門真市議会 2020-09-18
令和 2年第 3回定例会−09月18日-03号
現在行われている
啓発事業等の
ソフト事業におきましては、
市民等の
協働による
実施など一定の効果が期待できるものと認識しておりますが、
施設の一部の
老朽化が目立ってきております。
私も実際現地を見てまいりましたが、
施設の一部での
雨漏りを初め、かつての
ガラス工房には陶芸のもう使えない窯や不要なものが置かれたままで倉庫として使われております。陶芸の窯などは
門真市民プラザでの活用も御検討されたそうですが、移送する費用などの面と古くなっていたということもあり、やむなく断念されたとのことです。
また、
ガラス工房の転用につきましては
改修費の面で
現状では
実施できていないとのことです。
5階の
屋上庭園につきましては、
雨漏りの一因であることやデッキの
腐食等で危険であることから現在
使用中止となっており、温室があった部分はさびており、端の部分には大きな木が落ちてきそうな
状況で、こちらもまた、危険かつ雑草も
伸び放題となっております。
また、4階のすき間の部分におきましても木が生い茂っており景観もよろしくありません。
5階の
会議室に関しましても、以前集会での
利用を申し込まれようとしたとき、
リサイクルに関係のない内容であるとして
利用を断られた事例もあると聞き及んでおります。
施設を有効活用する発想から、使っていないところも積極的に御
利用いただく工夫も必要であると私は考えます。
雨漏りも頻繁にある中で、根本的に直せるほどの
修繕費もないそうです。
来館者数に関しましても、
NPOにより運営されていた平成19年度は年間約2万5000人、翌年の平成20年度は1万9000人だったそうです。門真市の直営となられてからの
平成21年度は1万1000人、その翌年
平成22年度は7000人と過去の
議事録に書いてありますように、その年の
イベントの数と全く同じ
状況でないにしても市の直営になってから3分の1ほどになっており、明らかに
にぎわいは減っているわけです。
門真市民プラザにしろ、
中塚荘にしろ、ルミエールホールにしろ、委託で運営されているのに、なぜ
リサイクルプラザエコ・パークは委託から外されてしまったのか、そのあたりも不可解な部分でございます。
一中の
跡地等、モノレールの
延伸等新しいところをどんどんつくるのも、もちろん市の
魅力向上につながるわけですし、こちらもぜひとも進めていただきたいところですが、そちらと並行して市が保有している既存の
施設も
市民のために活用することも重要ではないでしょうか。
今現在
エコ・
パークを
利用されている方々も全てではございませんが御年配の方ばかりです。実際に
活動をしてらっしゃる方からお話を聞きますと、あと何年
活動できるかわからない、やることは違っても
エコ・
パークでいろんなことで有効活用したいという人が出てきてくれたらとてもうれしい、それに対して協力は惜しまないし、人材が必要ならば今までしてもらった人にお願いもできるとおっしゃっていました。
本当はこういう呼びかけを市でやるべきではないでしょうか。この
エコ・
パークは市の財産、市の持ち物なわけでございます。市の方から
市民に向けて、もっと言うと
門真市民でなくても活用していただいて、市に利益をもたらしてくれればよいわけです。普通の会社であれば、保有している資産が古いからほっとけみたいな話はまずないわけです。そこが潰れてしまったら会社は責任をとらなければならないわけですが、その責任が結局行政の場合は税金から出るわけです。
予算がないのは重々承知しておりますが、ましてやこの
コロナ禍により今後税収が落ち込むことが懸念されております。だからこそ何かやらないといけないと、今の
現状ではただ
お金だけ出ていくだけという意識を改めて持っていただかなければなりません。
かどま折り鶴12万羽
プロジェクトを例に挙げますと、ゆめ
伴プロジェクトin門真から始まった企画で、もちろん市も懸命にPRされておられたのは存じております。まさしく、
公民協働のたまものでした。
また、費用もゼロではありませんが、
各種メディア、24時間テレビでも取り上げられるなど効果等考えれば、破格で
実施できているわけです。
お金がなくても
活動はできるわけです。
アイデアを持っておられる方はいらっしゃるわけです。そのような
アイデアをお持ちの
市民の方が窓口でお話しても、もう予算がないからできないんですという返答で終わってるんではないかと、とても心配になります。そうなるとですね、例えば来年もっと予算がないときに何もしないんですかという話になり、一中の
跡地等お金をかけてるのはどうなるんですかと否定的な考えを持たれてしまう
可能性も出てくるわけです。
私は実際に
エコ・
パークがにぎわっていた時代を目の当たりにしたわけではございませんが、
環境行政の先進地として全国的にも脚光を浴び、各方面からも多くの方が視察に訪れてこられた、すごくよい財産だと思っております。
少しさかのぼりますが、2013年5月に
関西広域連合により
原子力災害に係る
広域避難の
受け入れ調整方針が示され、
避難元の
自治体と県外の
避難先自治体の
マッチング案が提示されました。
大阪府においても
府内市町村に対し、
原子力災害に係る
広域避難の
受け入れ候補施設の調査が行われ、
本市ではこの
リサイクルプラザを
受け入れ可能施設として回答されておられ、このような
活用姿勢はもちろん
防災訓練や学習に関してもとても有用な場所だと感じました。
新しいところに財源を投入することもとても大切ですが、既存のものをどう利活用して、うまくいけば
売り上げを上げていく、それが大切です。市が
売り上げを上げなくとも、その
施設を
市民がどう活性化させるのか使ってもらうのか、それがもし必要ないのであれば、潰して売却するなりなんなりしないと、ずっと
お金だけがかかり、大した効果が出ない、本当にもったいないわけです。
先ほど申し上げました、
リサイクル関連でないなら
利用できないというのは条例の
設置目的から一定の理解はできますが、そのせいで
空きテナントがあるのであれば、条例を変えるなり発展的な話に変えていかねばなりません。せっかく
市民の方からいろんな御意見が出ているわけですから、真摯に受けとめるべきかと考えます。ほったらかしにするほうが
お金がかかるという意識を持たないと、やはり
後手後手になってしまうわけです。
大阪市でも大阪城公園や
天王寺公園といった市営だった公園を既に
民間活力を導入し、
魅力向上、
にぎわい創出という結果を出しております。近隣でいえば、
鶴見緑地公園も今一生懸命
魅力向上に取り組んでおられるところです。
市が賃料をいただいて活用する
人たちはいろんなことができるわけです。
エコ・
パークに関しましても、使わなかったところを使うことでプラスになるかもしれません。
このまま年月が過ぎ先に進めば進むほど、
お金も人を突き動かす原動力といいますかエネルギーも必要なわけです。今その声があるうちに、その思いを取り込むのか、それとも取り込めない事情があるのか、今はできないならできないでこうしますという筋が通るようなお話をしていただき納得できるように、常日ごろから
利用者との対話を図っておくべきとも考えます。役所の方針さえ見えれば、
市民の方はそれに従って動きます。その
方向性が見えないので、どうしたらいいのかがわからなくなるのではないでしょうか。
また、情熱の大小あれども何かをしたいという
市民の方がいらっしゃっても、役所に行ったら行ったで、予算がないからできませんと門前払いをされてしまう。そしてその情熱もいずれは冷めてしまい、もういいわと諦められて言うことをやめてしまいます。幾ら言っても仕方がないと、そういった姿勢がこの門真市の
人口減の一因にもなっていると私は考えております。
さて、それを踏まえて私がお聞きしたいのは、近年の
リサイクルプラザの
来館者数の推移と
イベントの
実施方法、
コロナ禍にあっての本年度の
状況、今後の
施設老朽化に対する
維持管理及び
事業実施についての市の明確な考えです。よろしくお願いいたします。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。
大矢環境水道部長。
〔
大矢宏幸環境水道部長登壇〕
◎
大矢宏幸 環境水道部長 坂本議員御
質問の
リサイクルプラザエコ・パークにつきまして、私より御答弁申し上げます。
現在の
リサイクルプラザエコ・パークの
運営状況と今後の
活用予定についてであります。
まず、近年の
リサイクルプラザの
来館者数の推移と
イベントの
実施方法についてであります。
施設の
来館者数につきましては、ここ数年、年間約8000人から9000人で推移しております。
その内訳といたしましては、リフォームや裂き織りなどの
団体活動による
工房利用がおよそ半数の約4000人、残りが
環境学習や
各種講座、
エコフェスティバルなどの
イベントによる
来館者となっております。
特に
イベントにつきましては、近年、
工房利用団体や
環境関係事業者等との
協働により
実施する手法が定着しており、工夫を凝らした多彩な内容で盛り上がりを見せており、多くの皆様に御参加いただいております。
次に、
コロナ禍にあっての本年度の
状況についてでありますが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から5月下旬まで閉館しておりましたが、
感染防止策に十分配慮いただきながら、
工房利用者の
活動も徐々に戻ってきている
状況でございます。
しかしながら、
イベント等につきましては
協働実施する団体や
事業者等と随時調整しながら
実施の可否を検討しており、現在のところ全ての
イベントを中止しております。
これらのことから
来館者数につきましては、8月末現在で昨年度の約4650人に対しまして、本年度は約950人となっており、昨年度の約2割にとどまっております。
次に、
施設老朽化に対する
維持管理及び
事業実施についてでありますが、今後とも将来的な
施設の
あり方及び
費用面等を検討しつつ、
利用者の皆様が快適に御
利用いただけるよう適切な管理を行うとともに、
イベント等の
事業実施に当たりましては
工房利用団体及び
環境関係事業者等との
意見交換などを十分に行い、
環境意識の啓発に資する
事業に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 坂本拓哉議員。
〔4番
坂本拓哉議員登壇〕
◆4番(
坂本拓哉議員) 御答弁ありがとうございます。市が運営されてからは
来館者数は劇的に減ることはなく、
エコフェスティバル等の
利用団体の皆様との
協働で
イベント時は
にぎわいを見せておられ、よい流れができつつある中で、この
コロナ禍で出ばなをくじかれてしまい、さぞ悔しい思いをされてらっしゃることとお察し申し上げます。
ですが、今後も御答弁でおっしゃっていただきました
意見交換をですね、有効
利用したい方々と密にとっていただいて、どうすれば今後
利用者がふえてるようになるのか、
エコ・
パークで利益が出せれるのか等発展的なお話ができるように努めていただきますようお願い申し上げます。
老朽化に対する
維持管理におきましてもあわせてよろしくお願いいたします。
新しいものをつくるのは、やはり
お金はもちろん時間もかかります。できるまでをただ待つだけではなく、その空白の期間をいかにして埋めていくのかが重要です。となると手持ちのカード、
エコ・
パークも含めた既存の
施設の利活用でやりくりするしかないわけです。
にぎわいや
魅力向上というのは行政も
事業の補助金等
利用できるものは活用していただくとともに、それに加えまして、やる気のある
市民の方々の力なしではなし得ないものだと私は思っております。
ぜひともそこの意識を強くお持ちいただきますよう要望いたしまして、私の
質問を終了いたします。御清聴ありがとうございました。
○
今田哲哉 議長 これで
坂本拓哉議員の
質問を終わります。
次に、8番池田美佐子
議員を指名いたします。池田美佐子
議員。
〔8番池田美佐子
議員登壇、拍手〕
◆8番(池田美佐子
議員)
議席番号8番、公明党池田美佐子です。通告に従い、
一括方式で
質問させていただきます。
まずは、新しい
生活様式に向けた諸施策の具体化についてお伺いします。
本年1月に国内初の新型コロナウイルス感染が確認され8カ月が経過しました。そのような中、手洗い、うがいは日常
生活で自然に励行されるようになってきたと感じています。
また、マスクに関しては
高齢者から子どもまで真夏の期間もしていることが当然になり、逆にマスクをしていないことでさまざまなトラブルが起こる
現状になっています。このように
コロナ禍で新しい
生活様式に向けた動きが官・民に広がりはじめています。
わかりやすいところで言えば、例えばトイレの手洗いの蛇口を自動センサーにして手を触れなくても手洗いができるように変わっているようにも聞いたりもします。
本市では、市の公共
施設の蛇口などの
状況はどのようになっているかお聞かせください。
コロナ禍で新しい
生活様式が推奨される中、
市民の皆さんは密を避け、外出を控え、買い物もインターネットを使うことがふえる中で宅配業者に配達をお願いすることも多くなりました。
そんな中、お隣の大東市では宅配ボックスの設置に市の補助金を出すなどの試みもされていると聞きますが、宅配ボックスの設置補助についての考えもお聞かせください。
次に、市役所の窓口業務の
取り組みについてお伺いします。
本年は、世界中で多くのことを変革せざるを得ない大転換の年になりました。国においては、
新型コロナウイルス感染症への対応で日本がデジタル後進国であるということが広く国民に認識される結果となりました。そのことでこの門真市においても多くの人がマイナンバーカードの申請や交付窓口にお越しになり、密集した空間をつくり出すことにもなりました。
門真市の窓口業務については、主に一般
市民の方が通常
利用する窓口は別館の一階に集中しているわけですが、別館の庁舎の構造が回廊形式であるため窓口に来られた方が密集してしまう構造になっています。
この問題の解消については新庁舎の建設という議論になるのでここでは申しませんが、この
コロナ禍で
市民課などはどのような工夫をされてきたのか教えてください。御清聴ありがとうございました。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。宮口
企画財政部長。
〔宮口康弘
企画財政部長登壇〕
◎宮口康弘
企画財政部長 池田
議員御
質問の一部につきまして、私より御答弁申し上げます。
新しい
生活様式に向けた諸政策の具体化についてであります。
議員御
質問の市の公共
施設の蛇口の
状況につきましては、各公共
施設、あるいは同じ公共
施設内におきましてもつまみやレバーなど人手で操作するものや自動水栓のものなど、さまざまな設置
状況となっております。
今次
定例会で議決いただきました補正予算におきましては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、公立保育園等における自動水栓の設置を盛り込んでおり、今後新たに設置する場合や既存の蛇口につきましても必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
次に、宅配ボックスの設置補助につきましては
議員御紹介のとおり大東市で
実施していると聞き及んでおり、
コロナ禍で増加した通販等で宅配業者との対面での接触機会を軽減することにつながるものと考えておりますが、同感染症対策として、その有効性や必要性について調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 水野
市民文化部長。
〔水野知加子
市民文化部長登壇〕
◎水野知加子
市民文化部長 池田
議員の御
質問の
コロナ禍の市役所改革についてのうち、一部につきまして私より御答弁申し上げます。
窓口業務の
取り組みについてであります。
庁内の
市民対応窓口におきましては、今般の
新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえて密閉、密集、密接いわゆる3密を避ける対策といたしまして、窓の開放による換気、一定の距離を保った待合用椅子の配置、ビニールカーテン等の設置などに取り組んでまいりました。
とりわけ
市民課の窓口におきましては、混雑緩和のため従来より市ホームページを用いて窓口呼び出し
状況確認システムの運用や、混雑が予想される日をカレンダーでお知らせするなどできる限り
市民の皆様がみずから混雑を避けて御来庁いただけるように周知するとともに、郵送請求やコンビニ交付の活用など来庁せずとも行える手続等につきましても改めて
市民周知を行いました。
しかしながら、マイナンバーカードの利活用の拡大に伴う申請数の増加によりまして、今後も来庁者の増加が見込まれますことから、新たな混雑回避策等につきましては、先進事例も参考に調査研究してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 これで池田美佐子
議員の
質問を終わります。
次に、5番池田治子
議員を指名いたします。池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇、拍手〕
◆5番(池田治子
議員) 5番、自由民主党、池田治子です。通告に従いまして、分割方式で
質問いたします。
まず初めに、ムーンショット目標について
質問します。
内閣府が2020年1月に開催した、48回総合科学技術・イノベーション会議の中で六つの目標案が示され、その後7月に目標7が追加された、国のムーンショット目標とは何か御説明ください。
ムーンショット目標1では、誰もが多様な社会
活動に参画できるサイバネティック・アバター基盤の構築が掲げられています。
2018年11月に、分身ロボットカフェが実験的に開かれたという報道がありました。このカフェでは、全長120cmほどの遠隔操作可能な分身ロボット、OriHime−DがALSなどの難病や重度障がいの外出困難な方の操縦によって接客、配膳の仕事をこなしました。これまで外出が困難であった障がい者の方が、その場にいなくともコミュニケーションをとりながら働ける
可能性を開きました。すばらしい成果だと思います。
この技術は、その後さまざまな会社が開発に参入し、アバターロボットとして接客や家事
支援など既に実用化段階にあり、今後ありとあらゆる分野での活用が見込まれています。多くの
市民にとっては、サイバネティック・アバターという言葉にまだまだなじみがなく、よくわからないというのが正直なところだと思いますが、国の目標の最初に掲げられているものであり、実際に民間の技術が本格的に実用化されている
現状を見れば、いずれは
市民生活に大きくかかわってくるものであろうと考えられます。
サイバネティック・アバターについての門真市としての認識をお伺いします。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。宮口
企画財政部長。
〔宮口康弘
企画財政部長登壇〕
◎宮口康弘
企画財政部長 池田
議員の御
質問につきまして、私より御答弁申し上げます。
ムーンショット目標につきましては、国が設定している超高齢化社会や
地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標のことでございます。
国において挑戦的な研究を推進するムーンショット型研究開発制度では、人々の幸福を目指し、その基盤となる社会、環境、経済の諸課題を2040年または50年までに解決すべく現在七つのムーンショット目標が定められております。
次に、サイバネティック・アバターにつきましては、ムーンショット目標1に掲げられており、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現するために、サイバネティック・アバター基盤を整備し、遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、その場にいなくても必要な能力を身にまとい、誰もが多様な
活動に参画できる技術を開発することを目標としております。
議員御紹介の分身ロボット、OriHimeにつきましては、兵庫県赤穂市が遠隔行政サービスの実証実験を行い、子育て相談、観光案内、式典行事に活用したと聞き及んでおります。
本市といたしましては、
コロナ禍においても行政サービスを停滞させないようテレワーク端末の整備、庁内ネットワークの無線化、ウエブ会議端末の導入及びリモート相談を
実施していくこととしており、アバターや遠隔ロボットの活用につきましては、
本市にとって有用なものかどうかなども含め、社会動向を注視してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇〕
◆5番(池田治子
議員) 次に、拉致問題についての人権教育の内容についてお伺いします。
北朝鮮による日本人拉致問題では、大阪の方1名を含め12名の政府認定の拉致被害者がいまだ北朝鮮に残されたままであり、拉致の
可能性を排除できない行方不明者は883人に上ります。
この拉致問題は日本の国家主権並びに国民の生命、安全にかかわる極めて重大な問題であり、これについて大阪府下の
自治体の議会に所属する地方
議員有志が集まり、北朝鮮拉致問題の解決を促進する大阪地方
議員連絡会、略称大阪拉致議連を設立しています。これは超党派の集まりであり、
令和2年8月現在327人の
議員が参加しています。
この会の目的は、北朝鮮により拉致された拉致被害者並びに拉致の
可能性を否定できない特定失踪者の早期救出を日本政府に求めることとあわせて、府民に対し拉致問題の啓発教育を推進することであります。
日本政府に対しては、府下の20議会で拉致問題の早期解決を求める
意見書を採択し、
門真市議会においても昨年12月全会一致で可決し政府に提出しました。
拉致問題の啓発教育もしっかりと推進し、この問題の解決のために前に進めていかなければならないと考えます。
拉致問題について、門真市教育委員会として各校にどのような内容を通知しているのかお聞かせください。
アニメ「めぐみ」等映像作品の活用についての市
教育長の考えについてお伺いします。
大阪拉致議連では具体的な
活動として、アニメ「めぐみ」を学校で視聴することを推進しています。この作品は政府拉致問題対策本部が企画、制作したもので、実際に日本で起こった拉致問題についてわかりやすく描いたドキュメンタリーアニメ作品です。このアニメ「めぐみ」は政府インターネットテレビでも公開されており、ネット環境があれば誰でも簡単に見ることができるようになっています。
また、学校の授業で使う場合の利便性を考慮して、約25分のフルバージョンに加えて、約15分の短縮版もつくられました。本年度は
コロナ禍による休校の影響で授業時間の確保にあまり余裕がない
状況であるとは思いますが、15分であれば視聴もしやすいのではないでしょうか。横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたのは13歳、中学生のときでした。親御さんの苦しみは到底はかり知れるものではありません。
国も府も、小・中学校でのアニメ「めぐみ」の活用を推進しています。アニメ「めぐみ」等映像作品の活用について、市
教育長の考えをお聞かせください。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。満永教育部長。
〔満永誠一教育部長登壇〕
◎満永誠一 教育部長 池田
議員御
質問の拉致問題についての人権教育について、私より御答弁申し上げます。
拉致問題についての人権教育の内容についてであります。
学習指導要領解説には、主権や人権、平和などに関する諸課題の一つとして日本人拉致問題について触れ、さまざまな問題が存在していることとともに、それらを解決するためのさまざまな人々の努力が重ねられていることに気づくことができるようにすると記載されており、教科書において小・中学校社会科の歴史的・公民的分野にも取り上げております。
小学校の教科書では、2002年に拉致被害者が北朝鮮から帰国した写真が掲載され、消息が明らかでない拉致被害者も多く、一刻も早い解決が求められているという記載があります。
また、新しい中学校の教科書では、2002年に行われた日朝首脳会談で北朝鮮が日本人を不法に拉致した事件が問題となり、被害者のうち5人とその家族は帰国しましたが、その他の安否は不明ですという記載があり、この問題について小・中学校において学ぶようになっております。
次に、アニメ「めぐみ」等映像作品の活用についての市
教育長の考えについてでありますが、
教育長以下、市教育委員会事務局といたしましては、北朝鮮による拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、また、被害者、御家族にとっては重大な人権侵害でもあり、断じて許されるものではなく、人権教育という側面でもしっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。
北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールの周知、拉致問題啓発ポスターの掲出の協力依頼、拉致問題に関する教員等研修の参加者募集、映像作品の活用推進等、国・府の通知に基づき、さまざまな形で市内小・中学校に通知しており、
議員御指摘のアニメ「めぐみ」を視聴することにつきましても拉致問題の理解促進を図るために意義のあることだと考えており、今後も教員研修等さまざまな機会を活用して、各小・中学校への周知と活用推進に努めてまいりますのでよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇〕
◆5番(池田治子
議員) 再
質問をいたします。各小・中学校への周知と活用促進に努めていくという御答弁でしたが、これまでもそれはなされてきたことであり、これまでと何ら変わらないのであれば、この拉致問題の理解促進に対する真摯な姿勢が感じられないと言わざるを得ません。
府立高校においては、2017年度は1校のみであったが、2018年度は152校のうち67校がアニメ「めぐみ」を視聴し、2019年度は府立高校に対して100%の
実施に向けて働きかけると府議会で
教育長が答弁し、その結果144校が視聴しました。
拉致問題を重大な問題と捉えられ、アニメ「めぐみ」を視聴することが意義あることと考えられているのに、具体的に学校で視聴していくと答弁がないのはいかなる考えを持ってのことなのでしょうか。真摯な御答弁をお願いします。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。満永教育部長。
〔満永誠一教育部長登壇〕
◎満永誠一 教育部長 池田
議員の再
質問につきまして、私より御答弁申し上げます。
学校で視聴していくということについてでありますが、拉致問題は重大な人権侵害問題であり、大阪府の高校では「めぐみ」の活用が進んでいることも認識しております。
一方では報道によりますと、
平成30年に政府の拉致問題対策本部がアニメ「めぐみ」を配付した全国3万7000校での活用
状況を調査したところ、視聴したとの回答は約7.8%だったということで、小・中学校においては活用がなかなか進んでいない
状況にあり、門真市教育委員会といたしましても視聴を促していくことは必要であると考えております。
活用する際には映像が15分程度でございましても、めぐみさんがいなくなったときの両親の気持ち、署名を呼びかけているときの両親の思い、めぐみさんが奪われた権利はどのような権利なのかといったことを話し合う授業を行う必要がございます。
また、6年生の歴史や中学校の公民の時期とも合わせながら、子どもの発達段階も踏まえながら、事前学習や事後学習を行う必要もございます。
さらに、大阪府が発行している人権白書、ゆまにてなにわには、拉致問題は国家による犯罪であり、在日韓国・朝鮮人や北朝鮮の一般の国民には何の責任もなく、拉致問題を考える際には外国人への人権の配慮が必要であるとの記載もあり、多様なルーツを持つ子どもたちがいる教室の
状況も勘案し、子どもたちの人権感覚の陶冶も同時に行うことが重要であると考えております。
また、学習指導要領では、教育課程の編成権は学校にあるとなっており、各学校の裁量が大切にされております。したがいまして、副教材の活用は子どもたちの実態も見定めながら、学校現場として判断することも重要でございます。
こうした観点も踏まえながら、各学校においてアニメ「めぐみ」を視聴した授業が展開できるよう引き続き働きかけを行うとともに、教員研修等で教員の知識を深めながら取り組んでまいりますので御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇〕
◆5番(池田治子
議員) 私は教育課程の編成の話ではなく、市
教育長と教育委員会の姿勢をお聞きしたく
質問いたしました。
拉致被害者は重大な人権侵害を受けている、これは紛れもない事実です。人権に配慮して人権教育に及び腰になっているのだとしたら本末転倒です。この件につきましては今後も注視してまいります。
次に、門真市国土強靱化
地域計画について
質問します。
国土強靱化
地域計画については、
令和2年第1回
定例会におきまして大西康弘
議員が自民党を代表して
質問いたしました。
早急な策定が望まれる中、
本市の計画に対する考え方と今後のスケジュールについてお聞きし、答弁では、どのような大規模自然災害等が起こっても機能不全に陥らず、強靱な
地域をつくり上げるための計画であり、本年度中の計画策定に向けて取り組むとのことでした。
その後、国が6月に発表した国土強靱化年次計画2020の中には、
地域の強靱化の推進が極めて重要であり、国土強靱化
地域計画の策定の加速化やこれに基づく
事業への
支援の強化を図ると明記されています。
毎年、大規模な自然災害等が日本各地で発生しており、
市民の防災、減災の備えに対する関心度も高まるばかりです。国との情報共有、連携を確保し国からの
支援も得ながら、
市民の命と暮らしを守るための最も身近な
地域計画の策定を図り、
地域の強靱化を推進していかなければならないと考えます。
現在の門真市の計画の進捗
状況について教えてください。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。宮口
企画財政部長。
〔宮口康弘
企画財政部長登壇〕
◎宮口康弘
企画財政部長 池田
議員の御
質問につきまして、私より御答弁申し上げます。
門真市国土強靱化
地域計画につきましては、
本市の強靱化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、門真市
地域防災計画など強靱化に関する各計画の指針となるべきものとして策定を進めております。
策定経過につきましては、
令和2年5月28日に策定した門真市国土強靱化
地域計画策定方針に基づき、現在、策定項目の洗い出し、庁内での内容調整を行い、計画案としてまとめる作業を進めているところでございます。
今後につきましては、今月中に案を庁議に諮った後、パブリックコメントを
実施し、12月には策定する予定でございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇〕
◆5番(池田治子
議員) 最後に、市内の就学前教育・保育
施設等における食育の
取り組みについて
質問します。
先日、ルミエールホールにて、映画「いただきます」上映会が開催されました。
この映画は福岡県の高取保育園に通う子どもたちにスポットを当てたドキュメンタリーで、おみそ汁、納豆、玄米、旬の野菜を中心にした和食の給食を食べている子どもたちのエネルギーにあふれた日常を紹介しています。
映画の副題は、みそをつくるこどもたちで自分たちが毎日飲むおみそ汁のみそを年長クラスの子どもたちが仕込むという作業を実践させていることが大変印象的でした。
また、この日は関西医科大学講師の中川氏による講演会、食と発酵についても続けて開催され、みそなどの発酵食品の有用性についてお話しされました。
これまで、市議会においても食育の重要性についてはたびたび取り上げられてきましたが、その多くは学校教育現場や
地域活動など小学生以上の子どもたちや大人を中心とした一般
市民の食育についてのものでした。
もちろん、それも重要であることは変わりありませんが、この映画においては、保育園児に対し、医食同源に基づいて徹底した食育を
実施し、その結果として給食は毎日完食、アレルギー、アトピーの園児の症状を改善、よく食べよく遊ぶ元気な子どもたちの様子が描かれていました。
子どもたちをたくましく育てるための参考になるヒントが満載で、就学前の幼児からの食育の重要性が再認識されるものでした。
門真市において、市内の就学前教育・保育
施設等における食育の
取り組みについてはどのように行われているのでしょうかお聞かせください。
○
今田哲哉 議長 これより
理事者の答弁を求めます。内田
こども部長。
〔内田勇
こども部長登壇〕
◎内田勇
こども部長 池田
議員の御
質問につきまして、私より御答弁申し上げます。
就学前教育・保育
施設等における食育につきましては、保育所保育指針及び幼保連携型認定こども園教育・保育要領の内容を踏まえた上で、健康な
生活の基本としての食を営む力の育成に向け、その基礎を培うことを目標に実践しております。
具体の事例としましては、公立保育所等においては児童が中心となって野菜や果物を自園で栽培し、収穫した食材を用いて料理体験を行うことを初め、砂子みなみこども園では調理室の窓を大きくとり、給食をつくる様子を自由に見学できるようにするなど、食への関心や知識の向上につなげ、みんなで食を楽しむためのさまざまな
取り組みを行っております。
また、民間保育所等におきましても、自園における無農薬野菜等の栽培や料理体験等を初め、収穫した梅やブドウを用いたジュースづくり、園内で魚の解体の見学、みそづくりを行う
施設や自園で収穫したモチ米を用いた餅つき大会に
地域の方を招き、世代間交流を図りながら食育を行う
施設など、特色ある多様な
取り組みを行っており、みずからの感覚や体験を通して、自然の恵みとしての食材や食の循環、環境への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つよう食育を進めていると聞き及んでおります。
市といたしましては、他市等の事例も参考にしつつ、今後も引き続き児童の食育の推進に向け、さまざまな
取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○
今田哲哉 議長 池田治子
議員。
〔5番池田治子
議員登壇〕
◆5番(池田治子
議員) 御答弁の中に、みそづくりをしている保育園があるということで、大変よい
取り組みだと思います。
門真市においては、門真市消費
生活研究会の皆さんが
市民を対象に無添加みそづくりの講座を毎年開催しておられますので、連携を図ることも検討されてはいかがでしょうか。世代間交流と食育の充実につながると思います。これは要望といたします。
以上で、
質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○
今田哲哉 議長 これで池田治子
議員の
質問を終わります。
以上で、市政に対する
一般質問を終わります。
この機会に午前11時10分まで休憩いたします。
午前10時59分休憩
◇
午前11時10分再開
○
今田哲哉 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
議員提出議案第3号「地方
自治体の
デジタル化の着実な推進を求める
意見書」
○
今田哲哉 議長 次に、
日程第2、
議員提出議案第3号、地方
自治体の
デジタル化の着実な推進を求める
意見書を議題といたします。
本件に対する説明は、提案会派の
議員による
意見書文の朗読をもって、これにかえることといたします。池田美佐子
議員。
〔8番池田美佐子
議員登壇・朗読、議案別掲〕
○
今田哲哉 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
今田哲哉 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議員提出議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
今田哲哉 議長 御異議なしと認め、委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。
通告により18番亀井敦
議員を指名いたします。亀井敦
議員。
〔18番亀井敦
議員登壇〕
◆18番(亀井淳
議員) 18番、亀井敦でございます。日本共産党
門真市議会議員団を代表し、地方
自治体の
デジタル化の着実な推進を求める
意見書案について、反対の立場から討論を行います。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、から始まる
意見書ですが、先日退陣表明をした安倍元首相のもとで従来から政府が財界と練り上げてきた官民の
デジタル化政策を新型コロナウイルス感染拡大防止を理由に一気に進めようとするものです。
4月22日首相官邸で開かれたIT総合戦略本部と官民データ活用推進戦略会議の合同会議で、この機会にいわばデジタル・ニューディールを一気呵成に進めていく、ピンチをチャンスに変えていく発想が必要だと発言していることでも明らかです。
内閣官房IT総合戦略室が同会議に提出した資料には、
コロナ禍のもとでの遠隔教育やオンライン診療などの時限的・特例的規制緩和政策が記載されていますが、従来の規制の意味や緩和により生ずる問題も含めた吟味が求められています。
また、同資料は今後の
取り組みの
方向性として、企業から提供される統計データの活用によるクラスター対策とともに、濃厚接触者となった
可能性のある人への通知を知るアプリの実現を明記しています。
一方で、データの収集と
利用の際にはプライバシーや個人情報の保護に配慮する必要があることにも触れています。
この問題では各国でもアプリの開発や
利用などで同様の動きが進み、懸念も広がっています。
世界の100を超える非政府組織が、拡大感染防止のためのデジタル監視技術が人権侵害や広範な監視システムの運用に
利用されるべきではないとする共同声明を発表しています。
そして、各国政府が満たす条件として、正当な公衆衛生上の目的に基づく合法的なものであること、適用範囲と目的が明確であること、運用期間を感染爆発に対応する間に限定することなどを挙げています。
今回の要望項目にマイナンバーの更新手続について触れていますが、
コロナ禍のもと、1人10万円給付の支給で混乱を拡大した大きな要因の一つは、オンライン申請を宣伝し
利用を推奨したためであります。
その結果、カードを取得したい人、ふだん使わないカードの暗証番号を忘れた人などが
自治体窓口に殺到し3密状態になり
自治体職員はその対応に疲弊しました。オンライン申請を途中でやめた
自治体も少なくありませんでした。
また、
自治体情報セキュリティークラウドですが、
自治体をまたいで事務処理を標準化しなければなりません。IT推進より、むしろ業務改革をしなければなりません。個人情報漏えいが後を絶たず、これまで以上に情報の取り扱いは慎重にすべきです。
以上の理由などから、到底賛成することはできないものと述べ、討論を終わります。(拍手)
○
今田哲哉 議長 これをもって討論を終了いたします。
これより、
議員提出議案第3号を起立により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の
議員の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○
今田哲哉 議長 起立多数であります。
よって
議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
議員提出議案第4号「
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書」
○
今田哲哉 議長 次に、
日程第3、
議員提出議案第4号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書を議題といたします。
本件に対する説明は、提出
議員による
意見書文の朗読をもって、これにかえることといたします。内海武寿
議員。
〔16番内海武寿
議員登壇・朗読、議案別掲〕
○
今田哲哉 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
今田哲哉 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議員提出議案第4号は、委員会の付託を省略し、直ちに原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
今田哲哉 議長 御異議なしと認めます。
よって
議員提出議案第4号は、原案のとおり可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
事務事件の調査
○
今田哲哉 議長 次に、
日程第4、
事務事件の調査を議題といたします。
お諮りいたします。
各常任委員会、
議会運営委員会に対しそれぞれ所管の
事務事件について閉会中の調査を付託することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
今田哲哉 議長 御異議なしと認めます。
よって各常任委員会、
議会運営委員会に対し閉会中
事務事件の調査を付託することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
今田哲哉 議長 以上をもって本
定例会の
日程全部を終了いたしましたので、会議を閉じます。
午前11時27分閉議
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
今田哲哉 議長 閉会に当たり、市長の御挨拶があります。宮
本市長。
〔宮本一孝市長登壇〕
◎宮本一孝 市長 閉会に当たりまして御挨拶を申し上げます。
今次
定例会は去る7日から本日までの12日間にわたり開催をいただきました。
この間、私どもより提出いたしました諸案件につきましては、本会議並びに委員会におきまして慎重に御審議いただき、いずれも原案のとおり御協賛賜りまして、まことにありがとうございました。
今次
定例会は
市民の付託を得て、再び市長という重責を担うこととなりました私にとりまして2期目の初めての
定例会でありました。
2期目に当たりましては、議会、
市民の皆様の御理解をいただきながら、
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえつつ、これまでの4年間にまいてきた多くの種を確実に成果に結びつけていくことに全力を傾注し、住みたい、住み続けたいまちとして選ばれ続けるため取り組んでまいりたいと考えております。
また、御審議の中で賜りました貴重な御意見、御要望等を参考にし、市政運営に当たってまいる所存でありますので、
議員各位におかれましては、今後も
本市のさらなる発展のため温かい御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、
議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただき、ますます御活躍御祈念申し上げ、簡単ではありますが、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
まことにありがとうございました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
今田哲哉 議長 これをもって、
令和2年
門真市議会第3回
定例会を閉会いたします。
午前11時29分閉会
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長 今 田 哲 哉
署 名 議 員 内 海 武 寿
署 名 議 員 福 田 英 彦...