待防止月間には、広報に児童虐待に関する特集を掲載し、JR忍ヶ丘駅、それから四条畷駅前において、児童虐待防止に関するリーフレットを配布するキャンペーンを実施するとともに、児童虐待防止に関する講演会を開催しております。 しかしながら、本市への児童虐待の通告経路のうち、近隣、知人からの通告が占める割合が低い状況にあることから、今後、より一層周知に努めてまいりたいというふうに思っております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 周知について頑張っていただいているのは理解しました。 ただ、近隣、知人からの通告の占める割合が低いのは、周知が足りていないのか、それとも児童虐待自体が少ないのか、できれば統計等とっていただき分析をお願いします。 この質問に関しては、冒頭でも言いましたように、前回の12月議会において、虐待から子どもたちを守る方法について多くの質問しましたが、身体的虐待に関するものを主として行いましたので、補足的な意味合いで、改めて今回取り上げさせていただきました。そういうことですので、質問はここまでとしますが、要望させていただきます。 この件で勉強していくうちに、厚生労働省がアップしている子ども虐待の援助に関する基本事項にたどり着きました。その中の虐待の判断に当たっての留意点という項目の中に、小児科医、小児精神科医である小林美智子氏の考え方が引用されていました。その引用された文書をそのまま読みます。「虐待の定義はあくまで子ども側の定義であり、親の意図とは無関係です。その子が嫌いだから、憎いから、意図的にするから、虐待と言うのではありません。親はいくら一生懸命であっても、その子をかわいいと思っていても、子ども側にとって有害な行為であれば虐待なのです。我々がその行為を親の意図で判断するのではなく、子どもにとって有害かどうかで判断するように視点を変えなければなりません」、以上ですが、この方の言葉が虐待防止についての考え方の基本であると思います。 また、厚生労働省の子ども虐待対応の手引きに書かれているように、「子ども虐待は、子どもの心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、次の世代に引き継がれるおそれもあるものであり、子どもに対する最も重大な権利侵害である」ということです。つまり、誰にも気づかれずにこういう環境で育って大人になってしまうと、それこそ本人が気づかないまま、自分の子どもに対し、同じ行為に及んでしまう可能性があるということです。 今回は、ネグレクトや心理的虐待について話を展開しましたが、この延長に身体的虐待が来るのかもしれませんし、虐待を四つに分けたとしても、それは理論上でしかないのかもしれません。 今回、この質問で言いたかったのは、どうか子どもたちを救うためにも、そして負の連鎖をとめるためにも、行為そのものを親の意図で判断するのではなく、子どもにとって有害かどうかで判断するよう視点を変えていただきたい、この1点のみを要望し、この質問は終わります。ありがとうございます。 それでは、最後の項目、JR四条畷駅前西側駐車場についてです。 答弁では、大東市との等価交換の契約を一旦取りやめたとのことですが、なぜそのようなことになったのか、もう少し詳細な説明をお願いします。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 等価交換につきましては、現在も進行中でございまして、取りやめておるわけではございません。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 一度中止と聞いてるんですけども、中止でよろしいですか、それでしたら。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 すみません。等価交換につきましては、現在も取り組みを進めておるさなかにございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 駐車台数が減るから一旦中止と聞いてるんですけども、そういうことじゃなかったんですか。何か、僕ら議会、説明を間違って聞いてるんですか、止まってると一回聞いてるんですけども。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 今回、2月20日に市議会議員の皆様にご提供させていただいた内容でございますけれども、駐車場としての利用を一旦取りやめるという旨の通知を行ったということでご理解いただければと思います。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) そしたら、駐車場の利用を取りやめた理由を教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現在、こちらの貸付料でございますけれども、年間約588万円ということになってございまして、今回、駐車場が、大東市の駐車場利用部分が取りやめになるということから、等価交換ということがまず発生いたしました。そのような費用を算定いたしましたところ、相当な本市における収入が減額となるという旨が1月下旬に通知がございましたので、その結果のもとに、駐車場としての契約は一旦取りやめるということでの判断をいたしたところでございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 年間580万程度がどれぐらいまで下がったか、答弁いただけますか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 今回の見積もりは、580万円の額と比較いたしますと、見積もりでは150万円程度になる旨の通知をいただいております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) ほぼ4分の1ですので、そこまで下がるとなると、改めて庁内で協議を行い、駐車場としての契約は一旦中止したことは理解できます。 そこで、もう少し聞きたいのですが、この土地の用途地域や建ぺい率に容積率、また防火地域かどうか、東西の接道の種類について教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 当該地につきましては、用途地域が近隣商業地域、建ぺい率が80%、容積率300%、防火規制は準防火地域で、その他法令の規制については埋蔵文化財包蔵地域(楠公遺跡)となってございます。 また、当該地が接する道路については、西側が市道楠公1丁目5号線で、建築基準法第42条第2項の扱いとなっており、東側が市道楠公北新町線で、建築基準法第42条第1項第1号の扱いとなっております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) ありがとうございます。 ただ、道路に関しましては、西側は2項道路とのことですのでセットバックが必要、東側は1項1号道路ですので特に問題はないと思いますが、ただ東側は車が通れない規制がかかっています。そこで、この規制を解除して車が通行できるようにすることは可能でしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 当該の道路につきましては、歩行者及び自転車の通行が多く、現状の幅員において、歩行者の通路を確保しつつ、車両の対面通行させることは安全性の確保が難しいと考えてございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 幅員の確保となりますと、桜が植えてあったり駐輪場があったりするんですけども、そのあたりを撤去すれば相当な、ちゃんと歩道もつくれますし、車が出入りすること可能と思うんですけど、いかがですか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 現在、駐輪場等を利用してるんですけども、この土地の今後の土地利用が確定してから、その利用形態を踏まえた形で必要性等を検討したいと考えています。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) となると、100%無理ではないということでよろしいですか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 100%無理ではないと。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 駅にこれだけ近くて、なおかつ建物を建てるにも、道路の問題クリアすれば、近隣商業地域ですので設計の自由度が高く、本市の所有する中で一番評価額も高い土地かと思われます。つまり、土地利用するのに失敗するリスクは相当低いということです。 そこで、一度話を戻しますが、11月28日に庁内で協議を行い、今後も駐車場として利用継続するためには、土地の等価交換により本市の土地へ車両が進入できる一定の土地の確保が必要と判断いたしました、が当初答弁でありました。そのときの協議に際し、都市整備部の職員はメンバーに入っていたのでしょうか、それとか相談はあったのでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 一応、都市整備部の関係職員の参加はございました。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 都市整備部の職員の参加もあったということで、専門の方も入って協議されたということですけども、大東市との等価交換に応じる考えに庁内でまとまった理由を教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 大東市所有の駐車場を駐車場として取りやめた場合、四條畷市域には、その進入が不可能というような状況になります。その状況を回避するため、大東市さんのほうから、それを確保するために等価交換をしましょうかというご案内がございました。その時点で、駐車場を存続させるためには、その申し出に応じる前提で協議が必要ということがございましたので、そういう形でまとまったというものと考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 駐車場存続ということがあったからまとまったとの話なんですけども、今この時点で駐車場存続もちょっと怪しい話になってますので、そこで、私が以前から何度も議会において要望している忍ヶ丘駅前タイムズ部分への図書館建設にあわせて、この場所も図書館とすれば、両駅を通勤通学で利用する方、また駅を利用されない方でも、駅に近いということは、それだけの商圏がありますので、本市においてこれほどのロケーションはないと考えます。また、この図書館ができるので、市民の市に対する満足度は相当上がると考えます。 実際は、これだけの土地、図書館だけではもったいないので複合施設とするのは当然のことで、市民満足度を上げるために子育て関係の施設も併設する案を本日提案しようと思っていたのですが、時を同じくしてといいますか、私が一般質問の通告をしてから、施設再編室より第2回公共施設再編に関する市長との意見交換会の資料をいただき、説明も受けた内容にしっかりと含まれていました。その内容ですが、資料の第4章、魅力あるまちづくりの推進の中、イメージとしてですが、身近で利用できる図書館サービスと時間外保育の拠点整備、この2点の場所が、私が先ほどから言っている両駅のタイムズに置かれていました。また、再編共通の素案としての項目では、子育て関係施設としてしっかりと地図に落とされていました。 これは、市としても魅力あるまちづくりには欠かせないものだと考えているということで間違いないでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 その考えと等しく、私どもも同じように考えております。     (「今からプロジェクター使いますけどいいですか、大丈夫ですか、時間的に」と不規則発言あり) ○渡辺裕議長 では、会議の途中でありますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。時に午前11時56分 ○渡辺裕議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後1時00分 ○渡辺裕議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) それでは、少し照明を落としていただけますか。ここからはプロジェクターも使いながら説明をさせていただきます。 まず、等価交換するに当たって、市職員から議会へ配付された資料からです。 タイトルはJR四条畷駅前西側駐車場用地の等価交換で、これが現状です。そして、これが等価交換後のイメージで、斜線部分が交換する土地と聞いております。 しかし、イメージとはいえ、明らかに違っていると私は思うのです。本市側と大東市側、このイメージを見る限り、ほぼ同じ面積となっていますが、等価交換です。等価という限り、等しい価値や価格の土地同士の交換です、つまり、土地の面積ではなく土地の評価額が同じでなければなりません。そう考えますと、大東市側のタイムズの入り口部分と本市との土地の大きさが同じわけであるはずがなく、大東市側の何倍も本市は大東市へ渡すことになると思いますが、この点についてはいかがですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現在、両市ともに土地鑑定評価を行っておるさなかでございます。その上において、現時点で具体的にお示しすることはできませんけれども、何倍というところにはならないかなというふうには現時点では考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 大東市側が接道していて、四條畷市側が接道していない部分なんで、普通に考えても何倍も土地の評価、差があると思うんですけども、それはないということでいいんでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 繰り返しのご答弁になりますけども、現在、土地鑑定評価中ということでございますので、面積ということではなくして、その価値というようなことが基本になりますので、一定の接道要件を満たす土地とそうでない土地には差異はあるものの、具体的に何倍というようなところについては今言及できないということでご理解いただきたいと思います。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 我々がいただいたこの資料は、でも正確ということでいいんですか。僕は、明らかに余りにも同じ過ぎて、ちょっと疑問を感じるんですけども。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 この資料にも書いてございますように、あくまでも等価交換のイメージということで、わかりやすくという意味でこういう資料づくりをさせていただいたところでございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 鑑定評価中ということですんで、これははっきり出ないのはわかるんですけども、僕はもうちょっと、幾ら何でも差つけていただかないと、イコールのわけないというのは、多分ここにおられる方全員そう思ってると思いますんで、そこらをもうちょっと含んだ図にしていただかなければならなかったと思います。 そうなりますと、年150万程度となる見込みはもっと低くなる可能性あるんですけども、そうなりますと、西側道路から今までと同じように車が乗り入れできたとしても、駐車場として使い道のなくなる可能性はもっと高いと判断しますが、いかがですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 今回、等価交換を行う理由が大きく二つございまして、現状の駐車場を維持する場合というような基本スタンスによったときに、まず道路からの接道ですね、これがかなうようなものであるというようなことと、かつ中長期的な今後の利活用ということを鑑みた場合、やはり接道しているというふうな、車両が通れるというようなことを現時点においても確保したいと、そういったような考えがございますので、そういう観点からも今後の土地利活用については検討を進めたいなというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) わかりました。 これが等価交換前の市有地の形状です。これも全ていただいた分ですけども、それで、これが等価交換後になるんですけども、これも明らかにもうちょっと四條畷市が削られるというのは、今までの話からいくとはっきりしてることと思います。 この土地に何か建設しようとしますと、やはりこの等価交換前の土地のほうが市民に対して効果のある建築物ができると考えるのが一般的だと思いますが、いかがですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 今お示しのこの交換前の状況でございますと、まず接道ですね、きょう、都市整備部長のほうからもございましたけれども、42条1項1号道路というのが東側というようなことと、西側については中心後退が必要な道路というようなことがございます。 車両の通行ということを、土地利用、駅前というようなことも鑑みますと、やはり二方向から車両の行き来ができるような施設というのが必要かというふうに考えております。その点では、交換前より交換後のほうが、敷地としてはちょっと形的には悪うございますけれども、利活用の幅が広がるのではないかと、そういう見解を考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 道路のこと考えなかったら建ぺい率は80%になりますんで、この四角い部分に建てるのがプランニングとしてベストと考えますが、いかがですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 お示しのとおり、建ぺい率が近隣商業地域ということで80%ございます。そういう意味では、容積も通常の住宅地より高いようなものでございますので、形からいきますと、できるだけ四角い形のほうが利活用しやすいというところはございますけども、先ほどの繰り返しになりますが、道路、接道といいますのも非常に利活用においては重要な観点でございますので、独自に西側からも車両が進入できる形状というのは今現在も取り組んでまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 仮に等価交換した土地に建てるとなると、入り口は確実にありますけども、これだけいびつな形になりますと、設計や施工、またメンテナンスにおいてどのような問題があると思われますか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 設計、私、詳しくはないんですけれども、建ぺい率が80%ということになりますと、敷地境界に接近した建物というものが想定されます。そういうことから考えますと、今、道路を確保しようとしている進入路部分の土地利用・活用といいますのが、建物を建てるには少し形状が不整形になるのではないかと、このようなことが懸念されます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 承知しました。 それでは、私からの提案をプロジェクターを使って説明させていただきます。 これは、この前、写真撮りに行ったんですけど、この高さがずっと問題になってまして、等価交換した後も車の台数が入らないというのは、この高さをどうクリアするかなんですけども、これがグーグルマップからダウンロードした図面ですけども、四條畷市の土地の前のこの部分、何も建ってない部分、この土地をどうにか借りるか、この黄色い部分、土地買収していただければ、道は今現在ありますんで、別に僕はこの部分、すっと入れるんじゃないかなと思っております。 また、切り下げ行わないということで、今、すごい台数が減るんですけども、切り下げもしっかり行っていただければ、何ら問題なく車もたくさん入りますんで、いいんかなと思っております。 もっと先まで考えれば、今、この楠公通り商店街に行くこの道、本当に自転車、人で大変な状態になってます。ここをもっと将来的に考えていけば、りそな銀行さんにはどいてもらうような形になるかもわかりませんけども、しっかりとした道、きっちりできますんで、こういうふうな計画、一つ頭の中に入れていただければと思っております。 また、こっち側に、今、駐輪場あるんですけども、駐輪場、両方に自転車とまってますんで、十分4メーター以上の幅員あります。それでも足らないというのであれば、ある程度、この横の変電所の部分購入いただいても、ここに関しては土地の売買簡単にできると思いますんで、費用的な問題ありますけども、そうすれば、最初にも言いましたように、ここの桜とか駐輪場等いろいろ変えていただかなければならないんですけども、いけると思っております。 ここまでやるのには大変費用がかかるというのであれば、私は進入路の確保だけでもよいかと思っております。ただ、ここで言いたいのは、四角い形であれば設計の自由度が広がるということです。最初に言った図書館や子育て関係施設も有効利用しやすい設計できますし、何より等価交換によって土地が減らないということで、これが一番大きな問題じゃないかなと思っております。 では、改めて伺いますが、等価交換についてはどう考えられますか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 議員お示しの民有地を買い取る、もしくは貸し付けていただくというような案というのは、一つの方策ではあろうかと考えておりますけども、ただ、相手が民間所有地というようなこともございますので、その土地の交渉等につきましては非常に厳しい環境が想定されるかなというふうに考えております。 そういう意味で、官官というような形で、大東市、四條畷市でのやりとりでその用途が完結できるというような方法につきましては、一定今後も進めてまいりたいなというふうに思っております。以上です。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 今、民有地なので交渉が厳しいと言われましたけども、大東市がこれだけ四条畷の駅前開発で、民有地に対してどれほどのこと動いてるかを比べますと、我々四條畷市側がこれだけ動くというのは本当に10分の1どころじゃないですやんか。言うたら100分の1もないんじゃないかと思うんですけども、大東市、そら大きいですけども、たかだかうちの人口の倍ぐらいの規模の市が、野崎もやってる、四条畷もやってる、なおかつ四条畷これだけの大規模な開発やってる中で、あの黄色の部分すら何とも本市は向かっていこうとしないという判断に聞こえるんですけども、ちょっとやっぱり本市のまちづくりとしては今の答弁やったら厳しいかなと思います。 で、等価交換中止するということはできないんですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現地におきましては、大東・四條畷で広域連携会議の中で一定の確認をしながら進めてきているものですから、原則は継続して協議を進めてまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) なぜ、私がこういう質問をしなければならないのか、また、部長が先ほどから先に進まない答弁しかできないのかといいますと、やはりこの土地の利用計画が決まっていないからだと思っております。 仮に、今まで同様、収益を余り見込めないが何十年先まで駐車場でいくとはっきり決まっていれば、貸付料が少なかろうが、大東市との等価交換に応じればよいですし、将来計画のない中、単に駐車場としての契約は一旦中止することにした、それでは地元商店街としても売り上げに響くと考えても仕方がないと思います。 また、仮に先ほどからの私の提案でいくならば、市民の方々も喜ぶでしょうし、何より商店街に対しても、人が集まる施設を計画しています、それが完成し稼働すれば間違いなく集客も見込めるので、それまでの何年かは我慢してくださいと、行政としても商店街に対して説明ができると思います。 そう考えますと、早急にこの土地の利用計画を決めていただきたいのですが、いかがですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。
    ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現在取り組んでおりますその将来像につきましては、公共施設の再編による市長の意見交換会等を経て、その後、パブリックコメント等も踏まえて、将来的な形をことしの8月ごろには策定してまいりますので、その中で、ここの土地利用につきましても具体的に描いていきたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) ことしの8月で答えが出るという理解でよろしいんでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現在、先般もお示しいたしました案が、この土地利用には大きく3案ございます。それを、その意見交換を経て、1案に絞り込んでいくという作業が今後8月までに起こってまいります。そういう意味で、短期・中期・長期的なそういった時間軸、幅はございますけども、その中で明確にしてまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) そこまで大東市側に待っていただけるということはできないんでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現時点においては、大東市の事業展開、これが四条畷の駅前東側の事業展開に大きく影響を及ぼすかなというふうに考えておりますので、その成果といいますのは本市市民もその受益を享受するというような観点もございますので、スケジュール感的には、今進めているスケジュールで進めてまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 改めて、大東市と一緒にこの土地を利用するということに戻すこともできないですか。もう大東市側が言うような形でしか四條畷市はもう進めないということですか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 大東市さんがお持ちの土地につきましては、冒頭ございますように、四条畷駅前の東側の代替地、また駐輪場としての活用というのが大前提となっておりますので、本市の利活用の内容が定まらないことによって大東市の方針が変わるというようなことはないものというふうに理解しております。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 僕が言いたいのは、やっぱり四角い土地は四角い土地で残していただきたいんですよ。その中で、大東市側の自分とこの土地にこういうもの建てたいねんとかいうのを、土地の境界を変えずに両市で動かすことはできると思うんですけども、ここで等価交換してしまいますと、大東市と四條畷市の関係が崩れたときに何もかも終わってしまいますやんか。せっかくのこれだけの四角い大きな土地が、そんなふうに切ってしまう、四條畷市の土地の形を変えるということが僕はどうにも納得できないんですけども、そうであるならば、大東市と一緒にこの全体の土地を計画していただくということがベストと思うんですけど、それもできないんですか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 大東市との広域での連携会議の事務局を企画のほうが持っておりますので、少しお答えさせていただきたいと思います。 大東市・四條畷市の広域連携会議におきまして、一定この土地の利活用につきましては、議員お示しのとおり、この一体的な活用についての議論もその中ではございました。ただ、大東市のほうが、現段階におきましては進めている計画の中でやっていきたいというようなお話がございましたので、うちとしては、先ほど部長も申し述べました接道の入り口の部分は確保しないと、なかなかその奥の利活用ということができないのではないかというような一定議論してきた経過がございます。 ただ、今後、今の方向、現時点におきましては等価交換という形で話を進めておるところでございますので、一定本市といたしましても等価交換に応じるような形で考えておるところでございますが、今後、利活用につきまして、大東市と協議のほうは継続してやっていく中で、きょう、いただきました提案なんかも含めて協議のほうは詰めていきたいなと考えているところでございます。 ○渡辺裕議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 時間ありませんので質問は以上ですけども、土地の形状は、四角であればあるほど使い勝手がよくなるのはわかっていただけたと思います。計画上、施設を建てるのであれば、使い勝手はもちろんのこと、建設費用やメンテナンス、耐震性能も考えれば、いびつな土地の形状は敬遠するべきです。そして、それ以上に所有する土地の面積が減るのは問題だと考えます。つまり、等価交換することはデメリットのほうがはるかに多いということです。 しかし、答弁聞くと、すぐには計画を決めようがない。そうであるならば、土地の形状はそのままにしていただき、費用がかかっても西側の前面道路と同じ高さまで切り下げていただきたい。その上で、車の導入部分に関しては検討が必要ですが、そこが解決すれば、当面は今までどおり駐車場として利用することができますし、切り下げによりスロープ部分が必要ではなくなりますので、駐車台数がふえ、貸付料もふえるのは間違いありません。 以上、踏まえれば、将来計画が定まらない中での等価交換は非常に、計画ですので、白紙に戻すことも視野に入れた再検討していただきたいと要望します。仮に白紙に戻した場合、多くの課題が生じ、これから先、職員に負担が来るのはわかっています。しかし、今ここで計画を定めないまま安易な判断をしてしまうこと、この行為は将来において後悔するのが目に見えています。改めて、庁内でしっかり検討していただくことを要望します。 まだ任期は終わっていませんが、4年間、職員の皆様、ありがとうございました。また、森田教育長、これ以上ないというぐらい大変な時期に教育長の職を受けていただいことを心より感謝しております。ありがとうございました。 それでは、以上で私の3期目最後の一般質問を終わります。以上です。 ○渡辺裕議長 以上で長畑浩則議員の質問は終わりました。 次に、議席2番 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番、畷ビジョンの会の藤本美佐子です。 この3月議会が議員任期の最後の議会となりました。今まで議会発言を振り返りますと、さまざまな提案や要望をさせていただきました。ここで例を挙げさせていただきますと、ふれあい教室の時間延長、四條畷市地域公共交通会議の設置、そして市民グラウンドへの道の改修、庁内トイレのベビーチェアの設置、そして助産師の募集、コンビニでの証明書発行などなど、本当にほかにもたくさんの市民の皆様の要望などを検討し、実現していただいたことに、市長初め携わってくださった職員の皆様に深く感謝を申し上げますとともに、これからも我が四條畷市に住んでよし、そして子育てするにもよし、高齢者への優しさも、最後に災害対策においても、何においてもこの四條畷が一番と言っていただけるような市になることを願い、質問に入らせていただきます。 まず初めに、ひとり親家庭の自立支援についてです。 ひとり親家庭の住宅等支援制度は本市にあるのでしょうか、ご答弁をお願いいたします。 次に、新たな公共交通の詳細についてです。 以前、議会でデマンドタクシーの要望をさせてもらっておりました。市政運営方針で述べておられた新たな公共交通とはどのようなものをお考えなのか、ご見解をお示しください。 最後に、田原中学校、田原小学校の今後について。 以前、これも議会で、田原小学校、田原中学校の小中一貫校または義務教育学校の計画を、10年後、そして20年先を見据えた形で考える必要があると要望させてもらっておりました。その後の経過をお示しください。 以上の三つの質問です。誠意あるご答弁をお願いいたします。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの藤本美佐子議員のご質問につきましては、1点目のひとり親家庭に対する住宅等の支援制度については子ども未来部長から、2点目の新たな公共交通体系に関するご質問については都市整備部長から、3点目の今後の田原小中学校に関するご質問については教育次長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] ひとり親家庭に対する住宅等の支援制度につきましてお答え申し上げます。 現在、本市では、ひとり親家庭を対象とした住宅に係る支援は実施しておりませんが、来庁された方から住居について相談があった場合には、府営住宅の福祉世帯向け募集の案内をさせていただいております。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 新たな公共交通体系に関するご質問につきましてお答え申し上げます。 平成29年度に策定した地域公共交通計画(素案)において、「既存公共交通の継続・維持」「市民ニーズを踏まえた公共交通サービスの確保」「適切な運行費用の検討による効率的な公共交通サービスの提供と利用促進」という基本方針を踏まえ、「市民・交通事業者・行政との協働・連携による取り組みを進めていくことが重要」であるとの認識から、新たな公共交通体系の構築に当たっては、地域公共交通会議で協議していくものと考えております。 現在の協議の状況としては、さきに述べた素案に基づき、JR駅と田原地区をつなぐ東西線においては、コミュニティバスの便数やルートの改善、また西部地域を主とした他の地域については、新たな公共交通も視野に入れた新たな公共交通体系に向けて協議を進めております。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 今後の田原小中学校に関するご質問にお答え申し上げます。 平成30年11月策定の児童生徒の「より良い教育環境と充実した学校生活の実現」を基本方針に掲げる学校再編整備計画の中、当該校区は中長期的に義務教育学校または小中一貫校設置の検討を行うとさせていただいています。これを前に、平成31年度末の西部地域内学校再編に伴い、将来の年少人口増に備えて存続と定めた四條畷南小学校も、義務教育学校あるいは小中一貫校の設置を検討すべく、調査研究に当たっている状況にございます。 以降、蓄積した内容を材料に、本市の実態に即する学校体制を見きわめてまいりますが、殊田原小中学校は、地域特性を踏まえつつ、児童生徒の人口動態や学校施設の老朽度に鑑み、一世代先をも捉えた慎重な判断を行いたく考えております。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) では、質問席にて質問させていただきます。 まず初めに、ひとり親家庭の住宅支援などについてお伺いさせていただきます。 先ほどのご答弁ですと、ひとり親家庭に特化した形では今現在は支援がないということをお伺いいたしました。 では、ここで、ひとり親にかかわらず、まず1点目、低所得者層への住宅の支援制度はあるのかどうか。 また、四條畷市住生活基本計画--住宅マスタープランですね--を見たところ、住宅施策の展開方向の中に「住宅困窮者等に対する住まいの安定確保」とあります。また、その中の項目で、「住宅困窮者、社会的弱者のための住まいの安定確保」とあります。そして、その中の「低所得者等住宅の確保に配慮を要する者への各種支援制度・補助制度」とあります。住宅の借り上げによる居宅支援策の検討をするとありますが、2番目、どのような内容なのか、詳しく教えてください。 そしてまた、次、3番目なんですけども、検討はどの程度進められているものなのか。 そして、最後に四つ目として、公的な住宅以外の支援はあるのかどうか。 この四つの質問、詳しく説明をお願いいたします。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] ただいまのご質問にお答え申し上げます。 現在、福祉部局のほうで、ひとり親、あわせて全体の福祉に関しての家賃にかかわる補助等の施策はございません。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 議員お示しの住宅マスタープランに掲げてます住宅困窮者・社会的弱者のための住まいの安定確保ということでございますが、ここに書かれてます「検討」という部分でございます。 これにつきましては、現状、本市独自の補助制度等はございませんが、住宅確保要配慮者の居住の安定確保を目的といたしまして、大阪府が設置しましたOsakaあんしん住まい推進協議会、これに平成29年度から参画し、協議会の活動に協力することで住宅確保要配慮者の支援に努めているところでございます。 現状の進捗ということでございますが、今現在、住宅マスタープランについての来年度以降の策定のほうを検討しておりまして、まだ具体的にはこれについての検討ということでの特化した分はございませんが、その検討に向けての準備を進めているところでございます。     (「低所得者への支援制度公的な住宅以外の支援はあるのかどうか」と不規則発言あり) ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 現在、個別のそういった制度はございません。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 内容については理解いたしました。 この四條畷市独自のものはないと、大阪府の案に参画しているというような状態であるということなんですけれども、なぜこのような質問をしたかと申しますと、ひとり親の皆様が新たな生活をスタートするときに、住宅の確保が初めの課題になっているという部分が本当に多くあると思うんです。 私、先日、四條畷市内で働く方を対象に--男女問うてないんですけども、来られた方がたまたま皆さん女性でした--意見交換させていただいたんです。そこでさまざまないろんなご意見もいただいたんですけれども、そのいただいたご意見のちょっと一部を紹介させていただきます。 四條畷市内で働いています。しかし、保育所や学校は居住地にあり不便を感じています。四條畷に引っ越しをした場合、何らかの補助はないのか。また、ひとり親の方でこのようなご意見もありました。勤務先のある四條畷に引っ越したい。公営住宅を希望しているが、清滝団地は場所が不便で入居していません。民間住宅への補助制度はないかなど、何人かからこのようなご意見をいただきました。 本市の人口は年々減少しつつあります。そのようなときに、本市に転入したいと考える方からのご意見、集まっていただいた方の中で、結構高い割合のこういうご意見があったということは、本当に自分自身、私もこういう意見をいただけるとは思っていなかったんですね。 補助制度を求められる方がおられるというこの内容を聞き、ご担当はどのようにお考えか、ちょっとご感想をお伺いさせていただきたいと思います。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 先ほどのご意見いただきまして、例えば住むということにつきまして、不便性でありまして、交通のというようなことでございましたら、交通政策の中での位置づけでありましたり、例えば財政面だけではなくて、いろんな情報の支援でありましたり、いろんな利活用をお勧めするとかいうような、財政面も含めた中ではあろうと思いますが、それだけではないような支援もできるかなとは考えております。以上です。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 財政面だけの支援ではない、それ以外の支援もあるのかなということなんですけど、例えばどのような、具体でお願いいたします。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 例えば、子育て支援ということでいきましたら、当然保育の充実でありましたり、例えば先ほども申し上げましたが、情報ということでさまざまな、市だけではない補助制度でありましたり、いろんなことが、そういった補助制度の情報をご提供できるというようなことでありましたり、相談窓口におきまして、何がその方に必要なのかということを見きわめた上でのご助言でありましたり、そういったこともできるのではないかなと考えてございます。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 本当にこういう方々、皆さんにとっては、引っ越す前というのは本当に情報をいろいろ仕入れたいと思うんです。そういうところの本当に助言というのは、非常にその方々に大きなものだと考えております。 ただ、転入されるというときは、やっぱり住宅の問題がついて回ると思います。人口減少の中、子育て世代の転入は、本当に本市にとって大きな課題なのかなと考えております。 そこで、補助などを行うことは、一時的な予算であっても、その後、先々増税につながっていくものなので、本当に考えていただきたいなというところと、あと他市でも調べたんですけれども、民間のマンションとか、あとハイツとかいろいろありますよね、そういうところの住宅の補助というのは行っていないような状況なんです。 私も、大阪市のほうもいろいろ補助をやっておられるんで調べたんですけれども、戸建てであったり、あと空き家を活用した住宅セーフティネットなんかもいろいろやってはおられるんですけれども、本当に民間のマンションやハイツやそういった、即引っ越して、本当に実用的な住宅への補助というのがなかなか見当たらないような状態でした。 住宅マスタープランにも「住まいの安定確保」と書かれております。市内へ転入される方々をいかに確保するかというのは大きな課題だと思いますので、一度市内の大型商業施設とか、例えばイオンモール四條畷であるとか、そういうところのご協力いただいて、アンケートなんかを行って、市内・市外問わずに働く皆様のお声を聞くというのはいかがなものでしょうか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 当然、市民の方々含め、本市に移り住んできたいと思われてる方の意見を聞くということは、すごく大事なことかなと考えてございます。そういった意味でも、まずは、うちのほうが持っております情報なんかをきちんとお伝えして、そういった形で情報を届けていきたいということと、あとは、とったニーズ調査につきましては、あらゆる調査の中で、今後やっていきます市民意識調査等もございますので、そういったところも関連させながら、住みたい、住み続けたいと思われるようなまちをめざしていきたいと考えております。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 今のご答弁ですと、市内向けのように聞こえるんですよね。 私が聞いたご意見というのは、これは市外の方で四條畷市に勤務されておられて、それで四條畷市に越してきたいとおっしゃってる方なんです。その辺に対しての対応というのは、どういうふうに周知していかれるんですか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 市外向けの方につきましても、やはりシティプロモーションという考え方の中で、市の魅力の発信ということについては引き続きしていきたいなと思っております。 議員ご提案の、そういったイオンモールさんであったり大型商業施設さんでの意見の聞き取り等についても、今後につきましては、どういった形で市外の方からのご意見を聞いていったらいいのかということについては検討していきたいと考えております。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) そうですね、本当に市内の方に、幾ら転入したらこういう補助があるよ、助成があるよと言っても、なかなか響かないと思います。だから、イオンモール四條畷なんかは、他市からどんどん働きに来られてる方多いと思いますし、そういう方に本当に発信していこうと思えば、イオンモール四條畷さんの協力を得て、それでアンケート調査をやるとか、もしくは先ほどおっしゃっていたような情報の発信ですよね、そういうのも、どういう形でご協力を得て、それで発信していくかというような、そんな努力をちょっとしていただきたいと思います。 そして、今回、私もこういうご意見をいただきましたので、転入の際、住宅の確保について何らかの、これを機に制度をちょっとご検討いただきたいということを、まずは要望しておきます。 次に、新たな公共交通の詳細についてなんですけれども、質問では、私は新たな公共交通とはどんなものかということをちょっとお伺いしたんですけど、なかなか明確なご回答はいただけませんでした。 一体、地域公共交通会議で、皆さん、どのようなイメージを持って、そして会議を進められていったのか。イメージなしに会議を進めているというわけではないと思いますんで、具体的に、私がイメージしてるのは、普通自動車のワゴン車でハイエースのような、そういったものをイメージしてるんですけど、そういうものでよろしいんでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 公共交通会議の中で、いろいろな事例紹介とかしてる中では、ワゴンであったりとかという話もあります。今、出てる話は、コミュニティバスの小型化であったり、そういうところというのが上がっているというところでございます。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) そしたら、コミュニティバスの小型化というのと、あと実証運行というのも、それもコミュニティバスの小型化や、今おっしゃったワゴン車のようなものやそういう、どれになるかはわからないという形でしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 まだ、現在、ワゴンにするか何にするかというところは決まってございません。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) そしたら、決まってないということなんですけれども、いずれにせよ、そんな大きいバスのような乗り物ではないと思うんですね。そうした場合、それを定路線運行するデマンドにするのか、ドア・ツー・ドアになるのか、どのような形態になるかというのは、地域公共交通で方向性というのは進められてるんでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 現在、地域公共交通会議の中で決まってるところは、まずは地域の皆さんの意見を聞くというところでワークショップを開催してまいりますと。その中で意見を聞いた上で、その先へ進んでいくというところでございます。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 今、ちょっとご答弁をお伺いしてたんですけど、この辺、何も決まってない、ワークショップでこれから皆さんのご意見を聞きながら進めていくということなんですけれども、では、ちょっと視点を変えて質問させてもらいます。 当初答弁なんですけれども、当初答弁では、西部地域を主に実証運行ということをお伺いいたしました。なぜ、西部地域を主にした実証運行になったのか、経緯も含めてちょっとご答弁お願いします。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 まず、実証運行なんですけれども、西部地域のみということではなく、田原地域、JR駅と田原地区をつなぐ東西線においてはコミュニティバスの便数やルートの改善というところで、そちらのほうも、それも実証運行というところになってまいりますので、西部地域については、狭隘な道路と、あと高低差のあるところもありますので、そちらのほうはバスの小型化も含めた実証運行を考えていると。 田原地域については、コミュニティバスの路線、東西線については便数とかルートの改善なども含めたところも考えていくというところでございます。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 実証運行するのは西部地域だけではないというようなことを伺ったんですけども、もし西部地域で実証運行した場合、統計がとれるほど乗車数といいますか、そういうのを見込めると思われますでしょうか、どうでしょう。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 西部地域は、もともと乗車数が少ないというところがあって、バスの運行自体がどうやというところが始まりになってると思います。その中で、ただ、バスの入れない地域、狭隘道路が多いという地域と、また今回の想定している地域なんですけども、現在のコミュニティバスの経路と、あと、現在走ってない、狭隘道路によりバスが入れない地域、それから高齢化率が高くて地形の高低差が大きい地域等で検討しているというところは、せんだっての会議の中でもお示しさせていただいたところでございます。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 今のご答弁を伺うと、大体地域的には岡山東とか南野とか、そういうところをちょっと私はイメージしたんですけど、そんな感じでよろしいでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 現段階の想定でございますけども、そういうところになってくるのではないかと思います。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) そしたら、先ほど、当初答弁でコミュニティバスの便数やルートの改善というようなことをちょっとお伺いしたんですけれども、私、田原地域で、今現在、たくさんの方からいただいてるご意見としては、早朝のバスをふやしてほしいだとか、あと土日も含めて増便を要望されている方が多かったんです。 コミュニティバスの便数は、現実的に改善できるのかどうか、もし改善できるとしたらどのような改善をお考えなのか、ルートの改善はどのような改善策をお考えかというのを、ちょっとご答弁お願いします。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 田原地域については、コミュニティバスを中心に検討してまいるんですけど、まだその便数やルート、それがどういうものであるかというのは、まずはワークショップを開催する、と皆様の意見を聞いた上でということになろうかと思います。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) ちょっとここで、質問ではなく、私のほうから提案をさせていただきたいと思うんですけれども、私は長年、田原地域に暮らしておりまして、そしてコミュニティバスの経過も見てまいりました。以前からずっと、コミュニティバスについては、議会でも発言した内容もこの提案の中には含まれてるんですけれども、今回、予算を見ても6700万ついておりました。歳入のほうを見ましても、収益的には600万弱かなというところでした。その上、今現在、バス会社なんですけれども、運転手の方が非常に不足しているということで深刻な状態であるということと、本当にもうそろそろコミュニティバスも限界に来ているのかなというふうに考えております。 私自体は、コミュニティバスを路線化してしまって、一旦廃止にし、路線化にして、そしてその路線化に別予算をつけてでも走っていただいて、そして今までつけていた予算でデマンドタクシーの運行を行ったほうがよいのではないかなと。そして、田原地域でも実証運行を、例えば田原台1丁目から4丁目とか、上・下田原とかいうようなところで地域を決めて、統計がしっかりととれるような場所で実証運行を行ったらどうかということをちょっと提案したいと思います。 どんどん高齢化していく中で、市民の皆さんで、お話をお伺いしてたら、70歳、75歳以上ぐらいの方が免許証を返納したいんだとおっしゃいます。でも、返納すると、買い物にも行けない、病院にも行けない、だからこわごわハンドルを握ってるんだよというようなお声であったり、本当にそういうお声が多数寄せられてるんですね。高齢者による事故が、本当に年々どんどん増加していってるのも現実です。 先ほど私が提案させていただきましたこの内容については、今ここでご答弁を求めるとかではなくて、地域公共交通会議で諮られる内容なので、今提案した内容を次回の地域公共交通会議の中で必ずテーブルに上げていただきたい、これをちょっと私のほうから要望しておきます。そして、この件についてはこれで終わらせていただきます。 では次に、田原中学校、田原小学校の今後についてなんですけれども、先ほどご答弁では、人口動態や施設の老朽化も鑑みて、一世代先を踏まえた判断というふうにおっしゃってたんですけれども、私はその判断は少しなかなか、ゆっくりペースなのかなというふうに感じております。 このことに関しましては、また後ほど触れさせていただきますけども、まずは田原地域は本当にこの四條畷市で唯一なんです、1こども園、1小学校、1中学校、本当に環境のいいところだなと、私、つくづく思っております。しかも、この3校、しっかりと連携を図っていただいて進めていただいてるというような地域であります。 しかしながら、近隣同士で住んでおられる方、近隣同士での、なかなか顔がしっかりと見えるような関係というところまで行き着いていないように私は感じております。 この田原地域では、小学校を卒業すると、私学の中学校に進学する子どもさんが非常に多く見受けられます。そこで、義務教育学校のように特色のある9年間のカリキュラムのマネジメントをしてくれる学校があれば、もっともっと地元中学校で学びを求めるような、そういう生徒がふえ、そして保護者や近隣住民との関係も深まって、学校と地域との密接な関係を保てるんじゃないかなと考えております。 まず、これについていかがお考えかということと、またもう一点、小中一貫校と義務教育学校を決めるときのソフト面やハード面での設置に関する何らかの基準のようなものがあるのかどうか、この2点、ご答弁お願いいたします。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 学校につきましては、義務教育学校、小中一貫校、また単独の小中学校かかわらず、担うべきところについては、市民方々の安心・安全、それと地域コミュニティーの醸成・定着というところだというふうに考えておりまして、田原地域、おっしゃってるように、1こども園、1小学校、1中学校という環境にありますけれども、この導入に際しましては、どのような学校になろうとしたとしても、学校ごと特色をつくって、地域に根づいた体制整備をしていくべきだというふうに考えております。 また、判断につきましては、当該地域の将来的な学校配置については、先ほども申し上げたとおり、先進事例の調査研究内容をもとに、児童生徒の人口動態、また学校施設の老朽度に鑑みて、一世代先をも捉えた慎重な判断を行う旨、さきにお答えをさせていただきました。したがいまして、現状の見解は差し控えさせていただきますけれども、やはり地域の実情に即し、かつ多くの方々に賛同が得られる体制の具現化を前提に以降の検討を進めていきたい、このように考えております。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) ご答弁は理解いたしました。 冒頭にも申しましたけれども、以前の議会で、私、早く田原中学校、田原小学校の小中一貫校または義務教育学校の計画を立ててくださいねというような要望しておりました。今のご答弁にも先進事例ということはありましたけれども、守口市のさつき学園なんかは、本当にいち早く義務教育学校を開校されたようなんですけれども、唯一、近隣市での義務教育学校なんですよね。 このさつき学園について、何らかの話を聞かれたりとか、研究をなされたりとか、そういうことをされているのか、また守口のさつき学園の義務教育学校のそういう何らかの調査をされていれば、その結果をちょっと教えてください。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 守口市のさつき学園につきましては、今回の学校再編整備計画まとめるに際しまして、その校長が審議会のメンバーに参画いただきまして、その前段として教育委員会のほうから視察にも伺ったところでございます。 平成28年に開校された守口市立さつき学園では、中学校教諭による第6学年児童への専門的な指導が可能となりまして、また義務教育9年間を見通した生活や学習の定着に加え、異学年交流の活性化であったり、新たな不登校児童生徒の抑制、地域活動への参加促進などの効果を聞いています。 一方、教員の小中学校双方の免許状併有並びに学校統合から生じる学校運営協議会を通じた地域との連携が現在の主な課題と確認しております。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 9年間のカリキュラムという形で今のお話を聞くと、私の考えている義務教育学校と若干ちょっと違う面があるのかなというふうに感じました。地域とのコミュニティーが課題ということは、なかなか、私はもっと深まるのかなというふうに考えていたんですが、そこが課題ということは、いろいろもっと勉強していかないといけないのかなというふうに思いました。 次の質問させていただくんですけれども、次に平成31年度の市内の小学校の児童数は2952人で、市内中学校の生徒数は1796人なんです。 田原地域においては、平成31年度の田原小学校の児童数は569人で、田原中学校の生徒数は405人なんですね。教育委員会のほうでは、いろいろな調査をなされてると思うんですけども、もしわかれば、5年後、そして10年後の想定される田原小学校、田原中学校の生徒数をちょっと教えてください。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 在籍見込み数について、10年後の2029年度は算出できかねますけれども、2024年度では、昨年7月時点の住民基本台帳を用いた場合、田原小学校では392人、田原中学校では268人となります。 ○渡辺裕議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 私も、事前に資料をちょっといただいてたんですけれども、田原小学校で392人ということは、177人減少するわけなんですよね。それをまた、小学校なんで6クラスで割りますと、2クラス32人、中学校においては268人で、3クラスで割ると2クラス当たり44人なんですけれども、田原地域の場合、先ほども申しましたように、私学に進学する生徒が多いというのが特徴やと思うんです。それと、支援学級に行く方もおられるとなると、かなり人数的には減少するのかなと。そして、小学校においては、生徒数からいくと小規模校レベルになってしまうのかなというふうに感じました。 今お伺いしたのは、本当にたった5年後の数字なんです。5年間というのは、本当にあっと言う間にやってくると思います。急な計画というのは、本当に子どもたちにしても保護者の皆さんにしても、戸惑いや不安というのを招くと思います。子どもたちや保護者の皆さん、住民が混乱することのないように、事前に時間をかけて、そしてどのような学校になるかを周知していく必要があると思うんですね。 私には、田原地域、小中一貫校がいいのか、義務教育学校がいいのか、どちらがいいのかというのはわかりません。子どもたちや地域の皆さんが求められてるのを事前に、どういうことを求められているのかというようなことを、アンケートを行ったり、あと子どもたちや住民の声をしっかりと聞いていただいて、地域の皆さんの声が反映されるような、そして少しでも早く地域の皆さんの声をもとに計画を立てていただくことを要望しておきます。 以上で私の質問は終わりなんですけれども、最後になんですが、この4年間、本当に私、多岐にわたるいろいろな提案であったり、質問であったり、要望であったりさせていただきましたけど、職員の皆様、誠意あるご回答いただいておりました。中には、実現していただいたことも、冒頭にも申しておりましたが、多々ありました。そのことに関しては心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 私からは以上です。 ○渡辺裕議長 以上で藤本美佐子議員の質問は終わりました。 次に、議席5番 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 議席番号5番、大阪維新の会、大矢克巳でございます。よろしくお願いいたします。 このたび、2期目の最後の質問ということで、この質問が最後になるかもしれませんが、しっかりとした方向性をお伺いしたく、よろしくお願いいたします。 最初に、四條畷市立総合公園でございます。 平成25年12月の補欠選挙において市議会議員となり、最初に視察で目にしたのが、10年間放置されていましたこの公園でございました。何とかして早期開園に向けて実現をさせていきたいということで、いろいろと質問させていただきながら、平成28年3月1日に開園することができました。そしてまた、平成29年4月には多目的グラウンドが完成し、補助金を活用してフットサルコートもできようかとのときに、平成30年1月にまさかの方向転換で、今後、予算も組み込まず、補助金を返納されました。そして、今後は市場調査、マーケット・サウンディングを行い、今後の動向を見据えますということでしたが、その結果、今の進捗状況を教えていただけますでしょうか。 次に、忍ヶ丘あおぞらこども園についてでございます。 園舎の建てかえにつきましては、本当にこの場でしつこいほど質問させていただきました。子育て世代の誘致の質問の際、また待機児童の解消の質問の際、いつもいろいろの質問の際の必ず最後に建てかえのお願いを入れながら、この4年間言い続けてきました。 この老朽化が進んでいる忍ヶ丘あおぞらこども園、そして岡部保育所、特に忍ヶ丘あおぞらこども園のあおぞら棟に関しましては、劣化診断調査にも入らないほどの建物でしたが、公共施設再編計画におきましてのこの忍ヶ丘あおぞらこども園の進捗状況を教えていただけますでしょうか。 そして最後に、自主財源増加についてでございます。 本年度の自主財源の当初予算は約79億でございます。その9割弱が、市民の皆様からいただく市税に頼っています。少子高齢化の中、やはり人口が減少していけば、当然この数字も減少していくと思います。減少していく中、やはりどこかの項目を増加させる対策をとらなければいけないと思います。平成29年に大型商業施設がオープンして、約1億ほどの税収が入ってきました。しかしながら、いまだたばこ税が上回っているというのが現状でございます。 大型商業施設誘致を見込んで、平成29年12月の議会で蔀屋・砂地区の市街化区域編入についてを質問させていただきました。その後の進捗状況についてはいかがでしょうか。 そしてまた、ふるさと納税の質問を29年3月度議会でもさせていただきました。この約2年間、ふるさと納税の実績はいかがなものなんでしょうか。 そして最後に、やはり自主財源増加に向けての来年度の本市の取り組みを教えていただきたいと思います。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの大矢克巳議員のご質問につきましては、1点目の四條畷市総合公園に関するご質問及び3点目の自主財源増加に関するご質問のうち、蔀屋地区及び砂地区における市街化区域編入については都市整備部長から、2点目の個別施設計画策定における忍ヶ丘あおぞらこども園の検討状況及び3点目のご質問のうち自主財源の増加に向けた取り組みについては総務部長から、3点目のご質問のうち、ふるさと納税に関するご質問については総合政策部長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。
    ◎亀澤伸都市整備部長 四條畷市総合公園に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 まず、今回のマーケット・サウンディングの結果といたしましては、現地説明会に4団体の参加、対話を実施し、最終2団体からの応募があり、公園の魅力向上について、ドローン等を利用したサービスの提供やスポーツ施設の増設、機能の拡充、健康ライフ体験など、これまでにない新たな提案がございました。 今後、当該結果を受け、庁内での検討を行った上、Park-PFIを進めていく場合には、平成31年度に公募設置等指針策定、民間事業者の選定、基本協定の締結等を行い、2020年度以降に民間事業者による管理運営を実施する予定としております。 次に、蔀屋地区及び砂地区における市街化区域編入に向けた進捗状況につきましてお答え申し上げます。 まず、外環状線西側の蔀屋地区及び砂地区についてでございますが、平成29年度には、前年度に行った意向調査結果をもとに地権者への戸別訪問を行い、新たな取り組みを希望せず、現状での土地利用に満足していること、事業による土地の減歩の問題、さらには税金に関することなど具体的な課題の抽出に努めたところであります。続く30年度には、先進地の事例研究や地権者のまちづくりへの理解をより深めるため、土地区画整理事業や地区計画等のまちづくり手法に関する資料作成を行っているところであります。 また、外環状線東側の砂地区では、29年度以降も第二京阪沿道でまちづくりに取り組まれている状況を他市に確認するとともに、当該地区の中心部に位置する大阪府立交野支援学校四條畷校の動向に関し、大阪府と協議調整を行いつつ、地権者で取り組む砂地区まちづくり協議会への支援に引き続き取り組んでいるところです。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 個別施設計画策定における忍ヶ丘あおぞらこども園の検討状況に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 本年1月以降の検討状況といたしましては、本市人口ビジョンによる年少人口の推移から、約20年後には岡部保育所と同等の人数が減少すると予測されるため、公共施設再編(素案)においては、中期的に公立園は1園にするとしたところでございます。 また、設置場所については、公立という性質を踏まえ、市内どの地域からでも通園しやすい位置とするため、市庁舎跡地もしくは市民総合センター跡地に建てかえする案としております。 今後は、今月末から来月中旬にかけて実施いたします市民皆様との第2回意見交換会におきまして、当園の今後の更新計画等を含む公共施設再編(素案)について、さまざまなご意見をお伺いした上、内容を確定させてまいります。 次に、自主財源増加に向けての来年度の取り組みについては、市税等の徴収率向上や広告収入のさらなる獲得、受益者負担の見直しなど、これまで継続して実施してきた各種項目を引き続き進めてまいります。 また、自主財源の増加以外にも、働き方改革における事務効率と生産性の向上により生み出された時間と財源の有効活用や、公民連携による民間活力の導入などの取り組みを進めてまいります。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 ふるさと納税に関するご質問につきましてお答え申し上げます。 まず、これまでの本市の取り組みといたしましては、クレジット決済を初めとした決済方法の拡充に加え、お礼品のリニューアルや民間ウエブサイトからの申し込み受け付けなどを行ってまいりました。 また、ふるさと納税の過去3年間の実績といたしましては、平成28年度以降の寄附件数は65件、106件、60件、同じく寄附金額は149万2000円、548万円、115万5000円となっております。ただし、平成30年度の数値におきましては、平成31年2月末日時点でございます。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) それでは、質問席のほうから再度質問させていただきます。 まず初めに、総合公園についてでございますが、昨年も同じ質問をさせていただいたんですけども、本年度の総合公園の、とりあえず収支状況を教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 平成31年2月時点での総合公園の収支につきましては、収入が約2500万円、支出が約3800万円の見込みとなっております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 平成29年度と比べましたら、多分平成29年度の収入が2700万、そして支出が4000万、マイナス1300万かなと思いましたので、横ばいということで、ほぼ推移は変わらないという予測ができます。 私は、この公園が、ほんまに何もしなくて、ほったらかしのままでもこのように動いているというのは、やはりすごい魅力のある公園かなと私自身は思っております。宣伝もされることもなく、1月にほったらかしになったということでも、そういうふうに思われるのと、きのうも実は総合公園に行ってきたんですけども、四條畷ラグビースクールの卒団式とか、それからまた中学校の大阪府の大会の決勝のリーグ戦とか、いろんな大会もやってましたんで、本当にまだまだ売り上げの見込めるグラウンドではないかなと私は思っております。 そして、昨年1月の大方向転換がなく、人工芝の横にフットサルコートができてれば、もっともっと収入がふえてたのではないかなと思いますので、その辺もまた再度ご検討いただければと思います。 そして、昨年の12月度議会におきまして、今回のマーケット・サウンディングの参加者は、私はまず来ないのではないかなと予想していましたが、説明会に4団体が来たということは予想外であり、そしてまた2団体の応募があったということは、本当に予想外の範疇でございます。 その中で、先ほどの回答にもありましたけど、公園の魅力向上について、スポーツ施設の増設、そしてまた機能拡充の提案があったと回答いただいていますが、具体的にどんな提案だったのか教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 提案内容につきましては、園内広場や通路を利用したセグウェイ体験、シャトルバス運行によるシニア世代平日グラウンドゴルフ練習会、人工芝運動場ネットの支柱にカメラを設置して試合中の選手の動きを記録するサービスの提供、スポーツグラウンドの整備となっております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 これは、私の個人的な意見なんですけど、やはりある程度お膳立てをしてあげないと民間企業には振り向いていただけないのではないかなと思います。 例えば、昨年、大阪市のほうでも長居公園の活性化に向けた市場調査、マーケット・サウンディングが行われました。やはり、知名度、立地条件、そしてまた公園内の施設など、魅力のある施設にはいろいろな意見が出てくると思いますが、残念ながらこの総合公園、本当に大した意見は出ないんじゃないかなと。自分でこの総合公園を批判するわけじゃないんですけど、やはり立地条件は山の中、それから有料道路が取られる駐車場代、それから人工芝のグラウンドしかない。確かに山の中で、空気もよければ景観もええかもしれないんですけど、やはり企業にとっては私は魅力がないんじゃないかなと思います。 しかしながら、以前より、ずっとこの総合公園の質問をする中、私もこの議会の中で、障がい者の方々のスポーツを誘致したらどうですかという提案をさせていただきました。本議会でも、四條畷市心をつなぐ手話言語条例が可決され、手話や聾唖者に対する理解を深め、利用しやすいサービス提供や環境を整備するように努めることとしておりますということで、聾者の方のサッカー、デフサッカーというのがあるんですけども、子どもから高齢者まで、また障がいの有無にかかわらず、みんなで一緒に楽しむことができるものが数多くあり、生涯スポーツの推進、幅広い年齢層のスポーツライフを豊かにすることが大事だと思います。 そしてまた、31年度は、そのマーケット・サウンディングの結果を受け、検討を図り、民間事業者選定に向け作業を進められていく中で、やはりニュースポーツの推進等を含めたものを検討していただきたいのですが、その点はいかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 お答えいたします。 今後、総合公園につきましては、Park-PFIでの公園整備を進めるべく、公園建設費、維持管理費に係る財政負担の軽減や公園のサービスレベルの向上等を目的に、公園の特性、方向性を踏まえ、民間企業との対話を実施し、サウンディング結果とこれまでにいただいた意見を参考に事業を抽出し、管理運営方針を決定していきたいと考えております。 あわせて、議員お示しのニュースポーツの推進につきましても、総合公園だけではなく、市内全体で生涯を通じた学習、スポーツ、レクリエーション活動の支援、取り組みを進め、障がい者と健常者が分け隔てなく、ともにスポーツを楽しみ、体験することが図れるよう、庁内や関係機関との協議、検討を行ってまいります。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 すごく楽しみな意見もいただいたんですけども、やはりこの公園、何とか魅力のある公園にしていただきたいという部分で、私もいろいろと提案をさせていただきました。お金はかかりますけども、やはりそのお膳立てをすることによって、またはね返ってくるものがあるんじゃないかなと。特に、誰もがやってないこと、障がい者の方々のスポーツの振興という意味で、この前も提案させていただきましたけども、多目的グラウンドの売り上げが100万にもいかないということを聞いております。やはり、この多目的グラウンドが総合公園の全体的な収支のバランスの足を引っ張ってるんじゃないかなという部分で、今あるこの多目的グラウンドを、年間90万の売り上げから1000万、2000万に引き上げていけば、おのずから黒字が出るという部分がございます。このことも提案させていただいて、外野の部分を人工芝にして、そこで障がい者の方々が安心して運動ができるようなこと、またスポーツができるようにという部分も提案させていただきました。 その際は1億のお金がかかるということだったんですけども、その際でも、やはりそういうマーケット・サウンディングでいろんな企業とまたやっていけば、そういうのもすぐにペイができるんじゃないかなと私は思っておりますので、この魅力のある公園、ほっといてでも2000万、3000万上がる公園ですので、何とぞ皆さんのお力で魅力のある公園にしていただきますようよろしくお願いを申し上げまして、この質問は終わらせていただきます。 そして次に、こども園のことなんですけども、これも私はしつこいほどいろいろと質問させていただきました。そして、質問の中には、お金をかけずして建てかえる方法、そしてまた同じ場所に建てる案、この議会において提案をさせていただきました。建てかえに関しましても、急務を要しますとか劣化診断調査後とか、いろいろな回答もいただいて、待ちに待ったのですが、今回の公共施設再編(素案)を見て、今までの訴えがリセットされたような気がして仕方がないです。 中期計画で園を一つにするということだったんですけども、この中期というのはいつまでなのか教えていただきたいのと、また市庁舎跡地、また市民総合センター跡地を候補としているが、何年先の話で、この案がだめな場合は対案をどうお考えなのか、教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 まず、中期的に公立園を1園とする、いわゆる中期といいますのは約20年後を想定しております。 次に、市庁舎跡地に整備する案の場合、建てかえ移転する時期はおおよそ15年から20年以内としており、同様に市民総合センター跡地に整備する場合は5年から10年以内と予定しております。 今後、市民皆様からこれらの案に対してさまざまなご意見を頂戴する中、万が一、いずれの案も採用できないとなった場合、現時点において対案を持ち合わせてはございませんけれども、公共施設全体の再配置の状況に合わせて総合的に判断してまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 最短で5年、そしてまた最長で20年と。あおぞら棟がそれまでもつのかどうかというのも、また5年後、古くなったところに、子育て世代の方々を誘致するとか定住させるとか言ってるにもかかわらず、そういった劣化診断にも入らないような園舎に子どもを親御さんたちが預けたくなるのかという部分も、やはりそれも見据えながらそういう計画も立てていただきたいと私は思います。 昨年、市立の保育園とこども園に通わせる保護者の方々にアンケートをとられていましたが、忍ヶ丘あおぞらこども園を新たな施設として建てかえを行うとした場合に、あればいいと思う施設についてはという部分のアンケートをとられた際に、やはりお答えが、広い庭園、広い遊戯室、木々やビオトープ等の充実した自然環境との回答をいただいております。そしてまた、今後の忍ヶ丘あおぞらこども園のあり方についてというアンケートのお答えに関しては、現在の場所で建てかえをすべき、そしてまた現在の場所の近辺で新築すべきという回答をいただいております。 私は、保護者の方々のこういった意見をすごい軽視してるんじゃないかなと。やはり、行政主導の考えを押し当ててるように思います。 子育て世代の誘致、また定住を訴える中、やはり5年後、10年後のあおぞら棟を想像してください。安心して子どもを預けられるのかどうかを前提に今後の対応を考えていただきたい。 そして、市長は所信表明におきまして、待機児童の対策においては、受け入れ児童数をふやすための保育士増加が必要で、近年の確保が困難となっておりますということを述べられております。 昨年6月時点の待機児童の数は、平成30年6月1日現在で、国基準の待機児童が、1歳児3人、2歳児が2人、4歳児が1人、5歳児が1人の計7人でした。そして、入所保留児童数が、0歳児が2名と1歳児10名、2歳児8名、3歳児2名、4歳児1名、5歳児1名の24名となっていました。 今現在の待機児童の人数と、来年度の忍ヶ丘あおぞらこども園と岡部保育所の応募状況も教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] まず、本年の2月1日現在の待機児童数、これにつきましては、0歳児1人、1歳児6人、2歳児4人、4歳児1人、5歳児1人の合計13人となっております。 また、来年度の4月入所で、忍ヶ丘あおぞらこども園を第一希望として申し込まれた数なんですが、1号認定子どもを除きまして、0歳児が8人、1歳児5人、2歳児8人、3歳児1人、4歳児5人、5歳児1人、同じく岡部保育所を第一希望として申し込まれた数としては、0歳児が5人、1歳児5人、2歳児が3人、3歳児が1人、4歳児が0人、5歳児が2人となっております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) この結果を聞きましたら、待機児童はいてないんじゃないかなと思うんですけども、その辺はいかがなんでしょうか。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 来年度入所に当たっての待機児童、まだ細かい集計はできていないんですけれども、幾らかの待機児童は発生するような見込みを持っております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 待機児童の対策を解決するに当たり、やはり公立の保育園、そしてこども園では、教室が足りているのかどうか、教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 市立保育所、認定こども園では、現状、保育室の数としては足りているのかなというふうには考えておりますが、待機児童の解消に当たっては、今後、公立の保育施設だけでなく、民間の保育施設も含めて定員の確保を行っていく必要があることから、今後の保育ニーズを見ながら、適切な定員の確保を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 現段階において、教室も足りるということなんですけど、やはり保育士の確保というのがすごい困難になってると思います。本市に関しましては、地域区分が北河内7市の中で一番低いというのが最大の原因じゃないかなと私は思っております。 このことも以前には質問させていただいたんですけども、大東市と比べれば、大東市が100分の15、四條畷市は100分の6いうことで、同じベースになっても、やはり給料が違ってくるという部分、ある私立の幼稚園の園長先生がおっしゃってましたけども、教室はあるけども先生が雇われへんと、やはり補助金が少ないんで、我々が雇えば雇うほど赤字になっていくという部分のお嘆きをされてました。公立幼稚園のほうが教室があるんであれば、まずは何らかの形で、例えば100分の10に到達するような補助金を私立に出してあげるとか、そういうふうな部分もご検討の中に入れていただきたいという部分もお願いして、そういう先生の確保に努めていただきたいと私は思っております。 そして、この4年間、子ども・子育て世代の誘致とか定住、そしてまた待機児童の解消等の質問をさせていただきました。やはり最後は、この老朽化をした園舎の建てかえをお願いしたいと思います。個別施設計画の中でのこども園の建てかえに対してのプライオリティーはかなり低いと認識をしましたけども、南中の跡地を最優先するんであれば、市長がいつも言っておられる子育て世代の方々の誘致・定住を迎えるんであれば、やはり子どもたちの教育の現場を最優先に認識をしていただきたいと思いますので、その辺を強く強調いたしまして、この質問は終わらせていただきます。 最後に、自主財源についてでございますが、悲しきかな蔀屋地区、砂地区の市街化区域編入ということに関しましては、29年の12月度に質問させていただいたときとほぼ一緒の回答でございます。一緒の回答を出すいうことは、僕はやってないんじゃないかなと思ってます。いろんなことを言ってはりますけども、どういうふうな観点でその同じ回答が返ってきたかわかりませんけども、やはりもうちょっと、やってますということも述べてはりましたけども、同じような回答をしてるということは、僕はやってないんじゃないかなという部分を勝手に思ってるようにしておきます。 今、ちょうど四條畷市の砂地区との近隣で寝屋川の小路地区がかなり発展してます。今回も、日通が来るとか、24時間のスーパーが来るとか、もともと田んぼやったからやりやすかったかもしれないんですけども、その田んぼのところを、いろいろな組合とか何かをつくった、発想を転換してああいうふうにしたというのは、あれだけでも僕はすごい税金が寝屋川市には入ってくると思うんですね。 四條畷市の中で大型商業施設を呼べるという部分であれば、砂地域、イオンの南側のところとかがやはり唯一、大型商業施設を呼べる地域だと思いますので、今後引き続き、それとまた支援学校も10年間延長か何かなったというのも聞いておりますので、なかなか市街化区域に編入するのも難しい状況になってると思いますけども、その辺は諦めずに、やはり四條畷市の活性化、また大型商業施設、イオンが来るだけで約1億5000万ぐらいの税収が入ってくるんですので、その辺は長い目で見て、市街化区域に編入していただくような働きかけをしていただきますように、これはお願いをしておきます。 そして次に、ふるさと納税でございますけども、これも悲しきかな、平成29年に質問させていただいた。まず、自主財源の取り組みについてなんですけども、先にふるさと納税にいきます。 ふるさと納税についてなんですけども、いろいろとあれこれあれこれ、品かえ手かえやっていただいてると思うんですけども、まずクレジット決済とかを始められたということを回答されているんですけども、このクレジット決済の導入時期と、またこれまでの利用回数と、それに支払った手数料を教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 クレジット納付を初めとするクレジット決済システム、これにつきましては平成29年10月1日より導入し、民間のウエブサイトを通じた利用も含めまして、平成31年2月28日までで97件の利用がございます。また、手数料は合計で12万9031円でございます。 なお、手数料につきましては、民間のウエブサイトからの申し込み受け付け等の一部事務委託に係る委託料の中にクレジット関係の手数料が含まれておるため、クレジット決済のみの手数料で算出はできないということから、事務委託料も合計した手数料となってございます。以上です。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) こういうふうな形をとって、やはり求めやすくなったという部分は、すごいいいことだと私は思ってるんですけども、しかしながら、この3年間の数字がだんだんと右肩下がりになってるという部分がありますので、ちょっとその辺を聞いていこうかなと思います。 まず、お礼品のリニューアルとのことでしたけども、どのようにリニューアルしたのか、教えていただけますか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 お礼品のリニューアルにつきましては、例えば乗馬やカートなどの体験型のお礼品の追加や、平成29年12月15日からは、それまで1万円以上、3万円以上としていたところを、5万円以上などのコース、高額な寄附に対するお礼品の新設なども行ってまいりました。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 私も、四條畷市のホームページを見て、さとふるを利用されてると思うんですけども、さとふるを開いてみてびっくりなのが、確かに23品、品物が出てます。そのうち、詳しく言えば、Tシャツの色違い、サイズ違いが9点、コーヒーが4点、カートが2点、空揚げ1点、肉料理1点、扇子1点、カレンダー2点、サンタクロース1点、種類としたら8種類、23種類です。僕はこれをリニューアルしたんかなと思います。 ほんで、5万円の商品というのがサンタクロースなんですけど、5万円寄附してこれが欲しいんかなと、逆に何点出たんかなという部分ですね。3万円払って、揚げ物が欲しいのかなという部分もありますし、やはりこの商品を見て、魅力があるのかなと。ほとんどがTシャツに目が行ってしまうんですけど、1万円払って、Tシャツ、返戻品で欲しいのかなという部分があります。ましてや、市内の人が申し込んだら、市内の人には返納品がないということも聞いておりますので、やはりもっともっと、四條畷市には、天皇陛下かな、何かの献上品の賞をとったお菓子屋さんもあれば、「畷」と書いたスイーツ屋さんもありますし、四條畷を宣伝しているような商品がたくさんございますので、もっともっとそういうふうなところの地場の商品を開拓していかなければならないんじゃないかなと思います。 何かこれは、乗馬にしても、全て偏ったところからチョイスをしてるんじゃないかなと私は思ってますので、その辺もっと幅広い商品を、泉佐野のようには言いませんけども、泉佐野のような特化した取り組みをしていただいて、やはりこれも片手間でやっては僕はだめだと思うんですね。このふるさと納税こそが、一番、当たれば自主財源の増加につながっていく取り組みだと思いますので、もう一度、さとふるに載ってる四條畷市を見詰め直していただいて、四條畷市にはどういうふうな有名なお菓子、おかきも百貨店に納めてるおかき屋さんもありますし、いろんなお店があると思いますので、そういったところを生かしながら、バラエティーに富んだ商品をやっていただきたいと思います。 やっぱり目標をもって、例えば今これ見てたら、今年度なんか--前年度ですかね、115万5000円なんですね。こんなん、やってんのか、やってへんのか、こないして右肩下がりにしてるんでしたら、民間の企業やったら、もうやめときいなという部分があるんですけど、やっぱりやめられない理由もあると思いますので、やっていく以上は右肩上がりになるような商品設定をもっともっと、偏らずにしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、自主財源増加についてなんですけど、これがまた悲しきかな、27年3月度議会で同じような質問をさせていただきました。そのときの回答と、また全く同じような回答が返ってきてます。 まず、歳入の確保をいたしましたとか、市民税等の収納率の向上、そして大型商業施設周辺地区の市街化区域の編入とかいう形で、もうほとんどというか、ほぼ同じ回答が返ってきました。 確かに、大規模商業施設の市街化区域の編入は、もうこれは実行されたと思います。 ふるさと納税は、先ほど質問しましたけど、先ほどのような状況でございます。 そして、やはり一番伸びてるのが、市税等の徴収率の向上では、当時、平成25年では徴収率が94.4%とのことでした。この部分が、今年度もしくは前年度でも結構ですけども、この徴収率が上がってるのかどうか教えていただきたいのと、その当時、0.1%徴収率を上げることで700万円の歳入が増加するということでしたけども、今の現状はいかがなものか、教えていただけますでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 平成29年度決算での徴収率となりますけれども、現年課税分と滞納繰越分の合計で96.9%となってございます。0.1%徴収率が上昇した場合の額は、調定額により変動はいたしますが、平成29年度決算時の調定額で試算いたしますと710万円となります。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 25年度と比べたら、ポイントでいったら2.5ポイント、おおよそですけど、金額でいったら約1億7000万ほどが徴収のほうでされておられるということですので、これはすごい実績かなと思っております。 この2.5ポイント上がったという要因は、部長のほうで何だかわかりますでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 徴収対策課を中心に、税務課もそうなんですけれども、まず現年度をしっかりと納入していただくという取り組みに加えて、やはり公平・公正性を確保するというような観点での徴収対策課の活動などがこのような結果に結びついたのかなというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 100%とは言わないんですけども、1ポイントでも2ポイントでも上げれば、700万、1400万という形で上がっていくんですけども、ただ一つ、怖いのが、96.9%ということは3.1%がまだ未収ということで、それを金額に直したら約2億ちょいになると思いますんで、そんだけのまだ未収があるということですので、その辺も踏まえながら、1ポイントでも2ポイントでもまた多く取れるようなやり方をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、広告料なんですけども、広告収入のここ3年ぐらいの推移を教えてもらえますでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 広告収入の歳入額につきましてお答え申し上げます。 内容といたしましては、広報誌の広告掲載料、ホームページ広告掲載料、案内図版広告料、コミュニティバス広告料、保健事業予定表広告掲載料で、平成27年度から順に申し上げますと、632万円、平成28年度で558万円、29年度決算で576万円となってございます。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) この広告料なんですけど、これもまた横ばい状態で続いてると思うんですけど、横ばい状態の原因て何やと思いますでしょうか。上がっていかない原因ですね。ちょっと質問にはなかったんです。急遽の質問ですけど。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 検討は進めておるさなかにはございますけれども、いわゆる広告媒体の新たな確保というところが一つは課題かなというふうに思っております。また、新規の広告掲載希望者への働きかけ、そういったものも今後より一層必要かなというふうに考えております。以上です。 ○渡辺裕議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。 忍ヶ丘の駅とかにも四條畷市の広報とか、何か差すようなやつも置いてますけども、そこにも何か広告とかできそうなやつとか、掲示板とかにも広告を張ったりしてるところもあるんですけど、よう見てましたら、四條畷市の掲示板、汚いところがようけありますんで、まず、そういうところに広告を載せてくださいねと言うても載せてないところもやっぱり出てくるん違うかなと思うんで、一回その辺も見直しをしていただいて、こんだけ横ばいが続くんじゃなくて、ちょっとでも右肩上がりになっていくようなやり方を見つけていっていただきたいと思いますので、その辺も、自主財源というのは、項目としては七つ、八つぐらいしかないんですけども、私はこの辺はすごい税収増かな、玉手箱がいっぱいあると思いますんで、その辺を見据えながらよろしくお願いいたします。 まだ質問が残ってたんですけども、その辺をちょっと飛ばさせていただいて、以上で3点の質問をさせていただきました。やはり思いがこもってるもの、そしてこもってないもの、回答の重さが違うことが如実に今回の質問で思われました。やはり3年前の回答を用いるんであれば、同じ質問に対してこのような回答をしていただきたかったんです。進捗状況はこうで、こういう状況で3年間こういうことをやってきましたという部分を、そういうふうな言い方をするのが私はベターじゃないかなと思っております。それを同じ並行で同じ回答など、また横ばいだの、下がっているという数字の報告なんかは、四條畷市をよくする気があるのかなという部分で私は憤りを感じるものがあります。 何回かこの場で申し上げましたが、やっぱり我々は株式会社四條畷市の社員であって、出資していただいてるのは市民の皆さんだと思ってるんですね。その市民の皆様に対して、出資していただいてる方に対して、やはり利益を上げて還元するのが我々じゃないかなと私は思っております。それなのに、同じような回答をするだの、下がっていても平気な答えをするだのというのは、市民の皆さんに対してどう思ってるのかなと私は感じます。市会議員であっても、どういうふうにお金を生んでいくのか、お金を使うことを言うのは簡単でございますけども、やはりその部分、お金を生むこともここでは提案していかなければならないんじゃないかなと思っております。 いろいろと皆さんには苦言、提言を吐かしていただきましたけども、この4年間いろいろとお世話になってありがとうございました。4月以降、またこの場に戻ってくるように頑張っていきますんで、何とぞまたよろしくお願いしたいのと、次上がってきたときには、もっともっと苦言を吐いてやっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、私の質問終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○渡辺裕議長 以上で大矢克巳議員の質問は終わりました。 次に、議席12番 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 議席12番、なわて政新会の大川泰生でございます。 私は、2月定例議会の一般質問は、市民要望に基づき、次の問題について質問いたします。前向きな答弁をよろしくお願いいたします。 昨年12月議会で、学校整備計画に基づき、南中学校及び東小学校が閉校となり、平成32年度までに残された四條畷小学校の整備事業や通学路の安全対策などなど予算化が計画され、進められています。私は、今回、質問は、南野地域から二つの学校がなくなり、これまでと違う環境となり、これからの南野地域はどうなっていくのかという、その地域の皆さんの心配の声が聞こえてまいります。 そこで、次の三つの問題について質問いたします。 一つは、南中学校の閉校に伴う跡地活用についてであります。 市長は、私の昨年の12月議会の一般質問の答弁で、廃校になる南中学校の土砂災害警戒区域を除いた場所に防災機能を有するコミュニティー施設を整備していくと考えを明らかにいたしました。危機管理室に話を聞きますと、南野地域の防災避難所として南中の体育館を避難所として活用していく考えを聞いています。 南中跡地に新しく避難所を整備するまでと思いますが、南中の体育館には、ご承知のように活断層が走っていることが調査の結果、明らかになりました。また、土砂災害警戒区域の一部を除いて、その指定があります。地震や災害での南中学校を避難所としてこれまでと同じように活用する場合に安全の担保はとれるのか、改めて答弁を求めます。 二つ目には、南野地域の道路整備の問題であります。 南野地域から学校がなくなることは、これまでは地域のコミュニティーについては、学校を中心に、地域住民の皆さんや、また大人、子どもも取り組まれてまいりました。その環境を守るために、まちの安全・安心な道路整備に取り組むことは、その地域のまちづくりに取り組んでいくことに私はつながると考えています。特に、南野地域は全て道路が狭いため、すれ違いするのにも非常に困難な状況の道路となっています。また、そういった状況の中で、道路の拡幅も求められていることは、行政としてもご承知のとおりであります。 南中学校側の道路の拡幅、周辺道路の隅切りなどを含めた整備を求めるものです。これを機会に、南野地域全体に道路の整備などを含め、調査、検証に取り組むべきと考えますが、答弁を求めます。 3番目は、さきにも申し入れたように、南中学校の跡地活用について、さきの市長の基本方針については理解をするものでございます。 公共施設再編整備の検討が行われてます。私は、公共施設再編の統合、廃止などの案が提案され、これから市民との意見交換会などを進められ、市民参加で進められていくことを期待するものでございます。この公共施設再編整備の計画は進めていくものとして、南中学校の跡地利用の問題では、公共施設再編整備計画よりも特化した形で進めていくべきだとこれまでも提言してまいりました。 平成31年度に設計委託料など補正予算でも組み、地元の皆さんと一緒にまちづくりを進めていく姿勢を見せることが、南野地域から二つの学校がなくなるという環境にも理解をしていただけるのではないでしょうか、答弁を求めます。以上でございます。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの大川泰生議員のご質問につきましては、1点目の四條畷南中学校を指定避難所として活用するときの安全確保及び2点目の南野地域の道路整備については都市整備部長から、3点目の南中学校跡地の活用に関するご質問については総務部長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 南中学校を指定避難所として活用するときの安全確保につきましてお答え申し上げます。 現在、南中指定避難所は土砂災害警戒区域内に所在しており、土砂災害以外の災害時に開設、開放する運用としております。その上で、災害発生時には、開設担当職員等が目視による安全確認を行っております。したがいまして、南中学校が指定避難所として使用できない場合は、開設、開放するほかの避難所をご案内することとなります。 なお、南中学校が指定避難所としての機能を維持できるよう、適宜点検を実施してまいります。 引き続き、南野地域の道路整備について、順にお答えいたします。 まず、南中学校の跡地を利用した道路の拡幅については、2019年8月ごろに予定している公共施設再編に関する計画の策定後に総合的に判断してまいります。 次に、南野地域全体の道路整備の調査、検証については、南野地域を含む市域全体の道路等が都市基盤として重要な施設となることから、快適で安心・安全な道路をめざし、まずはそのあり方について検討を進めてまいります。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 四條畷南中学校跡地の活用に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 当該地の跡地活用につきましては、近隣にお住まいの皆様の安心・安全を確保する観点などから、できる限り早期に整備内容を決定し、工事着手しなければならないとの認識でございます。よって本年8月ごろの個別施設計画策定後において、当該跡地の整備を直ちに進めていく所存でございます。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) それぞれ担当のほうから答弁いただきましてありがとうございます。 それでは、改めて再質問をさせていただきます。 既に、私の3点の問題についての質問は、冒頭にも申し上げましたように、南中学校と東小学校がなくなるという状況から、何とかあの地域を、まちづくり、また環境、そういった問題にぜひ取り組んでいただきたい。3点の問題は、全て共通する問題でもあります。その点は、それぞれ担当部長から答弁がありました。これは共通していると私も思います。 そして、具体的な問題については、それぞれの担当部長からも答弁ありましたように、第2回の公共施設再編に関する市長との意見交換会が3月26日を皮切りに4月14日まで行われる、こういう計画が発表されてます。 私が心配するのは、この市長との意見交換会で一つの案に絞ることができるのかどうか、この点、非常に心配をしてます。総論賛成、各論反対という、そういう文言もありますけども、そういったおそれがあるのではないか。 今回、意見交換会に提案される案を見てみますと、特に私は今回、南中の跡地利用の問題を質問しておりますので、南中だけ取り上げますと、そんなに反対はないんではないかなと--私個人の意見ですけども、そのように受けとめてます。ああいう形ができれば、南野地域の皆さんも本当に安心して、南中学校や東小学校がなくなった後の利用として有効に使えるというふうに思いますが、ここでお聞きしたいのは、この意見交換会の後、ことしの8月ごろには個別施設の計画策定後において、当該跡地の整備を--当該跡地といいますと南野地域を指していると私は理解するわけですが、整備を直ちに進めていく、こういったお答えがあります。 この当該跡地の整備を直ちに進めていく、この直ちというのは、どういった時期を示しておられるのか。私が当初から、再編整備計画よりも特化して、ぜひ先にやるべきだ、こういった質問いたしました。それと言葉は違いますけども、そういうことを理解していただいて、こういう直ちに整備を進める、このように答弁があったんではないかと、私はいいように理解してますが、その点はいかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 先ほどお答えいたしました、当該跡地の整備を直ちに進めていくという考えでございますけども、あくまでも議員お示しのこの南野地区だけを特化したということではなしに、市全体の公共施設を、今後、これ市民共有の財産、当然ながらなっていくわけでございますので、あくまでも本年8月ごろの個別施設計画策定後において、その措置を何よりも率先して対応していきたいと、そういう意味合いでご答弁させていただきましたので、ご理解いただきたいと存じます。 ○渡辺裕議長 会議の途中ですが、ただいまより3時15分まで休憩いたします。時に午後2時58分 ○渡辺裕議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後3時15分 ○渡辺裕議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) それでは改めて、先ほど総務部長からご答弁がありました。一つは、総務部長の認識と私の認識がちょっと違い、受けとめ方が違うんかなというふうに思いました。 基本答弁の中では、本年8月ごろの個別施設計画策定後において、当該跡地の整備を直ちに進めていく、この当該跡地というのは南野地域、ここに私は理解したわけですけども、先ほど総務部長の答弁でも、全体という、そういう意味合いのという答弁を私は聞こえてきたわけですけども、私の理解が間違っているのか。この当該跡地というのは、南野地域、特に南中の問題を指摘しているのか、その点、改めてご答弁をお願いします。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 基本答弁の中にございます当該跡地の整備ということで申し上げておりますので、基本的には南中学校跡地の土地のことを指しております。以上です。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 確かに、当該跡地の整備を直ちにと言うても、一定の期間がありますので、先ほど同僚議員の個別施設計画策定後にという関連も、短期で5年、長期で20年という、そういう幅が紹介されていましたけども、私がこの南中の跡地の活用については、8月までに一定の市民の皆さんのご意見を聞いた上で、それでうまくまとまれば、一定直ちにということについてもわかりますよ、それは。すぐそれをやるとか、これからやっぱり検討していかなあかんし、しかし、私、お願いするのは、やはり8月ごろの策定後に、具体的に南野地域の皆さんと、まず話し合いができる具体的な方向性、案としてはまとまっても、今度は南野地域の皆さんに、私は意見を直接聞いていくことも大事だと思うんですね。 といいますのは、やはり南中学校と東小学校は廃校になったわけですから、跡地の問題については、具体的に自治会からも要望書が出たり、廃校反対という意見もありましたけども、今後の問題についても具体的な形で要望されておりますので、私は、決してすぐやるという受けとめ方してないです。やはり時間はかかる。それでも、まず地域の皆さんに具体的な進め方について問いかけていきたいと、ぜひ行ってほしいという思いがあるんですけども、その点いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 今回、南野地域から学校が2校廃校になるというようなことを前提に考えますと、地域住民皆様の安心・安全をどのような形で確保し、その意見を取り入れるかというのは非常に大事な観点であると考えております。そのような観点も含みつつ、今月末から意見交換会を、市長を初め私どもも参加して行ってまいります。その中では、本市のまちづくりの未来像と再編に係る諸課題等について、南野地域方々も含む市民皆様との思いを共有するというようなことが非常に大事だなというふうに考えております。 その中で、最終的には本年8月ごろには計画が策定に至るというふうには考えておりますけれども、その後、計画が決定した場合に、先ほど申し上げましたように、当該地域の整備というのは直ちに整備しなければならないという考えでいておりますので、それに関連する予算なども議会のほうにもお示しするということになろうかと思います。そういうことも含めまして、ご理解いただければなというふうに思っております。以上です。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 前向きな総務部長の答弁で、南野地域の皆さんも少しは安堵されるんではないかなと。予算という問題も出てきましたので、そしたら次の道路整備の問題です。 ご承知のように、富田林線が、かなり田中医院から163号線まで混むということで、南の田中医院の信号のところから南野地域へ入って、畷中の部分の迂回して163に上っていくという、そういうコースが非常に最近ふえてるということなんです。しかも、枚方富田林線もすぐできるわけじゃありませんし、まだ本当に地についたところで、市民の意見を聞くということが終わって、次は、段階がありますので、すぐそれが工事に入れるということもありませんので、そういった意味では、南中学校の跡地の活用と同時に、道路整備も、私は本当に重要な課題になってきておると思うんですね。 そういう認識は、先ほど都市整備部長からも答弁がありました。具体的に、南中学校の跡地活用と同時に、当然整備計画のね、道路の、進めていかざるを得ないと思うんです。例えば、南中の周辺道路、それについては、ちょうどぐるりと南中学校を囲んで道路がありますので、当然広いところもあれば狭いところもあります。そういった意味では、あそこが避難所となるという場合には、道路の整備もやはり必要になってくると、そういうふうに私は考えているわけです。また、地元の皆さんもそういう思いがあるんですね、何とかしてくれるんではないか。 やはり、南野地域は、四條畷全体を見ても、一番道路が狭い地域なんです。そら全部が全部、拡幅とか、それは非常に難しいと思いますけれども、まずできるところから進めていく、特に南中の跡地活用とあわせて、できるところから進めていく。例えば、隅切りをやるとか、また道路の拡幅をやるとか。何ぼ言うても、できないところはできないわけですから、あの地域は狭いから。そういう点は、今後、跡地利用の問題が進む中で、そういうことも当然都市整備部としては考えていかれるのかどうか、その点、改めてご答弁お願いします。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 当初答弁でお答えさせていただいたように、まずは公共施設再編に関する計画の策定で、南中が一体どういう形になるのかというところが一番やと思うんですね、それを考えなければいけないというところと、当然、狭い道路についてはというところは、考えは持っておりますが、まずは公共施設再編の計画を策定後に総合的に判断するというところになると思います。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) そうしますと、南中の跡地活用の方向性が決まれば、道路整備も、あの周辺はできるというふうに受けとめていいのかどうか、その点いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 南中の跡が何になるかによって変わってくると思うんです。最初から道路整備、拡幅もありやという形では、ちょっとないと思います。何ができるか決まった後にということでお答えさせていただいてるところでございます。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) いやいや、都市整備部長の気持ちもわかりますよ、それは。まだ確定じゃないですからね、市が出した案については。意見交換会の後に、今、出されてる3案の中の一つとして、具体的に南中をこうしていきたい、これは方向性としては一致してるわけですよ。 私が聞いてるのは、そういう方向性が決まって、どういう形になるかというのは、方向性が決まるわけですから、その中では当然道路の整備計画もあわせて僕は必要じゃないかということを言うてるんです。 そうすると、都市整備部の考えと私の考えも一致してますし、また総務部長の考えも一致してますから、それは答弁はそういう形で言えるんじゃないですか。その点いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 気持ちは重々あるんですけども、まずはそこが何になるかによって、その利用形態によっては、道路に供出される部分というのは当然あると思うんです。その意見の中ではあると思うんですけども、そこは十分に、そこが何になるかというのを見きわめた上で判断したいと思います。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 答弁しにくい部分だとは思いますけれども、これはぜひ、これからまだまだ市民の意見交換会もありますので、その中で方向性が決まれば、道路整備もどうやっていくかということも決まっていくというふうに私は受けとめて、ぜひ具体的に検討いただきたいと思います。 もう一つは、南中の避難所の問題なんです。 先ほどご答弁がありましたが、特に今、使おうと思うのは体育館という、そういう話もありますし、また教室という話もあります。当然、地震が起きれば、体育館、プールの間を活断層が走ってるわけですから、地震のときには非常に使うことは難しい問題があると。 そうしますと、要するに土砂災害の場合には、今でも土砂災害の警報が出た場合には、今は四條畷小学校、避難所として利用するように要請してると思うんです。しかし、それ以外の土砂災害も含めてですけども、緩やかなそういった災害の場合には、私は南中学校でもいいと思うんです。 しかし、体育館は非常に危険だと。教室をいかに利用するかということを私は考えていただきたい。プールから南中学校の教室までの間では、30メートルという、であれば多少安心な部分があると。そうしますと、話を聞きますと、教室の真ん中ぐらいまでは大丈夫だという、真ん中から大丈夫だという意味では、中学校の教室も避難所として活用できる、私はそう理解してるんです。 そうした場合、利用してないわけですから、今は水道とかガスとか電気とか、特に私が心配するのは水道なんです。ただ、ずっと使ってない場合には、泥水が出てきたり、さびついた水が出てきたり、恐らくそういうことも可能性はあるし、水道を、現在の段階では飲み水に使えるかどうかというのも非常に問題が起きるんではないかなと。 仮に教室を使うとしても、そういった整備については、常にやっていけるのかどうか、その点、改めてひとつご答弁お願いしたいと思います。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 南中学校を指定避難所として機能を維持できるように、適宜点検のほうはやってまいりたいと思います。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) そうすると、私が言うた、点検といいましても、今ずっと水道の場合は出してないという問題がありますやんか。そういった安全な部分というのは確保できるんかどうか。特に、電気は、ガスはできますけども、水道の場合は、いろいろさびたり、そういう問題があるし、飲み水に使えないという問題も出てきますので、常に点検するということに理解をしていいのかどうか、その点いかがでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。
    ◎亀澤伸都市整備部長 適宜点検というところなんですけども、当然台風シーズン前であったりとか、そういうときにやってまいるというところでございます。 すみません、飲料水なんですけども、飲料水については、市のほうで別で、学校の水道水と別で用意するような形で行ってまいります。 ○渡辺裕議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 水道の問題に絡んで言えば、確かに別の飲料水を使わなければならない状況が、これは出てくると思うんです。そういう点はぜひそういった、今、担当部長のほうから答弁があったような形で、避難者の皆さんの安心・安全を守るという、そういう立場で一つは取り組んでいただきたい、このように要望しておきたいと思います。 今回、南野地域の学校の跡地、また道路整備、また避難所の問題など、まとめて質問いたしました。最初、冒頭で言いましたように、これは全て関連する問題でありますので、ぜひ南野地域の皆さんに、ひとつ期待が持てるような議論を行政としても積極的に行っていただきますように最後にお願いして、私の一般質問を終わります。以上です。 ○渡辺裕議長 以上で大川泰生議員の質問は終わりました。 次に、議席6番 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) それでは、皆さん、こんにちは。議席6番、なわて政新会の吉田裕彦でございます。 3月に入り、雨の多い日が続いております。しかしながら、20日には長崎を始まりに桜が開花し、ことしの春の訪れも早い様子であります。 さて、先日、市長より平成31年度の市政運営方針が発表されました。市長就任から2年、初年度は「種まき」に当たる年として、市政の基盤となる組織体制と財政の改善強化に努めてこられました。続く2年目は「芽吹き」の年と位置づけ、「日本一前向きな市役所」を掲げ、検討結果の実践と新たな協働体制の構築に全力を挙げて取り組んでこられました。これらを基盤に、平成31年度、折り返しの3年目は、種から芽吹いた成果を成長させていく年、テーマに「育ち」を掲げて新たな歩みを進められます。従前にない方針を示し、順を追って進む市政運営に大いに期待するものであります。 それでは、通告書に従いまして、2期目最後の一般質問を行います。 まず初めに、旧国道170号(府道枚方富田林泉佐野線)の拡幅についてであります。 1点目は、事業主体である大阪府の動向についてお聞かせを願います。 2点目は、平成31年度における大阪府とのその取り組みによる本市の対応についてお聞かせを願います。 次に、昨年9月定例議会におきましてお聞きいたしました農業に関しての生産緑地法改正に伴う都市農地の振興と農地の保全についてであります。 時の議会で、複数所有者の農地が指定された生産緑地地区で、一部所有者の相続等に伴い、生産緑地地区の一部解除が必要な場合に、残された面積が希望要件を下回ると生産緑地の地区全体が解除されてしまうという、いわゆる道連れ解除が発生するような事案が見受けられることから、国において生産緑地法等の改正があり、生産緑地地区の指定下限面積の緩和が設けられ、市が条例を制定すれば、現在の500平方メートルから300平方メートルまでに引き下げることが可能であります。いわゆる生産緑地の下限面積についてであります。 そこでお伺いをいたします。 1点目、現在の状況についてお聞かせ願います。 2点目、今後の進め方についてお聞かせ願います。 以上、2項目、4点の質問でございます。誠意あるご答弁、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの吉田裕彦議員のご質問につきましては、1点目の旧国道170号の拡幅に関するご質問及び2点目の生産緑地の下限面積に関するご質問それぞれについて、都市整備部長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 旧国道170号の拡幅につきましてお答え申し上げます。 まず、事業主体である大阪府において、平成30年度上半期に国道163号と交差する東中野交差点から南側約300メートル区間の現地測量及び概略設計を発注され、平成31年2月末に業務が完了したと聞き及んでおります。 また、平成31年度には、大阪府との協議の上、さきの設計検討で作成いたしました道路形態等を沿道地権者に示し、さらに地権者を初めとする地域の皆様に道路拡幅に向けての理解を深めていただくよう調整を図ってまいります。 続き、生産緑地の下限面積に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 まず、現在の状況については、大阪東部農業協同組合から昨年6月に提出のあった下限面積の引き下げの要望、平成30年度第1回都市計画審議会や農業委員会からの意見等を踏まえ、下限面積の引き下げに向けた庁内検討を行っているところでございます。 次に、今後の進め方としては、この検討結果を踏まえ、条例素案の策定に取り組んでまいります。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) それでは、質問席から順次再質問をさせていただきます。 それぞれ2項目にわたりましてご答弁をいただきました。 まず初めに、旧国道170号拡幅について再質問をさせていただきます。 先ほど、部長のほうからご答弁がありましたように、測量、それから概略設計が平成31年、ことし2月に完了したということであります。 その結果、当然完了するということは、測量等の図面や、また概略設計の成果の内容とか、そういうふうなものはでき上がってるのかどうか、その辺についてご答弁をお願いいたします。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 2月の勉強会にて、当該区間の課題に対する検討方針の整理、設計条件を踏まえた横断面の構成比較検討案を確認しておりますが、最終成果につきましては、来年度4月予定しております勉強会にて報告を受けることとなっております。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 最終結果については来年度4月、まあまあ言いますと、この4月やという回答かなというふうに思います。質問ちょっと早いかなということでございますけども、2月議会、ここでじゃないと質問ができませんので、その内容的には、まだまだそこまで出てけえへんということであります。 それは理解しましたんで、ほな、1月、2月、工事というか測量事業をされておったと思うんですけども、私も見受ける点が多々ありましたので、測量してる中で、地権者の部分においても見ておられると思いますけども、そこで聞きたいのは、地権者の説明等に係るスケジュールとか、そういった部分についてはどういうふうにお考えであるのか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 4月の勉強会にて、地権者に説明する内容やスケジュールを、大阪府と協議の上、決定していきたいと考えてございます。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 4月を回らんと答えが出えへんのかなというふうに思います。まあ、いいです、後でまとめでやりたいと思うんですけど、そこで府の協議で進めると。あくまでも勉強会等々でやってこられたと思うんですけども、そこでちょっと聞きます。 昨年11月に国の予算聴取会、私も行ってまいりました。課長、部長もおられたんかな、副市長もいらっしゃったと思います。その中で、いろいろ案がありまして、要望等々、私も参加をしまして、発言の機会をいただき発言をしてきたんですけども、そういった形の中で、予算聴取会で行って、その要望等の部分については、進捗状況等について、部長のところにはフィードバックされてくるのか、その辺についてお聞かせ願えますでしょうか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 引き続き、本区間の位置づけの向上、府の優先順位を上げることなどを図るべく、まちづくりを進めることや、市の協力体制、それから地元調整などに協力すること、その上で地元合意が得られれば歩道整備を進めるという方針のもと、大阪府とともに早期事業化に向けた検討を進めているところでございます。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 今ご答弁あったように、早期検討を進めていく、そういうのは、やっぱりそういう形でフィードバックがされたということでありますか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 はい、そのとおりでございます。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) ありがとうございます。 そういう形で府との連携がきっちりいってたらいいんですけども、先ほど、同僚議員からのほうも、一定この旧170号の拡幅についてありました。 勉強会等で進められているのも承知をしてるわけでございます。私も、29年から、市長就任されたときから、3月議会、昨年の2月議会、今回でこれ3回目になるわけなんですけども、私は何でこういう形で毎回毎回、この年度末の議会で言うかというのは、今これが四條畷の大きな発展に寄与してる、ここがやはりネックであるというのは皆さん承知していただいてると思います、道路網の問題。道路ばっかり、私、市道も言うてるんで、道路マンじゃないんですけども、やはりここの地に生まれ育って、ここが数十年変わらない。前の議会、昨年度も申しましたけども、その中で、やはりここが一つのネックやなと。 おかげさまで、東を向いて行けば、北に向かって道路は拡幅されて、今、忍ヶ丘等々には大変非常に利便性の高い部分はなっております。その中で、勉強会で進められてる部分、よくわかります。 そこで聞きたいんですけど、勉強会ではどういう内容で、どういう、大阪府の部分で、やる気があるのかどうか、その辺について、部長、ご答弁願えませんか。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 先ほど来、勉強会ということで使わせていただいてるんですけども、大阪府と協議する場であったり、大阪府と市の職員との共通の認識というところを確認する場であったりとか、その知識であったり、いろんなことをその場でやるという形で勉強会というふうに申し上げてるんですけども、その中では、大阪府とともに進めていこうということでは話ができているということでございます。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) それはわかるんです。 この旧170号、私が何で今言うかというのを、やっぱり大東が阪奈道路から北に向かって、歩道の拡幅が進められてます。また、四条畷の駅の東側のいろいろなまちづくりも見えてきてます。今、現に学園の上の住宅が、もう壊してる最中かな、幕張ってますよね。やっぱりまちづくりが、以前、同僚議員からの紹介もありましたように、進みつつある。 だから、四條畷、そこから先、163にかけた北側の道いうのは、やはり市がやっていかなあかん。主体事業は大阪府ですけども、市もともにやっていかなあかんいう部分であると思います。だからこそ、府への要望等々はやっぱり欠かせないなというふうに思うわけでございます。 そこで、ここで副市長にちょっと聞きたいんですよ。一緒に行きましたよね。府の部分について、熱く言っていただいた部分もあるし、女性の観点から、やっぱりあの道、四條畷へ来られてまだ1年等々でございますけれども、やはりあれが大きく発展に寄与してるんじゃないかなと思うんですけども、その辺どう思われるでしょうか。 ○渡辺裕議長 副市長。 ◎林有理副市長 先ほどの吉田議員からのご質問にお答えをさせていただきます。 確かに、通行量も多い道路ではございますので、発展に寄与していくというのは、そうであろうというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 急に振りまして申しわけないです。市長には、昨年振ってますので、いろいろと聞いておりますので。 その中で、本当に、道、やはり発展に寄与してるいうことでありますし、また今、その先には、やっぱり四條畷市の都市計画道路延伸もかかっておりますし、それをばっかり言うてたら、財政面がしんどいのも承知はしております。でも、発展とともに、やっぱりこれは考えていかなあかん問題かなというふうに思いますので、今後とも、いろいろな要望等々あると思います。市長も一緒でございますが、また、国への要望等を重ねられて、何とか進むようにご協力いただければなというふうに、この最後の議会でも発言をさせていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。 続いてまいります。 次に、生産緑地の下限面積についてお聞きをするわけでございますが、基本答弁から、今後の進め方として、この検討結果を踏まえて、条例素案の策定に取り組むということでございます。 そこでお伺いいたしますが、近隣他市の動向ですが、本市を除く北河内6市の生産緑地の下限面積の状況はどのように進んでいるのか、その辺についてご答弁お願いをいたします。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 お答えいたします。 寝屋川市及び枚方市が生産緑地地区の下限面積に関する条例を制定済みであり、門真市及び大東市が平成30年度内に条例制定に向け、進められていると聞き及んでございます。また、守口市及び交野市では、現時点において条例を未制定であると聞き及んでおります。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) ご答弁をいただきましたように、周辺においては、既に生産緑地の下限面積の条例化が進んでおります。 本市ではいつごろ、先ほど前向きな基本答弁であったと思うけど、条例化の制定を考えているのか、その辺についてお聞かせを願います。 ○渡辺裕議長 都市整備部長。 ◎亀澤伸都市整備部長 来年度中の議会上程をめざしてまいりたいと考えております。 ○渡辺裕議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 来年ということは31年度の部分で、これについては、やっぱりやっていただかないと、道連れ廃止という問題が多々あります。 先ほど、同僚議員からの質問もありましたけども、やはり一定、市街化がある中、砂地区の部分も、財政面ではやっぱり生産緑地等々は非常に税金が安うございまして、プラスに転じないという部分をよく承知はしておるんですけど、私も含めですけど、農業に携わる者としては、先祖代々からしてきた部分で、やっぱり残していきたいという部分もあります。 しかしながら、私から下の部分においては、そういう部分も今後は世代が変わり、どうなっていく部分はわからないんですけども、あのエリアで非常に、前の北高、今の交野支援学校あたりでは、まだまだ農業をやりたい人、あそこは調整区域なんで、生産緑地でも一部生産緑地地区が入っておりますので、そこで道連れ廃止というものが起きるところもありますから、その辺含めて、まだまだやりたい方もいらっしゃる。いろいろ、やる人、やらない人、年の加減でできない、後継者がいてないいうところもあります。だから、非常にその辺は私も言いにくいんですけども、見せていただいて、やっていただきたいなというふうに思うわけでございます。 それと、今ありましたように、31年度ということであります。生産緑地は、市街化区域内の農地保全の観点や、隣接する生産緑地が解除となった場合、みずからの意思とは別に解除となる、いわゆる道連れ廃止の助けにつながることから、さまざまな手続があると思いますが、できる限り早い段階で条例の制定をお願いいたしたいというふうに思います。 私の質問は、これで、条例化に進めていくよという今の答弁をいただいたんで、非常に喜ばしいことでありますし、そないして、今申しましたように、我々の部分もいいんかなと、特に西部地区では多いように聞いておりますし、条例化に向けて、なるべく早い段階で進めていただきたく、お願いをいたします。 以上、これが私の質問でございます。 最後に、市長初め理事者の皆さんにおきましては、2期目の4年間、非常にお世話になり、さらなるご指導、ご鞭撻をいただいて、ここまでやってくることができました。非常に感謝をしております。次、6月議会にまた顔を出せるように、また努力をしたいなというふうに思います。 そして、森田教育長におきましては、一番しんどい四條畷市の教育問題についてご尽力いただいた。また、私としては、個人的には同じ地域にいろいろ先輩でいられた部分、いろんなご相談をさせていただき、本当にご苦労さまでございました。この場をおかりして感謝申し上げます。 それと、いろいろ言いたい部分は委員会で言っていただきましたんで、子どもの成長を見ながら、また本市に対しますご協力をお願いして、2月定例議会の一般質問を終わります。以上です。 ○渡辺裕議長 以上で吉田裕彦議員の質問は終わりました。 次に、議席9番 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 議席9番、市議会公明党の小原達朗でございます。 今期最後の議会を迎えるに当たりまして、この4年間、短いようでもありましたが、実に多くの変化がありました。特に、現東市長が誕生してからは、大きく機構改革もあり、組織改革も行われました。一方で、先駆的な取り組みも積極的に取り入れ、一昨日も、シティプロモーションの観点から、京橋駅に四條畷市の大型の広告を3月25日から31日まで大々的に掲げることを決められたことは高く評価したいと思います。私も、平成26年6月議会で、流山市の事例を参考に、本市も主要駅にプロモーション広告をと訴えてきただけに、喜びもひとしおであります。 それはさておきまして、本日は3点にわたって質問をいたします。 初めに、行政事務のICT化についてであります。 本市の行政事務のICT化についてお伺いします。 業務の効率化、コストダウンまたは災害時の対応にも強いクラウドシステムを、平成25年3月には基幹系システム、そして翌平成26年3月には財務会計システムに導入していただきました。それ以来5年間、クラウドシステムの運用状況と進展状況、例えば固定資産台帳のシステム化、新会計基準や番号制度などへの対応など、さらに事実上どれだけのコストダウンが図られたのか、ご答弁をお願いいたします。 また、東市長には、スマホを用いた道路通報システムや電子マネーによる証明書発行手数料の支払い、電子母子手帳など、業務や市民の利便性を考慮したICT化には積極的に取り組んでいただいておりますが、本市のICT化についての位置づけ、また構想はどのように考えておられるのか。市政運営方針でも、私どもが要望しておりました住民票などの証明書をコンビニ交付できるシステム構築を表明されました。これ以外にも、将来的にはどのような構想をお持ちなのか、お聞かせください。 2点目であります。 風疹対策について。 先日、国のほうでは2018年度第2次補正予算が成立し、この中には、現在、感染拡大が懸念されている風疹の予防対策費も計上されました。特に、39から56歳男性は、これまで接種の機会がなく、抗体保有率が79.6%と他の世代に比べ10ポイント以上低かったため、集中的に予防接種を実施することで抗体保有率を90%台に引き上げようとするもので、今春から2021年度末までの3カ年間、無料化となります。 風疹は、妊娠20週ぐらいまでの妊婦が感染した場合、生まれてきた赤ちゃんが難聴や白内障、心臓病などの先天性風疹症候群にかかり、深刻な障がいが残って、死亡するケースもあります。風疹患者が1万7000人近くに上った2012年から13年には、45人が同症候群と診断され、そのうち11人が1歳半までに亡くなっております。本市での実施体制についてお聞かせください。 3点目は、四条畷駅西側駐車場についてであります。 これは、先ほど同僚議員からも同様の質問がありましたので、重なる部分もありますが、ご理解のほどお願いいたします。 大東市と共同で駐車場用地として貸し付けを行っている四条畷駅西側駐車場について、敷地の半分強を所有している大東市側から駐車場を全面廃止したいとの申し出があったとの報告を1月24日付の文書で受けました。当駐車場への出入り口は大東市側にあることから、土地の等価交換を行えば、四條畷市側の駐車場を引き続き利用できると大東市側より打診があったとのことです。本市としても、これまでと同様、駐車場として存続させたいので、等価交換に応じる旨のご報告でありました。 ところが、2月20日付の文書報告では、一転して、駐車場は3月末をもって一旦閉鎖するとのことであります。 そこでお伺いします。 当初の等価交換の話はどうなってしまったのか。 また、一旦閉鎖とは、駐車場用地として残す可能性は残しているのか、あるいはその可能性はなくなったのか、ご答弁を求めます。 1月24日から2月20日までに、どのようないきさつがあって、このようになってしまったのか、その際、大東市と商店街との協議は何回行われ、商店街の理解は得られたとお考えなのか、ご答弁を求めます。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員の質問に対し、答弁を求めます。市長、どうぞ。 ◎東修平市長 ただいまの小原達朗議員のご質問につきましては、1点目の行政事務のICT化に関するご質問及び3点目のJR四条畷駅前西側駐車場に関するご質問については総務部長から、2点目の風疹対策における本市の実施体制については健康福祉部長からご答弁申し上げます。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 行政事務のICT化に関するご質問に対しまして、順次お答え申し上げます。 まず、平成25年度に本稼働した基幹系のクラウドシステムにつきましては、これまで大きな支障もなく、安定的に運用しております。 その後は、文書管理・グループウェアシステムや人事給与システムなどに導入し、クラウド化を進めている状況にあります。 また、運用コストに関しては、基幹系のクラウドシステムに移行した25年度とその前年度を比較しますと、20%程度の削減効果がありました。 次に、本市における行政事務のICT化の位置づけ及び構想については、働き方改革や行財政改革などの重要施策の推進に活用すべきとの認識であり、今年度策定する(仮称)ICT・IoT活用指針に基づき、効率化を図ることが見込める行政事務を抽出し、ICTを積極的に活用していく考えでございます。 続き、JR四条畷駅前西側駐車場に関するご質問に対しましてお答え申し上げます。 議員お示しのとおり、本市が駐車場としての利用が継続できるよう、大東市所有の進入路用地と本市所有地との等価交換についての提案を大東市から受け、今後も駐車場としての利用を継続するため、等価交換に応じると、12月10日に開催した大東市・四條畷市広域連携会議において大東市にお伝えしたところであり、その内容を1月24日付の文書で議会に情報提供させていただいたところでございます。 しかしながら、12月下旬に等価交換後の想定土地面積等による時間貸し駐車場としての収支試算を現在契約中の駐車場事業者のもと行った結果、1月24日付、議会に情報提供した直後に、現貸付料から大幅な減額となる旨、当該事業者からの試算結果の報告があり、その内容を受けて、2月18日に庁内で協議を行い、当該地の利活用策を個別施設計画の策定過程において十分に検討する必要があるとしたことから、進入路用地の等価交換を前提としつつも、駐車場としての契約は一旦取りやめることとした経過にございます。 なお、当該方針の見直しを行う際には、大東市及び地元商業団体との協議は行っておりませんが、その後、2月22日に地元商業団体に情報提供等を行ったところであり、今後も引き続き丁寧な対応に努めてまいります。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 風疹対策における本市の実施体制につきましてお答え申し上げます。 議員お示しのとおり、風疹の第5期の定期接種を39歳から56歳までの男性を対象に実施することが国において決定したところでございます。国が示した実施の手引きにおいては、無料クーポンの発行及び定期接種の受診案内を送付した上で、抗体検査の結果、抗体価の低い人に定期接種を実施するとされております。 このため、本市においては、定期接種を円滑に実施するためのシステムの改修費用の算定及び定期接種等を実施する医師会等の関係機関と調整している状況でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) それでは、本席より再質問をさせていただきます。 まず、ICT化でありますけれども、クラウドに関しまして、支障もなく安定的に運用されてるということをお聞きしました。また、運用コストも、20%程度の削減効果も確認されておるということで安心した次第であります。 それで、ご答弁で、今年度中に策定する、(仮称)ではありますけど、ICT・IoT活用指針とはどのようなものなのか、またIoTとは何なのか、ICTとの違いに注目してお答えください。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 (仮称)ICT・IoT活用指針とは、本市における行政事務のあり方を見直し、効果的、効率的に行政需要に対応するようICT化の活用を図るための指針とするものでございます。 なお、IoTとは、モノのインターネットと訳されるもので、さまざまなものをインターネットにつなげることをいいます。一方のICTとは、インターネット等の通信技術の総称をいいます。両者の違いは、ICTは技術そのものをいうのに対し、IoTはその技術を用いてさまざまなものをつなぐことをいう点にございます。以上でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) よくわかりました。例えば、スマホで自宅の家電製品をインターネットを通じていじるとか、これがIoTということなんですね。よくわかりました。 効率化を図ることが見込める行政事務を抽出して、積極的にICT化を活用していくという基本的な方針が示されました。その方針のもと、ICT化の戦略的な位置づけはどのようになっているのか。例えば、ICTの今後の構想については働き方改革を示されておりますけれども、これは在宅勤務あるいはテレワークなどを想定されてのお話なのか、お答えください。つまり、ICT化が事務の効率化という一つの物差しだけでなく、働き方の多様化に順応していける人事制度改革という次世代に対応していけるICT化も戦略的に位置づけようとされているのかどうか、ご答弁ください。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 ICT化の今後の構想についてでございますけども、行政事務の効率化により生み出した時間を活用し、市民サービスの質の向上を図ることはもとより、職員が出張先など庁外から電子決済を行うことや収集した情報をその場で共有できるようにするなど、多様な働き方を可能とするネットワーク環境の整備を予定しているところでございます。 議員お示しの在宅勤務、テレワークなどの実施につきましては、さきに申し述べたネットワーク環境により実現可能でありますけれども、現状においては、その服務管理及び勤務形態等の調査研究を要する時期にございます。以上でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 当然、国から言い出してきた働き方改革で、本市も市長を中心に一生懸命取り組もうとされてるわけですけど、いずれにしても、こういった在宅勤務とかテレワークも、今後、こういうIoT・ICTを活用して、一つの時代の流れになってくることは間違いないと思うんです。そういった観点から、そういった構想を持ちつつ、現状をこれからどんどん発展していってほしいなと思うわけであります。 それで、3月20日付の平成31年4月1日付組織改編についてという通知をいただきましたが、これは何を意味してるんでしょうか。これには、ICT機器の活用による業務効率化を含む働き方改革に、より注力できる体制の整備を図るとありますけども、ICT化と働き方改革はどのような関係性を想定されてるんでしょうか。 ○渡辺裕議長 総合政策部長。 ◎藤岡靖幸総合政策部長兼調整監 先ほど、総務部長からもお答え申し上げました今後の働き方改革を進めていくに当たりましては、やはり職員そのものが、そういった効率的なICT化によりまして職務環境を整えていくということと同時に、先ほどもありましたテレワークなどの外部との接続等も含めて検討していくということから、一定そういった抽出した業務に当たっていくという意味での組織改編ということで位置づけさせていただいております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) よくわかりました。 それで、マイナンバーカードを利用した住民票のコンビニ交付が来年度から実現されようとしておりますけども、そのスケジュールと詳細な中身についてお答えください。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 まず、コンビニ交付に向けたスケジュールでございますけれども、実施に当たりましては、システム構築、発行テストを含め、最低でも6カ月の期間を要するとともに、来年度につきましては、元号改正やマイナンバーカード記載充実に係る旧姓併記などのシステム改修を行うために、2019年12月のサービス開始をめどに進めてまいりたいというふうに考えております。 次に、詳細な中身でございますけれども、コンビニ交付サービスで取得できる証明書につきましては、住民票及び印鑑登録証明書の発行を予定してるというところでございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) よくわかりました。 住基カードの時代から要望しておりましたけども、マイナンバーカードの空き領域を利用した本市独自のさまざまなサービス、そうした展開は考えていないのかどうか。また、そうした他市での活用事例などがあればご紹介してください。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 空き領域を利用した本市独自のサービス展開についてでございますけれども、まずは12月のコンビニ交付サービス開始に向けて進めてまいりたいと考えておりますので、現時点においては、本市独自のサービス展開までの考えには至っていないという状況ではございますけれども、今後、国や民間企業の動向に注視しながら、本市にとって必要なサービスを調査研究してまいりたいというふうに考えております。 次に、他市での活用事例についてでございますけれども、国が実施したイベント会場でのチケットレスサービスの実証実験を初め、母子健康手帳、またお薬手帳サービス、ケーブルテレビを利用した高齢者の見守りサービスなどがございます。以上です。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 空き領域を利用したサービスは、具体的には、なかなか現実難しいとは思うんですけども、しかし、いずれにしても、このマイナンバーカードを利用したさまざまなサービスというのはこれから必ず出てくると思うんです。そうした、市で取り組めることは何かということを、今後、調査研究していっていただきたいなと思います。 本市でのマイナンバーカードの交付率は12%程度とお聞きしておりますけども、今後どのようにしてふやそうと考えているのか。もちろん、住民票などのコンビニ交付が大きなこれはチャンスでありますけれども、それ以外の方法を何か考えておられるのか、お聞かせください。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 カード交付率の向上につきましては、先日3月20日に実施いたしました大型商業施設での出張受け付けに加えまして、交付率の高い先進自治体への聞き取り調査を行った結果、地元各地区への出張受け付けのほうが効果的であったとの事例を確認していることから、本市においても、各地区へ打診の上、出張受け付けを実施してまいりたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。 次に、来年度の予算に小中学校にパソコンの配置、約1億8000万、非常にもうびっくりするぐらい大型予算、思い切った整備をすることが決まりました。これは、本市のICT化に合わせた動きなのか、どのような背景があって決断されたのか、ご答弁お願いします。 ○渡辺裕議長 教育次長。 ◎開康成教育次長兼教育部長 小中学校における来年度のICT整備に関し、児童生徒には、新学習指導要領の全面実施を捉えたプログラミング学習の展開をめざして、1人1台の環境、そしてタブレット一体型機器の導入に当たってまいります。 一方、教員は、セキュリティー体制の強化を図りつつ、働き方改革の推進と、子どもたちに向き合う時間の確保へとつなげたく、既存の校務用パソコンとネットワークを更改する予定でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 一番大事な教育部門で、こういうパソコンの配置が拡充、充実されていくということは一番最も大事な部分だと私も思います。しっかりと、また現場でうまく活用されてるかどうか、そのあたりも注視しながら見ていただきたいなと思います。 昨年12月議会で、私、一般質問で保育所入所の手続をIT化すべきだと訴えました。誰をその保育所に割り振るのか、この煩雑で時間もかかる認可保育所の入所選考を人工知能に任せるというものであります。そのときの答弁では、検討してみるとのことでしたけども、その後の検討経過をお聞かせください。 ○渡辺裕議長 子ども未来部長。 ◎森田一子ども未来部長兼福祉事務所長[子ども担当] 保育所の入所手続のAI導入の検討経過についてお答え申し上げます。 担当課のほうで、これまで実証実験を行っている自治体の調査研究を行いまして、現在では、他市で導入実績のある事業者と3回にわたって協議を行いまして、事務の負担軽減、それから保護者の利便性の向上など、AI導入の効果等について、詳細について確認をするなど、導入に向けて、今、具体的な検討を進めているところでございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) ぜひ、導入に向けてよろしくお願いしたいと思います。これは、保護者だけじゃなしに、保育所側のほうも非常に注目を持って見ていただいておりますので、ぜひ実現に向けて頑張っていただきたいと思います。 私が、クラウドを初めとして、これまでICT化について取り上げてきましたのは、今後、自治体にとってICT化はますます重要になってくるであろうと考えるからであります。例えば、第1世代がいわゆる電子計算機時代です。第2世代が、そこにネットワーク環境をつなげた、クラウドもこの第2世代です。次の第3世代が、今ありました人工知能(AI)の時代と言われております。こうなれば、ますます役所の仕事も人工知能がかわって仕事をしてもらう。一方で、仕事がなくなるんじゃないかと、そういった新たな問題も発生してくるかもしれません。 しかし、これはもう絶対間違いなくやってきますから、その対応について、やっぱり市側としてもその対応を今後考えていかなければいけないと思うんですね。このICT化については、以上で終了いたします。 次に、風疹対策についてでありますけども、本市での39歳から56歳までの対象となる人数は何人になるんでしょうか。 また、対象の方は、受診案内を受けて抗体検査を受ける、その結果、抗体価が低い人にワクチン接種を受けてもらう、こういった流れになると思うんですけども、これは対象となる方に一斉に実施するのかどうか、その体制もお聞かせください。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 風疹対策の対象者数及びワクチン接種の実施方法につきましてお答え申し上げます。 まず、対象となる39歳から56歳までの男性につきましては、平成31年2月末現在で7522人となっております。 次に、議員お示しのとおり、対象者に無料クーポンを送付し、抗体検査の上、抗体価の低い方にワクチンを接種することとしておりますが、平成31年度につきましては、国の手引きに基づきまして、39歳から47歳までの3119人を対象に実施する予定でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 一斉じゃなしに、年度に分けてということですね。よくわかりました。 この抗体検査の対象は全員となりますけども、ワクチン接種まで必要となる方はそのうちの何%ぐらいを想定されてるんか、また検査費用とワクチン接種費用は1人当たり幾らぐらいかかるのか、さらに国からの補助金はどのようになってるのか、お答えください。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 風疹対策のワクチン接種対象者数と抗体検査費用及びワクチン接種費用と国からの補助金につきまして、順次お答え申し上げます。 まず、39歳から56歳までの男性の約20%は抗体価が低いとされております。ワクチン接種者数は、平成31年度2月末現在で1500人を見込んでおります。 次に、風疹抗体検査費につきましては、国の手引きでは6種類の検査法と、その検査費用はそれぞれ全国一律とされておりまして、医療機関における検査費用では5324円となっております。 それと、ワクチン接種費につきましては全国一律ではないため、現在、医師会と契約している9795円で医師会と調整している状況でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 検査費用だけで5324円でワクチンが9795円って、結構高いですね。これは国から全部費用を見てくるんですね。本市の持ち出し費用というのはないんですか。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 先ほどご答弁漏れがございましたので、追加させていただきます。 それと、国からの補助金につきましては、抗体検査費とシステム改修費及び無料クーポンの印刷、郵送費の一部は補助対象となります。ワクチン接種費につきましては、交付税措置となると聞き及んでおります。以上です。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) わかりました。 これ、一番心配するのは、がん検診の受診率がなかなか上がらないですよね。相変わらず低い状態になってるんです。これも全く一緒で、風疹の受診案内をもらっても、実際に行く人は、恐らく低い結果になってしまうんじゃないかと心配するわけです。 この風疹に、大人が対象ですけども、妊婦さんがかかれば、子どもに物すごく影響を与えるわけですから、これはやはり高い検診というか受診比率を上げなければいけない。その受診率を上げるために、どういった方策、周知を行うんでしょうか。 ○渡辺裕議長 健康福祉部長。 ◎松川順生健康福祉部長兼福祉事務所長 受診率向上に向けた周知方法につきましてお答え申し上げます。 無料クーポンを個別通知することに加えまして、広報誌、ホームページ、市内医療機関にポスター掲示、保健センターなど公共施設でのチラシ配布を予定しております。また、医師会を通じて、医療機関において、対象となる受診患者への声かけを依頼することを検討しており、受診率の向上に努めてまいりたいと考えております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。
    ◆9番(小原達朗議員) ぜひ、お声がけ、さまざまな方法で周知徹底をお願いしたいと思います。この件に関しては、以上で終了いたします。 最後に、駐車場の件ですけども、先ほどの基本答弁聞いてまして、本市にとって地元商店街はどのような存在なのか、まずご答弁をいただきたいと思うんですね。 といいますのは、1点目として、等価交換した後の収支計算を駐車場事業者にしてもらったところ、大幅な減額となったので駐車場としての契約は一旦取りやめにすることにしたとのことですけども、その駐車場が商店街にとってどのような役割を担っているのかという視点が全く欠落していると、これは憤りを感じます。市にとって、収益が上がっているかどうかだけの視点というのは一般企業と変わりません。 2点目は、駐車場契約を一旦取りやめる方針を行う際には、協議は行っていないが、地元商業団体に情報提供を行ったとのことです。これは何を意味するのかといえば、商店街との協議は行わず、駐車場の閉鎖を一方的に伝達したということであり、そこには全く商店街の意向は酌むことなく決定したということを意味しておるわけであります。 この2点の観点から、ただいまのご答弁を聞いて、私はびっくりしました。なぜ、もう少し商店街の意向を聞かなかったのか、市にとって商店街とは何なのか、また、なぜ商店街と話し合いを行わなかったのか、改めてお聞かせください。 ○渡辺裕議長 市民生活部長。 ◎山本良弘市民生活部長 四條畷楠公地区商店街の役割につきましてお答え申し上げます。 当該商店街は、過去より四條畷神社の門前町として遠方からの参拝客を迎える中、商業地域を形成し、発展してまいりました。現在は、生鮮産品を中心に、さまざまな業種の店舗が軒を連ねており、四條畷市のみならず、隣接する大東市を含めた地域住民の生活ニーズを充足する役割を担っているということを認識しております。以上です。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 私のほうから、商店街と協議を行わなかった理由につきましてお答え申し上げます。 庁内関係部署が集まった政策調整会議におきまして、当該地における現状の駐車場利用を今後も継続するか否かについて、駅前という好立地にある財産として、効果的、効率的な今後の利活用策や商業振興からの視点など、さまざまな角度から議論いたしました。この結果、限られた財源の中、現行の貸付料が大幅に減少するとの内容は、市民共有の財産を有効活用しなければならないという観点に立つと選択すべきでないとの結論に至ったため、現在の事業者との駐車場契約を一旦取りやめることといたしました。 議員お示しの商店街の意向確認については、意思決定過程において行うべきであったとの考え方にも一定ご理解するところでございますが、先ほど申し上げた理由から、行わないこととしたところでございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) なぜ、行わなかったんでしょうね。それがまことにもって理解しがたい部分であります。 3月をもって駐車場は閉鎖という通知をもらいましたが、等価交換の話もなくなったということでしょうか、改めてお聞きしたいと思います。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 当該地を将来にわたり有効活用できるようにするためには、車両等の進入路用地を一定確保しておく必要があると認識しておりますので、等価交換を行う前提で事務は進めております。 その一方で、公共施設再編案の作成過程において、現状遊資のまま利活用できる可能性についてもあわせて検討している状況にございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 駐車場の事業者から収支計算をもらったということでありましたけども、その見積書を見せてもらいました。年間の収益が約600万から150万程度に減額されるということでありますけども、これには重要な誤りがあります。 ここの土地は、斜面になっているのを平地にするために、西側に行くほど土砂を盛って、1.4メーターほど高くなっております。大東市は、ここを整備するに当たって、この盛り土を撤去して施設を誘致しようとしてるんですけれども、四條畷側の土地と大きな段差が生じます。崩れないように擁壁をつくる必要があるんですけども、この見積書にはその工事費も含まれております。 ところが、商店街の方が大東市に確認をとると、大東市の都合でするものであるから、擁壁工事費は大東市で見るとの返事だったそうです。 なぜ、擁壁工事も入った見積もりになったのか、見直しの見積もりは行ったのかどうか、ご答弁を求めます。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 見積もりに当たりましては、等価交換後におけるおおよその土地形状や面積をもって、どの程度駐車台数が確保できるかや、発券精算機に関する設置費用並びに車両進入部に係る造成費用などを見込み、概算見積もりをするよう依頼したところでございます。 しかしながら、大東市との境界部分の擁壁工事につきましては大東市が負担するとの内容を本市と事業者の相互において確認しなかったため、これを含めた費用積算となってしまったところでございます。よってこの内容を見直すため、現在、再度の見積もりを駐車場事業者に行っていただいているところでございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 再度の見積もりは、いつごろ出されてきますか。 3月で駐車場を閉鎖する最大の理由は、収益が大幅に減るという見通しから決められたということは、工事費用の大半を占める擁壁工事が不要になるわけですから、見積もりの金額によっては、そのまま駐車場として継続する可能性もあると考えていいんですね。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 再度の見積もりの提出時期でございますけれども、今月中をめどに、現在、積算中であると聞き及んでおりますので、間もなく提出される予定としております。 それと、駐車場として継続するのかについてでございますけれども、将来は他の土地利用に変更していく考えで進めていきたいと考えておりますけれども、当面、当該地の有効活用という視点において、参考値として聞かせていただくことになろうかと思っております。 なお、今後、駐車場として継続することになった場合であっても、継続期間との兼ね合いもあり、最終的には総合的な判断を行ってまいりたいと、このように考えております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 改めて、この駐車場の駐車台数を見てみますと、大東市側が61台、四條畷市側が60台、合計121台のスペースがあるわけです。商店街全体で見ますと、この駐車場よりも西側にあるダイエー側にあるタイムズは74台、警察跡地が42台で、合計237台分が商店街全体で共用されてるということになるんですけども、今回、大東市側とあわせて四條畷市側もなくなりますということになれば、全体の何と51%がなくなることになります。 これほどの影響性があるにもかかわらず、話し合いもないということは、これは余りにも商店街に対して冷たいと言わざるを得ません。ダイエー側には、この話は持ちかけられましたか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 ダイエー側には、この内容につきましては協議を行っていないという状況です。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 何でなんでしょうね。大東市の話によりますと、4月に、さっきの擁壁工事も含めて工事業者の入札を実施して、5月中旬ぐらいから工事に入る予定にしているそうであります。出入り口を確保するための等価交換の話は、大東市と正式に契約はまだできてないんですね。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現時点におきまして、両市とも鑑定評価中ということでございますので、現時点においては契約まで至っていないという状況でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 先ほど、同僚議員も、なぜ急転直下こういう、決めるのが早過ぎるんじゃないか。私も全く同じ思いです。 3月で閉めるんじゃなしに、せめて工事が始まる5月中旬、ここまで延ばせないのかどうか。これ、商店街の人たちが熱くそういった期待を、希望を持っておられます。これはどうなんでしょう、できませんか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 駐車場事業者との兼ね合いも契約手法の兼ね合いもございますけれども、今後の大東市との調整を含め、現在、前向きに検討をしたいというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) 可能であれば、ぜひともその要望をかなえていただきたいとお願いしたいと思います。 つい先日示されました公共施設再編(素案)によりますと、この当該駐車場用地は図書館あるいは時間外保育の拠点として位置づけられております。これを見ますと、第3案では、子育て関係施設として2029年の予定での活用とあります。これは、10年後に用途変更すると考えているのか、あるいはもっと短期でと考えているのか、ご答弁をお願いします。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 現在、公共施設の再編(素案)の内容が1案から3案まで固まっていない状況で、明確な発言はできませんけれども、議員お示しのとおり、10年以内を前提に、現在、土地活用を考えていると、そういう状況でございます。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) ということは、例えばこれ、来年からもうなりますよという話には恐らくならないと思うんです。そんな短期間で、いきなり駅前保育を実施しますという、いろんなさまざまな条件がそろって、そろって、例えば、これはあくまで例えの話ですけども、5年後からやりましょうと決まった場合、5年間は、等価交換しなければ全くの遊んだ土地になるわけですよね。もったいない。したがって、例えば5年後からやるということになれば、この5年間を駐車場としてずっと続けますよということは可能なんでしょうか。 ○渡辺裕議長 総務部長。 ◎西口文敏危機統括監兼総務部長 議員お示しの、いわゆる公的不動産の利活用という観点で申しますと、市民共有の財産を、できる限り歳入をふやすというような方向性というのは、我々、当然ながら取り組んでいかなければならないと、そういう観点に立ちますと、議員お示しの考え方もその一つであるというふうに考えております。 ○渡辺裕議長 小原達朗議員。 ◆9番(小原達朗議員) できますとは、なかなか答弁はできないと思うんですけども、駅前保育の施設自体、これは私ども、党としてずっと要望を上げていたわけですから、この発想自体はいいと思うんです。ただ、皆さんがこれまで何年も利用して、活用して、便利さを感じてたこの駐車場を急に閉鎖しますよと、このかじ取り急変は何やと。それで、閉鎖というのは、市のやり方としては、これは余りにもいただけないやり方じゃないかと、そういうのが実感であります。 今回の学校再編整備では、とても丁重に丁重に進めていただいたと思います。それで大きな混乱もなく現在まで、ここまで来たと思うんです。ところが、この駐車場に関しては、なぜもっと丁重な話し合いしなかったのか、これが非常に残念でなりません。 市の財産とおっしゃいましたけども、これは市民の財産ですから、今後は、どんな案件にしてもこういうことがないように、どこまでも丁寧に丁寧に進めていっていただきたいと要望して、私の一般質問を締めくくります。 最後に、これまで教育畑一筋で歩んでこられた森田教育長、長い間本当にお疲れさまでございました。第二の人生がよりよい充実したものになりますようお祈りして、私の一般質問を終了いたします。どうもありがとうございました。 ○渡辺裕議長 以上で小原達朗議員の質問は終わりました。 一般質問の途中ではございますが、ここでお諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○渡辺裕議長 ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会いたします。 なお、次の会議は3月25日午前10時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力をいただきましてまことにありがとうございました。時に午後4時41分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。  平成31年3月22日                   四條畷市議会議長   渡辺 裕                     同   議員   島 弘一                     同   議員   大矢克巳...