門真市議会 > 2018-02-26 >
平成30年第 1回定例会−02月26日-01号
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  1. 門真市議会 2018-02-26
    平成30年第 1回定例会−02月26日-01号


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    平成30年第 1回定例会−02月26日-01号平成30年第 1回定例会            平成30年門真市議会第1回定例会 〇議事日程第1号   平成30年2月26日(月)午前10時開議  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期の決定  日程第3  諸 報 告  日程第4  施政方針説明  日程第5  報告第1号  専決処分の報告について  日程第6  議案第1号  字の区域の変更及び町の新設について  日程第7  議案第2号  門真市附属機関に関する条例の一部改正について  日程第8  議案第3号  門真市職員の分限に関する条例の一部改正について  日程第9  議案第4号  門真市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  日程第10  議案第5号  門真市保健福祉センター条例の一部改正について  日程第11  議案第6号  門真市国民健康保険条例の一部改正について  日程第12  議案第7号  門真市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について  日程第13  議案第8号  門真市建築基準法施行条例及び門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部改正について
     日程第14  議案第9号  門真市都市公園条例の一部改正について  日程第15  議案第10号  門真市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正について  日程第16  議案第11号  門真市水道条例の一部改正について  日程第17  議案第12号  平成29年度門真市一般会計補正予算(第9号)  日程第18  議案第13号  平成30年度門真市一般会計予算  日程第19  議案第14号  平成30年度門真市国民健康保険事業特別会計予算  日程第20  議案第15号  平成30年度門真市都市開発資金特別会計予算  日程第21  議案第16号  平成30年度門真市公共用地先行取得事業特別会計予算  日程第22  議案第17号  平成30年度門真市後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第23  議案第18号  平成30年度門真市水道事業会計予算  日程第24  議案第19号  平成30年度門真市公共下水道事業会計予算  日程第25  議案第20号  副市長の選任について     ───────────────────────── 〇出席者氏名 ・出席議員(20名)                  1番  松 本  京 子                  2番  後 藤  太 平                  3番  池 田  治 子                  4番  森    博 孝                  5番  堀 尾  晴 真                  6番  武 田  朋 久                  7番  岡 本  宗 城                  8番  内 海  武 寿                  9番  土 山  重 樹                  10番  大 倉  基 文                  11番  五 味  聖 二                  12番  豊 北  裕 子                  13番  戸 田  久 和                  14番  高 橋  嘉 子                  15番  春 田  清 子                  16番  佐 藤  親 太                  17番  中 道    茂                  18番  今 田  哲 哉                  20番  福 田  英 彦                  21番  亀 井    淳     ───────────────────────── ・説明のために出席した者(15名)   市長                 宮 本  一 孝   副市長                北 村  和 仁   副市長                中 迫  悟 志   教育長                久木元  秀 平   教育次長               森 本  訓 史   企画財政部長             河 合  敏 和   総務部長               大 兼  伸 央   市民生活部長             重 光  千代美   保健福祉部長             市 原  昌 亮   こども部長              内 田    勇   まちづくり部長            木 村  佳 英   上下水道局長             西 口    孝   会計管理者              溝 口  朋 永   教育委員会事務局教育部長       満 永  誠 一   行政委員会総合事務局長        下 治  正 和     ───────────────────────── ・職務のために出席した者(4名)   企画財政部次長            大 矢  宏 幸   総務部次長              山 口  勘治郎   企画財政部秘書課長          青 木  正 照   総務部総務課長            狩 俣  政 美     ───────────────────────── ・職務のために出席した議会事務局職員   局長                 吉 田  清 之   次長                 坂 本    裕   課長                 隈 元    実   課長補佐               谷 澤  知 宏   主任                 有 吉  大 祐   主査                 西 脇    優   係員                 山 下  真 介  平成30年2月26日(月)午前10時開会 ○中道茂 議長  ただいまの出席議員は20名であります。  これより平成30年門真市議会第1回定例会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○中道茂 議長  開会に当たり市長の御挨拶があります。宮本市長。               〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  平成30年門真市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上、御出席賜りまして、まことにありがとうございます。  さて、このたびの定例会に提出いたします案件につきましては、既に議案書をお手元にお届けいたしておりますとおり、報告案件1件、条例案件10件、予算案件8件、人事案件1件、その他案件1件の計21件となっております。  これらの案件につきましては、それぞれ御上程賜りました際に担当の者より御説明申し上げることとしておりますので、慎重に御審議いただき、いずれも原案どおり御協賛賜りますようお願い申し上げます。  新年度予算案につきましては、新たな発想のもと、持続可能かつ未来への発展する予算となるよう予算編成を行ったところであります。後ほど、平成30年度施政方針におきまして、主な施策につきまして御説明させていただきたいと考えております。何とぞ、格段の御理解を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  午前10時1分開議 ○中道茂 議長  直ちに本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――会議録署名議員の指名 ○中道茂 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第122条の規定により11番五味聖二議員、13番戸田久和議員を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △会期の決定 ○中道茂 議長  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  御異議なしと認めます。  よって会期は、26日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △諸報告 ○中道茂 議長  次に、日程第3、諸報告を行います。  監査結果報告について申し上げます。  監査委員から議長宛てに監査結果報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておきました。御了承願います。(文書別掲)  以上で諸報告を終わります。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △施政方針説明 ○中道茂 議長  次に、日程第4、市長の施政方針説明を求めます。宮本市長。               〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  昨年は、私が市政運営をとり行う実質的なスタートの年として、多くの種撒きを実施してまいりました。本年は、これまでまいてきた種が芽吹き、育つように、相乗的に成果を実感できる市政運営を一層進めてまいります。  さて、今日でははかり知れないほど、ものの進化を遂げつつある社会が到来しており、新たな黎明期に突入しているのではないでしょうか。テクノロジー分野においては、技術革新が飛躍的に進み、さまざまなものがインターネットにつながるIoTや人工知能、いわゆるAIがあらゆる分野で応用され始めています。  本市といたしましても、市民サービスの向上や業務の効率化など、行政事務のさまざまな活用が想定され、また、今後の進展によっては、行政がかかわる制度や事務のあり方が抜本的に変わっていく可能性もあると感じているところであり、先端テクノロジーの動向を注視していく必要があると考えております。  これまでにないスピードで時代が変化し、生活面やニーズも変化していく中において、何もせず従来の枠にとどまっていては、取り残される一方であります。変化はみずから選択していかなければならないものであり、時代のトレンドを捉えつつ、先を見据え先導的に取り組むことこそが、本市の魅力を高める一番の近道であると強い思いを抱いているところであります。  経済情勢に目を転じますと、内閣府が示す景気動向指数を踏まえ、いざなぎ景気を超える景気回復の長さとなった可能性が高いと、緩やかながら長期の景気回復が示される一方、経済情勢もまた、刻一刻と変化しており、その動向を常に注視していく必要があると感じております。  このような中、大阪では2025国際博覧会、いわゆる万博の開催誘致に向けた取り組みが進められ、本年11月には開催地が決定する運びとなっております。私は、まさに大阪万博が開催された1970年生まれで、前回の万博そのものは経験しておりませんが、実際に経験された方々が、当時の経験を生き生きと語られるのを聞くに当たり、大阪に活気と将来への期待をもたらした大イベントであったのだと思っております。万博が開催されることで、大阪経済のさらなる活性化が期待されるだけでなく、国内外から多くの方が大阪へと来訪され、門真を含めた大阪の魅力を広くPRする絶好の機会でもあると考えております。大阪万博の誘致の実現に向け、機運の醸成に一層取り組んでまいりたいと考えております。  一方、同じ2025年には団塊の世代が後期高齢者となるなど、いわゆる2025年問題が大きな課題となっております。2025年問題は、少子・高齢化を起因とした人口構造の変化によるさまざまな課題について、本市喫緊の課題となっている急激な人口減少とあわせ、どのように向き合うかが問われているものと認識しております。  本市の人口は、平成27年の国勢調査結果において、前回調査の平成22年から6706人もの減少があり、また、年齢構成においても、15歳未満の年少人口の割合は減少を続け、約11.6%、その反面、65歳以上の高齢者の割合は増加を続け、約28.0%と少子・高齢化と生産年齢人口の減少が一層深刻な状況に至っております。  このような状況を鑑みれば、これらの問題への対応については、十分に検討を重ねる必要があり、中長期的な方向性については、第6次総合計画の中にしっかりと盛り込むとともに、決して現状に手をこまねいているのではなく、早期に効果的な施策に着手しつつ、持続可能な行財政運営を実現し、継続的に支援していける体力をつけていかねばなりません。  かねてから申し上げておりますとおり、子育て世代の転出を抑制し、転入を促進することにより、バランスのとれた年齢構成を実現するため、子どもを真ん中に置いた子育て・教育への積極的な取り組みを進め、子育てしやすいまちとしての魅力を高め、イメージアップにつなげていくことが重要であると考えております。  このことから30年度には、5歳児に加え4歳児へ幼児教育・保育・療育の利用者負担の無償化を拡充し、放課後児童クラブの時間延長を試行的に実施するとともに、待機児童解消に向けた保育定員の拡充や保育士確保も同時に進め、経済的支援と保育の受け皿確保の両面から施策を進めてまいります。さらには、子どもの貧困対策として昨年スタートいたしました、子どもの未来応援ネットワーク事業では、地域で子どもを見守り、支援できるような体制が整いつつあり、30年度には各事業と連携し、子どもたちが将来に希望を持ち、自立して生きていけるよう取り組んでまいります。  また、大阪市に隣接し、市内にものづくり企業が集積しているなど、身近に働ける場が多くある本市の強みを生かし、子育てや介護等、さまざまなライフスタイルに合わせ、働きやすい環境をつくっていくことも必要であると考えております。  引き続き地域に根差した子育て・教育施策の充実を柱としつつ、まちづくりの推進による快適な住まい環境の整備を進め、産業の振興と身近で働ける場の創出を図ることにより、誰もが働きやすい、暮らしやすい、そして、住み続けたいと選んでもらえるまちへと変えてまいります。  それでは、30年度に取り組む主な施策について御説明申し上げます。  初めに、みんなの協働でつくる地域力のあるまちについて申し上げます。  まず、ホームページの充実についてでありますが、市ホームページをスマートフォンで閲覧する人がふえていることから、スマートフォンに対応した画面が表示されるよう、市ホームページのリニューアルに着手してまいります。  次に、シティプロモーションの推進についてでありますが、31年度に第6次総合計画の策定に合わせて、シティプロモーションに関するプランを策定することを目指し、30年度は市民や市外在住者への意識調査などの調査研究を行ってまいります。  次に、ふるさと納税の推進についてでありますが、昨年末に返礼品のリニューアルを初め、インターネットによる申し込みやクレジットカードによる寄附を可能とするなど、より多くの寄附を行っていただけるよう刷新したところであり、引き続きふるさと納税制度を通して、本市の認知度の向上及び産業の振興に取り組むとともに、財源の確保に努めてまいります。  次に、地域会議についてであります。  地域会議につきましては、市との協働により地域の課題解決や、にぎわいに大きく寄与する活動をされている第五中学校区、及び第三中学校区の活動支援や財政的支援を引き続き行っていくとともに、設立されていない校区につきましても、門真市自治基本条例に基づき、原則中学校区域での範囲において、自治会を中心とした地域の方々に御意見を拝聴し、設立に向けた機運の醸成に向け取り組んでいるところであります。引き続き地域の方々への説明や協議を十分に重ねながら、地域の実情に応じた組織づくりや活動が行えるよう取り組むことで、公民協働によるまちづくりや地域におけるつながりを広げてまいります。  また、地域会議の拠点のあり方につきましても、地域会議の方々との協議を重ねているところであり、丁寧に御意見を頂戴しながら引き続き検討してまいります。  次に、市民公益活動の促進についてであります。  ボランティアポイント制度につきましては、受け入れ機関や登録者も年々拡大し、さまざまなボランティア活動の場面において活用いただいておりますが、福祉分野等へ一層の浸透が必要なことから、広報や啓発チラシ等による周知啓発に努めていくことで、支え合う市民の力が生かせる地域づくりを進めてまいります。  22年度より発行を始めました地域通貨につきましては、ボランティアの促進や地域活性化のツールとしてさらなる効果を発揮することが難しいと判断し、30年度末をもって事業を終了することを予定しております。事業終了に際しましては、市民の皆様に混乱が生じぬよう、広く周知を行うとともに、発行団体や関係機関との連携を図りながら丁寧に進めてまいります。  次に、ふるさと門真まつりについてであります。  昨年7月にふるさと門真まつりが10年ぶりに復活いたしました。たくさんの市民の皆様に御参加いただき、大盛況に終えることができました。30年度においても、前回の検証と改善により、市民が主体となった企画・運営を通じて、我がまち門真への愛着と誇りを育むとともに、地域同士の連携と市のにぎわい創出を図り、子どもたちの心に残るようなまつりの実施を目指してまいります。  次に、市役所組織の改善についてであります。  昨年は、本市の課題解決に向けた事業を実施するために必要な財源確保などについて、意見、方策の提案を求めることを目的として、若手の課長補佐で構成したミーティングを実施いたしました。  課長補佐ミーティングでは、仕事の進め方に関して、事務継承や事務改善等の必要性や、部署を越えて課題を共有することの重要性、また、仕事をうまく進めている部署のノウハウを全庁で共有、統一し、全体の職務レベルを上げていく組織づくりについて議論されるとともに、財源確保策や子育て世代の呼び込み策等についても提案がなされました。  私自身が大事だと思うのは、一過性ではなく継続していくこと、若い職員が提案したことが一つでも二つでも具現化していくことであり、たとえ結果を伴わなくとも、議論し、チャレンジした経験も含めて、本市の強みになっていくものと考えており、可能なものから実施してまいります。  30年度は、歳入確保策や子育て支援策の実現とともに、とりわけ業務改善の視点から、事務引き継ぎを前提とした統一的なマニュアル作成、データ管理等に着手するとともに、全ての職員が当たり前にできる仕事の水準を上げるため、所属を越えた議論、情報共有の場として、さまざまな職員が参加するミーティングを引き続き実施し、組織力の向上を図ってまいります。  次に、計画的な行政施策の展開についてであります。  第5次総合計画の計画期間が31年度をもって終了することから、引き続き市政運営を計画的に進めるため、新たな指針となる門真市第6次総合計画の策定に着手してまいります。30年度は第5次総合計画の振り返りを行い、基本構想及び基本計画における素案の検討を行ってまいります。  次に、事務執行の適正化についてであります。  法令等に基づく職員の確実な事務執行及びコンプライアンス体制の強化等を図るため、29年度において試行的に任用いたしました、弁護士資格を有する門真市行政ロイヤーを30年度から本格導入し、職員の法務支援体制の構築を一層推進してまいります。  次に、行財政運営の改善についてであります。  財政運営につきましては、急激な人口減少がもたらした厳しい財政状況を乗り越えるため、決して緊縮的でなく、むしろ積極的な財政政策の展開が重要であると考えております。  将来世代へ課題や負担を先送りしてはならない、この考えのもと、子育て、教育、まちづくりへの投資を積極的に行ってまいります。  しかしながら、これらの投資には、多額の財源が必要であります。そのため、特別会計及び公営企業会計を含めた市の会計全体を俯瞰し、事業の見直し、事務の改善に全力で取り組むことで、財源の効率的な配分を行い、さらなる投資財源の確保につなげてまいります。  加えて、財政の健全化も重要な課題であります。目まぐるしく変化する社会経済情勢や時代の財政需要に柔軟に対応するためには、財政における規律性、計画性、透明性の確保が必要であると考えております。  このことから、将来にわたり健全で規律ある財政運営を行うべく、基本的な方向性を定める(仮称)門真市財政運営基本条例の制定に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、将来を担う子どもが育つ教育力のあるまちについて申し上げます。  まず、子育て・教育環境の充実についてでありますが、保護者の経済的な負担を軽減し、全ての子どもが質の高い幼児教育・保育・療育を受けることができる環境づくりを目指すため、29年度より幼稚園・保育所・認定こども園・こども発達支援センター、及びその他の児童発達支援施設を利用される本市在住の5歳児を対象に、利用者負担の無償化を実施しているところであります。30年度においては無償化の対象範囲を4歳児まで拡充し、子育てしやすい環境づくりを一層推進してまいります。  保育定員の確保につきましては、門真市子ども・子育て支援事業計画に基づき、従来より保育所、小規模保育事業所等に対する施設整備補助により拡充してまいりましたが、30年度においても、引き続き建てかえ及び新規の施設整備に対し、積極的に補助を行うことで、早期の待機児童解消に向け努めてまいります。  また、本市独自の保育士確保策として、保育士養成施設の新規卒業者に対する処遇改善に加え、潜在保育士の現場復帰への契機となる処遇改善を31年度より実施することとし、30年度にはリーフレットの作成や、広告媒体の活用等を含めた周知活動を行っていくことで、保育士確保を支援してまいります。  次に、市立幼保連携型認定こども園についてであります。  4月1日に開園となる砂子みなみこども園につきましては、幼保連携型認定こども園として、0歳から小学校就学前までの年齢の異なる子どもたちが、ともに成長できる教育と保育を一体的に提供するとともに、地域の子育て家庭の方々にも、気軽に利用していただける施設として、長く市民の皆様から愛される園となるよう努めてまいります。  また、安全・安心な就学前における幼児教育・保育環境の確保を図るため、28年度より進めてまいりました、上野口保育園及び浜町保育園の耐震化につきまして、30年度中の完了に向け、引き続き取り組んでまいります。  次に、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援についてであります。  妊娠・出産期において、母子ともに健康で妊娠・出産を迎えていただけるよう、妊婦健康診査の公費負担額を「10万円」から「12万円」へ拡充し、妊娠・出産に係る経済的負担を軽減してまいります。  また、妊娠届け出時の助産師等による全数面接を実施することにより、必要な支援を早期に実施し、育児の孤立や児童虐待の予防に努めるとともに、こんにちは赤ちゃん事業においては、地域の訪問員と連携を強化してまいります。  さらには、子育て中の親子が気軽に集い相互交流や子育ての悩み、不安を相談できる地域子育て支援センター保健福祉センター内に開設し、利用者支援事業母子保健型等と連携するなど、支援体制のさらなる充実を図ってまいります。  なお、開設につきましては31年4月を目指し、30年度においては保健福祉センター内の施設改修等を進めるとともに、子育て世代全般にわたる相談体制を充実し、子育て世代包括支援センターを早期に設置できるよう努めてまいります。  次に、放課後児童クラブについてであります。  市内全小学校において実施している放課後児童クラブ運営事業につきまして、現在「午後6時まで」としている開所時間を「午後7時まで」に延長いたします。30年度は試行的に実施するものとし、利用状況などを見きわめた上で、全校実施に向けた検討を行ってまいります。  次に、子どもの貧困対策についてであります。  昨年10月より、大阪府の委託によるモデル事業として、支援が必要な子どもや保護者に寄り添って支援を行う子どもの未来応援ネットワーク事業を実施しており、多数の地域の皆様にも、子どもの未来応援団員として御参画いただいております。30年度途中に委託は終了いたしますが、その後も市の事業として継続的に実施し、支援を要する子どもや、保護者の抱える課題を一つでも多く解消できるよう努めるとともに、子どもの健全育成を担う地域力の底上げを図ってまいります。  次に、児童・生徒の確かな学力の育成についてであります。  門真市教育振興基本計画の基本理念である、子どもの夢と幸せをみんなではぐくむ門真の教育を実現するべく、28年10月より門真市魅力ある教育づくり審議会を進めているところであります。今後は、30年度の最終答申を踏まえ、現下の子どもたちを取り巻く環境の変化を見据えながら、子どもの豊かな育ちを目指し、多様な人間関係をつくり上げることができる環境づくりなど、施設面も含めた環境整備も喫緊の課題として捉え、学校教育のさらなる充実を図ってまいります。  まず、児童・生徒の抱える課題に、さまざまな専門家や支援人材がかかわるチーム学校を構築することを目指し、市費任期付教員の柔軟な活用及び学校サポートスタッフの配置を行ってまいります。あわせて各学校にタイムカードを導入し、教職員の勤務の実態把握に努め、多忙化解消に向けた取り組みを推進してまいります。  次に、小学校における英語教育の充実を目指し、英語の堪能な市民等を外国語活動支援員として増員配置し、子どもたちの英語力の向上に努めてまいります。  また、英語を初めとした外国の文化を子どもたちが、肌で体験できることを目的に、外国からの修学旅行生との交流を行う、「ようこそ門真へ」国際交流事業を実施してまいります。  次に、安全・安心で快適に暮らせる明るいまちについて申し上げます。  本市の防犯対策の行動計画として位置づけた、門真市防犯対策アクションプランに基づき、計画的な防犯カメラの設置を進めており、30年度末までに市内に300基を設置する目標に向け取り組むとともに、明るいまちづくりに向け、LED型防犯灯への取りかえ等を進めるなど、地域・警察との連携による防犯対策の充実に取り組んでまいります。  昨今、高齢者を狙った巧妙な手口・手法による特殊詐欺や、悪質商法等の被害が年々増加しており、本市では29年度から府の補助金を活用し、高齢者被害を未然に防ぐ対策として、迷惑電話を着信拒否する特殊詐欺等被害防止機器を単身高齢者等へ貸与しているところであり、引き続き30年度においても、貸与事業を拡充して継続し、特殊詐欺等の被害を防止する対策を進めてまいります。  あわせて、若年層への消費者教育の取り組みとして、消費生活相談員による消費者教育を学校等と連携して積極的に実施するとともに、消費者団体や地域団体などとの協働による啓発活動を推進し、さらなる消費者被害の未然防止に努めてまいります。  次に、市民の自主防災の強化につきましては、近い将来発生が危惧される南海トラフ地震等の大規模災害への備えとして、みずからの命はみずからが守ることの大切さなど、自主防災意識の高揚を図り、引き続き地域の自主防災訓練等の活動に対する支援を進めるとともに、地域や避難者等による円滑な避難所運営が行えるようマニュアルの作成を進めてまいります。  さらに、地域防災の中核となる消防団員の活動に対する安全装備品等の充実・強化を行うなど、地域防災力の一層の向上に努めてまいります。  次に、地震対策についてであります。  大地震から市民の生命と財産を守るため、建築物の耐震化を図ることは喫緊の課題であることから、周知啓発活動を積極的に行うことで、耐震診断や耐震改修補助制度の活用を促し、引き続き建築物の耐震化の促進に努めてまいります。  次に、門真南駅周辺地区整備事業の推進についてでありますが、地下鉄門真南駅周辺地区につきましては、生活利便性の向上と駅周辺にふさわしいにぎわいのあるまちづくりに向け、地権者との意見交換や勉強会等の取り組みを進めてまいります。  北部地域の災害に強いまちづくりにつきましては、密集市街地のうち、地震時等に著しく危険な密集市街地に位置づけている区域において、老朽木造建築物の除却を促進するために、新たな補助制度を創設するとともに、引き続き優先主要生活道路の整備を進め、まちの不燃化を一層推進してまいります。とりわけ、幸福町・垣内町地区では、引き続き住宅市街地総合整備事業を活用し、建物補償や用地の先行取得を進めるほか、早期の土地区画整理組合設立に向け、区画道路や公園等の実施設計に取り組むなど、災害に強く、住みやすいまちづくりの実現に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、第二京阪沿道の市街地整備についてでありますが、北島東地区では、区画道路や公園等の整備が順調に進捗しており、30年秋ごろのまち開きに向け、引き続き支援を行ってまいります。あわせて、既存道路と区画道路との接続による周辺道路網の補完に向け、用地買収等を進めてまいります。  また、北巣本町の第二京阪高架下北公園の拡張整備につきましては、国土交通省と協議調整を行い、実施設計業務を進めてきたところであり、30年度の供用開始を目指し、整備工事を進めてまいります。  次に、快適に暮らせる生活基盤の整備についてであります。  上水道につきましては、災害時においても強靭かつ安定した水の供給が図られるよう、引き続き老朽化した配水管の更新を計画的に進めるとともに、30年8月の竣工に向け、上馬伏配水場の配水池築造事業に取り組んでまいります。  また、大阪広域水道企業団の用水供給単価の改定に伴う受水費用の引き下げにより、本市水道事業に生じる差益相当分を市民の皆様に還元するため、水道料金の改定を進めてまいります。  公共下水道につきましては、早期概成を目指し、引き続き中部排水区及び西部排水区を中心とする整備を計画的に進めてまいります。  また、将来にわたって安定的に必要な住民サービスの提供を維持するため、中長期的な経営の基本計画である下水道事業経営戦略の策定に向けて、下水道施設の総合地震対策計画及びストックマネジメント計画の策定を進めてまいります。  次に、ごみ・し尿処理の適正な処理と施設管理についてであります。  持ち込みごみの予約制を実施することで、搬入物の確認強化による焼却炉の安定稼働及び計画的なごみ搬入量の確保や、市民の皆様の待ち時間の短縮につながることから、30年度においても、引き続き制度の周知啓発を丁寧に進め、さらなる適正なごみ処理と施設管理を行ってまいります。  し尿処理につきましては、公共下水道の普及による処理量の減少や施設整備・運営経費予測等を踏まえ、四條畷市における委託処理に向け、引き続き調整を図ってまいります。  次に、道路管理についてであります。  市が管理する道路の舗装や橋梁等の老朽化が進行していることから、引き続き計画的な修繕に取り組むとともに、30年度において、個別に策定している道路に関するさまざまな計画を取りまとめ、道路整備の総合的な計画の策定を目指してまいります。  次に、住宅・住環境の整備についてであります。  老朽建物の倒壊等による事故を未然に防止するため、所有者による適正管理の促進を図るとともに、耐震性の劣る木造住宅の建てかえ促進、及び保安上危険な老朽住宅等の除却に係る補助制度を引き続き行ってまいります。  次に、門真市空家等対策計画についてでありますが、29年度より策定に着手し、アンケート調査及び門真市空家等対策協議会を設置しており、30年度に計画を策定し、空き家等の適切な管理・活用を促進してまいります。  次に、耐震性の劣る新橋(1期)市営住宅についてでありますが、門真市新橋市営住宅(1期)移転案検討委員会で、検討を行った移転案を入居者へ提案し、引き続き合意形成に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、大阪府営住宅の本市への移管につきましては、これまでの検討の結果、募集窓口の一元化等による住民サービスの向上や、府営住宅の空室、活用用地等を地域課題の解消に向け活用することにより、本市のまちづくりに寄与するというメリットに加え、団地の収支状況や活用用地の活用可能性等を踏まえた移転時期とすることで、本市財政にとって中長期的に非常にメリットが高くなるものと考えております。このため、門真市内の全ての府営住宅の移管を順次受けることとし、29年度末に大阪府と覚書を締結し、31年度の第1次移管を目標に取り組みを進めてまいります。  次に、いきいきと人が輝く文化薫るまちについて申し上げます。  ヘイトスピーチやインターネットの匿名性を悪用した新たな人権侵害などが生じている中、28年度に人権に関する三つの法律が施行されました。  市民の皆様が人権意識を高め、改めて人権の大切さを再認識していただけるよう、引き続き人権講座等を通じて、人権尊重理念の定着を目指すとともに、人権相談などによる人権擁護に努めてまいります。  また、第2次かどま男女共同参画プランに基づき、男女共同参画に関する啓発や支援に取り組むとともに、女性が仕事や地域活動など、あらゆる分野に積極的に参画できるよう、女性サポートステーションを中心に女性活躍支援の推進に努めてまいります。  次に、生涯学習環境の充実についてであります。  めざせ世界へはばたけ事業につきましては、中学生の英語プレゼンテーションコンテストを実施し、最優秀賞及び優秀賞の受賞者に海外派遣研修を行っておりますが、今後さらに子どもたちが英語に対する興味関心や学習意欲の向上が図られるよう、上位入賞以外の発表者につきましても、国内の体験型英語教育施設へ派遣してまいります。  図書館運営につきましては、暮らしに役立つ図書館として、幅広いニーズにあった資料・情報を収集し、乳幼児から高齢者までの市民に対するサービスの向上を図るとともに、今後の図書館の目指すべき方向性や、サービスのあり方を明確にした図書館サービス計画の策定に取り組んでまいります。
     また、施設の老朽化に伴い、照明器具を読書環境に配慮したLED照明へ取りかえを行い、館内の読書環境の改善を進めてまいります。  次に、スポーツ活動推進体制の充実についてであります。  市民の健康づくりから本格的な競技スポーツへの参加まで、多様化する市民ニーズに応えるためには、日常生活に運動を取り入れることによって健康づくりを推進するきっかけづくりから、勝敗を明確にし、技術力を高めるような競技大会等の実施まで、生涯にわたり誰もがそれぞれのライフステージに応じたスポーツ活動を行うことができる機会の充実が求められています。  これまでのスポーツ・レクリエーション大会の実施において培われた団体相互のネットワークをさらに強化し、年間を通して生涯スポーツを推進できる体制を充実してまいります。  次に、文化・芸術振興体制の充実についてであります。  門真市民文化会館ルミエールホールは、開館から24年が経過しており、設備の更新や天井の耐震化等の改修を行う必要があることから、30年度において改修工事の入札等を実施し、31年度には約1年間閉館することとなる大規模改修に向け取り組んでまいります。  次に、健やかな笑顔あふれる支え合いのまちについて申し上げます。  少子・高齢、人口減少社会において、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせ、一人一人が役割を持ち、活躍できる社会の実現に向けた取り組みが求められています。  こうした状況の中、認知症等により日常生活に支援が必要な方を社会全体で支えることが喫緊の課題であり、成年後見制度についての関心と理解を深め、生活に寄り添ったきめ細かな活動が期待できる市民後見人を大阪府と連携し育成するとともに、その活動支援を行ってまいります。  また、新たに庁内会議体として設置した門真市2025年問題対策検討委員会において、さらなる少子・高齢化、人口減少を見据え、中長期的な視点に立ち、高齢者施策を初め、少子化対策など、全庁的にその対応について検討してまいります。  次に、障がい者(児)福祉の充実についてであります。  門真市第3次障がい者計画の基本理念を踏まえ、全ての障がいのある人が個人の尊厳にふさわしい日常生活、または社会生活を営むことができるよう、29年度に策定の門真市第5期障がい福祉計画、及び第1期障がい児福祉計画に基づき、施策を推進してまいります。  また、グループホーム、短期入所及び相談支援等、居住支援のための機能を集約した多機能型の地域生活支援拠点の整備を進めてまいります。  次に、市民の心の健康についてであります。  誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、自殺対策基本法に規定する市町村計画として、本市の実情に即した自殺対策計画を策定してまいります。  次に、高齢者福祉の充実についてであります。  29年度に策定の門真市第7期高齢者保健福祉計画に基づき、介護予防、自立支援、社会参加の促進に取り組み、地域社会の中で活躍できる環境づくりを推進してまいります。  また、これからの超高齢社会を見据え、高齢者が住みなれた地域で安心して日常生活を営むことができるよう、地域包括ケアシステムの深化、推進に向けた取り組みを進め、みんながつながる元気で活躍できるまち・門真を目指してまいります。  次に、社会保障制度の適正な運営についてであります。  国民健康保険制度につきましては、30年4月から広域化され、都道府県と市町村が共同保険者となって運営することとなり、市町村は資格管理や保険給付、保険料の賦課・徴収、保健事業などを引き続き担うことになっております。これまでと同様に市民の健康が守られるよう、安定的な事業運営に努めてまいります。  本市の国保会計が抱える累積赤字につきましては、年々着実に減少させているものの、いまだ解消に至っておらず、制度改革後においても、引き続き収納率の向上による歳入の確保とともに、医療費適正化対策の推進等による歳出抑制に努め、早期の累積赤字の解消を図ってまいります。  次に、環境と調和し、産業が栄える活力のあるまちについて申し上げます。  環境美化活動の充実についてでありますが、人が多く往来する駅前周辺を路上喫煙禁止区域に指定することにより、喫煙マナーと非喫煙者への配慮の必要性を感じていただくとともに、環境美化意識の高揚を図るため、(仮称)門真市路上喫煙防止条例の制定に向け、検討を進めてまいります。  次に、潤いづくりについてであります。  北島町の門真第九水路の親水空間整備につきましては、地域の皆様との協議を進めてきたところであり、31年度の完成に向け、残る区間の整備工事に着手してまいります。  次に、産業の振興についてであります。  市内には製造業を中心に多くの企業が立地しており、職住近接のまちづくりを行う上で、身近に働ける場である中小企業等の一層の発展が必要であります。  引き続き総合的な支援拠点を運営し、企業の経営相談、ビジネスマッチング機会の創出、国等の支援施策の活用促進などを行うほか、ものづくり企業のプロモーション活動として、企業の展示会の合同出展や、優良企業の紹介冊子の作成を実施してまいります。このほか、守口市、守口門真商工会議所、金融機関との連携を促進して地域一体での産業振興に努めてまいります。  以上、30年度に取り組む施策の一端について申し上げました。  30年度予算につきましては、一般会計556億円、また、国民健康保険事業特別会計ほか5事業会計を合わせまして、総額約850億円としたところであります。  28年度決算において、歳入の大幅な減少等に伴い、およそ10億円もの基金の取り崩しを行ったことなどから、今回の予算編成は大変厳しく、昨年9月議会でも御答弁申し上げましたとおり、場合によっては、大幅な職員給与削減の断行も覚悟していかなければならないと考えていたところであります。  結果として、歳出削減に向けたシーリングを基本とした予算編成過程の中で、既存事業も含めた見直し、国庫補助金等の特定財源の確保など、各事業部門による自主的な見直し努力により、直面する急激な人口減少対策へと財源をシフトさせ、持続可能な行財政運営へ向けてかじを切ったところであり、この間の職員の努力に対し、感謝しているところであります。  しかしながら、基金に依存しない収支均衡型の予算の実現には至っておらず、今後懸念されます災害への備え、公共施設やインフラの老朽化への対応などを考えますと、一定額の基金の確保が必要であることから、弾力性のある財政構造への転換に向け、行財政改革の視点から、一層の事務事業の改善や見直しを行ってまいります。  結びになりますが、本市の名誉市民である故松下幸之助氏が創業されました、現パナソニックが本年3月7日に節目の100周年を迎えられます。その歴史の中では、グローバル化する日本経済の荒波の中で、何度も危機的な経営状況を迎えながら、新たなチャレンジにより社員一丸となって苦難を乗り越え、今もなお成長を続けられていることに敬服いたします。  また、時代の変化と消費者のニーズを的確に捉えることで、夢のある商品を絶えず開発され、国内外を問わず、多くの皆様に愛され続けているメーカーとなっているのではないかと考えるところであります。  このことは、本市といたしましても誇らしく、また、同様に時代の変化とそれに伴うニーズ、そして本市の状況を的確に把握し、エビデンスを踏まえ、先を見据えたサービスを積極的に提供するとともに、門真の魅力を市内外へと発信することで市民の皆様、地域の各団体の皆様、企業の皆様に、そして、市外の皆様からも愛され続ける門真をつくってまいりたいと考えております。  本市は、さまざまな課題が依然として多くあり、当面は財政的にも厳しい状況が続きます。しかしながら、逆境に立ち向かい、市役所が一丸となって新たなチャレンジを行うからこそ、職員一人一人の成長、ひいては門真の発展と明るい展望があるものと考えております。決して悲観的になり、手をこまねいているのではなく、現在は変革の過渡期と捉え、必ず乗り越えられるという前向きな意志を持ちながら、門真の魅力を高める施策へ積極的に投資し、着実に実行することで、誇りと愛着を持ち続けることができるまちへと変貌を遂げていけるよう、不屈の精神で市政に取り組んでまいりたいと考えております。  議員並びに市民の皆様におかれましては、なお一層の御支援、御協力をお願い申し上げまして、私の平成30年度の施政方針とさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  以上で施政方針の説明は終わりましたが、本日は説明を聞きおく程度にとどめ、本件に対する質問は、後日の本会議において行うことにいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △報告第1号「専決処分の報告について」 ○中道茂 議長  次に、日程第5、報告第1号、専決処分の報告についての報告を求めます。大兼総務部長。            〔大兼伸央総務部長登壇、議案別掲〕 ◎大兼伸央 総務部長  ただいま御上程賜りました報告第1号、専決処分の報告につきまして御説明申し上げます。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分できるものとしまして、議会より指定を受けました事項の専決処分の報告でありまして、平成29年中に示談いたしました交通事故等にかかわり、本市が負担した損害賠償額等につきまして報告するものでございます。  内容といたしましては、議案書1ページ以下にお示しのとおり、交通事故に係るものが1件、施設管理事故に係るものが1件、ごみ収集事故に係るものが1件、道路管理事故に係るものが1件、学校管理事故に係るものが2件、その他の事故に係るものが1件の合計7件でありまして、これら損害賠償の総額は、53万8186円でございます。  これら賠償につきましては、全国市有物件損害共済制度、全国市長会市民総合賠償補償保険、道路賠償責任保険、全国市長会学校災害補償保険、社会福祉施設総合損害補償より全額補填を受けております。  公用車両での交通事故を初め、施設管理上の事故、その他の事故の防止につきましては、注意喚起いたしておるところでございますが、今後さらに徹底してまいる所存でございます。  以上、まことに簡単ではございますが、専決処分の報告とさせていただきます。何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  以上で報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第1号「字の区域の変更及び町の新設について」 ○中道茂 議長  次に、日程第6、議案第1号、字の区域の変更及び町の新設についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。木村まちづくり部長。             〔木村佳英まちづくり部長登壇〕 ◎木村佳英 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました議案第1号、字の区域の変更及び町の新設につきまして御説明申し上げます。  議案書の3ページから5ページをごらん願います。  本議案は、地方自治法第260条第1項の規定により、大字北島の区域を、別図1の斜線で示す区域を除いた区域に変更し、別図2に示すとおり、その区域を除いた区域をもって、北島東町を新設するものであり、面積は約7.5ヘクタールでございます。  なお、実施日につきましては、北島東土地区画整理事業の換地処分とあわせて実施する予定であります。  今回の事業が完了いたしますと、実施率は全市域面積の92.64%となります。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第1号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第1号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第2号「門真市附属機関に関する条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第7、議案第2号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。河合企画財政部長。             〔河合敏和企画財政部長登壇〕 ◎河合敏和 企画財政部長  ただいま御上程賜りました議案第2号、門真市附属機関に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書6ページをごらん願います。  本議案は、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、附属機関の新規設置及び廃止を行うとともに、附属機関の委員の報酬額を規定するため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、具体の改正内容でありますが、7ページの別表をごらん願います。  まず、市長の附属機関では、門真市自殺対策計画審議会及び門真市地域子育て支援センター運営事業委託事業者選定委員会の2機関を設置し、役割を終えた門真市小規模保育事業所設置運営事業者選定委員会及び門真市認定こども園名称検討委員会の2機関を廃止するものでございます。  次に、教育委員会の附属機関では、役割を終えた門真市めざせ世界へはばたけ事業推進委員会を廃止するものでございます。  次に8ページをごらん願います。  附則といたしまして、附則第1項において、本条例の施行日を平成30年4月1日といたしております。  附則第2項では、附属機関の委員報酬額を規定するため、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。  なお、今回、新たに設置する附属機関に係る委員報酬額につきましては、それぞれ日額8400円といたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第2号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第2号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第3号「門真市職員の分限に関する条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第8、議案第3号、門真市職員の分限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。大兼総務部長。              〔大兼伸央総務部長登壇〕 ◎大兼伸央 総務部長  ただいま御上程賜りました議案第3号、門真市職員の分限に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書9ページをごらん願います。  本件につきましては、地方公務員法により条例で定めることとなっている降給の事由等に関し規定するとともに、心身の故障により職員を休職する場合の医師の診断について、所要の改正を行うものでございます。  改正条例の内容でございますが、議案書10ページ以下をごらん願います。  第2条において、降給の種類を定めるとともに、第3条において、降給の事由として、勤務実績不良や心身の故障、適格性欠如等を規定するものでございます。
     第4条におきましては、手続に関する所要の改正を行うとともに、第3項において、心身の故障により職員を休職させる場合、現行医師2名の診断を必要といたしておりますところを、人事院規則に準じ医師人数を規定せず、医師1名による診断結果による休職を可能とするよう改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます 。  以上、まことに簡単でございますが、議案第3号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第3号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第4号「門真市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第9、議案第4号、門真市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。内田こども部長。              〔内田勇こども部長登壇〕 ◎内田勇 こども部長  ただいま御上程賜りました議案第4号、門真市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書12ページをごらん願います。  今回の改正は、特定教育・保育の受給資格等を確認する方法について、所要の改正を行うとともに、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、引用条項の整備を行うにつき、本条例の一部を改正するものでございます。  具体の改正内容につきましては、議案書13ページをごらん願います。  まず、第8条では、子ども・子育て支援法施行規則の改正に伴い、特定教育・保育施設が保護者から特定教育・保育の提供を求められた場合、支給認定証により支給認定の有無等を確認することとしていたものを、必要に応じて、支給認定証または子ども・子育て支援法施行規則第7条第2項に規定する通知により、確認することに改正するものでございます。  次に、第15条では、改正前の就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律第3条第9項を改正後の同法同条第11項へ引用する条項を変更するものでございます。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成30年4月1日としております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第4号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第4号は、文教こども常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第5号「門真市保健福祉センター条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第10、議案第5号、門真市保健福祉センター条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。市原保健福祉部長。             〔市原昌亮保健福祉部長登壇〕 ◎市原昌亮 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第5号、門真市保健福祉センター条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書14ページをお願いいたします。  本件は、児童福祉法及び子ども・子育て支援法に基づく地域子育て支援拠点事業として、幼保連携型認定こども園智鳥保育園において実施しております、地域子育て支援センター保健福祉センター内に設置するにつき、本条例の一部を改正するものでございます。  15ページをお願いいたします。  具体の改正内容といたしましては、第2条に規定する保健福祉センターに設置する施設に、地域子育て支援センターを追加するものでございます。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日を地域子育て支援センターの開設予定である平成31年4月1日としております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第5号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第5号は、民生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第6号「門真市国民健康保険条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第11、議案第6号、門真市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。市原保健福祉部長。             〔市原昌亮保健福祉部長登壇〕 ◎市原昌亮 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第6号、門真市国民健康保険条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書16ページをお願いいたします。  今回の改正は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律による国民健康保険法の一部改正、及び大阪府国民健康保険運営方針の策定に伴い、保険料の賦課総額、保険料率等について所要の改正を行うとともに、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、保険料の軽減判定所得の基準について所要の改正を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。  具体の改正内容でございますが、議案書17ページ以降をお願いいたします。  第1条、第2条及び第2条の2の改正は、国民健康保険法の改正により、「国民健康保険運営協議会」の名称が、「国民健康保険事業の運営に関する協議会」に変更されるとともに、都道府県にも当該協議会が設置されたことに伴い、規定整備を行うものでございます。  次に、第6条の2の改正は、葬祭費の支給額について、大阪府国民健康保険運営方針に基づき、現行の「3万5000円」を府内共通基準である「5万円」に引き上げるものでございます。  次に、第10条の2、第14条の6の2及び第14条の7の改正は、医療分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分に係る保険料の賦課総額について、事業費納付金の額等を基準に算定することとするものでございます。  次に、第14条、第14条の6の5及び第14条の10の改正は、医療分等の保険料率について、大阪府が算定する市町村標準保険料率とするものでございます。  次に、第14条の6、第14条の6の10及び第14条の11の改正は、医療分等の賦課限度額について、府が標準保険料率を算定し、市町村に通知した日において、国民健康保険法施行令に掲げる額を超えることができないものとするものでございます。  次に、第19条の改正は、保険料の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を5割軽減については「27万円」から「27万5000円」に、2割軽減については「49万円」から「50万円」に、それぞれ引き上げるものでございます。  次に、第26条の改正は、保険料の減免について、府内共通基準となる災害や収入減少など4項目を規定するものでございます。  そのほか、章名、見出し等におきまして、所要の規定整備を行うものでございます。  なお、附則といたしまして、第1項では本条例の施行日を平成30年4月1日とし、第2項では適用区分を、第3項では保険料率の特例を、第4項では保険料の減免の特例について規定いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第6号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第6号は、民生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第7号「門真市後期高齢者医療に関する条例の一部改正ついて」 ○中道茂 議長  次に、日程第12、議案第7号、門真市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。市原保健福祉部長。             〔市原昌亮保健福祉部長登壇〕 ◎市原昌亮 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第7号、門真市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書30ページをお願いいたします。  今回の改正は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律による高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、住所地特例の適用を受ける保険料を徴収すべき被保険者について所要の改正を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。  31ページ及び32ページをお願いいたします。  具体の改正内容でございますが、法改正により、国民健康保険法による住所地特例の適用を受けて、従前住所地の市町村の国民健康保険の被保険者とされている者が、後期高齢者医療の被保険者となる場合においては、従前住所地の後期高齢者医療広域連合が保険者となることから、第3条に規定する保険料を徴収すべき被保険者に追加するものでございます。  なお、附則といたしまして、第1項では本条例の施行日を平成30年4月1日とし、第2項では適用区分として、施行日以後に保険料を徴収すべき被保険者となった被保険者について適用することを規定いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第7号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第7号は、民生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第8号「門真市建築基準法施行条例及び門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第13、議案第8号、門真市建築基準法施行条例及び門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。木村まちづくり部長。             〔木村佳英まちづくり部長登壇〕 ◎木村佳英 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました議案第8号、門真市建築基準法施行条例及び門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書33ページをごらん願います。  本議案は、都市緑地法等の一部を改正する法律による建築基準法の一部改正に伴い、引用条項の整備を行うものであります。  改正の主な内容でありますが、議案書34ページ、35ページをごらん願います。  門真市建築基準法施行条例中、別表の事務の区分12について、法第48条第13項ただし書きを追加し、門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例中、別表ア物流業務地区(5)及び別表イ複合業務地区(7)についてそれぞれ、「建基法別表第2(ち)項」を「建基法別表第2(り)項」に改正するものであります。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日は平成30年4月1日からとしております。
     以上、まことに簡単ではございますが、議案第8号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第8号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第9号「門真市都市公園条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第14、議案第9号、門真市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。木村まちづくり部長。             〔木村佳英まちづくり部長登壇〕 ◎木村佳英 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました議案第9号、門真市都市公園条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書36ページをごらん願います。  本議案は、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令による都市公園法施行令の一部改正に伴い、都市公園に設ける公募対象公園施設である建築物及び運動施設の設置基準を定めるものであります。  改正の主な内容でありますが、議案書37ページをごらん願います。  門真市都市公園条例中、第3条の3に第6項を追加し、民間事業者による公共還元型の収益施設の設置管理制度の創設に伴い、公募対象公園施設である建築物について設置基準を定めるものであります。  また、同条に第7項を追加し、地域の実情に応じた運動施設整備を可能とするため、設置基準を定めるものであります。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日は公布の日としております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第9号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第9号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第10号「門真市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第15、議案第10号、門真市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。満永教育部長。              〔満永誠一教育部長登壇〕 ◎満永誠一 教育部長  ただいま御上程賜りました議案第10号、門真市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書の38ページをごらん願います。  本件につきましては、少人数学級編制実施のほか、学校課題に応じたきめ細かな指導ができる教育環境づくりの実施に係る市費負担教員の任用に関し、必要な事項を定めるとともに、大阪府の臨時的任用職員の給料表及び教員特殊業務手当の改定に伴い、任期付市費負担教員の給与及び特殊勤務手当の改定を行うため、門真市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件に関する条例を改正しようとするものでございます。  具体の改正の内容でございますが、議案書39ページ以降をごらん願います。  条例名及び第1条において、きめ細かな指導ができる教育環境づくりを実施、を加えることにより、少人数学級編制以外の目的でも任用することを可能とするものであります。  次に、第9条の特殊勤務手当及び別表第1の給料表についてでありますが、任期付市費負担教員の給料、諸手当などの待遇につきましては、大阪府が費用を負担する常勤講師に準じた内容で本市においては定めており、大阪府の給料表や手当額が改定されたことに伴い、それに準じた給料表や手当額に改正するものであります。  なお、附則といたしまして、第1項では本条例の施行日を平成30年4月1日とするものとし、ただし、別表第1の給料表の改正につきましては、公布の日から施行するものといたしております。  次に、附則第2項は、別表第1の給料表の改定について平成29年4月1日にさかのぼって支給することを定めたものであり、同第3項は、既に支払った給料月額等に関する内払い規定を定めたものでございます。  次に、附則第4項は、一般職の職員の給与に関する条例の一部を、同第5項は、門真市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を、同第6項は、門真市職員の育児休業等に関する条例の一部を、本条例の条例名を改正することに伴い、それぞれ改正するものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第10号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第10号は、文教こども常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第11号「門真市水道条例の一部改正について」 ○中道茂 議長  次に、日程第16、議案第11号、門真市水道条例の一部改正についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。              〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  ただいま御上程賜りました議案第11号、門真市水道条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書44ページをごらん願います。  今回の改正につきましては、平成30年4月1日から大阪広域水道企業団の水道用水供給事業における給水料金が1m3当たり3円引き下げられることに伴い、水道料金の基本料金を減額するため、条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容につきましては、45ページの新旧対照表をごらん願います。  第26条第1項第1号の表中、基本水量10m3までの一般用基本料金を「1040円」から「984円」に改め、同表中の湯屋用基本料金を「3万3900円」から「3万2074円」に改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年10月1日からとしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第11号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第11号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第12号「平成29年度門真市一般会計補正予算(第9号)」 ○中道茂 議長  次に、日程第17、議案第12号、平成29年度門真市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。河合企画財政部長。             〔河合敏和企画財政部長登壇〕 ◎河合敏和 企画財政部長  ただいま御上程賜りました議案第12号、平成29年度門真市一般会計補正予算(第9号)につきまして御説明申し上げます。  議案書47ページをごらん願います。  今回の補正は、保育定員拡充事業において、民間保育所が行う施設整備計画の変更等を初めとする予算調製を行うものでございます。  第1条におきまして、既定の歳入歳出から、それぞれ3億3113万8000円を減額し、予算の総額を550億6583万円といたすもので、第2条では繰越明許費を、第3条では地方債の補正を行うものでございます。  その具体の款項の費目でございますが、48ページから49ページの第1表歳入歳出予算補正のうち、49ページの歳出より御説明申し上げます。  まず、2款総務費、1項総務管理費の396万円の減額は、PCB廃棄物の処理について、年度内での実施の見込みがないことから、委託料の減額分を計上いたしております。  次に、3款民生費、1項社会福祉費の3345万5000円の追加は、障がい者等支援給付事業等について、既定の予算を上回る見込みであることから、扶助費の追加分等を計上いたしており、2項児童福祉費の2億6090万円の減額は、認定こども園等に対する施設型給付費について、当初予算を下回ることが見込まれるため、扶助費の減額分を、また、保育定員拡充事業において、民間保育所が行う施設整備計画の変更により、保育所等整備補助金の減額分等を計上いたしております。  次に、7款土木費、2項道路橋りょう費の5736万5000円の減額は、島頭南北2号線及び三ツ島東西線における道路拡幅について、権利者との協議に時間を要し、年度内での実施の見込みがないことから、委託料等の減額分を計上いたしております。  次に、8款消防費の4582万6000円の減額は、守口市門真市消防組合負担金の確定に伴う減額分を計上いたしております。  次に、9款教育費、5項社会教育費の5万1000円の減額は、(仮称)市立生涯学習複合施設建設事業に係る設計業務委託事業者選定委員会について、年度内での実施の見込みがないことから、報酬等の減額分を計上いたしており、11款予備費の350万9000円の追加は、財源調整のためでございます。  次に、48ページの歳入でございますが、13款国庫支出金、1項国庫負担金の4812万2000円の減額は、自立支援医療負担金等の追加分及び子どものための教育・保育給付費負担金の減額分を計上いたしており、2項国庫補助金の1億3332万2000円の減額は、保育所等整備交付金の減額分を計上いたしております。  次に、14款府支出金、1項府負担金の2406万2000円の減額は、子どものための教育・保育給付費負担金の減額分等を計上いたしており、2項府補助金の2290万8000円の追加は、安心こども基金特別対策事業費補助金等の追加分を計上いたしております。  次に、17款繰入金、1項基金繰入金の1億5663万8000円の減額は、財源調整のため、財政調整基金繰入金等の減額分を計上いたしております。  次に、18款諸収入、5項雑入の7019万8000円の追加は、28年度分に係る、くすのき広域連合負担金の精算に伴う還付金の追加分を計上いたしており、19款市債の6210万円の減額は、民間保育所等整備助成事業債及び地方道路等整備事業債の減額分を計上いたしております。  次に、50ページの第2表繰越明許費でございますが、住宅市街地総合整備事業について、30年度に繰り越すものでございます。  最後に、52ページから53ページの第3表地方債補正でございますが、社会福祉施設等整備及び道路等整備分につきまして、52ページに記載の限度額から53ページに記載の限度額に変更するものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第12号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案12号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第13号「平成30年度門真市一般会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第18、議案第13号、平成30年度門真市一般会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。河合企画財政部長。             〔河合敏和企画財政部長登壇〕 ◎河合敏和 企画財政部長  ただいま御上程賜りました議案第13号、平成30年度門真市一般会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊1の平成30年度門真市一般会計予算書の1ページをごらん願います。
     平成30年度におきましては、急激な人口減少に伴い、極めて厳しい財政状況に直面している状況の中、このまま手をこまねいていれば、さらに深刻な状況になりかねないため、特に、急激な人口減少に歯どめをかける施策を積極的に実施していくための予算といたしたものでございます。  第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を、それぞれ556億円といたすもので、対前年度1億7000万円の減、マイナス0.3%でございます。  第2条では債務負担行為を、第3条では地方債を、第4条では一時借入金の限度額を、第5条では歳出予算の流用につきまして、それぞれ定めるものでございます。  次に、予算の主な増減内容でございますが、14ページをごらん願います。  まず、歳出でございますが、2款総務費は56億2551万5000円で、庁舎管理工事の減等により、対前年度1億3176万円の減、マイナス2.3%でございます。  次に、3款民生費は310億2560万6000円で、保育所等整備補助金及び公立認定こども園整備工事の減等により、対前年度3億1830万8000円の減、マイナス1.0%でございます。  次に、4款衛生費は39億1545万2000円で、クリーンセンター施設棟運転維持管理事業更新工事の増等により、対前年度2億9230万3000円の増、プラス8.1%でございます。  次に、7款土木費は39億2262万4000円で、地震時等に著しく危険な密集市街地老朽木造建築物等除却補助金の増等により、対前年度1億4368万9000円の増、プラス3.8%でございます。  次に、9款教育費は32億4572万7000円で、旧第六中学校体育館撤去工事の減等により、対前年度1億1915万8000円の減、マイナス3.5%でございます。  次に、10款公債費は55億313万5000円で、借換債の増により、対前年度6023万3000円の増、プラス1.1%でございます。  次に、歳入でございますが、13ページをごらん願います。  1款市税は177億7543万8000円で、固定資産税が減となるものの、市民税等の増により、対前年度7218万6000円の増、プラス0.4%でございます。  次に、6款地方消費税交付金は23億9900万円で、清算基準の基本的な見直しを踏まえ、対前年度2億8000万円の減、マイナス10.5%でございます。  次に、9款地方交付税は68億6000万円で、地方財政計画等を踏まえ、対前年度2億8500万円の増、プラス4.3%でございます。  次に、13款国庫支出金は145億5476万4000円で、住宅市街地総合整備事業費補助金の増等により、対前年度8億7151万5000円の増 、プラス6.4%でございます。  次に、14款府支出金は49億8514万9000円で、重度障がい者医療費助成事業費補助金の増等により、対前年度8565万2000円の増、プラス1.7%でございます。  次に、17款繰入金は13億751万円で、財政調整基金繰入金で1億円の増加があったものの、都市整備基金繰入金の減等により、対前年度1433万9000円の減、マイナス1.1%でございます。  次に、18款諸収入は5億6139万4000円で、中町地区老朽建築物等買収補償費の減等により、対前年度2億7064万円の減、マイナス32.5%でございます。  次に、19款市債は52億4646万3000円で、市立認定こども園整備事業債の減等により、対前年度9億4012万4000円の減、マイナス15.2%でございます。  次に、7ページから9ページの第2表債務負担行為でございますが、本会議・委員会筆耕翻訳(4)を初めとする全22件の期間及び限度額を定めるものでございます。  最後に、10ページの第3表地方債でございますが、公共施設等整備分を初めとする全12件分、総額37億5636万3000円につきまして、限度額及び起債の方法等を定めるものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第13号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第13号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第14号「平成30年度門真市国民健康保険事業特別会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第19、議案第14号、平成30年度門真市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。市原保健福祉部長。             〔市原昌亮保健福祉部長登壇〕 ◎市原昌亮 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第14号、平成30年度門真市国民健康保険事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊2の平成30年度門真市特別会計予算書の3ページをお願いいたします。  第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を、それぞれ153億3519万2000円といたすもので、前年度比マイナス25.5%、52億6267万7000円の減となっております。  第2条では債務負担行為を、第3条では一時借入金の最高額を、第4条では歳出予算の流用を、それぞれ定めているものでございます。  それでは、予算の主な内容でございますが、12ページをお願いいたします。  まず、歳出でございますが、1款総務費は、人件費及び電算委託料等の事務的経費で、プラス0.6%、204万6000円増の3億6606万8000円、2款保険給付費は、医療費の法定給付の療養諸費や高額療養諸費等の経費で、マイナス13.2%、15億9558万7000円減の104億7676万3000円でございます。  次に、3款国民健康保険事業費納付金は、30年度からの国保広域化に伴い、新たに設けた款でございまして、市が徴収した保険料及び一般会計からの法定繰入金等を大阪府に納めるもので、41億4602万1000円を計上いたしております。  4款共同事業拠出金は、国保広域化に伴い、ほぼ皆減の50億2678万2000円減の3000円、5款保健事業費は、特定健康診査等に係る費用が主なものでございまして、プラス0.03%、2万7000円増の1億561万2000円、6款公債費は、プラス6.7%、271万2000円増の4322万5000円、7款諸支出金は、償還金及び還付金等の費用で、プラス694.7%、1億2893万9000円増の1億4750万円、8款予備費は、前年度と同額としております。  そのほか、後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等、老人保健拠出金及び介護納付金は、国保広域化に伴い、皆減となっております。  次に、歳入でございますが、11ページをお願いいたします。  1款国民健康保険料は、マイナス11.2%、3億6965万2000円減の29億2528万4000円、3款府支出金は、国保広域化に伴う保険給付費等交付金の新設により、プラス644.0%、92億9263万1000円増の107億3555万6000円でございます。  次に、5款繰入金は、地方財政措置を伴った制度上繰り入れすべきものといたしまして、マイナス8.4%、1億4865万円減の16億3079万1000円でございます。  そのほか、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金及び共同事業交付金は、国保広域化に伴い、皆減となっております。  次に、7ページをお願いいたします。  第2表債務負担行為でございますが、口座振替収納業務委託(3)につきまして、期間及び限度額を平成30年度から平成33年度の間で159万4000円といたすものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第14号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第14号は、民生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第15号「平成30年度門真市都市開発資金特別会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第20、議案第15号、平成30年度門真市都市開発資金特別会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。木村まちづくり部長。             〔木村佳英まちづくり部長登壇〕 ◎木村佳英 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました議案第15号、平成30年度門真市都市開発資金特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊2の平成30年度門真市特別会計予算書79ページをごらん願います。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を、それぞれ78万3000円といたすものでございます。  次に、80ページ、81ページをごらん願います。  第1表歳入歳出予算の歳出から御説明申し上げます。  事業費といたしまして、先行取得用地の維持管理費に係る経費73万3000円、予備費といたしまして5万円、合計78万3000円を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、一般会計からの繰入金78万3000円を計上いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第15号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第15号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第16号「平成30年度門真市公共用地先行取得事業特別会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第21、議案第16号、平成30年度門真市公共用地先行取得事業特別会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。河合企画財政部長。             〔河合敏和企画財政部長登壇〕 ◎河合敏和 企画財政部長  ただいま御上程賜りました議案第16号、平成30年度門真市公共用地先行取得事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊2の平成30年度門真市特別会計予算書の97ページをごらん願います。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を、それぞれ1億5697万3000円といたすものでございます。  具体の内容でございますが、98ページから99ページをごらん願います。  まず、99ページの歳出でございますが、過去に土地開発公社用地を市が買い戻す際に借り入れた市債の公債費として、1億5697万3000円を計上いたしており、対前年度4416万4000円の減、マイナス22.0%となっております。  その内訳といたしましては、元金が1億5349万4000円、利子が347万9000円でございます。  次に、98ページの歳入につきましては、一般会計繰入金として、歳出と同額の1億5697万3000円を計上いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第16号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第16号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第17号「平成30年度門真市後期高齢者医療事業特別会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第22、議案第17号、平成30年度門真市後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。市原保健福祉部長。             〔市原昌亮保健福祉部長登壇〕 ◎市原昌亮 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第17号、平成30年度門真市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊2の平成30年度門真市特別会計予算書の113ページをお願いいたします。
     第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を、それぞれ16億4073万7000円といたすもので、前年度比プラス5.3%、8311万7000円の増となっております。  第2条では、債務負担行為を定めているものでございます。  それでは、予算の主な内容でございますが、120ページをお願いいたします。  まず、歳出でございますが、1款総務費は、人件費及び電算委託料等の事務的経費で、プラス8.2%、364万3000円増の4796万8000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金は、プラス5.3%、8033万6000円増の15億8766万9000円でございます。  3款諸支出金は、償還金及び還付加算金といたしまして、マイナス20.8%、81万2000円減の310万円でございます。公債費は、皆減としております。  次に、歳入でございますが、119ページをお願いいたします。  1款後期高齢者医療保険料は、プラス5.2%、5669万5000円増の11億4432万1000円、3款国庫支出金は、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金といたしまして、新たに122万円を計上いたしております。  4款繰入金は、一般会計繰入金として、プラス9.0%、3395万6000円増の4億1266万3000円でございます。  次に、5款繰越金は、マイナス10.6%、904万5000円減の7593万7000円、6款諸収入は、市預金利子等で、プラス5.0%、30万8000円増の653万2000円でございます。  次に、116ページをお願いいたします。  第2表債務負担行為でございますが、口座振替収納業務委託(3)につきまして、期間及び限度額を平成30年度から平成33年度の間で、291万4000円といたすものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第17号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第17号は、民生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第18号「平成30年度門真市水道事業会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第23、議案第18号、平成30年度門真市水道事業会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。              〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  ただいま御上程賜りました議案第18号、平成30年度門真市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊3の平成30年度門真市公営企業会計予算書の3ページをお願いいたします。  第2条の業務の予定量でございますが、平成30年度につきましては、給水戸数を6万2000戸、年間総給水量を1375万5062m3、1日平均給水量を3万7685m3と見込んでおります。  また、主要な建設改良事業として、8億1159万9000円を予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、水道事業収益は、本議会に上程中の門真市水道条例の一部改正により、平成30年10月から予定しております水道料金の改定に伴う給水収益の減少等により、前年度比マイナス1.3%、4137万3000円減の31億2257万3000円、これに対しまして、水道事業費用は、大阪広域水道企業団の水道用水供給事業における給水料金の改定に伴う受水費の減少等により、前年度比マイナス3.5%、9546万1000円減の26億2914万3000円でございます。  次に、4ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、資本的収入は、28年度からの継続事業である上馬伏配水場4号配水池築造工事に係る国庫補助金等の減少により、前年度比マイナス33.2%、1億2969万6000円減の2億6127万円、これに対しまして、資本的支出は、上馬伏配水場4号配水池築造工事に係る建設改良費等の減少により、前年度比マイナス9.8%、1億3030万7000円減の12億315万9000円となっており、資本的収支の不足額9億4188万9000円につきましては、損益勘定留保資金等により補填いたすものでございます。  次に、第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めております。  次に、5ページをお願いいたします。  第6条の企業債では、整備事業費として限度額を7000万円、利率を8.0%以内とし、第7条では、予定支出の各項の経費の金額の流用を、第8条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、第9条では、他会計からの補助金を、第10条では、たな卸資産購入限度額を、それぞれ定めております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第18号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第18号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第19号「平成30年度門真市公共下水道事業会計予算」 ○中道茂 議長  次に、日程第24、議案第19号、平成30年度門真市公共下水道事業会計予算を議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。              〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  ただいま御上程賜りました議案第19号、平成30年度門真市公共下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊3の平成30年度門真市公営企業会計予算書の53ページをお願いいたします。  第2条の業務の予定量でございますが、平成30年度につきましては、汚水整備人口を11万5460人、年間総処理水量を1254万8855m3、1日平均処理水量を3万4380m3と見込んでおります。  また、主要な建設改良事業として、17億6074万9000円を予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、下水道事業収益は、他会計負担金等の減少により、前年度比マイナス0.4%、1513万5000円減の38億3196万9000円、これに対しまして、下水道事業費用は、企業債利息等の減少により、前年度比マイナス0.7%、2492万1000円減の36億7488万1000円でございます。  次に、54ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、資本的収入は、公共下水道整備事業に係る国庫補助金等の減少により、前年度比マイナス20.1%、8億2444万9000円減の32億7290万7000円、これに対しまして、資本的支出は、建設改良費等の減少により、前年度比マイナス13.7%、7億5342万円減の47億3625万3000円となっており、資本的収支の不足額14億6334万6000円につきましては、損益勘定留保資金等で補填いたすものでございます。  次に、第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めております。  次に、55ページをお願いいたします。  第6条の企業債では、公共下水道事業を初めとする各企業債の取り扱いを、第7条では、一時借入金の限度額を、第8条では、予定支出の各項の経費の金額の流用を、第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、第10条では、他会計からの補助金を、第11条では、利益剰余金の処分とし、第4条で御説明いたしました資本的収支不足額に対する補填財源として処分する額を、それぞれ定めております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第19号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第19号は、総務建設常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △議案第20号「副市長の選任について」 ○中道茂 議長  次に、日程第25、議案第20号、副市長の選任についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○中道茂 議長  提案理由の説明を求めます。宮本市長。               〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  ただいま御上程賜りました議案第20号、副市長の選任について、私より提案理由の説明を申し上げます。  現在、御就任いただいております北村和仁氏には、平成22年3月より、2期8年と長きにわたり、園部前市長及び私の補佐役として、長年の行政経験で培われた手腕を発揮され、市政全般にわたり、多大なる御尽力をいただいてきたところであり、本市への貢献ははかり知れないものと考えております。その中ではありますが、本年3月1日をもちまして、任期満了により御勇退されることとなりました。  北村氏は、昭和49年4月に奉職の後、昭和62年に大阪府民生部社会課へ出向、帰任後は企画や福祉の分野で御活躍の後、平成19年には健康福祉部長や福祉事務所長など歴任され、市立保育園民営化の際には大変御尽力いただき、これらの功績が評価され、平成22年には副市長に御就任されました。  北村氏とは、私が市議会議員となった平成11年より、市議会議員及び府議会議員時代を通じ親しくおつき合いいただき、特にこの1年半は、副市長として大変お世話になり、これまでの御貢献に心より感謝を申し上げますとともに、今後ともさまざまな面で御活躍いただきたいと考えております。  つきましては、北村氏の後任に、下治正和氏を選任いたしたく考えております。  下治氏は、長年にわたり本市職員として奉職し、市長室課長、保健福祉部長などを歴任され、現在、選挙管理委員会事務局長、固定資産評価審査委員会事務局長及び公平委員会事務局長として職務に精励されております。  その豊富な経験や広範にわたる知識をこれからの市政運営に十二分に生かしていただけるものと確信しており、副市長として選任いたしたく、御提案申し上げるものであります。  経歴等につきましては、お手元の参考資料のとおりであります。全員一致の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、簡単でありますが、提案理由の説明とさせていただきます。  どうかよろしくお願いいたします。 ○中道茂 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。戸田久和議員。              〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。質疑を行います。4点一括して行いますので、一括してお答えください。  まず、今年度末までに定年退職を迎える人で、部長級の人は何人いて、次長級の人は何人いるのか、これが1点。  2点目は、下治氏を副市長の候補の1人と宮本市長が考えたのはいつごろでしょう。  クエスチョンの3。下治氏を副市長に充てると、このように絞って宮本市長が決断したのはいつでしょうか。  最後、4点目。下治氏について、副市長にするにふさわしいと市長が考える点を二つ挙げるとすれば、それはどのようなものでしょうか。2点挙げてください。  よろしくお願いします。 ○中道茂 議長  理事者の答弁を求めます。宮本市長。               〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  戸田議員の御質疑につきまして、私から御答弁申し上げます。  今年度末に定年退職を迎える部長級及び次長級の職員は、全庁で何人いるかについてでありますが、部長級が1人、次長級はおりません。  次に、下治氏を副市長候補の1人と考えたのはいつごろのことかについてでありますが、3月1日が北村副市長の任期であったため、北村副市長の後継となりますことから、北村副市長ともしっかり相談の上、以前から考えていたところであります。  次に、下治氏を副市長にと決断したのはいつごろかについてでありますが、議案提出に向け準備を進めたのは、平成30年2月13日であります。  次に、決断した理由についてでありますが、長年にわたり本市職員として奉職し、その豊富な経験や広範にわたる知識をこれからの市政運営に十二分に生かしていただけるものと確信しておるためであります。  よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中道茂 議長  戸田久和議員。              〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 今の答弁を受けまして、私のほうからちょっと指摘をしておきます。  下治さんについては、私は今まで穏便でつつがなく業務をこなされる方というふうな評価をしてきました。この経歴で見ますと、2006年市長室課長になったとき、私も議員にあるわけで、それからずっと、いろんなところで共同で話をしてきた。  また、選挙管理委員会の局長としては、私からもいろんな改革の提案をした。新しい調査とか、分類とか、そういうことについて、外部からの意見もよいものであれば率直に取り入れるということをやってこられて、そういう面ではよいほうに私は評価しておりました。  しかしながら、昨年10月の衆議院選挙、10月22日開票時のトラブル、もう2時40分までかかると、そういう事件があった。これは選管があらかじめ、開票立会人に今はこういう基準ですよと説明書を渡しておけば、もう全部解決していた。  また、その場で、いや、これはおかしいじゃないかという異議が私からあったとき、いや、今はこうですよと説明があれば、すぐに解決していた。そういうことをあえて考え、予想してなかったいうふうなことがありました。日ごろは結構なんだけども、何かトラブルが発生したときにはそれに上手に対応できない。
     また、そういうトラブルを予測した適切なリーダーシップを発揮できない、いうことがあっただけじゃなくて、その後12月議会でこの問題を質問し、今に至ってるわけですけども、とんでもない居直り答弁、うそとしか思えないことを重ねてきました。詳しくは後の反対討論で述べますけども、指摘として私、この間、メール質問等々で、あの事件についていろいろ問いただしてきました。そこではっきりしたのは、選管の文書での回答としては、10月22日に大騒動があって、にもかかわらず、あのときの唯一の記録動画を初めて見たのが12月8日、私からUSBをもらってから初めて見た。しかも、議会答弁の前に動画を何本、何十分ぐらい見たのかと言うと、およそ10分ほどで、合わせて30分程度見たと。文書の記録は全くとらなかった。驚くべきことですね。実は開票立会人たる私に、事前に動画で説明した10月19日の動画があって、その中では今は小選挙区で政党名併記してもオーケーなんですよと説明をして、私もああそうかということを確かに言っとります。  しかし、私の強い思い込みというか、つい20年、30年前までは、名前以外に句読点一つ書いてもだめなんだということをやって、だんだん……。 ○中道茂 議長  戸田議員、簡潔にお願いします。 ◆13番(戸田久和議員) はい。整理されてきてるわけですけども、そういうことを証拠で見たというのは1月4日になってからですよ。しかも、あれほどの大騒ぎになったときにちゃんとした記録も何にもつくらずに、議会答弁で私のせいにして、公明党の武田議員の質疑を、まあ利用する形で、そういう印象操作をして選挙管理委員会に出していく。とんでもないことをされてるわけで、そういう12月からの質問、1月ずうっと、そういう過程を宮本市長が知っているのかどうかよくわかりませんけども、下治局長のもとで、こういったうそ、偽り、およそ業務として考えられないようなことが居直りされている。まさに安倍政治に似たような状態が起こってしまっている。その張本人である下治さんについて、副市長に任命すると。これは到底無理なことであるということを指摘して、私の指摘を終わります。 ○中道茂 議長  ほかに質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  議案第20号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  御異議なしと認め、委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  通告により13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。              〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。下治さんを副市長にすることにはもう強く反対するという立場で討論を行います。  まず、下治さん、経歴こんなふうにあります。私が先ほど述べたとおり、今までは穏便につつがなく業務をされる方、改善例については割と率直にこれを取り入れると。ですから、開票率のいろんな発表にしても、選挙投票率上げるための啓発や調査にしても前向きに取り組んでいる。この点は大変評価はしてきたんですが、今回の事案でいきますととんでもない。  そもそも、選挙の投票において、投票者の意思を強く反映するんだと言いながらも、その具体というのは、昔はもう句読点一つ余計に書いてもだめだった。小選挙区だけども、政党名を書いたらだめだった。あれ書いたらだめ、これ書いたらだめというのがあって、意思を尊重するってなってるけども、何とかさん頑張れと書けばだめ。意思を尊重するといっても、どこに基準を引くかがいろいろ変わってるわけでね。議員を長年やっていれば、それはそれなりに前からの厳しい、こんな厳しいんだなということの思い込みなり吸い込みが強くあると。そういう中での選挙であります。  だから、選挙管理委員会としてはあらかじめ、今はこうですよ、職員にはこういうふうにして分類してもらってますよ、分類表があるわけですから、それを渡しておけば何ら問題なかったんですね。  また、開票作業場にもそれを置いといて、当然置いてるわけですから、誰かが文句つけたときにこうですよと言えば何の問題もなかったわけです。ところが、それをせずに、後で事実をねじ曲げた。そのときに、それまでは10月22日投票以降、選管の白川課長補佐と何度もいろいろ話をしました、現場でもね。これは直接には私が文句をつけたからおくれてしまった形だけども、根本的には選管が無為無策だからこうなるんだと。立会人が厳しく調べるのは当たり前だということを言って、ちゃんと動画あるからちゃんと見て考えてくれと。これは失敗事例集に載せるから、そのようにやるべきだ。そういうことを白川課長補佐に言って、そうですねと、見ときますと、そういう方向でつくっていきます、私とちゃんと話をしてたんですよ。  ところが、後になって面談記録を出してくれと。12月27日、仕事納めのときに要求して、1月10日に出てきたのは面談記録の中身がない、タイトルだけ。これ、どういうことだと。ろくにつくってないか、隠したか。後で言って、10月31日ですか出てきたのは、文書として出てきているけども、話のつじつまが全然合わないものを出してくる。私がとんでもないことをしたから混乱したんだという筋書きに持っていくために、その筋書きが12月7日の武田議員の総務建設での質疑ですよ。  開票現場では後藤議員も立会人で、戸田さんが政党名併記だめだって言うんだったら、私もそうしときますよって言った。元共産党市議の石橋さんも、元門真市議の寺前選挙長も、今は政党併記でオーケーなんだって誰ひとり言ってない。そのような確信は持ってないわけです。敬称併記とか、そういうこと全部そうですよ。そういうことがあった上に、記録をつくらない。動画をなぜ見なかったのかと。私は現場にいたんだから見る必要がないんだ。もう考えられないようなことを文書で私にメール回答してるんですよ。12月議会のときには動画を見ましたと言って割愛になる。  でも、いつ見たかというと、12月8日に初めて見ました。そして、およそ30分程度だけ見ました。重要ポイントを文字化することを全くしませんでした。こんなことで議会答弁をつくってた。とんでもなくないですか。そして、また、答弁でも、開票立会人が1票1票めくり始めたから問題だと。こういう答弁っていうのは、余りにもずさんですよね。じゃあ、どうすればよかったの。開票立会人とは、1票1票めくって見たらだめなのか。これは物すごく大きな問題をはらむ答弁ですよ。しかも、門真では2000年に衆院選挙のときに開票立会人が1票1票点検したからこそ初めて百十二、三票の不正な票束混入が発見されたじゃないですか。発見したのは私ですよ。大事件ですよ、これ。私は本来であれば、ほかの選挙立会人が今まで全くやらなかったことを、暑い、だらだら汗を流した6月の選挙ではやって、不正選挙を発見した大功労者として表彰状もらってもおかしくない存在ですよ。それを言うに事欠いて、開票立会人が一々調べたから時間がかかった例として、武田議員と結託して、こういう答弁をして私をおとしめる。まあ許しがたい話ですね。(「議長」と呼ぶ者あり)結託してっていう言葉が嫌だったら、後で削ってもらったらいいですよ、それは。私、でも、そう思わざるを得ないですよ。 ○中道茂 議長  武田議員。 ◆6番(武田朋久議員) 侮辱に当たると思いますんで、お考えいただきたいと思います。 ◆13番(戸田久和議員) 侮辱されたのは私のほうですよ、よっぽど。今の門真の先進的な制度としてある、存在する失敗行政事例集、誰がつくったの。その原因は、あのきっかけは2000年のこんだけの重大事件が、2008年になったら選挙管理事務局長何にも知らないという、とんでもないことがあったので、これをつくっていったわけですね。そういう経過もあります。そういう経過もありまして、この間、私、掲示板にもずっと書き込みができなくてあれこれしてましたが、懲戒請求を準備しておって、先週及びけさ、下治局長、選管の岡次長、一部においては白川課長補佐に対して、懲戒請求を2通出しました。副市長になる直前に懲戒請求出された職員というのは、めったにいるもんじゃないですけども、これはきちっと調べ直していかないと、要するに、そのときのミスは仕方がない。慌ててこうしちゃった……。 ○中道茂 議長  戸田議員に申し上げます。討論は議題の範囲内で、簡潔に行ってください。 ◆13番(戸田久和議員) はい。もうすぐ終わります。けれども、それが起こったときに、これは適切に対処する。あるいは、率直に自分たちの不十分なところはすっきりと認めて、次の改善につながるということをするべきところを、とんでもない方向に責任転嫁をして、議会に質問されたことも何も調べんと、記録もつくらんと、ほんでええかげんな答えでオーケーとする。こんなことがまかり通るような人が副市長になるのはとんでもない、いうことを指摘しまして、反対討論といたします。 ○中道茂 議長  先ほどの戸田議員の討論における発言については、後刻、速記録を調査の上、措置いたします。  これをもって討論を終了いたします。  これより、議案第20号を起立により採決いたします。  本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                〔起 立 多 数〕 ○中道茂 議長  起立多数であります。  よって議案第20号は、同意することに決しました。(発言する者あり)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  この機会に、来る3月1日をもって副市長の任期を満了し、御勇退されます北村副市長の御挨拶があります。北村副市長。               〔北村和仁副市長登壇〕 ◎北村和仁 副市長  ただいま議長よりお許しをいただきましたので、退任に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  議員各位、そして宮本市長を初め職員の皆様方から温かい御指導、御支援を賜り、きょうここに感謝の気持ちをお伝えすることができますことを心よりうれしく思っております。  私は昭和49年に門真市職員を拝命以来、副市長としての重責を担わさせていただきました8年間を合わせ、今日まで44年の長きにわたり、門真市政とかかわってきたところであります。  この間、一個の人間としてのさまざまな経験や勉強をさせていただき、みずからの成長の糧としてまいったところであります。  とりわけ、平成7年1月17日に発生いたしました阪神・淡路大震災では、自宅におきまして震度7の直撃を受け、九死に一生の体験をいたしました。神戸出身の私にとりましては、知人も失った悲しい出来事でありました。  このときの体験は、後の平成25年8月14日未明の門真を襲った集中豪雨時に、職員の皆さんとともに、さまざまな対応に生かされたものと考えております。近隣各市と比べましても、際立って迅速な対応であったものと認識いたしております。  この1件にかかわらず、常日ごろから市民の皆様のために精いっぱい頑張る職員を私は心から誇りに思っております。一昨年6月には園部前市長が急逝されました。さぞかし心残りもあったことと察する次第であります。  第2回定例会のさなか、混乱する状況下で多数の議員の皆様、市民の皆様、職員の皆様と葬送の車列をお見送りすることができた後に、一抹の寂しさと少しの安堵感、そして睡眠不足から来る深い疲労感に襲われたことを、今も強く覚えておるところであります。  さらに、翌7月からは宮本市長が市政を担われ、待ったなしの少子・高齢化の時代に生き抜くべき強靭、かつしなやかで人に優しいまちづくりを目指して、新たな針路に力強くかじを切られたところであります。  そのような大事な時期に退任いたしますことは、まことに心苦しい限りであります。しかしながら議員各位を初め、市民の皆様、職員の皆さんが心を一にして、厳しい航路ではありますが、幾多の荒波を乗り越えていかれれば、希望あふれる輝かしい門真の新しい姿に必ずや到達されるものと確信いたしております。  もう春が間近となりました。あと一月もすれば、44年間目を楽しませてもらった議場前の桜が、ことしも変わらずに咲き誇ることでありましょう。私も同様に、退任後も変わることなく進化する門真の姿を追い続けるとともに、花開く門真市をしっかりと見守ってまいります。  最後になりましたが、門真市のさらなる発展、並びに議員各位の御健勝とますますの御活躍を御祈念申し上げまして、退任に際しての御挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。(拍手) ○中道茂 議長  北村副市長には、門真市政の伸展に御尽力され、まことに御苦労さまでございました。今後とも御自愛の上、御活躍されますようお祈りいたします。  お諮りいたします。  本日はこれにて散会し、来る3月8日午前10時から本会議を開くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中道茂 議長  御異議なしと認め、来る3月8日午前10時から本会議を開くことにいたします。  この際申し上げます。  各委員会の審査日程は、お手元に配付の審査日程のとおりでありますから、御了承願います。(文書別掲) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○中道茂 議長  本日はこれにて散会いたします。  午後0時22分散会 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――...