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平成28年第 3回定例会−09月30日-04号

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  1. 門真市議会 2016-09-30
    平成28年第 3回定例会−09月30日-04号


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    平成28年第 3回定例会−09月30日-04号平成28年第 3回定例会        平成28年門真市議会第3回定例会 〇 議事日程第4号   平成28年9月30日(金)午前10時開議  日程第1 諸報告  日程第2 議案第56号から第66号、第68号及び第69号、「公共下水道桑才第1管渠築造工事請負契約の締結について」外12件       (関係各常任委員長報告)  日程第3 議案第67号 平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)       (関係各常任委員長報告)  日程第4 認定第1号、議案第55号及び認定第2号、「平成27年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件       (決算特別委員長報告)  日程第5 議案第72号 副市長の選任について  日程第6 議案第73号 教育委員会教育長の任命について  日程第7 事務事件の調査     ────────────────────────── 〇 本日の会議に付した事件  1 日程第1から日程第7まで
        ────────────────────────── 〇 出席者氏名  ・出席議員(21名)                  1番  松本 京子                  2番  後藤 太平                  3番  池田 治子                  4番  森  博孝                  5番  堀尾 晴真                  6番  武田 朋久                  7番  岡本 宗城                  8番  内海 武寿                  9番  土山 重樹                  10番  大倉 基文                  11番  五味 聖二                  12番  豊北 裕子                  13番  戸田 久和                  14番  高橋 嘉子                  15番  春田 清子                  16番  佐藤 親太                  17番  中道  茂                  18番  今田 哲哉                  19番  吉水 丈晴                  20番  福田 英彦                  21番  亀井  淳     ──────────────────────────  ・説明のために出席した者(14名)      市長              宮本 一孝      副市長             北村 和仁      教育次長            森本 訓史      総合政策部長          河合 敏和      総務部長            大兼 伸央      市民生活部長          重光千代美      保健福祉部長          市原 昌亮      まちづくり部長         中道 寿一      上下水道局長          西口  孝      会計管理者           山田 益夫      教育委員会事務局学校教育部長  満永 誠一      教育委員会事務局生涯学習部長  柴田 昌彦      教育委員会事務局こども未来部長 内田  勇      行政委員会総合事務局長     下治 正和     ──────────────────────────  ・職務のために出席した者(4名)      総務部次長           溝口 朋永      教育委員会事務局学校教育部総括参事                      成田 明子      総合政策部秘書広報課長     青木 正照      総務部法務監察課長       狩俣 政美     ──────────────────────────  ・職務のために出席した議会事務局職員      局長              吉田 清之      次長              坂本  裕      課長              隈元  実      課長補佐            谷澤 知宏      主査              西脇  優      係員              山下 真介     ───────────────────────  平成28年9月30日(金)午前10時開議 ○土山重樹 議長  ただいまの出席議員は21名であります。  これより本日の会議を開きます。     ─────────────────────── ○土山重樹 議長  議事に入ります前に、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  議長に発言のお許しをいただきましたので、9月16日、本会議での戸田議員一般質問に対する答弁につきまして、訂正をさせていただきたいと存じます。  戸田議員の御質問に対し、「候補者討論会では、限られた時間の中であったことから、砂子小学校渡日児童の割合が他校より多い状況において、学習言語指導加配教員の不足など、現状の教育環境のまずさ、悪さが課題であるということを述べるにとどまりました。」とお答えいたしましたが、これを、「砂子小学校渡日児童の割合が他校より多い状況において、学習言語指導加配教員の不足などの認識のもと、現状の教育環境のまずさ、悪さが課題であるということを述べるにとどまりました。」に訂正させていただきます。  なお、もう1カ所同様の答弁につきましても訂正させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。(「謝罪はないのか」と呼ぶ者あり) ○土山重樹 議長  ただいまの発言の訂正の申し出については、許可をいたしますので御了承願います。     ─────────────────────── △諸報告 ○土山重樹 議長  日程第1、諸報告を行います。  この機会に、去る9月17日付をもって監査委員に就任されました溝端稔氏を御紹介申し上げます。  これより溝端委員の御挨拶があります。溝端委員。           〔溝端稔監査委員登壇〕 ◎溝端稔 監査委員  ただいま御紹介いただきました溝端稔でございます。一言御挨拶を申し上げます。  去る6月の第2回定例会におきまして、監査委員として再任の御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。  近年、地域主権の流れが強くなる中、その受け皿となる地方自治体におきましては、市民の関心も高くなり、今まで以上に公正で合理的かつ効率的な行政運営が求められ、監査委員に課せられた義務と責務は、ますます重要となっているものと認識しておるところでございます。この上は、職務の遂行に当たりまして、まことに微力ではございますが、ますます研さんを重ねまして、門真市発展のため、誠実、厳正に職務を遂行していくよう一層の努力をいたす覚悟でございます。  今後ともよろしく御指導賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、私の就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○土山重樹 議長  溝端委員には今後、御自愛の上、御精励賜りますようお願い申し上げます。     ─────────────────────── △議案第56号から第66号、第68号及び第69号、「公共下水道桑才第1管渠築造工事請負契約の締結について」外12件 ○土山重樹 議長  次に、日程第2、議案第56号から第66号、第68号及び第69号、公共下水道桑才第1管渠築造工事請負契約の締結について外12件を一括議題といたします。  関係各常任委員会審査報告書(1)は、お手元に配付しておきましたので御了承願います。         〔委員会審査報告書(1)別掲〕     ─────────────────────── △総務建設常任委員長報告土山重樹 議長  これより総務建設常任委員長後藤太平議員の報告を求めます。後藤太平議員。        〔後藤太平総務建設常任委員長登壇〕 ◎後藤太平 総務建設常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして総務建設常任委員会に付託されました議案第56号、公共下水道桑才第1管渠築造工事請負契約の締結について外9件の審査の結果を御報告申し上げます。  まず議案第58号につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しましたが、今回の工期延長については、周辺住民への影響などを考慮し、安全性を確保の上、早期に工事を完了できるよう適切な処置を講じること、との附帯決議を付しました。  次に、議案第61号につきましては、反対討論の後、起立採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議案第63号につきましては、反対の討論がありましたが、起立採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号、第57号、第59号、第60号、第62号、第66号及び第69号につきましては、採決の結果、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過につきましては、お手元に配付及び市ホームページ公開予定審査報告書(1)内の概要記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。     ───────────────────────
    民生常任委員長報告土山重樹 議長  次に、民生常任委員長武田朋久議員の報告を求めます。武田朋久議員。         〔武田朋久民生常任委員長登壇〕 ◎武田朋久 民生常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして民生常任委員会に付託されました議案第65号、門真市立市民公益活動支援センター条例の一部改正について外1件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第65号及び第68号につきましては、採決の結果、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過につきましては、お手元に配付及び市ホームページ公開予定審査報告書(1)内の概要記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。     ─────────────────────── △文教常任委員長報告土山重樹 議長  次に、文教常任委員長大倉基文議員の報告を求めます。大倉基文議員。         〔大倉基文文教常任委員長登壇〕 ◎大倉基文 文教常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして文教常任委員会に付託されました議案第64号、門真市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査の結果を御報告申し上げます。  議案第64号につきましては、反対の討論がありましたが、起立採決の結果、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過につきましては、お手元に配付及び市ホームページ公開予定審査報告書(1)内の概要記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  通告により8番内海武寿議員を指名いたします。内海武寿議員。          〔8番内海武寿議員登壇〕 ◆8番(内海武寿議員) 議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正について、公明党を代表し反対の立場で討論を行います。(「よし」と呼ぶ者あり)  本条例の一部改正については、設置しようとする附属機関で、本年の10月中旬から12月中の約3カ月で、過去10年間で採択された約400の新規事業をゼロベースで見直し、事業立案等に関与した職員への聞き取りを行い、計8回の審議を行い、答申を出し、平成29年度の予算に反映しようとするものです。  これらについては、極めてタイトなスケジュールのため、十分に検証を行うことは非常に困難であると考えます。よって、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正については反対の立場を表明し、討論といたします。(拍手) ○土山重樹 議長  次に、12番豊北裕子議員を指名いたします。豊北裕子議員。          〔12番豊北裕子議員登壇〕 ◆12番(豊北裕子議員) 12番、豊北裕子です。日本共産党議員団を代表して、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正について、第63号、門真市税条例等の一部改正について及び64号、門真市家庭的保育事業等の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての3議案に対し、反対討論を行います。  まず初めに、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてです。本条例改正は前市政のおよそ10年間の事業について、改めて客観的な振り返り、検証を行い、今後に引き継ぐべき事業と見直すべき事業を精査するとともに、ゼロベースで事業の見直しを図るとして、具体的には3人の外部委員で構成された審議会を設置し、おおむね400の事業を10月中旬から8回の会議を開き、12月には答申を得て、新年度の予算編成に反映しようとするものです。  委員会の審査でも400もの事業を、場合によっては当時の職員にも事情を聞くということも想定しているにもかかわらず、わずか2カ月余りで結論を出そうというのは余りに拙速で無理があるとの意見が相次ぎました。また、具体的な検証の手法や基準については、審議会での議論を踏まえながら定めるとしていて、審議会任せ、丸投げになっているとの指摘もありました。  市民から負託を受けた市長として、まさに肌感覚で感じられたこと、そして具体的に市民の皆さんから出された要望を踏まえて、これまでの事業について、こう見直すことが必要じゃないかという考えも示し、対象事業も絞って審議会を行うことや、せめて来年3月末まで期間を延ばし十分な審議の期間をとることも提案いたしましたが、期間について市長の柔軟な考えは示されましたが、具体的な改善の方向は示されませんでした。  また、実施している事業を本当に市民が求め、市が実施しなければならない事業か、について検証するとしているにもかかわらず、市民参加で検証するという考えも示されませんでした。  以上の理由で認めることはできません。新市長になって、これまでの事業の見直しを行うことは当然のことですが、見直しのあり方について、見直すことを求めるものです。  次に、議案第63号、門真市税条例等の一部改正についてです。本条例の一部改正は、特定一般医薬品等の購入費を支払った場合に、医療費控除の特例を導入するものです。健診などを受けている納税義務者が2017(平成29)年1月から2021(平成33)年12月まで、自己または配偶者その他親族のために、特定一般医薬品等いわゆるスイッチOTC薬と呼ばれる薬の購入費が年間1万2000円を超えて支払った場合、その超えた分を上限8万8000円として所得控除が受けられるというものです。  スイッチOTC薬とは、これまでは医師の判断でしか使用できなかった医薬品を薬剤師や登録販売者から適切な情報提供を受け、自己責任、自己判断で購入する薬です。販売されている薬にスイッチOTC薬と明記されているわけではなく、正しく使用しないと副作用が起こる場合もあります。ほかの薬との組み合わせ、飲み合わせの問題や使ってはいけない症状などもあり、重篤化する危険性があります。わずかばかりの税控除で、市販医薬品の購入を推奨し、病院などに受診する人を減らしていく医療費抑制の誘導策であり、認めることはできないことを述べ、本条例案には反対します。  次に、議案第64号の門真市家庭的保育事業等の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてです。本条例の一部改正は、昨年度からスタートした子ども・子育て支援新制度の中で、認可保育所認定こども園のような施設型給付の施設とは違うゼロ歳から2歳児、6名から19名を預かる地域型保育事業所における改正です。  新制度ではさらに地域型保育事業所にA型、B型、C型と基準の違った保育事業所がつくられており、職員配置基準では、A型は全員保育士、B型は2分の1の保育士、C型は保育士がなくてもいい。このような子どもの保育に差がつけられている新制度は多くの関係者からも問題だと指摘をされているものです。  今回の条例改正は、こうした施設によって差がつけられた地域型保育事業所の中でも全員保育士として位置づけられた小規模保育事業所A型や保育型事業所内保育事業所設置基準の改正を行うもので、問題の内容は、1、朝夕の子どもが1人になるときの保育士が、現行では2人の保育士から、2人のうち1人は無資格者でもいいとすること。二つ目に8時間を超えて開所する事業所は全員保育士から3分の1までは無資格者でもいいとするというところです。  文教常任委員会で今回の条例改正は、基準の引き下げになるのではないかとただしましたが、配置要件が一定緩和されるものの、当分の間の特例であり、子育て支援員の資格等の要件も求めているので、保育の質が低下するものとは考えていないというような曖昧な無責任な答弁が行われました。  また、保育士と同等の知識及び経験を有するものとする子育て支援員の研修については、18科目を21から22時間、見学実習2日間を含め、全体で8日間受講しただけでいいとのことでした。しかし、実際の保育士は保育の専門知識を学び、試験に通らなければなりませんし、2年から4年の専門学校を経て初めて取得できる国家資格です。子育て支援員が決して保育士と同等の知識及び経験を有するものでないことは言うまでもありません。この子育て支援員を全体の3分の1まではいいとする今回の改正はまさしく保育の質が低下すると言わざるを得ません。  今年度行われた第1回子ども・子育て会議では、今回の基準の改正に対して、基本的には元の基準をぜひ守れるような形での進め方がより望ましい。基準を緩和することにより、保育の質が低下する状況をどんどんと認めていくということにならないようにだけ、ぜひお願いしたいと意見が出されているということは重要です。  厚生労働省の全国で起きた昨年度の保育施設の死亡事故の報告では、14名中9名が施設設備職員配置基準が緩い、認可外保育所で起こっていることが明らかとなっており、今回の改正は小規模保育事業所の基準ですが、職員配置基準の軽視はこういった重大事故につながるおそれがあるということを指摘しておきます。  また、今回の改正は当分の間ということでしたけれども、当分の間はどれぐらいかとただしたところ、女性の就業率の上昇等により、保育の受け皿拡大が急速に進んでいる間と、厚生労働省の考えを示すのみでした。  質疑の中で明らかとなった、本市の待機児童数は8月1日で既に119名、そのうち99名が乳児でありました。そして今後の本市における待機児童解消に向けた計画では、既存事業所の拡充と小規模保育事業所で図っていくということでしたけれども、これでは当分の間はいつまでかかるかわかりません。このような当分の間と限定しながら、半恒久的な基準の引き下げとなる条例案には賛成できるものではありません。  今後も国の基準引き下げが行われた際には、国どおり引き下げるのかとただしたところ、全てを国どおりに対応すべきものと考えていないとのことでしたが、今回の引き下げもすべきではありません。待機児童解消は今回のような基準の引き下げで行うのではなく、保育士配置基準や設備の整った誰もが安心できる認可保育所の充実、増設を図り、市としての本市の子どもたちの保育に責任を果たすよう求め、条例案については反対をします。  以上、討論を終わります。(拍手) ○土山重樹 議長  次に、13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。議案について反対・賛成幾つかの討論をいたします。  まず、議案59号、市長等の退職手当の支給額の特例に関する条例の制定についてです。これはいわゆる市長の退職金条例ですね。これは宮本市長が選挙戦を戦うときに市長の報酬20%カット、市長の退職金をゼロへと大々的にぶち上げてやった全くペテン政治の典型ですね。  というのはなぜならば、もう12年も前から門真市は全国で数少ない例として、市長の退職金ゼロを特例条例ずっと決めてます。今現在ずっとゼロで対立候補もゼロだということも明らかなときに、市長の退職金をゼロへと大げさに騒いで、何かそれが自分の改革であるかのように言うのは全くのだまし、報酬20%カットもしかり、現在は25%カットが続いているわけですからね。そういう問題については、9月7日の本会議の議案上程時の質疑で僕はびっちりと批判しておきました。  その後、会派代表質問においても幾つかの会派から、これはでたらめではないかと、今までずっとやってきた経過があって、なおかつそういうゼロへという言い方はうそだ、市民をだまかすものだという強い批判がずっと出されました。そのときに宮本市長の対応はそんなことは知ってますけど、何かと。それがどうしたんだ。こういうことを平然と言う人間なんですね。  この本会議冒頭で、市長があった発言の訂正、私の質問に対する答弁の訂正でも、しゃべってもいないことをしゃべったというふうに本会議でぬけぬけと答弁して、文教常任委員会でそれをずっと維持して、やっとすったもんだして、きょうになって初めて訂正謝罪もなしに、これをしただけで、私はもともと信用ならない人間ということはわかってますけども、この間の議会審議答弁を見るにつけて、本当にうそをつくのが平気、良心がない、府会議員をやめて府会議員だという身分詐称の看板出しても、それが法律のどこに違反するんですかということを平気で議会で聞くような人、サイコパス人格と思わざるを得ないいうことを踏まえて、この議題についていきますね。 ○土山重樹 議長  戸田議員、討論は議題の範囲内に簡潔に行ってください。 ◆13番(戸田久和議員) この間議員の皆さんはそういうデマ宣伝というか、人をだます宣伝に対して強い批判、緑風以外はしてきましたけれども、しかし、この議案については、今の市長退職金ゼロが続くんだから、まあいいではないかということで私以外はみんな賛成なんですよね。  しかし、それは考えが甘いと言わざるを得ない。こんなうそつきデマをやったことに対して、まず宮本氏にしっかり謝罪、責任をとらせるべき。そして本当に改革だ、改革だと言うのであれば、特例的な自分のときに一代だけの、園部さんと同じような特例的な退職金ゼロではなくて、抜本的に条例をゼロにするということを正面切って出さないとおかしいんです。最低それはしないといけない。次に市長やりたい人が、いやゼロはひどいからちょっと上げるんだと言うと、それはそれで争えばいいだけの話であって、抜本的な改革と言いながら、園部さんがやった特例条例そのままを引き継ぐという姿勢が大体でたらめ過ぎます。  それから、市長にしても、議員の皆さんにしても、市民にしても、なぜ市長の退職金ゼロという話になってきてるのかの認識が浅過ぎますよ。この件、私は今から2002年、14年前に問題提起した、ゼロとは言うていない、大幅見直しだと。なぜか。市長というのはもともと報酬が高い、議員よりかずっと高い。それから議員は退職金があるけども、市長が退職金だと。そして議員のように調査や啓発宣伝に自費を使う必要がなくて市の行政マシン全てを使って自分の言いたいこと、宣伝できるし、調査もできる。だから退職金は1期でやって2000万円とか、それは高過ぎるだろうと、東市長なんか5期やって1億円もらってますからね、5期1億円退職金で何ら反対しなかったらそれが当たり前だと思ったのが、当時の宮本議員ですよ。どこでどう考えを、考えをよく考えるのはいいことですよ、どこでどういうふうに考えを変えたかを、ちゃんと節目節目の総括をまず明らかにする必要がある。  そして、私は市長の身分であれば1期4年で200万円ぐらいやったら、それはあってもいいかなというぐらいの幅では考えてます。けど今、退職金ゼロは、ある種はやりに、実際に実行している自治体はまだまだ極めて少ないですけども、ゼロだ、ゼロだから続くんだからいいんだ。そういう浅い理解でやっぱりしてはだめ。  それからもう一つは、今この市長の退職金条例は、今すぐ変える必要が何にもないんですよ。そうでしょ。市長がやめる、やめさせられるという段になって初めて必要になってくる部分なんで、今のままの条例をとりあえず維持しておいても誰も困らない。余計な支出は一切かからないわけなんですね。せいぜい副市長や教育長を呼ぶときに、条件提示でちょっとずれることがある程度であって、したがって宮本氏が何の反省も謝罪もなく、あんだけの市民をだまらかすデマ宣伝をやったことの捉え返しもないままに園部市長と同じような特例条例をやることは道義的に許せないし、許してはならない。そういう意味で反対の討論をいたします。  次に、61号、門真市附属機関に関する条例、これもいわゆる従来の園部市政での事業を検証する、事業検証審議会を設けるということであります。これについても9月7日の本会議冒頭で私が詳細に質疑して、そのおかしさをただしました。その後、総務建設常任委員会でもいろいろ言われました。そのときの反対論は今言われたとおりであります。もともと荒唐無稽なんですよ。400もの事業を2カ月半ぐらいで3人の委員、市民と全然関係ない、今まで門真市とかかわりがない人3人でたった8回でやるということは、およそ事務的に絶対にできない話なんです。そういうでたらめさを批判した。今の反対討論もそういうでたらめさ、むちゃさを批判された。しかし私はこの間、議会審議を通じて宮本氏の答弁等を見て、もう少し深い意味があると考えるように至りました。  それはなぜかというと、要するに宮本市長の手法というのはうそ、でたらめ、はったりかましてもつじつま、後で何か言えばいいんだと、こういう考えにもう1から10まで入ってるわけですよ。ですから、普通に考えれば400事業で2カ月間、これ絶対無理でしょ。彼は実はそう思ってない。いや俺がやりたいこと、ちょっと実は選んでこうこうするのやから、12月に何かそれなりの結論出すんやから、それでいいやないかと、そういう腹だとしか私は思えないですね。ということは、まともに400事業全部2カ月半で全て云々と言うてる、市の職員もそういう説明をする、させられる。けれども、腹のうちは、内輪は違うんですよ。  しかも彼はもう8年前から門真市長なる、なる言うて手を挙げて、わあとやってきた人でしょ。門真市の園部市政のどこがどうおかしいか、直すべきか、四つや五つはぱっと挙げて当然じゃないですか、自分で。それを何で門真市に縁もゆかりもない3人の外部委員に頼んでやらないといけないんですか。これは、審議会へ丸投げという面がある。市民参加排除という面がある。それと自分の責任を問われないようにする仕組みなんですよ。審議会がやったことだという形にしてしまう。本来は自分の意図があってもね。  それと市長選挙のときに、トポス問題がどうだ、5億円がどうだと。これは私は全く悪くない正当なことだと言ってます、ずっと。ところが右翼とか、共産党、緑風の吉水さんが批判していることと同じような批判を宮本さんが松井知事もどんどん言うてきた。いざ市長になったら、その点は何にも問題はない。裁判の結果を見守ります、てなことを言ってむにゃむにゃとしとる。だから自分が市長選挙のときに、職員の物を言えない雰囲気があるとか誰から聞いた話か知らないけども、根拠もなく言うて、そんないろんなことについて、確かな確たる問題点を自分でしっかり指摘してそれを検証してみたら、実際違うか、あるいは正しいかということに自信がないんですよ。だから審議会、人様丸投げ。本当は腹のうちは隠して表向きは御立派なこと言うて、荒唐無稽な事務計画を立てさせて職員を巻き込んでやる手法。これは、職員に対して二枚舌を使う、あるいは職員も二枚舌を使わされる。市民に対して二枚舌を使う。議員、議会に対しても二枚舌を使う。もう徹頭徹尾のうそつき二枚舌政治なんですよね。だからこれは、この検証審議会設置は許してはならない。  最後に言うと、宮本氏が市長で改革だ改革だ言うたうちで、唯一何か新しい条例みたいなんは、これだけなんです、実は。市長退職金、報酬、今までどおりって何のこっちゃない。それ以外何の目玉もない。辛うじて出したのがこれで、しかもこれがこんなでたらめなもんでしかないということですね。これ、うそ、ペテン政治について。一方では、献金禁止団体からでも、理事長、会長、社長、個人の名前だったら、どんどん寄附を受けます、こんなことも言った。 ○土山重樹 議長  戸田議員、討論は議題の範囲内に簡潔に行ってください。 ◆13番(戸田久和議員) そういうことも含めてこの検証審議会については、絶対に許さない。議会の総意として断固糾弾の姿勢を示すべきだということで、反対討論にいたします。  最後、議案64号、家庭的保育の問題についての条例、これは共産党と違うと、賛成の立場で討論をいたします。  共産党の豊北さんが指摘した、この問題点は原理原則的にまさにそのとおりだというふうに私も思います。ただ、一方でこの門真市内で、今このいわゆる規制緩和的なものが適用されるところはたった1カ所、保育士が6人いるところだけなんですね。たった1カ所の問題。そして、これが認可保育園をもう少しほかにつくる。少しでも待機児童を救うためにつくろうとするときに、この規制緩和的なことをやっておかないと、保育士をそろえることができない。つまり開設できないから待機児童が救われないという状況になってしまうわけです。  もちろんこれも、根本的には保育園をちゃんとふやせと共産党はおっしゃる。それはそのとおりです。でもすぐにはできないですよね。もう一つ全体を考えていただきたいのは、今、保育士はどこでも引く手あまたですよ。待機児童解消しなくちゃいけないということで。ほしたらもともと、正直言って門真市は都市ブランドは低いですよ。マイナスの地点から、より魅力を出して保育士を集めないとできない。園も開設できない。待機児童が救われないという状況にある中において、こういう暫定的な措置でとりあえずもう一つ二つ小規模の家庭的保育園を設置、開設できるようにするというのが現実的な手として認めざるを得ないだろうというのは思います。  それと最後に、この問題について、私はちょっと気になって、ところで保育士をふやすために、門真市で保育士として働いてもらうための誘致、動機づけ、優遇策、助成策、これはどこの自治体でもあれこれ気のきいたところは考えてるんですが、考えてないのって聞いたら、ついこの間役所に聞いたら、市長からのそういう指示はまだおりてませんというんですね。おかしいでしょ。  8年も前から市長になる、なる言うて、今回門真の人口が減ったからけしからんと、子育て世代を呼べないのはけしからんとあんだけ言うてて幼児教育がむしろあんだけ言うてた人が、市長就任して2カ月たった今でも、ちょっとそこらの気のきいた自治体だったらやっている保育士を門真市に誘致する。保育士に補助を与えるとか、勉強代を出すとか、そういう措置を市長の指示として何にも考えさせていない。これはどういうことなんだ。  つまり宮本市長はこの問題を真面目に考えていないと思わざるを得ないんですよね。子育て保育問題について。口先だけ無償化だ、待機児童を減らすだ、財源はこれからおちおち考えましょうてな話で。こんな大事な、気のきいた自治体やったらやっているところを、しかも門真はマイナスレベルから出発して、ほかよりも何か優遇措置を出して保育士さんの人に来てもらう。保育士になる人に、今は正規の保育士ではなくても門真市でやったら正規の保育士になっていただいて定員を満たしてもらう。そういうことを考えるべきところ、何にも考えてないことについては強く批判します。12月議会までに宮本市長がみずからの指示で、たまにはいいことをやってほしい。こういう保育士をちゃんと門真市に誘致するとか、支援策をきちっと議会に提案できるようにしていただきたいということを述べまして私の討論を終わります。  御清聴ありがとうございました。 ○土山重樹 議長  これをもって討論を終了いたします。  これより日程第2の諸議案の採決に入ります。  まず、議案第59号、市長等の退職手当の支給額の特例に関する条例の制定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起 立 多 数〕 ○土山重樹 議長  起立多数であります。  よって議案第59号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起 立 少 数〕 ○土山重樹 議長  起立少数であります。  よって議案第61号は、否決されました。  次に、議案第63号及び第64号、門真市税条例等の一部改正について外1件を一括して起立により採決いたします。  以上の2件に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起 立 多 数〕 ○土山重樹 議長  起立多数であります。  よって議案第63号及び第64号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第2の残余の諸議案9件を一括して採決いたします。  以上の9件に対する委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認めます。  よって議案第56号から第58号、第60号、第62号、第65号及び第66号、第68号及び第69号は、いずれも原案のとおり可決されました。
        ─────────────────────── △議案第67号「平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)」 ○土山重樹 議長  次に、日程第3、議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  関係各常任委員会審査報告書(2)は、お手元に配付しておきましたので御了承願います。         〔委員会審査報告書(2)別掲〕     ─────────────────────── △総務建設常任委員長報告土山重樹 議長  これより総務建設常任委員長後藤太平議員の報告を求めます。後藤太平議員。        〔後藤太平総務建設常任委員長登壇〕 ◎後藤太平 総務建設常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして総務建設常任委員会に付託されました議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)中、所管事項の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第67号中、所管事項につきましては、反対の討論の後、起立採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。     ─────────────────────── △民生常任委員長報告土山重樹 議長  次に、民生常任委員長武田朋久議員の報告を求めます。武田朋久議員。         〔武田朋久民生常任委員長登壇〕 ◎武田朋久 民生常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして民生常任委員会に付託されました議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)中、所管事項の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第67号中、所管事項につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過につきましては、お手元に配付及び市ホームページ公開予定審査報告書(2)内の概要記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。     ─────────────────────── △文教常任委員長報告土山重樹 議長  次に、文教常任委員長大倉基文議員の報告を求めます。大倉基文議員。         〔大倉基文文教常任委員長登壇〕 ◎大倉基文 文教常任委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして文教常任委員会に付託されました議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)中、所管事項の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第67号中、所管事項につきましては、賛成の討論の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過につきましては、お手元に配付及び市ホームページ公開予定審査報告書(2)内の概要記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  この機会に午前11時まで休憩いたします。 午前10時43分休憩     ◇ 午前11時再開 ○土山重樹 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほどの討論における戸田議員に発言については、後刻速記録を調査の上、措置いたしますので、御了承願います。  ただいま上程中の議案第67号に対する修正動議が松本京子議員外14名から提出されました。  修正案はお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。  修正案を原案にあわせて議題といたします。  修正案に対する説明は、修正案の朗読をもって、これにかえることといたします。岡本宗城議員。       〔7番岡本宗城議員登壇・朗読、議案別掲〕 ○土山重樹 議長  説明は終わりました。  修正案に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  これより原案及び修正案の討論に入ります。  通告により13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。この補正予算の原案については反対です。  これは先ほど述べたとおり、いわゆる事業検証審議会の設置が全く荒唐無稽であり、二枚舌であると、そして余計な費用と労力をかけるものであるということから、これは削るということであります。  ついでに言いますと、この予算面での何十万円かの削除のみならず、建前上こういう形で補正予算に組み込まれておれば、市の職員は膨大な作業をやらざるを得ないと。そしてそれを引き受けた審議会の委員の先生方も全く膨大な作業を、幾ら、実際には手抜きせざるを得ないとしても、一応そういう責任をかぶせられるということであって、大体このような事業計画というのは、僕なんか例えば市民ご意見番の資料とか時々読みますけども、資料を読むだけでも物すごい大変なんですね。ましてそれをまとめて文書をつくるとどれほど大変なのか。  こういう荒唐無稽な事業計画を出すのは資料をろくに読んでない人間が思いつく話であります。そしてこういう計画をよそに頼むということは、門真市の本当評判を著しく低下させる。なんてでたらめなことを頼んでくるんだと、そういう門真市の品位の低下ももたらすわけであるし、委員及び職員の全く無駄な労力をもたらすものである。そういう意味を含めて、この補正予算の原案には反対です。  続いてそういう反対が総務建設常任委員会で多数を占め、それをもとにこの15名の議員によって修正案が出されたことです。それは後でまたほかの方も言うでしょうけども、この内容についてはね。  まず門真市議会で補正予算への反対の提案が出されて、これは間違いなく本会議で可決、ここで可決されますので、門真市議会始まって以来の大事件なんですね、実は。しかもこの議員の取り合わせを見てください。私と共産党、自民党、公明党、入ってるといういまだかつてない、今後二度とあるかどうかわかんないけども、非常に珍しい取り合わせなんですね。緑風クラブ4人がここに入っていないのは宮本応援団だから、これはまあまあ仕方ないでしょ。本来であれば民進党系無所属の森さんにもここに加わっていただきたかった。が、森さんのほうは大変お人がよろしいと思いますから、市長が若干柔軟なことをしゃべったことを評価して、一応とりあえずやりたいことを一旦やらせてあげたらどうかという非常に善意な解釈をしていらっしゃったようなんですけども、これはさっき言ったように善意の計画ではない。悪意の二枚舌の計画で、予算、労力、門真市の品位を本当におとしめるものであって、これに議員たるもの、この正体を見抜いて反対して直してあげないと、職員も気の毒。引き受けさせられる審議会委員の人も気の毒。門真市の評判も大変気の毒。こういうことであります。そういうことで良識ある議員が今までのいきさつは横に置いといてでも、これはひど過ぎるということで、無駄な支出と労力、門真市の品格を守るためにこの修正案を出したことには、私ももろ手を挙げて賛成であります。  以上で、私の討論を終わります。ありがとうございました。 ○土山重樹 議長  次に、5番堀尾晴真議員を指名いたします。堀尾晴真議員。          〔5番堀尾晴真議員登壇〕 ◆5番(堀尾晴真議員) 5番、堀尾晴真です。私は日本共産党議員団を代表し、議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)に対する修正案について賛成の立場から討論を行います。  この修正案は先ほど、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてが否決されたことに伴い、審議会委員の報酬等の関係予算84万円を減額するものです。  門真市附属機関に関する条例の一部改正については、先ほど豊北議員が討論を行いましたが、10月中旬から12月末までのわずか2カ月余りで、約400もの事業を外部の3人の委員で8回の会議開催により検証を行おうとするもので、余りにも拙速で無理なスケジュールだと言わなければなりません。具体的な検証の手法や判断基準についても市長の考えが示されず、審議会の議論を踏まえるとされ、委員会の中でも拙速なスケジュール、市長ではなく審議会が責任をとるように受けとめられるといった意見も出されました。  以上、余りにも拙速で無理なスケジュールであること、市長の考えが示されることなく、審議会任せにしていることは問題であり、事務事業検証審議会の委員報酬等の関係予算84万円を減額する本修正案に賛成し、討論といたします。(拍手) ○土山重樹 議長  次に、10番大倉基文議員を指名いたします。大倉基文議員。        〔10番大倉基文議員登壇、拍手〕 ◆10番(大倉基文議員) 緑風クラブを代表し、議案第67号、平成28年度門真市一般会計補正予算(第6号)の修正案につきまして、賛成の立場から討論いたします。  今回の修正案は、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正の否決を受けて、減額修正し、残りの予算を可決するための修正であります。  議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正については、当面直面すると思われる急激な人口減少による税収の減少、担税力のある子育て世代の転出、少子高齢化、インフラの老朽化や再整備等でまちづくりのコストの増大等の中、限られた予算で門真市の魅力を向上させるためにしっかりやっていただきたいと、緑風クラブとしては賛成でありましたが、結果として否決となりました。  残りの予算につきましても、賛成の立場であるので、この修正案につきまして賛成するものです。  以上です。(拍手) ○土山重樹 議長  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第67号に対する修正案の採決に入ります。  本件は、修正案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認めます。  よって議案第67号に対する修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について採決します。修正部分を除くその他の部分については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認めます。  よって議案第67号の修正議決した部分を除く、その他の部分は原案のとおり可決されました。 ○土山重樹 議長  戸田議員。 ◆13番(戸田久和議員) ただいまの私の討論の中で、呼びかけ人に入らなかった会派及び議員の人たちに対して、修正案反対原案賛成という認識のもとで言葉を発したように記憶しておりますが、それであれば間違いですので、その間違いの部分は訂正させていただきたいと申し出をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○土山重樹 議長  訂正を許可いたします。     ─────────────────────── △認定第1号、議案第55号及び認定第2号「平成27年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件 ○土山重樹 議長  次に、日程第4、認定第1号、議案第55号及び認定第2号、平成27年度門真市歳入歳出決算認定について外2件を一括議題といたします。  決算特別委員会に審査の付託の3件については、閉会中継続審査の申し出があり、文書はお手元に配付しておきましたので、御了承願います。         〔閉会中継続審査申出書別掲〕     ─────────────────────── △決算特別委員長報告土山重樹 議長  これより決算特別委員長後藤太平議員の報告を求めます。後藤太平議員。         〔後藤太平決算特別委員長登壇〕 ◎後藤太平 決算特別委員長  ただいまから去る9月7日の本会議におきまして本委員会に付託されました認定第1号、平成27年度門真市歳入歳出決算認定について、議案第55号、平成27年度門真市水道事業剰余金の処分について及び認定第2号、平成27年度門真市水道事業会計決算認定についての審査の概要について御報告を申し上げます。  去る9月7日の本会議終了後、直ちに委員会を開きまして、委員長の互選を行いましたところ、不肖私が委員長に推挙されましたので、まことに僭越でございますが、就任させていただいた次第でございます。何とぞ御協力賜りますようよろしくお願いいたします。
     次に、副委員長の選出に入り、池田治子委員にお願いすることに決定いたしました。  さて、これら3件の審査につきましては、その重要性に鑑み、慎重に審査する必要があり、本会期中には到底結論に到達することは困難であると認められますので、閉会中に継続審査を行うことと決定いたした次第であります。  つきましては、今後閉会中における審査については、副委員長ともよく協議の上、委員各位の御協力をいただきながら、委員会の運営に万全を期したいと存じておりますので、何とぞよろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。  以上で報告を終わります。 ○土山重樹 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。以上の3件については、委員長の報告のとおり決算特別委員会に閉会中の継続審査を付託することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認めます。  よって認定第1号、議案第55号及び認定第2号は、決算特別委員会に閉会中の継続審査を付託することに決しました。     ─────────────────────── △議案第72号「副市長の選任について」 ○土山重樹 議長  次に、日程第5、議案第72号、副市長の選任についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。  宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  ただいま御上程を賜りました議案第72号の副市長の選任につきまして、私より提案理由の御説明を申し上げます。  現在、欠員になっております副市長についてでありますが、市民の皆様に誇りと愛着が持てるまちとなるよう、人口減少問題など山積する行政課題に対し、市民ニーズを的確に捉えつつ市政運営を推進していくためにも、副市長2名体制により市政運営に臨みたく考えております。  このことから、副市長には中迫悟志氏を選任いたしたく考えております。中迫氏におかれましては、長年にわたり大阪府職員として行政に携わってこられた、その豊富な経験や知識を本市の市政運営に十二分に生かしていただけるものと存じ、副市長に選任いたしたく御提案申し上げるものであります。  なお、経歴等につきましては、お手元の参考資料のとおりであります。何とぞ、全員一致の御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますが、提案理由の説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○土山重樹 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。  戸田議員。 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。  まず今回の副市長人事あるいは教育長人事に対する質疑は、実は市長の側に質疑メモを全く渡しておりません。ぶっつけ本番です。これは門真市議会で始まって以来のことです。  まず、なぜこういう異例なことになっているかをちょっと言いまして、それから市長への質疑をしていきます。  議会での質疑質問というのは単にわからないことを聞くということだけじゃなくて、行政当局に認識を深めさせたり、施策を改善させるための追求行動です。したがって、議会本番以前に質問する議員と当局者との間ですり合わせ協議という名のせめぎ合いがあって、それぞれに質問やメモや答弁を出し合って、攻防を行います。  その上で行われる議会本番での質問答弁は、ほとんどの場合はお互いに了解した原稿の読み合いですが、それは永久保存する正式の公開記録として、正しいことを議事録に刻むという点で大きな意義を持つものであります。  しかしながら、宮本市長の場合、私の9月27日文教所管事項質問に対しては、私が詳細な質問メモを事前に提出しておいたにもかかわらず、かなりの部分で答弁メモを全く示さず、特に件名の2、渡日の児童や住民と砂子小に対する宮本氏の差別発言についてという質問にいたっては、全部で20項目質問メモを出したうちの中盤までの13項目、大小合わせて16個の質問全部について回答案を示さず、ぶっつけ本番で私に答弁に対応させるという門真市議会でかつてないことを行いました。 ○土山重樹 議長  戸田議員、質疑は議題の範囲内に簡潔に行ってください。 ◆13番(戸田久和議員) そういうこともありましたんで、私もそれならばということでぶっつけ本番で質疑をいたします。ただし、ぶっつけ本番ですから、事細かな話や資料調べないとわからないという質問はいたしません。市長個人の認識や見解を問うだけの簡単な質問を二つか三つするだけですから、簡単に答えられるはずです。質問内容をメモしながら聞けるように、ゆっくりわかりやすくしゃべりますから、よろしくお願いします。市長もまた答弁するときは、ゆっくりわかりやすくしゃべってください。門真市の改革ということを強く叫んでいる維新の市長からすれば、ある意味でこういうのはがちんこ勝負、望ましいものだと思うかもわかりませんので、期待して質疑いきます。  さて、1番目の質疑です。宮本市長はこの副市長の人事提案を議会に出すに当たって、この次に行われる教育長の人事提案も同じですが、当初は9月13日に議員たちに内容を示して、9月16日本会議で上程するので即決してほしいと求めてきました。人事案の内容は内示されてから上程されるまでわずか3日間しかありません。しかもその時期は9月15日には4会派の代表質問、16日には私も含めた無所属議員の2人の本会議質問がある時期で、質問する議員たちは当局との答弁協議や質問原稿作成で手いっぱいになっている時期ですから、当然にも議員側から余りにも性急だと。私たち、自分たちで考える時間を与えないつもりか。9月30日本会議で上程するのが筋だという反発が出ました。しかし、宮本市長は議員側のそういう当然の意見をなかなか受け入れようとせず、大分もめた末にようやく9月30日本会議上程を受け入れたという経過があります。  議員への内示もたった3日で本会議で承認してくれとして議会側に求めるという宮本市長の行動は、議員が調査検討することを軽視して、議会は俺の言うとおりに動けばいいんだというおごった考え、議会の行政チェックの役割を軽視する考えによるものだとしか思えない出来事であります。  そこで質疑の1は、宮本市長は今回の議員への内示後たった3日で本会議で承認してくれと議会側に求めた行動について、議会軽視の行動だったと反省しているのか、それとも反省していないのか、どちらかなのかをはっきり述べてください。質疑1は最後にまた繰り返しますから。  次、質疑の2です。宮本市長が副市長として推す、中迫悟志氏の宮本市長との関係について聞きます。宮本市長が府議だった時代に中迫氏は府のまちづくり関係の部署に主にいて、現在も在職しているわけですが、副市長に推そうとするからには、府議と職員という通り一遍の関係ではない何か深い接触があって中迫氏の能力や人柄に触れたためであろうと思うのですが、宮本市長は府議時代に中迫氏とどういう深い接触があったのですか、答えてください。これが質疑2の(1)です。中迫氏とどういう深い接触があったのか。  また、次はまた中迫氏のどういった面を高く評価しているのか、人格であれ、行政能力であれ、何であれ、高く評価する点を三つ挙げてください。くれぐれも抽象的な言い方ではなく、具体的な事例やエピソードを挙げて、中迫氏を高く評価する点を三つ挙げてください。全く原稿なしですから、質疑1と2を改めて繰り返します。  質疑の1は、宮本市長は今回の議員に対する内示後たった3日で本会議で承認してくれと議会側に求めた行動について、議会軽視の行動だったと反省しているのか、それとも反省していないのか、どちらかをはっきり述べてください。これが質疑の1です。  質疑の2は、まず(1)として、宮本市長は府議時代に中迫氏とどういった深い接触があったのか、答えてください。  最後に、具体的な事例やエピソードを挙げて、中迫氏を高く評価する点を三つ挙げてください。  門真の副市長に推すからには、そういうことは当然幾つもあると思います。  以上、二つの質疑について、質問項目を細かく分けると三つの質問について、ぶっつけ本番ではありますけども、答弁をお願いします。よろしく。答弁はちょっとゆっくりしゃべってください。 ○土山重樹 議長  理事者の答弁を求めます。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  今の戸田議員の御質問にお答えをさせていただきます。  一番初めにお話がありました、議会の軽視ということに関してでありますが、決して議会を軽視するものではありません。私が提案させていただいたものに対して、真摯に御議論いただいた結果がこれからいただけるものだと思っております。  また、中迫氏の府議会時代のということですが、直近大阪府議会におきましては、大阪府の大きな課題として、とりわけ密集問題、ある程度平成32年までの間に一定の結論を出していかなければならないという課題のもと、中迫氏は住宅まちづくり部のとりわけ密集担当の参事として御活躍をいただいております。そのような観点から、これまで大阪府のまちづくり含めて多く取り組んでこられました。主な私が中迫氏に副市長をお願いした事由に関しては先ほども述べたとおりでございますので、以上をもちまして答弁とさせていただきます。 ○土山重樹 議長  戸田議員。 ◆13番(戸田久和議員) 再質問します。まず質疑1について、反省するのかしないのかと聞いたところ、反省という言葉は一つも使われない答弁でしたね。そして、これは議会に提示後内示をした後3日後に、さっさと承認してくれということを求めたことについて、これはもう何ぼ宮本氏でも否定しようがない確たる事実ですからね。これについて議会軽視の行動ではないという認識を示しましたね。  改めて聞きますが、議会軽視の行動ではないと考えてるから、こんな3日後にもう質問の準備やあれこれ、てんやわんやしとるときにたった3日間でさっさと承認してくれと求めたことについて、つまり何も反省していないというふうに答弁したと、このように受け取ってよろしいですね。そのことをまず確認します、再質問で。  それから中迫氏のことについては、密集住宅のことで非常に頑張った方であるということがありましたが、これは宮本氏が府議のときに密集住宅で何か関係する委員会か何かに所属して深いいろんなやりとりがあったのか、それとも中迫氏に対する人物評価として高く評価する部分の一つとして挙げたのか、ちょっと不明なので、どちらかを答えてください。  それから、三つ具体例をせめて挙げてほしいと言ったことについて、たった一つしか挙げてくれない。これは宮本さんが所管事項質問でもやりまくったことで、五つ挙げてくださいと言ったら、何にも挙げないとか、副市長に任命したいというんであれば、これはなかなかすごい奴だ、人間だと思うところが具体的に何かあって、三つじゃ足りない、五つも六つも少なくあると思いますけどね。少なくとも三つ具体例を挙げてください。  中迫氏と深い接触したのは何なのか、もう一遍、質疑の2に対する答弁については、ちょっと整理して、答えていただきたい。再質問は1回しかできませんから、さっき答えたとおりで言えばそれでおしまいというのが本会議の特色なんですかね。門真市の改革をあんだけ大きく掲げてやることがそんなことであったらちょっと残念な話だなと思うんですけども、以上、再質問ですね、反省していないということですかということについての答え、それと中迫氏との接触や評価について、よろしくお願いします。 ○土山重樹 議長  理事者の答弁を求めます。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  再度お答え申し上げます。  まず議会の判断の中で今回の人事御提案申し上げましたものは、御判断いただけるものだと思っております。再度繰り返しますが、決して議会軽視とは考えておりません。  また先ほど3点挙げろということでありますが、3点挙げる理由というのは私自身は理解できません。まずは門真におきまして、これから重要な課題でありますまちづくりという課題におきまして中迫氏は門真に求めるまちづくりの課題において十二分にその力を発揮していただけるものだと思い自信を持ち御提案させていただいております。  以上です。(「聞かれたことには真面目に答えろよ」と呼ぶ者あり) ○土山重樹 議長  ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。議案第72号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認め委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  通告により13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。  強い反対の意思の討論をします。まずさっきの宮本市長の答弁で、この人がいかに詭弁とうそ、言い逃れをするかというのが本当によく出ましたよね。議会に議員たちに提示して3日後に、さあ決めてくれ。しかも副市長を選ぶという重大な話について、今後の教育長も同じですけど、何にも反省していない。議会が受けられたからいいこと、自分は何にも悪くない、ということはこれからもこんなことを平気でやるということの表明であって、こういう市長の姿勢のもとで出されている人事案というのはまず許せないということがまず1点。  それから、中迫氏のどういうところを評価してどうなのかというのは、唯一伝えたのは密集住宅街の問題で非常に頑張っていた人だということを言いましたが、こういうところで宮本さんが接触してそういう深くつき合いができたのかということも言ってないし、言うに事欠いて三つ具体例を挙げろと言われて、何で三つ挙げなくちゃいけないか訳わからんからやりませんと。こんな答弁をよくするね。自分の気に入ったことでないと何にも答えない。(「反問権」と呼ぶ者あり)  そんなやり方で許されるのか、議員軽視、議会軽視きわまりないですね。誰か文句言うとる議員、後ろでやじ飛ばしとるの吉水さんですか、何の意見があってこれにちゃちゃ入れるんですか。本当に許せないと思います。  以上をもって反対討論とします。(「かまへんやん。反問権つくろうぜおい」「おう、つくってくれや」と呼ぶ者あり) ○土山重樹 議長  静粛にお願いします。(「三つ挙げる理由がわからないなんてよう言うな」「関係あらへんやろ」と呼ぶ者あり)) ○土山重樹 議長  静粛にしてください。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第72号を起立により採決いたします。本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起 立 多 数〕 ○土山重樹 議長  起立多数であります。  よって議案第72号は、同意することに決しました。     ─────────────────────── △議案第73号「教育委員会教育長の任命について」 ○土山重樹 議長  次に、日程第6、議案第73号、教育委員会教育長の任命についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  ただいま御上程を賜りました議案第73号の教育委員会教育長の任命につきまして、私より提案理由の御説明を申し上げます。  現在、欠員になっております教育委員会教育長についてでありますが、未来への展望を持てるまちをつくるためには、子育て・教育に重点的な対策が必要であり、他市に負けない教育・保育環境を創出していくためにも、幅広い視野を持った教育長の存在が必要不可欠であります。  このことから、教育長に久木元秀平氏を任命いたしたく考えております。久木元氏におかれましては、長年にわたる大阪府職員としての行政経験のみならず、本市副市長を初め、府立高校の校長を経験されており、これまでの多様な御経験で培われてきた手腕を、本市の教育行政の発展に発揮していただけるものと存じ、任命いたしたく考えております。  また、経歴等につきましては、お手元の参考資料のとおりであります。何とぞ、全員一致の御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますが、提案理由の説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○土山重樹 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。  戸田議員。 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。  教育長人事について質疑を行います。三宅教育長と言えば、私と意見の対立することも幾つかはありましたけども、非常に気骨のある、品格のある方であったと思います。私が三宅教育長と最後の段にお話ししたときに、教育長を続けるべきか否かについて、あの人がどう言ったということを言うと、ちょっと差しさわりが出るかもわかりませんから、私が受けた印象としては、宮本市長のもとでは自分の良心や信条に従った教育長を続けることはできないと、部下にも悪い影響になってしまうというようなことを考えていたように思います。  三宅氏の8月30日付での教育長退任はこういった三宅氏の意志によるものであったと同時に、宮本市長もまた三宅氏とは反りが合わないので、あえて強く慰留をすることはしなかったという二つの面があったと思われます。  さて質疑に移ります。久木元氏は園部市長時代に門真市の助役・副市長もやったこともあるんですが、さほど印象に残っておりません。さてこの久木元さんは教員免許は持たず、教育者として専門の勉強をしたことがなく、当然ながら小・中学校の現場で働いたこともありません。そうした人をさまざまな困難を抱える門真市の幼児教育や小・中学校の教育などを統括する教育長に据えるのは、私はふさわしくないとは思うのです。  宮本市長は教員免許を持たず教育者としての専門の勉強をしたことがなく、小・中学校の現場で働いたこともない人であっても門真市の教育長としてやっていけると考えているようですが、その理由は何なのか端的に述べてください。  質疑の2番目。久木元氏が教育長に適任であると宮本市長が考える理由を具体的に三つ挙げていただきたい。くれぐれも抽象的な言い方ではなく具体的な事例やエピソードを挙げて久木元氏を高く評価する点を三つ挙げてください。  先ほどの答弁に見られた、こういうことにはこういう理由がある。こんだけのすばらしい人だ。私はこういうふうに評価している。当然幾つもの理由があって、その上でやっていなければおかしいはずです。議会で答弁で述べないということは、その理由を述べたときに後で検証されたら、うそだった、えらい違う話だったということをばれるのを嫌がって述べた、非常に卑劣な対応であると言わざるを得ないし、当然三つであっても、五つ、六つあっても当たり前の話をとりあえず三つ挙げてくださいと言われて、拒否するということは、議員、議会に対する本当侮辱、軽視にほかならない、許されないことだと思いますね。そういうことを言いまして、もう一遍初めての原稿なしの質疑ですから、繰り返しますね。  質疑の1というのは、教員免許を持たず、教育者としての専門の勉強をしたこともなく、小・中学校の現場で働いたこともない人であっても、門真市の教育長としてやっていけるんだと宮本市長が考える理由は何か、端的に述べてください。これが質疑の1です。  質疑の2は、くれぐれも抽象的言い方ではなくて、具体的な事例やエピソードを挙げて、宮本市長が久木元氏を高く評価する点を三つ挙げてください。非常にメモも取りやすいし、十分わかりやすい簡単な質問だと思います。誠実な答弁をしてください。この動画にあなたの答弁する姿が全部映ります。
     以上、よろしくお願いします。 ○土山重樹 議長  理事者の答弁を求めます。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  先ほどの戸田議員の御質問にお答えをさせていただきます。  教育長は教育委員会の会議を主催するだけではなく、事務局職員を指揮監督して具体的な事務執行を行う立場であることから、単に教育・学術及び文化に関する識見を有するだけではなく、教育行政に識見を有することが必要である。またこの点、教育行政に識見がある者とは教育委員会事務局や教職員の経験を有する者に限られるものではなく、行政法規や組織マネジメントに識見があるなど、教育行政を行うに当たり必要な資質を備えている者であれば、幅広く該当するものであるとの認識のもと、久木元氏の任命について提案いたしました。  また、先ほど久木元氏のことに関しましては、今先ほどの見解、考え方のもと、門真市では副市長の経験を持ち、また大阪府教育委員会、また学校現場、高校でありますが学校現場のしっかりとした経験をお持ちでございますので、これほど門真の今の現状に適切な人物はないと思いまして、自信を持ち皆様に御同意いただきたくお願い申し上げる次第です。 ○土山重樹 議長  戸田議員。 ◆13番(戸田久和議員) 再質問です。副市長質疑に対する答弁よりは少しは改善されたかなと思いますけども、最初の教員免許がなく、小・中学校で教えた経験がない人でもいいのかということに対しては、教育行政に通じているということであって、ほかの要素があればいいんだということで、これは見解の相違であります。しかしながら、私は門真市の場合はそれではだめだというのが私の判断です。  次に、久木元さんを高く評価する面で、高校の校長もされているということを述べました。この経歴を見ますと、しかし今現在高校の校長をやっていて、ということはもし教育長になったら9月末でやめてもらうということですね。高校の校長先生、進学とかいろんなことも抱えているでしょう。個々の先生はもちろんやるとしても、高校の校長先生を9月末でやめてくれと言って頼むほうも頼むほう、受けるほうも受けるほう。いささか無責任ということにはなりはしないかということを私は思いますけども、宮本市長はそのような方であっても、あるいはそういうやめ方、やめてもらい方であっても、学校現場、例えばその方が持っている高校生に対する信頼とかは損なわれることはないという判断なのでしょうか。その点を再質疑いたします。 ○土山重樹 議長  理事者の答弁を求めます。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  今の戸田議員の御質問でありますが、そういう観点も踏まえ、総合的に判断し、このたびの人事提案をさせていただいております。 ○土山重樹 議長  ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。議案第73号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認め委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  通告により13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。  この教育長人事について、反対の立場で討論いたします。宮本市長の見解では、教員免許がなく小・中学校で教えた経験もなくても、教育行政をいろいろやっておるし、高校の校長先生もやっておる方だから、教育長としてオーケーだという判断を述べましたけども、私は少なくともこの門真市、いろんなさまざまな困難な状況を抱える小さい子ども、小・中学生の子ども、その保護者、いっぱい抱えているこの門真市において、小・中学校で子どもに接したことがない役人として教育委員会職員としてあれこれした、あるいは高校の校長先生としてやった。しかも民間の校長ですね。だけでは、私は非常に不安であると。ちょっと任にたえないのではないかというふうに危惧せざるを得ません。しかもやめ方についてもちょっといささかそれでいいのかなという疑問もあります。  そういう観点から、この教育長人事については反対です。もう少し、少なくとも門真市民の期待を背負って、改革だ、教育改革だと言っておられるわけですから、例えば自分の支持者の中でいいから、門真市でもっとゆかりの深い人とか、教育委員会、市職員の中から、教育長を選任すると、そういうことがあってしかるべきではないかと考えます。それから、副市長にしろ、教育長にしろ、府の人を持ってくるということについて、府のひもつき、維新政治のひもつきという面も危惧いたします。  以上の理由から、反対といたします。 ○土山重樹 議長  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第73号を起立により採決いたします。本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起 立 多 数〕 ○土山重樹 議長  起立多数であります。  よって議案第73号は、同意することに決しました。     ─────────────────────── △事務事件の調査 ○土山重樹 議長  次に、日程第7、事務事件の調査を議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会、議会運営委員会に対し、それぞれ所管の事務事件について閉会中の調査を付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○土山重樹 議長  御異議なしと認めます。よって各常任委員会、議会運営委員会に対し、閉会中事務事件の調査を付託することに決定いたしました。 ○土山重樹 議長  以上をもって本定例会の日程全部を終了いたしましたので、会議を閉じます。  午前11時47分閉議     ─────────────────────── ○土山重樹 議長  閉会に当たり市長の御挨拶があります。宮本市長。           〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  閉会に当たりまして御挨拶を申し上げます。  今次定例会は、去る7日から本日までの24日間にわたり開催いただきました。この間私どもより提出いたしました諸案件につきましては、それぞれ慎重に御審議を賜り、認定第1号、議案第55号、並びに認定第2号の3件につきましては、その重要性に鑑みまして、継続して御審議を願うこととなりました。  今後、それぞれ十分に、御精査いただき、御認定賜りますようお願い申し上げる次第であります。  また、その他の案件につきましては、一部、原案どおりの御決定をいただくことがかなわず、結果につきましては、真摯に受けとめてまいりたいと考えております。  今次定例会は、私が市長に就任いたしまして初めての定例会であり、私の所信表明に対しましても、議員各位より貴重な御意見、御要望等をいただき、まことにありがとうございました。  いただきました貴重な御意見御要望を生かして、今後の市政運営を行ってまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、今後も温かい御指導御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもありますので、議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただき、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。 ○土山重樹 議長  これをもって平成28年門真市議会第3回定例会を閉会いたします。  午前11時49分閉会     ───────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    議     長      土  山  重  樹    署 名 議 員      佐  藤  親  太    署 名 議 員      今  田  哲  哉...