門真市議会 2019-02-25
平成31年第 1回定例会-02月25日-01号
平成31年第 1回定例会-02月25日-01号平成31年第 1回定例会
平成31年門真市議会第1回定例会
〇議事日程第1号
平成31年2月25日(月)午前10時開議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸 報 告
日程第4
委員会提出議案第1号 2025年問題における諸課題に対し全庁的な体制を構築することを求める決議
日程第5
施政方針説明
日程第6 報告第1号 専決処分の報告について
日程第7 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(控訴の提起について)
日程第8 議案第1号 字の区域の廃止及び変更並びに町の新設について
日程第9 議案第2号 門真市健全な財政に関する条例の制定について
日程第10 議案第3号 門真市路上喫煙の防止に関する条例の制定について
日程第11 議案第4号 門真市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について
日程第12 議案第5号 門真市附属機関に関する条例の一部改正について
日程第13 議案第6号 門真市
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について
日程第14 議案第7号 門真市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部改正について
日程第15 議案第8号 門真市
有料自転車駐車場条例の一部改正について
日程第16 議案第9号 門真市
国民健康保険条例の一部改正について
日程第17 議案第10号 門真市少人数学級編制の実施その他のきめ細かな指導ができる
教育環境づくりの実施に係る
任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正について
日程第18 議案第11号 門真市水道条例及び門真市下水道条例の一部改正について
日程第19 議案第12号 門真市
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について
日程第20 議案第13号 平成30年度門真市
一般会計補正予算(第10号)
日程第21 議案第14号 平成31年度門真市
一般会計予算
日程第22 議案第15号 平成31年度門真市
国民健康保険事業特別会計予算
日程第23 議案第16号 平成31年度門真市
都市開発資金特別会計予算
日程第24 議案第17号 平成31年度門真市
公共用地先行取得事業特別会計予算
日程第25 議案第18号 平成31年度門真市
後期高齢者医療事業特別会計予算
日程第26 議案第19号 平成31年度門真市
水道事業会計予算
日程第27 議案第20号 平成31年度門真市
公共下水道事業会計予算
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〇出席者氏名
・出席議員(20名)
1番 松 本 京 子
2番 後 藤 太 平
3番 池 田 治 子
4番 森 博 孝
5番 堀 尾 晴 真
6番 武 田 朋 久
7番 岡 本 宗 城
8番 内 海 武 寿
9番 土 山 重 樹
10番 大 倉 基 文
11番 五 味 聖 二
12番 豊 北 裕 子
13番 戸 田 久 和
14番 高 橋 嘉 子
15番 春 田 清 子
16番 佐 藤 親 太
17番 中 道 茂
18番 今 田 哲 哉
20番 福 田 英 彦
21番 亀 井 淳
・欠席議員(1名)
19番 吉 水 丈 晴
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・説明のために出席した者(15名)
市長 宮 本 一 孝
副市長 下 治 正 和
副市長 日野出 俊 夫
教育長 久木元 秀 平
教育次長 森 本 訓 史
企画財政部長 河 合 敏 和
総務部長 大 兼 伸 央
市民生活部長 重 光 千代美
保健福祉部長 市 原 昌 亮
こども部長 内 田 勇
まちづくり部長 木 村 佳 英
上下水道局長 西 口 孝
会計管理者 溝 口 朋 永
教育委員会事務局教育部長 満 永 誠 一
行政委員会総合事務局長 南 野 晃 久
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・職務のために出席した者(4名)
企画財政部次長兼秘書課長 宮 口 康 弘
総務部次長 山 口 勘治郎
こども部次長 坂 本 裕
総務部総務課長 吉 井 義 輝
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・職務のために出席した
議会事務局職員
局長 吉 田 清 之
次長 岡 一十志
課長 隈 元 実
課長補佐 笠 置 真 記
主査 西 脇 優
主査 山 下 真 介
係員 西 川 祥 平
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
平成31年2月25日(月) 午前10時開会
○佐藤親太 議長 ただいまの出席議員は21名であります。
これより平成31年門真市議会第1回定例会を開会いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○佐藤親太 議長 開会に当たり市長の御挨拶があります。宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎宮本一孝 市長 平成31年門真市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上、御出席賜り、まことにありがとうございます。
さて、このたびの定例会に提出いたしております案件につきましては、既に議案書をお手元にお届けいたしておりますとおり、報告案件1件、承認案件1件、条例案件11件、予算案件8件、その他案件1件の計22件となっております。
これらの案件につきましては、それぞれ御上程賜りました際に担当の者より御説明申し上げることとしておりますので、慎重に御審議いただき、いずれも原案どおり御協賛賜りますようお願い申し上げます。
新年度予算案につきましては、まちの成長に向けた投資を行いつつ災害時への備えも意識した予算となるよう予算編成を行ったところであります。後ほど、平成31年度施政方針におきまして、主な施策につきまして御説明させていただきたいと考えております。何とぞ、格段の御理解を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、開会の御挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前10時1分開議
○佐藤親太 議長 直ちに本日の会議を開きます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
会議録署名議員の指名
○佐藤親太 議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第122条の規定により3番
池田治子議員、4番森博孝議員を指名いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△会期の決定
○佐藤親太 議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月22日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 御異議なしと認めます。
よって会期は、26日間と決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△諸報告
○佐藤親太 議長 次に、日程第3、諸報告を行います。
監査結果報告について申し上げます。
監査委員から議長宛てに監査結果報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておきました。御了承願います。(文書別掲)
以上で諸報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
委員会提出議案第1号「2025年問題における諸課題に対し全庁的な体制を構築することを求める決議」
○佐藤親太 議長 次に、日程第4、
委員会提出議案第1号、2025年問題における諸課題に対し全庁的な体制を構築することを求める決議を議題といたします。
本件に対する説明は、提出者である2025年
問題調査研究特別委員長後藤太平議員による決議文の朗読をもって、これにかえることといたします。
後藤太平議員。
〔後藤太平2025年
問題調査研究特別委員長登壇〕
◎後藤太平 2025年
問題調査研究特別委員長 決議の説明の前に、本特別委員会の
調査研究過程につきまして御報告いたします。
本特別委員会は平成27年第4回定例会における2025年問題に対して門真市として万全の体制を構築することを求める決議を踏まえ、平成29年第4回定例会にて設置され、2025年問題に処する強固な体制構築に資するよう多角的な視点から調査研究を行いました。
まず、平成30年3月には門真市2025年
問題対策検討委員会に関する報告を受け、本市の2025年問題についての認識やその対策に係る
スケジュール等を確認いたしました。
次に、平成30年4月には
三菱東京UFJリサーチ&
コンサルティング株式会社の岩名礼介氏を、平成30年6月には
社会福祉法人晋栄福祉会理事長の●(はま)田和則氏を参考人として招致した上で、委員会を開き議論を交わしました。
次に、平成30年8月には
東三河広域連合、
知多北部広域連合及び愛知県常滑市の3団体において
管外行政視察を行い、広域連合と構成市における
地域包括ケアシステムなどについての見識を深めました。
そして、平成31年1月には門真市2025年
問題対策検討委員会に関する報告を再度受け、本市の今後の
取り組み方針について確認いたしました。
以上の調査結果を踏まえ、本特別委員会として2025年問題における諸課題に対し全庁的な体制を構築することを求める決議を提出することを決定した次第であります。
それでは、決議文を朗読いたします。
〔後藤太平2025年
問題調査研究特別委員長朗読、議案別掲〕
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
通告により13番
戸田久和議員を指名いたします。
戸田久和議員。
〔13番
戸田久和議員登壇〕
◆13番(
戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。この決議に賛成の立場で討論いたします。そして、市民にこの意味をやっぱり伝えていきたいということを含めて賛成の理由を述べていきます。
まず、この決議は全般を見まして非常に議会としてレベルの高い内容と、超党派でこれが提出されているということで大きな意義があります。行政に対して一定の理解あるいは頑張りは認めつつ議会としてこの点はだめだよ、この点は足りないよということを非常に厳しく、かつ温かく指摘しているということがまず第一となります。
この介護保険にかかわる問題は非常に難しい。特に、門真市ではくすのき広域連合という守口、四條畷と一緒になってやってることによる難しさ、弊害がいろいろ重なっております。これは十数年前の平成の大合併、あの騒動の中で
スケールメリットで合併していけばやりやすくなるというふうな考えが大きく働いて3市でつくった連合ですけども、実際にはうまくいかないことがいろいろ出てきている。私も当初から指摘しておるように、いわゆるくすのき官僚みたいなものが本部にのさばって、各市の議会の議員たちは間近に論議ができない。連合の議会、年にたった3回あるだけで、しかも門真市の議員から、それぞれ市議会からごく一部の人が選抜されていくだけという偏りもあります。そういうふうな問題が重なってきました。
そして、この問題は園部市政から宮本市政にかわったから特に悪いかどうかという問題でもない。この役所として官僚機関として他市と一緒にこういうことを始めてしまった。なかなかやめられない。もうやめるようなへつらった物すごい行政的な難しくて困難でややこしい、手をつけたくない。そういう流れでずっと来ている中で、しかしそれではだめだろうということが門真市議会では以前の決議を含めて今回の決議として上がっているわけです。
この文面でいいますと、裏面にあります「広域連合を軸として
地域包括ケアシステムと
介護保険制度を実施していく制度運用上の課題が明らかになったのであり」云々、早期に改善すべきであると考え、これは名指しこそしておりませんけども、いつまでもくすのき広域連合で3者べたっとやっててもうまくないよということを非常にじんわりと指摘したものであります。
そして、こういう指摘を議会で、前回、議会で出していること自体は守口でもやっていない。四條畷でもやっていない。門真市の議員が非常に問題意識を強く持って、これを他市に先駆けて訴えているというわけであります。
これは行政にとって議員、議会からの強い意見というのは、ある意味、黒船、開発効果としてもあるわけでして、議会がこう言うからこうしなくちゃいけないということを内部でも言いわけとして使って変更がしやすくなる。それをまた、他市においても、門真市でこういう意見が全会一致で上がったということを含めて他市の議員たちも刺激を受けて、このままではやっぱりよろしくないということを門真市とも意見交換しながら改善の方向へ進めていくいうことの一歩がここで示されている、そのように私は考えます。これにおいて自民党、公明党、共産党、それぞれの人たちがそれぞれの研究をして、いろんな意見を練り上げていったと思いますけれども、そういう努力に対して高く評価しつつ、
宮本市政当局においてもこの意向をしっかりとくんで、ややもすれば惰性に流れがちなこの行政でのあり方ということを、この問題についてはしっかりと区切り、けじめをつけて考えていかれることを強く求めて私の賛成討論といたします。
御清聴、ありがとうございました。
○佐藤親太 議長 これをもって討論を終了いたします。
これより
委員会提出議案第1号を採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 御異議なしと認めます。
よって委員会提出第1号は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△
施政方針説明
○佐藤親太 議長 次に、日程第5、市長の
施政方針説明を求めます。宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎宮本一孝 市長 平成31年第1回定例会の開会に際しまして、予算を初めとする諸議案を御審議いただくに当たり、31(2019)年度の市政運営の基本方針を申し上げ、議員並びに市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
私は平成28年7月の市長就任から、この門真を市民の皆様が誇りと愛着の持てるまちへと変える、その決意で多くの種をまき、それらが芽吹き育つよう取り組んでまいりました。
その中でも、子育て・教育環境においては子育て世帯の方に寄り添った取り組みや出産・子育てしやすい環境づくり、また、門真の将来を担う子どもたちが学校や地域の中でたくましく育つよう取り組んでまいりました。
平成28年度に実施した門真市子どもの生活に関する実態調査において子どもの貧困に関する生活実態が明らかになる中で、大阪府のモデル事業としてスタートした子どもの
未来応援ネットワーク事業でありますが、現在、当初目標の600名を大きく上回る1100名を超える
市民ボランティアである子どもの未来応援団の皆様に御協力をいただいており、今では門真の事業としてしっかり根づいております。
この門真には温かいまなざしで子どもを見守ってくださる方々がたくさんいらっしゃると心強く感じているところであります。本年も市民の皆様とともに子どもを真ん中に置いた地域づくり、まちづくりを進めてまいります。
また、本年はまさしく変化の年であります。この5月には新天皇の即位により、これまでの平成の時代から新たな時代へと変わる年であります。
また、6月にはG20大阪サミット、9月には
ラグビーワールドカップが開催され世界中から多くの人が大阪を訪れ、これまで以上に大阪が世界から注目される年でもあります。多くの変化が起きる新しい時代においても市民の皆様に安心して暮らしていただけるよう取り組みを進めるのと同時に、この変化の年を好機と捉え、市民目線に立ちつつチャレンジする気持ちを忘れない市政運営を行ってまいります。
さて、昨年を振り返りますと災害が相次いだ1年でありました。
大阪北部地震、たび重なる台風、とりわけ9月の台風21号に関しては門真においても大きな被害が出たところであり、市民の皆様の安全で安心な暮らしを守ることの厳しさや難しさを改めて感じたところであります。次の災害がいつ起こってもおかしくない、そうした認識のもと今後も災害時には迅速で適切な対応ができるようにするとともに災害の被害を少しでも抑えるため、防災・減災への取り組みを皆様とともに進めてまいります。
経済情勢に目を移しますと国が示しています平成31年1月の
月例経済報告によりますと、景気は緩やかに回復しているものの通商問題の動向が世界に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとされており注視していかなければならないと考えております。
今後2025年には団塊の世代が後期高齢者となるなど、人口構造が大きく変化していく中で超高齢社会への対応としてさまざまな取り組みが求められており、とりわけ健康寿命の延伸が非常に重要な視点となっています。一方で同じ2025年に大阪・関西万博がいのち輝く未来社会のデザインをテーマとして、さらにはサブテーマとして多様で心身ともに健康な生き方、持続可能な社会・
経済システムを掲げて開催が決定されたことは、門真にとっても市民の健康長寿や持続可能なまちの発展につながると大きな期待を寄せております。
政府によると2025年大阪・関西万博の開催により約2800万人の来客が想定され、
経済波及効果は全国で約2兆円と試算されており、その好影響を市民の皆様一人一人が実感いただけるよう創意工夫していくことが大事であると考えております。一方で本市の財政状況に目を向けますと、29年度の決算においては財政構造の弾力性を示す経常収支比率は101.7%となるなど厳しい局面が続いております。
こうした状況の中、これから始まる新たな時代に対応するためにも持続可能な行財政運営の実現を図る観点から、成長と健全化が両立しうる財政基盤の構築と時代の変化と多様なニーズに対応しうる組織文化の確立を目指し、門真市
行財政改善アクションプラン(
スマートBiz★かどま)を策定したところであり、これに基づく30年度から3年間の取り組みを積極的に進めてまいります。
この
スマートBiz★かどまに基づいた取り組みを積極的に推進することで収支均衡の予算を実現し、投資的な施策への財源をしっかり確保し、とりわけ未来を育むための投資に重点を置きまして、引き続き地域に根差した子育て・教育施策の充実を柱としつつ皆様にとって快適な住まいの環境となるよう、また、誰もが働きやすく暮らしやすい環境の実現に向け取り組んでまいります。
また、門真が住みたいと選ばれるまちへと変わるために市民の皆様としっかりと議論を重ね、市民の皆様の理想のまちを実現するための新たな指針となる門真市第6次総合計画を策定してまいります。
門真には解決すべき課題が多くありますが新たな指針のもとに課題を一つ一つ解決し、しっかりチャレンジすることでさらにまちが発展するなど、将来への希望が持てる大きな可能性を見出すことができると考えております。
市民の皆様が希望を持てるまちの実現のためにも、新たな将来像を共有しつつ移り変わる時代のさまざまな変化に適応できる自治体を目指し、市政が皆様の暮らしの支えになるよう全力を挙げて市政運営に努めてまいります。
それでは、31(2019)年度に取り組む主な施策について御説明申し上げます。
初めに、みんなの協働でつくる地域力のあるまちについて申し上げます。
まず、
ホームページの充実についてでありますが、
市ホームページを
スマートフォンで閲覧する人がふえていることから、
スマートフォンへの対応や緊急時に迅速かつ効率的な情報発信が可能となる災害時専用ページの導入など、2019年11月の公開に向け
市ホームページの
リニューアル作業を進めてまいります。
次に、
シティプロモーションの推進についてでありますが、30年度に実施した市外在住者への意識調査や他市の取り組み事例を参考に、
シティプロモーションの推進に関するプランを2020年3月に策定することを目指し取り組んでまいります。
次に、地域会議についてであります。
地域の課題解決を市との協働により取り組む組織である地域会議につきましては、これまで設立済みの第五及び第三中学校区に加え、31(2019)年度は新たに第七中学校区において設立される見込みとなっており、地域におけるにぎわいの創出やつながりの強化に向けた支援を引き続き行ってまいります。
また、未設立の校区につきましても自治会を中心とした地域の方々に向けての説明や協議を重ねながら設立に向けた機運の醸成を図り、全校区設立に向けた取り組みを進めてまいります。
次に、
市民公益活動の促進についてであります。
NPO法人や
市民公益活動を担う個人や団体への支援のあり方の検討や、
包括連携協定を締結している大学や企業、各団体との
マッチング強化に向けた取り組みについて新たな指定管理者と連携を図りながら進めてまいります。
次に、
ふるさと門真まつりについてであります。
30年度は市内の南部地域にお住まいの方へシャトルバスを巡回させ、また暑さ対策としてスポットクーラーやミストシャワーを設置しましたこともあり、29年度を上回る市民の皆様に御参加いただきました。
今後も
ふるさと門真まつり実行委員会とともに市民の心に残るようなまつりの実施を目指してまいります。
次に、窓口サービスの改善についてであります。
近年、増加傾向にある外国人住民を含めた全ての方に対し丁寧かつ正確な手続が行えるよう市民課窓口において、多言語対応タブレットの導入を図ってまいります。
次に、計画的な行政施策の展開についてであります。
第5次総合計画の計画期間が31(2019)年度をもって終了することから、2025年問題を含めたさまざまな課題や社会情勢の変化に的確に対応し、10年先を見据えた誇りと愛着が持てるまちづくりを着実に進めるため、本市の最上位計画となる門真市第6次総合計画を策定してまいります。あわせて新たな総合計画の推進に必要な組織体制を整備するため、2020年4月の機構改革に向けて検討を進めてまいります。
次に、市役所業務の改善についてであります。
業務の効率化の観点から30年度よりAIやRPAを含めた先端技術の活用について他市とも連携しながら調査・研究し、また、課長補佐ミーティングにおいて3S活動の取り組みを進めてまいりました。
31(2019)年度はAIを搭載した会議録作成支援システムの運用を初めとした、業務における先端技術の活用の検討とともに業務改善活動の全庁的な展開に取り組んでまいります。
次に、財政運営についてであります。
大規模な自然災害等の不測の事態、公共施設の老朽化、少子・高齢化の進行による社会保障関係経費の増大にも的確に対応しつつ、市民の安全・安心を守り安定した行政サービスを提供するという、基礎自治体としての役割を十分果たしていくためには年度間の財源の不均衡を調整する財政調整基金をしっかりと確保しなければなりません。
このことから本議会に提出させていただいております門真市健全な財政に関する条例に基づき、将来にわたり健全で規律ある財政運営を行う中で必要な財政調整基金の保有額の確保に鋭意努めてまいります。
次に、将来を担う子どもが育つ教育力のあるまちについて申し上げます。
まず、子育て・教育環境の充実についてでありますが、保護者の経済的な負担を軽減し全ての子どもが質の高い教育・保育・療育を受けることができる環境づくりを目指すため、29年度より幼稚園、保育所、認定こども園、こども発達支援センター及びその他の児童発達支援施設を利用される本市在住の5歳児を対象に利用者負担の無償化を実施しており、30年度からは対象範囲を4歳児に拡充しているところであります。
31(2019)年度においては、国が10月より3歳児から5歳児の無償化を実施するところ、国に先行して4月より無償化の対象範囲を3歳児まで拡充するとともに、2号認定の児童の副食費についても市独自で無償化を行い、さらに子育てしやすい環境づくりを推進してまいります。
保育定員の確保につきましては、31(2019)年度は待機児童が多く発生している0歳児から2歳児の解消を図るべく、新規の小規模保育事業所の開設等により保育定員の確保に努め、引き続き門真市子ども・子育て支援事業計画に基づき待機児童解消に努めてまいります。
あわせて本市独自の保育士等確保策として、保育士等養成施設の新規卒業者の就職及び潜在保育士等の現場復帰への契機とするべく保育士等就労奨励金の支給を開始するとともに、10月からは対象範囲を幼稚園教諭へ拡充してまいります。
また、2020年度の実施に向けたリーフレット及びポスターの作成、保育士等養成施設や駅構内へのポスターの掲示等、幅広い周知活動を引き続き行い保育士及び幼稚園教諭等の確保を支援してまいります。
さらに、女性の社会進出や就労形態の多様化により保育のニーズ等が変化してきている中、今後の教育・保育の需給の動向や公立園の役割を見きわめつつ就学前施設としての公立園のあり方を検討してまいります。
また、(仮称)門真市第2期子ども・子育て支援事業計画策定に向け、30年度に実施しましたニーズ調査の結果をもとに、教育・保育の充実や地域子育て支援の充実等を目指し計画策定に取り組んでまいります。
次に、子育て支援環境及び母子保健の充実についてであります。
将来を担う子どもを安心して産み育てることができるよう妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援体制のさらなる充実・強化が求められております。
このことから保健福祉センター内において、子育て世代包括支援センター ひよこテラスの運営を開始します。ひよこテラスにおいては新たに開設する地域子育て支援センター ひよこる~むの子育て全般にわたる相談機能とあわせ、従来から実施している母子保健に関する相談機能と効果的に連携することで、妊娠期から子育て期におけるワンストップの相談拠点としての機能強化を図ります。
また、産後の母子への支援の充実として産後ケア事業を新たに実施し、産後の母親の身体的回復のための支援、母親の話を傾聴する等の心理的支援、新生児及び乳児の状況に応じた具体的な育児指導やケアなどに取り組んでまいります。
さらに、疾病や出産、看護などにより児童を養育することが一時的に困難となった場合、児童養護施設等で養育を行うことができる子育て短期支援事業を実施してまいります。
次に、放課後児童クラブについてであります。
市内全小学校において実施している放課後児童クラブ運営事業につきまして、就労形態の多様化等に伴う小1の壁を打破し、子育て環境の充実を図るため現在午後6時までとしている開設時間を午後7時までに延長いたします。
次に、子どもの貧困対策事業についてであります。
子どもの
未来応援ネットワーク事業については、31(2019)年度以降も継続的に実施し、地域と行政が子どもを真ん中に置いた協力体制をより強固なものにして、支援を要する子どもや保護者の抱える課題を一つでも多く解消できるよう努めるとともに、子どもの健全育成を担う地域力の底上げを図ってまいります。
次に、児童・生徒の確かな学力の育成についてであります。
2020年の新学習指導要領への完全移行も踏まえながら子どもの夢と幸せをみんなで育む門真の教育を目指して施策に取り組んでまいります。
まず、昨年度に引き続き市費任期付教員の柔軟な活用及び学校サポートスタッフの配置を行うとともに、新学習指導要領に即した授業づくりを推進し児童・生徒の学力向上に努めてまいります。
また、市内全小学校に配置している外国語活動支援員の活用についてさらなる改善・充実を図るとともに、中学生への海外派遣研修を行うめざせ世界へはばたけ事業や、外国からの修学旅行生との交流を行う「ようこそ門真へ」国際交流事業を引き続き実施し、子どもたちの英語に対する意欲・関心を高め、小・中学校における英語教育の推進を図ってまいります。
次に、学校施設の充実についてであります。
30年8月の門真市魅力ある教育づくり審議会最終答申を踏まえ、門真の子どもたちが多様な人間との豊かなつながりを構築しながら主体的に学び合える学校環境づくりの実現に向けて設置した門真市学校適正配置審議会において、小中一貫校、義務教育学校等の考えも含めた学校施設のあり方やそれに伴う教育内容の検討を行う予定であります。
また、今後も安全・安心で衛生的な学校施設の整備に向け、トイレ等の改修を初めブロック塀の対応などに取り組んでまいります。あわせて本市小・中学校のICT環境におけるネットワークセキュリティの強靭化と校内の無線LAN環境整備に着手し、各学校と教育委員会及び関係各課が安全かつスムーズに連携できるネットワークの構築に向けて取り組んでまいります。
次に、安全・安心で快適に暮らせる明るいまちについて申し上げます。
本市の防犯対策の行動計画として位置づけた門真市防犯対策アクションプランに基づき、計画的な防犯カメラの設置を進め30年度末までに300基の設置目標を達成することができました。さらなる安全・安心なまちを目指し、31(2019)年度から3年間の門真市防犯対策アクションプラン改定版を策定し、防犯カメラの増設に取り組んでまいります。
また、明るいまちづくりに向け、LED型防犯灯への取りかえの促進を図るなど地域・警察との連携による防犯対策の充実に引き続き取り組んでまいります。
高齢者を狙った悪質・巧妙な手口・手法による特殊詐欺の被害が年々増加しており、高齢者被害を未然に防ぐ対策として29年度から府の補助金を活用し、特殊詐欺等被害防止機器を単身高齢者等へ貸与しているところであり、31(2019)年度も引き続きこれを継続し特殊詐欺等の被害を防止する対策を進めてまいります。
さらに、警察、弁護士、消費者団体、福祉団体などとの協働による啓発活動を推進する門真市安全確保地域協議会を30年度に設置し、さらなる消費者被害の未然防止と拡大防止に努めてまいります。
また、成人年齢が2022年4月から18歳へ引き下げられることが予定されており、若年層への消費者被害の拡大も予想されることから、出前講座くらしの講座等による消費者教育を学校等と連携して積極的に実施してまいります。
次に、災害対策についてであります。
30年に発生した大阪北部の地震及び台風などの災害を教訓に、より実効性の高い活動を行うため、門真市地域防災計画や市職員初動要領を初めとする各種マニュアルを見直し、近い将来に発生が危惧される南海トラフ地震などの大災害のみならず、さまざまな規模の災害に対して市全体で迅速・適切に対応できるよう体制の強化を進めてまいります。
また、みずからの命はみずからが守ることの大切さなど、自主防災意識の高揚を図り、引き続き地域の自主防災活動に対する支援を進める市総合防災訓練を行い、市域全体の防災意識や防災力の一層の向上を図ってまいります。
さらに、地域防災の中核となる消防団員の活動に対する安全装備品等の充実・強化を行うなど地域防災力の一層の充実に努めてまいります。あわせて災害時に開設いたします避難所において避難者がスムーズに連絡・情報の収集ができるよう、市内23カ所の指定避難所全てに公衆無線LAN環境を整備いたします。
加えて災害時において被害が生じた場合に事務処理上の細部にわたり迅速に対応を行うため、昨年の地震及び台風によって被害を受けた分野を中心に想定し、当初予算において災害復旧費の予算費目を計上いたします。
次に、地震対策の強化についてであります。
大地震から市民の生命と財産を守るため、引き続き門真市住宅・建築物耐震改修促進計画に基づき、建物所有者に対し耐震化の重要性等について周知啓発を積極的に行い、耐震診断や耐震改修等の補助制度の活用を促し建築物の耐震化の促進に努めてまいります。
また、ブロック塀等安全対策促進補助制度を31(2019)年度末まで延長し、安全対策に係る所有者の負担軽減を図ります。
次に、シンボルゾーンの整備についてであります。
幸福町・垣内町地区では引き続き住宅市街地総合整備事業を活用し、建物補償や用地の先行取得を進め、早期の土地区画整理組合設立を目指すとともに旧第一中学校跡地における一体的なまちづくりの実現に向け、30年9月に立ち上げた庁内プロジェクトチームにより、(仮称)市立生涯学習複合施設、交流広場、高層共同住宅・商業・サービス等ゾーンの整備活用方法等の検討を進め、本市の顔となる魅力的で質の高い賑わい交流ゾーンとなるよう引き続き取り組んでまいります。
次に、北部地域の災害に強いまちづくりについてであります。
本市北部地域の密集市街地のうち地震時等に著しく危険な密集市街地においては、引き続き優先主要生活道路の整備及び除却補助制度を活用した老朽木造住宅等の除却等により、まちの不燃化に向けた取り組みを一層推進してまいります。
また、延焼遮断空間の確保に向けて都市計画道路寝屋川大東線の整備をより一層促進するため、大阪府と連携・協力し必要な用地取得等を実施してまいります。
さらに、泉町・松葉町北地区では地権者等の意向把握に努め、事業手法の確立に向けた取り組みを進めてまいります。
次に、第二京阪沿道の市街地整備についてであります。
北島東地区では区画整理事業における区画道路の整備が完了し、さらなる利便性の向上や緊急車両の早期到着に寄与するよう既存道路と区画道路を接続する道路整備に取り組んでまいります。
北島東第2地区では第二京阪道路を生かして新たな都市機能を誘導し、計画的な土地利用を進めていくため土地区画整理準備組合への支援を行ってまいります。
また、地下鉄門真南駅周辺地区につきましては、引き続き地権者等とのまちづくり勉強会において意見交換を重ね、まちづくりに向けた地元組織の発足を目指すなど生活利便性の向上と駅周辺にふさわしい、にぎわいのあるまちづくりの実現に向けた取り組みを進めてまいります。
次に、快適に暮らせる生活基盤の整備についてであります。
上水道につきましては災害時においても強靭かつ安定した水の供給が図られるよう、老朽化した配水管の更新を計画的に進めるとともに、引き続き耐震化計画及び門真市水道事業ビジョンに基づき水道施設の耐震化に努めてまいります。
公共下水道につきましては早期概成を目指し、中部排水区及び西部排水区を中心とする整備を計画的に進め、総合地震対策計画に基づく重要な管渠等の地震対策及びストックマネジメント計画に基づく計画的な点検・調査、効率的な改築・更新を実施するとともに、引き続き中長期的な経営の基本計画である下水道事業経営戦略の策定に取り組んでまいります。
また、将来にわたり安定的な上下水道事業の経営基盤を構築するため、上下水道事業経営審議会における議論も踏まえながら、水道料金及び下水道使用料のあり方について検討を進めてまいります。
次に、ごみ・し尿処理の適正な処理と施設管理についてであります。
し尿等につきましては、公共下水道の普及による処理量の減少と浄化センターの老朽化等により、31(2019)年度から四條畷市の希釈放流施設にて委託処理を開始します。このことから浄化センターは施設の撤去に向け、必要な手続を適切に進めてまいります。
次に、道路管理についてであります。
本市が管理する道路及び橋梁の老朽化が進行していることから、舗装路面性状調査等の結果に基づき、引き続き計画的な修繕に取り組むとともに橋梁の定期点検を実施してまいります。
また、古川橋駅周辺につきましてはムクドリが飛来することで鳴き声やふんによる悪臭等の被害、苦情が多いことからその対策を実施してまいります。
次に、公共交通サービスの充実についてであります。
現在、大阪府等において大阪モノレール南伸の手続が進められており、門真市駅から仮称門真南駅間に新たに駅を設置することで、周辺地域の発展などが期待できることから、守口市を初めとする関係者と協力しながら新駅設置に向けた取り組みを進めてまいります。
また、31(2019)年度に予定されている萱島駅への耐震補強工事に補助を行い、公共交通サービスの充実を支援してまいります。
大和田駅前につきましては公共交通の結節点にふさわしい利便性の高い駅前広場の整備に向けた調査業務に着手してまいります。
次に、住宅・住環境の整備についてであります。
老朽建物の倒壊等による事故を未然に防止するため、所有者による適正管理の促進を図るとともに、耐震性の劣る木造住宅の建てかえ促進及び保安上危険な老朽住宅等の除却に係る補助を引き続き行ってまいります。
また、空き家等対策につきましては門真市空家等対策計画に基づき、各種団体等との連携を図りながら空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に推進してまいります。
次に、耐震性が不足している新橋1期市営住宅についてでありますが、門真市新橋市営住宅1期移転案検討委員会で取りまとめた現位置における住宅確保に向け、入居者との協議を継続するとともに門真プラザの再整備に必要な調査を実施し、他の区分所有者の意向把握や調整を行うなど再整備に向けた取り組みを進めてまいります。
次に、大阪府営住宅の移管につきましては第1次移管としまして、31年4月に門真住宅、門真千石西町住宅、門真四宮住宅の計3団地が本市に移管され門真市営住宅となります。
移管後につきましては門真住宅での建てかえ事業を推進するとともに、住民サービスの向上や住宅資産を積極的にまちづくりに活用するなど、移管の効果を市民の皆様に実感していただけるようしっかりと取り組んでまいります。
また、今後予定している第2次・第3次移管に関しましても円滑な移管が実施されるよう、大阪府と引き続き協議を進めてまいります。
次に、いきいきと人が輝く文化薫るまちについて申し上げます。
人権問題が多様化、複雑化してきている中、市民の皆様が人権意識を高め互いの多様性を認め合うことが重要であることから、今後の人権施策のあり方については門真市人権尊重のまちづくり審議会の意見を踏まえながら、人権尊重理念の定着を目指すとともに人権相談などによる人権擁護に努めてまいります。
また、女性サポートステーションを中心に、第2次かどま男女共同参画推進プランに基づく啓発事業や相談事業を行うとともに、女性が仕事や地域活動など、あらゆる分野に積極的に参画できるよう引き続き支援してまいります。
さらに、キャリア講座、実践型ワークショップ、職場体験を3ステップ方式で行うかどママ就活サポート事業を新たに実施し、出産・子育てを経て就職や復職を目指す女性の支援をさらに進めてまいります。
次に、生涯学習環境の充実についてであります。
生涯学習複合施設につきましては地域とともにコミュニティを育む文化・学習の交流拠点となることを目指し、幸福町・垣内町のまちづくりの進捗状況を踏まえながら、社会教育施設として望ましい事業や施策展開について幅広く議論を重ね検討してまいります。
図書館運営につきましては31年3月に策定予定であります図書館サービス計画に基づき、より一層幅広い市民に対するサービスの向上に取り組んでまいります。
次に、スポーツ活動推進体制の充実についてであります。
市民のライフステージに応じたスポーツ活動を行うため、30年2月に設立された門真市生涯スポーツ推進協議会において、既存のスポーツ大会やレクリエーションイベントを実施するとともに、健康づくりから本格的な競技スポーツ等、多様なスポーツ・レクリエーションに親しむことができるよう、スポーツ活動参加へのきっかけづくりを中心とした新たな各種スポーツ教室などを実施しスポーツの振興、普及啓発に努め、年間を通した生涯スポーツ推進体制を一層充実してまいります。
次に、文化・芸術振興体制の充実についてであります。
門真市民文化会館ルミエールホールは開館から25年が経過し、設備の更新や天井の耐震化等の改修を行う必要があることから、31(2019)年度は約1年間閉館して大規模改修に取り組んでまいります。
また、門真市文化芸術振興基本方針が2019年12月をもって策定後10年を経過することに伴い、2020年度を目途として新たに門真市文化芸術推進基本計画を策定し、文化を育む環境づくりを進めてまいります。
次に、健やかな笑顔あふれる支え合いのまちについて申し上げます。
地域福祉の推進についてでありますが、超高齢社会において認知症等の高齢者の増加を見据え、30年度より成年後見制度における市民後見人を大阪府と連携し養成してまいりました。31(2019)年度におきましても引き続き市民後見人を養成し、活動支援を行うとともに成年後見制度に関する理解を深め、地域の助け合いによる福祉の推進に努めてまいります。
次に、社会保障制度の適正な運営についてであります。
国民健康保険制度につきましては30年度からの広域化により、大阪府と府内市町村が共同保険者となって運営しており、本市におきましては資格管理や保険給付、保険料の賦課・徴収、保健事業などを引き続き担っております。今後も市民の健康が守られるよう安定的な事業運営に努めてまいります。
また、糖尿病の重症化が健康を脅かしている状況に鑑み、新たに糖尿病性腎症重症化予防事業を実施し健康寿命の延伸と医療費適正化を推進してまいります。
本市の国保会計が抱える累積赤字につきましては年々着実に減少させてきたところであり、引き続き収納率の向上による歳入を確保するとともに医療費適正化対策の推進等による歳出抑制に努め、早期の累積赤字の解消を図ってまいります。
さらに、本市におきましては2019年10月から府内全市町村で実施される、大阪府版健康マイレージ事業、おおさか健活マイレージ・アスマイルを他市町村に先駆け31年1月からモデル実施しているところであり、保健事業等において本事業を十分に活用していくとともに広く普及させることにより、生活習慣病予防に向けた健康意識のさらなる向上を図ってまいります。
次に、高齢者福祉の充実についてであります。
介護予防、自立支援、生きがいづくりなどの社会参加の促進など、高齢者が地域社会の中で活躍できる環境づくりに向け企業・地域住民等と連携し健康寿命の延伸に努めてまいります。
また、単独世帯高齢者や認知症等により支援が必要な高齢者の増加が見込まれることから、地域での見守り体制の強化を初め、自分らしく最期を迎えるための本人及び家族など養護者に対する支援、権利擁護など住みなれた地域で、安心して日常生活を営むことができるよう取り組みを進めてまいります。
次に、障がい者(児)福祉の充実についてであります。
障がい者等が地域社会の中で人々と共生し、生きがいを持って暮らせる環境を整備することは大変重要なことであります。
本市では、門真市第5期障がい福祉計画・第1期障がい児福祉計画に基づき、障がい者等の重度化・高齢化や親亡き後を見据え、グループホームや短期入所など、居住支援のための機能を集約した多機能拠点整備型の地域生活支援拠点の開設に合わせ、障がい者基幹相談支援センターを31年4月に移転し、相談体制の一層の充実を図ります。
今後は当該拠点を運営する社会福祉法人との密な連携のもと、障がい者等やその家族が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、さまざまな支援を切れ目なく実施してまいります。
次に、市民の心の健康についてであります。
31年3月策定予定の門真市自殺対策計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、自殺防止対策を推進してまいります。
次に、病気の予防対策の充実についてであります。
乳幼児を対象とする定期接種ワクチンの増加に伴い、予防接種スケジュールが複雑化している状況を鑑み、集団接種のみであったBCGワクチンをかかりつけ医による個別接種も可能とし、利便性の向上かつ安全で安心な接種環境の整備に努めてまいります。
次に、環境と調和し、産業が栄える活力のあるまちについて申し上げます。
環境保全対策についてでありますが、門真市一般廃棄物処理基本計画の最終目標年度が31(2019)年度に終期を迎えることから、現行計画の進捗状況と今後の課題を整理し、ごみの減量化やリサイクルの推進等に向け新たな計画の策定に取り組んでまいります。
次に、環境美化活動の充実についてであります。
たばこのポイ捨て等、路上喫煙による迷惑行為を防止するとともに喫煙者のマナー、モラルの向上及びまちの環境美化意識の高揚を図るため本議会に提出させていただいております、門真市路上喫煙の防止に関する条例の施行に向け取り組みを進めてまいります。
次に、親水空間などの整備についてであります。
北島町の門真第九水路の親水空間整備工事につきましては31(2019)年度中の工事完成を目指し、引き続き水路整備調整会議などを通じ市民の皆様の参画を得ながら親しみのある空間の創出に努めてまいります。
次に、公園の整備についてであります。
遊具を初め多くの施設の老朽化が進行していることから、効果的に更新・改修を実施するため都市公園における公園施設長寿命化計画の策定に取り組み、利用者の安全確保に努めてまいります。
次に、産業の振興についてであります。
企業での多様な人材活用や定着が求められている中、女性の雇用及び就労を促進していくため、トイレや更衣室の設置など女性が働きやすい職場環境の整備を行う市内中小企業に対して一定の補助を行う女性雇用環境整備補助事業を創設いたします。あわせて昨年度に引き続き地域における就労機会の確保のため、守口市と合同で就職面接会を実施いたします。
また、中小企業支援につきましては引き続き市内企業が持続的に発展していけるよう中小企業サポートセンターの運営、導入促進基本計画に基づく先端設備の導入促進、ものづくり補助金など国の施策活用支援、ものづくり
企業立地促進制度奨励金事業等を実施してまいります。
以上、31(2019)年度に取り組む施策の一端について申し上げました。
31(2019)年度予算につきましては一般会計605億円、また、国民健康保険事業特別会計、水道事業会計ほか4事業会計を合わせまして総額約907億円としたところであります。
財政状況は29年度決算においても財政調整基金を取り崩す結果となるなど、極めて厳しい状況が続いておりますが、今後懸念されます災害等の不測の事態へ備えるためにも一定額の基金を確保しておくことが重要であることから、門真市
行財政改善アクションプラン(
スマートBiz★かどま)の取り組みを一層進めることにより収支均衡予算を実現し、恒常的に改善していく組織文化を確立するとともに門真市健全な財政に関する条例に基づき、将来にわたり健全で持続可能な財政運営を行ってまいります。
結びになりますが、本市の名誉市民である松下幸之助氏の言葉の中には、『人は何度やりそこなっても、「もういっぺん」の勇気を失わなければ、かならずものになる』という、失敗を恐れずチャレンジをし続けると必ず成功につながるということをあらわした言葉があります。
門真には解決すべき課題が多くありますが、その大きな壁を必ず乗り越えるという強い勇気を私を含めた職員一人一人が持ち、市役所だけでなく市民の皆様とともに失敗を恐れず果敢に新たなチャレンジをし続ける、そうすれば必ず門真は変わります。
壁を乗り越えた先には門真の明るい未来がきっとある。そう信じて、これからの新しい時代を担う子どもたちのためにも私はもとより市役所が一丸となって、市民の皆様とともに手を携えながら、市民の目線に立った市政運営に注力してまいる所存でありますので、議員並びに市民の皆様方のなお一層の御支援、御協力をお願い申し上げまして私の31(2019)年度の施政方針とさせていただきます。
何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 以上で施政方針の説明は終わりましたが、本日は説明を聞きおく程度にとどめ、本件に対する質問は、後日の本会議において行うことといたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△報告第1号「専決処分の報告について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第6、報告第1号、専決処分の報告についての報告を求めます。大兼総務部長。
〔大兼伸央総務部長登壇、議案別掲〕
◎大兼伸央 総務部長 ただいま御上程賜りました報告第1号、専決処分の報告につきまして御説明申し上げます。
本件は地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分できるものとしまして、議会より指定を受けました事項の専決処分の報告でありまして、平成30年中に示談いたしました交通事故等にかかわり、本市が負担した損害賠償額等につきまして報告するものでございます。
内容といたしましては議案書1ページ以下にお示しのとおり、交通事故に係るものが1件、道路管理事故に係るものが1件、その他の事故に係るものが3件の合計5件でありまして、これら損害賠償の総額は108万6419円でございます。
これら賠償のうち交通事故及び道路管理事故に係るものにつきましては、全国市有物件災害共済会の保険により全額補填を受けております。
公用車両での交通事故を初め施設管理上の事故、その他の事故の防止につきましては注意喚起いたしておるところでございますが、今後さらに徹底してまいる所存でございます。
以上、まことに簡単ではございますが、専決処分の報告とさせていただきます。何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 以上で報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(控訴の提起について)」
○佐藤親太 議長 次に、日程第7、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて、すなわち控訴の提起についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。木村
まちづくり部長。
〔木村佳英
まちづくり部長登壇〕
◎木村佳英
まちづくり部長 ただいま御上程賜りました承認第1号、専決処分の承認を求めることについて、すなわち控訴の提起につきまして御説明申し上げます。
議案書3ページをごらん願います。
本件につきましては相手側が平成26年7月7日に提起した所有権確認請求事件及び本市が平成27年12月1日に提起した建物等収去土地明け渡し請求事件につきまして、平成31年1月28日に大阪地方裁判所において判決言い渡しがあり、判決内容が全部不服でありますことから大阪高等裁判所に控訴を提起したものであります。
なお、本件は控訴期日が平成31年2月13日でありますことから、地方自治法第179条第1項の規定により同月12日付をもって専決処分とさせていただきましたもので、同条第3項の規定により報告し承認を求めるものであります。
以上、まことに簡単ではございますが、承認第1号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の承認第1号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第1号「字の区域の廃止及び変更並びに町の新設について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第8、議案第1号、字の区域の廃止及び変更並びに町の新設についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。木村
まちづくり部長。
〔木村佳英
まちづくり部長登壇〕
◎木村佳英
まちづくり部長 ただいま御上程賜りました議案第1号、字の区域の廃止及び変更並びに町の新設につきまして御説明申し上げます。
議案書の8ページから10ページをごらん願います。
本議案は地方自治法第260条第1項の規定により、大字桑才及び大字●(ひえ)島の区域を廃止し、また、大字三番の区域を別図1で示す大字三番の区域を除いた区域に変更し、別図2に示すとおり、その廃止した区域及び除いた区域をもって桑才町及びひえ島町を新設するものであり、面積は45.7ヘクタールでございます。
なお、実施日につきましては本年11月16日を予定しております。
今回の事業が完了いたしますと実施率は全市域面積の96.35%となります。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第1号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第1号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第2号「門真市健全な財政に関する条例の制定について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第9、議案第2号、門真市健全な財政に関する条例の制定についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。河合
企画財政部長。
〔河合敏和
企画財政部長登壇〕
◎河合敏和
企画財政部長 ただいま御上程賜りました議案第2号、門真市健全な財政に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書11ページをごらん願います。
本件は財政運営の基本原則を定めることにより、健全で持続可能な財政状況の実現及び継続に資するため本条例を制定するものでございます。
条例の主な内容でございますが12ページ以降をごらん願います。
第1条及び第2条では本条例の目的及び基本原則について定めております。第3条では財政収支見通しの策定について、第4条では予算編成方針の参考資料について、第5条では財政状況に関する資料等の公表について定めております。第6条では予算の調製過程の透明性の確保について、第7条では財務書類等の作成及び公表について、第8条では固定資産台帳の作成及び更新について定めております。第9条では使用料等の基準の作成及び公表について、第10条では補助金等の基準の作成及び公表について、第11条では災害等への対応について定めております。第12条では歳入について、第13条では歳出について定めております。第14条では反復継続した単年度貸付けの禁止について、第15条では基金の会計年度を越えた繰りかえ運用の禁止について、第16条では不健全な財政状況と財政健全化に必要な措置について定めております。
なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成31年4月1日からといたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第2号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第2号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第3号「門真市路上喫煙の防止に関する条例の制定について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第10、議案第3号、門真市路上喫煙の防止に関する条例の制定についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。重光
市民生活部長。
〔重光千代美
市民生活部長登壇〕
◎重光千代美
市民生活部長 ただいま御上程賜りました議案第3号、門真市路上喫煙の防止に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書16ページをごらん願います。
本件は路上喫煙の防止について、市、市民等の責務を明らかにするとともに必要な事項を定めることにより、市民の安全で快適な生活環境の確保に資するため、本条例を制定するものでございます。
条例の主な内容でございますが、17ページ以下をごらん願います。
第1条は条例の目的について、第2条は用語の定義について規定しております。第3条から第4条までは市、市民等の責務について規定しております。第5条は路上喫煙禁止区域の指定について、第6条は路上喫煙禁止区域内における路上喫煙の禁止について、第7条は指導及び勧告について、第8条は過料について。第9条では委任事項について規定しております。
なお、附則といたしまして、本条例は平成31年10月1日から施行することとしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第3号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第3号は、民生常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第4号「門真市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第11、議案第4号、門真市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。木村
まちづくり部長。
〔木村佳英
まちづくり部長登壇〕
◎木村佳英
まちづくり部長 ただいま御上程賜りました議案第4号、門真市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書の19ページをごらん願います。
本議案は生産緑地法第3条第2項の規定に基づき、本市における生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定めるため本条例を制定するものでございます。
次に、本条例の主な内容でございますが議案書20ページをごらん願います。
第1条は趣旨、第2条は区域の規模を300㎡以上とすることを定めております。
なお、附則といたしまして、施行日を公布の日からとしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第4号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第4号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第5号「門真市附属機関に関する条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第12、議案第5号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。河合
企画財政部長。
〔河合敏和
企画財政部長登壇〕
◎河合敏和
企画財政部長 ただいま御上程賜りました議案第5号、門真市附属機関に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書21ページをごらん願います。
本議案は地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、附属機関の新規設置及び廃止を行うとともに附属機関の委員の報酬額を規定するため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、具体の改正内容でありますが22ページ以下の別表をごらん願います。
まず、市長の附属機関では新たに門真市いじめ問題再調査委員会、門真市小規模保育事業所設置運営事業者選定委員会及び門真市公立園最適化検討委員会の3機関を設置し、役割を終えた門真市敬老会事業委託事業者及び金婚記念品選定委員会及び門真市地域生活支援拠点の建設及び運営事業者選定委員会の2機関を廃止するものでございます。
次に、教育委員会の附属機関では新たに門真市立学校いじめ防止対策審議会を設置し、役割を終えた門真市魅力ある教育づくり審議会を廃止するものでございます。
次に、23ページの附則をごらん願います。
附則第1項といたしまして本条例の施行日を平成31年4月1日といたしております。
また、附則第2項では附属機関の委員報酬額を規定するため、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。
なお、今回新たに設置する附属機関に係る委員報酬額につきましてはそれぞれ日額8400円といたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第5号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第5号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第6号「門真市
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第13、議案第6号、門真市
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。内田こども部長。
〔内田勇こども部長登壇〕
◎内田勇 こども部長 ただいま御上程賜りました議案第6号、門真市
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書25ページをごらん願います。
今回の改正は、生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令による児童扶養手当法施行規則の一部改正に伴い、児童扶養手当における受給資格者の所得を確認する期間を変更したことにより、
ひとり親家庭医療費の助成における対象者の所得についても同様の取り扱いとするため、本条例の一部を改正するものでございます。
具体の改正内容につきましては議案書26ページから27ページをごらん願います。
第2条の2第1項第1号の改正は児童扶養手当と同様の改正を行うため、対象者の所得を確認する期間を「各年の1月から6月まで」から「各年の1月から9月まで」に改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、第1項では本条例の施行日を平成31年7月1日とし、第2項では経過措置といたしまして改正後の本条例の規定を、平成31年10月1日以後に行われる医療に係る医療費の助成について適用し、同日前に行われた医療に係る医療費の助成については、なお従前の例によることとするものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第6号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第6号は、文教こども常任委員会に付託いたします。
――
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△議案第7号「門真市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第14、議案第7号、門真市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。重光
市民生活部長。
〔重光千代美
市民生活部長登壇〕
◎重光千代美
市民生活部長 ただいま御上程賜りました議案第7号、門真市廃棄物の減量推進及び適正処理等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書28ページをごらん願います。
本件は廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、本市が設置する一般廃棄物処理施設における技術管理者の資格要件を拡大するため所要の改正を行うものでございます。
具体の改正内容でございますが29ページをごらん願います。
技術管理者の資格者について規定する第9条の2の第1項第6号及び第7号に同法に基づく専門職大学の前期課程を含む。及び同法に基づく専門職大学の前期課程を修了した場合を含む。を追記するものでございます。
なお、附則といたしまして、条例の施行日を平成31年4月1日といたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第7号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第7号は、民生常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第8号「門真市
有料自転車駐車場条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第15、議案第8号、門真市
有料自転車駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。木村
まちづくり部長。
〔木村佳英
まちづくり部長登壇〕
◎木村佳英
まちづくり部長 ただいま御上程賜りました議案第8号、門真市
有料自転車駐車場条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書の30ページをごらん願います。
本議案は有料自転車駐車場の休場日を見直すとともに、駐車対象車種及び定期使用期間の拡充等を行うため本条例の一部を改正するものであります。
具体の改正内容についてでありますが議案書31ページ以降をごらん願います。
第2条の5では休場日を設けないものと改めるものでございます。
次に、第3条では門真南駅北自転車駐車場に駐車できる車種として自転車を、第4条では定期使用の単位として3カ月定期使用をそれぞれ追加するものでございます。
その他、所要の字句及び引用事項の整備を行っております。
なお、附則といたしまして、本条例の施行日は平成31年4月1日からといたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第8号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第8号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第9号「門真市
国民健康保険条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第16、議案第9号、門真市
国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。市原
保健福祉部長。
〔市原昌亮
保健福祉部長登壇〕
◎市原昌亮
保健福祉部長 ただいま御上程賜りました議案第9号、門真市
国民健康保険条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書34ページ以下をごらん願います。
本件につきましては国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、保険料の軽減判定所得の基準について所要の改正を行うため本条例の一部を改正するものでございます。
具体の改正内容でございますが、第19条の改正は保険料の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を5割軽減については「27万5000円」から「28万円」に、2割軽減については「50万円」から「51万円」に、それぞれ引き上げるものでございます。
なお、附則といたしまして、第1項では施行日を平成31年4月1日とし、第2項ではこの改正による適用区分を、平成31年度以降の保険料について適用し、平成30年度以前の年度分の保険料については従前の例による旨を規定いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第9号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第9号は、民生常任委員会に付託いたします。
――
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△議案第10号「門真市少人数学級編制の実施その他のきめ細かな指導ができる
教育環境づくりの実施に係る
任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第17、議案第10号、門真市少人数学級編制の実施その他のきめ細かな指導ができる
教育環境づくりの実施に係る
任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。満永教育部長。
〔満永誠一教育部長登壇〕
◎満永誠一 教育部長 ただいま御上程賜りました議案第10号、門真市少人数学級編制の実施その他のきめ細かな指導ができる
教育環境づくりの実施に係る
任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書の37ページをごらん願います。
本件につきましては、大阪府の臨時的任用職員の給料表の改定に伴い
任期付市費負担教員の給料表をそれに準じたものに改正を行うため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容についてでございますが議案書38ページ以下をごらん願います。
任期付市費負担教員の給料、諸手当などの待遇につきましては大阪府が費用を負担する常勤講師に準じた内容で本市においては定めており、大阪府の給料表が改定されたことに伴い、それに準じた給料表に改正するものであります。
なお、附則といたしまして、施行日を平成31年4月1日といたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第10号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第10号は、文教こども常任委員会に付託いたします。
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
△議案第11号「門真市水道条例及び門真市下水道条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第18、議案第11号、門真市水道条例及び門真市下水道条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。
〔西口孝上下水道局長登壇〕
◎西口孝 上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第11号、門真市水道条例及び門真市下水道条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書41ページをごらん願います。
今回の改正につきましては、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律による消費税法及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律による地方税法の一部改正に伴い、水道料金等及び公共下水道の使用料に係る消費税率を改めるものでございます。
具体の改正内容につきましては42ページ及び43ページの新旧対照表をごらん願います。
門真市水道条例では第26条、第34条及び第34条の2の条文中、また、門真市下水道条例では第14条の条文中それぞれ「100分の108を乗じて」と規定しているものにつきまして、これを「消費税法の規定による消費税の額及び消費税法の規定による地方消費税の額に相当する額を加えて」に改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例の施行日を平成31年10月1日からとしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第11号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第11号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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△議案第12号「門真市
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について」
○佐藤親太 議長 次に、日程第19、議案第12号、門真市
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。
〔西口孝上下水道局長登壇〕
◎西口孝 上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第12号、門真市
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書44ページをごらん願います。
本件につきましては、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令による水道法施行令の一部改正並びに学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令及び水道法施行規則の一部を改正する省令による水道法施行規則の一部改正に伴い、布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格要件を改めるものでございます。
具体の内容でございますが議案書45ページ以下をごらん願います。
門真市
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例第3条及び第4条の資格につきまして、学校教育法による専門職大学の前期課程修了者を加えるとともに、技術士法第4条第1項の規定による第2次試験の合格者に係る資格要件につき所要の規定整備を行うものでございます。
なお、附則といたしまして、第1項では本条例の施行日を平成31年4月1日とし、第2項におきましては経過措置を規定いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第12号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第12号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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△議案第13号「平成30年度門真市
一般会計補正予算(第10号)」
○佐藤親太 議長 次に、日程第20、議案第13号、平成30年度門真市
一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。河合
企画財政部長。
〔河合敏和
企画財政部長登壇〕
◎河合敏和
企画財政部長 ただいま御上程賜りました議案第13号、平成30年度門真市
一般会計補正予算(第10号)につきまして御説明申し上げます。
議案書49ページをごらん願います。
今回の補正は、浜町保育園園舎耐震補強工事の中止及び国の補正予算(第1号)を活用した公立小学校・中学校・幼稚園に係るブロック塀改修事業の追加等に伴う予算調製を行うもので、第1条におきまして既定の歳入歳出にそれぞれ7235万8000円を追加し、予算の総額を561億7769万7000円といたすものでございます。
第2条では繰越明許費を、第3条では債務負担行為の補正を、第4条では地方債の補正を規定いたしております。
次に、具体の款項の費目でございますが50ページから51ページの第1表歳入歳出予算補正のうち、51ページの歳出より御説明申し上げます。
3款民生費、1項社会福祉費の2918万1000円の追加は自立支援医療公費負担事業等について、既定の予算を上回る見込みであることから扶助費の追加分等を計上いたしており、2項児童福祉費の1億1944万9000円の減額は浜町保育園園舎耐震補強工事の中止に伴う工事請負費等の減額分を計上いたしております。
次に、8款消防費の761万9000円の減額は30年度分に係る守口市門真市消防組合負担金の確定に伴う減額分を計上いたしております。
次に、9款教育費、2項小学校費の1億1240万6000円の追加、3項中学校費の3260万2000円の追加、及び4項幼稚園費の1927万7000円の追加は国の補正予算(第1号)を活用した、ブロック塀改修事業に係る工事請負費等の追加分を計上いたしており、11款予備費の596万円の追加は財源調整のため計上いたしております。
次に、50ページの歳入でございますが、13款国庫支出金、1項国庫負担金の1546万8000円の追加は自立支援医療負担金等の追加分を計上いたしており、2項国庫負担金の6743万1000円の追加はブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金等の追加分を計上いたしております。
次に、14款府支出金、1項府負担金の773万3000円の追加は自立支援医療負担金等の追加分を計上いたしております。
次に、17款繰入金、1項基金繰入金の2000万円の減額は財源調整のため財政調整基金繰入金の減額分を計上いたしております。
次に、18款諸収入、5項雑入の9602万6000円の追加は29年度分に係る、くすのき広域連合負担金の精算に伴う還付金等の追加分を計上いたしており、19款市債の9430万円の減額は、公共施設等耐震化事業債の減額分等を計上いたしております。
次に、52ページの第2表繰越明許費でございますが、農業振興事業を初め表に掲げております全8事業を31年度に繰り越すものでございます。
次に、53ページの第3表債務負担行為補正でございますが、浜町保育園仮設園舎借上事業について期間及び限度額を追加するものでございます。
最後に、54ページから55ページの第4表地方債補正でございますが、社会福祉施設等整備及び学校教育施設等整備につきまして、54ページに記載の限度額から55ページに記載の限度額に変更するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第13号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第13号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。
この機会に午後1時まで休憩いたします。
午前11時44分休憩
◇
午後1時再開
○佐藤親太 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
――
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△議案第14号「平成31年度門真市
一般会計予算」
○佐藤親太 議長 日程第21、議案第14号、平成31年度門真市
一般会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。河合
企画財政部長。
〔河合敏和
企画財政部長登壇〕
◎河合敏和
企画財政部長 ただいま御上程賜りました議案第14号、平成31年度門真市
一般会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊1の平成31年度門真市
一般会計予算書の1ページをごらん願います。
平成31年度におきましては子どもを真ん中に置いた子育て、教育施策を柱としつつ快適な住まいの環境、誰もが働きやすく暮らしやすい環境を実現していくための施策に対し、積極的に財源配分を行い門真の成長をさらに進めていくための予算といたしたものでございます。
第1条におきまして歳入歳出予算の総額をそれぞれ605億円といたすもので、対前年度49億円の増、プラス8.8%でございます。
第2条では債務負担行為を、第3条では地方債を、第4条では一時借入金の限度額を、第5条では歳出予算の流用につきまして、それぞれ定めるものでございます。
次に、予算の主な増減内容でございますが22ページの歳出からごらん願います。
まず、2款総務費は74億4977万2000円で、門真市民文化会館大規模改修工事の増等により対前年度18億2425万7000円の増、プラス32.4%でございます。
次に、3款民生費は306億7666万1000円で、保育所等整備補助金の減等により対前年度3億4894万5000円の減、マイナス1.1%でございます。
次に、4款衛生費は41億7290万7000円で、四條畷市環境センター運転管理負担金の増等により対前年度2億5745万5000円の増、プラス6.6%でございます。
次に、7款土木費は77億594万3000円で、市営住宅維持管理事業の増等により対前年度37億8331万9000円の増、プラス96.4%でございます。
次に、9款教育費は33億5242万6000円で、公衆無線LAN環境整備事業の増等により対前年度1億669万9000円の増、プラス3.3%でございます。
次に、10款災害復旧費は9000円で、災害により被害が生じた場合に、より迅速な対応を行うため新たに予算費目を追加するものでございます。
次に、11款公債費は46億9795万1000円で、借換債の減等により対前年度8億518万4000円の減、マイナス14.6%でございます。
次に、歳入でございますが21ページをごらん願います。
1款市税は180億1923万6000円で、法人市民税及び固定資産税の増等により対前年度2億4379万8000円の増、プラス1.4%でございます。
次に、6款地方消費税交付金は24億5889万4000円で、10月からの消費税率引き上げ等により対前年度5989万4000円の増、プラス2.5%でございます。
次に、8款地方特例交付金は2億3455万9000円で、国において10月から実施する幼児教育等の無償化に係る地方負担分を、31年度は全額国費により対応することに伴う子ども・子育て支援臨時交付金が創設されること等により対前年度1億5855万9000円の増、プラス208.6%でございます。
次に、9款地方交付税は69億8500万円で、地方財政計画等を踏まえ対前年度1億2500万円の増、プラス1.8%でございます。
次に、12款使用料及び手数料は11億4209万6000円で、住宅使用料の増等により対前年度4億6013万1000円の増、プラス67.5%でございます。
次に、13款国庫支出金は160億6010万円で、住宅市街地総合整備事業費補助金の増等により対前年度15億533万6000円の増、プラス10.3%でございます。
次に、14款府支出金は56億8360万1000円で、延焼遮断帯促進業務委託金の増等により対前年度6億9845万2000円の増、プラス14.0%でございます。
次に、17款繰入金は19億9186万1000円で、特定目的基金繰入金の増等により対前年度6億8435万1000円の増、プラス52.3%でございます。
次に、19款市債は63億3764万4000円で、公共施設整備事業債の増等により対前年度10億9118万1000円の増、プラス20.8%でございます。
次に、7ページから16ページの第2表債務負担行為でございますが、本会議・委員会筆耕翻訳(5)を初めとする全73件の事項、期間及び限度額を定めるものでございます。
最後に、17ページの第3表地方債でございますが、公共施設等整備分を初めとする全11件分、総額57億3375万1000円につきまして限度額及び起債の方法等を定めるものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第14号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第14号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。
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△議案第15号「平成31年度門真市
国民健康保険事業特別会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第22、議案第15号、平成31年度門真市
国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。市原
保健福祉部長。
〔市原昌亮
保健福祉部長登壇〕
◎市原昌亮
保健福祉部長 ただいま御上程賜りました議案第15号、平成31年度門真市
国民健康保険事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊2の平成31年度門真市特別会計予算書の3ページをごらん願います。
第1条におきましては歳入歳出予算の総額をそれぞれ149億3295万4000円といたすもので、前年度比マイナス2.6%、4億223万8000円の減となっております。
第2条では債務負担行為を、第3条では一時借入金の最高額を、第4条では歳出予算の流用をそれぞれ定めているものでございます。
それでは、予算の主な内容でございますが、12ページをお願いいたします。
まず、歳出でございますが、1款総務費は人件費及び電算委託料等の事務的経費でプラス1.1%、390万5000円増の3億6997万3000円、2款保険給付費は医療費の法定給付の療養諸費や高額療養諸費等の経費でマイナス2.7%、2億7999万3000円減の101億9677万円でございます。
次に、3款国民健康保険事業費納付金は市が徴収した保険料及び一般会計からの法定繰入金等を大阪府に納めるものでマイナス2.0%、8249万7000円減の40億6352万4000円を計上いたしております。
4款共同事業拠出金は昨年度と同額の3000円、5款保健事業費は特定健康診査等に係る費用が主なものでございましてマイナス1.6%、170万9000円減の1億390万3000円、6款公債費はプラス10.9%、472万6000円増の4795万1000円、7款諸支出金は償還金及び還付金等の費用でマイナス58.8%、8667万円減の6083万円、8款予備費はプラス80.0%、4000万円増の9000万円でございます。
次に、歳入でございますが11ページをお願いいたします。
1款国民健康保険料はマイナス5.3%、1億5451万4000円減の27億7077万円、3款府支出金はマイナス2.8%、3億44万5000円減の104億3511万1000円でございます。
次に、5款繰入金は地方財政措置を伴った制度上繰り入れすべきものといたしましてプラス3.2%、5196万6000円増の16億8275万7000円でございます。
次に、7ページをお願いいたします。
第2表債務負担行為でございますが、保険料徴収コールセンター業務委託(4)を初め全8件につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めるものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第15号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第15号は、民生常任委員会に付託いたします。
――
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△議案第16号「平成31年度門真市
都市開発資金特別会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第23、議案第16号、平成31年度門真市
都市開発資金特別会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。木村
まちづくり部長。
〔木村佳英
まちづくり部長登壇〕
◎木村佳英
まちづくり部長 ただいま御上程賜りました議案第16号、平成31年度門真市
都市開発資金特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊2の平成31年度門真市特別会計予算書71ページをごらん願います。
第1条におきまして歳入歳出予算の総額をそれぞれ78万3000円といたすものでございます。
次に、72、73ページをごらん願います。
第1表歳入歳出予算の歳出から御説明申し上げます。
事業費といたしまして、先行取得用地の維持管理に係る経費73万3000円、予備費といたしまして5万円、合計78万3000円を計上いたしております。
次に、歳入でございますが一般会計からの繰入金78万3000円を計上いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第16号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第16号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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△議案第17号「平成31年度門真市
公共用地先行取得事業特別会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第24、議案第17号、平成31年度門真市
公共用地先行取得事業特別会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。河合
企画財政部長。
〔河合敏和
企画財政部長登壇〕
◎河合敏和
企画財政部長 ただいま御上程賜りました議案第17号、平成31年度門真市
公共用地先行取得事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊2、平成31年度門真市特別会計予算書の89ページをごらん願います。
第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1532万7000円といたすものでございます。
具体の内容でございますが90ページから91ページをごらん願います。
まず、91ページの歳出でございますが、過去に土地開発公社用地を市が買い戻す際に借り入れた市債の公債費として1億1532万7000円を計上いたしており、対前年度4164万6000円の減、マイナス26.5%となっております。その内訳といたしましては元金が1億1358万2000円、利子が174万5000円でございます。
次に、90ページの歳入につきましては一般会計繰入金として歳出と同額の1億1532万7000円を計上いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第17号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第17号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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△議案第18号「平成31年度門真市
後期高齢者医療事業特別会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第25、議案第18号、平成31年度門真市
後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。市原
保健福祉部長。
〔市原昌亮
保健福祉部長登壇〕
◎市原昌亮
保健福祉部長 ただいま御上程賜りました議案第18号、平成31年度門真市
後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊2の平成31年度門真市特別会計予算書の105ページをお願いいたします。
第1条におきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億1774万7000円といたすもので前年度比プラス4.7%、7701万円の増となっております。
第2条では債務負担行為を定めているものでございます。
それでは、予算の主な内容でございますが112ページをお願いいたします。
まず、歳出でございますが、1款総務費は人件費及び電算委託料等の事務的経費でマイナス11.9%、568万6000円減の4228万2000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金はプラス5.3%、8339万6000円増の16億7106万5000円でございます。
3款諸支出金は償還金及び還付加算金といたしましてマイナス22.6%、70万円減の240万円でございます。
次に、歳入でございますが111ページをお願いいたします。
1款後期高齢者医療保険料はプラス5.8%、6669万8000円増の12億1101万9000円、3款繰入金は一般会計繰入金としてプラス0.8%、347万円増の4億1613万3000円でございます。
次に、4款繰越金はプラス10.3%、779万円増の8372万7000円、5款諸収入は市預金利子等でプラス4.2%、27万5000円増の680万7000円でございます。
次に、108ページをお願いいたします。第2表債務負担行為でございますが、保険料コンビニエンスストア収納代行事務委託(3)を初め全4件につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めるものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第18号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第18号は、民生常任委員会に付託いたします。
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△議案第19号「平成31年度門真市
水道事業会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第26、議案第19号、平成31年度門真市
水道事業会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。
〔西口孝上下水道局長登壇〕
◎西口孝 上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第19号、平成31年度門真市
水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊3の平成31年度門真市公営企業会計予算書の3ページをごらん願います。
第2条の業務の予定量でございますが、平成31年度につきましては給水戸数を6万2200戸、年間総給水量を1365万1110m3、1日平均給水量を3万7298m3と見込んでおります。
また、主要な建設改良事業としまして11億559万4000円を予定いたしております。
次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、水道事業収益は水道管移設依頼工事による工事収益の増加等により前年度比プラス0.7%、2140万2000円増の31億4397万5000円、これに対しまして水道事業費用は水道管移設依頼工事に係る工事請負費の増加等により前年度比プラス5.0%、1億3106万4000円増の27億6020万7000円でございます。
次に、4ページをごらん願います。
第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、資本的収入は水道管移設依頼工事による工事負担金の増加等により前年度比プラス40.8%、1億656万9000円増の3億6783万9000円、これに対しまして資本的支出は水道管布設がえ工事に係る委託料及び工事請負費の増加等により前年度比プラス23.7%、2億8562万円増の14億8877万9000円となっており、資本的収支の不足額11億2094万円につきましては損益勘定留保資金等により補填いたすものでございます。
次に、第5条では継続費として一番町・舟田町地区老朽管更新実施設計業務について総額及び年割額を定めており、第6条では債務負担行為として水道料金等収納業務を初め全7件について期間及び限度額を定めております。
次に、5ページをごらん願います。
第7条の企業債では第5次水道施設等整備事業として限度額等を定めております。
次に、第8条では予定支出の各項の経費の金額の流用を、第9条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、第10条では他会計からの補助金を、第11条ではたな卸資産購入限度額をそれぞれ定めております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第19号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第19号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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△議案第20号「平成31年度門真市
公共下水道事業会計予算」
○佐藤親太 議長 次に、日程第27、議案第20号、平成31年度門真市
公共下水道事業会計予算を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○佐藤親太 議長 提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。
〔西口孝上下水道局長登壇〕
◎西口孝 上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第20号、平成31年度門真市
公共下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。
別冊3の平成31年度門真市公営企業会計予算書の55ページをごらん願います。
第2条の業務の予定量でございますが、平成31年度につきましては汚水整備人口を11万6251人、年間総処理水量を1251万3402m3、1日平均処理水量を3万4190m3と見込んでおります。
また、主要な建設改良事業としまして22億4555万8000円を予定いたしております。
次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、下水道事業収益は他会計負担金の増加等により前年度比プラス2.8%、1億687万2000円増の39億3884万1000円、これに対しまして下水道事業費用は流域下水道維持管理負担金の増加等により前年度比プラス3.8%、1億4094万4000円増の38億1582万5000円でございます。
次に、56ページをごらん願います。
第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、資本的収入は公共下水道整備事業に係る企業債の増加等により前年度比プラス12.5%、4億879万6000円増の36億8170万3000円、これに対しまして資本的支出は公共下水道整備工事に係る工事請負費及び負担金の増加等により前年度比プラス12.7%、6億53万4000円増の53億3678万7000円となっており、資本的収支の不足額16億5508万4000円につきましては損益勘定留保資金等で補填いたすものでございます。
次に、第5条では債務負担行為として公営企業会計システム業務委託、平成31年10月1日税率改正分を初め全4件について期間及び限度額を定めております。
次に、57ページをごらん願います。
第6条の企業債では公共下水道事業を初め全3件に係る限度額等を定めており、第7条では一時借入金の限度額を定めております。
次に、第8条では予定支出の各項の経費の金額の流用を、第9条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、第10条では他会計からの補助金を、第11条では利益剰余金の処分をそれぞれ定めております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第20号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○佐藤親太 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第20号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
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○佐藤親太 議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
本日はこれにて散会し、来る3月6日午前10時から本会議を開くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐藤親太 議長 御異議なしと認め、来る3月6日午前10時から本会議を開くことにいたします。
この際申し上げます。
各委員会の審査日程は、お手元に配付の審査日程表のとおりでありますから御了承願います。(文書別掲)
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○佐藤親太 議長 本日はこれにて散会いたします。
午後1時30分散会
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